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『猫とまりちゃ』 4KB 小ネタ 日常模様 赤ゆ 初投稿です。既出ネタだったらごめんなさい。 『猫とまりちゃ』5 KB 初めまして。初投稿です。猫、猫好き人間、まりちゃが出てきます。既出ネタだったらごめんなさい。 涼しい風に虫の声、秋の深まりを楽しんでいた就寝前―――― 「ゆっぎゃぁぁあ!!!!」 金玉を押しつぶされたかのような大きな金切り声に驚いて、窓から下を覗くと、隣の空地に住み着いている黒猫が見えた。 野良だが愛想のいい猫で、通りかかる人を「にゃー」と呼び止め、遊んでもらうのが好きなかわいい奴だ。 よく見ると、何か黒いものを口と前足で捕捉している。 「おっ、ネズミでも捕まえたか?」 「やべでねぇぇ!まりぢゃをだべだいでぇぇ!!!!」 ちがった。ゆっくりだ。この空地は、ゆっくりが住み着かないのが不思議なくらいのすーぱーぷれいすっなのだ。 草がボウボウと生い茂り、段ボール箱や荒ゴミが投げ込まれている。 虫もたくさんいるし、近くにはごみステーションまである。 黒猫は、捕えた小動物(?)で存分に楽しんでいるようだ。まりちゃを押さえつけている手をちょっと離して、 「ゆっ!!ゆっぐりにげるよぉおぉ!」 「ぞろーり!ぞろーり!」 少し進んだところで、また前足をびゅっ!と伸ばして捕える。 「ゆぎゃっ!!」 あのかわいい猫も、やっぱり野生の生き物なんだなぁと感動した。 「ゆぎぃぃぃ!ばりぢゃおいじくないよぉ?!がじらだいでねぇぇ!!」 おもちゃにするだけならいいけど、やっぱり食べるのかな?餡子なんか食べたら虫歯になっちゃうぞ。 「ゆっぎゃぁあ!!ばりぢゃのかげさえもうつくしいとうたわれるおぼうぢをだべだいでぇぇ!!!!」 あー、やっぱり食べるのか。野良で虫歯になったら致命的だぞ。私はサンダルを履いて外に出た。 「ゆぎょぇぇぇ!!ゆぎゃわぁぁぁ!!ゆっぎぃぃぃぃ!!」 それにしてもうるさいっ!美しい声を聞かせてくれていた虫たちも、今は息をひそめている。 猫はすっかり瞳孔が細くなり、興奮している様子だ。捕食を止めようとしたら威嚇されるかもしれない。 「おーい、にゃんこー」 声をかけると、意外にも「にぁー」と返事をくれた。 しかも、「なぁ兄ちゃん、これ見てんか」とでも言いたげに、獲物を私の方へ運んできた。 「うん?見せてくれるのか?」 「うにゃー」 私の前に半殺し状態のまりちゃをポテっと落とし、見上げたその目は 「こんなん捕ったんやで!すごい?すごい?」 と語りかけていた。 っかわいいなぁぁ!もう! 「おお、すごいな、えらいぞ」なでなで。 「にゃぁ」すりすり。っくっ!!かわぅぃぃ!! 「ゆっ??!!にんげんしゃん、いいときょろへきたよ!きゃわいいまりちゃをとっととたしゅけてね!!」 牛乳を吸い込んで一週間放置したボロ雑巾のような汚いまりちゃが、ずーりずーりと私の方へ這いずってきた。うげっ。 ずりずり☆ぷりぷり☆もるんもるん☆と揺れる尻に、再び猫の瞳孔がきゅーっと細くなった。 「見ときや、これが狩りの仕方やで!」 ばしっ! 「ゆぎゃっ!?」 びしっ! 「ゆぎょっ!」 猫パンチの押収。 まりちゃは、砂埃と自らの涙・よだれ・うんしーにまみれながら、右へ左へと飛んでいく。 「ゆぎゅっ!ゆ”がぁっ!ゆ”っ!!ゆ”ぎぃっ!…」 不意に、猫の動きが止まった。 「ゆひぃ~、ゆひぃ~、い、いまのうちににげるよ…じゅーり、じゅーり…」 「…にんげんしゃん…だじゅげで…ばりぢゃ、いいきょにしま…」 猫は軽やかにジャンプして----―― がぶっ! 「ゆ”っ…っ…ぐ……」 メタ糞のボロンボロンのしっちゃかめっちゃかになったまりちゃは、瀕死ではあるが、死んでいない。 微妙~に生きてる。4/5殺し、9/10殺しといったところだろうか。 猫は再び、私の前にまりちゃをポス、と置いた。 「兄ちゃん、これ分けたるわ。活きがエエうちに食べとき」と言っている・・・。 うーん、この糞汚いまりちゃを食べるのはちょっと勘弁だ。しかし、拒否すれば猫はがっかりするだろう。 「ありがとう、にゃんこ。いただくよ。」 「ゆ゛っ・・・だべ・・・だいで・・・」 私はまりちゃを摘みあげ、 「ゆ゛っ・・・ばりぢゃ・・・じにだくにゃいよ・・・」 猫に見えるように口を大きく開けて、 「ばりぢゃだっで・・・あばあば・・いっばいだべ・・・」 手を放した。 「ぱくっ!」食べるふりをして、まりちゃを袖口に滑り込ませた。 「ありがとうな、にゃんこ!」 しゃがみこみ、両手で猫をなでなでなでなでする。もみくちゃに撫でる。 「ごるるるる、ごるるる」 喉を鳴らしまくって喜ぶ猫。 「・・・ゆ゛っ」 袖口から肘の辺りまで落ちたまりちゃが呻いている。黙れ。 猫に気づかれないよう、肘と膝でゆっくりと圧をかける。 糞汚いウンコまりちゃが私の服の中で潰れてゆく。肌に触れている。 衛生的なことを考えるとおぞましくて鳥肌が立ったが、丹田に力を込めて堪え、思う存分猫を撫でまくった。 「なぁ、にゃんこ。お前は歯磨きしないから、ゆっくりは食べないほうがいいぞ。 虫歯に・・・ええと、歯がぼろぼろになって、飯が食えなくなる。」 「にゃぁん?」 「人間は歯磨きするから、大丈夫なんだけどさ」 「にゃぁ」 猫に人間語が通じるとは思わかなったが、できる限りの説明を試みた。 あれ以来、猫と私の仲がさらに深まった気がする。 私の話を理解してくれたのかどうかはわからないが、ゆっくりを食べているところは見たことがない。 ご近所の迷惑になるので餌付けなどはしていないが、それでも猫のほうはまったく構わないようだ。 私のことを「狩りの下手な弟分」とでも認識しているのかもしれない。 しかし・・・・ うちの玄関の前に狩ったゆっくりの死体を置いていくのはやめておくれ。 おしまい 最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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『しゅっさん!』 13KB いじめ 小ネタ いたづら 実験 赤ゆ 虐待人間 いつもの小ネタです 「ゆぎぎぃ!う、うばれるぅぅぅ!!」 成体のれいむが、苦悶の表情を浮かべて声を絞り出す。 丸々と太った体からは、汗が大漁に噴き出している。 両目を飛び出さんばかりに見開き、涙を滝のように溢れさせている。 必死に歯を食いしばってはいるが、口元からはだらしなくヨダレが滴る。 力みすぎているのか、少量のうんうんがあにゃるから顔を覗かせ始める。 嫌いな人が見たら即駆除してしまうであろう、世にも醜いゆっくりの出産風景である。 私がどうしてこのような、不愉快極まりないものを見ているかといえばだ。 「きゃわいーれーみゅが、ゆっくちうまりぇるよ!しぇかいのみんにゃで、しゅくふくしちぇいっちぇねぇ!」 ミチミチと音を立てて開かれる産道から、自信たっぷりの輝いた笑顔を見せる赤ゆっくり。 自分は世界に祝福されて、幸せな一生を送るのだと確信し、それが現実になるものだと本気で考えている。 だが、そんな儚い妄想もすぐに打ち砕かれる。 「ゆっぶぅぅぅ?!なんにゃの、こりぇぇぇぇ?!かわいいれーみゅが、しゅてきにたんじょうできないぃぃぃ?!」 「ゆぎぃぃぃぃ!おちびちゃぁぁぁん!はやぐうばれでぇぇぇ!おなかがぐるじいよぉぉぉ!!おかーざんがゆっくりできないでしょぉぉぉ?!」 もうすぐ出産という所で、透明な壁に阻まれる赤れいむ。 これは私が用意した透明な板で、加工所産の「透明な箱」と材質は同じ物。 大きさ的には出産待ちの赤れいむより、少し大きいくらいである。 そんな透明な板で、産道の出口を塞ぎ、周囲を瞬間接着剤で固めたのだ。 「ゆんびゅぅぅ?!どぼじちぇぇぇぇ?!にゃんでじゃましゅるのぉぉぉぉ?!れーみゅにしっとしちぇるのぉぉぉ?!」 赤れいむは透明な板に顔を押し付けて、必死に外に出ようとする。 だが、赤ゆっくり程度の力ではビクともせず、涙目で大騒ぎだ。 これだ、私はこれが見たかったのだ。 これは私が小学生の頃にさかのぼる。 あれは公園で遊んでいた時の事だった。 …………… ………… ……… …… … 「ゆぎぃぃぃぃ!うばれるうぅぅぅ!がわいいでいぶのあがちゃんが、うばれるよぉぉぉぉ!!」 「れいむ、がんばるのぜ!もうひといきなのぜ!!かわいいおちびちゃんたちと、もうすぐごたいめんなのぜ!!」 公園のトイレの裏の方から、何やら声が聞こえる。 好奇心旺盛な私が、声が聞こえる方に歩いていくと、そこには二匹の小汚いゆっくり、成体のれいむとまりさがいた。 れいむは世にも醜い表情で汗だくで力んでいる。 まりさはれいむの前で帽子を口に銜えた格好で待機している。 私は何事かと思い、まりさを思いっきり蹴り飛ばして、れいむの正面に回った。 「きゃわいいれーみゅが、ゆっくちうまれりゅよ!」 ぽーん!グチャ! 「ゆびゅ!」 れいむの口の下あたりから顔を出したそれは、ピッチングマシーンから撃ち出された球のように、私に向かって飛んできた。 私はとっさにそれを避けるが、勢いよく飛び出したそれは、そのまま木に当たり砕け散った。 「ゆ…ゆ…ゆっがぁぁぁぁ?!おちびちゃんがぁぁぁぁ?!どぼじ………ゆっぎぃぃぃぃ!!う、うばれるぅぅぅ!!」 飛び散った赤ゆを見たれいむは、大声を張り上げて泣き出すが、悲しむ間もなく二匹目の出産が始まる。 私は無性に、何とかしてこの感動のかけらも無い、醜い生命誕生の瞬間を邪魔してやりたくなった。 汚いと思いつつも、薄汚れたれいむの体を持ち上げると、産道から少しずつ顔を出す赤ゆっくりを外に出さないように手で圧力をかけた。 「ゆっぎぃぃぃぃ?!おなかがいだいぃぃぃぃ?!おちびちゃぁぁぁん、はやぐうまれでぇぇぇ!!」 「ゆゆ!きゃわいいまりちゃが、ゆっくち…ゆっぴぃぃぃぃ!いちゃいのじぇぇぇぇぇ!まりちゃ、ちゅぶりぇるぅぅぅ?!」 圧迫感に苦しむ親子ゆっくり達。 共に苦悶の表情を浮かべて、涙と汗を大漁に溢れさせる。 私は、何とかこの状態を維持できないかと考え、れいむを抱えたまま慌てて家に帰った。 帰ろうとした時に、復活した番のまりさが何やら騒いで私の方に向かってきたので、カウンターに蹴りを入れてやると、勢い良くどこかに吹っ飛んで行った。 家に着いた私は、何とかこの赤ゆっくりを押さえておく事は出来ないかと、家中を物色した。 そして台所である物を見つけた。 早速私は、それをれいむに巻きつけようとして、手の力を緩めた。 「うばれるぅぅぅぅ!!うばれるよぉぉぉぉぉ!!」 ポーン!「ゆっくちー『グチャ!』ゆべぇ?!」 その途端、勢い良く生まれ出た赤ゆっくりが、天井にぶつかって砕け散り、汚らしいシミとなった。 天井から餡がポタポタと垂れてくるのを見ながら、私とれいむはしばらく固まった。 「ゆっがぁぁぁぁ!れいむの、がわいいおちびちゃんがぁぁぁ!…ゆっぎ!まだだぁぁ!ぐるぅぅ!うばれるうぅぅぅ!!」 先に動いたのは、れいむだった。 本日3匹目の出産が始まる。 れいむの産道から三度、赤ゆっくりが顔を覗かせ始めるのを見て、私は慌ててれいむの体にサランラップを巻いた。 れいむの腹部を3回ほどラップで巻くと、念のためそれをセロテープで止めた。 「ゆぎぃぃぃぃ!うばるるよぉぉぉぉ!こんどこぞ、でいぶのがわいいおちびちゃんがぁぁぁぁ!!」 「ゆっくち!きゃわいいれーみゅが…ゆっぶぅぅ?!にゃにこりぇぇぇぇ?!」 元気良く生まれようとした矢先、ラップにそれを阻まれて不快そうにする赤れいむ。 必死でラップに顔を押し付け飛び出そうとするが、なかなか上手くいかない。 「ゆぶぅぅぅん!ゆぶぅぅぅん!うばれろぉぉぉぉぉ!うばれろぉぉぉぉ!これいじょう、でいぶをくるじめるなぁぁぁ!!ゆがぁぁぁ!!」 ビリッ!シュリュルリュル…ポーン!グチャッ! ピンポン球がおデコに当たったくらいの衝撃が、私を襲った。 れいむが力いっぱい力んだせいか、ラップを止めていたセロテープが取れ、緩んだラップと共に赤れいむが私の額に当たった。 赤れいむは、そのまま潰れて餡を撒き散らし、私の服と台所を汚したのだった。 あの後帰ってきた母親が、鬼の様な勢いで私を叱り、私は泣く泣く台所を掃除したのだった。 まあ、その腹いせに、持ち帰ったれいむを解剖して遊んだのは良い思い出である。 あの時上手くいかなかった面白実験が、今成功したのである。 苦しむ親子の不細工面に満足しつつ、動画としてその様子を記録していると、親れいむに変化が起こった。 「ゆびぃ!おちびちゃん!はやくでていけぇぇぇ!あとがつかえてるよぉぉぉぉ!ぐ、ぐるじぃぃぃぃ!はやぐででいげぇぇぇ!!」 「ゆっくち!きゃわいーまりちゃが、にゃんかくらいのじしゅくふくしゃれ……ぇ?にゃにこ…ゆっぶぅぅぅぅ?!」 「ゆっぴぃぃぃぃ!おしゃないでぇぇぇぇ!!れーみゅがつぶれりゅぅぅぅ!!」 赤れいむの出産が終わらない内に、第二子の赤まりさが、誕生の時を向かえたようだ。 赤まりさは内圧により、姉である赤れいむを潰さんばかりに、透明な板に押し付ける。 透明な板に押し当てられた赤れいむの顔は、不細工に引き伸ばされるが、それでも必死に泣き叫ぶ。 ミチミチミチミチ… 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁ!いだいぃぃぃぃ!おなかがぁぁぁぁ!れいむの、しんぴのまむまむがさげるぅぅぅぅ!!」 透明な板を付着させた皮が、悲鳴を上げて盛り上がり始める。 それでも透明な板は外れる気配を見せないのは、流石有名メーカーの接着剤と言った所だが、どうやられいむの皮の方が限界らしい。 れいむはついに、白目を剥いて泡を吹き出した。 おそらくこれは、メレンゲのように決め細やかな泡で… ではなかった、異様な形に産道が盛り上がり、そろそろ皮が千切れると思った瞬間だった。 『ゆびちゅ!』 赤ゆの叫びか、潰れる音なのか、今までは赤れいむの顔が見えていた透明な板の向こう側が、黒く濁った色に変わった。 おそらく赤れいむが赤まりさと共に、透明な板と産道の圧力で圧し潰れたのだろう。 「びゅ…びゅ…びゅ……」 白目を剥いたれいむは、どうやらそのまま気絶してしまったらしい。 口から泡と共に、だらしなく舌をたらして痙攣している。 私は透明な板が付着した皮をメスで切り取り、産道の中を確認してみたが、やはり赤ゆだった物が中に残っているだけだった。 私は痙攣している産道に、今度は透明な太めのパイプを挿入した。 「がびゅ?!」 その瞬間、一瞬だけれいむは体を大きく震わせたが、目を覚ます事無く気絶し続けたまま。 私は先程と同じように、透明なパイプと産道の結合部に、瞬間接着剤を垂らしてパイプを固定する。 このパイプも透明な箱と同じ材質の物を使っており、赤ゆ1匹くらいなら余裕で通れるくらいの内径がある。 これで何をするのかと言えば… 「ゆっがぁぁぁ!ここからだぜぇぇぇ!まりさは、にんぷさんなんだぜぇぇぇ!だいじにあつかうんだぜぇぇぇ!!」 透明な箱に入っている妊婦まりさを、気絶しているれいむのところまで持ってくる。 このふてぶてしい態度はおそらく、世に言う「鬼威惨」達を簡単に沸騰させ、腹パンチをもらう事請け合いだろう。 私の計算では、こいつもそろそろ出産が始まる頃である。 「ゆぎゃぁぁぁ?!なんなんだぜこのれいむはぁぁぁ?!ゆっくりできな…ゆっぎぃぃぃぃ!いだいぃぃぃ!う、うばれるぅぅぅ?!」 計算どおりのタイミングで、出産を迎えるまりさ。 苦悶の表情を浮かべるまりさの口の下あたりから、ミチミチと音を立てて産道が開き始める。 「ゆゆっ!きゃわいーまりちゃが、ゆっくちうまれりゅよ!みんにゃで、しゅくふくしていっちぇねぇ!」 全身汗だくで、両目を飛び出さんばかりに見開ているまりさとは対照的に、両目を輝かせて自らの誕生を心待ちにする赤まりさ。 私は大急ぎでれいむ付きの透明パイプを、まりさの産道に多い被せる様に押し当てると、汗を拭き取り接着剤で固定する。 「ゆぎぎぎぎぃぃぃぃ!うばれるぅぅぅ!!てんしのような、あがちゃんがうばれるぅぅぅ!!ぎがががが!ごごごごごぉぉぉ?!ごっべぇぇ?!」 「はやくうむのじぇ!しぇかいのみんにゃが、まちのじょんだ、きゃわいーまりちゃがうまれりゅよ!かんどーのしゅんきゃんなのじぇ!」 天使の様なとは言っているが、まるで悪魔を産み落とさんばかりの凄まじい形相のまりさ。 見ているこちらを不快にする、おぞましい姿を晒して叫んでいる。 どうやら必死で、透明パイプを取り付けられた事に気がついていないらしい。 そして同様に、どこからその自信が湧いてくるのか解らない赤まりさも、目の前の風景が変わった事に気がついていない。 そしてついに、感動(?)の瞬間が訪れる。 ポーン! パスッ! 「…ゆっごぶっ?!」 「ゆっくち、うまりぇちゃよ!…ゆぶぅ?!…いっちゃいのじぇぇぇぇぇ!ゆびぇぇぇぇぇん!どーしちぇ、しゅくふくしてくりぇないのじぇぇぇぇぇ!!」 まりさの体より放たれた赤まりさは、そのままパイプを伝ってれいむの産道の中に吸い込まれるように消えていった。 れいむは赤まりさが産道に進入した衝撃で、一瞬呻き声を上げると大きく痙攣した。 「ゆぎぃ…ぎぎ…お、おちびちゃんは…?かわいい…てんしちゃんは…どこいったんだ…ぜ?…ぜっ…ぜっ…」 「ゆんやぁぁぁぁぁ!ここはどきょなのじぇぇぇぇ?!まっくりゃで、にゃにもみえないのじぇぇぇぇ!おかーしゃぁぁぁん!ゆびぇぇぇぇぇん!!」 「ゆぶぶ…ゆぎぎ…げご…ごご…」 出産で体力を消耗しているまりさは、空ろな目で我が子を必死に探す。 だが、当の赤まりさは既に別の母体の中。 れいむの体内で元気良く泣き叫んでいる。 れいむは未だ気絶したままだが、赤まりさが大声を上げるのと同調しているかのように、小さな呻き声を一緒に上げている。 「ゆびぇぇぇぇぇん!だれか、たしゅけちぇよぉぉぉぉ!ここからだしちぇよぉぉぉぉ!!」 「ゆぎ…おちび…ちゃ………?!…ゆっごぉぉぉ?!ぎぎぎぎぎぃ!う、うばれるぅぅぅ?!ま、まだ、うばれるうぅぅぅ?!」 生まれたてで、ろくに体を動かす事も出来ない赤まりさは、れいむの体内で必死に助けを求める。 だがタイミング悪く、まりさが急に産気づく。 ムリムリと産道を押し広げて第二子が顔を出すと、両目をパッチリ開いて輝かせ、声高らかに宣言する。 「ゆゆっ!きゃわいーれーみゅが、いまからうまれりゅよ!みんにゃで、おいわいしちぇねぇ!」 自信たっぷりの第二の砲弾が、発射準備を整えていく。 そして赤れいむは、もがき苦しむ母体を気にかける事無く、満面の笑顔で世界に飛び出した。 ポーン! 「ゆっくちうまりぇ…『グチャ!』 ゆっげぇ?!…ゆびゅえぇぇぇん!いっちゃいぃぃぃ!くっしゃぁぁぁい!どーしちぇ、いじわりゅしゅるのおぉぉ?!」 「ゆごぎぃ!?…ぎご…ごがが…」 鈍い音と共に、れいむの産道内に着弾した赤れいむ。 赤まりさの鳴き声が途絶えた事から考えても、おそらく赤まりさをクッション代わりに潰して生き延びたのだろう。 生まれた瞬間に姉妹を殺したとも知らず、自分が悲劇のヒロインとばかりにゆんゆんと泣き続ける。 「ゆっがぁぁぁ?!ばでぃざのあがちゃんがぁぁぁ?!どこへぎえだのぉぉぉぉ?!」 「ゆばがっ?!で、でいぶは…?でいぶは、なにをじでだの?! ゆぎぎ…なんだがおなかがいだいよ!どうなっでいるのぉぉぉ?!」 「ゆわっ?!おまえはなんなんだぜ?!どこからあらわれ…お、おまえがぁぁぁ?!おまえが、まりざのおちびちゃんを、かくじだのはぁぁぁ?!」 醜い面構えで必死に我が子に呼びかけるまりさ。 そしてようやく目を覚ましたれいむ。 まりさは目の前のれいむの存在に気がつくと、我が子を隠した犯人と決め付け、口汚く罵り始める。 「ゆびぇ?おかーしゃん?おかーしゃんにゃのぉぉぉぉ?!きゃわいーれーみゅは、ここだよぉぉぉ!はやくたしゅけちぇぇぇぇ!!」 「やっばりおまえだぁぁぁ!このぐぞれいむぅぅ!!ざっざとおちびをかえぜぇぇぇ?!」 「なにいっでるのぉぉぉ?!れいむはおちびちゃんなんか…はっ!れいむのおちびちゃん!!………おまえがぁぁぁ?!おまえがおちびちゃんをぉぉ?!」 「ゆんやぁぁぁぁ!!れーみゅはくしょれーみゅじゃないよぉぉぉ!!どーしちぇしょんなこちょいうにょぉぉぉぉ?!」 まるで鉄アレイのような状態で、お互いをののしるゆっくり達。 生き残った赤れいむも混ざって、聞くに堪えない言い争いを始める。 「何をやっているのかと思えば…悪趣味な実験してるわね…」 声のする方を見ると、同期の研究員が呆れ顔で私を見ている。 「あら?何時の間に…そんな似悪趣味かなぁ?子供の頃から一度やってみたいと思っていたやつなんだけど…結構笑えるでしょ?」 「十分悪趣味よ。虐待鬼威惨って人達並よ。実験というより、虐待に近いわね」 彼女は実験体のゆっくりを眺めながらそう言う。 「確かに他の動物や人間でこれをやったら問題ありだと思うけど、これゆっくりだし、笑いのネタにしかならないでしょ?」 「十分危ない危ない気もするけれど、まあ、ここは加工所の研究室だしね…でも、少しは真面目に研究しなさいよ?」 私は十分真面目に研究しているつもりなのだが、彼女が私に色々と説教を始める。 「まあ、データは後で上げるから…とりあえず、これはもう使えそうにないから破棄して、新しいのでもう一回やってみましょうか?」 「ふーん…まあ、面白そうだから見ていくわ」 最初は否定的だった彼女だが、やはり研究者として興味があるのか、私の提案にあっさり乗ってきた。 ここはゆっくり加工所の研究室。 ゆっくりをどんな風に扱おうが、どんな風に殺してしまおうが誰も気にもしない。 商品化、もしくは生態を探る等の名目で、日夜拷問紛いの研究が行われている場所だ。 皆が皆、ゆっくりの命など露とも思っていないのだ。 小さい頃からゆっくりに興味があった私にぴったりの場所。 私は加工所に感謝している。 完 徒然あき
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『庭のゆっくり』 19KB いじめ 小ネタ 子ゆ 虐待人間 いつもの小ネタです。ちょっと長めです。 私がガラス戸を開けて庭に出ると、一匹のゆっくりが慌てて挨拶をする。 「おはよーございばず、おねーざん!きょうもいぢにぢ、ゆっくりじでいっでぐだざい!」 ガラガラに枯れた声で総挨拶したのは、引きつった笑顔を浮かべたまりさ種のゆっくり。 全身薄汚れていて飼いゆっくりとしてはあまり衛生的ではないが、これでも元金バッジのゆっくりらしい。 私はまりさの目の前に置かれた皿に、乾燥タイプのゆっくりフードを入れてやった。 「ゆぅぅ…これっぼっぢじゃ、だりないんだぜ…」 私に聞えないように小さな声で呟いたつもりらしいが、ガラガラ声なので良く聞える。 まあ、ゆっくりの声は元から大きいので、小声で呟くのはむずかしいのだが。 普段は特に文句も言わないまりさなのだが、今日に限って少し反抗的な態度をとる。 理由は大体解っているが。 「嫌ならいいのよ?すぐ片付けるから」 私はそう言うと、餌の入った皿を持ち上げる。 「ゆぐぅ…まっで、まっでぐだざい!もんぐをいいまぜんがら!だから、ごはんざんをくだざい!おねがいじばず!!」 「餌が欲しければ、ちゃんと頭を下げて御願いしろって言ってるでしょ?覚えなれないなら…」 「ゆぅ!わがっだんだぜ!おねがいじばず!ごべんなざい!もう、もんぐをいいまぜんがらぁぁぁぁ!!」 地面に額を擦り付けて、私に謝るまりさ。 その様子を、庭の隅に置かれた木箱から眺める一匹の子まりさ。 両目をまん丸に見開いて、驚いているようだ。 この二匹は親子で、おそらくこの親まりさは我が子が見ていた為、ワザと強がって見せたに違いない。 だが、だからと言って私に対して文句を言うのは許される事ではない。 「まりさ、久しぶりに『ゴルフ』しようか?」 「ゆへ?………ゆわぁぁ…ぁ…ぁぁ………」 私の言葉を聞いて、慌てて顔を上げる親まりさ。 その顔はたちまち青ざめ、冷や汗をかいてガタガタと震え出す。 「ご、ごめんなざいぃぃぃ!ゆるじでくだざいぃぃぃ!までぃざがわるがっだでずぅぅぅ!ごるぶざんは、ぎらいなんでずぅぅぅ!!」 「あら?だからやるんじゃない。これは躾なのよ?ちゃんと貴方が自分の立場を理解してないのが悪いんでしょ?」 「ぞ、ぞんなぁぁぁぁ?!までぃざ、いっばいあやばっだのにぃぃぃ!ごんなのっでひどずぎるよぉぉぉぉぉ!!」 まるで子ゆっくりの様にポロポロと涙を流して、駄々をこねるかのようにその場で飛び跳ねる親まりさ。 私はそんな親まりさの必死の訴えを無視して、壁に立てかけてあるゴルフクラブを手に取る。 これは私の父が使っていたお古のクラブで、アイアンとか言うらしいが特に興味はない。 何かに使えそうだったから貰ってきたのだが、こんな形で役に立つとは思わなかった。 「ほら、何時もやっている通りにしなさい。解っているでしょ?いやなら、別に顔面でも良いのよ?」 「ゆっひぃ!…ゆぅ…ぅぅぅ…ひっぐ…ゆぐっ………」 私に言われて、慌てて尻を突き出すような姿勢をとる親まりさ。 両目を硬く閉じ、ブルブルと身を震わせて怯えている。 私はその汚い尻を、ゴルフクラブでフルスイングした。 バシッ! 「ゆぎゃぶ!」 鋭い音と共に呻き声を上げて、2mほど吹っ飛ぶ親まりさ。 両目を飛び出さんばかりに見開いて涙を流し、底部から押し上げられた餡子を吐かない様に必死に食いしばる。 私はそんな親まりさをすぐ追いかけ、さらにスイングする。 ビシッ! 「ゆぶもっ?!」 苦痛に顔を歪めて再び吹っ飛ぶ親まりさ。 知りは真っ赤に腫れ上がり、あにゃるからは少しうんうんが漏れ出す。 こんな風に私が親まりさをボールに見立てて、こいつの家である木箱まで運んでいく。 これが親まりさの恐れる『ゴルフ』である。 あえて殺す気で全力で尻を吹っ飛ばす事で、より強い悪意と恐怖をゆっくりに与え人間の恐ろしさを教えてやる。 死んでしまうのではないかと思う人もいるだろうが、尻だけ狙っているのでそれほどゆっくりに対してはダメージが無い。 たまに皮が破れてしまう事もあるが、成体のゆっくりなら放っておいても3~4日で治る怪我だ。 野良ゆっくりなら致命的だろうが、こいつは私の家の庭に住んでいる。 まあこんな事までしないと自分の立場を理解せず、人間に服従しないのは哀れな種かもしれない。 「ゆがびゃ!」 木箱の前まで運ばれた親まりさ。 帽子がずり落ちたと思ったら、すでに白目を剥いて気絶しているようだ。 尻全体が歪に変形して真っ赤に腫れ上がり、あにゃるの周囲にはうんうんが飛び散っている。 口からは少量の餡を吐き出し、何度もしーしーを漏らしたので全体的に湿っている。 「お…おとーしゃ…しっかりしゅるのじぇ!!ゆぅ?…なにこりぇ…」 木箱の中から、子まりさが這い出てくる。 どうやら親まりさの頭を見て驚いているようだ。 親まりさの頭には、2つほど円形のハゲがある。 これは私が髪の毛を毟り取ったからではなく、ストレスでハゲたものだ。 円形ハゲ饅頭症という病気で、過度のストレスを溜め込んだゆっくりがかかる病気だ。 主に成体のゆっくりがかかるもので、野良だけでなくペットのゆっくりもかかる事がある。 自分がハゲている事を知ると、それが更なるストレスになってハゲも広くなったり増えたりするという厄介な代物。 最終的には完全なハゲ饅頭になる事もあるそうだ。 まりさ種のように帽子でハゲを隠せる種族は良い方だが、れいむ種やありす種などがこの病気にかかると目も当てられない。 どうせこの子まりさは、自分の親が最高にかっこ良くてゆっくりしているとでも思っていたのだろう。 飾りや身体の欠陥を必要以上に嫌うゆっくり。 それはたとえ家族であっても、許される物ではない。 今この子まりさは、情けない親の姿を見て何を思うのだろうか。 私はそんな二匹を放置して、仕事に出かける支度をする。 このまりさ親子を飼い始めたのは、今から一ヶ月ほど前の事である。 元々は親まりさと番のれいむが、私の庭にやってきておうち宣言をしたのだ。 私は二匹を捕まえて、ボコボコになるまでゴルフクラブで殴っていると、れいむが泣く泣く私の家にやって来た理由を話し始めた。 「でいぶはどっでも、かばいぞうなゆっくじなんでずぅぅぅ!だがら、ゆっくりできるどおもっで、ごごにきだんでずぅぅぅ!!」 要点がなかなか伝わってこない会話ではあったが、要は捨てられて妊娠したので新しい家と食料を確保したかったらしい。 二匹は必死に頭を下げて命乞いをするが、もとより私はこいつ等を潰して捨てる予定だった。 こいつ等の戯言を聞いてみたのも本の気まぐれだった。 「ま、まっでぐだざいぃぃぃなんだぜぇぇ!!でいぶのおながには、とうとういのちがあるんでずぅぅ!みのがじでくだざいぃぃぃ!!」 「おねがいじばずぅぅぅ!でいぶいおちびちゃんのがおをみるまで、でいぶはじにだぐないんでずぅぅぅぅ!!」 「だから何?言いたい事はそれだけ?じゃあ、もう潰すね」 「ゆっひぃ!まっで!まっでくだざいぃぃ!でいぶはじんでもいいですがら、までぃざとおちびちゃんは、みのがじでくだざいぃぃぃ!!」 「で、でいぶぅぅぅぅ?!なにいってるんでずかぁぁぁ?だぜぇぇ!!」 私が微笑みながら、親れいむを潰そうと足を上げた途端、親れいむが狂ったように揉み上げを振り回して悲願する。 親まりさも両目をまん丸に見開いて固まり、動揺しすぎたせいで口調もおかしくなっていた。 「どう言う事?あんたを潰す代わりに、腹の中の子供とそのゴミゆっくりを見逃せって事?あんたが潰れるのに子供が無事な訳ないでしょ?」 「ゆぅぅぅぅぅ?!だ、だから、それまで、でいぶたちにごはんざんをくだざいぃぃぃ!なんでもたべばずぅぅ!もんぐをいいまぜんがらぁぁぁ!!」 これから潰されると言うのに、どうしてそんな要求が通ると思っているのか解らないが、何やら必死に額を地面にこすりつける親れいむ。 ここで潰すのは簡単な話だが、私も少しこいつ等に興味が出てきた。 しばらくこいつ等を庭に置いておく事で、様子を見てやろうと思い始めた。 「うーん…いいわよ。ただし、私の言うことには絶対服従ね。それが出来ない時はこうなるわよ」 バシッ!! 「ゆっごぉぉぉぉぉぉ?!」 私はワザと考え込むような仕草をしてから、親れいむの要求を飲む事にした。 その代わり私に逆らったらどうなるかを、親まりさの尻をゴルフクラブでスイングして見せた。 これが「ゴルフ」の始まりでもある。 親まりさは勢い良く吹っ飛ぶと、顔を地面に突き刺したかのように着地して気絶した。 「ゆっひぃぃ!あ、ありがどーございまず!れいぶ、なんでもいうことをききまず!!よろじぐおねがいじばず!!」 そんな親まりさを見た親れいむは、ガタガタと震えながらしーしーを漏らして私にお礼を言った。 「うっ、うばれるぅぅぅぅ!おちびちゃんが、ねんがんの、でいぶのおちびちゃんがうばれるよぉぉぉぉ!!」 「で、でいぶぅぅぅ!じっがりずるんだぜぇぇぇぇ!!」 それから数日後の事だった。 まるで悪魔の産声のような汚い声が、庭から聞えてきた。 急いで様子を見に行くと、眉間にしわを寄せた親れいむが全身汗まみれで苦しんでいた。 その目の前には、帽子を構えた親まりさ。 次第に親れいむの口の下辺りから、別の何かが姿を現し始める。 「うばれるぅぅぅ!うばれるぅぅぅぅ!じゅっざん!じゅっざんだよぉぉぉ!ぜいめいのきぜきが!かんどうのじゅんがんが!ゆっぎぃぃぃ!!」 ぽーん! 歯を食いしばり白目を剥いた親れいむから、勢い良く何かが飛び出す。 だがそれは親まりさの帽子に届く前に落下すると、そのまま弾けて中身を流出させる。 「ゆっ!ゆぅぅぅぅ?!なにごれぇぇぇ?!どーじで、おちびちゃんがしんでるんだぜぇぇぇぇ?!」 飛び出してきたそれは既に真っ黒く変色しており、顔のパーツもはっきりと判別出来ないような物だった。 親まりさはその異形な物体に驚きながらも、一応我が子と認識したようで、黒い塊を眺めながら涙をこぼす。 「ゆひ…ゆひ…ゆひ…ゆひ…ゆっぎぃぃぃ!まだだ!まだうばれるぅぅぅぅぅぅ?!」 そんな事とは知らない親れいむは、体全体を震わせながら荒い呼吸をする。 そして再び産気づき、聞くに堪えない醜い悲鳴を上げる。 「ゆぎぃぎぃ!がががぃぃぃ!でんじが!でんじがうばれるよぉぉぉ!ゆっぎぃぃぃぃぃ!!」 ズビュボボボッ! 汚らしい音を立てて出て来たのは水っぽい餡子。 それにまざって目玉や歯のようなものが、ドロドロと親れいむの体から流れ出る。 「ゆっひぃ!どーなってるんだぜぇぇ?!どーしでおちびちゃんが、ちゃんとうまれてこないんだぜぇぇぇ?!」 「ゆっひ…ゆっひ…どーしたの…おちびちゃんは、ちゃんと…ゆっぎぃぃぃ?!なにごれぇぇぇ?!どーじでごんなものがぁぁぁ?!」 親まりさが真っ青な顔で、変死した赤ゆっくりの残骸を見て騒ぐ。 その様子に気が付いた親れいむも、何事かと思い我がこの残骸に目をやるが、あまりの惨状に狂ったように揉み上げを動かして泣き叫ぶ。 まあこれは当然の結果だろう。 私がこいつ等の面倒を見始めて以来、毎日のように躾の為に「ゴルフ」をしなければならなかったのだ。 始めは殴ったり、踏みつけてみたりもしたが、下手に圧力をかけるとこいつ等はすぐに餡子を吐く。 吐かれると後の処理が面倒なので、餡子をあまり吐かない「ゴルフ」ばかりしていたのだ。 底部をゴルフクラブで殴られて、体内の子供が無事で居るはずがない。 その結果、赤ゆっくりは親れいむの体内で成長途中で死に、こういった形で出産になったのだろう。 「ゆぼぉぉぉぉい!どぼじでぇぇぇ!!おちびをぐぞにんげんにみぜれば!あまりのがわいざに、でいぶたちをがってくれるけいがくだったのにぃぃぃ!!」 ショックのあまり親れいむは、自らの無計画な企みを思わず大声で叫ぶ。 だが私の姿が見えない所で、その計画を大声で番に話していたのを私はちゃんと聞いている。 そうとも知らずに、完璧だと思っていた計画が崩れてゆんゆんと泣き叫ぶ二匹。 「ゆごぶぅ?!ゆぐぐぎぎぃぃぃ!おちびちゃんがうばれる!でいぶのざいごのきぼうがぁぁぁぁ!きぼうのひがりがぁぁぁぁ!!」 何と親れいむが三度産気づく。 ミチミチ音を立てて親れいむの体がきしむと、両目をキラキラと輝かせた小さなゆっくりが顔を出した。 「かわいーまりちゃが、かんどーのいっぽをふみだしゅよ!しぇかいが、まりちゃのたんじょーをまっちぇるよ!!」 小さなゆっくりは何かをブツブツと喋ると、得意そうに眉毛を吊り上げる。 そしてその時は訪れる。 「うばれろぉぉぉ!でいぶのきぼうのひがりぃぃぃ!これででいぶは、がいゆっくりにかえりざきだよぉぉぉぉ!!」 ぽーん! 「かわいーまりちゃの、しゅてきなでびゅーだよぉぉぉぉぉ!!」 ポスッ! 下らない事を叫びながら発射される小さなゆっくり。 放物線を描いて、親まりさの構えていた帽子の中に着地してその身を振るわせる。 「かわいーまりちゃが、さいしょのあいしゃつをしゅるよ!ゆっくちしていっちぇね!!」 『ゆっくりして グチャ! ってね!』 帽子から這い出てきた赤まりさが、親まりさの顔を見上げて涙目ながらに挨拶をする。 それに答えるように、親まりさと親れいむも挨拶を返す。 そして親まりさの笑顔が一瞬で引きつる。 私が挨拶してる途中の親れいむを、そのまま踏み潰したのを見てしまったからだ。 「約束どおり、こいつの変わりにあんた達を生かしてあげるわ。感謝しなさい、このゴミにね」 「ゆゆぅ?どーしちゃの、おとーしゃ?まりちゃのたんじょーを、おいわいしちぇね!」 そうとは知らない赤まりさは、無邪気に親まりさに笑いかける。 親まりさは一瞬の出来事を理解し切れなかったのか、しばらく固まって動けないで居た。 それから親まりさは私から餌をもらい、それを赤まりさに狩りでとってきただのと嘘をついて子育てをしていた。 私が家にいる間はなるべく庭に出さないようにして、強い自分を子供に見せていたようだ。 時々それが行き過ぎて私に対しても強気に出てしまい、尻を腫らせては巣に帰る。 そして名誉の負傷と子供に偽り暮らしてきた親まりさ。 だが、その偽りの姿も今日で終わり。 惨めで情けない姿を我が子に見られてしまったのだ。 「ゆぅぅ…おとーしゃ…どーしちぇ…なんなのじぇ?あのにんげんは…?ゆぅぅぅ…!ゆるしぇないのじぇ!!」 ぐったりと横たわる親まりさの尻をぺろぺろと舐めながら、子まりさが呟く。 親から教わっているわずかな情報を元に、今日の出来事を自分達に都合の良いように解釈する。 そしてあの人間が悪者で、許して置けないと言う結論に至る。 結論が出てからの子まりさの行動は早い。 庭に出て手ごろな枯枝を見つけると、満足そうに眉毛を釣り上げてそれを加える。 気分は伝説の剣を手に入れた英雄とでも言ったところか。 そして子まりさは我が親の敵を討つべく、宿敵をじっと待った。 「ゆっびゃぁぁぁぁん!はなしぇ!はなしぇぇぇぇ!まりちゃはつよいのじぇぇぇ!はなしゃないと、いたいめみるのじぇぇぇぇ!!」 私が家に帰ってくると、それを待ち構えていたかのように子まりさが枝を咥えて飛び出してきた。 そして咥えた枝で、私の靴を何度も何度も突いてきたのだ。 どうやら今朝の事で、親の仇を取ろうと思ったらしい。 私は子まりさを摘み上げて枝を取り上げ、そのまま庭に向かった。 するとそこには、すでに異常に気が付いていた親まりさが、私を怯える様な目で見上げていた。 「お、おぢびちゃん?!どぼじで…?」 「あら、お覚め?ちょうど良いわ。今からこいつに、躾をするところなのよ」 そう言うと私は、ブリブリと尻を振って必死に私の手から逃れようとする子まりさを、親まりさに見せてやる。 「ゆゆぅ?!おとーしゃ!みててにぇ!まりちゃ、このわるーいくしょにんげんを、いまからやっつけてやるのじぇ!!」 親まりさの顔を見た途端、子まりさが自信たっぷりに眉毛を釣り上げて得意そうにニヤつく。 この状況でどうしてそんな事が言えるのか解らないが、こいつらの無駄な自信は底なしなのだろう。 私はそんな得意げな子まりさの腹に、思いっきりでこピンをお見舞いする。 バシッ! 「ゆごっぷ?!げぼっ!がほっ!いっちゃぁぁぁぁい!ゆびゃぁぁぁぁん!おちょーしゃぁぁぁぁ!ゆんやぁぁぁぁぁ!」 私の一撃が余程堪えたのか、子まりさは情けない顔でポロポロと涙を流し親まりさに助けを求める。 親まりさは一瞬体を強張らせて固まるが、やはり我が子が可愛いのか私の目の前までノソノソと這いずり頭を下げる。 「もうやべでくだざいぃぃぃ!おねがいじばずぅぅ!おちびちゃんは、なにもわるいごどはじでばぜん!わるいのはばりざでずがらぁぁぁぁ!!」 ガラガラ声を張り上げて、親まりさが必死に私に許しを請う。 子まりさもそんな親まりさの姿を見て、ポロポロと涙を零す。 「なにいっちぇるのじぇー!まりちゃも、おとーしゃんも、なんにもわるくないのじぇー!わるいのはみーんな、このくしょにんげんなのじぇー!!」 子まりさが体をグネグネと動かして、お下げで私の手を叩く。 私はそれが少々鬱陶しかったので、子まりさのお下げを掴んで宙吊りにすると、再び腹にでこピンをお見舞いする。 「ゆぐっぶ?!ゆぐえぇぇぇっぇ!ばびゃ!げぼっ!ゆひっ!いちゃいぃぃ!もうやめちぇよぉぉぉ!」 腹にでこピンを喰らう度に、大きく身を震わせてむせる子まりさ。 それでも何とか逃げようと、宙吊りのまま体をグネグネとよじる。 「ゆっがぁぁぁぁ?!やべろっでいってるんだぜぇぇぇ!!もうゆるざないんだぜぇぇぇ!!せいざいじでやるぅぅぅぅ!!」 苦しそうに顔をしかめて餡を吐く子まりさを見て逆上したのか、親まりさが私の足に体当たりをし始める。 だが傷ついた体でのそれは、じゃれているのか寄り掛かっているのか分からない程気の抜けたものだった。 私はそんな親まりさを放っておくと、子まりさの背の部分を洗濯ハンガーについている洗濯バサミで止めた。 「ゆんびゃぁぁぁぁ!いっちゃいぃぃぃ!おしょらをとんでるけど、いちゃいのじぇぇぇぇぇ!!」 喜んでいるのか悲しんでいるのか分からない顔でゆんゆんと泣く子まりさ。 私はそんな子まりさと足元で騒いでいる親まりさを放って、家に入ると30センチの定規を持って再び庭に現れた。 バシッ! 「ゆびゃび!いだいぃぃぃ!どぼじでぇぇぇぇ?!までぃざのはがぁぁぁぁ!ゆぎぃぃぃぃぃぃぃ!」 とりあえず威力を見るため親まりさの頬を定規で殴ってみた。 どうやら当たり所が悪かったらしく、歯が欠けた情けない顔でポロポロと泣き始める親まりさ。 予想より割りと威力があるようだ。 私は子まりさの口を洗濯バサミで閉じると、今度は子まりさの尻を定規で叩いた。 バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ! バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ! 「ぶびゅ!ぶもぶ?!ぶぶぅぅぅ!ぶびぃぃぃ!ぶぅぅぅぅ!!」 子まりさは叩かれる度に両目を見開き、その内しーしーも漏らし始める。 尻は親まりさ同様に真っ赤に腫れ上がり、少し歪に変形している。 「やめでくだざいぃぃぃ!あやばりまずがらぁぁぁぁ!ばりざがあやばりまずがらぁぁぁぁ!!」 「何言ってるの?あんたがこのゴミくずに、ちゃんと躾しないから悪いんでしょ?だから私が代わりにしてあげてるのよ?」 「ごれがら、ごれがらちゃんとおしえばずがらぁぁぁ!だがら、もうやべでくだざいぃぃぃぃ!!」 「あんたの躾の悪さは私の責任よ。だから私が責任持ってこのゴミを躾けるわ。安心しなさい、一応殺さないように加減するから。そういう約束だったでしょ?」 私は親まりさにそう言い聞かせると、子まりさの尻を何度も定規で叩いた。 子まりさは度々気絶したようだが、すぐに痛みで目を覚まし、そして気絶するを繰り返す。 そんな事を数回繰り返していると、子まりさの目の輝きがどんどん鈍くなってきた。 私は子まりさにオレンジジュースを少し垂らすと、再び子まりさの尻を叩き続けた。 「ゆび…ぎ…ぎ…ゆっ…ち…くち…ゆ…く…ち…びび……びび…」 「ふーむ…少しやりすぎたかな?」 子まりさ尻が3倍ほどに腫れ上がってから、私はようやく叩くのを止めて子まりさの口の洗濯バサミを外した。 子まりさの尻はまるで熟しすぎた柿のように赤黒くなり、自重でだらなく垂れ下がっている。 両目も虚ろで、先ほどから小声で何かをブツブツと飛ぶやいている。 私は背中の洗濯バサミも外すと、とりあえず親まりさの目の前に子まりさを放り投げた。 「ゆっびぃぃぃ!おぢびぢゃん!じっがりずるんだぜぇぇ!ゆっくりずるんだぜぇぇぇぇ!!」 親まりさは慌てて子まりさのそばまで這いずって行くと、一心不乱に子まりさの尻を舐め始める。 尻を舐められる度に子まりさは、体を大きく痙攣させて悲鳴を上げる。 親まりさはその様子に気がつく事もなく、傷ついた我が子を癒そうと必死だった。 私はそんな親まりさを足で転がすと、通販で買った「ゆっくり撃退スプレー」を吹きかけた。 「ゆゆぅ?!なにするんだ 『シュー』 ゆぶぶ?!…ゆっぎゃべぇぇぇぇ?!ごばっ!げばっ?!いだだだぁぁぁ?!ゆぎぃ!ねぎぃ!がぎぃ!」 涙目で私を睨んだ親まりさだったが、スプレーを吹きかけた途端、両目を血走らせてゴロゴロと周りを転がり始める。 狂ったように飛び跳ねたり、突然舌を出して苦しがったりと大忙しの親まりさ。 すでに子まりさの事は目に入らなくなったようで、転がりながら子まりさを吹っ飛ばした。 私が使ったこのスプレーは、野良や野生のゆっくりに絡まれた時用のもので、人体には無害。 ゆっくりも6時間ほど苦しがるが、ゆっくりを殺傷する目的で作られた物ではないらしい。 あのドスまりさも簡単に撃退出来るという優れ物だ。 とは言うものの、親まりさの様子を見るとこのまま死ぬのではないかと思うほどの暴れっぷり。 帽子もすでに頭から落ち、ハゲ散らかった頭を隠す事も忘れて汚い悲鳴を上げてのたうち回る。 あまりにも五月蝿いので、友人からもらった防音タイプの透明の箱に親まりさを閉じ込めて蓋をし、もう一度スプレーを吹きかけてみた。 「びゃぼぉぉ?ユベガゴボぉぉぉぉぉぉォォォ!ガビャ!ゆヴぁげのがにオガオダオジオジャジャァァッぁ」 親まりさは全身から変な汁を滲ませ、ゆっくりとは思えないほど体をくねらせてもがき苦しむ。 私は弱っている子まりさを、親まりさの箱が見える位置まで持っていき庭を後にした。 それから庭のゆっくり親子はすっかり大人しくなった。 一度子まりさが何やら不満を子声で漏らした事もあったが、親まりさ同様にスプレーを吹きかけてやった。 子まりさは親同様に両目を飛び出さんばかりに見開いて、狂ったようにのたうち回っていた。 親まりさが必死に宥めようとしたがどうにも出来ず、結局子まりさは苦しみのあまり、自らお下げを食いちぎってしまった。 そして落ち着いた後は子まりさ用お仕置きの、「お空をとんでる」だ。 まあ洗濯ハンガーに吊るして尻を叩くだけの簡単な物なのだが、未だにその傷が癒えないらしく子まりさの尻は醜く腫れ上がっている。 子まりさはそれ以来すっかり自信を無くしたようで、時々悲しそうな顔で空を見上げては涙を浮かべている。 親まりさのハゲも以前より進行し、今は頭に出来た巨大なミステリーサークルを帽子で必死に隠している。 何度か逃げ出そうともしたようだが、度重なる躾のせいで傷ついた体ではろくに動く事も出来ず、大人しく庭で暮らしてる。 私は余ったスプレーが勿体無いと思い、週に1度くらいの割合で野良ゆっくりを捕まえては箱に閉じ込め、スプレーを吹き付けてその様子をまりさ親子と一緒に眺める。 まりさ親子は野良の暴れっぷりを見て、顔を引きつらせてしーしーを漏らし怯える。 野良は落ち着いてからその辺に捨ててくるが、このおかげで恐怖がフラッシュバックするのか、私に対して絶対服従になった。 一応こんな調子でこいつらが死ぬまで庭に置いてやるつもりだ。 こいつらが死んだら、何か新しいゆっくりを庭で面倒見るのも良いかもしれない。 完 徒然あき 挿絵: 挿絵:
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『クリスマス合唱団.TXT』 4KB ギャグ 小ネタ 嫉妬 妬み 野良ゆ 現代 独自設定 うんしー 14作目 『クリスマス合唱団』 時ついに来たれり。 我が本懐を遂げる時が来たのだ。 何回実験し、何回失敗したことか。 しかし、ついに作り出すことに成功したのだ。 顔がにやけるのを止められない。 「できたのか災三(さいぞう)!」 兄の厄太郎が俺に聞いてくる。 「できたよ。完璧だ。予定時刻に一斉に効果が出るように、それぞれ効果発生までの時間をずらしたものをいくつか用意してある」 俺は自信を持って答える。 兄は眼をぎらつかせながら言った。 「作戦決行だ!」 リア朗は、一大決心をしていた。 クリスマスを人生の記念日にする。恋人のリア子にプロポーズをするのだ。 指輪も用意した。プロポーズの予行練習もした。 リア朗は走る。約束の場所へ。 双葉公園だ。 クリスマスには、テレビで紹介されるほどのイルミネーションがされ、カップルに人気がある。 日付がかわる午前0時にプロポーズする。永遠の愛を誓うのだ。 リア朗は幸せな未来を信じて走り続けた。 「むーしゃむーしゃ!しあわせー!」 野良ゆっくりが、飴を食べている。 「むきゅー。ありがとう人間さん。でもなんで、ぱちゅ達にあまあまをくれるの?」 野良ゆっくりの長のぱちゅりーが、飴を配る厄太郎と災三に尋ねる。 「今日はクリスマス・イヴ。ちょっと早いクリスマスプレゼントさ」 二人は優しく答えた。 「ぱねぇ!これ、まじぱねぇ!」 意地汚く、飢えた豚のように飴を漁るゆっくりを二人は満足げに見ると 「じゃあ俺達は行くからね。他のゆっくりにもプレゼントあげないとね」 と言って立ち去っていった。 「ごめん。まった?」 リア朗が、リア子に尋ねる。 「そんなこと無いよ」 リア子は、笑顔で答える。 公園はカップルでいっぱいである。 しかし、全員二人の世界に入っている為、他の人間など居ないも同然である。 時計の針は、まもなく12月25日午前0時をさそうとしている。 「見てリア朗さん。雪が……」 「ホワイトクリスマスだね。」 二人は空を見上げ、そして見つめあう。 沈黙。 リア朗は、勇気を振り絞る。いままで二人で過ごしてきた思い出が、頭をよぎる。 リア子は、胸の高鳴りが止まらない。 リア朗は指輪を取り出し、人生で一番大切な言葉を口にする。 「リア子さん。僕と結婚し……」 「うんうんでるよーーーーーーーーーーー!ぶいぶりーーーーーーーーーー!!」 深夜の都会にゆっくりの声が響き渡る。 「でりゅ!いっぱい!」 「ぷりぷり!!」 「すーぱーうんうんたーーーーーいむ!はじまるよーーー!」 公園だけではない。ビルの隙間、住宅街、自販機の影などいたるところからゆっくりの叫びが聞こえる。 耳が痛くなるほどの大声だ。 ゴキブリのように何処にでもいる野良ゆっくりが、まるで合わせたかのように叫ぶ。 「うんうんとまらないーーーーーーーーー!」 「たしゅけて!」 「でる!もっとでる!」 「もっりゅん!ぷりゅん!」 しかも、内容が最悪である。 一瞬にして公園の温度が下がる。 リア朗とリア子は泣いていた。 ゆっくりのうんうん合唱はとまらない。 災三は笑っていた。 「成功。成功。大成功!」 ゆっくりに遅効性の下剤を飲まし、クリスマス・イヴの深夜に最低な叫び声を上げさす。 兄弟の計画は成功していた。 しかし、厄太郎が難しい顔をして災三に質問する。 「なあ。確かにカップルは最低な思いをしているだろうけど、罪もない人も迷惑してるんじゃないのか?」 そう、厄太郎の言うとおり、無駄に声の大きいゆっくりのせいで 「うおおお!寝れん!明日早いのに!」 「あれ?どうしてお父さんが僕の部屋に居るの?」 というように一般家庭をも巻き込んでいる。 災三は、厄太郎の言葉を聞くと大笑いしながら 「当たり前だろ。今気づいたのかよ。兄さんはホントに頭が悪い」 と言った。 そして、絶句する厄太郎に向かって言い放った。 「一般家庭?関係ないね。全人類を不幸にする!全員をだ!」 「そう言う事かい」 いつしか二人の周りには人だかりができていた。 全員凄まじい形相をしている。 「うるさくて寝られないところに、あんだけ大声で喋ってりゃ嫌でも聞こえるよ!」 「手前らのせいか」 「全人類を不幸にするんだって?ならお前らも入るよな?」 怒り狂った住人が二人を取り囲んだ。 依然として、町はゆっくりのうんうん合唱に包まれていた。 おしまい ※街で嫌なものを見て、一時間で書き上げました。あまりできが良くなくて申し訳ない。 今日はクリスマス。みんなが幸せでありますように……。 ■作品 anko2679 野良のゆうかにゃん anko2681 夜の悩み anko2683 逆噴射てんこ anko2688 邪悪なさなえ anko2691 清く正しいなんとかです。 anko2693 さなえリターンズ anko2694 にとり相撲 anko2696 件名:こいしの躾について anko2702 継ぎ接ぎ帽子のまりさ anko2708 3年YU組けーね先生 anko2715 行動と責任 anko2719 双葉マンション anko2732 超合金さなえ
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『「ゆゆことみょんとHENTAIお兄さん」』 25KB 虐待 変態 妊娠 飼いゆ 現代 独自設定 7作目です。 7回目の投稿です。 独自設定・HENTAI・賢いゆっくりが漢字を使います。 性的虐待ものです。 感想スレでみょんのHENTAISSが見たいとリクを下さった方お待たせしました。 「ゆゆことみょんとHENTAIお兄さん」 「こ、こぼねぇー!」 「ふんふんふんふん!」 全裸のお兄さんが通常のゆっくりよりも二回り大きなピンクの髪のゆっくり、ゆっくりゆゆこを股関に押し当て腰を高速で前後に動かしている。 「ふん!」 「こぼねぇ・・・」 お兄さんがひときわ大きく腰を振った後ゆゆこの体内に熱い液体が注ぎ込まれた。 涙ぐむゆゆこ・・・ その帽子には金バッチが輝いていた。 「こぼねぇ・・・」 (どうして・・・どうしてこんなことに・・・ きんばっちさんをとればゆっくりできるってゆっくりしょっぷのおにいさんにいわれたから、ゆっくりしないできんばっちさんをとったのに・・・ ぜんぜんゆっくりできないわ! どうして、どうしてゆゆこがこんなめにあわされなくちゃいけないわけ! こんなことのためにゆゆこはきんばっちさんをとったんじゃない!) 「そうか、そうか、泣くほど良かったか。」 「こぼね!(そんなわけないでしょうが!)」 「いや~本当にゆゆこを買って良かったわ!ゆゆこなら他のゆっくりと違って俺の御柱も根元まで収まるもんな!」 「こ・ぼ・ね!(なんでゆゆこがあんたのきたないものをうけいれなきゃいけないわけ!)」 「何?たくさんすっきりしてくれてありがとう?いや~照れるな~」 「こぼね!(そんなこといってない!)」 この間何度もゆゆこが体当たりをしているのだがお兄さんは笑顔でそれを受け止めており全くダメージは無い。 さらに言うとこのお兄さんゆゆこが言っていることはだいたい理解しているのだがわざと逆に受け止めているように見せていじめているのだ。 お兄さんはHENTAIの上にドS属性まで持っていたのだ! ***************************************************************************************************************************************************** 数日後 もみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみ お兄さんがゆゆこの体をもみもみしている。 「こ、こぼにぇ~(お、おにいさん や、やめてね)」 「いや~ゆゆこは大きいから揉みがいがあるな!」 ゆゆこは涙とよだれを同時に出しながらなんとか逃れようと体をくねらせる。 だが、それが手の中でうねうね動いてもみもみしているお兄さんに絶妙な快感を与えていた。 「はあ・・・はあ・・・」 「こぼねぇ」 長時間もみもみされていた影響かゆゆこのぺにぺにが伸びてきていた。 「はむ!」 「こぼにぇ!」 お兄さんが突如、ゆゆこのぺにぺにを咥え始める。 「ちゅぱちゅぱ」 「こぼにぇ・・・」 ゆゆこの切なげな声が響く・・・ お兄さんはさらに舌を動かしぺにぺにを刺激する。 「どぴゅ!」 お兄さんの口の中に甘い味が広がる・・・ 「こぼにぇ・・・(ひっく・・・えぐ・・・)」 「うん!美味い!もう一発やるか!」 「こぼ!?(え!?)」 お兄さんが再度もみもみを開始しようとしたその時、 「やめるんだみょん!」 白い髪のゆっくり・・・ ゆっくりみょんが背後に立ちこちらを睨みつけている。 どこから入ってきたんだ? お兄さんが疑問に思い周りを見回す。 庭への窓が開いていた。 「へんたいさんはゆゆこさまからはなれるみょん!」 「・・・」 「こーぼねー(みょん・・・)」 「なにをしてるみょん!はやくはなれるみょん!さもないとこのはくろうけんが・・・」 「こぼね!(にげて!)」 「みょ?」 みょんが反応できないほどの速さでみょんを捕獲するお兄さん・・・ 高速でズボンとパンツ下ろしみょんのまむまむに御柱をインサートする。 「みょーん!」 「ふんふん!」 「やめるみょん!みょんのばーじんさんをけがすなみょん!」 「ふん!根元までは入らないけど、このきつきつまむまむはいいな・・・」 「むしするなみょん!やめるみょん!」 「こぼねー!こぼっねー!(おにいさんやめてあげてね!みょんをはなしてあげて!)」 そんなみょんやゆゆこの哀願などドS属性を持つお兄さんが聞き入れるわけがなかった。 おもむろに机の上に置かれたゆゆこの眼の前に移動すると見せつけるように行為を続けた。 「ゆゆこ!よかったな!」 「こぼね?(へ?)」 「こいつが来たことによってこれからはすっきりのバリエーションが増えるぞ!」 「こぼね!(ぜんぜんよくない!すっきりするならゆゆこだけにしなさい!)」 「よしよし、そんなにうれしいのか。」 「みょーん!」 そうこしている間にみょんの体内にお兄さんの白濁液が放出された。 「ゆっぐ、えっぐ、みょん・・・」 「いやー、良かったよ!またやろう!」 「もういやみょん!」 ***************************************************************************************************************************************************** 真っ白い部屋・・・ ドアが一つあるだけで窓が無い部屋・・・ 蛍光灯は無機質な光を放ち、壊れかけた換気扇がカラカラと音を立てて回っている。 部屋にあるものは大型ゆっくり用クッションハウス「白玉楼」が一つとと小さめのクッションがいくつか・・・ 部屋の隅にはゆっくり用トイレ砂場、反対側の部屋の隅には大きなポリタンクが一つチューブが刺さった状態で置いてあり、その横にはビニール製の袋が数袋置いてある。 さらに、その横には皿が2つ並んでいる。 実はこの部屋はゆゆことみょん用の部屋だ。 お兄さんにすっきりされるとき以外は2匹はここにいる。 その二匹はクッションハウスの中で寄り添いあっていた。 「ゆっぐ、えっぐ、おうちにかえりたいみょん・・・」 「こぼにぇ・・・(みょん・・・)」 「もうすっきりされるのいやみょん!ゆわあああああああん!」 涙を流し泣き始めるみょん。 そこにゆゆこが一言 「こぼねー!(きょうからおにいさんはおでかけだからしばらくふたりだけでゆっくりできるわ!)」 「みょん!ゆゆさま、ほんとかみょん!」 「こぼね(ほんとうよ。)」 「ゆゆこさま!」 先ほどまで泣いていたのが嘘のように笑顔になりゆゆこにすりすりをしはじめる。 それを見たゆゆこも笑顔になりすりすりを返す。 「こぼね!(そろそろおなかもへってきたしごはんにしましょう!)」 「わかったみょん!」 そう言うとみょんは1日分ずつパックされた餌を持ってきて器用に袋を破り自分とゆゆこの餌皿に入れていく。 この時みょんはゆゆこが大食いであるということも考え、自分とゆゆこの餌の比率はだいたい1:2位でなるように入れていた。 「いただきますみょん!」 「こぼね!(いただきます!)」 むしゃむしゃ食べる2匹 2匹ともこぼさないようにきれいに食べきった。 「こぼね(ごはんさんはゆっくりできるわね!みょん!)」 「はあはあ・・・」 「こぼにぇー?(みょん?)」 餌を食べ終わったあたりからみょんの様子がおかしい。 体をひくひく動かしながら息を荒げている。 心なしか顔も上気しているような気がする。 「ゆゆこさまー!」 「こぼね?(え?)」 いきなりみょんがぺにぺにをいきり立たせてゆゆこに飛びかかった。 ぬちゃぬちゃ音を立ててゆゆこのまむまむにぺにぺにを挿入するみょん。 明らかに表情がおかしい。 何かに正気の眼ではなくなっていた。 一方のゆゆこも相手がみょんなので抵抗は出来なかった。 まむまむにぺにぺにが入ったままゆゆこが抵抗しようものならみょんのぺにぺには簡単にちぎれてしまうだろう。 「すっきりー!」 「こぼにぇー・・・(すっきりー・・・)」 賢者モードのみょん しくしく泣いているゆゆこ 「っは!ゆゆこさま!もうわけありませんみょん!」 「こぼにぇ・・・(どうして・・・どうしてこんなことを・・・)」 賢者モードが終了し自分がやったことを確認するやいなや頭を地面にこすりつけて謝罪をし始める。 一方ゆゆこは信じていたみょんのこの仕打ちに涙を流していた。 ゆゆこのお腹はぽっこりと膨らみ胎生妊娠していた。 *********************************************************************************************************************************************** 数日後 白い部屋 みょんは全くゆっくりできていなかった。 ゆゆこにおうちに入れてもらえず一緒にすやすやはおろかすりすりもさせてもらえない。 また、妊娠してるからかただでさえ大食いのゆゆこがさらに食べるようになり餌の比率がみょん:ゆゆこ=1:4くらいになりみょんが若干げっそりしている。 さらにことあるごとに「こぼねー!(レイパー!)」だの「こっぼね!(変態!)」だのゆっくりできないことを言ってきて気が休まらないのだ。 まあ、原因は自分にあるし、妊娠して神経質になっているのだろうから粛々とこの仕打ちに耐えるみょんであった。 「がちゃ」 「ただいま!みょん!ゆゆこ!さあ、さっそく僕を癒しておくれ!」 なんでこんなタイミングで・・・ まずい・・・ 妊娠しているゆゆこ様にHENTAI行為をされたら中のおちびちゃんがゆっくりできなくなってしまう。 みょんは無駄とはわかりつつもお兄さんに体当たりを仕掛ける。 「こっちにくるなみょん!」 「ぽよんぽよん」 「・・・ん?お前なんか縮んだな。」 足元に体当たりをするみょんを抱き上げて確認するお兄さん。 しげしげと観察した後小脇に抱える。 「ということはだ・・・」 そんなことを言いつつみょんを横に置き、白玉楼に手を突っ込みゆゆこを引っ張り出す。 ゆゆこも下手に動くと中のおちびちゃんが潰れてしまうので無抵抗で外に引きずり出された。 「あ~やっぱりな。」 「こぼね~」 「餌の比率的にお前の方が当りを引くと思ってたんだけどな~」 「こぼね(え?)」 「あたりさん?」 「おお!留守中のお前らの餌の中に一粒だけゆっくり用興奮剤・レイパー薬が入ってたんだ!」 ゆっくり用興奮剤・レイパー薬とは一粒飲むとレイパーのようにすっきりへの欲求を解放してしまう薬である。 本来野良ゆっくり駆除用に開発され、薬を服用したゆっくりが周りのゆっくりをすっきり死にさせるために使用されたのだが、 逆に野良ゆっくりが増える事態になり現在虐待用に売られているのみという魔性の薬である。 当然、そんなものをもられていたとカミングアウトされた2匹の反応は・・・ 「こぼっ!(なんですって!)」 「なんてことするみょん!そのせいでみょんはみょんは・・・」 「あ~でも、なんで胎生妊娠するかな~産まれてくるまでに時間かかるだろうが。」 つんつん 「こぼね!(さわらないで!)」 「この!この!」 お兄さんは必死に体当たりを繰り返すみょんを掴むとゆゆこを下ろし一言 「しゃあない。ちびが産まれてくるまではお前で抜くか!」 「みょ!?」 そう言うなりみょんのあにゃるに指を突っ込む。 「み゛ょーん!」 「さあ、今日はあにゃるを開発してやろう!」 「やめてみょん!やめてみょん!」 「ぐーりぐーり!」 「あ゛ー」 あにゃるに突っ込んだ指をグリグリ動かすお兄さん。 絶叫するみょん。 「プルルル♪プルルル♪」 「ちっ、電話か・・・」 ガチャ 「はいもしもし、●●ですが・・・なんだお袋か、え?何?また、見合いの話!? だから、俺は結婚する気なんてないって!孫の顔が見たいって無茶言うなよ・・・ 最後の親孝行だと思ってってなあ! あ~もううるさい!」 ガチャ 「あ~もう!興が削げた!寝る!」 そう言うと白い部屋のドアを閉めて自室に向かうお兄さんだった。 一方2匹の方はというと 「あにゃるさんがいたいみょん・・・」 「こぼねえ・・・?(だいじょうぶ・・・?)」 みょんにすり寄るゆゆこ。 どうやらみょんに罪は無いということがわかりみょんを心配する余裕が出てきたようだ。 ***************************************************************************************************************************************************** 数日後 「こぼねー!」 「ゆゆこさま、がんばるみょん!」 ゆゆこが出産に挑んでいる。 「こぼねー!」 ポン! 白い髪の赤ゆっくり、赤みょんがクッションの上に落ちた。 「みょーん!おちびちゃんゆっくりしていくみょん!」 「こぼね~(おちびちゃん、ゆっくりしていってね。)」 「みょ、みょ、ちーんみょ!」 「え?!」 横で見学してたお兄さんが驚愕の声を上げる。 「なにみょん?おちびちゃんになにかもんくでもあるみょん?」 「いや、お前みょん語タイプなのになんで卑猥語タイプが産まれてくるんだ?」 「べにめずらしくないみょん!みょんのおとーさんはひわいごたいぷだったみょん!」 「へ~。そういうものなのか。まあいいか。」 「ところでこいつを見てくれ・・・どう思う?」 「うまれたばかりのおちびちゃんになにをみせるみょん!はやくしまうみょん!」 「たんちょーほーきぇーちーんぴょ♪」 「なんだと!?」 「ちがうみょん!ただのなきごえみょん!そうだよねおちびちゃん!おにいさんのおちんちんちいさくないみょんね!?」 お兄さんのたただならぬ殺気を感じ取り必死で取り成そうとするみょん・・・ それに対する赤みょんの答えは・・・ 「・・・おちんちん!」 「ブチ!」 卑猥語みょんの男性器サイズの表現 小← はぁ・・・ おちんちん ぺにーす びっぐまらぁ! ばびろんたわー! →大 「ほらほらどうだ!お父さんのはくろうけんの味は!」 「ぢーんびょ~!」 この家にみょんが来ていたときに所持していたはくろうけんとかいう枝を赤みょんのまむまむにねじ込みグリグリ動かす。 足元にゆゆこやみょんが体当たりを止めさせようとしているがこの程度でお兄さんの怒りはおさまらない・・・ 「こぼね~!(おにいさんやめてあげてね!おちびちゃんいやがってるわ!)」 「やめるみょん!おちびんちゃんにわるぎはないみょん!」 「悪気は無いって心の底からそう思ってるってことだろうが!」 「どーちぇー!へんちゃい!ろしゅちゅぷりぇい!」 「・・・ほう、そうか・・・」 「みょ?」 ***************************************************************************************************************************************************** 翌日 あの後、お兄さんはにやにや笑いながらみょん達を白い部屋に残して準備を始めていた。 嫌な予感しかしない・・・ みょんとゆゆこ、おちびちゃんはそれぞれマジックミラー式透明な箱(中から外のみ見える)に入れられ、それを大型バックに詰められどこかに連れて行かれる。 「くらいみょん・・・」 「こぼね・・・?(どこにつれてかれるのかしら・・・?」 「みょ?ばっくさんがあくみょん!」 バックから透明な箱が取り出される。 そこはゆゆことおちびちゃんは初めてみる場所でみょんにとってはなじみ深い懐かしい場所・・・ 「こぼにぇ・・・(ここは・・・)」 「みょんがすんでた、かせんじきさん?」 そう、ここはおにいさんの家の裏手にある河川敷でみょんはお兄さんの家に来る前までここで暮らしていたのだ。 みょんが郷愁にふけっている横でバッグから何か大きな袋を取り出すお兄さん。 「お~い!こっち来いよ~!あまあまやるぞ~!」 「ゆ?あまあま!」 「あまあまほしいいんだぜ!」 「はやくちょうだいね!たくさんでいいよ!」 お兄さんはゆっくりフードをまきゆっくり達を集めていく。 お兄さんの周りに2,30匹はゆっくりが集まってきた。 「そろそろいいか・・・」 おもむろにお兄さんはみょんを取り出しゆっくり達に見えるように持ち上げる。 「ゆ?みょんだ!ひさしぶり!どこいってたの?」 「さがしたんだぜ!」 「ひとこともいわずにいなくなるなんてとかいはじゃないわ~」 「むきゅう、まあ、みつかったんだからいいじゃない。」 「みょん・・・みんなみょんのことをそんなにしんぱいしてくれて「ズム!」み゛ょ?」 再開を喜ぶ間もなくみょんのあにゃるにお兄さんの御柱が突き込まれる。 「わぎゃらないよー!どうしておにいさんはみょんのあにゃるさんにおちんちんをいれてるのー!?」 「やめるんだぜ!みょんをはなすんだぜ!」 ゆっくりたちがお兄さんの足に体当たりをするがお構いなく続けるお兄さん。 「みょんはぼくの飼いゆっくりになったんだよ!君たちが普段なりなりたいと言っている飼いゆっくりが普段何をなにをやってるのか特別に見せてあげてるんじゃないか!」 「「「「「「ゆ!?」」」」」」 「やめてほしいみょん!はずかしいみょん!」 「ゆわぁ・・・飼いゆっくりさんはあんなことをしてるんだぜ・・・」 「えれえれえれ・・・」 「みんなそんなにまじまじみないでほしいみょん!はずかしいみょん!」 「う、はあ・・・」 「ドピュ」 みょんのあにゃるの中に熱い液体が注ぎ込まれた・・・ 「ゆ、ゆぐ・・・」 「みょん・・・」 「さあ、つぎはゆゆこだ!」 「・・・ゆえ!?」 バッグからゆゆこを取り出すお兄さん。 が、 「ゆゆこだー!」 「え!?お前らちょっと待て!」 ゆゆこの姿を見たとたんクモの子を散らすように逃げるゆっくり達。 当たり前である。 ゆゆこは捕食種で他のゆっくりの天敵だ。 ライオンの前でのんびりしているシマウマがいないようにゆっくり達もゆっくりせずに逃走した。 「あ~あ逃げちゃった・・・」 「こぼにぇ~(たすかったわ・・・ )」 がっくりと肩を落としたお兄さんは2匹をバッグにしまいとぼとぼと家路についた。 ***************************************************************************************************************************************************** 「こ、こぼねー!(く、くるしいわ!)」 「ちーんぴょ!」 「ゆ、狭いみょん!」 何が起こったのかわからない。 ゆゆことみょんとおちびちゃんとで一緒におうちでゆっくりすやすやしていたはずだ・・・ なのになぜかおうちの中がぎゅうぎゅう詰めになっており、今にも自分もおちびちゃんも潰れそうになっている。 一体どうしたのだろうか? 「こぼねー!(とりあえずおうちからでましょう!)」 「わかったみょん!」 「ちーんぴょ!」 とりあえず一番小さいおちびちゃんがおうちの外に脱出し、次いで入口に近かったゆゆこが外に出た。 「こぼねー(なんかうごいてるけどこれなにかしら?)」 「ゆう、きついみょん!」 「ちーんぴょ!ざーみぇん!びっぎゅまらぁ!」 すぽん! 「ゆう・・・やっと出れたみょん・・・」 「・・・こぼね!?(え、みょん!?)」 「ちーんぴょ!?」 目が点になるゆゆことおちびちゃん。 それもそうだ、本来ゆっくりにあるはずのない胴体と手足がみょんの体についていたのだから。 そう、みょんは胴付きになった! 「ゆゆ?ゆゆこ様、やりましたみょん!みょんは胴付きなりましたみょん!」 「ちーんぴょ!(おとーしゃんやったね!)」 「こぼね・・・(よろこんでいいのかしら・・・?)」 「みょ?」 「こぼねー(あのへんたいおにいさんがどうつきになったみょんなんかみたら・・・)」 「いっぱいすっきりされちゃうみょん!そんなのいやみょん!」 「こぼね?(でしょ?)」 普通の飼いゆっくりなら喜ぶべきことなのだが、現在HENTAIお兄さんに監禁されているということを考えると喜んでいいのか疑問が残る。 ガチャ 「なんだ?騒がしいな?」 「ゆ!?」 みょんを見て固まるお兄さん・・・ 後ずさるみょん・・・ 「みょん・・・おまえ・・・」 「来るなみょん!すっきりはいやみょん!」 「どーして、胴付きになってんだよ~!」 「みょ!?」 膝をつき両手で床を叩くお兄さん。 予想外の反応に戸惑うみょん。 「あの~お兄さん・・・」 「胴付きなんか人間と変わらないだろうが!そりゃあ人間の女よりはマシだけどさあ!」 「・・・」 お兄さんはかなり高レベルのHENTAIだった。 「ふう、助かったみょん・・・」 「まあ、とりあえずゆゆことおちびちゃんに癒してもらうか。」 「は、そうはさせないみょん!」 お兄さんに飛びかかるみょん・・・ だが、 「おらあ!」 「み゛ょーん!」 元ラグビー部のお兄さんに胴付きごときが敵うわけもなく簡単に縛り上げられてしまった。 「お前はそこでゆゆことおちびちゃんの痴態を見学してろ!」 「止めるみょん!ゆゆこ様とおちびちゃんに手を出すなみょん!」 「ふはははは!止めれるものなら止めてみろ!」 部屋の中を逃げ回るゆゆことおちびちゃんをお兄さんが追いかけまわす。 まあ、逃げ切れるわけもなくあっさり捕まってしまう。 「ヴヴヴヴヴ♪」 「ぢーんびょ!」 「ごぼにぇー!」 「止めるみょん!早くそれを外すみょん!」 ピンクローターをまむまむに取り付けられる2匹 振動で簡単に発情してしまうゆっくりの性か次第に顔が上気してくる。 「こぼにぇー!」 「ちーんぴょ!」 「ブシュ!」 2匹のまむまむから砂糖水が放出される。 その瞬間を見計らってゆゆこのまむまむに口をつける。 ゴクゴクと音を鳴らしてゆゆこの愛液をお兄さんは飲んだ。 「ふう、美味かったよ・・・」 「こぼね・・・」 「ゆゆこさま・・・」 ***************************************************************************************************************************************************** 「みょん!ちょっとこっちに来い!」 「みょ?」 なんなんだろう? みょんが胴付きになってからお兄さんはみょんへの興味を無くしていたはずだ。 まあ、あのHENTAIのことだから碌なことではないのだろうが・・・ そう思ってると大きなテレビのある部屋に通された。 「よし、まずこいつを見てくれ。」 リモコンを動かしテレビとビデオを動かす。 画面にニュースが流れ始めた。 「本日のニュースです。1月前、人間とゆっくりの混血児が産まれていたことが××大学病院により発表されました。 両親は父親が人間で母親が胴付きのちぇん種であるということです。 ××大学病院のBB教授によりますと子供は基本的な肉体構造は人間であるとのことですが、猫のような耳や2本の尻尾が生えている等、母親のゆっくりの特徴も見られるとのことです。」 「いや~、しかしこのような事が起きるとは思ってもみませんでしたね。」 「確かに誰も想像できなかったことでしょう。 ゆっくりという生き物は唯一人間と言語コミュニケーションがとれる生物として様々な議論を呼んでまいりましたが、 今回のことも踏まえゆっくりという生き物への考えを根本的に考え直さなくてはならないでしょう。」 「ブツ!」 「まあ、こいうことだ。」 「・・・そんな、ゆっくりと人間さんの間でおちびちゃんができるなんて信じられないみょん!」 「でだ、俺がお前を呼んだ理由はわかるな?」 「分からないみょん!」 驚愕してるみょんに質問を投げかけるお兄さん。 みょんも動揺してるためか少し考えれば分かる回答を即答で分からないと答えた。 「こんなもの見せたんだ考えれば分かるだろ?」 「みょ?・・・はっ!」 「・・・俺の子供を産んでくれ!」 「嫌みょん!」 「そう言うな。女手一つで俺を育ててくれたお袋の望みを叶えたいんだ!」 「知らないみょん!がんばって人間さんの女の人を探すみょん!」 「俺は女が嫌いなの!」 「みょ、そう言えばお兄さん胴付きは嫌だってこの間言ってたみょん!」 「我慢すればいける!」 「我慢してまでしなくていいみょん!」 「ああ、もう!お前に断る権利は無い!」 華麗にルパンダイブを決めみょんに飛びかかるお兄さん。 峰不二子のように美しくよけるみょん。 みょんはそのまま窓に向かって全力で逃げる。 「待て、逃げたらゆゆことおちびがどうなるか分かってるんだろうな!」 「ゆ、ゆゆこ様、おちびちゃん・・・」 立ち止るみょん。 「へ、へ、へ」 下品な笑い声をあげながら迫りくるお兄さん・・・ 「ごめんだみょん!」 「え!?」 「パリーン!」 みょんは窓を割って逃走した。 全裸のまま追撃する。 「嫌みょん!お兄さんの子供なんか産みたくないみょん!」 「待て!ごらー!」 「待てって言われて待つバカはいないみょん!」 「おら!」 「ガシ!」 「みょーん!」 まあ、胴付きが人間から逃げ切れるわけもなく家の裏手の河川敷で簡単に捕まってしまった。 「おらあ!」 「バリ、」 「みょ、」 まずみょんの口を押さえ胸をはだけさせる。 小さいが形の整ったきれいな双丘が姿を現した。 みょんは必死で抵抗を試みるが邪魔だったので両手をみょんの服についていたリボンで後ろ手に縛り上げる。 邪魔が無くなったので小さな胸を乱暴に揉み始める。 「み゛ょ!」 「う~ん、揉み心地はゆゆこのほうがいいな・・・」 「文句言いながら揉まないでほしいみょん!」 「分かった文句言わなきゃいいんだな?」 「そういう問題じゃないみょ!「ぐちゅ!」みょーん!」 片手でみょんの胸をもみもみしながら、口を押さえていた手を離しみょんのパンツの中で滑り込ませる。 少し湿った感触があった。 そこにあった小さな割れ目に指を入れるとみょんの口から声が漏れた。 「入れて。」 「グチュ」 「みょ、いや・・・」 「抜いて」 「グチュ・・・」 「ひゃあ」 「また入れる」 「クチ・・・」 「あ・・・」 「そろそろこれ邪魔だな。」 そう言うとみょんのパンツをスカートごとずり下ろす。 「や、やめるみょん・・・」 「そんなこと言ってお前のあそこはごちょぐちょだぞ。ほらあ!」 「いや、そんなの見せないでほしいみょん!みょ!ほら!あっちでお兄さんたちが見てるみょん!だから止めるみょん!」 「ん?あ、本当だな・・・」 河川敷の上から下校途中の小学生達が興味津々の体でこちらを凝視している。 「ほう・・・そうか・・・」 「ガバァ!」 「何をするみょん!」 にやにや笑いながらみょんの両足を小学生達に向けて広げて見せた。 必死で隠そうとするみょんだが胴付きが多少動いた程度では人間の腕力に敵うわけもなく、両手も縛り上げられていて隠すことができない。 その為、みょんの大切な場所は衆目の下にさらされた。 「止めるみょん!恥ずかしいみょん!」 「何を言ってるんだ。胴付きになる前はまむまむも丸出しだったじゃないか。」 「今は胴体さんがあるんだよ!っていうかお兄さん達もわざわざ近づいてこないでほしいみょん!」 みょんが恥ずかしがっているが、小学生達は興味が不審者への恐怖に勝ったのかみょんのすぐ前に来てまむまむを興味深そうに観察している。 「いいか、このちょんとしてるのがクリトリスっていってな、女の子はここを触られると気持ちいいんだぞ。」 「ツン」 「ハウ!何するみょん!人の体で解説しないでほしいみょん!」 「何言ってんだ?お前は人じゃないだろ?」 「そういう問題じゃないみょん!「ツン」キャウ!お兄さん達も触らないみょん!」 「はあ、はあ、これが女の子の・・・」 「女の子か?「くちゅ」「ヒャウ!」ゆっくりだぞ?」 「まあ、いいんじゃね?「つんつん」「ヒャア!」大して変わんないらしいし。」 「こら、勝手に触るな!」 「すいません。」 「分かればいい。」 口々に勝手な事を言いつつみょんの体をいじりだす。 「3つ穴があるだろ?ここにちんちんを入れるんだ。」 「へえ」 「みょ、止めるみょん。」 「ズブ」 「みょ、あ、あ、あ・・・」 「う、ああ、胴つきもいいなこれ・・・」 「すげー!あんな太いのが入るんだ!」 極太のお兄さんの御柱がみょんの小さなまむまむに押し込まれる。 それを無言のまま凝視する小学生達・・・ ヌチャヌチャと淫猥な音たて出し入れされる御柱。 痙攣しながらも顔を紅葉させるみょん。 どういうわけか胴体が生える前までは感じたことのない感覚が体の中を駆け巡る。 気のせいかみょんのまむまむからねっとりとした液体が流れ出てきている。 「あれ~なんか出てるよ~もしかして感じてるのかな~?」 「本当だ!濡れてきてるぞ!」 「そ、そんなことないみょん!気持ちよくなんかないみょん!」 「じゃあ、もっと早くしていいな。」 「ゆ?み゛ょーん!」 さらにスピードを上げるお兄さんの腰 それに合わせて上下するみょん。 もはや、みょんの顔に精気は無くよだれと涙を流してただ機械的に動き続けるだけになっていた。 「う、出るぞ!」 「ドピュ!」 みょんの体内に熱い液体が注ぎ込まれる・・・ だが、みょんはもはや反応しなかった。 「へえ、ちょっと外に出てくるんだ・・・」 「こうなるんだ。」 「おーい。一発やったくらいで意識飛ばすなー」 「ピーポーピーポー」 「ん?」 パトカーがサイレンを鳴らしながら河川敷の上の道路に停車し、警察官が数人こちらに向かってきた。 「ガチャ」 手錠をはめられるお兄さん。 「ちょっと待て!こいつはゆっくりだ!強姦罪にはならないぞ!」 「公然わいせつ罪だ。何か反論はあるかね?」 「いえ、何もないです・・・」 お兄さんは逮捕され警察署へ連行された。 ***************************************************************************************************************************************************** 数ヵ月後 「こぼねー♪」 「ちーんぽ!」 山間の自然が色濃く残る小さな村、 そこにある一軒の家の広大な庭をゆゆことすっかり大きくなり成体になった子みょんが跳ねている。 ここはお兄さんの実家 あの後、お兄さんはおばあちゃんに平手打ちを食らいみょん、ゆゆこ一家はおばあちゃんに引き取られたのだ。 縁側に座り2匹が楽しそうに遊んでいるのをほほえましそうに眺めているおばあちゃんとみょん。 その腕の中には白い髪をした赤ん坊が抱かれていた。 ~おまけ~ 登場ゆっくり図鑑 ゆゆこ ピンクの髪をした通常のゆっくりよりも二回り大型の捕食種に分類されるゆっくり。 多種のゆっくりを強力な吸い込みにより口の中に放り込み食べてしまう。 その食欲はすさまじくドスクラスの大型ゆっくりを除けばゆっくり全種の中で最もたくさんの餌を食べる大食らいのゆっくり 多種のゆっくりからはピンクの悪魔と称されている。 ただし、なぜかみょん種とゆかり種だけは襲わない。 桜まんじゅう みょん 六種類いる通常種と呼ばれるゆっくりの一種。 白髪に黒いリボンが特徴。枝を「はくろうけん」と称し剣術のようなものを扱うことが得意な為、通常種の中では最強とも言われている。 語尾に「みょん」をつけるみょん語タイプと「ちーんぽ」等の卑猥な言葉で話す卑猥語タイプがいる。 時折ゆゆこ種に主従のように仕えるみょんも現れる。 中身はホワイトチョコ ~END~ リクエストいただいた方大変長らくお待たせしました。 今まで書いたもの anko3042 れいむとおちびちゃんとミステリー anko3064 お兄さんとゆうかにゃんとパンケーキ anko3115 僕と秘密基地とねこのおんがえし anko3164 ぱちゅりーとこあくまとひみつ anko3188 群れとつむりと変なゆっくり anko3722「ちぇんと魔法使いとねこのおんがえし」 anko3804「ちぇんと魔法使いとねこのおんがえし」修正版
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『まりさとめぐりあい』デスラッチ外伝02 まりさとお兄さんの出会い編です ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー まりさと出会った時、俺はまだ駆け出しのカメラマンで、 まだ食べていくのがやっとの状態だった。 18の時に父と喧嘩別れをして、勘当同然に家を飛び出した。 都会に出たまでは良かったが、知り合いも当ても無い俺は、 町を彷徨い途方にくれるしか無かった。 「これからどうなるんだろ・・・・・」 不安で一杯になりながら、公園のベンチで星の見えない夜空を見上げていた。 僅かばかりのお金と、旅行程度の衣服しか持っていない。 これでは生きていけない事は僕にも理解できる。 『ゆゅあまあまさんよこすんだぜぇ』 『はやきゅきゃわいぃれいみゅをゆっくちちゃちぇりょ~』 足元に野良のゆっくりがいたけど、衛生的にも生理的にもこんな生き物食べたくない。 鬱陶しいので、蹴散らして不安を誤魔化した。 「俺はお前らみたいな野良じゃないんだよ!」 『ぐずぐずしてるとぷくーする・・・ぐぇぇぇぇぇ!』 『おきゃ~しゃんぎゃぁぁぁぁぁ!!』 野良に八つ当たりしている所を、見ていた男性に声をかけられる。 「なんだお前?いくとこないのか?とりあず話聞いてやるから店こいや・・・・・」 そんな俺を拾ってくれたのが真田さんだった。 真田さんは俺を自分の経営するバーで働かしてくれて、その2階を住居として貸してくれた。 物置として使っていたらしく、6畳1間の畳しかない部屋だったけどありがたかった。 慣れないバーテンダの仕事をこなしながら、毎日必死に働いた。 3年も過ぎると、店近くに部屋を借りて生活出来るようになっていた。 店にはいつも1枚の写真が飾られている。 そこには、夕焼けに紅く染まる富士山が写っていた。 色褪せて古い写真だったが、とても惹かれて毎日のように眺めていた。 そんな俺を見ていて思ったのであろうか、 「これやるよ・・・お前はまだ若いんだ!こんな所で燻ってちゃいかん。 やりたい事が見つからないんだったら、興味を引いた事から始めてみろ。」 そう言って真田さんは1台のカメラをくれた。これが俺がカメラマンを目指したきっかけである。 夜はバーテンダーとして働き、昼は写真を撮って回った。 でもなかなかプロへの道を開く事は、出来ないまま年月は過ぎていく。 好きこそ物の上手なれと言うが、なかなか上達しない自分に腹が立つ。 だが写真を止めようとは思わなかったのは、真田さんがくれたカメラと店にあった写真のおかげであろう。 ある日1枚の写真が、投稿していた雑誌に載る事が出来た。 町に住む野良猫を撮った写真である。 「いいじゃねぇか!お前はやっぱ才能あるよ。いいカメラマンになれるぜ。」 真田さんは自分の事のように喜んでくれた。 この日から俺の写真は、動物や風景が中心となっていった。 街に動物は、犬猫や鳥の他にゆっくり等もいる。 特にゆっくりは、愛護や虐待の雑誌で使ってくれたので、小遣い稼ぎくらいにはなった。 『おちびちゃんは、ままといっしょにおうたをうたいましょうね~』 公園の芝生の上で、子供に歌と証する雑音を子供に教えているれいむ。 写真には声は入らない、こんな写真を撮って持っていくと愛護雑誌は使ってくれる。 逆に虐待雑誌では、悲惨な写真を好んで採用してくれた。 ゆっくりにとって街は悪意に満ちている。 事故や自滅、他には駆除や虐待もある上に、同属で殺しあうなんてのも良くある話しだ。 そのような写真を撮るのは容易い。 ゆっくりが多くいる場所でただ待てば良いのである。 『ここはまりさのゆっくりぷれいすなんだぜ!ここにいたけりゃあまあまをよこすんだぜ!』 『れいむはしんぐるまざーなんだよ。かわいそうなんだよ。だからたべものちゅだいね、いっぱいでいいよ。』 『おねがいじばすぅ・・ありずをがいゆっぐりにじでくださいぃぃぃ』 等と言って自ら人間に絡んでいく、そして鬼威山でない人にまで殺される。 もちろん肖像権の問題があるので、鬼威山に許可を貰って撮った。 嫌がる人もモザイク処理する事を条件に、使用の許可を取り付ける。 でも俺自身はゆっくりを虐待しようとは、何故か思わなかった。 別に愛でる気持ちはまったくない、どちらかと言うなら鬱陶しく感じる方である。 毎日のように店のゴミ箱を荒らす、薄汚い生き物でしかない。 駆除はするが、虐めたりしても楽しくは無かった。 いつかこんな写真では無く、事象や風景を撮って生活できるカメラマンになりたかった。 よく店が休みの時は、体力強化と風景撮影を兼ねての山登りをして過ごす。 その日も山頂から朝日の写真を撮ろうと、まだ暗いうちから山へ登ろうとしていた。 『おにいさんはやまさんにのぼるのかだぜ?まりさもつれていってほしいんだぜ。』 そんな時に1匹のゆっくりに呼び止められる、それがまりさとの最初の出会いだった。 人馴れしているのか、食べ物を強請ったりはしてこなかった。 「たしかに今から山頂へ登るところだが・・・・お前が行ってどうするんだ?」 山頂はゆっくりが生活出来る環境では無い。 人の足でも3時間以上はかかるのだから、ゆっくりでは帰る事も出来ないであろう。 『まりさはあさひさんがみたいんだぜ。』 聞けばまりさは、登山者から朝日の美しさを聞かされたのだと言う。 自分は群れを出て旅をしている所で、色々な風景を見たいと考えているらしい。 変なゆっくりである。 これが俺のまりさに対する最初の印象だった。 だがなんとなく興味が湧いたのと、同じ山に登るのだったら、 話相手がいる方が良いと判断して連れて行くことにした。 『おにいさんありがとなんだぜ~』 まりさはとても嬉しそうだった。 道中に色々とまりさの生い立ちを聞いた。 物心ついた時には両親は既に他界していて、その後は群れで保護されて生活した事や、 群れを出る決心をしたら、群れが全滅してしまった事もあったらしい。 何が起こったのかは、まりさにも分からないとの事だった。 誰かと話をしていると、遠い距離も時間を感じさせないもので、 山頂までもう少しの処まで辿り着いた。 日の出にはまだ時間があるので、食事を兼ねた休憩を入れる。 菓子パンをリュックから取り出し、まりさにも分けてやった。 まりさは喜んで食べていたが、何故か帽子の中に入っていた野草と交互で食べている。 「何で草と交互で食べているんだ?足らないかい?」 気になったので尋ねてみた。 『ひとさんのたべものは、まりさたちにはゆっくりしすぎちゃうんだぜ。 む~しゃむ~しゃしすぎないように、くささんといっしょにむ~しゃむ~しゃしているんだぜ』 「ほぉ~ゆっくりでも自重ってするんだ・・・・・」 まりさに感心した。 ゆっくりは、欲に正直に生きている印象がある。 正直も度を過ぎると、身を滅ぼす結果となり自滅してしまう。 それを自覚してる個体もいるとは、正直驚いた。 山頂に辿り着くと、空も薄っすらと明るくなってきている。 岩場の崖先に海が見えた、ここからなら障害物が無いので撮影には都合良い。 海に輝く光のダイヤモンドが浮かび始める。 『ゆゅ~♪とってもゆっくりしているあさひさんなんだぜ~』 まりさは朝日の美しさに見蕩れていた。 俺はその様子を後ろから、朝日と一緒にフレームに入れてシャッターを押した。 撮影も終えてそろそろ帰ろうかと思った時、背後から騒がしい声が聞こえてきた。 『ゆゅ?ここがあさひさんがあるばしょだね?とってもゆっくりしているから、 きょうからここはれいむのゆっくりぷれいすにするよ。』 『あさひさんはおいしいんだねわかるよぉ~』 『ここはまりさのゆっくりぷれいすだよ。みんなはすぐにでていってね。』 『とかいはなあさひさんねぇ~』 思わずまりさを抱えて、仰け反り立ち上がってしまった。 俺達の後ろには、引く位に大量のゆっくりが登ってきていたのである。 この先は崖だと言うのに、次々に上がってくるゆっくり達。 既に居られるスペースは無くなっていた。 『ゆゅ!おちちゃうよぉおさないでぇ!ゆゅゅゅゅ・・・・・おそらをとんでるみたいぃぃぃぃぃぃ』 ついに1匹が押し出されて崖へと落ちてしまった。 これを皮切りに、次々と心太のように押し出されていく。 『やべてぇぇぇぇれいむはまだしにたくなぃぃぃぃぃぃ・・・おしょりゃをぉぉぉぉぉぉぉぉ』 『こんなのはとかいはじゃぁぁぁ・・・・おそらをとんでるみたいぃぃぃぃぃぃ』 『やめるんだぜぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・おそらをとんでるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ』 俺は呆気に取られて思わずみとれてしまったが、我に帰るとカメラを取り出し何度もシャッターを切った。 滝の様に沢山のゆっくりが、崖下へ身投げしていった。 ここからは見えないが、崖下では大変な事になっているだろう。 「あっ!もしもし警察ですか?今鬼ゆ山の山頂なんですが、大量のゆっくりが身投げしていってるんですよ。 え?はい、そうです、海方面の崖です。そうです山頂からです。とてもじゃないけど数えきれません・・・・・」 俺は携帯電話で警察に連絡した。 崖下でこんなバスケットボールサイズのゆっくりが、頭上に落ちてきたら怪我では済まない。 注意しておく必要があると思ったのだ。 どうやらまりさに朝日の美しさを語った登山者は、他のゆっくりにも話をしていたようである。 その話を曲解して沢山のゆっくり達に伝わって、我先にと押し寄せた結果らしい。 これもゆっくりだからこそ、起こりえる話だろう。 この事件はその日の新聞にも載った。 その写真に俺の撮った物が採用された。 その事が転機となり、少しづつではあったが仕事の依頼がくるようになった。 まりさとは山を下山してから別れた。 そしてこの事件は数ヵ月してから、俺に1本の電話をもたらした。 「もしもし?え?はい?ほんとうですか・・・・・?分かりました・・・・ありがとうございます・・・・」 電話を切って溜息が出た。 記事に使われた写真に俺の名前も載ったのを、故郷の知人が見たのである。 新聞社を通して連絡が入り、 君のお父さんが亡くなったらしいので、すぐにでも帰るようにと言われた。 ほぼ10年ぶりくらいの帰郷である。 家に帰ると母が迎えてくれた。 「お帰り・・・」 母はそう言って俺を責めなかった、父は亡くなる最後まで俺の名前を呼んでいたそうである。 後悔先にたたずとは言うが、まさにその通りだった。 仏壇に手を合わせていると、俺の後ろをゆっくりが跳ねていった。 『おにいさん。ゆっくりしていってね。』 「あれ?ゆっくりを飼ってるの?」 「えぇ・・・でもその子は、あなたが引き合わせた子なのよ・・・・」 「俺が?」 そのゆっくりは、あの山で出会ったまりさなのである。 山で撮った朝日とまりさの写真も、別の雑誌で掲載された。 その写真を見た父が山を訪ねたらしい、そしてそのまま自宅へ連れて帰ってきたのだ。 まりさから俺の事を、何度も嬉しそうに聞いていたそうである。 病気で体力も衰えていたのに、あの山の麓までまりさを尋ねるなんて無茶をしたものである。 亡くなるまでまりさは、父の良い話し相手になったそうだ。 転機をもたらしてくれたゆっくりである。 この日からまりさは、俺が世話をする事にした。 きっとまりさが、俺を故郷に呼び寄せてくれたのであろう。 まりさも旅が好きなようだから、仕事先にも連れて歩く事にした。 幸運を与えてくれたゆっくりではあるが、本ゆんは自由を尊んでいる。 仕方がないので、バッチに発信機をつけて自由に行動させた。 まさかこのまりさに曰くがあろうとは、この時は知るよしも無かったのである。 終わり ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー SSって難しいですね・・・・やっとデスラッチの外伝を書けたけど何か足りない・・・・・ 勉強不足は最初から分かってはいるんです。 まぁ指摘された所を、気を付けながらやっていくしかありませんね。 誤字・脱字等あれば勘弁して下さい これまで書いた物 anko1218 ゆ虐ツアー anko1232 ゆ虐ツアー お宅訪問編 anko1243 ゆヤンワー anko1495 ゆ虐にも補助金を anko1237 デスラッチ01 雪原のまりさ anko1250 デスラッチ02 まりさの思い出 anko1274 デスラッチ03 まりさとつむり anko1282 デスラッチ04 まりさとおにいさん anko1314 デスラッチ05 まりさとおちびちゃん anko1337 デスラッチ06 まりさとリボン anko1341 デスラッチ07 まりさと春 anko1296 デスラッチ外伝01 まりさとまま anko1276 ゆっくり種 anko1278 ゆっくり種2 anko1291 ゆっくり種3 anko1310 ゆっくり種4 anko1331 ゆっくり種5 anko1350 ゆっくり種6 anko1391 ゆっくり種7 anko1482 ゆっくり種8(終) anko1362 ケーキ
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このSSでは希少種いじめが含まれます。 苦手なかたは戻るを押すことをおすすめします。 「そこのおにいさん!さなえにすいーつをけんじょうするのです!さなえはげんゆんしんなのです!」 「...いつかこんな日がくるんじゃないかと思ってたんだ」 足に纏わり付く緑髪の野良ゆっくりを見て俺はそうつぶやくのであった。 希少種の品格 「おにいさん!たしかにさなえはゆっくりです!みしらぬゆっくりにごはんをわたすのはよくないことですが、さなえはきしょうしゅなのです!じょうしきにとらわれてはいけないのです!」 「なぁ...さなえ...お前は本当に希少種なのか?」 「ゆ...?」 「お兄さん少なくても、ここ最近さなえ種を...少なくてもみょん種とかよりも多くみている気がするよ」 「そ!そんな!おにいさんはさなえをあの、ひわいなことばしかしゃべれないみょんとくらべるというのですか!いくらなんでもひじょうしきすぎます!」 さなえ種...緑髪で蛙と蛇のお飾りをつけた希少種とされるゆっくりである。 そのゆっくりらしくない礼儀正しい態度とやや天然なところが、多くのゆっくり愛好家に支持を得ていた。 つい数ヶ月前まで、俺はさなえ種などそう滅多に見たことが無かったが、ここ最近急激に見る数を増やしていた。 前は野良さなえなど、見つけた瞬間ペットショップで換金していたのだが、最近は二束三文である。 原因は様々な噂をされど、真相は明らかになっていない。 それでもこれまで見てきた野良さなえは皆、礼儀正しく人間に拾われていったりもしたのだが... 「ひじょうしきなにんげんは、さなえがたいっさん!します!ゆっくりかくごしていてください!」 とうとう、こんなのにめぐり合ってしまった。 希少種と言ってもその定義は曖昧である。なかには、もこう種やかぐや種といった、本当に繁殖から難しい希少種もいる。 しかしさなえ種はどうなのだろうか、さなえ種とれいむ種の番を育ている友達がいたが、ごく普通に子れいむと子さなえが生まれていた。 さなえ種は本当に生まれにくいのか? 湧き出る疑念を消すことはできない。 そうだ、考えてみればペットショップにいるさなえ種は基本的に金バッチだ。 銀バッチ以下なんて...いや思い出したぞ、このあいだ駅前のペットショップで新生活応援セールで売られていたさなえ...あれは銀バッチだった! ひょっとして...加工所やペットショップがさなえ種のブランドのために、特に優秀な個体しか世に出してないのか? さなえ種を飼うような人間は、基本的にその番もゴールドバッジ以上のものしか選ばない... そうだ、さなえ種の子どもは皆、優秀だと思っていたが、今まで見てきたどのさなえだって超優良餡統じゃないか! 「ゆひーゆひーどうじでだおれないのですがー!がなござまー!ずわござまー!」 それはれみりあの「さくやー!」やちぇんの「らんしゃまー!」と何か違うのか? 「さなえは...げんゆんしんなんだぞ!いうごどはずべでだだじいんだ!ぎかないといけないんだぞ!」 それは、もりのけんじゃと何か違うのか? 「ゆ...ゆるさなえ!さなえをたすけないげすはゆるさなえ!」 それはでいぶとなにか違うのか? 「違くないだろ、さなえよ」 少なくとも、俺の目には違ったものには見えなかった。 「まぁ...とにかくだ」 「ゆ...さなえ...おそらをとんでるみたいです!」 「俺みたいな考えを持つ人間が増えないように」 「ゆ...はなぜーぐぞにんげん!」 「お前は死んどけ」 「はなぜー!ごのひじょうじぎぼのー!」 「他のさなえ種のためにな」 ボチャン そう言って俺は野良さなえをゆっくり用のゴミ箱に入れるのであった。中には水がたくさん入っている。 「ゆが...どぼじで!ざなえがごんなめに!ざなえはげんゆんじんなんだぞ...!うやまわなければ...いげないんだぞ...がぼっがぼ!」 「もっど...ゆ...ぐりじだが...った...」 「...」 思い返せばかつてはれいむ種やまりさ種ももてはやされている時期があった。 先程の俺の考えは全て根拠のない妄想である。 ただ、もしその考えがそう間違ったものでなければ、世間の目に映るさなえの姿ががらりと変わるのもそう遠い日のことではないであろう。 お読みいただき有難うございました。 どうにも自分には変化球的な、なんかずれている話しか書けないみたい 化学あき anko1561とある発明のもたらしたもの anko1564でいぶにも実力は必要 anko1569 「2」 anko1575 森の賢者ぱちゅりー anko1594 ちぇんの復讐
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『ゆっくり無双やりたいなあ』 やあ!俺は元・虐待鬼威惨! 元と付くのは今は『虐待雄父惨』だからだ。 うん。つまり家族を持ったってことだ。 ちなみに妻も筋金入りの虐待緒姉惨だった(今は虐待緒母惨)。 そんな俺らだから当然のごとく、子供達にもゆ虐を教えている。 ゆ虐の素晴しさ、ゆ虐の気持ちよさ、ゆ虐の真髄をベイビーの頃から教え込んでいるんだ。 「ダアダア!」 「んんんんん~~~~!!」 「ゆぴぃ!!」 「ゆぴぎっ!!」 「ウアウアウ~☆」 れみりゃじゃないぞ!! 家族のアイドル、末っ子君だ!(男の子0歳) その横で足を焼かれ、口をふさがれ、額に実った赤ゆっくりを潰されて滝のような涙を流しているのは近所の野良ゆっくりれいむだ。 ちなみに末っ子君が生まれて初めてのゆ虐をするときの記念に拾ってきたゆっくりから数えると既に5匹目だ。 リボンはボロボロ、片目も既につぶれていて身体のいたるところが傷だらけだ。 赤ん坊ゆえに力加減が出来ず、目玉に腕を突っ込み中をかき回したり、頬をひねり皮を引き千切ったり、平手でバシバシ叩いたり、髪の毛やお飾りを強引に毟ったり、涎でふやけさせたり……と、そんなのではゆっくりがすぐに死んでしまうがそれでいい。 そんな風に好き勝手やらせることによってゆ虐の楽しさを知り、『ゆっくり=楽しいおもちゃ』という事を学んで行く。 同時にゆっくりの死にやすさやモロさ、ソレにたいしての加減の仕方などを、このように赤ん坊の頃から『感覚』で掴み、成長したときにはすでに身体にしみこんでいるというわけだ。 「だあ☆」 「んぎいいいいいいいい」 あ、末っ子君がれいむの中身をかき回しすぎて中枢餡を潰してしまった。 ぴくぴくと痙攣を繰り返すだけの糞袋と化したれいむに興味をなくし、末っ子君は餡子に汚れたお顔もそのままで昼寝を始めたぞ。 全く、こんなところで寝ると風邪を引く。 よしよし。なんてかあいい寝顔なんだ!! お顔に付いた餡子を食べちゃうぞ!パクリ!うん。甘い!前までは苦痛を感じる前に潰していたからあまり甘くなかったが、今回は程よい甘さに変わっている。 少しづつではあるが加減を理解してきているようだな。よしよし。将来は立派な虐待鬼威惨だな! ……フッ……少しばかり親ばかかなw 「ただいまー」 お、我が家の暴れん姫・次女ちゃんが帰ってきたぞ(現役ぴちぴちの小学3年生)。 「ねーおとうさーん」 玄関から声がする。 「お風呂はいるね~」 「なんだなんだ?まだお母さんがお風呂も沸かして……」 といいかけたところ、全裸で廊下を横切る娘を見てピンときた。 玄関を見ると……黒い餡子やらクリーム、チョコで汚れた衣服が脱ぎ捨てられている。 「おーおー汚して汚して。元気が良い証拠だ」 この様子からして学校の帰りにゆっくりを虐待してきたようだ。 ランドセルに付着した白いクリームを指で掬って嘗めてみると……絶妙な甘さだ。 どうやらさらに腕を上げたらしい。 なお我が家では野良ゆっくりの虐待に手を出させるのは、最低でも小学生になってから、さらに一人でのゆ虐の許可は中学年になってからだ。 理由は無論子供の安全の為だ。 野良ゆっくりには極稀に拾った刃物で武装しているものや身体の大きい個体もいる。 そういったゆっくりにも問題なく対処できるようになるまでは、無闇にゆ虐させないのも親の勤めである。 「まあこの様子なら大抵の野良ゆっくりは……ん?」 なにやらランドセルの中から聞える。 「ゆ……ぎゅ……ごろじ……」 「わ……らが……」 「ど、どが……い……」 カチャリとランドセルを開けてみる。 中にはアマギリ・髪毟り・串刺し・口腔接着・お飾り破壊・接着など、ゆ虐の限りを尽くされた赤ゆっくりが数匹入っていた。 「も……やじゃ……ころちて、くだしゃ……い……」 「まりちゃ……いちゃいのやじゃ……ころちちぇ……ころちちぇ……」 「ありしゅ、いにゃかものでいいでしゅ……」 「もう、あみゃあみゃ……よこしぇいいま、しぇん……ころちちぇ……」 どの赤ゆっくりも辛うじてだがしっかりと生きて、苦痛を感じており、死を望むほどの絶望を味わっているようだ。 「ほぉぉぉ。これは、すごいな」 まさかここまで成長しているとは。 死にやすい赤ゆっくりをここまで追い詰めながらも生かし、しかもお持ち帰りでさらに楽しもうとは……。 わが娘ながら将来が楽しみである。 なお次女ちゃんは学校で『生き物係』らしい。 しかし学校で飼っていたゆっくりにゆ虐を行おうとしたため、ゆっくりの担当からは外されているらしいがw(無論、公共のゆっくりには手を出してはいかんと教えた) 「あ~靴も餡子まみれだ。まあ、元気な証拠だ」 玄関に脱ぎ散らかされた次女ちゃんの靴は案の定餡子だらけだった。 ちなみに我が家で最も買い換えられる日用品は靴だったりする。 少し時間が過ぎ――― 「ただいまー」 「ただいまー。今帰ったわよー」 「おかえりなさーい」 新聞を読みつつ答える。 我が家の女帝二人がお帰りになったようだ。 それは長女ちゃん(現役女子中学生)と妻の虐待緒母惨(○8歳)だ。 長女ちゃんは学校の帰りで、買い物袋を持ち、緒母惨もスーパーの袋を両手に持っている。 「でも緒母惨。ゆっくりを調子乗らせるのってムカつかない?饅頭ごときが一瞬でも人間に勝てるだなんて思わせるなんて身の程知らずもいいとこよ」 なにやら二人は熱い議論を交わしているようだ。 「長女ちゃんは甘いわね。ゆっくりと同じであまあま。あげて落とす。そこがゆ虐の醍醐味じゃない」 「わっかんないな~。ガタガタと片隅で震えて、命乞いをして、自分たちはただ殺されるだけの饅頭なんだって絶望してるゆっくりをじっくりといたぶり殺すのが楽しいと思うんだけどな~」 長女ちゃんは直線的なゆ虐が好きで、肉体的でも精神的でも、ゆっくりを常にゆっくりさせず、底辺からさらに地獄に叩き落すのが好きなのだ。 「まあそういう意見もあるわね。でも私は違うわね。調子しにのって、勘違いして、仲間に大口叩いて、井の中の蛙状態のゆっくりを、そういう状況までいけたのは人間のおかげなんだって理解させて、そこから全てを少しずつ奪っていって、その過程で絶望して壊れて行くゆっくりを見るのが楽しいのよ」 緒母惨はじっくり型のゆ虐を好み、じわじわとゆっくりを追い詰めて行くのが実に上手い。 「時間がかかり過ぎるのよ。どんなにゆっくりしてるゆっくりだろうが、ゆっくりしないゆっくりだろうが、ちょっと痛めつければ行き着く反応は同じなんだから。だったらさっさとやっちゃて、楽しくゆ虐したほうがいいじゃない」 長女ちゃんは小学校の卒業式の日、クラスメイトを全員率いて裏山のゆっくりの群れを壊滅させているからなあ~ 「その時間をかけた分だけ、だんだんと壊れて絶望に満ちていくゆっくり達の表情を見るのが最高にいいんじゃない。その満足感は時間をかけないと得られないのよ?」 一方の緒母惨は俺との結婚前、とある山にドスの群れを自ら作り上げ、その後群れのゆっくり家族を徐々に虐殺し、群れの分裂とドスの精神崩壊を引き起こし、ゆっくり達をじわりじわりと苦しめ、最後には全滅させるという偉業を三年越しに成し遂げた。 虐待愛好家の間でレジェンドとなっている存在だ。 そんな感じでゆ虐議論を交わしている長女ちゃんと緒母惨だが、共に夕食の夕食の準備を進めており、末っ子君と次女ちゃんは 「も、やじゃ……ぷしゅ、ぷしゅ、しゃ……や……うぴいいいい!!」 「や……め……まりしゃ……ゆっくち……ゆぃぃぃぃ!!」」 「ど……ちて、こんにゃあ……ゆぎいいいいい!!」 「わ、わがゆぶぎっ!!」 「あー末っ子君赤ちぇん潰しちゃ駄目だよ!!」 「だー☆」 例の拾ってきた赤ゆっくりの足を焼き、出来るだけ中枢餡を避けてどれだけ楊枝をさせるかの遊びをしていた。 さて、そろそろだと思うんだが…… ガチャ 玄関の開く音がした。 「「「「おかえりなさーい」」」」 誰かが入ってきたようだが、その人物は何も言わない。 そしてその人物は無言で階段を上がって行く。 「おい。長男!」 それは息子であり高校一年生の長男君である。 「みんながお帰りを言っているのに返事もしないのはどういうことだ!」 長男は振り返り一瞬だけ雄父惨を見たが、再び無言で階段を昇っていった。 「長男!」 「ちょっとあなた落ち着いて。長男君は反抗期なのよ、きっと」 緒母惨が雄父惨をなだめる。 「でもだな!家族が挨拶をしているのにソレを返さないとはどういうことなんだ!」 「そういうものなのよきっと。長男君~。ご飯だけど一緒に食べる~?」 返事は返ってこない。 「あいつ……!」 「抑えて抑えて。後で私が言っておきますから。とりあえずご飯にしましょ」 「……」 最近は長男を抜いての夕食が続いている。 長女や次女、緒母惨は特に気にしていないようだが……。 「俺があのくらいの時はあんな風だったかなあ……」 家族想いで、俺の誕生日のある日には『僕ね!大人になったらお父さんみたいな立派な虐待鬼威惨になるよ!!』と、庭をゲスゆっくりで埋め尽くし、その後一緒にゆっくりを叩き潰したこともあった。 ソレが今では口も利いてくれなく、目さえもあわせてくれない。 「久しぶりに山にでも誘おうかなぁ」 結婚して以来俺はゆ虐から遠ざかっていた。 家族を養っていかなければならないし、ゆ虐の為の時間が中々とれなかったのだ。 だがその分、家族にはゆ虐の素晴しさを教え、立派な虐待緒姉惨と鬼威惨になってもらいたい。 「またみんなでゆ虐できればいいなあ……」 「何ぶつぶつ言ってるの?」 夜、ベットに入る前の呟きを緒母惨に聞かれたようだ。 「いや、なんでもないよ……」 小さな悩みを抱えたまま、俺は眠りに付いた……。 夜中。 まだ電気がついている部屋にパソコンのキーを叩く音がする。 画面を見ると、なにやら山の中の映像が映っていて、そこには複数のゆっくりも混じっている。 間抜けな顔を浮かべ、音声は入っていないが「ゆぴぴー」とでも漏らしながら寝ているのだろう。 「よし。場所とゆっくり共は揃ったな。あとは―――」 トントン 部屋の扉を叩く音。 「誰?」 「私」 「いいよ」 「こんばんわー」 「ばわー」 「遅くまでご苦労様~」 部屋に入ってきたのは次女と長女と緒母惨だった。 「どんな感じー?お兄ちゃん?」 次女が背中越しにPCを覗く。 「ああ。場所も取れた。ゆっくりも揃った。サプライズも準備完了。後は日を待つだけ」 「さすが兄貴!どんぐらい集めたの?」 「ざっと3000。広さは東京ドーム5個分くらい。道具はハエたたきからパチンコ銃まで色々」 「お父さんの誤解を解くの大変よ~なんか色々悩んでるみたいだし~」 「そうなんだ。でも、もう終わりだよ」 長男は椅子から立ち上がり、部屋の片隅においてあったボードを取り出す。 「次女もいい仕事したよ。これならOKだ」 そこに書いてあった文字は ―――雄父惨・誕生日おめでとう――― 「まったく。ゆっくり無双会場をプレゼントするって言うからどうなるかと思ったけど……まさかここまでやるとはね~」 「長女もありがとう。同級生の地主さんと土木屋さんに話をつけてくれて」 「はっはっはっは!お礼はこの企画に私を参加させること『だめ』……ッチ……」 「駄目よ長女ちゃん。これは長男君から雄父惨へのプレゼントなんだから」 「わかってるよ。冗談だよ冗談。でも……借りは必ず返して貰うからな」 「私も私も~!」 「はいはい。今回の事が終わってからね」 「じゃあ、後は当日を待つだけね~」 「雄父惨びっくりするだろうな~」 「うんうん」 「そうだね(まあ、びっくりするのはみんなだろうけどね) 長男の計画。 広大な場所で大量のゆっくりを存分にゆ虐する。 これは雄父惨への誕生日プレゼントであり、同時に家族へのプレゼントでもあった。 「(さーて。今度の土日が楽しみだね)」 その後、一つの山からゆっくりの悲鳴が絶えず響き渡る日が訪れるのだが、それはまた別のお話である。 ゆっくりで繋がる家族の絆を書いてみたかったのです。 ご感想やご意見がございましたら感想掲示板までお願いいたします。 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1278666289/l50 anko 433 ゆっくり親子 とクズ人間 ~Another~ anko 496 あるドスのゆっくり anko 530 絶対的虐待意思 anko 650 絶対的虐待意思 0 anko 684 ドス以外いらん anko 733 あるドスの最後 anko 745 絶対的虐待意思 ~せめてゆっくりらしく~ anko 815 おかねさんとゆっくり anko 901 原材料 anko 935 底辺ゆっくり anko1438 どぼじでごんな”ごどずるの”おおおぉぉ anko1449 ゆっくりの境界線 anko1469 ゆっくりの崩壊 anko1945 まりさ駆除
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『獅子は我が子を……』 8KB 観察 小ネタ 群れ 赤ゆ 自然界 うんしー 五作目です。 過去作 anko4445 anko4449 anko4452 anko4456 読みづらいと思いますが、それでもよろしければどうぞ。 『獅子は我が子を……』 「どうするのぜ、ぱちゅりー……」 「むきゅ……こんなはずじゃ……ぱちぇのさくせんはかんっぺきだったのに……」 とあるゆっくりの群れ。 長のぱちゅりーと幹部のまりさが、頭(しかないが)を抱えていた。 事の起こりは数日前。 この群れは、「ゆっくりしてないにんげんからおやさいさんのはえるゆっくりぷれいすをとりもどすよ!」と、人間に戦争――ゆっくり視点ではだが――を仕掛けた。 しかし、ドスがいるわけでもなく、長は人間を襲おうと考えるような「もりのけんじゃ」。 「かんっぺきなさくせん」と称するただの突撃を行い、数人の人間によって蹴散らされた。 結果、働き手であった大部分のゆっくりを失い、野菜を得るどころか今日の食料にも事欠く有様だった。 「むきゅ……せいっえい! のゆっくりたちですら、たおせないなんて……」 「あのひきょうなてをつかうくそにんげんどもに、どうやったらかてるのぜ……」 そんな目に遭ったというのに未だにそんなことを考えているあたり、二匹の無能さが改めて伺える。 人間による駆除を受けず今もこの群れが残っているのは「あれだけ潰したのだから、人間を恐れてもう降りてこないだろう」という楽観視故であるから、 その思惑を外していることは、ある意味では評価できるかもしれないが。 そんな時。 「むきゅ! そうだわ!」 ぱちゅりーがはっと顔を上げた。 「なにかおもいついたのぜ!?」 まりさが期待を込めて訊くと、ぱちゅりーはむきゅっ、と頷く。 「まりさ。どうしてわたしたちがまけたのか。わかるかしら?」 「ゆ……それは、くそにんげんがひきょうなてをつかったからなのぜ。せいっせいどうっどう! とたたかえば、まりさたちがまけるなんてありえないのぜ!」 「むきゅ。そのとおりよ。――でももし、ひきょうなてをつかわれてもかてるくらいつよければどうかしら?」 「ゆっ! それならかてるのぜ……でもそれはあたりまえなのぜ。どうやってそのくらいつよくなるかがもんだいなのぜ」 まりさの正論に、ぱちゅりーはドヤ顔を返した。 「むきゅ! べつに、わたしたちがつよくなるひつようはないわ!」 「ゆゆゆ!?」 「おちびちゃんたちを、そのくらいつよくそだてればいいのよ!」 数日後、ぱちゅりーの群れは、群れのゆっくりプレイスの外れにある坂の上に来ていた。 長さは1メートル程。落差もその半分に届くかという程度である。 そしてその坂の頂上には、 「ゆ、おきゃーしゃんのところにいきたいのじぇ……」 「きゃわいいれいみゅがいやがってりゅよ! はやきゅおうちにかえらしぇちぇにぇ!」 大量の赤ゆっくり達が並んでいた。 「おさ……ほんとにやるの?」 「こんなこと、とかいはじゃないわ……」 親のゆっくり達は、それを少し離れたところで見ている。 みな一様に、不安で堪らない、という表情を浮かべていた。 「むきゅ! とうぜんよ! それともあなたたちは、にんげんにころされたみんなのぎせいをむだにするきなの!?」 「ゆ、そんなつもりじゃ……」 「じゃあ、よけいなくちをはさまないで! ――さあ、はじめなさい!」 「わかったのぜ!」 ぱちゅりーの合図を受けて、まりさは赤ゆっくり達を坂へと押し出した。 ぱちゅりーは、こう考えていた。 「ししさん」という人間より強い生き物は、生まれた我が子を崖の下へと突き落とすという。 そして、そこから這い上がってきた強い子供だけを育てる。 そうやって弱いものを切り捨てていくことで、個々が強い種族になる――つまり、量よりも戦力としての質を高めるのである。 つまり、ゆっくりもそうやって強いおちびちゃんたちだけを育てていけば、人間がいかに卑怯な手を使っても負けない、最強のゆっくり軍団が出来上がるのだ。 (むきゅ! こんなけいかくをおもいつくなんて、さすがもりのけんじゃたるぱちゅりーだわ!) 自画自賛するぱちゅりー。 言うまでもなく穴だらけの計画であるが、ぱちゅりーは成功すると信じて疑わない。 それどころかその生クリームは、最強のゆっくり軍団を動かし、人間を破ってゆっくりプレイスを奪い、ゆくゆくは世界を征服して人間を奴隷にする ――そんな、輝かしい未来に満たされていた。 ただ、こうした『選別』を、ちょっとしたことで死に至る赤ゆっくりでやると、どうなるか。 「ゆ! こーりょこーりょしゅる――ちょまらないのじぇえええええ!? ゆぴゃっ!」 坂を転がり落ち、木や石に勢いよくぶつかって潰れるもの。 「ちょっと! おしゃないでちょうぢゃい! まったきゅ、いにゃかもにょ――ちゅ、ちゅぶれりゅううううう!?」 押されて、他の赤ゆっくりに潰されるもの。 「いじゃいいいいいいいい! れいみゅのあんよじゃんがあああああああ!」 転げ落ちる際に、皮が破けるもの。 「むきゅ……エレエレ……」 それらを目の当たりにして、ショックで吐餡し息絶えるもの。 「もっちょ、ゆっくち……」 「ゆんやあああああ! おきゃーしゃあああああん!」 ゆっくりにとっての、大惨事だった。 「「「「「おちびちゃあああああん!?」」」」」 「とまるのぜ!」 慌てて駆け寄ろうとする親ゆっくり達に、まりさが枝を突きつける。 「なにかんがえてるのおおおおお!? おちびちゃんがないてるんだよおおおおお!? たすけなきゃいけないでしょおおおおお!?」 「これはひつようなことなのぜ! たすけるつもりなら、せいっさいなのぜ!」 「ゆううううう!?」 まりさの容赦ない言葉に、たじろぐ親ゆっくり達。 「おきゃーしゃあああああん! いぢゃいいいいいいいいいい!」 しかし、再びの叫び声に、一匹のれいむが飛び出した。 「ゆ、おちびちゃん……! いまおかーさんがぺーろぺーろして――」 「せいっさいといったのぜ!」 そのれいむに、まりさは枝で切りつける。 「ゆぎゃあああああああああああ!?」 れいむは体を大きく切り裂かれ、叫び声を上げた。傷から大量の餡子が溢れ出す。 「でいぶのあんござんんんんん! ででごないでねえええええ!? べーろべーろ!」 れいむは必死で傷口を舐めるが、その程度でどうにかなる傷でないことは誰の目にも明らかだった。 「こうなりたくないなら、だまってみてるのぜ!」 すぐ永遠にゆっくりしたれいむに枝を突き立て、まりさが叫ぶ。 「「「「「ゆひいいいいい!?」」」」」 それを見て、群れのゆっくり達は恐怖に震え上がり、あんよを止めた。 「さいしょからそうしてればいいのぜ」 まりさはそう吐き捨てると、坂の下へと目を向けた。 坂の下の赤ゆっくり達は、大部分が死んでいた。 「ゆびえええええん! いぢゃいいいいいいい!」 「しゃっしゃとたしゅけにこいいいいい! このくじゅおやあああああ!」 生き残っている赤ゆっくり達も、泣き喚いているか助けを求めているかのどちらかである。 「ゆっちょ……ゆっちょ……!」 「ゆっくちのぼるのじぇ……! じゅーりじゅーり!」 しかしその中で、坂を登ってくる赤ゆっくりの姿があった。 転げ落ち、傷を負い、目に涙をためながら、這い上がる赤ゆっくり達。 「そのちょうしなのぜ! ここまで、がんばるのぜ!」 その懸命な姿に、まりさは思わず声援を浴びせた。 「あきらめたらそこでおしまいなのぜ! もっとあつくなるのぜ!」 その甲斐があったわけではないだろうが―― 「ゆっち……ゆ! のぼりきったのじぇえええええ!」 「やっちゃわあああああ!」 二匹の赤ゆっくりが、奇跡的に坂を登りきった。 「よくやったのぜ! ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくちちていっちぇね!!」」 ぱちゅりーが、その二匹を親のもとへと連れて行く。 「むきゅん。あなたたちのおちびちゃんは、『えらばれたおちびちゃん』よ。しゅくふくするわ」 「ゆっくり、ありがとうだよ……おさ!」 そして親元へと赤ゆっくりを返すと、 「むきゅ! これから、うまれたおちびちゃんはみんなこのさかをのぼらせなさい! それができたおちびちゃんだけをそだてるのよ! そうすれば、きっとこのむれはさいっきょうのむれになるわ!」 そう、高らかに宣言した。 それから数ヶ月。 「おいぐぞどれいいいいい! ばやぐ、ごばんざんをもっでごいいいいい!」 「こんなものをとかいはのありすがたべられるとおもってるのおおおおお!?」 群れは、成体ゆっくりでありながら一切動こうとしないゆっくりで溢れていた。 「ゆ! かわいいれいむがうんうんするよ! うーんうーん……すっきりー! おいどれい! れいむさまのうんうんをかたづけてね! すぐでいいよ!」 「ゆ、ま、まってね、すぐきれいにするからね! ぺーろぺー……ゆげぇぇぇ……」 親に寄生していながら、その親を奴隷呼ばわり。うんうんやしーしーをしても親にその処理をさせる。 坂登りによって赤ゆっくり達はふるいにかけられ、意志と体の強いものだけが生き残った。それは事実だ。 しかしぱちゅりーは、その赤ゆっくり達をどうするか、ということを考えていなかった。 だから、何もすることなくただ親元に返してしまった。 『えらばれたおちびちゃん』などという称号を与えた上で。 結果、親たちは赤ゆっくりを滅茶苦茶に甘やかした。 親にとっては、姉妹で唯一生き残ったおちびちゃん。 何くれとなく世話を焼いてもらい、死ぬことがないよう丁重に扱われ―― そんな生活をすれば、増長しないゆっくりなどまずいない。 それを繰り返した結果が、今の状況。 『さいっきょうのむれ』とは程遠いことは――否、『さいっきょうのげすのむれ』であることはどのゆっくりの目にも明らかだった。 「ぱちゅりいいいいい!? さいっきょうのむれになるはずじゃなかったのぜえええええ!?」 幹部まりさの叫びに、 「むきゅ……おかしいわ……。こんなはずじゃ……」 長ぱちゅりーは数ヶ月前と同じように頭を抱えていた。 それから先、この群れがまとまって山を降りてくることは、一度もなかった。 後書き ふと思いついたので書いてみました。 ここまで読んでいただきありがとうございます。 感想板にて、前作『お姉さんは魔女~』について 「ゆっくりSSである必然性が薄い」「オリキャラパートが乖離してる」とのご意見をいただきました。 自分で読み返してみても、全くその通りであると思います。 今後は、不必要にオリキャラ要素を入れないよう注意します。