約 1,724,880 件
https://w.atwiki.jp/tsundereidayon/pages/519.html
家族で引っ越した田舎町。 古びた日本家屋が今日から我が家だ。 ずっとマンション住まいだったので新鮮だし、意外と住心地も悪くない。 何も問題はない。 なぜか俺の部屋にへんな女の子が居る以外は。 本人は座敷童子と主張している 「つまりあれか?家に住み着くとその家に幸せが訪れる、というあれか?」 「そうよ、本当はあんたなんかどうでもいいけど、幸せにしないと私の存在意義が揺るぐのよ べ、別にあんたの為じゃないんだから! 勘違いしないでよね?」 ま、別にホントに幸せが訪れるとかはどうでもいい。 真性ロリの俺は座敷ちゃんが同じ部屋にいるってだけですでにイッちまいそうな程幸せだからだ。 「で、幸福を呼ぶ具体的な方法なんだけど。ちょっとした儀式が必要なのよ」 「儀式?」 なんかヤバい、怪しい宗教みたいだ! 「別に大したことじゃないわよ? わ、私を…だっこしなさい」 ?だっこ? 「な、なでなでしなさい」 … 「な、なによその目は! 仕方ないじゃない、伝統的な儀式なんだから! 私だって死ぬ程嫌なんだけど我慢してあげるんだからね!?」 ビバ、伝統! 合法的に幼女をだっこ出来るなんて素晴らしい! 「よーし、では遠慮なく熱い抱擁をくれてやるぜ」 「ちょ…や、やさしくしなさいよ!?」 きゅ なでなでなで… 俺のなでなでに気持ち良さそうに目を細める座敷ちゃん。 「な、なにニヤニヤ見てんのよ!儀式だから仕方なくなでさせてやってんだから!調子にのるんじゃないわよぅ!」 なでなでなで… 「はぅぅ…はわわ…」 頭頂部が弱いらしい。 斯くして儀式は無事に終わった。 座敷ちゃん曰く、三日後から劇的な幸せが訪れるらしい。 俺はワクテカしながら待った、座敷ちゃんも付きっきりだ。 「結果を見届けなきゃいけないからいるだけなんだから!」 とは本人談だか 物欲しげに足元にまとわりつく様子はいかにも『ナデナデシテー』、って感じだ。 そして四日目の朝がきた。【続く】 そして迎えた四日目の朝。… 俺の親父が脳溢血で死んだ。 「おいおい!座敷! 幸せが訪れるんじゃねぇのかよ!? なんで親父が死んでんだよ!」 当然、座敷ちゃんを問い詰める。 「莫大な保険金がおりたでしょ? 幸せになれたじゃない」 彼女は酷薄な笑みを浮かべて平然と言い放つ。 「こんなのは違う!」 「我儘ね、いいわよ? さぁ私をなでなでしなさい あんたに似合いの幸せを運んであげる…」 こいつは… 今更ながら彼女の危険性に背筋が冷やした。 しかし、俺はすでに魔に魅入られたている。 何もかもが手遅れだった。 そして時は過ぎた… 家族、友人、知り合いは皆変死し 俺自身も原因不明の事故で半身不随。 もう右手しか動かす事が出来ない。 そして彼女はいまも俺のそばにいる。 『右腕だけは残してあげる、なでなでに必要だし、ね』 天涯孤独で不自由な身体になった俺を彼女の世話で何とか生きていられる。 そして今日も彼女は俺になでなでを強いりながら嘲笑う。 「幸せでしょう? あんたの好きな幼女と二人っきりの甘い生活だものね?」、と。
https://w.atwiki.jp/chisato_ojosama/pages/94.html
前へ 「りーちゃん。」 千聖の唇が、私の名前を刻む。 もう、だめかもしれない。 せめて、愛理が戻ってくるまでは・・・そう思っていたら、千聖は急に頭を私の肩に乗せてきた。 「わあっ!どうしたの?」 「ちょっ・・・と、待って、ごめん」 大きなため息をついて、千聖はそれっきり黙りこんでしまった。 「千聖も、調子悪くなっちゃったの?」 「んー・・・」 困ったな。大人を呼びに行ったほうがいいのかな。 でも私もまだちょっとおなかチクチクしてるし、あんまり動きたくない感じだ。 「千聖。ベッド半分こしよう。」 とりあえず私は体をずらして、千聖を隣に寝かせてみた。 せまいベッドだけれど、横向きになれば十分一緒にお布団の中に入れた。 「ありがとう、梨沙子さん。」 あ、お嬢様の時の喋り方になってる。 ボーッとした顔してるから、無意識なのかも。 何度かめんどくさそうに瞬きを繰り返したあと、千聖の唇から寝息が聞こえてきた。 どうしたんだろう、急に。疲れちゃった? 特にすることもないから、何となく千聖の顔や体をぺたぺた触ったり、クンクンしたりして暇をつぶした。 千聖はおなかはぺったんこだけれど、腕や足には適度におにくが付いてて女の子っぽい。 ぷくぷくした感触が気持ちよくてつっついて遊んでいたら、眠ったままの千聖が何か呟き出した。 「んん?」 そういえば愛理が、千聖はよく寝言を言うんだよといっていた気がした。これか。 「・・・・い。・・・ぃ。」 「えっ?何?」 耳を近づける。 「こわい・・・」 「怖、い?千聖、怖いの?何が怖い?」 「わか・・・ない。怖い・・・・」 千聖はギュッとみけんに皺をよせて、ちっちゃい体を震わせている。 「千聖、大丈夫だよ。梨沙子がそばにいるから。怖くない、怖くない・・・・」 寝言を言ってる人に話しかけちゃいけないって誰かが言ってた気がするんだけど、大丈夫だよね? 「りさ・・・こ」 「うん、そうだよ。梨沙子が守ってあげるからね。なんにも怖くないよ。」 「・・・・だ、れ?」 「ん、だから、りさこ」 「・・・たし、・・・・・私・・・だれ・・・・・?」 ――ああ。 千聖はきっとこんな風になっちゃって、自分がどんな人だったのわからなくなって、夢の中でまで悩んでいるんだ。 「ちさとぉ・・・」 おさまりかけていた涙が、ボロボロ落ちていく。嫌だ、こんなのは可哀想すぎる。 「ただいまー。遅くなっちゃった・・・・あれ?どうしたの?」 その時、愛理がペットボトルを何個か持って戻ってきた。 「梨沙子、泣いてるの?」 「愛理ぃ・・・・」 次へ TOP
https://w.atwiki.jp/coharu/pages/434.html
4月某日、カナに呼び出されて南家にやってきたマコちゃんは、窮地に立たされていた。 呼びだしたカナが、千秋と一緒に藤岡の家に遊びに行っていたとか、そんなちっぽけな事ではない…… この日、南家にはハルカの他、友人のマキとアツコが遊びに来ていて、せっかく来たのだから……とハルカに言われ、マコちゃんは一緒におやつを御馳走になろうとしていた。 台所へケーキを取りに行ったハルカの背中に見とれ、マコちゃんはほんの少し油断をし、こともあろうかワンピースを着ているにも関わらず、あぐらをかいて座ってしまっていた。 そして正面に座っていたマキが不思議な事に気づく。 (――あれ? 女の子なのにトランクス??) 気になったマキは、マコちゃんのスカートの中を凝視。ハルカに夢中のマコちゃんはそれに気づかない。 そしてマキついに気づいてしまう。トランクスの隙間から見える男にしか付いていない筈のソレに。 「あ……あんた、男の子だったの?!」 マキの驚きの声。ついさっきまで赤らめていたマコちゃんの顔は、みるみる真っ青になっていく。 「またバカなこと言って。……はい、ケーキ持って来たわよ」 台所から戻ってきたハルカはマキの冗談だと思い、机にケーキを並べ呆れた顔をしている。 アツコも同じくマキを信用していない。 「あーっ! 信じて無いでしょ?! ……なら……これでどう!?」 捲り上げられるスカート……中にはトランクス。そしてマキはそのトランクスもはぎ取ってしまった。 「あっ……あの…………」 自分のソレに集中するハルカとアツコの視線。マコちゃんは上手く言葉を発する事が出来ないでいる。 とりあえずその場に座らされたマコちゃんは、ハルカに事情を聞かれていた。 「えっと……もしかしてカナが何か変な事いって、無理やりこんな格好を……?」 「…………」 泣きそうになりながら、口をつむったまま何も喋らないマコちゃん。 すると、マキが間を割って会話に入った。 「何も言わないし、きっと趣味なんだよ。カナちゃんも知らないんじゃないの?」 「……そうなの? ……ねぇ、マコちゃん。黙ってちゃ分からないよ? 怒らないから、……ね?」 ハルカにそう言われ、ようやく顔をあげたマコちゃんの視線は、ハルカのみに向けられている。 何かを決意したような視線。マコちゃんは、ハルカに本当の事を話す決意をした。 「オレ……ハルカさんの事が大好きで……でも男の格好じゃチアキとカナが家に入れてくれなくて…… それで、カナに言われて女装したらチアキは気づかないし、カナも家に入れてくれて、 ……悪いとは思ってたんです。けど、オレ……どうしてもハルカさんに会いたかったんです! 学校でも家でも、ずっとハルカさんの事ばっかり考えてて……っ!」 「ちょっ……マコちゃん、ストップストップ!」 マキとアツコの前で告白され、恥ずかしさの余り思わず慌ててマコちゃんを止めるハルカ。 「まぁ……ようはあの子たちのせいでマコちゃんは女装してたわけね。……ホントに仕方ないんだから」 「あの……オレ……」 「あ、マコちゃんは気にしなくていいのよ。私が二人を叱っといてあげるからねっ」 こうして正体はバレたものの、怒られたりすることも無く胸の痞えも取れ、マコちゃんはおやつのケーキを食べて帰る……予定だった。 「ちょっと待ってよ、つまりマコちゃんはハルカ……うぅん、皆を騙してたって事でしょ?」 マキのこの一言で再び事態は急変する。 「そんな事言ったって、マコちゃんはカナとチアキのせいで、仕方無くしてたんだから……」 「ダメだよハルカ、甘やかしちゃ! 男の子なんだから、ちゃんとお仕置きはしなきゃ! 大丈夫、大丈夫、痛いとかそう言うのじゃないからさっ♪」 何故かいつになく厳しいマキは、ハルカに紐をもって来させ、マコちゃんの手を後ろで縛った。 「あの……これでいったい何を……」 何をされるかを知らされていないマコちゃんは、不安な表情を浮かべる。 「簡単よ。こうするの」 マキはマコちゃんをその場に押し倒して動けなくし、下着をはぎ取ったマコちゃんのスカートを捲りあげ、そしてマコちゃんの耳元でソッと囁く。 「あなた……いつも私にチビだのなんだのって、文句言ってくれたわよね…… 今日はたっぷり仕返ししてあげるから、覚悟してよね♪」 マキはそう言って不敵な笑みを浮かべ、マコちゃんの股辺りを探りだす。 手を後ろで結ばれているマコちゃんは、何とか内股にして抵抗を試みたものの、あっさりマキにソレを掴まれ、ハルカとアツコの前に晒されてしまった。 「やっ……やめ……てっ…………」 「なぁに? マコちゃん。そんな事言って、もうこんなに大きくなってるよ」 マキは、手を上下に動かしソコを擦り始める。 「マ、……マキ! マコちゃん嫌がってるじゃない。止めてあげなさい!」 「そ……そうだよ。こんなえっちな事……可愛そうだよ……」 マキのする『お仕置き』に、恥ずかしがって近づかないものの反対する二人。しかしマキは手を止めない。 「んっ……い…………やだっ、……やめ……あっ、んん……!」 「でもさ、これが嫌がってるように見える?」 口では嫌と言いながらも、マコちゃんは顔を赤くして気持ちよさそうに喘ぎ声をあげている。 それを見てハルカは、つられて顔を赤くしながらも、それでも止める様に言い続けた。 「それでも……いやって言ってるんだから……痛かったりしたら大変でしょ……!」 「……じゃあさ、マコちゃん。私じゃなくてハルカがしても嫌?」 「ハルカ……さん?」 マキの問いかけにハルカの方をジッと見るマコちゃん。 「……ハルカさんなら……嫌じゃない…………かも……」 マコちゃんのこの一言で、場の空気が静まり返った。 「え?! えぇ?! ダ、ダメよ、そんなっ……私、こう言うのどうしたらいいか分からないし……」 いきなりの事に慌てるハルカ。それをマキはクスクス笑いながら見ている。 「大丈夫だよ、ハルカがしたらマコちゃんが喜ぶだけで、お仕置きにならなくなっちゃうでしょ? でもさ、これでこうするのが痛くて嫌……って訳じゃないって分かったよね?」 「それは……」 ハルカを説き伏せたマキは、手の動きをさらに早くしてゆく。 「あれー? マコちゃん、ハルカが近くに来てからまた大きくなったんじゃない?」 「そ……んなっ、あっ…………事、無い……んっ」 「ハルカの事大好きだもんねー。先っぽからえっちな汁出して……見られてるだけで感じちゃうなんて、本当にえっちなんだね」 「だから……あっ……そっ、そんなんじゃ……ふ……ぁっ…………んぁ、……んっ」 「じゃあさ、証拠見せてよ、証拠」 マキはそう言うと、ハルカを近くに呼び、マコちゃんの顔の近くに座らせた。 「ハルカはさ、何もしなくていいから、ただそこでマコちゃんの顔を見ててあげて」 「ん……まぁ、それくらいなら……」 マコちゃんに好きと言われ、更にあんな事まで言われたハルカは、断る事もせずその場に座った。 正直なところ、自分を見るだけで感じるマコちゃんの事を、少し可愛いとも思い始めていた。 ただ何もせずに、ジッとマコちゃんの顔を見ているハルカ。 マコちゃんは、マキにソレを擦られる快感と、その卑猥な姿を、大好きなハルカに見られていると言う羞恥心で、顔を真っ赤にしている。 「あっ、ん……ぃやだっ、見られ……ぁ……んっ……」 ハルカの目を見つめながら、喘ぎ続けるマコちゃん。 気がつくと、自分で足を開いてマキの手も受け入れてしまっていた。 「マコちゃん、自分で足開いちゃってるよ? 本当は気持ちいんでしょ?」 「気持ち……ハァッ……あっ……んんっ、良い……れす……」 ついに自分の口から気持ちいいと言ってしまったマコちゃん。 マキは『計画通り』と言わんばかりに不気味な笑顔を浮かべ、ハルカに話しかける。 「ねぇハルカ、マコちゃんが素直に本当の事言えたし、ご褒美あげよっか」 「ご褒美?」 「うん、大好きなハルカからの接吻とかさっ!」 「せ……接吻って、……キス?!」 コクコクと頷くマキを見て、ハルカはマコちゃんに視線を移す。 相変わらずえっちな声で喘いではいるが、マキの提案に嫌とは言わない。 「ほら、マコちゃんもご褒美が欲しいなら、ちゃんとおねだりしなさい」 マキにそう言われ、マコちゃんはハルカにおねだりをする。 「ハルカさん……んっ、キスして下さい。ハァっ…………ご褒美くださぃ…………んっ……んあぁぁぁぁ!!!!」 おねだりの最中に、部屋中に響き渡るほどのマコちゃんの大きな喘ぎ声。 マキの握っているソレの先から、白い液体が飛び散る。 マコちゃんは我慢できず、ご褒美をもらう前に果ててしまった。 「あっ、こら! 良いって言うまでイッちゃだめでしょ!! もう……これは、ご褒美どころか、またお仕置きが必要だね」 もちろんマキは、マコちゃんがイクように、わざとハルカにキスをするように持ち掛け、次のお仕置きは計画通り。 「ほら、まだ出てくるよ。 こんなにいっぱい出ちゃうなんて、いったいハルカの顔見てどんな事考えてたんだろうねぇ」 その声でハルカとアツコも、ついマキの手元へ目がいってしまう。 床には飛び散った白い液体。まだマコちゃんのソレがビクッと反応するたびに、先から少しづつ溢れている。 「ハルカさ……見ちゃ……やだっ、…………見ないで……ください」 恥ずかしそうに震わせるマコちゃんの声に、ハルカはハッとして目線を戻す。 「ご、ごめんなさいっ、その……つい……」 「はぁっ、……んっ…………ハァッ……ハァ……ッ」 まだ息づかいは荒いものの、マコちゃんは徐々にではあるが冷静になっていく。 しかし、時間も経ってようやくマコちゃんの呼吸も落ち着いてきた……と思ったその時、再びマコちゃんに異変が起きる。 「ハッ……あっ、……はぅ…………ん……」 落ち着いていた筈のマコちゃんの口から漏れ出す喘ぎ声。 ハルカがマキの方へ目をやると、マキはマコちゃんのソレを再び擦り始めていた。 「ちょっと、マキ?! さっきしたばかりなのに、そんな……」 「いいのよ、ちょっとくらい。お仕置きなんだから。 ……それよりハルカがこっち見てると、マコちゃんすぐイッちゃうよ?」 確かにマキの言う通り、さっきから喘ぎ声が大きくなっている気がする。 そしてハルカが視線を元に戻すと、マコちゃんの喘ぎ声も少し小さくなった。 (――この子……本当に私に見られるだけで感じちゃうんだ……) 少しポーっとした表情でマコちゃんを見つめるハルカ。 マコちゃんはハルカと目を合わせまいと、目を固く瞑っている。……しかし、 「んっ……あっ! んっ!! だっ……あっ、あっ……んあぁぁっ!!」 突然暴れる様に腰を浮かして、激しく喘ぎ始めるマコちゃん。 じゅぷっ、じゅぷっ……と言う、聞きなれない音。 ハルカは気になってマキの方へ目をやると、マキはマコちゃんの股に顔をうずめていた。 「んっ……んんー……ぢゅぷっ…………」 「マキ……何してるの?」 「ほぇ? じゅぶっ……はにっへ……んっ、……ふぇらふぃお」 口にマコちゃんのソレを頬張ったまま答えるマキ。 「そう言う事じゃなくてっ! ……だ、だからその、何で……フェ、……フェラチオするのよ? お仕置きとか関係ないじゃない……」 ハルカの問いに答える為、マキはいったん口からマコちゃんのソレを放し、それと同時にマコちゃんは浮かしていた腰を降ろし、肩で息をしている。 「関係あるよ。これは、ハルカの前でマコちゃんを恥ずかしめる……って言うお仕置きだもん」 マキはそう言うと、再び口いっぱいにマコちゃんのソレを咥え、頭をゆっくり上下させる。 再び大声で喘ぎ、腰を動かして逃げようとするマコちゃん。しかしマキはそれを手で押さえ静止。 「だめっ、……またイクっ……我慢できな……んっ、あっ……」 「ほんあにひもひぃ?……ぢゅぶっ…………ぐちゅっ……」 (――そろそろ、いっちゃいそうだなぁ……) さっきまで浮かしていた腰を落とし、両足に力が入るのを見て、マキはマコちゃんがイキそうなのを察し、口からソレを抜こうとした。……その時、 「や……やっぱり駄目だよ! マキ、早く放しなさいっ!!」 そう言いながら、ハルカはマキの頭を掴み左右に振る。 「んんーー!! んー!!」 マキは上から頭を押さえつけられて、放そうにも放せない。 そうこうしている内に、その振動で絶頂を迎えるマコちゃん。 「ふぁ……あっ、あ……んああぁぁっ!!!」 体を何度もビクつかせ、それと同時にマキは眉をひそめて固まり、異変を察知したハルカも手を放す。 射精が終わると、口からソレをゆっくりと抜き取り、マキは少し怒ったような表情でマコちゃんに近づき、鼻をつまんで口を開かせ、上から自分の口に入った精液を垂らして、マコちゃんの口へ注ぎ始める。 慌てて口を閉じるマコちゃん。しかし、少し口に入ってしまったらしい。 「ケホッ……うぅ……なんでこんな…………酷いよぉ……」 「う、うるさいわねぇ……あんたが口に出したりするからでしょ! 自業自得だよっ」 「……そんな事言ったって……グスっ……」 目に涙を浮かべ、今にも泣き出しそうなマコちゃん。 「そんな……な、泣かないでよ。……男の子でしょ? ……その、私も悪かっ……」 さすがに悪い事をしたと、謝ろうとしたマキだったが、背中に凍りつく様な視線を感じ、固まる。 「えーっと……あの、ハルカ……様?」 そこには番長の目をしたハルカが仁王立ちしていた。 「マキ、私のマコちゃんになんて事してくれたの……?」 「わ、私の?!」 いつの間にかマコちゃんを私物化していた事に驚くマキ。 どうやらハルカは、マコちゃんを泣かせた事に怒っているらしい。 (――ひぇ~……ハルカってショタとか、そういう趣味あったんだ……って言うか、顔こわっ!) 「アツコ」 脅えるマキをよそに、アツコの名前を呼ぶハルカ。 アツコは何も言われなくとも頷き、マキの首根っこを掴み外へ連れ出した。 「ちょ、ちょっと待ってよ、さっきのはハルカが頭をおさえ……」 「マキ、明日にはハルカの機嫌も治ってるだろうし、今日は帰った方がいいよ……」 「でも……」 何かを言いたそうにするマキを、アツコがなだめる……と言うか、脅す。 「じゃないとハルカに、マキがマコちゃんにしたのと同じ事……うぅん、それ以上の事されちゃうよ?」 「良いわねぇ、それ……」 アツコの言葉に反応して、ハルカは不気味な笑顔を浮かべてマキに近づいてくる…… 「ひぃっ……!」 こうしてマキは南家から逃げる様に去って行った。 「マキ帰っちゃったよ」 「うん……」 立ちすくんだまま、アツコに力ない返事をするハルカ。 その視線の先には、手を縛られて顔は精液まみれの、虚ろな目をしたマコちゃんがいた。 「ねぇ、アツコ。……マコちゃんって凄く可愛いよね……こう、悪戯したくなるって言うか……」 「……だよね。この可愛さは異常だよ……それに、スカートの中は……」 捲れたスカートの方を見る二人。中には、今だに大きいままのソレがビクビクしている。 「これでおちんちんが付いてる男の子なんだもん……これはもう、犯罪だよね……」 「うん、……女の私たちより可愛いなんて……これは……」 「お仕置きが必要だよね」 「お仕置きしなくちゃ」 まったくもって、さっきまで言っていた事と正反対の事を言いだすハルカ。 しかし二人の意見は一致。マキを追い出した理由は、自分たちがしたかっただけだったらしい。 二人は制服の上着を脱ぎ、シャツのボタンを外しながらゆっくりとマコちゃんへと近づいてゆく…… 「ん……あれ? ハルカさん?」 「大丈夫よ。もうマキは帰ったから」 ハルカはそう言って、マコちゃんの手を縛っていた紐を解く。 「ありがとうござい…………うわぁっ!」 お礼を言って起き上がろうとしたマコちゃん。しかし肩をハルカとアツコの二人が抑え、マコちゃんは再び倒されてしまう。 二人はマコちゃんの押し倒すと、自分たちもマコちゃんの左右に寝転がり、耳元に口を近づけ、一緒に囁く。 『今度は私たちと良い事しよっか……』 マコちゃんの戦いは続く……しかし話は続かない。 どちくしょおおおおおおおおおおおお!wwwwwwwwwwww続編きぼんぬ! -- 名無し (2010-01-23 14 30 59) いいなあ -- あら@もーど (2010-01-31 20 46 44) 春香達裏山 -- 名無しさん (2013-09-01 05 37 25) 名前 コメント 6スレ目 この野郎氏 保管庫
https://w.atwiki.jp/hostchan/pages/15.html
♡舞台 私のホストちゃん 【あらすじ】 欲望渦巻く、新宿歌舞伎町。 大阪のホスト業界で名を馳せた甘王は「club Vanill」を開き、歌舞伎町制覇を狙っていた。 この店のオーナーを任された木月は街で出会った青年・シュンをスカウトし、No.1ホスト霧都として育成。 太客を掴んだVanillaは人気店となる。そこへ大阪ミナミの「club VIVID」のオーナー藤山が勝負を挑んで来た! 木月と藤山の間にはかつてずつ行化の太客・轟希を取り合った因縁があったのだ……。 (PREMIUMパンフレットより引用) ※公演がメディア化されていないため、ストーリーを詳しく記載しています。以下公演内容のネタバレを含みますのでご注意ください。 +... 舞台は新宿歌舞伎町。数あるホストクラブの中でトップに立った「club vanilla」であったが、新No.1の夕妃が退店して以降、売り上げは落ち込んでいた。 そんな中、甘王に変わり「club vanilla」の新オーナーとなった木月は店に向かう途中、遊園地「東京ファニーランド」で働く青年・シュンと出会う。入院している兄の治療費が必要なシュンは木月にホストクラブのボーイとして働きたいと懇願。木月はシュンに「霧都」と源氏名をつけ、No.1ホストを目指すように言い渡す。 「嘘がつけないまっすぐ系ホスト」として徐々に人気をあげる霧都。そこに蓮と龍我が連れてきた新ホスト「影規」が現れる。影規が売り上げNo.1ホストになれば木月は「club vanilla」を去り、霧都がNo.1になれば木月に従うという条件で二人は勝負をすることに。 枕営業もいとわない影規に一時は客を奪われる霧都であったが、「真心接客」で太客の心を取り戻し僅差でNo.1の座を手にする。影規は「club vanilla」を去った。 一方そのころ、「club vanilla」の裏にあった「七三ラーメンのっぽさん」の店舗が大阪ミナミのホストクラブ「CLUB VIVID」のオーナー藤山によって買い取られていた。藤山率いる「VIVID四天王」に夕妃を加えた五人が「CLUB VIVID」で営業を開始する。しかし、VIVIDのランキングは藤山の息子である悠矢しかNo.1になれない八百長であり、最下位の烙印を押された夕妃は「CLUB VIVID」を後にする。 夕妃が「club vanilla」に戻り、入れ替わりに影規が「CLUB VIVID」に入店。藤山と木月はかつてホストだったころ、超太客の「轟希」をめぐって争った過去があった。因縁の対決ということもあり、「vanilla」VS「VIVID」の戦いは加速する。 そんな中、大人気漫画「ホストマンブルース」が実写映画化されることが決定。韓国の映画監督ドンディンドンが歌舞伎町に来ることとなる。どちらが監督をより癒すことができるのか競い合うホスト達。「CLUB VIVID」は流星、虎之助、影規、零が手を組みダンス接客で監督を魅了。「club vanilla」は韓国語での「真心接客」で監督を癒した。勝負は「club vanilla」が勝利し、ホスモバで選ばれた人気No.1ホストはホストマンブルースへの出演権を勝ち取ったのであった。 兄の治療費を手に、ホストを辞めたシュンは病院へ急ぐ。しかしそこに兄の姿はなかった。甘王からの着信。兄は中洲でホストになったのだと告げられる。 藤山と悠矢しかいなくなった「VIVID」では悠矢が大甘王の息子であることが告げられ、同時に秘伝の書である「溶客百技伝」がなくなっていることに気がつく。 流星は藤山が所持していた「溶客百技伝」を盗み、咲夜の元へ向かう。大金と引き換えに「溶客百技伝」を受け取った咲夜は流星を引きつれ、古巣である中洲へと向かうのであった。 【登場人物 - 演者】 霧都 - 山本裕典 影規 - 松下優也 虎之助 - 吉村卓也 悠矢 - 上鶴徹 流星 - 久保田秀敏 零 - 松本寛也 一之瀬隼人 - 五十嵐麻朝 白石咲夜 - 平田裕一郎 早乙女蓮 - 塩川渉 翔 - 鶏冠井孝介 龍我 - 長濱慎 圓城葵 - 向山毅 鳳条夕妃 - 廣瀬智紀 ヒロ - 町田弘器 木月 - 貴水博之 藤山 - ダイアモンド✡ユカイ 甘王:緒方雅史(オキャディー) 秘書 - 二瓶拓也 フレッシュボーイ - 佐藤友祐 溜池理代子 - 池谷のぶえ 轟希 - 香寿たつき SOLIDEMO 【イベント情報】 甘フェス アフタートーク ハイタッチお見送り会 【映像配信】 アメスタ出張営業所「生放送なめんなよ!」 ニコニコ生放送「楽屋の神様~君と一緒に@LOVEパンチ~」:http //live.nicovideo.jp/watch/lv154826790 テレビ朝日 お願い!ランキング(2013年10月3日) WOWOWにて舞台本編生中継(2013年11月2日)再放送(2014年2月28日/2014年7月25日/2014年10月23日) 【劇中歌】 ボロボロのカラス We are Vanilla men Dark Night ダマサレNight 関空に5時半 残酷な Show Time いつかきっと We can fly 黄昏のブルース GIVE ME YOUR LOVE ※公式タイトルが分からない曲は独自にタイトルをつけています 【関連記事】 a-ticket山本裕典と松下優也によるスペシャルトーク:http //a-ticket.jp/pc/special/68/index.html 鈴木おさむインタビュー:http //a-ticket.jp/pc/special/69/index.html 初演 舞台公演
https://w.atwiki.jp/ritsuss/pages/767.html
律ちゃんは「たくあん」好き?嫌い?好きなら「たくあん」だけで御飯1杯イケますか~?(意味不明) -- (紅玉国光) 2009-09-17 19 20 44 これは律っちゃん…罪作りだぁ(・∀・) -- (名無しさん) 2010-06-15 19 57 45 リツムギは、切ないはなしが多いネ -- (名無しさん) 2010-10-18 14 57 08
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/8063.html
878 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2013/04/01(月) 00 13 06.86 ID FkupoFRN0 セッション見学の困ったちゃんの話が出て俺も思い出した。 ちょっと前、PC登録型オンセサイトでの出来事。 キャラ登録して普段は遊んでいるが、たまたまそのセッションではPL参加していなかった奴が見学に来た。 そのサイトでは基本見学可で、ただセッション用のチャットと雑談用のチャットを区別していないから マナー良く見学してくださいねって、サイト案内のページで説明されてはいた。 で、その問題の奴、「そういえば自分のキャラは○○って設定なんだけど、この世界って△△はあるのかな?」だとか 「いや、その敵を捕まえて××の事を聞きだしましょうよw」だとか、うるせえのなんの。 GMが「今はセッション中ですし、セッションに無関係な質問はそれ用の掲示板等でお願いします」 「当事者ではない、見学者による入れ知恵はお控えください」ってスパッと言ってくれたのでスッとした。 ほんと、自分のことしか見えてない奴って居るんだよなぁ。 879 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/04/01(月) 00 14 49.15 ID P5KDT4rC0 [1/4] 将棋、囲碁の時代からその手の話題は尽きないな。GMがはっきり言える人でよかった 報告おつかれさまです 884 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/04/01(月) 01 55 59.84 ID QakuT57l0 878で思い出した 俺が見学側だった時の話 プレイヤーの一人から「こういうことしたいんだけど、やる場合のルールは存在する?」という質問が出る GMが確認してみますと言って数分後、そんなルールは存在しないと宣言したので つい「ルールブックの何ページ目に書かれてるよ」と発言したら入れ知恵やめろってGMから怒られた 質問した人も俺も、その行動が妥当すぎて気づかなかったんだけど どうもシナリオの穴を突いていたようですぐに事件が解決してしまった やっぱり入れ知恵した俺が困だなあこれ 885 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/04/01(月) 02 01 26.66 ID 9ZGEnmWn0 884 存在するルールを存在しないって言ってしまったGM側が悪いとしか、 該当するルールは有るけど、 何らかの理由で今回はダメってのならGM側の権限なのかもしれんけど。 スレ349
https://w.atwiki.jp/chisato_ojosama/pages/529.html
前へ 「吐けよ、なっちゃん」 「ケロ・・・」 「吐いちまえば楽になるぜ」 トイレの個室の中、大きな瞳と鋭すぎる眼光の持ち主が、私を壁際へじわじわと追いつめる。 「べ、別に吐き気してないんだけど、今」 年上らしく胸を張ってそう言ってみるも、声は震える。そして、そんな私の様子を見逃すはずもなく、彼女――舞ちゃんは口の端をゆがめて笑う。 「いや、舞も別にそういう趣味ないから」 「趣味ってあんた」 「じゃなくて、あるでしょ。素直に吐き出さなきゃならないことが」 あー、はいはい。 いくら察しが悪い私だって、顔近づけられてそう言われれば、おのずと何のお話だかわかるっていうもの。 「・・・ちさと、関連?」 「わかってんじゃん」 何て残念な子なんだ・・・舞ちゃん。私は小さくため息をついた。 この際だからはっきり言わせてもらおう。いや、実際言えないから心の中でですけど。・・・舞ちゃんは千聖が絡むとおかしくなる。本当に本当に本当におかしくなってしまう。 舞ちゃんは傍から見れば十分可憐な、どことなく甘いミルクみたいな匂いすらするような美少女だっていうのに、「ち」「さ」「と」この3文字がいつだって彼女を狂わせる。 ホテルで千聖が一人部屋になればバスルームに忍び込み待機し、 千聖が楽屋であくびしようもんなら、その頭をロックして自分の膝に叩きつけ(膝枕のつもりらしい)、 千聖と誰かがふざけてチュー真似なんてしようもんなら、間に割って入って千聖の唇を・・・ああ、もう思い出したくもないケロ! 「ねー、さっさと吐いてよ魚介。ブイヤベースにすんぞコラ」 「そんなこと言ったって、別に舞ちゃんが考えてるようなことはないと思うんだけど。ってか、千聖のトクベツって私じゃなくて舞ちゃんだと思うけどな。やっぱちさまいでしょ。そもそも、なきちさとかちさなっきぃって言いにくいじゃん。だから大丈夫!」 何が大丈夫やねん。・・・私はどうも、あせると無駄に口数が多くなるようだ。 でも、黙って私の顔を見つめる舞ちゃんは少しほっぺをほころばせていて、少しばかり機嫌が直ったように見えなくもない。 「・・・ふん、うまくかわしたね、なっちゃん」 「キュフフ。さ、いつまでもこんなとこいないで、みんなのとこ戻ろ?りーだーとか、愛理に千聖取られちゃってるかもよ?」 私は舞ちゃんの手を取って、個室から出ようとした。・・・が、その手をぐいっと引かれる。 「ん?」 「・・・でもさ、なっちゃん。舞ね」 さっきとは打って変わって、舞ちゃんは真剣な表情になっていた。 つられるように、私の顔も引き締まる。 「舞、知ってるんだ。千聖が、舞に話してくれないようなこと、なっちゃんには打ち明けたりしてるって」 「舞ちゃん、」 「そうでしょ?」 ここは、ごまかしていいようなシチュエーションじゃない。私は黙って大きく1回だけうなずいた。 千聖は大雑把で豪胆なように見せかけて、実は℃-uteの中で一番繊細な心を持っている、と私は思っている。 お嬢様のときだって同じ。誰にでも優しくて、でもその裏では人知れず傷ついていて。・・・だから、少しでもその心に寄り添いたいって思って、私は秘密主義な自分の内面をさらけ出すのと引き換えに、千聖の心を覗かせてもらうことがある。 「やっぱりね」 舞ちゃんはふっと笑うと、少し視線を下げた。 「あの・・・舞ちゃん」 ガシッ 「えっ」 そのほっぺたに触れようと手を伸ばすと、いきなり手首を掴まれた。 そのまま、背中に向かってギリギリとねじ上げられる。 「いたいいたいいたい!舞ちゃんマジ痛い!」 軟弱な私にプロレス耐性がないことはわかっているはずなのに、間違いなくことは手かげんなしのガチ技だ。 こっそり盗み見た舞ちゃん・・・いえ、舞様の顔はさながら地獄の閻魔様のようだった。しかも、うっすら笑っている。 「だから、最初に吐くことないかって聞いてやったのに。舞が聞かなかったらごまかそうとしやがってこの(自主規制)が!」 「だってそれはいたたたたた」 「ちょっと、何やってんの!」 幸か不幸か。 洗面所のドアをバーンと開けて入ってきたのは、まさに今話題の人物・千聖だった。 「ち・・・ちさとぉ」 呻く私を一瞥すると、千聖は私と舞ちゃんの間に手を挟んで、器用に引き剥がしてきた。 そのまま、舞ちゃんをギュッと抱きしめる。 「まーいー・・・、大丈夫?もうちさとが来たから、守ってあげるからね?」 「はぁ!?」 いやいや、どう考えても、腕と胴体切り離されそうになってたの私ですやん。何この超展開! 「ちしゃとぉ・・・えーん、怖かったよぉ」 舞ちゃんは舞ちゃんで、千聖の御立派なたゆんたゆんに顔を押し付けて、チラッとこっちを見て舌なんて出してくる。 何これ?私、絡まれて、しかも、濡れ衣着せられて・・・わけわかんないんですけど! 「もー、あっちで遊ぼ?舞」 「だねだね、早く行こう!」 あーあー、腕なんか組んじゃって、ラブラブですこと。 さすがに納得がいかず、ちょっと乱暴に足を鳴らして二人の後ろを歩いていると、ふいに千聖が振り返ってきた。 「ん?」 “わかってるから。なっきぃだいすき!” 口パクで、簡潔にそう告げて、またすぐに舞ちゃんの肩に頭を乗せて歩き出す。 「おー、怖い怖い・・・」 長い付き合いですから。千聖が女ったらし気質なのも、それでいてアフターフォローがお上手なのも、じゅうじゅうわかっているんだけど。 そういうとこが、いわゆる“都合のいいオンナ”タイプの私と合うんだろうな。なーんて、私は密かに笑いを噛み殺した。 ダイスキとか言われちゃった嬉しさと、少しばっかりの舞ちゃんへの優越感。 銀河系一めんどくさいちさまいのドロドロ愛憎劇に自ら足を踏み入れるなんて、我ながら悪趣味ですこと。 「キュフフ」 目のまえでイチャラブを見せ付けられながらも笑いは止まらず、軽い足取りで、私は2人の背中を見つめながら楽屋を目指した。 次へ TOP
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/219.html
しかし、こんなときに限って、余計にえりかちゃんをへこませてしまうような出来事は続くみたいで・・・ 「はい、では次の質問です!」 ゲストとして参加している千聖に、一問一答の質問をするコーナー。その最終問題が、“愛理ちゃんとえりかちゃん、2人のうちで、お嫁さんになってほしいのは?”というものだった。 千聖は「えー?」なんて言いながら、私とえりかちゃんの顔を見比べている。そんな千聖にえりかちゃんは 「もう決まってるんでしょー?言っちゃいなよ!」と私の方を見ながらちょっと寂しそうにけしかけた。 「え?えー・・・?じゃあ、愛理。」 千聖も少し困惑した様子で、私を選んでくれた。嬉しい、けど・・・何か変な感じだ。 本当はえりかちゃんを選びたかったのかな?とまでは思わないけど・・・ 「ほら、やっぱり愛理だ。千聖は何でも愛理だもん。お嫁さんにしたいのも、ライバルも愛理だし」 えりかちゃんにそう言われて、千聖は困った顔で首をかしげた。 私にはわかる。えりかちゃんは混乱してるし、傷ついてもいる。少なくともお嬢様の千聖はえりかちゃんに恋愛感情まで抱きつつあったはずなのに、よりによって今は変態呼ばわり。 千聖も千聖で、ひどく戸惑っている。ふざけて抱きついたりべたべたするんじゃなくて、いつもとは全然違うえりかちゃんの振る舞いが、本当に怖かったんだと思う。 でも、私だってお嬢様の千聖とは2回ほど過ちをおかしかけた立場なわけで・・・あんまり偉そうに割ってはいるのは気が引けた。 しばらく後のハガキでも、「自分が男の子だったら、℃-uteの中で誰と付き合いたい?」という質問があった。 また少し、えりかちゃんが落ち込んだ顔をした。 「私、このままの性格だったら弱虫で泣き虫だ。一応身長あるけど。・・・千聖は?誰?」 「えー、そうだなあ」 「どうせ愛理でしょ?もう愛理って言っちゃいな。」 えりかちゃんは一応ニコニコしてるけど、何かやけになってる感じがする。 「でもでも、愛理は千聖の相手なんかしてくれなそう。」 「そんなことないよ。私、千聖がいいな。」 私はつないだままの手に力を入れた。 「何か、盛り上げてくれそうだし。」 「へー」 「そうかぁ」 どうやら私は自分で思っていたより、元気な千聖が戻ってきたことが嬉しかったらしい。にこにこ笑う無邪気な顔を見ていたら、つられて笑ってしまった。 その後えりかちゃんは“なっきぃ”(ひどいモノマネ付き!)、千聖は“舞美ちゃん”を選んで、その話題は終了した。 別に嘘をついたわけじゃないけど、私が千聖と答えれば、千聖は私の名前を出さないだろうという考えも少しはあった。 千聖は普段は長女だけれど、キュートでは甘えん坊なとこがあるから、舞ちゃんやイタズラ仲間の栞菜は選ばないで、お姉ちゃんとして慕ってる3人のうちの誰かを選ぶとは思っていた。 でも、舞美ちゃんというのは私的に意外な答えだった。なっきぃはえりかちゃんと被るし、当人のえりかちゃんでは自分が気まずいから?・・・・いや、千聖はそんな風に計算して答えるだろうか?舞美ちゃんと千聖だってじゅうぶん仲のいいコンビだ。 何だか疑り深くなっている自分が少し嫌になった。どっちの千聖の気持ちも、一番フラットな状態で受け止めてあげられる存在でいたいのに。私もまだまだ修行が足りないなあ・・・ 「はい、お疲れ様でしたー。」 「「「ありがとうございましたー!!」」」 2時間ぐらいかけて、2週分の収録が終わった。 「あー・・・食べたかったよぅ・・・・・」 大好きなスイーツをかけてのゲームも大失敗に終わったえりかちゃんは、さらに落ち込んで、机にバタッと伏せてしまった。 「えりかちゃん・・」 さすがにどうにかしたいと思ったのか、千聖はえりかちゃんの横に移動して、投げ出されたその手を軽く握った。 ―あ。 乳白色が指の先に向かって、ピンクに染まっていくグラデーション。先端に大粒のラメ。 2人の指をおそろいで飾っているシロップネイルは、お泊りの日、私が千聖にしてもらったのと一緒だった。 そっか、あれはえりかちゃんに習ってたんだ。 私はもう落としてしまっていたけど、お嬢様の千聖は、今日えりかちゃんと一緒の爪になれたらいいなと思って、塗りなおしてここに来たのかもしれない。 「千聖ぉ」 「へっ?あ、あれ?あれ?一緒だ??」 「キレイだねー。えりかちゃんとおそろいだねー。」 「うん・・・?え、でも何で」 私の目線を辿った千聖は、自分の指とえりかちゃんの指を見比べて、目をぱちくりさせた。 「・・・・・・千聖。」 私達の会話を遮るように、いきなり、えりかちゃんがガバッと顔を上げた。 千聖に握られていた手は、逆に千聖の手をがっしり掴んでいる。 「え、えりかちゃん・・・?」 「千聖、ご飯たべに行くよ。」 「ええ!?なんで、ちょっと待って今日はママのホイコーローが明日菜のチンジャオが」 「行くよ。ごめん、愛理お先!後でメールするね。」 「お疲れ様~・・・?」 火事場の舞美力。とでも言うのか、えりかちゃんは右手に千聖の荷物、左手に千聖の手を掴んだまま、ずるずる引きずるようにブースを出て行った。 「愛理ぃいぃ・・・」 千聖のフカ゛フカ゛声が遠くなっていく。私は頭にクエスチョンマークをいっぱい並べたまま、とりあえず帰る準備を始めた。 “行くよ”だって。もう決定事項じゃん。 千聖はびっくりしてたけど、私はちょっとぐらい強引なえりかちゃんの方が安心する。これで2人が、仲直りっていうか、普通に戻ってくれるといいんだけど・・・ お父さんが迎えに来てくれるというので、駅前の公園のベンチに座って、千聖にメールを打った。そんなに早く返事は来ないだろうけど、一応、どうなってるのか後で簡単にでも聞かせて欲しかったから。 ―結局、就寝時間になっても返事はこなかった。まあ、今の千聖は結構忘れっぽいし、後で手紙で何か教えてくれるかもしれない。そう思ったから、あんまりそのことは気にしなかった。 だけど、私はその時、もう少しよく考えておくべきだった。 “後でメールするね” そう自分から言っていたえりかちゃんからも、メールは来なかったその意味を。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/4243.html
203 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/12/02(火) 00 02 55 ID ??? 手帳にも書いたがサバゲーやってる奴がレンジャー系をやると非常にウザい。 どのように伏せてカモフラージュするか詳細に説明してボーナスを貰おうとする。 そういうの全部含めた上での判定だと言っても納得しないでごねる。 例えば風下から近寄れば臭いや音で気付かないからボーナスが貰えるはずだとか。 GMをやってもそういったリアル知識を要求する。例えばレンジャーの能力で 追跡すると言っても具体的にどうやって追跡するのか説明しろと言い、 答えられないと追跡の知識が無いから追跡出来なかったと判定する。 204 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/12/02(火) 00 12 52 ID ??? 敵で野犬を出しておいてから、その敵に勝つためには リアルで犬と戦って勝て。と強要すればいい 207 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/12/02(火) 00 18 52 ID ??? 203 乙。専門知識無しでも遊べるための技能判定なんだけどねえ。 「リアル知識振りかざして身勝手なことすんな。サバゲーやってない奴のことを考えろ」 とハッキリ斬った方がお互いのためだと思うよ。 209 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/12/02(火) 00 25 04 ID ??? 203 ゲームにもよるが、 「ちゃんとボーナスあげてるから判定してみて」でいいんじゃない? カモフラージュなどの時間的なマイナス部分をちゃんと 考えながらマスターすれば良い気がするけど。(やる事によるリスクの説明) シナリオ集中してるならまぁ許せる範囲かな。 判定結果に口だしし始めたらそれは終わってるけど。 250 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/12/02(火) 13 41 10 ID ??? うちもサバゲーをやってる奴がレンジャーでリアリティを押し付けたら、 アーチェリー部と掛け持ちしてる奴に弓の事でリアリティ返しされて、 ゲームにリアルを持ち込むな と主張していた。 253 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/12/02(火) 14 31 15 ID ??? サバゲーやってる奴はレンジャーだけでなく銃器をつかうゲームでもうざいぞ。 いちいちこの距離ではああだとかリアリティを持ち込んでくる。 ひとりでカウンターストライクでもやってろと余りにもうざいので言ったら、 「サバゲーは常に五感を研ぎ澄まし、極限の集中力と豊かな創造力と フレキシビリティ。さらには優れた戦略眼と戦術知識と銃に対する深い造形と 技量と強靭な肉体と体力が要求される高度な知的大人のゲーム。あんなの と一緒にするな。これだからインドアヒッキーのオタクはダメなんだ。 そもそも銃に関する知識も無いくせに~」 とムギャオッた。 257 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/12/02(火) 15 12 40 ID ??? 253 「じゃあくんな。TRPGを見下してる奴が遊んでもらえると思ってんのか?」でFAだな うちにもサバゲマニアの社会人いるが、リアルリアリティなんか毛ほども出さないよ 264 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/12/02(火) 17 49 25 ID ??? 257 全くだ。プロがゲームでうんちく語るほどばからしいことはない。 鳥取には現役の自衛隊員が居て各種銃撃ったこと有るらしいが、 ガンドッグの時は普通におとなしくしてるぞ。 サバゲーごときでオタクが賢しげに語るなどあほらしい。 というか銃とか素人の学生のGMに、「ショットガンってどんな物ですか?」 とか質問してるくらいだ。 周りが大爆笑してたがその時は。質問者と回答者が逆だろと。 スレ210
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/94.html
ほんの小さな違和感でも、それが積もり積もれば大きなものになる。 「うーん。」 私は梨沙子たちと楽しげにおしゃべりしている千聖を見て、首をひねっていた。 何が変というわけでもないけれど、どことなく普段の千聖と違う気がする。 いつもよりちょっとオーバーアクションだったり、全体的に演技っぽさを感じる。 しばらく会ってなかったから、千聖のテンションについていけてないだけかもしれないし 中学生なんて日々変わっていく時期だから、特別気にすることじゃないのかもしれないんだけれど。 例えば、髪をはらうような仕草とか。 例えば、お菓子をほおばる仕草とか。 そんなどうでもいいような所作が、前よりも優雅になっているような気がした。 お年頃だし、好きな男の子でもできておしとやかにふるまってるだけかもしれない。 多分、単なる気にしすぎなんだと思う。 そうでなくても、何だか今日はおかしな日だ。 いつものももと千奈美の小学生レベルの争いがなかなか収まらなかったり、梨沙子がいきなりおなかを痛めたり、かと思ったら満面の笑顔で医務室から戻ってきたり。 「なんだろうなー」 私は普段あんまり細かいことは気にしない性格だから、その分たまにこうやって気にかかることがあると、ずっとそればかりを考えてしまう。 せっかくこうしてキュートと交流する場が設けられているというのに、私は誰ともおしゃべりしないで、その辺においてあったポテチを食べながら何となくみんなを眺めていた。 「えー、でもそれは千聖がぁ」 「あっごめん!この話ちっさーは関係なかった!アッハッハ」 「そうだ、あの時千聖が言ってたって・・・」 「え!まあまあそれよりさーキュフフ」 こうして黙っていると、みんなの会話がよく聞こえる。 あちらこちらに散らばってるキュートのメンバーは、会話に千聖の名前が出てくると、すごい勢いで話を変えている。 千聖イジメ?と一瞬思ったけれど、キュートに限ってそれはないな。 どっちかというと、私たちから何か隠すことで千聖を守ろうとしているような雰囲気。 気になるなら直接千聖と話せばいいんだけど、今日は中2トリオがやけにべったりしていて邪魔しちゃいけない感じだ。 私だって千聖とはかなり仲のいい部類に入るはずなのに、今日はまだ「おはよー」ぐらいしか話していない。 もうちょっとしたら、ちょっと強引にでも中2トリオにお邪魔させていただこうかな。 こんな風に遠慮するのは私らしくない。 いつもみたいに堂々と入っていったらいいんだ。 それにしてもこの変な雰囲気、千聖と仲良しなももはどう思ってるんだろう。 「あれ?いない」 舞美ちゃんあたりとおしゃべりしてるのかと思ってたけれど、どうやらまだこっちに着てないみたいだ。 今日変だったからな・・・一人になりたいのかな。 ももは全部自己完結しちゃうから、いまだに本心がよくわからない。 もっともっと頼ってくれればいいのに。本当は千奈美だってそれが寂しくて突っかかってるのに。 おせっかいかもしれないけれど、どこかに一人ぼっちでいるより、みんなの輪の中にいたほうがいいと思う。 そうすればいつでもももの必要なときに手を差し伸べることができるし、みんなももが思ってるほど冷たいわけじゃないのにな。 盛り上がってるところに水を差すのも悪い。私は黙ってももを探しにいくことにした。 「茉麻?どっかいくの?」 「ちょっとトイレー。」 適当にごまかして席をはずそうとしたら、熊井ちゃんが「私も行くー」とのんびりした口調でついてきた。 「いいの?」 「うん。」 主語も何もないけれど、私たちは大体これで通じる。 「でも、トイレは行かないよ。」 「じゃあ、もも?それとも千聖?」 熊井ちゃんはエスパーか。 まったくかみ合ってない答えを返してきたようで、私の心を占めているものをいきなり2つとも当ててしまった。 「茉麻は優しいね。ちゃんと周りが見えてるし。私しばらく気づかなかったよ、ももいなかったの。ははは」 全然悪びれない言い方に、思わずつられて笑ってしまった。 「じゃあ熊井ちゃん、さっき千聖って言ってたのは何のこと?」 「あー。何だろう。何か別の星の人になっちゃった。千聖は私と同じかと思ってたのに。」 んん? 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -