約 698,352 件
https://w.atwiki.jp/uyoku310/pages/54.html
あれから半年がたった。俺達は相変わらず変わってない。変わった事って言ったら俺がようやく単車の免許取りに教習所入った事と、信義に彼女ができた事ぐらいだ。学校ではジローと幸雄が毎日バカな事ばっかりしてるから楽しかった。もちろん暴走活動もきちんとしてた。クリスマスや正月。クリスマスの時はさすがに香織に怒られたけど。 変わらない毎日。少し退屈だったけど一番静かな時間だった。俺達は高二になった。この頃にはベルからPHSに変わる。どこでも電話が繋がる。便利な様でちょっとめんどくさい。 ある日真也のピッチに電話がかかってきた。 信義からだった。 「陸が寿連合の奴らに袋にされた。」 陸は中学の時に俺と竜が逮捕される事になった事故を起こした奴。正直、どーでもよかった。 「ふーん。陸は俺達のカンバン(チームの名前)出したの?」 「ちゃんと出したみたいだ。それで負けて帰ってきた。喧嘩だな。」 寿連合は最近できたチームだ。俺達が潰した暴弾の残党達と、セントマリナーズって野球チームみたいな名前の愚連隊がくっついてできた。人数はそこそこいる。 「じゃー今夜早速狩りに行くか。最近走ってなかったし。」 真也は嬉しそーだ。最近暇だったから。 「じゃー10時にクイーンな。遅れたら置いてくぞ。」 信義はそー言って電話を切った。
https://w.atwiki.jp/uyoku310/pages/90.html
山崎が車から降りてきた。格さんは両手を縛られてる。 「金は?用意できたんだろーな?」 「用意してあります。とりあえずそいつ放してください。放してくれたら渡しますよ。」 「…調子に乗ってんじゃねーぞ、クソガキが!テメーらの立場ってもんがまだわかってねーんじゃねーか?」 「そんな事ないですよ。お願いだから放してください。」 俺が時間を稼いでる間に真也が運転席に回り込む。窓を空けながらタバコ吸ってる間抜け顔した運転手を逃げられない様にするためだ。山崎が何か言おうとした時、真也が鍵を抜いて運転手を引きずりおろした。 「何考えてんだコラァ!」 山崎は俺から目を離した。真也は夢中で運転手の奴を殴る。止めに入ろうとした山崎の頭を俺は後ろからボンネットに叩きつけた。逃げようとするから何度も何度も。単車が当たってぐちゃぐちゃになったグリルに血だまりができる頃、ようやく智光先輩が俺達を止めた。 「もーそんぐらいで勘弁してやれ!死んじまうぞ!!」 「…おい、チンピラ。今度から喧嘩売る時は相手選んでやれよ。次は殺すぞ。」 俺がそー吐き捨てると山崎が言った。 「…てめぇ。俺達にこんだけしたって事はどーなるかわかってやってんだよな?明日てめぇらの家に行くからな。親に金用意しとく様に言っとけや!」 智光先輩がキレた。 「何楽しそーに明日の話してんだ?テメーに明日が来ると思ってんのか?さっきまでテメーがつれ回してた奴は俺の舎弟でウチの組の人間だ!それにコイツらはそいつの友達で全員俺の家族みてーなもんだ!その家族にこれだけ無茶かますって事は俺と喧嘩するって事だよな?カンバン背負ってるならさっさと出せや!!俺もカンバン出して徹底的にやってやる!!テメーどこの身内だ?俺の前でデケー声で言ってみろコラァ!!」 山崎がビビった。正直、俺もおっかなかった。智光先輩は名刺を出した。山崎の顔色がどんどん青くなってく。 「とりあえずコイツらの治療費と俺への迷惑料で明日までに300持ってこい。用意できねーなら貸してくれるとこ紹介してやっから!オメーらもこれからも生きていきたいならこの条件飲むしかねーよな?」 「…はい。わかりました。」 「明日金入ったら格田に連絡すっから。お前ら今日は帰れ。あとは話つけとくから。ご苦労だったな。」 「どーもありがとうございました!」 やっぱヤクザは怖え。でも金にはなる。再認識させられた夜だった。
https://w.atwiki.jp/uyoku310/pages/86.html
幹部会は何も問題なく終わった。信義が終始怒ってたけど他は問題なかった。次の頭は信義に決まった。 「じゃー土曜日な!」 そー言ってマックを出た。時間はまだ9時。まだ家には帰りたくない。ってか今日も香織が家で待ってる。最近は夜に家に来て次の日の朝一緒に学校行くのが日課になってる。サボり防止なんだろーけど正直めんどい。 「おかえりー!いま亜子ちゃんと電話してたとこ!信義君が親分になるんでしょ?すごいね!」 亜子ちゃんは信義の彼女だ。香織の友達。 「親分じゃねーよ。頭だよ。やりたくねーって最後までごねてたけど。」 「でも一番えらいって事でしょう?それなのに嫌なの?」 「一番えらいって事は一番責任が重いって事だ。いろいろ考えなきゃならないから大変なんだよ。それより今日も泊まりかよ。姉ちゃん心配すんぞ!」 「平気だよ。電話したし。アンタが学校さぼるからでしょ!それに…生理前だし。」 「そんな理由かよ!」 「…嫌?」 「嫌じゃねーけどさ。結婚前の女が何日も男んちに泊まってたら他人が見たらなにかと思うだろ?」 「別に普通だって。」 「…そんなもんかな。」 「そんなもんだよ。」 電話がなった。格さんからだ。 「何やってんの?暇?」 「女来てるけどどーした?」 「香織ちゃん来てんだ。そんじゃわりぃな。また後でにするわ。」 「大丈夫だよ。何だよ?」 「いや、ちょっと流しいかないかなって思って。土曜日で乗れなくなるじゃん。」 「わかった。いまから出るわ。」 「俺、迎えに行くから待ってろよ。今日は自分の単車で走りてーし。」 「じゃー待ってっから。家の前来たら表出てくわ。」 「わりぃな。香織ちゃんによろしく言っておいてくれよ。」 電話を切った。 「浮気?」 「そう。チンポついてるけどな。ちょっと格さんと遊んでくるな。もーちょい待ってて。」 「わかったよ。気をつけてね。」 外で単車の音が聞こえた。来るの早えーよ。 「いってくるな!」 香織は手を振ってた。
https://w.atwiki.jp/uyoku310/pages/38.html
仁さんを本気で止める俺と真也。俺達の本気とは裏腹に仁さんは真也のCBXで走って行く。仁さんは木刀と特殊警棒を持って、特殊警棒を真也に渡した。俺と真也がどんなに止めてもこの暴走機関車は止まらない。10分もしないうちに、3日前に俺がフルボッコにされた忌まわしいボーリング場に着いた。その頃ジローと幸雄は、格さんに電話して、俺達がどんな状況でどれだけエライ事になってるか伝えてくれてた。真也のベルに格さんから連絡がきた。珍しく番号じゃなく文章。 「ジブンデナントカシロメンドウミキレン」 と入ってた。俺達は絶望した。 ボーリング場ではやはりボーリングやりにきたって感じじゃない奴がこっちを見た。仁さんは怯むことなく、 「雹の三吉だよ。頭連れてこい!!」 と怒鳴った。すると、そいつはすぐに上に行き頭らしき奴を連れて降りてきた。東龍会の頭は俺達の一コ上で「トンカツ」ってあだ名のゴツイ奴だった。あだ名の由来は知らないが、とりあえず仁さんよか喧嘩が強そうな事だけはすぐにわかった。仁さんは、そんなトンカツの見た目にビビることなく、 「てめぇが頭か。3日前にてめぇらにやられた奴は俺の身内だ。後ろにいるのはやられた奴の後輩で、アイツの後輩って事は俺の身内って事だ。俺の身内に手を出すって事は俺に喧嘩売ってるって事なんだろ!どうすんだこのガキ!!」 ってタンカを切ってた。トンカツはめんどくさそうに、 「もーケツモチ同士で話はついてるし、文句があるならウチのケツモチに言ってください。」 って見掛けとは反比例した大人の対応をした。 だが、俺達の前にいる大人は、そんな対応されると余計に火に油になっちまうって事を、トンカツはわかってなかった。 仁さんはさらにヒートアップしていき、木刀だと思っていた日本刀を抜いた。 刃をトンカツの首につきつけて、仁さんは言った。 「ヤクザがヤクザ相手に話してどーすんだよ。俺達は暴力使うから暴力団って言われてんだよ。ヤクザが話し合いなんてするわけねぇーだろ。わかったらさっさと金包んで持ってこい。」 …どーやらこの人こんな事してるけど、立派なプロの方でした。 流石にトンカツも首に刃が食い込み血は出てくるし、目の前にいるヤクザは話が通じない肉食動物だしで踏んだり蹴ったりでちょっと泪目になってた。ここで空気の読めない真也がまさかのキラーパス。 「仁さん、ヤクザはヤクザのやり方のケジメの取り方がありますよね。」 真也、それはだめぇ!! 仁さんはその気になりトンカツに向かって、 「おし。左手の小指で勘弁してやる。左手下に置け。」 と言って、トンカツの首から刃を外して左手の小指をロックオンした。 このままじゃトンカツの小指は手からバイバイしちゃうと思った俺は、 「それが嫌なら自分の指に値段付けてみろよ。地獄のさたも金次第って言うだろ!!」 っとトンカツに言った。トンカツは最初に10万って数字を提示してきたが、お前の小指はそんなに安いのかと一蹴され、結局50万で話がついた。 仁さんは俺と真也に30万渡して、残りは飯田さんの治療費に渡すって言ったそのまま帰っていった。俺達はこの日また一歩大人になっていった。
https://w.atwiki.jp/uyoku310/pages/105.html
約束の日が来た。佐伯水源に向かう。信義に話通してこの喧嘩は俺に預けてもらった。家を出ると見たことある顔がそこにはいた。格さんだ。 「久しぶり。いまから佐伯水源行くんだろ?付き合ってやるよ。」 「…信義に聞いたんか?相変わらず情報はえーな。今日は俺の喧嘩だ。手出しすんなよ。」 「心配すんなよ。金にならねー事はしない。一応プロだし。ただちょっと崔って奴の顔が見たいだけだ。一度も見たことねーからさ。見てみてーじゃん。俺と同じぐれー強えんだろ?」 「プロがアマチュアの世界にでしゃばんなよ。テメーは卒業したんだから。まぁ立会人って事でついてきてもいいけど、邪魔はすんなよ。」 「わかってるって。でもまさかお前が崔とやるとは思わなかったよ。俺より弱いのにwwww」 「うっせーな!しょーがねーだろ!無駄口たたいてねーでさっさといくぞ!あと、帰りはお前運転だからな!」 「ふざけんな、俺が単車なんか転がしてんの兄貴に見つかったらえらい事になんの知ってんだろ!?お前運転しろよ!」 「かてー事言うなよ。たのむかんな。」 格さんはうなずかないけどいつもなんだかんだでやってくれる。そんな奴だ。 「じゃー行こーぜ。帰りは病院経由でwwww」 緊張はなくなった。コイツの前でカッコ悪い姿なんて見せらんねーしな。 いまはキツくてもあと10年もしたら笑い話になんのかな。俺達みたいなガキの喧嘩に理由なんてない。目があった、肩がぶつかったですぐに喧嘩になる。そんなくだらねー理由で喧嘩できんのなんていまだけだ。そんな事考えてたら佐伯水源に着いちまった。崔も一人だけ連れて来てた。 「…遅かったな。逃げたのかと思った。」 「ちゃんと日本語しゃべれよコノヤロー。キムチ臭え奴なんかにビビる訳ねーだろ。さっさとはじめよーぜ。」 「もう一人は誰だ?タイマンじゃなかったのか?」 「こいつは立会人だ。プロだから気にすんな。ガキの世界に首突っ込む程暇じゃねーって。」 「テメーが格田か。こっちも立会人一人つけるから。いいよな?」 「勝手にしろ。じゃーそろそろはじめよーぜ。」 崔はくわえてたタバコを投げ捨てた。ゴングがなった。
https://w.atwiki.jp/uyoku310/pages/44.html
ゲーセンに着くと、他のチームも集まっていた。ナイト(近隣で一番大きいチーム)と雹(仁さんがいたとことは別。雹は色々事情があって、二つに割れてる。)も集まっていた。他にも何チームか来ていて、単車と車合わせて約120台ぐらいだ。駐車場は族車で埋め尽くされた。 基本的に追悼だから揉め事なんかは御法度だが、小競合い程度はあちらこちらで始まっていた。 「よそのチームと仲良くするな。周りは全て敵だ。万が一乱闘になったら、旗の下に集まれ。」 そう言うと格さんは主催のマイク先輩に挨拶しに行った。 しばらくすると、一人でこっちに近ずいてくる奴がいる。雹の頭のみっ君だ。みっ君は俺の単車を見てる。 「へー、お前もKH乗ってんだ。俺、SSなんだ。」 と屈託のない顔で笑う。 「今度一緒に走ろうぜ。」 そう言ってみっ君は谷先輩の方に行ってしまった。 やる事がないのでボーっとしていると、前の方に人だかりができた。 マイク先輩が拡声器でしゃべってる。 「キョウハウチノジモトノセンパイノタメニドウモアリガト。センパイキットヨロコンデルカラ。」 どう聞いても片言の日本語にしか聞こえない。演説は続く。 「キョウハケンカトカナシダカラ。ケンカシタヤツハオレガコロス。」 言葉はコメディだが内容はシリアス。 「ソレジャーイーグルセントウデデルカラ。ヨロシク!」 そう言ってろくにルートも言わずに拡声器を谷先輩に渡す。 「事故現場に着いたら1分間黙祷するから。ルートは各チームの先頭に伝えてある。それじゃもう出るから準備ができたら俺達の後ろに並んで。」 120台が一斉にエンジンかける音はジェット機よりもうるさい。イーグルが出て次がナイト。ウチのチームは一番最後で、後ろに谷先輩がいる。谷先輩が今日のケツモチらしい。 全員出るのに10分かかった。 お祭はまだ始まったばかり。
https://w.atwiki.jp/uyoku310/pages/30.html
すべてが終わり、俺達は新しいチームを作った。 誰からも文句を言われない、俺達が初代のチームだ。 頭は一平って奴がやる事になった。コイツは口ばっかりの調子いい奴で、俺と真也と同じ高校に入ってたけど、喧嘩にも参加しないし、女の前でだけ格好つけるために大きい事を言う、ちょっと友達にはなりたくないタイプの奴だった。なぜこんな奴が頭になったかと言うと、格さんがバカだから、アミダで頭決めようぜなんて言い出したからこんな事になっちまった。だけど、実質、格さんが頭みたいな感じだったから、一応飾りだけど頭として置いてみた。俺は特攻隊長になった。喧嘩や暴走でいつも一番最初に突っ込んでいく役。信号止めたり、検問に突っ込んだりは俺の仕事になった。特攻隊は、俺と信義の二人だけだったから、隊長って言っても名前だけだったけどな。真也は親衛隊長。真也の下にはマッキーってあだ名の奴がついた。こいつらの仕事はケツモチ。パトカーやヤクザがきたら死にもの狂いで奴らを止めなきゃならないって言う、なんとも損な役回りだ。 他にもメンバーはいたけど基本的に格さんと真也と信義と俺でチームのことは決めてた。 俺達はまず名前を売らなきゃならないから手近なチームを潰す事にした。標的は暴弾ってチームでけっこう昔からある、由緒正しいチームだ。人数は20人くらいだから、けっこうお手軽な相手だと思ってたのが間違いの始まりだった。
https://w.atwiki.jp/kongousekiandsinju/pages/41.html
ストーリーの攻略 トキワシティ おじいさんからポケモンゲットの方法を教えてもらい「きのみジュース」を10個入手。 かがやきへのみち 芽が出ている所から、「オレンのみ」が50個取れる。 トキワのもり トキワのもりを抜けると、ゲートで虫取り少年に勝負を仕掛けられる。 そよかぜどうろ ニビシティ入り口前で「ダーク」に勝負を仕掛けられる。 ニビシティ 街の左上に行き、警察官二人とバトル。 タケシを倒し、街の出口付近の研究員から、「サイコソーダ」を12個入手。 街の右に行き、「レッド」とバトル。 ハナダシティ ロケット団のしたっぱ(オカマ)とバトル。 ヤマブキシティ シルフカンパニーに入ろうとすると、「ライト」に勝負を仕掛けられる。
https://w.atwiki.jp/www325088/pages/10.html
コメントプラグイン @wikiのwikiモードでは #comment() と入力することでコメントフォームを簡単に作成することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/921.html#id_476878da たとえば、#comment() と入力すると以下のように表示されます。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/guide/pages/2214.html
いつもご利用ありがとうございます。 以下の時間帯で緊急にメンテナンスを行っております。 対象 www49.atwiki.jp , www50.atwiki.jp 時間 2011年10月13日 午後00時00分頃~ 午後01時00分頃 この度は、大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。 その他お気づきの点などございましたらお気軽にお問い合わせください。 これからも宜しくお願い致します。