約 2,666,774 件
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/1701.html
スタッフ・声優:デスティニー スタッフ・声優:デスティニーキャスト スタッフ(PS版) キャスト 名前 キャラクター名 備考 関 智一 スタン・エルロン PS2版ではPS版と比べてやや声が低い 置鮎 龍太郎 ディムロス・ティンバー PS版ではミクトラン役も兼任音速の貴公子こと漆黒の翼・グリッド役も兼任 今井 由香 ルーティ・カトレット PS版ではリリス役も兼任 宇和川 恵美 アトワイト・エックス PS2版のみ出演漆黒の翼・疾風のミリー役も兼任 緑川 光 リオン・マグナス 石川 英郎 ピエール・ド・シャルティエ PS2版のみ出演漆黒の翼・大喰らいのジョン役も兼任 井上 喜久子 フィリア・フィリス 八奈見 乗児 ラヴィル・クレメンテ PS2版のみ出演 速水 奨 ウッドロウ・ケルヴィン PS版ではダリス役も兼任 松野 太紀 イクティノス・マイナード PS2版のみ出演 天野 由梨 マリー・エージェント PS版ではイレーヌ役も兼任 渡辺 菜生子 チェルシー・トーン 山寺 宏一 ジョニー・シデン PS版ではバティスタ役も兼任 玄田 哲章 マイティ・コングマン PS版ではティベリウス役も兼任 沢口 千恵 リリス・エルロン PS2版のみ出演 真殿 光昭 バティスタ・ディエゴ PS2版のみ出演 野田 圭一 ティベリウス・トウケイ PS2版のみ出演 大川 透 ダリス・ヴィンセント PS2版のみ出演フィンレイ・ダグ役も兼任 飯塚 昭三 グレバム・バーンハルト PS版ではバルック役も兼任 幸野 善之 バルック・ソングラム PS2版のみ出演 嶋方 淳子 イレーヌ・レンブラント PS2版のみ出演 滝 雅也 シャイン・レンブラント PS2版のみ出演 内海 賢二 ヒューゴ・ジルクリスト PS版ではレンブラント役も兼任 堀川 りょう ミクトラン PS2版のみ出演 遠藤 守哉 メルクリウス・リトラー PS2版のみ出演 藤巻 恵理子 マリアン・フュステル PS2版のみ出演 佐藤 正治 セインガルド国王 PS2版のみ出演 山崎 たくみ レイノルズ PS2版のみ出演 岡 和男 グスタフ・ドライデン PS2版のみ出演 茶風林 ダーゼン・ビーグラン PS2版のみ出演 田口 昂 アルバ・トーン PS2版のみ出演 梁田 清之 ウォルト PS2版のみ出演 拡森 信吾 フェイト・モリュウ PS2版のみ出演 引田 有美 リアーナ・モリュウ PS2版のみ出演 若本 規夫 バルバトス・ゲーティア PS2版のみ出演 岩永 哲哉 バッカス PS2版のみ出演 堀越 真己 村の女性 PS2版のみ出演 河相 智哉 艦長 PS2版のみ出演 川中子 雅人 反乱軍兵士A PS2版のみ出演 幸田 昌明 反乱軍兵士B PS2版のみ出演 福圓 美里 花売りの少女 PS2版のみ出演 三戸 耕三 ウイル ディレクターズカット・リオンサイドのみ出演 陶山 章央 ジョブス ディレクターズカット・リオンサイドのみ出演 スタッフ(PS版) RECORDING DIRECTOR Akira Ohkuma MIXER Akiyoshi Tanaka RECORDING STUDIO audio planning U CHARACTER DESIGNER Mutsumi Inomata SYSTEM DESIGN Hiroshi Ogawa SCENARIO Kazuya Ishizuka SCENARIO SUPPORT Neko PLANNIG SUPPORT Hiroyuki Suzuki Kazufumi Kurosawa SYSTEM PROGRAM Katsutoshi Sato BATTLE PROGRAM S.H.I. PROGRAM SUPPORT Ryuichi Ishizawa Takayuki Matsumoto CHARACTER GRAPHIC Michel Kei-ichi Gotoh MAP GRAPHIC Yasuyuki Sawadaishi Takeshi Yabe Rage Kashiwagi Masaomi Nishidate Takeharu Isogai Ken-ichi Suzuki Kouji Okada Eiji FIRLD MAP GRAPHIC Nobuo Kanuma Takeharu Isogai Koh Karasumaru BATTLE CHARACTER GRAPHIC Kei-ichi Gotoh MONSTER DESIGN GRAPHIC Hirofumi Matsuo Kei-ichi Gotoh BATTLE B.G GRAPHIC Nobuo Kanuma Kouji Okada EVENT GRAPHIC Takeharu Isogai Masaomi Nishidate Rage Kashiwagi Hirofumi Matsuo Nobuo Kanuma Kouji Okada Ken-ichi Suzuki Takeshi Yabe Susumu Oomameuda Takashi Shimano Mitsutoshi Oshimi Muneharu Ichimaru IMAGE BOARD DESIGN Kouji Okada Hirofumi Matsuo Takeharu Isogai Masaomi Nishidate Rage Kashiwagi Koh Karasumaru MUSIC COMPOSE Motoi Sakuraba Sinji Tamura GAME PART DIRECTOR Eiji Kikuchi PACKAGE DEISGNER Minako Matsuda Nobuko Mihara SALES PROMOTION PROJECT STAFF Kuninori Onishi Seisuke Ishizaka Yasuhiko Soga Atsushi Hiratani Makoto Yoshidumi SALES PROMOTION STAFF Masao Kasamatsu Taku Tsuge Manabu Ishii Mitunori Ikoma Eri Nishidate Noriko Kobayashi SALES STAFF Masafumi Hiraga Kenji Kishi Masaaki Konbe "TGS'97 AUTUMN" MAIN STAFF Morikazu Orikasa Hiroshi Ikeda MERCHANDISING STAFF Toichi Kubota Ken Takeda Kazuhiro Ishibashi THEME SONG - "YUME-DE ARUYOUNI" B-Gram RECORDS LYRICS Shuichi Ikemori COMPOSER DEEN ARRANGER Daisuke Ikeda PERFORMED BY DEEN ANIMATION PRODUCER Hidekazu Terakawa ANIMATION DIRECTOR Tensai Okamura ANIMATION CHARACTER DESIGNER OPENING MOVIE ; KEY ANIMATION SUPERVISOR Tokuyuki Matsutake EVENT MOVIE ; KEY ANIMATION SUPERVISOR Hisashi Edura DESIGN Isamu Imakake ART DESIGN BACKGROUND DRAWING Akira Yamakawa COLOR SETTING Yayoi Yamashita KEY ANIMATION Takuya Saito Kenji Hayama Hiroyuki Nakamura Isamu Imakake Masahiro Koyama Shigeki Kuhara Norifumi Kiyozumi Yutaka Okamura ANIMATION CHECKING Junko Nishimura INBETWEEN PRODUCTION I.G Emiko Fujii Wakako Oba Mika Nakabayashi Hiroyo Izumi Hiromi Igarashi Satsuki Wada Mika Fujita Kyoko Imai Kazuhiro Ota Yuki Nakajima Tomohiro Sakaki Yasutaka Kubota Toru Okubo Chieko Ichimanda Junko Nishimura I.G NIIGATA Kazuya Ishizaki Tetsuya Takeuchi Noriaki Hayakawa Yukiko Mita Nori Morita AIC PIGGY BANK STUDIO MARK LAST HOUSE DIGITAL ANIMATION DIRECTOR Shinji Takagi DIGITAL OPERATOR Hiromi Uchibayashi Katsue Inoue Miki Sakuma Sayo Motegi Chiyomi Koyama Makoto Kogawa Tamaka Sato Rie Asano Yoshiyuki Kaneko 3D DIRECTOR Tokumitsu Kifune 3D ANIMATION IKIF+ Toshiyuki Aoyama Yuko Okumura Kensaku Takaishi VISUAL EFFECT Hisashi Edura Norifumi Kiyozumi DIGITAL EFFECT Shigenobu Kaihoko EDITOR Makiko Asano PRODUCTION SCHEDULING Sachiko Kosaka PRODUCTION STUDIO PRODUCTION I.G EVENT MOVIE SOUND EFFECTS- SOUND PRODUCTION STUDIO OMNIBUS PROMOTION INC. SOUND DIRECTOR Kazuhiro wakabayashi SOUND EFFECT Tooru Noguchi SOUND MIXER Makoto Uchida OPERATOR Megumi Ohtsubo QUALITY CONTROL Atsushi Koyama SPECIAL THANKS TOKYU AGENCY Masayuki Yashima Shigeto Suzuki Akira Nanbu Haruo Kubota Tetsutoshi Watanabe RYU-HON be Takenobu Yanagimoto Shinichi Kagami Naoki Fukuda Co-PRODUCER Shinichiro Okamoto Shinji Noguchi Jun Toyoda Sawako Natori PRODUCER Syukuo Ishikawa Shigeru Yokoyama Yoichi Haraguchi EXECUTIVE PRODUCER Yasuhiko Asada PRODUCED BY namco
https://w.atwiki.jp/yurina0106/pages/4125.html
タグ 明るい 曲名G 歌 YURIA 作詞 国防隊 作曲 アッチョリケ 作品 世界征服彼女OP guru∞guru
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/144.html
最終更新日:2022.12.18 ▲[長野]主題がズレている内容 2022.11.20 ●安全利用五則のヘルメットは「努力義務」 2022.11.13 ●本題とは直接関係ないがヘルメット関連 2022.11.06 ●[大阪]ヘルメット着用での死亡事故 2022.10.30 序文の追加(+文字など微修正) 2022.10.23 ▲[群馬]本当に事故を減らそうと思っているのか甚だ疑問 2022.10.9 ●[埼玉]「ヘルメットと保険には積極的に取り組む」ことで締めている記事 2022.9.25 ▲何故か4割の頭部"以外の"致命傷は気にせずヘルメット着用優先 〃 ●[熊本]シェアサイクルでのヘルメット着用議論から考える具体的な対策 2022.09.18 ●[OGK]ヘルメットを被りたくなるアイデア? 2022.09.11 ●いわゆる「ポジショントーク」? 2022.07.17 ●[関連]ヘルメット着用推奨と確証バイアス 2022.07.03 ●[北海道]安全で適切な一時停止遵守率よりもヘルメット着用優先? 2022.07.03 ●[埼玉]交通ルールとヘルメット着用を推進するイラストの真の意味 2022.05.15 ●「一時不停止」を挙げているのにヘルメット着用優先 2022.05.01 ●ヘルメット盗難のリスク 2022.04.24 ●[北海道]事故現場の道路に転がるヘルメット 2022.03.06 ●自転車乗車中のヘルメット着用努力義務 2022.02.27 ●OGKによるヘルメット着用が浸透しない理由のアンケート 2022.02.13 ●[群馬]見通しの悪い交差点で自転車の高校生が跳ねられ重体 2022.02.06 ▲[群馬]相変わらずの様子 (過去の更新履歴は最下部へ移動) 改めて【安全とは何か】を、よく考えておきたい。 ────────────────────────────────────────────────────── ◆このページは 事故で「自転車も自分も、かすり傷さえ負いたくない人向けの内容」 となります。 「頭部の怪我の防止が何よりも最優先」 =「頭部損傷の軽減"可能性"さえ上がればOK」という人向けの内容はありません。 予めご了承ください。 ────────────────────────────────────────────────────── ▲ヘルメットへの疑問─────────────────────────────── ヘルメットを着用していることで、 (場合によっては)事故による被害の"軽減"効果があることは分かるものの、 「事故を"防ぐ"不思議な効果はない」と言える。 (転倒時に悩への損傷を完全に防ぐことが出来るとは限らない) 着用するだけでマナー向上するような効果も当然ない。 果たして、事故を未然に防ぐことが可能な「徐行や一時停止など」の、 最優先すべき内容を置き去りしてでも推奨する意味はあるのだろうか? ●ヘルメットを着用していれば"頭部だけ"重傷は防げるかもしれない しかし、倒されて完全にトラックが乗る形で轢かれてしまうようなケースであれば、 全身の骨が砕ける可能性もあるのでヘルメット着用で守れるはずもない。 ●ヘルメットを付けていてもイベントレース中に帰らぬ人となったケースもある ●むしろ「ヘルメット着用していたことで頚椎損傷により重症」というケースまである。 ●ヘルメット着用で危険運転が許されるわけがない ↓ 「公道で速度を出すので被る」=「徐行や一時停止を無視してもいい」わけがない。 「予測運転」「他車への配慮」などは必須で、 交通法規を守るということはヘルメット装備の有無は無関係。 ●「予測運転」が出来なければ、いくらヘルメットを着用してようが、自らの命を粗末に扱っているだけ なので、「重傷を負ったり無駄死にしたくないなら」 公道で無闇な速度アップ自体を思いとどまることを強く薦めます。 ●安全利用五則のヘルメットは「努力義務」 www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/five_rule/ 1 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先 2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認 3 夜間はライトを点灯 4 飲酒運転は禁止 5 ヘルメットを着用 ↑ 子供だけだったのが大人にも拡大されてしまったが、 「努力義務でしかないヘルメット着用」を 「法的拘束力のある1~4」に混ぜると、 「ヘルメット着用は義務なんだ」と いつものように「壊れた広報スピーカー」が 始まるだけの気がするのがどうにも・・・。 「罰則のない努力義務」と「罰則の有る法文(条文)」は別。 ↓ ヘルメット"さえ"着用すれば安全と思うのは完全に間違い。 「安全のためなら全身各所のプロテクターも是非とも装備しましょう」。 そんなことよりも・・・、多くの一般車にも言えるのは まず「★常用速度を見直すのが先」且つ 「★見通しの悪い交差点での徐行も守る」こと。 過ちを省みることなく暴走車両が突き進んでいれば いつか突然大きな事故に見舞われる。気付いたときにはもう手遅れ。 ●頭部は無事だったが他の箇所の大怪我や骨折をしても構わないのであれば、 ヘルメット着用だけに縋れば良いのではと思う。 そして【予測運転を身につけよう】。 「急な飛び出しがあった」と愚痴るようなことがあれば、 それは「予測運転ができてない」証拠。 「交差点では自転車や子供などが絶対に飛び出してくる」と身構えていれば 徐行や一時停止が絶対に必要と理解できる。 高齢者には「無理な横断はしない・させない」と徹底させた上で、 変速機の使い方や空気圧管理の重要性から 「快適で使いやすい自転車」とは何かを知ってもらう必要がある。 ●「ヘルメットを着用している自転車乗りには幅寄せしても大丈夫だろう」と考える輩もいる ↓ ◆自転車はヘルメット着用の方が危険? srad.jp/story/07/06/24/205201/ 交通心理学者であるIan Walker博士は超音波センサーを自転車にとりつけ、 ヘルメット着用・非着用あわせて2500回の走行時の自転車・自動車間の車間距離を測定し比較した。 結果は着用時の方が8.5cm車間距離が短く、 またこの実験期間中トラックとバス相手に1度ずつ 接触事故が起きたがどちらもヘルメット着用時であったという。 ↓ 「おっヘルメット着用してる」 → (これは危険ではなさそう → 安心して走れる) → 近付いても問題ないな」 と 「うわ、ヘルメット着用してない」 → (これは危険だ → 気を付けよう) → 慎重に避けなければ・・・」 の違い。 こう見ると「交差点は危険性の認知度が低いからこそ、事故が繰り返されている」という裏付けに他ならないのでは。 「車道では左側通行でヘルメットで衝撃を軽減しよう」とあっても、 「左側通行でヘルメットを被っているので事故は防ぎやすい」ので 「交差点は徐行なしで左右確認も一切しなくても事故は起こりにくい」だろうか。 そうは思わない。 つまり優先順位として「直接事故を防ぐということを意識付けるには」 ★「交差点は出会い頭に飛び出してくると思うこと」(自動車による左折巻き込みにも注意) ★「危ないと思う前にきちんと一時停止して確認を怠らない」 ★「歩行者に配慮し、見通しの悪い場所など速度を出し過ぎない」 これが最も直接的に事故防止に繋がる重要な内容ではないのだろうか。 ●ヘルメット着用を「違反者に罰則のある」義務化にしたオーストラリアは・・・ dot.asahi.com/dot/2021102900011.html オーストラリアなど、法律でヘルメット着用を義務化し、罰則を設けている国もある。 普及が進まないとなれば、日本でも今後、ルールが厳格化される可能性があるのか。 小林氏は「オーストラリアでは義務化によって、自転車の利用者が大幅に減ってしまいました。 そうした問題から、自転車利用を推進したい国は『ヘルメットは自己責任で』という流れにあります」 ↑ つまり、違反者に罰則のあるようなヘルメット着用を義務化するということは・・・ 【自転車ユーザーの数そのものを減らしたい】思惑が強いことが明確であることから、 ヘルメット着用推進派が「自転車は一切使わない電車移動のみ歩行者」か「自動車関連の団体」であれば、 この方針に邁進するのも大いに頷ける一方で、 「自転車関連団体」や「自転車推進団体」から「自転車店」でも、 ───────────────────────────────────────────────── (※一般用途ではない競技向け自転車と自己判断力の乏しい子供は除く) (※高齢者で認知症の疑いがあれば自転車でも運転すべきとは言えず、事故原因ともなれば過失割合の考慮も必要) ───────────────────────────────────────────────── 特に常用速度も遅い【生活用途の自転車で】ヘルメット着用を強く推奨してしまうということは・・・、 よく考えると、自転車ユーザーを減らす目的になってしまうとも言えるので、 「自転車関連の自分たちの"発言権"や"利益そのものを縮小"し、立場が弱くなる」ことに 繋がりかねない危機感があるのだろうか・・・という疑問が常にある。 ※それがヘルメット会社であれば、尚更意味が分からない。なぜ自分達だけは影響を受けないと思うのか? 自転車推進しているつもりが、気づけばヘルメット着用に「安全保安装置」という大義名分の御旗を掲げ、 様式美の押し付けによって、 委縮させることになるという「本末転倒の極み」に気付いていないとすれば相当困りものだが、 これまでも、これからも永遠に「徐行や一時停止を徹底的に軽視し」、 車間距離については見て見ぬふりを通すであろう各種団体に期待するだけ無駄というのはある。 それにしても、ヘルメット着用に対する幻想のような絶対視が強すぎることに違和感しかない。 同時に「徐行・一時停止など」の無視・軽視には目に余るものがある。 なぜ、被害を軽減する前に、「事故の"防止"のために必須の出来て当たり前」のことが、 まともに浸透していない現状について問題視しないのだろうか。 「大小問わず交差点の出会い頭」「無理な横断」などの 「目の前にある危険」を気にしないというのは本当に意味が分からない。 歩道走行にしても、「根本的に歩行者への配慮の無さ」が問題であって、 歩道走行自体を危険扱いすることでは何も解決しないどころか、 むしろ車道走行を促すことによって、 片側1車線のような狭い上に交通量の多い道路では「危険に晒される」という観点が 完全に欠落していることに気付かなければならない。 ●スポーツ自転車の場合推奨する主な理由は ロードバイク系の場合は「スピード重視の車種」であり、 MTB系であれば林道などで、BMX系であればトリックで転倒するのが「当たり前」のため。 ※車種限定をしないケースとしては、 例えばママチャリでも、過剰なまでに「車道走行原理主義」で、「ほぼ常に時速30km走行」のような 「色んな意味で化け物のような人であれば」ヘルメット着用すべきだろうとは思う。 そのため、 ●スポーツ自転車でヘルメット着用していても走行方法が無茶苦茶であれば もはやヘルメットどうこうでは済まないのである意味「無駄」であり、 ●一般車でも慎重で丁寧な安全走行を神経質に徹底できるのであれば さほど重要ではないといえる。 ▼毎回思うのはヘルメット着用推進者は、着用を推奨する一方、 「法令違反」に対しては、あまり注意喚起を行っていないように見受けられる点。 ・徐行 ・一時停止 そして、明文化されていないが安全運転に不可欠で「非常に重要」な点。 ・予測運転 ・常用速度 ・減速のタイミング ・周囲を確認を怠らない こうした当たり前の観点がないことを危惧する。 ●更なるポイントは、事故の際に「自転車側の違反」の割合について 特に「徐行・一時停止」を徹底的に守らせようという考えが全くなさそうな問題。 ●妙に心配症な人は まず車道走行原理主義であれば、 そもそも「その走行路が、車道走行に適しているのかどうか」 落ち着いて考えてみることを強くオススメ。 「自転車は車道を走るものなんだ」 「自転車の車道走行は正しいし違反ではないから、自動車側が気を付けてくれればいいだけだ」 と、いくら叫んでみても、 「マナーの悪い自動車やオートバイ乗りが改心してくれるわけがない」という 事実を真剣に受け止める必要がある。 公道で速度の出しやすい車種を乗るのは自由でも、 「ヘルメット着用では不十分で、リスクがある」ということも知っておいて欲しい。 「歩道(歩行者が居ない=徐行義務のない普通自転車通行指定部分)なんて走ってたら 急に曲がってくる自動車とか居て、むしろ危険なんだ」 という意見に対しては、 ★【予測運転をして、周囲の確認を怠らないでください】 ★【根本的に常用速度を見直してください】 ★【そもそも、公道は貴方だけのための道ではありません】 ということを「強く意識してください」と真っ向から切り捨てるしかない。 それでも、 ◆どうしてもヘルメット着用させる理由を挙げるとすれば・・・ ●活火山が近くにあるとか、常に鳥などからの落下物などの事故を心配する ことになるので、それはもはや「天が落ちてくる」ことを心配するようなもの。 ▼自転車側に何ら非がなくても、自動車やオートバイ等の「無謀運転」での衝突や追突を挙げるなら、 そのケースが余程「極端に多い」特殊な地域のみで、 特例として「法的に"罰則を設け"」着用を義務付ければいいだけの話。 ◆法令遵守し、法的に定められていない「予測運転」や「確認等」も出来ている自転車ユーザーの少なさを問題視せず、 「まずヘルメット着用推奨」が先に来ることがあまりにも変。 「いつ事故に遭うから分からないから備えるんだ」ではなく、 「事故そのものに遭わないために何をすべきか」を最優先で考えて実行すべき。 ●分かりやすい判断材料として、 「実際の事故データに基づかない印象論」や 「徐行」の重要性すら完全無視するような論者の意見は、 都合よく「世論操作」に利用しようとしていると見て、参考にすべきではないのは確実。 ●[大阪]ヘルメット着用での死亡事故 news.yahoo.co.jp/articles/1697430a17fe9df90d5e26c5be80e597a45996d1 5日午前9時55分ごろ、堺市堺区匠町の市道で、 自転車が停車していたトラックに追突した。 大阪府警堺署によると、自転車に乗っていた大阪府吹田市消防本部の消防士、 が病院に搬送されたが、死亡が確認された。同署が詳しい事故状況を調べる。 同署によると、現場は埋め立て地の海沿いを走る片道1車線の直線道路。 サイクリング用のヘルメットやウエアを着用しており、 事故当日は非番でツーリング中だったとみられる。 付近の防犯カメラ映像には、 自転車がトラックの後方にぶつかり、転倒する様子が写っていたという。 停車中の車両との衝突なので、恐らく自動車側の「過失なし」で 自転車側の責任とされる可能性が高い。 (横断歩道上など違法駐車であればまた違う可能性はある) 45歳ということなので、運動能力や反射速度が 高齢者ほど過剰に鈍くなっているというわけではなさそう。 そして、状況から考えると。 慣れや慢心からくる「速度出し過ぎ」「前方不注意」の可能性も高い。 「ヘルメットを着用していれば必ず助かるというわけでもない」ことも分かる。 当然、ヘルメット推進派達は、このような事故は「レアケース」として まともに話題に上げることなどないだろう。 しかし、今一度「思考力のある方々」には考えて欲しい。、 確かに今回の件をレアケースとして無視すれば、 「ヘルメット着用により被害が軽減される"可能性"はある」が、 自転車で時速30kmを超えるような速度で走ることが違法ではなくても、 「▲ヘルメット着用していれば事故になっても大丈夫」などと単純に考え、 「頼りきる」ようなことがあれば「むしろ危険なのでは」と。 あくまで、ヘルメットとは「安全"補助"装備」の1つに過ぎず 「決して"万全な安全保安装具"ではない」と、見直すべきなのではないだろか。 身を守ってくれるのは、走行方法・場所・速度・状態など 「エンジンは自分自身だからこそ」コントロール出来る範囲内で 安全に走行できるような「環境」を常に意識することが大切。 だからこそ、「所詮ヘルメットは軽装でしかない」ということを自覚して、 「初心を忘れずに常に"事故を恐れ"」「慎重で臆病に」 「適切に止まることを意識」した上で、 予測運転も欠かさないことが、己の安全のためには不可欠と強く自覚しておきたい。 www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1 layout=datalist lid=000001267756 toukei=00130002 tstat=000001148466 cycle=7 year=20200 month=0 tclass1val=0 ●法令遵守での自転車事故確率が人口10万人当たり1.6人 ●法令違反での自転車事故確率が人口10万人当たり3.5人 例を挙げると、 「自転車が加害者」での重大事故になって高額賠償になったケースもある → 実際は・・・「年間一桁あるかないか」 「若年層の違反が目立つ」 → 実際は・・・「高齢者のほうが違反も事故の被害者としても多い」 自転車乗用中(第1・第2当事者)の法令違反別・年齢層別人口10万人当たり重傷者数 65歳以上が多いが、それ以下でも【"違反あり"の事故割合が高い】 「法令遵守でも事故があるのだから、自動車やオートバイ等の 無謀運転での衝突や追突の被害軽減したい」という人も居るとは思うが、 物事の優先度を考えれば、 自転車側の「法令遵守を優先する」のは"データから見れば"当然。 ※データそのものが信用できない可能性もあるのでそれも疑いたいが、 その反証のためのデータ提示は必要。 繰り返しになりますが、「ヘルメット着用だけで事故が"防げる"なら、いくらでも賛同します」が、 法令遵守の低さ、「特に徐行や一時停止を守るということの重要性が全く浸透出来ていないこと」を置き去りしてまで 完全思考停止で優先的に推奨してればいいとは微塵も思わない。 ※「どれだけ交通法規を遵守していても、とにかく心配で心配でしょうがない」という人が 「ヘルメット着用したい」という気持ちまで否定する気はありません。 そのような方には、ヘルメット着用だけでは心配なので、 是非とも「ひじ」「ひざ」及び「胸部プロテクター」の着用も強くオススメします。 さすがに「交通法規を徹底遵守するような"慎重な方"」が、 まさか「頭部の損傷さえ防げたらOK」という「他の箇所の損傷なら問題ない」などと思うはずもないので。 個人的には、ヘルメット着用そのものを否定するというよりは、 優先度を履き違えた「特に行政」の呆れた行動は是正すべきでは? と常に不信感を持たざるを得ないような状況を憂う。 ●「ヘルメット着用で擦り傷で済んだ」だけでは「事故検証不足」 「被害・加害どちらか」 「物損・人身どちらか」 「場所(道路構造・環境)」 「路面状態」水たまり・鉄蓋・砂や落ち葉の状態 「季節・気温」 「日時」 「車種」 「速度」 「整備不良の有無」(ブレーキ装置、タイヤの状態など) 「事故時の状況」(水筒に手を伸ばしていたとか、よそ見運転していた、など) 「他者・他車の影響」(影響を及ぼした場合は暴行罪が適用されることも) ★「予測運転の有無」 「考え事をしていて前を予測運転できていなかった」のであれば、 「運転中は集中すること」を常に念頭に置く必要がある。 場所に問題があれば、 路面状態を確認し、減速や道を変更するなどの対策が必要。 当たり前だが、 「落下物があっても、速度がある程度遅いほど対処しやすい。」ことは覚えておきたい。 ※徐行以下であれば逆に不安定になるが、接近前に止まればいいだけ。 「同じことを繰り返さないために」 そして、何よりも「事故を防ぐために」 これらを全て洗い出し、 「事故を引き起こした問題点は何だったのか」を徹底的に調べ上げることが何よりも重要。 なぜなら、 「ヘルメット着用」だけで、問題点を全く省みず、改める気がなければ、 同じ事故に遭っても、 今度は 「ヘルメット着用で擦り傷で済んだ」では済まない可能性があるのだから。 「ヘルメット着用してれば事故被害軽減できるかもしれない"可能性が"上がる」のをいいことに、 「少々の違法行為なんて全然OK」と同等としか思えないような 「安全軽視」も甚だしい「遵法精神の欠片もない問題行動を無視し、正当化するような」 愚者は"反面教師として"見習いたい。 ●ヘルメット着用しなければ重症の可能性?~法令遵守の観点の欠落~ 自転車が被害者側の場合で、 「自転車側に一切の法令違反がなくても事故の可能性がある」と言いたいのかもしれないが、 果たして、自転車事故で、「加害者側の自動車」が、 居眠り・飲酒・高齢者のブレーキアクセル踏み間違いような事故が多いのだろうか? まず事故に対して「自転車側にも法令違反がある場合」の観点が 出てこないことに疑問しかない。 「ヘルメット着用しなくても、"法令遵守していれば"事故に遭わずに済むケースが間違いなく多い」 と言い切れるのは、 「出会い頭事故」が代表的な事故のケースとして上がることにある。 行政や「思考停止している人達」は、 なぜかヘルメット着用での事故被害"軽減(可能性)"に躍起になって、 「肝心の事故"防止"を掲げない」のでは本末転倒。 何度でも繰り返しておきたい。 ▲ヘルメット着用で 「事故"そのものが"防げる」← 大嘘 「法令遵守するようになる」← オカルト 「徐行や一時停止無視などの法令違反が許される」わけがない。 反対に、「ヘルメット着用しなければ法令遵守できない」もオカルト話。 ★ヘルメット着用しなくても 「法令遵守し、予測運転していれば事故そのものに遭いにくくなる」 以下も同様に・・・ ◆「(通年での交通教育の実行よりも)通学でヘルメット着用の義務化は意味がある」と 本気で考えているとすれば、ちょっと正気を疑うレベル。 ↓ そもそも、公道で無闇に速度を出しがちだったり、無謀運転するような生徒/学生は ▲【形状云々など全く関係なく】ヘルメットなんて(街頭監視有りの日以外では) 学校の近くでしか着けるわけがないのだから。 ●「カッコ悪い・ダサい」というのは、何もヘルメットの形状だけではない。 「学校からの指示を真面目に守っているということそのもの」が「ダサい」と 思われていることに気付いていない。 ↓ これを、単純に「自分の命を守る」「これからの自分や、家族や、将来の子供のため」に、 ヘルメットを被る代わりに、 【法令を遵守】(特に"止まること"を徹底的に守る)をただ教えるのではなく、 「"なぜ守る意義があるのか"という"理由"を掲げ、そのために必要な"安全義務行動"として選択させ」 継続実行してもらうということが本当の教育。 ●反対に、元々安全運転傾向で慎重な性格で、速度も控えめで、 徐行・一時停止もしっかり守るような「真面目な生徒」であれば、 「そもそも事故そのものに遭う可能性など極端に低いので、ヘルメット着用する意味など"ほぼ"ない」 群馬のような地域に限らず、通年での交通教育を試行すらしていないようだが、 学んで実行してもらうことが不可能なほど理解力のない生徒しか存在しない? むしろ「学習機会が必要なのは生徒よりも、教師や教育委員会」というべきか。 ★「"根本的な"事故そのものを防ぐために、何が足りず、何をすべきか」を考えること 公道で無闇に速度を出すことが当たり前のスポーツ自転車ユーザーや 場当たり的対応で売ることしか考えていないメーカーや店とは 「用途や意味が全く異なる」ので、意見は的外れにも程がある。 それらに安易に影響されてしまうのは勝手だが、 その「ヘルメット至上主義的な価値観こそが正しい」という感覚こそ 「事故を軽視している」と、是非とも反面教師として考えておきたい。 ◆例えば最近起きたこの事故であれば・・・ news.goo.ne.jp/article/hbc/region/hbc-2fca8ac96baad0aa491f842b7bd925ed.html 9日午後、北海道音更町で自転車と軽乗用車が衝突し、 自転車に乗っていた中学3年生の男子生徒が病院に搬送されました。 この事故で自転車に乗っていた中学3年生の男子生徒が、 軽乗用車のフロントガラスに頭を打つなどして病院に搬送されました。 男子生徒は意識があり、命に別状はありません。 現場は、住宅街の交差点で、自転車の側に一時停止の標識がありました。 男子生徒は部活に行く途中だったということです。 ▲「だからヘルメット被ってないと頭打って病院に運ばれるようなことになるんだ」 ↑ 頭は守ることができても、確実に自動車と衝突しますよ? 「体のダメージは何ら問題ないのであれば」どうぞヘルメット着用のみ推奨してください。 ●「一時停止を守っていれば、そもそも頭を打つようなことにはならなかった」 ↑ 当然、こちらが正解。ヘルメット着用は「あくまで補助的な役割。」 「操舵や姿勢制御が苦手で、低速でもふらついて転倒するような子供や高齢者」であれば "若干"分からなくはないが・・・、それでも優先度としては下がる。 余程低速で蛇行運転しかできないような人を除けば 通常は「低速メインであれば」それほど必要な装備ではない。 ────────────────────────────── ◆では反対に、「自転車が通行し交差点に近づいて、"自動車"側に[止まれ]の標識がある場所で、 自動車側が一時停止せず飛び出してきた場合」はどうだろうか? ↓ ●例え自動車の飛び出しがあったとしても、 自転車側にも「見通しの悪い交差点では"徐行の義務"があるので、 「徐行=すぐに止まれる速度」で通っていれば衝突事故は防げる。 ▲当然この場合でもヘルメット着用していたところで、衝突事故そのものは防げるはずもない。 ────────────────────────────── そして ▼(自転車側に法令違反が一切無い)暴走車両が原因での事故を恐れる心配症の方であれば・・・ ↓ ↓ ◆自転車でも事故に備えてプロテクターという選択肢 commute-esc.com/protector 事故に備えて装着する意味は確かにある。 ●肘・膝用のプロテクター(ライトウェイ) www.riteway-jp.com/pa/fuse/product-category/プロテクター/ 防具に信頼を置くのであれば、 公道走行でも、ヘルメット着用だけで済ませるようなことはせず、 こうした防具まできっちりと装着推奨してもらいたいと思う。 しかし、それ以前に「公道で速度を出して走行する」ということは、 それだけで事故のリスクが極端に上がる。 だからこそ、「速度抑えめ」で【予測運転を常に心がけ】 一時停止も徐行も徹底遵守することで 「車種問わず」事故そのものを防ぎやすくなると覚えておきたい。 ◆「なぜ自転車はヘルメット着用が法的に"罰則のある"義務化されていないのか」への答え 「幼児車や子供車もあるので徹底させるのが難しい」というが、 むしろ小学校低学年未満であれば積極的に被らされている印象が強い。 そうではなく、老若男女問わず、全年齢に言えることとして答えは簡単。 【車道が狭い道も多く、歩道走行"も"前提で、想定する常用速度が遅いから】 という当たり前の話になる。 ────────────────────────── ※対照的に、「自転車は車道走行が普通」として、 勝手に公道レースのような感覚で命を削って走っている人達は「完全に別の存在」。 軽量なスポーツ自転車のほうが速度を上げやすいが、厳密には無関係。 ロードバイクでも、MTBでも、クロスバイクでも、シングルスピードでも、 ファットバイクでも、クルーザーでも、タンデムでも、ママチャリでも 無闇に速度を上げて走行するなら危険性は大差なし。 「速度を上げて走行すればするほど、(周囲の確認把握が遅くなるので)事故リスクが高くなる」 というだけの、物凄く単純な話。 だからこそ、スピードを出して乗るのであれば、薄っぺらい服でグローブとヘルメット着用だけのような "軽装"では、事故被害軽減のための装備としては、あまりにも貧弱で危険なので、 各種プロテクターを是非とも付けてくださいという案内になる。 ●ヘルメット着用に関する内容と「事故"ゼロ"最優先の観点」不足の問題 個人的には「努力義務」の時点で、過剰反応するほどでもない印象しかない。 (罰則無しを伝えず反証に都合よく利用というのは勘弁して欲しいが) この類の内容は最初から「行政が仕事している感を醸し出すための手段」としか思っていない。 「●年●月から自転車でも保険加入が義務になりました」のようなもの。 重複加入や、中身を精査する重要性を本気で伝えている媒体など皆無に等しい時点で、その程度の役割。 もしかしたら、防犯登録を防犯(盗難を"防ぐ")意味のあるものとして 本気で信じているような人達であれば、 「罰則のない目標のようなものでしかない」法文でも、 半強制力のある内容に見えるのだろうか? 当然、何も「公道走行時に(プロテクターは絶対に着けないが)ヘルメットだけは被っておきたい」 と思っている人を否定する気はないので、車種や速度や走行状況に応じて、 「必要と思うのであれば」着用すればいいとは思う。 しかし、「事故"ゼロ"最優先の観点からは」 少なくとも行政や学校でヘルメット着用を「"優先的に"後押しする意味が分からない」。 「予測運転」「歩行者優先」「徐行・一時停止」のような、 あまりにも事故"防止"に当たり前のことが、 完全に後回しになっていることは「異常」と言わざる得ない。 違反者には罰則のある徐行や一時停止の周知すら不十分なのに、 ヘルメット着用で「"被害"軽減」が先というのが謎。 特に道交法では明文化されていない「予測運転」については、 公道走行の適正を図る上でも重要なので、 これこそ「努力義務化」で積極的に推進すべきに思えて仕方ない。 大衆層には無意味に近い努力義務であっても、ヘルメット着用を優先するよりは遥かに意味がある。 「かもしれない運転」よりも更に慎重に「起こる・遭う」と常に備えていれば、 良い意味で「緊張感しかない運転」が可能になる。 どうすれば身に付けられるかについても、「個人それぞれ異なるアプローチ方法」が必要。 画一的な指導では多くの人達にとって長期記憶や行動原理の礎にはなり得ない。 ●本題とは直接関係ないがヘルメット関連 times.abema.tv/articles/-/10047255 電動キックボードは規制緩和でヘルメット着用が任意になるが、 こういうダブルスタンダードをやってはいけない。 要は、政治力のある団体・業界は“別にヘルメットなしでいいよ”とする一方で、 政治力のない業界は“ヘルメットを大人もつけてください”となるわけだ。 政府がダブルスタンダードになってしまうと、 先ほどの腹落ちしないということになっていく。 そして、トラックや配達業者が止まっているから車道には出られない。 自転車のルールだけではなく、車を運転する人たちも気をつけましょうということも 考えて、一体的な運用にすることが必要だと思う」との見方を示した。 4項目の取り締まり強化の話題でヘルメット内容はどうかとは思うが、 自転車でも、ヘルメット未着用でもOKの最高時速20km以下の 電動キックボードの施行予定新区分でも「ヘルメット着用そのものは同じ任意」。 ヘルメット着用を推進しているのは「政治力のない業界」ではなく、 積極的に業界も受け入れる形で進んでいるようで「真逆」。 むしろ自転車は「業界都合で」子供や幼児に限らず推奨を薦める方向になってきてるように思う。 しかしそれは「交通法規の遵守を後回し」で 「まずはヘルメット着用させようとしている」ようにしか見えないため、 結果的に、優先度を無視して強く推奨すればするほど自転車人口が減ることなど考えもしてなさそうなところがまた・・・。 公道を身勝手にレース場か練習場と勘違いしているような 命知らずな速度偏重主義に付き合わされると ヘルメット着用こそ正しいと思ってしまうのだろうか。 どうしても速度を上げたいのであれば、 ヘルメットだけでなく「"ヘルメットでの"事故を防ぐための頚椎ガード」や 「全身個別のプロテクター」も「安全のためには」必要不可欠のはずだが、 それは放熱性などを理由に拒否されるのだから不思議な話。 一方、特定小型特殊の電動キックボードは ヘルメット着用によって「利用者が少なくなることが分かりきっているから」 原付のような厳格な着用義務化は避けたい思惑があるのは分かるが、 その結果「(車体の構造的な扱いにくさの問題も含め)アウトロー向けイメージ」になり、 ヘルメット着用を推進してもしなくても「キワモノ扱い」としかなれない運命かもしれない。 ●いわゆる「ポジショントーク」? bike-news.jp/post/272530 (そもそも店名すら不明で、本当に自転車屋店員かどうかすら分からないが・・・) 「本音をぶっちゃけると"9割お金儲けや接待が理由"でヘルメット推奨してます」ならまだ分かる。 ※記者の過去の記事(2022年5月~)を見ると、 ほぼ「車種とメンテの紹介」で、まだ「交通安全」に特化した記事は無かったので、 そういう意味では「(雑多な)自転車店員らしさ」は垣間見える。 ▼但し、仮に仕入れ値に対して利益率が高いとしても、 多くの店の常設売り場(在庫スペース)を想定すると 実際には(後述の一定数を用意する必要があることから)店内を圧迫するので、 そうした「基本的に競技(車種)向けの装備品」は 「全国的には店内が広い自転車店がそれほど多くない傾向」も考慮すると、 「あまり歓迎できる商品とは思えない」のもある。 (ウェア類は薄いのでまだしも、ヘルメットとシューズは特に微妙) まだ自我が芽生えていない幼児向けであれば、 「とりあえず今ある物でいいや」という考えがあっても、 こだわりが強い親の割合が無視できるほど少ないとも思えないため、 1サイズだけで済むわけもなく、 「この色のこのサイズ」で新規入荷しなければならない場合、店内在庫は消えない。 ↓ そうして、いつ売れるとも知れない「色違い・サイズ違い」を並べ、、 それこそ「店を試着場所として使われるだけ」で、後はネットで購入されてしまうケースも考えられる。 ↓ そして、それは「自転車本体購入相談段階での、整備やサービスの違いを示すこと」とは異なり、 「店舗独自の特徴でカバーが困難」という点でも微妙。 ↑ ※もし「破損しても補修します(できます)」という店があれば強みに出来ても、 恐らく強度的に不可能として施行する店はないはず。 ◆◆◆そして「自転車購入時には違反すれば法的に罰則のある義務"ではない"ヘルメット購入」に 「金銭的な負担が必要」という紛れもない事実があり、 具体的にその「強いられる」負担に対して、何ら対策も採らず、 「データに基づいて被害軽減に寄与するのだから買えばいい」で済む話なのだろうかという。 というのも、「自転車を生活の足として使っている人達」の中には、 精神的にも金銭的にも余裕がない人達も少なくないはずで、 本来そのような 「交通法規を無視するのが当たり前のように、切迫している人達にこそ」 被害軽減のために着用することが望ましい場合であっても、 のしかかる「数千円」もの負担は、「購入推奨を提案しただけ」で済む話とも思えない。 もし、何処かの誰かが責任感を憶え、意気揚々と、各地方自治体にヘルメット購入資金援助のために 「(地方交付税から)拠出金作りのための署名集めします」と運動を始めたとして、 血税を奪われることに快く賛同してくれる人達が、 「安物使い潰しこそが正義」と信じて已まない「安物至上主義な人達」の自転車への愛着の無さや 自動車ドライバー側からの自転車への理解力も低い現状で、一体どれだけいるのだろう。 ※OGKアンケートでも露呈した「ヘルメット置き場」の問題もある。 こうして考えると、 誰がどうやって、これらの「負担の足枷」を解くことが出来るのかということになり、 やはり「事故被害を防止するという観点でのヘルメット着用推進」には疑問しかない。 ◆それに、何よりも、一時不停止・徐行無視など、 「自転車側に違反があること」も間違いなく多いと考えられ、 被害の"軽減"よりも前に、「"安全な走行"」が出来ていれば 「事故そのものを未然に防ぐことが出来たケース」を無視できない。 角度を変えて何度でも、一時停止や徐行の意義を説く価値があるにも関わらず、、 (典型的な拝金主義者にしてみれば) 「それは金にならないから」で一蹴され、異常なほどに軽視されてしまう。 ↓ ※「電動キックボード」を許可した経緯にあった「検証実験の杜撰さ」を見るに いかにも「安全など2の次」というのがよく分かる。 更には、警察の街頭指導そのものが全国的に(静岡・広島・愛媛の3県を除き) 「自転車の一時不停止は大した問題ではない」と言わんばかりの活動で、 「最も交通安全の番人として機能しなければならない立場」という概念すら 恐ろしいほどに希薄なことには、もはや呆れるしかない。 我先にと(これもロビー活動の賜物だろうか)、教育関係でも、行政でも 「ヘルメット…保険…ヘルメット…保険…」と、目の前にある「落とし穴」を見ようともせず、 「あくまで交通法規遵守ありきで、ヘルメット「も」役に立つ(ことがある)」ではなく、 「ヘルメット"こそ"安全(被害軽減)への近道」かのような、 「まるで何かに憑りつかれているような傾向」には違和感しかない。 それに対して「常に予測運転…歩行者優先…減速…徐行…一時停止…安全確認」となれば、 相当数の事故の減少に繋がるのは明らか。 ●ヘルメット着用推奨も過ぎれば「大きなお世話」になる 「世間でのママチャリ乗り達のヘルメット着用が当たり前ではない」という時点で、 「ヘルメット着用を半ば強制してみよう」と考えること自体に無理があるというか。 食料自給率を上げるために「パン食を禁止してご飯だけ食べるようにしよう」としても無理のようなもの。 しかも、ヘルメットの場合「確実に金銭的負担が生じる」というのも障壁となる。 対して、毎回手間はかかっても、ブレーキ自体に異常がなければ 「止まるだけ」なら無料で簡単に出来るので非常に手軽。 根本的には、ヘルメット推奨は米式化と同じで、「必要と思う人が購入すればいい」という話であって、 それを努力義務でも法的に薦める感覚が理解できない。 その上、防具としては中途半端で「肘・膝・胸部プロテクター」は完全無視なので、なおさら意味が分からない。 そのうち自転車購入時に役に立たない名ばかりの防犯登録とセットで同時に購入させようとしてくるのだろうか。 行政は「仕事した気分になれる」ことと、自転車保険の(努力)義務化のように、 妙に広めようとしている背景には、自転車事故の減少率が低いということよりも、 「高齢者にはほぼ注意喚起していない」という胡散臭さと同時に、 「ロビー活動」の影響がないとは思えない。 そう考えると、「ブレーキ装置メーカー」が、共同でロビー活動すれば 「止まること」の重要性を広められる可能性はあるのかもしれない。 「ヨシガイ、唐沢ブレーキ、シマノ、テクトロ」が本気になればと思うが・・・無理な話か。 ●(子供車)ヘルメット着用でも意識不明の重体 news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-00050E07.html 事故があったのは、鈴鹿市若松中の交差点で、22日午後5時ごろ、 自転車に乗っていた小学3年生の8歳の女の子と軽乗用車が 出合い頭に衝突しました。 警察によりますと、女の子は、学校からの帰宅途中とみられ、ヘルメットをかぶっていたということですが、 頭などを強く打ち、意識不明の重体です。 現場の交差点は信号がなく、女の子側に一時停止の標識があったということで、警察が事故の詳しい原因を調べています。 やはり重要なのはこの点。 ヘルメットをかぶっていたということですが、頭などを強く打ち、意識不明の重体です。 事故の"防止"は当たり前として、事故の被害さえも軽減できていない。 子供車(一般車)の速度域であっても、結局事故になれば無意味になることもあるという。 まさか『もっと悲惨な状態になっていたかもしれないのを防げた』とでも言う輩がいれば もはや怒りを通り越して呆れるしかない。 そして、これを「極稀に起こった希少例」として挙げるのであれば、 保険加入の"エサ"として子供が事故の加害者になった例を挙げるのも筋違いということになるが、 これまでのヘルメット奨励に対して「都合が悪い」として、 現実的にヘルメット着用での犠牲があっても、 「一時停止の厳守から、走行方法の見直しや教育を最優先にしなければならない」という 教訓として活かされることはないのだろう。 事故を本当に防ぎたいと思っている"正常な"人達は 「上から押し付けられる"(非)常識"を信奉してはならない」と省みて、 「一時停止/徐行/確認/速度や教育の重要性」に気付いて欲しい。 ●ヘルメット着用でも毎年死者数が居るというデータ www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1 layout=datalist toukei=00130002 tstat=000001027458 cycle=7 year=20200 month=0 11ページ 表2-2-9 自転車乗用中のヘルメット着用有無別死者数の推移 ここで「ヘルメット着用よりも非着用のほうが死亡者数が多い」と見るのは軽率。 "総自転車走行者に占める非着用者の割合"のデータがなくても 例えば100人中ヘルメット着用が僅か1人で他99人が非着用であれば、 圧倒的にヘルメット非着用者のほうが多くなるのは当たり前。 繰り返しになるが「ヘルメット着用で(場合によっては)被害軽減効果がある」ことを否定しているわけではなく、 事故そのものを起こさない(遭わない)ために出来る優先事項として、 特に出会い頭事故を防ぐために、【徐行や一時停止を厳守すること】を考えるべき。 そしてこれは(ブレーキ装置に故障がなければ)"無料"で出来る。 「無料で(絶対ではないがかなり有効な)安全を得られる」というのに (公道で無闇にレース感覚で走行するような死に急ぎの人達は考慮しないとして) 普通の人々は最優先で実行しない選択などあるわけがない。 ●医療現場への負担を減らすためにヘルメット着用優先? kuruma-news.jp/post/333517/2 もし自転車やバイクでの通勤を考えるのなら、いつもより一段と速度を抑えた運転にしていただきたいと思う。 普段なら渋滞時にクルマより速く走るようなケースであっても、 新型コロナ禍が終わるまでクルマと一緒に流れたらいい。 もちろん歩行者をケガさせた時の病院事情は同じ。入念な安全確認をお願いしたい。 冒頭にあるマナー啓発内容はこれだけ。 自転車に乗るのなら、必ずヘルメットを着装してほしい。 一方では、ヘルメット関連の内容が続くも、 新型コロナの感染防止と同じく、大きなケガをして医療に負担を掛けないようにするべきだ。 とあり、まるで「軽度な怪我であれば大した問題ではない」とも見える。 ヘルメット着用での「事故の軽減」に期待し、 「速度を抑え、クルマと一緒に流れ、入念な安全確認」という軽微な内容では 事故"防止"としては薄い内容になるので、安全喚起になるとは思えない。 まず、「安全な場所と方法」を、ヘルメット着用云々の事故以外にも 「最近1ヶ月以内」の個別の事故を挙げ、 事故そのものを「防ぐ(起こさない)」ために、どうすべきだったのか、 「改善点はどこにあるのか」という、具体的な提案が欲しいところ。 同時に、警察も自転車の無謀運転を厳格に取り締まっていただきたいと思う。 というか新型コロナ禍において警察が協力できることは多くない。 だったら自転車の安全啓蒙をしっかりやってほしいです。 自転車の盗難"抑止"や防犯と同じで、 交通取り締まりだけに終始できるほど暇なわけがない警察任せにはせず、 "自分が"安全を得るためにはどうすればいいのかと考えると、 必然的に、 ★「徹底的に"適切に止まる"」 ★「見通しの悪い交差点での徐行義務を守る」 ★「歩行者が最優先」 ★「予測運転を絶対に怠らない」 ★前後左右の確認、無闇な横断は厳禁 ★車間距離を相当空けておく、イライラしない など常に想定し、実行する"意志"が必要。 ↑ これらは、事故"防止"に絶大な効果があるにも関わらず"全て無料で可能"というのも大きい。 (もちろんブレーキ不備などがない前提) 費用負担前提で、現実的に一般車での着用自体に抵抗感の強い現状もあることを考慮すれば、 「念には念を入れて"一応"ヘルメットを購入し着用する方法もあります」と 紹介するので十分と思われる。 ●「ヘルメットがあったから助かった」と「ヘルメット着用でも助からなかったと思われる事故」 店からの情報であれば「単なる販促活動の一環に過ぎない」という見方ができるので 話半分で判断すればいいだけとはいえ、 そもそも「常用速度も含め」本当に「予測運転が出来ていたのだろうか」という疑問。 典型的な「急ブレーキ多用のオラオラ運転」をしていて「転倒したけど助かった」などと言われても、 「ヘルメット以前に常用速度を見直して予測運転を心がけることが先では?」と言いたい。 もし「オラオラ運転かもしれないが改める気などない」「公道は俺のレース場だ」という異常な考え方であれば、 「ヘルメット着用してさえいれば助かるに違いない」という「浅すぎる安全意識」で、 どこまで無事でいられるかという「自らの命を賭けている破滅主義者」には何も言っても無駄。 ▼実際ヘルメット着用して走行していたであろう人でも、 (原因としては体調だったのか走行方法だったのかまだ分からないものの) 自動車関係なく転倒して死亡するような事故も起きているわけで。 news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20200620162110.html 20日午前11時35分ごろ、大津市北小松の国道161号を自転車でツーリング中の男性が転倒し、搬送先の病院で死亡した。 滋賀県警大津北署によると、男性は40代くらいとみられ、友人3人と同日朝に彦根市を出発。 琵琶湖岸を自転車で回る「ビワイチ」のルートをたどって高島市から大津市へ入り、国道を南進していたという。 転倒時は男性が4人の先頭を走っていたという。同署が男性の身元と事故原因を調べている。 そのうえ、どれだけ「安全に気を付けて車道走行していたとしても」、 「ナビラインがそこらじゅうに敷設されたところで」 「自転車が車道を走ることは道交法での原則」ということすら理解できていない救いようがない自動車ドライバーが存在し、 「全く気にせず幅寄せしてくる可能性もゼロではない以上は、 ヘルメット着用どころか「ドライブレコーダーの効力にも限界がある」と知っておきたい。 そう考えるとやはり実際には、危険防止のために "徹底した歩行者優先で"歩道走行をメインに、車道の右左折車を警戒していれば、 ヘルメットの出番が必要になるケースというのは極めて少ないと考える。 ※但し、本格的な「レース」に於いては接触や転倒が当たり前なので、 「装着するのは必然」というのはある。 それに対して、歩道走行メインなのに安全な走行を徹底することを置き去りにしてまで ヘルメット着用を優先させることに一体どれほどの意味があるのだろうか。 ●交通ルールはどこへやら www.au-sonpo.co.jp/pc/lp_helmet/#bycle より多くのみなさまに、ヘルメットの着用によって 自転車事故から身を守って欲しい。 事故ゼロに向けてであれば、 「より多くのみなさまに、交通法規の遵守等によって 自転車事故を起こさず、事故に遭わないで欲しい。」とあるべき内容。 それでも死亡リスクをゼロにはできません。 だから、ヘルメットをなるべく着用しましょう。 ならわかるが・・・ ヘルメットを着用して自転車搭乗中に死亡した場合、 死亡保険金とは別に、100万円をお支払いします。 なんだろうか・・・死亡前提で保険付けられましても。 ↓(対案) もしも「ヘルメット着用が原因で頚椎損傷した場合」や、 「(安全基準をクリアし落下歴も経年劣化もないにも関わらず)頭部損傷」の場合には、 別途入院日額を更に上乗せするなどの補償するべきだろうと。 au損保は、全国の各自治体と「自転車の安全利用に向けた協定」を締結し、 自転車搭乗中のヘルメットの着用を推進しています。 交通ルールは各家庭や学校任せ? なんというか「保険とヘルメット着用で事故減ればいいよね」と投げやり感すらある。 ●自転車同士での交差点事故 www.fnn.jp/posts/00393788CX 自転車はともに電動アシスト付きタイプで、この事故で88歳の無職の男性が頭を強く打ち死亡。 また、もう一方の自転車に乗っていた69歳のパートの女性にケガはありませんでした。 2人はいずれもヘルメットをかぶっていませんでした。 現場は住宅街の中にある比較的見通しの良い交差点で、 女性が走ってきた側に一時停止の義務があったということです。 一般的な着目点は「高齢者」か「ヘルメット」か「電動アシスト」かというところになるのだろう。 もし高齢者でなければとか、ヘルメット着用であればとか、電動アシストでなければ 死亡事故には至らなかったのではと考えるよりも、 対人保険加入であれば賠償額は支払われるとしても やはり本質としては「一時停止義務の重要性」に改めて気づかなければならない事故。 最善は一時停止の義務があるかどうかではなく、 交差点は事故が多い場所としてどうすべきかを考え、 「減速→徐行→一時停止→左右確認」をセットで考える。 ●保険加入・ヘルメット着用が最優先? 2つとも「罰則なし」で、制定されている地域でも防犯登録のように努力義務でしかない。 努力義務を優先させるようなキャンペーンを打ち出すのは、単に「業界としては儲かる」というのもあるのだろう。 それに影響されるのは自由だが、 まるで真冬に薄着で風邪をひいているにも関わらず、風邪薬だけ飲み続けているような違和感がある。 「車道の右側通行(逆走)」「2人乗り」「並走」「無灯火」といった 代表的な見える危険にも問題がないわけではないが、 まず、「徐行・一時停止」を絶対とするキャンペーンを打ち出すことが 事故の状況を見る限り喫緊の課題であり最優先されるべき内容ではないのだろうか。 「事故が起きても安心な備え」は確かにあったほうがいいが、 しかし根本的には「事故が起きないようにすべきでは?」と。 無茶苦茶な走り方をしている輩からの巻き込まれ事故は本当に防ぎようがないのだろうか? 自衛するためには他者が飛び出してきそうな箇所では 自らが無闇やたらな速度を出さずに注意深く走行したほうが 実質的には「危険な状況そのものを回避」するためとしても 「一銭もかけずに出来ること」として手軽な方法に思える。 ●ヘルメット着用でも命を守り切れない場合もある (既に内容は消えている)www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20170415/5616351.html (代替)anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Date/20170421/ 04月15日 19時15分 ヘルメットは着用していたということです。 下り坂でスピードを出していたということではなく上り坂の緩やかなカーブで転倒とあるが、 どういう体勢で倒れたのか詳細は不明。 ・ヘルメット着用でも守りきれない場合もある というのは「ヘルメット着用絶対安全主義の落とし穴」という観点から既に述べてきているが、 自動車に轢かれたというわけでもなく、登っていたとあるので、 ・単に速度を抑えればいいということでもない ということになるが、状況が思い浮かびにくい。 (既に破損していた、または安全基準マークが偽物だったなど) ヘルメットそのものに不具合があったとも考えられなくもないが、 年齢的に反射神経が鈍くなっていて受け身をとれなかったと見ているが、 書いてはいないが、ビンディングペダルが原因で受け身が取れなかったという可能性もあるのだろうか。 ●一般車とスポーツ自転車のヘルメットの意義の違い (1)スポーツ自転車 (2)車道走行前提 (3)(公道であることを考えず予測運転を怠り無闇に)高速走行 (4)公道でトレインを組むなど「車間距離保持義務違反」 (5)一時停止の軽視 (6)交差点で事故が多いということを意識しない という基本的な条件から、ふらつく可能性が高い内容としては、 (7)ストップ&ゴーが多い街中で慣れていないのにビンディングペダルやトゥークリップ着用 (8)停車前に変速を軽くしていない これらの悪条件を重ねるならば、着けないよりはマシといえる。 ▼高齢者の場合 反面、歩道・低速走行で、運動能力が低下している70代以上でも (5),(6)のような悪条件があれば、全く意味がないとは言わないが、 「慎重に注意している人達にとっては」日常茶飯事的にヘルメット非着用で 大怪我をしているという傾向が強いとは思えない。 もし、歩行もままならないほど運動機能が低下していて ブレーキもまともに使えないようであれば、それ自体に問題があるので 「根本的に乗車に適していない」ため、頭部保護どうこうの話ではない。 ▼子供の場合 保護者に対して、自転車に乗り初めの幼児や子供がヘルメットを着用するように 罰則なしの努力義務のようなものはあっても、「非着用でも罰則は存在しない」。 ▼それ以外の多数のユーザー ヘルメット非着用によって被害が拡大したという悲惨な大事故が頻発しているのであれば 脚色してでも「自転車は危険」というレッテル貼りと共に印象報道されているはずだが、 今のところそのような様子はない。 ▼罰則のある法整備化されていない事実 もし事故多発していて、本当に必要な装備とされるのであれば 既に「"罰則のある"ヘルメット着用義務化」が法整備されているはずなので、 そうならない時点で「国としても一般的に使用されている自転車の速度から鑑みて 安全性的に"罰則のある"法整備の必要はない」と考えられているのだろう。 ※「罰則あり」を強調するのは罪の重さを理解してもらうためであり、「使用しなければならない」が、 反対に「罰則なし」は「マナーの域を脱しない」ので「使用したほうがいい」という話でしかない。 本当に必要性を訴えかけるのであれば「罰則のある義務化」を求める活動でもすればいいと思うが、 大多数の一般人からは「余計なお世話」で済まされるどころか、 義務化すれば自転車自体に乗る人口も抑制することになるだろう。 しかし、斜め上の発想として真の目的がそうであれば、単に自転車が堅苦しいだけの乗り物になるだけでなく、 長期的に見れば扱い店も減ることになるが、一方で原理主義的思考からみて、 いかなる自転車でも車道走行が絶対であるべきとすれば、結果的に車道から走行者が減ることで都合がいいのかもしれない。 ▼やはり「徐行や一時停止義務の遵守・徹底」を最優先すべき そもそもヘルメット着用に被害軽減の意味はあっても、 それ以前に"違反で罰則のある"根本的な「命にも関わる一時停止があまりにも軽視されていること」を まずは徹底的に問題視するのが間違いなく優先されなければならないはずなのだが それを蔑ろにして「ヘルメット着用し保険に加入していれば(少々荒っぽい走行でも)大丈夫」 と免罪符にしているように思えるが、そういう考え方が不思議でしょうがない。 信号は交通量の多い場所にあることが多いのでまだしも 「路地裏等でも交差点に注意し、徐行や一時停止を守ろう」という機運が高いとは思えない。 スポーツ自転車は特に元々スピードが出しやすいとか、大会ルールに馴染んでいるとか、 (ある意味コスプレという)ファッションの一部として、 同族意識や集団思想に心酔しているとしても仕方がないことなのかもしれないが、 大多数の一般車ユーザーに対しても、 事故そのものを「未然に防ぐ」という意味では、もっと冷静に視野を広く持つべきなのではと思う。 ●年齢とヘルメット着用差 子供にヘルメットを被るような努力義務の地域もあるのは 「まだ小さい子供は空間認識力や状況判断力が乏しく、衝動的で深く考えて行動しない傾向が強いから」 とすると 「中学生以上でも大人でも身勝手な判断で無茶苦茶な走り方をしているような人たちがいる」 と返ってくるとして、 「子供よりは少しは危険性を認識しているという”前提”なので着用は本人の意志に任されている」 と答える。 ついでに、大人でもヘルメットを着用する人は何が違うのかと言えば、 「主にスポーツタイプの自転車で多いのは速度が出やすいために、 (状況次第では全く無意味であったとしても、例え気休め程度でも)衝撃を抑えるため」として使っていたり、 レースではルールとして着用することになっているので、 憧れを持っているような人達が雑多なレースに出場するなどの理由も含めて 正装としてファッションの一部のような感覚で着けていることもある。 ・原付並の速度が出しやすい乗り物なんだから着用は当然だろうという見方もできる。 (強度的に穴だらけのヘルメットで事足りるのかという疑問もある) ・速くない場合でも高齢者向けにヘルメットを提案している自治体もある」 という答えになる。 ●子供にはヘルメット着用を促すも保護者は積極的に被らない理由 一般車用途に於いて「大多数がヘルメットを着用していない」という「世間体」という大きな壁があるとしても、 「経験から得ている判断力と空間認識力の差」とも言える。 それよりも「徐行・一時停止・確認をする気もなければ、 速度を抑えて周囲の状況を注意深く見ながら走行することもしない」のであれば 「ヘルメット着用以前の問題」という点が最も重要。 当たり前だがヘルメットが自らの無謀な危険走行から必ず身を守ってくれる保証などない。 優先すべき順序が逆になっていれば安全効果は低い。 そして、「ヘルメット着用以前の問題」を無視して安全重視を訴えかけるのであれば たとえ現実離れしているとしても、 頚椎損傷からも身を守ることができるであろう グリズリースーツ並の強度のものに冷却装置を組み込んだような 全身プロテクターを開発し着用するのが望ましいという話にもなる。 ●ヘルメット優先の疑問 news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2019042501001351.html 死亡重傷事故の内容別では「対自動車」の事故が76.9%に当たる3万5681件。 「自転車単独」3438件、「対二輪車」2619件と続いた。 対自動車の類型別では「出合い頭の衝突」が55.9%を占めた。 出会い頭の衝突事故を防ぐために 罰則もあるような義務としての徐行や一時停止よりも・・・ ↓ news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-190425X484.html 同庁は、5月11~20日の春の全国交通安全運動で自転車の安全な利用を呼び掛けるとともに、 自治体などと連携し、ヘルメットの着用促進に向けた取り組みを強化する。 なぜか、ヘルメット着用を推進することで 事故"被害"を低減させようとすることが先にくる考え方には同意できない。 「事故を"未然に防ぐこと"」が第一目標であるべきではないのだろうか? 多くの人に負担を強いるヘルメット購入が先にくること自体がおかしい。 0円で出来る交通安全のほうが、間違いなく「広めやすい」。 「適切に減速し徐行」「その後に一時停止」 たったこれだけで事故を"防ぎ"「命を守る確率が上がる」のに なぜ優先的に取り組もうとしないのか。 警告カードを乱発するのは人員の数からして難しいとしても、 「事故ゼロ」に向けての交通安全活動をしないことが 不思議に思えてならない。 ヘルメットに対しても、自転車保険推進のような 怪しい何かが存在するのだろうかという疑いの目すら持ってしまう。 ●ヘルメット絶対主義的な対応への疑問 trafficnews.jp/post/94916/2 自転車ヘルメット なぜ高校生は使わないのか?「無理だろう」という雰囲気 義務化に壁 事故被害"軽減"に効果が全くないと言うつもりはないが、 事故"ゼロ"への効果があるとは思えないので妙な傾向。 典型的な思考停止対応で「こうすれば間違いない」と思い込んでしまっているように見える。 そもそもダサいとか髪型が崩れるという以外にも、 基本的にガチガチのウェアで固めるスポーツ自転車ユーザーを除き、 「街行く大人達が"特にママチャリに乗る時"わざわざヘルメット着用してますか?」 と訊きたい。 大多数の大人が使わないで済ませているにもかかわらず、 なぜ子供が率先してヘルメット着用すると思えるのかさっぱり分からない。 (遮音状態関係なく)子供は注意散漫で走行しがちだからという理屈だったとしても、 大多数の自転車乗りがまともに一時停止も徐行もままならない現状で、 「ヘルメット着用すれば事故は軽減できる」という目先の安直な方針を推し進めることには 疑問を持たざるを得ない。 「通年での」交通法令遵守を浸透させるための教育が全く足りないからこそ、 それを補うための政策が必要とは考えないのだろうか。 もしこのとき反対に 「街行く大人達がママチャリでわざわざ一時停止や徐行してますか?」 という疑問が出てくるとすれば、 「ヘルメットと違ってしっかり止まることを徹底的に意識実行させることができれば、 事故を"軽減"ではなく、(余程問題のあるドライバーの影響を除けば) 未然に防ぐ="ゼロ"に出来ますが必要ありませんか?」と言える。 無論、現実的に「学校独自の取り締まり」も含めて、 既存教員で賄おうとすればますます負担が増えて問題になるとか、 保護者は暇な人ばかりではないとか、 地域の高齢者にお願いするとしても確認が十分に行えるとは限らないとか、 外部依頼すれば金銭的な負担はどうするつもりかという話も上がってくるとは思うが、 「本気で事故を減らす」という意味では、 「保険加入しヘルメット着用さえしとけば問題ないわけがない」と 思わない人の声が上がらないことを憂う。 ●ヘルメットをしていてもしていなくても助かった例 cyclist.sanspo.com/316458 ▼ヘルメット着用で助かった 派手にコケたわりには骨折もなく、ウェアとヘルメットがパーになっただけで済んだのは、幸運だったと言うべきでしょうね。 ノーヘルだったら…頭が割れていたかもしれないです。本当に命拾いしたって思いました。 ▼ヘルメット非着用でも助かった 都内でロードバイクで走行中、路肩とタクシーの間をすり抜けようとしたときにドアが開いて、 真横に弾かれるように倒れたんですが、この時はヘルメットを被っていなかったんですよ。 真横に倒れたその事故では、なんと運良く頭を打たずに済みました。完全にラッキーでした。 これをキッカケに、「いついかなるときも、どんな状況でもヘルメットしないとダメだぞ。 短距離とかスピード出さないとか言ってる場合じゃないぞ。事故はいつだって起きるんだから」と誓いましたね。 「危険性の予測を怠って路肩とタクシーの間をすり抜けたこと」への対策として ヘルメットを付けようと思ったという若干強引な展開の話。 「ヘルメットを被れば安心なので、これからもすり抜けは危険性を省みず続ける」とも読み取れる。 「問題があると思われる走行マナーそのものを改善しなければ事故なんて起こるに決まってるだろう」という感想。 横幅が十分にない場所を通り抜けるなら 「(すぐに停止できる速度=)徐行」もしくは「一旦停止してトップチューブ上を跨ったまま歩く」といった方法が 当然すべき安全確保では? 現実として老若男女にヘルメットが「罰則あり」で義務化できるとは思えないし、そうあって欲しいとも思わない。 免許があっても交通マナーが雑な自動車から身を守るためにも、 被害を少なくする効果が「絶対にないとはいえない」としても、 「ヘルメット着用しているから幅寄せしても大丈夫だろう」という他車の危険性を呼び込む効果も考慮すると、 やはり絶対視するのはどうなんだろうと。 ※同様の逆説的効果としては、遮音状態で走行する自転車に対して、速度抑止や注意力が増えるようなもの。 ※交差点等での見えない位置からの場合は装備状態とは別の「交差点での走行方法」の話になる。 と、思いながらコラムの最後にある 保険料の追加負担なしでヘルメット着用中の死亡事故に100万円<PR> を見て あぁなんだ只のCMか・・・とガッカリ。 現実的ではないような自転車免許にしても、ヘルメット着用にしても 「それさえあれば大丈夫」と思い込まないように、常に疑問を持って、もっと深く考えたいと思う。 ●[OGK]ヘルメットを被りたくなるアイデア? twitter.com/OGK_KABUTO/status/1565142760234971136 着用せずとも罰則など一切ない努力義務に何の夢を見ているのか分からないが・・・ とりあえず「ヘルメット販売での利益が欲しい」という意気込みだけはよく伝わってくる。 「会社の利益を上げるための戦略として利用しているだけ」とすれば、 ただの「宣伝」でしかないと分かる。 それでも一応考えてみると・・・ 「◆ヘルメット着用したままヘルメットが映るようにドラレコで撮影しつつ」、 「◆(スポーツ自転車以外で)今なら累計●km走行すればOGKから現金●万円が貰えます」 もしくは 「◆100m程度の上空の異空間から"ゴムボール"が断続的に降り注ぐような世界」であれば、被りたくなるかもしれない。 ※小石程度になるだけで役に立つとは思えないので柔らかめのゴムボールが限界。 ※あくまで「被りたくなるにはどうすればいいか」なので、 ヘルメットの「期間限定割引」や「配布」では、転売家の種にしかならない。 「ヘルメットロッカーを全国に設置します」でも弱い。 「サブリミナル効果・ヘルメット教団を作って入信/洗脳」あたりが現実的だろうか。 ファッション方向から「歩行者でもヘルメット着用するのがオシャレ」とでもすれば騙される人はそれなりにいそう。 まあ既に・・・ ◆金銭的な負担がなく(または多くの一般車では容易に補修可能な) 事故"そのものを"防止できる可能性が極めて高い【一時停止や徐行】の遵守を徹底的に無視し、 「事故被害"軽減"の"可能性"しかない装備品に夢を持たせ、 非着用での被害意識という"強迫観念"を煽り」 徐行・一時停止の遵守よりも、ヘルメット着用させることが先決のように誘導しているのだから 「既に洗脳は始まっている」と見るべきか。 どれだけ、頭以外に重大な被害のあった人達が「頭だけ助かっても意味がない」とか 救急隊員が「ヘルメット着用していたせいで頚椎損傷が起きた」と訴えかけたとしても 「まずは頭部損傷を防ぐこと"だけ"が重要」として少数意見など封殺するのが美徳とされる世の中。 「反面教師としては」これ以上ないほど立派な存在。 しかしそもそも、学校での生活態度を気にするような学生を除けば 「常用速度の遅い歩道走行の自転車ユーザー達」に 「ヘルメット着用に同意など得られるわけもない」のだから無意味とはいえる。 特に事故被害の多い「高齢者」に納得してもらうことなど、 どれほどの「夢物語」か分からないとは思えないのだが・・・。 ↓ そう考えると「ヘルメット着用での自転車走行で70歳以上の高齢者の医療費を全額負担します」とでも言えば ドライブレコーダーを買ってでも喜び勇んで我先にと被るはず。 結果的に健康促進で医療費自体が軽減される奇跡が起こらないとも言えないが、 その前にヘルメット会社が一瞬で消えるのが先か。 しかし、行政までも巻き込まれているが、また同じような方法で 企業の広報活動に利用されているとしか思えない状況に本気で気付いていないのだろうか。 ●OGKによるヘルメット着用が浸透しない理由のアンケート twitter.com/OGK_KABUTO/status/1494582459723583490 ─「▲保管場所に困る」という理由が最も多い。 持ち運ぶのも面倒で嵩張る。 解決策として折りたたみ型にすると、強度が下がるだけでなく、 折りたたみ自転車と同じで「毎回畳むのが面倒」で結局使わなくなる。 「▲高い」 この費用負担も大きな壁の1つ。 一方の正常なブレーキ操作であれば「無料」且つ、 予測運転等と組み合わせることで安全に「直接」寄与する。 「▲ダサい」 ガチなスポーツ型か工事現場型が9割を占めていて、帽子型をほぼ見かけない時点で普及は困難。 帽子型の中のヘルメットは工事現場型に近く通気性が悪いのも問題。 カスクに防御性を期待できるとも思えず。 「▲罰則がないから」 これは違反者に罰則がある徐行や一時停止が浸透してない時点で説得力に欠けるが 万が一指導の実績を積み重ね、オートバイ同様のヘルメット着用の雰囲気作りが出来、 罰則ありで強制化され、赤切符発行も厭わない運用ができたとして・・・、 結果的に自転車人口そのものが減り、一番困るのはOGKも含む自転車関連の会社という。 「▲(ママチャリ等で)大人が被ってないから」 歩道走行且つ速度域からして必要がないと思うのは自然。 大半の事故の原因が「適正な状態と方法で止まっていない・安全な横断や進行をしていないこと」にあるだけに、 「被害軽減以前の話」ということに気付くのが先。 「▲ヘルメットの手入れが面倒」 一部しか取り外せないので衛生面で微妙という意見も。 とりあえず、ヘルメット幻想論を持っている人達には 「走行場所、常用速度、徐行・一時停止を日常的に遵守しているかどうか」を聞いてみたい。 「ヘルメット着用で"事故そのものは"防げない」「被害を必ず軽減するとは限らない」を無視し、 「免罪符的な役割でヘルメット着用が有効」と本気で勘違いしている人も一部いるような気がする。 「事故そのものを防ぎたい」が最重要課題であれば、ヘルメット着用の優先順位は必然的に下がる。 ●自転車乗車中のヘルメット着用努力義務 trafficnews.jp/post/116230 ただ今回の一部改正案で、新しく自転車乗車中のヘルメット着用努力義務を規定します。 ヘルメット着用は、自転車と特定小型原付の双方で厳しく求められていく方向です。 「罰則なしの"努力"義務」でしかないのに「厳しく求められる」とは? 努力義務では、高齢者に限らず、 無謀横断や無謀運転が常態化しているような"本当に被って欲しい人達が被るとは考えにくいため、 「実質的には」行政が仕事した気になるための法文という認識。 しかし、そんなにヘルメット着用を推進したいのであれば、 ●個人単位 → ヘルメットを自費で購入して配布する ●店単位 → (どれだけ店スペースを圧迫されても)「利益ゼロの仕入れ値で売る」 ●国単位 →「(地方交付税などの)税金で」購入補助金を拠出する 極小単位からでも「努力」は出来るが、 「ヘルメット置き場の問題」すら解決できないのに、税金投入などされようものなら反発が起こらないはずもなく。 盗難や損壊での2次被害も考えられるだけに、到底理解されるとは思えない。 「精神面からの安全配慮意識」であれば、「金銭負担の必要がなく」広めやすいはずなのに、 常識として備わっている"だろう"で済まされてしまい、軽視されていることには疑問しかない。 ●ヘルメット盗難のリスク news.yahoo.co.jp/articles/eeaf3f5f7b0a979a944041c2c36c2992f3f4ff1f 兵庫県姫路市内の駐輪場などでヘルメットや自転車の盗みを繰り返したとして、 県警姫路署は26日までに、窃盗の疑いで同市の会社員の男(37)=窃盗罪で公判中=を追送検し、捜査を終結した。 2020年12月~21年11月、計20件約44万円相当の被害を裏付けたとしている。調べに容疑を認めている。 追送検容疑は21年3月、同市内の商業施設の駐輪場で、ヘルメットなど2点(約8万5千円相当)を盗んだ疑い。 男は同8月22日、同市駅前町の駐輪場で、バイクのミラーに掛かっていたヘルメットを盗んだ疑いで 11月25日に逮捕されていた。 容疑20件のうち、車上狙いの疑い14件の大半がバイク用ヘルメットだった。 転売目的でリサイクルショップなどに持ち込んでいた。 ↑ もし自転車でもヘルメット着用が(非着用者の罰則のある)義務化がされれば、 全ての駐輪場にヘルメット用のロッカーを併設するのは現実的ではないので、 「常に持ち歩く」か「(盗まれるリスクを承知の上で)簡易施錠で?引っ掛けておく」の 2択しかなくなる時点で実際には無理があると分かる。 ●[関連]ヘルメット着用推奨と確証バイアス toyokeizai.net/articles/-/602428 認知反射テストと同じで、説明されると「何で気づかなかったんだ!」と額に手を当てる。 だが説明がないと、人の直感は無分別なままで、論理的な判断ができない。 ■確証バイアスという人間の愚かさ 確証バイアスとは、自分の考えが正しいことを示す証拠ばかりを求め、 間違っていることを示す証拠には目を向けようとしない悪癖のことである。 ヘルメット着用の優先的推奨に限らず ▲「防犯登録には防犯効果がある」 ▲「遮音状態では適切なブレーキ操作が不可能になる」 についても「幻想」や「嘘」と断言できる。 (防犯登録 → 実際には衝動を抑える効果などあるはずもない) (遮音状態 → カーオーディオが存在する時点で破綻) ●ヘルメット着用で頭部の怪我を防げると仮定する【但し確率は100%ではない】 (むしろヘルメット着用していたことで頚椎損傷という例もある) ▲「ヘルメット着用してたから助かった」とはいうが、 そもそも「公道をレース場と勘違いしているような走行方法の問題」は徹底的に無視し、 「速度を出せるから出していいという甘すぎる感覚で、 他車は自転車に配慮して走行してくれる」と期待すれば結末は明らか。 ▲「ヘルメット着用していたのに助からなかった」場合も無視される。 「たまたま運が悪かっただけ?」 「事故では、まず頭部を優先保護するために着用していることで "頭部を"保護し損害を抑えられる確率が高くなる」としても・・・ 「全身骨折や歩行困難に陥る確率も考慮し"根本的な事故確率を下げる"」必要はないのだろうか? ●ヘルメットを着用することで「事故の発生そのもの」を防ぐことができる確率は【限りなく0%に近い】 (遵法精神が芽生えるかどうかは"個人の"交通安全意識の差でしかない) ●ヘルメット購入費用が【最低でも数千円必要になる】という絶対条件を考慮しない謎 (無料配布している自治体や店や個人が日本全国に存在するだろうか?) 運動神経や常用速度的に考えて、本来着用するまでもないような人達にまで、 ヘルメット着用率を上げたいのであれば、 最初に、希望者"全員"に無料配布するための資金でも募ってから 着用推進運動を進めて欲しいところ。 ▲「多くの自転車はヘルメット着用していなくても 毎日数千人もの人達が頻繁に事故に遭っている(起こしている)わけではない」ことも考慮しない。 ▲「常に予測運転を心がけ、ブレーキを適切に操作し徐行・一時停止を優先すればいい」という意見も無視する。 そもそも「多くの地域で街頭指導の警察官すら無視する」のだから全く笑えない。 ◆無論、繰り返しになるが「ヘルメット着用で被害の軽減効果が全くないとは思わない」ので ヘルメット着用全てを否定しているわけではない。 ↑ しかし"事故の発生そのもの"を抑えること、"一般庶民にとって大きな費用負担を強いる"という2点から 警察や行政機関などが主導してまで【"最優先で"薦める意味は皆無に等しい】と断言する。 なぜなら各所での事故の報道内容を見る限り、 単純に「★適切なブレーキ操作」によって「事故の発生そのもの」を防ぐことができる確率は 相当高い(最低でも80%以上と想定)と思われるため。 (一部、ブレーキ装置が不備のピストやBMXや、 一般車でも不適正な整備によって前後どちらかに異常があるケースがないとは言えないものの) ◆「ブレーキ(制動装置)は基本的に購入時より備わっている機能」であり、 通常、何ら問題なくブレーキ操作ができて停止できることを理解していて、 「止まれるだけの機能を有しているからこそ走行している」 とすれば、 「予測運転~徐行・一時停止の遵守率」を高めることで、 事故の発生を抑えることができることは絶対に無視できないはず。 ※もし、ブレーキ操作が適切に行えないような「酩酊状態」や「精神疾患」があれば、 それは「自転車乗車しても良い状態とは言えない」。 ★「再発進を躊躇わないために変速の正しい使い方」を身につけることを 副次的に薦める必要はあっても、 まず「事故を起こす前提」で、被害の軽減や事故後の補償としての保険加入ばかりが取り上げられることは 明らかに「異常」としか言いようがない。 ▲何故か4割の頭部"以外の"致命傷は気にせずヘルメット着用優先 news.yahoo.co.jp/articles/d512788fa688a0f1abd3a3997af282076e1e5e0d ◆加害者の傾向は「いずれも半数以下」 全体の約2割が自転車側の加害事故 通学時の中高生が加害者になった事故について調べると、通学時において 全体の約2割(中学生19.6%、高校生19.1%)が、自転車側の加害事故だった。 都道府県別では、高校生の通学時においては、東京都は約半数の46.5%が加害者であること、 栃木県は中学生、高校生ともに加害者割合が高いことが明らかになった。 ↑ ヘルメット着用優先が目的であれば「加害者」を強調する意味があるとは思えないが・・・、 いつもの「極僅かな例でしかない高額賠償」を挙げ「保険ネタ」を仕込むのを忘れたのだろうか。 それとも「宣伝費」を貰っていないか。 また、事故時における自転車運転者のヘルメット着用状況を見ると、中学生の3割、 高校生は9割超がヘルメットを着用していなかった。 自転車乗用中の交通事故で亡くなる人は、約6割が頭部に致命傷を負っており、 ヘルメットを着用していなかった人の致死率は、着用者に比べ約2倍も高くなった。 同委員会は「頭部損傷、死亡事故を防ぐためにヘルメット着用の促進が急務」と指摘する。 普通に考えて、6割が頭部致命傷なら、残りの【約4割が頭部"以外に"致命傷】となるわけで。 その4割の事故防止は重要ではないのでしょうか?と訊いても、 「頭以外が被害で致命傷?そんなのどうでもいいよ」とでも言うとは思えないのだが、 実際にはそのようなことを言っているに等しいのだから、本当に意味が分からない。 何故毎回分かりやすく選択を間違えるのだろう。 余程「何かある」ことを暗に示したいのだろうかとさえ疑いたくなる。 ▼日本全国各地方での様子────────────────────────── ▲[長野]主題がズレている内容 news.yahoo.co.jp/articles/2abc2097054e8e104614c4df8855b8634e07bcb4 「ポニーテールできない」低い着用率…死者全員ヘルメットかぶらず 長野県内の自転車事故 ↑ これではまるで「若年層だけがヘルメット未着用で死亡事故」に見えるが・・・ 実際には↓ 年齢別では、高校生が4・1%、高齢者(65歳以上)が1・5% むしろ高校生のほうが着用率が2倍以上、↓にもあるように死者が多いのは高齢者。 「高齢者の皆さん特に気をつけましょうね」という内容にするだけで 怒りの電話などで溢れかえるなどの業務に支障が起きることを避けるために 「高齢者向けメディア」として、若年層に問題があるかのような 筋書に仕立てあげているようにも見える。 何十年後かの高齢者になったときに 自転車でもヘルメット着用を当たり前にするよりも、 まずは「事故そのものを起こさないように自転車の扱い方を学ぶこと」が必要では。 そもそも雪道での自転車通学を許可しているとすれば、その禁止が先。 どうしてもというのであれば「ファットバイク+スパイクタイヤのみ」にするとか。 路線バスがなければ通学バスを走らせるとか。 今年の死者8人のうち65歳以上は6人、高校生は1人。 ↓ 県や県警などでつくる交通事故ゼロチャレンジ実行委員会は昨年、 高齢者のヘルメット着用を促すモニター事業を実施。 長野市など14市町村から73人が参加し、 スポーツタイプか帽子型を選んで約3カ月間、利用した。 しっかりと高齢者向けの取り組みも行われているのに、 何故かこの内容が本題ではないという酷さ。 どうせタイトルで読ませるなら 県くらし安全・消費生活課の担当者は「乗車時にヘルメットを着用する必要がないと思っている高齢者は多い」と指摘。 ↓から 「必要がない」低い着用率…死者全員ヘルメットかぶらず 長野県内の自転車事故 このほうが分かりやすい。 ▲[群馬]本当に事故を減らそうと思っているのか甚だ疑問 news.yahoo.co.jp/articles/fdbf366d9579865f5e0bea63669ef25f9d57cf91 コメント欄にある 一般的な交通安全教育の「量」を増やすばかりではなく、 群馬県の何が問題なのかを分析し、対処しないと、事故は減らないのではないでしょうか? (そもそも交通安全教育自体がまともに行われていそうな様子がないので、 量自体が全く足りないとは思うが・・・) 「群馬県ならではの問題」が「通学時間や道路構造」等を徹底検証し、 「群馬県として」対処しなければならないことを試行錯誤しなければならないはずなのに、 未だに、(実質的に無駄な)イヤホンへの警告カード発行から脱却できない地方警察の影響で 自転車ではイヤホンの着用使用だけで違反と大きな勘違いをしている人達も相変わらず消えない一方で、 やってることと言えば・・・ 群馬県で去年1年間に発生した中高生の自転車通学時における交通事故の件数は全国で最も多かったことが 民間団体の調べでわかりました。特に高校生は、調査が始まった2014年から8年連続でワーストです。 ↓ 民間団体に「ほら群馬県ではワーストだよ」と指摘され・・・ 委員会では、去年4月に義務化された自転車保険の加入や、 努力義務となっているヘルメットの着用を呼びかけています。 ↓ 「ほらヘルメット被って、保険入っておけば安心だね」 と、 人のためになるようなことをしているように「見せかけて」 実際には、まだ躾の出来ていない犬を調教するかのように「けしかけられ」て、 「お金を使わせる」ことしか考えていないとしか思えないような有様。 そんな「原因と結果」を「捻じ曲げられている」異様な状況に対して 問題に気付かないばかりか、「何が問題なのか疑問すら持っていなさそう」というのが 地方の限界というべきか。 ★ヘルメットを被っても"事故そのもの"は防げませんよ? ★保険に入っても事故に遭うことが避けられるわけではないですよ? ★事故に遭う前の「走行方法」や「整備状況」は重要ではないのですか? 想像力が一欠片でもあれば、こんな簡単なことは分かりそうなものだが・・・ 「そんなことはない!安全教室も行っているんだ」の実態の一例はといえば・・・ ↓ こうした結果を受け、自転車事故全国ワースト1位から抜け出そうと、 館林市で安全教室が開かれ、県内の高校生が事故の危険性を学びました。 この「県サイクルサミット」は高校生の自転車事故を防ごうと 県教育委員会が自動車教習所などと連携し2015年から開いているものです。 館林自動車教習所を会場に東毛地区の各高校から生徒会や交通委員の生徒28人が参加しました。 【28人が参加しました】で終わりなら開催する意味などない。 私立公立問わず「群馬県内の全ての中学・高校で、全生徒参加で一斉に開催されました」なら分かる。 まず、この「参加28人」が、その後各学校に持ち帰って 「具体的にどのような対策を行っているのか」すら、この記事では全く分からない。 ヘルメットや保険の推奨をするだけなら、むしろ何もする必要はないのではと思う。 犠牲者や損害が大勢いる現状だけでなく、「実際の事故」を大小問わず紹介し、 事故を「起こさない(遭わない)」ためには 生徒で実際に"徒歩で"事故の再現を行い検証を行わせ 「何をすればいいのか」を考える機会と時間を作り、 その結果どのよう変化したのか、しなかったのかを、 粛々と伝え続けるだけのほうが余程効果が期待できる。 ●県警の担当者は「基本的な自転車の乗り方を徹底」 news.yahoo.co.jp/articles/0f712a3b6f036ef2d8cdbe286e57cd74e3386ec7 栃木県が全国ワースト 自転車事故、中学生の「第1当事者」割合 (下野新聞) 県警交通企画課によると、当事者が1人しかいない単独事故でも1当として計上している。 中学生が1当だった38件のうち、段差での転倒などの単独事故が半数以上の22件。 一時不停止や信号無視などによる出合い頭の事故が13件だった。 高校生も64件のうち単独事故が半数弱の29件、出合い頭の事故が26件だった。 同委員会によると、1当とする判断の仕方は各都道府県警で異なる。 調査結果には単独事故が含まれていない県もある。 県警の担当者は全国下位となった調査結果を受け 「ハンドル操作やカーブの曲がり方など、基本的な自転車の乗り方を徹底し、 時間に余裕を持った運転を心がけてほしい」と呼びかけている。 ●[埼玉]「ヘルメットと保険には積極的に取り組む」ことで締めている記事 news.yahoo.co.jp/articles/3c1db706b1a352fe17fbbf2f9241c0c3f9fc2936 同署の石山雅之交通課長は「自転車事故が多いのは、公共交通機関が少ないことのほか、 自転車利用者の増加による要因も大きい。 ヘルメット着用や任意保険加入に積極的に取り組んでほしい」と呼びかけた。 もはや「夢オチ」のような陳腐で中身のない案内。 埼玉といえば、未だにイヤホン自転車への注意を最優先しているような地域だったはずなので ある意味納得ではあるが「典型的な思考停止セット」すぎて、もはや呆れを通り越す。 一言一句間違いなく警察発表であればもはや「終わってる」としか思えないが 記者・編集の思惑で偏向報道されているとすれば、 「安全とは何か、事故防止とは何か」ということは2の次で、 事故が減って"派手な"記事が減ると困るのだろうかという気もしてしまう。 ●[熊本]シェアサイクルでのヘルメット着用議論から考える具体的な対策 news.yahoo.co.jp/articles/d2db6c21bee4853260abad7fcdb65feb13d286e2 「常用速度・走行場所・用途などを考えられない人」ほど、ヘルメット着用に幻想を持ちがち。 「転倒当たり前のMTBやBMX」、「集団接触事故からの転倒も当たり前のレース」であれば 頚椎損傷のリスクがあっても着用を促すというのは、まだ理解できる。 ──────────────────────────────────────────────────── ※一般公道をレース場か何かと勘違いしている「ただの命知らず達」に説得は不可能なので考慮しない。 正直「自転車の速度制限」を、速度計取り付け(違反者には罰則あり)義務化し、 原付(排気量50cc以下)同等の最高時速30kmまでにして、完全に規制すべきと思っている。 サイクルコンピュータなんて有線の最廉価品で2000円程度なので義務化されたとして、ヘルメットほど金がかかるわけでもなく、 それこそ「シマノの幼児車向けのサイコン」を一般車向けとして増産すれば、そこまで高コストになるとも思えない。 ◆速度を出し一般公道で通常の生活向け普通自転車として想定している用途ではない「最高時速30km以上走行したい」という 自転車ユーザー自体が何百万人~何千万人のように多いわけがないので、これこそまさに「免許制」が適用できる道筋がある。 原付2種のように「特定中高速度自転車免許」を新規区分制定し、この場合のみヘルメット着用義務化(違反者には罰則あり)、 「歩道走行は一切不可(もちろん降車で押し歩きであれば可)」として、その発行の際に、 「"適正な"車間距離維持=公道トレイン走行の禁止(微ズレ走行も不可))」「右折レーン侵入厳禁」を徹底させる。 ──────────────────────────────────────────────────── ここでも浮き彫りになった「保管場所」の問題。 そしてシェアサイクルということで衛生面への懸念も。 まず、コロナ云々関係なく、他人が着用したヘルメットなんて着用したいと思うのかという。 汗臭い、カビ臭、加齢臭が漂うものを、 除菌スプレーにサイクルキャップ等で遮ったとしても、着用したいと思う人が多いのだろうかと。 グリップ・ブレーキレバー、サドルなら除菌ウェットティッシュでどうにかなるとしても、 クッション部分のあるヘルメットに軽く除菌スプレーを撒いただけでは納得できない。 ▲コンビニや駐輪機拠点方式での放置式シェアサイクルは バッテリー状態や位置情報を常にマークしておいて、回収カーで回収しつつ拠点に戻すことを考えると コスト面から除外。 ※どの時点で破損が起きたのかを把握するのも困難というリスクもある。 以下、主に「観光地での拠点から拠点に移動する用途」での「レンタルサイクル」限定の話。 1回使うごとに「毎回完全分解出来、丸洗いできる」レンタルサイクル用ヘルメットを 「専用の洗浄機とセット」で販売できるように洗濯機会社と共同開発すればいいのではと思うが、 ヘルメット会社はこういう方向には疎いのがなんとも・・・。 しかし、洗浄機もメンテなしの場合、 「自動食器洗浄機のように内部がカビだらけ」になってしまう可能性が高いのもまた難点。 リース限定の「月極レンタル」で洗浄機を回収して洗浄する拠点も必要か。 そう考えると「雇用」を生み出せて、過疎地方でも良い循環になりそうな事業になりそうな気もする。 ●[北海道]安全で適切な一時停止遵守率よりもヘルメット着用優先? 【低い着用率】北海道は最下位 身を守る「自転車用のヘルメット」 news.yahoo.co.jp/articles/5ef146839a301fa92906fddff65a951323a7189e 既に全国トップクラスの自転車での「止まれの標識」での一時停止率の高さや 見通しの悪い交差点での徐行率の高さがデータとして裏付けられているのであれば、 「次の段階」として、 「費用負担が必須の」ヘルメット着用を促すのはまだ理解が示せるが・・・、 現実として全くデータすらないのであれば、ヘルメット着用が先に来るのは理解できない。 100歩譲って、道民全てに"無料で"「ヘルメットを選択配布」であれば、 「無料配布したのだから、着用してください」という話であっても不思議はないが、 そんなはずはないので、ヘルメット着用以前の話で、 まず「消費者に"数千円以上の"費用負担しろ」という内容を賛辞されると思っていること自体が謎。 ※スポーツ自転車に限らず、速度を上げて走行する自転車等は「別」の話。 「常用速度が遅い自転車」で、不安定になる状況といえば、 段差に浅い角度で侵入するくらいで、 あとは適正に予測運転しつつ、無謀な横断もせず、 早めのブレーキ操作で9割の事故は防げると考えられる。 (ブレーキ装置が正常であれば) 予測運転で早めにブレーキをかけて安全な走行を心がけるのは「無料」 なのに、なぜこれが先に来ないのか分からない。 ヘルメット着用しても、"事故そのもの"が防げるはずもなく、必ずしも安全とはいえない一方で、 予測運転を心がけて適切にブレーキ操作すれば事故を防ぐ確率は間違いなく高まる。 まるで電動キックボードでも言われているような「不穏な流れ」でもあるのだろうかという気すらしてしまう。 ●[埼玉]交通ルールとヘルメット着用を推進するイラストの真の意味 twitter.com/spp_koutusoumu/status/1541564534049017856 イラスト(絵)にどうこう言うのは野暮としても気になったのは・・・ ↓ ●元ネタと思われる現場猫とは 自由な世界.com/2021/05/25/2047/ 「◆それは全然安全ではない」という状態を揶揄したものであることから・・・、 ↓ 交通ルールを守り、自転車用ヘルメットを着用しよう。 という文言とは裏腹に、 ↓ ▲(ケーブルすらないので)前後ブレーキなし (※この場合コースターブレーキは想定しない) ▲車間距離保持義務違反 (夜間ではないので灯火装置は省略) ↓ ◆つまり、「ヘルメットこそ着用してますが、これは問題がある状態です」という 本当の意味まで気付いていない人達もチラホラ居るので もう少し「(自転車事故率が高めという地域的な意味も含めて)分かりやすい内容」にしたほうが 良いのではないだろうかと思った。 ※せめて2コマ目で 「ブレーキなし&車間距離不十分のため大事故になっている描写」が欲しいところ。 ★「ヘルメット着用しているだけでは"事故の発生そのもの"は防げません」 と明確なコメントを添えて。 ついでに、速度を出してそうな線にも見えるので、 「★安全な速度で走行しましょう。一般公道は貴方のレース場でも練習場でもありません。」 に触れても良いかもしれない。 ●[埼玉]「一時不停止」を挙げているのにヘルメット着用優先 news.yahoo.co.jp/articles/e2cae90ad556b7c77554018dc78997a500de8fac 死者7人中5人は一時不停止など違反 自転車の安全利用呼びかけは2017年5月の法施行以降、自転車月間に合わせて毎年行われている。 しかし、スマートフォンや傘を利用しながらの運転、 一時不停止などルールやマナーを守らない自転車が目立っており、 県警交通総務課によると、今年の自転車事故死者7人のうち、 5人は一時不停止など何らかの違反が認められたという。 ↑とあるのに ↓なぜかヘルメット着用優先 また、ヘルメットの着用率も伸びていない。昨年1年間での自転車事故による死者は34人で、 全員がヘルメット未着用。 同課によると、自転車乗車中にヘルメットを着用していないと、着用している場合より、 事故による致死率は3倍に上がるという。 同課は「大人がルールを守らなければ子どもがまねをする。 ヘルメットも全世代に着用が推奨されているので、大人がかぶって見本となってほしい」と呼びかけている。 なぜこういう結論に出来ないのか・・・。 ↓ 自転車乗車中に一時停止を遵守していないと、遵守している場合より、事故による致死率は●倍に上がるという。 「大人がルールを守らなければ子どもがまねをする。 一時停止は全世代で法的に義務付けられている規則なので、大人が実践して見本となってほしい」と呼びかけている。 万が一事故の際に「自転車側の違反者の数よりも、歩道に突っ込んでくる自動車のほうが多い」というのであれば、 確かにヘルメット着用も優先的に薦めることに異論はないが、 実際には、「割合として違反行為があったことを最大限問題視」すべきで どれだけヘルメット着用で事故死率は減らせたとしても、 「事故」が起き続けて「事故そのものの実数が減らない」ことで困るのは埼玉県警自身では? ●長野県では若干分かっている内容(テレビ信州) news.yahoo.co.jp/articles/4233491d300abe6816dd85652d45a5ce1561e338 啓発活動が行われたのは自転車の通行が多い長野市鶴賀田町の交差点です。 ヘルメットの着用や交差点での一時停止の徹底を呼びかけるチラシを配布し、安全運転を呼び掛けました。 但し後半は微妙・・・ 長野中央警察署 小嶋隆二管理官 「運転時における安全確認とヘルメットの着用をお願いしたい」 ↑ 徐行や予測運転を含むとしても一時停止を守るチラシ配布していて「安全確認」だけ? ▲と思ったら同じ長野県の報道でも何故か「一時停止遵守の無視」(SBC信越放送) news.yahoo.co.jp/articles/e7e06717333d9485af701882cf2b807489bdc0a9 県内で今年発生した自転車事故は146件で去年より件数は減っているものの、 今月1日には松本市で自転車の高校生が軽乗用車と 出合い頭に衝突して死亡するなどすでに4人が犠牲となっています。 自転車事故で亡くなった人のうち、およそ6割が頭に致命傷を負っていたことから、 警察は自転車に乗る際のヘルメット着用を呼びかけています。 致命傷さえ軽減できれば「事故の発生そのものを抑制する必要はない?」 ●[北海道]事故現場の道路に転がるヘルメット news.yahoo.co.jp/articles/db7a8c12a7bd0fd849900d726ea8faf3dd7f4b64 自転車の小学5年生の男の子 ワンボックスカーにはねられ死亡 運転していた60歳の男を逮捕 コメントでも誰も指摘している人がいないのは、気付いている人がいないならまだしも、 もし「気付いていて意図的に見ないふりをしている」とすれば「ご都合主義」と言いたくもなる。 ↑ ※ヘルメットは持っていた(ハンドルに引っ掛けていた)が 「着用していなかった」可能性もあるので、 その場合は確かに「無意味」というのは分かるが、 もしヘルメット着用していても死亡したのであれば、 「ヘルメット着用よりも、まずは徐行や(徐行義務がなくても)一時停止を優先」という 当たり前を浸透できていないことを「特に行政」は問題視する必要がある。 そして「家庭での交通教育」など強制できるわけがないのだから、 基本的に「学校や教育機関が主体」で「通年」取り組む必要がある。 ◆この現場での一時停止については・・・ 現場は信号機の無い十字路交差点で自転車側に一時停止の表示がありました。 とあり、 news.yahoo.co.jp/articles/b37e348cd384b8b01fb03123665ea9fd81976903 交差点左側に「▼」の裏側が見えるので「止まれ=一時停止」の標識と思われる。 そのため、恐らく自転車が一時停止しなかったことで事故になった可能性が高い。 現場は自動車側には中央に白い破線があるものの、 自転車側の道も白い破線はないが結構広い道。 もし、同じような道幅で止まれの標識がない場合は 「道交法第三十六条の3項」の優先道路の認定は難しくなりそう。 なので、基本的には、やはり(見通しの悪い)交差点といえば 「止まれの標識がなければ」 「道交法42条の徐行を厳守」と覚えておきたい。 (交通安全アナリスト 月居吉彦さん)「もっと交通量が多ければ、歩行者や自転車に警戒していくが、 みんなが危険と思っている交差点では事故は起きてない。 何でもないと思っているところで事故は多発している」 ↑ 例えば調理時など「危なそうに見える」ことには警戒心が強くあるので怪我をしにくい。 「今まで大丈夫だったから、これからたぶん大丈夫だろう。」と思っていると・・・事故が起きやすくなる。 ※「止まれの"路面表示"や"停止線"だけでは、法的拘束力なし」 ※「止まれの標識があれば」一時停止の(違反者には罰則のある)法的義務が発生する。 ※「止まれの標識がなければ」見通しの悪い交差点なので、 「徐行」の義務が「道交法第42条」により左右の見とおしがきかない交差点への侵入側の自転車側に、 及び「道交法第三十六条の3項」により優先道路側ではない自転車側に発生する。 当然、徐行までの義務しかない場所であっても、 一時停止からの左右をしっかり確認したほうが安全なことには違いない。 ●[群馬]見通しの悪い交差点で自転車の高校生が跳ねられ重体 news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-311588.html www.fnn.jp/articles/-/311588 7日午前7時半すぎ、群馬・伊勢崎市波志江町の信号のない交差点で、 登校途中の15歳の男子高校生が乗った自転車と、65歳の男性が運転する軽自動車が衝突する事故があった。 この事故で、自転車の男子高校生(15)が頭を強く打ち、意識不明の重体。 ↑ 残念ながら、実際の事故が起こっていても・・・ 既存の教育指導方法が誤りであることに気付けない(気付こうとしない)教育関係者達は、、 「だから言ったじゃないか。ヘルメット着用していれば重体にならずに済んだのに!」と 単純に考えてしまうのだろう。 動画を見る限り道幅はどちらも同じくらい。 反対側が農地で開けていても反対側には壁があって他車は確認しにくい。 (事故現場には止まれの標識はないようなので) 事故"防止=未然に防ぐため"には、 (自転車も自動車も) 【見通しの悪い交差点では"徐行する義務"がある(違反者には罰則もある)】の重要性がよく分かる。 自転車がどちら側を走っていたのか不明だが、 農道付近で中途半端に開けているのもあり、 (双方?)徐行どころか減速もせずに進んでいたと想定できる、 最初に戻って、 「ヘルメット着用していれば重体にならずに済んだ可能性はある」 しかし、 【徐行を無視する】以上、「衝突事故を防げる可能性は減る」。 ★どんな小さな交差点でも「死角から他車や人が来ているに違いない」と考えていれば、 自ずと「絶対に徐行しなければならない」「徐行しなければ事故に遭う(起こす)」という意義に気付く。 これこそが「正真正銘の事故の防止」に繋がる。 だからこそ、素朴な疑問として 妙にヘルメット着用を神格化している節のある教育関係者達に 「群馬県では自転車事故での被害の軽減さえできれば、事故の防止はしなくても良いのですか?」と聞いてみたい。 ※もし「徐行義務なんて教えても守るわけがない」というのであれば、 「ヘルメット着用義務化したところで、せいぜい学校直前でしか被らない」だけでは? 重要なことは「教える"方法"が効果的であること」が不可欠。 ゆとり教育の失敗の裏には「教師の"質そのもの"が問われていた」はずだが、 その反省点は表面化せず、制度のみ撤回して幕引きになっているようでは・・・。 「教えるだけでいい」という短絡的思考でしか教育ができないということは、 「フライパンに冷凍食品を投げ入れて熱を通せば料理になる」と思っているのと同じ。 調理もせず料理と呼べるのかという。 ▲[群馬]相変わらずの様子 news.goo.ne.jp/article/asahi_region/region/asahi_region-ASQ1Z6TTDQ1ZUHNB002.html 事故の発生状況をみると、歩道を通行する自転車と自動車との出合い頭事故のうち、 約7割は自転車が道路右側を通行中だった。直前まで車から見えにくいのが要因だという。 脇道の生活道路でも左側通行のほうが見やすく、発見までの距離が少し稼げるとはいえ・・・ そもそも「見通しの悪い交差点では徐行義務や止まれの標識では止まる必要がある」ということを 理解させるために、具体的に何処でどのように指導をしているのかという中身を詰めればいいだけのような。 被害軽減のためヘルメット着用の重要性を指摘し、 「中高生は外見を気にするので、作業用ヘルメットのようなものでなく、 スタイリッシュで軽量のものを用意すれば、着用率も上がると思う」と話した。 相変わらずヘルメットに妙な万能感を持っているような論調。 「既存の方法が根本的に間違いだから効果が上がっていない」と気付けないのが地域的な限界か。 そもそも、被害(可能性)を減らせれば良くて、事故は減らしたくないのだろうか? 「怪我の有無に関係なく衝突や接触や転倒が起きた時点で事故」。 ▲「ヘルメット着用すれば事故が起きてもカウントされなくなる」? そんなわけがない。 「どれだけ被害軽減しても事故件数は減らない」。 (※ヘルメット着用するだけで交通マナーが向上する"オカルト的効果"があるという証拠があれば別) ◆「自発的効果を促すという目的」であれば、 自転車にドライブレコーダー搭載を校則~努力義務程度まで定めて常に録画するように促すほうがまだマシ。 事故時の証拠映像になり、教材にも周辺一帯の防犯にもなる。 予測運転どころか「徐行・一時停止」すら守らせようとせず、状況が改善するだろうか? 何故、目の前にある最優先の内容が分からないのか理解できない。 まるで「米を炊くのに肝心の"水"を用意せず、炊飯器だけ気にしているような状態」であることに気付かず、 参加者の中に誰もその「異常さ」を指摘する人がいないようでは、話し合い自体が時間の無駄としか思えない。 ●[群馬]事故を"防ぐ"よりも"被害軽減"が優先らしい news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASP927L0PP91UHNB00B.html ヘルメット着用で、重大事故は防げるのか。県警は、一例として今年1月に発生した事故を挙げる。 太田市内で高校生が乗った自転車と軽自動車が衝突する事故があった。 高校生は右鎖骨が折れる大けがを負い、頭部も強く打ったものの、 ヘルメットをかぶっていたため、頭部への影響は少なかったという。 県警交通企画課の木村岳史次席は「ヘルメット着用で、ただちに死亡事故がなくなるというものでもない。 だが頭部の損傷が減れば、重傷事故も軽傷で済むかもしれない」と効果に期待する。 ↑ 「見通しの悪い交差点では徐行など、適正なブレーキ使用で、事故"そのものを減らす"方策を強く推し進めたい。 意識変化が起これば、事故被害に苦しむ人も確実に減る」と意欲を見せていた。 何故こう考えられないのか・・・。 ▼[群馬]「ヘルメット着用してたので助かった」を検証(徐行義務違反の可能性?) 【既に徐行も一時停止も"徹底遵守"できているという人であれば今更な内容】 www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/300700 自転車で登校中に軽乗用車にはねられ、右鎖骨を折る全治4カ月の重傷を負った。 事故の衝撃で、着用していたヘルメットは変形して傷が付いたが、頭部は無傷で済んだ。 ◆時刻・現場の状況 事故は1月21日午前8時すぎ、太田市内の自宅から約700メートル離れた 見通しの悪い十字路で発生した。 完全に朝なので前照灯の有無は無関係。 重要なポイントは【見通しの悪い十字路】。 「見通しの悪い交差点」は「徐行の義務あり」 【違反すれば罰則のある】道路交通法。 ──────────────────────────────────────── elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105 第四十二条 車両等は、道路標識等により徐行すべきことが指定されている道路の部分を 通行する場合及び次に掲げるその他の場合においては、徐行しなければならない。 一 左右の見とおしがきかない交差点に入ろうとし、 又は交差点内で左右の見とおしがきかない部分を通行しようとするとき (略) (罰則 第百十九条第一項第二号、同条第二項) ▼道交法 第42条(徐行すべき場所) 1■自転車でも、道路標識等により徐行が指定されている部分と(1)と(2)は徐行。 (1)●左右の見とおしがきかない交差点への侵入・通行 (その交差点で交通整理がある場合、優先道路を通行している場合は除く) (2)●道路の曲がり角付近、上り坂の頂上付近、勾配の急な下り坂 ●罰則→第119条【3か月以下の懲役または5万円以下の罰金】 ●または、過失(予想できたのに回避を怠った)場合→【10万円以下の罰金】 【解説】見通しのきかない交差点での「徐行」は「罰則のある義務」 一時停止の標識がなければ一時停止は不要だとしても、警戒は怠るべきではない。 ──────────────────────────────────────── ◆具体的な事故の状況 右から来た車と衝突し、3~4メートルほどはね飛ばされた。 「一瞬の出来事で、気付いたら倒れていた。 動揺していて、すぐには骨が折れていると分からなかった」と振り返る。 法的な義務として「徐行していれば」車に気付き、回避できたのではないだろうか? ◆ヘルメット着用による効果と経緯 救急隊員からは、 「ヘルメットをかぶっていなかったら、もっとけががひどかったかもしれない」 と言われたという。 ★一方で、事故"防止"の観点からは 「徐行や一時停止をしていたら、事故に遭わなかった可能性が高い」と気付く必要がある。 高校に入学した当初はかぶっていなかったという。 クロスバイクを新調するのに合わせて昨年8月、 安全面を考慮して再び着用することにした。 中学時代に幼なじみが自転車事故で大けがをしたことも影響している。 その後はかぶることが習慣化した。 ↓これが 高校に入学した当初は「徐行も一時停止も」不十分だったという。 クロスバイクを新調するのに合わせて、 安全面を考慮して「徐行も一時停止も守る」ことにした。 中学時代に幼なじみが自転車事故で大けがをしたことも影響している。 その後は「徐行も一時停止も徹底遵守する」ことが習慣化した。 であれば、今回の"事故そのものが無かった"と思われる。 ◆事故後~術後の経過 事故に遭ってからワイヤで鎖骨を固定する手術までの数日間を 「動いたり、寝たりするのもつらかった」と表現する。 術後は利き腕をうまく動かせず、おにぎりで食事を済ませることが大半に。 スポーツもできず楽しみの少ない生活の中、リハビリに専念した。 2カ月ほどたってからバレーボール部での活動を再開し、徐々に体を慣らしていった。 現在は日常生活に支障はなく、体力を取り戻そうと部活に励む。 「やっとまた、大好きな自転車に乗れるようになった。 一時停止や左右の安全確認も、事故前よりしっかりするようにしている」と語る。 今月中に行う再手術で、治療は終了する見通しという。 ★最も重要な内容はもちろんこの箇所。 一時停止や左右の安全確認も、事故前よりしっかりするようにしている 現場の「止まれの標識」の有無が不明なので、 一時停止の義務が法的に必要だったかどうかは分からないが、 【事故前よりしっかりするようにしている】ということから、 「事故前は不十分であったことを自ら認めている」というのがポイント。 さすがに「徐行義務違反とは知りませんでした」と明言してしまうと 過失割合に影響するので避けたのかもしれないが、 「徐行という文言が一切登場していない」ことから、 「安全のために必須の」徐行義務という交通法規を把握していないと思われる。 これが何を意味するのかと言えば、 警察での自転車への街頭指導が全く意味を成しておらず、 更に、根本的には(通年での)交通教育が全く足りていない証明にもなっている。 【結論1】「事故に遭いたくない」「事故を防ぐ」という意味では、 「徐行・一時停止を徹底遵守する」ことが最優先。 ───────────────────────────────── ◆もし「徐行はしていた」ということであれば、 1:「それは本当に徐行=すぐに止まれる速度だったのか?」 2:「なぜ徐行時に自動車の走行を確認できなかった(しなかった)のか?」 3:「徐行時に"左右の確認をしない"では、無意味と気付かなかった?」 どちらが優先道路になる道幅が広かったのかということ以前に、 「徐行→確認→車が来ている→そのまま進行するとどうなるのかは明白」なのに、 「踏み止まれなかった要因とは一体何か?」というところまで展開する。 ───────────────────────────────── ▲違和感のある内容 「交通事故は災害と同じように絶対に遭わないということは、絶対にない。 もしもという時に備えてほしい」と力を込めた。 【メモ】警察庁によると、2016~20年に全国で起きた自転車乗車中の事故で、 死者の6割は頭部のけがが致命傷となった。 ↑ しかし、「徐行や一時停止の遵守で事故そのものを防ぐ」と見ておきたい。 また、ヘルメットをかぶっていなかった人は着用者に比べて致死率が約3倍高かった。 4月に施行された県改正交通安全条例では、 自転車乗車時のヘルメット着用を県民の努力義務としている。 ↑ ヘルメットをかぶっていなかった人が「徐行や一時停止の遵守で」 致死に至る事故が防げた可能性は高い。 ★「もしも」に「"安全装備品で"対処する」なら、 今回の怪我の様子からして まず間違いなく「ヘルメットだけでは全く足りない」と断言する。 鎖骨と腕にも怪我を負っているので、少なくとも「胸部と肘のプロテクター」は必須。 頚椎損傷も防ぐためには転倒時に膨らむ「エアバッグ」も数万円で購入し着けておきたい。 【結論2】今回の被害状況を見れば、中途半端な装備品では事故軽減度合いが足りない と分かるので、「もっと被害の軽減が可能な装備品」が必要。 ヘルメット着用だけで同じような事故に遭って、同じような被害になってからでは遅い。 中途半端な"被害軽減"で満足しているようでは、また何処かを損傷し続けることになってしまう。 冗談ではなく、プロテクターメーカーは真剣に売り込みをかけるべきであり、 行政もその取り組みを支援すべきと考える。 ●[群馬]クラウドファンディングで生徒のヘルメット費用捻出・・・ news.goo.ne.jp/article/trafficnews/trend/trafficnews-107896.html ふるさと納税制度を利用して行われる「ガバメントクラウンドファンディング」というもので、 ふるさと納税による寄付金の使用先プロジェクトの一つとして、 今回の「ヘルメット購入」を指定する形となります。 そのため通常のふるさと納税と同様に、控除上限額内の2000円を越える部分について、税控除の対象となります。 群馬県教育委員会教育長は「より多くの方の御理解と御支援が必要となり、 皆様に御協力いただくことで生徒の『命』を守る取組としたいと考えております」と語っています。 なぜか事故そのものを防ぐための策を講じず、 「ヘルメット着用で命を守ろうとしている」ことが先に来ているのが妙な話。 教育者が「教える」ことよりも、他人の金と装備品に頼るという酷さ。 これでは交通安全の"質"が向上することなどありえない。 ●[群馬]高校2校でのヘルメット着用実験結果から見る別の考え方 www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201905/CK2019051102000154.html 県が用意した自転車のヘルメットを昨年度に二高校の生徒が自由に着用する事業の結果を調査した結果、 終了時にヘルメットが「必要」とした回答は生徒が19%にとどまる一方、 保護者は62%と大幅な開きが生じた実態が分かった。 周りを気にして着用しない子と、子の安全を願う親の違いが浮き彫りになった形だ。 市立前橋高は昨年一月の事故で犠牲者が出た。 付属高では、事業実施後の今年四月中旬に自転車の男子生徒がヘルメットを着けずに車と衝突して一時重体となる事故が発生した。 「ヘルメット着用していなかったから重体になった」と結論付けたいと見て取れるが、 「自転車側の走行方法」に問題がなかったのかどうかについては何も書かれていない状況で、 まるで「ヘルメット着用」か「重体」の2択しか選べないような印象すらある。 「未成年ということもあり事の重大性を把握できていないから」とか、 「不可抗力で避けようがない事故もあるから」という言い分があるとしても・・・、 「走行方法を改める気などない者達のためにも、まず安全のためにはヘルメット着用を強制すべきだ」 という方向性が果たして正しいのかどうか。 「高校生であっても交通安全を心がけることなど絶対にできない」「何がどう危険か判断できるはずがない」としか 考えていないような対策に全く共感はできない。 「無闇に速度を出さない」「適切に停止する」「危険な場所を予測し走行する」 という物凄く当たり前の基本的な内容すら完全に抜け落ちた方向で、 「何も考えずにとりあえず装備だけ整えておけば大丈夫」という理想論に縛られて、 根本的な問題からは目を逸らしているように思えてならない。 「交通ルールの周知はしている」としても、それが到底行き届いているとは思えないのは 年齢問わず「ロクに一時停止すらしない人が圧倒的に多い」ということが何よりの証明。 街頭指導でも全く足りないどころか、優先順位を履き違えた注意すら日常茶飯事という始末。 「周囲の音が聞こえていれば安全な走行ができる」と似たようなもので、 「ヘルメット着用していれば(事故の状況によっては)被害を軽減できる」という考え方には、 それぞれ最後に「だろう」という言葉が足りない「狭い考え方」に陥っていることに 気付いているのだろうか。 そもそも簡単な話で事故を減らすという点でいえば、 自転車通学を一律で禁止し、 「スクールバス」や「公共交通機関」のみに限定すればいいだけ。 これで通学時の自転車事故は無くなるので解決。 (実際、距離は関係なく自転車通学を一切禁止しているような地域もあるらしい) 休日などで自転車事故を起こすのは家庭内での教育の問題であって、 「安全のために自転車通学を禁止しているのだから、 その意図を汲み取れるなら、家庭でも自転車の使用を禁止すればいい」ということになり、 それを学校の責任にするのは筋違いになる。 ・・・として、安直に「ヘルメットを使えばいいだけ」というのであれば、 反対に「自転車を使わなければいいだけ」という方向でも示しておく。 結局のところ、 無謀運転者から身を守るのはヘルメット着用どうこうで済む問題とは言えず、 「歩道内走行とガードレール・ガードポールの優先的な敷設」が必要で、 もし自転車側に走行方法の問題があれば「各々が交通ルールを厳守」することを 重点的に"考えさせる"必要があるのではないだろうか。 更に極端な例を出せば、乗り降り時や短距離だけ歩行者でも 無謀運転をする自動車等の事故を防ぐには 主要な道路に一切近づかないということだけでは不十分で、 車止めやガードポールを大量に敷設するとしても完璧とはいえないので、 非現実的な「学校周辺への車両の通行を全て禁止する」ようなこともしなければならなくなる。 現実的に考えて、事故を極力無くす方向ではなく、あくまで被害軽減目的としても、 実際には「学校周辺だけ義務的にヘルメット着用するような光景」が当たり前になることが予想できるが、 それが一体何のための安全装備になるのか甚だ疑問。 つまり、ヘルメット着用を(表向きだけ)義務化していればとにかく安全が確保できる・・・わけがなく、 何よりも「交通ルール全般も守るという保証など全くない」のだから、 「ヘルメットなし」という選択するのであれば、それを尊重し、その代わりとして "常に安全のための防御策"を張り巡らせるための 具体的に「率先して交通ルールを守りたくなる策」を講じるべきだと考える。 「交通ルールを教えておけばいいだろう」 「交通ルールを守らせることを強いれば安全」 「ヘルメット着用を推奨・または義務化しておけば被害は軽減する」 その中身は「正しい役割を果たしているような"錯覚"に陥っている」ようにしか見えない。 その裏にある 「学校や教師側へ責任追及さえ来なければそれで構わない」という内向き思想や 「各種業界団体の思惑」に乗せられて利用されないためにも、 「真の意味で生き残るため」のきっかけを与え、「自主的な取り組み」の意欲を呼び覚ますことも 「教育」の一環ということに気付いてもらわないことには始まらない。 ●[群馬]県教育委員会は指導方法に問題があることに気付いていない news.goo.ne.jp/article/jomo/region/jomo-124889897.html 自転車駐車場整備事業を行う法人などでつくる民間団体「自転車の安全利用促進委員会」(東京都)の調査 高校生は調査が始まった14年から6年連続、中学生は17年の2位以外でワースト1位が続いており、 県教委はヘルメット着用強化などに力を入れる。 調査は中学生と高校生それぞれの1万人当たりの事故件数を算出した。 群馬県の中学生は33.78件(前年比14.82%増)、高校生は109.11件(同7.24%減)で、 ともにワースト2位を大きく上回った。 同委員会によると、群馬県は自転車や自動車の利用率が高く、 通学路に幹線道路や死角の多い住宅街などが多いことが背景とみられるという。 群馬県は1年生の事故件数も中学生が44.29件、高校生が136.76件でともに全国ワースト1位だった。 1年生の事故は全国的に多い傾向があり、 同委員会は「慣れない通学路の危険箇所の確認、自転車の交通ルール順守などの指導が求められる」と指摘している。 自転車に乗る際のヘルメット着用を県民の努力義務とする改正県交通安全条例が1日に施行されたことに伴い、 県教委は本年度、県内のモデル校にヘルメットを無償配布し、高校生の着用指導を強化する。 生徒が主体的に着用率向上を議論する協議会を立ち上げるほか、 オンラインや少人数でのセミナー開催も検討する。 県教委は「新入生には毎年交通指導をしているが、緊張のほぐれる5、6月に事故が増える傾向は変わらない。 注意喚起に努めたい」としている。 やはり事故【防止】に「ヘルメット着用」を繋げる意味が分からない。 もし本当にヘルメット着用を推進しなければならないとすれば、 「空中からの落下物が非常に多い」という現実的には考えにくいケースのみ。 ▼要点は 調査した民間団体は【慣れない通学路の危険箇所の確認、自転車の交通ルール順守などの指導が求められる】 と原因と対処方法を指摘しているにも関わらず、 【県教委は高校生のヘルメット着用指導を強化する】という"事故後"の被害軽減に幻想を持つ。 【毎年交通指導】とあるが、それが全く効果を上げていないということが明白なのだから、 「抜本的に交通安全に対する学習指導要綱の改革が必要」と気付くべきだろう。 ↓ ★「交通指導は"通年で"行う」 ★「徐行や一時停止や確認」を"実行できている生徒"を具体的に見える形で評価する制度 ★学校独自の免許制度の制定 ★不定期に取り締まりを行い、徐行や一時停止が不十分な生徒にはペナルティを課す 「学校周辺の美化活動」では自転車の走行改善は見込めない。 むしろ"ペナルティとしてのヘルメット着用"もあるが、学校から少し離れてから外せば済むだけ。 速度抑制狙いでノーパンクタイヤに換装する・・・では助かる人もいそうなので微妙。 「常に常用空気圧を100kpa未満に設定する」でもあまり珍しくはないのでイマイチ。 「フレームに激重のU字ロックを取り付ける」では金銭的負担も発生してしまうので、 ◆「チューブ内に砂を詰める」 ◆「荷台に砂袋を固定する」 (ネジにはネジロック塗付で簡単に着脱できないようにする) などの原始的な方法が最も手軽で効果的だろうか。 ●[群馬]高校でヘルメット着用モニター www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/97298 ↓ <自転車ヘルメット>高校生モニター、高崎経大付高で実施 着用低調「恥ずかしい」 課題浮き彫り /群馬 news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181225ddlk10040034000c.html 自転車側が交差点飛び出しのような問題があるケースではなく、 歩道を徐行で走行時のような「非が一切無いにも関わらず乗用車に跳ねられて事故に遭うことを防ぐ」 という目的があったとしても、自主性に任せれば着用は増えるはずもない。 合理性があるかどうか以前に「集団からの認知」を優先する世代で 「見た目で浮く」とか「単純にダサい」といった理由が先にくることが明白な時点で、 着用率が高まるだろう思っていたとすればあまりにも考えが浅い。 見た目のダサさを改善するなら 「HOVDING 2.0」のようなエアバッグ型を推奨すべき・・・? www.riteway-jp.com/pa/hovding/helmet.html 54000円という価格を大量生産と補助金によって1万円台にまで下げて 分割購入も可能にするなどで対策を・・・とも思ったがギプスのように見えなくもない。 しかし、「一時停止など」を厳格に守っていたとしても、「暴走車両による被害」を考えるとすれば、 自転車に限ったことではなく「歩行者でも着用すべき」でもあり、 「頭部以外の損傷を防ぐために全身に強固なプロテクターをしたほうがいい」 ということでもあるわけで、「危険リスク低減主義的」であるなら 重大な被害が防げる可能性として頭部のみ保護すればそれでいいのだろうか?という気もする。 それよりも、より安全な走行場所や方法について教え、 安全確保ができる道路構造(減速を促すイメージハンプや物理的な柵など)や 高齢ドライバーの免許返納のための様々な策を講じることを 行政側に求めるほうが早い気がする。 ●[石川]ヘルメット優先主義に嵌ることは安全意識が歪むことに等しい news.goo.ne.jp/article/hokkoku/region/hokkoku-20211117231632.html 自転車の道交法についての記事や、ヘルメット着用の有無について 生徒から集めたアンケートの結果をまとめる。 同校によると、生徒の交通事故は2、3カ月に1件のペースで発生しており、 部員は「交通安全新聞」を通して事故抑止につなげる。 今月4日には金沢中署交通1課の平野洋一課長、山本貴俊企画係長を取材した。 聞き手やメモ、カメラの担当に分かれ、自転車走行時のヘルメット着用の必要性や、 車道の左端を走るよう促す「自転車走行指導帯」について質問した。 平野課長は「高校生は交差点での自転車事故が多い」と説明し、 山本企画係長は指導帯を設置した鞍月用水沿いのせせらぎ通りでは 自転車事故が約7割減少したことを紹介した。 指導帯に効果があったということを自慢する以前に、 「交差点での自転車事故が多い」ことに対する具体的な回答として 予測運転・徐行・一時停止をきっちり説明すべきでは? ●[大阪]ヘルメットに夢を見過ぎ news.goo.ne.jp/article/lmaga/region/lmaga-00356275.html 吉村知事は、「ヘルメットを着用することで頭部を保護して被害を軽減できる。 すべての方にヘルメット着用をお願いしたい。とりわけ高齢者の方が亡くなる事故も多くなっているので、 特に着用していただきたい」と呼びかけた。 相変わらず優先順位が全く理解できていない。 まず何故「金銭的な負担」ありきで考えるのかという。 この時点で無理がある。 ※もし大阪府民「(希望者)全員」に「無料配布」したとして、 自由に選べるとすれば転売されるのがオチで、 安物しか選べないとしても、それだけで着用率が上がるとは思えない。 「事故を"防止"する」のであれば・・・ ◆自転車は整備が必要な"乗り物"です。自転車店でしっかり整備しましょう。 ◆ちゃんとブレーキを使って一時停止しましょう ◆一時停止時はきっちりと前後左右を確認しましょう ◆自転車よりも歩行者が優先です。側方を空けつつ徐行や一時停止で道を譲りましょう。 ◆飛び出しなどをしっかりと予測する運転をしましょう ◆速度を出し過ぎないようにしましょう ◆強引な横断をやめましょう ブレーキ装置さえ正常であれば、 あとは「全て無料で出来る」というだけでアピールポイントになる。 特に大阪府という地域柄「無料・タダ」「お得」というキーワードで十分な食いつきが期待できるのに、 なぜかこの「非常に分かりやすい特性」を利用しないのは地域住民のことを全く理解できていない証拠。 「一時停止でポイントが溜まる」ようなシステムこそ推奨すべきなのに、 どうあっても気軽な法令遵守の方向で考えたくない理由が理解不能。 ●[大阪]ヘルメット着用を促すも違和感が拭えず www.lmaga.jp/news/2020/10/173653/ なぜ「事故防止や事故予防」ではなく、 公道でレースしているわけでもないのに 「事故が起きる前提で被害を軽減するための装備品」なんだろうか。 根本的に順番が間違っているとしか思えない。 既に道路状況を判断することすら難しそうな認識力で自転車を利用している場合、 安全のためにヘルメット着用するということは考えにくいので、 むしろ「自転車の使用そのものを制限する」必要はあるかもしれないが、 まるで「全ての高齢者は交通ルールを理解し遵守することなど不可能」と 決めつけているようにも思えるので、そのような安直そうに見える考え方には反対する。 「交通ルールの遵守」では分かりにくいので ◆「無理な横断は厳禁」 ◆「クルマは思っているよりも数倍早い」 ◆「前後左右をしっかり確認」 など、もっと「"具体的に"事故が起きているケース」を挙げ 「その事故を防ぐ方法」を提案し、 各地で「高齢者自転車教室の開催」など、 もっと「事故ゼロのために安全意識を向上させるための方策」を 展開する方向で考えて欲しいものだが・・・。 ●[愛知]高齢者の75%が自転車ヘルメットを着用せず www.chunichi.co.jp/article/323141 news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-323141.html 自転車乗車中のヘルメット着用が10月1日に県の条例で努力義務化されるのを前に、 名古屋・西署が高齢者にアンケートを実施したところ、 75%がヘルメットを「かぶっていない」と回答したことが署の集計で分かった。 着用しない理由は49%が「面倒だ」だった。 ↑ アンケートに答えている人で75%なので、実際には90%以上が着用していないと思われる。 しかし、高齢者が生活用の自転車で無闇に速度を出して走行するのは考えにくいのもあり、 ヘルメット着用するほど慎重な人であれば、予測運転を心がけ、 事故に遭う確率が元々低いため、あまり必要ではないようにも思える。 ※認知症関連であればヘルメット着用で済む話ではない。 反対に、横断歩道ではなく車道を一時停止もせず振り返ることなく横断してしまうような 普段から「危険判断力・注意力に問題がある人」では、 事故時にヘルメット着用で命だけは助かったとしても、 日常生活に支障を来す被害が及ぶとすれば本末転倒。 ━「停止すると発進時の漕ぎだしが重いのでブレーキ操作を躊躇う」 という理由もあるとして、 変速があれば「変速を切り替える」、 「ギア比が不適当なほど重いのであれば軽くする」ことで対処は可能だが、 交換が必要な場合は費用捻出が難しいこともある以前に、 「変速の正しい使い方」だけでなく「適正な空気圧の管理」「チェーンへの"適正"な注油」も含め、 具体的な対処法があること自体を警察も高齢者当人も把握していない可能性が高い。 ●[高知]生徒がヘルメット着用を呼びかけ? news.goo.ne.jp/article/kutv/region/kutv-20211118195928287.html 自発的な活動に見えて「点数稼ぎ」だったり、 「(真の事故防止よりも世間体だけが大事な)大人達に言われたことに従っているだけ」 としか思えない。 配布できるようなライトに前照灯の基準を満たしているものがあるとも思えないので、 「ポジションライト」でしかないのであれば、そのように伝えるべきではと。 県内ではおととしから、条例で、児童・生徒にヘルメットを着用させることが努力義務とされていて、 学校では今後もヘルメットの着用推進に取り組む方針です。 ↑ 罰則なしの努力義務ではなく、 違反すれば罰則のある規定の「徐行・一時停止」は優先的に取り組む意味がない? ●[高知]高校でヘルメット着用推進の意見交換 news.goo.ne.jp/article/kutv/region/kutv-20210804201114129.html 交通事故から命を守るためヘルメット着用を推進しようと、 高知県内の高校生がシンポジウムを開きました。 どうすればヘルメットを着用してもらえるのか、生徒たちは課題やアイデアを出し合いました。 ↑ まず大前提として「交通事故から命を守るためヘルメット」の時点で、 まるで「事故は防ぎようがない」という印象を受ける。 全ての事故で自転車側の違反が全くない、 「予測運転から徐行や一時停止を遵守していても防げない事故の割合」がどれだけあるのだろうか。 事故防止のために「適正な速度で安全な場所を走行→歩行者を優先→減速→徐行→一時停止→確認」 を一体的に行うことを最優先する必要はないのだろうか? 蒸し暑いからヘルメットを被りたくない、ヘルメットの効果が分かりにくい、などの課題 真っ当な反対意見。ヘルメットを半強制するということは、 空気穴のあるヘルメットであればどれだけ暑くても我慢しろということにもなる。 ※オートバイでは必須でも、一般車は速度域も遅く、乗車角度など諸々の要因で 進みにくいことから必然的に運動量も増えるので、 自転車でも支障はないというのは無理がある。 特にオートバイの場合は、常用速度が速ければ、着用の意味が出てくるからこそ 罰則のある法的に義務付けられているが、 自転車の場合、対自動車での被害を防ぐにはヘルメット云々の前に、 「事故そのものを起こさない」ように考えたい。 ●[高知]ヘルメット購入に補助金を撒くよりもっと大切で意味のあることに気付いていない news.goo.ne.jp/article/kutv/region/kutv-20210602194601822.html 高知県内初 自転車の安全運転へ 大人もヘルメット購入に補助金 ヘルメット着用するだけでは事故は「防げない」というのは、そんなに「都合の悪い事実」なのだろうか。 県警によりますと去年、県内で自転車が関係する交通事故で9人が犠牲となっていて、 いずれもヘルメットを着用していませんでした。 このうち4人は、ヘルメットを着用していれば、命が助かっていた可能性が高いということです。 言い換えれば「半数以上の5人はヘルメット着用していても命が助かっていた可能性は低い」ということ、 そして、9人のうち「適切止まること」を実行できていれば助かったのは何件だろうか? 「予測運転 → 減速 → 徐行 → 一時停止 → 確認」これら1セットを徹底できていれば、 恐らく「全て」かそれに近い人数の命が助かったはず。 万が一「死角から猛スピードで突進してくる自動車だらけ」というのであれば 意味があるとは思うが、そのような事態に陥っているという話は聞かない。 事故原因の個別検証から事故防止に活かそうという以前に、 まず(ブレーキ装置に不備が無い前提で)「無料で出来る非常に重要な内容」に 気付かせようという機運は、少なくとも高知県には存在しないないようで。 「装置の役割に気付かせる」と「点検」を兼ねて 「ブレーキの役割を今一度見直しましょう」と 「整備不良の改善」と「適切に使うことの意味」の両面から事故防止に繋げる方法もある。 そもそも「罰則のある」徐行無視や一時不停止のような「法律違反」を徹底的に問題視せず、 罰則すらない努力目標でしかない内容を過剰に推奨する意味が全く分からない。 ●[島根]ヘルメット購入に補助金 news.goo.ne.jp/article/asahi_region/region/asahi_region-ASP6B753JP5TPTIB009.html 購入を助成するヘルメットは、県交通安全協会が推奨する約30の商品の中から選び、協会を通じて購入する。 「事故に遭わないための指導や施策」は重要ではないのだろうか? 交通企画課の担当者は「ヘルメットで頭を守れば、事故に遭っても比較的軽いけがで済むこともあり効果的」という。 【県交通安全協会が推奨する約30の商品】 国内代理店扱いの安全性が確認されているものから選んでいるということだとしても、怪しく見えてくる。 ●[愛知]相変わらずヘルメットに絶大な信頼を置き、事故"防止"観点は何処へやら news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-265010.html この「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」という 努力目標という形で「肝心の事故"防止"について中身空っぽ」な条文を掲げて 一体何をどのように事故防止に繋げられると考えているのか。 www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/aichi-cycle.html 自転車利用者が事故の加害者となる高額賠償事例も発生しています。 被害軽減のヘルメットや保険には注力し、 まるで自転車の「加害者」が頻発しているかのような印象操作にも辟易する。 自転車事故総数のうち、具体的に年間何件が自転車が加害側の事故? www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/cucle-rules.html 安全利用5則についても前々から妙に思っていたが、 「信号を守る」「交差点での一時停止と安全確認」の 4且つ下方に位置されていて余りにも低すぎる。 どう考えても事故危険度から見れば並進よりも下なわけがない。 「自転車だから」と車道走行云々を最優先に考えるよりも、 まずは「自転車でも」子供同様に「きちんと止まること」を意識させることが何よりも優先すべきことでは? 根本的に言えば、「道の狭い道路も少なくない」「車道走行を避けるべき場所もある」のに 全国一律で一般車でも車道走行前提で考えることには無理があると気付けないのが明らかにおかしい。 自転車乗車中の交通事故による死者のうち、25歳~64歳は約2割、65歳以上は約7割を占めています。 では何故「高齢者の自転車の交通安全」に関しての対策を講じないのか。 この点も憂慮すべき箇所。 ●[山形]事故を"防ぐ"ことは重要ではないようだ mainichi.jp/articles/20210522/k00/00m/040/011000c 自転車死亡事故の7割頭部負傷 ヘルメット着用を 山形で過去5年 事故時にヘルメットを着用していた割合は、年代別にみると、 小学生は52・6%、中学生では51・3%と約半数が着用しているが、 高校生になると2・2%と大幅に低下していた。 死亡者は18人いるが、その約7割が頭部を負傷し、さらに約9割がヘルメットをしていなかった。 まず、続きになっているが「死亡者の年代」が分からない。 もし死亡者18人が「全年齢」とすれば、前半の未成年部分の項目は、 若年層の事故を意図的に強調する「すり替え」に使われていることになる。 仮に「若年層18人の死亡者」だったとしても、 その事故のうち ●徐行 ●一時停止 ●確認 を適切に行っていれば防げた事故が何件あったのか。 「事故の詳細な原因」を見ずして、事態の解決が見込めるはずもない。 「ヘルメット着用しない」という選択肢が認められている以上、 その範囲で、「事故"防止"のために何をすべきか」を考えるべきであり、 そうした方向の重要性に気付けない人間しかいないようでは、その地域の交通事情が改善するわけがない。 安全のために金銭的負担を強いるとしても、 まずは「ブレーキ周りを完璧な状態にするための整備・交換」に充てるべきであり、 ヘルメット購入が最優先事項とは言えない。 その次に、上記の「徐行・一時停止・確認」を徹底。 事故"被害の軽減"にどれだけ躍起になっても「事故は減らない」 という事実から目を背けてはならない。 ※「ヘルメット着用すれば事故が起きないわけでもない」 万が一「どんなに普段から交通ルールを無視しているような人でも、 ヘルメット着用するだけで直ちに安全意識に芽生える」という効能があるなら それは完全に「オカルト商品」とされ、話題にも問題にもなる。 また、全身の骨が折れるようなことがあっても「頭部だけは被害を免れて良かった」と思うわけもない。 「安全装備品だけ纏えば何とかなるだろう」という「目先の対策」が、 如何に効果が薄く、不必要な時間と労力を割いているのかを全く理解できていない。 「とにかく歩行者が優先です」(事故になれば大抵は自転車側が不利です) 「交差点では飛び出しがあります」(来ない"だろう"運転は危険です) 「ちゃんと止まらないと貴方は大怪我に遭います。場合によっては(自分または相手が)死にます」 「事故が起きないのは運が良かっただけです。幸運はいつまでも続きません。」 だから 「交差点でも徐行しましょう」 「交差点に止まれの標識があってもなくても止まりましょう」 「前後左右をしっかり確認しましょう」 「無理な横断は絶対にしないでください」 これらを掲げて街頭指導を続けるほうが遥かに意味がある。 ●本来の目的を見失っている例 [愛知県]春の交通安全運動を前に 愛知県で注意を呼びかけ news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-00050BC2.html 名古屋出身の安藤美姫さんらが、「自転車に乗る時はヘルメットをかぶるように」と呼びかけました。 「皆さんの大事な方の命を奪う交通事故が、愛知県からゼロになるように微力ながら応援していきたい」 (用意された文言を喋っているだけと思われるタレントに非はないとしても) 「自転車に乗る時はヘルメット」と「交通事故がゼロ」は全く繋がらない。 「特に出合い頭に注意して、徐行・一時停止を確実に守ってしっかり確認してから進みましょう」 (主に高齢者向けとしては)「道路の状況を確認せず無理な横断は絶対にやめましょう」 この2点こそ真の事故ゼロに相応しい内容。 [鳥取県] www.bss.jp/news/archive/202104141693.html 県内で起きた自転車乗車中の事故の死傷者のうち、高校生が全体のおよそ2割と最も多いことから、 今年度から高校生に的を絞り着用を強化した形です。 まず、事故に占める「頭部損傷事故の割合」と「登下校中か否か」の割合が分からない。 ◆「頭部損傷の事故が少なければヘルメット着用の意義は大幅に薄れる」 ◆登下校中であれば着用推奨できるとしても、 休日に一般車でヘルメット着用推奨するような状況は むしろ「イジメの遠因を作り出しかねない」という認識があるのかどうか。 (隠蔽体質が常であれば「問題はない」ということかもしれない) もはや「事故を防止」することが目的ではなく、県内外へのアピールと体裁を保つために、 「ヘルメットを着用させること」が目的に成り下がってしまっている。 ※一応毎回書いておくが、 ヘルメット着用によって「"事故後"の被害軽減効果」が皆無と言うつもりは一切ない。 しかし「ヘルメット着用しても”事故発生は防げない”」ので、この点を常に疑問視する。 ※ありえないとは思うが、もし(予備動作の徐行も含め)一時停止の遵守率が8割を超えても 高齢者などの暴走車両が極端に多いなどの理由から、自転車の事故者が減らない場合、 そのときに初めて「"予測不可能な暴走車両から身を守るために"ヘルメット着用推進します」というのであれば分かる。 ※スポーツ自転車は別とする。 障害物当たり前のMTB、転倒が普通のBMX、速度を出すのが目的のロードバイク系、 正直ヘルメット着用どころか、むしろ全て「強固なプロテクター必須にすべき」と考える。 タンデムは福祉目的が大きいとはいえ、特殊なスポーツ自転車ジャンルなのでヘルメット着用向き。 (クロスバイクは街乗り重視なので、一般車同様にヘルメット着用より徐行や一時停止を重視すべき車種) 本来在るべき交通マナー向上として 「複雑な交通法規全般を厳守させるのは現実的に不可能に近い」一方、 「常識的な交通安全(事故防止)への感覚があれば」 近年自動車での横断歩道手前での一時停止を重点項目に掲げているように 【事故そのものを防ぐために】「適切に止まる」ということを目標計画に1ミリも掲げず、 ヘルメット着用や保険加入に躍起になっている無様な姿を見て、 「ロビー活動や協力金を積まれたのだろうか?」という裏事情すら疑わず、 何も思うところがないとすれば、相当「悲惨な状況」と言わざるを得ない。 香川県のゲーム条例然りで、「それは変だろう」と声を上げなければ 実際のところ根本的な事故防止を蔑ろにしているとしか思えない 「過剰ヘルメット至上主義に凝り固まってしまっている勢力から都合のいいように利用されるだけ」 というのが分からないのだろうか。 生徒会・保護者会単位で 「ヘルメットを購入させることまで目的になってしまっているのは問題」として 「ヘルメット着用を完全不要とする代わりに、あらゆる手段を講じて一時停止の遵守率を向上させます」 と提案できる人がいれば状況は少しは変わると思うが、 「黙って素直に従う」か「真っ向から着用しない」の2択しかないと思い込んでいれば、 当事者達の境遇が改善されることは絶対にないと断言する。 ●[埼玉]高齢者のスポーツ自転車での死亡事故 news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-20210101081751.html 行田署によると、現場は幅約4・9メートルの中央線のない直線道路。 自転車はロードタイプで、男性はヘルメットやサイクリングスーツを着用しており、 サイクリング中だったとみられている。顔には転倒した際にできたと思われる擦り傷があり、自転車にも傷が付いていた。 原因としてはヘルメット着用の有無以前に、「高齢者」という認識があったかどうかと思われる。 突発的な健康状態の悪化も含め、反応速度も遅れてしまうのは仕方がないこと。 「高齢なのに公道でスポーツ自転車で速度を上げて走行するのは安全ではないかもしれない」という 危機感を持っていれば、必然的に「低速で安定感のある自転車」を選択し、 「ヘルメット着用なしでも」安全な場所を安全な方法で走行していれば、 (もちろん、よくある高齢者事故で「道路横断時に道路状況をまともに確認しない」ような状況は避けるとして) 事故そのものを避けられた可能性は高い。 ●[愛知]トライアスロン大会中に正面衝突で意識不明の重体 news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-0004F56F.html 事故があったのは、18日に知多市で開かれたトライアスロンの国際大会 「アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン」で、 レース中の午前10時ごろ、自転車同士が正面衝突しました。 警察は、52歳の男性が、前の集団を追い抜こうとした際にコースをはみ出し、 対向するコースの自転車と衝突した可能性があるとみて 事故の詳しい状況を調べています。 ironman703.jp/703/ 装備のリスク。 アクティビティで使用する装備の誤用リスク、 または破損、故障、誤動作リスク。 参加者(および/または参加者の法的後見人)は、 適切な機器の選択、および機器の適合性と状態について全責任を負います。 主催者は、バイクアクティビティでのヘルメット使用を要請します。 ヘルメットまたはその他の安全装備の使用は、時に怪我の防止や軽減となります。 ただし、安全装備の使用は安全を保証するものではなく、 この装備を使用しても怪我をする可能性があります。 結果として「怪我では済まないこともある」という事例へ。 原因は「整備不良」「製品の不具合」 「加齢やそれに伴う持病に因るところ」等、分からないとはいえ、 「ヘルメット着用に過信は禁物」ということだけは改めて明確に思い知らされる。 そして、「ヘルメット着用していたとしても転倒時に頚椎損傷するリスクもある」ことから、 あくまで「被害軽減の"可能性を上げるための"装備品」でしかないため、 特に公道走行では「より安全な"場所"」を「適切に走行すること」と 優先的に心がけることが重要。 それにしても・・・、 ironman703.jp/703/ 第11条:選手は、練習中又は大会会場への移動中であっても、 道路交通法をはじめとする交通ルールを守り、 特にバイクに乗車するときは次の各号に掲げる事項を守るものとする。 (1)ヘルメットをかぶること。 (2)キープレフト(道路の左端を走ること)を守ること。 (3)周囲への注意を怠らないこと。 (4)併走を行わないこと。 (5)安全な車間距離を保つこと。 (6)信号を守ること。 (7)歩行者を優先すること。 (8)他の車両に注意すること。 本当に全部守れている参加者は果たして存在するのだろうか・・・?特に(5)。 (6)以降も「速度を上げやすい自転車」を意識して ヒヤリハットから事故防止のために、より慎重な走行が求められる。 ───────────────────────────────── 歩行者をよけた後に接触事故になった千葉県の事例では news.goo.ne.jp/article/chiba/region/chiba-20201020125613.html 同署によると、自転車の右ハンドル同士がぶつかり、2人とも進行方向の左側に倒れた。 ヘルメット未着用で死亡事故とあるので、この場合、ヘルメット着用していれば 「死亡ではなく軽傷で済んでいた可能性から、重体でも意識だけはある可能性もある」とはいえ、 結局は「(交通状況を判断し先読みする)予測運転」「歩行者優先」「適切に一時停止すること」を 常に心がけていれば防げた事故と言える。 歩行者の後方に自転車を確認した時点で、 「最悪こっちに向かってくる輩もいるはず」と想定できれば その時点で速やかに(変速があれば軽いほうに下げ) 減速→徐行でも微妙そうなタイミングであれば「一時停止」と とるべき行動を実行するだけ。 「ヘルメット着用しているから減速も徐行も一時停止もテキトーでいいや」で、 その数秒後に病院送り確定という可能性もあるのだから。 ※通常では想定しない可能性というケースで考えると・・・ 目で追えないような超高速移動する物体のようなものになるが、 その場合ヘルメットどうこうで済む話とも思えず。 ───────────────────────────────── ●[滋賀]交差点の出会い頭事故で50mほど飛ばされ重体 news.goo.ne.jp/article/mbs_news/region/mbs_news-GE000000000000028888.html 29日午前7時すぎ、愛荘町の町道で、交差点に入った自転車が出会い頭に軽乗用車にひかれました。 警察によりますと、自転車に乗っていたのは中学1年の男子生徒(12)で、 頭の骨を折るなどして意識不明の重体だということです。 当時、男子生徒は部活動へ向かう途中で、 はねられた衝撃で約50mほど飛ばされたとみられています。 このような事故を見て「ヘルメットさえ着用していれば重大事故は防げた」と 「着用義務化に利用するため」繰り返すのだろうか。 教育も指導も放棄するなら、もはや飛ばされても大丈夫なように 「空調付きの強固な全身プロテクター」を装着させたほうがいいのでは? 「頭部さえ守れば重体は避けられるかもしれないから」という話ではないだろうと。 事故ゼロのための教育・指導の放棄は、即ち身体の安全そのものを軽視している。 ◆「"通年で"交通教育をする」 ◆「(警察なども含め)交通指導は一時停止を最優先させる(確認と徐行も最重要課題)」 この2点に尽きる。 その際「優先道路」や「止まれの標識があるときだけ」止まらなければならない とは教えないほうがいい。 ●[埼玉]交差点での自動車と自転車の出会い頭の衝突事故 www.saitama-np.co.jp/news/2017/06/07/04_.html 同署によると、現場は信号機のない十字路交差点。 交差点の角には建物の塀があり見通しが悪く、自転車側には一時停止線が、 乗用車側には「子供注意」の道路標示があった。 頭を強く打ち重傷を負った とあるが、ヘルメットを被っていたのかどうかは分からない。 そして、当然ながらヘルメット着用であっても絶対に重傷が避けられるとは限らない。 まずは標識の有無や原理原則以前に「見通しの悪い交差点で確認せずに止まらずに進めばどうなるのか」 ということをイメージさせるしかない。 ●[愛媛]ヘルメット着用率の増加 cyclist.sanspo.com/221977 ヘルメットを被ることで事故の被害を減らすこともある。 しかし、当然絶対の効果があるわけでもない。 赤信号を無視し、一時停止をせず、無灯火でも何ら問題ないはずもない。 ヘルメットを被ることで、その他の道路交通に関する 遵法意識も必ず芽生えるとするには飛躍が過ぎるように思える。 個人的には、罰則なしの着用努力義務を推進するより先に、 まずは講習を受講させるにも至ったブレーキ整備不良車や なぜか14項目に含まれない「無灯火」の撲滅を目的とした 取り組みを実践させることを優先して欲しいと思う。(2016.1.3) ▼愛媛では高校でもヘルメット(着用努力)義務化へ news.goo.ne.jp/article/sankei/region/sankei-rgn1507010046.html 規則とはいえ校則のようなもので(無視を繰り返せば内申には響くかもしれないが) 何らかの罰則があるというようなものではない規定。 ヘルメットをすれば頭部へのダメージは軽減されるが、 当然、交通法規を無視しても構わないという理屈にはならない。 ヘルメットよりも、全学校で独自の免許のようなもの、 または道路交通法に関する授業やテストを抜き打ちで行うなどしたほうが効果的に思える。 ↓ 似たような意見の方のブログ 「ヘルメット(着用努力)義務化への違和感」 ameblo.jp/murakatsu-lawoffice/entry-11992209806.html ↓ ◆ヘルメットと遵法意識の溝 www.cycling-ex.com/2015/07/helmet_kaburu_sonomaeni.html ヘルメット着用努力義務化の愛媛に実際に訪れた感想として「左側通行」を守ろうという雰囲気がない・・・と。 ヘルメットを着用すれば不思議と道交法を守るという効果があると期待していたとは思えないが、 事故抑止という面で言うなら不十分な対策であることは否めない。 年代や車種関係なく「ヘルメット」を免罪符として(軽微だと考えている)違反を繰り返すより、 「ノーヘル」でもしっかり安全に配慮して走行することが大切に思えるが、 「そんな理想論に期待するだけ無駄なので効果が分かりやすい方法を採ったに過ぎない」というところか。 赤切符乱発は現実的ではなく、警告票を増やしすぎれば注意の効果も薄れる。 指導人員を増やすのも難しい。地域活動にも限界がある。 やはりもっと根本的な部分から変化できなければならないだろう。 まだまだ「守って当たり前」にする道は遠い。 ●[栃木]免許返納者にヘルメットの配布 cyclist.sanspo.com/343340 事故を起こしていない人ならギリギリ分からなくもないが、 自動車の代替として自転車を薦めることは果たして正しい選択なのだろうかと考えてしまう。 ブレーキの踏み間違いのような認識力不足があるなら 電アシに限らず、一般車・ママチャリであっても 不確認での横断やブレーキを操作できない恐れもあるため危険に思える。 地域の高齢者乗車優先の乗り合いバスやタクシーの割引のような 車両を使わない選択が事故防止の観点から見れば最も安全だろう。 しかし、個人として自転車なら移動が多少楽でも徒歩では厳しいといった場合に、 体を動かさないことで余計に健康を害する恐れもあるので、 一概に自転車の使用を控えるべきと強くも言えない。 とにかく、速度がどれだけ遅くても「車両」として、 安全認識と恐怖感を持って走行して欲しいと思う。 ●[愛知]ひき逃げ事故を起こした「ヘルメットを被った男」 news.goo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20190710-1729-90175.html ヘルメットを被った男…。 7月3日、常滑市保示町の交差点で道路を横断しようとした82歳の女性を 自転車ではねて大ケガをさせた上、そのまま逃げた疑いで逮捕されています。 救護義務違反で逃走するあたり、 やはりヘルメット着用で交通安全を意識する効果が期待できるとは言えない。 ●[大分]交通安全の勘違いと中身の不足 news.goo.ne.jp/article/oita/region/oita-7DC7B24E-9E2D-4AFE-AD81-20B609B6621D.html 同校周辺の道は狭く交通量が多い。 片道10キロ以上を通う生徒もおり、昨年度は26人が自転車事故に遭った。 毎年、安全点検や新入生を対象に安全運転講習をしているが、 事故はなかなか減らないという。 改めて問いたいのは 「年1回の安全点検」「新入生を対象に安全運転講習」で なぜ安全運転意識が身につくと思ったのかということ。 人間を染物か何かと勘違いしているのだろうか。 たった1回きり教えただけで遵法意識が芽生えるわけがないだろうと。 ヘルメット着用すれば確実に事故被害軽減できるという保証もないのだから、 事故被害を軽減ではなく、 事故そのものをゼロにするために、 (老若男女を対象にした国の制度として自転車免許制度の実現性はあまりにも難しいが) 学校単位ではそれほど難しというわけでもないとして 「学校独自の自転車免許制度」を採用して、 「その発行条件を相当厳しくする」などして、 「自転車通学自体を制限」し、 抜き打ちで取り締まりも行い、違反があれば「免停」として 自転車通学許可を休止するなどの 「実際に理解できるような違反へのリスク」を課すような 方法は考えられないのだろうか。 「スピードが出やすいスポーツタイプに乗っている生徒も多い」と ヘルメットの必要性を感じている。 では、なぜ「車種制限」をしないのか。 「直立姿勢のママチャリ型のみ許可」が前提でなければ 指導内容そのものを根本的に分ける必要すらある。 「どの学校でも着用が当たり前になれば抵抗感は薄れるはず」 他の都道府県から格好の「田舎ネタ」にされるということよりも、 実際に「家から出て学校に着くまでずっと着用しているかどうか」 「休日でも着用するかどうか」を徹底できるとも思えない。 それで着用を促すというのも無理がある。 もし生徒に義務化を強いるのであれば、 「教員と生徒の保護者"全て"」 「休日も含めて自転車ではヘルメット着用」 を強制するくらいでなければ着用多数など夢のまた夢で 有効ではないと断言する。 ●[香川]ヘルメットがあっても重大事故は起こる www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190618/8030003915.html 18日朝、小豆島町の道路脇で町内に住む60代の男性が倒れているのが見つかり、 病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。 倒れていた場所の近くにはクロスバイクタイプの自転車やヘルメットなどが転がっていたほか、 近くのガードレールには何かがぶつかってこすれたような痕があるということで、 自転車で移動中にカーブを曲がりきれずにガードレールにぶつかり、 そのままガードレールを乗り越えて道路脇の斜面に倒れたとみて詳しいいきさつを調べています。 実際に被っていたかどうか定かではないが、 「持っていただけで実際に使っていたわけではない」とすれば無意味、 「実際に被っていたが事故に遭った場合でも」被害が十分に防げるとは言えない。 【ヘルメットがあれば速度を出しても問題ない】わけがないという事例。 対策は言うまでもないかもしれないが 「ヘルメットを過信しない(あくまでお守り程度と認識する)」 (公道レース中ではないのだから当たり前なのだが) 「速度を出し過ぎない」だけ。 全く書かれていないが、もし、 ブレーキ整備が十分ではなく壊れてしまっていたとすれば 最後に誰が整備していたのかということになるが・・・。 それでも、十分に速度を落として走行していれば 危険な状況に陥る前に停止できたはず。 ●[大分]ヘルメット着用で「事故が未然に防げる」??? www.47news.jp/3659763.html 18年度には、県立高生の自転車事故が計243件起きている。 そのうち約3割の76件で運転していた生徒が頭部を負傷。 18年1月には大分市内で、ヘルメットを着用していなかった高校3年の女子生徒が自転車通学中、 乗用車にはねられ頭を強く打ち、意識不明となる事故も起きた。 こうした状況を背景に、県教委は完全義務化を見据え6月から調査に乗り出した。 243件のうち「適切にブレーキ操作をしていれば」防げた事故は何件だろうか。 恐らく3割どころか9割近いのではと思われる。 「重大事故を未然に防ぐための取り組み。交通教室など啓発活動も進め、ヘルメットの有効性を広めたい」 ヘルメットを着用すれば重大事故を未然に防ぐために 「交通法規を遵守するような催眠効果」でもあるのだろうか。 いや、あるわけがない。 そもそもヘルメットに「事故を」「未然に防ぐ」効果など一切ない。 dictionary.goo.ne.jp/jn/211971/meaning/m0u/ み‐ぜん【未然】の意味 まだそうなっていないこと。まだそのことが起こらないこと。「事故を未然に防ぐ」 言い換えれば「ヘルメット(着用)で事故が起こらないように防ぐ(ことができる))」 と言っていることになるが、ありえない。 「重大」な事故を防止するという意味だったとしても不適切な表現。 「重大な事故"被害"を(軽減)防止する(効果に期待する)」と書いていなければならない。 少なくとも「被害や怪我など」の文言なしで「事故自体が起きない」という意味合いに捉えられるのは問題がある。 「被害を」「軽減する(かもしれない)」効果はある。 (反対にヘルメット着用による頚椎損傷の被害も存在するようだが、 ヘルメット推進派には余りにも都合が悪いので全く触れていなかったはず) まるで「ヘルメット着用には事故に遭わない効果がある」ように思い込ませ 優先的に守らなければならないような誘導はどうしても受け入れられない。 衝突して事故が起きて被害を軽減する前に、 まず「衝突しないように走行すること」が重要では? そのために「徐行」「一時停止」「左右確認」が最優先でなければならない。 そして、何よりも効果が極めて低いと言わざるを得ないのは 「交差点でも慎重な走行を心がけるであろう新入生や極少数の真面目な人」は 家から出て学校に着くまでヘルメットを被るはずだが、 「元々危険な状況に陥るような状態になりにくい」ので 暴走車に衝突されるようなことでもなければ無意味。 反対にブレーキ操作をまともにしないような 校則に従うメリットなど微塵も感じられないような 「問題走行が当たり前の輩」であれば、 殆どが「教師からの注意を避けるためだけ」に "学校付近でしか着用しない"ので、これもほぼ無意味。 ヘルメット着用になぜここまで夢を見ていられるのかといえば 「学校側としては交通教育に取り組んでいました」 「事故起こして被害に遭ってもそれはヘルメット被ってなかった人の責任です」 という「責任逃れがしたいだけ」というだけのような気がする。 その裏には 「まともな交通教育できるような時間を割く気もなければ、 そんなスキル自体が全くありません」と言っているようにも見える。 もし「国からの補助金やメーカーからの利益目当て」で ヘルメット着用を画策しているとすれば腐っているとしか言いようがないが・・・。 ■「行事としての交通教室」は 単なる"スタントショーとして"「その時の印象だけ」で 自分自身に起こり得る出来事として捉える効果が高いとは思えない。 自転車そのものへの興味も愛着もなく、 自身が使う"実際の走行路での危険性"と、 "事故のリスク"を想像できていなければ 交通ルールを守る意味があるなどと思えるはずもない。 ●[徳島]ヘルメットは万能ではない news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20191005-567-OYT1T50307.html 5日午後0時45分頃、徳島県阿波市土成町吉田の県道で、徳島市上八万町の医療機器販売会社社長、(個人名略)(65歳) が乗る自転車が転倒。 頭を強く打ち、約1時間40分後に搬送先の病院で死亡した。 阿波吉野川署の発表によると、現場は下り坂。 ロードバイクに乗り友人たちとツーリング中だった。 ヘルメットをかぶっていたという。目撃者は「急にふらついて転倒した」と話している。 ▼体調の問題? 自転車がいくら健康にいいといえども、「万全の体調管理」が行き届いていなければ 悲惨な結果を迎えることになってしまう。 ▼整備不良? 他の可能性としては・・・ 制動操作以前に、その他も含めて「整備が行き届いていなかった可能性」もあるが分からない。 ▼ペダル? 速度的に腰をサドルから落として足で停止できる状態であれば フラットペダルであれば助かった可能性もあるが、ペダルの種類も分からない。 ▼優先すべきこと しかし・・・こうして実際の転倒時に命を守ってくれないヘルメットとは何なんだろう。 一応は生存"確率"は上がるとしても、絶大な信頼を寄せて無謀な走行をしていれば本末転倒。 ウェアの一部でしかない道具に「お守り」以上の過度の期待をする前に、 当然のこととして「無理をしない」「速度を出し過ぎない」「十分な休息をとる」など まずは「特に年齢を考慮し出来る限りの体調管理をすることを最優先すべき」に思える。 ●[埼玉]素人参加の自転車競技での事故 cyclist.sanspo.com/316358 浮城のまち行田クリテリウム gicz.jp/open/gyouda04/ ヘルメットについては書いていないが JCF 競技規則「競技者の服装」にはヘルメット着用とあるので着用していたものと推定。 愛媛のように、 罰則なしだが着用努力義務が制定されているような地域もある(cyclist.sanspo.com/220615)が、 自転車ヘルメット着用で防いだ事故もあるとは思うが 「絶対安全神話に心酔してヘルメットをお守りとして速度を無闇に出すよりも、 ヘルメット非着用でも、速度を抑えて走行することを心がけるほうが安全」という観点から、 「ないよりはあった方がマシ」という程度のもので、 「ヘルメットを被っていればいかなる場合でも転倒しても安全」というわけでもないことを重要視すべきと考える。 正直ロードレースでも MTBのようにフルフィスに近いようなヘルメットとプロテクターを義務化すればいいのではと思うが ルールを管轄している軽装命の人達からすれば邪道極まりないのだろう。 速度偏重主義を極めると「命をかけることすら厭わない」ような執念まで芽生えてくるとすれば凄い競技だなとある意味感心する。 接触転倒での怪我の危険性があるとしても早く走りたいという欲望には抗えないのだろうか。 一般人は「レースで接触事故は起こり得るもの」として「リスクを減らす意味では参加しない」のが最良として、 基本的なこととして日常生活で自転車に乗るときには、 「速度を出し過ぎない」 「無理をしない」 「車線変更や横断時は後方をよく確認する」 「前後の車間距離を空け、並走をせず、側方もしっかりと空ける」 ということを心がけて欲しい。 しかし、反対に街乗りポタリングでも「パーツ交換は鋭利なものなどのない常識の範囲内で基本的に自由」の上で 「道交法重視」で(体育館のような閉塞コースではなく)実際の街中をコースとして 「(車道走行)速度上限25kmに設定」「どれだけ違反なく走行できたかを競う」ような 少しでもマナー向上を訴えかけるような「速度競技とは真逆の大会」を全国各地で開催すれば 一般の生活自転車への啓蒙活動にも直接繋がるので良い気もするが、そういう方向への感覚が全く育って現状では夢のような話か。 「交通法規遵守ポタリング」 但し「手信号/合図」は慣れない人に使わせると逆に危険になりかねないので禁止。 撤去進行中の「歩道の延長線上にある歩行者・自転車用の信号や横断帯」のある場所をコースから除外。 ●[宮城]条例制定でのマナー向上を画策 www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181114_11012.html ヘルメット着用などの努力義務に違反した場合の罰則規定はなく、販売店や学校の協力が着用率向上の鍵となりそうだ。 自転車やバイクなどを扱う早坂サイクル商会(青葉区)では、小中学生以外にヘルメットを購入する客はあまりいないという。 スポーツ車ユーザー(特にロードバイクやMTBなど)では、常用速度や競技内容的に着用が望ましいので分かるとして、 相変わらずズレていると思わざるを得ないが 一般用途でヘルメット着用に安全の理想像を思い描くのは違うだろうと。 そもそもまともに一時停止すら守る気がないような人達がヘルメット着用に応じるとは思えないし、 いくらヘルメット着用したところで、交差点を全く警戒しないような無謀運転を改める気がなければ 事故が減るわけもない。 保険に入ってれば事故が起きても問題ないとか、ヘルメットさえ被っていれば安心と言われても 事故を”防ぐ”ことが目的としては「方向違いにも程がある」として そういう方向での教育しかできないのであれば逆に「要らない」と言い切る。 ●谷垣氏が2年3か月ぶりに公の場 www.sankei.com/photo/story/news/181031/sty1810310011-n1.html 谷垣氏は平成28年7月の自転車事故で頸椎を損傷して以来、自宅療養を続けていた。 公の場に姿をみせるのは約2年3カ月ぶり。 事故当時の警視庁によれば内堀通りを左折時に、段差で転倒したらしいという話だったが、 当時の実際の事故状況も気になる。 自転車・自動車含め他の車両との車間距離が十分であったかどうか、 漫然運転で路面状況を含め曲がり角を見誤ったことも原因だったのかどうか、 装着していたであろうヘルメットを過信することなく事故を防ぐためにどう走行すべきだったのか、 自転車イベントにも顔を出して「自転車の安全走行について」 一般車/スポーツ車関係なく、自転車乗りの傍若無人な走行に警鐘を鳴らす意味でも 是非とも語って欲しいところ。 ●谷垣氏が自転車で転倒し重傷 www.huffingtonpost.jp/2016/07/19/tanigaki-injured-while-cycling_n_11077766.html 脊髄のケガで手術をしているとの報道もあり軽傷というわけでもないようだ。 恐らく着用していたであろうヘルメット。防げる怪我がある一方で「防げない事故」も当然ある。 今一度「安全」について考えてみる必要がありそうだ。 ▼段差で転倒か? jcc.jp/news/11172168/ 自民党・谷垣幹事長は16日、SPと2人でロードバイクでサイクリング中、内堀通りを左に曲がる時に一人で転倒した。 警視庁は段差で転んだのではないかとしている。 日本自転車普及協会によると段差は直角に入れば問題なくタイヤが乗れるが、斜めに入ると滑ってしまうことがある。 速度やグレーチングは無関係だったとして、 直接的には「走行位置(侵入角度)」が甘かった原因として「緊張感のない漫然運転が事故を誘発した」と考えるのが自然とはいえ、 間接的には「タイヤの細さ」が原因で「安定性を失いやすい状況」だったと考えるべきだろうか。 結果論で言えば 「ビーチクルーザー」や「ファットバイク」のような太いタイヤで走行していれば今回のような事故は起こらなかったはず。 そういう意味でも、「太タイヤ」の自転車はもっと注目されてもいいように思える。 一方、子乗せの電動アシストでも既に太めのタイヤが標準化されていて安定性に役立っていても特に注目もされず、 一般的やママチャリを買うようなユーザーは太いタイヤかどうかを気にすることよりも単に値段が安いかどうかを重視され、 軽く早く乗りたいというユーザーは漕ぎまで重くなる太いタイヤなんてありえないということで敬遠されがちな 今の状況を変化させるのは並大抵のことではないのもまた確か。 ▼段差の敷設そのものは社会的な役割として仕方がない www.city.yokohama.lg.jp/doro/qa/shisetsu/005.html Q:歩道と車道の段差をなくしてください A:車いす利用者やベビーカーを押している人にとっては、段差は限りなく"ゼロ"に近いことが望ましいでしょうが、 視覚障害者の方は、この2cmの段差を白杖や靴の裏で感じることによって、歩道と車道の区別をしているのです。 また、車道の排水が歩道に入ってこないための機能も持っています。 この2cmの段差は視覚障害者の方や車いす利用者のみなさんの双方からご意見を聞いて決めています。 更に、転倒しやすい状況や環境「雨天時、砂や葉っぱが道路上に多い」といったことも適格に判断し、 走行位置や速度、侵入角度を余裕をもって保つことができるようになることも 自転車走行時には求められる。 2021.12.26 ●ヘルメット着用に関する内容と「事故"ゼロ"最優先の観点」不足の問題 2021.11.21 ●[石川]ヘルメット優先主義に嵌ることは安全意識が歪むことに等しい 〃 ●[高知]生徒がヘルメット着用を呼びかけ? 2021.11.07 ●ヘルメット着用を「違反者に罰則のある」義務化にしたオーストラリアは・・・ 〃 ●[大阪]ヘルメットに夢を見過ぎ 2021.09.05 ●[愛知]高齢者の75%が自転車ヘルメットを着用せず、●[群馬]事故を"防ぐ"よりも"被害軽減"が優先らしい 2021.08.08 ●[高知]高校でヘルメット着用推進の意見交換 2021.07.11 ●ヘルメット着用しなければ重症の可能性?~法令遵守の観点の欠落~ 2021.07.11 ◆自転車でも事故に備えてプロテクターという選択肢 2021.07.11 ◆「なぜ自転車はヘルメット着用が法的に"罰則のある"義務化されていないのか」への答え 2021.07.04 ●「ヘルメット着用で擦り傷で済んだ」だけでは「事故検証不足」 2021.07.04 ●ヘルメット着用推奨も過ぎれば「大きなお世話」になる 2021.06.13 ▼[群馬]「ヘルメット着用してたので助かった」を検証(徐行義務違反の可能性?) 2021.06.13 ●[群馬]クラウドファンディングで生徒のヘルメット費用捻出・・・、●[島根]ヘルメット購入に補助金 2021.06.06 序文追加、●[愛知]相変わらずヘルメットに絶大な信頼を置き、事故"防止"観点は何処へやら 2021.06.06 ●[高知]ヘルメット購入に補助金を撒くよりもっと大切で意味のあることに気付いていない 2021.05.23 ●[山形]事故を"防ぐ"ことは重要ではないようだ 2021.04.25 ●(子供車)ヘルメット着用でも意識不明の重体 2021.04.18 ●本来の目的を見失っている例 2021.04.04 ●[群馬]県教育委員会は指導方法に問題があることに気付いていない 2021.02.21 ●ヘルメット着用でも毎年死者数が居るというデータ 2021.01.10 ●医療現場への負担を減らすためにヘルメット着用優先? 2021.01.10 ●[埼玉]高齢者のスポーツ自転車での死亡事故 2020.10.25 ●[大阪]ヘルメット着用を促すも違和感が拭えず 2020.10.25 ●[愛知]トライアスロン大会中に正面衝突で意識不明の重体 2020.06.21 ●「ヘルメットがあったから助かった」と「ヘルメット着用でも助からなかったと思われる事故」 2020.05.17 ●交通ルールはどこへやら 2020.04.19 各ページから情報を集約しUP ────────────────────── 2020.03.29 ●ヘルメット絶対主義的な対応への疑問 2019.10.13 ●ヘルメットは万能ではない 2019.07.14 ●[愛知]ひき逃げ事故を起こした「ヘルメットを被った男」 2019.07.07 ●[大分]交通安全の勘違いと中身の不足 2019.06.23 ●[香川]ヘルメットがあっても重大事故は起こる 2019.06.16 ●[大分]ヘルメット着用で事故が「未然に防げる」??? 2019.05.12 ●[群馬]高校2校でのヘルメット着用実験結果から見る別の考え方 2019.04.28 ●ヘルメット優先の疑問、 2019.03.03 ●子供にはヘルメット着用を促すも保護者は積極的に被らない理由 2018.12.30 ●[群馬]高校でヘルメット着用モニター 2018.11.04 ●谷垣氏が2年3か月ぶりに公の場 2018.10.07 ●一般車とスポーツ自転車のヘルメットの意義の違い 2017.07.02 ●年齢とヘルメット着用差 2017.07.02 ●[栃木]免許返納者にヘルメットの配布 2016.07.31 ●谷垣氏が自転車で転倒し重傷
https://w.atwiki.jp/2532/pages/69.html
製作者(改変者) ? 改変元 Mizuchi 最新版 ? displayname Mizuchi name Mizuchi 概要 中国の人が改変したミズチ。覚醒機能を持ち、覚醒すると下の画像のようにエフェクトが変更される。 技も多数増えていて、海外オロミズ勢の中で上位の完成度になっている。 性能解説 +基本動作 基本動作 改変元と同じ +カラー別性能 * 特になし
https://w.atwiki.jp/girlsco/pages/30.html
MURUA MURUA(ムルーア) ボーダータンクトップ 【★OUTLET★70%OFF】MURUA(ムルーア) AC/REフリル付ニットワンピース MURUA(ムルーア) プリントカットソーロングOP JELLY4月号掲載 P43 まいちちゃん着用MURUA(ムルーア) ボーダーロングスリーブトップス(ブラ... MURUA(ムルーア) 細ボーダータンクトップ MURUA関連記事 #blogsearch2
https://w.atwiki.jp/chiyoumaru/pages/4.html
ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 白夜極光攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【カウンターサイド】リセマラ当たりランキング - カウサイ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」:時事ドットコム - 時事通信 マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) 【ウインドボーイズ】リセマラ当たりランキング(最新版) - ウインドボーイズ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ヒシアケボノの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】フジキセキの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) サモンズボード攻略wiki - GameWith 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ガーディアンテイルズ】ギルドレイド戦(秘密の研究所)の攻略とおすすめキャラ【ガデテル】 - Gamerch(ゲーマチ) 仲村トオル、共演者は事前に“Wiki調べ”(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】アップデート情報・キャラ調整まとめ - ポケモンユナイト攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Apex】シーズン11の新要素と最新情報まとめ【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) ロストジャッジメント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Among us】新マップThe Airship(エアシップ)の解説【アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) ハーネスについて小児科医の立場から考える(坂本昌彦) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゼルダ無双攻略Wiki|厄災の黙示録 - AppMedia(アップメディア) 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ウマ娘攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) ゲトメア(ゲートオブナイトメア)攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【白夜極光】リセマラ当たりランキング - 白夜 極光 wiki - Gamerch(ゲーマチ) お蔵入りとなった幻の『スーパーマリオ』 オランダの博物館でプレイ可能?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「ITreview Best Software in Japan 2021」のTOP50に選出 - PR TIMES 真女神転生5攻略Wiki|メガテン5 - AppMedia(アップメディア) 【B4B】近接ビルドデッキにおすすめのカード【back4blood】 - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンスナップ攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 富野由悠季「ブレンパワード」作り直したい!ファンを前に意欲(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【スマブラSP】カズヤの評価とコンボ【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) ナレッジ共有・社内wiki「NotePM」が「ITreview Grid Award 2021 Fall」で、チームコラボレーションとマニュアル作成部門において「Leader」を5期連続でW受賞! - PR TIMES メモ・ドキュメント・wiki・プロジェクト管理などオールインワンのワークスペース「Notion」が日本語ベータ版提供開始 - TechCrunch Japan 【ギアジェネ】リセマラ当たりランキング【コードギアス】 - ギアジェネ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) モンスターファーム2(MF2)攻略wiki|アプリ・Switch移植版 - AppMedia(アップメディア) 文芸誌『早稲田文学』のホラー特集号が発売開始。ガッチマン氏とVTuberらとの「ホラーゲーム実況対談」のほかSCP財団やChilla s Artも(電ファミニコゲーマー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ブラサジ】最強キャラTierランキング【ブラックサージナイト】 - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】鬼滅の刃コラボ情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【SPAJAM2021】第3回予選大会は「クイズ!WIKIにゃんず!」を開発したチーム「かよちゃんず」が最優秀賞! | gamebiz - SocialGameInfo 【パワプロ】鬼滅の刃コラボガチャはどっちを引くべきか - Gamerch(ゲーマチ) 検索結果における「ナレッジパネル」の役割とは・・・ウィキメディア財団とDuckDuckGoの共同調査 - Media Innovation 【ウマ娘】解放結晶の入手方法と使い方 - Gamerch(ゲーマチ) ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「BOXIL SaaS AWARD 2021 Autumn」にて「コラボレーション部門」を受賞! - PR TIMES Wikipediaが「中国人編集者の身の安全を守るため」に一部の編集者アカウントをBANに - GIGAZINE 【ドッカンバトル】3.5億ダウンロードキャンペーン最新情報 - ドッカンバトル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) BTS(防弾少年団)のV、8月のWikipedia閲覧数が韓国アーティストで1位!グループでは4ヶ月連続トップ - Kstyle 【イース6オンライン】リセマラ当たりランキング|召喚ガチャの開放条件は? - Gamerch(ゲーマチ) BacklogからNotePMへwiki情報を自動API連携する「Backlog to NotePM」をSaaStainerに掲載開始 - PR TIMES ライザのアトリエ2攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) 真女神転生3リマスター攻略Wiki|メガテン3 - AppMedia(アップメディア) タスクも文書もWikiもデータベースもまとめて管理できる「Notion」とは? - ASCII.jp ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が、見るだけ専用ユーザー『無料』の新プランを発表! - PR TIMES 【かのぱず】リセマラ当たりランキング【彼女お借りします】 - Gamerch(ゲーマチ) 【乃木フラ】リセマラの必要はある?【乃木坂的フラクタル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】生放送まとめ|パワフェス2021 - パワプロ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトのおすすめビルド(わざ・持ち物) - Gamerch(ゲーマチ) ルーンファクトリー5攻略wiki|ルンファク5 - AppMedia(アップメディア) シャーマンキングふんばりクロニクル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) アーテリーギア‐機動戦姫-攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 簡単操作で自分専用Wikiを構築できるMarkdownエディタ「Obsidian」のモバイル版を使ってみた - GIGAZINE 情報マネジメントツール「Huddler」がwiki機能を刷新 - PR TIMES シェアエコ配送アプリ「DIAq(ダイヤク)」のアンカーアプリで、高層ビル・商業施設の入館方法などお役立ち情報をまとめた「DIAqwiki」を公開 - アットプレス(プレスリリース) 異常熱波のカナダで49.6度、いま北米で起きていること(森さやか) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ツイステ】マスターシェフの攻略~辛味のふるさと~【料理イベント】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ラグナロクオリジン】リセマラは不要?おすすめ職業は?【ラグオリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【バイオミュータント】2.02アプデ|アップデート1.4情報 - バイオミュータント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ニーアレプリカントリメイク攻略wiki|ver.1.22 - AppMedia(アップメディア) 【ウマ娘】ゴルシウィークはいつから?キャンペーン情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) シーズン66 - 【超速GP】ミニ四駆 超速グランプリ攻略まとめwiki - 電撃オンライン 乃木坂的フラクタル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 「こんなことになるとは…」13年前のエイプリルフールについた“嘘”がネットで… ある男の告白(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki)「Nerve」シードラウンドで総額約3500万円の資金調達を実施 - PR TIMES Nerve - 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki) ローンチカスタマー募集開始のお知らせ - PR TIMES 終末のアーカーシャ(終アカ)攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) パニシンググレイレイヴン(パニグレ)攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ひなこい】最強ひな写ランキング - ひなこい攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 稲作アクションRPG『天穂のサクナヒメ』における「農林水産省攻略wiki説」は本当なのか? - AUTOMATON スタスマ攻略Wiki【スタースマッシュ】 - Gamerch(ゲーマチ) 無料とは思えない多機能っぷりなWikiインフラ「Wiki.js」レビュー、自前でホスト&外部サービスと連携可能 - GIGAZINE Microsoft Teamsの基本と活用(24) TeamsのWikiを使う - マイナビニュース 『ゲーミングお嬢様』での提起が話題に “企業系wiki”に横たわる問題点とは - リアルサウンド 「エイリアンのたまご」,自動周回機能と公式wikiが登場 - 4Gamer.net 【リゼロス】Re ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories攻略まとめwiki - 電撃オンライン ヌーラボ、「Backlog」の絵文字入力の補完機能やWiki編集の自動マージ機能を改善 - CodeZine(コードジン) ヌーラボ、プロジェクト管理ツール「Backlog」の絵文字入力の補完機能・Wiki編集の自動マージ機能を修正改善 - PR TIMES Backlog、Wikiにファイル添付が容易にできる機能をリリース -- グローバルバーの視認性改善なども実施 - PR TIMES GK川島、パンチング失点でWiki書き換え炎上 「セネガル代表」「プロボクサー」... - J-CASTニュース ツムツム攻略Wiki|ゲームエイト - Game8[ゲームエイト]
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/70.html
最終更新日:2023.11.19 ●「空気を入れるのは世の中の多くの人には難しい」からノーパンクタイヤ? 2023.3.12 ●「パンクしないタイヤのTS点検はしていません」(ついでに「全く別物」の【パンクしにくいタイヤ】) 2022.10.9 ●既に計画頓挫しているのかもしれないBSエアフリーコンセプトについて思うこと ●ブリヂストン(BS)エアフリーコンセプトに関する記事(このページ内) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/70.html#BS 2021.05.30 ●「パンクしにくいタイヤ」と「パンクしないタイヤ」は別物、他(ブリヂストンのパンクしないタイヤ関連) 2021.03.28 ●安価ではないチタンメッシュのノーパンクタイヤ 2020.02.23 ●ノーパンクタイヤをおすすめしない理由 2019.12.22 ●エアフリーコンセプトの提灯記事? 2019.11.10 ●BSエアフリーコンセプト2019試作版 2019.04.07 ●カインズ販売ノーパンクタイヤ自転車1218台を自主回収 2019.03.24 ●通学にも不向き 2019.03.03 ●ノーパンクタイヤは永久に使用可能な便利グッズではない 2019.02.17 ●パンクしないタイヤはおすすめできない (2018年以前の更新履歴は最下部へ移動) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼「ノーパンクタイヤ」と「パンクしにくいタイヤ」は【完全に別物】 「パンクしにくいタイヤについての詳細は別ページへ」↓ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/121.html (耐パンクタイヤ→パンク"しにくい"タイヤ=チューブを使う) ★交換費用が安め、空気がクッションになるので●乗り心地は普通、●空気圧適正管理でスポーク負担問題なし (ノーパンクタイヤ→パンク"しない"タイヤ=チューブは使わない) ▲交換費用が高め、空気がクッションにならないので▲乗り心地が悪い、▲スポークが折れやすい ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ノーパンクタイヤについて━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼パンクの煩わしさから開放されるとしても、その代償は大きい。 手押し車(猫車)感覚なのだろうか。 「デメリットが多いため普段使いには不利だが、限定的用途では使えないこともない」という認識でいいかと。 ●通学にも不向き prestigebike.hamazo.tv/e8376674.html ☆パンクしないタイヤ搭載の自転車はお勧めできません このパンクしないタイヤは、アルミリムに付けていることが多く、 フレームやパーツがとても高品質とは言えず、重みで自転車がますます悲惨な状態になります。 廉価自転車にパンクしないタイヤ装着の自転車は、通学には不向きでしょう。 それでも「工場地帯」や建築現場近くとか、「慢性的に清掃状態が著しく悪い」など 何が何でも意味があると考え、交換時の手間や費用負担は何ら問題ないのであれば 使いたいと思う人はいるのだろう。 ●ノーパンクタイヤは永久に使用可能な便利グッズではない ベルトドライブでも「他の部分まで壊れないんだ」のような 勘違いされがちな「メンテナンスフリー」というワードには気を付けて欲しい。 ●単に空気を入れるのが面倒という目的には適さない ママチャリの一般的なタイヤの標準空気圧である「300kpa(約3気圧)」を維持するためには「(夏以外)毎月1回」で十分。 (300kpaを測るにはエアチェックアダプターか米式チューブを購入し取り付け、 米式対応の空気入れがあれば空気圧計[約700円~]を使う。 他にはガソリンスタンドで空気を入れる、または空気圧計付のポンプを購入する方法もある) 空気入れがあれば「毎月1回3分もかからない手間」を惜しんで、 「路面から衝撃吸収力が減る=クッション性能が低くなる等」の日常的なデメリットを上回るほどのメリットはほぼないと言える。 ●主なデメリットについてはこちら↓ ▼ノーパンクタイヤで割れたリム miyacycle.exblog.jp/7841739 其の一 ごつごつして乗り心地が悪い 其の二 タイヤが重い為ペダリングが重く感じる 其の三 ウレタン(発泡スチロール)のものは劣化するとパンクしているタイヤと同じ 其の四 劣化したものを交換するとチューブを入れ替えるより高くなってしまう 其の五 振動を吸収しない為スポーク折れや、ベアリングへの過度の負担、フレームなどに亀裂が生じる 其の六 自転車屋が暇になる(涙) 暇になることよりも、結局「店は修理に手間がかかり、客としてはお金がかかるだけ」のような。 ●有効利用が期待できるケース デメリットが目立つが、それを理解した上で有効的に使用できる場面 ・悪路・・・・・極端に道路の清掃が行き届いていない道路や工場内や建築現場を日常的に通らなければならないとき ・治安の悪さ・・パンク魔が頻繁に出没する ・災害時・・・・散乱する細かい瓦礫の欠片やガラス片等を無視できる ・環境・・・・ロードサービスやタクシーが来ない地域(携帯電話が繋がらない?) ・時間制約・・待っていられない場合 [追記]・周辺に店もなく一般車なのでチューブ交換が手間な状況 ──────────────────────────────── ●「復興支援事業の一環としてノーパンクタイヤの自転車を寄贈」 cyclepress.co.jp/report/20160517_04/ 道路のあちこちが陥没し、がれきが散乱していることからパンクの心配のないチャクルを寄贈 まさしくこういったケースでは 「日常的な快適性よりも、緊急時の実用性が優先されなければならないので」適した使い方となる。 ──────────────────────────────── しかしながら・・・ ・悪路に関しては余程の釘やトゲでもなければ シュワルベのマラソンプラスやIRCの耐パンクタイヤと(米式化後に)適切な空気圧で十分回避可能に思える。 ・治安の悪さはパンクだけでは済まない可能性もあるので、そもそも自転車どうこうの問題ではない。 ・災害時に使える位置にあるかどうか。 ・タクシーが来れないような地域はなかなかないだろうし、山奥でもなければ今時携帯電話の電波が届かない地域というのも珍しい。 (日常的に電波が届かない場所の山越えルートしかないならそもそも自転車という選択に無理がある) ・「適切な管理ができていれば」年10回も20回もパンクするわけでもなく、遅刻したら命に係るようなことがあるとすれば、 これも自転車の問題ではなくなる。 [追記]・一般車では出先の一時しのぎとして、 輪っかになっていないので交換しやすい特殊な「i-チューブ」を所持しておく方法もある ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「通勤通学でパンクして走行できなくなると困るから必要」を考える 「タクシーでもロードサービスでも配送を手配するのは時間的に厳しい」 「少なくとも数十分の待ち時間がかかると支障が出る」 「例えi-tubeを備えていたとしても、近くに自転車店があるとは限らないし、早朝であれば開いていない店のほうが多い。 「当然、自分でタイヤを外してチューブ交換なんてできないし、作業しようとも思わない」 本当に必要かどうか考えるときに「今まで(空気圧不足でのパンクではなく)異物パンクに何回遭ったことがありますか?」ということに尽きる。 「走行路の清掃状態が悪く、幾度となく異物パンクに遭ったことがある」という場合は有効かもしれない。 もし「異物パンクが年に1回か多くて2回くらい」であれば、 それ以外の期間でのデメリットを享受する意味があるのだろうかという疑問。 自転車通学/通勤が認められているのであれば「走行路の状態が悪いことが遅刻の原因」であるなら、 出来る限り悪路は通らない努力をしても無理であれば「不可抗力」でどうしようもない。 (通学/通勤にノーパンクタイヤを使わなければならないという制限でもあれば別だが考えにくい) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼通常の空気を入れるタイヤの異物パンク防止で気を付けたいポイントとしては 「(車道の場合)路肩走行は出来るだけしない」こと 「基本的に歩道」であれば歩行者優先で徐行、もしくは普通自転車走行指定部分があれば適切な速度で走行していれば十分。 車道での走行場所は「車道外側線(ここまでが車道という意味の白線)の外側」 =路肩部分は「自転車の走行指定部分ではない」ので、わざわざガラス片や砂利が集まる危険な場所を走る必要は (減速回避時を除けば)一切ない。 片側1車線であれば「車道の左端」なので 自動車の左タイヤの走行部分よりやや左側で車道外側線より「内側」が正解でも トラック等が常に通っていて幅寄せされかねない場合は、 「安全に回避できる地点まで」自動車の左タイヤの走行部分を走り 横幅が十分ではないような状態で追い抜かせるような状況を作らない。 もしくは、後方から大型トラックが近づいてきていることが分かれば、 早めに減速し歩道に回避する方法をとるしかない。 それよりも自身の安全のためには「基本的に狭い車道は走行しない」というのが一番。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ノーパンクタイヤをおすすめしない理由 mitubosi.site/archives/701 中身が詰まったノーパンクタイヤは重いです 技術が進歩して軽量を売りにするものも出てきていますが 正直大した進歩はしていません 空気入りと比較すると圧倒的に重く こぎ心地は不快に感じる人が多いです ノーパンクタイヤでハードな使用を繰り返すことでスポークへの負担も大きくなり 折れることがとても多いです 折れると車輪は曲がりバランスを悪くなり最悪走行不可になります ノーパンクタイヤを扱っていないショップも多い リコールについても書いてある。 ▼オススメできるケースとして 逆にあまり自転車を使わない人にはかなりオススメできます 1ヶ月に数回しか乗らない、普段乗らないけどたまに乗る そういう利用頻度が極めて低い人にはとてもオススメです 但し、重要なポイントとしては「距離」「走行路」も考慮しておきたい。 平坦且つ整備が行き届いている舗装路の1-2kmであれば問題ないとしても、 例えば10km以上のガタガタ道であれば稀に使うとすれば、 空気入りタイヤと比較して不満が気になることが多いと思われるので注意しておきたい。 ●「空気を入れるのは世の中の多くの人には難しい」からノーパンクタイヤ? ノーパンクタイヤを持て囃しても良いと思うのは 「余程の工業地帯や建設ラッシュの地域」か、 年1回でも遅刻できない「強迫観念」に憑りつかれていたり 閉所や対人恐怖などの理由でタクシーも使えない人くらいに思えるが、 大半の人は「空気入れ習慣の無さが主なパンクの原因と分かっていない」ことが問題。 BSのノーパンクタイヤ開発もすっかり無かったことになっている様子なので そんなに良いものではないことくらい分かりそうなものだが… むしろ退化しているとも気付かず「新しい良い物」に見えるのだろうか? 恐らくは教育機会が無さ過ぎるというよりは、まず「とにかく面倒」なのだろう。 しかし工作などを作ったことが1度でもあるなら出来ないはずもない。 (「止まれの標識」で止まりたくない思考と根本が同じ。一時不停止は「完全に違反」だが 取り締まったところで99%不起訴確定で無意味に等しいので、そういう意味でも同じ。) 「検索すれば1秒もせずに出て来る空気入れの方法」が 余程の高齢者や身体的にハードルがあるわけでもなければ「難しいわけがない」。 ◆もう1つは「少しの手間で快適な自転車になるという価値を理解できない」 米式化での空気圧管理へのハードル以前に 「習慣化さえ身に付ける意味がない」と思わせているのは 何がどう快適なのか価値基準が存在しないから「動けばいい」としか思えない。 ★だから本当に習慣付けさせたいなら「スマホ・携帯に予定を設定」 アナログな人には「手帳に記入」を、徹底的にキャンペーン展開すればいいだけなのに 未だに1件たりとも記事も含めて見たことが無い。 ネットに書いている店がないだけで、どこかにはあるかもしれないが「それくらい目立たない」。 つまりはそうしたリム打ちパンクするような人達が多い「特に一般車業界側の人間達の多く」は、 家業で仕方なく継いだとか「小金稼ぎの道具」くらいにしか見ていないのだろう。 ●「パンクしないタイヤのTS点検はしていません」 (ついでに「全く別物」の【パンクしにくいタイヤ】) prestigebike.hamazo.tv/e9618713.html パンクしないタイヤは重い! 自転車の品質が低い! そのため自転車本体やあらゆる部品に負担がかかります。 アルミリムが変形したり スポークが折れるなど 修理代金が想像以上にかかります。 タイヤの消耗がとても激しい! 通学の場合、1年でダメになることもあります。 溝が削れて 交換される場合は 当店では交換不可能 製造元へ送って交換するため費用と時間を要します タイヤが異常に硬いため 自転車への衝撃が強い!だけでなく 運転者への体にも強い衝撃があります。 「相当路面の状態が悪い地域だけは例外」としても、 修理であれば手間もかかるので工賃も費用も増し、 車輪ごとノーパンクタイヤにするメリットも皆無に等しい。 BSのエアフリーコンセプトにしても言えるが、 「費用対効果」というのものを理解しているのだろうかという疑問。 ▼ついでに「全く別物」の【パンクしにくいタイヤ】 パンクしないタイヤと別にパンクしにくいタイヤいうのもあります。 こちらには、チューブは入っています。 量販店がアピールしているパンクしにくいタイヤはですね、 異常にタイヤが硬い! そのため、空気が少なくなっていることに気が付かないことがあります。 ↑ しかしながら、仮に「刺さりもので"スローパンク"状態」から 空気が少なくなっていることに気づきにくいとしても・・・ ↓ ●どうしても英式であれば「Gプランジャーかシュワルベ英式バルブコア」、 ★理想的には「ACA-2での簡易米式化、または米式チューブ」に変更し 「空気圧計付きの空気入れ」や「米式であれば単独空気圧系」も用い ↓ ★「日付を決めて定期的に空気入れをしていれば」「その異常な少なさに必然的に気付く」ので 実際にはそこまで問題になるとは思わず。 個人的には、まず「空気入れの無習慣」も然ることながら、 「▲英式虫ゴム」+「▲空気圧計なしの空気入れ」+「▲触診」という "完全に玄人向け"としか思えない「最悪の組み合わせとしか言いようがない"酷い"慣習」が 踏襲され続けていることは看過できない状況。 ※「プロやプロに近い感覚が"既に身についている人"であれば」 「どんな固いタイヤでも側面触診で普通に簡単に問題なく分かるから↑の組み合わせで構わない」としても、 そうではない人達の存在を考慮すれば 基本的には「手先が極端に不器用な人」や「相性問題」を後回しにしてでも 「米式化」がベストと考えています。 タイヤの内面処理が雑! 中に入っている柔らかいチューブを傷つけて、摩擦で結局パンクするんですよ。 そんな悲惨な状態になったパンクの修理の依頼も多いのが現状です。 そうなると、パンク修理は不可能。ほとんど、チューブ交換となります。 ↑ これは「パンクしにくいタイヤ」に限らず「安物タイヤ」の宿命かと・・・。 自転車は1~2ヶ月に1度しっかりと空気を入れましょう。それだけで、パンクはかなり軽減されます。 ↑ 確かに、子供乗せや559や584のように近年では一般車でも太め幅のタイヤもあり タイヤの太さやチューブ内容積によって異なるので、一概に1か月とは言い切れないものの、 夏場に590や630のような基本サイズで「2か月おき」はさすがに推奨しかねます。 「実際に米式化して減少割合を確認しているので」これは断言します。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/140.html ────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────── ●既に計画頓挫しているのかもしれないエアフリーコンセプトについて思うこと 少なくとも実用化に向けての話は全く出てきていない。 軽く検索した限りでは2019年の10月が最後。 www.bscycle.co.jp/news/release/2019/7176 まず、トレッド面のゴムの耐久性からして (パンクしにくいタイヤ・耐パンク系タイヤよりも薄くすることから)低く、 そもそも「販売で開発コストを回収しようとすれば、 尋常ではない価格になることが予想でき、 「レンタル」という形での展開を考えていたとされるが、 レンタルでもすぐに既存のノーパンクタイヤより総額が高くなることは分かる。 ●「既存のノーパンクタイヤよりは乗り心地が良くなる」ことだけに数万円ポンと出せるなら、 自走不可が分かった瞬間に「(事前にエリア内のタクシー会社を全て把握しておき) 自転車を簡単に積めるワゴンタクシーを呼ぶ」とか、 「自転車用のロードサービス(付き保険)」を使ったほうが遥かに便利としか思えないのだが・・・。 ●広い建築現場や倉庫内での簡易移動でわざわざ物珍しい移動手段を採る必要などなく、 企業や会社が目を引くための「飾り:オブジェ」として置いておくとすれば オーダーメイドでもっと豪華で特殊な形状にしたほうが良いだろうし。 ●見栄を張って奇抜な乗り物が乗りたいだけであれば 荒地走行できないもどきも含むファットバイクや、 全メッキのチョッパーバイクでも買えばいいわけで。 と考えると、実のところ「誰が・何処で・何のために必要なのか」想像ができない。 よくある「環境ネタにしておけば格好がつく」ような「ネタ」にしか見えない。 www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2013112101.html 持続可能な社会?だったらまず「最低限のメンテナンス知識も含む自転車教育」を通年で義務化するのが先。 自転車の空気入れ頻度すら浸透せず、虫ゴムの存在すら周知していない問題を無視して 何が持続可能なのか。 そうして「机上の空論ごっこ」で、お遊びしているうちに リコールは増え続けて値段もどんどん上げざるを得なくなって、 自転車店も量"販"依存で、整備拠点が消え続けるのは困らないんですかね・・・。 ↓ 実際ステンレスリムのリコールで (以前に量販店で問題が起こった経緯から任せられないという判断で?) 個人店に投げていても、 量販優遇し続けていれば将来的に、 「不具合が起こったときに整備できる店員がほぼ居ない」となって、 リコール対応に長期間待たせるようなことになれば、 納得できない人達のために 「対象自転車の返品受付と返金での対応」となってしまうとすれば、 その時点で会社は終わるのではないだろうか。 いや、その前に「値上げしすぎて売れなくなって終わるのが先」か。 ●エアフリーコンセプトの提灯記事? www.gizmodo.jp/2019/12/bridgestone-airfree-concept-bike-handson.html 肝心の料金は? 実際の運用環境でのかかるコストは? 販売ではなくレンタルでの提供という話もあるがそのことについては? 「PRならPR」と書いて欲しいところ。 デメリットを何一つ書かず夢のような存在としてしか書いていない記事の 一体何を信じろと・・・? ●BSエアフリーコンセプト2019試作版 www.gizmodo.jp/2019/10/bridgestone-airfree-concept-bike.html 試乗は台の上で試せるだけで何の参考にもならない。 ベルトドライブは用途と力の無駄になる駆動ロスをどう考えるのかにもよる。 自転車の駆動部は一般にチェーンですが、駐輪場に置いてると錆びる錆びる。 定期的に注油しないといけませんけど、まーサボっちゃいますよねぇ。 そもそもママチャリユーザーは最初から「注油しなければならないという感覚が皆無」だろうし、 「チェーン注油と称して屋外で駆動する部分への継続潤滑剤としては適さない [556を稀に使うだけで十分]などと思っていれば、錆まみれになるのは当たり前。 ◆「錆びていれば交換が大前提」(錆を取り再利用することは非推奨) 自分で適切な注油をする気がなく、新品時の錆びていない状態であれば、 定期的にチェーン掃除+注油を頼み、その対価を払えばいいだけなのだが、 それさえ怠るようであればどうにもならない。 このコンセプトバイクもディスクブレーキになっています。 果たしてレール式駐輪機や雑多な駐輪場での他の自転車や 乱雑な他人の扱いに耐え続けることができるのだろうか? そして、よくある街の自転車店で整備を受けてもらえるかどうか。 他にも、改めて書くと 消耗部品として「ディスクブレーキのブレーキパッド」「接地面のタイヤのゴム」は交換が必須だが、 その費用まできちんと見積もっているのかどうか。 当然特殊な部品であれば店に在庫を置くわけがないので 逐一パーツ取寄せするとしても、その日数まで予め考慮する必要がある。 タイヤ部分はあっという間に摩耗することを予想してなのか月額払いという話もあるが、 買ったら買いっぱなしの一般客に受け入れてもらうのは相当難しいだろう。 更に、自分で簡単に交換できないとすれば、何より 「こういう特殊なホイールへの作業を受けてくれる店」の存在が欠かせないことになるが、 販売店自体が絞られるということは 「最寄りの店で簡単に修理してもらえない」というリスクも確実に存在する。 市販時にこの仕様かはわからない(全部価格上乗せ要素なので)ということでしたが、 タイヤに空気を入れなくていいし、チェーンもメンテフリー、デザインも今風でいい感じ。 「300kpa基準で夏場以外は毎月1回空気を入れるだけ」 という習慣付けを身につけることを放棄し 「毎月1回の5分単位の時間」や、初期投資としてエアチェックアダプターと空気圧計付ポンプなどに、 約3000円未満の金を惜しまなければならないほど忙しく生活にも困窮している人が多いとは思えないので、 結局は時間とお金を用意して適切に対処すればいいだけの話。 逆に生活困窮レベルであれば、これが市販化されたところで 少なくとも1~2万円のような安物自転車に搭載されるわけもなければ、安価で買えるわけがないので、 間違いなく購入は絶望的に厳しく、 空気入れやチェーン注油の手間の時間を節約することなど不可能としか言いようがない。 ●自転車は買いっぱなしで済む乗り物ではない 【買った後の実際の生活シーンでの使用状況】を明確に想像できれば 「特殊な専用部品がある」というだけで、手放しで評価できるような代物ではない。 市販するにしても「ランニングコスト」を見積もりすれば、 到底「コスパの良い乗り物」になるわけがない。 ベルトドライブの耐久性は確保できていても絶対に破損しないというわけでもなく、 そもそもノーパンクタイヤ自体、「接地面のゴム部分の交換が必須」であり、 半永久的に使えるようなものではないし、 自転車として「ブレーキ周りや駆動部など」定期的にメンテする必要がある。 そういう部分にお金がかかることを理解し 最初から不具合が出たら使い捨てるつもりであれば、 安物自転車を次々と使い潰したほうがまだマシなのでは? 「この車種はガタガタボロボロでも使い続けられるように設計してあります」などと メーカーが「想定しているわけがないので」言うわけもなく、 実際にどこまで完全ノーメンテでも使い続けられるか。 破損の程度にもよるが、途中で気付いて修理する人のほうが多いとは思うものの、 「結局"コスト面から"買うだけの価値があるのか」という基本観点すらないのでは・・・。 せめて現段階でのタイヤ部分のメーカー想定価格くらいは書いておいて欲しいと思うが、 それは確実にデメリットになるという判断で、 「絶対にデメリットがない宣伝記事を書くことが仕事」ということであれば仕方がない。 ●ブリヂストンによる空気充填が不要な自転車用タイヤ cyclist.sanspo.com/328814 www.itmedia.co.jp/business/articles/1704/17/news105.html ブリヂストンとブリヂストンサイクルは4月17日、空気が不要な自転車用タイヤを開発したと発表した。 2019年の実用化を目指す。 ・エアフリーコンセプト www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2013112101.html ↑ cyclist.sanspo.com/1012 2012/02/17発表当時の記事 「漕ぎの重さがどの程度になるのか」 「衝撃吸収力は空気を入れる通常のタイヤと比べてどの程度悪くなるのか」 そして樹脂そのものは進化していると仮定しても「耐久性」が気になる。 「価格が現行品と同じ程度かどうか」 補修はスポークに該当する部分が折れても一体化されているようなので「ホイールごと交換」になるのだろう。 この時点で安価に修理しながら使う目的ではなくなる。 「補修が容易かどうか」 ホイール単価も通常のリム・スポークで構成されているホイールよりも (仮に原材料費としては安いとしても開発費を考慮すれば販売価格としては)高く設定すると予想され、 受け入れられにくいのではないだろうか。 「店舗やイベント等での装飾品用途」としては活用できるかもしれないが、 日常的に使う用途としては不向きに思える。 独自規格で目新しく見えるような商品を示すことでユーザー層の拡大を図るという目的があるとしても、 結局のところ「プラスチックのホイール」と同じような末路を辿る予感がする。 middle-edge.jp/articles/co00K ●BSのエアフリータイヤの乗り心地? clicccar.com/2017/05/21/474445/ 前後のたわみ方が違い、乗り心地はやや硬め。2019年に商品化される予定。ちなみに2万㎞持つそうです。 空気を入れるタイヤとは違い荷物や体重で空気圧を変化させるようなこともできないように見える。 短時間の試乗且つ路面状態が極めて綺麗な場所で (当然メーカー寄りの甘い評価になるしかないにも関わらず)「硬め」という感想ということは、 路面状態がそれほどよくない路面で実走行すればクッション性能の低さに落胆しそうに思えて仕方がない。 clicccar.com/2017/05/23/474299/ タイヤの構造は、中心に近い黒い部分が従来のホイールにあたり、 赤い部分が従来型タイヤの空気の役割を担う特殊形状のスポーク、もっとも外周の黒い部分がトレッド面ということになります。 トレッド部分は交換できるようになっているとは思うが、 特殊な専用工具を強制的に買わせることになるのだろうか。 赤い部分のスポークの角度を変えることで乗り心地などが簡単に変更できること、 色を自由に選べることなどが特徴となりますが、 なんと言っても大きなメリットはパンクすることがなく、 空気圧の管理が不要でメンテナンスフリーとなることです。 とてもスポークの角度が調整で変更できるようには見えないが変更可能? 角度が違うものをオプションとして用意できるとか、 車種によって変更できるという意味であればさほど便利とは思わない。 子乗せの交換できるクッションですら在庫できないと店が困っている声もある中で、 わざわざ場所をとるニッチなものを喜んで在庫するような店が多いはずもなく。 乗り心地は決して空気圧が高いような感じではなく、適度な柔らかさを持っているところがいいです。 全体的には転がり抵抗が低くて、乗り心地もいいという感じです。 ただし、トレッド面が薄いのでコーナリングするとグリップが急激に落ちることがありました。 試作段階ということで今後大きく変更される可能性もあるが、 コーナリングが不安定って・・・実使用以前の問題では。 ▼交換コストと取寄せ日数 新車に付いていても開発費回収分の費用が上乗せで高いとか、修理費も高くなるとか、 綺麗なコースではなくガタガタな路面で、(トレッド面のゴム部分だけは交換するとして) 実使用上少なくとも3年や5年使える耐久性があるのかどうかも気になる。 具体的に、ホイールごと交換になった場合の費用が (電アシの前輪駆動ではない)普通の一般車向けハブダイナモのホイールで約5000円~1万円程度、 タイヤが2000円~5000円(※激安タイヤは交換価値なしとして除外) チューブが約1000円 これらと同額かそれ以下であれば費用面ではクリアできるとして、 タイヤの代わりにこの専用ホイール専用の路面に接地するゴム部分は摩耗で交換が必須と思われるが BSの補修パーツは物によってネットでもそう簡単に購入できないだけに 取寄せに必要な日数が最低でも1週間以上必要とすれば相当困ることになりそう。 一般車前提で考えているとすればネガティブな感想しか湧いてこないが 本当に活路を見出せるつもりなんだろうか。 ▼やっぱり何か感覚にズレがある それにしても、形状的に扇風機メーカーが右も左も分からないまま無謀にも新規参入したというのならまだしも、 (自転車タイヤは名義のみで一切自前では作っていないようだが) 自動車タイヤでは一定の評価があるようなメーカーが投入すべき商品なんだろうか。 キワモノ商品を開発投入するくらいなら (1本5000円~のタイヤと2000円以上の米・仏チューブのみだったとしても) 国内自社生産で自転車のタイヤ・チューブをリリースしてくれるほうが 安定供給・性能向上を保証できるなら数倍意味があるように思える。 ノーパンクタイヤで空気を入れるというメンテから解放されるということをアピールして 利益を得ることに奔走するよりも、元々仏式ではないスポーツ系車種から米式チューブの割合を増やして 「空気圧を管理するということ」「習慣化を身に付けること」の意義を訴えかける必要があるとは 考えないのだろうか。 ●エアフリーコンセプト車の乗り心地 prestigebike.hamazo.tv/e7742905.html 試乗車も用意されていましたので、シッカリと試乗してきましたよ。 肝心の乗り心地はですね・・・正直、路面のガタガタ凸凹がダイレクトに伝わりました。 う~ん・・・まだ改良の余地ありではないでしょうか? 乗り心地もイマイチ、 諸々の値段も開発費用を考えると間違いなく高くなるだろうし、 更に貼りつけるゴム部分だけ在庫するような店がそうあるとも思えず納期もかかる。 電動アシストのような実用性を「パンクしない」という1点に特化させたところで、 「目新しそうに見える」以外に結局何がしたいのかよくわからず。 面白がって買うような層が多いとも思えない。 レンタル自転車に使えば手間が減らせるとして、 ランニングコストは低くなるとしても 導入コストが高ければ積極的に使おうという事業者は少ない気はする。 故障時の修理も高くなることも考えなければならない。 ────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────── ●カインズ販売ノーパンクタイヤ自転車1218台を自主回収 prestigebike.hamazo.tv/e8403983.html ノーパンクタイヤに否定的な記事をよく上げている店では早速記事に触れている。 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/2500459.html この手のタイヤは2種類ある、一つはタイヤ表面まですべてゴムの一体成型のタイプと タイヤの中に装着するタイプの分離型がある。 装着型はタイヤがすり減るとタイヤのみ交換が1回だけ出来るが、 それ以降は中身の込む全てを交換しなければ走行に支障が生じる。 だが今回のケースは一体成型型と推測できる。 このタイプは改良はされているだうが車輪がノーパンク専用には作られていない為に タイヤが外れるのではないだろうか。 ◆カインズによる公式発表と製品の特徴 www.cainz.co.jp/images/information/pdf/KiLaLi_info_20190404.pdf 「タイヤ側面にくぼみがある」のが見分け方のようだ。 この形状が外れやすさを増長してしまったのだろうか。 www.jiji.com/jc/article?k=2019040400505 g=eco ホームセンター大手カインズ(埼玉県本庄市)は4日、 1月18日から3月29日までに25都道府県の166店舗で販売した自主開発商品 「キラリパンクしない自転車」4種類計1218台を回収すると発表した。 使用中にタイヤが外れる事故が2件発生したためで、1台当たり3万2800円の商品代金は返す。 this.kiji.is/486365804998018145?c=39546741839462401 ホームセンターのカインズ(埼玉県本庄市)は4日、 強い衝撃が加わった場合などにタイヤのゴムが外れる恐れがあるとして、 販売した自転車4種類を自主回収すると発表した。 対象は全国の店舗やインターネットで販売した約1200台。 回収するのは「キラリパンクしない軽快車N3HD」のタイヤサイズが26インチと27インチ、 「キラリパンクしないV軽快G6HD」の27インチ、 「キラリパンクしないクロスG6HD」の27インチで、 1月18日~3月29日までに販売した商品。 走行中、段差に乗り上げて転倒した際にタイヤのゴムが外れるなどの報告があり、 3月29日で販売を中止した。 「カインズ販売」の「特定車種」の「約1200台のみ回収」がポイント。 「凸凹タイヤのノーパンクタイヤ」での不具合からの回収なので、 他の全てのノーパンクタイヤでも同様の不具合が起こりやすいという話ではないが、 リスクがあることは覚えておきたい。 ◆段差に乗り上げ、転倒した際に、タイヤのゴムが外れる この場合は「転倒」が引き金になっているので、 転倒さえしなければ外れなかった?ということかもしれないが、 空気を入れるタイヤと比べて、 「中身が詰まっているので段差の衝撃の反動が大きい」として、 スポークへのダメージも考えると 「歩道走行そのものがリスク」という見方もできる。 ◆約1200台を回収する必要がある背景には 使い方に問題があったとか特定ロットでも一部のみの製造不良を理由に、 不具合を一切公表することなく個別の事案として対象者だけ内密に交換に応じるのではなく、 その期間で販売していた対象車種1200台をまとめて回収するということは、 「その期間に販売されていた車種に付けていたタイヤ自体を問題視した」 ということになる。 安全を考え再発防止策をとり、再びノーパンクタイヤの車種を扱うのか、 それとも危険かもしれないとして扱い自体を辞めるのか。 ●今後の行方 しかし、空気入りでも一般車タイヤに 「ありえないほどの過剰な空気圧(実質9気圧以上)」を充填すれば 似たようなタイヤが外れる(破裂する)不具合が起こるリスクが 絶対にないとは言えないものの、今回の状況よりも起こりにくいと考えると、 やはり販売自体を控える可能性は高いと見る。 今現在の扱い状況を見る限り「パンクしにくいタイヤ」の車種が 代替品のような形にはなっているが・・・、 エアチェックアダプターか米式チューブを標準にした上で 「まともに説明できる店員」と「内容が理解できる客」を育てる対策をとらない限り 結局はトラブルの元のような気もする。 とはいえ、通販で自転車本体の販売をしている時点で、 店側がまともに説明できるとも思えないし、大半の客はそれを理解できるとも思えないので、 「どうにもならない」というべきか。 実質原付のフル電動すらネット通販で規制もされず野放しな現状で 「ネットで自転車本体を購入できるのは試験に合格できた人だけ」のような 規制をかけられるほど、通販車種が原因での事故が多発していないので無理な話。 ●根本的な問題 それにしても、パンクの原因の傾向を見る限り 「7割は定期的な空気入れの習慣の無さ」なのに それを十分に理解させるようなこともせず 「空気を入れる手間がなくて済む」として 販売(輸入代理店)側が「安易にユーザーに媚びた」結果が 今回のような事態を引き起こしたと考えるべきはないのだろうか。 つまり「ノーパンクタイヤだけの問題」という話ではく、 (本来必要のない人達にまで)「ノーパンクタイヤであれば間違いない」 という「誤った選択」を促してしまったことを猛省すべきだろう。 「なくそうノーメンテ主義」を掲げ、 「たとえどんな安物のママチャリでも最低限のメンテをすることが当たり前」 となるような 「機会そのものを商材として扱う」ことの意義を、 (電アシやスポーツ車種に限らず)高額車種を売ることよりも先に、 業界を上げて真剣に考える必要がある。 業界全体から店の質を向上させることをしなければ、客の質も上がることはない。 「さっさと壊してもらって稼ごう」という考え方を改めることができなければ いつまで経っても「ノーメンテがいい。安ければ安いほどいい」という ユーザーのためにも業界の発展のためにもならない"非常識"が消えることはない。 ●パンクしないタイヤはおすすめできない prestigebike.hamazo.tv/e8350732.html 量販店でパンクしないタイヤを装着している自転車がありますが、あれはお勧めできません。 アルミリムだと不安がいっぱい。 しかも、タイヤは消耗しやすく、交換となると、そりゃ~大変。 工場で取り換えるようです。交換に要する時間も、かなりかかるとか。 作業手順の動画を公開しているようなものもあるが・・・ リムを破壊するような勢いでなければ交換できなさそうな時点で 個人的に無理という感想。 当店ではパンクしないタイヤ装着自転車は、問題が満載なので、 TSマーク点検は受け付けられません。ご了解ください。 ●[海外]3Dプレンターで作成したタイヤ gigazine.net/news/20180516-3d-printed-bicycle-tire-bigrep/ 展示用としてなら自由でも公道を走ることが前提であれば 実際の価格、乗り心地、耐久性、交換方法、扱い店などの条件を考慮する必要がある。 ●新しい国内代理店 tannus.jp/company ・株式会社Giraffes tannus.jp/shop ・取扱店は全国約100店舗 大都市圏であれば交換はさほど困らないとしても、中小未満の都市ではタイヤが限界で交換が必要になった時に 周囲に受付できない店しかなく途方に暮れるケースも考慮しなければならない。 tannus.jp/spec ・値段は6900円~8300円+税(+工賃+取寄せの場合は送料?) 重要な本数が書いていないが2本セットではなく恐らく1本の価格ではないだろうか。 1本で更に工賃と送料もかかるとなるとやはり相当高いという印象が強い。 個人的には1本約7000円以上もかけるくらいなら[IRCの耐パンクタイヤ or マラソンプラス]と米式チューブを買う。 IRCかパナレーサーの一般車用の国産最上級タイヤの前後2本と米式チューブ2本とコットンリムテープに 工賃+取寄せ送料込みでも、このタイヤ1本ぶんと同じくらいか安いという店のほうが多いのでは。 ●nexotire blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/8692037.html こちらはまた別の会社のようだ。 www.nexotire.com/ (※要注意:動画をトップページに埋め込みしていたりで表示まで時間がかかる) 日本語翻訳が若干怪しいところも気になる・・・。 www.amazon.co.jp/dp/B077XW6B91/ ママチャリ系26インチWO(590)の26×1-3/8が2本で12600円。 こちらは工賃を含まなければ1本6300円。 ※自分で取り付けられない場合、工賃以前に店に持ち込んでも受けてくれる店はあまり多くはないと思われる。 ※取り付けに失敗し車輪の輪っか部分(リム)を歪めるとその交換費用も必要になることも考慮しておきたい。 でも、やはり交換時に協力してくれる店と、 日常的なクッション性能の犠牲にするだけの価値が本当にあるかどうかは よく考えてから検討して欲しい。 異物パンクが原因のパンクは比較的少ないこと、 空気入れの頻度はママチャリ等の3気圧であれば、ほとんど毎月1回で十分。 適切な空気圧量は「米式化+空気圧計で」さほど難しくもない。 ●ノーパンクタイヤnexoの感想 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/9032979.html とりあえず、装着し乗ってみた感想としては、やはりノーパンクタイヤの宿命として走りが重くなります。 これはどのノーパンクタイヤを装着しても同じことなのでしょうがないと思います。(nexoは本体は軽いのでまだましな部類ではあります) 段差などの衝撃も空気タイヤよりはやや強く感じますが、これもこれまでの他製品と比べてもまだよい方ではないかと思います。 「どうしても、何が何でも、絶対に」ノーパンクタイヤでなければならない「特別な事情」でもない限りは こうしたデメリットを受け入れながら使っていても色々と疲れるだけに思える。 ●ノーパンクタイヤnexoの感想 (追記) blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/9307713.html メリットはタイヤが600g以下で比較的軽い点。 濡れた路面で滑るかどうかは車道・歩道問わず鉄の蓋や落ち葉など路面状況次第でもあるので参考にならず。 既存のノーパンクタイヤよりはマシとはあるものの、 デメリットとしては装着が簡単ではない、走行感が重くなる、 段差からの突き上げが空気入りタイヤより強く感じるといった点 最大のデメリットは日本の電動自転車などによく採用されている ステンレスリム車輪に取り付けができないということです。 電アシメーカーとしては安易に取り付けられてしまうと クレームの種にされかねないので逆に安心といったところか。 タイヤ自体がいくら軽くても中身が詰まっていればそのまま伝えるのは当然なので 少なくとも玉子を持ち運ぶような買い物に使う自転車としては不向きと言える。 逆に走行抵抗が増すことを活かすなら、ローラーブレーキ、旧型ハブダイナモを常時点灯、 車体の重さが25kg越えの一般車で前後に5kg以上の荷物を乗せ、 サドルを過剰に下げて使えば「筋トレ目的としては」有用かもしれない。 ●nexoノーパンクタイヤ半年(約1500km)使用レビュー記事 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/14268249.html 走行距離はおそらくですが、1500キロメートルほどだと思われます。(使用期間約250日 通勤に使用往復6キロ) 感想としては2年はもたなさそうだなというところでしょうか。長距離に使うのもあまりおすすめできません。 私の私物の電動自転車に装着しているのですが、走行感が明らかに重くなり、バッテリーの減りもはやくなりました。 一般車用のステンレスリムに装着できず、また、アルミリムにも微妙に適合しません(装着は可能ですが)nexoさんは台湾の会社なので日本のママチャリへの装着は考えていなかったかもしれません。 メリット カラーが豊富 空気入れは不要 他社製に比べて軽い(シンコー製やEコアよりは断然軽いです) デメリット 空気入りタイヤより走行感が重い 価格が高い 適合しないリムがある 装着が大変 (標準300kpaの一般車基準で)毎月1回の空気入れが不要、走行路の落下物にさほど怯える必要がない、 というメリットに対して、主に通勤・通学に使うであろう自転車のタイヤの色がさほど重要とは思えない。 空気入りタイヤよりも走行感が劣り価格が高く、互換性もイマイチで装着に苦労するというだけで 「安易に選ぶのはちょっと考えもの」という感想。 空気を入れるタイヤで不安な不意の異物パンクが防げるとしても、 ノーパンクタイヤだからと安心しきって全く交換しなければ、 最終的には走行不能状態に陥って立ち往生するのは同じこと。 パンク魔に対しては、確かに「パンクは」防げるとしても、 今度は他の部分の不具合を起こしてくる可能性が高いので、実質ほぼ無意味。 ●アサヒサイクル【 t-チューブ 】 www.asahicycle.co.jp/product/protectia/ 新規購入時に搭載されていれば選択する方向もあるとして、 新たに付け替えるとか劣化時の交換に応じてもらえる店がさほどあるような気もしない。 乗り心地に関しては中身が詰まってるタイプよりはマシだとしても チューブタイプと比較すれば重さ等で軽快感が劣ってしまうのではないだろうか。 ●実際に長距離を使用した人のレビュー kenta-kiyomiya.com/tannus-review/ ▼メリット・デメリット 乗り心地はさほど気にならず、耐摩耗性もノーマルタイヤと違いがなさそうだとしても、 衝撃吸収性能はやはりどうしても低いという以上に、 取扱い店の少なさが最大の欠点になっている時点で実用性があるのかどうか・・・。 スポーク折れが発生した時点でノーマルタイヤにすればいいだけかもしれないが、 ノーパンクタイヤというだけで(作業の煩わしさから)作業を拒否されかねないのも心配。 パナソニックで採用しない理由として挙げられている リムが割れるかもしれないほどのダメージの蓄積も気になる。 「自転車店が遠いので途中でパンクすると困る」 →「自転車保険のロードサービス」 →「(ある程度分解できる工具は持っておいて)自転車を乗せられるタクシーを呼ぶ」 ↓↓↓ 「どちらにしても時間がかかるのが困る」としても、 年間そう何度も異物パンクする可能性は低く、 空気を入れるタイヤでも異物パンクを防止するのであれば 空気入れの無習慣と英式バルブが不具合の根本原因にも関わらず 悪の槍玉に挙げられる「パンクしにくいタイヤ」に限らず、 「IRC シティポップス耐パンク」「シュワルベ マラソンプラス」のような頑丈なタイヤを選んで 習慣化と適正な空気圧管理をすればいいだけ。 (↑にも追記したが「i-チューブ」を使う方法もある) ▼「空気圧を管理する必要もなければ、空気を入れる必要すらない」という点について 「毎月大して近くもない自転車店まで行って空気を入れてもらうのが面倒」 「空気入れを買って自分で毎月1回1分程度かける時間が勿体ない」 と考えるような人であれば買う価値はあるのかもしれないが・・・。 少なくとも日常生活が可能なら面倒とか大変な作業でもない。 「異物パンクを最大限防ぐなら頑丈なタイヤで、 今後の交換の手間や費用も抑えられて、(ノーパンクタイヤより)クッション性能も良い」 毎日ストレスフリーで乗れるということが改める動機づけに出来るのでは。 結局のところ、ノーパンクタイヤには空気を入れる必要がないというメリットに対して、 取扱い店の少なさ等のデメリットが存在する以上、 自転車へのストレスから解放されるかのような幻想を持つのは厳しい。 ▼価格面から 主に2万円前後の一般車の購入を検討している人達からすれば、 店を探してわざわざ追加料金を支払ってまで取り付けるのではなく、 最初からノーパンクタイヤ仕様の車種を買うかどうか検討するくらいかと。 個人的にも新たに1.5万円払ってまで取り付ける価値は見出せない。 一般車の最高ランクのタイヤが前後2本セットで5000円もかからず、 (不要な英式チューブは即廃棄するとして)米式チューブも2本で約2000円なので、 今後タイヤチューブをもう1回買い替えできる予算が余る。 ▼活かせる場面 そもそも、 世間一般で持たれているであろう「異物が原因によるパンク」の割合が 実際には3割程度と低いという話を聞く中で、 ノーパンクタイヤの最大のメリットである「耐異物パンク特性」が活かせるような、 生活環境的に建築現場付近や道路清掃が全く行き届いていない地域、治安が悪いなどの 「あまりにも酷い状況」が多いだろうか。 日本一周に使うなら(シュワルベの)マラソンのほうが無難とあるだけに、 「頑張ればどうにか使えなくもないが、敢えて使うまでもない」というところだろう。 やはり基本的には、保管で何年間実用に耐えうるのか見当もつかないが 主に「防災用途」として自治体向けの販売に特化したほうが良いのではないだろうかと思う。 そして 2018年2月現在では代理店が現在白紙状態?のような状況のようなので 完成車メーカーのノーパンク車ではなく、新規で取り付けるという形では残るのかどうか不透明。 ●e-チューブタイヤ交換に苦戦 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/4974443.html これまでもノーパンク自転車のタイヤ交換を行なっており、 今回もそんなに時間はかからないだろうと思っていたのですが、結果から言うと大苦戦してしまいました。 途中に別の修理が入ったりがあったにせよ、1時間近くお待たせしてしまいました。 ビードが破れた状態でのお持ち込みでしたので、対策を兼ねてゴム壁の厚いタイプのタイヤで交換しようとしたのですが、 これが全く入りません。 そこで、元と同じタイヤでやってみると、すんなりとはいかないまでも何とかタイヤをはめることに成功しました。 成功はしたものの、もとのタイヤでは少し頼りないなという思いもあります。 頑丈そうなタイヤでは無理で、元のタイヤであればどうにか付いたようだ。 ちなみの今年の新モデル以降はさらに改良がくわえられたものに変更されているようです。 どれだけ改良を重ねても「通常のチューブよりも軽くすることは不可能」なため、 「パンクはしない」という一点が絶対的に必要な劣悪な環境や地域でない限り、 乗り心地や交換性など通常の空気を入れるチューブには勝てないというところは 理解しておきたい。 (「毎月1回の空気入れにかかる1分ほどの僅かな時間さえ惜しまなければならない」という 特殊な事情は考慮しない) ●お勧めできない star.ap.teacup.com/flatout/1742.html 実際乗り心地もあまりよくないですね、変形しないから。 どうしてもパンクしたくない、という人向きです。お勧めはしません。 空気を入れるチューブに交換しようとしても作業を断る店も少なくない気がする。 災害時や余程の悪路でもなければ、習慣化が身につけば不便な物でしかない。 ●パナソニックでノーパンクタイヤを使わない理由 cycle.panasonic.jp/faq/answer.asp?PA-0002#age Q パンクしないタイヤを採用した自転車はありますか。 A パナソニックではパンクしないタイヤは採用しておりません。 パンクしないタイヤのほとんどは、一般的に重く、 クッション性がノーマルタイヤより低いため乗り心地や操縦安定性を考慮し採用していません。 また、ご購入後パンクしないタイヤに交換された場合、車輪や車体の疲労が大きくなり 破損の可能性が高くなります。そのような場合は製品保証の適用外となります。 (画像) パンクしないタイヤを使用して亀裂の入ったリム ●グリップ能力が低くなる star.ap.teacup.com/flatout/1466.html このノーパンクタイヤ、基本的にお勧めは致しません。 空気入りチューブは曲がるときなどにタイヤが変形することでグリップするんですが、 このうどんはその変形量が少ないためグリップしにくいので滑りやすいようです。 訳あってパンクできない方のみ取付させていただいています。 ●パンク「しない」タイヤ prestigebike.hamazo.tv/e7090678.html スーパー量販店で販売しているパンクしないタイヤを交換するのは、結構、かなり、すごく手間取ります。 次もパンクしないタイヤに交換してもらおうと思ったら、およそ、交換に3週間はかかることを覚悟しておいてください。 この時点で通勤通学用自転車としては失格でしょうね。 なので、お急ぎなら、もう、普通のチューブ入りタイヤに交換するしか方法はありません。 てか、普通のチューブ入りタイヤの方がよっぽど快適に乗れます。 そのゴムが1本になっているパンクしないタイヤを外すときは、上画像の通り、糸鋸で切るしかありません。 そして下画像の通り、ヘラで、力を込めて外していきます。 中身が詰まっているので交換はタイヤレバーで押し上げて簡単にというわけにはいかない。 「買ったあとのことを考えて買おう」というのはこういうところにもある。 関連として 通販専用の安物自転車を購入する場合の保証面ではない部分の注意点としての ●「簡単に交換できない部品」や「補修用パーツが用意されていない特殊な規格」 ●「錆びやすい壊れやすい部品」や「ゴムの質が低いタイヤ」 ●「薄利多売による作業効率のため整備を疎かにするしかないような店」 といった弱点に、購入している人達は気付けば良いのだが・・・・。 ●修理に3週間 prestigebike.hamazo.tv/e7017605.html パンクしないタイヤ。1年半ほどの使用で、このように山がなくなりました~。驚愕の減り具合。これでは安全上よろしくありません。 ということで、買った量販店にタイヤ交換をお願いしたところ、な、な、なんと!出来上がるまで、3週間かかると言われたそうです。 毎日、通勤通学で使っている自転車を、たかがタイヤ交換だけで、平気で「3週間かかります!」と答える神経にびっくりです(笑) 摩耗度合いについてはタイヤの質だけではなく 「走行距離、走行路の状態、ブレーキのかけかた、乗車人の体重や荷物の量、保管場所と状態」にもよるので 1年半が早いとか遅いというものではないことを前置きした上で・・・、 「修理に3週間」というのは何をどうすればそうなるのか。 梱包してメーカーに送って返送を待つという修理しかできないとしてその往復で余裕を持たせるとして3週間? 船便で海外発送でもするのだろうか。 購入時にこうして「修理時のことを考えない」と、結局後々面倒なことになるだけにも関わらず 「目先の売り文句」に目がくらむ人がいるから困る人が増えることになる。 折りたたみ自転車にしてもそうだが「一見便利に見えて本当に便利なのか」を 「たかが自転車」と適当な感覚で見ていると損をするのは購入者自身。 ●ノーパンク加工やノーパンク自転車を買うことにお金をかけるなら 1:車体選択 → 分厚いチューブも選択できる559(26インチHE)タイヤの自転車を購入 2:チューブ → 車体を注文するときに「米式チューブの厚みあるもの(ハッチンソン CV656881など)」に変更依頼 3:タイヤ → 前後ともタイヤを「シュワルベのマラソンプラス26×1.75」に変更依頼 ↓ ★そして購入後に最も大事なことは適正な空気圧や性能を維持するために 「2週間くらいを目安に、最低限の条件としてバック広げ工具を使わない、 自転車の米式チューブが常識的に理解できるまともな自転車に通う」のがベスト。 (車体の購入時にタイヤとチューブを指定する意味が全く理解されない店は避ける) (周辺地域片道30分くらいまでの範囲で探してもロクでもない店しかないような地域であれば、 自分で十分に理解した上で整備を行う) ゼロパンクタイヤ(e-チューブと同等) www.hachisuka.co.jp/zeropunk.html e-core www.hachisuka.co.jp/ecore.html ★ノーパンクタイヤ解説 shuuri.exblog.jp/16003211/ リムやスポークにダメージが蓄積される。修理を面倒がられる。 距離にもよるが、空気充填チューブのタイヤより重く、衝撃も拾いやすいので疲れやすい。 「e-コアの中身」 中に充填する素材が何であれ、空気(気体)ではない場合 中の充填物が路面の衝撃を直接リムに伝えることは絶対に避けられないことは構造を見れば分かること。 そうしてスポーク・リムにダメージが蓄積して歪みが出やすくても補修するのがまた面倒なことになる。 また、タイヤ外周部が重くなることにより、走行感が重く疲れやすい状態になる。 空気圧によるクッション性の欠落 リム・スポーク部へのダメージ増 タイヤの重量増による走行快適性の減衰 有効活用できるケースとしては、 ガラス片などが散乱する災害時用の自転車に備えておくくらいで、 日常使用では空気の充填やパンクリスクというメリットよりもデメリットのほうが際立つ。 ノーパンクタイヤ(その2)「リペアムゲルタイプ」 www3.ocn.ne.jp/~masstech/gel.htm www.masstech.jp/gel.htm 例外なくタイヤの重量は増加します。 約2kgの重量増となります。持ち上げようとするとその分重く感じます 重量増加のため、自転車そのものには空気タイヤのときよりも負荷がかかります。 限定的な使える用途としては 「工場内移動用自転車」 特に金属を扱う工場などでは、切粉(きりこ)がタイヤに刺さって、しょっちゅうパンクしてしまう 「災害時移動用自転車」路面は落下物等で荒れていることが多く、 常にパンク修理キットを必要とするような状況のため、パンクレスタイヤが求められています。 だけ。 パンク魔に関しては長時間駐輪をしないとか、マンションアパートの駐輪場を使わない。 10kg程度の軽い自転車なら勿論室内保管。 「エレベータの使用可否はトラブルになることもあるようなので必ず確認」 近距離使用なら「折りたたみ+専用バッグ+室内保管」、 通学などで10km程度の距離に使う重い自転車なら、近所で人の出入りが制限された借りられる場所を探すしかない。 ●ノーパンクタイヤが破裂パンク star.ap.teacup.com/flatout/1985.html 確かに「通常の空気を入れるチューブは使わないのでそれが原因でのパンクは」防げる。 特殊な場所として切り屑が多い工場等では使い勝手は良いだろう。 しかし、日常的に使い続けるような用途としてはタイヤが摩耗しやすいので それなりの距離を走れば交換が必要。 放置すれば記事にあるような状態になる。 そして、タイヤ摩耗時に(破裂前に)交換を依頼しても、 雑多な店では手間がかかることなどを理由に断られる可能性もある。 また、手間がかかることを理由に工賃の上乗せをされることも何ら不思議ではない。 再びノーパンク仕様にするにも工賃別の部品代だけで1万円以上かかるようで、 そのうえメーカーや販売店経由で修理を依頼しても1ヶ月くらいかかることもあるという。 パッチ貼りのパンク修理やチューブ交換だけで済んでいれば数千円で済んだ修理が 結果的に倍以上の費用も期間も必要になってしまうことになる。 そう考えるとノーパンク仕様に懲りて 通常の空気を入れるチューブ入りのタイヤに「車輪ごと」交換ということになるが その場合でも前後新品の車輪に交換すれば軽く1万円以上はかかってしまう。 日常的な衝撃吸収力の低さも相まって、 果たしてそれでもノーパンクタイヤが得と言えるのかどうか。 一見便利に見えるものは本当に最適かどうか一考の余地あり。 ◆ノーパンクタイヤのデメリット ameblo.jp/cyclepitsendai/entry-11949508085.html ●付け外しの動画 www.katazen.co.jp/e-tube 金属のタイヤレバーもあるくらいなので問題ないということなのかもしれないが・・・、 曲げ工具というかマイナスドライバーが原因でリムを歪めそうな気もするので真似したいとは思わない。 ▲ホースinタイヤ ameblo.jp/cycle-plus/entry-12092615539.html これも有る意味ノーパンクタイヤ・・・というべきか。 www.asahicycle.co.jp/product/protectia/ (アサヒサイクルのe-チューブを真似て自作で作ったつもりなのだろう) 耐衝撃吸収性能が不十分で乗りにくいだけに思える。 こうしてチューブに空気を入れる手間やパンク修理を拒否する代わりに 日常的な使いやすさを犠牲にしていても、タイヤ摩耗時の交換時に費用がかかっても、 本人が満足しているならそれで良いのだろう。 ▼(アサヒサイクル等で使われている)e-コアの取り付け www.youtube.com/watch?v=Fqmwlp74F0E 取り付けにマイナスドライバー・・・。 リムに少々傷がついてもお構いなしといったところか。 ●パンクしないタイヤの現実 prestigebike.hamazo.tv/e6044510.html 先日、点検したパンクしないタイヤ装着自転車、 ここまで傷むか~!というほど悲惨な自転車でした。1年前に買ったそうです。 で、結局は普通のタイヤに交換とリムの修理をすることになったんですが、 これがブリヂストンやパナソニックの自転車を買っていたら、 1年で無駄にお金を使うこともなかっただろうにと気の毒になりました。 チラシを見たら、30000円以上する自転車なんですよね~。 この品質で?と善良な自転車店はひっくり返りそうな驚愕のロークォリティ。 個人的に最低限の値段の目安として3万円や4万円からをオススメしているが、 こうしたタイヤが付けられているような車種を(普段使いが目的であれば)薦めるつもりは全くない。 prestigebike.hamazo.tv/c532719.html 一応客のフリして聞き出したのですが このノーパンクタイヤ交換には2~3週間 預かりで工場に車輪送るそうです 企業の長期重なると余裕で1ヶ月乗れなくなると言う ワナ付き 1本5千円~ 代替え車両貸し出しもなく ようは買換えろってことになるそうです。 スポーク折れたらタイヤ切るしかなくてまた費用発生 「確かに”パンクは”しない」しかし 「様々なデメリットを伝えるつもりはなく」、 売っておいて1年後にトラブルが発生しても 「仕様ですからしょうがないですね」で済ませるとすれば 消費者軽視にも程があるように思える。 工場等で場所的にどうしても仕方がないので分かって買うならともかく、 説明することも説明されることも拒絶した販売方法であれば そうならざるを得ないとしても残念で仕方がない。 積極的にそういったものを売りたがる前に 「説明する」「定期的に訪問させる」「理解させる」ことを奨励すれば 必ず店の不利益になるとも思えない。 少なくとも余計なイザコザを避けられるだけでも十分なメリット。 そして、単なる「余計なお世話」と言わせないように 快適性などの実感を得られるように丁寧に伝え、 誤ったニーズを是正することが店の役割の1つではないだろうか。 ●「パンクしにくいタイヤ」と「パンクしないタイヤ」は別物、他 cs-shinwa.sblo.jp/article/188698657.html フリーパワーに関する否定的な内容に関しては、単に空気を入れることだけでなく、 「空気入れの"習慣付け"を身につけた上で、米式化と空気圧計での調整に勝るものなし」 という観点が不可欠ではあるが、概ね同意見。 ここでは、それ以外の部分への一部補足。 「パンクしにくいタイヤ」と「パンクしないタイヤ」を 同一視している理由は主に量販扱いという意味とは思うが、 前者の耐パンクタイヤはIRCでも扱われているチューブを内包するタイヤ、 後者の様々種類のあるノーパンクタイヤ類には、 細いチューブの周囲に分厚い別体の耐パンク層で包むというものもあるが 基本的に非チューブ型であり、似て非なるもの。 パンクしないタイヤだって同じです。 ブリヂストンから出ていますか? IRCで数年前にノーパンクタイヤの開発の話や、 BSは市販品ではなくレンタル仕様で?、 当初の予定では世に出ているはずだった「エアフリーコンセプト」なる ノーパンクタイヤが一応(正確に言えば)出てはいないものの開発されている(いた?)が、 開発研究費の回収が困難で無駄になることを悟ったのか、 多くの消費者にしてみればメリットよりもデメリットのほうが多いことを理解したのか、 それぞれ全く音沙汰なし。 ───────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────── ●安価ではないチタンメッシュのノーパンクタイヤ www.gizmodo.jp/2021/03/nasa-airless-metl-tire-bike.html NASAが50年前から開発し続けている、未来の火星探査機に使うエアレスタイヤ。 その技術が、自転車にも活用されることになります。 ニッケルチタン合金で編み込まれたメッシュ状のタイヤは、凹んでもすぐ元通りになる形状記憶合金で、 「METL」と名付けられています。 使われた新素材は超弾性合金「NiTinol+」と呼ばれ、「SMART(Shape Memory Alloy Radial Technology)」という技術で作られます。 特徴は、ゴムのように柔らかいけれどチタンで軽くて強い、そしてパンクをしないのです。 値段はまだ公表されていませんが、自転車愛好家やプロのためのタイヤで、高価だということだけは記されています。 とあるので、 いつかゴムタイヤがこれに取って代わる という予測が謎。 数百年後にはチタンがゴムよりも安くなる展望でもあるのだろうか。 ───────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────── ●エバーチューブのデファクトスタイルが倒産 www.fukeiki.com/2017/02/defacto-style-evartube.html ホームセンター系車種との提携でも出来ていれば少しは普及できたのかもしれないが、 単独では販路の点で厳しかったか。 (以下、過去の情報) ●エバーチューブ 「デファクトスタイル」という個人1人で経営する会社から開発され2016年3月頃発売を目指していた。 「がっちりマンデー(★公式配信サイト)」#56411月8日(日)放送分11月15日(日)07 29配信終了 tver.jp/episode/09464007/ 番組内で紹介されていたデータを基に タイヤサイズは分からなかったが、最も普及している一般車26インチWO(590)で具体的に比較してみる。 ↓ タイヤとチューブ2本で約1.5kgということだったので 米式チューブ2本を「シュワルベ12-AV」1本約140gx2=280g (1500g-280g=1320g/2本=660g) 1本660gのタイヤに近いのはサイクルシード650g。 つまり、空気圧管理されている「シュワルベ米式チューブ」+「一般車向けの最上級タイヤ」の組み合わせ。 エバーチューブの2本の重さは約2.1kgということなので 「前後で600gの重量増」ということになる。 重いタイヤでもIRCのCITY POPS 耐パンクで875gなので更に重い約1kgのタイヤを付けて、 その上チューブ式に比べて「エアクッションも低く」「タイヤ変形率も大きく」「取り付けに手間もかかる」 「開発費もあるので恐らく値段も高くなる」とすれば ホイール回りでも外周部ほどその重さの影響度が高いと考えると、結局は「厳しい」と言わざるを得ない。 工場回りや道路の清掃頻度が低く、金属屑が特に多い道を通るしかない場合で、 使用距離も2,3kmまでと短ければメリットがあるかもしれないが・・・。 相当限られた用途でのみの活用方法と考えるべきだろう。 そして、耐久性も考慮し重さとのバランス調整をしているということなので 「軽量化をすれば耐久力が劣る」以前に「耐久年数や距離」が何km程度なのかというデータも欲しい。 一般車26WOサイズであればJIS規定では5000kmだが、値段がいくらかにもよるが 半分の距離も無理のような状態であればどうなんだろうと。 ↓ ▼値段 チューブは1本約1000円、タイヤは2本で約4000円(英式チューブもセットだが補修時の予備用として不使用) チューブは2本なので合計6000円(工賃別) エバーチューブの値段自体はまだ分からないが 参考までにタンナスの26インチWOは1本650gで値段は約7300円×2本で約15000円 www.whizz-jp.com/tannus/#lineUp 一般的には突き刺さされパンク自体よりも、空気圧不足が原因で起こるパンクのケースが7割程度と考えると 値段を倍かけても付ける意味があるのではないかという気がするのもわからなくもないが・・・。 エバーチューブは繊維状のため丸ごとゴム型よりはましとはいえ、 それでも乗り心地を多少犠牲にしてまで使うメリットがあるのかどうか。 まだデータのない値段と耐久性次第かもしれない。 (追加情報) www.tv-asahi.co.jp/m-show/topics/showup/20151203/5864 価格:1500円(予定) ※2016年春の発売予定 タイヤ専門店 タイヤウォール千葉店 値段は1台分(前後)で約1500円ということなので思ったより良心的な価格設定に驚いた。 耐久性面が気がかりではあるが、 それでもIRCの重い耐パンクタイヤよりも重いことは確かで、 空気以外の固体が入っているので通常のタイヤ使用より乗り心地は悪くなるだろう。 ───────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────── 2018.12.30 ●nexoノーパンクタイヤ半年(約1500km)使用レビュー記事 2018.05.20 ●[海外]3Dプレンターで作成したタイヤ 2018.05.06 ●ノーパンクタイヤnexoの感想(追記5.20) 2018.04.29 ●「通勤通学でパンクして走行できなくなると困るから必要」を考える 2018.04.22 ●単に空気を入れるのが面倒という目的には適さない、●新しい国内代理店 Giraffes、●nexotire 2018.04.22 主なデメリットを上部に移動 2018.04.08 ●ノーパンクタイヤが破裂パンク 2018.02.25 ●アサヒサイクル【 t-チューブ 】 2018.02.04 ●実際に長距離を使用した人のレビュー 2017.12.17 ●有効利用が期待できるケース 2017.11.26 ●エアフリーコンセプト車の乗り心地 2017.11.12 ●e-チューブタイヤ交換に苦戦 2017.07.16 ●お勧めできない 2017.06.04 ●パナソニックでノーパンクタイヤを使わない理由、●BSのエアフリータイヤの乗り心地? 2017.04.23 ●ブリヂストンによる空気充填が不要な自転車用タイヤ 2017.03.05 ●エバーチューブのデファクトスタイルが倒産 2016.10.23 ●パンク「しない」タイヤ 2016.09.11 ●グリップ能力が低くなる 2016.09.04 ●修理に3週間 2016.05.22 ●「復興支援事業の一環としてノーパンクタイヤの自転車を寄贈」 2016.05.01 ●ノーパンク加工やノーパンク自転車を買うことにお金をかけるなら 2016.04.24 ★タイヤ解説より移動 2016.04.17 ●パンクしないタイヤの現実 2015.12.20 ●ノーパンクタイヤで割れたリム 2015.12.05 ●ノーパンクタイヤ「エバーチューブ」の追加情報 2015.11.15 ノーパンクタイヤ関連情報 2015.02.08 ノーパンクタイヤの販売店雑感リンク追加
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/145.html
最終更新日:2024.4.21 ●映画のキービジュアルで2人乗り 2024.4.14 ●[愛知]2人乗りでガードレールに衝突し1人死亡の事故 2024.1.7 ●「※2人乗りで自転車を操作する道路使用許可を得て撮影」 2023.8.6 ●[東京]2人乗り自転車が電車と衝突事故 2023.6.25 ●[兵庫]2人乗り自転車と原付の衝突事故 2023.6.18 ●「装飾」とのことだが・・・(オリラジ藤森の自転車紹介) 2023.3.26 ●歌詞での「2人乗り」について 2022.10.9 ●自転車の違法2人乗りを現実ですると・・・ 2022.3.20 ●[福岡]2人乗りで事故 2022.1.30 ◆「2人乗り専用」タンデム自転車使用でドラマのオフショット 2021.11.21 ●フィクション世界だから違法行為OK? 2021.8.29 ●安直な自転車2人乗り演出 2021.5.30 ●都合良く「フィクション世界」を利用することに潜む問題 2020.8.23 ●[神奈川]2人乗りで転倒し1人は意識不明の重体 8.16 ●2人乗りが絵になる? 4.19 各ページから集約しUP 2019.7.21 ●無意識で2人乗りを増長する人々 2019.5.26 ●2人乗りのリスク 2019.3.10 ■[香川](2人乗り他)県警公式twitterで魔女の宅急便を模した交通安全啓蒙活動 2019.3.3 ●2人乗り自転車の事故 2019.1.13 ●非現実の世界では許されても現実の公道走行では違法の大人2人乗り 2018.4.22 ●厚生労働省社会保障審議会児童福祉文化財の映画ポスターで自転車の2人乗り 2017.12.17 ●2人乗りで事故 2017.12.10 ●フィクション世界での2人乗り 2017.10.8 ●違法2人乗りの高い代償 2017.10.1 ●(1人用自転車に大人が)2人乗りで事故 2017.7.30 ●2人乗りで要修理 2017.1.22 ●[京都]2人乗り禁止を啓蒙するポスター 2016.9.25 ●[兵庫]自転車の2人乗りで逮捕 2016.9.18 ●2人乗りは禁止 2016.7.17 ●[岩手県]一般車に2人乗りで死亡事故 2015.6.12 ●自転車での(子乗せではない)2人乗り表現と荷台の規格について ▲違法な2人乗り──────────────────────────── フィクションの世界で安易に使われてしまうことが多い一方、 その中で違法性について触れられることは殆どないという問題がある。 「車輪の軸が歪む」という不利益だけでなく、 「逮捕」で済めばまだしも、死亡事故も起きているので十分に気を付けておきたい。 ──────────────────────────────────── ◆2人乗り防止が目的であれば、 まずはTV局をはじめとして各種出版社や 映像・音楽関連の業界だけに直接指導するのが先に思える。 (文科省からの学校単位云々は"通年教育が必須"なので一過性では効果薄) ●違法になる2人乗り 「2人乗りは違法」※当然3人以上も含む ※「子乗せは6歳でも小学校入学前までは可」に全都道府県で改正済み。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/57.html 道交法55条1項違反【罰則:道交法120条→5万円以下の罰金】 (私有地、同乗器に小学校入学前までの子供を1人だけ乗せる場合、走行が許可された場所での2輪タンデム自転車を除く) 自動車の後方座席は公道走行が前提でドラマですらシートベルトを締めるような形になっていても 自転車の場合、公道であってもなぜか2人乗りでも問題ないかのように平然と使われることが不思議で、 さも「問題ない」かのような表現がまかり通ることが府に落ちない。 ▼2人乗り禁止に関する道交法の条文 ●(乗車又は積載の方法) 第五十五条 車両の運転者は、当該車両の乗車のために設備された場所以外の場所に乗車させ、 又は乗車若しくは積載のために設備された場所以外の場所に積載して車両を運転してはならない。 3 車両に乗車する者は、当該車両の運転者が前二項の規定に違反することとなるような方法で乗車をしてはならない。 (罰則 第一項及び第二項については第百二十条第一項第十号、第百二十三条 第三項については第百二十一条第一項第六号) ◆第百二十条 次の各号のいずれかに該当する者は、五万円以下の罰金に処する。 十 第五十五条(乗車又は積載の方法)第一項若しくは第二項又は第五十九条(自動車の牽引制限)第一項若しくは第二項の規定に違反した者 ◆第百二十三条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、 第百十七条の二第四号若しくは第五号、第百十七条の二の二第八号から第十号まで、第百十八条第一項第二号から第六号まで、 第百十九条第一項第三号の二、第五号、第十一号、第十二号、第十二号の四、第十三号若しくは第十四号、 第百十九条の二第一項第三号、第百十九条の三第一項第五号、第七号若しくは第八号、 第百二十条第一項第十号、第十号の二、第十一号の三若しくは第十三号又は第百二十一条第一項第七号、 第八号若しくは第九号の二の違反行為をしたときは、 行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、各本条の罰金刑又は科料刑を科する。 ◆第百二十一条 次の各号のいずれかに該当する者は、二万円以下の罰金又は科料に処する。 六 第五十四条(警音器の使用等)第二項又は第五十五条(乗車又は積載の方法)第三項の規定に違反した者 ※但し、子乗せ自転車は、例外規定として「47都道府県それぞれにある道路交通法細則等で走行が許可されている」 ──────────────────────────────────── ●都合良く「フィクション世界」を利用することに潜む問題 自転車に限った話でもないが、 「フィクション世界なのに」「法律違反を問題視」するのは野暮であり、 むしろ「表現の自由を制限しようとすることが危険な思想」という考え方があるとして、 それが「縦横無尽に空を飛ぶ自転車」のような「完全に架空の乗り物」であれば、 2人乗りでも自由にすればいいとは思うが、 対照的に「身近に実在し、簡単に購入・使用できる乗り物」を用いて、 「周知が足りているとは思えない違反に対して」は、安易に使用すべきではないと考える。 ●「2人乗りが原因で死亡者が発生している事故もある」という事実を 「レアケース」で済ませるのであれば、「大した問題ではない」となるのだろう。 ※ブレーキを適切に使っていたかどうか、下り坂で止まれない状況になることが予測できなかったか等 事故に対しては個別の検証と防止策も必要。 ●特に、自転車の場合は「子供も使う乗り物」という認識がまともにあれば、 違反行為を安易に使ってしまうことに問題があることは常識的に理解できる事。 綺麗な内容ばかり並べることを避けるために、あえて危険なシーンを盛り込むとしても、 問題の有無を理解させることが出来ない状況は避けるべきだろう。 ●もし「実車」を使うことがあれば 「メーカーについては」遵法精神も企業イメージも興味がなければどうでもいいとして、 少なくとも「警察がキャンペーン協力している」ようなことがあれば、 看過できる話でもないのに、そうした「真っ当な批判」に対して、 背景を理解せず「フィクションなんだからイチイチ気にするようなことではない」と 「的外れな批判」を行っているようであれば、最早ネタのよう。 ──────────────────────── ──────────────────────── ──────────────────────── ─しかし、思ったのは、もし「2人乗り表現だけ」には寛容でも一方で、 他の違反は問題視するような人がいるとすれば、余りにも妙。 例えば、「夜間に無灯火での自転車走行」を青春の1ページとして 堂々と「個別の注釈は付けずに」「デメリットやリスクに一切触れず」 フィクション世界で「事故も起こらず」使ってみたら、 今度は急に、2人乗りには寛容な人が逆上して「道交法違反だ」と言い出すとしたら面白い。 他にも、撒き餌として「完全遮音状態かどうか"無知識では分からない状態で"イヤホン着用走行」を フィクション世界で使っておいて、後で「ネタバラシ」をしてみて、 どれだけ引っかかるか反応を見るというのも、実際の条文の理解度を確認する試金石に出来る。 (※予め「交通に関する音などが"聞こえる"状態」と分かる描写を混ぜておく [具体的には[踏切音、サイレン音、停車中に人の話し声※を聞いて反応している]など) (※自動車との共通規制となっている地域も多いことから、本来は用いるべきではない過剰な基準だが、 違いをより明確にするために、分かりやすい表現としての選択肢の1つ) いや、注視していなかったが「並走」くらいであれば、 様々な作品で使われているケースは少なくないような気もする。 ───────────────────────────────────── 通学でよくある光景としての「並走」は「明らかにその状況が他者から見える状況」で、 且つ「(スポーツ自転車でなければ)基本的に速度が遅め」ということからして、 実際の危険度は「非常に低い」ため、危険周知の優先度としては下がる。 強引に「円滑な交通を妨げることで経済的損失がある」といえなくもないが・・・、 少しの区間であっても「後続で待たされることが我慢ならない」という 「イライラ運転を誘発する」ことの心配が先に来ているだけのように思える。 そもそも、並走しているのが未成年達としても、 「明らかに交通量が多い道路・時間帯」であれば、 「並走できる状態ではない」ことすら分からないとは思えない。 それに、「どれだけ交通量が少なくても違反は違反だ」と、 直接学校に文句を言えるほど、全ての道交法を徹底遵守出来ているとは思えないので、 「まずは自分のオラオラ運転かもしれない傾向を見直すべきなのでは」と言いたい。 ───────────────────────────────────── 一方で、「自転車でも止まれの標識があるとき一時停止しない、 見通しの悪い交差点で徐行しなければ、罰則がある」のように、 周知不足が原因で事故の直接原因にもなっている内容については、 多くの地域での警察街頭指導など「周知が十分に行われていない」ことに疑問しかない。 「条文を曲解せず、正しく理解する」 「事故を"防止"するためには何を最優先すべきか」 「報道しない自由」のように、 「都合の良い内容だけ解釈・利用し、都合の悪い内容には一切触れない」 ましてや「事故の直接の原因になっている"止まることの軽視"を問題視しない」 これを「理不尽」と言わずにはいられない。 ●映画のキービジュアルで2人乗り news.yahoo.co.jp/articles/117a7c47d65d928f4ee1f7b9235c18aaab83e4a6 第2弾ビジュアルは、初夏を感じさせる新緑からまばゆい日が差す中を、 自転車に2人乗りし、満面の笑みを見せる爽やかな湊人と雪乃の幸せそうなシーンを切り取った写真 原作は海外でも撮影が現地ではないならその限りではない。 だから自転車じゃなくて原付2種でやればいいものを・・・ もしくはトライク。自転車であればタンデム自転車や EU圏ではさほど珍しくもないカーゴバイクなら特徴を出せるでしょうに。 撮影で閉鎖された距離を進むだけなら違法性は問えなくても 道交法が適用される公道で走行すれば違法という認識が 制作会社に皆無だからこういう「青春の1ページ」扱いをされる。 先日も自転車2人乗りで「死亡事故」も起こったばかりなんですがね・・・ news.yahoo.co.jp/articles/459a8dbf0bfff1ce2d254dc38c0dcfbdc2ee3e3c 公開されたビジュアルには、まばゆい光が差し込む中で自転車に乗る湊人と雪乃の笑顔 [コメント欄] 違反行為である自転車の二人乗りをポスターに使うのはまずいでしょ。 ↑ そう、表現に必然性があることと 不特定多数の人に向けて紹介する場面として相応しいかどうかを考えて 違法性が高い内容で表現する必然性があるとは思えない。 普通に「笑顔で写る2人」で何の問題が・・・? 「実は既に居なかった」としても自転車に乗っていなければならない理由にならない。 歩行でも電車でもオートバイでも車でも良いはず。 「思い出の自転車」「停止状態」だったりするのかもしれないが・・・ それはこの画像だけでは分かり様がない。 ●[愛知]2人乗りでガードレールに衝突し1人死亡の事故 news.yahoo.co.jp/articles/ad44e0a7203d209ea2885f0064d49ead29f48ac6 警察によりますと、20代位の女性とベトナム国籍の女性(27)が電動自転車を2人乗りで走っていた際に ガードレールに接触して転倒。 2人は頭などを強く打つなどして病院に搬送されましたが、20代位の女性が約1時間後に死亡し、 ベトナム国籍の女性は頭に切り傷のケガで命に別条はないということです。 現場は山の中にある緩やかな坂道の歩道で、警察は2人乗りの自転車が下り坂を走行中、 運転操作を誤ったとみて調べています。 ↑ 「電動自転車」では、フル電動かアシスト自転車か分からない。 メーカー等で調べればすぐに分かるのだから警察は現場確認の時点で調べてから正確に発表してもらいたい。 そして海外研修生には特に日本でのフル電動(モペッド/モペット)の法的区分を 「渡航前に」しっかり教えておいてもらう必要がある。 news.yahoo.co.jp/articles/8e5e3cccabb63474dbb058e97d2a3bd69be1c7ec 7日午後1時半ごろ、愛知県豊田市北篠平町の国道419号で、 20代くらいの女性が2人乗りする自転車がガードレールにぶつかって転倒。 1人が頭から血を流して病院へ搬送されたが、まもなく死亡が確認された。 もう1人の女性も頭にけがをして搬送された。 豊田署によると、現場は片側1車線で直線の坂道。自転車は歩道を走っていたらしい。 署は、女性の身元などを調べている。 タンデム自転車などの2人乗り用自転車ではないので、フル電動にしてもアシスト自転車にしても違法。 無論ヘルメット着用など後回しで、 まずは「(一般的な自転車への)2人乗りは違法ではないだろう」という認識を改めてもらう機会が足りない。 2人乗り表現をするなとは言わないが、 描写する以上は「公道での走行は違法」という周知徹底を行ってもらいたい。 特に各放送局での実写ドラマや映画での扱い。 アニメ内でも違法性があることを場面で特記か最初か最後に画面に表示、必然性がなければ全カットで。 ●「※2人乗りで自転車を操作する道路使用許可を得て撮影」 news.yahoo.co.jp/articles/c42345e9ddc560942d363ec1dcc1b136897f5db7/images/000 正直「やっと注記されるようになったのか・・・」という感想しかない。 今まで散々「2人乗りに何ら違法性などない」かのように 当たり前のように違法行為を各種媒体で野放しにしてきたことに 制作側かマスコミがようやく反省したのか、はたまた単に「警察からの指導」か。 ただ、この場合「堤防近く」のため、もし「公道の管轄外」となれば 「道交法適用外の堤防沿道のためヘルメット非着用にて撮影」でも良さそうに思えるが、 「道路(公道)から直接来れる場所であれば適用外とは言い切れない」のだろうか。 普通に「手前が一般公道」の可能性も高いが。 ついでに ヘルメット着用原理主義者達はヘルメット着用なしに怒らなくていいんですかね(笑)? この場面でヘルメット着用して走行すると・・・ 「ヘルメット着用で安全意識高いのに違法2人乗りは意味不明すぎる」というツッコミ待ちの ダサいギャグシーンになってしまうように「どれだけ滑稽で寒々しく映ろうが」 転倒の可能性があるから安全装備品が必須なんでしょうからクレーム入れたらいいじゃないですかね。 まあ、そもそもこういう映像を作る側も順法精神のリテラシー意識が高いわけがないので まともに相手されるわけがないと思いますが。 どうしても2人乗りさせたいなら 1:公道であれば「偶然タンデム自転車があった」とする 2:通常自転車であれば「道路に接続されていない完全な私有地」で「安全に配慮し道交法遵守で乗せる」 3:撮影はそうした私有地で行い「雲のエフェクトでもかけて"妄想"で2人乗り」 4:設定年齢がクリアしていれば普通に2人乗り可能な「原付2種」に変更する と、さほど歪曲せずにどうとでもなる。 ●[東京]2人乗り自転車が電車と衝突事故 news.yahoo.co.jp/articles/d68dca2231edab3140e06bcf3d94a6b1af376553 16日午後、東京・世田谷区の踏切で 京王線の特急電車と2人乗りの自転車が衝突する事故があり、男性2人が死亡しました。 警視庁などによりますと、16日午後4時半ごろ、世田谷区の踏切で、 新宿駅発の京王線の特急電車と自転車が衝突する事故がありました。 この事故で、自転車に2人乗りしていた、ともに20代とみられる男性2人が死亡しました。 電車の乗客らにケガはありませんでした。 2人乗りの自転車は、遮断機が下りた後に踏切内に進入していたということで、 警視庁が当時の状況を調べています。 ↑ 2人乗りしてなければ犠牲者は1人で済んだかもしれないということよりも、 「遮断踏切侵入」は一発で赤切符もある重大な違反。 開かずの踏切かどうか関係なく命が惜しければ待つか迂回するしかない。 「急がば回れ」に偽りなし。 それにしても、1人でイライラしてるわけでもなければ 話をしていれば時間なんて忘れるだろうに、 そんなに命がけで先を急がなければならない理由でもあったのだろうか。 ●[兵庫]2人乗り自転車と原付の衝突事故 2人乗り自転車が原付と衝突、76歳男性けが 自転車の少年?ら逃走、ひき逃げ容疑で捜査 news.yahoo.co.jp/articles/2d55254d2868c261185f6d9e4b778feb57d5bf17 18日午前4時半ごろ、兵庫県尼崎市浜3の市道交差点で、2人乗りの自転車と原付が衝突。 原付の男性(76)は転倒して右脚にすり傷を負い、 2人乗りをしていた少年とみられる男たちは自転車を置いて走り去った。 事故の直前にJR尼崎駅北側のコンビニ店員から「少年らがたむろしている」と110番があり、 署員が駆けつけると、約10人が逃走。 周囲を探していた署員が自転車に乗った2人組を見つけ、 150メートルほど追いかけたところで事故が起きたという。 この場合は2人乗りというより「家庭環境なども含めた基本モラルの有無」のような気はするので 交通教育どうこうで済む話ではないとしても、 「違法な2人乗り自転車での事故がある」という認識はしておきたい。 ●「装飾」とのことだが・・・(オリラジ藤森の自転車紹介) www.youtube.com/watch?v=acNSffyTXrM 純粋な本物のファットバイクや、見た目完全特化のチョッパーや特注品ではなく、 「見た目重視にカスタム」というのが、いかにもな「芸能人」らしさ。 「タンデム自転車の定義」 www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/doro/tandem_bicycle.html 「2以上の乗車装置及びペダル装置が縦列に設けられた二輪の自転車」とあるので これは少なくとも「タンデム自転車」には該当しない。 当然、自転車に大人で2人乗り可能な125ccカテゴリなどなければ、 「タイヤが太ければ問題なし」のような規定もない。 「見た目重視」で (7分30秒頃)「装飾としてタンデムのステップも」とあっても、 少なくともステップ部分は取り付けないほうが良いし、 「2人乗りでは使わない」としても、 人目につきやすい車種で「疑わしい状態」にしておくことが果たして良いのだろうか? タンデム自転車が7月1日から東京で正式に解禁されるにあたって、 こうした「疑わしい車種・改造」については、 芸能人としてであれば尚更「誤解を招かない」ようにすべきに思えて仕方ないのだが・・・。 同じ芸人や自転車芸人でもタンデム自転車にまで造詣のある人がいないから 「気付くまでは勘違いを助長しかねない状態で野放し」ということになるのだろう。 「実際には2人乗りで使うことなどない」つもりでも、 子供の頃から「通常の自転車での2人乗りは違法」という認識があれば こうしたカスタムに至ることもなかったと思うと、やはり交通教育がいかに重要か分かる。 ●歌詞での「2人乗り」について financial-field.com/living/entry-194161 news.yahoo.co.jp/articles/9fcd4656d25db3c56c4c012132788f95089334c5 コメント欄にわざわざ誤解していることを書いている人がいる時点で周知の必要性があることが分かる。 しかしこの場合「歌詞」でしかなく、 極端に言えば「国境や制限を無視して飛んで世界一周してきた」と言い張っているようなものなので、 漫画や映像で具体的にイメージさせている場合と比較すると「あくまで想像上」と言えるが、 違法性を把握せず、「現実に真似できてしまうこと」への警戒は必要。 ▼今からでも「抜け道というか後付け設定」で回避するなら・・・ ●「親戚の完全な"私有地"の山の中を個人で舗装した道を下ってただけですよ?」 ●「実は映画撮影のために"道路使用許可を取って完全封鎖してる"設定なんですけど伝わってなかったみたいですね」 など。 単純に子乗せ以外で2人乗りしたければ 「タンデム自転車」を使用するのが定番なのに、なぜか書かれていない。 他にも「カーゴバイク」や「リアカー」や「ベロタクシー」などもあり紹介も出来たのにもったいない。 ●自転車の違法2人乗りを現実ですると・・・ twitter.com/ASAHICYCLE/status/1578642458388631552 そもそも現実に高校生で2人乗りしたければ、 原付2種免許を取得して乗れば済むだろうと思いきや 昔の「三ない運動」の影響から未だ半数は免許取得が禁止という。 タイヤ幅の太め700Cタイヤ車種であれば比較的マシとは思うが、そもそも(公道走行)違法。 羞恥心を捨てればカーゴバイクや側車リアカー牽引という方法もあるが、 「距離感の問題」だろうから、 駐輪場をどうするのかという以前に実際に使われることはまずなさそう。 それにしても、元々タイヤがボロボロでリム走行になっていたのかは分からないが、 相当質の良い耐衝撃緩衝材でもなければ 路面の「ガッタガタ」の衝撃を直に座面で受けることになるはずだが、 そんな想像も常識的な配慮も出来ないのに、相手から信頼感が得られると思うのだろうかという疑問。 根本的には、ドラマ・マンガ等で安直に使われるも 注意喚起などほぼない悪影響も少なからずあると思われるが、 事故で命を落としている例もあるというのに 「瞬間で自己満足できればいい」という判断を下してしまうのは 2人乗りに限ったことではなく、 全ての自転車乗りの「一時停止の軽視」からも分かる。 ◆「2人乗り専用」タンデム自転車使用でドラマのオフショット www.instagram.com/p/CZGOKdzlqkz/ fightsong_tbs あさひ学園に置いてあった2人乗り自転車に乗る花枝ちゃんと芦田 偶然撮影場所に置いていてPRのために演者に乗せてみただけなのか、 見切れ撮影小道具として用意していただけか、実際に使用するのか定かではないが、 これこそ真っ当な2人乗り。 「撮影のために完全に封鎖した公道 もしくは私有地内走行であればママチャリ2人乗りでも違法ではない」と 安易な使用をしないところに好感が持てる。 (サクラが混じっている可能性もあるが)少なくとも反応を見る限り、 「タンデム自転車では雰囲気が出ない」などという偏狭な感想はなさそう。 「自転車に2人で乗ってるのだから距離近いし同じでは?」と 受け止められる(若い人達が多いから?)柔軟な考え方の人達が居て安心できる。 逆に言えば、「古典的なママチャリ2人乗りでなければならない」というのが、 如何に「古臭く狭い価値観か」ということを思い知らされる。 この調子で「牽引型のカーゴバイク」や 「側車付き自転車」も様々な作品に登場してくれることを期待する。 weekly.ascii.jp/elem/000/002/633/2633868/ (耐荷重45kg:小柄で軽い人であれば乗車可能) 他にも自転車用側車が海外ではあるようだ。 blog.cycleroad.com/archives/52083106.html 日本の道路事情的には使いにくいので場所を選ぶとしても、 存在自体が非常に珍しいので、間違いなく注目される。 ▼正式な2人乗り用のタンデム自転車については別ページ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/145.html ●[福岡]2人乗りで事故 news.yahoo.co.jp/articles/199fa400f05cefa1ad802ebf8806a80bcf73e7f1 福岡県飯塚市で17日、自転車に2人乗りしていた小学生と中学生のきょうだいが車にはねられる事故がありました。 2人とも命に別条はないということです。 福岡県飯塚市立岩で17日午後5時ごろ、2人乗りの自転車と軽乗用車が衝突しました。 警察によりますと、自転車は近所に住む小学5年生の10歳の男の子が運転し、後ろに中学1年生の13歳の姉が乗っていました。 現場は坂道になっていて、自転車が坂を下っていたところ、正面から来た軽乗用車と衝突したということです。 男の子は意識がもうろうとした状態で、姉は衝突で変形した自転車に足がはさまってケガをし、病院に搬送されました。 「このような2人乗りは違法」という認識があったかどうか。 交通教育は各学校や地域で大きく差があるだけでなく、 仮に通年での交通教育が実施されていたとしても 「個人の危険行為に対する認識力」にも差があるので、気をつける必要がある。 単純に違法性についての説明に終始しても効果は薄い。 (そんな内容で、しかも1回や2回であれば尚更「一過性の交通教育」でしかなく、全く理解できていなくても何ら不思議ではない) 巷に溢れる雑多な表現方法や情報にも言えることとして、 具体的に「何」に対して「どのような状態」が危険かという【思考と理解】が不可欠。 「"自ら"前向きに楽しく学ぶ機会」と、学んだ上で「継続実行したいと思える教育の質」が問われる。 ●[神奈川]2人乗りで転倒し1人は意識不明の重体 news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-20200816193041.html 2人乗り自転車が坂道で転倒 女子中学生が意識不明の重体 神奈川新聞 16日午後0時25分ごろ、横浜市磯子区洋光台4丁目の市道で、2人乗りの自転車が転倒した。 運転していた同市港南区に住む市立中学3年の女子生徒(15)が頭蓋骨を折るなどし、意識不明の重体。 後部に乗っていた同区に住む同級生の女子生徒(14)も軽傷を負った。 磯子署によると、現場は見通しの良い直線道路。 2人は同級生の男女3人と、金沢区に自転車3台で遊びに向かう途中で、 一方通行を逆走し、坂道を下っていた。 もし「2人乗りが危険行為として忌み嫌われているほど周知されていれば」 このような悲惨な事故は防げたかもしれない。 「道交法違反だから2人乗りをやめよう」ではなく、 こうした事故もあるからこそ「2人乗りは危険」と考え、 映画ドラマや漫画アニメや歌詞などに安易に使われていることについて、 特に「表現者側の立場の人達」には【危険を認識させられていないという問題】と、 【実際に事故が起こった場合の甚大なリスク】を改めて真剣に考えて欲しい。 ●2人乗りが絵になる? news.goo.ne.jp/article/tfmplus/entertainment/tfmplus-smSBnK2o15.html 単に一昔前の「タバコを吸っている姿はカッコイイ」のような、 「印象付けの擦り込み」に毒されているだけとしか。 もしこれが2人乗り表現が出始めたときに 警察庁等から 「(フィクション世界ではない場合の公道走行では)道交法違反であることを必ず明記すること」 と幾度も厳重注意されていれば、間接的に嫌悪感を覚える人が続出して そうした稚拙な表現方法自体があっという間に廃れていたはず。 幼児にでも退化させて子供乗せ・・・は昔はなかったので背負子を使うとか、 一寸法師化させて肩にでも乗せるとか、イルカやラクダや馬にでも2人で乗るとか、 乗り物であれば原付2種・トライク・カーゴバイク・タンデム自転車・側車・リアカーなど、 代替案は簡単に思いつくだけでも数多くある。 ●フィクション世界だから違法行為OK? 漫画の世界はこの現実とは本来"全く無関係の" 物理法則すら異なるフィクション世界というのは分かる。 「そのため、漫画の中で2人乗りをするのは表現の自由」と繋げるのは、表面上分かるが・・・、 現実で2人乗りで死亡事故が起きていても、 表現者達は口を揃えて「我々には関係のない話だ。」という立場になる。 ニュース番組に触発されて事件が起こることがあっても、 「形を成すことで表に出てきて模倣される」問題より、 「包丁=危険理論」として表現が存在しなくても 「現実的に起きないわけがない防ぎようがないこと」として片づけられる。 ※「2人乗りの違法性は触れるとしても、それとは別で」 「ブレーキが十分に機能しているかどうか」も肝であることに変わりはないので、忘れてはいけない。 (「放熱版なしローラーブレーキでは排熱不足で制動力が不十分の可能性がある」など) ただ、正直(フィクション世界内であっても)「違法行為である必然性がない」のに、 「行動の正当化をしたいだけ」のようにしか見えないのがどうにも・・・。 完全なフィクション世界であるならば、2人乗りを問題視されないように、 フィクションだからこそ何でもありを活かすという意味でも、 青春の1ページを飾る目的であれば 並走・無灯火・逆走・信号無視・スマホながら見・泥跳ね運転・飲酒運転でも 何ら検挙や事故リスクも注釈も入れず、 もはや「自転車がジェット噴射しながら戦場で駆け回る」などの「なんでもあり」があっても良いはず。 「フィクション世界でも一定の法律はあるが、自分達が表現したいシーンのために2人乗り表現を使っているだけ」 と一蹴されてしまうとすれば、どうにも腑に落ちない。 特に「日常系」で「どこまで"現実"に近づけて感情を呼び起こす」をテーマするのであれば、 ▲「警察に取り締まりされることもなく2人乗りできる」 一方で、 ◆2人乗りで「普通に警察に取り締まりされる」から派生し「停学処分」や、 「2人乗りで大怪我や死亡事故」の発生するシーンを登場させて、 明確に"現実で起こるリスクを示す"という機会があっても良さそうなものだが、 フィクションにとどまらず、交通教育関連の映像ですら見たことがないのが不思議。 自転車が歩行者に対して重大事故を起こしている割合は 「自転車が被害者に比べると圧倒的に少ない」という事実があり、 それに対して、 「レアケースだから気にしなくていいわけがない」というのであれば、 「現実世界で」「レアケースでも」2人乗りで死亡事故があるのだから、 「フィクション世界でも」作品内で2人乗り自体への注意喚起する必要性を見出せない理由が謎となる。 ◆それ以前に、自転車の交差点事故が多いことが分かっていても、 なぜか見通しの悪い交差点通行の義務である徐行や 一時停止を守ることが「最優先」の指導内容になっていない時点で、「既におかしい」が・・・。 しかし、もしかしたら、根底には 「表現の規制をされることに対する絶大な危機感を持っている」という意味のほうが強いのかもしれない。 「欄外にたった一行の注釈を入れるだけで済む」としても、それすら過度に排斥感を覚えてしまうとすれば、 例え「危険理解度の低い内容の周知のための必然説明を拒絶することになったとしても」、 残念なことに、一切妥協することが出来ないのだろう。 ─────────────────────────────────── ●安直な自転車2人乗り演出 news.goo.ne.jp/article/abematimes/trend/abematimes-8671814.html 画像だけ見れば「撮影時には道を完全通行止めにしているのでセーフ」とか 「走っていないからセーフ」にはなるとしても、 所詮フィクション世界の映像化を忠実に再現できるわけがないので リアリティにこだわる意味などあるのだろうか? それに、撮影許可を得て道を完全封鎖するのであれば (ヤンキー作品なら尚更)「原付ノーヘル2人乗り」のほうが絵になるのと、 俳優は2人とも20歳超えているわけで、 作中の人物が中学生でも高校生でも「トライク」に乗せれば済むだろうに。 どうしても自転車の必然性があるとしても、 (漫画の欄外に注釈つけるように「2人乗りは違法です」とテロップ出すのはさすがに興醒めだろうから) 「牽引型カーゴバイク」で「非現実感」を出したほうがマシに思える。 ●無意識で2人乗りを増長する人々 news.goo.ne.jp/article/oricon/entertainment/oricon-2140407.html 自転車を二人乗りするノスタルジックなシーンを含む場面写真6枚が、公開された。 作中のイメージとして強調するのではなく 本来「(撮影時には周辺道路を封鎖し特別な走行許可をとっていますが) 一般的にはこのような2人乗り公道走行は違法行為になります」という注意書きが必要。 (道路交通法55条違反) 殴り合いのようなシーンであれば、常識的に分かる人が圧倒的に多いとして わざわざ「暴行または傷害罪になります」という必要はないとしても この手の違法行為を堂々と宣伝につかうこと自体が異常な感覚。 「作中表現として絶対的な必然性」があるとも思えない。 「表現の自由」はあっても誤解を与えるような乱用をされるべきではない。 ●2人乗りのリスク (タンデムや子供乗せなどの専用車種ではない2人乗り) ディレーラーガードとも呼ばれる棒を両側に付けているケースもあるようだが、 ハブ軸が曲がってまともに進めなくなってしまう恐れあり。 そもそも道交法違反だが、 地域差も大いにあるとして、警察はまともに取り締まりをせず 注意すらしないということもあり得るので、 そういう人達は違反を認識することはないのだろう。 「死亡事故も発生している」とか「破損リスクがある」ということよりも、 便利であることを優先できればいいと考えているのも 全ては「違反の注意喚起を一切せずに表現の一部として使う」ことが原因と考える。 実際には「私有地だから」「公道ではないから」「道路封鎖しているから」としても 見ている側にそんな裏側は伝わらない。 表現そのものを狭める必要はないとしても、 「違反行為として全く浸透していない違反」を扱う以上は その「リスク」については無視していいとは思えない。 ■[香川](2人乗り他)県警公式twitterで魔女の宅急便を模した交通安全啓蒙活動 ▼改めて2人乗り禁止の根拠となる詳しい内容を確認 twitter.com/kagawapolice/status/1100662258198208513 自転車の二人乗りは、2万円以下の罰金または科料となる違反行為です!(ほうきは構いません) たとえ交通量の少ない所でも、危険な行為ですからやめましょう。 ※交通閑散な場所で許可されている地域(京都など)があるのは「傘差し運転」。 返信コメントにて 車両等を含む車両の定員以上の乗車全般は法律で禁じられていますが、 自転車の二人乗りはいったい何の法令違反になるのでしょうか。 意外に「自転車は車両ではない」と勘違いしやすいかもしれない。 「自転車は軽車両だから車両ではない」も間違い。 「自転車は車両に含まれる」ので自転車(※)の2人乗りは禁止。 ※子乗せ自転車、香川県内での全域解禁済みの2輪タンデム自転車は可。 ◆車両等とは 道交法2条 十七 運転・・・道路において、車両又は路面電車(以下「車両等」という。)をその本来の用い方に従つて用いることをいう。 ↓ 八 車両・・・・・自動車、原動機付自転車、【軽車両】及びトロリーバスをいう。 ↓ 十一 軽車両・・・自転車、荷車その他人若しくは動物の力により、又は他の車両に牽引され、 かつ、レールによらないで運転する車(そり及び牛馬を含む。)であつて、 身体障害者用の車いす、歩行補助車等及び小児用の車以外のものをいう。 回りくどいが「車両等に自転車は含まれる」。 道交法「第57条」 (1項は軽車両を除くので省略) 2 公安委員会は、道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要があると認めるときは、 軽車両の乗車人員又は積載重量等の制限について定めることができる。 ↓ 全国それぞれで規定されているが、2人乗り禁止規定は47都道府県全て存在。 ※子乗せは許可されていても(タンデム等の特殊な自転車は詳細が異なるため詳細確認の必要あり) ↓ 香川での乗車人数の詳しい条文は www.pref.kagawa.jp/somugakuji/hoki/ ▼第14編 警察 ▼第6章 交通「道路交通法施行細則」 (軽車両の乗車又は積載の制限) 第14条 法第57条第2項の規定により公安委員会が定める軽車両の乗車人員又は積載重量 若しくは積載容量の制限は、次に掲げるとおりとする。 ア 二輪又は三輪の自転車には、運転者以外の者を乗車させないこと。ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。 (ア) 16歳以上の運転者が幼児(6歳未満の者をいう。以下同じ。)1人を幼児用座席に乗車させている場合 (イ) 16歳以上の運転者が幼児2人を幼児二人同乗用自転車(運転者のための乗車装置及び2の幼児用座席を設けるために必要な特別の構造又は装置を有する自転車をいう。)の幼児用座席に乗車させている場合 (ウ) 16歳以上の運転者が4歳未満の者を背負い、ひも等で確実に緊縛している場合((イ)に該当する場合を除く。) (エ) 道路法(昭和27年法律第180号)第48条の14第2項に規定する自転車専用道路において、その乗車装置に応じた人員を乗車させている場合 (オ) 運転者以外の者のための乗車装置が設けられた三輪の自転車(2人以上で駆動するためのペダル又はハンド・クランクが設けられたものを除く。)に、その乗車装置に応じた人員を乗車させている場合 イ 二輪又は三輪の自転車以外の軽車両には、その乗車装置に応じた人員を超える人員を乗車させないこと。 分かりやすくするために 「荷台・器具等を用いて2人以上乗ること」と書いたほうがいいのだろうか。 1つのサドルに2人以上乗るような曲芸も当然禁止として。 ●2人乗り自転車の事故 車と2人乗り自転車が衝突 一人死亡 www.tv-sdt.co.jp/nnn/news16421138.html www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/tokai-news/CK2019022802000294.html 詳しい情報がなければ何とも言えないが 後部「座席」とあるのでタンデム自転車では?という話もあるが・・・ 特徴的な自転車であれば記事の特色のためにも書いているはず。 www.pref.shizuoka.jp/police/about/koho/3102/0227.html 交通死亡事故の発生【磐田署】 28日未明、磐田市豊田西之島地先で、普通乗用車と2人乗り自転車が衝突する事故が発生し、自転車の乗っていた30代の女性が亡くなりました。 この警察発表では特に後部座席云々については書かれていない。 ●非現実の世界では許されても現実の公道走行では違法の大人2人乗り タンデムや子乗せやベロタクシーなどではない2人乗りについて 以前も書いたが内容を少し変更して改めて書いておきたい。 「絵であり、物語だから自由」であることに間違いはない。 暴力でもドラマや物語の中なら表現の1つとして許される。 ・現実で暴力を振るってはいけない が"倫理的に根本から"分からない人間は極めて少ないはず。 一方で「現実的には2人乗りが違法」という認識が多数の人間にはあるのだろうかと。 第五十五条 車両の運転者は、当該車両の乗車のために設備された場所以外の場所に乗車させ、 又は乗車若しくは積載のために設備された場所以外の場所に積載して車両を運転してはならない。 つまり、「死亡者も存在する危険な行為」として 率先して「※こういう2人乗りは絶対に真似しないでください」と添えたほうが賢明。 根本のジブリ作品についても、注意喚起するだけで作品が全て台無しになると思うなら 「作品自体がその程度のもの」でしかない。 このような2人乗りを一言でいうなら「危険と思わないことが本当の危険」というべきか。 それにしても、2人乗りでタンデム自転車での走行や、 原付2種でヘルメット着用するとか、(走行許可されている地域という描写込みで)ベロタクシーを使うとか、 方法は色々あると思うが、制作側の交通法に対する感覚の違いか。 無論、安易に真似されないように「2人乗り表現を使わない」というのも真っ当な方法だが、 どうしても使わなければならないのであれば、 危険な違法行為ということも何らかの方法で意識させる必要があるように思う。 ★こちらのまとめでは2人乗り以外の違反にも触れている。 ccc-cc.cc/?p=24361 無粋ですが、念の為に言わせてください。 自転車で二人乗りするシーンが、青春で胸キュンと受けていますが、 道交法で決められているように「違反」です。 そしてこの画像の中にはあと2つの違反が。 無灯火と、右側通行「逆走」です。 このアニメの作画監督は、「茄子 アンダルシアの夏」の高坂希太郎さん。 自転車に詳しいのに、なぜ、こんなに違反を描いているんでしょうか? 宮尾岳の「アオバ自転車店へようこそ」の中でも、実写版を撮るにあたって 二人乗りをするというストーリー。 こちらも、自転車乗り。 青春時代の無茶を描く為のリアリティーでしょうか? 今は、これらの危険行為で、3年以内に2回検挙された場合、 安全講習の受講が義務づけられることになりますので、ご注意を。 ●バッドエンド版であれば教材に出来るのでは?という考え inne.blog109.fc2.com/blog-entry-977.html なぜ3つの違反を含めて描く必要があったのだろうかという考察を含め、 誰か有志で、この映画のバッドエンドバージョンを製作してくれませんかね。 聖司と雫は、ここでトラックにはねられ、聖司は即死。雫も意識不明の重体。 早朝にこっそり家を抜け出しているため、所持品は何もない。 身元が分からないまま病院に運ばれ、誰にも見とられずに息を引き取る。 雫がいないことに家族が気づいて慌てだすのは、そのずっと後…。 いきなりそのシーンだけじゃなく、2時間の映画の最後がこの結末というのは、相当キツイだろう。 夢と希望と可能性に満ちた少年が、悲惨な、それでいてあっけない死を迎えることで、 自転車での無灯火二人乗り逆走の危険性を訴え、ルールとマナーを守ることを呼びかける。 日本全国の小中学校や交通安全センターで、教材として広く使われることは間違いない。 以上のような教材への昇華案も展開。 <蛇足> そして、もし「2人乗りで大して事故なんて起きていないのにわざわざ問題視する必要があるのか?」 と思ったのであれば、 まさしく「直接的な事故原因として頻発しているとは言えない」にも関わらず 「(俗称)自転車イヤホン」を危険行為とみなすことと似たようなことであることに気付くべきだろう。 (しかもこの場合聴覚そのものが原付等の免許に必要ではない矛盾まで存在する) しかし・・・根本的に異なる点として、 (罰則のみ強調する内容にはうんざりしているが) 「違反」か「危険だと思うという感想」でも、意味は全く異なることも考えて欲しい。 この場合の2人乗りは「こちらの現実社会では違反」と示しただけで、感想ではない。 一方、矛盾しているとはいえ聞こえない状態を規制されているので 「聞こえる状態」であれば「イヤホン着用でも法的な問題なし」であり、 しかも、例え聞こえなくても一時停止や徐行を"徹底的に"守ることで 余程の回避不可能な状態でもなければ事故を防ぐことは可能。 それを「私は危険だと思うのでやめたほうがよいと思います」という感想ではなく、 「(直接的な該当条文に全く触れず)違反」と言い切ってしまうあたりが、よく見る非常に残念な傾向。 レアケースを問題視して強調するよりも、 事故の直接原因となっている一時停止無視を一般的に問題視しないことへの 疑問に向けばと思うが、それもまた困難。 ●厚生労働省社会保障審議会児童福祉文化財の映画ポスターで自転車の2人乗り eiga.com/news/20180419/1/ (※子乗せ自転車、タンデム自転車ではない一般車への2人乗り) なお本作は、厚生労働省から社会保障審議会児童福祉文化財に指定され、 教育に携わる者が見るべき作品としても推薦されている。 「自転車の乗り方として見習うべきではない例として」だろうか。 「堤防なので公道とは言えない」 「停止して撮影している=走行していないから何も問題ない」 という言い訳は確かに成り立つとしても、 文部科学省ではないとしても国の省庁を冠するような映画で 作品中の一場面ではなく作品の象徴としてのポスターに使っている状況を見ると いかに危険認識が希薄かということが伺える。 国がこんな有様で「交通マナーを守りましょう」といくら呼びかけても、いかに道のりが険しいかよく分かる。 このポスターを起用した担当者にしてみれば 2人乗りで死亡事故が起こっているということは 極稀なレアケースとして大した問題でもないのだろう。 ※但し、昨今のクレーマー気質な意見で表現の幅が過剰に狭められていることに ウンザリする点も理解できなくもないので、ポスターを変更させるまで抗議するということが目的ではなく、 単に「国が関わっている作品ですらこんな現状」を、ただ情けなく思う。 そして、そんなに2人乗りがしたければ、タンデム自転車の有用性について考えてみてもらいたいと思う。 ※自転車ならベロタクシーやカーゴバイク、オートバイなら原付2種や3輪のトライクという選択肢もある。 ●2人乗りで事故 www.sankei.com/west/news/171216/wst1712160079-n1.html (親子乗せ、タンデム自転車ではない2人乗り) 車にはねられ男児重体 2人乗り自転車で横断中 兵庫 同署によると、現場は信号機のない交差点で、2人乗りの自転車が横断しようとしたところ、車にはねられたとみられる。 www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201712/0010824484.shtml 「男の子たちは10メートルくらい飛ばされていた。 事故のあった道は急な下り坂で、子どもの力でブレーキをかけても完全に止まることはできない。 これまでにも頻繁に事故が起きていた」と話した。 「平地であれば速度が出にくいから違反であっても危険性は低いだろう」とか 「こういう事故はレアケースでしかないので危険性を改めて伝える必要などない」という 表現者が1人でも減ることを願う。 表現方法の1つとして使うには「あまりにも危険性への理解度が低い」ことから もうそろそろ本格的に安易に使うことを禁止すべきだろうと個人的には思う。 (当然「禁止されている」「事故が起きる」「危険」ということを伝えるためには積極的に使って欲しい) ●フィクション世界での2人乗り ※2人乗り=親子乗せやタンデム自転車での走行ではなく、 「2人乗車が想定されていない一般的な自転車に2人で乗り公道を走行すること」 現実で「喧嘩=暴力は犯罪」ということを理解している上で、ドラマとして喧嘩のシーンを見るのは普通で、 当然、実際の行動を喚起するためではないとしても、 2人乗りに関しては 単に「青春の1ページとして微笑ましいもの」ではなく、 本来は「(私有地ではなく公道であれば)道路交通法違反で死者も発生している事故もある」と 理解した上で見てくれる人達が果たしてどれだけいるのだろうかと。 高額な慰謝料が発生したケースは、件数としては稀でも保険加入の”話のネタ”に利用される一方で、 2人乗りの危険性については広く伝えようとする人が少ないのが腑に落ちない。 100歩譲って青春ドラマを描きたいだけとして編集者も作者も無知で 他で普段から特に何も道交法等について触れないなら まさに交通教育の放任主義の結果として見ることもできるが、 そうではなく、何故かこれだけは途端に問題ないかのような立場をとるのは如何なものだろうか。 せめて最後に ※「走行しているのは私有地内で公道ではありません」と書くとか、 もっと言えば「自転車2人乗りで死亡事故も発生している」という危険性を知らせるようなエピソード回で 「実際は絶対にマネしてはいけない」とフォローすべきなのではないだろうか。 ●違法2人乗りの高い代償 c-2.bengo4.com/n_6735/ 「自転車2人乗り」絶対ダメ! 荷台の同乗者が落下して「重過失傷害」となることも 重過失傷害罪は、業務上過失致傷罪と同じく、5年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金です。 さらに、今回の事案では、被害者が重症ということもあり、運転者が今後、民事上高額な賠償責任を負う可能性も十分にありえます」 事故になったから問題であって、事故さえ起こさなければいいという論理は通用しない。 実際に全ての人が守っているのかどうかというのは置いておくとして、 ドラマや映画であっても最近は自動車の後部座席でもシートベルトを付けて走行することが常識となっているように 「当然守るべきこと」として表現方法も含めて考えるとすれば、 今までとは違う「ダサい」とか「恥さらし」といったイメージを付けるような 表現方法を採るべきだろうと思う。 ●(1人用自転車に大人が)2人乗りで事故 落ちた女性は意識不明の重体、漕いでいた男は重過失傷害の疑いで逮捕 「急に軽く…」2人乗り自転車から落ちた女性重体に(2017/09/24 07 02) news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000110740.html 大半の人はこのニュースを知ったところで「運が悪かっただけ」と思うだけなのだろう。 1人用自転車に大人が2人乗りで走行(以下「自転車の2人乗り」)という状態が違反という意識がなく、 様々な作品で「全く問題がない」かのような使われ方をしているとしか思えないことが問題に思える。 例えばアクションシーンで暴力沙汰がどれだけ描かれたとしても 普通は「他人に迷惑になるし悪いことで真似するべきではない」と思うだろう。 しかし、「自転車の2人乗り」は道交法違反になり、死亡事故も起こっている危険な行為とは 認識していない人のほうが多いのではないだろうか。 そんな人々に対して危険性を伝えず、 まるで「表現方法の1つであり、便利なシチュエーションとして使うことが重要であって、 年間何件もないような状況の死亡事故なんて大した問題ではない」というような思考で 安易に使うことが正しい表現方法なんだろうか。 注釈も一切なく「ちょっとくらい真似しても構わない」ような印象も受けるが、 危険性を把握してればとてもそんな戯言は言えない。 ●2人乗りで要修理 本来の1人乗りで段差などを乗り越えないような普通の使い方であれば、 折れるはずではなかった「スポーク折れ」が、違法な2人乗りでは頻発することも考えられる。 ファットバイクに特注の荷台でもつけたとすれば、 大人2人にも耐えられるタイヤの空気圧量としては十分なのかもしれないが、 それ以前に「総重量が増える上に、設計想定外の重量バランスになることで操作性が著しく落ちる」ことで ハンドル操作が十分にできずに「フラフラする」ことになることが予想できる。 坂道を下ってそのまま命を落としたという事故もあっただけに、 「私有地」という注釈もないような、道交法無視を推奨しているとすら思える歌詞や 漫画/アニメ/ドラマ/映画/小説などを決して真似してはならない。 (子乗せではなく) どうしても2人乗りがしたいなら「道交法無関係になる自分や家族が所有する完全な私有地内」か 「タンデム自転車」、走行が許可されている地域で「カーゴバイク」等を使用すること。 ●[京都]2人乗り禁止を啓蒙するポスター www.sankei.com/west/news/170115/wst1701150035-n1.html cyclist.sanspo.com/309732 “ちりりん娘”、京都府警とコラボ…「二人乗りはだめだよ」 京都工芸繊維大の学生がポスター作成 (もちろん子乗せ自転車でもなくタンデム自転車でもない)一般的な自転車に2人乗りに関する内容。 表現方法として未だに「法律(条例)違反という問題意識が一切なく」使われることが後を絶たないことを 「死亡事故も発生している」という現実を見据え、どうにか是正する必要はある。 そしてやはり一時停止を優先的に守らせたいという感覚がないのが残念。 ●[兵庫]自転車の2人乗りで逮捕 topics.smt.docomo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20160924003 もちろんタンデム自転車でも、子乗せ自転車でもない。 自転車に女性と2人乗りしたとして、兵庫県警西宮署は24日、道路交通法違反(定員外乗車)の疑いで、 西宮市内の会社役員の男(50)を現行犯逮捕した。 男は当時酒に酔い、2人乗りを警告した警察官から逃げようとしたといい、 調べに「ガードマンだと思った」などと話したという。 逮捕容疑は24日午前1時40分ごろ、同市本町の市道で、 自転車の後部荷台に知人女性(20)を乗せて走行した疑い。 自転車は女性のものだった。容疑を認めており、逮捕から約8時間後に釈放された。 自転車保険を推進するための理由の1つとして使われる 自転車が加害者となる「高額な賠償金」のケースでも わざわざニュースになったくらいなので、多すぎる自動車事故に比べて 「全国的に稀」ということだが、珍しいケースでも 「全くないわけではない」というだけでも意味がある。 今年の7月には岩手県で2人乗りが原因による「死亡事故」も発生している。 www.daily-tohoku.co.jp/news/kita_ar/20160712/201607120P147920.html いくら便利であっても禁止されている以上はドラマや映画などをマネするのはやめておいたほうがいい。 ●2人乗りは禁止 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12199944300.html 相変わらず「公道ではない場所なら構わないだろう」ということで 映画のCMなどで海岸近くの堤防のようなところで平然と乗っているようなのを見ると、 作り手のモラルの低さにガッカリする。 直接的に道交法で一律の規定ではないが「47都道府県それぞれで規定があるので全国的に禁止」 例外としては「2人乗りタンデム自転車での走行」や 「ベロタクシー」と呼ばれる主に観光地で使われる乗り物くらい。 あとは、子乗せにハンドルロックが必須かどうかはさておき、 両足スタンドや、「荷台ではなくフレームが」対応した強度があるかどうか。 例:東京都 道路交通規則 (軽車両の乗車又は積載の制限) 第10条 法第57条第2項の規定により、軽車両の運転者は、次に掲げる乗車人員 又は積載物の重量等の制限をこえて乗車をさせ、又は積載をして運転してはならない。 (1) 乗車人員の制限は、次のとおりとする。 ア 二輪又は三輪の自転車には、運転者以外の者を乗車させないこと。 ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。 (ア) 16歳以上の運転者が幼児用座席に幼児(6歳未満の者をいう。以下同じ。)1人を乗車させるとき。 (イ) 16歳以上の運転者が幼児2人同乗用自転車(運転者のための乗車装置 及び2の幼児用座席を設けるために必要な特別の構造又は装置を有する自転車をいう。)の幼児用座席に 幼児2人を乗車させるとき。 (ウ) 自転車専用若しくは自転車及び歩行者専用の規制(標識令別表第1の規制標識のうち、 「自転車専用」又は「自転車及び歩行者専用」の標識を用いた法第8条第1項の道路標識による規制で、 当該道路標識の下部に「タンデム車を除く」の表示がされているものに限る。)が行われている 道路又は道路法(昭和27年法律第180号)第48条の14第2項に規定する自転車専用道路において、 タンデム車(2以上の乗車装置及びペダル装置が縦列に設けられた二輪の自転車をいう。)に、 その乗車装置に応じた人員までを乗車させるとき。 (エ) 三輪の自転車(2以上の幼児用座席を設けているものを除く。)に、その乗車装置に応じた人員までを乗車させるとき。 イ 二輪又は三輪の自転車以外の軽車両には、その乗車装置に応じた人員を超えて乗車させないこと。 ウ 16歳以上の運転者が幼児1人を子守バンド等で確実に背負つている場合の当該幼児は、 ア((イ)及び(ウ)に該当する場合を除く。)及びイの規定の適用については、当該16歳以上の運転者の一部とみなす。 ●[岩手県]一般車に2人乗りで死亡事故 www.47news.jp/localnews/iwate/2016/07/post_20160713011451.html 久慈署によると、現場は市立侍浜中から南西約800メートル。 下り坂の左カーブを曲がり切れず、道路右側の電柱にぶつかったとみられる。 2人乗り自転車というタイトルだけ見て 「まさかタンデム自転車で事故?」かと思ったら「違法な2人乗りをしていた一般車」だった。 マンガやドラマや映画や歌詞などで あまりにも違法な2人乗りに関しての危険性の感覚が甘すぎるのが問題。 「フィクションの世界だから何をやってもいい」を曲解しすぎている。 交通関連で言えば自動車で後部座席でもシートベルトをしめてみたりする一方で、 自転車の違法な2人乗りは「まあスピードも大して出ない自転車だから」のような感覚で 済ませようとしているのはもっと危険視しても良いのでは? ●自転車での(子乗せではない)2人乗り表現と荷台の規格について takesno.com/archives/2855 未だにありますが、ドラマやCM等の自転車の二人乗りシーンも以前より減っている気がします。 (中略) けど自転車の二人乗りって、雰囲気を出すのには本当にピッタリなんやと思います。 某歌詞にもあるが「2人乗りで坂を下るときにブレーキをかけてゆっくり進めば問題ない」わけがない。 某自転車マナーについても書かれている漫画の(子乗せではない)2人乗り描写でも 特に「道交法上は問題がありますが」といった注記もなく表現方法の1つとして描かれていたことがあるが、 あれにはガッカリした。 作り手側の認識の甘さというよりも、単純に「表現力が拙い」というアピールをしているような印象を受けた。 公道であれば(3輪のトライクや2~4輪加工を施したタンデム自転車は雰囲気が違うというのは分かるとして)、 シンプルに「疲れたとか怪我で歩けなくなったので背負う」とか、2人で乗るだけなら手漕ぎボートを使うとか、 2人乗り密着描写をしたいのであれば、2人乗りが許可された「原付2種」を使い、 心の距離感でも出したいなら別撮りで停止した状態でヘルメットを被らずスローモーションにでもして 風でも当てて適当に白くキラキラするような加工でもすればいいんじゃないかと思うのだが、 作り手にしてみれば「たかが自転車の細かい違反ごときでグダグダぬかすな」という感覚なんだろうか。 あとは「完全に私有地」であることを「しっかりと映した上で」使うという方法がなくもないが・・・ (例えば、殴りあう喧嘩のアクションシーンを暴力と言い換えるまでもなく、 日常生活で行使することで罪に問われるというのは常識的に分かっている人が多いとしても) 自転車2人乗りでは私有地かどうかということを気にして問題を切り分けて考えられる人が多いとも思えないので無意味か。 ▼クラス18の自転車に27kgのリアキャリアを付けても意味がない 荷台だけ強くっても、自転車が強くないと本末転倒です。 ちなみに当たり前ですが、この自転車に27kgまで耐えられる荷台を付けても、18kgまでの荷物しかダメです。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/49.html
メンテ・パーツ交換2へ続きます https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/123.html 作業台◆メンテナンススタンド https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/92.html 最終更新日: 2018.11.25 ●修理はすぐに完了するとは限らない(フロントフォーク) 2018.11.11 ●バック拡げ工具について 2018.04.22 ●修理見積もりと明朗会計 (他、事故と金銭的な損得感) 2018.04.08 ●買ったばかりなのに調子が悪い原因は 2017.12.31 ●使っていなかった自転車を店で再生(レストア)依頼する場合の注意点 2017.11.19 ●早め早めの整備で修理代も安く済みやすい 2017.06.04 ●3つのポイントを抑えれば自転車は長持ちする 2017.05.21 ●修理か交換か 2017.04.16 ●異音解消までの長い道のり 2017.01.22 ●「どうも漕ぐと重い気がする」という場合の対処法 2016.12.11 ●残念な客にならないために「料金は作業前に必ず確認」し追加料金が必要になることも考慮しておく(一部追記12.25) 2016.12.04 ●タイヤ・チューブ交換と前ブレーキシュー交換からプチオーバーホール 2016.11.27 ●自転車の快適性を向上させる3つの方法(追記12.4)、●異音解消までの長い道のり(軋み音) 2016.11.13 ●自転車の価値と予算 2016.10.09 ★チェーンケース(フルチェーンカバー)の外し方(微修正) 2016.08.21 ▲「自転車の日常メンテなんて金と時間の無駄」という思考 2016.07.31 ●おおよその修理時間は原因が見定まってから 2016.07.10 ●なぜメンテが必要か 2016.06.19 ●安く済ませようとして原因除去を延期するメリット? 2016.06.05 ●一目で症状を判断できるとは限らない 2016.05.22 ●単に「どの部分にどの工具を使えばいいか」ということだけはない 2016.05.22 ●後輪の一般車のワッシャーやステーの順番 2016.05.15 ●「違和感」は不具合の目安、●高校生向けメンテナンス記事、 2016.04.24 ●真っ直ぐ進めない不具合と理由 2016.04.10 ●点検は事故や立ち往生を防ぎ「将来的に安く済ませる」自己投資 2016.04.10 ●修理が得か買い替えが得か、●[京都]駐輪場にて無料点検(移動) 2016.04.03 ●業務用であれば更に点検に強化をすべき 、●会社で使う自転車でも定期点検が疎か 2016.03.13 ▼割高に思えるパーツ(や完成車)を使うことは無駄かどうか 2016.03.06 ▼過小メンテナンスになっている一因 2016.02.21 ●修理か新車購入か 2016.02.14 ■パンク修理関連を単独ページに移動 2016.01.03 ●メンテを欠かさず変速を正しく使おう 2015.12.20 ●修理時間(期間)と値段は、自転車を見ないと分からない 2015.11.22 ライト(灯火)項目 2015.11.01 ●自転車をどこから補修すべきか、●大学の自転車80台の点検の模様 2015.10.25 ●本当に「乗れればいいだけ?」という問題 2015.10.25 ●折れていても気づかない、 ●定期点検を習慣付けるために(IRCの取り組み) 2015.10.17 雑感●不具合に気付かない・気付いても直さないのは何故か 2015.10.17 ●修理は短期的に損してでも長期的には得を取れ 2015.10.06 ●異音の原因の一例 2015.09.20 ▼一般車のカスタム「パーツ交換について」 2015.09.06 ●大阪で自転車の無料点検キャンペーン 2015.07.02 ■各部の名称 2015.06.20 ■定期メンテナンス項目の追加 2015.05.15 目次の設置 2015.04.16 日常的なメンテナンス(車体保護、他)、他 2015.03.14 2項目追加 2015.02.15 異音の原因と対策 2015.01.25 UP ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★5つのポイントを抑えれば自転車は長持ちする (早く壊れて欲しいと思っている自転車店では絶対に教えてもらえない方法) ★【空気】(チューブが英式であれば)米式化し月1で適正な空気量を充填 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/98.html ★【変速】切り替えできる変速機付きであれば、適切に使いこなす。 (停止前や減速時には「軽く」、回転が「重くならないように」選択すること) ★【注油】週1もしくは雨天後には必ず水気を拭き取り適切に注油 (556はNG!!!) (チェーンオイルなどはこちらのページで解説) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/82.html ★【保管】屋根下を含め屋外保管であればカバーをかける https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/118.html ★【補修】タイヤやブレーキシューは摩耗・劣化する前に早めに交換すること! (タイヤの交換時期) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/119.html (ブレーキシュー全般) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/32.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●バック拡げ工具について blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/1070805.html 他のページにも書いているがこちらにも。 小径でも電アシでもない鉄フレームなら使っても問題ないという話ではなく、使えば確実に歪む。 「工具を使わずに作業すれば時間がかかる」というような言い訳で使うのは、典型的な「技術力が低い店」。 こちらから使わないように指定しなければ黙って使うような店にも関わらないことを強く薦める。 ●修理はすぐに完了するとは限らない(フロントフォーク) prestigebike.hamazo.tv/e8259472.html フロントフォークの在庫の問題。 入荷が早い汎用品と互換性があれば取り付れば済むかもしれないが 「色が合わず変」になるが、気にしない人ならそれでもいいのだろう。 基本的には「走行方法を誤って事故を起こさなければ」自分の自転車が 1ヶ月も使えなくなるということにもならないので、 こういう観点からも日頃の走行を見直す価値があるといえる。 (「もともと一般車を複数所有しているので問題なし」という人は稀だろう) 「1ヶ月も待たされるなら安物の新車を買う」という人もいるかもしれないが、 安物に買い替えて乗り心地が明らかに落ちたところで、これも自業自得。 ●修理見積もりと明朗会計 (他、事故と金銭的な損得感) sites.google.com/site/keymartcycle/1nen/yanguidenoburekidiaozhengkarano ▼「何がどう悪いのか」 客:(フォーク曲がりの不具合を知らないため)ブレーキシューの交換と調整だけで直るはずという考え 店:フォークの曲がりによってブレーキ周りだけでなく直進性も劣ることを説明。 説明の段階で実際にこういう状態なので大がかりな修理が必要になるということを 「実際に乗って確認してもらっている」のが良い対応。 「○○に置いておくので勝手に修理しておいてくれ」では 不具合の確認や追加修理や取寄せが必要になった際に再度連絡をする必要が生じて確実に2度手間。 修理するためには「実車の状態の確認が必須=店に持ち込む必要がある」ため、 電話口で安易に修理料金を聞いて、その料金で必ず出来ると思い込んでしまうと、 双方とも非常に困ったことになる。 ▼「放置すればどうなるのか」 自然治癒はしないので違和感は残り続け、走りにくい自転車を使い続けることになる。 ▼「車体の状態を実際に確認してもらった上で 修理すれば値段はいくらで日数はどれくらい必要なのか」 純正部品と思われる部品では安い自転車=1万円必要になった。 半額以下で汎用フォークもあるにはあるが、それが使えるかどうかは現物合わせになるので賭け。 色も当然合わないはずなので非常に不格好で貧相に見えるというデメリットもある。 ─取寄せが可能としても 「車種と色」がメーカー在庫としてあるかどうか。 もしなければ再生産まで半年以上待たなければならないということも十分あり得る話。 ─もしメーカー在庫が切れていて生産も既に終了し再生産もなく、メーカー代替品も見つからないとき 汎用品が使えるかどうか賭ける、アテのない中古を探す、 最悪は「特殊な規格のため買い替えるしかない」ということも考えられる。 ────────────── 衝突しなければ前フォークも壊れずお金も時間も無駄にすることはなかった ────────────── 1万円以内の細かい修理費用であれば、 日頃から適切なメンテナンスをしていればタイヤもチューブも早々に交換しなければならないような事態にはならないため、 「点検や整備を疎かにしない」ということで大抵は防げる。 しかし、事故は単に時間やお金がかかるだけでは済まない可能性もあるということをよく考えたい。 「取寄せに1ヶ月もかかった」「部品代に1万円もかかった」から今度から気を付けようという きっかけを得たことを勉強と考えるのは構わないが、 自転車の修理は可能でも、乗車している人自身は大怪我では済まない場合も考えられる。 ヘルメットや保険で備えるという以前に、事故にならないような走行方法を身に付けることが、 修理費用も発生することなく、無事に毎日を過ごしやすいと考えれば「それだけで得している」といえる。 ●買ったばかりなのに調子が悪い原因は 実店舗であれば「初期調整の概念が存在するかどうか」「まともな点検をしているかどうか」 ネット購入で「70%から自分組立であれば自業自得」「100%完組であれば信用しすぎ」 安く買ったつもりでも、どこかで安くするために作業が簡略化されていると見て、 あとで高くついたとしてもその安く買えたぶんの工程を後から払っているに過ぎないことに気付くべき。 (しかし、定価購入でもロクな説明もなく納車前整備も酷い店が絶対に存在しないとも言えない) 自転車はテレビのような買ったら繋いで初期設定して終わりではなく 「調整が不可欠な”乗り物”」と知ってもらいたい。 ※鈍感を極めている人であれば、不具合のオンパレードでも「全く気にしない」ということもあるのかもしれないが、 公道を走る乗り物として必要最小限の安全基準すら満たしていないもので満足しているような人は 考えなおして欲しいと切に願う。 ●購入後の維持費も必要 jitensyazamurai.com/db/archives/8728 それでも原付やオートバイより安いことは間違いない。 ※本格的なスポーツ自転車や国産電動アシストで無茶苦茶な使い方をして早々に壊すケースは考慮しない。 ●使っていなかった自転車を店で再生(レストア)依頼する場合の注意点 jitensyazamurai.com/db/archives/8141 最初に 「どれだけ酷い状態でも安く早く簡単に直せると思っているのであれば諦めて下さい」 ▼断られる理由 もしかしたら… お店によっては「レストアが面倒だから、新しいのを買え」とか、 「新しいのを買ってもらうほうが儲かるから、新車買って」と言う場合もあるかもしれません。 そんな話も、聞いたことがあったりします。 「面倒」「儲かるから」なのか、「本当にできない」「あなたのために止める」なのかは、正直むずかしいところ。 1:(適正な金額を払ってもらえるとしても)「面倒」「新車売った方が楽」だから依頼を受けない ↑話にならないので今後この店には近づかないほうが身のため。 2:「(技術力不足や部品の販路から)本当に出来ない」・・・これは仕方がない。 3:「フレーム自体が折れそうな致命的な状態」であれば「レストアそのものを止める」のは当然。 ▼古いパーツから現行品への交換への注意点 古い特殊なパーツは手に入れることができなくても、 「互換性を現物合わせした上で交換可能な場合もある」が、 当然「付けられても付けられなくても工賃は必要で、取寄せになった場合は部品代も必要になる」。 ▼再生にはお金がかかる レストアって高価になる可能性が高いです。 基本のメンテナンスだけでも数千円~1万円くらい。ワイヤを交換するとさらに数千円。 タイヤは1本安くて3000~4000円、チューブも必要、ブレーキシューも変えたい。 錆びたチェーンは交換して…… なんて重ねていくと、あっという間に3万円~5万円、 もっというと10万円近くになっちゃうこともあります。 「ちょっと走れるように簡単に直すだけでいいから」というのは まともな店であれば「申し訳ないですが安全面軽視の範囲での修理は受けられません」と返ってくるだろう。 10万円というのは古いレア部品を調達するためにオークションを使った場合とか、 電動アシストのバッテリーだけでなくユニット部分も交換する場合や、 高額なスポーツ車独特の高額なパーツ類を使ったときくらいで 一般車ではなかなかそこまでの金額になることはないはず。 各パーツ単位までまで完全分解した上で9割交換したとして 「工賃別」で部品代だけで5,6万円くらいあれば大抵はどうにかなるはず。 (あとは、めったに使わない特殊な高価な工具の購入が新たに必要な場合は別) ●早め早めの整備で修理代も安く済みやすい jitensyazamurai.com/db/archives/7952 いつもいつも書いていますが、「自転車は歯と同じ」。 普段からコマメにブラッシングしたり、歯科でクリーニングを受けていると 虫歯や歯周病を予防できますし、仮になってしまっていても早めに気づけますので、早期治療ができます。 さて、予防や早期治療をしていると、いつまでも健康ですし、治療にもお金を使わなくて済みます。 メンテや日頃のケアには費用がかかりますので、 つい「何もなっていないのにもったいない」と思うかもしれませんが、 ここでしっかり「する」か「しない」かで、将来に大きな差が出てきます。 例えばパンクの状態でも段階があり・・・ 【初期】空気がすぐに抜ける (この段階で直せば高くても2000円くらいで済みやすい) 小さい穴からスローパンクと呼ばれる状態になっているケースの他にも、 虫ゴムの劣化が原因の場合もある。 (「空気を入れるという習慣化」が無く、「適正な空気圧」を知らなければ減っているのかどうか気付きにくい) ↑ この段階で出張修理を呼ぶか「乗らずに」自転車店に持って行くと安く済む。 ※乗っていくとチューブまで交換しなければならない状態になりやすい 【中期】チューブだけでなく、タイヤも交換 (前輪か後輪は別で最低でも4000円以上、マラソンプラスのような高級タイヤを付けるなら工賃込で片輪1万円以上になる可能性大) パンクを放置し空気圧不足のまま乗り続ければタイヤのサイドが破れて修理不能になる。 【重傷】車輪ごと交換 空気圧で緩和するはずのダメージを車輪のベアリング球で直接受け続けることになり、 車軸付近の筒(ハブ)の球受け内部に虫食いが起きてハブ交換、または車輪ごと交換になる チューブとタイヤだけでなく車輪も交換になれば、 一般車でハブダイナモ(オートライト)等の別機能「無し」で最低ランクのタイヤ込みで店で頼むなら8000円くらいから? 内装5段等でも確実に1万円以上必要だが前輪駆動の電アシの車輪であれば恐らく数万円コース。 ●修理か交換か もし、「完全に壊れたら買い直す」という感覚の客だったとしても、 大怪我に繋がる可能性も上がるとすれば 店としては危険性を放置できないとして「ブレーキ部分を修理しない」という客は 「本当に客をことを考えるのであれば」断るしかないだろう。 とにかく最低限の箇所を直してもらわないことには、パンク修理だけで応対することが最善とは言えない。 記事内で書いているように「自転車には最低限の安全性を確保するための車検」はない。 ※TSマーク発行は「任意」で自主的に行わなければならないし、 しかもその点検自体も「目視しただけ」のような 安全性も客の命すら軽視するような店もあると考えると非常に困りもの。 (そもそもTSシール発行のために得るような自転車整備の資格は国家資格ではないということもある) パーツ単位だけでなく、自転車ごと買い替えるという選択肢もある中で、 安全性を確保しながら使う場合、結果的に「修理のほうが安い」か、「交換したほうが安い」かを 判断するのは今後使用する期間とは思うが・・・、 客にとっては期間どうこうではなく「その作業やパーツに対して対価を払う意味がある」か「意味がない」か 納得できるかどうかなんだろうと思う。 ●「交換が必要なことを説明されても納得できない」「払いたくない」 「少々自転車のリムが削れようが、タイヤがバーストしようが事故なんて早々起きやしない」 という感覚に陥るのは、自転車を単なる「近所履きの靴」のように捉えているのだろう。 空気圧も含めてこういう無頓着を改めるには、やはり「知識の底上げ」というか 「糠に釘」にならないようには「最低限の交通教育」が必要だと考える。 それにしても、日常生活に本当は必須ではない「どうでもいい健康食品」や 「趣味品」等には金を払うことには躊躇しなくても、 「健康に寄与する」「日常的に必要な乗り物」の自転車に対しては気を使わないとすれば よく考えれば非常におかしな話でもある。 そして、やはり「まともに整備されている自転車」がどういうものなのか 乗り心地や使い勝手の良さも含めて「知らない・体験したことがない」というのも 理由としては大きいのではないだろうか。 ●異音解消までの長い道のり チェーンの伸び、後輪ハブ不良、チェーン、サスペンション、 BB、サドル・シートポスト、ナットの増し締め、スポークテンション、ハブ椀のグリス、他。 異音なんてプロが見ればパッと簡単に直せるというわけでもない。 運良く予想をつけて最初に手をつけて分解清掃していればすぐに解消することもあるが、 料金的にも後輪ハブの脱着・清掃・グリスアップまで手を付けるということは、 それなりに手間も増える工程のため「それなりの工賃が必要」であることを覚悟しなくてはならない。 「時間」「予算」をかけたとして、「本当に異音が解消するまで料金がかかったとしても構わない」という前提でも、 最悪のケースとしては、 もしあれこれと手を尽くしたが、最終的に「フレーム内部に発生している微細な亀裂が原因?」 ということになれば、それまでに支払った工賃を支払った上で、 結果的に解消せず買い替え以外どうにもならないというのも事実。 そして、悪徳修理店であれば、不具合を発見していたとしても該当箇所は見逃し、 それ以外の交換する意味も必要もないパーツ群を交換するように提案し、 挙句異音が解消しなくても「気のせいでしょう」で済ませるようなケースがゼロとは言えないだけに 本当に信頼できる店かどうか、 「その店の評判を事前に把握しておく」など十分に注意しておきたい。 ●「どうも漕ぐと重い気がする」という場合の対処法(一部追記1.29) ▼最初に基本的なこととして ・サドルを跨いで両足の爪先が届く程度の適正な高さにする サドルが低いことで脚力を走力に伝えにくくするだけでなく、疲れやすくなる。 (ベタ足付けは基本的に子乗せ自転車に幼児2人同乗時のみ) ・空気圧のチェックをする(英式[虫ゴム]であればエアチェックアダプターを取り付けて米式化するなど) ・変速を使いこなす 重いギアで漕ぎ続けているにも関わらず「重い」と文句を言われても意味が分からない。 外装・内装問わず、変速機があれば適切に使いこなす。 内装で常用の歯数が合っていなければギア歯の交換も考える。 シングル(変速なし)は内装よりギア歯交換に手がかかる場合のほうが多い。 ・ブロックダイナモのライトのゴムがタイヤやリムに接触している 夜間点灯時に重くなりやすいのは当然。(それでも最近はあまり重くならないLEDタイプのブロックダイナモもある) ・向かい風では重くなるのが当たり前 さすがに無関係だと思い込んでいるような人は存在しないとは思いたいが・・・ 正面から風が吹いていれば自転車の漕ぎの重さに影響する。 ・路面の状態が悪いところでは重くなる 舗装状態がよければ軽快感は強い。反対に悪い極端な例を挙げれば「砂地」で足をとられるようなもの。 ・泥除けが変形しタイヤに接触している 異音や漕ぎにくさが発生するはずなので気付くとは思うが、曲がっていれば要修正。 (どこかに衝突しフロントフォークが明らかに歪んでいる場合は交換) ・老化によって脚力が衰えている場合もあるので体力を過信しない。 ▼メンテナンスをする場合は ・ブレーキワイヤー調整 ブレーキが常にかかっているような状態になっている場合もあるので、そうであれば調整。 ・チェーンの清掃後にチェーン専用オイルを注油 状態にもよるが、潤滑効果も減るので必ず清掃。 ・RDハンガーの歪み 一体型の場合は交換パーツもないのでRDごと交換 ・車軸折れ(特に外装6段と7段のボスフリーハブは要注意) シマノ自身がFBで解説していたように、ボスフリーハブ自体に問題があると言わざるを得ないが、 カセットハブに交換するハードルは店に要求される技術とその料金も比較的高め。 ・BB部分の改善(カップ&コーンであればグリスアップ、カートリッジ式であれば交換) ※粗悪・安物自転車やズボラな自転車店ではグリスアップをしていないので要確認。 (カップ&コーンの場合、玉押しの調整も必須) ・ハブの清掃とグリスアップと調整を行う 車輪軸の根元のボールベアリング部分のグリスが硬化や不足していたり、 玉押し調整が出来ていないと回転が重くなることもある。 ・タイヤを交換する 新しいタイヤにすることでグリップ力も向上し、ハキハキと漕ぎが伝わりやすい。 軽量なタイヤに交換することで漕ぎ出しは軽くなる。(クッション性能は下がりやすい) ●結論 前半部の基本的なことは「常識」として理解してもらうしかない。 「チェーン清掃&注油」「ハブ清掃&グリスアップ」「BB部の改善」「タイヤ交換」 基本的にはこの4点を重点的に行うことで改善できるはず。 ●残念な客にならないために「料金は作業前に必ず確認」し追加料金が必要になることも考慮しておく(追記12.25) naositeya.jp/blog-entry-13.html パンク修理では、どんな状態でもパッチを貼るだけでOKなわけではない。 タイヤやチューブがボロボロであれば「交換が必要」。 問題は、店からその場合に交換が必要なことを・・・ 【1】「事前に説明された」→「了承するか、拒否するか」を選択するのは自由。 ”店はきちんと説明した”にも関わらず、「思った以上に金がかかったこと”だけ”」を気にして、逆恨みするのは無茶苦茶。 「なぜ交換が必要なのか」 「交換しなかったらどういうことが起こるのか」 しっかりと納得できるまで聞くべきであり、それを怠って店の言われるままに作業させてしまうと結局トラブルになりかねない。 【2】「説明なしで作業されて料金を請求された」→「戻すにも金が必要と言われた」 これは店が悪質なケース。 「交換に数千円もかかることが分かっていればまた安物自転車を買ったのに」という場合もあるだろう。 (しかしながら、安物自転車に付属しているタイヤに過度の期待を持つこと自体が無謀とも言える) (+1万円以上かけてタイヤ・チューブ・リムテープを交換し、最低でも1ヶ月おきに定期的に空気を入れれば無駄なパンクを起こしにくい) (但し、走行路面状態にもよるので異物パンクを絶対防げるわけではないが、空気圧不足が原因と言われる6割のパンク原因は防げる) 【3】複合的な不具合によって総額が予定額を超える可能性 例えば衝突による前のフォークの歪みも発見できた場合の見積もりは分解しなくても分かるが、 (※但し、汎用品の場合は分かるとしても、メーカー専用品の場合、値段はメーカーの営業時間中に 問い合わせてみなければ分からないだろう) 外側から見ただけでは分からず、揺らしたり動かしても判別しにくい箇所は、それほど多くはないかもしれないがある。 チューブ・・・パンク穴調べだけならそう高いものでもない (リムバンド・・・チューブ確認時に一緒に見る) ライト・・・基盤の交換が必要な状態であればライトごと交換 BB・・・球が収まっているリテーナー部分の割れや軸部分の不具合などがあれば交換 ハブ・・・内部の椀の割れや内部パーツの不具合があれば、ハブだけ組み替えか、車輪ごと交換 ハブの種類にもよるが、工賃込で1万を超える可能性はある。 予算的な話だけでいえば、 電動アシストで電装部分の修理になった場合、スイッチパネルだけなら1万円強、バッテリーだけなら2,3万で済むとしても、 国内メーカー品ならなかなか壊れるということでもないのかもしれないが、 エラーコード次第では電装モーターユニットの部品一式交換になれば5万円くらいの結構な金額になってしまうだろう。 同じく電動アシストでも前輪駆動の場合は2,3万では済まないであろう結構な出費を覚悟したほうが良いかもしれない。 整備途中の分解時に内部の不具合が発見できた場合には、そのぶんの「追加料金」が発生することは十分に考えられる。 この場合も「事前の説明していた料金とは違う」というのも横暴。 分解せずに内部の不具合を発見できる能力が人間に最初から備わっていれば確かに不当な請求と言えなくもないが、 外側から揺らすなどでは発見できない「不具合の種」を解消するためには、分解しなければ分からない。 こういった場合、 「構造を1から解説させて納得するまで説明してもらう」としても理解できない人も居るだろうから難しいところか。 ●自転車の快適性を向上させる3つの方法(追記12.4) archive.wiredvision.co.jp/blog/matsuura/200811/200811211530.html 【1】タイヤの空気圧 まず最初は、「きちんとタイヤに空気を入れること」。街を走るママチャリを観察すると、タイヤがつぶれている車体が非常に多い。 安い自転車は、安いが故に気を遣わずに使いがちだが、だからといって必要なメンテナンスを怠っていても大丈夫というわけではない。 タイヤが規定の空気圧に達していないと、走行時の抵抗が大きくなり、いくらペダルを踏んでも前に進まない。 また障害に乗り上げた時にタイヤが完全につぶれ、タイヤ内のチューブが障害物とタイヤのリムに挟まれてやぶれ、 パンクすることもある。「リム打ち」と呼ばれる現象だ。 【2】サドルの高さ サドルの位置を低くすると膝に負担がかかる。これは、わざとサドルを低くした自転車に乗ってみるとすぐに分かる。 きちんとデータを取ったわけではないのだが、私は、特に中高年の女性の場合、「怖いから」といってサドルを低くしていると 膝関節を痛めてしまう危険性があると思う。 【3】変速ギア 3番目は「変速ギアを使いこなす」ということだ。最近は安い自転車でも3段から5段程度の変速機がついている。 しかし、これまた街に出てよくよく観察すると、変速機を使いこなして走っている人は少ない。 たいていは、一番高いギアに入れっぱなしにして、坂を登る時に軽いギアに落とすぐらいだ。 自転車のギアは、速度に応じてこまめに変速してこそ真価を発揮する。 発進するときは踏み込みが軽くなる低いギアで出て、 速度が上がるほどに踏み込みが重いが速度が出るギアにチェンジしていくというのが基本だ。 速度に相応の適切なギア比で走ると、足にも負担がかからないし、なにより出足のよいきびきびした走りが可能になる。 このようなアドバイスを読んだ時、反応は大きくふたつに分かれる。 「そりゃ面白そうだ。今度の休日にすぐやってみよう」、そして「そんなことをしたら危なそうだ。怖いからやらない」 または「それで高価な自転車が欲しくなっちゃったら困るな。自分には今の状態で十分だよ」??。 私の経験からしても、消極的な反応を示す人は決して少なくはない。 私は、どちらかといえば消極的な反応に対していらだちを感じる方だ。 自分の知っている世界をちょっと広げるだけなのに、それは素晴らしいことなのに、と。 「タイヤの空気圧・サドルの高さ・変速を使いこなす」3つを改めるだけで快適性が別物になるといっても、 「面倒、危なそう」といった自己都合によって改めようとしない。 何十回何百回繰り返しても「絶対に間違っていない、今までそうしてきたのだから文句を言われる筋合いはない」で 聞こうともしなければ、いつまで経っても本来の力を発揮できないまま自転車も当人も朽ちて行くことになる。 但し、親切心からのアドバイスだったとしても、ロクに興味がない人には信頼関係もないのに講釈をいくら並べたところで、改善してくれるとは全く思えないのは、 例えば、車道を右側通行している人に左側を走るようどう言っても素直に「改めます」と心を入れ替えてくれるとは到底思えないことからも明らか。 走行することだけではない「講習会」として興味がある人には広めていくことも相当重要としても、 やはり大多数の無関心層を感化させるには 「最低限の一般常識として幼年期から通年での教育面の強化」を根気強く訴えかけていくしかない。 (他にもチェーンの清掃・注油、適正空気圧の把握のために米式化するといった比較的安価で改善する方法から 走行性重視のためにタイヤの軽量化といった方法など様々な方法があるが、これも実際に納得してもらってから初めて効果がある提案) ◆ブレーキの弱さの改善 (前ブレーキは薄いシングルピボットのものをテクトロ800Aのようなダブルピボットに変更し、 ブレーキシューは(安い自転車は大抵アルミリムなので)シマノのR55C4のシューが付いているカートリッジ型に交換、 後ろブレーキはバンドブレーキ自体の制動力は良いほう。音鳴りが気になるならサーボブレーキかメタルリンクブレーキに変更 アウターケーブルとインナーワイヤーとブレーキレバーも交換すれば改善は可能) そうだ。安いママチャリは、実際のところ「誰もがろくに自転車を整備せず、調整もせず、正しい乗り方もしない」ことを前提に製造、販売されている。 しかし、そうして適正な状態にすれば、今度はフレームの弱さに気づかされることになったときに・・・ その意味では、「空気圧の足りないタイヤで、体に合わないサドルの位置で、だらだらとゆっくり走る」ということは “正しいママチャリの使い方”なのだ。 ↓ 雑記●「安価なママチャリが支持されてしまった経緯の1つ」へ続く ●異音解消までの長い道のり(軋み音) ameblo.jp/cycle-plus/entry-12221273621.html 一例として、電動アシストで漕いだときに発生する音を解消するまで試行錯誤している様子。 1)クランク・ペダルの異常や緩み 2)サドルの異常や緩み 3)シートポスト・シートチューブ内のグリス 4)駆動系(後輪ハブと変速?) 5)チェーン 6)チャイルドシート関連の異常または緩み 7)リアキャリア取り付けネジ緩み 8)カゴネジ緩み 9)ヘッドパーツのガタや緩み 10)ドロヨケ曲がりやネジ緩み 11)前輪曲がりやハブ、フロントフォークの異常 ・アシストのON/OFFは無関係 ・ペダルを漕ぐと鳴る ・上り坂で強く踏むと鳴りやすい ・立ち漕ぎは関係なし? ↓ やっぱりペダル付近の足回りだろうということで、ドライブユニットの取り付けボルトをチェックしたら緩んでいたようだ。 明らかに目視で破損確認できるなら修理はしやすい。 見ただけでは判別しにくい部分であれば手順が相当かかることになる。 しかし、購入店が酷ければ持ち込んだとしても 「(全部調べるのは面倒だから)音が出ていても問題はないので気にせずに乗ってください」ということもありうる。 「○万円出してもらえれば全分解で再組立てしますよ」とか、それでお金を支払っても改善しないような悪質な店がないとも限らない。 判断できずにただ「見るだけの店ではなく診てくれる店」を探すことは非常に重要。 ●自転車の価値と予算 「暫く乗っていなかった自転車を直して乗りたい」という場合、 必ず安く上がるとは限らないので、ある程度の出費を覚悟できるかどうか。 ロクにメンテナンスをしていないボロボロ状態で 自転車購入時の本体価格が2万円以内であれば基本的に直そうと思わないほうが良い。 (新品でも中古でも1万円程度であれば言うまでもない) 外観状態を見た上で「どこまで修理費用を出せるのか」ということは念頭に置いたうえで 修理依頼をかけるのか検討すべきだと思う。 話し相手が欲しいという理由で呼ばれてしまうことへの対抗措置としては「相談料」を設定しておくというのも手だが、 これは違うなと思った段階で、予定が無くても「この後待っている人もいますので」とでも言いながら 速やかに引き上げるとして、具体的な説明が必要であれば 「ブレーキシュー、ワイヤーの交換、車軸のグリスアップ、チェーンを含む駆動部、変速があればその調整など、 1点や2点だけを短時間で簡単に調整すれば済むというものではないので 「正常な状態で乗れる」ように、きちんとパーツを交換して分解や整備をすると 数万円は必要になってしまいますが、それでもよろしければ見積もりに伺いますがいかがいたしましょうか?」 のような案内になるのだろうか。 見積もり無料を謳ってとりあえず訪問して見るだけ見るというのもなくはないと思うが・・・。 何らかの「機会を設ける」手段を考えたほうが早い気もする。 ★チェーンケース(フルチェーンカバー)の外し方 www.youtube.com/watch?v=ZgOS8AQJ3t8 クランクを外すところまでは省略しているので (1)クランクキャップをマイナスドライバーなどで外す (2)嵌め込まれている六角ナットをボックスレンチで外す (3)コッタレスクランク抜きでクランクを外す (4)ケース表から見えるねじを全て外す(チェーンステー部分2か所、後ろ1か所) (5)ロックリングを(壊すならマイナスドライバーで)再利用するなら専用工具(C-135)で外す ここまでやってやっと外せる。 「適切に締め込む」という意味では 修理をするママチャリ扱い店では必ず持っていなければならない工具だと思うが・・・ HOZAN「全ケースロックリングツール(C-135)」自体を持っている店がそう多くない気がする。 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11915433450.html (基本新しいリングに替えるとしても、締め込むためにはマイナスドライバーではなくて C-135は必要になる気がするが・・・たまに聞くロックリングが緩みやすくなっている原因があるとすれば こういうところかもしれない。) 女性であればスカートが巻き込まれにくい、チェーンオイルが切れにくいという反面、 (カタカタ音が当たるようになった時点でチェーン引きで調整するとしても) ▲チェーンチェッカーで確認するのはカバーを外さなければ使えない。 ▲注油がしにくい。塗布後に無駄にベタつかせないためにふき取りする際にも煩わしい。 という整備性の低さから、個人的には 「快適性を維持するために定期的に整備をすることが前提」という考え方であれば フルチェーンケース自体を常態化させたくないのはある。 片面のみカバーされた半面カバーであれば、外しやすくなるので多少楽。 そこからさらに半分になったピストル型ケースであればもっと楽に整備できる。 ●おおよその修理時間は原因が見定まってから takesno.com/archives/2933 逆に何気に時間がかかるor読めないのは、少し曖昧な修理です。 例えば、真っ直ぐ進まない気がする。ギーギー、キーキー、ガタガタ音がする。前より重く感じる。 というような修理ですね。 あとパンク修理やオートライトが付かない等の配線不良もこっちに入ります。 ・真っ直ぐ進まない → 衝突して前フォークが歪んだ、車輪が歪んだ、段差を乗り越えた、違法な2人乗りで軸が歪んだ、など ・前より重い → 単に空気圧不足なだけ、雑な店に工作された、加齢で体力が落ちた、変速機の故障、など ・パンク → 別ページに書いているように、単純に異物だけが原因というわけではなく、10個以上の原因が考えられる ・ライト → 球切れか、配線コードか、基盤か、端子か、電池や充電式であれば電池切れか、ハブ内部の錆び、など 一番困るであろう内容として「何となく異音がする」といったケース。 最悪のケースとしては「フレームに破断の予兆があることが原因の場合」、酷ければ問答無用で廃車を推奨。 ペダル付近から鳴っていてもハンドル付近が原因ということもあり得るが、 基本的に音鳴りがする近い位置から探すのが普通だと思うので、こういうときは結構な時間がかかることになる。 ▼原因と特定を別のものに置き換えると ・伏せた紙コップ=「予想される不具合の可能性部分」 ・紙きれ=「実際の不具合の原因」 伏せた紙コップの中に紙きれを入れたものを見つける場合、 その紙コップが多くなるほど探し当てるまでの確率は下がるので時間もかかる。 紙きれも1つとは限らず2つ以上の場合があればそれを全て見つけようとすれば、全ての紙コップを開ける必要がある。 過去のデータから不具合の可能性を順番に探し出すとしても、 それぞれの部分を確認するまでには「分解作業」と、最終的に「組み戻し作業」が必要で 必ず短時間で特定出来るわけではないということになる。 ●一目で症状を判断できるとは限らない takesno.com/archives/2844 事故で車輪がねじ曲がって「真っ直ぐ進まない原因が分からない」という人がいるとは思えないが、 このようなパンクの場合や、特に多い症状としての「異音がする」といった場合、 原因を正確に特定するには様々ある全ての可能性を考慮し、1つづつ調べていくより他になく、 簡単に治ることがあったとしても「今回は偶然特定できただけ」に過ぎないということもあるため、 原因の特定は基本的には様々な「分解作業が必要」として「その原因を調べるための工賃も必要」ということになる。 いわば「レントゲン写真を撮るのにも費用がかかるのと似たようなもの」 そして「特定できて初めて修理が可能かどうか判断ができる」ということ。 ●「違和感」は不具合の目安 takesno.com/archives/2768 異音は自転車の嘆きや愚痴や悲鳴とでも言うべきか。 おかしいと思ったらすぐに「技術の確かな信頼できる店」で点検修理してもらうことを薦める。 (しかし故障だけでなく、使い方の問題や老化や体力の減少によるものなど理由は様々ある) 店を強調した理由は 「雑な店や酷い店」に持ち込んでしまうと、症状が改善しないどころか「破壊工作を施される危険もある」 (例:タイヤ・チューブ交換時にバック広げ工具を使う、556をそこらじゅうに潤滑油代わりに使う) 他にも「ねじの締め忘れや調整不足で最初より悪化させ」挙句「そろそろ買い替えしたほうがいいですね」という もはや犯罪に近いのではないかと思えるようなことも考えられる。 ●高校生向けメンテナンス記事 teens.mynavi.jp/blog/bike-cycle-20160508 「メンテナンスされた自転車とそうではない自転車の違い」は、単に見た目がキレイかどうかというだけでなく、 「走りやすい」とか「止まりやすい」とか「疲れにくい」といったメリットもあるということを 空気入れに訪れられるだけの自転車店としてもしっかりと案内してほしい。 ■目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●自転車をどこから補修すべきか ■定期メンテナンス ■異音の原因と対策 ■車体などの保護 ■各パーツの思案「補修・カスタム交換用」 ■具体的な交換案(※工賃別)「補修・カスタム交換用」 ▼やすいホムセンチャリをカスタム [ママチャリ24,26,27] ▼カラーリング交換できるもの ■一般車用でオススメの交換タイヤ・チューブ 雑感 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■メンテナンス━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★分からない用語や解説などを知るには 「自転車探検」 www.geocities.jp/jitensha_tanken/ (2017年10月頃にひっそりと消えていた) webアーカイブ http //web.archive.org/web/20170331183749/http //www.geocities.jp/jitensha_tanken/ ★定期点検(ワールドサイクル) www.youtube.com/watch?feature=endscreen v=-z0kP8TD0xY クイックレバーの位置など。 ★一般車メンテナンス情報といえばここを見れば大抵解決する。 「Takaよろず研究所」(2019.3.31閉鎖) www.geocities.jp/taka_laboratory/ ↓ ★★★[代替URL] https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/123.html#taka ■各部の名称 riusyusyantezi.web.fc2.com/tool.html ●自転車をどこから補修すべきか━━━━━━━━━━━━━━ [主に一般車(ママチャリ等)を想定] ●修理時間(期間)と値段は、自転車を見ないと分からない jitensyazamurai.com/db/archives/3396 見ないと正しい判断ができないのでメールで状態だけ伝えても分からない。 店頭に来ても自転車がなければ同じく正確な見積もりなんて出せない。 「明日だけ使えればいいのか、性能アップまで考えているのか」どこまで修理するのかでも違う。 パンクと思われる症状でも書いてある通り対処の方法が全く異なる。 空気を入れるだけでよければ高くても着手料金として500円でもあれば十分だろう。 パンクの水調べも頼むならまた別料金としても、 後輪のタイヤ・チューブ・リムテープ交換で良質国産タイヤ指定なら6000円以上かかるかもしれない。 具体的に正確な見積もりを尋ねることができるケースというのは・・・ 「前タイヤを補修しようと考えています。ママチャリの26WOの前だけです。 タイヤと米式チューブとリムテープの交換をしたいのですが、 タイヤはIRCサイクルシード、チューブはパナソニックを指定で、 リムテープはゼファールのコットンリムテープの13mmでお願いします。 以上の3点に工賃込みでの合計金額を教えてください。在庫がなければ扱いがあるかどうかと納期も教えてください」 とすれば見ないと分からないということにはならない。 スポークテンションやニップルやリムのバリについても確認を依頼したいところだが、 それが問題ないことを確認できるとすれば、もはや自分で作業したほうが早い。 具体的な値段を提示しておいて実際はそれよりも高くなれば 「パンク修理だけのつもりで安いと思ってたらこんなに高いなんて!」ということになる。 では逆に「パンク修理といっても1万円以上高くなる場合もありますね(ホイール交換を想定)」 とすればぼったくりの店というレッテルを貼られかねない。 (技術のない店や、反対に通販や量販での組み方を一切信用しない店でも値段を極端に高く言う場合も) それゆえに、具体的に自転車を確かめずに見積もり金額を提示するというのは避けることになる。 異音については部分ごとに確かめ続けても特定できないことも考えて全てバラすことになれば数万円。 古い自転車の手直しをしようにも現代の規格にはない部品が手に入らず「修理不可能」という場合もある。 当然「通販専売メーカーで特殊部品を使っている」場合も「修理不可能」になる可能性もある。 在庫が店にあれば即時対応できても、立て込んでいてすぐに取り掛かれなかったり、 在庫がない部品でもメーカー在庫があって3日程度で入荷するものもあれば、 シマノ部品でも1年経過しても再生産がなくそのまま消えるようなパーツというのもある。 廃盤品の補修部品も7年ほど経過していればメーカーでは破棄している可能性が高い。 よって時間(期間)というのも簡単には分からないのが当たり前。 ↓ (自分で症状を判断できる場合に限り)今現在の自転車の状態を最低限改良するために出来ること。 ↓ 【0】「各種のねじ締め確認」「注油」「タイヤへ空気入れ」は補修以前の項目。 事故等で車輪が歪んだといった場合も順番以前に「最優先で直すべき部分」として記載なし。 【1】ブレーキ 【2】リフレクター(反射板) 【3】ベル(警音器) 【4】チューブ・リムテープ 【5】タイヤ 【6】他、BBや変速など ★【1】まずは何を置いても最も基本的な道路交通法にも関わるブレーキから。 法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) 一口にブレーキを修理・補修するといっても(1)~(5)まで色々ある。 当然ながら「シングルピボット」→「ダブルピボット」等の種類の変更は義務ではなく改良案。 「きちんとブレーキが効くことが法律で義務付けられている」。 ■(1)ブレーキシュー全般 (前輪に押し付けるゴム部分が)摩耗や古すぎて硬化等していれば交換。 ■(2)ブレーキケーブル,ワイヤー他 ブレーキを引く「ケーブル線」錆びていたり、ワイヤー束の細いワイヤー1本でも切れていれば交換。 ├インナーワイヤー:中のワイヤー部分 └アウターケーブル:ワイヤー部分を覆っている部分 インナーとアウターを同時に両方交換することが望ましい。セット品もある。 ■(3)ブレーキアウターキャップ ケーブルの種類によってはアウターキャップを交換する必要もある。(ブレーキレバーを交換する場合も含む) ■(4)ブレーキ総合本体部分。(詳しくはブレーキ総合のページ) 前輪は「シングルピボット」キャリパーブレーキと呼ばれるアーチ部分を「ダブルピボット」に交換推奨。 後輪は2系統に分類される。 [1]「(キーキー音がする)バンドブレーキ」系統であれば「サーボブレーキ」か「メタルリンクブレーキ」に交換推奨。 [2]ローラーブレーキであれば「ローラーブレーキ専用グリス」を適量注入する。 ローラーブレーキ本体の性能を変更するのであれば色々な種類がある。 ■(5)ブレーキレバー 手で握るブレーキを効かせる部品。 ローラーブレーキ本体を交換するのであれば、シマノのアルミブレーキレバーに交換推奨。 ↓ ★【2】ライト(灯火)法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) 「日没後~日出時まで」や「視界50m以下の濃霧などの状態」で灯火義務あり。 灯火義務についてのみ詳しくはリフレクター(反射板)のページに記載。 【動作確認】 ハブダイナモ(オートライト)でも ブロックダイナモ(タイヤやリムと接触発電するもの)でも、きちんと点灯しているかどうか確認。 充電式や電池タイプの場合は電池切れにならないように注意。 【光軸の向きについて】 どのタイプでも 光軸は必ず下向き3~5度で路面を確認できるように設置すること。 真っ直線に照らすのは歩行者への攻撃にもなるので絶対禁止。 【オススメ】 ・ハブダイナモ専用オートライト → 丸善「MLI-1AL」約1500円 時速15km中心光度:3500cd 平均周辺光度:1500cd www.magnix.co.jp/pdt_cycles11.htm ・ブロックダイナモ → YSD「DL-8」約2200円 時速15km中心光度:2100cd 平均周辺光度:1200cd www.ysd-corp.jp/pg238.html ・充電式 →CATEYE「VOLT800」約1.2万円 (約200、400、800ルーメン点灯選択式) www.cateye.com/jp/products/detail/HL-EL471RC/ 値段的にもVOLT800が比較にならないほど一番明るいのは当たり前だが付け外しが面倒なら不向き。 1ランク下げてVOLT400でもいいが、明るいものを選べる充電式のメリットが薄いので敢えて避けた。 ↓ ★【2】リフレクター(反射板)法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) 灯火と同じ項目。「夜間の走行時」に必要。(他には濃霧時や、50m先が見えないトンネル走行時) (色褪せ、破損がなければ直す必要なし) CAYEYE純正でも500円ほどで購入できるため取り付けておく。側面や前面は無くても違法ではない。 ペダル部分の橙色の反射板があれば赤色反射板は道交法上は無くてもよさそうにも思えるが・・・ 大して嵩張るわけでも、重くなるわけでもないので付けておいたほうがいい。反射角度も確認。 ↓ ★【3】ベル(警音器) 法律で義務化 (罰則:道交法第120条「5万円以下の罰金」) (破損がなければ直す必要なし) 2015年10月現在「青森・宮城・静岡・佐賀」を除き取り付け義務がある。これも500円ほどで購入できる。 ↓ ★【4】チューブ・リムテープ 法律には無関係なのでいくらパンクしていたところで違法とはならない。走りにくいだけ。 空気圧の測れない英式チューブであれば「エアチェックアダプター(ACA-2),[キャップゲージ付(ACA-2-G)]」を付けて米式化。 または、チューブごと交換するなら米式チューブ一覧から適合するサイズを選んで米式チューブに交換。 リムテープも同時に交換することが望ましい。 ↓ ★【5】タイヤ 質の悪い安物タイヤではパンクの原因にもなるので交換。 丈夫でオススメの国産タイヤは「パナレーサー スーパーハードタフネス」か「IRC サイクルシード」 走行性優先で軽量+ある程度の耐摩耗性がある「パナレーサー スーパーハードオリタタミ」もオススメ。 26x1-3/8(26インチ)限定であれば、「シュワルベ マラソン」は海外の状態の良くない舗装路でも使えることが前提になっている。 店任せでブリヂストンの無駄に高いタイヤや、反対に粗悪な安物タイヤを取り付けられないように気を付ける。 ↓ ★【6】他、BBや変速など ▼BB BBに手を入れることは下手な自転車店であれば最も嫌がる部分。 納車前整備と定期点検を行っていれば問題にはなりにくいが、「ノーメンテ・安さ絶対主義の消費者様に応えた結果」 過剰なトルクや雑な組み付けが当たり前になってしまっている現状では仕方がない。 整備を受けてくれる店を探すこと自体に苦労するかもしれない。 右椀はそのままでグリスアップまでするならできても、カートリッジBBにしようと思っても 「固着していて取り外し不可能」となっている場合はどうしようもない。 ▼変速 グリップシフターをトリガー型にしてグリップも変更するのはオススメできるが、 変速そのものを変更することは本当に必要かどうかよく考える。 変速交換が前提であれば、色んな意味で一般車(ママチャリ)では乗り換えをすることが望ましい。 交換すれば速くなると思っているならそれは勘違いで「大して変わらない」。 しかし、単に気分で交換したいのであれば、まずは変速よりも「ホイール部分(タイヤ・リム・スポーク)」を軽量化すべき。 ●変速なし → 坂道で軽くしたいので、常に回転数が増えても構わないというのであれば、ギアを軽くするだけの意味がある。 但し、18Tなどの歯数が交換できるハブの組み替えをするなら1万円ほど必要。 他にも、14→16Tか16→14Tの歯数交換の方法も一応ある。 ●内装変速→ 同様な状態にはなるが、軽くしたいのであれば効果がある。 内装変速であれば歯数交換はしやすいし、受けてくれる店があれば5000円くらいで交換もできるだろう。 電動アシストを買う前に2T歯数を増やして様子を見るのも手ではある。 ●外装変速 → OLD135mmであれば弱いボスフリー6速から、丈夫なカセット7速にもできるが 後輪だけで予算的に1万円程度はかかると見ていい。 同時に前輪やタイヤも交換することになれば3万円以上必要と考えるべきなのでハードルは高くなる。 ●定期メンテナンス━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ameblo.jp/cyclepitsendai/entry-11987044264.html 趣味で乗るからとしても「車両」として定期整備は必要な「乗り物」と思う必要がある。 一般車ならそれでも、ユーザー数に対して基本歩道をゆっくり走るような使い方のほうが多いからこそ あまり重大な問題が頻発するということもなく済んでいるとしても、 ロードだけに限らずスピードを軽く出せるような自転車なら防犯だけではない「管理」に注意すべき。 ■購入後にも定期的にチェックが必要な項目 ・空気圧(300kpa基準で毎月1回以上) ・ブレーキ&シフトワイヤーの伸び、錆チェック ・ブレーキシューの削れ具合 ・ライトの角度、正常点灯チェック ・リフレクターの汚れのふき取り・角度の確認 ・タイヤ溝の削れ具合 ・各種ねじの緩み、錆チェック、鍵穴も点検 ・BBやハブなど回転部分の異常チェック ・チェーンの伸び、錆チェック、当然適切な量と方法でチェーンオイル塗布も忘れず。 ・ステム/BB/シートポスト/ペダル軸の錆チェック ・リアディレイラーの歪みチェック (・サスペンションフォークならメンテナンス必須) ・痛みやすいのは他車と接触しやすいペダルとグリップ。ワイヤーカゴもよく錆びる 車検がないので未整備車でも当然のように使われているが、調整することで性能に差が出る。 ・フォークの歪みもチェック zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-a8cb.html よそ見運転は事故の元。状況確認は常に怠らず。 ■メンテナンスをする場合 ・サドルの高さを適正に。(低すぎるサドルは力のロスが大きいので無駄に疲れる) ・空気圧(空気が抜ける場合は「虫ゴム」交換だけで済むパターンが多い) ・ブレーキシューの位置調整「片利き修正」「リムに対して平行かどうか」(溝がないほど磨耗していれば交換)、 ローラー(メタルリンク)ブレーキの場合はグリス ・シフト・ブレーキワイヤーの伸び調整 ・クランクからジャリ音など症状を確認しておく→BBに砂利が入り込んでいるのでOH └ペダルが原因(緩み)の場合もある。 事故を防ぐための要注意ポイント ●スポーツ系自転車での説明 news.mixi.jp/view_news.pl?id=3476200 media_id=168 一般車でもほぼ同じだが、平均の速度の違いから重大事故が起こりやすい傾向。 「ステム(ハンドル部分)」 「クイックリリース(車輪軸)」 「シートクランプ(シートポスト留めネジ)」と「サドルレールのねじ」 「ディレイラーハンガー」 実証実験では以上4箇所を要注意点として挙げている。 ディレイラーハンガーの主に「歪み」を除いて「十分締まっているかどうか」が重要でも、 過剰な力で締めすぎれば破断するので、心配なら「信頼できる自転車店で定期点検」をオススメする。 ↓上記と同じ内容の詳細 ◆「点検の必要性」 cyclist.sanspo.com/190849 cyclepress.co.jp/report/20150625_03/ 一般的にスポーツ車は軽量化に重点を置いて造られているため、 外部からの衝撃などに対して大きな余裕を持っていないものもあることから、 条件によっては取り扱い中に横倒しにしただけでも重要部品が変形することがあり、 そのまま乗車すると部品が破損し転倒事故に発展することがある。 また、スポーツ車特有の構造や点検・調整方法を熟知せず調整が不完全のまま使用していると、 やがて走行中に車体の構成部品が破損して転倒事故に発展することもある ↑ 単純に「ママチャリ感覚でスポーツ自転車」という使い方が相応しくないという理由がここに。 タイヤ内空気の容積や衝撃吸収性の違い、基本速度の違いも当然関係する。 ●軽量→横倒しで部品変形→そのまま乗り続ける→破損→事故 ●構造理解不足・調整不足→点検・整備が不完全→破損→事故 (1)フォーク・ステム部分の固定不良・・・・・アヘッド型は一体型よりもねじ数が多く破損可能部分も増える (2)サドル・シートポスト部分の固定不良・・・これは一般車でも同じ (3)リアディレーラーの曲がり・・・・・・・・一般車の外装変速にはガード金具があるので曲がりにくい (4)クイックハブの固定不良・・・・・・・・・一般車はナット締めなので外れにくい 勿論、しっかり点検整備が行き届いているスポーツ自転車では防犯性能の低さを除いて問題はない。 ●注油不足の果て━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ potapotabicycle.blog.fc2.com/blog-entry-1695.html 不快な音がカシャカシャ鳴るだけでなく、 錆によって「ヤスリ」状態になり、チェーンもスプロケット(ギア歯)も削られやすくなる。 例え錆だけならサビ落としで綺麗にはできても、削られてしまったスプロケットは元には戻らない。 雨天後の適切な少量の注油と表面ふき取りをしっかりしていれば、 このくらいの摩耗状態になるまでには結構な差が出ただろう。 そもそも「注油なんてしたくない」と思われる使い方で 「外装変速を選んだこと自体が間違い」と言わざるを得ない。 外装の完組ホイールの交換費用の安さではなく、 足に負担が少ない軽い乗り心地がいいのであればメンテナンスは欠かせないもの。 出来ないなら、 フルカバーの内装変速に乗り、せめて半年ごとに自転車店に注油と点検を依頼。 ■グリスアップを怠ると・・・ 「ステム・BB・シートポスト・ペダル軸」 ・錆びてしまい調整が一切できなくなる ・交換が必要になったときに一切弄れなくなり、廃車を余儀なくされる可能性もある。 zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/miyata-c897.html ハンドルが簡単に抜けました。だからどうしたと言われそうですが、これは大事なことです。 新しい古いは関係なく、部品が錆びついて外れないといったことが、自転車にはよくあります。 これを防ぐには、組み立て時に固着防止剤を部品同士が接触する部分に塗るしか方法はありません。 丁寧に組み立てられた自転車と、そうじゃない自転車の差はここにあります。 ↓ いろんな意味で問題がある個人店も中にはあるが・・・ 安易に通販や量販で安価な完組自転車を買うと こういう見えない部分を無視される可能性が非常に高い。 ●異音の原因と対策━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ www.mkspedal.com/MKS_pedal_news/News.htm ペダルとクランクのゆるみ クランクとボトムブラケット(以下、BB)のゆるみ BBとフレームのゆるみ クランクとチェーンリングのゆるみ サドル部のゆるみ ペダル近辺以外の不具合 その他 ●こちらの通販サイトにも情報あり www.qbei.jp/info/bicycle-maintenance/1044 ●異音の原因の一例 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12081192892.html この場合、よくあるクランク付近ではなく「シートポスト周辺」が発生源。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「ゴムの荷紐」の劣化 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12014260277.html 標準搭載ではないが、日常使用が多いということでいえば、意外な盲点かもしれない。 ゴム紐も「毎回しっかりと取り付ける」、劣化していたら「交換」 ●スポーク折れの予想外の原因? ameblo.jp/cyclepitsendai/entry-11997902004.html スポーク折れを防ぐには「過積載をしない」「開錠を確認する」の他にも、 「横倒しにならないような場所と方法を考えておく」というのも必要だろう。 駐輪場の壁や柵沿いに施錠する。これも長持ちさせる秘訣になる。 ●折れていても気づかない star.ap.teacup.com/flatout/1146.html 常日頃から自転車店等で見てもらうという癖がついていないと 異常なのかどうかということにすら気付けない。 ■サーボブレーキのねじ調整 bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=168 ▲メンテナンス以前に使い方を誤れば寿命を短くする ▲過積載 2人乗り含む。非子供乗せやタンデムでもない自転車は1人用。 走行が安定しないだけでなく、外6ボスフリーのハブシャフトやスポークが折れやすくなる。 基本体重が重いなら華奢な自転車は使わず、業務用自転車など頑丈なものに乗る。 ▲ケンケン乗り(片足乗り) ペダル・クランクに負荷がかかる。歪みやBB(ハンガー)部への歪みを誘発。 スタンドを外し、しっかり跨って座ってからペダルに足をかけて乗ることを心がける。 ▲適切な速度とブレーキを。 ■フロントホイール:リム割れ bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=39 前ブレーキ多用の末路。後輪で減速しつつ前ブレーキ。 前ブレーキ過多にならないような速度も心がけるべき。 ■各パーツの思案━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼一般車のカスタム「パーツ交換について」 新車であっても交換を勧める部品としては以下がある。 ・英式チューブ → 米式チューブ ・安物タイヤ・カラー入りタイヤ(アメ・白サイドなど) → 全黒の高耐久タイヤ ・(前輪)シングルピボットキャリパーブレーキ → ダブルピボットキャリパーブレーキ ・(後輪)バンドブレーキ → サーボブレーキ or メタルリンクブレーキ ・(後輪)ローラーブレーキ(ノーマル) → ローラーブレーキ(ハイパータイプ) ・ボスフリーハブ(フレームOLD135mm) → カセットハブ7速(OLD135mm) ・グリップシフター → トリガー系シフター+グリップをボルトタイプに変更 は積極的に薦めている内容。 カゴや泥除けを外してリアキャリア+サイドバックや、タイヤを少し細いものにするのはまだしも WOリムで高圧にしたり(そもそも構造上WOリムは上限は約5気圧とすべき)、 後輪をキャリパー化するメリットが軽量化としても一般車では恩恵がさほどあるとも思えず、 他にもドロップハンドルにしてロードバイク系に寄せたところで フレームそのものが適していないため見た目のアンバンランスさだけでなく、 乗りづらく日常使用しにくい乗り物と化してしまう恐れもある。 ▼経年劣化が及ぶもの ※タイヤ・ブレーキ周りをまず第一に。大体予算1万強(タイヤ交換の場合)、タイヤそのままなら5000円で済む。 BB・・・玉押しリテーナーがある場合は割れている場合あり。無用な割れを防ぐために玉だけ使うほうがいいとも言える。 シートポスト・・・(ピラー)(サドル軸)内側は錆びている場合が多いので念入りにクリーニング。 タイヤ・・・ゴムのヒゲがなく「接地面がひび割れていたら」交換←石などを挟みやすくパンクも起こしやすくなる。 チューブ・・・タイヤと一緒に交換が望ましい。 英式バルブは虫ゴム交換で短期的には安いが、後々を考えると空気圧調整ができる米式に交換すべき。 リムテープ・・・テープが朽ちてニップルでパンクの可能性も否めない。 BSの銀巻きテープを2重にしたりゼファールの細めの布リムテープが良い。 前ブレーキ・・・鉄板の薄い1ピボットブレーキではなくアームの太いツーピボットキャリパーへ。ブレーキシューをR55C3へ。 後ブレーキ・・・音鳴りが必然のバンドブレーキならサーボかメタルリンクへ。ローラーブレーキならグリス注入。 ワイヤー(ブレーキ・シフト)・・・シマノのステンレス製に チェーン・・・伸び調整してもダメなら交換。錆防止チェーンは動きが渋いので銀色+注油のほうがいい。 チェーンオイル・・・556は使用禁止。WAKO'sをオススメするがシマノ純正オイルも良い。 グリップ・・・通常グリップは手が痛くなりがち。幅広エルゴン系を取り付ける。 サドル・・・尿道を圧迫しない穴空きか溝付きに交換 シフター・・・内3でも交換すると気分が違う。2013年には新型ピアノタッチレバーも出ている。外6でも内5などでも交換化。 ●車体が古く劣化が気になってきたら 状態を見るためにも全て分解が望ましいが、適切に処理できず戻せる自信がないなら店に任せる。 (分解消耗品交換で費用は3万くらいから?) ■具体的な交換案(※工賃別)━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・チューブ(★前後で約2000円) :リム穴に互換性のある米式チューブ換装が良い。パナかシュワルベが定番。 一般的英式より空気漏れが少ない。 (仏式は一般車リム穴にはバルブが細いので入るが隙間ができるのでやめたほうがいい。) ・リムテープ(1巻★約400円)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/27.html :テープ劣化でスポークがタイヤにダメージを与えやすくなり結果的に空気が抜けやすくパンク誘発の恐れ。 チューブの切れ端のような薄いリムフラップは交換。ゼファールのコットンリムテープや BS補修用テープを2セット購入して「2重巻き」。 タイヤ (★前後4000円~) :一般車や小径であればパナ・IRC・シュワルベだけで十分。ロード・MTBであればコンチネンタルやビットリアなども可。 走行性ならパセラブラック。 耐久性ならIRCサイクルシードかパナのスーパーハードタフネス。 540(24)はシュワルベの車いす用が使えるが値段高め。 630(27)は実質パナレーサーかIRCのみ。590(26)ならシュワルベマラソンも選べる。 ・リア ブレーキ(★約2000円~)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/31.html :音鳴りのするバンドブレーキは廃棄推奨でサーボブレーキかダイヤコンペのメタルリンクブレーキへ。 ローラーブレーキはハイパータイプ(約5000円)への交換もオススメ。 ・ブレーキシュー(2個★700円)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/32.html :新品でも小雨で利かなくなるようなゴミシューは処分。シマノで700円と安くて良い品もあるのでお手ごろ。 アルミリム用であれば色々選べる。ステンレス用は角度付きで少ないがパナかダイヤコンペ。 ・ワイヤー(1本★約500円)(インナー・アウター) :インナーワイヤーはステンレスに。アウターは黒が対候性が高い。 シフトとブレーキでそれぞれ異なる。 ブレーキケーブル,ワイヤー他 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/38.html シフトケーブル,ワイヤー他 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/39.html ・チェーン(★約1500円)https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/37.html (シルバータイプにすれば汚れも目立ち自発的にクリーンにする効果) カラータイプで彩り重視もアリ。KMCのRB(ラストバスター)は錆には強いが動きが渋くなる。 ・リフレクター(反射板) (★約500円~):後方用は外れていて取り付けていない場合は必ず取り付ける。 ペダル・ホイール用は義務ではないがあったほうがいい。 ▼以下パーツ交換ススメ順 ※防犯と快適性を求める。 鍵:街乗り前提ならヒモワイヤーは禁止、リング錠も太いものに交換。 5分以内であろうが必ず固定物に2ロック(以上)。ダイヤル式は雑使用になりがちなので避ける。 グリップ:手が痛くなるのを防止。ダンシング(立ち漕ぎ)用にバーエンドバーを付けるかどうかはお好みで。 ★ゴムグリップ交換方法(切り裂かない場合) 店にあるようなエアコンプレッサーがあればすぐなのだが・・・ 1:隙間を少し開け556を入れてからバーを傷つけないために竹串をその隙間に入れる 2:カナヅチで竹串を叩きながら水や556を入れてバーが途切れる場所まで少しづつ押し込む 3:ペンチで一旦竹串を取り出すか、そのまま反対側など4箇所ほどに分けて周囲全てに556を入れてから回転させる ※周囲全てが液体に浸される前の空転しない状態で外そうと力まかせにやっても手の皮が剥けるだけなので危険。 サドル:接地する部分は快適さに直結するため交換を薦める。盗難防止にサドル鍵も取り付けたい。 シートポスト:上部空洞の場合BBに砂が入りやすいので交換を薦める。サス付きの効果は疑問? Fキャリパーブレーキ:薄い鉄板のシングルピボットブレーキでは制動力が心もとない。 ツーピボットタイプへの換装をすすめる。 ライト:お手軽交換ならマグボーイ推奨。ブロックダイナモからの交換なら抵抗軽減70%。手元スイッチも便利。 面倒臭がりならハブダイナモを取り付けてしまう。(しかしホイール交換1万~+加重) ベル(警音器):(一部地域を除き)装備義務のある部品。 コンパスベルがそこそこ使える。初期ベルが錆びてていざというとき使えないというのは避けたい。 一部地域を除き罰則付き。 ペダル:防犯性能を高めるなら取り外し式。色や形状も様々なので彩りを変化させるという点でも。 スタンド:メンテ前提ならセンタースタンドが◎。但し取り付けるためにスペーサー加工など工夫が必要な場合も多い。 ブレーキレバー:形状や剛性効果により力量を少なくして制動力も上げるにはこれ。 シフトレバー,シフター:グリップシフターはゴムが経年劣化でヘタるのとトリガー式のほうが操作感覚が良い。 アイガード:虫・埃ガード。伊達メガネでいい。 メンテ用- ポンプ・・・★約3500円 日常使用に必須。英式バルブ限定であれば米式バルブに換装した際に一緒に購入。 チェーンオイル・・・★約1500円 ワコーズのチェーンオイルやシマノのドライ系オイルを勧める。塗布後の表面のふき取りも肝心。 フィニッシュラインは冬固まるワックスタイプを購入して後悔。 グリス・・・★約1500円 余りにも定番のシマノのプレミアムグリス。 BB・シートポスト・ステム・ペダル軸への固着防止にはアンチシーズコンパウンドなどを使う。 内装用(白)やローラーブレーキ用(黒)は別途。 ▼その他 ※より自転車を楽しむために。 ハンドルバー:乗車位置変更やハンドル周りに色々乗せたいならストレートに。 ボトルケージ :水筒置きに。春先~秋までとても便利 テールライト :夜間の視認性を高める。 サイコン :趣味感覚をより高めるなら。 └★メンテナンス時期の計算は不特定なコースでない通勤なら距離x日数で感覚を図るべきだろう。 ネジ類 :錆防止にステンレス化。 キャップ類 :バルブキャップやワイヤーキャップなど。わりと見た目重視なら。 ステム :可変にしてもほぼ位置換えしないし重くなるのでシンプルステムのほうがいい。 ポジション出しのために変更するのも良い。 ハブ毛 :アクセント+綺麗好きに。 交換できるパーツの種類を予め知っておくと、修理するときにも店の言いなりにならずに済むのと パーツをグレードを自分で選択できる。 店から取寄せ可能なものは極力頼んで取り付けも依頼、出来ないものは工賃上乗せしてでも頼むのが良いが、 取寄せ可能なメーカーが多いかどうかという取引実績と 「技術力があるかどうか」「工賃も適正かどうか」も見極めてから考えるべきだろう。 ▼やすいホムセンチャリをカスタム [ママチャリ24,26,27]━━━━━━━━━━━ 「フレームの捻れ」や「BB」や「ホイールハブ」の 「精度の低さ(ねじ山潰れてる可能性とか)や「錆びやすさ」を度外視するなら 4000・タイヤ(前後):IRCサイクルシードかパナのスーパーハードタフネス。 (8000・タイヤ(前後):シュワルベ マラソン(26x1-3/8のみ) 2000・チューブ(前後):シュワルベ米式チューブ(前後) 1000・リムテープ(前後):ゼファール布テープ 1500・前:テクトロキャリパー 1500・前:ブレーキシュー(アルミリム用)→R55C3シュー付き舟込み 2000・後:メタルリンクブレーキかサーボブレーキ 2000・レバー一式(アウターケーブル・ステンレスインナーワイヤー入り) ・変速は3速としてシフターは大概ピアノタッチだった気がするのでそのままでいいだろう。 1万4000+送料くらいがパーツだけの目安。 工賃や工具類込み(ドラム抜き含む)なら2万オーバー。 防錆チェーン・重くなりにくいブロックダイナモライト・尿道にやさしいサドル・手が痛くなりにくいグリップ ・錆びない樹脂カゴなども交換するなら合計3万くらい必要。 ■自転車屋でオーバーホールを頼む場合 ・ホイールの振れ撮り ・BBのグリスアップ ・ヘッドパーツのグリスアップ ・ホイールのグリスアップ など諸々で工賃2~3万。 つまり完全に仕上げるなら5万ってところだろう。 しかし元々のフレームの質が低いものは直して使うメリットは少ない。 タイヤ・チューブ・リムテープとブレーキ前後とシュー交換が最低快適条件。 ▼カラーリング交換できるもの━━━━━━━━━━━━━ ・ブレーキ/シフトアウターケーブル ブラック・ホワイト・ブルー・レッド・イエロー・ピンク・グリーン・パープル・オレンジ・薄グレー・濃グレー・透明/シルバー ・ハンドルバー ブラック・ホワイト・ブルー・レッド・イエロー・シルバー・オレンジ・メタル(赤/青/黄) ピンクはドロップのみ ・グリップ:多種多様 ・ペダル:多種多様 ・サドル:基本は黒か灰か茶だが、赤・青・銀・白などもある。 ・チェーン:多種多様 ・タイヤ(リム径依存)・・・但し劣化は早まる ・バルブキャップ【A&F】赤・青・黄・黒・灰・銀(米式) 仏式は黄なしで緑と紫がある ・ハブ毛 赤・青・黒・緑・紫・桃・トリコロール(赤/白/青) リンエイ、敷島自転車株式会社 BSは青のみ ・鍵 リング錠は基本銀か黒のみ ・ボトルケージ:多種多様 ・ボルト アルミにすると耐久度が落ちる傾向。 ・フォークはサイズの互換性を、ホイールを交換する場合はハブの互換性を把握すること。 ■一般車用でオススメの交換タイヤ・チューブ━━━━━━━━━━━━━━━━ ここに記載しているパナ・IRCのタイヤは日本製 540【24×1-3/8他】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼タイヤ 予算があれば・・・「シュワルベ マラソンプラス」 1本約7000円 通常☆Panaracer 「スーパーハードタフネス」 [W2483B-SHTSP 黒] 約4000円(2本セット) 通常☆IRC 「サイクルシード」 [C70130・黒] 約4000円(2本セット) 電アシ★走行性重視 → Panaracer e-ride Eライド [W2483B-ERSP] 約4000円(2本セット) 電アシ★耐久性重視 → IRC 足楽PRO 1本約3000円 [40-540]24 x 1 1/2 日本製 720g [C70064・黒] [47-540]24 x 1 3/4 日本製 810g [C70063・黒] ▼チューブ シュワルベ 「9-AV」 24×1-3/8他 (28~37-540) 130g BBB 「BTI-42:761222」24×1-3/8他 (32~40-540)122g 590【26×1-3/8他】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼タイヤ 定番★シュワルベ「マラソン」[650×35A(26×1-3/8)]1本約4000円 (前後で8000円) 通常☆Panaracer 「スーパーハードタフネス」 [W2683B-SHTSP 黒] 約4000円(2本セット) 通常☆IRC 「サイクルシード」 [C70132黒] 約4000円(2本セット) ▼チューブ BBB 「BTI-65:762551」26×1-3/8他 (32~40-590)133g パナレーサー「0TW26-83A-NP」 26×1-3/8他 (35~38-590) シュワルベ 「12-AV」 26×1-3/8他 (32~44-590) 140g ※12"A"の米式(AV)はサイズが違うので注意。 630【27×1-3/8他】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼タイヤ ★走行性重視 Panaracer 「パセラブラックス」27×1-1/4 [8W27-41B18] 500g 前後で約5000円 通常☆Panaracer「スーパーハードタフネス」[W2783B-SHTSP]670g 約4000円(2本セット) 通常☆IRC 「サイクルシード」 [C70132黒] 約4000円(2本セット) ▼チューブ BBB 「BTI-81:762809」(630対応) ※(28~32-630)125g ※700C向けだが対応可。 パナレーサー「0TW735-40A-NP」 27×1 3/8~1/2 (35~38-630) シュワルベ 「17-AV」 27×1-3/8他 (32~40-630) 150g ●リムフラップが切れていればリムテープも交換しておく。 基本的なメンテナンス・カスタムの類はここまで見ておけば十分。 以下個人的な雑感。 ▼一般車のオーバーホール zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-53e9.html 確かに古すぎてパーツの互換性の問題から入手ができないパーツがあれば 廃車にしなければならないことがないとは言わないが、 近年の「安い自転車に買い替えるほうが得」と安易に飛びついてしまうと あまりの乗りにくさに落胆する可能性大。 10年以上前で購入価格が3万円以上のもので、 フレームに亀裂などの異常がなくパーツ交換が可能であれば、直して乗ることをオススメする。 使用感があるということは、体に合っているので乗りやすいだけではないメリットもある。 ■自転車は定期的に「手入れ」と「お金」が必要な”乗り物” ─何もしなけりゃ壊れるに決まってる 自動車のように免許や車検が強制的に必要な乗り物ではないので まるで一切手入れしなくても乗り続けられるような勘違いをしている人もいるかもしれない。 「内装でベルトドライブだからメンテナンスしなくていい!」 ・・・わけがない。確かに外装に比べメンテナンス箇所の手間も減り、 余程使い方に問題がなければ全く走れないことはないだろうが、快適性が違う。 メンテナンス方法が異なるだけで、整備は必須。 BB部分がジャリジャリ。ホイールハブがガタガタ。ステム・シートポストが錆び付いて動かせない。 ネジも錆まくり・ローラーブレーキにグリス不足で音鳴り。 内装ハブそのものも5000km(または3年?)を目安でオイル漬けもしくはグリスアップが必要。 最悪の保管方法である野ざらしでせいぜい空気を入れるだけ。といって適正空気圧にできていない。 (もっとも消費者は普及大衆自転車に半ば英式バルブを強制されているので被害者とも言えるが) チェーンに油を注さずにシャリシャリ・・・。反対に注しすぎてブレーキが効かなくなってしまっていたり。 「空気圧・サドルハンドルの高さ・ブレーキシューの位置・チェーン引きの調整・各種ボルトの増し締め・各部グリスアップ。」 「保管は直射日光が当たらない場所でなければタイヤの劣化が早くなる。」 ・・・と理解しようとしている人がどれだけいるのだろうか。 メーカーは説明書で簡単に触れるだけ、自転車屋は売るだけ、 学校交通教育は地域にもよるし基本的には極簡単に教えるだけ。 行政は公道の自転車の走行区分整備の地域差も大きくとても十分とは言えないうちに、 とりあえず違反者に講習を受けさせるような制度は先行。 購入者が積極的に情報収集を行っていなければ原因を知りうる機会もないのだから、 当然・・・ ・その必要性を理解せず、メンテナンス一切なしで、お金をかけないでも乗れていたのだから、 ・(格安自転車)新品なのだから、壊れた場合に「そんなはずがない」という心理に陥るも頷ける。 そもそも後々トラブルを招く原因にもなる2万にも満たない低価格車を扱わない まともに整備できない店で買わない というのが最善なのだが、なかなかそうもいかないのだろう。 たとえ修理で直る故障でも 弄って他にガタが出て面倒なことになるのを避けるために修理費用をふっかけて買い替えを促す。 「低価格車を好んで買うユーザーに対してはそれが一番」だとしてもなんだか切ない話だ。 それなりの自転車を買ってもらって、我慢して使う乗り物から快適に使える乗り物に昇華できたら最高だろう。 そのためにはメーカー、販売店、レンタル業者、交通教室など自治体などにも協力してもらい 値段だけで決めて後悔させないためにも 乗り比べをしてもらう機会をちゃんと作る。これが必須だと思う。 ■壊れていても完全に壊れるまで修理しない ─不便な毎日が最高? さすがに虫ゴム・スーパーバルブほどすら払えないほど困窮しているとは思えないが、 車体が5千ほどの「何か」であればチューブ交換前後で2000円~・タイヤの磨耗で前後5000円~を払いたくはないのだろう。 自分で「空気圧」「サドルの高さ調整」「ワイヤーの伸び調整」「ブレーキシューの位置調整」」くらいはできるべき。 タイヤの違いは本当に乗り比べてもらわないとその違いが実感できない。 単純に300kpsより空気圧高めにすれば走りやすくはなるが 米式化+まともなタイヤにすることで「パンクもしにくく、空気も漏れにくくなる」というのは 毎日使っていく中で体感してもらわないとその効果を信じようもないだろう。 そうだからいくら説明してみたところで、 「壊れたらその度に修理するほうが手間も金も得」と信じている以上はどうにもならない。 数回繰り返してようやく、「やっぱり最初から言われたようにちゃんと修理しておけば」「いいものを買っておけば」と 納得できるのだろう。 店は格安タイヤチューブをとりあえず付けて「すぐ空気が抜ける」と言われても「仕様です」と答える不誠実に徹するか、 (安物でクレーム出て後で面倒なのはこの店自体だと思うが・・・) 誠実さを重視するなら悪名高い安物粗悪メーカーは扱わず、まともなメーカー以外は扱わなければいいのにと。 試乗車・代車として用意して 「タイヤ・チューブ・リムテープ・グリップ・サドル・ワイヤー・シートポスト・BB」を替えた物に乗ってもらって、 通学ならスチールでもタフフレームにパーツが豪勢なものを使っておけば 少々のことでは壊れないというアピールが重要かと。 徐々に実感してもらったらあとは部品代込みで4万ほど出してもらえれば完全フルカスタムも可能と。 そこからスポーツ車などへの追加需要も促せるようになれば全体が活気づくだろうし。 ●大阪で自転車の無料点検キャンペーン cyclist.sanspo.com/203794 ※今回のキャペーンは異常がないかどうかを「確認するのが無料」であって、 部品の「交換が必要であれば費用が発生する」のは当たり前と見ておくべき。 www.sankei.com/west/news/150906/wst1509060023-n1.html 2015年1月~7月末まで府内の自転車事故約7100件、死者は30人以上を受けて点検キャンペーン。 (2015.9.1~9.30まで)84店舗で実施。 具体的にはブレーキシューやワイヤーの摩耗状況や効きしろの点検、フレーム割れや歪み、 ハンドルステム部分の緩み、ペダルのガタのチェックといった内容だろう。 反射板やライトといった部分も恐らく一緒に見るはず。 ↑ このときに「前ブレーキはシングルピボットからダブルピボット型にすれば効きが良くなりますよ」、 「インナーワイヤーをステンレスにすると錆びにくくなりますよ」、 「後ろバンドブレーキはサーボブレーキやメタルリンクブレーキにすればこのようなメリットがありますよ」、 といった内容を待ち時間の暇つぶしに実際に搭載してある試乗車に乗ってもらうなどして 「実感できる機会を設ける」ことができれば、各種点検に止まらず店の売上にも期待できるはずだが、 口下手すぎるあまりに単に点検だけで「直したほうがいいですよ」では 点検に応じる意味は薄いように思える。 あとは、各自でキャンペーン後も店で定期点検をしてもらうために何ができるかを考える必要がある。 ●修理は短期的に損してでも長期的には得を取れ www.cycle-hokuto.com/blog/?p=671 「今現在の不具合だけ修理すれば本当に得なのか?」よく考える。 チェーン調整だけで済ませれば確かに安く済む。 しかし、限界点に達しているタイヤを放置しておけば 遠くない未来に摩耗でパンクすることになる。 パンクした場所が運良く自転車店に近い場所であれば 押して歩くことになっても大して問題ではないかもしれないが、 もし店まで遠ければ乗って移動してしまえばチューブ+タイヤ交換で済めばまだしも、 車輪自体へのダメージで「車輪ごと交換」となってしまう恐れもある。 そうなったときに 「あの時タイヤを交換しておけばこんなことにならなかったのに」と思っても遅い。 また、摩耗していなくても3年や5000kmを目安に早めに交換しておけば 路面とのグリップ力も増すので制動力にも期待でき、安全性も向上することも覚えておきたい。 カバーなしで屋外や屋根下駐輪をしているなら尚更。 本来はこうならないためにも月1でも店に目視点検だけでも状態確認をしてもらうというのが最良だが やはり自転車に対する思い入れや習慣づけがなければ難しいのだろう。 ●定期点検を習慣付けるために(IRCの取り組み) as-pj.com/about/ 無料登録で点検のみ 現在はほぼ神奈川県のみで店舗も増えている様子がない。 メールが使えることやホイールの振れ取りが出来ることも条件になるから 技術のない店が参加できないとしても全国的に増えない理由にはならないと思うが・・・。 空気充填はともかく、汚れ落としが「チェーンの汚れ落としも含むとすれば」 200円は安すぎて話にならないということなのか。 IRCタイヤの仕入れや送料の価格に多少融通が利くという店側のメリットでもあれば十分増える余地はあるはず。 IRCではシェアを広げられ、店は定期点検でその他の補修も期待できる。 ●本当に「乗れればいいだけ?」という問題 cs-shinwa.sblo.jp/article/165969805.html 事故を防ぐためにも、1にも2にも点検の習慣づけ。 自分ではおかしいと思わなかったとしても、きちんと点検できる人から見れば危険極まりない状態だったとすれば それは利益のためというだけの話でもなく、「周囲の人間にまで危険性が及ぶことを防ぎたい」という意味も含まれている。 中古・量販・個人店問わず、もし問題がありそうな箇所を見てもらっても 「ママチャリなんだからそんなもん(特にブレーキ部分であっても)適当でいんだよ」 という店が万が一あれば絶対に任せず、今後一切近づかないことを強く薦める。 ●不具合に気付かない・気付いても直さないのは何故か jitensyazamurai.com/db/archives/3057 ※念のため書いておくと、下記に想定される店は元記事の店とは全く無関係です。 「普通に乗れるから」「使わない機能だから」「気付かなかったから」 「車検もないので不具合があっても乗り続ける」 「余計な修理費用なんてかけたくもない」 というのが主な要因だとして、大丈夫だと思っている以上に・・・ 【1】接客力皆無の個人店にありがちな「自転車店に行けばくだらない説教を延々されるのでウンザリ」 という「行きたくないと思わせる原因」があるからではないだろうか。 どの個人店でも技術が必ず確かだと考えるのも厳しいものがある。 料金提示でトラブルになることを想定出来ず、無言で修理を始めるような店も信用したくない。 【2】そもそも原因を突き止められるのかどうか (安物自転車ではなく使い方を誤っていなかったという前提で) 質の相当低い店員しかいない店であれば、何が原因かを突き止められず、再修理を繰り返すことも考えられる。 そうして、自転車店そのものへの不信感が構築されてしまっていては 「直す気がない」という結論に達していても、それは責められるものでもない気がする。 【3】ケチるだけの意味があると思い込んでいる 「食費や遊興費や服飾費を削ってまで修理する価値がない。」 機能向上できればエネルギー消費も抑えられるので食費も浮く、 遊興費に使う体力や気力の消費も抑えらえる、 衣服に気を遣っていても自転車はボロボロで本当に大丈夫なんですかと。 結局のところ、【1】~【3】の不信感を払拭できて納得させられる 「何か」が足りないというのが、修理に至らない根本的な原因に思える。 ・単に威圧的で客商売に向いていない人柄や説明力や知識の無さなのか ・技術力の無さを客の使い方のせいだけにするような店員しかいないのか ・正常に動作する状態との比較ができないので、実感が湧かないからなのか 説得材料の提示が足りないので「現状維持で十分」ということになっているのではないだろうか。 しかし、もっと具体的に方法があっても、実際に実行運用が成功している例でもなければ これ自体に説得力がないということでしかない。 ●大学の自転車80台の点検の模様 jitensyazamurai.com/db/archives/3139 空気圧不足によるタイヤの問題が多いのは 「自転車のタイヤが正常であれば何日くらい適正空気圧を維持できるか」ということを そもそも全く知らないと思われる。 虫ゴム式では(握力を考慮せず)まともに空気圧を測ることそのものが不可能な英式チューブ自体も悪いが、 恐らく、自転車に対する思い入れの違いの差ではと考えている。 そういう使い方をしている人達にしてみれば、自転車というものは近所履き用の靴と同じか それ以下の「トイレットペーパーや綿棒」のような消耗品のような感覚でしかないのだろう。 メーカーや銘柄なんて関係なく、色と大きさだけ決まればそれで良く、 最初から使い捨てる前提なので「安ければ安いほどいい」。 だからまともにメンテナンスするという観念自体が存在しない。 使いやすさや快適性よりも「とにかく早くて安くて面倒ではない道具」という扱いであれば、雑になるというのも頷ける。 そしてベル(警音器)については 「滋賀県道路交通法施行細則」 第14条 法第71条第6号の規定により車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (5) 有効な性能の警音器を備えない自転車を運転しないこと。 ベルの金額約500円(取り付けは頼むまでもなく+ドライバー1本で30秒もあれば出来る)と天秤にかけて 「注意されたこともないし別に使わないからいいや」となってしまうのも已む無しか・・・。 しかし、「使う使わないの問題ではなく」 知る限り取り付け義務のある地域でのベル非搭載での赤切符どころか 警告票の発行すら聞いたことがないので実質無意味な法律とはいえ、 ベルが無いか壊れている自転車を運転している時点で本来は「違法」となる。 ●メンテを欠かさず変速を正しく使おう ameblo.jp/cycle-plus/entry-12110858421.html 変速があるのに全く使わないような使い方しか出来ないのであれば、 変速なしの自転車を買ったほうがトラブルが起こる可能性が下がる ということを知らなければ値段だけで買おうとするのだろうか。 ▼例によって常に重いギア 「筋力トレーニングをしている」と言い張るのであれば何も言うことはないが・・・。 「(信号等でも)停止前にギアを軽くする」これは鉄則。 ▼注油に関しては自分で出来ないなら店に行くことを習慣化すればいだけの話。 それも嫌ならば、修理費用が後々高くなっても自分が招いた結果なだけ。 ▼スポーク&ニップルの錆 この状態にまでなってしまっていれば変速周りどころか 「スポーク折れの危険性もあるため、ホイールも交換しないというのであれば修理できない」 と言い放っても良かったのでは・・・? ●修理か新車購入か jitensyazamurai.com/db/archives/3989 愛着のある大事な自転車ならいいんです。 明言はしていないものの、恐らく購入価格が2万円以内の安物自転車の話という前提だろう。 近年の3万程度の完成車を買うくらいなら、10年以上前のあまり使っていない自転車であれば お金をかけてでも補修したほうが作りがいいので得ということには触れて欲しかった。 そして、時間をかけて見積もりを出すまでもなく、 (パーツのグレード選択次第なので大雑把な価格になるとしても) タイヤ前後4000・チューブ前後2000・リムテープ前後500、ブレーキアウター&インナー2000、 ライト2000、チェーン2000、カゴ2000、サビ落としと工賃で約2~2.5万円 (使えない場合のみ交換→ブレーキレバー2000・グリップ2000・サドル3000・ペダル2000) この程度を紙にサっと書いて提示すれば済むだけのような。 というよりも、 即答で「自転車は様々なパーツの集合体ですので、ちょっと磨いてササっと直して簡単に乗れるようにはなりません」 「ゴム部品の劣化は当然で、錆び部分も磨いて新品同様というわけにはいかない箇所もあります」 「タイヤとブレーキとチェーン周りだけでも軽く1.5万円以上が確実に必要で、 場合によっては総額で5万円以上かかる場合もありますが、本当にそれでも構いませんか」 と具体的な金額を提示して、その反応として「躊躇う」か「それでも構わない」といった様子を見てから 詳細な見積もりを出すかどうか検討するというわけにはいかなかったのだろうか。 ▼過小メンテナンスになっている一因 自転車のメンテナンスに関するアンケート結果 cyclepress.co.jp/report/20160302_03/ 「面倒」「仕方・頻度などが分からない」が上がっているが これは何が原因と考えると、 消費者の立場で言えば「義務教育での教育」が最も大きいとしても、 次は「販売店の怠慢」に思える。 売れたらそこで終わり。 壊れたら持ち込まれるというケースが圧倒的ではないだろうか。 例え、数か月おきのメンテンスをするように購入時に「案内」をしていたとして 「来たほうがいいですよ」というだけでは実効性に疑問。 本来(自分で整備方法が分からないのであれば尚更) 店に出向かなければならないはずなのに「その必要がない」かのような感覚を 育ててしまわないために何か出来ているかということになる。 日々の持ち込み修理や新車販売に手を取られ過ぎて、 買った客に対して定期点検が不十分ではないだろうか。 「暇な自転車店」というのも原因は、 こういう「過小メンテナンスで構わない」というような 販売店側の意識にあるように思えて仕方がない。 実店舗でも単に安さだけを求める客であれば「ユーザー側では何もしない」 という選択肢は当然あるとして、 きちんと手入れされた状態で「快適に乗り続けたい」という感覚のユーザーもいるはず。 そのニーズを放置することは結局店も客も得ではない という感覚を持たせられるかが重要に思える。 ▼割高に思えるパーツ(や完成車)を使うことは無駄かどうか ▼安さ第一は多くても 自転車産業振興協会の毎月の自転車の国内販売動向を見ても分かる通り 「安くて手軽な車種が一番」として支持されるのは「購入時に買い求めやすい」ということが第一にあるとしても、 実際に販売購入される自転車は一般車といえども様々な価格帯が存在し、 安いものでは譲ってもらうような0円中古車~ 高いものではフレームビルダーに制作依頼で20万~30万程度だろうか。 (日常の足なので「補修時も考え」数十万するようなスポーツ車の高級なパーツは使わない) 需要の幅は広く、必ずしも安さ重視が重宝されるというものでもないように思う。 ▼選択肢の幅 「面倒なことはしたくない」 「安いから売れる」→「売れるから作る」 経済社会で消費することが美徳とされるとしても、 「選択肢の幅」として「高耐久性」「高性能」に振ったものという考え方の提案は、 何も完成車購入時に限らず、修理に於いても発生するものということを たぶんほとんどの一般車ユーザーは「知らない」。 ▼具体的な提示 例えばチューブ交換であれば・・・ 【今後どの程度使う予定があるかを聞いてみてから】 【1日で十分】(1)「草でも詰めて無理やり修理して1日だけもたせる」 【1週間ほど】(2)「ギリギリ使えそうな中古を取り付けて極短期間用」 【半年程度】 (3)「同じ程度の性能の安価な新品を取り付ける」 【1年以上】 (4)「海外産でも米式でネジ切りがあるシュワルベチューブや、サイズ次第では分厚いチューブにする」 【1年以上】 (5)「国産のパナチューブに交換する」 といった5つか6つくらいまでの提示。 (26HEのような銘柄が多いサイズでは銘柄指定までする客は自分で修理するだろうし、 銘柄自体は2,3提示できれば十分かと) →◆「米式に交換するかどうか」という選択も聞く必要がある。 (英式チューブであれば、一時的にエアチェックアダプターで簡易換装するかどうかも確認) →◆所有者の家にポンプがあれば先の金具を外して米式に使えるかどうか確認 →◆ポンプがなければ「店に来てもらうように何らかの方法をとる」か、 「(ユーザーとしては)手間がかかるのが面倒なので出張料を毎回もらっても訪問サービスが必要」かどうか +選んだ内容によって「保証期間と内容を明確に定める」ことも大切だと思う。 (1)は安くてもその代わりに2日後でも保証不可とか、 (4)や(5)であればチューブ製造年月をしっかり控えておいて 「製造不良の疑いがあれば」メーカーに原因調査と代品についての交渉も受け付けるとか。 対価をしっかり支払ってでも 絶対に大手では出来ないことをしてもらえることを喜ぶユーザーは少なくないのではないだろうか。 ●業務用であれば更に点検に強化をすべき star.ap.teacup.com/flatout/1305.html 通勤通学送り迎えでもそうだが、思わぬところで立ち往生してしまい その日の予定が全て台無しになる前に、 定期的な「点検をする日」というのを定めておくと良いのではないだろうか。 ●会社で使う自転車でも定期点検が疎か cs-shinwa.sblo.jp/article/174711872.html 変な見方をすれば 「雑な使い方で壊してもらって会社の予算を食いつぶすことが必要であり、 その目的として何もしないことを暗に奨励している」という可能性もないとは言えないが、 基本は 「自動車みたいに車検もないし」 「多少壊れてたくらいで大事故になるわけないし」 「壊れたら直せばいいだけ」 やっぱりこういう感覚なんだろうと思う。 「何が正常な状態」で「どういう使い方乗り方が正しくて快適」といった 基準となる概念そのものが「説明書は全く見ない&見るつもりもない」ので 広がらないというのもあるのだろう。 基本的な教育不足と安物自転車の台頭もあって 「自転車なんて使い捨て傘や玩具の延長のようなもの」という感覚が 「半ば常識」になってしまっている残念な現実がここに。 業務に使う足として必要な備品の管理すら満足に出来ていなくても 「全く問題ではない」というのがその会社にとっても「常識」なのだろう。 しかし、会社備品の自転車の適正な管理すらまともに行われていないようでは、 その延長線上にある「自転車通勤に補助金」や「自転車交通に関する教育」を行うような会社というのは 世間的に見れば「運動不足解消で健康志向やエコな会社」というよりも 「貧乏臭い変な会社」というイメージのほうがまだまだ強いのだろうか。 ●[京都]駐輪場にて無料点検 cyclepress.co.jp/report/20150928_05/ 「ハンドル、タイヤ、ペダル、ブレーキ、チェーン、サドル、ライト(前照灯)、ベル(警音器)」を点検。 自転車店に向かうということではなく、駐輪中に点検という形式。 この方法には単なる「点検→自転車店」というだけではない、更なる商機が広がっているように思える。 ●修理が得か買い替えが得か takesno.com/archives/2695 上にも似たような話題があるが、別の店の感想。 そりゃ安いタイヤを探せばどれだけでも下限はあるでしょうが用途や目的。 新品でも1本1000円にも満たないような安いタイヤというのは 「それだけ安くできるだけの安価な素材や製作工程の違いがある」と考えるべき。 1日や1週間使えるだけでいいのであれば廃棄寸前の中古タイヤという方法もあるが、 限られた用途であり薦められるものでもない。 学生さんだったら、あと何年乗るか?ってコトや、学校までの距離等に応じてタイヤの種類を吟味します。 適正な使用方法であれば、一見高いだけに思えるタイヤで「立ち往生のリスクを減らせる」。 当たり前ですが その1万円の自転車には片輪5000円相当のタイヤが装着されているハズがありません。 「何故自動車のタイヤで違いを説明するCMをしているか」 何気なく見ているだけでも「自転車でもタイヤの種類は同じではない」と 気づけばいいのだが、なかなかそうも思ってくれないのだろう。 タイヤだけじゃなくって、もちろん他の部品の程度もガクッと下がります。 自転車を買い換えたがタメに、トラブルが増える可能性もあるのです。 ある程度値段のする品質の良い自転車(3万円以上)から 安物自転車に乗り換えて 「新品にしたから3万円程度の自転車の新品と全く同じ性能」が得られると思ったら大間違い。 もちろん修理前の自転車が安物自転車であれば 「量販店やホームセンターや通販」で「値段だけを見て性能を見ず」買えば良いのではないだろうか。 当人がそれで本当に一切の不満が無く満足しているなら。 反対に、「これを機に4万円以上の自転車を新たに購入したい」というのであればオススメしたいが、 「空気入れをしない癖があって直す気も依頼する気もない」という 性格的な問題があれば、その場合は何を買っても同じなので デメリットを理解せずに適当にノーパンクタイヤでも選べばいいのではないだろうか。 『今まで◯年乗っていて、この先◯年乗るのか?』 かかる費用を日数で割り、出た金額を見ても払う価値がないと思うのであれば 公共交通機関だけを使うか「徒歩」が(目先の感覚だけで見れば)一番安上がり。 しかし、こうした誤解が生まれやすいというのも つくづく「まともな値段のまともに整備された自転車を知らない」ということに 尽きるように思えて仕方がない。 (本当に理解できていて、メンテや防犯対策を拒絶するための方法として安物が得だと信じてやまないとすればある意味幸せな人だろう) 一般車ユーザーの感覚を育てるための施策が全く足りない。 「空気を入れることすら知らない」ユーザーを野放しにしていることを 業界全体でも、もっと真剣に問題視すべきだろうと。 ●点検は事故や立ち往生を防ぎ「将来的に安く済ませる」自己投資 takesno.com/archives/2681 修理を断るケースの考え方として「(不具合のある)今のままでも気にしなければ乗れるから」 「自転車の修理・改善に金を使うのは無駄」だと信じてるということだろう。 「金を払う=自転車屋の儲けになるのが嫌だ」というのであれば 点検に応じず故障して立ち往生して修理費用が余計にかかることになるだけ。 その後 「なんで修理にこんなに金がかかるんだ」 →「故障箇所が多いから(甚大なので)仕方がないですね。あの時直していればもっと安く済んだのですが残念でしたね」 という自ら不満を募らせる状況になったとしても自業自得。 BBやチェーンやタイヤ等の駆動系や、ブレーキ周りの制動系ではなく 「まともに取り締まりがないとか、付けても大して意味がないと信じている反射板」や 「道交法上まともに使う機会がないベル」であれば放置していても関係ないという考えだったとしても 「不整備車両を送り出さず、真っ当な整備を目的とする自転車店」であれば見過ごせないだろう。 他の可能性として 「以前に他の自転車店(のように見えて酷すぎる整備しかできない店)に 修理を頼んだら余計に調子が悪くなったから、自転車店自体を一切信用していない」としても やはり点検キャンペーンなんて無視して自己流か既に他の店に行っているだろう。 ●真っ直ぐ進めない不具合と理由 takesno.com/archives/2725 故障が原因の場合の車輪の歪みについての解説。 ホイールバランスやフォークなど。 一方で、大径の車輪(630 27インチWOなど)に乗り慣れていると、 406:20インチHEのような小径車に乗り換えた場合、慣れるまで数分はフラフラするのは感覚の問題。 ●単に「どの部分にどの工具を使えばいいか」ということだけはない ▼必要な工具などは「takaよろず研究所」にて大抵分かるとはいえ・・・ www.geocities.jp/taka_laboratory/ 「グリスか、オイルか、焼き付き止めか」 「ワッシャーの順番」 「必要なトルク(力加減)」 「ケーブル・ワイヤーの適正な長さ」といった項目も理解した上で作業すること。 ▼日曜大工感覚で施行してしまうとおかしなことになるという例 cs-shinwa.sblo.jp/article/175305123.html ●後輪の一般車のワッシャーやステーの順番 一般車のタイヤ交換の際に重要なこと。 車輪軸に色々が役割のものが共締めされていることを理由に 面倒臭がるスポーツ車しか扱わないような店では邪魔者扱いされるが、 手順をきちんと覚えればそれほど苦でもない。 「車種によっては回り止めが最初からない場合もある」 「外装はチェーン引きなし」 「変速なし(シングル)と内装変速はチェーン引きがある」チェーン引き自体の向きも重要! 内装3段の場合は https //web.archive.org/web/20181103020656/http //www.geocities.jp/taka_laboratory_2/20100306-R-tire/20100306-R-tire.html (1)カバーを外し、シフトケーブルを外す (2)ブレーキワイヤーの固定ボルト/ナットを外す(コイルバネはない車種もある) (3)ブレーキ本体とフレームを固定しているボルト/ナットを外す (4)チェーン引きを末端までゆるめる(ナットを外す必要なし)(チェーン引きが最初から片側についていない車種もある) (5)車軸のナットなどを外す ここで順番を確認しておく。 (紹介されている旧型内装三段変速機の場合) 左は外側から 【ハブナット】→【菊座金(ワッシャー)(溝は内側)】→ →「【リアキャリア】があればステーはこの位置(泥除けステーより外側)」→ 【泥除けステー】→【ベルクランク(変速機)】→【スタンド】→【本体フレーム】→【チェーン引き】 右は外側から 【ハブナット】→【菊座金(ワッシャー)(溝は内側)】 →「【リアキャリア】があればステーはこの位置(泥除けステーより外側)」→ →【泥除けステー】→【スタンド】→【本体フレーム】→【チェーン引き】 (6)チェーンを外す チェーン引きを緩めて車軸を前に押して外す。チェーン切り(ピンを外す)は基本不要。 緩めても余裕があまりない様子であれば、ここでチェーン切り(ピンを外す)をして ミッシングリンク式に交換という手もある。 ▼取り付け編 (紹介されている旧型内装三段変速機の場合)の取り付け順 ※旧型のため変速機が左側になっているが現行品は右側 左は外側から (1)【チェーン引き】 ※チェーン引きはギア歯がある側には「小判型の穴」が空いているので、それに合わせて取り付ける。 ※重要※ チェーン引きの向きは「外側が出っ張っている」 ※重要※ チェーン引きは「フレームの内側」に入れる 【チェーンをチェーンリングとスプロケにかける】 (2)→【本体フレーム】 (3)→【スタンド】 スタンドの形がピッタリと合うように取り付ける。 スタンド自体の重さでズレてきやすいので支えることも重要。 ◆現行品の場合「【回り止めワッシャー】は、この位置(スタンドより外側)」 現行品では左側=変速機&チェーン引きがない側には【回り止めワッシャー】を取り付ける必要がある。 (旧品の場合、変速機がない側は、小判型の穴が空いている回り止めワッシャーが取り付けられる適した軸になっていない) bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=252 左側のハブシャフトのスリットに合わせて入れ、エンド(ないしはスタンド)の溝に噛ませてハブの共回りを防止する部品です。 フレーム→スタンド→回り止めワッシャーの順に入れます。 ちなみに右側は、内装三段用のスリット付のチェン引き金具で回り止めをしています。 エンドの溝(またはスタンドの溝)にワッシャーの突起部が収まるように取り付けること。 (4)→【ベルクランク(変速機)】※現行品では右側 旧型の内装変速機のため、ベルクランク(変速機)が車体左側に装着されます。現行タイプは車体右側となりますのでご注意下さい。 (5)→【泥除けステー】 ※稀なケース※ (リアキャリアなし、ハブ軸共締めのスタンドを外してWレッグのセンタースタンドを取り付けた場合など) スタンドもリアキャリアもない場合は泥除けステーの内側に 「溝を”外側に向けて”もう1枚菊座金(ワッシャー)を追加」する必要がある。 「【リアキャリア】があればステーはこの位置(泥除けステーより外側)」 (6)→【菊座金(ワッシャー)(溝は内側)】 (7)→【ハブナット】 (8)チェーン引き調整、変速器の調整→カバーの取り付け (9)ブレーキ本体とフレームを固定しているボルト/ナットを付ける 順番は外側から 【ボルト】→【固定バンド(アームクリップ)】→(※ブレーキワイヤーステー) →【ブレーキ本体】→【固定バンド(アームクリップ)】→【ナット】 ※ブレーキワイヤーステーは無い場合もある ※ブレーキレバー側のブレーキアウターキャップが収まっていることを確認 (10)ブレーキワイヤーの固定ボルト/ナットを付ける インナーワイヤーの固定時は、ブレーキレバーではなく、 「本体から伸びているアーム部分を進行方向の前側に押しつつ、ワイヤーを引っ張りつつ、固定する」というちょっとした技が要る。 (11)ブレーキの調整 アウターケーブルの末端のネジ付ナット(アジャスター)は調整できるように少し間を開けておく、 固定用のナットは最後に締めるのを忘れないように。 ※URL先の画像がある作業手順ページでは書かれていないので 【回り止めナット】と【リアキャリアのステー】の位置にも注意 ※変速器の調整は「ベルクランク型」と「カセットジョイント型」で異なる。 その店で扱っていなければ「カセットジョイント型を知らないケースもある」ので要注意。 それでも、ネット環境がある「ディーラーマニュアルを参照できる店」であれば作業は可能だが、 それができない店では「作業不可能」。 ▼内装ハブなのでギア歯交換方法も載っている。 同じ「変速なし」でもスポーツ向けの「シングルスピード」と、一般車向けでは種類が異なる。 一般車向けシングルハブでも、内装ハブと同じような方法でギア歯が交換できるハブもあるが貴重。 今では一般車向けといえば14Tか16Tしか選べないものが主流になってしまっている。 ●安く済ませようとして原因除去を延期するメリット? cycleserviceo.blog.fc2.com/blog-entry-61.html やっぱり「たかが自転車にそんな金出してられない」という思いが強いのだろう。 原因除去を解決しなければまた余計な時間もお金も必要になって 鬱陶しい思いをしなければいけないのはユーザー自身のはずだが・・・。 1:タイヤサイドが割れていても使う 2:チューブが削れていても使う 3:チェーンの伸びを1コマ詰めて収める 修理店としては「時間と予算的に客の要望に応えた」ということなので仕方がないとしても、 本来は「タイヤもチューブもチェーンも」交換すべきに思えるため、 時間も予算もないということであれば 安全性を担保できないとして断る勇気も必要なのではと。 そして、 通常は「空気いれないとまたこういう状態でパンクしてお金かかりますよー」くらいは言ってるとは思うが、 「全く言わない」ような修理店があると仮定した場合の話。 ↓ 誤った使用方法を改善するつもりがなければ何度でも再発する 修理すれば確かに店としてはそこで終わりで、 ユーザーがまたパンクしようがまた修理に行けばいいだけで、 根本的な「空気を入れるという習慣づけ」を定着させる必要は全くないどころか そういう無頓着なユーザーを賢くさせることは「利益にならない」として 何も言わないほうが「いいカモ」にはなる。 しかしながら、理想論で言えば「使い方を誤った修理で儲ける」よりも 「定期的な細かいメンテナンス」や「アップグレード」でのカスタムでの 快適性向上に対しての対価を貰うほうがより正常な関係に思える。 ●なぜメンテが必要か jitensyazamurai.com/db/archives/5106 よくいうのが「自転車と歯は似ている」ってこと。 日頃のケアを怠らなければ、いつまでも健康でいられます。 でも手入れをサボると、どんどん状態が悪くなっていく。 そのまま放置すると、悪くなる一方で勝手に改善はしないのです。 放っておいていいことなんか何もありません。コマメに手をかけてあげてください。 「自分ではできない」「めんどうだからやりたくない」って方は、自転車店へどうぞ。 ▼チェーンオイルなどの「ケミカル類」について 自分でクリーニングやメンテをしたいって方は、 できれば自転車用のケミカル類(洗剤や油など)を揃えてほしい。 一般に売っているモノでも使えるのですが、 自転車には向いていないのや、ダメージを与えてしまうものもあります。 店主メカタも過去にそれで大失敗をしたことがあるとか。 塗装がずるっとはげちゃったり、機械を傷めちゃったり… そんな失敗をしないためにも、自転車用ケミカルを使ってくださいね。 よく「ク●5-56でいいですよね?」「パーツクリーナーでいいですか?」と聞かれますが… 正直ダメです。詳しくは過去のブログをどうぞ。 jitensyazamurai.com/db/archives/2409 ▼パーツを交換する意味と必要性について 自転車って乗っているといろんな部品が伸びたり、削れてチビたりします。 たとえばワイヤー、チェーンは伸びます。 ある程度以上伸びると、動きが悪くなったり、トラブルの原因になったりします。 となると、新しい物への交換が必要になります。 たとえばブレーキシュー、タイヤ、スプロケットなどは使っている間に削れていきます。 そうすると十分な能力が発揮できなくなりますので、やっぱり交換が必要になります。 快適じゃないってだけじゃなくて、「走らない」「止まらない」ってことにもなりかねませんので、 パーツの交換を含むメンテはホントに重要です。 人間ドックを受けるような気持ちで、点検とケアをしてください。 これはもう自転車店からの切実なお願い。身に覚えのある方は、ぜひどこかの自転車店へ。 ▼大規模なメンテナンスを行うまでの期間について 納車前の整備がしっかりされている3万や4万円以上のまともな値段のする一般車であれば ([子乗せではない]2人乗りや階段降りのような無茶苦茶な使い方や、事故に遭っているか起こしているような最悪のケースを除けば) 最低でも1年はトラブルは起きにくいとしても、 何がどう整備されているのかも分からない中古自転車に手を出してみたり、 1万や2万円程度でロクに納車前整備も出来ていない安物自転車とか、 何も分からないまま通販で買ってしまって雑に組み上げただけの安物自転車であれば 半年よりも早い段階でトラブルが起こる可能性はあるので 期間の目安で整備時期を決めるよりも、 その自転車の値段と「店の納車前整備の状態次第」でもあるため、 一概にどんな店のどんな自転車でも最低でも1年は大丈夫とは言えない。 ▼絶対に信頼できる店というのはたぶん「どこにも存在しない」 不具合と思われるような状況になった場合は その不具合についての情報経験が乏しく得意ではない店もあるとして なるべく店を数件渡り歩いて症状を判断してもらうことをおすすめする。 医者でも専門分野が様々あるように、 「開業するために難関の国家資格が必要ではない自転車整備業」であったとしても 総合的に全ての知識技術が高い店ばかりではない。 ※自転車整備士等の資格は国家資格でもなければ、整備に関しても限定的な内容しか扱っていないので注意が必要。 ▲「自転車の日常メンテなんて金と時間の無駄」という思考 安物自転車にも共通して言えることだが、 「自転車にかけるお金がない」ではなく、 「自転車に金なんて払いたくない」というのが本音だろう。 「外食を控えるとか、服飾費や通信費やその他の雑費を節約してまで修理すべきだと思えないし、 ましてや貯金を下ろすなんて面倒だし勿体ないので1円たりとも無理」というだけでは。 「壊れたら、その時に行けばいいだけ」として、日常点検やメンテ(ねじ締めや適切なグリスアップなど)を放棄。 1000円で直るとしても「1000円もかかるならいいや」として ブレーキシュー交換すら拒否するといった人もいると思うが、 そこまで価値も優先順位も低いと思わせてしまう原因は一体何なのか。 ▲パーツの集合体という感覚がない? 1個どこかが壊れたら廃車にするというのはこういう意識があるからに思える。 直せば済むとして、他も修理しないといけなくなるのが嫌だと言うかもしれないが、 それは今までロクに整備してなかったことが原因だとしても、恐らく認めようとしない。 安物自転車に起因するとしても「そんなはずはない」と思い込む。 ▲自分だけは大丈夫と思い込んでいる? 交差点の通行方法と同じ。「少々ガタが来てても大丈夫」「乗れるから平気」 坂道でブレーキが壊れる可能性を引き上げていても、極論でも命より優先しなければならない支出とは一体何なのか。 ▲まともな自転車の状態を知らない、または忘れている 「走る、曲がる、止まる」全ての自転車の全ての状態が同じわけがない。 知らないから許されるとは言いたくない。 考えを放棄することで、結果的に後々不満を募らせることになるのは当の本人。 サドルのベタ下げにしても、足付きがよいからといって、 「足が疲れにくい」走行性能を犠牲にしてまで不格好なスタイルを貫く意味があるのだろうか。 新車販売のみに尽力する説明力に乏しい間違った自転車店が当たり前だろうという状況も 今のこの「自転車の整備に無頓着」な層を増やしているように思えて仕方がないが、 1度「まともな店」の「まともに整備されている代車」にでも乗らせてもらい、 現在の自転車の状態を知って、何がどう危険でどう修理や整備すれば安全で快適な乗り物になるのか、 余程鈍感でなければ気付くのでは? ・ちゃんと止まるブレーキ (後方からしっかり確認できる反射板) ・ブロックダイナモでも軽いLEDライト ・本当に適正な空気圧での走行性能 ・本人に合わせた適正なサドルの高さ ・ギシギシやカタカタも異音がしない、回転も滑らかな駆動系 義務教育段階で1回でも自転車を全てバラして組み上げと交通法規に関する通年授業でもあれば 少しはマシになるはずだが、そういったことが実現するのはまだ先のようだ。 ●タイヤ・チューブ交換や前ブレーキシュー交換の延長でプチオーバーホール 修理時に他の部分の不具合が見つかれば、予算をかけてでも全て補修しておくことを推奨。 具体的には、ハブ調整、BBのリテーナー交換・玉当たり調整、RD調整、ヘッドの玉当たり調整など。 英式(虫ゴム)であればエアチェックアダプターか米式チューブへ交換。 ゴムのリムバンドはズレやすい印象からあまり使いたくないので貼りつけるリムテープやコットンリムテープに交換しておきたい。 他にも、スタンド、ペダル、ブレーキワイヤー、ブレーキレバーに注油、フレーム・ホイールの清掃。 錆びやすい箇所のシートポスト、ペダル取り付け部分へのグリスアップまでしておけば完璧。 改めて修理というのは難しいと思う。 修理したら「交換してから調子が悪くなった」と理不尽なクレームを付けられないためにも丁寧にする必要があるはず。 しかし、今度は交換した部分の調子が良くなった代わりに、 それ以外の調子の悪さが目立つようになったという場合に説明しても理解してもらえるのかどうか・・・と思ったが、 とんでもない組み付けをしているような店があっても 「修理してもらったから」で「悪化してもそれを不具合と気付かないケース」が多いのだろう。 だからといって、量販・個人店問わず、「どうせ気付くわけないんだから、どんな雑な修理でもやったもん勝ち」だとしても、 「不誠実に徹する」ことで、店どころか自転車そのものへの不信感に繋がるなんて微塵も考えてないのだろうか。 結局そうすることで間接的に自分の首を絞めてることになっていたとしても、「それが常識」で済ませられる状況が華か。 そうして、バック拡げをはじめとする「雑な整備」で修理費用を効率よく稼げればよく、 単に「修理して欲しい」というだけの依頼であれば、何も言わずに「頼まれた部分だけすればいい」として不具合の種は放置、 逆に、押しつけがましく店都合で無許可で言われてもいない様々なパーツを交換して「戻すにも金が必要」と 代金を要求するような半ば詐欺に近い悪質なケースも考えられる。 (この場合、双方の思う「修理」に対する考え方に相違があり、通常想定する修理代金の範囲を逸脱した内容となり、 支払い契約が成立しているとは思えないので、客側に支払い義務は発生し得るとは思えないし、 組み戻し料金も当然ながら不当な請求と思われる。) そういう点でも店にとって「技術力の無さ」「接客力の無さ」は 「商機」を失うどころか「損害を被る可能性すらある」というところまで考えて取り組んで欲しいと思うし、 客はそういうロクでもない店を野放しにさせない厳しい目を持つことも重要。
https://w.atwiki.jp/vocaloidenglishlyric/pages/94.html
【Tags K Miku tV OSTER project】 Original Project DIVA (Short version) Music Title 恋スルVOC@LOID / Vocaloid in Love (Koisuru Bookaroido) Music Lyrics written, Voice edited by OSTER project Music arranged by OSTER project Singer 初音ミク (Hatsune Miku) Fanmade Promotional Videos Click here for the original Japanese Lyrics English Lyrics (translated by haru47): One, two, three, four! I want you to never ever forget the day I came the place you were Since you re happily looking at me, it makes me shy a little, but, I ll sing a song When you give me words, I chase the melody But, something, something is wrong! I m not singing well... Ah Don t edit the parameters too much! But, I don t like cutting corners as well I want you to be a little more mindful of the attacking sounds or other staff Don t juggle them by using vibratos Such a high pitch makes me out of breathe I want to shine myself in the proper way Is that the best you can do? Sorry, I ve said too much, right? I know you re trying hard too As I know sometimes I get little restive And I m not good at speaking I want you to let me stay by your side... Ah! Just treat me better, so I can sing pleasantly I ll even try as hard as my predecessor MEIKO I like your music more than you expect, okay? Even if the pitches are high, I ll do my best So I want you to give me your love and attention forever If you won t play with me, I ll freeze myself Spread out the beautiful legato line And the sounds in forte that shake my heart Create the sounds one by one and I ll bring them to lives You ll stay with me forever, right? I ll sing whatever song it may be So never ever forget about me I want to get along with you forever as always I love you I love you forever So give me your love to love me forever... I love you I love you forever So give me your love to love me forever... I love you I love you forever So give me your love.. Romaji lyrics (transliterated by haru47): One, two, three, four! watashi ga anata no moto ni kita hi o douka douka wasure nai de i te hoshii yo watashi no koto mitsumeru anata ga ureshi sou da kara choppiri hazukashii kedo uta o utau yo kotoba o kure ta no nara melody to oikakekko demo nanika nanika chigau! umaku utae te nai...aa parameter ijiri sugi nai de! dakedo tenuki mo iyada yo attack toka mou chotto ki wo kubatte hoshii no vibrato de gomakasa nai de yo sonna kouon kurushii wa motto chanto kagayaki tai no yo anata no rikiryou tte sonna mono? gomen chotto sakki no wa sasugani iisugi ta yo ne anata mo ganbatteru no wakatte iru yo watashi mo warito jajaumana tokoro toka mo arushi shaberi toka umaku nai kedo sobani oi te hoshii yo... ah watashi no koto motto tenazuke te kimochiyoku utaeru you ni MEIKO senpai ni mo make nai kurai ganbaru kara ne anata no kyoku angai sukida yo? takai oto demo ganbaru wa dakara zutto kamatte hoshii no asonde kure nakya freeze shichau yo hibikase te kireina legato kokoro yusaburu forte hitotsu hitotsu tsukuriage te inochi fukikomu kara itsumademo issho ni iru yo ne donna uta demo utau kara zutto zutto wasure nai de yo ne kore kara mo zutto yoroshiku ne I love you I love you forever So give me your love to love me forever... I love you I love you forever So give me your love to love me forever... I love you I love you forever So give me your love..