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真珠湾攻撃(しんじゅわんこうげき、Attack on Pearl Harbor、日本時間1941年12月8日未明、ハワイ時間12月7日)は、休日である日曜日を狙ってハワイオアフ島真珠湾 Pearl Harbor を「真珠湾」と訳すことには異論もある。詳細は真珠湾を参照。にあったアメリカ海軍の太平洋艦隊と基地に対して、日本海軍が行った航空攻撃である。 当時の日本側呼称はハワイ海戦(布哇海戦)。太平洋戦争(大東亜戦争)緒戦の南方作戦の一環として計画された作戦であり、戦闘の結果、アメリカ太平洋艦隊の戦艦部隊は戦闘能力を喪失した。世界史的には、この攻撃によって第二次世界大戦はヨーロッパ・北アフリカのみならずアジア・太平洋を含む地球規模の戦争へと拡大した。 背景 作戦構想 オアフ島真珠湾のアメリカ海軍基地は1908年に設置され、以来日本海軍にとって脅威となっていた。真珠湾の海軍基地はオアフ島要塞と呼ばれた要塞群で守られており、中には戦艦と撃ち合える40センチ砲も設置されていた。上陸可能な死角も存在しなかったため、艦砲射撃や上陸作戦には成功の見込みはなかった。日本軍は工事労働者に変装したスパイを多数送り込み、要塞の詳細を把握していたと言われる。 日本海軍は対米戦争の基本戦略として漸減邀撃作戦を有していた。これは真珠湾から日本へ向けて侵攻してくるアメリカ艦隊の戦力を、潜水艦と航空機を用いて漸減させ、日本近海において艦隊決戦を行うというものであった。だが1939年に連合艦隊司令長官に就任した山本五十六は異なる構想を持っていた。1941年1月、山本は第11航空艦隊参謀長であった大西瀧治郎少将に対して「真珠湾を航空攻撃できないか」と航空攻撃計画の作戦立案を依頼した。 当時数少ない海軍将官きっての航空通の1人であった大西は、ある程度骨子を作った後、2月に第1航空戦隊の参謀であった源田実中佐に山本の意向を伝えた。源田は1週間後、オール爆撃案と、雷爆撃併用案の2つの案を作り大西に示した。真珠湾への航空攻撃の成否を左右するのは雷撃が可能かどうかであった。真珠湾の平均水深は12メートルである。当時の航空魚雷は攻撃機が投下し着水した後、平均数10メートル以上沈んでから航走しつつ調停深度まで浮上してくるものであった。これでは投下した魚雷はことごとく真珠湾の海底に突き刺さってしまう。 結局大西と源田は当時海軍が保有していた正規空母4隻と軽空母「龍驤」を主力とした部隊を用いて、雷撃は諦めて攻撃隊は全て爆装とした上で、水平爆撃と急降下爆撃を行うという案を山本に提出した。水平爆撃に関しては当時既に長門型戦艦の主砲弾を改造した800キロ徹甲爆弾が完成しており、命中率は低いものの敵戦艦の撃沈は物理的に可能であったからである。これに対して山本は不満を表して「雷撃ができないのなら真珠湾攻撃は諦める」とまで言ったといわれる。そこで大西は雷撃に関しては攻撃前までに攻撃法を研究開発することにして、雷爆撃併用に案を改めた上で山本の了解を取り、海軍軍令部第一課の福留繁中将に作戦準備を依頼した。 実施許可 1941年9月、アメリカやイギリスとの関係悪化を受け、日本軍は南方作戦を具体化させていった。作戦目標は蘭印(オランダ領東インド)の石油資源の獲得であるが、制海権確保のためにアメリカ太平洋艦隊の戦力を減殺する必要があるとされた。だがこれを実現するための山本の真珠湾航空奇襲案に対して軍令部は大反対した。この案では日本海軍の持つ正規空母の全てをハワイ作戦に投入するため、南方作戦への航空支援が手薄になる上に、万が一作戦が失敗したときには、最悪日本は虎の子の正規空母4隻を全て失い、制空権、制海権を完全に失うこととなりかねないからである。軍令部において9月に行われた兵棋演習では、敵戦艦5隻、空母2隻の撃沈破と引換えに味方正規空母4隻中3隻沈没、1隻大破で機動部隊全滅という結果に終わり、軍令部の危惧を裏付ける結果となった。 あくまで正規空母全艦投入を求める連合艦隊司令部と、軍令部の対立は日を追って激しくなり、終には作戦そのものが中止になりかねない雰囲気になりかけたが、正規空母「翔鶴」、「瑞鶴」が秋口に相次いで竣工した上、雷撃に目処が立ったことで、連合艦隊司令部が最後の賭けに出た。連合艦隊参謀黒島亀人大佐が「この作戦が認められなければ、山本長官は連合艦隊司令長官を辞職すると仰っている」と軍令部次長伊藤整一中将に言い放ち、これに驚いた軍令部総長永野修身大将は渋々作戦実施を認めた。 奇襲訓練 真珠湾航空奇襲の訓練は鹿児島県の鹿児島湾(錦江湾)を中心に、鴨池、鹿屋、笠之原、出水、串木野、加世田、知覧、指宿、垂水、郡山、七尾島、志布志湾の各地で行われた。技術的な課題は、第1に水深12メートルという浅瀬でどうやって魚雷攻撃を行うか、第2に戦艦の装甲をどうやって貫通させるか、の2点であった。 第1の点に対しては、タラント空襲を参考に着水時の走行安定性を飛躍的に高めた愛甲魚雷を航空技術廠が苦心の末に改良し、ジャイロを用いて空中姿勢を安定させて沈度を大幅に抑えることに成功したことと、鴨池航空隊による超低空飛行訓練により、最低60メートルの水深が必要だったものを10メートル以下に引き下げることに成功した実際の攻撃では投下された魚雷40本のうち、射点沈下が認められたのは1本のみであった。。第2の点に対しては、戦艦の装甲を貫徹するために水平爆撃で攻撃機の高度により運動量をまかなう実験が鹿屋、笠之原で実施され、模擬装甲にはアメリカのベスレヘム・スチール社、ドイツのクルップ社、安来などの鋼板を用い、貫通するための運動量の計測などが行われた。 航空攻撃と併用して、5隻の特殊潜航艇(甲標的)による魚雷攻撃も立案された。特殊潜航艇による真珠湾侵入は生還を期しがたい決死の作戦となるため、岩佐直治大尉ら10名の特別攻撃隊が選抜された。 鹿児島県での訓練を終えた艦隊は大分県の佐伯湾に集結し、最終演習の後、11月18日に択捉島の単冠湾へと向かった真珠湾攻撃 - 西日本新聞。 経過 ニイタカヤマノボレ thumb|240px|米戦艦[[オクラホマ (戦艦)|オクラホマに魚雷命中の瞬間]] Rright|thumb|240px|[[ショー (DD-373)の爆発炎上]] 1941年11月1日、東條英機内閣は大本営政府連絡会議において帝国国策遂行要領を決定し、要領は11月5日の御前会議で承認された。以降陸海軍は12月8日を開戦予定日として真珠湾攻撃を含む対米英蘭戦争の準備を本格化した。南雲忠一中将指揮下の旗艦「赤城」および「加賀」「蒼龍」「飛龍」「翔鶴」「瑞鶴」を基幹とする日本海軍空母機動部隊は11月22日に択捉島の単冠湾に集結、11月26日ハワイへ向けて出港した。12月1日、御前会議で対米宣戦布告は真珠湾攻撃の30分以上前に行うべきことが決定された。 12月2日、大本営より機動部隊に対して「ニイタカヤマノボレ一二〇八」の暗号電文が発信された。ニイタカヤマ(新高山)は当時日本領であった台湾の山の名(現・玉山)で当時の日本の最高峰、一二〇八とは12月8日のことで、「12月8日午前零時を期して戦闘行動を開始せよ」の意の符丁であったちなみに、戦争回避で攻撃中止の場合の電文は「ツクバヤマハレ」であった。。 12月7日、伊号潜水艦隊から特殊潜航艇が発進した。12月8日午前1時30分(日本時間)ハワイ近海に接近した日本海軍機動部隊から、第一波空中攻撃隊として艦戦43機、艦爆51機、艦攻89機、計183機が発進。午前2時45分第二波空中攻撃隊として艦戦36機、艦爆81機、艦攻54機、計171機が発進した。このとき陸軍はマレー半島コタ・バルで奇襲上陸作戦を行っていた。真珠湾とマレーで一方が先行すれば他方の奇襲が成り立たなくなる。しかし源田の案により、暗闇での発艦を回避するため、攻撃隊の発進は当初の予定より2時間遅れとなった。この決定を軍令部が把握した時には命令変更の時間がなかったため、三代辰吉中佐がコタバル攻撃部隊へ伝達しないことにした。これにより、真珠湾攻撃はコタバルの2時間遅れとなったトーランド(1970) 2巻 「一部 開戦の聖断は下る 5 敵艦真珠湾ニ在リ」 p.67。 トラ・トラ・トラ ハワイは現地時間12月7日日曜日の朝だった。7時10分(日本時間午前2時40分)、アメリカ海軍の駆逐艦DD-139「ワード(ウォード)」がアメリカ領海内において国籍不明の潜水艦を発見し、砲撃によりこれを撃沈した(ワード号事件)。これは日本軍の特殊潜航艇であった。ワード号は直後に「未識別の潜水艦」を撃沈した旨を太平洋艦隊司令部へ打電したが、ハワイ周辺海域では漁船などに対する誤射がしばしばあったことからその重要性は認識されず、アメリカ軍は奇襲を事前に察知する機会を逸した。 7時49分(同3時19分)、第一波空中攻撃隊は真珠湾上空に到達し、攻撃隊総指揮官の淵田美津雄海軍中佐が各機に対して「全軍突撃」(ト・ト・ト・・・のト連送)を下命した。7時53分(同3時23分)、淵田は旗艦赤城に対して「トラ・トラ・トラ」を打電した。これは「ワレ奇襲ニ成功セリ」を意味する符丁である。7時55分(同3時25分)翔鶴飛行隊長の高橋赫一海軍少佐が指揮する急降下爆撃隊がフォード島への爆撃を開始した。 7時58分(同3時28分)、アメリカ海軍の航空隊が「真珠湾は攻撃された。これは演習ではない」と警報を発した。戦艦「アリゾナ」では7時55分頃に空襲警報が発令された。8時過ぎ、加賀飛行隊の九七式艦上攻撃機が投下した800キロ爆弾が四番砲塔側面に命中。次いで8時6分、一番砲塔と二番砲塔間の右舷に爆弾が命中した。8時10分、アリゾナの前部火薬庫は大爆発を起こし、艦は1,177名の将兵と共に大破沈没した。戦艦「オクラホマ」にも攻撃が集中した。オクラホマは転覆沈没し将兵415名が死亡または行方不明となった。 第二波攻撃 米国東部時間午後2時20分(ハワイ時間午前8時50分)野村吉三郎駐米大使と来栖三郎特命大使が、コーデル・ハル国務長官に日米交渉打ち切りの最後通牒を手交した。この文書は攻撃開始前に米国政府へ手交する予定であったのだが、ワシントン駐在日本大使館で準備に手間取り、攻撃開始の後となった。宣戦布告が奇襲攻撃の後となったことで、騙まし討ちとして宣伝材料に利用されることになる。 ハワイ時間午前8時54分(日本時間4時24分)、第二波空中攻撃隊が「全軍突撃」を下命した。第二波攻撃隊は小型艦艇や港湾設備、航空基地、既に座礁していた戦艦「ネバダ」への攻撃を行った。 5隻の特殊潜航艇による攻撃は、4隻が撃沈され、1隻が座礁・拿捕されたため成功しなかった。日本では、撃沈された4隻の乗組員8名と、拿捕された艇で戦死した1名を加えた9名が「九軍神」として宣伝された。拿捕された艇の艇長で捕虜となった酒巻和男海軍少尉は「軍神」から外され、捕虜となったことは公表されなかった。 帰投 日本時間午前8時30分頃、空中攻撃隊は順次母艦へ帰投した。午前9時頃、日本海軍空母機動部隊は北北西に変針し日本への帰路についた。このとき港湾施設を徹底的に破壊するために第三次攻撃を行う可能性もあったが、三川軍一中将のみが意見具申を行い、山口多聞少将は催促に留まった第三次攻撃を行うべきであったと論じられることがあるが、当時、石油地下備蓄技術が導入されつつあったことから、日本海軍側でも「先進国のアメリカは石油地下備蓄技術を導入しているはずだ、タンクはハリボテだろう」と考えられており、攻撃実施に積極的な意見は少なかった。。12月16日、第二航空戦隊司令山口多聞少将の指揮下、「飛龍」「蒼龍」と護衛の「利根」「筑摩」及び駆逐艦「谷風」「浦風」がウェーク島攻略支援に向かった(ウェーク島の戦い)。12月23日、機動部隊は瀬戸内海に位置する柱島泊地に帰還し、作戦は終了した。 影響 第二次世界大戦の拡大 日本軍の奇襲作戦は成功し、アメリカ軍の戦艦8隻を撃沈または損傷により行動不能とする大戦果をあげた。アメリカ太平洋艦隊の戦力低下により、日本軍は西太平洋海域の制海権を確保し、これにより南方作戦を成功裏に終えた。真珠湾攻撃の前にマレー半島での上陸作戦(マレー作戦)が開始されているが、真珠湾攻撃によって日本とアメリカとの戦争は始まったと言って良い。真珠湾攻撃の翌日、フランクリン・ルーズベルト大統領の要請により、アメリカ合衆国議会は日本に対して宣戦布告した。 12月10日、アドルフ・ヒトラーは軍部の反対を押し切ってアメリカへ宣戦布告し、第二次世界大戦はヨーロッパ・北アフリカのみならずアジア・太平洋を含む地球規模の戦争へと拡大した。当時モンロー主義を色濃く残していたアメリカは、ヨーロッパでの戦争にも日中戦争にも介入には消極的であり、連合国に対する支援はレンドリース法による武器援助に止まっていたが、真珠湾攻撃を受けてアメリカの世論は一気に参戦へと傾いた。さらに、日本による宣戦布告の遅れにより、真珠湾攻撃が「卑劣な騙まし討ち」として宣伝されることとなったことも世論に影響した。イギリス首相ウィンストン・チャーチルは、真珠湾攻撃のニュースを聞いて戦争の勝利を確信したと回想している。 航空主兵への転換 当時、航空機による戦艦など主力艦の撃沈は不可能であるという考えが主流であったが、空母艦載機の集中使用による大規模空襲はその神話を打ち砕いた。この後12月10日にマレー沖海戦で航行中のイギリス戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と「レパルス」が航空攻撃のみで撃沈されたことにより、それまで海戦において補助的な位置付けにあった航空機が主役として注目されると同時に、いかなる艦船でも航空機によって撃沈されうることが浮き彫りとなった。こうして大艦巨砲主義時代は終焉を迎え、時代は航空主兵時代へと移るのである。 アメリカ本土攻撃の恐怖 真珠湾攻撃以降の日本海軍による開戦当初の進撃と、連合軍の度重なる敗退を受けて、日本軍によるアメリカ本土空襲およびアメリカ本土への侵攻計画は可能性が高いと考えられるようになった。ルーズベルト大統領は日本軍の上陸を危惧し、陸軍上層部に上陸時での阻止を打診するものの、陸軍上層部は「大規模な日本軍の上陸は避けられない」として日本軍を上陸後ロッキー山脈で、もしそれに失敗した場合は中西部のシカゴで阻止することを検討した。実際に1942年に入り、日本海軍の潜水艦によるカリフォルニア州などへの砲撃や、潜水艦の搭載機によるアメリカ本土空襲が数度に渡り行われた。また戦争開始後数週間の間、アメリカ西海岸では日本軍の上陸を伝える誤報が陸軍当局にたびたび報告された。 アメリカ軍の再建 アメリカ軍の受けた被害は、戦艦などの艦船と飛行場などに集中し、人的被害は小さかった。艦船の乗組員の多くは上陸していたためである。乗艦を失った乗組員の多くは、新たに建造された空母へと配置転換され、むしろアメリカ海軍の航空主兵への転換を手助けしたともいえる。追加的な攻撃もなされなかったため、乾ドックなど港湾施設の損害も少なかった。これは沈んだ戦艦の再生など被害からの復旧の助けとなった。 沈んだ戦艦8隻のうち6隻は後に引き揚げられ復帰しており、最終的にアメリカ軍が失った戦艦は2隻であった。大東亜戦争中この時以外でアメリカ戦艦の喪失はない。主力空母は真珠湾外で輸送などの任務に従事していたため無傷であり、その後の作戦において大きな力を発揮した。当初からアメリカの国力差から、日本軍は短期決戦を想定していたが、攻撃目標に含まれていた主力空母を撃沈できなかった事は、緒戦でアメリカ軍が持ちこたえる原動力となり、日本軍の短期決戦戦略が頓挫する一因となった。 参加兵力 日本海軍 第一航空艦隊 - 司令長官:南雲忠一中将、参謀長:草鹿龍之介少将 第一航空戦隊 - 南雲長官直率、空母「赤城」「加賀」 第二航空戦隊 - 司令官:山口多聞少将、空母「蒼龍」「飛龍」 第五航空戦隊 - 司令官:原忠一少将、空母「瑞鶴」「翔鶴」 艦載航空機350機(零式艦上戦闘機78機、九九式艦上爆撃機129機、九七式艦上攻撃機143機) 第三戦隊 - 司令官:三川軍一中将、戦艦「比叡」「霧島」 第八戦隊 - 重巡洋艦「利根」「筑摩」 第一水雷戦隊 - 司令官:大森仙太郎少将、軽巡洋艦「阿武隈」 第一七駆逐隊 - 駆逐艦「谷風」「浦風」「浜風」「磯風」 第一八駆逐隊 - 駆逐艦「陽炎」「不知火」「秋雲」「霞」「霰」 第二潜水隊 - 司令:今和泉喜次郎大佐、潜水艦「伊19」「伊21」「伊23」 第一補給隊 - 司令:大藤正直大佐、油槽船「極東丸」「健洋丸」「国洋丸」「神国丸」 第二補給隊 - 油槽船「東邦丸」「東栄丸」「日本丸」 特殊潜航艇5隻(甲標的5隻)他 アメリカ海軍 太平洋艦隊 - 司令長官:ハズバンド・キンメル大将 戦艦8隻(「カリフォルニア」「メリーランド」「テネシー」「アリゾナ」「オクラホマ」「ウエストバージニア」「ペンシルベニア」「ネバダ」) 重巡2隻(「ニューオーリンズ」「サンフランシスコ」) 軽巡6隻(「デトロイト」「ホノルル」「セントルイス」「ヘレナ」「ローリー」「フェニックス」) 駆逐艦30隻 その他48隻 カタリナ哨戒機14機 基地航空機399機 損害 日本海軍 空襲部隊:未帰還機29機、損傷74機、戦死55 特別攻撃隊:甲標的 未帰還5隻、戦死9(岩佐直治大尉階級は作戦時のものであり特進前。など)、捕虜1(酒巻和男少尉) アメリカ海軍 戦艦 ネバダ:被雷1、被弾5、至近弾2。擱座。1942年4月22日サルベージ作業終了。1942年12月修理改造終了。 オクラホマ:被雷5。転覆、沈没。1943年浮揚、1944年除籍。1947年サンフランシスコへ移送中沈没。 ペンシルベニア:ドック内で被弾1。修理の際にオクラホマとアリゾナから取り外した主砲を搭載し、1942年3月艦隊に復帰。 アリゾナ:被雷1、被弾8。800kg爆弾の命中による弾薬庫(火薬庫)の爆発で艦体切断・沈没。サルベージ中止。引き上げ可能な装備を引き上げの後、除籍。その後1962年以来記念艦として在籍し現在に至る。 テネシー:被弾2(不発弾1)。損害は軽微だったが、修理と同時に大改装を施して艦隊復帰。 カリフォルニア:被雷2、被弾1、至近弾1。着底。1942年3月浮揚、1944年5月修理・大改装終了。 メリーランド:被弾2。1941年12月21日、応急修理終了。本格修理の後1942年2月艦隊に復帰。 ウエストバージニア:被雷7、被弾2(不発弾)。着底。1942年5月サルベージ作業終了。修理・大改装を実施し1944年7月に艦隊復帰。 駆逐艦 カッシン ダウンズ 標的艦 ユタ:被雷2。沈没 宣戦布告遅延問題 真珠湾攻撃が宣戦布告を伴わない奇襲攻撃という認識が現在でも一般的であるが、外務省がパープル暗号で送った命令書(当時すでにアメリカ側に解読され大統領、国務長官は内容を把握していた)では当初は攻撃開始30分前の宣戦布告を予定していた。しかし、東京から宣戦布告を告げる内容の電文が送信された際、日本大使館員全員が宿直も置かず、大使館を空にして同僚の送別会を行っていた事(現在の歴史書ではこの部分が強調されることが多い)、新庄健吉の葬儀へ来栖三郎特命全権大使、野村吉三郎大使が参列した事など、諸事情によりワシントンの日本大使館一等書記官奥村勝蔵の英訳親書のタイプが大幅に遅れ、攻撃開始時刻に宣戦布告が間に合わなかった。 この件については、誰も処分されておらず、外務省はこの遅延に対し調査委員会を設立し調査を行ったが、調査結果は長らく公表されなかった。1994年11月20日、外務省は当時の調査委員会による調査記録「昭和16年12月7日対米覚書伝達遅延事情に関する記録」を公開し、公式見解として、大使館書記官の不手際により、宣戦布告が遅れたことを認めた。現在、この資料は外交史料館報 第8号で閲覧可能である。 また、調査委員会設置以来、奥村の上司である館務総括参事官の井口貞夫の責任を問う説が存在するが、これに対して井口は生前「自分の管掌事務ではなく承知していなかった」と主張し、息子にあたる井口武夫元ニュージーランド大使も外務省本省が負うべき落度を現地大使館に責任転嫁しているとして奥村書記官を含めて大使館側に失態はなかったと主張している。 ただし留意しなければならないのは、宣戦布告が攻撃直前に行われた場合は同じように国際条約の違反になることである。 陰謀論 詳細は[[ en Pearl Harbor advance-knowledge debate]]、真珠湾攻撃陰謀説を参照。 「アメリカは事前に察知していた」との主張 「アメリカは真珠湾攻撃を事前に察知していた」という噂は既に戦時中からあった。主張によれば、アメリカ合衆国政府ないしはルーズベルト大統領は真珠湾攻撃を事前に察知したのだが、暗号を解読している事実を日本に知らせないためには、事前に真珠湾に警戒態勢をとらせることはできなかったのだという。 さらには、そのまま攻撃させたほうが政治的に有利であるため、あえて見過ごしたのだとする主張もある。こうした陰謀論でよく語られる「根拠」として、当時日本の外交暗号はほぼ解読されていたこと、民主党のルーズベルトが対独開戦を指向していたにもかかわらず共和党を中心とした反戦世論により妨げられていたが、真珠湾攻撃を受けたことにより実現したことなどがある。 否定説 現時点で傍受を証明する資料は存在しない。当時の軍事的常識からすれば、日本の戦争目的は石油・ゴムなどの南方資源を確保することにあり、アメリカ軍は日本軍がフィリピンに攻め寄せると考えており、ハワイが攻撃対象となるとは考えていなかった。日本海軍は囮の艦船を派遣して偽装通信を頻繁に行い、艦隊が南方に向かっているように装っていた。また、艦隊決戦が主流であった時代であって、航空機による海戦はあまり考慮されていなかった。真珠湾内での魚雷攻撃は、浅瀬のため技術上きわめて困難であるとも考えられていた。また日本の用いていた暗号のうち海軍暗号は1941年12月の段階では解読されていなかった。 また、真珠湾攻撃は海軍により徹底的に秘匿が図られ、日本の外務省すら内容を知らされておらず、解読済みの外務省暗号では開戦日時や攻撃場所はそれを察知できなかった。しかも真珠湾攻撃に向かう艦船はすべて厳密な無電封止(無線通信の禁止)を行っており、モールス打鍵器にロックが掛けられていたとの証言もある。更に呉・柱島泊地からは機動艦隊発に見せかけた偽のモールス信号が大量に発信されていたため実際に機動部隊に乗務していた電信員が引き抜かれ、打鍵時の癖まで機動部隊のそれと同じであった。、11月25日時点でアメリカ海軍情報部は、艦隊は呉~鹿児島南部のあたりにいると予想していた佐藤大輔 『真珠湾の暁』、徳間書店、徳間文庫、2002年11月15日、ISBN 4-19-891792-0 --参考文献。。 さらに、仮に無線を傍受していたとしても、作戦概要は本土から空母「赤城」の金庫に保管されており、出撃命令も1941年11月20日に軍令部第一部長、福留繁少将から手交によって行われているので『戦史叢書 10 ハワイ作戦』--参考文献、無線の内容で攻撃目標が真珠湾である事や、作戦概要を知る事は不可能であった。 肯定説 当時のアメリカ国務長官ハルの回顧には、1941年1月27日に東京のグルー大使から、「日本の軍部は日米間に事が起こった場合には真珠湾を奇襲する準備をしている」という情報を受けたため、陸、海両省に報告したという記述があるコーデル・ハル 『ハル回顧録』、中央公論新社、2001年10月15日、ISBN 4-12-203920-7 --参考文献。グルー自身も信憑性が高い情報とは思っていなかったようだが、米政府が、事前に、真珠湾攻撃の可能性ありという報告を駐日大使から受けていたのは事実である但し、1941年1月の段階では真珠湾攻撃は山本五十六大将の私案であった。グルー自身は、1941年1月27日の日記において「対米開戦時には、日本は真珠湾に集中的に奇襲攻撃をかけるという計画が進行中であると噂になっていたので、政府に報告した」Joseph C. Grew 『Ten Years In Japan』P318, Hesperides 2006年11月12日 --参考文献。と記述している。 情報の自由法により公開された米軍機密資料および公文書館資料を活用して詳細な調査を行ったロバート・スティネットは次のような主張をしているTemplate cite book?原著Day of Decent,Robert B. Stinnett,Chandler Crawford Agency Inc.(2000)。 FBIの記録によると、「五数字暗号」とアメリカ側で呼ばれていた日本海軍暗号について、1940年10月には解読に成功していた。これは暗号解読方法説明資料「RIP73」、「RIP80」としてまとめられた。(但し、添付資料の傍受日付は1941年11月18日だが、解読日付は戦後の1946年4月26日である事が、左近允尚敏により指摘されており秦郁彦 『検証・真珠湾の謎と真実』、PHP研究所、2001年8月1日、ISBN 4-569-61586-4 --参考文献。、解読が成功したかについては疑問がある。) 「RIP73」、「RIP80」は、アメリカ軍の諜報無線局であるハワイのHYPO、フィリピンのCASTおよびイギリスに提供され、日本海軍無線の暗号解読が可能な状態であった。(上記の理由により、1941年10月時点での海軍暗号解読には疑問がある。) 国防総省は上記暗号解読方法説明資料の配達記録の開示を拒んでいるが、配達の事実を公文書から確認できた。(国立第二公文書館資料) シアトルの諜報無線局SAILが東京-ワシントン間の無線通信を集中的に傍受したところ、ほとんどがパープル暗号を用いたものであり、ワシントンの陸海軍暗号解読班により、数時間で解読翻訳されていた。<解読させる事には意図が働く場合がある。> フィリピンのCASTの暗号分析班は、1941年11月30日に日本軍が実施した呼出符号変更を解析して、ハワイに向かう日本機動部隊のほとんどの艦船を特定していた。(ハワイに向う指令は、無線では行われておらず、呼出符号変更の解析でハワイに向かう日本機動部隊の艦船の特定は不可能である事が、秦郁彦らに指摘されている秦郁彦 『検証・真珠湾の謎と真実』、PHP研究所、2001年8月1日、ISBN 4-569-61586-4 --参考文献。。) 無線方位測定機による日本機動部隊に関する位置情報は、すべて大統領にも提供されていた。(国立第二公文書館資料)(軍令部が船橋から発信した「A情報」を、機動部隊発信の無線と誤認した可能性を、今野勉により指摘されている秦郁彦 『検証・真珠湾の謎と真実』、PHP研究所、2001年8月1日、ISBN 4-569-61586-4 --参考文献。。) サンフランシスコ第12海軍区は1941年11月30日から12月3日の間、日本の艦隊がハワイ北方海域を北緯43度から38度まで航行するのを補足していた。(コールサインから、商船「竜田丸」の交信を誤認した可能性を今野勉により指摘されている秦郁彦 『検証・真珠湾の謎と真実』、PHP研究所、2001年8月1日、ISBN 4-569-61586-4 --参考文献。。) 真珠湾攻撃前に日本機動部隊は無線封鎖を実施したとアメリカ側日本側ともに主張するが、アメリカ軍の傍受記録からは、日本機動部隊が無線封鎖を無視して頻繁に通信していたことを立証できる。(その時期、日本海軍は大規模な偽電工作を行っており、それに引っ掛かった可能性を、秦郁彦らに指摘されている秦郁彦 『検証・真珠湾の謎と真実』、PHP研究所、2001年8月1日、ISBN 4-569-61586-4 --参考文献。。) (マッカラム覚書の)アーサー・マッカラム少佐は、「ハワイで傍受された報告は断片的であった」と主張しているが、ハワイの無線通信解析主任は、当時「毎日1000通以上の日本海軍無線を傍受しており、我々の報告は断片的ではなかった」と反論している。(上記同様に、偽電工作による偽電文を傍受した可能性が高い秦郁彦 『検証・真珠湾の謎と真実』、PHP研究所、2001年8月1日、ISBN 4-569-61586-4 --参考文献。。) 海軍作戦部次長ロイヤル・インガソル少将の決定により、ハワイのキンメル提督は、解読電報の報告先から除外されていた。 1979年のカーター政権下で公開された傍受電報に関する文章は全体のごく一部に過ぎず、国家安全保障局により、出所がすべて伏せられている。 国家安全保障局が情報開示を拒んできたことについて、その職員は「それは公共の利益のためである。この問題は公に討論すべきことではない。政府の立場を弁明すること自体が、政府が守らねばならない秘密の一部となっている場合、政府の立場を明らかにすることはできない」と語った。 日本無線傍受電報の原本記録はすべて機密暗号グループに分類され、現在でもほとんど公開されていない。 誘い出したとの主張 アメリカ合衆国政府ないしはルーズベルト大統領が真珠湾攻撃を事前に察知していたと論ずる者の中には、さらに一歩論を進めて、アメリカが、わざと日本の攻撃を誘い出したという説を唱える論者もいる。また軍事的政治的な理由として、日本が先制攻撃を行う事以外に、アメリカが対日戦争を引き起こす手立てがない。 否定説 アメリカが日本を誘い出したという説を唱える者の中には、時代遅れになった戦艦を生け贄としてあえて真珠湾に停泊させ、空母を出港させて温存したのがその証拠だと主張するものもある。しかし戦艦が時代遅れになり、空母が主役になったのは、この真珠湾攻撃がきっかけになったのであり、原因と結果を取り違えた主張であると言わざるを得ない。真珠湾奇襲は大艦巨砲主義時代を終焉させ、航空主兵時代へ移行するという、軍的な一大転換をもたらした大事件であり、陰謀論が正しかったとすれば、アメリカはこの軍事的な一大転換すら事前察知していた事になる。また、出港した空母が南雲機動艦隊と遭遇しなかった事は偶然の結果であり、常識的に考えれば出港した艦のほうが湾内に停泊した艦よりも状態としては危険だったはずである。なお、これはロバート・スティネットの主張したマッカラム覚書とは矛盾する。(後述F 項) ロバート・スティネットの著書『真珠湾の真実』で参照される資料数は膨大で全容は掴みづらく、秦郁彦ら歴史研究者が日本側の資料と照合した結果では、事実関係の誤りや日付の誤認、牽強付会の解釈が多数あると指摘されている(『検証・真珠湾の謎と真実』 秦郁彦他著)。 肯定説 軍事的政治的な理由として、日本が先制攻撃を行う事以外に、アメリカが対日戦争を引き起こす手立てがない。 当初、本営の対米作戦にはマレー沖で米艦隊を迎え撃つ作戦が用意されていたが、国内である海軍将官により 熱烈な真珠湾攻撃への押しが数年続き、アメリカに絶対に勝てないという意図の下、戦火が開かれた。 また日本は、対アメリカへの国力差を当然常識的に認識しており戦争反対論と対話外交が主流派だった。 誘い出したという説の根拠として、チャールズ・ビアードらは陸軍長官スティムソンの日記を挙げている。日記では11月25日のホワイトハウスでのルーズベルトの発言として、「攻撃を受けるかもしれない」、「いかにして彼らに最初の一発を撃たせるかが問題なのである。これはむずかしい話だ。」とある。『大日本帝国の興亡』の著者ジョン・トーランドはこれに対して、日記やスティムソンの後の発言からはこの説が正しいように見える。しかし、11月下旬に行われた大統領と顧問による討議録から、攻撃の可能性を信じていたのはアメリカ領以外のシンガポール・タイ・他の東南アジア地域であることがわかるとしている。また、ルーズベルトが「むずかしい話」と言ったのは、アメリカ以外への攻撃をアメリカへの攻撃だと強弁するのがむずかしいからであるとしている。日本に警告を送るなどの方法で、これが可能になることをトーランドは指摘している。後に、トーランドは新事実を基にして事前察知説に転向し、『真珠湾攻撃』(文藝春秋刊)を著している。主張の一つとして、南雲艦隊の無線封止は真珠湾攻撃を英雄視する日本人による美化であるというものがある。トーランド(1970) 巻数、頁番号はハヤカワ文庫版によるスティムソンの日記は 1巻 「五部 運命のハルノート 3 アメリカの暫定協定」 275頁ビアードらの仮説、トーランドの仮説(ビアードらへの反論)は 1巻 現注5部の5 350頁 トーランドはこの反論が証拠のない仮説であると認めつつも、ルーズベルトが誤ったとするよりは論理的・公平であると判断しているトーランドによる事前察知説は 5巻 徳岡孝夫による「解説」 349頁。 ロバート・スティネットの著書は『真珠湾の真実』として日本語訳が出版されている。『真珠湾の真実』で語られたマッカラム覚書(英語)を参照されたい。マッカラム覚書は日本帝国の強みと弱み、アメリカ合衆国の第二次世界大戦における立場国民には孤立主義が念頭していた時候であった。そのため、当時は欧州戦線とは距離をおいていた。また、戦況としてはドイツがイギリスより優位であり、イギリスはアメリカの支援を望んだが、国民は干渉を望まなかった。詳しくは第二次世界大戦の1940頃の項目を参照。と今後の展望を述べたもので、最後にA-H項からなる日本を追いつめるであろう項目が進言されている。マッカラムの人物像としては日本語に堪能かつ日本で育った人物であり、軍のなかではとりわけ日本の情勢と国民に詳しかったという。同書論調の最たる根拠としてはこれが真珠湾攻撃以前に用意された文書であること、この書簡が大統領側近に回されたこと、公開された資料からは大統領自身の指紋を著者が確認したことなど。またその項目は後に実行された現実の合衆国政策と符合ないし類似したことなど。また、同項はABCD包囲網とほぼ同義である。 マッカラム覚書F項は、当時、米艦隊の主力兵力は本土に配備されていたことを見ると、ハワイを増強して日本を挑発しようとする意図によるものであり、1940年の年次演習により米艦隊の主力兵力がはじめてハワイに集結したが、当初、演習終了後、艦隊主力をアメリカ西海岸に帰投させる計画であったものをサムナー・ウェルズ国務長官が計画修正して駐留させるよう圧力をかけたとロバート・スティネットは言う。 マッカラム覚書(Page4抜粋 一部邦訳) 9. It is not believed that in the present state of political opinion the United States government is capable of declaring war against Japan without more ado; and it is barely possible that vigorous action on our part might lead the Japanese to modify their attitude. Therefore, the following course of action is suggested A. Make an arrangement with Britain for the use of British bases in the Pacific, particularly Singapore. A. 英領シンガポール太平洋基地の間借りのための英国政府への手配。 B. Make an arrangement with Holland for the use of base facilities and acquisition of supplies in the Dutch East Indies. B. 蘭領東インド諸島基地の間借りのためのオランダ政府への手配。 C. Give all possible aid to the Chinese government of Chiang-Kai-Shek. C. 中国政府蒋介石への援助(日中戦争の真っただ中である) D. Send a division of long range heavy cruisers to the Orient, Philippines, or Singapore. D. 極東フィリピン・シンガポールへ、重巡洋艦で編成される分艦隊の長期的な派遣。 E. Send two divisions of submarines to the Orient. E. 極東への潜水艦で編成される二つの分艦隊の派遣。 F. Keep the main strength of the U.S. fleet now in the Pacific in the vicinity of the Hawaiian Islands. F. ハワイ諸島周辺の太平洋における合衆国主力艦隊の維持。 G. Insist that the Dutch refuse to grant Japanese demands for undue economic concessions, particularly oil. G. 日本が不当に要求する、経済的な権利・採掘権(特に原油)などの拒絶をオランダへ要請。 H. Completely embargo all U.S. trade with Japan, in collaboration with a similar embargo imposed by the British Empire. H. 日米間全ての通商における徹底した船舶抑留と、同様の船舶抑留を共同でイギリス帝国に要請する。 10. If by these means Japan could be led to commit an overt act of war, so much the better. At all events we must be fully prepared to accept the threat of war. 真珠湾攻撃を題材とした作品 映画 『ハワイ・マレー沖海戦』1942年日本 東宝 『太平洋の鷲』1953年日本 東宝 『ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐』1960年日本 東宝 『トラ・トラ・トラ!』1970年 日米合作 『連合艦隊』1981年日本 東宝 『パール・ハーバー』2001年アメリカ ブエナビスタ 監督:マイケル・ベイ 『ファイナル・カウントダウン』 アニメ 『桃太郎の海鷲』 音楽 Shing02『Pearl Harbor』 脚注 Template 脚注ヘルプ? 参考文献 Template 参照方法? 『戦史叢書 10 ハワイ作戦』, 防衛研修所戦史室, 朝雲新聞社, 1967年 斎藤充功 『昭和史発掘 開戦通告はなぜ遅れたか 』新潮新書 新潮社 ISBN 4106100762 トーランド, ジョン 『大日本帝国の興亡』1巻 暁のZ作戦、毎日新聞社訳、早川書房〈ハヤカワ文庫〉、1984年(原著1970年)。ISBN 4150501017。 トーランド, ジョン 『大日本帝国の興亡』2巻 昇る太陽、毎日新聞社訳、早川書房〈ハヤカワ文庫〉、1984年(原著1970年)。ISBN 4150501025。 トーランド, ジョン 『大日本帝国の興亡』5巻 平和への道、毎日新聞社訳、早川書房〈ハヤカワ文庫〉、1984年(原著1970年)。ISBN 415050105X。 関連項目 タラント空襲 ハル・ノート アメリカ本土空襲 ドーリットル空襲 ワシントン海軍軍縮条約 外部リンク Template Commons? Template Commonscat? 特殊潜航艇を撃沈した駆逐艦ワードの報告、1941年12月13日作成 真珠湾攻撃と日米開戦の真実 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年10月8日 (水) 01 36。
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617 :ひゅうが:2013/11/17(日) 21 54 51 559-564 の続きです。 ネタ―――大陸日本の日露戦争 その11 14、終結への道―ハバロフスク攻略、そして― 3月16日、マダガスカル沖に待機していたバルチック艦隊は、本国から出動しようとしていた第4太平洋艦隊が英国側の妨害以前にサボタージュによって反乱騒ぎが起こったという理由で合流できないことを知る。 同時に、ロシア帝国海軍はバルチック艦隊を急ぎウラジオストクへ廻航することを決定。 同時に、チタ方面に待機していた残存部隊、通称ボルガ軍団をもって全力をもってシベリア鉄道の維持とウラジオストクへの物資搬入を行うことを決定した。 日本側の警戒網を強行突破し、ウラジオ艦隊をもって180万近い大軍を投入していた日本側の補給線を寸断するためである。 このとき、ロシア本土では、首都ペテルブルグでもパンを求めたデモ行進の中で社会革命党によるテロが発生。 皇帝側による発砲という声が上がり宮殿へ人々が殺到する中で鎮圧のために警備部隊が発砲を余儀なくされた「血の日曜日事件」が発生。 日本よりも、戦争に乗じて利益を得ようとする人々――ことにフランス資本などにより富をなした人々や、社会革命党などのテロ集団――への怒りが高まりつつあった。 もともと戦争には批判的であったニコライ2世もアメリカの仲介での講和模索を積極的に支持するが、それでもなお戦争は継続すべきという軍首脳や政府財界の意見は一致していた。 しかし自らの意思を示すべくニコライ2世は自らペテルブルグ総主教のもとに出向き、戦争によって失われたロシア・日本双方の勇敢な将兵たちのために祈りをささげたという。 なお、この時の行動が、のちのロシア革命において皇帝一家への一定の同情と支持をつなぎとめる結果となる。 3月中に、満州のほぼ全土は無人の野をゆくがごとく日本軍の勢力下へ入ってゆく。 そして4月18日、哈爾浜会戦の傷を癒した日本陸軍第2軍集団と第4軍集団は、ついにアムール河を渡河。 わずか2万ほどの守備隊が駐留するハバロフスクへと殺到した。 牡丹江周辺で警戒を強めていたウラジオストク防衛軍は、これを受けて撤収を開始。 ウラジオストク前面に防衛陣地の構築を開始する。 ハバロフスクは、4月20日、独断で無防備都市宣言を発した。 守備隊は前面で防衛線を構築するも、わずか2日間で物資も兵士も足りないハバロフスク守備隊は壊滅。 4月25日、日本軍は無防備都市宣言を発したハバロフスクを占領。 ここにシベリア鉄度は寸断された。 ウラジオストクでは市民を動員して防衛戦の準備が整いつつあったものの、それでも根こそぎ動員して20万あまり。 日本側の5分の1ほどである。 襲い掛かられると勝利ができるかどうかは自明である。 ロシア側はハバロフスク奪還をめざし、チタから極東に残る最後の陸上兵力となるボルガ軍団を急派することを決定。 マラッカ海峡を通過したバルチック艦隊とあわせて攻撃を行う用意を急ピッチで開始した。 4月24日、英国側の妨害によってだいぶ遅れてバルチック艦隊はカムラン湾に入港。 しかし、戦後を見越したフランス側首脳陣の中でバルチック艦隊をどう扱うべきか意見が対立。 結局、5月6日に出港するまで簡単な整備しか行うことができなくなっていた。 この時点でバルチック艦隊の速度は大幅に低下していたものの、それでも10ノット台を維持していた。 618 :ひゅうが:2013/11/17(日) 21 55 21 今や、全世界の目はバルチック艦隊に集中していた。 この艦隊がウラジオストクに到達すれば、ロシア側の勝利の可能性はある。 悪くとも引き分けで戦争を終えることができるだろう。 日本海軍は、旅順湾口で機雷に接触して失われた戦艦1隻をアルゼンチンから購入した装甲巡洋艦2隻と新たに就役したばかりの戦艦1隻で埋め、戦艦12 装甲巡洋艦14 巡洋艦24に達している。 一方のバルチック艦隊は戦艦15 海防戦艦5 装甲巡洋艦5 巡洋艦7 ほか52隻を数えていた。 主力となる戦艦の数は互角。しかし日本側はウラジオ艦隊への対抗上巡洋艦のうち6隻ほどを警戒に回し、周辺海域にさらに10隻ほどを分散することになっていた。 双方の戦力は、完全に互角であった。 こうなると、バルチック艦隊がいかなる航路を通ってウラジオストクに向かうのかが問題となる。 対馬海峡か、津軽海峡か、宗谷海峡か。 もっとも通りやすいのは対馬海峡であろう。だが、焦りを深めるロシア側が日本本土沿岸への通商破壊と艦砲射撃を行い勝利宣言を行う可能性もある。 ならば、どこを通るのか? 5月10日、東郷平八郎司令長官は、海図の一点に指をさした。 同日、南シナ海を航行中の日本郵船所属の貨客船「ようめい丸」が北上するバルチック艦隊を確認した。 5月15日、香港からフランス船籍の石炭輸送船が出港。 その搭載量は日英の諜報機関と、フランス側の半ばオープンな姿勢によって即座に日本側に伝えられることになる。 5月20日、台湾海峡(バシー海峡)にバルチック艦隊出現。 フィリピンの住民たちは涙した。 「もはや、日本に勝利はできまい。いくら強力な大軍を持っていたとしても、あの大艦隊に勝とうなど――」 5月23日、石垣島の漁民たちが水平線上におびただしい数の黒煙を発見。 これをバルチック艦隊と判断し、宮古島まで配備されたばかりの動力付き漁船で急行しこれを東京に通報した。 そして―――5月26日深夜、海軍特設監視船「信濃丸」より緊急電が発せられた。 「発:特設監視船第8812号『信濃丸』 宛:連合艦隊(GF)司令部 本文: 203地点ニ敵艦隊見ユ。敵ハ、東水道ニ向カフモノノ如シ。 」 619 :ひゅうが:2013/11/17(日) 21 55 54 【あとがき】――というわけで投下しました。 ちょっと風呂でまったりしてきます。
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かんだる どうだっ!!これが先進技術実験室の出した答えだっ!! グラ・バルカス帝国軍先進技術実験室第1級技師。ナグアノの知人。 技術者らしく、外見は眼鏡をかけた優男に見える。 自分の能力に自信と誇りを持っているらしく、言葉は丁寧ながら、不遜な態度や発言が目立つ人物である。 日本が誘導弾を保有している可能性が高いとされたため、その対策として自ら欺瞞装置を開発。グラ・バルカス帝国連合艦隊第1先遣艦隊に装備し、自身もそれに同行する。 本人は自信満々であり、実際に彼の洞察は的を射ていたのだが、日本の技術はさらに先を行っていた。 日本の対艦誘導弾は赤外線画像誘導を採用しており、単純な熱源(フレア)や、アルミ片による欺瞞装置(チャフ)には、だまされなくなっていたのである。 初歩的なレーダー誘導や、熱源探知誘導以上のものを考え付くことは、彼には出来なかったのだ。(と言うより、誘導弾の謎を解いたと思い込んでしまい、それ以上の深読みをしなかったのかもしれない。) ゆえに彼の欺瞞装置は何の役にも立たず、91式空対艦誘導弾が次々と自軍の艦艇に命中。予想外の事態に呆然とする中、彼の乗っている旗艦「バルサ―」も直撃弾を受けて炎上。生死不明となる。 第1先遣艦隊も駆逐艦9隻を残し全滅する。 関連項目 人物|ミレケネス|ナグアノ ※既存のコメントに返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。 過去のコメント この男、「慢心すると、それ以上先へ進めなくなる」ケースの一つだったのだろうか? - 名無しさん (2020-07-07 11 20 35) まあ、「目標の形状を認識して、そこに突っ込む」 - 名無しさん (2020-07-08 21 01 18) 失礼、誤爆。そういう真似ができるとは、思いもしなかったんでしょうねえ。“充分に発達した科学は、魔法と区別がつかなくなる”の典型のようなものでしょうから - 名無しさん (2020-07-08 21 03 54) これ、赤外線画像誘導がなくなったasm-3だったら回避できたんだろうか……? - 名無しさん (2020-07-12 00 03 15) ASN-3 - 名無しさん (2020-07-12 18 06 09) 失礼。ASM-3のレーダー波長に対応した長さにカットしたチャフ雲で埋め尽くせば飽和するかもしれないけど。グ帝程度の電子戦技術で可能かというとね - 名無しさん (2020-07-12 18 08 22) 後パッシブ系も持ってるからレーダー切らないと結局突っ込んでくることには変わりがなかった - 名無しさん (2020-07-12 18 24 41) 魔法という未知の技術があるのに『対策は万全』と考える時点で - 読歩人 (2020-10-12 02 09 17) 誤送信。続き――駄目な技術者。問題は発生するもの、と考えるのが現場の基本的な考え。経験不足だったんだろう。 - 名無しさん (2020-10-12 02 11 29) 散々だった彼を一応、弁護するなら…別冊宝大陸あたりを不確かな情報源として対抗策を考えろというのは、SF小説をテキストにUFOと戦えと言ってるようなもんで、方向性だけでも合わせて来たのは大したもののはずなんですけどねえ。 - 名無しさん (2020-10-15 00 49 59) 実験段階はおろか構想すら怪しいレベルの兵器の対策を基本性能しか書いてない本だけを頼りに開発から配備まで短期間で行うって普通に考えて無理ゲー極まりないし彼十分優秀なんですけどね、、、、 - 名無しさん (2021-02-07 05 06 02) 事実その通りだし、そう評価されてもいたのだろう。しかし惜しむらくは、想像力が少し足りなかった。 - 名無しさん (2021-02-07 09 02 23) 赤外線イメージ誘導の93式ではなく、アクティブレーダー誘導の91式やハープーンならいくらかは防げたのかな - 名無しさん (2020-11-13 03 14 57) そればかりは、やってみないと判らないと言うしかありません。 - 名無しさん (2020-11-13 08 42 37) 「自分に考え出せるような妨害手段は、日本側も考えつくだろう。だとすれば、妨害された場合の対策も講じているだろう」と、なぜ気づかなかったんだ、こいつ。 - 名無しさん (2021-02-14 10 28 48) グ帝レベルの技術洞察でよくやったと言えるよ、そもそも妨害や対策は一度やられてから生まれるのであって日本が規格外だっただけ - 名無しさん (2021-02-14 12 43 26) 気付いたところでどうしようもなかったのは確かだけどな。ただ、気付いていたら、ああまで自信満々ではいられなかった - 名無しさん (2021-02-14 13 13 18) 真に有能な人間は、気づけることにはすべて気づくものだよ。 - 名無しさん (2021-02-14 16 34 32) この人は着眼点は素晴らしかったし、チャフやフレアといった対抗手段を - 名無しさん (2021-06-05 13 53 04) 思いついたのは良かった。だが、そこからがスタート地点だったのにこの人は終着点だと思い込んでしまったのが致命的だった。 - 名無しさん (2021-06-05 13 55 19) 名前 ここを編集 〔最終更新日:2021年01月07日〕
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CV 史実情報 台詞一覧 コメント タグクラウド 関連ページ autolink CV 洲崎綾 史実情報 舞鶴工作部で1930年2月21日起工され、1933年3月31日竣工。 1934年11月から姉妹艦である「暁」「雷」「電」と共に第6駆逐隊を編成した。1940年11月には第1艦隊第1水雷戦隊に編入され太平洋戦争を迎える。 1941年12月からカムラン湾方面哨戒、リンガエン湾上陸作戦支援に従事。1942年2月からはジャワ作戦船団護衛、バタビヤ沖海戦、比島攻略作戦に参加。 5月に北方部隊所属となったが、キスカ島占領作戦中の6月12日キスカ湾において米海軍機PBYカタリナ飛行艇から至近弾を受け、艦首がもぎとられてしまう。 前部主砲周辺まで浸水し、あわや沈没かと思われたが3時間あまりの応急修理の末に浸水をとめる事に成功。響の不死鳥伝説はここから始まる。 僚艦「暁」の護衛を受けながら後進で退避し、6月27日には大湊に帰投した。その後大湊、横須賀において10月まで修理を受けることとなる。 11月には空母「大鷹」を護衛し、横須賀からトラック泊地間を往復した。縁があったのか1943年2月にも再び「大鷹」を護衛し横須賀・トラック間を往復している。 4月に第1艦隊第11水雷戦隊に編入、内海西部で訓練に従事し、5月に再び北方部隊に加わり千島方面の対潜掃蕩に従事した。7月、第1次、第2次キスカ島撤退作戦に参加。 8月には、上海・ラバウル間のT2号輸送作戦に参加。 12月には陸軍部隊をトラックからクサイ島まで輸送。12月20日には連合艦隊付属となり、さらに空母「飛鷹」「龍鳳」を呉まで護衛した。 1944年1月から3月まで空母「海鷹」「千代田」などの護衛にあたった。その後呉に入港し修理を受け、5月3日に呉を出港しマニラまで船団護衛に従事。 5月10日には第1機動艦隊補給部隊に編入された。 5月14日、姉妹艦「電」と共に補給船団の護衛に就く。その際、「電」が米軍潜水艦により撃沈されたため「響」は生存者の救助を行った。 『響の救助活動も見るのです!』しかし、残念ながら艦長以下169名もの死者が出てしまった。ダスビダーニャ。 これは輸送船を狙ったものの狙いが外れ、「電」に当たったものだとされている。 「電」と持ち場を交代して僅か30分後の悲劇であり、「電」が「響」の身代わりになった形であった。 こうして響は目の前で「電」を失い、1943年のソロモン海海戦で「暁」を、1944年4月に「雷」を失っていた第六駆逐隊はついに「響」一隻を残すのみとなってしまう。 6月にはマリアナ沖海戦に参加。速吸船団を護衛し、対空戦闘で4名が戦死、6名が重傷を負った。 7月17日には呉に入港。8月から内地・台湾間の船団護衛に従事し、9月6日に高雄市からマニラへの船団護衛任務についた。 出港直後、「響」の隣を航行していた輸送船「永治丸」が撃沈され、救助作業にあたる。その作業中、米潜の雷撃を受け前部士官室より前がちぎれかけた。 しかし響は沈まない。不死鳥の名は伊達じゃない。 戦死者は10名でたが修繕は可能。艦首をいたわりながら後進で曳航されつつ帰還し、馬公で応急修理が行わて基隆に回航されたが、ここで天候不順により乗員に赤痢患者が発生してしまう。 そのような状況だった「響」だが、それでも護国丸の護衛を担当。11月7日に相前後して日本本土に向かうことになった。 しかしながら「響」艦内で赤痢がいっそう蔓延。一刻も早く佐世保に急がなければならなくなり、ここで「響」は「護国丸」と別れることとなる。 無事佐世保には到着したが護衛するはずだった「護国丸」は単独行動となり、米潜水艦の雷撃で沈没している。ダスビダーニャ。 その後「響」は横須賀で修理を実施する。「響」は第二艦隊に所属していたが、この損傷によりレイテ沖海戦に参加できなかった。 『不死鳥の秘密は修理のタイミングにもあるんだよ。』 1945年1月25日に第二艦隊第二水雷戦隊第七駆逐隊に編入。 3月29日には戦艦「大和」の沖縄水上特攻作戦に従事すべく呉を出港し、艦長から乗組員にも作戦の説明が為された。 しかしながら午前9時、周防灘で触雷して航行不能となり駆逐艦「朝霜」に護衛されて呉に帰投する。 だがそこは不死鳥。夕刻には速力8-9ノット発揮が可能となったため自力で呉に向かい、「朝霜」は「響」の無事を見届けて去った。スパスィーバ。 この後、第二水雷戦隊は菊水作戦に出撃。4月7日の坊ノ岬沖海戦によって「初霜」、「冬月」、そしてあの「雪風」を残して壊滅している。 途中まで護衛してくれていた「朝霜」も交戦前に機関故障を起こして艦隊から落伍し、米軍機の攻撃で沈没・全員戦死した。 もちろん修理中でなければ響も参加していたはずである。『不死鳥の秘密は修理のタイミングにもあるんだよ。』 修理完成後は5月に舞鶴へ、6月に新潟へ回航されて第七駆逐隊司令艦となる。 7月10日には第1海上護衛艦隊第105戦隊に編入され、日本海での船団護衛に従事。終戦の8月15日にも米軍機との戦闘を行っている。 時間にして1945年8月15日午前7時頃、玉音放送のわずか5時間前に、響はB29へ対して発砲を行った。 この発砲は帝国海軍が行った最後の射撃だとも言われている。 終戦後、武装解除の上で復員輸送に従事し、1947年7月5日、ナホトカ(ソ連側の資料によると大湊)で賠償艦としてソ連に引き渡された。 7月7日にはウラジオストクへ回航され、ソ連海軍太平洋艦隊第5艦隊に編入される。ここから響のロシア生活が始まることとなった。 7月22日には、「響」はヴェールヌイ(Верный)と改称された。本人の申告通り「真実の、信頼できる」といった意味のロシア語の形容詞となっている。 ソ連への引渡し後、再武装を施された他艦から類推するに「響」もソ連製の火砲類で再武装を施されたと見られているが詳細は不明である。 1948年7月5日には第一線を退き、練習艦に種別を変更された。 同時に、艦名もデカブリスト(Декабрист)に改められた。これは、ロシアにおける革命運動の端緒となった12月党の乱の参加者のことである。 本人はВерныйが最後の名と言っているのでおそらくここで艦艇としての船生を終えたと認識しているのだろう。 その後、デカブリストには他の旧日本艦同様に近代化改修計画が持ち上がったものの、政府の方針変更によりこの計画は中止された。 最終的に、1953年2月20日には老朽化を理由に除籍され、1970年代にウラジオストク近郊のカラムジン島沖にてソ連海軍航空隊の訓練標的として撃沈された。 軍機であったためかこの事実はソビエト崩壊まで伏せられ、古い資料では解体されたとの欺瞞報告が為されていた。 近年になってやっとその所在が判明して、現在は ダイビングスポット とも紹介されている。 なお、ヴェールヌイという艦名はロシア第5艦隊に所属した30-bis型駆逐艦に受け継がれている。 また、響の艦名を持つ艦艇としては海上自衛隊の音響測定艦「ひびき」が挙げられる。 但しこれは特型駆逐艦の名称を受け継いだというよりは、音響測定という任務からの命名によるところが大きく、また、直接の命名の由来は地名の響灘によるものである(姉妹艦は播磨灘に由来する「はりま」) 艦歴 大日本帝国海軍 起工 1930年02月21日 於舞鶴海軍工廠 進水 1932年06月16日 就役 1933年03月31日 第六駆逐隊へ編入 1941年12月08日 フィリピン攻略作戦に参加 1942年02月28日 バタビア沖海戦に参加 1942年06月03日 アリューシャン作戦に参加 1942年06月12日 キスカ島占領作戦中に被弾し艦首喪失 1942年11月 戦列復帰 1943年04月01日 内地にて兵学校教務艦として活動 1943年06月29日 ケ号作戦(キスカ島撤退作戦)に参加 1943年09月16日 第二海上護衛隊として活動 1943年12月21日 連合艦隊附属艦となる 1944年05月10日 第一機動艦隊補給部隊所属艦となる 1944年05月14日 ヒ六一船団護衛作戦に参加。僚艦「電」が沈没し、6駆所属艦は本艦のみとなる 1944年06月19日 あ号作戦(マリアナ沖会戦)に参加 1944年06月25日 第六駆逐隊が解隊 1944年06月19日 あ号作戦(マリアナ沖海戦)に参加 1944年09月06日 船団護衛任務中、台湾高雄沖にて米戦の雷撃を受け損傷 1945年01月25日 第二艦隊第二水雷戦隊第七駆逐隊へ編入 1945年03月29日 天一号作戦へ参加するため移動する途上、触雷損傷。作戦参加不能 1945年07月10日 戦列復帰。第一海上護衛艦隊所属艦となる 1945年08月15日 最後の対空戦闘を実施 除籍 1945年10月05日 海軍解体に伴い第二復員省所属艦へ 1945年12月1日 特別輸送艦へ分類変更 引渡 1946年12月30日 連合軍引き渡しのため特別保管艦へ分類変更 1947年07月05日 ナホトカに入港。ソ連へ引き渡される ソヴィエト海軍 1947年07月07日 ウラジオストクへ入港。ソ連海軍太平洋艦隊第5艦隊へ編入 改名 1947年07月22日 “ヴェールヌイ(Верный)”と改名される 改名 1948年07月05日 練習艦へ種別変更。“デカブリスト(Декабрист)”と改名される 除籍 1953年02月20日 台詞一覧 状況 台詞 関連する史実や元ネタ、解説など 自己紹介 ひび…Верный(ヴェールヌイ)だ。信頼できる、という意味の名なんだ。 1/29(水)メンテ前までは「Верный(ヴェールヌイ)だ。その活躍ぶりから、不死鳥の通り名もあるよ」 秘書クリック会話① 司令官、大丈夫か? 1/29(水)メンテ前までは「司令官、何だい?」 秘書クリック会話② 司令官、作戦命令を 秘書クリック会話③ до свидания(ダスビダーニャ) до свидания=さようなら 秘書放置時 大丈夫だよ。私は一人でも 1/29(水)メンテ前までは「…嫌いじゃない」 戦績表示時 司令官に連絡みたいだよ 編成選択時 了解、Верный(ヴェールヌイ)出撃する。 1/29(水)メンテ前までは「了解、出撃する」といった感じで「響」を抜いただけだった 装備時① Хорошо(ハラショー)これは信頼出来る。 Хорошо=よい,素晴らしい1/29(水)メンテ前までは「Хорошо(ハラショー)…こいつは力を感じる」 装備時② 良いな。Спасибо(スパスィーバ) Спасибо=ありがとう,感謝する1/29(水)メンテ前までは「ほぅ、これはいいな…Спасибо(スパスィーバ)」 装備時③ Ура!(ウラー!) Ура=万歳など ちなみに応援するときに使われるフレーフレーとは語源が同じとされている (マップ選択・資材発見・修復剤使用・装備開発と装備時③は共通) ドック入り Спасибо(スパスィーバ) 補給時と同じ。改造前は「直してくるね」だった ドック入り(重傷) 不死鳥の秘密は、修理のタイミングにもあるんだよ 修理中でレイテ沖海戦、菊水作戦など艦隊が壊滅的被害を被った海戦にことごとく出撃しなかったことか 建造時 新戦力が加わったみたいだね 艦隊帰投時 艦隊が戻ってきたね、お疲れ 出撃時 不死鳥の名は伊達じゃない。出るよ 戦闘開始時 さて、やりますか 攻撃時 無駄だね 夜戦開始時 Ура!(ウラー!) Ура=万歳など 夜戦攻撃時 Хорошо(ハラショー) MVP時 勝利か。いい響きだな。嫌いじゃない 改造後の彼女が「響」という唯一の台詞となっている 被弾小破① うっ… 被弾小破② 沈まんさ… 被弾カットイン 流石にこれは…恥ずかしいな 撃沈時(反転) 私の本当の名は響…до свидания(ダスビダーニャ)…さよなら до свидания=さよなら 時報は1/29(水)から実装。 時間 台詞 関連する史実や元ネタ、解説など 00 00 полночь(ポルノーチ)…失礼、マルマルマルマル полночь=正子 01 00 マルヒトマルマル。深夜だね 02 00 マルフタマルマル。静かな海は、嫌いじゃない 03 00 マルサンマルマル。眠かったらどうぞ、私の膝を貸そうか? ひゃっほーぅ! 04 00 マルヨンマルマル。私は任務中に眠くならない 05 00 マルゴーマルマル。空の色が変わる頃だ。綺麗だな 06 00 マルロクマルマル。司令官、悪いがちょっと重い 3時間膝枕していたのだろうか 07 00 マルナナマルマル。朝だ。朝食をとろう 08 00 マルハチマルマル。任務をはじめようか 09 00 マルキューマルマル。艦隊に、遠征の指示を 10 00 ヒトマルマルマル。司令官、残った艦は、私が引き受けよう 11 00 ヒトヒトマルマル。皆を連れて、演習してこようか 12 00 полдень(ポルデーニ)…失礼。ヒトフタマルマル。気を抜くと言葉が…気をつける полдень=正午 13 00 ヒトサンマルマル。今日のランチは…はいこれ、ピロシキだ 14 00 ヒトヨンマルマル。午後の艦隊勤務をはじめよう。疲れてはいない? 15 00 ヒトゴーマルマル。引き続き、訓練だ。疲労の溜まっている艦は休ませよう 16 00 ヒトロクマルマル。全艦隊戻ったら、反省会だ 17 00 ヒトナナマルマル。司令官、さあ、皆に一言を 18 00 ヒトハチマルマル。何? 司令官。これから演習の予定だけど 19 00 ヒトキューマルマル。訓練がきついって? それはすまなかった 20 00 フタマルマルマル。司令官、カレー…は、ちょっとわからない 21 00 フタヒトマルマル。今夜はボルシチでどう? 私のは美味い 22 00 フタフタマルマル。ボルシチ、みんなもよろこんでくれた。うれしいな 23 00 フタサンマルマル。司令官、今日も一日、おつかれさま 放置時 大丈夫だよ。私は一人でも 1/29(水)メンテ前は「…嫌いじゃない」 コメント 最新の30コメントを表示しています。 全体的に白くなったな~と思ったけど、「司令官、なんだい?」であぁ響だー。と安心。 -- (名無しさん) 2013-12-02 02 27 50 Верныйが初期装備なしって、賠償艦として引き渡された後の装備が不明だからかな? -- (名無しさん) 2013-12-15 10 47 32 自己紹介の「ヴェールヌイだ」って台詞、轟沈台詞からの切り張りじゃないか・・・。明らかにトーンが違って違和感 -- (名無しさん) 2014-01-17 11 22 25 時報実装ということで、時報書き込み用のスペースを作っておきました。 -- (名無しさん) 2014-01-25 12 10 08 右目が細くて怖いんだが、俺だけ? -- (名無しさん) 2014-01-26 16 44 11 ↑すまん、ぐぐったら分かった。前髪だったんね。 -- (名無しさん) 2014-01-27 22 28 51 出撃ボイスに信頼の名は伊達じゃないが追加 -- (名無しさん) 2014-01-29 17 33 15 時報まとめました。ロシア語が聞き取れなかったので0時はどなたかお願いします。間違いの修正もよろしくです -- (名無しさん) 2014-01-29 18 50 24 クリックボイスで「司令官、大丈夫か?」てありますね -- (名無しさん) 2014-01-29 21 16 39 装備時の台詞も変わりましたね -- (名無しさん) 2014-01-29 21 56 22 装備時:ハラショー…これは信頼できる -- (名無しさん) 2014-01-29 21 58 31 装備時2:いいな…スパスィーバ -- (名無しさん) 2014-01-29 22 00 36 補給時のスパスィーバは声音が変わってるね、優しげな感じだ -- (名無しさん) 2014-01-29 22 10 26 追加セリフを色々足しておきました。 -- (名無しさん) 2014-01-30 10 57 44 メンテ前と台詞が変わらないんだけど、他にそういう状態の提督はいらっしゃる? -- (名無しさん) 2014-01-31 17 30 04 ↑キャッシュを一度削除してブラウザを再起動するといいよ。 -- (名無しさん) 2014-02-01 00 22 50 ひゃっほーぅ! -- (名無しさん) 2014-02-01 02 55 11 結婚時セリフ「司令官、愛とか恋とか…ふぇ?…教えてくれるのか…」 -- (名無しさん) 2014-02-14 17 22 35 結婚後母港ボイス「司令官、疲れてない?」 -- (名無しさん) 2014-02-14 17 23 28 ↑↑正確には「司令官、愛とか恋とかって何の事なんだ?えっ、教えてくれるのか」だよ -- (名無しさん) 2014-02-16 21 10 16 よっしゃぁぁ時報きたぁぁ -- (れんこん) 2014-02-17 18 05 36 Ура!(ウラー!)に違和感あるな、これだけ直してほしい -- (名無しさん) 2014-02-18 22 27 55 ウラー!ってこいつが言ってたのか、違う声に聞こえる -- (名無しさん) 2014-02-23 20 49 56 出撃時「信頼の名は伊達じゃない……出るよ。」に変更されてるみたい -- (名無しさん) 2014-02-27 00 13 20 なんでさようならなんだろうな -- (名無しさん) 2014-03-21 16 27 15 やっとこさ改造完了。駆逐艦の中でなんでこんなに改造レベルが高いんだろう……? -- (名無しさん) 2014-03-30 03 56 28 轟沈後の台詞変わってたので編集しました・・・ -- (名無しさん) 2014-04-20 19 52 34 私の膝を貸そうか? -- (名無しさん) 2014-04-21 21 29 11 ↑7 俺は逆にウラー!が可愛いと思うんだが…… -- (名無しさん) 2014-06-12 23 07 14 練習艦としての最期を否定してるみたいだけど、時報ボイスは練習艦(教官)っぽいよね -- (名無しさん) 2014-08-02 12 04 33 名前 コメント すべてのコメントを見る タグクラウド 艦娘 駆逐艦 軽巡洋艦 重巡洋艦 戦艦 装備娘 軽空母 睦月型 建造 潜水艦 朝潮型 球磨型 長良型 正規空母 特型駆逐艦 開発 千歳型 妙高型 暁型 川内型 吹雪型 高雄型 最上型 金剛型 伊勢型 白露型 小口径主砲 大和型 阿賀野型 陽炎型 航空戦艦 翔鶴型 祥鳳型 期間限定海域 装備 天龍型 利根型 飛鷹型 青葉型 大口径主砲 水上機母艦 扶桑型 応急修理要員 長門型 古鷹型 艦上戦闘機 間違った報告を入力したので消去 巡潜3型 任務 遠征 イオナ 綾波型 霧 三式潜航輸送艇 巡潜乙型 家具 ぷらずま 海大Ⅵ型a 巡潜乙型改2 島風型 魚雷 天城型 夕張型 中口径主砲 誤ったコメ投稿をしたため削除 関連ページ 改造Lv早見表 艦娘データ/初期装備 艦娘データ/Lv99/駆逐艦 艦娘データ/Lv150 データ_艦船 艦船/一覧 響 データ_艦船2 メンテナンス情報/2014年01月29日 データ_艦船21 ▼wikiレンタル代価広告
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登録日:2016/01/11 Mon 13 09 09 更新日:2024/03/25 Mon 14 59 49NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 グラ子 コーヒー ドイツ 伯爵 島田フミカネ 早見沙織 未成艦 正規空母 海外艦娘 空母 航空母艦 艦これ 艦娘 艦隊これくしょん 魔術師 ここでは、艦これにおける正規空母のうち、Graf Zeppelinについて解説する。 概要 Graf Zeppelin(以下グラーフ)とは、ドイツの空母であった…という表現は果たして正確なのだろうか… ナチス政権下のドイツが作ろうとした正規空母。 設計に際しては日本が大いに技術を供与。当時世界最大の空母の一隻だった赤城の設計を参考に作る予定であった。 とはいえ、赤城はもともと戦艦を空母に改装したもので、一から作れるグラーフについてそのまま参考にするのは本来おかしな話である。 技術供与の時期は1935年。この時点では日本空母の完成形たる翔鶴瑞鶴どころか蒼龍も未完成(*1)、最初から空母として作られたのが小柄でまだ実験色の強い鳳翔や見るからに不安な龍驤だけ。 加賀の不具合ぶりは赤城以上とも言われている。 参考に出せるのが赤城くらいだったというところもあったのだろう。 とはいえ、日英同盟締結中にハーミーズやフューリアスを参考に出来、英海軍艦載機搭乗員の薫陶を受けることの出来た日本の空母技術の導入は、0からのスタートであったドイツには参考になった部分も大きかった。 艦体の面では艦載機エレベーターに面影を残すのみだが、艦載機の運用面では日本から得た知識(*2)は大きく、進水式にもきっちり招待されている。 引き換えに大和を作るための機材を大量に得た面ばかりが言われがちではあるが。 ちなみに完成すれば、なんと機関出力は20万馬力にもなったと言われる。 翔鶴型や大鳳でも16万馬力、大和型戦艦に過負荷をかけても17万馬力に届かないのと比べればとんでもない馬鹿力の持ち主となり得た。 他方、空母としての搭載能力は40機少々と言われる。(*3) もともとドイツは空母機動部隊組んで航空決戦なんてことが無理なことを理解して(*4)通商破壊向けに作っているため、搭載数を落としても電探などを整備して指揮管制能力を高める予定でもあった。 イギリスやフランスの海軍を相手にしているとはいえ、海軍力は皆無に等しい陸軍国ドイツと、世界一位にのし上がったアメリカの海軍を相手にしている世界三位の島国日本では思想がかなり違うのである。 しかし、グラーフは完成しなかった。 90%ほど完成し、進水式までしていたのだが、戦況の変化でドイツ海軍の空母の優先順位は下がってしまい1940年に工事は焦げ付き。 1942年ミッドウェーで敗れ、空母4隻を失った日本海軍がドイツにグラーフを売ってくれ!!と要望するものの、日本まで行かせるのが無理、ということでお流れになる。(*5) それでもその年に工事が再開された…とおもいきや、1943年に癇癪を起こした総統閣下による大型艦建造中止命令。(*6) 嫌がらせのように完成させてもらえないグラーフは、結局バルト海に避難して浮き砲台として使われた挙句、1945年4月、ドイツ降伏寸前という状況下で、ソ連に接収されるのを恐れてドイツ海軍自ら沈めてしまった。 と思ったら1947年、ドイツからソ連に引き渡され浮揚。 駆逐艦「梨」のように、今度こそ出番が・・・あるにはあったのだが、仕事の中身は標的艦。 老朽軍艦の処分として標的艦になるのは普通のことである(*7)。だが船としてまともに活動することさえできずに標的艦では、文字通りなんとも浮かばれない。 日本の不幸艦といえば大鳳や陸奥だが、二隻はちゃんと完成され、日本海軍の希望として大いに期待された。この点に関してだけは、両者はグラーフに確実に優っている。 だが、グラーフは味方の都合に一方的に振り回されて生涯と言えるのかも分からない生涯を終えた、とことんついていない艦であった。 対抗馬がいるとすれば、加賀の妹艦であり未完成のまま標的にされた戦艦「土佐」か、やはりあの改装空母くらいだろうか・・・ ちなみに艦名の「グラーフ・ツェッペリン」についてだが、これはドイツ陸軍の中将であり、硬式飛行船(魔女の宅急便に出てくるようなアレ)を実用化した「フェルディナント・アドルフ・ハインリヒ・アウグスト・フォン・ツェッペリン」伯爵に由来する。「グラーフ」は日本語で言うと「伯爵」の意。つまりグラーフは称号(爵位)で、ツェッペリンが人名、わかりやすく言えば「ツェッペリン伯爵」である。 彼の名にちなんだ「グラーフ・ツェッペリン」という同名の飛行船がかつて存在し、日本にも寄港したりもしていたため、以前はこちらの方が有名だった。 当記事では便宜上彼女の事を散々「グラーフ」と呼んでいるが、実は同じ「グラーフ」を冠する艦がもう1隻おり(*8)、此方が艦これに実装された場合混同されてしまう事態が懸念されるが、アクィラがツェッペリンの事を「グラーフ」と呼んでいるので、公式の愛称である模様。 万が一シュペーが実装されたら「アトミラール」呼びになるのだろうか。それはそれで提督と間違えそうでややこしいが 今後アトミラール・グラーフ・シュペーを実装する予定がないのであえて区別する必要がないから、という身もふたもない話をすればそれまでかもしれないが、それではあんまりすぎるだろう。 ゲーム中において 絵師は島田フミカネ、声優は早見沙織。 なお、彼女は2015年11月の実装から2024年1月に至るまで「最も直近で実装されたドイツ海軍生え抜き(*9)の艦の艦娘(*10)」であり、かつ「最新の島田フミカネ氏が担当する艦娘」であり続けている。 つまり、彼女以降実に8年以上にわたって新しいドイツ海軍所属の艦娘はもちろん、島田フミカネ氏が担当する艦娘自体が実装されていない…。 なお、2023年夏イベ後段作戦において2期において初めてドイツ海軍所属艦艇モチーフのキャラクターが実装されたのだが…それは敵艦、Schnellboot小鬼群(*11)。 登場イベントの史実的(*12)に仕方ないのだが、ついに敵側にまで先を越されてしまった…。 2015年秋イベントにおいて、新海外艦の実装が告知されていたが、艦種も含め明確にはなっていなかった。 「幽霊戦艦」の異名を持つドイツの武勲艦シャルンホルストや、その妹グナイゼナウ。 存在自体がイギリスをビビらせた「北海の孤独な女王」ことビスマルクの妹ティルピッツ。 リットリオ(イタリア)&ローマの姉ヴィットリオ・ヴェネト。 果ては賛否両論なんのそので当時未実装であった連合国艦実装という声も上がる始末。そして数か月後に本当に実装が発表された。 これらに混じってグラーフも候補に上がっていた。 運営twitterアイコンの新海外艦らしきイラストを見ても何かよくわからないまま、ついに明かされた正体がグラーフであったのだ。 なお、これらも2024年1月現在誰も『艦これ』に実装されていなかったりする。 絵師によれば、艦載機は、金属エッチングカードの状態で格納した収納機をスロットにセットし、発進後実体化する。このカードと収納ケースらしきものは中破絵で膝元に落ちているのが確認できる。 弓道スタイルではなく、どちらかといえばくーろくろ氏の描いた飛鷹型や雲龍型のような陰陽師タイプが近く、絵師としては魔術師をイメージしたとのこと。 また、赤城を参考にした割には全然面影がないが、これは「赤城の設計を参考にして作られたのはエレベーターだったので、手…というか手相が似ている」らしい。 公式4コマでは手の大きさが全く同じで腕の長さも同じという解釈になっていた。 どちらかというと、腰部にマウントした艤装の構成や発艦原理など、同じフミカネ氏の作である大鳳との共通点が多い。(あちらはボウガンの矢となっている) 入手は現状、イベント海域でのみ、それも攻略報酬ではなくドロップ限定。 初出は2015年秋イベントのE4海域、つまり最終一つ手前海域でのボスSのみでのドロップ。 ボスは弱体化ギミックを解かないと結構強い。ボスだけ倒してゲージを削るだけならそんなに難しくはない(*13)が、S勝利限定。撃ち漏らしは避けなければならない以上、高難易度を選んだ場合はギミックも解除が必要だった。 ギミックは毎日午前5時に解除される仕様で、そもそもイタリア艦がいないとギミック解除マスに辿り着けず、さらに連合艦隊を出さなければならずボス撃破まで合計5戦で資源も時間もかかる上に連戦補正で損傷も増えバケツも消耗、開幕雷撃ありの対潜戦闘が道中に挟まるため運が悪いとボス以前で強制的に帰らされる…など嫌がらせのような条件が用意されていたのだ。 艦これwikiのグラーフの項目ではイベント期間だけで落ちないという提督諸氏の阿鼻叫喚が13ページにも膨れ上がり(*14)、公式4コマの作者桃井涼太氏は迎えることにこそ成功したものの156周もの周回をした。 しかし、桃井提督の周回回数も物欲センサーに魅入られた提督達にとっては「たったの156周か…」になるそうな。 多くの提督は全海域をクリアして、あるいはギミックを解除せずともS勝利を狙いやすい丙作戦でゲージリセットを繰り返しながらグラーフ掘りに明け暮れることとなった。 イタイッ!ヤメテヨォッ!! 秋イベントは歴代のイベントと比べてクリア自体は比較的楽な部類だったが、一番厄介だったのはグラーフ掘りだったという提督も少なくない(*15)。 中にはグラーフが欲しいのにローマやU-511などばかり出てくる提督もいたとか、いないとか…(*16) 尤も、新人提督はさらに秋月掘りとプリンツ掘りに挑まなければならなかったのでそっちの方が厄介だった可能性は高いが 運営もこの惨状を省みてか、2016年冬イベントにて未所持の提督に限りドロップ可能である事が発表された。 また2016年冬イベント以降はレア艦掘りがボス前や複数海域で可能になるなどの(一応)緩和策が導入された…が、2016夏イベント以降ドロップできなくなり、 次にドロップが確認されたのは1年後の2017夏イベント、よりにもよってその最終海域であった。 能力的にも、かなり癖がある。 改装前のスロットは3つしかなく20/13/10。搭載数からすれば、鳳翔改(14/16/12)と1機しか違わないという能力。 改装すると4スロットになるが30/13/10/3とこれまた随分と偏ったスロットとなる。 改時点での搭載数56機は、次点のAquila改の66機と比べてもダントツに少ないが、AquilaはAquilaで軽空母並の性能という問題を抱えているのでむしろAquilaよりマシ扱いされる事も…。 それでいて燃費もかなり悪い部類に入り、赤城さんと同じ位食べる。 火力は加賀やアーク・ロイヤルとほぼ五分で村田1機でキャップに到達した…のだが、火力キャップ解放により届かなくなってしまった。 これだけ見れば、戦力的には苦労して入手するだけの価値ははっきり言ってない。 偏ったスロットで補助装備付きで運用するなら、龍驤改二の方が使い勝手が良い場合が多いだろう(*17)。 しかし、グラーフの能力の魅力は搭載数とは別のところにある。 まず通常の空母と違い、デフォルトで射程が中。従って副砲や熟練艦載機整備員を装備せずに巡洋艦級に先制攻撃を叩き込むことができる。 先手を取れる空母はなんだかんだで非常にありがたかった。 …のだが、彗星二二型(六三四空)達により すべての正規空母が射程長を手に入れてしまった ので少々利点としては薄くなってしまった。 さらに同じくデフォルトで中射程のIntrepidも登場し、彼女唯一の個性ですらなくなってしまった。WW2中期以降の米空母とノウハウすらなかった未完成の独空母を比較するのもあまりに酷な話だが… ついで、第1スロット30は相当でかい。クリティカル率の高くなると言われる第1スロットが大きいことは、それ自体がアドバンテージである。 この数字は改造設計図を使用しない改造艦ではイントレピッド改(第1スロット40)サラトガ改(第1スロット36)に次ぎ、装甲空母の大鳳と並ぶ3位タイである。 …のだが、艦爆による戦爆カットインの実装により、2スロ分積むことが主流になったため、第2スロットがわずか13でツ級の餌食のグラーフはかなり不利に… しかも先のキャップ解放で大概の空母は2スロに艦攻、艦爆でキャップ前後に達するのでなおさらである。 さらに2スロ積む都合第1スロが最大であることの重要度が下がり、一航戦やアークロイヤルのような第1スロットが2番目の空母とは事実上差がなくなってしまった。 だが、もう一つ、グラーフと改造前のサラトガ、大鷹&神鷹改二のみの特徴として、艦娘側の空母で無条件で夜戦が可能である、ということがある。 艦娘側の空母は基本的に軽空母・正規空母関係なく夜戦になると完全に置物、ただの的でしかない(*18)。 しかし、グラーフたちは夜戦でも艦載機こそ使えないが砲を放って攻撃ができる。副砲を二門積んでおけば連撃さえできる。 他にこれが可能なのはソードフィッシュを積んだアークロイヤルのみ。 …だが、それが効果的に使える、という状況は今のところない。 なぜならその火力は駆逐艦最弱パワーのうーちゃんにすら完敗し、最大まで上げてなお練習巡洋艦と同火力しかないから。 まぁヲ級flagshipやヲ級改の夜戦火力が大したことないのでお気づきの提督もいたかもしれないが、空母の夜戦は昼と違い普通の艦艇と同じ計算式であり、 もともと雷装値がないため夜戦装備を積んでなおこのような結果になってしまっている。 艦攻の中でも性能が高いとは言えないソードフィッシュ系列がないと夜戦できない上にソードフィッシュの火力しか加算されないアークロイヤルよりはマシであるが… 昼戦の大火力と夜戦の両立が役に立つ場所といえば連合艦隊の第二艦隊も思い浮かぶが、そこには正規空母は配備できない。なんてこった。大鷹改二「ドヤッ」 それなら、夜戦装備より大人しく艦載機や艦上偵察機を積む方が得策…と言う提督も多く、現状「珍しい能力」以上の価値を持っているとは言い難いところがある。 あまりに効果が微妙かつ前例のない挙動であったため実装最初はバグを疑われ、運営から仕様である旨のツイートがなされた。 空母棲姫の夜間攻撃に辛酸を嘗めさせられ続け、夜戦可能な空母を求めていた提督からすれば期待外れな事になったが、 火力180 のあのおばさんがおかしいのであって彼女は悪くない、イイネ? なお、「一斉砲撃に参加できる」事自体がダメージアップに繋がるアーケード版ならば評価が変わるかもしれない仕様なので、アーケード実装に期待したいところ。一体何年後だって?知ら管 その後アップデートで空母に夜襲という機能が付き、空母は全員夜戦が可能になってしまったが、 サラトガMarkⅡ以外は最大火力を得るためには艦攻、艦戦、艦戦、夜間航空要員にしなければならないため、グラーフのスロット配分にまさにぴったりの仕様である。 …かと思われたがよりによってその 火力もスロット数依存 であるためスロットがぶっちぎり最下位のグラーフの夜戦火力は当然正規空母ワーストクラスなのであった。 ちなみに夜襲カットインを決めればギリギリキャップに到達できる…のだが、運が絶望的に低いのでそもそもカットイン自体がほぼ発生しないのだった。 最初に夜戦できる空母として登場したというのに… せめて夜戦装備実装前の2017春イベE4にて九七式艦攻補正が夜戦でも適用されれば、間違いなくグラーフの夜戦能力が輝いたであろうに… ついでに第二艦隊で大鷹改二の居場所は瑞鳳改二(乙)や隼鷹改二に奪われた。 更に月日が経つにつれ現状唯一の夜間軽空母の龍鳳改二戊や対地特効と夜襲が両立できるGambia bey markⅡや雲鷹改二と正規空母なのに軽空母のライバル達が増えていく始末 持参する装備の目玉は、ドイツ製の高性能な艦戦である Bf109T改とFw190T改。 制空値自体は特別すごい、というわけではないが、火力や回避が上がるのと高い制空値を併せ持っているためにこれはかなり美味しい。 特にBf109T改を超える回避値を持つ艦戦はおらず、Fw190T改も紫電改二の回避+3追加で若干立ち位置が怪しくなっている烈風の上位互換なので十分な活躍が見込める。 艦載機熟練度実装で全般的に制空値に余裕がある現状、こうした制空値以外の能力が上がる艦戦の出番は相対的に増えている。 手に入れたら積極的に使っていきたいところである。 なお、グラーフは現状「未所持」の提督のみドロップ可能とされているので、グラーフを解体すればBf109T改とFw190T改の量産が可能になる…がおススメはしない。 一応、2016年春イベントにて所持制限は解除されたとの報告もある。 更に2021年の欧州イベント以降、Bf109T改とFw190T改が艦載機パズル特効を持っていたりと装備は優遇されている。 10.5cm高角砲も持ってくる。副砲としての火力は強いが、改修不能&対空カットインの条件的にやや不利な分使い勝手的には特に優秀というわけでもない。 艦爆Ju87C改も、彗星一二型甲に爆装値で劣る上、海外艦任務で複数手に入るためそこまで目新しくはない。対潜値は高いのだが・・・ ただし、一部の提督はこの艦爆が「あの魔王閣下」の愛機だったことからそちらでネームド化されて強化されるのではという期待を密かに抱いているらしい。 果たして18初秋イベントで強化版のJu87C改二(KMX搭載機)が登場したが、 対潜特化という完全な軽空母用で本人はまるっきり生かせない と言うオチが待っていた。 …それどころか更なる強化版のJu87C改二(KMX搭載機/熟練)に至っては先の伊勢彗星と同じ 射程長 であり、グラーフの射程の存在意義をさらに薄くしにくるのであった。 その一方でJu87C改二(KMX搭載機)二種はグラーフ(とアクィラ)が装備すると装備ボーナスとして火力+1、回避+1が入るという痛し痒し。焼け石に水とか言うな。 余談だが、グラーフは艦これ実装艦の中では初の未成艦である。 起工されながら未成に終わった艦としては、かの改装空母「信濃」を筆頭に重巡洋艦「伊吹」、雲龍型航空母艦「笠置」「阿蘇」「生駒」、ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦3番艦のインペロなどがある。 将来的にはこれらの艦の実装の可能性が浮上した。 2016年夏イベントでは、未成艦第二陣としてイタリア空母アクィラが実装されている。その代わりこの後1年ほどグラーフは一切ドロップしなかったのでグラーフ未所持提督は悲鳴を上げた そもそも完成すらせずに沈められたり解体されているため 運はたったの4。 改造しても7までしか伸びない。 とは言え基本夜戦のできない空母の運は運用上殆ど関係がなく、グラーフは夜戦連撃できるとは言ってもカットインはできないためやはり影響はなかった。 …のだが、アップデートで導入された噴進弾幕、夜襲カットインいずれも 運依存 だったため、その運の低さで思いっきり実害を被るハメに… zweiに期待…と言いたいところであるが、前述した通り2期移行後は島田フミカネ先生の新規が1枚もなく、そういった形でのテコ入れが望み薄になってきているという悲しい現状がある。 さらに言ってしまうと、彼女には2024年1月現在も限定グラどころかゲーム外の描き下ろしすら1枚もない。大鳳にだって1枚だけあるのに。 度重なるアップデートの結果、彼女の存在意義が「欧州遠征の艦載機パズルに必要な、貴重なドイツ製艦戦を持ってくる」という、彼女本人に利がない状況にすらなりつつある…。 数少ない欧州空母枠という利点もあるにはあるが、これも『艦これ』の英空母の実装ペースが極めて緩慢(*19)で「単に実装されていないだけ」という本ゲーム特有の事情に起因する消極的な優位であり、予断を許さない。そもそも竣工を迎えなかった未成艦なので、国籍によるルート固定こそ存在するが、海戦での史実特効というのが全く期待できないのも痛い。 仕様上噛み合いが良いとされるアーケードでの実装に期待する声も、既に2期に実装されたGotland、Atlanta、Hornet、Rangerに先を越されてしまっている始末である。 筐体の稼働限界から、最悪実装されないままアーケードが終わる可能性すら見えてきている。せっかく輝けそうなのに…。 このように、後日の編集で追記されていく「のだが」「しかし」の多さを見ての通り、追加された仕様は悉く彼女にとっては逆風であり、アップデートのたびに相対的な立場が落ちていくという悲惨なことになっている。 上方修正の際も一番の弱点の搭載だけは手を付けられなかった…。 尤も、イベントでピンポイントで特定のキャラに出番が来る事がよくあるゲームなので、そういう仕様を理由に放置しておくとそれはそれで面倒な事になるゲームだったりするが。 特に2018初秋イベントでは最終海域で案の定ルート固定枠の一人になっており、 史実では当然参加しなかったライン演習部隊の空母枠として参戦、あるいは史実では敵側のForce Hに飛び入り参戦するグラーフの姿が見られた。 キャラクター概要 航空母艦Graf Zeppelin、出撃する! Lichten des Ankers!(*20) 肌の露出が皆無な軍服と魔術師を折衷したような衣装を着ているが、妙にピッチリとしていてボディラインが出ているのでそこはかとなくエロい。特に胸部装甲は流石に正規空母だけあって、服の上からでも分かるような立派なもの。 目つきは厳しく、折り目正しいドイツ軍人といった感じの性格をしていて対応は非常にクールであり、喜びの感情を表していても折り目正しい。セクハラにムッとしても折り目正しく説明要求。 規律にうるさめなドイツ艦としてはビスマルクがいるが、ビスマルクの場合かまってちゃんかつ感情的で提督に食事を作らせたりプレゼントをせがんだりと微妙に残念な側面が時報や放置ゼリフでバレるため、厳格キャラとしては微妙に崩壊していたりする。 しかしグラーフの場合は折り目正しさがまるで崩れないし、ちゃんと食事も作ってくれる。 尤も、後述するが彼女も決して規律に厳格なばかりのキャラではない。 雲龍型同様空母として戦うことがなかったためか、やはり艦載機に興味津々。ドイツの艦載機がご自慢だが、日本の艦載機もちゃんと評価してくれる。 ついでに提督にも艦載機と同じくらい好意的。ツンデレなビスマルクと違い非常にストレートで分かりやすい。 「高速戦艦の会」の存在がRomaの時報で発覚したが、グラーフの方は赤城から「正規空母の会(*21)」なる会に誘われており、 正規空母たちと一緒にNabeならぬ鍋を囲み、日本の艦との親睦もちゃんと深めており、提督に「うん、楽しいものだ」「ここはいい所だな」と感想を述べるなど、鎮守府の緩さに文句をつけるビスマルクとは逆に素直に受け入れている。 そもそも赤城を参考に作られ、条件が許せば日本に売却される可能性さえあったという経緯から図鑑の説明では「日本の艦隊、か…楽しみだな」と言うなど最初から日本への好感度はMAXである。 節分にはなんと赤城に豆を投げようとしているなど、やはり赤城との仲が一番良いらしい。 加賀や五航戦など日本の空母に対しても興味津々な様子。 しかし、某Uボートを見習おうとしているため、zwei実装時に豹変するのではないかと危惧する提督も… 正規空母は潜水艦ほどフリーダムではないので大丈夫だと信じたい…信じたい。 史実では面識がないが、ビスマルクとは顔見知りの模様。(*22) イタリア空母のアクィラはグラーフの妹からカタパルトを貰ってる経緯からか、グラーフと赤城を慕いつつライバル視している…が、グラーフはアクィラのライバル意識をスルーしている模様。 コーヒーが好きな様子でよくいれてくる。 紅茶党やら飲んべえやらがたくさんいる中で、コーヒー好きは珍しい。 なお、梅雨ボイスにて自身の工事が中止になった史実を「忌々しい」と言ってる辺り、(提督には「些事」と言っているが)史実での経緯を根に持っている模様 下手すりゃチョビ髭への好感度はゼロどころかマイナス突っ切っている 創作での扱い 公式4コマに登場したのは秋イベントから半年経った2016年5月。先に次イベントのZaraがゲスト出演するなどだいぶ遅い着任となった。 秋イベント回では彼女との合流を目的にビスマルクとリットリオ率いる連合艦隊が出撃したが、結局グラーフとはぐれたホッケFw190T改が報酬という形で登場しただけで行方不明のままだった。 この展開で誤解している読者もいるようだが、作者の桃井先生は上記の通りグラーフを156週でドロップしているので作者がドロップできなかったから登場しなかったわけではない。 そもそもイベント回の中で合流した艦娘は作戦完了後に合流した五航戦と救出された酒匂とIowa、AL/MI作戦途中で合流した大淀、登場そのものがゲームの演出再現のZaraくらいなのでイベント回中に突然登場するほうが4コマ的には不自然と言える。 連合艦隊に呼び出しがかからなかったユーちゃんとはっちゃんがビスマルク達に発見された(ドロップした)辺り、グラーフ全然出ねぇというネタという可能性はあり得るが なお、上記の展開の結果、単行本7巻ではグラーフは出てもいないのに解説で史実ネタが説明されるという何とも言えない事になってしまった。 着任早々不幸型扶桑型姉妹のお茶会に目をつけられるなど不幸系な立ち位置は健在。 赤城やドイツ艦との面識もほとんどなかったが、結局普通に打ち解けた様子である。 Revidieren Sie einen Artikel(項目を追記修正せよ!!) △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] グラーフ掘りの愚痴と報告で向こうのWikiが13ページくらい行った(同じく愚痴が多かったプリンツ12ページを越えた)事とか書くといいかも -- 名無しさん (2016-01-11 15 35 31) 夜戦を意識した装備編成に悩む -- 名無しさん (2016-01-11 16 09 04) しかしグラ子の史実での経緯を見ると、ドイツ艦だけどチョビヒゲの事は憎んでそうな気がする -- 名無しさん (2016-01-11 16 26 16) 敵空母の夜戦可能が厄介だったのは、中破艦をカスダメで大破にしてきたり、素のバカ高い火力で殴ってくるからだってはっきりしてしまった…。ツェッペリンじゃ火力足りない -- 名無しさん (2016-01-11 16 28 41) なんだたった156周か・・・ -- 名無しさん (2016-01-11 17 11 54) ↑↑夜戦でまともに運用したいなら1スロ艦攻34スロ副砲固定で空いてるのが13機のみ。そこまでしても沈められるのは駆逐軽巡がせいぜい……。昼戦で攻撃機なくても砲撃可能とかならまだ使い道ありそうなのに -- 名無しさん (2016-01-11 17 48 30) 正直居なくてもあまり困らない 未所持提督もそこまで深く気にしなくても良かったりする -- 名無しさん (2016-01-11 20 33 46) ↑ 言いたいことはわかるがそれ別にグラ子に限らないと思うぞw -- 名無しさん (2016-01-11 20 48 03) 改二は結構来そうな予感するし、来たら相当強化されると思う そして提督の手の平大回転まで見えた -- 名無しさん (2016-01-11 23 24 09) せっかく注目の新空母なのに、なぜクリア報酬じゃないんだよ・・・ -- 名無しさん (2016-01-11 23 39 41) ぶっちゃけ、こいつが実装されたと知った瞬間「あぁ、もう未成艦を出してでも枢軸国だけで行くつもりなんだな」と呆れに似た感情を抱いた -- 名無しさん (2016-01-12 01 00 03) ↑ま、まだハワイまで制海権取り戻してないから… -- 名無しさん (2016-01-12 01 03 34) ↑2 まだドイツ艦とイタリア艦を出し切ったわけでもないのにいきなり連合艦に行った方がある意味おかしいと思うが…。 -- 名無しさん (2016-01-12 01 25 34) 自分が連合艦出して欲しいだけなのを、連合艦出して当然みたいな変な勘違いしてるのは痛すぎるな。それはそれとしてグラーフのドロップ条件も意味不明過ぎたが。 -- 名無しさん (2016-01-12 13 52 02) ↑田中Pがアメリカやイギリスの艦を出したいとファミ通のインタビューで言ってるんだな。今となっては(敵として)(艦娘として出すとは言っていない)と言われても文句は言えない状況になってしまったが -- 名無しさん (2016-01-12 13 58 21) ↑5 おう、春以降連合艦参戦確定だぞ。よかったな。…正直本当にドイツ艦とイタリア艦もう少し出してからにすると思ってたよ -- 名無しさん (2016-01-22 18 58 04) なるほどコーヒーなのか・・・だから絵とかで提督に緑茶と紅茶とコーヒーを出して火花散らしてる絵があるわけかw -- 名無しさん (2016-01-29 11 07 38) 構想としては大型電探と指揮所を乗せた船をセットにして洋上で敵機を迎撃する計画も有ったらしい -- 名無しさん (2016-02-25 21 52 40) たかが無料ゲーの堀ですらグチグチ言い回るアホの多さをプリンと共に世に知らしめた優秀な子 -- 名無しさん (2016-02-25 22 41 09) 掘る時間が制限されてるんですがそれは -- 名無しさん (2016-02-25 22 52 13) ↑むしろ強制的に終わらせてくれる慈悲だと思うべし。考えるな、感じろ。イメージは火山で神おまを求める炭鉱夫だ -- 名無しさん (2016-02-26 11 55 27) ↑アレに比べればマシと思えるなあ・・・いや、出なかったんだけどな -- 名無しさん (2016-03-13 12 46 52) 髪型の前部分が赤城さんとそっくりだったりする。中破するとかなりわかりやすい -- 名無しさん (2016-06-09 23 16 07) アクィラ×グラーフが一部の百合好き提督の間で話題だそうな・・・アクグラ増えろ -- 名無しさん (2016-10-29 11 19 59) もし紺碧・旭日とコラボがあったら旭日艦隊にガチでトラウマ発揮しそうだ -- 名無しさん (2017-03-05 23 21 49) グラーフ・シュペーだと某TRPGリプレイのグラサン船長(中の人は瑞鶴って名前の紀伊艦長役も別リプレイでしたことがある)になるからなー。こっちの娘で良かった気がする。 -- 名無しさん (2018-11-28 09 42 43) 某語りきシリーズでは秘書官役。完全に畳化してるのがアレw -- 名無しさん (2021-12-20 13 19 12) 性能面では「空母の中では防御面に優れる」「制空権確保なら2スロ以降は対空砲火でしか迎撃されないのでボーキに優しい」「燃費も悪くない」「1スロに艦攻積んだ時の打撃力は本物」など見るべきところも多い。 -- 名無しさん (2023-07-12 12 48 41) と言ってもホーネットにほぼ全ステ負けてるしなぁ。あっちも2スロ以降は誤差レベルでしか落ちないし -- 名無しさん (2023-09-10 05 18 51) 名前 コメント
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カバル皇太子捕縛をサポートして、更にはグ帝が大艦隊を編成する手伝いまでしている。グ帝を最短最速容易に磨り潰せる状況へ導いている日本の恩人。 - 読歩人 (2019-06-10 18 18 18) 越後屋ともに日本の公安に捕まって欲しい所だが・・・ - ルーク (2019-10-08 12 43 08) 単に金が欲しいだけなのか、上司のカーツを失脚させて後釜に座りたいのか、目的が不明 - 名無しさん (2019-10-28 19 36 22) ただ単に談合による癒着なのでしょうな。皇太子が戦場で負傷すれば、皇室派が暴走して戦火を拡大させるのは目に見えてますし。 - 名無しさん (2020-08-01 20 40 32) でも、その「大量産して作り上げた日本懲罰のための連合艦隊」が壊滅的被害を出して、数十万の犠牲者を出す事態に陥ったと知って、それでも笑っていられるんですかねえ…… - 名無しさん (2020-08-08 22 07 52) こいつも、自分たちの国が負けるなどとは、これっぽちも思っていなかった。だからこそあんなことができたのだが、敗戦後はまず間違いなく身の破滅だな。 - 名無しさん (2020-11-18 19 08 55) やっぱり、癒着がバレての処罰だけじゃ足りん。もっと酷い罰を。 - 名無しさん (2020-11-19 08 12 23) 「皇族を私利私欲のために利用した」なんてことがバレたら、まあ十中八九死刑だろうな。 - 名無しさん (2020-11-19 08 44 07) 「おのれの私利私欲のために皇太子を命の危険にさらした」なんてバレたら、百中百死刑だ。 - 名無しさん (2020-11-19 10 39 20) これも「ル」抜きして、最後に「ン」が付けば「オダイカン」になる訳だw「ふふふ……エルチルゴ、そちも相当な悪よのぉ~?」「いえいえ、オルダイカ様ほどでは……」「ハハハこやつ!!」「ふるへっへっへ」 - 名無しさん (2020-11-19 08 54 11) 料亭ミルトコウモって、「ル」を抜いて「ン」を付ければ。末路が見えるな。 - 名無しさん (2020-11-20 02 45 36) バレる可能性決して無いとは言えないし、バレたら身の破滅なのに、そんなことにも気づかないアホだったのかこいつ。 - 名無しさん (2020-11-20 16 38 30) 先刻気づいたけど、カバルがもし死んでたら青くなってたんじゃないかこいつ。いやそれでも、バレる可能性に気づかず喜んだかな? - 名無しさん (2020-11-20 18 42 10) カバルはまたアフォな交渉を日本としてると喜んでるかもよ? - 名無しさん (2020-11-21 06 49 05) この男が何もしなくても、帝国の敗戦と、最低数十万の戦死者を出すことは、最初から決まっていた。こいつのせいでそれが早まったのは確かだが。 - 名無しさん (2020-11-21 08 44 19) まあ、エルチルゴと共に報いを受ける事になるだろう。 - 名無しさん (2021-01-02 20 38 51) これ編集したのにしなか?やたら句読点多いし不可解な言い回しや主観入り混じった文章過ぎない?これ - 名無しさん (2020-11-22 10 10 25) 更新履歴を見ればわかるけど、少なくとも主要な部分は違う。 - 名無しさん (2020-11-22 10 31 49) カバルが生きて帰ってくる可能性は高い。つまり皇太子を命の危険に晒した問題は確実にほじくり返される。露見したら、終わりだな。 - 名無しさん (2020-11-28 09 44 05) 自身の陰謀が発覚しないと思っていた、と見るべきだろうな。こいつ - 名無しさん (2020-11-28 10 03 55) たぶん一度甘い汁を吸ったせいで、その味が忘れられなくなったのだろうな、この男。 - 名無しさん (2021-01-02 17 34 46) 視察そのものはカバルの強い意向があったのは事実だし。カルスラインとの増産に関する癒着や会合さえもみ消せば、帝王府の差し止め権のもみ消しが発覚しても「皇太子の意向を尊重した」ってことで(少なくとも国内からの処罰は)なんとか切り抜けられるのでは?(さすがに完全に無罪放免は無理だろうけど) - 名無しさん (2021-01-04 03 01 27) どっちみちグ帝の敗戦は最初から決まっているのだし、そうなれば軍事産業は軒並み潰れるか規模縮小。 - 名無しさん (2021-01-04 08 57 20) 続き。処刑を免れても身の破滅は避けられそうにない。 - 名無しさん (2021-01-04 09 02 42) それで越後屋を切り捨てようとして、その口から全てを暴露される流れか? - ルーク (2022-04-11 00 42 36) 大惨敗と大失敗と一文に2回続けては読みにくいので修正しました。後 - 名無しさん (2021-03-21 20 09 27) こいつ、案外史実の閣僚みたく生き残りそう。隠匿物資 戦後と検索してみて - 名無しさん (2022-04-16 13 15 00) まさかこいつ、せっせと上に賄賂を送ることで出世したんじゃないだろうな。 - 名無しさん (2024-06-13 22 34 52)
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シンテーア暦とは、惑星レーウスのシンテーア帝国で用いられていた暦法である。現在では大宇宙連合会議において年月日を示す基準となる暦法として利用されている。 目次 概要 今日は何の日 概要 シンテーア暦は、以下のような特徴がある。 ・開始年が0年。 ・1年が1~16月まで。 ・1年の日数は平年で338日、閏年で339日。 ・1ヶ月が通常21日。 ・平年では8月と16月が22日間。閏年では6月が22日間になる。 ・1週間は通常6日だが、22日を含む週では7日ある。 ・曜日は通常1~5曜日と終曜日の6種類があり、22日は祭曜日になる。 ・時間は0~19を示し、20時間。 ・分および秒は0~71を示し、72分または秒。 ・閏年は6年おきに訪れ、シンテーア暦0年と6の倍数年に6月22日が追加される。 ・シンテーア暦の1年はグレゴリオ暦の1年137日5時間7分38.507750秒である。 今日は何の日 シンテーア暦のその日付ごとの出来事や人物の生没月日を示す。 暦のミスと思われるものは 赤字 で示し、生没に関する記述は 年を 青字 で示す。 月 日 出来事 1月 1月 1日 祝日:ジエールの正月 1536年 :ゲルニアがシンテーア帝国ミュラーテンデンクトで生まれる1765年:ファルトクノア共和国宙軍の第一実験艦隊が解体 1月 2日 1767年 :ファルトクノア革命的学生同盟(後の闘争的人民武装戦線)が設立される 1月 3日 1744年: エヴェルトロンの戦い (マーカス内戦) 1月 4日 1530年:バジタルーナ防衛戦争で700隻以上を有した四ヶ国連合艦隊が182隻にまで減少。ゴルヴェドーラ艦隊に制空権が奪回 1568年 :シャウディエがニーネン=シャプチのニブレンの貧民街で生まれる 1月 5日 1623年:ギールラングのリノス大公が国内の復興政策に注力する方針を発表 1月 6日 1742年: デイナーの戦い (マーカス内戦)1743年:カパート連盟本部長や政府高官を載せていた航空機が墜落(星連空軍AXP-243墜落事故)し、アポラ動乱が勃発 1月 7日 1856年 :モイエナがクローン更新を停止したまま、自宅でシュッリルムスライトのラージスに刺殺される 1月 8日 1660年:ギールラングが リーティマス星系再征服 を開始 1月 10日 1509年 :レギアル3世(アルニエア)がシンテーア帝国レーオントレイオンで第83代皇帝ケルザード2世と第二夫人レオイスの間に生まれる1740年:マーカス内戦でロフィルナ外惑星艦隊の海兵隊がマーカス周辺宙域に到着1742年:マーカス内戦でリヴァダー軍が ヴァルダン作戦 を開始1785年1月10日:アルチェ政府代表によってラグマウ開拓地記念公園でラゴン政府独立宣言。 アイナヴァンニの反乱 (第二次宇宙大戦) 1月 11日 1777年:ファルトクノア共和国のイェスカ級戦艦一番艦イェスカ竣工 1月 15日 1628年 :ダムラクがグロスクロイツ領惑星メヒテオンで生まれる 1月 17日 1739年:ながれぼし事件でファルトクノアで最初の落下物被害1741年:マーカス内戦でヴァルエルクが軍事介入を発表1769年:フリートン政権が成立 2月 2月 2日 1729年 :スキェレーがハルゼイ帝国で生まれる1742年: ゼストラ8宙域の艦隊戦 (マーカス内戦) 2月 3日 1741年:サーヴァリアがリヴァダー社との企業間協定に基づき、マーカス内戦参戦を発表。1774年:ファルトクノア宙軍の戦艦イェスカが起工 2月 5日 1618年 :マルムカがアクース連邦のパジラス星のサジューで学者の両親の下に生まれる 2月 6日 1593年 :リリーカがエルミアのニウト(現在のクラエルファルラー)で老衰により死去1743年: D8-8小惑星帯の艦隊戦 (マーカス内戦) 2月 8日 1771年:第一次スラーン宙域戦争が終結 2月 10日 1735年:アクース内戦でニーネン地上軍に軟禁されたセツ・エメルダがヴァルエルク軍に救出され、惑星トラドヴァに亡命1770年:ヴァルエルクと自由解放連合がロフィルナに対して独自の経済制裁発動を宣言 2月 11日 1713年 :ブレエルカがミルドネジア公国ベラーリンで生まれる1741年: エーリアヴァークトの戦い (マーカス内戦) 2月 12日 1710年:ギゼヴトラ・ZHL条約がゲルデンのパカパークで署名される1741年: リヴァダー社企業スパイ情報漏洩事件 (マーカス内戦) 2月 13日 毎年:大宇宙連合会議の通常総会が13日から21日まで開催される 2月 14日 1763年:VAE750便ヴェードジャック事件(帝連航宙公司) 2月 17日 1769年:ロフィルナの自由進歩党が有事の憲法停止を可能とする諸改革案を成立させる 2月 10日 1770年:ヴァルエルクと自由解放連合がロフィルナに対して独自の経済制裁発動を宣言 2月 20日 1617年 :ゼクトロンがヅェアトロットで生まれる 1801年 :S -3109-10389966(アルロット)がシンテーア帝国ヴェオン・レギオ中央エリアで生まれる 3月 3月 1日 4月 4月 1日 5月 5月 1日 6月 6月 1日 7月 7月 1日 8月 8月 1日 9月 9月 1日 10月 10月 1日 11月 11月 1日 11月 2日 529年 :リツィーティーニ・グスタフ・アルテアがレアディオ・フィアンシャ国の山岳地域に生まれる 11月 4日 1508年 :アオン・シオンがシンテーア帝国ケニアゼンレギトレインスネルクで生まれる 12月 12月 1日 1710年:ギゼヴトラ・ZHL条約が発効 1805年 :クレオール・ヴェフィス人のチャンタ独立運動家プレンディーア・ド・ホールフォーティエが反革命罪で植民地政府に処刑される 12月 5日 1769年:ロフィルナで公共安全管理局が「国家の尊厳を踏みにじる共立主義の敵」リストを作成し言論弾圧を開始 12月 7日 1510年 :ニッテンがノートック1で生まれる 12月 8日 1730年:ファルトクノア社会行動党が成立 12月 10日 1641年: レーウス同時多発テロ 。ゴルギア戦争が始まる 12月 11日 1508年 :ジヒラート8世がシンテーア帝国のレーオントレイオンで第83代皇帝ケルザード2世(Je ool Kelzaad)と第一夫人ヴォイウャナ(Voiw ana)の間に生まれる 1666年 :シルニエがシュッリルムスライト研究プロトタイプの4号体としてシンテーア帝国のレギトレインスネルクで生まれる 12月 12日 1833年:VAE6301便隕石衝突事故(帝連航宙公司) 12月 15日 1602年 :シューデン・ケーリフがシンテーア帝国のヴェオン・レギト中央区で生まれる 12月 25日 1777年:ファルトクノア宙軍の戦艦イェスカが就役 13月 13月 1日 14月 14月 1日 15月 15月 1日 16月 16月 1日
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再臨、そして終演 第二次文明戦争の際、太平洋上でユグドラシル軍に合流しソレグレイユへと渡ったリユニオン本隊を支援するため、ランゼルキアから少数の哨戒機が発っていった。 彼らはニイドウの警備が手薄になるタイミングをエラミーに連絡し、ニイドウを陥落させることに成功する。 また同時期、稜延(りょうえん)諸島沖東方海域遭遇戦すなわち久平海海戦にて、 久平国防軍の主力混成機動部隊がソレグレイユ先行偵察艦隊を嵐に乗じて急襲、 久平軍も空母2隻、戦艦1隻などを失ったものの、所属不明の艦の支援を受けて偵察艦隊を撃退した。 さらに次元決戦砲"レーヴァテイン"(ユグドラシル軍コードネーム『イムナイドラ』)の一時的な無力化、 そして各補給拠点を奇襲・制圧されたことによりソレグレイユ軍の戦線は後退、 首都メルシュテル郊外にまで侵攻を許してしまった。 メルシュテル防衛戦、別名カスティラン峡谷上空戦においては、ユグドラシル軍のD3兵器が暴走・自爆した後、 残ったD2兵器である中級悪魔Harvester Demonを元としたCrasher Unitと護衛する空軍混成機動旅団, それを迎え撃つ国土防衛軍所属の最精鋭D.L.C.R.S.(Deffence Lands Counteroffensive Raiding Squadron=国土防衛反攻襲撃戦隊、通称『デルクロス』)のAFM-536ラザノルク級航宙機動突撃艇と 殲滅特化型重機装化騎士飛行型、そして対D2兵器であるAD-37G『Vernichten』の部隊が激突し、 死闘の末にD2は沈黙し帝国軍も半数近くが壊滅、辛くも首都への侵攻を阻止した。 この戦闘により、それまで連戦連勝だったユグドラシル軍は、首都を目前にして初めての大敗北を喫した。 そしてその後、これだけの屈辱を味あわせた連合軍に対し完全に激怒していたソレグレイユが黙っているはずはなかった。 軍事大国たるソレグレイユには、ニイドウを失っても尚十分過ぎるほどの戦力が残されていたのだ。 ソレグレイユは各地の陸海空軍・海兵隊・国境警備軍・特務警察庁・国土防衛軍・各省庁軍・州軍・ ソレグレイユ民主主義自由貿易協定連盟(ソレグレイユ連邦共和国を盟主とする多国籍共同体)軍・ 精鋭特殊作戦群その他民間の私設傭兵部隊までも動員し、 遂に巡航機動要塞『アルカディオ』に率いられた史上最大級の艦艇群で構成された連合機動艦隊及び連合機甲師団を出撃させた。 『アルカディオ』は先行偵察艦隊を退けトラムツキー近海まで押し寄せたユグドラシル・久平連合艦隊を 殲滅しようと、淵奈爆撃に使用した主砲を再び起動させる。 ユグドラシル・久平軍の中には、淵奈爆撃を経験した者も少なからずいた。 そして彼らにとって、それはまさに破壊と、恐怖と、死の象徴であった。 彼らはその時、戦慄したという。 故郷を、家族を蹂躙し、焼き尽くした光が、いつか取り逃がした獲物である自分たちに、 もう一度牙を剥こうとしていたからだ。 彼らは、もはや止められない総力を賭けた全面戦争に突入しようとしていた。 しかし『アルカディオ』の主砲がまさに閃こうとした瞬間、思いもかけない事態が発生する。 突如上空から正体不明の光が『アルカディオ』中心部に命中、同艦は爆炎を巻き上げ、活動を停止したのだ。 これには両軍とも唖然とするしかなかった。 すると間もなく、黒い翼を持つ正体不明の巨大な悪魔が上空から姿を現した。 悪魔は集結する両軍の艦隊を見下ろすと、再び雲上へと消えていった。 そして現れたのは他でもない、Stingray Demonを始めとした悪魔の大群だったのだ。 どこから入ってきたのか全く不明だが、中には上級悪魔の姿も確認できた。 人類はここに来て再び、人知を超越した彼らの絶対的な恐怖を、思い知ることとなる。 人類はやむを得ず団結し、悪魔の大群に向かっていった――… ――十数時間もの死闘の後、人類軍は多大な犠牲と引き換えに、勝利を手にした。 しかし人類同士で戦争を続ける余力はもはや無く、 ソレグレイユ・ユグドラシル・久平の三国は龍陽京・太極府にて停戦協定を結んだ。 その条件は、ソレグレイユ・ユグドラシル両国による久平の独立国としての承認、 劉懿など要人の久平政府への身柄返還、久平魔導人民自治区?及び次元科学開発地区からの 両国軍の全面撤退と久平独立領への再編入、 占領されたニイドウのソレグレイユへの全面返還と国際治安部隊の創設及び駐留、 打撃を受けた各地域の復興支援、三国間の技術者交流などであった。 これらは上天民主公国大総統劉裔伯紀とユグドラシル帝国皇帝アーサー・フォン・ユグドラシル、 そして開戦派であった前大統領クルーズ・マロリーの引責辞任に伴い就任した、議会内でも少数の穏健派であるソレグレイユ連邦共和国大統領イーニアス・ハートフィールドの主導という形で行われた。 併せて三国間で不可侵条約が交わされ、 ここに約一年半続いた「審判の日」以来の歴史上最大級の人類同士の戦争には事実上、一旦の終止符が打たれた。 メルシュテルにはユグドラシルから特使が派遣されて視察を行うようになり、 世界には束の間の安息が訪れたかに見えた。 しかし、これで終わるはずは無い。 長きに亘り暗い闇の深淵で息を潜めてきた“彼ら”が、遂にその巨大な姿の片鱗を見せ始めていたのだ。 人類は、“彼ら”の齎す恐怖を知らない。いや、忘れてしまったのだ。 後の世に言う所謂“終末戦争”は、まだ、始まったばかりだった。 『その時私の目に映ったのは、何か恐ろしい、題を知らない狂気に満ちた劇の一場面のような光景だった。 風の音、大砲の唸り、人とそうでない者たちの絶叫…… それら全てが、どこか現実離れした奇妙な恍惚感を私に与えていたのだ。 ――終末論というものをご存知だろうか。 かつて私は、古代の最終戦争の神話を読んだことがある。 それによれば、最終戦争の前、大いなる冬が訪れ、秩序が崩れ、星が降り、 世界は炎に包まれ、終末を迎えるという。 そう、その恐ろしく壮大で、ある種の感動すら覚えたその景色はまさに、 『大いなる冬』そのものであったのだ。 すると次の瞬間、私の体は宙に投げ出された。私の意識は禍々しい光に呑まれ、あえなく消えていった。 それから後は、まるで初めから何者かに仕組まれていたかのように、記憶が抜け落ちている。 目覚めた時にはもう全てが、何もかもが終わっていた』 ―――ブルーノ・シュニッツラー著『原罪』より era3 ソレグレイユ ユグドラシル 久平 事件
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716. earth 2011/10/28(金) 00 21 37 憂鬱とは異なる火葬戦記ネタです。即興のネタですのでご容赦を。 西暦1948年、世界の半分がドイツ第三帝国の版図に組み込まれていた。 彼らの勢いは日を増すごとに増していき、それはインド洋、さらに太平洋にさえ及び始める。 「開戦も已む無し」 御前会議の席での陛下の決断から世界で残された数少ない自由主義国家であり、昨今、成長著しい日本帝国はドイツ第三帝国との 総力戦に突入することになる。 だがその過程を見ていた陛下は非常に心苦しい思いであった。 陛下自身の大決断の数々によって日本は『電算機』の向こう側にあるとされる『史実』と呼ばれる並行世界と違って、対米戦争を することなく平和を謳歌していたのだ。 その平和が崩れるというのは、陛下にとって苦しいものだった。 そして同時に、ドイツ第三帝国の史実以上の躍進は陛下にある確信を与えていたのだ。 そう、彼らもまた自分と同じように『電算機』、向こうの世界の住人から言わせれば『パソコン』を、それも向こうの世界と交信 することが出来るものを持っていることを。 ネタSS『今上陛下が某巨大掲示板に降臨されますた』 『それ』が現れたのは陛下が即位される前だった。 目の前に突如として現れた『それ』に、最初は驚いたものの、何かの声に導かれるように『それ』……『電算機』の使い方を 学んでいった。 そして、『いんたーねっと』に接続して情報を集めた結果、その果てに向こうの世界が自分達の未来の世界であることを陛下は 知った。勿論、日本帝国がこのままでは滅ぶことも。 陛下は苦悩した。だがこのまま指を咥えてみているわけにはいかない。陛下は向こうの世界で評判の良い軍人や政治家などと 密かに協力し、未来を変えるべく動き出した。 最初は失敗もあったが、向こうの世界の『掲示板』の住民の情報や意見を参考にした結果、この世界は変わり日本は豊かになると 同時に、対米戦争を避けることが出来た。 だが事態はそれで終らなかった。 ポーランド侵攻以降、破竹の勢いで進撃を続けたドイツ第三帝国は、イギリス本土を陥落させ、さらにソ連さえもウラル以東に 追いやった。 勿論、これを傍観することを良しとしなかったアメリカ合衆国は1943年にドイツに対して宣戦を布告。全力でドイツ打倒を 目論んだ。だがその結果は無惨なものだった。 ドイツ軍が開発した超重爆撃機が投下した原子爆弾によってワシントンDC、ニューヨークを含む東部主要都市の幾つかが 灰燼に帰したことで、アメリカの戦意は一気に崩れ、アメリカは呆気なくドイツと屈辱的な講和を余儀なくされることになる。 そして増長したナチスドイツは、太平洋にまで勢力を拡大しようと目論んだのだ。それもドイツは日本に対して屈服を要求した。 「『我が闘争』から、ナチスドイツが我々を対等な相手と見做していないのは明らかだ」 「中華民国はドイツと接近して、我々を挑発してきている。これ以上は放置できない」 「ドイツ討つべし!」 国内ではドイツ討つべしとの意見が強まった。 一方で陛下を含めた同志達は、このドイツの強さから、ドイツにも自分達と同じような存在が居るのではないかと考えた。 故に開戦には慎重な意見が多かったのだが大勢を覆すには至らない。 そしてさらに日本とドイツの戦争をアメリカ、ソ連、自由イギリス政府などが煽り立てた。ドイツの脅威を少しでも減らすためには 昨今、驚異の成長を続ける日本を利用するしかなかったからだ。 「海軍、陸軍はインドでドイツ軍を迎え撃ちます」 改大和型戦艦、改大鳳型空母を擁する連合艦隊が、五式中戦車などの強力な戦車を保有する陸軍戦車師団が次々に展開を開始する。 そして弾道弾を装備した伊400も行動を開始する。 日本とドイツ、この二大新興帝国の戦いの幕があけようとしていた。
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シミュレーションゲーム 137 名前:水先案名無い人 :2007/08/18(土) 08 45 28 ID 0Feli7cK0 全シミュレーションゲーム&シミュレーションRPG入場!! 虎戦車は生きていた!! 更なる研鑽を積み第三帝国が甦った!!! 軍神!! アドバンスドワールドウォー千年帝国の興亡だァ――――!!! ヘックス式SLGはすでにシステムソフトが完成している!! シリーズ元祖 現代大戦略だァ――――!!! ゲーム開始しだいヘンテコ軍艦を作りまくってやる!! 海戦ゲーム代表 鋼鉄の咆哮だァッ!!! SLGの作りあいなら人類の歴史まで再現する!! 至高のゲーム! シド・マイヤーズ シヴィライセージョン!!! 真のFE後継作を知らしめたい!! ユトナ英雄 ティアリングサーガだァ!!! 1人プレーでも充分おもしろいがオンラインなら全世界オレのものだ!! マイクロソフトの鉄拳 エイジ・オブ・エンパイアだ!!! やりこみ対策は完璧だ!! 全日本一柔(ソフト)ウェア 魔界戦記ディスガイア!!!! 全SLG中のシンプルイズベストは私の中にある!! SLGの異端児が来たッ ロード・モナーク!!! タイマンなら五分五分で負ける!! スレン王のケンカ見せたる 迷作代表 ボコスカウォーズだ!!! ロボット大集合(なんでもあり)ならこいつがおもしろい!! バンダイのピュア・ファイター スーパーロボット大戦だ!!! アルマムーンからバカ王子が上陸だ!! リアルタイム! 半熟英雄!!! 生産の無いSLGがしたいから月面を舞台にしたのだ!! ハドソンのケンカを見せてやる!! ネクタリス!!! 慰安じゃなくて慰労とはよく言ったもの!! 連合艦隊の新型爆弾が今ワシントンでバクハツする!! Wシブサワ流シミュ術 提督の決断だ―――!!! 地震に火山にハルマゲドンが地上最強の代名詞だ!! まさか神様がきてくれるとはッッ ポピュラス!!! 国取りゲームを作りたいからここまでまで来たッ 続編・外伝・多すぎて不明!!!! アイデアファクトリー スペクトラルフォースだ!!! スクウェアはRPG最強ではないロボットゲーでも最強なのだ!! 御存知ヴァンツァー フロントミッション!!! 大人気イィィィィィいッ説明必要!! 2週間で100万本!! 全世界で500万本!!! ウォークラフトだ!!! 説得は幕末で使えてナンボのモン!!! 超連打ゲーム!! 本家コーエーから維新の嵐の登場だ!!! 全ての女はオレのもの 邪魔する男は思いきり殴り思いきりランスアタック!! 成人ゲーム統一王者 鬼畜王ランス! モテモテを試しに太正時代に来たッ!! キャラ萌え全SLGチャンプ サクラ大戦!!! パロディーに更なる磨きをかけ ”ライトゲーマー切り”パロウォーズが帰ってきたァ!!! ハドソンのSLGに生産は無い!! 射手座の日の元ネタ アースライト!!! 中国四千年の歴史が今ゲームになる!! コーエーから三国志だ!!! 住民の前でならオレはいつでも聖人君子だ!! 燃える松野 伝説のオウガバトル クエストから登場だ!!! ハーンの仕事はどーしたッ オルドの炎 未だ消えずッ!! 戦争も子作りも思いのまま!! 蒼き狼と白き牝鹿だ!!! 誰でものめりこめる! こいつはどえらいシミュレーションなのは当たりまえ!! 母ちゃんたちにはないしょだ!!! 任天堂開山! ファミコンウォーズが出てくれた―――!!! スウェーデンで磨いた大戦ゲーム!! 政治レベルのデンジャラス国際情勢 ハーツオブアイアンだ!!! ガンダムゲーだったらこのソフトを外せない!! 超A級キャラゲー ギレンの野望だ!!! 超一流シリーズの超一流最新作!! Wii棒振ってオドロキやがれッ ファイアーエムブレム!! 暁の女神!!! 戦車バトルはこのゲームが完成させた!! RTSの切り札!! サドンストライクだ!!! 最強の王者が帰ってきたッ これで何作目なンだッ コーエーッッ 俺達は殿を待っていたッッッ 信長の野望の登場だ――――――――ッ 加えてSRPG不足に備えリザーバーを4名御用意致しました! 召喚システム サモンナイト!! うるし原キャラ ラングリッサー! 夢の共演! ナムコクロスカプコン!! ……ッッ どーやらもう一本はオウガと酷似している様ですが、到着次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 141 名前:水先案名無い人 :2007/08/18(土) 09 48 49 ID aRdPczPh0 ティルナノーグとかヨーロッパユニバーサリスとかヴィクトリアもほしいなあ 172 名前:水先案名無い人 :2007/08/20(月) 12 20 05 ID sahtGRXV0 137-140 『肉体の粗野な欲望を克服せよ』 は、ともかくCivとネクタリスとポピュラスとファミコンウォーズが入ってるとは。 一応Sim CityやSim Earthなんかの箱庭系は除外? 205 名前:水先案名無い人 :2007/08/25(土) 22 33 25 ID ecZLMfvC0 172 箱庭や育成シミュレーションはあまりやったことが無いんですよ だから無理に入れて間違いがあるとまずいと思ったんです。 よかったらシムシリーズとかA列車とかのネタで一本書いてみませんか? コメント 名前