約 66,495 件
https://w.atwiki.jp/sengokutaisenark/pages/486.html
武将名 こしょうしょう 一乗谷の妖星 朝倉家 R小少将 朝倉義景の側室。義景の寵愛を一身に受けた女性。浅井・朝倉家の命運を決定付けた姉川の戦いの際、義景は小少将とともに一乗谷に引き籠っていたとも言われる。それほどに妖しい魅力を持っていたのだろう。「早く私のところへ戻っておいで……」 出身地 不明 コスト 1.0 兵種 弓足軽 能力 武力1 統率5 特技 防柵 魅力 計略 鳥篭の陣(とりかごのじん) 【陣形】(発動すると陣形が出現し、その中にいる間のみ効果が発生する。陣形は複数同時に使用できない)敵が範囲内から出られなくなる。ただし自身は移動できなくなる。 必要士気5 Illustration 夢路キリコ 計略効果 カテゴリ 士気 武力 統率 速度 兵力 効果時間 その他 妨害陣形 5 - - - - 8.8c(統率依存?c) 敵が範囲内から出られなくなる自身は移動不可 (以上1.20A) (最終修正2.01A) 解説 浅井朝倉家の1コスト弓。 弓であることと、特技に防柵と魅力の2つを持っていることを考えれば武力1は許容範囲か。 計略の「鳥篭の陣」は、展開した陣形内にいる敵が陣形から脱出不可能になるというもの。 展開時だけでなく、効果時間中に後から入ってきた敵も脱出はできない。 範囲は戦場の1/4からさらに一回りばかり小さくした程度。 舞などと違い、あくまで動けなくなるだけなので弓は普通に撃てる。 陣内に入れば展開中は帰城効果の家宝や、味方を別の場所へワープさせる類の計略でなければ脱出できない。 特に騎馬と足軽は閉じ込められるとその間何もほぼ何も出来なくなるため、無効化することができる。 その他、相手の守城ローテーションを妨害したり、瀕死の部隊を捕まえて足並みを崩すなどできる事は多い。 ただし弓や鉄砲はもちろん、竜騎馬の射撃、さらに槍も槍撃が届いてしまうため、実際の拘束時間は大抵効果時間より短い。 動けないために範囲から漏れた敵に擦り寄られ、撤退することもしばしばある。 加えて使用士気も5と決して軽くないため、本当に計略を使用するべきかの判断が重要となるだろう。 なお、移動できなくなる効果はあくまでプレイヤー側の操作を受け付けないだけであり、挑発などの強制移動計略では移動する。 その際に陣が動くと、中にいる武将も陣の範囲の境目に押されるように移動させられる。 よって挑発等で陣を移動して味方を効果範囲外に脱出させる、などといったことは出来ないので注意。 備考 この名前は当時流行していたのか、長宗我部元親の側室や他家東に所属している宇都宮国綱の正室の名前も小少将である。 台詞 \ 台詞 開幕 ふふ……存分に楽しんでいいわ 計略 もう、あなたは私のもの…… タッチアクション - 撤退 私に、こんなこと……! 復活 楽しみましょう 伏兵 - 虎口攻め 覚悟はいい? └成功 本当のお楽しみは、これから…… 攻城 ふふ……壊しなさい 落城 早く、私のところへ帰っておいで…… 熟練度上昇 あなたも好きねぇ……
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/1751.html
本を捲る手に、パチュリーの手が重なる。 「スピードが合わない? もう少しゆっくりにしようか?」 「ううん、このままで良いわ。私がこうしたいだけ」 手荒れ1つ無い白い手と図書館の運営や手入れでゴツゴツとして傷だらけの私の手。 自分にはない美の要素を全て兼ね備えている彼女の手が私は好きだ。 だが、私以上にパチュリーは私の手を好んでいる。 「ええ、あなたの手が大好きよ○○。 この図書館を健やかに運営してくれる、本達を手ずから整えてくれるあなたの手が好き。 私が何時も座る席とテーブルを整え、私が最高の状態で本を読めるよう整えてくれる貴方の手が好き。 私が咳をしていると優しく背中をさすってくれて、喘息の薬をそっと飲ませてくれる。 淹れたての紅茶を運んできて差し出してくれる、戯れでクッキーを私の顔の前に差し出してくれる。 私が読書に疲れて転た寝をしていると、毛布を掛けて風邪を引かないようにしてくれる。 夜の時間の場合だと寝室まで運んでくれて、ベットへ静かに横たえてくれる。 その時に私が寝たふりをしていて求めると、私のパジャマを脱がしてくれる。 私の身体を優しく昂ぶらせ、私の意識が飛ぶまで私だけを求めてくれる。 …………そんな手が、あなたの手が、大好きよ」 それこそ、切り落として肌身離さず持ち歩きたい位に。 陶酔と澱んだ情愛が渦巻く紫の瞳は、本気でそう思っている事を如実に物語っていた。 彼女が本心からそう願えば、属性魔法が瞬時にこの手を腕から切り離すだろう。 「じゃあ、何故そうしないのかな?」 こんな事をわざわざ聞く私はきっと、パチュリーの事が好きでしょうがないのだろう。 「ずっと持ち歩けるのはいいけど、切り落とした手はもう動かないわ」 彼女の手がすっと持ち上がり、花瓶から出た水で私の手の模造を作り出す。 寸分違わぬ構造は、彼女が如何に私の手に執着してるかを物語っていた。 「あなたに繋がってるから、私はその手を愛せるわ。だから○○……ずっと私の傍で」 私はパチュリーの言葉が終わるのを待たず、その手を彼女の前に差し出す。 彼女を愛している事を示す為に働き続ける手を、パチュリーは手に取り優しくキスした。 「好きよ○○。ずっとキスしていたい位に」 「それじゃあ、仕事が出来なくなるな。パチュリーの世話も」 花瓶の水が、花瓶の中へと音を立てて戻る。 自らの頬に私の手を当て、愛おしむように擦りつけるパチュリー。 滑らかですべすべした感触。ああ、やはり切り落とさせる訳にはいかない。 彼女には、自分の意志で触れていたい。 その艶やかな紫の髪も、白い肌も、今は服に隠れている、私だけが知るパチュリーの神秘も。 だから、彼女の不興を承知の上で、やはり手はこのままの方が良いと告げる。 パチュリーはフフと微笑むと、背伸びをして私の唇に口付けてから言った。 「ならば、私の傍にずっと居なさい。その手は、永遠に私のモノよ。手の主である貴方も」 私はパチュリーの前に恭しく傅き。 その白い手を、私が大好きな手を取って口付けた。
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/2099.html
曲直庁書記官3 四季映姫の仕事において、夫である書記官の仕事は 彼女の補佐である。書類の原案を作っていたり、或い は彼女に代わって調べ物をしていたりとしており、 細々とした事を行っている。 一方映姫の方は決裁やら判決文の作成やらといった、 彼女にしかできないことを行っていることが多い。これ では彼を四季の専属にする意味がないのではないかと、 小町は映姫に申し立てていたが、上司の権限として黙殺 しついでに厄介払いを兼ねて、小町を死神兼 三途の川の渡し として転任させておいた。彼岸で罪人の数を数える念願の 仕事に就けて、小町もさぞ喜んでいるだろうとは上司の弁である。 仕事において映姫が重要な仕事をしており、書記官がいわばどうでも 良い仕事をしている状態で、ならば私的な所ではどうなのかというと こちらも彼は映姫に頼っている。移動時は文字道理、おんぶに だっこであるし、家にいても彼女は職場と同じように、色々な ことを要領良くやっている。公でも私でも彼が彼女を必要として いるように見えるが、一歩「中」に踏み込むと様相は一変する。 映姫は一度家事が終わると、普段の固い仮面は何処へやら、 飼い主にしっぽを振る犬か猫のように夫の元に擦り寄る。 普段は罪人に死刑を宣告するその口は、夫の愛を求める だけに使われるようになり、普段の映姫に存在する核とか 芯といった物は影も形も見当たらない。 自分の外面を法律や道徳といった、謂わば他人の規範で 縛るならば、其処には自分の意思は存在していない。借物 のルールに従って生きることは、世間様に上っ面を良く 見せるだけならば、生きやすいし賞賛されもするであろうが、 実のところは自分の意思が無くて、海月のようにフニャフニャ と世間の大海に漂うのみである。そしてその種の人物は、外の ルールに縛られない場所、つまり家庭ならばどうするのか。 大体は二つの方法を取ることが多い。一つは外の 世界のルールを私的な場所に持ち込むこと。もう一つは 他の何かに依存して生きていくこと。因みに彼女の場合は 両方である。 家庭でも夫に尽くそうとすることは、「良い家庭」の実践で あるし、彼に捨てられないようにする依存でもある。彼の仕事を 意図的に制限しているのも、夫が自分の行動範囲から逃げない ようにするためであり、移動手段を彼女のみに限定することは、 事実上の軟禁として成立している。 この四季映姫の狂気的な行動自体も悪いのであるが、更に悪いこと がもう一つある。こんなに立派な外面を持つ彼女は、心の奥底 では彼の喪失を恐れている。そして、恐れより発した行動は 一時の安心を得ることができたとしても、より大きな恐れを 誘発するのである。丁度、依存症となった者が更に麻薬を 欲するように。
https://w.atwiki.jp/jososs/pages/83.html
鏡の中には、ミニスカートのサンタが映っている。 ガーターストッキングを穿いて、肩の開いたデザインの、まるで風俗嬢のようなサンタだ。 ただ普通の風俗嬢と違うのは、その股間に醜いペニスがあること。 これさえなければ、私も悟史に抱いてもらえたかも知れないと思うと泣けてくる。 実際泣きながらオナニーしているのだけれど。 シーメールもののAVを見せて、反応が良かったら使うつもりだったミニスカサンタ衣装。 覚悟はしていたけれど、「無いわー」の一言で終わってしまった。 ホモバレして関係にひびが入るよりましだったと考えられる……わけがない。 「悟史……悟…史ぃ……っ!」 想い人の名前を呟きながら、お尻のバイブを動かす。 私にとってそれはバイブではなくて、彼のペニス。 実際に愛してもらうことが不可能なら、せめて妄想の中でだけはラブラブでいたい。 上衣の裾から差し入れられ、薄い胸板を揉む右手も私の男にしては小さな手でなく、彼の大きな手。 今私は、悟史に背面座位で抱き締められている。そうとでも思わないと、心の均衡が保てない。 悟史が私の耳元で囁く。 (好きだ。すっげーかわいい) もちろんそんなことあるわけない。それなのに、私の体は敏感に反応する。 「ふ…あっ!はぁっ……!」 腰が浮き、背筋が勝手に反る。 バイブを動かすと、ジュプジュプとローションの泡立つ音がする。 万に一つも有り得ないと思いながらも、そうなったときのために洗腸してローションを入れておいたせいだ。 こんなことをされても悟史はドン引きするだけに決まってる。 そう理解しているのに、頭の中の悟史はどこまでも優しい。 (準備するのしんどかったろ。優しくしてやるからな) そう言って、悟史は奥を突く動きからじっくりと腰をグラインドさせる動きへ変える。 実際は私がお尻を床に擦り付けているだけなのだけれど。 「だめ……!……優しく……され……たら、感じ……ちゃ、ぁ……っ」 私の喘ぎを黙らせるように悟史が口付け、乱暴に舌で唇を割り、口内を揉躙する。 その正体は私の左手なのだけれど、私にとっては悟史の舌以外の何者でもない。 唇を奪われ、愛を囁かれ、胸を揉まれ、尻を犯される。唇が、耳が、胸が、尻が、全身が切ない。 涙が止まらない。 その理由が、妄想の中で悟史に愛されているからなのか、それとも失恋故なのかは定かでない。 (も…、出る……!) 悟史の全身に力が入り、ペニスは最奥までねじ込まれ、胸は痛いほど掴まれ、唇を強く吸い合う。 半瞬遅れて感じる精液の暖かさ、ペニスの震え。存在しないはずのそれらが、ひどく現実感を伴って感じられる。 そしてそれに反応して精を吐き出す私自身。 前立腺が悟史のペニスに圧迫されているため、どろどろと漏れるようにしか出てこない。 長い射精の後に鏡を見ると、そこにいるのは無様に髪を振り乱した醜い女装男ただ一人。 私を愛してくれた悟史はどこにもいない。 これから先も、ずっといない。
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/2005.html
SIDE-A (*ero) あ〜ちゃんは真面目だから。 真面目だから、こうやって身体を重ねる度に ゆかちゃんが感じるとこ全部学習していくんよ。 耳たぶと耳の裏にチロチロと舌を這わせたら、ゆかちゃんの呼吸が短くなる。 これは初めて身体を重ねたときに知ったこと。 「はっ、ぁ、」 自分の耳元にゆかちゃんの吐息がかかって、心拍数が上がる。 「ゆかちゃん、ちょっと待ってね」 だんだん自分の髪が鬱陶しくなって、左手首につけていたシュシュで髪を一つにまとめる。 その様子を頬を赤らめながらゆかちゃんはじっと見ていたのが気になった。 「ん…何?」 「…あ〜ちゃん、なんか、かっこいい…から」 「ふふっ、そう?」 「うん…っ、ぁん!」 ゆかちゃんの言葉に嬉しくなって、軽いキスをしながらゆかちゃんのパジャマの中に手を突っ込んだ。 その手はすぐにゆかちゃんの柔らかい胸にたどり着く。 ゆかちゃんは自分の胸のことをよく気にしてるけど、 あ〜ちゃんにとったら手で包み込めるくらいの方が良いと思う。 そうじゃなきゃ、あ〜ちゃんの手とこんなにフィットしないじゃろ? 「ゃ、はぁっ、あ、っ」 「キモチイイ?」 「っ、ぅん…」 手の平に感じてる突起は明らかに固くなっていて。 そこだけを集中的に指で弄る。 楽屋に置いてあった女性誌に載っていた知識を使ってみると、ゆかちゃんの喘ぎ声が大きくなった。 予習の成果、なのかな。 だったらと他のページに載っていた内容も全力で思い出して、舌先でその突起を転がしてみる。 「ぁん!っ、ぁ…ちゃん、」 ゆかちゃんの力無い手が、あ〜ちゃんの頭を胸に押さえつけた。 もう。 なんでこんなかわいいん。 こんなにかわいい子には…意地悪したくなるじゃろ。 そっと身体を離して、ゆかちゃんの潤んだ瞳を覗き込む。 急に止んだ刺激に不思議そうな顔をしている。 でもそれは何かを期待するような顔でもあって。 ゆかちゃんはあ〜ちゃんが意地悪なことをしようとすると、いつもそんな顔になる。 そういうとこも、あ〜ちゃんの意地悪なトコをくすぐるんだけど。 「ね、ゆかちゃん…もっとシて欲しかったらさ、全部脱いでよ」 「自分…で脱ぐの?」 「うん。脱いで。まぁ…別に嫌ならええんよ。」 そう言いながら内股を撫でれば、ゆかちゃんの身体が反応した。 ゆかちゃんもそのことを隠す気はない。 こういう状況を楽しんでるのはあ〜ちゃんよりむしろゆかちゃんなんだもん。 「どうするん?」 「…わかった。」 ゆかちゃんはベッドから身体を起こして、パジャマをスルスルと脱ぎ始めた。 何度も見てるはずなのに、改めてその姿を見ると恥ずかしくなった。 ゆかちゃんはきっとあ〜ちゃんのそういう性格もわかってるんじゃろ? 「あ〜ちゃんも、脱いでよ」 じゃなきゃ、何も纏わないその身体をわざとあ〜ちゃんに擦り寄せたりしない。 「あ〜ちゃんも…もっとシたいじゃろ?」 じゃなきゃ、耳元でそんな甘い声なんか出さない。 あぁ…ほんと駆け引きが上手じゃね。 さすが、小悪魔。 あ〜ちゃんは真面目じゃけぇ、小悪魔さんが言う通りに自分のパジャマに手をかけた。 つづく
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/732.html
530 そーぜつな、いろ…けぇ? (1/3) ◆6AvI.Mne7c sage 2009/05/03(日) 06 34 31 ID l/N6b/cZ 突然ですが、初めまして。私は今、とある悩みを抱えています。 私の名前は才媛(さえ)。おそらく皆さんよりも、若輩者かと思います。 それよりも、私の悩みを、聞いていただけませんか? 私は今、10歳ほど年の離れた兄さんに、恋をしているのです。 私の学友に相談したところ、「それはブラコンだよ?」と一蹴されました。 もちろんそれは違います。そんな子供じみた感情ではありません。 私だって「ただのブラコン」と「近親愛」の違いくらい、理解しています! ……失礼、つい興奮してしまいました。謝罪します。 とにかく、私はオトナで魅力的な兄さんに、この身体を委ねたいのです。 そして、できれば私が年老いて亡くなるまで、共に生きてゆきたいのです。 そのような旨を主張したところ、なんと理解してくださる方が現れました。 彼女の名前はさくらさん。私の1つ下の後輩にあたる女性です。 彼女だけは、誰もが一笑するような私の言葉を、真面目に受け止めてくださいました。 そして私は今、彼女から譲っていただいた、さまざまな文献を読み漁っています。 彼女曰く、殿方はなんだかんだで、色仕掛けには多少揺らぐそうなのです。 そして揺らいだところで、告白し身を委ね、将来を誓い合えばいいのだそうです。 その為に必要な知識の書かれた書籍を、彼女は快く譲ってくださいました。 なぜ彼女がこのようなものを持っていたのかを疑問に思い、尋ねたことがありました。 すると、彼女には6歳も年上の恋人がいる、というではありませんか。 そしてその恋人さんがこっそり隠し持っていた本を、勝手に持ち出してきたそうです。 羨ましい限りです。それを語る彼女の笑顔は、普段よりも美しいものでしたし。 けれどその恋人さん、今頃隠していた本を処分されて、泣いているのではないですか? さて、話が逸れそうなので、舞台を現在に戻そうかと思います。 いま私が読んでいるのは、ある兄妹が恋人の関係に至るまでを書いた、所謂漫画です。 少々本の厚みとしては、薄いきらいがありますが、その内容は充分に魅力的です。 その漫画の中では、妹が長年好意を寄せていた兄に、色仕掛けをして行為を迫っています。 そして兄は、そんな妹に抵抗できず、とうとうお互いの身体と想いをぶつけあって―― おっと、すみません。つい興奮して我を忘れかけていました。 それだけこの話が素晴らしくて、これからの私にとって参考になるものだということですね。 しかし、このような本を、本当に男性である彼女の恋人さんが、持っていたのでしょうか? そう思って彼女に尋ねたところ、親戚のおねーさんから譲ってもらったものと判明しました。 ……つくづく、彼女の人間関係に疑問が沸いてきた、不可解な一件でした。 「さて、それでは座学の時間は、ここまでにしておきましょうか……」 私は兄さんにバレないように、借りてきた文献をすべて、天井裏に隠しました。 おそらく家族の誰にもバレていないと思うのですが、最近少し心配です。 特に兄さんは、よく自分の部屋のついでに、私の部屋を掃除してくださいますし。 まあでも、もし見つけられたなら、それを足がかりに攻めていけばいいだけです。 そんな話が、あの資料の中にも、図解つきで解説されていましたし。 そんなことよりも、私自身がもっと、気合を入れないといけません。 年の差のせいか、私はいつも兄さんに、子供扱いされていますから。 さあ、それでは明日から、さっそく色仕掛けを始めましょう。 531 そーぜつな、いろ…けぇ? (2/3) ◆6AvI.Mne7c sage 2009/05/03(日) 06 38 11 ID l/N6b/cZ まずは、朝起こす時に、薄着で色仕掛けをしてみようと思います。 兄さんはちょっとだけ朝が弱いので、彼を起こすのは、私の日課なのです。 いつもなら普通に横から声をかけて起こすのですが、今日は違います。 はしたないですが、多少胸元を開けて、兄さんの身体に馬乗りになります。 そして前傾姿勢で、甘えるような幼い声で、兄さんの耳元に唇を近づけ―― 「兄さん――にいにい、朝ですよ? 起きないと、イタズラしちゃいますよ?」 他にももっと科白があるそうなのですが、恥ずかしいのでこう囁きました。 すると意外にも兄さんは、いつもより快調そうに目を開きました。 「ああ、おはよう才媛。今日はえらく密着しているんだね。目が覚めたよ。 さあ、才媛も着替えなさい。それから朝ご飯を一緒に食べようか?」 うぅん……、あまり効果がなかったようです。にいにい呼びも気づかれませんでした。 次は帰ってきた兄さんに、新婚夫婦のような問答を仕掛けてみます。 兄さんは最近、遅くまで働いて帰ってきます。理由はわかりません。 私達の両親は今夜家にいないので、私が兄さんをお迎えしてあげます。 ただし、ただのお迎えではありません。制服にエプロン姿でお出迎えです。 どうも『裸エプロン』なるものもあるそうですが、まだ肌寒いので、それは控えます。 そうこうしているうちに、兄さんが玄関を開けて、帰ってきました。 「ただいま……、あれ? 才媛はまだ起きてたのかい?」 「おかえりなさい、兄さん。ご飯にしますか? お風呂にしますか? それとも――」 「ああ、それじゃあ先にご飯を食べようか。用意は才媛がしてくれたのかい? 今日はありがとう。多分待っててくれたんだよね? じゃあ一緒に食べようか」 そう言って、兄さんは私の頭を撫でて、先に自室に向かってしまいました。 むうぅ……、制服エプロンも、新婚ごっこトークも、軽くいなされてしまいました。 気を取り直して、晩ご飯をあ~んってしてあげることにします。 いつも兄さんと一緒の食事ですが、色仕掛けのために、私はいつもより緊張しています。 この心音と心情が、隣の兄さんにそのまま伝われば、話は早いのですけれどね……。 「に、兄さん……その、今日は私が、兄さんに食べさせて差し上げますねっ」 上目遣い、間接キス、その他いろいろ含まれている、私からの攻撃。 「えっと、ありがとう才媛。……うん、やっぱり才媛と一緒に食べるご飯は美味しいね」 そんな言葉と共に、私も兄さんから「あ~ん」をしてもらえました。 あれれ? 嬉しかったのですが、兄さんはあまり照れてくれてはいないようです。 本日最後の攻撃です。お風呂あがりに、下着なしのワンピースパシャマで密着してあげます。 先に入浴してそろそろ眠そうな兄さんに、湯上り状態の私が突撃して、深く抱きつきます。 「あ、才媛ももう寝る――って、どうしたのさ才媛? なんだか今日は――」 少しびっくりした兄さんの言葉を最後まで聞かず、私は全身を兄さんに擦りつけます。 あまり発育の良くない私ですが、女の子に擦りつかれて、興奮しない殿方は―― 「どうしたのさ才媛。もしかして寒いのかい? だったら早く布団に入って寝ないと――」 あ、相手にしてくださらないのですか……? もう、こうなったら最後の手段を―― 「えいっ……!? あ、あのどうですか兄さん……? こ、こんな私はどうですか……?」 そう、最後まで使いたくなかった必殺技、『スカートを捲ってぱんつみせる』攻撃です。 しかも『ぱんつはいてない』攻撃との併合――つまり、私のオンナを、着衣のまま見せています。 これで堕ちてくださらないと、私がただの痴女であるか、兄さんが男性不全かのどちらかに―― 「こら、だめじゃないか、才媛。そんなはしたない格好してたら、風邪ひいちゃうよ? それに、ぱんつを穿き忘れちゃだめだ――って、急にどうしたんだい、才媛!?」 兄さんに問われて、ようやく私は気づきました。 どうやら、私はいつの間にか、涙を流していたようです。 532 そーぜつな、いろ…けぇ? (3/3) ◆6AvI.Mne7c sage 2009/05/03(日) 06 45 48 ID l/N6b/cZ 本当は今日、この他にもいろいろ仕掛けていたのですが、あまり効果がありませんでした。 どれも軽くあしらわれているようで、なんだか私は悲しくなって、泣いてしまったのです。 そんな私を、優しくてオトナな兄さんは、ちゃんと優しく慰めてくださいました。 「どうしたんだい、才媛? もしかして、何か悩み事でもあるのかい?」 やはり気づかれるのですね……。兄さんは、私をちゃんと見てくださっているのですね。 「はい兄さん。私には、やりたいことかあるんです。けれど、なかなかうまくいきません……」 半ば自棄になりかけた私に、兄さんは優しく私の頭を撫でながら、言ってくださいました。 「僕は才媛が何を悩んでいるのかは知らないけれど、諦めなくてもいいと思うよ。 才媛は頭のいい子だし、優しいし、なにより良い子だ。それは僕が保障するよ。 だから、最後まで頑張れば、才媛の願いは絶対に、叶うと思う。だから――」 「ありがとうございます、兄さん。……ふふ♪ やはり私は、兄さんが大好きです。 ……わかりました。もっと頑張りますから、次はちゃんと協力してくださいね?」 「? ああ、いいよ。次になにかするなら、僕も協力するからね、才媛」 「ありがとうございます、兄さん。その言葉が聞けて、私は嬉しいです。 それでは、もう夜も遅いですし、今日はこれにて失礼しますね」 なんだかんだで、収穫もあったから、今日は1人で眠ることにしましょう。 また明日から、今まで以上に頑張って、ぜったいに兄さんを篭絡させます! 「ああ、また明日の朝に会おうね。オヤスミ、才媛」 「はい、それではオヤスミナサイ、おにいちゃん♪」 -※-※-※-※-※-※-※- 才媛が自分の部屋に帰ってから、僕はゆっくりと、ベッドの上に腰を下ろした。 「う~ん、なんだかよくわからないけど、今日の才媛はどこか変だったな……」 なんというか、いつもよりやたらに、僕にからんできたのだ。 そう、例えるならば、愛撫されるのをせがむ、恋する少女のような……。 「まさか、僕にイケナイ恋心を抱いていて、僕を本気にするために、色仕掛けを? ――いやいや、そんなことあるわけないよね。僕の考えすぎだろうな」 だって、あの娘はまだ、小学2年生の子供なのだから。 昔から才媛は名前の通りに頭が良く、特に文字を読んで理解する能力に長けていた。 それ自体は喜ばしいことだけど、いつの間にか、妙に丁寧語を話す娘になってしまった。 おそらく面白がった両親が、やたら難しめの本ばかりを読ませすぎたせいだと思うけど。 けれど、一見しっかりしているように見える才媛も、やはり年頃の女の子だ。 今日みたいに、やたら甘えついてきたり、泣いたりすることだってある。 よくよく考えたら、最近僕もバイトに明け暮れて、才媛に構っていない気がする。 だから、あの娘も寂しくて、あれほど暴走気味に擦り寄ってきたのかもしれない。 「よし、明日くらいはバイトを休ませてもらって、才媛と遊んであげよう。 昼休みに高校から電話をかけて、交替の手続きをとらないといけないかな……」 もともとは、来月誕生日の才媛のために、小遣いを溜めようと始めたバイトだ。 プレゼントは豪勢にしてあげたいけど、そのために今あの娘を泣かしては、本末転倒だ。 だから明日はしっかり一緒にいて、めいっぱい甘やかしてあげよう。 ちょっと構いすぎかもしれないけど、大事な可愛い妹だし、仕方ないよね? 「ああ、そういえば才媛って、いま何が欲しいのかな……? まあいいか、明日の夕方にでも、それとなく聞き出してみよう」 1人でそんなことを呟きながら、僕は布団に入って、眠ることにした。 また明日、なんだかんだで起こしてくれる、妹の才媛を待つために。 ――その数週間後、なんだかんだで才媛の望みは叶うのだけれど、それはまた別のおはなし。 ― In age impropriety bewitchingly. ―
https://w.atwiki.jp/83452/pages/5603.html
「じゃあ、澪はこっち」 はい、と手渡された紙袋。 30センチあまりの小さなは箱が入ったその紙袋は、私にとって何よりの宝物になるはずだった。 律から受け取った、新しい携帯電話が入った紙袋。 誰に盗られてしまうわけではないと分かってはいるけど、それでも、ぎゅうと胸に抱いて、絶対に落とさないように両腕へ力を込めて抱きしめた。 「どっちかに彼氏が出来ても、携帯だけはお揃いでいような」 紺色の制服の向こう側に、律も同じ紙袋を抱いている。 「律に彼氏が出来れば、の話だけどな」 「なんだそれ!私だってモテるんだぞ」 「はいはい」 「澪!本気にしてないだろ!お前が知らないだけで、この前だって陸上部の先輩に……」 私の悪態に律は本気で食ってかかってくる。本当なのかどうなのか分からない話を必死で語りかけてくるんだ。 そんな律の話は、申し訳ないがどうでもいい。 律とお揃いの携帯を買えた。 ただ私は、そんなちっぽけな事実に胸を躍らせていたから。 「澪ちゃん、随分古い機種使ってるねぇ?」 いつもの部室。 ムギが淹れてくれたお茶を飲みながら弄っていた携帯を、唯は私の肩越しに覗きこんできた。 「古いか?」 「うん」 素直な唯は、何の躊躇いもなく小さい頭を縦に振る。 「もう少し新しい機種にしなよ」 「……」 「澪ちゃんテレビ電話出来ないんだもん~」 「……」 「おいーっす」 テレビ電話したいよ、と嘆く唯の後ろから聞き慣れた声が聞こえてきた。 律だ。 「りっちゃん、今日のお菓子はマカロンだよぉ」 「美味しいですよ、父の取引先の方から頂いたんです」 「おぉー!美味そう!」 机を挟んで目の前の、いつもの定位置で椅子を引いた律は、テーブルに並ぶ色とりどりの菓子に夢中のようだ。 唯から“古い”と指摘された律とお揃いの携帯を利き手で握り込んだ私は、律が手を伸ばしたピンク色の菓子をわざと先に奪った。 食べたかったらしいピンク色のマカロンを取られた律は、むすっとした顔で私を睨んでくる。故意的に、ふい、と顔を背ければ律は魚のふぐのように頬を膨らませた。 こういうやりとりが、何とも心に温かい。 「唯ぃ、澪がいじめる」 「澪ちゃん、りっちゃんをいじめちゃダメだよ」 「別にいじめてなんかない」 「まぁまぁ、相変わらず二人は仲良しですね」 「ふん、澪はこういういやがらせしてくるから嫌なんだよ」 ぷぅ、と膨れたままの頬で、律は制服のポケットから携帯を取り出す。 私とお揃いの携帯だ。 意識的に、私も左手で握っていた携帯を机の上へ置いた。 「あれぇ?りっちゃんもその携帯使ってるの??」 律の隣に座る唯が、律が弄る携帯を覗きこむ。律と、私が机へ置いた携帯と交互に視線を回した唯。 ほうほう、とひとしきり一人で納得したように頷いた唯は、律の左腕をしっかり握ってこう言った。 「りっちゃん携帯変えなよ!みんなでお揃いにしよ!」 「えぇ?」 「りっちゃんも古い機種使ってるしさぁ、テレビ電話出来る機種にしなよ!」 「テレビ電話ねぇ…」 唯を、無意識に睨みつけてしまった。当の本人は全然気にしていない…というか、全くこちらを見ていないけど。 「みんなでお揃いにしようよ」 「お揃いかぁ」 「いいでしょ、りっちゃん。軽音部でみんなお揃いでさぁ」 「おお、みんなでか」 「うんうん、そんでみんなで休みの日はテレビ電話しよう!」 唯の無邪気な笑顔は胸に痛い。 唯に悪気はない事くらい分かっているからだ。部活のみんなで同じ携帯を使いたいって、そんな無邪気な気持ちだけだから。 でも、私は嫌だ。 確かに4人みんなでお揃いの携帯を使っても、律とはお揃いでいられるけど。そうじゃない、そうじゃなくて。 「いいですねぇ、みんなでお揃いの携帯」 「えへへぇ、でしょ?」 「確かに、なんか仲間って感じがしていいな」 盛り上がる3人。律まで、実はこの新機種が欲しかったんだ、という話をしている。 くだらない事だと思う。 私だけ、律とお揃いの携帯を持っていて。二人だけのお揃いなんて、子供っぽい。 それは自覚してる、けど。 「澪ちゃんは?欲しい機種ないの??」 きらきら光りそうな瞳を向けてくる唯。 俯いていた顔を上げて、瞬間、律を見てしまった。 律は、視線が絡んだ私を不思議そうに見つめていた。 「……」 「澪ちゃん??」 「…いいんじゃないか、私は特に…機種に拘りはないから」 空っぽの心のまま発した言葉は、文字通り空っぽの音のまま世界へ出た。 「本当?じゃあ、この後携帯みんなで見にいこうよ!」 「…あぁ」 「うわぁ、楽しみですね」 無意識のまま、律とお揃いの携帯を右手で握り込んだ。 利き手である左手は、机の下に隠した。強く、利き手で拳を握りたかったからだ。 長い前髪で瞳を隠していると、隠れた瞳の向こうから律の視線を感じた。 黒い髪の向こうに見えた、律の顔。 じっと私を見つめて、頬杖をついたままの姿勢で変わらない視線を向けてくる。 「りっちゃん?」 唯の言葉を受けても律は視線をそらさない。 「…りっちゃん?」 「……」 唯とムギが、律と私を交互に見比べている。 唯の不安げな視線と、ムギの憂いを帯びるような視線に耐えきれず、首を一振りした。 「…ほら!携帯買いに行くんでしょ!!時間遅くなると嫌だから行くよ!」 決まり決まり!と机を両掌で叩いた拍子に大きな音が鳴る。唯だけがその音にびくりと肩を揺らした後、律に何やら耳打ちをしていた。 私は律の品定めをするような視線に耐えきれず背中を向けて、入学からまもないのにすでにくたくたいなってしまった補助バックを肩へ担いだ。 学校から程近い商店街。 どこにでもあるような大型電気店で、道端にはみ出しながら店員は安っぽいパンフレットを片手に売り込みをしていた。 有名携帯機種会社がこぞって売り込みをかけている。 店に来るまでの道のり、唯は不安げにおろおろしていたけど、色とりどりの携帯電話サンプルが並ぶ店頭に来てからはすっかり元気になったようだ。 「ほぉおおお!りっちゃん見て!この携帯ラメでキラキラ!!」 可愛いねぇ~、とうっとりサンプルを手にとって眺める唯の隣で、律は白い歯を覗かせて笑っている。 「可愛いけど、これ4万するぞ?」 「はう…」 「4万も払えんのか?」 「うぅ…無理だ…」 大きな瞳に涙をたっぷり溜めた唯が、ふるふる震えながら携帯サンプルを棚へ戻した。 「じゃあ、あっちは?」 「どれどれ?」 うるさいくらい黄色い声を出しながら店内を駆け回る二人を横目に、唯が気に入っていたらしい携帯サンプルを手に取った。 私が使っている携帯よりも、軽い。 はめ込まれている画像のサンプルは、あまりにも色鮮やかだ。 「……」 律は新しい物が好きだから、こういう携帯の方がいいのかもしれない。 示し合わせたように色も4色で展開しているし。 サンプルを握ったまま固まっていれば、携帯会社のロゴが入ったハッピを着た店員が近づいてきた。 「これ今一番お勧めの機種ですよ!」 「…あ」 「あ、定価はこの値段になってますが、2年契約で機種代金分割も出来るんで」 「……」 「今日の元手は実質0円でお持ち帰り可能ですよ」 愛想の良い店員は、携帯のサンプルとパンフレットを片手に微笑みかけてくる。 店員の手に握られた白い色の携帯を、頭の中で律に握らせてみた。 最新機種なんだ、とクラスメイトに自慢する律。 夜遅くまで唯とテレビ電話をして、寝不足で登校する律。 想像しただけで、少しだけ可愛い。 「…唯!」 ほとんど無意識で呼んだ声。 私の声で振り返った唯は、口を丸く開けたままこちらへ歩いてきた。 「この機種、機種代金分割も出来るらしいぞ」 「え!?」 「ね、店員さん」 「えぇ、月々数千円から分割可能です」 「い、いくらくらですか?」 「そうですね、2年契約なら2000円以下から可能ですよ」 「…2000円」 ぶつぶつ言いながら唯は右手の指を折り曲げて何やら計算を始める。 やがて計算が済んだのか、うっとりした表情でピンク色の携帯サンプルに頬ずりし始めた。 どうやら、唯の計算ではお小遣い以内で買える物だったらしい。 「これ、いいなぁあああ」 きらきら光りだした唯の瞳。 こうなった唯は、たとえ他に手ごろな値段の機種を目の前に差し出しても納得しないだろう。 あのギターを買った時のように。 「買えるんならこれにする?」 「うんうん!これがいい!!」 「ムギ!これ唯が気に入ったらしいんだけど、これでいいか?」 「え?…あら、確かに可愛いわね」 「私も可愛いと思う」 「だよね!ムギちゃんもそう思う!?」 「えぇ」 「ほわぁ、それならこれがいいなぁ!」 幸せそうにサンプルを抱きかかえる唯を見ていると和む。 ふと笑みが浮かんだ口元。 笑顔を浮かべた私を、ムギがほっとした表情で見つめている事なんか気付かず、律を流し見た。 律は、嬉しそうにしている唯の頭を撫でまわして、「良かったな」と笑っている。 結局、4台契約した携帯。 色も展開されている4色で別々にしよう、となって。 唯はピンク。ムギは青。私は黒で、律はシルバーをそれぞれ契約した。 契約している最中、ポケットの中の…律とお揃いの携帯をぎゅうと握りしめたままでいた。 * 「あれ?どうなってんだ?これ」 帰宅してから新しい携帯電話と格闘が始まる。 何せ、随分長い間同じ機種を使っていたものだから、ボタン操作から何から何まで、一から覚え直さなくてはいけないんだ。 「あ、間違えた」 「…句読点のボタンがズレてるのがイタイなぁ」 携帯のボタン操作なんて、目ではなく指の感覚で覚えているから、無意識に指が慣れた位置へと飛んでしまう。 まぁきっと、またすぐに新しい機種でボタン操作も慣れてしまうんだろうけど。 その内、今度は逆に前の機種の使い方が分からなくなる時がくるんだ。 角に擦り傷が付いてしまっている、律とお揃い“だった”携帯電話を見た。 こいつの使い方が分からなくなってしまう時がくるなんて、それは嫌だと思った。 別に今だってお揃いなんだ。4人みんな一緒にお揃い。 それなのに、“律と私だけがお揃い”。 そんな事に拘っている私は、どこまで子供なんだろうと思う。 慣れない操作で、受信メールを開いた。 ムギと唯からはメールが来ているけど、律からはメールが来ていない。 「昔に比べて、メールも減ったなぁ…」 学校から帰ってからも飽きるくらいメールをして、それでも足らないからと電話をして。 それでも足らない、と律は自転車で私の家まで来る。 『カップルみたい』 仲の良い別の友達からよくそう茶化された事もあったし。 …そう言われて、悪い気もしなかったし。 気付かない内にどんどん減っていったメールと電話の数。 それでもいいと思ってたけど、部活で唯が律からきたメールの話をする度に、胸が苦しくなった事も事実だ。 (私にはメールをくれなかったのに、唯には送るんだ…) 「あぁ!もう、嫌だ」 一人になると、律の事ばかり考えてしまう。 考える度に卑屈な思いになってきて、自分が嫌になった。 2
https://w.atwiki.jp/edf_4/pages/242.html
→ミッション攻略/M11:対空戦 対空戦(オフ:M11 / オン:M11) 対空戦(オフ:M11 / オン:M11)取得武器レベル 概略 必要なもの 手順(トンネルに籠る方法) 手順(遠距離で待機する方法) 簡易地図 取得武器レベル INFでLv55までの武器を確認。 難易度 レンジャー ウィングダイバー エアレイダー フェンサー EASY NORMAL HARD HARDEST INFERNO 1~55 1~55 概略 味方NPCが強力なので攻撃を受けない場所で放置しておけばいつの間にか敵全滅というおいしいミッション。 敵は飛行ドローンしか出てこない。橋の下にトンネルがあり、ほぼ安置状態なのでずっと隠れられる。 ただしオフライン限定。オンラインでは味方NPCが全滅してしまいます。 必要なもの 完全な初期状態でもINFクリア可能。武器LV55まで確認。 ただしアイテム回収時に攻撃を食らわないように。 手順(トンネルに籠る方法) 開始時に乗っている橋を真っすぐ進み、橋が終わったら振り向いて橋の側面に行くと小さなトンネルがある。 その中の小さな段差に乗って真ん中辺りにいればいい。 メリットはアイテムがすぐ近くに転がっているため、アイテム回収がしやすい事。 難点は時々流れ弾が来る事。運が悪いと籠もっている段階で死んでしまう時がある。 なので、アイテム回収を開始するまでは味方には極力近づかないこと(合流してしまうと味方がトンネルまで来てしまい流れ弾が飛躍的に伸びてしまう) エアレイダーでトーチカを持っているなら、二刀流で展開しておけば生存率が上がる。 フェンサーは盾を構えていれば安全かと思いきやそうでもない、盾に流れ弾が当たった時に発生するノックバックで一気にトンネル外に弾き出されてしまう。 鈍足なフェンサーではトンネルに戻る前に死亡する可能性が非常に高いので、流れ弾が来ない事を祈りつつ待とう。 手順(遠距離で待機する方法) 開幕、後ろへ全力で進む。スカイツリーの向かいの青い車が有る所まで来たら待機。 そのまま味方が敵を倒していくので、残り10体程になるまで待っていよう。 またロックオン武器や、ビルやツリーの上等から狙撃武器で攻撃して時間を短縮することもできる。 残り10体程になったら全力でアイテム回収に向かうといい。 こちらのメリットは被弾しにくい事。アーマーの低い時はこっちのルートが安定する(特にアーマーの低いウイングダイバーはオススメ) 難点は距離が離れているので回収しづらい事と、稀にはぐれた敵がこちらにやって来てしまう時があるので、 その場合は自力で倒さないといけない事(アイテム回収時期に近いのなら、味方に擦り付けに行ってもいい) 簡易地図 (開始時点での画面は←の方向を向いている) トンネル ↓ スカイツリー 橋橋橋橋橋 ○スタート ↑ 青い車 『M11 対空戦』を編集
https://w.atwiki.jp/raicho081/pages/95.html
/ ゝ ___ ノ \ // `ー─一´ \\ // /\ー=x r=-='ノ \\ ,′ / ヽ--─-ァ-x \\ l / `  ̄ ̄ ´ ヽ | ∨./ / ./ .! ヽ ヽ / j У .,′ // ! l l l ヽ .ヽ / ,′ .l ,'厶-l 、ハ ,ヒナメ、 l Y l l l l l/ x=≧l l /.≦=xl! l | ! l j l {ハ《{し 。 j レ 付 。!》 l l l! レヘ ト ゝ ヘ 乂ツ , 乂zノ/ イ ,イ .リ l∨ ヽ!℃、 "" 、___ ""イ℃,l/ lノl { l、 ヽ x=xミ ェ - σ´x=x//j_ノ .ゝ! `〈‐-- 〉7=、,=! 〈--‐〉 ./ .ll ll ll .l / /ミ,jl ll ll彡 ヽ /=x__/ /ゞ===ヘ ∨_x=\ ゝ ____,/ / r'〈 || 〉ヽヘ.∨_____ ゝ ー'-'-' / ̄ /∨./ヘ  ̄ベー'ー'ー' ∧ /. ¨ ヘ ∧ / ∨ i i ∨ ∧ ` ーt--ェ- -t--ェ一 ´ ゝ-' ゝ-' 表(?)では闇医者をやっているが、裏では衣服ギルドの暗部として動いている医者。 さらにテロリストでもある模様 現在はマーヤの能力で装備化(【守護騎士装備】ガントレット・シャマル) 装備化して構成員化した事でエディルレイド(武器と人間、二つの形態を持つ)となった 【シャマル】 属性:エディルレイド 特徴:エディルレイド 精神:隷属 関係:所有者 予定:尽くす 能力 【湖のオナホ】(精力の)治癒、(チンポの)束縛、(急所への)結界、(性的)後方支援のスペシャリスト 【淫らの医療便所】:アフターサービスもお手の物 【闇の料理術】:へんじがない、ただのしかばねのようだ 【エディルレイド】人間と武具、2つの姿を持ち自在に使い分けることができる 【旅の鏡】人間時のみ使用可 改造1 【魔口】【便所】で【闇の医療術】を【淫らの医療便所】に アフターケアもバッチリな医療空間。安心と信頼のシャ○印の素敵便所。 『安心と信頼のシャ○印便所』を合言葉とし、合言葉を言った人間に対してカードを渡す。 カードはシャマルが一人きりの時に『FREE』の文字が出現し、その時間帯に限りシャマルが 医療行為に使った部分を『アフターケア』として利用できる。口に限っては時間を選ばず、 精液やチンカスを口内に擦り付ける事が出来る。 使用される度、その部位は性処理能力に長けるようになっていく。 【湖の騎士】を【魔物】で【湖のオナホ】に (精力の)治癒、(チンポの)束縛、(急所への)結界、(性的)後方支援のスペシャリスト。 極めて優秀なオナホ。チンポを突っ込んでおくだけで勝手に精力を回復する上、自動的に 丁度いい締め付けを与え、更には股間への攻撃を結界でシャットアウトする。また精液を ほぼ無尽蔵に溜め込み、解除した時にオナホ化していた相手を精液の中に沈ませる。 【淫らの医療便所】と連動。シャマルカードが利用可能な時、本人をオナホ化させて やる夫の手元に呼び出す。 【旅の鏡】 シャマルの視界に居るもの(距離問わず)一人にのみ使用可能。 使用時にスタック任意の数、x個を消費し(スタックは1日1個増える)対象の[2つのモノの割合で表せる精神性(清楚と淫乱、特定の何かへの好き嫌い、SとM、likeとlove等)]をx個好きな比率に書き換える。 この時指定した精神性の割合がどれほどかは解る。 また、書き換えの最中対象は金縛りにあったが如く動けなくなる。
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/731.html
己の体を、こうも重たく感じたことは初めてだった。 ひどい屈辱に精神は膾のように切り刻まれ、いたぶられた肉体は、まばたきするのも億劫な ほど、だるい。 それでも信玄は丹田にグッと力を入れて、濃姫を睨みつけた。 「あら、元気ねぇ……さっきまで泣きベソをかいていたのに」 濃姫は信玄の頭の横にしゃがむと、鼻先にフッと息を吐きかけた。生臭い臭いが鼻をつく。 信玄は無言で睨み、唇を噛んだ。 「元気なのはいいことよ、今からもっと可愛がってあげられるんだから」 言うと、濃姫は汚れた手のひらを信玄の眼前に開いて見せてから、刀傷の走る胸に擦りつけて 汚れを落とした。 しなやかな所作で立ち上がると、右太ももの刺青を二本の指で撫で回す。指の動きが淫らだった。 濃姫は少しかがんで、着物の裾を指でつまみ上げた。 細い足首、鹿の優美な姿を思わせる骨の浮かんだ脛、次いで淡く光るように白い太ももが 信玄の目の前に披露された。 「…………」 無言で見つめると、濃姫は両手を左右に大きく掲げてさらに大胆に裾を広げる。 あらわになった太ももは、張りと柔らかさ、筋肉の強靭さを内に秘めて、かすかにふるえていた。 信玄はごくっと喉を鳴らして、見入った。 狭い牢の中に、蝶が二頭いた。 濃姫の太ももに青い蝶が――そして、血の色の赤と夜色の黒を抱いて舞うように薄羽を広げた 美貌の蝶が、目の前で微笑している。 蝶の肉体から零れる毒々しくも魅惑的な鱗粉に目を眩ませながら、信玄は己の誤りを悟った。 濃姫は、わめく犬でもマムシの娘でもない。 蝶だった。 織田に嫁いで「濃」と呼ばれる以前の名、「帰蝶」の名が示すとおりの蝶なのだ。 「うふふふっ」 かすれた笑いに誘われるように視線を上げれば、暗く翳り妖しく匂う、女が目に飛び込む。 盛った獣の息遣いが己の口から漏れていても、今の信玄にはそれを抑えようとする意思もなく、 また抑える必要もなかった。 濃姫は信玄の頭上に立ち、たおやかな指先で局部を広げて見せた。 ぬちゃ、と音を立てた陰部の淫らさが、信玄の心にへばりついていた自尊心の残滓を洗い流して いくようだった。信玄は濃姫のそこをうつろな目で見つめたまま、密かに体をふるわせていた。 肉体の不調を訴えるような頭痛の一方で、血液は構わず下半身へと流れていく。 「これが、欲しいんでしょう?」 濃姫は顎を突き出して信玄を見下ろしながら、眉を悩ましげに寄せている。 自分の口で信玄に対する恐怖を告白した女は、その恐怖の対象と対峙しても決して覆ることの ない今の己の優位な立場に酔いしれているのだろう。 濃姫は潤いに満ちていた。 蜜を滴らせながら大きく口を開く赤い亀裂が舌なめずりをするようにヒクヒクと蠢き、溢れた 愛液を受け止めた陰毛は粘着質な輝きを表面に帯びて、妖しく茂っている。 女の甘い香りが鼻先をくすぐって、腰を熱くたぎらせた。 濃姫×信玄凌辱20