約 927,347 件
https://w.atwiki.jp/suka-dqgaesi/pages/4361.html
776 :名無しさん@HOME :2010/04/12(月) 01 15 15 O 結婚当初は色々とやらかしてくれたウザトメだが、 打てども打てども響かない暖簾に腕押しな嫁に飽きたのか、ここしばらくは静かだった。 が、旦那の弟嫁さんが昨年に出産して以来、小梨の嫁(私)いびりが再開。 いびりといっても義弟嫁と比較しての嫌味がメインなのでスルーしてた。 んで昨日、義実家に義弟嫁と赤さんがやってくるから来いと言われ 赤さんを見に義実家に行った。(我が家も義弟宅も義実家も近所) しかし義実家に着くとニヤニヤ顔のトメが、 「な~に言ってんのよ向こうが来るんじゃなくて私が行くのよ」 とかワケワカランことほざくので「そっすか」と言って帰ろうとしたが、 いいもの見せたげるから上がれとしつこいのでとりあえずお邪魔することに。 するとリビングのテーブルの上には分厚いアルバム。中身は全て赤さんとトメの2ショット( A`) ウト全スルーカワイソスwとか思いながら自慢と嫌味を交えつつの鑑賞会にハイハイワロスワロスしてたんだが、 「そろそろ赤ちゃんを見に行くから帰ってくるまでに掃除と晩飯よろしく☆」と出掛けやがった どーせアポなし凸だろうと義弟嫁に「トメがそちらに向かった模様。注意せよ」とメール。 「了解した。感謝する」と返信が来て一安心したところで、義弟嫁に了承を得てDQ返し。 急いで近所の100円Shopへ行きポスカ購入。トメの写真にふきだしつけてやった。 「旦那の親は嫁の親。そう思っていた時期が私にもありました」とか 「孫なんて飾りです。偉い人にはわからんのですよ」とか 「いびりとかwww悪意ねーからwwwww」とか トメが実際に言ったお小言wに『キリッ』を付けて書いたり、あとはもう 「男梅うめぇwwwww」とか「ちくわ大好き」とか「酸っぱい物が食べたい」とか どーでもいい思い付いた事書きまくってきた。意味わからんだろうが楽しかったので良し。 まだ気付いてないんかな。 次の話→801
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/7647.html
DTP奥 773 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 11 15 43.23 ID sYMqCGyX モノを盗まれたわけじゃないが、風評被害も泥なのかな? 私は在宅で細々DTPデザインなどの仕事を請け負ってる。 最近はお客様も増え、毎月そこそこの収入が入るようになった。 仕事のHPも作って、お客様の許可を得て代表的な仕事として掲載もしてる。 ところがこの仕事クレクレがわきやすく (ポスター作ってくれ、POP作れ、自分用のHP作れ、 中には子どもの夏休みの宿題作れてのもあったw) 引っ越し後は周囲にあまり言ってない。 そんな中、息子の幼稚園で何やら不穏な空気が流れ始めた。 どうやら私がヒソヒソされている模様なんだが、心当たりが無い。 比較的仲の良かったママさんさえ遠巻きにするので原因が分からない。 まあ主人は転勤族だし、ここもあと1年後くらいには去るから、 別にいいやと思ってたら、つい先日凸食らいましたよ。 訪問者はボスママと言われてるAさんを含むA~F6人。 仕事中だったがあがってもらって、何かを聞くととにかくFさんに謝れと。 時には居丈高に。 時には優しくなだめるように。 時には勇猛果敢に。 などの形容詞が頭に浮かびそうなAママの話を総合すると、 私はどうやらFさんの元同僚で、事務仕事をしてた。 Fさんは会社でも素晴らしい業績をあげたデザイナーで、独立するために退職。 お客様もつき、HPも作って安定した運営をしていた。 先日私がFさんの家に遊びに行った時に、仕事用のノーパソを強奪。 そのノートに入ってたアドレスや仕事のデータを勝手に使い、 得意先も仕事も奪ってしまった。 お客様にも申し訳ないし、一刻も早く連絡を取りたいから返して欲しい… リアルメダマドコーーーーーwwww 788 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 11 41 02.82 ID sYMqCGyX とりあえずこちらも反論、 ・デザインの仕事はしてたが、事務はやったことがない ・HPも仕事も自分で開拓・勉強して作成した ・Fさんの家に行ったのは一度だけ、何も盗ってない。 ・Fさんに自分のノーパソを触られた記憶も無い。 証拠としては薄いので、とりあえず入り口からだけと言うことで 仕事部屋に皆さんをご案内。 置いてあるパソは合計4台あるんだが、その1台をFさんが 「あれよ!とられたのはあれ!」 と指差したのはモニター横の黒いノーパソだったんだ 私「これですか?」黒パソを手に取る F「そうよ!早く返して!」 それと先月勝手に振込先換えたでしょ!あのお金も返してよ!」 私「それはつまり、Fさんに入る収入を私が奪ったと言うのですね。おいくらですか?」 F「1000万よ!」 私大爆笑。 「どこの世界に、たかがチラシやパンフの在宅仕事で月1000万稼ぐ デザイナーがいるwwwwww その前にこのPC、うちのお兄ちゃん(小学生)のおもちゃwww インターネットブラウザ、それもかなり制限されたブラウザしか入ってないw そんなもんで仕事できるわけが無いww」 と散々草はやした上で私が仕事に使ってるPCはあれだ、と教えました。 ただし、現在使用中のMAC Pro 12コア (知ってる人は知ってる、現在最高スペックのマシン。盗まれたら私死ぬ。) ではなく、数年前まで使ってたG3のでっかいタイプ。 801 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 11 59 52.22 ID sYMqCGyX すいません、連投するなと言われて待ってました。 するとF、いきなり猪突猛進してそのG3持ち上げ、ダッシュで逃げ出した。 あまりの鬼の形相に止めることができない奥様方&私。 ドガンドガンとそこら中にぶち当てながら、靴もお履きにならずに逃走されましたww (仕事場は入り口すぐそばの部屋です、さぞや逃げやすかっただろう) 残された私&奥様ゴレンジャー。 あまりのことにポカンとしてて、思わず 「えーと・・・お茶でも?」と言う私に、Aさんが気を取り直し 「どどっどどおどどおろぼおーーよ!けいさつ!けいさつ!」 と電話に飛びつこうとされたので、とりあえず落ち着いてもらおうとリビングへ。 警察には連絡するが、まずは皆さんの誤解をときたいと本当のことを話しました。 さすがに皆さん、目の前で起きたことのショックが大きかったようで わかりました、すいません、ごめんなさいと謝罪いただき、 幼稚園でFが流した噂については取り消して回ってくれるそうなのでひと安心。 803 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 12 02 25.40 ID sYMqCGyX で、当の本人ですが、今朝早くFの義理姉(F兄の奥さん)から 電話がありました。 なんとこの方が、私の元いた会社の事務のお局様。 まさか私が転勤でFの側に住んでいるとは思わず、社内旅行の写真を見せながら 何気なく私が独立して成功している話をしたそうです。 なぜそんなことをしたのか問いただしたところ、まずお金が欲しかった、 今の工場の流れ作業パートじゃなくクリエィティブなカタカナ仕事がしたかった、 (流れ作業なめんな、流れ作業のパートさんいなかったら現代的な生活 できないんだぞ!) PC持ってないから、あればお金を稼げると思った。 前に別のママ友の家でPC触らせてもらったとき、お金儲けができると 書いてあるところをクリックしたらママ友に縁を切られた、あれはかなり稼げるから 見せたくなかったに違いない… などなどを繰り返し、まったく反省していないそうです。 しばらくは飛行機の場所に住む舅姑(F実両親)のところに送り込んでおくので もう実害はないとは思うが、盗んだPCを弁償したいので(F義姉と)会って欲しい といわれました。 ↑今ここ。 警察へは相談しましたが、ものがものなので被害届は保留してました。 (はっきり言って出してなかったゴミです、ハード抜いてあったし) 本人はMACどころか、PCさえ使えないので、なぜ持って行ったのか悩むところです。 私的にはもう帰ってこないのなら、被害届出したり弁償してもらわない方が ゴミ出さずに済むんでありがたいんですけどねえ。 805 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 12 03 56.72 ID sYMqCGyX 以上ですが追記。 F義姉によると、G3、本体にひび入ってたそうです。 そりゃあれ、外装プラだもん、落としたりしたら割れるだろうなww 806 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 12 07 11.14 ID wngUfYrF 乙でした 気分が悪いので盗まれたものを手元に置いておきたくないって言って 現物はF家で引き取り、相当額の現金で弁償してもらえばいいじゃん 壊れたんだったら余計にそのまま返されたって困るし別におかしな要求じゃないさ 807 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 12 08 16.87 ID 9HZ3ee5u それと先月勝手に振込先換えたでしょ! これは大丈夫なのか? 809 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 12 12 40.83 ID sYMqCGyX 806 確かに。 ただこのお局様、会社でかなりお世話になった方なんです。 弁償の話ある程度言わないといけないんだろうけど、 言いづらいな~~~とwww 807 それは単に私にそういえばある程度はお金がもらえるとでも思ったのかもw 警察には話してますが、おまわりさんはポカーーーンとされた後 「大変でしたね…」と道場してくださいました。 811 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 12 15 09.87 ID pSJvFgpm 805 乙でした。 しかし、ボスママ以下を味方につけてパソコンや得意先強奪できたとしても 実際の仕事なんかできるわけなかろうに。 812 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 12 15 26.09 ID VODbmOQN 809 志村ー同情同情 816 :773:2011/08/03(水) 12 21 36.26 ID sYMqCGyX 811 きっとそんなこと考えてないのが泥クォリティwwwww 草生やしてる場合じゃないんでしょうが、 どうやらF、義姉を相当バカにしていたみたいで 「私(F義姉)が働いてた職場なんか、誰でもできる仕事しかしてないじゃない。 私なら10分もあればプロになれるわよ!って言ってたみたい。本当にごめんね」 とF義姉が疲労困憊した声で語ってました。 10分てwwwwデザイン専門学校で学んでる人に謝れ 812 ブフォオ!!!AA略) ▲773はちめいしょうをおった! サオリク唱えラレてきます… 818 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 12 31 15.91 ID /sV9TjM+ いや、F義姉さんのためにも被害届はキッチリ出して〆た方がいいって。 820 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 12 34 15.34 ID 1kUSSZba とりあえず被害届は出しておけw それで前科も与えとけ、弁償はお金で貰えばいいとおもうよその権利はある 物として残したくなければ親を旅行にでも連れてけばいい つーか、Fに相応しい現代的なカタカナ職があるじゃないかwww「ニート」っていう あ、あれは年齢制限があったか残念 821 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 12 35 22.97 ID sJT9AAbs また戻ってくるかもしれないんだから被害届は出しといた方が良いよ 一度キチの脳内に染みついた1000万は消えないから 828 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 16 02 44.42 ID PKF/kFbH 816 志村ーザオリク、ザオリク 841 :名無しの心子知らず:2011/08/03(水) 17 42 24.73 ID G+Ot/R6J 839 中身は抜いてあったってことだから それこそ青白ポリバケツ以上のものじゃなかったんじゃないかな これのことなのかどうかは分からないけれども参考画像 次のお話→832
https://w.atwiki.jp/konashin/pages/2470.html
ゆたか「ねえお兄ちゃん」 ( ゚Д゚)「ぷくく…お兄ちゃんかぁ」 ゆたか「あっ!え~っと…シンちゃん?シンさんって呼んだ方がいいのかな?」 ( ゚Д゚)「俺はどっちでも構わないぞ、ゆーちゃんの呼びやすいようにしなよ」 ゆたか「クスクス」 ( ゚Д゚)「何かおかしいか?」 ゆたか「だって初めはお兄ちゃんって呼んでたよね」 ( ゚Д゚)「そうだね」 ゆたか「それがシンちゃんになって子供が出来たらお父さんって、その子供がお父さんになったらシンちゃんもおじいちゃんになるんだよ」 (´;Д;)「ブワ」 ゆたか「ど…どうしたのお父さん!」 (´;Д;)「今…すごく幸せだなあって思ったらグス…目から汗が出てきたんだ」 ゆたか「ダメだよお父さん、これからもっと幸せになるんだからね」 (´;Д;)「分かったよお母さん、これじゃ涙がいくらあっても足りないな」 前 戻る 次
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1579.html
憧「残念だったわね。花火大会」 京太郎「仕方ねえよ、穏乃の体調が悪いんだもん。残念だけどさ」 憧「…………」 京太郎「どうかしたか」 憧「いやね、すっかり彼氏さんの顔になったなって思っただけ」 京太郎「彼氏の、顔」 憧「気付いてる? 京太郎、すごく優しい顔してるよ」 京太郎「そうかな」 憧「そうよ」 京太郎「穏乃の彼氏、ちゃんとできてるのかな。俺」 憧「あんたたち二人をくっつけたのはあたしよ。信じなさい」 京太郎「…………」 憧「京太郎?」 京太郎「憧はさ、どうして穏乃と俺の仲を取り持ったんだ」 憧「どうしてって。ああ、京太郎には話してなかったっけ」 京太郎「え?」 憧「シズがあんたのことを気にしてたから」 京太郎「でも、あいつそんな素振り一度も」 憧「気取られるのが恥ずかしかったんでしょ、なんせ初恋だったらしいから」 京太郎「知らなかったよ。そんなの」 憧「黙っててって頼まれたからね。ホント、面倒くさい幼馴染」 京太郎「…………」 憧「シズと何かあった?」 京太郎「どうして」 憧「なんとなくよ、なんとなく」 京太郎「…………」 憧「…………」 京太郎「ねえよ。何も」 憧「嘘」 京太郎「本当のことだよ。なんでもないから、穏乃と俺は」 憧「何それ」 京太郎「俺だって、いつも穏乃のことだけ考えてるわけじゃねえよ」 憧「え?」 京太郎「なんでもない」 憧「…………」 京太郎「…………」 憧「花火」 京太郎「始まったんだ。結構よく見えるんだな、こんな場所でも」 憧「うん」 京太郎「…………」 憧「シズの部屋からでも見えるよね。これなら」 京太郎「そうかもな」 憧「…………」 京太郎「…………」 憧「ねえ、京太郎」 京太郎「…………」 憧「私たちってさ、本当なら。お互いにもっと間がよかったなら」 京太郎「憧」 憧「…………」 京太郎「やめよう。俺たち多分、同じこと考えてる」 憧「…………」 京太郎「やめてくれ」 憧「…………」 京太郎「…………」 憧「ごめん」 京太郎「…………」 憧「花火、つまんないね」 京太郎「そうだな」 京太郎「穏乃がいないからだよ。きっと」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/7642.html
美穂子さんがポケモンGOに興味を抱いたようです。 京太郎「…はい。これでチュートリアルも終わってネームもつけて… これで好きにプレイできますよ」 美穂子「ありがとう須賀くん。やってたかったんだけど私こういうのまだ苦手で…」 京太郎「でも意外ッスね。てっきりこういうのに興味ないと思ったんですけど」 美穂子「今すごく流行ってるだって華奈からも言われたの。 (ビビッ)きゃっ、す、須賀くんなにこれ?なんか変なのが現れたんだけど…」 京太郎「おぉ、これはポケモンが近くにいるんですよ。で、これをタップすると… ってゲェー!?ガビゴンじゃねーか!!オレ初めて見た!!」 美穂子「え!?えっと、これどうすればいいの!?何かいけない事しちゃった!?」オロオロ 京太郎「それ滅茶苦茶レアな奴ッスよ!滅多に会えないポケモンです!!」 美穂子「あ、あれ?あのモンスターどこに行っちゃったの?」オロオロ 京太郎「カメラ…いやスマホを動かしてください!そう、ホラいた!そこです! 早くモンスターボールを投げて捕まえるんですよ!」 美穂子「え、あ、えあ、な、投げる……えーい!!!」ブン ガチャーーン 京太郎「わ”ーーー!!スマホ投げちゃダメですってぇー!!!」 結局、風越女子高校でポケモンGOは禁止になった。 カンッ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1932.html
炬燵のなかにいても人を待っている時は背中が寒い 手足のぬくもりが後ろから蒸発して抜けていくような寂しさ 待つのはダルい 出来る事がないというところが 少しでも早く帰ってきて欲しいと想いながら、ただ私は待つしかない 「京太郎………まだ?」 ためいきの代わりに言葉が出た 心の奥からせり出してくる寂しい気持ちに押し出されてきたものだ 「京太郎…」 その名前を呟くたびに一人でも救われるような気分になる こんなに京太郎が愛おしくてたまらないのに こんなに私を待たせてダルくさせる 京太郎はひどい男だ …… 「ただいまーシロさん」 声を聞くやいなや反射的に私は飛び出していた 普段は頼まれても動きたがらない私が駆け出す姿なんて 塞達が見たらどんな顔をするだろう …この後の姿を見せたらもっと変な顔をされるだろう 「むちゅっ、ちゅうぅぅぅっ」 「んんっ、ぱはっ、ちょっとシロさんってば!…んっ」 夢中で京太郎の唇を求めた 京太郎が欲しいという一念が私に大胆な行動をさせる 「むふーっ、ちゅうぅぅっ、むふーっ、ふーっ、ちゅううぅっ」 「んんんっ、んっ!んうっ…!」 鼻息を荒げて吸い付く私は誰が見ても酷くみっともないだろう それでもかまわない 私は京太郎ともっとくっついていたい そのために獣と言われても本望だ ――それからすっかり欲情しきった京太郎が私のお尻をぎゅっぎゅっと揉み始めた 今度は京太郎が獣になる番だ、攻守交替 私はやっぱり一方的に体を求められる方が性に合う そのまま私を押し倒し、強引に胸元を開いて、 餌の肉に食らいつく虎のようにしゃぶりついている京太郎を見つめていると 何かを与えている幸福感が体を包み、暖めていくのがわかった カンッ
https://w.atwiki.jp/takujijo/pages/2705.html
https://w.atwiki.jp/takujijo/pages/2334.html
https://w.atwiki.jp/910moe/pages/2556.html
無口攻め×お喋り受け ふと気が付いたら、いつものように愚にもつかないことを喋り続ける沢村さんの肩を力任せにソファーに押し付けて馬乗りになっていた。 どうしてこんなことになったのか、俺はさっきまで何をしていたのだったか。 すぐ側では、倉庫から引っ張りだしてきた古い扇風機が壊れる寸前のような音を立てていて、 節電対策とか言ってもうずっとクーラーは動いていなくて、そうだ俺は数瞬前まで暑さで朦朧としながら扇風機の羽のようによく回る沢村さんの舌を眺めていたのだった。 今はその舌はびっくりしたように止まっていて、いや実際に驚いているのだろう沢村さんの目が見開かれている。 そういえばこの人のこんな顔を見るのは珍しいことだと思う。 もちろん日頃から彼は多分に表情豊かではあるのだけれど、通常はもっと芝居がかっているというか余裕綽々の態度が崩れないので性質が悪い。 だがそんな空白の時間は一瞬のことで、形の良い唇からは吐く息のように次々と言葉が飛び出してくる。 「ちょっとちょっと、どうしちゃったの野口君。いくら俺がワイルドかつスウィートな魅力に溢れているからって襲うことないでしょーに。 俺ってば高いのよ? もっと丁重に扱ってちょうだいよ。てゆうか痛いって、お前力強すぎ。何それ鍛えてんの? 何かスポーツとかやってる? 待って言わないで今当てるから。うーん柔道とか空手とか武道っぽいよなあ。あ、剣道とか?なんかお前ってストイックだもん。武士道ってゆーの? あんな感じで」 数日前から、どうしてこの人が喋ると俺は苛立つのだろうと考えていた。 それは機関銃のように撃ち出される言葉のどこで口を挟んでいいかわからないからとか、 言葉の端々から透けて見える軽薄な人間性が気に食わないからとかそういう話ではなくて、元来複雑な思考を得意としない自分には理解できない類のものだった。 俺に理解できたのは、彼のかきあげた後ろ髪の隙間から覗く意外と華奢な首筋が汗ばんでいたり、キーボードの上を静かな蜘蛛のように指先が踊っていたりする様を見ていると、 俺はいつも何かを言わなければならない衝動に駆られそしてそのたびに何も言えずに押し黙るしかなく、その短い葛藤の間、彼は息もつかずに喋り続けるということだけだった。 「え、俺もしかしてこれ貞操の危機だったりする? 野口君ケダモノなの? ムラムラしてんの? あっ。わかった。アレでしょ。 最近女の子とヤッてないんだ、お前確か彼女いないもんねえ。結構モテるのに何で作んないわけ? やっぱシャイボーイなの? 経理の長谷川さんとかお前のこと好きだって話だぜ。俺取り持ってやろうか? 経理の子で仲いい子いるしさあ、今度4人で飲みにとか行っちゃう? やっぱ夏だしさ、恋しないとだめだろ恋。ま、俺はロンリーでもいいんだけど。ほら何てゆーの、俺が誰かとくっついちゃったら悲しむ子がいっぱいいるし?」 そして呪文のように淀みなく流れていく沢村さんの言葉を聞いていると、ただでさえ口数の少ない俺は、もう一生喋ることはないんじゃないかという気さえしてくる。 「もしもーし。ツッコミなしですか野口君。てゆうかいい加減何か喋ってくれないと俺不安になっちゃうんですけど。うーん俺なんかしたかなあ、野口君を怒らせるようなこと」 この行動の意味を、俺は知らない。ましてや休憩室のソファーで男の後輩に押し倒されて平然と喋り続けるこの人のことなんて、俺には一生理解できないのかもしれない。 「あ、髪の毛いい匂い。シャンプーどこの使ってんの?」 「――少し黙れ」 能天気に触れてきた手を強く掴むと思いの外それは震えていたりして、ああこの人も実は緊張していたのかもしれないとか思ったけれど、 掌から感じる体温にもう色んなことがどうでもよくなってしまって、また何かどうせくだらないことを喋ろうとしているその口を、俺の役立たずの舌で塞いでやった。 正義の味方×マッドサイエンティスト
https://w.atwiki.jp/takujijo/pages/2182.html