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773 名前:LR変更議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2012/07/18(水) 23 01 40.94 ID 3On+l3WV0 [4/4] まどかちゃん「さやかちゃん、だ~い好きっv」 さやかちゃん「お、おう! あたしもす…すすすすすすっ………///」アタフタ まどかちゃん「むぅ…さやかちゃんの意気地なし…」プクー 仁美ちゃん「さやかさん。面と向かってが慣れないのでしたら、一度違う場所で練習されてみては如何でしょうか?」 さやかちゃん「うっし!ちょっと行って来る!」ダダダダッ まどかちゃん「あっ!さやかちゃん何処行くの~!?」 ―屋上― さやかちゃん「(おーし、ここなら誰もいないな)」 金網に向かってすーはーすーはー さやかちゃん「まどかああああ~っ!!好きだぁぁぁぁ~っ!!愛してるぞぉ~!!」 「何だ?何だ?」「おい凄ぇよ、屋上で愛の告白だぞ」「校舎中に響いてるわね」 ―教室― さやかちゃん「よし!これで完璧! ま~どか~!」タタタタッ まどかちゃん「うわあああん!さやかちゃんの馬鹿~!///」タタタタッ さやかちゃん「ありゃ…???(なんでまどか逃げてくんだろ…)」ポカーン 仁美ちゃん「さやかさん…屋上から全校に響き渡りましたわ…」ウットリ さやかちゃん「へ…!? ちょ、ちょっとそれどういう意味よ…!?」 (クスクスクス)(ひそひそひそ)(美樹の奴超大胆だよな)(校内最強のバカップルよね~v) さやかちゃん「(もしかしてまどかが逃げたのって…)………うわああああ~!!///」ボンッ 以上、屋上で愛を叫んださやかちゃんでした
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546 :sage:2007/09/20(木) 22 31 55 0 故ウトの三回忌欠席してやったよ! 子二人も一緒に欠席だ!ざまあみろ!! 旦那はこれまで風俗にハマること数回。 そのたびに〆て最近はキツめに小遣いを制限していた。 が、このたびソープに出入りしていたことが発覚。 あほらしくなって離婚を決意し、トメに電話で報告。 そしたらまぁ、テンプレな台詞のオンパレード。 ・息子タンがそんなところに出入りするのは嫁のせい ・息子タンを許してあげないなんてひどい。お小遣いもこれだけなんて(嫁の心が狭いらしい。つうかなんでトメが小遣いの額知ってるんだよ) ・風俗なんて男なら普通のこと。(風俗通いの証拠品について)そんなの嫁子のお父さんだって持ってるだろう ・コトメちゃんのほうがもっと酷い目に遭ってる(コトメ夫はキャバクラ狂い&嫁の貯金使い込みのDQN。だがそんなの関係ねぇ!) 上記の発言を撤回する意志もなさそうなので、 アーそうですか心が狭くて出来の悪い嫁ですんで恥ずかしくって法事なんて行けませーん、 ご親戚に何か言われたら私からキッチリ説明しますからご心配なく~ ってガチャ切りしてやった。 旦那は田舎の長男。チンケな分家だし本家だってただの膿家だけど、 田舎の法事に長男の嫁と子が欠席じゃ、さぞかし居心地が悪かったろう。プ 548 :sage:2007/09/20(木) 22 36 05 0 ちなみにトメは汚宅の住人で、旦那実家は害虫だらけ。 網戸もないので風呂場では身体中蚊に刺される。 台所に放置された残りご飯にウジがわいてたこともある。 冬は冬で破れたガラス戸を放置しているためコタツの中の脚だけがかろうじて暖かい。 家中ガラクタが異様に多くて、ヨチヨチ歩く幼児の目の高さに裁縫用握りばさみが 放置されていたこともある(刃がこっち向いてた)。 トメ電もイヤゲ物も汚宅も掃除してないポットン便所も、悪気はないんだろうと我慢していたが、今回のことで遅まきながら糞トメと認識できた。 ウトですか?私達の披露宴でマイク握って孫催促、乳児(ウチの娘)抱いたまま頭の上で煙草スパスパ、 共働きの我が家に一週間居座りシッコ垂らしてトイレの床黄色い海、 自分達の老後資金をトメに内緒で使い込んでスッカラカンになってから病気でアボンのDQウトなので 法事バックレても心が咎めません。 私の人生には不要なヤツらなので、まとめて捨ててやる。 現在離婚協議中でーす。あ、私は正社員で仕事してるし生活は困りません。もちろん親権はいただきます。ヤッホー 549 :名無しさん@HOME:2007/09/20(木) 22 37 46 0 546=548です。 ageてしまいました。3年以上ROMったのですが失敗しました。 すみません。 550 :名無しさん@HOME:2007/09/20(木) 22 39 11 0 おちつけ(笑) いい方向に向かってるようなのは何より、がんばれ NEXT→575
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755 :名無しさん@HOME:2007/09/22(土) 00 55 44 0 豚切 ダンナが誰かから全然可愛くないでかいぬいぐるみを持ってきた。 サンドバッグにでもしてよ、とお墨付きをもらったので、 「昔近所にいた超嫌いだったオバさん」という設定で「トメ」と命名。 子供の教育に悪いので、子供が寝た後に納戸から出して、 「くたばれトメ~!ムカツクんじゃゴルァ!!」とボコボコにしてたら、 リアルトメの口数が減ったw そしてそれに比例させて、私の「トメ」への暴行を減らした。 (口数が増えれば、暴行も増やした) 今ではすっかり無口だよ。 「トメ」にごめんねと謝って、ほつれを直した後、今は 子供の抱き枕として新しい人生を送ってます。 756 :名無しさん@HOME:2007/09/22(土) 00 57 20 0 ネネちゃんママ乙! 757 :名無しさん@HOME:2007/09/22(土) 00 57 22 0 ちょっと笑った。 759 :名無しさん@HOME:2007/09/22(土) 01 04 13 0 じゃあ子供も密かにぬいぐるみに虐待を… 760 :名無しさん@HOME:2007/09/22(土) 01 10 56 0 ぬいぐるみは実はトメからの刺客 中には盗聴器が 761 :名無しさん@HOME:2007/09/22(土) 01 11 46 0 755 ??トメからの盗聴器入りぬいぐるみを旦那が持ち帰ったって事かな?? 763 :名無しさん@HOME:2007/09/22(土) 01 12 21 0 遺伝するからなw 767 :755:2007/09/22(土) 01 28 02 0 755です。 確かに自分でも「ネネちゃんのママみたい・・・」って思ってたw リアルトメの盗聴器はないよ、ダンナが仕事先でもらったらしい。 万が一盗聴器が入ってても、ボコボコ 洗濯で壊れてるはず。 「トメ」への暴行は、子供部屋から一番離れてるリビングで。 トメの部屋はリビングの横の和室。 夜な夜な聞こえる嫁子の低い声、朝起きて襖を開けると、 リビングの床に力なく横たわる「トメ」にビビッたんだと思う。 768 :名無しさん@HOME:2007/09/22(土) 01 31 36 0 767 同居だったんかいw ネネママ:クレヨンしんちゃんに登場するしんちゃんの同級生、桜田ネネのママ。ネネは常にうさぎのぬいぐるみを懐にひそめ、嫌なことがあると殴ってストレスを発散している。この癖はもともと母親のもの。(wikipedia『クレヨンしんちゃんの登場人物』より抜粋) NEXT→775
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672 :1/3:2007/09/21(金) 23 11 37 0 うーんやっぱり男のカキコだと叩かれるんだね。 ・・・ここで「だからやめとくわ」とか言い出したら とんだ誘い受けなんで、ちゃんと書くけど 俺と嫁は互いの両親が気に入らない同士。 親と離れて東京のマンションで暮らしていたが、 ことあるごとに嫁が部屋に親を呼ぶ。 しかも召還された嫁父母は嫁とつるんでスシや焼肉を喰いたがる。 そして俺のことを家事を手伝わない関白亭主と言って盛り上がる。 断っておくが皿洗いや掃除程度は俺もやっている。 しかし嫁子は専業主婦じゃんとか突っ込もうものなら 「九州男児は石頭で始末に終えんわー」などと袋叩き。 さらに俺が両親を呼んでいいかと言うと 「いやよ、お義母さんそりが合わないし」と一蹴。 「俺だってそっちの親はニガテだ」と言ったところ そのままクルッポーして後日トリオで嫌味を言われるハメに。 つづく 673 :2/3:2007/09/21(金) 23 12 36 0 このような生活が三年ほど続き、完全に慣れてしまった。 よくキレなかったものだと思うが、結婚にはこういう悩みもつきものだろう なんて勝手に納得していた。 そりゃおかしい、エネ妻だ と指摘されてスレを紹介されたのが一月前のこと。 マヒしきっていた感覚を今一度清算し、 「水曜にまた来るから」という嫁に 「イヤだ。お前の親は不愉快だ」と直言した。 数秒の思考停止のち、嫁激怒。 電話で親を呼び出そうとしたので、受話器をひったくって 「呼ぶなっつってんだろーー!!」 と大声で怒鳴ってしまった。 嫁は無音で泣き出し、その場はそれで終わった。 案の定、いつの間に連絡したのか水曜に嫁父母来訪。 最初からキレまくっており、合鍵で入ってくるなり正座を要求された。 つづく 675 :3/3:2007/09/21(金) 23 13 43 0 「なんですか?入らないで下さい」「やかましい!」 などと軽い前哨戦ののち、そこに坐れと命令された。 頑として断り続けたところ、嫁父が掴みかかってきて 力づくで俺を土下座させようとした・・・。 嫁父は現役大工で、相当なパワー。 大苦戦してもみあっていると、なんと嫁母まで参加。 2人相手であえなく土下座させられる俺の上に 嫁の「お父さん、がんばれ~w!」という嬉しそうな声援が降り注いだ。 三年来の鬱憤が、爆発した。 俺は自分のパンチで拳を骨折して全治一ヵ月半。 嫁父はそのパンチがアゴに入って気絶&ムチウチ。 嫁母は俺の頭を押さえていた腕をひっかかれまくって流血(これは嫁父も) 嫁は座り込んでシクシクとなく。 血の水曜日事件。 平和な夫婦生活は終わった。 それから嫁は二度と両親を呼ばなくなったが、 どことなくビクビクするようになってしまった。 大きなわだかまりが両者に生まれてしまった。 それでいて仕送り請求は欠かさずしてくるのだから図々しい。 現在、離婚に向けて話し合い中。 嫁は頑として応じないが、サイフ扱いされるのはもうウンザリだ。 676 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 15 14 0 675 ∩ ( ⌒) ∩_ _ グッジョブ!! /,. ノ i .,,E) / / / / _n グッジョブ!! / / _、_ ,/ ノ ( l _、 _ / / ,_ノ` )/ / _、_ グッジョブ!! \ \ ( _,` )( / ( ,_ノ` ) n ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ |  ̄ \ ( E) / / \ ヽ フ / ヽ ヽ_// 678 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 16 06 0 673 スカっとしないな・・・ 暴力沙汰にならず、嫁を叩き出せていたらスカっとしたが。 とにかく離婚頑張れ。 679 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 16 20 0 672 正確にはDQNじゃないよな。 向こうが先に手を出してきたのだから正当防衛だろ。しかも2対1 弁護士入れて向こうの家族全員訴えてやれ。 充分モラハラでいけると思うぞ。 681 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 17 26 0 GJ! だけど手を出してしまったら離婚の時に不利にならない? とりあえず拳はお大事に。 683 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 18 21 0 DQNじゃないよ、正当防衛だもん。 離婚を切り出した途端に嫁が金を持ち逃げする可能性もあるから金の管理はしっかりな。 686 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 21 28 0 675 GJ!ちゃんと診断書は取ってるよね? 弁護士入れて、サクサク手を切っちゃえばいいとおもいます。 687 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 22 27 0 672 そこまでやられて、非暴力で解決ってのは無理だろう。 先に実力行使で手を出されてるわけだし。 アレだ、自分を守るために強く振り払ったらウトのあごに当たっただけだよ。 手を振ったらトメに傷を付けただけ。 とにかくそう主張し続けることだね。故意ではなく夢中だったと。 無事に離婚できるようモニターの向こうから祈ってるよ。 689 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 23 53 0 嫁はなぜ夫が切れたのかも理解してないだろうなぁ… 「今まで文句言いつつも言うこと聞いてくれてたのにヒドイ! しかも親に暴力ふるって離婚を突きつけてきた。シクシク」 691 :675:2007/09/21(金) 23 24 52 0 レスありがとうございます。 右手のギプスがまだ取れないんで キー打ったり筆を握ったりが多少困難ですわ・・・ 嫁の口から謝罪はおろか反省の一言もまだありません。 それでいて、萎縮している感じです。(よくわからない・・・) めんどうにならないよう弁護士の助けは借りるつもりです。 なんかもう愛情も冷め果てて、ひたすら疲れました。 695 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 26 08 0 672 拒否したのに入ってくるんだから嫁父不法侵入 699 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 28 15 0 691 通帳など財産関係のものの保管は大丈夫? 嫁が持ち逃げしないように主なものは貸金庫にでも入れておくといいと思うけど。 あと、嫁と話し合いする時にICレコーダーで録音しておくと良いよ。 これまで嫁や嫁親がやってきたダブスタや不愉快な行為や言動の1つ1つを指摘して認めさせれば、証拠として役に立つ。 704 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 30 08 0 691 合鍵は嫁が勝手に渡したのかな 図々しく入ってくる様が堪らなくムカツクね 706 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 32 19 0 夫が強制土下座させられる姿を見て喜ぶ嫁。 あの嫁にとって夫の存在って… 707 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 33 05 0 多分、嫁は頼れる親像があったんだろうな。 でもそれが旦那の拳によって粉砕されて怯えてる予感。 DVトラップを画策されないようになるべく早く別居できればいいんだけど。 708 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 37 07 0 でも離婚はしたくないんだよね、そのエネ妻。 普通こんな状況だったら喜んで実家に帰りそうなものだが、なんでだろ? 夫を愛してるわけじゃなさそうだし ということはやっぱり旦那は便利なATMってことか? いまいちエネ妻の思考回路がよくわからん。 675はとりあえず全力で逃げるべし! 710 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 39 17 0 今まで見たことが無い旦那にビビッている ↓ 脳内で「夫がDVをした」ことに変換される ↓ 離婚に積極的になって泥沼 ってなると一々面倒だから、さっさと離婚できるといいな 711 :675:2007/09/21(金) 23 42 05 0 ちょっと前に鬼嫁ってのが流行ったじゃないですか、 あれを見て「ああ、やっぱこういうもんだよな~w」とか思ってたのが嫌な思い出です。 財産管理についてはちょっと本気で怖くなってきたので 離婚調停と平行して・・・とか悠長なこと言わず明日にも貸金庫に預けてきます。 弁護士やレコーダーのほうも速攻でそろえます。 確か父がそっち方面の知り合い居たんで、頼んでみます。 父といえば一昨日実家にこのことを話したんですが 老いた親になぐさめられ、不覚にも涙が出てきました。 三年間なんだったんだろうと。 もしあのまま友達に相談せず(家庭の恥部を人にバラすのは気が向かなかった) こういったスレも見なかったら 今頃まだ平々とムコいびりを受けていたかもしれないと思うと 感謝とともにゾッとします。 713 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 42 30 0 日記とかつけてあるといいんだろうな。 嫁親の来訪頻度とか、金銭の流れとか、逆に夫親への嫁の拒否発言とか。 714 :名無しさん@HOME:2007/09/21(金) 23 44 00 0 711 数年後には押しかけ同居でケツの毛まで抜かれてたかもね。 財産保全して早めの離婚ガンバレ 741 :675:2007/09/22(土) 00 18 16 0 嫁は「実家のことがなければ」いい女なんですが 実家が絡むとご覧の通りどうしようもない感じです。 結婚が引き金になったフシも。 嫁に攻撃が当たらなかったのは 嫁が自分で向かってこなかったことが大きいでしょう。 まさに虎の威を借るなんとやら。 とりあえず三連休を利用して、貴重品持って実家に帰ろうと思います。 ゆっくり英気を養いたいです。 ご清聴ありがとうございました NEXT→755
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タイトル 「翡翠の愛に抱かれて ホワイトデーSS」 :にっぷし 氏 作者:にっぷし 氏 本文ミッドチルダから遥か次元を隔てた第97管理外世界で、月村すずかは期待に胸を高鳴らせていた。 今日は3月14日、ホワイトデー。言わずと知れた、男性がバレンタインのお返しを女性に渡す日。 バレンタインにユーノにチョコを、自ら無限書庫に出向いて手渡しして以来、すずかは指折り数えて待っていた。 ユーノが、愛しい恋人が自分の元を訪れてくれるこの日のことを。 2月14日のバレンタインデー、3月14日のホワイトデー。 対を成す二つのイベントがある二ヶ月は、ユーノと結ばれて以来、すずかにとって大切な期間になっていた。 仕事柄不定期に休みを取ることが多いユーノが、この時ばかりは、必ず時間の都合をつけてくれるからだ。 その代わり、その間は休みを取らず仕事に専念しているのだが、すずかはそれでも満足していた。 ――離れている時間が育む愛もある。 そのことを実感できるから。 相手への愛情と、信頼と、一ヶ月の空白期間を経た今日この日、逢えるという確証があればこそだったが、 逢えないあいだ、相手を静かに思い焦がれて過ごす日々をすずかは楽しんでいた。 冬から春へ向かうこの時期、気候が暖かくなるにつれ、心にある愛情の蕾も柔らかく綻んでいく。 心の中で大切に愛情を育んで、その花の蕾を温め、ユーノが訪れた時に、思い切り咲き誇らせる。 そんな心のうちで行うガーデニングのような遊びを、すずかは今日までの一ヶ月間、楽しんでいたのだ。 (ユーノくんが、来てくれる。もうすぐ、来てくれるんだ) 胸に手を当ててそう思うだけで、足の爪先から頭の天辺まで、ゾクゾクと肌の下に細波が走るようだった。 波打つ紫色の髪に白いヘアバンド、ワンピースとパンプスに、肩からストールを羽織った姿の月村家の令嬢は、 転送先として提供した自宅の庭で恋人を待つ。涼やかな姿だが、胸の奥から響く温かさで肌寒さは感じない。 庭の木々を揺らす風の音も、白い雲間から差し込む春の到来を感じさせる光も、すべて心地良かった。 そうして静かに、しかし胸を高鳴らせて待つすずかの前方の空間に、変化が起こった。 ここ数年で何度も経験した超常。転送魔法が行われるときの、淡く輝く光の柱。 それに気付いたすずかは顔を上げ、白い頬を薔薇色に染め、瞳を恋にひときわ輝かせて―― ――そして 「すずかっ」 目の前に現れた青年の胸に、 「ユーノくんっ!!」 思いっきり、飛びこんだ。 雲間から差し込む光が芝生をゆっくりと染め上げていく中で、深く、強く、抱擁を交わすユーノとすずか。 一ヶ月間逢えなかった間に育んだ恋人への思いの丈をこめた抱擁は、格別に心地良いものだった。 すずかはユーノの肩口に、ユーノはすずかのうなじに、それぞれ愛しげに顔をうずめる。 息を深く吸い込むと、幾度となく思い出しては心を焦がした恋人の香りが、胸いっぱいに広がった。 二人は、深く長く息を吐いて、そっと顔を上げて見つめ合う。 身体は寄り添ったまま。互いの肩と腰に手を回し、すずかの豊満な乳房はユーノの胸板に潰れたまま。 頬を染めて微笑みあって、すずかは瞳を閉じて踵を浮かし、ユーノは相手の身体を引き寄せて。 近づく過程さえ味わうように、ゆっくりと唇を重ねた。 ユーノは恋人の瑞々しい唇の感触を味わうだけのつもりだったが、すずかの方がユーノの唇に舌を入れる。 逢えない時間はそのまま情欲を蓄積させていて、熱く絡むすずかの舌にユーノも一瞬でスイッチが入った。 胸板で潰れる豊かな乳房の感触を味わいながら、硬さを増した昂ぶりをすずかの下腹に押し付ける。 すずかも甘く鼻を鳴らしながら、片脚をユーノの脚に絡み付けた。 今にも爆発してしまいそうなほどの快楽におとがいを震わせながら唇を離すと、銀糸の橋が淫らに輝く。 恍惚としたため息をついたユーノは、艶然と微笑するすずかに、快楽に緩んだ苦笑を返した。 「突然なんだから、すずか。花束もプレゼントも用意したのに、僕が一番欲しいんだ?」 「あたりまえだよ、ユーノくん。ね、いいでしょ? 今日はたっぷり貰っちゃうんだから……ね?」 色っぽい仕草で胸板をすりすりと撫でる恋人に、ユーノはとろけるような口付けで答えを返す。 その足元では、バラの花束とプレゼントの山が、陽光に輝きながら出番を待っていた。 すずか ユノすず ユーノ
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<目次> ■1.「芦部憲法学の継承者」高橋和之 ■2.高橋和之『立憲主義と日本国憲法』紹介と抜粋(内容チェック)▼第1部 憲法総論▽第1章 国家と憲法 ▽第2章 立憲主義の基本原理 ▽第3章 日本国憲法の普遍性と特殊性 ▼第2部 基本的人権▽第4章 人権総論 ▽第5章 人権の適用範囲と限界 ▽第6章 包括的人権と法の下の平等 ▼第3部 統治のメカニズム▽第12章 国政のメカニズム ▽第15章 法の支配と裁判所 ▽第16章 憲法の保障と違憲審査制 ■3.高橋憲法論の問題点・矛盾点▼1.芦部信喜と同様、法学パラダイムが半世紀以上前のドイツ法学に依拠していること ▼2. ■4.ご意見、情報提供 ■1.「芦部憲法学の継承者」高橋和之 戦後左翼の言論支配は、様々な分野に及んでいるが、憲法学の分野では、宮沢俊義→芦部信喜と続くラインがその中心となっており、歴史学・政治思想・宗教史など他分野に比較しても、その勢力はなお強大である。 しかし、宮沢俊義の後継者であった芦部信喜の憲法論は、確かに現在でも日本の憲法学の通説的地位を占めているものの、その論説の基礎となっている法概念理解は、20世紀初頭以降の分析哲学の発展を反映して世界標準となった英米圏の法概念理解(ハートの法=社会的ルール説 をベースとする理解)と完全にズレて時代遅れとなった、謂わば「日本ローカル(ないし半世紀前のドイツ法学準拠)」の代物でしかないことが明白であって、芦部の門下であり近年の護憲派憲法論のエース格となった長谷部恭男からさえ、はっきりと否定されざるを得ない状況となっている(よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編)参照)。 このページでは、理論的にはとっくに破綻している芦部憲法論に代わって、護憲派最終防御ライン の呼び声高い長谷部恭男教授の憲法論を紹介するとともに、その問題点・矛盾点を指摘して、こうした論説に依拠する“護憲派左翼”残党の掃討を画す。 ■2.高橋和之『立憲主義と日本国憲法』紹介と抜粋(内容チェック) 『立憲主義と日本国憲法 第3版』 (高橋和之:著 (2013年)) 高橋和之 は、故・芦部信喜(東大憲法学の最大の権威)門下の現代左翼を代表する憲法学者。 ▼第1部 憲法総論 実定法秩序は、社会が依拠する理念・原理を強制力により担保することを目的とする。憲法はこの実定法秩序の頂点に位置する。では、頂点に君臨し、実定法秩序との関係でどのような役割を果たすのか。伝統的な立憲主義の論理によれば、その理念は自然権としての人権の保障であり、憲法は国家が理念の実現を目指して実定法を制定し改変していく手続を定めると同時に、その際に尊重すべき「人権」を確認するものである。その意味で、憲法は実定法が展開していく「法のプロセス」を定めた法規範であり、実定法秩序は、この法のプロセスの算出として存在するのである。これが本書の立場である。この憲法イメージに対して、最近その修正を迫る見解が唱えられている。憲法は実定法秩序の頂点にあって、全実定法秩序が実現すべき基本価値を実定法的価値として定めるものだというのである。ここでは憲法の定める権利は、国家の法制定を枠づけ《制限》するだけでなく、その《具体化》を要求する規範となる。二つのイメージの違いがいかなる相違を生み出すに至るのかは、現段階では明確ではないが、立憲主義そのものの修正に向かう可能性も秘めている。その射程を正確に測るためにも、伝統的な立憲主義が何であったのかを理解することが重要である。 ▽第1章 国家と憲法 ↓本文はここをクリックして表示/非表示切り替え +... ▽第2章 立憲主義の基本原理 +... ▽第3章 日本国憲法の普遍性と特殊性 +... ▼第2部 基本的人権 日本国憲法を世界史的に展開する立憲主義の潮流に棹さすものとして理解するとき、その核心を構成する基本価値は「個人の尊厳」(24条参照)である。憲法13条前段は、個人の尊厳を基礎に、すべての国民を「個人として尊重」すると宣言し、そのことの当然の帰結として、後段で「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利」(略して「幸福追求権」と呼ぶ)を最大限に尊重することを約束する。そして、14条以下で幸福追求権の具体的内容としての個別人権を列挙するのである。%第2部の課題は、日本国憲法が設定した、この「個人の尊厳」→「個人としての尊重」→「幸福追求権」→「個別人権」と展開する人権論の全体構造を体系的に把握することにある。 ▽第4章 人権総論 +... ▽第5章 人権の適用範囲と限界 +... ▽第6章 包括的人権と法の下の平等 +... ▼第3部 統治のメカニズム 戦後の憲法学は、日本国憲法の想定する政治のあり方を国会中心に構想した。議会制民主主義と呼ばれる体制である。それによれば、主権者国民の意思は選挙を通じて国会に忠実に反映される。その国会が討論を通じて重要な政策決定を行い、その決定を国会により選出された首相を中心とする内閣が忠実に執行する。こうして、国民の意思は政治に貫徹されるのである。現実の政治が憲法の想定通りに機能していないのは、官僚や財界が選挙や政策決定のプロセスを形骸化させているからであり、こうした弊害を正して議会制民主主義を正常に機能させることが戦後日本の課題である。憲法の解釈は、このような課題を遂行するという観点からなされなければならない。かかる構想は、戦前の政治の欠陥を克服し、民主化を推進するという問題意識からは、評価されるべき側面を有していた。しかし、現代国家が直面する課題には的確に応えることができないものであることが次第に明らかになっていく。なぜなら、現代政治には、議会制民主主義論が想定するよりはるかにダイナミックな役割が期待されることになるからである。国会がダイナミックな政治の中心になることは困難である。内閣を中心にした新たな構想が必要となるのである。本書の憲法解釈は、そのような問題意識からなされている。ダイナミックな政治が民主的に展開されるためには、憲法をどのような構想に従って解釈すべきかという観点である。と同時に、政治がダイナミックになればなるほど、それが行き過ぎる危険をチェックするために、法の支配が強調されることになるのである。 ▽第12章 国政のメカニズム +... ▽第15章 法の支配と裁判所 +... ▽第16章 憲法の保障と違憲審査制 +... ■3.高橋憲法論の問題点・矛盾点 ▼1.芦部信喜と同様、法学パラダイムが半世紀以上前のドイツ法学に依拠していること 以下、参考図表。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (with) ※サイズが画面に合わない場合はこちら をクリック願います。 ▼2. ■4.ご意見、情報提供 名前 コメント ■左翼や売国奴を論破する!セットで読む政治理論・解説ページ 政治の基礎知識 政治学の概念整理と、政治思想の対立軸 政治思想(用語集) リベラル・デモクラシー、国民主権、法の支配 デモクラシーと衆愚制 ~ 「民主主義」信仰を打ち破る ※別題「デモクラシーの真実」 リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ※別題「リベラリズムの真実」 保守主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ ナショナリズムとは何か ケインズvs.ハイエクから考える経済政策 国家解体思想(世界政府・地球市民)の正体 左派・左翼とは何か 右派・右翼とは何か 中間派に何を含めるか 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き 最速!理論派保守☆養成プログラム 「皇国史観」と国体論~日本の保守思想を考える 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える 右翼・左翼の歴史 靖國神社と英霊の御心 マルクス主義と天皇制ファシズム論 丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証 国体とは何か① ~ 『国体の本義』と『臣民の道』(2つの公定「国体」解説書) 国体とは何か② ~ その他の論点 国体法(不文憲法)と憲法典(成文憲法) 歴史問題の基礎知識 戦後レジームの正体 「法の支配(rule of law)」とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 立憲主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 「正義」とは何か ~ 法価値論まとめ+「法の支配」との関係 正統性とは何か ~ legitimacy ・ orthodoxy の区別と、憲法の正統性問題 自然法と人権思想の関係、国体法との区別 「国民の権利・自由」と「人権」の区別 ~ 人権イデオロギー打破のために 日本国憲法改正問題(上級編) ※別題「憲法問題の基礎知識」 学者別《憲法理論-比較表》 政治的スタンス毎の「国民主権」論比較・評価 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編) よくわかる現代左翼の憲法論Ⅱ(長谷部恭男・追討編) ブログランキング応援クリックをお願いいたします(一日一回有効)。 人気ブログランキングへ