約 8,779 件
https://w.atwiki.jp/sweatslip/pages/312.html
スレッドログ(TBS関連2) 日時は★1が立った時間 【2ch検索】 TBS|捏造|テレビ局|マスコミ|総務省|BPO 【Snapshot】 http //snapshot.publog.net/ 【DAT2HTML】 http //tatsu01.at.infoseek.co.jp/ 【2ch専ブラ】 http //www.monazilla.org/ 2007/12/22(土) 06 38 59 (芸スポ+) 【テレビ】看板倒れ「ドラマのTBS」視聴率低迷・・・TBSに何が起こったのか 2007/12/20(木) 23 07 33 (ビジネスニュース+) 【放送】「批判記事なら協力しません」 TBSがメディアの取材拒否 [07/12/20] 2007/12/19(水) 18 23 40 (ν速+) 【マスコミ】 “どうしたTBS” 視聴率低迷で、TBS社長「憂鬱」…看板のはずのドラマまで低調★2 ★3 ★4 ★5 2007/12/19(水) 08 29 47 (ν速+) 【マスコミ】「批判的な記事を書くのなら資料は出せない」 TBSが情報制限…“亀田寄り放送”批判記事に反発 2007/12/19(水) 07 31 32 (芸スポ+) 【マスコミ】TBS「批判的な記事を書くのなら資料は出せません」 亀田寄りの放送を批判したメディアに通告 2007/12/18(火) 21 48 23 (ν速+) 【マスコミ】TBS「批判的な記事を書くのなら今後、資料は出せない」-亀田寄りの放送姿勢を問題にした記事への反応 2007/12/18(火) 15 35 03 (ビジネスニュース+) 【放送】変。TBSの情報制限 (産経ニュース)[07/12/18] 2007/12/18(火) 06 22 40 (芸スポ+) 【テレビ】TBSが来年4月から土曜8時にドラマ枠新設!視聴者参加型で視聴率激戦区に挑む 2007/12/08(土) 07 45 50 (ν速+) 【放送】楽天:TBS株買い増し、年内は見送りの公算…来年3月の株主総会までが焦点[07/12/08] 2007/12/06(木) 07 09 25 (芸スポ+) 【テレビ】TBS・井上社長「今クールは早く終わってくれないかなと思っている」視聴率低迷の連続ドラマに嘆く★2 2007/12/04(火) 00 51 25 (芸スポ+) 【テレビ/東スポ】TBSドラマ崩壊・・・次々と一桁落ちの悪夢 さんま&長澤、長瀬&相武に続き、『視聴率女王』仲間由紀恵までも沈没★2 ★3 ★4 2007/11/28(水) 19 20 03 (ν速+) 【マスコミ】 “TBSはウソつきなのか?” 不二家報道「会談音声」公開…TBS報告書かプロデューサーのどちらかがウソ? 2007/11/28(水) 15 52 24 (芸スポ+) 【テレビ】みのもんた謝罪なし。 香川の「祖母姉妹不明事件」、TBS系「朝ズバッ!」で姉妹の父に疑惑の目★2 2007/11/28(水) 15 35 36 (ν速+) 【マスコミ】 “香川・姉妹祖母殺害”報道で、父「みのさんに聞きたい、オレが殺したんかと」と激怒…みのもんたは謝罪なし★2 ★3 ★4 ★5 2007/11/27(火) 16 52 01 (ν速+) 【マスコミ】 「TBSニュース」で謎のエコー→YouTubeにアップされると、なぜか「ナチスのような大虐殺」などの英語コメント多数 2007/11/20(火) 15 48 48 (芸スポ+) 【テレビ】TBS、制作体制の強化求める・「みのもんたの朝ズバッ!」検証委が報告書 2007/11/15(木) 00 55 40 (ビジネスニュース+) 【放送/決算】TBS、08年3月期見通しを減収減益に下方修正:スポット広告の不振が続く[07/11/14] 2007/10/27(土) 12 48 26 (芸スポ+) 【マスコミ】TBS、亀田興毅会見を生中継せず、ニュースコーナーで数分取り上げただけ 2007/10/27(土) 09 50 28 (ν速+) 【TBS】亀田興毅の謝罪会見、日テレ・フジ・テレ朝は生中継…TBSは生中継せず数分だけ 2007/10/27(土) 00 01 02 (ν速+) 【ネット】ヤフー「画像の収集が遅れた。意図的に削除したということは絶対にない」 初音ミク問題でコメント 2007/10/26(金) 17 22 55 (芸スポ+) 興毅の会見受け、森田実氏「今回の件ではTBSの責任が極めて大きい」関西テレビ系番組内で発言 2007/10/25(木) 22 29 49 (芸スポ+) 【ボクシング】テレ東島田社長「視聴率的には成功したが、それでいいのか」TBSの亀田戦中継に疑問 2007/10/25(木) 22 10 09 (ν速+) テレビ東京社長、亀田問題でTBS批判 2007/10/25(木) 18 34 48 (芸スポ+) 【ゲンダイ】TBS、不祥事続きの原因は「視聴率のためならなんでもやる」姿勢にあり? 2007/10/25(木) 09 39 20 (ν速+) 【初音ミク騒動】ヤフーの説明「たまたま『ミク』対象外だった。何か原因があった訳ではない」『初音ミク』のNGワード入りは否定 2007/10/24(水) 19 42 29 (ν速+) 【経済】「初音ミク」問題に証券アナリストも興味津々…ヤフー決算説明会 2007/10/24(水) 18 13 29 (ν速+) 【マスコミ】 テレビ朝日社長 「亀田問題のTBSの責任?…スポーツかイベントか、TBSさんのスタンスが不明なので答えられない」 2007/10/24(水) 13 57 11 (芸スポ+) 【格闘技】TBSがDynamite!!の発表会見 「K-1はボクシングと違って、ちゃんとした大会」と信国取締役 2007/10/24(水) 09 55 50 (ν速+) 【初音ミク】“奇妙なオタク文化と歪曲報道?”のTBSは謝罪予定なし 「具体的にどの辺が問題なのか指摘してもらいたい」★2 ★3 ★4 ★5【初音ミク騒動】“オタク叩き・職業差別報道?”のTBS、「謝罪の予定なし。どこが問題なのか指摘して貰いたい」と開き直り?★6★7 ★8 ★9 2007/10/24(水) 05 27 46 (芸スポ+) 【ボクシング】テレ朝社長、TBS”亀田寄り”実況に「(TBSの)スタンスが分からない」 2007/10/23(火) 23 05 42 (ν速+) 【ネット】Googleの検索などに「初音ミク・画像」が一部復帰、ただ全く関係ない画像もまだ多数上位に残る 2007/10/23(火) 17 11 08 (ν速+) 【マスコミ】 TBS 「(亀田戦は)色々な反省ありました。ただ、K-1はちゃんとした大会でごいます。TBSの姿勢を見せたいと」★2 ★3 2007/10/23(火) 16 33 47 (ν速+) 【初音ミク騒動】なぜ?TV番組のmixiランキングコーナー、流行の言葉「初音ミク」を放送した翌々日、いきなり打ち切りに… 2007/10/23(火) 16 07 13 (ν速+) 【論説】衆愚の世間などいいように操ってみせるわという傲岸不遜がマスコミクオリティ 大月隆寛・産経新聞コラム断 2007/10/22(月) 21 11 51 (ν速+) 【初音ミク騒動】 “真相は” 「なぜかNGワードに初音ミクが入った」可能性も?…ヤフーとGoogleは「意図的削除はしてない」と発表★2 ★3 ★4 ★5 ★6 ★7 ★8 ★9 ★10 ★11【初音ミク騒動】“真相は”「同じ会社が提供するNGワードに入った」可能性ある…Googleなどは「意図的削除してない」と発表★12★13 ★14 ★15 ★16 ★17 2007/10/22(月) 09 10 15 (ニュース議論) googleなどが検閲?初音ミク画像などがネットから消えた★74 2007/10/22(月) 17 40 06 (ν速+) 【初音ミク騒動】 「Live Searchで初音ミクを画像検索!」 マイクロソフト、“消えた初音ミク”騒動に便乗か★2 ★3 ★4 2007/10/22(月) 12 36 17 (ν速+) 【相撲】横審、朝青龍に引退勧告も…謹慎中にTBS取材、細木数子さんと番組共演で 許可した広報部長・高砂親方の責任問題も★2 ★3 2007/10/21(日) 20 07 43 (ν速+) 【社会】「道義的に良いか悪いかはコメントできない」…謹慎中の朝青龍をTBSが番組制作目的で取材 2007/10/21(日) 12 00 29 (芸スポ+) 【テレビ】TBS、相撲協会に断られたにもかかわらず朝青龍を無断インタビュー 「ズバリ言うわよ!」で 2007/10/19(金) 21 55 41 (ν速+) 【初音ミク画像・検索騒動】実はYahoo!やGoogleはMSNよりも“古い画像”しか検索できなかった?…「でも、言いたくないでしょうね」★2【ネット】「これは聖戦!」“消えた初音ミク問題”情報操作や陰謀説が渦巻くも…、実はgoogleなどの画像検索が遅かっただけとの話も★3【ネット】電通の情報操作!?“消えた初音ミク問題”googleなどは圧力による検閲を否定…、他より検索能力が劣っていたとの声も★4★5 ★6 2007/10/19(金) 21 39 13 (ν速+) 【初音ミク画像・検索騒動】機能強化されたばかりの“MSN Live Search”は適切な検索結果…「他社で検索できなくても検索できる」 2007/10/19(金) 18 03 43 (ν速+) 【ネット】 「初音ミク画像」検索できないGoogleなど、評価↓…逆にマイクロソフト「LiveSearch」は評価↑★2 2007/10/18(木) 20 20 33 (ν速+) 【ネット】「初音ミク」をオタクの奇妙な生態としたTBS「アッコにおまかせ」 批判を理解してないテレビ関係者 江口靖二・日経新聞IT+★2 ★3 ★4 2007/10/18(木) 17 36 21 (ν速+) 【ネット】“消えた初音ミク”問題 10月18日午後3時時点でヤフーとGoogle「原因を調査中」★2 ★3 ★4 2007/10/18(木) 13 27 47 (ν速+) 【ボクシング】史郎氏の興毅への手紙、アニメの台詞に酷似 TBSは「史郎氏が素直な気持ちを綴った手紙」と主張★2 ★3 ★4 ★5 2007/10/18(木) 12 38 33 (ビジネスニュース+) 【ネット】画像がヒットしない。初音ミクのイメージ検索が一掃され話題に[10/18] 2007/10/18(木) 10 36 13 (ν速+・画像検索から「初音ミク」が一斉に消えた件) 【ネット】インターネットの怪・・・「消えた初音ミク」★2 ★3【ネット】「初音ミク」画像がネットから“消えた”?★4★5 ★6 ★7 ★8 ★9 ★10 ★11【ネット】「初音ミク」画像がネットから“消えた”?ネットユーザーの中には電通やTBSの陰謀説も★12★13 ★14 ★15 ★16 ★17 ★18 ★19 ★20 ★21 ★22【ネット】googleが検閲か?「初音ミク」画像がネット上から“消えた”…、電通やTBSの陰謀との説も★23★24【ネット】googleなどが検閲?「亀田・反則」「初音ミク・画像」などがネット上から“消えた”…、電通やTBSの陰謀との説も★25【ネット】 なぜ? 「初音ミク・画像」、ネット上から“消えた”…電通やTBSの陰謀との説も★26★27 ★28 ★29 ★30【ネット】googleなどが検閲?「亀田・反則」「初音ミク・画像」などがネット上から“消えた”…、電通やTBSの陰謀との説も★31★32 ★33【ネット】 なぜ? 「初音ミク・画像」「亀田・反則」、ネット上から“消えた”…電通やTBSの陰謀との説も★34★35 ★36 ★37 ★38 ★39 ★40★41 ★42 ★43 ★44 ★45 ★46 ★47 ★48 ★49 ★50★51 ★52 ★53 ★54 ★55 ★56 ★57 ★58 ★59 ★60★61 ★62 ★63 ★64 ★65 ★66 ★67 ★68 ★69 ★70★71 ★72 ★73(4日ルールの為、続きは続報スレ又はニュース議論板) 2007/10/17(水) 22 52 03 (ν速+) 【マスコミ】“亀田問題”「TBSが悪い。TBSが悪い。TBSが悪い。」 朝日・毎日・産経の3紙が社説で批判★2 2007/10/17(水) 13 31 27 (ν速+) 【マスコミ】「あれだけ亀田持ち上げた世間も反省すべき」 TBS情報番組、TBSの責任には触れず世間を批判★2 ★3 ★4 ★5 ★6 2007/10/16(火) 15 19 47 (ビジネスニュース+) 【放送】“亀田びいき”ざんげ!?…TBSがお詫びコメントを発表、処分生中継[07/10/16] 2007/10/16(火) 05 04 52 (芸スポ+) 【ボクシング】放送姿勢をざんげ!?“亀田びいき”TBSが処分生中継 2007/10/16(火) 00 28 46 (芸スポ+) 【ボクシング】“亀田問題”暴走許したJBCとTBSにも責任の一端ある…TBS、視聴率重視でタレント扱いし過ぎた点はないか★2 2007/10/15(月) 18 46 41 (芸スポ+) 【報道】「初音ミク」番組巡る「アッコ」祭り問題でクリプトン・フューチャー・メディア社がTBS批判 2007/10/15(月) 18 12 00 (ν速+) 【誘導】「ふーん、ご立派ですねえ」TBS初音ミク特集の内容の件で、開発元のクリプトン社がユーザーに謝罪 2007/10/15(月) 18 01 07 (ν速+) 【マスコミ】 「TBS、当初から“初音ミク”に興味なし」「誘導されたコメント使われた」 ソフト会社、TBS批判&ユーザーに謝罪★2(実質★3) ★4 ★5 ★6 ★7 ★8 ★9 ★10★11 ★12 ★13 ★14 2007/10/15(月) 12 33 59 (芸スポ+) 【テレビ】TBS「アッコにおまかせ」の初音ミク特集に批判相次ぐ★2【報道】TBS「アッコにおまかせ」で初音ミク特集 のはずがオタク叩きに「初音ミク」ユーザー激怒★3★4 2007/10/15(月) 07 59 22 (萌えニュース+) 【テレビ】TBS「アッコにおまかせ」の音声合成ソフト「初音ミク特集」に批判相次ぐ― ソフト自体とは無関係なオタクネタ垂れ流し 2007/10/15(月) 03 31 09 (ν速+) 【マスコミ】 「3次元に興味無し」「俺の嫁」…TBS「初音ミク」特集、「オタク印象操作」「職業差別」と批判相次ぐ★2 ★3 ★4 ★5 ★6 ★7 ★8 ★9 ★10★11 ★12 ★13 ★14 2007/10/12(金) 17 32 01 (ビジネスニュース+) 【放送】「亀田寄り」TBS─視聴率も振るわず株価反落、クレーム殺到[07/10/12] 2007/09/28(金) 20 16 24 (ビジネスニュース+) 【ソフト】DTMブーム再来!? 「初音ミク」が掘り起こす“名なしの才能” 「新規参入組」「DTM復帰組」ミクにハマる“2世代”[07/09/28] 2007/09/27(木) 21 53 28 (ビジネスニュース+) 【ソフト】大ブレイクの「初音ミク」、売り上げもぶっちぎりのトップを爆走中!発売開始わずか3週でシェア30%を超える[07/09/27]
https://w.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/174.html
桂田智司ほか・朝鮮総連本部発砲事件 当Wiki内の関連項目:桂田智司・神戸市立博物館脅迫容疑事件 2018年2月23日:在特会等とも関係の深かった桂田智司、朝鮮総連本部への発砲事件で、共犯容疑の川村能教とともに逮捕される。桂田容疑者の背景BUZZAP!〈朝鮮総連銃撃テロの実行犯、在特会関連のヘイトデモ常習者でした〉 リテラ〈朝鮮総連銃撃事件とヘイトデモ、在特会の関係! 止まらない在日朝鮮人攻撃、NHKもテロより総連を批判〉 IWJ〈野放しにされていた路上のヘイトスピーチが、ついに一線を超え、朝鮮総連本部への銃撃にまでエスカレート!容疑者は「鶴橋大虐殺」を叫んだ少女の父親と安田浩一氏が証言!「ヘイトスピーチとヘイトクライムは地続きである」!〉 Togetter〈朝鮮総連テロ「自作自演」「普通の日本人は拳銃を手に入れるのは不可能、あとはわかるな」〉 〈【2018/2/23】 桂田智司による朝鮮総連本部発砲を支持するアカウント (閲覧注意)〉 報道(事件について)NHK〈朝鮮総連中央本部に発砲 男2人逮捕〉〈朝鮮総連中央本部に発砲 元右翼団体で活動の容疑者ら2人逮捕〉 朝日新聞〈朝鮮総連本部に発砲、男2人を逮捕 右翼団体関係者か〉 テレビ朝日〈朝鮮総連中央本部に銃弾 右翼団体の男2人逮捕〉〈車で乗り付け車内から数発 逃走せずその場で逮捕〉 共同通信〈朝鮮総連本部発砲、逮捕の1人は右翼活動家〉 毎日新聞〈警視庁 朝鮮総連本部に発砲 右翼活動家ら2人を逮捕〉〈朝鮮総連発砲 逮捕の活動家 過去に北朝鮮への抗議活動歴〉 産経新聞〈朝鮮総連本部に発砲、容疑で右翼活動家ら2人逮捕 警視庁〉 時事通信〈朝鮮総連本部に発砲=右翼活動家ら2人逮捕-警視庁〉 読売新聞〈朝鮮総連中央本部に発砲、右翼活動家ら逮捕〉 日経新聞〈朝鮮総連本部に発砲 右翼活動家ら2人逮捕〉 日本テレビ〈朝鮮総連に銃弾撃ち込む 右翼団体関係者か〉〈朝鮮総連に銃弾、門壊す 右翼活動家ら逮捕〉 TBS〈朝鮮総連中央本部に銃弾撃ち込まれる、男2人を現行犯逮捕〉 読売テレビ〈朝鮮総連に銃弾、門壊す 右翼活動家ら逮捕〉 テレビ東京〈朝鮮総連に発砲〉 ホウドウキョク〈朝鮮総連本部に発砲 右翼ら逮捕〉 Japan Times〈Two men detained after firing shots at pro-North Korea group's Tokyo headquarters〉 Kyodo News〈2 held after firing shots at pro-N. Korea group's Tokyo headquarters〉 Japan Today〈2 men arrested for shooting at de facto N Korean embassy in Tokyo〉 Tokyo Reporter〈Tokyo Members of right-wing group apprehended after shots fired at Chongryon HQ〉 Reuters〈Shots fired at North Korea-linked group HQ in Japan〉 Washington Post〈Japanese men nabbed in shooting at de facto N. Korea embassy〉 NHK World〈Shooting at building of pro-N.Korea group〉 Channel NewsAsia〈Japan arrests men who fired on North Korean 'embassy'〉 中央日報〈日 우익 남성 2명, 도쿄 조총련 건물에 총격〉〈조총련,, 日정부에 "총격사건 책임지라" 강력 항의〉 Korea Times〈日도쿄 조총련 건물에 오늘 새벽 총격… 우익활동가 남성 2명 체포〉 VoA Korea〈일본 조총련 건물 총격...용의자 체포, 우익단체 인물 추정〉 KBS〈도쿄 조총련 건물에 총격…“우익활동 남성 2명 체포”〉〈日 우익에 총격 피해 조선총련 “기존과는 차원 다른 테러”〉 RFA〈일 우익활동가, 도쿄 조총련 본부에 총격〉 聨合ニュース〈도쿄 조선총련 건물에 새벽 총격…"우익활동 남성 2명 체포"(종합2보)〉〈일본 조선총련 건물에 새벽 총격…"차원이 다른 테러"〉 OhmyNews〈일본 조총련 건물에 총격... 우익단체 추정 용의자 체포〉 韓国経済新聞〈日 도쿄 조선총련 건물에 오늘 새벽 총격… 현장서 남성 2명 체포〉 東亜日報〈日 조총련 건물서 총격 사건…극우단체 테러 추정〉 朝鮮日報〈日 조총련 건물서 총격…우익단체 테러 추정〉 国民日報〈일본 극우단체 회원 도쿄 조총련 건물 총격, "인명 피해는 없어"〉 京郷新聞〈일본 우익 남성 2명, 도쿄 조총련 건물에 총격〉 アジア経済〈日 조선총련 본부 앞 총격사건…우익관계자로 추정〉 NEWSIS〈조총련, 日정부에 "총격사건 책임지라" 강력 항의〉 ノーカットニュース〈日도쿄 조총련 건물에 총격 남성 2명 체포…우익단체 회원〉 ニュース1〈日 조총련 본부에 총격…우익단체 남성 2명 체포〉 Le Parisien〈Japon deux hommes arrêtés après des tirs sur l'ambassade de Corée du Nord〉 Libération〈Deux Japonais connus pour leurs sympathies envers l’extrême droite ont été arrêtés vendredi〉 Agenzia Nova〈Giappone colpi di arma da fuoco contro sede di organizzazione pro-Corea del Nord, due arresti〉 Detik News〈Markas Organisasi Terkait Korut di Tokyo Ditembaki, 2 Pria Ditangkap〉 Kricom〈Anggota Grup Sayap Kanan Jepang Tembaki Perumahan Warga Korut〉 Kompas〈Gedung Asosiasi Warga Korea Utara di Jepang Ditembaki〉 Dnevni Avaz〈Dvojica Japanaca pucala na Ambasadu Sjeverne Koreje〉 Index〈Dva Japanca uhićena nakon što su pucali na veleposlanstvo Sjeverne Koreje〉 evz.ro〈ATENTAT la ambasada Coreei de Nord de la Tokyo. Situația VICTIMELOR〉 Portal Mie〈Prisão de 2 que dispararam tiros em Tóquio〉 ipc.digital〈Dois homens são presos após atirar contra associação norte-coreana em Tóquio〉 報道(朝鮮総連側の抗議等)時事通信〈「許し難い暴挙」=発砲事件受け朝鮮総連会見〉 TBS〈中央本部に銃弾、朝鮮総連「強い怒りをもって断罪」〉 日刊イオ〈銃を向けられた在日朝鮮人〉 ハンギョレ新聞〈「総連なら銃で攻撃しても許されるのか」 東京朝鮮総連中央本部に23日未明男性2人が拳銃発砲〉〈"총련이라면 총으로 공격해도 용서가 되는가"〉 聨合ニュース〈日우익에 총격 피해 조선총련 "기존 혐한과는 차원 다른 테러"〉 TBS〈北朝鮮、総連本部銃撃事件を非難〉 コリアNGOセンター〈朝鮮総聯中央本部への銃撃事件に対し、日本政府に厳正な対応を求める声明〉 移住連・外国人人権法連絡会ほか〈【声明】朝鮮総聯中央本部への銃撃事件に対する抗議と日本政府への要求(2/28)〉毎日新聞〈朝鮮総連発砲 NGO「ヘイトクライム、政府が非難を」〉 共感新聞〈도쿄 조선총련 총격한 日 우익들 "북 용서 못해 범행"〉 日刊イオ〈朝鮮総聯襲撃事件で、外国人人権法連絡会などが声明発表〉 朝鮮新報〈政府、報道機関はテロを許すな/総聯中央会館銃撃事件に対する声明 341人、41団体が賛同〉 2月24~25日:桂田容疑者と関係のある団体等の関係者(在特会・日本第一党など)が朝鮮総連本部前で発砲を「義挙」などと正当化する街宣を実施。Togetter〈【2018/2/24】 無告知ヘイト街宣2題 新妻舞美ら@東京朝鮮総連前+日本第一党静岡県本部@浜松駅前〉 〈【2018/2/25】 関西の極悪レイシストたちによる無告知ピンポンダッシュ街宣〉 〈【2018/2/25】 ヘイト街宣2題 国連脱退・ユニセフ脱退をダシにした新志会のヘイト街宣@国連大学前+東京朝鮮総連前街宣〉〈#ミサイル便乗ヘイトはやめろ #0225国連大学前ヘイト街宣を許すな #ネトウヨはテロリスト 2018(平成30)年2月25日実施 排外主義団体による集会に関して〉 2月27日:各メディア、桂田容疑者らの計画や動機などを追加報道。報道時事通信〈総連本部に車突入計画=発砲で逮捕の右翼活動家-警視庁〉 NHK〈「ミサイル発射許せなかった」朝鮮総連発砲事件の容疑者〉 毎日新聞〈朝鮮総連発砲 「ミサイル発射許せない」容疑者供述〉〈朝鮮総連本部の発砲 「ミサイル発射許せずに」〉〈2 men claim missile launches behind firing of shots at pro-N.Korea group's Tokyo HQ〉 産経新聞〈容疑者「北朝鮮のミサイル挑発に怒り」 朝鮮総連への発砲〉 FNN〈発砲男「ミサイル発射が許せなかった」〉 TBS〈総連本部に発砲で家宅捜索、右翼活動家「ミサイル発射に堪忍袋の緒切れた」〉 日テレニュース〈発砲「北ミサイル発射に堪忍袋の緒切れた」(東京都)〉 ハンギョレ新聞〈〔特派員コラム〕本当に北朝鮮のミサイル発射のためだったか〉〈〔Correspondent’s Column〕The concerning response of the Japanese public to Chongryon shooting〉 聨合ニュース〈도쿄 조선총련에 새벽 총격 日야쿠자출신 범인 "北을 용서못해"(종합)〉 京郷新聞〈조총련 총격 일본 우익, "북 미사일에 참을 수 없었다"〉 KBS News〈도쿄 조총련에 총격 가한 일본인 "北을 용서못해"〉 JTBC〈도쿄 조선총련에 새벽 총격 일본 야쿠자출신 범인 "북한 용서못해"〉 ブリッジ経済〈'도쿄 조선총련' 총격 가한 日범인 "北 미사일 참을 수 없어서"〉 ニュース1〈日 '조총련 건물 총격' 용의자 "北미사일에 분노"〉 2月28日:朝鮮総連、都内で緊急集会を開催。報道共同通信〈朝鮮総連、本部銃撃で緊急集会 日本政府に再発防止求める〉 朝日新聞〈「差別と人権蹂躙反対」 銃撃事件、朝鮮総連が抗議集会〉〈Chongryon calls shooting an act of 'inhumane terrorism'〉 神奈川新聞〈〈時代の正体〉銃撃事件「テロ」と抗議 総連が集会、NGOも声明〉 中央日報〈조총련, 오늘 日우익 총격사건 규탄 집회 개최〉 聨合ニュース〈조선총련 "총격테러 규탄…日당국, 대책 취해야"〉 3月12日:朝鮮総連、事件の真相解明や再発防止を求める安倍首相宛ての要請書を内閣府に提出。テレ朝ニュース〈朝鮮総連が政府に要請 右翼活動家の発砲事件受け〉 日テレニュース〈朝鮮総連 “銃撃”の事実関係究明など要請〉 中央日報〈조총련, 우익 총격사건 대응 촉구하러 日정부 방문〉 3月15日:警視庁公安部、銃刀法違反(加重所持)容疑で桂田・川村両容疑者を再逮捕。時事通信〈銃刀法違反容疑で再逮捕=右翼活動家ら、朝鮮総連発砲-警視庁〉 産経新聞〈朝鮮総連本部銃撃で右翼活動家ら再逮捕 調べに「黙して語らず」 警視庁〉 毎日新聞〈朝鮮総連本部銃撃 2容疑者を再逮捕〉 NHK〈朝鮮総連銃撃事件 元暴力団員ら2人を再逮捕〉 テレビ朝日〈右翼活動家の男ら再逮捕 朝鮮総連本部に銃弾〉 TBS〈朝鮮総連銃撃で右翼活動家ら2人を再逮捕、銃刀法違反の疑い〉 読売テレビ〈朝鮮総連へ発砲 拳銃所持で男2人を再逮捕〉 FNN〈朝鮮総連本部 発砲事件直後の写真入手〉 Tokyo Reporter〈Tokyo 2 right-wing members re-arrested over shooting at Chongryon HQ〉 4月4日:東京地検、桂田智司・川村能教両容疑者を銃刀法違反と器物損壊の罪で起訴。産経新聞〈朝鮮総連銃撃で男2人起訴 右翼関係者、東京地検〉 10月9日~12日:公判→判決(平成30年合(わ)第79号)東京地裁〈傍聴券交付情報〉 報道朝日新聞〈「テロ」決行した右翼活動家、逮捕後に知った「裏切り」〉 毎日新聞〈東京地裁 元組員、朝鮮総連銃撃認める〉 桂田被告が法廷で読み上げた謝罪文(抜粋) (前略) ……此度の行動は、姦夫姦婦による痴情搦みの動機に発する愛国義挙と擬装した奸計であった事が、決行後起訴されて後にいみじくも発覚致しました。 吾人としてもまさに青天の霹靂、痛恨の極み、之に過ぐるものはありません。 然りと雖も神聖にして伝統光輝ある右翼事件史の一ページに消えざる汚点を残したことの責任は決して免れ得ぬものと痛感致しております。 (中略) 更に騙されたとは言いながら、右翼活動歴三十八年に及ぶベテランの吾人が、事もあろうにヤクザ崩れの間男らの奸謀にテンとして気付かず、まんまと乗せられ組しましたことは、汗顔の至りにして、右翼 桂田智司 一生一代の不覚不徳の致す処、一片だに弁明の余地とてありません。 拠って茲に全国の愛国者並びに右翼同志の諸兄に対し、深甚なるお詫びを申し上げますと共に、周辺住民の日本国民の皆さんにあらぬ恐怖を与え、世間に対しましても無用な騒ぎを起こしました事を、心より謝罪申し上げる次第であります。 齢五十七、慢心遂にど素人の奸計を見破る事もままならず、嬉々として間男の片棒を担がされました吾人の不始末は恥じても余りあるものであり、これ以上運動を続ける事は恥の上塗りでしかありません。 まさに晩節を汚すとはこの事にして、これ以上の老醜を晒すことなく、茲に潔ぎよく三十八年に亘る我が右翼運動に終止符を打ち、引退を宣言して以って道義的責任の一端をも果たさんと思慮するものであります。 以上 皇紀二六七八年 十月九日 桂田智司 拝 10月12日:判決 → 有罪・実刑(川村能教被告・懲役8年/桂田智司被告・懲役7年)報道共同通信〈朝鮮総連銃撃事件で実刑判決 元暴力団員ら、東京地裁〉 朝日新聞〈総連中央本部に発砲、元組員らに懲役8年などの判決〉 読売新聞〈厳重警備かいくぐり、総連ビルに発砲…実刑判決〉 FNN〈【独自入手】朝鮮総連銃撃事件 ノーカット“2分12秒”の映像が語る発砲の瞬間〉 毎日新聞〈朝鮮総連本部銃撃 2被告に実刑判決〉 中央日報〈東京地裁、朝鮮総連建物銃撃犯2人に懲役8年など実刑判決〉 MK News〈日법원, 조선총련 건물 총격범 2명에 징역 7~8년 선고〉 11月15日:桂田智司受刑者、前年12月のデモの際の傷害容疑で逮捕されたことが判明。 → 起訴共同通信〈デモ抗議の男性殴った疑いで逮捕 右翼活動家の57歳男〉 TBS〈デモに抗議の男性殴ったか、傷害容疑で右翼活動家 逮捕〉 当該デモTogetter〈【閲覧注意】東京ヘイトデモ四大聖地・新宿での、2017年聖夜荒らし・ヘイトスピーチ全開デモ〉 2019年2月4日:カウンターへの傷害容疑事件公判(東京地裁)(ソース) 2018年2月23日:ページ作成。 (略) 2018年10月13日:第1審判決の項(10月12日)を新設。桂田容疑者らの公判・判決の項(10月9日~12日)に桂田被告の謝罪文抜粋を追加。 2018年10月17日:第1審判決の項(10月12日)にFNNの記事を追加。 2018年11月2日:桂田容疑者らの公判・判決の項(10月9日~12日)に朝日新聞の記事を追加。 2018年11月16日:桂田智司受刑者の逮捕の項(11月15日)を新設。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/1619.html
これは飲み物か、と非難の視線をカウンターの奥で雑誌を読んでいた店長に向けると、それがどうしたという表情をしてからまた雑誌に目を落とした。 店の中には私と梓ちゃん、そして壁際で新聞を読む年金生活者のお爺さんがいるだけ。 私も梓ちゃんも、何も喋らなかった。特に話すことがなかったからだ。 私は澪さんと律さんの話を思い出す。 ――だとしたら唯の目的は何なんだ。あんな大物を狙う仕掛けに傭兵ぶら下げて、そもそも稼ぎが目的ならあんなことはしない。 これは私の勘、なんだけどな……試そうとしたんじゃないのかな、唯は――。 他人である仲間を信じてこれに自分の運命を託すことは難しい。 託すものが虚構の中の生死であっても……いやむしろそうだからこそ、裏切りの結果に向き合うことになりその信義を問われる。 アヴァロン は、人を試みる場であったはずだ。 恐怖や打算によって人は容易く信義を裏切る。 そうでしかあり得ないと知っていながら信じずにはいられない、その不誠実さゆえに裏切られ、そして自らも人を裏切る。 アヴァロン を取り巻く裏切りの連鎖の中に、お姉ちゃんの過去へと連なる何かがあるのだろうか。 もしそうなのだとすれば、それでもなお人を試みようとする心とはどんなものなのだろう。 ――唯、あちこちのブランチに来てたらしい。これはと思う傭兵に声をかけて、法外な契約でパーティを編成するって噂を聞いた。 あるブランチの傭兵たちは、 灰色の貴婦人 と呼んでいるそうだ――。 グレイ レディ 灰色 の 貴婦人。 ――でも忘れないで、憂。 憂が アヴァロン にアクセスする時、私はいつも憂のこと見てるから。 灰色 の 貴婦人 グレイ レディ! 再会するときの合い言葉にしよ――。 灰色の貴婦人は、円卓の跡地に出没すると言われる幽霊の名前だ。 埋蔵されたアーサー王の宝物を守護しているという説もある。 アヴァロン 流行の初期、アーサー王伝説にまつわる故事や由来にこだわるプレイヤーが多く存在したという。 今でも古参プレイヤーの中には時折この手のネーミングを好む人もいる。 「ねえ梓ちゃん……」 ここにきたのはコーヒー飲みたさなんかじゃない。私は意を決して口を開いた。 「どうしたの、憂?」 「梓ちゃんが アヴァロン のいた時のこと、教えて欲しいの」 梓ちゃんは少し驚いたような表情を見せたあと、じっと私を見つめた。 「どうして私に?」 「お姉ちゃんは……どうして私の前に現れたのか知りたい」 私は目を逸らさず、答えた。 「……知って、どうするつもり?」 「それは知ってから決める」 短い沈黙が流れる。 梓ちゃんは一息ついて、コーヒーを一口飲んだ。 「私、本当はもっと憂とこうやって……何もかも停滞したまま一緒にいたかった」 「でも憂が知りたいんなら、私は応えないわけにはいかないよね」 「ありがとう、梓ちゃん」 「姉が アヴァロン を究めたならば……その妹もしかりってね」 「 アヴァロン を究める……?」 「ついてきて、憂。そのことで見せたいものがあるの」 梓ちゃんはすっかり冷めた泥水を飲み干して顔を顰めたあと、喫茶店の出口へと歩いていった。 私もぐいとせんぶりのような……いや煎じ薬の方がまだマシであろう毒液を飲み干し、腰を上げて梓ちゃんを追った。 振り返ると、壁際のお爺さんはまだ新聞を読んでいた。 本当に置物だったのかもしれない。 HIC IACET ARTHURIS , REX QUON DAM REX QUEFUTURUS ――。 正面の小高い丘に病棟の白い建物を望む玄関には、そう記した鋳鉄製のアーチがかけられていた。 「憂、この文知ってるでしょ」 「ルールブックの1ページ目の文章だよね」 ラテン語だったかウェールズ語だったかは覚えていないけれど、 アヴァロン のプレイヤーなら誰でも知っている一文だ。 「ここにアーサー眠れり。かつての王、現在の王、そして未来に再び王とならん……ここの設計者はたいした冷笑家だね」 梓ちゃんがアーチの表面を撫でながら言った。 アヴァロン でロストしたはずと言われている梓ちゃんは、私に知り得る唯一の覚醒した未帰還者だ。 「私が寝たきりで過ごしてた病院だよ……といっても、廃人だったから何にも覚えてないけど」 「病棟見てから、帰って続きを話そう」 「ここを見たら、憂にも アヴァロン を究めるっていう意味が少しでも判りやすくなると思うから」 受付に二人で来意を告げると、無言でカウンターの前にあるディスプレイを指さした。 なんて愛想の悪い受付なことか。停滞した社会の弊害の一つにこういったサービスの質の低下も含まれるだろう。 IDカードをスリットに通してディスプレイを見ると、どうやら院内の病棟には収容者との面会でないと入れないらしい。 ここにはいるはずがない、と判っていながら私は名前欄に平沢唯と入力した。 現住所、年齢、性別、受給票番号、職業、勤務先、その他……。 「憂、唯先輩はここにはいないよ」 そう言ってから、梓ちゃんがハッとした表情を浮かべて私を見た。 私を意図がわかったらしい。 そう、私ははなからいないはずのお姉ちゃんに面会できるなどと思っていない。 面会以外では病棟に入れないのなら、いないはずだろうがいるとねじ込んでなんとか入ろうというわけだ。 現住所は行方不明なのだから入力のしようがない。年齢と性別を入力し、職業は少し考えてからAVALON。 なんとなく子供の頃にお姉ちゃんと一緒にカスタネットを叩いて「うんたん、うんたん」と歌ったことを思い出し、その他欄にはUNTANUNTANと打ち込んでおいた。 そういえば彼女のハンドルの ウンタン はそこから取ったんだ、とお姉ちゃんを想う。 私は再び受付の前に戻って来意を告げて、平沢唯という人であるほかに何も知らないが、どうしても会わなければいけないと説明した。 「仕方ないよ、病棟のことも私が説明するから帰ろう」 「大丈夫だよ、梓ちゃん」 梓ちゃんにはロビーのベンチで待つように言ってから、私は受付の女の人の前でじっと相手を見つめたまま立っていることにした。 病棟に入れなければ帰らない、という意志を示すためだ。 根負けした受付が奥の事務室に引っ込み、入れ替わりに初老の事務係らしき人が現れて私を事務室に招き入れた。 心配そうな顔で見送る梓ちゃんに手を振って、私は事務室へと入った。 相手は私のような訪問者に慣れているようだ。事務係は静かな口調で丁寧に説明し始めた。 この病院は篤志家……つまり公共事業に協力援助したがるお金持ちの寄付によって運営されている”こと”になっているという。 が、実質的には資金の大部分は アヴァロン の収益金からの拠出によって賄われている。 しかも アヴァロン は非合法で法的にも道義的にも未帰還者に対する責任はないのであって、ここの運営は純然たる善意に拠っていると事務係が告げた。 要するに彼が言いたいのは、お情けで収容してやってるんだから文句を言うな、ということだ。 強制収容ではないから親近者の申し出があればいつでも引き取って戴きたい、と加えることも忘れていなかった。 「お判りいただけただろうか?」 「よく判りました。ありがとうございます」 そう答えて私は席を起った。 納得などしていないが、これ以上ゴネると警備員が出てくるかもしれないからだ。 それと、傍らの机の上に”VISITOR”と記された樹脂製IDカードが入ったケースを見つけたからだった。 事務室を出た私は、受付の女の人に丁重にお礼を述べて玄関の自動ドアを抜けた。 梓ちゃんがびっくりしてついてこようとしたけど、私が目配せすると軽く頷いてベンチに戻った。 そして自動ドアが閉まる前に、再び中へ滑り込んだ私は受付カウンターにまだ人が戻っていないこと確認すると、事務室からカードを2枚ちょろまかした。 ストーキングスキルは大して高いわけじゃないけど、警備の一人もいない受付を突破するくらいわけない。 すぐに梓ちゃんを連れて胸にIDをつけ、実質的な関門であるエレベータの前に立った。 「憂、大丈夫なの……?」 「多分ね」 私も少しばかり緊張したが、このIDは使用する度に磁気コードを書き換えないらしく、エレベータのセンサーは私たちを正規の訪問者と認めて扉を開いた。 病棟の階へ到着し、エレベータのドアが開いた。 私は息を呑んだ。 病棟は恐ろしく殺風景だったが日当たりだけは素晴らしい。 廊下やホールに開けられた窓から差し込む斜光が無言で行き交う医者や看護士たちを影絵のように浮かび上がらせる。 何より私が驚いたのは、 未帰還者 と呼ばれるプレイヤーのなれの果ての姿だった。 私は果たしてどんな表情をしていたのだろうか……振り返れば梓ちゃんは険しい表情で病棟の中を眺めている。 私たちは目的を持った訪問者を装いながら、病室を覗いて回った。 病室はどれも同じ造りで、八台ずつ収められたベッドはどの部屋も未帰還者が横たわっていた。 未帰還者と呼ばれる人間に接するのはこれが初めてだったが、私を驚かせたのは彼らの印象である極端な画一性だった。 いくつかの病室を覗いて回り、私と梓ちゃんは病棟ホールのベンチに座り込んだ。 「……驚いたでしょ?」 梓ちゃん本人もどこか消耗したような表情をして、私に言った。 未帰還者たちの半ば閉じられたまま何も映していない目、僅かに開いた口元、意志や表情を完璧に剥ぎ取られた無機的な顔。 「デフォルトに戻されたみたい」 私は率直な感想を述べた。 顔つきや肌の色で個々を見分けるのは決して難しくはないはずなのに、一度目を離してしまえばその顔は記憶から速やかに消え去り全体の印象の中に埋没してしまう。 「仮面を壁に数え切れないほど飾れば、個々の差異はわからなくなる」 「それを見た人間の中に最後に残るのは、それが仮面だという同一性だけ……」 梓ちゃんが感情のあまりこもらない声で言った。 時折行き交う看護士たちは、私たちを怪しむことすらなく淡々と薬品を載せた台車を押していく。 「あの人たち……どうやって患者を見分けてるのかな」 ただ未帰還者であるという画一性にならされた収容患者を見ることに疲れた私は、脱力しながら呟いた。 「そもそも識別されるべき人間はここにいないよ」 「一枚のIDカードで辛うじて社会に繋がるようなプレイヤーが廃人になれば、人道的に生かされている……匿名の何かになるだけ」 「過去や現在も失った未帰還者だらけの施設が、英雄の魂の眠る場所なんてふざけてる」 梓ちゃんの形のよい、自然に艶がかった唇が口元に合わせて歪んだ。 「なんか……本当は私はまだここで眠っていているんじゃないかって思えて……」 「ねえ憂、現実ってどこにあるのかな……?」 その線の細い肩が震えている。 アヴァロン という虚構は、現実以上の必要性と現実感の安定をもたらした。 それが故に アヴァロン システムという海の中に身を投じるということは、この世界において現実の感覚というものの薄弱さを強く認識させる。 私は梓ちゃんの背中に手を回した。 抱きしめようとする私に梓ちゃんも応じるように身体を埋めた。 「大丈夫だよ……」 お互いのあまり豊かでない胸がぴったりと触れあい、お互いの心臓の鼓動が伝わる。 「私、梓ちゃんのこと好きだよ」 「……私も、憂のこと好き」 判りきっているようなことだったけれど、まさかこんなところでお互いに想いの丈をさらけ出すことになるとは思わなかった。 「憂っ……」 「梓ちゃん……」 この病棟で唯一美しいと思える天窓からの斜光が、梓ちゃんの柔らかとした肌を照らす。 なんて陳腐な告白だろう。 この個々の消失した未帰還者たち全体の印象というものに包まれた重苦しい状況の中であることを除けば。 この際、相手が女の子であることなんてどうでもいい。 中野梓という女の子を語るのに多くの言葉は要らない。 引退した身でありながらも アヴァロン 最強クラスのソロプレイヤーの片割れであり、ロスト後帰還した謎に満ちた経歴あり。 お姉ちゃんが戦場で全幅の信頼を置いたであろう彼女には指揮者としての才能と人間的素質が備わっていたことだろう。 バンドグループとしての 放課後ティータイム が軌道に乗りさえすれば間違いなく現実においても優秀なミュージシャンになったであろう彼女……。 何故 アヴァロン を究めようと志したのかは判らないけれど彼女こそが英雄になる資格を持つ、円卓にお姉ちゃんと共にその席を約束された女の子だ。 梓ちゃんへ深い愛情は、私がお姉ちゃんに持つどこまでも一途な姉妹愛の感情とは似ているようで全く違う。 私にとって梓ちゃんへ持った感情は戸惑いながらも初めて私の中に生まれた……要するに初恋に近いものがあった。 これが現実なのなら私は梓ちゃんへの愛情を見せつけてみたい。 虚構の中では愛情の形は形成されても育まれることはないだろうから。 私は梓ちゃんと長らく一緒に暮らしてきて、お互いを好きになった。 これ以上の現実感……虚構との区別をつけ梓ちゃんの苦しみを和らげる方法があろうか。 「梓ちゃん……!」 「きゃっ……!?」 人気の絶えたホールの中に梓ちゃんの小さな、嬉しさの混じった悲鳴が響いた。 私は梓ちゃんの唇に自分のそれを重ねて、華奢な身体を押し倒した。 「こ、こんなところじゃ……ダメだよ……!」 「誰も見てないよ」 私が上着をぐいとたくし上げようとするのを梓ちゃんが制止した。 「私も脱ぐから……」 人が来たら私はどうするつもりなんだろう。 警備員に叩き出されるのが目に見えているけれど、今は梓ちゃんしか見えなかった。 我慢できない。 私は何の躊躇もなく上着を脱ぎ捨てブラジャーをサイドアームを抜くような早さで外し、上半身をさらけ出した。 「ふにゃあっ……!?」 梓ちゃんがボン、と顔を真っ赤にして硬直した。 私もそんな梓ちゃんの仕草を見て、オーバーロードの308を放ったような時のような刺激が身体を走る。 「梓ちゃん……すごいどきどきして、現実感あるでしょ……?」 「……うん」 梓ちゃんの上半身を脱がし終えて、私は彼女の微妙に傾斜がかった高配の浅い乳房をそっと撫でた。 「はぁっ……」 手を当てれば、ZSU-57-2型57ミリ対空機関砲の連射のように早鐘を打っている。 「梓ちゃん……可愛い」 「……んっ」 ふたたびキスをして、お互いの舌を絡めた。 舌を滑らせて、上あごの粘膜を舐めると梓ちゃんの身体がぴくり、ぴくりと震えた。 なんて現実的じゃないようで現実的なんだろう。 こんな場所で服を脱いで、触れあって、濃厚にキスをして……現実だからこそこんなに恥ずかしさに身体が熱くなる。 あの泥水を飲んだ後でも、梓ちゃんの口の中は何となく甘い味がするような感じがする。 瞑っていた目を開いて口を離せば、梓ちゃんの潤んだ目とお互いの唇を伝う唾液が私の理性を 死亡 させようとした。 私も梓ちゃんも、リセットなど宣言しないだろう。 3
https://w.atwiki.jp/arcoiris/pages/93.html
慈愛神アガペを祀る神殿である。 私室の椅子に腰掛け、先代法王の実弟にして現在は法王補佐官を務めるシロード・キシベールは苦々しげに顔を歪めた。 あの小娘…ホンマ扱いにくうてしゃあないわ! あの小娘とは、メイサ・クロッケルと言う名の13才の少女のことである。 彼女は神殿に入った頃より、先日体調不良を理由に引退したシロードの兄・イットーの秘蔵っ子として有名であった。 そして、イットーの引退後、彼の強い推挙もあり彼に代わって神殿を統べることとなった年若き法王である。 しかも、この新法王、ただ先代に覚え目出度いというだけで法王になった訳ではない。 イットーに勝るとも劣らぬ力の持ち主なのである。 幼き頃より神の声を聞き、天使を呼び寄せるなど多くの奇跡を起こし聖人と呼ばれてきた。 だが、いくら神の寵愛を受けていようが所詮は世間知らずの小娘には違いない。 ま、大人の世界の駆け引きではワシの相手やないやろ。 シロードはそう思っていた。 だが、甘かった。 彼が思っていた以上に、この娘がなかなかの難物だったのである。 その事実に気付いたのは引退した兄の件であった。 御輿として利用価値があった頃ならまだしも、引退してしまった今、兄は彼にとって邪魔なだけの存在であった。 なにしろ、無邪気に何をしでかすか分からないびっくり箱のような兄だ。 神殿に押し込めていた頃ならまだしも、引退した今、目の届かない所で何をしでかすか分かったものではない。 仮にいつものように倫理観を問われるような行為を兄がしようものなら、シロード自身に傷がつく。 正直兄がどうなろうが知ったことではないが、巻き添えはごめんだった。 彼はしばし考え、そして決断した。 殺そう。 幸い彼の引退の理由は表向きには体調不良となっている。 しかも、タイミングの良いことにどうやらこれから知人を訪ね、旅に出るとか。 何という好機。 旅先で人知れず暗殺してくれと言わんばかりではないか。 どこか人気のない場所で兄を殺し、後で病死と公表する。 完璧だ。 シロードは自分の企みに胸踊らせ、ほくそ笑んだ。 だが、その企みが上手くいくことは無かった。 その事実を知ったのは兄の出発を見送り、同時に暗殺者を放ち、3日ほど経った頃だった。 突如、メイサに内々の話があると呼び出され、シロードは彼女の部屋に向かった。 部屋には二人の女性がいた。 1人は勿論メイサだ。 そして、もう1人。 シロードには見覚えのない女性だった。 年は三十代半ばくらい。 白い法衣姿の凛とした雰囲気の美しい女性である。 「こちらは?」 刺を含んだ様子で彼は訊ねた。 内々の話があるからと来てみれば見ず知らずの第三者がいたのだから当然の反応といえよう。 メイサはニコリともせず、いつもと同じ冷たい表情のまま言った。 「お気になさらず。この方はいいのです」 「いや、しかしでんな…」 「そんなことより重大な報告が私の元に届きました」 抗弁しようとするシロードを遮り、若き法王はそう言うと一枚の紙を取り出した。 「イットー様が何者かに命を狙われました」 「兄がでっか!」 わざとらしく驚いてみせるシロード。 それをじっと見据え、メイサは言葉を続けた。 「しかし、襲撃は失敗。イットー様の供をしているものが刺客は全員返り討ちにしたとのことです」 「そうですかぁ!そりゃよかったですわ」 安堵の表情を作りながらシロードは内心舌打ちした。 供をつけてるとは初耳である。 だが、イットーの立場を考えれば当然の配慮と言える。 それよりも不甲斐ないのは刺客たちである。 腕利きを用意しろとギルドに手配し、結構な額を弾んだ。 彼にしてみればとんだ出費である。 くそったれ、高い金取りおった割にはとんだサンピンやったちゅうわけか。 苦々しく心中で呟いていると。 「刺客ははなかなかの腕利きだったようです」 まるでメイサが心を読んだように言う。 あまりのタイミングの良さに驚きのあまり彼は目を見開いた。 だが、そんな彼にはお構いなしで彼女は言葉を続ける。 「同行していたのがマッシグでなければ危なかったでしょう」 「マッシグって、黒衣衆のでっか?」 「はい」 マッシグといえば黒衣衆の中でもかなりの手だれである。 この口ぶりだと彼をイットーにつけたのはメイサだろう。 彼は心中で呟いた。 小娘が、よけいなことをしおってからに! 「余計なことではないでしょう。現にイットー様のお命は助かったのですから」 「え?」 メイサの言葉にシロードは思わず彼女を見た。 今、ワシ、喋ったか? 自問する。 答えはノーだ。 と、なると、今、メイサはシロードの心の声に言葉を返したことになる。 その時、彼はかつて兄が言っていたことを思い出した。 『あのコは何でも聞こえちゃうから、とても苦労してる。僕たちがしっかり支えてあげねいとね』 あの時は兄のいつものたわごとかと思っていた。 が、よもや…。 薄ら寒いものが彼の背中を走った。 「あの、法王様…」 何かを言おうとするシロードを遮るように彼女は言った。 「貴方の功績は評価しています。ご苦労も多かったでしょう。家柄も財産も無いただの貧しい平民の家から、実の兄であるイットー様を利用し、各方面に売り込み、立ち回り、今の人脈と地位を築いた。それだけではありません。決してよくは無かった神殿の財政を立て直し、規模を大きくしました。例えそれが豪商や貴族との密接な繋がりを利用した結果であったとしても、それも貴方の才覚。戒律や現行の法に触れない以上、不愉快ではありますが特に口を挟む必要はありません。ですが―」 そこまで言うとメイサはすっと目を細めた。 「今回の件は看過するわけには行きません。教義的にも道義的にも」 次いで今まで黙って傍観していた白い法衣の女が喋った。 「私としても事情が事情だけに立場上事情を伺わざるを得ません」 「何やねん、二人して何のことか訳分からんわ。つか、そもそもアンタ誰やねん」 動転し、声を荒げるシロードに彼女はにこりと微笑むと法衣を脱ぎ、背中に輝く白い羽を見せた。 そして、彼女は言う。 「慈愛神付天使管理局統括長・大天使ユキエル・アマミールです。よろしく」 「だ、だいてん…」 大天使といえば天使よりも上の位であり、神の側近と言っても過言ではない存在である。 突然の大天使の登場にシロードの顔から血の気が引いた。 「地上に来るのに天使の姿のままなわけないでしょ? ほら、めだっちゃうから」 だが、その大天使は軽いノリで顔面蒼白のシロードに大阪のおばちゃんぽく『ちょっと!』てカンジで軽く手をパタパタしてたりする。 正直威厳も減った暮れも無い姿だった。 その様子を横目で見ながら、咳払いを一つするとメイサは言った。 「ちなみにいくらとぼけようと無駄ですよ。貴方が資格を雇う際に渡した書面が出て来ています」 「当然ね。裏も取らずに私をわざわざ呼んで糾弾はしないわよ」 彼女の手にあった書面は紛れも無く、シロードが記した書面であった。 彼は膝を折り、崩れ落ちた。 「困ったことをしてくれましたね」 「法王補佐官が前法王暗殺未遂事件…世間を揺るがす大醜聞ね。ま、醜聞がどうのと言う以前に普通に犯罪だし、少なくとも神に人間のすべきことではないかな」 畳み掛ける余二人。 シロードは返す言葉も無く、ただ小刻みに震えるだけである。 「私個人としては貴方の首が社会的に飛ぼうが現実的に飛ぼうが何の感慨もありません」 シロードが小さく息を呑む。 メイサは怯える彼をつまらなそうに見ると言葉を続けた。 「ですが、今回の件が公になれば神殿に当てえる影響は大きい。出来れば日々神殿を支えてくれている司祭や信徒の皆様を不安にさせるようなことはしたくありません。そこでユキエル様と話し合った結果、今までの貴方の功績も考慮し、今回の件は穏便に内々で処理していただくという形にしていただきました」 メイサの言葉にユキエルも頷く。 それを見て、ふっとシロードの方から力がぬける。 「あ、ありがとうございます!」 次いで彼は床に額を擦り付けんばかりに平身低頭で礼を述べた。 緊張が緩んだ途端に涙腺が決壊したかのように涙が溢れ止まらない。 鼻水と波で出グシャグシャのシロードを見て、メイサは告げた。 「ですが、次は無いと思ってください」 そこには静かな怒りがあった。 顔を上げメイサを見るシロード。 刹那、彼の体が硬直した。 彼を見据えるメイサの瞳に射すくめられたのである。 その鋭い全てを見抜くような瞳。 そのどこまでも冷たい輝きは人のものとは思えない。 まるで人知を超えた何かのようだ。 彼は全身に怖気が走るのを感じた。 「私はイットー様のように優しくも寛容でもありませんから」 そう言う13歳の少女から発せられるのは言いようの無い威厳であった。 シロードは彼女から目を背け、喉から搾り出すような声で言った。 「肝に銘じます」 シロードの返答を聞くとメイサはいつものように冷たい声で言った。 「宜しい。では下がりなさい」 彼がスゴスゴと去った後。 部屋にはメイサとユキエルの二人だけが残った。 二人は無愛想な顔で黙りこくっていたが、やがてどちらともなく笑い出した。 「かなり参ってましたね」 「まぁ、これでシロードも少しは懲りたでしょ」 「そうですね」 シロードに向けていた表情とは180度変わった明るい笑顔でメイサは言った。 「おかげでイットー様のお命をお守りすることが出来ました。ありがとうございます、お姉様」 大天使をメイサは姉と呼んだ。 姉と呼ばれた大天使はフランクに返す。 「いいってば。礼ならミヒャエルに言いなさい。シロードがこの機会を逃す訳無いって言い出したのはアイツなんだから」 「ミヒャエル様が…」 「まさかこんなに早く動くとは思わなかったけどね」 「本当にあの方にはお世話になってばかりですね」 優しい目でユキエルを見てメイサは言った。 「あの方が私と姉上に縁の糸がつながっていると教えてくださり、私は姉上と出会い、そして、自分の出生の秘密を知ることができました」 幼い頃から母一人子一人で暮らしてきた。 生まれながらに不思議な力に恵まれ、母を亡くしてからは周りの進めもあって神殿に入った。 特に人の心の声を聞く力は神殿に入ってからますます強くなった。 自分は何者なのか? 何故このようなことができるのか、ずっとその疑問と不安を抱え、生きてきた。 それを救ってくれたのがイットーとミヒャエルだった。 イットーは父性に飢えていた彼女に父のように接し、支えてくれた。 シロードはイットーのことを何をしでかすか分からないと言っていたが、それは違う。 『あの方は相手が望まないことはしない。逆に言えば望むことしかしない』 イットーの心にあるのは『周りの人に笑顔でいて欲しい』という思いだけだった。 言動から誤解は受けやすいが、彼こそ聖人たる聖人であると思う。 とても自分には彼の真似はできない。 イットーに彼女は思いを打ち明けた。 出生の秘密を知りたい。 するとイットーは一人の男を紹介してくれた。 それがミヒャエルだった。 彼は縁の糸が一番結びついている人物だとユキエルを連れてきた。 そこで彼女は全てを知った。 彼女が天使と人間の混血児であり、それ故に人間以上の不思議な力に恵まれていることを。 それは彼女にとっては驚きの事実だったが、何故だか納得できた。 そして、姉と出会えたことを心から幸せと感じた。 だから、私はこの神殿で多くの人の役に立ちたい。 メイサはそう思う。 イットーやミヒャエルが自分にしてくれたように悩みを抱えている人の力になりたい。 それが幸せを貰った自分からのあの二人への恩返しだと思う。 「とりあえず、ミヒャエルに連絡しとくね」 優しげに微笑む妹を見て、ユキエルは懐から小さなボタンのたくさんついた棒状のもの―天使専用の通信機―を取り出すと慣れた手つきで操作し始めた。 そして、それを耳にあて喋り始める。 「もしもし、ミヒャエル?」 『おー、マミマミかー』 聞こえてくるのは軽いのりの男の声。 軽く眉をしかめ彼女は返す。 「同期とは言え、今や私が上司なんだから妙なあだ名はやめなさい」 『わりーわりー。ついつい昔の癖がぬけなくてよ。で、今日は何だ?』 「ほら、アンタが話してくれたシロードの件ね。一応脅しつけといたから」 『そっか、じゃぁ、しばらくはおとなしくしてっかな?』 「多分ね」 ミヒャエルの言葉に彼女は苦笑を浮かべた。 『しばらくは』と言うあたりがいかにも彼らしい。 彼はさらにこう続ける。 『でも、まー、念のために次の手は打っとく必要あるかもな』 「次の手?」 唐突な言葉にユキエルは目をぱちくりさせる。 『そうそー。ちょっと乱暴だけどな』 「何する気?」 『アイツがイットーを狙う動機を無くす』 ミヒャエルの言葉にユキエルは思わず声を荒げた。 「そんな手があるなら、さっさと使いなさいよ!」 『そうキャンキャン言うなよ犬じゃあるまいし』 彼の言葉に彼女は柳眉を逆立てた。 新人時代、彼はよく彼女を犬のようだといってからかった。 確かに釣り目で面長で愛嬌のある顔。 どことなく犬っぽい。 「ミヒャエル…怒るわよ」 『わーった、話すからそうツンケンすんなって』 不機嫌そうなユキエルの声に彼は慌てて説明を始めた。 最初は黙って話を聞いていたユキエルだったが。 「それ、本気で言ってるわけ?」 怪訝そうに訊ねた。 するとミヒャエルは自信満々でこう答えた。 『勿論』 「でも、それは…」 ユキエルが言葉を濁す。 するとミヒャエルはこう言った。 「いくら脅しをかけても喉もと過ぎれば熱さ忘れるでな、アイツは手を変え品を変え何か仕掛けてくる。今回はたまたま読みがあたったからいいようなものの、毎回そううまくいくとも限らないしな」 『そりゃあそうだけど…』 チラチラと妹の方を見ながら気まずそうに言うユキエル。 その様子にメイサは不審なものを感じた。 「どうかしたんですか?」 「ああ、うん、ちょっとね…」 どうにも歯切れが悪い。 「ちょっとお借りします」 「あ、ちょっと!」 彼女は姉から通信機をひったくるとミヒャエルに話しかけた。 「もしもし、ミヒャエル様ですか?」 『おーう、メイメイか。久しぶり。活躍はマミマミから聞いてるぞ。頑張ってるみたいだな』 「それもイットー様とミヒャエル様のお陰です。ところで、先程はお姉様と何をお話になられていたのですか?」 『あ、うん実はな…』 訊ねる彼女にミヒャエルは先程ユキエルに話したことを説明しだした。 話を聞くうちにメイサの顔に困惑、戸惑い、悲しみが浮かんでくる。 やがて話を聞き終え、彼女はミヒャエルに言った。 「お話は分かりました。確かに有効な手立てとは思います。ですが…」 『まぁ、確かに乱暴な手だし、アイツには酷だとは思うけどな。でも、こちらの意図が分からない程頭が悪い奴でもないぜ』 そう言うミヒャエルの声はとても優しかった。 『だからこそ、アイツは法王の座から退いたんだ。確かに元から法王なんてもんに執着があった訳じゃない。だが、神殿はアイツにとっても大事な場所だった。仲間が、家族がいたからな。でも、アイツは辞めた。そして、旅に出た。何故だかわかるか?』 その時、彼女の耳に彼の心の声が飛び込んできた。 それを知り、彼女は目を見開く。 そして、彼女は震える声で言った。 「分かってらしたのですね、何もかも…」 『そう言うことだ。あいつは感じたんだろう。日に日に増していく弟の兄への憎しみを。だから、アイツは大切な家族の為に身を引いた」 メイサ自身も分かっていたことだった。 あの方は相手が望まないことはしない。逆に言えば望むことしかしない。 『さすがにシロードがここまでするとは思って無かったろうけどな。ま、そこが甘いと言うか…でも、そこがアイツのいいとこでもある』 「珍しいですね、そのような言い方をされるなんて。いつも、イットー様にお会いしても悪口しか言われませんのに」 クスリと笑うメイサにミヒャエルは言った。 『だって、アイツうざいもん』 そして、しばらく間を空けこう続けた。 『でも、嫌いじゃないぜ。周りに与える影響考えると頭痛いけど』 そう言う彼の声は朗らかだった。 メイサはしばらくの間、黙り込んでいたが、やがて決意を固めたように彼に言った。 「分かりました。シロードがおとなしい今のうちに手を打ちましょう」 「ちょ、ちょと!」 それを聞いてユキエルが慌てた声を上げる。 姉の見て、彼女は言った。 「お姉様、アガペ様にはどうかうまくお口添えをお願いいたします」 ユキエルは真剣な目の妹を見て、諦めたように肩をすくめた。 そして、妹から通信機を奪うとミヒャエルに言った。 「貸し一だからね」 『わーった、わーった。今度会ったときには一杯おごるから』 通信機の向こうでミヒャエルの笑い声が聞こえる。 どうせ、妹には甘いなとか思ってるんだろう。 当たってるだけに腹が立つ。 「その時を楽しみにしてるわ。うんと高いの注文してやるから覚悟しなさい!」 『加減はしろよ』 「 さーね、しらない。あ、それからあと二三日でアンタのいる街にイットーたち到着するから逃げるなら今よ」 『げー!言うのおせーよ』 そう言うとミヒャエルは通信機を切った。 通信機をしまうと妹を見て、彼女は微笑み力強く頷いた。 さて、これから一働きだ。
https://w.atwiki.jp/for_orpheus/pages/102.html
気付けば、私は私の知らない地球にいた。 この世界、西暦という紀元で呼ばれている地球では宇宙に人は進出していない。だから、スペーシアンとアーシアンの対立というものは存在していないらしいし、私が生まれて育った水星は未だに人類未踏の地となっている。何か不思議な気分だな。 アド・ステラでは当然の様に存在していたパーメットもMSも存在しない。……だから当然、ここにはエアリエルもいない。私の家族がいないのは心細い、それでもエアリエルがこの聖杯戦争というものに巻き込まれなかったことにはホッとしている。 そう、聖杯戦争。ここはマスターと呼ばれる参加者と、聖杯っていうものの力でそのマスターのペアになる様に呼ばれたサーヴァントっていう凄い力を持った幽霊……みたいな人が最後の一組になるまで争って、そして優勝した組はなんでも願いが叶えられる儀式、らしい。 なんで、私がそのマスターとして呼ばれたのかなんて分からない。アスティカシア学園で学生をしていた筈の私は、気付いたらこの場所にいて、勝手にマスターということになっていた。 それでいきなり願いが叶えられる命を賭けた殺し合いをしろ、と言われても困ってしまう。 だから、考える時間が欲しいと私は私のサーヴァントにお願いをしていた。 「あの、ライダーさん。いますか?」 「おう、ここにいるぜ」 「うひゃあ!?」 何もいないところから聞こえてきた声にびっくりしながら振り向くと、そこには大昔の記録映像でしか見たことないような船乗りの服を着たお爺さん、私のサーヴァントであるライダーさんの姿があった。霊体化というものらしいけど正直慣れない。 真名も教えて貰っている。クリストファー・コロンブスという船長さんだそうだ。大昔の歴史については知らなかったけれど、ミオリネさんと一緒に育てていたとても馴染み深い野菜であるトマトを世界に広めたのがこの人だというのだからとても驚いた。 お爺さんとのやり取りなんて水星くらいでしかなかったけれど、コロンブスさんは水星のお爺さんに比べるととても明るくてエネルギッシュな人だった。戸惑う私に聖杯戦争のルールやこの世界のことを丁寧に教えてくれたり、私のいるアド・ステラや私の置かれている状況を親身になって聞いてくれたりと信頼できるいい人だ。 「俺を呼ぶってことは方針は決めたってことだよな?」 「は、はい!」 すうっと息を大きく吸って、吐く。 これがコロンブスさんの納得してもらえる答えになるかは分からない。 それでも、ここは悩んで悩んで出た答えを正直に話そう、そう思った。 「わ、私、夢があるんです。いつか、水星に学校を建てるって」 「ほう、それじゃあそれが嬢ちゃんの聖杯に賭ける望みってことか?」 「い、いえ!あの、なんというか、この夢を聖杯戦争とか、そういうので叶えるのはなんか違うんじゃないかなって、そう思うんです!」 私は、水星に学校に建てたい。 でも、それはアスティカシア学園で勉強して、色んなことを覚えて、そうやって叶えていくもので、戦争で誰かを蹴落としてポンと叶えて貰う望みではない。こんな形で叶えるのは、学園に送り出してくれたお母さんや私の夢を応援してくれた人達を騙している様で嫌な気持ちになる。そう思った。 「そうすると、聖杯に賭ける望みはねえっていうのが嬢ちゃんの答えって訳だ」 「はい、私はこういう方法で叶えたい望みなんてありません」 「ならどうする、棄権するか?棄権したところで嬢ちゃんが元の世界に帰れるって訳でもねえんだぞ」 「……それも、分かっています。だから戦う事はします」 戦う、という決意は伝える。 コロンブスさんが言う通り、この聖杯戦争には棄権ルールなんていうものはない。それに棄権したところでこの東京から出る手段がないなら棄権する意味がない。私はお母さんやエアリエル、ミオリネさんや皆がいるアド・ステラに帰りたい。 「私は私のいた世界に帰りたいです。でも帰れる方法は分かりません。そんな私が今出来る事は聖杯戦争で戦うことくらいです。棄権すれば、逃げれば、この聖杯戦争で襲われることはないかもしれません。でも、戦えば、進んでみたらアド・ステラに帰る方法が分かるかもしれません。私みたいな境遇の参加者の人や協力してくれる人が見つかるかもしれません。だから私、棄権はしません。聖杯戦争で戦います。でも、あまり人を殺すとか、そういうことは出来ればやりたくないです」 そう、一息に伝えた。 サーヴァントにも叶えたい望みがあるから聖杯戦争に参加しているっていうことはコロンブスさんに教えて貰った。内容は聞いていないけれど、コロンブスさんも聖杯に叶えて欲しい望みがあることも。 そういう人から見たら私の方針はあまりよく思われないかもしれない。 「一つ確認だ。もしも、もしも聖杯戦争に勝ち残る以外でアド・ステラに帰る手段が見つかったとしたら、嬢ちゃんはどうする?」 「か、帰ります。でも、コロ……ライダーさんが私がいなくなった後でも勝ち残れる様に、マスターの資格を他の人に渡すとかやれることは全力でやってから帰ります!」 これも本当のこと。アド・ステラには帰りたいけれどここまで親身になってくれたコロンブスさんを裏切るような真似はしたくない。出来るだけのことはしてから帰るつもりだ。 痛いぐらいの沈黙。コロンブスさんはくるんっと伸びている顎鬚の先を弄りながら考え事をしている。 なんて返事がくるかは分からない。ドキドキと胸の鼓動が聞こえてくるくらいに大きくなってきた。 「……ま、そこまでこっちを尊重してくれるっていうんならそこが妥協ラインか」 ふうーっと大きなため息を一つついた後に、しょうがなさそうにコロンブスさんが私に笑いかけ、右手を差し伸ばしてくる。 「いいぜ、嬢ちゃんの方針は聞かせてもらった。改めて契約成立といこうじゃねえか」 「い、いいんですか?」 「応よ!巻き込まれた嬢ちゃん……『マスター』の立場は分かってるつもりだ。そんな中でもお前さんは『逃げる道』じゃなくて『進む道』を選んでくれた!サーヴァントとしちゃこんなにありがたい話はねえさ。マスターの道は困難だが、こと諦めねえってことに関しちゃ俺ァ相当よ。諦めずにマスターを元の世界に帰してやろうじゃねえか」 そのコロンブスさんの返事に、こみあげてくる嬉しさに私は差し伸ばされた右手をとって握手をした。私のサーヴァントがコロンブスさんで本当に良かったと思う。 お母さん。やっぱりお母さんの言う通りだね。進んでみたからこうやってコロンブスさんも協力してくれたよ。 お母さん、エアリエル、ミオリネさん。私、絶対に帰るから。それまで待っててね。 ◇ 能天気な笑顔を浮かべる嬢ちゃんにブンブンと握られた腕を振られながら俺は作った笑顔を崩さない。 何事も値踏みは必要だ。 それが、命を預けなきゃならねえ相棒のポジションであるならなおの事。噛み合いが悪そうならそもそも出航することすら見送らなきゃいけなくなる。誰だって沈むと分かっている船に乗ろうとなんざ思わねえ。当然の話だ。 そこで俺を召喚したマスターの嬢ちゃんは俺が背を預けるに足るマスターかどうかという話になる。 スタンス。ここに関しては問題ねえ。 あの嬢ちゃんはかなりのお人好しのようだが、聖杯戦争に勝ち残る事自体は当面の目標として飲み込んでくれちゃいる。不要な犠牲は出したくねえと甘い事を言っているが、それはまあ許容範囲、妥協できるラインだ。穏健派な考えだがその分他の参加者と交渉の予知は生まれやすい。何分俺の地力じゃあ神話に出てくる様なサーヴァント相手じゃ分が悪いのもあって共闘を方針に入れて立ち回る方がやりやすい。懸念事項があるとすりゃ元の世界に帰る手段が見つかっての途中棄権だが、それに関しちゃ協力するフリをして上手い事潰してやりゃあいい。あの素直さ、信じ込みやすさであれば俺の口先で丸め込めるだろう。 身体スペック。少々不安は残る。 元の世界じゃある程度は鍛えていたのか動きは悪くねえが、だからといって年相応のガキだ。軍人でも魔術師でもねえ以上どうしたって鉄火場に慣れた奴に比べれば地力は不測するだろうし俺が嬢ちゃんを守る比重は高くなる。立ち回りは多少頭を使わないといけねえだろう。 精神力。これに関しちゃあ文句なしだ。 自分の命の危機であっても何が出来るかを判断する力と体を動かせる度胸。命の取り合いには慣れてねえが命の危機と隣り合わせの仕事でもしていたのか。何にしろ窮地に強えっていうのは明確な長所と言えるだろう。 そして何よりも評価しているのは嬢ちゃんの信条だ。『逃げたら一つ、進めば二つ』母親からの受け売りらしいが良い言葉だ。戻ることで得られるものもあるが諦めず進んだ先の方がより多くのものが手に入る。その理屈には大賛成だ。もし会うことがあったら握手して讃えてやりたいくらいだぜ。 結論として、当面手を組む相手としちゃあ悪くねえ。もっと強い戦闘力を持ったマスターもいるかもしれねえが、嬢ちゃんの評価点は扱いやすさと諦めの悪さだ。嬢ちゃんの方からは分からねえが、俺からすれば好ましい気質だと言える。よっぽどのことでもなければ切り捨てることは考えなくていいっていうのはありがたい話だ。この様な縁をお恵みくださった主には感謝を捧げなきゃいけねえだろう。 加えて何よりも好ましいのは嬢ちゃんのおかれた環境だ。まだ学校に籍を置いている若造どもによる新興企業の立ち上げ?禁忌とされていた技術による新規事業?業界トップシェアの財団のご令嬢と嬢ちゃんが主要メンバー? ハッハァ!最ッッッ高に儲かりそうな話じゃねえか!!! 嬢ちゃんの願いを叶えてやった暁にゃあアド・ステラとかいう歴史を辿った世界に受肉してその儲け話に一枚噛ませてもらいてえところだ。その為にも事前投資として売れるだけの恩は売っておかなきゃならねえ。 グフフフ、さあて今回の航海の第一目標は定まった。どれだけの困難があったところで後はもう進むだけだ。 嬢ちゃんの座右の銘に敬意を表して『逃げたら一つ、進めば二つ』の精神でガンガン進んで行こうじゃねえか!! 【CLASS】 ライダー 【真名】 クリストファー・コロンブス@Fate/Grand Order 【性別】 男性 【属性】 中立・悪 【ステータス】 筋力C 耐久B 敏捷D 魔力E 幸運EX 宝具A 【クラス別スキル】 対魔力:D 魔術に対する抵抗力。詠唱が一工程(シングルアクション)の魔術を無効化。魔力除けのアミュレット程度の耐性。 騎乗:B 乗り物を乗りこなす能力。Bランクでは、大抵の乗り物は乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせないレベルである。 【固有スキル】 嵐の航海者:B 船を駆り、船員、船団といった集団を統率するスキル。 「軍略」と「カリスマ」を兼ね備えている。これ程の指揮力を以ってしても、第一回航海時には、前例の無さ、過酷さが故に船員達が反乱寸前の状態になった。 不屈の闘志:C あらゆる苦痛、絶望、状況に絶対に屈しない極めて強固な意思を示すスキル。 彼の場合、その対象は「自分の夢の実現を阻むあらゆる因難」と定義される。問題に対する瞬発的な抵抗力というよりは「決して諦めない」という継続力に通じる在り方。そう――諦めない限り、夢は必ず叶うのだ。 コンキスタドール:EX 大航海時代、航海の果てに未開地を征服した者のスキル。 未開の地への侵攻、支配、略奪、奴隷化などの手際の良さを示す。厳密に言えば、航海の結果「アメリカ大陸」を征服した者こそをコンキスタドールと呼ぶ向きもあるが、その源流――「スペインからの征服者」という概念を最初に発生させた者として、コロンブスはこのスキルをEXランクで有している。 【宝具】 『新天地探索航(サンタマリア・ドロップアンカー)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 捕捉:200人 最も有名な最初の航海が結実したもの。 彼の乗っていた旗船サンタマリア号が出現。接岸(陸地のど真ん中であっても)し、そして彼の指示に従い、為すべき事を為す。 これは「サンタマリア号よ、錨を下ろせ」という、船長としての略奪開始命令である。 主にサンタマリア号から錨を発射しての拘束などが行われる。 【weapon】 サーベル:一般的なサーベル マスケット銃:一般的なマスケット銃 鞭:一般的な鞭 錨?:舵と鎖と錨を複合させたような武器 【人物背景】 アメリカ大陸への航路発見により西半球と東半球の動植物・文化の一大交流を起こし、人類史のターニングポイントの一つともよべるコロンブス交換を起こした世界でも有数の冒険家。その一方で原住民に対する大規模な殺戮・陵辱・略奪を行った功罪激しい人物。 表向きは豪放磊落で寛容な好人物であるが、その本性さ打算的かつ狡猾。必要とあらば味方へのだまし討ちや謀殺すら良しとし自分の利益を追求する極めて利己的な性格。 またスキルに昇華するほどの諦めの悪さを有しており、どのような厳しい状況においても打開策を練り続ける忍耐力、そして機会を逃がさぬ観察力と発想力を併せ持つ。 一般道義的には悪人と呼んで相違ない性格・所業を行ってきた人物であるが一方で敬虔なキリスト教信徒である一面も併せ持つ。 【サーヴァントとしての願い】 金儲け。現状ではスレッタに恩を売った状態でアド・ステラで受肉し株式会社ガンダムを利用して人財産を築く 【マスターへの態度】 扱いやすく、またメンタリティが好印象のため現在は友好的。現状では切り捨てる気はない。 【マスター】 スレッタ・マーキュリー@機動戦士ガンダム 水星の魔女 【マスターとしての願い】 聖杯にかける願いはない。アド・ステラに帰りたい。 【能力・技能】 特になし。 【人物背景】 水星からアスカティシア学園へとやってきた少女。夢は自分の故郷である水星に学校を建てること。 気弱だが正義感が強く真っすぐな性根の持ち主。純朴で素直な反面、気を許した相手の言動を無条件で信用したり好意的に解釈するなど騙されやすい一面がある。また、おどおどしつつも退くべきでないところでは退かずに反論するなど図太いと形容できるレベルで肝が座っている場面も見受けられる。 水星の過酷な環境かでガンダム、エアリエルを駆り人命救助を行って来たため緊急時の判断力・行動力については高い一方で彼女のワンオペの状況ばかりであったせいか集団行動に不慣れなところがある。 【方針】 一先ずは優勝を狙う。他に元の世界に帰還できる方法があればライダーを託すための出来るだけことをしてから棄権して帰還する。 【サーヴァントへの態度】 親身に接してくれたことから完全に気を許して信頼している。
https://w.atwiki.jp/kumicit/pages/977.html
Kumicitのコンテンツ インテリジェントデザイン概説 自然主義的科学はヨハネによる福音書と真逆だと主張したインテリジェントデザインの父Phillip Johnson インテリジェントデザインの父たる法学者Phillip Johnsonは創造について次のように主張した。 聖書の中で創造について最も重要な節は、ヨハネによる福音書の冒頭にある。 創造はインテリジェントかつ人格的な力によるものだ。 自然主義哲学によって心が曇っていないかいぎり、この事実は誰にとっても明らかだ。 なお、このコンテキストでの自然主義は「神は存在しないという考え」を指す。 The most important statement in Scripture about creation is not contained in Genesis but in the opening verses of the Gospel of John 聖書の中で創造について最も重要な節は、創世記ではなく、ヨハネによる福音書の冒頭にある。 In the beginning was the Word, and the Word was with God, and he Word was God. He was in the beginning with God, All thing came into being through him, and without him not one thing came into being (John 1 1-3) 初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は、初めに神と共にあった。万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。 The statement plainly says that creation was by a force that was (and is) intelligent and personal. この文は明確に、創造はインテリジェントかつ人格的な力によるものだと述べている。 The essential, bedrock position of scientific naturalism is the direct opposite of John 1 1-3. Naturalistic evolutaionary theory as part of the grand metaphysical story of science, says that creation was by impersonal and unintelligent forces. The opposition between the biblical and naturalistic stories is fundamental, and neither side can compromise over it. To compromise is to surrender. 科学的自然主義の本質的かつ根本的な立場は、ヨハネによる福音書第1章1-3節と真逆である。科学の形而上学的ストーリー全体の一部である自然主義的進化論は、非人格的かつアンインテリジェントな力による創造を主張している。聖書のストーリーと自然主義のストーリーは根本的に真逆であり、妥協はありえない。妥協は降伏である。 Because in our universal experience unintelligent material processed do not create life, Christian theists know that Romans 1 20 is also true "Ever since the creation of the world [God's eternal power and divine natute, invisible though they are, have been understood and seen through the things he has made." In other words, there is absolutely no mystery about why living organisms appear to be the products of intelignet creation, and why scientific naturalists have to work so hard to keep themselves from perceiving the obious. The reason living things give that appearance is that they actually what they appear to be, and this fact is evident to all who do not cloud their minds with naturalistic philosophy or some comparable drug. 普遍的な経験から我々は知性なき物質過程が生命を創造しないことがわかっているので、キリスト教有神論者はローマ人への手紙1章20節も本当であることを知っている。「神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきりと認められるのであって、」言い換えるなら、何故、生物が知的創造の産物であることが明らかなのか、そして何故、科学的自然主義者が明らかなことを認識しないように全力を挙げているのかは、謎ではない。生物の外観がそうである理由は、かくあるべきだからであり、自然主義哲学やそれと同等の薬物によって心が曇っていないかいぎり、この事実は誰にとっても明らかだ。 The rest of the passage (Romans 1 20-23) is also true 残りの節(ローマ人への手紙1章20-23節)も正しい。 So they are without excuse; for though they knew God, they did not honor him as God or give thanks to him, but they became futile in their thinking, and their senseless minds were darkened. Claiming to be wise, they became fools; and they exchanged the glory of the immortal God for images resembling a mortal human being or birds or four-footed animals or reptiles. 彼らに弁解の余地はないのです。というのは、彼らは、神を知っていながら、その神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなったからです。彼らは、自分では知者であると言いながら、愚かな者となり、不滅の神の御栄えを、滅ぶべき人間や、鳥、獣、はうもののかたちに似た物と代えてしまいました。 What these words plainly mean is that those who turn away from God and toward naturalistic philosophy give up their minds in the process and end up endorsing sophisticated nonsense and nature worship. これらの言葉が明らかに意味することは、神に顔を背け、自然主義的哲学に向かう者は、知性を捨て、洗練されたナンセンスと自然崇拝となって終わるのだ。 [ Phillip Johnson "Reason in the Balance", 1996. chap 5. Theistic Naturalism Theistic Realism, pp 107-8] 一見、科学と宗教の間に妥協などなく、宗教が正しいと言っているように見える。 しかし、Phillip Johnsonは、ヨハネによる福音書の真逆にあるのは、神は存在しないという自然主義を背景とする科学だと言っている。採択に原則の背後に有神論を持つ「科学」は、自然主義的科学とは別の、そして、ヨハネによる福音書に沿った結論に至るというのが、Phillip Johnsonの主張である。
https://w.atwiki.jp/dangeroussstree/pages/21.html
第一話/高橋ルカ それは、世界樹と呼ばれていた。 十数年も前のことだ。 今となってはもう、そう呼ぶやつはどこにもいない。 当然だ。誰だって、自分の生活だとか、ほんのささやかな願いすらも、平気でぶち壊してくるクソみたいな存在を、そんなご大層な名で呼びたくはないだろう? 日差しが強く照り付ける、暑い夏の日だった。 その日、おれは柄にもなく浮かれていた。 オンボロトラックでの8時間もの夜間強行軍もまったく苦にならなかった。 なにせおれがここ数年心のなかでじっくり温めてきた夢が、ついに叶うときが来たからだ。 長い長い踏切待ちのむこう側にようやく覗かせたその姿に、おれの心は踊った。 庭付きの1LDK。埼玉県の郊外、一戸建て賃貸。 そう。念願の一人暮らしだ。 「やあやあ、きみが高橋ルカくんだね? どうも、西野です」 約束の時間どおり、玄関で手を振りつつ出迎えてくれた若い女性が、隣の区画に住んでいる大家さんだった。 おれよりも、ひとまわり背が低い。 電話ごしに聞いていたガラス玉のようにコロコロと透きとおった声色と、そこから思い描いていたよりもずっとあどけなく可愛らしい――悪くいえば子供っぽい表情に、おれは不覚にも、どきりとした。 いま思い返せば、これはほんとうに不覚だった。 だが言い訳をさせてもらうと、これは仕方のないことだと思う。 なんといっても、おれはとことん浮かれていたのだ。 想像してみてほしい。 ずっとおあずけを食らってよだれを垂らしていた犬に、とびきりのごちそうを次から次へと与えてみたさまを。 そこからのおれは、彼女が説明するせっかくの案内もほとんど聞いちゃいなかった。 見ろ、このぴかぴかのダイニングキッチンを。 鍋をコンロの火からおろして、うしろを振り向けばそこに食卓がある。 なんと機能的なことか。 地べたに座って、クソ親父とせせこましく額をつき合わす必要もない。 次に洋室だ。間取りを見たときから、ここを居住空間とするイメージトレーニングは毎夜欠かさなかった。 実際フローリングに横になってみると、おれの頭からつま先までぜんぶが何にも邪魔されることなくまっすぐに収まった。 この自由そのものというべき感覚、ガキのころ以来ひさしく忘れていたものだ。 涙が出そうになった。 風呂もすごい。 信じられるか? 最近の風呂はボタンをひとつ押すだけで、浴槽にたっぷり湯を沸かすところまで全自動でやってくれるんだそうだ。 温度調節だって自由自在だ! さすがに足を伸ばせる広さとまではいかないが、じゅうぶん過ぎる。 ああ、そしてこのトイレだ。 水洗! そうだ、これこそが文明、ナイルの恵みだ! 人類の叡智というやつだ! どう使うのかは知らないが、ウォシュレットまでついている! ビデってなんのことだ! これがすべて、おれのものだ。 ここが、おれの世界だ。 あとはそう、足りないものがあるとすれば――ときどき、ときどきでいい。おれのこの世界をたずねてきて、一緒の時間をしばし過ごしてくれる人だろうか。 「……はい、カギは確かにお渡ししたからね。それじゃあ、わからないことがあったらなんでも聞いて」 だから、玄関先で別れようとした矢先、おれは即座に聞いた。 「はい! 西野さんの下のなまえは、西野ナニさんっていうんですか!」 「ええ……すごいグイグイ来るね少年。若いなあ……」 苦笑いしつつも、彼女はこたえてくれた。 「カナタだよ。西野カナタ。これからよろしくね、ルカくん」 そのいたずらな笑顔を見て、おれは確信した。 これから夢のような生活が始まるのだと。 おれは想像する。 バルコニーからのどかに照らす朝日で目覚める新しい生活のはじまりを。 そして隣で安らかに寝息を立てる、もうひとりの…… 「それにしても変わってるよね、ルカくん。若いのに庭付きの一軒家だなんて。アパートやマンションなら、こんな不便な場所じゃなく、もっと都心の近くに借りられたんじゃない?」 カナタさんの問いかけが、おれの妄想を早々に断ち切った。 ええっと、と軽くよどみかけた言葉をグッと飲み込み、できる限りのかっこうをつけて、きっぱりと言い直す。 「……おれ、芸術家なんです」 「へええ。ゲージュツ! なおさら珍しいや。絵を描くの?」 「いや、彫刻です。木彫りの像や家具に使う装飾なんかを作ったり……それで作業する場所が、どうしても必要だったんです」 「ああ、そういうことか」 カナタさんはトラックの荷台に残っていた、おれの相棒に目をつけたようだった。 「チェーンソーだよね、あれ。ずっと気になってたんだ。ずいぶん大きいね」 「ああ……もうだいぶ古い型ですけどね。おれ、実家でも木を切る仕事をしてたんです。そのときからずっと使ってたやつです」 「すごいじゃない! かっこいい。男の仕事ってカンジ?」 「……そんないいモンじゃないですよ」 うかつな発言だった。 脳裏にいやな思い出が蘇る。 消えろ。首を振る。 そうだ、おれはもう、あの野蛮な世界とは縁を断ち切ったんだ。 「とにかく! おれはもう芸術ひとすじでやってくって決めたんです。あ、でも、ちょっとした木の工作なんかもできますから、もしなにか必要なものがあったら言ってください!」 「そうだなあ……あ、もしかして、本棚なんかも作れる?」 「できます!」 「それはぜひお願いしたいな! 寝室にほしかったんだよねえ……じゃあ、こうしよう」 カナタさんは、胸の前で小さくパンと手をたたいた。 「部屋を見てもらうついでに、今日はウチでご飯食べていきなよ。来たばっかりで、なんの準備もないでしょう? ごちそうするよ、ルカくん」 そのときのおれは、どれだけ間抜けな面をさらしていたかわからない。 一緒に夕食だって? 今日出会ったばかりのおれを? 寝室に? これはもう、合意形成とみて間違いないのではないか? いや、落ち着け。よく考えろ。 童貞特有の短絡的な思考回路を捨てろ。 そのせいでおまえはどれだけ痛い目にあってきたのか忘れたのか。 彼女にとっておれは、そこらへんの子犬ぐらいにしか見られていないだけだろう。 だいたいカナタさんだってすでに男がいるかもしれない。 どころか結婚している可能性だって…… 「人とちゃんと話すのも久しぶりでねえ。このあたり、暮らしやすいのはいいんだけど、ちょっと寂しいんだよね」 ああ、はい。はいはい。なるほど。 寂しいですって。 これはもう決まりですね。間違いない。 しかし初対面の男といきなりなんて、いわゆる世間の道義的にはどうなのか? いやいや、そんな前時代的な価値観は犬にでも食わせてしまえ。 おれは決してそういうだらしないというか、ふしだらな女性が嫌いとか、悪いとか言っているわけじゃない。 むしろ大歓迎…… 「……ん、ちょっと揺れてるね」 最初に気がついたのはカナタさんだった。 立ち止まってみるとたしかに、地面の底からスニーカーごしにかすかな振動が伝わってきた。 地震にしては長いな、と思った。 それどころか、時間がたつにつれますます強くなっていく揺れはあまりにも不自然で、間近に迫りくるなんらかの異常事態を予感させた。 「もしかして……ちょっとヤバイ? これ……」 「なにかにつかまった方がいいです! カナタさん……こっちへ!」 手を伸ばしかけたときだった。 コンクリートの道路に、大きなひび割れが走った。 そいつが痛々しくかさぶたのように盛り上がると、まるで風にうねる海面のように、足元で大波がうごめいたのが見えた。 そのあと急激に地面が傾いたかと思うと、この世のものとは思えない轟音とともに背後からやってきた衝撃に、おれたち二人は背中からふっ飛ばされ、固い道路にころがされた。 しばらくのあいだ、おれたちは頭を守りつつ地にうずくまることしかできなかった。 永遠に続くかと思われた地震がようやくおさまってから、おそるおそる立ち上がって衝撃の震源地たる背後を振り返る。 おれはこのときの光景を一生忘れないだろう。 ついさっきまでおれたちがいた、庭付き1LDKの新居は、もう、そこにはなかった。 「あ……ああ……そんな」 カナタさんが膝から崩れ落ちるのが見えた。 「まさか、おい。嘘だろ。なあ、嘘だと言ってくれ……」 おれも、うわごとのようにつぶやくしかできなかった。 そこに存在していたのは――途方もなく巨大な、ただ一本の、樹だった。 それは、かつて世界樹と呼ばれていた。 いまは違う。 おれたち人類は、そいつのことを、最大限の憎しみと侮蔑を込めてこう呼んでいる。 「破壊樹……!」 始まりは、アフリカのどこだかで発見されたという、一本の樹だった。 なんでも、前日まではたしかにツル植物やシダが生い茂る平凡な熱帯雨林だったはずのそこに、突如として、周りの木々を軽く足先で蹴飛ばすほどの巨大な広葉樹が生えていたのだという。 一夜にして出現したとはとても信じられない、まさに世界を支えているといっても大げさではないその立派な――ご立派すぎる姿に、見るもの誰もかれもが恐れおののき、また同時にある種の感動を覚えざるを得なかった。 砂嵐まみれのテレビにかじりついて空撮映像を見ていた、ガキのころのおれでさえそうだった。 おりしも世間では地球温暖化だとか、オゾン層だなんだで環境破壊の深刻さが叫ばれていた頃だった。 このままでは百年もたたないうちに人類は地球に住めなくなる、とかなんとか。 その日たまたま社会科教師にそう脅されて暗い気分になっていたおれにとって、大自然の生命力に満ちあふれた神秘的なその存在――「世界樹」は、救世主にすら見えた。 クソ親父にいたっては、これでウチもひと儲け狙えるだの、のんきなことまで言い始める始末だった。 それが途方もない勘違いだと気づくまでに、そう時間はかからなかった。 地球上のあちこちで、場所を選ばず、堰を切ったようにそいつらが現れ始めたのだ。 環境破壊に立ち向かう救世主? 冗談じゃない。 やつらこそ、破壊そのものだった。 ジャングルの奥深くではなく、人が住む町に、地の底から何の前触れもなく巨大な木が生えてきたとしたら、いったいどんなことが起きるだろうか? 想像に難くはないだろう。 アメリカ西海岸に200メートル級のやつが出現したときには、たしか数万人単位で人が死んだ。 被害が小さいものまで含めれば、そいつら世界樹あらため「破壊樹」による災害はここ十年で千件近くにのぼったはずだ。 だがそれでもおれは、その新しい現実を、どこか自分とは関係のない別の世界での出来ごとだと思っていたのかもしれない。 いままさに、おれ自身が被災者となり――おれの夢そのものが、見事にぶっ壊されるまでは。 「……くん。ルカくん! ちょっと、大丈夫?」 目の前でひらひらと小さな手のひらがおどっていた。 カナタさんの呼びかけを受けて、おれはようやく我にかえった。 「消防署には連絡したから。もう7、8分もしたら来てくれるって。それにしても……」 おれたち二人はほとんど茫然自失といったかっこうで、その惨状をながめた。 「ひどい、災難だね……」 それは世界的な規模からすれば比較して小さいものではあっただろうが、一人の人間が抱え込むにしては大きすぎた。 おれの住むはずだった家が――94.8平米の区画が、そっくりそのままごつごつとした巨大な樹の幹と根に置き換えられてしまっていた。 不幸中の幸いといっていいのだろうか。 このあたりは道路が広いうえに空地も多いから、カナタさんの家を含め、他にまわりで甚大な被害は生じていないようだった。 だがそれは逆に、なんでおれだけが、というぶつけようのないゆがんだ思いを強く抱かせる結果となった。 怒りだった。 最大限の怒りをこめて、おれはやつをにらみつけた。 「とりあえず今夜はウチに泊まってもらうとして、それからどうしようね……」 さっきまでのおれだったら、その言葉を聞いたとたん、馬鹿な脳みそがまた妄想の小躍りを始めていたかもしれない。 だが、このときに限ってはそれどころではなかった。 あまりにも理不尽な仕打ちに、腹の底からふつふつと怒りがこみあげてきていたし、なにより、傍若無人に空に張りめぐらされた枝葉の上に、そいつを見とめてしまったからだ。 「いや、大丈夫です……お気遣いどうもっす。んじゃ、いったんおれは帰ります」 「へ? 帰るって……どこに?」 「決まってるでしょう」 おれは頭上を指さした。 つられて見上げたカナタさんも、そこで気づいたようだった。 「おれん家(ち)ですよ」 それはある種の奇跡だったのだろう。 あれだけの破壊活動があったにもかかわらず、繊細な力学が何重にも折り重なった結果か、おれの1LDK一戸建ては、その誇らしいシルエットをけなげにもそっくりそのまま保ったまま、はるか頭上――目測で地上およそ5、60メートルの枝の上に鎮座していた。 カナタさんは樹上の一軒家とおれの顔とを交互に見て、口をぱくぱくさせた。 たぶん、冗談でしょ? とか、マジ? とか言いたかったんだろう。 だがおれのこの目を見て、声にする前にわかってくれたようだ。 おれは「マジ」だ。 マジにムカついている。 本当に、人生でいちばんに腹が立っている。 硬直するカナタさんを尻目に、横倒しに吹き飛ばされていたトラックから、おれの得物を回収した。 マキタ製の旧式チェーンソーをはすに背負う。 斧やナタ、ノミにノコギリといった工具は腰のベルトに。 高所作業用の道具もいくつか、それにロープなんかもある。 じゅうぶんだ。 「ちょ、ちょっとちょっと! 落ち着いてよ、ルカくん。どう見たってこんなの立ち入り禁止でしょう。ケガじゃ済まないよ。消防署の人も、もうすぐに来るだろうから、落ち着いて、ね?」 「おれの家ですよ。なんでおれが立ち入り禁止にならないといけないんですか。消防署だって、カナタさんにだって、そんな言う権利ないですよ」 「え? あれ? えっと、一応あたしの所有物件なんだけど……?」 そうだ。これはおれの戦いだ。 おれが生きることそのものが戦いだ。 ましてや破壊することしかできないてめえら恥知らずの侵略的外来種どもなんぞに、おれの夢を奪われてなるものか。 住んでやる。 覚悟しろ。 二度とこんなナメた真似ができないくらい、徹底的に住みつくしてやる。 「七時までにはもどります。カナタさん、今日の夕食なんですか?」 「え、カレー……の予定……」 「甘めにしといてください。おれ、辛すぎるのだめなんで」 それからはもう振り返らなかった。 背後からは、消防車とパトカーのサイレンに混じって、 「……これ、あたしまでなんか罪とか責任問われたりするんじゃないの……?」 というつぶやきも風に乗って聞こえてきたが、とにかく、振り返らなかった。 おれは帰宅への一歩を踏み出した。 そんなおれを、破壊樹はじっと居丈高に見下していた。 やつの忌々しい木陰に立ち入ると、夏の強い日差しがすっとやわらぐのがわかった。 その心地よい涼しさが、おれには、腹立たしくて腹立たしくてしょうがなかった。 まずは帰ったら風呂だ。 そう思った。 SSツリーリンク 初回 第2回 (このSS) 第二話/かぐや姫 第二話/“マスター”
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/12850.html
兵庫 + ニュースサーチ〔斎藤元彦〕 元副知事「やっとったんちゃうんかい」 兵庫・斎藤知事の指示で…亡くなった元県民局長への“追及記録”明らかに - 日テレNEWS 重大局面の兵庫・斎藤元彦知事 騒動でよみがえる「号泣県議」の記憶 (J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース 重大局面の兵庫・斎藤元彦知事 騒動でよみがえる「号泣県議」の記憶 - J-CASTニュース 重大局面の兵庫・斎藤元彦知事 騒動でよみがえる「号泣県議」の記憶(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース 「どっち向いて仕事してんねん」兵庫県・斎藤元彦知事(46)“それでも辞めない知事”に有権者が漏らした本音《県議会で不信任決議案可決へ》 (文春オンライン) - Yahoo!ニュース 「どっち向いて仕事してんねん」兵庫県・斎藤元彦知事(46)“それでも辞めない知事”に有権者が漏らした本音《県議会で不信任決議案可決へ》(文春オンライン) - Yahoo!ニュース 和田アキ子、今度は “斎藤知事擁護” で浴びる猛批判…「一方的で上から目線」日曜情報番組の大御所たちがぶつかる “世間とのズレ” とは(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース 兵庫県知事の選択は失職か議会解散か これからどうなる内部告発問題 - 朝日新聞デジタル 「どっち向いて仕事してんねん」兵庫県・斎藤元彦知事(46)“それでも辞めない知事”に有権者が漏らした本音《県議会で不信任決議案可決へ》 - 文春オンライン 「俺の悪口も書いてあった。どないやねん」兵庫・元副知事による聴取記録を入手 斎藤知事が指示か - 日テレNEWS 【新事実】兵庫・斎藤元彦知事“告発者捜し”内容詳細判明「聞き回っとるんやろ」片山安孝前副知事の告発者追及“やりとり全容” - Yahoo!ニュース 【新事実】兵庫・斎藤元彦知事“告発者捜し”内容詳細判明「聞き回っとるんやろ」片山安孝前副知事の告発者追及“やりとり全容” - FNNプライムオンライン 兵庫・斎藤知事進退、重大局面へ 19日に不信任案、可決確実(共同通信) - Yahoo!ニュース 「本人が見てたら、めちゃ怒ってる」和田アキ子、斎藤知事の退職金紹介で “擁護” も…「お前が言うな」のブーメラン - Yahoo!ニュース 斎藤元彦兵庫県知事は「辞めない初の首長」になるのか…泣きながらも「自分は悪くない」と開き直る本当の理由 - Yahoo!ニュース 斎藤元彦兵庫県知事は「辞めない初の首長」になるのか…泣きながらも「自分は悪くない」と開き直る本当の理由 - PRESIDENT Online 19日に不信任案が議会へ「失職」か「議会解散」か どう出る兵庫・斎藤知事(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース 兵庫・斎藤知事への「デマは修正しなければ」維新県議「ゆかたまつり」騒動を説明 高須院長が支援する理由 - Yahoo!ニュース 「絶対やめない」兵庫県・斎藤元彦知事は「県民のため」と言うが ネットには「応援団」も登場 - Yahoo!ニュース 「絶対やめない」兵庫県・斎藤元彦知事は「県民のため」と言うが ネットには「応援団」も登場 - Yahoo!ニュース 浅田舞、斎藤元彦・兵庫県知事問題で私見 「どれが事実で、どれが事実じゃないかという情報があふれている」(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース 「辞職してすべて終わり」が正義なのか? 斎藤元彦・兵庫県知事の選択が焦点に【「表と裏」の法律知識】(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース 県議会全議員の辞職要求に「公務を一日一日やっていく」 斎藤知事、改めて辞職否定|社会 - 神戸新聞NEXT 高須克弥氏 斎藤元彦兵庫県知事を全面支援「命懸けで守ります」「誇り高く戦う項羽」 - Yahoo!ニュース 驚愕の粘り腰を発揮する斎藤知事を見ていて得られた4つの気づき(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース 高須克弥氏 斎藤元彦知事を支持 「信念も根性もある」「兵庫県民になってお力添えしたい」(東スポWEB) - Yahoo!ニュース 高須克弥氏 斎藤元彦知事を支持 「信念も根性もある」「兵庫県民になってお力添えしたい」 - 東スポWEB ハイヒール・リンゴ、斎藤元彦知事の“涙の会見”に「涙のわけ、聞かれるとつらい」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース 兵庫県知事 故郷で証言「視察先で無礼、謝罪なし」 批判電話5000件で県職員疲労 - テレビ朝日 兵庫県議会にも「責任」斎藤元彦知事めぐる混乱「選挙で支援した政党もある」元東京副知事が指摘 - ニッカンスポーツ 斎藤元彦兵庫県知事は「自己矛盾に陥る」と専門家 もし不信任決議応じず議会解散なら経費16億 - ニッカンスポーツ 高須克弥氏、疑惑の斎藤知事を全力擁護「信念も根性もある立派な知事」「戦友を命がけで守る」 - ニッカンスポーツ 斎藤元彦知事が繰り返す「法的に問題はない」は本当か 現役弁護士が判例を調べて気づいた“パワハラどころではない言動”と“該当しそうな犯罪”とは(文春オンライン) - Yahoo!ニュース 斎藤元彦知事が繰り返す「法的に問題はない」は本当か 現役弁護士が判例を調べて気づいた“パワハラどころではない言動”と“該当しそうな犯罪”とは - 文春オンライン <主張>兵庫県知事 身を引く決断するときだ 社説 - 産経ニュース 石丸伸二氏 「全国民がうんざり」連日続く斎藤元彦兵庫県知事の報道 必要なのは「維新の責任を追及…」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース 兵庫・斎藤知事はなぜ辞めない>「冬のボーナス欲しさ?」「百条委消滅による疑惑解明作業の終結狙い?」県議全員の辞職要求でも知事職に居座るワケ(集英社オンライン) - Yahoo!ニュース 兵庫斎藤知事、迫られる失職か議会解散 県議会維新も不信任案共同提出、19日可決へ - 産経ニュース 兵庫・斎藤元彦知事への不信任決議案、全会派・全県議86人で共同提案へ…維新が合流 - 読売新聞オンライン 斎藤知事、きょうも「続投したい」…不信任案可決される見通し 知事応接室には“贈答品” - 日テレNEWS ズラリ“贈答品”応接室公開 渦中の斎藤知事 心境は? - テレビ朝日 兵庫・斎藤元彦知事の進退「県民が一番迷惑。決断すべき時期」松沢成文前神奈川知事 - 産経ニュース 【独自】「自分の利害の涙」斎藤元彦知事“涙の会見”に兵庫県議怒り 推薦“責任”は?松井一郎氏「いったん辞職し判断を…」 - Yahoo!ニュース 金子恵美氏、斎藤元彦知事の「涙の会見」に「ずっこけた」 続投意志には「斎藤だけファースト」 - サンスポ 【独自】「もはや災害…」兵庫県現役職員の悲鳴 斎藤元彦知事への苦情電話やまず 松沢成文氏「自分の進路を決断すべき」 - Yahoo!ニュース 【独自】「もはや災害…」兵庫県現役職員の悲鳴 斎藤元彦知事への苦情電話やまず 松沢成文氏「自分の進路を決断すべき」 - FNNプライムオンライン 不信任案が可決見通しとなった兵庫県・斎藤元彦知事「続投したいという気持ちが強い」 - 読売新聞オンライン 橋下徹氏 斎藤知事に「議会を解散して民意を問えばいい。その前に自死した職員とそのご家族には…」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース 「道義的責任が何かわからない」発言に看過できない 斎藤兵庫県知事に自民など4会派が辞職を申し入れ - 産経ニュース 「感情高ぶり申し訳なかった」斎藤兵庫県知事、県議会からの辞職要求受け会見 - 産経ニュース 兵庫・斎藤元彦知事、県議会「解散」に踏み切るかが焦点に…不信任案19日に可決へ - 読売新聞オンライン 斎藤元彦知事は「レッドカード」「機能不全」 前神奈川県知事がめざまし8で指弾(東スポWEB) - Yahoo!ニュース 斎藤・兵庫県知事の家族に、公務でもらった蟹を食べる「資格」はあるのか? - JBpress 兵庫県知事に辞職要求 → 知事ってやめさせることできるの?|一色清の「このニュースって何?」|朝日新聞EduA - 朝日新聞EduA 百条委員会で兵庫県の斎藤元彦知事が連発した「記憶にない」 心理士が分析する「不作為バイアス」の効果 - NEWSポストセブン 「怖いよ」斎藤知事 自分のために涙、“県民から応援されてる”発言で大顰蹙も続投明言にネットあ然「県民を盾にして恥ずかしくないんか」(女性自身) - Yahoo!ニュース 「パワハラ」「おねだり」疑惑の斎藤元彦兵庫県知事、かつて出向した宮城県庁での評判は? - 河北新報オンライン 兵庫県・斎藤元彦知事への「不信任案提出」で合意 応接室には“おねだり疑惑”の物品も(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース だから「辞職コール」でも絶対に辞めない…斎藤元彦氏のような「お殿様知事」を大量輩出する地方の根深い問題 - Yahoo!ニュース 大竹しのぶ 斎藤元彦兵庫県知事の過熱報道にモノ申す「毎日報道する意味があるのだろうか」(東スポWEB) - Yahoo!ニュース 自民、19日に知事不信任案 全議員が辞職要求、可決の公算―斎藤氏は続投意向・兵庫県議会 - 時事通信ニュース 斎藤元彦・兵庫県知事不信任案、19日提出・可決の公算 辞職拒否で - 日本経済新聞 「あだ名はフェンディ」東大の同級生・大島てるさん語る斎藤元彦知事 小学校時代の親友語る「将来の夢は警察官だった」 - 文春オンライン 兵庫県知事の不信任決議案、19日に全会派賛成で可決の見通し…斎藤元彦知事は辞職要求に応じず - 読売新聞オンライン カンニング竹山、涙見せた兵庫県の斎藤元彦知事に「頭脳明快すぎて人間としての地頭が悪かった」 - サンスポ 野々村友紀子氏、斎藤元彦兵庫県知事の「涙の会見」に「最初からずれた感じがしていたが確信になった」 - サンスポ 知事室にある兵庫県の斎藤元彦知事がもらった贈答品の数々 [写真特集1/8] - 毎日新聞 兵庫県の公務員はすぐ泣く? 斎藤元彦知事の「涙の釈明会見」でよぎる10年前の“号泣議員”(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース 斎藤知事に辞職要求 拒否なら不信任案提出も―兵庫県議会 - 時事通信ニュース 兵庫県・斎藤元彦知事に辞職申し入れ、19日にも不信任決議案で調整…県議会 - 読売新聞オンライン 「告発者の元職員を貶めて…」斎藤元彦知事をかばった維新議員を直撃すると、“あまりにも軽い”発言が…〈ついに辞職要求〉 - Yahoo!ニュース 斎藤元彦兵庫県知事に全県議が辞職要求 自民党など4会派申し入れ - 日本経済新聞 兵庫県の斎藤元彦知事に共同で辞職申し入れ…県議会、自民など4会派と無所属の全議員 - 読売新聞オンライン 「泣きたいのは職員と遺族」兵庫県・斎藤知事 会見で涙も亡くなった局長ではなく、“自民と維新”に対して…“自己中ぶり”にネット大激怒(女性自身) - Yahoo!ニュース 【速報】兵庫・斎藤元彦知事が“涙の謝罪”…無表情から突然「自分に悔しい」12日に全県議が辞職申し入れも“続投”意思変わらず - Yahoo!ニュース 兵庫県の斎藤元彦知事「自分自身に悔しい思い」と涙ぐむ…19日にも不信任案、可決の公算大 - 読売新聞オンライン 維新の会、兵庫県の斎藤元彦知事が辞職なら「独自候補の擁立検討」…吉村洋文氏「続投は適切ではない」 - 読売新聞オンライン 「自分自身に悔しい」 会見で涙ぐむ―斎藤兵庫知事:時事ドットコム - 時事通信ニュース 兵庫知事、会見で涙浮かべて「申し訳ない」 自民会派の辞職要求に [兵庫県] - 朝日新聞デジタル 兵庫県の斎藤元彦知事「文書問題への調査をしっかりやっていく」辞職は改めて否定 - Yahoo!ニュース 「斎藤知事がんばれ」兵庫県知事 “パワハラ辞職” 拒否2カ月で “熱烈支持者” が発生! 旧ジャニーズ問題でも同様の流れが - Yahoo!ニュース 斎藤元彦兵庫県知事の行動よりもっと深刻…医師・岩田健太郎「何が起きても心を変えない人の大問題」(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース 兵庫 斎藤知事 県議会すべての議員 知事に辞職要求 - nhk.or.jp 兵庫・斎藤元彦知事に、県議会4会派と全無所属議員が共同で12日辞職要求…全議員が申し入れへ - 読売新聞オンライン 兵庫県知事の辞職、全県議が要求へ 不信任案も検討 - 日本経済新聞 「県民からは激励の声の方が多い」斎藤知事 辞職は改めて否定 - 産経ニュース 維新・吉村氏が兵庫県知事に辞職要求 斎藤氏は応じず - 日本経済新聞 斎藤元彦兵庫県知事の七つの疑惑とは? パワハラ・手土産・キックバック - 読売新聞オンライン 兵庫県知事に維新が辞職要求、本人応じず 不信任案焦点 - 日本経済新聞 斎藤元彦・兵庫県知事の後援会、トップの尾山氏辞任 - 日本経済新聞 維新の会、兵庫県の斎藤元彦知事に辞職と出直し選挙の実施申し入れ…県議らが副知事に手渡し - 読売新聞オンライン 維新、兵庫知事に辞職要求へ 藤田氏「推薦の責任ある」 - 日本経済新聞 維新の会、兵庫・斎藤元彦知事の辞職要求表明…不信任決議案提案なら「賛同せざるを得ない」 - 読売新聞オンライン 兵庫県議会、全5会派が斎藤元彦知事に辞職を求める見通し…維新・吉村洋文代表の説得に知事応じず - 読売新聞オンライン 斎藤元彦・兵庫県知事、辞職要求応じない構え「議会で予算議論」 - 日本経済新聞 兵庫・斎藤元彦知事が維新の辞職要求方針決定を受け、改めて続投する考え表明 - 読売新聞オンライン 嵐ファンからクレーム殺到→斎藤元彦・兵庫県知事が職員を「激詰め」…自死職員の“追加通報文書”を入手!「知事から何度も叱責されたと直接聞いた」 - 文春オンライン 維新の会も兵庫県知事に辞職要求の方針…「百条委の説明が納得するものと言い難い」 - 読売新聞オンライン 斎藤元彦 兵庫県知事に辞職要求の方針、県議会の維新除く全会派が同調へ…維新も近く対応決定 - 読売新聞オンライン 斎藤元彦・兵庫県知事の内部告発問題 パワハラ疑惑など最新ニュース - 日本経済新聞 ● 斎藤元彦 - Wikipedia ■ 【斉藤県知事】やっぱり何かがおかしい 2024/09/14 @windowwindow7681 小林製薬潰しとやり方が同じやん。 @chan-sa- 私もテレビで斉藤県知事を長く叩いているのでおかしいと思っていました。 テレビは逆を報道しますから️ クソメディアがまた潰しにかかった。 @kahkun40303 今までさんざん学習してきたはずなのに彼の件だけみんなメディアと一緒になって叩いてる.....。彼は触れてはいけないゾーンに触れた。️を教えないのも家族を守る為...。やっぱり過剰なまでの彼叩きは異常だと思う方が正しいのかも。 @mach8813 斎藤知事の実績をみて、どういった連中と戦っているかを理解してほしいです。知事は天下り、癒着、リベートを排除しようとしているようです。それでも知事を責めますか? またズブズブの県政に戻りたい人が多いようです。 @morethan2305 斎藤知事が世界の流れの中でどういう立ち位置なのかがまだわからんね 利権を潰すのは一般市民にとっては良いことだけど 維新→パソナ→世界政府って繋がりもあるだろうし @user-qc6en1ts8r おみそん、斎藤県知事の件を取り扱ってくださり、ありがとう 百条をフルで視聴してから、兵庫の知事さん、ハメられたなって思った派なので心から感謝してます。 流れが変わることを祈ります @rocochannekochan いいとこ目につけてくれました。 私も何故こんなに叩かれているのかと気になって調べてたら、今までの兵庫県知事が怠慢だらけで県庁もダラダラ仕事が可能だったようですが、斉藤知事に変わって仕事がきつくなり内部から苦情が出てるとか… 私の娘の友人の従兄弟が知事なのですが、そんな言われるような人間ではないようで、やはり仕事がすごくでかいるのだと思います。 それが都合の悪い人間が多いいるということかと思います。 兵庫県も神戸市も闇ですからね… .
https://w.atwiki.jp/sakura398/pages/922.html
衆議院議員 : 民主党4 (民主系無所属含む) 対立候補1 対立候補2 都道府県 選挙区 前回 氏名 評価 政党1 政党2 売国度 Wikipedia 主な売国実績(主導者は★印、準主導者は●印が付いています) 氏名 評価 政党 氏名 評価 政党 中国 候補者リスト(完全版) 岡山 1区 比復 高井崇志 売国度 A、「護憲リベラル」 「中国、韓国をはじめアジア諸国との信頼関係を構築するとともに連携を強化し「東アジア共同体」を目指します」 民主公認 江田・菅に近い 売国度 A 東アジア共同体推進憲法9条護憲派 逢沢一郎 愛国度 C 自民公認 2区 当選 津村啓介 売国度 A、江田五月 (※参考) (売国度 S、外国人参政権推進、人権擁護法案推進、自虐隷属史観)の一番弟子 民主公認 菅G 売国度 A 津村啓介 - Wikipedia ●外国人参政権推進(呼びかけ人) 萩原誠司 愛国度 B 自民公認 熊代昭彦 売国度 B 無所属 4区 当選 柚木道義 売国度 A 民主公認 菅G 売国度 A 柚木道義 - Wikipedia 外国人参政権推進憲法9条護憲派、北朝鮮経済制裁に慎重、東アジア共同体推進 橋本岳 売国度 B 自民公認 5区 比復 花咲宏基 売国度 A、「平成維新の会」(大前研一主宰で横路孝弘(北海道1区)らが顧問を務めていた)出身 民主公認 江田五月に近い 売国度 A 憲法9条護憲派国連中心主義 加藤勝信 愛国度 B 自民公認 広島 2区 当選 松本大輔 売国度 A 民主公認 - 売国度 A 松本大輔 - Wikipedia 外国人参政権推進、国立国会図書館法改悪推進 平口洋 愛国度 C 自民公認 3区 当選 橋本博明 売国度 A 民主公認 - 売国度 A 橋本博明 - Wikipedia 外国人参政権推進、人権擁護法案推進 増原義剛 愛国度 B 自民公認 4区 当選 空本誠喜 売国度 C 民主公認 樽床G 売国度 C 空本誠喜 - Wikipedia 外国人参政権推進但し、北朝鮮経済制裁に賛成は評価 中川秀直 売国度 SS+ 自民公認 5区 当選 三谷光男 売国度 B 民主公認 野田G 売国度 B 三谷光男 - Wikipedia 外国人参政権推進、国立国会図書館法改正案推進、 田母神前航空幕僚長論文を「幼稚」と発言 、但し、人権擁護法案反対は評価 寺田稔 愛国度 B 自民公認 7区 当選 和田隆志 売国度 A 民主公認 - 売国度 A 和田隆志 - Wikipedia 外国人参政権推進、人権擁護法案推進北朝鮮経済制裁に慎重 未定 候補未定につき評価不能自民党の真実を参照 自民公認 鳥取 2区 比復 湯原俊二 売国度 A、元県議 民主公認 - 売国度 A 湯原俊二 - Wikipedia 2005年に鳥取人権擁護条例を提出し可決させた県議の一人 (但し 国民の反対運動で施行は撤回 ) 部落解放同盟の強力な支持を受けている模様 赤沢亮正 愛国度 C 自民公認 島根 1区 比復 小室寿明 売国度 A、元島根県議、元県職員、アフガン寺子屋プロジェクト世話人 「「核兵器廃絶」「恒久平和」を世界へと日本から訴えましょう!」 民主公認 - 売国度 A 小室寿明 - Wikipedia 憲法9条護憲派、集団的自衛権の行使に反対教育基本法改正に反対、自虐隷属史観、親韓派島根県職員労組の組織内候補であり旧社会党に近い政治姿勢が目立つ 細田博之 売国度 B 自民公認 山口 2区 当選 平岡秀夫 売国度 SS、落選運動対象 民主公認 菅G・護憲リベラルの会 売国度 SS 平岡秀夫 - Wikipedia 外国人参政権推進、朝鮮半島問題研究会、北朝鮮経済制裁に反対少年殺人犯を擁護民主党娯楽産業健全育成研究会 (イラク邦人3名拘束事件に対して)自衛隊撤退を求める緊急アッピール 国立追悼施設推進、自虐隷属史観 山本繁太郎 愛国度 C 自民公認 四国 候補者リスト(完全版) 香川 1区 当選 小川淳也 売国度 A、「護憲リベラル」 民主公認 前原G 売国度 A 小川淳也 - Wikipedia 外国人参政権賛成「アジアとの連携と信頼」憲法9条護憲派 平井卓也 売国度 C 自民公認 2区 当選 玉木雄一郎 売国度 A、「護憲リベラル」 日教組糾弾の中山前国交相を批判 エセ平和外交で日本の国益を損ねた宮沢元総理を追慕 民主公認 - 売国度 A 憲法9条護憲派自虐隷属史観 木村義雄 売国度 C 自民公認 徳島 1区 当選 仙谷由人 売国度 SSS+、元社会党議員、「地球市民」金正日直属の大物スパイ呉清達(オ・チョンダル)が副学長を務め、文部省からも客員の大幅超過など管理・運営に「問題あり」と指摘されている大阪経済法科大学で、客員教授として報酬を受けていた八人の国会議員の一人(週間文春)。 民主公認 元社会党議員 売国度 SSS+ 仙谷由人 - Wikipedia 外国人参政権推進★人権侵害救済法案推進(人権侵害救済法PT常任顧問) 大阪経済法科大学(北スパイ疑惑で有名)客員教授 国立追悼施設推進、自虐隷属史観、『自衛隊は暴力装置』と発言●菅談話を指揮但し原発全停止状態を批判したことは評価するが、他の売国行為があまりにも大き過ぎるので「論外」。 岡本芳郎 愛国度 B 自民公認 岡佑樹 愛国度 C 平沼G 2区 当選 高井美穂 売国度 A「外国人参政権が実現しないのは日本人の島国根性・人種差別のため」と主張 民主公認 - 売国度 A 高井美穂 - Wikipedia 外国人参政権推進派 「アジア平和連帯」所属 (自虐隷属史観) (イラク邦人3名拘束事件に対して)自衛隊撤退を求める緊急アッピール 東アジア共同体推進 山口俊一 売国度 B 自民公認 3区 比復 仁木博文 売国度 B 民主公認 - 売国度 B 仁木博文 - Wikipedia 外国人参政権推進 後藤田正純 売国度 S 自民公認 愛媛 1区 比復 永江孝子 売国度 B、元南海放送(日本テレビ系)アナ 民主公認 - 売国度 B 永江孝子 - Wikipedia 外国人参政権賛成憲法9条護憲派集団的自衛権の行使に反対但し拉致議連、奉祝議連、北朝鮮経済制裁に賛成は評価 塩崎恭久 売国度 A 自民公認 3区 当選 白石洋一 売国度 A 「隣国やアジアの国々の感情も考慮する必要があります」 大江健三郎(典型的な反日文化人・ノーベル文学賞・沖縄集団自決「命令」を捏造し現在係争中)について無知? 民主公認 - 売国度 A 未だに自虐的な歴史認識に囚われている※参考: GHQの占領政策と影響 白石徹 愛国度 C 自民公認 4区 比復 高橋英行 売国度 B 民主公認 - 売国度 B 高橋英行 - Wikipedia ? 外国人参政権推進 山本公一 愛国度 C 自民公認 九州 候補者リスト(完全版) 福岡 1区 当選 松本龍 売国度 SSS+、元社会党議員、落選運動対象2011/7/7 これまでの無数の悪行と有害性を鑑み、超弩級売国奴に認定 民主公認 横路G・元社会党議員 売国度 SSS+ 松本龍 - Wikipedia 外国人参政権推進★人権擁護法案推進(要請当事者)、人権侵害救済法案推進部落解放同盟副委員長、北朝鮮経済制裁に慎重日中友好協会理事として出鱈目な歴史を主張(自虐隷属史観)★被災地知事を恫喝、暴言を吐き復興相を辞任 遠藤宣彦 愛国度 A 自民公認 2区 当選 稲富修二 売国度 C、元丸紅勤務 民主公認 - 売国度 C 稲富修二 - Wikipedia 「地球人」 山崎拓 売国度 S 自民公認 3区 当選 藤田一枝 売国度 S元社会党県議だがHPの経歴では県議とだけ記述し隠している (※参照) 民主公認 議員時は護憲リベラルの会・元社会党県議 売国度 S 藤田一枝 - Wikipedia NPO法人「明日のカンボジアを考える会」理事強烈な親中・親韓派、自虐隷属史観 (イラク邦人3名拘束事件に対して)自衛隊撤退を求める緊急アッピール 北朝鮮経済制裁に断固反対 太田誠一 売国度 A 自民公認 5区 当選 楠田大蔵 売国度 B 民主公認 - 売国度 B 楠田大蔵 - Wikipedia 人権擁護法案推進、人権侵害救済法PT所属 原田義昭 愛国度 A 自民公認 6区 比復 古賀一成 売国度 A (日米安全保障体制について)「見直しまたは解消する方向をめざすべき」「日米安保体制を解消し、国連主導の国際安全保障体制を構築した上で、それに参画」 民主公認 鳩山G・菅G 売国度 A 古賀一成 - Wikipedia 日米安保体制解消を推進アジア統合推進国連中心主義 鳩山邦夫 売国度 B 自民公認 7区 比復 野田国義 売国度 B、前八女市長、古賀誠元秘書 民主公認 - 売国度 B 野田国義 - Wikipedia 左翼メディアと組んで公共事業に関し、事実に基づかない古賀誠叩きをやっているため感心出来ない 口蹄疫を宮崎県のせいにさせる失態 古賀誠 売国度 A 自民公認 8区 比復 山本剛正 売国度 B、樽床伸二(売国度 A、大阪8区)元秘書 「元内閣総理大臣で、私が政治家を目指すきっかけを下さった心の師、細川護熙氏」 民主公認 - 売国度 B 首相として初めて「侵略戦争」発言をした細川護熙氏を心の師と仰いでおり、外交/内政両面において賢明な政策判断が出来るとは思えない ※参考 GHQの占領政策と影響 麻生太郎 愛国度 SSS+ 自民公認 9区 当選 緒方林太郎 売国度 B、元外交官 チベット渡航経験 があり、「歴史捏造」も含めて中国の実像をある程度わかっていることは評価しかし外国人参政権容認派と判明したため売国度 Bに格下げ 民主公認 - 売国度 B 条件付きながら外国人参政権容認 但し 田母神論文を頭から否定する態度ではない (立場上はっきりとは言えないが、田母神論文に書いてある事が本当だろう、という認識はあるように見える)ことは評価※参考 中国はなぜ反日か? 三原朝彦 売国度 B 自民公認 10区 当選 城井崇 売国度 B、前原誠司(京都2区)元秘書 民主公認 - 売国度 B 城井崇 - Wikipedia 「がんばろう、日本!国民協議会」(新左翼 民主統一同盟) 西川京子 愛国度 S 自民公認 佐賀 1区 当選 原口一博 売国度 B拉致問題にも熱心に取り組む一方、誤った歴史認識に囚われている為に社民党議員や民主党左派と組んでエセ反戦平和運動をやり外国人参政権を推進するなど政治的スタンスが定まっていない問題議員(根本部分で自虐史観) 民主公認 - 売国度 B 原口一博 - Wikipedia 外国人参政権推進 (イラク邦人3名拘束事件に対して)自衛隊撤退を求める緊急アッピール 但し人権擁護法案反対、日本会議議員懇談会、日本領土議連、拉致議連呼びかけ人・副会長、北朝鮮経済制裁推進は評価 未定 候補未定につき評価不能自民党の真実を参照 自民公認 2区 当選 大串博志 売国度 B 「今日開催された「全国戦没者追悼式」において、河野洋平衆議院議長は、日本について、「海外での武力行使を自ら禁じた『日本国憲法』に象徴される新しいレジーム(体制)を選択して今日まで歩んできた」と述べたと報道されています。わたしはこの発言も、河野議長のスタイルで不戦の誓いをあらためて表したものと理解しています」 民主公認 - 売国度 B 大串博志 - Wikipedia 首相の靖国神社参拝に反対「戦後レジーム」の継続を喜ぶ河野洋平の終戦記念日の談話に共鳴(自虐隷属史観)参考: 大東亜戦争への経緯 今村雅弘 愛国度 C 自民公認 長崎 1区 当選 高木義明 売国度 A 民主公認 民社系 売国度 A 高木義明 - Wikipedia 外国人参政権推進、人権擁護法案推進(人権侵害救済法PT副事務局長)部落解放推進委員会副委員長日朝友好議連日韓海底トンネル推進議連 冨岡勉 売国度 B 自民公認 2区 当選 福田衣里子 売国度 B、薬害肝炎訴訟原告であり傾向としては川田龍平(2007参院選(東京選挙区)で当選)と類似か*肝炎原告にも拘らず、祝杯をあげる写真(グラスの中身がアルコールかは不明)がネット上に出回るなど怪しい人物。( 写真 ) 民主公認 - 売国度 B 福田衣里子 - Wikipedia 一国民からの「原告として提訴していた企業が献金を行っていた政党から出馬をするということへの道義的な責任をあなたはどうにお考えでしょうか」との質問に 本人ブログのコメント欄廃止で答える など選挙を控えての公人としての立場をわきまえておらず、議員適性において甚だ疑問 ※コメント欄等が消される前のキャッシュ 久間章生 愛国度 C 自民公認 相浦喜代子 評価保留 無所属 3区 当選 山田正彦 売国度 Sパチンコの射幸性規制について、「国家賠償法、国または公共団体がこれを賠償する責任があるという規定の適用があると思う」と発言し、パチンコ業界を擁護 民主公認 - 売国度 S 山田正彦 - Wikipedia 外国人参政権推進、パチンコチェーンストア協会政治アドバイザー、菅談話に官僚として署名 谷川弥一 愛国度 C 自民公認 4区 当選 宮島大典 売国度 A、元自民党衆院議員 民主公認 自民党在籍時は加藤派 売国度 A 宮島大典 - Wikipedia 外国人参政権推進憲法9条カルトの犬塚直史(参院議員:長崎選挙区)の後援を当てにしており事実上、憲法9条護憲派 北村誠吾 愛国度 C 自民公認 大分 3区 当選 横光克彦 売国度 S、元社会民主党副党首 民主公認 横路G・元社会党議員 売国度 S 横光克彦 - Wikipedia 外国人参政権推進、人権擁護法案推進日朝友好議員連盟、 恒久平和議連 (自虐隷属史観) 国会図書館法改悪法案提出者(自虐史観) 岩屋毅 愛国度 S 自民公認 宮崎 1区 当選 川村秀三郎 売国度 B、元林野庁長官、知事選で東国原に敗退 無所属 - 売国度 B 川村秀三郎 - Wikipedia 外国人参政権推進 中山成彬 愛国度 S 無所属(自民系) 上杉光弘 愛国度 C 無所属(自民系) 2区 比復 道休誠一郎 売国度 B、元JICA職員「平和憲法の下、世界の平和と繁栄に寄与する事を国民の決意として再認識し、国際社会への貢献を一層強める必要があります」 民主公認 - 売国度 B 道休誠一郎 - Wikipedia ? 外国人参政権推進、憲法9条護憲派 江藤拓 愛国度 S 自民公認 鹿児島 1区 当選 川内博史 売国度 A、「護憲リベラル」 民主公認 鳩山G 売国度 A 川内博史 - Wikipedia 朝鮮半島問題研究会(日朝国交正常化推進) (イラク邦人3名拘束事件に対して)自衛隊撤退を求める緊急アッピール 恒久平和議連 (自虐史観)、国立追悼施設に賛成 保岡興治 愛国度 C 自民公認 2区 比復 打越明司 売国度 B、元県議 民主公認 - 売国度 B 打越明司 - Wikipedia 外国人参政権推進 徳田毅 売国度 B 自民公認 4区 比復 皆吉稲生 売国度 A、元連合鹿児島副会長浜田健一(元社会党議員)の後継者を自認 (※参考) 民主公認 社民系 売国度 A 外国人参政権賛成(被参政権も賛成) 小里泰弘 愛国度 C 自民公認 5区 比復 網屋信介 売国度 C、元外資系証券会社勤務 民主公認 - 売国度 C 網屋信介 - Wikipedia チベット問題には一切触れない「エセ・リベ」 森山裕 愛国度 C 自民公認 比例単独 候補者リスト(完全版) 北海道 比単 山崎摩耶 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 山崎摩耶- Wikipedia ? " 比単 山岡達丸 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 山岡達丸- Wikipedia ? " 比単 工藤仁美 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 工藤仁美- Wikipedia ? 東北 比単 和嶋未希 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 和嶋未希- Wikipedia ? " 比単 山口和之 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 山口和之- Wikipedia ? 北関東 比単 川口浩 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 川口浩- Wikipedia ? " 比単 野木実 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 野木実- Wikipedia ? " 比単 桑原功 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 桑原功- Wikipedia ? " 比単 玉木朝子 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 玉木朝子- Wikipedia ? 南関東 比単 藤井裕久 売国度 A 民主公認 - 売国度 A 藤井裕久- Wikipedia 外国人参政権推進、 マルチ商法推進 " 比単 水野智彦 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 水野智彦- Wikipedia " 比単 斎藤勁 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 斎藤勁- Wikipedia 東京 比単 竹田光明 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 竹田光明- Wikipedia ? " 比単 石毛えい子 売国度 S、NPO法人「市民福祉サポートセンター」代表 民主公認 - 売国度 S 石毛えい子- Wikipedia 慰安婦問題で有名な人物 " 比単 吉田公一 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 吉田公一- Wikipedia " 比単 中津川博郷 売国度 C 民主公認 - 売国度 C 中津川博郷- wIkipedia 外国人参政権推進但し人権擁護法案反対、日本領土議連元幹事、 日本・台湾安保経済研究会長(親台湾) は評価 北陸信越 比単 沓掛哲男 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 沓掛哲男- Wikipedia " 比単 若泉征三 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 若泉征三- Wikipedia 東海 比単 金森正 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 金森正- Wikipedia " 比単 山田良司 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 山田良司- Wikipedia " 比単 吉田統彦 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 吉田統彦- Wikipedia ? " 比単 磯谷香代子 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 磯谷香代子- Wikipedia 近畿 比単 室井秀子 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 室井秀子- Wikipedia " 比単 浜本宏 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 浜本宏- Wikipedia ? " 比単 河上満栄 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 河上満栄- Wikipedia ? " 比単 松岡広隆 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 松岡広隆- Wikipedia ? " 比単 樋口俊一 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 樋口俊一- Wikipedia 九州 比単 川越孝洋 売国度 C外国人参政権・人権擁護法案・歴史認識問題に対するスタンス不明民主党の党議拘束に従うものと見なし、売国度 Cに評価 民主公認 - 売国度 C 川越孝洋- Wikipedia ?
https://w.atwiki.jp/o-rod/pages/69.html
The Ditching Point ─すたれる瞬間 Seibun Satow May 02, 2008 There is a tide in the affairs of men, Which, taken at the flood, leads on to fortune; Omitted, all the voyage of their life Is bound in shallows and in miseries. William Shakespeare Julius Caesar 1 すたれる予兆 警視庁は、2008年4月25日、秋葉原の歩行者天国で「路上撮影会」と称し下着姿の写真を撮らせたとして、沢本あすかを東京都迷惑防止条例違反の疑いで逮捕する。都迷惑防止条例は「公共の場所で人を著しく羞恥させ、不安を覚えさせるような卑猥な言動」を禁じている。 一晩で釈放されたが、これは、アキバにとって、「ディッチング・ポイント(The Ditching Point)」となりかねない事件である。 秋葉原は、90年代、「オタク」の街として「アキバ」と呼ばれてきたが、5年ほど前から、歩行者天国において、大音量で演奏するバンドや下着を露出して撮影させる女性パフォーマーなどの無軌道な行動が横行している。2008年3月30日のホコ天に至っては、「モデルガンで撃ち合いをしている」と通報があり、警察官が駆けつける騒動がおきている。4月25日の逮捕を受けて、同月27日、警察や行政、商店街などの地元関係者約120人が初めて本格的な合同パトロールに乗り出している。 『ニューヨーカー』誌のズタッフライターのマルコム・グラッドウェル(Malcolm Gladwell)は、「あるアイデアや流行もしくは社会的行動が、敷居を越えて、一気に流れ出し、野火のように広がる劇的な瞬間のこと」を「ティッピング・ポイント(The Tipping Point)」と命名している。逆に、それが急激にすたれる瞬間をわれわれは「ディッチング・ポイント」と呼ぶことにしよう。今のアキバにはその条件が揃いつつある。 ディッチング・ポイントは、ティッピング・ポイントによって爆発的に拡大した現象が、突如として捨て去られる瞬間である。両ポイントに関連性は必ずしもあるわけでもない。また、ティッピング・ポイントの要件がディッチング・ポイントを招くのではない。ティッピング・ポイントと違い、ディッチング・ポイントは招かれざる客であり、できれば避けたいものであろう。グラッドウェルはティッピング・ポイントを無条件に肯定しておらず、その危険性も指摘している。「集団が巨大化するときの危険性」に陥った後、起ってしまうのがディッチング・ポイントである。従って、ティッピング・ポイントと比較して、後ろ向きナディッチング・ポイントの過程とメカニズムを明らかにすることはパロディ以上の意義がある。 2 「ティッピング・ポイント」とは何か マルコム・グラッドウェルは、『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (The Tipping Point How Little Things Can Make a Big Difference)』(2000)において、爆発的に流行感染が起きる瞬間の「ティッピング・ポイント」には、ある特定の能力を持った人たちが決定的な影響力を与えると分析している。彼はアメリカ独立革命からニューヨーク市の犯罪率の低下、ティーンエージャーの自殺と喫煙、『セサミ・ストリーよ』、エアウォーク(AIRWALK)社の販売戦略、「ハッシュパピー(Hush Pappies)」まで例に、そのメカニズムを解明しようとする。 中でも興味深いのはハッシュパピーのブームの経緯である。「ハッシュパピー」は、90年代前半、もう片田舎の小売店や家族経営の小さな商店くらいでしかお目にかかれないほど時代遅れの靴で、製造元のウォルヴァリン(Wolverine World Wide)社が販売中止の検討に入ったほどだったのに、1995年、突然、クールでヒップなブランドになる。ファッション・デザイナーのアイザック・ミズラヒのようなマンハッタンのクラブやバーに出入りするセレブの間でこの30ドルの靴が愛用されたかと思ったら、ジョン・パレットやアナ・スイが自分のファッション・ショーで使い、同じくデザイナーのジョエル・フィッツジェラルドはロサンゼルスのギャラリーをハッシュパピー専門のブティックに改造し、そこでコメディアンのピーウィー・ハーマンが二足注文していく。1996年、ハッシュパピーは、リンカーン・センターで催されたCFDA(Council of Fashions Designers of America)において、最優秀アクセサリー賞を受賞する。キツネにつままれたような表情のウォルヴァリン社の社長は、壇上で、カルヴァン・クラインとダナ・キャランに挟まれてこの栄誉を受けている。1997年、全米の若者にとって、ハッシュパピーは必須アイテムとなる。 このありふれた靴は、別にウォルヴァリン社が綿密なマーケット戦略と巨額の広告費によって売り出されたわけではない。きっかけはイーストヴィレッジやソーホーの若者たちが地元にある家族経営の小さな店のたなにあったハッシュパピーを手にとったことである。彼らはハッシュパピーが何たるかさえ知らず、ただ誰も履いているのを見たことがないというだけの理由で購入し始めている。それをたまたま二人のファッション・デザイナーが目にとめ、オートクチュール・ファッションのショーのアクセサリーに採用している。しかし、ここでもあくまでオマケの小物にすぎない。ところが、一年も経たないうちに、爆発的なハッシュパピー・ブームが巻き起こっている。ウォルヴァリン社とは関係のないところで、ハッシュパピーは復活し、流行現象と化している。 マルコム・グラッドウェルによれば、こうしたティッピング・ポイントへ至るには、「少数者の法則(The Law of the Few)」・「粘りの要素(The Stickiness Factor)」・「背景の力(The Power of Context)」の三原則がある。「病原菌を運ぶ人々、病原菌そのもの、病原菌が作用する環境」がそろって、伝染病が流行するというわけだ。 まず、「少数者の原理」は、その感染をスタートさせるには特別な能力を持った三種類のグループ「コネクター()Connectors」・「メイヴン(Mavens)」、・「セールスマン(Salesmen)」が影響を与えるという法則である。経済学では、いかなる場合であっても、仕事量のほぼ80%はそれに携わった人の20%によって達成されるという「80対20の法則(80-20 Rule)」が支配的である。しかし、グラッドウェルは、それに対し、「いかに社交的か、いかに活動的か、いかに知識があるか、いかに仲間内で影響力があるかというような事柄で抜きん出ている」少数者が流行爆発の導火線になると主張する。顔が広く、人脈が豊富な「コネクター」、恐るべき情報通の「メイヴン」、個性豊かで、売りこみ上手の「セールスマン」が揃うと、それがおきるのであって、全体の20%などの数値が重要なのではない。「社会的伝染をつくりだすことに成功した人たちは、ただたんに自分が正しいと思ったことをやっているのではない。よく考えたうえで自分の直観を試しているのだ」。 次に、「粘りの要素」は「記憶に粘りつく」ものが感染しやすいというルールである。伝染性が強いメッセージは、概して、時間が絶っても頭の中から消えず、後を引いている。テレビCMで、印象的なフレーズや音楽、映像が使われているのはそのためである。記憶に残りやすい工夫をすれば、そのメッセージは広まりやすくなる。 最後に、「背景の力」は流行感染には環境要因が不可欠だという法則である。人々は、意識している以上に、環境に敏感に反応している。しかし、環境要因は非常に微妙で複雑であるため、事後的に推測することはできても、その予測をすることが難しい。ティッピング・ポイントには運の要素も少なからず介在する。 以上を次のように要約できよう。「アイデアや流行もしくは社会的行動」は、それを受け入れる社会的・時代的環境が整い、少数のコネクター・メイヴン・セールスマンを通じて、記憶に残るメッセージを発しながら、ティッピング・ポイントに達し、爆発的に感染していく。 特定の人が流行拡大に影響を与えるというグラッドウェルのネットワーク理論は社会的ななだれ現象のメカニズムを解明する一つの意見である。BYの犯罪発生率を減少させるには警察官を大量に増員すればいい。そんな大きな効果を得るには数の論理に頼るしかないという思いこみは覆される。しかし、彼の主張は一握りの集団が世界を動かすというエリート主義ではないことに注意しておかねばならない。「本書を通じてわたしたちはこのような例をたくさん見てきたが、そこに共通しているのは、いずれも慎ましいということである」。「慎ましいこと」がティッピング・ポイントにおける鍵である。その意味で、ティッピング・ポイントは「希望の光」になる。 3 「ディッチング・ポイント」とは何か ブームはある程度時間が経つと、市場が飽和状態に達し、飽きられ、流行遅れになる。しかし、「あるアイデアや流行もしくは社会的行動」の終息には、アイデンティティを失い、破滅する過程・メカニズムがある。 言うまでもなく、ディッチング・ポイントはすべての流行現象に当てはまるわけではない。犯罪やそれに類する反社会的ないし反道義的な帰結につながる場合に顕著に見られる。 ディッチング・ポイントに至るにも、「虚栄の市(Vanity Fair)」、「アイデンティティ・クライシス(identity Crisis)」、「スキャンダルの力(Power of Scandals)」という三原則がある。また、コネクターやメイヴン、セールスマンがティッピング・ポイントに必要だとすれば、ディッチング・ポイントにもそういう役割を担った「ミートゥアー(Me-tooers)」や「ギャング(Gang)」、「トラブルメーカー(Troublemakers)」がいる。 「アイデアや流行もしくは社会的行動」が伝染病のように広まっていくにつれて、「慎ましさ」が忘れられ、時代のトレンドとしてそれを形成・支持・享受してきた人たちの間に自惚れた空気、すなわち「虚栄の市」が生まれる。そこ、その流行に便乗しようとする「ミートゥアー」がやってくる。 「ミートゥアー」は尻馬に乗る便乗屋である。自己顕示欲や金銭欲、物欲などを満足するために、その流行を利用している。ジュリアナ東京の「お立ち台ギャル」がその好例である。彼女たちは羽根付きセンスを手に、Tバックをちらつかせながら踊っていたが、すべての曲で同じ動きだったように、そのレベルは著しく低い。関心があるのはあくまでも自分自身に対してであり、「アイデアや流行もしくは社会行動」そのものに関する知識・技能・情熱は乏しく、向上心も持ち合わせていない。ダンサーのパパイヤ鈴木は、2008年にWOWOWで放映された『東京ディスコ伝説』において、自分にとってディスコは「学校」だったと回想している。ディスコはダンスや音楽のコミュニケーションとリテラシーの場だったというわけだが、彼女たちにその意識はない。 しばらくすると、このミートゥアーを目当てに「ギャング」が現れるようになる。彼らは便乗屋に便乗しているのであり、その意味で、ミートゥアーより悪質・下劣である。ジュリアナ東京のケースで言うと、お立ち台ギャルに群がった「ゲッターズ」がそれに相当する。ギャングの関心は、ミートゥアー以上に、自分の欲だけで、その「アイデアや流行もしくは社会行動」が今後どうなろうと知ったことではない。ただし、この二重の便乗屋は、必ずしも、外部からやってくるわけではない。「タイガース・フィーバー」直後の阪神タイガースのフロントのように、内部にいながら、ミートゥアーを利用しようとする場合もある。 ミートゥアーとギャングが我が物顔で振舞ったり、占拠したりし始めると、これまでそれを形成・支持・享受してきた人たちが「こんなものは違う!私が愛してきたものはどこにいったんだ?」としらけ、幻滅し、離れてしまう。「アイデアや流行もしくは社会行動」はミートゥアーやギャングが幅をきかせるにつれ、本来持っていたアイデンティティが喪失していく。アイデンティティはリテラシー習得とコミュニケーション活動によって形成される。リテラシーとコミュニケーションが軽視されると、アイデンティティが怪しくなってくる。人気はさらに膨らみ続けるとしても、アイデンティティ・クライシスに陥り、その中身は空虚になってしまう。それはいつ破裂してもおかしくない風船のようだ。 この危うい状態に「トラブルメーカー」が入りこみ、スキャンダルを引き起こす。それは多くのメディアを通じて巷に知れ渡り、その流行は急速にしぼむ。アイデンティティが喪失しているため、スキャンダルに反論できるだけの筋の通った説得力はもはやない。コレがディッチング・ポイントに達した瞬間である。 ミートゥアーとギャングによる乗っ取り状態が生まれて、初めて、「トラブルメーカー」が出現する。トラブルメーカーは自分が見えておらず、社会性ないし協調性に乏しく、独善的で、他の場面でも、騒動を起こす傾向が顕著である。ヒッピー文化におけるチャールズ・マンソンや「ライブドア・ショック」で株式市場を冷えこませた堀江貴文を思い浮かべればよい。トラブルメーカーは個人であるとは限らず、折るタモントの悲劇のヘルズ・エンジェルスのように、少人数の集団の時もある。また、ギャングの一部として自分の欲望を満たすためでなく、良かれと思って行った言動がスキャンダルにつながってしま場合もある。時に、現代イスラムにとってのウサマ・ビン・ラディンのように、奪われたアイデンティティを取り戻そうと、原理主義的信念に囚われて事に至る。 トラブルメーカーのユニークな例として、「ビリーズブートキャンプ」のブームにおけるビリー・ブランクスが挙げられる。彼は、2007年6月、日本での事情をよく理解しないまま、ブームの真っ只中に来日し、このエクササイズのあるべき姿を真っ当に語り、実演している。しかし、そのときにはすでにこのブームはアイデンティティ・クライシスの状態に陥っており、意図せず、彼自身がトラブルメーカーとして機能し、その流行を下火にしている。当時、もし彼がまだ浸透していない日本各地を訪れ、パフォーマンスを見せていたら、感染はまだしばらく続いていただろう。 ディッチング・ポイントは己を見失った瞬間に訪れる。それは、ティッピング・ポイントと違い、偶然性の入りこむ余地は少ない。成功には運もあるが、失敗には必然性しかない。戦史などを見ると、一つの戦いをめぐって勝利した側には運が味方して勝利が転がりこんでいるように見え、逆に、敗北した側はとんだへまをして自ら負けを呼びこんでいる。勝利は偶然であり、敗北は必然である。失敗ほど教訓を残すのはそのためである。しかし、すべてにおいて可能ではないけれども、ディッチング・ポイントを避けるには二つの方法がある。 一つはミートゥアーが目立ち始めた段階で、ギャングが集まってこないように対処することである。ミートゥアーにギャングが便乗してくると、アイデンティティが失われてしまう以上、その前に芽を摘んでおけばよい。アイデンティティが維持されていれば、ディッチング・ポイントは訪れない。 もう一つはミートゥアーとギャングが揃った段階で、自ら縮小の道を選ぶことである。トラブルメーカーが現れれば、壊滅的なディッチング・ポイントを迎える。だったら、その前に、原点を見直すほうがよい。ミートゥアーとギャングの占領を潜在的なトラブルメーカーの出現と見なすというわけだ。被る損害も決して小さくないが、適正規模に至る過程でアイデンティティを再発見し、社会的に定着できる。 ジュリアナ東京は、ミートゥアーとギャングが店内を占拠し始めた段階で潮時とし、閉店を決断している。この英断がなければ、トラブルメーカーによるセンセーショナルなスキャンダルに巻きこまれていた危険性は高い。流行現象に対してはうさんくささや反感を覚えている人も少なくないので、メディアは待ってましたとばかりに騒ぎ立て、つぶしにかかる。ディスコ文化のディッチング・ポイントを回避するために、自ら収縮させる道を選ぶことはアイデンティティを回復し、生き延びていく賢明な判断である。 「アイデアや流行ないし社会的行動」がティッピング・ポイントに達して爆発的に感染していくうちに、「慎ましいこと」が軽んじられて、自惚れた雰囲気が生まれ、そこにミートゥァーとギャングが便乗してくる。この乗っ取りによってアイデンティティが失われ、中身がないまま膨らみ続けていくと、トラブルメーカーがスキャンダルを起こし、その力によってその流行現象は急速にすたれていく。このようにディッチング・ポイントは到来する。 4 ディッチング・ポイントの後 沢本あすかがトラブルメーカーであるかどうかはさておき、最近の秋葉原がミートゥアーとギャングに占領されているのは、確かであろう。それはディッチング・ポイントにいつ達してもおかしくない状態であることを意味する。他にも、バイオ燃料をめぐる状況もディッチング・ポイント前夜に向かいつつある。しかし、ディッチング・ポイントを迎えたとしても、その後がお先真っ暗というわけでもない。それは、グラッドウェルによるティッピング・ポイントの考察が実証性を意識しているのに対し、われわれのディッチング・ポイントがそうでなく、エイプリル・フールの東京新聞の朝刊特報面さながらで、直観主義的であることを考慮するまでもない。 ディッチング・ポイントに達したものは、その後、大きく分けて定着型・解消型・再建型の三つの道を辿る。 定着型は革命性を捨て、適正規模を認知して身の丈をわきまえる代わりに、一般ないし忠誠心の高い人々の間で定着していくケースである。1990年代にブームとなった中華料理がそれにあたるだろう。もっとも、日常生活に不可欠なものであれば、スキャンダルにかかわらず、背に腹は変えられないので、人々のニーズはある程度存在する。 解消型は、ディッチング・ポイントをきっかけに、壊滅してしまうケースである。ただし、たんに消えるのではなく、他の「アイデアや流行もしくは社会的行動」を生み出す発展的解消をとることが多い。ヒッピー文化はオルタモントの悲劇やシャロン・テート事件によって消滅したけれども、元ヒッピーはエコロジーやICTの発達に寄与している。 再建型は、壊滅的な打撃を受けて低迷していたところに、画期的な新規参入が現われ、復活を遂げるケースである。1980年代後半のアメリカにおけるビデオ・ゲーム市場が好例である。1983年にアメリカのゲーム市場は崩壊したが、1985年、任天堂のファミリーコンピュータの発売を皮切りに、日本製のビデオ・ゲームが次々と売り出され、息を吹き返している。 ディッチング・ポイントは、「アイデアや流行もしくは社会的行動」がアイデンティティを見失った瞬間に準備される。その破産は「慎ましいこと」が思い出され、それを再検討する機会にもつながるのであり、マイナス面だけをもたらすわけではない。その点では、「失望の一点」ディッチング・ポイントにそんなに悲観することもない。流行は同時代的な昔話として語り合うためだけにあるのではないことをディッチング・ポイントは教えてくれる。「流行を避けることは、流行に迎合するのと同じくらい弱いことである」(ジャン・ド・ラ・ブリュイエール『人さまざま』)。 〈了〉 参考文献 マルコム・グラッドウェル、『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則』、高橋啓訳、ソフトバンク文庫、2007年 Malcolm Gladwell, The Tipping Point How Little Things Can Make a Big Difference, Little Brown Co, 2000 WOWOW、『東京ディスコ伝説』、2008年 http //www.wowow.co.jp/documentary/disco/ asahi.com http //www.asahi.com/ MSN産経ニュース http //sankei.jp.msn.com/ アメーバニュース http //news.ameba.jp/ Hush Puppies http //www.hushpuppies.com/en-US/Default.aspx Wolverine World Wide http //www.wolverineworldwide.com/default.asp