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「……ここだな」 真夜中であるにも関わらず、電気系統が一切機能していない自動販売機に手を触れる裂邪 ここは東区のとある場所 青く光る街灯が数本立っている程度で、それ以外は何の変哲もない住宅街だ 「覚えてらっしゃるかしら?……この場所のこと」 かつん、かつん、とヒールの音が閑静な住宅街に高く響く 赤い長髪を揺らしながら、少女は――ローゼは懐かしげにそう問うた 「…かつて、俺はここで都市伝説に襲われた女の子を助けた…つもりだった 実はその子は都市伝説の契約者で、俺なんかより滅茶苦茶強かった まさか、「組織」が誇るNo.0の一人だとは、夢にも思わなかったけど」 「あれから1年……時の流れは早いものですわね」 「1年も経ってるのに何でこの自販機は新しくならないんだろうな」 「本当は「組織」の方で対処するべきなのだけど、 ワタクシが壊してしまった上にワタクシがこんなところを歩いている事がバレてしまうと、 大量の始末書を書かされてしまうので……報告してませんの」 「酷ぇ理由だな;」 暫しの談笑を楽しみつつ、最初に切り出したのは裂邪だった 「……単刀直入に聞かせて貰うよ。話と言うのは?」 「こちらも、手短に申し上げますわ……「組織」に協力して頂けませんこと?」 あまりに唐突な勧誘 しかし裂邪は、この誘いに微動だにしなかった 「…つまり、「組織」の指揮下で働いてくれ……ということだな?」 「えぇ」 「そういうシステムがあるのはシェイド達から聞いていた……が、 勧誘はNo.0が直々にやることなのか?」 「んー、最終的な決定はワタクシのようなNo.0かも知れませんけど、 お誘いするのは主に下位ナンバーと呼ばれる方達ですわ♪」 「だろうな、ローゼちゃんらしいや」 ヒヒヒ、と軽く笑う裂邪だったが、その笑みはすぐに消え失せた 「…いつかはこういう日が来るだろうと考えていたし 俺もいつかはR-No.の下で働こうと決めていた」 「そ、それでは――――」 「でも……ごめん。今の俺には、ローゼちゃんの誘いに乗る資格なんてない」 「そんなっ、どうして!?」 「俺は!……ローゼちゃんの純粋な気持ちを踏み躙ったんだ……裏切ったんだよ!! そんな奴が……ローゼちゃんの下で働いて良い訳……ないだろ……?」 ずっと、ローゼに背を向けていた裂邪だったが、ローゼには、彼が泣いているのがすぐに分かった 涙を拭いながらも、彼は言葉を紡いだ 「……ごめん、ローゼちゃん……俺、誰かに好かれるなんて、考えた事もなかったから…… ミナワだけだと思ってた…俺みたいな奴を、心の底から愛してくれる人なんて…… こんなの、言い訳にもならないのは分かってる……誘ってくれたのは有難う。他に良い契約者がいたら――――」 「裂邪さん!!」 怒号と共に、彼は背中に温もりを感じた 背後からローゼが強く抱きしめていたからだ 「……どうしちゃったんですか…もういいって、さっき電話で申し上げたのに……貴方らしくありませんわ…… いつもの貴方は、楽天家で、能天気で、目立ちたがりで向こう見ずで、ちょっとえっちで…… でも……明るくて、優しくて……いつもワタクシを支えてくれる……ワタクシのヒーローで………」 「……」 「この1年間、貴方に支えられてばかりでした……もう、貴方なしじゃやっていけませんの……… お願いです………「組織」に……R-No.の『Ranger』に入って下さい…… 今回だけ…ワタクシのワガママに付き合って……裂邪さん……!!」 言葉が止まり、彼の背に泣き縋るローゼ その様は何ゆえか何処となく背徳的なムードが流れているが 裂邪は思い切り涙を拭って、ようやく口を開いた 「……ッバカ、それじゃどう聞いても愛の告白だろ」 振り返り、彼女の涙を人差し指で拭う ヒヒッと笑って、彼はローゼに目を合わせた 「…分かった。ローゼちゃんを、R-No.を、俺の全身全霊をかけて支えるよ」 「え……そ、それって……」 「R-No.所属の契約者として……俺を雇って下さい、R-No.0」 そっと微笑みかける裂邪 ローゼはその円らな瞳から一層涙を溢れさせ、彼に飛びついた 「裂邪さぁん!!」 「っちょ、おわっ!?」 あまりに突然のことで上手く支えられず、裂邪はそのままローゼに押し倒される形となった ローゼは泣きじゃくりながら、ぺちぺちと彼の身体を叩いた 「カッコつけてナンバーで呼ばなくても今までみたいに『ローゼちゃん』で宜しいですのよ! 改まって敬語なんて使わなくても今までみたいに普通に話して下さって宜しいですのよ!!」 「え、そんなので大丈夫なの?」 「ワタクシと貴方の仲ですの、誰も咎めはしませんわ!」 「…じゃ、分かったよ、ローゼちゃん」 ぽふぽふと、裂邪は優しくローゼの頭を撫でた 何回撫でただろうか、ほんの数回というところでぴたりと彼女は泣きやんだ と思えば、不意に身体を起こして裂邪の顔に己の顔を近づけた その顔は少し紅潮しており、思わず彼は生唾を飲んだ 「………ど、どうかした、のか?」 「…裂邪さん、一生のお願い、なのだけれど……」 ひそひそと、ローゼは裂邪に耳打ちする 「はぁ!?」と驚いたような甲高い声をあげて裂邪は僅かに上体を起こした 「し、正気か?」 「み、ミナワちゃんには、内緒で……その、貴方以外には、考えられなくて、その……ダメ、ですの?」 うるっとした上目遣いで裂邪を見つめるローゼ はぁ、と彼は今度は深く溜息を吐いた 「……良いよ。俺で良いのなら」 そう言ってローゼの頭の後ろに手を持っていくと、 彼女を引き寄せて、裂邪は彼女の小さな唇を奪った † † † † † † † 「……ローゼちゃん、大丈夫か?」 「う、うぅ……まだ、こ、腰が………こんなのを毎日してらっしゃるの?」 「毎日やってたら妊娠するわw 安全日くらいしかやってないよ ま、まぁ、1日の回数はあれだが」 「…ミナワちゃんを尊敬するべきなのか……同情するべきなのか、分かりませんわね」 「待て、俺よりミナワの方が求めてくるんだからな?」 「俄かに信じがたいですの」 ワイシャツの袖に腕を通しながら、彼女はジト目で彼を見た くすっ、と小さく笑ったのはどちらが先か、2人は声を揃えて笑った 「…では、後程また御連絡下さる? お迎えに参りますの」 「あぁいや、迎えなら午後で大丈夫だ。連絡できないからな」 「ふえ?」 「ローゼちゃんと戦った時のショックか……スマホが壊れた」 「あらら……それで繋がりませんでしたのね;」 「そゆこと。んじゃ、シェイド――――――あ゙」 ピタッと裂邪の動きが止まった かと思えば、声とは言えない声を漏らしながら、冷や汗を流してゆっくりとローゼの方に振り向いた 「……ど、どうかなさって?」 「やべ………こんなのシェイドに見られてたらミナワに……」 「あ、御心配無く。ここ、異空間ですの」 「へ?」 裂邪は気を落ち着かせ、集中して気配を読み始めた 確かにシェイドの気配は感じられず、それどころかミナワはおろか、他の都市伝説、その契約者も感じられない 「異空間と言っても、次元が違うだけなのだけれど。ワタクシ達が生きてるのは3次元、ここは11次元ですの」 「……「フォトンベルト」に固有異空間生成能力は無かった筈……進化でもしたってのか?」 「おほほほ、女の子のワガママを舐めないで貰いたいですわ♪」 「そういう事にしておこう……って、何時から移動してたんだ?」 「ワタクシが貴方の姿を見た時ですわ」 「そんな時からこういう展開を考えt」 「っちょ、違っ!こここれは、その、成り行きで、というか……裂邪さんのいじわるぅ!!」 むー!と頬を膨らませるローゼに、ヒヒヒと裂邪は微笑みかけ、 「…それじゃ、また後で」 「ええ。これから、宜しくお願い致しますわ」 その瞬間、ローゼの姿が消え、 代わりに彼の目の前に黒いローブの人影が出現した 「裂邪!大丈夫カ!?」 「あぁ悪い、異空間でちょっと大事な話をな もう良いよ、帰ろう」 「話ノ内容ハ?」 「後で皆の前で話そうかと思ったんだが……いっか」 ふぅ、と息を吐き、彼は真っ直ぐにシェイドを見て、口を開いた 「シェイド。俺、「組織」に入ったよ」 ...To be Continued 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影
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スレ248より 774 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 02 24 17.46 0 私の年の離れた姉はお金持ちの旦那さんと結婚してる。 両親が早くなくなったのもあり、私は姉旦那さんの援助で 大学まで出して貰って、小梨で親子ほどの年の差があるため 姉旦那さんは私のことを「うちの娘」というくらいに可愛がってくれた。 ウトメコトメはそんな姉旦那さんを羨ましがり 「うちのリフォーム姉旦那さんにお願いできないかしら(チラッ」 「そろそろ車買い替えないといけないんだけど姉旦那さんに(チラチラッ」と 浅ましいことこの上なかったが、スルーしてきた。 そして、姉が長年の不妊治療の甲斐あって妊娠した。 私旦那に姉の妊娠を伝えたらチッて舌打ちした・・・。 「子どもいたんじゃこっちに遺産こねーじゃん。姉さん流産しねーかなあ」 とりあえず荷物まとめて現在私はマンスリー住まい。 義実家で唯一姉の財産のことを言わず、まともなひとだと思ってたけど 一番の鬼畜だったよ。 777 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 04 13 45.05 0 774 旦那の基地っぷりに、ウトメの浅ましさもかすむわ。まさに、この親にしてこの子ありだったんだね。 無事に縁が切れるよう祈ってます。 778 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 04 37 53.33 0 774 お姉さんと義実家&旦那を接触させないように気をつけろ。 774が家出した!姉旦那さん宅に行ってるかもしれない!凸!ついでに流産! になるかもしれないから、姉旦那さんに相談しとかないとダメだよ。 783 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 09 17 43.56 0 774 旦那、最悪だな。 無事に逃げ切ってくれ。 795 名前:774[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 11 19 20.78 0 人でなしだよね・・・うちの旦那。 姉は不安定な時期なので話すつもりはないけど、 姉旦那さんが「子どもがいてもいなくても(私)に 財産は残さないよ」って私旦那に話してくれるそうだ。 だいたい姉夫婦は子どもができなかったら跡取りとして 姉旦那さん親戚から養子を迎えることが決まっていて (この辺金持ちはいろいろ難しいらしい) どっちにしろ私に遺産が来るなんてことはないんだけどね。 姉旦那さんの話を聞いたら、向こうから離婚言ってくれるかな。 798 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 11 40 02.84 P 795 うん、あなたの旦那は鬼畜。ここ最近で一番ひどいかも。 荷物は全部ひきあげた? 連絡先のわかるものや手紙書類写真などに置き忘れはない? それができたら、まずあなた自身から離婚を言い出した方がいいよ。 離婚に鬼畜旦那が同意してくれりゃそれで話は終わるんだから。 だいたい旦那は、妻の姉に子供ができて 妻の姉旦那さんが死んでも遺産はこないってわかった上での暴言なんだから、 これ以上遺産の話をする必要はない。 それと、遺産話をしてもらいに姉旦那さんを引っ張り出すのは危険。 「妻の姉の旦那がわざわざ話し合いに首つっこむぐらいだから 本当は影で金をやってるんだろう」 と勘ぐるのがゲスの発想です。 姉旦那さんからもし何か言ってもらうより、 一切の接触を絶って795自身が鬼畜旦那に 「あちらは生まれてくる子供に夢中で連絡こない」って言う方が効果的だと思う。 801 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 11 46 24.42 0 旦那は最低だけど、離婚する気はないってことかな? それは個人の自由だからなにが何でも離婚離婚!って言う方がお門違いだけど 姉旦那に「遺産残さない」ってけん制してもらえば大丈夫だと思ってるのかもしれないけど 金に汚い旦那って事には変わりないわけで… ということは姉旦那が亡くなったときにしゃしゃり出て姉さん家族を引っ掻き回したり 遺産が行かない事が決定した妻への風当たりが強くなったりするかもしれない。 姉旦那に子供が生まれたら、今までのように妹に何か買ってくれたり美味しい思いもできなくなる。 義実家にも旨みがなくなる。 そんな一文無し予定の妻を大事にするとは思えないんだけど。 愛情があったら大事にするかもしれないんだけど、姉が妊娠しただけでそんな事言う旦那に 妻への愛情はお金あってのことだったんじゃないかと思うんだけどねえ。 803 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 11 47 50.59 0 いや、もう相当旦那とは離婚について話してる。 離婚も私からちゃんと言ったけど 遺産遺産オコボレオコボレになってる旦那、 半分基地みたいになって離婚拒否。 それに義実家も便乗して基地×4。 姉は海外だと安心してたけど、ウトメが 「××(姉の居住地)に行って直談判してくる(なにを?!)」と 押しかける勢いで、姉旦那さんに話した。 さすがに流産云々は言えず、金コマ旦那とその身内が 財産目当てに押しかけようとしてると話したけど。 相続の仕組みって・・・私理解してないのかな。 807 名前:774[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 12 01 45.85 0 803は774です。 別に姉夫婦の子どもみたいな意識でいたつもりはないよ。 大学を出てからは援助とかもしてもらったこともないし、 結婚してから何か買ってもらったとかそういうこともない。 就職や部屋を借りるときの保証人はお世話になったけど。 結婚するときに姉旦那さんが「親代わりとしては家くらい準備しようか」と言ってくれたけど、 当時は私旦那と相談して「分不相応だし、自分たちでやっていくから」と断った。 809 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 12 18 02.37 0 807 自分はそういう意識で、ちゃんとやってても、配偶者とその親は思いっきり期待してると思うよ。 お金持ちの親戚が身近にいるってだけでなんか頭のネジ外れちゃう人っていっぱいいるから。 815 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 13 23 12.13 0 807 あなたは悪くないよ。 落ち度も無い。 離婚できるといいね。 817 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/09/17(土) 14 15 53.64 0 803 流産発言について義兄に伝えた方がいいと思うよ どの程度のキチガイを相手にするかで備えって変わるものだから
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. コミネについて多くを語らなくとも、これを見れば全てがわかる… そんなコミネ画像を集めてみました。 ※ 既に絶版・在庫無しになったものもあります JK-001 ライディングメッシュジャケット ジェミニ JK-002 エアストリームメッシュジャケット アリエーテ JK-003 ライトメッシュジャケット デルフィーノ JK-004 ライトメッシュジャケット ベルーガ JK-005 ライディングメッシュジャケット オルカ JK-006 ビンテージデニムメッシュジャケット グランキオ JK-007 レザーメッシュジャケット チタニーテ JK-008 ビンテージメッシュジャケット スコルピオーネ JK-010 エアフローライディングジャケット アクアリオ JK-011 クールメッシュジャケット サヴォーナ JK-012 ディンプルメッシュジャケット レッチェ JK-013 エアフロージャケット ベルーノ JK-014 ライディングメッシュジャケット レジェンド JK-015 スプリームチタニウムメッシュジャケット アヴェルサ JK-016 フルイヤージャケット チタニウム JK-017 ツーリングメッシュジャケット リヴォルノ JK-018 エアストリームメッシュジャケット ジェーラ JK-021 レザーメッシュジャケット チタニーテⅡ JK-023 ジュアルメッシュジャケット JK-025 クールメッシュジャケット アルソ 海外仕様 JK-025 クールメッシュジャケット アルソ 国内仕様 JK-026 ライディングメッシュジャケット ティルソ JK-027 ハーフメッシュジャケット スォーノ 海外仕様 JK-027 ハーフメッシュジャケット スォーノ 国内仕様 JK-028 エアフロージャケット ロゼッタ JK-029 ライディングメッシュジャケット カルモ 海外仕様 JK-029 ライディングメッシュジャケット カルモ 国内仕様 JK-030 エアストリームメッシュジャケット ヴェリータ JK-031 ツアラーメッシュジャケット アピス 海外仕様 JK-031 ツアラーメッシュジャケット アピス 国内仕様 JK-032 エアストリームジャケット テラ JK-032 エアストリームジャケット テラ 購入一ヶ月後(予測) JK-033 エアストリームジャケット テラレディース JK-034 ライディングメッシュジャケット リベリア 海外仕様 JK-034 ライディングメッシュジャケット リベリア 国内仕様 JK-035 アーティフィシャルレザージャケット アルゾ 海外仕様 JK-035 アーティフィシャルレザージャケット アルゾ 国内仕様 JK-036 チタニウムレザーメッシュジャケット フィオーレ JK-037X スポーツウインドブレーカー(プロテクター付) JK-038 GTX フルイヤージャケット チタニオ JK-039 GTX ハイブリッドジャケット デュアーレ JK-041 アーティフィシャルレザージャケット グラフィック JK-399 ユーロ ショート ジャケット JK-413 ACプロテクトヘビーメッシュジャケット JK-416 プロテクト エアストリーム メッシュジャケット JK-419 プロテクトデニムジャケット JK-455 ハーフレザージャケット JK-505 フルイヤーツーリングジャケット サルガス JK-650 フルアーマードメッシュジャケット JK-651 ライトメッシュジャケット JK-652 ビンテージ カモ メッシュジャケット JK-653 ゴアウインドストッパー デニムジャケット JK-655 アーマードデニムメッシュジャケット JK-657 エア メッシュジャケット JK-700 チタニウムメッシュジャケット JK-701 ネオライトメッシュジャケット JK-702 ライディングメッシュジャケット ロッタ JK-802 フルイヤージャケット ゲパルド PK-705 フルイヤーライディングパンツ ① PK-705 フルイヤーライディングパンツ ② PK-711 ツアラーメッシュパンツ レーマ RK-532 ブレスターレインウエアアクティブ RK-535 NEO レインウェア ① RK-535 NEO レインウェア ② GK-114 プロテクトレザーメッシュグローブ S-37 レザースーツ ダーガ S-39 カンガルーレザースーツ スパーダ S-42 スポーツライディングメッシュスーツ フォルゴレ SA-036 タンデムウエストバック SA-200 ウォータープルーフライディングバッグ 30 SA-201 ウォータープルーフライディングバッグ 10 SA-208 ウォータープルーフライディングバッグ 20L SA-209 ウォータープルーフライディングバッグ 40L SA-210 ウォータープルーフライディングバッグ 50L SK-622 フルアーマードボディジャケット SK-625 アーマードトップインナーウエア SK-627 ネオニーシンガード SK-677 X-セーフティジャケット 名前 コメント すべてのコメントを見る 以下広告
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774 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/07(土) 09 10 35.73 ID japHlJhq0 おはよう 正に今日も仕事な俺に何か一言 775 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 09 30 47.21 ID r8AQMQEE0 774 お前のような男が仕事にありつけるだけでも有難いと思うんだな。 せいぜい馬車馬のように働いて来れば良い。 ………ちょっと待て! ………コレを持って行くと良い… け、今朝は、その……偶然!偶然早く起きてしまってな。 せっかく早起きしたのに何もしないのはもったいないということでだな、 朝から料理の自主勉強に取り組んでいたのだ。 で、だな……調子に乗って作り過ぎてしまったのだ。 という訳で、偶然目の前にあった弁当箱に詰めてみたのだ。 いいか、あくまで偶然が重なった結果だ! 決して土曜日なのに仕事に行かねばならんお前を労ってなどいないのだ! わかったら、さっさと会社へ行け!
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<< part21-769 >> 司命神 クルペイア 《司命神 クルペイア》 効果モンスター 星10/光属性/天使族/攻2500/守2200 このカードは通常召喚できない。 自分または相手フィールド上に存在する墓地から特殊召喚された モンスター2体を持ち主の手札に戻す事でのみ特殊召喚できる。 相手の墓地のモンスター1体を除外する事で自分の墓地から モンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動したターン、 自分は他にモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事はできない。 このカードが破壊される時、手札のモンスター1枚を除外する事で その破壊を無効にする。 part21-769 作者(2007/11/03 ID h2FOhqn80)の他の投稿 part21-771 / part21-772 コメント 名前 コメント << part21-769 >>
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770 :名無しせずにはいられないな:2010/02/23(火) 21 38 51 ID A.OKgSbw 第1種警戒態勢を取ってください。繰り返します、第一種警戒態勢を取って下さい。 771 :名無しせずにはいられないな:2010/02/23(火) 21 45 24 ID x8fYKDIQ ~~死者スレ上空、大掃除現場~~ シロオオオオオオオ… かじゅ「なんだ、この地鳴りのような声は…」 ヴァン「一瞬のうちにこの場所の空気が変わりやがった…なんなんだコイツは?」 アーチャー「今の声…まさか…」 ~~死者スレ、地上~~ セイバー「シロオオオオオオオ!!」 律「うわー…今回はもうダメかもしんない」 キャスター「これが真の大地の怒り…」 オーナー「メーデー、メーデー!特攻野郎Sチームの皆さん、今すぐ地上に降りてきてください!」 【今回はダメかもしんない】 774 :名無しせずにはいられないな:2010/02/23(火) 22 46 42 ID ql/YF.FA 荒耶「まて、おちつけ。これはまだ仮投下だ」 782 :名無しせずにはいられないな:2010/02/23(火) 23 05 55 ID g/Hz3rTI セイバー「シュウウウウ…」 黒桐「鎮火しましたね、何とか」 キャスター「だけど、全然安心できないわね…」 律「Dies irae…いつか必ず訪れるんでしょうね…」 【死者スレの寿命(?) 少し延長】 783 :名無しせずにはいられないな:2010/02/23(火) 23 11 39 ID x8fYKDIQ セイバー「だあまあれええええええ!」 ドーン 律「フェイントかよ!」 プリシラ「あっ、あの炭っぽい人がエクスカリバーの直撃を受けて消滅しちゃった…」 あずにゃん「あれセイバーさんの様子、何かおかしくないですか」 撫子「鎧とかがどんどん黒くなってる…」 キャスター「まさかセイバー、あなた体内のアンリ・マユを取り込もうというの…」 オーナー「メーデー、メーデー!早く来てくださーい!」 とーか「メーデー、メーデー!風紀委員の皆さまも一旦大掃除作業を中断し、こちらに集合してくださいまし!」 【セイバー 己の中のアンリ・マユを取り込み中】 789 :名無しせずにはいられないな:2010/02/23(火) 23 32 34 ID ql/YF.FA 刹那「オーナー聞こえるか!?こちらガンダムバカ、エクスカリバーが結界を破壊した!まだ瓦礫はほとんど片づいていない!地上の一般人を避難させてくれ!繰り返す、こちらガンダムバカ……」 ヴァン「あー、お前なんて言ったっけ。とにかくこっちは結界を押さえるのに手いっぱいなんでそっちに向かうのは無理だ。じゃあな」 【エクスカリバー、結界に直撃】
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冬馬761~770 「ちょっと人が多すぎるわね。こっち来て」 小さな私と隆は、先を行く女の子に黙ってついていく。 「ここにあらかじめ結界を張っておいたの」 「ケッカイ?」 「秘密基地みたいなものよ。さ、入って」 公園の一角、木々が茂った死角がある。 そこは木漏れ日が芝生に影を落としていた。 「……その、あなたは私の味方なんだよね」 「そうよ」 「こんな所に連れてきて、私と隆くんをどうするの?」 小さな私はオドオドと隆に隠れながら言った。 「お前、まさか愛菜ちゃんをいじめるんじゃないだろうな」 「違うわよ」 「もしかしてあのドロドロの仲間か」 「まさか」 「じゃあ、大人に言われたのか」 「細かい事はいいでしょ。それより私、ランドセル買ってもらったの。一体何色だと思う?」 女の子は突然質問を投げかけてくる。 「あなた、私と同じ年なの? 次は一年生?」 小さな私はすごく親近感を覚えたようだ。 無理もない。 話し方からいけば、もっと年上だと想像していたんだろう。 「そうよ。買ってもらったのは先週。さぁ、色を当ててみて」 「うーん。水色かな……」 「オレは紫だと思うぜ」 「二人ともハズレ。正解は赤でした」 いつの間には三人はランドセルの話で打ち溶け合っている。 (この女の子。警戒心を解くためにわざと共通の話題を振ったんだ) まるで大人のような会話術。 やっぱり普通の子供ではない。 「へぇ。愛菜はピンクにしたんだ、きっと似合うわね」 「えへへ、ありがとう」 「オレは紺なんだ。カッコイイだろ」 「別に……普通」 (なんだか……隆に冷たい。この感じ。誰かに似てる……) ちびっ子三人は木陰に座り込んでいた。 いつの間にか別の話題を話し始めている。 「私はね。少しだけ未来が見えるときがあるんだ」 「そう……さっきはなんだか良くない雰囲気だったけど、それが原因?」 「うん」 小さな私はコクンとうなずく。 すると隆がイライラしながら口を挟む。 「愛菜ちゃんはもっと隠せよ。黒い塊も未来も大人には気持ち悪い事なんだろうからさ」 「そうなのかな」 「何度も言ってるだろ」 「でも……」 「愛菜ちゃんの馬鹿」 「ごめん……」 小さな私は隆に謝ったまま、言葉に詰まってしまった。 すると、女の子が私の手をしっかりにぎる。 「愛菜は良くない未来を変えたくて、つい口出ししてしまうのね」 「うん」 「とっても優しいのね。私はすばらしい事だと思うわよ」 私は自分の行いが肯定されたのが嬉しかったのか顔を歪める。 そしてしくしくと泣き出してしまった。 「愛菜ちゃんってホント泣き虫」 隆は突き放すように言う。 「そうだよ……ね。すぐに…泣き止むよ」 小さな私は腕で目をこする。 なんとか涙を乾かそうとゴシゴシと何度も往復させる。 「泣いた友達にどう向き合えばいいか分からないからって……攻撃するなんて本当に子供なのね」 「なっ……」 「当たってるんでしょ」 「う、うるさいっ」 図星を指されたのか、小さな隆はそっぽを向いてしまう。 「まぁ大体分かったわ。もう無くしてしまいましょうか、その力」 「そんな事できるの?」 「封じ込める……平たく言えば、出ないように蓋をするだけだけれど私なら出来るわ」 「本当に?」 「もちろん。この私にドンと任せなさい」 女の子は胸を張り、拳で心臓を叩いてみせる。 この癖を見て、私の疑心が確信に変わる。 一方、女の子は小さな私に向かって正面を向き、真剣に問いかけていた。 「愛菜は封印……力に蓋をすることを望む?」 小さな私はしばらく考えて「うん」と頷いた。 「わかったわ」 そういうと、女の子は私の手を取ったまま立ち上がらせる。 そして芝生の中央に立つように指示した。 「ここでいい?」 「ばっちりオッケーよ」 女の子は深呼吸する。 と、横で見ていた隆が口を挟んだ。 「お前、蓋するって本当に大丈夫なのか?」 「黙ってて気が散るから」 「……わかったよ」 「あと、ここでの記憶は愛菜も隆も全部消すから、よろしくね」 「……何でだよ」 「身元がバレたくないだけよ。さぁ、どいたどいた」 隆は一歩下がって黙って様子を見守っている。 すると女の子は指を器用に動かして、次々と印を結んでいく。 そして印を結び終わると、手のひらで地面に触った。 突然、私を中心に青白い円陣がフワっと浮き上がった。 「我は望む。彼の者の力を封印せしめ給え!」 (まずい……もう私の姿が消えかかってる……) 手を見ると、透けて地面が見えている。 一刻の猶予も無い。 「香織ちゃん!」 思わず大声で叫んでいた。 すると不思議な女の子は振り向き、キョロキョロと辺りを見回す。 (よかった。そういう事だったんだ) また一つ、胸のつかえが取れた気がする。 私は眼を閉じ、浮遊感に身を任せた。 次へ冬馬781~790
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今日の空は晴れ、雲ひとつ無い晴れ模様 空には満月と星達、その下に湖がありその上に動く者が一つ その姿は、白い服を着て湖の上を踊るように滑っていた それはジュゴンだった…… ジュ「ら~ら~らら~ら♪」 私は踊るのが好き、私は月が好き、だって踊るのも月の光も私を落ち着かせてくれる だから月の光に照らされて踊るのは一番落ち着いて、大好きな時間 今日は満月、月の光が最も明るい日、踊るには最高の日 今日はちょっと落ち込みました、ジム戦で私は相手に倒されてしまった それのせいで、負けてしまって……兄ちゃんの足手まといになってしまった ああ、兄ちゃんは私のトレーナーで私を捕獲した人 最初はこんな呼び方じゃなかったんだけど一緒に居るにつれて いつの間にかそんな呼び方になってしまった とにもかくにも、そんなことがあって落ち込んだ私は今こうして月の下踊っている パウワウのころからこうして落ち込むことがあると私はこうして踊る 踊ることで私は落ち込んだ気分を元に戻す、私は一人で踊る 見てくれる者は、誰も居ないそれでいい仲間に踊ってる姿を見て欲しくないから 特に兄ちゃんには見られたくなかった、だって恥ずかしいから そんなことを思いながら踊ってたら、視界に何かが見えた ジュ「あ……兄…ちゃん」 ト「見つかっちゃった」 ジュ「い…何時から?」 ト「最初から全部」 ジュ「にゃ~~~~」 ト「あ、おい」 恥ずかしいぃぃぃぃ、どうしてここに兄ちゃんが居るの~~ ト「あ~、すまないな本当は隠れてみているつもりだったんだがその」 ト「あまりにも綺麗だったから」 ジュ「え……綺麗って……」 ト「いつもより綺麗に見えてたからその……」 兄ちゃんの顔がちょっと赤くなってます、意外です それを見てちょっと落ち着きました、後ちょっと気になる言葉が ジュ「いつもよりって……何時頃から見てたの?」 ト「う~ん、君を捕獲してすぐかな~」 なんてこと、捕まってすぐに見つかっていたなんて ト「何か落ち込むことがあるとその日の夜に外で静かな場所で踊ってるから今日もそんな気がしてたんだ」 ジュ「う……どうして私が落ち込んでいると?」 ト「うん、今日ジム戦したね……負けちゃってその後、様子が変だったから」 ジュ「……落ち込んでました、私が倒れたせいで兄ちゃんが負けちゃって」 ト「それは違うよ、僕が負けたのは君が倒れたせいじゃない」 ジュ「でも、でも」 ト「ねぇ、一ついいかな?」 ジュ「え?」 ト「どうやって湖の上で踊ってたのかな?」 ジュ「それは、こうして私の足を乗せる所に冷凍ビームを出して凍らせて」 ジュ「その上を滑りながら足場を凍らせていくの、こうやって」 私は凍らせた水面を滑る ト「うん、すごいねそれにやっぱり綺麗だ、今日は満月だからかな」 ジュ「あうあう、恥ずかしいです」 ト「恥ずかしがらないで、今は僕しか見てないから」 ト「だから踊って、君が踊ってくれると僕はきっと明日はがんばれるから」 ト「最初に君の踊ってる姿を見てからずっと、君が好きだから」 本日3度目の驚き、突然の告白に足元を滑らせて落ちてしました ト「大丈夫か、ジュゴン」 ジュ「あぅぅぅ、だ、大丈夫です」 ト「よかった」 ジュ「兄ちゃん、今のは……」 ト「今の?ああ君が好きってことか……嘘じゃないよ君は僕のこと嫌い?」 ジュ「嫌いじゃない、むしろす…き…か……も」 ト「え?」 ジュ「好きかも………」 体中が熱い、火が出そう ト「だったら、見せてよ君の踊りを」 ジュ「はい、見ててください」 今日は満月、私は湖の上で踊る、私を好きと言ってくれた人の前で のちに、彼女は氷の踊り子と呼ばれるようになる
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一体、この二人は何をしているのだろう。 トレーナー達が扱う道具を販売しているフレンドリィショップの店内、私は目の前の光景を眺めてはどうしたらよいだろうコイツ等、と頭を悩ませていた。 一方は私のマスターであり、その右手には様々なアイテムが入ったカゴを抱えている。 そろそろカゴからアイテムが溢れてしまいそうで、見ているこっちがハラハラさせられる。 もう一方はつい先日、私たちの仲間になったポケモンであり、実力の方は初見の時を顧みる限り、かなり高い部類に属するはず。 そんな彼女が何故マスターに興味を示したのかは少々疑問ではあるが、マスターに対して悪意はないので問題ないだろう。 そして、そんな彼女達は数多の視線を受けながら、それらを気に掛ける様子もなくその行為を続行している。 「アブラカタブラ~」 「リクラクララックライラック~」 「ゲムギルガンゴーグフォ~」 「パラクツヴィマツレシ~」 「あ~パラスちゃん反則負け~」 「あちゃ~やってしもたわ~」 本当に何をしているのだろう。正直なところ、シュール以外の言葉で表現できるほど私の語彙は豊かではない。 会話という行為は何らかの目的をもってして為されるものであり、それらには全て等しくなんらかの実りがあるはず。 ですが、目の前で行われているものは何か実りがあるのか、と言われれば答えは否。 つまり、会話であるのかすらもあやふやな訳です。 まぁ、彼女達が何を思っているのかなど、私は彼女達ではないので知る由もないのですが。 店内にいる他の買い物客も私と同じ感想を抱いているらしく、二人を見つめる視線全てに疑問の感情が混じっている。 一応、人通りのある場所でそういった行動は自重して欲しい。 他人のフリをしたいのは山々なのですが、ここで二人を放置したらそれはそれで問題が起こりそうなので、私がしっかりしなければ。 「ん~あと何を買ってないんだっけ?」 「ちょっとまってな~ポケモンフードにきずぐすりにどくけしにまひなおし、んでもってポケモンフードはカゴに入っとるで」 「あとはガスバーナーだけかと思われますが」 「ん~りょうか~い、っと、あぶないあぶない」 私が指摘すると、どこか気の抜けた生返事をしながら、マスターは何かを棚から何かを取り出した。 その手には大○製薬の固形バランス栄養食(チョコレート味)と汗拭きシートが納まっていた。 「これを忘れちゃまずいのよ~」 「な~な~、汗拭きシートはわかるねんけど、こっちは何なん?」 「コレはねパラスちゃん、伝説に名高い「蛇」の称号を受け継ぐ傭兵の好物と名高い非常食なの」 カゴにその二品を入れた後、更に続けて非常食の方を手にとっては次々にカゴに投入していく。 そして、アイテムの山はすでに表面張力が発生してもおかしくはない高さまで上り詰めている。 「好物なのに非常食なんか~」 「そうなのよ」 なるほど、非常食を買っておくことは、確かに重要でしたね。 とは言え、4本入りを10箱はいささか買いすぎなのではないでしょうか? 「あとでパラスちゃんも食べてみる?非常食のクセになかなかおいしいから」 「お~、んじゃ後でみんなで1本ずつ食べよか~」 むぅ、私はフルーツ味の方が好みなのですが…… というか、10箱全てチョコレート味ですか。 「ん~、こんなもんかな?二人とも何か欲しいものとかある?まだお金は余裕あるけど」 「いんや、大丈夫やで~」 「私も特にありません」 「了解~それじゃ、レジにいってくるからちょっと待っててね~」 ふらふらと危ない足取りでレジに向かうマスターを眺めながら、私は腕を組んだ。 さて、一体どうしたものでしょうか…… ちらりと、後方に視線を這わせる。 買い物に出発してからマスターを尾行している気配が2つ、と言っても、片方はポケモンですが。 こちらに気付かれているという事に気付かずに棚の陰からマスターのことを覗き込もうとしている。 というか、その赤い帽子のつばがどうにも気になってしまう。 「サイホーンちゃんどうしたんや?さっきから小難しい顔して」 「いえ、少々気になることが」 私の様子に何か思うところがあったのか、パラスが声を掛けてきた。 視線を少しだけ後方の棚に向けると、彼女の表情は納得といった色を浮かべた。 「あ~なるほどな~さっきからついてきてるけど、まぁ大丈夫やろ」 「何をもって大丈夫と言えるかが、私は正直不思議でなりません」 「あはは、きっついなぁ~、けどな、悪い感じはせぇへんやろ、ほんなら大丈夫やわ」 「そうなのですが……」 確かに、彼等にマスターに対する害意は感じられないし、むしろなにやら手のかかる妹を見守っている兄、という言葉が適当か、まぁ、そんな感じなのである。 しかし、傍目から見ればそれはタダの変質者にしか見えないのですが…… おや、彼等の更に後方からジュンサーさんと警察犬の役目をになっているガーディが店内に―――連行されていきましたね。 「あっ、連行されてもうたなぁ~」 あの連れ添いのピカチュウも可哀想に、「わっ、私は無罪なのです~」という言葉は恐らく真実なのだろう。 しかし、世の中には連帯責任という言葉があるように、マスターが変質者ならばそのポケモンも変質者のポケモンというレッテルが貼られるのですよ。 私も、マスターがあのような行動を起こさないよう、しっかりと見守らなければ。 「ゴメンゴメンお待たせ~、いや~持ってくるのに手間取っちゃって~」 数刻後、マスターが山のような荷物を両手に抱えて戻ってきた。 足取りはフラフラとしており、周囲の客も心配そうな視線を送っている。 「あぁ、マスター!荷物なら私が持ちますからそこから動かないでください」 「あ~ごめんねぇ、サイホーンちゃん」 マスターからアイテムの入った袋を受け取る。 私にとっては軽々と感じられるそれも、マスターたち人間にとっては大変重いものである事が簡単に把握できた。 全く、もう少し私を頼ってくれてもいいのですが…… 「さて、とりあえず買い物も終わったし、部屋に戻って今日は明日に備えてマッタリと過ごそうか」 「せやな~」 「そうですね」 こうして、私は荷物袋を、マスターはパラスを抱えて帰路についた。 それにしても、あの赤い帽子、どこかで見たことがあるような……まぁ、いっか。
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