約 134,530 件
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/8078.html
194: 弥次郎 :2022/07/10(日) 00 24 42 HOST softbank060146109143.bbtec.net 憂鬱SRW ファンタジールート 設定集【シルフィー タスクスワロー、CMA-S1303 スカイバウンサーMk-2】 シルフィー タスクスワロー 形式番号:Si-43 設計・開発・製造:ブリタニア連邦 シルフィー社 監修:CMA 区分:魔導士装備 生産体制:試作機 → 量産機 全長:3.2m 制御系:演算宝珠「ルーク33型」 エンジン:魔導エンジン「ケサーリュ14型」×2 操縦方式:埋め込み式演算宝珠モニター、フットペダル 防御機構:エーテルバリア 固定武装: 12.7㎜機銃×2 機首30㎜機関砲 概要: ブリタニア連邦のシルフィー社が、CMAの技術提供および監修のもとで開発した魔導士装備。 レッドメイプルから大きく発展し、大型化と高出力化を果たした最新鋭機となる。 元々レッドメイプルというのは、かつてウィッチが用いていた箒に魔導士を乗せることにより戦う力を与えるという方式であった。 しかし、宝珠の出力不足、ストライカーユニット型と比較して自由度の低い飛行性能、さらには急造品ということもありスペックは低いものであった。 事実、オーバーロード作戦においては多数の魔導士と共に投入されたレッドメイプルは、しかしそのキルレシオはよろしくなかった。 特にネウロイからの巻き返しがあってからは加速度的に被害を増しており、部隊の文字通りの全滅も珍しくはなかった。 これによって魔導士の価値は期待値を大きく下回ることになったが、それでも自前で用意できるウィッチに追従できる戦力という魅力は残っていた。 MPFという上位互換となる新兵科が登場したことは速報として流れ込んではいたが、それに手が届くのはまだ先の事。 そういう意味では届かぬ高嶺の花より、手元にある花の方が価値はあると判断されていたのであった。 しかし、不幸にもウィッチに代わる戦力としてウォーロックの開発が強力に推進されることとなり、魔導士装備開発は大きく停滞を強いられた。 具体的にはシルフィー社の技術者がウォーロックなどに引き抜かれることとなり、予算のカットも行われることになったのである。 その不遇が終ったのはウォーロック事件の後、ブリタニア連邦において大規模な粛清が完了してからであった。 CMAから出向した開発チームは、ウィッチの互換となる設計や汎用性などを評価しつつも、やはり速力や運動性などに劣る箒型魔導士装備の限界を指摘。 その解決として箒型魔導装備にさらに外骨格を付け足し、それに合わせた新型のエーテル獲得機関を搭載することにより、解決を試みた。 コンセプトは一世代前のウィッチではなく、個人装備にまで小型化した航空機と定められたのである。 コンセプトの変化に伴い、箒型飛行補助機は大型化及び飛行能力を高めるための外骨格式の特徴的な可変翼が実装された。 従来よりも大型化した箒本体からアームで連結されることで一体化している。 この可変翼(F-16を参照)が高速飛行と巡行飛行さらに格闘戦にと合わせることで、動きは格段に向上した。 また、この可変翼にはハードポイントハードを介して武装を搭載することにより、任務に合わせた装備換装が可能となっている。 無論、大型化の弊害で重量の増大や調達コストの増加、整備性の悪化が起こったが、スペックの頭打ちの打破のためには問題ないとみなされた。 むしろ、従来の魔導士装備は数を送り出すことを優先しすぎて個体能力が低く、人的資源の損耗を加速させたと結論付けされていたのである。 武装面では、箒部先端部に内蔵された30㎜機関砲と箒本体につけられているスタブウィング搭載の機銃を固定武装としている。 この武装の大きな強化も、進化したネウロイへの対抗策という意味が非常に強くなっている。 これらのスペックを以てタスクスワローは誕生、即座に再前線投入がされる運びとなった。 地球連合とブリタニア連邦の和解の象徴という、極めて政治的な意味合いからも、これの開発投入が急がれたことは言うまでもなかった。 とはいえ、性能などは申し分ないものであり、最前線で大きく活躍することとなる。 195: 弥次郎 :2022/07/10(日) 00 25 21 HOST softbank060146109143.bbtec.net CMA-S1303 スカイバウンサーMk-2 設計元:ウルトラマリン ベース機:ウルトラマリン スピットファイアMk.IX 再設計・改修・製造:シティシス魔導工廠(CMA) 生産体制:量産機 動力:魔導エンジン 魔力供給法:ウィッチ直接供給/補助エーテルリアクターハイブリッド仕様 全長:1.23m 固定武装:-(なし) 防御兵装:シールド発生補助システム 概要: CMAがウルトラマリンの開発したスピットファイアを基に開発したストライカーユニット。 扶桑皇国に出自を持つ「アイビス」と同じく、CMAが連合の有する技術を注いで開発したものである。 シティシスがその拠点を扶桑皇国に置いていた都合上、調達のしやすさなどから技術研究のために作られたストライカーユニットには扶桑皇国のそれが多かった。 無論のこと、他国から派遣されてきた技術者やウィッチたちがいたこともあり、持ち込まれたストライカーユニットを改造して製造されることもあった。 それでも制式量産されたものとしての数が多かったのはアイビスが主体であったことは事実であった。 Mk-2とあるように、これはウルトラマリン スピットファイアを素体としたストライカーユニットの2種目にあたる。 Mk-1があくまでも技術研究用の試作機にとどまったのに対し、Mk-2は実戦配備を前提とし、より実践的に仕上がっているのが特徴となる。 また、シティシスで開発された順番的には後発であるため、アイビスよりは純粋なスペック面では一歩リードする形となっている。 本機はストライカーユニットとして1943年時点で要求されていた、進化したネウロイに対抗しスペックにたどり着くための工夫が取り込まれている。 シールド発生補助システムや補助エーテルリアクターによる燃費改善などはもちろんのこと、空力学を基にしたユニット自体の設計の見直しも行われた。 CADの導入や航空力学、あるいは魔導技術を積極的に盛り込むことによる強化も合わせて実施されており、工業・魔導の双方から手を尽くしてある。 これらが合わさることにより、Mk-1の時点で停滞していたブリタニアのストライカーユニットの中ではトップランクのスペックとなった。 ブリタニア独自のストライカーユニットに技術を反映させるまでのタイムラグがあることから、このMk-2が一時的にしろ主力を担うこととなった。 ブリタニアの国防の一翼を外部に委託するという屈辱的なモノであったが、それを許すほど情勢は甘くなかったのである。 196: 弥次郎 :2022/07/10(日) 00 25 52 HOST softbank060146109143.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 寝ます、お休みなさいませ。
https://w.atwiki.jp/thesimpsonstappedout/pages/141.html
ダフ飛行船 Duff Blimp 目次 1 2 3 4 5 見出し1 133 V4.6.3 Duff Blimp ダフ飛行船 配布 クエストイベントで配布(限定?) Free Improves your Vanity ratings. 2.見出し2 3 見出し3 記事内容3 4 注釈 注 5 関連リンク ウィキサイト内 外部リンク サイトトップ ページトップ 戻る
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/5556.html
【絶対隷奴 ブランクシート2】PL名:ゆうやん 【パーソナリティ】 名前:セツナ 愛称:セツナ 性別:ふたなり 外見年齢:16 階級:魔人 【魔族特性】 獣人:狼(運動+1/調教-1) 並外れた運動能力を持つことを示す獣や蟲の部位を備える。耳・尾・触覚・ヒレ・角などが代表的。 戦闘形態:人狼(戦闘+1/調教-1) 戦闘時に体を変質させ、外骨格などに覆われた戦闘形態をとる。デザインはある程度自由に決めてよい。 使い魔:狼(情報+1/調教-1) 感覚のつながった使い魔を多数召喚し、情報収集ができる。使い魔の外見やデザインは自由。 【魔王特性】 【能力値】 戦闘:+7 調教:+3 体力:+6 運動:+7 奉仕:+6 魔力:+7 情報:+7 誘惑:+6 自尊:+6 【[[データ]]算出】 運動7 戦闘8 DMG縄13/武器18 回避8 装甲8 魔力7 魔抗7 自尊6 HP = 30 MP = 35 PP = 30 ○:戦闘+1/回避+1 ×:(-能力) DP:3 ★:0/0 【所持アイテム】 >装備 魔獣装甲 衣装 魔獣一体を生きたまま加工した鎧。装甲+8、戦闘+1。 蛇縄 両手 ダメージ+5の魔の縄。相手を緊縛し、装甲を通ったダメージはHPではなくPPに与えられる。 服従の首輪 装飾 黒い首輪と鎖(呪い)。装備者は『魅了』『発情』の効果を受けない。ただし、受けるPPダメージが全て2倍となる。 闇のまとい 装飾 闇属性のダメージを無効化する暗黒のマント。 闇の小盾 装飾 回避時の運動+1の盾。ただし腕に装着するため、両手武器を併用できる。 闇の牢獄/6ソウル 装飾 亜空間結界の宝珠がついた指輪。奴隷化した存在を閉じ込めておき、任意に呼び出せる。 >未装備 両手武器/6ソウル 両手 ダメージ+10の武器。武器の外見については自由。 >配下 魔奴隷/6ソウル 配下 少女や少年の姿をした下級魔族の奴隷。1セッションに1度だけHP・MP・PPのいずれかを10点だけ回復する。 所持金: 1ソウル 【呪文】 ナイトウィング 10 黒翼を得て飛行を可能とする。以後1時間、対象は飛行移動が可能となり、運動を+2する。 ダークブレード 6 武器に暗黒の力を込める。以後1時間、武器は闇属性となり、魔力値分の追加ダメージを与える。 【奴隷】1人まで [] 星数: 【モンスター奴隷】 【領地】 【キャラクター設定】 ・必須な設定項目/目安 性格や性的嗜好 :忠義に熱い。約束は護る。仁義のない者が嫌い。攻めは大の苦手。 キャラの外見設定:人間の耳のかわりに漆黒の狼の耳と尻尾を持つ。黒髪を後ろに縛って腰まで流している。背は低めでほっそりしつつも引き締まっている。。胸はやや小ぶりだがお尻は安産型。 (身長・体型) ・できれば欲しい設定 一人称など :わし/おぬし/あやつ 台詞一例 :わしの忍術は天下一品じゃぞ?その力欲しくはないか? [[その他]] :魔界の何でも屋であり探索者。現在は首輪の主に相応しい主人を探している。 他人が読むことを忘れず、エロいキャラを作りましょう! 【PL嗜好/NG】 切断・猟奇系は完全NG。 性別男キャラはエロールテンションは低め(男の娘は除く)。 全力を尽くした結果ダイス目や失策によって陵辱に憂き目にあうのはともかく、 最初から勝ち目の無い戦いを強制され敗北するのはNG。 PCどうしのPvPは基本お断り。
https://w.atwiki.jp/keroro00innovator/pages/1023.html
銀色飛行船 銀色飛行船 アーティスト supercell 発売日 2012年12月19日 レーベル SMR デイリー最高順位 1位(2012年12月20日) 週間最高順位 2位(2012年12月25日) 月間最高順位 7位(2012年12月) 年間最高順位 143位(2013年) 初動売上 8903 累計売上 13704 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 銀色飛行船 映画 ねらわれた学園 OP 2 リルモア ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 12/25 2 新 8903 8903 2 13/1/6 3 ↓ 2221 11124 2012年12月 7 新 11124 11124 3 1/8 7 ↓ 1110 12234 4 1/15 15 ↓ 738 12972 5 1/22 ↓ 443 13415 6 1/29 289 13704 2013年1月 46 ↓ 2580 13704 関連CD ラブミーギミー 告白/僕らのあしあと The Bravery
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/12260.html
KC/SE28-09 カード名:飛行場姫 カテゴリ:キャラ 色:緑 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 パワー:6000 ソウル:1 特徴:《深海棲艦》?・《姫》? 【永】 応援 このカードの前のあなたの《深海棲艦》?のキャラすべてに、パワーを+1500。 【自】 [③] あなたのクライマックス置場に「ダカラ…ムリナノヨ…」が置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分のクロック置場のキャラを1枚選び、手札に戻す。 …アツイ…ノ?アツイ……デショオ…? レアリティ:R SP 15/12/17 今日のカード ・対応クライマックス カード名 トリガー ダカラ…ムリナノヨ… 2
https://w.atwiki.jp/parabura/pages/334.html
氷精(フロスティックエネミー) 種別動物 レベル7 行動値16 エナジー126 区分ヴィシャス 移動歩行 視界熱知能普通 弱点[火炎][閃光] 耐性[無効:冷気] 達成値4D(マイトの場合は3d) 攻撃方法 「格闘」 肉弾:2d 「冷たい息」 射撃:2d風圧 5m強制移動 「凍える吹雪」 特殊:2d冷気 転倒or飛行 「輝く息」 特殊:1d冷気 移動対象 戦闘ステータス 種類 命中 追加D 回避 防御 【肉弾】 5(19) 10 6(20) 5 【射撃】 9(23) 20 6(20) 5 【特殊】 10(24) 20 6(20) 5 特殊能力 出目 名称 説明 1 《ソニックシャウト》 射撃攻撃。射撃ダメージ2d風圧。ダメージ通れば5m強制移動。 2 《エンデュアタレイト》 常時。温度の差とか大丈夫。 3 《ウェザーコントロール》 半径10km内の天気を緩やかに変化させる。天候自在のフレーバー。 4 《トランスフォーム》 一度会話を行っているか、じっくり観察した現実の生物に変身する。 5 《ダブルムーブ》 攻撃。攻撃タイミングを2回に。EN5消費。 6 《エレメンタルブースト:冷気》 常時。冷気ダメージ+5。 ― 《ハイパーバーサーク》 常時。ダメージ+10。エネミー能力2つ取得。(適応済)悪魔化3T経過後T終了にEN10消費。 - 《アイシクルゲヘナ》 特殊攻撃。10m斜線上任意。2dの特殊ダメージ冷気。ダメージ通れば転倒or飛行。(デスサイズ4-3) - 《ダイアモンドダスト》 瞬間。冷気が付与された特殊攻撃、射撃攻撃、肉弾攻撃の対象を半径10mに。(デスサイズ4-2) - 《アイシクルトラップ》 瞬間。20m1体。通常移動、全力移動、特殊能力による移動を行った相手に1d6の特殊ダメージ冷気EN5消費。(デスサイズ6-3) +寄生する対象により動物の特性 小さな虫の群れの場合は(小柄×3~4で[知性:低い]とする) 甲殻類や貝などの場合は肉弾防御+5 植物や菌糸類の場合は(タフネス×4で[知性:低い]とする) 説明 デスサイズの原生種たる亜種に寄生された動物など。 山の伝承などにもある、戸を叩き招き入れた者を凍らせて殺す怪物の正体。 ジャックフロストや、雪娘など、各地に伝承が残されている。 悪魔化して正体を現すと、周囲の空気を凍らせて身にまとい、動く雪だるまのような姿や、 氷の外骨格を身にまとった怪物、鎧騎士やのっぺりとした怪物などになる。 マイトの者もいるが、ヴィシャス化してしまう存在もいる。 成長と共に進化する固体も存在し、その場合は Lvが1あがる度に能力値、戦闘修正に+1してEN+5、エネミー能力を1つ取得する。 人語を話す者も多く、稀に人化能力を得るものや半獣人化する存在もいるらしい……? 動植物から虫、魚介類、果ては菌糸類まで幅広く寄生する。 制作者コメント シナリオソース用の動物エネミー。 シナリオネタはあるけどエネミー考えるのダルい。そんな貴方へ。 デスサイズの代わりに使うとかしてレギオンつけたりしてもよし。 人間に寄生させてキグナスダンスとか踊らせてもいいのよ? 製作者閻王
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/55965.html
【検索用 てがみひこうき 登録タグ UTAU て ぴぼ 曲 滲音かこい】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ぴぼ 作曲:ぴぼ 唄:滲音かこい 曲紹介 夏の終わりにシューゲイザーとビール 曲名:『手紙飛行機』(てがみひこうき) 歌詞 (動画歌詞より転載) 紙飛行機が一つ飛んだ 照らす夕日に届きはしない 君はいつでも 隠し事が 顔に出るのよ 昔からね 君が好きだ ……君が好きだった その言葉は、その心は、 行く当てを失ったまま 立ち尽くした 涙さえも流さずに 夕日は沈むものと 確かめている 寄せては返す波を見ていた 思い出すのは君ばかりだ あの夜に溶けた心なら もう探せはしないから 幸せとか不幸せだとか 知らないけど、笑う君につられた 君が好きだ ……君が好きだった その言葉が、その心が、 行く当てを失ったから 眺めていた、 夕日にただ憧れて 終わりを告げるために 空に飛びだした 紙飛行機が一つ飛んだ それを今でも覚えている コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/700.html
ひんやりと冷たいコンクリートの壁に背をもたれ、消えようとしている飛行機雲をただ見つめる。 教室の窓も、グラウンドも面していない言わば学校の裏側とも言うべき場所でYは一人暇を弄んでいた。 いや、実際はそんなことをしている場合ではない。なぜならYが背中を預けている壁の向こうでは授業が行われているからだ。 「おかしいなぁ。今は授業中のはずだけど?」 すぐ横から蒼星石に声を掛けられた。飛行機雲を見るのに集中していたので全くその存在に気付かなかった。 「なんだよ、またあんたか」 このところ、毎日やってくる。特に叱る訳でもなく、Yに授業参加を訴えに来る。 その「優しい先生」振りが妙に鼻についた。 「こうも毎日毎日……」頭を掻き、軽く溜め息をついて蒼星石を見上げる。「あんた本当に暇だな」 「そんなことないよ。まだ終わってない仕事もたくさんあるし」 嫌味を込めて言ったつもりだったが、蒼星石はまるで気にしてない様だった。 天然なのか、計算なのか。どちらにせよそのすました返事が気に入らなかった。 「だったら」目を細め、蒼星石を睨み付ける。「俺のことなんか放っといてそっち行けばいいじゃねえか」 「そんなこと出来る訳がないじゃないか」蒼星石は大袈裟に肩をすくめた。「君の事を放っといたまま他の仕事なんかできないよ」 最後の一言が止めだった。蒼星石の真面目さや正義感の塊のような言葉に対する正体不明の嫌悪感がYの体を駆け巡った。 「じゃあ一生他の仕事はできねぇな」 立ち上がり、再び空を見上げた。いつの間にか飛行機雲はその姿をすっかりと消していた。 最後まで見ることができなかったのが妙に悔しかった。Yは舌打ちをした。 ズボンについた砂を叩き落としながら蒼星石の横を通り過ぎる。 「ちょっと、どこに行くのさ?」 背後から蒼星石が呼び止める声がした。 「俺がどこへ行こうがお前には関係ないだろ!!」 振り返らずに言い放った。それに対する蒼星石の言葉は無かった。 「けっ、『何が君の事を放っておけない』だ……。結局教師なんて……」 何も言い返してこない蒼星石に対して、Yは小さく呟いた。 Yは最後まで蒼星石の方を振り返ることなく校門を出た。だからこの時、蒼星石がどんな顔をしていたのかYは知らない。 次の日も、Yは同じ場所にいた。いくら蒼星石に話しかけられようと、Yは決して場所を変えなかった。 とくにこの場所がお気に入りというわけでもない。蒼星石に見つからないような所なら探せばいくらでもありそうだ。 だが気付いたらここに座っている。Yは自分でもよく分からなかった。 「今はY君のクラスは現国の時間だよ」 この日もやはり蒼星石は来た。蒼星石が予想通り、いつものように来たことに対して、どこかホッとしている自分がいた。 「金糸雀先生も、Y君が来ないって悲しんでいたよ」 「うるせーな。んなこと俺の知ったことか」 突き放すように言い放つ。蒼星石を、金糸雀を、そして自分自身をも突き放すように。 「先生さぁ」溜め息混じりに続ける「無理して俺のところなんか来なくてもいいんだぜ?」 「どうして僕が無理なんかするのさ?僕は……」 「あーもういいよ」 蒼星石の言葉を遮るように立ち上がると、目を合わせることなく通り過ぎた。 「待ってよ」後ろから、手首を掴まれた。「まだ授業はあるよ」 声は穏やかだったが、目は笑っていなかった。ずっと目を合わせていると、意思が負けてしまいそうな気がした。 「は、離せよ!!」 「あっ……!」 掴まれた手を全力で振り解くと、Yは逃げるように学校を出て行った。 飛行機の音が聞こえたので空を見上げた。だが、雲は発生していなかった。 そういえば、今日は昨日よりも温かい。 「あー、なんでこんなことしなくちゃいけねーですか!?」 放課後の見回りの間、翠星石はずっと蒼星石の後ろで文句を言っていた。 本当は今日の担当は翠星石一人のはずなのだが「蒼星石先生が一緒に来てくれないと行かない」と愚図り始めたので、仕方なく付き合うことになった。 「あ、美味しそうなケーキ屋ですぅ。蒼星石先生、ちょっと食べていくです」 「駄目だよ今は仕事中なんだから。ケーキはまた今度。ね?」 この見回りの時間だけで何度同じようなやり取りをしたことか。こういう部分に置いては、翠星石と水銀燈は非常に似ている。 翠星石の腕を引っ張るようにして歩く蒼星石の目に、一人の生徒が映った。Yだ。 「あれは……Y君」 「本当ですぅ。授業には来ないくせにしっかりと友達と遊んでやがるですぅ」 見ると、数人の学生がYを取り囲んでいた。有栖学園の制服ではない。 彼らはとてもじゃないが友好的な関係とは思えなかった。それほどにまで険悪な空気が彼らを包み込んでいた。 翠星石も、その空気の異常に気付いたようだった。 「蒼星石先生、ついて行くです」 「……うん」 数人の学生は、Yを取り囲んだまま移動した。人数は6人。Yが逃げ出せないようにしているようであった。 蒼星石と翠星石は彼らを見失わない程度の距離から後をつけた。 Yたちは、街から離れ、どんどん人気の無い所へ進んでゆく。そして寂れた公園へと入っていった。 今の時間なら、学校帰りの小学生や、子供を連れた母親たちがいてもおかしくはない。それなのに、その公園は誰一人としていなかった。 蒼星石は、遊具に描かれたスプレーの落書きや、地面を埋め尽くす勢いのバイクの跡を見て全て納得した。 突然公園から怒声が響いた。驚いた翠星石が蒼星石にしがみついた。 やはり友達の集まりなどではなかった。喧嘩だ。理由がどうであれ、止めなくてはいけない。 翠星石を安全な所に留めさせ、蒼星石は一人公園の中へ入っていった。 「こんな所でなにをしているんだい?」 公園の中に入ると、Yは胸倉を掴まれている状態だった。危機一髪だった。 全員が一斉に蒼星石の方に振り返る。 「おめーには関係ねぇよ!!とっととどっか行け!!」 Yを取り囲んでいた学生のうちの一人が、典型的過ぎる台詞を吐いた。 「関係なくはないよ。僕はその子の先生だからね」 そう言ってYを指差す。指を指された当人は、何故蒼星石がここにいるのか分からないといった表情をしていた。 一方Yを取り囲む6人の学生は、全く表情を変えないまま蒼星石を睨み付けていた。 例え他校でも、教師が目の前にいても一瞬の怯みも見せない。恐らく彼らは学校では相当の問題児なのだろう。 話し合いで解決できそうな相手ではない。かと言って本気で戦うわけにもいかない。 何とか彼らの戦意を喪失させる方法はないだろうか。蒼星石は頭の中で必死にこの状況を脱出する方法を考えていた。 だが、そうこうしているうちに学生たちは蒼星石をも取り囲もうとしていた。 空気が震える。木々が、悲鳴をあげるかのようにざわめく。 その時、翠星石の金切り声が空気を切り裂いた。 「おまわりさーん!!こっちこっちですー!!」 目をやると、翠星石が手招きをして何者かを呼んでいる姿が見えた。 「ちっ、警察かよ。面倒くせぇ……」 「行こうぜ、おい」 興が冷めたといった感じで学生たちは来た時とは逆の方向から公園を出ていった。 彼らの姿が完全に見えなくなったところで、蒼星石と翠星石はYのもとに駆け寄った。 「大丈夫かい、Y君?」 「……」 外傷はない。蒼星石は安堵の溜め息をついた。 「本当、危なかったですぅ」 後ろから、翠星石が大きく息を吐いた。警察と一緒のはずなのだが、彼女一人だった。 「あれ、翠星石先生。警察は?」 「なに言ってやがるです」翠星石は目を丸くした。「こんな都合よく警察が来るわけねぇです」 つまりあれは嘘だったのだ。 「はは……」 蒼星石は心の中で翠星石の機転の良さに感謝した。 「……たんだよ」 「え……?」 先程まで黙り込んでいたYが口を開いた。 「なんで来たんだよ?」 蒼星石たちをみるYの目は、助けてくれたことに感謝するどころか、邪魔をされたと言わんばかりの目だった。 「なんでって……それは君が危なかったから……」 「俺のことは放っておけって言っただろ!?」 予想外の言葉を突きつけられて、戸惑う蒼星石の後ろから翠星石が噛み付いた。 「な、なに言ってやがるですか!?あの人数にやられたらおめぇは病院送りですよ!?」 「うるせーよ!!」 Yは力の限り叫んだ。流石の翠星石もこれには黙り込んでしまった。 「どうせ……」最早それはやけくその一言だった。「どうせお前らだって、俺みたいな面倒臭い奴なんていなくなって欲しいと思ってるんだろ!?」 乾いた音が、不気味なほど静かな公園に響き渡った。 Yは一瞬、何が起きたか分からなかった。ただ、頬が熱く、痛かった。 「……もう一度言ってみろ」蒼星石がYを睨み付ける。「その言葉が本気なら、僕は許さないぞ!!」 何も言葉を発せなくなったYの両肩を、蒼星石が掴む。そして、下を向いたまま搾り出すような声を出した。 「どうでもいい生徒なんて、いる訳ないじゃないか……。Y君がどうなっても良い訳ないじゃないか……」 乾いた土に、数滴の雫が落ちた。Yは頬に感じた以上の痛みを感じた。 「く、くそ……!!」 Yは蒼星石の手を振り払うと、逃げるように公園を出た。いや、実際逃げた。蒼星石も翠星石もそれを追ってはこなかった。 公園に、なんともいえない沈黙が訪れた。翠星石がどうして良いのか分からずにいると、蒼星石が静かに語り始めた。 「僕が学生の時……」蒼星石は背中を向けたまま目を拭った。「生徒を叩いた先生は決まってあることを言った……」 「蒼星石先生……」 「『お前たちを叩いた先生だって痛い』ってね。そんなの詭弁だと思っていた。けれど、今ならその先生の気持ちが分かるよ……。 Y君を叩いた時、僕自身も叩かれたような気持ちになった……」 そこまで言って肩を振るわせた蒼星石を、翠星石はそっと抱きしめた。 「それが教師というものです。蒼星石先生は、立派な教師です……」 「ありがとう……」 蒼星石は、翠星石の胸の中で静かに涙を流した。 上空で、微かに飛行機の飛ぶ音が聞こえた。だが、午後から急に現れた雲のせいで、その姿を確認することはできなかった。 次の日、いつもの場所にYはいなかった。遂に、学校にすら来なくなってしまったのだろうか。 蒼星石は深い溜め息をつきながら廊下を歩いた。 しかし、Yの教室を横切った時、蒼星石は信じられない光景を目にした。 いつも空白の座席に、人がいた。そう、Yだった。蒼星石はその光景に、暫し呆然とした。 頬杖をつきながら気だるそうに座っていたYは、廊下から自分を見ている蒼星石に気付くと、罰の悪そうに顔をしかめ、窓の方を向いてしまった。 授業をしていた翠星石が、廊下の蒼星石にそっと笑い掛けた。蒼星石は溢れる笑顔を抑えることができなかった。 Yの机の上には、教科書どころか筆箱すらなかった。その場に「いる」だけ。 だがそれは、何よりも大きな意味を持っていた。 窓の外では、飛行機雲が2人を結ぶように、ずっと、果てしなく続いていた。
https://w.atwiki.jp/tadatika773/pages/31.html
熊蜂の飛行 リムスキー=コルサコフ 熊蜂の飛行/ローズ編/インターナショナル・ミュージック社/ピアノ伴奏付チェロ・ソロ用編曲楽譜
https://w.atwiki.jp/imperatorgiren/pages/803.html
グフ・飛行型(飛行中) 図鑑番号 形式番号 正式名称 開発プラン名 開発資金 212 MS-07H 図鑑:グフ・飛行型(飛行形態)生産:グフ飛行型(飛行中)兵器:グフH型 - - 出典:MSV-モビルスーツ・バリエーション Height ---m Weight ---t 必要基礎技術 必要MS技術 必要MA技術 必要敵性技術 関連機体条件 特殊条件 - - - - - - 開発期間 - 生産期間 - 資金 - 資源 - 資金(一機あたり) - 資源(一機あたり) - 移動 7 索敵 D 消費 50 搭載 - 機数 3 制圧 ○ 限界 160 割引 - 耐久 58 運動 20 物資 140 武装 × シールド × スタック × 改造先: 汎用化対応(グフ)234/456 特殊能力: 変形可能(グフ飛行試験型) 生産可能勢力: なし 武器名 攻撃力 命中率 射程距離 ジャイアント・バズ 72 40 1-1 ハンドマシンガン 36 50 1-1 宇 空 水 寒 森 山 砂 陸 攻撃 - ○ △ △ △ △ △ △ 移動 - △ - - - - - - 寸評: 離陸することで空中移動が出来るようになる。バイアランのご先祖といった存在。もちろん戦闘力も移動力も遠く及ばないが、最大の特徴である、海上拠点を制圧できる点や、離陸すると限界が上がるという点は共通している。こちらの形態になると燃費が極めて悪くなる上、戦艦やコアブースターの主砲をもろに食らうようになるのでリスクは高いが、反面、敵の格闘を受けないので浮いていたほうが良い場合もある。