約 5,820 件
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/7645.html
■超獣機神ダンクーガ 作画監督 26 ■関連タイトル 超獣機神ダンクーガ Blu-ray BOX 初回限定版
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/9193.html
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第六十四話「死刑!ウルティメイトフォースゼロ」 異次元人ヤプール人 異次元人マザロン人 恐怖の超獣軍団 カプセル怪獣ウインダム カプセル怪獣ミクラス カプセル怪獣アギラ 異次元超人巨大ヤプール 登場 『始祖の降臨祭』の幕開けとともに開始された、ヤプール人の超獣軍団の大攻勢! ヤプールの仕掛けた罠に まんまと落ちた人類はなす術なく、逃げることも出来ずに、ただ超獣に蹂躙されるばかり……。ミラーナイト、 グレンファイヤー、ジャンバードもやられてしまい、最早全滅を待つばかりか……。 しかし、そうではなかった。それまで意気消沈していた才人は、今にも踏み潰されそうなシエスタたちを 助けようとゼロ戦で出動。その勇気に感化された人々が徐々に正しい心を取り戻し、才人はその姿に 見失っていた光を見出した! そして登場した、我らがウルトラマンゼロ! しかし敵もさるもの。恐るべきバキシマムを始めとして、大超獣軍団でゼロを迎え撃とうとする。 負けるな、ゼロ! アルビオンに夜明けを訪れさせるのだ! 『行くぜッ! せぁぁぁぁぁッ!』 ゼロは気合いの雄叫びとともに、正面のバキシマムへとゼロスラッガーを投擲した。先制攻撃だ。 「ギギャアアアアアアアア!!」 対してバキシマムは頭頂部の湾曲した角を、ゼロの動きを真似するかのように発射。高速回転する角は スラッガーを弾き返すと、バキシマムの頭へと収まる。 「ギギャアアアアアアアア!!」 バキシマムは戻ってきた角を再度発射。角は炎を纏い、ゼロに襲いかかる! 『くッ!』 すんでのところで角を避けるゼロ。角はグルリと旋回してまたもバキシマムまで戻っていった。 これがバキシマムの一番の武器。改造を施されたことで自由な軌道を描き、何度でも使用することが 可能な紅蓮ブーメランだ。 「ギギャアァァァ――――――!」 『死ねゼロッ!』 相手にしている敵はバキシマムだけではない。後方からジャンボキングが口から火炎放射を、 マザロン人が両手の指先からマグマ光線を撃ってくる。 『ちぃッ!』 ゼロはウルトラディフェンサーゼロで防御、それから即座にビームゼロスパイクでジャンボキングに反撃した。 「ギギャアァァァ――――――!」 しかしジャンボキングは全身にエネルギーバリアを纏い、ビームゼロスパイクを無効化。 そして気を取られているゼロにバキシマムが迫り来る。 「ギギャアアアアアアアア!!」 『うおぉぉぉッ!』 大型化したバキシマムの腕の爪が振るわれる。受け止めようとしたゼロだが、相手のあまりの怪力に 弾き飛ばされてしまった。 「ギギャアァァァ――――――!」 更に転がったところにジャンボキングのミサイル攻撃が集中する! 『ぐあぁぁぁぁぁッ!』 爆発をまともに食らうゼロ! だがどうにかくぐり抜け、起き上がって体勢を立て直した。 『バァカめぇ! 主さまの最強超獣を二体とこの私を相手にして、たとえ貴様でも勝てるものかぁッ!』 豪語するマザロン人。実際に、ジャンボキングとバキシマムは超獣の中でも群を抜いた力を持っている。 そこにマザロン人も加わった三対一に、ゼロも苦戦を強いられずにはいられなかった。 しかしゼロは決して諦めない! 『そんなもんは、やってみなけりゃわからねぇぜッ! でりゃあぁぁぁぁぁッ!』 ゼロは闘志を爆発させて、恐るべき敵たちに切り込んでいく! 一方で、他の超獣たちは復活したミラーナイトとグレンファイヤーが相手取っていた。 しかしあまりの数の多さに押されて、完全に苦境に立たされている。 「キィ―――キキキッ!」 「カァァァァァコッ!」 「キュウウウウッ!」 アリブンタの火炎放射が、ガランの分解ガスが、キングカッパーのロケット弾が、様々な超獣の猛攻が 八方から飛んでくる! ミラーナイトとグレンファイヤーは防戦一方だ。 『くそぉッ! これじゃ反撃に出られねぇぜ!』 『この攻撃の雨が一瞬でもやめば……!』 そう願うミラーナイトだが、現実は甘くない。 「ガガガガガガ!」 忍者超獣ガマスが二人の足元にまきびし爆弾を撒き、二人は足を止められてしまう。 『うわぁぁッ!』 「キョーキョキョキョキョキョ!」 その隙に大蝉超獣ゼミストラーが念力を発動。ミラーナイトたちは金縛りを食らって動けなくなった。 『し、しまった……!』 『こいつはまずいぜ、おい……!』 身動きが取れない二人に、超獣軍団の猛攻が押し寄せようとする。大ピンチだ! すると、そのとき、 『ジャンファイト!』 山からジャンバードが飛び上がり、ジャンボットへと変形。戦場へと舞い込んでくる。彼もまた復活したのだ! 『ジャンナックル! ジャンミサイル!』 ジャンボットはロケットパンチとミサイルのコンボ攻撃でゼミストラーを一気に叩く。 「キョーキョキョキョキョキョ!」 自分が猛攻を食らったゼミストラーは瞬時に爆散した。それによりミラーナイトとグレンファイヤーは 解放され、ぎりぎり集中攻撃を回避できた。 『サンキュー焼き鳥ぃ!』 『ジャンボットだ! それより戦いに集中しろ! 敵はまだまだ多いぞ!』 『ええ……! どこから切り崩すべきか……!』 ジャンボットが戦列に加わったが、それでも焼け石に水だ。目の前の超獣はまだ二十五体もの数がいるのだ! 「ギギャ――――――アアア!」 まずマッハレスがジャンボットに突進してくる。ジャンボットが迎え撃とうと身構えた、その時、 「怪獣め! こっちだ!」 一騎の竜騎士がマッハレスの面前を横切った。それはルネ・フォンクであった。 「ギギャ――――――アアア!」 速く動くものを追いかける習性を持つマッハレスはそちらに気を取られ、ジャンボットの真正面で大きな隙を晒した。 『! バトルアックス!』 その機を逃すジャンボットではない。即座に戦斧を横一文字に振るい、マッハレスを真っ二つにして粉砕した。 見れば、超獣の注意を引きつけているのはルネだけではない。彼の隊の仲間や他の竜騎士、更にヘンリーを 始めとしたアルビオンの騎士もまた、超獣の周りを飛び交って足止めをしていた。 「目を狙え! 目玉は生物共通の泣き所だ!」 「隊長! 目玉がない奴もいるんですが!?」 「えぇいッ! とにかく顔面を撃ち続けるのだ!」 彼らは魔法を超獣たちの目元に集中していた。たとえ相手にとっては蚊の刺すような威力でも、 視界をふさがれてはまともに動くことが出来ない。 「グロオオオオオオオオ!」 憤ったベロクロン二世が破れかぶれにミサイルを放ったが、竜騎士たちは即座に退散。 ろくに狙いをつけずに発射されたミサイルは、ドリームギラスが被弾した。 「キョキョキョパキョパキョ!」 大きくひるんだドリームギラスの背後をグレンファイヤーが取り、逆さに抱え上げる。 『うおりゃあぁッ! グレンドライバーだぁぁぁーッ!』 一気に脳天を叩きつけ! ドリームギラスは粉々に吹き飛ぶ。 『みんなのお陰で反撃に出られるぜ! ハルケギニアのみんな、ありがとうなッ!』 竜騎士たちの活躍で攻勢に転じることが可能となったグレンファイヤーたちは、一気呵成に超獣を叩く! また地上では、アンリエッタやホーキンスの指揮の下で兵隊たちが、火の手に呑まれそうな人々を救出していく。 「さぁ、街の外へと走るのです! 必ず命を拾いなさい! 死んでは負けです、生き残ることがわたくしたちの勝利です!」 アンリエッタ自身も水の魔法で鎮火をしながら、人々を鼓舞していく。 彼女らの活躍で続々と人々が戦場のサウスゴータから脱出していく。それによりミラーナイトたちが 動きやすくなっていくのだ。 ルイズもまた、皆を助けるために才人から預けられた三つのカプセルを手に取った。 「ウインダム、ミクラス、アギラ。みんなを救って! それッ!」 投擲したカプセルから三体の怪獣が解き放たれ、避難する民を襲おうとしていた超獣たちに激突していった。 「グワアアアアアアア!」 「グアアアアアアアア!」 「キギョ――――――ウ!」 フブギララ、スフィンクス、オニデビルの三体はカプセル怪獣の突進で突き飛ばされた。 盛り返しつつある正義の軍勢。だが悪の軍勢はそれをはねのけようと抵抗を強める。 「ブウルゥッ!」 「キュルウウウウ!」 気球船超獣バッドバアロンが口吻から発する突風で竜騎士たちを吹き飛ばし、バイオリン超獣ギーゴンが 自身の弦をかき鳴らしての怪音波で落とそうとする。 「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」 竜騎士たちのピンチ! しかしそれに黙っているミラーナイトたちではない。 『シルバークロス!』 『ビームエメラルド!』 十字の光刃がバッドバアロンを瞬時に四等分にして、レーザーが弦を切断。間を置かない二発目が 狼狽するギーゴンを爆発させた。 「キャ――――――オォウ!」 だがその二人にホタルンガが、先端が発光する尻尾を突きつける。尻尾からは破壊閃光が放たれる! 『うわぁぁぁッ!』 ダメージを食らって苦しむミラーナイト、ジャンボット。ホタルンガは尻尾を前にしながらの後ろ向きで二人を追い詰める。 その時、空の彼方から複数の竜騎士が飛来してきた。彼らはキング砲を吊るしている。 先にベロクロン二世に撃墜された軍艦だが、乗員の生き残りが搭載されていたキング砲を運んできたのだ。 「狙いはあの虫型の怪獣だ! 撃てぇッ!」 キング砲の一撃がホタルンガの額を貫く! 「キャ――――――オォウ……!」 その一撃は見事にホタルンガを仕留め、横倒れになったホタルンガは粉々に消し飛んだ。 救われたミラーナイトとジャンボットだが、すぐに別の敵が襲いかかる。 「キィィ――――――!」 『うッ!』 バラバがフックロープを伸ばし、ミラーナイトの首に巻きつけたのだ。剣呑な鎌がミラーナイトの命を狙っている……! 『ミラーナイト!』 しかしジャンボットのジャンブレードがロープを切断し、ミラーナイトを解放した。ミラーナイトは自分の首から ロープを投げ捨てる。 「キィィ――――――!」 バラバは代わりに、頭部の剣を切り離して飛ばした! ミラーナイト、危ない! 『はッ!』 しかし、ミラーナイトは飛んできた剣を白刃取り! 『とうッ!』 そして投げ返した! バラバは自分が胸を串刺しにされる。 「キィィ――――――!?」 『せやぁッ!』 更にミラーナイトはその背後に回り込み、背面に手刀を入れる! その衝撃でバラバは目玉が飛び出て、滅茶苦茶に跳びはねながら鎌を振るい出した。 「キキキキキキキキキキッ!!」 その鎌の刃は、超獣たちの身体に当たって斬りつける。 「キュウウウウッ!」 「グオオオォォォ!」 「ギギギギギギ!」 「キョキョキョキョキョキョ!」 「ゴオオオオォォォォ!」 「キャアアアアアア!」 「アオ――――――!」 キングカッパー、フブギララ、サウンドギラー、ダイダラホーシ、ルナチクス、アクエリウス、 シグナリオンが身体を切り裂かれて硬直した。 「グオオオオッ!」 暗黒超獣ブラックサタンがバラバを殴りつけたことで、バラバは転倒してようやく停止する。しかしもう遅かった。 『シルバークロスッ!』 『ジャンミサイル!』 『ファイヤースティィックッ!』 シルバークロスがキングカッパー、フブギララを十字に切断し、ミサイルの飽和攻撃がサウンドギラーと ダイダラホーシを木端微塵にして、ファイヤースティックがルナチクスとアクエリウスとシグナリオンを消し飛ばした。 「バ―――オバ―――オ!」 「ギュウウゥゥゥゥゥ!」 ザイゴンが攻撃した直後のミラーナイトに突撃していき、サボテンダーも転がりながら迫る。 ミラーナイトはかわす暇もない! だが……激突の瞬間、ミラーナイトの全身は鏡となって砕け散った! 既に鏡の分身と すり替わっていたのだ。何という早業! 『はぁぁッ!』 本物のミラーナイトがカウンターのチョップでザイゴンの首を切り落とす。そしてサボテンダーを抱え上げて 天高く投げ飛ばし、シルバークロス! サボテンダーはくすだまのように破裂した。 「ガアオオオオオオ!」 そこに今度はユニタングが糸を噴射してくる。素早く回避したミラーナイトはそちらにもシルバークロスを放った。 『シルバー……クロスッ!』 しかし切断されたユニタングは倒れず、腕が空を飛んでミラーナイトの首を絞めてきた! 『何ッ!? ぐぅッ……!』 ユニタングは切断技が効かないのだ。ミラーナイトが危険だ! 『うりゃあー! グレンスパークッ!』 だがグレンファイヤーが鮮やかに援護攻撃を放ってくれた。火炎弾がユニタングの胴体を瞬く間に 焼き尽くし、ミラーナイトの首から腕が落ちた。 「カァァァァァコッ!」 『うおわぁッ!』 そのグレンファイヤーにガランが分解ガスを噴きつける。このままではグレンファイヤーがバラバラにされてしまう! 『そうは行くかよぉー! ファイヤァーッ!』 しかしグレンファイヤーはあえてガランの方に飛び込んでいった! ガスを突き抜けて炎の連続パンチを 浴びせ、ガランは爆散! 「ギョロオオオオオオ!」 『ぐわッ!』 キングクラブは自慢の長い尾をジャンボットの首に巻きつけて締め上げていた。が、それくらいで参るジャンボットではない! 『はぁぁぁぁぁッ!』 ジャンブレードを走らせて逆に尾を細切れに切り落とし、キングクラブ本体の甲殻の隙間に刃先を突き立てる! 「ギョロオオオオオオ!!」 それが致命傷となり、キングクラブは爆裂した。 「ゲエエゴオオオ!」 「グアアアアアアアア!」 「キギョ――――――ウ!」 カプセル怪獣たちも超獣相手に奮戦していた。ミクラスがオニデビルの片腕をひねり上げ、 アギラが角で脇を突き刺してダメージを与える。 「グワアアアアアアア!」 そしてウインダムのレーザーが命中! それがとどめとなってオニデビルは爆発四散した。 「キィィ――――――!」 ここでブラックサタンに殴り倒されていたバラバがようやく起き上がる。しかしそれを事前に察知した ミラーナイトが飛びかかり、左腕の鎌を蹴り上げた。 『はぁッ!』 折れた鎌が宙を舞い、ミラーナイトの手中に。そしてミラーナイトはその刃でバラバの首を切り落とす! 『せやぁッ!』 バラバは結局絶命。首なしの胴体もバッタリと横倒れになった。 「ガガガガガガ!」 バラバにとどめを刺したミラーナイトに、ガマスが頭上から襲い掛かる。その手には鋭い槍が 握り締められている! ミラーナイトが串刺しにされそうだ! 『むッ! とぁッ!』 だがミラーナイトは素早く反応。槍をはっしと受け止めるとガマスの手首を叩き、槍を奪い取った! 「ガガガガガガ!?」 『とぉあッ!』 ミラーナイトはすぐさま奪った槍でガマスの腹部を貫通! ガマスもまた絶命して倒れ伏した。 「グゴオオオオオオオオ!」 『せぇいッ!』 炎を噴き出すスフィンクスと戦っていたジャンボットは、一瞬の隙を突いてジャンブレードで相手の首を切断した。が、 「グゴオオオオオオオオ!」 スフィンクスもまた切断されても平気な超獣で、胴体だけでジャンボットをひねり潰そうと 掴みかかってきた! 不意を突かれて一瞬押されるジャンボットだったが、 『むんッ! ビームエメラルドぉッ!』 零距離からのビームエメラルドで、スフィンクスの胴体を玉砕した! 「グオオオオッ!」 『ぐッ!』 ブラックサタンは目からの怪光線でグレンファイヤーを攻め立てる。グレンファイヤーは防御を固めて 猛攻を耐えしのいでいる。 「キュルウ―――!」 そこに背後から忍び寄る邪神超獣カイマンダ! 卑怯にも、グレンファイヤーを後ろから攻撃しようというつもりだ。 『おっとぉ! うりゃあぁぁぁ―――――!』 しかしグレンファイヤーはそれに気がついていた。ガバッと振り返ると同時にカイマンダの身体を掴み、 何とブラックサタンへと豪快に投げつける! 「グオオオオッ!」 「キュルウ―――!」 ぶつかってもつれ合うブラックサタンとカイマンダ。そこにグレンファイヤーが胸のコアを燃えたぎらせながら突撃した! 『ファイヤァァァ―――――――ッ!!』 グレンファイヤーの燃える体当たりにより、ブラックサタンとカイマンダは纏めて吹っ飛んだ! 勇気ある戦士たちの奮闘により、あれだけいた超獣軍団は最早アリブンタとベロクロン二世だけになった。 が、ベロクロン二世は切り札を切ってくる。 「グロオオオオオオオオ!」 ベロクロン二世の口から泡が飛ばされる。しかしこれは単なる泡ではない。脅威の毒液、ベロクロ液なのだ! 『ぐううぅぅぅぅぅぅぅッ!』 ミラーナイト、ジャンボット、グレンファイヤーはそろって毒液に苦しめられる。毒性の高さに加え、 ここまでの激闘で体力を消耗し切っているのだ。既に毒液をしのぐのが困難なほどに。 『くッ……えぇぇいッ!』 しかしミラーナイトが力を振り絞って、前転しながらベロクロン二世の懐に飛び込んだ。 そしてベロクロン二世の鼻先の角をもぎ取り、相手の胸部に突き刺す! 「グロオオオオオオオオ!!」 その衝撃がベロクロン二世の体内のミサイルを誘爆させ、ベロクロン二世を内側から木端微塵にした! これで残ったのは、アリブンタだけだ! 「キィ―――キキキッ!」 アリブンタは最後まで抗おうと、蟻酸と火炎を滅茶苦茶に乱射する。だがミラーナイトたちは それに動じず、最後の一押しを加える! 『行きますよ! 一斉攻撃ですッ!』 『うむ!』 『おうよッ!』 シルバークロス、ビームエメラルド、グレンスパークの三位一体攻撃がアリブンタに決まった! アリブンタは耐え切れず、跡形もなく爆散した。 ミラーナイトたちが相手にしていた超獣軍団が全滅したことに、マザロン人が怒り狂う。 『何たることだぁッ! しかし、バキシマムとジャンボキングさえいれば奴らを皆殺しに出来る! そのために、ウルトラマンゼロ、さっさと死ねぃッ!』 『テメェの思い通りになんかなるかよぉッ!』 マザロン人の指示でバキシマムとジャンボキングが同時にゼロに襲いかかったが、ゼロは気合いを 爆発させて二体を押し返した。 そうしてゼロスラッガーを手に取り、ゼロツインソード・デルフリンガースペシャルを作り上げる! 『行くぜぇデルフ! お前でフィニッシュを飾るぜッ!』 『おうよ! やっちまいなぁ、相棒ッ!』 ゼロツインソードDSを構えたゼロは一直線にバキシマムへと切り込んでいく! 「ギギャアアアアアアアア!!」 バキシマムは紅蓮ブーメランを飛ばし、更に両腕より火炎弾を連射して迎え撃とうとするも、 『ぜやぁぁぁぁぁぁ―――――――――!!』 ゼロツインソードDSはそれら全てを切り落とし、バキシマム自身も一刀両断した! 『せぃやぁぁぁッ!』 そしてゼロは剣をスラッガーのように投擲。ブーメランの軌道を描いたゼロツインソードDSは、 ジャンボキングも一撃で粉砕した! 「ギギャアァァァ――――――!」 ジャンボキングの起こした大爆発から、もうもうと黒煙が立ち上る。 『何ぃぃぃぃぃッ!? おのれ、ウルティメイトフォースゼロめぇ! 人間どもめぇぇぇぇぇぇッ!』 『お前らの負けだ! この星から出ていきなッ!』 超獣を全て失って動揺するマザロン人に、ゼロが堂々と宣告した。彼と肩を並べて並ぶのは、 ミラーナイト、ジャンボット、グレンファイヤーの仲間。そして人間たちに、カプセル怪獣と、 勇敢さに溢れた戦士たちだ。彼らの輝きを前に、マザロン人はすっかりたじろいでいる。 『ふざけおってぇ! たとえ我だけになろうと、最後まで戦ってみせ――!』 それでもマザロン人は抗い続ける姿勢を見せた。が……! 頭上の空がいきなり割れたかと思うと、莫大なエネルギーが放射され、何とマザロン人に降りかかった! 『えッ!?』 『ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?』 異次元エネルギーはマザロン人をたちまちに焼き尽くし、消滅させてしまう。この事態に誰もが目を見張った。 『何故仲間を……!?』 ゼロが疑問を発すると、割れた空よりヤプールの声がした。嘲笑の色を含んでいる。 『仲間だと? 笑わせるな。そいつら全員――捨て駒だぁッ!』 空が更に砕け、歪んだ世界の中にうごめく怪人たちの姿が地上の者たちの目に露わとなった。アンリエッタがつぶやく。 「あれが、ヤプール人……!」 『そうだ! 我々が……俺がヤプールだ! ふはははははははッ!』 怪人たちの姿が溶け、混ざり合い……トゲで覆われた真っ赤な一人の怪人の姿へと変化した! それは全身に纏う禍々しさも相まって、正真正銘地獄の悪魔の容貌であった……! 全てのヤプール人の意識が合体した集合体であり『ヤプール人』という種族そのもの、巨大ヤプールである! そして巨大ヤプールが現れた直後に、サウスゴータの土地に赤い雨がごうごうと降り出した! 「うわぁぁぁぁ!? 何だこれは!?」 「気味悪い……!」 突然の赤い雨に怖気づく大勢の人間たち。雨は街の火災を消すが、それは次に起こる全く別の 災厄の前触れにしか思えなかった。 実際に、赤い雨はヤプール復活の前兆なのだ。 そして見よ! いつの間にか、赤い雨に紛れて、空に大量の霊体が渦巻いていた! それを目の当たりにしたゼロが驚く。 『あれは……宇宙人連合の奴らの亡霊か!?』 その言葉の通り、空に渦巻く霊はザラブ、テンペラー、ガッツ、ナックル、ギロン人、 マグマ、イカルス、ヒッポリト、他いくつもの宇宙人たちの亡霊で……超獣たちの霊も混ざっていた。 それら全て、ゼロたちがこれまでハルケギニアの地で倒してきた者たちであった。 霊の渦の中心の巨大ヤプールが、高々と叫ぶ。 『ハルケギニアの空を漂う宇宙人の亡霊たちよ。ウルティメイトフォースゼロの手で空の塵となった 幾多の超獣の怨霊よ! ここに集まれ! 今一度生き返るのだぁッ! 生まれ出でよ、究極超獣ッ!!』 赤い雨に打たれながら、数え切れない数の亡霊が、ジャンボキングの亡骸へと吸い寄せられて一つになっていく! そうすることで、粉砕された亡骸は膨れ上がっていき……全く別の姿へと変貌していく! ここに至り、ゼロ、ミラーナイト、ジャンボット、グレンファイヤーはヤプールの真の目的に気がついた。 『ヤプールがけしかけてきた奴ら全て……俺たちに倒させることが本当の目的だったのかッ!』 『戦いの苦しみ、私たちへの恨みを募らせて、そのマイナスエネルギーを利用するために……!』 『最初から死なせることが狙いとは、信じられぬほどおぞましい所業ッ!』 『ヤプールぅッ! テメェは本物の悪魔だぁッ!』 グレンファイヤーの言葉を、ヤプールはむしろ嬉々として肯定する。 『そうとも! 我らは暗黒から生まれ、全てを暗黒へと染める! ウルティメイトフォースゼロ…… 貴様らの光、今度こそ消し去ってくれるッ!!』 巨大ヤプールの精神体が異次元から飛び出て、新しく生まれ出でようとしている肉体に憑依した! 赤い雨が降りやんで……究極超獣が完成した! その威容が身を起こし、ドズゥンッ! と太い足が大地を震撼させる。 歪んだ黄金色の体色。生きとし生きるものを拒絶するようにビッシリと並んだトゲ。触手の先に 生えた刃はゼロスラッガーに似ていながら、輝きは邪悪に染まっている。顔面に妖しく光る単眼は、 ゼロたちを射殺そうとするかのように鋭い……! 「キヤアアアアアァァァァァァァァッ!!」 鼓膜を破かんばかりの金切り声のような咆哮が大気を震わせ……究極超獣ゼロキラーザウルスが降臨した! 前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/7646.html
■超獣機神ダンクーガ 作画監督 31 37 ■関連タイトル 超獣機神ダンクーガ Blu-ray BOX 初回限定版
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/7643.html
■超獣機神ダンクーガ 絵コンテ 17 30 ■関連タイトル 超獣機神ダンクーガ Blu-ray BOX 初回限定版
https://w.atwiki.jp/ultrakaijumeikan/pages/253.html
第37話 第38話 第39話 サブタイトル:ウルトラマンエース 復活!ウルトラの父 スノーギラン ウルトラの父 収録:ウルトラ超獣名鑑(完)それが私の最後の願いだ。編 解説ブックレットより ●ウルトラマンエース第38話(製作No.38)1972年12月22日放映 ●登場宇宙人・怪獣:雪超獣スノーギラン 伝説怪人ナマハゲ ウルトラの父 月星人 南夕子 ●スノーギラン 日本古来の八百万の神を忘れ、クリスマスに浮かれる「西洋かぶれ」を皆殺しにしようと目論む伝説怪人ナマハゲが、雪だるまの中に隠して送り込んできた超獣がスノーギラン。黒幕が国の重要無形文化財でもあるナマハゲそのものというインパクトの前にその存在が霞みがちだが、視覚を奪う閃光と強烈な冷気を武器に、一度はウルトラマンAを倒したほどの実力の持ち主である。ちょっと寸詰まりのような体型は、このフィギュアのように両手を掲げると雪の結晶をイメージしたもののようにも見える。また完全に円形に対向している指などは、他のウルトラ怪獣にないアイディアで、良い意味で「何でもあり」な鈴木儀雄デザインの自由さが垣間見えるものだ。ちなみにこの超獣の名前、クレジット上は「スノーギラン」だが、劇中では一貫して「スノギラン」と発音されている。どちらで呼ぶのが正しいのでしょう? ていうか「西洋かぶれ」呼ばわりしながら「スノー」てあんた。 ライター 江口水基氏 ●ウルトラの父 1972年12月22日にオンエアされたこのエピソードは、ファンへのクリスマスプレゼントとして、ウルトラの父と南夕子がゲスト出演するイベント編だった。ヒッポリト星人との戦いで命を失ったウルトラの父は、この時点では魂だけの存在という設定。サンタクロースに姿を変えて地球に飛来し、ナマハゲが操る超獣スノーギランによって倒されたウルトラマンAを助けるのだが、戦いの中では父は常にサンタクロースの姿であり、正体を見せるのはファザーショットを放ってナマハゲを倒す一瞬だけ。すなわちマントを纏った父の姿が映像に登場するのはわずか数秒に過ぎない。しかしこのシーンがあまりにも有名かつ印象的だったために、後に「メビウス」に登場したウルトラの父は常にマントを羽織ることになったのであろうか(1話を演出した原口智生特技監督はこれがサンタの衣裳だということを忘れていたそうだ)。 ライター 江口水基氏 補足 ● ● ● 第37話 第38話 第39話 サブタイトル:ウルトラマンエース
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34080.html
登録日:2016/04/02 Sat 15 34 34 更新日:2024/09/19 Thu 12 14 01NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 Aオリジナル怪獣 アナグラム ウルトラファイトビクトリー ウルトラマンA ウルトラマンエース ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA ウルトラマンギンガS ウルトラマンメビウス ウルトラ怪獣 ウルトラ銀河伝説 クグツ怪獣 スパークドールズ バキシム ベリュドラ ミサイル ヤプール ワープ 一角超獣 全身凶器 卑劣 四朗 変身能力 外道 大人気 大怪獣バトル 工作員 怪獣兵器 派手 牙虫 牙虫→キバムシ→バキシム 異次元 空割り 芋虫 超獣 超獣三羽烏 重量級 子供の心が純真だと思うのは、人間だけだ。 バキシムとは、『ウルトラマンA』を始めとするウルトラシリーズに登場する超獣である。 そのド派手な彩色とガッチリしたボリューム感溢れる体型、極端なまでに非生物的な顔立ちから人気が高く、ベロクロンやドラゴリーと同じく最も有名な超獣の一体であろう。 目次 概要 主な活躍『ウルトラマンA』 『ウルトラマンメビウス』 『大怪獣バトル』シリーズ 『ウルトラマンギンガS』 『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』 ウルトラ怪獣擬人化計画 その他の作品での登場 バキシマム 概要 種別:一角超獣 身長:65m 体重:7万8千t 出身地:異次元 オレンジ色の顔と青い体にトゲだらけの両腕、碧に輝く複眼が特徴的な超獣。 異次元人 ヤプールが芋虫と宇宙怪獣を合成させた超獣のため、非常にズングリムックリした体格をしている。(*1) 体重は7万8千tと重く、弱い地盤であれば一歩踏み出しただけでめり込み、ジャンプすれば地震が起こるほど。 ぶっとい尻尾は一振りで重戦車をも50㎞先まで吹き飛ばす。 一角超獣の名のもととなった頭部の一本角は誘導ミサイル「ユニコー・ボム」(ユニコーンではなく「ユニコー」で正しい)で、相手をどこまでも追いかけ回す。 他にも手先と鼻からは小型ミサイル、両手先からは7万度もの爆炎を放ち相手を焼き尽くすと言った具合に、超獣らしく全身武器のカタマリである。 『A』では後述する通り非常に高い知能を有していたが、後発の作品では単なる脳筋超獣扱いになっていることも多い。 最大の特徴は出現時に文字通り空をブチ割り、ガラスのように通常空間を破壊して異次元から現れるというもの。 戻る際には欠けた空間が逆回しのように突っ込んでいき、修復されるため、瞬間的な異次元へのワープが可能。 他にはガランがこの方法で登場していた。 このインパクトが余りに強いため、『メビウス』以降の作品ではヤプール自身や他の超獣もこの出現方式を取っていることがある。 ちなみに名前は「牙虫(きば むし)」のアナグラム。 最初にデザインされたバキシムは、ギエロン星獣のような鳥型怪獣にオレンジ色の装甲を取り付けたような姿だったがそれが没になり、現在の無機質感が増したデザインに書き直されたという経緯がある。 「超兵器としての怪獣」というコンセプトを重視した結果と思われる。実際に画集などで確認してもらえば分かると思うが、没にされて本当によかった。 主な活躍 『ウルトラマンA』 第3話「燃えろ!超獣地獄」に登場。 登場していきなりミサイルで旅客機を撃墜し、直後に姿を消す。 「瞬間的に異次元空間から出入りを行う」という能力のせいで超獣攻撃隊 TACの防衛網をかいくぐり、 バキシムを最初に発見した夕子もいつものようにTAC上層部からは信用されなかった。 バキシムはベロクロンやカメレキングとは異なり、明言されてはいないが本人の発言からするとヤプール人がベースとなった超獣である。 過疎に悩む山間の限界集落に住む老夫婦の家に孫の中村四朗少年に化けて潜入する。 北斗隊員は夕子の見た「黄色い帽子の少年(四朗君)」に超獣を見たことを証言させようとするが、 四朗(バキシム)は北斗の乗ってきたTACアローの燃料を抜き取って捜査を攪乱し、北斗の問いにも「超獣なんて知らない」と偽証する。 あまつさえ事故を装って北斗を射殺しようとさえ企んだ。 こうして自身の存在をTACから隠したバキシムは北斗が山から下りると本性を現し(目と口の周りに隈取が出る)、 用済みとなった老夫婦に正体を明かし、「あなたたちの役目は終わった。ありがとう」と別れとお礼を言いながら、 口から吐いた怪光線(*2)で殺害。 TACの注意を集落にひきつけ、本部の戦力がガラ空きになったことを見越すと、 瞬間移動で富士山周辺のTAC基地にワープし、TAC基地の完全破壊を目論んだ。 急いで本部に帰還した北斗は基地にいた夕子とウルトラタッチし、弾幕を物ともせずに暴れ回るバキシムに挑みかかる。 火炎放射でエースを攻撃するバキシムだったが、エースのウルトラネオバリアーに阻まれる。 続けて角ミサイルで串刺しにせんとするも、スラッシュ光線であっさり迎撃されてしまい、 驚いた隙を突かれてエーススパークで動きを止められ、最後は八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)で首を刎ね飛ばされて絶命した。 バキシム討伐直後、TACのもとにある情報が寄せられた。 本物の中村四朗は、両親と共に3日前に「原因不明の交通事故」で命を落としていたことを……。 おそらくヤプールの仕業の可能性が高い。 『ウルトラマンメビウス』 第24話「復活のヤプール」に登場。 映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』にて封印を解かれたヤプールが最初に送り込んだ刺客。 鼻からはビーム弾を発射し、腕先からは赤黒いビームのバキシクラッシャーを放つ。その大きな嘴での噛み付きも強力だ。 角ミサイルのユニコー・ボムも健在。また、目に照準器を装備している。 謎の赤い雨の調査に訪れたリュウとミライを空をブチ割って襲撃し、眼からビームを放ってリュウを誘拐。 彼にヤプール人を憑依させてCREW GUYS基地に戻らせ、GUYS内部で工作を行わせると、 GUYSが新兵器「ファイヤーウインダム」実験のために出払ったのをいいことにワープで本部を襲撃した。 急いでGUYSは迎撃に出るがヤプールが細工したため戦闘機の照準は狂い、バキシムにまるでダメージを与えられない。 ミライはメビウスに変身してバキシムに立ち向かおうとするが、ヤプールは起爆装置をタテにミライを脅迫。 「どうした? 早く撃てよ」 仲間の命をタテにヤプールはミライを嘲るが… 「ミライ、俺の心の炎を、撃ち抜け!」 リュウの本心を聞いたミライはその言葉を信じ、リュウの胸を撃って起爆装置を奪取。 リュウが死んだと思い込んだヤプールはミライを「仲間殺し」とさんざん愚弄した果てにバキシムに乗り移り、 ミライが変身したメビウスに戦いを挑む。 バキシムはヤプールの頭脳を得たことで能力をフル活用、空中からメビュームシュートを放とうとしたメビウスにも角ミサイルで応戦。 メビウスを踏み殺そうとするが、超至近距離まで接近したガンウィンガー ガンローダーの攻撃を受け、足を離してしまう。 難を逃れたメビウスはメビュームナイトブレードを一閃、またもバキシムは切り裂かれて大爆発。 かくしてメビウスとヤプールとの壮絶な戦いが幕を開けるのだった……。 (ちなみにリュウは胸に「心の炎」ことファイヤーシンボル入のメモリーディスプレイが入っていたため気を失っただけでした) 『大怪獣バトル』シリーズ 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』では第5話「暴走の果てに」に登場。 ドラゴリーを倒されたことで主人公・レイへの復讐に燃えるメトロン星人が召喚した。 猛烈な速さでの空間移動を駆使して惑星ハマーからの脱出を試みたスペースペンドラゴンを襲撃したが、 レイオニックバーストしたゴモラには歯が立たず、最後は超振動波で粉々にされてしまった。 ちなみに本作では空間移動能力以外には腕先からの機銃くらいしか使っておらず、いつもの重火器っぷりは控えめ。 河本ひろしによるコミカライズ版でも同様の設定で登場。 ババルウ星人の操るアントラーとレイオニクスバトルを行っている所をキングジョーブラックに砲撃され全員まとめて爆死する。 ゲーム『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』では2弾から参戦。 必殺技はそこそこ強めだが、ディフェンスとスピードが低いため押し切られやすい。 カードによって能力差が激しく、しかももともと強い部類ではないのになぜか下方修正になることが多いため、異様に能力が低いものも存在する。 そのうえ公式で「バキスム」と誤植された。 ストーリーモードおよびコミカライズ『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』ではヤプール配下の超獣軍団の尖兵として登場。 主人公・御蔵イオの持つバトルナイザーを破壊すべく襲いかかり、TVとは逆にゴモラを圧倒的火力で全く寄せ付けずに翻弄した挙句 胸に角ミサイルをブチ込んで撤退させてしまった。 しかしペダン星人のキングジョーブラックが割り込んできたことにより、ぺダニウムランチャーでバラバラにされてしまう。 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではウルトラマンベリアル傘下の怪獣軍団として登場。 しかし突然現れたウルトラマンゼロのワイドゼロショットで薙ぎ払われて爆死した。 『ウルトラマンギンガS』 第5話「仲間と悪魔」に登場。 ダークルギエルによりスパークドールズに封印され、チブル星人エクセラー一味に回収されていた。 エクセラーも「超獣は通常の怪獣よりも物理攻撃によるダメージに強い筈だ」と解析している。 エクセラー傘下のアンドロイド・ワンゼロがモンスライブして暴れていた際にSD内に封じ込められていたヤプールの意識が覚醒。 ワンゼロを追い出して復活を遂げ、巨大ヤプールと共にギンガ&ビクトリーと戦った。 前述した『ウルトラアドベンチャー』ではぺダニウムランチャー一発で即死していたのだが、 今回はビクトリーのキングジョーランチャー掃射にも耐えていたことから、エクセラーの言っていたこともあながち間違ってはいなかったようだ。 最後はビクトリーのビクトリウムシュートで粉砕された。 後日談『ウルトラファイトビクトリー』では生き返ったその後の姿が登場。 ベロクロン、ドラゴリーと共に惑星グアにてレオ兄弟を襲撃したが、最後はレオとアストラのダブルキックでドラゴリー共々吹っ飛んでしまった。 お馴染みのユニコー・ボムは一度撃った後に新たに生えるようになり、連射も可能になった。 『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』 episode 5「あかつき 〜暁〜」からepisode 7「くるる 〜眩る〜」、final episode「まほろば 〜新世界〜」に登場。 宇宙悪魔ベゼルブのクグツ毒によって操られ、クグツバキシムと化している。王立惑星カノンの軌道上でクグツベロクロンと共にコスモスを迎撃しようとするも失敗、地上に降りて暴れ回り、駆け付けたオーブ、ダイナ、コスモスと戦う。 結局は倒されずにクグツベロクロンと共にサイキに回収された。 その後、地球での最終決戦にもクグツアーストロンと共に参戦したが、アーストロン共々コスモスによって命の樹の果実を与えられてクグツを解毒され、宇宙へ返された。 アーストロンはともかく、ヤプールの生物兵器である超獣を普通に宇宙に返して大丈夫なのだろうか……? それ以前に、超獣なんてどうやって捕獲したのか……怪獣墓場からか? この登場は多くのファンが首をかしげる結果となったが、ウルトラマンタイガのボイスドラマにてヤプールの怨念によって自然発生し、そのまま野生化してしまった超獣もいるとのことでおそらくはその個体。 フーマ「タチ悪っ」 ウルトラ怪獣擬人化計画 KADOKAWA版の絵師はニトロプラスのりきまんとう氏。 非常にスレンダーな体系の美少女として描かれており、割れた空を模したビーチパラソルを携帯している。 あの独特の段々腹はスクール水着型にリファインされており、鋭角的な尻尾や物凄いくせ毛など非生物的なフォルムを頑張って取り入れている。 『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』では主人公チームの同級生として登場しており、ゼットン星人に憧れているらしい。 POP版では衣装は全身タイツ型で髪も短い。 『ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code』ではヤプール軍団唯一の下っ端として登場。 毎度毎度教室のガラスをブチ砕かないと入室できない問題児で、ヤプールの悩みの種。とても原作通りのずるがしこい知能があるようには思えない…。 自分が芋虫の超獣であることを知らなかったようで、ヤプールに指摘された時は物凄くへこんでいた。 一応ヤプールに、「元イモムシでこんなに活躍したのお前くらい」「イモムシの出世頭」とフォローされていたが、怪獣界でイモムシの怪獣といえばウルトラの世界観ではないとはいえ、モスラという超人気で有名な先輩がいるので励ましになっていない。 その他の作品での登場 そのデザインから非常に人気が高く、超獣第1号のベロクロンを差し置いて派生作品でも優遇されることが多い。 『ウルトラマン超闘士激伝』では闘士怪獣五獣士が一角として闘士バキシムが登場。あのウルトラマンレオを破る快挙を成し遂げた。 漫画『ウルトラ怪獣かっとび!ランド』ではかっとび小学校でも恐らく唯一の超獣として登場している。気絶したギャンゴを起こすようウルトラマンに懇願された時には「おれの手でのパンチはかわいそうだよ~」と気遣うなど真面目系屑の極みであるマンとは大違いの心優しい子である。 PS専用STG『PDウルトラマンインベーダー』ではベロクロンやヤプールと共にエースステージ1面の敵として登場。このステージだけ他の面と違う仕様なので、初見殺しである。 アクションゲーム『グレイトバトルフルブラスト』では雑魚敵として登場する。でかくて動きが鈍く火炎放射もリーチが短いのではっきり言って弱い。 『ウルトラマンFighting Evolution 3』ではベロクロンの登場が検討されるも作画コストの面で断念され、色彩や構造が単純な上に人気も劣らないバキシムに白羽の矢が立った。ダダを操作して怪獣を捕獲し集めた怪獣を使ってウルトラマンと戦う「怪獣標本」にてレア枠として登場。捕獲するとミッション評価が上がり、バキシムでウルトラマンを倒すと自キャラとして使用可能になる。格闘戦のリーチやコンボが短い上にあたり判定が大きい難点はあるが、一度ダウンを取れると確定ダウンの火炎放射でハメ殺しができる強キャラ。火炎放射に加えて腕と鼻の小型ミサイルや一発限りの角ミサイルも実装されている。 『ウルトラマン Fighting Evolution 0』ではなんと100体もの大軍勢で地球を攻撃した。内一体はレッドキング、エレキング、ブラックキング三匹の怪獣王の力をヒッポリトカプセルで送り込まれ強化される。 アーケード版シューティングゲーム『ウルトラ警備隊』ではステージ4(エースのステージ)のボスとして登場する。 バキシマム 種別:一角紅蓮超獣 身長:66m 体重:7万9千t 出身地:不明 バキシムのパワーアップバリエーション形態。 名前は「バキシム」+「マキシマム」から。 他の応募作品の名称が「〇〇バキシム」がほとんどの中(*3)、元の語感を崩さずにパワーアップしているとわかるネーミングへの評価も高い。 ブラッシュアップを担当した後藤正行氏もTwitter(X)で「子供のアレンジ ネーミングセンスが素晴らしいですね」とコメントしている。 小学館が開催『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』の児童誌連合企画「バキシム強化改造計画」。 その12000通の応募の中からグランプリの栄冠に輝き、『ウルトラ怪獣シリーズEX』としてソフビ人形化と『NEO』第7弾よりゲーム参戦を果たした。 全体的にボリュームアップした巨体に炎をイメージしたパーツが付き、よりゴツい印象となった。 武器も両腕の連射ユニットから発射する「紅蓮火炎弾」、高熱を放ちながらブーメランのように飛んで相手を焼きながら切り裂く頭部の「一角紅蓮ミサイル」、 紅蓮火炎弾と一角紅蓮ミサイルのコンビネーションによる「紅蓮コンビネーション」など高熱属性の必殺技が多い。 現在では大怪獣バトルが終了しているので、動いているバキシマムを目にする機会はまず無いと思われる。 いつか同じ経緯で誕生したカブト・ザ・キラー、アンドロ・ザ・キラーメカバルタン共々映像作品に出られる日は来るのだろうか… 一応『ウルトラマンギンガ』にスパークドールズがちょっとだけ登場している。 ちなみに準グランプリとして「ゲバルトバキシム」、「バタフライバキシム」、「マグネバキシム」といった物があった。 追記・修正などするのは人間だけだ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 角ミサイル(ユニコー・ボム)は使い捨て→また生えてくる→連射可能と何気にバージョンアップを重ねている。また、かつては実弾武器と火炎が主武装だったがメビウスでは破壊光線(バキシクラッシャー)も新武装として披露。また、量産型は性能が低いようで、大怪獣バトルではカードごとの能力差が非常に激しかった。公募でパワーアップした「一角紅蓮超獣バキシマム」も登場。 -- 名無しさん (2016-04-02 16 19 09) 超獣の中では有名な方なのに項目無かったのか… -- 名無しさん (2016-04-02 16 20 15) バキシマムのデザインすごいよなぁ、バキシムのデザインをそこまで崩さずに強化形態にしてるし -- 名無しさん (2016-04-02 16 25 27) こいつ初見でモチーフと名前の由来分かった人いるのかな? 自分は知ったとき目から鱗としか言えなかったけど。 -- 名無しさん (2016-04-02 16 55 38) 空間をガラスのように割って出てくるシーンは未だに覚えてる -- 名無しさん (2016-04-02 19 15 01) FE3ではクッソ強かった。原作を知らない人ならボス級の超獣だと思うんじゃないかな。 -- 名無しさん (2016-04-02 19 18 53) 老夫婦殺害時に敬語を使う辺りが、余計に怖い。 -- 名無しさん (2016-04-02 19 27 52) 記念すべきエースの切断技の被害者第1号。 -- 名無しさん (2016-04-02 19 40 36) マキシバムのスーツ作られないかな。あとソフビが現行のシリーズのバキシムと並べるとちょうどいい大きさだから再販してほしい。 -- 名無しさん (2016-04-02 20 25 48) ググると「純粋」じゃなくて「純真」が多く引っかかるんだけどどーなん? -- 名無しさん (2016-04-02 20 35 35) バトルスピリッツでも神出鬼没っぷりが再現されてる -- 名無しさん (2016-04-02 20 51 43) ↑10 旧アニヲタWikiにはあったんだけど、キャッシュが見つからなかった上にバックアップも消してた。 -- 名無しさん (2016-04-02 20 54 48) 子供向けの絵本によく載ってる超獣の代表格みたいな扱いで知名度は高いけど、劇中だと大して苦戦させることもできずにエースに倒されたよね。 -- 名無しさん (2016-04-02 21 28 36) 小さいころに見た怪獣図鑑に、地面に手を付いてうつむくエースを「蹴とばすぞ」と言わんばかりに悠然と見下ろすSSがあったのが記憶に残ってる。劇中ではそんなシーン無かったけどな! -- 名無しさん (2016-04-02 21 32 26) 飲酒運転 -- 名無しさん (2016-04-02 21 41 51) ↑3おかげで、メビウスを追い込んでた姿に素でビックリしたよ -- 名無しさん (2016-04-02 21 53 34) ふわっと浮きあがる独特の移動方法を取る超獣でもある。あれ実はスーツの関係でほとんど歩けなかったことが原因なんだよね -- 名無しさん (2016-04-02 22 04 44) バキシマムのセンスの良さが頭ひとつ抜けてるなあ。 -- 名無しさん (2016-04-02 22 33 03) 何気にギンガSで初めて手からミサイル撃つときの穴が確認された。 -- 名無しさん (2016-04-02 23 35 56) バキシマムは実はカブトザキラーとともにスパークドールズがギンガに登場している。 -- 名無しさん (2016-04-03 01 45 09) 子どもの心が純真だと信じたい大人の心の隙を突いた超獣 -- (2016-04-03 03 02 20) ↑かわいい少年のガワ着て「私の名はバキシム・・・」って妙にかっこよさげなボイスで自己紹介するのが悪魔っぽくっていい -- 名無しさん (2016-04-03 03 32 19) FE3だと唯一の遠距離ふっ飛ばし技持ち、かつ起き重ねに便利な持続 ダウンの炎技持ちで中々強かった -- 名無しさん (2016-04-03 10 59 07) イケメン -- 名無しさん (2016-04-03 22 16 27) オリジナルの四朗は原因不明の事故ってのがまた不気味。おそらくヤプールの仕業と思われるが -- 名無しさん (2016-04-03 22 21 08) ↑そのゲスなヤプールに根絶級のトドメをがっつりさせないっていうのが仕方ないけどストレスフルでイヤな作品だったなあ・・・連中にとっては超獣も所詮使い捨ての玩具なわけで。 -- 名無しさん (2016-04-03 22 27 48) 「私はヤプールだ」的な事を言っていたけど、メビウスの時みたいにバキシムに憑依していたって解釈でいいのか? -- 名無しさん (2016-04-04 11 49 07) 意外とトラウマシーンがある -- 名無しさん (2016-04-04 13 16 27) ファイトビクトリーでベロクロンドラゴリーと共に次元を裂いて降り立つ演出ほんとすき -- 名無しさん (2016-04-07 10 42 30) こいつの言葉を聞くとグランディーヌのセリフを思い出す -- 名無しさん (2016-04-24 22 31 13) ↑災魔の? -- 名無しさん (2016-04-24 22 49 57) 漫画のウルトラ怪獣擬人化計画のPOP版で、ヤプールに芋虫の出世頭とか言われてたなw -- 名無しさん (2016-11-03 23 43 31) 初ギロチン犠牲者 -- 名無しさん (2016-12-01 01 35 10) STG「ウルトラ警備隊」でもA面のボスはこいつ 倒した後の死体のグラまで用意されてるなかなかの優遇っぷり -- 名無しさん (2017-06-30 05 01 12) ORIGIN SAGA見て思ったが、ヤプールが関わらない時のバキシムは大人しいものなんだろうか? -- 名無しさん (2018-02-03 00 59 38) というかオリジンサーガはもうちょい怪獣のチョイス何とかしてほしかった -- 名無しさん (2018-04-15 21 53 04) 第3話の時点でTACはポンコツなんじゃねって思えて来る -- 名無しさん (2018-12-23 17 34 35) ウルバトに実装が決定。なかなか面白いスキル持ってる(強いかどうかは知らない) -- 名無しさん (2019-03-27 13 30 10) ↑あれ?もしかしてCGがメビウス版バキシムになってる?! -- 名無しさん (2019-03-27 14 03 17) バキシムビルってのがあったと思うんだけど、覚えてますか? -- 名無しさん (2020-06-22 08 00 45) ↑これ?>https //livedoor.blogimg.jp/hokutochoitiro/imgs/a/7/a7926c9f.jpg -- 名無しさん (2020-06-23 22 14 28) 上でも度々言われてる通りFE3ではプレイヤーも使えるエースの怪獣枠にいるけど…その、なんだ、リアルファイトに発展しないようにな! -- 名無しさん (2022-08-07 18 51 01) ちょうどTwitterで、ブラッシュアップ担当した後藤さんがバキシマムべた褒めしてたな -- 名無しさん (2023-02-07 18 29 09) 顔は格好良く、全身のシルエットはもっちりしてて可愛らしいという実にグッドなデザイン。 -- 名無しさん (2023-04-27 00 27 47) 次にヤプールが復活するとしたらバキシマムを引き連れていてほしい -- 名無しさん (2023-07-22 00 38 25) デザインや空を割る演出もそうだけど生物兵器である超獣でありながらヤプールムーブかますキャラクター性も人気の高い理由か -- 名無しさん (2024-02-27 04 11 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tousounokeitou/pages/309.html
『サラジアの狂える魔人』-4 作者・凱聖クールギン 939 サラジア共和国・首都ベイエリア*** ヤプール「行け! 超獣オイルドリンカーよ! 人間どもの文明を支える石油を飲み尽くしてしまえ!」 オイルドリンカー「キェェェ――!!」 異次元人ヤプールの指令を受けて海から迫る超獣。 その名の通り、石油を常食とするオイルドリンカーは 港に停泊していたタンカーを襲い、積載された石油を吸い取ると、 それだけでは満腹にならず、陸のコンビナートを狙い始めた。 アルハザード「おのれ、我が国を支える大切な石油を…! 戦車部隊を出動させろ! 空軍も爆撃機を急げ!」 桐原(影武者)「ヤプールめ…。 この私がここにいると知っての狼藉か…? …副大統領! 明日のデモンストレーションは前倒しだ! 今からあの超獣を相手に、我がネロス帝国の戦闘力をお見せする」 アルハザード「しかし…!」 桐原(影武者)「ダーバーボ! ブルチェック! ストローブ! 直ちにあの超獣を撃滅しろ!」 桐原(影武者)からの通信で指令を受け、密輸されていた機甲軍団が出動。 コンビナートから石油を飲み尽くそうとするオイルドリンカーに射撃を開始した。 ダーバーボ「射撃開始!」 ブルチェック・ストローブ「了解!」 地上からダーバーボのミサイルとブルチェックの機銃が、 空からはストローブのビームが浴びせられ、 更にサラジア軍の戦車と爆撃機の攻撃も始まって、 オイルドリンカーはやや怯んだ様子を見せる。 オイルドリンカー「キェェェ――!!」 ストローブ「おおっと!」 オイルドリンカーは口から火炎を噴射。 ストローブは辛くもかわしたが、空軍の爆撃機は炎を浴びて爆発。 戦車部隊も焼き払われ、ダーバーボとブルチェックもやむなく後退する。 桐原(影武者)「ううむ…! 恐るべき超獣だ」 アルハザード「どうやら、ここは知恵が必要だな…」 桐原(影武者)と共にヘリコプターに乗り込んだアルハザードは 空から軍隊の指揮を執ろうとするが、 オイルドリンカーはそのヘリコプターに反応し、狙いをつける。 940 ヤプール「アルハザードとクールギンが共にいる…。 サラジアとGショッカーに共に打撃を与えるのは今だ! オイルドリンカー! あのヘリを叩き落とせ!」 オイルドリンカー「キェェェ――!!」 高度を低めに取っていたヘリコプターを追いかけ、 唸りを上げて前進してくるオイルドリンカー。 ストローブ「危ない! 高度をお上げ下され!」 桐原(影武者)「このままでは撃墜される。 早く高度を上げろ!」 アルハザード「いや、このままでいい。 奴をこちらへ誘き寄せるのだ」 桐原(影武者)「…ほう。何をされるおつもりかな?」 アルハザードに何か考えがあると知って、 同乗していたクールギンも腹をくくり状況を静観する。 ゆっくりと旋回するヘリコプターにオイルドリンカーが腕を伸ばしたその時、 オイルドリンカーの足元が崩れ、足を取られてオイルドリンカーは倒れた。 桐原(影武者)「ふむ」 アルハザード「あの道路の下は地下鉄が走っているのだ。 奴はそれを踏み抜いた」 転倒したオイルドリンカーは石油タンクの上に倒れ込んで押し潰し、 漏れ出した石油を全身に浴びてもがいている。 ブルチェック「おお、超獣が油まみれに!」 ダーバーボ「ようし、今だ!」 機甲軍団の爆撃が再開。 ダーバーボのミサイルの爆発が石油に引火し、 オイルドリンカーは火達磨になる。 オイルドリンカー「キェェェ――!!」 業火の中で身を焼き滅ぼされていくオイルドリンカー。 地上に降り立ったアルハザードは、 TVカメラの前で力強くガッツポーズを決めると、 事態を見守るサラジア国民にTV画面を通して呼びかけた。 アルハザード「国民の皆さん、怪物は退治しました。 避難警報はたった今、私の名において解除します。 これ以上の危険はありません。どうかご安心下さい!」 なかなかの演出家だ、と苦笑する桐原(影武者)。 マスコミの前から踵を返したアルハザードは、 レスキュー隊が消火と救助活動を行なうのを指揮し始めた。 941 サラジア共和国・副大統領官邸*** 怪獣災害から国民を救ったヒーローとして、 その勇気と機智が評価されまた一躍人気が上がったアルハザード副大統領。 事件から数日後、山のようなマスコミの囲み取材を切り抜けると、 彼は官邸での職務に取りかかった。 秘書N「首都港湾地帯の被害状況をまとめました」 秘書R「コンビナートやタンカーの炎上、また超獣による吸飲により、 約300万バレルの重油が失われました。 復旧にはしばらく時間が必要です」 アルハザード「ヤプールめ…。 だが、我が国で採れる石油は無尽蔵だ。 この程度の損害で崩れるサラジアではない」 復興計画を指示し終えたアルハザードは、 不敵な笑みを浮かべると、椅子の上でこう言った。 アルハザード「私を夜の闇に包め…!」 アルハザードが言うと、秘書NとRは部屋を暗転させた。 稲妻が迸る暗闇の中、アルハザードの顔はおぞましい老人へと変貌してゆき、 そこに金属の仮面が付着して、黒いローブが上から纏われる。 サラジア副大統領アルハザードの正体――それは、砂漠の死神と怖れられた 魔道師バルゴグなのである。 バルゴグ「私は魔人…。闇の魔道師バルゴグなり…!」 祭壇に火が焚かれ、生贄の山羊が捧げられて黒魔術の儀式が始まる。 バルゴグは水晶玉を包むように手をやって念を送り、 異世界の悪魔召喚の呪文を唱え始めた。 バルゴグ「…来たれ、ああ汝よ、時空を素早く越えて、 我が前にその姿を現したまえ…!」 やがて水晶玉から不気味な光が放射され、 光は時空の壁を透過してその向こう側――恐るべき魔界の光景を映し出す。 ゾーマ「我こそは全てを滅ぼす者…。滅びこそ我が喜び…。 バルゴグよ、全ての命を滅ぼし、その苦しみを我に捧げよ…!」 バルゴグ「大魔王ゾーマ…!」 浮かび上がった大魔王ゾーマの幻に平伏すバルゴグ。 アフマド・アルハザードの正体は、黒装束の改造人間にして、 異界の魔王を崇める悪魔崇拝者だったのである…! 942 ●アフマド・アルハザード→石油基地を襲ったオイルドリンカーを機転を利かせて倒す。 ●クールギン→機甲軍団を指揮してオイルドリンカーを攻撃する。 ●ダーバーボ→サラジアでオイルドリンカーを攻撃し倒す。 ●ブルチェック→サラジアでオイルドリンカーを攻撃し倒す。 ●ストローブ→サラジアでオイルドリンカーを攻撃し倒す。 ●ヤプール→オイルドリンカーにサラジアの石油基地を襲撃させる。 ●オイルドリンカー→サラジアの石油基地を襲撃するが、アルハザードの機転により、ネロス帝国の機甲軍団に倒される。 ●大魔王ゾーマ→地球のバルゴグと心霊術により交信する。 【今回の新規登場】 ●異次元人ヤプール(ウルトラマンA/ウルトラマンタロウ/ウルトラマンメビウス) 超獣を操り、地球侵略を企む異次元人。 優れた科学力を持ち、超獣製造機で怪獣より強い超獣を造り出す。 陰湿かつ狡猾で、人間の心の闇を利用した卑劣な作戦を好む。 複数の個体がいるが、合体して巨大ヤプールとなる事もできる。 一度はウルトラマンAに滅ぼされたが、その後も残党の活動は続き、 倒されたヤプールも怨念となって復活を遂げた。 ●オイル超獣オイルドリンカー(ウルトラマンタロウ) ヤプール壊滅後、唯一生き残っていた超獣。 石油が大好物で、ダイヤモンドよりも硬い牙で石油タンクに穴を開けて吸飲する。 頭部の角がレーダーとなっており、遠くからでも石油の場所を感知できる。 口からは高熱火炎を吐く。 ●大魔王ゾーマ(ドラゴンクエストシリーズ) 魔王バラモスを操っていた真の大魔王。 「全てを滅ぼす者」を自称し、人々の死や苦しみを無上の喜びとする。 アレフガルドを永遠の闇に閉ざし、精霊ルビスを石像に変えて封印した。 闇の衣を身に纏い、冷気系の魔法を使いこなす。
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/7647.html
■超獣機神ダンクーガ メカ作画監督 38 ■マシンロボ クロノスの大逆襲 作画監督 2 ■関連タイトル 超獣機神ダンクーガ Blu-ray BOX 初回限定版
https://w.atwiki.jp/matesaihai/pages/13.html
情報 正式名(図鑑等参照) 絵空筆描事“超獣戯画” 赤烏 素色(せきう しろいろ) 出場杯 第5回最強の名前トーナメント(第五回公式戦) 参加した戦い 第一次名都聖杯戦争 召喚したサーヴァント:煌輝カレン 特筆技能 絵空筆描事“超獣戯画” 聖杯にかける願い 世界中の画材くれない?色も筆もなんでもあるような 聖杯戦争に参加した経緯 新しいインスピレーションを得るため サーヴァントの呼び方 (キャラ名)さん。長いなら名前だけとか略して言う 設定 圧倒的な享楽主義者の面もあると思うので楽しそうみたいな理由で参加してもらうことにしました よくFGO分からないな。俺の中だと筆で超獣出してくるから魔法みたいなもんだけど 二つ名をそのまま魔法みたいに扱うのってどうなんだ バカかうるさい奴と組んで欲しいです。多分気が合います
https://w.atwiki.jp/mikuraio/pages/477.html
殺し屋超獣 バラバ NEO第3弾 N157 コンボ:[[レイモン]] 汚れた雨 3ラウンドのあいだ、ディフェンスが400あがるが、4ラウンドめからずっと、ディフェンスが400さがる。 備考 『ウルトラマンエース』に登場した超獣。 ウルトラ5兄弟をゴルゴダ星に引きつけている間に地球で暴れていた超獣。 放射能の含む雨に包まれることで、不死身の力(ヤプールの誇張と思われる)を得る。 その後、ウルトラチャージによるエネルギー補給で地球に帰還したウルトラマンエースと対決。 追い詰められるものの、「バラバを倒せば4兄弟の命はない」とするヤプールの脅迫によって逆にエースを追い詰める。 第2戦目は放射能の雨が無かったせいもあり、頭部のバラバ剣と腕のバラバ鎌を奪われ、それでとどめをさされた。 メカギラスの相互互換。 スピード型に使うのが効果的。4ラウンド目は出来るだけ迎えない内に勝ちたいところ。 イラストレーター Isabisi