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冬馬761~770 「ちょっと人が多すぎるわね。こっち来て」 小さな私と隆は、先を行く女の子に黙ってついていく。 「ここにあらかじめ結界を張っておいたの」 「ケッカイ?」 「秘密基地みたいなものよ。さ、入って」 公園の一角、木々が茂った死角がある。 そこは木漏れ日が芝生に影を落としていた。 「……その、あなたは私の味方なんだよね」 「そうよ」 「こんな所に連れてきて、私と隆くんをどうするの?」 小さな私はオドオドと隆に隠れながら言った。 「お前、まさか愛菜ちゃんをいじめるんじゃないだろうな」 「違うわよ」 「もしかしてあのドロドロの仲間か」 「まさか」 「じゃあ、大人に言われたのか」 「細かい事はいいでしょ。それより私、ランドセル買ってもらったの。一体何色だと思う?」 女の子は突然質問を投げかけてくる。 「あなた、私と同じ年なの? 次は一年生?」 小さな私はすごく親近感を覚えたようだ。 無理もない。 話し方からいけば、もっと年上だと想像していたんだろう。 「そうよ。買ってもらったのは先週。さぁ、色を当ててみて」 「うーん。水色かな……」 「オレは紫だと思うぜ」 「二人ともハズレ。正解は赤でした」 いつの間には三人はランドセルの話で打ち溶け合っている。 (この女の子。警戒心を解くためにわざと共通の話題を振ったんだ) まるで大人のような会話術。 やっぱり普通の子供ではない。 「へぇ。愛菜はピンクにしたんだ、きっと似合うわね」 「えへへ、ありがとう」 「オレは紺なんだ。カッコイイだろ」 「別に……普通」 (なんだか……隆に冷たい。この感じ。誰かに似てる……) ちびっ子三人は木陰に座り込んでいた。 いつの間にか別の話題を話し始めている。 「私はね。少しだけ未来が見えるときがあるんだ」 「そう……さっきはなんだか良くない雰囲気だったけど、それが原因?」 「うん」 小さな私はコクンとうなずく。 すると隆がイライラしながら口を挟む。 「愛菜ちゃんはもっと隠せよ。黒い塊も未来も大人には気持ち悪い事なんだろうからさ」 「そうなのかな」 「何度も言ってるだろ」 「でも……」 「愛菜ちゃんの馬鹿」 「ごめん……」 小さな私は隆に謝ったまま、言葉に詰まってしまった。 すると、女の子が私の手をしっかりにぎる。 「愛菜は良くない未来を変えたくて、つい口出ししてしまうのね」 「うん」 「とっても優しいのね。私はすばらしい事だと思うわよ」 私は自分の行いが肯定されたのが嬉しかったのか顔を歪める。 そしてしくしくと泣き出してしまった。 「愛菜ちゃんってホント泣き虫」 隆は突き放すように言う。 「そうだよ……ね。すぐに…泣き止むよ」 小さな私は腕で目をこする。 なんとか涙を乾かそうとゴシゴシと何度も往復させる。 「泣いた友達にどう向き合えばいいか分からないからって……攻撃するなんて本当に子供なのね」 「なっ……」 「当たってるんでしょ」 「う、うるさいっ」 図星を指されたのか、小さな隆はそっぽを向いてしまう。 「まぁ大体分かったわ。もう無くしてしまいましょうか、その力」 「そんな事できるの?」 「封じ込める……平たく言えば、出ないように蓋をするだけだけれど私なら出来るわ」 「本当に?」 「もちろん。この私にドンと任せなさい」 女の子は胸を張り、拳で心臓を叩いてみせる。 この癖を見て、私の疑心が確信に変わる。 一方、女の子は小さな私に向かって正面を向き、真剣に問いかけていた。 「愛菜は封印……力に蓋をすることを望む?」 小さな私はしばらく考えて「うん」と頷いた。 「わかったわ」 そういうと、女の子は私の手を取ったまま立ち上がらせる。 そして芝生の中央に立つように指示した。 「ここでいい?」 「ばっちりオッケーよ」 女の子は深呼吸する。 と、横で見ていた隆が口を挟んだ。 「お前、蓋するって本当に大丈夫なのか?」 「黙ってて気が散るから」 「……わかったよ」 「あと、ここでの記憶は愛菜も隆も全部消すから、よろしくね」 「……何でだよ」 「身元がバレたくないだけよ。さぁ、どいたどいた」 隆は一歩下がって黙って様子を見守っている。 すると女の子は指を器用に動かして、次々と印を結んでいく。 そして印を結び終わると、手のひらで地面に触った。 突然、私を中心に青白い円陣がフワっと浮き上がった。 「我は望む。彼の者の力を封印せしめ給え!」 (まずい……もう私の姿が消えかかってる……) 手を見ると、透けて地面が見えている。 一刻の猶予も無い。 「香織ちゃん!」 思わず大声で叫んでいた。 すると不思議な女の子は振り向き、キョロキョロと辺りを見回す。 (よかった。そういう事だったんだ) また一つ、胸のつかえが取れた気がする。 私は眼を閉じ、浮遊感に身を任せた。 次へ冬馬781~790
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スレ105より 778 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 11 46 07 0 我が家のスペック。 結婚2年半目。 夫=41歳厄年。 嫁(私)=33歳後厄年 夫が先日会社からクビを言い渡されました。 理由は、不当な労働条件だったので労働基準所へチクったのがバレたため。 それはしょうがない。 内容は重苦しいし身内バレしちゃうからkwskできないけど本当に酷い労働条件だった。 どんなにどんなに頑張っても、給料が15万前後。 身も心もボロボロになっちゃって、夫は本当にかわいそうだった。 けど、クビを言い渡された直後から本当の地獄が始まった。 兎に角、突然の解雇だったのでお金がない、たくわえがない! たくわえようがない、最悪の給料状態だったから。 私も働いてるが、パートなのでどうしても8万以上は無理。 今月なんて、家賃が払えなくて、今夫が大屋さんとの話し合いに行っている。 なんだか、家賃が払えなくてペコペコするのって、マンガみたいな展開だとか思ってるけど。 夫は勿論毎日毎日ハローワークに通ってるけど、年齢も年齢だから毎日面接しても渋い顔されてしまう。 夫は本当に大変だし、涙出てくるほど辛いと思う。 けど。 最近そんな夫がエネミ化してきた。 昨日、突然別居の姑(私にとっては良トメだった)からTELがきた。 「貴方の所のお母様はお金出さないの?」 と、突然言われて混乱した。 聞けば、夫は私に黙って姑にお金を借りてたそうな。 私は、それを知らなくて、姑は私のお母さんがお金を出さないのを面白く思ってないそうで。 しかし、夫には何度も話したけど、私の両親とも障害者。 そして、祖母と祖父が同時に認知症になり、別々の施設に入所中で凄くお金がかかる。 オマケに、私の姉が妊娠をし、もう直ぐ出産。 そして、実家は障害者の両親がしんどいほど段差が凄かったので、現在少し借金をしてリフォームをしてる最中。 779 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 11 47 18 0 そんな中、私の話なんて一切出来なかった。 いや、話をしなかった私も悪いんだけどさ。 その状況を何度も何度も説明して、 「もしお金が必要だったらさ、カードローンでもなんでも私借りてくるから!許して?ね?」 って言ってたのに。 昨日帰ってきた夫に姑からTELがあったことを伝えたら 「それで?お前の母さんお金出してくれないの?」 だって。 そんなことするぐらいなら、車売ろう!売って生活のたしにして、少しずつ姑さんに返そうよと提案しても 「ダメだ、車は売れない!お金なくすやつは、車を売ってなくすんだ!」 と、ガンとして譲ってくれない。 今だけの一時的なものだとは思いたいんだけど、お金が絡む話になると直ぐに私の両親を頼るように言われるのが辛い。 さっきもダメモトで私の母親に電話してみたけど 「あのねー●●ちゃん(姉)がおなか動いたっていうのよー。楽しみだね。色々と入用になっちゃうわねー。」 って姉の子の誕生を楽しみにしてる母親にはとてもとても。 それに、祖母祖父ともの入所してる場所の料金も、知ってるものだから、さらにいえない。 安い所を選んだんだけど、それでも高すぎるよ。 夫からすると、私のほうがエネミなんだろうけど。 エネミVSエネミって状態なんだろうなー今。 お金さえ絡まなきゃ、楽しくて面白い夫婦って周りから言われるほど、私たちも楽しく生きていたんだけどな。 離婚・・・つーのも考えてますが、流石に短絡すぎかと悩み中。 781 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 11 53 30 0 778 失業手当は? 778自身も「パートなので」とか言ってる場合じゃないと思うが・・・。 782 名前:778[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 11 58 58 0 781 あ、私自身もハローワークに通い中。 何度か面接してますが、住んでる場所が田舎でして 「あれ?君●●のお店の店員さんじゃない?どうして?」 「赤ちゃん作らない?作れない?作る気ない?作って辞めない?」 とか、そんな事根掘り葉掘り聞かれて、もう数社はねられています。 今現在、とりあえずダブルワークで休みなく働いてる最中。 783 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 11 59 25 0 自分で姑に説明すればいいんじゃないか。 >理由は、不当な労働条件だったので労働基準所へチクったのがバレたため。 >それはしょうがない。 しょうがなくないし。 不当解雇じゃねえの、それ 785 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 12 03 56 0 やっぱり40歳前後で独身の男って、ロクなのがいないんだってことは分かった。 なんでそんなクズと結婚したの? 786 名前:名無しさん@HOME[] 投稿日:2008/06/15(日) 12 03 57 0 41歳で15万…それはひどい。 ところでダンナ、転職先探すとき職種で選んでない? 職種を選ばなければもうちょっとマシな給料もらえるとこはあるよ。 ドライバーとか土木関連とか、体使う仕事なら。 787 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 12 05 00 0 労基署にチクろうとする時点で、普通は次の仕事も ある程度めどつけておくべきだと思うが。 チクってそれで自分が正当な収入をもらって同じ会社で 同じように働けるとでも思ってたんだろうか。 つか、40過ぎて月収15マンの時点で転職考えろよ。 788 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 12 06 44 0 782 778がしっかり働いてるところを見ているんだったら 778の親の金まで当てにするな!って言いたいけど、 自分が仕事見つからないで、妻が働いていて親に金まで借りて っていう状況で、 ・妻を楽にさせたい ・親の金を借りてみじめなのは自分だけではない状況にしたい という気持ちも働いてるのかもね。 「うちの親は出さないじゃなくって、出せない。」って 言い切っておしまいにして姑からの連絡は夫のみにしてもらうか、 後で絶対に返すつもりで、ご両親に相談するしか ないんじゃない? とりあえずお金を借りるかどうかはおいといて ご両親に打ち明けてみたらいいと思うが。 789 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 12 07 35 0 今は労働組合とかもないからなぁ でも不当解雇になった人がユニオン?とかそういうところに相談して 解雇撤回させたり賠償金もらったりしたケースを聞いたことあるけど 田舎じゃそういうのは無理なの? 790 名前:778[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 12 08 52 0 783 ええ、立派な不当解雇です。 ちょっと詳しくかけないけど、数日後に労働基準所がちゃんと動いてはくれるそうです。 それと、姑には説明済み。 それでも「夫婦困ってるんだから親がお金出さなきゃ。可愛くないのかしら?」だそうで。 確かにそれも判るんだけど、事情があるのでと何度か説明して 「ふうーん」で、TEL切られましたわ。 785 クズでも好きだったのでw 786 勿論、ドライバーと土木関係そして工場夜勤とか色々と当たってます。 それでもその、さっき書いたとおり田舎なんで。 「こいつは直ぐに労働基準所にチクる」と噂が出回っちゃってる。 なので、ちょっと遠いけど都会の方に面接を最近手を伸ばしてる最中。 797 名前:778[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 12 15 20 0 787 「いつか頑張ってればあがる!」ってバカ社長に言われたのマトモに受けちゃったので。 で、そういう場所に相談すれば、労働条件が良くなると単純に考えちゃったみたい。 私も「ちょっと早まってない?」って聞いてみたら「大丈夫」って答えが返ってきたからそのままにしてしまいました。 788 うーんそうか。 いいづらいって言うか、私自身も引け目を感じてしまっていたから。 家から出たんだから、実家を頼れない=話せないと思ってたので。 そうか・・・今度お茶のみ話程度にしてみようかと思います。 789 ユニオン? うわ、そういう場所はしらなかった! ありがとう!あとでぐぐってみます! 皆さん相談聞いてくれてありがとうです。 なんかちょっとだけ心が軽くなりました。 来週実家でちょっとお金の催促ではなく、相談という形で打ち明けてみようかとは思います。 後は、ユニオン?って場所をちょっと調べてみようかと思います。 あー、なんか知らなかったことばかりで、自分無知だったなとこんな短時間で思い知らされたわ。 799 名前:778[sage] 投稿日:2008/06/15(日) 12 19 36 0 あ、最後に。 本当に身内バレしちゃうから、これしかかけないけど。 夫の給料は、だんだん下がってきました。 最初は30以上は固かったんだよ・・・。 社長が色々とあって、3代目になったので、そこからおかしくなってきたみたいで。 社長の代替わりは去年。 蓄えはあったんだけど、だんだん給料が低くなってきて、蓄えもそこをついた。 バカ3代目は、何度も社員全員と話し合いして 「オレに任せろ!皆ついて来い!来月には給料は前のように戻る!」 と豪語してたようで。 実際、それは大嘘で、次の月も徐々に減ってる状態。 最終的には15万前後になっちゃって、 「15万で夫婦暮らせるか?子供がいるうちはどうなるんだ!」 って同僚が怒鳴り込んだら 「そんなの知るか!ボケ!」 と返されたそうです。
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前|歴史|次 770 :初代1◆zhFdGsjV7M:2005/10/21(金) 22 21 37 ID nP66l/OU 車輪は人類最大の発明品のひとつであることは 工学、力学、物理学を学んだものであれば、疑うこともなく 賛成してくれることだろう。 そして、車輪を応用した数多の品々は、過去から現在、 そして、未来においても生活、工業、交通、通信等の さまざまな分野で活躍し、そして、し続けることになるだろう。 そして、歴史的に見て、車輪の発明は、紀元前まで平気で さかのぼり、具体的にはいつ作られた等ということははっきりはわからなく。 4大文明発祥地には、その基盤があったこともみることができる。 「どーも、うまくまわらねぇな」 しかし、車輪の開発には、様々な障害が存在する。 1つは真円を描けること。 「コンパスがあるから、かけるぞー」 1つは、中心に穴があけられる程度の加工技術があること 「真中は、わかるし、穴もあけたぞー」 ここまでで、1つの車輪は作れるかもしれない。 まぁ、多少歪でも回るには回る。 しかし・・・・・・ 「2つ、そろえると、まっすぐすすまねぇ」 皆さんは、原始人に何が足りないとおもいますか? あと、少しです。見えることだけでなく、想像力も働かせてみてください。(ちょっと難易度高めかな?) 前|歴史|次
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スレ258より 778 :名無しさん@HOME[sage] : 投稿日:2012/07/15 04 33 17 0 離婚成立と引越しが終わってネット接続も終わったが、うっかり布団を車に置き去りにした。 取りに行く気力も無いので眠る代わりにさらっと書いてバスタオルと共に床で気絶する。 結婚前から飼っていた猫を夫が保健所に連れていき、一週間経ってからそのことを教えられた。 そんで入れ替わりに元姑を引き取り同居すると宣言しやがった。 元夫が二酸化炭素漬けになるなら同居を考えてやる! と叩きつけてドロドロ離婚係争。 何年もかかったよ。 元夫から最後に言われた言葉、「保健所での引き取り料ぐらいお前が持てよ!」だった。 猫、生き返ってくれないかな。また元夫や元姑に食い物にされてもいいからさ。 781 : 名無しさん@HOME[sage] : 投稿日:2012/07/15 07 17 08 0 778の元旦那、死ねばいいのに 許せない 782 : 名無しさん@HOME[sage] : 投稿日:2012/07/15 07 26 29 0 なんで猫がいないのに1週間も気づかなかったの??外に出してたのかな? 783 : 名無しさん@HOME[sage] : 投稿日:2012/07/15 08 01 26 0 778 気絶がなおったらkwskしていきんさい。 785 : 名無しさん@HOME[sage] : 投稿日:2012/07/15 08 13 44 O 具合が悪かったから病院に連れて行った。しばらく入院だって→実は(r ならまだ理解できるかなあ 792 : 名無しさん@HOME[sage] : 投稿日:2012/07/15 10 19 47 P 放し飼い猫で帰って来てないだけと思ってたのかな うちは室内飼いだからいなくなったら即保健所にも電話して探したけど まとめに似た様な話あったね 797 : 名無しさん@HOME[sage] : 投稿日:2012/07/15 13 12 40 0 あんまんの話か。あれは保護した人GJだった 837 :名無しさん@HOME[sage] : 投稿日:2012/07/16 11 26 56 0 778す。先日は大変お見苦しい所を… 783のお言葉に甘えて、もう少し詳細を書いて終わります。 私の猫は遠方の実両親交通事故死(加害者側)・事後処理のさなかに殺されました。 一度猫の様子を元夫に電話で聞いたとき、「こんなときにまで猫の心配をするのは不謹慎だ」 と言われて、確かにその通りだったのでそのままにしました。 元夫の様子は今思えば明らかに挙動不審だったのに、どうしてそのことに気付かなかったのか。 うちの地区では猫・犬共に飼い主持ち込みの場合は翌日殺処分。 私が家に一時帰宅したのは一週間後のことでした。 元姑には「嫁が不安定だから一緒にいてやってくれ」と言って同居打診したとのこと。 元姑は泣いてた。元姑は「私が実家に猫を連れて行き、猫が両親の事故に巻き込まれて死んだ」と聞かされていた。 私にはクソトメだったけど、猫は本当に可愛がってくれていたから。 同居なんてしたら絶対夫婦共々食い潰すであろうギャンブル婆だったけど。 本当は被害者側に一生お詫びして献身すべき身だけれども、 どうしても猫のことだけは、譲れなくて。 本来なら被害者側のために費やすべき時間を離婚のために使ってしまいました。 それではまた、被害者の病院に土下座に行って、副業のバイトに行ってきます。 眠らなければならない時間でしたが眠れないので、文章を書く時間に転用しました。行って来ます。 838 : 名無しさん@HOME[sage] : 投稿日:2012/07/16 11 32 27 0 乙 妻の両親が亡くなったドサクサに紛れてペットを保健所に連れて行き しかも姑を引き取るような夫と別れられて良かったね
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星のオルフェウス 星のオルフェウス「リヴァー・オブ・ファイアー」 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 発売元・販売元 発売元:カサブランカ・レコード 販売元: 発売日 1979.10. 価格 600円 内容 備考
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債権者×債務者 妄想を吐き出させて下さい。 親が遺した借金抱えて天涯孤独の受け。 長年の苦労ですっかり無気力状態、債権者の攻めに 「金がないなら身体で払って貰おうか」と言われても 「鉱山でも男娼宿でも放り込めば」と投げやりな態度。 「そんな所で働かせてもロクに返済出来ないうちに死なれそうだ」ということで、 受けは攻めの会社(とか店とか)で攻めの商売を手伝うことになる。 最初は半分死んだように働いてた受けだったが、攻めの容赦ない指導もあって徐々にやる気と才覚を見せ始める。 そうこうする間に互いに惹かれていくわけだけど、 攻めは「借金を楯にして受け容れさせても虚しいだけだ」と踏み出せないし、 受けは「借金返済で切れる縁なら深入りしたくない」と距離を置こうとする、って感じで、 債権者/債務者という立場のせいでなかなか進展しない。 そんな中、受けが己のアイデアなり機転なりですごい利益を叩き出し、 攻めは「これでお前も自由の身だ、これからは好きにすればいい」と借用書を焼いてしまう。 ここからは受けが「俺はあなたの傍にいるのが好きなんだ」と告白するもよし、 攻めが「自由になったんだから嫌なら断ってくれ」と仕掛けるもよし、 晴れて対等な立場で公私ともにベストパートナーになったらいい。 ベッタベタでも、まだるっこしい両片思いがジリジリ続くのが好きなんです 東南アジアから来た天才少年
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失恋してアル中一歩手前なあいつに片思い 彼が振られたことはフロアの人間全員が知っている。 たぶん、次の異動では彼と彼女の両方がここから姿を消すことになるのだろう。 「あれ、何とかした方がいいんじゃないですか、島野係長、うちは接客もある社なんですし」 今日も言われてしまった。お節介な女性社員のみならず、今回は総務課の、普段はうるさいことなど言わない人からの指摘。 彼はそんなに目立ってるのか、と認識し直す。僕が気になるだけじゃない、客観的に見てひどいのだと。 彼は僕の部下だから僕には管理責任がある。 だから僕には彼を叱咤し、立ち直らせる義務がある。 大丈夫、おかしくない。僕は自分に言い聞かせて席を立つ。 「稲田君、ちょっと」 「あ、はい」 呼び出して使われていない小会議室へ。 途中でコーヒーを買ってやったのは、目を覚ます意味ももちろんあったが、なによりこの漂う匂いをごまかしてやるためだった。 「すみません」 大きな体を椅子の上で曲げ、しおらしくカップに両手を温める姿がいじらしい。 慌てて気をそらす。僕はあくまで上司なんだと自分に言い聞かせる。 「何言われるか、わかってるよな」 僕の言葉に彼は「すいません」と小さく答えた。 座るとますます視線の高さが違い、僕は彼を、下から覗き込むようにしないといけない。 「まさか、朝も飲んでるんじゃないよな」 「いえ、さすがにそれは。ただ、眠れないんで」 つまり朝方までやってるってことなのだろう。 内心、同情する。つまりそれぐらいひどい振られ方だった。 結婚を前提につきあっていたはずが、降ってわいた別れ話。彼女の腹には愛の結晶、別の男の。 よくある話かもしれないが、隣り合った係同士のカップルじゃ最悪だ。 おかげでこいつ、こんなに壊れてしまった。 人一倍大きな体のくせに気が優しくて、仕事が丁寧と評価されていた。 誰とでも上手くやれる方だったが、僕とは特に気があった、というのはうぬぼれじゃないだろうと思う。 一緒に飲みに行くのが週末の習慣だったのに、いつしか奴が彼女のことしか話さなくなって、程なくつきあい始めたという報告。 あの時、あんなに祝福してやったじゃないか。 こんなことになるなら……わかってれば俺が。わき上がる妄念を、頭を振って払い飛ばす。 「酒で眠ろうってのが間違いなんだよ」 「わかってるんですが」 「もう一切買わないようにしろ。翌日匂うまで飲むなんて非常識だ。食事、睡眠、きちんととれ。シャツにアイロンかけて、ネクタイも毎日替えろ。身だしなみぐらいちゃんとしてくれ、常識だろう」 「はい……」 どのくらいの厳しさで言えばいいのか、全然判断がつかない。 本当は、大丈夫なのかって寄り添いたい。しっかりしろよって胸ぐらつかみたい。 彼女のどこがいいんだよって。さっさと忘れて元のお前に戻れって。 それで、また飲みに行こうって。 「仕事の方はしばらく軽くするから。今やってる件、俺にまわして」 「いえ、そんな、それはちゃんとします」 「できないから言ってるんだよ、人に言われる前に自分で気づけ」 はっと顔を上げるから目があった。充血して憔悴しきった憐れな男の目。 僕の方が背が低いから、このまま抱きとめたらたぶん、僕のあごが上がってしがみつくみたいなみっともない恰好になる。 この馬鹿をまるごと包み込んでやりたいという望みは、どちらにしろ叶えられない。 唇を噛むから、投げつけるように言ってやる。 「悔しいか。悔しいならさっさと立ち直れ。みんな迷惑してるんだよ」 もし僕が彼を思っていないのなら、もっと優しく慰めてやれたはず。 失恋してアル中一歩手前なあいつに片思い(別館)
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元カノの元彼 新婦招待客控え室でぼーっとしていると、ゼミ同窓生の山中が 新婦控え室から戻ってきた。 「大竹君、控え室行かないの?明留、キレイだったよ」 「どうせすぐ見るんだからいらねえよ」 「ふーん。でもさ」 山中はちょっと声を潜めて続けた。 「元彼を結婚式に呼ぶってアリなの?」 「元彼っつっても、わずか半年の清く正しい男女交際だったから な。アイツ、招待状に『ご祝儀奮発するのを忘れないように』って 書いてきたんだぞ?」 「いくら包んだの?」 「5万」 「奮発したわねえ!」 「俺、アイツに借りがあるからさ...」 俺はボーナスが出るまでをいかに乗り切るかをに思いを馳せて、 ため息をついた。 明留は、男兄弟に囲まれていたためかさばさばした話し方をして いて、いつもジーンズに男物っぽいシャツを着ていて、背が高くて 貧乳で、ぱっと見は線の細い男に見える、大学入学当初から目立つ 存在だった。 同じプレゼミに入ったことをきっかけに話してみると、女と話す時 にどうしても感じていた気構えのようなものが必要がなくて、とても 気楽な相手だった。好きな小説が同じだったり、音楽の趣味が一致して たりで、さらによく話すようになってみると性格が良いのもわかってきた。 人間として、とても魅力的なヤツだった。 「なあ、俺と付き合わね?」 俺がそう聞いたら、明留は小首をかしげてきょとんとした顔で俺を 見返したっけ。 今から考えれば、あれは告られた女の顔じゃないよなあ。 「アンタと私が付き合うの?」 「そう」 「まあ、試してみるのもいいかもね。いいよ」 返事も変だったよなあ。 一緒に遊びに出かけるのには良い相手だった。....だったんだが、 結局、俺達はキス止まりの関係だった。 「ごめん、別れてくれ」 「いいけど、条件あるよ?」 俺が切り出した別れ話に、明留は言った。 「もう二度と、本当に好きだと思った人以外とは付き合わないって 約束したら、別れてあげるよ」 「いや、俺、お前のこと本当に好きだぞ!」 「じゃ、なんで別れなきゃいけないわけ?」 「それは....」 「アンタの言う『好き』が、『人間として好き』って意味だって、 わかってるから。アンタ、忘れてるかもしれないけど、私にだって 『女として好かれたい』って気持ちがあるんだからね?女と付き合うって ことは、そういう気持ちに応えるってことだからね?『女として好き』 じゃないんなら女と付き合っても意味ないって、試してみてわかったでしょ?」 「あー。はい」 「じゃあ、約束しなさい」 「はい。もう二度と、本当に好きだと思った人以外とは付き合いません」 「OK。別れてあげる。これ、貸しだからね。あ、この後は普通に友達って ことでよろしく。避けたりしたらぶん殴りにいくから」 明留らしいさばさばっぷりで別れ話は終わったっけ。 「本日はまことにおめでとうございます」 「おめでとうございます。ご親戚の方ですか?」 山中と知らない男の声に顔を上げる。 「会社の後輩です」 つるんと肌が綺麗で女顔の、カラーフォーマルを嫌味なくすらりと 着こなした男がそこに立っていた。 俺と目が合うとにっこりと笑いかけてくる。 その時、控え室の入り口の方で歓声が上がった。 見ると、白無垢の明留が付き添いの女性に手を引かれて入ってくる ところだった。 「これは見違えますね」 「別人のようだな」 「二人ともひどいですよ」 明留は新婦のために用意された椅子にかけると、俺達に気づいて ちょいちょいと手招きをした。 「私はもう挨拶したから」と動かない山中を残して、明留の後輩の 男と一緒に、明留のところへ行く。 「今日は来てくれてありがとう」 明留が笑う。 「紹介するね。大学のゼミで一緒だった大竹君、会社の後輩の工藤君」 どうもとマヌケに会釈をしあってる俺達に、明留は言い放ちやがった。 「で、私に借りのあるアンタ達、しっかりご祝儀包んだんでしょうね?」 「アンタ達って、一括りかよ」 「だって、アンタ達、私に同じことしてくれたんだもん」 「同じって、あなたも明留さんと交際を?」 「え?」 俺は工藤と呼ばれた彼と顔を見合わせた。 「とりあえず、アンタ達、趣味似てるし話が合うと思ってさ。いやあ、 一度会わせてみたかったんだよね。じゃ、アンタ達は私のハンサムな 元彼として、私のダンナを引き立てる役を真っ当してね。これも貸し分の 取り立てよ」 「あけるねーちゃん、おめでとう~!」 「ありがとうー」 親戚らしい子供たちが飛んでくるのに応えながら、明留は片手で しっしと俺達を追いやった。 披露宴会場で明留の隣で笑う新郎は、絵に描いたような冴えない ハゲの中年のおっさんで、招待客は俺とその隣の工藤君を盗み見ては ひそひそと囁きあっていた。 「居心地ワリイなあ」 「仕方ないですよ。こんなこととご祝儀で借りが返せるなら安いものです」 俺のつぶやきに、工藤が笑う。 「そういや、その借りってどういう意味だ?」 「僕、女の人が苦手なんです」 工藤はちょっと照れたようにうつむきながら言った。 「僕、小さな頃から女の子と間違えられるような子で、上に姉が二人も居て 散々おもちゃにされてたんですよ。そのせいか、ずっと、女の人を好きに なれなくて、でも、そんな自分を肯定できなくて、そんな時に明留さんと 出会ったんです。明留さんは僕の苦手な女性的なところが少なくて、 こういうタイプの女性なら、自分もお付き合いできるだろうと思って交際を 申し込んで、でも、実際付き合い始めてみると、ああ、やっぱりこれは違うんだって 思って」 「別れる時、アイツに言われたろ?『もう二度と、本当に好きだと思った人 以外とは付き合わないって約束しろ』って」 「はい」 「俺も言われた」 「あなたも?」 「アイツ、付き合ってくれって言われた時から判ってたんだろうな。 俺が、アイツのこと本当に好きなわけじゃなかったって。自分で自分を 誤魔化して、好きなつもりになってたってこと。その上で、俺が自分で そのことに気づくまで、付き合ってくれたんだから、大した器だよ」 「本当に、大した人ですよね」 「そういえば、アイツ、俺達の趣味が似てるって言ってたな。工藤さんも 時代小説好きか?」 「はい。最近は上田秀人とか読んでます」 「お、若手もチェックしてるんだ」 「大御所は読みつくしてまして」 照れたときにうつむくのは、工藤の癖なのか。 妙に子供っぽく見える整った横顔を見ながら、俺はなんだかこいつの 頭をワシワシとなでてやりたい気分になってしまった。 その後、時代小説話で盛り上がって、工藤の本を借りる約束をして、 それを返して代わりに俺の本を貸す約束をして、何度か会ってるうちに 友達になって、あれやこれやがあって、俺と工藤は付き合うことになった。 工藤がそのことを明留に言うと、明留のヤツ、「そうなると思ってたよ」と 言いやがったらしい。 「『これ、貸しだからね。出産祝いは弾みなさいよ』だそうですよ。 もう、どこまで見通しているんだか....」 「しゃあねえ、せいぜい奮発してやろう」 うつむく工藤の頭をワシワシとなでてやって、俺は言った。 801チンピラ