約 5,750 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4574.html
『は?っていうぐらい強いドス まりちゃ編』 4KB いじめ 愛情 不運 妊娠 越冬 戦闘 群れ 野良ゆ 赤ゆ 捕食種 自然界 人間なし 初投稿です読んでいただければ幸いです。 「ゆぎいいいい!いたいいい!」 「がんばるのぜ!れいむ!」 このれいむはどうやら胎生妊娠のようだ、。苦しんでる姿がおもしろい 「ゆう・・・ゆっくりかわいいまりちゃがうまれるよ!」 ぽーん 謎の擬音が出るのはゆっくりの不思議なので気にすることはない 「おとうしゃん!おかあしゃん!まりさはまりさだよ!ゆっくちしていっちぇね!」 「ゆっくりしていってね!まりさ(れいむ)のおちびちゃん!」 とある平凡な山のごく平凡な群れの一家にいずれドスになるまりちゃが生まれた。 は?っていうぐらい強いドス 長い長い冬が明け、春の陽気が差し込む中、群れ中ですっきりをしまくっていた といっても冬にすっきりして自滅した家族がほとんどだが。 どのゆっくりもゆっくりしていた。 このまりちゃだが、他のゆっくりとほとんど能力的に変わらない平凡な個体だった。 とある事件があるまでは。 「きょうもおちびちゃんのためにゆっくりかりをするよ!」 「まりさ!がんばってね!」 「それじゃいってくるのぜ~」 「おちびちゃんたちもいってらっしゃいをおとうさんにいおうね!」 「おとうしゃんゆっくちいっちぇりゃっしゃい!」 「ゆー♪たいっりょうなのぜ~」 「うー!うー!」 「ゆ?ゆゆ?れ、れみりゃだあああ!」 「あまあまさんだどぅ♪いただきますなんだどぅ♪」 「まりさはゆっくりしないでにげるよ!」 「そうはさせないんだどぅ!」 10分後・・・ 「つかまえたんだどぅ♪やっとたべられるんだどう♪」 「ゆんやー!まりさをたべないd」 「こんどこそいただきますなんだどぅ!」 「すわれるううううう!」 「ふう・・・まんぞくなんだどぅ♪」 「まりさは・・・れい むとおちび ちゃんの もと へ・・・かえるの・・・ぜ・・・」 「ただいま・・・なのぜ・・・」 「まりさあああああ!どうしたのおおおお!」 「ゆんやー!おとうしゃんが・・・おとうしゃんが・・・」 「さいごに2ゆんをみれてしあわせだったのぜ・・・」 「まりさああああ!そんあこといわないでええええ!」 「もっと・・・いっしょに・・・いたかった・・・」 「おとうしゃあああん!」 最愛の父のが死んだ事でまりちゃはとても悲しかった。それと同時に自分の無力さを語った。 そこでまりちゃは心の中で呟いた。もう失いたくない、失ってたまるものか、と。 そこからまりちゃは赤ゆっくりとは思えないほどの特訓をした。親であるれいむは狩りに勤しみながらもまりちゃを気遣うと同時に心配していた。 群れの援助が幸いにも受けれたので食料にはあまり困らなかった。しかしまりちゃは食べる時間削ってでも特訓に時間をまわしていた。 「ゆうぅ・・・おちびちゃん・・・すこしはやすんだらどうなの・・・」 「だいじょうぶなのじぇ、おかあしゃんはしんぱいしなくてもだいじょうぶなのじぇ。」 「おちびちゃんはしんだまりさにちかってれいむがまもるからだいじょうぶだよ!だからあしただけでもやすんでね!」 「・・・わかっちゃよ、あしたはゆっくりやすむのじぇ!」 「じゃあきょうはもうゆっくりおやすみなさい・・・ゆわぁ・・・」 「おやすみなしゃいなのじぇ・・・」 「ゆっくちおはようなのじぇ!」 「おはよう、おちびちゃん!」 「おかあしゃん・・・」 「なあに?おちびちゃん?」 「きょうはやすむってきめちゃけどぐちゃいちぇきになにをしゅればいいにょかわからないのじぇ・・・」 「ゆーん・・・そうだ!むれなかでもおさんぽしてきたらどうかな?ゆっくりしながらしておさんぽしたらたのしいとおもうよ! 「ゆっくちわかっちゃのじぇ!じゃあいってくるのじぇ!」 「ゆん、ゆーん♪たまにはおやすみもわるくないのじぇ~♪」 「おい!そこのちびゆっくり!」 「ゆゆ?」 「なーんかきにいらないのぜ、ひまだからせいっさいなのぜ!」 「どういうりくつなのじぇえええ!!」 まりちゃVS子まりさ 「くらうのぜえええ!」 ひょい。残念ながら鍛えているまりちゃには子まりさの攻撃など避けるのは簡単だ。 「ゆ?かんたんによけれたのじぇ?」 「なんでよけれるのぜええ!あたるのぜええ!」 ひょい。ひょい。 「そっちからこないならこっちからいかしてもらうのじぇ」 ぼすっ!ちなみに普通の子ゆっくりの体当たりの音は「ぽよん」だが鍛えているまりちゃの体当たりなら「ぼすっ!」なる。 「ゆぎゃああああ!いだいいだいいだいいいいいい!」 「ゆ・・・?そんなにちからはいれてなかったじぇ?そんなにいたかったのぜ?だいじょうぶなのじぇ?」 「だいじょうぶなわけあるかあああああ!もうおうちかえりゅうう!」 「・・・なんだったのじぇ」 それからまりちゃは子まりさになるのですが、それは次のお話しで・・・ 子まりさ編に続く・・・ あとがき 初投稿でしたがどうでしたか?個人的にはかなり頑張ったのですが・・・ もっと上手く書けるように精進していきたいと思います。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1158.html
恐る恐る感想掲示板を覗いたら「れいむの死があっさりしてる」とのご指摘があったので、 れいむ側の水槽の出来事の補完を描いてみました。 色々内容水増ししてみましたが、死因以外はほぼまりさと同じ流れなのであんまり面白くないかもしれません。 「むーちゃ!むーちゃ!」 まりさに与えられたゆっくりプレイスのほうから幸せそうな声が聞こえてくる。 ケースの壁は透明なので、れいむからも色とりどりのゼリーを頬張る幸せそうなまりさの顔をはっきりと見ることが出来た。 れいむも負けじと、目の前にある橙色のゼリーを口いっぱいに詰め込み、一緒にむーちゃむーちゃする。 オレンジ味だ。そのじんわりとした甘味が舌の上に広がり、ぷるんとした魅惑の食感に思わず震える。 しかもただ美味しいだけではなく、体の内側の傷まで治してくれそうな至高の逸品である。 向こう側でまりさが幸せのあまりのけぞってお決まりの台詞を言おうとしているのが見えた。 ようし、れいむも。 すかさずれいむものけぞり、自分のしあわせーを再確認できるゆっくりワードを叫ぶ。 「「ちあわしぇえええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」」 他に音を立てるものもいない、静かな部屋の中に赤ゆ二人の声が騒がしく響いた。 ああ、なんてしあわせーなんだろう。 ゲス親を見捨ててお外を彷徨っているとき、 街のあちこちで人間さんにこれでもかと痛めつけられるゆっくりを見てきた。 いやはや、どいつもこいつもまったくゆっくりできていない無様なゆっくりばかり。 なぜ人間さんごときにあそこまでいいようにされてしまうのか。 その点自分は違う。 今ではあの奴隷は屈服し、ゆっくりプレイスを明け渡した上あまあままで献上している。 おお、おろかおろか。 れいむには、人間さんも、ほかのゆっくり達も、全て自分より劣っているように感じられた。 思い返せば、あのゲスな両親もとことん腰抜けだった。 ある日、公園さんを散歩していると、白くて冷たそうなあまあまをぺーろぺーろしている人間さんを見つけた。 あまあまはれいむのものなのに、独り占めなんて許せない。 「しょきょにょ、くしょどれい!どうちてれいみゅのあみゃあみゃをかっちぇにたべちぇりゅにょ!? ゆっくちしちぇないでしゃっしゃっとしょにょあみゃあみゃをおいてちんでね!いましゅぐでいいょ!」 ああ?、と奴隷が反抗的な眼で見下ろしてくる。 来いよ、糞奴隷。 そのあまあまを捨ててさっさとかかってこいよ! 「おちびちゃぁぁぁぁぁあん!?にんげんさんになにいってるのおおおおおおおおお!?!?」 その様子を見て、血相を変えて親まりさが全力で駆けてきた。 「おちびちゃん、あのあまあまさんはにんげんさんがゆっくりするのをがまんして はたらいてもらったおかねさんとひきかえにたべてるんだよ!おちびちゃんのものなんかじゃないよ! はやくにんげんさんにごめんなさいしてね!」 「なにいっちぇりゅにょ!?あみゃあみゃはれいみゅのもにょにゃんだよ!びゃきゃにゃにょ!?ちぬの!?」 親の説教に全く耳を貸さず、なおも赤れいむの暴言は止まらない。 「きゃわいいれいみゅはおにゃかがへっちぇりゅんだょ? むにょーなくしょおやはしゃっしゃっとしょこのぐじゅをしぇいしゃいしてあみゃあみゃをとりあげちぇね!」 ぴこぴこを振り回すクルクルパーのジェスチャーで執拗に挑発を繰り返している。 これ以上言っても無駄だと判断したのか、親まりさは力を加減して上から赤れいむを抑えつけた。 ゅっぐ!?と赤れいむ喉が低く唸る。これでもう余計なことは言えまい。 慌てて親まりさはいつ我が子を踏み潰そうとしてもおかしくないほどに気分を害した人間さんに謝罪を始める。 「にんげんさんごめんなさい!まりさがおちびちゃんのしつけをしっかりできなかったのがわるいんです! おちびちゃんにはしっかりはんせいさせます!いらいらさんがおさまらなかったらまりさがかわりにいたいいたいされます! だからどうかおちびちゃんだけはたすけてあげてください!まりさにできることならなんでもします!」 額を地面に擦り付けて懸命に許しを請う親まりさ。 「ゆぅ…!?」 ふいに親まりさのお帽子が宙に浮き、頭上でビッ、ビリビリ、ビリッとゆっくりできない音が響いた。 ぎゅっと眼を瞑り、悲しみを堪える。 いったい何が起きているのか、親まりさはすぐに理解した。 薄目を開けた親まりさの視界をひらひらと舞う黒い布切れが埋め尽くし、 登録情報が削り取られ、すっかり褪色した金バッヂがカチャリと地面に乾いた音を立てた。 「お前の謝りに免じて今回はそれで許してやるよ」 そう言うと、親まりさ達に関心を失くしたのか、その場で軽く伸びをしてアイスを舐めながら人間さんは去っていった。 ただの薄汚い布切れと化した大切なお帽子を涙目になって見つめる親まりさ。 にわかに吹いた風に運ばれ、お帽子は空に散らばっていった。 感傷に浸っている場合ではない。 お帽子と引き換えに守った大切なおちびちゃんをゆっくりさせてあげようと力を緩める。 「ゆぅぅぅぅぅぅ!!くしょじじいのしぇいであみゃあみゃたべられなきゃったでちょぉぉぉぉぉお!! ぷきゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうううう!!!!!かじゃりのにゃいくしょまんじゅうはしゃっしゃとちねぇぇえええええ!!!」 ホッと胸?を撫で下ろした親まりさに開放された赤れいむは開口一番そうのたまった。 そしてまたある日、赤れいむは公園のベンチに座って弁当を食べているサラリーマンを見つけた。 美味しそうな唐揚げの匂いに思わず涎が出る。 どうして人間さんはごはんさんを独り占めするのか。 ちっともゆっくりできない。 この前の親まりさの説教など全く覚えていないらしく、姉のまりさと一緒にぽいんぽいんと男の前に跳ねていく。 「じじぃぃぃぃいぃい!!はやくしょにょからあげしゃんをおいちぇどっかにいくんだじぇええええ!!」 「きゃわいいれいみゅはとっちぇもおにゃかがへっちぇりゅんだよ?びょーっちょしちぇにゃいでけんっじょうっ!しちぇね! いみゃにゃりゃはんぎょりょしでゆりゅちてあげりゅょ!!!」 こめかみにピクピクと怒りじわを寄せた食事中の男は箸を置き、周りを見回す。 座りながら気だるげに足を振り上げたが、 ピカピカの革靴と目の前の不快な餡子玉を交互に見て、うーん…と、悩み始めた。 「ひゃやくしゅりゅんだじぇ、じじい!! おんこうにゃまりしゃしゃまにもげんきゃいがありゅんだじぇ!?」 「まっちゃきゅ、ちゅきゃえにゃいどれいぢゃね!ぐじゅはきりゃいだよ!!」 「なにやってるのおおおおおおおおおおお!?!?!?おちびちゃんたちぃぃぃぃいい!!!!」 親まりさと一緒に公園の草むらでむしさんを探していた親れいむが慌てて跳んで来た。 「にんげんさんにめいわくかけちゃだめだってなんどもいってるでしょおおおおおおおお!!!! どうしてそんなにいじきたないことをしちゃうのおおおおおおおお!?!?!?!?」 親れいむは、命の危機に晒されていることに気づかない子供達を大声で叱りつけた。 「うりゅちゃいよびゃびゃあ!!ほきゃのおうちのきょはもっちょおいしいみょにょたべちぇりゅんだじぇ!」 「しょうぢゃよ!にがにがのくさしゃんやむししゃんにゃんてまじゅくちぇたべられにゃいよ!!」 「ちかくのおうちにょありしゅのおきゃあしゃんはさんどいっちさんをさがしてくりゅんだよ! とっちぇみょときゃいはにゃあじだったってじまんしちぇちゃんだじぇ!」 「じじいとびゃびゃあがむにょーだきゃりゃ、きゃわりにれいむちょまりしゃがしかちゃにゃくかりをしちぇりゅんだよ!」 一向に話が通じない。 しかし、親れいむは諦めず、眼を閉じて静かに子供達に語りかける。 「いい、おちびちゃんたち。 ほかのおうちはにんげんさんがかたづけたごみすてばさんのなかからたべものをもってきてるんだよ。 たしかになまごみさんにはおいしいものもたくさんあるよ。 だけど、ゆっくりがごみさんをあさるとにんげんさんがきれいにしてるごみすてばさんがめちゃめちゃになっちゃうんだよ。 そうなるとにんげんさんのおしごとがふえるよ。ゆっくりできなくなるよ。 ゆっくりできなくなったにんげんさんたちはいつかゆっくりをゆっくりできなくなるようにしちゃうんだよ。」 ゆっくりにしてはできた説教に、男も足を組んで聞き入る。 親れいむはなおも話を続ける。 「くささんやむしさんをむーちゃむーちゃしてもしあわせーにはなれるんだよ。 それに、こうえんのむしさんやざっそうさんにはにんげんさんもこまってるから、 むしさんやざっそうさんだけをたべてれば、やさしいにんげんさんなられいむたちにいじわるしたりしないんだよ。 でもねおちびちゃん、いちどにんげんさんのたべものをたべたあと、ざっそうさんやむしさんをたべれる?」 赤ゆ二匹はぼーっと親れいむの話を聞いていた。 実際のところ、改心したわけではなく二匹の理解能力を遥かに超える説教に固まっているだけだったが。 まぁ、根本的解決にはならないが余計なことを言わなくなってるので結果オーライである。 「たべれないよね、ほんとうはれいむやまりさもおちびちゃんたちにおいしいものをたべさせてあげたいよ。 だけど、すべてはおちびちゃんのためをおもってのことなんだよ?ゆっくりりかいしてね・・・?」 親れいむはくるりと男の方を向き、ごめんなさいごめんなさいと何度も頭を下げた。 しかし、ただ謝るのでは許してくれないだろう。 そう思った親れいむは、心を鬼にする。 もみあげに力をこめ、めっ!!ともみあげを鞭代わりに思い切り強くわが子を打ちつけた。 「「ゆぴぃぃぃぃぃいぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!!!!」」 もちろん永遠にゆっくりしない程度に力を加減してはいたが、赤ゆの肌をこれ以上なく強烈な痛みが襲った。 人間でいえば思いっきり平手打ちされるようなものである。 「ごめんなさいにんげんさん、おちびちゃんたちにはしっかりおしおきしました。 まだイライラさんがおさまらないなられいむがかわりになります。どうかゆるしてあげてください」 ひたすら平身低頭になる親れいむ。 親れいむのもみあげ鞭打でいくらか気が収まったのか、「いいよ、新品の靴汚したくなかったしな」と、 男はカバンと弁当を抱えて反対側のベンチの方へと歩いていった。 「まちぇええええええ!!れいみゅにょかりゃあげえええええええええ!!!!!」 「まつんだじぇじじいいいいいいいいいいいいい!!!」 「まだいうの、このこたちは!!」 舌をだらりと垂れて男の方へ這っていく赤れいむたちを親れいむは再び打ちつけた。 それから、何度も数え切れないぐらいのトラブルがあった。 いくらいってもわがままを繰り返す赤ゆたち。 そのたび親まりさとれいむはひたすら頭を下げた。 一体何が悪かったのか、親まりさとれいむは毎晩頭を悩ませた。 なんのことはない、生まれついてのゲスだっただけである。 犯罪者の親がみんな犯罪者かというとそんなわけはない。 親や環境に関係なく、こういった輩は必ず世に出てくるのだ。 そしてある日、決定的なことが起こった。 公園の茂みの隅に置かれた大きなダンボール。これがこの一家のお家であった。 近くには人間さんのトイレがあるので、強い雨が降っても避難できる絶好のゆっくりプレイスである。 「おちびちゃんたちおきてね!みせたいものがあるよ!」 親れいむがニコニコと子供達をゆさぶる。 「ゅう…?」 「にゃんにゃんだじぇ・・・?まりしゃはまぢゃねみゅちゃいんだじぇ…」 二匹は不愉快そうに眼をゆっくりと開き、母親を見上げる。 母親の額からは緑色の茎が伸び、三つほどの実ゆっくりがゆらゆらと気持ちよさそうに揺れていた。 お飾りはまだ未発達で判別が難しいが、紛れもなくそこに新しい命があった。 「ゆふふ、これでおちびちゃんたちはきょうからおねえさんだね! これからはいもうとたちにわらわれないようにしっかりしてね!がんばるんだよ!」 親まりさがにこやかに語りかける。 妹の存在によって姉達の成長を促そうとしたのだ。 幸い、この辺りのゆっくり達は舌が完全に肥えてしまって草や虫などには全く手をつけることがなく、 食糧事情はすこぶるよい。親まりさたちの判断能力は確かだった。 「「…びゃきゃにゃにょ?」」 小さな声がお家の中ではもった。 「…おちびちゃん?」 予想に反した反応に戸惑う親達。 「れいみゅたちじぇんじぇんゆっくちできちぇにゃいにょに、 どうぢでしょんにゃものちゅくりゅにょおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?」 いきなり妹たちをそんなもの呼ばわりする赤れいむ。 「しょいちゅらがいちゃら、あみゃあみゃのとりぶんがへりゅんだじぇ!げしゅないもうちょはさっさとちんでね!」 ぴょいっと先端の実ゆっくりに飛びつく赤まりさ。 茎から無理やり妹を引きちぎり、床の上に投げ出した妹の体に食らいついた。 「うみぇ!こりぇめっちゃうみぇええええええええ!!!」 「れいみゅもちゃべりゅよ!ちあわしぇええええええええええええ!!!!」 みるみるうちに減っていく妹の体。 その光景のおぞましさ、予想の斜め上をクイックターンした狂気じみたわが子の行動に親二匹の動きは止まった。 あっけに取られているうちに、新しい可愛いおちびちゃんの姿は完全に無くなった。 目の前にいるのは、げぷりと醜い音を立てる二匹の悪魔の子である。 「まぢゃまぢゃたりないよ!もうひちょちゅたべりゅね!」 悪魔が親れいむの茎めがけ跳躍した。 「いいかげんにしろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」 パァン!という轟音がお家に響いた。 親れいむがもみあげで目の前のゲスたちをなぎ払ったのだ。 ゲスはお家から二メートルほど吹き飛び、ゆげぇ…!と無様に転がった。 おしおきなどではない。 可愛いわが子を殺した悪魔の息の根を止めるつもりで放った全力の一撃であった。 親まりさと親れいむはのしのしとゆっくりと悪魔へ近づいていく。 「おかあさんたち、まちがってたよ。きっとねはいいゆっくりなんだといままでしんじてたんだよ?」 バチン! 赤れいむのすぐ横の地面を親れいむのもみあげが叩きつけた。 「おとうさんも、じぶんのおぼうしよりもおちびちゃんたちをずっとたいせつにおもってたんだよ」 親まりさが体当たりで二匹をまとめてトイレの壁に叩きつけた。 「でもやっときづいたよ」 「おまえらはかわいいおちびちゃんなんかじゃない、ただのゲスだよ」 「「かわいいおちびちゃんをころしたゲスはゆっくりしてないでさっさとじねえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!」」 身重のれいむに代わって親まりさが助走を付けた渾身の突進で二匹を吹っ飛ばした。 悪魔は見えなくなるほど遠くへと吹き飛んでいく。 しばらく涙を滲ませて地面を見つめているまりさだったが、 ふいにぽつぽつと冷たい感触がまりさたちの肌にまとわりついてきた。 「ゆう…?あめさんがふってきたよ。れいむ、にんげんさんのトイレにひなんしようね」 「ゆうぅぅ…でもあのあくまたちがしんだかどうかかくにんできてないよ…?」 「あのケガでこのあめさんにあたったらもうながくはないよ! れいむはいきのこったおちびちゃんとじぶんのからだをしんぱいしてね!」 「ゆっ、そうだね!」 生存フラグ台詞を口にしながらおトイレへ駆けていく二匹であった。 ちなみにこの二匹と子供たちは二ヶ月ほど後、 公園をお掃除してくれるゆっくりとして近隣の住民に気にいられて拾われ、天命を全うするまでゆっくりできたそうな。 水槽の中で、目を細めて遠くを見つめ物思いにふける赤れいむであったが、ふと我に返った。 ついつい感傷に浸ってしまった。 見捨てた糞親がどこで野垂れ死のうが自分には関係ない話である。 しあわせーを満喫することで昔を振り返る余裕が出てきたのだろうと、ニヤリと口元を下品に歪めた。 「きょにょあみゃあみゃもおいししょうだにぇ!きゃわいいれいみゅがむーちゃむーちゃしちぇあげりゅにぇ!」 目の前の黄色いゼリーを前に舌なめずりをする赤れいむ。 こころなしか、命無きゼリーすら不快そうに見えた。 「むーちゃ!むーちゃ!ちあわしぇえええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」 濃厚なバナナの旨みが口に広がり、思わず餌皿の木の上で飛び跳ねてしまう。 「うみぇ!!!これ!めっちゃうめぇえええええええええ!!!」 感動に震え、何度も何度も飛び跳ねる赤れいむ。 まりさの方はお腹いっぱいになって眠ってしまったようだが、 れいむの方は完全にヘブン状態で最高にハイ!であった。 グラリ 「…ゆっ!?」 唐突に餌皿が傾いた。 グラリ、グラリとまるで地震の様な感覚をれいむが襲う。 揺れが収まると、向こう側に二本の牙のようなものが突き出ているのが見えた。 不審に思い、そろーりそろーりと近づくれいむ。 「ゆぴぃいい!!?」 目の前でジャキィ!と牙が交差した。 とっさにバックジャンプで避けるが、ガサガサと牙の持ち主が餌皿の上に這い出してきた。 10センチほどの巨大な昆虫がれいむの視界を支配した。 それは、スマトラヒラタクワガタという、外国産の巨大なヒラタクワガタだ。 「恐怖大王」と言われるほどの気性の荒さ、挟まれれば人間ですらただでは済まない強靭な大アゴを持った化け物である。 しかもペアリング中につがいを挟み殺して隔離飼育されているいわくつきの個体であった。 昼寝を邪魔されて興奮中にあるスマトラヒラタは、さっそく目の前の目障りな物体に攻撃を仕掛けた。 「ゆあああああああああああ!!!!!!」 慌てて餌皿から飛び降りるれいむ。 スマトラヒラタの攻撃は、さっきまでれいむが食べていたゼリーのカップに命中した。 バチンとプラスチックが貫かれる音が水槽に響く。 スマトラヒラタはゼリーカップをぶんぶんと振り回し、壁に向けて放り投げた。 ドッとゆっくりできない衝撃が水槽に伝わる。 スマトラヒラタは、体を持ち上げ、ガチガチと大アゴを交差してれいむに威嚇を続けた。 突然目の前に現れた破壊の権化に震え上がるれいむ。 恐怖のあまり、うんうんとしーしーが同時に漏れ出していた。 振り向くことなく水槽の反対側の餌皿へと一直線に逃亡する。 息も絶え絶えである。 幸い、追撃はなかった。スマトラヒラタはチロチロと筆のような口を出して食事を始めている。 「ゆぅ…ちぬきゃちょおもっちゃよ…」 一息ついたれいむは、新たなゆっくりプレイスで食事を再開した。 木の上には橙色と緑色のゼリーが乗っている。 初めて食べる緑のゼリーはメロン味。そのしあわせーな味に一気にれいむの緊張が緩んだ。 「きょれみょおいちいけど、さっきのきいろいあみゃあみゃはもっちょおいちかったよ…」 好みにあっていたのか、それとも未練があったのか、どうしてもさっきの黄色いゼリーが気になるれいむであった。 しかし、向こうの餌皿の上にはゆっくり出来ないやつが居座り続けていた。 食欲と恐怖、二つの感情がれいむの中で衝突する。 「ゆっ!しょしぇんはむししゃんだよ!れいむがしぇいっしゃいしてあみゃあみゃをむーちゃむーちゃしゅるよ!」 喉もと過ぎればなんとやら。 「しょりょーり!しょりょーり!」 迂回して向こうの餌皿へと接近する。 大胆にもぴょいっと餌皿に飛び乗り、背を向けて食事中のスマトラヒラタにむかって叫んだ。 「しょきょまでだよ!しょにょあみゃあみゃをよこち…ゆびぃいいいいいいいいいいい!?!?!?!?」 驚くほど機敏な動きでスマトラヒラタは反転した。 れいむ聞いてない。 「りぇ、りぇいみゅほんちょうにおこっちゃよ! ぷきゅうううううううううううう!!!!」 必死に威嚇するれいむ。 だがスマトラヒラタはすかさず大アゴを広げた。 「ゆんやあああああああああああああああ!!!いぢゃいいいいいいいいいいいいいいい!?!?!?!? きゃわいいれいみゅをはなぢでぇえええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!」 眼にも止まらぬ動きで間合いを詰め、スマトラヒラタはれいむを挟みあげた。 こめかみの辺りにがっちりと大アゴが食い込む。 「まりしゃあああああああああああ!!!たぢゅけぢぇええええええええええええええ!!!!」 ぶりんぶりんとお尻をふって抵抗するれいむ。 一方でまりさはのんきにすーやすーやしていた。 助けは来ない。現実は非常である。 ちっ、まだ生きてやがったか。 スマトラヒラタは一気に大アゴに力を込めた。 ギッ キチン質の大アゴが交差して擦れたことで耳障りな音が響いた。 大アゴはれいむの中枢餡の中で劇的な再会を果たしていた。 即死である。 皮一枚で繋がったれいむの下半身が自重でボトリと下に転がり落ち、 土の上でビクンビクンとしばらくの間痙攣し続けていた。 アゴの上に乗っかった不細工なオブジェをうざそうに放り投げるスマトラヒラタ。 ビチャリと水槽の壁にぶつかったそれは、餡子の中に消化中の色とりどりのゼリー片がきらめき、 まるで夜空の花火のような模様を作り上げた。 「ゆう…もうたべらりぇにゃいんだじぇ…」 再び静寂が訪れた部屋の中に、のんきなまりさの寝言が響いた。 過去作 anko2038 むしさんのあまあまをよこしてね!
https://w.atwiki.jp/ykansatu/pages/26.html
消えかけたんだけど -  (2023-12-17 16 33 56) 廃墟ステージのプレス処刑機に掃除機で吸った状態のゆっくりを動かして2.3回潰してからミサイル連打すると排泄されたうんうんでポイント増殖ができます - 包帯探偵きなこ (2023-03-22 09 35 33) 水上でも捕食するの? - うひ (2022-08-31 17 40 32) バイオレンスモードで胴付きを食べたかったなあ... - Believe115 (2021-08-10 22 06 55) 何で胴付きはバイオレンスモードで出てこないんだ 出して欲しい - 名無しさん (2021-04-23 22 21 26) 捕食種Sでも捕食する。餌がなくなると、捕食種のフランとレミリアと一緒にパチェを置いといたらいつのまにかパチェがいなくなっていた。帽子だけ残して。 - 名無しさん (2020-07-15 16 20 01) 普通の人 それはゆっくりにっきでは? - 名無しさん (2018-11-24 10 56 26) さくや等のお飾りでも水の回避は可能。 - 普通の人 (2018-11-17 21 31 26) さくやはお飾りの有無関係なく捕食されない。但しお飾りがないと他のゆっくりと同様にB・Cランクのゆっくりからせいっさい(体当たり)される。 - 名無しさん 2017-07-01 14 29 07 ラブモードだと全ゆっくりがお飾りで水に浮きます、バイオレンスだと帽子系じゃないと駄目。 - 名無しさん 2017-05-10 15 24 59 ぼうしのないようむやれいむとかでも飾りを使って水に浮いています - 名無しさん 2017-02-26 18 28 53 落ち着けぇ!(パ) - 名無しさん 2016-11-25 21 27 59 baka - aisi 2016-10-25 19 01 09 胴付きは、クリスマス帽固定とか、嘘は駄目やろ。うちは、通常お飾りの胴付き沢山いるし。 - 名無しさん 2016-10-13 22 11 02 胴付きは、クリスマス帽固定とか、嘘は駄目やろ。うちは、通常お飾りの胴付き沢山いるし。 - 名無しさん 2016-10-13 22 10 50 胴付きは、クリスマス帽固定とか、嘘は駄目やろ。うちは、通常お飾りの胴付き沢山いるし。 - 名無しさん 2016-10-13 22 10 09 普通のゆっくりを買って持って帰ると胴付きになっています…バグでしょうか? - 名無しさん 2016-10-11 19 17 17 こたつまりさ発見 - おねにーさん 2016-10-11 12 33 42 胴はバイオレンスだと連れて帰ったら消えますよ - 観察日記の博士(仮) 2016-10-07 20 20 10 胴付きが出ないよー - 名無しさん 2016-10-06 13 07 00 ↓バイオレンスモードだとそうなる。クリスマスステージ(?)はバイオレンスにしてても強制ラブモード固定になるから胴付きが発生する - うじゃー鬼意惨 2016-10-05 05 39 14 胴付きのゆっくり買ったんだけど、家に帰ると胴体が無くなる - 名無しさん 2016-09-29 20 42 52 ええええええ - そうた 2016-09-24 17 38 55 お飾りの赤ゆが赤湯になってますよ - ななしの牛乳 2016-07-01 20 43 38 帽子を取って、ちょっと間をあけつつデコピンをしばらくやればあがるよ - 名無しさん 2016-06-17 21 00 07 BをAランクに上げる方法がわからない… - おにいさん 2016-06-14 14 05 45 できない - ともき 2016-06-05 22 16 21 たまにゆっくりがプレイヤーにすり寄ってくるけどこれはなに? - 名無しさん 2016-05-27 23 52 28 ゆっくりが太っているのは、にんっしんしているってことかな。 - 名無しさん 2016-05-25 17 19 57 なんか、みょんが太ったんだけど - 名無しさん 2016-05-21 12 03 24 ゆっくりは何食っても消化して体内餡、れみりゃとかの場合は肉まんに合成するみたいな設定もよく見るな - 名無しさん 2016-04-20 12 44 52 ↓胃はどうなってるのかってのに対する答え - 名無しさん 2016-04-20 06 40 03 ゆっくりに公式設定ってのはないけどお飾りも飴細工で出来てて熱で溶けるのがおおいよ - 名無しさん 2016-04-20 06 39 24 足りないゆ出て欲しい - ビクトリー 2016-04-15 20 01 10 さなえが欲しい‼ - X 2016-04-15 19 58 40 捕食種はゆっくりの残骸のお飾りも食べる。(全ランク共通)れみりぁとふらんの胃はどうなってるのか? - 名無しさん 2016-03-31 11 49 59 ↓追加 多分これしか無理だと思う - 名無しさん 2016-03-29 13 55 08 ↓永遠にゆっくり状態のゆっくりは昇天させる、ゆっくりの残骸は蹴ることで小さくなって消滅する - 名無しさん 2016-03-29 13 53 42 死んだゆっくりを破壊する方法はありますか? - スライム 2016-03-28 18 41 27 捕食種の善良(A,S)も永遠にゆっくり状態のゆっくりを食べた - 名無しさん 2016-03-28 17 52 55 旧ボイスにすると捕食種の空腹が早くなりAランクやSランクでも他のゆっくりを食べる模様 - ゆっくりジパング 2016-03-24 15 34 11 ↓名前つけるの忘れてた - ゆっくりジパング 2016-03-23 18 19 10 うんうんはAランクでもしてた - 名無しさん 2016-03-23 18 17 16 水苦手なのですね。気を付けなきゃ。B.Cランクは売却しますw(天使ならランクUPまで世話します) - シグナス 2016-02-15 19 52 17 satoni - kimura 2016-01-19 17 25 30 お飾り無しへの他ゆっくりの攻撃は実はちゃんとわずかながらダメージが入っている模様。生まれたての赤ゆにデコピンを5発ほどかましてからお飾りを外してBCの群れに放り込むと比較的簡単に再現できる - 名無しさん 2016-01-04 08 14 24 こたつ飾りも水上を移動できます。 - スライム 2016-01-02 01 55 20 ↓例外があるかも?※混合種とはお飾りと種が違うもの(まりさ帽のれいむとか) - スライム 2015-12-31 19 11 39 ↓スライムが討伐するのは全ランク(れいむ、ありす、ちるの、みょん、さくや)、BCランク(それ以外)、カエル、うさぎ、天使、うんうん飾り。(混合種の一部は見逃し、こたつ飾り等は持ち帰る) - スライム 2015-12-31 19 08 41 BCはぶっ殺し、SAは見逃すことを最近覚えた - 名無しさん 2015-12-31 03 43 23 半目で動きが遅くなっているのは弱っているサイン。この状態で放っておくと死んでしまう。 - スライム 2015-12-26 19 41 14 BCランクは捨ててASランクですな - ヤフーのゆっくり 2015-12-05 12 40 51 そういう時はタイトル戻りがお勧め。 捕食種が食べたならまず飼っちゃだめ。 ショップがいいよ - 名無しさん 2015-11-24 18 15 25 いろいろ試してたらゆっくり食べちゃったぁぁぁぁぁ - ゆっくり 2015-11-19 22 01 24 やだやだ文字化け怖い666思い出す - 名無しさん 2015-11-12 16 46 35 結構種が混ざったゆっくりが多いですよね。 - 地獄の支配者 2015-09-19 21 07 38 誤送信した - 名無しさん 2015-09-07 20 07 01 繧?▲縺上j縺?*縺?沽。 - 名無しさん 2015-09-07 20 06 27 繧?▲縺上j縺ョ縺?s縺薙⊂縺?@遞ョ縺阪b縺?沽。丕 - 名無しさん 2015-09-07 20 05 34 家族ゆっくりの内1匹昇天してもご飯を優先する場合が多い(怒) - 般若の鬼意惨 2015-09-02 23 18 46 お飾りをとったゆっくりはSmall以下だとボコられて死ぬ場合もある - 般若の鬼意惨 2015-09-02 23 15 27 ゆっくりの数が限界数の場合Aランク(もしくはSも?)でも出産の代わりに糞がでるようです - 名無しさん 2015-08-09 16 19 03 水上のゆっくりを見たことがありません。どうすれば見られる?長文失礼しました - さくや大好き 2015-07-27 17 58 49 一番大きいサイズを優しく置いたとき体内が見えて気持ち悪い - ゆっくり研究員 2015-07-27 17 56 26 お飾りを取りあげて放置したら、ランクが1つあがったよ - 名無しさん 2015-07-15 17 43 37 捕食種はさくやを襲わない模様。れいむ等と一緒にした時は捕食しましたが、さくやを一緒にすると襲われてませんでした - 名無しさん 2015-07-15 06 19 41 訂正。補食オフを付けていても、を忘れていました - 名無しさん 2015-06-06 21 52 29 S、Aランクの補食種が空腹時に通常種を食べてました。 - 名無しさん 2015-06-06 21 46 54
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3500.html
『まりさ一家の転落ゆん生』 35KB いじめ 虐待 制裁 観察 自業自得 番い 群れ 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ 現代 13作目 照明が消える。 ざわついていた場内がしんと静かになった。 真っ白なスクリーンに、パッと色鮮やかな風景が映し出された。 一家の大黒柱、親まりさ。 子供たちの憧れ、親ありす。 そんな二人に溺愛されて育った子まりさ。 生まれたばかりの赤ありすと赤まりさ。 「ゆっ、ゆっ、ゆ~♪」 「ゆっくち、ゆっくちっ」 「ときゃいはっ、ときゃいはっ」 「ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!」 「ゆふふ、おちびちゃんたちはとってもとかいはね!」 ゆっくりできる山の中で、とてもゆっくりしている家族。 彼らはこれから、もっともっとゆっくりしているゆっくりプレイスに向かうのだった。 「さあ、おちびちゃんたち! これからにんげんさんの『まち』にむかうよ!」 「とってもとかいはで、とってもゆっくりできるプレイスなのよ!」 「ゆわわああい! まりさ、ゆっくりするよっ!」 「ありちゅも! ありちゅもときゃいはっ!」 「まりちゃも、ゆっくちすりゅ!」 朗らかに笑い合うゆっくりたちを、濁った瞳で見つめながら。 そのゆっくりたちは、静かに涙を零した。 「まりさ一家の転落ゆん生」 マンネリあき 事の発端は、まりさとありすがうっかりすっきりをしてしまったことだった。 無事越冬が完了して春になり、気が抜けたせいだろうか。 群れで厳禁とされていたすっきりをした挙げ句、おちびちゃんをにんっしんしてしまったのだ。 「まりさ、ありす。ついっほうされるほうがいい? それともおちびちゃんをえいえんにゆっくりさせる?」 「だめえええええ! えいえんにゆっくりさせるのはだめええええ! おちびちゃんはっ! おちびちゃんはとってもとってもとってもとってもとおおおおおおおおおっても、とかいはあああなのよおおおおおおおおおおおおお!」 親ありすがじたばたと暴れ狂った。 「おさ……。 まりさきめたよ、にんげんさんのゆっくりプレイスにひっこすよ!」 「そ。つまり『ついっほう』をえらぶのね。 ……そういうことなら、にんげんさんのゆっくりプレイスまであんないする ゆっくりをつれてくるわ」 「ゆゆ!? そんなゆっくりがいるの!?」 まりさは初耳だった。 人間さんのゆっくりプレイスへ、わざわざ案内してくれるゆっくりがいるだなんて! 「すのなかのしょくりょうを、いまのうちにたべておきなさい。 おちびちゃんのためにもね」 「ゆっくりりかいしたよ! おさ! ありがとお!」 「ありがとう、ぱちゅりー! とってもとかいはだわ!」 「ありがとう、おさ!」 「ときゃいは! ときゃいは!」 「ゆっくちときゃいは!」 家族を見送ったあと、ぱちゅりーはやれやれと溜息をついた。 「にんげんさんのゆっくりプレイス……ね。 はたして、それがゆっくりにとってのゆっくりプレイスなのかしら?」 だが、どんなに忠告しても無駄だろう。 元より、忠告する義理もない。彼らは本能に負けて、群れの掟を破った。 そして、おちびちゃんを殺すよりもゆっくりする方を選んだ。 その時点で、長ぱちゅりーにとっては群れの障害以外の何者でもないのだ。 数日後。 ぱちゅりーに指定された場所で、 ゆっくりした表情のまりさ一家は案内ゆっくりを待っていた。 少し前に出産された赤ゆ二匹は、既にまりさの帽子の中で「ゆぴー、ゆぴー」とお休み中だ。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆ、ゆ……れいむ?」 まりさ一家は、現れたゆっくりれいむに戸惑いを見せた。 (あんまりゆっくりしてないれいむだよ……) そのれいむは、おめめが変なゆっくりだった。 何か銀色でキラキラして、デコボコしていた。 「れいむ、へんなおめめでごめんね! でもだいじょうぶだよ! ちゃんとあんないするからね!」 「ゆ、ゆっくり……していってね」 まりさが愛想笑いを浮かべていると、ありすが大声で囁いた。 「まりさ……このれいむ、とかいはじゃないわ……! ゆっくりできないわ!」 子まりさも当然それに同調する。 「ゆっくりしてないれいむだね! せいっさいしてもいい?」 「ゆゆ、ゆっくりおちついてね。れいむはたしかにゆっくりしてないれいむだけど。 こんなれいむでもいきているんだよっ。 おかざりもきれいだし、おめめがちょっとへんなくらい、がまんしてあげようね!」 傲慢とも言える言葉だが、それでもまりさは譲歩したつもりらしい。 「……しかたないわね」 「ゆっくりりかいしたよ……」 れいむへ蔑んだ表情を隠そうともせず、ありすと子まりさは頷いた。 「おはなしはおわった? それじゃ、れいむのすぃーにのせてあげるね!」 ずるずると、れいむが巨大なすぃーをひっぱってきた。 何と、屋根までついた豪華なすぃーだ。 「ゆわあ……このすぃー、とってもゆっくりしているね!」 「ふん、このすぃーだけはとってもとかいはね」 「まりさ、このすぃーほしいよ! おとうさん、これほしい! れいむにあげるようにいってね!」 「ゆふふ。このすぃーは、れいむにしかうんってんできないんだよ! ゆっくりおちびちゃんもりかいしてね!」 その言葉にカチンときたらしい子まりさが、威嚇のぷくーをしながら叫んだ。 「まりさはおまえのおちびちゃんなんかじゃないよ! れいむは、まりさのことをまりささまってよぶんだよ! ぷっくぅぅぅぅ!」 ……が、れいむは子まりさのぷくーを見ることすらなく、 「それじゃゆっくりしゅっぱつしんこうだよっ」 といって、すぃーを走らせ始めていた。 「ぷくー! ぷっくぅぅぅぅぅ……は、はやいいいいいいいいいいいいい!?」 すぃーは恐るべき速度で発進した。 周囲をけっかいさんで守られているとはいえ、さすがにこのスピードは空前絶後の体験だった。 「きょ、きょわいよおおおおおおおおおおおおおおお!」 ぷしゃー! と勢いよくおそろしーしーを垂れ流す子まりさ。 「たちゅけてえええええええええええええええええ!」 「ゆっくち! ゆっくちいいいいいいいいいいいい!」 同じくおそろしーしーを垂れ流す赤ありすと赤まりさ。 「とかいはじゃないわあああああああああああああ!」 「とめてえええええええええええええええええええ!」 ……そして、おそろしーしーを噴射する親ありすと親まりさ。 結局、全員がおそろしーしーを垂れ流しながらすぃーを走らせること十五分。 「「「「「ゆわあああ……」」」」」 群れが言うところの「ぎんいろのもり」――人間たちのゆっくりプレイスに辿り着いたのだった。 五匹はすぃーを下ろされ、想像以上に高いビルにぽかーんと口を開いている。 「とっても……とかいは、だわ……」 「そうだね……とかいは、だよ……」 親まりさと親ありすは、うっとりとその雑居ビルを見上げていた。 「ゆぅ~……これならまりさのゆっくりぷれいすにしてあげてもいいよ」 「「ゆっくちちたーい!」」 そんな家族を、銀目のれいむはニコニコ見ながら思い出したように言った。 「そうそう。ひとつだけ、きをつけてね。 このにんげんさんのゆっくりプレイスは、ゆっくりしているゆっくりたちに、 ときどき『とっぷうさん』をふかせることがあるよ!」 「とっぷうさん?」 「つよいつよいかぜさんだね! それがふいたら、そこからたちさったほうがいいよ! だいじょうぶだよね! ゆっくりしているゆっくりだってしょうこなんだから、とっぷうさんがふくのは、 むしろこうっえいだとおもってね!」 「「「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」」」 あまりよく分からないが、とりあえずゆっくりしているゆっくりという褒め言葉に 気をよくしたまりさ一家は、声を揃えてそう言った。 「それじゃあ、まずはごきんじょさんをあんないしてあげるね!」 銀目れいむはそう言って、彼らを先導するように歩き出した。 時折こちらを振り返って、銀目でじっと家族を見つめている。 「ゆふふ。とてもゆっくりした一家だね! このゆっくりプレイスでもゆっくりできるように、れいむいのってるよ!」 「ゆうん。へんなおめめのわりにはおめがたかいわね!」 親ありすがくねくねしていた。 親まりさは赤ありすと赤まりさが帽子のつばで飛び跳ねるので、少しハラハラしている。 「おちびちゃん、おねがいだからそこでとばないでねっ! おっこちたらいたいいたいだよ!」 「「ゆっくち、ゆっくち~♪」」 子まりさは、初めて見る人間さんのゆっくりプレイスに目を輝かせて、きょろきょろしている。 そのせいで、ついつい遅れがちだ。 「ゆ! にんげんさん! ゆっくりしていっ――」 通りすがった人間に挨拶するが、その挨拶を聞くことすらなく、人間たちは去っていく。 最初の方こそ、聞こえなかったのだろうと思っていた子まりさも、次第に不満を覚え始めていた。 「おとうさん、にんげんさんがちっともゆっくりしてくれないよ!」 その言葉に親まりさが振り返り、怪訝そうに人間を見る。 ちなみに、彼らは銀目れいむの誘導により歩道の端っこを歩いていたが、 次第に真ん中にずれ始めていた。 「ゆゆ? ほんとうだ、にんげんさん! おちびちゃんのあいさつにちゃんとこたえてね!」 「そうよ、このいなかもの! あいさつにこたえないなんて、とかいはじゃないげすのすることよ!」 「「げーちゅ! げーちゅ!」」 「うるせえ、どけ!」 「いなかも――――――ぽぎゅ!?」 歩道の真ん中でぎゃあぎゃあ騒いでいたのが気にくわなかったのだろう。 一人の人間が、ありすを軽く蹴り飛ばした。 「「「「お、おかあしゃあああああああああああああん!?」」」」 「ほ、ぐっ……!? ぐぼ!?」 「……」 「にんげんさん、ごめんなさいね!」 銀目れいむがそう言うと、その人間が『ああ』と納得して鼻で笑った。 「お前等、あんまり歩道の真ん中を歩くんじゃねえぞ。いいな?」 「ありす! ありす! ありすうううう!」 「おかああしゃああん!」 「と……きゃ……いはっ……!」 親まりさと子供たちは重傷でもないのに取りすがって泣きじゃくり、親ありすは重傷でもないのにぴくぴくと痙攣していた。 「……聞いちゃいねえ」 呆れた様子で、人間は立ち去った。 「さいなんだったね! でもだいじょうぶ! あのにんげんさんは、ちょっとありすがゆっくりしすぎていたことにいらいらっ、てしたんだね!」 「ゆう……ゆっくりしているゆっくりをみれば、ゆっくりできるはずなのに……」 「そうだね! まあでも、どうでもいいことだからさきにいこう! もうちょっといけば、あまあまがあるよ!」 「「「「「あまあまはゆっくりできるね!」」」」」 あまあまという言葉に、あっさりと痛みを忘れてまりさ一家は飛び跳ねる。 やがて銀目れいむはビルとビルの隙間に入り込み、まりさ一家もそれに続いた。 「ゆ。きんじょのめーりんとまりさだね、ゆっくりあいさつしようね!」 銀目れいむがそう言うと、まりさ一家は一斉に蔑んだ表情を浮かべた。 「めーりん? めーりんって、あのゆっくりしてないめーりん?」 「なにかのまちがいじゃないの? こんなゆっくりプレイスにめーりんがいるの?」 「めーりんってゆっくりしてないげしゅ、なんだよね?」 「めーりんゆっくちちてない! ぷひゅひゅひゅ!」 ダンボールのおうちから、のそのそとめーりんとまりさが出てきた。 「ゆう……うるさいんだぜ。せっかくのおひるねたいむをじゃまするんじゃ……ゆぅ!?」 街のまりさが銀目れいむを見て、ぎょっと立ちすくんだ。 「ゆっくりしていってね! れいむはぎんめのれいむだよ!」 銀目れいむがそう言って挨拶すると、街のまりさははああああと溜息をついた。 「じゃおう……」 街のめーりんも何だか元気なさげに街のまりさにすり寄る。 「ゆっくりしているゆっくりのしょうかいなのぜ?」 「そう! このまりさたちはとってもゆっくりしているんだよ!」 「ふうん……ゆっくりしていってね」 街まりさが睨むようにまりさ一家を見る。 まりさ一家は、這い出てきたまりさを見て――――ゲラゲラと笑い出していた。 「ゆぷぷぷぷ! まりさ! まりさ! あのまりさのおぼうし……ぷぷぷぷ!」 「しーっ。わらっちゃわるいよありす! でもあのおぼうし……ぷ、ぷぷ……ゆぷぷぷぷ! ぜんっぜん……ゆっくりしてないね……ぷぷぷぷ!」 親ありすと親まりさは、街まりさのツギハギだらけの帽子を見て嗤っていたのだ。 全身、どことなく薄汚れている様は、薄汚いドブネズミを思わせた。 おさげも少し千切れて短くなってしまっている。 「おまけにめーりんとつがいなんてっ……ゆぷぷぷ! ありすだったらしにたくなるわあ!」 「げらげらげら! いいすぎだよありす! まりさだったら、れみりゃにあんこすわれるほうがいいけどね……ゆぷぷぷぷ!」 さて、こんな「ゆっくりしていない」ゆっくりを見て、子まりさたちは何を考えるであろうか? 答えは簡単。親の真似事である。 「ぷぷぷ! これじゃ、まりさのどれいになるていどしかつかいみちがないよ! でもまりさかんっだいだから、どれいにもやさしくするよ!」 子まりさはそう言って、自分の数倍以上の体積を持つ街まりさに命令した。 「おい、どぶまりさ! あまあまもってきてね! すぐだよ! すぐ!」 親まりさと親ありすも、その暴挙を止めることがない。 何故なら、彼らは「ゆっくり」という単一の価値観で暮らしてきたからだ。 「ゆっくりしていないゆっくりは、何をさておいてもゆっくりしているゆっくりに奉仕しなければならない」 「ゆっくりしていないゆっくりは、ゆっくりしているゆっくりよりも弱っちい(ゆっくりしていないから)」 そんなことを、本気で当たり前のように考えている。 いや、実際にある程度の群れではそれは正解なのだ。 「ゆっくりしてないゆっくり」より「ゆっくりしているゆっくり」の方が数が多い以上、 数の暴力で圧殺できる。 無論、賢い長がいて幹部たちの統率がきちんとされていた場合は異なるが……。 いずれにせよ、子まりさの発言はそこそこ正当性があったのだ。 ただし子まりさの理論が通じるのは、野生の群れだけである。 「そうだね、おちびちゃんのいうとおりだね。まりさたちはおなかぺーこぺこなんだよ! だから、ごはんさんをまりさたちにちょうだいね!」 親まりさがそう言うと、街まりさはあっさりと答えた。 「は? いやだぜ」 「…………」 「…………」 「…………」 「どぼじでごどわるのおおおおおおおおおおおおおおおおお!? まりさはどぶまりさでしょおお!? ゆっくりしてないでしょおお!? ゆっくりしてないんだから、ゆっくりしているまりさたちにごはんをさしだすべきでしょおおお!」 「なんってとかいはじゃないのおおおお! このいなかものおおお! ありすたちにごほうしっできることを、こうっえいに おもわないのおおおおおおおおお!?」 「このくそまりさああああ! このまりささまがせいっさいしてあげるからね! ないてもしらないよ! いたいいたいしてもしらないからね!」 ぽすん、ぽすん、と体当たりしてくる子まりさを絶対零度の視線で見つめた街まりさは、 短いおさげでぱん、と子まりさをはたいた。 「ゆびいい!? いじゃい! いじゃいいいいいいい! おとうしゃあああん! どぶまりしゃがあああ! どぶまりしゃがぶっだああああああ!」 「そっちがぶつかってきたんだぜ?」 「うるざあああああい! どぶのくせにっ! ゆっくりしてないぐぜにいいいいい!」 「おちびちゃああああん! よくもおちびちゃんをおおおおおおおおおおお! ゆるさないよおおおお! ぷっくうううううううううううううううううう!」 親まりさがいきり立ってぷくーっと膨れ上がった。 街まりさと街めーりんが、ちらりと銀目れいむを見た。 「……」 銀目れいむが無言で頷いたのを見て、まずめーりんが仕掛けた。 「じゃお!」 「ぷっくうううう…………ぼべ!?」 親まりさが思い切り吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた。 ……言うまでもないが、めーりんの皮の厚さは他ゆっくりとは一線を画している。 野生で厚い皮を持つ親まりさといえども、めーりんのポテンシャルには及ばないのだ。 「いだあああい! いだい! いだいいいいいい!」 何より。彼らは今まで、戦うことなどほとんど知らずに生きてきた野生ゆっくりである。 れみりゃが生息していたり、みょんが戦う術を教えていればまた違ったかもしれないが……。 「まりさああああ! まりさあああああ!」 「おとおしゃあああああん! まりさのつよくてたくましくてりっぱでゆっくりしているおとうしゃああああん!」 「じゃお……」 「めーりん。そんなやつに、ごはんさんをあたえることないんだぜ」 「じゃおう……」 「れいむからもおねがいするよ!」 「ゆ? ……なら、いいんだぜ。めーりん! ほぞんしょくと、しょうみきげんさんがきけんなものをくれてやるんだぜ!」 街まりさと街めーりんが、がさごそとダンボールの中から幾許かの食料を取りだした。 「ゆ……あま……あま?」 「ぜいたくいうなだぜ」 街まりさは寄り添って啜り泣く一家に、ビニール袋に包まれた食料を投げ渡した。 「ごはんさん! ごはんさんよ、おちびちゃん!」 ありすが喜び勇んで、ビニール袋をくわえ込んだ。 「とっととうせろ、だぜ!」 「「「「「ゆっびいいいいいいいいいい!」」」」」 悲鳴をあげながら、まりさ一家は這々の体で逃げ出した。 「じゃおう……」 「かわいそう? たしかにちょっとどうじょうはするのぜ。 でもあいつはめーりんをめーりんというだけでさげすんだのぜ。 どうじょうのよち、なしだぜ」 「……じゃおう!」 「れいむがくれたあまあまでもたべて、またすこしねるのぜ……。 ゆうがたになれば、にんげんさんのてつだいなのぜ」 この二匹、ビルの管理者からはお目こぼしされている。 その代わり、人間でも嫌がるような不衛生な箇所の掃除やゴキブリ退治を 請け負うことで代償を支払っているのだ。 仕事はあまりゆっくりできないが、こうしてのんびりめーりんと暮らすことが できるので、不満はない。 「じゃおーう」 街まりさと街めーりんは揃ってダンボールに潜り込み、再び眠り出した。 ……。 ……。 ……。 「ゆふう……ひどいめにあったよ……」 「なんていなかもののめーりんとまりさ……ちのうしすうがひくいのかしら……」 「まりさ、おなかぺーこぺこだよう……」 「ゆっくちおなかがすいたよ!」 「ゆふん。そうだね、おちびちゃんたち。ごはんさんにしようか」 まりさがビニール袋を引っ繰り返した。ぱらぱらと、保存食用の枯れかけた雑草と腐りかけのからあげがぽろりと零れ落ちた。 期待に満ちていたまりさ一家の表情が、たちまちがっかりしたものに変わった。 「ごはんしゃん……すくないにぇ……」 「これだけなのお……?」 「で、でも。このからあげさんはとってもゆっくりできるものよ!」 「しょれなら、まりしゃがたべるよ!」 「ありちゅも!」 二匹の赤ゆっくりが一斉にかぶりついた。 「むーしゃむーしゃ……ゆげ!? ぐび……ま、ま、まじゅいいいいい!」 「こんにゃのいにゃかもののたべものよおおおおお! ちょかいひゃのありしゅにはむりよおおおお!」 「えええ? そんなはず……ゆび、うべえ! まずい、まずいわああ!」 腐りかけのからあげである。 美味い不味い以前に腐臭が口の中に篭もるせいで、味覚が刺激されてしまうのだ。 「ゆび……でも……ありすたちがむーしゃむーしゃしないと……」 ありすはけなげにも、雑草を食べさせることにしたらしい。 「まりさにまかせてね……!」 まりさが一旦、雑草をむーしゃむーしゃと咀嚼してからぺっと吐き出した。 こうすれば、雑草の苦みはまりさの唾液で少し甘くなる。 「おちびちゃん……ゆっくりごちそうだよ……」 「むーしゃ……むーしゃ……しょれなりー」 「ちょっとだけ……ちょかいはだわ……」 「ゆあああん……あまあまたべたいよおお……」 泣きながら子供たちが雑草と平らげるのを見届け、 親まりさと親ありすは腐ったからあげを半分こずつにして、吐き気を堪えながら何とか飲み込んだ。 「ゆべ……ぎもぢばるい……」 「とかいは……どがいばあ……」 既にまりさ一家は、このゆっくりプレイスに来たことを後悔し始めていた。 ……が、後悔はあっても反省という言葉などまりさ一家には存在しない。 自分たちがゆっくりできないのは、当然環境の方が間違っているのだと考える。 「まりさ……ぎめだよ……うぷっ……このまちを……ただしいほうこうに…… みちびくよ……」 「ありすもてつだうわ……こんないなかもののまち……」 「まりさも……」 「まりちゃも……」「ありちゅも……」 結束を新たにしたまりさ一家を面白そうに眺めながら、銀目れいむが告げた。 「それじゃあ、そろそろこうえんさんにいこうね! ゆっくりたちがたくさんすんでいるよ!」 「ゆっくりたちが……」 まりさ一家に希望が満ちる。 そうだ、ゆっくりの群れに行けばいい。 そうすれば、このゆっくりプレイスを支配することも夢ではない。 いや待て。まず、あのはぐれのめーりんとまりさをせいっさいしよう。 こんなゆっくりした一家ならば、二つ返事で言うことを聞いてくれるはずだ。 「れいむ! そこにあんないしてね! まりさは、そこの『おさ』になってあげるよ!」 親まりさが胸を張った。その頼もしい言葉も目を輝かせる。 「ゆっくりわかったよ!」 銀目れいむは満面の笑顔で頷いた。 小さな公園には、野良ゆっくりたちがいつものように雑草を引き抜いていた。 「ゆんしょ、ゆんしょ。ふいー、やっとぬけたよ!」 「れいむ。くささんをしょくりょうこにはこんでちょうだい!」 「ゆっくりわかったよ!」 「ゆうか! おはなさんはどう?」 「とてもゆっくりしているわ。もうすぐおはなさんがいっぱいにさくわよ」 ゆらゆらゆれるつぼみを見ながら、ありすとゆうかはニッコリ笑った。 「ゆふふ。たのしみね!」 金バッジをつけたゆうかは野良ではない。飼いゆっくりである。 優しい飼い主の下、ゆっくり暮らしていたゆうかだが一つだけ不満があった。 マンション住まいのため、小さなプランターしか育てることができないのだ。 花を育てることをアイデンティティーとするゆうかにとっては、辛いことだが飼い主の 家の事情も理解しているため、無理に要求することはなかった。 そんな折り、散歩途中にたまたまこの公園を見つけたのである。 放置されていた花壇に我慢ならなくなったゆうかは、飼い主にお願いした。 あの公園の花を育てさせてくれ、と。 飼い主も駄目元で役所に陳情したところ、すんなり話が通ってしまった。 早速ゆうかは花壇の花を育て始めたのだが、困ったことが一つある。 「ゆう……いつまでもここでみはっているわけにもいかないわね」 公園の花壇は、ゲスゆっくりや無知なゆっくりたちにとっては餌なのだ。 飼いゆっくりであるゆうかの前でトラブルを引き起こすゆっくりはいなくとも、 彼女が見ていなければ、花壇を無茶苦茶に荒らすこともあるだろう。 そこで、ゆうかは野良ゆっくりの群れと交渉し、ゆっくりフードを定期的に分け与える 代わりに、ありすたちに花壇の見張りを依頼したのだ。 ありすたちにとっても悪くない取引である。 花は味が薄い割にボリュームも少なく、腹持ちもあまりよくない。 そんなものを食べるよりは、花を育ててゆっくりフードを貰った方が遙かに良いのである。 何より、鮮やかな花は見るだけでゆっくりできるものなのだ。 「あら? あのまりさたちはしんいりさん?」 ゆうかが気付いた。 小さな群れだからだろう、ゆうかは全員の顔を記憶している。 「まりさ? まりさってどのまりさ……」 くるりとありすが振り返り、ぎょっとした。 見慣れぬまりさ一家と銀目のれいむが、そこにいた。 「ごめんなさい、ちょっとはなしてくるわね」 ありすはゆうかにそういって、ぴょんぴょんとまりさ一家の下へとやってきた。 (……いなかものだわ) 一目でありすは見抜いた。 どいつもこいつも、自信満々で薄ら笑いを浮かべながら群れを見回している。 「ゆふふ……みんなゆっくりしてないね!」 「これならだいじょうぶだわ!」 「みーんな、まりさのどれいにしてあげるね!」 「ゆっくち、どれい!」 「どれーい!」 決定的だ、ありすは溜息をついて挨拶した。 「ゆっくりしていってね!」 「「「「「ゆっくりしていってね!」」」」」 親まりさが尋ねる。 「ありすがここのおさ?」 「そうよ。あなたたちは、ひょっとしておやまさんからきたのかしら?」 「ゆゆ!? どうしてわかったの!」 まるわかりよ、とありすはつぶやいた。 「それで、なんのよう? むれにはいりたいの?」 「むれに……はいりたい?」 「そうよ。だからきたんでしょう?」 親まりさと親ありすは顔を見合わせ――笑いだした。 「ゆぷぷぷぷ! むれにはいりたい? むれにはいりたいだって! こんなゆっくりしてないむれに『はいりたい』だなんておもう!?」 「しかたないわあ! みんないなかものっ、だもの! とかいはなありすたちについてこれるはずないわ!」 「いい、おさのありす? よーくきいてね? たったいまから、このむれはまりさがおさになってあげるよ!!」 その言葉に長ありすも、群れの皆も、無関係なゆうかでさえポカンと口を開けた。 「「「…………は?」」」 「は? じゃないよ、あたりまえでしょ! このむれをゆっくりさせてあげるから、おさになってあげるって いってるの!」 「そうよおお! おさありすも、このむれのみなも、ぜんっぜんゆっくりしてないわ! だから、まりさとありすがむれをひっぱっていってあげる!」 「おとうしゃん、りーだーっ!」 「ゆっくちりーだー! りーだー!」 「…………」 餡子脳ならずともフリーズしてしまいそうな発言を、 ようやくアリスはのみ込んだ。 それから、こんな厄介種を連れてきた銀目れいむを恨めしそうに見る。 「ええと、おことわりするわ。 わるいことはいわないから、いますぐやまにかえったほうがいいわよ」 「なにいっでるのおお! ゆっくりしたまりさがおさになってあげるっていってるんだから! ありすはだまっておさのざをゆずるべきでしょおおおお!」 「おさのざをゆずるきはないわ。 いまならまだちょっといたいおもいをしただけで、 やまにかえることができるわよ」 無論、そのためにはおちびちゃんを『永遠にゆっくりさせる』ことが 必要なのだが。 「ゆぎいいいい! もう、ほんっとうにありすはわがままだね!」 「ほんと! おなじありすとして、うすよごれたあなたはけいべつするわ!」 「そうだね! こっちのありすとくらべて、おさありすのかちゅーしゃは すごくきたならしいね!」 「いなかものね! かちゅーしゃのていれくらい、ちゃんとしておくべきなのに! ものぐさなのかしら!」 「……ふうん」 長ありすの冷たい声に、果たしてまりさ一家は気付いたかどうか。 さて、そんな風に親まりさと親ありすが揉めている間に、腹を空かせたおちびちゃん たちは、真っ直ぐ花壇へと向かっていた。 「ゆっくち、ゆっくち。おなかぺーこぺこさん! くささん、くささん。 まりさたちにたべられてね!」 「ゆっくち……おなかすいちゃ……」 「おはなしゃん……たべちゃい……」 花壇に辿り着いた彼らは、躊躇いもなく咲きかけの花を食べようとする。 「ふん!」 ――となれば、当然のようにゆうかが反応する。 彼女の軽い体当たりで、子まりさと赤まりさ、赤れいむは一匹残らず跳ね飛ばされた。 「ゆびゃあ!? いじゃい! いじゃいいいい!」 「ゆっち……いじゃいよおおお!」 「ぎゅうぇぇえ! いじゃいいい!」 その悲鳴に、親まりさと親ありすが反応した。 見れば、飾りのついてないゆうかがおちびちゃんたちをいじめているではないか。 「なにするんだあああああ! まりさのっ、まりさのだいじなだいじなおちびちゃんにいいいいい!」 「このげすゆうかあああ! いなかものはいなかものらしくできないのおおおお!?」 「ちょ、なにやって……やめなさあああああああああああい!」 長ありすが顔面蒼白になって制止する。 このままでは、ゆうかは殺されないまでも傷つけられるかもしれない。 そうなっては、下手をすれば一斉駆除という運命が待ち受けている。 「ゆうか、にげてえええええ!」 「いやよ! こんなれんちゅうにせなかをむけるなんて!」 ゆうかもゆうかで逃げられない事情がある。 背中には大事に育てた花壇があるのだ。 この状況で逃げられるはずもない。 「みんなああああ! そのまりさたちをとめるのよおおお!」 長ありすの号令と共に、群れのゆっくりたちが一斉に彼らに襲いかかり――。 「わわわ、とっぷうだよっ!」 そんな言葉と共に、物凄い勢いで親まりさと親ありすが蹴り飛ばされた。 「ゆべ!?」 「ゆぼお!?」 あまりの衝撃に、二匹は数メートル以上すっ飛んだ。 「…………」 「…………」 親まりさと親ありすはしばし見つめ合い――。 「「いじゃあああああああああああああああああああああああい!」」 そう言って、びだんびだんと体を跳ねさせて泣き叫び始めた。 「あの……ええと……」 「れいむはぎんめのれいむだよ」 ゆうかが救出されたにも関わらず、奇妙な目でれいむを見つめていた。 「さすがにかいゆっくりにけがをさせたらだいもんだいだからねっ」 「はあ……」 「ゆうか、だいじょうぶ?」 「ええ、くるまえにけりとばされたもの。それじゃ、もうすぐごはんさんの じかんだし、ゆうかもかえるわね。これはいつものゆっくりふーど」 ゆうかが手近のビニール袋を差し出した。中にはゆっくりフードが全員に行き渡るくらいに 詰め込まれている。 「ありがとう、ゆうか。 それじゃ、ありすたちはあのばかまりさたちをせいっさいするから」 そう言って、長ありすは凍るような瞳で痛みに悶えるまりさ一家たちを睨み付けた。 まりさ一家は、周囲をぐるりと成体ゆっくりに囲まれていた。 銀目れいむは、ニヤニヤとそれを見守っている。 「いったいなにを……ゆべえ!」 何かを言おうとした親まりさの顔に、石がブチ当たった。 取り囲んでいたれいむが、吹いたのだ。 「ゆっくりだまってね! おさ! こいつはむれのおさになろうとしただけじゃなく、 かいゆっくりまできずつけようとしたよ!」 「そうね。ほんらいなら、おやまについっほうがだとうだったけど、 ゆうかにけがをさせようとしたのは、ぜったいにゆるせないわ! みんな、えださんをよういして!」 言葉と同時、周囲のゆっくりが一斉に枝を口に咥えた。 「あ、ありす。とかいはに、とかいはになりましょう? ありすなら、それがわかってるはずよね? ね、ね、ね? とかいは……とかいはああ!」 「やめてね! やるならまりさをやってね!」 おそろしーしーを垂れ流しながら、親ありすと親ありすたちがそう叫ぶ。 「ゆ、ゆ、ゆっくりできてないゆっくりたちのくせになまいきだよ! いますぐまりさたちをかいほうしてね!」 空気を読まない子まりさの言葉。 「ゆわああ……きょわいのじぇえ……」 「ちょかいは……ちょかいは……」 赤ゆたちは震えるだけだ。 長ありすはそれを見て、すうっと息を吸って叫んだ。 「せいっさい、かいし! まずはおめめさんよ!」 「ゆああああああ! やめで! やめでやめでやめで……いじゃいいいいいいいいいいい! ありすの! ありすのおべべがあああああああああああああ!」 「まりさの! まりさのをやっで……いだいいいいいい! おべべ! おべべぷーすぷーすしないで! おねがい! おねがいいいいいいいい!」 「まりさ、ぷくーするよ! ぷくー……おべええええ! いじゃいいいいい! しゃしゃないじぇえええ! ぷーすぷーすやじゃああああ! おごっ、ごっ、ごああああああ! おめめさん! おめめざんがあああああ!」 「ゆぴ……ゆぴ……ゆげええええええええええええええ! ゆっくち! ゆっくちいいいいい!」 「ちょかいはあああああああああ!」 まず、それぞれ片目を抉られた。 白く柔らかい瞳を、荒い枝で突き刺し、こねくり回した。 「あんよをやっちゃって!」 「ざあああわあああるうううううなああああ! いじゃいよおおおおおお!」 「まりさの! まりさのしゅんっそくあんよさんがあああああああ!」 「まりちゃのあじもおおおおお!? やだよおおお! まりちゃのかもしかあんよをいだいいだいじないでええええええ!」 「「いじゃいいいいいいいいい! いじゃいよおおおおおおお!」」 次に、あんよを走れない程度にぷーすぷーすれた。 ささくれだった枝が、あんよの頑丈な皮をズタズタに斬り裂いた。 餡子がたちまち漏れ出すが、無理矢理立たされることで流出を防がれる。 しかし、傷がある部分を自身の体重で押さえつけているのだ。 痛くないはずがない。 「かみよ!」 枝を捨てたゆっくりたちが、次々とまりさ一家の髪に噛みついて毟っている。 「いやよおおおおおお! だずげでまりざざあああああああああああ!」 「やべでぐだざい! ありずの! ありずのきらきらかみのけをむしっちゃだめえええ! とってもとってもきれいなんでずうう! どがいばなかみのげえええええ!」 「いじゃいよおおおおお! まりしゃのかみのけにいだいいだいはやめええええ!」 「ゆくじ! いじゃああああああああああああ!」 「いじめにゃいでええええ! ちょがいばあああ! ぢょがいばあああああああ!」 たちまち、落ち武者のような饅頭が五匹誕生した。 「ぺにぺにとまむまむも! あにゃるはだめよ! そこらじゅうでたれながされたらゆっくりできないわ!」 成体ゆっくりたちは、親まりさたちを挟み込んで揺らした。 発情した彼らがぺにぺにを露出させた瞬間、枝で一斉に突いた。 「……っ! そ、それだげはやべでえええええええ! おちびちゃん、おちびちゃんがつくれなくなっじゃうううううう! おぶっ! いじゃい! ぺにぺにのさきっぽがいじゃいいいいいいい!」 「んぼおおおおおおお! ありすのごくっじょうまむまむをきずつけないでええええ! てんぐうのかみざまだってじょうっでんずるのにいいいいいいい!」 「いじゃいいいい! そぎょはぞぎょはまむまうでしゅうううううう! まりしゃおちびちゃんちゅくりたいんでしゅううううう!」 「さいごに、おかざり!」 彼らのお飾りを強奪し、枝で引き裂き、ジャンプして壊し、噛み千切って壊した。 「やべでええええ! いながものになっじゃううううう!」 「どがいばあああ! どがいばにいいいいいいい!」 「ゆっぐりでぎなくなっじゃうよおおおおおおおおおおお!」 「まりしゃのおきゃじゃりいいい!」 「ありちゅの! ありちゅのちょかいばっておかあしゃんがほめてくれた かちゅーしゃあああああああああああ!」 「これでせいっさいはしゅうりょうよ。 このまりさいっかは、きょうからあたらしいどれいまりさよ! むれのなかまだけど、なかまじゃないわ!」 「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」 瀕死の状態で横たわるまりさ一家は、虚ろな表情で長ありすの言葉を聞いていた。 (どれい……まりさたちが……どれい……? どれいはゆっくりしてないよ……ゆっくりしてないゆっくりがどれいになるべきだよ……) (あれ? まりさいま、ゆっくりしてない……。 じゃあ、まりさはやっぱりゆっくりしてないゆっくりなの……?) (おかしい……おかしいよ……。 こんな、はず、じゃ……) この日、まりさ一家はたった一日で完全にゆん生を転落した。 ――数日後。 「ゆふう……ゆふう……」 まりさたちは奴隷ゆっくりとなり、野良ゆっくりがやらなければならない仕事でも かなり過酷なものを押しつけられていた。 這いずり回ってゴミを拾い、ありすと共同でゴミ袋を引き摺っていく。 彼らが向かうのは、不衛生な雑居ビルの隙間などだ。 こんな場所では、幸運に恵まれて捨てられたあまあまさんを拾うことなどまずない。 ただただ、腐ったゴミをゴミ袋に入れるだけ。 それも、ドロドロした訳の分からないものを一旦口に入れて、ゴミ袋に 吐き出さなければならないのだ。 その不快さは、親まりさが餡子を吐き出しすぎて瀕死になりかかるほどだった。 いつまで経っても慣れることのない、拷問。 そればかりではない。 プライドの高い二匹には、とてつもなく辛いことが待っているのだ。 「……」 「めーりん……まりさ……ゆっくり……」 「ゆっくりしているゆっくりにしては、ずいぶんとまあさえないんだぜ」 街まりさの冷たい言葉。 そして――。 「じゃおん……」 何よりも堪えるのが、街めーりんの同情した目線なのだ。 冷たく睨まれるのは、もう慣れてしまった。 だが、めーりんはそんな自分たちに同情してくれている。 それは、これまでめーりんをゆっくりの最下層にカテゴリしていた彼らには、とても 耐えられることのないものだった。 「ありす……いくよ……」 「とかいは……とかいは……」 ありすはぶつぶつと、とかいはという言葉を念仏のように呟いている。 唱えるのを止めれば、死んでしまうというように。 おちびちゃんたちも悲惨なものだった。 子まりさは、まずぱちゅりーが教師となる学校で働かされていた。 「むきゅ。まりさ、このくささんをたべてみなさい」 「ゆゆ!? たべさせてくれるの!? ゆっくりむーしゃむーしゃするよ!」 少量の草を喜び勇んでむーしゃむーしゃした途端、口がものすごく痒くなった。 「ゆびゃ! かゆい! かゆいよおおおおおおお!」 「いい? このくささんは、むーしゃむーしゃするととってもおくちがかゆいかゆいになるの! たくさんたべるとたくさんかゆくなるから、ゆっくりたべちゃだめよ!」 「「「ゆっくちりかいちたよ!」」」 「ぶびゃあああ! がゆいいいい! がゆいいいいいい!」 まりさは危険な食べ物を、いつも食べさせられる。 腐った食べ物、毒のある草、固くて食べられない木の実……。 そういったものを食べたらどうなるかを、きちんと教えているのだ。 何しろ、子まりさが実験台なおかげで「たべてもれいむはへいきだよ!」などと言い出すアホが 皆無になってくれるのが親たちとしては大助かりだった。 それだけではない。 「あまあまだど~♪」 「ゆんやああああ! たすげでえええええええええええええ!」 子まりさは必死になって、空をふわふわ飛ぶ子れみりゃから逃げている。 だが、周囲の群れは反応が薄い。 この子れみりゃは「飼いゆっくり」だ。飼い主に頼まれ、ときどき「かり」の真似事 をさせているのだ。 無論、なるべく殺さないという条件付で。 「ゆひいいいい! やだよおおお! れみりゃどっかいってよおおおお!」 「あまあま~♪ れみりゃのごはんになるんだど~」 子まりさは必死になって逃げ回り、子れみりゃはニコニコ笑顔であまあまを追いかける。 見守る飼い主は、「元気になってよかったなあ」などと考えている。 子まりさのゆん生は毎日毎日が、チキンレースだ。 そして、赤ありすと赤まりさは。 「ぺーろぺーろ……ぺーろぺーろ……」 「ぺーろ……うぷっ……ちょかいはじゃ……ない……」 公衆便所を舐めさせられていた。 何ともいえない不快な臭い、不潔で冷たい便器。 赤ゆたちは、何も教えられずにただひたすら舐めて綺麗にすることを命じられている。 これは銀目れいむの発案である。 「おちびちゃんのころから、べんきになれさせたらだいじょうぶかも」 確かに、赤ゆたちはここが「にんげんさんがうんうんしーしーするところ」であることを知らない。 知っていれば、ただちに餡子を吐き出して死ぬだろう。 知らなくとも、誰かに教えられてしまえばその瞬間に終わりだ。 子まりさに負けず劣らずゆん生綱渡り、それが二匹の赤ゆっくりたちだ。 ゴミを頬張る親まりさと親ありす。 「ゆべえ……ゆべえ……」 毒を食べさせられる子まりさ。 「ゆぎ……うおえ……」 便所を舐めさせられる赤ゆっくりたち。 「ぺーろ……うべ……ぺーろ……」 山にいたころのゆっくりした生き方など、もうどこにも見当たらなかった。 家族とのゆっくりした会話もほとんど皆無になり、仕事が終わればただ 寄せ集まってすーりすーりしながら啜り泣くだけだ。 疲れ切った体で眠りに就くたび、親まりさは考える。 (これは、ゆめだよ……ぜったいに、ゆめ……。 めがさめたら……きっと……なにもかも……もとどおり……) そして、目が覚めるたびに 「ゆめ……ゆめじゃ……ゆめじゃないよお……」 そう言って、嘆き続けるのだ。 ――さあ、親まりさ君。これがあなたたちのゆん生ですよ。 スクリーンの映像が停止し、照明が照らされる。 親まりさも、親ありすも、子まりさも、赤まりさも、赤ありすも。 皆、涙を流していた。 自分たちのみっともなさを、第三の視点から見てひたすら泣いていた。 銀目れいむが、ニコニコしながらまりさ一家に尋ねる。 「楽しんでいただけましたか?」 親まりさはそうして初めて「おかざり」に関係なく、目の前の『れいむだったもの』を 認識した。 「にんげん……さん……」 「おや、バレてしまいましたか。騙していてすいませんね」 白衣の中年男は、銀色のビデオカメラで親まりさを撮り続けながら再度問い掛ける。 先ほどまで腕に縛られていたれいむのリボンは、ポケットにしまい込まれていた。 「さあ、まりさ君。幸せを失った気分は、どうですか?」 だがもう、まりさ一家たちにとってはどうでもよい出来事だった。 れいむがれいむでなくなろうが。 自分の転落ゆん生を人間たちが笑って見ていようが。 自分の舐めていたものが、どれほど不潔なものかを知らされようが。 「ゆぴ……ゆぴぃ……ゆぴぃぃぃ……。 かなしいよお……かなじいいよおお…………。 いやだよお……こんなゆんせい……いやだよお……。 ゆっくりしたいよお……ゆっくりさせてよお……。 ……もう、やだよおお…………」 ただただ、あのときのしあわせーだった自分たちを思い出し――彼らは 泣き続けるしかないのだ。 <あとがき> 転落まりさ一家の下に、うんうんまりさ一家がいます。 感想スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1304613952/ 過去の作品 anko3216 愛するでいぶ anko3238 ゆ虐思考 anko3257 赤ゆ十連発(前編) anko3263 赤ゆ十連発(後編) anko3271 手を触れずに殺害せよ anko3274 子ゆっくりのゆん生が終わるまで anko3300 何もしない 赤ゆ編 anko3312 れうこくろりぐる anko3342 テンプレ的自滅シークエンス anko3358 くらくなるまでまってね! anko3368 ぷりぷりもるんもるん anko3428 子まりさと仲良し家族 挿絵:
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2718.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1302 しっかり舌を肥やしていってね!/コメントログ」 いい作品だけど絵が見えないのがちょっと残念。 -- 2010-05-29 12 55 08 とってもゆっくりできたよ! やっぱりゲスでいぶは制裁されないとね! さらにまりさも生きていてゆっくり! ちょっとだけ願うなら、このでいぶもっと苦しませたかった -- 2010-05-31 19 50 20 でいぶにはしあるのみだね!!!! -- 2010-06-17 11 43 45 でいぶが苦しむのは、ゆっくりできるんだねーわかるよー -- 2010-06-21 18 53 55 おもしろかった -- 2010-06-21 23 14 16 Zあき氏の絵がなぁ... 子供にまりさがいるし そもそも親がれいむだし... -- 2010-06-27 22 56 45 しかしこのまりさ、野性出身のくせに奇跡の超優秀善良まりさだな それに引き換えこのでいぶはでいぶの中でも明らかに群を抜いて最低の酷いゲスだな -- 2010-07-26 18 18 29 Zあき氏の絵は、元ネタか -- 2010-08-26 22 01 52 このまりさかわいい… きっとすべてのゆっくりがこれぐらい優秀だったらきっとゆ虐は無くな…無理か -- 2010-08-28 02 18 38 すごく「すっきりー!」できたのぜ。 強いて言えばもっとでいぶに苦しんでほしかったのぜw -- 2010-09-04 23 10 11 いい話だったよー。未熟でここまで書けたら最強ねww -- 2010-09-11 23 11 08 >Zあき氏の絵がなぁ いや、これ挿絵じゃなくてこの話の元になった絵 じゃないの? -- 2010-09-18 15 51 36 赤ゆウザいな あまあまを食えたんだから充分すぎるぐらいゆっくりしたろうにもっとゆっくりしたいとかふざけてるな -- 2010-09-23 21 31 30 まりさスゲー。頭もよい れいむ最悪 -- 2010-10-31 23 22 25 この超優秀まりさがいたから今まで生きていられたというのに 群れにこれほどのまりさがいなければ、ゲスとして迫害されるか餌も捕れずに自滅していただろう 何も出来ないでいぶはまりさの温情によって恵まれた環境にいさせてもらっているんだと感謝すべき 自分が世界一偉いんだと思い込んでるタイプのゲスだな -- 2010-11-17 05 15 46 どんだけハイスペックなんだ、このまりさは。 -- 2010-12-02 22 29 10 まりさ最高過ぎる…ゆっくりを超えたな -- 2010-12-03 22 20 19 すっきりー! ゲスは死ね!良いまりさは幸せになってね! -- 2011-01-16 13 52 12 このれいむを叩き潰したいな -- 2011-01-18 21 40 35 まりさ飼いたいよかわいいよすごいよまりさ -- 2011-04-15 04 53 54 ミュータントゆっくりMARISA -- 2011-04-17 15 32 33 べつにまりさ助けなくても良かったよね -- 2011-07-14 21 41 21 久しぶりにどうしようもないでいぶを見た このまりさみたいなゆっくりばかりなら、人間から駆除対象にされないかもしれないね。。こういう遺伝子が受け継がれないのか… -- 2011-07-17 19 34 18 対象を馬鹿に書かないといけないのは大変ですね -- 2011-08-04 00 24 02 このでいぶは四つ裂きばりにもっと苦しんでしぬべきだろ 餓凍死なんて生易し過ぎるわ! あとまりさ、良かったね! -- 2011-08-21 17 52 03 もうでいぶなんてレベルじゃない 動く汚物だな -- 2011-09-27 03 28 16 一番かわいそうなのは生まれる前に一瞬の幸せしかえられなかったあかゆ -- 2011-10-20 00 41 19 すがすがしいゲスっぷリとその後にすっきりー! -- 2011-10-21 12 23 56 にしても胴付きまりさなんて珍しい -- 2011-12-01 15 30 47 このまりさはゆっくりと言うより人間に近いな。れいむはゆっくりではなくゴミだ。 それじゃあゴミに失礼だわ -- 2012-01-30 18 18 24 いやーパソコンの画面ぶったたくとこだったわ! -- 2012-02-05 03 01 02 まりさ=かわいい 赤ゆ=暴言がなければかわいいほう でいぶ=ばか ぐず げす -- 2012-02-12 11 31 28 人間さんイケメンw -- 2012-02-12 11 32 19 ヒャアアアア!実ゆに唐辛子食わしてやりてえ! -- 2012-02-29 20 27 53 ゆっくりまりさはゆっくり魔理沙となったのだ… -- 2012-03-04 00 28 33 まりさ!幸せになれよ! それともみもみしろよ!(`・ω・´) -- 2012-06-08 20 36 38 何か魔理沙が最終的に人間よりも性能的に上になってるww一度覚えたことと習得したことは忘れないとか最早人間のレベルすら超えてる気がスる。それとゲスなでいぶを生かして持ってきてねゆっくりでもいいよ -- 2012-07-19 00 13 48 一枚目の絵。おかしくね?だって赤ゆっくりつけたのまりさだろ? なのになんで絵だとれいむなんだろ? -- 2012-08-27 12 24 54 ゆっくりをなにかにたとえたらたとえられた物とか虫とかが かわいそう。 -- 2012-08-27 12 28 34 スーパーウルトラでいぶざまあwwww -- 2012-08-27 13 07 44 あばばばばばあっばばばば -- 2012-09-25 19 54 31 まりさがもし人間だったらきっとすごい人になってただろう -- 2012-11-08 23 17 34 まりさ様最高^^ -- 2013-02-23 19 37 39 多分このまりさは人間でいうところのアインシュタインとか田中角栄とかウサインボルトみたいに なにかを超越した選ばれた様な存在だったんだろうな 人間すらを魅了するような魅力を持っているが周辺ゆっくりに恵まれないところなどマイケルにも似てる -- 2013-04-12 08 06 09 その二人と田中角栄はいろんな意味で違うと思うが? 少なくとも同列に語られる人物ではないわな。戦後日本に負の遺産を最大限残した 一人だろどう考えても。 -- 2013-04-22 04 47 15 くそなでいぶはゆっくりしないですべてしね!! -- 2013-06-16 08 14 23 やっぱ、でいぶは、餡子脳。賢い魔理沙は、上級餡子脳。 -- 2014-04-03 15 57 39 いや、舌を肥やしていいものが朝食に出るのは構わんのだが金は大丈夫なのか・・・? -- 2014-06-05 20 02 07 あと一枚目の絵は一見愛でに見えるが立派な虐待だなw -- 2014-06-05 20 09 35 パソコンの場面を叩くと 汚いでいぶが出てきて 押しつぶされますよ! まりさ?出ません。 -- 2014-08-21 14 11 53 散弾をぶちかましたいな、この糞デブは! 何も悪くない?存在そのものが害悪なんだよ! -- 2014-08-23 03 02 53 DIO「この糞でぶが、死ぬまで自分は、間違いを、認めないのかー。」 ボカボカ ブロリー「死んだ奴を、殴ったて、正がないんじゃなかったのか?まあいい俺の気弾で、このゆっくり破壊しよう」 ドビュン DIO「え!?」 ドゴーンバァァン DIO「危ねー!!」 ブロリー「あ、生きていたか、てっきり俺の気弾の、巻き添えなっていたのかと。」 DIO「ちゃんと考えて撃ってくれよ。」 -- 2014-11-22 22 01 18 このクズでいぶがーー!!! -- 2014-11-22 22 29 05 *・゜゚・* .。..。. *・ (*゚▽゚*) ・* .。. .。. *・゜゚・* -- 2015-02-19 16 36 30 ブロリー[所詮クズは クズなのだ。] -- 2015-07-10 04 34 13 霊夢ざまぁーー -- 2015-08-06 13 45 51 やっぱりハッピーエンドはいいもんですなぁ -- 2015-08-14 06 10 06 れいむは最後までクズだったな。本当に死んでよかった。 -- 2015-12-07 11 02 20 やっぱりいいゆっくりは幸せになるべき -- 2015-12-19 09 00 06 何故だ…?目から砂糖水が溢れて止まらない… -- 2016-02-11 13 17 39 普通のゆっくりは一年ぐらいの寿命だけど 胴付きゆっくりは結構長生きするぽいけど 何年生きるのだろう? あと魔理沙凄く可愛い!!!!!! -- 2016-03-16 13 29 29 善良愛でゲス虐待派の私にはとてもゆっくりできるSSでした。 こういう作品をもっと増やして欲しいです。 まりさが優秀過ぎる。ゆっくりとは思えないくらい……。全作品で一番優秀で善良なゆっくりです。 本当に幸せになって良かったです。絶対に美ゆっくりですね。 「自分のおちびちゃんを使って、まりさが事故を起こしたように見せかけたこと」ってことは、でいぶはまりさと結婚するために自分の子供を殺したと言うことですか?自分がゆっくりする為に、自分の子供を道具にするなんて親失格の最低の親ですね。 基本れいむ種なんて、自分がゆっくりする事しか考えないクズで、自分がゆっくりする為なら自分の子供ですらあっさり道具にして利用し切り捨て、他者を利用し何か問題があれば全ての責任を他者に押し付け自分は被害者気取り……反吐が出るクズっぷりだな。 「まりさやありすが死ぬと悲しむ人が多少出るが、 れいむが死ぬとみんな喜ぶ」ってことが本当によく分かります。 赤ゆっくりのいう通り、あんなドゲスで無能で自分最優先で自分だけゆっくりする事しか考えない親失格の最低の親じゃ、この作品の子供たちみたいに1回もゆっくりしないで苦痛と絶望にまみれた地獄のゆん生を送ることになるでしょうね。 私はれいむ種が一番嫌いです。れいむ種って、本当にどうしようもないドゲスばっかりですね。 私はこのでいぶレベルに救いようのないれいむ種を2ゆん知っています。 しかも、死ぬまで反省してないししかもまりさのせいにする始末……。本当に救いようがない……。でいぶ…地獄で一番過酷な地獄「鬼意山地獄」に落ちろ! 上の絵って、最初挿絵かと思ったら元ネタ絵か。 -- 2016-09-30 12 39 18 ざまぁwww -- 2017-11-08 21 05 16 ヘイト貯めるだけ貯めて虐待成分が薄い典型的な尻すぼみ型 -- 2018-05-18 02 14 24 お兄さんが意外とカッコいい -- 2020-12-30 09 46 45 まりさが結構凄い -- 2021-04-11 19 36 47 トップクラスで好きな作品だなぁ ゲスはせいっさい!されるべし -- 2021-05-27 01 05 33 魔理沙に感動 -- 2022-08-14 22 42 07
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/47.html
anko1500 ある愛でお兄さんの午後 anko1501 ゲス一家 case2 ~とかいは~ anko1502 平等なルールの群れ anko1503 山彦恋慕 anko1504 トス 【挿絵】 anko1505 まりさとめぐりあい anko1506 新種ゆっくりもみじ anko1507 楽しい黄金週間 anko1508 その台詞は言わせない2 anko1509 妬ましい anko1510 ちょっとの時間にゆっくり虐め anko1511 そうしそうあいっ! anko1512 やけぶとりっ anko1513 ゆっくりと中華なべ anko1514 俺達は幸せになった 【挿絵】 anko1515 ゆっくりできないにおい~A-sade~ anko1517 ゆっくり愛護法改正案可決 完結編 1 anko1517 ゆっくり愛護法改正案可決 完結編 2 anko1518 ムシゴロウ王国~でいぶの生態~ anko1519 ゆっくりトラブルを解決するよ! anko1520 ちょっと変な生活 anko1521 その台詞は言わせない3 anko1522 ごはんが取り持つ多少の縁 anko1523 なにもなかった anko1524 箱庭の中で anko1525 何処でも一緒(ゆ虐) 【挿絵】 anko1526 初心者お兄さんのコンポスト anko1527 極上 anko1528 おぉみじめみじめ 【挿絵】 anko1529 ゆっくりしていってよー! anko1530 どうして・・・ anko1531 花一輪 anko1533 クラブ紅魔郷 【挿絵】 anko1534 わがままれいむ anko1535 れいむにありがとう anko1536 僕は友達が少ない anko1537 でいぶ更生計画 anko1538 思い出の数だけ anko1539 ろんどさん anko1540 でぶめで! anko1541 生物兵器 anko1542 でいぶの忠実な奴隷 anko1543 でいぶ刑 【挿絵】 anko1544 反省してます! 謝ります! anko1545 きれいになろうね anko1546 私のなかのでいぶ anko1547 まりしゃと遊ぼう! 【挿絵】 anko1548 よわいものいじめはゆっくりできないよ!(前編) anko1549 素直なれいむ anko1550 胴付きの謎 anko1551 でいぶは死ななきゃ治らない anko1552 昔は可愛かったのに anko1553 でいぶの島 anko1554 れいむ hard pain anko1555 悪い見本 anko1556 夜のコンビニ帰りに anko1557 れいむとれいむとDVD anko1558 食べ物 anko1559 三つ編み狩り+おうち破壊+お飾り没収=? anko1560 でいぶ専 anko1561 とある発明のもたらしたもの anko1562 でいぶお姉さんと 【挿絵】 anko1563 私のれいむ anko1564 でいぶにも実力は必要 anko1565 れいむの義務 anko1566 家族のあいどる末っ子れいみゅ! anko1567 口を開けると 【挿絵】 anko1568 突然変異種まりさ anko1569 「2」 anko1570 証言ゆ達 anko1571 コンポストに入りたくない anko1572 これがわたしのれいむ様 anko1573 権利と anko1574 いつでも、傍に居る anko1575 森の賢者ぱちゅりー anko1576 でいぶ・オン・ザ・ヒル anko1577 トランクス現象 anko1578 かわいくってごめんねっ!! anko1579 緑と赤はゆっくりできないい!! 【挿絵】 anko1580 しんこーしてもらいます anko1581 手の平の上でフラメンコ anko1582 でいぶ最強伝説 anko1583 満月の夜に anko1584 げんそうきょーのみこ anko1585 まがいもの anko1586 ユグルイ~幕間 ビギンズナイト れいむ~ anko1587 たいっけつ!でいぶVSでいぶ! anko1588 ゆっくり供の日 【挿絵】 anko1589 空へ続く風の階 01 anko1589 空へ続く風の階 02 anko1590 奴隷の願い anko1591 けーねとちょっとSなお姉さん anko1592 赤ゆが凄い生えちゃった事件 anko1593 あまあまがほしかったれいむのおはなし anko1594 ちぇんの復讐 anko1595 風船ゆっくり anko1596 ゆっくりinトイレット 【挿絵】 anko1597 きっかけは小さな事 anko1598 希少種の品格 anko1599 グロテスクなれいむ(前)
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2304.html
ゆっくりたちの地雷行進 11KB 虐待 不運 番い 野良ゆ 現代 独自設定 ゆっくりが地雷で死ぬSS 加工所公式サイト、キッズページで「しゃかいこうけん」という項目をクリックすると、こんなページが出てくる。 【加工所はアフリカの土地で、ゆっくりを使った地雷除去を行っています】 ゆっくりんピースの活動などにより、一部では悪い印象を持たれているのも事実。 イメージ戦略の一環として、こういうこともしているようだ。 右下にはかわいくデフォルメされたれいむとまりさが、笑顔で喋っているイラストが付いている。 そのセリフは? れいむちゃん「れいむたちはみんなのためにがんばりたいよ!」 まりさちゃん「ゆゆ~ん♪ かこうじょのゆっくりはこんなところでもかつやくしてるんだね!」 ● どん、どん、どん、どん……。 ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ……。 太鼓の音が響く。 かつての内戦地。じりじりと暑く草一つない亜熱帯アフリカの大地にて。 横一列×十行に並んだゆっくりたちが一糸乱れぬ調子で前進していた。 ひとつドンと鳴るたびに一歩進む。機械のように、ただただリズミカルに進む。 (おちびちゃん! れいむは、れいむはぜったいにしなないよ……!) 横のゆっくりとの間に、スキマはまったくない。ほっぺとほっぺをくっつけて、決して遅れないよう進んでゆく。 どんどん。ドン! 「ゆびっ!!」 どんどん。ドン! 「ぼっぢょっっ!!」 どんどんどん。ドン! 「ゆがぼべ!!」 立て続けに三匹、永遠にゆっくりした。れいむの頬に、爆風と爆音。ゆっくりの断末魔が突き刺さる。 そして餡子の底から不快になる死臭が風に乗ってやってくる。 しかしどのゆっくりもまったく歩みを止めようとしない。 はねるたびに、大地の暑さによって染み出てきた汗がとびちる。 どんどんどん。 突然に、風が一吹きあった。 「ゆゆっ! まりさのおぼーしさん! まってね!!」 このまりさは、ただちょっとお帽子を取りたかっただけだ。 「ぺぎょっ!!」 そこで小さい爆風。まりさは中枢餡を爆破されこの世を去った。 止まったり列を離れたりしたゆっくりはどんな理由であれ、体内にうめこまれた爆薬でぶち殺されるのである。 自由な行動を許しては、地雷の除去はままならない。 どんどんどん。 一歩おきに、地雷に殺される可能性がある。その恐怖。 どのゆっくりも泣きそうな顔をして、死への道をただただ進むのだ。 顔を真っ赤にして号泣して、それでも死にたくないから止まれない。 「むっぎょおおおお!!! ぼういやああああ!!! ばちゅおうぢにがえるううううう!!!!」 また爆風。 このぱちゅりーのように恐怖のあまり狂って、走ったり暴れたりするゆっくりもいた。 恐怖に耐えられないゆっくりも、列からずれ次第爆破される。珍しくない出来事だ。 どんどんどん。 死と隣り合わせの極限状態。また。しずかに、ただ太鼓の音だけが響きはじめた。 れいむは祈りながら、一歩ずつ慎重に進む。地雷がないように、あっても何かの間違いで爆発しないように。 交通の発達とともに世界中に繁殖したゆっくり。 れいむはこの暑く草もまばらな土地から少し南の、あるジャングルで生まれ育ったゆっくりだった。 雨が多いことが熱帯雨林に住む上での唯一の難点である。 しかし食べ物が多く、なんといっても越冬する必要がないことがゆっくりの繁殖を許した。 それぞれの力は弱くても種全体としては力強いゆっくりは、凶悪な外来種としてここでも猛威をふるっているという。 そんなれいむが地雷除去ゆになったのは、人間さんたちのゆっくり狩りが原因だった。 豊富に繁殖した熱帯雨林のゆっくり。そこのゆっくりを使うのが量の面でも、コストの面でも良いと担当職員は考えたのである。 れいむは捕えられたあの時を、いつも反芻している。 あの時ふらんに捕まってさえいなければ、今だってゆっくりできたはずなのに。 ~~~~~~~~~~ ツルや低木がごちゃごちゃと並ぶ中、高い木の根元、そこに巣をつくってれいむたちは暮らしていた。 夫のまりさ、そして十五匹のおちびちゃん。食べ物は豊富で、最高にしあわせーな家庭であった。 「「おちびちゃんたち、おかーさんとおとーさんはかりにいってくるよ!」」 「「「「「ゆっくちいってらっちゃい!!」」」」」 天使のような子供たちの笑顔。れいむとまりさもついついにっこりしてしまう。 しかしこれが親子でした最後の会話となってしまった。 おちびちゃんとふれあったあの日々。れいむは、もうずいぶん前の事の様な気がしている。 育ち盛りの赤ゆを抱えたれいむとまりさ。沢山ごはんを採るため群れで有名な狩りスポットへ行こうとした。 ぱぱいやさんも生っているゆっくりした場所。しかしそれが運の尽き、そこはすでに地獄だった。 ゆっくりが集まることを見越して、捕獲用ふらんが大量に放たれていたのだ。 「しね! しね!」 「「「うー☆」」」 「ゆんやあああ!!! ありちゅをたべにゃいでええええ!!」 「おぢびぢゃああああああんんんん!!!!」 「ばりざおいしぐないよおおおお!!!」 「でがばらぢんぼおおおおお!!!」 「みんなあああ!!! みんなにげでえええええ!!!」 逃げ回るゆっくりはいとも簡単に捕まり、次々と巨大なバケツに放り込まれている。 重量がない子ゆ・赤ゆは軽過ぎて地雷除去ができないので、食べられるか殺されるかだ。 にげてと叫ぶ長ぱちゅりーも、まばたきした一瞬に連れ去られ、バケツ行きになった。 ふらんが群れのみんなを捕まえている! 捕まって食べられてしまう、そんなの冗談じゃない! れいむはまりさにふりかえった。 「ゆゆ! ゆっくりしないで、れいむたちもにげるよ!」 自分達も逃げないとゆっくりできない目にあいそうだ。はやく逃げなければならない。 しかしまりさの返答は、漢気あふれる勇敢な物。みんなのことを考え命を捨てる、そんなゆっくりにしかできない答えだった。 「まりさは……にげないよ! れいむとおちびちゃんたちだけでにげてね!! まりさはふらんとたたかって、むれのみんなをまもるよ!!」 「ま、まりさ!! なにいってるの!? いくらまりさがむれでいちばんつよいからって!」 まりさは成ゆ三匹を相手にしてなお無傷で立つ。この群れ十年に一度の戦士だった。 その自信もそこからきているのだろう。まゆげはキリリと伸び、表情は自信に満ち溢れている。 れいむは悲しくなり涙を浮かべたが、これが自分の愛したまりさだと思うと、それ以上止める気にはならなかった。 まりさならふらんたちを倒せるかもしれない。 「わかったよ……、でも、ぜったいいきてかえってきてね! まりさがしんだられいむもおちびちゃんもないちゃうよ!!」 「もちろん! しんぱいしないでね! ふらんなんてちょちょいのちょ……おそらをとんでるみたい!!」 まりさはキリリとした顔のまま、ふらんにおさげを掴まれあわれバケツ行きとなった。 「ばりざああああああああ!!!!」 れいむも同じ道をたどったことは言うまでも無い。 ~~~~~~~~~~ (ぜったいにいきのこって、おちびちゃんとゆっくりするよ! ぱぱいやさんをたべて、ゆっくりするよ!) つがいのまりさはあっけなく爆死したが、れいむはまだ死んでいない。 れいむは希望を持っていた。地雷除去ゆたちは、がんばったゆっくりから群れに帰れるとふきこまれている。 だが現実、ゆっくりがおうちに帰ることはは二度とない。 ゆっくりを働かせるための口実だろう。この土地の地雷処理が終われば次の土地に輸送されるだけである。 地雷を踏んでしまうその日まで、この地獄は終わらないのだ。 「Back!」 人間さんの鋭い掛け声とともに、ゆっくりたちは反転する。 Go aheadで進み、Backで戻り、Waitで止まる。その三つ以外の事は求められない。地雷処理ゆ全てだ。 (ゆふぅ、かわいいれいむはきょうもいきのこれたよ) 反転したゆっくりたちは、自分が歩いてきた土をまた踏むことになる。 念のためということで、一つの場所を何度も往復するのだ。 一度踏んだ土の下に地雷は無いはずだからと、ゆっくりたちもここにきてやっと安堵の表情を見せる。 ただ運よく何週間も地雷除去を続けているゆっくりはそんな簡単に安心できず、不安そうな顔をしている。 ここから死ぬゆっくりも沢山いるのだともう知っているのだ。 その瞬間、れいむの視界はスローモーションになった。 大きな音。大きな音。どこから? それは、れいむの下から。 「ぶぎょっ!!」 れいむの体の真下。餡子の重みで地雷が爆発した。 筋餡も中枢餡も、なにがなんだかわからないぐらいまざりあって、粉々にふきどんだ。 れいむは死んだ。走馬灯を見る暇すらなかった。 軍事上の理由から複数回踏まなければ爆発しない地雷、誤作動により爆発できなかった地雷。 二度目以降でも爆死するゆっくりはいる。 しかしなんてことはない。ゆっくりが死ぬのはいつものこと。 人間さんも、周りのゆっくりも、れいむの死などなかったかのように行進を続けた。 行進が終わったあと、残されたのは死んだゆっくりたちのバラバラになったおかざりと、ぶちまけられた大量の中身だけであった。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2271.html
ゲス一家 case5 ~きしょうしゅ~ 7KB 虐待 小ネタ 不運 家族崩壊 番い 野良ゆ 子ゆ 希少種 都会 虐待人間 久しぶりの投下になります、希少種虐待描写ありますのでご注意を ・ゲス一家の続編になりますが、前作読んでなくても問題ありません ・前作同様、全編対話と独白のみでの構成になりますので若干判りづらい描写あるかもしれませんがご了承下さい ・注意したつもりですが、設定被り等ありましたらご指摘頂けるとありがたいです 「「「ゆっくりしていってね!!!」」」 「はいはい、ゆっ・・・・・・まじかよ、野良のらんなんて・・・・・・っと、ゆっくりゆっくり」 「おにーさん、らんとちぇんのおちびちゃんをゆっくりみていってね」 「ゆゆーん♪らんはきしょうしゅにゃんだよ、めじゅらしいんだよ、きゃわいくってごめんにぇ♪」 「おにーさん、ちぇんとらんしゃまのおちびちゃんをみてゆっくりできたよねー?ならさっさとあまあまちょうだいねー、わかってねー」 「無理だな」 「「「どぼぢでぞんなごどいうのおぉぉぉぉぉぉーっ!?」」おにーさんはバカなんだねー、らんしゃまとおちびちゃんはきしょうしゅなんだよー!! めずらしいんだよー、たいせつにしないといけないんだよー、わかれよー!!」 「それは人間が決めることだ、お前ら人間の請売りでそう思ってるだけだろうが。おい、らん!!お前元飼いゆっくりだろ?」 「・・・どぼじでわがるのおぉぉぉぉぉぉーっ!?」 「んなモンお飾りからバッジ毟り取った後見りゃ大概分かるわ!!んでちぇん、お前は野良だな?」 「そっ、そうなんだよー」 「元飼いと野良、でもって二匹の間にチビとくりゃ言いつけ破ってすっきりーして捨てられたってオチだろ?展開がテンプレすぎるんだよ!! いくら希少種だろうとそんな阿呆に掛ける情けもくれてやるあまあまも俺は持ち合わせちゃいねぇよ!!」 「ぞっ、ぞんなぁ・・・・・・ならおでがいじばず!!ぜべでがわいいおじびじゃんだげでもゆっぐじざぜであげでぐだざい!!」 「ぢぇんがらぼおでがいずるんだよー!!わがっでよー!!」 「断る、要するに飼えって事だろ?出来損ないの餡統受け継いだチビなんぞ飼った所でお前らの二の舞演じるのは目に見えてるからな」 「ゆぐっ、ゆぐっ・・・らんがダベゆっぐりだがら・・・、どうバッジざんのダベゆっぐりだがらダベだんでずが?」 「なっ・・・、お前銅バッジだったのかよ・・・、信じられねぇ阿呆だな・・・ 普通希少種って言ったら基本種よか頭良い筈なんだぞ、銀バッジ位余裕で取れる頭持ってるんだぞ」 「ゆっゆっ、ゆびえぇぇぇぇぇぇーん!!おどーじゃーん!!おがーじゃーん!!ゆっぐぢじだいよおぉぉぉぉぉぉーっ!!」 「ごべんでぇぇぇぇぇぇー!!おぢびじゃん!!おがあざんがダベゆっぐりだがらゆっぐりざぜであげられだぐでごべんでえぇぇぇぇぇぇーっ!!」 「おぢびじゃんながないでねぇー!!おどうざんがべーろべーろじであげるがらながないでねぇー!!わがっでねえぇーっ!!」 「・・・・・・なぁお前ら、そんなにかってほしいのか? 俺は生憎とかう気はねぇが俺の知り合いに希少種をほしがってる奴がいてな、そいつならお前らの事かってくれるかも知れねぇぞ」 「ほ、ほんどうだんでずが!!おでがいじばず!!ぜひおでがいじばずうぅぅぅぅぅぅーっ!!」 「・・・・・・いいんだな、後悔しねぇな?なら付いて来いや」 *********************************************************************************************************************************************************************** 『ピンポーン』 「はいはい・・・っと、おぉお前か」 「約束どおり来たぞ、あいつ等あれからどんな感じだ?」 「まぁとりあえず上がれよ、それなりに面白くはなってると思うぜ」 あれから一週間後、俺はあのらん一家をかってくれた友人の元を訪れていた。 友人の先の言葉通り、一家はかなり面白い状況に置かれていた。 親らんは足焼を施されオレンジジュースの点滴を後頭部に突き刺された状態で涙を流していた。 そして額から大量の茎を生やし、その先には数こそ少ないものの数匹の赤らんが実っている。 茎の量に反して赤ゆの数が少ないのが気になったが、通常種のチビは間引いているそうだ。 友人は常々希少種の赤ゆを虐待してみたいと話していたので、今から楽しみでたまらないといった様子だ。 また、ある程度の数が見込めるようになったらゆっくりショップにでも卸して一儲けしようって腹積りのようだが、 加工所でも安定供給が難しいとされている希少種の繁殖、果たして只のゆ虐好きの素人の手で上手くいくかどうか・・・。 番のちぇんはかわれて三日目にすっきりーのし過ぎで永遠にゆっくりしたそうだ。 そして二匹目の番として野良のれいぱーありすが宛がわれたのだがこれも三日と持たなかったという事だった。 現在は三匹目の野良のまりさがその役割を担っているそうなのだがこれも果たしていつまで持つか・・・。 子らんに至っては透明な箱に入れられかなり面白い状態となっていた、油揚げの皮をひん剥かれて酢飯の塊と化していたのである。 それにくっついた目玉だけがギョロギョロと世話しなく動き、鮨酢の涙を流す様はまさしく異形であった。 当然風を受けただけでも激痛が走るらしく団扇などであおいでやることでその反応を楽しんでいるそうだ、相変わらずいい趣味してやがる・・・。 友人の話によると、一度だけ両親がすっきりーを拒否した際に見せしめとしてこのような姿にしてやったとの事だ。 そのため両親には並々ならぬ恨みを抱いており、時々生き残っている母らんに対面させてはその呪詛の言葉をぶつけさせ母親の反応を楽しんでいるそうなのだ。 因みに日に一度は酢飯を与えたり、鮨酢を霧吹きで吹いて与えてやればこのままでも生きてはいけるらしい。 まったくどこまでもデタラメな生き・・・じゃなかった、ナマ物だ。 俺の姿に気付いた親らんが泣きながら疑問の声をぶつけてきた。 お兄さんの嘘つき!!このお兄さんが飼ってくれるっていったのに・・・、どうしてらん達がこんな酷い目に合わないといけないの? なるほど尤もな疑問だ、だが俺は動じることなくこう答えた。 「お前また飼いゆっくりになれるとでも思ってたのか?おれはそんな事一言も言ってないぞ。 お前らがかってほしいって言ったから俺がお前らをこいつに売った、つまりだ、お前らはこいつに"買われた"んだよ。 お前らを飼いゆにするのも虐待するのもコイツの意思だが生憎とコイツは虐待お兄さんでな・・・、諦めろ」 そう、俺は友人にこの一家を五千円で売ったのだ。 俺はあくまでも「かう」としか言ってないがそれをらん達が勝手に「飼う」と解釈した、ただそれだけのことだ。 確かに俺のやったことは社会通念や道徳に照らし合わせると決して褒められたものではないだろう。 だが相手は希少種とは言え唯の動く饅頭の類に過ぎない、そんなものに人間の道徳が通用するとも思えない。 それとこれは俺の持論なのだが「騙す奴も悪いが騙される奴も悪い」 何と言うかまぁ、つまりはそう言う事だ。 しかしこの友人の家は数々の虐待道具で溢れかえっている、俺は元来道具を使った虐待があまり得意なほうではない。 だがゆっくりの苦しむ様を観るのは好きなので、時々こうして友人の家を訪問しそのゆ虐プレイを観賞させてもらっているのだ。 今日は中々面白いものを観る事ができた、たまにはこういうのもいいものだ。 ~終~ あとがき どうもご無沙汰してました、正確に覚えてないんですが約2ヶ月ぶり?の投稿になりますでしょうか。 底辺物書きだからって「あんた誰?」とか言わないでください、泣いてしまいます。 何気に実生活がゆっくりできない状態が続いてたもんで・・・ (お仕事の新規事業開拓とかそれに向けた資格取得研修とか戦車と人間と犬のRPGとか竜退治はもう飽きたとか今回改造費用高すぎとか・・・) あとこんだけ間が開いてしまったせいか書けない・・・、文章を上手く纏められなくなってたんだよぉ!! で、そんな中何とか書き上げましたゲス一家シリーズ待望(?)の続編なんですけど、正直このらん一家ゲスかどうか微妙なような・・・ 一応登場してくるお兄さんは共通の人物なので続編ってことでどうかひとつ。 鋼あきの過去作 餡子話 anko1461 ゲス一家 anko1501 ゲス一家 case2 ~とかいは~ anko1573 権利と anko1649 ゆっくりの耳掃除 anko1708 ゲス一家 case3 ~あまあま~ anko1729 ゆっくりを求めて anko1749 ゲス一家 case4 ~けんじゃ~ anko1764 儚き定めの anko1789 風に吹かれて anko1799 ぐんたいゆ anko1834 みょんとお話しよう anko1895 かなこと 感想はこちらまで http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1276780262/l50
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/138.html
加工所公式サイト、キッズページで「しゃかいこうけん」という項目をクリックすると、こんなページが出てくる。 【加工所はアフリカの土地で、ゆっくりを使った地雷除去を行っています】 ゆっくりんピースの活動などにより、一部では悪い印象を持たれているのも事実。 イメージ戦略の一環として、こういうこともしているようだ。 右下にはかわいくデフォルメされたれいむとまりさが、笑顔で喋っているイラストが付いている。 そのセリフは? れいむちゃん「れいむたちはみんなのためにがんばりたいよ!」 まりさちゃん「ゆゆ~ん♪ かこうじょのゆっくりはこんなところでもかつやくしてるんだね!」 ● どん、どん、どん、どん……。 ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ……。 太鼓の音が響く。 かつての内戦地。じりじりと暑く草一つない亜熱帯アフリカの大地にて。 横一列×十行に並んだゆっくりたちが一糸乱れぬ調子で前進していた。 ひとつドンと鳴るたびに一歩進む。機械のように、ただただリズミカルに進む。 (おちびちゃん! れいむは、れいむはぜったいにしなないよ……!) 横のゆっくりとの間に、スキマはまったくない。ほっぺとほっぺをくっつけて、決して遅れないよう進んでゆく。 どんどん。ドン! 「ゆびっ!!」 どんどん。ドン! 「ぼっぢょっっ!!」 どんどんどん。ドン! 「ゆがぼべ!!」 立て続けに三匹、永遠にゆっくりした。れいむの頬に、爆風と爆音。ゆっくりの断末魔が突き刺さる。 そして餡子の底から不快になる死臭が風に乗ってやってくる。 しかしどのゆっくりもまったく歩みを止めようとしない。 はねるたびに、大地の暑さによって染み出てきた汗がとびちる。 どんどんどん。 突然に、風が一吹きあった。 「ゆゆっ! まりさのおぼーしさん! まってね!!」 このまりさは、ただちょっとお帽子を取りたかっただけだ。 「ぺぎょっ!!」 そこで小さい爆風。まりさは中枢餡を爆破されこの世を去った。 止まったり列を離れたりしたゆっくりはどんな理由であれ、体内にうめこまれた爆薬でぶち殺されるのである。 自由な行動を許しては、地雷の除去はままならない。 どんどんどん。 一歩おきに、地雷に殺される可能性がある。その恐怖。 どのゆっくりも泣きそうな顔をして、死への道をただただ進むのだ。 顔を真っ赤にして号泣して、それでも死にたくないから止まれない。 「むっぎょおおおお!!! ぼういやああああ!!! ばちゅおうぢにがえるううううう!!!!」 また爆風。 このぱちゅりーのように恐怖のあまり狂って、走ったり暴れたりするゆっくりもいた。 恐怖に耐えられないゆっくりも、列からずれ次第爆破される。珍しくない出来事だ。 どんどんどん。 死と隣り合わせの極限状態。また。しずかに、ただ太鼓の音だけが響きはじめた。 れいむは祈りながら、一歩ずつ慎重に進む。地雷がないように、あっても何かの間違いで爆発しないように。 交通の発達とともに世界中に繁殖したゆっくり。 れいむはこの暑く草もまばらな土地から少し南の、あるジャングルで生まれ育ったゆっくりだった。 雨が多いことが熱帯雨林に住む上での唯一の難点である。 しかし食べ物が多く、なんといっても越冬する必要がないことがゆっくりの繁殖を許した。 それぞれの力は弱くても種全体としては力強いゆっくりは、凶悪な外来種としてここでも猛威をふるっているという。 そんなれいむが地雷除去ゆになったのは、人間さんたちのゆっくり狩りが原因だった。 豊富に繁殖した熱帯雨林のゆっくり。そこのゆっくりを使うのが量の面でも、コストの面でも良いと担当職員は考えたのである。 れいむは捕えられたあの時を、いつも反芻している。 あの時ふらんに捕まってさえいなければ、今だってゆっくりできたはずなのに。 ~~~~~~~~~~ ツルや低木がごちゃごちゃと並ぶ中、高い木の根元、そこに巣をつくってれいむたちは暮らしていた。 夫のまりさ、そして十五匹のおちびちゃん。食べ物は豊富で、最高にしあわせーな家庭であった。 「「おちびちゃんたち、おかーさんとおとーさんはかりにいってくるよ!」」 「「「「「ゆっくちいってらっちゃい!!」」」」」 天使のような子供たちの笑顔。れいむとまりさもついついにっこりしてしまう。 しかしこれが親子でした最後の会話となってしまった。 おちびちゃんとふれあったあの日々。れいむは、もうずいぶん前の事の様な気がしている。 育ち盛りの赤ゆを抱えたれいむとまりさ。沢山ごはんを採るため群れで有名な狩りスポットへ行こうとした。 ぱぱいやさんも生っているゆっくりした場所。しかしそれが運の尽き、そこはすでに地獄だった。 ゆっくりが集まることを見越して、捕獲用ふらんが大量に放たれていたのだ。 「しね! しね!」 「「「うー☆」」」 「ゆんやあああ!!! ありちゅをたべにゃいでええええ!!」 「おぢびぢゃああああああんんんん!!!!」 「ばりざおいしぐないよおおおお!!!」 「でがばらぢんぼおおおおお!!!」 「みんなあああ!!! みんなにげでえええええ!!!」 逃げ回るゆっくりはいとも簡単に捕まり、次々と巨大なバケツに放り込まれている。 重量がない子ゆ・赤ゆは軽過ぎて地雷除去ができないので、食べられるか殺されるかだ。 にげてと叫ぶ長ぱちゅりーも、まばたきした一瞬に連れ去られ、バケツ行きになった。 ふらんが群れのみんなを捕まえている! 捕まって食べられてしまう、そんなの冗談じゃない! れいむはまりさにふりかえった。 「ゆゆ! ゆっくりしないで、れいむたちもにげるよ!」 自分達も逃げないとゆっくりできない目にあいそうだ。はやく逃げなければならない。 しかしまりさの返答は、漢気あふれる勇敢な物。みんなのことを考え命を捨てる、そんなゆっくりにしかできない答えだった。 「まりさは……にげないよ! れいむとおちびちゃんたちだけでにげてね!! まりさはふらんとたたかって、むれのみんなをまもるよ!!」 「ま、まりさ!! なにいってるの!? いくらまりさがむれでいちばんつよいからって!」 まりさは成ゆ三匹を相手にしてなお無傷で立つ。この群れ十年に一度の戦士だった。 その自信もそこからきているのだろう。まゆげはキリリと伸び、表情は自信に満ち溢れている。 れいむは悲しくなり涙を浮かべたが、これが自分の愛したまりさだと思うと、それ以上止める気にはならなかった。 まりさならふらんたちを倒せるかもしれない。 「わかったよ……、でも、ぜったいいきてかえってきてね! まりさがしんだられいむもおちびちゃんもないちゃうよ!!」 「もちろん! しんぱいしないでね! ふらんなんてちょちょいのちょ……おそらをとんでるみたい!!」 まりさはキリリとした顔のまま、ふらんにおさげを掴まれあわれバケツ行きとなった。 「ばりざああああああああ!!!!」 れいむも同じ道をたどったことは言うまでも無い。 ~~~~~~~~~~ (ぜったいにいきのこって、おちびちゃんとゆっくりするよ! ぱぱいやさんをたべて、ゆっくりするよ!) つがいのまりさはあっけなく爆死したが、れいむはまだ死んでいない。 れいむは希望を持っていた。地雷除去ゆたちは、がんばったゆっくりから群れに帰れるとふきこまれている。 だが現実、ゆっくりがおうちに帰ることはは二度とない。 ゆっくりを働かせるための口実だろう。この土地の地雷処理が終われば次の土地に輸送されるだけである。 地雷を踏んでしまうその日まで、この地獄は終わらないのだ。 「Back!」 人間さんの鋭い掛け声とともに、ゆっくりたちは反転する。 Go aheadで進み、Backで戻り、Waitで止まる。その三つ以外の事は求められない。地雷処理ゆ全てだ。 (ゆふぅ、かわいいれいむはきょうもいきのこれたよ) 反転したゆっくりたちは、自分が歩いてきた土をまた踏むことになる。 念のためということで、一つの場所を何度も往復するのだ。 一度踏んだ土の下に地雷は無いはずだからと、ゆっくりたちもここにきてやっと安堵の表情を見せる。 ただ運よく何週間も地雷除去を続けているゆっくりはそんな簡単に安心できず、不安そうな顔をしている。 ここから死ぬゆっくりも沢山いるのだともう知っているのだ。 その瞬間、れいむの視界はスローモーションになった。 大きな音。大きな音。どこから? それは、れいむの下から。 「ぶぎょっ!!」 れいむの体の真下。餡子の重みで地雷が爆発した。 筋餡も中枢餡も、なにがなんだかわからないぐらいまざりあって、粉々にふきどんだ。 れいむは死んだ。走馬灯を見る暇すらなかった。 軍事上の理由から複数回踏まなければ爆発しない地雷、誤作動により爆発できなかった地雷。 二度目以降でも爆死するゆっくりはいる。 しかしなんてことはない。ゆっくりが死ぬのはいつものこと。 人間さんも、周りのゆっくりも、れいむの死などなかったかのように行進を続けた。 行進が終わったあと、残されたのは死んだゆっくりたちのバラバラになったおかざりと、ぶちまけられた大量の中身だけであった。 選択肢 投票 しあわせー! (114) それなりー (5) つぎにきたいするよ! (1) 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2910.html
更新乙。 -- 2008-12-12 13 32 38 切り替え乙です 俺の知ってる範囲では非東方ゆっくりAAが元キャラヘイトのために作られているという印象はないな むしろそのキャラが好きだからAAバリエーションを増やしたくて作ってる感じ ついでにいうとゆっくりAAだからといってスレ毎の設定なんてもんはついてなくて、 単に元キャラAAの一種としか扱われてない -- 2008-12-12 14 12 05 乙です 食べられるのが平気だからこそ、粗末に扱われるのがなによりの虐待になるのだ! ところで虐待する人間がむかつく場合ってどんな言動のがある? あいにく自分がそう感じたものがないから、参考にしたい。 -- 2008-12-12 14 12 50 だからこそ虐待SSに使用しちゃダメだろ、非東方ゆっくりは。 虐待側がムカつく場合 やってることがただの悪党。 だけならまだしも逆恨みとかでゆっくりを虐待するなど近寄りたくないような人だったり、ホントに善良なゆっくりを陥れるような奴が言われてたりする、 -- 2008-12-12 14 17 51 時々みかけるよな。人間が行う虐待は悪趣味な行為で、 やってる事そのものは基本悪事だと自覚してないような書き込み -- 2008-12-12 14 22 07 たいちょ氏ひさしぶりだなぁ あのまりさの可愛さは愛ででも通用しそうなレベル、ナデナデしてぇ -- 2008-12-12 14 40 09 虐待側がムカつくなら読むなよ糞制裁厨 -- 2008-12-12 14 41 02 東方キャラ出るSSは基本読まないが、たいちょの霊夢が出てくるSSは最高に良かったよー あのゆっくり2匹は可愛いなあ -- 2008-12-12 14 42 16 虐待側が悪い奴だと、正義の俺様を実感できないよね(´・ω・`) とにかくゲスで汚いゴミクズみたいなゆっくりが煽らないとダメだよね(´・ω・`) -- 2008-12-12 14 45 34 そもそもファンタジーであることすら忘れてるやつは通院をお勧めしたいわ(笑) -- 2008-12-12 14 57 48 (´・ω・`) -- 2008-12-12 15 06 27 顔文字やめれ。 -- 2008-12-12 15 10 14 サディスティックな描写とヘイトによる排他暴力を混同して叩くのは 虐待スレ荒らしの古典的論法だから構っちゃ駄目だよ -- 2008-12-12 15 13 24 制裁厨と制裁厨死ねって言ってる奴死ね -- 2008-12-12 15 40 23 そして誰もいなくなった -- 2008-12-12 15 50 06 制裁モノが好きなのは勝手だけど何故かそういう奴はスレで作品貶すんだよね 自分は正義であり悪への制裁は全て許されるという愛護派的な傍若無人さがある それがウザいだけで別に制裁作品そのものは注意書き入れてくれればいいよ -- 2008-12-12 15 58 50 人間虐待したいとか言い始めるキチガイばっかだから -- 2008-12-12 16 04 49 俺は真性のクズだから人間虐めしたいという気持ちもわかるが、思ってるだけならまだしもそれを言ったら戦争だろうが!ってカイジが言ってたから言わない。 -- 2008-12-12 16 07 47 虐待を正当化できる理由なんてないということを自覚した方が良いよね もともと異常な趣味なんだから取り繕わない方が楽しめると思う -- 2008-12-12 16 14 03 愛が足りないぜ -- 2008-12-12 16 17 32 とりあえずこのウィキとスレの主旨を見直せよ、犯罪だの言ってる奴は -- 2008-12-12 16 21 18 実際のところ 今の虐スレの虐待派と制裁派の割合ってどれくらいなんだろう 虐待派:3 制裁派:7くらいかな? -- 2008-12-12 16 25 47 ぬるいじめ派を忘れるな。 -- 2008-12-12 16 33 47 ゆっくりがゆっくりできなければ何でもいい派です -- 2008-12-12 16 37 14 くっだらねえ派閥論争イラネ -- 2008-12-12 16 39 32 虐待派 制裁派 ぬるいじめ派 東方厨 東方アンチ ゆっくりアンチ ゆっくり愛誤団体 愛で虐両刀 派閥大杉だな -- 2008-12-12 17 10 33 もーがまんできにゃいよー!! ここでしーしーとうんうんしゅるね!! -- 2008-12-12 17 12 16 2008-12-12 17 12 16 派閥にいれてもらえなかったからってアピールすんな糞尿厨w -- 2008-12-12 17 24 38 虐めるのが楽しいから虐待する派閥は無いんですか…… -- 2008-12-12 17 28 12 不毛な話題の時は話題の転換が必要だ。 つまりカレーの出番だ。 シーフードはカレーらしさと魚貝類の味が混じるが好きだ。 -- 2008-12-12 17 29 33 金曜日といえばカレーだな 銀座カレー中辛買ってこなきゃ -- 2008-12-12 17 30 14 ちょっとカレー食ってくるノシ -- 2008-12-12 17 34 29 レイパーありすを可能な限りレイパーモードで虐待する方法ってないのだろうか…。 あと無理やり孕まされたゆっくりを母子共に処分or結実した赤ゆを処分して精神的 ダメージ与える、って無理かな?あいつら決まった巣や食糧、パートナー持たないみたいだし、 精神的ダメージ与えれそうな叩きどころってこれくらいしかないんだが…。 -- 2008-12-12 17 37 02 クラムボンさんって個人サイト持ってないんですか? 前にもここで質問したんですけど、知らない間に流れてて 回答も出てないみたいなんで、知ってる方いましたら よろしくお願いします。 -- 2008-12-12 17 38 27 虐待派や虐殺派にも、それがアブノーマルで、非道な 行為と自覚した上で楽しむ派と、ゆっくりは すべからく悪で腐ってるから虐待・虐殺は正当と 言う、虐待・虐殺正当化派がいると思う。 制裁派との違いは、なんの落ち度も無いゆっくりが 人間に虐待される展開でも、ゆっくりはゆっくりで ある時点でこうなるべきで、人間側が正しいと言う点。 -- 2008-12-12 17 40 17 群れて行動するレイパーありすの中には、レイプして 生まれた子供がありす種なら仲間に入れてレイパーに 育て上げるなんて事をする連中がいるってSSがあった気もする -- 2008-12-12 17 42 11 カレーと言えばこの前初めてカレー専門の店行ったんだが調子こいて激辛頼んだら吐くほど辛い上にナンだけ先に食い終わってしまい必死にカレーを飲むハメになりました。うまかったです。 -- 2008-12-12 17 43 01 群れて行動するレイパーが頼まれて行動するレイパーに見えてそれはどんな職業だと思ってしまった -- 2008-12-12 17 43 39 カレーにジャガイモを入れるやつは個人的には気に喰わん。 具体的に言うと序盤のバブルスライムぐらい -- 2008-12-12 17 44 29 プロレイパーありす。ゆっくり同士、時には一部の 人間から依頼を受けて、目標のゆっくりをレイプする ありす。レイプ時は他のレイパーありすのような狂態 を見せる事もあるが、この狂態も演技に過ぎず、 すっきり中も完全に冷徹な思考をして、依頼に 応じた形式のレイプを遂行する。 -- 2008-12-12 17 46 50 カレーの話とかつまんない 馬鹿なの? -- 2008-12-12 17 47 49 レイパーが流行った時は普通のありすがまったく出てこなくなってたなあ 個人的にレイパーありすは加工場が品種改良した種だっていうのが一番しっくり来る -- 2008-12-12 17 48 05 2008-12-12 17 38 27 個人サイトはないはずだけど勝手にゆっくり系全般の絵を保管してる(かなり充実した) 海外サイトはあるよ ただし虐待絵の保管に関しては、このwikiの規約に合わないから過去に却下された上に、 それを破って保管庫を作った奴が非難された歴史もある 海外の無断転載は作者さんの許可が無い時点でグレーもいいとこだしね そもそもクレクレとか安易にまとめを要求する行為は嫌われる傾向にあるので スルーされた理由を考えて自重しておくれ -- 2008-12-12 17 49 02 最近はとかいはこーでぃねいとの方は見かけないなあ -- 2008-12-12 17 49 34 とかいは(笑)なありすは大好き みんなもっととかいはになるべき -- 2008-12-12 17 52 51 とかいはがはかいはに見えた -- 2008-12-12 17 53 14 そういえばカレーまんのゆっくりっていないね -- 2008-12-12 17 57 07 クラムボンの個人サイトは無いと思うけどyukkuri.shiteitte.netで タグclammbonを見ればほぼ全収録されてると思う -- 2008-12-12 17 57 40 2008-12-12 17 49 34 とかいは、やすうけあいはしないのよ!! ごきんじょとのつながりをだいじにするのよ!! -- 2008-12-12 18 02 40 「こんなきたないぼうしなどこうしてやるわー!」ビリビリ 「ゆ゛ぅーー!!おがーざんのおぼうじがぁーーー!!」 「ゆおー!さすがありすさんだー!」 「これがまかいはのこーでぃねーとなのかー!」 「ちちくさいがきはすっきりー!してやるわー!」 「やべでぇぇぇぇ!!」 「おやのいひんのまえでれいぷだとー!」 「まじはんぱねーぜ!さすがありすさんだぁー!」 (ちがう……!ありすがやりたいのはこんなこーでぃねーとじゃないのに……!) -- 2008-12-12 18 04 18 ひゃぁ、レイパーはウザイから瞬殺だぁぁぁぁぁぁぁぁ! っ美まりさ型殺ゆっくり剤付着人形×20 -- 2008-12-12 18 07 23 プロのレイパーというと、 レイプマンという漫画をだな -- 2008-12-12 18 09 58 一昔前のザウスの得意技だったな -- 2008-12-12 18 11 42 2008-12-12 18 11 42 モレスターバイトかぁぁぁぁぁぁ!! -- 2008-12-12 18 13 54 レイパー設定は顔が可愛くなくて嗜虐心をくすぐられないから使う気無いな -- 2008-12-12 18 26 00 とかいは(笑)は極上の笑顔でやってるから面白いんだよな -- 2008-12-12 18 27 47 いつも笑顔でニコニコレイプ これなら可愛かろう -- 2008-12-12 18 30 12 2008-12-12 18 30 12 うっう~~♪ はんてんぐだどぉ~~♪ -- 2008-12-12 18 33 01 そもそもぺにまむ嫌いだから顔が可愛くてもレイパーは無いわ -- 2008-12-12 18 33 42 俺も同上。 増えるにしてもスリスリまでが許容範囲。 ぷろめてうす状態で増えれるもこたんが実に使いやすい……。 -- 2008-12-12 18 35 50 2008-12-12 17 57 07 辻斬り妖夢譚に出てるよ ゆっくりゆかりんはカレーまんらしい -- 2008-12-12 18 36 50 ぺにまむ以前からレイパーはいたけどな すりすり強要だけだからそこまで醜悪ではなかったかもしれないが -- 2008-12-12 18 37 59 ゆかりんはカレーマンだったり納豆饅頭だったり忙しいな ところでカレー納豆って美味いよな -- 2008-12-12 18 56 43 旨いか!? 納豆に餅ってどうよ? -- 2008-12-12 19 00 28 納豆ラーメンは麺食ってるときはうまいぜ -- 2008-12-12 19 01 23 ありすか・・・ AA作ったやつの顔もあんなかんじなのかな -- 2008-12-12 19 31 02 納豆に持ちは正月に実家でよく食べたな -- 2008-12-12 19 39 34 旅館とかの朝食でおかずに納豆と生卵と海苔が出ると必ず一品余るんだ… -- 2008-12-12 19 42 29 2008-12-12 19 31 02 俺の描くゆっくりはそれなりに可愛いと言われるが俺自身はバイト先の 休憩室とかで親しくないオタクと二人きりになると顔だけでビクビクされる こっそりこんな変態絵書いててDQN性のかけらもないのに・・・ -- 2008-12-12 19 42 58 2008-12-12 19 42 58 あなたがレイパーナメクジの人だったらうける いや俺は好きな絵だけどね! -- 2008-12-12 19 44 13 カレー納豆の話じゃないのかよ? でも納豆に餅は普通にアリじゃね? -- 2008-12-12 19 49 50 カレーは納豆だけじゃなくて、納豆とチーズをトッピングするとよい -- 2008-12-12 19 53 48 顔に似合わぬ絵を描く男といえばヒョードル -- 2008-12-12 19 55 38 2008-12-12 19 55 38 即ググッてきたがパネェwゆっくり描いてくれ -- 2008-12-12 19 57 34 ありなのかぁ……それにしても時折ここが何のチル裏なのか忘れちまうな。 -- 2008-12-12 20 09 03 かの藤岡弘も仮面ライダー初期の頃は毎朝 丼飯に納豆を卵をかけた物を二杯食べて 撮影に行ってたらしいな -- 2008-12-12 20 11 44 辛党は辛いものが好きな人の事じゃ無いよ 酒が好きな人のことだよ -- 2008-12-12 20 21 30 2008-12-12 18 26 00 俺がレイパーありすを虐待したいと思う理由は レイプ後のニコニコ笑顔でしあわせー!にしてるところをめちゃくちゃにしたいから つまり家族で微笑ましい笑顔をしてるゆっくり一家を虐待するのに近い あーレイプ後にすっきりしてるありすの顔面を陥没させてえ -- 2008-12-12 20 40 04 大人しく家族ゆっくり虐待してろよ そしたらアンチに荒らされることもないのに -- 2008-12-12 21 19 56 アンチに絡まれたくないから虐待しないなんてのは男のやる事じゃねぇ 虐りたい時に虐りたい奴を虐りたいだけ虐るのが俺達だろう -- 2008-12-12 21 26 12 それは別に勝手だが、TPOくらいは弁えておいてくれ -- 2008-12-12 21 29 46 虐スレでありす虐待するのにTPOをわきまえる必要が? -- 2008-12-12 21 31 13 ありすばっかりにんきがあってずるいよ!! れいむたちのこともはなしてね!!! -- 2008-12-12 21 34 11 意外にリボンが美味しかったよ、歯ごたえがあって。 -- 2008-12-12 21 35 28 目玉を舌で穿り出すのがまた楽しいんだよね -- 2008-12-12 21 36 43 歯もコリコリしてていける -- 2008-12-12 21 52 40 でもぶっちゃけパチュが一番美味しいと思う 生くりぃ~~~む!!! -- 2008-12-12 21 53 34 ディープキスで中身のクリームを吸いだすんだ -- 2008-12-12 21 57 06 赤ありすと赤ぱちゅりーをサックサクのシュー生地に挟んでがぶりといきたい -- 2008-12-12 21 58 05 ぱちゅは生クリーム種と紫蘇餡種がいるなあ -- 2008-12-12 21 58 44 「むきゅ!このこしそあんよ!」 「むっきゅー!なまくりーむじゃないぱちゅりーなんてぱちゅりーのおちびちゃんじゃないわ!」 「なきゃみのちがういもうちょとはゆっくちできにゃいよ!」 「ゆっきゅりあっちいっちぇにぇ!」 「もうこっちこにゃいでほちいんだじぇ!」 「むきゅー!どうちてしょんなこちょいうにょー?!」 -- 2008-12-12 22 02 19 2008-12-12 22 02 19 「ぺにぺにちーんぽっ……」 (と、なぐさめる「みょん」という語尾で喋る 親に捨てられたくそみそな子) -- 2008-12-12 22 04 07 この時期、ケーキを作るのにパチュリーが大量生産されてそうだよね。 ぱちゅりーけーき おいしくできましたーとか言って。 え? 紫蘇? ヤダヤダ! そんな匂いがきつそうなのなんてパチュじゃないやい といいますか、紫蘇餡って何ぞ(?_?)うまいの? -- 2008-12-12 22 05 04 紫蘇餡→脳 クリーム→体 -- 2008-12-12 22 05 17 個人的にはあまり聞かない始祖餡よりも、 紫芋餡のがよかったんじゃねーのと思う -- 2008-12-12 22 06 48 乳製品にアレルギーのある人でも安心な、ぱちゅりー 生クリームやありすカスタードクリームを使用した ケーキやシュークリームなんてな -- 2008-12-12 22 08 18 2008-12-12 22 08 18 それネタにできそうだなw -- 2008-12-12 22 10 33 また追加されてるな 収録編集の人乙です -- 2008-12-12 22 13 34 ふたばの虐スレが目も当てられない惨状な件 -- 2008-12-12 22 17 52 なんかもう2ch虐スレ化してるなww -- 2008-12-12 22 19 17 ふたばの虐スレが目も当てられない惨状な件 ふたばは虐スレじゃなくて総合スレなんだぜ 若干虐待成分が濃ゆいがな -- 2008-12-12 22 20 31 最近スレが静かになったと思ったら テンプレも読めない馬鹿どもが移動してたのか -- 2008-12-12 22 37 33 向こうは絵を回収しにいくと思えば -- 2008-12-12 22 48 26 gy_uljp00272.jpg ペットの糞の始末をしない飼い主は死んでくれ yga_uljp00015.png 子ゆっくりは何で潰れてるんだろう? 芋虫が見えるから寄生されたって事かな あんなになるまで気づかない親もどうかと つかの間の悲劇って言う題名とシチュエーションが合わないんだよな -- 2008-12-12 22 56 02 2008-12-12 22 56 02 ygaの方は閉じの人が昔書いたのを転載してるだけじゃない? タイトルも勝手につけたものかと -- 2008-12-12 23 04 21 そうか転載か 題名が内容とずれてると思ったんだよな 大所帯の人続き描いてくれないかな 全部潰すまでやってくれないとw あほが叩きすぎるから描いてくれなくなったなら悲しい -- 2008-12-12 23 09 37 ありすは手前で霊夢潰してるお兄さん側らしいし、あれで一通り潰れたんだろ。 しかしかなり癖の強い絵だったからなあw 特定されん程度にしろよ?作者さんw -- 2008-12-12 23 14 48 あの人今ふたばで描いてるね。レイパーありすの人もあっちに移ったみたいだけど ふたばの方が気軽に投稿できてやりやすいのかな、ちょっと寂しい -- 2008-12-12 23 16 54 ふたばのゆっくりスレ何とかした方が良くないか? 虐コラ上等とか他諸々酷い発言あるし。 俺には具体的にどうすりゃ良いか分からんが、 アンチが物凄い勢いで噛み付いて来てるぞ。 -- 2008-12-12 23 17 18 向こうはあっちの管理人が何とかするんじゃね こっちは無関係と言い張ればいいだけのような -- 2008-12-12 23 20 11 あっちは絵師にとって元々使いやすい掲示板だしな>ふたば 絵投下しながら雑談可能ってのが絵師にとって最高だからね -- 2008-12-12 23 21 41 何とかって言われても ここのテンプレで持ち出し禁止ってなってるのに それすら守れない馬鹿はここの住人であること自分で放棄してるとしかいえない で、干渉するのもこのテンプレ的にNG どうしようもなくね? ぶっちゃけそんな馬鹿なんてほんとに知らん -- 2008-12-12 23 23 42 あっちはあっちこっちはこっち 隔離スレなんだから大人しく引き篭もってるのが一番良い -- 2008-12-12 23 25 30 どうにかって、いったいどうするんだか 何言ったって無駄だろ -- 2008-12-12 23 37 18 削除済みのssを勝手にアップされるのは不味いな -- 2008-12-12 23 43 02 ああ、分かったよ、どうしようもないんだな。マニュアル人間が。 そんなんだから馬鹿が増えてアンチも増えるんだよ糞が。 -- 2008-12-12 23 49 19 もーがまんできにゃいよー!! ここでしーしーとうんうんしゅるね!! -- 2008-12-12 23 50 16 バカがバカが増えるとか言ってりゃ世話ねーな -- 2008-12-12 23 50 47 文句ばかり言わずに、具体的にどうすればどんな効果があるとか言ってみろよ無能が -- 2008-12-12 23 51 37 2008-12-12 23 49 19 じゃ、馬鹿なわたくし達に道を指し示してくださいませ -- 2008-12-12 23 51 44 2008-12-12 23 49 19 まあ、落ち着けよ 落ち着いたら2008-12-12 23 50 16のうんうんでも食べるといいよ -- 2008-12-12 23 52 41 他所の板にこっちから干渉してどうすんのさ? 僕は優良虐スレ民ですよ僕はこんな酷い事はしませんよとか言うわけ? 馬鹿か? -- 2008-12-12 23 54 14 対案も出さずに文句ばっかり。 はて、どこかで・・・ -- 2008-12-12 23 55 12 2008-12-12 23 49 19 マニュアルにとらわれないカッコいい貴方、早く案を出してね! 虐待スレの救世主になってね! -- 2008-12-12 23 58 00 対案ねえ… スルーしとけって言ってんだよ それ以外の名案があるなら提示してくれ -- 2008-12-12 23 58 29 マニュアルに頼らない……ああ、オートマか -- 2008-12-12 23 58 54 まりさ「もんくだけいうおじさんはゆっくりきえてね!」 -- 2008-12-12 23 59 04 マニュアル人間っていうレッテル張りの意味がわからん ぐうたらとか、無責任という言葉ならわかるが なぜにマニュアル人間なのか まるで中学生が大人を批判するかのような表現 -- 2008-12-13 00 00 36 オートマだとどうしてもレースゲーで負ける やっぱりマニュアルじゃないとね -- 2008-12-13 00 04 48 wikiって日付が変わるときに重くなるよな -- 2008-12-13 00 04 58 AT限定免許の男の人って・・・ -- 2008-12-13 00 10 11 俺NT限定免許だから、キュべレイとか乗れるし -- 2008-12-13 00 12 46 最近AT限定で乗れるトラックすらある時代だけどな -- 2008-12-13 00 13 04 MT限定じゃなくてACも乗りてえ -- 2008-12-13 00 13 52 つ -50000C -- 2008-12-13 00 14 17 ゆっ!このきたいでまけるはずないよ! -- 2008-12-13 00 18 23 ときに寝てたらネオ・ゆかりぞんとかいう恐ろしい夢をみたんだ。 全包囲の少女臭……… -- 2008-12-13 00 18 41 2008-12-13 00 18 23 かんせいとう!!ゆっくりしないでえんごしてね!!! -- 2008-12-13 00 19 49 また非ゆっくりすとS級か -- 2008-12-13 00 19 54 2008-12-13 00 18 23 何で旧ザクでフリーデンの前に出てくるの? 死ぬの? -- 2008-12-13 00 20 23 2008-12-13 00 12 46 俺はNTR限定だぜ? -- 2008-12-13 00 21 19 「みんなゆっくりタイミングをあわせるんだぜ」 「「ゆっくりりかいしたよ!!!」」 「くらえ!ゆっくりドススパーク」 「「「どーしてぺだるふめないのぉぉぉぉぉぉ」」」 -- 2008-12-13 00 22 13 それでも俺はセイバーフィッシュに乗り続けようと思う -- 2008-12-13 00 23 11 ちょwwwうでまりささりげなくハイメガwwwww -- 2008-12-13 00 23 44 うでまりささんまじぱねぇwww -- 2008-12-13 00 24 54 ゆっくりいじめ系1680 ゆっくりうぃどー ゆっくりいじめ系1722 ゆっくりうぃどー ダブってるぽいな このあと追加するなら番号は1722からでいいのかね -- 2008-12-13 00 25 03 胎生ゆっくりの出産シーンで、産道が広がるのに ぎちぎちとかみちみちとか擬音がついたり、 親ゆっくりが思いっきり踏ん張ってるのが殆どだが… 軟らかい赤ゆなら絶対潰れるよな圧力で -- 2008-12-13 00 31 13 まりさがぱちゅりーの子供を産んだりしたらそれこそブッ潰れそうだ -- 2008-12-13 00 32 46 ここで逆転ホームラン 親は自らの意志で赤ゆを潰さないために必死で産道をこじ開けてる だから踏ん張ってるときにふっと息を吹きかけてやったりすると・・・ -- 2008-12-13 00 33 39 ブチュッ! -- 2008-12-13 00 37 40 と見せかけて何故かビーダマン式に勢い良く飛び出す! -- 2008-12-13 00 39 27 頭を押さえつけて飛び出させると赤ゆにカーブがかかるんだな -- 2008-12-13 01 06 39 クッションになろうと踏ん張ってた親の脇をすり抜けて壁に叩きつけられる赤ゆ -- 2008-12-13 01 20 40 まりさ大好きあき何で書いてるの? ロダ自体におくのは別に咎められんけど -- 2008-12-13 01 23 33