約 70,657 件
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/533.html
204 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/08/05(水) 06 05 03 ID hErcdyss0 投下終了です。 でも実際、戦竜は皇国軍の居ない所ではまだまだ現役なんですけれどね。 223 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/08/07(金) 18 36 36 ID hErcdyss0 205 2日連続で投下出来る日もあれば、2週間くらい投下できない日もあります。 オフラインが忙しくて書けない日も多いですが、休日等で暇でも筆が乗らない日って、やっぱりあるんですよね。そういう日は無理に書かないようにしています。 206 「皇国に追い付け追い越せ」が、F世界のスローガンになったりして……。 207 現代ですら、第三世界などでは馬や駱駝などが軍用で使われているらしいですからね。 208 209 台湾の場合、西欧列強に「日本はここまで出来るんだぞ!」と 見せびらかす意図もあったでしょうから、一概に比較は出来ませんね。 一度超えてしまった場所は、もう戻る事ができませんから、今の所、 民主主義や市場経済というシステムを放棄する事は皇国には出来ません。 210 経済は、史実日本ほどの統制経済ではないのです。むしろ自由主義経済の方向。 日中戦争していませんし、ソ連とも睨み合いはしていても直接ぶつかってはいない。 だから、史実日本より豊かで軍備が充実している面があります。 国内は平穏で、テロやクーデター未遂事件なども起こっていない。 モノが溢れかえってはいませんが、不足もしていません。 ただ、それは転移前の話。 転移後は、状況が把握されてからは米や小麦等の重要品目について配給制が取られています。 それと、確かに台湾のような直接統治は出来ないでしょう。 受注して開発という事になるでしょうから、時間はかかりそうです。 211 勿論、開発の最優先は国内と神賜島です。 ただ、その国内開発が完了するまでの数年間、F世界側の港等が 使えないに等しいのでは、色々と不便なので、その開発中に 元世界に再転移してしまうリスクはあっても、やらないと 「今」を乗り切れないです。 それに、元世界に戻る可能性とF世界に留まる可能性は五分五分ですから、 F世界に投資したら必ず損をするというわけでもないのです。 株でも何でもそうですが、「必ず得する話」は、元世界にだってありません。 212 鉱物資源に関しては、近場の神賜島があるのですが、 これも元世界に戻ったら付いて来ない可能性が高いですからね。 ただ再転移怖いから投資しないと萎縮するだけでは、今を生きていけないと考えています。 仰るように、リスクが高くてもやろうとする人はいるでしょう。 もし、この先何十年、何百年と元世界に帰れないのならば、先にやったもの勝ちになりますし。 重工業分野に関しては、近い将来は国内の需要増とそれに対する供給増だけで何とかなりそうに思うのですが、 軽工業分野に関しては、外貨獲得のための主要産業な訳で、マッチや絹や綿製品などは F世界の人達でも扱える商品ですし、外貨が無ければ肝心の食糧が輸入できない訳で、 そういう面からも海外にある程度の市場を開拓する必要はあると考えています。 213 皇国本国内も、史実日本と同様にまだまだ未発達な分野があるので、 国内改造で新たな需要は生み出せると考えています。 例えば全国の主要道路を完全舗装する事業だけでも、 重機メーカーや土建屋などにかなりの金が落ちます。 問題なのは、そのための国家の財源ですね。 財源確保のために、マッチ等を輸出してせこせこお金を溜め込む必要もあるかと考えています。 あとは、戦争捕虜の身代金と、戦時賠償金を国内開発の財源に使えれば良いですが、 取らぬ狸の何とやらですから、あまりアテには出来ません。 それらの一部は、食糧輸入代金に消えますし。 海外のインフラ整備に関しては、交渉次第ですね。 属国や直轄領になるわけではないので、他国内で勝手に道路工事など出来ませんから。 いかに、近代化がその国にとって利益になるか説得する外交官や、物言わぬ圧力をかける武官の活躍次第です。 224 :303 ◆CFYEo93rhU:2009/08/07(金) 18 38 26 ID hErcdyss0 214 鉄道はともかく、さすがに運河までは、皇国も考えていないでしょう。 遠い将来になればわかりませんが、少なくとも数年以内には無いと思います。 215 確かに、本国の開発を差し置いて他国の開発に乗り出すというのは負担が大きいでしょうが、 最低限港の整備等やらないと、何時まで経っても貿易が上手く行かずに余計苦労しそうに思うのです。 台湾を引き合いに出してしまったのが間違いでしたでしょうか。 216 侵略戦争して列強各国を皇国直轄領として……なんて事したら負担が 増える一方ですから、間違っても武力侵攻前提の国家運営は無いです。 217 インフラ整備が「その国の発展のため」ではないのは、国家が慈善事業団体ではない手前、仕方ないでしょうけれど。 そういう意味では、皇国は欧米流を目指していると言えるかもしれません。 218 東西両大陸への軍事的な楔として、インフラの整った地域は最低でも1箇所ずつ欲しいですね。 西大陸では、ライランス王国に割譲させたカレーン島の整備で、 イルフェス王国に頼る事無く治安維持が行えるようになりますが、 港の整備や内陸の主要都市から港までの鉄道路線などは、最低限は必要でしょう。 219 神賜島は、今は天然資源(石油資源や森林資源等)が確認されている以外何も無い無人島です。 少数の政府駐在員や科学者、軍を中心に、島の安全を確認しつつ希望者の入植を準備している段階で、 つまりゼロから資源開発や農業開拓を行わなければならないわけです。 幾ら皇国が史実日本より発展していると言っても、アメリカとは違いますから、 全てゼロから開発した場合、数年単位の時間がかかるでしょう。 しかし、国家備蓄は数年分ありませんから、倹約しつつ諸外国から物資(主に食糧)を輸入する必要があります。 そのために貿易は不可欠で、皇国の遠洋型の大型貨物船(少なくとも5000総トン)が 港に直接入れるか入れないかは重大な問題ですし、内陸の農業地帯から港まで 荷馬車というのも輸送効率が悪いから、鉄道を敷きたいという考えもあります。 そのような点でF世界(同盟国)のインフラをどうするかという問題ですので、 今すぐ同盟国を19世紀末か20世紀初頭並みに発展させてやるという意図はありません。 それは10年後、20年後といった将来の問題です。 220 つまりF世界都市の浮浪者などを、F世界開発のための労働力として使えばいいという話ですね。 しかし、やはり治安の問題や、教育の行き届いていない人材を使うのは余計な苦労を背負い込みそうで。 221 捌けますね。 マッチや繊維製品を輸出して食糧を輸入するわけですからね。 そのために、貿易相手国には港と鉄道が是非とも……。 。
https://w.atwiki.jp/shingekimemo/pages/28.html
現在公開可能な情報 1.街が壁から突出している理由(1巻) 2.立体機動時の体重移動装備(1巻) 3.立体機動装置の大まかな機構(1巻) 4.人類活動領域の大まかな規模の図説(2巻) 5.壁上固定砲(2巻) 6.体格差の図説(2巻) 7.現在の調査兵団(3巻) 8. 立体機動装置の訓練(4巻) 9.超硬質スチール(4巻) 10.調査兵団の馬(5巻) 11.酵母(6巻) 12.巨大樹の森(6巻) 13.対 特定目標拘束兵器(7巻) 14.憲兵団(8巻) 1.街が壁から突出している理由(1巻) この世界においての壁の建造は最重要事項である。 左のわかりやすい図のように(単行本では図が挿入されている)、単純に壁の中に街を作ってしまうと、万が一壁を巨人に突破された際に対応の術がない。つまり広大な範囲の、どこを突破されるかわからないからである。 当然、壁の全周をあらかじめ監視・警備するだけの兵力は、人類には無い。そこで、解決策として採用されたのが、下のわかりやすい図である(単行本では以下略)。 つまり「的を絞ること」が目的である。この策により、壁を警備するコストは抑えられ、兵力も集約できる。だが、巨人を集める「エサ」となる人間がこの壁の中に入っていなければ、当然効果は無い。兵士が駐屯することによる街への経済効果は約束されるが「経済的利点」と「巨人に食われる恐怖」を天秤にかけ、この街に住もうと思う者は決して多くないだろう。 そこで王政府は、この先端の町に住む者を「最も勇敢な戦士」として祭り上げ、大衆を扇動した。 人類の領域と壁外の巨人の領域を結ぶ扉は強度が劣るため、保守派により埋められる計画があった。しかし「壁外への扉を放棄することは人類の復権への意志を放棄することである」と主張する革新派によって計画が阻まれてきた経緯がある。 この壁の建造時期や建造方法は、物語が進むにつれて明らかになるだろう。 2.立体機動時の体重移動装備(1巻) (単行本では図が以下略) 立体機動を可能にする為には、全身に張り巡らされた、固定ベルトを利用した細かい体重移動の技術が必要になる。 立体的で高速な機動が目的である装備は、徹底して軽量化の限りを尽くされている。 両側の腰のどちらか一方に全体重をかけることになる。その体重のほとんどは、反対側の足の裏にかけられる。宙を舞うような機動であっても、全身の筋肉を酷使することによって成り立っている。 3.立体機動装置の大まかな機構(1巻) (単行本では図が以下略) <立体機動装置本体> ・本体部分に鉄線を収納 ・軸が二つあり、独立して回転 ・ガスはボンベに圧縮して注入されている 操作装置が作用する部分はブラックボックス(技巧科が秘密裏に管理・改良) <ファンの部分> ・ガスはファンに直接吹きかけられて回転 ・排出部は吸入口から入るガスに干渉しないように羽根の形が工夫されている ・ガスの圧力を調整して出力を操作 ファンへの吹き出し部と排出部を兼ねる部分はブラックボックス(技巧科が秘密裏に管理・改良) 4.人類活動領域の大まかな規模の図説(2巻) (単行本では見開きで人類活動領域の俯瞰図が収録) この図説は、人類に残された領域の広さを感覚的に示したもので、街や壁の大きさを正確に描写したわけではない。 先端の壁「ウォール・マリア」の外は、依然として謎のままであり、正確に描写されているわけではない。 人類領域の中心ほど標高は高くなり、中心から外に向かって川が流れる。 人類領域内は水と鉱物資源と天然ガスなどの資源に恵まれている。 5.壁上固定砲(2巻) (単行本では図が以下略) 大砲は立体機動装置登場以前の対巨人主力兵器であったが、機動力に欠け、地上戦での運用は困難を極めた。 その代わり固定砲が壁に配備され、防衛用の改良が施された。 従来の機動式大砲との違いは、垂直下に砲撃が可能であることと、反動を軽減する仕組が加わったことである。 ぶどう弾 主に兵士による近接戦闘前の支援砲撃に使用される。 巨人に対して殺傷効果は低いが、ある程度動きを停滞させる効果はある。 榴弾 対巨人の殺傷が目的。 巨人の弱点を捉えることができれば一発で仕留めることも可能。 しかし、動く目標に対しての滑腔砲自体の精度が低いために、狙って当てることは大変困難である。 成果は殆ど無い。 レール上の大砲は、砲撃時にしっかり固定されていなければ砲台ごと吹き飛ぶ。 照準を定めた後レールに固定する作業が入るため、即射性は落ちる。 6.体格差の図説(2巻) (単行本では比較図が掲載されている) 壁50m、超大型巨人推定約60m、15m級(エレン巨人体)、7m級、4~5m級、兵士1.7m 7.現在の調査兵団(3巻) 調査兵団とは、壁の外の探索活動が主な目的だが、ウォール・マリア陥落以前と以降では活動内容が異なる。 陥落以降の活動は、来るウォール・マリア奪還作戦二回目の為の布石を打つ作業である。壁を破壊されたシガンシナ区へ大部隊が向かえるよう、途中に点在する廃墟と化した町や村に、補給物資をあらかじめ設置し、大部隊が移動する順路を作成する。 8. 立体機動装置の訓練(4巻) 立体機動装置の訓練は、人間という二次元的な動きをする生物を、三次元に適応させるための過酷なものである。何よりも物をいうのは体力、ことに脚力であるが、耐G能力(特に女性が優れる)と空間把握能力も欠かせない。特に空中において自分の状況を素早く認識し、パニックにならない為には並大抵でない精神力が必要になる。このためバンジージャンプや器械体操、果ては命綱を教官が故意に切ってその対応を見る訓練(俗に「闇討ち」と呼ばれる)などが行われる。いずれも安全な訓練とは言い難いが、訓練中に死んでしまうような者が巨人と戦うことは、いずれにせよ不可能なのであり、訓練を乗り切った兵士たちの士気と自負は強い。 設定協力/小太刀 右京・三輪 清宗 9.超硬質スチール(4巻) 工場都市でのみ生産される鋼材。強靭さとしなやかさを兼ね備え、巨人の肉質を斬裂しうる、現在ではほぼ唯一の素材。これによって鍛造した刃に特殊な製法で折れ筋を入れた「半刃刀身」は対巨人兵器として広く知られている。「超硬質スチール」の精錬には、工場都市が備える高炉が必要不可欠であり、工場都市以外では製造できない。 また、超硬質スチールの鍛造時には複数のレアメタルを微量に混入させる必要があるが、その素材と割合は工場都市内部の秘中の秘となっている。 設定協力/小太刀 右京・三輪 清宗 10.調査兵団の馬(5巻) 調査兵団に与えられている馬種は、それ専用に品種改良されたもので、体高160cm程度、体重は450kg~500kg。 粗食に耐え、長時間の行動にも不平を漏らさない。気性も温順で、巨人に対してもパニックを起こしにくい。 トップスピードは、時速75km~80kmに達し、巡航速度でも35km程度で走ることができる。粘り強い足を持っており、馬車を引かせても十分な速度(時速20km程度)を確保できる。 馬は巨人の直接の目標にならず、また巨人の足から逃げることができる、ほぼ唯一の手段である。 これらの馬は極めて高価である。 金銭に換算すれば、平均的な庶民の生涯年収に相当する。 設定協力/小太刀 右京・三輪 清宗 11.酵母(6巻) ウォール・シーナ内でのみ生産される特殊な酵母。 外見は、人の頭ほどもある発酵した大豆の塊である。 酵母を飼い葉や小麦、大豆、干し肉などの入った倉庫やテントに置いておくことで腐敗が極端に遅くなることが知られている。 酵母が食料を変質させることで、保存されるのだという経験則だけが知られており、科学的な理論までは理解されていない。 酵母を置いた貯蔵プラントを各地に展開することで、ウォール・マリア奪還のための補給物資を備蓄するのが、これまでの人類側の戦略であった。 設定協力/小太刀 右京・三輪 清宗 12.巨大樹の森(6巻) 壁内、壁外に点在する巨木群。ある地区を境に局所的に自生し、樹高は80mを超える。 なぜこれほど巨大な木が存在し得るのかはわかっていないが、地質に原因があると唱える者もいる。 ウォール・マリア崩壊以前は、観光地として人の手による整備が施されていた。 現在は人の手が入らなくなったために荒れ果て、林道はほとんど保持されておらず、草や木々に飲み込まれつつある。 巨人が森林内を移動したことで、道が保持されている部分もある。 調査兵団にとっては、壁外遠征において巨人の脅威から身を守る重要な拠点となっている。 設定協力/小太刀 右京・三輪 清宗 13.対 特定目標拘束兵器(7巻) 特定の巨人を拘束することを目的として、新たに開発された調査兵団の兵器。 見た目は、あえて普通の馬車に見えるようにしている。 積載している樽の中には七本の鉄の筒が敷き詰められており、その筒には矢じりを両極につけたワイヤーが螺旋状に内包されている。 ワイヤーは頑丈でありながら、起爆後に伸縮するよう特殊な構造で作られている。 この装置を起爆させると筒の両端から矢じりが射出され、その矢じりの一方は目標とされる巨人に向かい、もう一方は木の幹に撃ち込まれるので、先端が巨人に命中すれば木の幹と巨人をワイヤーで繋ぐことができる。 それらの矢じりの鉄砲を多方向から無数に撃ち込み、ワイヤーの特殊な張力で目標をその場に繋ぎ体の自由を奪い拘束することがこの兵器の用途である。 調査兵団は、この兵器を開発させるために多大な資金が必要となり、必ず成果を出すことを条件として、出資者から多額の投資を受けた。 そのために作戦の結果次第で、調査兵団の存亡が左右される状況となった。 14.憲兵団(8巻) その年の訓練兵団成績上位10名が志願を許される。 他には駐屯兵団で経験を積んだ兵士が転属されるケースなどがある。 総数は2000名程度だが、憲兵団の指揮下にある駐屯兵団を加えると5000名程度が実働兵力と考えられる。 駐屯兵団の上位として振る舞い、内政のあらゆる部分に隠然たる権力を持つ。 前線で巨人と接触する機会もないので、人的損耗もない。 各城壁都市には200名程度の憲兵が配備されている。 主な任務は、訓練兵団の統括や駐屯兵団の監視、消防の指揮統制。政治犯や重要犯罪者を逮捕拘束することもある。 貴族や王室などの関与する犯罪は憲兵団が優先的に操作を行う。 民主的な設立起源を持つ調査兵団とは、性質上対立しやすい。 設定協力/小太刀 右京・三輪 清宗
https://w.atwiki.jp/r2suitableness/pages/13.html
鉱物 確認前名称 ◆ 確認後名称 店売値 重量 ドロップモンスター等 入手方法 石の破片 ◆ 割れた石の破片 5 ホブゴブリン 鉄鉱石 ◆ 鉄鉱石 5 〈材料商人)500sグレムリン、トログロダイト、ブレードプリント 、ボア 鉄鉱石 ◆ 青銅石 5 〈材料商人)1000sオーキッシュアーチャー、クイーンヨンヒー、タイタンオーキッシュウォーリアー、トレーサー、ノールアーチャー 金の破片 ◆ 金の破片 ? 10 〈材料商人)500sトレーサー、フォールスケルトン、ハーピー、ミストドラゴン 銀の破片 ◆ 銀の破片 30 10 〈材料商人)500sゴブリンティガー、スカルスパイダー、スパイダー、リザードマン 銅の破片 ◆ 銅の破片 30 10 〈材料商人)500sゴブリンティガー、ケイプバット、ブッシュグレムリン、レッサートロール 金属の破片 ◆ 金属の破片 30 10 〈材料商人)3000sゴブリンエンジニア、ゴブリンティガー 丸い鉄の破片 ? 1 古い小銭を〈骨董品店〉で鑑定 銀灰色が混じった鉱石 ◆ 銀鉱石 ? 5 ラミュロス 銀灰色が混じった鉱石 ◆ ミスリル鉱石 ? 5 ヘルガーディアン アダマンタイト鉱石 ◆ アダマンタイト鉱石 ? 20 ツランカラッシャー
https://w.atwiki.jp/jaeger/pages/47.html
第二十二幕 始まりの鐘 インビンシブル大帝國 バルデバルド平原 国境地域より北方に約20kmの地点 広大で平らな大地が一面に広がるこの場所で、キュラキュラと履帯の音が五月蝿く鳴り響く。 戦車、戦車、戦車……普段は穏やかなこの場所は今、戦車の群れによって占拠されていた。 その戦車の上には歩兵がしがみつくようにして乗っており、戦車関連用語ではこれを『跨乗(こじょう)』と言う。そして、その跨乗している歩兵を『跨乗歩兵』と呼ぶ。 まぁ、それは兎も角として、現在このバルデバルド平原にはインビンシブル大帝國の機甲軍団が集結して、その圧倒的なまでの暴力的な力を発揮されるのを今か今かと待ち侘びていた。殺戮の風が思う存分に吹き荒れるのを。 そして、その平原にある一つの天幕にはこの軍団の頭脳が集められていた。 天幕の中は簡易的なテーブルと椅子が幾つかあり、テーブルにはここ周辺の地図が広げられている程度の質素なものだった。 「今回の侵攻作戦では、我々の働きが特に重要とされる。全員油断の無いように心してかかれ」 そう発言したのは陸軍大将であり、この機甲軍団の総指揮を任された狂気の名将の紫芝であった。 実際には後方の司令部で全体の指揮を取る予定であったのだが、強引に現場で動く事を認めさせたのだ。まぁ、それもこの男ならば納得のいくことであるが。 そして、その紫芝の眼前には真剣な面持ちの頼りになる彼の幕僚たちが存在していた。 「重々承知しておりますとも、閣下。如何に相手が小国ばかりであるとは言え、全力を持って撃ち滅ぼすのみです」 紫芝の言葉に真っ先に答えたのは『ヴェルグ=ケラーネ』陸軍少将だった。 彼はその名前からして分かる通り異世界人で、それも二十年前に滅ぼしたザーブゼネ王国の貴族の子供なのだ。 ザーブゼネ王国を滅ぼした際に、支配階級の一定年齢以上の男子は全て氷室の実験台か、断頭台の露と消えたが、まだ幼い子供や女子に関しては飛鳥島で保護する事になった。その彼らには時期的にも反抗されると色々と拙かった為に念入りに洗脳を行い、今でもその大半は飛鳥島にて暮らしている。貴族打倒を国是として掲げている以上、彼らを自由にするわけにはいかないからだ。 結果としては、彼らは飛鳥島で比較的製造工程が簡単な工場で働いたり、広大な畑を耕したりしてもらう貴重な労働力となっている。また、才能があると判断された子供を中心に様々な事を学ばせ、帝國に不足している人材の補充に当てた。 そのうちの一人が彼、ケラーネ少将なのだ。近年、その軍事的才能を十二分に発揮し、長期に渡る洗脳によって裏切りや不正の心配も全く無い信用も信頼も出来る有能で誠実な将軍であると言えよう――たとえ、そう作られたとしても。 「その通り、私もケラーネ少将と全く同意見にございます。相手が地べたを這いずり回る小さき蟲であろうとも徹底的に粉砕するまでッ!」 ケラーネに続いたのは『カイン=ルーデル』陸軍少将だ。 彼もまた貴族の子供で、その才が認められてこの場にいる。但し、少しばかり熱くなりやすいタイプで、コントロールに多少の手間が掛かるのが玉に瑕だ。 しかし、逆にその性格ゆえの突破力を見せ、攻撃においてはかなりの戦果を上げる男だ。同時に被害も大きくなりかけるが。 「……全ては皇帝陛下の御心のままに」 静かに、だが、何処か鋭さを感じさせる口調で言葉を発したのは『フォルク=リューベルト』陸軍少将である。 口数が少なく、あまり他者と会話をしようとしないが、優れた洞察力と冷静で的確な状況判断能力を持つ。 戦い方に派手さは無いが、その用兵は巧みで、彼と戦った相手は気が付いたら負けていたという状況に度々なる。尤も、彼らの経験した戦いというのは全て演習で、実戦は今回が初であるのだが。 以上三名が紫芝の機甲軍団の各師団長で、紫芝直轄の機甲師団を合わせて計四個機甲師団、五万二千名がその機甲軍団の中身である。 「うむ、貴官らの活躍に私は大いに期待している。この戦いが無事に終われば貴官らの昇進は間違いないだろう」 紫芝は満足そうに頷きながら、自分の後釜になり得る三人の将軍を見る。 どれもまさしく粒揃い。決して自分の期待を裏切らない戦果を上げるはずだ。 「はっ、閣下のご期待に沿うよう我らは死力を尽くす所存であります」 ケラーネがそう言うと、ルーデルとリューベルトもそれに続く形で言葉を連ねる。 紫芝がそんな彼らに軽く笑いかけていると、ピピピピピッという電子音が鳴り響く。時計のアラームだった。 「おっと、もうこんな時間か。では、各々配置に付け。一時間後には進軍を開始する」 紫芝の言葉に三人は勢いよく立ち上がるとビシッと敬礼をする。 紫芝もそれに応え、彼ら一人一人の顔を見回すと、満足そうな顔をして天幕から出て行った。 舞台の開演の時間は、もうすぐそこまで迫っていた。 インビンシブル大帝國 帝都ノーブルラント デオスグランテ城 皇帝執務室 「いよいよだな、榊原」 「えぇ、かなり待ちくたびれましたよ」 何処か遠くを見るように会話をする九条と榊原。 何せ大陸の覇権を賭けた本格的な戦いができるようになるまで二十年という洒落にならない長さの時を消費したのだ。感慨も一入である。 「二十年という月日は莫大なものです。我々の目的も既に大きく変わってしまいました……」 何処か寂しそうに聞こえるはずだが、榊原は爛々と瞳を輝かせている。 まるで、気になっていた映画が長いコマーシャルを終えて、ようやく始まる時のウキウキとした雰囲気を楽しんでいるようだ。 「本来の目的は元の世界への帰還。だが、今ではこの異世界の完全なる征服が我々の大目的だ」 九条もニヤリとした笑みを浮かべていた。 長い年月は異邦人である彼らに望郷の思いを忘れさせていたのだ。最早故郷を懐かしむ事も無く、ただそんなところもあったな、としか思わない。 時間とは残酷なもので決して止まる事は無く、無情に過ぎ去るもの。辛い記憶も楽しい記憶も途端に色褪せさせ、思い出ではなく一時の出来事に変える。 それが時間という名の超越した一種の力なのだ。 「世界征服……大国の支配者たちが夢見てきた到達点」 「そうだ。その到達点に向かって我々は進んでいるのだ」 「まずは大陸の統一のための戦争、その次は世界を征服するための戦争……その次は何をしますか?」 ふと思いついたように問いかける榊原。 九条はその問いの答えを静かに、だが、二つの眼に狂気を宿し、言葉に相当な重みを加えて言った。 「戦争だ。ただ戦争をするのだ。戦争の歓喜を無限に味わうために……次の戦争のために、次の次の戦争のために」 まさしく狂人の模範解答。 ああ、その言葉は神の代行の言葉、死と戦いの神からの御告げ。 今ならば躊躇する事無く、その想いを彼の心は語るだろう。私は戦争が大好きだ、と。 「フフフ、陛下も御人が悪い。ある意味で紫芝大将よりも厄介ですな」 「厄介かね? クク、元々日本人は戦闘民族なのだ。むしろこれが本質というものだよ」 そう言うと楽しげに哂う。この後の戦いで流される血を大帝國の歴史は刻み込む。 何人、何十人、何百人、何千人、何万人、何十万人、何百万人、何千万人、何億人、何十億人……天や地獄に捧げられる数はどれくらいになるかは分からない。 血が歴史を動かし、血が時代を作り、血が理想郷を形成する。 それが戦争、大戦争なのだから。 「ハハハ、そうかもしれませんね」 「だろう? まぁ、その話はしばし置いておくとして大海軍と大空軍の建設は南方諸国を制圧中、もしくは制圧後までには出来るか?」 「まぁ、なんとか。既に我が国は経済的に自立していますし、国内交易でも十分財政を回せます。造船所も航空機工場も急ピッチで次から次に建設していますから、それをいつまでに稼動できるかが勝負でしょう」 そこからの問題は航空機や艦船を作るための多量の原材料の供給ですが、と続ける。 だが、それについては問題ではないだろう。そのための南方侵攻でもあるのだから。 豊富な鉱物資源が南方にあり、それを手に入れれば我が国は一気に空軍と海軍を編成できる。 予定通りならば、数年以内に爆撃機、戦闘機、偵察機などの航空機が3000機か4000機は用意できる。尤も、それ相応の時間が必要であるし、どの機体もまずは第二次世界大戦レベルのものになるだろうが。 「結構。実に結構だ。政務も大変だろうが、その調子で頑張ってくれ」 「了解です……そろそろ紫芝大将が進軍を開始した頃でしょうか」 ふと壁にかけられた時計を見ながら榊原は呟き、九条は無言で頷いた。 時計の長針と短針は12のところで重なり合っている。午前零時、作戦開始予定時刻。 千を超える数の戦車を有する紫芝の機甲軍団は今回の作戦の要。十分な戦力を与えた以上、結果は奴の手腕次第。 二十年の時を待ち、ひたすら臥薪嘗胆の思いで国力の増強に努めた成果が今試される。 さあ、血の狂宴の始まりだ。主役は異邦人の指揮する地獄の軍隊。引き立て役は異世界のクソ貴族。 始まりの鐘は鳴らされた。 前項 表紙 次項
https://w.atwiki.jp/seadra-library/pages/270.html
南部大陸にある砂漠の小国ガヤン。 ここはわずかな鉱物資源と公益によって成り立つ貧しい国だ。 中でもガヤン第二の都市アルヘルメイルは総督が圧政をしいて住民に重税を課し、民の生活はこの貧しい国の中でも特に過酷だった。 その圧政の元凶、総督は今アルヘルメイル砦の自室にいる。 贅を尽くしたその部屋には様々な高価な調度品が並んでいた。 総督は今、黄金虎の毛皮のかかった長椅子に座り、鉱夫から徴収した宝石の原石を眺めている。 浅黒い肌の色をした右目を眼帯で覆った精悍な男だ。 そこへ、慌しく頭にターバンを巻いた軍服姿の部下が駆け込んでくる。 「総督! 川島しげお総督! ゲリラです・・・反政府ゲリラが我が軍を強襲しております!!」 「ほーぉ、やっとか・・・」 ニヤリと笑う総督は椅子から立ち上がった。 川島しげお・J・ラームズ・・・総督の名である。 「流石に3度目ともなると連中も腰が引けておるわ。決起まで随分待たせてくれたなぁ」 川島しげおの言葉の通り、この街で反政府組織が決起するのはこれで3度目だ。 3度とも、重税でそこまで川島しげお自身が追い込んだのだ。 わざと・・・住民達が武装して決起するように。 彼の『狩り』の得物となるように・・・。 川島しげおが壁に掛けてあった愛用のライフルを手に取った。 「さぁ狩りの時間だ。兵どもに伝えろ。なるべくジワジワいけとな。すんなり楽にしてやるんじゃないぞ」 川島しげおが言うと、部下は敬礼して足早に出ていった。 そして川島しげお自身も部屋から出かかった所で、彼の背に声がかかった。 『・・・待て』 声に川島しげおが振り返る。しかしそこに人影は無い。 「お前か・・・」 しかし川島しげおはその誰もいない空間に向かって返事をする。 「久し振りじゃないか。一体どういう風の吹き回しだ。お前が俺の所へ顔を出すなんてなぁ」 「ゲリラと遊ぶのはまたにするがよい」 再び先程の声がしたかと思うと、床にぐつぐつと煮え立つ煮汁が広がる。 そしてザバッとそこからおでんが這い出てきた。 「召集だ。円卓は全員『時の部屋』へ集合するようにと」 おでんの言葉に川島しげおが露骨に顔をしかめる。 「何ぃ? ・・・冗談ではないわ。俺は今忙しいのだ、欠席させてもらうぞ」 「よいのか?」 おでんの問い返しに川島しげおが眉を顰める。 「此度の召集・・・メギド様の御名前で出ておるが」 「!!!!!」 川島しげおが息を飲む。 「・・・わかった、行こう」 肯いてそう言うと、川島しげおは手にしたライフルを壁に掛けた。 「やむをえん・・・ゲリラ共は行く前に片付けてしまうわい。お前も居合わせたのが運の尽きと思って手伝ってもらおう」 川島しげおに言われ、おでんは無言で肯いた。 ゲリラ達の集合場所に続々と兵士が集結している。 皆重税で生活をギリギリまで圧迫された民兵達だ。 背中のコブから砲身を伸ばしたラクダ『キャノンキャメル』も数多く見られる。 ゲリラのリーダーは他のメンバー達と打ち合わせをしていた。 そこで集団の一角がにわかに騒ぎになった。 「・・・どうした?」 リーダーがそちらを窺う。 「大変です! リーダー! 総督が・・・!!」 叫ぶ男を押しのけるようにして、人ごみから川島しげおが出てきた。 敵地の只中で1人、目立った武装もなしに葉巻を吹かしている。 「川島しげお・・・!!」 リーダーが手にしたライフルを川島しげおに向けた。 「やぁ、諸君」 銃口を向けられても川島しげおは余裕を崩さない。 フーっと紫煙を吐く。 「諸君らとこれから遊んでやるつもりだったんだがね。用事が出来てしまったのだ」 残念そうにそう言って首を横に振ると、川島しげおが葉巻を地面に落として足で揉み消した。 「だからあっさり死んでもらう事になってしまうが、どうか許してくれたまえよ?」 「・・・!!!」 パン!!!と銃声が鳴り響いた。 リーダーのライフルから放たれた銃弾が真っ直ぐに川島しげおを狙う。 「『グラヴィティ・プリズン』」 川島しげおの左目がギラリと光を放った。 瞬間、弾丸が速度を一気に減じて川島しげおに届く前に地面に落ちる。 「何だ・・・!!? ぐああっっ!!!!」 リーダーが悲鳴を上げる。 リーダーだけではない。周辺の兵士達も異変を感じて皆声を上げている。 目に見えない力で頭の上から押さえつけられているような感触。 その強さはどんどん増していく。 骨が軋む。地面に押し付けられる。 周囲の建物が倒壊を始めている。 骨の砕ける音と絶叫が始まった。阿鼻叫喚の地獄絵図。 押し潰されて皆次々に死んでいく。 そんな中で、川島しげおは悠然と腕を組んで薄笑いを浮かべてその有様を眺めていた。 「相も変らぬ、恐ろしい『重力使い』よな」 圧死した無残な骸たちの中におでんが煮汁の中から這い出てきた。 そこに無数の蹄の音と怒号が響き渡る。 先行していた部隊が本陣の異変を感じて引き返してきたのだ。 「・・・どれ、ではこちらの出番か」 おでんがそう呟くと、向かってくる兵達の眼前に大きな煮汁溜まりができた。 まるで地獄の釜の様にぐらぐらと煮立っている。 そしてその煮汁の中から、無数の太い白滝が飛び出してきて兵や馬に絡みついた。 「な、何だ!!!」 「くそっ!! 切れん!!!」 兵達が口々に叫ぶ。 弾力のある白滝は驚くほどの強度で刃を通さず、強い力で兵や馬を引き倒すとずるずると引きずり始めた。 その先は煮え立つ煮汁だ。 悲鳴を上げ、兵達は次々に煮汁の中に消えていった。 やがて辺りに静寂が戻る頃には、200名近くいた兵は全員いなくなっていた。 「これでよかろう。行くぞ」 おでんが言うと川島しげおが肯く。 そして次の瞬間、フッとかき消すように2人の姿はその場から消え失せていた。 2日間ほど列車に揺られ、シズマは中央大陸東端の港町ラフテースに到着した。 中央大陸における重要な港湾都市として大陸の中でもその盛況ぶりは指折りだ。 ここには様々な人や物が世界中から流入する。 道を行く人々も人種や種族が様々だ。 獣人、エルフ、ドワーフ、ホビット・・・様々な人々とすれ違いながらシズマが道を行く。 祖母ノルンは、この街に信頼できる人間を待たせていると言っていた。 落ち合う場所のメモは彼女から受け取ってきている。 (しおさい亭か・・・) レストラン兼酒場の様な店らしい。 この街では有名らしく、地図は添えられていなかったが道行く人に尋ねると簡単にその店の場所は教えてもらう事ができた。 港に面した大きな食堂・・・それがしおさい亭だった。 店内に入ると趣味の良い音楽が耳に届く。 フロアには小さなステージがあり、そこで吟遊詩人らしい女性がリュートを奏でているのだ。 シズマがテーブルに着くと、すぐにウェイトレスがお冷とメニューを持ってくる。 「いらっしゃいませ! 何に致しますか?」 シズマはメニューを受け取ったが開かずにテーブルに置いた。 「・・・葛湯を頼む」 「マジでか」 思わず素で返事をしてしまってから、ウェイトレスは注文をひかえて下がっていった。 (・・・そういえば・・・) ふと、シズマが思う。 (相手の名も何も聞いていないな) ノルンはただ、ここへ来れば会えるとそれだけをシズマに伝えた。 しかし、それだけでは相手もいつ到着するか等がわからないだろう。 (まあ、なるようになる・・・か) 出された葛湯をすすりながらシズマはそう思考を締め括った。 すると目の前の椅子に唐突に座った者がいる。 「こんにちわ!」 見れば先程ステージで演奏していた女性である。 「こんにちは。仕事はもういいのか?」 ステージの方を見てシズマが言う。 今は無人だ。店内にもBGMはなくなっている。 「あー、あれ別に仕事じゃないの。ちょっと手持ち無沙汰だったから何曲か演らしてもらっただけ」 そう言って女性がにっこりと微笑む。机の脇には彼女の置いたリュートのケースがある。 ・・・旅の吟遊詩人なのか。 改めてシズマは目の前の女性を見てみた。 まだ若い。恐らく自分とそう年齢は変わらないだろう。 見知らぬ相手とは言え、自分だけ飲み物を口にするのも気が引ける。 シズマが手を上げてウェイトレスを呼んだ。 「こちらの女性に玉露と芋ようかんを」 「マジでか」 また素になってしまってから、ウェイトレスが下がる。 「あっはっは、ありがとー。気使ってもらっちゃった?」 礼を言われていいや、とシズマが首を横に振る。 ・・・しかし、この女性は何故自分と合席になったのだろう。 「・・・ふーん」 ふと見れば女性がテーブルに両肘をついてその手に顎を乗せ、まじまじと自分を見ている。 「どうかしたのか?」 「お祖母様とは、あんまり似てないんだねぇ」 そう言われて、シズマは湯飲みをテーブルに置いた。 「そうか・・・あなたが」 もう少し年長の人間が来ると思っていた。 だから目の前に座られてもそうは思わなかった。 「マリス・K・アンジェーニュよ。ヨロシクね」 そう言ってマリスと名乗った女性は右手で髪の毛をかき上げるとウィンクをして見せた。 「まり姉さんって呼んでね!!」 第3話 1← →第3話 3
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/2922.html
終章 生命の萌芽 第五章 西暦最終戦争直後の翌年、年号は即時U・C(宇宙暦)へと改められ、 U・C3には、地球再生計画が始動した。 実に十数年にも渡るであろう、遠大な計画である。 この計画の主導者には、西暦最終戦争全体において、 財産に被害を受けていないとされる、 非常に稀有な人選によって行われた。 財産の程度によって地位の上下はあるが、幸か不幸か、 テスラ=ユングは牧場主という事もあり、その末端の一人に選抜され、 雇用面でいくばくかの貢献を果たすこととなった。 そのせいなのか、テスラは第一線から退いており、 子育ての傍ら、アルファ=ストレンジャーの成し遂げた功績を サーガとして記す事に全力を注ぎ、 その悲劇性もあり、英雄性もあってか、 そのサーガはベストセラーとして全世界に名を馳せたが、 それはもう少し先の時代の話であるため、ここでは余談としておく。 U・C4。『惑星アース』へと地球は名を改めた。 続いてU・C6には太陽が『恒星サンシャイン』へと名を改められ、 恒星サンシャイン系の惑星は順次改称を続けていき、 それに伴い統一言語として『惑星アース公用語』が定められた。 これの習得には大人世代が難儀したものの、当然として 新世代が習得するに至り、文字通り 世代交代を意味するものであった。 その頃にかけて、奇妙な噂が頻出するようになり、 多数の事件目撃例が警察機構へと報告されるに至った。 事例を挙げればこんな具合である。 『俺は見たんだ、まるで伝説の エルフみたいなのが川で釣りしてたぞ!』 『ゾンビの集団みたいなのが出てきて、集落を襲われたんだ!』 『巨人としか言いようのない人が山に出てきたわよ!?』 『俺は幻覚を見てきたのか? 馬に角が生えてやがった!』 そんな報告例を聞いたアルファは呟いた。 「奴だな。奴の撒いた『生命の萌芽』とやらが 芽吹いてきたのだろう。もはや、 この流れは俺にも止める事は出来んだろうな」 これらを懸案事項として捉えた臨時政府上層部の意向は、 『新しい生態系の確立と推測されるため、調査を決行する』 というものであった。 その過程において、U・C10、不思議な薬を入手し、 迂闊にもそれを確認もせず飲んだ愚か者に、不思議な力が備わった。 それを人は『魔力』と呼び、畏敬の念を抱いた。この性質は 遺伝させる事が可能らしく、後に魔道士という職業を生み、 また戦争文明の大きな退化から、再び剣や槍といった、 原初の武器が活躍する時代が訪れるようになり、それに伴って、 人間の身体能力は飛躍的に向上するに至った。 これが復興に大きく寄与したのは言うまでもないだろう。 U・C12において、ようやく調査を一段落終えて、 新種族の分類を少しずつ進めていく方向で 話が固まったのであった。この時見つけられた種族が、 後の『ナインサークル』で言うところの 『精霊族』『妖精族』『竜族』『怪物族』『亜人族』である。 更にその中では『神族』『魔族』としか表現しようのない 精神生命体の存在も確認され、人間達は 元から惑星アースに住んでいた、人間自身を含む 動植物達を改めて『自然生命族』と定義付けるのであった。 復興は順調に進み、いよいよ宇宙時代の到来である。 U・C15。その発端として、 西暦最終戦争によって一時停止していた、 惑星マーズのテラ・フォーミング化計画を再度提唱。 更にはU・C18にスペースコロニー計画の提唱が行われ、 メガ・メテオの副産物として 鉱物資源が大量に採掘されていた事もあり、 U・C20には早速、計画実行に移されたのである。 希望に燃える計画参加者達を前に臨時政府暫定的大統領である、 カルナバル=バベル氏は、演説をするのであった。 「惑星アースの住民諸君。 私は惑星アース連邦臨時政府暫定的大統領の カルナバル=バベルである。我々は西暦最終戦争という 未曾有の大戦争を経験した世代であるが、その発端――いや、 全ての争いごとの原因を突き詰めて言えば一言に尽きる。 要約すれば『宗教』というものが 存在する事そのものが害悪なのだ! 人が人を神と崇めること自体に、もはや意味など存在しない! それそのものが人類史上、 最大の愚行だったと認めざるを得ない! 異論もあろう! 反論もあろう! だがこれは厳然たる事実だ! 宗教を、神を崇める心を捨てよ! そして人類は人類のために、人類を信じる心を信念とし、 それを支柱として生きるのだ!! ――先の西暦最終戦争によって我々が受けた被害は、 甚大などという欺瞞的虚飾で済まされないほどの 無惨極まる事態であった! しかし我々は一人の英雄、 アルファ=ストレンジャーを、 知らなかったとはいえ迎えた事により、 彼自身の尊い犠牲と引き換えに、 かろうじて生命線を繋ぐに至った! 彼は妻であるテスラ=ユングに 『生命の萌芽』を残したと言われるが、 敵であった『魔神王』なる存在もそれに匹敵するものを残した! それが新たなる脅威となるであろう、人間以外の 惑星アース内知的生命体であろう事は想像に難くないはずだ! 今また摘まれようという幼い人類の命脈を何としても 我々臨時政府は保たねばならないと断言出来る! なれば、今こそこの宇宙世界において、我々惑星アースの民が 安寧をもって生きる事の出来る安住の地が必要である事は、 もはや今更説明の余地を見ないであろう事は明白なのだ!! 惑星マーズのテラ・フォーミング化再提唱も果たされ、 今またスペース・コロニー計画が実行されようとしている 今日というこの日は、記念すべき日にして 祝賀足り得る日である!そういう記念すべき日を 諸君等と、そして我等が偉大なる英雄、 アルファ=ストレンジャーの愛したテスラ=ユングと共に 過ごす事が出来る事は感激の極みと言っても過言ではあるまい! 来たるべき宇宙時代への旗頭は諸君等一人一人が担えると、 私はただひたすらに信じている! 国民よ、今こそ立ち上がれ! その胸に抱いた希望を、自らの手で掴まえるのだ!!」 カルナバル氏の傍らには、 テスラがゲストとして紹介されていた。 ただしカルナバル氏はアルファの霊体の存在には 実に愚かな事だが、まったく気付いていなかった。 これから数百年もの間、人類は 他種族の脅威に悩まされる事になるが、 ここでは完全に余談である。 着実に時代は進み、ベータ=ストレンジャーが一人立ちした後、 テスラは隠棲生活を送ることになる。 ただ愛したアルファの霊体と共に。 そして、U・C25。テスラ=ユングは夫の霊に見守られながら、 齢五十を待たずして、肺炎をこじらせた事により、死去する。 夫の霊と共に、仲睦まじくも冥界へと旅立っていった。 その冥界において、アルファは懐かしい顔を見た。 メガ・メテオ戦線において、アルファに力添えを行った 神王ゼウス、魔王サタンの両名だった。 「……久しぶりだな」 「勇者アルファ=ストレンジャーよ、我々は待ち望んでいた」 「約定通り、魔神王の暴走を 止めていただいた礼をせねばならぬ」 見ると、冥界の一角に、割と大きな居住スペースが確保されていた。 「我々はこの区画を『勇者の館』と命名した次第だ」 「アルファ=ストレンジャー。あなたと、 その血脈にここを使っていただきたい」 「……何故、そこまでしてくれる?」 アルファの懸念は無理も無いのだ。テスラも霊体のまま疑いを抱く。 存在を聞いてはいても、初対面では無理もないだろう。 「恥ずかしながら、我々神界でも、 そして魔界でも変化が起こりつつある。 私はもう、神王の座を降ろされてしまっているのだよ。魔王もだ」 「我々も転生せねばならん、しかしそれでは恥ずかしながら、 魔神王への対抗手段として、監視する者がいなくなってしまう」 アルファは大筋の事情を察した。 「つまりは、俺にいつ復活するか分からない、 魔神王を見張って欲しい、と?」 「そうなのだ。まあ元から我々では相手にもならなかったがな。 とどのつまり、我々は長く生き過ぎた。 それがまずかったのだろうな」 「きちんとした生き物が、まっとうな感性で 監視しなければ意味が無い。それが出来るのは、 あなたしかいない。アルファ=ストレンジャー」 しばし沈思黙考するアルファを、テスラが後押しした。 「それを、惑星アースではきっと『宿命』と いうんだと思います、アルファさん。 結局、人は戦わなければ生きていけないのでしょうね……」 「……君の言う通りかもしれん、テスラ。ならば引き受けよう。 それにひょっとしたら、色々と 面白い物が見られるかもしれんからな」 「感謝する」 「感謝する」 元・神王ゼウスと、元・魔王サタンはその場から消え去った。 彼等も精神生命体なりに、寿命を迎えつつあったのかもしれない。 それが焦りを呼び、あのような悲劇に繋がったのだろう。 「神王と魔王……惑星アースには 『輪廻転生』という考え方がありますが、 きっとあの二人も、その螺旋の輪の中へ 取り込まれていったのですね……」 「そこから外れる者達が少しぐらいいてもいいさ、テスラ。 それが俺の血を引く一族であってはならないと いうわけでもあるまい。希望は紡がれるさ。 後は『俺達』人間自身の手によってな――」 こうして、彼の血脈による物語は、 U・C3256まで、実に三千年以上もの間を待つことになる。 だが、我々は忘れてはならない。 この物語さえも、伝説の発端に過ぎない―― <勇者の館α 完結>
https://w.atwiki.jp/wiki8_unknown/pages/1040.html
ミッションレコード > 資源紛争 これにECが少数派兵 FTB領にある「(ゴル)ロア島」を舞台にした 資源を巡る紛争 大漢中とザーフトラがロア島の領有を主張し、部隊を派遣してきたところから紛争はスタートする USNはFTBに戦力支援(いくつかの部隊を派遣) OCUはUSNより後れてFTBに戦力支援 大枠しか決まってないので設定を使うのは自由 ミッションとインターミッションからフィードバックして作り上げるんじゃ 島は中心に山脈と密林 周囲に密林と平原 南に砂丘とか(仮) --- 事件 --- ■最初にUSN、遅れてOCUの戦力的支援開始 ■1/23/水 ザーフトラ輸送機襲撃事件。襲撃犯はザーフトラ、ザーフトラの亡命者(研究者)と謎の積荷。USNが確保 ■1/28/月 ECがFTBに戦力的支援開始 ■ ■ ■ --- 地名 --- ※追加請う ■FTB基地 ■基地に近い資材置き場 ■基地から少し離れた山道 ■ジサッツェ(街) -仮- ■塩粒砂丘 -仮- ■山の麓を通る舗装された道路 ■川のせせらぎが聞こえる夜の密林 ■住人が逃げ去った市街地 ■ ■ --- ロア島の歴史 --- 21世紀初頭日本より東の海域 太平洋にて隆起。ロア島と名付けられる 21世紀中頃FTB成立、ロア島を領土に 21世紀後半街、鉄道などのインフラ整備 22世紀初頭周辺海域および島の地下に多量の鉱物・エネルギー資源発見 22世紀初頭ゴールデンロア島(ゴルロア島)と呼ばれ、大漢中とザーフトラが侵攻 → メモ
https://w.atwiki.jp/fvb_sakura/pages/606.html
【宇宙開発グループの創設】よりの派生 更なる採掘地の捜索(イベント):FVB L:更なる採掘地の捜索 = { t:名称 = 更なる採掘地の捜索(イベント) t:要点 = 解かれる封印,巨大迷宮,地下 t:周辺環境 = 最悪の地獄 -------------------------------------- 最悪の地獄だ。今さらそう思っても仕方がないが、罵らずにはいられなかった。 自分1人だけなら単なる「地獄」だ。何かあったら死ぬ覚悟はできているが、今回はまずいことに子供を連れてきていた。 俺は5人の子供と共に、冥府の王が支配するという星(正確には小惑星らしいが)の採掘現場跡地でなかば生き埋めになっていたのだ。 FVBは新たな燃料採掘地を捜していた。 以前発見した採掘地の貯蔵量は莫大で驚くべきものだったが、決して無尽蔵ではない。まして燃料グループを立ち上げ、帝國規模で流通させ始めたら枯渇はすぐそこに見えている。 新たな採掘地の発見は、燃料グループを存続させるための最重要課題であり、宇宙開発センターによって無人探査機を使った捜索が早くからおこなわれていたが、成果の上がらないまま宇宙戦闘の勃発によって中断されたままだった。その時点で判明していたのは、アステロイドベルト(小惑星帯)も含めた宇宙空間は鉱物資源についてはまったく期待できないということだけで、燃料の採掘地としてはまったくの未知数だった。 そして、新たな探査計画が練られていたわけだが、俺の仕事はそんなものとは関係なかった。 ただ、藩立学校の生徒の実技指導を兼ねて、現在の燃料採掘地の計測機器を交換しに降りるというものだった。 「まだ新たなメタン層は発見されていない。他の星で見つかるかも知れないが、設備の関係から、やはり冥王星の上で見つかるのが好ましい。とはいえ、目につくところはあらかた掘り尽くしてしまい、さらに探そうと思ったら宇宙艦隊総出で大型の試掘用機械を運んでこないといけないだろうが……」 まだ10歳やそこらの少年少女を引き連れて遠足を楽しむというには、冥王星はあまりに過酷な世界だ。平均気温がマイナス229度という極寒地獄であり、窒素や一酸化炭素のほとんどが個体の状態でしか存在していない。残りは大気というにはあまりに希薄な気体の膜でしかない。そもそも冥王星そのものが窒素やメタンの氷でできているといってもいいくらいなのだ。 そんなところに子供を連れて行くのは、命令とはいえ気が進まないことだったが、最近の子供は俺たちの時代とは違っているらしい。自分で靴下をはけるようになる前に宇宙服が着用できるようになり、ランドセルを背負うくらいの感覚でエアボンベを装着してOG活動をしているらしい。今回のこれも、社会見学の一環だというのだから、なんて時代になったのだろうか。 なにか小さなミスでもあったら、それを理由に中止として送り返してやろうと考えていたが、彼らはまったく戸惑うことなく作業を進めていた。悔しい話だが非の打ち所がない、完璧な手順だった。すべての安全手続きをそつなくこなし、連結されたミアキスを改装した燃料精製施設の横を通り抜けていく。 低重力だからカンガルー飛びのように軽く跳躍することはできるが、足もとはすべて氷のようなものだから、精製施設の低い駆動音を足もとに感じながらしっかりと踏みしめつつ前進する。そしてケーブルと垂直梯子を頼りに立坑の底へと降り、簡易ソリを組み立てると観測資材その他を積み込んで、第三者からは思いつくままに掘り進んだだけとしか思えない、白銀の巨大迷宮と化した固形メタンの採掘跡を奥へ奥へと辿っていく。 「単純に手当たり次第にを掘り進んだんじゃない。効率よく、しかも掘り進むことで山が崩れたんじゃあ大事故だ。第一次の探査隊では……」 ときおり足をとめてはあれこれと解説をしていくが、素人にはどれも同じ白銀の壁が続いているようにしか見えないだろう。しかし、子供たちは熱心に聞くだけでなく、誘電体バリア放電によるプラズマを利用した場合の圧縮効果がどうのとか、固形メタンの圧縮技術などの細かい部分に数字を交えて質問してくる。あまりに熱心すぎて、教えるこちらの方がたいへんだ。こいつら何モンだと怯えさえした。教えた数字をいちいち算盤で検算するのはやめてくれ!宇宙服の指でどうやって算盤なんかはじけるんだ? 子供たちが完全に宇宙に適応していることは、すぐに俺も認めざるを得なくなっていた。そして、異変を察知したのも、センサーが異常を伝えるより彼らの方が一瞬早かった。 滅多に発生しない星震(Plutoquake)だ。しかも、観測史上最大規模だったそうだ。 子供たちがいきなり走り出した。おいバカヤロ走るな!と怒る間もなく、俺は待避壕に押し込められた。正確に言うなら、ゴロウRX78が俺を突き飛ばし、清香221Bが待避壕に蹴り込んだのだ。 危機一髪だった。アラームが鳴り始め、携帯端末が退避指示を出したのは、落下した巨大な氷塊がソリを押しつぶした瞬間だった。 星震そのものは1分にも満たなかったろう。だが、氷壁の崩落や落石がしばらく続き、待避壕もぎしぎしと裂けるような音を何度もさせ、非常灯の赤い灯りの下で幾度も小さな火花が散った。 余震がやっと治まっても、外に出ることはできなかった。直撃はなかったものの落石によってシェルターの入り口がなかば埋もれてしまったからだ。わずかなすき間しか開かない。備えつけの有線電話の回線は切れていたし、無線もノイズだらけで使い物にならないが、どうせすぐに回復するはずだ。自分たちが社会見学に出ていることも、コースも分かっていることだから捜索隊もすぐに来るだろう。 しかし、子供が大半とはいえ6人も押し込められると待避壕はかなりきつい。 「エア残量を確認しつつ、このまま待機……って、おい、ルカっ!ルカ1701D!どこへ行く!?」 小さな赤い宇宙服がよたよたと待避壕から這い出ていくのに気がついて、俺は声を上げた。またいつ余震が来るかも知れない。のこのこ出ていってたら、何が起きるか分かったもんじゃない。 「勝手な行動は慎めっ!」 だから子供はイヤなんだ。 半開きの扉は狭い。落石で通路の大半はふさがれている。子供の宇宙服はなんとか通り抜けたが、俺は宇宙服を傷つけないよう通り抜けるのに時間を取られた。こんなところでエアボンベに穴を空けて死にたくはない。 なんとか外に出る。頭上ではちょうど衛星カロンが大きな影を落としながら通り過ぎるところだった。巨大な月が頭のすぐ上をかすめていく感じだ。 そしてルカはいた。何十メートルか先の、今し方できたばかりの大きな亀裂の前に、小さな赤い姿があった。 「ルカ1701Dっ!」 少女がこちらを向いた。偏光バイザーで顔は見えないが、こちらを手招きしている。 俺は禁則を破り、3歩で少女のもとに辿り着いた。 「見てください……」 少女は亀裂からキラキラと光りながら天に昇っていく霧のようなものを指さした。 亀裂の底を覗き込んでも何も見えないが、そのガスはすぐに広がり、薄い大気と混じって消えていく。 「メタンか?」 俺の言葉に赤いルカはこくりと頷いた。 あの星震がまるで隠された貯蔵庫の封印を解いたかのようだった。大地の奥底に眠っていたメタンが星震のエネルギーで気体化して吹き出したのだ。時間が経てばガスは消えるし、亀裂もすぐに凍結してふさがってしまう。10分としないうちに、その地下に新たなメタン層が眠っていることなど分からなくなってしまったことだろう。 振り向けば残りの子供たちが待避壕から這い出てきていた。破壊を免れた計測器を再設定し始めている。プロも顔負けの行動力と判断力。まったく食えない連中だ。これが本当に子供かね……。 ……だが、15分としないうちに、彼らもまた、ただの子供であることを思い知らされた。 測定器で新たなメタン層の存在を確認し、ビーコンを設置して救援を呼んだ彼らは、そのまま退屈しのぎに雪合戦を始めてしまったのだ。なんてこったい。 そして俺は3勝16負でぼこぼこにされていた……。 文:曲直瀬りま 設定:光儀,支倉玲 イラスト:曲直瀬りま ここまで10/04/07提出 L:更なる採掘地の捜索 = { t:名称 = 更なる採掘地の捜索(イベント) t:要点 = 解かれる封印,巨大迷宮,地下 t:周辺環境 = 最悪の地獄 t:評価 = なし t:特殊 = { *更なる採掘地の捜索のイベントカテゴリ = 自動、藩国イベント。 *更なる採掘地の捜索の内容 = このイベントを取得した国は、宇宙に燃料採掘地(埋蔵量4000万t)を取得できる。 } t:→次のアイドレス = なし }
https://w.atwiki.jp/lastblade_database/pages/9.html
紹介文が色々ごちゃごちゃしてて嫌だって言う人は 1、2行目以降読み飛ばすのがオススメ。 ちなみにゲームで使われる通貨単位はel(エリュシュナール)で統一されている。 天上世界 ある古代文明の技術によりエヴァリア世界の空の上に築かれた、浮遊する居住区。 イメージはやっぱり北欧神話の死神の宮殿だろうか。 <ヴァルハラ> 空中に浮かぶ都市国家で、ソルとヴァイドとリアンは元々ここにいた。 後にエヴァリア世界のダマスカス海と言うところに墜落し、 そのショックで墜落現場の海が干上がり砂漠になる。 そのまま忘れ去られたヴァルハラの亡骸はエヴァリア世界の人々に「シャンポリオン遺跡」と呼ばれる。 <アスガルド> ある古代文明がイルヴァルド迎撃のために建造された空中要塞。 結局その文明はイルヴァルドに敗北し滅亡するが、要塞だけはエヴァリア世界の多くの人々に 知られる事もなく浮遊し続けていた。 エヴァリア世界 空を漂っていたヴァルハラが墜落した1000年後の地上世界。 その場しのぎで魔王氏んとこのエヴァリア世界地図を勝手に拝借。 そのうち自前で用意します。ごめんちゃゐ。 アルコスタ大陸 他の大陸に比べ自然が多くモンスターもさほど強力ではない、今の所割と平和な大陸。 イメージはイギリスあたりが妥当かな。獅子の心がテーマだけに。雰囲気が指輪物語っぽい。 <ミルカラト> ソルを拾ったリアンが両親と暮らしていた平凡な漁村。 <東の洞窟> ミルカラトから東にある元々鉱山だった洞窟。 だいぶ前に怪物が出没してからそのまま閉山してしまった。 <アラヴレス> ミルカラトからセーキュロンに向かう途中にある少し大きな町。 何の変哲もない普通の町であり、店もそれなりに揃っている。 <セーキュロン> アルコスタ大陸で二番目に大きな町。 UWOの支店もあるが本当にただ店を出しているだけと言う感じで支配力は薄い。 <盗賊のアジト> セーキュロンの近くにある盗賊団「クレシェンドファング」のアジト。 自然の洞窟を改造した入り組んだ構造で、侵入者を防ぐための罠がいっぱい。 <フィザグマ> セーキュロンとアルコスタを結ぶ街道にある、関所が高じたような宿屋の町。 <アルコスタ> 竜の力と獅子の心で戦う独自の軍団を統べる王が君臨する王国の首都。 世界最大の都市国家ヘルネイアスから遠く田舎扱いされがちだが、物資や情報は 港から入ってきており国力は盛んである。 <竜の塔> 人里はなれた山脈の頂上にある、竜の王が住むと言う塔。 かつてはアルコスタの王様が強さを証明するために修行をしていたのだが 最近は怪物が増えており王様の命が危ないので、やってないらしい。 ゲンゲル大陸 作物や漁獲が豊富で享楽的なイメージは地中海を思わせる。 闘技場があるあたりイタリアもしくはローマ帝国とその属領だろう。 <ルカ> ゲンゲル大陸の玄関とも言われている港町。 アルコスタとの交易が盛んであり、宿泊施設や酒場もかねた大きな海上レストランも有名。 <地球のへそ> ゲンゲル大陸のほぼ中心(世界地図のど真ん中)に位置する巨大な洞穴。 古代文明の遺産が次々と発掘されており、今ではUWOが研究目的で占拠している。 <ゲンゲル> あらゆる娯楽が揃ったリゾート色の強いゲンゲル大陸の首都。 中でも実戦さながらの闘技場は有名であり、一発当てたい腕自慢の猛者達が各地から集っている。 ヘルネイアス大陸 世界の中心と言う感じだけあってユーラシア文明全般カバーの印象がある。 具体的にはヘルネイアスはドイツ、エレメンティアはフランス、ヴァルグラードはロシア、 デルマインは中央アジア、レベッソは中国、マサーラはバルカン半島、ダマスカス砂漠は中東かな。 <ヒュースティン> ヘルネイアス大陸最大の港町。 ブラックマーケットという非合法の珍しいものを扱う市場があるが、治安は悪く犯罪が横行している。 <マサーラ> 岬の灯台に集った反UWO武装組織が作り上げた街。 この組織はヘルネイアス大陸のあらゆる反UWO組織と連携している言わば本部である。 <レベッソ> 己の肉体のみを武器にして戦う武術「拳法」の聖地とされる村。 人間の持つ能力の限界を引き出すために世界中から色んな人が修行に訪れるが、 挫折した連中の一部はモンスターまがいの悪事を働いていたりするのが厄介なところ。 <サルステイン山脈> ヘルネイアス大陸中央を南北に走る険しく長大な山脈。 現在では多くのトンネルが掘られ、安全に通行できるようになった。 <デルマイン> 鉱物資源に恵まれたサルステイン山脈の中間地点に栄えた街。 今ではUWOがこの街を牛耳っており、これに反発する地元の自警団は各地の反UWO組織と連絡を密にしている。 <ヘルネイアス> 白鳥の城と呼ばれるほど立派なお城がある世界最大の王都。 騎士団で構成される優れた軍事力を持ち、かつてはエヴァリア世界の文明の中心と言えばここであったが、 最近は古代文明を吸収してのし上がったUWOという新興勢力と水面下で対立している。 <エレメンティア> 名門「エレメンティア魔法学校」で有名な世界最大の魔法都市。 清潔で幻想的な都市であり、ヘルネイアスが戦士のメッカならこちらは魔法使いのメッカであろう。 <ヴァルグラード> 新興企業UWOが統治する近代都市。 古代の優れた文明を研究応用した最先端科学が発達しており、街中は近代的なビルや電線や コンピュータの類で溢れかえっている。ヘルネイアスやエレメンティアとは仲が悪い。 <ダマスカス砂漠> 1000年前は海だったが空中都市墜落のショックで干上がって砂漠になったらしい。 強烈な砂嵐と流砂により多くの侵入者は迷いこんだ挙句そのまま帰ってこない。 <シャンポリオン遺跡> 1000年前に墜落した空中都市のなれの果て。 近くに砂漠の竜と呼ばれる怪物が住む危険な場所だが、中には伝説の剣「ラストブレード」が眠ると言う。 ヴァガルゲン大陸 エヴァリア世界の北方にある常冬の大陸。 寒さがひどい時には立小便も一瞬で氷の刃に変わると言う。 また家を作るのにレンガは必要なく、雪と氷だけで何とかなってしまうようだ。 ただ、あまりの寒さでこのあたりの住民の頭はおかしくなっているのか 「靴底に斧の刃を固定し氷の張った湖を走り回る遊び」「世界一臭い海洋モンスター肉の缶詰」 「楽器を弾く真似のカッコ良さを競う世界選手権」など奇妙な名物が多い。 イメージはまんま北欧。 <ヴァガルゲン> ヴァガルゲン王国の首都。 女王が住む城は「真っ青な氷のお城」をイメージさせる概観。 寒い地方の強力なモンスターを退治する凄腕の戦士達が酒場に集う。 <アングルガ> 一年中雪におおわれた港町。 輸入された近代技術の中でも蒸気機関が発達し、シチューが世界的に有名。 <UWO秘密研究所> UWOがこっそり建造していた秘密研究所。 中には最新型の兵器や人造モンスターの試作品が次々と生み出されている。 しかしそれらよりももっと恐ろしいのは、文明を破壊する闇の王イルヴァルドが封印されている事である。 その他 主要大陸から離れた島などにある場所の紹介。 <ヒノグニ> 他の大陸からは孤立した場所にある島国。 桜の都をもつと言われ、世界一美しいとされるフジ山もここにある。 数年前まで他国との交易をほとんどやっていない時代があった事の影響か 風変わりな伝統文化と独自の武術が発達した。 今でこそ世界最強レベルの剣が生産され、すべての住民が高い倫理規範を持つ事が 広く知られているが、他国との交易が盛んになる以前は 「寺院やカフェが黄金で出来ている」「詩人が傑作を残した直後に自分の内臓を切り裂く」 「豪族の頭にはピストルが備え付けられている」等と言った、 どこまでが本当だかわからない噂が流れていたらしい。 イメージは無論日本だろう。 <ルミナス> ヘルネイアス大陸北東に位置する三日月型の島にある街。 その独特の島の形の所為なのか神秘的な力が溢れていると言われている。 剣術の達人ラック老師もここにいる。イメージは東南アジアかバリ島か。 <ハドゥーン> ヘルネイアス大陸の山脈地帯奥にある為歩いて行くことは出来ない辺境の村。 半島が竜の形をしているので「竜の口の村」と言われている。 この村の近くには空飛ぶ城ガルシオンが眠っているらしい。 イメージはきっと中南米あたりの古代文明だろう。 <ワスハルデ> エヴァリア世界の遥か北、山脈に囲まれ完全に孤立し他の大陸から忘れられた島にある謎の町。 あまりの孤立ぶりに、幾多の古代文明と同じく滅亡させられる事、それすらも忘れ去られていたようだ。 色々な古代文明の技術を少しずつ継承しているようで、高度かつ珍しい技術が現在進行形で使われている。 古代人とも言うべき現地住民はまるで正体不明。全員の寿命が無限、でなきゃクローンだったりして。 イメージは中央アフリカみたいな未開の秘境って感じ? <エンデミオンの祭壇> ワスハルデの西にあるという、すべての文明発祥の地らしい廃墟。 イルヴァルドを操るヴァイドがここで待ち構える。 <ダイアウト> ワスハルデの東にあるタルタロス(タルタロッサ)島に存在する闇の世界への入口。 要するに「地獄の一丁目」と言った所か。ここはギリシアっぽいかも。 エインフェリア世界 エヴァリア世界の外れはダイアウトの向こう側にあるという、闇の世界。 我々の感覚で言う所の「冥土」ってとこだろう。 実際、地獄とも極楽ともつかない所があるかも知れない。 エミュウがあらゆる文明で掻き集めたもので溢れかえっているらしい。 ミッドガルドがユグドラシルがどうとかいうあたりイメージは北欧神話だろうな、やっぱり。 <ニブルヘイム> 闇の世界最大の都市。 エヴァリアの人々とはまるで趣の違う都市だが、住人の目は腐った魚のそれのようであると言う。 <ミッドガルド> 鍛冶屋の聖地とも呼ばれる工業の街。 近くには伝説の金属アブソニウムが眠る火山や、過去の呪われた英雄が潜む大きな穴があるらしい。 <ハーヴィバノン> 温泉が有名な快楽都市。 地獄のような場所を潜り抜け、訪れた人にとってここは文字通り極楽そのもの。 この世の極楽だけにインドや東南アジアっぽい印象があるかも。 <ユグドラシル> エミュウの本体が潜むと言う神の領域。
https://w.atwiki.jp/dcvirtualcountry/pages/35.html
ソビエト主権共和国連邦 国旗 概要 正式国名 ソビエト主権共和国連邦 国チャンネルリンク ここ 国コード SOV 構成国 ロシア主権共和国連邦・ウクライナ主権共和国・ベラルーシ主権共和国・カザフスタン主権共和国 領土 ロシア連邦(カリーニングラードを除く)・ウクライナ(ザカルパッチャ州を除く)・ベラルーシ・カザフスタン 面積 23,362,843km²(約) 人口 3億7610万人 国家体制 権威的民主主義 国家イデオロギー 権威的民主主義 首都 モスクワ 言語 ロシア語・ウクライナ語・ベラルーシ語・その他民族の言語など 宗教 キリスト教(正教会)、その他 建国日 第一次ロシア内戦勃発時 2022年9月11日 GDP $8兆2360億USD 実質GDP成長率 3.83% 主要産業 石炭、石油、天然ガス、化学、金属産業等; 航空宇宙産業; レーダー、ミサイル製品を含む軍事産業、電子部品、造船; 道路及び鉄道輸送設備; 通信機器; 農業機械、トラクター及び建設機械; 発電設備; 医療及び科学計器; 食料品など 通貨 ルーブル 1ルーブル=2日本円 ソビエト主権共和国連邦の軍隊 ソビエト主権共和国連邦国防省人員 国防大臣 セルゲイ・クジュゲトヴィチ・ショイグ 国防相 第一副大臣 ゲラシモフ、ヴァレリー・ヴァシリエヴィチ ソビエト連邦軍参謀総長 アンドリー・ヴァシリョヴィチ・タラン ソビエト連邦国務委員代理1級 副大臣 パンコフ・ニコライ・アレクサンドロヴィッチ ソビエト連邦国防省国務長官 ヴィクトル・ゲンナディエヴィチ・クレニン ソビエト連邦軍の主要軍事政治総局 サドヴェンコ、ユーリ・エドゥアルドヴィッチ ソビエト連邦国防大臣室長 クズメンコフ、アレクセイ・ミハイロヴィチ 上級大将 エフクロフ、ユヌス・ベク・バマトギレヴィッチ 上級大将 イワノフ、ティムール・ヴァディモビッチ -ソビエト連邦国務委員代理1級 クリヴォルチコ、アレクセイ・ユリエヴィチ ソビエト連邦国務委員代理1級 ポポフ、パーベル・アナトリエヴィッチ 上級大将 フォミン・アレクサンダー・ヴァシリエヴィッチ 上級大将 シェフツォワ、タチアナ・ヴィクトロヴナ ソビエト連邦国務委員代理1級 人員 現役兵士:360万 予備役兵士:4000万 地上軍 オレグ・サリュコフ 上級大将 総司令官 アレクサンドル・ラーピン 大将 第一副司令官 アレクサンドル・マトフニコフ 中将 副司令官 親衛戦車師団×33 戦車師団×30 親衛自動車化狙撃師団(T-15編成)×60 自動車化狙撃師団(BMP編成)×150 戦術ロケット・砲兵師団×80 RTG(連隊戦術群)×16 CCB(都市占領旅団)×12 予備自動車化狙撃師団(ブーメランク編成)×110 強襲自動車化狙撃師団×10 予備戦車師団×22 RSD(後方補給師団)×29 I型対地ヘリ軍×24 S-400前線防空旅団×65 S-500防空旅団×2 親衛強襲ヘリボーン連隊×16 Su-35S×48機 Su-34M×48機 Su-39×72機 Mi-28NM×72機 ka-52M×72機 空挺軍 ミハイル・テプリンスキー 大将 総司令官 独立空挺師団×36 独立予備空挺師団×30 海軍 ニコライ・エフメノフ 海軍大将 総司令官 太平洋艦隊 ☆第一遠洋空母打撃艦隊(inハワイ) 23000E型原子力空母×1 改キーロフ級原子力ミサイル巡洋艦×1 スラブァⅡ級ミサイル巡洋艦×2 アドミラル・ゴルシコフⅡ級フリゲート×8 オスカー型原子力潜水艦×3 1791型 アムガ級×1(弾薬補給艦) 1559V型 ボリス・チリキン級×1(補給艦) ☆第一打撃艦隊(inハワイ〜ペトロパブロフスク・カムチャツキー) 改キーロフ級原子力ミサイル巡洋艦×2 ロストフ級原子力ミサイル巡洋艦×1 スラブァⅡ級ミサイル巡洋艦×2 アドミラル・ゴルシコフⅡ級フリゲート+Ka-27 ×8 ☆第一空母打撃艦隊(in ペトロパブロフスク・カムチャツキー) 11430E型原子力空母×1 改キーロフ級原子力ミサイル巡洋艦×1 スラブァⅡ級ミサイル巡洋艦×2 アドミラル・ゴルシコフⅡ級フリゲート×8 オスカー型原子力潜水艦×3 ☆第二打撃艦隊(inウラジオストク) 改キーロフ級原子力ミサイル巡洋艦×2 ロストフ級原子力ミサイル巡洋艦×1 スラブァⅡ級ミサイル巡洋艦×2 アドミラル・ゴルシコフⅡ級フリゲート+Ka-27 ×8 ☆第二遠洋空母打撃艦隊(inハワイ) 23000E型原子力空母×1 改キーロフ級原子力ミサイル巡洋艦×1 スラブァⅡ級ミサイル巡洋艦×2 アドミラル・ゴルシコフⅡ級フリゲート×8 オスカー型原子力潜水艦×3 1791型 アムガ級×1(弾薬補給艦) 1559V型 ボリス・チリキン級×1(補給艦) 北方艦隊 ☆第三遠洋空母打撃艦隊(inムルマンスク) 23000E型原子力空母×1 改キーロフ級原子力ミサイル巡洋艦×1 スラブァⅡ級ミサイル巡洋艦×2 アドミラル・ゴルシコフⅡ級フリゲート×8 オスカー型原子力潜水艦×3 1791型 アムガ級×1(弾薬補給艦) 1559V型 ボリス・チリキン級×1(補給艦) ☆第ニ空母打撃艦隊(in ムルマンスク) 11430E型原子力空母×1 改キーロフ級原子力ミサイル巡洋艦×1 スラブァⅡ級ミサイル巡洋艦×2 アドミラル・ゴルシコフⅡ級フリゲート×8 オスカー型原子力潜水艦×3 ☆第四遠洋空母打撃艦隊(inハワイ) 23000E型原子力空母×1 改キーロフ級原子力ミサイル巡洋艦×1 スラブァⅡ級ミサイル巡洋艦×2 アドミラル・ゴルシコフⅡ級フリゲート×8 オスカー型原子力潜水艦×3 1791型 アムガ級×1(弾薬補給艦) 1559V型 ボリス・チリキン級×1(補給艦) 第五打撃艦隊(inムルマンスク) 改キーロフ級原子力ミサイル巡洋艦×2 ロストフ級原子力ミサイル巡洋艦×1 スラブァⅡ級ミサイル巡洋艦×2 アドミラル・ゴルシコフⅡ級フリゲート+Ka-27 ×8 バルト艦隊 ☆第三打撃艦隊(inレニングラード) 改キーロフ級原子力ミサイル巡洋艦×2 ロストフ級原子力ミサイル巡洋艦×1 スラブァⅡ級ミサイル巡洋艦×2 アドミラル・ゴルシコフⅡ級フリゲート+Ka-27 ×8 黒海艦隊 ☆第四打撃艦隊(inオデッサ) 改キーロフ級原子力ミサイル巡洋艦×2 ロストフ級原子力ミサイル巡洋艦×1 スラブァⅡ級ミサイル巡洋艦×2 アドミラル・ゴルシコフⅡ級フリゲート+Ka-27 ×8 ☆第六打撃艦隊(inセバストポリ) 改キーロフ級原子力ミサイル巡洋艦×2 ロストフ級原子力ミサイル巡洋艦×1 スラブァⅡ級ミサイル巡洋艦×2 アドミラル・ゴルシコフⅡ級フリゲート+Ka-27 ×8 特定の所属艦隊なし ボレイ型原子力潜水艦×12隻 ヴォルガ型原子力潜水艦(914型)×8隻 ヤーセン型原子力潜水艦×18隻 強襲親衛海軍歩兵旅団×8 海軍歩兵旅団×12 航空軍 セルゲイ・スロヴィキン 上級大将 総司令官 ・Ⅰ型制空戦隊×10個 └Su-57A 36機×10=360機 ・Ⅱ型制空戦隊×12個 └Mig-35S 36機×12=432機 ・Ⅲ型制空戦隊×24個 └Su-35S 36機×24=864機 ・Ⅳ型制空戦隊×8個 └Su-57B 36機 ×8=288機 ・Ⅰ型攻撃戦隊×30個 └Su-57A 12機×30=360機 └スキャット 24機×30=720機 ・Ⅱ型攻撃戦隊×40個 └Su-34M 36機×40=1440機 ・Ⅰ型偵察軍×20個 └MiG-25RBSh 10機×20=200機 ・Ⅱ型偵察航空軍×20個 └A-100 10機×20=200機 ・戦略軍戦隊×10個 └Tu-160M2 36機×10=360機 防空軍 ヴィクトル・アフザロフ 大将 総司令官 ・Ⅰ型防空戦隊×30個 Mig-41 12機×30=360機 Mig-31BP 24機×30=720機 ・S-500防空旅団×65 戦略ロケット軍 セルゲイ・カラカエフ 大将 総司令官 イリューシン136連隊×48 戦略ミサイル旅団×12 早期警戒レーダー基地×39 Rs-28サルマト×500 RT-2PM×400 FOAB-2×1000 分類:戦術/戦略燃料気化爆弾 550kt核弾頭× 16,200 分類:戦略核弾頭 国内軍 独立作戦任務師団×1 国内治安維持旅団×12 国内緊急即応大隊×2 国境軍 国境軍沿岸警備常設旅団×51 国境軍沿岸警備即応旅団×10 国境軍国境警備旅団×30 ソビエト主権共和国連邦の省庁組織 内務省 └民間防衛局 └緊急事態局 └危機管理局 外務省 └海外居住同胞局 └文化交流局 国防省 └軍事技術協力サービス └技術・輸出サービス 司法省 └ソビエト連邦刑執行庁 └裁判所事務官サービス 保健省 └保健管理サービス └医学・生物学局 文化省 └観光局 教育省 科学・高等教育省 天然資源・環境省 └気象学局 └水文学局 └環境監視局 └自然資源管理局 └水資源管理局 └森林資源局 └鉱物資源局 産業・通商省 └技術管理・計量局 教育・科学省 極東・北極圏開発省 農業省 └獣医学・植物検疫局 └水産局 スポーツ省 デジタル発展・通信・マスメディア省 └通信・IT・マスメディア管理サービス └プレス・マスメディア局 └通信局 建設・住宅公共サービス省 運輸省 └運輸管理サービス └連邦航空運輸局 └連邦道路局 └連邦鉄道交通局 └連邦海上・河川運輸局 労働・社会保護省 └労働・雇用サービス 財務省 └酒類市場監督サービス └税金サービス └通関サービス └国庫 経済発展省 └認可サービス └登録サービス └国家統計サービス └知的財産権サービス └国家財産管理局 エネルギー省 ソ連国家保安委員会(KGB) ソビエト主権共和国連邦の政治 大統領 ウラジミール・プーリン(統一ロシア) 内閣 ・首相 ドミトリー・メドベージェフ(統一ロシア) 副首相 第一副首相 アントン・シルアノフ(統一ロシア) 財務相兼任 副首相 アレクセイ・ゴルデーエフ(統一ロシア) 農業・天然資源・生態系保護担当 ヴィタリー・ムトコ(統一ロシア) 建設・地域政策担当 ユーリ・ボリソフ(ソビエト連邦共産党) 国防・宇宙産業担当 ドミトリー・コザク(統一ロシア) 工業・燃料エネルギー複合体担当 ユーリ・トルトネフ(統一ロシア) 極東連邦管区代表兼任 タチアナ・ゴリコワ(統一ロシア) スポーツ政策担当 オリガ・ゴロジェツ(統一ロシア) 旅行・スポーツ・文化担当 マクシム・アキモフ(統一ロシア) 運輸・通信・デジタル経済担当 コンスタンチン・チュイチェンコ(統一ロシア) 内閣官房長官兼任 国務大臣 内務相 ウラジーミル・コロコリツェフ(ソビエト連邦共産党) 外務相 セルゲイ・ラブロフ(統一ロシア) 非常事態相 エフゲニー・ジニチェフ(ソビエト連邦共産党) 国防相 セルゲイ・ショイグ(無所属) 司法相 アレクサンドル・コノヴァロフ(統一ロシア) 保健相 ヴェロニカ・スクヴォルツォワ(ソビエト連邦共産党) 文化相 ウラジーミル・メジンスキー(統一ロシア) 教育相 オリガ・ヴァシリエワ(無所属) 科学・高等教育相 ミハイル・コチューコフ(統一ロシア) 天然資源・環境相 ドミートリー・コブィルキン(統一ロシア) 運輸相 エフゲニー・ディトリフ(統一ロシア) 農業相 ドミートリ―・パトルシェフ(ソビエト連邦共産党) 産業貿易相 デニス・マントゥロフ(統一ロシア) デジタル発展・通信・マスコミ相 コンスタンチン・ノスコフ(無所属) 建設・住宅公営事業相 ウラジーミル・ヤクーシェフ(統一ロシア) 極東・北極圏開発相 アレクサンドル・コズロフ・アレクサンドロヴィッチ(ソビエト連邦共産党) 経済発展相 マクシム・オレシキン(ソビエト連邦共産党) エネルギー相 アレクサンドル・ノヴァク(ソビエト連邦共産党) 労働・社会保障相 マクシム・トピリン(ソビエト連邦共産党) スポーツ相 パーヴェル・コロブコフ(統一ロシア) ソビエト主権共和国連邦の政治制度 ソビエト連邦は半大統領制を採用した国家です。 大統領制度 憲法で大統領の任期は4年と定められ、最大4期務めることができます。 大統領はソビエト主権共和国連邦加盟国それぞれから最大2人候補を擁立し、全連邦での選挙によって決められます。 現状のソ連邦加盟国が3カ国(ロシア主権共和国連邦・ウクライナ主権共和国・ベラルーシ主権共和国)なので、最大6名の立候補者が立候補可能です。 ソ連邦最高会議 ソ連邦最高会議の議席は全部で300となっており、各主権共和国から議員が擁立されます。 各国定められた数の議員を擁立可能であり以下のようにまとめられます。 ロシア主権共和国連邦:150名 ウクライナ主権共和国:100名 ベラルーシ主権共和国:50名 各主権共和国/連邦の議会制度 ロシア主権共和国連邦 ロシア主権共和国連邦は「上院と下院」に分かれた議会を有しています。 上院(連邦議会):178議席 下院(国家院):450議席 上院は各地方議会の議員から選出。 下院は2年に一回、選挙があります。 ウクライナ主権共和国 ウクライナ主権共和国は「ヴェルホーヴナ・ラーダ」と、いわれる議会のみを有しています。 ヴェルホーヴナ・ラーダ:450議席 選挙は2年に一回 と定められてます。 ベラルーシ主権共和国 ベラルーシ主権共和国は「上院と下院」に分かれた議会を有しています。 上院(共和国院):64議席 下院(代表者院):110議席