約 822,210 件
https://w.atwiki.jp/eva-ss/pages/123.html
836 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2010/07/01(木) 14 09 17 ID ??? では、調子に乗らせて頂いて……。 -- 「ふむ、今日はシンジの誕生日なのね」 「い、いや、気をつかわなくてもいいよアスカ」 アスカ、ひと思案の末、形の良い自慢の胸をグイッとシンジに突き出した。 「よし、アタシのおっぱいあげる」 「ちょっ……あ、あの」 思わず顔が引きつるシンジ。真に受けられる筈がない。 「あ、え、えーと、ボクCDが欲しいな。パッヘンベルの三千円くらいで……」 「アタシの胸が三千円にも劣ると言いたいのかしら」 シンジ、仕方ない。アスカのジョークにつきあってやれ。 どうなるか判っているとしても。 「ほら、シンジ? あんたのおっぱいなんだから、もむなり、はさまるなり、お好きにドーゾ」 「……じゃ、じゃあ触るよ」 「ご遠慮なく」 と、シンジはおそるおそる手を伸ばす。 シンジの心境、熱せられたアイロンを試しに触れようとするかのごとく、あるいは、 もしかしたらこのリーチアクションは当たるかもしれない、という淡い期待感というところだろうか。 思わず、ゴクリと生唾を飲み込み、あと少しでその右手が触れる、その刹那。 ばきっ! はい、アスカのハイキックがシンジの顔面にクリーンヒット。 シンジ、お疲れ様でした。 「あっはっは、ゴメンねシンジ。この右足はアタシのだから」 「ですよねぇ……あはは」 (続く?) 837 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2010/07/01(木) 14 25 15 ID ??? で、続き。 -- で、1年後。 「よし、今年はアタシの好きな部位を選ばせてあげよう。どこが欲しい」 「……」 思わず、うんざり顔になるシンジ。結果はわかっているのだ。 さて、なんと答えよう。 「じ、じゃあ、右下肢」 「成る程、まるまる1本ね。足といったら膝蹴り喰わせようと思ったのに」 「あ、あはは……」 「さあどうぞ。去年のおっぱいでも、この太ももでも、お好きなだけスリスリしてみれば?」 と、ドンとテーブルの上に右足を投げ出すアスカ。 さて、どうなるだろう。 いや、そうなるだろう。 ばきっ! 今度は華麗な右フックがシンジの頬を直撃。 「アハハ、この右手ちゃんってば焼き餅焼きだから」 「ぐ、ぐう……やっぱりこうなるのですか、アスカさん」 「コンプリート目指して頑張ってね」 「……え?」 そう、全身全て完成すれば良い訳である。 「それまで、良いコにしてれば……ね?」 「は、は、あはは」 ガンバレ、シンジ。そして、油断するなよ、シンジ。 上下肢全て揃っても、最後にはヘッドバットが待ってるぞ。(完)
https://w.atwiki.jp/orimoe/pages/102.html
Top 1スレ目 まとめ 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2011/06/14(火) 01 14 51.34 ID AC4F4GTj0 最近思いついた短編。切りスト教ネタ・レイプ・死ネタ・モブ姦注意 攻め…大変位の高い色欲の悪魔。今時珍しいほど清廉潔白な受けに興味を抱き堕落させようと企む 受け…小さな村の協会に住む神父。他の仲間が堕落し生臭神父に成り果てたりする中純粋に信仰に生きており妻帯はおろか恋愛の一つもしたことがない。20歳半ばぐらい 強い力を持つ攻めは教会の中にも難なく進入し(小さい教会なので守護の力も弱いとかなんとか)、受けを堕落させようとする 世界一の美女を差し向けたり、ハーレムを作ったりしても全く揺らがない受けを見た攻めは直接受けを調教し始める 悪魔に、それも男に禁じられた交わりを強要される嫌悪感に始めは酷く抵抗するが、そのうち快楽に逆らえず自分から腰を使うようにまでなる受け ある日村の若者を誘惑し楽しんだ受けは事が終わった後に我に返り自らの行いに絶望し、発狂寸前の中世を儚んで自殺してしまう 再び目覚めた受けが見たものは地獄で自分を抱きかかえて邪悪な笑みを浮かべる攻めの姿だった。 おわり とても…ベタです… でもベタな話って考えててすっごく楽しい ページ最上部へ
https://w.atwiki.jp/rozenmaiden1234die/pages/13.html
_
https://w.atwiki.jp/ogasawara/pages/1972.html
多岐川佑華@FEG様からのご依頼品 「 」 /*/ 綺麗な顔したカトーとのことで、表情の移り変わりに焦点を当ててみました。 その表情を引き出させたのは勿論…(*ノノ) 新婚生活も満喫しつつ、お二人で良い家庭を築いてくださいませっ。 ご依頼頂き有難う御座いました! 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ご発注元:多岐川佑華@FEG様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/cbbs_om/cbbs.cgi?mode=one namber=2580 type=2516 space=15 no= 製作:矢上ミサ@鍋の国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=2482;id=UP_ita 引渡し日:2010/08/12 counter: - yesterday: -
https://w.atwiki.jp/orimoe801/pages/111.html
Top 1スレ目 まとめ 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2011/06/14(火) 01 14 51.34 ID AC4F4GTj0 最近思いついた短編。切りスト教ネタ・レイプ・死ネタ・モブ姦注意 攻め…大変位の高い色欲の悪魔。今時珍しいほど清廉潔白な受けに興味を抱き堕落させようと企む 受け…小さな村の協会に住む神父。他の仲間が堕落し生臭神父に成り果てたりする中純粋に信仰に生きており妻帯はおろか恋愛の一つもしたことがない。20歳半ばぐらい 強い力を持つ攻めは教会の中にも難なく進入し(小さい教会なので守護の力も弱いとかなんとか)、受けを堕落させようとする 世界一の美女を差し向けたり、ハーレムを作ったりしても全く揺らがない受けを見た攻めは直接受けを調教し始める 悪魔に、それも男に禁じられた交わりを強要される嫌悪感に始めは酷く抵抗するが、そのうち快楽に逆らえず自分から腰を使うようにまでなる受け ある日村の若者を誘惑し楽しんだ受けは事が終わった後に我に返り自らの行いに絶望し、発狂寸前の中世を儚んで自殺してしまう 再び目覚めた受けが見たものは地獄で自分を抱きかかえて邪悪な笑みを浮かべる攻めの姿だった。 おわり とても…ベタです… でもベタな話って考えててすっごく楽しい ページ最上部へ
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/2446.html
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/2458.html
836 名前:1/6[sage] 投稿日:2012/09/08(土) 13 28 13.78 0 田舎暮らしで通学に不便してるツンデレと男 『あっつぅ~……』 木の壁で三方を囲み、中にベンチの設置されたバス停の中で、彼女はYシャツの胸元を パタパタと動かし、中に風を送る。 「全く……次のバスまで一時間とか…… マジ信じられねえよ」 その隣に座る彼は、両腕を広げて背もたれに乗せ、天を仰ぐ。屋根はあるが、日差しは 容赦なくバス停の中に降り注いでいた。そんな彼を横目で睨んで彼女が毒づいた。 『誰のせいでこんな事になってんのよ。アンタら男子がふざけてばっかりで、全然掃除が 終わらなかったせいでしょうが』 「俺じゃねーよ。ふざけ始めたのは山田だっての。アイツが――」 言い訳をしようとする彼を、彼女が遮る。 『誰が始めようが、男子全員乗ったじゃない。あたしらが文句言ったのに、全然止めよう としないで、結局先生に説教されちゃってさ。おかげで電車乗り遅れちゃうし。最悪』 ブスッとした顔で携帯を開き、メールをチェックするも、今のところ誰からも来てない のを確認だけして彼女は携帯を閉じてポケットにしまった。 「電車通学だけの奴らはいいよな。俺らなんてここからバスでさらに三十分だぜ。ホント、 田舎に住んでると辛いよな。しかも電車との接続、超悪いし」 『朝と夕方の一本だけだもんね。まともに乗り換えられるのって。あとはぜーんぶ、三十 分とか一時間とか待たされるし。文化祭の時なんて、駅着いたらバス終わってんのよ。信 じられないわ』 過去、何度言ったか知れない文句を二人して嘆くも、それでバスが来てくれる訳もない。 「ちくしょー。ちびうさの説教が長過ぎるから悪いんだ。でも、よく考えてみたら、怒ら れたの男子だけじゃん。何でお前、先帰らなかったの?」 彼の問いに、彼女は思わず横を向いて彼を見る。それから不機嫌そうに彼を睨み付けた。 『う、うるさいわね。二時間の道のりを一人で茹だりながら帰れっての? 愚痴の一つも 言う相手がいなきゃ、それこそ退屈で死んじゃうし、大体説教があそこまで長引くなんて 思わなかったもん。どうせまた、うさちゃん先生のこと、からかって遊んだりしたんでしょ?』 837 名前:2/6[sage] 投稿日:2012/09/08(土) 13 28 45.34 0 「知らねーよ。荒巻にでも聞け。ったく、アイツはちびうさからかうの好きだからな」 呆れたようにため息をついて、彼はちらりと横目で彼女を見やる。すると彼女もいい加 減仏頂面にも疲れたのか、諦めたような吐息をつくと、正面を向いて彼と同じように天を 仰いだ。耳を澄ましても、セミの音以外は何も聞こえて来ない。 『……ねえ。ここってさ。駅前……よね?』 唐突に、ポツリと独り言のように呟く。 「何、今さら、分かりきった事言ってんだよ」 つまらなさそうに答える彼をちょっとだけジロリと睨み付けてから、彼女は再び視線を 天井に戻して、言葉を続けた。 『別に。ただ、なーんにもないなーって。それだけ』 駅とは言っても単線一面のホームに小さな小屋のような駅舎が建っているだけである。 当然、駅員などおらず、駅前にあるのは自動販売機の列くらいなものである。最近、ICカー ド乗車券の精算機が置かれたのが、この十年ほどで唯一の近代化であった。 「仕方ねーだろ。利用者なんて、朝晩の学生と会社勤めの人が少しだけで、昼間なんてほ とんどいないしな。つか、日中は電車だって無いし」 『分かってるわよ。たださ。同じ路線使ってんのに、ゆーちゃんとかは恵まれてるなーっ て思って。だって、駅前にマックあんのよ? あとコンビニも。すごいと思わない?』 「ゆーこさんとこは、一応私鉄との接続駅だからな。逆にそれで、駅前で使えるのがあと 銀行だけってのがすごいけど。つか、それで栄えてるって思えるのが悲しすぎるね」 『全くよ。こないだゆーちゃんたちと渋谷行ったじゃん。あたし。向こう凄いよ? 次の 駅まで一分で着くんだから。これ、電車必要あんのって。しかも電車も次から次へと来る しさ。あれなら乗り過ごしたって何の問題もないわよ』 ちょっと興奮気味にしゃべる彼女を見て、彼は呆れた気分になった。 「お前さ。今、自分が田舎もん丸出しでしゃべってる事に気付いてる?」 そう指摘した途端、彼女の顔が羞恥にパッと赤く染まる。 『う、うるさいわねっ!! 実際カルチャーショックだったんだからしょうがないでしょうが』 そう怒鳴りつけてから、彼女は不満気にぶつくさと文句を続けた。 838 名前:3/6[sage] 投稿日:2012/09/08(土) 13 29 16.37 0 『大体おかしいのよ。家から学校まで通う時間と、学校からの最寄駅から都内に出る時間 がほとんど変わらないとか。距離は圧倒的に向こうの方が遠いのに』 「おんなじ県内でも、県庁所在地に住んでる奴らとじゃ、格差違い過ぎるからなあ。向こ うはちゃんとJRの幹線走ってるし、駅前にはショッピングモールもあるしさ。俺らなんて、 ちょっと前までは本買うのにも電車で何十分も掛かったりしたし。今じゃアマゾンさんあ るからいいけどさ」 彼女の意見に同調しつつ、彼は通学用のバッグから下敷きを取り出し、ワイシャツのボ タンを上から二つ外すと、中のTシャツを引っ張って体との間に隙間を作り、その中に風 を送り込んだ。その仕草に彼女は僅かにドキリとしたが、素知らぬ顔で視線を逸らす。 『横浜に住んでる従妹はさ。学校まで自転車で15分だってさ。あたしら、バス待ってるだ けで一時間よ? はぁーあ。羨ましいなあ……』 ため息混じりに言って、彼女はうーん、と伸びをした。すると、そこで彼が不意にこん な質問をして来た。 「そういえばさ。お前、大学はどこ受けんの? 県外?」 伸びをしたまま、彼女はチラリと彼に視線を向ける。それから両腕を下ろし、姿勢を直 して彼の方に半分体を向けつつ睨み付ける。 『何だってアンタがあたしの進学先に興味持つのよ? 関係ないでしょ?』 彼女の逆質問に、彼は空を見上げたまま答える。 「別に。都会が羨ましそうだったからさ。出てくのかなって思って」 その事を想像すると、胸に僅かに寂寥感を覚える。彼女が出て行ったら、自分の周りは、 より静かになってしまうのだろうかと。気になって横目で彼女を見ると、彼女は再び、ベ ンチの背もたれに体を預けて、彼と同じように上を見つめ、空で指を弄んだ。 『……どうしようかなー……って』 「何だよ。まだ決めてないのかよ」 ちょっと呆れたような彼の言葉に、彼女は不満気に唇を尖らせた。 『悪かったわね。進路って重要な問題なんだから、そう簡単に決めれるもんじゃないのよ』 そう文句を言ってから、真顔になって彼を見つめ直した。前に聞いた彼の進路を思い出 して、確認する。 839 名前:4/6[sage] 投稿日:2012/09/08(土) 13 30 16.32 0 『……アンタは、国立大の農学部だっけ?』 「ああ」 頷く彼をしばらく見つめてから、彼女は視線を前に向ける。 『……今の時代に、よく親の後を継いで農業とかやる気になれるわよね。何かもっと、カッ コイイ仕事したいとか、思わないの?』 「別に」 それは、他の友達からもよく聞かれる質問だったから、特に意外に思うこともなく彼は サラッと否定した。 「土いじりとか、ガキの頃から好きだったし。それに、親の後を継がなくちゃとかそんな んじゃなくて、ただ野菜とか果物とか、色々と品種改良とかしたりするのに興味が出てきたから」 『ふうん』 興味ない素振りで生返事をしつつ、その実ちょっと感心して彼女は横目で彼を見つめた。 何というか、自分の進むべき道を見定めていて、それに進んで行こうと決めている彼はちょっ とカッコイイと思ってしまう。 「で、お前は何か考えてるのかよ? 決まってないって言ったって、幾つか思うことあるだろ?」 また、自分の事に話を振り戻されて、彼女は不機嫌な気分で顔をしかめた。彼と比べる と、どうしても自分が考えなしに思えて、答えるのが嫌だったからだ。 『そりゃ幾つか考えてるわよ。東京に近い大学行った方が進路の幅は広がるかなって思っ たり……まだ、就職の事まで考え付かないし。でも、それも違うかなって思ったり……』 「違うかなって?」 曖昧な彼女の言葉が気になって、彼はつい問い質す。しかし、深く追求する事を嫌がら れるかと思ったのに、彼女は物思いに耽るかのように頷いて、それから自分の思いを口に し始めた。 『……ちょっと前まではさ。こんな何も無い場所からは大人になったら出て行こうって思っ てたんだけど……何回か遊びに行ってさ。買い物したり遊園地行ったりして、楽しい思い もいっぱいしてるけど……単にオシャレだったり便利だったりで進路選ぶのは違うかなって』 840 名前:5/6[sage] 投稿日:2012/09/08(土) 13 31 05.14 0 彼女の答えを聞き、彼は真剣にその言葉を考えた。何か、ここに引き止められる思いが あるのだろうが、それが何かまでは分からなかった。彼としてはそれを知りたかった。そ して、その思いを糧にしてここに留まるように言いたかった。しかし、自分の思いはグッ と心の奥底に追いやって、客観的に、最良と思える答えを口にした。 「まあ、進路の事だしもっと真剣に考えろってのはあるけどさ。けど、何だっていいんじゃ ね? 遊び気分ってだけじゃなければさ。それで大学入ってからいろいろと経験して、先 の事決めたって良い訳だし。それなら、向こう行って、新しいチャレンジするってのもあ りなんじゃないか?」 『アンタは、あたしが東京行った方が良いって本気でそう思って言ってるわけ?』 彼の言葉を曲解して、彼女は咄嗟に苛立って聞いてしまう。その語気の荒さに彼は驚い たが、すぐに慌てて弁解を始めた。 「いやいや、どっちが良いとかって訳じゃないけどさ。現実に、向こう行った方が経験の 幅は広がるんじゃないかなって思っただけで。やりたい事が見つかってないんだったら、 いろんな経験して、進路見つけた方がいいだろうし、さっき自分でもそう言ってたじゃん」 彼の言葉を聞きつつ、彼女は懸命に気持ちを落ち着かせた。何も彼は私に出て行って欲 しいと思って言っている訳でもないし、出て行っても構わないとすら言っていない。きっ と、私の事だけを考えて、アドバイスしてくれているだけだと。しかし、怒りは収まって も、そこはかとない寂しさだけは残っていた。 『そうね。確かに、東京に出れば、新しい経験とかたくさん出来るとは思う』 自分の気持ちを押し隠して、彼女は頷いた。それから、顔を上げて、真っ直ぐに真面目 な顔で彼を見つめて、言葉を続けた。 『けどさ。何か……得るものが多い代わりに、失う物も、もしかしたら多いんじゃないか なって……そう思うようになってさ。だから、簡単にここ出て行っちゃっていいのかなっ て。ここにいても出来る事っていうのも、いっぱいあるのに、それを見ないで出て行っちゃっ ていいのかなって……』 841 名前:6/6[sage] 投稿日:2012/09/08(土) 13 33 08.19 0 すると、彼は真面目な顔で、彼女を見て頷いた。 「それもあるかもな。まあ、ここを出て他の町の大学行ったからって帰って来れない訳で もないし、逆にここに残ってじっくり見定めてから都会に出てもいい訳だし。一応進路希 望調査は来週だけど、順序消して出してもいいんじゃないか? ちゃんと先生に話すればさ」 『うん。そうする。ありがとね。アドバイスくれて』 何となく、素直な気分でお礼を言うと、彼がマジマジと彼女を見つめたので彼女は気に なって問い質した。 『な……何よ、変な顔して。何かあたし、変な事言った?』 すると彼は、視線を逸らして、照れたように頭を掻いた。 「いやー。何か、かなみから素直にありがとうなんて言われるなんて、滅多にない事だか ら、ちょっとこそばゆくてさ」 それを聞いて、彼女は急に恥ずかしくなって、思わず彼を怒鳴りつけた。 『う……うるさいわねっ!! 一応、アンタが真面目に考えて言ってくれたからお礼しな きゃなって思っただけよ!! そ、そんなのは人として当たり前の事で…… 大体普段か ら怒られるような事しかしてないアンタが悪いの!! このバカ!!』 フン、と鼻息も荒くそっぽを向きつつ、謝る彼を無視し続けながら彼女は心の中でこっ そりと呟く。 『ここから出て行っちゃったら……何よりもこうして、アンタと二人で居られる時間が、 無くなっちゃうんだからね…… あたしは、それが一番無くしたくないんだから……』 終わり
https://w.atwiki.jp/moemonss/pages/1341.html
たまの休日。俺はやることもなく、何一つ興味をそそらないテレビの画面をぼーっと見ていた。 「なに惚けてるのよ? あんた、覇気ってものがないのかしら? まだおじいちゃんって歳でもないでしょ」 後ろから憎まれ口を叩くのはキュウコンだ。俺は言い返すのも面倒くさい。 「家にこもってても不健康なだけでしょ。散歩でも行ってきたら? お買い物とか、せっかくの休みの日じゃない」 あそっか。という呟き声。にやっと笑う意地悪な顔が見ずとも浮かんだ。 「一緒に出かける相手もいなきゃ、その気も起きないってものかしらね」 クソッ。俺も好き好んでくだらないテレビを見てるわけじゃない。しかし休日の過ごし方は俺が決めるのだ。揶揄される謂れはない。 俺はムカムカしてきた。テレビからノイズのような笑い声が聞こえる。ムカムカは俺自身に向けられていたが、吐き出す相手はアイツにだ。 「チッ。誰のせいだと思ってるんだよ」 振り向いて睨みつける。キュウコンは馬鹿にした顔だ。 「何よ? 私のせいとでも言いたそうね。いくつになっても子供なのね、あんたは」 「うっせえな。クソッ。俺に彼女の1人も出来ないのはお前のせいだからな」 「ッ! なによそれ? どういう意味」 「言葉どおりだっての。お前のせいで俺は彼女もつくれないんだ。クソッ」 自分でも分かる、理不尽で子供じみた物言いだった。いい年をして女の萌えもんと暮らしてるというのは、確かに女性に対していい印象を与えないこともある。 だが、それ以上に自分自身に問題があるのは分かっていた。それに、実を言うと、俺はそれほど彼女が欲しいとは思っていない。ただ、苛々をキュウコンにぶつけただけだった。 キュウコンは下を向いて黙っている。俺のあんまりな言葉に心底呆れているのかもしれない。それとも怒りのツボにハマって何も喋りたくないのか。 どちらにせよ俺は謝るべきだったが、ここで自分から謝れるのなら、そもそもこんな喧嘩はしていない。 間の悪い空間。俺は図らずともキュウコンの言ったとおり外に出かけることを選んだ。 必要以上に扉を強く閉めて外に出る。キュウコンには何も言わなかったし、何も言われなかった。 行き先のない、ただの散歩。 キュウコンとは何度も喧嘩したことがある。ただ、今日のような居心地の悪さは初めてかもしれない。 キュウコンとは、長い。なにせ、俺が初めて買ってもらったボールで捕まえた萌えもんがあいつだ。 俺は初めて買ってもらったボールに興奮し、パートナーと一緒に戦う日を心待ちにしていた。 近所の草むら。風になびく毛並みが格好よかった。しかし、ガーディを狙ったボールは、狙いがそれて違う萌えもんに当たってしまったようだった。 逃げていくガーディを追いかけることはできなかったし、何よりボールがなかった。 せめて、ガーディであるように。だが、ボールの中にいたのは、小さなロコン。それがあいつだった。 俺はガキで鼻ったれ小僧だった。ロコン。しかもちっこい女の。そんなのは嫌でしょうがなかった。 「なんでガーディじゃないんだ! ロコンだなんて。僕はガーディが欲しかったのに!」 そんなことを言ったのだと思う。ボールから出てきておどおどしていたロコンは 「私も好きでお前に捕まったんじゃないっ!」 そういって飛び掛って噛みついてきた。 今思うとたいした傷ではなかったはずだが、俺はびっくりして大声で泣き出してしまった。そうすると今度はロコンがおろおろしだした。 結局ロコンも泣き出してしまった。日が落ちて、両親が俺を探しに来るころには俺はロコンと仲直りしていた。 「すごいよ! 格好よかった」 何故か先に泣き止んだ俺は、涙を拭いて、そうロコンに言った。おどおどと、弱そうに見えたロコンの意外な一面を見てびっくりしていた。 まだ泣き止まないロコンの涙を拭いてやって---拭いても拭いてもこぼれてくるものだった。それは--- 「僕と一緒に萌えもんマスターを目指そうよ! ロコンに手伝ってほしいんだ」 ずいぶんと勝手なことを言った。ロコンは何を思ったのか、大きな目にいっぱい涙を溜めたまま、首を縦に振った。 それから俺はロコンをパートナーに青春時代の殆どを萌えもんトレーナーとして過ごした。 ロコンは最初の頃こそおっかなびっくりという感じだったが、すぐに本性を表してきた。 わがままで子供っぽいところはずっと変わらず、勝気で口が悪いとこだけ育っていきやがった。 閑話休題。 色んなタイプの萌えもんを捕まえたし、なけなしの小遣いも萌えもんのために使った。 当時の俺にはかなり高い買い物だったほのおのいしは当然ロコンに使った。 戦力アップが目的だったが、子供っぽい性格が直るんじゃないかという狙いもあった。 結果は芳しくなく、妙に稚気を含んだ笑い方に傲慢さがプラスされただけであったが。 青春時代を萌えもんトレーナーとして過ごした成果は自分の器を知ることが出来たことだけだった。 結局俺はバトルに対しての特別な才能があるわけではなかったし、一日中、足を棒にして山の中や森の中を歩き回れるほどタフでもなかった。 俺は萌えもんとは関係のない仕事に就くことが決まり、それを機に集めていた萌えもん達を野に帰した。 別れを寂しがってくれるやつもいたが、もうバトルをすることもないであろう俺の元でだらだらと過ごすよりは、と思っての判断だった。 キュウコンに萌えもん全員と別れるのかと訊かれてイエスと答えた。表情が暗くなった。キュウコンも遊び相手の萌えもんが居なくなって寂しいのかもしれない。 次の日、宣言通り萌えもん全員を野に帰した。キュウコンにそのことを伝えると、寂しくなるわね、と言われた。ただ、思ったより落ち込んではいないようで安心した。 そんな事を、思い出していた。 俺は萌えもんから足を洗った事を後悔しているのだろう。最近妙に生活に張りがないのも、そのせいかもしれない。 仕事をしながら、昔の勘を思い出しながら、改めて萌えもんバトルの世界に戻るのもいいかなぁと思えてきた。 別にチャンピオンやジムリーダーを目指すわけじゃない。そう思うと気負いせずやっていけそうな気がした。 さしあたってはイチゴショートだな。 進行方向は自宅だ。途中にある洋菓子店のイチゴショートは甘くて美味しい。アイツの好物だ。 今日は一方的に俺が悪かったし、誠意の印として受け取って貰おう。 「ただいま」 おかえりと返事が返ってきた。機嫌はとりあえずは直っているようだった。 謝るのはくすぐったいし、こっちには秘密ケーキもある。あえて本題から切り出す。 「あのさ、俺。萌えもんバトルまた始めたいと思ってるんだ。昔みたいにさ。それで、キュウコンにも手伝って欲しい。その、昔みたいに」 明後日の方向を向いて、一気にまくしたてる。気恥ずかしかった。 「それって……。うん。いいわよ」 笑顔のキュウコンだった。今日は俺が悪かったのに、不思議とすっかり機嫌が良くなっているようだった。 「なんだ、これ必要なかったかな」 苦笑しながら後ろ手に隠していたケーキの箱を見せる。 「ま、せっかくだから食べろよ、キュウコン。お前の好きなイチゴショートだから」 「ふぇ……。あ、ありがとう。その、ありがとうね」 妙にしおらしい。なんか調子狂うな。俺がいない間に何かあったのだろうか? 「これ1つしかないの? 私だけ貰うのも何か悪いし、一緒に食べましょ?」 テーブルの上のお皿に、行儀良くケーキをのせたキュウコンが言う。 せっかく機嫌がいいようだし、俺もいつもより柔らかなキュウコンを茶化す気はしない。隣に座って一緒に頂くことにした。 「……あのね。私、責任とるから、あんたの彼女がいないこととか、そういうの全部」 消え入りそうな声で、そう言われた。 「へ?」 ちゅっ
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/2665.html
https://w.atwiki.jp/borderbreakss/pages/265.html
836 名前:名無したんはエロカワイイ mailto sage [2009/10/17(土) 22 02 39 ID 5fEoTH8T0] 一番胸大きいのってやっぱお嬢様なのか? 837 名前:名無したんはエロカワイイ mailto sage [2009/10/17(土) 22 03 43 ID 7cVM/bAB0] 836 ……残念ながらお嬢様は少女とほぼ同じどころか負けt(チュドーン 838 名前:名無したんはエロカワイイ mailto sage [2009/10/17(土) 22 07 17 ID f+9yUPW80] お嬢「わ、わたくしだって!もうちょっと寄せてみれば(両胸を脇から抑えながら)・・・ あ、あと3ヶ・・いえ半年もすればスーツの間から谷間が見えたりしますわ!」 (そ、そうよねインテリさん?!) 840 名前:名無したんはエロカワイイ mailto sage [2009/10/17(土) 22 14 49 ID fqOGozA10] 836 いや、大方の予測では インテリ>まじめ>お嬢>少女 これに、オペ子三人衆を加えると(俺の希望含む) インテリ>オペ子>グレ子>まじめ>ユー子>お嬢>少女 841 名前:名無したんはエロカワイイ mailto sage [2009/10/17(土) 22 27 27 ID yKuE9+FT0] 俺の予測(多分に希望を含む) オペ子>インテリ>グレ子=ユー子>まじめ>>(ブロア河)>>お嬢=少女 844 名前:名無したんはエロカワイイ mailto sage [2009/10/17(土) 22 37 14 ID fqOGozA10] 「お嬢>少女」なのには、ちょっとした理由があるんだ。 今は「お嬢>少女」だけど、測定する毎に少女の胸囲がUpしてきて もうじき(ここ1年以内に)逆転しそうな勢いにあせるお嬢、というシチュエーションに 萌えるからなんだ。 要は、あせりまくってるお嬢LOVE。 848 名前:名無したんはエロカワイイ mailto sage [2009/10/17(土) 23 08 15 ID +kOg5suq0] みんな乳の話題ばっかりだが、下半身にも目を向けようぜ。 お嬢:BB最高の美脚と信じて疑わない まじめ:ふとももに定評のあるまじめ インテリ:やっぱり色々とすごいんじゃね? 少女:年の割りに出てるとこは出てて将来有望 オペ子:絶対領域を見たときは、正直感動しました 俺のイメージはこんな感じ