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R-Number? クロスボーンガンダムX-1改(フルアクションVer.)(Cross Bone Gundam X-1 kai FullAction Ver,) 【くろすぼーんがんだむえっくすわんかい(ふるあくしょんばーじょん)】 「俺達の世界に干渉するな!」(「第2次スーパーロボット大戦α」より) 情報 作品名 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 カテゴリ SIDE MS 定価 7,020円 受注開始日 2015年01月23日(金)16 00 受注締切日 2015年03月27日(金)13 00 発送日 2015年06月25日(木) 商品全高 約120㎜ 原型制作 宮下憲一 付属品 手首:×9(握り手×2、持ち手×2、別角度持ち手×2、銃持ち手・右、スカルヘッド接続用手首×2) 武器:ビームザンバー、バスターガン、スクリューウェッブ、ヒートダガー×2 表情:通常、フェイスオープン その他:ABCマント 商品画像 機体データ 所属:クロスボーン・バンガード 分類:外惑星対応型試作モビルスーツ 形式番号:XM-X1 Kai(F97) パイロット:キンケドゥ・ナウ→トビア・アロナクス 商品解説 評価点 問題点 不具合情報 関連商品 クロスボーンガンダムX-1 クロスボーンガンダムX-1改・改 オプションパーツセット クロスボーンガンダムX-2改 クロスボーンガンダムX-2改(フルアクションVer.) クロスボーンガンダムX-3 クロスボーンガンダムX-3(フルアクションVer.) コメント 売ってくれ……俺のクロスボーンガンダム!! -- トビア・アロナクス (2012-01-30 00 33 57) 今出せば買う人多いと思うんだけどなぁ。EXVS効果で -- 名無しさん (2012-01-30 07 41 18) 「トビア・アロナクス」は売れなくても、「フルクロス」はきっと売れる! -- トビア・アロナクス (2012-02-26 03 48 11) 貴方に手渡されていたものを、今こそ全て受け継ぎます!キンケドゥさん! -- トビア・アロナクス (2012-02-26 03 48 58) どうせ発売するなら素体を新造型するんだろうし、限定でいいからX1~X3を新素体でリメイクして欲しいな。 -- 名無しさん (2012-02-26 04 40 36) 発売決定おめでとうございます。でも高いな…買うけど。 -- 名無しさん (2014-01-23 14 43 35) 新規素体っていうことは、これまで出たクロスボーンのエフェクト等は付けられないのかな? -- 名無しさん (2014-02-04 07 02 12) 木の葉型発振再現したムラマサだけでもかなり嬉しいけどどうせなら原作完全再現させるためのブランドマーカーとかシザーアンカーのパーツを魂ウェブ限定で販売して欲しいな -- 名無しさん (2014-02-25 07 18 40) 名前 コメント
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あらすじ ティアナはクヌソ漬けだった シャマルは八卦集にはなれなかった シグナム「ベルカの騎士団入りませんかー」 なのは「ジュエルシードもおまけでーす」 フェイト「そこのオペレーターのお姉さん、ジュエルシード持ってかない?」 シャリ「いりません・・・」 スバル「やっぱり無理ですよ・・・」 シグナム「ロストロギアをおまけにしたら余計に引かれてるじゃないか・・・」 なのは「やっぱり開けてびっくりレリックのほうが良かったかな・・・」 フェイト「そんな事言ったって、今日中に一人は入らないとベルカの騎士団改め冥王八卦集が設立できないじゃない」 エリオ「残り一人・・・ここまで集まったのも強制みたいなものだけど・・・」 キャロ「でも、このロストロギアはどうしましょう?」 ティアナ「そもそもこんな物どこから・・・」 フェイト「ああ、それならアースラにあるハラオウン王国に返しておきましょう」 クロノ「くああああああああああああ!!!!ジュエルシードが一つ残らずなくなっとるううううううううううううううううう!!!!昨日あんなに丹精込めて植えたというのに・・・」 これは 新 発 見 だ ! クロノ「ジュエルシードを地面に植えると消滅する・・・ノーベル賞は僕の物だああああーーーーー!!!」 ボトボトボトッボトン・・・ フェイト「使えないわね・・・」 シグナム「全くだな、あ、同化したぞ」 なのは「バスター!!!・・・扱いのめんどくささだけはノーベル賞ものだと思うの・・・」 クロノ「あいつら・・・まさか・・・ロストロギアを・・・ん?」 リ リ カ ル 冥 王 八 卦 集 クロノ「冥王八卦集!?」 フェイト「今日中に後一人・・・」 なのは「夢にまで見た冥王八卦集・・・はやてちゃんもびっくりするよ!」 クロノ「・・・なんだこの感じ・・・心が震えている・・・艦長職と機動六課後見人を受けた時から前線に行く事はもうないかと思っていたが・・・ 僕の 青春 はまだ終わっちゃいないようだ・・・!!そこんとこヨロシク!!」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 昼時 スバル「訓練場なんていじって・・・どうするんですか?」 ティアナ「ここ、あまり人来ませんし・・・宣伝になるとは思えませんが・・・」 なのは「甘いね、二人とも・・・キャロ、フリードでみんなを上空に連れて行ってあげて」 キャロ「は・・・はい・・・?」 ティアナ・スバル「?・・・・・・こ・・・これは!!」 ビルの形で 冥 王 八 卦 集 シグナム「完璧だ!」 なのは「ありがとう!」 エリオ「誰が見て解るんだこんなのーーー!!!!」 前へ 目次へ 次へ
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マクロスなのは 第24話『教導』 前半←この前の話 『マクロスなのは』第24話 後半 (*) 10分後 「え~!? ダメだよシャーリー、人の過去勝手にばらしちゃあ!」 六課に帰還してすぐ伝えられた事実に思わずその言葉が口をついて出た。 なんでもティアナ達に教導の意味を教えるために自分の撃墜の話をしてしまったのだと言う。 「ダメだぜ、口の軽い女はよぅ」 バルキリーから降りて何事かと見に来ていたアルトが愚痴る。普段の彼のセリフとは思えなかったが、なぜだが違和感はなかった。 「あの・・・・・・その・・・・・・見てられなくて・・・」 シャーリーは頭を下げるが事態はそんな簡単ではない。自分の撃墜に関わる情報は管理局内では未だに『TOP SECERT(最高機密)』であり、違反すれば問答無用で軍法会議になりかねない。 それも機密に関わることなので完全非公開で行われ、どうなるか全くわからない。 だがなのはは、この中に告発するような者はいない事を知っていた。 なぜならこれが機密である事を知っているのはフェイトとヴィータ、そして自分だけだったからだ。 アルトやさくらも─────いや、教導の卒業者には〝教訓〟として話していたし、完全無欠に無関係な天城君は 「(ドラマの)続きはどうなった!」 と叫んで既に宿舎に飛び込んでいた。 (もう・・・・・・) ため息をつくと、頭を下げて両手を合わす困りものの友人に再び目をやった。 (仕方ない。言うのが少し早くなっちゃっただけかな) 思いなおした彼女はシャーリーからティアナの居場所を聞き出すと、義務付けられている報告を済ましてそこに向かった。 (*) 機動六課敷地内 桟橋 ティアナはこの場所が好きだった。 夜風に吹かれながら明るい月と対称的な暗い海とを眺め、この真夏に涼しげな波音を聞けるこの場所が。 普段は訓練が終了して2,3分ほどゆっくりしていく場所だったが、ここへ来てもう20分。まるで不思議な魔法がかかったようにその場を動けずにいた。 早く強くなりたいと思っていた。だけど、間違ってるって叱られて、隣を走る相棒にも迷惑かけて悲しい思いをさせた。 これらの出来事は彼女を深く落ち込ませた。 (それに、私は結局・・・・・・) (*) 「ティア・・・・・・」 彼女から『独りにして』と言われていたスバルだが、遠く離れた茂みに隠れてエリオ、キャロと共に彼女を見守っていた。 そこに数人の闖入者が現れた。 「アルト先輩?」 スバルの疑問形の呼び掛けに、彼は無声音とジェスチャーで 「よ!」 と挨拶する。その後ろでもさくら、そしてシャーリーが 「こんばんは」 と会釈した。 どうしたのか聞こうとしたスバルだが、ティアナの声が聞こえてきたため中断された。 『なのは・・・・・・さん?』 振り向いたティアナの視線の先を追うと、軽く手を後に組んだなのはの後ろ姿があった。 (*) なのははそのまま自らの隣に座り込み、涼しむように、明るい月が暗い海に沈んでいく幻想的な風景を眺める。 そんな沈黙が10分ほど・・・いや20秒ぐらいの事だったかもしれない。ともかく、その沈黙に堪えられなくなって口を開く。 「・・・あの、シャーリーさんやシグナム副隊長にいろいろ聞きました。」 「〝なのはさん〟の失敗の記録?」 「え・・・・・・」 てっきり「なんの話?」と聞かれると思っていたティアナは少し狼狽する。 「あ、いえ、そうじゃなくて─────」 ティアナは自らの思考力が上手く回っていない事を改めて実感した。なのは達が帰投してからそれなりに時間が経過しているのだから、シャーリーでもシグナムでも聞く機会があったはずだ。 そんな簡単なことすら失念していたことにティアナはすこし可笑しくなった。 「無茶すると危ないんだよって話だよね」 なのはの確認に、ティアナの頭ではさっきの話がフラッシュバックする。 普通の、魔法すら知らなかった9歳の女の子が、魔法をその手にしてすぐに死闘を繰り返した。 少女はその後も自分の信念と守りたいもののために「早く強くなろう」として命懸けの無茶をし続け、遂には撃墜され、瀕死の重傷を負ったという話。 その少女が目の前にいるなのはであると聞かされたティアナの解答は、1つしかなかった。 「すみませんでした・・・・・・」 なのははそんなティアナに頷き1つを返した。 (*) 「じゃあわかってくれたところで聞くけど、ティアナは自分の射撃魔法をどうして信じないの?」 「それは・・・・・・兄を最後の最後で守りきれなかった魔法だから・・・・・・」 ティアナと彼女の兄ディーダ・ランスターの射撃魔法は少し特殊で、通常の半分以下の大きさの魔力球(魔力弾)を使用する。これは誰も使えないから特殊というわけではなく、練る魔力量が少ないため6~8歳の子供が普通の魔力球の練習のために使う。 つまり、リンカーコアがあるものなら誰でもできるという事だ。 しかしほとんどの場合で真っ直ぐにしか飛ばず、誘導性能や機動力など汎用性に優れた通常の魔力球には到底及ばないため使われないのだ。 しかしディーダはこれを究めることによってそれを練習用から実戦レベルにまで引き上げた。 練る魔力量が少ないということはそれだけ早く生成でき、小さいということは空気による減殺が少なくなり、より遠距離に届く。 また、真っ直ぐにしか飛ばないというのは最高クラスの信頼性の象徴であり、なのはの砲撃ですら反動で多少のブレが出る。つまり戦場の原則である『敵より早く、敵より遠くから、敵より正確に狙い撃つことができる』そんな技だった。 事実彼の技術は陸士部隊の目に止まり、装備改編前に負担の大きい魔力砲撃に代わる主力攻撃方法となっていた。 閑話休題 「そっか・・・・・・でも模擬戦でさ、自分で受けてみて気づかなかった?」 なのはの問いかけの意味が分からず首を捻る。 「ティアナの射撃魔法って、ちゃんと使えばあんなに早く撃てて、当たると危な いんだよ」 「あ・・・・・・」 「私は今まで一度もティアナとは撃ち合ったことはないでしょ?だって正面から早打ち勝負したら絶対ティアナの方が早くて正確に当たるから。だから、そんな一番いいところをないがしろにしてほしくなかったんだ。・・・・・・まぁ、でもティアナの考えたこと、間違ってはいないんだよね」 なのはは言うと、隣に置かれていたティアナのデバイス『クロスミラージュ』を手に取る。 「システムリミッター、テストモードリリース。高町なのは一等空尉。承認コード、NCC-1701A」 『OK,release time 60 seconds.(承認。解除時間60秒。)』 解除を見届けたなのははデバイスを起動状態にし、ティアナに渡す。 「命令してみて。〝モード2〟って」 ティアナはそれを受け取ると、おそるおそる指示を出す。 「モード・・・・・・2」 直後銃全体がオレンジ色に瞬いたと思うと 『Set up.dagger mode.』 という復唱と共に変形していく。 フロント・サイト(照星)の付いたマガジンを兼ねるグリップと、ピストルグリップ辺りで折れ・・・いや、折れていた物を引き起こしたというほうが正しい。 ともかく、引き起こされて真っ直ぐになった銃身は、ピストルグリップの下から魔力刃で覆うようにして銃口までつながる。 そして最後に銃口から、自らが作戦時無理やり作った魔力刃より大きなそれが、まるで短剣のように伸びた。 「これ・・・・・・」 自らの相棒の変貌に目を白黒させるティアナになのはは説明する。 「ティアナは執務官志望だもんね。ここを出て、執務官を目指すようになったらどうしても個人戦が多くなるだろうし、将来を考えて用意はしてたんだ」 ティアナは規定の60秒が経ったのか元に戻ったクロスミラージュを握りながら涙する。そんな彼女になのはは続けた。 「クロス(近距離)はもう少ししたら教えようと思ってた。でも出撃は今すぐにでもあるかも知れないでしょう?だからもう使いこなせてる武器と魔法をもっと確実なものにしてあげたかった。だから1つの技術を身につける事が目的のさくらちゃんとは違ってゆっくりやってたんだけど・・・・・・ゆっくりって地味だから、あんまり成果が出てないように感じて、苦しかったんだよね。・・・ごめんね。」 「ごめん・・・・・・なさい・・・・・・こんなに私のために準備してくれてたのに・・・・・・私、なのはさんの期待に応えられなかったみたいで・・・・・・」 「・・・・・・え?どうしてその結論!?」 「だって2発目の砲撃、なのはさん、結構本気で私を落としにかかったじゃないですか!」 「ああ、それは・・・・・・」 なのはにとって触れたくなかった、できれば触れずに行きたかったこの事柄。しかし残念なことにティアナはその事実に気付いていたのだ。 もし彼女が事前に彼と接触せずにこの場面に遭遇してしまっていたら、バレまいと思って彼にしたときとまったく同じ嘘をついて煙に巻こうとしただろう。 (なんてバカだったんだろ・・・・・・私・・・・・・) この分では自分の教える優秀な生徒達の前では、彼にしたような嘘を見破るなど児戯にも等しきものだったようだ。 だからなのははそれを教えてくれ、さらには受け止めてくれた彼に改めて感謝した。 「ごめん!実は・・・・・・あれは私のせいなの!」 なのははすべてを話した。 彼女自身から湧きあがった黒い考え、そしてそれに至った理由を。 ティアナはこの告知を少し驚いた様子だったが静かに聞き入り、最後にはどこか嬉しそうな表情へと変わっていた。 こうなると納得出来ないのはなのはの方だ。自分は最悪の場合ティアナ自身の魔導士生命に終止符すら打ちかねない行為を教官の身の上で行ったのだ。批難される事こそあっても、その様な表情を浮かべられる場面では無いはずだっだ。 「落ち着いてるんだね」 「はい。だって、私の前にそれを怒ってくれた人がいるみたいでしたから」 「それってーーーーー!?」 「私、宿舎の屋上から見たんです。なのはさんとアルト先輩が言い争ってるのを。・・・・・・先輩すごいですよね、あんなに離れてたのにちょくちょく何を言ってるのか聞こえるって」 「・・・・・・」 「その時は断片的過ぎて先輩がどうしてあんなに怒ってたのかよくわからなかったんですけど、やっとわかりました。たぶんですけど、アルト先輩に嘘をついたんですよね?」 ティアナにどこまで聞かれていたかわからない以上、嘘を重ねても仕方ない。なのはは正直に頷く。 「でも、今話してくれた話は本当の方だった。だからちょっとびっくりしましたけど、なのはさんがちゃんと私と向き合ってくれてるってわかったらうれしくって」 その顔にウソはない。その事実になのはは安堵したが、彼女のセリフはまだ終わっていなかった。 「・・・・・・でも、やっぱりちょっと強引だと思います。不発だったからよかったですが、もし撃ってたら私、ここにいられませんでした」 こちらの心情は察してくれたが、さすがにティアナもあの砲撃を無条件に看過することはできなかったようだ。 そこでなのははひそかに温めていたできれば切りたくなかった打開策のカードを使うことにした。 「ごめんね・・・・・・・それで考えたんだけど、ティアナ言ってたよね?さくらちゃんみたいな教導をしてほしいって。もしティアナが望むなら明日からでもできるけど、どうする?でも私は・・・・・・あー、もちろんティアナ達全員をどこに出しても恥ずかしくないエース級のAランク魔導士にしてみせるよ!だけど私ね、あなた達には―――――!」 「いいですよ、このままの教導で」 ティアナは言うと、座り込んでいたポートから立ちあがって清々しそうな表情で大きく伸びをする。 「本当言うと私、なのはさんに煙たがられてる、手を抜かれてるって思ってたんです。でも、全然そんなことなくて・・・・・・。だからもう、そのことはいいんです。それに今の様子だと、この教導には普通とは違う秘密があるみたいですし」 「にははは・・・・・・」 危うく言いそうになったが、立場上はにかみ笑いで応える。しかし内心切り札のカードの無力化に焦っていた。 「(これ以上私がティアナにしてあげられることなんて・・・・・・)」 「そこで私から一つだけお願い、聞いてもらっていいですか?」 「なに・・・・・・かな?」 脳裏を最悪の可能性が過る。 小さきは自らの職権の乱用、果ては犯罪まで。ティアナがそんなこと願うわけないと思ってはいても、彼女の魔導士生命を奪うかもしれなかった対価としてはそれも止むをえぬとも思えてしまっていた。 だからティアナの次の言葉を聞いた時、なのはは心底安心したという。 「もう一度、模擬戦を受けさせてください!」 なのはは自らの生徒の純真さと安心感に万感の思いをもって頷き、それに応えた。地平線の先に見えていた月は軌道の影響で沈まず、新たに登ったもう1つの月とともにクラナガン湾を照らしていた。 (*) スバルには2人の会話は聞こえなかったが、どうやら和解できたようなのでそっと胸を撫で下ろした。 そんな彼女の肩が〝とん〟と叩かれる。振り返るとさくらが〝昨日と同じジェスチャー〟をしていた。 その意味を即座に理解したスバルは頷くと、ここにいたギャラリーと共にその場から撤退した。 (*) なのは達が戻ってきたのは10分後だ。2人はロビーに入るなり驚く。 「よぅ、遅かったじゃねぇか」 婉曲語法で2人を迎えたヴィータの手には数枚のトランプが握られている。 また彼女だけでなく、シグナムやシャーリー、アルト、さくらにフォワードの3人と総勢8人が1つの机を囲んで同じようにトランプを握っていた。 「・・・みんなどうしたの?」 しかしなのはの問いはアルトの宣言でかき消された。 「いざ、革命!」 放られる1枚のジョーカーに3枚のファイブ。しかし上には上・・・・・・いや、下には下がいた。勝ち誇った顔をするアルトの前に4枚のスリーが放られたのだ。 驚愕するアルトに放った主が厳かに告げる。 「勝ちを急ぎすぎたな大富豪よ」 シグナムは微笑を浮かべると8切りして4を投げると1抜けした。 盛者必衰。アルトは一気に都を追われることになった。 悔しげに項垂れるアルトと大富豪に興じる人々。なのはとティアナは石像を続けていると、背後の入り口の扉が開いた。 「お、やっとるやっとる~」 現れたのは何か箱を持ったはやてとフェイトだった。箱には〝ビンゴ抽選機〟とある。 「いったい何事なの?」 なのはのその問いに、はやては笑顔で答える。 「さくらちゃん発案のビンゴ大会や。・・・・・・おーい!みんなこっから1枚とってな」 はやての呼び掛けに大富豪に興じていた人々がわらわら集まって来て、ビンゴカードの束から1枚ずつ引き抜いていく。 「さぁ、ティアナさんもなのはさんもどうぞ」 空気から取り残されていた2人もさくらに招き入れられ、和やかな、そして楽しげな人々の輪の中に入っていった。 (*) そのビンゴ大会はひどく白熱した。賞品として先着3名にゲームに参加した者なら一度だけ言うことを聞かせられる〝王様カード〟なるはやて特製の手作りテレカが手に入るためであろう。 途中ロビーに来た天城が司会進行を申し出たり、ヴィータがビンゴ抽選機(取っ手を回して番号のついたボールを出す機械)を盛大回して誤ってぶちまけるハプニングがあったりと波乱を巻き起こした。 しかし誰の顔からも笑顔は片時も消えず、階級などない学校のレクレーションのように和気あいあいと進行した。 そしていろいろあって何度か振り出しに戻り、3枚目になってしまったビンゴカード。おかげでまだ勝利条件であるトリプルビンゴに到達した者はいなかった。 「─────54番!さぁ、誰かいませんかぁ!」 天城がハイテンションで転がり出た球の番号を読み上げる。それに1人の少女がニヤリと微笑んだ。 「ふ、みんな済まねぇな。トリプルビンゴだぜぇ!」 ヴィータが雄叫びと共にカードを持った右手を突き上げた。 そして天城から王様カードを受け取ると、〝ビシッ〟とアルトを指差した。 アルトは自らの一列も埋まっていないカードを見て覚悟を決める。 そしてヴィータは王様カードをどこぞの長者番組の紋所のように彼にかざすと、高らかに宣言した。 「早乙女アルト!私と明日勝負しろ!」 極めてヴィータらしい命令にアルトはため息をつく。今や彼の方が上官なので拒否権がないことはなかったが、余程と言える断る理由が思いつかなかったようだ。 「仰せのままに・・・・・・」 体の演技こそ王妃に従えるナイトのようであったが、不服そうに答えたという。 (*) その後また振り出しに戻るなど激闘が20分ほど続いてようやく残りの2枚の行き先が決定した。 それはどういう因果かティアナとアルトであったが、2人ともすぐには権利を行使せず、夜も遅かったのでそのまま解散する事になった。 (*) 次の日 スターズ分隊の再模擬戦は、引き分けに終わったライトニング分隊の後に行われた。 2人の機動は訓練通りだが、クロスシフトAからBや、BからAの変更の流れは滑らかで、なのはをずいぶん手こずらせたという。 そして───── (*) スバルの連続攻撃とティアナの間断ない誘導弾の攻撃を受け、白いワルキューレは遂に地上に引きずり下ろされた。 しかし地に足を着いた彼女の砲撃力はそれでも強力であり、高度の優位に立ったスバルでも近づけなかった。 だがそんな彼女の前に虚空からティアナが現れた。 この間合い、シールド展開は間に合わない。まさに一騎打ちの早撃ちの距離だ。 どうやら早撃ちなら勝てるという助言に忠実に従ったらしい。 だが───── (甘い!) なのはは魔法の起動の邪魔になるレイジングハートを右手に持ちかえると、利き手である左手の人差し指をティアナに向ける。 「クロスファイヤー、シュート!」 放たれる小型魔力弾。確かにティアナの射撃魔法は優秀だが、その魔法を模倣できないわけではない。 なのはとの勝負においては単純な魔法の起動時間の勝負ではないのだ。 (惜しかったけど残念だったね) なのはは勝利を確信した。しかしここは地上。つまりティアナのフィールドだった。 魔力弾はティアナを貫通して、そのまま彼女ごと消えた。 「フェイク(幻影)!?」 続いてレイジングハートが右から飛翔してきた魔力弾によって弾かれ、地面に転がった。 「え!?」 そちらを見ると、砲撃用魔法陣を展開したティアナがいた。 そう、何もかも罠だったのだ。 わざと目の前に出現して助言に従った一騎打ちが狙いであるようにアピールして見せたのも、なのはが砲撃を行わずいつもの癖でレイジングハートを持ちかえる(デバイスにプログラムされていない魔法を本体経由で使おうとすると、無駄に処理しようとして発動が少し遅れるため)のも、全てティアナの狙い通りだったのだ。 あたかも助言に従った演技をすることによって、本来レイジングハートによって飛行魔法などの面において優越するがゆえに、選択肢が多いはずのなのはの選択肢を完全に奪い取る老獪な罠。 なのはは急いでレイジングハートに駆け寄るが間に合わない! 結果として右手のビルの2階から放たれたオレンジ色した魔力砲撃が、無防備の彼女を直撃した。 (*) 「やったぁ!」 ティアナがビルから出てくると、彼女を迎えたスバルにハイタッチした。 なのはは晴れていく煙の中から姿を現すと、そんな2人に笑いかけた。 「うん。文句のつけようがないくらいいい戦いぶりだったよ。それに一撃どころか撃墜されちゃうとはね」 教官の面目丸つぶれだよ~と彼女は嬉しそうに苦笑すると、遠くで観戦するライトニングの2人に集合の合図を放った。 (*) 「みんなお疲れ様。今日は午前までで訓練は終わりだけど、定期模擬戦のレポートを書いて今日の18時までに提出してね」 「「はい!」」 4人は今回引き分けか勝ちだったので気分は良さそうだ。いつもの訓練終了時と違って覇気があった。 「あと、解散前に私から渡すものがあります」 『何だろう?』という顔をする4人の前に、昨日渡すはずだった4冊の冊子を取り出した。 「今日は訓練開始から6カ月の節目の月だからね。これまでやってきた訓練の要点とかアドバイスとかをまとめてあります。暇な時でいいから目を通してね」 「「はーい!」」 4人はそれを受け取ると、互いに目配せしながら指示もないのに整列した。 「え?・・・・・・みんなどうしたの?」 ティアナが代表するように応える。 「実は私達、昨日話し合って、なのはさんに伝えたいと思ってた事があるんです」 なのはからすると全く意表をついたものであり、何を言われるか少し心配したが、先を促す。 すると4人は声を揃えて合唱した。 「「半年間ありがとうございました。これからもよろしくお願いします!」」 それはまるで小学生のようなお礼の言葉だったが、心がこもっているためノー・プロブレム。 なのはは最上級の笑顔で 「こちらこそ」 と応えた。 この時、なのはは照れ笑いする自らの教え子達を見て誓ったという。 『この子たちは絶対私の手でどんな状況でもあきらめずに打破できるような一流のストライカーにして見せる。他の生徒のように短期ではできなかったけど、この子たちなら絶対大丈夫。だから何があっても、誰が来ても、この子達は落とさせない。私の目が届く間はもちろん、いつか一人で、それぞれの空を飛ぶようになっても』と。 (*) さて、昼頃から始まったアルトvsヴィータの模擬戦だが、一進一退の攻防をみせた。 そのため我慢出来なくなったさくらとフェイトが、続いて天城とシグナムが参戦する大演習となった。 勝敗についてはまた機会があれば記述したいと思う。 その2週間後、サジタリウス小隊の出張任務は解かれ、別れを惜しみつつフロンティア航空基地に帰投した。 ―――――――――― 次回予告 アルト達が第一管理世界に来てからここまでで半年が経っていた こんなにも長い間、第25未確認世界は指をくわえて一体なにをやっていたのか!? 次回マクロスなのは第25話「先遣隊」 想い人を奪われた少女の思いが炸裂する―――――! ―――――――――― シレンヤ氏
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前ページ次ページなのはクロスの作品集 『決意と絆と覚悟と思い 前編』 シン 「・・・痛っ! 」 デス子『だ、大丈夫ですか、マスター!』 シン 「右手のフルゴールは完全に逝ったか。けど、骨は折れてない。まだやれる!」 先の場面、シンは攻撃が届くか届かないかのぎりぎりのタイミングで、長距離ビーム砲をパージし盾として使用していた。 中に蓄えていた高密度の魔力が爆破、拡散したことで、魔力素同士が干渉し合い ブラストカラミティの威力を大幅に減衰させたのだ。 だが、酷使のし過ぎでボロボロになったソリドゥス・フルゴールには、 驚異的な威力を誇る合体魔法を相殺するだけの余力は残されていなかった。 他の武装もいくつか損傷し、防ぎきれなかったダメージは確実にシンの体に蓄積している。 そのまま身を隠さず二回戦に突入していたら、確実にそこらを漂う残骸の一つになっていたに違いない。 この一帯には戦闘で生じた闇の書の闇の肉片の一部がスペースデブリのように漂っている。 それらは全てシンの最初の一撃で生じたものでありシンの魔力を帯びていた。 これなら、シンの発する魔力も中に紛れて見つかることはないだろう。 シン(残った防御手段は、左手のフルゴールと対ビームシールドだけ。 おまけに衝撃で手甲にまでひびが入っている。右手のパルマフィオキーナも使用不能だろうな。 長距離ビーム砲も・・・俺の魔力精製技術じゃ再構築は無理か) 残された攻撃手段は、フラッシュエッジが二本と腰にマウントしたビームライフル、背中のアロンダイト一本だけ。 議長の前では言えなかったけど、もう少しデスティニーには武装を積んどいて欲しかったな、と シンはぼそっと呟いた。 シン「デス子、俺はいいからヴォワチュール・リュミエールの損傷を教えてくれ。 ここで飛べなくなったらシャレにならないからな」 この空間は、空中は無重力でも地面に降りればしっかり重力がある。 ただでさえ遮蔽物が少ないというのに、この上重力の網に捕まれば格好の餌食だ。 (力場の形としては円筒形コロニーが一番近い) デス子『大丈夫です。被弾はしていますが機能に問題ありません。きっと、体が合体攻撃のタイミングを覚えていたからですね』 デス子は魔法を喰らい慣れてることが逆に幸いしましたね、と笑っているが、 実際に地獄を見てきたシンは苦笑いを返すことしかできなかった。 シン「・・・素直に感謝できないぞ、それ。・・・・現在の状況は?」 デス子『残骸にのこった魔力がチャフの役目をはたしますし、私たちの魔力反応は ミラージュコロイドを散布して拡散させてますから、視認されない限りはまず見つからないと思います。 けど、これも後何分持つか・・・』 淡々と会話しているが、デス子は内心でシンの成長ぶりに驚いていた。 昔なら考えなしに突っ込んでいたはずなのに、今ではあらかじめこの事態を想定して逃げ道を作っておく周到さまで獲得している。 何も遮蔽物のない空間で広域攻撃型の相手を相手にするのは自殺行為である。 ならば、電光石火の一撃でこの空間に奴の肉片をばら撒き、身を隠す場所を作り出せばいい。 バリアが完全に展開される前に、シンが長距離ビーム砲で闇の書の闇の胴体を吹き飛ばしたのは、 小手先のダメージではなくこれを狙ったものだった。 デス子(CEにいた頃とはまるで別人のように冷静に・・・。 あのマスターがここまで調教されるなんてどんな訓練をされたんでしょうか?) まぁ、毎日毎日生と死の境目を彷徨っていれば勝負度胸も付こうというものだろう。 機動六課の地獄の訓練によって、シンの戦闘スタイルは昔とは真逆といっていいほど大きく変化している。 それもこれも、訓練の際に彼を鍛える担当になったシグナムがシンが数々の強敵を破ってきた大元である『激情の力』を、 彼の最大の長所であると同時に最大の弱点でもあると見抜いたからだ。 敵をすばやく倒すことが大勢の人間を救うことに繋がる。 そのためなら(自分も含めた)多少の犠牲には目をつぶるべきではないのか。 そう主張するシンに対して、シグナムは否定も肯定もせずただ静かな口調で答えた。 敵を殺すだけなら、怒りや狂気に身を任せてもいい。 しかし管理局では犯罪者はあくまで生きたまま捕縛することが原則だ。 殺すことが目的の軍隊とは違う。 第一闇雲に突っ込むだけでは、味方を混乱させ被害を増やすのが関の山だ。 『それでは何も守れない』 シグナムの言葉が親友のいった言葉と重なって聞こえ、シンは何も反論できなかった。 シンの『それ』はシグナムの言うとおり『守るための戦い方』ではなく『殺すための戦い方』。 激情に任せただただ目の前の敵を狩り続ける。そんな『強さ』で誰を守れるというのか? そう、実際に守れなかったのだ。なにもかも。 ――――――その事実が他の何よりも深くシンの胸に突き刺さった。 結局、そのことが原因でシンは戦闘の基礎中の基礎から徹底的に叩き直されるはめになったと言うわけだ。 (他にも短気や単純など弱点がぽんぽん露呈していくたび散々矯正されたのだが、それはまた別の話) 例:シグナムの教え どんな状況下でも『冷静さを失わない』こと 相手をよく観察し『動きの癖と弱点を分析する』こと 戦いは常に読み合いである。必ず『二手、三手先を読んで行動する』こと 『地形をうまく利用、征すること』『周りの状況を把握し続けること』etc・・ シンが戦闘中に自分を見失うことなく、冷静に状況を判断できるようになったのも、 シグナムに散々しごかれたおかげである。 デス子『でも、その程度の強さじゃ闇の書の闇にはとうてい及ばない。・・・・引き際はわきまえるべき・・・だよね』 シン「・・・・デス子?」 デス子『あ、はい! 何ですかマスター!』 シン 「戦闘中にぼーっとするなよ。フィールドの分析は終わったのか?」 デス子『え~と、それならもう済ませてあります。魔力反応を分析した結果、物理と魔法が交互に合わさった 複合四層式バリアと判明しました。十年後の情報どおりですね』 シン「なら、計算上『こいつ』で奴をコアごと破壊できるはずだな」 シンは懐にしまった『厳重封印されたレリック』をじっと見つめた。 不気味に赤い光を放つ『それ』は、下手に弄れば奴もろともこの空間をまるご と破壊できる威力を持っている・・・らしい。 (シンはその威力を資料でしか知らない) この戦い、この切り札をどう使うかが鍵になるはずだ。 シン「さて、真っ向勝負じゃ勝ち目がないって身をもって知ったことだし・・・」 シンは残骸の陰からそっと闇の書の闇の様子を窺ってみた。 ――――――いる。デス子の言うとおり、闇の書の闇はこちらを見失ったらしく 周りから生えた触手と共にしきりに辺りを探っている。 こちらを死んだと確認するまで、まず引っ込むことはないだろう。 (もっとも、こちらもこのまま引っ込ませるつもりなどなかったが) シン「あの様子なら、あと数分は時間が稼げそうだな。さてと、これからどうしようか とりあえず魔力はまだ残ってるから・・・」 デス子「・・・・まだやるんですか、マスター?」 シン「当たり前だろ。デス子も何かないか考えてくれ」 シンはこれまでの戦いから対処法を考ようと頭をめぐらせる。 奴の魔力量はほぼ無尽蔵だから魔力エンプティは期待できそうに無いとして・・・。 広域攻撃魔法をまとめて撃った後はしばらくチャージが必要みたいだから、その隙を突けば接近できそうだな。 問題はどうやってあの弾幕をくぐり抜け、奴に近づくかだ。 シン(いや、ダメージを気にしないなら行けるかもしれない。闇の書の強大な魔力が生み出す破壊力は確かに強大だ。 でも、幾ら魔力量があったって収縮して撃てないなら勝機はある) 幸いにも、闇の書の闇のスタイルは広域攻撃型。 より多くの敵を一度に倒すために、圧縮不可能なほどの魔力を一撃に込め、わざと攻撃を 拡散させ敵全体を一掃するスタイルをとっている。 シン(そして『俺』なら・・・。いや、俺だからこそ突破できるはずだ) これまで多くの強力な魔法をその身に受けて、魔法に対し圧倒的な耐性を 持っているシンなら下手な魔導師よりもはるかに頑丈だ。 現に直撃が無いとはいえ、あれほどの攻撃を浴びてもシンはまだ生きている。 シン(武装も魔力も心許無いけど・・・。ここまで来れたんだ、やってみせるさ!) 何とか闇の書の闇を倒そうと躍起になるシン。しかし、それを見るデス子の目は非常に冷ややかだった。 デス子(・・・・マスター、やっぱりあなたは前と同じ轍を踏むつもりなんですか・・・? あなたがもしそうするなら・・・私は・・・。) そして、デス子は最後まで戦おうとするシンと全く逆の選択肢を選んでいた。 ――――――リインフォースを見捨てるという、避けては通れない選択肢を。 前ページ次ページなのはクロスの作品集
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なのは「それじゃ悟飯君、3日間この2人に舞空術の指導を頼んだわよ」 悟飯「わかりました、管理局のみなさんにはフリーザ軍や人造人間の戦いでお世話になりましたしね、お力になれることでしたら喜んで」 なのは「こちらこそありがとう、悟飯君、それじゃ私はミッドチルダに帰るわね、スバル、ティアしっかりやるのよ、悟天君とビーデルちゃんも頑張ってね」 スバル・ティア「はい!」 悟飯「はい、フェイトさんやはやてさんによろしく」 悟天「わかったよ、なのはお姉ちゃん」 ビーデル「ありがとうございます、なのはさん」 3日後・・・ なのは「舞空術を習得できなかったですって?」 スバル「はい、私達は気のコントロールはあまり慣れてなくてもう少し修行が必要だと悟飯さんが・・・」 ティア「でもコツは掴んでいると悟飯さんは言いました。なのはさん、あと数日ミッドチルダで舞空術の修行をさせて下さい」 なのは「そんなの当然でしょ!私は地球で3日間で舞空術を習得しろと言ったのよ! あなたたちは飛行魔法の素質が無いからかわりに舞空術を習得させようとしたのに・・・期待を裏切るなんて・・・ あなたたち罰として今月の給料全額カット!そして舞空術ができるまで毎日トイレ掃除よ!悔しかったら明日からの訓練で早く舞空術を習得することね!」 スバル「そんな~~~!」 ティア「明日から地獄だわ~~~!」 おわり 単発総合目次へ DB系目次へ TOPページへ
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既に士郎を除く他のボディーガード達はテロリストの襲撃によって殉職。 もはや残るのは士郎一人のみ。しかし士郎は「小太刀二刀御神流」正当継承者。 最後の一人になってもなお獅子奮迅の活躍でテロリスト達を返り討ちにしていく。 そこで突如現れるテロリストのボス。どんな組織でも頭が潰されれば崩壊する。 士郎がテロリストのボスに狙いを絞るのは当然の事だった。 だがその直後、ボスの指先から放たれた光線に貫かれた。 士郎は何が起こったのか分からなかった。そして彼は知らなかった。 これが彼の知り得ない技…魔術による物だと言う事を。 そしてその存在を完全に消し去られる直前に士郎は脳裏に見た。 19歳に成長した娘、なのながこのテロリストのボスと相対して仇を取る光景を… それは単なる願望…死の間際に見た幻だったのかもしれない。 しかしそれを見た時士郎の顔に笑みが浮かび、笑いながら死んでいった。 単発総合目次へ DB系目次へ TOPページへ
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番号 略名 正式名 252 プルクローン2 プルクローン2 階級 NT値 戦艦 航空 車両 MS MA 曹長 3(B覚醒) × ○ ○ ○ ○ ランク 指揮 魅力 射撃 格闘 耐久 反応 S 9 0 12 9 10 15 A 8 0 10 8 9 13 B 7 0 8 7 8 11 C 6 0 6 6 7 9 D E 参加陣営 参加時期 離脱 死亡 ジオン公国 アクシズ滅亡後アライメントChaos(←50%)で加入 曹長C アライメントLaw(20%→)で離脱 アクシズ ニュータイプ部隊研究計画実行敵性以外の技術LV24以上で加入 曹長C アクシズ・グレミー出現で離脱 アクシズ・グレミー 50T以降アライメントChaos(←80%)強化人間開発提案YESで加入 曹長C ネオジオン アライメントChaos(←50%)で加入 曹長C アライメントLaw(20%→)で離脱 テム・レイ軍 アライメントChaos(←80%)で加入 曹長C アライメントChaos(20%→)で離脱 味方会話キャラ 敵戦闘時会話キャラ 友好キャラ プルツー グレミー・トト 専用機 戦闘前特殊セリフ機体 寸評 プルクローンの中では、反応が最大。一番前にスタックしよう。 うんちく等 プルフォウ?グレミー軍との戦闘前、マシュマーはエンドラの艦内放送でグレミーのNT部隊はガンダムチームより遙かに手強い、と言っている。このゲームのプルのクローン達の名前はいかにも仮名という感じであるが、『機動戦士ガンダムUC』でマリーダがかつてプルトゥエルブと呼ばれ、プルツー以降も同じようなネーミングだったことが判明しているので、この子も正式にプルフォウでいいのかもしれない。 このページ内で加筆、訂正があり、編集方法が判らない方は、下のコメントからどうぞ。編集が出来る方は気付き次第、編集お願いします。ページ内容編集に直接関係の無い内容は雑談用掲示板でお願いします。 射撃・反応の最終値は強化マシュマーと同じ。格闘と耐久は向こうの方が7上だがスタックの中列以降で使うのならば互角と言える。 -- 名無しさん (2014-02-01 22 14 11) プルクローンの中で一番可愛い -- 名無しさん (2024-03-30 20 52 39) 名前 コメント
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ダブルクロス The 3rd Edithion PL名:にゅい 「………数を揃えれば、勝てると思ったのか?」 ―― "対象A(パッケージ・アルファ)"呑海 影子、"ムーンドッグ"の一個小隊を前に 【基本情報】 名前:呑海 影子(のうみ・えいこ) コードネーム:"対象A(パッケージ・アルファ)" 年齢:不明 性別:女 星座:不明 身長:154cm 体重:45kg 血液型:不明 ワークス:レネゲイドビーイングD カヴァー:女子高生 ブリード:ピュアブリード シンドローム:ウロボロス 【能力値】 肉体:2 回避1Lv 感覚:2 精神:4 RC1→4Lv【6】 意志1Lv 社会:1 交渉1Lv 情報:UGN1Lv 調達2Lv【4】 【ライフパス】 出自:孤独な魂 経験:脚光 邂逅:好敵手 覚醒:無知(侵蝕値:15) 衝動:飢餓(侵蝕値:14) 基本侵蝕値:43 HP:28 行動値:8 戦闘移動:13m 全力移動:26m 常備化ポイント:6 財産ポイント:0 【Sロイス】 【ロイス】 Dロイス:古代種 都築京香 P:有為 N:隔意 美奈瀬夏希 P:尊敬 N:不安 【エフェクト】 No : 名称 : Lv : タイミング : 技能 : 難易度 : 対象 : 射程 : 侵蝕 : 制限 : 効果 - : リザレクト : 1/3 : オート : - : - : 自身 : 至近 : 効果 : - : (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 - : ワーディング : 1/1 : オート : - : 自動 : シーン : 視界 : なし : - : 非オーヴァードをエキストラ化 00 : フラットシフト : 1/1 : メジャー/リアクション : 本文 : - : - : - : 0 : Dロイス : 組み合わせたエフェクトの侵食値合計を0に。シナリオ1回。 01 : ヒューマンズネイバー : 1/5 : 常時 : - : 自動 : 自身 : 至近 : - : RB : 衝動判定のダイス+LV個。 02 : オリジン:レジェンド : 1/5 : マイナー : - : 自動 : 自身 : 至近 : 2 : RB : シーン間、【精神】判定の達成値+[LV*2]。 03 : コンセントレイト:ウロボロス : 2/3 : メジャー : シンドローム : - : - : - : 2 : - : 組み合わせた判定のクリティカル値を-LVする(下限値7)【20】 04 : 原初の赤:魔獣の衝撃 : 1/7 : メジャー : RC : 対決 : - : 視界 : 3 : - : [攻撃力:+5]の射撃攻撃、判定ダイス+LV個、ラウンド1回。侵蝕率基本値+3 05 : 混色の氾濫 : 1/5 : メジャー : シンドローム : - : 範囲(選択) : - : 2 : - : 対象を範囲(選択)に変更、シナリオLV回。【15】 06 : 原初の白:ブラッドバーン : 5/5 : メジャー : シンドローム : 対決 : - : - : 6 : 80% : 攻撃力+[LV*4]、HP5点消費。【35】 07 : 原初の黒:マスヴィジョン : 5/5 : メジャー : シンドローム : 対決 : - : - : 6 : 100% : 攻撃力+[LV*5]、シナリオ3回。侵蝕率基本値+3【35】 【イージーエフェクト】 No : 名称 : Lv : タイミング : 技能 : 難易度 : 対象 : 射程 : 侵蝕 : 制限 : 効果 - : : : : : : : : : : 【武器】 名称 : 種別 : 技能 : 命中 : 攻撃力 : ガード値 : 射程 : 常備化 : 解説 : : : : : : : : 【防具】 名称 : 種別 : ドッジ : 行動 : 装甲値 : 常備化 : 解説 : 防具 : : : : : 【一般アイテム】 名称 : 種別 : 技能 : 常備化 : 解説 : : : : 【コンボ】 名称 条件 組み合わせ タイミング/技能/難易度/対象/射程/侵蝕値/ 判定/CT/攻撃/備考 「滑稽ね」 ~79% 3+4 メジャー RC 対決 単体 視界 10 5D+6 8 5 「軽率だわ」 80~99% 3+4+6 メジャー RC 対決 単体 視界 16 5D+6 8 25 HP5代償 「…勝てると思ったのか?」 100%以上 3+4+6+7 メジャー RC 対決 単体 視界 22 6D+8 7 59 HP5代償 初手マイナーで《オリジン:レジェンド》使用、判定の達成値+[LV*2]。シーン間持続。侵蝕値2。 《混色の氾濫》で範囲(選択)にした場合、侵食値+2. 【都市伝説】 瑞奈市の都市伝説のひとつに、"A子さん"というものがある。 姿は中学生~高校生ぐらいの少女で、 真っ黒な髪に、真っ黒なワンピースを着ているという。 "A子さん"は独りきりで遊んでいる子供――例えば公園など――の傍らに ふっと現れては、陽が暮れるまで一緒に遊んでくれる。 或いは、道に迷って泣いている子供の前にふらりと現れては、 見知っている場所まで手を引いて連れ戻してくれる。 そういったものだ。 実際、子供の頃に"A子さん"に遊んでもらった、迷子になった時に助けてもらった、 と証言する人間は、数は少ないものの、存在する。 しかし証言者も、子供の頃の記憶であるからして、 その証言の内容は曖昧であることが多い。 ただし、ひとつだけ共通していることがある。 "A子さん"は子供たちの味方である、ということだ。 いつでも彼女は泣いている子供、寂しがっている子供の前に 不意に姿を現わしては、子供たちを慰めてくれる。 不思議な友達、 子供たちの味方。 ふっと現れては、助けてくれて、 事が済めば、影のようにいなくなってしまう。 これが瑞奈市の都市伝説、"A子さん"である。 【設定】 キャライメージ http //sky.geocities.jp/lanuitsite/DX3_NoumiEiko.jpg 主に瑞奈市に棲息するレネゲイドビーイング。 理由は謎であるが、幼稚園児から小学校低学年程度までの子供に対し、 常に友好的な態度で接することで知られている。 一見、温厚そうに見えるものの、自らに敵対する者や、 子供をターゲットにした犯罪者には一切の容赦がなく、 彼女の手によるものと思われる殺害事件の例には、枚挙に暇がない。 またレネゲイドビーイングとしての実力も強大なもので、 彼女を危険視して送り込まれた"ムーンドッグ"の一個小隊を 数分のうちに全滅させた事例が確認されている。 人間を"喰う"性質があるらしく、その現場からは、 血塗れの衣服、装備は発見されたものの、遺体は一切確認されなかった。 あまりに強大な力――恐らくマスターレイスすら凌駕する――と苛烈な性格から UGNでも危険視されており、コードネーム"対象A(パッケージ・アルファ)"の名で知られている。 しかし今のところUGNに対しては極めて友好的、協力的な態度を取っており、 正規エージェントではないものの、イリーガルとして活動。 現在はUGN瑞奈支部協力のもと、人間としての戸籍を手に入れ、近隣の高校に通っている。 普段は高校の制服で生活をしているが、私服を着ることもあり、その色は決まって黒一色である。 【性格】 本人は意識していないが、尊大な物言いが目立ち、 また勝手気ままに行動することから、協調性に欠けるきらいがある。 仲間と認めた人間や、子供に対しては温厚で友好的な態度を取るが、 しかしやはり、レネゲイドビーイングであるということから逃れられはしないようで、 どこか人間とはかけ離れた異質な価値観・考え方を露呈することもある。 研究者肌とでもいうべき気質があり、興味を持った事柄に対しては、 根気強く、徹底した観察をする傾向がある。 【エフェクト描写】 自らの影の中から、無数の影の塊――彼女はこれを"子供たち"と呼んでいる――を呼び出し、 その群れを一斉に敵にけしかける。 群れは、敵と見なした者を防具や装甲の上から、あるいはその隙間に入り込み、 徹底的に齧り、喰らい尽くす。 また"子供たち"を宙に浮かべて高速で敵を貫く弾丸として射出したり、 影をかき集めて巨大な腕と化し、敵を握り潰したり、地面に叩きつけたりと、その戦い方は多彩である。 【成長履歴】 2014. 5.13 《螺旋の悪魔》 取得 15点 2015.12.06 初回セッション後のリビルド、上記エフェクトの取得を破棄、経験点に還元。 【参加シナリオ】 2014.05.21「futuristic imagination」GM 汐さん 【コンセンサス】 ●とてもやりたいこと ●NGなこと
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番号 略名 正式名 254 プルクローン4 プルクローン4 階級 NT値 戦艦 航空 車両 MS MA 曹長 3(B覚醒) × ○ ○ ○ ○ ランク 指揮 魅力 射撃 格闘 耐久 反応 S 9 0 9 14 14 8 A 8 0 8 12 12 7 B 7 0 7 10 10 6 C 6 0 6 8 8 5 D E 参加陣営 参加時期 離脱 死亡 ジオン公国 アクシズ滅亡後アライメントChaos(←80%)で加入 曹長C アライメントLaw(0%→)で離脱 アクシズ ニュータイプ部隊研究計画実行クィン・マンサ開発プラン提案で加入 曹長C アクシズ・グレミー出現で離脱 アクシズ・グレミー 50T以降アライメントChaos(←80%)強化人間開発提案YESで加入 曹長C ネオジオン アライメントChaos(←80%)で加入 曹長C アライメントLaw(0%→)で離脱 テム・レイ軍 アライメントChaos(←80%)で加入 曹長C アライメントChaos(20%→)で離脱 味方会話キャラ 敵戦闘時会話キャラ 友好キャラ プルツー グレミー・トト 専用機 戦闘前特殊セリフ機体 寸評 格闘14を達成した代わりに、射撃と反応がプルクローンの中で最低となっているが、NT値3で補えるので中堅以上の水準を保ってはいる。 うんちく等 プルシックス?キャラのゲーマルクとの戦いで全滅したと思われていた姉妹たちだが、その後、生存が確認された者がいる。プルトゥエルブ、マリーダ・クルスである。また、外伝的内容のイボルブでも、ジュドーと共闘したプルクローンが作中に登場している。 このページ内で加筆、訂正があり、編集方法が判らない方は、下のコメントからどうぞ。編集が出来る方は気付き次第、編集お願いします。ページ内容編集に直接関係の無い内容は雑談用掲示板でお願いします。 補正値込みだと戦闘系のパラメーターは最終的にシン・マツナガと似たような数値になる。ファンネルを撃てるシン・マツナガと思うと悪くはない。 -- 名無しさん (2013-11-30 21 52 41) 格14射15耐14反14はマツナガよりもバーニーに近い。またグレミー軍でマシュマーを味方にしない場合ザクⅢ改、サイコⅡの格闘を2倍にできるという独自の価値がある。 -- 名無しさん (2017-05-24 22 44 34) 顔なし強化人間は元が別人なのでそれぞれ別タイプなるのはわかるけどプルのクローンなのに射撃・反応低めで格闘・耐久本家より上なのにプルのクローンとは・・・ゲーム的にしょうがないか -- 名無しさん (2017-05-26 07 19 40) 同じ能力傾向のNT-003がライラに毛が生えたレベルと比較し、こちらはOTエースとも遜色ない実力。NT補正の差が重い。 -- 名無しさん (2021-08-18 12 10 16) 名前 コメント
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クロス 聖書外典ダニエル書附録に登場するペルシア人の王。 ダニエルはこの王の側近として登場する。