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Top 創発発のキャラクター総合 創発の館に他の桃花が来ちゃったら① 作者:◆wHsYL8cZCc 投稿日:2010/08/20(金) 20 49 58 「……――!!?」 胸騒ぎがした。今までにない程だった。 彼女はそれを胸に抱いたままベッドから飛び起きた。夜中にふと目が覚める事はたまにあるが、今回は普通では無いと直感的に理解した。 それは、自身にとって、そして仲間達にとっても最大の危機が迫っていると、遺伝子に刻まれた情報から読み取っている。そんな気分だった。刻まれた情報を、無意識の内に脳が取捨選択し、その中でもっとも重要な情報は自動で発信される。 その情報はまさしく、睡眠という生命活動に重要な要素を完全に放棄させる程の情報だった。また、彼女はその特性上、他の者よりもそれの感受性が高かった。 彼女は寝間着姿のままで自室のテーブルへと駆け寄った。 小柄な身体は汗ばんでいた。暑い訳では無かった。それはいわゆる冷や汗だった。 本来であれば寝起きはすぐにポニーテールへと纏められている髪も、今はそのままだった。そんなものどうでもいいとすら今は認識していた。 彼女はテーブルの上に地図を広げた。 そして、その上に奇妙な生き物のような物を解き放つ。まるで生きた黒い毛糸の切れ端のようなそれは、地図の上に落ちるとその上を駆け回る。 見たこともない現象だった。少なくとも、これまでは一度たりともそのような動きはしなかったのだ。 毛糸の切れ端は地図の上をまるで龍が暴れ回るが如く蹂躙し、やがて一カ所に留まった。 そこで、また見たことも無い現象を見せた。 その場に留まったまま、痙攣しているが如く姿を変えはじめた。柔らかい毛糸のようだった先程までとは違い、えらく鋭角な姿となっていた。 それを見た彼女は恐怖した、 それは遺伝子よりもっと深い、彼女を構成するもっとも重要な部分から発せられていた。その情報は彼女に「恐怖せよ」とけたたましく警報を鳴らす。 睡眠を放棄してまで、ポニーテールである事を放棄してまで。 それは彼女達を構成する「設定」という根源から来る最大の警報だったのだ。 毛糸のようだった物は幾重にも枝分かし、その鋭角な姿を激しくうねられた。その姿はまるで、真っ黒な、それこそ地獄から現れたような。 「――稲妻……!」 ※ ※ ※ 波乱呼び込む創発の館。 眼鏡桃花は目が覚めた。何者かの来訪を感じたのだ。 彼女は魔法を使う能力を持っている。館へと到達する者が居れば、彼女はすぐさまそれを知る事が出来るように、館中に一種のセンサーを配置したのだ。 以前に現れた冬の妖精の寄生。あのような事態にすぐさま対処する為に、図書館の資料で知った別の桃花の世界で使用された監視システムを参考にした物だった。 狭い範囲であれば参考となった世界よりも遥かに複雑で高度な監視が可能だった。また、彼女の魔法を使う能力は、その精度に磨きをかけている。 そのおかげか、館に来る者が新たな桃花か、それとも寄生か、さらにはハルトシュラーの来訪まで識別出来る程だった。 そして今回は、無限桃花の宿敵、寄生の来訪を告げる物だった。 「夜中に来るなんて化け物らしいわね」 眼鏡桃花はポニーテールに髪を纏め、簡単に身支度を整えた。 まずは探知桃花に寄生の居場所を特定して貰わなければならないのだ。彼女の監視システムは優れた機能を有していたが、専門の能力者である探知桃花には及ばない。また、戦闘となれば高い攻撃力を誇る彼女が率先して出向く事となる。 そうなれば監視は探知桃花に一任して置いたほうが有利である。 「さて、まずは皆を叩き起こさなきゃ……。面倒ね」 彼女はそう言って部屋を出ようとした。すると、予想だにしない事態が彼女を待っていた。 ドアがノックされたのだ。 それも何度も、まるで助けを求めるかのように。 彼女は珍しくうろたえた。あまりに不気味だったから。 ただでさえ夜中の来訪者など歓迎すべきではない。さらに、つい先程自分達にとってまさしく不倶戴天の存在が現れたのだ。 嫌な予感が走った。これから一体なにが起きるのかと要らぬ考えが頭を過ぎった。 ドアをノックする者は我慢出来なくなったのか、ついに口を開いて「開けて」と言った。ドアの向こうから聞こえたその声は、眼鏡桃花にとっては非常に珍しい物だった。 ドアを開ける。 そこに居たのは、フードで顔をすっぽり覆った、探知桃花。 「どうしたのよ!? あなたが一人で来るなんて……。一体どうしたの?」 眼鏡桃花は言った。探知桃花は無言だったが、代わりに手に持った地図を開いて眼鏡桃花へと見せた。 そして、その上で暴れる黒い稲妻は眼鏡桃花にもすぐにわかった。 眼鏡桃花にもそれが何かすぐに理解した。 監視システムを作る際に参考にした、あの世界に現れたそれは、彼女達にとって最悪の敵。 「まさか……! あなた探知したのね? 何が来たか……」 探知桃花は頷いた。 「そんな……。上位種は滅びたはずなのに……。それにこの黒い稲妻は、あの最上位種の証……」 眼鏡桃花は恐れた。彼女もまた、設定からくる恐怖を逃れられない。何故ならば、そう設定されているからだ。「無限桃花、寄生を恐れよ」と。 そして探知桃花は、滅多に開かない口でか細く言ったのだ。 「寄生が来る。影糾が来る……!」 ※ ※ ※ 空気がやたらと冷たかったのを彼女は感じた。 石造りの床は丹念に磨き上げられ、暗闇であったのに光を反射しそうな程だった。 彼女は目が覚めた。そして、辺りを見回した。 見覚えは無かった。だが、何となくだが普通の場所では無いとは理解した。 そこは以前、夢で見た魔王と出会った場所に何と無く似ていたのだ。 彼女はまだ完全に目覚めていない頭で考えた。だが、何を考えるべきか、それすらよく分からなかった。 ただ、今は何もすべきではない。やがて向こうからやって来るだろう。そう思った。まるで、何者かにそう教えられているような気になった。 彼女は再び眠りにつく。着ていたベージュのロングコートは保温性に優れていた。彼女は寒い地方の出身であるが、そういう人間は寒さに強いが寒いのは大嫌いなのだ。彼女もまたそうだった。 身体を丸めてそれに耐えた。腹に抱えた一本の刀は、彼女の体温ですっかり生温くなっていた。 彼女は再び眠ってしまう前に、その刀、村正をしっかりと握った。そして、何と無くあの名前を呼んでみた。 「……ハルトシュラー」 そしてその桃花は、再び眠りはじめた。 ※ ※ ※ ロビーは大騒ぎだった。 以前に現れた冬の妖精の寄生。その時ですら相当な事になったが、今回はケタ違い。 あのお喋り桃花が触れ回った「最強の寄生が来ました」という発言は館を大混乱に陥れ、結果ロビーは辺り一面、それこそ無限に桃花だらけといった様相を呈する。 サムライポニーテール少女、無限桃花もその騒ぎに乗じてロビーへ駆け付けた。あのお喋りの事だから一回りも二回りも話を大きくしているだろう。しかしながら、寄生が出たとなれば黙っている訳にも行かなかった。 そして、額に汗し、真顔でテーブルの上を見つめる眼鏡桃花と探知桃花を見て悟る。 「あのお喋りもたまには本当の事を言うんだ」 「酷いねー。まるで私がウソばっかり言ってるみたいだ」 「似たような物だろう」 「なにそれ酷い」 いつもと変わらぬやり取りだった。この時はまだ、この桃花は事の重大さに気づいていなかった。 知らなかったのだ。最強の寄生、影糾が一体どういう存在か。以前に図書館で少しだけ見ただけだったのだ。そして、それはたった一人の無限桃花によって滅ぼされたはずだ。そう思っていた。 知っているのは資料でそれをよく調べた眼鏡桃花と、感覚でそれを理解した探知桃花だけだった。 「前みたいに眼鏡が片付けてくれるだろう? なんなら私だって……」 「今回はそうは行かないみたいだよ。だってそれならさっさとやるはずだし、それに見てよあの顔。完全ビビってる」 「それならなおさら。皆で戦えばいい。そういう桃花だって館にはたくさん居るはずだし……」 テーブルの回りでは眼鏡桃花が他の桃花を必死で説得していた。 何やら意見の対立があるらしい。会議に加わっていないセーラー桃花と(便宜上こう呼ぶ)お喋り桃花はそれを見ているしか無かった。 対立の内容は、セーラー桃花が考えたように、戦闘向きの桃花を集めて一気に影糾を叩いてしまおうという強行派。 もう一つは、影糾が動きだす前になんとかハルトシュラーにコンタクトをとり対応して貰おうという考え。眼鏡桃花の意見だった。 「……だから、私達じゃ皆殺しにされるわ」 「そうとは限らないでしょ。実際、影糾は他の桃花に負けてるじゃない。なら、これだけ桃花が集まるここなら、いくら最上位の寄生だって……」 こんなやり取りがずっと続いていたのだ。眼鏡桃花も彼女達の意見を全て否定したい訳ではない。 なぜならば、「無限桃花、寄生を恐れよ。そして、それを討ち滅ぼすべし」そう設定されているからだ。 出来得るならばそうしたい。だが、調べれば調べるほど。解るのは影糾寄生という存在の恐ろしさ。 恐らく殆どの無限桃花が敗れ去って来たであろう相手である。それに、概ねどの影糾も恐るべき力を持って破壊の限りを尽くす。資料には弱点やらは一切なく、ただその強さだけが淡々と記されていただけだった。 影糾にもそれぞれ設定があり、それぞれ桃花のように違いはあった。だが、その設定の一行目に書かれているのはどれも皆共通の事である。 「影糾寄生。無限桃花の宿敵であり、破壊の権化」 そして、それを証明するかのように、図書館の資料にはその最強の寄生が起こしてきた凄惨な疫災ばかり記されていた。おまけに、無限に存在するはずの桃花でそれを倒したのはたった一人しかいなかったのだ。それも相打ちである。 これでは自分の中で最高の威力を誇る魔法を放っても勝ち目はないだろう。これに対処出来る者と言えば、ハルトシュラーくらいしか居なかったのだ。 彼女ならば優雅に紅茶を嗜みつつ、ハエを潰すように倒してくれるはずだ。 他力本願なのは口惜しいが、相手が悪い。 そしてそれを必死に説明するが、残念ながら理解してくれる者は少なかった。 「じゃあもういい。行きたい人だけで行けば」 「……! それはダメよ! それこそ無駄死にになるわ」 「だから分からないじゃない。これほどの数で攻めたら勝てるかも。向こうだってこれだけの桃花を一度に相手した事ないだろうし……」 「解ってないわね。そういう相手じゃないのよ。ヘタに手を付けて目が覚めたら、それこそ館ごと木っ端微塵にされるわ」 「眠ってるならなおさら。今のうちよ」 桃花達は二つのグループに別れる事となった。 一つは戦闘系の桃花をメインに構成された、過激派桃花。 もう一つは眼鏡を中心に非戦闘系桃花を多数含む親ハルトシュラー派。 「もう。バカなんだから……。殺されるだけよ」 眼鏡桃花の声などもはや聞こえなかった。 過激派桃花達は集団のテンションと日頃の欲求不満をブチ撒けようとしていたのだ。欲求不満とはずばり、戦闘に対して。なぜなら彼女達は戦闘向きに設定された桃花が大多数なのだ。 そして何より、「寄生を討ち滅ぼすべし」という設定に忠実な桃花達だった。 「どうしましょう……」 「どうなったんだ……?」 セーラー桃花は眼鏡に話し掛ける。あまり事態を飲み込めていなかった彼女はとりあえずその場に留まっていた。おかげで自然と眼鏡桃花のグループへと成っていた。 他の桃花達の顔ぶれは非戦闘系を中心に、眼鏡を始めとした戦闘系の親ハルトシュラー派。 大人桃花に医者桃花に変態にロリにお喋りに……。 「……なんだいつものメンバーか」 「どうだっていいわ。それより、何とか魔王とコンタクトしなくちゃ……」 「それほど危険な相手なのか? 出向いた桃花達ならうまくやれば……」 「その出向いた桃花達はほとんど今まで影糾に殺された桃花と大差ないのよ。どう足掻いたって勝ち目は無いの」 「……じゃあどうするんだ? ハルトシュラーが簡単に手を貸してくれるとも思えないが……」 「そうよね……。でもそれ以外の方法は……」 「うーん……。そうだ。影糾を倒した桃花はどうやって倒したんだ?」 「それは……。私達にはそれぞれ能力が一つ与えられている。しってるわよね?」 「もちろん」 「その桃花は、なんと寄生と同じ力を持っていた。それも、影糾と同程度の、全く同じ力を。それがその桃花の能力。 私達と元々が違うのよ。その桃花はその世界の中で『影糾を殺す為』に生まれたとされているから。 寄生を倒す為に、破壊の権化である影糾と同じ能力を……待って」 「?」 「そうか……。そうだった。ここがどんな場所か忘れていたわ」 「どうしたんだ?」 「もう少し冷静になればよかった。その可能性を忘れてたわ」 「だからどうしたんだ?」 眼鏡桃花は目をつむってぼそぼそとつぶやいていた。呪文を唱えていた。魔法を使うのだ。そして、探知桃花に歩みより耳元で小声で指示を出した。 探知桃花は地図を見る。そして、今だに暴れる黒い稲妻をじっと見ていた。 「やっぱり……。でもまさか本当に来るなんて」 「どうしたんだ一体?」 「そういえば、寄生なんてここには滅多に来ないもの。特に影糾なんてそれぞれの世界で大暴れしてるはずよ。そんな多忙なのがわざわざ来るほうがおかしいし」 「何の話をしているんだ?」 セーラー桃花は眼鏡に問い掛けるが、眼鏡の方は一気に力が抜けたのか反応が無かった。 ようやく返答をしてくれたのは、肩を叩き「どうしたのか?」と強く問い掛けた時。 「はぁ……。出向いた連中に説明しに行きましょ。どんな性格かは知らないけど、向こうだっていきなり襲われて黙ってるとも思えないし」 「どういう事なんだ?」 「……こんな面倒な状況を創る人って言ったら、やっぱりハルトシュラーしか居ないわね。ああ、もう。厄介な人なんだから。まぁいいわ。さ、連中に説明しにいくわよ」 「その前に私に説明してくれ。どうしたんだ?」 「鈍いわね。最強の桃花がここに来たのよ」 僅かな桃花が佇む館のロビー。その中で告げられた新たな仲間の来訪は、ちょっとした混乱を招いた。 どこかで監視しているハルトシュラーはこれで満足だろうか。それとも、もとから興味が無かったように自ら引き起こした事件にもさほど感心がないのか。 眼鏡桃花は前者である事を祈りつつ、テーブルの上のバームクーヘンを魔法で引き寄せ一口ぱくり。 今頃、出向いた桃花達はどうなってるのだろうか。おそらくは医者桃花が大活躍する事になるであろう。 そう思いつつ、まだ困惑気味のセーラー桃花を尻目にバームクーヘンをもう一口かじった。 創発の館に他の桃花が来ちゃったら0 創発の館に他の桃花が来ちゃったら2 目次に戻る ページ最上部へ
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556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/10(月) 21 48 40 ID qfBU2zcZつかさ「お姉ちゃん、マドレーヌ作ってみたよ♪」 つかさ「お姉ちゃん、シュークリーム作ってみたよ♪」 つかさ「お姉ちゃん、チョココロネ作ってみたよ♪」 つかさ「お姉ちゃん、巨大プリン作ってみたよ♪」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ つかさ「お姉ちゃん、今日はね……」 かがみ「だぁぁぁぁぁ! いい加減にしなさい! あんたはそんなに私を太らせたいのかぁ!」 557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/10(月) 22 00 40 ID yPYwi8atでも食べるかがみ 558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/10(月) 22 06 03 ID UAqj1CTcしかし、妹がこれならそりゃかがみは料理上達しないよなあ これで思い出したけど今月のコンプのらき☆すたはここ一年くらいで一番笑ったw 特に後半w561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/11(火) 00 07 22 ID MtRqQvTMつまりかがみが太り気味なのはつかさの愛を体中で受け取りまくってるせいなのか 562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/11(火) 03 09 49 ID ZLv7gwWBさながらつかさは新妻ですか 幸せ太りとはなんて羨ましい…
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21歳新米OL、課長に恋しちゃったの(4) http //ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1140092719/ 123 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 21 34 59.28 ID yHWm9Xl20 そして当日。 ちょっぴり雲がかかってる程度の、まぁ運動するには返って丁度いい空模様。 「ジャージよし、お弁当よしっと……」 少し寝不足でぼんやりしている頭ながらも支度を整えていく。 「あ、いかん。ジャージ値札付いたまんまだ」 チョキンっと。 そして鏡の前で最終チェック。 眉毛オッケー、髪型……なんかちょい浮いてるなぁ。 ブラシとドライヤーを取り出し、短めの髪にグイグイ押し当てる。 よし準備オッケー。それじゃいってきまーす! 124 名前: マユミ ◆Z2KySTSpOo 投稿日: 2006/02/17(金) 21 41 52.91 ID yHWm9Xl20 本日グラウンドを貸してくださっている桜中学校。 これまたお貸しくださっている、更衣室代わりの教室でジャージへと着替える。 「うわお」 私がグラウンドに出る頃には開会式が目前になってた訳だけども、 そこに並ぶ人、人、人の山に思わず声が出てしまった。 やっぱり、彩華堂てデカい会社なんだなぁとしみじみ。 125 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 21 45 28.66 ID yHWm9Xl20 えっと課長、課長、室尾課長っと…… 人の山を見渡し、憧れの君を探してみるけれどさすがに見当たらない。 ざっと見渡しただけでも3~400人はいるもんなぁ。 いやいや、でも愛さえあればっ!! ……ゴメン、やっぱ無理。 仕方無いので、適当な所に紛れ込んで開会式に臨む事にした。 126 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 21 51 18.79 ID yHWm9Xl20 「お~い、木戸さ~ん」 開会式を終えキョロキョロしていると、どこからか私を呼ぶ声が。 「あ、大泉君」 黒いTシャツに紺のジャージ下と言ういでたちで、手を振りながら向かってきた。 「いやぁ、探した探した。もしかして来てないんじゃないかって」 「ゴメンゴメン、ウチの課どこなのか分からなくって」 もうちょっと早く来るべきでした、反省反省。 そして大泉君の後について人ごみの外へと出て行く。 ……課長いたーーーーーーーーーーっ!! 127 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 21 57 45.51 ID yHWm9Xl20 「木戸君おはよう、姿が見当たらないから心配したよ」 「お、おはようざいます!」 アディダスの白いジャージの上下にこれまた白のスニーカー。 はぁ、まぶしいなぁ……それにスラッとしていてス・テ・キっ、はぁ。 ってか心配してくれてたのですね、もうそのお言葉だけでワタクシは、ワタクシはっ!! 「あ、見つかったの?」 ふと聞きなれない女性の声。ん? 128 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 22 03 17.87 ID yHWm9Xl20 声の出所、課長の後ろの方を見ると知らない女性が。 そして振り向いた課長へと手を振る。 「そういえば木戸君にはまだ紹介してなかったね」 いや、いいですから、検討ついてますから。 ……などと言える訳も無く、黙って課長の後ろについていく。 そしてその女性の前で課長が立ち止まり、私の方に向きなおして一言。 「紹介するよ、彼女ウチのカミさんなんだ」 「始めまして、いつも主人がお世話になっております」 そんな、頭下げないでくださいってば。 129 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 22 08 50.98 ID yHWm9Xl20 「始めまして、木戸と申します」 課長が36歳だから30代前半ぐらいだろか…… 肩のところですぱっと切りそろえた黒髪、ほっそりとしたアゴ、くりっとした柔らかな瞳、 すらっとした指、白いカーディガンに白いスカート……何気にお揃いって訳かぁ。 気がついたら課長と二人、並んで、腕組んで、向こうの方へ…… ダメ、やっぱり……勝ち目、無いや。 130 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 22 12 18.81 ID yHWm9Xl20 一生懸命走る室尾課長、現在3位。やっぱりカッコいい。はぁ。 「木戸さん木戸さん」 「何?」 この声は、大泉君か。 「ほらもう並ばないと、次出るんでしょ」 「うん」 「木戸さん、頑張って」 応援なんてしないでくださいよ、奥さん。 131 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 22 16 27.86 ID yHWm9Xl20 パーンッ! 空砲の音がした、走らなきゃ。 このコーナー曲がったらウチの課の連中が見えてくるな。 よりにもよって、最前列ですかお二人さん。並んで手を振って。 応援なんていいから、お願いだから、これ以上……あっ ズザザザッ! 132 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 22 22 09.93 ID yHWm9Xl20 「木戸君、大丈夫か?」 ビリの列に並んで体育館座りしている私の所に課長がやって来た。 「膝すりむいてるじゃないか!ほら、こっち来て」 そして私の手を握り、本部テントの方へと連れて行く。 「ああ君、悪いけど救急箱を……ありがとう」 白い、救急箱が運ばれてきた。 「ほら、そこに座って」 「はい……」 パイプ椅子に、課長と向き合って座った。 133 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 22 28 01.59 ID yHWm9Xl20 「ごめん、ちょっと裾まくってもらえるかな」 言われるままにジャージをまくり、右足を膝まで露わにさせる。 課長が消毒液を脱脂綿に染み込ませ、血のにじむ膝にそっとあてる。 手にまだ、さっきの課長の手のぬくもりが残っている。 丁寧に、私の怪我を治療してくれている。 ちょっぴりドジだけど、いつも真面目で、かっこよくて…… 「あ、ご、ごめん!痛かった?」 お願いだから…… 「ほら、これで涙を拭いて」 これ以上、優しくしないでください…… 134 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 22 35 44.35 ID yHWm9Xl20 次の競技に出るため本部テントを後にした課長を見送って、 一人パイプ椅子の上に座り、ぼーっとしていた。 「マユミさん大丈夫だった?派手に転んでたけど」 あ、ローズガーデンの……開発室の人達も来てたんだ。 「うん、大……丈夫」 喉の奥ら辺に力を入れて、涙をこらえる。 「あの、そちらの席に行かせてもらってもかまいませんか?」 「いいよ。みんなもマユミさんの事心配してるし、おいでよ!」 さすがに今はあの席には戻れないしね。 あの人の前では……泣き顔なんて、絶対見せられないし。心配もされたくないし。 135 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 22 56 21.30 ID Kh8at6MhO (携帯から失礼。VIP臭いと表示され書き込み出来なくなってしまいました。 お待ち下さっている皆様、申し訳ございません…) 137 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 23 25 37.67 ID Kh8at6MhO (とりあえず携帯から頑張ってみます) 「派手に転んでたけど大丈夫?」 「うわ、膝んとこ穴空いてるじゃん」 「ほらほら、クッキーあるから一緒にたべよ?」 やっぱりこの人らと一緒にいると、ほっとするな~でも何か足りないような… 138 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 23 30 13.27 ID Kh8at6MhO 「そう言えば志穂さんは?」 うん、肝心な人がいなかった。 「会社でお留守番。志穂ちゃんもチーフだし色々忙しいのよ、あれでも」 そうなんだ、ちょっとがっかり。 まぁでもここならリラックス出来るし、気持ちが落ち着くまでお邪魔させてもらっちゃおっと。 出なきゃならない競技も無いし。 139 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 23 38 05.15 ID Kh8at6MhO 「…でね、タマゴ爆発させちゃったんだって」 「確かにやりそうですね~、志穂さんなら」 クッキーやら、もなかやらをつまみながら薔薇っ子達とダラダラお喋り。 と、そこへ毎度見慣れた大きい体。 「やっぱりここだったか」 「あ、大泉君」 140 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 23 46 21.41 ID Kh8at6MhO 「ねね、彼だれ?」薔薇っ子の一人がツンツンつつきながら、コソッと聞いてきた。 「ウチの課の人ですよ、同期の」 「ふ~ん、ただの同期なの?」 「ただの同期です」ほらそこ、つまんなそうな顔しないの。 「で、どしたの」 ビニールシートに手をつき振り向きながら、ぽっこりお腹を見上げる。 「いや、そろそろ閉会式だから迎えに来たんだよ。また迷子になられてもアレだし」 141 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/02/17(金) 23 48 00.31 ID ByOHa7+zP (励ましの言葉ありがとうです&志穂さんは携帯からお疲れさまです。 でもなんでVIPに書いてるのにVIP臭いが出るんだろう?私の認識不足かなぁ?) 143 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/17(金) 23 57 16.38 ID Kh8at6MhO ( 141ありがとう。 何やらPCからの書き込み全般に規制がかかってるぽい。よく分からないけど) 「迷子ってアナタ…」 「これはアレね」 「うん、アレだわ」 薔薇っ子達が円陣を組んでヒソヒソ…そして、声を揃えて―― 「志穂ちゃんの呪いよ!」 「んなアホな」 速攻ツッコミを入れる私。 「ほら漫才やってないで帰るよ」 ありゃ、私も一緒にされちゃってるよ。 「それじゃまたね~」 「またいつでも遊びにおいで~」 でも薔薇っ子達のおかげで、大分落ち着いたかな。 144 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/18(土) 00 08 14.89 ID stfpiCJJO 大泉君の後ろについて歩いて行く。 …まぁついていけば大丈夫だよね。 「ところでさぁ」 「ん?」 前方をゆく大きな背中が、振り向かず前を向いたままで話しかけてきた。 「打ち上げするみたいだけどどうする?課長の発案なんだけど」 そりゃ行くに決まって…あ、そうだよ、あの人も来るんじゃ… 「…奥さんは先に帰るみたいだよ」 「行く行く!」 そう言う事ならモチのロンよ! 145 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/18(土) 00 15 41.99 ID stfpiCJJO …ちょい待て、何でそこであの人の事が出てくる。まさか、バレて……? 「……ねぇ、大泉君」 「何?」 今度は肩越しに振り向きながら返事を返す。 「……」 黙っている私を肩越しに見つめている。気が付いたら二人とも立ち止まっていた。 「……何でも無い」 「そっか」 そして何事も無かったように歩き出す。 まぁ大泉君なら……もしバレてたとしても大丈夫か。 146 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/18(土) 00 28 33.71 ID stfpiCJJO 閉会式を終え、着替えを済ませてそそくさと駅に向かい電車に飛び乗った。 車窓からビルの谷間に沈んでいく夕日が見える。 会社の側のいつもの居酒屋かぁ…… こういう所、ホントワンパターンな人なんだよなぁ……ふふっ でも……どうすればいいんだろ。 やっぱり諦めないとダメなのかなぁ……課長も迷惑……だよね…… 夕日が、少しにじんで見えた。 147 名前: マユミ ◆mWaYx4UM2o 投稿日: 2006/02/18(土) 00 38 47.45 ID stfpiCJJO 会社の最寄り駅に着いた……はいいんだけども、打ち上げまで2時間近くあるや。 仕方なくブラブラとその辺を散策してみる。 信号を渡り、角を曲がって…… ふと、大きな石にはめ込まれた金属製のプレートが目に止まった。 彩華堂株式会社。 そう言えば志穂さん出てきてるんだっけ。 社員証定期入れに入ってるし、寄ってこっと。 <<前へ 次へ>>
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ちゃっくんぽっぷ 【ちゃっくんぽっぷ】 ジャンル アクション ※画像はFC版パッケージ 対応機種 アーケード、PC-6001mkII、PC-8801、X1、FM-7、MZ-2000/2200、MSX、SG-1000、ファミリーコンピュータ 発売・開発元(または発売元) 【AC/MSX/FC/Wii(VC)】タイトー【SG-1000】セガ・エンタープライゼス【PC】ニデコムキャリー【3DS(VC)】スクウェア・エニックス 開発元 【FC】トーセ【PC】キャリーラボ 稼動開始日【AC】 1984年4月(*1) 配信 バーチャルコンソール【Wii】2008年7月8日/514Wiiポイント【3DS】2013年11月20日/514円(税込)アーケードアーカイブス【Switch】2022年7月21日/838円(税10%込)【PS4】2022年7月21日/837円(税10%込) 判定 良作 概要 特徴とシステム 評価点 問題点 総評 移植 余談 概要 「ちゃっくん」を操り、時限式の爆弾を使って、モンスターのいる迷路に囚われたハートを逃がしていくゲーム。 日立ベーシックマスター LevelIII用に作った『Chack’n Chack』というゲームが元と言われ、アクションゲームながらパズル要素も濃いゲーム。 実はタイトー初のキャラクターゲームであるとともに、本作で作られたキャラクター達は、その後のタイトー作品に多く出る事となる。 特徴とシステム サイドビューのアクションゲーム。 ステージは簡単な迷路となっており、そこに二つの檻にハートが囚われている。このハートを逃がすとステージクリア。 「ちゃっくん」は四方向に動ける。また天井に張り付くことができ、移動もできる。「ちゃっくん」は身長程足が延ばせ、高さが身長の二倍程度の天井なら、床から直接天井に張り付く事ができる。 床に両足か片足が付いているかで飛び上がる高さが変わる。両足ならちゃっくん2キャラ分で、片足なら半キャラ分になる。 時限式爆弾を左右に出せる。出すとすぐに重力に引かれて落ちていく。この爆弾をどこに仕掛けるのかがプレイのコツ。爆弾は爆発すると周囲に煙をまき散らす。これが爆発の攻撃範囲。この煙に飲み込まれたモンスターを倒すことができる。但し、自分も巻き込まれるとミスになる。 ステージの一番上に、出口に蓋をしようとするモンスター「まいた」(*2)がいる。これが各面の制限時間を示しており、出口を塞がれてしまうとタイムオーバー。 「もんすた」は天井に卵の形でぶら下がっており、時間が経つと孵化していく。 「もんすた」の動きは三種類。周辺をうろついているだけのもの。ひたすら追っかけてくるもの。そして、爆弾を仕掛けると逃げ出すもの。この内最後のタイプは倒すのに手間がかかる。 一発の爆弾で複数の「もんすた」を倒すとボーナスアイテムが現れ、取ると得点となる。 時折、「スーパーハート」(*3)が出てくるがこれを取ると、一定時間無敵状態の「すーぱーちゃっくん」となる。この間は移動速度アップと床に片足しか付いてなくとも両足飛び、もんすたに触れるだけで倒すことができ、設置した爆弾の爆風に巻き込まれてもミスにはならない(*4)。 ステージを特徴づける様々なギミック。 アイスブロック。爆弾で破壊でき、通れるようになる。だが、破壊し過ぎて足場がなくなってしまう事もあるので、注意が必要。 ウォーターボトル。壊すと水が出てきて、床にたまっていく。水中は自由に泳げ、高さの都合などで届かないような場所もいける。しかし爆弾が出せなくなる。また水中で爆発した場合は煙が広がらない。 ムービングブロック。左右に動く床状のブロック。うまく利用し移動に使う。ただし壁とこのブロックに挟まれるとミスとなる(*5)。動きはやや不規則なものもあり、見極めなければならない。 もんすたを全滅させてクリアか、逆に1匹も倒さずクリアでボーナスがもらえる。 もんすた全滅の場合は5000点のボーナスだが(*6)、1匹も倒さずクリアした場合は20000点に加え残機が1機追加される 全14ステージのループ制。 評価点 パズル性のあるパターン攻略を考える楽しみがある。 各ステージでは、モンスターの卵の位置、孵化するタイミング、三種類の動きのモンスターがどこに配置されているかが決まっている。さらにステージ特有のギミックもある。 このため「ちゃっくん」がどう動き、どこで爆弾を仕掛け、どこで一旦待機し…といったパズル的なパターン攻略が可能。これを見出すのが本作の面白さ。 簡単な説明が表示された練習用の1面がある。1面が簡単なゲームというのは当時もあったが、トレーニング面と銘打っているのは珍しかった。 中間デモが豊富。 3ステージ毎にコミカルなデモが挟まれる。物語的になっており、最後の14面をクリアするとエンディングらしいデモもある。もっともループ制なのでまた戻るのだが。 問題点 パズルアクションゲームとしてはボリュームに乏しい。 アーケードゲームでは、このタイプのゲームでは30面~200面あるのが一般的だった。 パズルゲームは解法が見つかれば「終わり」であるため、当然ながら飽きも早く、現場でも早期撤去する店舗が多かった。 『フェアリーランドストーリー』『バブルボブル』では、この反省を生かしてアクション性を向上させ、約100面のボリュームになっている。 総評 アクションゲームでありながら、攻略がパズル的と独特の味があるゲーム。ただACではそれほどヒットしなかった。PC移植で再評価を受けた当時としては珍しいゲーム。 移植 ACではあまり出回らず、知名度をそれほど獲得できなかったが、PCでは移植度が非常に高いものが多く、当時の代表的なアクションゲームの一つとなった。 PC-8801版、X1版、FM-7版はPC特有のちらつきはあるものの、デモも含め移植レベルはかなり高い。ただ音源に関しては、スペック上完全な移植ではない。 一方その他の同時期の移植版は、マシンスペックの関係で様々な部分で劣化移植に留まっている(*7)。 『タイトーメモリーズ 下巻』(PS2、発売日:2005年8月25日)、『タイトーメモリーズ ポケット』(PSP、発売日:2006年1月5日) オムニバスソフト。『ちゃっくんぽっぷ』を収録。タイトーメモリーズ下巻はSG-1000版(1985年9月)以来約20年ぶりの家庭用ゲーム機への移植。 『タイトーマイルストーン』(Switch 開発協力:ハムスター 発売日:2022年2月24日) オムニバスソフト。『ちゃっくんぽっぷ』を収録。「アーケードアーカイブス」と同じフォーマットで開発されており、同年7月21日には単品でのDL販売が開始される事も発表され、同日にPS4版も配信開始となった。 アーケードアーカイブス版 上記の通りアーケードアーカイブスの1作品として、2022年7月21日にNintendo SwitchとPS4にて配信。日本語版のほか英語版も収録してある。 その他、2022年3月2日発売のミニアーケード筐体型ゲーム機『イーグレットツーミニ』に本作が収録されている他、マスコットキャラとしてちゃっくんをベースに頭のトサカをジョイスティックにした「スティックン」(*8)が登場している。 余談 タイトルの日本語表記は『ちゃっくんぽっぷ』『チャックンポップ』の両方が確認されている。 アーケード版の時点で、インストカードは英字の『Chack n Pop』に読み仮名『ちゃっくんぽっぷ』だが主人公の名前はカタカナの「チャックン」、しかしフライヤーでは『ちゃっくんぽっぷ』で主人公の名前は「ちゃっくん」、さらにライセンスシール表記は『チャックンポップ』、と表記ゆれが激しかった。 初期の移植作ではSG-1000版のみカタカナ、それ以外はひらがな表記を採用していた。 イーグレットツー ミニの開発時に再確認が行われた所、広報のえがっPより「どちらでもOK」ということだが、同ツイートにて「タイメモでひらがなにして怒られた」と話していた。 最終的には2021年6月に議論の末に「商標は『Chack n Pop』と英字表記で登録しているため、ひらがな・カタカナのどちらでも間違いではない」という公式方針で固まり、同時期のタイトーマイルストーンでは『ちゃっくんぽっぷ』表記、イーグレットツー ミニでは『チャックンポップ』表記をそれぞれ採用することになった。 この辺りは2022年7月のYouTube・第370回 アーケードアーカイバー ちゃっくんぽっぷスペシャル!でもこの問題に触れている。 2023年にはえがっPがツイートで「私達は先輩をリスペクトしているのでカタカナなんです」「正解はChack n Popという英語表記で登録してるので読みはカタカナ」と語っている。 販促用ポスターでネタバレ。エンディングまで載っている(悪い意味での)ご丁寧さ。 こちらも『フェアリーランドストーリー』『バブルボブル』では終盤面が「?」で隠されている。 本作の「ちゃっくん」「もんすた」「まいた」はその後、『バブルボブル』や『パズルボブル』にも登場し、これらのシリーズの人気から、以降は事実上は同シリーズのキャラクターとして扱われている。ちゃっくんは『バブルシンフォニー』のゲストキャラや、PS版『ぽっぷんぽっぷ』の隠しキャラ(2Pにミスちゃっくんも参戦)として出てくる他、中には『メガブラスト』で「金ピカのちゃっくんが中ボスとして登場する」というものまである。これら客演の多さからタイトーのマスコットキャラの代表格として扱われていたとも言えよう。 タイトーが自社のゲームキャラクターをマスコットとする画策はこのちゃっくんから本格的に始まり、ちゃっくん自身は後に『バブルボブル』及び『パズルボブル』の「バブルン」にその立ち位置を取って代わられた(*9)。後の2000年代にはマスコットの概念は消滅しかけていたが、最終的には2008年頃に『スペースインベーダー』がブランドロゴとなり、バブルンは着ぐるみやVTuberでの宣伝活動メインという扱いで落ち着くこととなる。 後に『フルスロットル』『チェイスH.Q.』『サイドバイサイド』『バトルギア』シリーズなどタイトーの歴代のレースゲームの大半を手がけた酒匂弘幸氏がタイトーに入社して最初に関わった作品である(*10)。
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元スレURL ことり「穂乃果ちゃん家のトイレ詰まらせちゃった…」 概要 糞SS 乗っ取り 6から タグ ^南ことり ^園田海未 ^高坂穂乃果 ^コメディ 名前 コメント
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元スレURL 花丸「お、俺くん?どうしちゃったずら……?」 概要 俺君に生臭坊主、精通前のジャリ小僧 無防備な花丸の蜜に惹かれて集まった雄たちのエロ文学 タグ 名前 コメント
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クラリネットをこわしちゃった 詳細・攻略 四代目に収録 ★×2で267コンボ BPMは108 DP動画 かんたん ふつう むずかしい コメント 譜面
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授業中 律「おう、澪!!大丈夫か!?」 澪「ああ、今日は腸の調子がいいから元気だ」 律「そうか良かった、なら平気かな」 澪「?」 律「なんか来週急遽ライブの予定が入っちゃってさ元気なら今日からバリバリ練習するぞー」 澪「えっ!?ら、ららら来週!?」 律「ああ、他校の人たちに誘われちゃってさぁ、 どうせいい機会だからな、まあまたあの冬の時みたいな小規模なやつだから」 澪「(そ、そんな……私最近休んで全然練習してない…… それに来週って、どうしよどうしよ)」プシュー 律「澪?また蒸発してるぞー」 澪「う、うううんだ、だだ大丈夫だぞ」 律「そうかー?無理しなくてもいいんだぞ」 律「過敏性腸症候群ってストレスから来るんだろ?」 律「無理すると再発するんじゃないか?」 澪「い、いや大丈夫、私にはイリボーがあるし」 澪「とは言ったものの緊張するなーどうしよ」 澪「本番中にいきなりお腹痛くなってきたら」 紬「澪ちゃんもう本番のこと考えてるの?」 澪「だって本番中にどうしようもないぐらいお腹痛くなったらどうすんだよ」 紬「大丈夫。私にはイリボーがあるもの」 澪「確かにイリボーは効くよ?でもホントに万能なのか?」 紬「いえ、正確には万能じゃないわね」 澪「えっ!?やっぱり欠点があるのか?」 紬「ええ、あるわ」 澪「それはなんだ?教えてくれ」 紬「聞きたいの……?」 澪「う、うん(聞きたい、でもこれを聞いたらもう怖くてイリボー飲めないかも)」ゴクリ 紬「それはね……」 紬「イリボーは対処療法でしかないの……」 澪「対処療法?(もっとおそろしい単語が飛び交うと思ってた)」 紬「ええ、つまり飲み続けている間は症状が落ち着くけど、飲まなくなるとすぐ再発する」 紬「つまり根本的な解決にはならないってことね」 澪「で、でも唯は治ったって言ってたぞ」 紬「考えてみなさいこの過敏性腸症候群ってのはストレスからくる病気よ」 紬「唯ちゃんのストレッサーってなんだと思う?」 澪「あいつ脳天気だからなーでも勉強は本当に嫌そうにしてるな」 紬「そう、つまり唯ちゃんは中間、期末試験前のストレスのかかる状況でしか症状はでないわ」 澪「そうなのか……」 澪「なぁムギ?ムギが治ってないってことはムギはなにか日頃からストレス感じてるのか?」 紬「私にもそれは分からないわ、 でも過敏性腸症候群って放置しておいても治る病気ではないってお医者が言ってたわ」 澪「でもムギは治療しているんだろ?」 紬「ええ、今は特効薬もあるからね、でも昔はなかったわ。 私が自覚している限り症状がでたのは5年前から」 紬「しばらく放置した結果悪化した可能性はあるわ」 澪「どういう事だ?」ゴクリ 紬「少々長くなるけどいいかしら?」 澪「ああ、ムギの話聞きたい」 紬「まず、事実として過敏性腸症候群は自律神経失調症の一種でもあるわ」 澪「自律神経失調症ってあの鬱になったり、頭痛になったりするやつか?」 紬「ええ、その自律神経は交感神経、副交換神経からなっているんだけれども」 紬「人は活発に動いているときは交感神経、落ち着いているときは副交換神経が優位に働くわ」 紬「交感神経は胃や腸などの働きを抑制して、副交換神経は胃や腸の働きを活発にさせるわ」 澪「休んでいるときにものを消化するってことか? まあ昼飯食べた後に眠くなるのは副交換神経の働きだって聞いたことがある」 紬「そうその自律神経なんだけど、それがストレスなどが加わると そのバランスが崩れて活発に動いているときでさえ副交換神経が優位になったりするわ」 紬「これは腸や胃にものが入ってない状態のときも胃酸がでたり、腸が動いていたりするってことね」 澪「うん」 紬「本来動いてはならないときに動こうとする。 つまりまだ大腸で水分を吸収されてない状態で腸が動き出す。だから下痢になるのよ」 澪「なるほど、これが過敏性腸症候群の正体か」 澪「でもなんでそれがムギが治らないこと、悪化することにつながるんだ?」 紬「こっからは私の私見なんだけどいいかしら?」 澪「ああ」 紬「おそらく長く放置すると自律神経が狂う癖がつくんだわ」 澪「狂う癖?」 紬「ええ、本来はなんてことのないストレスでも過敏に反応してしまう」 紬「さっき、胃にも影響がでるって言ったでしょ?」 澪「ああ」 紬「実は私ここ最近胃の調子もおかしいの」 澪「どういう風に?」 紬「ええ、なんだか気が緩むと吐き気がするって感じに」 澪「気が緩むと吐き気?」 紬「ええ、例えば休日。休日なんか一日中気持ち悪い時があるわ」 澪「大丈夫なのか?」 紬「一応、慣れてるから」 紬「医者にいったら、過敏性腸症候群の患者ってやっぱり胃の調子が悪くなる人もいるみたいなのよ」 紬「どうやら頭でそれがストレスだって感じる前に胃や腸の方で感じてしまう……」 紬「やっぱりこれって自律神経が安易に乱れる癖がついてるとしか思えないのよね」 澪「過敏性腸症候群って実は怖いんだな」 紬「さらに、胃の方はイリボーみたいに決定的に聞く薬がないのよね……」 紬「まあイリボーもセロトニンのが胃にも効くらしいんだけど……正直効果は実感出来ないわ」 澪「自律神経そのものを元に戻す薬ってできないのか?」 紬「詳しいことは分からないけど おそらくそんな画期的な薬があれば世の中に自律神経失調症で悩む人はいないわ」 澪「たしかにそうだな」 紬「他にも心療内科とかいうのがあるけれど、あれも効く人もいれば全く効果がないって人もいるわね」 紬「ここまで言ってなんだけど自律神経が狂う癖ってのは私の私見だからね」 紬「私は専門家じゃないから間違ってるかもしれないわ」 澪「そうか、でも私もそうなる可能性があるってことか。早めに治したいな」 紬「やっぱり根本的な解決方法はストレッサーそのものをなくすか、もしくはストレス発散の仕方を探すことね」 澪「なるほど」 紬「唯ちゃんみたいな性格の人はそういうの得意そうよね」 紬「じゃあそろそろ部活行きましょ?」 澪「ああ」 部室 「澪ちゃんーの腸の動きウネウネ」 「ムギちゃんーの腸の動きもウーネウネ」 「きーみのちょーはー、正常ですかー?」 「私のちょーうは狂っているよー」 「うねーうねーうごーいーてるー」 「わたしーたちーアイビーエスかびんーせいちょうしょーこーぐんってしいーってる?」 「わたしーたちまいにーちおなかー痛い」 「やんなーちゃう、トイレいーこう」 「IBS!IBS!IBS!IBS!」ジャジャンジャジャンジャーン 澪「また気色の悪い歌歌ってる……」 紬「あらあらいいアレンジ!私にもおしえて唯ちゃん。ふふふ」 澪「まあ、こうやって冗談で流せるようにしてやれば ストレスもたまらないんだろうな……唯私にもおしえて」 唯「あいあいさー!」ビシ 紬「あら、通してやったら意外といい感じ。ふふっ、私たちIBSグループねwww」 澪「なんだよIBSグループってwww」 唯「IBS!(IBS)IBS!(IBS)IBS!(IBS!)www」 澪「やwwめwwろww」 律「どうでもいいがその曲はライブでやんなよ」 梓「同感です」 一週間後、ライブ当日 澪「うぅ、やっぱり緊張してきた……」 紬「私も胃がいたくなるわ……」 唯「(アイス食べ過ぎた……)」 律「お前ら大丈夫か?」 梓「大丈夫ですか?先輩方」 律「ほらもう本番だぞ」 澪「ちょっとその前にトイレに」バッ 紬「……私も」バッ 唯「(うぅーお腹が冷えてる)」バッ トイレ個室 澪「はあ大丈夫だ。できるぞ私」パシ 紬「……うぅ、吐きそう……でも毎回結局吐かないのよね」 唯「う、うゆ」ブリリ 唯「ふぅーすっきりしたー」 澪「よし落ち着いた。今日はお腹痛くならない!大丈夫!!」 紬「大丈夫よ私!これを乗り越えてもっと強くなるのよ」 ステージ 律「(澪たち遅いなー)」 梓「(お客さんだいぶいらだってますね)」 澪・紬・唯「」タッタッタ 律「おい、遅いぞ」コソコソ 澪「ごめん」 紬「ごめんなさい」 唯「ごめん」テヘ 澪「うぅ」ガクガク 紬「ウェップ」 律「(澪とムギだいぶ参ってるな…… 唯は大丈夫そうだが……よしここは私が活気づけてやるか)」 律「IBS!IBS!IBS!IBS!」 唯「!!(IBS!IBS!IBS!IBS!)」 澪「!!(律気を使ってくれたのか)」 紬「!!(なんか勇気湧いてきたわ)」 カンッカンッカンカンカンカン 唯「君の腸はいつも動きウネウネ~」 律「(そっちで歌うのかよwww)」 梓「(唯先輩やりやがったwww)」 澪「私の腸もいつも動きウッネ~ウ~ネ~」 ・・・・・・・・・ 客はその意味の分からない歌詞に、 しかし、どことなく小さな悩みなど吹っ飛ばしてくれるような曲に笑いに笑ったとさ おわり 終わったあ、ちなみに俺はムギの症状にいちばん近いです 何がいいたいかって言うとムギに代弁してもらったってことだよ そして胃が痛い寝よう 戻る
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