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2010年4月3日 韓国推理作家協会が刊行している推理小説専門誌『季刊ミステリ』(계간 미스터리)で実施されている「季刊ミステリ新人賞」の受賞者リスト。 情報源・人名のカタカナ表記法など、注意点はページ下。 2007年~2009年 受賞作品リスト ■15号(2007年春号) 「酒に酔ったオートバイ」イ・デファン(1980年生) (「술 취한 오토바이」이대환) ■16号(2007年夏号) なし ■17号(2007年秋号) 「彼と私のジグダンス」シン・ジェヒョン(1982年生) (「그와 나의 지그춤」신재형) 「安楽死」クヮク・ジヨン (「안락사」곽지연) ■18号(2007年冬号) 「催眠」ソル・イニョ(1975年生) (「최면」설인효) ※『ミステリマガジン』2009年1月号に短編「そして誰もいなくなった」が掲載された際の名前の表記は「ソル・インヒョ」。名前の表記法についてはページ下参照。 ■19号(2008年春号)応募総数12編 「東城路」キム・ジュドン(1976年生) (「동성로」김주동) ※東城路(トンソンノ)は、韓国テグにある通りの名前。選評によれば、テグを舞台にした正統派ハードボイルドで、謎解き要素はないそうだ。この回で最終候補になっていたのが、ソン・ソニョン「誰が私のラーメンを食べたんだ?」。こちらは選評で、「90年代に日本で生まれた日常の謎ミステリに通じる」作品だと言われており、消えたラーメンを探す1人称話し手の推理過程を見せる作品だという(のちに2008年版『今年の推理小説』に掲載された)。 選評:http //editor.ijakga.com/post/view.asp?pno=87 ■20号(2008年夏号)応募総数15編 「Swallow s Nest castle殺人事件」ソン・ソニョン(1974年生) (「제비둥지 성의 살인사건」손선영) ※「Swallow s Nest castle」(ツバメの巣城)はウクライナに実在する城。検索して写真を見てみると、まさに推理小説の舞台にふさわしい場所に思える。この作品は選評によると、「ミスディレクションの妙味を非常によくいかした作品だ」とのこと。 選評:http //editor.ijakga.com/post/view.asp?pno=570 ■21号(2008年秋号)応募総数44編 「夏休み」キム・ジア(女性) (「여름휴가」김지아) 「画面の向こうの人間」パク・ハイク(女性、1981年生) (「화면 저편의 인간」박하익) ※「夏休み」は女性の1人称視点で語られる心理物。「画面の向こうの人間」は、偶然犯罪現場を目撃した青年の話。 選評:http //editor.ijakga.com/post/view.asp?pno=1899 ■22号(2008年冬号)応募総数31編 「良い友達」ソン・シウ(女性、1979年生) (「좋은 친구」송시우) ※人間の良い友達=「犬」と獣医師が出てくる話。キャラクターがよく生きている作品だとのこと。 選評:http //blog.daum.net/ilovemystery/27 ■23号(2009年春号) 「首のないインディアン」キム・ジェソン (「목 없는 인디언」김재성) 「戊寅年カトリック邪教記録」チェ・ジス (「무인년 천주교 사교 기록」최지수) ■24号(2009年夏号) 刊行が遅れて2009年秋号と同時刊行になったため、新人賞作品なし ■25号(2009年秋号) 「101」イム・テフン (「101」임태훈) ■26号(2009年冬号) 「死者のための祈祷」ジョンヒョク (「죽는 자를 위한 기도」정혁) 2007年以前の受賞者 ■2003年夏号(2003年7月) 第2回季刊ミステリ新人賞受賞作 「鏡の中にもう一つの鏡がある」キム・ヨン (「거울 속에 또 다른 거울이 있다」김연) ※ソン・ソニョン氏のブログによれば、季刊ミステリ新人賞は2007年から定期的に行われるようになったようで、それ以前のことは良く分からなかった。 情報源 すでに雑誌が品切れで入手不能のものも多く、タイトル・受賞者情報のほとんどは、韓国ネット書店での『季刊ミステリ』各号の内容紹介に頼っています。 ただし、ネット書店での内容紹介自体が完全なものではないので、このリストも完全なものではありません。 人名のカタカナ表記の際の方針 韓国の人の名前を日本語で書く場合、発音通りにカタカナで書く方法と、文字で区切ってカタカナで書く方法があります。 例:スケート選手の「金妍兒」 発音通り:キム・ヨナ 文字で区切って表記:それぞれの漢字の読みは「金(キム)・妍(ヨン)・兒(ア)」なので「キム・ヨンア」 例:梁石日 発音通り:ヤン・ソギル 文字で区切って表記:ヤン・ソクイル このページでは、発音通りの表記法を採用しています。 韓国ミステリ紹介 目次へ
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■2009年の「このミステリーがすごい!」に基づくベスト10 第1位・・・『ゴールデン・スランバー』伊坂幸太郎(著) 伊坂幸太郎おすすめミステリー小説、お奨めの伊坂幸太郎のミステリー小説。伊坂幸太郎の名作ミステリーの面白い作品。 おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『ゴールデン・スランバー』伊坂幸太郎(著) 2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞した。 2009年「このミステリーがすごい」第1位。 週刊文春 ミステリーベスト10 ゴールデンスランバー 2位 映画 ゴールデンスランバー(2010年1月30日公開。監督 中村義洋、主演:堺雅人) 衆人環視の中、首相が爆殺された。 そして犯人は俺だと報道されている。 なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない――。 首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。 暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。 行く手に見え隠れする謎の人物達。 運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。 スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。 とにかく、最後まで目の離せない展開にドキドキだ。 本作は、首相暗殺の濡れ衣を着せられた主人公の青柳さんが、巨大な陰謀から追われる逃亡サスペンス。 文庫版で約680ページの大長編。 第一部が「事件の始まり」、第二部が「事件の視聴者」、第三部が「事件から二十年後」、第四部が「事件」、第五部が「事件から三ヶ月後」という構成になっている。 本編というかメインは、第四部なのですが、その前3編で、事件を異なる視点で読者に見せます。 ケネディ暗殺事件に多少でも関心がある人には、ものすごく引き込まれるものがある。 国やマスコミから「与えられる」情報がどういうものなのか、怖いくらいの描写。 それにしても、物語の見せ方がうまいと思う。 単に作品のストーリーを追うだけではなく、ミステリーという枠にとらわれず、ケネディの事件と伊坂作品の「魔王」「モダンタイムス」とを思い浮かべながら、著者のメッセージを考えるのも良いのでは。 とても深いな、と・・・・・・。 メインのストーリーは、首相爆殺の濡れ衣を着せられた男の逃亡劇である。 第一部「事件のはじまり」、第二部「事件の視聴者」を読んでいると、青柳雅春という奴は本当に犯人で、悪い奴だと思い込まされる。 これが実は普段われわれがマスコミを通して知る“事実”なのだ。 第三部の「事件から二十年後」というルポで「おや?」と思い始め、本書のメインである第四部「事件」に入り、リアルタイムで事件について語られ、青柳の逃亡劇を読み進むうち、彼の実像と“本当のこと”が分かる構成になっている。 とにかく、逃げる!逃げる!青柳、そして彼を直接的に間接的に助ける仲間たち。 とりわけページを割いて登場するかつての恋人樋口晴子の活躍は印象的だ。 そして、伏線と過去のカットバックが効果的に取り入れられていたり、人を喰ったような意外性もあったりして、行間からは“伊坂エッセンス”が溢れている。 本書は、「伊坂小説の集大成」と呼ぶにふさわしい大作で、伊坂ファンもそうでない人も、きっと時を忘れて読み進んでしまう、そんなリーダビリティーを持った一冊である。 極上のサスペンスで、ジャンルを超えた名作、傑作エンタテインメント、ミステリー小説。 ●アマゾン『ゴールデン・スランバー』伊坂幸太郎(著) ●楽天『ゴールデン・スランバー』伊坂幸太郎(著)
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■2011年の「このミステリーがすごい!」に基づくベスト10 第1位・・・★おすすめのミステリー小説「悪の教典」貴志 祐介 ●このミステリーがすごい(2011年) ↓ 第1位「悪の教典」貴志 祐介 (著) とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか── ピカレスクの輝きを秘めた戦慄のサイコ・ホラー。 ●2010年度「このミステリーがすごい!」第1位 ●「週刊文春ミステリーベスト10」第1位 ●第1回山田風太郎賞 学校という閉鎖空間に放たれた殺人鬼は高いIQと好青年の貌を持っていた。 ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー。 イケメンで語学堪能。格闘技を含むスポーツもでき頭脳は明晰。こんなハスミンが人を殺しまくる。 なぜ彼はクラスを支配しようとしたのか、全くわからない。 けど下巻後半の暴走状態にハスミンを何故か応援していた。 うまく逃げられますように、みんなが死にますようにって(笑)。 こんな私は大藪春彦のファンだったりする。 この下巻の後半部分はデビュー作の「黒い家」のクライマックスを彷彿とさせる。 主人公への共感を得る人がほとんどいないだろうから、かなり賛否両論が出るだろうなって思った。 個人的には花丸なんだが。 blanklink プラグインエラー URLかページ名を入力してください。 {http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163293809/horaihonoyomu-22} ●楽天『ゴールデン・スランバー』伊坂幸太郎(著)
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2012年9月9日 最終更新:2023年12月10日 海外ミステリの年間ランキングで10位以内にランクインした非英語圏作品の一覧。 順位はネット上で確認したのではなく、すべて雑誌やランキング本の現物を見て確認しています。 関連ページ:非英語圏ミステリ 年間ランキングでのランクイン史(言語・地域別)(2022年12月8日) 表の見方の注意(「年(度)」の表記について) 『本格ミステリ・ベスト10』、『このミステリーがすごい!』、『ミステリが読みたい!』上記3つは、年が翌年表記になっています。たとえば「2012年 第3位」とあれば、それは2011年の年末に発表されたランキングで第3位だったことを示します。 これは上記3つが表題に「翌年度」を表記する方針を採っているためです。(たとえば、2011年末に刊行されるのは『2012 本格ミステリ・ベスト10』、『このミステリーがすごい! 2012年版』、『ミステリが読みたい! 2012年版』) 『週刊文春』ミステリーベスト10、『IN☆POCKET』文庫翻訳ミステリー・ベスト10上記2つのランキングは、ランキング発表年をそのまま使用しています。たとえば「2012年 第3位」とあれば、それは2012年の年末に発表されたランキングで第3位だったことを示します。 Index 本格ミステリ・ベスト10(原書房)『13・67』(2017年邦訳版出版)以前の華文ミステリとランキング このミステリーがすごい!(宝島社) 『週刊文春』ミステリーベスト10(文藝春秋) ミステリが読みたい!(早川書房) 『IN☆POCKET』文庫翻訳ミステリー・ベスト10(講談社) 東西ミステリーベスト100(1985年版、2012年版) 更新履歴 本格ミステリ・ベスト10(原書房) 順位 タイトル 作者 国 備考 2001年 第1位 ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件 ボルヘス、ビオイ=カサーレス アルゼンチン(スペイン語) 2003年 第1位 第四の扉 ポール・アルテ フランス このミス4位、文春2位 第8位 死者を起こせ フレッド・ヴァルガス フランス 2004年 第1位 死が招く ポール・アルテ フランス 2005年 第1位 赤い霧 ポール・アルテ フランス 文春10位 第7位 イデアの洞窟 ホセ・カルロス・ソモサ スペイン 文春9位 2006年 第3位 カーテンの陰の死 ポール・アルテ フランス 第9位 最後の審判の巨匠 レオ・ペルッツ オーストリア(ドイツ語) 第10位 柳園の壺 ロバート・ファン・ヒューリック オランダ (※執筆は英語) 2007年 第3位 赤髯王の呪い ポール・アルテ フランス 第4位 オックスフォード連続殺人 ギジェルモ・マルティネス アルゼンチン(スペイン語) 2008年 第1位 狂人の部屋 ポール・アルテ フランス このミス7位、早ミス3位 第8位 リヴァイアサン号殺人事件 ボリス・アクーニン ロシア 早ミス9位 2009年 第3位 七番目の仮説 ポール・アルテ フランス 2010年 第3位 虎の首 ポール・アルテ フランス 第7位 騙し絵 マルセル・F・ラントーム フランス 2011年 第6位 殺す手紙 ポール・アルテ フランス 2013年 第10位 彼の個人的な運命 フレッド・ヴァルガス フランス 2015年 第10位 その女アレックス ピエール・ルメートル フランス このミス1位、文春1位、早ミス1位、IN☆POCKET1位 2016年 第7位 悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル フランス このミス2位、文春1位、早ミス5位、IN☆POCKET7位 2017年 第10位 傷だらけのカミーユ ピエール・ルメートル フランス このミス6位、文春1位、IN☆POCKET6位 2018年 第1位 13・67(いちさん ろくなな) 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) このミス2位、文春1位 第4位 黒い睡蓮 ミシェル・ビュッシ フランス このミス5位、早ミス7位 2019年 第2位 あやかしの裏通り ポール・アルテ フランス このミス6位、文春8位 第3位 元年春之祭(がんねんはるのまつり) 陸秋槎(りく しゅうさ) 中国 このミス4位、文春6位、早ミス5位 2020年 第3位 ディオゲネス変奏曲 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) このミス5位、文春7位、早ミス3位 第4位 雪が白いとき、かつそのときに限り 陸秋槎(りく しゅうさ) 中国 第5位 金時計 ポール・アルテ フランス 第6位 黄(こう) 雷鈞(らい きん) 中国 文春9位 2021年 第2位 網内人(もうないじん) 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) 文春5位 第3位 殺人七不思議 ポール・アルテ フランス 第5位 死亡通知書 暗黒者 周浩暉(しゅう こうき) 中国 このミス4位、文春7位 第10位 時計仕掛けの歪んだ罠 アルネ・ダール スウェーデン このミス8位、早ミス10位 2022年 第3位 文学少女対数学少女 陸秋槎(りく しゅうさ) 中国 第9位 混沌の王 ポール・アルテ フランス 2023年 第5位 死まで139歩 ポール・アルテ フランス 第10位 辮髪のシャーロック・ホームズ 神探福邇(フーアル)の事件簿 莫理斯(トレヴァー・モリス) 香港(中国語) 2024年 (未記載) 『13・67』(2017年邦訳版出版)以前の華文ミステリとランキング 日本で華文ミステリ(=中国語圏ミステリ)の翻訳出版が本格化していくのは2009年ごろからのことである。2010年には、前年に台湾の第1回島田荘司推理小説賞を受賞した寵物先生(ミスターペッツ)の長編本格ミステリ『虚擬街頭漂流記』が翻訳出版された。陳浩基『13・67』以前では、この寵物先生『虚擬街頭漂流記』が最も「ベスト10入りに近かった」作品であった。(←この段落、2022年12月7日追加) 2011年版の11位~20位の非英語圏作品は以下の通り。 台湾の本格ミステリ『虚擬街頭漂流記』はあと1ポイントで、F・W・クロフツ『フレンチ警部と毒蛇の謎』、ピーター・トレメイン『修道女フィデルマの洞察』と並んで第10位でした。残念。 (『2011 本格ミステリ・ベスト10』には10位までの結果しか掲載されていませんが、各アンケート回答者の回答内容はすべて掲載されているので、それを当サイトで集計しました[集計結果]) 2011年第12位 - 寵物先生(ミスターペッツ)『虚擬街頭漂流記』(台湾、中国語) 第14位 - 水天一色(すいてんいっしき)『蝶の夢 乱神館記』(中国) 第18位 - カミ『機械探偵クリク・ロボット』(フランス) 2013年版で香港の本格ミステリ、陳浩基(ちん こうき、サイモン・チェン)『世界を売った男』は第18位でした。また、中国の本格ミステリ短編、馬天(ばてん、マーティエン)「日本鎧の謎」を収録したアンソロジー『エラリー・クイーンの災難』(飯城勇三編)は第11位でした。(これも『2013 本格ミステリ・ベスト10』に掲載されている全回答を当サイトで集計しました) + 『2013 本格ミステリ・ベスト10』海外部門 11位~20位(クリックで展開) 『2013 本格ミステリ・ベスト10』海外部門 11位~20位 背景色水色=非英語圏作品 順位 獲得ポイント タイトル 作者 国・地域 第11位 59 エラリー・クイーンの災難 (アンソロジー) アメリカ、中国 等 第12位 47 破壊者 ミネット・ウォルターズ イギリス 第13位 39 裏返しの男 フレッド・ヴァルガス フランス 第14位 34 失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選 フリードリヒ・デュレンマット スイス(ドイツ語) 第15位 33 ワンダーランドの悪意 ニコラス・ブレイク イギリス 通信教育探偵ファイロ・ガッブ エリス・パーカー・バトラー アメリカ 第17位 32 シンデレラの罠 セバスチアン・ジャプリゾ フランス 第18位 31 世界を売った男 陳浩基(サイモン・チェン) 香港 法螺吹き友の会 G・K・チェスタトン イギリス 第20位 29 アイ・コレクター セバスチャン・フィツェック ドイツ 湿地 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド (回答で挙がったタイトルの総数:64) (『エラリー・クイーンの災難』に収録された作品で英語以外の言語で書かれたものは馬天(ばてん、マーティエン)「日本鎧の謎」のみ) このミステリーがすごい!(宝島社) 順位 タイトル 作者 国 備考 1991年 第1位 薔薇の名前 ウンベルト・エーコ イタリア 文春1位 1995年 第10位 猫たちの聖夜 アキフ・ピリンチ ドイツ 1996年 第10位 パパはビリー・ズ・キックを捕まえられない ジャン・ヴォートラン フランス 2003年 第4位 第四の扉 ポール・アルテ フランス 本ミス1位、文春2位 第9位 グルーム ジャン・ヴォートラン フランス IN☆POCKET10位 2007年 第4位 風の影 カルロス・ルイス・サフォン スペイン 文春2位、IN☆POCKET1位 2008年 第7位 狂人の部屋 ポール・アルテ フランス 本ミス1位、早ミス3位 第9位 目くらましの道 ヘニング・マンケル スウェーデン 早ミス6位 2009年 第6位 タンゴステップ ヘニング・マンケル スウェーデン 早ミス9位、IN☆POCKET8位 2010年 第2位 ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 スティーグ・ラーソン スウェーデン 文春1位、早ミス1位 第9位 ミレニアム2 火と戯れる女 スティーグ・ラーソン スウェーデン 文春1位、早ミス1位 第10位 ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 スティーグ・ラーソン スウェーデン 文春1位、早ミス1位 2012年 第2位 犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 文春2位、早ミス2位 第4位 背後の足音 ヘニング・マンケル スウェーデン 文春6位、早ミス4位、IN☆POCKET1位 2013年 第4位 湿地 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 文春2位、早ミス1位 第5位 失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選 フリードリヒ・デュレンマット スイス(ドイツ語) IN☆POCKET9位 第5位 ファイアーウォール ヘニング・マンケル スウェーデン 第9位 天使のゲーム カルロス・ルイス・サフォン スペイン 文春10位、IN☆POCKET2位 2014年 第10位 緑衣の女 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 文春2位、早ミス2位 2015年 第1位 その女アレックス ピエール・ルメートル フランス 本ミス10位、文春1位、早ミス1位、IN☆POCKET1位 第6位 ハリー・クバート事件 ジョエル・ディケール スイス(フランス語) 文春4位、早ミス9位 第10位 北京から来た男 ヘニング・マンケル スウェーデン 2016年 第2位 悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル フランス 本ミス7位、文春1位、早ミス5位、IN☆POCKET7位 第5位 声 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 文春4位、早ミス2位 第9位 彼女のいない飛行機 ミシェル・ビュッシ フランス IN☆POCKET9位 2017年 第1位 熊と踊れ アンデシュ・ルースルンド、ステファン・トゥンベリ スウェーデン 文春2位、早ミス1位、IN☆POCKET2位 第6位 傷だらけのカミーユ ピエール・ルメートル フランス 本ミス10位、文春1位、IN☆POCKET6位 2018年 第2位 13・67(いちさん ろくなな) 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) 本ミス1位、文春1位 第5位 黒い睡蓮 ミシェル・ビュッシ フランス 本ミス4位、早ミス7位 第10位 シンパサイザー ヴィエト・タン・ウェン(阮清越) ベトナム / アメリカ 文春10位、早ミス7位ベトナム系アメリカ人(※ベトナム生まれ、執筆は英語) 2019年 第4位 元年春之祭(がんねんはるのまつり) 陸秋槎(りく しゅうさ) 中国 本ミス3位、文春6位、早ミス5位 第6位 あやかしの裏通り ポール・アルテ フランス 本ミス2位、文春8位 第7位 乗客ナンバー23の消失 セバスチャン・フィツェック ドイツ 文春3位、早ミス3位 第8位 監禁面接 ピエール・ルメートル フランス 文春5位 2020年 第5位 ディオゲネス変奏曲 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) 本ミス3位、文春7位、早ミス3位 第8位 1793 ニクラス・ナット・オ・ダーグ スウェーデン 第10位 国語教師 ユーディト・W・タシュラー オーストリア(ドイツ語) 早ミス4位 2021年 第4位 死亡通知書 暗黒者 周浩暉(しゅう こうき) 中国 本ミス5位、文春7位 第5位 パリのアパルトマン ギヨーム・ミュッソ フランス 第7位 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ヨルン・リーエル・ホルスト ノルウェー 第8位 時計仕掛けの歪んだ罠 アルネ・ダール スウェーデン 本ミス10位、早ミス10位 第9位 三分間の空隙 アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム スウェーデン 早ミス4位 2022年 第5位 台北プライベートアイ 紀蔚然(き うつぜん) 台湾(中国語) 文春9位、早ミス9位 2023年 第10位 魔王の島 ジェローム・ルブリ フランス 早ミス9位 2024年 (未記載) 『週刊文春』ミステリーベスト10(文藝春秋) 順位 タイトル 作者 国 備考 1983年 第3位 赤の広場 ブレジネフ最後の賭け エドゥアルド・トーポリ、フリードリヒ・ニェズナンスキイ ソ連 1990年 第1位 薔薇の名前 ウンベルト・エーコ イタリア このミス1位 1997年 第10位 眠りなき狙撃者 ジャン=パトリック・マンシェット フランス 2002年 第2位 第四の扉 ポール・アルテ フランス 本ミス1位、このミス4位 2004年 第9位 イデアの洞窟 ホセ・カルロス・ソモサ スペイン 本ミス7位 第10位 赤い霧 ポール・アルテ フランス 本ミス1位 2006年 第2位 風の影 カルロス・ルイス・サフォン スペイン このミス4位、IN☆POCKET1位 2008年 第9位 深海のYrr(イール) フランク・シェッツィング ドイツ 早ミス5位、IN☆POCKET3位 2009年 第1位 ミレニアム スティーグ・ラーソン スウェーデン このミス2・9・10位、早ミス1位 2011年 第2位 犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ このミス2位、早ミス2位 第6位 背後の足音 ヘニング・マンケル スウェーデン このミス4位、早ミス4位、IN☆POCKET1位 2012年 第2位 湿地 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド このミス4位、早ミス1位 第6位 ルパン、最後の恋 モーリス・ルブラン フランス 第9位 罪悪 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 早ミス10位 第10位 天使のゲーム カルロス・ルイス・サフォン スペイン このミス9位、IN☆POCKET2位 2013年 第2位 緑衣の女 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド このミス10位、早ミス2位 第4位 コリーニ事件 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 早ミス8位 第9位 HHhH プラハ、1942年 ローラン・ビネ フランス 2014年 第1位 その女アレックス ピエール・ルメートル フランス 本ミス10位、このミス1位、早ミス1位、IN☆POCKET1位 第4位 ハリー・クバート事件 ジョエル・ディケール スイス(フランス語) このミス6位、早ミス9位 2015年 第1位 悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル フランス 本ミス7位、このミス2位、早ミス5位、IN☆POCKET7位 第4位 声 アーナルデュル・インドリダソン アイルランド このミス5位、早ミス2位 第9位 ゲルマニア ハラルト・ギルバース ドイツ IN☆POCKET4位 第10位 禁忌 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 早ミス10位 2016年 第1位 傷だらけのカミーユ ピエール・ルメートル フランス 本ミス10位、このミス6位、IN☆POCKET6位 第2位 熊と踊れ アンデシュ・ルースルンド、ステファン・トゥンベリ スウェーデン このミス1位、早ミス1位、IN☆POCKET2位 第9位 その雪と血を ジョー・ネスボ ノルウェー 早ミス10位 2017年 第1位 13・67(いちさん ろくなな) 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) 本ミス1位、このミス2位 第7位 湖の男 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 早ミス6位 第10位 シンパサイザー ヴィエト・タン・ウェン(阮清越) ベトナム / アメリカ このミス10位、早ミス7位ベトナム系アメリカ人(※ベトナム生まれ、執筆は英語) 2018年 第3位 乗客ナンバー23の消失 セバスチャン・フィツェック ドイツ このミス7位、早ミス3位 第5位 監禁面接 ピエール・ルメートル フランス このミス8位 第6位 元年春之祭(がんねんはるのまつり) 陸秋槎(りく しゅうさ) 中国 本ミス3位、このミス4位、早ミス5位 第8位 あやかしの裏通り ポール・アルテ フランス 本ミス2位、このミス6位 第9位 許されざる者 レイフ・GW・ペーション スウェーデン 早ミス8位 2019年 第4位 三体 劉慈欣(りゅう じきん) 中国 第6位 刑罰 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 第7位 ディオゲネス変奏曲 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) 本ミス3位、このミス5位、早ミス3位 第8位 わが母なるロージー ピエール・ルメートル フランス 第9位 黄(こう) 雷鈞(らい きん) 中国 本ミス6位 2020年 第5位 網内人(もうないじん) 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) 本ミス2位 第7位 死亡通知書 暗黒者 周浩暉(しゅう こうき) 中国 本ミス5位、このミス4位 第10位 言語の七番目の機能 ローラン・ビネ フランス 2021年 第9位 台北プライベートアイ 紀蔚然(き うつぜん) 台湾(中国語) このミス5位、早ミス9位 第10位 僕が死んだあの森 ピエール・ルメートル フランス 2022年 第7位 異常(アノマリー) エルヴェ・ル・テリエ フランス 2023年 第8位 恐るべき太陽 ミシェル・ビュッシ フランス 早ミス5位 第10位 厳冬之棺(げんとうのひつぎ) 孫沁文(そん しんぶん) 中国 『週刊文春』ミステリーベスト10の2023年のランキング(2023年12月14日号掲載)は「こちら」で公開されています。 ミステリが読みたい!(早川書房) 順位 タイトル 作者 国 備考 2008年 第3位 狂人の部屋 ポール・アルテ フランス 本ミス1位、このミス7位 第6位 目くらましの道 ヘニング・マンケル スウェーデン このミス9位 第9位 リヴァイアサン号殺人事件 ボリス・アクーニン ロシア 本ミス8位 2009年 第5位 深海のYrr(イール) フランク・シェッツィング ドイツ 文春9位、IN☆POCKET3位 第9位 タンゴステップ ヘニング・マンケル スウェーデン このミス6位、IN☆POCKET8位 2010年 第1位 ミレニアム スティーグ・ラーソン スウェーデン このミス2・9・10位、文春1位 2012年 第2位 犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ このミス2位、文春2位 第4位 背後の足音 ヘニング・マンケル スウェーデン このミス4位、文春6位、IN☆POCKET1位 第9位 死刑囚 アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム スウェーデン 第10位 特捜部Q 檻の中の女 ユッシ・エーズラ・オールスン デンマーク 2013年 第1位 湿地 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド このミス4位、文春2位 第4位 特捜部Q Pからのメッセージ ユッシ・エーズラ・オールスン デンマーク 第10位 罪悪 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 文春9位 2014年 第2位 緑衣の女 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド このミス10位、文春2位 第8位 コリーニ事件 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 文春4位 2015年 第1位 その女アレックス ピエール・ルメートル フランス 本ミス10位、このミス1位、文春1位、IN☆POCKET1位 第9位 ハリー・クバート事件 ジョエル・ディケール スイス(フランス語) このミス6位、文春4位 第10位 三秒間の死角 アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム スウェーデン IN☆POCKET8位 2016年 第2位 声 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド このミス5位、文春4位 第10位 禁忌 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ 文春10位 2017年 第1位 熊と踊れ アンデシュ・ルースルンド、ステファン・トゥンベリ スウェーデン このミス1位、文春2位、IN☆POCKET2位 第5位 悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル フランス 本ミス7位、このミス2位、文春1位、IN☆POCKET7位 第9位 ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女 ダヴィド・ラーゲルクランツ スウェーデン 第10位 プラハの墓地 ウンベルト・エーコ イタリア 2018年 第6位 湖の男 アーナルデュル・インドリダソン アイスランド 文春7位 第7位 シンパサイザー ヴィエト・タン・ウェン(阮清越) ベトナム / アメリカ このミス10位、文春10位ベトナム系アメリカ人(※ベトナム生まれ、執筆は英語) 第9位 悪魔の星 ジョー・ネスボ ノルウェー 第10位 その雪と血を ジョー・ネスボ ノルウェー 文春9位 2019年 第3位 乗客ナンバー23の消失 セバスチャン・フィツェック ドイツ このミス7位、文春3位 第5位 元年春之祭(がんねんはるのまつり) 陸秋槎(りく しゅうさ) 中国 本ミス3位、このミス4位、文春6位 第7位 黒い睡蓮 ミシェル・ビュッシ フランス 本ミス4位、このミス5位 第8位 許されざる者 レイフ・GW・ペーション スウェーデン 文春9位 2020年 第3位 ディオゲネス変奏曲 陳浩基(ちん こうき) 香港(中国語) 本ミス3位、このミス5位、文春7位 第4位 国語教師 ユーディト・W・タシュラー オーストリア(ドイツ語) このミス10位 2021年 第4位 三分間の空隙 アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム スウェーデン このミス9位 第10位 時計仕掛けの歪んだ罠 アルネ・ダール スウェーデン 本ミス10位、このミス8位 2022年 第9位 台北プライベートアイ 紀蔚然(き うつぜん) 台湾(中国語) このミス5位、文春9位 2023年 第9位 魔王の島 ジェローム・ルブリ フランス このミス10位 2024年 第5位 恐るべき太陽 ミシェル・ビュッシ フランス 文春8位 『ミステリマガジン』2024年1月号(2023年11月25日発売)で発表された「ミステリが読みたい! 2024年版」のランキングは「こちら」で公開されています。 『IN☆POCKET』文庫翻訳ミステリー・ベスト10(講談社) 順位 タイトル 作者 国 備考 1998年 第9位 鉄の薔薇 ブリジット・オベール フランス 2002年 第10位 グルーム ジャン・ヴォートラン フランス このミス9位 2003年 第6位 夜鳥(よどり) モーリス・ルヴェル フランス 2004年 第7位 蜘蛛の微笑(のちに『私が、生きる肌』に改題) ティエリー・ジョンケ フランス 2006年 第1位 風の影 カルロス・ルイス・サフォン スペイン このミス4位、文春2位 2008年 第3位 深海のYrr(イール) フランク・シェッツィング ドイツ 文春9位、早ミス5位 第8位 タンゴステップ ヘニング・マンケル スウェーデン このミス6位、早ミス9位 2010年 第10位 五番目の女 ヘニング・マンケル スウェーデン 2011年 第1位 背後の足音 ヘニング・マンケル スウェーデン このミス4位、文春6位、早ミス4位 第5位 謝罪代行社 ゾラン・ドヴェンカー ドイツ 第7位 時の地図 フェリクス・J・パルマ スペイン 2012年 第2位 天使のゲーム カルロス・ルイス・サフォン スペイン このミス9位、文春10位 第5位 深い疵(きず) ネレ・ノイハウス ドイツ 第7位 濡れた魚 フォルカー・クッチャー ドイツ 第9位 失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選 フリードリヒ・デュレンマット スイス(ドイツ語) このミス5位 2014年 第1位 その女アレックス ピエール・ルメートル フランス 本ミス10位、このミス1位、文春1位、早ミス1位 第8位 三秒間の死角 アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム スウェーデン 早ミス10位 2015年 第4位 ゲルマニア ハラルト・ギルバース ドイツ 文春9位 第6位 悪意の波紋 エルヴェ・コメール フランス 第9位 彼女のいない飛行機 ミシェル・ビュッシ フランス このミス9位 2016年 第2位 熊と踊れ アンデシュ・ルースルンド、ステファン・トゥンベリ スウェーデン このミス1位、文春2位、早ミス1位 第7位 悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル フランス 本ミス7位、このミス2位、文春1位、早ミス5位 2017年 第6位 傷だらけのカミーユ ピエール・ルメートル フランス 本ミス10位、このミス6位、文春1位 第10位 怒り ジグムント・ミウォシェフスキ ポーランド 『IN☆POCKET』休刊(~2018年8月号)のため、2017年11月号での発表分をもって終了 2006年 - ギジェルモ・マルティネス『オックスフォード連続殺人』(アルゼンチン、スペイン語)、「作家が選んだベスト10」第7位 2007年 - ルカ・ディ・フルヴィオ『ディオニュソスの階段』(イタリア)、「作家が選んだベスト10」第10位 2008年 - ルイス・フェルナンド・ヴェリッシモ『ボルヘスと不死のオランウータン』(ブラジル、ポルトガル語)、「翻訳家&評論家が選んだベスト10」第7位 2013年 - フィンランド在住のアメリカ人ミステリ作家がフィンランドを舞台にして英語で書いた、ジェイムズ・トンプソン『極夜 カーモス』が第10位。作者は1998年からフィンランドで暮らし、現地の女性と結婚し、フィンランド語を流暢に話すという。 東西ミステリーベスト100(1985年版、2012年版) 1985年 第16位 黄色い部屋の謎 ガストン・ルルー フランス 第23位 わらの女 カトリーヌ・アルレー フランス 第30位 笑う警官 マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー スウェーデン 第41位 813 モーリス・ルブラン フランス 第67位 シンデレラの罠 セバスチアン・ジャプリゾ フランス 第83位 男の首 ジョルジュ・シムノン ベルギー(フランス語) 2012年 第7位 薔薇の名前 ウンベルト・エーコ イタリア このミス1位、文春1位(1991年版) 第12位 《ミレニアム》三部作 スティーグ・ラーソン スウェーデン このミス2・9・10位、文春1位、早ミス1位(2010年版) 第28位 黄色い部屋の謎 ガストン・ルルー フランス 第30位 笑う警官 マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー スウェーデン 第41位 シンデレラの罠 セバスチアン・ジャプリゾ フランス 第52位 犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ ドイツ このミス2位、文春2位、早ミス2位(2012年版) 第53位 わらの女 カトリーヌ・アルレー フランス 第92位 奇岩城 モーリス・ルブラン フランス 更新履歴 2012年10月2日文庫翻訳ミステリー・ベスト10(講談社『IN☆POCKET』に掲載)の結果を追加。 2013年1月6日東西ミステリーベスト100の結果を追加。 2014年1月12日2013年11月中旬~12月初頭に発表されたランキングの結果を追加。 2018年11月6日5年近く更新していなかったが、2014年末、2015年末、2016年末、2017年末に発表されたランキングの結果を追加。 2020年8月17日2018年末、2019年末に発表されたランキングの結果を追加。 2021年12月4日2020年末に発表されたランキングの結果を追加。また、ランキングがネット上で公開されている『週刊文春』ミステリーベスト10と『ミステリマガジン』の「ミステリが読みたい!」については最新の情報を記載。 2022年12月7日2021年末に発表されたランキングの結果を追加。また、ランキングがネット上で公開されている『週刊文春』ミステリーベスト10と『ミステリマガジン』の「ミステリが読みたい!」については最新の情報を記載。 2023年12月10日昨年末(2022年末)に発表されたランキングの結果(『本格ミステリ・ベスト10』と『このミステリーがすごい!』)を追加。また、ランキングがネット上で公開されている『週刊文春』ミステリーベスト10と『ミステリマガジン』の「ミステリが読みたい!」については最新の情報(2023年末のランキング結果)を記載。 関連記事 非英語圏ミステリ 年間ランキングでのランクイン史(言語・地域別) ポケミス非英語圏作品一覧 創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧 『ミステリマガジン』洋書案内〈世界篇〉で紹介された本とその邦訳状況 ヨーロッパの推理小説 - ヨーロッパの推理小説に関する日本語文献の一覧 非英語圏ミステリ各種リスト
https://w.atwiki.jp/mystery2ch/pages/24.html
2010年10月15日作成 最終更新:2010年10月15日(未完成) 各板でローカルルール策定へ ミステリー板 ローカルルール策定の経緯 ローカルルールの変遷2000年2月8日 2010年10月現在 各板でローカルルール策定へ 2ちゃんねるで、それぞれの板にローカルルールを設置するという慣習がいつから始まったのかは未調査。 ミステリー板 ローカルルール策定の経緯 我孫子武丸の『殺戮にいたる病』のネタバレをきっかけに、ローカルルールが策定された。 「ネタバレ」は2ちゃんねるでは削除依頼をしても通常は削除対象にならないため、ローカルルールを策定することで、ネタバレ書き込みに対して「ローカルルール違反のため削除依頼」という対処が可能になった。 ミステリ板削除依頼 (18) (削除依頼板) ↑我孫子武丸『殺戮にいたる病』のネタバレがあります。未読の方は、リンクを開かないようにしてください 1 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/01(木) 00 12 ID A0knHsfA ミステリ板用の削除依頼スレ、見当たらないのでココに立てます。 5 名前: ”任意”さんの声 投稿日: 2001/02/01(木) 00 56 ID Eco3ls4M 映画板の様にローカルルールを設定しないと削除対象にならないのでは? http //cocoa.2ch.net/movie/index2.html 【映画板のローカルルールを考える】 http //cocoa.2ch.net/test/read.cgi?bbs=movie key=../dat2/979647083 6 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/01(木) 01 03 ID A0knHsfA 検討中でした。他ではもうやってたんですね… 向こう(ミステリ板)にスレ建てて意見集めます。 ありがとうございました。 ミステリー板のローカルルール (663) (ミステリー板) 1 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/01(木) 01 07 策定いたしませんか? ご意見お寄せください。 きっかけとなったのはこちら >http //teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=saku key=980953931 ls=50 【ミスwiki注:上記の「ミステリ板削除依頼」のアドレス。ネタバレあり】 です。参考までに ミステリー板 ローカルルール設置依頼 (5) (批判要望板) 1 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/08(木) 18 23 ID nysAA3R6 ミステリー板のトップに、次のルールを設置していただけるようお願いします。 ==ここから==================== ■目に付くところへネタバレを書き込むのは止めましょう mail欄以外へのネタバレカキコは削除対象です ==ここまで==================== 下記のスレッドで議論してきました。参考までに 『ミステリー板のローカルルール』スレッド >http //mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mystery key=980957230 よろしくお願いします。 2 名前: ひろゆ子@管直人 ★ 投稿日: 2001/02/08(木) 19 12 ID ??? うい 3 名前: 名無しのオプ 投稿日: 2001/02/08(木) 19 44 ID ??? とても素早い対応、本当にありがとうございました。 また何かあったときにはよろしくお願いいたします。 他の人の邪魔にならないよう、sageでお礼申し上げることをお許しください。 ローカルルールの変遷 2000年2月8日 ■目に付くところへネタバレを書き込むのは止めましょう mail欄以外へのネタバレカキコは削除対象です 2010年10月現在 ■メール欄以外でのネタバレは禁止です。 目に付くところにネタバレを書き込むのは止めましょう。 ネタバレを予告する書き込みも止めましょう。 メール欄以外でのネタバレを目的としたスレッドを立てることは禁止です。
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2012年2月2日 韓国のミステリ情報サイト「ハウミステリ」(How Mystery)で実施されたミステリランキングの結果を紹介する。 2011年に韓国で出版されたミステリを対象とするランキングで、韓国国内作品・翻訳作品の両方を含む。 関連記事:韓国のWebサイト「日本ミステリを楽しむ」で実施された2011年日本ミステリランキング (2012年2月17日) 2011年 하우미스터리 선정, 2011년 올해의 추리소설!!! (2012-02-02)対象:2011年に韓国で刊行されたミステリ小説。韓国オリジナル作品と翻訳作品の両方を含む。 投票参加者:63名。それぞれが順位を付けずに3作品を選ぶ。 結果発表:2012年2月2日 順位 得票数 タイトル 作者 国 年 韓国語タイトル 備考 1位 25票 奇想、天を動かす 島田荘司 日本 1989年 기발한 발상, 하늘을 움직이다 2位 19票 死んだギャレ氏 ジョルジュ・シムノン ベルギー 1931年 갈레 씨, 홀로 죽다 邦訳1961年、創元推理文庫、等 19票 ラスト・チャイルド ジョン・ハート アメリカ 2009年 라스트 차일드 邦訳2010年、早川書房 4位 18票 パイは小さな秘密を運ぶ アラン・ブラッドリー カナダ 2009年 파이 바닥의 달콤함 邦訳2009年、創元推理文庫 5位 11票 精神自殺(*仮) ト・ジンギ(都振棋) 韓国 2011年 정신자살 闇の弁護士シリーズ3 6位 8票 フランス白粉の謎 エラリー・クイーン アメリカ 1930年 프랑스 파우더 미스터리 7位 7票 山魔の如き嗤うもの 三津田信三 日本 2008年 산마처럼 비웃는 것 8位 5票 白雪姫には死んでもらう(*仮) ネレ・ノイハウス ドイツ 2010年 백설공주에게 죽음을 9位 4票 弁護側の証人 小泉喜美子 日本 1963年 변호 측 증인 4票 戻り川心中 連城三紀彦 日本 1980年 회귀천 정사 4票 シャーロック・ホームズのライヴァルたち チョン・テウォン編訳 英米 - 셜록 홈스의 라이벌들 19世紀末~20世紀初頭の作品を収録 8位:Nele Neuhaus, Schneewittchen muss sterben +12位以下の作品 - クリックで展開 第12位(得票数3) - 4作品 日本作品小栗虫太郎『黒死館殺人事件』 欧米作品オースチン・フリーマン『赤い拇指紋』 ピーター・ラヴゼイ『最後の刑事』 ドナート・カッリージ(イタリア)『六人目の少女』(韓国語タイトルの直訳は『囁く者』) 第16位(得票数2) - 12作品 日本作品綾辻行人『Another』 貴志祐介『悪の教典』 小林泰三『密室・殺人』 筒井康隆『ロートレック荘事件』 法月綸太郎『怪盗グリフィン、絶体絶命』 馳星周『不夜城』(19禁のためリンク不能) 松本清張『ゼロの焦点』 欧米作品エラリー・クイーン『ローマ帽子の謎』 ジョン・コナリー『死せるものすべてに』 ルース・レンデル『ロウフィールド館の惨劇』 邦訳なし ジェス・ウォルター The Financial Lives of the Poets(韓国語タイトルを直訳すると『詩人たちの孤軍奮闘生活記』) 韓国作品ハン・ドンジン(韓東珍)『血の絆 京城探偵録2』 得票数1 - 29作品 日本作品蒼井上鷹『4ページミステリー』 乙一『銃とチョコレート』 折原一『異人たちの館』 京極夏彦『続 巷説百物語』 倉知淳『星降り山荘の殺人』 辻村深月『ツナグ』 筒井康隆『富豪刑事』 東川篤哉『密室の鍵貸します』 道尾秀介『カササギたちの四季』 夢野久作『少女地獄』 米澤穂信『追想五断章』 欧米作品エラリー・クイーン『オランダ靴の謎』 マイクル・コナリー『ラスト・コヨーテ』 マイクル・コナリー『トランク・ミュージック』 ジョセフィン・テイ『フランチャイズ事件』 イアン・フレミング『007 わたしを愛したスパイ』 ルイーズ・ペニー『スリー・パインズ村の不思議な事件』 ロバート・R・マキャモン『少年時代』 マーガレット・ミラー『狙った獣』 ジョルジュ・シムノン(ベルギー)『港の酒場で』 スティーグ・ラーソン(スウェーデン)《ミレニアムシリーズ》 欧米作品(未邦訳)ジョン・カッツェンバック Hart s War(韓) ダグラス・プレストン リンカーン・チャイルド Still Life with Crows(韓) ルイス・ベイヤード The Black Tower(韓) アンソニー・ホロヴィッツ The House of Silk(韓) Paulus Hochgatterer(オーストリア), Die Süße des Lebens(韓) 『ヒッチコック・ミステリ・マガジン傑作選』 - Alfred Hitchcock s Mystery Magazine Presents Fifty Years of Crime and Suspense の翻訳原典は短編を34編収録。韓国版ではMartin Limón, Pusan Nights とLoren D. Estleman, Saturday Night at the Mikado Massage が収録されていない。 韓国作品チェ・ジェフン『七つの猫の眼』 チョン・ユジョン『7年の夜』 ベスト3は日本の作品、フランス語圏の古典的作品、アメリカの最新の作品が争うという面白いことになった。1位の栄誉に輝いたのは島田荘司『奇想、天を動かす』である。島田荘司作品は台湾や中国では翻訳がかなり進んでいるが、韓国ではまだ8作品が翻訳出版されたのみである。『本格ミステリー・ワールド2012』によれば、近いうちに島田荘司の韓国での初のサイン会が行われる予定だという。今後、韓国でも島田荘司の人気が上がっていくかもしれない。 ジョン・ハート『ラスト・チャイルド』は言わずと知れた、2010年末の日本のミステリランキングを席捲した作品である。『ミステリが読みたい!』で第1位、週刊文春のミステリーベスト10で第1位、『このミステリーがすごい!』で第5位と好成績を収めた。『ラスト・チャイルド』と同じ得票数で第2位につけたジョルジュ・シムノン『死んだギャレ氏』については、寡聞にして日本でどのような評価を受けている作品なのか分からない。韓国ではメグレ初登場から80年を記念して、2011年5月に叢書《メグレシリーズ》の出版が開始された。月2冊刊行で、全75巻が予定されている。 韓国では日本のミステリ小説が年間100タイトルほどのペースで翻訳されている。もっともそれはここ4、5年のことであって、2006年には年間で32タイトルしか翻訳されていなかった。それが2007年には一気に倍以上の72タイトルとなり、2008年には96タイトルと、急激な伸びを見せたのである。かつては日本の最新のミステリ小説の翻訳が多かったが、翻訳数が増えるに従って日本の過去の名作が翻訳されることも多くなった。昨年のランキングでは5位に鮎川哲也『りら荘事件』が入ったが、今年のランキングでは小泉喜美子『弁護側の証人』と連城三紀彦『戻り川心中』がランクインしている。小泉喜美子が翻訳されたことに関しては、日本で2009年に復刊されているというのも大きいだろう。日本の最新作からは、三津田信三『山魔の如き嗤うもの』が第7位にランクインした。 韓国のオリジナル作品では、ト・ジンギ(都振棋)の本格ミステリ小説、闇の弁護士シリーズ第3弾『精神自殺』が第5位にランクインした。ト・ジンギは現役裁判官のミステリ作家で、2010年にデビューして、すでに長編3作品を刊行している。もともとミステリ好きだったが、2009年になってから通勤時間を利用して半年ほどで日本の作品を中心に新たにミステリを100冊以上読破。2009年11月に創作を開始し、2010年6月、短編ミステリ「選択」で『季刊ミステリ』新人賞を受賞してデビューした。愛好する作家に江戸川乱歩、島田荘司、東野圭吾らを挙げている。 第4位にランクインしたカナダのアラン・ブラッドリーは2007年の英国推理作家協会(CWA)デビュー・ダガー賞受賞者。なんと受賞時には70歳だったという(東京創元社公式サイトの紹介記事参照)。第8位にランクインしたドイツのネレ・ノイハウスは2009年にデビューし、早くも「ドイツミステリの女王」と呼ばれている作家(翻訳ミステリー大賞シンジケート記事、酒寄進一「ドイツミステリへの招待状 その2」参照)。ノイハウスの『白雪姫には死んでもらう』は日本では酒寄進一氏の翻訳で刊行される予定。 第6位にエラリー・クイーンの国名シリーズ第2作、『フランス白粉の謎』がランクインした。これは2011年12月に韓国で刊行が始まった叢書《エラリー・クイーン・コレクション》の1冊である。第1シリーズとして国名シリーズ全9作の刊行が予定されており、それ以降も第3シリーズまで順次刊行予定。なお、『フランス白粉の謎』と同時刊行だった『ローマ帽子の謎』はこのランキングでは第16位だった。第9位にランクインした『シャーロック・ホームズのライヴァルたち』は、オースチン・フリーマンやバロネス・オルツィ、ジャック・フットレルらが創造した“ホームズのライヴァルたち”が活躍する短編に、コナン・ドイルの非ホームズ物5編を併せた計30編を収録のアンソロジー。下に収録作の原題(英題)を示しておく。 +『シャーロック・ホームズのライヴァルたち』収録作 英題一覧 - クリックで展開 『シャーロック・ホームズのライヴァルたち』収録作 英題一覧 チョン・テウォン(鄭泰原)編訳。30編収録。 19世紀末~20世紀初頭の“ホームズのライヴァルたち”が活躍する作品を収録。 Sir Arthur Conan Doyle / コナン・ドイルThe Story of the Lost Special The Story of the Jew’s Breast-Plate The Story of the Black Doctor The Story of the Man with the Watches Catherine Louisa Pirkis / C・L・パーキスThe Black Bag Left on a Door-step Arthur Morrison / アーサー・モリスンThe Loss of Sammy Crockett The Case of Mr. Foggatt The Case of the Dixon Torpedo The Stanway Cameo Mystery Grant Allen / グラント・アレンThe Episode of the Mexican Seer The Episode of the Diamond Links Baroness Emmuska Orczy / バロネス・オルツィThe York Mystery The Liverpool Mystery The Brighton Mystery The Edinburgh Mystery The Dublin Mystery Arnold Bennett / アーノルド・ベネットThe Fire of London Clifford Ashdown / クリフォード・アッシュダウン (=オースチン・フリーマン)The Silkworms of Florence The Submarine Boat Jacques Heath Futrelle / ジャック・フットレルThe Problem of ‘Dressing Room A.’ The Missing Necklace The Green-Eyed Monster The Phantom Motor Car The Problem of the Motor-Boat Bret Harte / ブレット・ハートThe Stolen Cigar-Case Ernest William Hornung / E・W・ホーナングThe Ides of March Gentlemen And Players Nine Points of the Law The Return Match The Gift of the Emperor 過去の結果 2010年 하우미스터리 선정, 2010년 올해의 추리소설!!! (2011-02-06)対象:2010年に韓国で刊行されたミステリ小説。韓国オリジナル作品と翻訳作品の両方を含む。 投票参加者:46名。それぞれが順位を付けずに3作品を選ぶ。 結果発表:2011年2月6日 順位 得票数 タイトル 作者 国 年 韓国語タイトル 備考 1位 24票 ユダの窓 ジョン・ディクスン・カー アメリカ 1938年 유다의 창 2位 9票 密室殺人ゲーム王手飛車取り 歌野晶午 日本 2007年 밀실살인게임-왕수비차잡기 9票 名探偵の掟 東野圭吾 日本 1996年 명탐정의 규칙 9票 《闇の弁護士シリーズ》(*仮) ト・ジンギ(都振棋) 韓国 2010年 어둠의 변호사 (1)、(2) 闇の弁護士シリーズ1と2 5位 7票 りら荘事件 鮎川哲也 日本 1958年 리라장 사건 7票 首無の如き祟るもの 三津田信三 日本 2007年 잘린머리처럼 불길한 것 7位 6票 赤い右手 ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ アメリカ 1945年 붉은 오른손 邦訳1997年、国書刊行会 8位 5票 極大射程 スティーブン・ハンター アメリカ 1993年 탄착점 邦訳1998年、新潮文庫 9位 4票 そして名探偵は生まれた 歌野晶午 日本 2005年 그리고 명탐정이 태어났다 3編収録 4票 マークスの山 高村薫 日本 1993年 마크스의 산 4票 永遠の仔 天童荒太 日本 1999年 영원의 아이 《闇の弁護士シリーズ》は第1巻『赤い家の殺人』、第2巻『椿姫(ラ・トラヴィアータ)の肖像』が同時刊行だった。投票対象としてシリーズを挙げる人もおり、ここでは得票数が合算されている。 歌野晶午『そして名探偵は生まれた』の韓国版は日本の単行本版(2005年)と同じく「そして名探偵は生まれた」、「生存者、一名」、「館という名の楽園で」の3編を収録。なお、日本で刊行された文庫版(2009年)は「夏の雪、冬のサンバ」が追加されて計4編収録となっている。『生存者、一名』は2000年に、『館という名の楽園で』は2002年に、それぞれ祥伝社の《400円文庫》の1冊として刊行されている。 +12位以下の作品 - クリックで展開 第12位(得票数3) - 2作品 今野敏『果断: 隠蔽捜査2』 キム・ネソン(金来成)『恋文綺譚』 第14位(得票数2) - 10作品 日本作品折原一『冤罪者』 恩田陸『ドミノ』 法月綸太郎『生首に聞いてみろ』 欧米作品ウィリアム・アイリッシュ『黒衣の花嫁』 ドナルド・E・ウェストレイク『ホット・ロック』 ジョン・ディクスン・カー『緑のカプセルの謎』 ジェフリー・ディーヴァー『青い虚空』 タナ・フレンチ『悪意の森』 ニコラス・メイヤー『シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険 ワトスン博士の未発表手記による』 邦訳なし C・J・サンソム Dark Fire(韓) 得票数1 - 24作品 日本作品赤川次郎『三毛猫ホームズの怪談』 有栖川有栖『双頭の悪魔』 池井戸潤『空飛ぶタイヤ』 岡本綺堂『半七捕物帳』(オリジナル編集)収録作:「お文の魂」、「石灯籠」、「津の国屋」、「三河万歳」、「槍突き」、「狐と僧」、「冬の金魚」、「むらさき鯉」、「一つ目小僧」、「かむろ蛇」、「二人女房」 恩田陸『夏の名残りの薔薇』 貴志祐介『狐火の家』 桐野夏生『顔に降りかかる雨』 佐々木譲『廃墟に乞う』 高村薫『李歐』 貫井徳郎『愚行録』 東野圭吾『探偵倶楽部』 東野圭吾『ダイイング・アイ』 宮部みゆき『我らが隣人の犯罪』 横溝正史『女王蜂』 若竹七海『ヴィラ・マグノリアの殺人』 若竹七海『古書店アゼリアの死体』 欧米作品ジョン・ディクスン・カー『不可能犯罪捜査課』 マイクル・コナリー『ナイト・ホークス』 ドロシー・L・セイヤーズ『雲なす証言』 ジェフリー・ディーヴァー『スリーピング・ドール』 ダグラス・プレストン リンカーン・チャイルド『殺人者の陳列棚』 邦訳なし スティーヴン・セイラー Roma Sub Rosa 3 Catilina s Riddle(韓) 韓国作品パク・ウヌ『月と影 1596年イ・スンシン暗殺事件』 ソ・ミエ『待ち遠しい殺人者』 2009年 하우미스터리선정, 2009년 올해의 추리소설! (2010-02-03)対象:2009年に韓国で刊行されたミステリ小説。韓国オリジナル作品と翻訳作品の両方を含む。 投票参加者:36名。それぞれが順位を付けずに3作品を選ぶ。 結果発表:2010年2月3日 順位 得票数 タイトル 作者 国 年 韓国語タイトル 備考 1位 15票 チャイルド44 トム・ロブ・スミス イギリス 2008年 차일드44 邦訳2008年、新潮文庫 2位 9票 シンプル・プラン スコット・スミス アメリカ 1993年 심플 플랜 邦訳1994年、扶桑社ミステリー 3位 8票 生ける屍の死 山口雅也 日本 1989年 살아 있는 시체의 죽음 このミス 89 第8位 4位 6票 京城(けいじょう)探偵録(*仮) ハン・ドンジン(韓東珍) 韓国 2009年 경성탐정록 ホームズ物の(広義の)パスティーシュ 6票 告白 湊かなえ 日本 2008年 고백 6位 5票 魔人(*仮) キム・ネソン(金来成) 韓国 1939年 마인 5票 私が殺した少女 原尞 日本 1989年 내가 죽인 소녀 このミス 89 第1位 8位 4票 曲った蝶番 ジョン・ディクスン・カー アメリカ 1938年 구부러진 경첩 4票 緑は危険 クリスチアナ・ブランド イギリス 1944年 녹색은 위험 10位 3票 松本清張傑作短篇コレクション 上巻 松本清張(宮部みゆき編) 日本 - 마쓰모토 세이초 걸작 단편 컬렉션 (상) 2004年に文春文庫で刊行されたものの翻訳 3票 夜は千の目を持つ ウィリアム・アイリッシュ アメリカ 1945年 밤은 천 개의 눈을 가지고 있다 以前に作った『京城探偵録』の紹介ページ:「1930年代の朝鮮京城を舞台にしたシャーロック・ホームズパスティーシュ『京城探偵録』」 『魔人』の作者のキム・ネソン(金来成)は1935年に日本の探偵雑誌『ぷろふいる』でデビュー。1936年に朝鮮半島に戻ってからは朝鮮語(韓国語)で探偵小説を発表し人気を博した。 宮部みゆき編『松本清張傑作短篇コレクション』上巻の収録作は日本・韓国とも、「或る「小倉日記」伝」、「恐喝者」、「一年半待て」、「地方紙を買う女」、「理外の理」、「削除の復元」、「捜査圏外の条件」、「真贋の森」、「昭和史発掘――二・二六事件」、「追放とレッド・パージ――「日本の黒い霧」より」 +12位以下の作品 - クリックで展開 第12位(得票数2) - 6作品 日本作品今野敏『隠蔽捜査』 島田荘司『斜め屋敷の犯罪』 欧米作品ジョン・ディクスン・カー『カブト虫殺人事件 / ウインター殺人事件』 マイクル・コナリー『ザ・ポエット』 マイクル・コナリー『わが心臓の痛み』 デニス・レヘイン『闇よ、我が手を取りたまえ』 得票数1 - 25作品 日本作品有栖川有栖『46番目の密室』 乾くるみ『イニシエーション・ラブ』 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短篇 2』収録作:「湖畔亭事件」、「鬼」、「屋根裏の散歩者」、「何者」、「月と手袋」、「堀越捜査一課長殿」、「陰獣」 大崎梢『配達あかずきん: 成風堂書店事件メモ』 大沢在昌『新宿鮫』 ※1993年にも翻訳されている 奥田英朗『邪魔』 恩田陸『きのうの世界』 木下半太『悪夢の観覧車』 近藤史恵『サクリファイス』 佐々木譲『警官の血』 津原泰水《ルピナス探偵団シリーズ》(当惑、憂愁) 東野圭吾『どちらかが彼女を殺した』 松本清張『黒い画集』(全3巻) 薬丸岳『天使のナイフ』 若竹七海『死んでも治らない: 大道寺圭の事件簿』 欧米作品ジョン・ディクスン・カー『アラビアンナイトの殺人』 ジョン・ディクスン・カー『ビロードの悪魔』 マイケル・コックス『夜の真義を』 マイケル・シェイボン『ユダヤ警官同盟』 アントニー・バークリー『第二の銃声』 ローレンス・ブロック『獣たちの墓』 ロス・マクドナルド『ウィーチャリー家の女』 邦訳なし ロバート・リテル Legends(韓) 邦訳なし コナン・ドイル(Leslie S. Klinger 編)『新註釈つきシャーロック・ホームズ全集』第2巻 - The New Annotated Sherlock Holmes(2004年)の翻訳『シャーロック・ホームズの帰還』、『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』、『シャーロック・ホームズの事件簿』を収録 邦訳なし アーナルデュル・インドリダソン(アイスランド) Röddin(韓国語タイトルを直訳すると『声』)
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/227.html
2013年7月15日 日本では昨年(2012年)、『東西ミステリーベスト100』の27年ぶりの改訂版が出たが、ドイツ(語圏)でも2002年に「ドイツ語圏ミステリベスト100」のアンケート調査が行われ、その結果が公表されている。先月当サイトで紹介した「ドイツ語圏のミステリファンが選ぶミステリ・オールタイムベスト119(1990年)」はドイツ語圏作品・翻訳作品を区別しないランキングだったが、このページで紹介する2002年のランキングはドイツ語圏の作品のみを対象にしたものである。 Die 100 besten Deutschen Kriminalromane (ミステリファンサイト「Krimi-Forum」) この2002年のドイツ語圏ミステリベスト100については、ドイツ文学者・翻訳家の福本義憲氏が「ドイツ・ミステリーの忘却装置」(ミステリ同人誌『ROM』117号【非英米ミステリ特集号】、2003年3月、pp.75-78)で紹介しており、同じ記事は現在、福本義憲氏のサイト「ドイツ・ミステリーの館『青猫亭』」で読むことができる(「ドイツミステリの忘却装置」)。 2002年の調査なので当然ながら、2003年以降にデビューしたネレ・ノイハウス、セバスチャン・フィツェック、アンドレア・M・シェンケル、レオニー・スヴァン、ザビーネ・ティースラー、オリヴァー・ペチュ、フェルディナント・フォン・シーラッハらはランキングに入っていない。また、フランク・シェッツィング『深海のYrr(イール)』(2005年ドイツ・ミステリ大賞2位)、アストリット・パプロッタ『死体絵画』(同1位)、フォルカー・クッチャー《ゲレオン・ラート・シリーズ》(2007年~)なども当時はまだ刊行されていない。 Index 邦訳のある作品のみの抜粋 クラシック・ミステリ編(~1985年) 現代ミステリ編(1986年~2002年) 作家別ランキング 邦訳のある作品のみの抜粋 アンケート結果はクラシック・ミステリ編(~1985年)と現代ミステリ編(1986年~2002年)に分けて発表された(「作家別ランキング」では両者は区別されていない)。 クラシック・ミステリ編が30作、現代ミステリ編が69作で、計99作(正確にいえば「ベスト100」ではなく「ベスト99」である)。 そのうち、邦訳があるのは以下の24作。 (書影を一覧したい場合はTogetter「ドイツ語圏ミステリベスト100」をどうぞ) クラシック・ミステリ編(~1985年) 1位 56 フリードリヒ・デュレンマット 1950 『裁判官と死刑執行人』 前川道介訳、『嫌疑』(ハヤカワ・ミステリ、1962年)に収録『判事と死刑執行人』平尾浩三訳、同学社、2012年5月 2位 36 フリードリヒ・デュレンマット 1958 『約束』 前川道介訳、ハヤカワ・ミステリ、1960年 / ハヤカワ・ミステリ文庫、2002年5月 3位 31 フリードリヒ・デュレンマット 1952 『嫌疑』 前川道介訳、ハヤカワ・ミステリ、1962年 / 早川書房《世界ミステリ全集》第12巻、1972年 フリードリヒ・グラウザー 1936 『シュルンプ・エルヴィンの殺人事件』 種村季弘訳、『老魔法使い』[国書刊行会、2008年6月]に収録 5位 30 フリードリヒ・グラウザー 1936 『狂気の王国』 種村季弘訳、作品社、1998年9月 6位 26 ヤーコプ・アルユーニ 1985 『異郷の闇』 渡辺広佐訳、パロル舎、1998年11月 8位 14 パトリック・ジュースキント 1985 『香水 ある人殺しの物語』 池内紀訳、文藝春秋、1988年12月 / 文春文庫、2003年6月 10位 9 エーリヒ・ケストナー 1929 『エーミールと探偵たち』 池田香代子訳、岩波少年文庫、2000年6月 等 フリードリヒ・グラウザー 1938 『シナ人』 種村季弘訳、『老魔法使い』[国書刊行会、2008年6月]に収録 17位 5 フリードリヒ・グラウザー 1938 『砂漠の千里眼』 種村季弘訳、作品社、2000年2月 19位 4 ヘルマン・ヘッセ 1927 『荒野のおおかみ』 高橋健二訳、新潮文庫、1971年 等 フリードリヒ・グラウザー 1937 『クロック商会』 種村季弘訳、作品社、1999年7月 現代ミステリ編(1986年~2002年) 3位 34 ヴォルフ・ハース 1998 『きたれ、甘き死よ』 福本義憲訳、水声社《現代ウィーン・ミステリー・シリーズ》、2001年5月 7位 26 イングリート・ノル 1991 『特技は殺人』 平野卿子訳、集英社文庫、2000年7月 10位 23 イングリート・ノル 1994 『女薬剤師』 平野卿子訳、集英社、1996年9月 12位 17 フランク・シェッツィング 1995 『黒のトイフェル』 北川和代訳、ハヤカワ文庫NV【上下巻】、2009年2月 20位 13 ベルンハルト・シュリンク *注 1987 『ゼルプの裁き』 岩淵達治 他訳、小学館、2002年6月 32位 10 ベルンハルト・シュリンク 1992 『ゼルプの欺瞞』 平野卿子訳、小学館、2002年10月 34位 9 アキフ・ピリンチ 1989 『猫たちの聖夜』 池田香代子訳、早川書房、1994年6月 / ハヤカワ文庫NV、1997年11月 56位 6 アンネ・シャプレ 1998 『カルーソーという悲劇』 平井吉夫訳、創元推理文庫、2007年5月 ペトラ・ハメスファール 1999 『記憶を埋める女』 畔上司訳、学習研究社、2002年11月 64位 5 ヨーゼフ・ハスリンガー 1995 『オペラ座毒ガス殺人事件』 上田浩二 監訳、筑摩書房、1995年11月 フランク・シェッツィング 2000 『沈黙への三日間』 北川和代訳、ハヤカワ文庫NV【上下巻】、2011年3月 ベルンハルト・シュリンク 2001 『ゼルプの殺人』 岩淵達治 他訳、小学館、2003年4月 注:ベルンハルト・シュリンクのゼルプ三部作のうち、第1作の『ゼルプの裁き』のみヴァルター・ポップとの共著 逆に、2012年版『東西ミステリーベスト100』の国内ベスト100(正確にはベスト102)のうち、ドイツ語訳があるのは6作。 5位 宮部みゆき 1992 『火車』 Feuerwagen 6位 松本清張 1958 『点と線』 Spiel mit dem Fahrplan 13位 東野圭吾 2005 『容疑者Xの献身』 Verdächtige Geliebte 43位 桐野夏生 1997 『OUT』 Die Umarmung des Todes 45位 大沢在昌 1991 『毒猿 新宿鮫II』 Der Hai von Shinjuku Rache auf chinesisch 65位 大沢在昌 1990 『新宿鮫』 Der Hai von Shinjuku 35位の江戸川乱歩『陰獣』のドイツ語訳もある?? +旧ベスト100(1985年)のうち新ベスト100に入っておらず、かつドイツ語訳があるもの 旧ベスト100(1985年)のうち新ベスト100に入っておらず、かつドイツ語訳があるもの 旧25位 江戸川乱歩「心理試験」(Der psychologische Test)(江戸川乱歩短編集『Spiegelhölle』に収録) 旧49位 江戸川乱歩「押絵と旅する男」(Der Mann, der mit seinem Reliefbild reiste)(Neff-Anthologie第2巻 世界怪奇小説集『Der Vampyr die besten unheimlichen Geschichten der zeitgenössischen Weltliteratur』に収録、独訳者は岩淵達治) (世界幻想文学アンソロジー『Fantastische Geschichten der Weltliteratur』に収録) 旧66位 高橋克彦『写楽殺人事件』(Auf der Suche nach Sharaku) 旧75位 夏樹静子『Wの悲劇』(Mord am Fujiyama) 旧77位 戸川昌子『大いなる幻影』(Der Hauptschlüssel) クラシック・ミステリ編(~1985年) 18作家30作品 1位 56 フリードリヒ・デュレンマット Der Richter und sein Henker 1950 裁判官と死刑執行人(判事と死刑執行人) 2位 36 フリードリヒ・デュレンマット Das Versprechen 1958 約束 3位 31 フリードリヒ・デュレンマット Der Verdacht 1952 嫌疑 フリードリヒ・グラウザー Wachtmeister Studer 1936 シュルンプ・エルヴィンの殺人事件 5位 30 フリードリヒ・グラウザー Matto regiert 1936 狂気の王国 6位 26 ヤーコプ・アルユーニ Happy Birthday Türke 1985 異郷の闇 7位 16 Jörg Fauser Der Schneemann 1981 8位 14 パトリック・ジュースキント Das Parfum 1985 香水 ある人殺しの物語 9位 12 Ulf Miehe Puma 1976 10位 9 エーリヒ・ケストナー Emil und die Detektive 1929 エーミールと探偵たち フリードリヒ・グラウザー Der Chinese 1938 シナ人 Gisbert Haefs Und oben sitzt ein Rabe 1983 13位 8 フリードリヒ・デュレンマット Justiz 1985 14位 6 テーオドア・フォンターネ Quitt 1890 Richard Hey Ein Mord am Lietzensee 1973 Gert Prokop Wer stiehlt schon Unterschenkel? 1977 17位 5 フリードリヒ・グラウザー Die Fieberkurve 1938 砂漠の千里眼 -キー(ホルスト・ボゼツキー) Einer von uns beiden 1972 19位 4 テーオドア・フォンターネ Unterm Birnbaum 1885 リカルダ・フーフ Der Fall Deruga 1917 ヘルマン・ヘッセ Der Steppenwolf 1927 荒野のおおかみ フリードリヒ・グラウザー Krock Co. 1937 クロック商会 ハンスイェルク・マルティーン Bei Westwind hört man keinen Schuss 1973 -キー(ホルスト・ボゼツキー) Ein Toter führt Regie 1974 Friedhelm Werremeier Ich verkaufe mich exclusiv 1968 Michael Molsner Rote Messe 1973 Alexander Heimann Die Glätterin 1982 Gisbert Haefs Das Doppelgrab in der Provence 1984 Gisbert Haefs Mörder und Marder 1985 Jörg Fauser Das Schlangenmaul 1985 +作家別(18作家) 作家別(18作家) 最高位の高い順 フリードリヒ・デュレンマット 4作 1位『裁判官と死刑執行人』、2位『約束』、3位『嫌疑』、13位 Justiz フリードリヒ・グラウザー 5作 3位『シュルンプ・エルヴィンの殺人事件』、5位『狂気の王国』、10位『シナ人』、17位『砂漠の千里眼』、19位『クロック商会』 ヤーコプ・アルユーニ 1作 6位『異郷の闇』 (現代ミステリ編にも1作) Jörg Fauser 2作 7位 Der Schneemann、19位 Das Schlangenmaul パトリック・ジュースキント 1作 8位『香水 ある人殺しの物語』 Ulf Miehe 1作 9位 Puma エーリヒ・ケストナー 1作 10位『エーミールと探偵たち』 Gisbert Haefs 3作 10位 Und oben sitzt ein Rabe、19位 Das Doppelgrab in der Provence、19位 Mörder und Marder テーオドア・フォンターネ 2作 14位 Quitt、19位 Unterm Birnbaum Richard Hey 1作 14位 Ein Mord am Lietzensee Gert Prokop 1作 14位 Wer stiehlt schon Unterschenkel? -キー(ホルスト・ボゼツキー) 2作 17位 Einer von uns beiden、19位 Ein Toter führt Regie リカルダ・フーフ 1作 19位 Der Fall Deruga ヘルマン・ヘッセ 1作 19位『荒野のおおかみ』 ハンスイェルク・マルティーン 1作 19位 Bei Westwind hört man keinen Schuss Friedhelm Werremeier 1作 19位 Ich verkaufe mich exclusiv Michael Molsner 1作 19位 Rote Messe Alexander Heimann 1作 19位 Die Glätterin 現代ミステリ編(1986年~2002年) 33作家69作品 1位 49 Horst Eckert Die Zwillingsfalle 2000 2位 43 Horst Eckert Ausgezählt 2001 3位 34 ヴォルフ・ハース Komm, süßer Tod 1998 きたれ、甘き死よ 4位 31 ヴォルフ・ハース Silentium 1999 Horst Eckert Aufgeputscht 1997 6位 27 H.P. Karr / Walter Wehner Rattensommer 1995 7位 26 イングリート・ノル Der Hahn ist tot 1991 特技は殺人 8位 24 Horst Eckert Finstere Seelen 1998 Andreas Izquierdo Schlaflos in Dörresheim 2000 10位 23 イングリート・ノル Die Apothekerin 1994 女薬剤師 11位 22 Doris Gercke Weinschröter, du mußt hängen 1988 12位 17 フランク・シェッツィング Tod und Teufel 1995 黒のトイフェル 13位 16 Andreas Izquierdo Der Saumord 1995 14位 15 Jacques Berndorf Eifel-Blues 1989 Günter Krieger Teufelswerk 1999 Reiner Sowa Ein Bestatter fährt zur Hölle 2000 Patricia Vohwinkel Atemlos Elchtod 2000 18位 14 ヴォルフ・ハース Der Knochenmann 1997 Patricia Vohwinkel Zufällig Elchtod 1999 20位 13 ベルンハルト・シュリンク *注 Selbs Justiz 1987 ゼルプの裁き ヴォルフ・ハース Wie die Tiere 2001 Jacques Berndorf Eifel-Gold 1993 Horst Eckert Annas Erbe 1995 Jacques Berndorf Eifel-Wasser 2001 25位 12 イングリート・ノル Die Häupter meiner Lieben 1993 ペトラ・ハメスファール Der Puppengräber 1999 Niklaus Schmid Bienenfresser 2001 28位 11 ヴォルフ・ハース Auferstehung der Toten 1996 Jacques Berndorf Eifel-Schnee 1996 Andreas Izquierdo Jede Menge Seife 1997 Alfred Komarek Polt muss weinen 1998 32位 10 ベルンハルト・シュリンク Selbs Betrug 1992 ゼルプの欺瞞 Andreas Izquierdo Das Doppeldings 1996 34位 9 アキフ・ピリンチ Felidae 1989 猫たちの聖夜 アンネ・シャプレ Wasser zu Wein 1999 H.P. Karr / Walter Wehner Geierfrühling 1994 Horst Eckert Bittere Delikatessen 1996 Monika Geier Wie könnt ihr schlafen 1999 Ulrich Ritzel Der Schatten des Schwans 1999 40位 8 ペトラ・エルカー Tod im Zollhaus 1997 Gabriele Keiser Die Mördergrube 1998 Friedrich Ani German Angst 2000 Jacques Berndorf Eifel-Müll 2000 Alfred Komarek Blumen für Polt 2000 45位 7 ペトラ・ハメスファール Der stille Herr Genardy 1993 イングリート・ノル Kalt ist der Abendhauch 1996 イングリート・ノル Röslein rot 1998 ヤーコプ・アルユーニ Kismet 2001 トーマス・グラヴィニチ Der Kameramörder 2001 Leo P. Ard / Reinhard Junge Das Ekel von Datteln 1988 Doris Gercke Kinderkorn 1991 Sabine Deitmer Dominante Damen 1994 Katrin Kremmler Blaubarts Handy 2001 Günter Krieger Das Haupt der Anna 2001 56位 6 アンネ・シャプレ Caruso sing nicht mehr 1998 カルーソーという悲劇 ペトラ・ハメスファール Die Sünderin 1999 記憶を埋める女 エーディト・クナイフル Allein in der Nacht 1999 Doris Gercke Ein Fall mit Liebe 1994 Susanne Mischke Mordskind 1996 Ulrich Ritzel Schwemmholz 2000 Monika Geier Neapel sehen 2001 Jörg Juretzka Der Willy ist weg 2001 64位 5 ヨーゼフ・ハスリンガー Opernball 1995 オペラ座毒ガス殺人事件 フランク・シェッツィング Lautlos 2000 沈黙への三日間 ベルンハルト・シュリンク Selbs Mord 2001 ゼルプの殺人 Dagmar Scharsich Die gefrorene Charlotte 1993 Jacques Berndorf Eifel-Filz 1995 Jacques Berndorf Eifel-Feuer 1996 Robert Hültner Die Godin 1997 注:ベルンハルト・シュリンクのゼルプ三部作のうち、第1作の『ゼルプの裁き』のみヴァルター・ポップとの共著 45位の作品が10作品あるので、その次の順位は「55位」のはずだが、「56位」となっている。仮に「55位」が正しいとすると、その下の順位も「64位」ではなく「63位」が正しいことになる。ただ、45位の作品が本当は11作品あるのに1つ見落とされて10作品しか示されていないという可能性もある。このページではとりあえず、元のサイトでの表示のとおり、「56位」、「64位」という順位表示にしておく。 第1位、第2位の作品を含め6作がランクインしているHorst Eckert(1959年生まれ)は、邦訳のある児童文学作家のヤーノシュ(Janosch、本名Horst Eckert、1931年生まれ)とは別人。 +作家別(33作家) 作家別(33作家) 最高位の高い順 Horst Eckert 6作 1位 Die Zwillingsfalle、2位 Ausgezählt、4位 Aufgeputscht、8位 Finstere Seelen、20位 Annas Erbe、34位 Bittere Delikatessen ヴォルフ・ハース 5作 3位『きたれ、甘き死よ』、4位 Silentium、18位 Der Knochenmann、20位 Wie die Tiere、28位 Auferstehung der Toten H.P. Karr / Walter Wehner 2作 6位 Rattensommer、34位 Geierfrühling イングリート・ノル 5作 7位『特技は殺人』、10位『女薬剤師』、25位 Die Häupter meiner Lieben、45位 Kalt ist der Abendhauch、45位 Röslein rot Andreas Izquierdo 4作 8位 Schlaflos in Dörresheim、13位 Der Saumord、28位 Jede Menge Seife、32位 Das Doppeldings Doris Gercke 3作 11位 Weinschröter, du mußt hängen、45位 Kinderkorn、56位 Ein Fall mit Liebe フランク・シェッツィング 2作 12位『黒のトイフェル』、64位『沈黙への三日間』 Jacques Berndorf 7作 14位 Eifel-Blues、20位 Eifel-Gold、20位 Eifel-Wasser、28位 Eifel-Schnee、40位 Eifel-Müll、64位 Eifel-Filz、64位 Eifel-Feuer Günter Krieger 2作 14位 Teufelswerk、45位 Das Haupt der Anna Reiner Sowa 1作 14位 Ein Bestatter fährt zur Hölle Patricia Vohwinkel 2作 14位 Atemlos Elchtod、18位 Zufällig Elchtod ベルンハルト・シュリンク 3作 20位『ゼルプの裁き』、32位『ゼルプの欺瞞』、64位『ゼルプの殺人』 ペトラ・ハメスファール 3作 25位 Der Puppengräber、45位 Der stille Herr Genardy、56位『記憶を埋める女』 Niklaus Schmid 1作 25位 Bienenfresser Alfred Komarek 2作 28位 Polt muss weinen、40位 Blumen für Polt アキフ・ピリンチ 1作 34位『猫たちの聖夜』 アンネ・シャプレ 2作 34位 Wasser zu Wein、56位『カルーソーという悲劇』 Monika Geier 2作 34位 Wie könnt ihr schlafen、56位 Neapel sehen Ulrich Ritzel 2作 34位 Der Schatten des Schwans、56位 Schwemmholz ペトラ・エルカー 1作 40位 Tod im Zollhaus Gabriele Keiser 1作 40位 Die Mördergrube Friedrich Ani 1作 40位 German Angst ヤーコプ・アルユーニ 1作 45位 Kismet (クラシック・ミステリ編にも1作) トーマス・グラヴィニチ 1作 45位 Der Kameramörder Leo P. Ard / Reinhard Junge 1作 45位 Das Ekel von Datteln Sabine Deitmer 1作 45位 Dominante Damen Katrin Kremmler 1作 45位 Blaubarts Handy エーディト・クナイフル 1作 56位 Allein in der Nacht Susanne Mischke 1作 56位 Mordskind Jörg Juretzka 1作 56位 Der Willy ist weg ヨーゼフ・ハスリンガー 1作 64位『オペラ座毒ガス殺人事件』 Dagmar Scharsich 1作 64位 Die gefrorene Charlotte Robert Hültner 1作 64位 Die Godin 作家別ランキング 順位 ポイント 作家 1位 169 Horst Eckert 2位 134 フリードリヒ・デュレンマット 3位 107 ヴォルフ・ハース 4位 84 Jacques Berndorf 5位 80 フリードリヒ・グラウザー 6位 76 イングリート・ノル 7位 61 Andreas Izquierdo 8位 48 Doris Gercke 9位 39 H.P. Karr / Walter Wehner 10位 37 ヤーコプ・アルユーニ 11位 36 Günter Krieger 12位 34 ペトラ・ハメスファール 13位 31 ベルンハルト・シュリンク 14位 29 Patricia Vohwinkel 15位 28 アンネ・シャプレ 16位 26 Leo P. Ard (R. JungeまたはM. Illnerと共著) 17位*注 26 Gisbert Haefs 18位 24 フランク・シェッツィング 19位 23 Jörg Fauser Alfred Komarek -キー(ホルスト・ボゼツキー) 注:正しくは16位?(16位の作家とポイントが同じ) 関連ページ ドイツ語圏のミステリファンが選ぶミステリ・オールタイムベスト119(1990年) ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧 非英語圏ミステリ各種リスト1北欧ミステリ邦訳一覧 南欧ミステリ邦訳一覧 フランスのミステリ賞受賞作の邦訳一覧 フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号) 非英語圏ミステリ各種リスト2ポケミス非英語圏作品一覧 創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧 ハヤカワ・ミステリ文庫非英語圏作品一覧 年間ミステリランキング 非英語圏作品一覧 非英語圏ミステリ2013年の邦訳出版一覧 ドイツシャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(1) ドイツ語圏編 ドイツ語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
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2010年4月13日 2010年11月13日更新 韓国のミステリについての文献一覧。日本語で書かれたものを集めている。年代順。 ※このページは長い間更新していません。韓国ミステリについての文献の一覧は「韓国ミステリ史 参考文献 - 韓国推理小説100年の歴史」をご覧ください。 『ミステリマガジン』2000年10月号 (特集 コリアン・ミステリ・ナウ)鄭泰原(チョン・テウォン)「韓国ミステリ事情」pp.64-67 川村湊「韓国の現代文学状況を見る ――ミステリとの関連において」pp.68-69 天野護堂「ミステリ・ファンのための韓国映画入門」pp.70-73 北原尚彦「日本語で読める韓国SF」pp.74-75 加賀山卓朗「韓国の楽しみ方」pp.76-77表紙にソウル駅の写真を使い、韓国推理作家協会が自ら翻訳した短編4作品、さらに関連する記事・エッセイの掲載と、結構力の入った韓国ミステリ特集号。韓国推理作家協会の鄭泰原(チョン・テウォン)が韓国の推理小説について解説した記事で、2000年当時までの韓国ミステリの流れが概観できる。ただし現在も刊行されている韓国のミステリ雑誌『季刊ミステリ』は2002年創刊なので、その辺りの流れについては書かれていない。そろそろ、もう一度特集をしてくれないだろうか。 金容権(2001)「現代の韓国ミステリー事情」(光文社『ジャーロ』4号(2001年夏号))pp.308-311 『コリアン・ミステリ 韓国推理小説傑作選』(バベル・プレス、2002年5月)短編13編収録。韓国推理作家協会編、98年版『今年の推理小説』の翻訳。「訳者あとがき」があるが、韓国ミステリについての情報量はあまり多くない。 米津篤八(2008)「世界のミステリ雑誌 韓国」(早川書房『ハヤカワミステリマガジン』2009年1月号(2008年11月))pp.54-55世界のミステリ雑誌特集号。韓国の「季刊ミステリ」も取り上げられている。韓国ミステリ短編1作(「そして誰もいなくなった」ソル・インヒョ)のほか、スウェーデンのミステリ短編1作も翻訳掲載されている。 米津篤八(2009)「韓国ミステリー百年の現在」(李垠『アジア本格リーグ3 美術館の鼠』講談社、2009年11月)pp.231-237韓国ミステリの歴史から現状までを概観した巻末解説。 関連記事 台湾ミステリについて知るための資料リスト 中国ミステリについて知るための資料リスト 韓国ミステリ 読書案内 韓国ミステリ紹介 目次へ
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2013年6月22日 最終更新:2014年7月31日 ※ページタイトルは「非英語圏作品一覧」としたが、中南米やアフリカ、アジアの作家(およびアジア系の作家)が英語で書いたミステリも含む。 Index フランス・ベルギー ドイツ・スイス イタリア 北欧 中南米 アフリカ アジア フランス・ベルギー フランス語で書かれたミステリの邦訳。 16 ジョルジュ・シムノン メグレ罠を張る 峯岸久 1976年4月 HM16-1 ポケミス408 メグレと老婦人 日影丈吉 1976年11月 HM16-2 ポケミス622 31 ボアロー&ナルスジャック 影の顔 三輪秀彦 1976年8月 HM31-1 ポケミス475 死者の中から 日影丈吉 1977年6月 HM31-2 ポケミス278 悪魔のような女 北村太郎 1996年7月 HM31-3 ポケミス130 44 シャルル・エクスブライヤ 死体をどうぞ 三輪秀彦 1977年3月 HM44-1 ポケミス925 58 ガストン・ルルー 黄色い部屋の秘密 日影丈吉 1978年8月 HM58-1 ポケミス237 黒衣夫人の香り 日影丈吉 1979年3月 HM58-2 ポケミス238 オペラ座の怪人 日影丈吉 1989年5月 HM58-3 79 ミシェル・グリゾリア 海の警部 篠原義近 1982年3月 HM79-1 1978年ミステリ批評家賞 殺人海岸 佐宗鈴夫 1982年7月 HM79-2 82 ルイ・C・トーマ 死のミストラル 岡村孝一 1982年7月 HM82-1 ポケミス1267 / 1976年ミステリ批評家賞 92 J・P・マンシェット 危険なささやき 藤田宜永 1983年10月 HM92-1 173 レイモン・マルロー 春の自殺者 岡村孝一 1992年7月 HM173-1 ポケミス1258 213 ブリジット・オベール マーチ博士の四人の息子 堀茂樹、藤本優子 1997年2月 HM213-1 森の死神 香川由利子 1997年6月 HM213-2 1997年フランス推理小説大賞 鉄の薔薇 堀茂樹 1997年10月 HM213-3 ジャクソンヴィルの闇 香川由利子 1998年4月 HM213-4 カリブの鎮魂歌 藤本優子 1999年10月 HM213-5 闇が嚙む 香川由利子 2000年3月 HM213-6 雪の死神 香川由利子 2002年2月 HM213-7 異形の花嫁 藤本優子 2003年5月 HM213-8 死の仕立屋 香川由利子 2004年6月 HM213-9 神のはらわた 香川由利子 2006年5月 HM213-10 247 トニーノ・ベナキスタ 夜を喰らう 藤田真利子 2001年4月 HM247-1 266 ミシェル・クレスピ 首切り 山中芳美 2002年7月 HM266-1 2001年フランス推理小説大賞 280 ドミニク・ディアンス プティ・ベーゼ 山中芳美 2003年8月 HM280-1 292 ティエリー・ジョンケ 蜘蛛の微笑 平岡敦 2004年6月 HM292-1 私が、生きる肌 平岡敦 2012年4月 HM292-2 【『蜘蛛の微笑』改題・新装版】 312 モーリス・ルブラン 怪盗紳士ルパン 平岡敦 2005年9月 HM312-1 カリオストロ伯爵夫人 平岡敦 2005年8月 HM312-2 奇岩城 平岡敦 2006年5月 HM312-3 水晶の栓 平岡敦 2007年2月 HM312-4 ルパン、最後の恋 平岡敦 2013年5月 HM312-5 ポケミス1863 313 フィリップ・ベッソン ぼくは死んでいる 稲松三千野 2005年9月 HM313-1 400 カミ 機械探偵クリク・ロボット 高野優 2014年2月 HM400-1 ポケミス1837 フランス・ミステリのアンソロジー HM102-1 ジョルジュ・シムノン他『フランス・ミステリ傑作選1 街中の男』(長島良三編、ハヤカワ・ミステリ文庫、1985年4月) - 11編収録「街中の男」ジョルジュ・シムノン(長島良三訳) 「犬」ボアロー&ナルスジャック(長島良三訳) 「トンガリ山の穴奇譚」カミ(堀内一郎訳) 「見えない眼」スタニスラス=アンドレ・ステーマン(武田満里子訳) 「七十万個の赤蕪」ピエール・ヴェリ(篠原義近訳) 「羊頭狗肉」フランシス・ディドロ(川口美樹子訳) 「悪い遺伝」フレデリック・ダール(長島良三訳) 「壁の中の声」ミシェル・グリゾリア(篠原義近訳) 「つき」ルイ・C・トーマ(長島良三訳) 「殺人あ・ら・かると」フランソワーズ・サガン(長島良三訳) 「自殺ホテル」アンドレ・モロワ(長島良三訳) HM102-2 カトリーヌ・アルレー他『フランス・ミステリ傑作選2 心やさしい女』(長島良三編、ハヤカワ・ミステリ文庫、1985年5月) - 10編収録「ロドルフと拳銃」ノエル・カレフ(野口雄司訳) 「階段に警官がいる」トーマ・ナルスジャック(堀内一郎訳) 「対案」ピエール・ボアロー(佐々木善郎) 「ピエトルモンの夜」クロード・アブリーヌ(篠原義近訳) 「すてきな片隅」ローラン・トポール(篠原義近訳) 「甘い、甘いミュージック」クロード・シャブロール(長島良三訳) 「罠」ジルベール・タニュジ(谷亀利一訳) 「葬送爆弾」ジャン・フランソワ・コートムール(篠原義近訳) 「心やさしい女」カトリーヌ・アルレー(長島良三訳) 「金の斧」ガストン・ルルー(川口美樹子訳) おまけ:ハヤカワ文庫NVのフランス・ミステリ ルネ・ベレット『わが体内の殺人者』(高野優訳、ハヤカワ文庫NV、1992年5月) ジャック・ミリエズ『人類博物館の死体』(香川由利子訳、ハヤカワ文庫NV、2009年10月) - 2008年フランス冒険小説大賞 フランク・ティリエ『シンドロームE』【上下巻】(平岡敦訳、ハヤカワ文庫NV、2011年11月) 『GATACA』【上下巻】(平岡敦訳、ハヤカワ文庫NV、2013年5月) ドイツ・スイス ドイツ語で書かれたミステリの邦訳。 263 フリードリッヒ・デュレンマット(スイス) 約束 前川道介 2002年5月 HM263-1 ポケミス593 380 ゾラン・ドヴェンカー(ドイツ) 謝罪代行社 【上下巻】 小津薫 2011年8月 HM380-1,2 ポケミス1850 ※ポケミス版と同時発売 2010年フリードリヒ・グラウザー賞 おまけ:ハヤカワ文庫NVのドイツ・ミステリ アキフ・ピリンチ『猫たちの聖夜』(池田香代子訳、ハヤカワ文庫NV、1997年11月) ※文庫化 ザビーネ・ティースラー『チャイルド・コレクター』【上下巻】(小津薫訳、ハヤカワ文庫NV、2008年1月) フランク・シェッツィング『深海のYrr(イール)』【上中下巻】(北川和代訳、ハヤカワ文庫NV、2008年4月) - 2005年ドイツ・ミステリ大賞第2位 『黒のトイフェル』【上下巻】(北川和代訳、ハヤカワ文庫NV、2009年2月) 『砂漠のゲシュペンスト』【上下巻】(北川和代訳、ハヤカワ文庫NV、2009年8月) 『LIMIT(リミット)』【全4巻】(北川和代訳、ハヤカワ文庫NV、2010年6月-7月) 『沈黙への三日間』【上下巻】(北川和代訳、ハヤカワ文庫NV、2011年3月) イタリア イタリア語で書かれたミステリの邦訳。 286 マルチェロ・フォイス 弁護士はぶらりと推理する 草皆伸子 2004年1月 HM286-1 中編(短めの長編)2編収録(『いかなるときでも心地よきもの』、『空から降る血』)。『いかなるときでも心地よきもの』は1998年シェルバネンコ・ミステリ大賞受賞、2003年英国推理作家協会(CWA)エリス・ピーターズ賞(最優秀歴史ミステリ賞)ノミネート。 おまけ:ハヤカワ文庫NVのイタリア・ミステリ ルカ・ディ・フルヴィオ『ディオニュソスの階段』【上下巻】(飯田亮介訳、ハヤカワ文庫NV、2007年9月) 北欧 北欧の言語で書かれたミステリの邦訳。 354 オーサ・ラーソン(スウェーデン) オーロラの向こう側 松下祥子 2008年8月 HM354-1 赤い夏の日 松下祥子 2008年10月 HM354-2 黒い氷 松下祥子 2009年5月 HM354-3 373 ラーシュ・ケプレル(スウェーデン) 催眠 【上下巻】 ヘレンハルメ美穂 2010年7月 HM373-1,2 契約 【上下巻】 ヘレンハルメ美穂 2011年7月 HM373-3,4 交霊【上下巻】 岩澤雅利、羽根由 2013年12月 HM373-5,6 381 スティーグ・ラーソン(スウェーデン) ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女 【上下巻】 ヘレンハルメ美穂、岩澤雅利 2011年9月 HM381-1,2 文庫化 ミレニアム 2 火と戯れる女 【上下巻】 ヘレンハルメ美穂、山田美明 2011年11月 HM381-3,4 文庫化 ミレニアム 3 眠れる女と狂卓の騎士 【上下巻】 ヘレンハルメ美穂、岩澤雅利 2011年12月 HM381-5,6 文庫化 384 サラ・ブレーデル(デンマーク) 見えない傷痕 高山真由美 2012年8月 HM384-1 385 ユッシ・エーズラ・オールスン(デンマーク) 特捜部Q 檻の中の女 吉田奈保子 2012年10月 HM385-1 ポケミス1848 特捜部Q キジ殺し 吉田薫、福原美穂子 2013年4月 HM385-2 ポケミス1853 特捜部Q Pからのメッセージ 吉田薫、福原美穂子 2013年12月 HM385-3,4 ポケミス1860 390 ヨハン・テオリン(スウェーデン) 黄昏に眠る秋 三角和代 2013年3月 HM390-1 ポケミス1846 398 ヴィヴェカ・ステン(スウェーデン) 静かな水のなかで 三谷武司 2013年11月 HM398-1 夏の陽射しのなかで 三谷武司 2014年1月 HM398-2 煌めく氷のなかで 三谷武司 2014年3月 HM398-3 405 アンデシュ・デ・ラ・モッツ(スウェーデン) 監視ごっこ 真崎義博 2014年7月 HM405-1 おまけ:ハヤカワ文庫NVの北欧ミステリ A・J・カジンスキー(デンマーク)『ラスト・グッドマン』【上下巻】(岩澤雅利訳、ハヤカワ文庫NV、2012年6月) 北欧関連の英語作品(ハヤカワ・ミステリ文庫) デイヴィッド・ヒューソン『キリング』全4巻(山本やよい訳、HM388-1,2,3,4、2013年1月~4月)デンマークの大ヒットミステリドラマをイギリスのミステリ作家が小説化したもの。(他出版社で「デヴィッド・ヒューソン」表記の著書あり) 中南米 241 ホセ・ラトゥール(キューバ) 追放者 酒井武志 2001年2月 HM241-1 原語:英語 2000年エドガー賞最優秀ペーパーバック賞ノミネート ハバナ・ミッドナイト 山本さやか 2003年3月 HM241-2 原語:英語 273 ダニエル・チャヴァリア(ウルグアイ、キューバ) バイク・ガールと野郎ども 真崎義博 2002年11月 HM273-1 原語:スペイン語 2002年エドガー賞最優秀ペーパーバック賞 366 パブロ・デ・サンティス(アルゼンチン) 世界名探偵倶楽部 宮崎真紀 2009年10月 HM366-1 原語:スペイン語 『追放者』はスペイン語で作品を発表していたホセ・ラトゥールが初めて英語で書いた作品。『ハバナ・ミッドナイト』も英語作品。 アフリカ 371 ロジャー・スミス(南アフリカ共和国) 血のケープタウン 長野きよみ 2010年6月 HM371-1 原語:英語 2010年ドイツ・ミステリ大賞第2位 はいつくばって慈悲を乞え 長野きよみ 2011年3月 HM371-2 原語:英語 392 デオン・メイヤー(南アフリカ共和国) 追跡者たち 【上下巻】 真崎義博、友廣純 2013年6月 HM392-1,2 原語:アフリカーンス語 2012年英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞ノミネート 関連情報デオン・メイヤー『追跡者たち』と同日発売のハヤカワ文庫SF、ローレン・ビュークス『ZOO CITY(ズーシティ)』(和爾桃子訳)も南アフリカ共和国の作家の作品。帯には「ハードボイルドSFミステリ」とある。 アジア アジア系作家も含む。 50 エドワード・アタイヤ(レバノン) 細い線 文村潤 1977年5月 HM50-1 原語:英語 ポケミス131 259 ジョー・シャーロン(中国出身アメリカ在住の作家) 上海の紅い死 【上下巻】 田中昌太郎 2001年11月 HM259-1,2 原語:英語 2001年エドガー賞最優秀新人賞ノミネート作 369 フランシー・リン(アメリカ出身在住、台湾系アメリカ人) 台北の夜 和泉裕子 2010年1月 HM369−1 原語:英語 2009年エドガー賞最優秀新人賞受賞作 ジョー・シャーロンの漢字表記は裘小龍(きゅう しょうりゅう)。中国語読みは「チウ・シアオロン」。 関連ページ 非英語圏ミステリ各種リスト 非英語圏ミステリ各種リスト 1ポケミス非英語圏作品一覧 創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧 年間ミステリランキング 非英語圏作品一覧 非英語圏ミステリ2013年の邦訳出版一覧 非英語圏ミステリ各種リスト 2北欧ミステリ邦訳一覧 南欧ミステリ邦訳一覧 フランスのミステリ賞受賞作の邦訳一覧 フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号)
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2010年4月13日ページ作成 2010年11月13日更新 台湾のミステリについての文献一覧。日本語で書かれたものを集めている。 ※このページは長い間更新していません。台湾ミステリについての文献の一覧は「台湾ミステリ史 参考文献 - 台湾推理小説100年の歴史」をご覧ください。 0. taipeimonochrome「taipeimonochrome ミステリっぽい本とプログレっぽい音樂」 私が台湾ミステリをちょこちょこと読んでみるきっかけになったのがこちらのブログでした。 こちらのブログなしに、台湾ミステリは語れません。 1.総論 玉田誠(2009)「台湾の本格ミステリー事情」(藍霄『アジア本格リーグ1 錯誤配置』講談社、2009年9月)pp.307-315 台湾ミステリの歴史から現状までを概観した巻末解説。冷言(れいげん、レンユエン)、林斯諺(りんしげん、リンスーイェン)などまだ邦訳のない台湾ミステリ作家の紹介もあって、今後の邦訳が楽しみになる。 2.年別の台湾ミステリ界概観 台湾推理作家協会のミスターペッツ氏(今や、島田荘司推理小説賞受賞者の寵物先生(ミスターペッツ)氏になりましたが)が、1年間の台湾ミステリ界の出来事を紹介するコーナー。南雲堂『本格ミステリー・ワールド』の2号めから掲載されている。 ミスター・ペッツ(2007)「台湾ミステリー事情2007」(島田荘司監修『本格ミステリー・ワールド 2008』南雲堂、2007年12月)pp.156-157 ミスター・ペッツ(2008)「台湾ミステリー事情2008」(島田荘司監修『本格ミステリー・ワールド 2009』南雲堂、2008年12月)pp.166-167 寵物先生(ミスター・ペッツ)(2009)「受賞のことばと2009年台湾ミステリーの発展」(島田荘司監修『本格ミステリー・ワールド 2010』南雲堂、2009年12月)pp.22-26 3.島田荘司推理小説賞関連 第1回(2009年9月結果発表) 「第一回島田荘司推理小説賞募集要項」(日本語訳) 島田荘司ウェブサイト「WS刊島田荘司」に掲載の日本語訳。 島田荘司(2009)「いま、アジアのミステリーに何が起きているのか」 (文藝春秋『オール讀物』2009年11月号(2009年10月)) pp.446-453 アジアミステリーの現状および、第1回島田荘司推理小説賞受賞作・最終候補作の選評。 受賞作の選評部分は寵物先生『虚擬街頭漂流記』(文藝春秋、2010年)巻末に転載されている。雑誌版では最終候補作「氷鏡荘殺人事件」(林斯諺)、「幸せ宅急便はぼくの仕事じゃない」(不藍燈)の選評も読めるのでお薦め。 この記事の抜粋は文藝春秋公式サイト内の『虚擬街頭漂流記』特設サイトでも読むことができる(『虚擬街頭漂流記』巻末の抜粋とは違う箇所) 「第一回島田荘司推理小説賞レポート in台北」 (東京創元社『ミステリーズ!』vol.37 OCTOBER 2009(2009年10月)) 冬陽(2009)「第一回島田荘司推理小説賞授賞式レポート」 (島田荘司監修『本格ミステリー・ワールド2010』南雲堂、2009年12月)pp.18-21 台湾推理作家協会の冬陽(とうよう、トンヤン)氏による授賞式レポート。 文藝春秋の特設サイト:寵物先生(ミスターぺッツ)『虚擬街頭漂流記』|特設サイト|文藝春秋 2010年4月8日サイトオープン 島田荘司と寵物先生の対談などが掲載されている。この対談は、同じものが文藝春秋のPR誌『本の話』5月号にも掲載されている(『本の話』版の末尾の5分の1は、ネット掲載版ではカットされている)。 第2回(2011年9月結果発表) Webサイト:第2屆【島田莊司推理小說獎】 2010年6月サイトオープン 第2回島田荘司推理小説賞の公式サイト。中国語繁体字のサイトだが、募集要項の日本語、英語、タイ語訳も掲載されている。 4.島崎博(傅博)さん関連 島崎博さんへのインタビュー。必ずしも台湾ミステリの話題がメインのインタビューという訳ではない。 「「幻影城」編集長 島崎博さんに聞く」 2004年11月22日収録、インタビュアー 岩堀泰雄、石井春生 (「幻影城の時代」の会編『幻影城の時代』回顧編、エディション・プヒプヒ、2006年12月)pp.10-56 「「幻影城」編集長 島崎博さんに聞く」(上記インタビューの再録) 「"もう一人の島崎博"が欲しかった 島崎博インタビュー PART II」 2008年4月18、19日収録、インタビュアー 沢田安史、新保博久、本多正一 (本多正一編『幻影城の時代 完全版』講談社 講談社BOX、2008年12月)pp.310-340、pp.341-353 「ベテランインタビュー 島崎博」 (インタビュアー つずみ綾) (島田荘司監修『本格ミステリー・ワールド 2008』南雲堂、2007年12月)pp.148-155 「Editor×Editor 『幻影城』編集長 島崎博」 2008年4月収録、インタビュアー 太田克史 (講談社『ファウスト』Vol.7、2008年8月)pp.1094-1112 「島崎博が語る日本ミステリin台湾」(構成 末國善己) 2008年9月20日、日本推理作家協会事務局で開催された「土曜サロン」での談話をまとめたもの (探偵小説研究会編『2009 本格ミステリ・ベスト10』原書房、2008年12月)pp.194-197 関連サイト:日本推理作家協会会報2008年11月号 「台湾における日本ミステリー出版事情 土曜サロン・第一六五回 二〇〇八年九月二〇日」 5.その他 有栖川有栖(2005)「新本格推理作家的台灣體驗」 (講談社『メフィスト』2005年5月増刊号、2005年4月、pp.42-55) 浦谷一弘(2006)「台湾とミステリ」 (探偵小説研究会編 『2007 本格ミステリ・ベスト10』原書房、2006年12月)p.144 野地嘉文(2006)「島崎博の仕事リスト抄 2.台湾編」 (「幻影城の時代」の会編『幻影城の時代』資料編、2006年12月)pp.24-32 講談社『幻影城の時代 完全版』には掲載されていない。 戸川安宣(2008)「台湾ミステリ紀行」 (東京創元社『ミステリーズ!』vol.29 JUNE 2008(2008年6月))pp.282-285 同じ号に台湾の中編本格ミステリ、凌徹「幽霊交叉点」掲載。この後も台湾ミステリの紹介が続くのかと思ったら、この1作だけで途切れていて残念。 洪蕙玲(2008)「世界のミステリ雑誌 台湾」 (早川書房『ハヤカワミステリマガジン』2009年1月号(2008年11月))pp.70-71 「特集 世界のミステリ雑誌」 小泉優(2010)「この台湾ミステリーがすごい!」 (萌えるアジアNo.8『萌える台湾読本2010』 発行人:小泉優、発行所:萌えるアジア、2010年7月)pp.4-16 アジア関連の同人誌を出しているサークル「萌えるアジア」の小泉優さんによる台湾ミステリ記事。原書で読んだ台湾ミステリー14冊の評が書かれている。ある1作品についてそれが叙述トリックを使用しているとばらしているのがちょっと問題だけど…(まあ、当面翻訳の予定もなさそうだし、どういう傾向の作品があるのか紹介するためにはいいのかもしれない)、現代の台湾ミステリの主要作品がコンパクトに紹介されているので、台湾ミステリの翻訳出版に興味のある編集者さんがもしいたら、参考になるのではないでしょうか。 小泉優さんはこちらでも台湾ミステリーについて書いていらっしゃいます。「萌えるアジア ブログ」 シンポジウム「越境する探偵小説――日本と台湾の異文化交流」第二部「柄刀一氏を囲んでの意見交換会」レポート 文字起こし・編集:諸岡卓真 (探偵小説研究会『CRITICA』第5号、2010年8月)pp.106-128 小泉優(2010)『この台湾ミステリーがすごい! 2010』(発行人:小泉優、発行所:萌えるアジア、2010年11月)(全36ページ) 上記の『萌える台湾読本2010』に収録された特集記事「この台湾ミステリーがすごい!」の拡大版。1冊まるごと、台湾ミステリーについて扱っています。 関連記事 中国ミステリについて知るための資料リスト 韓国ミステリについて知るための資料リスト 台湾ミステリ 読書案内 台湾ミステリ紹介 目次へ