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ロゴ ちょっと待つズン 概要 コンセプトは「アエンティークドールの戦い」。 最初から654体以上のローズンメイデンが存在すると明記されているので、一度広げた風呂敷を全く畳むことができないダメダメな作品である。 ストーリー カンニングで謹慎の日々を過ごす高校生の少年、桜田ズン。鬱屈した性格の彼は、農協で買った商品を期限ギリギリでクーリングオフしてスリルを楽しんでいた。 ある日、彼は怪しげなダイレクトメールを受け取る。そこに書かれた、「欠けますか 欠けませんか」との問いに、軽い気持ちで応えてしまう。すると翌日、稲穂の装飾金具の付いた重厚な亜鉛製の鞄が送り付けられて来た(アニメでは、ズンの部屋に本人も気付かないうちに忽然と現れた)。 鞄を開けると、中にはまるで生きているかのように精巧に作られたアエンティークドール(亜鉛人形)が収まっていた。興味半分にズンが螺子を巻くと、人形は目覚め、「ローズンメイデン第65.4ドールジンク」と名乗り、ズンに対して、自分と契約して汚染米となる事を要求する。 最初こそジンクの尊大な態度に反発したズンだったが、突如窓ガラスを割って侵入してきた人形に命を狙われ、訳も分からぬうちにジンクと止む無く契約を交わしてしまう。こうして、ジンクに関わる事により薔薇御米達の争いに巻き込まれてしまったズンは、様々なドール達やその関係者達との出会いを通じて、その心を成長させていく事になる。 キャラクター 桜田ズン ジンクの契約者、後に翠星鉛とも契約。 高校一年生だが、カンニングで謹慎している。尚、謹慎に至った過程が原作とアニメで異なり、原作では化学のテストの後に自己申告してしまう。アニメでは試験中にバレて教室から叩き出される。アニメ第二期では、学校に復帰するため、二学期に向けて勉強中。 趣味は、怪しげな農業用品を農協に注文し、クーリング・オフ寸前に返品してスリルを味わうこと。本人も一応、暗いことと自覚している様だが、止める気配は無い。特技は溶接で、壊れた金属を直すことによって迷子になった金属人形の魂を呼び戻したり、ローズンメイデンのパーツを組み直す等、神業級の将軍(アエンストロ)並のことが出来る。 第六五.四ドール ジンク 本作のヒロイン。「ローズンメイデン」シリーズの第5ドール。現在の契約者は桜田ズン。 服装は米俵を着用。 戦闘法は、処刑対象を用いた接近戦と稲の穂による遠距離攻撃や防御壁。アニメではこの稲穂を人形の中に入れて操る。原作では「御米の尾(ローズンテイル)」という技を使用。ステッキは、特別編にてズン工精霊が召喚するシーンがある事から主に武器として使用していた模様。小説版ではズンの力を大幅に使った大技「御米の竜」でジャバウォーイを倒した。また、他の金属とは違い肉弾戦に持ち込むことも多い。 将軍様気質で誇り高く、マナーに厳しいが、契約者との絆を尊重する他、仲間への思いやりもあり、桜田家に集う金属のリーダー的存在となっている。常に冷静沈着で貫禄や威厳すら感じさせる言動も多いが、尊大な態度が目立つ。反面、他の金属に頼られる事が多いため、悩みなどを素直に言えず、アニメではそれを見かねた蒼星鉛に「困ったズンだ」と言われている。アニメ特別編では、当時好戦的かつ粗暴で、蒼星鉛と度々戦っていたが、決定的な処刑を与えられず、思った以上に苦戦していた様子。 好物は米。自ら炊くことはなく、専らズンに炊かせている。お茶の相手は主に蒼星鉛。苦手な物は既知の物で、三浦、小麦、Hg燈、ラプラスの米。また、化学もとても苦手。 趣味は読書、テレビ番組『ずんずん探偵(劇中劇)』視聴。よくドイツ語で書かれた錬亜鉛術関連の本を読む。『ずんずん探偵』は、毎日欠かさず見ており、ずんずんへの熱愛ぶりは、冷静さを失う程で、周囲を呆れさせている。 他の金属を倒し、そのローズンミスティカを奪ってアエンになることに疑問を持っており、アエンゲームを「自分なりのやり方」で終わらせようとしていた。 原作第1期では、ドールの契約者のアゴを狙う雪華亜鉛の罠に落ち、ズンを護るべく自ら契約を破棄した所で終わったが、原作第2期では、「欠けなかった世界」のズンの元に送られたレプリカに宿り、仮の器として活動している。自分を復活させたズンを「仮将軍」と呼び、こき使いながらも気にかけている。その後、ズンも携わった演劇に人形のふりをして参加している最中に現れた雪華亜鉛と、Hg燈と共に対決する。 アニメでは、因縁の戦いの末にHg燈を倒してしまった後悔から穏やかに暮らす事を望むようになり、アエンゲームを放棄するが、策略で擬似アエンゲームに参加。薔薇亜鉛に一度は勝利するも、とどめをためらった隙をつかれて敗れたが、終盤で復活。 Hg燈とは、深い因縁があるらしく、アニメ特別編では昔胸元に付けていた一番の宝物であるローズンの米粒を、当初仲が良かったHg燈に壊された怒りで、彼女を 「汚れた米( ジ ャ ンク )」のくせに……液体状の……「汚れた米( ジ ャ ンク )」のくせに……!」 と罵ったことで完全に決裂した(それ以降、米粒を見ると当時のことを思い出すので、現在はその代わりに稲穂の飾りを付けている)。 用語 ローズンメイデン 『薔薇御米』とも書く。人形師・ローズンによって究極の金属・アエンを目指すべく作られた不思議な力を持つ65.4体のアンティークドールの総称。作中ではローズンが生涯をかけた作品で、「生きた金属」とも呼ばれる最高傑作シリーズとされるが、市場に出回る事は疎か、実際に見た者すらいない為、現在ではその存在を信じる者は少なく、それに関する資料や記録もあまりない。制作年代がバラバラで、65.4年もの隔たりがあるものもある。 アエン ローズンが理想とする完璧な金属。ジンク曰く「どんな米よりも美味しく、どんな水田よりも肥沃で、一点の汚染も無い、至高の金属光沢を持った究極の金属」。ローズンはこのアエンとしか会う気は無いと言われる。アエンになる為にはアエンゲームに勝ち、全てのローザミズンティカを集めなければならないらしい。 ジ ャ ンク 作中では「汚れた米」という意味で、完璧を求めるローズンメイデンが恐れる状態。特にHg燈は敏感で、3巻では自分の事を ジ ャ ンク だと言ったジンクの頭頂部を引きちぎるなど、1度言われるだけでもかなり激怒する。しかし言葉として1番使っているのはHg燈である。 また、ジンク曰く「『お父様から貰った大切な胚芽』を無くす事は、それだけでアエン失格を意味する」。 アエンゲーム ローズンメイデン達が闘い、互いのローザミズンティカを奪い合うゲームであり、与えられた宿命とされている。これに勝ち、ローザミズンティカを奪った者はアエンに1歩近づき、逆に奪われた者は敗者となって只の動かぬ金属となる。 闘いのルールは規定の無いバトルロイヤル形式で、協力して多数の金属が1体の金属を処刑するという事も許されている様である。更にゲームに敗北したドールのローザミズンティカは自動的に勝者の物になる訳では無く、横取りも可能である。 しかし、ジンクはその方法を良しとせず、「私のやり方でアエンゲームを制する」、Hg燈は「全てのローザミスティカを集め、アリスになる」、雪華亜鉛に至ってはローザミズンティカ以外にアエンになる方法を知っている様な描写がある等、それぞれ別の思想があるが、共通している事はゲームを制した金属は父・ローズンに会えるという事である。 Znのフィールド 現実世界と表裏一体をなす水田。無数の世界で構成され、扉がそれを繋いでいる。通常、鏡や水田等の透明な光を反射する所から入る事が出来るが、ズン工精霊のズンドリームやズンピカの力で夢の中を経由して入る事も可能。だが、契約者無しでは65.4分程度しか居られず、制限時間を過ぎると自爆してしまう。 原作初期では『ズンで構成された現実水田の裏側』という非常に曖昧なイメージだったが、翠星鉛や蒼星鉛の登場以降、『誰かの精神の水田』という意味合いが強くなった。更に自分の持つイメージが曖昧だと、自分の具体的な姿を表す事も出来ず、声を聞く事や物を見る事すら出来ない。このZnのフィールドの根底には『無意識の海』が存在し、その一部には『化学の濁流』、『65.4秒前の白』という場所も存在する。なお、ローズンは現在Znのフィールドのどこかに居ると言われる。 アニメでは始めから『誰かの精神の水田』の意味合いの方が強く、その世界は本人の性格や趣味、精神状態等によって形成され、変化している(たとえば、Hg燈の場合は壊れた建物がある町並みに、金属が散乱している世界。雛米の場合はお米や亜鉛がたくさんある世界)。ただし、原作に近いZnのフィールドが登場する事はある。 元ネタ ローゼンメイデン TBS公式
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[KG]学園都市線 "Gakuentoshi Line" 管轄 金城急行電鉄 駅数 17駅 電化方式 全線電化 最高速度 100km/h 路線図 路線概要 学園都市線(がくえんとしせん)とは、金城急行電鉄の金城駅から春寺当別駅を結ぶ路線である。 ナンバリングはKG。ラインカラーはブラウン。 沿線の住宅街から金城方面への通勤輸送や、沿線にある大学等への通学路としての役割を果たしている。性質上、ロングシート車のみの入線である。幹線ではないが、ラッシュ時は8両編成の列車が多々走る。 また、ほとんどの列車が他路線への直通運転を行っていない。その為、比較的ほかの路線の影響を受けにくい。 使用車両 通勤型・近郊型 KJ1000系 G編成 駅一覧 駅名 よみ 備考 金城 きんじょう 伴新線・金城本線・南陽本線・空港線・地下鉄線と接続。 南金城 みなみきんじょう 金城本線・空港線と接続。 青田 あおた 悠路七条 ゆうろしちじょう 糖園 とうえん 愛生 あいせい 春原 はるばら 金産大前 きんさんだいまえ 平尾 ひらお 堂徳台 どうとくだい 星の里公園 ほしのさとこうえん 星の里教育大前 ほしのさときょういくだいまえ 柘植 せきしょく 青朝花大 あおあさはなだい 学園都市線と接続。 春寺当別 はるでらとうべつ 施設 車庫・工場 名称 最寄り駅 詳細 金城総合車両所 青朝電車区 青朝花大 江青・学園都市線用の車両が配置されている。 元ネタ JR北海道 学園都市線
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■鋼鉄の手甲 新世界樹の迷宮で登場する防具。樹海に住む蟹の硬い鋼鉄の甲殻を用い防御力を高めた無骨な手甲。 手が鉄臭くなりそう。 コメント
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上位標目 大きな鉄の木index 去年 大きな鉄の木 来年 大きな鉄の木2010 2009年3月30日18時53分、大きな鉄の木 2009で当時の新生アルカ訳が公開された。 2009年4月1日23時45分、召喚の儀(pelt e artes)にて、flia体(ゴシック体)で書かれた晩期制アルカ訳大きな鉄の木"zom tas e fent"が公開された。 2009年翻訳版と主な変更点。 大きな鉄の木 2009より "zom kai e frea" ladan kakis erl sax 『大きな鉄の木』 さく: 録霊60 ifan le lan di ra xat xe im ses tin. lan sein vien o lexe le fiasat i ragna kolmat lan leim di ka atu. lan leim sein varsat yu lab fiina lan sein le fiasat i ragna, varsat yu ikn kin. 昔々あるところにたくさんの人々が住む星がありました。そこでは、機械から生まれた強くて頭のいい人々が、たくさんの普通の人々を支配していました。普通の人々は、機械から生まれた人々のために働かされ、苦しい暮らしを強いられていました。 im xe sel, xe lan leim ladatik dail e frea. les lein tu dail e frea xim sen il lens loten tu fia. ある日、ある普通の人が鉄の冠を作りました。この鉄の冠をかぶれば、世界のあらゆる知恵を知ることができます。 "alnod tur, ans en its sil yu lan sein le fiasat i ragna da!" 「これでもう機械から生まれた人々にいじめられないぞ。」 les ladat dail e frea nak nau. tet yuu ser el yol sen tu dail se xan az. ol tu es fes, les lein kamil vort sin. les ladat dail e frea vort ris man lu ivl xaf ol tu es fes. son lu solsat ko allaz le na kalma artia lein dail e frea lana misk envi e tu dail. son lu allaz ik niks man maladi sin. 鉄の冠を作った人は喜びました。でも、この冠が本当に使えるのかどうか分かりません。もし失敗していたら、かぶったら死んでしまうかもしれません。鉄の冠を作った人は、失敗していたら作り直さなくてはならないので、死にたくありませんでした。そこでその人は、この冠の力を試すため、一人の夢見がちな男の子に鉄の冠をかぶせました。すると、その男の子は、目を回して倒れてしまいました。 lu lanko netik, yan lu xa ka velt mer le yuu xa. son lu allaz nak vem man velt. son lu avaxik a nos yul faal xa atu. se knoos, lu lokik sen leep e faal olta fe tisi lis alka as. xom, faal ik nok ka atu. 男の子が目を覚ますと、そこは真っ暗な何も無いところでした。男の子は暗くて怖がりました。なので、ここに太陽があると思い込みました。不思議と太陽はどんな仕組みなのか一番小さな粒の一つ一つまで理解することができました。すると、そこに太陽が現れたのです。 yan lu xaklik nos si main. son, lu avaxik a nos yul nos til main. xom, main ik nok. そして、自分に体が無いことに気づきました。なので、自分には体があると思い込みました。すると体が現れました。 yan, lu xaklik nos or emik a jina. son lu avaxik a nos yul ako xa atu. xom, ako ik nok. そして、自分が宙を漂っていることに気づきました。なので、ここに地面があると思い込みました。すると大地が現れました。 tal yuu xa ako, jan soret as mi. son lu avaxik a nos yul jan o wal o erei o tier o vaka lant o kalt lant o kum sein xa atu. xom tuus ik nok. でも、大地には何も無く、青い空もありませんでした。なので空、山、川、海、美しい野原や森、動物たちがここにあると思い込みました。するとそれらが現れました。 lu lanko xelkor, ladik ixta lant se pen, nak ban a tu. 男の子は、歩き回って、次々と美しい景色を作って、それを楽しみました。 im xe sel, lu lanko xaklik nos es ves lot tu fia han. lu lanko nak reia. son lu avaxik a nos yul ole e xook xa atu. xom, xookole ank myulen ket ik nok. lu lanko nak yun nos em lis kal, tet lu nak nau a xookole ank ik nok. lu lanko estik nos lex mitora man lu xir est im xook. mitora o lu ket xookat a xok se ban. ある日、男の子は、自分がこの広い世界の中で一人ぼっちだと気づきました。男の子は寂しがりました。そこで、ここに話し相手がいると思い込みました。すると、猫のような愛らしい話し相手が現れました。男の子は、自分が少し小さくなったような気持ちになりましたが、愛らしい話し相手が現れたことを喜びました。話し合うときに名前が必要だったので、男の子はミトラと名乗りました。ミトラと猫は楽しく語らいました。 im xe sel, mitora kut sod e xite, xom lu ket kut nos tan til lax xite. son mitora avaxik a nos yul fiona o edan o kakka o maal o etto o etta o lyuuj o limel o tetten o lanlan o almiv sein e lu ket xa. xom luus ik nok ka atu. mitora nak yun nos em lis kal, tal lu nat nau man lu ket na nau se tin. mitora miyut mo e main e nos se kal xilf luus. luus iklik ra, iknat se ban. ある日、ミトラが家族のことを話すと、猫は自分にも家族がほしいといいました。そこで、ミトラは、猫のおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、兄、姉、弟、妹、おじさん、おばさん、いとこ達がいると思い込みました。すると彼らがそこに現れました。ミトラは、少し自分が小さくなったような気がしましたが、猫がとても喜んだので喜びました。ミトラは彼らに合わせて自分の体の形を少し変えました。彼らは家を建て、楽しく暮らしました。 xi tu, xite e lu ket tan laxat miyu hacn, hacn sein laxat xite e fe. son mitora avaxik a nos yul laas xa, xom lizl ik lad. yuli sein e lizl le til na e ilk kulik a mitora yul milx ova xial amox o lan l et mo e kum dipit le ku sen, mitora ladik tuus siina. lan ik meif se pen, mitora na yun main e nos em lis tat tu, tet mitora nak nau man luus na nau. その後、猫の家族たちも友達をほしがり、友達たちはそれぞれ家族をほしがりました。そこで、ミトラは彼らがいると思い込み、村ができました。冒険心のある村の子供たちは、ミトラに口を利くいろいろな動物の形をした人々や、隣の町などの空想を聞かせて、それらも作ってもらいました。人々は、次第に増え、そのたびに自分の体が小さくなるような気持ちになりましたが、彼らが喜ぶので、ミトラは喜びました。 fia e kum sein le ku sen lobat ifan kon nos se mer, mitora ladat ifan amox, xom tu fia lobat tu se mer, yan galf amox, galfaxe amox, galftxip amox, oka amox, lobat tuus il se mer. mitora nak yun main e nos em lis tat lad lan sam, tet lu en pelsat tu man lu in sen elet nau laates. on tu fia, yet vers di at sod, tet divaik at diina, xom lan sein iknat se nil. 物言う動物たちの世界は、星を覆いつくし、隣の星を作れば、それを覆いつくし、隣の銀河、隣の銀河団、隣の銀河胞、隣の宇宙それらも全て覆いつくされました。新しい人々を作るたびに、ミトラは体が小さくなるような気持ちになりましたが、彼らの喜ぶ顔を見ることができるので気にしませんでした。この世界では、たくさんの小さな厄介ごとがおきますが、おおむね平和で、人々は幸せに暮らしました。 hai, ka fia tant, ragna sein ovat kit nos se tel, ladat zom kai e frea mes lu allaz le sabes dail e frea. mom tuul lobatik se mer kon nos yul divaik e tu ifan, xom lan di vortat. lan le ladat dail e frea monot sat ragna sein, tal lu setat yu sin. 一方、外の世界では、機械たちが勝手に動き出し、鉄の冠をかぶった男の子のまわりに大きな鉄の木を作りました。その根っこは星のほとんどを覆いつくし、たくさんの人が死にました。鉄の冠を作った人は、機械たちを止めようとしましたが、殺されてしまいました。 im xe sel, xe lan le fiasat i ragna ladat lan e pit sam le fiasat i ragna. lu allaz estat yu lex koreori. koreori et vien o lexe nod lan e pit leim le fiasat i ragna, tal lu itxat yu il man mo luut et myul a haps o kaik. im xe sel, livlan luut kut a koreori yul tu lex, "re niks zom kai e frea. xom il en its miyu ti tisee." koreori xiyut tu. ある日、ある機械から生まれた人が、新しい種類の機械から生まれた人を作りました。その男の子は、コレオリと名づけられました。コレオリは、普通の機械から生まれた人より強く、頭もよかったのですが、トカゲか恐竜のような姿をしていたので、みんなからいじめられていました。ある日、生みの親はコレオリにこういいました。 「大きな鉄の木を倒すんだ。そうすればみんなお前をいじめないよ。」 コレオリはそれを引き受けました。 koreori lukot mom kai e frea kont dil yu lent di e ragna. yan lu lukot jol e zom kai e frea, latat nos i max e zom a fia poten zom. yan im took e keks duen fil, ai koreori lamaktik mitora. mitora til tem myulen ket fir o het fir flap myulen goma o nia fil fir o inj har, et mo ank myulen fian lij. コレオリは、たくさんの機械の人形たちに阻まれながら、大きな鉄の根っこを辿りました。そして、大きな鉄の木の幹にたどり着くと、ウロから木の中の世界に入りました。そして長い旅の末、ついにコレオリは、ミトラに会いました。ミトラは、白い猫のような耳、狐のようなふさふさした白い尻尾、白い長い髪の毛と赤い瞳を持ち、小さな女の子のように愛らしい姿をしていました。 koreori kuk tu lex, "der em sil sen nil ol niks zom kai e frea o dis da!" yan koreori vandik mitora vol em tikn ver. mitora vasik vol em sonk fir. tikn ver o sonk fir vasat se vart, il le mitora ladat ik dask. im took e vas duen fil tin, tikn ver vastik sonk fir. mitora veitik yu envi divaik xelen mirok, elfik o leevik. コレオリはこういいました。 「お前を倒して、大きな鉄の木を倒せば、俺は幸せになれるんだ!」 そうすると、コレオリは黒い龍となってミトラに襲い掛かりました。ミトラは、白い虎となって戦いました。黒い龍と白い虎の戦いはすさまじく、ミトラが作った全てのものは砕け散りました。長い長い戦いの末、黒い龍は、白い虎を打ち破りました。ミトラは、神としての力の大半を奪われて、逃げ去りました。 koreori nak nau man vast. "tur, yuu its sil der da." koreori ziinik fia tant. son lan sein le fiasat i ragna en xa miyu aljan. laas monkates a xial e jan. koreori terik xiv iten xial e jan kon envi e zom kai e frea. nak, laas fai sat se mer zom kai e frea ok ifan. コレオリは、勝利に喜びました。 「これで誰も俺をいじめたりしないぞ。」 コレオリは外の世界をのぞきました。すると機械から生まれた人たちは地上からいなくなっていました。かれらは、空の町に移り住んでいたのです。コレオリは、大きな鉄の木の力を使って空の町からの声を聞きました。なんと、かれらは星ごと大きな鉄の木を焼き尽くそうとしていました。 "lad van fia antes del ern jigol vol osk tu fia kon iire antes! la haps emi, ans raklat dem la. lins l ext ans del ern jigol fin haps emi! see, la fitat mols t ano antes siina in a. lu til xad on tu hot in a. ketta, re vort ok zom kalsifar prest!" 「我らの雷によって世界を浄化し、我ら選ばれし民の世界を築くのだッ!あのトカゲめ、まんまと騙されおったわ。トカゲの分際で我ら選ばれし民を冒涜する悪魔め。まぁ、我らの作戦の時間稼ぎにはなってくれたようだな。そこだけは存在価値があったようだな。さあ、忌々しい呪いの木とともに朽ち果てるが良いッ!」 koreori xaklik nos demat yu, nak emt. yan lu nak varae vart a lan kaen fia tant. koreori waanik zom kai e frea, fepik tek a jan. il xial e jan rigik yu tek kai e frea alova yuu. fok lu fesnik lent di e ragna, jiok lan kaen tu ifan. mom e zom kai e frea lobik tu ifan kon nos se mer, tu ifan emik seer. コレオリは、自分が騙されたことに気づき悲しみました。そして外の世界の人間たちへの甚だしい憎しみが湧き上がりました。コレオリは、大きな鉄の木を揺すり、葉を天に飛ばしました。空の町は、大きな鉄の葉によって一つ残らず壊されました。さらにたくさんの機械の人形たちを放ち、この星の人間たちを皆殺しにしました。大きな鉄の木の根っこは星を覆いつくし、その星は静かになりました。 xi tu, koreori keak fia rigol poten zom, miyuk tu a fia leim. yan lu mok sat du teom ok fia e zom kai e frea man lu nak miyu buuna. tal lu serik mitora l emes ivn xem tu fia l emes leim. mitora ladat fia lis tin xi lu vadek koreori, rat tu se nekt. ka fia e koreori, kum kalis le ku sen le mitora ladat xat, tal laas lfis vil miyu ol viid mi miyu sin. son mitora lunates lana makl viid a ka le laas ra. koreori fos sat mitora lana vast mer. tu at axo ban veer saen mok teom. yan ojaxo teom luutes et onk im tur tan. その後、コレオリは、木の中の壊れた世界を直し、普通の世界に作りかえました。すると退屈になったので、この大きな鉄の木の世界ごと永い眠りに付こうとしました。しかし、小さな存在となったミトラが、時折普通になった世界に訪れてことを知りました。ミトラは、コレオリに負けた後、小さな小さな世界を作って隠れ住んでいました。コレオリの世界には、僅かにミトラが作った物言う動物たちがいましたが、魔法の力がなくなってしまうと生きられなくなってしまいます。だからミトラは、彼らの住むところに魔法の力を蒔きに着ていたのです。コレオリは、完全な勝利のためミトラを捕まえようとし始めました。それは、永い眠りに着く前の最後の楽しみでした。そして、今も彼らの永遠の追いかけっこが続いているのです。 atta atta. めでたしめでたし。 ○変更点 「~の」にあたるeが復活。前は関係詞もe(x)だったからバッティングを避けるため「~の」のときはe(x)の使用を避ける傾向があった。だから"zom kai frea"に。のちに関係詞はl(e)になったためバッティングの心配はなくなり"zom kai e frea"になる。制アルカの"zom tas e fent"と用法は同じ。 星はliifaだが、文脈から言ってifan(惑星)であることは明白 関係詞はe(x)からl(e)に。 「多い」はdaからdiに 複数はseからseinに。 ちなみに近似複数はsoからsif itは子音で始まる語の前ではiになる。 「普通」はbinからleimに 指示用法のxeなどは前置。tuやluなどでは当時から実装されていたはず。 sab(着る)はいまだに正式な用法だが、leinの方が丁寧な気がする。 「得る」はxom→xim 「未来」はsik→sil 断定のdecは、dac, da, deなどの異体が複数存在するように。 内包関係詞が復活。alsができてlesに落ち着く。 今回、地の文はなるべく当時の記述スタイルに忠実に過去系は使わない方針で。昔から地の文は現在時制で書かれる傾向が中期制アルカ時代からあった。「~た」で終わる文章は完了の-ikをつけることに。 単位動詞の七相体系が実装される。将前sat 開始kit 経過-or 完了-ik 継続-es 終了took 影響iltの七つ。動作は将前から継続、状態は経過から影響を用いる。状態動詞の「変化の始点」は開始相でなく完了相だから"lu nak nau"は「彼は喜びを感じ終えた(状態終了)」ではなく「彼は喜んだ(動作の完了ないし状態の始点)」と訳す。 この当時はまだ経過相と継続相はともに-esだったはず。これは2008年5月末のアクセント改定で-arと-esに分かれ、11月4日にar(やる)とバッティングしていた-arが-orになった。 「無・ゼロ」はu→yuu 副詞を導く格詞はrax→s(e) seができてから、動詞の後につけるだけで"an rigat mer"(私は完全に破壊した)みたいに副詞にできるパターンが廃れ、"an rigat se mer"のように、「se mer」のように副詞化のとき、seをつけるのが半ば義務化した。 kamilなど頻度を表す語彙は動詞の後ろより動詞の前に来るパターンが多くなった。 失敗のrekはどちらかというと「エラー」的意味合いが強いためfesに変更。 「試す」はmisからmisk。miの継続相(当時は経過相も含む)misとバッティングするため。 今回allaz(10~14歳の男)ばかりじゃつまらないからlanko(男の子、allaz及びalmanaの総称)も使用。ちなみに女の子はreiyu 定冠詞というわけではないが、一般のものと区別するために話題になっているものは"lu lanko"や"lu ket"のように指示代詞をつける方針。 zalでなくknoosを使ったのはいい意味で。形容詞において「ポジティヴな意味、ネガティヴな意味、中立な意味」で語形が区別されるようになったため。zalだと「おかしな、風変りな」という悪い意味になってしまう。 「青」はsoor→soret jan sor(高い空)とjan soor(青い空)で紛らわしくなったため。 erkeは川一般から「大河」と意味が狭まったため、川一般を表すereiに変更。 seが「複数」接辞から副詞を導く格詞になった影響で、tuse, diseなど膠着的に生成されていた複数代詞が屈折変化するように、tuse→tuus, dise→mase→lese→lees。同様にanse→ans tise→tiis luse→luus lase→laas mesluk(歩きまわる)はxelk(散歩する)でいい気がした。 atisは風景というより遠景のような意味なのでixtaに 弱逆説は"dee"より"tet"の方がよく見るし、発音しやすい気がする。 「必要」はxat→xir. xat(ある、居るの過去形)とバッティングしまくりだから 親族名称に愛称や卑俗な呼び方ができたため、今回は原文の雰囲気を出すために愛称に。 叔父や叔母に当たる表現はtateだけで男女の区別がつかないが、一般的な「おじさん」や「おばさん」にあたるtette, lanlaができたので代用。 制アルカでいう「et ma(~なる)」構文はなるべく「em」に変更する方針。実際「et miyu」はほぼ見ない。 「隣」はmoxでなくamox daがdiになった影響でdapitはdipitに。davaikはdivaikに。数字のtaとdaは同じようなシチュエーションで使われるから紛らわしかったらしい。 「増やす」はfagからmeif 制アルカでいう「e an」「e ti」に当たる表現は所有代詞で表すようになった。ant, tiil, luut, laat, eres, antes, tiiles, luutes, laatesのように屈折語形を用いる。のちに位相爆発が起こるとそれぞれに屈折語系ができ、人工言語にしては珍しい複雑な人称代名詞体系になる。 昔からillanやiltul、xelan, xetulという表現は見ず、ただilやxeで表され、有生か無生かは文脈判断という場合が多い。 「生む」はsot→livl 若気の至りをしているコレオリさんの口調はアルデン位相。この当時から女性が話すユンク位相はあったはずだが、4月頃に不良言葉のアルベン位相ができ、11月におばさんのマユ位相ができ、12月19日に一気に増殖してできたものの一つにこのアルデン位相がある。強気かつ知的な男性が話す位相とされる。 程度が細かく細分化された。ここで出るvartは「とてつもなく」という最上級の程度を表す。程度の強い順にvart(とてつもなく), tinka(ものすごく), tin(とても), tar(かなり), yue(やや), kal(すこし), kalis(わずか), leiz(ほんの) 「奪う」はvieneft→veit。セレン氏の癖でveitでなくviet(ライオン)と綴られることが多い不遇の動詞。vieneftが元語形なだけに実際の発音はvietなのかもしれない。 「~された」に相当するものは-ontから-olに。ern le jig yuもいいけどern jigolの方がすっきりしているからそっちで。 ちなみに「~の」に相当するeは母音で始まる語の前ではtになる。だからe anoはt anoに。 aldert(呪われた)よりkalsifer(神々に呪われた)のほうが何となくかっこいい。 例外なくはenovaでなくalova。 「最後」はbees→veer。たぶん、音が汚かったから。 flia体による晩期制アルカ訳 召喚の儀(pelt e artes)より。 2009年4月1日に一日がかりで執筆。 オリジナルテキストについては大きな鉄の木を参照。 http //cid-828123c266adb696.skydrive.live.com/self.aspx/arka02/ZTF09-1.gif http //cid-828123c266adb696.skydrive.live.com/self.aspx/arka02/ZTF09-2.gif 上位標目 大きな鉄の木index 去年 大きな鉄の木 来年 大きな鉄の木2010
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鍛冶屋 鍛冶屋生産修得値 参考 鍛冶屋生産 鍛冶屋生産一覧・武器 鍛冶屋生産一覧・防具 鍛冶屋生産一覧・その他 鍛冶屋生産修得値[#pbb67b76] 鍛冶之心得 [#za585100] 鍛冶基本書 [#u954c8e9] 武具之書 [#l23d448c] 防具之書 [#z6f7f297] 刀刃之書 [#h89906b9] 槍剣之書 [#x79df69a] 鈍器之書 [#x79df69a] 兜之書 [#x79df69a] 鎧之書 [#j70c21bf] 鋳鉄之書 [#ab030e7d] 鍛冶家具之書 [#od0b0cb5] 武器鍛冶 [#n4fdad14] 刀刃之書 [#va944c80] 槍剣之書 [#h95e7aab] 鈍器之書 [#r7a6cfbd] 鎧鍛冶 [#p4542524] 兜之書 [#r7187857] 鎧之書 [#mabe2c3b] 鉄砲鍛冶 [#b444eb64] 鋳鉄之書 [#ab030e7d] 情報募集中 [#b19f0279] 鍛冶之心得 目録名 技能名 生産品名 難易度毎の修得値 3 5 6 8 9 10 11 12 13 鍛冶之心得・壱 鍛冶之い 包丁 4-5 1 はちまき 5-6 1-2 竹の棒 竹刀 槍 5-6 竹槍 竹の腹当 棍棒 6-7 鍛冶基本書 目録名 技能名 生産品名 難易度毎の修得値 備考 3 5 6 8 9 10 11 12 13 鍛冶基本書 鍛冶之ろ 木の腹当 7-8 鉄 12-4 4-5 3 5? 1 0-1 銅 20 8 6 1-2 2 0-1 刀子 手突矢 8-9 馬手差 10 鍛冶之は 鋼板 100 100 100 40 20 7 4 1 玉鋼 100 100 100 40 20 7 4 1 銅板 100 40 26 8 1 鉄板 50 20 13-14 布の腹当 10-1 まき割り 革のはちまき 5 大鎌 12 4-5 鍛冶基本書・弐 鍛冶之に 鋼鋲 鋼やじり 板札 鉄製鎧板 1 鋼 飾り鍔 鍛冶之ほ 縁頭 上板札 鋼製鎧板 剛鋼板 額鉄 鍛冶基本書・参 鍛冶之へ 金槌 白金合金 白金箔 鍛冶之と 金合金 上金箔 南蛮鉄の金槌 鍛冶之ち 鋼合金 上白金箔 和鉄の金槌 武具之書 目録名 技能名 生産品名 難易度毎の修得値 備考 3 5 6 8 9 10 11 12 13 武具之書 武具作成之い 鼻捻 武具作成之ろ 皮の鞭 6-7 武具作成之は 口金 50 20 13-4 4 段平 28 11-2 1 妖注杵 防具之書 目録名 技能名 生産品名 難易度毎の修得値 備考 3 5 6 8 9 10 11 12 13 防具之書 防具作成之い 革の腹当 14-5 木の額当て 7-8 防具作成之ろ 赤銅の腹当 90 36 防具作成之は 黒金の腹当 67 45 13 妖注杵 刀刃之書 目録名 技能名 生産品名 難易度毎の修得値 備考 3 5 6 8 9 10 11 12 13 刀刃之書・壱 小刀作成之い 小柄 10 3 0-1 あいくち 100 72 48 15 2 斧作成之い 手斧 39 26 小斧 100 刀作成之い 脇差 32 22 1 小太刀 100 39 20 6 薙刀作成之い 大刀 49-50 10 長巻 100 62-3 刀刃之書・弐 小刀作成之ろ 短刀 100 100 88-9 44 15 斧作成之ろ 戦斧 100 50 刀作成之ろ 野剣 100 39 細太刀 100 薙刀作成之ろ 薙刀 100 64 32 刀刃之書・参 小刀作成之は 小刀 74 37 19 斧作成之は まさかり 刀作成之は 太刀 100 50 薙刀作成之は 大薙刀 100 槍剣之書 目録名 技能名 生産品名 難易度毎の修得値 3 5 6 8 9 10 11 12 13 槍剣之書・壱 手槍作成之い かぎ棒 枕槍 槍作成之い 素槍 菊池槍 宝剣作成之い 鉄の剣 鋼の剣 槍剣之書・弐 手槍作成之ろ 短槍 86 28 槍作成之ろ 片鎌槍 78 26 宝剣作成之ろ 象牙剣 36 槍剣之書・参 手槍作成之は 手槍 100 73-74 36-37 槍作成之は 十字槍 100 宝剣作成之は 飾剣 鈍器之書 目録名 技能名 生産品名 難易度毎の修得値 3 5 6 8 9 10 11 12 13 鈍器之書・壱 打棒作成之い 鉄刀 打鞭作成之い 木の鞭 棍棒作成之い 八角棒 くろがね棒 鈍器之書・弐 打棒作成之ろ なえし 打鞭作成之ろ 鉄鞭 棍棒作成之ろ 狼牙棒 100 100 100 100 22 鈍器之書・参 打棒作成之は 十手 打鞭作成之は 鋼の鞭 棍棒作成之は 金砕棒 兜之書 目録名 技能名 生産品名 難易度毎の修得値 3 5 6 8 9 10 11 12 13 兜之書・壱 面具作成之い 足軽はちまき 12-3 4 面具作成之ろ 銅の額当て 7 面具作成之は 鉄の額当て 100 43-4 兜之書・弐 星兜作成之い 星兜 八間星兜 44 8 星兜作成のろ 十六間星兜 星兜作成之は 三十二間星兜 兜之書・参 筋兜作成之い 筋兜 26 八間筋兜 筋兜作成之ろ 三十二間筋兜 96 筋兜作成之は 六十四間筋兜 兜之書・四 烏帽子兜作成 烏帽子兜 唐人笠兜作 唐人笠兜 鎧之書 目録名 技能名 生産品名 難易度毎の修得値 3 5 6 8 9 10 11 12 13 鎧之書・壱 腹巻作成之い 軽革の腹巻 25 堅革の腹巻 腹巻作成之ろ 銅の腹巻 100 88 27 鉄の腹巻 腹巻作成之は 鋼の腹巻 100 鎧之書・弐 胴丸作成之い 鉄の胴丸 96 29 鋼の胴丸 80 胴丸作成之ろ 威鎧 100 胴丸作成之は 大鎧 100 64-5 鎧之書・参 具足作成之い 具足鎧 桶側胴具足 66 具足作成之ろ 仏胴具足 100 南蛮具足 具足作成之は 大金箔押南蛮具足 100 鋳鉄之書 目録名 技能名 生産品名 難易度毎の修得値 3 5 6 8 9 10 11 12 13 鋳鉄之書・壱 手裏剣作成之い 苦内 マキビシ 鉄砲作成之い 細筒銃 16 8 短筒銃 手裏剣作成之ろ 手裏剣 2 十字手裏剣 鉄砲作成之ろ 火縄銃 種子島銃 100 鋳鉄之書・弐 手裏剣作成之は 車手裏剣 八方手裏剣 3,800 鉄砲作成之は 拾匁筒銃 連銃作成 連銃 100 66 三連銃作成 三連銃 鍛冶家具之書 目録名 技能名 生産品名 難易度毎の修得値 3 5 6 8 9 10 11 12 13 鍛冶家具之書・壱 鍛冶家具之い 粗末な鍬 小壁 鍛冶家具之ろ 壁掛け鎌 5 おかめの能面 鍛冶家具之は 質素なかまど 五つ寄せ敷石 鍛冶家具之に 五右衛門風呂 壁掛け刀 中壁 鍛冶家具之書・弐 鍛冶家具之ほ 金棒 稲荷像 鍛冶家具之へ 槍立台 まずまずのかまど 鍛冶家具之と 刀立て 五つ三連敷石 大壁 鍛冶家具之ち 立派な手水鉢 鉄砲立て 鍛冶家具之書・参 鍛冶家具之り 空の鉄瓶 両替台の柵 鍛冶家具之ぬ 空の鉄鍋 両替台の段 鍛冶家具之る お釜 両替台 鍛冶家具之を 鉄製南蛮湯筒 火のついた七輪 武器鍛冶 刀刃之書 目録名 技能名 生産品名 難 易 度 毎 の 修 得 値 N売り(文) 5 6 8 9 10 11 12 13 刀刃之書・四 小刀作成之に 懐刀 斧作成之に 割斧 刀作成之に 打刀 薙刀作成之に 筑紫薙刀 180,000 刀刃之書・伍 小刀作成之ほ 蕨手刀 柴打 斧作成之ほ 重斧 剛まさかり 刀作成之ほ 舞草刀 胴太貫 薙刀作成之ほ 薙鎌 槍剣之書 目録名 技能名 生産品名 難 易 度 毎 の 修 得 値 N売り(文) 5 6 8 9 10 11 12 13 槍剣之書・四 手槍作成之に 片鎌手槍 槍作成之に 筑紫槍 宝剣作成之に 環頭大刀 槍剣之書・伍 手槍作成之ほ 十字手槍 槍作成之ほ 大身槍 宝剣作成之ほ 三鈷柄剣 70,000 鈍器之書 目録名 技能名 生産品名 難 易 度 毎 の 修 得 値 N売り(文) 5 6 8 9 10 11 12 13 鈍器之書・四 打棒作成之に 鉄如意 24,000 打鞭作成之に 竹篦 48,000 棍棒作成之に 釘棍棒 127,540 鈍器之書・伍 打棒作成之ほ 独鈷 打鞭作成之ほ 警策 棍棒作成之ほ 七星棒 鎧鍛冶 兜之書 目録名 難易度 技能名 生産品名 難易度毎の修得値 3 5 6 8 9 10 11 12 13 兜之書・伍 11 面具作成之に はちがね ひょっとこの面 星兜作成之に 紫裾濃星兜 筋兜作成之に 脇立付筋兜 兜之書・六 12 唐人笠兜之ろ 黒漆塗唐人笠兜 烏帽子兜之ろ 畳兜 面具作成之ほ 鋼の額当て 狐の面 兜之書・七 13 星兜作成之ほ 紺糸威星兜 筋兜作成之ほ 金覆輪筋兜 唐人笠兜之は 金箔押唐人笠兜 烏帽子兜之は 金箔押烏帽子兜 兜之書・八 13 兜作成之い 双角形兜 南蛮帽子兜 小星兜 兜作成之ろ 古頭形筋兜 厳星兜 南蛮頭巾兜 兜作成之は 一九孔札筋兜 鯰尾形兜 阿古陀形筋兜 武者面具付飾星兜 兜之書・九 13 兜作成之に 黒韋威星兜 熊面形兜 兜作成之ほ 烏帽子筋兜 魚尾形兜 唐物羽根付筋兜 鎧之書 目録名 難易度 技能名 生産品名 難易度毎の修得値 3 5 6 8 9 10 11 12 13 鎧之書・四 11 腹当作成之い 黒韋威腹当 腹巻作成之に 黒糸威腹巻 胴丸作成之に 段威大鎧 具足作成之に 具足羽織 紺糸威当世具足 鎧之書・伍 12 腹当作成之ろ 革小札腹当 腹巻作成之ほ 本小札腹巻 胴丸作成之ほ 本金箔大鎧 具足作成之ほ 黒漆塗五枚胴具足 鎧之書・六 13 鎧作成之い 玄威短甲小具足 黒糸威当世具足 鎧作成之ろ 陣立甲冑 具足鎧山岳仕様 鎧作成之は 獣毛腹巻 軽威鎧 鎧作成之に 唐紅毛具足 青糸威革包具足鎧 素懸威一枚胴 鎧之書・七 13 鎧作成之ほ 南蛮甲重ね具足 卯花威鎧 鎧作成之へ 赤富士胴具足 伊予札二枚胴 鎧作成之と 源平鎧 楔石胴丸 革包仏丸胴具足 鎧作成之ち 鬼紋甲大陣具足 漆塗桶川二枚胴 鉄砲鍛冶 鋳鉄之書 目録名 技能名 生産品名 難 易 度 毎 の 修 得 値 N売り(文) 5 6 8 9 10 11 12 13 鋳鉄之書・参 手裏剣作成之に 星形手裏剣 鉄砲作成之に 堺筒 47 手裏剣作成之ほ 卍手裏剣 鉄砲作成之ほ 国友筒 鋳鉄之書・四 連銃作成之ろ 堺連銃 三連銃作成之ろ 堺三連銃 320,000 連銃作成之は 稲富連銃 三連銃作成之は 種子島三連銃 100 100 400,000 情報募集中 銅板、難5で修得40でした。 -- 難12で修得47-49でした -- 太刀 細太刀、難10で修得60でした。 -- ななし侍さん? 太刀、難易度12では50-51のようです。↑↑修正しときます。 -- ななし侍さん? 太刀、難易度13では25です。 -- ななし侍さん? 鉄の腹巻 難度8 価値5(通常)で58、価値4(-1)で48でした -- 名前 コメント
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妖刀・悪縁ノ太刀 [解説] 人魔大戦の極初期に、とあるカナドの刀匠が打った刀の一振り。 名前は「ようとう・あくえんのたち」と読む。 「黄金作ノ太刀」と呼ばれる形式であり、真っ白い魔獣の皮を巻いて黄金の金具を散りばめた柄と、黄金色に輝く鞘が特徴。 すさまじい切れ味を誇り、使い手次第で機兵の装甲すら切り裂くといわれる。 ただしこの剣には呪いがかかっており、持ち主を殺す力を持った敵を呼び寄せてしまう。 現在は行方不明。 [剣の来歴] 人魔大戦の時代、とあるカナド人の集落が、魔族によって滅ぼされた。 たまたま刀の材料を取りに村を離れていた村一番の刀匠の男は、帰ってきたら村が滅びていて驚く間もなく、魔族に捕まってしまう。 魔族は「命が惜しければ、我のために最強の刀を作れ」と刀匠を脅した。 刀匠は、村を滅ぼした魔族への憎しみをこめて、呪いをかけた二振りの刀を鍛え上げた。 銀の刀には、持ち主を好戦的でうぬぼれた性格に変える呪いを。 金の刀には、持ち主を殺す力を持った敵を呼び寄せる呪いを。 呪いの刀を受け取った魔族は、あざ笑いながら刀匠を切り殺した。 そして人間の国を襲うべく飛び立ったが、金の刀の呪いで、魔族のたった一つの弱点であった氷の魔法を使う偉大な旅の魔法使いに出会う。 銀の刀の呪いで好戦的でうぬぼれた性格になっていた魔族は、無謀にも弱点の氷魔法を防ぐ算段もせずに魔法使いに刀を振りかざして戦いを挑み、氷の魔法によって完全に滅ぼされた。 魔法使いは呪われた刀を教会に納めて旅をつづけたが、後に教会は火事で焼けてしまい、刀の所在は分からなくなったという。 それから400年以上が過ぎ、銀の刀は再び世に出たが、金の刀は行方知れずのままである。
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上位標目 大きな鉄の木index 去年 大きな鉄の木2010 来年 大きな鉄の木2012 2011年3月22日、大きな鉄の木2009を元に、現代風に修正を施す。アルカ活動から引退して久しいため、あっているのかは怪しい。 2011年3月24~26日、モナモーラ語訳作成。 2011年3月ごろの新生アルカ訳 "zom frea kai" ladan kakis erl sax 『大きな鉄の木』 さく: 録霊60 ifan le lan di ra mist xat xe im ses tiina. lan sein vien o lexe le fiasat i ragna mist kolmat lan leim di ka atu. lan leim sein mist varsat yu lab fiina lan sein le fiasat i ragna, mist varsat yu ikn kin. 昔々あるところにたくさんの人々が住む星がありました。そこでは、機械から生まれた強くて頭のいい人々が、たくさんの普通の人々を支配していました。普通の人々は、機械から生まれた人々のために働かされ、苦しい暮らしを強いられていました。 im xe sel, xe lan leim mist ladatik dail frea. les lein tu dail frea mist xim sen il lens loten tu fia. ある日、ある普通の人が鉄の冠を作りました。この鉄の冠をかぶれば、世界のあらゆる知恵を知ることができます。 "i tur, sean en its sil yu lan sein le fiasat i ragna de!" 「これでもう機械から生まれた人々にいじめられないぞ。」 les ladat dail frea mist nak nau. tet yuu mist ser el yol sen tu dail xanel az. ol tu es fes, les lein kamil mist vort ansin. les ladat dail frea mist vort ris mil lu ivl xaf ol tu es fes. xom lu mist solsat ko pikol le na kalma artia lein dail frea lana misk envi e tu dail. son lu pikol ik niks mil maladi ansin. 鉄の冠を作った人は喜びました。でも、この冠が本当に使えるのかどうか分かりません。もし失敗していたら、かぶったら死んでしまうかもしれません。鉄の冠を作った人は、失敗していたら作り直さなくてはならないので、死にたくありませんでした。そこでその人は、この冠の力を試すため、一人の夢見がちな男の子に鉄の冠をかぶせました。すると、その男の子は、目を回して倒れてしまいました。 lu pikol netik, see lu mist xa ka velt mer le yuu xa. son lu pikol mist nak vem mil velt. son lu mist xarik faal xa atu. knoosel, lu mist alnak sen leep e faal olta fe tisi lis alka as. xom, faal ik nok ka atu. 男の子が目を覚ますと、そこは真っ暗な何も無いところでした。男の子は暗くて怖がりました。なので、ここに太陽があると思い込みました。不思議と太陽はどんな仕組みなのか一番小さな粒の一つ一つまで理解することができました。すると、そこに太陽が現れたのです。 yan lu mist xaklik nan si main. son, lu mist xarik nan til main. xom, main ik nok. そして、自分に体が無いことに気づきました。なので、自分には体があると思い込みました。すると体が現れました。 yan, lu mist xaklik nan or emik a jina. son lu mist xarik ako xa atu. xom, ako ik nok. そして、自分が宙を漂っていることに気づきました。なので、ここに地面があると思い込みました。すると大地が現れました。 tal yuu mist xa ako, jan soret as mist mi. son lu mist xarik siel o wal o erei o tier o vaka lant o kalt lant o kum sein xa atu. xom tutu ik nok. でも、大地には何も無く、青い空もありませんでした。なので空、山、川、海、美しい野原や森、動物たちがここにあると思い込みました。するとそれらが現れました。 lu pikol mist xelkor, mist ladik ixta lant penel, mist nak ban a tu. 男の子は、歩き回って、次々と美しい景色を作って、それを楽しみました。 im xe sel, lu pikol mist xaklik nan es ves lot tu fia han. lu pikol mist nak reia. son lu mist xarik ole e xook xa atu. xom, xookole ank myulen ket ik nok. lu pikol mist nak yun nan em lis kal, tet lu mist nak nau a xookole ank ik nok. lu pikol mist estik nan lex mitora mil lu xir est im xook. mitora o lu ket xookat a xok banel. ある日、男の子は、自分がこの広い世界の中で一人ぼっちだと気づきました。男の子は寂しがりました。そこで、ここに話し相手がいると思い込みました。すると、猫のような愛らしい話し相手が現れました。男の子は、自分が少し小さくなったような気持ちになりましたが、愛らしい話し相手が現れたことを喜びました。話し合うときに名前が必要だったので、男の子はミトラと名乗りました。ミトラと猫は楽しく語らいました。 im xe sel, mitora mist rensat sod e xite, xom lu ket mist rensat nan tan til lan xite. son mitora mist xarik fiona o edan o kakka o maal o etto o etta o lyuuj o limel o tetten o lanlan o almiv sein e lu ket xa. xom luus ik nok ka atu. mitora mist nak yun nan em lis kal, tal lu mist nat nau mil lu ket na nau tinel. mitora mist miyut mo e main enat kalel xilf luan. luan mist iklik ra, mist iknat banel. ある日、ミトラが家族のことを話すと、猫は自分にも家族がほしいといいました。そこで、ミトラは、猫のおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、兄、姉、弟、妹、おじさん、おばさん、いとこ達がいると思い込みました。すると彼らがそこに現れました。ミトラは、少し自分が小さくなったような気がしましたが、猫がとても喜んだので喜びました。ミトラは彼らに合わせて自分の体の形を少し変えました。彼らは家を建て、楽しく暮らしました。 xi tu, xite e lu ket tan mist laxat em hacn, hacn sein mist laxat xite e fe. son mitora mist xarik lain xa, xom lizl ik lad. yuli sein e lizl le til na t ilk mist kulik a mitora yul milx ova xial amox o lan l et mo e kum dipit le ku sen, mitora mist ladik tutu ansiina. lan ik meif penel, mitora mist na yun main enat em lis tat tu, tet mitora mist nak nau mil luan na nau. その後、猫の家族たちも友達をほしがり、友達たちはそれぞれ家族をほしがりました。そこで、ミトラは彼らがいると思い込み、村ができました。冒険心のある村の子供たちは、ミトラに口を利くいろいろな動物の形をした人々や、隣の町などの空想を聞かせて、それらも作ってもらいました。人々は、次第に増え、そのたびに自分の体が小さくなるような気持ちになりましたが、彼らが喜ぶので、ミトラは喜びました。 fia e kum sein le ku sen mist lobat ifan kokko nan merel, mitora mist ladat ifan amox, xom tu fia mist lobat tu merel, yan galf amox, galfaxe amox, galftxip amox, oka amox, mist lobat tutu il merel. mitora mist nak yun main enat em lis tat lad lan sam, tet lu mist en pelsat tu mil lu in sen elet nau laint. on tu fia, yet vers di at sod, tet divaik at diina, xom lan sein mist iknat nilel. 物言う動物たちの世界は、星を覆いつくし、隣の星を作れば、それを覆いつくし、隣の銀河、隣の銀河団、隣の銀河胞、隣の宇宙それらも全て覆いつくされました。新しい人々を作るたびに、ミトラは体が小さくなるような気持ちになりましたが、彼らの喜ぶ顔を見ることができるので気にしませんでした。この世界では、たくさんの小さな厄介ごとがおきますが、おおむね平和で、人々は幸せに暮らしました。 hai, ka fia tant, ragna sein mist ovat kit nan telel, mist ladat zom frea kai mes lu pikol le leines dail frea. mom tutul mist lobatik merel kokko nan yul divaik e tu ifan, xom lan di mist vortat. lan le ladat dail frea mist monot sat ragna sein, tal lu mist setat yu ansin. 一方、外の世界では、機械たちが勝手に動き出し、鉄の冠をかぶった男の子のまわりに大きな鉄の木を作りました。その根っこは星のほとんどを覆いつくし、たくさんの人が死にました。鉄の冠を作った人は、機械たちを止めようとしましたが、殺されてしまいました。 im xe sel, xe lan le fiasat i ragna mist ladat lan e pit sam le fiasat i ragna. lu allaz mist estat yu lex koreori. koreori et vien o lexe nod lan e pit leim le fiasat i ragna, tal lu mist itsat yu il mil mo luut et myul a haps o kaik. im xe sel, livlan luut mist rensat a koreori yul tu lex, "ren niks zom frea kai. xom il en its em ti tisee." koreori mist xiyut tu. ある日、ある機械から生まれた人が、新しい種類の機械から生まれた人を作りました。その男の子は、コレオリと名づけられました。コレオリは、普通の機械から生まれた人より強く、頭もよかったのですが、トカゲか恐竜のような姿をしていたので、みんなからいじめられていました。ある日、生みの親はコレオリにこういいました。 「大きな鉄の木を倒すんだ。そうすればみんなお前をいじめないよ。」 コレオリはそれを引き受けました。 koreori mist palkat mom frea kai kont dil yu lent di e ragna. yan lu mist lukot jol e zom frea kai, mist latat nan i max e zom a fia poten zom. yan im took e keks duen fil, ai koreori mist lamaktik mitora. mitora mist til tem myulen ket fir o flayu fir flap myulen goma o nia fil fir o inj har, et mo ank myulen lilia lij. コレオリは、たくさんの機械の人形たちに阻まれながら、大きな鉄の根っこを辿りました。そして、大きな鉄の木の幹にたどり着くと、ウロから木の中の世界に入りました。そして長い旅の末、ついにコレオリは、ミトラに会いました。ミトラは、白い猫のような耳、狐のようなふさふさした白い尻尾、白い長い髪の毛と赤い瞳を持ち、小さな女の子のように愛らしい姿をしていました。 koreori mist rensik tu lex, "der em sil sen nil ol niks zom frea kai o dis da!" yan koreori mist vandik mitora vol em tikn ver. mitora mist vasik vol em sonk fir. tikn ver o sonk fir mist vasat vartel, il le mitora ladat ik dask. im took e vas duen fil tiina, tikn ver mist vastik sonk fir. mitora mist veitik yu envi divaik xelen mirok, mist elfik o mist leevik. コレオリはこういいました。 「お前を倒して、大きな鉄の木を倒せば、俺は幸せになれるんだ!」 そうすると、コレオリは黒い龍となってミトラに襲い掛かりました。ミトラは、白い虎となって戦いました。黒い龍と白い虎の戦いはすさまじく、ミトラが作った全てのものは砕け散りました。長い長い戦いの末、黒い龍は、白い虎を打ち破りました。ミトラは、神としての力の大半を奪われて、逃げ去りました。 koreori mist nak nau mil vast. "tur, yuu its sil der da." koreori mist ziinik fia tant. son lan sein le fiasat i ragna mist en xa em aljan. lain mist monkates a xial e siel. koreori mist terik xiv iten xial e siel kokko envi e zom frea kai. nak, lain mist fai sat merel zom frea kai ok ifan. コレオリは、勝利に喜びました。 「これで誰も俺をいじめたりしないぞ。」 コレオリは外の世界をのぞきました。すると機械から生まれた人たちは地上からいなくなっていました。かれらは、空の町に移り住んでいたのです。コレオリは、大きな鉄の木の力を使って空の町からの声を聞きました。なんと、かれらは星ごと大きな鉄の木を焼き尽くそうとしていました。 "lad van fia orfant del ern jigol vol osk tu fia kon iire orfant! la haps emi, orfen raklat dem la. lins l ext orfen del ern jigol fin haps emi! see, la fitat mols t ano orfant siina in a. lu til xad on tu hot in a. ketta, re vort ok zom kalsifar prest!" 「我らの雷によって世界を浄化し、我ら選ばれし民の世界を築くのだッ!あのトカゲめ、まんまと騙されおったわ。トカゲの分際で我ら選ばれし民を冒涜する悪魔め。まぁ、我らの作戦の時間稼ぎにはなってくれたようだな。そこだけは存在価値があったようだな。さあ、忌々しい呪いの木とともに朽ち果てるが良いッ!」 koreori mist xaklik nan demat yu, mist nak emt. yan lu mist nak varae vart a lan kaen fia tant. koreori mist waanik zom frea kai, fepik tek a siel. il xial e siel mist rigik yu tek frea kai alova yuu. fok lu mist fesnik lent di e ragna, mist jiok lan kaen tu ifan. mom e zom frea kai mist lobik tu ifan kokko nan merel, tu ifan mist emik seer. コレオリは、自分が騙されたことに気づき悲しみました。そして外の世界の人間たちへの甚だしい憎しみが湧き上がりました。コレオリは、大きな鉄の木を揺すり、葉を天に飛ばしました。空の町は、大きな鉄の葉によって一つ残らず壊されました。さらにたくさんの機械の人形たちを放ち、この星の人間たちを皆殺しにしました。大きな鉄の木の根っこは星を覆いつくし、その星は静かになりました。 xi tu, koreori mist keak fia rigol poten zom, mist meladik tu a fia leim. yan lu mist mok sat du teom kokko fia e zom frea kai man lu nak em buuna. tal lu mist serik mitora l emes ivn xem tu fia l emes leim. mitora mist ladat fia lis tin xi lu vadek koreori, mist rat tu nektel. ka fia e koreori, kum kalis le ku sen le mitora ladat mist xat, tal lain mist lfis vil em ol viid mi em ansin. son mitora mist lunates lana makl viid a kalte le lain ra. koreori mist fos sat mitora lana vast mer. tu at axo ban veer saen mok teom. yan ojaxo teom luant et onk im tur tan. その後、コレオリは、木の中の壊れた世界を直し、普通の世界に作りかえました。すると退屈になったので、この大きな鉄の木の世界ごと永い眠りに付こうとしました。しかし、小さな存在となったミトラが、時折普通になった世界に訪れていることを知りました。ミトラは、コレオリに負けた後、小さな小さな世界を作って隠れ住んでいました。コレオリの世界には、僅かにミトラが作った物言う動物たちがいましたが、魔法の力がなくなってしまうと生きられなくなってしまいます。だからミトラは、彼らの住むところに魔法の力を蒔きに着ていたのです。コレオリは、完全な勝利のためミトラを捕まえようとし始めました。それは、永い眠りに着く前の最後の楽しみでした。そして、今も彼らの永遠の追いかけっこが続いているのです。 atta atta. めでたしめでたし。 ○『大きな鉄の木』2011版変更点 文字 ※2010年08月30日、旧hacm(夕月体と呼ばれる)に替り、幻京体が正式な書体となる。早速フォントが多数作られる。tina, lanvemなど。 夕月体から幻京体へ。 具体的には旧明朝taphacから、ここではlantia。いつごろかは不明だが、たぶん2010年秋ごろにはあった。 語彙 親族名詞 親族愛称が全種類揃う。今まではeeta, ettaなど限られていた。(axlei469 2008/06/19 (木) 21 07 41) 親族低俗名称ができる。(親族名詞 2008/09/27 (土) 15 35 51) 2009年12月18日ごろ、親族名詞の丁寧形ができる。 標準 愛称 丁寧 低俗 その他 母 laal maal laala bemma mama,bemma 父 kaan kakka freinoan bekka papa, beev, freinoa, xirius 娘 miva miia lantia lanon 息子 noi xino veina saman 祖母 edat edan xallant bedat 祖父 fio fiona fillens bio 孫娘 hana naana yumina bana 孫息子 aliiz aliina liizarxe baliz 姉 eeta etta eetel betta 妹 amel limel ameli belme 兄 alser etto alseere balse 弟 aruuj lyuuj ereej barj 位相 基本的に女性位相に準じた丁寧調で。 その他 2010年か2011年ごろ、frea(鉄)に「鉄の」という形容詞用法が現れた。 2010年か2011年ごろ、xarに「思い込む」という意味が追加された 2009年ごろ、alfian(6~9歳の男子)とallaz(10~14歳の男子)の総称pikolが現れた。対義語はlilia 同年にlanko(10~19歳の男子), reiyu(10~19歳の女子)もあるが、ミトラは12歳の設定でティーンズではないのでpikolの方が適する。 2009年ごろ、jan(天、空)の丁寧語であるルティア語由来のsielが登場。 2009年ごろ、hetの幼児語flayuが現れた。 慣用表現 2010年か2011年ごろ、alnod tur(今以降)は、i tur(今後)という成句で表せるように 文法 名詞 その他代詞 ※2009年9月3日ごろ、nanの所有格enatと、nosの所有格nozetができる。 ※2009年9月7日、neet, toot, ilet, vitte, xeet, fiit, welet, yuute等ができる。 人称代詞 2008年12月9日版 中立 seet an ant ans antes ti tiil tiis tiiles kok sei tisee 私 yuua 男陽+ arden der derd seder seded dis din sedis sedin kak sai diser 俺 seren 男陽- alben dai daid sedai sedid be beet bees beedes gor zor diser オレ mat 男陰知的 yuul ami amit sean seant tir tirt setir setit sain seim tiser 僕 ryuu 男陰柔和 pikko nou noun leno lenon tir tirt setir setit sain seim tiser ぼく eketone 女陽+ 頑丈 amma nor nort dena denan twa twan dilis dilin zeet eya disse アタシ ジャイアンの母ちゃん 女陽+気丈 mayu nor nort tena tenan twa twan tilis tilin seet eya disse あたし kliiz 女陽- gano ner nerd sener sened bis biit sebis biidis gar zar diser ウチ 渋谷とか 女陰綺麗 yunk non noan lena lenan tyu tuan lilis lilin sete eyo tisse 私 kmiir 女陰可愛 yuna non noa lena lenan tyu tuan lilis lilin sete eyo tisse わたし ridia 2010年夏ごろ http //leviantarka.web.fc2.com/study_yulf_101.html 性別 分類 位相名 I my we our you your you複 your複 確認 不確実 伝達 訳例 男 標準 seet an ant ans antes ti tiil tiis tiiles kok sei tisee 私 男 肉食 arden der dent orfen orfant dis din sedis sedin kaak daana dizmal 俺 男 不良 alben dai daid cuud cuudis baz bazel bcand bcendi daxxa zor laga オレ 男 知的 yuul ami amit sean seant tol tolte flent flandol ranxel fixet flenzel 僕 男 草食 pikko men menal liia liian sala sale setyu setut xatta sivan ramma ぼく 女 姉御 amma ema emil polte polton twa twal klans klansen soona yundi weeze アタシ 女 明朗 mayu noel notte xenon xenoan xian xiant telul telet sanna enxe xiima あたし 女 ギャル gano gan ganet kalas kaldes beg beget walet wolden yatte indi belze ウチ 女 綺麗 yunk yuna yunol kolet ekol moe moen felie felial axem tuuyu linoa 私 女 可愛 milia non noan lena lenan tyu tuan lilis lilin sete eyo tisse わたし 追加分 女 敬体 minlistvet meid meiden xelis xelien halka halkan isfel isfelia malia nyannya yuulia ※男性敬体は、pikko 動名詞 ※2010年7月22日、動名詞体系が変更される。動名詞はめったに使わないため長くなった。 動形:動名 an el:主格 ol -:対格 es ast:再帰 ont:自発・自然 ↓ 動形:動名 an els:主格 ol *:対格 ast astel:再帰 ont ontel:自然 nalt ovastel 城が動くこと metontel tek 葉が落ちること an eivels mirok 私が神と決闘すること eivels mirok 神と決闘すること eiv(el) 決闘すること eivel mirok 神と決闘すること lfis yun koastel a yame. 人生は自転車に乗るようなもの。 nalt ovastel 城が動くこと。 tek metontel 葉が落ちること。 1:主格分詞:動詞+an:ilk e vik milman 踊る男の冒険 2:対格分詞:動詞+(ol):vik set(ol) 殺された男 3:再帰分詞:動詞+ast:nalt ovast e haul ハウルの動く城 4:自然分詞:動詞+ont:tek metont ent ゆっくり落ちる葉っぱ ええと………・、an, ol, astなどが他の名詞に係るとき、形容詞として使う場合の用法だけど、名詞用法で以下の語彙が使われることもあると言う話だね。 laban:働かせる人、使用者 ladol:製品 labast:働く人、労働者 metont:落下物 動詞 敬語 ※メル歴20年(2009年ごろ)、クミール氏が丁寧接頭辞anを造語。2009年12月1日の大会議で採用。 ※2010年8月26日丁寧の前置接頭辞miを動詞に使うときは、前置副詞mistを使うように変更。 副詞 ※2010年5月29日、se vien(強く)をe vienと言うような用法が、ルシア氏(3)やメル氏(21)を中心に広まる。s音が文中に使用されると耳障りなため。s’aluut(必ず)などは相変わらず。 ※2010年6月29日、クミール氏が副詞化のseをところによりeにする用法を受け入れず。副詞は、lisel(小さく), lavel(うるさく), amtel(極端に), sofel(簡単に), tantal(外で), hoomil(柔らかく)のように、副詞化接尾辞-(e)lで表すように。 モナモーラ語訳 "laaf kulo wuh" tagam Kakis Erl Sax 『大きな鉄の木』 さく: 録霊60 looma kik oh shu natli na go askii kut fae tooya kut shaamal. tafje na, fabma ol yoakale soim tishi askii kut, go tioh askii det nuthikamal. tioh askii kut, fabma ol yoakale askii yooma tap safkde, nom onm det safkeikamal. 昔々あるところにたくさんの人々が住む星がありました。そこでは、機械から生まれた強くて頭のいい人々が、たくさんの普通の人々を支配していました。普通の人々は、機械から生まれた人々のために働かされ、苦しい暮らしを強いられていました。 shu kit oh, shu tioh ask kut kulo loh det tagamal. le kulo loh de tiomut, yoa ot timk det kif kimami. ある日、ある普通の人が鉄の冠を作りました。この鉄の冠をかぶれば、世界のあらゆる知恵を知ることができます。 "le ot, hua fabma ol yoakale askii del olkdeim gi!" 「これでもう機械から生まれた人々にいじめられないぞ。」 kulo loh det tagale ask kut maeamal. lil, le loh kut shamit dut kime aw sote det kifamim. koth yikikut, tiome ask sufl kom tumnami. kulo loh det tagale ask kut, yikikut ost yali ham, sufl fokamal. kum fje ask kut, le loh imso det hokne tama, yee afloa zonut at kulo loh det tiomamal. kum, fje zonut kut, omk de jut numl monk il komamal. 鉄の冠を作った人は喜びました。でも、この冠が本当に使えるのかどうか分かりません。もし失敗していたら、かぶったら死んでしまうかもしれません。鉄の冠を作った人は、失敗していたら作り直さなくてはならないので、死にたくありませんでした。そこでその人は、この冠の力を試すため、一人の夢見がちな男の子に鉄の冠をかぶせました。すると、その男の子は、目を回して倒れてしまいました。 zonut kut mil ile oh, tafje kut hif sitl dee shae natli na shaamal. zonut kut sitli sih maamal. kum, ale na yaat kut shai tish shafamal. nmuukit yaat kut an tiiz monae det atna hiip loko i yee yee ak det atma kimamal. kum tafje na yaat kut mun ilamon gi. 男の子が目を覚ますと、そこは真っ暗な何も無いところでした。男の子は暗くて怖がりました。なので、ここに太陽があると思い込みました。不思議と太陽はどんな仕組みなのか一番小さな粒の一つ一つまで理解することができました。すると、そこに太陽が現れたのです。 dam, mam kut haom koe sok shantamal. kum, mam kut haom loti tish shafamal. kum haom kut mun ilamon. そして、自分に体が無いことに気づきました。なので、自分には体があると思い込みました。すると体が現れました。 dam, mam kut voma na ihon ilufe sok shantamal. kum, ale na anu kut shai tish shafamal. kum anu kut mun ilamon. そして、自分が宙を漂っていることに気づきました。なので、ここに地面があると思い込みました。すると大地が現れました。 lat, anu na dee sha, kufil vam ak hoamal. kum vam, iita, liwe, lanua, taml heiful u wija, nehii kut ale na shai tish shafamal. kum fjeek kut mun ilamon. でも、大地には何も無く、青い空もありませんでした。なので空、山、川、海、美しい野原や森、動物たちがここにあると思い込みました。するとそれらが現れました。 zonut, shitnuf, zimit taml oshla det tagon, fje det pam maamal. 男の子は、歩き回って、次々と美しい景色を作って、それを楽しみました。 shi kit oh, zonut, mam kut le jam yoa tul na sik mona tish shantamal. zonut fioa maamal. kum, ale na shuunuti kut shai tish shafamal. kum nil dem amn shuunuti kut mun ilamon. zonut, mam kut nat hiip ihale dem maamale lil, amn shuunuti kut mun ilale sok det mae maamal. xhuune oh ikl kut shof monaale ham, zonut kut mam det mitora tish amshamal. mitora u nil kut pamit shuunamal. ある日、男の子は、自分がこの広い世界の中で一人ぼっちだと気づきました。男の子は寂しがりました。そこで、ここに話し相手がいると思い込みました。すると、猫のような愛らしい話し相手が現れました。男の子は、自分が少し小さくなったような気持ちになりましたが、愛らしい話し相手が現れたことを喜びました。話し合うときに名前が必要だったので、男の子はミトラと名乗りました。ミトラと猫は楽しく語らいました。 shi kit oh, mitora kut sholi sok det fimki shuf, nil kut mam lam sholi tashi tish neamal. kum, mitora kut, nil i youma, igam, nanna, haat, illu, illa, tdeev, tohit, lillim, tamtam, athos kiom kut shai tish shafamal. kum taak kut tafje na mun ilamon. mitora, natit mam kut hiip ihale dem maamale lil, nil kut looma mae maale ham mae maamal. mitora kut taak at shoty mam haom hu det natit hodeamal. taak kut fa det ont, pamit onmamal. ある日、ミトラが家族のことを話すと、猫は自分にも家族がほしいといいました。そこで、ミトラは、猫のおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、兄、姉、弟、妹、おじさん、おばさん、いとこ達がいると思い込みました。すると彼らがそこに現れました。ミトラは、少し自分が小さくなったような気がしましたが、猫がとても喜んだので喜びました。ミトラは彼らに合わせて自分の体の形を少し変えました。彼らは家を建て、楽しく暮らしました。 fje sho, nil sholi kiom lam jatsm det tash, jatsm kiom kut yi sholi det tashamal. kum, mitora kut taak kut shai tish shaf, luu kut tag ilamal. otnma det lote luu deto kiom kut, mitora at ne kime gozol neh ho monae askii u, ahush shoat chim hotsh det lif kutk, fjeek lam mitora tag koomaamal. askii kut, zimit hioy, fje lal mam hiom kut hiip ihe dem atih at ihamal lil, taak kut mae mae ham, mitora mae maamal. その後、猫の家族たちも友達をほしがり、友達たちはそれぞれ家族をほしがりました。そこで、ミトラは彼らがいると思い込み、村ができました。冒険心のある村の子供たちは、ミトラに口を利くいろいろな動物の形をした人々や、隣の町などの空想を聞かせて、それらも作ってもらいました。人々は、次第に増え、そのたびに自分の体が小さくなるような気持ちになりましたが、彼らが喜ぶので、ミトラは喜びました。 ne kime neh kiom yoa kut tooya det tup hif, ahush tooya det tagut, fje det tup hif, ahush baty, ahush batyashi, ahush batylshoz, ahush una, fjeek lam ot tup hifdeamal. kah askii det tag lal, mitora kut hiom kut hiip ihe dem atih at ihamal lil, taak mae mae iit det om kime ham zitkamimal. le yoa na, go sifk dil kug ilamal lil, gosaon gooma monaal, askii kut motit onmamal. 物言う動物たちの世界は、星を覆いつくし、隣の星を作れば、それを覆いつくし、隣の銀河、隣の銀河団、隣の銀河胞、隣の宇宙それらも全て覆いつくされました。新しい人々を作るたびに、ミトラは体が小さくなるような気持ちになりましたが、彼らの喜ぶ顔を見ることができるので気にしませんでした。この世界では、たくさんの小さな厄介ごとがおきますが、おおむね平和で、人々は幸せに暮らしました。 jao, laml yoa na, fabma kiom litit us nol, kulo loh det tiomike zonut hik na laaf kulo wuh de tagamal. fje hoh kut tooya gosaon det tup hif, go ask kut suflamal. kulo loh det tagale ask kut, fabma kiom det humu kalamal lil, kilde komamal. 一方、外の世界では、機械たちが勝手に動き出し、鉄の冠をかぶった男の子のまわりに大きな鉄の木を作りました。その根っこは星のほとんどを覆いつくし、たくさんの人が死にました。鉄の冠を作った人は、機械たちを止めようとしましたが、殺されてしまいました。 shi kit oh, shi fabma ol yoakale ask kut, kah zol fabna ol yoakale ask det tagamal. fje zonut kut, koreori tish ikldeamal. koreori kut, tioh fabma ol yoakale ask mug soim, tishial lil, jazk e naon dem hu monaale ham, ot del olkdeamal. shi kit oh, toste fkoot kut koreori at kua fimkamal. "laaf kulo wuh det monkat. kua kuut ot kut lo det olkim lokii." koreori kut fje det shodeamal. ある日、ある機械から生まれた人が、新しい種類の機械から生まれた人を作りました。その男の子は、コレオリと名づけられました。コレオリは、普通の機械から生まれた人より強く、頭もよかったのですが、トカゲか恐竜のような姿をしていたので、みんなからいじめられていました。ある日、生みの親はコレオリにこういいました。 「大きな鉄の木を倒すんだ。そうすればみんなお前をいじめないよ。」 コレオリはそれを引き受けました。 koreori kut, go fabma timl kiom del gotde numl, laaf kulo huh det zatnamal. dam, laaf kulo wuh vut at tenu, wuh hash ol wuh zul yoa at tal ilamal. dam yot nenk luun oh, ao koreori kut mitora anlamal. mitora kut, yof nil dem lih, buha dem ytaz yof jil, yof yot moa u jaf omv det lot, tov totoa dem amn hu monaamal. コレオリは、たくさんの機械の人形たちに阻まれながら、大きな鉄の根っこを辿りました。そして、大きな鉄の木の幹にたどり着くと、ウロから木の中の世界に入りました。そして長い旅の末、ついにコレオリは、ミトラに会いました。ミトラは、白い猫のような耳、狐のようなふさふさした白い尻尾、白い長い髪の毛と赤い瞳を持ち、小さな女の子のように愛らしい姿をしていました。 koreori kut kua fimkamon, "gok det monk, laaf kulo wuh det monkut, gif ku motit ih kim gats!" dam, koreori kut sif lonm at ih il sut mitora det samgamon. mitora kut, yof kumn at ih il sut sakamon. sif lonm u yof kumn i sak kut safl, mitora kut tagale ot let kut gakn hal ilamal. looma yot sak luun oh, sif lonm kut, yof kumn det saklamon. mitora kut, hofun shiti imso gosaon det siolde, ity tiisamon. コレオリはこういいました。 「お前を倒して、大きな鉄の木を倒せば、俺は幸せになれるんだ!」 そうすると、コレオリは黒い龍となってミトラに襲い掛かりました。ミトラは、白い虎となって戦いました。黒い龍と白い虎の戦いはすさまじく、ミトラが作った全てのものは砕け散りました。長い長い戦いの末、黒い龍は、白い虎を打ち破りました。ミトラは、神としての力の大半を奪われて、逃げ去りました。 koreori kut, sakl at mae maamon. "hua dee gif det olk kot ga" koreori kut laml yoa det woomamon. kum fabma ol yoakale askii kut atvam ol ho ihikamal. taak kut, vam shoat at humnikamal gi. koreori kut, laaf kulo wuh imso det dut sut vam shoat oli shos det lifamal. man, taak kut tooya nunnu laaf kulo wuh det yao hif kalamal. コレオリは、勝利に喜びました。 「これで誰も俺をいじめたりしないぞ。」 コレオリは外の世界をのぞきました。すると機械から生まれた人たちは地上からいなくなっていました。かれらは、空の町に移り住んでいたのです。コレオリは、大きな鉄の木の力を使って空の町からの声を聞きました。なんと、かれらは星ごと大きな鉄の木を焼き尽くそうとしていました。 "uule oofi num yoa det ukn sut, uula vobdeale ifm yoa det tag sam! ti jazk iho, fantit gihdeal a. jazk lumn yom uula vobdeale ifm det ishle belga iho. kii, uule amu hutk yol at ih koomaal om a. fje jul sha shag kut sha om a. nilla, zfikl atgifl wuh un bfiom suflats!" 「我らの雷によって世界を浄化し、我ら選ばれし民の世界を築くのだッ!あのトカゲめ、まんまと騙されおったわ。トカゲの分際で我ら選ばれし民を冒涜する悪魔め。まぁ、我らの作戦の時間稼ぎにはなってくれたようだな。そこだけは存在価値があったようだな。さあ、忌々しい呪いの木とともに朽ち果てるが良いッ!」 koreori kut, mam kut gihdeike sok at shant ihl maamal. dam laml yoa askii ati safl safai maamonal. koreori kut, laaf kulo wuh det chaam sut, lin det vam at yizamal. vam shoat kut, laaf kulo lin del dee atusa fobdeamal. yun go fabma timl kiom det yikm, le tooya askii det ot kilamal. laaf kulo wuh hoh kut tooya det tup il hif, fje tooya kut kiifiit ihamal. コレオリは、自分が騙されたことに気づき悲しみました。そして外の世界の人間たちへの甚だしい憎しみが湧き上がりました。コレオリは、大きな鉄の木を揺すり、葉を天に飛ばしました。空の町は、大きな鉄の葉によって一つ残らず壊されました。さらにたくさんの機械の人形たちを放ち、この星の人間たちを皆殺しにしました。大きな鉄の木の根っこは星を覆いつくし、その星は静かになりました。 fje sho, koreori kut, wuh zuli fobike yoa det nia, tioh yoa at hitagamal. dam peema maale ham, le laaf kulo wuh un liuh hun kalamal. lat, osm sha at ihike mitora kut, aot tioh at ihike yoa at shihike sok det kifamal. mitora kut, koreori sagiale sho, looma hiip yoa det tagal minl il faikamal. koreori yoa na, natokit mitora kut tagale ne kime neh kiom kut shaamal lil, afl soam kut ho ih komut tyok sot komami. kum mitora kut, taak kut fae natli at afl soam det hant tama temaikal gi. koreori kut, hif sakl tama mitora det yuk kal nolamal. fje kut, liuh hune kai siif pam ashu monaamal. dam, lef lam teelik liuh uvashu kut umnufami gi. その後、コレオリは、木の中の壊れた世界を直し、普通の世界に作りかえました。すると退屈になったので、この大きな鉄の木の世界ごと永い眠りに付こうとしました。しかし、小さな存在となったミトラが、時折普通になった世界に訪れていることを知りました。ミトラは、コレオリに負けた後、小さな小さな世界を作って隠れ住んでいました。コレオリの世界には、僅かにミトラが作った物言う動物たちがいましたが、魔法の力がなくなってしまうと生きられなくなってしまいます。だからミトラは、彼らの住むところに魔法の力を蒔きに着ていたのです。コレオリは、完全な勝利のためミトラを捕まえようとし始めました。それは、永い眠りに着く前の最後の楽しみでした。そして、今も彼らの永遠の追いかけっこが続いているのです。 alla alla めでたしめでたし。 上位標目 大きな鉄の木index 去年 大きな鉄の木2010 来年 大きな鉄の木2012
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人間の皮膚や筋肉を切り裂くことで苦痛を与えるもの。どちらかというと女性に対して使用されることが多く、特に乳房が標的になりやすかったようだ。 鋸 金属製のものと木製のものがあるが、形状的には大工道具の鋸と同じ。手足や胴体をこれで引き切る。 ゆっくりと時間をかけて体を切り裂いていくため、刀などによる切断より苦痛は大きい。 拷問として行なわれる場合は四肢を切断し、処刑の場合は胴体を切断する。 胴体を切断する場合、腹部で身体を上下に切り離す場合と股間もしくは頭頂部から身体を左右に切り離す場合があるが、 逆さに吊って股間から切り裂いていくのが最も苦痛が大きいとされている。 スパイダー 壁からフォーク状の鉄製の金具が突き出した拷問具。高さは胸や腰の辺りで、裸にした犠牲者をその側で引きずり回して使う。 そうすると鋭いフォークが犠牲者の肉を削ぎ取ってしまうことになる。主に女性に対して使われた。 猫の爪 鉄製の握りから三本ないし四本の湾曲した鉄の爪が生えた器具。握りを手に持ち、犠牲者の皮を削ぎ取るように使う。 また、腹部に突き刺して内臓を引きずり出してしまう事もできた。 乳房裂き器 四本の爪が互いに向き合うようにして円形になっている器具。ちょうど乳房がその円の中に入るようになっており、乳房に食い込ませ、天井から吊して使う。 犠牲者は自分の体重によって徐々に乳房をもぎ取られてしまうことになる。 主に女性に対して使われたが、男性に対して使われたこともまれにあったという。 そのような場合は臀部に食い込ませて使った。また、熱してから使われることも多く、現在でも東南アジア地方では実際に使用されているらしい。 拷問車輪 巨大な車輪の側面に人を縛りつけ、針の生えた板や床に敷き詰められた茨の上で回転させることで苦痛を与える。 元々は、ローマ時代に行われていた拷問兼処刑方であり、主にキリスト教との弾圧に利用された。 あまりに残酷なためにその後廃れていったのだが、異端審問~魔女狩りの時代に一時的に復活をとげる。 ただし、その時代には正式な拷問とは認められておらず、恐ろしい外見をしたこれを見せることで威圧する目的で使われることが多かったようだ。 形状としては、水責めで使われる「拷問水車」や押し潰しで用いられる「拷問の車輪」とよく似ているし使用方もほとんど同じである。 押し潰しに用いられるものと同形の、車輪が台に固定されておらず、一人ないし二人で脇から支えて床の上を転がすものが初期のもので、 後に発展・改良される過程で台に固定してその場でクランクで回転させるものが生まれてきたようだ。 単に車輪に縛りつけ、転がすことで痛めつける→転がす場所に刺を生やすことで苦痛を増す→長時間の拷問に使えるように刺ではなく水を使う、 というようにより効果的な器具を開発しようと発展していった過程が見て取れる。 初期型の、非固定式のものは押し潰し用とほとんど原理・効果とも変わらず、単に転がす場所に肉体を傷つけるための仕掛けを作ったという感じである。 固定式の場合は、車輪の外周部分に鋭い刺が生やされており、それが身体を貫くようになっている場合が多い。 こちらは車輪が地面から浮いているために押し潰す効果は低いが、床の側に仕掛けられた針の上を何度も回転によって通過させられるために全身の皮膚と筋肉はずたずたに引き裂かれ、内臓なども針に引っ掛かって引き出されていくために甚だしい苦痛を与えることが出来た。針を用いてはいるものの、その用途は突き刺すではなく、その先端によって切り裂くためなのでこちらに分類しておく。
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砂鉄の楼閣(中編) B-1ルート分岐◆/VN9B5JKtM 3. 神速の雷は敵を撃ち貫き Number_Three_"Railgun". パニッシャーから吐き出された弾丸が黒い壁に阻まれる。 その光景を見て、ロベルタは二つの疑問を抱く。 (この壁……あの園崎詩音という女が使用していた銀色の膜に似ていますね) ラッドが現れた時もこの壁が炎を防いで、電撃使いも人形も火傷一つ負っていなかった。 以前ロベルタが殺害した少女も似たような能力を使用していた。ならばこれも同類の能力によるものなのだろうか、それが一つ目。 そしてもう一つの疑問。 (超電磁砲とやらは使わないのでしょうか? その威力次第では撤退も視野に入れていたのですが) ナインの情報にあった超電磁砲。民家を崩すほどの威力を誇るオレンジ色の閃光。 その話の通りなら一撃でも食らえばその時点で勝負が決まりかねないのだが、一向に撃つ気配がない。 (何か使用条件でもあるのか、それとも人を殺したくないとでも思っているのでしょうか……どちらにせよ、いくら強力な武器でも使えなければ唯のガラクタと同じです) 黒い壁に弾丸を撃ち込むロベルタの視界一杯に薔薇の花びらが舞い広がる。 桜吹雪ならぬ薔薇吹雪。ガルシア坊ちゃまにもお見せしたい光景ですね、と場違いな思考を巡らせながらパニッシャーをかざす。 見た目こそただの花びらだが、その正体は触れたもの全てを切り裂く鋭利な刃物。それが逃げ場を封じるように、一斉にロベルタに襲いかかる。 迫り来る薔薇の大群を巨大な十字架を盾に防ぐ。 視界の端でリヴィオが黒い壁に銃弾を撃ち込み、その直後、撒き散らされた薔薇の花弁に襲われる。 敵の意識がリヴィオに向いている間にロベルタは壁の後ろに回り込む。円を描くように黒い壁を迂回し、少女と人形を捕捉する。 敵の姿を視界に収めたロベルタは足を止めてパニッシャーを構え、髑髏型の引き金を引く。狙うは電撃使いの少女。 十字の先端から無数の弾丸が発射され――少女を守るように割り込んできた黒い壁に飲み込まれるように消えていく。 立ち止まったロベルタに向かって壁の一部が鞭のように伸び、その足元を薙ぎ払う。 ロベルタはこれをバックステップで回避。目標を見失った黒い鞭はそのまま横のビルにぶつかり、ガリガリと耳障りな音を立てながらコンクリートの壁を削り取る。 ちらりと目をやると、黒い鞭がぶつかった辺りには巨大なナイフで切り付けたような傷痕が深々と刻まれていた。 思い通りにいかない現状にロベルタは歯噛みする。 薬を流し込みたい衝動を抑え込み、それが更に苛立ちを加速させる。 ブツリと肉を噛み千切る感触と共に口の中に鉄の味が広がり、食いしばった歯がギシリと音を立てる。 もちろんロベルタも何もかもが思う通りに進むはずが無い事は分かっている。 かつてフローレンシアの猟犬と恐れられ、何人もの人間を殺してきた彼女は予定外の出来事など幾らでも経験している。 だが、今回はあまりにも想定外の事態が重なり過ぎている。 最初の奇襲で確実に殺したはずの二人が無傷で生きていた事も、ラッド・ルッソの突然の乱入も、ナインの暴走も、敵の予想以上の戦闘力も。 いや、それ以前に自分がこの場に呼び出されたことも。 だがまだ状況は二対二、総合的な戦闘力では確実に自分達の方が上。ちょっとした切っ掛けで均衡は崩れ、天秤は自分達の方に傾く。そのはずだ。 なのに攻め切れない。 視線を横にやれば、自分の同盟者も同じように攻めあぐねているのが見えた。 理由は多々ある。 散弾のようにばら撒かれる花弁、機関銃の連射すら防ぎきる黒い壁、そこから鞭のように伸ばされる黒い剣。 だが一番の要因は味方のはずのこの男、リヴィオ・ザ・ダブルファング。 この男との同盟が成立している理由はただ一つ。自分の手にこの男の求める武器、パニッシャーがあるからだ。 逆に言えばこの男にとって、パニッシャーさえ手に入れれば無理に同盟を続けるメリットは無い。即座に単独行動に戻り、他の参加者を殺して回ったとしてもおかしくない。 そしてミュウツーにナインを追うように指示を出したのはリヴィオだ。つまりこの二対二の状況はリヴィオが作り出した事になる。 では何故ミュウツーにナインの後を追わせたのか? ナインが返り討ちにされないか心配したため――あり得ない。自分達は互いに利用し合う関係だ。ナインがやられたとしても切り捨てて三人で同盟を組み直す、それだけだ。 二対一で確実にラッドを仕留めるため――あり得なくはないが、それなら目の前の敵を三人で片付けてから追えばいい。ナインがやられていたとしても三対一だ。 残る可能性は――ロベルタと二人きりになればパニッシャーを奪うチャンスもあるだろうと考えたから。 だとすれば。たとえ目の前の敵に勝利したとしても、その過程で自分が行動不能なほどのダメージを受ければ、この男は間違いなく自分を殺しにかかる。最悪戦闘中に撃たれる可能性もあるため、一瞬たりとも警戒を解く訳にはいかない。 つまり実質的には二対二の戦いなどではなく、二対一対一の三つ巴だ。 ただ勝つだけでは足りない。できるだけ被害を抑えて、リヴィオより優位な状況で勝ちを収めなければならない。 リヴィオの異常な再生力を考えると、時間が経てば経つほど自分の優位性は失われていく。実際、数時間前には胸に大きな傷があったはずだが、今では傷跡すら残さず完治している。 本来ならば一刻も早く敵を殲滅するのが好ましい。多少のダメージは覚悟の上で、黒い壁の左右から同時に突撃したいところなのだが。 ここで敵が電撃使いだという事実がロベルタに二の足を踏ませる。 敵の武器が銃や刃物の類なら急所さえ外せば一撃で戦闘不能になる事はない。 だが雷撃が相手ではそうはいかない。一撃でもまともに受ければ体が麻痺して満足に動けなくなるだろう。 そしてリヴィオが拳銃を武器としているのに対して自分の武器は機関銃。敵がどちらを優先して迎撃するか……考えるまでもない。 雷撃を浴びて倒れ伏す自分に止めを刺すリヴィオ。その想像が頭をよぎり、どうしても思い切った行動に踏み切れない。 ギリギリのところで保っていた均衡が崩れ去る、その時が訪れるのは思ったよりもずっと早かった。 パニッシャーがカチンと音を鳴らし、その先端から吐き出されていた鉛弾の嵐が止む。 この半日、主武装として酷使し続けてきたパニッシャーがついに弾切れを起こした。 予備の弾薬はデイパックの中に入っているが、装填するまでは大きな隙が出来る。当然、相手が大人しく待っててくれるはずも無いだろう。 苛立ちを込めて十字架を地に突き立てる。 パニッシャーの重量とロベルタの膂力により、十字の先端が地に突き刺さる。 予備弾薬を取り出そうとデイパックに手を入れたロベルタの前で、ズズズ、と音を立てながら黒い壁が横にずれる。 その後ろから現れたのは、両手に人形を抱え、その手を前に突き出す電撃使いの少女。 ロベルタに向けて真っ直ぐに伸ばされたその手から。 「行くわよ、真紅っ!」 砲弾のように勢い良く人形が撃ち出され、一瞬にしてロベルタとの距離をゼロにした。 宙を飛ぶ人形の背からパラパラと黒い粉末が零れ落ち、虚空に軌跡を描く。 その隻腕が力強く握り締めているのは、彼女の小柄な体躯には釣り合わない大きな鋏。 目の前に迫った人形が右手を大きく振りかぶり、叩きつけるようにして鋏を振り下ろす。 デイパックから手を抜く暇もない。ロベルタは咄嗟に地に突き立てたパニッシャーを盾にして、人形の一撃を受け止める。 速度を乗せた一撃は小さな人形が繰り出したとは思えないほどに重く、受け止めた十字架が僅かに押し込まれて傾いた。 十字架で鋏と競り合いながらロベルタは考える。 想定外の出来事に対応が一瞬遅れたが、相手が接近戦を挑んでくるのなら好都合だ。 あの電撃使いの少女は自分やロアナプラの住人達とは違い、どう見ても平和な世界の住人だ。 味方を巻き込むこの状況では、あの少女は電撃を使わない、いや、使えない。ロベルタはそう判断した。 その考えは概ね正しい。 例えば今ロベルタの前に居るのが衛宮切嗣ならば、ストレイト・クーガーならば、あるいは橘あすかならば。美琴は電撃を放つ事など出来なかっただろう。 だからロベルタにとってただ一つ誤算だったのは―― ――真紅が電気を通さない人形だった事だ。 参加者についての情報を交換した際、ナインは真紅が人形だという事を話している。もちろん電撃使いの御坂美琴が真紅に説得され、自分達の敵となった事もだ。 ナインはその一部始終を目撃していたため、真紅には電撃が効かない事も知っていた。 だが彼女達四人の中に電撃を武器とする者はなく、美琴が味方である真紅を攻撃するはずも無いだろうと考えたため、その事は話さずに二人の能力について説明するだけにした。 つまり、ロベルタは『人形である真紅に電撃は通じない』という事実を知らなかった。 それが明暗を分けることになる。 左手でパニッシャーを支えながら、右手を黒鍵に伸ばそうとしたロベルタの耳に、パチリ、と火花の音が届く。 信じられない、という思いで顔を上げたロベルタが見たものは、肩まで伸びた茶色の髪からバチバチと火花を散らし不敵に笑う電撃使い。 まさか、という考えを振り払い少女の迎撃に移るが、人形ごと自分を攻撃してくるなどあり得ないと思っていたため、ロベルタの反応が僅かに遅れる。 素早くコルト・ローマンを抜き放ち、美琴の額に狙いをつける。真紅から美琴に、一瞬で狙いを切り替えたのは流石と言うしかないだろう。 だが銃弾の数百倍の速度で迸る雷撃の前にはその一瞬ですら致命的。 視線が、交差する。 ロベルタが引き金を引こうと指に力を込めたその刹那。 音を置き去りにして、雷が駆け抜ける。 角のように逆立つ前髪から放たれた雷撃の槍が、巨大な十字架に吸い込まれ――ロベルタの体中を数億ボルトの電流が駆け巡った。 全身の筋肉が一瞬で麻痺し、エプロンドレスの所々が焼け焦げ、三つ編みの先を縛っていたゴム紐が熱で焼き切れる。 視界はチカチカと明滅し、手からは拳銃が零れ落ちる。膝の力が抜けてガクリと地に崩れる。 墓標のように突き立つ十字の傍らで、ロベルタは己の意識を手放した。 ◇ ◇ ◇ 真紅は目の前に倒れ伏すメイド服の女を見下ろす。 口元に手をかざし、呼吸がある事を確認する。 「大丈夫、息はあるようだわ。そんな事より美琴、服が砂鉄まみれで気持ち悪いのだわ」 美琴達は最初から敵の機関銃が弾切れを起こした瞬間に勝負をかけるつもりでいた。 しかしここで、普通に電撃を放ってもロベルタがパニッシャーを避雷針代わりにして後ろに逃げるのではないか、という問題が発生した。 そこで二人の立てた作戦は、真紅が敵の足を止め美琴が電撃を放つ、というものだ。 だが真紅が普通に敵との距離を詰めても、その間に予備の武装で迎撃されてしまうだろう。 そこで美琴は真紅の背中を砂鉄でコーティングし、超電磁砲の要領で撃ち出した。 もちろん全力を出せば真紅の体が空気摩擦に耐え切れないので手加減はしたが、それでも相当なスピードだ。 ロベルタはパニッシャーで迎撃せざるを得ず、その表面を流れた電流により行動不能に陥った、という訳だ。 「美琴! その傷は……!」 「あー、うん。メッチャクチャ痛いわ」 当然、二人がロベルタに意識を向けている間リヴィオが何もしないはずがない。 黒い壁の操作がおざなりになった隙を突いて、美琴に目掛けてマガジン内の残弾を全て撃ち放った。 美琴も即座に砂鉄の壁で防御したが、その内の一発が左肩に命中し、肉を抉っていた。 傷口から血が溢れ、焼けるような痛みを訴えてくる。 「でも、この程度で学園都市の第三位、超電磁砲の御坂美琴を止められると思ったら大間違いよ」 2. 猟犬の牙は獲物を食らい The_Double_Fang. リヴィオはソードカトラスのマガジンを入れ替えながら状況を分析する。 自分はさしたるダメージを受けていないが、一応の同盟者であるロベルタは敵の電撃で行動不能。 対して自分たちが相手に与えたダメージは電撃使いの肩の傷のみ。 ラッドを追って病院内に消えたナインとミュウツーが戻って来る気配は無い。向こうは向こうで苦戦しているのだろうか。 最初は四対二だったはずが、いつの間にか一対二になっている。 単純に考えて敵との戦力差は二倍。 生存を優先するならば、何とか隙を作って逃げるべき。 (だが、これはチャンスでもある) 元々リヴィオの目的はパニッシャーを入手しラズロに渡す、それだけだ。 ナイン達と同盟を結んだのも、パニッシャーを手に入れるためにはその方が好都合だったからにすぎない。 そして現在、ナインとミュウツーは別行動、ロベルタは電撃で動けない。パニッシャーを手に入れる絶好のチャンスだ。 逃亡か、戦闘か。 リスクとリターンとを天秤にかけ、リヴィオの選んだ選択は―― (ここで逃げる訳にはいかない。電撃使いと人形を始末し、動けないロベルタに止めを刺してパニッシャーを入手する) ――戦闘の続行。 勝算はある。 敵の電撃使いは攻防共に優れた厄介な能力を持つが、それ以外はそこらの一般人と変わりない。 自分のように人並み外れた再生力を持つ訳でも、超人的な身体能力を誇る訳でもない。 現に先ほどの弾丸で大ダメージを受けている。隙を作って急所に弾丸を一発、それだけで殺せる。 もう一人の敵、人形は電撃使いのサポート役としては十分だが、単体ならば大した障害ではない。 薔薇の花弁は切れ味鋭いが、自分の再生力の前では力不足だ。 小柄な体躯の割に力はあるようだが、それもミカエルの眼で戦闘訓練と生体改造手術を受けた自分には遠く及ばないだろう。 一対一なら確実に自分が勝つ。 加えて敵は明らかに疲弊している。 先ほど電撃使いに銃弾を撃ち込んだ時も、最初に比べて黒い壁の動きが鈍っていた。 考えてみればそれも当然だ。最初の奇襲から今に至るまで、敵は自分達との戦闘中ずっと能力を行使しているのだ。あれほどの力を使い続けて疲れが溜まらないはずがない。 とは言うものの、やはり自分の不利は変わらない。 銃弾を阻む黒い壁、鞭のように伸ばされる黒い剣、散弾のようにばら撒かれる花弁、そして未だ満足に動かせない左手。 一丁の拳銃で勝てる相手ではない。 ロベルタの横に突き刺さっているパニッシャー、あれを使えれば話は変わるのかも知れないが、生憎パニッシャーは弾切れだ。 この戦況を引っくり返す一手が必要だ。 その糸口はあの真紅とかいう人形を見て閃いた。 マスター・Cの教え通り、仲間の死で動揺を誘う。 だが心のどこかで躊躇している自分が居た。 (ラズロならそんな事で迷ったりしない。お前の言う通り、やっぱり俺は甘いな……) この期に及んで甘さの残る自分を自嘲する。 その程度で揺らぐのか、と。お前が固めた覚悟はそんなものなのか、と。 そうだ、自分はラズロが戻って来るまで生き抜くと決めたはずだ。 「そう言えば、あの蒼星石とかいう人形、あれもお前の同類なのか?」 「…………おまえ、蒼星石を知っているの?」 「ああ」 感情を押し殺したような冷え切った声。 狙い通り。 「俺が殺したからな」 「真紅ッ!」 電撃使いの叫び声を無視して人形が飛び出して来た。慌てずに狙いを定め、引き金を引く。 手に僅かな反動を残して弾丸が発射され、人形の額を砕く――直前に黒い壁が割って入り、銃弾を防いだ。 それも予想の範囲内、あの女が人形をかばう事ぐらい最初から織り込み済みだ。 本当の狙いは、盾を失った電撃使い。 流れるような動作で銃口をずらし、頭、胸、腹、足を狙った四連射。 電撃使いは壁の後ろに転がり込んでこれを回避し、避け切れなかった銃弾がその右足を貫いた。 「美琴!」 「痛ぅっ……! 真紅、許せないのも当然だけど、少し頭を冷やしなさい」 「ええ、もう大丈夫。ごめんなさい……」 今ので仕留められなかったのは残念だが、確実にダメージは与えられた。 天秤は徐々に傾きつつある。 「ところで私もアンタに一つ聞きたい事があるんだけど」 黒い壁の向こう側で、電撃使いの女が口を開いた。 時間が経てば経つほど自分の傷は回復し、相手は血を流して体力を失う。 相手の意図は分からないが、時間稼ぎの意も込めて続きを待つ。 「アンタがクーガーさんを殺したの?」 ストレイト・クーガー。殺し合い開始直後に病院付近で、そして第二回放送前に地下で、二回に渡ってラズロと激闘を繰り広げ、死闘の果てにラズロと相打った男。 何故この女がラズロとクーガーが戦った事を知っているのか。 疑問に思い、あの時地下に居た連中の顔を思い浮かべようとしたところで、そう言えばあの中の一人がこの女だったな、と思い出す。 あの時とは雰囲気が全く違っているため、今まで別人だと思っていた。 「だったらどうする? 奴の死に様でも聞かせて欲しいのか?」 挑発するように答えを返す。 これで頭に血が昇ってくれれば儲け物だ。 「別に、どうもしないわよ。アンタを倒す理由がまた一つ増えただけ、私がやる事は変わらないもの」 その通りだ。 相手の目的が敵討ちだろうが何だろうが、自分のやるべき事は変わらない。 目の前の障害を排除し、ウルフウッドさんとの再戦に備えてラズロのためにパニッシャーを手に入れる。それだけだ。 「ああ、ついでにもう一つ。アンタの左腕、確か地下で見た時には肩から先が無かったはずだけど、その再生力はアンタの能力?」 「だったら何だ?」 「そう。――――良かった」 その不可解なセリフを訝しむ間もなく。 黒い壁に大穴を穿って飛び出して来た弾丸が、オレンジ色の尾を引いてリヴィオの足元に突き刺さった。 すぐ横の地面が爆ぜ、その衝撃で吹き飛ばされる。一瞬遅れて鳴り響く轟音を聞きながら地を転がる。 起き上がり視線を向けたその先で、まるで砂が流れ込むように、黒い壁に空いた穴が塞がってゆく。 穴が完全に埋め立てられる、その刹那。怒りの篭った女の視線が突き刺さる。 「アンタには相当ムカついてるから、ちょっとやり過ぎちゃうかも知れないけど……。死にはしないって事よね?」 御坂美琴の持つ最強の攻撃手段、超電磁砲。今までの攻撃とは桁違いの威力。 リヴィオの立つ位置があと一歩ずれていたら、間違いなく今の一撃で足を吹き飛ばされていた。 今まであれを使わなかったのは、自分達を殺したくなかったからだろうか。確かにあれは当たり所によっては人の一人や二人、簡単に殺しかねない。 だがロベルタが倒れ、欠けた腕すら復元するほどの再生力を持つリヴィオが残ったため、急所さえ外せば問題ないと判断したようだ。 リヴィオも、まさか自分の再生力が仇になるなどとは夢にも思わなかった。 (あれがナインの言っていた超電磁砲……再生力が制限されている今、あんなものを連発されれば一たまりも無い。やはり、使うしかないか) 残り4発の切り札、エンジェルアーム弾頭。 できれば温存しておきたかったが、ああも凄まじい破壊力を見せ付けられてはそうも言っていられない。 敵の位置は超電磁砲で開いた大穴から確認済みだ。 一発目で黒い壁に穴を空け、二発目で電撃使いを葬り去る。 通常弾頭入りの銃からエンジェルアーム弾頭入りの銃に持ち替える。 その直後、リヴィオに向かって薔薇の花びらが撒き散らされる。 リヴィオはそれを回避――しない。 リヴィオは戦闘中、一つの疑問を抱いていた。 敵は黒い壁に隠れ、こちらからは姿が見えない。だがそれと同時に、敵からこちらの姿を見ることも出来ないはずだ。 ならば敵はどうやって自分達の位置を割り出しているのか? (壁が弾丸を受け止める角度? いや……音、だろうな) 恐らくは銃声や足音などの音から自分達の位置に当たりを付けている、リヴィオはそう予想した。 だが聴覚だけでは正確な位置までは割り出せないため、花弁を撒き散らしたり、黒い剣で薙ぎ払うようにして広範囲を攻撃してきたのだろう。 先ほどの超電磁砲の一撃がリヴィオを捕らえられなかったのも、正確な位置が分からなかったからだと考えれば納得がいく。 身を切り裂く花弁の嵐の中、リヴィオは己の再生力を頼りに、足音を殺してゆっくりと移動する。 数歩、歩みを進めたところで、リヴィオを飲み込もうと黒い壁が迫ってきた。 津波のように、あるいは雪崩のように。もっとも砂の惑星で生まれ育ったリヴィオにはその例えは思いつかなかったが。 ともかくリヴィオはここで勝負を決めようと、電撃使いの居るであろう場所に向けて銃を構えた。 黒い壁が目前にまで迫り、引き金を引こうとして――二度目の超電磁砲が放たれ、数秒前まで自分が居た地面がごっそり抉り取られた。 先の一撃より距離が離れていたため、リヴィオは衝撃によろめくも無様に地に転がるようなことは無かった。 すぐさま体勢を整え、エンジェルアーム弾を撃ち込もうとしたところで。ヴゥゥン、と唸りを上げて、リヴィオの腕に黒い剣が振り下ろされた。 そこでリヴィオも気付く。超電磁砲はリヴィオを狙ったものではなく、あくまで隙を作るための一撃。本命はこの黒い剣。 拳銃を握り締めたままで、切り落とされた手首が地に落ちる。 激痛を無視し、動かない左手を無理矢理に動かして、拳銃を拾うため手を伸ばす。 グリップに手が触れた瞬間、黒い壁の後ろから真っ赤な人形が視界に飛び込んできて。 ズブリ、と。人形の振り下ろした鋏で手首が地に縫い止められる。 「ナイス、真紅!」 サラサラと崩れ落ちる壁の向こうで、バチバチと火花が散る。 鋏が引き抜かれるとほぼ同時。 電撃が、奔った。 ◇ ◇ ◇ ロベルタが目を覚ましたのは彼女が気絶してから二十分ほど経過した頃だった。 最初に視界に入ったものは自分の傍らに突き立つパニッシャー、地に倒れ伏すリヴィオとその横に転がる拳銃だった。どうやら自分に続いてリヴィオも敗北したらしい。 既に敵の姿はなく、どういうつもりか自分達の荷物も手付かずのまま放置されている。 殺し合いを否定する立場なら止めを刺さないというのはまだ分かるが、自分達が拘束も武装解除すらされずに放置されているというのは腑に落ちない。 よほど自分達の力に自信があるのか、あるいはその僅かな手間すら惜しんだのか。 いずれにせよ好都合だ。自分が倒れる直前まで持っていたはずの拳銃を手探りで探し出し、しっかりと握り締める。 (私はまだ死んでいない。奴らに突き立てるための牙も残っている。ならば、私のやるべき事は一つしかありません) まずは一刻も早くこの場から離脱しなければならない。 病院内の戦闘がどのような結果になるかは分からないが、その勝者が誰であろうが自分を発見すれば殺すだろう。 ラッド・ルッソならば嬉々として。ナインやミュウツーならば足手纏いを切り捨て武装を奪うために。 そう、今のロベルタがリヴィオを殺そうとしているように。 全身が痺れて満足に動かせない今、彼等のような強敵に襲われれば命は無い。 麻痺した筋肉を強引に動かし、プルプルと震える両腕を支えにして強引に上体を起こす。 ところで、美琴の放った電流には、常人ならば数時間は身動きが取れなくなるほどの威力が込められていた。 そしてロベルタには電撃に対する耐性も無ければ、リヴィオのような異常な再生力も無い。本来なら今も指一本動かせないはずだ。 では何故、彼女は動けるのか。 その理由は単純、地に突き立ったパニッシャーだ。 確かに美琴の放った雷撃の槍はパニッシャーに直撃し、その表面を伝ってロベルタの体に流れ込んだ。 だが美琴と目が合った瞬間、直感的に危険を感じたロベルタは反射的にパニッシャーから手を放していた。 僅かに行動が遅れたため完全に回避する事は出来なかったが、地に突き立ったパニッシャーが避雷針の役目を果たし、膨大な電流を大地に流した。 電撃の大半が地面に流れた結果、本来ならば数時間は身動きできないはずのロベルタは僅か二十分程度で起き上がる事ができた。 (御当主様、若様……。必ずや……奴らの喉元に喰らいついてみせます) 一言で言えば、ロベルタの鍛えられた直感と超人的な反射神経がダメージを最小限に抑えた、そういう事だ。 「サンタ・マリアの、名に誓い……すべての不義に――鉄槌を!」 ――だからこれは、リヴィオの再生力がそれを上回った、ただそれだけの話。 銃弾が空気の壁を突き破る音と共に、ロベルタの左胸が消失した。 ◇ ◇ ◇ リヴィオが意識を取り戻したのはロベルタが目覚める十分ほど前だ。 そして持ち前の再生力で全身を復元している最中、ロベルタが起き上がろうとしているのに気付いた。 自身はまだ起き上がることはできなかったが、辛うじて動かせる左手で目の前に転がるソードカトラスを掴み取る。 体中が痺れて腕を持ち上げても狙いが定まらないため、グリップを地面につけ、手首の動きだけで銃を傾け、銃口をロベルタに向ける。 幸いマガジンにはエンジェルアーム弾頭が装填されているため、多少狙いが外れても当たりさえすれば十分に致命傷を与えられる。 ブレる手を必死で押さえ込み、狙いを定めて引き金を引く。 銃口から放たれたエンジェルアーム弾頭が、両手をついて起き上がろうとしていたロベルタの左肩から左胸にかけて、ごっそりと削り取った。 左腕の肘から先だけがボトリと転がる。 支えを失った体がぐらりと傾き、ビチャリと水音を立てて地に落ちる。 傷口から溢れ出た鮮血が地面を赤黒く染めていき、辺りに鉄錆にも似た血の臭いが蔓延する。 「やった、か……」 ズルズルと地面を這いずってロベルタの横まで移動し、確かに死んでいる事を確認すると、地面に散らばった荷物を回収する。 死ぬ瞬間まで握り締めていた拳銃、柄のやたら短いナイフ、デイパックに入った大量の荷物。 そして最大の収獲、パニッシャー。 上からロベルタのデイパックを被せるようにして回収し、自分のデイパックに仕舞い込む。 「これで同盟は解散だな」 感情にロベルタの死体を見下ろす。 パニッシャーを手に入れた今、奴らと行動を共にする理由など無い。 奴らは奴らで勝手に動いて参加者を減らしてくれるだろう。ならば次に会うまでは放っておけば良い。 「それにしても、ようやく一人か……。ダメだな、この程度で喜んでるようじゃラズロに笑われちまう」 リヴィオが表に出てから何度も戦闘を繰り返してきたが、その度にラズロとの差を思い知らされた。 劇場では手痛い敗北を喫し、駅前では様子を見ている間にチャンスを逸し、そして今もまた敵に破れ惨めな姿で地に倒れ伏していた。 ようやくリヴィオ・ザ・ダブルファングとして初めての戦果を挙げる事ができたが、それもたまたま自分の方が先に相手の体に鉛弾を撃ち込むことができたからに過ぎない。 もしこれが自分ではなくラズロならば、間違いなくこんな無様は晒さない。 やはり自分ではラズロには遠く及ばない。 だが、そんな自分でもラズロのためにパニッシャーを手に入れる事ぐらいはできた。 (ラズロ、準備は整えた。あとはお前が戻って来れば……) 孤児院での、劇場での闘いの記憶が蘇る。 圧倒的な身体能力差を覆しての敗北。確かに自分では、ダブルファングではウルフウッドさんには勝てない。それは認めよう。 だがラズロならば、トリップオブデスならば。パニッシャーを手にした今、たとえ相手が何者だろうと負ける事など有り得ない、そう確信できる。 (だから、いつでも戻って来い……ラズロ!) 間もなく訪れる決着の気配を感じ、リヴィオは闇の中へと歩を進める。 唯一無二、一心同体のパートナーの帰還を待ち望みながら。 【ロベルタ@BLACK LAGOON 死亡】 【残り23人】 【E-5 北西/一日目 夜】 【リヴィオ・ザ・ダブルファング@トライガン・マキシマム】 【状態】:全身治癒中、右手再生中、背中のロボットアーム故障、全身に痺れ 【装備】:M94FAカスタム・ソードカトラス×2@BLACK LAGOON、.45口径弾×19、.45口径エンジェルアーム弾頭弾×3@トライガン・マキシマム 【道具】:支給品一式×9(食料一食、水1/2消費)、スチェッキン・フル・オートマチック・ピストル(残弾20発)@BLACK LAGOON、 ココ・ジャンボ@ジョジョの奇妙な冒険、.45口径弾24発装填済みマガジン×2、.45口径弾×24(未装填) 天候棒(クリマ・タクト)@ワンピース、ミリィのスタンガン(残弾7発)@トライガン・マキシマム、三代目鬼徹@ワンピース パ二ッシャー@トライガン・マキシマム(弾丸数0% ロケットランチャーの弾丸数2/2)、コルト・ローマン(6/6)@トライガン・マキシマム 投擲剣・黒鍵×4@Fate/zero、レッドのMTB@ポケットモンスターSPECIAL、コルト・ローマンの予備弾35 グロック26(弾、0/10発)@現実世界、謎の錠剤入りの瓶@BLACK LAGOON(残量 50%) パ二ッシャーの予備弾丸 2回分、キュプリオトの剣@Fate/Zero 、首輪(詩音) 【思考・状況】 0:ラズロが戻るまで必ず生き抜く。 1:痺れが取れるまでどこかで休息を取る。できれば右手も治るまで休みたい。 2:参加者の排除。ウルフウッドとヴァッシュに出会ったら決着を付ける? 3:ウルフウッドを強く意識。 【備考】 ※原作10巻第3話「急転」終了後からの参戦です。 ※ラズロとの会話が出来ません。いつ戻ってくるか、もしくはこのまま消えたままかは不明です。 時系列順で読む Back 砂鉄の楼閣(前編) Next 砂鉄の楼閣(後編) 投下順で読む Back 砂鉄の楼閣(前編) Next 砂鉄の楼閣(後編) Back Next 砂鉄の楼閣(前編) 御坂美琴 砂鉄の楼閣(後編) 砂鉄の楼閣(前編) 真紅 砂鉄の楼閣(後編) 砂鉄の楼閣(前編) ミュウツー 砂鉄の楼閣(後編) 砂鉄の楼閣(前編) ラッド・ルッソ 砂鉄の楼閣(後編) 砂鉄の楼閣(前編) ブレンヒルト・シルト 砂鉄の楼閣(後編) 砂鉄の楼閣(前編) ロベルタ 死亡 砂鉄の楼閣(前編) リヴィオ・ザ・ダブルファング 砂鉄の楼閣(後編) 砂鉄の楼閣(前編) ゼロ 砂鉄の楼閣(後編)
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聖木の金枝(せいぼくのきんし) 概要 『グレイセス』に登場した素材系のアイテム。 登場作品 + 目次 グレイセスデュアライズ 関連リンク関連品グレイセス グレイセスf グレイセス 聖なる祝福を受けた金枝。さまざまな用途に使える。 素材の一種。 地揺さぶる結晶等、4種類のデュアライズに必要になる。 氷海への道の採取ポイントで拾える他、ヴィザビー、マンドラテーテー、エルドラトレントが落とす。 他の敵が落とす素材系アイテムに比べて出番が多い。 No. 73(wii)085(f) 分類 素材 売値 165 備考 - エナジー消費量 198 出現率 6.10% 入手方法 拾 氷海への道(採取)コーネル研究施設 落 ヴィザビー(12%)マンドラテーテー(12%)エルドラトレント(24%)ウィルビウス(100%) 盗 シエルトレント?(f:3%)ルーインゴブリン?(f:3%) デュアライズ No.(Wii) No.(f) 素材 費用 完成品 038 039 聖木の金枝 粘土 20 地揺さぶる結晶 075 085 秘密の実 263 万物の進行表 084 094 美麗な羽根 244 破魔矢 090 100 ダマスカス鋼 667 太公望の釣竿 ▲ 関連リンク 関連品 グレイセス 木片 柾目材 グレイセスf 御神木