約 5,820 件
https://w.atwiki.jp/srw-arufa3/pages/22.html
超獣機神ダンクーガ 戦国魔神ゴーショーグン 新世紀エヴァンゲリオン 伝説巨神イデオン 勇者王ガオガイガー 電脳戦機バーチャロン 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY 機動戦士Ζガンダム 機動戦士ガンダムΖΖ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 機動戦士ガンダムSEED 無敵鋼人ダイターン3 マジンガー系 ゲッター系 鋼鉄ジーグ 超電磁ロボ コン・バトラーV 超電磁マシーン ボルテスV 闘将ダイモス 大空魔竜ガイキング 勇者ライディーン トップをねらえ! 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか マクロスプラス マクロス7 バンプレストオリジナル 超獣機神ダンクーガ 戦国魔神ゴーショーグン 新世紀エヴァンゲリオン 伝説巨神イデオン 勇者王ガオガイガー 電脳戦機バーチャロン 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY 機動戦士Ζガンダム 機動戦士ガンダムΖΖ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 機動戦士ガンダムSEED 無敵鋼人ダイターン3 マジンガー系 ゲッター系 鋼鉄ジーグ 超電磁ロボ コン・バトラーV 超電磁マシーン ボルテスV 闘将ダイモス 大空魔竜ガイキング 勇者ライディーン トップをねらえ! 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか マクロスプラス マクロス7 バンプレストオリジナル
https://w.atwiki.jp/yaginuma/pages/508.html
守衛官ジェネラル・ホーシュール ベリーレア 闇 (7) クリーチャー ジェネラル 9000 ブロッカー 相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、そのクリーチャーがこのクリーチャーよりパワーが低い場合、そのクリーチャーを破壊する。 バトルゾーンにある自分の他のブロッカーを持つクリーチャーすべてのパワーは+1000される。 (F)「いいか、超獣達に我ら第二防衛線を突破させるな!いいか、奴らはここで沈めるのだ!!!」---守衛官ジェネラル・ホーシュール 作者 柳 評価・意見 まぁ私が評価するのもアレですが・・・(汗 正直言うとこのカードメチャクチャ欲しい!!!!! 相手は最低でも9000以上無いとアタック出来ない!! しかも他のブロッカーは強化されるとは・・・ 相手は何とかしてジェネラルを破壊せねばなりませんな・・・ しょうも無いことしか書き込めなくてすんません・・・(汗 アッブラー いやいや、評価してくださってうれしいですよ! 私自身は評価していますが、されたことがあまりないので・・・ その気持ちがうれしいです! 感激です! しょうも無いことでもないですし。 私こそいい加減なこと書くことありますからw 本当にありがとうございます! 柳 収録セット DM--3 伝説編 第2弾 伝説の超獣の追撃
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/7791.html
前ページ次ページウルトラ5番目の使い魔 第88話 舞い降りる不死鳥 変身超獣 ブロッケン 一角超獣 バキシム 登場! ハルケギニアを拠点として復活を果たした異次元人ヤプールは、ウルトラマンAへの 復讐に燃えて、超獣ベロクロンをはじめとして数々の怪獣、超獣、宇宙人をこの世界に 送り込み、幾度となくこの世界を守ろうとするエースと死闘を繰り広げてきた。 だがそうした攻撃の一方で、ヤプールはひそかに別の計画も進めていた。それは、 内戦を続けていた浮遊大陸国家アルビオンの戦いに介入することによって、 その混乱から生まれるマイナスエネルギーを収集し、同時に宇宙から怪獣を 呼び寄せる時空波を放射する石柱と、同じ能力を持つボガールを復活させる ことによって戦力を増強する。むろん、最終的にはこの国を完全に滅ぼすことが 定められているのはいうまでもない。 それは、内乱の最終段階においてブラックテリナの能力を使うことによって 完全に成功しかけたが、ウルトラマンAと勇敢な人間たちによって阻止された。 しかし、計画の失敗などはヤプールにとってはさしたる問題ではなかった。 なぜなら、そのときすでに充分なマイナスエネルギーを吸収した超獣は完成 しており、数え切れないほどの人間が集まったここでそれらを解放すれば エースは必ず現れると踏んで、その読みは見事に的中してエースは逃れられない 戦いに引きずり込まれてしまった。そう、このアルビオンの内戦そのものが、 エースへの復讐のための壮大な囮だったのだ。 そして、その総仕上げとしてパワーアップされた超獣ブロッケンとバキシムが、 数十年に一度の皆既日食が迫る中で、消え行く太陽をエースの墓標としようと しているように雄たけびとうなり声をあげて、数ある超獣の中でも最強クラスの 破壊力をもってエースに挑み、地獄へと引きずり込もうと攻撃を続けていた。 「ウルトラマンAよ、我らの作戦にまんまとはまったな、もうエネルギーもろくに 残っているまい。貴様に滅ぼされた我らがヤプールの怨念を思い知れ! さあ、ゆけぇーバキシム、ブロッケン! 光線を放て、光線を撃つのだ!」 異次元からのヤプールの怨念を受け取り、二匹の超獣は復讐の雄たけびを あげて荒野の上に立つエースに狙いを定めると、バキシムは鼻腔と腕から放たれる 大量のミサイルを、ブロッケンは両腕と二本の尾の先から放たれる四条の 破壊光線を放って襲い掛かっていく。 「ヌォォ……!」 ダメージを受けたエースには、その圧倒的な弾幕をかわす力は残っておらず、 連続する爆発と肌を焼く高エネルギーの乱打が、射的の的のように彼を打ち倒していった。 (エース!) (エース!) ゆっくりとひざを突き、地面を手で支えるエースに才人とルイズの声がかかるが、 失ったエネルギーは返らずに、肉体が受けたダメージは消えはしない。しかも 当然ながら二匹はエースにわずかな回復の時間も与えまいと、猛烈な勢いで 突進してきて、バキシムの巨木のような足がエースを蹴り上げ、ブロッケンが 跳ね飛ばしていった。それでも、不屈の闘志を持つウルトラ戦士であるエースは 立ち上がり、起死回生をかけて光線技を放とうとするが、かつてエースに首を 跳ね飛ばされて倒されている二匹は、そうはさせないとミサイルとレーザーを撃ち込んで来る。 「ウワァッ!」 光線技のエースと異名をとるエースも、あまりの手数の違いには圧倒される しかなかった。カラータイマーの点滅はますます速くなり、反比例して二匹は 元気を増して攻め手を強化していく。 「卑怯者め! 二匹がかりでなぶるなんて、お前たちには誇りというものがないの!?」 残酷で、情け容赦のないブロッケンとバキシムにキュルケの声が飛ぶが、当たり前 ながらそれは届かず、アニエスの悔しさをにじませた声が彼女の感情をいさめた。 「無駄だ、奴らは地上に現れた悪魔そのものだ。奴らにとって、誇りなんてものは 冷笑の対象にしかなりはしない」 残酷、卑怯、卑劣、猟奇、狂気、そんな人間にとって踏み入れてはならない 領域から、ヤプールは人類の破滅を狙ってやってくる。奴らは正真正銘の悪魔 そのものなのだから。 ミサイルが大地を砕き、レーザーが大気を焼く、それをかわしてもバキシムの 両手の間と、ブロッケンの鼻から吹き出される高熱火炎がエースの体を燃やしていく。 二大超獣の猛攻の前に、エースはなすすべもなく追い詰められていき、それは もはや戦闘と呼べるものではなく、一方的なリンチに等しいものであった。 その絶望的な光景を、アンリエッタもウェールズも唇を噛み締めて見ていたが、 通常の軍隊の装備では超獣には歯が立たないことが証明されているので、 手を出すことができなかった。 「エース、がんばって……」 アンリエッタの声も弱弱しくなり、兵士たちの歓声もしだいに絶望を帯びたものへと なっていく。しかも、天はさらにエースに過酷な運命を強いてきた。 (くそっ……太陽が……) 日食が進むことで、ウルトラ戦士の力の源である太陽光線が弱まり始めたのだ。 カラータイマーの点滅はさらに速くなり、闇が濃くなって喜ぶかのように二大超獣は 目を不気味に輝かせて、雄たけびをあげる。 (畜生、あいつら調子に乗りやがって) (エース、お願い。ここで敗れたら姫さまたちも……) エネルギーの消耗とダメージの蓄積は、すでに同化している二人の生命力を 削るところにまで悪化してしまっていた。このまま戦えば、二人とも命の危険を ともなう。しかし、逃げることもできなかった。 「トァァッ!」 渾身の力を込めて飛び蹴りを食らわせても、もうバキシムの巨体は揺るぎもせずに、 逆に弾き飛ばされて倒れたエースを、ブロッケンが鋭い牙の生えた腕で引き起こして バキシムがとげつきの腕で殴りつける。 「グッ、ウォォッ……」 高層ビルでも一撃で穴だらけにするバキシムの攻撃を受けて、わき腹を襲った 激しい痛みとともに、全身の力が抜けてエースはブロッケンに放り投げられて 地面を転がった。 「グゥゥ……デュワッ!」 ともすれば飛びそうになる意識を奮い起こしてエースは起き上がり、残った 力を振り絞って指先を額のウルトラスターに当て、突進してきたバキシムへと 光線を放った。 『パンチレーザー!』 断続発射型の速射タイプのパンチレーザーが、直進してくるバキシムの左目へと 命中し、緑色に発光しているその目玉を吹き飛ばして、調子に乗っていた奴を 大きくひるませた。 「やった!」 ようやく敵に与えたダメージらしいダメージに誰ともたがわずに歓声があがった。 バキシムの目はレーダーになっていて、これで敵の位置を正確に把握して攻撃を かけてくる機能をもっているだけに、それを失った奴はバランスを失ってエースを 攻撃することができずにふらついている。 しかし、半端な反撃はより強大な反撃を受ける結果を招来してしまった。 バキシムを行動不能にしはしたもののブロッケンにまで攻撃を仕掛ける余力を 残していなかったエースへと向けて、そのブロッケンからパンチレーザーの 十倍にも及ぶのではないと思われるほどの、完全に手加減を除外した破壊光線の 集中砲火が叩き込まれたのだ。 「ウワァァーッ!」 衰弱していたところにこの攻撃を食らっては耐えられず、エースは大地にひざをつき、 なんとか倒れるだけはするまいと力を込めたが、そこを残った右目を怒りに燃え 上がらせたバキシムが蹴り飛ばして、まるで小石のようにエースは地面を転がされた。 しかも、それで怒り収まらないバキシムはなおもエースを蹴り続けて、とどめに 巨大タンカーにも相当する体重で、カラータイマーの点滅ごとエースの命を踏み消す ように何度も踏みつけた。むろん、エースは必死でバキシムを押しのけたが、 今度はブロッケンがバキシム以上の体重で踏みつけてくる。二匹の超獣に 休む間もなく攻め立てられたエースは、タイマーの点滅を急速に早めて、 もはや戦う力が限界に近づいてきていることは誰の目にも明らかだった。 だが、誰にもどうすることもできないと思われたにもかかわらず、恐れを怒りと 情熱の炎で焼き尽くし、敗北の先にある破滅の未来を水のような冷徹な目で 見据えて、二人の若いメイジが立ち上がった。 「もう我慢できないわ! タバサ、行きましょう。ここで黙って終わりを待つなんて、 あたしにはできないわ」 「うん」 シルフィードを呼び寄せ、キュルケとタバサはムザン星人と戦ったときのように 空へと飛び立つ、だが二大超獣に比して、彼女たちはあまりに小さくて儚げであった。 「いけない! 戻って」 アンリエッタの叫びも届くことはなく、二人は攻撃を仕掛けていく。数々の実戦を 勝ち抜いて、スクウェアクラスに近く成長した二人の攻撃魔法はすさまじく、王党派の メイジたちをもうならせる勢いを見せたが、カリーヌは憮然としてつぶやいた。 「無理だ。とても威力が足りない」 自分の魔力をすべて使い尽くすほどの大魔法でも、サタンモアにとどめを刺す ことはできなかったのに、それより劣る二人の魔法ではとても効果があるとは 思えず、実際見た目の派手さとは裏腹に、超獣の皮膚を貫くには不十分で 二匹はほとんど気にも止めていなかった。 だが、二人の勇気は戦うことを躊躇していたアンリエッタたちに、一歩前に踏み出す 決意をする勇気を与えた。 「ウェールズさま。わたしたちはこのままでいいのでしょうか? 力が及ばない からといって、こうして安全なところで見守っているだけで、それでいいのでしょうか!?」 「しかし、あの巨大な怪物を相手に兵を無駄に死なせるわけには……」 「わかっています。わかっていますけど……」 冷静に判断すれば、二大超獣に戦いを挑めば、ベロクロンを相手に全滅した 旧トリステイン軍と同じ末路しか待っていないのはわかる。未熟ながら戦術家としての 彼女の理性は、動いてはいけないと告げるが、たとえ戦っても勝てない相手と わかっているからといって、奴隷として生命をまっとうすることと、自由と誇りを 懸けて死地に赴くのではどちらが人として尊いことなのだろうか。 アンリエッタはすがるようにカリーヌのほうを見つめたが、鉄仮面は表情を 隠して何も答えてはくれず、それは彼女が初めてヤプールの脅迫を跳ね返した ときの自分の言葉を思い出させてくれた。 「断ります!! 誇りを捨て、奴隷となって服従するなどするくらいなら死んだほうがましです。 私達は断固として戦い、この国を守り抜きます!!」 あのとき、降伏を要求するヤプールの圧力を、自分は毅然として跳ね返したのに 今はどうだ? ウルトラマンAに頼りきり、彼がピンチだというのに救いにいくことすら できないでいる。なんとも、情けなくなったものだ…… 「ウェールズさま、申し訳ありませんが、わたくしのわがままをお許しください。 これからわたしのやろうとすることは、きっと途方もなく愚かなのでしょうけれど、 わたしは友人の危機を見捨てることはできません!」 「アンリエッタ、君は……」 「わかっています。けれど、わたしは彼に何度も国を救われてきました。その恩義を 返すこともですけれど、自分の力で戦う努力もしないで、どうして世界を平和にする などとおこがましいことが言えるでしょうか」 他人に戦争をさせて自分は平和を賛美だけすることほど、恥知らずで情けない行為はない。 それは、ウルトラ警備隊のキリヤマ隊長が言い残した「地球は人間自らの手で 守り抜かねばならないのだ」という精神にもつながる。たとえ蟷螂の斧しかなくても、 平和の奴隷と成り下がるよりはましだとアンリエッタは自身を恥じて、その手の中に ある杖を握り締めた。 「トリステイン軍一千、よく聞きなさい。今、我々の恩人が危機にさらされています。 これを座視できるという者は、今すぐここから去りなさい。ですがわたしはこれから あの超獣に挑んで、あるだけの魔法で彼を援護するつもりです。さあこの中に、 ヤプールに我々人間がウルトラマンに頼るだけしかできない生き物ではないということを 示す勇気のある者はいますか?」 歓呼の大合唱が、アルビオン王党派をも含めた多数の人間からあがったとき、 ウェールズはアンリエッタの肩を抱き、彼女の杖に自分の杖を添えた。 「ともに行こう、我らの手で平和をつかみとるために」 貴族としての誇りではなく、人間としての誇りを守るためにウェールズと彼の 部下たちも立ち上がり、それを見てカリーヌも仮面の下でうなずいていた。 「そうだ、それでいい」 たとえ勝ち目なんかなくても、戦わなければならないときもある。彼女は残り少ない 精神力ながら、ギマイラに戦いを挑んだときのように杖を振りかざし、まだ傷の癒えて いないノワールに乗って飛び立っていき、彼女に続いてアニエスとミシェルをはじめ トリステイン軍、王党派軍も突撃していく。 正直に言えば、どうやって戦えばいいのかをわかっている者など一人もいない。 だがかつてウルトラマンが地球に現れる以前にも、人類は知恵と勇気で怪獣と 戦ってきたように、心までも負けるわけにはいかなかった。 ラルゲユウスの体当たりを食らって、バキシムはブロッケンにのしかかるように 倒れこみ、突撃してきた人間たちの魔法や矢の雨がバキシムとブロッケンに降り注ぐ。 もちろんこの二匹からすれば、そんなものはかゆみすらもたらさなかったが、エースの 最期という絶望的な状況を見せ付けて人間たちを恐怖のどん底に陥れようと もくろんでいたヤプールは、恐怖に縮こまって動けないどころか立ち向かってきた 人間たちに困惑していた。 「なんだ、人間どもめ、気でも狂ったか!?」 ヤプールにとって、人間たちの勇気という心は完全に計算外の代物だった。 人間たちに恐怖と絶望が生まれなければ、ヤプールはそこから生まれるマイナス エネルギーを得ることができない。そしてその逆に、人間の勇気という心の光こそが ウルトラマンの力であった。 「テャャァッ!」 ラルゲユウスの突貫によって袋叩きから助け出されたエースは、彼らが 与えてくれたほんのひとかけらの力を振り絞って、バキシムを殴り倒し、 ブロッケンの巨体を投げ飛ばした。 「おのれっ! そんな力がまだどこに?」 ヤプールだけではなく、バキシムやブロッケンも驚き、立ち向かってくるエースに 向き直るが、そこへまたラルゲユウスが体当たりして蹴り倒し、動けないように 地上から縄や鎖が放たれて、氷の魔法が動きを封じようとする。 確かに最新科学兵器ですら歯が立たない超獣に、数だけはそろっていてもレベルの 低い魔法や、ましてや弓や槍ではかなうはずもなかったが、人類の勇気はそんな 理屈を超えた未知なる力を生み出して、悪の軍勢を攻め立てた。 「私たちを愚かでとるに足りないものだと言ったな、だがお前たちが人間の邪悪な 心が生み出した魔物であるなら、人間の力で倒せないはずはない」 ウェールズは、恐怖をねじ伏せるようにして二大超獣を見上げるくらいの距離で 陣頭指揮をとっていた。正直、ちょっとでも気を抜けば失神してしまいそうな恐怖が 全身の血管を凍りつかせそうになるが、こういう場合に指揮官が安全な後方に とどまっていては兵士たちは命を懸けてはくれない。それに、彼にもある男の どうしようもなく救いがたい性だが、見守ってくれている女性に格好悪いところを 見せたくはないという、譲れない意地があった。 「攻撃の手を緩めるな。あるだけの武器を叩き込め!」 前線のそれぞれの隊長たちは、レコン・キスタとの戦いに使っていた大砲も 銃も矢も槍も、すべて使い切るように叩き込む。むろん、メイジも平民に負ける わけにはいくかと、残っていた精神力をすべて注ぎ込んで可能な限りの魔法を 炎や風、氷に変えて送り込む。それは、小山に油を撒いて火をつけたような 壮絶な光景であった。 だが、人間たちの攻撃は気迫と勢いで二大超獣を圧倒したが、やはり決定打を 与えるにはいたれずに、いらだったヤプールは怒気を含めて二匹に命令を飛ばした。 「ええいこざかしい、バキシム、ブロッケン、目障りだ、そんなやつら蹴散らしてしまえ!」 一時の混乱からヤプールの叱咤で覚めた二匹は、その命令に従って、拘束を 力づくで破って起き上がると、まずは足元に群がるこうるさい虫けらどもを始末しようと、 攻撃を開始した。 ミサイルが軍隊の真ん中で炸裂し、地を走るレーザーが人間たちを巻き上げる。 それでも、愛する国を、家族を守るために彼らは立って戦いに望んでいくが、 高熱火炎に呑まれた人間は瞬時に骨も残さず消滅し、歩くだけで地響きが 生じるほどの重量を持つ二匹に踏みつけられたものは地底に化石同然に埋葬された。 「いかん、全軍後退しろ!」 態勢を立て直しつつある二匹を相手に正面攻撃を続けては犠牲が増えるだけと、 ウェールズとアンリエッタはいったん攻撃を中止させて、後退するように命じたが、 撤退は攻撃の十倍難しいものなのである。なぜなら、撤退するということは自分が 負けているということを否応なく自覚してしまうものであるし、なにより敵が逃げる こちらをのんきに見送ってくれることなど、どれほど楽観的な思考の持ち主でも 期待することはないだろう。まだ若い二人は、目の前で吹き飛ばされる兵士たちを 見て反射的にそう命じてしまったのだが、そこまで思いをいたらすことができなかった。 「だめだ! 今兵を引いてはいかん」 上空から軍が後退しはじめるのをカリーヌが確認して叫んだときには手遅れだった。 人間たちが逃げ始めたことを見て取った二匹は、蟻に足を噛まれた子供が蟻の巣に するように、憎悪をそのままに解放して人間たちを蹴散らし始めたのだ。 (やめろっ!) 戦闘から虐殺へと一方的な下り坂を転がり始めるのをエースは見ていることは できずに、食い止めようと人々に向かいつつあるバキシムに後ろから組み付いたが、 バキシムは目障りだといわんばかりに剣のように巨大で硬質な尾を振り回して エースを吹き飛ばしてしまった。 「ヌワァァッー!」 勢いよく跳ね飛ばされたエースは、骨格にまで響き渡るほどの衝撃に、全身が しびれて立ち上がれなくなるほどのダメージを受けてしまった。 (く、くそぉっ!) 人間でいえば、コンクリートの壁に叩きつけられて呼吸が麻痺したときのような 状態になっては、いかにエースの闘志が折れていなくても、肉体がそれに ついていくことができなかった。さらにカラータイマーの点滅も、ほとんどタイマーが 赤一色に染まっているように点滅が早まり、同化している二人の生命力までも 危険に近くなっていく。 (せめて、太陽が出ていれば……) 空を見上げても、ウルトラ戦士の力の源である太陽はすでに九割方日食に 覆い隠されて、その恵みの光を地上に届けることはできなくなっていた。 立ち上がることもできないままで、復讐に猛り狂う二匹を睨みつけるしかできない。 阿鼻叫喚、その風景を一言で表すのならばその四文字が使われるだろうが、 その四文字が一瞬ごとに散っていく数百の命の叫びを表現することはできない。 地球でも、怪獣が暴れるたびに街が破壊され、そこに住んでいる人の命が 奪われていくのと同じ光景が繰り広げられて、それ以上の悲劇が大量生産されていく。 「止まれぇーっ!!」 ラルゲユウスの可能な限りの速度でカリーヌは二匹に体当たりを加えさせ、 自らも平常時の1/10ほどまで減少してしまった精神力で、二匹の体組織を 麻痺させて動きを止めようと電撃魔法を使うが、捨て駒となったサタンモアの 犠牲のせいで威力がまったく足りず、ほんのわずかに二匹の気を逸らしただけで、 ノワールごとブロッケンのレーザー攻撃を受けて撃ち落されてしまった。 「なっ!? あの『烈風』までもがやられた!」 二人の王子と王女と並んで、彼らの心の支えであった伝説の騎士であるカリーヌが やられた影響は瞬時に全軍に伝わり、それまで抑えられていた絶望感を一気に 解放してしまった。「もうだめだ」「殺される」「助けてくれ」という叫びが轟くと、 一部が後退から壊走に転落しはじめたばかりでなく、カリーヌに従って戦っていた 残りの竜騎士の思考力と状況判断力も麻痺させて、次は自分たちが狙われる番 だということに気づくのを遅れさせてしまった。二大超獣がその気になれば、 タックアローなどよりはるかに遅い竜騎士などを叩き落すことは造作もなかったのである。 ほんの数分のうちに、彼らもミサイルとレーザーの餌食となって全滅して、最後に 残ったシルフィードもミサイルが至近で爆発して、即死こそしなかったが乗っていた 二人もろとも撃ち落されていた。 「タバサ、無事?」 「わたしは……それより、シルフィードがひどい怪我」 不時着の寸前に、レビテーションでショックは軽減したが、爆風を二人の代わりに もろに受けてしまったシルフィードは大火傷を負い、きゅいきゅいと苦しそうに 鳴いている。これでは、飛ぶことはおろかもはや戦うことなど到底できそうもなかった。 いや、それ以前に精神力の尽きたタバサとキュルケも自分が戦力にはなり得ないと 自分でわかってしまっていた。 「こんなときに戦えないなんて……っ」 「……」 以前戦ったムザン星人やガギなどとは、生物兵器として作られた超獣のパワーは 根本から違っていた。怒りにまかせて飛び出し、いつものようになんとかなるだろう という甘い見通しは打ち砕かれて、シルフィードを守ることしかできない二人の見ている 前で、惨劇はその度合いを増していく。 一瞬で、その命を絶たれた者はむしろ幸せだったかもしれない。なぜなら、 乗っていた飛行機を爆発させられた人間は痛みを感じる余裕もないが、崩された ビルの下敷きになって生き残ってしまった人間に待っているものは、生き埋めにされた 苦痛と恐怖と絶望だからである。 焼死や爆死を免れた兵士たちも、体の一部を失った自分の姿を目の当たりに しなければならないという残酷な現実を突きつけられた後で、緩慢に迫ってくる 死の恐怖の中で母親を呼びながら息絶えていく。 その、凄惨と呼ぶにもあまりにも過酷な状況にありながら、アンリエッタたちは それまで最前線であったところから、一気に殿になってしまった場所で、一兵でも 多く逃がそうと奮闘していた。 「水のトライアングルよ!」 「風のトライアングルよ!」 ヘクサゴンスペルが炸裂し、二匹の動きがわずかに止まるが、超重量を誇る 二匹は吹き飛ばされはせずに、氷嵐の大竜巻の中でかすり傷ひとつ負わずに 立ち続けている。 「なんて奴らだ……」 「ウェールズさま、頑張って……」 みるみるうちに削られていく精神力と体力の消耗に耐えながら、二人は全力で 二匹を閉じ込めた氷竜巻を維持し続けた。だが、ヘクサゴンスペルの長時間 使用などは前例がなく、二人は自分の魔法に命を吸われていくような感覚を 覚え始めていた。 「みんな、早く逃げて」 すでに二人の力は底を尽いていたが、ここで魔法を解除すれば解放された超獣は、 今度こそ止める術はないままに人々を蹂躙していくだろう。一人でも多く逃げて 生き延びてくれ、それだけを祈って二人は力を振り絞った。 しかし、そうして命を削る二人の姿を忌々しく見つめていたヤプールは、 歯向かう者にはすべて死をと、禍々しい声で命令を放った。 「こしゃくな真似を、バキシムよ、その二人が人間どもの要だ! そいつらを 殺せば人間たちは完全に絶望に沈む、やれぇー!」 その瞬間、氷竜巻の中で脱出を図っていたバキシムの右目が緑色の輝きを 放つと、突然バキシムは前傾姿勢をとって頭をアンリエッタとウェールズに向けた。 「え……?」 最初彼女たちは、それが何を意味するのかわからなかった。しかし、レーダーに なっているバキシムの目は、そのときにはすでに二人を完全にロックオンしており、 その頭頂部に生えた一本角が、巨大なミサイルと化して発射されたときには もう手遅れとなっていた。 「ひっ……」 角ミサイル、一角超獣の別名をもつバキシムの、これが最大最強の隠し技であった。 氷竜巻をぶち抜いて、一直線に音速で飛んでくるそれを相手に、お互いの名前を 叫ぶ時間すらそこには無かった。死ぬ直前にはそれまでの人生を走馬灯のように 見るとか、自分が死ぬ瞬間を時間を圧縮されて見るなどというが、アンリエッタが 見たものは自分に向かって飛んでくる、巨大な塔ほどの大きさがあるミサイルと、 自分に覆いかぶさってくるウェールズ、我が身を捨てて壁となっていくアニエスと ミシェルの姿だけだった。 ”わたくしは、ここで死ぬのですね” 奇妙に冷静な思考の中で、アンリエッタはふとそんなことを思った。けれど、愛しい ウェールズさまに抱かれながら死ねるのなら、それも幸せかもしれない。しかし、 結局何一つなしえないままに死んでは、残された人々はどうなってしまうのだろうか。 種を撒くだけ撒いて、収穫は他人任せ、それではあまりにも無責任すぎる。 以前の何も知らなかったころなら、それでも気に止めはしなかっただろうが、 今はそんな自分を支えて引き上げてくれた人たちを思うと、胸の奥が針で刺されるように痛む。 ”ごめんなさい、ルイズ……” 最後の瞬間、アンリエッタは親友の名を呼んだ。 誘導能力を持つミサイルは一寸たりとも狙いを外さずにこちらへ向かってくる。 あの超大型ミサイルの爆発力の前では人間の壁など何の役にも立たず、付近一帯 もろとも自分たちは消し飛んでしまうだろう。 だが、すべてをあきらめて目を閉じようとした瞬間、アンリエッタの目にミサイルと 自分たちのあいだに割り込んできた銀色の影が映った。 「デャャァッ!」 その瞬間、巨大な爆発が引き起こり、真っ赤な炎が空気を、草原を焼き尽くそうと 膨れ上がったが、その炎はアンリエッタたちに届くことはなかった。そこには、 最後の力を振り絞って、その身を盾に、ミサイルをその背に受けたウルトラマンAが 立ちふさがって、すべての衝撃を代わりに受けていたのだ。 「エースが助けてくれた……」 数秒かかって、そのことを理解したアンリエッタは、安堵のあまりウェールズに 支えられたままで、やっとそうつぶやいた。しかし、呼吸を整えて礼の言葉を 発しようとした彼女の喉は、絶対零度の風を受けて凍結することとなった。 両手を広げて巨神像のように悠然と人々を守って立ちふさがっていたエースの 胸の赤い灯が燃え尽きたようにふっと消えると、同時にその目から輝きが消えて、 巨体が朽ち果てた巨木のように軽く揺らめき、そして…… 「ああっ……!!」 彼女たちも、エースによって救われたほかの兵士たちも、言葉を発することができなかった。 これまで、いかに傷つこうとも立ち上がって最後に勝利を収めてきたあのウルトラマンAが、 大地に崩れ落ちてぴくりとも動かなくなってしまったではないか。 「まさか、こんな……」 「立て、立ってくれよ!」 「頑張れ、起きるんだ!」 何度もエースの戦いを見守ってきたトリステインの兵士たちの中から、アルビオンに 来てなお救いの手を差し伸べてくれたエースに、必死の叫びが送られるが、 もうエースにその叫びに応える力は残されてはおらず、それに答えたのは 歓喜に震えたヤプールの遠吠えにも似た悪魔の叫びだった。 「ふわっはっはっはっ!! 馬鹿なやつめ、わざわざ死にに来るとはな! だがこれで 貴様にはもはや指一本動かすエネルギーも残ってはいまい、貴様にはお似合いの 死に様だ! ゆけえバキシム、ブロッケン、エースにとどめを刺すのだぁ!!」 その声が終わるのを待つまでもなく、二大超獣は歓呼の雄叫びをあげて 横たわるエースに駆け寄ると、まるでサッカーボールのように蹴り上げて 地面に叩きつけ、踏みつけては放り投げと、無邪気で残酷な子供が笑顔で 人形の腕をちぎって遊ぶように、エースの体を考えられる限りの方法で 痛めつけていった。 「人間どもよ、我らヤプールに歯向かった者の末路を見ておくがいい。 我らに逆らうものは、皆こうやって死んでいくのだ!」 積もりに積もった怨念を一撃一撃に込めて、バキシムとブロッケンは凶暴性 という単語を超えた残忍さで、無抵抗なエースを嬉々として痛めつけていた。 殴りつけ、蹴り飛ばし、炎で焼き、ミサイルの標的にして吹き飛ばす。それは もはや嬲るというよりも、遊んでいるといったほうが適切な光景で、見守る ことさえできなくなった幾人かが、思わず目を逸らしてしまったことを誰も責められまい。 才人とルイズはエースの中で、活動するエネルギーは失ったが、かろうじて 意識だけは残しているエースとともにいたが、そこにも確実に死は迫っていた。 (ちくしょう……もうエネルギーが……) カラータイマーの点滅は、あくまでエネルギーの残量を示すものであって、 タイマーが消えたことがそのままウルトラマンの死を意味するものではない。 しかし、敵を前にして動けないのでは意味がなく、攻撃の痛みを一身に 受けているエースだけではなく、同化している二人の生命力さえも猛烈な 勢いで削っていた。 (寒い……なんだ、まるで凍りついたような) (まだ、戦わなきゃならないのに……お願い、立って……た……) (お、おいルイズ眠るな! 意識を失ったら、起きるんだ!) 肉体の死は、そのまま心にも死を強いてくる。精神世界にいる二人にも、 真冬の海に浮かんでいるような冷たさが忍び寄ってきていた。しかし、 二人に代わって攻撃を受け続けるエースの苦痛は、それらさえ比ではなかった。 二つの月は残酷にも、ひとかけらの光もよこさぬと完全に太陽を隠して漆黒の 天体に変えて、闇の中に閉ざされた光の戦士を悪魔が力の限り攻撃する。 「やめて! もうやめてください!」 みせしめにしても残酷すぎる仕打ちに、アンリエッタが血を吐くような叫びを あげても、その声もまた轟音の中にかき消されていく。 もはや、王党派、トリステイン軍に余剰戦力はなく、『烈風』が倒れ、キュルケと タバサも力尽き、アンリエッタとウェールズの魔法の力も尽きた今、人間たちに エースを救う術は何一つ残ってはいなかった。 そして、ぼろくずのようにエースの体が放り投げられて地面に転がると、 ヤプールは復讐の最終段階に入った。 「ふっふっふ、ようしそのあたりでよかろう。ふふふ、ちょうど太陽も隠れて闇も いい塩梅になってきたな。そして闇といえばエースよ、ゴルゴダ星を覚えているか? 我々は貴様ら兄弟を極寒のゴルゴダ星におびき寄せて全滅させようとしたが、 貴様だけは兄弟からエネルギーをわけてもらって脱出に成功したな。だが、 今度はお前一人で死んでいくがいい! 見よ」 すると、中空の空にひび割れが生じ、異次元の裂け目が現れたかと思うと、 そこから全高七〇メイルにはなろうかという巨大な十字架が現れて、地面に 突き刺さり、どこからともなく伸びてきた鎖がエースの四肢を絡めとって、 磔にしてしまったのだ。 「ああ、もうだめだ……」 無残に十字架に四肢を縛り付けられ、力なく首を落としているエースの姿は、 人々から最後の希望を奪うのに充分だった。わずかに動く気力のある者は 逃げ出し、気力のない者は絶望してひざを突く。 カリーヌも、なんの魔法も出せなくなった杖を握り締めて仮面の下で歯軋りをし、 キュルケとタバサも、シルフィードを守りながら自分たちの無力さを痛感していた。 アニエスやミシェルも、これまで修練を重ねてきた剣も杖も何の役にも 立たないことに、血がにじむほどこぶしを握り締め、絶望の歌がすべての 人間を覆っていく。 そしてヤプールはついに、二大超獣に最後の命令を下した。 「さあ、今こそ復讐が完遂する時だ! エースを殺せ! バラバラにして 跡形も無く粉砕してしまうのだぁーっ!」 バキシムのミサイルが、ブロッケンのレーザーが飛び交い、死人同然となった エースの体に集中していく。 「人間どもよ、お前たちの守護神であるウルトラマンはこれから死ぬ。そして、 我らヤプールがこの世界を暗黒に染めるこのときを、絶望して見ているがいい!」 かつて、これほど残酷な処刑があっただろうか。復讐とともに、光を闇に染め、 希望を奪い、絶望をばらまく。ヤプールは、エースをハルケギニア侵略のための 人柱にするために、これほどの手間と労力をかけて罠に嵌めたのだ。 すでに誰にも、戦う力も武器も残されていない。カリーヌも、キュルケやタバサも、 アニエスやミシェル、ウェールズや数々の勇敢で強い将兵たちのすべてが、 ヤプールの計画のままに、絶望の沼地の中に沈み、エースの命ももはや風前の ともし火であった。 そんななかでアンリエッタはただ一人、ひざを突き、祈っていた。 「神よ。始祖ブリミルよ、どうか、我らの恩人を、この世界を闇からお救いください。 今日が、奇跡の起きる日だというのならば、わたくしの願いをお聞きとどけください。 そのためなら、わたくしの命でも差し出します。だから、どうか……」 答えるものはなく、神は降臨したりはしなかった。二大超獣の攻撃はますます 激しさを増して、十字架ごとエースを粉砕しようという勢いで、火力を集中する。 そしてついに、二匹はエースの命を完全に絶つべく、ミサイルとレーザーの 照準をすべてカラータイマーへと向けた。 (もはや、これまでか……) エースも含め、誰もの心を絶望が覆い尽くした。全力を出し切ったことについては なんらの悔いもないが、実りを残すことができなかったのでは言い訳にもならない。 ヤプールの侵略を阻止するという使命を果たすことができずに、ここで倒れれば やがてハルケギニアを滅ぼしてマイナスエネルギーを蓄えたヤプールは、 地球、光の国へと侵略の手を伸ばし、最終的には宇宙全体を巻き込んだ争乱と なっていくだろう。そうなれば、もはや失われる命の数はこのアルビオン内乱などは 比にもならない規模に膨れ上がる…… 戦場だった空間には、絶望と悲嘆に満ちた七万人の亡者のような声が流れ、 その心から生まれるマイナスエネルギーに満ちた空に、ヤプールの哄笑だけが 響き渡る。 終わった……誰もが、あきらめて最後を覚悟した、そのときだった。 ”兄さん、あきらめないで!” 突如、心に響き渡ったその声に、エースははっとして目を覚ました。それは、 ウルトラ一族が持つテレパシーの波動、その響きを持つ声の主を、彼はよく 知っている。しかし、なぜここに? 空耳か、いや違う! (太陽……?) 彼は最後の力で、今にも攻撃を開始しそうな二匹の超獣から、視線を天空に 黒い穴のように存在する日食へと向けた。そこは、一点の光も見えない虚ろな空間。 しかし、その漆黒の虚無の空間の中に、ありえべからざる光が輝いた。 それは、最初夜空に瞬く小さな星のように儚げに見えたが、闇の中にあって 消えることは無く、生まれたばかりの若い恒星が宇宙に新たな息吹となって いくように、強く明るく光を増していき、滲み出してきた光は幻ではなく形をなしていく。 希望は無いと誰もあきらめた。奇跡は起きないと誰もがあきらめた。 しかし、絆がある限り、どんなに闇が深かろうと光は必ず差し込んでくる。 虚無の闇の中から次第に近づいてきたそれは、銀色の翼に不死鳥のような炎の シンボルをまとった、希望の姿となって現れた! (あれは!? まさか!) ありえない、ありえるはずもないシルエットに、才人は幻を見ているのではないかと 思ったが、それは大気を切り裂き、闇の中でも赤々と燃え盛るファイヤーシンボルを 猛らせて彼の視界を埋めていき、困惑が確信に変わった時、彼は心から叫んでいた。 (ガンフェニックス・ストライカーだ!) 奇跡が、起きた。ブースターを全開にして、急降下してきたその炎の翼を、 忘れることなどできようはずもない。それこそ、CREW GUYSの象徴にして、 地球の平和を守り続けてきた平和の不死鳥。先頭にガンウィンガー、後方に ガンローダー、さらにその上方にガンブースターを合体させた、人類の英知の 結晶が生んだ最強の戦闘機が今、ハルケギニアの空に飛び立ったのだ! そして、舞い降りてきたガンフェニックス・ストライカーは地上のエースと二大超獣を 認めると、幻でないことを誇示するかのように、全ビーム砲門の一斉射撃、 バリアントスマッシャーを輝かせた。 「な、なんだあれは!?」 天からの光芒が大地を砕き、爆風が二大超獣をもたじろがせると、地上の人々も ガンフェニックスの姿に気づき、いっせいに空を見上げた。 「速い! あれはなんだ!?」 「赤い、火竜か?」 「いや、大きすぎるし速すぎる! あんなもの見たこともないぞ」 戦闘機などを見たこともないハルケギニアの人々は、ガンフェニックスの正体が わからずに戸惑い、新しい敵かとどよめいたが、見慣れない翼はさらに光線を 放ってバキシムとブロッケンを打ちのめしていく。そして彼らの頭上を信じられない スピードで飛び去っていった、その翼に刻まれた炎の紋章を見て、アンリエッタは 自然と心に浮かんできた名をつぶやいていた。 「不死鳥……?」 だが、一番驚き慌てたのは当然ながらバキシムとブロッケンである。今にもエースに 積年の恨みを晴らそうとしていたのに、突然現れた戦闘機によって妨害されて 平静でいられるはずはない。あれはなんだ、どこから現れた!? いや、あれは地球の ものだ、それがどうしてこんなところに現れる!? 人間以上の知能を持った二匹の 超獣は、事態を把握できなくて混乱に陥った。 しかし、悪意の塊であるヤプールは、突然のガンフェニックスの出現には驚いたが、 その原因などよりも、それが現れたことによって起こる結果を瞬時に見抜いて、 その前に復讐を果たそうと、二匹に怒鳴るように命じた。 「なにをしている! はやく死にぞこないのエースにとどめを刺せぇ!」 その叫びで我に返ったバキシムとブロッケンは、ガンフェニックスの攻撃に 驚いたショックから立ち直って、ミサイルとレーザーを全弾発射した。 「死ねっ! ウルトラマンAよ!」 炎を引きながら迫る数十発のミサイルと、蛇のようにしなるレーザーが 一直線に十字架上のエースのカラータイマーに向かう。しかし、確実な死が 迫っているというのにエースに恐れはなかった、なぜなら、空気を切り裂く衝撃波を 生みながら、二大超獣とのあいだを飛び去っていったガンフェニックスの、 ガンウィンガー部分のコクピットに座っている、ウルトラ十番目の弟が光に 変わる姿を、確かに見たのだから。 「メビウース!」 ヒビノ・ミライの掛け声とともに、金色の光がガンフェニックスから飛び立ち、 光の球がエースを守るように十字架の前に立ちはだかり、ミサイルとレーザーを すべてはじき返す。そして、光が爆発し、その中から立ち上がるのは、 宇宙警備隊が誇る、若き不死鳥の勇者! 「ヘヤアッ!」 闇の時間が終わり、再びさんさんと降り注ぎ始めた美しい陽光を浴びて、 ウルトラマンメビウスが二大超獣を前に恐れのかけらもなく、しっかりと大地を 踏みしめて降臨する。ウルトラ兄弟VSバキシム&ブロッケン、最終ラウンド。 今、反撃の時は来た! 続く 前ページ次ページウルトラ5番目の使い魔
https://w.atwiki.jp/ultramanfe3/pages/58.html
*タイラント ウルトラ兄弟たちに倒された怪獣の怨念が海王星に集まって誕生した。(ただし倒された怪獣達のパーツではないため、死んでいない怪獣のパーツも含まれている) 構成する怪獣は、身体の上から順に次の通り。 竜巻怪獣シーゴラス(顔を構成:『帰ってきたウルトラマン』に登場)※実際には倒されていない。 四次元宇宙人イカルス星人(耳:『ウルトラセブン』に登場) 宇宙大怪獣ベムスター(胴体:『帰ってきたウルトラマン』に登場) 液汁超獣ハンザギラン(背中:『ウルトラマンA』に登場)※実際には倒されていない。 殺し屋超獣バラバ(両腕:『ウルトラマンA』に登場)※なぜか鎌と鉄球の左右が逆になっている。 どくろ怪獣レッドキング(足:『ウルトラマン』に登場。)※なぜか足に爪が生えている。 大蟹超獣キングクラブ(尻尾:『ウルトラマンA』に登場) 本編、「ウルトラ兄弟を越えてゆけ!」に登場。 その圧倒的強さにウルトラ5兄弟をなんなく倒す。(噂ではタロウを特訓させる為の捏造ではないか?とも言われている) タロウとの激しい格闘の末、フックつきロープ(バラバ鞭)をブルーレーザーで切られ、それを変化させた槍・ウルトラランス(ウルトラランサー)を投げつけられて倒された。 ややあっけない最期だが、タロウがそれだけ成長して強くなっていた、ウルトラ兄弟との連戦で力を消耗していたなどの理由が考えられる。 ワイヤーのリーチはかなりの長さを誇るが、隙も大きく使い所を選ぶ。スーパーアーマー技も一応があるが、出が遅すぎ。 ただ、投げがワイヤーを使うため、ワイヤー攻撃と区別し辛いのは利点。 全体的に少々癖がある。 もっともこれもガード不可、強制ダウンの火炎攻撃や冷気攻撃を使えば、大した問題ではない。 ただこれはこれで、対人戦でいろいろ問題があるが。 コンボ| □□□等。 特別なコンボは特に無し。 ×による掴みの間合いが広い。 掴み△から→□ 格闘技ではないが弱光線でのハメもできる。 冷凍ガス⇒凍結中に火炎⇒起き上がりに冷凍ガス⇒以下ループ その嫌らしさから対人戦では封印しないとリアルファイトになりかねない。 **必殺技 ワイヤー大回転 威力A **弱光線 ほえる 大きく吠える。次の一撃がパワーアップ 火炎攻撃:口から火炎を吐きだす。 冷気攻撃 腹部から冷気を吹き出し相手を凍らせ、一定時間動きを止める。
https://w.atwiki.jp/tokusatsu24/pages/123.html
名前 登場作品 ポイズンアンカー ビーファイターカブト ポイズンスコーピオン 仮面ライダー剣 ホイルスピンキック 激走戦隊カーレンジャー 暴君怪獣 ウルトラマン物語 暴君超獣 電光超人グリッドマン 暴君竜 スパイダーマン(東映) 北条明 電脳警察サイバーコップ 暴走戦隊ゾクレンジャー 激走戦隊カーレンジャー 暴走族なりきりハチマキ 激走戦隊カーレンジャー 謀略宇宙人 ウルトラマンティガ ホエールイマジン 仮面ライダーディケイド ホースオルフェノク 仮面ライダー555 ホースファンガイア 仮面ライダーディケイド BOARD 仮面ライダーディケイド 北斗星司 大決戦!超ウルトラ8兄弟 ボクニツラレテミル? 仮面ライダーディケイド 僕の体をどれだけ悪に染めようとも、僕の心は僕だけのものだ!愛がある限り 仮面ライダーG 僕は恋に生きる男なのだ アクマイザー3 星 超獣戦隊ライブマン 星見透 ウルトラマンゼアス 星村ゆか 人造人間キカイダー 細野龍元 電光超人グリッドマン ホッパー 仮面ライダーTHE FIRST ホッパー2 仮面ライダーTHE FIRST ボディグループ 仮面ライダーディケイド ボナファルツ 牙狼─GARO─ ボビー スペクトルマン ホラー 牙狼─GARO─ ホラーガール 宇宙刑事ギャバン ホリイ・マサミ ウルトラマンティガ ボルギス 七星闘神ガイファード ボルキャンサー 仮面ライダー龍騎 本郷猛 仮面ライダーTHE FIRST 本田 ブルースワット 本当の戦いはこれからだぜ! 大決戦!超ウルトラ8兄弟
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/229.html
ボルト・ボンバー ボルト・パンザー ボルト・フリゲート ボルト・ランダー ドクガガ バイザンガ 強力ナマズンゴ ダイモン サイモン ライディーン ブルーガー 化石獣バストドン ガンテ 巨大シャーキン ダンクーガ イーグルファイターN イーグルファイターH イーグルファイターA ランドクーガーN ランドクーガーH ランドクーガーA ランドライガーN ボルト・ボンバー 超電磁マシーン ボルテスⅤ 全長--- 重量--- ボルトマシンの2号機で、ボルテスⅤの腕部を構成する重爆撃機。一平が操縦し、ボルテスⅤの武器セクションとなる。強力な武器を内蔵し、ボルト・クルーザーと並んで戦闘力が高い。 ボルト・パンザー 超電磁マシーン ボルテスⅤ 全長--- 重量--- ボルトマシン3号機で、ボルテスⅤの胴体部を構成する重戦車。剛兄弟の次男・大次郎が操縦士、ボルテスⅤのエネルギーセクションとなる。なお陸戦が主体であるが、コン・バトラーVのバトルタンクと違って単独での飛行も可能。 ボルト・フリゲート 超電磁マシーン ボルテスⅤ 全長--- 重量--- ボルトマシン4号機で、ボルテスⅤの脚部を構成する。剛兄弟の三男・日吉が操縦し、潜水艇としても使用できる。また、修理装置も搭載している。 ボルト・ランダー 超電磁マシーン ボルテスⅤ 全長--- 重量--- ボルトマシンの5号機で、ボルテスⅤの足首より下を構成する。岡長官の娘であるめぐみが操縦し主に偵察や探索を担当する。また、機首のドリルによって地中での活動も可能である。 ドクガガ 超電磁マシーン ボルテスⅤ 全長--- 重量--- ボアザン帝国地球征服軍が使用する獣士。原作第1話「宇宙からの侵略者」に登場。ガを思わせる巨大な羽を持つ。なお、獣士とは侵略の対象となる惑星の生物を強化改造・巨大化させた半生体兵器である。 バイザンガ 超電磁マシーン ボルテスⅤ 全長--- 重量--- ボアザン帝国地球征服軍が使用する獣士。原作第2話「苦闘への前進」に登場。ビッグファルコンを直接攻撃するため、ボルテスⅤをおびき出す役目を負う。 強力ナマズンゴ 超電磁マシーン ボルテスⅤ 全長--- 重量--- ボアザン帝国の地球征服軍が使用する獣士。原作第11話「よみがえるボルテスⅤ」に登場し、超電磁破壊装置によって、ボルテスⅤの合体を破った。なお、原作ではナマズンゴという獣士が存在し、この機体はその強化型である(何故、強力と名付けられているのかは不明だが・・・)。そして、この強力ナマズンゴを破るために、新型超電磁発生装置であるウルトラマグコンが未完成ながら使用された。 ダイモン 超電磁マシーン ボルテスⅤ 全長--- 重量--- 全身をマキシンガル合金で包んだ強化型の獣士、鎧獣士。同型の鎧獣士サイモンとタッグを組んでボルテスに挑んだ。 サイモン 超電磁マシーン ボルテスⅤ 全長--- 重量--- 全身をマキシンガル合金で包んだ強化型の獣士、鎧獣士。原作第26話「謎の飛行メカとの合体」に登場。ボルテスⅤの新兵器・超電磁ボールの連続使用不能という弱点をつくために、同型の鎧獣士ダイモンとタッグを組んでボルテスⅤに挑む。なお、マキシンガル合金はボアザン軍の将軍ド=ベルガンがもたらした物であり、それを装甲に使用した獣士は最初、天空剣でも切れなかった。 ライディーン 勇者ライディーン 全長52.0m 重量350.0t 1万2千年前に古代ムー帝国の科学によって作られた神秘のスーパーロボット。普段は神面岩に金色の素体状態で収容されており、洸が中に乗り込むこと(フェードイン)で動き出す。謎のエネルギー・ムートロンを使用し、装甲に使用されているムートロン金属は素体状態に戻ることで自己修復能力を発揮する。また、内部には解明されていない部分も多く、原作後半ではラムーの星と呼ばれるムートロンエネルギーの解放装置により、真の力を発揮していた。主な必殺技は鳥型へ変形してマッハ7のスピードで突撃するゴッドバード。なお、原作では移動距離をかせぐ時などのためにゴッドバードへの変形を行っていた。 ライディーンはムー帝国の皇帝ラムーの血を引く洸にしか乗ることが出来ず、その操縦法は洸の身体の動きと一体化した独特のものである。 ブルーガー 勇者ライディーン 全長--- 重量--- ムトロポリスが所有する万能戦闘機。戦闘だけでなく、偵察や調査、救助活動等、様々な用途で使用された。原作では、乗員が3名でコクピット上部は脱出装置でもある小型機スピットファイターとなっている。 化石獣バストドン 勇者ライディーン 全長--- 重量--- 妖魔帝国が作り出し、ライディーンが初めて対戦した化石獣。原作第2話「化石巨獣バストドン」に登場。両腕の巨大な剣が特徴で、オープニングにも登場している。しかし、バストドンが登場した時点で洸はまだライディーンに不慣れであったためゴッドバードが使えず、ゴッドゴーガンで倒されている。 ガンテ 勇者ライディーン 全長--- 重量--- 妖魔帝国の飛行要塞。大魔竜とも呼ばれる。その名の通り岩で作られた巨大な手の形をしており、五指の先には顔(それぞれ別の形をしている)がついている。ドローメの母艦でもあり、甲の部分に化石獣を乗せる時もあった。 巨大シャーキン 勇者ライディーン 全長--- 重量--- 妖魔帝国のプリンス=シャーキンが妖魔大帝バラオの力で巨大化した姿。ライディーン第27話「シャーキン悪魔の戦い」に登場。洸のライディーンに命を懸けた一騎打ちを挑む。 ダンクーガ 超獣機神ダンクーガ 全長34.6m 重量114.0t 葉月孝太郎博士の開発した4機の獣戦機の合体によって完成するスーパーロボットであり、獣戦機究極の姿。原作第16話「獣を超え、人を超え、いでよ神の戦士(後)」において初登場する。メインパイロットは藤原忍。ダンクーガは「断空牙」と表記し、「我、空となりて煩悩を断つ」という意味を持つ。 そのコントロールには超絶的な精神力を必要とするため、獣戦機隊は獣戦機各形態を段階的に習熟させられ、その成長が一定レベルに達するまで合体コードは封印されていた。 ダンクーガそのものが恐るべきパワーを持ち、当初はほとんど格闘のみで戦っていた。後に断空剣やダイガン等の武装が追加され、飛行出来ないという弱点を克服するために飛行ブースターも開発された。その後も新たな敵の出現に合わせて、龍型の母艦ガンドールと共に幾度か改修が加えられていった。なお、必殺技の断空光牙剣はOVA版に登場し、本来はガンドールからのエネルギーを断空剣に受けて使用する武器である。 イーグルファイターN 超獣機神ダンクーガ 全長6.9m 重量7.7t 地球連邦軍の戦闘機をベースに葉月考太郎博士が造り上げた空戦用の獣戦機。4機の獣戦機の中で唯一飛行能力を有する。他の獣戦機と同様にパイロットの怒り等の感情をエネルギーとする野獣回路を搭載し、他形態への変形も可能。主な任務は偵察と上空制圧・支援であるが、パイロットの忍の性格を反映してインファイトが多い。 イーグルファイターH 超獣機神ダンクーガ 全長--- 重量7.7t イーグルファイターのヒューマイドノードモード。 携行火器が使用可能になることで、より柔軟な戦術が可能となる。なお、この形態では飛行は不可能となる。 イーグルファイターA 超獣機神ダンクーガ 全長6.9m 重量7.7t イーグルファイターのアグレッシブビーストモード。他の獣戦機のように変形ではなく、全身を青白いオーラ(のようなもの)で包みこみ、体当たりで敵機を破壊する。 ランドクーガーN 超獣機神ダンクーガ 全長10.2m 重量21.3t 葉月考太郎博士が開発した中型車両型の獣戦機。ランドライガーと共に獣戦機隊の前衛を務め、装甲を若干犠牲にすることで機動性を重視した機体。他の獣戦機と同様にパイロットの怒り等の感情をエネルギーとする野獣回路を搭載し、各形態への変形も可能。ダンクーガ合体時には左足首から下を構成する。 ランドクーガーH 超獣機神ダンクーガ 全長--- 重量21.3t ランドクーガーのヒューマノイドモード。携行火器が使用可能になることで、より柔軟な戦術が可能となる。獣戦機中、最も正確な射撃が可能であり、スナイパー的役割を果たす。 ランドクーガーA 超獣機神ダンクーガ 全長--- 重量21.3t ランドクーガーのアグレッシブビーストモード。黒豹型となり、高い運動性による爪や牙の攻撃を得意とする。その運動性はまさに野獣並であり、複数の敵が密集する地帯での戦闘等、多対個の超近接戦闘に活躍する。 ランドライガーN 超獣機神ダンクーガ 全長10.3m 重量24.2t 葉月考太郎博士が開発した中型戦車型の獣戦機。ランドクーガーと共に獣戦機隊の陸戦の前衛を務める。獣戦機中、最もバランスの取れた機体。他の獣戦機と同様にパイロットの怒り等の感情をエネルギーとする野獣回路を搭載し、各形態への変形も可能。ダンクーガ合体時には右足首から下を構成する。 オプション情報大事典に戻る
https://w.atwiki.jp/yugioh_dl/pages/722.html
デュエルワールド(DSOD)のステージ10よりゲートに出現。ゲートでのデュエルに必要なゲート・キーの色は黒。2021/3/24よりゲートに追加。 デュエル報酬(金色パック、虹色パック) カード名 レアリティ 備考 《方界超獣バスター・ガンダイル》 UR 《エンド・オブ・アヌビス》 UR 《方界降世》 UR 《方界法》 UR 《ジャッカルの聖戦士》 SR 《邪王トラカレル》 SR 《軍荼利》 SR 《方界獣ダーク・ガネックス》 SR 《ガーネシア・エレファンティス》 R 《エンペラー・ストゥム》 R 《エーリアン・ベーダ―》 R 《カクタス》 N 《チェンジ・スライム》 N 使用デッキ 十方世界の理/Lv.10 カード名 枚数 備考 《シェイプ・スナッチ》 2枚 《レオ・ウィザード》 2枚 《ゴーゴン・エッグ》 3枚 《デス・フット》 2枚 《青眼の銀ゾンビ》 2枚 《D・ナポレオン》 2枚 《千眼の邪教神》 3枚 《闇の訪れ》 2枚 《隠れ兵》 1枚 《誘発召喚》 1枚 十方世界の守護神/Lv.20 カード名 枚数 備考 《キラー・マシーン》 3枚 《メガソニック・アイ》 3枚 《アギド》 2枚 《闇よりの恐怖》 2枚 《クリッター》 3枚 《ゴーゴン・エッグ》 3枚 《漆黒のトバリ》 1枚 《終焉の地》 1枚 《闇》 1枚 《隠れ兵》 1枚 十方世界の雷/Lv.30 カード名 枚数 備考 《ヴェルズ・ゴーレム》 1枚 《ヴェルズ・オランタ》 1枚 《ヴェルズ・カイトス》 1枚 《ヴェルズ・マンドラゴ》 3枚 《ダーク・アサシン》 2枚 《方界超獣バスター・ガンダイル》 1枚 《闇よりの恐怖》 2枚 《流星方界器デューザ》 3枚 《終わりの始まり》 1枚 《漆黒のトバリ》 1枚 《闇の破神剣》 1枚 《隠れ兵》 2枚 《方界曼荼羅》 1枚 十方世界の破壊と再生/Lv.40 カード名 枚数 備考 《ヴェルズ・オランタ》 1枚 《ヴェルズ・カイトス》 1枚 《ヴェルズ・サラマンドラ》 3枚 《ヴェルズ・ザッハーク》 1枚 《ヴェルズ・ヘリオロープ》 3枚 《ヴェルズ・マンドラゴ》 3枚 《方界超獣バスター・ガンダイル》 1枚 《流星方界器デューザ》 3枚 《ダークゾーン》 1枚 《方界曼荼羅》 1枚 《闇の閃光》 1枚 《闇霊術-「欲」》 1枚 関連ページ プレイアブルデュエリスト/藍神
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3321.html
現在のアニメ界に浸透する百合至上主義に対する風刺的要素があり、 人によっては気分を害する恐れがあるので注意 多種多様かつ異なる幾多の次元から構成される次元世界。それらの次元と次元を繋ぐ役割を持つ 広大な次元空間上を猛烈な速度で突き進む二つの物体が存在した。 一つは全身に無数の棘状の突起の生えた赤き野獣のごとき異形の生命体。 それは俗に『異次元人ヤプール』と呼ばれるとある次元における人類の全てが一つに融合する事で 誕生した『異次元超人巨大ヤプール』 そしてそれを追うもう一つは、銀色の肌に赤い模様が描かれた光の巨人。 彼はヤプールと敵対する者であり、同時にヤプールの攻撃に晒された人々を守る為に戦った。 その様な彼を人々はこう呼んだ。『ウルトラマンエース』と………… 人間の感知しない領域で今この瞬間においても激しい戦いが続けられている。 ヤプールはウルトラマンエースの宿敵であり、何度倒そうともその都度蘇って来た。 無論、蘇ったヤプールの魔の手から人々を守る為にウルトラマンエースの戦いも終わらない。 世界と世界を結ぶ次元空間上を次元跳躍を繰り返しながら光速を超えた速度で移動するヤプールと 同じく次元跳躍を繰り返し、光速を超えて追跡するエース。ヤプールの目的は分からないが、 いずれかの世界の人々に害をなす事は確実であり、エースは何としてもそれを阻止しなければならなかった。 ヤプールとウルトラマンエース。人知を超えた二人の超人達はとある世界…ミッドチルダへ向かいつつあった…。 ヤプール、ミッドへ行く 遠く輝く夜空の星に 僕等の願いが届く時 次元連峰遥かに超えて 光と共にやって来る 今だ 変身 なのはとユーノ いざ行け いざ行け ウルトラマンエース 僕等のエース 戦え 戦え ウルトラマンエース 次元のエース ウルトラマンエース 異次元超人巨大ヤプール 百合ミサイル超獣ユリクロン 百合一角超獣ユリシム 百合究極超獣ユリキラーザウルス 登場 ウルトラマンエースの追撃を振り切り、一人ミッドチルダに降り立ったヤプールは人間に成りすまし、 情報収集を始めた。どこかを侵略する際、『超獣』と呼ばれる生物兵器を使用するヤプールであるが、 ただ闇雲に攻撃を仕掛ける事はスマートでは無いし、非効率だ。そして何よりも、そこに生きる人間が 抱え発する『心の闇』こそがヤプールの侵略兵器の原動力となり得るのである。 そうしてヤプールはミッド侵略に利用出来そうな『心の闇』を探して歩き回っていたのだが、そんな時だった。 「やっぱり時代はなのフェイの百合だよな~。」 『ユリ? こやつ等は何を言っているのだ?』 ふと小耳に挟んだ言葉にヤプールはふと立ち止まった。その言葉が聞こえた方向を見てみると、 現地のオタっぽい若者達が何やら話し合っているのが見えた。 「なのフェイの百合こそ王道で公式! 淫獣は氏ね!」 「淫獣ウザ過ぎる早く淫獣ヌッコロしてくれねーかなー。」 彼等は俗に百合厨と呼ばれ、その中でも極めて過激な一派だった。 つまり、女性キャラクター同士の不純同性愛を神聖視し、男性キャラクターとの恋愛を邪道とする者達。 彼等にとっては女性キャラクターの近くに男性キャラが近寄るだけでも凄まじい嫌悪感を示すのである。 『なるほど…ユリとやらは同性愛者と言う事なのだな? だがこの過激な思想…そこから発生する 心の闇は大いに利用価値がある。』 ヤプールはこれを利用する事に決めた。この過激なまでの百合思想をミッド全域に広める事によって ミッドの社会を滅茶苦茶にしてしまおうと言う壮大な作戦であった。 ヤプールの恐るべき計画が水面下で進行中な事を誰一人知る事も無く、ミッドは表面的には平穏であった。 しかし、とある一組の男女が何かしらの異変に気付く事となる。 「あれ? ここにもいる…。最近女の子同士のカップルが増えたよね?」 「そうだね…。どうしてなんだろう。アベックなら何処でも良く見たけど、最近になって増えたね。 女の子同士のカップル。」 時空管理局で教導官をやっている『高町なのは』と無限書庫司書長の『ユーノ=スクライア』 お互い9歳の頃からの付き合いである物の、今日もまた二人は『友達』と言い張りつつ街に出かけていのだが、 街に漂う不穏な空気に違和感を感じ始めていた。 なのはとユーノの感じた違和感。それは最近になって女性同士のカップルが増えて来たと言う事にある。 以前なら、街の内外を問わずアベックと呼ばれる男女のカップルを、しっと団が出てきても可笑しくない程 にまで彼方此方で見る事が出来た。しかし、今は違う。何故かそれらのアベックが姿を消し、 女性同士でカップルを作り、まるで同性愛者の様にイチャイチャとやらかす様になってしまった。 まるで男女一組になっているなのはとユーノの二人が場違いに感じられる程… 「な…なんか…私達がいるべき場所じゃないみたいだね…。」 「そ…そうだね…。」 あんまり周囲が女性同士の百合カップルばっかりなので、流石の二人も気まずくなり とりあえずこの場から退散しようと考えていたのだが、そんな時だった。突然何処からか 大勢の男達が現れたのである。 「何だ~ちゃんと男の人達もいるじゃない。」 「でもあっちは別に男同士のホモカップルなんてやってないみたい…だけど…。」 何処からか現れた大勢の男達。街中にはびこる女性同士の百合カップル達と異なり、 別に男同士のカップルを作っているワケでも無く、ただ男が大勢集まっているだけなのであったが、 その男達が一体何を考えたのかなのはとユーノの周囲を取り囲み始めたのである。 「み…皆…何か用かな?」 「まさかこんなに集まってカツアゲなんかじゃあるまいし…。」 男達はなのはとユーノの二人を睨み付けており、明らかに敵意を持って取り囲んでいる。 そして…彼等は一斉に叫び始めたのだ。 「なのフェイ百合マンセー!! 淫獣は氏ねー!!」 「なのフェイ百合マンセー!! 淫獣は氏ねー!!」 「え…? な…何を言ってるの…?」 何度も同じ言葉を連呼し叫び続ける男達の得体の知れない行動になのはとユーノの二人は怖くなってきた。 そして男達は徐々に二人に対して距離を詰めていくのである。 「なのフェイ百合の邪魔になる淫獣をヌッコロセー!」 「なのフェイ百合の邪魔になる淫獣をヌッコロセー!」 「な…何なの…? 一体何がどうしたって言うの?」 男達はなおもなのはとユーノに罵詈雑言を浴びせる。そして男達の一人がなのはに対して指差したのだ。 「このなのはは偽物だ!! 本物のなのはは淫獣と仲良くしない! フェイトそんと百合ってるはずだ!」 「そうだそうだ! 本物ならば淫獣に砲撃の一つもやってるはずだ! コイツはなのはの偽物だ!」 「え!? 偽物!? 本物!? 何を言ってるの!?」 「え!? い…淫獣って…僕の事を言ってるの!? ええ!?」 男達の言葉になのはとユーノは戸惑った。確かにそれなりにファンの付く有名人ともなれば、 ファンが勝手にその人のイメージを膨らませ、実際の本人との差異に落胆する事もあり得ない事では無いが それを差し引いて考えても、今の彼等の行動は異常だった。 彼等は俗に百合厨と呼ばれる者達であった。その呼び名の通り、なのはとフェイトの百合が王道と 考える彼等はユーノをなのはとフェイトの百合の邪魔となる淫獣と呼び蔑む。そんな彼等にとって なのはとユーノが一緒に仲良くしている光景は耐え難い物であり、なのはを偽物と認識してしまう事も 仕方の無い事だったのかもしれない。 「淫獣もなのはの名を語り汚す偽物も揃ってヌッコロスべきだ!」 「おー! 淫獣もなのはの偽物もヌッコロセー!」 「え!? ええ!?」 男達はついに一斉に襲い掛かって来た。これに対しなのはとユーノは逃げる事しか出来なかった。 確かに二人ならば自力で男達を返り討ちに出来るだけの力はある。しかし、相手は徒党を組んではいるが 犯罪者の類では無く一般人だ。そんな彼等に手を上げる事は出来ない。 「淫獣と偽物が逃げたぞー! 探せ探せー!」 その場はひとまず何とか囲いを振り切って逃げる事に成功した二人であったが、 追われている事よりも、何故この様になってしまったのかが気になった。 「どうして…? どうして皆…どうしてあんな事を…?」 「街の彼方此方にいる女の子だけのカップルと言い…何か変だ…絶対に変…。」 明らかに何かしらの異変が起こっている事を悟った二人は、とりあえず男達に見付からない様に 裏路地等人通りの少ない場所を選んで歩いていたのだが、そんな時だった。裏路地の隅っこに 何とエリオが蹲って泣き崩れていたのである。 「エリオ! 一体こんな所でどうしたの!?」 「な…なのはさん……それにユーノ先生も…。う…あぁぁ……。」 エリオがこんな所で一人泣き崩れているなんて…一体何があったのかは分からないが、余程辛い目に あったに違いない。しかも身体の彼方此方に怪我をしている様子もあり、ユーノが魔法でその治療を 行いながら一体何があったのかを聞く事にしていた。 「一体何があったの?」 「じ…実は……キャロとルーが…。うあああああ!!」 「エリオ泣かないで! キャロとルーテシアが一体どうしたの?」 エリオは再び大声を張り上げて泣き出し始めた。事情を聞くとこうだ、どうやらキャロとルーも エリオを無視して百合カップルを始める様になり、それのみならず突然男達がエリオを キャロとルーの百合カップルを邪魔する悪い虫と呼んで襲い掛かって来たと言うのである。 エリオが所々怪我をしていたのはそれが所以であった。 「まさか…キャロとルーテシアまでそんな事に…。」 「これは偶然じゃない。人為的な何かを感じる…。一体どういう手を使ったのかは分からない。 しかし何者かが…何者かがこの様に仕込んでいるに違いない!」 この一連の女性カップルの大増殖と、百合厨の急激なる過激化は何者かの陰謀による物だと なのはとユーノの二人は悟った。確かに以前にもその手の人種はいたが、この様に直接 危害を加えてくる様な痛い連中はいなかった。しかし、今は違う。ましてやアンチの多いユーノと違って むしろ比較的容認されている部類であったエリオにまで危害を加える様になるのは明らかにおかしく、 人為的に何かしらの精神操作が行われている事は明らかだった。 「でも問題は一体誰が…そしてどんな方法でこんな事をしているかって事だね?」 「うん。それが分からない限りどうにも出来ない。」 なのはとユーノの二人はエリオを連れ、今後の対策に付いて考えながら帰路に付いていたのだが そんな時だった。再びあの百合過激派の痛い男達に発見されてしまったのだ。 「いたぞー!! 淫獣と偽なのはだー!! キャロルーの邪魔になるエロオもいるぞー!!」 「うおー!! ヌッコロセー!!」 「しまった! 見付かった!」 男達は彼方此方から一斉になのは・ユーノ・エリオの所目掛けて殺到してくる。 まるで街中の全ての男達が集まって来るかの様ですらあった。だが、そんな彼等に対し なのはとユーノはエリオを守る様に前に出たのである。 「エリオ、私達が引き付けるからその内に逃げなさい。」 「君はまだ若い。こんな所で死なせるわけには行かないよ。」 「そんな…なのはさんにユーノ先生はどうなるんですか!? 僕も戦います!」 なのはとユーノと言う目上の人に助け守られる事が何か申し訳無いのか、エリオはストラーダを構えて 共に戦う覚悟を決めていた。しかし、その直後、ユーノの発した翠色の球状防御魔法がエリオを取り囲み、 そこに対してなのはの攻撃魔法が撃ち込まれ、その勢いで何処へと吹き飛んで行ったのである。 「なのはさん! ユーノ先生! 何をするんですかー!?」 「ごめんねエリオ…。」 「でもまだ若い君をこんな所で死なせるわけには行かないんだ。」 エリオをユーノの防御魔法で囲み、なのはの攻撃魔法で遠く目掛けて撃ち出す。それが二人の考えた この状況下でエリオを脱出させる方法だった。そしてそれも成功し、エリオは助かるだろう。 だが、数多くの百合過激派の男達に囲まれたままのなのはとユーノは一体どうするのか? 「淫獣と偽なのはをヌッコロセー!!」 「淫獣も偽なのはも氏ねー!!」 まるでムシケラ以下を見る様な目付きで迫ってくる男達。彼等にやられればタダでは済まない。 そもそも最初から人間扱いさえしてはいないのだから。 「もうここまでかもしれないね。私…ユーノ君と出会ってから今に至るまで…とても楽しかったよ…。」 「僕もだよ……なのは……。」 男達が情け容赦なく襲い掛かってくる中、なのはとユーノの二人は己の死を覚悟した。 しかし…その時だった…。突如として眩い光がなのはとユーノを包んだのは………… 「あれ……皆が消えた…。」 「違う…僕達が何処か別の場所に転送されたんだ。でも誰が…。」 二人が気付いた時には二人を取り囲んでいたはずの男達が忽然と姿を消していた。 いや、何者かの手によって見た事も無い様な不思議な空間へ転送されていた。 では一体誰が二人を男達の魔の手から救出したのかと言うと……… 『君達を助けたのはこの私だ。』 「え!? 貴方は…誰…?」 二人の前に突如として現れたのは銀色に包まれた謎の存在。銀色の身体に赤い模様を持った それは明らかに人間のそれとは異なり、さらに眩い光を放つその姿はさながら神の様ですらあった。 『私の名はウルトラマンエース。こことはまた異なる次元からヤプールを追ってこの世界からやって来た。』 「ウルトラマンエース………?」 「ヤプール…?」 初めて体験する異常な光景に二人は困惑する物の、『ウルトラマンエース』と名乗る銀色の戦士は続ける。 『ヤプールはとある次元の暗黒から生まれた悪魔の様な存在。そして私は長きに渡ってヤプールの魔の手から 人々を守る為に戦い続けて来たのだが、奴はついにこの世界にまで手を伸ばして来た。この世界にまで 争いの手を広げさせるわけには行かない。』 「え!? と言う事は…まさか…皆がおかしくなってしまったのは…。」 「そのヤプールと言うのの仕業…とか?」 なのはとユーノの言葉に対し、エースは頷く。 『そうだ。ヤプールは何を考えたのか、君達の世界を百合で満たそうとしている。そんな事になれば どの様な事になるか…それは君達二人も身を持って体験したはずだ。』 そう。エースの言った通りだった。先になのはとユーノの体験した百合騒動が本当にヤプールと 呼ばれる者の仕業ならば、このまま世界の百合化が進めばさらに大変な事になってしまう事は明らかであろう。 『私はヤプールの野望を阻止する為に戦わなければならない。しかしこのままの状態では この世界で戦う事が出来ない。そこで君達の協力が欲しいのだ。』 「え…協力…?」 「確かに今のこの大変な状況を何とかしたいのは分かるけど…一体どうやって?」 ウルトラマンエースはこのままの状態ではミッドチルダで戦う事は出来ない。 それ故になのはとユーノの二人に協力を仰いでいたのだが、その直後、二人の右手の中指に それぞれ銀色に輝く指輪が装着されていた。 『君達に次元連邦の一員たる証、ウルトラリングを与えた。このリングが輝く時、君達は 私の与えた大いなる力を知る事になるだろう。』 なのはとユーノがそれぞれの右手の中指に装着された銀色に輝く指輪、ウルトラリングを 見つめている間にウルトラマンエースの姿は徐々に見えなくなって行く。そして…最後に彼はこう言ったのだ。 『君達二人はヤプールの手による世界百合化の影響を受ける事は無かった。 だからこそウルトラリングを受け取る資格がある。ヤプールの百合化には その影響を受けない君達でなければ対抗する事は出来ないのだから……。』 そして二人がふと気付くと、クラナガン内に立つ一つのビルの屋上に立っていた。 では、二人が見た物は一体何だったのだろうか……… 「ゆ…夢…だったのかな?」 「いや…夢じゃない…。」 「あ………。」 余りにも不可解な体験に思わず夢と認識してしまいそうになったが…二人の右手の中指には 銀色に輝く指輪、ウルトラリングがはめられていた。 そう。ウルトラリングの存在のみならず、なのはとユーノの体験した事は決して夢では無かった。 何故ならば、今も街には百合化の波が押し寄せていたのだから。今こうしている間にも街では 女性同士の百合カップルが激増して行き、また女性と付き合っていた男性が百合過激派となった 男達によって攻められ袋叩きにされる。無論これは時空管理局の内部も同様であり、女性局員同士が 白昼堂々かつ公然と百合始めたり、百合過激派になった男性局員の手によって、それまで何かしらの 女性と付き合っていた男が袋叩きにされたり…もはや地獄…この世の地獄が展開されていた。 「やっぱり不味いよ…このままじゃ…。」 「でも…どうして僕達は平気なんだろう?」 ユーノは不思議に思った。他の皆が揃って百合化していると言うのに何故なのはとユーノの二人だけは 百合化せずに正気を保っていられるのだろうか? ウルトラマンエースも、ヤプールの手による百合化の 影響を受けなかったからこそウルトラリングを与えたと言っていた。だが…やはり何故……? 「そんな分からない事を考えるよりも今は先にやるべき事が………!?」 「何だあれは!!」 その時だ。大空に突如として異変が起きたのだ。何も無い空間上に突如としてガラスが割れたかの様な 空間の裂け目が現れ、そこから巨大かつ異形の生物が二体姿を現し、クラナガンの街に降り立ったのである。 「な…何あれ!?」 「大きい! ヴォルテールの倍はあるじゃないか!!」 その二体の巨大生物はヤプールの送り込んだ生物兵器・超獣だった。『ミサイル超獣ベロクロン』をベースとして 百合仕様に強化改造された『百合ミサイル超獣ユリクロン』と『一角超獣バキシム』をベースとして 同じく百合仕様に強化改造された『百合一角超獣ユリシム』の二体と言う恐るべき超獣の襲撃である。 ユリクロンとユリシムの二大百合超獣はそれぞれミサイルを発射してクラナガンの街を破壊して行く。 ミッドチルダ及び時空管理局によって管理されている世界はこの手の質量兵器は禁止されているのだが ヤプールにとってはお構いなしと言う事である。 しかしユリクロンとユリシムが発射しているのはミサイルのみでは無かった。ユリクロンは全身の 珊瑚状の突起から、ユリシムは両腕の棘からそれぞれにガス状の有色気体を噴射して行く。 これは百合化ガスであり、これを吸った女性は百合化し、男性は百合厨になってしまう。 そう。二大百合超獣はミッドチルダの破壊と世界の百合化を同時に押し進めようとしていたのである。 こういう状況では本来時空管理局が出動すべきなのだろうが、その時空管理局ですらも 局員が揃って百合化してしまい、使い物にならない。つまり……百合化の影響を受けない なのはとユーノの二人しか現状への対処が出来無いと言う事である。 「こうなったらやるしかないよ! 行こう!?」 「分かった! 僕としては久々の実戦だけど…仕方が無い!」 もはや今と言う状況においてはなのはとユーノの二人しか戦う事は出来ない。 二人はそれぞれに飛び立ち二大百合超獣に挑む他は無かった。相手はヴォルテールの倍とも言える 巨体のみならず、その強さも凄まじい。明らかに相手が悪い絶望的状況。しかし、それでも やらねばならないのである。 なのはは二大百合超獣の周囲を飛び回り、バスターやシューター系魔法での攻撃を行い、 ユーノはバインドで相手の動きを止めようと試みたり、シールドで街への被害を最小限に食い止めたり 転送でミサイルを別の場所へ飛ばしたりと出来る限りの事をやっていたが…不利な事に変わりが無かった。 二大超獣の耐久力・スタミナ等全てにおいて圧倒的な差が付けられている。このままでは 明らかになのはとユーノの二人の方が先に力尽きるのは明白。 だが…その時だった。二人の右手の中指にはめられたウルトラリングが光ったのは。 「え!?」 「これは!?」 ウルトラマンエースは言っていた。ウルトラリングが光る時、エースが二人に与えた大いなる力を知る事になると… 「ユーノくぅぅぅぅん!!」 「なのはぁぁぁぁぁ!!」 次の瞬間、なのはとユーノは何かの力に引かれる様にお互い目掛け駆け出していた。 「ウルトラタァァァァァァッチ!!」 なのはとユーノの二人が空中で交錯した直後、眩い光が二人を包むと共にそれは現れた。 | / ○ |..| | / ,,_ 、|..|、 _ |  ̄\|o|/ ̄,i、 |/ヽ___ V __| その名はウルトラマンエース!! ||ヾ| 《 ̄ ヽ`Y/ ̄i| | |.| | ゝ--イ ||ヽ-イ |/ 身長40メートル |.ヾ/o. || ./ 体重4万5千トン | ; ┌===┐./ | _〉ヾ ヾ二ソ./ その強さはアメリカ第7艦隊をも上回る…らしい | 〈 `---´ト ___ | ヽ ヽ / / / /|⌒`ヽ | ヽヽ ヽ / / / /. | ヽ |ヽ ヽヽ ヽ / / / /. |ヾ ) | / ( (●) ) 丶 |、 〈 百合…同性愛の権化たる百合超獣に対抗出来るのは、男女の合体によって誕生する 両性の象徴…ウルトラマンエース以外に他ならないのである!! 『現れたなウルトラマンエース。ユリクロンとユリシムよ、ウルトラマンエースを倒すのだ!!』 何処からか響き渡る謎の声。それこそが事件の黒幕たる異次元人ヤプールであり、 姿こそ見せていない物の、何処からか現状を見ている事は明らかだった。 『ジェア!!』 ユリクロンとユリシムへ向けて駆けるエース。そしてユリシムを蹴り飛ばし、ユリクロンを掴んで 投げ転がす。体格こそ二大百合超獣に劣っている様に見える物の、実際に発揮されるパワーは 決して負けてはいなかった。 それぞれ起き上がり、一度エースから距離を取ったユリクロンは両腕から、ユリシムは鼻先から ミサイルを発射して行く。日本円に換算した場合、天文学的数字に登るであろう大量のミサイルが 矢継ぎ早にエース目掛けて発射されて行くが、エースの強靱な肉体はそのミサイルの直撃にも 屈する事無く、楽々と弾き返して行く。 『デャー!!』 今度はエースが跳んだ。恐るべき跳躍力によって数百メートルに渡ってジャンプしたエースは そのままユリクロン目掛けて急速落下。4万5千トンの重量に落下の勢いを加えた強烈なキックは 百合超獣の巨体をも吹っ飛ばす! 『フーン!!』 ユリクロンを蹴り飛ばした後、今度はユリシム目掛けて右腕を振りかざした。 するとどうだろう。エースの右腕から翠色に輝く光のワイヤーが現れ、ユリシムの身体に巻き付いて行く。 そう。それはミッド式魔法におけるストラグルバインドに酷似していた。 ウルトラマンエースは元々から多彩な光線技を持つ戦士であるが、なのは・ユーノの二人と 合体する事によって、二人の持つ能力もまたエースの力として反映される様になっていたのである! 『ジュァ!!』 エースはユリシムを縛り付ける光のワイヤーをさらに強く引き絞めて行く。そうなれば光のワイヤーは ユリシムの身体に強く食い込んで行き、次の瞬間、ユリシムの身体はねじ切られ細切れにされていた。 ゆで卵を切る際には糸を使う事が良いとされているが、それを想像すれば分かりやすいだろう。 ユーノもまたかつて巨大な触手をストラグルバインドによってねじ切ると言う芸当をやった事があった。 ならばウルトラマンエースとなった状態でそれを行えば、百合超獣の身体をねじ切る等造作も無い事だった。 あえて命名するとするならば『ストラグルギロチン』と呼ぶべきだろうか? 『フーン!!』 ユリシムが倒れ、浮き足立つユリクロンに対してもエースは攻撃の手を緩めない。 エースが両腕を左側へ大きく振りかぶった直後、右腕を地面と垂直に立て、左腕を水平にした状態でL字を組む。 そうする事でウルトラマンエースの最も得意とする必殺技『エメリウム光線』が発射されるのだが… 今回はやや様子が異なり、まるで桃色に輝く光がユリクロンへ照射されて行く。 そう。今度のそれはなのはのディバインバスターを反映させた物であり、あえて命名するとするならば 『ディバインメタリウム光線』と呼ぶべき超絶光線だった。 無論、その直撃を受けたユリクロンが、直後に大爆発を起こして粉々に吹き飛ぶ事は言うまでも無かった。 二大百合超獣は倒れた。しかし、戦いが終わったワケでは無かった。 『よくもやってくれたなウルトラマンエース!』 『ヤプール! ついに姿を現したな!』 二大百合超獣が倒れ、痺れを切らせたのか空間を割ってそこからエースの宿敵、巨大ヤプールが姿を現した。 そして彼はこう言うのである。 『だが奴等など所詮は私の真の目的を成す為の時間稼ぎに過ぎぬ。』 『時間稼ぎだと!?』 『そうだ。そしてそれも既に完了した。集まれ! この世界に蔓延せし百合エネルギーよ!!』 巨大ヤプールが両腕を天へかざし、そう叫んだ時だった。突如として周囲から未知のエネルギーが 巨大ヤプール目掛けて集まって来る。これこそヤプールが百合エネルギーと呼ぶ物であり、 これを使って一体何を成すと言うのであろうか? 『いでよ!! 百合究極超獣ユリキラーザウルス!!』 その直後だった。巨大ヤプールの周囲に集まっていた百合エネルギーが物質化して行き、 巨大な何かを形作って行く。するとどうだろうか。それはウルトラマンエースの数倍とも 思われる巨大な百合超獣…百合究極超獣ユリキラーザウルスとなったのである! 『フゥゥゥゥ!?』 ユリキラーザウルスはただの百合超獣では無かった。かつて『究極超獣Uキラーザウルス』と言う 超獣がいた。究極の名を冠する通り、超獣の範疇で考えても桁違いの強さを持つ超獣であり、 エースも数多くの仲間と力を合わせてどうにか立ち向かえた程の強敵だった。 ユリキラーザウルスがそのUキラーザウルスの百合仕様である事は間違い無く、 明らかにウルトラマンエース一人で立ち向かえる程の相手では無かった。 『凄まじい…凄まじいぞ……人間どもの百合エネルギーは想像以上に凄まじい物だ! この私もまさかここまで凄まじいとは思わなかった………。』 ユリキラーザウルスと融合し、その中枢となっていた巨大ヤプールは自身の身に溢れる 強大な力に感激を覚えていた。それだけ…それだけ百合の力は凄まじいと言うのだろうか!? 『やれい! ユリキラーザウルス!! この世界の百合化を進め、我等はさらなる力を得るのだ!!』 ユリキラーザウルスもまた百合化ガスを噴出していた。それは先のユリクロン・ユリシムの 二大百合超獣のそれとは比較にならぬ程の高濃度ガスであり、クラナガンどころか あっという間にミッド全域にまで広がって行く程の物だった。 『あ! み…みんなが…みんなが…。』 『ゆ…百合化して行く……。』 ウルトラマンエースと一体化していたなのはとユーノも、ウルトラマンエースの目を通して 事の次第を見ていた。そして、エースの持つ超能力の一つ『ウルトラ千里眼(本作で勝手にでっち上げた 捏造技だけど、ウルトラマンならこういう事が出来てもおかしくないはず…?)』で、ミッド各地の 百合化の光景を垣間見ていた。 「テスタロッサ…。」 「シグナム…。」 「なのフェイの百合も良いけど、シグフェイも最高だよね!」 ある場所では、フェイトとシグナムが白昼堂々抱き合い、それを他の男達がニヤ付いた目で見つめていた。 それだけでは無い。時空管理局では何とレティとリンディが白昼堂々抱き合っていたでは無いか。 その余りにも衝撃的な光景の余り…… 「うあああああん!! 母さんがおかしくなっちゃったよぉぉぉぉ!!」 グリフィスまでもがショックでまるで子供の様に泣き出す始末。 だがこれらの惨状も序の口に過ぎず、別の場所ではさらに恐ろしい事が起こっていた。それは…… 「エロノとエロオと淫獣二号とハーレムオヤジをヌッコロセー!!」 「うわぁぁぁ!! 助けぇぇぇぇ!!」 何と言う事だろう。クロノとエリオとザフィーラとゲンヤが、大勢の百合過激派と化した男達に追われ、 逃げ惑っていたのである。他の場所においても女性と何かしらの関係があったりした男が、百合過激派に 襲われ、晒し上げられ、公開処刑まがいな事をされると言う…まさに地獄絵図……いやこの世の地獄が 今ミッド全土で繰り広げられていたのである。 『そ…そんな…みんなが……。』 『ひ…酷い……。』 あまりの惨状になのはとユーノは思わず涙が出て来た。それと同時にヤプールに対する怒りが 込み上げてくる。それに呼応する様にエースもまたユリキラーザウルスに対して構えた。 『フゥゥゥン!!』 例え相手が絶望的なまでの強敵であろうとも…エース一人で勝つ事は無理であろうとも…… 世の中にはそれでもやらねばならぬ事がある。だからこそエースはユリキラーザウルスへ向けて飛んだ。 『ジェァァ!!』 エースはユリキラーザウルスに対して渾身の拳を突き立てる。しかし、その余りにも強固な外殻には まるで通じる様子が無い。先の二大百合超獣とは耐久力の桁が違いすぎるのだ。そして次の瞬間、 ユリキラーザウルスの持つ先端に鍵爪の付いた触手が物凄い速度でエース目掛けて伸びると共に エースを掴み上げ、軽々と振り回し、地面に叩き付けてしまった。なんと言う恐るべきパワーであろうか! 『デャ! デャァァァ!!』 エースが地面に強く叩き付けられ、まだ起き上がらぬ内にユリキラーザウルスのさらなる攻撃が始まる。 それはユリキラーザウルスの肩等に見られるトゲ状の突起をミサイルとして発射する攻撃。 その火力はユリクロン・ユリシムの持つミサイルとは比べ物にならない。 『ディヤァァァァ!!』 ユリキラーザウルスの大量のミサイルによって起こった大爆煙の中からエースが飛び出した。 そして再び両腕を左側に大きく振りかぶり、右腕を垂直に、左腕を水平にする事によるL字の構え。 そう、再び発射しようと言うのだ。ディバインメタリウム光線を! 『無駄だ! その程度の力でユリキラーザウルスを倒す事は不可能だ!』 ユリキラーザウルスもまた百合エネルギーを集束した熱線をエース目掛けて放射した。 物質化してしまう程にまで高密度に凝縮された百合エネルギーはディバインメタリウム光線さえ 楽々押し返して行き………… 『デャァァァァァァァァ!!』 次の瞬間、ユリキラーザウルスの百合エネルギー熱線の直撃を受けたエースは大きく吹っ飛ぶと共に 倒れ……動かなくなった。そして………その胸に輝くカラータイマーの光さえも………… 『どうだ! ユリキラーザウルスの前にはウルトラマンエースさえも無力なのだ!』 力尽き、その場に倒れたのみで一切動かなくなったウルトラマンエースの姿を見つめ、ヤプールの笑い声と ユリキラーザウルスの咆哮がミッド中に響き渡った。もうこうなった以上、何者をも止める事は出来ない。 このままミッドは百合の地獄と化してしまうのだろうか………そして……ウルトラマンエースと一体化していた なのはとユーノの命も………? しかし………その時誰も……ある異変が起こりつつある事に気付いてはいなかった。 ミッドチルダに恵みの光を与える太陽…同じく太陽の光を反射する事によって闇夜を照らす複数の月…。 ミッドチルダにおいて魔法の源となる魔力素………それら目に見えぬエネルギーが一つに集まって来る。 そう。ヤプールが百合エネルギーを集め、自身の力へと変えた様に、エースもまた再び戦う為の エネルギーを集めていた。しかしそれだけでは無い。なのはとユーノの二人と融合した事によって 二人の能力が反映される様になった事は既に説明されている通りだが、今まさにその真価が発揮 されようとしていた。 ウルトラマンエースは頭部のトサカ状の部分に開いた一つの穴『ウルトラホール』によって 外部からのエネルギーを吸収して自身のエネルギーへと変換する。だが今エースが集めていたのは ただ単純な太陽光エネルギーだけでは無かった。それはミッドチルダに存在する魔力素。 なのはが集束砲スターライトブレイカーを発射する際、周囲から魔力を集める事は知られている。 今まさにエースが行っていた事はそれだった。エース自身が持つウルトラホールの力に加え、 魔力までをも自身のエネルギーへと変換して行く。 『デャァァァァァ!!』 エースは立ち上がった! そして頭部のウルトラホールから眩い光を発して行く。 『何!? 蘇ったと言うのか!?』 『女の子同士で仲良くする事は決して悪い事では無いけど、だからと言ってそれを他の人に 無理矢理押し付けたり、傷付けたりする事は間違ってる!!』 『だからこそ僕達は負けるわけには行かないんだ!!』 『黙れぇぇぇぇ!!』 ユリキラーザウルスは今度こそウルトラマンエースの息の根を止めるべく、再び百合熱線を放射した。 恐るべき百合エネルギーが大地を抉り切り裂きながらエース目掛けて突き進んで行くが… 『フゥゥゥゥン!!』 何と言う事だろう。エースはその恐るべき百合エネルギーを片手で弾き返してしまった。 あれだけの高密度エネルギーがその一振りによって拡散し、消滅してしまう。 『フン!! フゥゥゥゥ!!』 ユリキラーザウルスが怯んだ隙に、エースは自身の両腕を天高く掲げる。そしてウルトラホールから 発する高エネルギーを一点に圧縮して行く。それはウルトラマンエースの持つ『スペースQ』と なのはのスターライトブレイカーの融合………名付けて『ディメンジョンQ』 『デャァァァァ!!』 ウルトラマンエースがそれをユリキラーザウルス目掛けて投げ飛ばした直後、 ディメンジョンQのエネルギーは…………ユリキラーザウルスを粉々に吹き飛ばしていた………。 『そ…そんな馬鹿な……ユリキラーザウルスが……。し…しかしこの私は滅びぬ! また何時の日か…また何時の日か蘇ってくるぞぉぉぉぉぉ!!』 ヤプールが倒れた事によりミッドの百合化は食い止められた。そして役目を終えた事により、 なのはとユーノはウルトラマンエースと分離し、その手のウルトラリングもまたエースの手に戻っていた。 「これで皆も正気に戻るのかな?」 「元々百合やってた人は変わらないだろうけどね…。」 『他者の手による強引な百合の押し付けと、そうで無い者に対する弾圧は決して許されない事だが、 各自の自己責任で百合を行っている者達まで否定するわけには行かない。』 そう。エースが救ったのはあくまでもヤプールと言う外的要因による人為的な百合。 元々から百合だった者達との問題は、同じ人間の手によって解決させなければならないのだ。 「もう…行ってしまうのかい?」 『この世界における私の戦いは終わった。しかし、ヤプールはまたいずれ何処かで復活する。 私の戦いはこれからもまた続いて行くのだ。』 「そっか……頑張ってね…。」 ついにエースとの別れの時がやって来た。この一連の不思議な体験はとても忘れられる物では無く、 無論エースとの別れもまたなのはとユーノの二人にとって惜しむべき物であったのだが、 エースは別れ際にこう言った。 『優しさを失わないでくれ。弱い者を労わり、互いに助け合い、俺嫁厨や百合厨、カプ厨とも 友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。例えその気持ちが何百回裏切られようと…。 それが、私の最後の願いだ。』 そしてエースはその言葉を最後に天高く飛び立った。 「エース! さようなら!」 「さようなら! そしてありがとう!」 なのはとユーノはエースを追い駆けながら手を振って別れの言葉を叫んでいた。 エースの姿が完全に見えなくなってしまうまで……ずっと……… 遠く輝く夜空の星に 僕等の願いが届く時 次元連峰遥かに超えて 光と共にやって来る 今だ 変身 なのはとユーノ いざ行け いざ行け ウルトラマンエース 僕等のエース 戦え 戦え ウルトラマンエース 次元のエース おわり 単発総合目次へ その他系目次へ TOPページへ
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/9396.html
円谷の特撮『ウルトラシリーズ』に登場する怪獣。別名「さぼてん超獣」。『FF』の方はこちら。 初出は『ウルトラマンA』で、異次元からの侵略者ヤプールが差し向けた超獣の一体。 超獣についての詳しい説明は巨大ヤプールのページを参照。 名前の通りサボテンのような外見をしており、実際にサボテンとハリネズミを材料に造られている。 全身のトゲは何発撃っても生え代わる「トゲミサイル」となり、その威力は軽々とエースに突き刺さるほど。 この他、武器にもなる長い舌、口から吐く溶解性の霧、トゲから放つ閃光など豊富な攻撃手段を備えており、 身体を丸めてトゲだらけのボールのような形態になり、空中から猛スピードでタックルを仕掛けるなど肉弾戦も得意。 また、円盤生物のように縮小して小さなサボテンのような形態に擬態することができる。 この形態でも超獣としての性質は衰えておらず、虫や小動物、人間、焼き鳥などを捕食・吸収することで、 エネルギーを蓄えて自身を強化することが可能。 最初に出現した際はTACの援護もあってエース相手に劣勢となり、止めを刺される直前に縮小形態に変身して逃れ、 サボテン売りの露店に紛れ込んで難を逃れる。 頭頂部の花で虫を捕食していた所をサボテン売りの息子の荒谷三郎少年に気に入られ、 「サブロテン」と命名されて学校で見せびらかされるが、 それを隠れ蓑にして飼育小屋のニワトリ、巡回の用務員、焼き鳥などを捕食しエネルギーを蓄えていく (カモフラージュに役立つと考えたのか、甲斐甲斐しく世話をされた事で最低限の情でも抱いたのか、荒谷親子には手を出さなかった)。 自分を轢こうとしたドライブ中の若いカップルを捕食した所でTACによって捕獲され、 山中隊員によりTACガンで始末されそうになったが、北斗の「宇宙昆虫がレーザーを浴びて巨大化した前例がある」*1という意見により、 宇宙空間に運ばれてスペースミサイルで物理的に爆破するという案が提案され実行される。 しかしその爆発のエネルギーまで吸収しており、それによって一気に強化して復活。 再度町に降り立って破壊活動を展開する。 梶が開発した水分蒸発ミサイルも致命的なダメージには到らず、駆け付けたエースとの第2ラウンドに突入する。 潜伏中に多量のエネルギーを蓄積して強化していたこともあり、空中からのタックルや舌で1戦目の時以上にAを追い詰めるが、 その舌をダブルビームで焼き切られると劣勢と見たのかサボテン状に変形して再度の逃走を図るも、 飛翔が間に合わないままAに投げ飛ばされて、空中でサーキュラーギロチンを浴びて身体をくす玉のように切断されて倒された。 その他の作品のサボテンダー 改造サボテンダー 『ウルトラマンタロウ』第30話「逆襲!怪獣軍団」に登場。 ウルトラマンエースに倒されたサボテンダーを再生、強化改造を施した個体。 前回と比較すると全身のトゲの形状が変わっている他ぽっちゃり体系となっているが(スーツはアトラクション用の流用)、 一応前回よりも大幅にパワーアップしているらしい。 劇中未使用だが前回同様トゲミサイルが武器とされている。 ちなみにこちらの別名は「サボテン超獣」。なんでカタカナになっているのかはわしにも分からん・・・・。 生身で改造ベムスターを苦しめる海野八郎青年(一般人です)の猛攻に肝を冷やした改造ヤプールが、改造ベムスターの助太刀を命じて出撃させた。 ……が、怪獣の援護という任務内容が不満だったのか、この時海野ごと改造ベムスターを張り倒している。 ともかく海野を追い詰めた所で現れたタロウと戦闘になるが、タロウを投げ飛ばすなど善戦するも徐々に劣勢となり、 改造ベムスターは海野の相手で手一杯で、2匹救援のために出撃した改造ベロクロン二世もZATの足止めのせいで役に立たず、 周りの援護を得られないまま最後はストリウム光線を浴びせられ倒された。 MUGENにおけるサボテンダー(ウルトラマン) カーベィ氏の製作した改造サボテンダーが公開中。 邓v东西氏の製作したスプライトを用いて作られている。 2023年12月2日の更新でスプライトがより劇中に近い姿となった他、「SpriteStudio」の使用によりアニメーションも滑らかになった。 他にもdefファイルの登録によって改造前のサボテンダーも使用することが可能になった。 上記の通り『タロウ』登場の個体準拠で作られており、 攻撃技も劇中では使用しなかったが設定上使用可能なトゲミサイル及び舌がメインで、 これらを駆使した中~遠距離攻撃が強い性能をしている。 超必殺技は1ゲージ消費で、飛び道具の「必殺トゲミサイル」、リーチが長めな「必殺舌攻撃」に加えて、 改造ベムスターを張り倒した際の再現と思われる「突撃」がある。 AIもデフォルトで搭載されている。 紹介動画 オリジナル版 改造版 出場大会 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 出演ストーリー コンパチヒーローカードウォー(改造サボテンダー) *1 かつて『帰ってきたウルトラマン』に登場したノコギリンという怪獣の一件。 この他にもグリーンモンスなど、レーザーのエネルギーを逆に吸収して巨大化した怪獣はいくつか存在する。
https://w.atwiki.jp/gazoures/pages/196.html
画像レスラーを教師に例えるとどの分野に誰が当てはまるだろうか? 2010年8月某日 としあきの発言によってことは始まった レスラーの返答を考慮しつつ、としあきによる妄想をまとめてみよう 保健体育(1年生) 外道レナ 保健体育(2年生) 音無小鳥 保健体育(3年生) パン娘 保健体育(昼寝) 小町 古文 万葉 むしろ歴史のような気もする 英語 赤ロリ ルー大柴程度の英語力と度胸が大事だ 美術 食パン むしろ家庭科(被服)とかどうだろう(メロン談) 科学 めろん 私は用務員さんでいいよ(メロン談) 数学 冴木たから 倫理 あんぱん娘 道徳 悟空さ 好き嫌いなんて人それぞれだよね 社会 閻魔 反社会的な行動は即刻裁きます 地理 萃香 ただしビールがある国しか教えない 生物 BBA 危ない薬とかの生体反応は任せるやん 神学 真里亞 校長 大統領 いともたやすく行われるえげつない行為(※朝礼の風景) 給食のおばお姉さん 神楽 作るんじゃなくて食べるだけ 非常食 ゴモラ 非常食にしては高いよ?(ゴモラ談) 神 飼育動物 超獣 どんだけでかい学校やねん(超獣談) 飼育動物(犬) 椛 番犬ポジションになれなかった子 体育 棚橋 増えてきました