約 2,185,252 件
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/1396.html
SIDE-N ゆかちゃんと別れて一年。 あ〜ちゃんと付き合って一年。 そして。 ゆかちゃんと浮気して一年。 あたし達三人は奇妙な関係で結ばれている。 「あ〜ちゃん、キスしてもいい?」 「しちゃ駄目って言っても、どうせするでしょ?」 「うん。する。」 「のっち、ゆかには?」 「あ〜ちゃんの後にしてあげる」 「えー!つまんない…」 同じベッドに三人。 何も纏わない姿で寄り添う。 あの日あたし達は話し合った。 それぞれの想いを知り、その想いを捨て去ることも出来ないとわかった。 複雑に絡まった糸は解けない。 それならそのまま。 あたしの中では。 相変わらずあたしはあ〜ちゃんが好きだ。 でも、ゆかちゃんも嫌いじゃない。 好きという感情がない訳じゃない。 だったらゆかちゃん。 ゆかちゃんとも立派に浮気でしょ? SIDE-A のっちとゆかちゃんが別れて一年。 ゆかちゃんと付き合って一年。 そして。 のっちと浮気して一年。 私達三人は奇妙な関係で結ばれている。 「もうのっち…拗ねちゃったじゃん…おいで、ゆかちゃん」 「うん!やっぱりあ〜ちゃんは優しー!!」 「やっ、ちょっと…ゆか、ちゃん!」 「あー!ゆかちゃん、あ〜ちゃんのどこ触ってんの!?」 「言えにゃい!」 同じベッドに三人。 何も纏わない姿で寄り添う。 あの日私達は話し合った。 それぞれの想いを知り、その想いを捨て去ることも出来ないとわかった。 複雑に絡まった糸は解けない。 それならそのまま。 私はゆかちゃんが好き。 それは変わりない。 のっちのことは、だんだん好きになってきた。 ゆかちゃんとは比べられないけど。 私もたくさんの愛を受けて、心が動かされないほど冷たい人間じゃないから。 私達の関係が私達の中で正当化されている。 だったらのっち。 私はこの関係に甘えてる訳じゃないよね? SIDE-K のっちと別れて一年。 のっちとまた付き合って一年。 そして。 あ〜ちゃんと浮気して一年。 ゆか達三人は奇妙な関係で結ばれている。 「ひゃ、ぁ、ゆかちゃんっ!」 「ゆかちゃんだけズルイよー!!」 「ん…じゃあのっちもすれば良いじゃん」 「確かに…じゃ、お言葉に甘えて…」 「っ、て、なんでゆかなの?!…ちょっ…だ、めだから」 同じベッドに三人。 何も纏わない姿で寄り添う。 あの日ゆか達は話し合った。 それぞれの想いを知り、その想いを捨て去ることも出来ないとわかった。 複雑に絡まった糸は解けない。 それならそのまま。 もう見返りなんて求めない。 ただゆかはのっちを愛したいだけ。 ゆかの愛を受け取ってくれるだけでいい。 あ〜ちゃんには今まで甘えさせてくれただけ、ゆかに甘えさせてあげる。 でもまた甘えちゃうから、無限ループだね。 でもそこにはちゃんと愛はある。 だったらあ〜ちゃん。 それは愛のある甘えじゃなくて純粋な愛じゃない? ゆか達のこの関係。 間違ってるとか、正しいとか、そんなことが問題じゃない。 ゆかと、のっちと、あ〜ちゃん。 それぞれの想いがどうやってうまく消化されるかが問題。 だからさ。 結局どんな形になったって。 ゆか達三人は。 ————unfaithful girls 終わり
https://w.atwiki.jp/chaosdrama2nd/pages/1490.html
. ― ラステルム王国・赤十字病院 ― 鬼塚夏美「………(病室のベッドで窓を眺めている。入院着からは包帯がチラチラと見えている) 」 コンコンコン……(ノックの音) 鬼塚夏美「…開いてますの〜 」 ヒロ「…(病室の扉を開けて入ってくる。ブジンソードで切られた後の傷や包帯があちこちに見える)…流石に大人しくしてるようだな、いつもみたいに配信してるかと思ったが……… 」 鬼塚夏美「…冬毬に止められてますの。(ヒロの方に向き直る)なんとなく話は聞いてますの。千砂都先輩が色々と大変だったとか… 」 ヒロ「…らしい。‥まだ目を覚ましていないから詳しいことは聞けていないが…座ってもいいかな(ベッドの横側に座る) 」 鬼塚夏美「………ダメだと言ったらどいてくれますの?(ジト目で)…あの刀はゼレオロス帝国による力だったと聞きますの。かのん先輩の仇でもある国の力を借りようなんて……… 」 ヒロ「誠意次第だ(何 聞いたかもしれないが…「かのんちゃんはレギュレイターに殺された」そう言っていた…それを含めて目を覚ましたら聞き出すつもりだ… 」 鬼塚夏美「(なんやそれ) レギュレイターに…?かのん先輩が…??(訝しむような表情で)それで…そんなに浮かない顔をしているんですの(ヒロの表情を見て) 」 ヒロ「……っ(夏美の指摘を受けて俯く)‥それも、ある。(含みのある言葉で返す)……… 」 鬼塚夏美「嫌なら無理には聞かないですの。‥どうせ千砂都先輩のことでしょうけど。(ジト目で) 」 ヒロ「…! 」 ………私なんて、どうだっていい。かのんちゃんを救えなかった私に、救われる価値なんてないのだから…ッ……! ヒロ「………あぁ(沈んだ表情で)叶わんな、君には… 」 鬼塚夏美「………(ヒロの背中に手を添える)あまり思い詰めることはないですの、千砂都先輩が助かったけど何かあったのは明白…話を聞いてあげるだけでも違う‥そう、思いますの。 」 ヒロ「…………まずは話を聞くこと…それから…だな(背中に手が添えられたからなのか、若干表情が和らぐ) 」 数時間後―――― 嵐千砂都「―――――………………ん…………(あれから、どのくらい寝込んでいたのだろう。少女は病室のベットの上で静かに目覚め、視界に広がる白天井から自分の居場所を把握する)………ガサ……(ゆっくりと上半身を起こす。目覚めたばかりで意識が朦朧としているためか、なぜ自分がここにいるのか、思い出せずにいる―――) 」 ヒロ「……………!(ベッドのそばの椅子に座り、千砂都の様子を見ていた)‥‥気が付いたか! 」 嵐千砂都「………?(うすぼんやりとその声のする方へと振り返る)…………ヒロ……く…ん………?(意識がまだ覚め切っていないぼんやりとした眼差しと声音で応える) 」 ヒロ「……(千砂都の様子を見て)あぁ、ヒロだ。ここは病院‥君は数日間眠っていたんだ… 」 嵐千砂都「………そう、か……私……ずっと………(その言葉でようやく今の自分の立場を理解したのだろう。静かに納得したように溜息と共に肩を下ろした)………?その、ケガ……―――――!(そして、ヒロの治療中の全身を見てようやく声を上げた。まだかすかに記憶が混濁しているが、自分が行ったものであることは思い出したようだ) 」 ヒロ「………っ(千砂都の目線、様子を見て)あ、あぁ…大した怪我ではない。気にしないでくれ……… 」 嵐千砂都「…っ…………ごめんね…ヒロ君…… 今、少しずつ…思い出してきたんだ…。私、ヒロ君にものすごく酷いことをしたんだってこと…。とても考えられないようなひどい言葉を投げつけて、たくさん気付付けて……なのに、私は……何も見えなくて、聞こえなくて……何かから逃げるように、ふり払うことで精一杯だったのかもしれない…。 」 ヒロ「………(そっと千砂都の手に手を重ねる)いいんだ、君がこうして…正気を取り戻してくれただけで…(優しい表情で語りかけるが、手の震えが伝わってくる)…かのんちゃんの、ことか? 」 嵐千砂都「……!………うん……っ……(背けるように答える)………私…知っているようで、何も知らなかった……かのんちゃんが、私たちが知らないところで一人で戦っていたこと… 私たちレギュレイターの為に奔走していたこと…… 」 ヒロ「………!俺たちのために…かのんちゃんが……!… 」 嵐千砂都「………そう…… かのんちゃんは……――――― 」 少女は語り出す。明かされることのなかった「渋谷かのん」に纏わる真実を。Zラボのこと。その在処を突き止めていたこと。そこで次々と明かされたゼレオロスと五大国の因果関係、帝国の思想、エーテルベールの抜け道、開発兵器。そして…レギュレイター内部に潜む「内通者」のことを――――― 」 嵐千砂都「―――……それが、私たちの知らなかったかのんちゃんの本当のこと。かのんちゃんは、チーム・Liella!だけじゃなくて、"レギュレイターという組織"そのものを守るために、たった一人で十字架を負ったんだ。 」 ヒロ「……「内通者」、それを突き止めた瞬間に彼女は……(レギュレイターに殺された………そう表現したのはそういうことか!) 」 ヒロ「……(…なぜ、それらの事を今になって君に話したのか、そして君を纏ったあの兵器…何を、企んでいる…?) 」 嵐千砂都「……その話を聞いた時、私の中でも気持ちがいっぱいいっぱいだった。どうして誰よりも組織や人々のために貢献してきたかのちゃんだけが犠牲にならなければならなかったのか。かのんちゃんの功績を誰もたたえないし、そもそも誰も彼女が何をしてきたのかさえ気づいていない。私も含めて。あの日…機械生命体が五大国で初めて観測されたあの日よりもずっと前から、ゼレオロス帝国の計画は始まっていたんだ。そして今、事態は目に視える形で過激化した。早かれ遅かれこうなることは分かっていた。 」 嵐千砂都「分かっていた、はずだったのに……かのんちゃんは…私たちが混乱しないように、それをたった一人で押し留めて、隠して、"自分だけが背負い込めばいい"って…。かのんちゃんの自己犠牲が、ついに限界を迎えてしまった…。それを知って、私ももう…気が気でいられなかったんだ…。(顔を両手で覆う) 」 ヒロ「………………っ!(顔を覆っている千砂都の肩にそっと手を回す)それで、あんなことに………俺も、同罪だったかもしれない。かのんちゃんが今まで何をしてきたのか知らずに………彼女の重責、苦しみ………全く気が付かなかった…!1番大事に思っていたかのんちゃんがそんなことになっているのも知らずにいてしまった…その苦しみはわかる。 」 嵐千砂都「……そしたらもう、目の前が真っ暗になって……ただ、ただ、かのんちゃんに報いようって。その為に自分にできることをしようって。たとえ…世界を敵に回すことになろうとも……好みが朽ち果てようとも……大好きだったかのんちゃんがしてきたことを、無駄にしない為に。かのんちゃんが戦い続けてきたあかしを、私がちゃんと遺す為に……。 」 ヒロ「…それで、あの力か…(ブジンソードの姿を思い出し)自分を犠牲にしても、それでも…君は、かのんちゃんの事を……(そんな事を、本当に…かのんちゃんは望んでいたわけがなかった………なんて言っても………) 」 嵐千砂都「…………でもね…――――(ヒロが言い淀みかけた時、何か吹っ切れたようにフッと軽い笑みがこぼれた)……その必要は、なかったみたい。あの時…ヒロ君に斬りかかろうと暴走した私の前に、「かのんちゃん」が現れたんだ。きっと幻覚かもしれないけれど、あの顔…あの眼差しは、どこか本物に似ていて…。かのんちゃんに止められてようやく目が覚めたんだ。かのんちゃんの遺志は、確かに私や…私たち「Liella!」に託されていたんだって。かのんちゃんは、いなくなってもまだどこかで私たちのことを見守ってくれている。そのことに、気づけたんだ。(どこか嬉しそうに表情を綻ばせる) 」 ヒロ「…もしかして、動きが止まったあの時…か!("かのんちゃん"を感じたのは、俺だけではなかった‥ちぃちゃんもまた、それを感じた‥と言うことか……!)(自身に何度も聞こえてきた彼女の声を思い返し)かのんちゃんのおかげで、君は…取り返しのつかないことにならずに済んだ。……皆の和を、なんとしても取り戻さないといけないな… 」 嵐千砂都「……!うん…… ヒロ君……その……ありがとう……。私を連れ戻す為に、君も頑張ってくれたことに気づかなくて…。でもお陰で、踏みとどまれた。これで、もう…―――――!(そう安心しかけた時だった。肝心なことを思い出したかのように目を大きく見開いたのだった)……そうだ……!こうしちゃ、いられないんだった……!"行かなくちゃ"…っ……! 」 ヒロ「………!あ、焦っちゃいけない!君はまだ…!(千砂都の様子を見て) 」 嵐千砂都「はぁ……はぁ………!ダメ、なの……このままだと……ラステルムは、まもなく"陥落"する……!「内通者」の思惑に則って、もうすぐとんでもないことが起こる……!急いで、ここを離れなくちゃいけない……っ……!そうなる前に「内通者」を見つけて排除するはずだったけど……もう、そんなこと言っている場合じゃないから、ね…。とにかく、ヒロ君、みんなを連れて…この国を離れよう…!」 嵐千砂都「そして向かうんだ…「地下」へ……!いつか、必ず、「内通者」はそこに現れる…!ゼレオロスと五大国を結ぶ「地下鉄国《アンダーホーム》」へ行けば、きっと……! 」 ヒロ「…「内通者」が現れる………そしてその「内通者」を…待ち構えて迎え討とうと言うのか……! 」 嵐千砂都「……!(コクリと強かに頷く)……かのんちゃんだけじゃなく、私たち全員を陥れた人…。その人物こそが、ゼレオロスが再び五大国を攻める機会を与えた…!お願い、ヒロ君…私と一緒に……! 」 ヒロ「……!(千砂都の言葉を聞き)君1人に無理はさせられない。俺も…………………………行くよ(強い表情で千砂都に) 」 相馬和樹「(頬をさすりながら隙を見せた片桐を見据え)いけねぇなぁ。決めるときはきっちり決めねぇと、なっ!!(ナイフによる斬撃。常人離れしたスナップからくる二連、三連の斬撃をみまう)」 片桐「 ガタ …… ン (揺さぶられた棚の天辺から酒瓶が落ちてくる。相馬が間合いに迫る中、ノールックでそれを手に取り……) パ ァ ンッ (床へ勢いよく叩きつける。飛散する液体、充満する酒気、舞うガラス片。それらで先手を取った相馬の斬撃に僅かな遅れを齎し――) ガッ ガッ ギ ィ ンッ !!!! (棚から引き抜いた精肉加工用の出刃包丁を抜き取り、相馬と左右反対ながら全く同じ軌道の斬撃をぶつけ相殺。その後ローリングし、相馬との距離を開け再び構え直す) お前も若いって年じゃねえだろォォォ……いいなァァァ足腰自由でよォォォ…… 」 相馬和樹「どう見たって俺の方が若いお兄さんって感じなのに、無粋だねぇ。だが………(クルクルとナイフを指で器用に回しつつ)もうアンタは俺の『術中』にハマった。RKからは逃げられない(不敵な笑みを浮かべるや再度斬りかかる。だが先ほどより少しセーブした動きで余裕のある連撃を片桐に) 」 片桐「(ガジェットは"変形機構"によって形状・戦術を変更する武器だ。奴さんのナイフに仕込めるのは精々針、殺傷力の低い小型口径の銃、少量だが即効性のあるガス程度。よしんば変形しても十徳ナイフ程度の筈……) パッ クンッッ(首を捻り斬撃を回避→間合いの内側に飛び込んで肘を相馬の腕に押し当て、軌道をズラしつつ自身の拳の間合いへ→右足を踏みつけ身動きを封じようとしつつ、逆手持ちにした出刃包丁を脇腹へねじ込もうとする) 」 相馬和樹「ヒュン、ヒュバ────ッ!(さすがにセーブした動きのためか読まれに読まれ、攻撃は当たらず。さらに)グッ! …スン(古武道めいたいなしをされ、肉薄を許してしまう)────!(脇腹へ出刃包丁が向かう。このままでは同じように抉られてしまう、が…………)ニヤ…(相馬は笑う。そしてナイフの柄元にあつ小さなスイッチをカチリ) 」 相馬のスイッチに共鳴するように、片桐の背中に鋭い痛みを走らせる。 ────それはまるで『ナイフに刺されたかのような"痛み"』。 幻覚やまやかしの類ではない。 片桐がこれまで培ってきた経験と知識で100パーセント本物と合致する痛みだった。 相馬和樹「…………ッ!!(隙をついて距離を離す)さっき脇腹抉ったろ。これでRKの刀身から排出されたナノマシンが痛覚にアクセスした。…………俺は好きなタイミングで、お前の痛覚を刺激してダメージを与えられる。 」 片桐「 ヅッッ……!! (文字通り"刺すような激痛"が背から全身の神経を駆け抜け痙攣し、脇腹への刺突はスーツに切れ込みを走るだけに終わり空振る) ッダァッッン……(前方には相馬、後方からは正体不明の攻撃。前進も後退も許されず、前のめりに倒れる"フリ"をし、相馬の視界から外れるようにして側転、ローリングし間合いを離す。)………。(背に触れ感触を確かめる。相馬の言動を裏付ける、血濡れていない乾いた感触)幻肢痛 ファントムペイン かァァァ…… 嫌がらせ技だが軽視はできねえなァァァ……大技っていうのはこういうのの積み重ねで活きる。よくわかってるじゃねえかァァァ 」 相馬和樹「だろ? わかってくれてなによりだよ。(ナイフをかかげるようにしながら片桐のほうにからだを向け)痛そうだなぁ。……いや、痛ぇか。痛ぇよな? そう、これが一番効くんだよ。まず『痛み』、それから恐怖。痛みを目いっぱい感じてもらってから恐怖を感じてもらう。ゼレオロスの連中ですらドン引きしてたけど、アンタはどうやら違うみたいだ。嬉しいよ。同類殺しってのも、悪くないなぁ(再びナイフを構える)さあ、もっと痛みを感じてもらおうか。恐怖はそのあとでいい。時間はまだたっぷりある。(その表情はまさしく"楽しんでいる"。使命感はもちろん、正義に感情、趣向も合わさるだろう) 」 片桐「…………―――――("恐怖"。その言葉を耳に入れた時片眉が僅かに上がり反応を示す。明確にそれに対し"覚え"があり、敏感であるような反応だった。 だが ) ヘ……ヒヒ……(伏見がちになり、口元を抑え肩を震わせる。失笑していた、くたびれた、乾いた笑いを抑えきれない分だけ溢れさせていた) カッ カ カカカカ…… よォォォォ……恐怖がどうこうって抜かしたなァァァ(ゆらり、脱力し上体を右へ左へと揺らしながらしだらない足取りで相馬へ徐々に間合いを詰める。続けざまに―――――) 」 片桐「 グニャぁ ク ンッ (上体を前のめりにしつつ、腰から踵まではしかりと固定し、胴体から指先までむちのようにしならせ、流麗な曲線を描く斬撃を相馬の肩へ縦一文字に振り下ろす → 刃がクロスレンジに入る寸前、短くコンパクトな曲線を描き斬撃がUターン、さながらブーメランのように軌道を変え、腰から胸にかけて切り裂きに掛かるアッパー気味の斬撃を見舞う) 」 相馬和樹「なんだ?もう気がふれたか? はっ、意外に脆いんだなぁ。でも大丈夫、俺の手にかかれb────(次の瞬間にはその異様な気配に飲まれ言葉を詰まらせた。そして)なっ!?(まるで別人、いや、なにかが憑依したのではないかと思うほどに神がかりな斬撃軌道)キィン!(一度は弾くが)っぶねぇなコノ!(アッパー気味の斬撃を後方へ転がるように回避する)ガシャアアン!(とてもではないがクールな避け方ではない。受け身を考慮にいれないほどの勢いで転がり、牽制とばかりにナイフを構えてじりじりと間合いを取る)────(相馬自身驚いていた。あんな無様に自分が転がるとは)そんな動きも出来るとは、驚いたよ(眼光を鋭利にし) 」 片桐「知ってるか相馬ァァァ……人間の記憶に、深いトコまで刻まれて離れない記憶はなァァァ……"恐怖"なんだァァァ…… 恐怖こそが記憶であり、記憶によって"恐怖を覚える"ってハナシィィィィ……(脱力。両腕を左右に振り子のようにゆらしつつ、深く腰を落として相馬を見上げる。)お前のくれるもんが"恐怖"ならこれほど"ありがてぇ"ハナシはねェェェ……マルガレーテの奴も、俺の恐怖にはなってくれなかったからなァァァァァ…… 」 片桐「―――― 俺の恐怖を上塗りしてくれよ、相馬ァァァァァ……!! (倒れ込むように駆け出す。そして右へ大きく、左へ大きく、出刃包丁をステッキ代わりに持ち、舞台上でステップを踏んで複数のフェイントを仕掛けつつ相馬へ間合いを詰め……) ヴ ンッッ (正面。両サイドのどれか死角からの不意打ちを装いつつ、正面から低空飛行をするようにして突っ込み、彼の頭蓋目掛け"砕こう"と出刃包丁を振り下ろそうとする) 」 相馬和樹「…なんだと?(恐怖を上書きを懇願する。マゾヒストでもこんなお願いはしない。彼の異常性に警戒しつつも迫る片桐の攻撃をかわしつつ)ホォラ(スイッチ、オン。今度は足を中心に5ヶ所。足には神経が集中しており、その痛みはより壮絶なものとなるはず)シュババ!(縮地めいた瞬間移動で背後に回り、片桐の頸部を斬りにかかる) 」 片桐「!―!ッヅ――!―――― (当然、ただの人間に痛みを無視できるはずもない。神経を直接刺激するものであれば、その頑強性や屈強制という盾の内側から槍で抉るようなソレに"身体"が屈する。 空振っただけでなく、激痛は平衡感覚を奪いうつ伏せに倒れ込んでしまう。しかし) カンッッ カンッ ガ ンッ (手から滑落ちた出刃包丁が、うつ伏せに倒れ込んだ片桐の足付近にバウンド。すかさず踵を柄頭に当て……) ヒュ ルッ (回転を効かせたそれを、頭部を狙いに来た相馬の顔面目掛け蹴り飛ばしつつ逆立ちになり、カポエイラ染みた動作で遠心力の乗った蹴りを相馬の腹減撃とうとする) 」 相馬和樹「終わりだ!(数秒先のイメージは斬撃によって迸る片桐の血。だが)────!(飛んできた出刃包丁に驚くも)ヒュン!(首を傾け回避。だがそのぶん行動のリソースをさいたため、せりあがってきた蹴りに反応が遅れ)ぐっ!(直撃。変幻自在のスタイルからなる強烈な一撃によって壁まで飛んで激突した)がはっ! て、テメェ…。(痛みで顔をしかめ甘いマスクに憎悪がにじむ。片桐の秘める異様な気配、それは『未だかつてない闇』と言うべきか。少なくとも興味本位でこじ開けてはならないなにかが心を支配している。こういう敵に自分の力は逆効果だったかと今になって奥歯を嚙み締める) 」 片桐「(一歩、また一歩と脱力しきった男が幽鬼であるかのように相馬へ歩み寄る。その眼は……) カタ カタ カ タ (震えていた。相馬の読み通り、彼がもたらす恐怖が通じないのではない、"痛み"がイコール恐怖に値しないのでもない。彼の心の中枢に根付くより巨大な"恐怖"が"凡人"を奮い立たせ、獲物を持つ手が小刻みに震えながらも、その細かい振動が"頭のネジを緩め"ていた。) 」 片桐「何も見たくねェ。そう言って目を閉じても、視界ってのは眼球に映る映像ではなく、脳に送られた映像だァァァ……逃げられねえんだよォォォ……乗り越えられねえのさァァァ(逆手持ちにしたそれを振り上げ、シンプルな"突きたて"による刺突を相馬の肩目掛け振り下ろし) ら"ァ"!!(回避を前提とした横薙ぎを振るう) 」 相馬和樹「ったく、どういう生き方してんだお前。…ふっ!(逆手の振り下ろしを回避し)ギャリギャリギャリィ!(続く横薙ぎをナイフで受け流す。その際に弾き飛ぶ火花の奥で苛立ちに歪んだ瞳を片桐に向ける)──カチ(鶏冠にきた彼はこれ以上長引かせまいと勝負に出る。スイッチを押すとともに次の痛みを与える。────それは頭部。脳血管にまつわる神経に痛みを味わわせる)貰ったぁ!!(出刃包丁から避けるように背後から斜め方向へ心臓へ突きにかかる。狙うはあばら骨の合間。平刺突による突進で今度こそ絶命を狙う) 」 片桐「 ―√~~~Z____√z――――――……・・・・(脳神経への強力なショック。軽くて戦意喪失、普通なら麻痺からの意識の消失、最悪ショック死、或いは植物人間。どうあれ、相馬の想定以上にその攻撃は"暗殺特化の枠を超えた"万死の権能。片桐も例外でなく、頭部の脳波が激しくブレ、そして停止した―――――) 」 『ガジェットの製造ラインは確保済み。時期に全団員へ支給されるようになるら。』 『グビッッ あ"~… この期に及んで社畜させんのかよォ…もう少し酔狂に浸りたかったんだがなァ~~くそがよォ~~~ だいいち』 『"調査兵団"だろうがァァァ……お巡りさんがどうすんだ、そんな物騒なもんチラつかせてよォォォォ……』 『モチーフ?なんでいい…………。いや……』 『なあ"戦士の母よ"。あんた、最強の生物ってなんだと思う? 港町でガキの時代を過ごした俺からすれば……』 『MAG【クソ映画】でいこう。鮫っぽい配色でよォォォォ…… ジョーズは普段姿を見せねえんだァァァ……ジョーズが顔を出す時ってのはもう、 獲物が"食われた"時って相場が決まってるもんでさァァァァ……』 片桐「 ガ ンッッ (袖から滑り下ろした"刀身が青銀のナイフ"。刃先はジッパーのように加工されており、さながら)――――――そうだ、俺もオモチャみっけたんだったァァァァ……(鮫の歯のようだった。うつ伏せに倒れ、懺悔し神に祈るようにして両手を重ね懐から振り上げた拳には、その"ナイフ"が握られ、RKの刃とかち合い……) ギ チッッ (凸凹にRKの刃が挟まった瞬間、それらの感覚が狭まり、片桐のナイフがRKに"噛みついて"離さない) ――――ガジェット・アクティベート 」 相馬和樹「(ザックリいく。このまま終わりで、心臓を穿った片桐は地面に倒れ伏せ、脳のダメージによって動くことすらもままならず死ぬ。そうしてまた自分は次の仕事へ行く。そう確信していた。だが)──な、にぃ?(思わず素っ頓狂な声を漏らす。突然現れた珍妙なナイフに自身の未来を阻まれたこと。そして)ナイフが、離れないッ!?(ギチギチと音を鳴らしながら引き離そうとするも、万力で抑え込まれたような感覚に、完全に武器を封じられた) 」 片桐「(小型軽量化したこいつにパワーを埋め込むのには限界がある。"真価"を発揮できるのは一本につき一回まで。まァァァいいかァァァァ……)キュ ィ ィ ィ ィ ィィィィ…… (火花を散らしながらギミックに掛かる負荷が強くなっていく。RKに食らいついた鮫の歯は脆く、その顎は……) 八 " キ"ャ ァ"ッ (RKに内蔵された"ギミック"のみを破壊し、それと相打つ形で刃が自壊、 砕けたソレが床に散乱した)後々何度見てもよォォ……クソ映画新鮮な驚きをくれるのは一回だけなんだなァァァァ……(ふらつき、喀血しながら立ち上がる。呂律の違和感。口橋の赤、舌を噛み激痛で先の脳支配を乗り切っていた) 」 相馬和樹「ぬおお!(突然解き放たれたように勢いよくふらつきながら後退)こ、これは!(RKをみやると少しばかり軽くなっている)カチ、カチ、カチ、…パキン(スイッチが壊れた。ナイフから解き放たれたように余分なものがパージされ儚く部品が落ちていく)…………ここまでやられるとはな。思ってもみなかった。まさかそんな切り札があったとは……(ナイフを握りしめ再び構える)ガジェットがぶっ壊れたのはテメェも同じだ。そして、脳にはダメージを受けている。ここでズタボロにしてやるよ!! 片桐ィィィィイイイ!!(迎え撃つのではなく、今度は自らが討ちにかかる。内に秘めた獰猛な意志を剥きだしながら 」 片桐「(崩れ落ちた部品。それらが互いに"立場というメッキが削げ落ちた"暗示であるように感ぜられ、朦朧とする意識の中で皮肉めいた運命を感じ取り、口橋を釣り上げた)ああァァァ……、これでようやくお前のステージまで"堕ちた"ぜェェェ……なァ!!(出刃包丁を蹴り上げて手元へ手繰り寄せ、逆手持ちにし懐へ忍ばせつつ、真っ向から肩同士をぶつけ合いゼロ距離の白兵戦に持ち込む)相馬ァァァァァアアアア"ア"ア"ア"!! 」 相馬和樹「ヒュン!シュバ!(出刃包丁よりも小さく軽量な分、攻撃速度と連鎖性、そして小回りがよく効く。片桐のドロリとした動きを要所要所で見切りながら蜂のように鋭い一撃をいれていく) 」 片桐「 ヒュッ…… ビスッ(初手、顎を引き"両断"を避けるも首筋に切れ込みが走り頸動脈を"削られる"。致命傷こそ避けたが放っておけば致死量に至る出血→ 二手、バックステップを踏み回避するも脇腹に深く抉られ"内蔵"に外気が触れる感触を味わう → 三手、これを肘、膝で挟んで受け止め) ン"ラ"ァッッ!!!(頭突きを繰り出し反撃→逆手持ちにした出刃包丁を振るい、ナイフを握る相馬の"手首"を狙う) 」 相馬和樹「ガスッ! ──んぬぅ!?(頭突きに形相をかえながら耐え忍ぶも)ヒュン! ────!(連動攻撃。自らの手首が狙われているのを察し)バッ!(右回転気味にナイフから手を離し、左手でナイフの柄をキャッチ。遠心力のままに挟まれたナイフを引っこ抜いた)ズザザザザザザ!(また縮地めいた動きで背後をとる)いい加減終わっとけ!(右に持ち直し抉りこむようなスクリュー状の刺突を繰り出す) 」 片桐「 ハッ ハッ ハ………… ヒュ…… コ ヒュ……――――(首、脇腹の出血とそれに伴う呼吸器の異常、RKのギミックで受けた脳へのダメージ。ただでさえ"ブレ"て見える上、こと暗殺においてレギュレイターの最上位に類するであろう相馬の歩法を目で追えても、肉体が対応しきれるはずがない。 立ち尽くし―――――) ス " ッ (刺突が背から"左胸部"を貫通した。)―――――。(突出する刃先を"見る"。瞳の色が薄らぎ、灰色に霞んだ眼球がそれを視認し、動作が停止した) 」 片桐「 チャ コ ッ (―――――が、その頃には既に自身の"右胸部へ"ベレッタの銃口を押し当てており、その射線が"背後に立つ人物の左胸部"へ向かうよう調整しつつ……) ゴガギィンッッ (引き金を引く) 」 相馬和樹「───ニヤ(片桐の気配からあのおぞましい覇気が消えた。思わず笑みが零れる)………やっとわかってくれたみてぇだな。そうだよ。これで終わったんだ。アンタはもうここで野垂れ死んでりゃそれでいい。それが最後の、仕事だ(勝利の確信は彼に心の隙を与えた。それは安堵であり、余裕。)────ズガァァァア!(それを撃ちぬくが如く、弾丸が左胸部へ被弾した)──ガクン(ほんの一瞬の痙攣。なにが起きた?と表情がひきつる)…………? …………?? 」 片桐「―――――――。―――――――――――――――…………(『殺った。』 即死に至らないまでも、ここから支援が得られるポイントまで移動するのには時間が掛かり過ぎる。どうあれ、この一撃で全て終わりだ。 これで少しは…… ガキに土産話ぐらい持って帰れる…… いいおっさんに……――――――)」 『副団長っていうポスト、指揮能力、歌唱能力に依存したガジェットへの適正。どれを取ってもお前は"五分"だァァァ……。 現状、成果や評価の差が第二と第四に隔たりがあるのは"個人の能力"に起因しない。 戦闘・防衛特化の第二と、各国考案組織への連携・民間人保護を委任される第四。 部隊の性質の違いそのものが、こと軍隊という組織の点数付けに不利なだけだ』 『渋谷かのん。[[ガトウ]]のとこの嬢ちゃんだっけかァァァ…… 別にいいんじゃねえかァァァ…… だいたいおっさん共にケツ引っ叩いて仕事させたり、雨宮みたいな優秀な人員のポテンシャルを最大限活かしているのは他ならねえ"お前"だァァ……… あんま他所の嬢ちゃんを悪く言うつもりはねえがァァァ……チームり……りえら?とかの連携能力あってこそみたいなとこもある』 『"お前が"勝負する理由事態が、そもそもねえんじゃねえか』 『―――――――――――。』 その言葉があったから、らしくもなく"真面目に"生存戦略を練った。 "シバリング"。人が体温を維持するため筋肉を小刻みに動かす"生理現象"。 特定条件下で、これを"意図的に"発生させる技術を"師から体得した"片桐が取った行動―――― 刺突の際に小刻みに体を動かし、刃を心臓の表面を滑るようにズラす。 これにより即死を回避し…… 後の反撃への猶予を与えた 片桐「―――――――――。そうだよなァァァァ…… ぶちのめすからには、勝利宣言しなきゃだよなァァァ…… 」 『勘違いしないで。私にとって"勝敗"は[[第三者]]目線で引かれる線、"過程に過ぎないの"。 私は澁谷かのんを侮蔑しないし、澁谷かのんが唯一"本当の歌"に近いから、彼女を超えるの。 そのためには"参った"って言わせないとダメ。だから……』 『 勝利宣言をして勝ち誇るのは、必要なこと 』 ――――振り返る。そこに立っているのは、相馬和樹という個人ではない。 澁谷かのんというマルガレーテが超えられなかった"過去"。 ウィーン・マルガレーテという、片桐が彼女を"勝ち誇らせることができなかった"という過去。 そして、その元凶である相馬和樹という現在。 片桐が"マルガレーテにくれてやりたかった土産"が、そこに全て揃っていた。 後はただ、ラッピングをしてやるだけ。 片桐「 俺の勝ちだ…… ざまァァみろォォォ、クソガキィ共ォォォォ (口端を釣り上げ、いつものようにしだらない笑みを浮かべ、既に割れた酒瓶を掲げる。この上なく"生きて"勝ち誇り、先に死にゆくものへ敗北を突きつけるために) 」 相馬和樹「ぁ…………が…………(よろよろと後じさりする。左胸から流れる血が身体から熱を奪っていく)そんな、こんなくだらねぇ、奴、に…………オレがっ…………(ずしゃりと両膝をついてと荒い呼吸を繰り返す。自分の敗北が信じられない。使命に動き、使命の名のもとに動いてきた自分が名誉ある死ではなく、今まで見下してきた相手に誅されるという受け入れがたい展開に身も心も苛まれていた。だがそうしていく間に体から力と意識が抜けていく。手放すまいと踏ん張っても、言うことを聞いてくれない。生存本能が警鐘を鳴らし、そこに焦りが生まれる) 」 片桐「最後に教えてやるよォォ……俺が"勝った"んじゃねェェェ…… 相馬ァァァ……誰よりも勤勉で、クソマジメに必要悪に準じた崇高なお前に勝ったのはなァ"ァ"ァ"……―――(割れた酒瓶を逆手持ちに、勝利を示すようにして腕を高く掲げ…… その拳を"落とす"ようにして、相馬の後頭部へ一直線に振り下ろす) 」 片桐 / ■ルガレーテ「 『 歌 の 力 だ / よ 』 」 相馬和樹「 ガ ツ ン !(最期に見た光景。いるはずのない少女の幻影とともに後頭部に鋭い衝撃が走る)かは…………(肺から空気が抜けたように声を漏らし血だまりの上に倒れ伏した) 」 片桐「――――(お前も、かのんも、手前を殺った連中相手にかましてやる歌はなかった。だが…… お前の歌の力が、俺を勝たせた。 )これで"澁谷かのん"への『勝利宣言』ってことでいいよなァァァ………・・・ ・ ・ (先まで肩を並べていた、そんな気がする"副団長"へ"任務報告"を終えると、満足げな笑みを浮かべ…… ) ガッ コ ォ ン……(倉庫に積まれていたコンテナの山にもたれかかり、力なく倒れ伏す) 」 『 灰色の荒野に立ち、無数の獣に囲まれる星の国境に黄昏と黎明を見る。 その時お前は、松明を渡しに返すだろう 』 片桐「――――――…… ザリ(爪がコンクリを削り、拳を握りしめる。蜘蛛糸を手繰り寄せるようにして腕を前へ伸ばし、這って前へ進む。百足のように)――――ま……だ ……"火は……消えてねェ…… ここも灰になってねェ…… まだ…… 命の使い時じゃ…… ―――――― 」 『たった今だ。彼は正義を全うする為悪に堕ちると言ってここを出た 。 正しいと信じたことを死ぬまで成し遂げたなら、私が彼という悪を裁く。 そう盟約を結んだ上で力を得てから、私は彼の行く末を知ってる、何度も"繰り返している"。 きっとすぐ、私は彼に引導を渡す。 それでもいいと、私は彼の在り方を肯定する。』 「 続き 」へ 前半 / LAST RESORTへ戻る
https://w.atwiki.jp/thelastmamu/pages/13.html
ジョブ名 JP 特徴 ウォール 300 HP、忍耐力が上がる。EPが上がりやすい モンク 255 HP、腕力、忍耐力があがりやすい。 ディフェンダー 255 HP、忍耐力があがりやすい。EPが上がる ソーサラー 300 MP、魔力、忍耐力、精神力が上がる。TPが上がりやすい メイジ 255 魔力が上がりやすい。また、TPが上がる シニアシーフ 300 器用さと素早さが上がりやすい ガンナー 255 TPや、器用さが上がりやすい スナイパー 300 器用さが上がりやすい ナイト 255 腕力が上がりやすい EPが上がる ソルジャー 300 攻撃力が上がりやすい シーフ 255 器用さと素早さが上がりやすい。運も上がる アサシン 350 ??? 魔法剣士 350 ???
https://w.atwiki.jp/hiroki23/pages/4.html
ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 白夜極光攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【カウンターサイド】リセマラ当たりランキング - カウサイ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」:時事ドットコム - 時事通信 マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) 【ウインドボーイズ】リセマラ当たりランキング(最新版) - ウインドボーイズ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ヒシアケボノの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】フジキセキの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) サモンズボード攻略wiki - GameWith 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ガーディアンテイルズ】ギルドレイド戦(秘密の研究所)の攻略とおすすめキャラ【ガデテル】 - Gamerch(ゲーマチ) 仲村トオル、共演者は事前に“Wiki調べ”(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】アップデート情報・キャラ調整まとめ - ポケモンユナイト攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Apex】シーズン11の新要素と最新情報まとめ【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) ロストジャッジメント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Among us】新マップThe Airship(エアシップ)の解説【アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) ハーネスについて小児科医の立場から考える(坂本昌彦) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゼルダ無双攻略Wiki|厄災の黙示録 - AppMedia(アップメディア) 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ウマ娘攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) ゲトメア(ゲートオブナイトメア)攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【白夜極光】リセマラ当たりランキング - 白夜 極光 wiki - Gamerch(ゲーマチ) お蔵入りとなった幻の『スーパーマリオ』 オランダの博物館でプレイ可能?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「ITreview Best Software in Japan 2021」のTOP50に選出 - PR TIMES 真女神転生5攻略Wiki|メガテン5 - AppMedia(アップメディア) 【B4B】近接ビルドデッキにおすすめのカード【back4blood】 - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンスナップ攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 富野由悠季「ブレンパワード」作り直したい!ファンを前に意欲(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【スマブラSP】カズヤの評価とコンボ【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) ナレッジ共有・社内wiki「NotePM」が「ITreview Grid Award 2021 Fall」で、チームコラボレーションとマニュアル作成部門において「Leader」を5期連続でW受賞! - PR TIMES メモ・ドキュメント・wiki・プロジェクト管理などオールインワンのワークスペース「Notion」が日本語ベータ版提供開始 - TechCrunch Japan 【ギアジェネ】リセマラ当たりランキング【コードギアス】 - ギアジェネ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) モンスターファーム2(MF2)攻略wiki|アプリ・Switch移植版 - AppMedia(アップメディア) 文芸誌『早稲田文学』のホラー特集号が発売開始。ガッチマン氏とVTuberらとの「ホラーゲーム実況対談」のほかSCP財団やChilla s Artも(電ファミニコゲーマー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ブラサジ】最強キャラTierランキング【ブラックサージナイト】 - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】鬼滅の刃コラボ情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【SPAJAM2021】第3回予選大会は「クイズ!WIKIにゃんず!」を開発したチーム「かよちゃんず」が最優秀賞! | gamebiz - SocialGameInfo 【パワプロ】鬼滅の刃コラボガチャはどっちを引くべきか - Gamerch(ゲーマチ) 検索結果における「ナレッジパネル」の役割とは・・・ウィキメディア財団とDuckDuckGoの共同調査 - Media Innovation 【ウマ娘】解放結晶の入手方法と使い方 - Gamerch(ゲーマチ) ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「BOXIL SaaS AWARD 2021 Autumn」にて「コラボレーション部門」を受賞! - PR TIMES Wikipediaが「中国人編集者の身の安全を守るため」に一部の編集者アカウントをBANに - GIGAZINE 【ドッカンバトル】3.5億ダウンロードキャンペーン最新情報 - ドッカンバトル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) BTS(防弾少年団)のV、8月のWikipedia閲覧数が韓国アーティストで1位!グループでは4ヶ月連続トップ - Kstyle 【イース6オンライン】リセマラ当たりランキング|召喚ガチャの開放条件は? - Gamerch(ゲーマチ) BacklogからNotePMへwiki情報を自動API連携する「Backlog to NotePM」をSaaStainerに掲載開始 - PR TIMES ライザのアトリエ2攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) 真女神転生3リマスター攻略Wiki|メガテン3 - AppMedia(アップメディア) タスクも文書もWikiもデータベースもまとめて管理できる「Notion」とは? - ASCII.jp ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が、見るだけ専用ユーザー『無料』の新プランを発表! - PR TIMES 【かのぱず】リセマラ当たりランキング【彼女お借りします】 - Gamerch(ゲーマチ) 【乃木フラ】リセマラの必要はある?【乃木坂的フラクタル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】生放送まとめ|パワフェス2021 - パワプロ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトのおすすめビルド(わざ・持ち物) - Gamerch(ゲーマチ) ルーンファクトリー5攻略wiki|ルンファク5 - AppMedia(アップメディア) シャーマンキングふんばりクロニクル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) アーテリーギア‐機動戦姫-攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 簡単操作で自分専用Wikiを構築できるMarkdownエディタ「Obsidian」のモバイル版を使ってみた - GIGAZINE 情報マネジメントツール「Huddler」がwiki機能を刷新 - PR TIMES シェアエコ配送アプリ「DIAq(ダイヤク)」のアンカーアプリで、高層ビル・商業施設の入館方法などお役立ち情報をまとめた「DIAqwiki」を公開 - アットプレス(プレスリリース) 異常熱波のカナダで49.6度、いま北米で起きていること(森さやか) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ツイステ】マスターシェフの攻略~辛味のふるさと~【料理イベント】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ラグナロクオリジン】リセマラは不要?おすすめ職業は?【ラグオリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【バイオミュータント】2.02アプデ|アップデート1.4情報 - バイオミュータント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ニーアレプリカントリメイク攻略wiki|ver.1.22 - AppMedia(アップメディア) 【ウマ娘】ゴルシウィークはいつから?キャンペーン情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) シーズン66 - 【超速GP】ミニ四駆 超速グランプリ攻略まとめwiki - 電撃オンライン 乃木坂的フラクタル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 「こんなことになるとは…」13年前のエイプリルフールについた“嘘”がネットで… ある男の告白(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki)「Nerve」シードラウンドで総額約3500万円の資金調達を実施 - PR TIMES Nerve - 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki) ローンチカスタマー募集開始のお知らせ - PR TIMES 終末のアーカーシャ(終アカ)攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) パニシンググレイレイヴン(パニグレ)攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ひなこい】最強ひな写ランキング - ひなこい攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 稲作アクションRPG『天穂のサクナヒメ』における「農林水産省攻略wiki説」は本当なのか? - AUTOMATON スタスマ攻略Wiki【スタースマッシュ】 - Gamerch(ゲーマチ) 無料とは思えない多機能っぷりなWikiインフラ「Wiki.js」レビュー、自前でホスト&外部サービスと連携可能 - GIGAZINE Microsoft Teamsの基本と活用(24) TeamsのWikiを使う - マイナビニュース 『ゲーミングお嬢様』での提起が話題に “企業系wiki”に横たわる問題点とは - リアルサウンド 「エイリアンのたまご」,自動周回機能と公式wikiが登場 - 4Gamer.net 【リゼロス】Re ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories攻略まとめwiki - 電撃オンライン ヌーラボ、「Backlog」の絵文字入力の補完機能やWiki編集の自動マージ機能を改善 - CodeZine(コードジン) ヌーラボ、プロジェクト管理ツール「Backlog」の絵文字入力の補完機能・Wiki編集の自動マージ機能を修正改善 - PR TIMES Backlog、Wikiにファイル添付が容易にできる機能をリリース -- グローバルバーの視認性改善なども実施 - PR TIMES GK川島、パンチング失点でWiki書き換え炎上 「セネガル代表」「プロボクサー」... - J-CASTニュース ツムツム攻略Wiki|ゲームエイト - Game8[ゲームエイト]
https://w.atwiki.jp/ryukiwiki/pages/116.html
日時 2020年09月05日 15 00 会場 鴨川 海の見えるプール付き邸宅 Set List Go Higher!!!!! Rock That Beat Be Mine Luv Sick MEMO 無観客 ONLINE Live YouTubeにて生配信 (アーカイブなし) 海をバックにした野外Live 2020-09-06 17 37 48 (Sun)
https://w.atwiki.jp/thelastmamu/pages/37.html
剣 + 名前 物理攻撃 攻撃属性 魔法攻撃 重量 説明 ソード 9 無 1 7 「ごく普通の剣。」 スライムソード 4 毒 2 5 「スライムの素材を使った毒の剣。」 ベノムソード 8 毒 3 8 「スライムの希少部位と毒液を刷り込んだ剣。」 ウィンディソード 9 風 3 11 「敵を切りつけると風が吹く不思議な剣。」 SumonerSword 9 無 5 9 「サモンが拾った神秘的な剣。」 SumonerSword2 10 無 6 10 「自らの精神力を削って攻撃する剣。」 ナイフ + 名前 物理攻撃 攻撃属性 魔法攻撃 重量 説明 ナイフ 7 無 1 2 「ごく普通のナイフ。」 スライムナイフ 6 毒 1 2 「スライムの素材を使った毒のナイフ。」 エアベノムカッター 5 風、毒 3 6 「攻撃力は属性でカバー。」 斧 + 名前 物理攻撃 攻撃属性 魔法攻撃 重量 説明 斧 10 無 1 10 「一か八かの難しい武器。」 スライムアクス 6 毒 1 8 「実は素手と同じ攻撃力です。」 ハンマー + 名前 物理攻撃 攻撃属性 魔法攻撃 重量 説明 ハンマー 10 無 1 10 「一か八かの難しい打撃系の武器。」 スライムハンマー 8 毒 1 10 「スライムの素材を使用した強力なハンマー。」 チュンチュンハンマー 12 無 2 5 「巨大な鳥のくちばしを使った歪なハンマー。」 弓 + 名前 物理攻撃 攻撃属性 魔法攻撃 重量 説明 弓 5 無 2 5 「装着する矢によって攻撃力が変動するごく普通の弓。」 杖 + 名前 物理攻撃 攻撃属性 魔法攻撃 重量 説明 杖 3 無 5 2 「ごく普通の杖。」 スライムロッド 3 毒 5 4 「スライムの液体をふんだんに使った杖。」 ロッド 5 無 7 9 「トレントのエキスを配合し物理攻撃にも対応した杖。」 銃 + 名前 物理攻撃 攻撃属性 魔法攻撃 重量 説明 ガン 6 無 1 9 「弾を消費して攻撃する銃。」 ガンブレード 5 無 1 12 「弾がなくても、斬撃による十分な火力!」 イカレタバズーカ 15 謎 1 20 「伝説と呼ばれた自殺バズーカ!?」←つまり、自分もダメージを喰らうという事です。 鞭 + 名前 物理攻撃 攻撃属性 魔法攻撃 重量 説明 鞭 8 無 5 5 「器用さが必須の武器。」
https://w.atwiki.jp/thelastmamu/pages/17.html
素材クリエイション + 完成品 必要素材 レベル 必要金 プラスチック 樹液×2 Lv1 3G 栄養剤 薬草×1、キュアキノコ×1 Lv2 10G 栄養剤マスター 薬草×3、蘇生樹の葉×1 Lv10 100G 栄養剤改 薬草×2、ヒールキノコ×1 Lv5 50G 火薬 ニトロ草×1、スライムの液体×1 Lv1 5G 古秘薬 魔法石×3、蘇生樹の葉×1 Lv10 100G 高級秘薬 魔法石×2、ヒールキノコ×1 Lv5 50G 樹液 木材×2 Lv2 50G 重火薬 火薬×2 Lv4 10G 水 汚い水×1、炭×1 Lv1 10G 炭 木材×1、火袋×1 Lv1 5G 秘薬 魔法石×1、キュアキノコ×1 Lv2 10G 無不純物水 綺麗な水×1、炭×3 Lv5 100G 綺麗な水 水×1、炭×2 Lv3 50G アイテムクリエイション + ピッケル 石×1、木材×1 Lv1 5G ボトル プラスチック×1、樹液×1 Lv1 5G 籠 布切れ×1、木材×1 Lv1 5G ポーション 薬草×1、水×1 Lv1 5G ポーション改 薬草×2、綺麗な水×1 Lv3 10G ポーションハイ 薬草×3、無不純物水×1 Lv4 15G ポーションハイ改 薬草×4、神秘の水×1 Lv5 20G ポーションマスター 薬草×5、加護精霊水×1 Lv6 30G ドラッグ 栄養剤×1、薬草×1 Lv4 50G ドラックマスター 栄養剤マスター×1、薬草×10 Lv7 80G エーテル 魔法石×1、水×1 Lv1 5G エーテル改 魔法石×2、綺麗な水×1 Lv3 10G エーテルハイ 魔法石×3、無不純物水×1 Lv4 15G エーテルハイ改 魔法石×4、神秘の水×1 Lv5 20G エーテルマスター 魔法石×5、加護精霊水×1 Lv6 30G ドリンク 秘薬×1、魔法石×1 Lv4 50G ドリンクマスター 古秘薬×1、魔法石×10 Lv7 80G 解毒薬 解毒草×1、薬草×1 Lv1 5G サモンポーション サモンエキス×1、薬草×1 Lv2 100G サモンエーテル サモンエキス×1、魔法石×1 Lv2 100G サモンリバイバー サモンエキス×1、蘇生樹の葉×1 Lv2 450G 火の粉矢 石×1、火袋×1、木材×1 Lv3 50G 矢 石×1、木材×1 Lv1 10G 鋭矢 鉄×1、木材×1 Lv2 20G スライム矢 石×1、木材×1、スライムの液体×1 Lv1 80G 火の粉弾 火薬×1、火袋×1 Lv3 60G 弾 火薬×1、鉄×1 Lv1 20G 散弾 火薬×1、石×3 Lv3 30G 貫通弾 重火薬×1、銅×1 Lv5 50G スライム弾 火薬×1、鉄×1、スライムの液体×1 Lv1 100G 麻痺弾 火薬×1、しびれ粉×1 Lv3 200G D.D.コイン D.D.バッチ×1、謎の金貨×1 Lv3 50G 武器クリエイション + ソード 鉄×5 Lv1 100G スライムソード スライムの液体×10、鉄×5 Lv2 100G ベノムソード スライムゼリー×1、毒液×2、銅×1、鉄×2 Lv3 560G ウィンディソード バードメイジの頭×1、鉄×5、大きな翼×5、鋭い翼×1 Lv2 300G ナイフ 鉄×2 Lv1 80G スライムナイフ スライムの液体×8、鉄×2 Lv2 80G エアベノムカッター スライムの翼×1、毒液×5、鋭い翼×1 Lv2 500G 斧 鉄×10、木材×3 Lv1 100G スライムアクス スライムの液体×12、鉄×8 Lv2 120G ハンマー 鉄×15、木材×3 Lv1 120G チュンチュンハンマー 大きな嘴×1、頑丈な木材×1、とがった爪×1 Lv3 1200G スライムハンマー スライムの液体×15、大きな嘴×1、鉄×5 Lv2 150G 弓 モンスターの毛×3、木材×2 Lv1 130G 杖 木材×5 Lv1 50G ロッド トレントの枝×1、頑丈な木材×1、トレントエキス×1 Lv3 580G スライムロッド スライムの液体×5、木材×5、スライムの目×1 Lv2 90G ガン 鉄の筒×1、鉄×5 Lv2 500G ガンブレード 鉄の筒×2、折れた剣先×1、鉄×5、火袋×3 Lv5 5000G 鞭 トレントの根×1、布切れ×3 Lv1 50G 防具クリエイション + ふんわり胸当て 小さな翼×3、小さな嘴×1 Lv1 55G 鉄の胸当て 鉄×3、石×3 Lv1 500G スライムメイル スライムの液体×5、鉄×5 Lv1 100G リーフ トレントの葉×2、布切れ×5 Lv2 280G トレントの胸当て トレントの葉×1、頑丈な木材×1、銅×1 Lv2 500G サックモフ ドラキュラの牙×1、血×2、謎のマント×1 Lv3 4200G アクセサリークリエイション + ブレスレット 銅×2、樹脂×1 Lv1 88G イヤリング サニール鉱石×1、トレントエキス×1 Lv1 88G 聖なる指輪 輝く布×2、魔法石×10 Lv3 2500G スライムの加護 スライムの卵×1、スライムの目×2 Lv2 1000G スキル盤「火種」 火袋×3、魔法石×2 Lv1 500G スキル盤「召喚」 サモンエキス×5 Lv1 1000G スキル盤「鉄拳」 スライムの目×2、スライムの液体×5 Lv1 1200G スキル盤「十字斬」 輝く剣先×1、折れた剣先×3、とがった爪×1 Lv2 2500G スキル盤「瞬迅」 輝く矛先×1、折れた矛先×3、とがった爪×1 Lv2 2500G スキル盤「突風」 鋭い翼×2、大きな翼×1 Lv3 5000G スキル盤「闇光」 魂×3、血×5、銀×1 Lv3 5500G スキル盤「月光」 輝く剣先×1、輝く矛先×1、輝く杖先×1、水晶のかけら×1 Lv3 5500G スキル盤「吸血」 ドラキュラの牙×1、血×5、魂×1 Lv3 8000G スキル盤「毒」 スライムゼリー×1、スライムの液体×10、毒液×5 Lv4 5000G スキル盤「復帰」 毒液×20、しびれ粉×20 Lv4 10000G スキル盤「治癒」 輝く嘴×1、銀×2、金×2 Lv4 10000G スキル盤「時雨」 輝く筒×1、鉄の筒×2、火薬×20 Lv4 12000G
https://w.atwiki.jp/tunderesure/pages/180.html
Le souhait last_escape 作者 79氏 俺の名前は江口 遥(えぐち はる)。あだ名はハロ。 誰が自己紹介しろって言ったよ。いちいち思い返してみなくても名前は変わってないよ。頭でも打ったか。 「だーっ!」 布団を跳ねのける。 夏の朝。性懲りもなく今日も快晴。そして猛暑。とても寝てなどいられない。 暑さで目が覚めるというのは本当に嫌だ。 まだ鳴っていない目覚まし時計のアラームを止める・・・まだ五時だ。 部屋は熱気が充満していて暑い。更に、カーテンを貫通する日光も相まって、灼熱の空間を形成している。 ラクダも干からびる。体感温度としては七、八千度ぐらいだろう。 とりあえず部屋を出る。 「シャワー浴びよう」 このままじゃ死んじゃう。まだ若いのに。 寝汗を洗い流しさっぱりした後に、予めつけておいた冷房のつめたいいきが迎えるという連鎖関係は神。 リビングは天国、いや、神と化していた。 ううん。ここはリビングなんかじゃない。花と緑のサンクチュアリ。 などという妄想を抱きながらタオルで頭を拭いた後、ソファーに体を沈めるのであった。 チャ。 「あ、おはよぅおにいちゃん。早いね・・・」 と、朝から三文の損をして起きてきたのは、義妹の由梨。 寝るときの抱き癖が治らない彼女は、 「枕置いて来いよ」 「へ?・・・あっ!」 などと言って舞い戻る事がたまにある。 「若年寄って若いの?」などというわけの分からん質問をする彼女は、いわゆる天然である。 ――両親の不和が原因で、俺が一人この家に残るかどうかというところで、「一緒に残る!」と言って 聞かなくて、それで現在はこの家に二人で暮らしている。考えてみると、大分不思議な話だ。由梨も、 父は違うとは言え妹も居るし、ああしなければ今頃は江川の実家で恙無く過ごせたろうに。毎日 ごはん作ったり洗濯したり大変だなあ、と。それで嫌そうなそぶりも見せないんだけど。 そんな由梨と出会ったのは・・・って、それはまた別の話。 由梨が戻ってきた。 「シャワー浴びたらどうだ?」 そしてさっぱりするがいい。 「それじゃあ朝ごはん遅くなっちゃうよ?」 ここで「じゃあ俺が作るよ」なんて気の利くこと言えたらかっこいいけど、でもそれは憧れなんだぜ。 「別に、遅くなっても構わないけど?」 ハロは にげだした! 「んー、じゃあ浴びてくるね・・・」 眠たげにそう言って、由梨はリビングを出た。 「さっきまでの同情はどこへ」 と呟きながら、テレビをつけた。強くなれ、由梨。 炎天下。 直射日光。 照り返し。 このサ○゙系ゲームのような夏の連係プレーに見舞われたら、いくら強靭な戦士でもひとたまりもない。 帰りたい。 家を出て数十メートルの地点でそう思っていた。 という事は数百メートルも歩く頃には、家どころか無に還りたいと思うかもしれない。 この暑さに、存在すら脅かされている。 ふらふらと歩道を行く。 「?」 何かの気配に気付いて頭を上げると、何かがぴゃっとブロック塀の陰に隠れた。 まあ、それが何なのかはよく知ってますけど、走る気にはならないのでそのまま行く。 蝉がうるさいなあ。カメムシの仲間のくせしていい気になんな。全身日焼けして死ね。 何だよミンミンミンミンと個性の無い。そんなんだから一生童て 「遅い!!」 と、目の前に現れたツインテールの少女。 この少女こそが、ツンこと、月岡 秋奈(つきおか あきな)である。 一時期、筆者の趣m・・・都合で桃色になってしまった髪の毛の色も、今はすっかり栗色。 白いリボンが今日は一段と日差しに映える。 「はい、これ」 言って、怒り狂うツンの眼前に、半分凍った麦茶入りのペットボトルを差し出す。 「え?」 「あげる」 「そのために持ってきたの?」 「そう」 ツンはすこし固まった後、やや乱暴に麦茶を受け取った。 「・・・こんな事ぐらいで許してもらえると思ったら大間違いだから」 とか言いながらキャップをはずす。 「はいはい」 今日みたいに暑い日じゃ、もし待ってるとしたら気の毒だよなあ、と思って持ってきた麦茶は心からの お詫びであった。 「っていうか、こういう心があるならもう少し急いできなさいよ!バカ!」 ひと飲みして、ツンは再び怒号を飛ばす。 「以後、気をつけるであります」 締まりのない敬礼をして答える。 「ふん・・・」 ツンは怒っているようではあったが、満更でもないような様子で歩き出した。 当然俺も歩き出すが、その前に一瞬ツンの後姿をチェックさせてもらったがそれは故意ではない。 やっぱり、こう暑い日は髪を上げたほうが涼しいよな、とも思った。 けど、それでもニーソックスを欠かしていないのは多分俺のせいだと思います。けどもう時効だ。 「今の麦茶さ、」 「?」 「今日、暑いでしょ?」 「そうね」 「だから、ここに来る前にすこし飲んだんだけど」 「・・・ふーん」 数秒間、間があった。 「これって間接キスだよな」 「あー、言うと思った!絶対言うと思った!」 つかつかと歩き出すツン。 「何よ、子供みたいな事言って。大体今どき、かっ、間接キスなんて流行らないわよ。死語よ死語。 バカみたい。何ニヤニヤしてんのよ。ふん・・・」 だんだんフェードアウトしていく。 それにしても日差しが強いな。ソーラービ○ム撃ち放題だ。 間接キスなんて真に受けるのもツンぐらいなもんだと思うけど。でも意識する姿は可愛い。 「確かにまともなキスもしてないし・・・」 独り言。 「えっ!?///」 ツンの素っ頓狂な声に、ちょっと驚く。 「え、何?」 「な、なんでもないわよ!それより暑いんだからもう少し早く歩きなさい!早く学院に行って 涼みたいから!」 急に早足になるツン。 「ちょ待てよ」 誰にも伝わらなくて封印していたものまねが、今何気に復活した。 ――ツンとは幼馴染で、本当に小さかった頃から一緒で、ツンは気の強い子だった。 小学校から中学校に入るくらいのときかな、ツンが今のような性格になったのは。典型的なアレ。 向こうがあんまり意識するから気になってしょうがなくなったな。それから今は正式に付き合ってるけど、 ツンに色々な技術を試させて上手にしてしまったのは間違いなく俺の罪であって、バカそんなもん時効だ。 だって寝相が悪いから・・・いやいやそんな昔の事!知ってる人は少ないから大丈夫だ。 半死半生になりながらも、俺たちはようやく学院に辿り着いた。 始めのうちはそれなりに会話も弾んでいたのだが、後半は殆どお互い無口になってしまっていた。 現に今も、玄関を睨みつつ驀進する二人の姿がある。 「ハロ」 突然、ツンが口を開いた。 「あの車、もしかして・・・」 ツンの向いている方向を見ると、見るからに高級そうな車が、日光を受け黒光りしながら、こちらに 向かって来るのが見えた。 「んなアホな。敷地内だぞ」 俺の手首を掴み、玄関へと走り出すツン。 「オイ、そんな露骨に避けなくても・・・!」 相手が車だとは言え、玄関は目前。 当然俺たちが玄関に至るほうが早かった。ガラス戸が押し開けられ、中の冷たく快適な空気が 俺たちを包み込んだ。 「何とか逃げ切れたわね」 「遥君!」 「ぬわっ!?」 一息入れる間もなく、何者かが背後から抱きついてきた。この感触は、理緒だ! 「理緒!何でここに!?」 「理緒はいつもハロ君の傍に駆けつけますわ!」 言いながら、俺にぴったりと体を寄せる。 ツンの目の前とは言え、背に当たる柔らかい感触と、髪から香る芳香に、この俺が抵抗できるわけもなく。 「ちょっと、離れなさいよ!」 ようやく状況を把握したツンが、理緒を制止する。 「あら、居ましたの?」 などとわざとらしい事を行って、ぱっと体を離す理緒。こと、輝青院 理緒(きしょういん りお)。 ――幼い日、俺とツンと理緒はよく一緒に遊んだものだった。 理緒の俺を独占しようとする態度が、ツンには昔から気に入らなかったようで、このやり取りもテンプレです。 とは言え、理緒は高校に上がる前に引っ越してしまったから(そのため、理緒は蕪雲がつけたあだ名『ハロ』 を使わない)、最近ここに戻ってくるまでは何の音沙汰もなかった。ちなみに、俺を調教したのも理緒である。 言うには、決められた結婚を断るために、俺と結婚しに戻ってきたとか。・・・って、それはまた別の(ry 「オトリを使うなんて卑怯よ!」 「手段は選びませんの」 と、茶色がかったブロンドを掻きあげる。 「こんな日に抱きつくなんて、暑苦しくて迷惑するに決まってるじゃない」 「そんな事、愛があれば関係ございませんわ。遥君も嫌がってませんでしたし。ね、遥君?」 にこ、と理緒は笑顔を向ける。 「ああ、いや、うん、別に・・・」 ギロ、とツンが怒りのまなざしを向ける。 「そう、だな。勘弁して欲しいな」 目こそ合わせなかったが、ありゃあ鬼の目だ。おらぁびびっちまっただよ。 「お嬢様」 「ぬわっ!?」 「お鞄をお持ちしました」 「ありがとう、緋柳」 緋柳と呼ばれた女性は鞄を渡すと軽く会釈をし、足音も立てずに外へと出て行った。 あの人はいつも無表情だ。そしていつもメイド服だ。その服のまま車を運転し、理緒を送り迎えしている。 よく覚えてないけど、昔は従者は違う人だったような。 っていうか、あの服で暑くないんだろうか。 「さ、行くわよ。ハロ」 グイ、と左の手首を引くツン。 「行きましょう?遥君」 グイ、と右の手首を引く理緒。 「朝から全国的に真っ二つの予感」 俺は二人に引っ張られて右往左往しながら教室に向かった。 周りに人がいなかったのがせめてもの救いだったな。 が、更に朝早い連中(約二名)が教室で待ち受けているのも、いつもの事だった。 三人並んで教室に入る。 「お、おはよう」 約二名、すなわち別府 蕪雲(べっぷ ぶうん)と日暮 毒男(ひぐらし どくお)は、何か言いたげにこちらを見ていた。 こいつらの妙な連帯感は、俺も未だに少々理解しがたいものがある。決して悪いやつらではないんだけど。 「歌舞○町であんなの見たことある。行った事ないけど」 「たぶん嫌がらせだお」 ツンの席は俺の隣、理緒の席は蕪雲の隣である。 理緒が席に鞄を置いてくるまでの間、二人は黙っていたが、またなにやら話しはじめたようだ。 俺は二人に板ばさみになっていたから、悪友二人には気を配らずに居た。 「漏れのターン!」 と言って、携帯を取り出す蕪雲。 「こいつで一矢報いてやるお」 「何か秘策があるんですか隊長」 「智途様を招聘して昼ドラのようにしてやるお」 「電話番号知ってるん( A`)?」 「なんと、この前直に教えてもらったお」 入力した後、携帯を耳にあてる。 「珍しい事もあるもんだ」 殆ど疑ってはいたが、毒男は携帯に片耳を向けた。 「なーに、ようやく漏れのみりきに気がついたんだお」 数回、呼び出し音が鳴る。 ガチャ。 「漏れだが」 「はい、警察と消防です」 ピッ。 「・・・いや」 蕪雲は首を傾げた。 「道理で桁が少ないなー、とは思ったんだけど、」 「アホの子ですか( A`;)っていうか『だが』って何?」 「きっと番号聞く前の日に留守番電話に四十二件メッセージ入れたのがまずかったんだお」 「暗に『自首しろ』って言ってんじゃね?」 「一件にひとつずつ都道府県名を入れてみた。反省はしていないお」 「ガチで通報しますた。しかも一県足りねえし」 遠くで蕪雲が沈んでいるように見えるが、何かあったんだろうか。 俺たちが通っている熾惺学院は、その名のとおり(?)私立高校だ。 数年前、それはもう何も無かったこの街に、現学院長が「故郷への恩返しをしゅる」と言って、周囲から ハイリスクノーリターンだのなんだのと騒がれながらも建てられたこの学院には、学院長がそのツテで 集めた優秀な人材と設備のお陰で大発展を遂げた。 それからは鉄道を引くやら店舗が進出するやらと町の景観が大きく変わっていった。 その目まぐるしい変化が、当時小学生だった俺にとってどれほど衝撃的であったかは計り知れない。 その頃理緒が居た事を考えると、家のほうで進出を狙っての下見が目的としてあったのかもしれない。 だが、表にある学院長の金ピカの像(もちろん金色はメッキ)は、ちょっとウザい。 そのウザさにもかかわらず、像にはかすり傷一つついていない。噂ではプロが手入れしているらしい。 陽の光を存分に浴びて輝くそれを窓の外に遠目に見ながら、俺はボーっとしていたのだった。 キーンコーンカーンコーン・・・ 「うむ、キリがいいのう。今日はここで終わりにしよう」 などと麻呂のような話し方をするのは、我らがてんてーこと、東雲 泉(しののめ いずみ)である。 童顔で、背が低くて、いつも着物を着ていて、扇子を常時携えている。 見かけは子供っぽいが、話してみると大人としてちゃんとした考え方や意見を持っていることがわかる。 ので、皆『てんてー』と呼ぶなど侮った感じではあるが、心の中では敬意を持っている。 そんなてんてーの担当科目は国語である。英語だったら逆に許せない。 とにかく、昼メシの時間だ。ハデにな。 「俺、なんか買ってくるわ」 「また?もう、ちゃんとした昼ごはん食べないと体壊すわよ」 そう言われても面倒くさいこと風のごとし。 「どうしても、って言うなら」 ツンがためらいがちに切り出す。 「弁当ぐらいなら、つ、作ってきてあげてもいいわよ?」 「マジで!?」 ツンはこくりと頷いた。 「どうせ、一人分作るのも二人分作るのも変わんないし」 「一人分って、じゃあツンは自分の弁当自分で作って来てるんだ。偉いなー」 俺なんか由梨に頼りっぱなしだからな!でっひゃっひゅwwww 「そんなの当然よ。それに、将来、お嫁さんになった時のために、・・・///って、あるでしょ?だからその、 ああもういいから、早く何か買ってくれば?」 ツンは紅潮した顔をそっぽに向けながら、手をひらひらと払うジェスチャーをする。 「ん、じゃあ行って来る」 学院の昼は賑わう。 食堂こそ無いが、購買があるからそこでいつも買い食いをする事にしている。だがそれも今日で終わり。 終わりなのだ。もう手遅れなのだよ何もかも。君との付き合いもこれでゲームオーバーなのだ。 「ハロ」 廊下。誰かが俺の名を呼ぶ。振り返ると、智途が居た。 「今日も買い食いなのか?」 「どうかな?」 「違うのか」 「そうだ」 「・・・何なんだ」 呆れる智途。 長岡 智途(ながおか ちと)。 ――話し方こそ女らしくないが、その長く美しい黒髪、凛々しい顔立ち、豊満なバスト、そして美脚。 しのたのように、彼女に憧れる女性とも少なくない。蕪雲にとってはかなり内角高め直球ストライクらしい。 そんな彼女には、更に優れた姉、雪花(せつか)さんが居る。うん、まあ二人にはよく可愛がられました。 姉妹には何か複雑な事情があるようで、なんでも組織がらみで生死に関わる抗争が続いているとか。 …って、それはまた別の(ry 「よくここの廊下で会うよな」 「ん・・・まあそれは、お前が・・・」 「俺が?」 「や、なんでもない。気にするな。それより、弁当は持って来てないのか?」 「明日から作ってくることにしたよ」 なんとなくツンの名は出さなかった。 「あ・・・そうか、なら仕方ないな」 何故だか、智途は悲しげにその視線を伏せた。 「こぉらぁー!」 声に振り向くと、そこにはもうダッシュで駆けつけるしのたの姿があった。ザザッ、と俺の前に立ちはだかる。 「智途先輩をいじめちゃダメです!」 「俺は何も・・・」 しのたこと、篠田 美佳(しのた みか)。 ――彼女は自分の事をボクと言う。メガネをしている。そして部活の後輩にして、智途親衛隊の一人。 よく諌め、よく動く(バスケ部だったからか)。由梨と仲が良くて、いつも二人で行動している。 そんなしのたには生徒会と縁があって、生徒会とともに、熾惺の生徒の殆どが知らない熾惺の恐怖に 立ち向かっているらしいが・・・って、それはまた別(ry 「いいんだ、しのた」 智途はしのたの肩をぽん、と叩いた。 「でも、先輩!」 「しのたん、待ってぇー!」 息を切らして、由梨がようやく追いついた。 「あ、由梨。丁度良かった。こいつらが俺のことをいじめるんだ。助けてくれ」 と、無茶振りをしてみる。 「そうなの?」 呼吸を整え、しのたの顔を見る。 「違いますよ!先にいじめたのは先輩のほうです。ボクはむしろ庇ったんですよ?」 「でもハロの場合、いじめられるのが好きだからな」 「そ、そうなの?」 俺の顔を見る。 「そんなわけないだろ」 あるけど。って言うか義理とは言え妹に何で今ここで自分の性癖を暴露せなあかんのだ。 「えっと・・・」 以上の情報を由梨の頭の中で整理させるとどうなるのであろうか。由梨はしばらくまごまごした後、 「いじめはよくないと思います!」 と、丁寧語でスローガンを掲げた。 言い放ってガッツポーズのまま固まる由梨を見て、一同はしばらく黙っていたが、 「そうだな、いじめはよくないな」「そうですね」「俺も悪かった」とりあえず合意に達した。 「よかった」 ほっとして笑顔を見せる由梨。 「あ、俺昼メシ買って来なきゃ」 「先輩は予定あります?」 「私は特に無いな」 「じゃあボクたちと一緒にお昼食べましょうよ」 そっちはそっちで話が進んでるみたいだな。じゃ、あっしはこれで。 そう思って去ろうとした時、擦れ違いざまに智途から左腕を組まされた。 「一緒にどうだ?」 ぎゅっ、と俺の腕を抱き寄せる。もし着けてなかったら二の腕の辺りはその谷間に呑み込まれていた かもしれない。それでも心を揺らすくらいの誘惑が、その温かさと柔らかさにはあった。 「そうだよ、折角だし、たまにはおにいちゃんも一緒に食べよ?」 由梨の発言に悪気は全く無いのだが、俺はもう折れてしまいそうな気がしていた。 その時、どこからかブーンという音が聞こえてきた。 「智途様ゲトォォーーー!!」 とっさに俺から体を離した智途と俺との空隙に、時代を駆け抜ける一筋の旋風がよぎった。 紛れもなく蕪雲だ。まさに風雲児。 はっと気がついた智途の表情を最後に見てから、 「また今度!」 と言って俺は超神速縮地の二歩手前でその場から逃げ出した。 呆然とする場。 智途の怒りの矛先は当然、窓枠を支点にヘの字に体を折り曲げたままほぼ静止している蕪雲へと 向けられた。 智途はその足を持ち上げ、くるりと蕪雲を窓の外へ自由落下させた。 かわいそうな蕪雲ちゃん。でもあなたは丈夫だから、落ちても平気よ。 「さ、昼飯にしようか」 「はい」 「・・・えっ?えっ??」 あまりに誰も蕪雲の心配をしなかったため、由梨には何が起こったのか理解できていなかった。 慣れとは恐ろしいものである。 放課後のことだ。 「先輩」 「ん?」 ここは、THEサンクチュアリ百式-Ver2.01-部の部室。 部員は俺、蕪雲、しのたの三人だけ。ここでは、主にプログラミングを学ぶ事を活動にしている。 ということにしておこう。 「智途先輩、怒ってましたよ。断る理由くらい教えてくれてもいいのに、って」 「・・・。ま、確かにあれじゃ嫌ってるようにしか見えなかったかな」 狭い部室に、パソコンの動作音だけが残る。 「何か理由があったんですか?」 回転椅子をこちらに向けて、しのたは聞いた。 「ツンを、待たせてたから」 回転椅子を半分だけ向けて、俺は答えた。 はあ、としのたはため息をついた。 「そうならそうと言えばいいんですよ。どうしてそう、思ってることを言わないんですか。本当のことを 正直に言ってあげるのが誠意を見せるってことじゃありませんか?相手が好きな人なら、尚更・・・」 普段ならそれは違うだろ、と軽く否定するところだが、今はなんとなく論破されたような気になった。 「悪かったよ」 「ボクに謝ってどうするんですか」 「はは・・・」 しのたに向かい合って、言い直す。 「明日、ちゃんと謝っとく」 しのたはそれを聞いて腕を組み、 「じゃあ、良しです」 と偉そうに言った。 でも俺にはひとつ気になる事があった。 「ところで、蕪雲来てないな」 「まあ、勢い余って窓から転落してましたからね」 「マジで?」 平然と頷くしのた。当然、『勢い余って』の部分は事実無根である。 「でもま、大丈夫だろ」 キィ、と椅子の向きを戻し、両者パソコンに向かう。 慣れとは恐ろしいものである。 Le souhait last_escape-2へ
https://w.atwiki.jp/lastcityjp_ss/pages/18.html
衛星とは リアルタイムで人生を放送すること、すなわち俗に言う配信を指す言葉である。 ここでは便宜上、衛星を行う者を"衛星主"と呼ぶ。 常に以下のリストに含まれる市民が衛星中であるとは限らない。 映像提供された際にはBAN対象となるため、このリストに載っていない市民を「監視されていない人間」であると捉えて悪用しないように。 衛星主でなくとも、ボディカメラ(録画)をつけている市民が多い街です。 衛星主一覧 Twitchは紫色、YouTubeは赤色、その他プラットフォームは黒色で示す。 Last City 戸籍名 衛星チャンネル名 URL 一 ありす ありす_あまのじゃく https //www.twitch.tv/alice_amanojaku あああああああ aaaaa test
https://w.atwiki.jp/mtgflavortext/pages/7173.html
「幻想的に語るのもいいでしょう。美化するのもいいでしょう。好きに呼んでかまいません。私にとっては、それは常に猥雑な、血まみれの殺人です。」 ――カムサの僧侶、アイリ "Romanticize it, glamorize it, call it what you will. To me, it will always be carnal, bloody murder." ――Ayli, Kamsa cleric エルドラージ覚醒 【M TG Wiki】 名前