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「………やっと、入着できました」 秋の天皇賞、出走ウマ娘の控え室にて。独り、呟く。 結果は5着。確かに、G1での入着というのは優秀な結果と言えますが、それでも負けは負けです。残酷なことですが。 しかし、私の胸に悔しさはありませんでした。あったのは達成感と、負けた悔しさも爽やかに思えるほどに、黒く澱んだ、そして身を焼く、罪悪感。 「すみません、クロックワークスと申します。少しお伺いしたいことがあるのですが」 控え室の扉を叩く音が聞こえました。 クロックワークス。クラシック三冠を含む無敗のG1七連勝。その過半数でレコードを更新し、しかしクラシック以降の九回の出走において悉く死傷者を発生させた"死神"。 …いや、今回を含めれば数字が一つずつ増えますね。心苦しくも文面を変えないままに。 率直なところを言うと…図書室での出来事も含め、彼女に良い印象はありません。 そんなこともあって立ち話で終わらせようと半開きにした扉をわざわざ開いて部屋に上がった彼女は、その酷い態度のまま、けれどどこか訝しむように、こう言い放った。 「あなた、8着の筈ですよね?」 一瞬、時が止まったかのような錯覚に囚われました。 "8着"。 私の、"一度目のこのレース"での戦績です。 私はこのレースを四度ほど繰り返しています。 たった一度と意気込んだ一度目は8着。現実が受け入れられず混乱した二度目、14着。三度目は6着、そして今回が5着。 こんなことをしていいのかと思いながら、けれどチャンスがある限りは勝ちたいと思ってしまい、やっと掴んだ掲示板。 「どうやって、入着したんですか?」 何故一度目の順位を知っているのか、にもかかわらずどうしてその方法を知らないのか、そして彼女が一体何者なのか。何がどういうことなのかはわかりませんが…それでもただ一つ、わかることがあります。 …逃げなければいけません。 走って逃げて助けを呼ぼうにも、襲われた訳ではないから少し不安要素が否めません。そもそも唯一の出口は彼女に塞がれていますから脱出自体が難しいです。 では、時計を砕いて時間を戻してしまいましょうか…なんということでしょう、時計が入った鞄はドア脇の荷物掛け、すなわち椅子に座った彼女を挟んで向こう側にあります。 他には、他に逃走経路は… (…そういえば、図書室で初めて会った時ーー) 彼女はあの時、ただ話しかけられただけで酷く耳を引き攣らせていました。 メンコをつけた上、聞く話によるとノイズキャンセリングのイヤホンすら着用していらっしゃるというのに。 さらに今の彼女は勝負服です。インタビューを受けてから直ぐにここに来たのでしょう。 則ち、勝負服の申請規則から考えるに、おそらく彼女は今、イヤホンをつけていません。 (…やってみる価値は、あるかも) 私は後ろ手に握ったウマートフォンを空で操作し、ウマ耳をぺたんと畳む。 ……後から考えれば、何食わぬ顔で彼女に時計を取ってもらい、説明せずに叩き壊せば良かったのかもしれません。 「…?」 直後、私の控え室の空気は殺人的な音量のソヴィエト連邦国歌によって引き裂かれました。 「っがァぁっ!?!?!!!」 今だ。 出口へと駆ける。 逃すものか、と私の進路を遮った彼女は強く横に突き飛ばされ、壁にその身体を強く打ち付けてへたり込む。 鉄錆の香りが、時割と鼻腔に届く。 彼女が今どうなっているかはわかりません。もしかしたら背中を強く打って気を失って、それどころか骨の数本まで折れているかもしれません。だが時間さえ、時間さえ戻してしまえば、初めから何もなかったことに…! 鞄から目覚まし時計を取り出し、地面に叩きつけようとしたまさにその時、その手を何かに掴まれました。 振り向いた私の眼には、予想もしていないものが映った。 壁に叩きつけられ、反動のままに這うように寝そべった彼女の背中は中空の石材のように割れ砕け、空いた穴からちょうど冬虫夏草のように私を掴む数多の腕が生えている。 どす黒い靄の塊で出来たようなその手は冬の雨のように酷く冷たく、また湿っている。 息を飲んだ静寂に、等間隔に刻まれる音が、その実在を訴えかけるようにカチカチと響く。 ひび割れた彼女の右耳が、ごとり、と床に落ちた。 大きな音がまた耳を劈いた。今度は私の上げた悲鳴だった。 逃げなければならない。そう本能が支配して、右手の時計を握り壊すという発想は掠りもしなかった。 新しく伸びてきた彼女の右腕ー今度は歯車の集合体、義手然とした様相-が、細かく震える時計をするりと攫う。 ついさっきまでひび割れていたはずの右肩はいつの間にか有機体としての振る舞いを取り戻しており、だからこそ、そこから伸びる器械がより一層異常さを際立たせる。 「--------------」 時計を弄ぶ彼女が、錆びた機械が無理矢理駆動するような酷く耳障りな金属音を叫ぶ。 じっと時計を見つめている筈の彼女の視線が、何故か私から一時として離れていないかのような感覚がこびりつく。 そして彼女は、それを使うこともなく部屋を去り。 結局、その黒い手に掴まれてから恐怖に固まり何もできなかった、ただ一人の無能だけが残されたのでした。
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「記録ッ更新!!ひっひっひッヒャァーッハッハッ、はぁ…まだ削れる」 プロフィール タイムアタックに取り憑かれた奇人として知られているウマ娘。 興味があること(≒走ること)以外に関しては忘れっぽいので、研究ノートと備忘録を兼ねた日記を使っているが、字が汚いので本人以外には解読が難しい。 どこか虚に見える目と情緒不安定な振る舞い、他者に合わせる気がなかったり話しかけても時々返事が返ってこないことなどにより周囲から少し遠ざけられている。 …しかし、その本質は思考のほぼ全域が走ることで埋まっていて他のことが抜け落ちている唯のド天然である。 髪 鉄紺の内巻き(癖っ毛気味)セミショート、青毛 目の色 赤(稀に紫) 耳飾り 右耳、赤と紫の苧環の花飾り トレーナーメモ 自己紹介 クロックワークスですね、クロワッサンとでも。まあ、やれるだけはやるのでよろしくお願いします。…クロワッサンといえば和時計のパーツに虫歯車ってのが(以下省略) 学年 中等部 所属寮 栗東寮 + 親愛度ランク1で解放 誕生日 5月13日 身長 168cm 体重 最適調整 スリーサイズ B73-W60-H78 + 親愛度ランク2で解放 得意なこと 試行錯誤、自己暗示 苦手なこと 背後からの接触、思考停止 + 親愛度ランク3で解放 耳のこと カバーの下にはノイズ消去イヤホンをつけている 尻尾のこと 攻撃力にはちょっとした自信がある + 親愛度ランク4で解放 靴のサイズ 両方とも25.5cm + 親愛度ランク5で解放 家族のこと 母のことは地方からのし上がってグランプリをとった点において尊敬している + ヒミツ① 実は、トレセンに入るまで飛び級制度を知らなかった。 + ヒミツ② 実は、どれだけ暑い日でも完全に布団に包まって寝る。
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ふっ、ふっ、ふぅっ…あぁ゛? 何見てんだ、このっ…んだよ、お前かよ、トレーナー… …オーバーワーク気味?朝練で体力削ってんのが昼に出てるだぁ? っせーなぁ…どーせお前のことだから昼練削ってバランス合わせてんだろ?だったら問題ねえだろうがよ。 目の届かない範囲でやるなって話ならそいつは無理な相談だ。やる気になったときにやるのが一番集中できるってのはお前がーー …違う?じゃあなんだよ? …精神面の不調? おいおい…アホなこと言うんじゃねーよ、原因がねえだろうがよ。あんまり言ってるとお前でも… …同室のアレは関係ねぇ。あんなウマ娘一匹増えた程度で調子狂わせるようなタマじゃねーよ、アタシは。 …いつものアタシなら"ウマ娘"じゃなくて"駄バ"って言う? ……だからなんだよ、ただの言い間違いだろうが。 あーわかったよ、朝練減らすからそれでいいだろ?な? …だから同室は関係ねぇっつってんだろ!? …はぁぁぁ゛ぁ゛……わかった、わかりました話します!はーなーしーまーすー! …先週、アタシの後輩の栗毛のチビがな。変なモン見たって騒いでたんだよ。 それだけならいつも通りだ、アイツは"見える"タチだからそんなこと年中言ってる。でも内容がな… 燃え盛る化け物がアタシの部屋に入るところを見た、って言ってんだよ。 流石にアタシだって寝室に入られたら怖い。だから化けの皮をひっぺがしてやろうってことで、その栗毛のチビと一晩中アタシの部屋に誰か来ないか見張ってやったんだよ。 なに、アイツの見間違いなら万々歳、万が一ホンモノだとしても、その晩にさえ来なければ「やっぱり誰も居なかった」って思い込める。結局のところ安心したかったんだ。 で、寝てる同室を起こさないように部屋を出て、後輩と見張り始めてから暫くして、もう日付けも変わった頃。 同室のアイツが、体操服着て外から帰って来たんだよ。 だっておかしいだろ?アタシは寝てる同室を起こさないように部屋を出て、それ以降部屋のドアは一度も動いてないのに。 そしたらチビが、訳がわからなくて呆然としてるアタシの肩を叩いて、「アレがその化け物です」って帰ってきた同室を指して言うんだ。 …違ぇんだよ、ここからなんだよ。 その"同室っぽいやつ"が部屋に入ったのを見てから、アタシはなんだかんだ言いくるめてその栗毛のチビの部屋で寝たんだよ。 で、翌朝。学園でばったり同室と会ったから、折角だから聞いてみたんだよ。 「昨日の夜中、どこか外出てたか?」って。 そしたらアイツ「バレちゃいました?」って。 つまり、だ。 夜中に見た"同室っぽいやつ"は、正真正銘本物の同室だったって訳だ。 …紛れもない本物の同室が、あのチビには"燃え盛る化け物"に見えてたんだよ。 それにあの朝、アタシは部屋に居なかったのにアイツ「朝どこ行ってたんですか」の一言もねえんだ。 それからもうアイツが不気味で、怖くて仕方ねえんだよ…
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「はい、よーいスタート」 さあ始まりましたトレセン学園生徒寮自室〜大時計any%、実況・解説と走者は私「クロックワークス」が務めます。 既に始まっている訳ですがまず最初の難所です。寮の2階から地面に飛び降りた音で寮入り口の二人を含む数人の警備員が向かってきます。警備員はほぼ全員ウマ娘なので囲まれればほぼアウトです。目撃されれば応援を呼ばれますが…茂みを利用して無事"後ろから追われる構図"にできましたね。 次にわざと校舎正門前のいつもの警備員に見つかり、そのまま入り口をスルーして追いかけさせます。 さて、この後お祈りタイムです。 追ってくる守衛に捕まらないように、しかし振り切ることもないように、かといって今から行うことを完全に目撃されない程度の逃げ方で校舎裏側に回ります。 そして、ここで壁に向かって全速力で突っ込みながらー-ー ーーー壊せ壊せ壊せ壊せ壊せ壊せコワせ壊せ壊せ壊せ壊せコワセ壊せ壊せコワセ壊せ壊せコワセ壊せ壊せ壊せコワセ壊せ壊セコワセ壊せコワせ壊せコワセコワセコワセコワセコワセコワセェェェェッ!!!! …というように壁をすり抜けることで、警備員の包囲網から忽然と消えつつ目的地に近づくことができます。これで以降警備員は校舎の中に入って来ず、また私は校舎に入ることができます。 おめでとうございます、お祈り成功です。失敗していたら壁を殴り壊して入っていたところでした。 原因ですが…激重感情でお祈りすると確率が狂います。愛とか願いとかが奇跡を起こすってやつです。それを利用して信念でトンネル効果を起こしました。 私はこのグリッチを"まじない"と呼んでいます。のろいと同じ漢字ですけど、誰かの安全を祈る心とかにも適用されますし、かと言って魔法みたいなキラキラした代物でもありませんので。 …と言っているうちに、親の顔より見た大時計に到着しましたね。 「さて…手早く済ませよう」 いつもそこに居た重苦しい気配を、結晶を生み出すと共に右手に詰め込む。 ゲートに入った時のように、肩の重みがふわりと消える。…やっぱりこの不快感はお前らのせいだったか。 そうして出来た結晶を、大時計のできる限り大きな歯車の間に向けて投げ上げます。 …上手く砕け散りましたね。あとは待ってれば終わります。 私は私自身に起こる時間遡行現象について、学園の大時計が壊れた時にのみ起こる現象だと認識していた。 しかしあの時、あのウマ娘が経験したという遡行現象は一日にも満たない時間であり、さらにそのトリガーは自前の目覚まし時計の破壊である。 幾度とない検証の果て、同様の現象が壁掛け時計、腕時計、懐中時計、果てはストップウォッチや砂時計ですら確認できた事から…おそらく、時計っぽいと認識されていれば問題ないのだろうと予想する。というかそもそも、運命の源泉すら"ウマ"世界での印象にあり、即ち印象にも力があるのではないかというのは遥か前の周回で辿り着いた結論である。 しかし条件がもう一つ。「遡行の規模の上限は、その時計(?)が溜め込んだ想いの強さに依存する」というものである。無論、学園の大時計では足りない。しかしそれを超えるほどのものに心当たりはない。 ならば自分で作るかといったところだが、生憎如何なるものであろうと時間遡行を超えて引き継ぐことができない以上不可能である。 …実は、一つだけある。 時間遡行を超えて引き継がれる、唯一の例外が。 私だ。 私の記憶とそれが受け継いだ想いだけは、周回を超えて二百年以上引き継がれている。 奇しくも名前すら"時計仕掛け"である。勝負服も機械式時計の内部をモチーフとしておりお誂え向きだと言えよう。 時計として成り立つかどうかに関しては問題ない。世間からの私の印象は不気味な殺戮レースマシーンだし、その影響で勝負服を着ると身体の一部が…ほらこの通り、精密な機械式時計っぽい謎歯車の塊になってる。 もうこれは時計と言って差し支えないだろう。 作戦はこうだ。 準備として、何十周も世界中のレースを荒らしまくる。この時、怨恨でも心酔でもなんでもいいのでとにかく重い感情を向けられること。また、できる限り冷徹な機械として振る舞うこと。 それで私という名の"想いのこもった時計"が出来上がったら、それを実行役に壊してもらう。実行役については適当なウマ娘を黒い手にぶち込むことで調達しようとしていたが、正気を取り戻したのが継承イベント後だったのでプランB"取り憑いてるナニカを大時計に移し替える"を採用。 そして時間を遡った実行役が世界のタマゴ的なサムシングへ干渉して運命を粉砕してゲームセットといったところよ。 即ちッ!私はこのまま、上から大きな歯車を落とされて死ぬ! 私が時計を壊してきた周回を超えて、最後は動作の主と対象が逆転するわけだ。これはスタイリッシュ(自画自賛) と言っても、他の事例に共通する事項として「遡行完了時に時計が鳴る」という現象があるのだが…そこは特にカバーしていない。まあなんとかなるだろ。 最悪、失敗しても行く末はおそらく3つ。「今まで通り"大時計の破壊"を引き金に時間が2年戻る」か、「遡りきれない」か、「何も起こらず私が一人で死ぬ」か。 一つ目は言わずもがな、二つ目は私に憑いてた何かが再び私をこのルートに導くだけだし、よしんば三つ目になっても非道徳ゴミクズ娘とオンボロ粗大ゴミが共倒れするだけである。あわよくば火災でボロ校舎が建て替わるから差し引きでプラスまであり得る。クソURAはいい加減得た金を下にフィードバックしやがれ。 …まあ、そんなクソ組織もこれで世界ごと終わりだ。今に …待てよ?どうしてここまで世界を作り変えることに拘ってるんだ? ………よく考えたらそもそもタイムリープ自体が操られてやらされてたことじゃねえか!(遡行初回参照) いやまぁ作り変えるのは賛成だけど…やばい下手に閃いたせいで走者エミュが切れやがった。不味い死への恐怖が--- そんなふうに恐怖に耐えかねて、崩落する大時計から逃げようとした矢先。 「…?」 燃え盛る炎の中に、どこか見覚えがあるような警備員が見える。 何故逃げようとしないのだろう。疑問が頭を満たし、つい、出遅れた。 遅れたきり、二度と駆け出すことはなかった。
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…そうか、あの皐月賞からもう百年か。 キリも良く64周目、図書室にて独り、世界の神話・伝承系の書物を机上に整然とぶちまけて、視界いっぱいの情報を一つひとつ噛み締めている。 ここ百年の私がやっているのは専ら情報収集である。レース出走も、ひたすらに運命を覆そうとしていた昔よりは控えめにーー現に、つい一昨日に終えた皐月賞の次走はセントライト記念としたーーどうにか、我々を決まり切ったレース結果に縛りつけた"運命の神"(仮)を、ぎゃふん、と言わせるための手がかりを求め、東奔西走、文字通り海すら渡って知見を深めているわけです。 とはいえ、記憶媒体は己の身一つ。次の周回には付箋一枚たりとも引き継げないので、こうして一度得た情報も誤りがないか度々確認せねばならんのです。 …いやしかし私は、皐月賞に他のレースとは一線を画す想いがある。なんせ生まれて初めて観たレースは皐月賞だったし、そのとき一緒にレースを観ていた両親も、祖母も、姉も、幼馴染も死んだ母もクソ親父も店主も妹も祖父も姉もじっちゃんも死んだ父も師範も相棒も兄貴も姉も母もあの野郎もお母様もおばあちゃんも友達も先代も幼馴染も母ちゃんも叔父さんもセバスチャンも兄もパパも姉ちゃんも、俺が皐月賞を勝ってくるのを心待ちにしてるからな。 ああいや、そう考えるとダービーも菊花も春天も秋天も有馬も全部僕が生まれて初めて観たレースだし、同じくらいたくさんの人が待っているか。 思えば今までいろんなことがあった。 神話とか諸々への造詣を深めるべく、突然宗教にのめり込んてチームメイトから白い目で見られた18周目。 ヤバめのオカルト界隈に入り浸ってたのがバレて謹慎させられた23周目。 結晶を出してるのがバレて、あやうく研究材料にされかけた37周目。 今となっては楽しかった思い出である。…そんなでもないか!おのれ██教の█野郎共ガセ宗教の癖に危うく死にかけたんだぞ。…もう二十数回は不祥事晒して潰してるから気は済んでるけど。 にしても、集めた情報に似通う点はあっても、私の現状と合致しない点が多い。 結局私の目の炎は誰の魂を燃やしているのだろうか。 ケース毎に受け継ぐものが違う"継承"とはなんなのか。 どうして大時計を壊すと二年の時が巻き戻るのか。 …やはり、所詮オカルトといったものなのだろうか。アプローチ変えますかね?… 「あの、」 誰だ? 即座に姿勢を正し、動向を伺う。 「そのような扱い方だと、本が傷んでしまうのですが。」 …ああ、図書委員の方でしたか。 言われてみれば、開いた本の上にまた開いた本があったり読んだ本を開いたまま裏にしていたりと乱雑に扱われている。 「すみません!ちょっと気を配れてませんでしたね、気をつけます」 そんな可哀想な本を目につく限り手早く整頓し、他は広げたままにしてまだ居座る意思を表明する。 「…伝承に、興味がおありですか?」 …こいつマジか? こちとら図書室の大きめの机を数時間独占してんだぞ?しかも本の内容が悉くオカルト系とかどう考えてもヤバいやつだろ。何話しかけてんだよ危険察知能力イカれてんのか? それに注意から会話始めるとかちょっと変じゃないですかね? 「神話に興味があるのでしたら、民話や寓話などにも手を出してみることをお勧めします。それらから読み取れる文化にも、神話をルーツに持つものがあったりして面白いですよ?」 面白いから、というよりは必要だから読んでるんだよなぁ。まあ面白いには面白いけど。 「例えば…"想いの力"とか。ウマ娘とヒトの魂は引き合い、共鳴してウマ娘が強くなるとか」 …ウマ娘の魂とヒトの魂…私がトレーナーと共鳴してる、っていうのは考えづらいな。割とドライな関係だし。というか名前も覚えてない。 引かれる、魂が引かれるか…私が燃料となる魂を引き寄せていたら?じゃああの黒い手はヒトの魂で、そいつらが私と共鳴しているのか?…いや、あれはウマの魂だろ。馴染むにつれてヒト視点からウマ視点の夢になってるんだから。 だとしたらなんでウマソウルが私に惹かれる?そういう体質? …もしや、私がヒトソウルでは? ……そういや私、ウマがいるあの世界には存在しなかったな。私に宿ってるのがウマの魂じゃなくて、どこぞのヒトの魂だとしたら成績表に私の名前がないのも当たり前である。だってそんなウマ居ないんだから。 あー…となると…ウマソウルが宿るはずのウマ娘の身体に、ウマソウルと引き合うヒトの魂か…そりゃ黒い手だって嬉々として飛びつきますわな。 「ありがとう、君のおかげで良い発想が浮かんだ」 割とあってるかもしれない。忘れないうちにメモするか。 一言の礼を残して、私は急ぎ足で自室に帰った。
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『ウマ娘』……。 私たちは、そんな名を持つ未だ謎多き生き物。 時に輝かしく、時に悲しき結末を迎える運命に縛られ、名しか知らぬ"ナニカ"の魂を受け継いで走る…… それが、私たちの宿命。 この世界に生きるウマ娘の未来のレース結果は、 別世界の歴史をなぞるように定められている。 私はそれを知っている。 知ってしまったからには、 打ち破らずには、居られないのだ。
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人の性根は生まれつき、受け継いだまま変わらない。 十歳の頃、若くして悟ったことだった。 テレビのリモコンが空を裂き、ソファーに蹲る私のすぐ上を掠めて壁に当たって砕け散る。ひどくおおきなおと。 怒鳴り声と破砕音に耳を伏せ隠密行動を以て戦線を離脱、いつもの練習場所へ逃げる。 私の母はグランプリウマ娘だ。 五年間の競技人生、その引退レースの有マ記念で初G1を勝ち取った輝かしい主人公。 どこか小動物のような愛嬌と人懐っこさ、それでいて私生活の殆どを投げ打つストイックさのギャップに、沢山の観客が彼女に魅了された。 母は男手ひとつで育てられた。裏社会に身を置いていた祖母が、金の切れ目で早々に家庭を去ったからだ。 相手に尽くしすぎて破滅しがちな祖父にできたのは肉体労働くらいだった。帰りは遅く、母は殆ど一人で暮らしていた。 誰に似たのだろうか、とても頑丈だった母はレースに目をつけ、幾つかの重賞と一つのG1のトロフィーと共にターフを去った。 …厳密には、時々トレーナーであった私の父の補佐をするので去ってはいないのだが。 「レースで勝って親を養い、家族みんなで幸せに暮らす」 それが母の原動力だった。 私の父は中堅のトレーナーだ。 彼は頑張りすぎてしまうウマ娘のコントロールに長けていた。 コミュニケーション能力と要領の良さ、そしてずば抜けた直感によるメンタルケアにより、そこそこの実績を出していた。 母が引退してからは、父の少し甘いところに緩んだ教え子を稀にターフに訪れる母が矯正することでさらに実績を積み重ねていった。 するとどうなるか? 「家族みんなで幸せに暮らす」時間がとても少なくなった。 …いや、ここまではまだよかった。 一番の問題は、母が「みんなで」への異常な執着を持っていたことだろう。 彼女はステレオタイプに拘りすぎている。 休日は全員でレジャー、スポーツ、旅行、エトセトラ…必ずといっていいほど「何もない平和な一日」を避けるようにイベントを盛り込んだ。 和気藹々、一家団欒…「幸せな家庭」に「不満」や「妥協」は許されない。少しでも不快な素振りをしようものなら質問攻めからの怒鳴り声まっしぐら。コンピュータ様と気が合いそうですね。 我々には我々の"家族のカタチ"があるだろうに、彼女はそれを否定し続け、"平凡な幸福"を求め続けたのだ。 …しかして、平凡を知らぬ者に どうして平凡を作ることなどできようか なにしろ先述の通り母は幼少期の殆どを孤独で過ごしてきた。小学校の頃は教師を含むクラスのほぼ全員にいじめられていた始末である。 それでこそというべきか、あるいはそれでもなお他人の温もりを求めるというのだから、まこと健気なものだ。 同時に、酷く愚かでもあるのだが。 父も父だ。感情的になって暴走している母の理論の矛盾点を指摘するだけでよいものを、持ち前の精神分析能力をフルで相手の神経を逆撫ですることに使うのだ。 その癖して母と同じく負けず嫌いなのだから、相手をより怒らせて優位に立とうとする。死ぬほど質が悪い。 そしてただでさえ仕事人間である彼の数少ない休日に、母が無理矢理予定を捩じ込む。 疲労困憊といった様相の父に母が"何が不満なのよ"と詰め寄る光景は親の顔より見たと言っても過言ではないだろう。 母の「普通」コンプレックス、父の煽り癖、そして、何も行動を起こさず逃げるしかできない私… そうして出来上がるのが、あの戦場である。 …喧嘩について両親は「時々衝突してわかり合えるのが私達の付き合い方」などと宣っていた。 二人が幸せなら、それでいいのかも知れないな。 お前ら二人"だけ"なら。 間に生まれただけで巻き込まれる子供の気持ちを考えたことはないのか?怒声が飛び交う環境が、ただでさえ大きな音が苦手なウマ娘に与える影響は?そんなのが週に一回のペースで繰り返されるんだ、おかげさまで私は立派に親から精神的に独り立ちできたよこの毒親どもめ。 ああ、祖父の愚かさが憎い。祖母の強欲さが憎い。母の傲慢さが憎い。父の態度が憎い。そして何より… それら全てを受け継いだ己の血が、最も憎い。 私が結婚しないのは、私もまた両親と同族だろうから、というのもある。 腐った性根の原因は遺伝的形質なのだから、結婚してしまったら私も血に抗えずにあの家庭内地獄を作るだろう。そして次は私の子供が同じように地獄を作るんだ。 それを防ぐ為にも何としてでも、私の代で穢れた血を絶やさねばならない。 親から受け継いだ己自身の形質が憎い。母に似た丸い目、軽く巻いた青毛、祖母から継いだ真っ赤な瞳、なよなよとした撫で肩が酷く醜くて仕方がない! その媚びるような振る舞いをやめろ、お前に頼る相手など一人もいない!人の温もりなんてものは己が屑だと知った頃にきっぱり諦めただろう!? 私はもっと不気味になりたいんだ、黒ずくめの紳士服に身を包んだスレンダーマンのような、触れてはならぬ化け物としてその女性的な柔らかさは欠点でしかない!折角胸も平たく、身長もそれなりに高いのだから尚更足りないところが浮き彫りになって本当に嫌気が差してくる! …理想的には、あの"走者"みたいになりたいんだ。 トレーニングに役立つ情報でもないだろうかとネットを漁って見つけた、RTAというジャンルの動画。サムネイルに踊る「世界最速」の文言に釣られた私が出会った、一筋の光の糸。 ゲームを開始してから終わらせるまでのタイムアタック"RTA"、その記録を突き詰める"走者"…というより、ゲーム内のキャラクターの方に憧れた。 奇行を繰り返し、訳のわからない儀式と共に壁を抜け、ありとあらゆるコンテクストを叩き砕いてただ"最速"のために突き進むその傍若無人さに、私の脳はすっかり虜になってしまった。 …まあ、RTA動画の視聴は時間を食うので趣味として非効率的だと判断、1ヶ月で封印と相成ってしまったのだが。 されど憧れは止まらない。 理解も名状もし難い謎に満ちた挙動、衆目を一切気にせず行われる緻密に計算された奇行、狂気的な操作精度と試行回数、それら全てが積み重なった数Fの短縮… 私が目指すのは"走者"だ。 勝者でも強者でも、はたまたアイドルでもない。 ただ走り、究める者になるのだ。 …そろそろ喧嘩も落ち着いた頃合いだろう。補導のリスクも鑑みて、家に帰ることにした。
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▽タグ一覧 SS アルケミー バラカドボナール ステゴ系SS 夕方、練習を終えたバラカドボナールは寮へ帰ろうとしていた。すると… ???「絶対引っかかんないよ!」 バラカ「ん?今アルケミーちゃんの声が聞こえたような…」 アルケミーはチームカオスの後輩でバラカによく懐いているウマ娘だ。 ケミー(やばっ、バラカ先輩きちゃった!) バラカ「聞こえてるんだよなー、小声で喋ってるつもりなんだろうけど。」 バラカのデカ耳は周囲の音を敏感に聞き取るのだ。何をしているんだろう、気になって近づいてみる。 バラカ「うわっ!何だこれ、ザル仕掛けか…?」 目の前にあったのは鳥を捕獲するときに使うような、ザルで出来た原始的な罠———の巨大バージョンであった。 よくみるとザルの下に何かある。 バラカ「っ!あれは僕の好きなブルーチーズ。てかアルケミーちゃん、あの罠で僕を捕まえようとしてる? …僕はスズメじゃないっての。」 周囲をよく観察すると茂みの奥でアルケミーがこちらの様子を窺っている。 ケミー(!!見つかっちゃった!?) バラカ「…はぁ。 あんなバレバレの罠で僕を嵌めようなんて、ちょっと甘いんじゃないの。」 人から尊敬されるのはまんざらではないとは言え、普段アルケミーにベタベタされても適当に対応しているのだが… バラカ「でもまあ?今日の僕は機嫌がいいし?慕ってくれる後輩ちゃんに付き合ってあげますか。 いやー、優しいなー僕!チーズももらえそうだしね♪」 ザル仕掛けに向かって歩み寄るバラカ。 バラカ「あれーっ!?こんなところに美味しそうなチーズがあるぞーっ!? こんなのチーズマニアのバラカちゃんとしては見過ごせないなーっ!いただき…う゛お゛あ゛っ」 突如地に沈むバラカ。 バラカ「なっ!落とし穴!?」 そう、ザル仕掛けはブラフだったのだ。 ゴルシ「ぶははーっ!あいつマジでチーズに釣られて引っ掛かってやがんの!」 バラカ「!?」 どうやら事の首謀者はアルケミーと別にいたようだ。 ナカヤマ「クソッ、賭けは私の負けか…。」 ゴルシ「へへっ、後でジュース奢れよナカヤマ!」 ケミー「う、嘘だ。この人バラカ先輩じゃないよ!バラカ先輩はもっと頭いいもん!」 バラカ「」 ゴルシ「おいおいケミー、お前はバラカを買い被りすぎなんだよ。 あいつも少しは、いやだいぶアホなところがあるんだぜ?…いやー、それにしてもやっぱおもしれーなバラカは! 『なっ!落とし穴!?』 だとよーーーー!!!ギャハハハハーーー!!」 バラカ「っ!!待てやゴルシてめーーーー!!」 その後ゴルシとバラカは門限を過ぎるまで追いかけっこをしてフジキセキに嗜められるのであった。 …これはツキノミフネのトレーニングに活かせそうだ!(唐突) ここはアルケミーを褒めるコーナーね 名前 コメント
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▽タグ一覧 SS フラワリングタイム このページについて フラワリングタイムの小噺をまとめるページです 需要があるので(鋼の意志)気づいた人がまとめてね part62 56レス目 + ... フラりん「ただいま帰りました〜、うわっ!?ライジョウドウさん!?」 ライジョウドウ「きしゃー!きしゃー!」ササッ! 🐝「プーンプーン!💢」 フラりん「なるほど……部屋の中にハチさんが入ってきてびっくりした訳ですね?」 ライジョウドウ「しゃー」ウンウン フラりん「では私に任せてください。…」スッ☝️ 🐝「……プーン」ピタッ フラりん「良い子ですね。驚かせてしまってすみません。もう迷い込んだりしちゃダメですよ」窓ガラー 🐝「…プーン」バイバーイ ライジョウドウ「しゃー……ハチさんどっか行った?」チラッ フラりん「はい、行きましたよ。もう大丈夫です」ヨシヨシ ライジョウドウ「良かった〜。…布団にね。ハチさんがいてね。踏んづけちゃってもうダメかと思った…」ギュッ フラりん「それは怖かったですね……」 ライジョウドウ「うん……そういえば、さっきのどうやって追っ払ったの?指スっとしたら止まったけど」 フラりん「あはは、私って普段からお花ばかり触れてますから、手にほんのり花の匂いが染み付いてるんですよね。なので昆虫さんも指を出すと落ち着いて止まってくれるんです」 ライジョウドウ「なにそれすごい」 part63 41レス目 + ... フラりん「あ、こんな所に……帰りますよ、ライジョウドウさん」グググ ライジョウドウ「引っこ抜かーれてー、あなただけに〜ついていく〜」スポンッ フラりん「泥だらけですね。洗いましょうか」ジャバジャバ ライジョウドウ「今日も〜走る〜登る〜遊ぶ〜そしておこーられる〜」バシャバシャ フラりん「はい、綺麗になりましたね。時間も遅いですし、寝ちゃいましょう」 ライジョウドウ「うん、おやすみ〜。いつもありがとう」 フラりん「……私こそ、いつもありがとうございます。おやすみなさい」 ʚïɞ・・・ ライジョウドウ「おしりよ!そいつの弱点はおしりなのよ!Zzz」バッ フラりん「Zzz……」 ライジョウドウ「今だ!奥義千年殺し!Zzz」ピョーン フラりん「おっと……Zzz」サッ ライジョウドウ「くそう、取り逃したか……今日の所は見逃してやる!Zzz」ポヨーンポヨーン フラりん「…Zzz」ギュッ ライジョウドウ「ありがとよブラザー、これで死んだボブもうかばれるぜ……Zzz」ギリギリギリ… part64 144レス目 + ... トレーナー💮「ライジョウドウのトレーナーさん、ギガブレイクで来い!」 オネエT「なんですって……!」 トレーナー💮「俺の身体とてそうヤワでは無い。お前の最強の技で無くてはこの生命、奪えんぞ」 オネエT「……よく言った!」 オネエT「…ギガブレイクッ!!!」 トレーナー💮「ぐああああああああああああああ!!!!」バタッ オネエT「…終わったわね」 トレーナー💮「……く…」 フラりん「トレーナーさん、頑張ってください!」 オネエT「……ベホマね」 トレーナー💮「死体にさえならなければリングのベホマで体力だけは回復できる…(痛いから嫌だけど)俺は防御に全パワーを集中のみすれば良いのだ」 トレーナー💮「さあ!何度でも撃って来い!俺の生命とお前のMP、どちらが先に尽きるのかの勝負だ!」 オネエT「…良いわ。その勝負乗ってあげる。……ギガブレイクッ!!!」 トレーナー💮「ぐわああああああああああああああああ!!!……ぐぅ…」ヨロッ オネエT「貴方不死身……!?ギガブレイクの直撃を二発も受けて生きている奴なんて一人もいなかった……!」 トレーナー💮「フフフ、不死身はブレイブロードの代名詞…俺がこの技を喰らい続けていたら確実に死ぬさ。だが、俺のHPとお前のMPなら悪い条件じゃない。…リング、もうベホマ良いから。結構痛いんだって。次で最後にしたいからやめて?」プスプス フラりん「でもMPが続く限りベホマしてくださいってトレーナーさんが……」【自動MP回復】 オネエT「……仲間の為に捨て石になるその覚悟。貴方本物の『漢』ね。良いわ。何度でも挑んであげる。勝負よ、トレーナー💮さん」 トレーナー💮「あ、あのちょっと二人とも?いくらウマレーターの中と言っても俺は結構痛いんですよこれ、だからもうやめ」 オネエT「ギガブレイクッ!!!!」 トレーナー💮「ぐわああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」 part65 113レス目 + ... シンボりん「おはようございます、トレーナー君」 トレーナー💮「おはようリング。…なんか今日は様子が変だな……?」 シンボりん「ふふ、実は私、シンボリングタイムとなったのです。どうです?この勝負服。ラウエンさんからお借りしたんです!カッコ良くないですか?」 トレーナー💮「ああ、とっても似合ってるよ。でもカッコイイと言うよりは可愛いじゃないか?」 シンボりん「むう……私としてはラウエンさんのようにカッコよくて素敵な女の子になったつもりでしたが……ダメでしたか…」 トレーナー💮「ダメって訳では無いが、やっぱりリングは身長の印象的に可愛いの方が優先されちゃうってだけだな」 シンボりん「なるほど……やっぱり背を伸ばさないとカッコイイ系は難しいってことですね」 トレーナー💮「そうかもしれないな。でも十分似合ってるぞ?」ポンポン シンボりん「えへへ……ありがとうございます!」 トレーナー💮「ところでひとつ気になるんだが……ラウエンの服なんだよな?」 シンボりん「うむ、そうですが?」 トレーナー💮「……胸の所、どうしてるんだ?」 シンボりん「ふんっ!」ドスッ トレーナー💮「あべしッ!!!」 part66 27レス目 + ... ASMR『……♪』 フラりん「ふふっ……」 ライジョウドウ「なに聞いてるの?ちょっと貸して?」 フラりん「もちろん良いですよ。どうぞ!」 ASMR『布団が吹っ飛んだ…(恍惚)』 ライジョウドウ「なにこれ……」 フラりん「シンボリラウエンさんのASMRですよ。こんな風に耳元で素敵なギャグを囁いてくれるんです」 ライジョウドウ「なにそれこわい」 61レス目 + ... カジッちゃん「ASMRが流行るとは……世の中何が起こるか分からないっスね。おや?アレはトレーナー💮さん…?」 トレーナー💮「」ピクピク カジっちゃん「し、死んでる!?トレーナー💮さん!どうしたんスか!?二郎系ラーメンを天地返しせず食べちまったんスか!?」 トレーナー💮「」ピクピク かじっちゃん「イヤホンが抜けている……何かを聞いてこうなったって事ッスか?どれどれ……?」スッ フラりん『はむっ……もぐもぐ……ん〜っ!美味しい……♡』 カジッチャン「……なるほど、そういう事っスか…南無阿弥陀仏ッス……」合掌 107-115レス目 + ... フラリんが他人にざーこざーこ♡って言ってると思うと めっちゃ自分に刺さってそう フラりん「ざぁこ♡ざぁこ…♡ざこ…トレーナー…うっ……ぐすん……」 トレーナー💮「ウッ(心肺停止)」 録音機『うぁぁぁぁぁぁぁ……(二人の泣く声)』 part67 111レス目 + ... フラりん「私って賢いですか……?」 トレーナー🌸「そうだね、君のレース勘は天才的だ。君の強さを支えてるのは間違いなくこの頭だよ」ポンポン フラりん「えへへ……ありがとうございます。ところで…なんで今度はウマ娘姿でチア服を着てるんですか?」 トレーナー🌸「春のファン感謝祭で応援団に入る事になったんだけど、その時にこっちの方が盛り上がるって言われたのでなってみた……」 フラりん「な、なるほど…良かったら私も手伝いましょうか?」 トレーナー🌸「お願いします……」 ʚïɞ・・・ フラりん「おーえん!おーえん!おーえーん!」 トレーナー🌸「きあいーをこめーてー!」 メジロプログレス「やる気出てきましたわー!🍰🍩🍴」パクパク メジロエスキー「フラりんちゃん可愛い……❤」 シュウマツノカジツ「うおおおっ!ラーメン千杯売り切るっスー!🍜」チャッチャッ バラカドボナール「(なんでトレーナー💮さんまでチアを……?)🧀」ŧ‹”ŧ‹” 『今日のチームカオスは一味違うぞ!すべての競技で大活躍だ!これは素晴らしい!普段からこうだと頼もしいのですが!!』 トレーナー🌸「応援!」 フラりん「大↑成↑功↓!」 173レス目 + ... フラりん「トレーナーさん、お願いがあります」 トレーナー💮「どうした、改まって」 フラりん「スイーツを食べさせて下さい」 トレーナー💮「ダメです」 フラりん「……お願いします!限定スイーツなんです!今食べないと二度と食べれないんです!」 トレーナー💮「ダメです」 フラりん「ううっ…どうしてもダメですか……?」 トレーナー💮「どうしてもダメです」 フラりん「………我慢します…」 トレーナー💮「よろしい。まあでも……俺がどうしてもその限定スイーツが食べたくなって、君に一口分けてあげたくなるかもしれないから、そのスイーツの名前を俺に教えておきなさい」 フラりん「……!は、はいっ!」 〜完〜 part68 28レス目 + ... ザババババババババッ──── トレーナー💮「速い!なんだあのスピードは!?」 フラりん「ふぅ……」ザパーッ トレーナー💮「す、すごいじゃないかリング!いつの間にそんなスピードで泳げるようになったんだ!?」 フラりん「うふふ……私はスク水……私はスク水……」ポタポタ トレーナー💮「い、いかん!今のリングは自分に似合う水着がスク水しか無かったショックで我を忘れている!しかもそこから生まれた闇のパワーを泳ぐ力に変えてしまっておる!何とか励まさねば!」 フラりん「あれ…トレーナーさん?」 トレーナー💮「ようリング。そのスクール水着、とっても似合ってるぜ。君の身長だと小学生に見えるみたいで嫌かもしれないがそれは逆なんだ。君のような身長だからこそスクール水着らしさが増してピッタリ似合うように感じるんだ、つまりこれは君にしか出せない魅力なんだ!幼女体型であるからこそ引き出せるロリ力!若さ故のリビドー!今の君はそれを纏っている状態なんだ。ラウエンやエスキーみたいな大人の魅力はまた大きくなった取った時にすれば良い。君は今の姿のままで、最高に綺麗な水着を選んだんだよ。つまりスクール水着ロリは最高なんだ!スクール水着ロリ最高!ロリ最強!君は美しいぞー!」 👮🏻「ちょっと署まで来て貰えるかな?」 トレーナー💮「なんで〜😭」 39ー51レス目 + ... トレーナー「フラワリングタイムちゃんならフレアバンドゥも似合うと思うわよ」 ライジョウドウ「あの水入るとくらげみたいになりそうなやつ!」 潜水が好きなライジョウドウ放置していると底の方を余裕で一分以上這いまわっている フラりん「わぁ……!こんなタイプの水着もあるんですね!ありがとうございます!早速着替えてみますね!」 オネエT「ウフフ、気に入って貰えてよかったわ」 フラりん「ところで、ライジョウドウさんはどうしてるんですか?」 オネエT「ウチの子ならそこで潜水を楽しんでるわよ」 ライジョウドウ「ブクブクブクブク……」 フラりん「あっ本当ですね!……でも全く動きませんけど……」 ライジョウドウ「ぶくぶくぶく……」 オネエT「これはワカメごっこね……サメに遭遇した時を想定してワカメに擬態する練習をしてるのよ」 フラりん「そんなバカな……と言いたいですが彼女だと襲われるが現実味を帯びますからね…」 160レス目 + ... トレーナー💮「リング、ちょっとメイド服着てナイフ持って貰える?」 フラりん「?……いいですけど…なぜこんなことを……?」 トレーナー💮「……フラワリングナイト…」 フラりん「………」 トレーナー💮「なんつって!」 フラりん「ザ・ワールドッ!!!!」 ────ドゥゥゥゥン……! フラりん「トレーナーさん……貴方が何秒動けようと関係ない処刑方法を思い付いた……」シュバババ 和菓子🍡🍘🍵「ピタッ」 トレーナー💮「……!」 フラりん「フフフ、見えてしまっている事が逆に恐怖ですね?今のうちに動いてカジッちゃんさんの用意してくれたお菓子をなんとかしないと時が動き出してから(私が)苦労しますよ……」 フラりん「あと3秒!」ワクワク ──── トレーナー💮「……っ!オラオラオラオラオラオラオラオラッ!!」シュババババ 和菓子🍡🍘🍵「ナイスキャッチ!」 フラりん「あ、アレ!?全部キャッチしたんですか!?私の口に入るお菓子は……!?」 トレーナー💮「俺が全部取った……!」バァァァーン! フラりん「そ、そんな……」ガックシ part69 142レス目 + ... フラりん「あれ、バラカさん」 バラカ「おや、フラりんさん」 フラりん「………」 バラカ「…………」 フラりん「そう言えば……私達ってあんまり交流ありませんよね……」 バラカ「そうですね。僕が受け身なのもありますけど、あまり絡みませんね」 トレーナー💮「それについては俺がお答えしようッ」バーン フラりん「トレーナーさん!……なぜ交流が少ないのですか?」 トレーナー💮「作者より頭良いキャラは出せないんだ」 フラりん「なるほど……」 part77 116レス目 + ... トレーナー💮「親が結婚を急かしてくるのでちょっと見合いに行ってくる。悪いが今日は自主トレーニングしておいてくれ」 フラりん「はい!……え?お、お見合い?」 トレーナー💮「ああ。と言っても、今は君の事もあるし、適当に断ってくるよ」 フラりん「お見合い……お見合い……」 トレーナー💮「……リング?」 フラりん「…………は、はいっ!あ、あ、ああの、いい人だと良いですね……」 トレーナー💮「ははは、まあそれはそうだな。じゃあ行ってくるな」 フラりん「行ってらっしゃい…………」 フラりん「…トレーナーさんが……お見合い…」ガーン ライジョウドウ「わわわ忘れ物…あれ。しおれちゃってる」 フラりん「……ライジョウドウさーん!」ヒシッ ライジョウドウ「?……よしよし」ナデナデ part79 140レス目 + ... お化け「シャー」 フラりん「きゃあああああ!?」 ミラちゃん「ニコニコ」 フラりん「……怖くないんですか?」 ミラちゃん「ニコニコ」 フラりん「あ、あの……ミラージュさん……?」 ミラちゃん「……はっ!ご、ごめんなさい、怖かったですね〜!」ニコニコ お化け「アンタが一番怖いよ」 part81 34レス目 + ... レッカ「尻尾ぶんぶん」ブォンブォン フラリン「あうっ」ペチッペチッ レッカ「あ……ごめん」 フラリン「大丈夫ですよ!それより素敵な尻尾ですね。触ったみても良いですか?」 レッカ「んー、やだ」 フラリン「ダメですか……では、これならどうです?」スッ レッカ「……それは埼玉でしか買えない10万石炭酸……!くれるの……?」 フラリン「ええ、触らせて頂けるなら」 レッカ「……仕方ない、少しだけどうぞ」 フラリン「ありがとうございます!では炭酸は差し上げますね。おお、伸ばしているのにちゃんと手入れがされている……」 レッカ「幻の10万石炭酸……じっくり冷やして飲もう……」 フラリン「でも縛ってると少し痛みが出ちゃってますね……良かったら今度、ダメージが入りにくいシャンプー渡しましょうか?あと、お手入れの仕方なんかも教えますよ」 レッカ「……良いの?」 フラリン「はい!同じチームメイトですし、私も仲良くしたいですから」 レッカ「じゃあ、その……よろしく……」 フラリン「よろしくお願いします!」 110レス目 + ... トレーナー💮「よし、今日はお休みにしよう!」 フラりん「え?今日もお休みですか……?でも今週休んじゃうと目標が……」 トレーナー💮「お休みにしよう!」 フラりん「は、はい………」 目 標 未 達 成 トレーナー💮「いやー、リングは固有イベでシニアまで一気にカットできるから報酬の効率が良いなぁ」 ブレイブロード「クズだ……こいつは真のクズだ……」 (よく覚えてませんが当時はフジキセキのショータイムイベント期間中だったと思われます) 172レス目 + ... F「ボケーッ わざと負けたら私が永久出場停止になるやろがいっ」 💮「おいっ。このウマ娘なんとかしてくれ」 B「なんじゃあ、この汚いやり口は」 R「あのう、カブトムシ取ってきたんで見せましょうか?」 モブ娘「しゃあけど活躍したいんです」 F「そんな余裕私にあるかあ 自分でなんとかせえ」 R「あのう、クワガタ取ってきたんで見せましょうか?」 模擬レース数時間前の、友達との楽しい会話である。 part82 28レス目 + ... オールラウンダー? ある日、廊下を歩いていると…… ナリタブライアン「………ん?」 フラワリングタイム「あっ、ブライアン先輩。こんにちは!」 ナリタブライアン「タイムか。これから昼飯だが、一緒に来るか?」 フラワリングタイム「是非!」 意外な組み合わせだ。どんな雰囲気なのか気になったので様子を伺ってみると…… ナリタブライアン「なるほどな。花の酵素が肉の硬さを打ち消して旨みが増すのか」 フラワリングタイム「そうなんですよ。他にも色々ありますから、良い組み合わせを探してみてください」 ナリタブライアン「助かる。…そうだ。姉貴が随分花を気に入っていた。思考が凝り固まった時に良い刺激になるらしい。私からも礼を言おう」 フラワリングタイム「どういたしまして。足りなくなったら教えてください。また贈りますので」 ナリタブライアン「ああ。……ところで、さっきから何を見ているんだ?」 バレた……観念して、珍しい組み合わせだと思って様子を見ていた事を伝えた。 ナリタブライアン「そういう事か。否定はしないが、彼女とは不思議と気が合うんだ」 フラワリングタイム「ええ。私も不思議とブライアン先輩とは気が合うんです。運命的な何かかもしれませんね」 そう言って二人は楽しそうに談笑を続ける。屈託のない笑顔で語らっている。本当に心底気が合うらしい。人は見かけによらない。改めてそう感じさせられるひとときだった。 これはメジロプログレスとのトレーニングに活かせるかもしれない! 根性が15上がった! 賢さが15上がった! スキルポイントを10pt獲得した! 67レス目 + ... トレーナー💮「嵐の日なのに外に出るなんて…新入りもなかなかぶっ飛んでるな……止めに行かないとな。リング、ちょっと待っててくれるか?」 フラりん「…嫌です」ギュッ トレーナー💮「雷が怖いのはわかるけども……そんなにくっつかれると俺も動けないんだ……」 フラりん「一人ぼっちは嫌です」ギュッ トレーナー💮「仕方ないな……エスキー」 エスキー「お任せ下さい!フラりんちゃん、私が着いてますよ!さあ、私を頼ってください!さあさあ!」 フラりん「失礼しますっ」ヒシッ トレーナー💮「サンキュー。よーし、雨の日に出歩くバ鹿達をとっ捕まえてきますかッ!」 エスキー「でも……どうやって捕まえるんです?」 トレーナー🌸「こうやって」 エスキー「なるほど」 174レス目 + ... 同室はじっくり考えるのです…… トレーナー🌾「おーす」 フラりん「おはようございま……あれ?小麦肌ですね!?」 トレーナー🌾「ああ、外で自転車漕いでたらこうなっちまった」 フラりん「そうでしたか……痛くありませんか?」 トレーナー🌾「まあちょっとヒリヒリするが、痛いってほどじゃないな」 フラりん「それなら良いのですが……日焼け止めは忘れないでくださいね」 トレーナー🌾「ああ、次から気をつけるよ。……お、こんな所にちょうど日焼け止めが」ヌリヌリ フラりん「えっ!?そ、それはカジっちゃんさんから貰ったラーメン用のトウガラシエキスですよ……!?」 トレーナー🌾「………………え?」 part83 117レス目 + ... たのしいライジョウド・ウエミュ 元気な女の子がいるね!かわいいね! 女の子にボボボーボ・ボーボボを読ませてみよう!これで下準備は完了だね! ハジケリストになった女の子をウマ娘にしよう!彼女はどんな事をするかイメージしてみよう!うんうん、そうだね!ハジケリストになったら先ずはコースを匍匐前進するよね!ここまでは基本だね! でも、これだけじゃただのハジケリストのウマ娘だね!そこでライジョウドウ要素を加えよう!彼女は生き物にとてもよく襲われるね!スズメさんを登場させてみよう! スズメ「チュンチュン!」ドガッバキッ ウマ娘「うわああああああ」ザッザッザッ ライジョウドウっぽくなったね!でも彼女はナマモノだから、やりすぎてはいけないよ。心の中の被虐心、ハジケリストをセーブさせよう! フラリン「美しく残酷にこの大地から去ね!」デュクシ!デュクシ! スズメ「たわば!!!」 ライジョウドウ「助かったー……いつもありがとう」 フラリン「どういたしまして。お怪我はありませんか?」 ライジョウドウ「うん、大丈夫。ターフの匍匐前進邪魔されちゃった」 フラリン「匍匐前進……?」 ライジョウドウ「ちなみに実際のターフの芝は4〜6cmで結構背丈が高いの。だから人が入ると足がチクチクするんだよ」 雑学を言わせたりするとよりライジョウドウっぽさが増すね!これで君もライジョウドウマスターだ! ※他人のキャラを借りる時はあまり失礼の無いようにしましょう。 138レス目 + ... ホーラ「ライトニーーング!⚡️」 フラリン「あれ?ホーラ先輩。貴方もお休みですか?」 ホーラ「そうなの!お休みでとってもライトニーング!⚡️ふわりんちゃん、良ければ一緒に遊びに行かない?」 フラリン「はい!ちょうど暇なので良いですよ。何をしましょうか?」 ホーラ「hmm...oh!大井レース場に行こう!今とってもライトニング⚡️なイベントをやってるんだよ!」 フラリン「ライトニングなイベント……?」 ʚïɞ・・・ フラリン「わぁぁ……」 ホーラ「ライトニーング!⚡️フリーマーケット開催中だね!⚡️東京でも最大級の規模を誇るフリーマーケットなんだよ」 フラリン「なるほど…レース場を使わない日はこうして活用しているんですね!これがライトニングなイベントですか?」 ホーラ「ノンノン。フリーマーケットも確かにライトニング!だけど、本番はこの後!夜がとってもライトニーーング!⚡️」 フラリン「夜……?」 ʚïɞ・・・ フラリン「夜になりましたけど……あれ?なんだか向こうが明るいですね?」 ホーラ「ライトニーング!⚡️始まったみたいだね!レッツゴー!⚡️」 フラリン「あっ!ま、待ってくださーい!」 ホーラ「ライトニーング!!アーンド!ライトアーップ!⚡️」 フラリン「おおぉぉ…!?凄い!すごい綺麗です!これはなんですか!?」 ホーラ「ライトニーング!東京メガイルミだよ。大井レース場で開催されるイルミネーションイベントなんだ!」 フラリン「知らなかったそんなの…」 ハルノ「あれ?フラりんさん!どうしたんですか?メガイルミに来るなんて珍しいですね!」 フラリン「ハルノさん!実はこちらの先輩に紹介されて来まして…紹介しますね。ライトニングホラー先輩です」 ホーラ「ライトニーング!⚡️大丈夫、お互いに知り合いだから!」 ハルノ「あはは、ホーラさん、結構頻繁に来てくださって楽しんでくれるんですよ。宣伝にもなっとうみたいで、私達も感謝しとるんです!」 フラリン「そうだったんですか…!これはお恥ずかしい…あの、良ければイルミネーションを案内して頂けませんか?」 ハルノ「喜んで!ホーラさん、早速行きやしょう!ライトニーング!」 ホーラ「ライトニーング!!楽しんでゆこー!ほら、ふわりんちゃんも!」 フラリン「え?…ら、らいとにーんぐ!」 ホーラ「OKOK!レッツゴー!!」 体力が70回復した! part84 23レス目 + ... フラリン「やあトレーナーさん。ご機嫌麗しゅう」 トレーナー💮「どうしたんだ?なんか随分雰囲気が変わったけど……」 フラリン「なにって、いつも通りじゃないですか。変わったトレーナーさんですね」 トレーナー💮「(なんか距離が近い……)」 フラリン「そうだ。トレーナーさん、ペロペロキャンディ。食べてもいいですか?」 トレーナー💮「え?あ、ああ……良いけど……」 フラリン「ありがとうございます。でも私はキャンディより……トレーナーさんを味見したいですけどね」 トレーナー💮「えっ……!」ドキーン フラリン「あ……トレーナーさん。ちょっとストップ。そのまま動かないで……」ズイッ トレーナー💮「ぇ……ちょ、リング……?」 フラリン「動いちゃ駄目…じっとして……」 トレーナー💮「そ、そんな……」ドキドキ フラリン「……はい。かりんとう、髪についてましたよ」カリッ トレーナー💮「かりんとう……?は、恥ずかしいっ……」カァーッ フラリン「まったく、トレーナーさんは慌てんぼさんですね。そこがカワイイんですけど」ポリポリ トレーナー💮「も、もうリングったら……ところで、ダイエット中じゃなかったか?」 フラりん「……………………」ダッ トレーナー💮「逃げた……」 53レス目 + ... トレーナー🌸『リング。紹介するよ。この人が俺の…ッ♡』 知らない男性『やぁ!君が彼の担当バのフラワリングタイムさんだね!彼のことは僕が責任を持って幸せにするよ!!さあそれじゃあ行こうか塚田さん』 フラりん(130cm)『🤯🤯🤯🤯🤯』 〜1年後〜 マッチョりん(175cm)『はいっ!筋肉ムッキムッキ〜!💪 まだまだ筋肉が足りませぇぇぇぇぇん!!!プロテインとブロッコリーをください!!!🥦』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ─ ジリリリリリリリリリ!!!!! ─ フラりん(130cm)「う…うーん……トレーナーさんが……トレーナーさんがぁ……うぅ……」 ライジョウドウ(150.9cm)「スヤァ……無限に広がる大宇宙……むにゃむにゃ…」 その日、遅刻寸前で教室へ滑り込んだ2人のウマ娘の姿が目撃されたという… その時、ふと閃いた! このアイディアは、バラカドボナールとの トレーニングに活かせるかもしれない! バラカドボナールの成長につながった! 体力が20回復した 根性が5上がった 賢さが3上がった part85 25レス目 + ... 〜パドック〜 ふわりん「ムッシャムッシャ」 厩務員💮「ん?あっ、こら!その花食べちゃダメだって!」 ふわりん「ウマシ」モッシャモッシャ 厩務員💮「動かねえし……相変わらず食いしんぼだな」 鬼馬券師「レース前にお食事タイムとは、レースに集中出来てないな……これは切るか」 〜レース後〜 厩務員💮「やったやったー!重賞初制覇おめでとおおおおおおおお!!!!!」 騎手「こりゃ凄い牝馬だ……!」 ふわりん「ハナパワー」フンスフンス 実況『いやぁー!パドックで食べた花で力をつけたみたいですね!(笑)』 解説『そうみたいですね、見違えるような走りでした(笑)』 鬼馬券師「😱」 40レス目 + ... う あ あ あ あ あ あ あ あ(PC書き文字) >>これはナンナノ!? アタシはライクライム。いつも通り学園でチョー面白いことが無いか観察していると……? ライジョウドウ「という訳だから、いざって時に備えて多摩川沿いで食べれる草を一緒に探そう」 フラワリングタイム「ですね。食べれるものが多いに越したことはありませんから。早速出発しましょう!」 ライクライム「待って待って!メッチャ面白そう!アタシも混ぜてもらってイイ?」 フラワリングタイム「もちろん良いですよ!一緒に行きましょう!」 ʚïɞ・・・ フラワリングタイム「カラシナが生えてますね。これは食べられますよ」 ライジョウドウ「こっちはアサツキ発見。この辺は食べれる草の宝庫だね」 ライクライム「(すげー……二人とも詳しすぎでしョ……)…ネ、これはどう?」 ライジョウドウ「んー、それはオオマムシグサだから食べれないよ。美味しくも無いし」 ライクライム「そっかァ……ん?これって樫の木じゃん」 フラワリングタイム「オークスの題にもなってる木ですね。こんな所に生えてるなんて珍しいですね」 ライジョウドウ「だねー。食べてみる?」 フラワリングタイム「食べてみましょうか!この辺は食べれそうですね……」プチプチ ライクライム「エ、エエー!?」 ライジョウドウ「いただきまーす……あ、美味しい」ムシャムシャ ライクライム「う、嘘デショ!?アタシもちょーっとだけ貰って良い……?」 フラワリングタイム「はい!どうぞー」 ライクライム「……マジか!結構美味い!」 やべー!超おもしれー!面白いし、楽しいし、とても良い経験になったカモ! 体力が5回復した! 賢さが5上がった! 83レス目 + ... >>負担半分、菓子半分 シュウマツノカジツ「あうぅ……今日もお菓子配りっス……私の胃が休まる日は来ないっス……」 フラワリングタイム「カジっちゃんさん!」バーン シュウマツノカジツ「フラりんちゃん?どうしたっスか?またトレーナーさんからのラーメンのお誘いっスか?」 フラワリングタイム「いえ!今日はカジっちゃんさんの手伝いをしようかと。良ければ私にも手伝わせて頂けませんか?」 シュウマツノカジツ「それはありがたいっスけど、良いんスか?結構大変っスよ?」 フラワリングタイム「大丈夫です!いつも苦労をかけてしまってますから、たまには私にも背負わせてください!」 シュウマツノカジツ「……それじゃあ、お願いするっス!今日の行先は……」 ʚïɞ・・・ フラワリングタイム「ふぅ……普段こんなに迷惑をかけていたとは……」 シュウマツノカジツ「フラりんちゃん、お疲れ様っス!おかげさまで今日はとっても楽だったっス!」 フラワリングタイム「そうですか!それは良かったです!そう言えば、お菓子が余ってしまったのですが……どうしましょう?」 シュウマツノカジツ「それじゃ、二人で食べちゃいましょう。どうせ次には使えないっスから」 フラワリングタイム「……はい!」 ʚïɞ・・・ シュウマツノカジツ「……今日は本当にありがとうっス。フラりんちゃんに行脚の苦労を共有出来たからか、なんだかいつもより気も楽っス。二人で分かち合うってのはいいもんっスね」 フラワリングタイム「そうですか!……私も、カジっちゃんさんの苦労を理解しました。苦労を知ったからこそ、私も迷惑かけないようにって思えましたよ」 シュウマツノカジツ「あはは、そうして貰えると助かるっス。……あ、これで最後っスね。フラりんちゃん、どうぞ」 フラワリングタイム「いえ!カジっちゃんさんに……そうだ。二人で分けちゃいましょう。えい」 シュウマツノカジツ「えへへ。美味しさも半分こって事っスね」 苦労した分、美味しいお菓子を楽しんだフラワリングタイムなのだった…… 体力が5回復した! カジっちゃんの絆ゲージが15上昇した! part86 28レス目 + ... >>>地方物産展 フラリン「美味い!美味すぎる!埼玉十万石まんじゅう!安いよ安いよ〜!」バンバン スッピー「……ん、フラりん」 フラリン「へいらっしゃい!……あ、スッピーさん。お買い物ですか?」 スッピー「……そうなの。安眠グッズとかある?」 フラリン「そうですね……私の実家のものですけど、ラベンダーのお花とかどうです?安眠効果もありますし、いい香りですよ」 スッピー「…いい匂い。これにする」スンスン フラリン「お買い上げありがとうございます。上手く眠れなかったら相談してください。他にも色々ありますから」 スッピー「ん。ありがとう……」 もらったラベンダーの匂いに癒され、普段よりぐっすりと眠れたスリーピースピネルなのであった。 体力が10回復した! やる気が上がった! 46レス目 + ... >>お江戸人情物語 イナリワン「てやんでぇ、どうしたんでい!泣いてるなんて珍しいじゃねえか。あたしに話してみな!」 ハルノ「イナリワンさん…実は最近スランプ気味で…どうしたら良いでしょうか……」 イナリワン「そういう事かい。良いか、レースってのは数十人でやるもんだ。勝てねえ奴が殆どだ。そんなら、落ち込んでても仕方ねえ!負けて上等!江戸っ子ならドーンとぶつかる気概が大事だぜ!」 ハルノ「イナリさん……!はい!私頑張ります!」 フラリン「……という事がありましてね。こういうお話はどうでしょう?」 アルケミー「グッジョブ!とっても素晴らしい!江戸っ子はイナセだね!ミーも大井トレセンに行きたくなってきたよ!」 フラリン「それは良かったです!そうだ。今度練習として大井に行きませんか?ダートも得意なはずですし」 アルケミー「もちろん行くよ。よーし、ミーも江戸っ子のイキな所を学んでみるよ!」 ʚïɞ・・・ アルケミー「hmm……品川駅まで来たのは良いけど、知らない土地で迷っちゃったネ。ヘルプミーフラリーン……」 江戸っ子ウマ娘「……なんでい?アンタもしかして迷子かい?」 アルケミー「oh!そうなんです!トモダチと待ち合わせなんだけど……駅が複雑で迷子になっちゃって……」 江戸っ子ウマ娘「なるほどねぇ。仕方ねえ、ここはアタシが一肌脱いでやるよ。集合場所まで案内してやるよ、着いてきな!」 アルケミー「ありがと〜!ユーとっても優しいね。見ず知らずなのに……」 江戸っ子ウマ娘「江戸っ子は困ってる人をほっとけねぇもんなのよ。ここが北口だな」 フラリン「あっ!いたいた!すみません、案内して頂いたみたいで……」 江戸っ子ウマ娘「良いってことよ。じゃ、アタシはこれでな。大井に来るなら歓迎するぜ。中央のウマ娘さんよ」 ひらひらと手を振って去っていく。さっそく大井のウマ娘の粋に触れたアルケミーはとても嬉しそうだった。 フラリン「アルケミーさんもごめんなさい。現地集合にしてしまって……」 アルケミー「気にしないで!お陰で早速江戸っ子の良さを知れたから!……とってもカッコ良かった!」 フラリン「……そうですね。優しくてカッコよくて……あんな人みたいになりたいですね」 早速江戸っ子の良さを知ったアルケミー。それから彼女は、大井トレセンでの練習も思い切り楽しめたと言う。 根性が15上がった! 115ー119レス目 + ... >>高砂の…… ある日、トレーニングに担当を呼びに行くと、教室から音が聞こえてきた。 フラりん「はいっ!」パーン エスキー「あっ!速い……!フラりんちゃん、百人一首得意なんですか?」 フラりん「えへへ……はい。最初は苦手だったんですけど、気付いたら覚えてしまって」 バラカ「上の句で取れるのは相当ですね。エスキーさん、勝てそうですか?」 エスキー「私だって本気を出せば取れますよ!次、お願いします!」 バラカ「では、『ちはやふる……』」 エスキー「はいっ!」パーン フラりん「おおっ、お見事です」 エスキー「ふっふっふ、私だってメジロ家の令嬢。百人一首も嗜んで来たのですよ。さあ、ガチバトルと行きましょうか!」 フラりん「望むところです!」 子気味いい音を立てながら勝負を進めていく三人。これが結構面白く、気付けば担当を呼ぶのも忘れて勝負を見届けていた。あと1枚で勝敗が決する。その時、横から声をかけられた。 「トレーナーさん!」 「?……ああ。すみません、君を呼びに行く途中でしたね」 結局、勝敗を最後まで見届ける事は出来なかった。高砂の……昔の人は上手いことを言ったものだ。だが、それで良い。俺にとっては華々しい桜達より、目の前の鬱蒼とした霧の方が性に合っている。 「霞は好きか?」 「質問の意図が分かりませんが……涼しげで好きですよ」 「クク、それは良かった」 ただそれだけ言って、いつも通り練習に向かった。いつか彼女が、そうなれるであろうと信じて、今日も俺は彼女を鍛える。その時、閃いたかもしれない。これは彼女のトレーニングに生かせると。 春ウマ娘〇のヒントLvが1上がった! 伏兵〇のヒントLvが1上がった! 謎の解説侍「百人一首 73番 高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ 前中納言匡房(さきのちゅうなごんまさふさ)の句 本文の意味は「遠くの峰の山桜が咲いたようだから、(その手前の)人里に近い山の霞よ、どうか立たないで欲しい(桜を見たいから)」となる。 これを踏まえて作中の描写と照らし合わせると、教室の中で百人一首を楽しむフラワリングタイム達を桜に見立て、自分のウマ娘を霞に例えている。霞は春の季語であり、秋になると霧と呼ばれるようになる。作中でも何度か無名のウマ娘を霧に例えたり、霞が好きかどうか聞いている。ここから彼女の正体を紐解いてみよう。でござる。 春の季語を冠し、霞や霞ような現象。なんであろうか。恐らく答えは蜃気楼である。蜃気楼は春の季語であり、実際に春から夏にかけてよく晴れた日に観察できる。そして蜃気楼と来れば名無しのウマ娘が誰かも簡単に予想がつくだろう。カラレスミラージュである。でござる。 そして外山の霞を自分のウマ娘に例えるとなると、彼女は美しい桜をかき消す邪魔な霞という事になる。そして彼は彼女をそうあるように育てると言っている。俳句の意味に真っ向から反抗するような形になるが、それこそがカラレスミラージュ達の目指す理想の「下克上」の形であり、その状況にピッタリ当てはまる今の状況と照らし合わせて上手いことを言ったもんだと感心したのだろう。でござる。」 part89 30レス目 + ... Aルート ライジョウドウ「フラりん助けてー!」 フラワリングタイム「お任せください」🌷🌸🌺🌻 虫「💜❤💙💚」 フラワリングタイム「さようなら〜👋」 ライジョウドウ「助かった〜…ありがとう!」 Bルート ライジョウドウ「フラりん助けてー!」 フラワリングタイム「お任せ下さい」🌷🌸🌺🌻 虫「💜❤💙💚」 フラワリングタイム「ふんっ」パンッ ライジョウドウ「殺した……逃がす虫との違いは?」 フラワリングタイム「花に害があるかどうかです」 ライジョウドウ「なるほど……」 part90 135レス目 + ... マックイーン「スイーツパクパクですわー!」 プログレス「パクパクですわ〜」 メジりん「パクパクですわ〜!」 パーマー「そんなに食べて大丈夫?太るんじゃない?」 マックイーン「これから走るので問題ありませんわ!さあ二人とも、コースに行きますわよ!!」 プログレス「はい!行きますわー!」 メジりん「行きますわー!」 メジロ家に併設された専用コース。天候晴れ、風は東風。芝3200m、右回り。メジロマックイーンが制覇した天皇賞・春と全くの同条件だ。併走理由はまあバカらしいが……二人も目標としているレースのひとつだ。史上最強のステイヤーと呼ばれたメジロマックイーンに、新たなメジロが勝負を挑む。普段はパクパクしている三人だが……レースになれば目的は一つ。 「「「(絶対に勝つ!)」」」 準備を済ませる。そして、三人ほぼ同時にスタートした。果たして、勝つのはどのメジロだろうか……? part95 116レス目 + ... ナリタブライアン「三冠ウマ娘です」 ☀️「二冠ウマ娘です」 マヤノトップガン「グランプリウマ娘です」 タイムパラドックス「ダート覇者です」 👁「息子よ……」 ウオッカ「ウワーッ!」 ノーリーズン「皐月賞ウマ娘です」 シルクジャスティス「グランプリウマ娘です」 フリオーソ「ダート覇者です」 ファレノプシス「桜花賞ウマ娘です」 超名門なんだよね すごくない? 121レス目 + ... 陣営「短距離路線でOPまで行けたので短距離のままでも勝てると思った」 フラワリングタイムはマイラーおじさん「フラワリングタイムはマイラー」 中距離馬の走りしてるおじさん「中距離馬の走りをしてるから中距離行け」 実はステイヤーおじさん「実はステイヤーだから長距離チャレンジしろ」 part98 53レス目 + ... 👮🏻「写真集についてなんか言うことあります?」 トレーナー💮「ないです……」 理事長「残当!頭を冷やして来るといい!」ニャー ウマ娘A「あの人担当ウマ娘の水着写真集撮ったんだってー」ヒソヒソ ウマ娘B「フラりん先輩で?最低ね!」ヒソカヒソカ スイーピー「アズカバンに送られると良いわ!」 ニシノフラワー「信じられません……トレーナーとして最低です」 マヤノトップガン「トレーナーちゃんの友達だったのに……ぶーぶー!」 ライスシャワー「お兄さまも怒ってたよ……反省してねって言伝を伝えに来たの」 🚓「かなしいなあ」 part103 148レス目 + ... ペニータイム「好き嫌いしてはいけませんよ。一口食べてみませんか?」 ライジョージ「イーヤー。ヤダヤダ」 ペニータイム「食べたらご褒美に茎わかめあげますよ!」 ライジョージ「えっ………」プルプル ペニータイム「ほんのちょっとで良いですから、ね?」 ライジョージ「ぅぅ………」プルプル ペニータイム「難しければ無理しなくて大丈夫ですよ。食べなくても茎わかめはあげますからね」 ライジョージ「…………」チマッ ペニータイム「……偉い!偉いですよライジョウドウさん!はいっこれ!ご褒美の茎わかめですよ!」 ライジョージ「……わーい!ありがとう!美味しい美味しい」ペキッポキッ ペニータイム「(今までどれだけ説得しても食べなかったのに……成長しましたね……)」ホロッ 好き嫌いが激しい弟がいる中の人は大変苦労しましたわ…… part107 84レス目 + ... ライジョウドウ「5メガネ!」 フラワリングタイム「なんの!割り箸!」 ライジョウドウ「うそ……フェイントだと!?じゃあこの明太子は使えない…」ビッタンビッタン フラワリングタイム「そしてこのウーロン茶で私のコンボは完成します」プシュ ライジョウドウ「しまった!暗黒コンボだ!仕方ない、ここで雑巾を発動だー!」 フラワリングタイム「バカな……二枚だと!?正気ですか!?チィィッ!」 ライジョウドウ「アイルトンシーンボリー!」 フラワリングタイム「くっ……私の5バ身半負けか……」 ライジョウドウ「フチなしのメガネだったら私が危なかった……」 フラワリングタイム「アンチルールによりウーロン茶を被りますね。次は貴方がルールを決める番ですよ」 ライジョウドウ「領収書はいらない……食べちゃうからね」 フラワリングタイム「なるほどヒットポイント回復に当てるというわけですね……では私はセカンドコーナーから行かせて貰いますよ」 ライジョウドウ「えっ!?ずるい!」 フラライT「「(全然わからん……!!)」」ズーン ライジョウドウ「では二回戦を始めます」プルプル フラワリングタイム「いつでもどうぞ」プルプル シバイヌプログレス「わんわん!」ストン フラライ「「ぽん!!!」」ビュウウウウウ ライジョウドウ「2回戦は引き分けだね」 フラワリングタイム「でも今の戦いで私はスイーツを三個手に入れましたよ」 ライジョウドウT「わからーん!全然わかんないわよー!!!」バーン トレーナー💮「ぶべっ!!……俺だってわかんねえよ……!」 part112 47レス目 + ... トレーナー💮💰「給料入ったぞー!天皇賞勝った分の実績でガッポリだし、今日は俺のお金でなんでも買ってやるぞー!」 フラりん「わぁ!ありがとうございます!何を買ってもらいましょう?」 トレーナー💮💰「なんでも良いぞ!」 フラりん「ええと……ええと……そうだ!うちのお花を全て買って下さい!」 トレーナー💮💰「商魂逞しいな!?だが全部買ってやるぞ!わあっ はっ はっ はっ!」 フラりん「ありがとうございます!……あっ、一つ忘れてますよ!」 トレーナー💮💰「えっ!?わ、悪い、どれ買ってなかったっけ……!?」 フラりん「…………」ヒソヒソ トレーナー💮「………それは買うなんて出来ないな。きちんと頂かないと」 フラりん「……えへへ」 part117 55レス目 + ... おけしょうへん トレーナー💮「あれ?ネイルですか?」 オネエT「ええ。お洒落の一環ね。女の子は思ったより相手の手を見てるのよ。清潔な印象を保つ為にも、アナタもネイルのお手入れしてみたらどう?」 トレーナー💮「へぇー、初耳だな。と言っても何をどうすれば良いのか……?」 オネエT「良かったら教えてあげるわ。男性ならこんな感じで……」 トレーナー💮「……おおっ!なんか手が綺麗に見える!ありがとうございます!」 オネエT「良いのよ。それじゃ、アタシはこれで。バイバーイ」 トレーナー💮「あざーす!よーし、俺も行くか!」ガタッ ʚïɞ・・・ モブ娘「ヒソヒソ……」 モブ娘「ミテミテ!」 モブ娘「キャー!」 トレーナー💮「うおっマジか……手ひとつで変わるもんだな……!これはモテ期来たか……!?」 フラリン「あっトレーナーさ……ん……!?」 トレーナー💮「おおリング!いやーなんだか注目されちゃってな!どうしてだろうなあHAHAHA」 フラリン「その……トレーナーさん……開いてます……」 トレーナー💮「え?開いてる…?……あっ」 👮🏻♀️「はい」 トレーナー💮「はい」 〜完〜
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『ウマ娘』……。 彼女たちは、走るために生まれてきた。 ときに数奇で、ときに輝かしい歴史を持つ別世界の名前と共に生まれ、その魂を受け継いで走る……それが、彼女たちの運命。 この世界に生きるウマ娘の未来のレース結果は、 まだ誰にもわからない。 彼女たちは走り続ける。瞳の先にあるゴールだけを目指して……。