約 5,968 件
https://w.atwiki.jp/toaruindexpsp/pages/35.html
理想完遂(アイデンティファイ) 選択した理想完遂ごとに決まっている条件(ブロックを3回成功させる、など)を戦闘中に満たす事で 火力増加することが出来るシステム。 回数等の条件は対戦では引き継ぐがチャレンジでは引き継がない。 一覧 名称 条件 上昇率 入手条件 備考 優位 体力75%以上を保つ +20% 初期状態 危機 体力が50%以下になる(起死回生状態を除く) +20% 初期状態 一方的 敵と自分の体力差が25%以上ある +15% 初期状態 スロースターター バトル開始から30秒経過 +15% 初期状態 先駆け 先制動作を成功させる +15% 初期状態 先手必勝 1ラウンド目を先取する(引分は含まない) +20% 初期状態 チャレンジでは使用不可 チームワーク 支援要請を3回以上ヒットさせる +25% 初期状態 重量級 死力解放をヒットさせる +15% 初期状態 勇気ある者 ODレベルが3になる +20% 上条当麻編クリア 一流の悪党 敵パートナーを攻撃しない +25% 一方通行編クリア 相手チームにパートナーがいるときは開始時に発動相手が一人の時は発動しない。 暗部 挑発を3回以上使用する +25% 麦野沈利編クリア 天草式 ブロックを3回以上成功させる +20% 天草式編クリア 殲滅白書 パートナーダメージを成功させる +15% サーシャ編クリア 立ち上がる者 起死回生になる +25% 完結編クリア ブザービーター 残り時間が少ない時間で起死回生になる +40% 上条当麻をアタッカーで一定回数以上使用する? エース 空中追撃を3回以上成功させる +25% 御坂美琴をアタッカーで一定回数以上使用する? 必要悪 気力消失を成功させる +20% ステイル=マグヌスをアタッカーで一定回数以上使用する? 手練 カウンターアタックを成功させる +15% 神裂火織をアタッカーで一定回数以上使用する? 孤高 支援要請を15秒間使用しない +15% 一方通行をアタッカーで一定回数以上使用する? ネットワーカー 攻勢連鎖をヒットさせる +25% 御坂妹をアタッカーで一定回数以上使用する? 信頼度3未満のパートナー選択時使用不可 神出鬼没 背後ダメージを3回以上成功させる +20% 白井黒子をアタッカーで一定回数以上使用する? 天邪鬼 挑発後一定時間内に攻撃を当てる +15% 土御門元春をアタッカーで一定回数以上使用する? 無慈悲 ダウン追撃を3回以上成功させる +25% サーシャ=クロイツェフをアタッカーで一定回数以上使用する? ゲーム内説明では“3回以上功”と脱字 追跡封じ 一定距離以上移動する +20% オリアナ=トムソンをアタッカーで一定回数以上使用する? 奥手 死力解放の発動が可能な状態で15秒間バトルを続ける +20% 五和をアタッカーで一定回数以上使用する? 天使級 コンボのダメージ量が3000を超える +25% 風斬氷華をアタッカーで一定回数以上使用する? スラッガー 激突を2回以上成功させる +25% 後方のアックアをアタッカーで一定回数以上使用する? 妄執 最大コンボカウントを10以上にする +20% 麦野沈利をアタッカーで一定回数以上使用する? 禁書目録 すべてのアクションを一度以上使用する +25% インデックスを一定回数以上使用する? 最終信号 すべての支援要請(攻勢連鎖も含む)を一回以上使用する +40% 打ち止めを一定回以上使用? 信頼度3未満のパートナー選択時使用不可 キャラクターと理想完遂の組み合わせ 優位、危機、一方的、スロースターター、追跡封じ 全員なんとかなる 先駆け 一方通行、土御門、以外では割と達成しやすい。…はずです。 天草式 上級者向け。相手を読めると使える気がする。 無慈悲 上条、一方通行、黒子、土御門、サーシャ、アックアで使える。
https://w.atwiki.jp/ppolice00/pages/37.html
所謂敵キャラまとめのページです。キャラクターシートの投稿された職員・サポートキャラは敵キャラとしてなので後ろにEを付けました。 ア行 赤井緋達E 奥崎佳奈子E オルクス カ行 上林義昭 久来叶 サ行 タ行 タカイワ 土御門吉平E 虎縞刺牙E ナ行 南雲幽仁 ハ行 比良崎真人E マ行 益子三鴨 皆篠灰子 ヤ行 吉川真希E 寄口兄子E ラ行 ワ
https://w.atwiki.jp/kaiseimaru/pages/31.html
村田明哲(むらためいてつ) 文化13年(1816)-明治11年(1878) 通称善次郎、後に善一郎。尺蠖(せきかく)子と号する。 戸石氏に秋保運吉に中西流算法を学ぶ。代々料理人として藩に仕えていたが、天文暦術に詳しい事が認められ、嘉永4年大番士に挙げられ掌天学師となる。安政年間、洋式の軍艦・開成丸を建造するにあたり、担当者として選ばれた。文久2年、北辺の千島諸島を測量して藩に賞された。著書に昔物語1巻、ふなわたり日記(市民図書館蔵)がある。 明治11年11月26日に死す。享年63才。仙台東九番丁報恩寺に葬る。 晴雨考は、嘉永五年頃から出版された、易に基づく気候書。一年間の天気を予測した本である。はじめは、武田司馬、村田明哲の連名であったが、武田没後は村田と古山利貞の連名で、国分町伊勢屋半右衛門から出版されている。 ムラタ・メーテツ 【村田明哲】天文家。通称善次郎、尺蠖子と号す、世々割烹を以て藩に禄仕す、明哲天文暦数の學に精しく、嘉永四年大番士に學げられ、掌天學師となる、安政年中洋製に模して軍艦を造るに當り、明哲をして其役を董さしむ、文久二年、北邊の千島諸島を跋渉して其地を測量し、藩大に其功労を賞す。一著に昔物語一巻あり明治11年11月26日没す、享年六十三‐仙臺東九番丁報恩寺に葬る。(碑文、関流算家小傳) 年表 文化十三年(1816) 生まれる。 天保 二年(1831) 正月十一日、秋保運吉より中西流算法の免許を受ける。16才。 天保十二年(1841) 三月、土御門家に入門。(泰栄卿記) 天保十三年(1842) 五月、土御門家より寛政暦法を伝授される。 嘉永 二年(1849) 「嘉永三年晴雨考」 武田保勝・村田。 嘉永 三年(1850) 十一月十五日 志村将輔 村田の天文測量手伝役 七月十一日 志村将輔 村田の天文量手伝役に推挙 5ヶ年 嘉永 四年(1851) 大番士・掌天学師になる。「嘉永5年晴雨考」 武田・村田。 嘉永 五年(1852) 「嘉永六年晴雨考」 武田・村田? この頃、天保壬寅元暦法を著す。 嘉永 六年(1853) 「二忠一言」を写す。 武田保勝、没。 「嘉永六歳次癸丑・天正諸曜年根」 嘉永 七年(1854) 「嘉永八年晴雨考」 村田・古山 安政 二年(1855) 三月、土御門家より天保暦法を伝授される。 ニ月、写本暦刊行方総取 安政 三年(1856) 正月十二日、甲板方測量指南役。 十月二十三日、軍艦方測量指南役。 安政 四年(1857) 「実朔日躔月離草稿」内池行孝推歩・橋本貞恒清算 安政 五年(1858) 「安政六年晴雨考」 村田尺蠖子・古山漸斎 「安政五年歳次距度日暦」村田明哲閲・古山利貞等推歩 「秒度定刻範」 正月十一日 志村将輔 村田より紅毛暦術免許 十二月 内池種治 村田より天文暦道并七曜暦合算法皆伝免許 安政 六年(1859) 「安政七年晴雨考」 一月十二日 村田善次郎 甲板方測量指南役 二月、開成丸で江戸に行く。(開成丸航路図 神戸大学) 十一月、土御門家から消長法の原理などを伝授される。 万延 元年(1860) 「万延ニ年晴雨考」 九月「ふなわたり日記」始まる。 文久 元年(1861) 「文久2年晴雨考」 三月「ふなわたり日記」終わる。 五月「万延元年庚申五月彗星出現之考」 文久 ニ年(1862) 「文久三年晴雨考」 千島諸島を測量。藩に賞される。 文久 ニ年(1862) 村田善次郎 蝦夷地?浦御用 文久 三年(1863) 蝦夷地暦推歩御用 慶応 ニ年(1866) 七月二六日 小川源吉・松浦徳之輔・芳賀俊太夫 天文測量手伝い役 「慶応三年晴雨考」 村田明哲より国分彦三郎、奥山長三郎へ円理真術(山路主住)の伝授 明治 元年(1867) 「慶応四年晴雨考」 明治 元年(1868) 「明治ニ年晴雨考」 明治 ニ年(1869) 七月二十二日 山田英四郎 村田方献上七曜暦算取り役 明治 ニ年(1870) 明治三年庚午水星草稿(下) 大友頼滝筆算 明治三年 上欠 明治11年(1878) 11月26日歿。 享年63才。 仙台東九番丁報恩寺に葬る。 師弟関係 戸石静治───┐ ┌─国分高広 │ │(1829-1896:天文方入り) 秋保盛弁───┤ ├─佐藤安治 │ │(1835-1899) 武田司馬───┼─村田明哲─┼─古山利貞(天文方御用) │ │ 三浦乾也───┘ ├─堀武次(1810-1876) │ ├─堀律之助 │ ├─平野伊勢守 │ ├─志村恒憲(天文方御用) │(1825-1898) ├─大友慶治頼瀧 │(1827‐1870) ├─影山芳蔵貞之(天文方御用) │ ├─内池種治行孝(天文方御用) │ (1832-1873-) ├─橋本清太夫貞恒(天文方御用) │ (1824-1873-) ├─山田著直 │ ├─佐藤久馬長修(天文方御用) │( -1890以降) ├─森田九平(天文方) │ ├─上野歓治(天文方) │ ├─梅津彦三郎(天文方) │ ├─芳賀俊太夫 │(慶応2年:天文測量手伝役) ├─小川源吉 │(慶応2年:天文測量手伝役) ├─松浦徳之輔 │(慶応2年:天文測量手伝役) ├─高橋孝吉 │ ├─山田英四郎 │(明治2年:七曜暦算取り役) │父は英七郎。著直か? 伊藤隷尾─>└─岸浪道房────佐々木茂寿 参考資料 天保壬寅元暦法 https //kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100270451/viewer/1 ふなわたり日記 https //kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100307491/viewer/1
https://w.atwiki.jp/deruta_sanbaka/pages/119.html
コスプレ大会終了後。 史上最大の不幸が髪の色がおかしな二人に襲いかかる。 「またあの二人出てこないんだにゃー。」「せやなー。黒子はん達どうしたんやろ?」 「「後ろにいますよ(いるんですの)。」」 「遅かったじゃにゃ…い…か…」とぎれとぎれになる言葉。 「く、黒子はん?何物騒な物持ってますの??」髪だけでなく顔も青くなるエセ関西人。 そして周りの温度が本当に下がる。 そして 吹雪がやって来る。金属矢とともに。 「優勝おめでとう!!」 「当たり前だけど嬉しいわね♪」 「んで、その袋の中には何でせうか?」 「着て欲しい時に着てあげる♪」 「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 超子猫ミニメイドが入っているのは言うまでもない。 その頃のインデックスと五和は… ブッチギリの最下位になったインデックスは結果に憤りを感じながらも、ギリギリの所で暗黒面に落ちるのを踏みとどまった。 ならばせめて一噛みしようと今もいちゃついている当麻と美琴に襲い掛かろうとしたが、 「もう止めるんだ、インデックス」 「ステイル……」 神裂一行からやや遅れて学園都市入りしていたステイルに止められた。 ちなみにインデックスのコスプレにただ一人、鼻血を噴出して萌えまくっていたのは彼一人である。 「君はよくやった。だが衣装のチョイスと相手が悪すぎた。事実、あの勝負は上条当麻と御坂美琴の二人に負けたようなものだよ」 「そんな慰めはいらないんだよ! わたしは短髪に負けられない勝負に負けたんだよ! せめて一噛みだけでもっ!」 「それはまた今度にすればいい。それとも君はあの幸せそうな二人の仲を平気で引き裂けるのか? 僕の知ってるインデックスはそんな悪い子じゃないはずだよ」 ステイルの説得の甲斐もあってインデックスは今度こそ矛……もとい歯を収めた。 インデックスとステイルの見つめる先、そこには幸せそうにいちゃついている当麻と美琴の姿があった。 「分かったよステイル。シスターたる者、迷える子羊たちの幸せを壊すなんて御法度だからね。今日のところは引き下がることにするよ」 「……インデックス、君はあの二人を見て諦めようとは思わないのかい?」 「なんで?」 「いや、いい……。ところでお腹空いただろう? 近くのホテルでクリスマスイブ限定の超豪華バイキングがあるらしいんだ。良かったら行かないか?」 「当然だよ! 心の傷を癒すのには食べることが一番だからね! 早く行こうステイル! 今日のわたしに限界は無いんだよ!」 新たなる決意を固めたインデックスはステイルを引っ張って超豪華バイキングが催されているホテルへと向かうのだった。 当麻を諦める気の無いインデックスに呆れたステイルだが、インデックスの中でステイルの印象が良くなっていることは知らなかったりする。 一つの脅威が去った後、もう一つの脅威は海軍用船上槍を携え、当麻と美琴の所へと向かっていた。 しかしそこに七天七刀を構えた神裂(服は堕天使エロメイドのまま)が立ち塞がる! 「七閃!!」 「ぐはぁ」 「七閃!!七閃七閃七閃七閃七閃!!」 「プリ・・・エス・・・テル・・・」 「七閃!!なんで私がこんな恥ずかしい目にあわなければいけないのですかっ」 「・・・・・・・・・・」バタッ 「い・・・つわ?五和?いつわぁぁあああああ!」 そのころ土御門たちは・・・ 「できた!」 「こっちもできましたわ」 そこにいたのは 「ジャジャーン雪だるまのコスプレ」 「こっちはハリネズミのコスプレですの」 雪だるま(土御門)とハリネズミ(青ピ)だった・・・ 「「すいませんでしたっ!!」」 「本当はカキ氷(蜂の巣)にしたかったんだけど(ですけど)・・・」 「「(それもうコスプレじゃないじゃん!)」」 「なんか言いましたの?」 「なんでも・・・ないんやで・・・」青ピ涙目 「そーだなー他には何してもらおうかなー」 「まだやるのかにゃー?」 「「当然!」」 「そうだ!」ヒソヒソ 「それはいい考えですの」 二人が出した要求とは・・・ 「「今日一日荷物運び!!!!!」」 「「なんの?(だにゃー??)」」 「「もちろん、お買いもの!!」」 「「えっ?遊園地じゃない(にゃい)の??」」 「この間来たばっかだし、ちょうど遊園地出てすぐのところでクリスマスバーゲンやってたし~。」 「それに先ほどお二方のお財布も没収させてもらいましたし。」 そういってニヤリと笑う白井の手には二つの財布。 「「いつの間に!?」」 「テレポーターをなめてもらっては困るんですの。」「黒子ちゃんグッジョブ!!」 「特に土御門さんのお財布には結構入ってるようですわ。」「さすが元春だね♪いっぱい使っちゃお♪」 「「不幸やーっ(にゃーっ)!!!」」 土御門と青髪が荷物運びを命じられている時、上琴は優勝賞品の話をしていた。
https://w.atwiki.jp/deruta_sanbaka/pages/116.html
一方通行からのものだった…。 「(ひゃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!)」 悲鳴にもならない声をあげた。 何故一方通行が殺気出していたかと言うと…。 「ミサカもあの恰好してみたいってミサカはミサカは目を輝かせてみたり!!!」 「あンな格好したらぶっ殺すぞォ!!!!!!!」 そういいつつ (ンな格好見せやがってよォ、死にたいってェ意思表示ですかァ!?) 打ち止めの教育上よろしくないものを排除せん!という殺気を放っていた。 上条に【放置プレイ好き】と言われて以来打ち止めの教育に目覚めた一方通行がその首に手をかける!!!! 一方通行が一歩一歩、五和に近づいていく。それは五和にとって死へのカウントダウンに思えた。 「(ひいいいいいいいいいいいいいいいい!!なんでこっちに来るんですか!!あっちに行って下さい!!)」 実は五和、一方通行にアビニョンであったことがある。(一方通行はきづいてないが…。) 「あ、白い人だ。」 「え!?知り合いなんですか!?」 「うん、でも殺気立ってる気がするんだよ…。」 「そうなんです!!いったいどういう人なんですか!!」 「普段はとってもやさしいひとだと思うんだよ。でも…」 「でも…?」 五和が恐る恐る尋ねる。 「戦うと容赦しないんだよ…。」 「ひ、ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 五和は今日が命日に感じた。 実際はその会話の前にこんな会話があって最前列に向かっていただけなのだが... 「ごめんなさい!能力はやめてぇ~~ってミサカはミサカは謝ってみる」 「もうそンなくだらねェことは言わねェか?」 「絶対にいいませんってミサカはミサカは怯えつつ宣言してみたり」 「ったく。でも見るぐれェならいいぜェ」 「わーい、ってミサカはミサカは最前列に走っていってみたり」 一方通行が安堵して歩いていて五和が怯えている時、神裂はいつの間にか更衣室に連れて来られていた。 「ってなぜ遊園地のスタッフも認めてるんですか!?」 「今日はコスプレ大会って聞いてるのですが...参加希望ですよね」 「は、はい???」 実は五和が事前に手を回して遊園地側にコスプレ大会と伝えてあるのだ。そのお陰でステージも使わせてもらえることになっている。 そしてこのカップルも遊園地に向かっていた。 「その袋はなんなんですの?」 「秘密や。多分黒子はんは似合うで」 「衣類ですか?まぁ待って差し上げますわ。それはそうと何処へむかっているんですの?」 「遊園地でちょっと見たいショーがあんねん」 実際は見たいのではなく参加させたいの間違いだが... 「子供ですこと」 「楽しみやー」 言うまでもないが土御門と白雪も当然のように同じような会話をしていた。 「ねえ元春?」「なんだにゃー月夜?」 「ここって更衣室だよねえ??」「にゃー?気がつかなかったぜい。」 「それと手に持ってるのは服だよねえ。」「よく気がついたにゃー。さすが月夜だぜい。」 「さらになんか【コスプレショー】とか書いてたんだけど。」「フム?そうだっけにゃー?…はっ!!これは月夜にこの服を着せてお披露目しろという天の声かもしれないにゃーっ!!!!」 「んなわけないでしょーっ!!」「にゃー。でも月夜、もう参加登録はすませちゃったんだぜい。」 「なんですってー!!!???」 ほぼ同内容の会話が青ピたちの間でもなされたのは言うまでもない。 「いやですの!!絶対にこんな大会出ませんの!!」 「黒子はん、君ははたしてそれでいいんやろうか?」 「な、何がいいたいんですの?」 「君は『♪最強能力者決定バトル♪』に勝手に応募したやろうが!!うちが承諾する前に!! 」 「うっ!!それは!!」 「それと同じや、さっ、覚悟してもらいまひょ…。」 言うまでもないが土御門と白雪も当然のように同じような会話をしていた。 実はさかのぼること15分前。 大会参加を申し込んだ青ピと土御門はこんな会話を。 「さすがに同じ恰好はまずいと思うんだにゃー。」「せやな。で、どうすんの?」 「ちょっとばかし手直しするぜい。といっても3分で終わる劇的ビフォーアフターだから間に合うにゃー。」 そして現れた4人は五和たち二人の想像を超える格好で現れた……!!! 勿論彼らに服を縫う技術などないので破いてそれぞれ違う形にしていた。 その分布面積が大きく減っているのだが... 「楽しみだなーってミサカはミサカは今から始まるショーに期待を寄せてみたり」 「投票ってのもあるらしいなァ」 「勿論一番キレイな人にするーってミサカはミサカは当然のことをいってみる」 「一方通行と打ち止め!?」 そこには上条が立っていた。 「ハァ?こんなとこで一人でなにやってんだァ?」 「不幸と幸運の境目にいるのです」 「意味がわからねェ」 その後、一方通行は青ピと土御門にも会うのだった。 『それでは只今よりコスプレショー並びに大会を始めます!!』 司会者の声と共に参加者6人が登場した!!!!!!!!
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/881.html
とある七月の七夕儀式 ――いつも、いつも、五和たんの巻―― ―――イギリスの首都、ロンドン。 そこで活動している多くの人の喧騒と市内を行きかうたくさんの車の排気ガスで満ちているロンドン市内ではあるが、 逆に、人々にとっての憩いの場所、オアシス的な公園も数多く存在する。 いや、都市に暮らしている人間にとっては欠かすことの出来ないものかも知れない。 有名処としては、セント・ジェームス・パーク、ハイド・パーク、リージェント・パーク、バターシー・パーク、などがある。 公園によっては「公園ファンクラブ」なるものが存在し、市民の寄付やボランティアによって公園の清掃、維持管理がなさ れ、オアシスとして成り立っているのである。 そんな公園には早朝にはジョギングをする人、昼間にはベンチでゆったりと過ごしている人、夕暮れにもお散歩をする人 などがいる。 それほど、ロンドンでの生活にとって「公園」は欠かせないものとなっている。 そして、ロンドンを特徴付けているものに、市内を大きく横断しているテムズ川とその上に架かる数多くの橋がある。 川の上流から、バターシー橋、チェルシー橋、ランベス橋、ウォータールー橋、ロンドン橋、そして有名なタワーブリッジがある。 そんな数多くの橋の一つ、ウォータールー橋の上で、一人の男が橋の欄干にもたれて川の水面を見るとはなしに眺めていた。 手に持っているのはイギリスの食べ物として有名な『フィッシュ・アンド・チップス』。 ここにくる途中で買い求めたのであろうそれを口に入れながら広がる夜景を眺めていたが、やがて、手にあったものを 全て食べ終えると、中にあった残りカスを水面にはたき落とし、残った紙袋をクシャクシャと丸めた後、これもまた水面に 投げ落とす。 重力の法則に従い、ゆっくりと落ちていった紙屑はしかし、水面まであと少し、というところで突如として燃え上がった。 火がついた紙屑は一瞬のうちに燃え尽き、灰となったその名残が数片舞い散るのみ。 だがそれも、流れる水に溶けてあっという間に見えなくなる。 「感心しないね、景観を損なうような真似は」 かけられた言葉に男が振り返ると、そこには奇妙な人物が立っていた。 2メートルを越す長身に真っ赤に染めた長髪が特徴的な『必要悪の教会(ネセサリウス)』所属の魔術師、ステイル=マグヌ スは、男の視線に対し咥えていた煙草を右手に持って灰を落とし、口から紫煙を吐きながら言う。 「誰だって住んでいる街が汚されたりしたら、ましてやそれが余所者によってとなればいい気はしないだろう?」 そう言われて、橋の欄干にもたれていた男は身を起こし、頭をガリガリと乱雑にかきながら答える。 「景観を損なうってんなら、お前さんが歩きながら咥えているその煙草はどうなのよ?」 「ふん、注意に対して反省するどころか食って掛かるとは、天草式というのは随分と恥知らずなんだね?」 反論に対して整然と切り返してくるステイルに対し、ふん、と息を吐くのは天草式十字凄教教皇代理の建宮斎字である。 「わざわざそんなことを言うためにゴミを燃やしたのかよ? おまえさんの仕出かす事のほうがよっぽど大事(おおごと)に なるってもんじゃねえのか?」 「別に問題はないさ、人払いはすでに済ませてある」 答えるステイルの言葉どおり、何故か不自然なほど橋の上からは人も車もその姿を消していた。 もっとも、共に世界の裏側、異端を扱う者として二人とも口調ほどには大して気にも留めずに話を進める。 「時間が惜しいからさっさと答えてくれるといいんだがね? こんなところで何をしていた?」 問いかけに対して建宮は答える。 「別にどうという事もないただの散歩が? それがどうしたのかよ」 「ふん、ただの散歩、か。なら訊くけども、その体の周りに張り巡らせてある人避けの術式は何のためにしているんだい?」 更なる問いかけに対して建宮は、はっ、と小さく笑いながら答える。 「おいおい、こんな格好をしている俺が言うのも何なんだがよ。こんな人目を引く格好で街を普通に歩けると思っているの かよ。大体、そんなものお前さんだってしているってもんよな」 そういう建宮の格好は確かに人目を引くだろう。 もともと黒い髪をさらに真っ黒に染め直したあげく尖った髪やぶかぶかのシャツやジーンズはともかく、首もとに掛けた 四つの小型扇風機や一メートル以上ある靴紐などは人目を引くなと言うほうが無理と言うものであろう。 だが、その答えにステイルは苛立ちを深めたように問いかけを続ける。 「気晴らしの散歩、と言うのなら近くのパークにでも行けばいいだろうに。わざわざここにいた理由はなんだい?」 「わざわざそれをお前さんに答えなくちゃならん義務はないわなぁ」 小馬鹿にしきったようにステイルのほうを見ながら答える建宮。 だが、次の瞬間建宮の頭があった位置を灼熱の輝きが通過する。 慌てて頭を下げてそれを避けた建宮は、ステイルから距離をとろうとしながら慌てたように叫ぶ。 「何をしやがるこの若造が! 何の真似だ!」 その激昂に対して、右手に持っていた煙草から炎剣を出したステイルはむしろ穏やかとも言える口調で語る。 「このテムズ川はね、イギリスを代表する川でね。英国人であれば多かれ少なかれ愛着を持っているものさ」 「?」 唐突に変わる話に戸惑う建宮をよそに話を続けていくステイル。 「ロンドン市内を流れているために都市防衛用の結界術式も組み込まれているから、いろんな意味でなくてはならない存 在と言えるね」 「………」 「そんなテムズ川の術式の一部におかしな点が見受けられると報告があってね。どうも水脈を走る魔力の一部がどこかへ 流れていっているらしいんだ。全体から見れば微々たるものだから気付くのが遅れてしまったそうなんだけども、見過ごす わけにはいかない問題だ」 じりじりと張り詰めていく空気の中、核心となる質問をするステイル。 「ここ数日、夕暮れ時に天草式のメンバー数名がテムズ川周辺で歩き回っているのが確認されているのは何故だい?」 それに対し、建宮は答える。 「さてなあ、たまたま川からの夜景を楽しみたくなったのが増えたってところだろうよ。大体なんでそんなことを俺に訊く?」 憮然としたまま答えた建宮に対し、 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「住んでいる街が余所者に汚されたりしたらいい気はしないと言っただろう!」 手に持つ炎剣を建宮に向けて振りかぶりながら叫ぶステイル。 「流れていく魔力のパターンから仕掛けているのは東洋の術式らしいとの報告だ! それにキミ達にはあの子に向かって 刃を向けたツケもある! 目的を訊くまでは生かしておく必要があるけども、腕の一本くらいはもらっておこうか!」 「チィッ!」 繰り出される炎剣をかわそうとする建宮だが、後ろに下がった足が何故かもつれてバランスを崩す。 そこに迫る炎に対し思わず腕を出してガードしようとするが、 「紙程度にもならないね!!」 ガードした腕をあっさりと炎剣で断ち割られてしまう。 「ふん、イギリス清教の膝元で牙を剥くからどれほどの覚悟かと思えば大した事はないんだね」 ほくそ笑むステイルだが、次の瞬間、その顔をギクリと強張らせる。 腕を切られた建宮の体が一瞬にして崩れ、細かな紙吹雪となって襲い掛かってきた。 「! しまっ……!?」 その波に飲み込まれてそのままテムズ川へ落ちるステイル。 何とか水面に浮かび上がろうとするが、それよりも早く自分の周りが何かによって覆われてしまう。 「これは……、木材……?」 一瞬のうちに自分を取り囲むようにして出来た筒のようなものによって身動きが取れないまま流されてしまう。 「そいつはアレンジの一つで一人用だがよ、水漏れの心配は無いから安心すると良いのよな」 どこからか聞こえる建宮の声。 「貴様! どういうつも……」 「ああ、それとお前さんではそいつの操縦は出来ないと思うから言っといてやるが、橋げたにぶつかったり流れが急に変 わると舌を噛むからな。 ま、頑張れよな」 気楽そうに言う声。 思わず言い返そうとするが、ガゴン! という音と共に衝撃が走り抜ける。 「……! く、くそっ!!」 何とか出ようとするが、建宮の言うとおり動きに翻弄され、そのまま流されていく。 「お、覚えていろ……!!」 何だか悪役のような捨て台詞と共に消えていく大きな樽を眺めながら建宮は大きく息を吐く。 「やれやれだ、まったく」 そして、周りを見ながら呟く。 「くそっ、二割削られたか……」 「何の二割なんだかにゃー?」 その声にピクリ、と反応した建宮がゆっくりと振り返ると、そこには金髪サングラスの土御門が立っていた。 「……っ!」 先ほどステイルを簡単にあしらった建宮の顔から余裕が引いていく。 「なるほど、陰陽博士だったお前さんがいたから知られたって事かよ」 唸るように言う建宮に対して 「まあなぁ。西洋術式の連中じゃ気付けなかっただろうが、『必要悪の協会(ネセサリウス)』には俺もいるからな。加えて言え ば俺の専門は『黒の式』、水脈を使った術式を隠れ蓑にしようとしたのは上手い手だったが相手が悪かったな」 両者はゆっくりと間合いを計りながら情報を語ることで相手の隙を作る機会を窺っている。 建宮にとっては先ほどのステイルと違い、大きな一手を持つ者は確かに脅威だが、ようはその一手を出させないように すればいいのと違って、手札を多く持っている相手では読み合いが必要になってくる。 一方の土御門にとっても状況に合わせて戦術を切り替えていく天草式の使い手である建宮はうかつには仕掛けにくい相 手といえる。 「さて、どうやらあんた達天草式が関わっている事もはっきりしたようだし、何を企んでいるのかさっさと吐いた方がいいん だぜい」 「ひでえ奴だな、今流れていったのはお前さんの仲間だろうがよ。わざと仕掛けさせたって事か」 「能書きはどうでもいい。こっちの庭で好き勝手させたままにしておくわけにはいかんし、このままではあんた達の元女教 皇まで出張ってきちまう。そうならないうちにとっとと片付けたいから協力するんだぜい」 その言葉に、建宮は大きくニヤリと笑いながら 「そいつは出来ない相談なのよ。こっちだって覚悟もなしに動いたわけじゃ無し、いまさら後には引けんのよな。それに、あ の方は元じゃない、今でも我らの女教皇(プリエステス)なのよ」 「だったらなおさらこんな馬鹿げた事を続けさせるわけにはいかないんだぜい」 建宮の言葉に歯噛みしながらいう土御門。 だが、 「覚悟もなしに動いていないと言ったろうが! 我らを止めたければそのつもりでかかってくるのよな!」 建宮の宣言と共にその場の空気が再び緊張に高まっていく。 「……!」 「……!」 そして、一瞬の静寂の後に、二人は戦闘へと突入した。 ―――ステイル、そして土御門と建宮がぶつかってからしばらく後、ロンドンを代表する橋の一つであるタワーブリッジの 上に、一人の少女がいた。 二重まぶたが特徴的な天草式十字凄教の一員である五和は、そこから見える上流の景色を眺めながら思い詰めた様 な表情をしていた。 「本当に、これで良かったのかな………」 呟いて出た言葉。 辺りには他の天草式メンバーはおらず、返事を期待してのものではなかったのだが、 「そのような迷いがありながらこのようなだいそれた行動に及んだのですかあなた方は」 掛かる声にビクリ、と反応する。 慌てて振り返れば、天草式十字凄教の元女教皇にして世界に二十人もいないとされる聖人の一人、神裂火織が静かに 立っていた。 「プ、女教皇(プリエステス)………」 洩れ出た言葉に対して、しかし、返ってくる言葉はあまりにも冷たいものであった。 「わたしはもはや天草式を抜けた身です。そのような称号で呼ぶのはやめなさい」 向けられた眼差しは冷徹、構えた七天七刀の柄には右手がそえられている。 完全に、五和に対して“敵”として対峙していた。 天草式に留まっていた当時はこの上なく頼れる存在としてあったものが、今、こちらを敵と見なしている。 そのことに認識がいき、身動きできずにいる五和に対して神裂は淡々と続ける。 「現在ロンドン市内で動いていた天草式メンバーの殆どはすでにこちらが押さえました。術式の組み立てが特殊な為にそ れ自体を破壊するわけにはいきませんでしたが、起動する場所さえ分かれば問題はありませんでした。あなたが最後で す、五和。おとなしく投降しなさい」 冷たく響き渡る声。 「ど、どうして……」 後ずさりながら言う五和に、 「どうして、とはまた、意外なことを。今のわたしはイギリス清教『必要悪の協会(ネセサリウス)』にある身です。イギリス清教に とって不利益なことが行われるようであればそれを未然に防ぐために動くのは自然なことではありませんか?」 後ろへ下がって行く五和を追いながら歩いていく神裂。 その目はひたりと五和に据えられたままだ。 「それとも、ここが術式の起動場所だと分かったことでしょうか? 離れたとはいえわたしが扱うのも天草式のものです。土 御門から連絡を受けて調べれば何をしようとしているのかおおよそのことは分かります」 その言葉に、後ずさっていた五和の足が止まる。 「流れる川を縦糸に、架かる橋を横糸に見立て、それを渡る術者によって織り上げられていく機織(はたおり)。細かいとこ ろまでは分かりませんでしたが、何をやろうとしているのか大まかに見えればそれで十分です。あなた方は七夕の術式を 行おうとしているのですね」 突きつけられた答えに、固まっていた五和が大きく体を震わせる。 「何を思ってここイギリスで七夕を行おうとしたのかは知りえませんが、通告します。今すぐにこの術式を止めなさい。さも なくばこのわたしが実力を持って排除します」 科学世界における核にも等しい存在である聖人の神裂から、事実上の死刑宣告とも取れる宣言を突きつけられ、五和 は殆ど半泣きになっている。 「今ならばまだ何とか間に合うでしょう。これ以上この地で勝手を通せば天草式にもはや居場所はありません。五和、それ をやめなさい」 「わ、わたしは……」 身動きできないまま震える五和が何かを言おうとしたとき、突然別の声が割って入った。 「おっと、そうはいかんってもんなのよ」 声がしたほうを向けば、何と土御門と戦っていたはずの建宮がそこに現れていた。 衣服はわりとぼろぼろだが素早い動きで五和と神裂の間に入る。 「すまん神裂、抜けられた!」 それに続いて現れる土御門。ただし、こちらは建宮よりも若干疲労とダメージの色合いが大きいように見受けられる。 「何をしていたのですか土御門!」 以外にも声を荒げる神裂を見ながら、後ろにいる五和に向かって振り返らずに建宮は言う。 「五和。お前さんはどうしたいんだ?」 「!? 建宮斎字! まだ諦めないのですか! やめさせなさい!」 叫ぶ神裂に対して一歩も引かず、建宮は続ける。 「いいや。こればっかりはいくら相手が女教皇(プリエステス)様であろうと譲れんのよな。五和、お前が決めろ。舞台に上がる のか上がらないのかを」 「建宮!!」 膨れ上がる緊張感。 お互いに動きを牽制し合う一触即発の様相の中、場を動かす一言が告げられる。 「…………わ、わたし、やります!」 「!」 「くっ、五和!」 「よく言った、それでこそなのよ!」 慌てて飛び出そうとする神裂と土御門。 だが、それよりも早く建宮の手が動き、 そして、術式が発動する。 術式が発動した直後、橋の下を流れるテムズ川に移る夜景が大きく輝きだす。 そして、街並みから照らされる光よりも眩く輝いた次の瞬間、辺りの風景は一変する。 「ここは、……一体?」 「何!? これは……馬鹿な!」 飛び出したものの、激変した状況に足が止まる神裂と土御門。 橋の欄干から広がるのはもはやロンドンの街並みなどではなかった。 「これは……、学園都市?」 あっけにとられて呟く神裂。 そして、その場にいた幾人かには何となく見覚えのある学生寮があった。 時差の関係か、起き抜けで眠たそうな顔をした一人の少年がドアを開け、表に顔を出す。 どうやら、何かで目が覚めてしまい、外の様子が気になって見に出た、といったところか。 だが、ドアを開けたまま、固まってしまっている。 「うわっ、なんだこりゃ?!」 こちらにある橋の欄干に手を伸ばし、触れようとするが、その手はあっけなくすり抜けてしまう。 「あれ? なんか景色が二重に写ってる……って、まさかまたどっかで何かが起きやがったのか?! くそっ、こんな夜中 に何してくれるんだよ!」 途端に表情が一変し、辺りを見渡し始める少年。 本人は至って真面目なのだが、そこに、なんとも言えない声が掛けられる。 「……おーい、カミやーん」 「その声は土御門か? どこにいるんだ……って、あれ?」 対峙している四人を見て、きょとんとした様子で尋ねてくる。 「なにやってるんだ、お前ら? いや、そんなことより丁度いい、何だかまた大変なことが起こってるみたいなんだ、お前ら 何か知ってないか?」 またしてもいつもの調子で事件に飛び込もうとしてくる上条に対し、土御門はあきれた様な口調で話す。 「そんなことよりカミやん。下、下」 「そんなことってお前な! ……って、え、きゃーーーー!!」 指で指されている所に目を向けて慌ててドアの陰に身を隠す上条。 どうやら上条さんは寝るときは下半身にはあまり多く履かないようです。というか、ぶっちゃけ一枚しかTシャツの他には 体に身につけていません。 「…………(真っ赤)」 「ま、まあ、今の季節、そちらの気候では涼を取るのは大変でしょうし……」 「やれやれ、こうなると百年の恋も覚めるってもんよなぁ……」 先ほどまでの緊張感がさっぱり取れてしまった一同は、ドアの陰から顔だけ出している上条を見ながらあきれたように首 を振ったりしている。 「う、うるせえ、寝起きなんだからしょうがねえだろ! っていうかお前らこんな夜も明けないうちから何してやがるんだよ!」 顔を赤くしながら吠える上条。しかし、ドアに隠れた状態では迫力なんかちっともありませんが。 「こらこら、カミやん。夜中に大声出して騒いだら駄目なんだぜい」 土御門がからかう様に掛けた言葉に、うっ、と詰まる上条。 それを横目に見ながら建宮は五和に尋ねる。 「どうやら二割ばかり糸がほつれた影響が出ちまったのよな。どうするよ、予定通りにはいかないようなのよ?」 それに対し、五和は緊張した面持ちながら、いえ! と答えると、上条の姿が映る橋の欄干に向かって近づいていく。 「あ、あのっ……!」 掛けられた声に顔を向けた上条は、見知った顔を見つけて怪訝な顔を向ける。 「あれ? 神裂に、天草式の、建宮? お前らまで何して……?」 近づいてくる五和の姿を見て言葉が途切れる。 そんな五和は緊張で顔が強張ったまま、ギクシャクとした動きで近づいていく。 「あ、あの、その、…………」 緊張で後が続かない五和。 それが伝わったのか上条まで緊張して身構えている。 それを眺める建宮らまでがいつの間にかじりじりと見守る中、意を決したように五和が叫ぶ。 「あ、あのっ! わたし、い、五和と言います! はじめまして、カミジョウさん!」 「あ、はい、こちらこそはじめまして」 ガチガチで声が裏返っている五和と慌ててそれに応じる上条。 「…………」 「…………」 だが、緊張で後が続かないようである。 後ろにいる建宮、さらには神裂までもが手を握って見守る中、ようやく五和が続く言葉を述べる。 「あのっ、そのっ、お、お素麺、お素麺送りましたから食べて下さいっ!」 「え、あ、はあ、ありがとうございます」 「し、失礼しますっ!」 それだけ言うと、バッと大きく一礼して身を翻し走り去る五和。 ポカンとして見送る上条。 それを見ながらやれやれといった感じで引き上げていく神裂たち一行。 「あー、まあ、あんなもんか。五和にしては精一杯ってところなのよなあ」 「まったく、あれだけ大騒ぎしておいてとどのつまりは話をしたかっただけとは。あなた方は話を大きくしすぎなんですよ。大 体建宮、あなたと言う人は……」 「なーねーちん、もう俺帰っていいかにゃー? 今からならまだ今日中には学園都市に帰れるしにゃー。こうなったら俺も 舞夏と七夕を祝わないとやってられないんだぜい」 ぞろぞろと歩いていく一行に向かって上条からは、「え、何、何だったんだよ一体? おい、説明してけよ土御門!」と声 がするが、土御門は一言、 「今のカミやんにはそんなことよりもっと重大なことが差し迫ってるんじゃないかにゃー?」 と切って捨てる。 は? と首を傾げる上条の背後からは、大声で叩き起こされ不機嫌極まりない純白のシスターが素麺という言葉を聞い てさらに上乗せされた攻撃力の歯を光らせながら近づいてきていた。 術式の効果が切れ、薄れゆく学園都市の景色の中にある少年のわりとハンパ無い悲鳴が聞こえたかどうか、定かでは ない。 走り去った筈の五和が橋の出口辺りで他の天草式メンバーに取り囲まれ、 「よくやりました五和!」 「ナイスです!」 「女教皇(プリエステス)様相手に良くぞ一歩も引きませんでした!」 「しかし、結局名前を名乗って素麺を送ったことを言っただけとは……」 「女ならもっとガツンと行くべきだったのでは? 思い切って告白してみるとか」 「馬鹿者! そんな暴挙、女教皇(プリエステス)様の眼前で出来るわけが無かろう!」 「そうです。ここはまず外堀を埋めていくことが大事なのですよ」 などと口々に言われている様子を眺めながら、 「しかし、これほど大騒ぎにする必要は無かったでしょうに」 と、まだ言い足りない様子の神裂とそれをへいへい、と聞き流している建宮。 だが、 「まったく、細かい術式まで調べる時間が無かったわたしにも責任はありますが、七夕の術式を発動させるというからてっ きり棚機津女(たなばたつめ)になぞらえるのかと思ってしまったでは無いですか」 という言葉に思わずぎょっとして神裂を見やってしまう。 ※日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説は『古事記』に記されており、村の災厄を除いてもらうため、水辺で神の衣を織 り、神の一夜妻となるため機屋で神の降臨を待つ棚機津女という巫女の伝説である。(現代電子演算相互互助辞典:Wikiより引用) 「な、何ですか一体。これ、あなた達まで何なんですか一体!」 そんな神裂を横目で見ながらひそひそと話す天草式一同。 「な、なんと、さすがは女教皇(プリエステス)様、我々の発想の数段上を行かれるとは」 「ど、どうしますか。ただでさえ勝ち目が少ないというのにあんな手を考えられていたらどうしようもありませんよ?」 「やはり最後は己の身体を捧げないといけないのでしょうか」 「くっ、こ、こうなったら五和、あなたも身体を張って当たって砕けるのです!」 「いや、砕けちゃ駄目でしょうよ!」 ひそめているつもりでもわりと結構聞こえてくる声を聞いてわなわなと体を震わせていた神裂は 「いい加減にしなさい!」 と顔を赤らめながら追いかけていく。 きゃわー、とクモの子を散らすように逃げていく天草式とそれを追う神裂の姿を見ながら 「平和なのよなあ」 と呟く建宮。 「出来ればこれからはいらん誤解を持たせないようにして欲しいもんだがにゃー」 と返しながらも何かを忘れているような気がするが、まあいいにゃー、と丸投げする下土御門。 ちなみに、北海河口まで流されたステイルが通りかかった漁船に引き上げられて九死に一生を得たのはそれから一日 後の事であり、オルソラ救出戦の折にインデックスが戦闘に巻き込まれかけたことと会わせて建宮個人にさらなる恨みを 募らせるようになったそうである。 さらにさらに、学園都市の上条の部屋にカササギ印の配達業者の手によって五和からの素麺が届いたのはやはり次の 日のことであったが、例によってその殆どは純白のシスターによって消費されたという。
https://w.atwiki.jp/indexsaikyou/pages/61.html
【名前】手塩恵未 【スペック概要】警備員の逮捕術をアレンジした体術を使う 【サイズ】筋肉質の女性 【攻撃方法】 拳やタックル 大の男を壁まで飛ばして気絶させる 【防御方法】 【移動速度:移動方法】 【反応速度】 土御門の拳銃をかがんで避ける 【特記事項】 【基本戦法】 パンチ、タックル
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/585.html
「結果、俺達はお前を見捨てない!!」 出番が少ない最弱からのお言葉に 「ありがてェ……」 マジで感謝した。 「んで、誰がアクセラに付くんだ?」 「それじゃ私が行くよ。打ち止めちゃんも心配だし。」 「お前が付いてくれるのは心強ェ」 「それにお荷物がいるってのもね……働いてもらわないと。」 「グサッときたぞ……」 「はいスルー、さっさと行くよ。」 時間を短縮するために氷のボードを作り、雪を原動力として跳ばしていくと言うなんともスゴい移動手段を取ることに… 「それじゃあ行ってきます!!」 「「「「「「頑張ってこいよー!!」」」」」」 「ラジャー!!」 氷のボードと言ってもただの板にあらず。 風防付き。 見た感じはズバリ。 「これってよォ…リニアモーターカーじゃねェか?学園都市が20年前くらいに作った。」 「まあね♪スピードだしたいからモデルにして作ったよ。…まぁかっこいいし。」 「ンで、所要時間は?」 「ボードの下に吹雪みたいなのを起こして浮かすから時速360キロは出るね。だから…えーっと14秒くらい?あ、でも急には止まれないし減速しないといけないから30秒くらいだね。」 (時速360=分速6=秒速100メートル 1.4キロ先までの所要時間:14秒。) 「原理からしてリニアモーターカーだなおィ。にしても早くて助かるぜェ。」 「んじゃ、行くよ。歯ぁくいしばってぇええええ!!!!!」 「ぬォおおおおおおお!!!!!」 後半はあまりのスピードによるドップラー効果。 「早え…。」 「にゃー。…あまりのスピードで待ち伏せしてた奴らを衝撃波で吹っ飛ばしてるぜい。」 「28・29・30。そろそろ着いた頃です土御門氏。」 「にゃー。着いたら電話が来るはず。…おっ来た来た。ピッ…もしもし」 『あー、元春?お宿のエントランスホールの修理費って出せる?』 「…なんとかするぜい。(ネセサリウスとグループ両方使うかにゃー。)…にしてもどうしたにゃー?」 『えーっとね、調子に乗って時速500くらいまで出ちゃったみたいでさ。ブレーキもきかしたんだけどそのままドッカーン!…ゴメン。』 「まあいいぜい。うちらを陣地から出そうとした先生達がいけないにゃー。」 『だよね。あっ、それと今打ち止めちゃんの回収終わったので今から帰りまーす。地下壕の中に退避してて。』 「…了解。ブチッ 総員退避ーっ!!」 10秒後。 彼らのいた場所は凄まじいことに。 「あっちゃー、こりゃまた酷い有様だにゃー。地下に陣地作っておいて正解だったぜい」 月夜が帰って来た場所、そこはまるで爆発があったかのような惨状だった。 「ただいま元春。行きと帰りで待ち伏せしてた人達は戦闘不能になってるよ」 「め、目が回るゥ……」 「わーいわーいってミサカはミサカは月夜おねーちゃんのアトラクションをもう一度体験してみたいって言ってみる!」 帰って来た月夜と打ち止めは余裕だが、能力使ってない一方通行にはハードだったらしくグロッキー状態だ。 一方通行の有様に同情した土御門は彼を抱えて、自分達の陣地へと戻り、打ち止めに一方通行のチョーカーの充電を頼むと昼食兼今後の話し合いをすることに。 「やれやれ。いざという時の核シェルターが役に立つとはな」 「まさか白雪ちゃんがあんな強攻策に出てくるとは予想外でしたよー」 「仕方ないじゃんよ。こっちが護衛も指名しなかった落ち度もあるじゃんよ。ところで災誤先生、今ので何人リタイアしましたか?」 教師達は無人島に不要な核シェルターのおかげで無事に難を逃れていた。 ベースよりも設備的には整っているのでむしろこっちで過ごせることはラッキーとか思っていたりする。 災誤は戦闘不能者の数を数えると、浮かない顔で黄泉川に伝える。 「今ので30人やられてますね。これくらいの数なら一人で充分回収出来ますので、黄泉川先生たちはその間に作戦会議を」 そうやって災誤は月夜にやられた30名の脱落者を回収に向かうことに。 災誤を見送った教師達は当麻&土御門グループ対策を考えるがいい案が浮かばない、ハンター以外は。 「ハンターだがあと二人ほど増やすのはどうだろうか? 最初の3人だけでは心もとない」 「そんなことないですよー。ナンバー7ちゃんに結標ちゃんにステイルちゃん、彼らならきっと……」 「ダメだろうな。第七位はともかく他の二人はあのグループと面識がある。それなりの対策を練ってくるはずだ」 「じゃあどうするじゃんよ? 木山先生には他に当てがあるじゃん?」 木山の言う通り、削板以外に関しては土御門が既に対処方法を考えていたりする。 黄泉川の指摘を受けた木山は特に動じる様子も無く、彼女なりの考えを皆に告げる。 「私ではない。だがあの花飾りの少女ならいい人選をしてくれるはずだ。一応、私の要望も添えて彼女に頼んでみるとしよう」 (初春さんか……。少なくとも建宮さんは出張ってきそうね) 小萌は木山の案に首を傾げたが、黄泉川と芳川はクリスマスでの初春の手腕を知っているので淡いながらも期待することに。 その頃、青ピ&姫神グループもまた当麻&土御門グループに対抗する為の作戦を練っていた。 「カミやんやつっちー、アクセラはんだけじゃないやん危険なの!」 「白雪さん。人が変わった。目的のためには手段を問わないみたい。」 「どないするん?」 「まあ良くも悪くも吹っ飛ばされて発信器がとれて攻撃を受けなかったのはラッキーだったな愚弟よ♪」 「うううあと3日間ねーちゃんにこき使われると思うと…敗者になったほうがマシゴギィ!!!!」 「愚弟、我が家の家訓その2『敗北主義は許されぬ』を忘れたか?」 「…なあ真昼はん、その家訓っていくつあるん?」 「…17カ条?」 「…よく覚えてるね真昼ちゃん。」 青ピがとりあえず作戦会議をしまひょと言って本陣に戻って地図を広げて会議をしているころ、学園都市では。 ジャッジメント第177支部は第7学区に存在し、白井黒子や固法美偉。 そして、 花飾りの少女が在籍する。 「初春のやつ、今日は来てませんわね。どうしたのでしょう?」 白井に話しかけられた固法はさあとかえし、 「まあ最近変わっちゃったからねー…はぁ、あのまじめで誠実なかわい子ちゃんは今いずこ?」 「まぁ…もともと腹黒い所がありましたのでそれが頭の花よろしく開花し…」 「誰が腹黒なんですか白井さん♪」 白井が恐る恐る入口の方を振り返ると。 そこには黒子が一番恐れている少女、初春飾利の姿が。 あわててなんでもありませんのっ!と黒子は取りつくろい 「所で初春、今日は遅かったですのね。何かありましたの?」 すると初春はハハハーと笑い、 「いやー、神裂先生からのお願い事を聞いてましてー、正確には○○高校発柵川中学経由神裂先生経由初春行きの依頼なんですけどねー。」 学校で下の名前で呼びかけてヒヤリとして以来、初春は神裂先生となるべく人前では呼ぶようにしている、。 「○○高校と言えば○○様(青ピ)や上条さんのいる所ではありませんの?確か今無人島で能力強化のための合宿中とか。」 御坂や白井も其の行事についてはかなりに気にしている。 聞いた所では学年240人のうち無傷で帰ってくるのは8人~12人と言う恐ろしい行事らしい。 そうですそうですと初春は言って、 「最終日にハンターを投入するんですけど今年の生徒は強すぎるので3人追加しようという話でその人選と言うか手配をお願いされたんです。…って白井さん?」 初春は気が付く。 そう言えば白井黒子という人間は青ピにしろ御坂にしろ自分が尊敬し慕う人間への攻撃は何が何でも許せない性格である事を。 「○○様に危害を加える奴はたとえ初春といえども見逃すわけにはいきませんわ。」 そう言って金属矢を手に取る白井。 慌てふためく固法。 だが、初春はしれっとして言う。 「そう言われても困りますよー。もう手配完了しちゃいましたからー。」 「「何ですって??」」 黒子があまりの驚きに金属矢を落とすカランと言う乾いた音がとある詰め所に静寂をもたらす。 初春が手配した追加3名は。 ①神裂 火織(最終日は休みで次の日は祝日なので) ②シェリー(日本美術に隠された魔術的要素の研究とか言って来日中) ③シークレット♪ 黒子が茫然自失してる中、大慌てで第一七七支部へと駆け込んだ何者かが初春を掻っ攫う。 突然のことで固法も何が起こったのか分からなくなると、初春がいたことを忘れるという現実逃避に出た。 「か、火織お姉ちゃん? どうしたんですか?」 「あんまりです飾利! 上条当麻の合宿に参加してハンターとかを演じろだなんて! お姉ちゃんのことが嫌いになったんですか?」 初春を掻っ攫ったのは追加のハンターとして選ばれた神裂だが、その表情には驚きと悲しみが混じっていた。 驚きは初春が自分に何の相談も無く決めたこと、悲しみは連休で初春と一緒に過ごせなくなったことで。 しかし初春はここで意外な一言を口にした。 「え? だって火織お姉ちゃんがハンターやりたいって志願したんじゃないんですか?」 「何でそんなことを私が志願するんですか! 私は飾利のお姉ちゃんとして連休は飾利と遊びたいって思ったのに……。ところで、誰がそんなこデマを?」 「建宮さんです」 犯人が分かった神裂はすぐにでも犯人こと建宮を殺してやろうと動き出すが、それは初春によって止められた。 初春も建宮が嘘をついたことにちょっと怒っていたので、お仕置きを兼ねて神裂を取り下げて建宮をハンターとして派遣することを決意する。 「しかし飾利。建宮がごねる可能性は十二分にあるわけですが、対処方法は考えてるのですか?」 「出発前日にばらして逃げ道作れないようにすればいいだけですよ♪ 建宮さんが嘘を吐くような人とは思わなかったのでショックです」 「(建宮、同情はしませんよ。元はあなたが悪いのですから)ところで気になっていたのですがシェリーの次のシークレットとは誰ですか?」 神裂は日本にシェリーがいたことも驚きだが、シークレットが何者か、その一点が非常に気になっていた。 そのシークレットこそ、木山が要望した人材だった。 「この人は今から交渉するんですよ。木山先生が『土御門がおそらく会ったことのない相手。出来れば魔術師が好ましい』って言っていた人材です」 「土御門が会ったことの無い……なるほど、あの男が事前に対策を練られない相手ということですね。しかしそのような人材がいるのですか?」 「それなんですけどインデックスさんに尋ねたらちょうどいい人がいたんです。当麻お兄ちゃんとは会ってますけどインデックスさんがどうせ忘れてるから大丈夫って」 「インデックスや上条当麻が会っていて土御門が知らない魔術師……? 何者ですか?」 木山の要望に頭を悩ませた初春だったが、教会に行ってステイルとインデックスに相談したらインデックスが紹介してくれたのだ。 インデックス曰く『とうまはおバカだからあの人の魔術も会ってからじゃないと思い出さないんだよ』とのこと。 初春はインデックスに紹介された魔術師の名前を口にした。 「闇咲逢魔さんっていうフリーの魔術師です」
https://w.atwiki.jp/zsphere/pages/424.html
天文十二年 重大事件 太陽暦9月23日(旧暦8月25日)種子島に中国ジャンク船漂着。 同乗していたポルトガル人を介して鉄砲伝来。 政権 織田信秀、土御門内裏の修理費として四千貫の巨費を朝廷へ献上 外交 生誕 死去 宗教界 学術 文学・芸術 市井 地方 種子島に鉄砲伝来 伝説など(史実かどうか疑わしいもの) その他
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/3434.html
【種別】 人名 【初出】 新約十四巻 【CV】 伊藤 美来(ゲーム『とあるIF』) 【解説】 『上里勢力』に所属する少女。 しこたま無線機を詰めたリュックを背負い、首筋に自前のインプラントをぶち込んで、 巨大風船片手に年中無休で遊覧飛行している未確認パジャマ少女。 大熱波以降はビキニ+ピンクのパーカーという出で立ちで主に行動する。 この格好、大熱波で急上昇した気温への対策かと思われていたが、事態が収束して12月の気温に戻っても 全く変化が無いことから、普段からこの手の格好をしている可能性が高い。 オティヌスからは「将来的には自宅では全裸でないと落ち着かないフリーダムな人になるかもしれんな」と言われている。 上里曰く、 「どこまで本気か知らないが、UFOのインプラントで『原石』を強化している」。 本当に宇宙人にさらわれたかどうかは上里勢力の中でも意見が分かれるが、 UFOを追いかけている彼女が天体観測や無線電波についてやたら詳しいというのは概ね一致した評価。 鑑識少女絵恋と並んで上里勢力の情報戦の一翼を担う。 ウサギグレイの大ファンであり、このキャラクターをテーマにした宇宙ステーションを自作し、運用している。 【作中での行動】 新約十四巻のパトリシアを巡る騒動では、絵恋と共にサンプル=ショゴスの解析に回っていた。 後に去鳴の学園都市へ来襲した際には、事態をいち早く察知し、絵恋達に警告の連絡を行っている。 新約十六巻において、学園都市を襲った大熱波を起こした張本人。 完全お手製の宇宙ステーションから学園都市に高出力マイクロ波を照射し、エレメントの行動を阻害していた。 その後の『窓のないビル』直下、地下の決戦には参加せず、外で暮亞と共に待機していた。 しかし、上里自身が理想送りによって消失した後、 木原唯一の言葉によって上里勢力が掌握されてしまう。 逃げ惑う上条当麻から事の顛末を聞いていた暮亞も同様に異変を起こすが、ただ一人、府蘭だけは事態を知っても変わることなく、 高出力マイクロ波を一瞬だけ一点に照射することで暮亞に一撃をくれた後、上条の手を引いて共に逃亡する。 原石を自称していたが、その正体はイギリス清教が上里を調査するために送り込んだ魔術師である。 つまり勢力内にありながら上里翔流にも木原唯一にも染まりきっておらず、理想送りを唯一が手にした時も一人だけ上条に協力出来たのはこのため。 スパイである事を絵恋に見抜かれて激しく動揺するが、上条の叱咤を受け、 本心から上里に惹かれていたことを認めた上で「この恋を終わらせるため」大胆な行動に出る。 上里のサルベージを成功させた後、上里勢力から離脱。 公的機関である必要悪の教会の所属ではなく ローラの私的な手駒である点に利用価値を感じたらしく、 アレイスターが府蘭の身柄を確保するべく出現するが、 割って入った土御門に救われ、そのまま合流した。 その後、隠密特化のイギリス清教の回収部隊とコンタクトを取り、 土御門元春及び義妹の舞夏と共に合流する手はずだった…のだが、 学園都市の外壁を越えようとした瞬間に舞夏にアレイスターのトラップが発動。 上条・土御門両名が解決のために窓のないビルに向かうことになり、インデックス、オティヌスと共にこれに同行する。 能力開発の影響で魔術の使用に命の危険が伴う土御門、単独で魔力を練ることが出来ないインデックスと異なり、 一行の中では唯一ノーリスクで魔術を行使出来る存在であったため、道中では実働部隊として立派に前線で戦っていた。 普段はパーカーで隠れているが、頭頂部に三個のピジョン・ブラッドが埋め込まれており、 これを介してローラことコロンゾンの霊媒(アバター)として操作された姿がA・O・フランキスカである。 このフランキスカという名称も、コロンゾンの侵食を受けつつも必死になって府蘭が残したヒントだった。 上里勢力をから得た「複数の大戦力を管理する手法」を使い「ミメティックプレデター」を振りかざし、 ローラの…否、コロンゾンの刺客として上条、アレイスター、浜面、リリスに襲いかかった。 まさに浜面の首を狙って飛びかかった瞬間、アレイスターが霊的蹴たぐりで航空支援式のビッグバン爆弾を連想させた。 更に衝撃の杖の効果で威力を10倍に引き上げ、ざっと宇宙を10回作れるほどのエネルギーでミメティックプレデターを一掃。 さらに霊的蹴たぐりで再現した無数の医療機器を使い、ピジョン・ブラッドを摘出し、府蘭はコロンゾンの支配から解放された。 コロンゾン討伐のためクロウリーズ・ハザードに乗じて英国に侵入。 クイーンブリタニア号攻略戦後は新たな後ろ盾としてヴィリアン配下に収まる。 【口調】 一人称は「私」。 会話の際に「です」、「なのです」を多用する。 「……おかしいのです」 「やな感じなのです」 「ぶっ殺しますよ変態野郎‼︎」