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二つ名:叛の魔王 名前: 詳細: 聖界を侵略する強力な魔王、だったのだが、あるときうっかり助けてしまった人間から感謝されたときに感謝されることに喜びを覚え、今では勇者のふりをしてこっそり人助けをしている。 その他:
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二つ名:血の魔王 名前: 詳細: 鬼族でありながら力を犠牲にし魔力を得た吸血鬼達の王。普段は白い髪と翼は、血を吸って力を増すと赤く変わるという。この魔王の統治する世界には太陽がないため、強い光が苦手 その他:
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魔王軍団……それは魔界を束ねる大魔王に仕える最強のしもべ バラモス 強力な呪文を駆使し、時には凍てつく波動も使う。 しゃくねつは強力だ 技…メラゾーマ・イオナズン・ドルモーア・凍てつく波動・しゃくねつ・痛恨の一撃
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超魔王バール 概要 ディスガイアシリーズに登場する隠しボス。 ステータスがそれまでの敵とは桁違いに高く、強力な特殊技・魔ビリティーを備えている。 生半可な育成では歯が立たず、作品によっては出撃すらさせてもらえないこともある。 魔王らしい姿をしているが、作品によってはプリニーやエリンギャーになっていることもある。 シリーズ中で最も強いのは『D2』に登場するバール。 ステータスは素の状態で5億、最大強化で9億9999万となる。 元は『ラ・ピュセル 光の聖女伝説』に登場したキャラ。 初代にゲスト出演した後、そのままディスガイアシリーズの隠しボスとして定着した。 初代 ラハールの父クリチェフスコイに戦いを挑むが、敗れて封印される。 後にラハールによって封印を解かれ、撃破された。 D2 実は生きていた。ラハールに再戦を挑む。結果敗北、逃走した。 あのエトナに「化け物」扱いされていた。 2 バール城で石像のように固まっていたが、ロザリンドに反応して動き出す。 3 ラハールから身を隠すために、エリンギャーに化けている。 魔立邪悪学園に潜入し、生屠達の大事なものを盗んでまわる。 最終的にマオ達に撃破されるが、隙を見て逃走した。 その後、学園の凶師募集に応募。体育凶師として雇われた。 4 フェンリッヒの党員募集に応募。面接を受けにやってくる。 実技試験では敗北するが、ヴァルバトーゼに気に入られ党員となった。
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キラッとプリ☆チャン Blu-ray BOX-1 プリパラ アイドルタイムプリパラ設定資料集 下 発売日:10月26日・3月27日 きらりヶ丘中学1年の桃山みらいと萌黄えもは、 同じ学校の人気プリ☆チャンアイドル・赤城あんなへの対抗意識から、 なりゆきでプリ☆チャンデビューすることになってしまう。 プリ☆チャンに詳しい優等生・青葉りんかを仲間に入れて、 トッププリ☆チャンアイドルを夢見る3人のチャンネル作りが始まった…! ここを編集 2016年3月公開。とびだすプリパラ み~んなでめざせ!アイドル☆グランプリに続く劇場第3作。第4作に劇場版プリパラ み~んなでかがやけ!キラリン☆スターライブ!がある。 https //pp-movie.com/02/ 監督 森脇真琴 副監督 佐藤まさふみ 原作 タカラトミー・シンソフィア 脚本 ふでやすかずゆき 絵コンテ 佐藤まさふみ 演出 佐藤まさふみ、伊藤良太、原英和 キャラクター原案 金谷有希子 キャラクターデザイン 原将治 総作画監督 原将治、松浦麻衣 プリメカデザイン 大河原邦男 プロップデザイン 宮川知子、斉藤里枝、仲田美歩、戸田さやか 作画監督 中武学、小林史緒里、石田啓一、門智昭、加藤照代、加野晃、川島尚、児玉和子、斉藤まゆ、柴田健児、築山翔太、本多恵美、斉藤里枝 プリパラライブ演出 菱田正和、今中菜々 美術監督 高橋麻穂 美術監督補佐 立石健 美術 猿谷勝己、桃内ツトム、齋藤緋沙子 美術設定 比留間崇 3D美術監督 桃内ツトム 3D美術背景 上原竜太 色彩設計 赤間三佐子 色指定 近藤直登 CGディレクター 乙部善弘 撮影監督 神木正士 テクスチャーデザイン 河合真理子、首藤耕輔 特殊効果 太田良之 編集 坂本雅紀、伊藤利恵 音響監督 長崎行男 音響効果 八十正太 サウンドミキサー 小島信人 サウンドエディター 宮本賢人、白井秀明 音楽 斉藤恒芳、石塚玲依 アニメーション制作 タツノコプロ 制作協力 パッショーネ ■関連タイトル Blu-ray 映画プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ プリパラ アイドルタイムプリパラ設定資料集 下 プリパラ アイドルタイムプリパラ設定資料集 Blu-ray プリパラ キラッとプリ☆チャン Winter Live 2018 BD Blu-ray プリパラ&キラッとプリ☆チャンAUTUMN LIVE TOUR み~んなでアイドルやってみた! Blu-ray 劇場版プリパラ キラッとプリ☆チャン ~きらきらメモリアルライブ~ Switch プリパラ オールアイドルパーフェクトステージ! Blu-ray プリパラ クリスマス☆ドリームライブ2016 プリパラ ULTRA MEGA MIX COLLECTION プリパラ LIVE COLLECTION Vol.1 BD ☆Vol.2 プリパラ Blu-ray BOX 映画プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ *Blu-ray Disc特装版 プリパラ☆ミュージックコレクション season.2 DX CD+DVD プリパラコーデコンプリートブック プリパラ ミュージックコレクション DX CD+DVD DVD プリパラ Stage.1【オリジナルプロモマイチケ付[ミュージカルリボン ステージブラウス]】 Blu-ray 劇場版プリパラ み~んなあつまれ!プリズム☆ツアーズ*特装版 プリティーリズム・スペシャルコンプリートCD BOX Blu-ray 劇場版プリティーリズム・オールスターセレクション プリズムショー☆ベストテン プリティーリズム プリズムスタービジュアルブック プリティーリズム・オールスターセレクション アニメ公式ガイドブック OPテーマ i☆Ris/Make it! CD+DVD プリパラ公式ファンブック デビュー号 2014年 08月号 プリパラ プリチケコレクショングミ 20個入 BOX 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! 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Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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二つ名:扉の魔王 名前: 詳細: 魔界のどの場所にもつながっている世界を統治する魔王。知っている場所ならどこへでも扉をつなげることができ、魔界の様々な世界への中継地点として非常に重宝されているが勇者にも重宝されて困る その他:
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二つ名:病の魔王 名前: 詳細: ふわふわと浮かぶクラゲのような魔物たちを統べる魔王。どんな病も吸収し、また吸収した病を与えることもできる能力を持つ。実は病を吸収・付与をすると頭痛や倦怠感に襲われるためあまりやりたくはない その他:
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征天魔王◆PAWA58Ribc 月が照り輝く空の下、火口の傍らに一人の男が腕を組み仁王立ちしていた。 鍛えられた肉体を覆う鈍い銀の鎧、鬼の角を連想させる額当て、悪魔の羽根のような背中から出る六本の飾り、血で染まったかのような真紅の外套。 鎧と額当てと羽根の銀は、光を輝き放つ鮮やかな銀ではなく光を闇へと吸い込むような無骨な銀。 その瞳は怒りで満ち溢れ、その眉間は気難しそうに縮められ、その口元は堅く引き締められている。 物騒極まりない服装と『機嫌が悪い』なんて言葉では表せないほどに激昂した表情が合わさることで、地獄の閻魔かと見違えるほどだ。 男の名は織田上総介信長、第六天魔王を称する何物をも恐れる戦国一の暴君。 天下布武の旗を掲げ、戦国の世を恐怖に陥らせた張本人だ。 その信長が怒りに燃えていた。 平和に和やかに暮らしていたただの民ならば、目を合わせた瞬間に足腰が立たなくなるほど、目に見えて怒りを溢れさせていた。 信長の怒りが伝わったのか火口はピクリとも反応を示さない。 そして、今まで何をするでもなくじっと前方だけを眺めていた信長がようやく言葉を口にする。 「下らぬ……!」 まるで口に入った砂を吐き捨てる様に、眉をしかめたまま信長は呟く。 何故、第六天魔王なる信長がこのような茶番に付き合わねばならぬのか。 疑問が尽きなければ、怒りも尽きない。 これもまた、臣下にありながら信長に弓を引いた愚物・明智光秀の策略なのだろうか。 本能寺を襲う風を装いながら、得体の知れないの者と手を結びこの織田信長を出し抜いたつもりでいるのか。 そう、あの服装からして明らかに異様なうつけと餓鬼の属する帝愛グループなる組織と手を組んで。 そして、自らの手でこの信長の最後を見るために自ら参加者に、と言ったところか だが、今は光秀如き愚物は問題ではない。 今、問題なのはうつけと餓鬼のこと。 うつけは名と顔立ちから察するに日の本の国が民だろう、餓鬼は完全に異国の者。 顔つきからして違っていた、恐らく海を越えてもさらに遠く遠くに存在する異国の者であろう。 あのうつけはその異国に取り入った、と言ったところか。 そして、使用される全てはうつけが魔法と呼んだ見も聞きもしたことのない謎の法。 与えられた奇妙な袋とデバイスなる珍妙な道具、それに今はB-2と表示されている。 地図を合わせるに場所は分かった。 冷静に、怒りを抱いたままではあるが現状を把握し終えると信長は思った。 明智光秀であろうと甲斐の虎であろうと越後の軍神であろうと奥州の独眼竜であろうと戦国最強の武将であろうと敵対する者に容赦はしない。 魔法を扱うと言う外法者も帝愛グループなる愚民の集まりも、それは同じだ。 信長の道を阻むのならば、たとえ敵を同じくしようとも信長にとって必要とせぬ者、それが増えただけだ。 そこまで考え、信長はその胸に抱いた納まりきらない怒りを露わに再び呟いた。 「分を弁えぬ狼藉、死して報いよ……!」 その全てが信長には自身に対する狼藉に見えて仕方なく、中でもあの言葉が気に食わなかった。 金は絶対―――――そう、この言葉が何よりも気に食わない。 この世で絶対と断じれるものは金に非ず。 絶対の物とは金でも権力でも愛でも平和でも、ましてや力でもない。 絶対の物とは、たった一人の魔王を指す言葉。 そう、絶対とはこの第六天魔王・織田上総介信長の存在を置いて外ならない。 さらにあの愚民共は何を勘違いしたのか、この信長に命じたのだ。 殺し合え、と。まるで信長を下男か何かのように命じたのだ。 これの目的がより強い兵士を作るための蟲毒や、誰かの余興と言うのならば許しえない。 いや、何であろうと織田信長に『何か』を命じたという行為、それは断じて許せる物ではない。 教えてやらねばならない、この世で最も強く恐ろしく、全ての上位に位置する存在が誰であるかを。 たとえそれを教える相手が地を埋め尽くす悪鬼の大群であろうと、正面から叩き潰すのみ。 だからこそ一度はあの愚物共の掌で踊ってやったのだ、全てはこの児戯を潰すため。 最後に立つは織田信長ただ一人で良い、そこにはうつけも餓鬼も光秀も居はしない。 そして、あらゆる人間へと開戦を告げるために信長はその左手に持つアサルトライフルを天空へと掲げる。 引き金に指をかけガッと勢いよく振り絞り、驚くほどの反動の少なさと共に三発の銃弾が天へと向かい放たれる。 信長がその左手に持つはオモチャの兵隊、トイソルジャーと呼ばれるアサルトライフル。 中と外とでは20年から30年の科学技術の差があると言われる学園都市が生み出した銃器の一つ。 銃弾を打ち出した際に及ぶ反動は、【卵の殻すら割れない】とまで言われるほどあまりにも小さなもの。 さらに電子制御による弾道調整機能も着き、まさに玩具を扱う年頃の子供にも扱え得る銃器。 時間を超えた最先端技術の生み出した武器が第六天魔王の左手に握られている。 対して、信長が右手に持つのは約束された勝利の剣の名を持つ西洋剣、エクスカリバー。 ブリテンが誇る最大の英雄、名高き騎士王アーサーが宝剣であり、湖の精霊が鍛えた聖なる剣。 その穢されてはならぬ最高の剣が第六天魔王の右手に握られた。 その明らかにオーバースペック武器が、刀と銃の二丁を操る戦法をとる魔王に渡ってしまった 人が科学で生みだした銃器と、精霊が魔術で鍛えた聖剣。 並ぶことなど本来ありえぬ、しかし間違いなく最強の剣と最優の白兵銃。 その二つを持ち、真っ赤に染まった外套を翻しながら、急ぎもせねば怯えもせず、ゆっくりと一歩踏み出し、信長は低く呟く。 「余の前に人はなく、余の後にも人はなし……!」 【B-2/火口付近/一日/深夜】 【織田信長@戦国BASARA】 [状態]:健康 [服装]:鎧 [装備]:エクスカリバー@Fate/stay night、オモチャの兵隊(27/30)@とある魔術の禁書目録 [道具]:基本支給品一式、予備マガジン99本(合計100本×各30発) [思考] 基本:皆殺し 1:目につく人間を殺す。 2:信長に弓を引いた光秀も殺す。 [備考] ※光秀が本能寺で謀反を起こしたor起こそうとしていることを知っている時期からの参戦。 【エクスカリバー@Fate/stay night】 第四次、第五次聖杯戦争においてセイバーのクラスとして召喚されたアーサー・ペントラゴンの宝具の一つ。 使用者の魔力を“光”に変換し究極の斬撃として放つ。 形状は青を基調とし金の装飾の施されたドレスソード。 【オモチャの兵隊(トイソルジャー)@とある魔術の禁書目録】 銃器としての正式名称はF2000R、アニメ本編では御坂妹が使用した。 名称と形状からFN F2000の改良型と思われる。 材質は積層プラスチック、形状にも戦闘機に見られるような機能美が備わっているため、まるでオモチャの鉄砲にも見える。 赤外線により標的を補足し、電子制御で『最も効率良く弾丸を当てるように』リアルタイムで弾道を調整する機能を持つ。 銃身を覆う衝撃吸収用の特殊ゴムと炭酸ガスにより、射撃の反動は極限まで軽減されている。 その軽反動は『卵の殻すら割らない』、弾丸は5.6ミリ。 時系列順で読む Back 闇に舞い降りた奴隷 Next 阿良々木暦の憂鬱 投下順で読む Back 闇に舞い降りた奴隷 Next 阿良々木暦の憂鬱 織田信長 066 魔王、駆け行く
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プリンセスクラウン 9-270~273・303~304 270 プリンセスクラウン sage 04/08/18 23 40 ID 5Bz7fgNS 未解決にあったSSの「プリンセスクラウン」いきます。クリアして大分時間が経ってるので、細かい点で違ってるかも知れませんがご容赦を。 登場人物 グラドリエル・ド・ヴァレンディア・・・若干13歳にして光の王冠を戴く女王。「双子は国を分かつ」という言い伝えにより 双子の姉に代わり王位を継承する。行動力と正義感に溢れ、母の様な立派な女王になりたいと思っている。 アーリア・・・ある事件をきっかけにグラドリエルの従者になった妖精。 エドワード・グロースター・・・「ドラゴンスレイヤー」と称される凄腕の若き騎士。 25年前に父ゴルゴダが魔人と化し、悪魔に加担したことが彼に影を落としている。 プロセルピナ・・・トラブルメイカーの魔女っ子。ゴブリンを従者に魔法修行の旅に出る。 ポートガス・クリスフォード・・・「海の義賊」と呼ばれる隻眼片足の海賊。 エルファーラン・・・グラドリエルの母で先代女王。25年前に人々を率いて魔族と戦い退ける。 賢王として讃えられたが、グラドリエルの出産時に命を落とす。 ジェストナイ・・・先代女王より王家に仕える宮廷魔術師。豊富な知識を持つ賢者。 エリエル・・・グラドリエルの姉で第一王女。病弱な双子の妹を心配し、病を癒す方法を探している。 シドラエル・・・第二王女。病弱。 ジャディス・・・隣国ヴォルガの王。グラドリエル達の祖父。 ゴルゴダ・・・先代女王に仕えた騎士。優れた人物だったが、25年前に魔人と化し反逆者となる。 リヨン・・・若き魔術師。いち早く世界の危機を察知し、それを阻止すべく奔走している。 老婆が孫娘に物語の本を読んであげるという形式でゲームが始まり、本編であるグラドリエルの本「王冠の姫」からスタート。 第一話「女王グラドリエル」 代々女王が治めるヴァレンディア王国は、魔界に住まうデーモンと幾多も闘いを続けていた。 25年前の闘いでは魔界と王国とがゲートで繋がり、魔王ヴォーグロドに率いられた魔王軍が大挙して襲来。が、時の女王エルファーランの活躍でこれを撃退。 時は流れエルファーレン亡き後、長き不在だった女王の座を13歳となった末娘グラドリエルが継承するのだった。 第二話「ナッツビルの魔女」 若き女王となったグラドリエル。ある日、国内で発生している様々な事件を耳にし、民の為自ら解決したいと望むが、ジェストナイから制止される。 その夜、寝室に妖精アーリアが現れ、ナッツビル村で子供の失踪事件が相次ぎ、妖精が疑われているので事件を解決して欲しいと頼まれる。 グラドリエルは城を抜け出し村へ向かう。捜査の結果、魔女っ子プロセルピナの仕業と判明、これを退治する。 この事件をきっかけにグラドリエルは見聞を広める旅をすることを決意し、アーリアが従者として付き添うことになる。 第三話「ドランゴラの竜」 二人はドラゴンに苦しめられているという村ドランゴラに到着。ドラゴン討伐の為、棲家の山へ登りドラゴンと対峙。 が、予想以上のドラゴンの強さに怯み金縛り状態に。そこへ騎士エドワードが現れ救われる。自分の無力さに消沈しながら下山するグラドリエル。 村へ戻ると、手負いのドラゴンが村を襲撃中。村人を救う為、勇気を振り絞り戦うグラドリエル。辛くもドラゴンを退治した彼女は、更なる精進を目指し旅を続ける。 続く 271 プリンセスクラウン sage 04/08/18 23 45 ID 5Bz7fgNS 第四話「ユニコーンの森」 次に立ち寄ったローグローブの村で、ユニコーンの住まう森の異変を聞き、捜査に向かう。 そこで赤毛の魔女に襲われているユニコーン親子を発見、これを救助する。が、魔女には逃げられてしまう。 第五話「蛇の王バジリスク」 砂漠の村アンバーステップに訪れたグラドリエルは、石化した村人達を目撃。唯一の生存者の少女から、 原因を調査に砂漠へ行った魔術師が行方不明になったことを知る。砂漠へ向かうと、石化した魔術師リヨンと遭遇。 リヨンより魔物バジリスクによって、村人が石化されたことを知ったグラドリエルは、石化を防ぐ「メッキの呪文」を入手。 バジリスクを退治し、石化した人々を復活させる。そして復活したリヨンから、今回の事件は、世界に異変が起きつつあることが関係していると告げられる。 第六話「ティタニア湖の人魚」 ヴァレンディア最大規模の街カドゥ・パドゥに到着したグラドリエルは、ティタニア湖に出没する人魚が人を襲っているという噂を聞き、退治に向かう。 湖で彼女が目にしたのはエドワードと対峙している人魚オンディーヌだった。エドワードが襲われていると思い込んだグラドリエルが オンディーヌに切りかかると、エドワードがこれを阻止。聞けばオンディーヌを陥れるため何者かが策謀しており、噂もその一環とのこと。 エドワードはその者からオンディーヌを守っていたのだ。オンディーヌの汚名を晴らす為、グラドリエルは捜査を開始。暗躍していた盗賊コンビから 黒幕の存在を知った彼女は、それを討つため南西の洞窟へ潜入。その最下層で、ユニコーンの森で逃げられた赤毛の魔女と遭遇。 魔女が元凶と知ったグラドリエルが戦いを挑むが、魔女は逃亡。黒幕には逃げられたが結果的に人魚事件は解決。 第七話「海賊の島」 港町リィランドで海賊の襲撃が頻発。「海の義賊」と呼ばれたポートガスまで人々を襲っているとのこと。様子を見に行ったグラドリエルは強引に客船に乗せられてしまう。 成り行きとはいえ快適な船旅を楽しむも束の間、突如現れた海賊船に拿捕され、アジトの島に連行されてしまう。 海賊はポートガスを名乗るが、捕虜の中に本物のポートガスが。本物に恐れをなした偽者海賊は逃亡、海辺の洞窟へ逃げ込む。 洞窟内に多数の捕虜がいることから、グラドリエルとポートガスは手分けして彼らを救出。洞窟から脱出しようとしたグラドリエルは、偽者海賊の不意打ちを喰らい失神。 あわや処刑となったがポートガスによって救助され、共闘して海賊を退治するのだった。 第八話「いなくなった姫君」 リィランドに戻ったグラドリエルは姉姫に関する不吉な噂を聞き、急ぎ城へ。城では第一王女エリエルが、赤毛の魔女に誘拐される事件が発生。 魔女はエリエルを黒の森の塔に幽閉し、グラドリエルに一人で来るよう要求。周囲の反対を振り切り、彼女は塔へ。塔最上部へ辿り着いたグラドリエルは 魔女の正体が、妹シドラエルの病を癒す方法を探る最中、城の秘密部屋に封印されていた魔書「ラルヴァの書」を発見し、これに憑依され変身したエリエルだという事実を知る。 戸惑いながらもグラドリエルは魔女と対決。結果エリエルは正気を取り戻すが「ラルヴァの書」によって、魔界のゲートが開かれてしまう。 第九話「王都強襲」 ゲートから多数のデーモンが襲来、ヴァレナディン城を目指して飛び去る。異変を察知して駆けつけたリヨンから、デーモンの目的が城に残るシドラエルであり その王家の血でゲートの完全解放と、魔王の復活を目論んでいることを知らされる。城へ急ぐグラドリエルを見送るリヨン。だがその表情は何事かを企んでいるようだった。 城に到着したグラドリエルが見たものは、城を強襲する無数のデーモン。この危機にエドワード、そしてかつて魔人と化し、王家を裏切ったエドワードの父ゴルゴダが駆けつける。 彼等の協力でシドラエルの部屋まで辿り着いたグラドリエルは、デーモンの長スカルグと対決。健闘空しくシドラエルは魔界に連れ去られる。その戦いの最中、ゴルゴダは命を落とす。 第十話「戦いのあとで・・・」 デーモンを撃退したものの、シドラエルはデーモンの手に。姉を救うべく魔界行きを決意するグラドリエル。ゲートのある黒の森の塔へ向け出発する。 その直前、エドワードから父が魔人と化した真相を知る為、全てを知るというドラゴン・ハインデルへ会いに行くことを告げられる。 彼と別れ単身塔を攻略するグラドリエル。塔頂へ辿り着くとゲートを守るデーモンと遭遇。これを討ち滅ぼすも、デーモンによってゲートは破壊されてしまう。 続く 272 プリンセスクラウン sage 04/08/18 23 49 ID 5Bz7fgNS 第十一話「リィランドの絵描き」 ゲートを破壊されたグラドリエルは、25年前にデーモンが襲来した際、使ったという海の彼方のゲートを探すためリィランドへ。ポートガスに協力を要請するが 謎の絵描きに似顔絵を描いてもらった水夫の一人が、濡れ衣を着せられ投獄中の為船が出せないと告げられる。水夫の無実を立証するため、絵描きの屋敷を調査すると 魔物ドッペルゲンガーが出現。描くことで偽者を作る能力を持つこの魔物に、自身の偽者と戦わされるグラドリエル。これを打ち倒し、水夫の無実を立証。ゲートを目指して出港する。 第十二話「扉の悪魔」 ゲートのある島アーソントゥラに到着したグラドリエル。ゲートのあるダンジョン奥深くへ進むと、最下層ではデーモンとエドワードが交戦中。 強大なデーモンの力によってエドワードは戦死、グラドリエルも窮地に追い込まれるが、彼女の危機を察知したユニコーンが出現。その力で脱出する。 第十三話「大地の魔法石」 殺されてしまったエドワードを救う為、その方法を探しにネルトの東に住むハインデルを尋ねるグラドリエル。方法を教える条件として ドワーフ王国にある「大地の魔法石」を要求される。ドワーフ王国に辿り着くと、ドワーフ達は鉱山に巣食った大蜘蛛タランチュラによって 鉱石が掘れなくなり困っていた。グラドリエルはこれを退治し、お礼に「大地の魔法石」を受け取る。 第十四話「時の彼方に・・・」 石を持って再びハインデルの元を訪れるグラドリエル。教えられたエドワード復活の方法は、彼が死ぬ前に戻りそれを阻止するというものだった。 過去に戻るために必要な「時空の魔法石」を、魔の森に住むデーモン・シャドウが持っていると告げられた彼女は塔へ。塔頂でシャドウと対決するものの 窮地になったシャドウは魔法石の力を解放。グラドリエルを25年前のヴァレナディン城下町へ飛ばしてしまう。そこへデーモン軍が強襲。 城が襲われていることを知ったグラドリエルは、城へ駆けつける。城ではデーモンと王国騎士団とが激しい戦いを展開。その最中、部下を庇ったゴルゴダが デーモンに取り憑かれ魔人と化す。魔人ゴルゴダによって窮地に陥る女王エルファーラン。そこへグラドリエルが参戦し、女王を救う。 デーモン軍を撃退した後、身分を隠しエルファーランに謁見するグラドリエル。初めて会う母に深く感動するのだった。 そして女王を救った礼にジェストナイより「時空の魔法石」を授かった彼女は、エドワードを救うべく自分の時代へ戻るのだった。 第十五話「魔王ヴォーグロド」 魔法石によってエドワードの死ぬ直前に戻ったグラドリエルは、協力してデーモンを倒す。ゲートの封印は解かれ、二人はシドラエルを救うべく 魔界へ向かう。魔界へ入るとデーモン・スカルグが出現。その場はエドワードに任せ、グラドリエルは姉姫が幽閉されている魔王の塔へ。 最上階で魔王ヴォーグロドと対決、これを打ち滅ぼしシドラエルを救出するのだった。 第十六話「かりそめの平和」 魔王を倒し、平和が訪れるヴァレンディア王国。だが城を魔物グリフォンが襲撃。真の平和が訪れていないことを知ったグラドリエルは 魔王がまだ生きていると考え再び魔界へ。魔王の塔へ辿り着くと、そこには魔王ではなくリヨンの姿が。世界の異変を探る内に 魔に魅入られてしまった彼は、かつて光の神ガイアによって封印された闇の神ラルヴァの復活を画策。そして封印を解く力を持つ グラドリエルと、彼女の祖父ジャディスの持つ光の王冠を狙っていた。動揺するグラドリエルの前に、リヨンの配下ネクロ・サマンサが出現。 これを退けるも、リヨンは姿を消す。 続く 273 プリンセスクラウン sage 04/08/18 23 53 ID 5Bz7fgNS 第十七話「海の魔物」 王冠が狙われていることを知らせるため、ジャディスが治める国ヴォルガへ向け出港するグラドリエル。海上で魔物に襲われるも、これを撃退しヴォルガへ到着。 だがそこに倒したはずのネクロ・サマンサが現れ、魔物を率いて人々を襲撃。これを倒すも、リヨンに結界を張られ、ヴォルガ城への街道が封鎖されてしまう。 危険を承知で魔物が巣食うソード鉱山の抜け道を進むグラドリエルの前に、三度ネクロ・サマンサが出現。今度こそ討ち滅ぼすも 散り際サマンサは、「あなたもだいぶ闇に染まってきた」という言葉を残す。 第十八話「武王ジャディス」 城へ到着すると、そこは既にリヨンの手に落ちていた。リヨンによって石化したジャディスを目撃したグラドリエルは、激しい怒りと それまでの戦いで蓄積されてきた憎悪等の闇の心によって闇の姿に変身。その力でリヨンを撃退するも、ジャディスの王冠は奪われ、グラドリエルも昏睡する。 夢の中で闇の自分に飲み込まれそうになるも、王冠に秘められた母の想いの力をによってこれに打ち勝つ。 最終話「闇の使者」 残る王冠を守るため、ヴァレディナン城に世界中から旅で知り合った仲間が駆けつける。 が、襲撃してきたリヨンの前には歯が立たず、ついにグラドリエルと戦うことに。辛くもリヨンを打ち破るも、王冠は奪われラルヴァは復活してしまう。 死の間際正気に戻ったリヨンから、完全に目覚める前ならラルヴァを倒せることを告げられる。彼の開いたゲートで異空間へ赴いたグラドリエルは 激戦の末ラルヴァを倒し世界に平和をもたらすのだった。 --------------------------------------------------------------------------------------------- 以上が本編のストーリーです。長々と失礼しました。話数ごとのサブタイトルは攻略本から引用しました。 本編をクリアすると別の本(サブストーリー)が現れ、それぞれエドワード、プロセルピナ、ポートガスが主人公の話が展開します。内容は 「魔の剣」 本編二話から十五話をエドワードの視点で追った話。父ゴルゴダの汚名を晴らすストーリー 「魔法の薬」 本編二話でグラドリエルに敗れたプロセルピナが、復讐の為に魔法の薬を作るべく、材料集めに奔走する話。 「宝の島」 本編七話後、ポートガスが十年前に恋人を殺した白い悪魔を探す話。 これ等全ての話をクリアーすると、「最後の物語」という本が出現。内容はハインデルからグラドリエルに神代の時代の 光と闇の神々の戦いが語られ、光の神ガイアの化身である4つの魔法石(本編十三話の「大地の魔法石」もその一つ)を賭け ハインデルと戦う話。この戦いに勝つとエンディングです。 303 273 sage 04/08/21 00 11 ID jIXsteIR 度々失礼します。私の書き込みの不備の所為で、色々ご迷惑お掛けしてすみません。 これが最後ですので、補足書き込みを。 「最後の物語」 就寝中のグラドリエルが、謎の声に目を覚ますとハインデルの所へと導かれる。 そこで彼の口から、世界の成り立ちと神々の戦いの歴史が語られる。 かつて光の神ガイアはヴァレンディア・ヴォルガの二国を作り、それぞれ女王と王を配して統治させた。 そして二人にガイアの力を封じた「光の王冠」を与え、ガイアの庇護の元二国は繁栄した。 そこへガイアと対立する闇の神ラルヴァが二国に侵攻を開始。だがガイアの力に守られて手が出せない。 そこで己が分身「ラルヴァの書」をヴァレンディナ王国に送り込み、王子ヴォーグロドを魔王へ変貌させる。 魔王の出現によりデーモン軍は勢力を強め、危機を感じたガイアは全ての力を使い 魔王軍とラルヴァを魔界へと封じ込めた。力尽きたガイアは自身を4つの魔法石へと転生させ 4匹のドラゴンに託した。 月日は流れ、ハインデルはラルヴァの復活と、それを阻止するであろうヴァレンディアの王女の存在を感知。 彼女こそ魔法石を託すに値する存在かを試すため、各地より「大地(本編十三話)」 「太陽(サブストーリー『魔の剣』でのイベント)」「海(『魔の剣』のイベント)」の魔法石を集め ラルヴァを倒したグラドリエルに、それ等を賭けて戦いを挑む(ちなみに4つ目の石はハインデル自身)。 そして勝利したグラドリエルの手のよってガイアは復活。再びかつてのヴァレンディア・ヴォルガのように ガイアの加護が世界にもたらされるのだった。 そしてスタッフロールです。記憶が曖昧な所は攻略本を参照にしてます。ついでにサブストーリーの補足も。 304 273 sage 04/08/21 00 13 ID jIXsteIR 「魔の剣」 竜を追い求め、各地を彷徨う騎士エドワード。その目的は、父ゴルゴダの25年前の暴挙の真相を知る事。 その引き換えにハインデルから要求された「太陽の魔法石」を持つ、ブラックドラゴンを討ち石を入手すべく ドランゴラ(本編三話)からティタニア湖(本編六話)と渡り歩き、居場所の古の洞窟を突き止めドラゴンを倒す。 その直後、ヴァレナディン城の危機(本編九話)を知り城へ。そこでゴルゴダと再会するも、真相を聞き出す前に 父はデーモン長・スカルグに敗れ戦死。その後ハインデルの元へと赴いたエドワードは、25年前の真実(本編十四話)を知る。 父の仇を討つべく、魔界へ向かったエドワードはスカルグと遭遇(本編十五話)。見事仇を討つのだった。 「魔法の薬」 オババの言いつけで魔法修行の旅に出たプロセルピナ。手始めにナッツビルの子供を拉致、魔法の実験台に(本編二話)。 それをグラドリエルに邪魔され、復讐を決意。オババに相談すると魔法の薬で大人になるよう助言される。 かくして世界中から薬の材料をかき集めたプロセルピナは、薬で大人の魔女へ変身。グラドリエルを探し出し戦いを挑むも 交戦寸前で薬の効力が切れ、元の姿に。「あんたは私の生涯のライバルなんだから、他の奴に負けちゃダメよ!」と 捨てゼリフを残して逃げ去るのだった。 「宝の島」 十年前恋人を殺し、自身の片目片足を奪った白い悪魔のことを知るため、ハインデルの元を訪れたポートガス。 引き換えに、かつての大海賊キャプテン・ドレイクが持っていたという「海の魔法石」を要求される。 ポートガスは魔法石を求め、リィランドの沖彼方にある宝島の洞窟へ。洞窟最下部で宝を守護するドレイクの亡霊と対決、 これを倒し石を入手する。その後ハインデルから仇が魔の森の塔に住むデーモン・シャドウであることを聞く。 塔に向かったポートガスはグラドリエルと入れ違い(本編十四話)にシャドウと遭遇。これと戦い仇を討つのだった。
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二つ名:術の魔王 名前:ベイルーチェ・ヴァン・ルニアモルガン=ハーゲンディーツ 詳細: 国魔導の研究をしている魔王。竜の角は魔道具に最適であることの証明のため自分の角を切り落としている。最近は人間の作る科学がすごいことを知り、魔導の発展ため科学の研究も始めた 【性質】 知的好奇心旺盛。なんでも知ろうとする。 戦いは好まないがプライドは高く、また知的好奇心を満たすためならどんな手段でも使う 危うい性質が無いこともない。 記憶力がアホほどある。知能もスーパーやばい。 【経歴】 かつて術世界における魔王というものは禁忌であった。 遥か昔において、いつしか術世界では知性と品性こそが優等なものであるという風潮が生まれ、それらが欠けているものは等しく下等と見なされることとなる。 そんな世界で、世界の主たる魔王はかつては黒き竜の姿をした魔族であった。しかし、竜は文化を、言語を何一つ知らなかった。 民の目は厳しく、やはりと言うべきか言葉を知り、文明を築いた魔族たちはその魔王を劣等種であると口を揃えて罵ったのである。 さて淘汰されたこの世界の魔王がその力を民衆に示し、正式に玉座に就くに至った経緯を説明しよう。 その時は火を噴き、爪を振るうことしか能のなかった術の魔王はその当時の権力者達の渾身の術によって何もない最果ての牢獄に封じられる事となる。 陽の光もほとんど届かぬ暗い世界に一匹。埃の一つさえ落ちてこない谷底の中では、暇をつぶすことも満足にできるはずが無かった。 そんなある時の話だ。見張りに来たらしい、人間で言うところの学者のような格好をした魔族が黒き竜の目の前に、見せつけるように書物をドサドサと落としていった。 退屈だろう、という面目で置いていったらしい。だが高等だったらしいその魔族が劣等にそんな情けをかけるわけもなく、その実、どうせ読めないだろうがなという皮肉のこもった単なる冷やかしである。 竜はそうやって放り投げられた山のような書物を、爪を使って一つ一つ器用に読み始めた。 見張りの魔族はその光景を見て、堪えきれなくなり腹を抱えて笑い始める。文字も分からぬようなやつが本を読む。ああ、これほどおかしい光景が他にあるだろうか。 そうして夜が更ける。 笑い疲れて眠ってしまったよ、といった様子で身体を起こした見張りは、直後背筋が凍った。 このあたりの闇を全て喰らったかのような深い声。 ――目を覚ましたか。 何だ、今のは。声の主は? 交代の見張りの呼びかけだろうか。だが余りにも次の見張りの声とはかけ離れている。 まさか、と魔族は振り向いた。こちらを鋭く見据える、巨大な竜の首があった。 そんな馬鹿なことが、と魔族は自らを嘲った。だが期待に反し、暗闇に再び深い声が響く。 ――そんな馬鹿な事も、案外馬鹿には出来ないぞ。 間違いなく声の主は、言葉を知らないはずの劣等種、術の魔王であった。 驚くべきなのは、与えられた多くの本で――されど言葉を習うには余りにも不足がある量の本のみを手がかりに、言葉を発し会話をするに至った術の魔王の驚異的な吸収力、推理力、集中力である。 見張りの魔族は震え上がった。無理もない、今まで自分達より遥かに劣っていると思っていた生物が、たった一夜にして自分達と同程度の知性を備えてしまったのだから。 ――さあ、次の本を持って来い。持ってこないのならば、この本で知った魔法でお前を殺すぞ。 そう発された竜の言葉には信じられないほどの異様な説得力があった。恐怖に支配され、言われるがままに見張りは交代の度に本を持ち出し黒い竜に明け渡した。 これほど永き間、刺激もなく、生きてる心地もしなかった竜のもとに現れたこの知識の塊は、竜にとっては非常に新鮮で、たまらなく愉快で刺激的なものだったのだ。 それは術の魔王の秘めたる恐ろしさの開眼であり、想像だにしなかった新世界の開花であった。 やがて術の魔王は、牢の術式を蓄えた知によって消し去った後に世界の中心へと君臨し、自らの角を折って力を失った。そして力を代償に世界の民すべてにその知性と品性を示したのである。 術の魔王は、術の世界における統治者となった。 【人物】 綺麗好き。礼節正しく、他者をいたわる人格者。 かつて殺した命のために墓を作り、手入れを欠かさない。 だがそれは外面のみに限った話である。 その知識欲は異常なまでに旺盛。基本的に、あらゆるものを知的物質としか見ていない。 知識と実践することばかりに傾倒し、それ以外のことは全て二の次である。 他者の命も自分の命も、新たな発見のためには必要な犠牲であると考えている。 墓を作ったのも、聖界で得た知識を試そうと機械的にやっている行動にすぎない。 自らの角で作った魔道具のペンを愛用している 【身体的特徴・人の姿】 白目の部分が黒い 彼自身が使う魔法の力は弱まっており、角と尾は基本的に見えているまま。 角はおられている。片方は王の証として使い、もう片方は私物のペンにしている。 【技】 術式 罠をはる。とにかくいろいろな種類があり、小規模なことなら大体なんでも仕掛けられる。 ペンを使って先に呪言を刻んでおく必要があり、近接戦闘には向かない。 変形 一部の姿を竜のそれに変える。大きな爪と牙で近接戦闘に対応するが、昔より力は弱まっており戦闘力は高水準とは言えない。 【世界観】 術の世界は四つの国に分かれている。 それぞれに住民の傾向はあれど、この世界の住民における共通項として、聖界や他の魔界に攻めようとするものは殆どいない。 術の魔王が設計した環境ジェネレーターは聖界の環境や暦になぞらえており、聖界にいた人間でも違和感なく暮らすことが出来る。 「知識の国 ウーヒェン=エゴール」 術の世界の中心とも言える国。あらゆる偉人はここに生まれ、何かを遺し、ここに死んでいく。 四つの国の中では一番歴史が深く、領域が一番大きい。 現在では住民の殆どが中流階級以上であり、権威を得るため、良い学院に子供を通わせ立派な学者にすることこそが慣わしとなっている。 一方で所謂落ちこぼれの子供も少なからずおり、そういった子供の殆どが見捨てられてしまうという問題を抱えている面もある。 そんな国の中でも特に目立つ名所といえば、やはり圧巻の巨大建造物である大図書館だろうか。 術世界で知らない人はいないであろう、魔界でも有数の大規模図書館である。 中にはこのゲームの核心に触れる書物もあるらしいが……。 「技術の国 レグドア」 術の世界でこのごろ特に活気あふれる国。魔法が活発なウーヒェン=エゴールと違って技術や科学が盛んである。 術の魔王自身が最近は科学に重きをおいているのもあり、別の国から移住するモンスターも最近は増えてきているようだ。 一方で国政の行き届いてない場所も多く、国境に近い部分の治安は悪い。 蒸気街ゴーグはこの国では有名。「スチームパンク」と呼ばれるこの街独特の蒸気機関の文明が如実に現れている、統一された見事な景観は観光地としても有名である。 「魔人の国 プルジオンアーチ」 術の世界では唯一と言ってもいい、知性よりも力の重視される傾向のある国である。 術の魔王が封印され、地上にあらわれるまでの間に一部の魔族が建国し、発展したらしい。 自然の多さはこの世界の中で間違いなく一番だといえるほど豊かである。 他の国のモンスターに比べて獣人、竜人が多い傾向にあり、翼を持った魔族が多いことから高低を活かした住処造りがなされている。 住民同士の喧嘩こそ多いものの、統治が全ての国で最も厳しいものであるため大事には発展しにくい。 この国を取り囲むのはべオニール大森林という地域であり、術の世界で最も危険だといわれる場所である。 プルジオンアーチに入国する際、 災蛇 と呼ばれる危険な魔獣が棲みついているこの森を超えなければならず、限られた正規の手段で入国しないのならば忽ちこの大蛇の毒牙にかかることとなるだろう。 「鉱山の国 アルガルト」 国の半分以上が鉱山地帯という、とても資源が豊富な国。 交易ではこの国が覇権を握っており、商業、国交の発展度合いにおいても右に出る国はない。 だが生物が住むにはあまり適さない環境であるためか、治安の悪さも一際である。 炭鉱夫や登山者を襲う山賊も多く、他の国から送られてくる奴隷を見かけるのも珍しくない。 もちろん悪いところばかりではなく、例えばユーフラムス河川地域などでは人口も多く、商業を学ぶならここよりいいところはない。 水源の豊かなこの土地はアルガルトにおいてはまさに生命線であり、商才こそが全てのこの国では一攫千金を夢見た若者も多く、非常に活気のある様子だ。 【術の世界の人物】 「術の魔王」 全名を〈ベイルーチェ・ヴァン・ルニアモルガン=ハーゲンディーツ〉。 術の世界を統べる魔王。 中性的な外見をしているが、性格でいうなら聖界基準では男性寄り。 素の魔力があまり強くなく、普段の変身では角、尾、所々の鱗、そして竜の眼はそのままになっている。 その角は双方とも既に折られた状態である。一方は魔王の象徴として、もう一方は加工され、愛用している魔道具のペンとして使われている。 恐ろしく膨大な知識と天才的な発想力を持ち合わせており、尚且つ非常に勤勉であり努力家。 それでいて綺麗好きであり礼節正しく、他者をいたわる人格者。 かつて殺した命のために墓を作り、手入れを欠かさない。 だがそれは外面のみに限った話である。 その知識欲の旺盛さは度を越している。基本的に、あらゆるものを知的物質としか見ていない。 知識と実践することばかりに傾倒し、それ以外のことは全て二の次である。 他者の命も自分の命も、新たな発見のためには必要な犠牲であると考えている。 墓を作ったのも、聖界で得た知識を試そうと機械的にやっている行動にすぎない。 普段は専ら研究に打ち込んでいる。 最近では聖界から持ち出した科学技術が用いられているに着目し、今は特に科学分野の探求を深めている。 料理をしてみたり、花に水をあげてみたりと聖界の風習に酷似した行為をする事がある。 調査のため、聖界を散策する時には姿を認識させない特殊な術式を組み込んだコートを着て行く。 見抜く力を持った人間に見つかることもあるが、その場合は話術を発揮して連れて帰ったりする。 その人間がどうなったかは彼以外誰も知らない。 セレモニーが好きなようで、学会を定期的に開いたり、新たな発見をした研究者に賞を授与する式典を開催する事がある。 基本的に戦いには興味がなく、ひたすら自国を発展させて行くタイプ。 ちなみに、裏では変態科学者とかいう通称で呼ばれていたりする。 実際、珍しいものを見たときの彼は、側から見るとかなり怪しい。 ついでにいうと、普段からやってる研究は比較的まともなものが多いが、しょっちゅう変わった研究に嵌まり込むことがあり、それもまた変態と呼ばれる一因であるようだ。 戦闘方法 自分のペンを使って術式を描く。 近づいた生命体に反応して発動する、小規模タイプの魔法陣による戦闘がほとんどである。 ペンの魔力と彼の知識が組み合わさり、何者にも決して網羅されることはないほどの多彩な戦術を編み出す。 大規模な術式は天候や時空を制御するほどに強力なものまで使用できるが、流石にペンでこれを構成するのは余りに面倒な作業らしく、戦闘にはまず使われない。 その一方で、予め術式を仕掛けていない場所での戦闘は滅法弱い。 服や所持しているメモ帳に仕掛けた術式や、変身の魔法を一部解除し竜の肉体によって攻撃するなどある程度対処することは可能だが、大勢に取り囲まれるようなことでもあれば直ちに殺されてしまう程に弱い。 「他者から経験、記憶、積み重ねてきたものを剥奪し、それらを蓄え他人に分け与える能力」 術の魔王が所有している力 その名の通り、他者の努力やその想いを踏み躙る凶悪な技術である。 特に勇者のような存在に強力な効果を示し、犠牲になっている聖界の国も多く、そういった国は文化が一定のラインで停滞していることが多い。 どうやら発動条件はかなり厳しいものになっているらしく、直接戦闘において積極的に使っていけるような類の能力ではない。 この他にも、後述のべオニールを使役する権利を持ち合わせており、万が一他国に攻め入るようなことがあれば騎乗して戦うこともできる。 「魔王直属四国騎士団」 術の魔王が、自ら出向いての戦闘を不得手とするが故に編制された、王に属する騎士軍団。 これらは四つの部隊に分けられ、それぞれが王に代わり、四つの国の統治を担当している。 その兵の多さたるや、総勢およそ80万人もの人数にも及び、その一人ひとりが余す所なく精鋭である、術の世界が誇る大軍隊である。 また隊長に抜擢される魔族は、例外なく実力と知性を存分に兼ね備えた人物であり、国を統治する大臣の役目を同時に任される事となる。 ウーヒェン=エゴール隊 総勢379,750名。隊長は〈オードリック・アウギヌス・アウヒェルゴ〉。 オードリックは学士騎士であり、賢人十選に名を連ねる常連でありながら隊長も務める。 類まれなる大魔術を扱い、優れた剣術と戦術を巧みに操る様は術の魔王の右腕と言っても差し支えない、誰もが認める人物であろう。 だが彼も、そろそろ戦線離脱を考えなければならない歳。その後継者を争う光景は日常茶飯事であるものの、オードリックの残した数多の功績を前に立候補者達はことごとく膝を屈し、未だに後継者は定まっていない。 レグドア隊 総勢142,800名。隊長は〈ヴィキト〉。 ゴーグで技術を学び大技師となったヴィキトが隊長を務める。 その有り余るほどの技術力はついに自分の体にまで手を出し、全身に機器や兵器が組み込まれた改造人間となっている。 その戦闘力たるや術の世界でも随一。べオニールを鎮圧した功績を持つ一人である。 容赦こそあるものの慈悲はなく、目的の邪魔になるものには武力を使うことを躊躇わない。 それ故に騎士団の中でも特に恐れられる存在となっているが、彼としてはそれが少し寂しいらしく、裏ではよく他の隊長に相談を持ちかけている。 プルジオンアーチ隊 総勢208,300名。隊長は〈メオドーア・ヴァンクス〉。 名前に反して雌の性別であり、それを含めても小柄な竜人族のメオドーアはしかし、こと戦闘力においては四国騎士団でトップと言っても過言ではない。 彼女のもつ絶大な火力は、 災蛇 べオニールを制圧する作戦にも大きく貢献した。 身分の割にはかなり子供っぽい性格をしているが頭の回転はかなり早く、オードリックほどでは無いものの、その意外な博識さはオードリックも驚嘆するほど。しかし、日常ではかなりのうっかり屋で普段は失敗することも多い。 身につけている防具は刺々しく、目つきも鋭くし威厳を出そうとしているが、その小柄な体躯と定期的にボロを出す振る舞いから何とも威厳には欠け、周りからは可愛がられる事に引け目を感じている。 ちなみに彼女は一際大きな角を持っており、噂では最近その角を狙う者がいるようだが……。 アルガルト隊 総勢72,160名。隊長は〈コル・ピネ〉。 元脱走奴隷の身分ゆえ、かつて山賊だったコルピネは術の魔王にその才覚を見定められ、山賊から足を洗い商人として一からやっていくことになる。 彼の勤勉な姿勢と類稀なる商才によって瞬く間に巨万の富を築き上げるに至った彼は、恩師である術の魔王に忠誠を近い、晴れて騎士団の一隊長となった。 商才もさることながら、山賊時代に培ったナイフ捌きと立ち回りは騎士となっても存分に活かされ、真っ先に敵陣に切り込んでは戦況をあっという間に打開する。 「 災蛇 べオニール」 全長523mにも及ぶ、術の世界に棲む余りにも巨大な蛇。 凶暴性こそ過剰でないもののその図体がもたらす被害は壊滅的で、術の世界の住民を恐怖に陥れた。 この世のあらゆる物質を凌駕する耐熱性をもった強靭な鱗と、莫大なエネルギーを生み赤熱化する筋肉が特徴的。 鱗は定点的な衝撃に弱く、それを補うために地中深くに潜り、超高温化して全身に純度の高い鉱物をまとう性質を持つ。 この鉱物の外殻はいかなる攻撃をも防ぎ得、砲撃の嵐をも耐えうる強硬性を見せつける。その鎧はただの突進でさえ、ありとあらゆる破壊兵器をもってしても敵わない威力をもたらす。 鉱物が固まる時、刃の連なったような鋭い形状となる場合が多く、これもまた彼の危険性を高める一因である。不用意に近づけば目も当てられない事態になること必至。 一部の外殻を融解させ、飛び散らせる攻撃も危険極まりない。一度浴びれば最後、標的の肉体もたちまちに飛び散った鉱物の一部となるだろう。 なお、移動の際には体を動かすために、身体のところどころを発熱させて外殻を軟化し移動する。ここの継ぎ目と、露出した部分の多い頭の部分こそが彼の弱点である。 また、休眠する際には全身に鉱物をまとった上で、全く継ぎ目のない状態になる。このため、休眠時に奇襲をかけるのも並の力では困難だ。 しかし、真に恐ろしいのはそれだけではない。 彼のその大きく開かれる口から吐き出されるのは強酸性の胃液。これを猛烈な勢いで噴射し、もはや光線のようにさえ見えるそれは地平線の向こうの建造物をも一瞬で破壊する。 この液体の酸性は驚異的で、飛び散った飛沫にさえ触れれば致命的。神経を骨ごと貫通し、地獄のような痛みを味わい普通の生物ならあっという間に絶命する。 この怪物がアルガルトに出現した際、これをメオドーア、ヴィキト、そして術の魔王の三名が無力化にあたった。 休眠時に一斉に襲撃をかけ、プルジオンアーチの巨大な森に誘い込み、術式によってべオニールは完全に鎮圧される。 以降、べオニールは術の魔王に従うようになる。主導権はメオドーアに委ねられることもしばしばあり、プルジオンアーチの出入りにはどちらかの認可が降りる必要がある。 【術の魔王の研究レポート】 #1 きろくをつけることにする。 このうででは、こんなにもちいさなかみにもじをかくのはむずかしい。 にんげんのようなすがたであれば、ペンをつかうのもらくになるだろうか。 #8 やはり推測は正しかった。 強い力を持つ魔物の爪や牙、特に角については想像以上に魔力抽出を助け、飛躍的に効率が向上した。 私の角を使い、エーテルインクを濾過し魔力源そのものを不要としたコンパクトな筆記具を作れるかもしれない。