約 3,177,806 件
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/7604.html
神滅黙示キュア・ルイン 光/闇文明 UC コスト 8 6000 ライトブリンガー/ドラゴン・ゾンビ ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■トリック・ソーサラー6 [TS]-相手のバトルゾーンで同じ名前を持つカードが2枚以上あれば、それらをすべて破壊する。その後、相手のマナゾーンで同じ名前のカードが2枚以上あれば、相手はそれらをすべて墓地に置く。 ■W・ブレイカー (F)フレイマーは言った。これより、進撃を始めると。しかし、五文明は動じなかった。今なら互角に戦える自信があったのだ。 作者:セレナーデ トリック・ソーサラー能力は相手限定の《天使と悪魔の墳墓》。 収録 星戦編 第二弾 裏世界の強者達(バック・オブ・ストロング・コマンド) 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mosure/pages/334.html
ルイン Q1 貴方の名前を教えてください。 ルイン。 Q2 クラスを教えてください。(例:戦士、魔術師) ほぅ? (説明中) ほぅ~。今は冒険者、なの? Q3 年齢はおいくつですか。 ほぅ? (説明中) ほぅ~。でも、わからない…。 Q4 家族構成について、教えてください。 ほぅ? (説明中) ほぅ~。#Mがわたしの保護者みたい。 Q5 身長と体重を教えてください。よろしければ大まかな体型も。 ほぅ? (説明中) ほぅ~。身長が135Cmで、体重が35Kgみたい。 体型は外見相応って#Mが言ってた。 Q6 好きな食べ物、嫌いな食べ物は何ですか? 特に無いよ。 Q7 座右の銘は? ほぅ? (説明中) ほぅ?(理解できなかったようだ) Q8 貴方の特技は何ですか?(空飛べます、とか3分くらい息止めてられますとか) これといってないよ。 Q9 貴方の趣味は何ですか? ほぅ? (説明中) お昼寝と#Mとお話したりお出かけしたり。 Q10 お気に入りの場所や思い出の場所があったら、教えて下さい。 あの遺跡。 #Mとあったのがそこだから 。 Q11 自分を動物に例えたら、何になると思いますか? なんだろう…。 Q12 あなたの弱点は何ですか? ほぅ? (説明中) わからない事が多い事。 Q13 冒険者になったきっかけを教えて下さい。 ほぅ? (説明中) あそこで#Mに連れられてかな。 Q14 あなたの得意な分野を教えてください。(例:剣術、情報収集) ほぅ? (説明中) 特に無いよ。 Q15 最も気に入っている、あるいは自分と縁の深いと思う品物は何ですか?(アイテムカードでなくてもいいです) 特に無いよ。 Q16 貴方の持っている装備品や技能で、一番自分を良く表していると思うものは何ですか? ほぅ? (説明中) 特に無いよ。 Q17 戦場で、あなたはどんな戦い方をしますか? ほぅ? (説明中) #Mにそんな目にはあわせないって言われた 。 Q18 なすべきことを果たしたら、あるいは引退したら何をしたいですか? ほぅ? (説明中) わからない…。 Q19 異性経験はありますか? あるとしたら、初体験はいつですか? ほぅ? (事細かに説明中) ……………(赤面) Q20 貴方の最も大切な人は? #M Q21 「この人なら背中を任せられる」と思う人はいますか? ほぅ? (説明中) 誰だろ……。 Q22 「こいつにだけは負けたくない」というライバルはいますか? ほぅ? (説明中) 特に居ないよ。 Q23 休日は、どんな事をして過ごしていますか? ほぅ? (説明中) #Mにいろいろ教えてもらったり 、お話したり。 Q24 ♯Mについて、どう思いますか? わたしの保護者、なの? でも、すごく優しい人。 Q25 死者に一度だけ会えるとしたら、会いたい人はいますか? 会ってどんな話をしたいですか? ほぅ? (説明中) 特に居ないよ。 Q26 新しい装備品や道具を貰えたり、技能を教えて貰えるとしたら、どんなものがいいですか? ほぅ? (説明中) 特に無いよ。 Q27 貴方にとって最も大切な人が、今、目の前で死んでいこうとしています。その時、貴方はどうしますか? ほぅ? (説明中) ………………。 Q28 貴方にとって、冒険とは何ですか? #Mと一緒に生活すること 。 Q29 いつか貴方が命を落とすとしたら、どんな最期を望みますか? ほぅ? (説明中) わからないよ。 Q30 最後に、宿屋のみんなに一言、お願いします。 ほぅ? (説明中) えっと、よろしくお願いします。
https://w.atwiki.jp/earthmukamuka/pages/125.html
遊戯王/デッキ/シナトルイン 2007-10-21 【基本戦法】 「高等儀式術」で「天界王 シナト」「破滅の女神ルイン」を降臨させ攻撃。 【使い方】 「マンジュ・ゴッド」「センジュ・ゴッド」で「高等儀式術」と「天界王 シナト」「破滅の女神ルイン」をサーチ→デッキの「青眼の白龍」 「デュナミス・ヴァルキリア」をコストに降臨→「正統なる血統」で「青眼の白龍」を蘇生させ共に攻撃を行う。 「ジェルエンデュオ」→降臨までの場稼ぎ的役割。「マシュマロン」では「「エンド・オブ・ザ・ワールド」のレベルの関係上合い難いので。「青眼の白龍」を生け贄召喚する役割も兼ねる。 「溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム」→守備表示で特殊召喚し「天界王 シナト」で攻撃する。「奇跡の箱舟」「「エンド・オブ・ザ・ワールド」での儀式召喚の際の生け贄にも使用。 「突然変異」→ 「サイバー・ツイン・ドラゴン」を特殊召喚する。 「エネミーコントローラー」「イタクァの暴風」→これらのカードで相手モンスターを守備表示にすれば「天界王 シナト」はダメージ効果、「破滅の女神ルイン」は連続攻撃のサポートとなる。 ●光属性モンスターが大半なのでフィールド魔法「シャインスパーク」も考慮できる。「天界王 シナト」は兎も角、「破滅の女神ルイン」はATK2800と実戦レベルの攻撃力にまでなり、「マンジュ・ゴッド」「センジュ・ゴッド」はアタッカーとして使えるようになる。 デッキ:40枚 【モンスター(18)】 「天界王 シナト」×2 「破滅の女神ルイン」×3 「マンジュ・ゴッド」×3 「センジュ・ゴッド」×1 「青眼の白龍」×2 「デュナミス・ヴァルキリア」×3 「ハープの精」×1 「ジェルエンデュオ」×2 「溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム」×1 【魔法(11)】 「高等儀式術」×3 「奇跡の箱舟」×1 「エンド・オブ・ザ・ワールド」×1 「サイクロン」×1 「光の護封剣」×1 「大嵐」×1 「巨大化」×1 「トレード・イン」×2 【罠(11)】 「聖なるバリア-ミラーフォース-」×1 「リビングデッドの呼び声」×1 「神の宣告」×3 「正統なる血統」×2 「炸裂装甲」×2 「砂塵の大竜巻」×2 2007/05/10 戻る
https://w.atwiki.jp/ruinakokuryaku/pages/152.html
"Ruina 廃都の物語"に登場する人物集です ゲーム中での概要から元ネタ、考察、その他ネタコメントまでご自由にどうぞ 書かれている解説には個人の主観や推測によるものが多く含まれている場合があり、 元ネタ等は全て推測なので、異論等ありましたら追記・コメントをお願いします 解説にあるセリフは印象に残ったものを、ゲーム本編から引用して記載しています。 また、ネタバレが多数含まれますのでご注意ください は行パーシャ ハァル神 バルスムス ピート ピンガー ヘロデン教授 ま行魔王 魔将アイビア 魔将ク・ルーム 魔将ダーマディウス 魔将ナムリス 魔将ラァグ や行夜種王 夜種王教授 ユリア 妖精王ユールフィンデ 妖精郷の英雄 ら行竜王 ルイン ルギルダ レナ わ行・数字・英字3人の魔女 は行 パーシャ 本名「パーシャ・シバ・アラヌス」。 西シーウァ王国の第三王女だが、自ら部隊を率いて戦う姫将軍でもある。 かの英雄王の血を引いているとされ、先祖がえりにより異常ともいえるほどの強靭な筋力を身に着けている。 領地奪還のために神殿軍とともにホルムに奇襲を仕掛け、一度は占領することに成功する。 しかし、鉄騎兵を従えて戻ってきたテオルの逆襲に遭い敗走。その後、ホルム西の戦場で再び激突するが…。 ネス公子であるテオルとは面識があったらしいが、以前会った際に彼に口説かれ ひどい侮辱を受けたと語っており、復讐する機会を窺っていたとか。 ルートによってはまたしても侮辱されることもあり、その点だけは同情に値する。 祖先の英雄王とはおそらく大シーウァ王国の建国王 アレム のことであり、 ラバンの昔話やタイタスの言っていたことが事実なら、彼女はアレムとラバンの遠い子孫に当たり チュナとも血のつながりがあるということになる。 + ... 本編では語られていないが、 パーシャとテオルは元々婚約者の関係であったとされる。 婚約が破談になった経緯は不明だが、テオルに子供がいたことが関係しているのかもしれない。 それからかなりの時が過ぎたにもかかわらず、この期に及んでテオルから犬呼ばわりされてしまう。 パーシャといいアークフィアといい、どうもこの世界の女性は 高貴なイケメン に対する男運が悪いらしい。 『無礼者。乙女の口から何を言わせる気だ』 『――来い。殺してやろう』 ハァル神 雷を操る雷神にして、全ての神の頂点に立つ主神。 本編で名前が挙がるアークフィアやミルドラなどの神々はハァル神の子供たちである。 伝承では、悪に目覚めた人間たちを滅ぼそうとしてアークフィアに止められたり 魔王討伐に向かう英雄アレムたちに感心して「時渡りの剣」のありかを教える等 良くも悪くも、人間への影響力が強い神だったことが推測できる。 モチーフとなったのはギリシャ神話に登場する、雷や嵐を操る主神「ゼウス」か。 + ... 星幽界では、雷で体が構成された 光の巨人 が登場しており、 主人公と会った際には意味深なセリフを投げかけてくる。 また誤解が解けるとお詫びとして『ハァル教典・上』の技能書をくれるが、 きちんと名乗ってくれないのでハァル神と関係がありそうでもそれ以上のことはわからない。 余談であるが彼の住む木星天は、ギリシア神話においてゼウスと同一視されることもある 天空神ユピテル(Jupiter)の象徴でもある。 『おまえたちは えらいから 魔王をやっつけられる ふるい剣の ありかをおしえよう』 ―――よいこの神話 4 バルスムス ユールフレール島にある大河神殿の老神官。 同時に「戦将バルスムス」の異名を持つ、神殿軍・雷王騎士団を率いる将軍でもある。 生来の強面に加え傷だらけの顔のせいで誤解されやすいが、非常に謙虚で誠実な人物である。 また、ホルムの神殿に仕える老巫女・アダとは旧知の仲らしく 彼女いわく「融通が利かないところがあり、人相も悪いが基本的にはいいヤツ」とのこと。 本編では大河神殿に伝わる予言を危惧し、ホルム伯カムールに遺跡調査を 神殿に委託してもらう提案のためにホルムを訪れる。 しかし、テオルのせいで交渉が決裂すると、西シーウァ王国の姫将軍 パーシャ と結束。 ホルムに奇襲を仕掛け、一度は占領することに成功するが、 鉄騎兵を従えて戻ってきたテオルの逆襲に遭い敗走。その後、ホルム西の戦場で再び激突するが…。 自身の武器や魔法の腕もさることながら、かつて魔王を殺したといわれる「時渡りの剣」を 神殿から託されており、有事の際には切り札として使用し鬼神の如き力を発揮する。 + ... 主人公の仲間の一人・メロダークはバルスムスに拾われて神殿軍に入ったためいわば彼の部下にあたる。 ホルム占領の際に、タイタス復活時の憑代となる可能性のある人物の調査と 40年前、古代の秘術が記された本「鍵の書」を東方神殿跡から盗み出したと大河神殿に決め付けられた 異端派魔術師・デネロスの捜索も兼ねて登場しており、一方的に彼の庵を焼き払っている。 (元々鍵の書はキール神殿が管理していた上、デネロスはそのキール神殿から継承を認められている) 通常のルートでは、新生アルケア帝国建国に向けて動くテオルこそ憑代だと誤認してしまうため、 (騎士の嫡子編では公言)主人公を付け狙うことはないが、 神官ルートでは、バルスムスの友人であるアダが主人公の育ての親になることと メロダークが積極的に行動した結果、主人公が川で拾われた孤児だということを知ることになり 彼に接触を図ることになる。 騎士の嫡子編以外ではその末路は描かれていないが、設定的にはどのルートでも共通して 戦死してしまうことになっている(時渡りの剣のその後は不明)。 グラフィックの都合上かどうかは不明だが、主人公が両手で持つ時渡りの剣を、 ゲーム内で彼が敵として登場した際には 片手で 扱ってる辺り、 彼の戦士としての力量の高さが窺える…気がする。 『ラァーッ!!』 『――ッラアッ!』 『ラアァッ!!』 『無駄だ。今の私は、偶然さえも左右する神意に守られている』 ピート ダンジョンの様々な場所で商売をしている謎の金色猫。 有料でのヒントのほか、ゲームオーバー時に助言をくれたりもする(こちらは無料)。 詰んでしまうようなところで出てきて助けてくれることがあるが、かなり足元を見てくるので注意。詳しくは大廃墟 名前の元ネタはハインライン『夏への扉』、主人公の愛猫ピートか。 TRPG『大河物語』の設定や、ランダムマップでまれに彼が販売している「猫神のタレーリア」を見るに、 大河世界の神の一人「放浪者ミーアクック」との関連が推測されるが…… ピンガー 盗賊編限定の登場人物で、盗賊編ではパリス(と主人公)は彼のもとで働いているようだ。 大河沿いを中心に店舗を構える貿易商「ピンガー商会」を営む小太りの中年男性。 表向きは明るく気のいい商人を気取っているが、裏ではチンピラや用心棒を手駒として従え 商売敵や不要になった部下を排除することで、市場の独占を続けている悪党である。 本編では町の港を拠点としており、店員の女性が珍しい商品を売買している。 商会の規模はかなり大きいらしく、ピンガー自身も様々な人物に顔が利くとか。 + ... ネルの母親が営む雑貨屋や、広場の青果売りは普通に営業しているようであり、 外部から来た者でも、鍛冶屋のガリオーも同様であるため、 同業者以外はあまり気にしていないのかもしれない。 『じゃ、頑張ってね。さあ忙しくなるぞお。キャハハハッ』 『残飯あさりの犬野郎が、飼い主様になんて口の利き方してんだこのクズ いくら盗掘が上手くなっても、てめえらがただの馬鹿ガキなのに変わりはねぇんだよ』 ヘロデン教授 本名「ラングバート・O・ヘロデン」。 シーウァ王立大学の老教授で、古代知識はもちろんのこと 天文学や地質学、果てはオカルトな分野にも明るいとされるが 偏屈な性格と、にじみ出る胡散臭さから変人扱いされることが多い様子。 テレージャはかつて彼の教えを受けたこともあったらしいが、 「悪い人ではないが少し困った人物」と語っており、若干苦手としているようである。 一見するとただの危ない老人だが、 『大予言の恐怖』で古代伝承の権威として彼の発言が取り上げられていたり、 盗賊ルートでは、テオルに雇われて領主の館で研究を手伝わされていたりと、 意外にも学者としての功績や知名度は高く、その筋の人には有名であることが窺える。 + ... 本編では、非科学的なことや突拍子の無いことをやたら力説しているため気付きにくいが、 全編通してプレイしてみると、彼の言っていたことが割と的を射た発言だったことが分かる。 他にもホルム周辺に宝が埋まっていることを見抜いていたり、 ネルに教えたダウジングもちゃんと効果を発揮する辺り、実はすごい人なのかもしれない。 『そういう君は、エムノス家のキテレツ姫、テレージャ君じゃないか。久しいな』 ま行 魔王 「狼帝」の異名も持つが、本名は不明。 魔将やタイタスとは特に関係ない(はず)。 伝承によると<狼>と呼ばれる特異な種族の出身で、 獣や魔性の者へと変化することのできる混沌の力を持っていたとされる。 本編から約300年前、東南地方でミルドラ神を奉じる魔国マルディリアを興し、一度は世界を支配したとされているが、 後にシバの国の王子 アレム と、その仲間の勇士の手によって討たれた。 彼を倒した剣は神の導きによって与えられた伝説の剣であるとされ、 「魔王殺しの剣」として現在でも大河神殿に奉られている。 また、彼にトドメを刺した勇士は、その呪いを受けて命を落としたとされているが…。 + ... マルディリア出身で、主人公の仲間の一人であるキレハは魔王と同じく<狼>の末裔であるとされる。 同じく仲間の一人であるラバンは数々の発言から、魔王を殺した勇士本人であることを匂わせている。 また、ラバンは昔キレハの祖先に「一族の者が人間に戻れなくなったときは、その手で始末してくれ」と 頼まれた旨を語っているため<狼>の一族の者とは何らかの交流があったと推測できる。 本編では語られていないが、ラバンに同胞の始末を依頼した者は、魔王と同じ<狼>の一族の中でも 彼に反対意識を持つ勢力だったとされ、キレハはその一族の出身であるとされる。 『わしに とどめをさしたやつは のろいで死ぬぞ 二人のうち どちらかが 死ぬのだぞ』 ―――よいこの神話 4 魔将アイビア 町の外・北西にある遺跡のボスで、タイタスによって不死の魔将にされた者の一人。 明言はされていないが「ヴァラメアの魔女」で語られている女性と同一人物である可能性が高い。 あるときヴァラメアにやってきたタイタス一世と恋に落ち、彼の妻になったとされているが、 「川の娘」ではタイタスの心を射止めるために、彼に 忘れ薬を盛った と記されていたりと 伝承によって描かれ方に差異が見受けられる。 + ... 「廃都物語」主人公・超戦士ルインが途中から始祖帝と同一人物になっていることを考えると、 彼の恋人である美形魔将アリオスは、魔将アイビアがモチーフになっている可能性が高い。 本編では語られていないが、魔将の中ではク・ルームと並んで、他の魔将よりも立場は上であったとされる。 また、時折地上に出て暗躍し、情報収集や配下への指示を行ったりと、密かにタイタス復活の準備を進めていたとか。 ネス公国の首都ナザリにも出没した可能性を作者がホームページで匂わせている。 各書物によって扱われ方が違うのは、媒体によって個々の脚色が加えられているからであり、 「川の娘」も「ヴァラメアの魔女」も 厳密には事実を正確に伝えてはいない とされる。 『……私は、人々の中から闇を取り出し、血と肉を与えて、夜の種族を造る ……物語には、英雄によって倒される悪が必要であるから……』 魔将ク・ルーム 墓所で戦うことになる強敵で、タイタスによって不死の魔将にされた者の一人。 七度死んでも蘇る事ができるという不死の衣を着ており、完全に倒すことは非常に困難。 タイタスの友人であると同時に最初に魔将になった人物でもあり、 全盛期の竜王(エンダ)と死闘を演じ、結果的に彼女を眠らせることにも成功している。 その後はタイタス二世に仕え、彼が乱心した際には彼を墓所玄室に閉じ込め、 自らの命が尽きるまで、その入り口を守り続けている。 + ... 本編では語られていないが、魔将の中ではアイビアと並んで、他の魔将よりも立場は上であったとされる。 彼のテーマソング「クーム・ルーム・ディーム」は彼の来歴を記した歌であるが、 その歌詞は、墓所玄室の宝物庫の鍵を開けるための暗号にもなっている。 墓所の地底湖で小船に乗って登場する彼だが、本編では明言されていないものの、 設定上では、竜の塔下層や大廃墟の湖や川に登場した渡し守と同一人物であるとされ、 タイタスの命を受けて、要所要所で主人公をサポートしていたものと思われる。 大廃墟の川を渡る際に銅貨を要求するのは、主人公たちの 三途の川の渡し賃 か。 また、彼も白子族と同じく主人公を御子と呼ぶ、船を操ることから、主人公(たち)を川に流したのは彼と考えられる。 あと、エンダの前世の竜に1回食い殺されてるから、本当なら6回倒すだけで命が尽きるんでは? 『……長く、長く待ち続けてきた。だがついに、御子はここまで至れり。 今こそ御身の力を試さん!』 魔将ダーマディウス 古代都市のボスで、タイタスによって不死の魔将にされた者の一人。 魔法は使えないが、馬によって引かれる戦車の上から繰り出される槍の技は壮絶な威力を誇る。 タイタス八・九・十世に仕えた忠実な将軍であり、彼らの命令に従い、多くの人々を殺害した。 特に十世とは関係が深く、彼が魔将になったのも一世ではなく十世の力によるものである。 なお、古代都市は十世の時代から数百年後の十六世の時代を基にしているものと思われるが、 その時代でも変わらずアルケア帝国を守護している。 + ... 彼は他の魔将と異なり、古代都市の守護を担当しているため、 石人の幻と亡霊によって作られている古代都市の中でも、例外的に本体が存在していると思われる。 魔将になった時点で幽鬼になっているため、本体とは言え実体と言えるかは微妙。 だからこそ忘却界と現実界の狭間にも存在できたとも言えるだろうが…。 本編では語られていないが、十世とは元々敵として出会い、 戦いの中で彼との間に友情が芽生えたため、十世に仕える事になったらしい。 その後、十一世が帝都を訪れた際に交戦、敗北し、彼に仕えるようになったとか。 初回プレイでは、自身の体力が通常時よりも少なくなるという、ありがたいハンデ付きの魔将だが、 初回の古代都市突入までにユールフィンデを倒していない人にとっては、 『ダーマディウス伝』?何それ美味しいの?状態であり、 彼の「おぞましき鉄串」にグリグリと抉られ掘られ涙目になる探索者が続出した。 『……我は都の守人 都の法を犯す者、許さぬ……』 魔将ナムリス 竜の塔下層のボスで、タイタスによって不死の魔将にされた者の一人。 主人公たちが最初に戦うことになる魔将である。 双子の兄・ ナリス の「刃で殺されることは無い」という予言に対し、 「人の手で殺されることは無い」と予言されており、どんな武器も彼には通じないとされる。 タイタスを利用して兄への復讐を果たすが、最期はそのタイタスの手によって 不死の魔将にされてしまい、自分が逆に利用されることになってしまった。 予言のモチーフとなったのはウィリアム・シェイクスピアの記した悲劇の一つ 『マクベス』のものと思われる。(源流はマクベスかと思われるが、彼の見た目と実際の予言の内容から推すと直接のモチーフは『指輪物語』のアングマールの魔王に見出せる) + ... 順当な手段では竜であるエンダを仲間にして撃破するのだが(ゲーム的に誘導も仕掛けてある) プレイヤーが慣れてくるとブラックプティングにかじられたりバイオケーキ投げられたり 使い魔たちにやられたりキレハの鳥を強化されてやられたりデバフかけられてごり押しされたりと なかなか悲惨な扱いを受ける、Ruinaの中でもネタにされやすい不遇なキャラでもある。 エンダ抜き撃破で魔将の外衣確定入手や宮殿4人探索などのメリットが大きいのでなおさらである。 『来い……。その命、皇帝陛下に捧げよう……』 魔将ラァグ 小人の塔下層のボスで、タイタスによって不死の魔将にされた者の一人。 かつては一国の王だったが、死を恐れるがゆえに私欲による殺戮を繰り返し、 あるとき竜を殺したときに受けた呪いによって、その肉体は竜と同じものになったとされる。 最期はタイタスに魂を縛られたことで、皮肉にも永遠の命と苦しみを得ることになった。 小人族の住む地下に眠り、炎を身に纏って両手に剣と鞭を持つ姿は、 『指輪物語』に登場する悪魔「バルログ」を髣髴とさせる。 + ... カタコトなのは竜と同化した後遺症だと考えられるが、 エンダが最初からすらすら人間語を話しているのとの差がある。 同化元の竜の知能が低いのかもしれない。 属性が見たまんま炎でわかりやすく、対峙する頃には対策が立てられやすくなってるせいか ネタキャラ・いじられキャラ揃いの魔将の中でもいまいち影の薄いキャラである。 『目覚メ ノ 時ゾ 古キ星 「ニルサ」 ヨ』 や行 夜種王 ダンジョン内で度々主人公一行の前に姿を現す怪人。変態。 神出鬼没な謎の存在で、主人公に勝負を挑んでくることもあれば、 逆に助けてくれることもあるなど、その真意や目的は一切不明。 基本的にはツノの生えたハゲたおっさんだが、場所によって様々な衣装に身を包んで登場する。 チャンピオン…竜の塔下層 教授…宮殿 マーメイド…妖精の塔下層 プリンセス…小人の塔上層 魔神…巨人の塔寺院 (真・夜種王…ランダムマップ) 戦闘では格闘系の技を得意とし、見た目に反して結構強いが、 一部の武器や魔法が持つ「まぬけ属性」の攻撃には極端に弱いという妙な弱点を持つ。 ツノが生えてること以外は「廃都物語」の作者ゼスと瓜二つであり、 時には彼と同一人物であるかのような素振りも見せる。 + ... その正体には謎が多いが、各種夜種王たちは 「別々に生えてるキノコが、地中では菌糸で繋がってるような感じ」 らしく、 同一の存在でも何やら複雑な形態を取っている模様(分身?)。 特定の条件を満たしたときのみ戦うことのできる「真・夜種王」はラスボスをも上回る最強の敵。 負けてもゲームオーバーにはならないが、その場合は全員 すっぽんぽん にされてしまう。 『我が名は夜種王…… ありとあらゆる夜の種族の頂点に立つ男である』 『こんな駄キスでわしを満足させられると思ったか!おかみを呼べい!』 夜種王教授 変態。映画「羊たちの沈黙」のレクター博士が元ネタと思われる。 元ネタの方は書類を留めてあったピンをゴニョゴニョして脱走を果たすが、 先端恐怖症の夜種王教授に同じ芸当は無理だと思われる。 + ... パーティメンバーからは大不評な心理テストだが、実は回答によってポイントがつき、獲得ポイント数によって四種の結果に分岐している。 ちなみに「大殺界の卦」が最低点で「たまには現実も見ようね」が最高点。 被害妄想と被愛妄想と電波を心がけて答えるのが高得点獲得のコツ。 夜種王教授は彼なりに主人公の心の秘密を暴いているのだ。 ユリア 帝国時代の人物。タイタスの血を引く者の一人で、古代都市の神殿に幽閉されている。 「夢見の巫女」として予知夢を見せることのできる能力を持つほか、 古代都市や自身の肉体が幻のものであることを見抜いている不思議な女性である。 本来ならば墓所玄室に閉じ込められているタイタス二世の生贄に捧げられる予定だったが、 直前にアークフィアの大洪水が起こったため、それを待たずして死亡する。 しかし、タイタスの計画により、他の者たちとともに死してなお幻のアルケア帝国に囚われてしまうことに。 「ユリア」という名前や「幽閉された美女」という設定を見る限り、 人気漫画『北斗の拳』に登場した同名のヒロインがモチーフだと思われる。 また、モチーフになった作品の内容を考えると、 グラガドリス との関係が気になるところ。 + ... おそらくはタイタス十六世の姪で、現代の宮殿に登場する皇女や 主人公とも血の繋がりがある可能性が高い。 本編では古代都市やアーガデウムで会うことができるが、 ボス戦でのゲームオーバー時に助言を与えるキャラとして登場することもあるため、 登場シーンは少ないものの、独特の存在感をかもし出している。 彼女本人は、おそらく大洪水が起きたときに死亡してしまったと思われるが、 自身の部屋が神殿の頂上=かなりの高所にあることや、 主人公がその部屋で眠った際には、最期まで彼女が寄り添っていられたことを考えると、 もしかしたら神殿の頂上までは浸水せずに、即身仏になった可能性も考えられる。 『何じゃ。いくじなし!』 妖精王ユールフィンデ 妖精の塔上層のボス。古き四つの種族のひとつ、妖精族の王。 ここにきてようやく本編の目的と元凶の正体を聞かされることになる。 かつて、森を焼き侵攻を進める人間族の王と魔術による一進一退の攻防を繰り広げた。 しかし一歩及ばず、秘石によって魂を縛られてしまい、帝都の守護者として塔に封じられた。 帝国が滅びてなお幾千年、妖精王は自らを打ち倒す者の到来を待ち続けている。 珍しく 負けてもゲームオーバーにならない ボスキャラクター。 代わりにゲームオーバー時のヒントも聞けないが。 同マップの青色ポイントで攻略法を聞くことができるが、意味が分からないと苦戦するかもしれない。 + ... ユールフィンデの話と忘却界最奥での話を聞くに、タイタスが「影」に代わったタイミングは「神帝記」8の頃と思われる。 ちなみに、あの巨大な樹を生やしたのは彼(彼女?)。 もとは宇宙樹の枝でできた杖だったそうだが、宇宙樹とは大河世界の東方、大河源流に存在すると言われる、神々の住む巨大な樹。世界地図にも描かれている。 ただの神話や伝説扱いされているとテレージャは語るが、例に漏れず実在したらしい。 『客人よ、地上の話を聞かせておくれ。河縁に黄金樹はまだ茂っているのか。一角獣は谷間を彷徨っているだろうか』 妖精郷の英雄 デネロスなどから語られる伝説の存在。 時代の節目に、大河の岸辺に流れ着き、英雄的な行為を行って、どこかへと去った者達の事。 + ... おそらくは、主人公と同じようにタイタスの憑代となるべくして育った者の事だと思われる。 しかし彼が「ここまで来たのはそなたのみ」と言っている事から、 候補者達はタイタス一世の玄室にたどり着く事なく道半ばで倒れたり、 家庭を得て冒険をやめてしまったのだろう。 (カムールが子孫なので子供作って定住した奴が最低1人はいる) ら行 竜王 竜の塔下層に封印されている竜族の王。 帝国時代、まだ魔将でなかった頃のク・ルームと戦うが、 噛みついた際に彼が飲み込んでいた秘石の魔力で魂を縛られ、眠りにつかされてしまう。 その後、タイタスによりアーガデウムの守護神として塔の中に封印されてしまうが、 新たに卵を生み出し自ら転生を行うことで、縛めからの脱出を試みている。 パーティメンバーの一人である竜人(エンダ)は、この竜王が転生した姿である。 + ... 本編では語られていないが、ダンジョン内に登場する特定の竜たちは 竜王が転生する際に分離してしまった力の一部であり、 戦って倒すことで竜人(エンダ)と同化していってるらしい。 そのため仮に各竜を全て倒さずにクリアしてもエンダのその後に影響はなさそうである。 余談だが、実際のゲーム中でも竜人(エンダ)は 「他のキャラクターと比べて眠り状態になりやすい」という性質があり、 ある意味では竜王だった頃の名残が残っていると言えなくもない。 ( …………去れ! 忌まわしい血を継ぐ者よ! ) ルイン 超戦士ルイン。古代の作家・ゼスが記した人気小説「廃都物語」の主人公で、本編では架空の人物。 当初のモチーフはタイタス十一世だったが、途中から始祖帝と同一人物ということになっている。 決め台詞は 「お前の名前はもう忘れた」 。 宿命のライバル・美形魔将アリオスとの出会いや、 古代種族四天王との戦いを経て、異次元宇宙へと旅立つが…。 元々は、アルケア帝国を後世の人間に伝え、アーガデウムを永遠のものとするために タイタス十六世がゼスに執筆を依頼した作品の登場人物で、 その目論見は三千年後、主人公やテオルの手によって現実のものとなる。 + ... 作中では、かなりぶっ飛んだ脚色が加えられているようで、 モデルとなったタイタス十一世の面影はほとんどないと思われる。 墓所玄室では、そのタイタス十一世本人と戦うことができるが、 その際には後悔と悲哀に満ちた意味深なセリフを聞くことができる。 『お前の名前はもう忘れた』 『忘れ去られよ……。俺のことも、俺の為した過ちも、すべて!』 ―――タイタス十一世 ルギルダ 妖精の塔の泉に住む精霊、のようなもの。 昔は英雄の手助けをしていたらしいが、今は探索者をからかって暮らす。 神秘的な雰囲気の美しい女性で、彼女の住む泉に長剣/銀の剣/手斧を落とすと、 イソップ寓話の「金の斧」を髣髴とさせるイベントが起こる。 が、元ネタどおりに正直に答えれば良い場合もあり、そうでない場合もあるため、一筋縄ではいかない。 泉で釣り上げて限定的ながら仲間にできたり、何故かランダムダンジョンでも会えたりする上、 着替えを覗けたり、クリスマスプレゼントをくれたり、ギャル文字を駆使したりと、 個性派揃いのサブキャラ中でも屈指の存在感を発揮。 また、習得技能に水属性魔法等いかにも泉の仙女らしいものと並んで「挑発」がある。 彼女の性格・性質を如実に表していると言える。 + ... 魔術師ルートの固有ダンジョン・星幽界にある月の神殿では 彼女に非常によく似た「月の精」を名乗る女性が登場する。 同一人物の可能性が高いが、彼女自身は初対面だと言い張るため真相は定かではない。 あと、昔手助けした英雄って、誰のことなんだろうか。 『…………えらい』 『……ところで、ヌメヌメしたものは好き?』 レナ 盗賊ルートでのみ存在が語られる女盗賊で、パリスとチュナ(と主人公)の育ての親。 主人公の出生の一つである「罪人の遺児」の「罪人」とは彼女のこと。 酒場ひばり亭の女将・オハラの元・相棒で、かつては 美少女怪盗レナ&オハラ として 西シーウァ王国で義賊活動をしていたらしい。 作中では既に故人であり、本編の十二年前に西シーウァ王国に関わる重要な赤ん坊を拾ったことで ホルム領主 カムール によって捕らえられ、処刑されたと語られている。 彼女の子供たちはカムールの温情によって秘密裏に匿われていたが、後に出奔して現在に至る。 本編では一言も本人のセリフがないため、具体的にどんな人物だったかは不明な部分が多いが、 少なくとも黒髪の女性だった点と、真面目で不器用な性格をしていたという点は確認できる。 + ... 彼女が拾ったとされる赤ん坊とは、おそらくチュナのことであり、 アーガデウムでのタイタスの発言から、チュナが大シーウァ王国の建国王アレムの血を引く、 シーウァの王女だったことが推測できる。 『レナがここの領主を恨んでるかは分からないわ いくら元相棒でも、あたしにとっては他人の心だもの。だいいちもう死んでるし』 ―――オハラ わ行・数字・英字 3人の魔女 町の外の荒野で会うことが出来る謎の老婆の一団で、怪しげかつ意味深なことを話す。 選択肢によっては攻撃することも可能で、勝利すれば殺害することも出来るが、 その場合は彼女たちの呪いによって主人公のカルマ値(悪人度)が大幅に上昇してしまう。 モチーフとなったのはウィリアム・シェイクスピアの記した悲劇の一つ『マクベス』に登場し、 主人公マクベスに「王者となる人物」と予言をした3人の魔女か。 また、『魔法陣グルグル』のヒロインの育ての親、通称・魔法オババの要素も含まれていると思われる。 + ... モチーフになったと思われる『マクベス』の主人公マクベスは、王になるという予言以外にも、 「森が動きでもしない限り、負けることはない」「女の股から産まれた者に、殺されることはない」 という予言も受けており、確かにその全てが真実となったが、最終的には非業の死を遂げることとなる。 本作でも3人の魔女に占いを頼むと、「 4つの宝 を手に入れれば、帝王になれる」 という予言を聞くことができるが…? 『イーヒッヒッヒ!』 『イイーヒッヒッヒ!』 ―――魔女A B ↑ゲーム内の流れでいくとタイタス。作者ホームページの流れから邪推するとアイビアの可能性もゼロではない、くらい。けどまぁあのテオルの性格から考えて魔将になった自分と同列の魔将アイビアを師と呼ぶとは考えにくいからやっぱタイタスだろうね。 -- (名無しさん) 2012-07-13 01 40 53 アイビアとク・ルームが他の魔将より上ってのは、役割考えると納得。他の奴らは主人公を単なる敵としか扱ってないが、この二人だけは -- (名無しさん) 2013-06-18 19 57 22 この二人は、主人公を助けたり、倒される悪として振る舞ったりと、より核心的な振る舞いをしている。 -- (名無しさん) 2013-06-18 19 59 44 アイビアは分からないけど、ク・ルームは一世の膝元である墓所で憑代の選別という大役を任されているので特別だろうね。倒した時タイタスを奴呼ばわりする辺りも格上っぽい。 -- (名無しさん) 2014-07-20 17 12 58 イグナティウスって何者なんですか、知ってる人いたら記事加えてくださいお願いします -- (名無しさん) 2014-07-23 16 26 01 妖精王は載せないんですか? -- (名無しさん) 2015-08-20 23 30 33 ↑×2 アイビアとク・ルームの他の魔将との違いは「影を作る前()」 -- (名無しさん) 2021-07-23 16 03 42 ↑×2 アイビアとク・ルームの他の魔将との違いは「影」を作る前(狂う前)のタイタスを知っていること、だと思われる。 -- (名無しさん) 2021-07-23 16 04 25 ハァル神の名前の元ネタだけど北欧神話のオーディンの呼び名のひとつにハール(高き者)っていうのがあるようだ -- (名無しさん) 2021-12-03 00 51 02 ゼペックの余談部分なんだけど、設定資料集のレンデュームの説明で「~現在、レンデュームの長は騎士としてホルム伯に仕えている。」と書かれてるのでやはりゼペックが長らしい -- (名無しさん) 2022-09-25 20 16 05 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/21737.html
【検索用 すいほつとしるいんててぃす 登録タグ 2012年 GUMI VOCALOID miki soriku toya す リュウト 曲 曲さ 神威がくぽ 鏡音リン 鏡音レン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:toya 作曲:toya 編曲:toya イラスト・動画:soriku 唄:鏡音リン・鏡音レン・神威がくぽ・miki・GUMI・リュウト 曲紹介 曲名:『水没都市ルインテティス』(すいぼつとしるいんててぃす) VOCALOID六声を起用した幻想的な楽曲。 「都市シリーズ」の発表第一作。「箱庭都市セクステット」「水没都市ルインテティス(本作)」「夢幻都市レシエ」「卜占都市カルト」「撥条都市クロックベル」「告別都市イヴ・コールユア」「盤上都市ピアノフォルテ」の七都市が予定されている。 歌詞 (PIAPROより転載) 浮き上がれるその日を夢見ては 眠り続ける遺跡の果てで 静かに揺れる小さく青い花は 水面越しではない光、それを求めた 朽ちかけた瓦礫の園 それはかつて街であったもの いつか誰かの帰るところ -もう帰れないところ- 昼と夜の水平線 独り漂う月の落とし子 彼の都市は何を想い 何処まで沈んでいくのだろう? 時計塔は主のいない時間を刻み泡に込めて 微かに響く歌声の元へ 忘れられた空の青さ、それを描いた 誰を待つシティ・セントラル 夜の背は静寂を守って 汽笛の無いステーション・アクア 朝の形の痕 透明に染まる水平線 午後へ落ちる星の狩人 彼の都市は何を憂い 何処まで溺れていくのだろう? 天使像に書き置かれた寂しさを奏で満ちる詩は 優しく降りる淡い灯りと共に 色を棄てた世界の暮れ、それを見ていた 昼と夜の水平線 独り漂う月の落とし子 彼の都市は何を想い 何処まで沈んでいくのだろう? 時計塔は主のいない時間を刻み泡に込めて 微かに響く歌声の元へ 忘れられた空の青さ、それを描いた 天使像に書き置かれた寂しさを奏で満ちる詩は 優しく降りる淡い灯りと共に 色を棄てた世界の暮れ、それを見ていた コメント この歌好き! -- 道化 (2012-05-23 15 34 46) ほんとにtoyaさんはもっともーっと評価されろ! -- 名無しさん (2012-06-04 15 07 34) 都市シリーズ -- 名無しさん (2012-06-28 20 36 32) 神っとるwww -- 遥 (2013-11-16 12 05 26) 大好きです -- くずみん (2023-12-21 07 27 08) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/cfvg/pages/2549.html
クリムゾン・ピラティス ルイン・シェイド グランブルー - ゴースト グレード〈2〉 ノーマルユニット (インターセプト パワー 10000 / シールド 5000 / クリティカル 1 永【V/R】:拘束(このユニットはアタックできない) 自【V/R】:あなたの《グランブルー》がドロップゾーンに置かれた時、そのターン中、このユニットは『拘束』を失い、『起【V/R】:[あなたの山札の上から2枚をドロップゾーンに置く]あなたの《グランブルー》のヴァンガードがいるなら、そのターン中、この効果のコストでドロップゾーンに置いた《グランブルー》1枚につき、このユニットのパワー+1000。』を得る。 フレーバー:蘇る気も失せるくらい、てめぇの身体斬り刻んでやるよ! 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 0 (0%) 2 弱いと思う 0 (0%) 3 強いと思う 0 (0%) 4 面白いと思う 0 (0%) その他 投票総数 0 コメント
https://w.atwiki.jp/pleiad_tw1if/pages/443.html
クリスタルインセクト攻撃形態 概要 分類:その他 傾向:体重視 サイズ:普通(1.3~2.5m) 説明文(公式) 赤色の光を多く吸収したクリスタルインセクトは「攻撃形態」に移行します。 攻撃形態に転じたクリスタルインセクトは、水晶の体を鋭角化させ、無差別に殺戮を行います。 特徴(プレイヤー視点)
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/7254.html
前ページ次ページ失われた世界から新世界へ 教師の居ない教室と言うのは、往々に騒がしいものだ。 貴族たちが魔法を学ぶこの学院も例外ではない。 生徒たちは、親しいもの同士で集まって談笑している。 今日の主な話題は、昨日召喚された各人の使い魔についてだ。 中でも、火トカゲを召喚した『微熱』のキュルケと、風竜を召喚した『雪風』のタバサが、話題に上ることが多い。 二人は、この学院でも屈指の実力の持ち主で、生徒の中には、二人が何を呼び出すかで賭けをした者もいる。 その話題の主キュルケが、使い魔の火トカゲを従えて教室に入ってくると、たちまち男子生徒たちが群がった。 口々に火トカゲを誉めそやす彼らに愛想笑いを返して、キュルケは、一番前の列の、青い髪の少女──タバサの隣に座った。 隣の賑やかさなどどこ吹く風と言ったように、読書に没頭していたように見えたタバサが、 本に目を向けたまま、「汚れてる」 と呟いた。 「え? ああ、これね」 タバサの声に、顔をそちらに向けたキュルケは、自分の胸元を見て頷いた。 そこには、ルイズの涙のシミがついていた。 「子猫ちゃんを構ってたら、ちょっとね」 含み笑いをし、ハンカチを取り出してそこに押し当てる。と、窓の方が騒がしくなった。 何事かとそちらを見ると、ルイズをお姫様抱っこした大男が、窓を開けて入ってくる所だった。 「どうやら、間に合ったようだな」 「あまりお行儀はよろしくねえが、遅れるよりはマシか」 超戦士たちがそんな事を言うと、教室に押し殺した笑い声が広がった。 「降ろしなさい」 教室の雰囲気に怪訝な顔をした金髪の超戦士だったが、ルイズにそう言われ、ひとまず彼女を地面に立たせる。 ルイズは、こほんと一つ咳払いすると、手近な空席に腰を下ろした。 「俺たちは……後ろか」 教壇を最下段として階段状になった教室の一番高い所に、目玉のお化けやら大蛇やら蛸と人魚の合いの子やらと言った 珍獣たちが集まっていた。 超戦士たちはノシノシと階段を上がってその溜まり場まで行くと、壁に背を預けて腕組みをした。 ちょうどその時、ドアを開けて年かさのいった女性が入ってきた。 彼女は教壇に立つと、生徒たちを見回してにっこりと笑った。 「おはようございます、皆さん。どうやら、使い魔の召喚は大成功だったようですわね」 「ミセス・シュヴルーズ! 若干1名、失敗したやつがいますよ!」 教師の言葉を待ってましたと言わんばかりに、太っちょの少年が手を挙げる。 ルイズが、忌々しげにその少年──マリコルヌを睨む。 「あら、そのような報告は受けていませんが……ミスタ・グランドプレ?」 目を丸くしてシュヴルーズが聞き返すと、マリコルヌは意地悪い目つきでルイズを見ながら言う。 「使い魔が召喚できなかったから、傭兵を雇ったやつがいるんです」 生徒たちが、どっと笑い声を上げた。 その笑い声で一気に脳天まで血が上ったルイズが、立ち上がって金切り声を上げた。 「雇ったんじゃないわ! ちゃんと召喚したわよ!」 「おいおい、ゼロのルイズ。誰もお前の事だなんて言ってないぞー?」 噛み砕かんばかりに歯を食いしばり、般若の形相でルイズがうめく。 「やっぱり自覚があったんだな。おかしいと思ったんだよ、お前が召喚に成功するなんて」 「したわ! 『コントラクト・サーヴァント』だって成功したもの!」 「どうせルーンだって刺青だろ? そんな事してまで嘘つくなんて、貴族のする事じゃないぞ」 「な、な、な……」 ルイズの顔色が、赤を通り越して青くなる。 もはや我慢の限界。かくなる上は杖を抜くより他に無し。 彼女の怒りがそこまで達したとき、教室の後ろから、低くよく通る声が飛んだ。 「おいおいお嬢ちゃん。あんまりカッカしなさんな」 「そっちの坊やもだ。あまり友達の事を悪く言うもんじゃねえぜ」 生徒たちが、一斉に振り返った。件の使い魔、超戦士たちに視線が集まる。 注目を集めた本人たちは、その視線に動じることなく泰然としていた。 しかし、彼らのご主人様に、彼ら程の余裕は無い。 「あんたたちは黙ってなさい!」 矢か槍かと思うほどの睨みを飛ばしてルイズが怒鳴ると、マリコルヌも声を上げる。 「そうだ! 平民のクセに、貴族の僕を『坊や』とは何事だ! ゼロのルイズは使い魔の教育も──」 マリコルヌがそこまで言ったとき、彼とルイズの二人が、糸の切れた操り人形のように、椅子に腰を落とした。 シュヴルーズが、杖を振っていた。 「二人とも、彼らの言う通りです。級友を悪く言うものではありません。それから……」 たしなめる様にそう言い、シュヴルーズはルイズに目をやる。 「ミス・ヴァリエール。彼らが、貴方の使い魔ですか? 確かに、貴方が召喚したのですね?」 毒気を抜かれたようにしょげていたルイズが、はっと顔を上げた。 キッとシュヴルーズを真っ直ぐに見返し、はっきりと言い切る。 「始祖ブリミルに誓って、間違いありません。お疑いになるのでしたら、ミスタ・コルベールにお聞きになって下さい」 その言葉を聞いて、シュヴルーズは了解したように頷き、手を打った。 「わかりました。さあ、では授業を始めますよ」 ざわついていた教室が静まり返る。 シュヴルーズの声が教室に響く中、ルイズは、人に聞こえないように重いため息をついた。 チラっと目を左右に走らせると、小鳥だのカエル(ひっ!)だのと言った小型の使い魔が、机の上にちょこんと乗って主人であろう生徒を見つめていた。 その光景を見て口をへの字に曲げ、ルイズは後ろを振り返る。 スキュラ、バグベアー、サラマンダー、そして大男二人。ため息。 「ミス・ヴァリエール。よそ見はいけませんよ」 「は、はいっ!」 教師に声を掛けられ、ルイズは慌てて向き直った。 「では、貴方にやってもらいましょう。この石を望む金属に変えてみなさい」 そう言って、シュヴルーズが教壇の上の石ころを指し示す。 その瞬間、教室に緊張が走った。 その緊張感は、超戦士たちをして身じろぎさせるほどの重さを孕んでいた。 当のルイズは、躊躇するように俯く。 「ミセス・シュヴルーズ、彼女にやらせるのは、考え直した方がいいと思いますけど……」 重い空気を破って、最前列のキュルケが言う。 「なぜです? ミス・ツェルプストー」 「危険です、とても」 怪訝な表情で聞き返す教師に、キュルケは端的に答えた。他の生徒もそれに同調する。 同級生のその反応に、ルイズは柳眉をつり上げた。 そして顔を上げて立ち上がり、決然と言った。 「やります」 ぎょっとして、キュルケは振り返った。ツカツカと教壇に向かうルイズの顔を見て、彼女は、藪をつついてしまった事を悟った。 「やめて、ルイズ」 彼女にしては珍しく哀願するような声でそう言ったが、ルイズから返ってきたのは、噛み付くような視線だった。 キュルケは額に手を当てて首を振ると、机の下に身を沈めた。 他の生徒たちもそれにならい、ルイズが教壇に登る頃には、ほとんどの生徒が机の影に隠れていた。 その様子を見て、さすがの超戦士たちも身構える。 「一体、何が起こるってんだ?」 「さあな。少なくとも、あまり穏やかな事じゃなさそうだぜ」 二人は、教壇に立ったルイズを注視した。 「さあ、ミス・ヴァリエール。錬金したい金属を強く思い浮かべるのです」 教室の不穏な空気に気づいているのかいないのか、ルイズに笑顔を向けるシュヴルーズ。 ルイズは真剣な面持ちで頷くと、静かに目を閉じて呪文をつむぐ。そして杖を振った。 その瞬間、石が爆発した。 耳をつんざく爆音と共に、閃光と熱と衝撃が教室を駆け抜けた。 「むおっ!」 思わず腕で顔を覆う超戦士たち。 細かいつぶてが、巨体を容赦なく打つ。 彼らが腕を下ろすと、教室は目を覆うばかりの惨状を呈していた。 突然の爆音と閃光に恐慌状態になった使い魔たちが本能のままに暴れまわり、それを抑えようとする生徒と 逃げようとする生徒の悲鳴が錯綜して、さながら魔獣の檻のようになっている。 爆心地である教壇は、教卓が最前列の机もろとも粉々に砕け、ススまみれになったルイズとシュヴルーズが倒れ伏していた。 「いけねえ!」 声を出すが早いか、超戦士たちは教室を縦断して教壇に降り立った。 シュヴルーズは、白目を剥いて気を失っていた。 胸が上下しているので息はあるようだ。ルイズは、全身ススで真っ黒にして目を閉じていた。 「お嬢ちゃん、大丈夫か!?」 側にかがみ込んだ金髪の超戦士が声を掛けると、ルイズはふっと目を開けた。 呆けたように泳いでいた目が焦点を結ぶと、2、3度瞬きをして体を起こした。 「おい、無理するな。医者が来るまで横になってろ」 「……大丈夫よ、いつもの事だから」 超戦士の言葉に低い声で返すルイズ。 そのルイズに、生徒たちから怒号が飛んだ。 いわく、何をやっても成功率ゼロ、ゼロのルイズ。 魔法を使えぬ者に貴族の資格無し。 今すぐ学園を去るべし。 当のルイズは、ハンカチでススを拭いながら、それらの悪口雑言を受け流していた。 しかし、その口は真一文字に引き結ばれ、緩むことはなかった。 結局、その日のルイズのクラスの授業は、教室の修理が終わるまで休講となってしまった。 修理を担当するのは、破壊した張本人のルイズである。 しかし、当の本人は雑巾で机を拭く程度で、破砕片の撤去や新たな備品の搬入、その他の クリーンナップなどは超戦士たちが受け持っていた。 当初は勝手が分からずにホウキを持って戸惑っていた超戦士たちだったが、慣れてくると サテライトまで駆使して作業を進め、見る間に教室を元通りにしてゆく。 一方のルイズは、元々の作業量に違いがあるため、昼近くになると、机に座って超戦士たちが 立ち働くのをぼうっと見ているだけになっていた。 そのルイズが、俯いてため息をついた。 「どうした、お嬢ちゃん。随分暗いじゃねえか」 ため息を聞きつけたモヒカンの超戦士が、手にしていたホウキを肩に担いで言った。 「さっきの事なら、あんまり気にするもんじゃねえぜ。失敗なんざ、誰にでもあることさ。ま、ちょいとハデだったがな」 金髪の超戦士が口元に笑いを浮かべてそう続けると、ルイズは眉間にしわを寄せて顔を上げた。 「適当な事言わないで。あんたたちも聞いたでしょ? 成功率ゼロのルイズ。 今までどんなに一生懸命練習したって、爆発ばっかりで成功した事なんか無いの」 喋っているうちに声が大きくなり、次第に怒鳴り声になる。 「『頑張ればそのうちできるようになる』なんて慰め、今まで耳にタコができる程聞いたわ! でもダメ だったの! 『そのうち』っていつよ! いつなのよ!? な、何も知らないくせに、わ、わたしがどれだけっ、し、し、知らないくせに適当な事言わないでよっ!!」 机をバンと叩いて立ち上がり、ルイズが絶叫した。 目の端に涙をため、肩で息をする。 驚いたような顔で、彼女の言葉を受け止める超戦士たち。 やがて、ルイズの息が落ち着いてくると、金髪の超戦士が神妙な面持ちで謝った。 「すまなかったな、勝手な事言っちまって」 そう言った後、笑顔を見せて彼は続けた。 「だがよ、俺たちを呼ぶことはできたじゃねえか」 「ああ。それと、こいつもな」 モヒカンの超戦士が左手の甲を見せた。 使い魔のルーンが淡い光を放っている。 「……それだって失敗みたいなもんだわ。ドラゴンやグリフォンみたいなのを 呼ぶつもりだったのに、あんたたちみたいなのが来ちゃうし」 力無く腰を下ろし、ルイズはため息をついた。 「それでも、まったくの失敗じゃあねえ。何分の一かでも、成功は成功だぜ」 相方の言葉に同意するように頷き、モヒカンの超戦士も言葉を重ねる。 「今度から、魔法が成功する度に名前を変えてきゃいい。1と3分の1のルイズ、とかよ」 ルイズは、モヒカンの超戦士を恨めしそうな目で睨みつけた。 「バカにしてるでしょ、あんた……」 肩を竦め、首を振るモヒカンの超戦士。 金髪の超戦士が、相方をフォローする。 「相棒の言い方はふざけてるが、次の成功の事を考える、って事さ。 100万のルイズと名乗れるようになりゃ、誰にもバカになんかされねえだろうよ」 そう言って、金髪の超戦士はニッと口の端を上げたが、ルイズは憮然として俯いてしまう。 「できるわけないじゃない……100万なんて……」 このルイズの反応に、超戦士たちは顔を見合わせて首を振り合う。 ややあって、金髪の超戦士が鼻の頭をかきながら声を掛けた。 「悪い方にばかり考えるのはよそうや、お嬢ちゃん。掃除は俺たちが終わらせとくから散歩でもしてきな。 こんな所で悩んでたって、気が滅入るだけだぜ」 そう言って、思い出したように付け加える。 「そういやあ、あのおっさん──コルベールと言ったか、あいつが何か調べるって言ってたじゃねえか。 何か分かったことがあるかもしれねえ。探して、話を聞いてみちゃあどうだ?」 超戦士の言葉に緩慢な動作で顔を上げたルイズは、黙然と彼らを見返した。 しばらくして、区切りをつけるように短くため息をつくと、机に放り出してあった雑巾を手に取って立ち上がった。 口をへの字に曲げたむくれ顔で階段を下り、超戦士に歩み寄って雑巾を渡そうとした時、ルイズの腹の虫が盛大に存在を主張した。 「ぅっ」 思わず胃の辺りに手をやるルイズ。超戦士たちが苦笑いする。 「ハラが減ってちゃ、しょげるのも仕方ねえやな。ついでに、メシも済ませてきな。朝メシも食いっぱぐれた事だしな」 モヒカンの超戦士がそう言うと、ルイズは顔を赤くして眉をつり上げた。 「あんたらのせいでしょ、バカっ!」 そして雑巾をモヒカンの超戦士の顔めがけて投げつけ、脱兎のごとく教室を出て行った。 顔にへばりついた雑巾をちょいとつまんで剥がし、モヒカンの超戦士は相方に顔を向けて肩を竦める。 「……難しいお年頃、ってヤツか?」 「お前のデリカシーが足りねえだけさ。気にするな」 トリステイン魔法学院の図書館。 学院の中央に建つ本塔の大部分を占めるこの大図書館の、生徒の出入りが 禁じられた一角、フェニアのライブラリーに、コルベールは居た。 彼は、昨日別れ際にルイズと超戦士たちに言った通り、夜を徹して図書館に篭って調べていた。 顔を脂でテカらせ、時折眼鏡を外して目頭を揉みほぐしながら、一冊また一冊と目を通してゆく。 手の届く高さの書架を調べつくすと、レビテーションの魔法で浮かび上がり、端の本を手に取る。 そうして、30メイルはあろうかという書架の中ほどまで浮かび上がった彼は、 『始祖ブリミルの使い魔たち』と題された本に目を通すや、慌てたように地面に降り立ち、図書館を駆け出していった。 昼過ぎになると、学院は本塔以外に人の気配が少なくなる。 この魔法学院に学ぶ者、勤める者のほとんどが、本塔の食堂に集まる為だ。 ルイズが破壊した教室のある塔も例外ではなく、廊下はシンと静まり返って物音一つ聞こえない……はずだった。 しかし今は、忙しない足音と苦しげな息遣いが響いていた。 廊下を走っていた少女が、教室のドアを開けて中を覗き込む。 すぐさまドアを閉じると、また廊下を走り始めた。 少女は、黒の地味なワンピースに白のエプロンを身に付け、艶やかな黒髪の上にはホワイトブリムを載せている。 一見してこの学院の奉公人だと分かるこの少女──シエスタは、しかしこの名門学院の奉公人としては ふさわしくない行動を取っていた。 髪を振り乱し、息を切らせて走り回るばかりか、教室のドアをノックもせずに開けて 中を覗き込むなど、彼女の上司に見られたら叱責を受けるのは免れないだろう。 しかし彼女の表情からは、その叱責を恐れるような気配は感じられない。 額に汗を浮かべ、顔を歪めながらも、足を前に運ぶ。 脇腹を手で押さえ、もう片方の手を壁につきながらも、階段を駆け上る。 彼女の顔に浮かんでいるのは、一途な必死さだけだ。 その彼女の目が見開かれた。 視線の先には、掃除用具を抱えた二人の大男、超戦士たちがいた。 二人を目視した彼女の足が、さらに速まった。 超戦士たちが、足音に気づいてシエスタに顔を向けた。 「あのっ!」 それをきっかけにしたのか、シエスタが二人に声を掛けた。 そして彼らの前で止まると、息が落ち着くのも待たずに尋ねる。 「あのっ、すみません、あの、ミス、ヴァリエールの、使いむっ…、使い魔の、方ですか?」 ただ事ではない彼女の様子に、怪訝な表情を浮かべて、モヒカンの超戦士が応えた。 「ああ。その通りだが、お嬢ちゃん──ルイズが何かしでかしたか?」 その返事を聞くや、シエスタは床に跪き、手を胸の前で組んで叫ぶように言った。 「お願いします! ミス・ヴァリエールを助けてください!」 その行動と言葉に、一瞬呆気に取られた顔をした金髪の超戦士だったが、すぐに真顔に戻り、 自分も跪いてシエスタの肩に手を掛けた。 「一体何があった? 落ち着いて話してみな」 「はい、実は──」 シエスタが語った顛末は以下のようなものだった。 彼女が食堂で給仕をしていた時、貴族の少年が香水のビンを落とした。 それに気づいて拾い、落とし主の少年に渡そうとした彼女だったが、それが元で少年の二股がばれてしまい、二人の女性に 公衆の面前で振られてしまった。 少年は激怒し、彼女に罰を与えようとした。 そこにルイズが割って入り、彼女を庇った。 ところが、少年の怒りは収まらず、挑発されたルイズも激昂して口論となり、ついには決闘をする事になってしまった。 「なんでえ、ただのガキのケンカじゃねえか。ほっときな」 シエスタが話し終えると、腕を組んで聞き入っていたモヒカンの超戦士が、腕を広げてつまらなそうに言った。 金髪の超戦士も、シエスタに笑顔を向けて、相方に同調する。 「庇われた責任を感じてるんだろうが、気にする事はねえ。仮に負けたとしても、いい経験になるさ。 子供ってのは、そうやって傷ついて少しずつ大人になってくもんだ」 だが、シエスタは激しくかぶりを振って、哀願するように訴えかけた。 「そんな生やさしいものじゃありません! 貴族の決闘は、魔法で殺し合いになる事もあるんです!」 「そいつを早く言わねえか!」 瞬時に顔を強張らせ、金髪の超戦士はシエスタを抱えて立ち上がった。 「ひゃっ!」 「決闘をやってんのはどこだ?」 廊下の窓を荒々しく開け放ち、モヒカンの超戦士が尋ねる。 金髪の超戦士にお姫様だっこされたシエスタは、目を白黒させながらも答える。 「え、えっと、ヴェストリの広場です!」 「名前言われたって分かりゃしねえ、どっちだか指差しな!」 その時、窓の外から爆発音が響いてきた。三人がはっとしてそちらを見ると、本塔の壁に砂埃が立っている。 「あそこか! いくぜ、しっかり掴まってな!」 時間は少し戻り、本塔最上階。 そこは、この魔法学院の学院長であるオールド・オスマンの執務室がある。 今、その部屋には、学院長本人と、先ほどまで図書館に篭っていたコルベールがいる。 コルベールは、室内を右往左往し、口角泡を飛ばしながら、自論をまくし立てていた。 「つまり、あの二人は伝説の使い魔『ガンダールヴ』である、と。君はそういいたいのじゃな」 興奮するあまりあちこちに話を脱線させるコルベールにうんざりした様子で、オスマンが話をまとめた。 コルベールは、学院長の言葉に、わが意を得たりと言った顔で机の上に身を乗り出した。 「そうです! ガンダールヴはあらゆる武器を使いこなしたと聞きます! 彼らの言葉も、それを裏付けているんです! 彼らはあの時、武器の構造が頭に流れ込んでくる、というような事を口走っていました! これはつまり──あいだっ!」 オスマンの杖がコルベールの額に打ち下ろされた。 よろめいて2、3歩後じさりし、コルベールが抗議の声を上げる。 「な、何をするんです学院長!」 「唾が掛かるわい。もう少し落ち着いて話さんか」 そう言いながら、オスマンは口元を歪めて顔をハンカチで拭う。 「こ、これは失礼しました。して、いかがいたしましょうか」 コルベールの問いかけに、老メイジはうなり声を上げ、手慰みにその見事な白髭をしごき始めた。 そのまましばらく無言が流れた。 さすがに焦れたコルベールが声を掛けようとした時、部屋の扉がノックされた。 「失礼します。よろしいでしょうか?」 「ミス・ロングビルか、入りなさい」 扉越しに聞こえた声に、オスマンが応える。 扉が開き、眼鏡をかけた緑髪の女性が静かに入ってきた。 「どうしたね」 「ヴェストリの広場で決闘が始まるとの事で、大騒ぎになっております。 止めようとした教師も、野次馬の生徒たちに排除されたようです」 オスマンは机に頬杖をついて嘆息した。 「やれやれ。暇を持て余した子供たちには参ったもんじゃ。それで、暴れているのは?」 「はい。一人はギーシュ・ド・グラモン」 オスマンが鼻を鳴らす。 「元帥の所の四男坊か。オヤジに似て女好きじゃからの、どうせ女がらみじゃろ。して、相手は?」 学院長が先を促すように言った時、彼の背後にある窓のすぐ外で爆発音が響いた。 思わず首をすくめる室内の3人。唖然として窓を振り返り、やがて向き直ったオスマンは、ため息混じりに言った。 「相手は、ヴァリエールか」 「はい。教師たちは、決闘を止めるために『眠りの鐘』の使用許可を求めておりますが」 ロングビルの言葉に、オスマンは吐き捨てるように返す。 「阿呆めらが。そんな事に秘宝を使ってどうする。放っておきなさい」 「分かりました。失礼します」 一礼して、ロングビルが退室する。 「ミス・ヴァリエール……ですか」 扉が閉まり、ロングビルの足音が聞こえなくなると、コルベールがポツリと呟いた。 「ふぅむ、使い魔の事といい、色々しでかしてくれるのう」 そう言って、髭に手をやるオスマン。 元々皺だらけの顔に、さらに皺が寄っている。 「学院長、彼らの事は……?」 「保留じゃ」 コルベールの再度の問いかけに、今度は即答する。 当惑した顔で、コルベールは聞き返す。 「王宮に報告したほうが良いのではありませんか?」 彼のこの言葉に、片眉を上げ、オスマンは鋭い睨みを飛ばした。 そして今までの軽口が嘘のように、重々しく叩き伏せるような声を出した。 「それには及ばん。こんな事を奴らが知ったら、またぞろ禄でもない事を始めるに決まっとる」 「ははっ!」 突然の学院長の豹変に、コルベールは我知らず萎縮し、とっさに頭を下げた。 部下のその様子に、オスマンは苦笑いをして、うむ、と唸った。 「それに、まだ彼らが本当にガンダールヴであると決まったわけではないでな。 なんにせよ、情報が足りん。コルベール君、しばらくその使い魔を監視したまえ。気づかれんようにな。判断はそれからじゃ」 「は、仰せの通りに」 額に汗を浮かべ、深々と一礼すると、コルベールは逃げるように学院長室を後にした。 慌しい足音が遠ざかると、オスマンは机の引き出しを開け、水ギセルを取り出した。 杖を一振りして火を点け、大きく吸い込むと、細く長く、紫煙を吹き出す。 薄い煙が立ち昇り霧散していくその様を、オスマンは声も無く見つめている。 その目は、唯一の楽しみと言って憚らない喫煙を楽しんでいるとは思えない、険しいものだった。 砂埃の舞い上がる本塔を見上げていた少年が、鼻を鳴らしながら正面に向き直った。 「ハンデの一発を無駄にしてしまったようだね。僕からのプレゼント、お気に召さなかったかな?」 少年──ギーシュ・ド・グラモンは、気取った態度で髪をかき上げ、嘲るように言った。周囲の人垣から笑い声が上がる。 相対するルイズは、口を歪めてギーシュを睨みつける。 「では、今度はこちらから行くよ」 ギーシュが手に持ったバラを振ると、一片の花びらが舞い落ちた。 その花びらは空中で大きく膨らみ、女戦士を模した青緑色の銅像に変化する。 既に勝ちを確信したような笑みを浮かべ、ギーシュがルイズに声を掛ける。 「もう一度聞くけど、謝るつもりはないのかな? 僕としても、女の子と戦うのは気が──」 「無いわ! 誰があんたみたいな貴族の面汚しに頭なんか下げるもんですか!」 ギーシュの言葉を遮って、ルイズが吐き捨てるように怒鳴った。 意地悪く歪んでいたギーシュの顔が強張り、今度は苦々しく歪む。 「聞き捨てならないね。面汚しは君の方だろう。魔法も満足に使えないのに貴族を名乗るな! 行け、ワルキューレ!」 声を荒げ、ギーシュはバラを振った。彼の前に立っていた銅像──ワルキューレが、弾かれたように走り出す。 「ファイアーボール!」 迎え撃つルイズも、呪文を唱えてワルキューレに向けて杖を振った。 しかし、彼女の頭上3メイル程の所で爆発が起こっただけだ。 依然ワルキューレは猛然と走っている。 頭上に一瞥をくれ、新たに呪文を唱え始めたルイズだったが、それが完成する前に、銅像が目の前まで迫り拳を振り上げた。 小さく悲鳴を上げ、転がるように逃げるルイズ。 走って距離を取ろうとするが、そうはさせじとワルキューレが追う。 歩幅でも速度でも上回るワルキューレは、あっさりとルイズを追い越し、前に回りこんだ。 たたらを踏んで止まるルイズ。 ワルキューレが拳を振り上げる。 ルイズはとっさに屈み込もうとした。 その時だった。 「ミス・ヴァリエール!」 「えっ?」 「あっ!」 突然頭上から声が掛かった。 予想もしていなかった事に、ルイズの動きが一瞬止まる。 そのルイズの首に、ワルキューレのフックが強かに打ち付けられた。 布に包まれた木の枝が折れるような音が響き、ルイズの華奢な体が数メイル飛ばされる。 広場に悲鳴が響いた。 金髪の超戦士に抱えられ、空を飛んでいたシエスタだった。 彼女は、超戦士が地面に降り立つのももどかしく彼の腕から飛び出し、ルイズに駆け寄ろうとした。 だが、その肩をモヒカンの超戦士が掴む。 「待ちな! 下手に動かすと危ねえ!」 か細いうめき声を上げて立ち止まった彼女の横をすり抜け、金髪の超戦士が、倒れたルイズの横にかがみ込む。 目を閉じて微動だにしないルイズの首を触った彼は、眉間に皺を寄せ、押しつぶしたような声を出した。 「こいつぁいけねえ。首の骨がやられてやがる」 「そ、そんな……」 シエスタは顔を真っ青にしてよろめき、気を失った。 糸が切れたように崩れ落ちようとする彼女の体を抱きとめたモヒカンの超戦士が、舌打ちして人垣の方に顔を向けた。 「おい! 誰か医者を呼んで来い!」 その声を聞いて、ざわついていた人垣から、数人が走り寄ってきた。 彼らはルイズの側にしゃがみ込むと、杖をかざして呪文を唱え始める。 「何をしている?」 怪訝な顔で金髪の超戦士が尋ねると、紫のマントを羽織った少年が顔も向けずに答えた。 「治癒の魔法だよ。でもダメだ、これじゃ。秘薬がないと……医務室に運ぶぞ、レビテーションをかける」 彼が杖を一振りすると、ルイズの体がふわりと浮かび上がった。 少年の腰の高さまで浮かぶとそこで止まり、少年の歩みに合わせてするすると空中を滑るように移動する。 彼らの向かう先では、人垣が割れて道ができていた。 慎重に歩みを進める彼らが人垣に近づいていくと、野次馬たちがささやき合う声が聞こえてくる。 ルイズを心配する声、忍び笑いする声、グラモン家とヴァリエール家の対立を予想する声。 それらの中には、ギーシュを非難する声も、特に女子の間から聞こえていた。 その非難が聞こえたのか、顔を青くして成り行きを見ていたギーシュが、虚勢を張るように髪を忙しなくかき上げて言った。 「ふ、ふん。変な意地を張るからこんな事になるんだ。分をわきまえて、素直に謝ればよかったのに」 その声に、視線が集まる。その中には、当然ながら超戦士の二人も含まれていた。 「……相棒、お嬢ちゃんに付き添ってやんな。俺はちょいと野暮用を済ませてくるぜ」 モヒカンの超戦士が、抱えていたシエスタを相方に差し出した。 金髪の超戦士は、顔をしかめつつもシエスタを受け取り、 「貸しにしとくぜ」 そう言って踵を返した。 「返すアテはねえがな」 相方の背中に向けて声を掛けるモヒカンの超戦士。 それを聞いた方は、振り向きもせずにひょいと肩を竦めた。 にやりと口元を歪めた褐色の超戦士は、しかしすぐに真顔に戻ると、ギーシュに向き直って無造作に歩き始めた。 「な、なんだい? 主人の仇討ちでもしようって言うのかい? 立派な忠誠心だとは思うけども、彼女の二の舞になるだけだぞ」 上ずった声でそう言って、ギーシュは威嚇するようにワルキューレを構えさせる。 「仇討ち? そんなんじゃねえさ。ただ、お嬢ちゃんが世話になったみてえなんでな、そのお礼をしようってだけさ」 ワルキューレに臆した様子も無く、歩みを進める超戦士。 その無人の野をゆくような態度に、ギーシュのほうがたまり兼ねて銅像を走らせた。 走ったまま拳を振り上げ、勢いをつけて殴りかかるワルキューレ。 しかし、超戦士は半身になって難なく拳をかわすと、その首を喉輪攻めの形で掴んで持ち上げた。 一度つまらなそうに鼻を鳴らし、彼はワルキューレを持ち上げたまま、先ほどと変わらぬ歩調でギーシュに向かって歩く。 「くっ、放せ!」 ギーシュが乱暴にバラを振った。 それに応じてワルキューレが手足を振り回すが、顔に腕が当たろうが腹に膝が入ろうが、 超戦士は眉一つ動かさず、歩度を緩める事もない。 小さく舌打ちしてギーシュが怒鳴る。 「へ、平民が! 貴族に逆らってただで済むと思ってるのか! 無礼討ちにするぞ!」 「好きにするがいいさ。坊やに人を殺す度胸なんざ、あるとは思えねえがな」 「なっ……!」 絶句するギーシュ。 それまで焦りが色濃く見えていた少年の顔が、怒りに染まってゆく。 「言ったな! もう容赦しないぞ! グラモンの名に懸けて八つ裂きにしてやる!」 ギーシュがバラを振った。 バラから六枚の花びらがこぼれ落ち、それぞれがワルキューレに変化する。 しかし、それらは超戦士の掴んでいるものとは違い、それぞれが剣や槍などの武器を持っていた。 それを見て、超戦士の足が止まる。 「野郎。まだ出せたのか」 「甘く見たな! 行け、ワルキューレ!」 武器を構え、新たに作られたワルキューレが超戦士に殺到する。 しかしそれでも、超戦士はたじろぐ様子も見せずに鼻を鳴らした。 「美女に迫られるのは嫌いじゃねえが、デートの先約があるんでな。いちいち相手にしてたら時間に遅れちまう。 一気に片付けさせてもらうぜ」 掴んでいた銅像を無造作に放り出し、超戦士が顔をしかめて体を縮こまらせた。 ワルキューレの武器が 彼を貫こうとした、その瞬間、 「メガクラッシュだ!」 怒鳴り声と共に閃光が発せられた。 一瞬遅れて、激しい破砕音が響く。 閃光に目を覆っていた生徒たちが再び広場を見た時、立っていたのはギーシュと超戦士だけだった。 ワルキューレは、その全てが砕け散り、地面にその残骸が転がっていた。 人垣がどよめく。 「ワ、ワルキューレが……」 ギーシュが呆然としてよろめいた。 「少し淡白すぎたか?」 口の端を上げそう言い、モヒカンの超戦士は残骸を踏みしめて歩き出した。 2、3歩後じさりし、ギーシュは恐れと困惑と怒りがないまぜになった目を彼に向ける。 「な、何をしたんだ……?」 「なあに、ちょいとした『マジック』ってヤツさ」 口元に笑いを浮かべたままそう言い、超戦士がギーシュに歩み寄る。二人は既に、手を伸ばせば届く距離にいた。 完全に顔色を失って額に汗を浮かべる少年を見下ろし、モヒカンの超戦士は顔から笑みを消した。 「お嬢ちゃんが世話になったな」 引きつれたような悲鳴をノドの奥で鳴らし、ギーシュが首を振る。 「ち、違うんだ! ちょっと小突くだけのつもりだったんだ! 大怪我させようなんてこれっぽっちも──」 「喋ってると舌噛むぜ。歯ァ食いしばりな」 言い終わるが早いか、超戦士のアッパーカットがギーシュの顎を捉えた。 はたから見れば、軽く腕を振り上げただけのように見えたが、それでもギーシュの体は20サント程浮き上がった。 白目を剥いて地面に倒れこむギーシュ。 力なく横たわった少年を見下ろし、超戦士はニヤリと笑った。 「俺からのプレゼントはお気に召したか?」 つづく 前ページ次ページ失われた世界から新世界へ
https://w.atwiki.jp/wonderland_gree/
デュエルインワンダーランドwikiへようこそいらっしゃいました。 このwikiは、GREEで配信されているアプリ[デュエルインワンダーランド]の攻略wikiになります。 合計: - 今日: - 昨日: -
https://w.atwiki.jp/cardxyz/pages/2052.html
禁術「トールインパクト」 [[マジック]]カード コストN3 詠唱なし 自分の場の「風エーテル」3つをコストに発動可能。 相手LPに詠唱者のMP分の[[ダメージ]]を与え、その数だけ[[ノード]]を置く。 発動後、このカードを[[カウンター]]ゾーンに置くことが出来る。 カウンターゾーンのこのカードは「禁術エーテル」「風エーテル」として扱う。