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4月15日火曜日4月16日水曜 21 00 より、リボルドウェ 3ch 噴水前にて バージョンアップ記念にはちょっと遅めですが、神秘粉が実装されなかったとお嘆きのあなた!お待ちかね?【第3回10Vis開始オーク】 を開催いたします。 低レベル装備は、開拓民装備にて手に入れることができるようになりましたので、 今回は84エリート装備と100装備を出品予定です。 出品はランダムにて行いますので、最初から100装備とかあるやもしれません。 また、主催者はとても気まぐれなので、突発的な何かもある・・かも?しれません。 ご質問などがありましたら、党首「てっつん」までささやきをお願いします。 必ず返答をさせていただきます。 万一返答がなかった場合は、クラ落ち、回線落ち等によりログがきえている可能性が高いので、党員または再度ささやきをお願いいたします。【ご注意】 ・当日はラグ等を回避するために、お一人様キャラにてご来場ください。 ・参加人数多数の場合は、お一人様の落札数を決めさせていただく場合もございます。 ・サブ垢での入札はお断りいたします。万一落札されても無効とさせていただきますので、ご了承ください。 ・転売目的でのご購入はお断りいたします。転売を認められた方に関しましては、以後 Mistake党主催のイベントへの参加をお断りいたします。 【過去のイベント】新年あけおめイベント第2回10Visオーク第1回10Visオーク
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Selection mistake ◆r39666tJr2 この島にいるやつらは皆、エヴァにとって敵だ。 ジェダ打倒を目指す奴。そいつが正義だというのなら、エヴァは滅ぼされるべき悪。相容れる存在ではない。 そして、この殺し合いに乗っている奴。そんなやつは見かけたら即効殺す。 正義に倒されるべき悪はジェダと自分だけでいい。 「『雷の斧』(ディオス・テュコス)」 振り下ろされるは裁きの一撃。 奇襲は完全な形ではないが、成果を発揮する。 「――っ」 「ぐっ……!」 素早く身を翻したリリスとは対照的に反応が遅れたグリーンは、衝撃の余波によって壮大に吹き飛ばされる。 ――まずは、一人か。 そのまま動かなくなってしまったグリーンを視界の隅に収めつつも、エヴァはリリスと対峙する。 歓喜に震える。唇がつり上がる。思考が酷く冴える。リリス相手には魔法を出し惜しみにする気はなかった。 (雰囲気が違うな……) 始動キーを唱えながら、エヴァはリリスの様子に蒼い瞳を細める。 奇襲を仕掛けたときに感じた違和感。明らかに午前中に出会ったリリスとは様子が異なっていた。 言葉で形容するのは難しいが、こうやって向き合ってみると分かる。 エヴァが並々ならぬ決意を固めたせいなのか、リリスの方に原因があるのかは分からないが――だが、好機。 「来たれ氷精、大気に満ちよ。白夜の国の凍土と氷河を……。 (ウェニアント・スピリトゥス・グラキアーレス・エクステンダントゥル・アーエーリ・トゥンドラーム・エト・グラキエーム・ロキー・ノクティス・アルバエ……)」 詠唱に、リリスが反撃の気配を見せたが遅い。 「――『こおる大地』(クリュスタリザティオー・テルストリス)」 学園結界はない。だが、その代わりに制限がある。 しかし、時は満月。普段の威力とはいかないまでも、身動きを封じることぐらいはできる。 氷は簡単にリリスを拘束することに成功した。やはり動きの冴えないリリスを相手に、エヴァは素手で渾身の一撃を叩き込む。 「簡単に殺すわけにはいかないからな。……昼間の仕返しだ」 少女を遠慮なく殴り飛ばしながら、エヴァは冷ややかな笑みを浮かべた。 ○ ○ ○ 訳がわからない。 リリスは強くビルの壁へと体を打ちつけながらも、意識を飛ばすことはない。ある程度の痛みは慣れているからだ。 顔が異様に膨れ上がり、見るも無残な状態だがリリスには他に気になることがあった。 突然の奇襲。 リリスは本能により、認識、脳への伝達という過程をすっ飛ばしてエヴァの一撃を回避することには成功した。 それが出来なかったのはグリーンだ。武道の道を究めているとはいっても、それは人間の域を出ない。 (……あいつ) 吹っ飛ばされるグリーンを見て、リリスはなぜか苛立ちを覚えたのだ。むかつく。 いつもならいい気味だ、と笑うところかもしれない。だが、それすらも覆い隠して浮かんだのは言いようのない怒り。何に対してか――そこまではリリスにも分からない。 おかげで先ほどまでのエヴァの攻撃にたいして反撃など出来なかった。 吹っ飛ばされた痛みで、冷静さは多少は戻ってきたがそれだけだ。状況は不利。 リリスはひとまず思考を投げ捨てて、目の前の敵に集中することにした。 ――首輪が見える。 「あの人」が欲しがっていたものが目の前にある。あれを持っていけば、「あの人」に喜んでもらえる。役に立てる。 リリスは顔の痛みを無視しながら、体を起こす。 ――第二ラウンドの開始だった。 先行をとったのはリリス。拳から蝙蝠を繰り出す「ソウルフラッシュ」 当てようとは思わない。威力はそこまででもないので、エヴァに届く前に障壁に阻まれて消えてしまう。 間合いを取ったリリスは翼を広げ、空中へと移動する。エヴァもそれに続きながら、矢のようなものをリリスに向けて展開した。 リリスはその軌道を見切りながら、エヴァに接近する機会をうかがう。リリスの本領は接近戦にあるのだ。翼を刃に変えながら、リリスはエヴァへと突進する。 そして、エヴァも同時に矢を打ちながら呪文を紡いだ。 「――「氷爆」(ニウィス・カースス)」 突如空中に現れた氷は、リリスの進路を阻むまでにはいかなかった。 リリスは構わず体を回転させながら、エヴァの懐に飛び込もうと―― 「馬鹿め」 ――できなかった。 「やはり、威力が制限されているか」 複数の氷がエヴァの合図と共に破裂する。エヴァ一人だけに注意を払っていたリリスは、防ぎきることが出来なかった。予想外の攻撃。 リリスの攻撃「メリーターン」は必殺の威力を持つ。うまく当たれば、人の体などひとたまりもないだろう。それゆえに隙が大きいというリスクもある。 あせりすぎたのか、溜まった疲労か、言葉にすることのできない怒りのせいか。 それとも単純に600年生きている魔法使いには及ばなかったのか。 凍気と爆風に吹き飛ばされながら、……リリスは敗北した。 ○ ○ ○ あるるかんを使うまでもなかった。魔法ももう少し出し惜しめばよかったかもしれない。 エヴァは微動だにしないリリスを眺めながら思う。 あっけない。 私情を挟むことは、さっきの個人的な一発で我慢する。 ジェダの情報を聞き出すまでは殺すことはしないが、エヴァは多少の物足りなさを感じていた。 (まあ、いいか) 力を極力使わないで済むならそれに越したことはない。敵はリリスだけではないのだから。 リリスはその前座に過ぎない。 さぁて、とエヴァはリリスにどうやって口を割らせようかと思案する。そう簡単にリリスはジェダの居場所を話すだろうか?普通に考えて、その可能性は低い。 暴力に訴えるしかないだろう。長い年月を生きてきただけあって、エヴァはその手のことには詳しかったりする。ネギのことも――ジェダの情報を絞れるだけ搾り取ってから聞き出そう。 女、子供を殺すのは趣味ではないとは遠い昔の話だ。エヴァはすでに禁忌を破った。 エヴァはリリスに近づきながら、……ふと、背後から声がした。 「……お前、」 ふらふらと頭を抱えながらエヴァに歩み寄ってきたのはネギと同い年ぐらいの少年。 最初の奇襲で吹き飛ばした、リリスと行動を共にしていた男だ。 てっきり敵意を向けられるかと思えば、緑色の瞳は理知的な色を含んでいる。 武器を構えている様子もなく、外見からはただの人間にしか見えない。 エヴァはリリスを一瞥し、気絶していることを確認するとグリーンの方へと視線を移した。 興味もあったし、どうしてリリスと行動を共にしているのかは分からないがジェダ打倒を目指すものだというなら自分の存在を刻み付けてやる必要がある。もちろん殺人者の可能性もある訳だが、身に纏う冷静な雰囲気がそれを否定する。 先に口を開いたのはグリーンの方だった。 「話を、聞いてくれ」 「……話?」 ○ ○ ○ なんで、どうして。 痛い。痛い。痛い。 何度目かになる敗北の味はやはり嫌いだった。 今までの戦績から言えば、引き分けが多く厳密には負けていないのだろうけれど勝利以外はすべてリリスにとって同じものだ。 エヴァは、一度勝利した相手の筈だった。無意識の油断があった?それはリリスには分からない。 深く潜ってしまいそうな意識をかろうじで留めつつ、リリスは悔しさに身を埋める。 つまらない。負けるのはつまらない。それに、これでは「あの人」の役にすら立てない。 悔しい。悔しい。誰かの気配を近くに感じる。悔しい。でも、体が痛い。動かない。どうしようもない。 (―― ) 思わず呟いた名前は誰のものだったか分からなかった。 もういっそ、意識を手放してしまおうか。そう思い始めたとき、声が聞こえた。 「……お前、」 (え……?) 知っている声。そう、さっきまで共に行動していた同行者。 理由は分からないけど、抱いていた苛立ちが微かに薄れる。手足に力が戻る。 ――まだ終わっていない。動く、かもしれない。 何か話している声が聞こえる。よくは分からないが、チャンスだった。 恐らく体は限界。一撃で決めなければ後はない。必殺技を繰り出すタイミングが命だった。 気がつかれないように呼吸を整え、そのタイミングを待つ。 「は?」 訝しげな声と共に、警戒が微かに緩んだ。 リリスはすべてを絞り出し、出来る限りの速度で―― ○ ○ ○ 「俺はグリーン。殺し合いには……乗っていない」 想定内の答えにエヴァは何も反応を返すことはしない。何を言うかと思えば……、少しがっかりしたぐらいだ。エヴァは無言で続きを促すが、次のグリーンの言葉に迂闊にも思考を止められてしまった。 「俺とリリスは、ニアと共にジェダを打倒するために動いている」 嘘はついていない。ただ、少し言葉が足りなかっただけで。 グリーンとリリスが誠心誠意尽くそうとしているニアは「ジェダ」を出し抜くために行動している。 首輪集めもその一環だ。 つまり、それに協力するグリーンとリリスはその片棒を担いでいるといえるだろう。間違ってはいない。 リリスがそこまで考えているかは別として。 「は?」 嘘を言っているようには見えない。ジェダの手下であるリリスが、ジェダを? まさかそんな衝撃の事実を聞かされると思っていなかったエヴァは、一瞬だけ背後の警戒を怠った。 エヴァにとって一生に一度の大不覚。 リリスにとって一生に一度あるかないかの最大の好機。 「――ルミナスイリュージョン !」 「なっ……!」 「っ!?やめ――」 リリスが思いっきりエヴァへと突進すると、その軽い体は簡単に吹き飛んだ。 それだけでは終わらない。エヴァの背後に生まれた分身とリリス本人が空中で連続攻撃を叩き込む。 まさに神速。死力を尽くしたリリス渾身の攻撃。グリーンが行動を起こす前に、勝負は終わる。 消えてしまった分身に贈るように、最後の仕上げにリリスは強烈な足蹴りを繰り出した。 どごぉん!と空中に浮かび上がっていたエヴァの体はビルの中へと破壊を伴いながら吸い込まれる。 リリスは追い討ちをかけようとして、翼を広げたところグリーンに腕を強く掴まれた。 「何をしている、やめろ!」 ○ ○ ○ 「まったく、しけた建物だな」 独り言を呟きながら、パタリロはがさごそと無人の室内を引っ掻き回す。 パタリロは放送を聞いた後は、各ビルを物色していた。 放送まで弥彦たちを探したが、さっぱり見つかる気配がない。 捜索範囲を広げたいところだが、余計に離れてしまうかもしれないし、さっきの銀髪の危険人物にも会いたくはない。 そんなことを考えていた矢先の放送。 どうやら、パタリロの探し人たちは無事らしい。 安心するとともに、腹が鳴った。そういえば、最初の方に食事をとったきりだったのだ。もちろんそのときに大食らいのパタリロはすべて食料を消費してしまっている。 腹を満たすには、どこかで調達しなければならない。都合が良いのか悪いのか、辺りは建物だらけだ。 腹が減っては戦はできない。弥彦たちの捜索を続行するにしても、空腹のせいで集中力がきれてしまったら効率が悪い。 休むときは休んで、やるときはやる!とパタリロはそう決めて、ビルの中の食料を探すことに決めた。 そして、どのくらい経っただろうか。 せんべい、お茶菓子、コーヒー豆。オフィス街らしいといえばらしい収穫を得たパタリロは、さらに欲を出して金目のものを見つけるため(染み付いた癖なので仕方がない) 空き巣のような真似を続けていたのだが、突然どぉん!という下の階から聞こえてきた巨大な音に目を見張る。 何事だ、と考える前にパタリロは下りの階段へと向かっていた。 降りた先に見たのは、激しい破壊の跡。 ビルの壁は何かの衝撃によって破壊され、瓦礫に埋もれるようにボロボロな長髪の少女が気絶している。 「なんなんだ、これは」 パタリロは状況を把握しきれずに首を傾げる。壊れたビルの壁から、下界の様子を伺ってみようと顔を出して――すぐそれをひっこめた。 下には人がいた。パタリロの優れた視力はすぐにそれを捉えることに成功する。見覚えがありすぎだ。少なくとも、片方には。 ――リリス。ジェダの手下。さっきの放送で、確か参加するということを言っていた気がする。 嘘だとは思っていなかったが、半信半疑だったのでこうも遭遇すると柄にもなくパタリロは驚いてしまった。 状況は推理するまでもないが、この気絶している少女とリリスたちが戦い少女は負けたのだろう。 見たところ少女はまだ生きていて、止めを刺さないのは不可解だったが……。 おそるおそる再び顔を出して、パタリロは二人の様子を偵察することにする。 リリスと少年は、なにやら言い争っていた。仲違い?なんにせよ、これは。 (チャンスだ) ジェダの手下など、これから先の行動に害しかもたらさないだろう。リリスの持つであろうジェダの情報は喉から手がでるほど欲しい。 だが、パタリロは自分の戦力をほぼ正確に理解している。 先ほどの銀髪の少年との出会いで確信したが、恐らく自分は参加者の中でも戦闘力は下位に属するのではないだろうか――? 超絶天才的な頭脳を持つ己にジェダが課した苦し紛れの制限なのだろうが、やっぱりとても恨めしい。 パタリロはジェダに関しては、首輪を外せばなんとかなるのではないかと思っている。制限さえ外し、普段の能力さえ使えればあんな辺境の田舎ものの魔王など小指だけで吹き飛ばしてやる。 結界なんかも張られているかもしれないが、爆死の危険性がないならなんとかなるだろう、うん。 よって、パタリロは選択する。 お互いにしか注意を向け合っていない、呑気な男女へ向けて銃口を構える。 狙いはもちろんリリスだ。隣の男は分からないが(リリスと共にいる時点で限りなく黒だが)リリスは間違いなく障害になる。 パタリロは引き金をひいて、そして―― ○ ○ ○ 「お前はしばらくどこかに行っていろ!」 非はこちらにあるとグリーンは思っている。 奇襲を受けて、頭を強く打ったとしてもそれは仕方のないことだ。己が情けないのもあるし、狙われる理由だって理解している。 リリスはジェダの手下だ。一番初めに、ルール説明をしたりととても目立っていた。それは強烈な印象を残し、敵と認識するには十分な要素である。 だが、少なくとも今のリリスに会場中の参加者すべてが敵になる要素があるとはグリーンには思えなかった。 リリスは自分と同じようにニアを敬愛している。そのために情報をすべてニアに話し、首輪を解除し脱出するための作戦にも協力している。 リリスはジェダの手下ということを除けば、優秀な人材である。戦力も申し分ない。 この忌まわしい会場から抜け出すための貴重な戦力になると――少なくともニアが生きている限りは必ず――思っている。 リリスを狙ってきたということは、きっと同じ志を持つものだろう。 身をもって体験したから分かるが、能力はなかなかのものだった。情報を聞き出すためか、リリスを一思いに殺そうとはしなかったし冷静さもある。 よって、グリーンはエヴァを認め説得をしようと試みた。あのような利害を優先しそうな相手との交渉はグリーンの得意とするものである。 そして話し合いを始め、エヴァをこちらの話に引き込むことができたと思ったらこの有様だ。 関係修復は、相当努力しなければならないらしい。エヴァが降りてこないのを見ると気絶してしまったのだろうか。リリスの攻撃は、すさまじい何かを感じた。 ……とにかく、穏便にことを進めるにはリリスが邪魔なのには間違いがなかった。 「せっかく助けてあげたのに!」 やっぱりむかつく!とリリスはグリーンの認識を改めなおした。 どうして止めたり、あっちにいけなどといったりするのだろう。このままあいつを殺せば首輪が手に入る。「あの人」の役に立てる。なのに。 急に、目の前の男が理解できなくなる。「あの人」のためなら、と心の向かう先だけは同じだと思っていたのに! 反論するが、口でリリスがかなうはずもない。それが苛立ちを助長させる。 (いい。こいつなんてどうでもいい) 自分の好き勝手にやってしまおう。力ではリリスの方が圧倒的に上だ。実力行使に出てしまえば、グリーンには止められない。 エヴァを追おうと翼を広げ、少し浮遊したところでグリーンに飛びつかれる。 「やめろ!これも「あの人」のためなんだぞ、そんなことも分からないのか」 「もう、……わかんないよ!」 どうしてか強く振り払えずに、リリスは空中で翼を揺らす。グリーンは腕を放そうとはしない。 そのときだった。 場違いな音が、辺りに響いた。 何かが通り過ぎるのを、リリスは感じる。何が、何を? ふわり、と体が浮いた。 遮る力が緩んで、少女は空に飛び立つことができた。できた、けど――? 「え……?」 赤。赤。赤。 リリスの真下がじわじわと赤く染まっていく。グリーンがいる。グリーンがいたはずだ。 ずるり、とリリスを拘束していた腕が力なく重力にしたがって落ちていく。 言葉にならない声を漏らしながら、リリスは思わず後ずさる。 すると、完全に支えを失ったグリーンだったものは血溜りの中へと沈んでいった。 「え、え、え……?」 どうして混乱しているのか、リリスには分からない。 なぜか頭が真っ白だ。なにも考えられない。 少年が口から血を吐き出す。断末魔さえ発することはない、ただそれだけ。 「グ、リーン……?」 返事はない。あるはずがない。 胸部に銃弾を受けた少年は、そのまま動かなくなった。 ○ ○ ○ 狙いは正確だった。起こったのは予期することなどできないイレギュラー。 パタリロが引き金を引いたとき、リリスが微かに上空へと移動したのだ。そして、少年がリリスが元居た位置に―― 銃弾はもう戻らない。リリスの居た場所へと撃ち込まれた銃弾は少年へと向かって進む。 少年の体が傾いた。 (……っ!) 外した。リリスの方は無事だ。 パタリロは追撃を行うか思案し引き金に触れたところで、――真紅の瞳と視線が交差した。パタリロの背筋が凍る。 リリスの体がふらりと、パタリロ達の隠れているビルの方へ向いた。 その後のパタリロの行動は迅速だった。 パタリロは即座に銃を仕舞い、このまま捨て置くわけにもいかないので軽く埋もれていた少女を掘り起こして全速力でその場を離脱する。 リリスは仕留め損なったが、男の方には銃弾を当てることが出来た。軽く見ただけなので怪我の程度は分からないが、仲間が怪我を負った場合優先するのはその治療だ。 リリスとて例外ではない筈……! 追ってこないようにと希望的観測も織り交ぜつつ、パタリロはエヴァを抱えながら階段を駆け下りた。 【A-6/どこかのビルの中/1日目/夜中】 【パタリロ=ド=マリネール8世@パタリロ!】 [状態] 健康、エヴァを背負っている。 [装備] S W M29(残弾4/6発)@BLACK LAGOON、 [道具] 支給品一式(食料なし)、ロープ(30m)@現実、44マグナム予備弾17発(ローダー付き) 、せんべい、お茶菓子、コーヒー豆、がらくたがいくつか。 [思考]:逃げるが勝ち! 第一行動方針:とりあえず逃げる。エヴァのことも気になる。 第二行動方針:勝手に周囲を調べに行った弥彦を見つけ、追いつく。チアキを発見して事情を問い質したい(彼女が藤木殺しの犯人の可能性を疑っている) 第三行動方針:仲間集め。チアキがマトモなら、彼女に弥彦を仲間として紹介したい 第四行動方針:弥彦の持つ首輪を調べたい(道具や設備も確保したい) 第五行動方針:好戦的な相手には応戦する。自分を騙そうとする相手には容赦しない 基本行動方針:ジェダを倒してお宝ガッポリ。その後に時間移動で事件を根本から解決する。 [備考]:自分が受けている能力制限の範囲について大体理解している。 着ぐるみ着用でも普段と同じ行動が可能(変わり身などがある分むしろ強い?)。 偉そうな事を言ったが、弥彦を完全には信用していない。弥彦と簡単に情報交換済み。 よつばと藤木の死の真相について、大雑把にですが勘付いています。 キルアを危険人物と認識(名前はしらない) 【エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル@魔法先生ネギま! 】 [状態]:気絶中。衰弱(大)、魔力(中回復) 全身打撲(どの程度かは次の書き手任せ) [装備]:フェアリィリング@テイルズオブシンフォニア [道具]:あるるかん@からくりサーカス [思考]:……。 第一行動方針:リリスを倒し、ジェダの情報を聞き出す。 第二行動方針:ジェダの居場所に至る道を突き止め、露払いをする。 第三行動方針:ジェダを倒そうと挑む者たち(リンクたちならなお良し)の前に立ち塞がり、討たれる。 基本行動方針:ジェダ打倒のために暗躍。ただし仲間は作らない。 最終行動方針:誇り高き悪として、正義の前に散る。 [備考] ジェダの甘言は無視しています。 あるるかんの構造を把握しました。魔力なしでも充分操れます。 梨花の血を大量に吸いました。雛見沢症候群、及び女王感染者との関連は不明です。 高町なのはの動向を気にしています。ニアの名前はグリーンから聞いています。 ○ ○ ○ 誰かがリリスたちを見ていた。白い男。 リリスが呆然としたまま男の方を向くと、いつの間にか男はどこにもいなくなってしまった。 リリスは追うことを考えなかった。エヴァのことすらも今は忘却の彼方だ。 足がその場に縫い付けられたように動かない。見下ろした先の茶髪は、やはり動くことはない。 分からない。分からない。何が起こったのか分からない。 気がついたときには、グリーンが死んでいたのだ。 (ジェダ様、ニア、……グリーン) 前者二人の名前と共に、どうしてあのいけ好かない男の名前が浮かんでくるのだろう。 ジェダは言うまでもなく、ニアはリリスがこの身をどれだけ捧げても尽くしたいほど愛しい相手だ。 でも、グリーンは……? 混乱したリリスは「あの人」の元に戻ることにした。 グリーンと「一緒に」首輪を探して来いと言われたのに、グリーンは死んでしまった。 首輪も手に入れることができなかった。 どうすればいいのか分からない。何も考えられない。 死んでせいせいするところが、変なところが痛い。体の痛みじゃない別のどこか。 グリーンと「一緒に」、また「あの人」に指示をもらおう。 リリスの大好きな「あの人」なら、きっとなんとかしてくれる。どうすればいいのか教えてくれる。 グリーンだったものを抱えながら、リリスはニアの元へと帰還した。 「リリスさん?」 掌握した監視カメラに先ほど送り出したばかりの姿が映って、ニアは顔を上げる。 作業をしていた手を止め、ニアはモニターに目を凝らした。 ぐったりとした様子のグリーンをリリスが支えている。何かあったのだろうか? モニターからではグリーンの生死など確認できるはずもない。 事態の異常さを感じて、ニアはとりあえず詳しい話を聞こうと防犯用にかけていたロックを解除する。 眠り火の効果を確信しているニアは深く考えることもせず、リリスたちを施設へと招きいれることにした。 技術の最先端の施設を手に入れて、ニアはいささか慢心していたのかもしれない。 『――リリスさん、グリーンさん。どうぞ入ってきてください』 【グリーン@ポケットモンスターSPECIAL 死亡】 【A-7/南部の研究所(B.A.B.E.L本部)入り口付近/1日目/夜中】 【リリス@ヴァンパイアセイヴァー】 [状態]:混乱中。グリーンに対して複雑な感情(?)ニアにメロメロ。肩口に掠り傷。右足と左腕にレーザー痕。 顔に酷い腫れ。全身打撲。疲労(大)。精神的疲労(大)。喪失と痛みに対する恐怖(?) [装備]:グリーンの死体 [道具]:なし [思考]:?????? 第一行動方針:?????何をしたらいいのか分からない。 基本行動方針:ニアのためになんでもする? 「遊び」を楽しむスタンスは継続 [備考] 魔女の媚薬の効果により、ニアに惚れています。 眠り火の暗示により、魔女の媚薬を使われた認識は残っていません(少なくとも、表層意識には)。 今は混乱中ですっ飛んでますがそれ以前の行動方針。 第一行動方針:ニアのために、首輪と工具を見つけて持ち帰る。誰かを殺して奪うことも考慮。 第二行動方針:深夜の12時頃までにはニアの所に戻る。 第三行動方針:獲物を狩り、遊びを楽しむ。 第四行動方針:3人抜きしてご褒美でグリーンを治療する? 【A-7/南部の研究所(B.A.B.E.L本部)内、モニター部屋/1日目/夜中】 【ニア@DEATH NOTE】 [状態]:健康 [装備]:メタちゃん(メタモン)@ポケットモンスターSPECIAL [道具]:基本支給品、モンスターボール@ポケットモンスターSPECIAL、 眠り火×8@落第忍者乱太郎、魔女の媚薬@H×H、はりぼて首輪 「使えそうなもの」(詳細不明)をいくつか [思考]:どうしたんでしょう? 第一行動方針:リリスたちを迎える。 第二行動方針:次の作業(詳細不明)に入る。 第三行動方針:グリーンから得た「はりぼて首輪」の解析をする。 第四行動方針:メロまたは、ジェダの能力を探る上で有用な人物と接触を図る。 基本行動方針:他の参加者を上手く利用し、殺人ゲームを阻止する。 [備考] カツオのことを「のび太」という名で誤って認識しています。 グリーン・リリスから一通りの話を聞きだしました。何をどの程度聞いたのかは後の書き手にお任せします。 グリーンから貰った「はりぼて首輪」が本物ではないことは、グリーンから聞いて知っています。 研究所の監視カメラと通信技術を掌握しました。全システムを掌握しようかと画策? ≪228 鉄鎚は語る 時系列順に読む 230 ロボットは電気鼠の夢を見るか?≫ ≪228 鉄鎚は語る 投下順に読む 230 ロボットは電気鼠の夢を見るか?≫ ≪222 Ragnarok Online ニアの登場SSを読む 239 好き好き大好き愛してる。≫ リリスの登場SSを読む グリーンの登場SSを読む GAME OVER エヴァの登場SSを読む 236 みかけハこハゐがとんだいゝ人だ≫ ≪119 友情×絆=復讐? パタリロの登場SSを読む
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イベント69 The thing which removes a mistake関連ページ 実況ログ 長くなったので分割してあります 分割前のものはこちら? 【実況ログ1】 【実況ログ2】 【実況ログ3】
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正直な過ち imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 正直な過ち概要 ミッション攻略 ゴールドメダル取得条件 余談 概要 ミッション攻略 ゴールドメダル取得条件 余談 指示文は太字で書く b(){指示文} 目的地、人にいていく場合は黄色 font(#FA8F1E){} 使う、調べる場合は青 font(blue){} 倒す、殺す、奪う、捕まえる場合は赤 font(red){}
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E69 The thing which removes a mistake 星見司の予測に従ってキノウツンに集まるにゃんにゃん、わんわん。 青森恭兵死亡という未来を覆す為に、戦いが始まる。 募集 終了 エントリー 注)E65参加者はエントリー不可 Aチーム エントリー所 34003:平 祥子:22100:南国人+猫士+ドラッカー+吏族:感覚+1: -3:0:0:0:2:1:8:0:-1(感覚+5):「わざわざ攻めて来なけりゃ戦うこともないのに…」 34006:薊:35100:南国人+猫士+ドラッカー:感覚+1: -2:1:0:0:2:0:3:-1:-1:「共に和すために、猫となって参戦します」 34009:幻痛@わかば:15100:南国人+吏族+医師+名医+吏族:知識+1: -3:-3:0:0:1:12:0:4:-2(器用+5):「ハハハハハハ、ハハッハッハッハッハーハッハッハ・・・・・・ハァ、ハァ・・・・・・・・・(息切れした)」 34011:東 恭一郎:40300:南国人+学生+歩兵:耐久+1: -1:1:2:1:2:-1:0:0:-1:「歩兵として最後のご奉公だ!」 イラストエントリー 34009:和子@リワマヒ国:36000:予知夢イラスト リザルト 資産 資源100万t(にゃんにゃん、わんわん、それぞれ50万tづつ) 根源力 基本+4000 絵師×1.5 SS書き×1.5 RP要員 ×1.1 Aチームリザルトリスト ★リワマヒ国 ○4000 平 祥子 薊 幻痛@わかば 和子 イラストのみ参加 ○4400 東 恭一郎 経緯 事の起こり 吏族ダンスパーティ青森卓についていた某PCがダンパのログを公開。 全てのプレイヤーはにゃんにゃん共和国にチルが500体以上出現するという情報を得た。 数時間後、青森恭兵の死亡通知がテンダイスに載る。 セントラルチャットでの攻防 某PCは罰則を「キャラクタの死か罰金20億」と勘違いしていたこと、青森卓についていた外のPCに相談していなかったことが判明。 セントラルチャットに芝村さんが訪れ、その場にいた法官、護民官、星見司と問答を開始する。 法官→情報漏えいに対する罰則はキャラクタの死 護民官→同じ卓の同意が取れておらず、情報漏えいするつもりがなかった人に対しても行使された「青森恭兵の死」は不当 星見司→吏族の観た映像は近い未来のことであり、青森が戦っている場所は北海道キノウツンと予測。青森恭兵が戦い死亡する前にこれを助けることにより、「青森恭兵の死」を回避できる可能性がある。 キノウツンである理由 海法 >結論:キノウツン国である。根拠:西国人である。アウムドラ戦より、キノウツン領土にゲートがある。敵の目的はゲートであると考えられる。同時多発爆発で、キノウツンのみオーマが出現しなかったのは、文字通り「偵察」任務であったからと考えられる。現状、キノウツンは戦闘で国力が衰えており、攻める機会と考えた。 テンダイス:裁定不適当のお知らせ:イベント63 吏族ダンスパーティ 余談1: この日、セントラルチャットを占領してしまったことを受け、別の場所に公式なチャットを作成することが検討されました。 その結果生まれたのがニュー・ワールド・チャットです。 余談2: タマ元大統領は現在キノウツンにいるとのこと。 E69 The thing which removes a mistake(誤りを正す者?)始動 青森恭兵死亡という未来を覆す為に、星見司の予測に従ってキノウツンに集まるにゃんにゃん、わんわん。 死亡通知をひっくり返す為の戦いが始まる。 同時期にE65・E70の準備や処理もあって、参謀本部おおわらわ。 青森救出作戦成功 テンダイス:ゲーム結果EV69 青森救出作戦 指揮者:海法@よけ藩国さん 1000体のチルを相手に待ち伏せ。歩兵を使って挟撃し、全て打ち捨てました。名無しオーマ、ゴットスピード。 チルの体は資源100万tへ変換されました。 芝村さんによる解説「戦闘概報 ターン5における歩兵の復活」 名前 コメント
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Dressed For Suckcess Angly Youth Dressed For Suckcess 1999年 1. Let s Go / 2. American Dream / 3. Junkulture / 4. Riot / 5. Hero / 6. Fight Back / 7. Famous / 8. Knowledge / 9. Freak / 10. We re Not Gonna Take It [ cover of TWISTED SISTER Angly Youth 1997年 1. Angry Youth / 2. Tomorrow / 3. Blood In The Face / 4. Accused / 5. Freak / 6. Board / 7. Getting By / 8. I m Not Sorry / 9. D.U.I. / 10. I ll Never Grow Up producer by Stevie Rachelle
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YL 語数 語彙数 ジャンル フォーマット 0.8 806語 200語レベル ペーパーバック 名前 コメント
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Common Mistakes 日本語 Fixed default materials on models can be extracted and edited by selecting on the Material tab on the inspector after selecting the model file. From the Material tab, select Extract Materials to extract the default materials from the model. Normal map texture files not being set as normal maps. Not including lighting related files in the submission Light range being too large.
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このページはこちらに移転しました Mistakes in the dark 作詞/229スレ100 夜空は のぼり 闇夜蠢く人の のんきさに なんとなく瞼を閉じ 壊したら 崩れ落ちた 自分を 騙し続け 夜空をのぼり 崩せない イメージを 壊して 死のうとした