約 1,108 件
https://w.atwiki.jp/shintouzyo/pages/403.html
唐書巻二百二十四下 列伝第一百四十九下 叛臣下 李忠臣 喬琳 高駢 朱玫 王行瑜 陳敬瑄 李巨川 李忠臣は、もとは董秦といい、幽州薊の人である。幼い頃から軍籍にあり、自身の力によって奮闘し、節度使の薛楚玉・張守珪・安禄山らに仕え、功績を積んで折衝郎将となる。平盧軍先鋒使の劉正臣が偽節度使の呂知誨を殺すと、秦は兵馬使に抜擢され、長楊を攻め、独山で戦い、楡関・北平を襲撃して、賊将の申子貢・栄先欽を殺し、周釗を捕らえて京師に送った。劉正臣に従って難に赴き、また李帰仁・李咸・白秀芝らを破った。潼関は陥落し、秦は軍を集結して北に還った。奚王の阿篤孤ははじめ衆を率いて劉正臣と合流したが、すでに約束をあざむいて皆范陽を攻撃し、后城に至り、夜間に乗じて秦を襲撃したが、秦は接戦してこれを破り、逃げる敵を追撃して温泉山に至り、首領の阿布離を捕虜とし、斬って犠牲として捧げた。至徳二載(757)、節度使の王玄志は秦をして兵三千を率いさせ、雍奴より葦船で海を渡り、賊将の石帝廷・烏承洽を攻撃し、転戦すること数日、魯城・河間・景城を陥落させ、糧食・軍費を収めて軍を実らせた。また田神功とともに平原・楽安に下り、偽刺史を捕虜として献上した。ここにおいて防河招討使の李銑承は制して秦を任じて徳州刺史とした。 史思明が自ら帰順すると、河南節度使の張鎬は秦の軍を率いて諸将と平河南州県で合流し、副将の陽恵元とともに安慶緒の将の王福徳を舒舎で破り、粛宗は詔を下して褒め称えた。濮州も駐屯させ、また韋城に移った。郭子儀に従って相州を包囲したが、軍は潰滅し、秦は滎陽に至って、賊将の敬釭を破り、食料運輸舟二百艘を鹵簿して汴軍の兵糧とした。しばらくもしないうちに、濮州刺史を授けられ、杏園渡に駐屯した。許叔冀が汴州とともに史思明に降伏し、秦も力を尽くしたものの屈し、また降伏した。史思明は背を撫でて、「始めて私に我が左手ができた。公を得て今完全となった!」と言った。ともに河陽に侵攻したが、秦は夜に五百人を率いて包囲をおかして李光弼に帰順し、詔して殿中監を加えられ、封戸二百となり、召喚されて京師に赴き、今の氏名を賜り、良馬・甲冑を賜った。当時、陝西・神策両節度使の郭英乂・衛伯玉が陝州に駐屯しており、そのため李忠臣を両軍兵馬使として、永寧・莎柵で戦い、賊将の李感義らと数十回戦ったが、すべて破った。淮西節度使の王仲昇は賊のために捕虜となると、忠臣は汝州・仙州・蔡州などの六州節度使となり、安州を兼任した。諸軍平東都を合わせ、御史大夫に進んだ。 回紇可汗が帰還すると、その部下の安恪・石帝廷を留めて河陽に居らせて宝蔵を守らせ、これによって亡命して盗賊となる事態を招いてしまい、道路は塞がれた。忠臣に詔してこれを討伐させた。吐蕃が京師を侵犯すると、天子は兵を出して追撃させようとした。秦(李忠臣)はまさに鞠場で宴しようとしているときに使者が至り、そこで軍を整えて出撃した。諸将は、「出撃は吉日を選ぶべきです」と言ったが、忠臣は怒って、「君父に難があるのに、まさに日を選んで患いから救えるのか?」と言った。当時、兵を招集したが、忠臣より先に来た者はいなかった。代宗は喜び、本道観察使を加え、賜物は非常に多かった。 周智光が部下に殺されると、忠臣は兵を率いて華州に侵入し、通過したところを大掠奪し、赤水より潼関までの二百里は無人となった。大暦五年(770)蔡州刺史を加えられた。陝虢の李国清が部下のために追われ、府庫が掠奪されると、李国清はもっぱら反した諸将に辞を低くして免れた。たまたま忠臣が入朝しようとし、陝州に至ると、衆を尋問するよう詔があった。衆は忠臣を恐れ敢えて刺激せず、そこで茨で囲んで、兵士らに約束して掠奪した物を囲んだ中に投げさせると、一日でほとんどを得た。 李霊耀を討とうと、西梁固で戦ってこれを破った。また馬燧の軍と合流して、賊を汴州で破った。田悦が李霊耀への援軍三万をもって汴郛に駐屯すると、忠臣は副将の李重倩を率いて夜に百騎で襲撃し、その軍営を蹂躙して帰還し、数百数十人を殺した。田悦が間道から逃げると、李霊耀は開城して逃げ去り、軍は遂に潰滅した。忠臣を汴州刺史とし、検校司空・同中書門下平章事を加え、西平郡王に封じられた。 忠臣の性格は貪欲かつ好色で、将兵の婦女が迫られて関係を結ばされ、至る所の人々がこれに苦しんだ。妹婿の張恵光を用いて牙将としていたが、勢力を恃んで残酷であった。ある者が忠臣に告げたが信じることがなかった。また張恵光の子を牙将としたが、ますます専横がひどかった。大暦十四年(779)、大将の李希烈は張父子の専横に軍が怒っていることから、少将の丁暠・賈子華らとともに張恵光父子を斬り、兵で脅して忠臣を追放した。京師に逃げ、帝はもとよりこれを寵愛して責めることはなかった。また検校司空・同中書門下平章事(宰相)を授け、帝に謁見した。 徳宗が即位すると散騎常侍の張渉が贈賄によって罪を得て、帝は怒って赦さなかった。張渉はもと徳宗の東宮時代の侍読であったから、忠臣は、「陛下は貴く天子となられましたが、先生は貧しいから法に触れました。やりすぎではありませんか」と言い、帝は意を理解し、張渉を許して田里に帰らせた。湖南観察使の辛京杲は私怨のため部下に張渉を殺させた。役人は弾劾して死罪にあたると言った。忠臣は、「辛京杲はただちに死ななければならない」と言った。帝がその理由を聞くと、「辛京杲の父はどこそこで戦死し、兄弟もどこそこで戦死しましたが、彼一人だけが生きながらえています。だからなのです」と答えたから、帝は悲しみに沈んで悟り、辛京杲を許して王傅の官職を除いた。 忠臣は馬鹿正直で書物に通じていないから、帝はかつて、「卿の耳は大きいが、真に貴い兆しだな」と言うと、「臣は驢馬の耳は大きく、龍の耳は小さいと聞いています」と答えたから、帝はその粗野でありながら至誠であるのを喜んだ。しかしすでに兵を失い、気持ちが塞いであれこれ顧みなかった。朱泚が叛くと、朱泚によって偽の司空兼侍中に任命され、朱泚が奉天を攻めている間、忠臣は長安を守った。朱泚が敗れると、役人に拘束され、その子と共に斬られた。 喬琳は、并州太原の人である。幼い頃から身寄りもなく苦労したが学を志し、進士に及第した。性格は作法なくほしいままにしていた。郭子儀が上表して朔方府掌書記となったが、 畢曜と家が隣通しで罵りあい、巴州司戸参軍に左遷された。果州・綿州・遂州・懐州の四州の刺史を経て、おおらかに統治し、私にすることはなかった。かつて録事参軍の任紹業に「あなたは一州を綱紀するのに、刺史たる私を弾劾できますか?」と言うと、任紹業は琳の過失の条文を出して提示した。驚いて、「あなたはよく私の過失を知っていますね。御史となるべき人材です」と言った。 琳はもとより蒲州の人張渉と親しかった。張渉は国子博士で太子の侍読となり、太子が即位すると、召されて政務を尋ねられた。数日もしないうちに、詔して翰林に入り、散騎常侍に移り、琳を宰相に任じるよう推薦したから、そこで御史大夫・同中書門下平章事(宰相)を拝し、天下は愕然とした。琳は年老いてかつ耳が聞こえなかったから、奏進するごとに失態を重ね、言上することは帝の意思にかなわななかったから、在任八十日で工部尚書に転任となって宰相を罷免された。帝はそのため張渉も罷免した。 琳は徳宗の奉天への行幸に従い、再び太子少師となった。梁州、次に盩厔に行幸していたが、詭いて馬が殆んど進まないと言った。帝はもとより旧老として礼遇していたから、輿馬に乗ることを許したが、病のため働けないとして辞退し、帝は執策を賜って、そこには「勉めて良きはかりごとをしなさい。卿と別れるのだ!」と書いてあった。数日もしないうちに、剃髪して仙遊寺に留まった。朱泚がこれを聞くと、数十騎を遣わして琳を捕らえ、吏部尚書に任じて、姻家の源休をして衣を朝服に着替えさせ、肉を食べさせ、琳もまた辞退しなかった。士が官に人選が穏便ではないと申したが、琳は「お前はそもそも人選が穏便だと思っていたのか?」と言った。京師が回復すると、李晟は琳が老人なのを憐れんで、上表して死を免れるよう願った。帝は、「琳はもと宰相であったのに、節を失い義に叛いた。赦してはならない」と言った。琳は刑に臨んで、「私は七月七日に生まれ、この日を以て死ぬ。天命ではないのか?」と嘆いた。 当時、また蒋鎮なる者がいて、蒋洌の子であり、兄の蒋錬とともに文辞で有名であった。賢良方正科に抜擢され、諫議大夫に累進した。大暦年間(766-779)、長雨のため黄河が決壊して塩池に注いでしまい、味がまずくなってしまった。韓滉は判度支であり、塩税が減ることを考慮して、池に瑞塩が生え、王徳の美祥であると妄言した。代宗は疑っていて、そうではないと思っていたから、鎮に命じて駅伝で馳せて査察させた。鎮は心内では韓滉との結びつきを求めており、そのためそ事実であるとし、上表して祠を設置し、池を「宝応霊慶」と名付けたという。再び工部侍郎に昇進した。妹婿の源溥は、源休の弟であり、そのため鎮と源休は交流があった。朱泚が叛くと、鄠州に逃げたが、足に怪我をして進むことができなかった。朱泚は先んじて兄の蒋錬を得て、鎮の左右の者は逃げ帰り、所在を語った。源休は聞いて朱泚に言い、二百騎で捜索して鎮を求め得た。知っていても免れず、懐に刃をしのばせ自ら刺そうとしたが、兄の蒋錬に止められた。また出奔しようと謀ったが、臆病のため決行しなかった。朝臣で逃げ隠れした者は、源休によって多数が誅殺され、鎮を頼って救いを求めた者は十五人にのぼった。それより以前、蒋洌と弟の蒋渙は安史の乱にあって、皆偽朝の官に汚れ、蒋錬・蒋鎮兄弟もまた節を賊に屈したという。 高駢は、字は千里で、南平郡王高崇文の孫である。家は代々宮中を守り、幼い頃から大変に行いを正して身を慎み、時折文学をなし、諸儒と交わり、かたくなに治道を語り、両軍の中人はさらに称えてこれを褒めた。朱叔明に仕えて司馬となった。二羽の鵰(鷲)が並んで飛んでいたが、駢は、「我が高貴となるのなら、当たれ」と言うと、一発で二匹の鵰を貫いた。衆は大いに驚き、「落鵰侍御」と呼んだ。後に右神策軍都虞候を歴任した。党項が叛くと、禁兵一万人を率いて長武を守った。この時諸将に功績がなく、ただ駢がしばしば奇策を用いたから、敵を殺したり捕虜とするのが非常に多かった。懿宗は喜び、移して秦州に駐屯させ、そこで刺史兼防禦使を拝した。河州・渭州の二州を取り、鳳林関に侵攻して、降伏した敵一万人あまりを得た。 咸通年間(860-874)、帝はまさに安南を回復しようとし、駢を都護とし、京師に召喚し、霊台殿で謁見した。ここに容管経略使の張茵は討賊しなかったから、さらに張茵の兵を駢に授けた。駢は長江を過ぎ、監軍の李維周と合流して引き続き前進した。李維周は軍を擁して海門に立て籠もり、駢は峰州に行き、大きに南詔蛮を破り、獲たところを軍に供給したが、李維周はこれを嫌って、戦勝報告を隠蔽して奏上しなかった。朝廷は駢の百日あまりの状況がわからず、詔して状況を問いただした。李維周は駢が敵を弄んで進まないと弾劾し、さらに右武衛将軍の王晏権に命じて往かせて駢に代わらせようとした。にわかに駢が安南を陥落させ、蛮帥の段酋遷を斬り、諸洞二万人ばかりを降伏・帰順させた。王晏権は李維周とともに海門を発し、駢に激励して北に帰った。しかし駢は王恵賛を遣わして酋遷の首を京師に伝えさせたが、軍船を見るととても盛んであり、そのため王晏権らは、王恵賛がその書を奪うことを恐れ、島中に隠した。関を通って京師に至った。天子は書を見て、宣政殿に御して群臣は皆祝賀し、天下に大赦した。駢を昇進させて検校刑部尚書とし、そこで安南を統治させ、都護府を静海軍とし、駢に節度使、兼諸道行営招討使を授けた。はじめ安南城を築いた。安南より広州まで、江の送漕は険しく、巨石が多かったから、駢は工を募って工事して削り、これによって舟は安全に航行でき、兵糧の給付できた。また使者が毎年来たが、そこで道を五所掘り、兵を置いて護送した。その道に青石があり、あるいは馬援が統治することができない地だと言ったと伝えられていた。攻略が完了すると、落雷のためその石が砕かれた。そこで通行させて、そのため道を名付けて「天威」としたといわれる。検校尚書右僕射を詔した。 駢の戦い方は、その従孫の高潯が常に先鋒となり、矢石の中に危険をおかして兵士を励ましていた。駢が天平節度使に移ると、潯を自らの代わりに推薦し、詔して交州節度使を拝した。僖宗が即位すると、その軍に同中書門下平章事の官職を加えられた。 南詔が巂州に侵攻し、成都を掠奪すると、駢をうつして剣南西川節度とし、伝馬に乗って軍が到着した。剣門にいたると、開城を命じ、自由に民に出入させた。左右の者が諫めて、「敵が近くにいるから大掠奪から脱するには侮ってはなりません」と言ったが、駢は、「私に属して安南にあって賊を破ること三十万人、驃信(南詔王)は私が来ると聞けば、なおあえて邪な心を抱くだろうか」と言った。この時にあたって蛮は雅州を攻め、盧山に立て籠もったが、駢が来ることを聞き、しばらくして包囲を解いて去った。駢はそこで驃信に触文し、兵を整えてこれを従わせた。驃信は大いに恐れ、人質の子を送って入朝し、侵攻しないことを約束した。 蜀に突将というのがあり、左右二廂に分かれ、廂には虞候があり、火をともして盗賊を防いだ。兵馬虞候というのがあり、調発を主任務とした。駢はそのうちの一つをやめ、それぞれ一虞候を置いた。また蜀兵が弱いから、南詔が新たに定まると、人々は未だに安業しなかったから、突将に月給や食費の給付をやめ、「府庫が補充されたら、ただちに元通りにする」と約束した。また熟練兵には衣や給与を厚くし、未熟兵はただ文書や倉庫を司らせ、衣や給与は減した。駢は、「皆王の兵士であり、命は均しいのだ」と言ったから、兵士は戦いを大いに望んだ。その時、天平・昭義・義成の衛軍は蜀兵と合わせて六万におよんだ。駢は自ら将となって駐屯地から出ると、突将が暴動し、門に乗じて入ってきたが、駢は便所にかくまわれ、探したが発見できなかった。天平軍は兵乱を聞き、その校の張桀は兵士五百人で接近戦をしたが勝てなかった。監軍はこれを慰撫すると、皆が、「州は蛮乱があったのに、戸数は元通りであるし、府庫はまさに充実しており、公が軍の給与を削減して自らを養うのに、虐げられるに堪えられなかったから、乱を起こしたのだ」と言い、監軍は畏れて、説得して解散させた。役夫数百人を叛卒ということにして、かこつけてその首を斬って、平定した。駢はおもむろに出て来て、金帛で厚く兵士に褒賞し、府庫を開いてことごとくその衣や給与を返還した。しかし密かに給した者の姓名を記録し、夜に牙将を遣わしてこれを撃ち殺し、その一族を殺し、妊婦であっても許さず、死体は河に投棄した。一人の婦人がまさにうずくまって子に乳を与えようとしていたが、刑に服するとき、老婆はこれに心を痛め、死を恐れていると思って、「子を私に預けなさい。一度役所に嘆願してみましょう」と言ったが、婦は立ち上がって、「私はわかってはいますが、我が子をお腹いっぱいにするには、飢えのために殺人させるようなことがあってはならないのです」と言った。刑を見る者は拝んで、「どうして節度使は戦士の食を奪うようなことがあって、一日怒って、不当な刑罰をほしいままにしている。国家の法令はどこにあるのか?私が死んで天に訴え、この賊の門閥を今日の冤罪のようにしてやる!」と言った。死にあたって、顔色は落ち着いていた。蜀の人で聞く者は涙を流した。駢はまた突将で辺境防衛から帰還した者は、名を書いて丸めて器の中に貯め、心が病んだ時に探して、ある時は十人、またある時は五人と、将の李敬全に授けて斬刑に処した。親しい役人の王殷が駢に、「突将で行いがある者は、初めは謀を知りません。公はただちに赦すべきです」と説いたから、駢は喜び、名を書いて丸めたのを池中に投棄したから、人はそこで安心した。 蜀の風土は過酷で、成都城は年々壊れていったから、駢は塼甓(煉瓦)を交換して城墻を新しくし、城の背後の丘陵をすべて開墾して平地とし、農耕・養桑の便とした。開発が終わると、これを占い、「大畜」を得た。駢は、「畜というのは、養である。たすけるに剛健篤実の徳があって、光輝き日に日に新たになる(『易経』大畜)。吉はどうして大だろうか。文はよろしく下を取り去って上を残せ」と言い、よって大玄城と名付けた。検校司徒に進み、燕国公に封じられ、荊南節度使に移った。 梁纘なる者は、もとは昭義軍の西の辺境兵をもって、駢は上表して麾下に隷属させた。王仙芝が敗れると、残党は長江を通過した。帝は駢が鄆州を統治して威化が大いに行われており、かつ王仙芝の党が皆鄆州人であったから、そこで駢に鎮海節度使を授けた。駢は将の張潾と梁纘を遣わし兵を分けて追撃し、その驍帥の畢師鐸ら数十人を降伏させ、賊は嶺表に逃げた。帝はその功をよしとし、諸道行営都統・塩鉄転運等使を加えられた。また駢に詔して官軍義営郷団を領させ、その老弱傷夷兵を帰し、軍食を裁き定めた。刺史以下は微罪でもたちまち罰せられ、大罪は上奏された。賊はさらに黄巣を推して南は広州を陥落させたから、駢は張潾を遣わして兵五千人をもって郴州に駐屯して賊を西路に封じ込め、留後の王重任を兵八千をもって海路、循州・潮州に援軍となり、自身は一万人の将となり、大庾より賊を広州で攻撃し、かつ荊南の王鐸より兵三万人を請うて桂州・永州に立て籠もり、邕管の兵五千人で端州に立て籠もり、そこで賊は類を残すことがなかった。帝はその策を受け入れたが、駢はついに行かなかった。 にわかに淮南節度副大使に移された。駢は城塁の補修を完成させ、募軍を地元やそれ以外の地から募集し、精鋭の兵士七万人を得て、そこで檄文を伝えて天下兵を召し共に賊を討ち、威は一時に震い、天子は頼って重んじた。広明年間(880-881)初頭、張潾は賊を大雲倉で破り、黄巣は降伏を偽った。黄巣は不意をついて急襲し、遂に大いに逃走し、残党を率いて上饒に立て籠もったが、しかし軍はほとんど全滅しそうになっていた。たまたま疫病がはやり、人々は死亡したから、張潾は進軍してこれを攻撃した。黄巣は大いに恐れ、金で張潾に諂い、書簡を駢に送り、帰順を願い出た。駢は信じ、許して節度使となるよう朝廷に求めた。この時、昭義・武寧・義武軍の兵数万が淮南に赴いていたが、駢は功績を独占しようとし、賊をすでに破ったから大兵は必要ないと上奏した。詔があって軍を帰還させた。黄巣は兵が引き上げたのを知って、そこで駢との交際を絶って戦いを求め、攻撃して張潾を殺し、勝利に乗じて長江を渡って天長を攻撃した。 それより以前、黄巣は広州にいたとき、天平節度使とするよう要求したが、宰相の盧攜は駢と親しく、賊を討伐して功績としたかったから、黄巣を赦すことを聞き入れなかったが、鄭畋と朝廷で争うこととなり、そのため黄巣は節度使となれなかったことを恨んだ。しかし駢は朝議が一致しないことを聞き、また平定に動かず、ここにいたって、賊のしたい放題にさせて朝廷を恐れおののかせ、その後に功を立てようと思った。畢師鐸が諫めて、「朝廷が頼みとしているのは、公の他に誰がいますか。賊を要害に閉じ込め、淮南の先に進ませてはなりません。今、要衝によって賊を滅ぼさず、北に渡河させてしまえば、必ずや中原は乱れるでしょう」と言ったから、駢は驚き、まさに出陣しようと下令した。寵将の呂用之は畢師鐸が功績をあげてしまうのを恐れて、諫めて、「公の勲功は極めて大きいものがありますが、賊はいまだに滅んでおらず、朝廷は口出ししてきます。ましてや賊が平定されたら、主の威を指導され、どうして落ち着くところなんてありましょうか。戦い合うのを傍観して福を求め、財産を費やさないに越したことはないのです」と言ったから、駢はその意見を入れて、病と称して駐屯地から出させず、兵を厳にして境界を保った。黄巣が滁州・和州を根拠地とすると、広陵からわずか数百里の地にあったから、そこで陳許節度使に援軍を求めた。 黄巣が揚州に迫り、軍勢は十五万にも及んだ。駢の将の曹全晸は兵五千を率いて戦ったが不利で、泗州に立て籠もって援軍を待ったが、駢は兵をついに出さなかった。賊は北の河南・洛陽に迫り、天子は使者を派遣して駢に賊を討伐するよう促し、使者が続々と送り出されていった。にわかに両京(洛陽・長安)が陥落し、天子はそれでもなお駢が功を立てることを願い、思いをかけることは衰えず、刺史で諸将のように功績がある者に詔して、監察御史より常侍にいたるまで、墨制を許して任命・叙位を行った。ついで検校太尉、東面都統、京西・京北神策軍諸道兵馬等使に昇進した。たまたま二羽の雉が役所で寝るということがあり、占い師が、「軍府がまさに空になるだろう」と言ったから、駢はこれを嫌って、ことごとく兵を出して東塘に駐屯させ、舟二千艘、矛や鎧は完備し、毎日金鼓を打って兵の士気は高かった。浙西節度使の周宝と檄し、ともに西に援軍しようと言うと、周宝は大いに喜んだ。ある者が周宝に向かって、「彼は江東を併合して孫策三分の計をしようとしています」と言ったが、周宝は信じなかった。にわかに駢が周宝に軍議の事を願ったため、周宝は怒り、病と称して出なかった。仲たがいしてついに事を構えた。駢は東塘に駐屯すること百日、周宝および浙東の劉漢宏を口実にしたが、まさに不利になろうとして帰還し、その変に応じた。 帝は駢に出兵の意思がないことを知り、天下はますます危うくなった。そこで王鐸を代わって都統に任命し、崔安潜を副将とした。韋昭度に詔して諸道塩鉄転運使に任じ、駢を侍中に加え、実戸一百を増加し、渤海郡王に封じた。駢は兵権・利権を失い、腕まくりして大いに罵り、そこで上書して傲慢な言葉を述べて慎まず、王鐸を謗って敗軍の将で、崔安潜は狼のように貪欲で、物事が破れ乱れるようであり、千古の悔いを残すとした。また更始帝がひれ伏したことや、子嬰が軹道で降伏した事を述べたから、帝は激怒し、詔を下して譴責した。この時、王室は衰え、かろうじて絶えていないことは帯の細さのようであった。駢は都統の任にあること三年、一尺一寸とての功績もなく、国のために行ったことはとっさのことで、大いに兵を領し、密かに割拠を謀ったが、一旦勢を失えば、威望はにわかに尽き、そのためほしいままに醜態をさらし、脅して天子を迎え、またもとの権力を得ることを願った。呉人の顧雲が文辞によって邪まなところを輝かせたから、やすらかで恐れることはなかった。また帝が南は江淮に行幸することを願った。たまたま賊が平定され、駢は聞いて、気持ちが縮こまって恨みを抱き、部下の多くが叛いて去り、鬱鬱として無聊で、そこで篤く意を神託を用い、これを軍事に用いた。 呂用之は、鄱陽の人であり、代々商売を行っており、広陵を往来し、商売を楽しんでいた。すでに身寄りがなく、舅の家に住んでいたが、その夫人と密通したため、九華山に亡命し、方士の牛弘徽に仕え、鬼術を操ることができ、薬を広陵の市に売った。始め駢の親将の兪公楚に詣でて、その術に験があり、そのため駢に謁見することができ、幕府に任命され、しばらくして右職に補された。呂用之はすでに幼い頃は賎しい身分であり、詳細に村々の益と害、官吏の良し悪しをしっており、大いに明らかに政事を言い、まさに誤った道に導こうとして、駢はいよいよこれを人物の器とした。そこで広く朋党をたて、駢の動息を知り、金銭でその左右と結託し、日々むやみでたらめをして駢を動かした。また狂人の諸葛殷・張守一を推薦して長生きの方術をなし、二人とも牙将に任命された。それより以前、諸葛殷はまさに引見しようとして、呂用之は欺いて、「上帝は公を人臣としました、思うに機会は広かったりなかったりと運命によるもので、神人をして羽翼を備えたものが来て、かつまさに職を以て繋ぐでしょう」と言い、翌日、諸葛殷は粗末な衣服で引見し、言葉巧みに偽りを述べること果てしなく、駢は大いに驚き、「葛将軍」と号した。その陰険狡猾なことは呂用之をはるかに超えていた。大商人の邸宅で華麗かつ荘厳なのがあったが、諸葛殷は求めても得られなかった。駢に、「城中にまさに妖が興ろうとしています。ただちに壇を築いてお祓いすべきです」と言い、そこで大商人の邸宅を指し示した。駢は官吏に命じて即日移動させて、諸葛殷は入居した。 駢は仙人らを迎えるための楼を造営し、皆高さ八十尺で、装飾は金・宝石・真珠・玉で飾り、侍女は羽衣を着て、音楽は新たな調性で曲声を合わせ、上帝の住まう鈞天になぞらえ、香はその上に祀り、祈りは仙と接した。呂用之は自らを昇仙得道の人と通じていると言い、駢に答えて風雨を叱咤し、あるいは空を見上げて礼拝し、言葉は軽薄で田舎じみており、左右の者が密かに謀議するとたちまち殺したから、後には敢えて口に出す者はいなくなった。蕭勝が呂用之に賄賂を贈り、塩城監に任命されることを求めたが、駢は承諾しなかった。呂用之は、「仙人は塩城に宝剣があると言ってます。ただちに真人が取らなければなりません。ただあえて行かなければなりません」と言い、駢は許諾した。数か月して蕭勝が銅の匕首を献上してきて、呂用之は、「これは北帝が佩刀したものです。これを得る者は、兵があえて侵犯することはありません」と言い、駢は秘蔵した。常に日常で持っていた。呂用之はその術を憚って追い詰められ、かつ詰問されたから、そこで青石の板に龍蛇を陽刻して、文に、「帝が駢に賜う」と書いて、人に秘かに机の上に置かせ、駢はこれを得て大いに喜んだ。鵠が廷中に寓したから、乗り物を作って人に触を出して飛ぼうとし、駢は羽服を着て、これに乗って仙界に飛び去ろうとした。呂用之はそのでたらめが暴かれることを恐れて、そこで、「仙人はただちに降りてくるでしょうが、ただ学者の真家に阻害されているのが患いとなっているだけなのです」と言ったから、駢は世間の事を捨て、妾や端女を遠ざけ、将吏であっても謁見できなかった。客が来ると、まず香で沐浴させ、方士に詣でてお祓いさせ、これを「解穢」といい、しばらくして元の場所に退かさせた。これより内外の者は敢えて言う者はいなくなり、ただ梁纘だけがしばしば駢に言ったが、駢は聞かなかった。梁纘は恐れて、率いた兵を解散し、駢はその軍を昭義に帰し、梁纘は二度と仕えることはなかった。 呂用之はすでに自信があり、みだりに刑罰に処したり重税を課し、人々は乱を思った。そこで官吏を抜擢したり罷免することは百人あまりにおよび、「察子」と号し、厚く食を受け、巷間に居らせ、そのためだいたい民間で密かに隠れて言い争っていていても知らないということはなかったから、民は道路では口をつぐんだ。憎まれて誅殺された者は数百族にもなった。また兵士を二万募って、左・右の「鏌邪軍」とし、張守一と分割して統率し、官職を設置することは駢の幕府のようであった。呂用之は出入するごとに、御者侍従は千人にもなり、大きな邸宅を建て、軍吏や営署はすべて完備していた。百尺の楼を建て、星を占っているとかこつけて、実際には城中の変をたくらむ者を窺っていた。左右に姫を侍らせること百人あまり、皆あでやかかつ華美で歌舞をよくし、巾・束帯で侍っていた。月に二十回宴会し、その費用は民から得て、足りなければ、力をつくして度支の運物を引き止めた。人を誘って変事を上奏し、それには財貨を入れて贖罪することを許した。兪公楚はしばしばその失を規範によっていましめたが、聞き入れられなかった。姚帰礼は呂用之を謀殺しようとしたが勝てなかった。呂用之はそのため二人を駢に讒言して、驍雄の兵三千をして盗賊を城外で偵察させ、密かに兵を出して襲撃し、軍もろとも殲滅した。駢の従子の高澞は密かに呂用之の罪を上疏し、駢を諌めて、「呂用之を排除しなければ、高氏はまさに子孫がいなくなるでしょう」と述べたから駢は怒り、左右の者に命じて連れ出し、上疏を呂用之に授けた。呂用之は高澞に借金しながら未返済だったから誣告し、そのため妄言した。そこで高澞の筆になるものを出して証拠とし、駢は官吏に命じて高澞の出入を禁止した。にわかに高澞は舒州刺史に任命され、しばらくもしないうちに部下に放逐されたが、呂用之の計略であった。駢は人をして高澞を殺させた。 嗣襄王熅の乱で、駢は嗣襄王熅に上書して帝位につくことをすすめると、駢を中書令・諸道兵馬都統・江淮塩鉄転運使にと偽朝は任命をし、呂用之を嶺南節度使とした。駢は長らく希望が叶えられず恨みに思っていたから、ここにいたって大いに喜び、貢賦を絶やさなかった。呂用之ははじめて開府して官属を設置し、礼は駢と同じであった。鄭𣏌・董僅・呉邁を腹心とし、駢に親任されている者は皆近づいて自身に付属させたが、政事はいまだかつて駢に預かり決していなかった。駢は心の内で悔り、その権を収めようとしたができなかった。呂用之は計略を鄭𣏌・董僅に問い、謀って駢に願ってその邸宅に斎し、密かに駢を縊殺し、偽って昇天したこととしようとしたが、実行できなかった。 光啓三年(887)、蔡賊の孫儒の兵が定遠を略奪し、淮河を渡ると公言したから、寿州刺史の張翱は走って駢に告げ、畢師鐸に命じて騎馬三百を率いて高郵を守らせた。畢師鐸は、もとは高仙芝の郎党で、騎射をよくして讃えられた。駢が黄巣を浙西で破ると、その力を用い、そのため手厚くもてなされることはこれに等しい者はいなかった。呂用之はあつく貪るのは利益をもってし、それに従うことを望んだが、しかし情は受け入れられなかった。畢師鐸には美しい妾がおり、呂用之は見たいと願ったが許可されず、外出時を狙って強姦してしまったから、怒って妾を棄てた。心内に恨みをいだき、子のために高郵の将の張神剣と結婚させ、密かに援助されることをたのみとした。朱全忠がまさに秦宗権を攻めようとしていたとき、駢は攻撃されるのを憂慮して、畢師鐸をして兵を率いて都梁山を超え、賊を帰還させなかった。畢師鐸は駢の府の宿将が多く讒言で死んだのを見て、憂うこと甚しかった。呂用之はますます礼を加えたが、畢師鐸はいよいよ恐れ、張神剣に謀った。張神剣はその言っていることはそうだとはせず、猜疑心は日に日に固まっていった。呂用之もまた変事があると思い、心内で排除しようと思い、しばしば畢師鐸の駐屯を止めさせるよう願い出た。畢師鐸の母は密かに召使いを送って畢師鐸を逃れさせ、「家や夫人を顧みてはならない」と言ったから、畢師鐸は悩み、未だ出るところを知らなかった。しかし駢の子は呂用之の専横を怒り、畢師鐸と諸将がその専横を暴くことを願い、使を遣わして畢師鐸に対して、「呂用之はこのために行ってあなたに相談しようとするでしょうが、すでに書を張神剣に授けてしまっています。あなたはこれに備えなければなりません!」と述べ、畢師鐸は驚き、軍中はしばしば伝言した。諸将は助けようと会見し、張神剣を殺すことを願い、その軍を率い、市の人を駆けさせて乱を助けようとした。畢師鐸は、「だめだ、私がもし重ねて百姓を騒がせれば、また呂用之と同じになってしまうではないか。鄭漢璋は平素より私と仲良く、兵士は精強で、呂用之の用事をしているから常に不平がある。今もしこの謀を告げれば、彼は必ず喜んで、事を助けるだろう」と言い、衆はそうだと思った。張神剣はこのことを知らず、まさに牛を殺して酒を濾し、軍を労おうとした。畢師鐸は密かに軍を夜に出撃させ、士はみな布地を首に巻き、行軍して攻撃しようとした。鄭漢璋は聞いて、麾下に出迎えさせ、畢師鐸はその計略を告げると、大いに喜んだ。その妻をとどめて淮口を守らせ、軍兵および亡命した数千は高郵にいたり、張神剣に会うとその心変わりを詰め寄り、張神剣は何も言えなかった。畢師鐸の言葉は次第に荒々しくなると、張神剣は眼を怒らせて、「君は晩に仕えたことがあるのか!彼の人は一大妖人である。前に嶺南節度使に任命されたのに、任地に行くことを承諾せず、志は淮海にはかっていたが、君がすでにその希望を奪ったから、彼はある日志を得て、私は握刀の柄を握って北面で警備して仕えることができるだけなのか!私は前に君の思いの内を推し量られなかったから、口には出さなかったが、どうして疑うのか?」と言うと、鄭漢璋は喜び、酒を取って肘を割いて血で盟約を結び、畢師鐸を推して大丞相とし、誓をなして神に告げ、そこで檄を州県に飛ばして、呂用之・張守一・諸葛殷の誅殺を名目とした。張神剣は高郵兵諸校の倪詳・逯並を天長の子弟会とし、唐宏を先鋒に、駱玄真を主騎に、趙簡を主徒に、王朗を殿とし、精兵三千を得た。まさに出発しようとして、張神剣は心内に侮って、梁繆に、「公の兵は精強であるが、しかし城は堅固で、十日もしないうちに兵糧が乏しくなり、軍衆は動揺するだろう。私神剣を高郵で軍の慰撫をさせてください。公のために支援して糧道を確保します」と言ったが、畢師鐸は、「民の米庫はなお多いが、どうして蓄えを煩わせることをするのだろうか?城中では人心が離れて戦う気がなければ、どうして支援できようか?君の思いを実行しないのと、どうして敢えて違うというか?」と言い、鄭漢璋は心の中では張神剣を嫌っていたから、自身の部下とならないことを恐れて、勧めてその計略を許可させ、城を破った場合に玉帛子女を山分けすることを約束した。 同年(887)四月、畢師鐸の兵は城にいたり、その城下に宿営した。城内は騒乱し、呂用之は兵をわけて守らせ、かつ自身は督戦した。命令して、「首一級を斬れば、賞金は一餅だ」と述べた。兵士の多くは山東の人で、剛強でたいそう命令に従った。畢師鐸は恐れ、一舎(三十里)退いて自ら固守した。呂用之はしばらく諸門を埋めて塞いだ。駢は延和閣に登り、激しい喧騒を聞いて、左右の者にこの理由を告げられて大いに驚き、呂用之を召喚して問いただした。呂用之はおもむろに、「畢師鐸の軍が帰還を望んで、門衛で軋轢を起こしているのです。すでに処置しておりますが、そうでなければ、九天玄女を煩わせるだけです!」と言ったが、駢は、「私はお前の偽りが多いのはわかってきた。自らが善をなすのなら、私を周宝のようにはしないでくれ!」と言った。当時、周宝はすでに部下のために放逐・出奔していたという。呂用之は恥じて、再び言う事がなかった。畢師鐸は城がまだ陥落しないのを見て非常に恐れ、救援を宣州の秦彦に求め、平定後は迎えて駢の代わりの将帥とすることを約束した。 駢はしばしば呂用之を責めて、「始め私は腹心に君を任じたが、君は下を御して制限がなく、ついに私が誤ったのだ。今百姓は飢饉で、虐げ用いてはならない、ただちに大将を遣わして我が書簡をもたらして説諭し、兵をやめさせよ」と言ったが、呂用之は諸将を疑って用いず、その朋党の許戡に書を奉らせて往かせた。それより以前、畢師鐸は駢が宿将をして軍を労わせると思っていたから、来たら呂用之の罪を口述しようと思っていた。そのため許戡が来ると大いに怒り、「梁纘・韓問はどこにいるのか?お前が連れてこい!」と言って即座に斬り捨てた。そこで書を矢に結んで城内に射たが、呂用之は答えず、すぐに燃やしてしまった。後日、甲冑の兵士百人が入謁したが、駢は驚いて寝室に隠れ、しばらくして出てきて、「叛こうとしているのか?」と叱って左右の者に命じて追い出させ、呂用之は南門に至って、策を掲げて、「吾はまた是れに入らざるなり!」と書いて、始めて駢とともに連署した。 畢師鐸は揚子に立て籠もり、民家を徴発して攻城具をつくった。呂用之は大いに住民や馬および役夫を探して、驍将は長刀で脅して城に登らせ、昼夜休むことなかった。また間諜となることを疑い、しばしば防衛配置を変えた。家に食料があってもすべて失ってしまい、餓死者は枕を並べることになった。駢は大将の古鍔を召し出して畢師鐸の母の書およびその子の説諭をもらしてたが、畢師鐸は子を遣わして戻らせて、「あえて恩義に背かず、朝に凶人を斬れば、夕方には屯営に戻ります。願わくば妻子を人質としてください」と言わせた。駢は呂用之がその一家を皆殺しにしてしまうことを恐れ、節度使の官署中に収容した。たまたま秦彦は部下の秦稠を遣わして兵を率いて畢師鐸と合流させると、攻撃はますます激しさを増し、守城の者は夜に南柵を焼いて外と内応し、畢師鐸は入城して守将の張全迺は戦死し、呂用之は三橋を隔てて、互いに殺し合った。駢の従子の高傑は牙兵を率いてまさに呂用之を捕らえて畢師鐸に与えようとしたが、左鏌邪兵がまたその背後を断ったから、呂用之は恐れて出奔した。 駢は梁纘を召喚して、「初め子(なんじ)の計略を用いなかったからこうなってしまった。どうすればよいか?」と謝り、兵を授けて子城を守らせた。明け方に畢師鐸は火を放って大いに奪い、駢はそこで防備の撤去を命じ、服を改めてただちに入らせた。畢師鐸は延和閣で会見し、駢はこの待遇を賓客のようにし、そこで畢師鐸を節度副使に任じ、鄭漢璋・張神剣を次将に任じ、秦稠は府庫を封じて待機し、畢師鐸は丞相の号を取り去った。そのとき警備は謹んでいなかったから、駢の愛将の申及は駢に、「謀反人の兵はやや弛緩しており、願くば公を奉じて夜に出て、諸鎮兵を発して帰還して大恥を刷新すれば、賊を平定するのに容易いものです。もし決しなければ、私申及は公に侍ることができなくなります」と説いて涙を流した。駢は怯えてその策を用いることができず、申及は隠れ去ってしまった。 畢師鐸は呂用之の支党数十人を誅殺し、孫約をして秦彦を迎えさせた。秦彦は、徐州の人で、本名は立で、軍籍に属した。乾符年間(874-879)、盗みのため獄に繋がれてまさに死刑になろうとしており、夢に叫ぶ声がして、「秦彦よ、我に従って去れ!」といい、目覚めると枷が壊れていたから、そこで亡命することができ、そこで名を彦とした。囚人百人を集めて下邳令を殺し、その財貨を奪い、黄巣の党中に入った。黄巣が敗れると、許勍とともに駢に降伏し、累進して和州刺史となった。中和年間(881-885)初頭、宣歙観察使の竇潏が病み、秦彦が襲撃してこれに代わった。畢師鐸が秦彦を召すや、ある者が謀って、「貴方様が妖人呂用之を誅するにあたって、そのため部下は喜んで従いました。今、軍府はすでに安穏となりましたから、政務を高公に返還すべきです。貴方様自身は兵を司り、兵権は掌握しています。四隣がこれを聞くならば、大義を失うことなく、諸将は敢えて謀をしなくなります。もし秦彦を将帥としてしまえば、兵権は貴方様のものではなくなっていまいます。かつ秦稠に府庫を封じさせてしまえば、勢力はもうどうなってしまうかわかったものではありません。貴方様は徳を秦彦に篤くしようとするならば、金玉や美女でこれに報いるべきで、江を渡河するのを許してはなりません。たとえ貴方様が秦彦を配下に置いたとしても、楊行密が夕方に聞いたならば、必ずや朝に押し寄せてくるでしょう」と言ったが、畢師鐸は自身で決めることができず、鄭漢璋に告げた。鄭漢璋は「よし」と言った。 畢師鐸は駢を出して、南邸に虜囚した。秦稠の麾下は求める物をまだ得ていなかったから、奉貢楼の数十楹を焼き払い、珍宝を取り出した。それより以前、駢は乾符年間(874-879)以来、貢献物を天子に納めず、財貨は山のように積もり、私に郊祀・元会の供帳什器を置き、品々の見事な手技はつくしきわめていたが、ここに至って乱兵のために盗み略奪され尽くすことになってしまった。畢師鐸は駢を東邸の移した。諸葛殷を捕らえ、腰の下に金数斤を隠していたのを発見され、民衆は唾を吐きあい、髭を残さず抜き、絞殺して絶命させたが、恨みに思っている者はその眼をえぐり、民衆は瓦礫を投げて死体を撃ったから、にわかに塚のようになった。駢は守りに遣わされた者に金を与えたが、畢師鐸はこれを知って、兵に厳しい監督を加え、また官署中に抑留し、子弟十人あまりも同じくここに幽閉した。顧雲が入見すると、駢はなお自若泰然として、「私は再びここにいるが、天の時、人の事は必ずあるのだ」と言ったが、その意は畢師鐸が再び自分を推戴するということであった。 呂用之は城を出ると、兵で淮口を攻撃したがいまだに陥落できずにいたところ、鄭漢璋がこれを攻撃し、ついに天長へ敗走した。それより以前、呂用之は偽って駢の書簡を作り、廬州・寿州の兵を召喚して、城を陥落させたが、楊行密が兵一万人で天長に侵攻したため、呂用之は帰順した。 張神剣は金品を畢師鐸に求めたが、秦彦がまだ来ていないのを理由に断った。張神剣は怒り、別将の高霸とともに畢師鐸を攻めようとした。秦彦が来ると、池州刺史の趙鍠を召して宣州を守らせ、自らは揚州に入ろうとし、節度使を称し、畢師鐸を行軍司馬として呂用之の邸宅に住まわせたが、牙軍(藩鎮軍)中にいることはできなかった。畢師鐸の心は晴れ晴れとせず志を失った。楊行密と張神剣らは和を結び、江北より槐家橋にいたるまで、柵や防塁を並べた。秦彦は城上に登ってこれを望みみて防ごうとし、そこで鄭漢璋・唐宏らに兵を授けて門を守らせたから、木を切ったり芝を取ったりすることができなくなり、食料が乏しくなろうとした。秦稠と畢師鐸は強兵八千で出撃したものの大敗し、秦稠は戦士し、兵士は逃げて溺死するものは八割にも及んだ。秦彦は大金を出して張雄に救援を求め、張雄は兵を率いて東塘にいたり、金を得ると、戦わずして去ってしまった。秦彦は畢師鐸をして兵二万を率いて城下に陣取らせ、鄭漢璋を先鋒とし、唐宏を次鋒とし、駱玄真・樊約をまたその次とし、畢師鐸・王朗は騎兵で左翼・右翼とした。陣列を敷き終わり、しばらくして楊行密が出て、輜重を防壁に委ねて、弱兵で守らせ、精兵数千をその傍らに伏せた。楊行密はまず駱玄真を攻撃して、白兵で接敵し、偽って逃げ、畢師鐸の諸軍はその壁に向かい、争って金玉・財宝・兵糧を奪った。伏兵が喚声とともに突撃し、楊行密は軽兵を率いてその背後を追い、捕虜や殺害された者は入り乱れ、死体は十里にもわたって横たわり、畢師鐸らは逃げ帰り、駱玄真は戦死した。畢師鐸は常に駱玄真が勇ましいのを頼んで敢えてよく敵を拒んだが、駱玄真が戦死してしまうと、嘆きくじけること日を重ね、出撃しようとする議を出さなくなった。 駢は久しく拘禁され、施しをして安心させようにも狭く、群奴は延和閣を解体して、欄干や楯を薪とし、革の帯を似て食べた。駢は幕府の盧涗を召して、「予はほぼ功績を立て、この頃清浄を求め、この世で利害を争ってきたわけではなかったが、今ここに及んで、神は何をお望みなのか?」といい、涙を流して止めることができなかった。畢師鐸は敗れると、駢が内応していると思った。女巫の王奉仙が畢師鐸に、「揚州の災いは、大人の死によって、祓われるであろう」と言った。秦彦は、「高公ではないのか?」と言い、左右の陳賞らに命じて往かせて殺した。侍者は賊が来たというと、駢は、「そいつは絶対に秦彦だろう」と言い、顔色は変わらず待ち受けた。軍が入ってくると、駢は罵って、「軍事には監軍や諸将があるが、必ずしもお前が来ることはなかったのではないか?」と言い、軍は辟易としたが、奮って駢を撃つ者があり、廷下に引いて何度も、「公は天子の恩を負っているのに、人を塗炭に陥らせ、罪は多いのだ。その上何の言うのだ?」と言い、駢は答える暇がなく、頭を上げて顔色を伺ったが、そこで斬られた。左右の奴や客は楊行密のもとに遁げ帰り、楊行密は全軍を喪服とし、臨時の大祭とし、ただ呂用之は縗服(喪服)を着て哭すること三日に及んだ。 秦彦はしばしば敗れ、軍の士気は崩壊し、畢師鐸と膝を抱えて互いに見合わせたが他の策略とてなく、さらに王奉仙に問い、賞罰の軽重はすべてここから出ていた。秦彦は鄭漢璋を遣わして張神剣を攻撃させて、これを撃破した。張神剣は高郵に逃げ、鄭漢璋は追撃しようとしたが、たまたま大雨にあって帰還した。楊行密は城がなお堅固であるから、軍中でかつ老いた者を、議して囲みから解かせた。呂用之の部将は夜明けに西壕に兵を伏せ、守備兵が休憩のため交代した隙きを窺って、城壁を登り、数十人を門で殺し、外の兵を招き寄せた。守備兵は嫌がって、皆兵を委ねて壊滅した。畢師鐸はその家の者や秦彦とともに東塘に逃げ、人は争って出たが、互いに登り合って踏まれて死に、塹壕は死体で充満し、王朗は転んだところを踏まれて死んだ。楊行密は入城すると、梁纘を本陣で殺したが、高氏の難に殉じなかったのを理由とした。韓問はこれを聞いて、井戸に身を投じて死んだ。居人は息も絶え絶えで死にそうであり、兵は暴行を加えるのに忍びず、かえって余剰の兵糧を押しのけてこれを救った。 秦彦・畢師鐸は唐宏・倪詳とともに白砂を焚いて、まさに長江を渡ろうとしたが、たまたま秦宗権が孫儒を遣わして兵三万を率いて揚州を攻撃し、天長に行き、秦彦らと合流して、戻って楊行密を攻撃し、楊行密の輜重・牛・羊を数千ばかりを奪った。孫儒は兵糧が乏しくなったから、そこで高郵を陥落させて、ここを根拠地とした。張神剣は逃げ帰り、楊行密は張神剣に館を授けたが、高郵の守兵七百人が壊滅したため逃げてくると、楊行密は謀があると疑って、ことごとく殺し、そのため張神剣も殺された。呂用之は始め楊行密に偽って、「廡下に金五千斤が埋まっており、事が平定されて一日の乏しさに備えることを願っています」と言っていたが、楊行密が地を掘ったが金は埋められておらず、ただ三尺の銅人があり、身は束縛され、釘が口に刺してあり、駢の名を背中に刻んであり、駢を呪うために用いられたと推測された。楊行密はその罪を責め、張守一とともに三橋で斬り、妻子はすべて死に、その罪を掲げて道にさらされた。 孫儒は城を攻めたが陥落させられず、秦彦・畢師鐸が謀反することを思い、しばらくその兵を併合した。唐宏は謀られて免れず、そこで孫儒に、「畢師鐸が密かに人を遣わして汴(朱全忠)のもとに至っている」と言い、孫儒は大いに恐れた。翌日、秦彦・畢師鐸・鄭漢璋と軍中に会し、秦彦・畢師鐸が先に来ると、壮士がこれを連行して孫儒の所に連行し、孫儒は秦彦に駢に叛いた罪を糾弾し、これを斬った。畢師鐸が叫んで、「丈夫たるものすなわち王となり、敗れれば虜となる。君はどうして多くを責めるのか。私はかつて数万の兵を率いて、常に人の手によって殺されることはなかった。公の剣で死なせてくれ」と言ったが、孫儒は、「どうして賊が我が手を汚そうするのか」と罵り、急き立ててこれを斬った。鄭漢璋が来ると、肘を奮って数人を撃ち殺したが、ついに死に、身と首は失われた。孫儒は唐宏をして騎兵を司らせ、厚くこれを賜った。文徳元年(888)、孫儒は諜報によって楊行密の兵糧が乏しいことを知り、高郵からこれを襲撃した。楊行密はその軍を抽出して廬州に帰還し、孫儒はついに揚州を根拠地とした。 駢が死ぬと、毛氈に包んで、子弟七人と一穴に埋めた。楊行密は駢の孫の高愈を抜擢して副使とし、喪事を司らせたが、未だ葬儀が終わる前に突然死し、そのためも駢の官吏であった鄺師虔に葬らせた。 揚州が富裕なこと天下に冠していたが、畢師鐸・楊行密・孫儒が攻めては守り、街や集落を焼き、民は漂泊し、兵は飢えて受け継いだから、その地はついに空となった。 朱玫は、邠州の人である。幼くして武勇に優れていたから為州の守将となった。黄巣が長安を占領すると、王玫なる者を偽節度使とし、まさに兵を整えようとし、玫は表向きはこれに仕え、間隙に乗じて王玫を斬り、留後を李重古に譲り、兵を合流して黄巣を討伐することを約束した。広明二年(881)、玫は賊を襲撃し、開遠門に戦い、槍が喉を貫いたが死ななかった。功多きをもって晋州刺史に抜擢され、邠寧節度使に昇進し、涇州・原州・岐州・隴州の兵八万を合わせて興平に駐屯し、定国砦と号した。澇上で戦ったが、邠に敗走し、詔して霊州・塩州の軍を加え、河南都統を拝命した。兵を率いて中橋に駐屯し、五壁を列べ、西北面都統に昇進した。賊が平定されると、同中書門下平章事を授けられ、呉興侯に封じられた。 田令孜が王重栄の討伐を議し、兵を玫に属させ、鄜州・延州・霊州・夏州の軍三万を合わせて沙苑を守らせた。王重栄は上疏して玫・田令孜の誅殺を請うた。戦うと玫はたちまち敗北し、そのため軍は帰還したり略奪したりを勝手気ままにした。僖宗はあわてて鳳翔に避難した。玫はかえって王重栄・李克用と講和し、田令孜の誅殺を請うた。宰相の蕭遘は密かに玫を召して僖宗を迎えさせようと、玫は鳳翔に走ったが、田令孜は乗輿(僖宗)を奪って陳倉に逃げ、遂に興元府に至った。玫は追跡するも及ばず、嗣襄王熅を奪い、奉って皇帝とした。玫は自ら大丞相と号し、万機を専決した。 始め李昌符と共に謀って嗣襄王熅を擁立したが、ここにいたって叛いて讎となし、李昌符は自ら天子(僖宗)に帰順したから、玫から人心が離れていった。王行瑜が大唐峰で敗れると、帰還して殺されてしまうことを恐れ、また玫を捕獲した者は邠寧節度を賜うと聞いて、王行瑜はその配下に、「今敗れて帰れば必ず功なくして死ぬが、もし朱玫を斬って、軍を北にして天子を迎えれば、富貴を取れる、そうではないか?」と言うと、軍は「そうです」といい、そこで兵を集めて道を急いで長安に走った。玫は孔緯の邸宅に居しており、まさに机に向かって政務を行おうとしていたが、兵が入ったことを聞いて、赴いて王行瑜を召喚して叱って、「公は勝手に帰ってきたが、叛いたのか?」というと、王行瑜は声を荒らげて、「私は叛いたのではない、まさにあなたの首を得て邠寧節度使となるのみだ!」と言い、玫はにわかに立ったが、左右の者がこれを斬り、その徒数百人を殺した。諸軍は遂に大いに乱れ、京師を焼いた。当時は厳寒期で、吏民は凍死し、倒れ死んだ者の死体は地を覆った。そこで首を興元府に伝え、帝は首を受け取った。宦者偽樞密使の王能著らは皆坐して誅殺された。 王行瑜は、邠州の人である。幼い頃から軍籍にあって、朱玫に従って列校となり、黄巣を討伐してしばしば戦功があった。嗣襄王熅が即位すると、行瑜に天平節度使を授け、兵を率いて大散関を守らせたが、李鋋のために敗れ、そこで行在(僖宗)につつしんで仕え、朱玫の首を取って献上し、邠寧節度使に抜擢された。 景福元年(892)、李茂貞・韓建および弟の同州節度使の王行実は、楊守亮を山南で討伐することを願い、そしてあえて度支の費用を仰がないと言い、李茂貞を招討使に任じて節を賜ることをのみを願った。宦官は難色を示し、昭宗もまた李茂貞らが山南を得てますます専横することを思って許さなかった。行瑜らはそのためほしいままに軍をおこして出撃した。 後に李茂貞は嗣覃王嗣周の攻撃を防ぎ、宰相を殺し、行瑜も参じて力があったから、鉄券を賜ることができた。しばらくして兵が跋扈したため、尚書令となることを求めたが、宰相韋昭度が不可としたため、ただ「尚父」の号を加えられたが、行瑜の恨みは深かった。たまたま河中の王重栄が死に、李克用がその子の王珂を後継の節度使とするよう願ったが、行瑜・韓建・李茂貞が王珙に授けるよう願い、そのためそれぞれが兵で朝廷に陳情し、天子を廃位しようとしたが勝てず、そこで韋昭度・李磎を殺し、弟の王行約を宿衛に留めた。李克用は全兵力を渡河して行瑜らの罪を問い、王行実は同州を棄てて長安に逃げ、王行約とともに乗輿(昭宗)を奪おうと謀ったが、また勝てず、皆邠州に逃げた。行瑜は梨園に駐屯し、李克用と戦ったが、王行実らの軍が敗れ、その母および行瑜の子が捕らえられ、将官は捕虜となった。帝は詔を下して行瑜の官爵を削った。行瑜は精兵五千を出して龍泉鎮に宿営し、李茂貞はその西に立て籠もった。李克用は夜に精鋭の騎兵を発して補給路を騒がし、岐軍(李茂貞)は敗走し、行瑜は邠州に帰り、城壁を取り巻いて守り、李克用にあつく金品を送って自ら帰順を求めた。李克用は軍でその城を包囲し、行瑜は窮したから、城に登って泣いて李克用に語り、「私は無罪だ。前に大臣を殺し、天子を脅かしたのは、岐人(李茂貞)だ。行実は宿衛に留まっただけなのに、役人は妄りに拉致の罪をこれに帰しており、今、公が乱を討つべき者は、まさに李茂貞に問うべきであって、願わくば帰順を約束してくれれば、天子に命を許されんことを」と言ったが、李克用は、「尚父はどうして自らを卑下しているのか。私は三賊を討伐することを命じられているが、公はその一人だ。もし帰国すれば、まさに決済に従うべきで、老夫が敢えて専断することがあろうか?」と言ったから、行瑜は定めを免れず、一族をあげて慶州に逃げたが、部下のために路上で斬られ、首は京師に送られ、帝は延喜門に御してこれを納れられた。乾寧二年(895)のことであった。その部下二百人は、李克用が朝廷に献上した。 それより以前、行瑜の乱において、宗正卿の李涪は盛んにその忠義を述べ、必ず罪を悔い改めると言っていた。ここに至って帝は怒り、放逐して嶺南で死んだ。 陳敬瑄は、田令孜の兄である。幼い頃は卑しく、餅屋であったが、左神策軍に所属することができた。田令孜が護軍中尉となると、敬瑄を親類であるから左金吾衛将軍・検校尚書右僕射・西川節度使に抜擢した。性格は畏れ慎み、よく士を慰撫した。 黄巣の乱で、僖宗は奉天に行幸し、敬瑄は夜に監軍の梁処厚を呼び寄せて、慟哭して表を奉って帝を迎え、行宮を建造し、令孜もまた西への行幸を唱え、敬瑄は兵三千で乗輿を守った。無駄に内苑の小児を従えて先に至り、敬瑄はもとより横暴を知っていたから、見廻りの兵士を派遣して様子を見させた。諸児は肘を連ねて大声で喧嘩して宮中に行ったから、兵士はこれを捕縛すると、「我は天子に仕える者だ!」と叫んだが、敬瑄は五十人を殺害した。巷に死体を遺棄し、そのため道路は騒がしくなくなった。帝は綿州に行き、敬瑄は道に謁見し、酒を奉り、帝は三たび盃をあげた。検校左僕射・同中書門下平章事に昇進した。当時雲南(南詔)が叛き、使者を遣わして和平を結ぶことを願い、そこで許された。敬瑄は行在の百官諸吏を奉って敢えて乏しくさせることはなかったから、帝は判度支に任命しようとしたが固辞した。再び検校司徒兼侍中を加えられ、梁国公に封じられた。弟の陳敬珣を閬州刺史とした。邛州の首望の阡能・涪州の叛校の韓秀昇を討って定め、再び兼中書令に昇進し、潁川郡王に封じられ、実封四百戸となり、一年間の上輸銭および上都の田・邸宅・磑(水力石臼)をそれぞれ十区賜り、鉄券を賜って十死を許されることとなった。黄巣が平定されると、潁川王に進み、実戸二百を増戸された。車駕が東に帰ると、敬瑄は財政の余剰を供給して朝廷を安心させたから、また検校太師に昇進した。 にわかに田令孜が罪を得ると、敬瑄は端州に流された。たまたま昭宗が即位すると、敬瑄は詔を拒み、帝は召喚して左龍武統軍とし、宰相韋昭度を代わりの節度使に領させようとした。使者が来ると、敬瑄は百姓に道を遮らせて耳を切り裂いて誠を示して自分の功績を訴え、また鉄券で死を許されていると言った。使者が馳せ帰った。田令孜は敬瑄に勧めて黄頭軍を募らせ、自ら守る計略とした。 当時、王建が閬州・利州を占領し、そのため田令孜は王建を召喚した。王建が綿州に至ると、兵を発して拒み、激しく王建を諸州で攻めたが、朝廷に行動を制限された。ある者が、「建は貪欲かつ気を見るに慎重で、ただこの頼りを利するだけで、公はどうしてこれを用いるのですか?」と言ったが、聞き入れなかった。王権は顧彦朗をあざむいて書簡に、「十軍阿父(田令孜)は私を呼び寄せようとしているが、太師(陳敬瑄)によって一大州を求めようと思う」と述べ、そこで梓州に麾下を呼び寄せ、自身は兵を率いて鹿頭関に入った。敬瑄は受け入れず、漢州刺史の張頊は迎撃したが、敗れ、王建は漢州に入った。成都は固く守り、王建は城下を走って田令孜に謝して、「父は私をお召しになり、門まで来ましたが私は拒まれています。一体誰の仕業でしょうか?」と述べ、諸将と髪を切って再拝して、「今賊となるのみ!」と言った。そこで出兵を顧彦朗に要請し、成都を攻撃し、残りは州県を略奪した。王彦朗もまた王建を恐れ、上表して大臣が敬瑄の代わりになるよう願った。王建は自ら敬瑄を討伐して贖罪することを願い、詔して永平軍を設立し、王建に節度使を授け、韋昭度を行営招討使とし、山南西道節度使の楊守亮を副使とし、王彦朗を行軍司馬とした。詔して敬瑄が孟昭図を殺した罪を暴き、官爵を削った。韋昭度は王建をして学射山に駐屯させ、敬瑄は迎撃したが勝てず、また蠶厓で戦ったが大敗した。 龍紀元年(889)、韋昭度は軍中に至り、持節して人を諭し、開門を約束させた。城を守る者が、「鉄券があるのに、どうして先帝の意に違うことができようか!」と罵った。田令孜に城中の戸あたり一人を取り立てて城壁の上を防御させ、夜は見廻りをし、昼は濠をさらって薪を伐採した。敬瑄は弥牟・徳陽に駐屯し、城壁をたてて王建を防いだ。富人をして自ら財の多少を占めさせ、巨大な棒を広げ、不実の者を笞打ち、三日もせずに銭が動くこと市のようであった。王建・韋昭度は城に沿って防塁を築き、簡州刺史の張造は攻めて橋を断ち切ろうとしたが、大敗して戦死した。 大順元年(890)、王建はしばらく諸州を攻撃して降伏させた。邛州刺史の毛湘はもと田令孜の孔目官(司・府に置かれた下級書吏)であり、その配下に、「私は軍容(田令孜)の期待を担うのに耐えられない。首となって王建に見えるのがいいだろう」といい、そこで沐浴して待ち、吏がその首を斬って降伏した。敬瑄は浣花で戦ったが勝てなかった。翌日、再度戦ったが、将士はすべて王建のために捕虜となってしまった。城中で降伏しようと謀る者は、田令孜が手足切断の刑罰を課したから民衆を恐怖させた。たまたま疫病が流行り、死人が重なりあうほどであった。 翌年(891)三月、詔して敬瑄の官爵を戻し、韋昭度を召喚し、王建を説諭して兵を引かせようとしたが、王建は詔を奉らなかった。帝はさらに王建を西川行営招討制置使とした。王建は敬瑄を捕虜としなければならないと知り、ついに蜀の地を欲することとなり、そこで韋昭度を脅して、「公は数万の軍を率いて賊を討伐しましたが、兵糧はしばしば足りず、関東の諸節度は互いに他国を攻略してその領土を奪い、朝廷は危うい状態であり、軍は遠方で疲弊して、中国を先んじるのにこしたことはなく、公は還って天子のために謀をすべきです」と説いたが、韋昭度は決めることができなかった。たまたま吏盗が諸軍の兵糧を減らし、王建は軍に怒って、「招討吏の謀である」と言い、兵士を放って捕らえ、塩漬けにして軍で食べた。韋昭度は大いに驚き、この日王建に符節を授け、走って剣門を出た。王建は桟道を絶ち切り、東への道は不通となった。そこで敬瑄を急襲し、直属の騎兵を分けて十隊とし、攻撃するところは簡単に勢いを恐れて服従し、堡塁はそれぞれ数百里に及び、間諜を放って城に入らせ、軍の人心を揺さぶった。王建は喜んで軍中に、「成都は「花錦城」と言うが、財宝や女はお前達が自分で取れ」と言い、謂票将の韓武らに、「城を陥したら、私と公が互いに節度使を一日なろう」と言い、部下がこれを聞くと、戦いはいよいよ力をつくした。包囲することおよそ三年、城中の兵糧は尽き、筒に米を入れ、一寸四方の粥が銭二百であった。敬瑄は出家して財貨を民に給付し、兵士を募って麦を麦を刈り取らせ、その半分を収容した。民はまた夜に王建が堡塁に塩を売りに来たが、禁じることができなかった。官吏が殺すことを願うと、敬瑄は、「民は飢えているのに施しがない。生を求めさせるのがいいだろう」と言った。人が互いに殴り合ったり罵ったりすると、敬瑄は止めることができず、そこで斬刑・八つ裂きの二法を行い、またおさめることはなかった。敬瑄は自ら率いて犀浦に出て、二軍を列べて王建を迎え撃った。王建の軍は偽って逃げ、伏兵を置いたから、敬瑄は敗れ、王建は斜橋・昝街の二屯を破った。翌日戦ったが、また一壁を破り、その将を降伏させた。王建は七里亭に駐屯し、敬瑄はこれを攻撃した。王建の将の張武が駆けて城に入り、子城の下で戦い、守備兵は皆騒いだから、勝てなかった。張勍は浣花営を破り、敬瑄の諸将はあるいは死に、あるいは降伏してまた尽きてしまった。およそ五十戦、敬瑄はすべて敗北し、そこで上表して病を理由として京師への帰還を願った。田令孜は素服で王建の軍に至った。王建は西門より入り、張勍を斬斫使とし、王建は全軍に布告して、「お前たちとともに連年戦ったのは、今日の志のようである。もし邪まに犯す者があれば、私はよく命を全うするようにしよう。だが張勍が斬るところは、私は救うことができない!」と言うと、軍中は粛然とした。敬瑄・田令孜を捕らえ、王建は自ら留後を称し、朝廷に上表した。詔して王建を西川節度副大使、知節度事とした。 王建は敬瑄を新津に住まわせ、その賦税で養ったが、重ねて上表して誅殺を願ったが、答えはなかった。景福二年(893)、王建は密かに左右の者に命じて敬瑄・田令孜が死士を養い、 楊晟らと謀反の約束したことを述べたから、ここに敬瑄を家で斬った。それより以前、敬瑄は死を免れないことを知り、かつて毒薬を帯に入れていたが、処刑されるに臨んで帯を見ると、毒薬はすでに失われていた。これより王建はことごとく両川・黔中の地を領有した。 李巨川は、字は下己で、李逢吉の従曽孫である。乾符年間(874-879)に進士に及第した。まさに天下は騒動となり、そこで京師を去って、河中の王重栄に招かれて書記となった。王重栄は黄巣を討伐し、檄文や上奏文を書くのは日々混乱していたが、報告を待ってすぐに発したものは、すべて巨川の手になったものであったから、心の中で敏い者だと思い、言はたちまち理にあたっており、近隣の藩鎮は皆驚いた。たまたま賊が敗れて関より出て行って京師が回復すると、人は巨川を助力があったと言った。王重栄が乱で死ぬと、興元参軍に左遷されたが、節度使の楊守亮が喜んで、「天は先生を私に遺わしたのだ!」と言い、また書紀とした。楊守亮が韓建の捕虜となると、巨川も械で従わされたが、木の葉に書いて韓建に悲哀を伝えると、韓建は心を動かされ、そこで縛めをとき、幕府に置いた。昭宗が華州に行幸すると、韓建は一州を煩わしたところで昭宗を救うことができないとみて、巨川をして天下に檄文を出させ、糧食の転送を促した。 それより以前、帝は石門にあって、しばしば嗣延王・通王を遣わして親軍を率いさせ、大いに安聖・奉宸・保寧・安化の四軍を選んで、また殿後軍を設置し、合わせて兵士二万となっていた。韓建は衛兵が強く、おのれに利さないことを憎み、巨川と謀り、そこでお上に変事を告げ、八王が帝を脅して河中に行幸しようとしていると告げ、そこで十六宅を捕らえ、厳しい先生を選んで教え導かせることを願い、ことごとく麾下の兵を散らせた。書して再度上奏し、帝はやむをえず詔して裁可した。また殿後軍を廃止し、なおかつ「わざわざ天下が広くはないことを示す必要はありません」と言った。詔して三十人を留めて控鶴排馬官とし、飛龍坊に隷属させ、これより天子の爪牙となる兵が尽きてしまった。韓建ははじめ帝が許さないことを恐れていたから、兵で宮殿を取り巻き、定州行営将の李筠の誅殺を願った。帝は恐れ、李筠を斬り、兵は解散させた。また、「七国は漢に災いし、八王は晋を乱し、永王が江南を率いて謀反を謀り、吐蕃・朱玫が反乱したのは、首謀者が宗室を立てて人望を揺したからです。今王室は多いため、どうして諸王をしてまさに四方に命じさせるべきを、惑わして藩鎮を攻撃しようとするのでしょうか?」と言い、ここに諸王に勅して使者を奉り、ことごとく行在に赴かせた。巨川は日夜韓建を導いて朝廷の臣下とはならず、そこで徳王を立てて皇太子とし、文辞はその悪を覆い隠した。帝が京師に帰還すると、諫議大夫を拝命した。 光化年間(898-901)初頭、朱全忠は河中を陥落させ、まさに潼関を攻撃しようとしていたから、韓建は恐れ、巨川をして往かせて朱全忠の軍に行かせてよしみを結ばせ、そこで現在の利害を説いた。朱全忠の属官の敬翔は文章によって朱全忠の左右に仕えていたが、巨川が朱全忠に用いられて自身の立場が失われることを疑い、そこで欺いて、「巨川は本当の奇才ですが、振り返ってみますと主人に不利なことばかりしています。いかがなものでしょうか?」と言ったから、この日、朱全忠は巨川を殺した。 前巻 『新唐書』 次巻 巻二百二十四上 列伝第一百四十九上 『新唐書』巻二百二十四下 列伝第一百四十九下 巻二百二十五上 列伝第一百五十上
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/9236.html
中国 / 中国の歴史修正 +クチコミ検索〔支那の歴史〕 #bf +ブログサーチ〔支那の歴史〕 #blogsearch +ニュースサーチ〔支那の歴史〕 「戦時中は小学生も読んでいた」終戦後にGHQが真っ先に禁書にした - Yahoo!ファイナンス 多くの日本人が勘違いしている…台湾は中国からの「独立」を求めているわけではない - ニコニコニュース 安倍元首相「台湾有事は日本有事」、中国メディアは「狂言」「暴言」と猛反発 - ニコニコニュース 「なぜ日本は絶対に負ける戦争に突入したのか」戦争で負けないためにやるべきだったこと - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス 中国、韓国も夫婦別姓を認めているのに…日本が世界の潮流から取り残される根本原因 - ニコニコニュース 世代の昭和史:/55 昭和史の分かれ目 近衛・ルーズベルト会談はなぜ潰れたか=保阪正康 - 毎日新聞 【コラム】アヘン戦争を見守った日本「中国は全身が病気の患者」(2) - 中央日報 世代の昭和史:/54 太平洋戦争に至るまでを記録した真摯な報告書=保阪正康 - 毎日新聞 ラーメンライターも思わずうなった...味玉が本当に旨いラーメン店5選(井手隊長) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 支那そば、中華そばでは不正解…日本で最初の「ラーメン」はなんと呼ばれていたか そして誰がラーメンと名付けたのか - PRESIDENT Online 【仙台名物グルメ】冷やし中華発祥の鍵は「中国料理 龍亭」にあった!|るるぶ&more. - るるぶNEWS 日本人が礼儀正しいのは「中国の礼儀を学んだからだ」=中国 - ニコニコニュース 「近衛声明」直前まで涙の訴え...“日中戦争”を止めようとした陸軍中将の実像(PHPオンライン衆知(歴史街道)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 通州事件、尖閣諸島戦時遭難事件... 昭和史に埋もれていた「事件」に光を当てる - Newsweekjapan 中国のネット世論の「反日」言説から抜け落ちていたものとは…? 日中関係史を読み解く重厚なノンフィクション - 文春オンライン 中国を暴走させないために | 2050年の中国 | 特集 | 週刊東洋経済プラス - 週刊東洋経済プラス 日本と中国が「同盟」を組む可能性ってあると思う? 中国ネット民の見方は - ニコニコニュース 「なぜ日本は中国との泥沼の戦争を選んだか」84年前の日本政府が間違った根本原因 なぜ国民は「愛国」で熱狂したのか - PRESIDENT Online 習近平指導部は中華人民共和国を「自分たちの所有物」と考えている 日本独自の学問「東洋史」が教える事 - PRESIDENT Online 残念だ・・・下駄は中国起源なのに、日本のものになってしまった=中国 - ニコニコニュース 「後期日中戦争」書評 対米戦にも目を配り新鮮な分析|好書好日 - 好書好日 中国の属国だった歴史を否定しようとする韓国に、日本の歴史書が「待った」 - ニコニコニュース コロナだけじゃない、中国で次々に発生する感染症に世界は耐えられるか | ブルセラ症、ハンタウイルス、新型ブニヤウイルス… - courrier.jp 「大日本帝国」と同じ轍を踏む習近平と中国共産党 「中国切腹日本介錯論」、中国の自滅を日本が介錯する歴史的必然(1/7) - JBpress 明治人の旅から「武漢」の歴史をたどる - WEDGE Infinity #10 “謎の古地図”が解き明かす「中国に不都合な歴史」 | 日米中「秘史」から学ぶ、すぐ役立つ「知恵」 - courrier.jp 作家・井沢元彦氏が「支那」という用語を使わない理由 - NEWSポストセブン 【石平のChina Watch】中国の歴史歪曲・粉飾は長い伝統、日本に「正しい歴史観」を求める資格はあるか - 産経ニュース RIETI - 中国の外交 ―歴史と現在― - 経済産業研究所(RIETI) +クチコミ検索〔中国の歴史〕 #bf +ブログサーチ〔中国の歴史〕 #blogsearch +ニュースサーチ〔中国の歴史〕 東京五輪の視聴経験が訪日旅行へ関心を持つきっかけに ~Cint Japan株式会社・株式会社JTB総合研究所 共同調査「中国・オーストラリア・イギリスからの訪日意向調査」~:時事ドットコム - 時事通信 中国政府を揶揄したポップソングが爆ヒット! 当局を怒らせた歌詞の内容を徹底解説(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国、「正しい重要な決断」と称賛 ニカラグアの台湾断交 - 産経ニュース Understanding China Conference 2021(広州)の参加者が世界的な課題に取り組むための国際協力強化を呼び掛け - 共同通信PRワイヤー ソ連崩壊から30年:その時、現地では何が起こっていたのか(nippon.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国のウイグル族弾圧を「ジェノサイド」と認定=英民衆法廷 - BBCニュース 【本日発売】最も歴史のある実名レストランガイド、21年目の「東京最高のレストラン2022」発売です!:時事ドットコム - 時事通信 【話題の中国歴史ドラマにハマる!?】『長安 賢后伝』『驪妃(りひ)-The Song of Glory-』2022年1月、チャンネル銀河でTV初放送! - PR TIMES 中国恒大「一部デフォルト」 格付け会社フィッチが初認定(AFP=時事) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ラオス悲願の長距離鉄道が開業 一帯一路の鉄道はどこまで延びる? 高まる期待と懸念(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 滋賀県長浜生まれの鉄砲鍛冶師にして発明家「国友一貫斎」 鉄砲伝来の歴史と一貫斎の功績(ラジトピ ラジオ関西トピックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 民主主義サミット 狙いは中国包囲網 100以上の国など招待 - www.fnn.jp 「プライバシーはまったく存在しない」習近平政権がデジタル監視を強める本当の理由(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「分裂勢力と一線を画せ」…中国、台湾企業に蔡政権への献金など控えるよう警告 - 読売新聞オンライン 日本の安全保障に「第2次日英同盟」が急務 100年前の解消を歴史的失敗の教訓に(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「ボイコット北京」=韓国メディアのコラム(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【中国ウォッチ】安倍氏の台湾有事発言に異例の強硬対応─中国高官「火遊びで焼け死ぬ」 - 時事通信ニュース 女装して敵を籠絡するヤマトタケルは中国で英雄視されない? 近年トリックスター性が見出され始めたワケ(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「負の歴史」から距離を置くロシア 旧日本軍の「戦争犯罪」をアピール「戦勝国ソ連は正義、敗戦国は悪」 - 東京新聞 『日本沈没―希望のひと―』4割が移民はしたくないリアリティ「日本人として捨てられないものもあります」(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「日本を嫌いな韓国人」と「日本を嫌いな中国人」には“大きな違い”があった…!(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国は「断固反対」 靖国参拝(時事通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 愛国と忠誠のシンボルに? 習近平夫人の「政治嗜好」(新潮社 フォーサイト) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【詳しく】外交的ボイコットとは アメリカの思惑 中国の反応は - NHK NEWS WEB 中国とロシアの後ろで独自の動きをするインド ~ロシア・インドが首脳会談(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国メディアが眞子さん結婚の〝後遺症〟を仰々しく特集「皇室の必要性あるか」(東スポWeb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 極東情勢やいかに、米中さや当てに軍艦の日本周回 真珠湾攻撃80年(時事通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 韓国を植民地支配したことの重さ 日本はまだ十分理解していない | | 内田雅敏 - 毎日新聞 中国・習近平主席の統制強化策の行く末 不動産市場は“地獄の1丁目”に(マネーポストWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 90年前の「中国国恥地図」、米軍が利用 「失地回復」掲げる膨張主義を警戒(産経新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国共産党のほうが全然いい…EU版の「一帯一路」が大失敗に終わりそうな理由(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 習近平「賭博狩り」でマカオを窮追、恩恵を受けるのは反中のあの国(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【コラム】『醜い中国人』は消えるか(2)(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 北京五輪に潜む危険:参加選手の「拘束」もありうる(JBpress) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 2025年、中国では大人用おむつの売り上げが幼児用を上回る - Business Insider Japan 中国包囲に再結集する「アングロサクソン帝国」の賞味期限(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE) - Yahoo!ニュース 諜報・謀略の中国現代史 国家安全省の指導者にみる権力闘争 柴田哲雄著 - 東京新聞 忘れ去られていた歴史:岩倉使節団も利用した「北米大陸横断鉄道」を作った中国人労働者たち(サライ.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国、独自の「民主」強調 白書公表、米けん制 - 時事通信ニュース 「ニクソン絶対困ってる」箸を持つアメリカ大統領の写真。実は「中華料理」の意識を変えるきっかけだった(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国台頭で日本もようやく…「経済安全保障」に本腰を入れないと本格的にマズい理由(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国発「海底撈火鍋」急拡大から一転300店舗閉鎖の裏で起きていたこと(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 史上3回目の「歴史決議」採択 習近平が正した中国の〝錯誤〟 - WEDGE Infinity 中国「内モンゴル人権弾圧」の実態 当局による民族同化政策 揚氏「日本国内でも集会を組織的に妨害」(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国の自信過剰と誤算が戦争を招く最大の脅威 MI6長官 - Newsweekjapan 蘇州古典庭園を竹箸で再現 中国福建省仙遊県(CGTN Japanese) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「皇帝の嫡子を産んだ母は殺せ」「前皇帝も一族も殺せ」1600年前の 危ない中国 を知ろう(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国の海洋進出:防波堤として期待されるフィリピン(JBpress) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 張本智和、早田ひな組、パリへ収穫の銀 中国に完敗も頂点争う日本の歴史引き継いだ(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 〈私が見た新疆ウイグル自治区4〉新疆の歴史は? (2021年11月27日) - エキサイトニュース 「中国人・中国政府いずれも好感持てない」韓日の若者世代の反中感情を調べると…(ハンギョレ新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国最古の炭化米、稲作の歴史は1万年前にさかのぼる 上山文化考古学特別展(CGTN Japanese) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 彭帥問題で中国当局の肩を持つIOC「バッハ会長」 歴史を動かす危険な一歩か(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 習近平「歴史決議」採択で高まる中印の武力衝突リスク(JBpress) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国最古の炭化米、稲作の歴史は1万年前にさかのぼる 上山文化考古学特別展 - AFPBB News 横山光輝『史記』で紐解く古代中国二千年の歴史。「時空旅人 2022年1月号」本日発売 - PR TIMES 「ニューズ・オプエド」に、ジャーナリスト・講談社特別編集委員の近藤大介氏と、ジャーナリストの井上雄介氏が生出演!特集『「歴史決議」を採択した中国共産党が今後進む道』について解説していただきます! - PR TIMES 「日本語の起源は中国東北部のキビ・アワ農家」 壮大な新説に注目(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【中国的核心】全体主義に突き進む習近平氏 冬季五輪と歴史決議が〝お墨付き〟 - 産経ニュース これが「本当の中国領土」? 「国恥地図」を見れば、中国人の頭の中が分かる(レビュー)(Book Bang) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国の劉鶴副首相、安定した住宅市場呼び掛け-歴史決議巡り論文掲載(Bloomberg) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国 ~秦漢文明の遺産~ 2022年3月25日(金)~5月22日(日)@京都市京セラ美術館 - PR TIMES 中国で大人気のウイグル人「美人女優」 共産党統治下の“中国人”として生きる少数民族の哀しい宿命(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国が「リトアニアと台湾の急接近」問題でバイデン大統領に噛み付いた理由(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国からの圧力増大に懸念 台湾、民主主義国家との協力強化へ=大陸委(中央社フォーカス台湾) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 勘違いと願望から「創造された」中国・南シナ海領有権の根拠(JBpress) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース なぜ? 中国が“公認”歴史マンガ 中国の狙い - www.fnn.jp 【書評】百周年を迎えた中国共産党を見きわめるための1冊(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 脱炭素で「不本意な歴史」の払拭を狙う習近平 - ITpro 中国共産党「歴史決議」全文を公表 習主席の9年間の歴史を記述 - NHK NEWS WEB 博物館ラッシュや「考古学ガチャガチャ」、盗墓ドラマが人気 中国で続く考古学ブーム(CNS(China News Service)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国「6中全会」で採択された「歴史決議」から見えてくる“二つの可能性”(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 15.周王朝の東遷から約550年間、乱世を繰り返す【世界史】 | - ラブすぽ 中国で『くまのプーさん』が上映できないのはなぜ? 度を越した習近平氏の「神格化」(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 伊70代女性、マルコ・ポーロの旅路に挑戦 中国まで徒歩(CGTN Japanese) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 韓国政府、中国の歴史歪曲対応に消極的(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中華料理店の変遷、「東京ディープチャイナ」を支えるオーナーたち(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 韓国語と日本語の起源、遊牧民ではなく遼河の農夫たちの言語(ハンギョレ新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国共産党「歴史決議」に松野長官「動き注視」 - 産経ニュース 中国共産党「歴史決議」採択 習国家主席の権威高めるねらいか - NHK NEWS WEB 中国歴史劇「燕雲台」権力闘争に巻き込まれた三姉妹の愛と憎しみ映す新PV(映画ナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 習氏3期目人事、調整本格化 側近の処遇が焦点―中国共産党 - 時事通信ニュース ダライ・ラマ14世「中国共産党入り」考えた過去 マルクス主義に傾倒も「毛沢東発言」で決別(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国「歴史決議」採択へ 習近平主席の実績たたえる報道相次ぐ - NHK NEWS WEB 中国共産党が「歴史決議」採択 - 京都新聞 中国共産党が「歴史決議」採択 - 沖縄タイムス 意外と知らない中国式の「国家資本主義」その本質 - 東洋経済オンライン 中国史とつなげて学ぶと日本史の常識が覆る理由 - 東洋経済オンライン 中国、「歴史決議」審議へ 習氏の権威づけ図る - 産経ニュース なぜ中国との対立はここまで強まったのか? 台湾情勢を歴史から解き明かす(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース われわれは中国の歴史が「大転換」するのを目撃している - ダイヤモンド・オンライン 中国時代劇を100%楽しむための歴史読本誕生 『皇帝と皇后から見る中国の歴史』 - リアルサウンド AmazonのKindleストアで『興亡の世界史』と『中国の歴史』がセール中! - 窓の杜 中国が学校の教科書を統一、習近平思想の「洗脳」強化へ - JBpress 中国共産党100年の今年、毛沢東の軌跡をあらためてたどる:朝日新聞GLOBE+ - GLOBE+ 中国が歴史修正中、習近平ビジョンを反映 - Wall Street Journal 中国の古代史をより深く学びたい方へ!司馬遷の「史記」の時代の歴史を戦争をテーマにダイナミックに解説!!NHK文化センターオンライン講座「戦争の中国古代史」4/4開講【NHK文化センター】 - PR TIMES なぜ秦は、戦国七雄の頂点に立つことができたのか?(佐藤 信弥) - 現代ビジネス 中国の盛衰に日本は歴史的に振り回されてきた!【世界史でわかる日本史】 - ダイヤモンド・オンライン ● 支那〔Wikipedia〕 支那(シナ)とは、中国またはその一部の地域に対して用いられる地理的呼称、あるいは王朝・政権の名を超えた通史的な呼称の一つである。現代の中華人民共和国において、この呼称が悪意的、侮蔑的呼称であるとされることもある ■ 支那の歴史 / 「反日・自虐史観を排した歴史年表」より / 支那では、匈奴、鮮卑、契丹、突厥、ウイグル、モンゴル、満洲(女真)など、様々な民族によるまったく異なる王朝の出現、滅亡、戦乱の繰り返した。つまり、歴史に連続性がない。 支那の統一王朝は、秦、漢、隋、唐、宋、元、明、清で、このうち漢民族(支那人)の王朝は漢、宋、明の3つだけである。 +続き 複数の王朝が並立した時代も多く、「天下」はあっても「国家」はない。王朝が変わるたびに領土の範囲もまったく異なった。王朝が変わると前の文化をことごとく破壊しつくし、数千万の単位で人口が激減していた。要するに大虐殺が繰り返されたのである。 支那は有史以来トラブルの絶えない国(地域)である。易姓革命、宮廷内紛、群雄割拠、軍閥内戦、農民蜂起、天災飢餓、難民流出・・・などなど、現在(中華人民共和国)に至るまで支那史では暴力と流血は一日もやむことがない。そうしたなかで、権力者は、内部の敵から銃口を向けられないよう、どうしても外部に国民共通の敵や仮想敵を欲する。大東亜戦争終結後、朝鮮戦争、中印、中ソ、中越と対外戦争を繰り返してきたのもこのため。そして現在、ぴったりの敵として設定されたのが日本の「軍国主義」なのだ。 ■ 人々をウソにまみれた政治(人治)から開放(liberalに)したい 「縦椅子のブログ(2018年12月31日)」より / ーー以下「田中秀臣(上武大学ビジネス情報学部教授)コラム」より抜粋編集 石平著『中国五千年の虚言史』(徳間書店)より。 ネットから情報を得ているような人は、支那人が歴史を持たない人たちであることはもう常識のようになっている。 しかし、これまで、ネット環境が整備されるまでは、支那4千年の歴史などという話が大真面目に信じられていたのだった。 ーー 例えば1912年の辛亥革命によって滅びた清朝は、第一公用語を女真族の言葉・満州語としており、第二公用語をモンゴル語としていたのである。 その事実は、琉球と清との公文書が満州語(パスパ文字)で記されていることからわかる。 漢文が出現するのは、ようやく第三公用語としてだ。 ーー つまり支那大陸は、さまざまな異民族支配を受けてきた土地なのだ。 その地を異民族が立ち代わり支配し、それぞれの王朝を築いてきたのである。 連続する民族の記録(歴史)など成立するはずがなかった。 (※mono....以下略、詳細はサイト記事で) ■ 中国4000年のおそろしさ――不気味な隣人の素顔 「再生日本21」より / 中国4000年の“抗争と断絶”の歴史 よく「中国4000年の歴史」という。しかしこの4000年の歴史は、実は繰り返される断絶の歴史、もっと言えば血で血を洗う抗争の歴史といってもよいくらいだ。 それを象徴する言葉が「易姓革命」である。易姓革命とは、天下を治める者は、その時代に最も徳がある人物がふさわしい。天が徳を失った王朝に見切りをつけた時、革命が起きるという中国の伝統的な政治思想である。天や徳といった言葉が使われているが、実のところは新王朝が史書編纂などで歴代王朝の正統な後継であることを強調する一方で、新王朝の正当性を強調するために前王朝と末代皇帝の不徳と悪逆を強調する。それを正当化する理論として機能していたのが易姓革命の思想なのだ。そのため中国の歴史は、決して誇張ではなく血で血を洗う抗争に次ぐ抗争であり、4000年の歴史と言っても私たち日本人がイメージしているような悠久の歴史では全くない。江戸時代の儒学者であり、軍学者であった山鹿素行はその著『中朝事実』においてその点を指摘し、「中国では易姓革命によって家臣が君主を弑することがしょっちゅう起こっている。中国は中華の名に値しない。建国以来万世一系の日本こそ中朝(中華)である」と主張した。素行も説いた中国の抗争と断絶の歴史をさかのぼりながら見ていこう。 清朝は漢族ではなく満州族の王朝 +続き 例えば、今の中華人民共和国の前は、中華民国。その前は清。ここまでは誰もが知っているだろうが、この清朝はいわゆる「中国人」の主流派である漢族の王朝ではない。北方の満州族が打ち立てた王朝なのだ。前述した素行はこの点についてもきちんと指摘していた。この満州族が中国を支配していた清の時代に持ちこんだものの中には、今私たちが中国の伝統的なものと誤解しているものも少なくない。例えばチャイナドレスがそうだ。チャイナドレスは丈の長い詰め襟の衣服だが、あれは元々北方に住む満州族の防風防寒のための衣服だったのだ。 実はこの満州族の王朝である清朝により、「中国」は拡大してほぼ今の「中国」とイコールになった。それまではもっと狭い地域を指していたのだ。少し考えてみれば分かることだが、誰もが知っている世界遺産の万里の長城。あれは外敵の侵入を防ぐために造られたものなのだから、長城の向こう側は「中国」ではなかった。その「中国」ではない地域、満州において1616年に建国した後金(こうきん)国が清の前身である。後金国の首都は遼陽(りょうよう)から後に瀋陽(しんよう)(旧称奉天)に移されたが、つまり遼陽も瀋陽も当時は「中国」ではなかった、「中国」の外にあったのである。後金は1636年に国号を大清に改め、1644年に万里の長城を越えて北京に都を移す。こうして満州族の征服によって、満州から旧「中国」までを含む現「中国」が誕生したのである。 古代、「漢族」は存在しなかった 清の前は、明。明の前は元。これくらいは多くの日本人が知っている。それより前になると、あやしくなる人が多いであろうが、さかのぼって見ていこう。北に金、南に宋の両王朝が併存していたのが、平清盛が日宋貿易を行なった時代である。さらにさかのぼると北宋の時代、五代十国時代となり、その前、6世紀後半から10世紀にかけてが、遣唐使・遣隋使で馴染みのある唐や隋の時代。その前は、南北朝時代、五胡十六国時代、そして『三国志』で名高い三国時代は220年頃から300年頃。その前は、漢字や漢族という言葉の元となる漢王朝で、始まりは紀元前206年にまでさかのぼる。漢は前漢と後漢に分けられるが、前漢を起こしたのが小説や漫画で知られている劉邦である。そして、前漢の前が始皇帝で名高い秦(しん)。東アジアの大陸部に「中国」と呼んでもいい政治的統一体が完成したのは、この秦の始皇帝による統一(紀元前221年)からだ。 「中国4000年の歴史」と言われるが、まだ半分にしか達していない。秦の始皇帝による統一前、いわゆる先秦時代はどういう状態であったかと言うと、「中原(ちゅうげん)」と呼ばれる黄河中流域の平原地帯を巡って、諸族が争い攻防を繰り返していた。今、諸族と書いたが、読者は「諸族というのは漢族とその他の少数民族のこと?」と思ったかもしれない。そうではない。実は古代中国の時代には「漢族」などという種族は存在しなかったのだ。読者は「東夷(とうい)・西戎(せいじゅう)・南蛮・北狄(ほくてき)」という言葉を聞いたことがあるだろう。今、日本人に馴染みのあるのは「南蛮」くらいだが、元々は4つセットで「四夷」と呼ばれる。中国の周り、東西南北に住む野蛮人というような蔑称だ。中華思想を象徴する言葉だが、実は元々、中華に値するのは前述した黄河中流域の中原しかなかった。それ以外に住む種族は、例えば今の北京や上海に住んでいた種族もみな「夷・戎・蛮・狄」であったのである。そればかりではない。先秦時代の王朝として夏(か)・殷(いん)・周の三王朝が中原にあったが、夏は東南アジアの海洋民族(東夷)、殷は北の狩猟民族(北狄)、周は東北チベットの遊牧民(西戎)ではなかったかと言われているし、中国統一を成し遂げたした秦も西戎である。西戎のさらに西、ペルシャ系の遊牧民ではなかったかという説もある。いずれにしても、豊かな都市国家・中原を巡って、文字どおり諸族が入り乱れ、それによって誕生した混血雑種が漢族なのである。 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%8E%9F 征服王朝のすさまじさ 混血という意味では、日本人もそう言える。私たちも学生時代、日本史の授業において、帰化人、あるいは渡来人を学んだ。大陸から多くの血が入ってきているのは間違いない。ただ、日本人と漢族あるいは中国人とが決定的に違うのは、日本人の場合、渡来人は日本に融合していったのに対し、中国人の場合は前述した易姓革命により、抗争と征服を繰り返してきたという点だ。 先に述べた清だけではない。読者もご存知のとおり、元寇で知られる元はモンゴル族の王朝であるし、燕京(現在の北京)に都を置いた金は女真族、後の満州族につながるツングース系言語を話す半農半猟の民であった。中国史における用語として、「征服王朝」という言葉があるが、これは漢族以外の民族によって支配された王朝のことを指す。清や元、金は征服王朝である。 征服王朝のすさまじさの一例を挙げよう。1126年11月、金は宋(北宋)の首都・開封を陥れる。この年が靖康元年であったため、これを「靖康の変」と呼ぶ。金はおびただしい金銀財宝とともに、徽宗・欽宗以下の宋の皇族と官僚、数千人を捕らえて満州へ連行し、そこで生涯にわたって悲惨な虜囚生活を送らせた。そればかりではない。この事件で宋室の皇女達(4歳~28歳)全員が連行され、金の皇帝・皇族らの妾にされるか、洗衣院と呼ばれる官営売春施設に送られて娼婦とさせられたのである。 「中国」どころではなく、東アジアから東ヨーロッパまでを支配した大征服王朝の元は、南宋を滅ぼした際、金が北宋に対して行なったようなむごたらしい行為は行なわなかったが、統治においては厳しい身分制度を敷いて徹底的に民族差別を行なった。民族をモンゴル人・色目人・漢人・南人に分け、中央政府の首脳部と地方行政機関の長はモンゴル人が独占した。色目人とは色々な目の色をした人の意味で、中央アジア・西アジア出身の異民族、さらにはヨーロッパ人も含む。早くから譜代関係にあったために、モンゴル人に次いで重用され、モンゴル人とともに支配階級を形成した。支配階級であるモンゴル人と色目人を合わせて人口は約200万人で、その人口構成比は約3%に過ぎなかった。漢人は、金の支配下にあった人々の総称で、淮河以北に居住していた宋代の漢人の子孫の他に、女真人・契丹人・高麗人・渤海人などが含まれ、人口は約1000万人、人口構成比は約14%であった。そして、一番下の階級である南人は南宋の支配下にあった漢民族を指し、人口は約6000万人、人口構成比は約83%を占めた。漢人・南人は被支配者階級であり、特に人口の大部分を占める南人は最下層に置かれ徹底的に差別された。その決まりは細かく、例えばモンゴル人と漢人・南人が争ってモンゴル人が漢人・南人を殴っても、漢人・南人は殴り返してはいけないというような細かいことまで法で定められていた。また、同じ漢族でも、金の支配下にあったか南宋の支配下にあったかで差別しているが、これの基準は中国化しているかしていないかであり、徹底して中国式を抑圧した。私たち日本人からすると、元は遊牧民族が作った中国式王朝のようなイメージがあるが、実際には中国式の要素はほとんどなかった。ただ、「パスパ文字」という独自の文字とともに支配の都合上漢字も使っていたというだけなのだ。 なお、余談になるがこのパスパ文字、ハングルとそっくりである。実は、ハングルは、元の属国であった高麗(朝鮮)王朝がモンゴル化し、その時伝わったパスパ文字が基礎となって、高麗王朝に代わった李氏朝鮮の時代に作られたと言われている。このパスパ文字起源説は韓国外の学界では広く受け入れられているが、韓国内では当然、圧倒的に非主流派である。しかし韓国内においても、きちんとした学究も一部ではなされている。例えば、国語学者のチョン・クァン高麗大名誉教授がそうだ。チョン・クァン名誉教授は、次のように述べ、韓国における国粋主義的研究を糺している。「訓民正音とハングルに関する国粋主義的な研究は、この文字の制定とその原理・動機の真相を糊塗してきたと言っても過言ではない」。 http //japanese.joins.com/article/430/107430.html 尖閣はもちろん我が国固有の領土であるが、今、韓国が不法占拠している竹島も我が国固有の領土である。竹島は1952年のいわゆる「李承晩ライン」により、韓国に軍事的に侵略された領土なのである。第二次世界大戦後、日本漁業の経済水域はマッカーサー・ラインによって大きく制限されたものであったが、1951年9月8日に調印されたサンフランシスコ講和条約により、翌1952年4月28日の日本主権の回復後はこの制限の撤廃が予定されていた。ところが、日本の主権回復前の隙を韓国は狙ってきたのだ。1951年7月19日、韓国政府はサンフランシスコ講和条約草案を起草中の米国政府に対し要望書を提出し、竹島、波浪島を韓国領とすること、並びにマッカーサー・ラインの継続を要求した。これに対し、アメリカは1951年8月10日に「ラスク書簡」にて回答し、この韓国政府の要求を拒否した。「ラスク書簡」の約1ヶ月後の1951年9月8日にサンフランシスコ講和条約は調印されたが、講和条約発効の約3か月前の1952年1月18日、朝鮮戦争下の韓国政府は、突如としてマッカーサー・ラインに代わる李承晩ラインという軍事境界線の宣言を行った。1965年の日韓基本条約によってラインが廃止されるまでの13年間に、韓国による日本人抑留者は3929人、拿捕された船舶数は328隻、死傷者は44人を数えた。抑留者は6畳ほどの板の間に30人も押し込まれ、僅かな食料と30人がおけ1杯の水で1日を過ごさなければならないなどの劣悪な抑留生活を強いられた。このような国際法上違法であり、かつ非人道的侵略行為に対し、当時我が国政府のみならず米国も抗議しているが、米国は直接的な利害関係国ではないため積極的な介入は行なわず、それがために韓国による侵略が固定化されてしまったのである。 国策として反日愛国を強く推進している韓国という国の中で、こういった事実は全く知られていない。反日愛国に沿った虚偽が真実として異常に強調される国なのである。そういう国にあって、もし真実を伝えようとすれば、袋叩きに遭うことは間違いないだろう。しかし、中には良心に忠実に真実に向き合おうとする人もいる。例えば、先に取り上げたハングル研究におけるチョン・クァン名誉教授などがそうである。韓国にも、あるいは中国にも少数ながら存在するそういう勇気ある真っ当な人たちの声を、私たち日本人はしっかり認識し、広めていくべきだろう。 次は最後の征服王朝・清だ。1644年に都を北京に移した清は、中国南部に残っている明朝の残党狩りのために征服戦争に打って出る。これがすさまじい。「屠城(とじょう)」と言って、「城内の全ての人間を屠殺する」のである。こう言うと、「日本でも珍しくないではないか」と思うかもしれないが、まるで違うのである。日本では籠城するのは武士であり、城下町はその外にある。だから、仮に城内の人間がすべて殺されたとしても、それは籠城している武士だけである。しかし、中国の場合、街全体が城壁で囲まれており、屠城とは街中の市民全員を殺すことなのである。清の征服軍が行なった屠城で有名なものの一つは1644年の「揚州屠城」であるが、当時揚州は既に人口100万人の大都市であった。その都市で大虐殺が実行された。かろうじて生き残った王秀楚という人物が、『揚州十日記』という記録を残している。「数十名の女たちは牛か羊のように駆り立てられて、少しでも進まぬとただちに殴られ、あるいはその場で斬殺された。道路のあちこちに幼児が捨てられていた。子供たちの小さな体が馬の蹄に蹴飛ばされ、人の足に踏まれて、内臓は泥に塗れていた。途中の溝や池には屍骸がうず高く積み上げられ、手と足が重なり合っていた」。この記録によれば、屍骸の数は帳簿に記載されている分だけでも八十万人以上に達したという。 秦に見られる中国史の伝統――思想弾圧・大量殺戮・粛清 征服王朝から、もう一度初めて中国を統一した秦に戻ろう。なぜなら、ここに中国史を貫く特徴が顕著に表れているからである。その特徴とは、思想弾圧、そして大量殺戮と粛清である。思想弾圧に関しては、今さら多言を要す必要はないだろう。秦の始皇帝は歴史に名高い「焚書(ふんしょ)・坑儒(こうじゅ)」を行なった。焚書・坑儒とは、「書を燃やし、儒者を坑する(儒者を生き埋めにする)」の意味である。これは多くの人が知っているが、意外と知られていないのが秦の大量殺戮と内部粛清である。『史記』の『白起列伝』には、中国統一に至る過程でのすさまじい殺戮が記述されている。例えば、紀元前293年、秦軍は韓と魏(ぎ)の連合軍を破るが、この時24万人を斬首している。その後も数万人レベルの斬首はざらで、最もすさまじかったのは紀元前260年の長平の戦いである。この時、秦軍は山西省高平県の長平で45万の大軍を擁した趙(ちょう)軍を降伏させるが、問題はその後である。45万の趙軍のうち戦闘中で命を落としたのは5万人。残りの40万人は捕虜となったが、秦の白起将軍によりこの40万人の捕虜ほぼ全員が生き埋めにされて処刑(坑殺)されたのである。 次は粛清である。紀元前210年に始皇帝は巡幸中に死亡すると、粛清の嵐が始まる。始皇帝の身辺の世話をしていた宦官・趙高(ちょうこう)と宰相・李斯(りし)は、まず始皇帝から後継指名を受けていた長男の扶蘇(ふそ)を自殺に追い込む。そして、次男の胡亥(こがい)を二世皇帝に据え、権力をほしいままにした。傀儡政権を樹立した後は、趙高と李斯以外のグループの重臣を次々に殺戮。次いで胡亥の兄弟である12名の皇子を処刑し、10名の皇女を磔にした。ところが、次はさらなる内紛と粛清である。今度やられる方に回ったのは李斯であった。趙高は権力独占のために邪魔になった李斯を追い落とすため、謀反の罪をかけ、皇帝の名において逮捕させる。そして例によって一族皆殺しである。これを「族誅(ぞくちゅう)」と言うが、族誅は中国史の伝統である。凄惨な粛清はさらに続く。趙高は、今度は二世皇帝・胡亥を自殺に追い込み、始皇帝の孫である子嬰(しえい)を3世皇帝に立てるが(紀元前207年)、既に自らの力も国の力も衰え切っており、今度は逆に趙高一族が子嬰によって誅殺されることになる。因果である。 なお、秦は子嬰が即位した翌年、紀元前206年には滅びてしまうのであるが、滅ぼしたのが有名な項羽と劉邦である。この時、項羽がやったこともすさまじい。項羽は秦の首都・咸陽(かんよう)に向かう途中で造反の気配を見せた秦兵20万人を穴埋めにして殺している。また、子嬰が降伏して秦が滅亡した後、項羽は子嬰一族や官吏4千人を皆殺しにし、咸陽の美女財宝を略奪して、さらに始皇帝の墓を暴いて宝物を持ち出している。そして殺戮と略奪の限りを尽くした後、都に火をかけ、咸陽を廃墟としたのである。 項羽と劉邦の時代の漢族は滅びた 力を合わせて秦を滅亡させた項羽と劉邦であったが、その直後から対立は始まり、楚漢戦争が勃発。紀元前202年の垓下(がいか)の戦いで劉邦は項羽をやぶり、漢(前漢)を建国する。残虐な項羽に比べて人格者のイメージの劉邦であるが、決してそうではない。きちんと中国史の伝統を受け継ぎ、天下を取った後は粛清の連続である。関ヶ原で天下を取った家康が功労のあった多くの武将に領地を与えたのと同じように、天下を取った劉邦も功労者に封土と王位を与えた。しかし、功労者は実力者であり、天下を取った後は目ざわりでしかない。楚(そ)王・韓信や梁(りょう)王・彭越(ほうえつ)ら天下統一に最も貢献した者たちは、謀反の疑いをかけられ、一族皆殺し、族誅された。 しかも、梁王・彭越は誅殺された後、塩漬けにされ、その肉は群臣に漏れなく配られた。「こういう目に遭うぞ」という恐怖政治の極みである。劉邦は紀元前195年に亡くなるが、その時には王位についているのは、ほとんど劉氏一族の者ばかりとなっていた。 高祖・劉邦が没して劉盈(恵帝)が即位すると、劉邦の妻・呂后(りょごう)は皇太后としてその後見にあたる。この呂后がまたすさまじい。まず、恵帝の有力なライバルであった高祖・劉邦の庶子である趙(ちょう)王如意(にょい)とその生母・戚(せき)夫人を殺害した。この時の呂后の殺害の仕方は、猟奇的などという次元をはるかに超えている。呂后は戚夫人を奴隷とし、趙王如意殺害後には、戚夫人の両手両足を切り落とし、目玉をくりぬき、薬で耳・声をつぶし、その上でまだ生きたまま便所に投げ入れて人彘(人豚)と呼ばせたという。呂后は我が子である劉盈(恵帝)以外のほとんどの劉邦の息子を殺し、呂氏一族を要職に付け専横をほしいままにする。しかし、これまた因果は巡るで、呂后の死後、逆に呂氏一族は族誅される側に回り、皆殺しされるのである。 漢はこの後、血気盛んに領土を拡大した武帝の時代などを経て、約200年でその時代を終える。帝室の外戚である王莽(おうもう)が、事実上国を乗っ取り、紀元8年「新」という王朝を建てる。しかし、この「新」王朝は、紀元17年に始まった反乱の全国的な拡大により、わずか15年でその幕を閉じる。 さて、この「新」王朝建国の直前、紀元2年に中国史上で最初の人口統計が現れる。『漢書』の『地理誌』にある「口、五千九百五十九万四千九百七十八」という記述である。約6000万人である。ところが前述した全国的な戦乱と飢餓の結果、23年に「新」王朝が滅んだ時には中国の人口は6000万の半分に、さらに劉秀(後漢の光武帝)によって再統一される37年までに、さらに半減したと言われている。つまり、17年から37年までの20年間で、75%も人口が減り、約1500万人になったことになる。その後の後漢の人口統計に見れば、これはほぼ事実と考えられる。『続漢書』の『郡国史』によれば、人口は57年に約2100万人、75年に約3400万人、88年に約4300万人、105年に約5300万人と推移している。これから推計すれば、37年には1500万人くらいであったろう。 戦乱と飢餓による人口の激減というのはどの国においてもあったことだが、とりわけ中国においては甚だしい。そして、戦乱・飢餓で人口が激減し衰微しきったところに、近隣の異民族が侵入してくる。それが我が国にはない中国史の特徴である(と言うより、我が国のように異民族による侵入がない方が世界に類例がないと言えるが)。「新」王朝期の人口激減は、中国史において数字が残されている最初のものである。 37年に劉秀(後漢の光武帝)による天下統一で誕生した後漢であるが、長くは続かなかった。184年に黄巾の乱、五斗米道の乱と相次いで宗教秘密結社による反乱が起こり、それがきっかけとなって各地に群雄が乱立する天下大乱の時代に突入する。『三国志』の時代の到来である。『三国志』の時代と言うと、血沸き肉踊るイメージがあるかもしれないが、現実には戦乱が打ち続く歴史上稀に見る悲惨な時代であった。黄巾の乱後、正史の記録には、「白骨山のように積み」「人は共喰」「千里に人煙を見ず」といった記述が多い。当然、人口は再び激減した。先に見たように、後漢の時代、人口は5000万人を超えるところまで増えた。それが戦乱の三国時代にどこまで減ったのか。なんと約十分の一になったと言われてる。事実上、それまでの漢族は滅びたと言ってよい。 なお、『三国志』とは、魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)の三国が争った三国時代の歴史を述べた歴史書であり、撰者は晋の陳寿である。それとは別に、歴史書『三国志』に逸話や創作を盛り込んだ小説『三国志演義』というのがあり、これは明代に成立している。私たちが横山光輝の漫画などで知っている『三国志』はこの『三国志演義』をベースにした物語である。 三国時代という内戦時代の後、一時的に晋が中国を統一するがわずか20年で瓦解し、再び戦乱と分裂の時代に突入する。「五胡十六国時代」である。五胡とは、匈奴(きょうど)・鮮卑(せんぴ)・羯(けつ)・氐(てい)・羌(きょう)の五民族を意味し、十六国とは北魏末期の史官・崔鴻が私撰した『十六国春秋』に基づく表現で、実際の国の数は16を超えた。要するに、従来の漢族が内戦により自滅的に激減した状況下で、様々な民族が中国の中に入り乱れ、小国を建てる時代が到来したのである。「五胡十六国時代」は304年から439年まで続き、439年に至って従来の中華である中原から現在の北京を含む華北一帯を北魏(ほくぎ)が統一する。では、この北魏を打ち立てた民族は何だったのか。先の五胡の中の鮮卑。鮮卑とは北方の遊牧民である。それに対して、わずかに生き残った従来の漢族は南に逃れて王朝を建てた。そのためこの時代を中国における「南北朝時代」(439年~589年)と呼ぶ。南北朝時代に終止符を打ったのは隋による中国統一であるが、この隋も鮮卑による王朝であった。 「五胡十六国時代」から隋の時代にかけて、中国語は大きく変質した。鮮卑は文字を持たなかったため、話していた言語がテュルク系であったかモンゴル系であったか、正確には分からない。ただ、アルタイ系言語(北東アジア・中央アジアから東欧にかけての広い範囲で話されている諸言語)であったことはほぼ間違いない。隋の天下統一の直後、601年に鮮卑人の陸法言という人物が、『切韻』という字典を編纂する。これは漢字を発音別に分類し、漢字の発音の標準を定めようとしたものであるが、そこにはアルタイ系発音の特徴が随所に見られる。このことからも、この時代の中国人は、すでに始皇帝や劉邦の時代、秦・漢時代の中国人の子孫ではなかったことが分かる。 なお、五胡十六国の諸国や北朝、あるいは隋・唐は、既に述べた清や元などと同じく異民族王朝であるが、明確な征服行為を欠くため「征服王朝」とは呼ばれず「浸透王朝」という用語で定義される。 繰り返された仏教の興隆と弾圧 隋の時代は長く続かず、589年から618年まで。次いで唐の時代となるが、この唐も鮮卑の王朝である。ところで、隋・唐と言えば、遣隋使・遣唐使が思い浮かぶ読者も多いであろう。そして、遣隋使・遣唐使の大きな目的の一つが仏教を学ぶことにあったことは言うまでもない。隋の時代は日本では聖徳太子の時代と重なり、聖徳太子は四天王寺の建立や仏教興隆の詔を発した。また、唐の時代には、帰日する遣唐使とともに唐の高僧・鑑真が渡日し、唐招提寺を創建するなど、日本における仏教の興隆に大きな役割を果たしたし、空海や最澄も遣唐使として唐に渡り、仏教を学んでいる。これらのことは多くの日本人が知っている。では、仏教は中国の宗教なのだろうか? 少し考えればそうではないことに誰もが気付くだろう。仏教を開いたお釈迦様はインドの生まれである(より正確には国境を少し越えた現在のネパールのルンビニに生まれた)。釈迦が生まれ、仏教が誕生したのは紀元前5世紀頃。それが中国に伝わったのは1世紀頃と推定される。ではそれ以降、仏教は順調に中国に浸透していったかと言うと、そうではない。先にも述べたが、思想・宗教の世界でも、中国史は過酷な弾圧が繰り返されているのである。 まずは、中国における仏教の興隆と弾圧の歴史を見ていこう。南北朝から隋、唐、そしてその後の五代十国時代にかけての500年余りの中国史の中で、規模も後世への影響力も大きかった4度の廃仏政策のことを、4人の皇帝の廟号や諡号をとって、「三武一宗の廃仏」または「三武一宗の法難」と呼ぶ。三武とは、南北朝時代の北魏の太武帝・同じく北周の武帝・唐の武宗を指し、一宗とは五代十国時代の後周の世宗を指す。弾圧政策の具体的内容は、寺院の破壊と財産の没収、僧の還俗、あるいは殺戮などである。 最初の北魏の太武帝による「魏武の法難」は438年の50歳以下の僧侶の還俗に始まり、446年には仏教排斥の詔に至る。以後、太武帝が殺害されるまでの7年間、僧侶は殺戮され、経典は焼き捨てられた。この時、仏教弾圧の一方で保護されたのは道教であった。次の北周の武帝による「周武の法難」は574年と577年の2回にわたり、この時は仏教のみならず道教も廃され、儒教が顕彰された。続く隋と唐の時代は、私たち日本人のイメージどおり、基本的には仏教隆盛の時代であった。隋の文帝は仏教と道教の禁制を解いて仏教の復興に取り組んだ。「隋の文帝一代二十四年の間に、得度した僧尼二三万、寺院三七九二」などという記録がある。唐代に入ると仏教はますます盛んになった。『西遊記』で有名な三蔵法師、玄奘三蔵は実在の人物であるが(602年~664年)、西域やインドへの遊学し、膨大な仏典をもたらした。ところが、840年に即位した武宗は81名もの道士を宮中に召すなど道教に傾斜して仏教を弾圧。この弾圧で廃止させられた寺院は4600以上に上ったという(この時の年号により「会昌の法難」呼ばれる)。4回目の「後周の法難」は、今までの思想・宗教的な性格のものではなく、財政的窮迫が主たる動機で、寺院の財産を没収したり還俗させて税を課した。廃寺となった寺は3300余にも上った(本筋から話はそれるが、国家は財政に窮した場合、どんな手段を使ってでも取れるところから取るという実例でもある)。 ちなみに、我が国でも明治の初めの一時期、いわゆる「廃仏(はいぶつ)毀釈(きしゃく)」が行なわれた。しかし、廃仏毀釈の元となった「神仏分離令」や神道を国教とする詔書「大教宣布」は、神道と仏教の分離を目的とするもので、本来仏教排斥を意図したものではなかった。しかし、時代は維新の動乱期であり、結果として廃仏毀釈運動(廃仏運動)と呼ばれる民間の運動を引き起こしてしまったのである。こうした歴史がごく一時的にはあったにせよ、日本における宗教は、教義や経典を持たない「かんながらのみち」としての神道に外来宗教である仏教が融合してきたものと言えるだろう。 日本の融合に対し、中国では思想・宗教においても激しい対立と闘いが繰り返されてきた。今まで述べてきた時代であれば、仏教と道教の抗争に時に儒教が絡んでくるという構図がお分かりいただけたであろう(ちなみに、仏教と道教、それに儒教の三つを中国三大宗教という)。王朝も宗教も中国史の特徴は抗争と断絶なのである。 売りがある寺院は破壊から一大観光スポットへ 中国の仏教は、宋・明代以後、衰退していく。読者も遣唐使以降、あまり中国仏教のイメージがないのではないだろうか。では、現在、中国の仏教はどうなっているのだろうか? ある意味では繁栄している。その一例として、1987年に仏舎利(釈迦の遺骨)が出土した古刹、法門寺の現状を見ていこう。 法門寺の歴史は1700年ほど前にさかのぼる。南北朝時代の北周以前には阿育王寺と呼ばれていたが、前述した北周の武帝の廃仏によって、一度廃毀された。隋代に再建され、618年に寺の名を法門寺と改める。その後も前述したような幾度もの法難をくぐりぬけてきて、20世紀を迎えた。そこで最大の試練を迎える。共産主義国家・中華人民共和国の誕生。そして、さらに壊滅的打撃を与えたのが文化大革命である。 「宗教はアヘン」という中国共産党が政権を奪ってから、政府は寺を壊し経典を燃やし、僧侶や尼を強制的に還俗させたほか、他の宗教施設の破壊もずっと止めなかった。60年代には、既に中国の宗教施設は壊滅的状況であった。宗教の自由を求める人達は、台湾や、英国統治下の香港に脱出して行ったので、中国仏教の伝統は、大陸よりも、台湾や、香港で維持されてきたと言える。そして文化大革命である。 念のため、文化大革命について簡単に説明しておこう。正式にはプロレタリア文化大革命。略称「文革」。中華人民共和国で1966年から1977年まで続いた「封建的文化、資本主義文化を批判し、新しく社会主義文化を創生しよう」という名目で行われた改革運動である。しかし、その内実は、政権中枢から失脚していた毛沢東が、劉少奇からの政権奪還を目的とした大規模な権力闘争であり、死者は一千万人を超え、リンチを受けたり冤罪で投獄されたりといった被害者は一億人に及んだと言われる、世界史上でも例のないおぞましい大粛清であった。 文革時、宗教は「破四旧」(思想、文化、風俗、習慣の破壊)のスローガンの下、徹底的に弾圧、破壊された。例えば、中国最初の佛教寺院は68年に建立された洛陽にある白馬寺であるが、中国共産党は革命をすると言って農民たちを白馬寺に連れて行き、千年前の遼の時代に土で造られた十八羅漢の像を壊し、二千年前にインドの僧侶が持ってきた貝葉経を燃やしただけではなく、稀世の宝とも呼ばれる玉の馬をもばらばらに壊した。法門寺も当然、破壊の対象とされた。時の住職であった良卿法師は、宝塔や伽藍を守ろうとして寺院内の真身宝塔前で抗議の焼身自殺をするが、寺は破壊されその他の僧侶らは殺戮された。 狂気の文革が終わった後、寺院は文化財として修復されるようになる。そして1987年、法門寺にとって願ってもない天佑が訪れる。真身宝塔の地下にあった地下宮殿が開かれ、稠密な彫金を施した幾重もの宝函に収められた4粒の仏舎利などの大量の貴重な文物が出土したのである。その後は、国家主導で一大観光スポットとして、建築開発が進められた。一大看板の仏舎利は、現在は2009年に新しく西隣に建立された新法門寺に納められ、毎日夕方になると自動的に地下の格納庫に収納されるシステムで大切に扱われている。この新法門寺は中国最大級の現代建築物である。広大な敷地に近代的な建物群、金ピカな仏像群に現代的オブジェ。お目当ての仏舎利塔は超巨大な現代的門をいくつもくぐったはるか先にあり、そこまでの足として有料電動カーが用意されている。下はコンクリート舗装なので、暑い季節はこの電動カーが観光客にはありがたいであろう。現在、法門寺はホームページを開設しており、中国語だけでなく、英語・ハングル、そして日本語のページもある。金ピカな仏舎利塔がトップに来るホームページには、「会社案内」の文字も見える。そう、現代中国仏教は、観光会社として一大発展を遂げているのである。 http //fms.demo.allwww.cn/Channel.aspx?ChId=5 金儲けに突き進む現代中国仏教 法門寺に限らない。今日、中国仏教は政府主導で金儲けに突き進んでいる。2012年7月3日、中国4大仏教名山の一つ普陀山の管理団体「普陀山旅遊発展」が2年以内の新規株式公開(IPO)を計画していると、中国紙チャイナ・デイリーが伝えた。上場によって7億5000万元(約94億円)の調達を計画しているという。普陀山旅遊発展は、普陀山観光センター、索道、バス会社、観光事業などの運営を行っている。この他に、九華山、五台山も積極的に株式公開の準備をしているといううわさが流れている。 ほとんどの中国の有名な観光地には寺院があるが、そうした寺院は形だけは立派に復興している。少し名が通った寺院は、どこも安くない入場料を取るだけでなく、販売商品も多彩に取り扱っている。写真や拓本、仏像、年珠、線香、置物、ペンダント等々だ。その他にも多くの高額料金のサービスがある。例えば、焼香代、鐘突き代、おみくじ代、おみくじ解説代等々。観光客に大金があれば寺は焼香をあげ、鐘を突き、様々な儀式を執り行ってくれる。一般の観光客が寺に行くと、寺の僧侶は焼香を上げるよう勧めるが、御香は外から持ってくることはできない。一応、それは不浄であるとの理由による。その焼香代は日本のように安くはない。境内では香を上げるのに最低でも200元(2500円)、最高10万元(125万円)も支払った例もあるという。しかも、一応宗教であり商売ではないから、値段交渉することもできない。値段交渉は敬虔さの欠如とみなされるのだ。ただ、支払いに現金がなくても問題はない。こういった観光寺院には、POSシステムが導入されておりカード払いもできるのだ。 焼香が終わると、僧侶は賽銭簿を持ってきて観光客にサインするよう勧める。サインするなら住職自らお経を読み、開運祈願と厄払いをしてくれるという。賽銭簿にサインして初めて住職は「サインは無料ではなくお布施が必要で、どれぐらい寄付するかはあなた次第、3でも6でも9でもよい」と言う。よくよく聞くと、3、6、9とは300元(3750円)、600元(7500円)、900元(1万1250円)、3000元(3万7500円)、6000元(7万5000円)、9000元(11万2500円)のことで、その中から選ぶというのである。 このように、今の中国では観光寺院は大いに儲けるようになったので、僧侶は公務員を越えて最も稼ぎがよく、且つ尊敬される職業となった。寺の僧侶が儲かる職業であることから、偽僧侶も増えてきた。例えば観光客におみくじの解説をするために、ある寺院では大金を払って偽僧侶を雇っている。このビジネスは利幅が大きいことから、僧侶、尼僧として雇用契約書にサインし、寺院に出勤し、毎月給料を得、退勤後は一般人に戻り、その収入はホワイトカラーを超える。住職は僧侶を指導する立場にあるから、収入は更に多い。住職の多くは結婚し子供もいて、市内に家を購入し高級車を乗り回している。 このように、現在中国において仏教は大いに栄えている。ただしそれは精神的な面においてではない。そもそも、「宗教はアヘン」とする共産主義の国で、深い宗教性が涵養されるはずもない。形骸としては残った寺院を、観光資源として金儲けにフルに活用しているのである。教えや精神は破壊されたまま。そこで拝まれているのは神仏ではなくマネーである。 明の太祖・洪武帝によるすさまじい粛清 ここまで、中国史とは抗争と断絶の歴史であることを、「征服王朝」「浸透王朝」といった言葉とともに説明してきた。また、主に仏教を中心に中国における宗教の興亡も見てきた。その最後は、狂気の弾圧と粛清である文化大革命による破壊から一転しての国家主導による拝金主義であった。 さて、中国史における大粛清と大量殺戮。これに関する史実を、もう少し補足しておこう。まずは、今まで述べてこなかった明王朝の時代(1368年~1644年)における大粛清である。 明朝の創始者である朱元璋(しゅげんしょう)は貧農の生まれで、家族は全員飢え死にし、乞食坊主となった。そこから身を起こし、秘密結社白蓮教(浄土教系)が起こした紅巾の乱に加わって頭角を現し、41歳にして天下を取った(明の太祖・洪武帝)。大変な才覚があったのは間違いない。しかしその一方で、洪武帝は後の毛沢東にも通じる恐怖政治を行なった。すさまじい粛清である。既に見てきたように、血で血を洗う抗争が中国史であるのだから、中国史において粛清自体は珍しいことではない。しかし、洪武帝が行なった粛清は、その規模、空前のものであった。 洪武帝の粛清は、1380年の胡惟庸(こいよう)の獄に始まる。胡惟庸は紅巾の乱時代から洪武帝とともに戦ってきた旧臣であった。しかし、謀叛を計画していたとされ粛清される。ここまでなら、よくある話である。すさまじいのは、この時、胡惟庸派と見なされた重臣はみな連座して虐殺され、その数実に一万五千人に上ったということである。1393年には藍玉の獄。藍玉は明建国初期に軍功を上げた武将であったが、やはり謀反の疑いで粛清された。この時も連座して処刑された者の数が半端ではない。一万五千人とも、二万人(『明史紀事本末』)とも言われ、正確な数字は不明である。 この二つを合わせて「胡藍(こらん)の獄」と呼ぶが、洪武帝の恐怖政治はまだまだこんなものではない。空印の案(1376年)、郭桓の案(1385年)、 林賢事件(1386年)、 李善長の獄(1390年)といった数々の粛清を行ない、一連の事件の犠牲者は、合わせて十数万人に及んだとも言われる。こうした粛清にはスパイによる密告が欠かせない。中国は古代からスパイ国家であるが、洪武帝は皇帝直属の秘密組織「錦衣衛(きんいえい)」を設け、この組織をフル活動させて恐怖政治を行なった(なお、中国は今でも諜報活動においては世界屈指の能力を持ち、イギリス・イスラエルとともに、世界の“3大インテリジェンス・パワー”と呼ばれている)。刑罰もすごい。身体の肉を少しずつ切り落として死に至らしめる「凌遅(りんち)刑」や「剥皮(はくひ)刑」をはじめとする様々な残虐刑を行ない、人々を恐怖で縛り上げたのだった。洪武帝は1398年に崩御する死の間際まで功臣を殺し続けた。 本当の「南京大虐殺」、太平天国の乱 先の洪武帝がのし上がるきっかけとなった白蓮教は、清朝の時代にも大きな反乱を企てる(白蓮教徒の乱1796年~1804年)。清朝末期には、こうした宗教結社による反乱が相次ぐが、中でも死者五千万人とも人口の五分の一が死亡したとも言われ、「人類史上最大の内乱」とされるのが太平天国の乱である。 太平天国の乱を起こしたのは、キリスト教系の「拝上帝会」と言う結社である(ちなみに、時期を前後してイスラム教結社の反乱である回乱も勃発しているが、当時から20世紀にかけて「洗回」と称するイスラム教徒皆殺し運動が展開され、それによる犠牲者は二千万人とも推定されている)。「天王」と称した洪秀全はキリストの弟であると宣言し、1847年に拝上帝会を創設した後、またたく間に勢力を拡大した。1850年に広西省で蜂起した洪秀全は、1853年に南京を占領、「天京」と改めて都とし、太平天国の王朝を立てた。南京を陥落させた時には、太平天国軍は20万以上の兵力にふくれあがり、水陸両軍を編成するまでに至っていた。 ものすごい勢いであるが、この進軍の過程で太平天国軍は、後世の毛沢東たちがやったような「一村一焼一殺」を日常的に行なっていた。歴史書の記録によると、太平天国軍が湖南省になだれ込んでからは、湖南全域において「10の村の中の7、8の村が襲撃された。いたるところで財宝が掠めとられて、地主、郷紳(素封家)の家々はことごとく皆殺しにされた。屍骸が野に横たわり、血が流れて川となった。湖南開省以来、未曾有の大災難」であったという。 しかし、この略奪・殺戮が、後に太平天国自身の悲惨な最後を招く原因を作った。太平天国軍による「湖南草刈り」の13年後の1864年、曾国藩(そうこくはん)率いる湘軍(清の正規軍ではなく漢族の軍隊。北洋軍閥の源)は太平天国の首都である天京(南京)に攻め入ったが、この時の大虐殺は報復とは言え、言語に絶するすさまじいものであった。後に「天京屠城」と称されるこの大虐殺の実態はどういうものだったのか。 天京を落城させた後に湘軍がとった行動について、曾国藩自身は朝廷への報告書でこう記している。「吾が軍は賊都の金陵(南京の別称)に攻め入ってから、街全体をいくつかのブロックにわけて包囲した上、賊軍を丹念に捜し出して即時処刑を行ないました。3日間にわたる掃蕩作戦の結果、賊軍10万人あまりを処刑しました」。3日間で10万人の処刑というだけでもすさまじいものだが、さらに常軌を逸しているのは、この殺戮が賊軍だけではなく、多くの民間人にも及んだことだ。曾国藩の死後、幕僚の一人であった趙烈文(ちょうれつぶん)は『能静居士日記』の中で、南京住民にたいする湘軍の虐殺を証言している。「わが軍が金陵に入城して数日間、民間人の老弱した者、あるいは労役に使えない者たちは悉く斬殺され、街角のあちこちに屍骸が転がった。子供たちも斬殺の対象となり、多くの兵卒たちが子供殺しをまるで遊戯を楽しんでいるかのようにしまくった。婦女となると、40歳以下の者は兵卒たちの淫楽の道具となるが、40歳以上の者、あるいは顔があまりにも醜い者はほとんど、手当たり次第斬り捨てられてしまった」。こういう証言もある。湘軍と共に天京に攻め入ったある外国人の傭兵が、城内での目撃談を、英国の植民地だったインドで発行している新聞『インドタイムス』で語っている。 「私は朝廷の部隊が太平天国軍の捕虜たちを殺戮する場面をこの目で見た。彼らは本当に軍の捕虜であるかどうかは定かではない。とにかく、普段は野菜売場である町の広場に、捕虜とされる数百人の人々が集められてきた。群れの中には男もいれば女もいる。老人もいれば子供もいるのだ。歩くにも無理な老婆、生まれたばかりの嬰児、懐妊している婦人の姿も見られる。朝廷の兵士たちはまず、若い女性たちを捕虜の群れの中から引きずり出した。彼女たちをその場で凌辱した後に、周りで見物している町の破落戸(ごろつき)たちの手に渡して輪姦させるのである。その間、兵卒たちはにやにや笑っているが、輪姦が一通り終わると、全裸にされた女たちの髪の毛を掴んで一太刀で斬り殺してしまうのだ。それからが男たちの殺される番である。彼らは全員、小さな刀で全身の肉を一片一片切り取られて殺される。何のためかはよく分からないが、心臓は、一つずつ胸の中から丁寧に抉り出されて、用意された容器に入れられるのである。次に、子供たちが母親の前で殺され、母親たちも同じ運命となる」。 現在のところ、「天京屠城」で殺された住民たちの数は少なくとも10万人以上であるというのが歴史学上の定説となっている。これこそが、中国史上の本物の「南京大虐殺」なのである。 なお、太平天国が衰退した大きな理由には内紛があるが、これまた内紛というのは表面的な聞こえのいい表現であって、実質はすさまじい粛清であった。1856年9月、洪秀全はナンバー2であった楊秀清を粛正するのであるが、この時には楊秀清の一族並びに配下の兵たちとその家族約4万人が虐殺されている。既に述べてきたように、秦に始まり、漢の劉邦や呂后、明の洪武帝、太平天国の洪秀全、そして毛沢東と続くすさまじい粛清というのも、中国史の伝統と言えるだろう。 毛沢東が行なった大量殺戮と粛清に次ぐ粛清 ここまで、血で血を洗う抗争に次ぐ抗争という中国史の特徴を見てきた。より具体的に言えば、その特徴は既に述べたとおり、思想弾圧・大量殺戮・大粛清である。そして、現代中国・中華人民共和国ももちろんその性格を色濃く有している。既に「一村一焼一殺」と文化大革命については少し触れたが、本章の最後に毛沢東が行なった数々の戦慄するようなおぞましい行為について述べておこう。 毛沢東は、1928年から、湖南省・江西省・福建省・浙江省の各地に革命根拠地を拡大していくが、その時の行動方針が「一村一焼一殺、外加全没収」であった。意味は「一つの村では、一人の土豪を殺し、一軒の家を焼き払い、加えて財産を全部没収する」である。1928年から1933年までの5年間で、「一村一焼一殺」で殺された地主の総数は、10万人に及んだという。中国共産党が政権を取ると、「一村一焼一殺」は中国全土に徹底して行なわれることとなった。全土で吊るし上げにあった地主は六百数十万人。うち二百万人程度が銃殺された。共産革命はどこの国においても大量殺戮と略奪を伴う惨たらしいものであるが、毛沢東の行動を知っていくと中国史の伝統の焼き直しにも見える。 次は粛清である。現代中国の粛清と言うと、先に述べた文化大革命が思い起こされるだろうが、実際には中国共産党が勢力を拡大して行く途上においても、数々のすさまじい粛清が行なわれている。まず、1930年から翌31年にかけての「AB団粛清事件」。これは中国共産党史上、初めての大量内部粛清であるが、この時は7万人以上を処刑している。政権を奪って権力を握ると、国家レベルで大粛清が行なわれることになった。1951年、「反革命分子鎮圧運動」である。毛沢東は「農村地帯で殺すべき反革命分子は人口の千分の一程度とすべきだが、都会での比率は人口の千分の一を超えなければならない」という殺人ノルマを課し、中国全土を反革命分子狩りの嵐が吹き荒れた。告発、即時逮捕、即時人民裁判、即時銃殺である。中国共産党の公式資料『中国共産党執政四十年(1949~1989)』によれば、「反革命分子鎮圧運動」で銃殺された人数は71万人に上るという(さらに129万人が「準革命分子」として逮捕され、終身監禁された)。粛清・虐殺はまだ終わらない。1955年には「粛清反革命分子運動」によって8万人を処刑している。 思想弾圧・粛清の流れは「反右派闘争」などこの後も続き、その流れの中に既に述べた文化大革命があるのであるが、文革のひどさはよく知られるところなので、ここではこれ以上述べない。今日ではYoutubeなどで映像も見ることができるので、ぜひご覧いただくと良いだろう。http //www.youtube.com/watch?v=p63xt5AlahY 最後に文革にもつながった「大躍進政策」について述べておこう。先に、文革は政権中枢から失脚していた毛沢東が劉少奇からの政権奪還を目論んで起こした大規模な権力闘争であり大粛清であると述べたが、毛沢東の一時的失脚をもたらしたのが大躍進政策であった。1957年11月6日、ソ連共産党第一書記・フルシチョフは、ソ連が工業生産(鉄鋼・石油・セメント)および農業生産において15年以内にアメリカを追い越せるだろうと宣言した。対抗心を燃やす毛沢東は、1958年の第二次五ヵ年計画において中国共産党指導部は、当時世界第2位の経済大国であったイギリスを15年で追い越す(のちには「3年」に減少)という壮大な計画を立案した。その中心に据えられた鉄鋼などは、生産量を1年間で27倍にするというあまりにも現実離れしたものであった。食糧も通常2.5億トンの年間生産高を一気に5億トンに引き上げることが決められた。しかし、何の裏付けもないまま目標だけ勇ましく掲げても、実現できるはずもない。1959年夏、共産党政治局委員で国防相の彭徳懐(ほうとくかい)が大躍進政策の再考を求めたが、毛沢東が受け入れるはずもなく、逆に「彭徳懐反党集団」として断罪され、失脚させられる(彭徳懐は、後の文革で凄まじい暴行を受け半身不随に。その後、監禁病室で下血と血便にまみれた状態のまま放置され死に至る)。これ以降、同政策に対して誰もものを言えなくなり、ノルマを達成できなかった現場指導者たちは水増しした成果を報告した。当時、全国の人民公社は穀物の生産高に応じて、政府に食糧の無料供出を割り当てられていた。「倍増」と報告された生産高によって、飢饉であるにもかかわらず、農民たちは倍の食糧を供出しなければならなくなったのである。その結果はすさまじい餓死者である。その数は、わずか3年間で2000万人とも5000万人とも言われている(中国本土では発禁となった『墓碑――中国六十年代大飢荒紀事実』によれば、人口損失は7600万人に上るとのぼるとされている)。最後は、人が人を食べるのが常態と化した。さすがに自分の子供を食べる親はいないから、親は、死んだり昏睡状態に陥った子供をよその家に持っていき、同じような状態のよその子と交換して自分の家に持ち帰り、その子を自宅で解体して食べたという。まさに、人類史上最大の人災と言えるだろう。大躍進政策の致命的な失敗により、さすがの毛沢東も責任を取らざるを得なくなり、1959年4月27日、国家主席の地位を劉少奇に譲ることとなった。そこからの復讐・粛清が文化大革命なのである。 不気味な隣人との付き合いにおいて心すべきこと 私たちは何気なく「中国4000年の歴史」などと口にする。しかし、ここまで見てきたように、それは抗争と断絶の歴史であり、むしろ歴史が伝わらない国なのである。それを証明するある事実がある。老舗企業の数である。創業200年以上の老舗企業数を国別に見ていくと、我が国には3113社もあり、2位ドイツの1563社、3位フランスの331社などを大きく引き離し、ダントツで世界一である。それに対して中国はわずか64社で15位。共産主義の影響だと思うかもしれないが、149社で8位のロシアの半数にも満たない。人口わずか1000万人のチェコ(第二次大戦後、1989年まで共産党政権下にあった)が97社で10位なのだから、やはり歴史が続かないというのが「易姓革命」の国、中国の伝統なのである。 確かに昔の文物はある。しかし、それは先に見た仏教寺院のように、形骸に過ぎない。精神は断たれているのである。人によっては「中国は私たち日本人の先生なんだから」などと言うが、それは隋にしろ唐にしろ、昔のその時点での話である。日本の方がむしろ学んだものを血肉化して生かしている。 帝国データバンクが2008年に創業100年を超える老舗企業に行なったアンケート調査がある(回答企業814社)。それによれば、「老舗企業として大事なことを漢字一文字で表現すると」という問いに対し、最も多かった回答は「信」。197社からの圧倒的な支持を集めた。次いで「誠」68社。以下、「継」「心」「真」と続く。「社風を漢字一文字で表すと」という問いに対しては、「和」が158社でダントツ。次いで2位「信」63社、3位「誠」53社。以下、「真」「心」と続く。そして、「老舗の強みは何か」という問いに対しては、「信用」と答えた企業が圧倒的に多く、実に73.8%に達した。ここから見えてくることは、我が国の伝統的企業は、社内においては上下心を一つにして働き、対外的には信用を最も大切な財産と受け止め、信を守り誠を尽くす。そういう企業文化を継続することで続いてきたことが伺われる。こうした精神が仏教や儒教の教えに大きな影響を受けていることは言うまでもないが、それはもはや完全に日本のものとなっており、逆に今の中国にはないのである。 さて、抗争と断絶とともに、中国史の特徴として顕著な大量殺戮と粛清。私たちはここから大いに学ぶことがある。それは、中国という国は冤罪をでっちあげて断罪する国であるということ、そして、やれるとなれば血も涙もなく暴力を行使して徹底的にやる国だということである。中国国内で出版された『従革命到改革』という書籍によれば「文化大革命において作り出された冤罪」は実に「900万件」に上るという。文革に限らない。本章で見てきた数々の粛清は、そのほとんどがでっち上げの罪による断罪と言ってよいだろう。中国の楊潔チ外相が国連総会で「尖閣諸島は日本が盗んだ」などと演説したが、これも同様の確信犯的でっち上げである。尖閣周辺に埋蔵資源があることが分かるまでは、中国の地図でも尖閣は琉球列島に含めていたわけで、そういう事実を外相が知らないはずがない。しかし、事実がどうあれ、冤罪をでっちあげて徹底的に断罪するのが中国なのである。そして断罪した後は暴力の行使。それが中国史に見る中国の伝統である。尖閣問題への対処を考えるにあたって、私たちはこの隣人の性格をしっかり認識しておかなくてはならないだろう。 参考文献 『中華帝国の興亡』(黄文雄著・PHP研究所) 『読む年表 中国の歴史』(岡田英弘著・WAC) 『中国文明の歴史』(岡田英弘著・講談社現代新書) 『中国大虐殺史』(石平著・ビジネス社) 『200年企業』(日本経済新聞社著, 編集・日経ビジネス人文庫) 『百年続く企業の条件』(帝国データバンク 史料館・産業調査部 編・朝日新書) 『情報亡国の危機 』(中西輝政著・東洋経済新報社) 『毛沢東 大躍進秘録』(楊継縄著・文藝春秋) 新興国情報EMeye Bloomberg 中央日報 サーチナニュース 大紀元時報 Wikipedia .
https://w.atwiki.jp/kyogokurowa/pages/195.html
病院の一階。 一通りの、話も終わり、カナメと霊夢はフレンダを引きずるようにして、病院から連れて出て行った。 フレンダは最後まで「本当に殺されたりしないよね!?」などと、言っており、何度も確認をとっていたりしたが。 「本当に大丈夫でしょうか?」 「正直、不安は大きいが――今はあの二人に任せるしかないな」 九郎がブチャラティに問うが、不安はあるが今はカナメと霊夢に任せるしかない。 ちなみに、フレンダからは出ていく前に敵対する可能性が高いグループの一人である麦野の人物像、そしてその能力である『原子崩し』などに関しても情報を提供させてある――というか、減刑目当てもあってか自分からあっさりと喋った。 フレンダも麦野に対し、何だかんだでリーダーとしての信頼や情もあるが――それはそれとして、自分の命と天秤に乗せれば後者の方が重い。 こうなった今、敵対化する可能性が高い麦野に関しての情報を隠す気もなくなっていた。 「君はこのまま俺達といていいのか?」 ここで病院の方に残る事になった、梔子に問いかけるように訪ねた。 「構わない。このまま、レイン達のところへ行っても二度手間になる」 元々、レイン達と別れて多くの参加者と接触するのが梔子の目的だ。 ならば、すぐに合流してしまうよりは他の参加者であるブチャラティ達のグループとしばらく一緒にいた方が良いだろう。 (ウィキッド、か) ウィキッドを狙うと公言していた、カナメと霊夢。 かつて彩声との話し合いの際は、あまり好ましくない相手とはいえウィキッドへに対して最低限の仲間意識は存在していた。 しかし、この会場で起きたというStorkとウィキッドの件を聞いてしまい、その最低限の仲間意識も薄れ、自分の知っている限りの情報も話した。 (これで良かったのだと、思いたいが) そんな風に考えていた梔子に対し、ブチャラティは「そうか」と頷いてから続ける。 「さて、これからの事だが――ひとまず、ついてきて欲しい」 「何かあるんですか?」 「ああ。さっき、誰か侵入者が来た時に備えて罠でも仕掛けられないかと一階を色々と探っていた時に見つけたものがある」 そう言って、ブチャラティは歩き出し、二人がそこに続いた。 しばらく歩いていくと、幾度かの交戦によってあちらこちらが戦闘痕がまだ残る壁へと辿り着く。 「ここだ」 「ここがどうかしたんですか?」 「さっきそこの近くの部屋に入ってみたのだが、どうも狭いように感じてな。よく見ると、少し壁の色も違っていたからもしやと思って、みたら――だ」 そういって、その壁に『スティッキィー・フィンガーズ』によってつけられたジッパーから入り込む。 「ここは……」 続いて九郎と梔子も入ってみて、そこが何か分かった。 「隠し部屋、ですか?」 「ああ。判りにくい場所にあったしここを拠点にしていたというチョコラータも、気づいてはいなかったのだろう」 この病院も決して小さくない。 チョコラータがどの段階で病院を拠点にしていたかは分からないが、それでもせいぜいが数時間。凡その部屋を把握するので精一杯だろう。 「それで一体、ここには何があるんですか?」 「いや、俺もさっき見つけたばかりだ。その件で皆に相談しようと思っていた時に、あの騒ぎでな」 「そうでしたか」 今は昼間だが、いっさい光の当たらない位置に配置されているため室内は暗い。 灯りをつけると、部屋の中の様子が見えはじめた。 ただ、「身体ストック室」と書かれたプレートが目立つ位置に書かれてあるが見えた。 そして、室内には数十体の黒い布に覆われた箱が置かれてある。 しかも、その下にはネームプレートがあった。全てが見覚えのある名前だ。 「ブローノ・ブチャラティ」や「桜川九郎」を含む、参加者達の名前ばかりだ。「ジョルノ・ジョバァーナ」や「弓原紗季」といった、既に退場済みの者も含めて70以上の名前が並んである。 「何だこれは……」 ブチャラティが呟く。 そして、そのうちの一つ。自分の名前の書かれたとこの布を取っ払うと、そこには、左右の腕や両足。さらには、眼球や臓器といったものまで保存液らしきもの漬けられてに入っている。 「身体ストックって書いてありましたね」 「身体の一部が欠けるような事があれば、これを使ってくださいという事か」 いかにも、病院らしい隠しギミックといったところか。 有効にお使いくださいと言わんばかりに置いてある。 霊夢も、病院にこんな部屋がある事を知っていれば、回り道して指を回収などしなくて良かったかもしれない。 「これはまた、悪趣味だな」 「そうですね」 確かに、この戦いではこういったものが役立つ機会も多いだろう。 チョコラータのような優れた医療技術を持つものや、ブチャラティの能力とは相性が良い。 あるいは、これを「素材」として利用できるような真似もできるかもしれない。 だが、それはそれとして自分の身体の部品のあちこちが入っているのはいい気分ではない。 「しかし、どうやってこんなものを用意したんだ?」 適当な人間の身体をバラして用意したというのならば、まだ分かる。 だが、各参加者達にぴったりとあう身体の部品など、どうやって用意したというのか。 「ここがメビウスに近い世界だというなら、不思議な事ではないと思う」 ここで梔子が口を挟んだ。 メビウスにおいて、死は現実と同様に変わらない。 あの琵琶坂もその法則に従いメビウスで死に、現実でも――梔子には確認する手段はなかったわけだが――同様に死んだ。 だが、逆に死に至らなければ、いかに重傷であっても治す――というよりは直す事ができる。 事実、琵琶坂によって生き残ったシャドウナイフも本来は後遺症どころか一生車椅子生活でもおかしくないほどの重傷だったにも関わらず、あっさりと元に戻っていた。 身体の欠損箇所をこうやってわざわざ用意してある分、むしろ不便になっているとすらいえる。 「メビウス、か。君はそこで楽士と言われる存在だったんだったな」 「そうだ。だがあまり期待されても困る。さっきも言ったが、私もそこまで多くの情報を持っているわけでもない」 楽士などといっても、決して対等だったわけではない。実質的にはソーンが一人で取り仕切っており、梔子自身はメビウスに関してそこまで詳しいわけでもない。 また、彼女に限らずほとんどの楽士はメビウスで現実では叶わなかった理想を叶える事ができさえすればそれでよく、それ以上の事に興味はなかった。 梔子にしても琵琶坂の件がなければ、あそこまで執拗に帰宅部と戦う気も起きなかったかもしれない。 「それにしても、やっぱり元々ない箇所は用意されていないみたいですね」 そんな中、九郎は岩永琴子のネームプレートがついた箇所の箱の中身を見ていた。 そこには、ブチャラティや他の参加者達と違って眼球と足が片方ずつしかない。 「そういえば、お前のいう岩永琴子は一眼一足だったといっていたよな」 「ええ。予想はしていましたが」 九郎の答えに、ブチャラティは新たに浮かんだ疑問について考える。 (元の世界の記憶にある身体をそのまま再現、というならば俺の身体もおかしな事になる) ブチャラティの身体は完全に死んでいたはずであり、今のブチャラティが生きた身体を得ているという事そのものが妙な事になる。 (こちらに来た瞬間のまま再現されているというわけでは、なくあくまでその当人が知る最も自然な状態で身体が再現されていると考えるべきか) 「梔子。メビウスでは、確か顔どころか身体も好きに変える事ができるという話だったな」 それに梔子は、コクリと頷く。 メビウスでは、本来、身体も自由に決められる。 梔子は、顔や身体にコンプレックスがあったわけではないが、イケPのように顔に悩みがある者は違う顔が用意されていたし、スイートPのように性別すら違っている者すらいる。 「だが、俺達の場合はそうじゃない。それに俺の知る限り、これまで会ってきた参加者は全員そのままの顔や身体のようだし」 「そうですね」 アリアも新羅も、先ほどのカナメや霊夢もそんな事はいっさい言っていなった。 好きに身体をいじっていいなら高身長でナイスバディな身体に、などと言いかねないな――などと九郎は自分のよく知る知恵の神の事を頭に浮かべる。 「やっぱり、本人が馴染んでいる自然な身体になる――という事でしょうか?」 「かもしれない。Storkも私の知る姿だったようだし、私達楽士や帰宅部がメビウスの姿なのも、こっちの顔や身体が馴染んでいるからそのまま再現されているのかも」 「それに、妙といえば妙なんですが……」 そう言って、九郎は言葉を続ける。 「僕の身体のストックまである事もおかしいといえば、おかしいんですよね」 九郎は、不老ではないが不死の身体だ。その事は、ブチャラティも聞いている。 ジオルドとの闘いでも、しっかりとそれは機能していた。 「それに、無惨という男も驚異的な再生能力があると言っていたな」 ここには、無惨の身体のストックもしっかりと用意されている。 無惨は鬼という種族の首魁に相応しく、一部の例外的な手段を除いて死ぬ事がない存在らしい。 さらには、身体を吹き飛ばされても瞬時に再生してしまっていたと、垣根も話していたはずだ。 「主催者側が、それを把握していないはずはないしな」 「ええ。本来は、不要なはずの存在のはずだというのに。 ……もしかしたら」 ここでふと気がついたように、九郎が呟く。 「どうした?」 「何かしらの手段で、僕や無惨という人が再生能力を失う可能性があると判断されているのかもしれません」 「再生能力を?」 ベルベット・クラウが新たに力を得て変貌したのとは、逆のケース。 この会場で新たに能力を手に入れるのではなく、逆に持っていたはずの力を失う可能性。確かにありえないというわけではない。 事実、九郎は最初からくだんの未来予測が使えない状態だ。 「そういった手段があると?」 「ええ。あくまで僕の考察ではありますが」 「そうだな。しかし、そういった事が可能なら。 ……いや、この考察は後にしよう」 だが、そんな風に考えていた事をブチャラティは中断する。 優先しなければならない事、それを間違える気はない。 「そうですね。せっかく、使えるものがあるんですから」 「ああ、これはこれで使わせてもらうとしよう」 早速、というべきか使い道がある。 二人は、「ライフィセット」と書かれたネームプレートのある箱の所へと向かった。 ◇ ◇ ◇ 「スティッキィ・フィンガーズ!」 二階へと上がり、ライフィセットとシルバがいる病室へと戻った後、持ち出したライフィセットの腕が、ブチャラティのスタンドによって接合されていく。 ジョルノがメローネとの闘いで自身のスタンドを進化させるまで、ブチャラティチームのヒーラーともいうべき役割を担っていた。イルーゾォ戦のアバッキオやトリッシュがボスによって腕を奪われた時などにも使われており、つい先ほど霊夢の指を繋げたのもこれによるものだ。 「それがスタンド、か。さっきも見たがやはり不思議な力だな」 最初に見た時のアリアや九郎のような言葉を、梔子が口にする。 スタンド使いでもない人間からすれば、急に人から人形のような存在が現れるのだ。 カタルシスエフェクトも似たようなものといえばそうだが、やっぱり奇妙な気分にはなる。 「とりあえず、問題は一つ解決したが……」 ブチャラティは、さほど安堵した様子は見せない。 少年の両腕こそ元に戻ったものの、相変わらず全身を蝕む穢れはそのままなのだ。 「……この子は大丈夫なのか?」 「両腕は何とかなったが、まだ穢れの方の問題が残っているからな」 「穢れ?」 「ああ、そういえば詳しい説明はしていなかったな」 一応、ライフィセットの事などに関して、ある程度の説明は先ほどもしていたが、詳細はまだだ。 ブチャラティが説明していく。 ライフィセット本人や、垣根からの情報も交えてだ。 彼の出身世界の事などもだ。 「……聖隷に業魔、か。本当に異世界という奴なんだな」 これまで、梔子が接触してきたのは自身と近い世界出身の者が多い。 レインからの考察で聞いていたとはいえ、実感したのはこれが初だった。 煉獄にしても、異世界というよりも過去の時代、という言葉の方が似あう相手だ。 明らかに世界観が違う風貌の仮面の漢(ヴライ)とも接触してはいたが、いわば災厄ともいうべき存在であり、話し合いなどできていなかった。 先ほどまでいた霊夢にしても、自身の出身に関してはさらりと語ったのみだ。 一方のブチャラティからすれば、魔法を用いるキース、さらに武偵と呼ばれる存在のいる世界のアリアなどと早々に接触した事により、その辺りを理解できたのは早かったわけだが。 「それで――」 と会話を続けようしていた時の事だった。 「誰か来ます」 不意に、九郎から声がかけられる。 梔子が来た時と同様、外の様子を伺っていた九郎が、新たな来訪者を視界に入れたのだ。 つられて、梔子も窓の外を見ると、記憶にある存在が視界に入ってくる。 筋肉に覆われた巨漢の姿に、特徴的な仮面。 彩声を退場させた存在であり、危険人物というよりは災害ともいうべき表現の似合う存在。 最も、梔子はその際には戦力外となってしまっていたため、実質的にヴライの情報はレインと静雄経由のものとなっているが。 「あいつは……」 「知っているのか?」 「一度、襲われている」 仮面の漢――フレンダの話にも出てきたが、フレンダの話していた相手とは外見からして違う。おそらくは別人。 だが、こちらの仮面の漢もまた危険人物だと知っている。 情報交換の際にも一応話してはあるが、改めて詳しい説明をする。 「……そうか」 乗った側で、しかも話しあいにも乗りそうにない相手。 正直、ブチャラティとしても、あまり歓迎したくない事態だ。 (運がないな) 霊夢とカナメに加え、信用できない存在だったとはいえ、フレンダまでがいなくなった事によって病院にいる戦力はさらに落ちているのだ。 かといって、交渉が通じそうな相手ではない。 こんな話し合いをしている間にも、相手は病院の入り口にまで到達してしまった。 「相手をしてくる。九郎、ここは任せるぞ」 ブチャラティの言葉に九郎も頷き、少し話してから病室から出て行った。 ◇ ◇ ◇ ヴライは病院の中へと入ってから、一階の探索を進める。 ヴライの予想通り、戦闘の跡があった。 それも、一度や二度ではない。 何度にも渡ってだ。 (当たりか) ヴライは、自分の予感が正しかった事を悟る。 誰がどれだけやりあおうが、ヴライには関係ない。 問題は、まだここに参加者達が残っているかどうかだ。 だが、死体らしきものはない。 まだ真新しい戦闘の跡も残っている。 歩を進めながら、ヴライは呟く。 「面妖な」 外で見た時も思ったが病院の内部もヴライからすれば、見慣れないものだ。 しかし、ここはそういったものだと理解する事にして、そのまま、内部の探索を進めていく。 その背後。 背景と同化している壁に、ジッパーがある。 それにヴライは気づいていない。 そのジッパーが開き、無言でヴライに影が迫る。 ブローノ・ブチャラティとそのスタンドであるスティッキィ・フィンガーズだ。 完全に不意をついた一撃。 これで無力化を狙い、ブチャラティは動いた。 ヴライに視覚の外。 さらには、ヴライにはブチャラティの存在もスティッキィー・フィンガーズやスタンドに関する情報も知識もいっさいない。 故に、この不意打ちは、間違いなく成功する――はずだった。 「ぬううっっ!!」 だが、ヴライは身体を大きく捻り、それをかわす。 ブチャラティのスタンドが、ほとんど直前に迫ってからの動作であり巨体には似合わぬほど俊敏なものだった。 完全に、視覚外からの不意打ち。 これを躱す事ができたのは、ヴライの幾多もの経験、そして鍛え上げた肉体。本能的な勝負勘。これら全てが合わさってできた反応といってもいい。 「……蟲がいたか」 立ち上がりながらヴライが、ブチャラティとそのスタンドを見て呟く。 判断材料はそれだけで十分だった。 敵がいれば、潰す。 ヴライの行動は単純にして明解。 ここで交渉を持ちかけるような漢ではなかった。 (奇襲は失敗、か) 一方のブチャラティはそれを見て、内心で舌打ちする。 (これで一気に決めたかったんだが) 梔子からの情報でしかないが、このヴライも相当な強者。 フレンダを襲ったという仮面の漢とはまた違うようだが、侮っていい相手ではない。だからこそ、不意をついたのだがそれは失敗した。 「ふん」 ヴライは、ブチャラティに対して奇襲をかけた事への怒りや驚きの言葉はない。 敵がいた。ならば屠る。 そのために、その異名である剛腕を振るうだけだ。 これまでも、そしてこれからも。 ヴライのする事は変わらない。 剛腕による一撃。 その一撃だけで、壁に大穴が開く。 (聞いてはいたが、俊敏性に反応速度、それに力も一級品か) この相手が予想以上の強敵である事を自覚し、内心でつぶやく。 階段近く天井へとブチャラティが移動する。 そして、さらに同じ要領で上の階へと移動する。 「……ふん」 それを追い、踊り場から跳躍。 二階、そして三階へとヴライは難なく到達した。 三階に到達するや否や、ヴライはブチャラティを視界内に捉える。 「燃え尽きよ」 手土産とばかりに、炎の槍が投擲され、それが廊下内に燃え上がった。 「小賢しく立ち回るだけでは、我は倒せんぞ」 「お前が殺し合いに乗っているかどうか――は聞くまでもないか」 ブチャラティに対し、これが返事とばかりに、ヴライの炎の槍が再び投擲。 周囲に炎が燃え広がる。 これでは、炎を見るだけでもダメだと言っていた梔子では、とてもではないが戦いにならないだろう。 (ここまで来れたのは良かったが、難しい状況だな) 負傷者と非戦闘員のいる病室のある二階から、ここに移動したものの、厳しい戦いになりそうな事をブチャラティは悟る。 最初のメアリとエレノア、垣根ら『スクール』とチョコラータや無惨達。先ほどの、カナメと霊夢らも含めれば四度目となる病院での戦いが始まろうとしていた。 ◇ ◇ ◇ 戦いの音が聞こえはじめる。 あの災厄というべき怪物と、ブチャラティが戦いが続いているのだ。 まずは、不意打ちを狙う。それが失敗したならば、次善の策として、上の階で戦う。 戦闘音が聞こえているという事は、最初の奇襲は失敗したという事だろう。 それでも、あの怪物を三階に誘導する事はできたようだ。 「はじまったみたいですね」 「そうだな」 この部屋にいても聞こえ続ける戦闘音に、九郎が呟き、梔子が返す。 まるで、それは戦いの音というよりは工事現場か何かのようにも聞こえる。何かをひたすらに壊し続けるような音が、定期的に聞こえてくる。 (助けられてばかりだな、私は) 自分は煉獄にはじまり、出会った参加者に助けられてばかりだ。 彩声も、静雄も、レインも。 そして、ここで会ったブチャラティ達も。 彼らの中に一人でも悪意を持った参加者が混じっていれば、その瞬間に奈落に底にまで落とされた危うすぎる綱渡り。 ここまで生き残れたのは幸運というほかなく、これまでの脱落者達の中に自分が含まれていてもおかしくなかった。 炎という分かりやすい弱点がある以上、今回のヴライのような相手が来てしまえば自分は戦力外になる。 梔子は知らないが、マロロやジオルドといった炎による攻撃を得意とする参加者は他にもいる。 炎による攻撃どころか、ライターの小さな火や、匂いですら苦しい梔子では厳しいと言わざるをえない。 「琵琶坂……」 小声で呟く。 その目標はあまりにも、遠い。 これほどの参加者が集う殺し合いの舞台では矮小なはずの存在に過ぎない男なのに、そこまで辿り着くまでの道のりは、あまりにも厳しく、険しい。 一人では、まともに進む事すらできていない。 本当にそこまで辿り着けるのか。辿り着いたとしても、本当に奴に復讐する事などできるのか。 (駄目だ。弱気になるな) 後ろ向きな考えに支配されそうになるのを、必死に振り払う。 そんな中、部屋の入口に立った九郎は外の様子に耳を澄ませていた。 「音が遠ざかっているようですし、今は三階。いえ、四階でしょうか」 「そうだな」 こんな事態でも、九郎は落ち着いた様子を見せている。 九郎は年齢的に、病院に残った面々の中でも最年長になり、ライフィセットはもちろん、ブチャラティや梔子よりも年上だ。 だから、冷静で頼りになる――というよりも、恐怖などという感情がないかのようにすら見える。 梔子がつい先ほどまで行動を共にしていたレインにしても、冷戦沈着かつ表情の変化も乏しかったとはいえ、もう少し人間味はあったし感情を表に出していたと思う。 (いや、こんな事を気にするのは失礼か) そうだとしても、同じ人間の血が流れているとは思いたくないあの爬虫類の如き琵琶坂のような冷たさは感じないしあの男と比べるなど失礼極まりないだろう。 そんな中、ベッドの上でなおも苦し気な様子のライフィセットの口から呻き声が漏れる。 「う……」 「2ご、ライフィセット……」 2号ではなくそう呼んで欲しいという名前を呼びながら、シルバもこれまでよりいっそう、不安げに目の前で眠り続ける少年を見る。 両腕こそ戻ったものの、未だに苦し気な様子で寝ているかつての相方。 自分もそうだったのかもしれないが、感情が封じられていた頃には、こんな苦しそうな表情など見た事がなかった。 「なんで……」 不意に、シルバの口からそんな言葉が漏れた。 「どうして、そこまでして生きなきゃいけないの……?」 気が付いたら、この会場に来ていて。 参加者の証である、爆発する首輪こそないものの、こんなところにいたらいつ死んでもおかしくない。 この会場での最初の主だったマギルゥに続き、放送によれば自分の主の弟でもあったオスカー・ドラゴニアも死んだらしい。 彼もまた、高い実力を持っていた一等退魔士だったが、そんな相手ですらあっさりと退場した。 「それでも、こんな苦しい思いや怖い思いをするのに、感情なんてあった方が良かったの……っ!?」 それは、特定の誰かというよりは、ただ心の内の叫び。 こんな状況下でいきなり、封じられた意思を解放された少年にとっての叫びだった。 「……そうかも、しれないね」 ぽつり、とその言葉に、意識を再び取り戻していたらしいかつての相方だった少年が答える。 「ライフィセット?」 恐ろしい業魔に連れされられ、世界の悲しみも怒りも嘆きも知った少年聖隷が、いまだ自分の舵をとれない少年に言う。 「確かに、痛いし、苦しいし、怖いよ。でも、死んで楽になりたいなんて思わないし、意思を、封じて欲しいなんて思わない。感情があれば、意思があれば、怖い事や痛い思いをしても、その後に新しい楽しい事も良かった事もまた見つける事ができる。また作る事ができる」 苦し気な様子でありながらも、この現状を嘆くような様子はまるでない。 つい先ほどまで、ただの人形だったシルバにはない強い意志の力だった。 「それに、こんなところで殺し合いをさせられて、わざわざ昔のベルベットを連れてきたりして――そんな奴らに何もできないまま、死んでしまうなんて、悔しい!」 喜怒哀楽のうちの「怒」。ライフィセットからすれば、極めて珍しい怒りの感情でもあった。 接合されたばかりの腕は、未だに激痛が走る。 だが、それでも腕が再び戻ってきた。 あの時、ベルベットの思いを嘲笑した女も、こんな悪趣味な催しを目論んだ主催の女も。 「絶対に、殴ってやるんだからっ!」 「……っ!」 強い意思の力を見て、シルバは気圧される。 使役聖隷1号と聖隷2号。 テレサ・リナレスの使役聖隷として同じ場所にいた。 同じ立場にいたはずの相手。 それがどこで、こんなにも差ができたのか。 ここまで違う存在になったのか。 あの時、災禍の顕主に連れ去られたからか。 ただ、主の言う事を聞くだけの同じモノだったはずの少年が、外見は何一つ変わっていないのに、別人のように見える。 (あの人も、同じ気持ちだったの……?) 今も契約の繋がりは残っている垣根帝督の事が、シルバの脳裏に浮かぶ。 仲間達の仇である、鬼舞辻無惨を討とうとしているのも。垣根にとっては何の関わりのないディアボロという相手を討とうとしているのも。 ただ生き残るだけではない。 好き勝手やった奴らを放任しておくのは、嫌だから。悔しいから。 例え、遠回りになったとしてもやると決めた事はやり遂げる。そんな決意が垣根にもあったのだろうか。 そんな風に今も仇を求めて会場のどこかにいるであろう、垣根の事もシルバは考える。 (悔しい、か) 一方、同じくライフィセットの言葉を聞いていた梔子は腑に落ちたように目を瞑る。 確かに、最初に出会って支えてくれた煉獄に続き、敵だった相手とはいえ親切にしてくれた彩声も死に、仲間だったStorkも死んだ。 さらには、虚構かもしれないという情報まで飛び込んできた。 本当に、このまま戦い続けても、生き続けても良かったのかという疑問に梔子は支配されかかっていた。 だが、自分は死んでいない。 (こんなところでは死ねない、死にたくない) 少しではあるが、後ろ向きだった梔子に力が戻る。 (確かに、悔しい) 何より、こんなところで死ねばあの男が喜ぶだけだ。 かつて、あの怨敵ともいえる相手が裁判の際に見せた薄気味悪い人間のものとは思えない醜悪な顔を脳裏に浮かべる。 次の放送で自分の名前が呼ばれれば、この会場のどこかにいるあの男は、おそらくはあの時と同じ下卑た笑みを浮かべる事だろう。 (それだけは嫌だ) その光景を浮かべるだけで、何かしようとする意志が蘇ってくる。 それは必ずしも、前向きなだけの理由ではなかった。 だが、それでも。それでも、戦おうとする意志がわずかではあるが梔子の心に灯る。 (あの男を喜ばせる事なんて、したくない) 琵琶坂も偽りかもしれない。だが、本物かもしれない。 本物の可能性がある以上、絶対に嫌だ。あの男が喜ぶ事なんてしたくない。 琵琶坂がまたあの爬虫類染みた顔に笑みを浮かべている姿なんて、想像するだけで、怒りがこみあげてくる。 ここで、自分にならば何かやれる事はないのか。 そう考えてから、先ほどの会話を思い出す。 「……桜川さん」 「どうかしましたか?」 「さっきの話で、少し聞きたい事がある」 ◇ ◇ ◇ 三階での戦闘は苛烈さを増していった。 「スティッキィ・フィンガーズ!」 ブチャラティのスタンドである、スティッキィ・フィンガーズによってジッパーをつけられた相手は、その防御力を完全に無視できる。 鋼鉄のような肉体を持って居ようが、鋼鉄そのものであろうが関係ない。 似たような能力として、霊夢と交戦し、カナメにとっての仇でもあった王の虚空の王(ベルゼブブ)がある。 あちらと違い、切り取るだけでなく繋げる事もできるという点や異空間のような隠れ場所を作り出したりできる事も含めて応用性は上――に見えるが、単純な上位互換かといえばそうでもない。 こちらは相手に直接、触れなければ意味がなく、射程距離も短い。 それでも、スピード・破壊力共に一流であり、並の相手であれば問題はないのだが、相手は仮面の者(アクルトゥルカ)にしてヤマト最強のヴライ。 人間よりも高い身体能力を持つヒトの、その中でも最上位に入る存在。 「ぬうぅっっ!」 そのヴライを相手に、ブチャラティは押され気味だった。 ジッパーで周囲に隠れようとも、廊下一帯に炎を広げられ、隠れる場所も限られてしまう。 うかつな動きを見せれば、その瞬間に剛腕が襲う。 (これではまともに近づけんな) 影に潜みながら、ヴライを見つつブチャラティは内心で呟く。 近づいて接触する事さえできれば、いかに固い肉体であってもジッパーをつける事ができるのだが、それを迂闊に許す相手ではない。 「そこにいたか」 気配を察したらしく、ブチャラティのいたところに、ヴライの拳が炸裂する。 すんでのところで、それはかわす事ができたが、近くの扉が破壊される。 三階に移動しておいて良かったか、とブチャラティは内心で安堵する。 あのままならば、間違いなく他の仲間達も巻き込まれていただろうし、それを守りながらの戦いなど到底無理だ。 この場にいるのは、普段のチームの部下達でもなければ護衛対象でもなく、特に梔子などに至っては、つい先ほどであったばかりの存在に過ぎない。 彼らを見捨て、あるいは囮にしたところで文句を言われる筋合いはないかもしれない。 だが、これは矜持だ。 パッショーネの幹部としてではなく、ただのブチャラティとしての。 「仲間は守る、この殺し合いに乗る者も無力化する。そして、主催も打破する。この全てをやらなければいけないのがつらいところだな」 小声で呟き、ヴライを見やる。 守ると決めた者は守る。倒すと決めた相手は倒す。 ギャングとしてでも、幹部としてでもない。ブローノ・ブチャラティとしてのルールだ。 ジョルノを失っても、その思いは変わらない。 例え、どれだけ困難であろうとも、他者を見捨て、自分ただ一人が助かる道を選ぶ気などない。 ブチャラティのスタンドによってつくられたジッパーの穴により、さらに上の階へと移動していく。 その後を、ヴライも追う。 「消えよ」 今度は、階段を使う事なく、天井ごとヴライは破壊し、その勢いで再び跳躍する。 難なく、四階へと到達したヴライだが、直後にブチャラティのスタンドが迫る。 「スティッキィー・フィンガーズ!」 病院の床に、ジッパーによる亀裂が走る。 それにより、ヴライの足元が崩された。 続いて、ブチャラティのスタンドによる拳撃が、ヴライを襲う。 「ぬっ」 だが、かすかに掠めただけ。 それでも、小さなジッパー痕がヴライの身体につく。 ヴライはスタンド使い、という存在すら知らない。この会場でも出会っていない。 だが、その豊富な戦経験により『死の水』に対応した時と同じようにどういった能力なのかを把握すればその対策もしっかりとしてくる。 このわずかな交戦により、ブチャラティのスタンドは触れる事によって分断したり穴を作ったりできる能力であると認識する。 (ならば、触れぬよう行けば良いだけ) ブチャラティのスタンドを見て、直接の拳を触れられないよう距離に気をつけつつ、ヴライはその巨躯を動かす。 「今度こそ消え失せよ」 ブチャラティがどこに隠れひそもうと、周囲一帯ごと破壊しつくさんと拳を振るう。 一撃で、壁に大穴が開く。 周囲にある装飾品が破壊される。 まさに歩く災害。 室外であれば、ブチャラティの方が圧倒的に不利だっただろう。 だが、ここは室内。スタンドの応用によって隠れ場所にも武器にもなるものが多くある。 だが、それらを全て力づくでヴライは破壊していく。 四階の部屋があらかた破壊され、一旦、足が止まったのは、病院の手術室前。 ほとんど原形がないほどになり果てているが、ここは数時間前にジョルノとマギルゥが累と戦っていた場所だ。 「どうした? これで終いか、まだまだ我を楽しませよ」 ヴライが、問いかける。 この病院に来るまでの連戦による、負傷や疲労はある。 だが、それでもまだヴライは切り札ともいえる仮面(アクルカ)は、この戦いでは出し惜しんでいる。 命など惜しむ気はまるでないが、残りの使用が限られるのであれば、これを使うのは宿敵であるオシュトルに対してだ。 ただの敵。それもたった一人の相手に使うべきではない。 その思いから、この病院での戦いでは珍しく。ヴライにしては本当に珍しい事に温存する気でいた。 「悪いが、これでも諦めは悪い方でな」 一方のブチャラティの方は、致命傷といえるダメージこそないが、全身に小さな傷が多数にくわえ、火傷ができている。 そんな二人が対峙し――再び動き出そうとした時、ヴライの足が止まった。 そこには階下にまで貫通した穴がある。 ヴライとの闘いでできたものではない。 ここでかつてジョルノとマギルゥが累との闘いの際にできた、大穴だ。 ヴライは、その穴から階下での異変を一瞬で感じ取った。 「……」 無言のまま、下へと落ちる。 「しまった!」 ブチャラティは失態を悟るが、既にヴライは階下に飛び降りてしまっていた。 不意に降り立ったヴライに、下にいた数人の男女――九郎達をヴライは睥睨する。 それと同時に、炎の槍を投擲。 彼らの命を一瞬で刈り取らんとされる。 「させないっ」 かつてジオルドの炎を打ち消さんとした時の再現のように、ライフィセットは素早く水の聖隷術を放つが、あの時よりもライフィセットの術に威力はなく、逆にヴライの投擲はジオルドのそれよりはるかに強力だ。 だが、それでも威力を衰えるさせるだけの効果はあった。 威力が減衰されつつも、人の命を奪えるだけのそれだが――、 「くっ――」 庇うように前に出てきた九郎にそれが突き刺さる。 多少、威力が衰えたためか、九郎の上半身に一度、大穴を開けながらも、他の者達にそれが降りかかることはなかった。 そして、再生していく九郎の身体を見てさしものヴライも、その多少は驚きつつも、すぐに次の攻撃に移ろうとするが――、 「ぬぅっ」 ブチャラティのスタンドが迫り、一度距離を取る。 ブチャラティ本人もその背後へと向かい、ヴライを挟んで、九郎達に話しかける形になる。 「皆、無事か?」 「ええ。何とか」 ホテルで調達した部屋着はほぼ燃えて、半裸の状態になりつつも九郎はいつも通りの顔を見せる。 「ライフィセット、君も大丈夫なのか?」 つい先ほどまで、半死人状態だったはずの少年聖隷へとブチャラティは話しかける。 「うん。梔子が助けてくれたから。ブチャラティもこれまでありがとう」 「そうか……」 ブチャラティも理解する。 マギルゥの残したメモから交わした聖隷契約。あれを梔子としたのだろう。 ブチャラティはスタンド使い、九郎はライフィセットの世界でいう業魔等の異形の存在と認識されてしまう可能性が高く、できなかった事。 それを梔子がした。 (垣根の話では、スタンド使いの場合、スタンドが精神エネルギーとしての枠を埋めてしまうのではないかという推測をしていたが――) ひとまず安堵すると同時に、スタンド使いがダメならば、カタルシスエフェクトや、それに近い力の場合は大丈夫だったのだろうかとふと疑問に思う。 (元々は、彼女らの言うカタルシスエフェクトは本来は物理的な干渉はできない力だったというが) ウィキッドが帰宅部を物理的に閉じ込めた際、窮地に追いやられたのもこれが原因。 それだけでなく、この会場ではμやアリアといった存在の調律なしでも力を発揮できているようなのでもしかすれば、本来のものとかなり違った力へと変質されているのではと推測しかけるが、 (今、警戒すべきはコイツか) 目の前の災厄へと視線を動かす。 「そういう事か」 ヴライは呟き、悟る。 この病院に来たばかりの時、誘導するように三階にまで移動したブチャラティの動きを。 わざわざ階段の近くでわざとらしく移動したのは、彼らのいる二階を戦場にしないためだったのだろう。 だが、理解したからこそヴライには理解できない。 四階から後を追って降りてきたブチャラティに、ヴライは問う。 「……解せんな」 「何がだ?」 「その小細工ばかりの立ち回りは気に食わんが、少なくとも貴様は我に抗おうとするだけの気概はあるようだ。ならば、何故、このような弱き者共を守らんとする」 それは、かつて平和島静雄と対峙した時とよく似た問い。 ヴライからすれば、自身を守る力すら持たぬ弱者のために戦うなど、理解できない。 一時的に、力を借りての共闘だというのであればまだ理解できる。しかし、戦う力もないような相手など捨ておくのみ。 このような催しだ。足手まといを抱えるという事がどれだけ危険か分からないわけではあるまい。 「弱き者、か。お前にはそう見えるのか」 ブチャラティは、そんなヴライの問いに、ふと思い出す。 かつてあった、父と母の離婚。 その際に、どちらに引き取られるか問われた際、幼き頃のブチャラティは父親を選択した。 それは、父の方が弱いと思ったから。 自分がついているべきだと考えたから。 だが、そんな考えを、おそらくは目の前の漢が理解する事は決してないだろう。 ヴライにとって、弱者は不要だから。 肉体的にも、精神的にも弱い者など、國にとって、組織にとって害。 ヤマトを、國を守れるのは、常に強者のみ。 守れる力を持たぬ弱者など必要ない――それがヴライの考え。 故に、二人は決して相容れない。 弱者を守る在り方を続けるブチャラティを、弱者を切り捨てひたすら強者としての道を歩み続けるヴライを。 目の前の漢はパッショーネのボスであるディアボロのように、他者を己の欲や保身の為にいいように利用して切り捨てる醜悪さはないのかもしれない。 だが、決して相容れないし認める事ができない相手。 交わした言葉はわずかでも、ブチャラティはそれを確信した。 「仮面の者(アクルトゥルカ)――剛腕の、ヴライ」 そして、そんなヴライを見てライフィセットはそう呟く。 ムネチカから聞いていた、危険人物の一人。彼女の知る時間では既に亡くなっているようだが、目の前にいる漢はベルベットのように違う時間から呼ばれたのか。あるいは、本当に死者が蘇生されたのか。今のライフィセットには判断がつかない。 「小僧、どこで我の名を知った」 そんなライフィセットに、ヴライははじめて視線を向ける。 「ムネチカから聞いた」 「……そうか」 ヴライの回答は短い。 もしかしたら、オシュトルからではという期待もわずかにあったのだが、それは違ったようだ。 そして、この場にはそのムネチカもいないという事も悟る。 ムネチカの性格を考えれば、この状況下で出てこないはずがない。放送で呼ばれていない事から、いまだ健在なのも間違いなく――今は別行動中でもしているのだろうとヴライは考える。 ならばそれはそれで良い。 この会場では自分以外の相手など同じ仮面の者(アクルトゥルカ)であろうと敵。会う機会があれば、容赦なく屠る。 故に、もう語る事はない。 ないはずなのだが――わずかな間をおいてからヴライは呟くように続ける。 「小僧。ムネチカにまた会う機会があったのならば伝えよ。皇女アンジュは間違いなく帝を引き継ぐに足る器の持ち主であり、それに相応しい散りざまだったとな」 「え?」 その言葉に驚く。 ムネチカからは、ヴライは同郷の中で最も危険人物だと聞いており、その事実と変わらない暴れぶりを見せていた。 それを考えれば、信じられない発言。 「二度は言わぬ」 ヴライからすれば、別にムネチカのためではない。 ただアンジュが、帝の後継者に選ばれるだけの資格を持っていた皇女がどうでもいいような死に方をしたと臣下に思われる事だけは許しがたい。 それだけの話だった。 「話は終わりだ」 そういうと、ヴライは再びブチャラティへと視線を向ける。 「さて、続きをするとするか」 ブチャラティもヴライとの距離に気をつけつつ、他の仲間達へも視線を向ける。 ヴライは、ブチャラティ以外の者達は別に見逃すとも殺さないとも言っていない。 逃げようとしたならば、それを背後から狙われる可能性もある。 「行け!」 だが、このままここに留まられては間違いなく、巻き込まれる。 ならば、危険を承知でも逃げてもらうしかない。 「俺も後で合流するから、急げ!」 ブチャラティが叫ぶ。 「……分かりました」 九郎も少し躊躇するように、こちらを見てから頷く。梔子も、わずかに漂ってくる炎の匂いだけでもまずいのか、今は九郎が肩を貸している状態だ。 ライフィセットも、病み上がりでとても戦える状態ではなく、シルバに支えられ、悔しげな様子だった。 ヴライは、再び九郎達をどうすべきか、といった様子で眺めている。 そんな中、先ほどヴライが降りてきた穴から、崩れかかっていたのか瓦礫の塊が落ちてくる。 それを機として、いっせいに四人は駆け出す。 九郎に肩を貸された状態でぐったりとしていた梔子だが、それでも必死に足を動かす。 未だ本調子ではない様子のライフィセットもシルバの助けを借りながらも、駆け出す。 そちらの方にヴライは視線を動かすが、 「スティッキィー・フィンガーズ!」 「ぬぅっ!」 ブチャラティによるスタンドが牽制し、ヴライの動きを阻害する。 その間にも、病院から去っていく九郎達の影は小さくなっていく。 「……」 それを見てヴライは、それ以上は無理に追おうとしなかった。 ヴライにとって、一部の強者を除いた参加者など路上の石ころも同然。 故に、視界に入れば先ほどのように排除しようとするが、勝手に消えてくれるのであれば別に構わない。 それが、ヴライの判断だった。 「あのような矮小な者どもなど、別に構わぬか」 ここで生かして、どこかにいるであろうムネチカに伝言を届けるのであれば、屠るのはその後でも良いか。そのムネチカにしても、ミカヅチのようにどこかの参加者に倒されるならばその程度。残っていれば、ヴライ自らが倒す。 ヴライにとって、その程度の認識。 そして今、ただ一人残ったブチャラティの方を見る。 「まだ貴様を仕留める方が楽しめそうだ」 「……悪いが、お前を楽しませてやるために残ったつもりはない。ここで仕留めさせてもらうぞ」 ヴライは、その鉄面皮のまま返答はなく、その拳を握る。 ブチャラティも自らのスタンドを動かし、ヴライとの闘いを再開した。 二人を除いて、誰もいなくなった病院での戦闘は続いていく。 「消え失せい!」 「スティッキィー・フィンガーズ!」 ヴライの拳や炎が、病院を次々と破壊していく。 一方のブチャラティもスタンドをうまく応用し、身体を分解して回避、さらには障害物の中に隠れたりすることで、致命傷を防いでいく。 殴る、焼く、壊す。 分断し、繋げ、分断し、繋ぐ。 殴る、焼く、壊す。 分断し、繋げ、分断し、繋ぐ。 コンクリートでできているはずの壁、それがまるで段ボールか何かのように脆く穴が開き、壊れていく。 ヴライの進む先には爆撃でもあったかのような痕が残り続ける。 幾度も戦闘を繰り返していくうちに両者の戦闘は、いつしか先ほどと同じように四階へと戻っていた。 その一室へとブチャラティが入り込むと同時に、ヴライは力を持って扉をこじ開ける。 「ぬううっんっ!」 強引に剝ぎ取られた扉を捨て、ゆっくりと中へと入ってくる。 (改めて見ると、コイツは体中に傷だらけだな) 露出の多いその身体は、これまでの戦いでついたのであろう傷跡だらけだ。戦いどころかむしろ、この状態で立っていられるだけでも驚きだ。 ブチャラティもこの戦いで相当に傷ついているが、その比ではない。 万全の状態ならば、今よりもさらに恐ろしい相手だっただろう。 だが、そんなボロボロな状態でも、圧倒的な強者としての風格が確かにある。 それを見て、ブチャラティは悟った。 (……アリアには申し訳ないな) 最初に出会った少女の事を頭に浮かべる。 こんな状況でありながら、不殺を貫かんとした姿勢。その事には素直に敬意を表するし、好ましく思う。 ブチャラティも、むやみに人を殺したいわけではない。 実際、これまでも自分達のチームを襲ってきたスタンド使いであったとしても無力化できるのであれば、それですませていた。 この会場で出会って襲ってきたキースにしても、リュージがいなければ生かして捕らえる道を選んでいたかもしれない。 殺さずにすむならば、それに越したことはない。 だが、目の前の相手に不殺で無力化する余裕はなさそうだし――やるしかないとなれば、ブチャラティはやる。 (この男に交渉は不可能。生きていれば、間違いなく俺達だけでなく他の参加者にとっても災厄となる) 先ほどのわずかな問答で分かった。 だから――殺る気で動く。 ヴライを一度見てから、ブチャラティは動く。 「ぬおおおおっっっ!!!」 ヴライが咆哮し、ブチャラティと交差する。 ブチャラティの攻撃はヴライに届くことなく、その剛腕がブチャラティの身体とスタンドをまとめて突き飛ばす。 「がはっ!」 部屋の窓へとブチャラティの身体が叩きつけられる。 「これで終わりのようだな。だが、多少は楽しめたぞ」 勝負あり、と判断したのかヴライは進む。 仮面(アクルカ)を温存したとはいえ、それなりには楽しめた。 だが、ここまで。ゆえに、せめてもの情けとして自らの手で屠ろうと近づく。 そして、その手前まで来た時。 「悪いが――終わりなのはそちらの方だ」 「……ぬぅ!?」 戦闘不能だと思われたブチャラティの身体が動く。 ブチャラティが使用していたのは、ライフボトル。 ライフィセット達の世界のアイテムであり、梔子が持っていたもの。 本来は静雄がろくに確認せずに持っていた支給品の一つであり、ヴライ来襲した際、部屋を出ていくブチャラティに役立てて欲しいと渡したものだった。 戦闘不能状態から回復するものであり、その効果を見事に発揮して活力が戻る。 だが、それでも力を強化するわけではない。 「自棄になったか」 ヴライがそう思っても仕方がない、あまりに単純な突撃。 不意に力を取り戻した事に少し驚いても、ヴライならば十分に対処できる――はずであった。 「――何っ」 ヴライが一瞬、驚愕に目を見開く。 十分に反応できるはずだったブチャラティが、自分の拳を躱し、自分の首輪を掴んでいる。 (この男……! 今、何を) 素早い、などというものではない。瞬時に移動したようにしか見えなかったブチャラティに、ヴライは対処しきれなかった。 タネはこの戦いがはじまる前、これもまた梔子から借りた懐中時計に似たストップウォッチ。 この会場にいる十六夜咲夜や、ジョルノの父であるDIOの時間停止の力と比べると、はるかに制限があって使いにくい代物。 わずか1秒。 だが、わずか1秒であってもこの距離での接近戦であれば大きな意味を持ち、ブチャラティはヴライの首輪を掴むことに使った。 「ぐぬ……」 だが、さしものヴライも何をされたのか把握するよりも、現状の打破に注力する。 今、ブチャラティが掴んでいるのは首輪。 ヴライであろうが、不死者も破壊神も鬼の元締めも全ての参加者を等しく平等に屠ることを可能とする代物。 その脅威をヴライも分かっている。 「貴様……っ!」 これが爆破すれば、ヴライも他の参加者と等しく命を奪われる。 即座に、ブチャラティの左腕をがしにかかる。 本気で、その異名通りの剛腕ではがしにかかればブチャラティの腕を文字通り捻りつぶす事も可能ではあるが――、 「悪いが、既に仕込みは終わっている」 その言葉と同時に、今、ヴライが背を向けている壁と窓が、ジッパーで切り裂かれ、そのまま室外へと放り出される。 「何ぃ!?」 そして、ブチャラティの首輪を抑えていた左腕を、躊躇なくジッパーで切り離す。 ブチャラティの左手に掴まれたままのヴライの巨躯が、重力によって、下へと落ちていく。 このままでも、並の敵なら十分。 だが、相手はここまでの暴れぶりを見せたヴライ。 念には念を入れ、ブチャラティはとどめの一手を投じる。 「オマケだ。こいつもくれてやる」 「ぬぅっ!!」 自由な右手で投げたのは、フレンダから譲り受けていた人形爆弾。 扱い方も聞いていたそれを、落下していくヴライへと追撃のように投げつけた。 まともな防御態勢もとれぬまま、間近で爆発。 「ぬうぅおおおぉぉっっっ!!!」 苦悶の声を発し、ヴライは落下していく。 さらに、ブチャラティが意図しなかった事も発生する。元々、ヴライの攻撃の数々によって、この部屋のいたるところが壊れかかっていた。 それに加え、ジッパーで窓を含む壁が部分的に切り取られた事によって、一気に崩れた。 何とか、その崩壊に巻き込まれまいと、部屋の隅へとブチャラティは片腕のまま退避する。 そして、割れた窓ガラス、そして崩れた壁が瓦礫となって、下へと落ちていった。 崩壊は、部屋全体へと広がっていき、さらに新たな瓦礫が崩れ落ちていった。 「……終わった、か」 まるで地震か何かでもあったかのように、部屋の壁は崩れきっている。 その部屋の惨状はまさに災害の跡地だ。 「アリーヴェデルチ(さよならだ)――といいたいところだが」 そして、そこからブチャラティは落ちていった先を見下ろして呟く。 ヴライの身体は見えない。 だが、彼が落ちたと思わしき場所には、大量の瓦礫によよって、埋まってしまっている。 ここは、100キロ以上で走る列車でもなければ、六十階以上のビルでもなく、病院の四階だ。 ヴライほどの肉体の持ち主なら、クッションのようなものがなくても耐えられる高さ。 だが、至近距離で爆発を食らった後にまともな着地体勢もとれずに落下し、さらには窓ガラスの雨と瓦礫のシャワーを浴びたのだ。 ただの人間であればもちろん、人間よりも屈強な肉体を持つヒトであっても間違いなく死ぬ――はずなのだが。 これまでの戦いぶりからして、もしかしたらこれほどのダメージを受けてもなおも生き残っている可能性はある。 (どうする?) 崩れ切った瓦礫でヴライの身体があるであろう場所は、完全に埋まってしまっており、これらを取り除いて確認するには相当な時間がかかる。 「……」 ここは逃げて行った九郎達の方を優先して合流すべきか――。 垣根から聞いた話では、チョコラータ達との戦闘直後に、乱入したという無惨の例もある。 他の「乗った側」によって今まさに襲われている可能性もある。ならば、無理に時間をかけて生死を確認するよりも、優先すべきはそちらか。 決断までに要した時間は数秒。 ブチャラティは病院から立ち去り、九郎達との合流する道を選んだのだった。 ◇ ◇ ◇ ブチャラティが、九郎達と合流できたのは病院からそれなりの距離が離れた先だった。 幸いな事に、他の乗った側の参加者と会う事もなく無事に合流できた。 さすがにここまで全力疾走を続けた事もあり、皆疲れ切った様子だ。 特につい先ほどまで重傷だったライフィセットや、過呼吸で倒れかけた梔子はかなりつらそうな様子だ。 「ブチャラティさん、大丈夫だったんですか?」 まずは比較的余裕のある九郎が、ブチャラティに声をかけてくる。 「ああ。だいぶ、苦戦したがな」 あれから、失った自分の片腕を補完するために、例の身体セットから、自分の左腕を選び、接合した。 さらには、全身から傷口をジッパーで塞いで応急処置をしているが、未だに全身に激痛が走る状態ではある。 「本当にあの怪物を……?」 一方の梔子からすれば、以前にもヴライの事を見ており、レインらからその戦いの様子も聞いている。 それだけに、撃退できたというのが驚きなのだろう。 実際に厳しい勝負ではあった。 梔子が貸した支給品がなければ、ヴライにここまでの戦いで負ったダメージなければ、仮面(アクルカ)の力を出し惜しまなければ。 どれか一つでも違うIFでこの結果は変わっていただろう。 「生きている可能性もあるが――今は奴にとどめに刺すよりもお前たちとの合流を優先させてもらった」 「そうか……」 あのヴライが生きている可能性もあるとはいえ、すぐには追ってこれないだろう。 一応は危機を脱したと考えていいのかもしれない。 「それよりライフィセット。君は大丈夫なのか?」 「あ、うん。さっきも言ったけど大丈夫だよ」 ライフィセットはとりあえずの命の危機こそ脱したものの未だに体調は万全ではなく、そんな状態で全力疾走をしてきたのだ。 身体に強い疲労こそ感じるが、先ほどと比べればマシだ。 そんな中、ヴライとの会話を思い出していた。 (あの言い方からすると、もしかして……) ヴライの言い方から、考えて彼はムネチカの主であるアンジュの死ぬ瞬間に居合わせた事になる。 それも、ムネチカからの事前情報やヴライが「乗った側」だったという事実を合わせてもたまたま死に際に居合わせたなとどいう事は考えにくい。 ――アンジュを殺した相手はヴライ。 その可能性が極めて高い。 (……ムネチカには、どう伝えよう) 今は、虜囚の身となった、かつての同行者をライフィセットは頭に浮かべる。 もちろん、下手人が分かったからといってアンジュが蘇るわけではない。 あの直後に、ライフィセットがジオルドに毒を打ち込まれた事によって有耶無耶になったとはいえ、未だにムネチカの中でもアンジュの事は折り合いがついていない問題かもしれない。 それでも、伝えるべきか。それに、ムネチカの仲間だというオシュトルやクオン、それにマロロという相手にも。 (ううん。今はそれよりも、ムネチカとまた会う事を考えなきゃ) そのためには、変貌したベルベットや、その同行者達の問題もある。 相手の居場所は分からず、分かったとしてもその攻略法も考える必要がある。 「本当に大丈夫か?」 「え?」 「先ほどから難しい顔をしているが、まだ体調が悪いのなら……」 先ほどから黙り込んでいたためか、気遣うように梔子が声をかけてきたようだった。 「ううん。僕は大丈夫だよ。それよりも、ありがとう。助けてくれて」 「いや、気にしないでくれ。こちらも助けられた」 これまで助けられるばかりだった事から、何かしらの貢献をしたかったという思いも梔子にはあった。 だが100%の善意からの行動というわけでもない。 何せ、仇敵・琵琶坂は未だ健在。 そして、琵琶坂単独でここまで生き残っているという事実からして、それなりの規模の集団に溶け込んでいるか、相当強力な支給品でも手に入れたかだと梔子は考えている。 そんな琵琶坂と戦うには、今のままの自分では明らかに力不足。 聖隷契約とやらをする事で、彼らの世界でいう聖隷術を使えるようになれば、自分の戦力増強にもなる。 そんな思惑からの行為でもあり、それだけにライフィセットから屈託のない笑みを見せられると自分がひどく後ろめたい事をしたように思えてしまう。 「まあ、何にせよ良かったですね」 そんな各々の考えはあったにせよ、問題が一つ解決したのだ。 ライフィセットの全身を蝕んでいた穢れが消えた事に安堵しつつも、九郎は考え込む。 (ここがもし、メビウスに近い世界で、僕たちが何らかの形で力を再現されているのだとしたら、そのものではなく、あくまで「それに近い何か」になっているのかもしれない) 魔法、スタンド、超能力、聖隷術、異能(シギル)、そしてカタルシスエフェクト。 これまで聞いた違う世界の異能力の数々が、ごく普通に同じところで再現されているというある種の異常事態。 これらがそのままの力で再現されているのではなく、あくまで「それに近い能力」としてここで再現されているのだとしたら。 さきほどまでライフィセットを襲っていたものも「穢れに近いモノ」を消すという結果を求めるのに「聖隷契約をする」という、過程そのものがむしろ大事だったのではないか。 (やっぱり、こういった事を考えるのは僕よりも岩永の方が適任、か) そこまで考え、一つため息をつく。 人と妖の調停者たる彼女。 九郎も、岩永琴子と共に多くの怪事件の解決――というよりは調停に協力しているが、あくまで主導となって考えていたのは岩永だ。 九郎自身もまるで考えずにいるわけでもないし、頭が悪いわけでもないがやっぱり、こういった事の考察は彼女の十八番だ。 今ははたして、どこにいるのか。 これまで会ってきた参加者達と、何度か情報交換はしているが、未だに岩永の情報は入ってこない。 とはいえ、ここまで放送で名前を呼ばれていない事実により、そこまで悲観すべきではないかもしれない――とも考える事ができる。 何せ、岩永琴子に戦う力はほぼない。知恵の神といっても、これまでに会った参加者のように魔法やら超能力やらで敵と戦えるわけでもなく、ごく普通――いや、義足義眼かつ小柄な体躯を考えれば戦闘力はむしろ普通以下といっていい。 にも拘わらず、これまで生き残っているという事は、力のある参加者の協力を得られたのか、あるいはうまい事を言って説得して味方に取り込んだのだろう。 そんな風に考えている九郎に、ブチャラティが尋ねる。 「ところで、ここはどの辺りだ?」 そう言って、皆の前で広げた地図を確認する。 「地図によれば、墓地みたいですけど……」 「垣根がジョルノ達と最初に会ったという、場所か」 垣根の話を思い出し、周囲を見る。 話にあった通り、垣根とシグレ・ランゲツ、そして垣根とジョルノ、マギルゥが戦った場所だ。 墓石が砕かれ、地面にもえぐれた後が多数残っている。 死者が眠る場所とは思えない荒れ具合であり、彼らの話にあった戦闘があった事実だと分かる。 「位置的には、病院とも遺跡ともそんなに変わらないか……」 ブチャラティは呟くようにして、考える。 あの「災害」から避難してきたものの、病院はアリア達やフレンダ達との合流地点となる予定もあった場所だ。 そこから長い間離れるのはまずいかもしれない。 ヴライが生き残っており、なおかつあの場で待ち構えている可能性もあり危険ではあるが、そうとは知らずにアリア達が近づいてしまえばそれはそれで危険だ。 入れ違いになる可能性もあるが、こちらから大いなる父の遺跡に赴くのも手か。 「そういえば――」 そんなブチャラティに、九郎が思い出したように声をかける。 「どうした?」 「えっと、ブチャラティさんが来る前の話なんですが、病院からここまでに来る途中で馬車? のようなものを見まして」 「馬車だと?」 「ええ。こっちも逃げるのに必死でしたので、遠くからだったので見間違えたのかもしれませんが」 そういって、地図で指し示す。 「向かった先は、こっちの方みたいでしたが」 「場所的には、ムーンブルク城とやらの辺りか」 梔子の初期位置だった場所でもある。 「そうか。おそらくは、他の参加者だろうが……」 ヴライのように「乗った側」であれば危険もあるが、接触すれば新しい情報が手に入るかもしれないし、逆にこちらから危険人物の情報を提供すれば余計な被害を減らせるかもしれない。 (どうするべきか……) 選択肢は3つ。 ヴライが生き残っていた場合のリスクもあるが病院へと戻り、そこでのアリア達との合流を目指すか。 伝言を預けた垣根経由で病院へと向かってしまい、入れ違いになってしまう可能性もあるが遺跡での合流を目指すか。 それともムーンブルク城に行き、そちらに向かったであろう新たな参加者との接触を図るか。 思考を進める彼らの元に不思議な鐘の音が響き始めたのは、その少し後の話である。 【D-5/午後/墓地/一日目】 【ブローノ・ブチャラティ@ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風】 [状態]:疲労(大)、強い決意、全身に火傷、ダメージ(中) [服装]:普段の服装 [装備]: [道具]:不明支給品1~3、スパリゾート高千穂の男性ロッカーNo.53の鍵) サーバーアクセスキー マギルゥのメモ 身体ストック(ライフィセットの両腕、ブチャラティの左腕使用済) [思考] 基本:殺し合いを止めて主催を倒す。 0:病院・遺跡・ムーンベルク城のいずれかに移動する。 1:放送を聞いた新羅への不安と、アリアへの心配。何とか合流したい。 2:魔王ベルセリアへの対処。 3:ヴライが生き残って襲ってきたら対処。 4:自称ブチャラティ(ディアボロ)に対して警戒。 5:余裕ができてから高千穂リゾートを捜索。 6:フレンダに関しては、被害者達とのけじめがつけば再度合流。 7:志乃、ジオルドに関してはアリアに任せる。 8:カタリナ・クラエスがどのような人間なのか、興味。 [備考] ※参戦時期はフーゴと別れた直後。身体は生身に戻っています。 ※九郎、新羅と知り合いの情報を交換しました。 ※画面越しの志乃のあかりちゃん行為を確認しました。 ※新羅から罪歌についての概要を知りました。 ※垣根と情報交換をしました。 ※霊夢、カナメと情報交換をしました。 ※持ち出した身体ストックはブチャラティ、九郎、ライフィセット、梔子、アリア、新羅のもののみです。 【桜川九郎@虚構推理】 [状態]:健康 静かに燃える決意、魔王ベルセリアに対する違和感 [服装]:ホテルの部屋着(上半身の部分はほぼ全焼) [装備]: [道具]:基本支給品一色、不明支給品×1~3 [思考] 基本:殺し合いからの脱出 0:行き先を決める 1:あの彼女(魔王ベルセリア)、何とかしかければ……。 2:フレンダに関してはとりあえず被害者達に任せる 3:岩永を探す 4:ヴライを警戒 5:ジオルドを始めとする人外、異能の参加者、仮面の剣士(ミカヅチ)を警戒 6:きっとみねうちですよ。 [備考] ※鋼人七瀬編解決後からの参戦となります ※新羅、ジオルドと知り合いの情報を交換しました。 ※アリア、ブチャラティと知り合いの情報を交換しました。 ※画面越しの志乃のあかりちゃん行為を確認しました。 ※新羅から罪歌についての概要を知りました ※魔王ベルセリアに対し違和感を感じました。 ※垣根と情報交換をしました。 【ライフィセット@テイルズ オブ ベルセリア】 [状態]:強い倦怠感、全身のダメージ(大)、疲労(大)、強い決意 [服装]:いつもの服装 [装備]:ミスリルリーフ@テイルズ オブ ベルセリア(枚数は不明) [道具]:基本支給品一色、果物ナイフ(現実)、不明支給品×2(本人確認済み)本屋のコーナーで調達した色々な世界の本(たくさんある)、シルバ@テイルズ オブ ベルセリア [思考] 基本:ベルベットを元に戻して、殺し合いから脱出する 0:行き先を決める 1:ブチャラティ達と行動する 2:ムネチカへの心配 3:ベルベットの同行者(夾竹桃、麦野)への警戒 4:ロクロウ達との合流 5:ヴライがアンジュを殺しているならムネチカやその仲間達に伝えるべき? 6:エレノア……。 [備考] ※参戦時期は新聖殿に突入する直前となります。 ※異世界間の言語文化の統一に違和感を持っています。 ※志乃のあかりちゃん行為はほとんど見てません。 ※呼ばれた時間に差がある事に気づきました。 ※梔子と聖隷契約をしました。 ※意識を失っている間の話を聞きましたが、マギルゥの死に関してはまだ聞いていません。 【梔子@Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-】 [状態]:健康、疲労(大)、精神的ダメージ、レインの仮説による精神的疲労(少し回復) [服装]:メビウスの服装 [装備]:ストップウォッチ@東方project(1回使用) [道具]:基本支給品、ランダム支給品×1(心許ないもの)、静雄のデイバック(基本支給品、ランダウ支給品×1~2)、ライフボトル×2@テイルズオブベルセリア [状態・思考] 基本行動方針:琵琶坂永至に然るべき報いを。 0:当面はライフィセット達と行動 1:彩声の義理を返す為、レインを死なせないようにする。 2:琵琶坂永至が本人か確かめる。 3:本当に死者が生き返るなら…… 4:煉獄さん……天本彩声…… 5:私が虚構かもしれない、か…… [備考] ※参戦時期は帰宅部ルートクリア後、 また琵琶坂が死亡しているルートです。 ※キャラエピソードの進行状況は少なくとも誕生日のコミュは迎えてます。 ※静雄、レインと情報交換してます。 ※ブチャラティ、霊夢達と情報交換をしました。 ※ライフィセットと聖隷契約をしました。 【ライフボトル@テイルズオブベルセリア】 平和島静雄に支給。 戦闘不能状態で使うと、ある程度戦える状態まで回復できるが状態異常や欠損箇所に関しては効果はない。 3つで1支給品扱いで支給されており、1つ使用。 ――どうやら、この会場においてフレンダ=セイヴェルンの目論見は悉くがうまくいかない定めにあるらしい。 本来であれば、幸運にも「災害」が訪れる直前のタイミングで病院から離脱できたはずのフレンダが、カナメと霊夢を説得して病院へと戻ってきたのは、ちょうどブチャラティ達が病院へと離脱するタイミングと合わさっての事であった。 レインとの合流を目指していたカナメ達だが、フレンダが「お腹の調子が悪い」だの「ここでするしかない」となどと散々ごねて無理に病院へと戻ろうとしての事だった。 これは別に逃げ出そうなどと考えたり、カナメ達を罠にはめようなどと考えたからでもない。 単純に、時間を稼いでレイン達と合流できる可能性を少しでも減らそう。そうでなくても、報いを受けるまでの時間を少しでも遅らせよう――という割と儚い願いからのものだった。 何せ、一応殺させないとは言ってはいるが、カナメも霊夢も味方とは言い難い存在。 レイン辺りがうまい事、説得してしまえばブチャラティとの約束も反故にされ、それを翻されてしまうのではないかと不安で仕方がなかった。 そういった不安から、二人から冷たい目で見られながらも無理に病院に戻ってきた。 そんな時間稼ぎからの思いからであったのだが、病院は既に安全圏ではなくなっていた。 「なななな何をコレ!? ブチャラティ達はどうしたの!?」 病院の三階より上の階は、外からも見えるような大穴が開いていたり、煙が出ていたりと先ほど以上に凄まじい状態になり果てている。 どういうわけか、二階と一階に被害は比較的被害が少ないようだが、それでももう病院は頭に「廃」をつけるか、後ろに「跡」をつけるような状態になり果てている。 「近づいてみるか」 「……そうね」 そんな風に頷きあう二人に、フレンダは慌てる。 「ま、待って! 何もあんなところに……」 「誰かが襲撃をかけたのなら、調べなきゃならねえ」 「えーと、でも。レイン達に謝らないといけないし」 「それも大事だけど、今は目の前の惨事が優先ね。それとも、アンタは病院に残った連中が心配じゃないの?」 「うぐ!?」 ここで逃げ出しましょう、などと言える雰囲気ではなく二人から無言の圧力を受けながらも病院に近づいていく。 諦めの思いから、フレンダも二人に続いた。 「……これはひどい状態だな」 改めて近寄ると、さらに凄惨さが分かる。 フレンダ達が出ていくまでは、何度かの戦闘の跡こそあったものの、まだ原形は保たれていたはずの病院は見るも無残な状態になり果てていた。 「やっぱり、どこかから危ない輩が来たのは間違いないようね」 そんな中、霊夢が冷静に告げて目の前の災害を睥睨する。 今にも逃げ出したそうなフレンダとは違い、好戦的な眼差しを浮かべ、戦意も高まっている。 いかに強大な敵であろうと、怯えもしないし、怯みもしない。 「クソッ! ブチャラティ達は無事なのかよ」 カナメも警戒しつつも、周囲への警戒を怠ろうとしない。 どう考えても、二人は逃げようなどとは微塵も考えていない様子だ。 敵がいるか調べ、いるならば戦う。そんな様子だ。 ――逃げ出したい。すぐにでも。 ただ一人フレンダはそんな風に思うが、二人は聞く耳を持ってくれそうにない。 襲撃があったのなら、当然、敵もまだこの辺りに残っている可能性は高い。当然、ソイツに襲われる可能性もある。 仮に逃げ出したところで、カナメがフレンダ裁判の時に指摘していたように、参加者の多くに悪評が伝わってしまい、敵だらけとなった中に、一人で飛び出したところで悲惨な末路を迎えるだけだろう。 (どうして私がこんな目に――っ!) 口に出してしまえば、「自業自得」とでも間違いなく、返されそうな事を思いながら、フレンダは二人と共に病院の調査を開始していくことになった。 すぐ近くにある瓦礫の山の下に、つい先ほどまでこの病院を破壊して回っていた「災害」が埋まっている事に、気づかないまま。 【D-6/病院/一日目/午後】 ※ 三階、四階を中心に破壊されつくされた状態ですが、二階と一階は比較的無事です。 ※ 瓦礫の中にヴライが埋まった状態でいます。 【フレンダ=セイヴェルン@とある魔術の禁書目録】 [状態]:全身にダメージ(小)、心痛、右耳たぶ損傷、頬にかすり傷。衣服に凄まじい埃や汚れ、腹下り(極小)。 [服装]:普段の服装(帽子なし) [装備]:麻酔銃@新ゲッターロボ [道具]:基本支給品、ランダム支給品×0~1、『アイテム』のアジトで回収できた人形爆弾×1他、諸々(その他諸々の内パラシュート3つ&入っていた全てのばくだんいし@ドラゴンクエストビルダーズ2は使用済み)。レインの基本支給品一色、やくそう×2@ドラゴンクエストビルダーズ2、ランダム支給品×1(確認済み)、鯖缶複数(現地調達) [思考] 基本方針:とにかく生き残る。現状は首輪の解除を優先するが、優勝も視野には入れている 0:逃げ出したい。けど、逃げ出したらもっとまずい 1:静雄とレインに謝罪して何とか許してもらう 2:その後は、何とか守ってもらうしかない 3:麦野の情報、全部話しちゃった… 4:絹旗、彩声、死んじゃったんだ…でも、私のせいじゃないよね? 5:煉獄、死んじゃったんだ… 6:詰 ん だ 【博麗霊夢@東方Project】 [状態]:脱力感、頭痛(物理)、かすり傷、疲労(小) [服装]:巫女服 [装備]:竈門炭治郎の日輪刀@鬼滅の刃、封魔針(まだまだある)@東方project [道具]:基本支給品一式、高坂麗奈のトランペット@響け! ユーフォニアム、セルティ・ストゥルルソンのヘルメット@デュラララ! マリアが作ったクッキー@現地調達 [思考] 基本:この『異変』を止める 0:病院を調べてブチャラティ達がどうなったか確かめる。敵がいるなら排除。 1:カナメの仲間のところにフレンダを連れていく。一応殺させないようにする 2:フレンダを謝罪させた後、ウィキッドにけじめをつけにく。 3:続いてムーンブルク城でシドーを待ちぶせしてみる。 4:マリアや幻想郷の仲間の死などによる喪失感。あー、いやになるわ…… 5:なんで紫のソックリ能力ばかり出会うのよ。 6:ウィキッド関連に片が付いたら、無惨とやらの面を拝む。垣根との共闘も視野 [備考] ※緋想天辺りからの参戦です ※シドー、マリアと知り合いについて情報交換を行いました。 ※早苗、ブチャラティ(ドッピオ)、カナメ、竜馬と情報交換してます。 ※ブチャラティ(真)と梔子と情報交換をしました。二人のブチャラティ問題に関しては保留にしています。 【カナメ@ダーウィンズゲーム】 [状態]:疲労(大)、王とウィキッドへの怒り、全身打撲(小)、肋骨粉砕骨折(処置済み)、全身火傷(治療済み)、シュカの喪失による悔しさ、虚無感、ダメージ(小) [服装]:いつもの服装 [装備]:白楼剣@東方Project [道具]:白楼剣(複製)、機関銃(複製)、拳銃(複製)、基本支給品一式、不明支給品2つ、救急箱(現地調達)、魔理沙の首輪、Storkの首輪、Storkの支給品(×0~2) [思考] 基本:主催は必ず倒す 0:病院を調べてブチャラティ達がどうなったか確かめる。敵がいるなら排除。 1:フレンダをレイン達のところに連れて行って謝罪させる。 2:回収した首輪については技術者に解析させたい。 3:【サンセットレーベンズ】のメンバー(レイン、リュージ)を探す。今は初期位置しか分からないリュージよりも近くにいるレイン優先。 4:王の奴は死んだのか……そうか…… 5:ウィキッドのような殺し合いに乗った人間には容赦はしない。 6:無力化されたようだが一応ジオルドを警戒 7:折原を見つけたら護る。 8:絶対にウィキッドを殺す。 9:爆弾に峰があってたまるか! [備考] ※シノヅカ死亡を知った直後からの参戦です ※早苗、ブチャラティ(ドッピオ)、霊夢、竜馬と情報交換してます。 ※ブチャラティ(真)と梔子達と情報交換をしました。二人のブチャラティ問題に関しては保留にしています。 【ヴライ@うたわれるもの 二人の白皇】 [状態]:ダメージ(絶大)、疲労(絶大)、額に打撲痕、左腕に切り傷(中)、火傷(絶大)、頭部、顔面に複数の打撲痕、右腕に複数の銃創、シドーに対する怒り、顔面に爆破による火傷、全身にガラス片による負傷 [服装]:いつもの服装 [装備]:ヴライの仮面(罅割れ、修理しなければ近いうちに砕け散る)@うたわれるもの3 [道具]:基本支給品一式、不明支給品2つ [思考] 基本:全てを殺し優勝し、ヤマトに帰還する 0:(気絶中) 1:あの男(シドー)もいずれ殺す 2:アンジュの同行者(あかり、カタリナ)については暫くは放置 3:オシュトルとは必ず決着をつける 4:デコポンポの腰巾着(マロロ)には興味ないが、邪魔をするのであれば叩き潰す 5:皇女アンジュ、見事な最期であった…… 6:あの術師(清明)と金髪の男(静雄)は再び会ったら葬る。 [備考] ※エントゥアと出会う前からの参戦です。 ※破損したことで、仮面の効能・燃費が落ちています。 ※『特性』窮死覚醒 弐を習得しました。 前話 次話 裁定、そして災害(前編) 投下順 ギャクマンガ虚獄 ~ムギノインパクト~ 前話 キャラクター 次話 裁定、そして災害(前編) ブローノ・ブチャラティ ニンゲンだから 裁定、そして災害(前編) 桜川九郎 ニンゲンだから 裁定、そして災害(前編) フレンダ=セイヴェルン 夕暮れのかなたから 裁定、そして災害(前編) ライフィセット ニンゲンだから 裁定、そして災害(前編) カナメ 夕暮れのかなたから 裁定、そして災害(前編) 博麗霊夢 夕暮れのかなたから 裁定、そして災害(前編) 梔子 ニンゲンだから 裁定、そして災害(前編) ヴライ 夕暮れのかなたから
https://w.atwiki.jp/dicadavertrpg/pages/32.html
◆最終話:光と闇と 著:凪ノ香 ◆最終話:光と闇と○シナリオ概要○GM向けガイド ○マスターシーン:神聖なりしイクタリ帝国 ○PC2 オープニングフェイズ:追憶は薄闇に佇む ○PC3 オープニングフェイズ:白き光の支配する【現在のドウラ公国】 ○PC1 オープニングフェイズ:炉辺のひと時 ○ミドルフェイズ シーン1:偽りの平和 ○「ミドルフェイズ シーン1」前後に関する補足 ○ミドルフェイズ シーン2:嵐の先触れ ○ミドルフェイズ シーン3:ガセキ平原の会戦 ○ミドルフェイズ シーン4:亡霊騎士と嘆きの妖精 ○ミドルフェイズ シーン5:双巨神、死守 ○ミドルフェイズ シーン6:勇者たち ○クライマックスフェイズ:光と闇と○GM用判定早見表 ○クライマックスフェイズ2:ノスフェラトゥは蘇る○GM用判定早見表 ○エンディング ○使用エネミーデータ ○ボスキャラクターデータ ◆キャンペーン背景情報○歴史の分岐点 ○パーソナリティ詳細情報 ○〈神骸騎〉詳細 ○シナリオ概要 皇帝騎を名乗る〈神骸騎〉の出現は、周辺諸国に激烈な動揺をもたらした。 いにしえの宿将たちが付き従う、白き機体のその威容、その武勇。 僭称を疑う声は小さく、神聖イクタリ帝国は日に日に信望を集めていく。 しかし光が強く輝けば、闇もまた濃く凝るもの。 神聖イクタリ帝国の支配を良しとせぬ諸国は、ドウラ公国を旗頭として戦力を結集していく。 イクタリ大陸全に、再び迫る大乱の嵐。 不死の伝説を継ぐ〈神骸騎〉たちは、いま悠久の伝説と対峙する。 ○GM向けガイド 第四話のシナリオは、第三話でスラク・ダオ皇女を「救出したもの」として記述している。 しかし殺害した場合でも、ユジン・ダオ皇帝の行動の大筋に変化はない。 スラク・ダオ皇女がいない状態を想定してシナリオやデータを組み直そう。 救出した場合と比べ、事態は難化するだろうが解決不能ではない。 またいずれの場合でも、ここまで【国威】が増加すると、〈神骸騎〉の性能の差も大きくなる。 特に最終決戦まわりについては、丁寧にボスデータの調整を行うことをお勧めする。 ○マスターシーン:神聖なりしイクタリ帝国 “神聖イクタリ皇帝”ユジン・ダオ 「《皇帝騎》の名のもとに!」 「神聖イクタリ帝国の、名のもとに!」 「今こそ我らは、いくさを止めよう!」 「許し難きを許し、憎しみを捨てる時が来たのだ! ともに平和と繁栄の果実を享受しようではないか!」 高い屋根が立ち並ぶ旧ダオ帝国の帝都でも、ひときわ大きな行政府。 そのバルコニーから広場に向け、父を弑逆し国号を改めたユジン・ダオ皇帝が、建国の演説を行っている。 バルコニーの傍らには、白き《皇帝騎》、アイオーンが威厳をもって佇んでいる。 「《皇帝騎》は、公正な裁きを約束しよう! 自由で平等な協定を保護しよう!」 「それらを脅かす無法な暴力から、必ず諸君らを守るとここに誓おう!」 「かつて人は、手を取り合い楽土を築いた! いま再び、黄金時代は到来する……そう! 我々が築き上げるのだ!」 帝都の広場には民衆が詰めかけている。 その目には期待と歓喜の色がある。 「虐げられしものよ、来たれ! 弱き者よ、困窮する者よ、来たれ!」 「我らは諸君を庇護する! 諸君の力こそが必要だ! 集い、ともに築こう!」 「――――新たなる楽土、神聖イクタリ帝国をッ!!」 ユジン皇子が力強く拳を突き上げると、群衆から次々に声があがる。 群衆 「無敵なりし英雄皇帝、万歳ッ!! 」 「慈悲深きラルヴァ皇后、万歳ッ!!」 「《皇帝騎》、万歳ッ!! 神聖イクタリ帝国、万歳ぁぁぁああいッッッッ!!」 鳴り止まぬ歓声と、それを堂々と受け止めるユジン。 新たなる皇帝の後ろに控えた皇后ラルヴァは、仮面のように静かな微笑みを浮かべている。 その瞳は、眼帯に隠されてうかがい知ることはできない―― ○PC2 オープニングフェイズ:追憶は薄闇に佇む 首都エポリナの公城の一角。 ドウラ公国歴代の公王の眠る霊廟は、薄暗く静かだった。 その最も新しい墓碑、“冷血王”ゲオルグ・ドウラの墓の前に君はいた。 (GM、PC2に非搭乗状態での登場を促す) PC2が望むNPCを1~2名登場させること。 または先代のゲオルグ公王との回想シーンでも良いし、NPCを登場させず〈魂魄〉と〈御者〉のみの会話でも良い。 基本的に、PC2の望みに沿ったオープニングを行おう。 GMはこのシーン中に、以下の情報を提示すること。 ―――――――――――――――――― 【現在の大陸情勢】 ダオ帝国が神聖イクタリ帝国に国号を改めてから数ヶ月が経過した。 “神聖イクタリ皇帝”ユジン・ダオの政変は概ね成功したといえるだろう。 幾つか小さな反乱はあったものの、〈神骸騎〉アイオーンと『七星騎』が、圧倒的な力でこれを鎮圧した。 帝国諸侯の多くはユジン皇帝に臣従している。 現在のところ、〈神骸騎〉アイオーンが皇帝騎であるという明白な証明は無い。 ただしアイオーンには皇帝騎を名乗るだけの抜群の性能がある上、二騎の『七星騎』まで随伴している。 アイオーンが勝利を重ね続ける限り、皇帝騎であるという自称は信憑性を増していくだろう。 (※シナリオフック「○失われた皇帝騎」を参照。他を寄せ付けぬ「絶対的な強さ」は皇帝騎の証明となりうる) そして、皇帝機を名乗るアイオーンの手には……ゲオルグ公王より奪われた皇帝槍がある。 ……あの日、ゲオルグ公が討ち取られたあの時。ユジン・ダオは、皇帝槍を狙っていたのだろうか? ―――――――――――――――――― 回想に良い区切りができたところで、シーンを終了する。 登場キャラクター各自の良いロールプレイをひとこと褒め、GMはそれぞれに絆ダイスを1つ渡すこと。 ○PC3 オープニングフェイズ:白き光の支配する ドウラ公国の首都エポリナは物々しい賑わいを見せていた。 種々の旗を掲げて集う〈神骸騎〉。 兵士の公募。あちらこちらの地域からやってくる傭兵団。 時折、喧嘩騒ぎなどが起こっては、増員された衛視が呼子笛を鳴らして駆けていく。 (GM、PC3に非搭乗状態での登場を促す) PC3が望むNPCを1~2名登場させること。 またはNPCを登場させず、〈魂魄〉と〈御者〉のみの会話でも良い。 GMはドウラ公国の物々しい様子を説明しつつ、以下の事柄について適切な方法で説明すること。 ―――――――――――――――――― 【現在のドウラ公国】 神聖イクタリ帝国は拡大と安定の道を辿っている。 しかし無論、さまざまな理由でユジン皇帝を受け入れられない者もいる。 スラク・ダオ皇女や、先帝ビケザ・ダオに忠義を誓っていた者たち。 ユジン皇帝に滅ぼされたマヌ=カーセ連邦の残党。 神聖イクタリ帝国の伸長を警戒するもの。 そういった雑多な勢力が、いま手勢をまとめてドウラ公国に参集しつつある。 マヌ=カーセ連邦が瓦解した今、神聖イクタリ帝国に対抗しうる有力な国家はドウラ公国ただ一国。 ……大陸史に大書されるほどの、決定的な大戦が生じる日は遠くはないだろう。 口さがない者などは、「光と闇の戦い」などと語っているようだ。 むろん、光がアイオーンであり、闇はノスフェラトゥというわけだ。 ―――――――――――――――――― 会話に良い区切りができたところで、シーンを終了する。 登場キャラクター各自の良いロールプレイをひとこと褒め、GMはそれぞれに絆ダイスを1つ渡すこと。 ○PC1 オープニングフェイズ:炉辺のひと時 ゲオルグ公王が討ち取られたのは砲の月、六月のことであった。 以後どれだけの時間が経過したかはパーティの裁量によって決定して良いが、一年は経過していない。 大祭による三ヶ月の平和休戦があったことを勘案すれば、冬の前後の時期だろう。 ――公王の執務室の暖炉からは、パチパチと薪がはぜる音がする。 (GM、PC1に非搭乗状態での登場を促す) “小覇王”スラク・ダオ 「こちらが新たに仕官してきた〈神骸騎〉を中心にした部隊創設の稟議書」 「私から見て気になった点には、赤のインクで指摘を入れてあるわ」 「それからこっちは今年の租税で、こっちが服属国からの貢納の一覧……」 君たちの傍らの席で、スラク・ダオが書類にテキパキと目を通しては君に回してくる。 そしてふと、彼女は思い出したように言った。 「ねえ、PC1。……今更だけれど、私ったらなぜこんなことをしているのかしら?」 スラク・ダオは虜囚ではなく、高貴な賓客として遇されていた。 そしてドウラ公国はここ最近の雑多な勢力の参集に、事務方がとても足りてはいない。 「この辺の書類とかもう公国の機密よね」 「私がこれ手土産に兄さまのもとに走ったらどうするつもりなのよ……」 「……私だって恩知らずでも馬鹿でもないから、しないけれど」 いつしか見かねてスラク皇女が手伝い始め、すっかり彼女も公国首脳部の一員となりつつあった。 スラク皇女は、仕事の合間に冷めてしまった茶を一口飲む。 「……父さまは、底なしの怒りと野心に呑まれた人だったわ。私に関心なんてなかった」 「兄さまも、昔は誰に対しても心を閉ざしていた。今なら分かる、壊れた家族よ」 「けど、ラルヴァと巡り合って、兄さまは活き活きと明るくなって」 「父さまも何かが少しだけ満たされたのか、すこしだけ表情が柔らかくなって」 「……でも今はもう、私は兄さまやラルヴァが、何を考えているのか分からない」 「謀反の計画から排除されていた理由は分かるわ。私が父さまに情を抱いていたからでしょう」 「兄さまたちは、私が土壇場で父さまの側につく可能性を恐れて、謀反から遠ざけた――それは、分かる」 「あの時、私はノスフェラトゥの正体があなたたちだと知って、精神的にも安定していなかった」 「だから不確定要素とみなして排除を試みた。父を殺されたと聞いて、何をするか分からない状態だったから。それも、分かる」 「理屈は通っているの。でも、分からない」 「兄さまたちは本当に、『皇帝騎の使命』なんて綺麗な理想のために動いているのかしら?」 「それは少しだけマシになった家族を、取り返しがつかないほどに壊してまで、果たすべきことなの……?」 ティーカップを持つスラク皇女の手は、微かに震えている。 「私は……どうすれば……」 PC1がスラク皇女に対して何か働きかけを行うと、スラク皇女の震えは止まり、彼女は微笑みを取り戻す。 「ありがとう、PC1。あなたがいてくれて、本当によかった」 「ねえ、私が聞けた義理ではないかもしれないけれど……それでも、よければ聞かせて頂戴?」 「ゲオルグ公王は…………あなたの家族は、どんなひとだったのかしら」 会話に良い区切りができたところで、シーンを終了する。 登場キャラクター各自の良いロールプレイをひとこと褒め、GMはそれぞれに絆ダイスを1つ渡すこと。 ○ミドルフェイズ シーン1:偽りの平和 ドウラ公国、首都エポリナの公城。 その大会議室には、伝説的な〈邪神騎〉の胸部装甲を槍で貫く〈皇帝騎〉の大絵画が飾られている。 “紋章官”フィオ・サームズ 「……以上が神聖イクタリ帝国、ユジン・ダオ皇帝よりの親書となります」 “神官長”イズラ・サン 「要約するに、あちらは講和と友好条約の締結を求めているという理解でよろしいか?」 「ダオ帝国時代の占領地を破棄し、旧来の位置に国境線を引き直し」 「あちらの『連絡の不手際による事故』によって生じた、スラク皇女の亡命についても一切不問」 「度重なる先帝の領土侵犯に対し、謝罪の意を表明しても良いとまで」 “内務大臣”ムライプ・ミスターニ 「破格の条件ですな……ユジン皇帝にはビケザ皇帝ほどの野心はないようだ」 「公王陛下! これは、帝国との長年の戦争に終わりの目が見えましたな! ワハハ!」 (GM、PC1~3に非搭乗状態での登場を促す) GMはまず、この講和の申し出に対する各人の意見を聞くこと。 適度に論議が進んだ状態で、スラク皇女を話に参加させること。 スラク皇女の意見は以下のようなものである、PCたちの意見に合わせて同調する形を取るなど、適宜調節すること。 なおGMは、これが開戦の決断を行う想定のシーンであることを事前にパーティに告げること。 宣戦布告の大義名分は、「ユジン皇帝の簒奪を非難する」「皇帝騎を僭称とみなす」等、いくつもあるだろう。 パーティの好む名分を採用する。 ただし、もしどうしてもパーティが講和条約を受け入れたフリをしての暗躍などを試みたい場合、物語は別の形となるだろう。 GMは掲載のボスデータを利用して、臨機応変にシーンを描いていこう。 また、いったんこの会議では結論を保留し、別途、PCたちが悩んだ末に結論をくだすシーンなどを設けても良い。 “小覇王”スラク・ダオ 「……ミスターニ閣下も、本当はお分かりでしょう」 「ドウラ公国が。今やこの地域にて唯一、帝国と渡り合える国力を持つ列強国が、神聖イクタリ帝国を『皇帝騎のあるじ』と認めることの意味を」 「それはもう事実上の、公国の臣従、服属にほかなりません」 「そして服属したところで、帝国に対して公国の持つ交渉の札はあまりに少ない……武力をもって走狗となろうにも、おや困りましたね、追う兎がいません」 「なにせ帝国最大の仮想敵国である、ドウラ公国がその立場を放棄していますから。あとはもう、いかようにも」 「――提示されているのは、猛毒入りの甘い砂糖菓子です」 “内務大臣”ムライプ・ミスターニ 「――スラク殿下。それは私も分かっております。確かに帝国はドウラ公国があるゆえにこそ、無体を働けぬ形でしょうな!」 「しかしだからといって、どうせよとおっしゃる?」 「敵は皇帝騎アイオーンに、七星騎ミザール、アリオト――諸国より皇帝騎の名を聞いて馳せ参じたる幾柱もの〈神骸騎〉!」 「いま歯向かえば、ドウラ公国は跡形もなく滅ぼされましょう」 「ならば偽りの平和を享受し、時を稼いで好機を待つのも手ではありませんか?」 “小覇王”スラク・ダオ 「その時間こそが敵なのです」 「まず兄はまだ若く、しかも〈神骸騎〉と契約を結ばぬ〈御者〉であるがゆえ、寿命や乱心を待つことは難しいでしょう」 「不滅の〈神骸騎〉の伝説が、皇帝騎の伝説に塗りつぶされた時点で、公国の求心力は喪われます」 「神聖イクタリ帝国はますます栄え、ドウラ公国は衰える……この選択の先には、それしか」 「……恐らく、今しかありません。兄の掲げた『皇帝騎』の伝説に、一撃を加えるとすれば、今しか」 「戦場で他の〈神骸騎〉に後れを取るようなことあれば、それは『アイオーンは皇帝騎ではない』という何よりの証明」 「それが成せるのはドウラ公国とノスフェラトゥを置いて他にはないでしょう」 “内務大臣”ムライプ・ミスターニ 「……そしてノスフェラトゥがあの絵画のようになれば、いかがなさる」 ムライプが指差す先にあるのは、会議室の大絵画だ。 伝説的な〈邪神騎〉の胸部装甲を槍で貫く、〈皇帝騎〉の威容―― “内務大臣”ムライプ・ミスターニ 「伝説の再現だ! 皇帝騎に逆らった愚かなる〈神骸騎〉として、ノスフェラトゥは末代までの汚名を被る!」 「そもそもが殿下! 帝国の人間であり、ユジン皇帝の妹である貴方が戦を煽るとは――」 “小覇王”スラク・ダオ 「そうですね。……皇帝騎は、本物“かもしれない”」 「ユジン皇帝は善良で徳のある立派な君主“かもしれない”」 「帝国に恭順することこそが正解である可能性を、私は否定できません」 「それに賭ける判断を、間違っているとも思いません。ひとというのは、そのように考えるものでしょう」 「……ですが私も、何の覚悟もなしに開戦を論じてはおりません」 ムライプの叫び声を聞きながら、スラク・ダオは微笑みを浮かべる。 「これは議事録の残る会議です」 「兄の行いを恨みに思った愚かな“小覇王”が、公王に戦をそそのかす――動かぬ証拠の残る会議です」 「敗北の暁には、わたくしを弁明に用いればよろしい。わたしは無様に狂乱して見せて、死毒を一瓶あおりましょう」 “内務大臣”ムライプ・ミスターニ 「な……っ!?」 “小覇王”スラク・ダオ 「……ねえ、公王陛下」 「あの皇帝を名乗っている兄に歯向かうならば、付き合うわ。降るならば、それもいい。私をうまく利用して頂戴ね?」 「一度救われた命ですもの。……私は、その……あなたのために、死んでもいいわ」 会話に良い区切りができたところで、シーンを終了する。 登場キャラクター各自の良いロールプレイをひとこと褒め、GMはそれぞれに絆ダイスを1つ渡すこと。 ○「ミドルフェイズ シーン1」前後に関する補足 第四話は最終話であるため、シーン2からは神聖イクタリ帝国との決戦が矢継ぎ早に描かれる。 平和な状況下での〈魂魄〉と〈御者〉のやりとりを描けるのはここが最後となる。 何かプレイヤー側に行いたい演出などがあれば、GMは可能な限りその要望を汲もう。 また「シーン1」でもし決断を保留した場合、「シーン2」までの間に開戦を決定するイベントを挟もう。 ○ミドルフェイズ シーン2:嵐の先触れ ドウラ公国と神聖イクタリ帝国の講和交渉は決裂。 シーン1で提示された大義名分によって、ドウラ公国は神聖イクタリ帝国に宣戦を布告した。 一帯に存在する大小全ての国々が、固唾を飲んでこの大戦の推移を見守っている。 神聖イクタリ帝国の皇帝騎はまことか、否か。 ドウラ公王とノスフェラトゥは、皇帝騎に歯向かう愚者なのか、それとも僭称を見抜いた賢者なのか。 『〈神骸騎〉での戦いで勝利したものが正義であり、神である』 イクタリ大陸を支配する絶対の法則は、今もなお健在だ。 ――この戦の結果が、イクタリ大陸の歴史を作る。 (GM、PC1~3に搭乗状態での登場を促す) ドウラ公国と神聖イクタリ帝国の間に存在する、ガセキ平原。 〈神骸騎〉同士の会戦に適したその広大な平地では、先代ゲオルグ公王の時代から幾度も戦いが行われていた。 暗雲覆う空の下。多くの将兵の血が染み込み、古錆びた〈神骸騎〉の部品が転がる平原。 そこに、今また軍勢が居並び、無数の旗指し物が強風にたなびいている。 一方はドウラ公国。 新たなドウラ公王の駆る、不死の〈神骸騎〉ノスフェラトゥ。 (PC2とその〈神骸騎〉を称える言葉をGMは用意すること) (PC3とその〈神骸騎〉を称える言葉をGMは用意すること) もう一方には、神聖イクタリ帝国。 神聖イクタリ皇帝ユジン・ダオが〈御者〉として駆る、皇帝騎アイオーン。 伝説の七星騎、ミザールとアリオト。 その背後には、帝国側が数割ほど多勢であるものの、どちらも万を超える軍勢。 双方あわせて参戦する〈神骸騎〉は数十柱。 イクタリ大陸に戦多しといえども、これほどの規模の会戦はめったに生じぬものだ。 “神聖イクタリ皇帝”ユジン・ダオ 「講和の申し出を受け入れてもらえず、残念だ。ドウラ公王」 「だが君を討てば、いまだ半信半疑の諸国も認めるだろう――このアイオーンこそが、まことの皇帝騎であると」 念話機を通じて、ユジン・ダオがパーティに話しかけてくる。 応答を描写すること。 ユジン・ダオの事情についてはGMは後述の「○パーソナリティ詳細情報」を参照すること。 妹の暗殺未遂や皇帝殺害について問いただした場合、ユジン・ダオは全て「この〈神骸騎〉の〈御者〉としての使命に従った」と回答する。 会話がキリの良いところまで進んだあたりで、ラルヴァがそれを中断させる。 “神聖イクタリ皇后”ラルヴァ 「……ユジンさま、いよいよ。雨の気配が」 “神聖イクタリ皇帝”ユジン・ダオ 「うむ。名残惜しいが、これよりは言葉ではなく刃でもって語らうとしよう」 「さあ、ノスフェラトゥ。死なずの〈神骸騎〉よ。――決着の時だ」 “神聖イクタリ皇帝”ユジン・ダオ 「兵たちよ! ――この皇帝騎アイオーンに挑むは、大陸の伝説! 不滅の〈神骸騎〉ノスフェラトゥ!」 「相手にとって不足なし! いざ、不死殺しの名誉を勝ち取るが良い!」 ユジン皇帝が念話機から拡声された声をあげると、イクタリ帝国側の将兵から雄叫びがあがる。 パーティ側も兵を鼓舞する声をあげて良い。 登場キャラクター各自の良いロールプレイをひとこと褒め、GMはそれぞれに絆ダイスを1つ渡すこと。 ○ミドルフェイズ シーン3:ガセキ平原の会戦 歩兵の陣列がぶつかり合い、無数の弓矢が宙を飛ぶ。 そして何柱もの〈神骸騎〉が激突し、その巨大な武具が火花を散らす。 放たれる棒火矢や閃光兵器が曇天の下にまばゆく輝く。 “小覇王”スラク・ダオ 「PC1! 左翼側から斬り込んで、アイオーンを狙って頂戴!」 「中央と右翼はなんとか支えてみせる!」 スラク・ダオが生存している場合、彼女が采配を振るうことで戦線を頑強に支え、アイオーンへの突破口を自動的に発見できる。 生存していなければ、パーティの全員が【技術】または【魔力】で判定を行うこと。 いずれかが成功数3を出すことで突破口を発見できる。 失敗した場合、「不足分の成功数×10点」のHPをパーティ全員が失う。 ドウラ公国兵士 「ゆくぞぉ……! 公王陛下の為に!」 「ノスフェラトゥに続け! 突撃ぃぃ!」 神聖イクタリ帝国兵士 「う、うわあ! ノスフェラトゥだァ!」 「突っ込んでくるぞ、逃げろ――!!」 スラク皇女の見立て通り、左翼に配された兵士は数が多いようだが、比較的に士気が低い。 パーティが先頭に立って突入すると、容易に崩れ始める。 GMはパーティ側が分厚い敵左翼を食い破る様子や、兵士のリアクションなどを描写して戦場の雰囲気を強調しよう。 登場キャラクター各自の良いロールプレイをひとこと褒め、GMはそれぞれに絆ダイスを1つ渡すこと。 ○ミドルフェイズ シーン4:亡霊騎士と嘆きの妖精 左翼を切り分けていくと、〈神骸騎〉が立ちふさがる。 あるいはパーティにとっては、見覚えのある機体かもしれない。 第一話のダオ帝国軍の侵攻。 峡谷の橋を巡る、左軍との戦いの―― 〈神骸騎〉バンシー 「ゲゲーッ! ノスフェラトゥ!? わ、わわ、どうしようデュラハン!」 〈神骸騎〉デュラハン 「くっ……お前は下がっていろバンシー!」 神聖イクタリ帝国に服属する諸国の〈神骸騎〉、バンシーとデュラハンだ。 GMはいずれかのPCが、対峙する二柱に対し、念話機を用いて【心力】で密談を行うことができると宣言すること。 成功数2でバンシーとデュラハンは「やられたふり」に合意する。 以前にもこの二柱の〈神骸騎〉と出会ったことがあり、平和的な別れ方をしていた場合、この難易度は1に低下する。 GMはパーティがこの二柱の〈神骸騎〉からの十分な好意を得ていると判断した場合、判定に無条件で成功するものとしても良い。 〈神骸騎〉バンシー 「公王サマはさ、アタシたちみたいな、小さな国の〈神骸騎〉にも気をつかってくれるんだね」 「皇帝騎とか、よくわかんないけど……ドウラ公国が勝つのも悪くないのかな。ねえ、デュラハン」 〈神骸騎〉デュラハン 「かもな。……感謝する、ノスフェラトゥ。さ、拡声器を入れるぞ」 〈神骸騎〉バンシー 「たいへん! 排莢不良、排莢不良! 射撃できない!」 〈神骸騎〉デュラハン 「ちぃ! 何をやってるバンシー! ひとまず下がるぞ、みな踏み潰されるな!」 バンシーとデュラハンは機体トラブルを装いノスフェラトゥを通過させる。 登場キャラクター各自の良いロールプレイをひとこと褒め、GMはそれぞれに絆ダイスを1つ渡すこと。 ―――――――― なお判定が失敗した、あるいはそもそも交渉する気がなかった場合。 〈神骸騎〉バンシー 「ええい! 小国の〈神骸騎〉だからってナメるなよォ! 戦わなきゃ、こっちだって立場が危ないんだ!!」 〈神骸騎〉デュラハン 「兵どもは下がっていろ! ……悪いがこいつは殺させん。相手をしてもらうぞ、ノスフェラトゥ!」 以下の[接敵]状態で戦闘を開始する。 敵側の性能は第一話時点と変化はないため、同じものを使用すること。 それぞれの〈神骸騎〉を撃破した時点で、突破したものと判定する。 【バンシー/デュラハン】<距離>【パーティ側〈神骸騎〉】 バンシー 【HP】37/37 【LP】6/6 【防御力】肉体:5 技術:2 魔力:1 心力:5 [射撃攻撃]7D ダメージ:3D6+【肉体】5 または 1D6+10【心力】 または 3D6+【心力】5(範囲/一回のみ) [白兵回避]3D [射撃回避]7D [反射ダイス]1/1 ※接近された場合、《銃型》(消費HP4)を使用する。〈励起〉は可能な機体だが、〈励起〉より撤退、降伏を優先する。 デュラハン 【HP】39/39 【LP】12/12 【防御力】肉体:3 技術:1 魔力:8 心力:4 [白兵攻撃]4D 命中時ダメージ:2D6+【魔力】8 [突き返し]4D 命中時ダメージ:2D6+【魔力】8 [射撃回避]1D [反射ダイス]4/4 ※マイナーアクションで移動を行わない場合、《魔導照準》(消費HP5)を使用。 また来歴:親友による判定振り直し一回を持つ。〈励起〉は可能な機体だが、〈励起〉より撤退、降伏を優先する。 ○ミドルフェイズ シーン5:双巨神、死守 血しぶきと爆音。喉が枯れるほどの叫びや悲鳴。 会戦はますます激しさをましている。 左翼を突破して本陣へと向かうパーティだが、更に遊撃の〈神骸騎〉部隊が阻止に回り込んでくる。 卑劣な野装騎×2 「あれだ! あの三柱を止めろォ!」 「勝てなくて構わねえ、時間を稼げれば大戦果だ!」 誉れなき従卒騎×3 「手柄首ッ! 報奨は疑いなしだなァ!」 「撃ち合おうぜェ!!」「ヒャハハハ!!!」 パーティにとっては敵ではない程度の小型〈神骸騎〉たちだが、足止めを喰らえば更に多くの〈神骸騎〉に取り囲まれるだろう。 危険な状況だが、しかし―― “小覇王”スラク・ダオ 「征きなさい――!」 スラク皇女の念話機越しの命令が響く。 次の瞬間、機関砲の弾が敵〈神骸騎〉群に降り注ぎ、突入した多腕の〈神骸騎〉がそれらを次々に切り刻んだ。 野装騎と従卒騎たちは、悲鳴すらあげられずに大破し沈黙する。 “小覇王”スラク・ダオ 「ヘカトンケイレス、ギガンテス。私の戦友」 「あなたたちの命を、私に頂戴。……命令は、死守よ」 「命を賭けて、彼らの背中を守って!」 神骸騎ヘカトンケイレス 「ヌハハ! ヘカトンケイレス、承知したッ!」 「主君の命にて死地を支えるは戦士の誉れ! 有り難し!」 神骸騎ギガンテス 「ギガンテス、同じく拝命した!」 「ノスフェラトゥ、行け! あの皇帝騎とやらに、貴様の力を示してこい!」 叫びとともにヘカトンケイレスとギガンテスは暴風のように戦いを開始する。 パーティが本陣へ向かうと、多数の〈神骸騎〉に囲まれた双巨神の方角から、[励起]の輝きが見えるだろう―― 登場キャラクター各自の良いロールプレイをひとこと褒め、GMはそれぞれに絆ダイスを1つ渡すこと。 ―――――――― もし双巨神やスラク皇女を殺害していた場合。 あるいはパーティが双巨神の好意や尊敬を勝ち得ていないと判断される場合、以下の接敵状態で戦闘を開始する。 〈神骸騎〉を3騎撃破した時点で、突破したものと判定する。 【誉れなき従卒騎×3/卑劣な野装騎×2】<距離>【パーティ側〈神骸騎〉】 【誉れなき従卒騎】 【HP】51/51 【LP】3/3 【反射】1 【防御力】肉体:7 技術:4 魔力:2 心力:1 [射撃攻撃]5D ダメージ:3D6+【肉体】6(拡散閃光砲で防御ダイス-1。[接敵]時、使用不可) [火炎放射]5D ダメージ:【LP】1(拡散閃光砲で防御ダイス-1。[接敵]時のみ、葡萄玉で[範囲]化可能) [白兵回避]1D [射撃回避]5D [反射ダイス]1/1 ※白兵型の〈神骸騎〉の[接敵]を待ち、隠し武器である火炎放射器から[範囲]に燃料を放射します。 火炎放射器の間合いに入ってこない〈神骸騎〉ばかりの場合、通常の射撃戦を行います。 誉れを捨て切った、機体の構築自体が罠のような〈神骸騎〉です。 【卑劣な野装騎】×2 【HP】32/32 【LP】9/9 【反射】1 【防御力】肉体:5 技術:2 魔力:5 心力:4 [白兵攻撃]5D ダメージ:2D6+【肉体】5(《強襲》使用時+5) [突き返し]5D ダメージ:2D6+【肉体】5(《強襲》使用時+5) [射撃回避]2D (至近からの射撃の場合、《矢切》で5D) [反射ダイス]1/1 ※寄せ集めの集団のため、じゅうぶんな連携は取れない。 攻撃可能な誰かをランダムに狙い、可能ならば《強襲》(【HP】5消費、要移動)を用いて攻撃する。 ○ミドルフェイズ シーン6:勇者たち 暗雲が不気味に流れ、ぽつぽつと雨粒が降り注ぎ始める。 嵐の気配の中、ついにパーティは神聖イクタリ帝国の陣を斬り裂き、本陣へと辿り着いた。 だがそこには、皇帝騎アイオーンと、《七星騎》のミザールとアリオトが揃って待ち構えている。 皇帝騎アイオーン&〈御者〉ユジン 「辿り着いたようだね。実に見事だ、ノスフェラトゥ」 《七星騎》ミザール&〈魂魄〉リクハ 「な!? あれほどの〈神骸騎〉たちの壁を抜けてきたというのですか!?」 「このリクハが、またも見誤るとは……!」 《七星騎》アリオト&〈魂魄〉モノク 「ハハハ。流石の英雄ぶりだね、ノスフェラトゥ!」 「以前の雪辱戦を挑ませてもらおうか」 皇帝騎アイオーン&〈御者〉ユジン 「だが、この三柱の〈神骸騎〉を相手にしては――」 「いかにドウラ公国の主力〈神骸騎〉三柱といえども、分が悪いのではないかね?」 事実、この三柱を真っ向から相手にしてはパーティでも分が悪い。 さらなる増援でもあれば別だが、敵の真っ只中でそのような助けの手は期待できないだろう。 厳しい戦いであるが、やるしかない――という状況であることを、GMはパーティに説明すること。 PCたちの反応を確認した上で―― ??? 「ククク……ハハハ! ハァーハッハッハッハッ!」 「分が悪い!? 分が悪いだって!?」 突如として戦場に笑い声が響く。 “無敵の勇者”タラレヤ・アンダマイル 「――それじゃあ、リアピオン大祭個人戦、準! 優勝ッ!!」 「この“無敵の勇者”タラレヤ・アンダマイルが、助太刀しても構わないということだ!」 曇天の下、目にもまばゆい金色の機体が、大跳躍からの派手な着地とともに戦場に乱入してくる。 タラレヤ・アンダマイルの〈神骸騎〉ラードーンだ。 “無敵の勇者”タラレヤ・アンダマイル 「キミには恩があるからね! ノスフェラトゥ!」 「このタラレヤ、借りっぱなしは性に合わないのさ!」 《七星騎》アリオト&〈魂魄〉モノク 「ほう、こりゃまた派手な〈神骸騎〉が来たなァ!」 「その義侠心、見事なり! この《七星騎》アリオトが相手をしよう、“無敵の勇者”よ!」 “無敵の勇者”タラレヤ・アンダマイル 「応とも! 相手にとって不足なし!」 「さあノスフェラトゥ! コイツは僕が倒してしまってかまわないだろう? ――行きたまえ!」 そう叫ぶや、〈神骸騎〉ラードーンは《七星騎》アリオトと交戦を開始する。 機体性能の差で不利な戦いだが、ラードーンは金の塗装を泥まみれにしながら延々と粘る構えだ。 《七星騎》ミザール&〈魂魄〉リクハ 「ひ、必勝の策が……尽く……!」 皇帝騎アイオーン&〈御者〉ユジン 「ハハハ、策でもって謀り殺すことはできないさ」 「それこそがイクタリ大陸の生ける伝説、ノスフェラトゥだ」 「だからこそ――」 ユジン皇帝の駆るアイオーンが、その手にゲオルグ公から奪った皇帝槍を構える。 皇帝騎アイオーン&〈御者〉ユジン 「我が手でもって、討ち果たす価値がある! ――さあ、来るがいいッ!」 登場キャラクター各自の良いロールプレイをひとこと褒め、GMはそれぞれに絆ダイスを1つ渡すこと。 ―――――――― もしリアピオン大祭で、タラレヤが恩義を感じるような行動をパーティが取っていないと判断される場合、タラレヤは登場しない。 《七星騎》アリオトを加えた状態でクライマックス戦闘を行うこと。 また万が一にでもリアピオン大祭の個人戦でタラレヤが優勝している場合、それにあわせて演出やセリフを変えること。 ○クライマックスフェイズ:光と闇と 戦闘前に、各自に絆ダイスを1つ配布する GMは各キャラクターの絆ダイスが、4~5個あることを確認しよう。 極端な使い方をしていない限りは、ほぼ上限値になっているはずだ。 絆ダイスはキャラクターたちの勝利を支える重要な要素である。 もし明らかに絆ダイスが不足している様子であれば、GMはロールプレイを促し、更に絆ダイスを与えても良い。 神聖イクタリ帝国兵士 「み、見ろよ……あれ……」 「ああ、まるで神話だ、ガキの頃に見た……」 「皇帝騎の、伝説の――」 皇帝槍を構えた白い〈神骸騎〉アイオーンが、ノスフェラトゥと対峙する。 それはまるで、かつての皇帝騎伝説をなぞるような光景だ。 ――――光と闇が、いま対峙する。 皇帝騎アイオーン 七星騎ミザール 以上のエネミーを、下記の[接敵]状態で登場させる。 勝利条件は「皇帝騎アイオーンの撃破」であると明示すること。 【皇帝騎アイオーン/七星騎ミザール】<距離>【パーティ側〈神骸騎〉×3】 《七星騎》ミザール&〈魂魄〉リクハ 「私は一族の使命に従い、皇帝騎に仇為すものを討つ!」 「覚悟しなさい、ドウラ公国の〈神骸騎〉たちよ!」 皇帝騎アイオーン&〈御者〉ユジン 「ノスフェラトゥ! 不滅の〈神骸騎〉、我が敵手よ!」 「ふたたび、決着をつけようじゃあないか――!」 皇帝騎アイオーンが[励起]を要する状態になった段階で、GMは戦闘の中断を宣言すること。 “神聖イクタリ皇帝”ユジン 「ぐ、う……!」 「すまない、我が君よ。どうやら[励起]抜きでは、勝てぬ相手のようだ」 “神聖イクタリ皇后”ラルヴァ 「いいえ、致し方ありませんわ。ユジンさま」 「ともに参りましょう。どこまでも、どこまでも……」 念話機から聞こえる彼らの会話とともに、アイオーンの白い機体に変化が生じる。 関節各部から、禍々しい真っ黒な光が放たれはじめる。 その身を飾る装飾具が砕け、機体の白い塗装が剥げ落ち――そして、剥げ落ちた胸部装甲の塗装の下。 そこには〈神骸騎〉の修復能力をもってしてもなお癒えぬ、古く深い“槍傷”が刻まれていた。 珍しく慌てた様子の“紋章官”フィオ・サームズから念話が入る。 “紋章官”フィオ・サームズ 「そんな、まさか……! こ、公王陛下! あれは皇帝騎ではございません!」 「あの禍々しき威容、胸部の深い槍傷……! あの特徴と一致する〈神骸騎〉は、大陸にただ一柱…」 「かつてイクタリ全土を惨禍に陥れ、皇帝騎との戦いのすえ討ち取られた、伝説の邪神騎が一柱――」 「……《偽神騎》、“裏切りの”ヤルダバオト!」 GMは「二幕目のクライマックスシーン」を行うと宣言すること。 登場キャラクター各自の良いロールプレイをひとこと褒める。 そして例外的に、GMはそれぞれに絆ダイスを【3つ】渡し、次のシーンに移行する。 この際、通常の絆ダイスの上限を越えても良い。 ○GM用判定早見表 【《皇帝騎》アイオーン】 【HP】90/90 【LP】10/10 【反射】6 【防御力】肉体:6 技術:4 魔力:3 心力:7 [白兵攻撃]9D ダメージ:2D6+【心力】12(《血を燃やせ》使用時+1~3D6) [突き返し]7D ダメージ:2D6+【心力】12 【射撃攻撃】9D ダメージ:2D6+【心力】12(《血を燃やせ》使用時+1~3D6) [射撃回避]3D (至近からの射撃の場合、《矢切》で7D) [反射ダイス]6/6 ※《彗星の如し》で適切な箇所に移動し、皇帝槍(魔剣)の効果で1シナリオ1回の2連続攻撃を放つ。 《血を燃やせ》は積極的に使って与えるダメージを増加。《古強者》は必要に応じて使用。 HPが0になった場合、一度だけ「水素の心臓」でHPを1に回復する。 【《七星騎》ミザール】(魂魄:リクハ) 【HP】53/53 【LP】8/8 【反射】6 【防御力】肉体:1 技術:2 魔力:5 心力:3 【射撃攻撃】9D ダメージ:2D6+【魔力】15(《血を燃やせ》使用時+1~3D6) [白兵回避]1D [射撃回避]8D [反射ダイス]6/6 ※《血を燃やせ》(消費【LP】1~3)は積極的に使って与えるダメージを増やす。 《古強者》(消費【HP】5)は必要に応じて使用。 《戦術指揮》(消費【HP】5)は可能な限り使用する。 ――――〈神骸騎〉ラードーン非参戦の場合―――― 【《七星騎》アリオト】(魂魄:モノク) 【HP】63/63 【LP】4/4 【反射】5 【防御力】肉体:6 技術:2 魔力:1 心力:3 [白兵攻撃]9D ダメージ:2D6+【肉体】22(《一騎当千》(消費【HP】5で範囲化) [突き返し]9D ダメージ:2D6+【肉体】22 [射撃回避]1D (至近からの射撃の場合、《矢切》で9D) [反射ダイス]6/6 ※《彗星の如し》(消費【HP】5)で白兵キャラに接敵する。 ―――――――――――――――――――――――― ○クライマックスフェイズ2:ノスフェラトゥは蘇る 神聖イクタリ帝国兵士 「な、なんだよあれ……」 「アイオーンは、皇帝騎じゃなかったのかよ……!?」 《七星騎》ミザール&〈魂魄〉リクハ 「そんな……あれは、あの胸の槍傷は、まさに《偽神騎》!」 「よもや謀られるとは……このリクハ、一生の不覚ッ!」 “無敵の勇者”タラレヤ・アンダマイル 「ぜぇ、ぜぇ……ぎ、《偽神騎》だってぇ!?」 《七星騎》アリオト&〈魂魄〉モノク 「ちッ! クサいと思ってはいたが、想像以上の怪物が出てきたな――」 「“無敵の勇者”よ、降参だ!」 “無敵の勇者”タラレヤ・アンダマイル 「ハ、ハハ。《七星騎》に勝ってしまったな! けど、これはまた厳しそうな二回戦だ……!」 戦場は混乱のさなかにあった。 皇帝騎を名乗っていたアイオーンが、[励起]の瞬間、偽神騎の本性を現したのだ。 曇天の空模様はついに崩れ、雨粒が猛烈な勢いで降り注ぎ始める。 “神聖イクタリ皇后”ラルヴァ 「ハハ! ハハハ! 何が『神聖なる皇帝騎』だ、馬鹿どもめ!」 「私はあの忌々しい皇帝に繋がる全てを冒涜してやりたかった! それだけだ!」 嵐の中に、ラルヴァの哄笑が響き渡る。 “神聖イクタリ皇帝”ユジン 「そうだ。我が運命、我が〈魂魄〉がそれを望んだ」 「だから私は、それを叶えよう。それが〈御者〉たる者の務めだ」 ユジンの声は、穏やかなものだった。 “神聖イクタリ皇帝”ユジン 「これから、君たちを皆殺しにしようと思う」 「この嵐だ。……ヤルダバオトの真の姿を見たものは、少ないだろうからね」 “小覇王”スラク・ダオ 「……にい、さま。《偽神騎》に、ラルヴァに魅入られたの?」 「今までのことは、みな嘘だったの?」 “神聖イクタリ皇帝”ユジン 「いいや、何一つ嘘ではない」 「私は、父に顧みられぬ才無き皇子である私は、この神々の支配する大陸で、英雄になりたかった――」 「ラルヴァはその狂おしき切望を叶えてくれた。私はラルヴァを愛している。私は、彼女の味方だ」 “神聖イクタリ皇后”ラルヴァ 「たとえ私が、《偽神騎》に宿る怨霊だとしても」 「たとえ私が、破滅をもたらす悪そのものと知っていても」 「血のつながった家族と私を、天秤にかけねばならぬとしても。ふふ、フフフ……!」 「さあ。皆殺しにしましょう、ユジンさま――そして大陸に、更なる混沌と冒涜をもたらすのです!」 誰もが無傷ではない状態。 ラルヴァがそう宣言した、その時だ。 《偽神騎》ヤルダバオトの手にある皇帝槍が、澄んだ音を響かせ震えだしたのは。 “神聖イクタリ皇后”ラルヴァ 「……? 槍が……」 次の瞬間、ヤルダバオトの手から、皇帝槍がフッと掻き消えた。 そしてノスフェラトゥの手に、皇帝槍は最も適切な武器のかたちとなって出現する。 ……美しい、白い光と共に。 ドウラ公国兵士 「皇帝槍が……!」 「あの槍が、ノスフェラトゥの手に戻ったぞ!」 「ノスフェラトゥが、蘇った!」 ――ノスフェラトゥは蘇る。 ――ノスフェラトゥは、蘇る! 兵士たちの間で、熱をもってその言葉が交わされる。 “神聖イクタリ皇后”ラルヴァ 「忌々しい皇帝槍め! 私の手にあることがさほどに気に入らぬか?」 「ハッ、構わぬ! これこそがヤルダバオトの真の槍……この槍で、皇帝槍を打ち砕いてこそ!」 ヤルダバオトが手をかざすと、渦巻く禍々しい暗黒のオーラが凝結し、その手に禍々しい槍が現れる。 その形状は、皇帝槍にあまりに酷似している―― “神聖イクタリ皇帝”ユジン 「さあ、決戦だ。ノスフェラトゥ――!」 “小覇王”スラク・ダオ 「兄さま、ラルヴァ……」 スラク皇女は震える声でつぶやくと、PC1の名を呼ぶ。 「お願い、勝って――! どうかあの《偽神騎》を、兄さまたちを、止めてっ!」 《偽神騎》ヤルダバオトを、改めて下記の[接敵]状態で登場させる。 前シーンの戦闘ラウンドの続きからではなく、新規に1ラウンド目から戦闘を開始すること。 【《偽神騎》ヤルダバオト】<距離>【パーティ側〈神骸騎〉×3】 なお盤面が煩瑣にならないよう、周囲の機体はデータ的に参戦しない。 代わりに以下の支援効果を適用する。 ―――――――――――― GMはパーティにこの効果の一覧を渡すこと。 パーティはこのクライマックス戦闘中、以下の効果を使用できる。 【味方による支援効果】 《七星騎》ミザールの《戦術指揮》 セットアップに使用する。通常の処理を無視して、自身および味方の行動順を任意に決定できる。(1シナリオ1回) 《七星騎》アリオトの連携攻撃 1ラウンドに1回、任意の攻撃が命中した際、そのダメージに+4d6ダメージを追加する。 スラク・ダオの采配 1ラウンドに1回、〈神骸騎〉一柱の【反射】値と反射ダイスを+3する。 〈神骸騎〉ラードーンの《鉄壁》 任意の〈神骸騎〉へ攻撃が命中した際、そのダメージを無効化する。(1シナリオ1回) 【皇帝槍の追加効果】 皇帝槍 この武器の形状は、現在のノスフェラトゥが使用する任意の武器データに変更される。 武器効果の使用を宣言することで、皇帝槍の装備者はメジャーアクションで2回の攻撃を行うことができる。(1シナリオ1回) 賦活 皇帝槍からは[励起]状態を思わせる光が放たれている。 任意の〈神骸騎〉の【LP】が0になった際、〈魂魄〉の死亡を打ち消し、【LP】1に回復できる。(1シナリオ1回) ―――――――――――― ―――――――――――― 【効果使用時のNPC台詞例】 《七星騎》ミザール&リクハ 「いかに《偽神騎》の装甲とはいえ、《七星騎》の武装ならば――」 ミザールが真っ先に閃光砲を放つが、《偽神騎》の前に弾け散る。 「なっ!? 嘘でしょう、神代そのままの魔導障壁だとでもいうのですか!? これに通る武器は、もはやイクタリ大陸には――!」 《七星騎》アリオト&モノク 「伝説の《偽神騎》といえども、不滅じゃあない。キミの胸の傷が、その証明だろう?」 「長いことどっちつかずの困った立場だったが、ようやくだ。――さあ羽ばたこう、アリオト!」 スラク・ダオ 「ラルヴァ。あなたにとっては全て演技でも、私はあなたを姉のように思っていたわ――」 「皆、《偽神騎》がどれほどのものであれ、兄さまの御者としての癖はそのままのはずよ……来るわ! 今!」 〈神骸騎〉ラードーン&タレルヤ・アンダマイル 「《偽神騎》だかなんだか知らないが……ノスフェラトゥを負かすのは、ボクさ!」 「大陸の危機、か。ハハ……〈御者〉を頼んでからずっと、キミには無理をさせてる。けど、もう少しだけ頼んだよっ!」 【敵NPCの台詞例】 ラルヴァ 「やつが遺した、《七星騎》の存在は懸案だった。しかしもはや、《七星騎》さえ《虚無の衣》を貫けぬ。凋落したものだな、ハハハ!」 「さあ、《暗黒の太陽》――ヤルダバオトの威を知るが良い!」 「さあ血を燃やせ! ヤルダバオトの暗黒の神血は無尽……闇の炎に灼かれて消えよ!」 「あ゛ああッ! さらに……さらに力を! 暗黒の太陽よ、煮え滾れッッ!」 「蘇る? 不滅の〈神骸騎〉だと? はッ! このヤルダバオトこそが、真なる不滅よ!」 ユジン 「このヤルダバオトの御者たるため、私は鍛錬を繰り返してきた。機体の性能を持て余すなど、期待しないことだ」 「汲み上げよ、我が君よ。暗黒の深淵より、さらなる力を!」 「ぐ、うう……まだだッ! ラルヴァ! 君の望むがままに、私は邪悪で在ろう! 幾度でも立ち上がろう!」 ―――――――――――― ―――――――――――― 【味方による支援効果】(パーティ閲覧不可) この支援効果はGMのみが参照すること。 支援効果が発揮されようとする段階、つまりPCが死亡するタイミングで、パーティにこの効果の存在を開示すること。 屍の盾 皇帝槍の支援効果などが尽き、[励起]状態のパーティの誰かが死亡する状況となった際に使用できる。 死亡する〈神骸騎〉1騎につき、NPCひとりが盾となり死亡する。 犠牲となる〈神骸騎〉はGMが自由に選択すること。 この死亡には、双巨人など、シーン外の〈神骸騎〉が飛び込んできても構わないものとする。 また、状況によっては生身のNPCを使用しても構わない。 例えばスラク皇女が同乗している場合、大破したノスフェラトゥの心座に破片が飛び込み、皇女が魂魄を庇う。 エタタヤが倒れた〈神骸騎〉に駆け寄り応急処置を行いPCを励ますが、その背には致命傷となる破片が幾本も突き立っている。 カグラが手勢とともにラルヴァの気を引き、ヤルダバオトの一撃で血煙と化す等だ。 死亡するNPCは、できるだけそのPCにとって思い入れの強い者を優先し、GMが選出する。 記憶に残る、壮絶な死を演出しよう。 盾をつとめられるだけの関係をもったNPCが尽き果てた時。 あるいはPCがNPCの「・屍の盾」の効果を拒絶し自らの死を望んだ時、PCの〈神骸騎〉は大破、死亡する。 ―――――――――――― 《偽神騎》ヤルダバオトの【LP】が0になった時点で戦闘を終了する。 ドウラ公国兵士 「あれは、まるで……」 「まるで皇帝騎の、伝説の――」 白く輝く皇帝槍を構えた〈神骸騎〉ノスフェラトゥが、《偽神騎》ヤルダバオトの胸を貫く。 それはまるで、かつての皇帝騎伝説をなぞるような光景だ。 “神聖イクタリ皇后”ラルヴァ 「そんな、ありえない! 皇帝騎ならざる、ただの〈神骸騎〉に! このヤルダバオトが!」 “神聖イクタリ皇帝”ユジン 「ああ、強いな……槍の強さではない。これが、人の身で伝説を背負うものの強さか」 禍々しい黒炎を噴出しながら抵抗するヤルダバオトの〈心座〉が、貫かれ、崩壊していく。 “神聖イクタリ皇后”ラルヴァ 「ああ、これで終わり、ですか――」 “神聖イクタリ皇帝”ユジン 「最後に聞かせてくれ、ラルヴァ。いにしえの怨霊よ。何故、お前は私を選んだ?」 “神聖イクタリ皇后”ラルヴァ 「フ、フフ。ほんの少し――ええ、ほんの少しだけ。あなたさまは、あの憎たらしいひとに似ていたのです」 “神聖イクタリ皇帝”ユジン 「ならば――私が、お前の運命だったのだな」 解き放たれた皇帝槍の力によって局所的に暗雲が晴れ、天から光が差し込む。 《偽神騎》を討ち取るノスフェラトゥの姿が戦場全体に晒され、神聖イクタリ帝国軍は混乱し、戦意を喪失する。 完全に破壊された偽神機の〈心座〉では、ユジンの骸とラルヴァの骸が、抱き合うように事切れている。 パーティが勝利し、各NPCと会話を行ったところで場面を終了する。 ○GM用判定早見表 【《偽神騎》ヤルダバオト】 【HP】0/90 【LP】100/100 【反射】6 【防御力】肉体:6 技術:4 魔力:3 心力:7 [白兵攻撃]8D ダメージ:2D6+【心力】17(マイナーで《血を燃やせ》、LP3点使用し+3D6) [突き返し]7D ダメージ:2D6+【心力】17 【射撃攻撃】9D ダメージ:2D6+【心力】17(マイナーで《血を燃やせ》、LP3点使用し+3D6) [射撃回避]3D (至近からの射撃の場合、《矢切》で7D) [反射ダイス]6/6 ※1ラウンド目のセットアップで《暗黒の太陽》、シーン全ての〈神骸騎〉を攻撃。 《虚無の衣》の効果により、皇帝槍からダメージを受けるまで全ての攻撃を無効化する。 メジャーアクションごとに、魔王槍+飛刃で二騎に対して続けざまに攻撃を行う。 またLPが0になった瞬間、《不滅なる悪神》で起き上がり、殺害可能な〈神骸騎〉を道連れにしようとする。 《彗星の如し》、《血を燃やせ》、《古強者》などの従来戦技も残数があれば積極的に使用する。 特に《血を燃やせ》については、膨大なLPを利して、可能な限り最大値3消費で使用し続ける。 《暗黒の太陽》での全体攻撃と、《不滅なる悪神》によるLP1での再起時、《血を燃やせ》が使用不能であることに注意。 ○エンディング 各プレイヤーの希望に沿ってエンディングを演出すること。 ドウラ公国とダオ帝国の行く末については、PC1がスラク皇女に対し恋愛感情があれば結婚と併合。 友情を有しているのであれば、ダオ帝国を復興してのドウラ公国との強固な同盟関係を形作るのが妥当だろう。 あるいはドウラ公国が、ダオ帝国を併呑し、空前の大帝国を築き上げても良いかもしれない。 いずれにせよ地方一帯が広域に平定され、平和と繁栄の時代を迎えることとなる。 金色の麦畑が風にそよぐ、穏やかなドウラ公国の景色。 それを眺めながら、“小覇王”スラクが言う。 「……ねえ、PC1。知ってる? 皆が言っているの」 「ノスフェラトゥは蘇る。ノスフェラトゥは不滅の〈神骸騎〉だって」 「負ければ壊れる普通の〈神骸騎〉だなんてこと、ホントはみんな分かってるはずなのに」 「もしかしたら……大昔の皇帝騎も、そんな〈神骸騎〉だったのかもしれないわね」 「不死でも、不滅でも、無敵でも、最強でない」 「〈魂魄〉と〈御者〉と〈神骸騎〉が力を合わせて、皆が『信じたい』伝説を背負いきった」 「そうして戦乱を駆け抜けた、ただの普通の〈神骸騎〉――――」 ……ノスフェラトゥは、蘇る。 ――――神骸機ディ・カダーベルTRPG 【ノスフェラトゥ戦記】 完 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ……この平和が数十年続くか、百年続くかは分からない。 だが、これがいかに価値ある平和かを、この場にいる誰もが知っていた。 『ドウラ大公国年代記』エタタヤ・サン ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○使用エネミーデータ 『誉れなき従卒騎』(作成:凪ノ香) ライフパス 儀式:性別/肉体+1 来歴:兵士/射撃+1 感情:―――― 能力値 【肉体】7 【技術】4 【魔力】1 【心力】2 【神格】3 【HP】51 【LP】3 【常備化ポイント】15 【白兵】1 【射撃】5 【反射】1 【攻撃力/防御力】 肉体 7/7 技術 4/4 魔力 2/2 心力 1/1 装備(合計常備化ポイント:15/15) 従卒騎(ミーレス) 常備化P:3 【HP】+10。【肉体】能力値+1。 主兵装1:大筒(カノン) 常備化P:3 ダメージ:【肉体】+3D6 自身と[接敵]している対象には使用不可能。【反射】-1。 主兵装2:盾(ベイル) 常備化P:2 ダメージ:【肉体】 【HP】+10。 副兵装1:火炎放射器(フレイムスローワー) 常備化P:2 ダメージ:【LP】1ダメージ この武器のダメージはあらゆる装甲を無視する。 この武器のダメージは、あらゆる効果によって上昇しない。 自身と[接敵]している対象にのみ使用できる。1シナリオ中に3回まで使用可能。 副兵装2:拡散閃光砲(フラッシュビーム) 常備化P:1 ダメージ:なし [マイナーアクション]で使用する。 次の[メジャーアクション]で攻撃する対象の、防御判定のダイスを-1する(最低1)。 オプション1:増加装甲(フルアーマー) 常備化P:2 【HP】+10。【反射】-1。 オプション2:葡萄玉(ラングリッジ) 常備化P:2 射撃武器による命中判定を行う際に使用する。その攻撃の対象は[範囲]となる。 この装備を使用した場合、〈神骸騎〉に対しては使用者と[接敵]していない限りダメージは0になる。 他の弾薬系装備と同時に使用する事はできない。消耗品。 ※念話機(テレパシー) 常備化P:0 《歴戦》 消費:なし 【HP】+10。 【誉れなき従卒騎】 【HP】51/51 【LP】3/3 【反射】1 【防御力】肉体:7 技術:4 魔力:2 心力:1 [射撃攻撃]5D ダメージ:3D6+【肉体】6(拡散閃光砲で防御ダイス-1。[接敵]時、使用不可) [火炎放射]5D ダメージ:【LP】1(拡散閃光砲で防御ダイス-1。[接敵]時のみ、葡萄玉で[範囲]化可能) [白兵回避]1D [射撃回避]5D [反射ダイス]1/1 ※白兵型の〈神骸騎〉の[接敵]を待ち、隠し武器である火炎放射器から[範囲]に燃料を放射します。 火炎放射器の間合いに自ら入ってこない〈神骸騎〉とは、基本的に通常の射撃戦を行います。 誉れを捨て切った、機体の構築自体が罠のような〈神骸騎〉です。 『卑劣な野装騎』(作成:凪ノ香) ライフパス 儀式:感情/心力+1 来歴:兵士/白兵+1 感情:―――― 能力値 【肉体】5 【技術】2 【魔力】5 【心力】4 【神格】1 【HP】32 【LP】9 【常備化ポイント】5 【白兵】5 【射撃】2 【反射】1 【攻撃力/防御力】 肉体 5/5 技術 2/2 魔力 5/5 心力 4/4 装備(合計常備化ポイント:5/5) 機体:野装騎(常備化P:2) 【HP】+10。【魔力】能力値+1。【技術】属性の武器を装備できない。 主兵装1:斧(アックス) 常備化P:2 ダメージ:【肉体】+2D6 【反射】-1 主兵装2:盾(ベイル) 常備化P:2 ダメージ:【肉体】 【HP】+10。 オプション:紋章(エンブレム) 常備化P:1 【HP】+5。盾(ベイル)を装備している場合、[オプション]枠を使用しない。 ※念話機(テレパシー) 常備化P:0 《強襲》 消費:【HP】5 自分から[移動]を行って[接敵]した際に使用する。 直後に行う[白兵攻撃]のダメージを+5する。 《矢切》 消費:【HP】2 至近距離からの[射撃攻撃]の対象となった際に使用する。 【白兵】で[防御判定]を行う事ができる。[突き返し]は発生しない。 【卑劣な野装騎】 【HP】32/32 【LP】9/9 【反射】1 【防御力】肉体:5 技術:2 魔力:5 心力:4 [白兵攻撃]5D ダメージ:2D6+【肉体】5(《強襲》使用時+5) [突き返し]5D ダメージ:2D6+【肉体】5(《強襲》使用時+5) [射撃回避]2D (至近からの射撃の場合、《矢切》で5D) [反射ダイス]1/1 ※寄せ集めの集団のため、じゅうぶんな連携は取れない。 攻撃可能な誰かをランダムに狙い、可能ならば《強襲》(【HP】5消費、要移動)を用いて攻撃する。 ○ボスキャラクターデータ 《七星騎》アリオト(作成:駄天使エイワス) 魂魄:モノク 御者: 神骸騎:《七星騎》アリオト 国家:ダオ帝国 ライフパス 儀式:性別/【肉体】+1 来歴:兵士/【白兵】+1 関係:/ プロフィール 能力値 【肉体】6 【技術】2 【魔力】1 【心力】3 【神格】5 【HP】63/8+55 【LP】4/4 【常備化ポイント】40 【白兵】9 【射撃】1 【反射】5 【攻撃力/防御力】 肉体 6/6 技術 2/2 魔力 1/1 心力 3/3 【絆ダイス】:1/5 戦技 《遺産》×3 消費:なし [常備化ポイント]を5ポイント獲得する。 この【戦技】は3回まで取得でき、効果は累積する。 《矢切》 消費:【HP】2 至近距離からの[射撃攻撃]の対象となった際に使用する。 【白兵】で[防御判定]を行う事ができる。[突き返し]は発生しない。 《彗星の如し》 消費:【HP】5 [セットアップフェイズ]に使用する。[移動]または[離脱]を行える。 《一騎当千》 消費:【HP】3 [メジャーアクション]で使用する。同時に[白兵攻撃]を行い、その対象を[範囲]とする。 《二刀流》 消費:なし オリジナル戦技。 同じ主兵装の[白兵武器]を二つ装備している場合、そのダメージを合計する。 同時に【白兵】を+1する。 装備(合計常備化ポイント:39/40) 機体:七星騎(強襲騎) 常備化P:20 【HP】+40。 【白兵】+3。[白兵攻撃]のダメージ+10。【反射】+1。 主兵装1:長剣(ソード) 常備化P:1 ダメージ:【肉体】+1D6 主兵装2:長剣(ソード) 常備化P:1 ダメージ:【肉体】+1D6 副兵装:近接防御砲(バルカン) 常備化P:2 ダメージ:【技術】 [オートアクション]で宣言し、至近距離に対する[白兵]、[射撃]、[突き返し]のダイスを+1する。 この武装は上記効果を含め、1シナリオ中に1回のみ使用できる。 上記効果を用いてこの武装を同時に使用する事は、合計で「1回」とする。 オプション1:水素の心臓(ハート・オブ・ハイドロゲン) 常備化P:3 【肉体】+1。 また【HP】が0になった瞬間、【肉体】を1下げ、【HP】を1に回復する事ができる。 [励起]中には使用できない。この効果は1シナリオ中1回だけ使用できる。 このオプションは1つしか装備できない。 オプション2:調律骨格(ハーモナイズ・フレーム) 常備化P:3 【心力】+1。【反射】+1。【HP】+5。 このオプションは1つしか装備できない。 ※専用色(カラー) 常備化P:5 【反射】+1。[オプション]枠を使用しない。このオプションは1つしか装備できない。 神化:【HP】+5 成長 【国威】:5 《遺産》取得 《遺産》取得 《矢切》取得 《彗星の如し》取得 《一騎当千》取得 《七星騎》ミザール(作成:駄天使エイワス) 魂魄:リクハ 御者: 神骸騎:《七星騎》ミザール 国家:ダオ帝国 ライフパス 儀式:聖痕/【魔力】+1 来歴:継承/【反射】+1 関係:/ プロフィール 能力値 【肉体】1 【技術】2 【魔力】5 【心力】4 【神格】5 【HP】53/3+50 【LP】8/8 【常備化ポイント】40 【白兵】1 【射撃】8 【反射】6 【攻撃力/防御力】 肉体 1/1 技術 2/2 魔力 5/5 心力 3/3 【絆ダイス】:1/5 戦技 《遺産》×3 消費:なし [常備化ポイント]を5ポイント獲得する。 この【戦技】は3回まで取得でき、効果は累積する。 《銃型》 消費:【HP】4 [メジャーアクション]で[射撃攻撃]を行う際に使用する。 [接敵]中に使用不可能な射撃武器を、[接敵]中でも使用可能にする。 それ以外の射撃武器であれば、そのダメージは+2される。 《血を燃やせ》 消費:【LP】1~3 [マイナーアクション]で使用する。 直後に行う[メジャーアクション]で相手に与えるダメージを、消費【LP】1ごとに+1D6する。 《古強者》 消費:【HP】5 自分が判定を行った直後に宣言する。その判定に用いたダイスを振り直す事ができる。 同じ判定に連続して使用する事も可能だが、結果を差し戻す事はできない。 1シナリオ中に3回だけ使用可能。 《戦術指揮》 消費:【HP】5 オリジナル戦技。 [セットアップフェイズ]に使用する。 通常の処理を無視して、自身と味方を行動順番を任意に決定できる。 装備(合計常備化ポイント:40/40) 機体:七星騎(強襲騎) 常備化P:20 【HP】+40。 【射撃】+3。[射撃攻撃]のダメージ+10。【反射】+1。 主兵装1:閃光砲(ビームカノン) 常備化P:5 ダメージ:【魔力】+2D6 この兵装を用いた[射撃攻撃]のダイス+1。 自身と[接敵]している対象には使用不可能。【反射】-1。 主兵装2:盾(ベイル) 常備化P:2 【HP】+10。 副兵装:目牙閃光砲(メガビームカノン) 常備化P:3 ダメージ:【魔力】+3D6 1シナリオ中1回のみ使用可能。 オプション1:望遠鏡(スコープ) 常備化P:2 【射撃】+1。このオプションは1つしか装備できない。 オプション2:調律骨格(ハーモナイズ・フレーム) 常備化P:3 【心力】+1。【反射】+1。【HP】+5。 このオプションは1つしか装備できない。 ※専用色(カラー) 常備化P:5 【反射】+1。[オプション]枠を使用しない。このオプションは1つしか装備できない。 神化:なし 成長 【国威】:5 《遺産》取得 《遺産》取得 《銃型》取得 《血を燃やせ》取得 《古強者》取得 《皇帝騎》アイオーン(作成:駄天使エイワス) 魂魄:ラルヴァ 御者:ユジン 神骸騎:アイオーン(ヤルダバオト) 国家:神聖イクタリ帝国 ライフパス 儀式:??/?? 来歴:??/?? 関係:??/?? プロフィール 能力値 【肉体】6 【技術】4 【魔力】3 【心力】7 【神格】6 【HP】90/90 【LP】10/10 【常備化ポイント】54 【白兵】7 【射撃】3 【反射】6 【攻撃力/防御力】 肉体 6/6 技術 4/4 魔力 3/3 心力 7/7 【絆ダイス】:1/5 戦技 《遺産》 消費:なし (3回) 地下に〈神骸騎〉が隠してあったなど、往々にして〈神骸騎〉とその操手たちの出会いは劇的である。 [常備化ポイント]を5ポイント獲得する。 この【戦技】は3回まで取得でき、効果は累積する。 《矢切》 消費:【HP】2 優れた剣士たるもの、射撃への備えも身につけているものだ。 至近距離からの[射撃攻撃]の対象となった際に使用する。 【白兵】で[防御判定]を行う事ができる。[突き返し]は発生しない。 《血を燃やせ》 消費:【LP】1~3 戦いに勝つということは、生命そのものを燃やして尚、容易い事ではない。 [マイナーアクション]で使用する。 直後に行う[メジャーアクション]で相手に与えるダメージを、消費【LP】1ごとに+1D6する。 《古強者》 消費:【HP】5 常に生き残ってきたからこそ、強者と呼ばれるようになったのだ。 自分が判定を行った直後に宣言する。その判定に用いたダイスを振り直す事ができる。 同じ判定に連続して使用する事も可能だが、結果を差し戻す事はできない。 1シナリオ中に3回だけ使用可能。 《彗星の如し》 消費:【HP】5 周囲の地形を蹴りつければ、〈神骸騎〉は想像を絶する加速力を獲得する。 [セットアップフェイズ]に使用する。[移動]または[離脱]を行える。 《歴戦》 消費:なし 戦歴を重ねるには、強いだけでは意味がない。生き延びる事が、最低条件なのだ。 【HP】+10。この【戦技】を取得した時点での【神格】が2以下の場合は更に+5する。 《三位一体》 消費:なし 〈魂魄〉、〈御者〉、〈神骸騎〉の完全なる合一、三位一体の在り方は、まさに神の復活に他ならない。 [励起]中、相手に与えるダメージは全て+5される。 装備(合計常備化ポイント:54/54) 機体:皇帝騎(偽神騎ヤルダバオト)(常備化P:15) 【HP】+40。[白兵攻撃]と[射撃攻撃]のダイス+1。 【肉体】【技術】のダメージ+3。【反射】+1。 主兵装1:皇帝槍(魔剣)(常備化P:5) ダメージ:【心力】x2+2D6 この兵装を用いた[白兵攻撃]のダイス+1。 [メジャーアクション]で使用する。 その[メジャーアクション]では、この武器の攻撃を2回行う事ができる。1シナリオ1回。 主兵装2:盾(常備化P:2) ダメージ:【肉体】 【HP】+10。 副兵装:拡散閃光砲(常備化P:1) ダメージ:なし [マイナーアクション]で使用する。 次の[メジャーアクション]で攻撃する対象の、防御判定のダイスを-1する(最低1)。 ※飛刃(常備化P:5) ダメージ:【心力】x2+2D6 この兵装を用いた[射撃攻撃]のダイス+1。 この兵装に対しては、[防御判定]のダイスは-1される。(最低値0) 皇帝槍(魔剣)を装備している場合は、[副兵装]枠を使用せず装備できる。 皇帝槍(魔剣)を装備している場合は、この武器は【白兵】を用いて[射撃攻撃]できる。 オプション1:水素の心臓(常備化P:3) 【肉体】+1。 また【HP】が0になった瞬間、【肉体】を1下げ、【HP】を1に回復する事ができる。 [励起]中には使用できない。この効果は1シナリオ中1回だけ使用できる。 このオプションは1つしか装備できない。 オプション2:調律骨格(常備化P:3) 【心力】+1。【反射】+1。【HP】+5。 このオプションは1つしか装備できない。 ※専用色(常備化P:5) 【反射】+1。[オプション]枠を使用しない。このオプションは1つしか装備できない。 神化:【HP】+5(5回) 成長 【国威】:11 ・《遺産》取得 ・《遺産》取得 ・《矢切》取得 ・《血を燃やせ》取得 ・《古強者》取得 ・《彗星の如し》取得 ・《歴戦》取得 ・《三位一体》取得 ・【常備化P】+3 ・【常備化P】+3 ・【常備化P】+3 以下、[励起]後に使用可能となるデータ 主兵装1:皇帝槍(魔剣)→魔王槍(魔剣)に変更。 通常通り、「飛刃」も使用可能。 魔王槍(魔剣) ダメージ:【心力】x2+2D6 かつて《皇帝騎》と互角以上に渡り合った、ヤルダバオト自身の権能の具現。 見た目は《皇帝槍》に似ているが、比較にならないほど禍々しい。 この兵装を用いた[白兵攻撃]のダイス+1。 [メジャーアクション]でこの兵装を使って攻撃する場合、同時に「飛刃」での攻撃も行える。 その際、対象は別々に指定すること(同一対象に攻撃は行えない) 専用戦技(これらの戦技の使用はあらゆる手段で妨害、無効化する事はできない) 《暗黒の太陽》 真の力を解き放ったヤルダバオトは、あらゆる光を呑み込む暗黒の天体そのものと化す。 [セットアップ]で使用する。その際、自身が装備している[主兵装]か[副兵装]を一つ選択する。 【LP】を最大値まで回復した上で、【LP】の数値を10倍にする。(つまり【LP】が100になる) 同時に、シーン内に登場している任意の対象全てに選択した兵装による攻撃を行う。 この能力は1シナリオに1回まで使用できる。 《虚無の衣》 ――あらゆる攻撃を無効にするヤルダバオトの魔力障壁。 無敵に等しい神代の護りだが、かつて宿敵から受けた古傷という綻びが存在する。 ヤルダバオトが受ける全てのダメージを無効化する。 ただし一度でも「皇帝槍」での攻撃が命中した場合、ヤルダバオトは上記のダメージ無効をシーン中喪失する。 《不滅なる悪神》 死すべき運命すら、邪悪なる神は歪めることができる。人よ、慄け。神の御前に頭を垂れよ。 【LP】が0以下になった際に使用できる。 【LP】を1点回復し、即座に[マイナーアクション]と[メジャーアクション]を1回ずつ行える。 この能力は1シナリオに1回まで使用できる。 ◆キャンペーン背景情報 ○歴史の分岐点 「キャンペーンシナリオ:ノスフェラトゥ戦記」は、公式の歴史ではありません。 ですからあなたがたのイクタリ大陸では、二三〇四年においてもこの戦乱は起こらないかもしれません。 このキャンペーンシナリオが、イクタリ大陸の歴史において発生する分岐点は一つ。 ダオ帝国の、空気のような庶子ユジン・ダオ皇子。 彼がある日どこかの外遊中、気晴らしに皇帝騎ゆかりのものとされる古戦場跡へ遠乗りに出かけるか、否か。 たったそれだけの出来事が歴史の分かれ目となります。 ユジン皇子が、《偽神騎》ヤルダバオトの〈魂魄〉ラルヴァと出会わなければ、ゲオルグ公王は討ち取られることはありません。 ダオ帝国とドウラ公国の戦力均衡は保たれることでしょう。 しかしこのキャンペーンを遊ばない場合でも、「ノスフェラトゥ戦記」の戦乱が、あなたたちのイクタリ大陸で起こったものとしても構いません。 そしてその大乱のなかで、ドウラ公国の継承者は《偽神騎》を討ち取れないかもしれません。 この戦いが悲劇に終わった場合はどうなるでしょう? 《偽神騎》ヤルダバオトの〈魂魄〉ラルヴァは大陸秩序の破壊とイクタリ帝国への冒涜を目的としています。 〈御者〉であるユジン皇子にも、それを制止する意志はありません。 彼らは英雄の仮面をかぶり、ドウラ公国をも併呑し、神聖イクタリ帝国を膨張させ―― そしてある日、突如として冒涜的な圧政を開始します。 その場合、その圧政に対し立ち向かう、新たな〈神骸騎〉を駆る英雄たちが現れるかもしれません。 あるいは、誰か別の者がラルヴァと出会った場合はどうなるでしょう? 大国であるダオ帝国の皇子ではなく、もっと別な立場の人間が《偽神騎》に魅入られ、戦乱を画策したとしたら。 あるいはプレイヤーが「悪」の側につき、《偽神騎》とともに大陸じゅうを征服し、そしてラルヴァとユジン皇子に叛乱を試みたら? ――この「ノスフェラトゥ戦記」は、そのようなシナリオフックとして利用してもかまいません。 自由な発想で、あなたがたのイクタリ大陸の歴史を紡いでいってください。 ○パーソナリティ詳細情報 “神聖イクタリ皇帝”ユジン・ダオ 空気のように扱われていた皇子は、気晴らしの遠乗りで皇帝騎が戦ったと伝えられる古戦場に赴きました。 そこで女の声――ラルヴァのものです――に導かれ、瓦礫の下に眠る《偽神騎》を発見したのです。 それが良くないものであることなど、ひと目でわかり……それでも彼は、その〈神骸騎〉に乗り込みました。 そして〈魂魄〉ラルヴァの導きによって、彼は夢を叶えることができました。 一国の皇子たるに相応しい、戦場の英雄としての誉れ。運命を共にしてくれる、儚げでたおやかな美姫。 ラルヴァによって救われた彼は、ラルヴァを愛し、ラルヴァのもたらす破滅をすべて受け入れる覚悟です。 そして叶うならば、どうしようもなく狂ってしまったラルヴァの永き生に、終わりをもたらしてやりたいとも。 その手をとった〈魂魄〉のために、すべてを捨てて尽くし戦う者。 ――――彼はある意味で、最も〈御者〉らしい〈御者〉のひとりだったのかもしれません。 “腕輪の君”“神聖イクタリ皇后”ラルヴァ 女性 ??歳 その二つ名、“腕輪の君”とはなんら比喩ではありません。 彼女の儚げなたおやかで容貌は、全てユジン皇子の腕輪からの立体映像です。 ――ラルヴァが《偽神騎》ヤルダバオトに捧げたのは「瞳」などという生易しいものではなく、肉体や精神、寿命を含む「全て」なのですから。 その時からラルヴァは《偽神騎》ヤルダバオトと一体となりました。 この〈神骸騎〉の〈魂魄〉となった者は老いることも狂うことも死ぬこともできず、その肉体は〈心座〉から一歩も外には出られません。 つまり彼女は、まさに《皇帝騎》とかつて戦いを繰り広げた、伝説の邪神騎の〈魂魄〉そのひとなのです。 ――であれば僭称を警戒する《七星騎》たちを騙すのも、彼女にとっては容易なこと。 真の皇帝騎を直に知る彼女であれば、己の〈神骸騎〉を皇帝騎に似せ、その由来をもっともらしく語るなど、造作もないことでした。 そして真なる《皇帝騎》の行方は《七星騎》たちさえ知らず、その《七星騎》たちも時の流れに性能を削られ、もはやヤルダバオトには遠く及ばない。 それを知った時、常に淑やかに振る舞っていたラルヴァは、ユジン皇子の前で大声で笑いだしたといいます。 ……もはや大陸に敵など居ない。 ここはかつての自分を知るものも、敵も味方も誰一人いなくなり、何もかもの技術が退行した時の果てなのだと。 その時はじめて、そう理解したかのように。 彼女が何を思い、何を願って《皇帝騎》と戦いを繰り広げたのか、今となっては誰も知りません。 《皇帝騎》を、初代イクタリ皇帝を、愛していたのか、憎んでいたのか。彼女自身さえ分かりません。 どうして、何のために大陸を制覇し、《皇帝騎》の伝説を貶めようとしているのかも、また…… しかし《偽神騎》に宿る怨念ともいうべき彼女が、《皇帝騎》にまつわる全てへの冒涜と、大陸秩序の破壊を画策していたのは歴然たる事実です。 ――――そんな彼女が最後の〈御者〉としてユジン皇子を見出したのは、本当に運命であったのかもしれません。 ○〈神骸騎〉詳細 《偽神騎》ヤルダバオト ――《皇帝騎》アイオーンなど偽りの名。 かつて《皇帝騎》が平定していった、魔王や魔神、悪神などと称される伝説的な邪神騎たちの一柱。 それがこの《偽神騎》、“裏切りの”ヤルダバオトです。 この〈神骸騎〉は、〈魂魄〉に肉体の一部でも心でも寿命でもなく、「全て」を要求します。 つまり〈魂魄〉の全てを心座に呑み込む代わりに桁外れの力を発する、まさに悪魔のような〈神骸騎〉なのです。 封印が施された状態でも最高位の強襲騎なみ。 封印が解ければ《暗黒の太陽》たる動力炉から煮えたぎる昏き神血を無尽蔵に汲み上げ、[励起]状態での長時間戦闘さえ可能とする、比類なき性能の邪神騎―― これに立ち向かい勝利をおさめたのは、歴史上でも伝説の《皇帝騎》のみと伝わっています。 「魔王槍から弾ける火花。突き返しの皇帝槍が《偽神騎》の《虚無の衣》を貫き、その胸甲を穿つ。 黒炎を噴き上げる《暗黒の太陽》。もがく手を宙に伸ばしつつ、奈落のごとき谷底へと落下していく《偽神騎》――」 それは詩歌や絵画で幾度も歌い継がれ描き継がれている、《皇帝騎》伝説の有名な一節、《偽神騎》の最期です。 その皇帝騎でさえ、《七星騎》をはじめとした何騎もの有力な〈神骸騎〉を率い、やっと討ち取ったほどの一柱。 それが《偽神騎》ヤルダバオトなのです。 ……もしイクタリ大陸において再びその偉業を成せば、その者は《皇帝騎》と並び立つほどの伝説を背負うこととなるでしょう。 なお一説には、この機体は《皇帝騎》と呼ばれるようになった「神」の兄弟あるいは姉妹の亡骸であったとも伝えられています。 なぜ《皇帝騎》の兄弟機、姉妹機とも言える機体が、《皇帝騎》を裏切り、《偽神騎》と呼ばれる存在にまで堕ちたのか…… 史書には、もはや何の痕跡も残されてはいません。 なお、あえてこの〈神骸騎〉の欠点を挙げるのであれば、怨念そのものの〈魂魄〉と[励起]が可能なほど同調できる、とてつもなく腕の良い〈御者〉が要求される点でしょう。 〈神骸騎〉のちからは、〈魂魄〉と〈御者〉の三位一体でこそ発揮される。 ――その一点だけは、いかに《偽神騎》ヤルダバオトでさえも覆しがたい事実なのです。
https://w.atwiki.jp/nijiame/pages/206.html
ス スーパーセイバー ブラザーフッドのメンバー。 スーペリア 【ヴィラン】本名:デイドレ・ウェントワース(Deidre Wentworth) 地球人/女性 A.I.M.の上級幹部。生化学者。 男を完全に抹殺するか奴隷化することによって、女の支配する世界を築くことを夢見る、狂的な女尊男卑主義者。女性ヴィランだけで構成されたEarth-616版のフェミゾンズ(ピンはサンダーボルツの女性陣から、キリはピンクパール(笑)まで)を使って女による世界征服をしようとしたが、キャプテン・アメリカたちに露見。そこでキャプテン・アメリカたちを女にするという珍作戦を実行した。 未来を探査したところ、可能性のある未来の一つがサンドラの世界であり、サンドラと自分は血縁らしいことが分かって、一層女尊男卑が強まった。 ノーマン・オズボーンからスカウトされて、ニューダークアベンジャーズで2代目ミズ・マーベル(キャロル)になった。なのでパワーがあると思われるが、なんなのかは不明。 スウェイ Sway 【ヒーロー候補生】本名:スザンヌ・チャン ミュータント/女性/地球人/中国系アメリカ人 モイラの教え子。 教授が存在を抹消してしまった、バルカン達全滅チームの一員。 時間を操作する能力を持っている。 スカイマックス Skymax 【ヒーロー】本名:スカイマックス(Sk'ym'x) スーパースクラル/男性/異次元人・異星人/スクラル人 チーム履歴:スコードロン・スープリーム マーシャン・マンハンター(変身火星人)の代役 緑のケープを着けている 異次元のスクラル人で、故郷の星が壊滅している(マーシャン・マンハンターと同じ) 主要なミッションは、銀河を旅して新しい故郷を探すこと ドクター・スペクトラムに手の甲の石を渡した スカー Skaar 【ヒーロー/ヴィラン】 地球人とサカール人のハーフ/男性 ハルクと惑星サカールの女闘士カイエラの間に生まれた息子。サン・オブ-・ハルク。 父親に似て、緑の肌と怪力の持ち主。大剣の使い手。しかし実年齢は幼いので、本来の姿はショタっ子である。 父親がウルヴァリンと仲が悪いのと同じで、息子同士のダケンと仲が悪い。 知らなかったとはいえ、自分たちを置いて地球に帰った父親を恨み、殺そうとしていたが、ワールドウォーハルクス展開で和解。 サヴェッジランドで恐竜を狩ったりして気ままに暮らしていたが、ノーマン・オズボーンに騙され、ニュー・ダーク・アベンジャーズに入ってしまった。本当はスティーブ・ロジャースからの依頼でダブル・エージェントとしてダーク・アベンジャーズに潜入し、内部からノーマンの野望を崩壊させるのが目的であり、見事に成功している。 アニメ「ハルク:スマッシュヒーローズ」ではメインのレギュラーキャラ。ハルクチーム内でも特に知性の足りない蛮人役を担当した。 スカージ 名の意味は天罰。正体を隠してヴィラン殺しを行うヴィジランテ。 ノーマッド(二代目)や、ヌーク等、何人もの人間がスカージに扮してその活動を引き継いでいる。 スカージ(アスガーディアン) エクスキューショナーの項を参照されたし。 スカーレットウィッチ Scarlet Witch 【ヒーロー】本名:ワンダ・マキシモフ Wanda Maximoff ミュータント/女性/地球人/ユダヤ人 初登場:Uncanny X-men 4号 当初はヘックスパワーと「確率を操作する(起こる確率がゼロでない事象を確実に起こす)」程度の能力だったが、「現実を思いのままに改変する」程にパワーを増大させていった。 妊娠したまま夫マグニートーの下から逃げ出した母親がワンダゴア山で産み落とした双子の姉で、クイックシルバーことピエトロは弟。(Vision and the Scarlet witch 4号)ハイエボリューショナリーの保護下にあったが、生まれて間もなくジプシーの夫妻に預けられて育つ。 ジプシー迫害の中、子供のために盗みを働いた義父の罪が露見し、家を焼かれ、弟と二人きりでの放浪生活を余儀なくされる。能力が目覚めた後、魔女と罵られ、迫害されている所を実父マグニートーが保護するが、親子であると気付く事はなかった。 マグニートー率いるブラザーフッドオブイビルミュータンツの一員となるが、マグニートーが宇宙に拉致されチームを離れ、アベンジャーズの一員となる。 アベンジャーズの一員として活躍し、セレスティアル・マドンナを決める一件に於いて、チームメイトのアンドロイド、ビジョンと結婚する。(Giant-size Avengers 4号) このころはリバティリージョンのウィザーとミスアメリカの子供と思われていた。 弟とその妻クリスタルの新居を尋ねて来たマグニートーによって実の親子である事が明かされるが、当然愛ある親子関係になる事はできなかった。 その後、機械であるビジョンとの間では生まれるはずの無い子供(しかも双子)を自らの能力で生み出すなど、能力に歯止めを失っていく。さらに、周囲の働きかけで「現実」に引き戻され双子を失うなどの精神的ストレスが原因で徐々に精神に変調を来たす。 これによって、ハウスオブM事件及び「M-Day」を引き起こした。 M-Day後は記憶を失って一般人として生活していたが、それを発見したDrドゥームに誘拐(保護)される。あわやドゥームと結婚するハメに陥るが、失ったはずの双子を含むヤングアベンジャーズに救出された。 誘拐されていたはずの間に「ワンダと接触した」というアベンジャーズメンバーもいたようだが、どうやら身代わりに配置されたドゥームボットだったらしい。 その後、アイアンラッドによる時間移動により、その死に関与したメンバー(二代目アントマン、ジャックオブハート、ホークアイ)と再会。記憶を取り戻すも自責の念から能力を暴走させ、自殺を図るが双子(主にウィッカン)の説得で思いとどまる。 M-Dayの責任を取れないものかと考え、X-ファクター社に身を寄せていたリクターの能力を再生させた。 チルドレンズクルセイド誌で、自身の行いを悔い改めヒーロー業に復帰しようとするが、アベンジャーズ誌で復活した初代ヴィジョンから拒絶されアベンジャーズマンションから追い返された。 AvsX後の再編でアベンジャーズに復帰。ミュータントとそれ以外の混成チームであるアンキャニーアベンジャーズに所属する。チームではローグとの間に険悪な空気が流れていたが、人類の命運を掛けた激動の戦いの中、わだかまりは解けていった。 この頃、地球は一度消滅しており、そのタイムラインではローグと戦って死亡している。(タイムスリップして解決した) AXIS展開ではオンスロート化したスカルと戦い、スカルの中に眠るエグゼビアの精神を覚醒させる「反転の魔法」をストレンジらと力を合わせて発動し、スカルを倒している。この結果、善悪反転魔法が現場にいた面々全員に発動してしまい、自身も暴走を開始した。 この戦いの中、血縁者を抹殺する呪文をマグニートーとクイックシルバーに使うが、クイックシルバーにのみ効果が現れ、弟・クイックシルバー共々「ミュータントではない」「マグニートーの子ではない」ことが発覚した。 2019年時点でのオリジンは以下の通り。ワンダとピエトロの母親は、ナタリャ・マクシモフ。ロマ(いわゆるジプシー)で、「スカーレット・ウィッチ」の家系。父親は不明。 ワンダとピエトロはセルビア生まれで、生まれてすぐにハイ・エボリューショナリーのいるワンダゴアに誘拐された。 ハイ・エボリューショナリーが何らかの実験を行い、後にナタリャの兄弟の夫婦(ワンダとピエトロの叔父夫婦)に渡され、「普通のミュータント」として育てられる。 ただし、マグニートーの子ではないとすると、この設定では「ユダヤ人」という属性はなくなる。 スカーレットスパイダー(初代) 【故人】【ヒーロー】本名:ベン・ライリー クローン人間 ピーター・パーカーのクローンであるベンがピーターに替わってヒーロー活動を始めた際に名乗った名前。 生きていた初代グリーンゴブリンの攻撃からピーターをかばって命を落とす。 DC/マーベルのクロスオーバーに連れて行かれたのは、こちらの”スパイダーマン”である。 スカーレットスパイダー(2代目) 【元ヴィラン/ヒーロー】本名:ケイン クローン人間 ジャッカルに造られたピーター・パーカーのクローン。ベン・ライリーの兄にあたる。長らくヴィランとして活動していた。 スパイダーアイランド事件で、ジャッカルに怪物タランチュラに改造されるが、アンチヴェノムの抗体のプールに落ちたことで、元の姿に戻り、顔の傷も治った。 スパイダーマンから新しいコスチュームを受け取り、他のヒーローたちとともにスパイダークイーンを倒した。 その後、マダム・ウェブの導きでテキサス州ヒューストンに移住し、2代目スカーレットスパイダーになることになった。 同名・同デザインでテレビアニメ「アルティメットスパイダーマン」に登場したが、「ドクオクに造られた初代スパイダーマン」という設定に変更されている。 ヴィラン時代等、詳細はケインの項目も参照されたし。 スカーレットスパイダーズ Scarlet Spiders 【ヒーロー】本名:マイケル【故人】、ヴァン【故人】、パトリック クローン/地球人/アメリカ人 所属チーム:カウンターフォース チーム履歴:アベンジャーズ:イニシアチブ、シャドウイニシアチブ ブリッツシュラーグ男爵によって生み出された、「キャプテンアメリカ二世」ことMVPのクローン。 アイアンマンの作った量産型スパイダースーツを着て戦う、偽スパイダーマン3人組。 Killed in Action事件で同じくMVPのクローンであるKIAにより二号のヴァンが殺害される。 その事件の後ジャスティスら元ニューウォリアーズ勢と軍を脱走、カウンターフォースを結成する。 ラグナロクが再起動した事件で、1号のヴァンが殺害され、生き残りは3号パトリック一人となる その際にジャスティスとともに、イニシアチブが法を犯してMVPのクローンを量産していた事を暴露する。 その後の登場は確認されていない。 スカルファイア Skullfire 【ヒーロー】本名ティモシー・フィッツジェラルド ミュータント/男性/地球人 所属:X-MEN 2099 X-MEN 2099のリーダー。 エネルギーの吸収と放射能力を持つ。チャージされている状態だと皮膚や筋肉が透明化し、骨格が緑色に発光する。 スカルプハンター Scalphunter 【元ヴィラン】本名:ジョン・グレイクロウ ミュータント/男性/地球人/ネィティブアメリカン マローダーズの一員。ヒーリングファクターとマシン変形能力を持つミュータント。後天的な能力として高い射撃の腕前も持つ。 身に付けたサイバースーツの部品から適時銃器を組み立て攻撃する。中でも特に重火器を愛用する。 外見も能力も地味ながら、堅実に自分の任務を全うしようとする仕事人。 MC後になんとヴィランを引退、ナイトクローラーともめたりしていたが、砂漠で移動食堂を営んでいた。 しかしローブの一派に捕まりユートピアにプレデターXを送り込むためのパイロットとして利用される。 限られた状況ながら機上からサイクロプスに警告、プレデターXの一匹を破壊する事で、虜囚扱いながらユートピアに保護される。 スキッズ Skids 【ヒーロー?】本名 サリー・ブレヴィンス ミュータント/女性/地球人 フォースフィールドを張る能力を持つ。フォースフィールドの能力のため、当時肉体を醜く変えてモーロックスを支配していたマスクの力から逃れられた。 モーロックス出身。後にニューミュータンツやXファクター入り。 ストライフやアポカリプスの配下になった事もあり、どうにも「みんなの仲間」という印象が薄いように思える。 お互い不幸な身の上だったラスティー・コリンズ(炎を操るミュータント)と恋人になり、ペアで活動した時期がある。 現在、シールドの諜報員として活動中。人知れず、マグニートーの手にモーロックスの予言書を手渡したが、これがシールドの指令なのか、彼女の独断なのかは不明。 スキン Skin 【故人】【ヒーロー】本名:アンジェロ・エスピノーザ ミュータント/男性/地球人/メキシコ系アメリカ人 皮膚が伸びるという非常に地味な能力の持ち主。能力の見た目だけならリード・リチャーズに近い。肌の色が灰色。常に制御が必要なのか、集中力が途絶えると皮がドロドロに緩んでしまう事もあった。 その上、パワーを制御すると頭痛に悩ませられる。 パワーというより呪いに近いと考えていた。 他のミュータントの能力をコピーするチームメイト、シンクとの格闘訓練は、伸びる皮膚同士が絡み合ってぐちゃぐちゃになる。 立ち位置としては、「世故にたけた不良少年」。 ハスクとスクラブル(単語づくりゲーム)を使って悪口を言い合ったが、「都会のネズミ」とハスクに言われている。 ジェネレーションX解散後はジュビリーと同棲生活をしていたが、チャーチオブヒューマニティによって殺害される。 ネクローシャ展開で復活した。 TVドラマのパイロット作品「ジェネレーションX」では主役?らしい。テレパシー系の能力もあるように描かれた。 スクイードボーイ Squid-Boy 【故人】本名:サミュエル・ペール 通称:サミー ミュータント/男性 X-MENに身を寄せていた頃のジャガーノートと友情を育んだ、幼い少年。半魚人のような姿をしている。 一時的に学園に引き取られていたが、カナダの実家に帰る事となった。実家での生活ではいじめに遭い、傷ついた姿を見たジャガーノートが暴れだし、アルファフライトと戦う事もあった。 エクソダス率いる新生ブラザーフッドに参加したブラックトム・キャシディに殺されてしまう。 邦訳X-MENの麻宮騎亜編に登場。国内でもある程度の知名度が…ある? スクィレルガール Squirrel Girl 【ヒーロー】本名:ドリーン・グリーン 変異した人間(長らくミュータントと思われていた)/女性/アメリカ人(アメリカとカナダの二重国籍という設定がある)/ カリフォルニア州出身→ウィスコンシン州→ニューヨーク(ただし小説では14歳の時にニュージャージー州に引っ越したとされる) 所属チーム:グレートレイクス・イニシアチブ、U.S.アベンジャーズ名前を原音に近く発音しようとすると、「スクァーラル・ガール」(sk+半母音+r+l)と書くしかない、日本人泣かせの発音。 スクイレル/スクィレル・ガールという表記は、2014年のインターネット雑誌WIREDによって使われている。 リスのしっぽと爪の生えた、リスと意思疎通できる少女。「人間の大きさのリスのパワーがある」とされる。 リスだけでなくモモンガ(Flying Squirrel)もOK。 お荷物チームGLIの所属ながら、その戦闘能力は極めて高い。身体能力・筋力も超人級。爪は出し入れ可能。 彼女と相棒のリスに敗れた者には、Dr.ドゥーム以下、錚々たる大物が名を連ねる。オンゴーイングまでの戦果(対戦して勝利した相手)は以下の通り。ドクター・ドゥーム:初回の勝利 マンダリン ギガント M.O.D.O.K.:顔に張り付いたリスがとれず、そこを突いてマシンを破壊して勝利 サノス 下記参照 テラックス バグアイド・ボイス バイービースト デッドプール:G.L.a.の基地を好き放題に使っていたデッドプールを蹴り出す プルート ウルヴァリン:ニュー・アベンジャーズのとき、お互いに爪を使わないスパーリングで勝利 フィン・ファン・フーン バロン・モルド コルヴァック エゴ・ザ・リヴィング・プラネット 彼女が倒したサノスは偽物ではなく本物だとウォッチャーが保証した。しかしその後ダン・スロット先生本人がシーハルク誌でサノスに「私のクローンはコズミック・ビーイングも欺ける」と語らせた。実は以前もサノスがドゥームボット感覚でクローンを使っていた事から、ウォッチャーもまんまと騙されたというメタメッセージではないかと海外で話題になった。 コミックの登場人物が気づいてはいけないことに気付いているメタなキュラクターのうち一人。作中で他誌を読み、知人(ファーストキスの相手であるスピードボール)の近況を知る。 ビッグバーサのモデルとしての収入頼りで生活しているGLIであるが、彼女だけは自分の生活費をバイトで稼いでいる。ビッグバーサから、クリスマスプレゼントにオートジャイロをもらっている。このジャイロを駆ってラトベリアへ行き、Dr.ドゥームに「タイムマシン借りるよ!」といって使ったことがある。 アベンジャーズマンションで、ルーク・ケイジの子供のベビーシッターをしたことがある。ベビーシッターをやりながら、空いた時間を使って近くの大学に通っていた。本当はニュー・アベンジャーズにスカウトされるんじゃないかと、淡い期待を持っていた。 ベビーシッターの時にウルヴァリンと会ったが、「ジェームズ、久しぶりね」「もう二度と会わないと約束したはずだ」とか、過去に恋愛沙汰があったかのような会話があった。 ちなみにウルヴァリンのM願望の中では、ドSのエマ・フロストなどと並んで、何故かスクィレル・ガールが立っていた。 この時期はまだ未成年であり、未成年との淫行に厳しい海外では、「ついにウルヴァリンが未成年に手を出したか?」と話題になったらしい。 フィアー・イット・セルフ:タイインでは、ダニエルとニュー・アベンジャーズのマンションで留守番をしていたが、シン軍のバトルスーツの攻撃でシステムダウンを起こして閉じ込められてしまった。そこにバトルスーツを相手に戦っていたデアデビルが到着、ダニエルと一緒に助けられた。後に大きくなったダニエルが未来からやってきて、「あなたは最高のナニーだったわ」と言った。 2015年、ついにオンゴーイング誌を獲得。出っ歯で肥満気味の、その……と、とても個性的なアートで描かれている。Wired誌2014年の日本語版に、オンゴーイングの紹介記事「根暗なヒーローよ、さらば! マーベル最強「スクイレル・ガール」の時代がやってきた」が掲載される。 ちなみに、下着で逃げるシーンが描かれたことがあったが、それでも全くソソらないブ*っぷりである。 オンゴーイングでは、エンパイア・ステート大学のコンピューター・サイエンス学科に入学。寮に入っている。2進法でナイトメアを倒したり、ボルヘスの「バベルの図書館」の話から2進法の文字コーディングの話をしたり、プログラムで賞をとりサヴェッジランドの再プログラミングをしたりと、結構ハードなリケジョである。 20歳の二年生で、高校生にコンピューター学を教えるボランティアをしている。(素顔の)カマラ・カーンとは、そこで知り合っている。 描き手によって可愛くもなったりそうでもなかったりの差が非常に大きい。このため表紙サギの確率が高い。 ヴィランなどの情報は、デッドプール監修のカードから仕入れている。Dr.ドゥームは博士号をとっていないので、本当は「ドクター」ではない、とか。 クローンがおり、マーベルユニバースでヒーロー達のアイテムを集めて本物のドリーンを倒そうとした。 中年になった自分と一緒に戦ったことがある。ちなみに中年のスクィレル・ウーマン?はDr.ドゥームの悪巧みを潰すのが趣味。初回の敗北から、Dr.ドゥームの天敵というより、あまり関わりたくない相手になりつつある。ただしタイムマシンを使ったタイムトラップでは、Dr.ドゥームが大分有利に戦った。 寮の同室のナンシー・ホワイトヘッド(スクィレルガールの正体を知っている)、ヒーローのチップマンク・ハンク、そのサイドキックのコイ・ボイと組んでいる。英語の区分で、スクィレル(リス)でカバーできない部分を、チップマンク(シマリス)が担当。 コイ・ボイは女性だが男性として生活しており、胸を平らに見せるバインダーという下着を着けている。 説明はないが、コイ・ボイはケン・シガという東洋人、つまり日系か?コイ・ボイ(Koi Boi)という名前も、日本語の「鯉ボーイ」からきているという説がある。 オールニュー・オールディファレント展開ではついにアベンジャーズ入り。その後の展開でアベンジャーズ別働隊から、愛国ヒーロー組織、U.S.アベンジャーズに転換。第1号の表紙でセンターを飾る大出世。 2019年、オンゴーイングVol.2が50号で完結の予定。Vol.1 8号とVol.2 50号の58巻で、一貫してライアン・ノースがライター、エリカ・ヘンダーソンとデレク・チャームがペンシルを担当し、ウォー・オブ・ザ・リールムズまでタイインがなかったという、珍しく独立したシリーズだった。 小説も2冊出ている。中学生の時ニュージャージーに引っ越してきたが、友達のいない中の葛藤を描いたYAノベル。 「LEGO マーベル スーパーヒーローズ」「MARVEL HEROES」でプレイアブルキャラクターとして登場。後者では「くらい判定を持たない召喚攻撃が主力」という特異な個性を有している。「LEGO マーベル アベンジャーズ」にも登場。非常に個性的な吹き替え音声やリス語、そして彼女専用のハルクバスター「スクィレルバスター」に驚かされたプレイヤーも多いだろう。ストーリーでの出番はゲームのコンセプト上当然ないのだが…。 アニメ「ウェブウォリアーズ」では準レギュラー出演。ジャガーノートをKOしている。 アニメ「マーベル・ライジング」での活躍が期待。アニメ関連コミックス「マーベル・ライジング」では(成人であるためか)チームリーダーをかって出ており、チーム嫌いのクエイクをなだめつつ、カマラ、インフェルノ、チャベスなどをまとめている。 スクランブラー 【故人?】【ヴィラン】本名:キム・イル・スン ミュータント/男性/地球人/韓国人 マローダーズのメンバー。触れた相手のミュータントパワーを一時的に消し去る能力のミュータント。ミュータント・マサカーで、似た能力のローグとお互い接触してパワーを奪い合うが、結果は双方が無力化した X-MENからも「マローダーズで警戒すべきはスクランブラーとヴァーティゴだけだ」と評される地味な強敵。 何度か死亡しているが、シニスターの造ったクローン体によってしつこく復活している。 最後に確認されたのはメシアコンプレックス事件。ウルヴァリンの再生能力を奪って戦闘不能にする戦果を上げたが、X‐23に殺害された(と思われる)。 スクランブルガンダム スクリューボール Screwball 【ヴィラン?】本名:不明 人間/女性/地球人/アメリカ人 犯罪を行う所を撮影し、動画をUPして再生数を稼いでいる超小物ヴィラン。パルクールが得意なだけの普通の女性。ホームページは"followscrewball.com"で、Amazing Spider-Man Vol.1 #608 (2009年10月)時点のフォロワーが1,800万人だそうな。 人助けのため、スパイダーマンの衣装を着てマフィアを翻弄した事もある。尻の形で見破られていたが… 当初、初代ジェスターと組んでいたが、その後バー・ウィズ・ノー・ネームにたむろしているブックメーカー「ブッキー」と組み、直近はアーケイドと組んでいる。 後にアーケイドと取引している描写もあり、犯罪から足を洗ってはいない模様。アーケイドに独占的に動画を売り渡す代わりに、スクリューボールの活動に掛かる資金を提供させているらしい。 編集部やダン・スロット、ラモスのお気に入りらしく、ヴィランが集まっている背景ではその中に混じっている確率が非常に高い。 アニメ「マーベル・スパイダーマン」に登場したが、中の人の設定変更があり、大きく異る描かれ方となった。 スコーピオン Scorpion 【ヴィラン】本名:マック・ガーガン 強化人間/地球人 J・ジョナ・ジェイムソンがファーレー・スティルウェル博士と共謀してサイボーグ手術によって誕生した人工超人。 スパイダーマンを倒すというジェイムソンの思惑に反して彼は犯罪者となった。 自分をこんな姿にしたジェイムソンをひどく憎んでいる。 特殊スーツに装備された尻尾は強力な武器で、先端からは、電撃(アニメ版では酸)を発射する。 シンビオートと合体してヴェノムとなり、スパイダーマン役でダークアベンジャーズに参加したが、シージ編でシンビオートを引き剥がされ、再びスコーピオンに戻った。ベノム化していた際には、人間(スクラル含む)を食べる凶暴性を見せたかと思えば、ブルズアイに怒鳴られて縮み上がるほど臆病になったりと、完全に人格が崩壊していた。 「BEYOND!」編では、ビヨンダー(に化けたストレンジャー)に拉致された超人の一人として参戦。スパイダーマン(正体はスペースファントム)を刺殺したり、仲間を見捨てて騙し討ちして一人で地球に帰還しようとしたり、ヴィランらしい立ち回りをしていたが、グラビティが自身を犠牲にして地球への帰還を成功させ、流石の彼も恩義を感じ、葬儀に(木陰からひっそりと)参列していた。 スコーン scorn 【ヒーロー】 本名 タニス・ニーヴス 人間/女性/地球人/アメリカ人 2010年に刊行されたミニシリーズCarnageで誕生した比較的新しいキャラクター。 シンビオートの残虐性にとらわれることなくヒーローとなった。 精神科医として女ヴィラン シュリークの担当医として護送に同行していたところ、車がドッペルゲンガーの襲撃を受け、タニスは護衛部隊が放った流れ弾に当たって右腕を失ってしまう。 その後、彼女は、マイケル・ホールという男が開発した義手を装着するが、それはカーネイジのシンビオートが寄生したもので、タニスはシンビオートに取り込まれてカーネイジとなってしまうが、下半身をサイボーグ化して生きていた前宿主のクレタス・キャサディに出会い、シンビオートはタニスから離れ、再びキャサディに寄生した。 しかしタニスの義手にはカーネイジから生まれたシンビオートが付着していたため、それに取り込まれることでスコーンが誕生した。 続編のミニシリーズCarnageUSAでは、暴走するカーネイジを倒すために政府から派遣され、スパイダーマンを助けて、カーネイジと一戦を交えた。 スパイダーマンの能力をコピーしており、超人的な回復力、腕力、耐久力、持久力、スパイダーセンスの無効化などの能力がある。 今までのシンビオートになかったテクノハイブリッドと呼ばれる能力がある。これはスコーンのシンビオートがサイボーグ義手に寄生して誕生したために生まれたもので、周囲の機械を義手に取り込んで武器にすることができる。 スターフォックス Starfox 【ヒーロー】本名:エロス 男性/タイタン人 初登場:Avengers 230号 エロスのヒーローとしてのコードネーム、詳しくはエロスの項目参照。 ワスプがエロスの名前を「そんな名前じゃまずい!」とダメだしし、改名させられた。 スターブランド Star Brand 【ヒーロー】本名:ケビン・コナー 男性/地球人/アメリカ人 2013年Avengers誌で初登場した新キャラ。元ネタは(黒歴史扱いされがちな)80年代の完全別世界観シリーズ「New Universe」のキャラクター。 ニュー・ユニバースと同様の「ホワイトイベント」が正史世界でも発生し、気弱な大学生ケビンに絶大な力が授けられた。能力に目覚めると同時に大学を壊滅。駆けつけたキャプテンユニバースとアベンジャーズが彼を保護した。 その後、火星でのエクスニヒロとの戦いに参戦。インフィニティ事件でのサノスとの戦いの後、正式にアベンジャーズの一員となった。 2017年のMarvel Legacy #1に登場。実は100万年前の地球にいた。 スターボルト Starbolt 【ヒーロー/ヴィラン】本名:不明 超能力者/男性/異星人/シーア人 所属チーム:インペリアルガード 全身燃え盛るような姿をしたインペリアルガードの一員。 リーダーであるグラディエーター同様、その時のシーア皇帝の態度によって、敵に回ることが多い。 DCのレギオン・オブ・スーパーヒーローズに所属していたサン・ボーイおよびワイルドファイアのパロディー。 スターロード Star-Lord(初代) 【ヒーロー】本名:ピーター・クィル 初出は「Marvel Preview」誌 #4 (1976年1月) 未婚のシングルマザーだった母メレディスに育てられるが、母は異星人バドゥーンによって殺された。後年の後付け設定で、父は異星の王であり、遺された銃も彼の遺伝子にしか反応しないエレメントガンだった…となった。 孤児となったピーターは孤児院で育つがそこを逃亡、紆余曲折の末、NASAの宇宙飛行士訓練生となる。 訓練中に滞在していた宇宙ステーションで、異星人マスター・オブ・ザ・サンから惑星間警察官の印であるスターロードのマントを与えられる。 スーパーパワーは持っていないが二挺のエネルギーガンと今までの経験で培った戦闘技術で戦う。 父が惑星スパルタクスの唯一継承権を持つ第二王子、ジェ・サンと判明。つまり、クィルは王子である。妹であるキャプテン・ヴィクトリアはスパルタクス・ロイヤルガードの司令官の地位にある。妹との仲は険悪で、彼女は賞金首であるクィルを売り渡そうと画策する。 が、クィルと一芝居打ち、懸賞金が振り込まれると同時に彼女は兄を救出。まんまと大金をせしめた。 ギャラクタスの元ヘラルド・フォールンワンとの戦いで、クリー帝国の惑星一つを救うために衛星の植民地一つを犠牲にする選択を迫られ、大量虐殺者の汚名を着せられたため、一度はスターロードの名を捨てていた。その際に重傷を負い、一時は体の一部を機械化していた。 その後、ノヴァ・コアに捕らえられてカイルン刑務所に入っていたが、アナイアレーション展開ではノヴァ(リチャード・ライダー)の副官として同盟軍を率いて活躍。 続くアナイアレーション・コンクエストでは、クリーの軍事顧問となったものの、ファランクスの侵略の責任を負わされてならず者部隊を率いて特殊任務をさせられる羽目となった(その際にロケット、グルートと対面)。 「ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー」誌第2シリーズで、ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシーのリーダーに就任。 コーヒーが好きで任務の合間によく飲んでいる。 のほほんとした素顔とは裏腹にやることはエグい。ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー誌においてチームを結成するため、仲間たちがチームを組みたくなるよう、テレパスであるマンティスに命じてテレパシーで『説得』させた。もちろんばれた際には一同から総スカンを食らった。 そのせいでチームメイトであるロケットラクーンに「また何か企んでやがるな」と発言されるほど仲間からの信頼が低い。 サノスインペレイティブ展開において発狂したサノスを止めるため、コズミックキューブを手にノヴァと共に特攻。生死不明となった。 が、その後特に何の説明もなく「アベンジャーズ・アッセンブル」誌でガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーを率いて登場。以後も仲間と活躍している。後になってようやくその時の事情が語られた。 クィルの父、ジェ・サン王が「地球不可侵」をやめる宣言を発し、地球は危機に見舞われ、ガーディアンズはサノスやバドゥーン星人と戦う事になる。ジェ・サンは息子クィルを後継者として育てるべくガーディアンズの面々を拘束。クィルはキャプテンマーベル(キャロル)の助けを借り、父の汚職を暴いて失脚させ、スパルタクスを脱出する。 (ヤング)ジーン・グレイが地球からシャイア帝国に拉致された事件でX-MENと共闘。この戦いの中で出会ったX-MENのキティ・プライドと恋愛関係となる。ブラックボルテクス事件の後、スターロードがスパルタクス星の王の座に就く事となり、この関係はそう長くは続かなかった。 後に、バトルワールド世界でまたキティと出会ったが、このキティは別の平行世界のキティだった。 シークレットウォーズ展開では、アルティメット世界との激突に伴う最終決戦に参戦。 「ディズニーインフィニティ」「MARVEL HEROES」ではプレイアブルキャラクターとして登場している。 映画化後、ガーディアンズ単独でのゲーム化もされている。当然主役。 スターロード Star-Lord(二代目) 【ヒーロー】本名:スパルタクスのジェイソン 初出はミニシリーズ「インヒューマンズ」誌#1-4(2000年6月-10月) 初代スターロード、ピーター・クィルの父親。銀河皇帝の第2皇子。 スターロード Star-Lord(三代目) 【ヒーロー】本名:シンジン・クァレル 初出はミニシリーズ「スターロード」誌#1-3(1996年12月-1997年2月) スタチュア Stature → スティンガー Stinger 【ヒーロー】本名:カッサンドラ・エレアノア・“キャシー”・ラング 地球人/女性/アメリカ人 初出 「Marvel Premiere #47」 (1979年 4月) チーム履歴:ヤングアベンジャーズ 能力:父親の2代目アントマンと同じで、巨大化&縮小化が出来る。だが感情に忠実な為、恥ずかしがると体を小さく(縮小化)させてしまう。混同しやすいが、スタチューではなくスタチュア。前者は「像」の事で、後者は「背の高さ」を表す単語。 父の死の真相を探り生き返らせるため、同世代のメンバーとディス・アッセンブルド後に廃墟になっていたアベンジャーズマンションを散策中、カーンの襲撃に会い巨大化能力が発動してしまった。 自分でも知らないうちに、子供の頃からピム粒子を浴びていたらしく、巨大化した時は本人が一番驚いていた。子供のころからアベンジャーズ・マンションに入り浸っており、当時の話をケイトに自慢していた。 ヤングアベンジャーズを結成して、本物のキャプテン・アメリカから許可された。アイアンマンは反対だった。 シビルウォーではヴィジョンと共に登録派になり、ダークレイン期にはヤングアベンジャーズから離れてマイティアベンジャーズに入った。 アイアンラッドの事が好きだったが、彼は未来に帰ってしまい、彼の人格をコピーした2代目ヴィジョンに惚れられ、いい雰囲気になっていった。 シージ後、ヴィジョンと共にヤングアベンジャーズに再加入した。 チルドレンズ・クルセイド終盤では父親を生き返らせたが、本人が殉職してしまった。 その後、AXISで善人となったDr.Doomが過ちを正そうとスカーレットウィッチの能力を使って生き返らせる。 復活後、中学校に通学し始める。それと同時にヒーロー活動も停止。 母親(ペギー・レイ)が父親(スコット・ラング)のヒーロー活動による娘への危険を心配して、キャシーとペギーはマイアミへ引っ越し。 (父親も付いてきちゃう。この時ペギーとスコットは離婚状態。親権があるのはペギー) (ここから一連のストーリーは翻訳本出てます。「アントマン:セカンド・チャンスマン」Ant-Man Vol 2 #1~#5が収録) アウグスティン・クロスが父親のダレン・クロスを復活させる為に、クロスファイヤを使ってキャシーを誘拐。 一度は心臓を移植されるがエリカ・ソンドハイム博士とスコット・ラングが協力して新しい心臓を移植、適合させ助かる。 久しぶりに会ったケイト・ビショップに「悪党と戦ってるなんて羨ましい」「普通の生活に慣れない」など本音を語る。 Power Broker(パワーブローカー)の計画を崩すために潜入。新しいコスチューム、新しい名前Stinger(スティンガー)となって活動(Astonishing Ant-Man Vol.1 #6) ワスプ(ナディア)の誕生日に出席。スコットの娘として紹介され、主にヤング・アベンジャーズの面々を紹介した。メジナリーが攻めてくると、ナディアとチームアップ、ナディアから「今から親友よ」と言われている。 実写映画「アントマン」や「アントマン&ワスプ」、「アベンジャーズ エンドゲーム」にも出演している。「アントマン」でのスコットがアントマンになる動機はキャシーが誇れる父になるためとなっている。 「エンドゲーム」ではサノスのデシメーションで亡くなったと思われていた父スコットと16歳に成長した姿で5年ぶりに再会した。 スティーブン・ラング 反ミュータント主義者。 スティルトマン Stilt-Man 【ヴィラン】 足を伸ばす一芸特化キャラなため、「愉快なヴィラン」の代表格として語られる事も多い。 初代:本名 ウィルバー・デイ 人間/男性/アメリカ人 会社のポンプ技術を盗み、伸縮自在の脚部を持ったスーツを開発。ヴィランとなった。主にデアデビルの敵として知られる。 シビルウォーIの際、ヒーローとして再起すべく活動を再開したが、狙った犯罪者(児童ポルノ業者)が運悪くパニッシャーも追っていたためバッティング。爆死する事となった。 二代目:正体不詳 男性 三代目:本名 マイケル・ワッツ 男性 「オレはスティルトマンだ!オレはスティルトマンだぞ!!」と非常に発憤した。 このマイケル・ワッツを殺そうとしたパニッシャーに、ライノが「お前が処刑するのは悪人だ、フランク。バカは処刑しないよな」と諭され、放っておくことにした。 四代目:本名 カリー・ライアン(元レディー・スティルトマン) 女性 遂に女性のスティルトマン、「レディー・スティルトマン」が登場。後にスティルトマンに改名。しかし、レディーでマンって、もうどうでもいいだろ。 レディー・スティルトマンは最初、スパイダーマン&デッドプールと対戦。デッドプールが地面のマンホールを外して回ったところ、穴の1つに足が入って動けなくなる。とたんに彼女が泣き出して、スパイダーマンになだめられた。 スティンガー 本名:ウェンディ・シャーマン ミュータント/女性/地球人/ 元アライアンス・オブ・イービルの女性ミュータント。 一般ミュータントとしてユートピアに移住し。募る不安から暴動を企てるがアイスマンの説得で思いとどまる。 スティングレイ Stingray 本名 ウォルター・ニューウェル Walter Newell 人間/男性/地球人 初出 テイルズ・オブ・サスペンス誌(ウォルター・ニューウェルとして)、サブマリナー誌(スティングレイとして)。 海洋学者。深海の水圧に耐えられる特殊スーツを身にまとう。スーツの能力で飛行も可能。最近は滅多に顔出ししないが、昔はちゃんと顔出ししていた。 手からエレクトロスティングを発射する。 タイガーシャーク(トッド・アーリス)は、奥さんの兄弟で、義理の兄弟に当たる。 基本的にネイモアと仲は良い方だが、政府の仕事などで敵対することもある。 アーマーウォーズ編ではアイアンマンからアーマー技術盗用の疑いを掛けられ、攻撃された。 イニシアチブでは教官役を務めるなど、知的なベテランヒーローとして脇役での活躍が多い。 が、「空白の八ヶ月」の後のチーム改変で、狂人揃いのデッドプールのチームにいれられてしまい気苦労が絶えない。実はデッドプールのチームを監視する、アベンジャーズのスパイだった。 ステーシーX Stacy X 【故人→復活】【ヒーロー】本名:ミランダ・リーバルド ミュータント/女性/地球人/アメリカ人 うろこ状の皮膚をもち、フェロモンで相手の快感と不快感を操作できるミュータント。 Xランチという、ミュータント女性のみで経営された売春宿で少女のときから働いていた元売春婦。Xランチはチャーチオブヒューマニティーの虐殺に遭い壊滅。唯一の生き残りとしてX-MENに保護された。 参加当初は性的関係でしか男性との親交を築けない一種の対人障害の持ち主。アークエンジェルやナイトクローラーを誘惑してチームの空気を悪くしていた。 当時アークエンジェルと付き合い始めたばかりのハスクとの何度か衝突した末、身を引く形でXマンションを去った。 当初は"Xスタシー(X-Stacy)"という名前だったが、あまりにも誤記が多かったので、ステーシーXに変更した。すでに"Xstacy"というキャラクターがイメージ・コミックスに登場しており、その作者がカサーダに文句をいったらしい。 その後のミランダについてはリップコードの項目を参照。 (以下、ステーシーXとして再登場) 死亡したはずが、特に説明もなく再登場。クラブで、シュガー・ケーン(女性、ポップスター)、ウルティメイト・ヌリファイア(男性、ティーン・ブリゲイド)と一緒にいるところが見られている。 マインドフルネス・オブ・ミュータント・アピアレンス(ドミノとナイトクロウラーが立ち上げた、外見が常人と異なるミュータントの支援組織)に参加していた。ブリケットというミュータントが、デシメーションの結果、鱗を失って常人として通るステーシーXが参加していることに怒りをぶつけた。 ステーシーXは、能力と外見を失っていることに落胆し、外見を化粧していること、そして自分が生きる意味を考えていることを告白する。 ブリケットは閉会後、ステーシーXを抱きしめた。 ステップフォード・カッコーズ Stepford Cuckoos 【ヒーロー】 クローン/ミュータント/女性/地球人/アメリカ人 本名セレステ・カッコー、ミンディー・カッコー、フォービー・カッコー、エスミー・カッコー【故人】、ソフィー・カッコー【故人】現在は3名に減っているので、「スリー・イン・ワン」とも。 学園を再建した時に入学してきたテレパス5人姉妹。その正体はフェニックスフォースを宿すためにウェポンプラス計画で生み出されたエマ・フロストのクローン。 ほかにも起動していない無数の姉妹「サウザンド・イン・ワン」がいたが、すべてフェニックスフォースに焼きつくされてしまった。 以前は“母親”であるエマを快く思っていなかったようで、サイクを誘ってベッドインしようとした彼女のことをジーンにチクっていた。 「フェニックスウォーソング」展開以後、三人が宿していたフェニックスフォースが、ネイションX展開中、突然宇宙に飛び立って行ってしまった。 ユートピアではサポートメンバーとして、テレパスによる通信、捕虜への尋問、セレブラによる探知、等を担当していた。 性格は全員はエマ・フロストそっくりなドSだが、サイクロップスやマグニートー、プロディジー等には尊敬の念がある。 AvsX後にユートピアは解散。ウルヴァリンのジーン・グレイ学園に保護される。 新たに恵まれし子らの学園を再建したサイクロップスがジーン・グレイ学園の生徒を勧誘に訪れ、三人揃って彼に付いて行った。 三人は服も髪型も全く同じで見分けがつかなかったが、サイクの学園に入ってから個性に目覚め始め、特にミンディーは髪を黒く染めている。 エマ同様、それぞれダイヤモンドフォームへの変身能力も獲得した。 サイクが学園を閉鎖してしまったため、現在はジーングレイ学園に在籍。 ドラマ「Gifted」にエスメが登場し、その後三人に増加。物語を大きく展開させていく。 ストーム Storm 【ヒーロー】本名:オロロ・マンロー ミュータント/女性/地球人/ケニア人 黒人、白髪、青い瞳。マーベル・コミックスとDCコミックスの2大漫画でメインキャラを務めた初の女性黒人キャラ。 天候を自在に操ることができるミュータント。能力を使っている時は瞳が消える設定だが、原画師に熟知されていないのか、普段からほとんど瞳が描かれない。 説明によると、尼さんや神官のように、集中すると白目をむくような状態になるらしい。白石加代子みたいなものか。 しかも瞳を描かせると、猫目になることがしばしば。 「天候を操るってチートですよね」といわれて、スタン・リーも認めたらしい。 その能力が最大限に発揮されると、とてつもない威力となり、多数の敵を単独で壊滅させる事もしばしば。 幼少のころ戦闘機が自宅に突っ込んでしまう事故により孤児になる。この時、ガレキに埋もれた体験により閉所恐怖症になる。 その後、カイロで身寄りのない幼少期を盗賊として過ごし、後にミュータント能力を発現し、アフリカの未開部族の「女神」と崇められる事になる。後付けの短編で、この幼少期にティチャラと出会い、共に敵と戦ったエピソードも作られている。 プロフェッサーXのスカウトにより、この部族の元を離れ、X-MENとして活躍するようになる。 サイクロップスの離脱を期に新リーダーとして抜擢され、その後、サイク復帰後にもリーダーとして活動する事が多くなった。モーロックのリーダーカリストと決闘し、勝利した事で、モーロックの指導者となった事もあった。 ミュータント・マサカーではX-MENとモーロックのリーダーとしての重圧に参り、「リーダーなんてやめたい」と思うが、カリストから「逃げるな」と説得された。 リーバーズに追い詰められ、シージ・ペリラスに飛び込んだ後、記憶を失い、子供の姿に転生。偶然出会ったガンビットと二人で義賊として活動していたが、ナニーにその身を狙われた事から記憶を取り戻し、ガンビットを連れてX-MENに戻る。この経験から、ガンビットがローグに惚れ込むまで、彼はストームに想いを寄せていた。 エクスティンクション・アジェンダ事件でキャメロン・ホッジに奴隷化処置を受け大人の姿に戻り、ホッジの洗脳を脱した後に完全復活を果たしている。 90年台、X-MENがブルー/ゴールドの2チーム編成となった際には、ゴールドチームのリーダーに就任している。第二次X-MENからのリーダー、モーロックスのリーダーでもあり、姉御肌である。 各国との交渉を成功させ、チームを警察機構X.S.E.として認めさせた立役者でもある。 悪の将軍と化した叔父との戦いの中、死んだと思っていた家族が生きていた事が判明。この事で心の傷が癒えた彼女は、ブラックパンサーことティチャラの求婚を受ける事を決意。 ブラックパンサーと結婚し、ワカンダ王国の王妃に。X-MEN本部とは離れて暮らしているが、X-MENの危機に際しては駆けつけている。夫がクリントン州に出張に行っても関係は続いていたが、Avengers vs X-Men #9で突然離婚を告げられた。 アベンジャーズの非常勤メンバーで、ユートピアでX-MENの自分のチームと両立させていた。 AvsX事件ではX-MEN側で戦い、元夫であるブラックパンサーと対決。勝利している。が、フェニックスファイブの暴走を見てX-MEN陣営を離脱。 AvsX事件後、ジーン・グレイ学園の教師募集の面接会場に訪れ教師となる。髪型を元のモヒカンに戻した。相棒となったウルヴァリンとは恋愛関係に発展し、ウォーパスやジュビリーからも姉のように慕われている。 ウルヴァリンの死後、ジーングレイ学園の校長となり、後に「空白の八ヶ月」でサイクも死亡し、現在ではX-MEN、引いてはミュータント代表として多忙な日々を過ごしている。 DC/マーベルの対戦で、ワンダーウーマンと当たる。大方の予想を裏切ってワンダーウーマンを雷一発で仕留めてしまう。 実写映画シリーズでもほぼレギュラー出演している。映画「フューチャーパスト」ではBD映像特典でウルヴァリンとのキスシーンが存在。演じるハルベリーも大喜びしていた。 ストライフ Stryfe 【ヴィラン】 ミュータント/クローン/男性/地球人 未来からやって来たケーブルのクローン。アポカリプスに育てられた。 初登場は1990年、ニューミュータンツ誌。当初は自分こそがネイサン(サイクの息子)であると信じており、ケーブルが自分のクローンだと認識していた。 このため、自分を捨てた(と思っていた)サマーズ家とテクノウィルス感染の原因となったアポカリプスに対して深い憎しみを抱いていた。 ケーブルと同等の力を持ちながら、ウイルスに感染していないので常に全力を出せるのが強み。その戦闘能力は事実上ミュータントの中でも最強の一角。 ミュータントの解放を掲げ、「M.L.F.」を組織したが、別にそのような信念は持っておらず、手駒に使うための方便だった。 レガシーウイルスを生み出した張本人。 エイジオブアポカリプスを予見していたとも読み取れる予言を残していた。 サンダーバード、ウォーパスらの故郷を焼き討ちしたのは、ヘルファイアークラブの仕業と見せかけた、彼と彼の配下の仕業だった。 一時期死亡していたのは確定的で、地獄でブラックハートと共に登場した事もある。 09年、メシアウォー展開中、未来世界で再登場。ケーブル&アポカリプスへの復讐のため、ビショップと手を組む。ビショップの狙うホープ(メシア)に興味を持ち、自分の容姿を利用しケーブルのふりをしてホープをたらしこむ。ついでにビショップを倒す。 その強さは健在であり単独でケーブル達X-Forceを追い詰める。しかし殺したはずのアポカリプスがアークエンジェルと共に乱入し… I AM YOUR EXECUTIONER.とAND THE AGE OF STRYFE ENDS NOW!は小プロ時代の読者には強烈な皮肉に聞こえると思われる。 ストレンジャー The Stranger 【コズミックビーイング】 人類を観察し続ける謎の超存在。そのパワーは極めて強大。登場回数自体はある程度あるが、ビッグタイトルへの登場頻度はかなり少ない。 1965年にアンキャニィX-MEN誌にて、ミュータントパワーの存在を知って地球に調査に訪れたのが初出。 初代ブラザーフッドを壊滅させ、マグニートーとトードを宇宙に拉致。クイックシルバーとスカーレットウィッチはこれ幸いとヴィランを廃業する事になった。 インフィニティガントレットでは他のコズミックビーイングと共にサノスに総攻撃を仕掛けるが、敗北。後に、「マーベルユニバース・ジ・エンド」でも再びサノスと対峙している。 ビヨンド!事件では、バトルワールドを再生し、ビヨンダーに化けて超人達をバトルワールドに集め、戦わせようとした。ピムに偽物と見ぬかれ、交渉。死者を全て蘇生させるが、結局は決裂し、戦闘開始。ヒーロー達を圧倒するが、その場にウォッチャーが出現していた事から、自身の敗北の可能性を感じ、バトルワールドを破壊して去っていった。 翻訳版では、光文社のシルバーサーファーの単行本、及びマーヴルX誌上のインフィニティガントレット中に登場している。 ストロボ 【ヴィラン】本名:ジュリアナ・ワーシング ミュータント/女性/地球人/アメリカ人 所属チーム:ミュータント解放戦線 光線を操り、攻撃、防禦、飛行にも応用できる力を持つM.L.F.のメンバー。 M-Dayで能力を失ってしまったようだ。 ストロング・ガイ Strong Guy 【故人?】【ヴィラン/ヒーロー】本名:グイド・カロッセラ ミュータント/男性/地球人/イタリア系アメリカ人 所属チーム Xファクター(4期) チーム履歴 Xファクター(2期) 自分に受けた衝撃をパワーに変換して怪力を発揮するミュータント。吸収能力にも限界はあるようで、独力でジャンボ旅客機を受け止めた時には、直後に気絶した。 これは莫大な物理的な力を吸収して、心臓に負担がかかったため。心臓への負担は弱点となっており、ペースメーカーを使っていたこともある。 ライラ・チェニィのボディガードとして初登場。Xファクター参加以前はライラとセットのキャラクターだった。 Xファクターが政府チームとして再出発する記者会見において、記者たちの「どのチームにもストロングなやつがいるもんだ」というつぶやきを聞きつけ「そうだ、俺はストロング・ガイだ!」と名乗ってしまったのがコードネームの初出。ハボックやヴァル・クーパーが止める隙きもなかった。 僻みっぽいリクターと他は小娘ばかりの探偵社メンバーの中にあって貴重な大人の男性で、ジェイミーにとっては頼れる相棒である。 一度命を失ったが、レイラ・ミラーの力で生き返らされたことがあるが、魂が無いか欠けている。 メフィストの手に落ちウルブスベインの息子ティアを巡る戦いでMを殺害。決戦の最終局面で自らティアを殺害、その力でメフィストも殺害し、地獄の王の座につく。 得た力を用いて、自ら殺害したMを復活させた。 空白の八ヶ月の後、いつの間にかX-MENに復帰していた。なかったことになったわけではなく、ウルブスベインにとっては息子の仇のまま、ギクシャクしたチームになっていた。 X-MENディスアッセンブルド後、カルマ、ダニとともにトランスモードウィルスを移植されセンチネルのコアとして利用されていたが、サイクロプスとウルヴァリンによって救出。しかし、収容されている他の仲間を救出中、爆弾を移植されたマルチプルマンの分身の爆発からチームをかばい斃れた。 スノーバード Snowbird 【ヒーロー】本名:ナリーヤ アルファフライトのメンバー。 北米原住民の神と人間の混血であり、様々なものに姿を変えられるシェイプチェンジャー。飛ぶときは腕を(横に広げるのではなく)斜め後ろに開いて、翼のようにしている。 シークレットインベージョンタイインでは、ゴッドスクワッドの一員としてスクラルの神と戦い、ハーキュリーズと懇ろになった。ハーキュリーズ=ヨーロッパの神の代表、スノーバード=北米の神の代表の意味がある。 ハーキュリーズの死後に、ハーキュリーズの昔のオンナとして、ブラックウィドウ、ナモーラ、ダークエルフの女王アルフリセとともに登場した。 スノレディ 本名:メロディ・ジェイコブス ミュータント/女性/地球人/アメリカ人 生命が死んでゆく際に発するエネルギーを吸収する。 X‐MANの恋人だった。 スパイク 二期X-Forceのメンバー。 宇宙での任務で死亡した。 スパイダーウーマン(初代) Spider Woman 【ヒーロー】本名:ジェシカ・ミリアム・ドリュー 元人間/女性/地球人/アメリカ人・英国人(二重国籍) 放射線被爆の回復に蜘蛛の血清を使った治療を行ったが、その影響で超人的能力を身に付けた。後に、ワンダゴアのハイ・エボリューショナリーの元で父親が実験を行っていて、そのため被爆したとされる。 生体電気を放射できる身体となり、その電力でコスチュームのグライダーウイングを作動させ、飛行する。 その他にも、超人的肉体、対放射線耐性、対毒物耐性、相手を魅惑するフェロモンも身に付けている。 ハイドラ工作員、S.H.I.E.L.D.エージェントと多彩な経歴を持つ。ニック・フューリーSr.に拾われて、ダブルクロス(二重スパイ)を働いた。 スパイダーと名前が付いてはいるもののスパイダーマンとは無関係である。 ニューアベンジャーズに参加していたのは擬態したスクラル女王ヴァランケであった。スクラルのせいで「人類の敵」としてその姿を深く記憶に刻まれてしまった事で悩んでいる。 地球を離れ、S.W.O.R.D.のエージェントになった。 任務活動中に、敵から「ベランケが化けていたスパイダーウーマンは必要とされていたが、本物のお前は誰からも必要とされていない」と心理的に追い詰められ、殺されかけた所にニューアベンジャーズが救援に駆けつけて、みんなから「メンバーになったのは偽物だったかも知れないけど、みんなが信頼しているのは君だけなんだよ」と励まされ改めてニューアベンジャーズに入ることになった。 スパイダーマンとは、バレンタインにプレゼントを贈るほど仲が良い。スパイダーウーマンのコードネームもスパイダーマン公認である。ピーターのコメント「又貸しするなんて聞いてないよ!!」 アベンジャーズに移籍して活躍している。 フィアーイットセルフ展開でホークアイとつきあい始めたが、現在は愛想を尽かしている様子。 スパイダーバース編で活躍し、個人誌も獲得。現在ではすっかりメジャーキャラの一員である。 スパイダーバース後にアベンジャーズを抜けコスチュームも変え一般の人を助ける事をメインに活動をする事を決意。 人工授精をして息子のジェラルド・ドリューを出産する。 フィルメーションのアニメアンソロジー"Tarzan and The Super 7"に「ウェブ・ウーマン」というクモの能力を持つ女性が出たため、マーベルが慌ててスパイダーウーマンをつくり版権を確保したという説がある。 1980年ごろに主役となったカートゥーンが制作・放映されている。オリジンにハイ・エボリューショナリーが出ていない。女性雑誌の編集者で、ヘリも操縦できる運転手と血縁の子供をつれての冒険だった。 スパイダーウーマン(二代目) 【ヒーロー】本名:ジュリア・カーペンター 政府秘密組織による実験の被験者。黒字に白の蜘蛛マークのタイツ姿、口を出したマスクで知られる。実験に彼女を誘ったのは、大学時代の友人であったヴァル・クーパーである。 サイキック能力を獲得した彼女は、念力によって壁に張り付く力や、超能力の糸「サイ・ウェブ」を発射する力を持っている。 一時、ミスティークが政府側で働いていたときのフリーダム・フォースに参加。 アラクネというコードネームでアルファフライトに所属。 オメガフライト解散後は、二代目マダムウェブの名を継いでいる。 現在、アラクネのスーツはアニャ・コラゾンが引き継ぎ、スパイダーガールとして活躍中。 スパイダーウーマン(三代目) 【故人】【引退ヒーロー】本名:マッティ・フランクリン 魔術儀式によって超パワーを得て、ヒーロー活動を始める。 黒字に赤の蜘蛛ラインの姿等、数多くのコスチュームに着替えている。背中からクモの足が生えて、それを使って戦う。 引退したヒーローの互助組織『Loners』で相互カウンセリングを受けていたが、離脱。 ガントレット・アンド・グリムハント事件において、グリムハンター復活のための生贄となり、命を落とした。 スパイダーウーマン(四代目) 【ヴィラン】本名:シャーロット・ウィッター 歴代スパイダーウーマンで唯一のヴィラン。Dr.オクトパスによって造られた。 初代マダムウェブの孫娘である。 初代、二代目、三代目のスパイダーウーマン、初代マダムウェブとの決戦の末に敗北、再起不能に。 スパイダーウーマン(スパイダーグウェン)→ゴーストスパイダー 【ヒーロー】本名:グウェン・ステイシー 放射能を浴びた蜘蛛に噛まれたのがピーターではなく、グウェンだった平行世界(アース65)のスパイダーマン。ちなみにこの世界のピーターはリザードとなって既に死亡している。 素顔ではMJをリーダーとする「メリー・ジェーンズ」というガールズ・バンドでドラムを叩いている。 他のスパイダーウーマンと区別するため通称“スパイダーグウェン”。最近は、下記の通りアニメにあわせて”ゴーストスパイダー”の名称も。 2014年、様々な世界からのスパイダーマン達が活躍する企画「スパイダー・バース」で初登場。 白を基調としたフード付きのコスチュームが可愛らしく、なおかつ中身があの“グウェン・ステイシー”な事が相まってすぐに大人気に。マーベルもノリノリで2015年2月に個人誌をスタート。スパイダーバースやバトルワールド編が終わった後も続いている。 グウェン・ステイシーをネタにしたヴァリアントカバーも作成。そのなかの一つ、デップー+グウェンから”グウェンプール”が生まれた。 デビュー当時、MMO RPG「MARVEL HEROES」でもいち早くプレイアブル化(スパイダーマンの1コスチューム扱い)された。 2017年のアニメ「マーベル スパイダーマン」でもスパイダーパワーがNY中に蔓延する展開で登場。(グウェンはピーターの同級生として登場している。) 本国ではマーベル・ライジング(アニメ)に主役、ゴーストスパイダーとして登場。コミックでもゴーストスパイダーに名前が変更される。 2019年の展開から、アース-616に入る予定。 スパイダーカーネイジ Spider-Carnage 【ヴィラン?】 カーネイジがスパイダーマン(ベン・ライリー)に寄生した姿。 寄生されて以降、ベンは精神を支配されかけていたが、カーネイジ本来の宿主であるキャサディのもとを訪れることでカーネイジ共生体を追い払った。 スパイダーガール Spider Girl 【ヒーロー】本名 メイ・”メイデイ”・パーカー 超能力者/女性/地球人/アメリカ人 MC2バースという今のヒーローの次世代を描く未来世界のヒーロー。スパイダーマンことピーター・パーカーと、その妻メリージェーンの娘。 スパイダーウーマンと違い、こちらは「胸のあるスパイダーマン」といった感じの外見。 2009年に久々に新作が刊行され、当然スパイダーバース編にも参戦している。 スパイダーゲドンでは、タイイン「スパイダーガールズ」として、メイデイ、アニャ、アンナ=メイのそろい踏みが描かれた。 アニメ「ウェブウォリアーズ」にも登場したが、中身は「性別反転世界のピーター」という設定になっていた。 MMO RPG「MARVEL HEROES」でもプレイアブル化(スパイダーマンの1コスチューム扱い)していた。 スパイダーガール(アニャ) 【ヒーロー】 本名:アニャ・コラゾン メキシコ人とプエルトリコ人の血を引く、ヒスパニック系の少女。 スズメバチの姉妹団とスパイダー・ソサエティーとの争いに割って入って、スパイダー・ソサエティーを助けるも重傷を負う。スパイダー・ソサエティーは、彼女を自分たちの組織の「ハンター」と認識し、儀式を行ってクモの力を与える。当初はアラニャ(Araña=スペイン語で蜘蛛の意)と名乗っていた。 クモの力で、青い外骨格状のものを出すことができ、装甲として使える。 クモ糸を自力で出すことができるが、クモ状のカギとそれにつないであるワイアーで移動・戦闘をしている。 シビルウォーでは超人登録法に従っていたが、政府側に酷い目に遭わされているアラクネ(ジュリア・カーペンター)を助けるために同行し、家を出た。パペットマスターに捕らわれてしまうが、スリープウォーカーやマシンマンによって救出されている。 クレイブン一家の復讐劇に巻き込まれた際、スパイダーマン達に助けられ、ジュリアから彼女の古いコスチュームを譲られ、新たにスパイダーガールと名乗る事になる。 相棒ノーマッド(リッキ・バーンズ)が消滅したあと、しばらく活躍の機会に恵まれない期間があった。後にスパイダーウーマンの妹分になった。スパイダーバースでは、スパイダー・ソサエティーの古文書を解読するなど、MVP扱いされる。 日本でパチンコの当たり役で、アニャが出るものがある。「スパイダーマンってカッコイイよね!」 アニメ「マーベル スパイダーマン」ではホライズン高校の天才生徒としてレギュラー出演。 スパイダーハム 【ヒーロー】本名 ピーター・ポーカー 異次元生物(蜘蛛と豚の融合体)/オス Earth-8311(ラーヴァル・ワールド)のスパイダーマン。ラーヴァル・ワールドは、カートゥーンに出てくる動物と人間の間のようなキャラクターの世界。ゴリラのインヴィジブル・ウーマンなどもいる。 コミックでは放射線を浴びた豚(メイ)に噛まれて突然変異した蜘蛛だが、他メディアでは蜘蛛の力を身に付けた豚として描かれる事もある。 スパイダーバース編では数多くの多元世界のスパイダーマンと一緒にモーラン達インヘリターと戦った。全多元世界衝突後のバトルワールド編でもスパイダーバース誌で再び各スパイダーマン達とチームアップしている。 アニメ「アルティメットスパイダーマン」ではロキに「生贄の豚」化する魔法を掛けられ、スパイディがこの姿に変えられてしまった。後にスパイダーバース編でスパイダーハム本人も登場した。 アニメ映画「スパイダー・バース」では主役級メンバーの一人として登場。MMO RPG「MARVEL HEROES」ではペットアイテム扱いで登場。シンビオート版とフューチャーファウンデーションコス版も追加された。 スパイダーマン Spider Man 【ヒーロー】本名:ピーター・パーカー 変異した人間/男性/地球人/アメリカ人 マーブルで最も人気があるキャラクターの一人で、あだ名は「スパイディ」「親愛なる隣人」等。 元来内気で頭はいいもののスポーツ等が一切ダメだったのだが、特殊なクモにかまれた事により能力を発症した。当初はパワーを自分の為に使っていたがある悲しい事件をきっかけにヒーローとしての責任を自覚するようになった。(映画版1参照) その能力は怪力、敏捷性、超動体視力・平衡感覚、壁等への吸着、危険感知、と多岐にわたり、自作の粘着糸と併せ意外と高い戦闘能力を持つ。 アベンジャーズ、ファンタスティックフォーとして活躍した時期もありやたらと顔が広く人望もある。しかしその割には皆に「悪ガキ」扱いされている。 ドクターオクトパスと肉体が入れ替わる事件の中、ピーター・パーカーはオクトパスの体のまま命を落とした。 その魂はピーターの肉体の中でドクオクとせめぎ合い、ブーメランに執拗に攻撃して殺しそうになったスパイダーマン(オクトパス)を制止したこともある。 2014年、ドクオクの精神が消え、復活を果たし、Amazing Spider-Man誌も#1からリスタートしている。 現在は中身がドクオクだった時代に興した会社「パーカーインダストリーズ」の社長を務めている。 ハウス・オブ・Mなどを考えると、アスリートになりたいという願望があるらしい。 その他、詳細はキャラクター個別ページで。 スパイダーマン (2代目) 元ヴィラン/ヒーロー スペリオル・スパイダーマン。 ドクターオクトパスがピーターパーカーの肉体を手に入れた上で記憶をピーターの物に書き換えられ、ヒーロー活動をすることに。 スパイダーマン(初代/ダークアベンジャーズ) 【ヴィラン】その正体は3代目ヴェノム(マックガーガン)。シンビオートの擬態能力でスパイダーマンのふりをしていた。 スパイダーマン(2代目/ダークアベンジャーズ) 【ヴィラン】正体はアイ・アペイク(Ai Apaec)。ペルーの古代神といわれる。 スパイダーマン(マイルズ) 【ヒーロー】 本名:マイルズ・モラレス 後天的変異体/(平行世界の)地球人/男性/アメリカ人 アルティメット世界出身の黒人系青年。遺伝子操作された(ピーターの時とは別の)蜘蛛に噛まれ、スパイダーマンと同等の能力を得る。死亡した(アルティメット世界の)ピーター・パーカーの遺志を継ぎ、スパイダーマンとして活動を始めた。 スーツとウェブシューターはS.H.I.E.L.D.製。以前にはピーターの遺品であるウェブシューターも使用していた。 自前の能力は、強力な麻痺毒、ステルス化、弱めのスパイダーセンス。 バトルワールド編の結果、元いた世界は消滅した(?)が、世界再編の折に616世界へ残留。アベンジャーズの若手チーム(All-New All-Different)メンバーとして活動を開始する。 シビルウォーIIでは未来予知によって罪を犯す前の人を裁くべきではない、とするトニー陣営で戦う。キャロル陣営との激突で、ガーディアンズと交戦。ラクーンとベノムを単身で倒している。 が、「自分自身の手でキャプテンアメリカを殺している未来」の予知を見せられ、殺害現場となるホワイトハウス前に自ら出向き、投降しようとするが、彼の眼前で戦闘が始まり…… CWII後、争うばかりのヒーロー達に業を煮やし、チームメイト達と共に、独自に「チャンピオンズ」を旗揚げし、暗中模索を始める。 シークレットエンパイア編では人格改変されたキャプテンアメリカがヒドラを率いてアメリカを掌握。果たして予言は現実のものとなるのか…? アニメ「アルティメットスパイダーマン」シリーズでも原作同様にピーターの死んだ平行世界から来たスパイダーマンとして登場し、レギュラーメンバーとなる。アニメ内では麻痺毒ではなく、「電気ショック付きのウェブシューター」を使って戦った。 後にピーターと同じスパイダーマンと言われて区別がつかないから「キッド・アラクニッド」と自分で名乗り始めた。 アニメ「マーベル スパイダーマン」ではピーターの同級生として登場。経緯はだいたい同じでスパイダーマンになり、ピーターと共闘する。 スパイダリング 【ヒーロー】 本名:アンナ=メイ・パーカー ミュータント/(平行世界の)地球人/女性/アメリカ人 平行世界の一つ、「ピーター・パーカーとMJが結婚を解消しなかった世界」での、二人の間の娘。 世界は崩壊したが、別世界に移され、現在も活躍中。 当初は小学生での活躍だったが、レガシー以後、8歳年をとりハイスクールに通っている。この時代は、青いスパイダーマンスーツを使っている。 この世界ではMJもスパイダーマンとしての能力があるため、一家でヒーローをやっている。 能力はほぼ父親のスパイダーマンと同じだが、スパイダーセンスが強力で、未来予知能力のようになっている。クモ糸は自分では出せないため、ピーターのお古のウェブシューターを使っている。 スパイマスター スパイマスター(初代) 【ヴィラン】 本名:不明 1968年初出。産業スパイ組織を率いるリーダー。犯罪結社ゾディアックに雇われ、五人の部下と共にスタークインダストリーズに忍び込んだ。 組んだ相棒のゴーストに裏切られ、壁の中に実体化させられて死亡した。かに思われたが、ダークレイン展開中、その死は自身の身を隠すために偽装されたものである事がオズボーンによって明らかにされる。 インフィニティ事件の最中、コンストリクターら数人のヴィランを集め、事件で手薄となったスタークタワーを攻撃した。 スパイマスター(二代目) 【ヴィラン】 本名:ネイサン・レモン 1990年初出。先代の死後、タスクマスターの最優秀生徒であるネイサン・レモンがテストに合格し、スパイマスターを名乗るようになる。 ジャスティン・ハマーの命でスターク社に送り込まれ、 アーマーウォーズ 事件発生のきっかけとなる。 スパイマスター(三代目) 【ヴィラン】 本名:シンクレア・アボット シビルウォー編でカリム・ナジーブに雇われ、トニー殺害の為に送り込まれ、ハッピー・ホーガンを殺した。 マンダリンに他のヴィランと共に雇われた後、敗北。無力化された後にわざと抵抗し、進んで警官に射殺された。 スパイラル Spiral 【ヴィラン】本名:リタ・ウェイワード (Rita Wayword) 人造生命体(ベースは人間)/女性/地球人/アメリカ人 鉄兜に六本腕が特徴の、異次元モジョーバースの支配者であるモジョーのエージェント。資料によっては「モジョーバースから来た人造生命体」とだけ説明されている。 詳細は「リコシェ・リタと異名をとるアメリカのスタントマンだったが、ロングショットと一緒にモジョーバースに行った時にモジョーに捕らえられスパイラルに改造されてしまった」という設定。さらに細かく言うと、「襲ってきたのはスパイラルで、自分が捕らえられスパイラルにされる」というタイムパラドックスを起こしているらしい。 この設定なら「改造人間」と呼ぶ方が正確かも知れないが、後述のゲームの説明書などには「人造生命体」とある。 手は以前は"モジョーバースでの標準"である四本指に描かれていたが、後に五本指に描かれるようになった模様(この変化の理由や時期についての詳細は要調査)。 腕の一本が金属(機械?)になっている。 モジョーの命令の下、何度も異次元間ワープを行い、様々な場面で突如出現している。 タイムワープで過去に飛び自分自身であるリタを襲ったことも。 時にはモジョーの意思でなく、独自の判断で行動しているような節も? 異次元モジョーバースに「ボディショップ」を持ち、サイロックやデスストライクに身体のパーツを与えた事もある。 六本腕による剣技を得意としている。剣の材質は不明である。 一方で、アガモットの目に映しだされた「最強の魔術師」候補達の中に彼女の姿もあり、高度な魔術の使い手である事がうかがえる。テレポートは魔力によっている。ただし次元を超えるようなテレポートは、モジョーの助けなどが必要。その他、物品の召喚など様々な魔術も可能。 魔術をかける際には、ダンスや手の印などが必要の様子。 精神を乗っ取ることができない。ローグがパワーを奪おうとしたが、逆にローグの精神を乗っ取った。 マデリーンの誘いを受けシスターフッドオブミュータンツに入っていたが、X-ベイビーズに出演した所を見ると、モジョーバースに帰還したようだ。 アルティメット世界では、ロングショットの恋人で、六本腕のミュータントとして登場。ロングショットが、ゲイのコロッサスに惹かれるという展開に。 日本では格闘ゲームへの出演で特に有名。 スパット Spat 巨大な怪物グロベルを相棒にする女戦士。というか幼女。 ガンビットと因縁が深いらしいことと、年を取る度に若返る状態にあるという事以外、詳細不明な人物。後年、未発表原稿に手を加えて刊行されたガンビット誌ワンショットにて、元は盗賊時代のガンビットに盗みの依頼をしていた雇い主だった、と判明。 何年も前、ガンビットとスパットとグロベルが同行していたとき、ガンビットに向けて光線が放たれたが、スパットが前に出て光線を受けてしまう。この結果、加齢する代わりに若返るようになってしまった。 彼女は、今度はバウンティー・ハンターとして、エリック・ザ・レッド(正体はマグニートー)に雇われてガンビットを連れてくることになっていた。 MARVEL公式データベースでも項目はあるものの、全てのデータが空欄となっており、その扱いは余りに軽い。X-MENブーム期の彼女の人気は高かったらしく、ファンのリクエストによって商品化されるフィギュア企画で、ブリンク、X-MANと共に選定された事もある。 既に閉鎖された電子コミックサイトで、彼女とガンビットのその後のエピソード「ザ・ハント・フォー・ザ・トゥモローストーン」が公開されていたらしい。トゥモローストーンという魔法の石により、スパットは本来のように年を取ることができることが分かった。 しかし考古学者のセクメト・コノウェイ(Sekmeht Conoway)という女性が、自分の母親を治すため、トゥモローストーンを使いたいとして争いになる。 ガンビットの助力もあり、最終的にスパットがトゥモローストーンを使い、通常に加齢するようになった。 当時、ToyBizがXメンの新キャラや周辺キャラのアクション・フィギュア化の権利を持っていたにもかかわらず、作者のスコット・ロブデルとジョー・マデーラは、あえてアクション・フィギュアに向かないキャラクターとしてスパットとグロベルをつくった。ところがToyBizは、スパットとグロベルを、(Xメンシリーズではなく)1998年のMarvel’s Most Wanted action figureシリーズに取り入れてしまったということらしい。 スピード Speed 【ヒーロー】本名:トーマス・”トミー”・シェパード 男性/人間?/地球人?/アメリカ人 所属チーム:ヤング・アベンジャーズ スカーレットウィッチの“幻の双子”の片割れ。生まれるはずの無かったヴィジョンとの子供の一人。 ハウスオブM世界崩壊の際、子供を諦めきれないワンダによって創り出された存在。 ウィッカン同様、地上に両親がおり、その間の子供として生まれている。しかし両親は離婚し、孤児院に入れられていた。ワンダ自身も無意識に創り出したため、片割れのウィッカンとは別々に育てられ、スーパースクラルにより秘密が明らかにされるまでお互いの存在を知らなかった。 学校で超能力の片鱗を見せたため、人間兵器として利用されるべく、閉じ込められていた。ハルクリングがクリー=スクラル戦争の余波で捕らえられていたとき、ヴィジョンのアベンジャーズ・フェイルセイフ・プログラムを利用して、ヤングアベンジャーズがスピードを救出。 特徴として髪の毛に白い部分がある。しかしスタチュアは、見てすぐにスピードとウィッカンが双子であると見抜いた。 外見や能力のモデルはワンダの双子の弟クイックシルバーだと思われる。性格も似ているとされている。しかし、どうやら「スカーレット・ウィッチの前でのクイックシルバー」がモデルらしく、気むずかし屋の彼に対して子供や女性に優しい、のりが良く明るい少年である。 シビルウォーIの時、戦火を避けるラナウェイズを、S.H.I.E.L.D.が鎮圧のために攻撃。見かねたヤングアベンジャーズがキャップの反対を押し切り「保護」に乗り出す。二つのチームが出会った後、スピードはモリー・ハイエスを妹のように扱い、友達になり、パワーを使って消耗したモリーを保護した。 リサ・モリナリという恋人がいたが、コート・オブ・アームズというヴィランになって襲ってきた。 かけっこで叔父、クイックシルバーに勝ったことがある。クイックシルバーがウィカンを抱え、さらにそのウィカンの魔法妨害という大ハンデつきであったが、トミー自身は大喜びしていた。 ウィッカンとハルクリングは、ウィッカンの家に人間の両親公認で住んでいるが、スピードはウィッカンの家を「居心地が良すぎるから嫌だ」という理由で出て行った。 ウィッカンとハルクリングが熱いキスを交わそうとした瞬間、二人の間にスピードが割って入ったことがある。彼らの関係を快く思っていなかった?二人の結婚式では新旧ヤングアベンジャーズメンバーと共に祝福した。 パトリオットの服装をした幽霊?と入れ替わった際、プロディジー(デイビッド)とそいつがキスしようとした所でトミーに戻ってしまい、トミーは非常に驚いていた。ゲイの気はないように思われていたが……現在はプロディジー(デイビッド)と交際中。公式にバイセクシャルのキャラクターとして位置づけられた。 スピードデーモン Speed Demon 【ヴィラン/ヒーロー】本名:ジェームズ・サンダース 元人間/地球人 所属チーム:サンダーボルツ 旧名ウィザー。主にスパイダーマンのヴィランで、シニスターシンジケートの一員。 コズミックビーイングの一人であるグランドマスターに高速移動能力を与えられた。 スピードボール Speedball 【ヒーロー】本名:ロバート・”ロビー”・ボールドウィン 男性/地球人 所属チーム:ニューウォリアーズ 物理的な力を吸収・放出して、肉体をゴムボールのように弾ませる能力を持ち、強烈な体当たりを喰らわせる事ができる。これをスピードボール効果(エフェクト)と呼んでおり、弾むときにカラフルな球体が見える。 この能力故、スタンフォードの爆発事件からも「弾き出されて」生き延びる事ができた。 初出はスパイダーマン。 第一期のニューウォリアーズでは、同じアパートに住むヒンドサイト・ラッドから正体をばらすと脅迫され、仕方なしに彼をニューウォリアーズに参加させた。シビルウォーIで、ヒンドサイト・ラッドは知っている限りのスーパーヒーローの秘密をばらしたサイトをつくった。後にシーハルク達に「ヒーローを危険に晒した」として逮捕されている。 第二期のニューウォリアーズでは、やる気のないナイトスラッシャーに代わり、メンバーを集めた。 スタンフォードの爆発事件を起こした責任を感じ、後にペナンスと改名した。この時期の詳細はペナンスの項目を参照されたし。 アベンジャーズアカデミー設立の際に教師となり、コードネームをスピードボールに戻す。 フィアー・イット・セルフ:タイインでは、助けようとしていた市民達に正体がバレて殺されそうになるが、遺族代表の女性に助けられ勇気を貰い、スタンフォード市民達と協力してシスターズ・オブ・シンを撃退した。そして、スタンフォード市民達と全面的に和解、ヒーローとして、一人の人間として、再生することが出来た。 その後アカデミーを脱退。現在は再びニューウォリアーズの一員となっている。 しかしニューウォリアーズでの活動時、テレパスに暴かれた心中ではいまだにペナンスまま。自分を許せてはいなかった。 飼い猫のヘアボールはペットアベンジャーズの一員。 スクイレル・ガールのファーストキスの相手。「僕はファンレターを全部読んでいるんだ。だけど君の手紙が一番情熱的さ」 スピットファイア Spitfire 【ヒーロー】本名:ジャクリーン・ファルスワース 第二次大戦中のヒーローチーム、インベーダーズの女性メンバー。 スプライト 【ヒーロー】本名:ジャ・ジン ミュータント/女性/地球人/中国人 岩でできた肌と羽を持つミュータント AvsX事件後にジーン・グレイ学園に入学した新入生。 スペースファントム 【ヴィラン】 異次元人/男 次元間を行き来し、人間と入れ替わる事で侵略する異次元人。初出はアベンジャーズ誌#2(1963年)。 当初は異星人として扱われていたが、後にリンボ界の住人と判明する。 アニメ「アベンジャーズアッセンブル」に登場。ファルコン以外のメンバー全てを倒した。 スマッシャー Smasher シャイア帝国インペリアルガードの一員。地球人と似た容姿で、紺・白のタイツに、赤いバイザーゴーグル姿。DCのレギオン・オブ・スーパーヒーローズのウルトラ・ボーイのパロディー。 バルカンとの戦いで死亡した後、新スマッシャーが二名登場しているが、いずれも早々に戦死している。 スマッシャー(四代目) 【ヒーロー】本名 イジー・デア 人間/女性/地球人/アメリカ人 カサンドラノヴァ事件で地球を訪れた際、墜落して落としていったスマッシャーの装備を発見し、新たなスマッシャーとなった地球人女性。天文学者。 MARVEL NOW展開でのアベンジャーズの火星での戦いに協力し、以降メンバーとして活動する。 イジーの祖父は第二次大戦時のキャップの知人。 AVENGERS WORLD誌でAIMに洗脳され、タイツの色も黄色くなってしまった。 スモー Sumo 【故人】【ヴィラン】本名:天多 順 ミュータント/男性/地球人/日本人 ミュータント解放戦線M.L.F.のメンバー。 本名の元ネタはプロレスラー、ジョン・テンタと思われる。 ニューミュータンツと繰り返し抗争したが、突如現れたケーブルにあっさり射殺されてしまった。 スラゴ Sluggo 本名:バーナード・ホイスター ウェポンX計画で組織に雇われていた傭兵の内一人。ギャリソン・ケインやデッドプールの元同僚。 コピーキャットを助けた後、無事生き延びて幸せになっている。 映画デッドプールにケインらと共に登場する予定だったが、予算不足によってキャンセルされた。 スラブ M.L.F.のメンバー。巨大化能力を持つミュータント。 サムベリーナの弟。 スラップスティック Slapstick 【ヒーロー】本名:スティーヴン・ウィンソール・マッケイ・ハーマン(Steven Winsor McCay Harmon)/通称 スティーヴン・ハーマン(Steven Harmon) 変異した人間/男性/アメリカ人 いわゆる「カートゥーン・フィジックス」を持つヒーロー。カートゥーンのように、何をされても死ぬことはない。 自分と周囲をドタバタコメディにしてしまう不思議なヒーロー。高いところから落ちれば人形の穴が開くし、爆発すればアフロになる。ぺしゃんこになれば空気を入れれば、液体状に解ければ電気を流せばだいたい復活する。ほぼ不死身である。 ドタバタコメディの登場人物にありがちだが、子供じみた言動の割に、決して子供でも善人でもないし、性格も良くない。行動原理が「面白いかどうか」なので、笑いをとることを重視し、あまり真面目ではない。「面白くない」と思ったことはやらない。 変異したときは高校生。イタズラを仕掛けて笑いをとるタイプの、クラスのお笑い担当で、ピエロのバイトをしていた。 ある日、クラスのいけ好かない野郎が彼女を連れて、変なカーニバルの移動遊園地に出かけるのを見かけた。ハーマンはマレット(大きな木槌)を持って二人の後を追っていくと、二人は変なピエロに連れ去られる。ハーマンは後を追っていき、出し物(ミラーハウス?)の中に入ると、突然入り口が現れ、中に引き入れられた。中は超次元につながっており、超科学者(グルーチョ・マルクスそっくり)の手で体の分子を不安定化させられる。 地球に戻ると、紫色の髪の毛のカートゥーンのピエロのような姿になっており、絶対死なない身体になっていることに気づいた。 最初、パニッシャーのそっくりさんの「オーバーキル」と戦ったりした。 のちに、ウルトラガールと同期でニューウォリアーズに参加。これは一期と二期の間に数コマだけ描かれていたため、ニューウォリアーズと一緒に活躍するシーンは描かれていない。 Civil War Ⅰ 後は登録を行い、キャンプ・ハモンドに参加。しかし教官のガントレットがニューウォリアーズを悪く言いながら訓練をしたことにキレて、ガントレットを半殺しにした上、ガントレットの血でシャツに「NW」と書き残した(もちろんニューウォリアーズ New Warriorsの頭文字)。 この犯人はしばらく分からなかった。 後に、ジャスティスのカウンターフォースに参加するが、いろいろあってデッドプールの傭兵部隊「マークス・フォー・マネー(第一期)」に参加する。この部隊は比較的短期でメンバーが入れ替わったが、その後のメンバー個人の活動が著しかった(傭兵部隊は5人が参加していたが、ソロ、フールキラー、スラップスティックの3人が一挙に個人誌を持った(ただし短命)。 傭兵をやめたハーマンは、自宅でニート生活を始めるが、カートゥーンのパロディー(ブロマン/ヒー・マンのパロディー、ケンタウルスの軍団/マイ・リトル・ポニー~トモダチは魔法~のパロディー、ドッグ・ソルジャー[犬の傭兵]/G.I.ジョーのパロディーなど)ような連中が異次元から攻めてきて、S.H.I.E.L.D.の次元関係を監視する女捜査官を巻き込み騒動になった。 また自分が死なないことを知っているため、向こう見ずな行動も辞さない。 子供が泣くのを見たり、泣き声を聞いたりするのが大嫌い(というかイラつく)で、仕方なしに行動することがある。 能力:「カートゥーンのような体」、ロードランナーのコヨーテのように、普通だったら死ぬようなケガでも絶対に死なない。例えば爆弾がそばで爆発しても、一瞬黒焦げになった後ですぐ元に戻るとか。 物がいくらでも入るポケットがある(ドラえもんのようなもの)。武器のマレット(大型の木槌)はこの中に入っているらしい。 コミックスの登場人物が気づいてはいけない「第四の壁」に気づいており、読者に向かって話しかけることがある。しかし周りの登場人物は、彼が狂っていると思い、そっとしておいてあげている。 スリップストリーム Slipstream 【ヒーロー】本名 デイビス・キャメロン 元ミュータント/男性/地球人とシャイア人のハーフ/オーストラリア人 チーム履歴:X-MEN 日本語訳が出ていなかった2000年代前半にX-MENのメンバーだった青年。ライフガードとは実の姉弟である。 時空間を歪め、リアリティーを操作する「ワープ・ウェイブ」を起こし、主にテレポーテーションを行う能力を持つ。この時にサーフボードを使う。 次第にシャイア人の特徴が現れてきたライフガードの姿を見るに忍びがたく、Xチームから去った。 M-Dayで能力を消失しているようだ。 スリープウォーカー SleepWalker 【ヒーロー】本名 同じ 男性/マインドスケープ人 紫のフード、緑の肌、昆虫のような複眼の怪人。異次元世界マインドスケープの守護者。マインドスケープは夢の世界のようなものである。全ての知性ある生物の心に近い異次元で、そこに住む一部の危険な生物は、睡眠中の人間の心に侵入しようとして虎視眈々と機会をうかがっている。スリープウォーカーはこの種の悪しき生物から知的生命体の心とマインドスケープの次元を守る、一種の「夢警察」である。 宿敵であるカブウェブによってマインドスケープの一部が破壊された際に、ニューヨーク大学の学生リック・シェリダンの精神と繋がってしまった。 リックが眠るとスリープウォーカーは実体化できる。また、夢の中でリックと会話することもできる。 インフィニティ・ガントレット事件の存在を覚えている数少ない存在の1つ。 インフィニティ・ウォー事件では、リックの精神にプロフェッサーX、ジーン・グレイ、サイロック、ムーンドラゴンがメンタルパワーを連結することで、マギの支配力を破るという重要な役割を担った。 インフィニティ・クルセイダー事件では、ゴッデスによる洗脳を受け、太陽を挟んで反対側にあるカウンターアースへ連れて行かれた。その際彼は、冷蔵庫のオレンジ・ジュースに睡眠薬を混ぜてリックを眠ったままにしておく、という手法を用いている。この時のゴッデスの軍団と他の地球のヒーローによる戦いにおいては、事象変形能力を活かし、ダークホークとヒューマン・トーチを水中に引きずり込んで倒している。 個人誌最終回により、リックとのリンクは解かれたように思われたが、イニシアチブプロジェクトの際にはリックとのリンクが続いていたか、リックとして登録していた模様で、Ms.マーベルに協力している。
https://w.atwiki.jp/prdj/pages/1893.html
特徴 Traits キャラクター特徴は、君のキャラクターの種族やクラスと結び付けられていない能力のことだ。それらは君のキャラクターの技能、種族能力、クラス能力、あるいはその他の性能を強化し、君はキャラクターをより個性化させることができる。 基本特徴 Basic Traits 基本特徴は4つの分類に分割されている。戦闘特徴は君の背景のうち、戦闘や肉体的な面に焦点を当てている。信条特徴は宗教や哲学への傾倒に焦点を当てている。魔法特徴は過去に経験したあらゆる魔法に関するできごとや訓練に焦点を当てている。そして社会特徴は君の社会的地位や躾けを表すものである。 社会特徴 Social Traits 社会特徴は君への躾を反映している;君の背景が高い地位にあるか地位というものが欠落しているか;両親、兄弟、友人、仲間、競争相手、そして敵といった君の歴史を表している。 〔荒くれ者〕/Bully:君は柔和な者は無視されるような環境で成長し、しばしば話を聞いてもらうために脅しや暴力に訴えなければならなかった。君は〈威圧〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈威圧〉は常にクラス技能となる。 〔痛めつける知性〕/Bruising Intellect:君の鋭い知性と貫くような機微は相手の自我を痛めつける。〈威圧〉は常に君のクラス技能となり、君は〈威圧〉判定を行う時に【魅力】修正値の代わりに【知力】修正値を使用して良い。 〔意図せぬ言語学者〕/Unintentional Linguist:君は来訪者と会話できる。君はあらゆる〈言語学〉判定に+1の特徴ボーナスを得、(種族と【知力】修正値によって得られるものに加え)以下の言語のうち1つを修得してプレイを開始する:奈落語、水界語、天上語、火界語、プロティアン語、あるいは地界語。 〔隠語使い〕/Canter:君は泥棒と悪党の中で成長し、彼らの変な会話の符牒と言い換えは君をわずかもひるませるものではない。君に秘密のメッセージを送るために〈はったり〉を使う試みは、〈はったり〉判定に+5のボーナスを得る。君が〈真意看破〉で秘密のメッセージを盗み見るための試みには、+5の特徴ボーナスを得る。 〔印象的な申し子〕/Imposing Scion:君の血脈の噂はある程度の恐ろしい評判を君に与えている。君は〈威圧〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。君の血脈が特定のクリーチャー種別と関連している場合、その種別のクリーチャーと対話する時にこの特徴ボーナスは+2に上昇する。 〔運命の折衝〕/Destined Diplomat:君とその幻獣との関係は他の来訪者たちに幾らかの衝撃を与える。君は来訪者に対する〈交渉〉判定に+2の特徴ボーナスを得、〈交渉〉は常に君のクラス技能となる。 〔影響力〕/Influence:君の社会的地位は君に他者に対する特別な洞察力と、他者からの特別な斟酌や完全な同情を与える。以下の技能から1つ選ぶこと:〈交渉〉、〈威圧〉、あるいは〈真意看破〉。君はその技能に+1の特徴ボーナスを得、それは常に君のクラス技能となる。 〔型通りの賢者〕/Style Sage:君は修道院の訓練に関する歴史と新情報について熱意を持っている。君は〈知識:地域〉あるいは〈知識:歴史〉の片方の判定に+1の特徴ボーナスを得、君の選んだものは常に君のクラス技能となる。加えて、君はモンクのレベルを持つ人物について情報収集する為の〈交渉〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。 〔疑念を持つ者〕/Suspicious:君は幼少のころに兄や親といった信じていた人がしばしば君に言っていた、君がありがたく聞き入っていたことが嘘だったことに気付き、君は他人の主張に素早く質問をぶつけるようになった。君は〈真意看破〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈真意看破〉は常にクラス技能となる。 〔曲芸〕/Acrobat:君は若い頃から訓練しているため、驚くべき目立つ技ができる。君は〈軽業〉判定に+1のボーナスを得、急いで登攀しようと試みて〈登攀〉技能を使う時に通常の-5のペナルティの代わりに-2のペナルティしか受けない。 〔芸術家〕/Artisan:君は芸術家の下で働いていたか、君の両親はとても売れっ子の芸術家だった。君は1つの〈製作〉技能(君が選ぶ)に+2の特徴ボーナスを得る。 〔獣との絆〕/Beast Bond:君は動物たちと緊密な絆を持っている。君は〈動物使い〉判定と〈騎乗〉判定に+1のボーナスを得る。これらの技能のうち1つ(君が選ぶ)は常に君のクラス技能となる。 〔孤児〕/Orphaned:君は生みの親とは別に育ち、生きる為にあたりを見回すことを覚えなければならなかった。君は〈生存〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈生存〉は常に君のクラス技能となる。 〔私生児〕/Bastard:君は私生児として育った。君は社会からも家族内ででもいつも鼻つまみ者だ。この遠近感は君の洞察力を鋭くしている。君は〈真意看破〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈真意看破〉は常に君のクラス技能となる。 〔自然ならざる復讐〕/Unnatural Revenge:君は動物、フェイ、あるいは植物の種別のクリーチャーに対する〈威圧〉判定に+2の特徴ボーナスを得、〈威圧〉は常に君のクラス技能となる。 〔饒舌〕/Fast Talker:君は子供として困った立場になった場合のコツを身につけていて、その結果、君は幼いときから雄弁さを鍛えてきた。君は〈はったり〉に+1の特徴ボーナスを得、〈はったり〉は常にクラス技能となる。 〔商人〕/Merchant:君は商人として生き、商品を売買していた。君は商品価格を交渉する間に試みる〈鑑定〉と〈真意看破〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。〈鑑定〉は常に君のクラス技能となる。 〔助言役〕/Mentored:教示者あるいは家庭教師が君を芸術、職能、あるいは交易に傾倒するよう導いたが、その教育によって君は他人に教え導けるようになった。〈製作〉技能からか、〈芸能〉技能からか、〈職能〉技能から1つ選択すること。君はその技能の判定に+1の特徴ボーナスを得る。君は好きな技能で他人の技能判定を援護する際に+1の特徴ボーナスを得る。 〔真実の代行者〕/Truth s Agent:君は情報の選別が得意だ。君は情報収集する為のあらゆる〈交渉〉判定と、あらゆる〈知識:地域〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。〈知識:地域〉は常に君のクラス技能となる。 〔信用に値〕/Trustworthy:人々が君の中に自分の信仰を見出すのは容易だ。君は誰かを騙す為に行う〈はったり〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。君は〈交渉〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈交渉〉は常に君のクラス技能となる。 〔ストリート・チルドレン〕/Child of the Streets:君は大都市のストリートで育ち、その結果君は懐から小物を盗んで隠すためのコツを見出した。君は〈手先の早業〉の判定に+1の特徴ボーナスを得、〈手先の早業〉は常にクラス技能となる。 〔摩れた密使〕/Weathered Emissary:荒野での旅によって危険を生き延びるやり方とその住人と意思疎通するやり方に対する洞察を得た。君はあらゆる〈言語学〉と〈生存〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈言語学〉は常に君のクラス技能となる。 〔生来のリーダー〕/Natural-Born Leader:気付けば、周りの人がリーダーとして尊敬するようなポジションをいつも君が占めていて、子供のころから何人もの子供たちが個人ではできなかった目標を達成できるように導いたことを、君ははっきりと思い出すことができる。君の指揮下にある全ての腹心、従者、招来されたクリーチャーは[精神作用]効果を避けるための意志セーヴに+1の士気ボーナスを得る。君が《統率力》特技を獲得するのなら、統率力値に+1の特徴ボーナスを得る。 〔世界的〕/Worldly:君は珍しく、そして幅の広い人生経験を得てきた――君と同じ年齢、種族、そして文化の者たちよりもずっと。1日に1回修得していない技能の技能判定を試みる時、2回ロールしてより良い結果を選んで良い。 〔赤貧〕/Poverty-Stricken:君の幼年期は厳しく、両親は銅貨1枚も大切にしなければならなかった。飢えはいつも君の身近にあり、地面の上で暮らし、荒野で眠らなければならなかったこともある。君は〈生存〉判定に+1のボーナスを、〈生存〉技能は常にクラス技能となる。 〔捜索者〕/Seeker:君はいつも良い物にも危険にも目を光らせている。君は〈知覚〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈知覚〉は常に君のクラス技能となる。 〔大志〕/Ambitious:君からは自分よりも強い者たちへの信頼が滲み出ている――時に根拠もなく。君は、君の持つヒット・ダイスより最低でも5高いクリーチャーに影響を与える為の〈交渉〉判定に+4の特徴ボーナスを得る。 〔単純訓練〕/Simple Disciple:君は修道院にいた頃に製作か職能の技を磨いた。君は選択した1つの〈職能〉あるいは〈製作〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。 〔摘み取り人〕/Harvester:君は気遣いながら正確に動物のあらゆる部位を収穫できるよう訓練を受けている。君は〈職能:なめし革職人〉か〈職能:罠師〉判定に+1の特徴ボーナスを得、ランクを持っていなくてさえ修得しているかのようにこれらの技能を行える。加えて、有毒なクリーチャーから採取した毒を扱い塗布する時に自分が毒を受ける危険を負わない。 〔不休の論理〕/Tireless Logic:君の好奇心は最高に難しい問題さえ理解する。1日に1回君が【知力】に基づく技能判定あるいは能力値判定を行う時、君は2回ロールしてより良い結果を選択できる。 〔敵を知る〕/Knowing the Enemy:君は強敵の処し方を大量に知っている。君は最初に選んだ得意な敵に関連する〈知識〉技能の判定に+1の特徴ボーナスを得、その〈知識〉は常に君のクラス技能となる。 〔天性〕/Talented:君は音楽か、役者か、語り部の巨匠である。君は1つの〈芸能〉技能(君が選ぶ)の判定に+1の特徴ボーナスを得、全ての〈芸能〉技能は常に君のクラス技能となる。 〔獰猛〕/Savage:君は文明から遠く離れた過酷な土地で生まれ育った。君は暴力的な人型生物や獣の中で外気に触れながら生き残るやり方を学んだ。君は〈知識:自然〉判定に+1の特徴ボーナスと、野外での〈生存〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。〈知識:自然〉は常に君のクラス技能となる。 〔咎人〕/Criminal:君は若い頃食い繋ぐ為に窃盗と強盗で過ごした。以下の技能から1つ選択すること:〈装置無力化〉、〈威圧〉、あるいは〈手先の早業〉。君はその技能に+1の特徴ボーナスを得、その技能は常に君のクラス技能となる。 〔徒労の人生〕/Life of Toil:君は肉体的に負担のある生活を過ごしてきて、主人の為や貿易の手伝いの為に長時間の労働をした。肉体的な重労働によって君の心身は鍛えられている。君は頑健セーヴに+1の特徴ボーナスを得る。 〔謎めいた徒弟〕/Veiled Disciple:間諜の訓練をした君は任に就きながら伝言を送ることに熟達している。君はひそかにメッセージを送る為の〈はったり〉判定に+1の特徴ボーナスを得、(魅惑)と(強制)効果に対するセーヴィング・スローに+1の特徴ボーナスを得る。 〔悲嘆暮れ〕/Grief-Filled:君は感情をなくしたり強まったりすることに慣れている。君は[感情]呪文と効果に対するセーヴィング・スローに+2の特徴ボーナスを得る。 〔文明人〕/Civilized:君は地方の秩序、慣習、そして政治に詳しい。君は〈知識:貴族〉判定と〈知識:地域〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。〈知識:地域〉は常に君のクラス技能となる。 〔町ごとの友人〕/Friend in Every Town:君は君が行くところで友人を作ることや情報の入手に苦労しない。君は〈知識:地域〉判定と〈交渉〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。それらの技能のうち1つ(君が選ぶ)は常に君のクラス技能となる。 〔魅力的〕/Charming:君は自らの美貌に祝福されたため、他の人が自分を魅力的であると思っているという事実に頼るようになっている。君は性的に君に惹かれる(可能性のある)キャラクターに対する〈はったり〉と〈交渉〉の判定に+1の特徴ボーナスと、そうしたキャラクターやクリーチャーに対して発動した[言語依存]の呪文のセーヴDCに+1の特徴ボーナスを得る。 〔目立たない人〕/Ordinary:唯一君の容貌の異常な点といえばその普通さだ。君は自分というものを理解しており、多くの人々は君の顔を見てもすぐに忘れてしまう。君は群衆の中に隠れようとする時に〈隠密〉判定に+4の特徴ボーナスを得る。 〔裕福な両親〕/Rich Parents:君は貴族の家であったのかもしれない、裕福な家庭に生まれ、そして冒険者の生活に身をやつしたとはいえ、一度だけ初期資産への利益をもたらしてくれた――初期の資産を900GPに上昇させる。 〔養子〕/Adopted:君は自分の種族とは異なる人に君自身のものとは異なる社会で養子として育てられた。結果として君は育て親と社会から種族特徴を受け継いでいて、君はすぐに育て親の人種から種族特徴を1つ選択してもよい。 〔傭兵〕/Mercenary:あらゆる物には価値があり、君は心を込めて価格交渉する。君は、君が受ける仕事の支払いか君が受ける奉仕の支払いを価格交渉する際の〈交渉〉、〈威圧〉、そして〈真意看破〉判定に+2の特徴ボーナスを得る。 〔予測不可能〕/Unpredictable:君のアクションは他人にとっては無作為で混沌としているように見えることがあるが、そこには君の狂気に至る工程がある。君は〈はったり〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈はったり〉は常に君のクラス技能となる。 信条特徴 Faith Traits これらの特徴は精霊、知覚、宗教の信念に関係したものだが、特定の神の信仰に直結したものではない。君は信仰特徴を得るために神に帰依する必要はない。これらの特徴は神格一柱への専心を表せるのと同じくらい容易に君自身の信念あるいは哲学を表せるからだ。 〔異教の歴史〕/History of Heresy:君は異端的な視点を持って育てられたため、大抵の宗教の考え方を受け入れることを難しく感じるようになり、時折君もしくは君が好きだった人がしばしば“のけもの”として扱われた。その結果、君は宗教の教えに背を向けた。君が信仰呪文の力を与えるクラスのレベルを所持していないならば、信仰呪文に対するセーヴィング・スローに+1の特徴ボーナスを得る。 〔生まれながらの印〕/Birthmark:君は君が今後の人生で信仰することを選んだ神の聖印と非常に似通った形をしている、奇妙なあざを持って生まれた。このあざは呪文を発動する際に信仰焦点具として使用でき、君の信仰の物理的発現として、神への献身を増加させる。(魅惑)、(強制)効果に対するセーヴィング・スローに対して、+2の特徴ボーナスを得る。 〔永遠の相棒〕/Perpetual Companion:君は幻獣が近くにいる時恐怖に対抗する支えを受ける。自身の幻獣が30フィート以内にいる時、君はあらゆる[恐怖]効果に対し+2の特徴ボーナスを得る。 〔大いなる彼方の学者〕/Scholar of the Great Beyond:君の子供の時における最大の興味事は、世俗的なことや当時の出来事ではなかった――君はまるで間違った時代に生まれてしまったかのように、いつも場違いであると感じていた。君は容易に、大いなる彼方と歴史的な出来事の哲学的な議論に取り組んだ。君は〈知識:歴史〉と〈知識:次元界〉の判定に+1 の特徴ボーナスを得る。そしてそれらのいずれか(君が選択する)は常にクラス技能となる。 〔恐れ知らずの対抗心〕/Fearless Defiance:恐怖を乗り越えることで、君は敵に対する災厄となる。君は[恐怖]効果に対するあらゆるセーヴィング・スローに+1の特徴ボーナスを得る。加えて、そうした効果に対してセーヴに成功した場合、君は1ラウンドの間得意な敵に対する攻撃ロールに+1の特徴ボーナスを受ける。 〔介護人〕/Caretaker:薬草師の子か寺院の病院の助手である君は時折不調と傷の手当をする手助けをしていた。君は〈治療〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈治療〉は常に君のクラス技能となる。 〔学問の審問官〕/Schooled Inquisitor:君の更なる訓練は信仰の敵の策略を看破する助けとなる。君はクリーチャーの能力と弱点を判別する為の〈知識:次元界〉と〈知識:宗教〉判定全てに+2の特徴ボーナスを得る。 〔兆し〕/Omen:君は未来の出来事の前触れである。その出来事が善かれ悪しかれ、君は不吉な雰囲気を放つ。君は〈威圧〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈威圧〉は常に君のクラス技能となる。1日に1回、君は即行アクションとして1体の相手の士気をくじく試みができる。 〔軍事写本〕/Martial Manuscript:君は学校、修道院、あるいは寺院にある聖典を持ち運んでいるか記憶しており、その知恵によって攻撃はより圧倒的になっている。君は素手打撃あるいはモンク武器を使用した時にクリティカル・ヒットを確定させる為のロールに+2の特徴ボーナスを得る。 〔寺院の子〕/Child of the Temple:君は長い間、都市の寺院で働き、そこで貴族の習慣の多くを学びとっただけでなく、信仰について学びながら寺院の図書館で多くの時間を過ごした。君は〈知識:貴族〉、〈知識:宗教〉の技能判定に+1の特徴ボーナスを得る。そしてそれらのいずれか(君が選択する)は常にクラス技能として扱われる。 〔次元界の従者〕/Planar Savant:君は次元界の働きとその住人に対する生まれつきの感性をいつも持っている。君は〈知識:次元界〉判定を行う時に【知力】修正値の代わりに【魅力】修正値を使用して良い。 〔祝福されし者〕/Blessed:何らかの神の使いが君を見守り、君の声に耳を傾ける。1日に1回即行アクションとして、君は1ラウンドの間あらゆるセーヴィング・スローに+1の特徴ボーナスを得る。 〔生涯に亘る忠義〕/Loyalty across Lifetimes:君と幻獣は何世代もの間結びついていたかのようなリンクを有する。負のヒット・ポイントの総量が幻獣を出身次元界に戻すかを判断する際、幻獣の【耐久力】能力値が2ポイント高いかのように扱う。加えて、君の幻獣は心術呪文と効果に対するセーヴィング・スローに+1の特徴ボーナスを得る。 〔信仰の篝火〕/Beacon of Faith:君は実力ある澄んだ信仰の力を持つ。1日に1回領域あるいは審問から与えられた力の1つを使用する時、あるいは領域呪文の1つを発動する時、君はフリー・アクションとして術者レベルを2レベル高いかのように扱って良い。 〔信仰の寛容性〕/Ease of Faith:若い頃から君に信仰を与えてくれた君の師匠は、「君の信仰魔法の力と他の宗教の魔法の力に違いはないこと」を君が確実に理解するような方法を講じた。この哲学は、君の考え方を共有しない人と対話するのを容易にしてくれた。君は〈交渉〉判定に+1のボーナスを得る。また、〈交渉〉は常にクラス技能として扱われる。 〔神聖なる接触〕/Sacred Touch:君は幼少のときに強力な正のエネルギー源に曝されたか、もしかしたら正しい宇宙のしるしの下で生まれたか、あるいは両親のいずれかが天才的な癒し手であったためかもしれない。君は標準アクションとして瀕死状態のクリーチャーに接触することで、自動的に容態を安定化することができる。 〔神聖なる導管〕/Sacred Conduit:君の誕生は、母にとっては特に苦痛であり、難産であった。母は君が確実に生き残るために強力な信仰魔法の力を必要とした(母は生き残ったかもしれないし、そうでないかもしれない)。かくして、魔法は幼少のころから君に注がれていた。そして君はほとんどの人よりずっと容易に、聖なるエネルギーを放出することができる。君がエネルギー放出を行なう際にはいつでも、君のエネルギー放出のセーヴDCに+1の特徴ボーナスを得る。 〔信念を持つ者〕/Principled:決定とアクションの全てを導くような厳格な振る舞いの理念で君は自身を律している。君は〈はったり〉判定に-2のペナルティを受け、(魅惑)、(強制)、そして[感情]効果に対するセーヴィング・スローに+2の特徴ボーナスを得る。 〔精体感知〕/Spirit Sense:君は過酷な精神世界に余りに調和している為、君を驚かすことは難しい。不意討ちを避けて不可視あるいは非実体クリーチャーを看破するための〈知覚〉判定に+2の特徴ボーナスを得る。 〔専念する門弟〕/Focused Disciple:惰弱な精神がたじろぐ時も、君の精神は明瞭なままだ。君は(魅惑)と(強制)効果に対するセーヴィング・スローに+2の特徴ボーナスを得る。 〔尊大な防衛者〕/Disdainful Defender:君は他の信仰の魔法に耐性を持つ。君は信仰呪文に対して試みる意志セーヴに+2の特徴ボーナスを得る。このボーナスは君の崇拝する神格を崇拝する術者によって発動された信仰呪文に対しては適用されない。 〔誓いの絆〕/Oathbound:君は重い誓いを立てており、その誓いを守るという強固な決意を持っている。1日に1回、君は(魅惑)か(強制)効果に対するセーヴィング・スローを振り直せる。君はより悪くても二度目の結果を選ばなければならない。 〔疲れ知らずの復讐者〕/Tireless Avenger:君は休むことなく敵を追う。得意な敵の後を追う時、強行軍の間の致傷ダメージを受けない為の【耐久力】判定のDCは10+追加の1時間毎に2の代わりに10+追加の1時間毎に1となる。 〔転生者〕/Reincarnated:君は他の誰かとして――あるいは何かとして――前世を生きた。君にとって、生と死は循環するものであり、死を恐れていない。君は[恐怖]と[即死]効果に対するセーヴィング・スローに+2の特徴ボーナスを得る。 〔熱心な打撃者〕/Zealous Striker:君の熱意は「劣った」信仰を持つ者にとって危険だ。君が破壊の審判を起動している間、信仰呪文を発動でき君とは異なる神格を崇拝する敵に攻撃する時君はダメージ・ロールに+1の特徴ボーナスを得る。 〔不屈の信仰〕/Indomitable Faith:君は信仰する宗教が一般的ではない地域で生まれたが、それを決して捨てなかった。君自身の信仰心を保つために絶えず続いた戦いは、信仰の原動力をより強めることになった。君は意志セーヴに+1の特徴ボーナスを得る。 〔放浪者の経帷子〕/Wanderer s Shroud:君の放浪は時に気付かれない。君について情報収集する為に使用する〈交渉〉技能の試みは-1のペナルティを受ける。また君はセーヴィング・スローが可能な占術と読心効果に対するセーヴィング・スローに+1の特徴ボーナスを得る。 〔緑を愛するもの〕/Devotee of the Green:君の自然界への信仰、あるいは自然の神の1柱への信仰により、関連した概念を学びとるのは簡単なことだった。君は〈知識:地理〉、〈知識:自然〉の技能判定に+1の特徴ボーナスを得、それらのいずれか(君が選択する)は常にクラス技能となる。 〔命運の厚意〕/Fate s Favored:命運は君を見守っている。君が何らかの種類に幸運ボーナス1つの効果を受けた時、そのボーナスは1上昇する。 〔予言されし者〕/Prophesied:君の到来は予言されており、君の伝説をよく知る者は君に畏敬を持って接する。君は君に親しいか君の評判を知る者と対話する時の〈交渉〉と〈威圧〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。 〔霊感〕/Inspired:正の力、哲学、あるいは神々しい存在が君を希望で満たし、霊感を導いてくれる力となる。1日に1回、フリー・アクションで、技能あるいは能力値判定で2回ロールしてより良い結果を選択する。 戦闘特徴 Combat Traits これらの特徴は戦闘、戦い、肉体的に卓越した能力に関係したものだ。これらにより、キャラクターは戦闘にわずかながらボーナスを得、君の背景にある闘争と肉体的な戦いを表現することができる。 〔薄れぬ怒り〕/Indelible Ire:重傷を負う度、君はより戦いに集中する。君に対してクリティカル・ヒットが確定する度、君は1ラウンドの間攻撃ロールに+1の特徴ボーナスを得る。 〔撃ちっぱなし〕/Never Stop Shooting:切羽詰まっても君は撃つのをやめない。君のヒット・ポイントの合計が0以下に低下しているが死んではいない場合、君は瀕死状態ではなく満身創痍状態であるかのように行動できる(《不屈の闘志》を持っているかのように)。しかしながら、君は自分のアクションで火器を抜くか、火器を再装填するか、火器で攻撃するかしかできない。《不屈の闘志》特技を持っている場合、この特徴によって君が死ぬ負の合計ヒット・ポイントを判断する際に【耐久力】能力値の代わりに【判断力】能力値を使っても良くなる。 〔驚くべき警報〕/Startling Report:完璧な時期によってかアクションの決断によって、君の火器の音は敵を追い詰める。君が火器を撃つ時、君は1ラウンドの間発砲音を聞いた者たちに対する〈威圧〉判定に+2の特徴ボーナスを得る。 〔私情〕/Axe to Grind:君の心には消えることのない火が燃えている。君のみが機会攻撃範囲に収めている敵に対するダメージに+1の特徴ボーナスを得る。 〔解呪の格闘者〕/Dispelled Battler:魔法が奪われた時、君はより苛烈に戦う。君はアンティマジック・フィールドで作成されたもののような、アンティマジックの空間にいる間武器の攻撃ロールとダメージ・ロールに+1の特徴ボーナスを得る。君は範囲型あるいは目標型のディスペル・マジック呪文の対象になった後、その効果が君の呪文や魔法効果の解呪に成功しようと失敗しようと、1ラウンドの間もこのボーナスを得る。 〔回復力〕/Resilient:乱暴な隣人のいるところか容赦のない荒野で成長したために、君はしばしば、やむを得ず出自の怪しい食事と水で生活していた。その結果、君は気骨のある人間として育ち、君は頑健セーヴに+1の特徴ボーナスを得る。 〔解剖学者〕/Anatomist:君は解剖の作業について学んだことがあり、それは大学の学生としてかもしれないし、葬儀屋や死霊術士の徒弟としてかもしれない。君は生命の維持に重要な器官を打つべき狙い所を知っている。クリティカル・ヒットを確定させる為のあらゆる攻撃ロールに+1の特徴ボーナスを得る。 〔いじめられっ子〕/Bullied:君は子供の頃時折いじめられており、君は今や敵が近くに来た時に拳で自らを守る覚悟が常時できている。君は素手打撃による機会攻撃の攻撃ロールに+1の特徴ボーナスを得る。この能力は素手打撃で機会攻撃を行なう能力を与えるものではないことに注意すること――このキャラクター特徴を使用するためには、モンク・レベルを上昇させるか、《素手打撃強化》の特技を修得するか、他の同様の能力を得る必要がある。とはいっても、それはこの特徴を選択すること自体を妨げることはない。もしそうした能力を持たないなら、君は後になるまでこの特徴のボーナスを使用することができないだけである。 〔隠しの手〕/Hidden Hand:君の暗器は素早く本物の一撃を放つ。君は軽い武器を隠す為の〈手先の早業〉判定に+1の特徴ボーナスと、不意討ちラウンドの間に軽い武器で攻撃する時の攻撃ロールに+1の特徴ボーナスを得る。 〔狩人のコツ〕/Hunter s Knack:攻撃の前に待ち構えた時、君の一撃は本物となる。その攻撃が待機アクションの一部である時、君は得意な敵に対する攻撃ロールに+1の特徴ボーナスを得る。 〔かわしのひと刺し〕/Deft DodgerEvasive Sting:大きな敵は君を打つのが大変だ。君は自分の得意な敵かつ君よりも最低2サイズ分類大きい敵に対するACに+1の回避ボーナスを得る。 〔器用な回避屋〕/Deft Dodger:荒くれ者の隣人が住む地域や危険な環境で成長することで、君の感覚は磨かれた。君は反応セーヴに+1の特徴ボーナスを得る。 〔拒絶の決意〕/Resolve of the Rejected:火器を持つという君の選択への反対は、君の戦場での決意を硬化させるだけだ。君は(魅惑)と(強制)効果に対するあらゆるセーヴィング・スローに+1の特徴ボーナスを得る。また、1日に1回、君がそうした効果に対するセーヴィング・スローに成功した時、1気概ポイントを回復する。 〔剣客〕/Fencer:君の両親が雇った家庭教師からフェンシングといった上品な芸術の訓練をつけてもらったのかもしれないし、犯罪者の生活に戻った、権利を奪われた剣士の下で鍛えられたのかもしれないが、君は若い時から長い時をかけて剣術の訓練をしてきた。君は、ダガー、ソードといった刃のある武器を使用した機会攻撃の攻撃ロールに+1の特徴ボーナスを得る。 〔黒色火薬の運命〕/Black Powder Fortune:手中に銃を収めている時に君が恐れるものはほとんどない。君が火器を握っている限り、[呪い]、[恐怖]、そして[感情]効果に対するセーヴィング・スローに+2の特徴ボーナスを得る。 〔黒色火薬の感嘆〕/Black Powder Interjection:呪文発動を失敗させた時に君の自信は増す。1日に1回、火器攻撃で呪文の発動を妨害した時、1気概ポイントを得て良い。 〔黒色火薬の空威張り〕/Black Powder Bravado:君は発露を使用する時、特に成功させる。1日に1回、攻撃ロールを要求する発露を行いそのロールに失敗した時、それを再ロールできる。君は悪化してさえ2度目の結果を取らなければならない。 〔警戒する格闘者〕/Vigilant Battler:君を騙すのは難しく、フェイントにかけるのはもっと難しい。君はあらゆる〈真意看破〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。この特徴ボーナスは戦闘でのフェイントに対抗する為に使用される際+2へと上昇する。 〔殺し屋〕/Killer:君は極めて若いときに初めて人を殺し、戦争や殺人といった職は好みだと見出した。君はうまく見極めた打撃にある種の誇りを感じているかもしれないし、痛みを最大にするために刃をねじるときに下品な喜びを感じるのかもしれない。君が武器によってクリティカル・ヒットをしたとき、追加ダメージとして武器のクリティカル倍率を与える;この追加ダメージは最終的に与えるダメージに追加されるため、クリティカル倍率をこの追加ダメージには適用しない。この追加ダメージは特徴ボーナスである。 〔自然の模倣〕/Nature s Mimic:自然の知識によって戦いの型が分かり、その型によって自然界の一面に関連する洞察を受ける。君はあらゆる〈知識:自然〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈知識:自然〉は常に君のクラス技能となる。君は自分のスタイル特技に関連する動物を看破する際、修得していない〈知識:自然〉判定を行える。 〔信仰の狩人〕/Faith s Hunter:君が得意な敵に重傷を負わせる度に信仰の力は君に微笑む。君が得意な敵に対するクリティカル・ヒットを確定させた時、君は1ラウンドの間君に影響を与えている好きな信仰呪文1つの持続時間を延長させて良い。複数のクリティカル・ヒットによってこの利益は累積する。持続時間が瞬間である信仰呪文を、この方法で延長することはできない。 〔親族の守護者〕/Kin Guardian:君は家族の守護に専念している。自分の家系の者のACにボーナスを与える為の援護アクションを使用する時、そのボーナスを2増加する。この増加は特徴ボーナスである(そしてつまりこの特徴を使った他の家族の一員から与えられる増加とは累積しない)。家系の者の次の攻撃ロールを増加させる為の援護アクションを使う時この特徴は効果がない。 〔信念の防衛者〕/Dedicated Defender:仲間が倒れた時、君は更に苛烈に戦う。君は瀕死状態あるいは満身創痍状態の仲間、動物の相棒、幻獣、あるいは上記に隣接している間、攻撃ロールと呪文抵抗を克服する為の判定に+1の特徴ボーナスを得る。 〔新品同然〕/Just Like New:壊れた火器は問題ではない――挑戦だ。君が最初に火器から破損状態を取り除き高品質武器に向上するのにかかる費用は300GPの代わりに150GPになる。加えて、破損状態にあるあるいは破損状態であるかのように扱われる火器を握っている時、攻撃ロールに通常の-2の代わりに-1のペナルティしか受けない。 〔生命よりも大きい〕/Larger Than Life:君は実に恐るべき脅威を備える火器を揮う。火器を握っている間にクリーチャーに〈威圧〉技能を使用する時、君は実際のサイズよりも1サイズ分類大きいものとして扱われる。 〔戦術家〕/Tactician:君は自分の暴行に備えていない敵に対し優位を得る方法を知っている。君はイニシアチブ判定に+1の特徴ボーナスを得る。加えて、1日に1回、君が機会攻撃を行う時、君はその攻撃ロールに+2の特徴ボーナスを得る。 〔戦場の試練〕/Battlefield Disciple:君は抗争の只中で仲間を補助することに熟達している。君は瀕死状態のクリーチャーを容態安定化する為に行う〈治療〉判定に+2の特徴ボーナスを得る。加えて、戦闘で味方の次の攻撃ロールにボーナスを与える援護アクションの使用に成功した時、そのボーナスは1増加する。 〔対応者〕/Reactionary:君は子供の時にしばしばいじめられていたが、決してその仕返しをしなかった。その代わりに君は突然の攻撃を予期して、速やかに危険に対応することがうまくなった。君はイニシアチブ判定に+2の特徴ボーナスを得る。 〔血の飢え〕/Bloodthirsty:君は獰猛な気性をしていて、手と刃についた生温かな血以上に満足させるものはない。攻撃で敵を0ヒット・ポイント以下に減少させるかクリティカル・ヒットを確定させた時、その攻撃は追加で1ポイントのダメージを与える。この追加ダメージは特徴ボーナスであり、君の武器のクリティカル・ヒット倍率によって倍加する。 〔手負いの継嗣〕/Scarred Descendant:君の民は君の得意な敵だ。君は自分の副種別と同じ得意な敵に対しクリティカル・ヒットを確定する為のロールと、そうしたクリーチャーを追跡する為の〈生存〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。 〔ぴかぴかの弾倉〕/Unblemished Barrel:君の持つ火器の技によってそうした武器の修繕は迅速だ。〈製作:錬金術〉と〈製作:武器〉判定に+1の特徴ボーナスを得、君は火器から破損状態を除去するのに30分かけるだけでよい。 〔不意の武器〕/Surprise Weapon:君は概して武器と見做されないような物で戦うことに熟達している。君は代用武器による攻撃ロールに+2の特徴ボーナスを得る。 〔武術の芸人〕/Martial Performer:訓練によって君は武術の芸人となった。モンクのボーナス特技を得る時、君は代わりに前提条件を満たしている演武特技を取得して良い。 〔無謀な蔑み〕/Reckless Contempt:君は下等な武器の脅威を恐れない。君が火器の発砲で機会攻撃を誘発させた時、機会攻撃を誘発させたその攻撃ロールに+1の特徴ボーナスを得る。 〔無謀者〕/Reckless:君には猪突猛進なところがあり、時に自らの安全も顧みず戦場を突進する。君は〈軽業〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈軽業〉は常に君のクラス技能となる。 〔易きか難きか〕/Easy Way or the Hard Way:君は敵を弱らせるのに熟達している。致傷ダメージを与える武器で得意な敵を攻撃し非致傷ダメージを与えることを選んだ時、君は通常の-4の代わりに攻撃ロールに-2のペナルティしか受けない。 〔勇敢〕/Courageous:君の少年時代は暴力を振るわれたものだが、君は精神力で辛抱と信念で耐えた。君はどれだけ過酷であろうと冷静さを保つ限りなんとかなることを知っている。君は[恐怖]効果に対するセーヴィング・スローに+2の特徴ボーナスを得る。 〔汚れた戦士〕/Dirty Fighter:幼少期、いつも君が通常よりダメージを多少与えられるほど長い間敵を邪魔してくれる当てにできるような兄弟、友人、相棒の助けなしでは、君は生きてこれなかっただろう。その仲間は他のPCやNPCであってもよい(最近、そばを去られた者であってさえ良い)。君が挟撃している敵に攻撃を命中させたなら、追加で1ポイントのダメージを与える(このダメージは基本ダメージに追加されるため、クリティカル・ヒットにおいて倍加される)。この追加ダメージは特徴ボーナスである。 〔鎧の熟練者〕/Armor Expert:騎士の従者になるための訓練の一環であったかもしれないし、単に英雄の真似をしようとしていただけかもしれないが、記憶している限り、君はずっと鎧を着ていた。幼少時代の鎧は本物の鎧ほど身を守ってはくれなかったが、本物の鎧と同程度にその動きを妨げはし、君はそのような鎧に身を包みながら比較的優雅に動けるよう成長した。君がいかなる鎧を着ているとしても、君は身に付けている鎧の判定ペナルティを1軽減し、最低で判定ペナルティは0になる。 〔冷酷無比〕/Cold and Calculating:君は自分の種族かそれに関係する得意な敵を騙すことに長けている。君は自身と副種別の1つを同じくする得意な敵に対する、あらゆる〈はったり〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。君は不意討ちラウンドの間そうした得意な敵に対する攻撃ロールに+1の特徴ボーナスも得る。 魔法特徴 Magic Traits これらの特徴は魔法に関連したものであり、呪文の発動と魔法の制御に焦点をあてている。魔法特徴を獲得するのに呪文の使い手である必要はない(そのいくつかは呪文の使い手でない者にとっては有用ではないが)。魔法特徴はキャラクターが若年期に魔法の効果にさらされたか魔法の学習を行なっていたことを表している。 〔嵐に触れし者〕/Storm-Touched:君は稲光の元素に親和性を持つ。君は(電気)の副種別を持つクリーチャーと攻撃に対してダメージ減少1/―を持つ。 〔いやいやの徒弟〕/Reluctant Apprentice:君は早期訓練により秘術の知識を得ている。君は〈知識:神秘学〉判定に+1の特徴ボーナスを得、その技能にランクを持っていなくてさえ修得していると見做される。 〔えにしの絆〕/Kin Bond:君と、君と親密な兄弟との絆は神秘の域に達している。この絆を共有する兄弟を1人選択すること。1日に1回30フィート以内にいるその兄弟がいる間に君がセーヴィング・スローに失敗した時、君は兄弟のセーヴィング・スロー修正値を使用してセーヴィング・スローを振り直しても良い。君とその兄弟が双子であるか多胎出産の2人である場合、君は再ロールするセーヴィング・スローに+2の特徴ボーナスを得る。君の兄弟は君に再ロールを与えることに同意していなければならない。そのセーヴィング・スローに失敗した場合、君と兄弟は1ラウンドの間幻惑状態になる。 〔懐疑論者〕/Skeptic:成長する間、君はその多くが単なる煙と鏡によるものだと気付かせるような魔法効果がいつも近くにあった。君は幻術に対するセーヴィング・スローに+2の特徴ボーナスを得る。 〔怪奇を掘り下げる者〕/Eldritch Delver:君は世界に関する知識への飽くなき飢えとそれを手中に収めたいという欲望を持っている。君は〈知識:ダンジョン探検〉と〈知識:歴史〉判定全てに+1の特徴ボーナスを得、(瞬間移動)の副系統の召喚術の呪文全てを術者レベルが1レベル高いものとして扱える。 〔隠された発動〕/Shrouded Casting:君は劣悪な物質要素なしに一部の呪文を発動する秘密を学習した。この特徴を選んだ時に魔法の系統を1つ選択すること。君は《物質要素省略》特技を持っているかのようにその系統から呪文を発動できる。 〔風に触れし者〕/Air-Touched:君は風の元素に親和性を持つ。君は(風)の副種別を持つクリーチャーと攻撃に対してダメージ減少1/―を持つ。 〔可鍛性の魔法〕/Malleable Magic:1日に1回即行アクションとして、君は1か2か3レベルのメイガス呪文を失うことで1秘術集積ポイントを回復できる。君はこの特徴を使って秘術集積にある秘術集積ポイントの上限を超過することはできない。 〔完璧主義者の調合〕/Perfectionist s Brew:君はポーションの処方箋には極めて正確に従うべきであるということを知っている。君は〈知識:錬金術〉判定とポーションを調合する為の〈呪文学〉判定に+2の特徴ボーナスを得る。 〔危険なまでの好奇心〕/Dangerously Curious:君は魔術師や聖職者の子供であったといった理由で、魔法にいつも好奇心をそそられていた。君は呪文の構成要素と魔法の装置をいじりまわすために、しばしば親の実験室や神殿に忍び込み、結果としてよく君の親はかなりの損害を受け、君が頭痛の種となっていた。君は〈魔法装置使用〉の判定に+1のボーナスを得、〈魔法装置使用〉は常にクラス技能となる。 〔絆の精力〕/Linked Surge:1日に1回、君は【筋力】あるいは【耐久力】に基づく能力値判定あるいは技能判定を、自身の代わりに幻獣の能力値を使用して行って良い。この特徴を使用するには君の幻獣が招来されていて30フィート以内にいなければならない。 〔揮発性の導管〕/Volatile Conduit:君は一部の呪文を強化する秘密を発見した。1日に1回フリー・アクションで、[強酸]、[氷雪]、[雷撃]、[火炎]ダメージを与える呪文を発動する時、君は揮発性のエネルギーを持つその呪文を強化できる。そうした時、その呪文は同じエネルギーの種類の追加ダメージを1d4ポイント与える。 〔古典の学習者〕/Classically Schooled:君の徒弟としての期間や早期の教育は、特に魔法を直接的に使用することに集中していた。君は〈呪文学〉の判定に+1の特徴ボーナスを得、〈呪文学〉は常にクラス技能となる。 〔細心の調合物〕/Meticulous Concoction:繊細な注意深さによって君の爆弾とエキスはもっと強力になっている。1日に1回、君は投げる爆弾1つのセーヴDCに+2の特徴ボーナスを加えるか、君が飲み干したエキスの持続時間を2ラウンド延長できる。持続時間が瞬間のエキスはこの特徴の影響を受けない。 〔実用的な起動者〕/Pragmatic Activator:魔法装置の使い方を不屈の決意を以って理解しようとする者もいるが、君の取り組みはより実用的だ。君は〈魔法装置使用〉判定を【魅力】修正値の代わりに【知力】修正値を使って行っても良い。 〔自習学者〕/Self-Taught Scholar:君が沈思するには入手できる書類を全て探すことが必要不可欠だ。君は慣れない言語を解読するための〈言語学〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈言語学〉は常に君のクラス技能となる。加えて、君は巻物の記述を解読する為に行う〈呪文学〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。 〔持続性変異薬〕/Enduring Mutagen:特別な鍛錬により君の唯一無二の肉体は化学反応を起こしたか、錬金術の秘密を明らかにしたために、君の変異薬は長く持続する。変異薬によって与えられるボーナスとペナルティはアルケミスト・レベルにつき1分間追加で持続する。 〔集中する精神〕/Focused Mind:君の幼年期はある種の訓練(音楽や学問など)かものすごい家庭生活に占められており、目の前にある当面の課題に集中するために、心が乱れるのを遮断する能力が促進された。君は精神集中判定に+2の特徴ボーナスを得る。 〔上位目的〕/Greater Purpose:君は、自分はある大いなる目的を果たす為に生きているのだと確信している。君はあらゆる[即死]効果に抵抗する為のセーヴィング・スローに+1の特徴ボーナスと、瀕死状態の間に容態安定化する為の【耐久力】判定に+1の特徴ボーナスを得る。 〔上級共有〕/Greater Link:君の幻獣とのリンクは普通よりも強固だ。君の幻獣の現在と最大のヒット・ポイントの総量は110フィート以上離れない限り50%ぶん減少しない。君の幻獣の現在と最大のヒット・ポイントの総量は1,100フィート以上離れない限り75%ぶん減少しない。君の生命共有のクラスの特徴の他の面は影響を受けない。 〔推移の固守〕/Tenacious Shifting:君は安定した変成の秘密を発見している。君が自身に発動した変成術の呪文は持続時間が2ラウンド増加する。持続時間が瞬間である変成術の呪文はこの特徴の影響を受けない。 〔数学の天才〕/Mathematical Prodigy:君にとって数学は容易に手招きしてくれる存在であり、君は物質的な世界においても魔法的な世界においても、いつも「数学を見る」ことができる。君は〈知識:神秘学〉と〈知識:工学〉の判定に+1の特徴ボーナスを得る。そしてそれらのいずれか(君が選択する)は常にクラス技能となる。 〔節約の魔術師〕/Hedge Magician:君は魔法のアイテムを作成する職人にしばらくの間師事し、彼は便利な簡略化と経費削減の為の技術の多くを君に教えてくれた。君が魔法のアイテムを作成する際には、アイテムを作成するために必要なGP費用が5%削減される。 〔繊細な手当〕/Precise Treatment:君は計算高い切れた知性で他人に触れる。君は〈治療〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈治療〉判定を行う際に【判断力】修正値の代わりに【知力】修正値を使っても良い。 〔祖先の再回収〕/Ascendant Recollection:君の血脈の力は特に強力だ。1レベルの血脈の力の効果を判断する時、君のソーサラー・レベルは1レベル高いものとして扱われる。 〔知識ある術者〕/Knowledgeable Caster:1日に1回占術呪文を発動する時、その適切なクラスのレベルが1高いかのような術者レベルとしてその呪文を発動して良い。あるのであれば君のソーサラー血脈に関連する〈知識〉判定に+1の特徴ボーナスも得る。 〔地に触れし者〕/Earth-Touched:君は地の元素に親和性を持つ。君は(地)の副種別を持つクリーチャーと攻撃に対してダメージ減少1/―を持つ。 〔天賦の才〕/Gifted Adept:君の魔法への関心は、際立って劇的な方法で発動された呪文を目撃することで啓発され、ひょっとしたらそれは実際に君に肉体的、霊的な影響さえ与えたのかもしれない。早期に魔法に曝されたことにより、君自身が同種の魔法を扱うことがずっと簡単になった。この特徴を選んだ時点で1つの呪文を選択すること――この時点から、君がその呪文を発動した際、その効果はいつでも術者レベルが+1されて発現する。 〔粘り強い術者〕/Resilient Caster:強靭な精神力によって君の魔法の解呪は難しい。誰かが君の呪文の1つを解除しようと試みる時、君の術者レベルは1高いものとして扱われる。 〔燃焼集中〕/Focused Burn:君は痛い目に遭わせる火の爆弾の作成の秘密を知っている。君の持つ爆弾は通常与える2d6ポイントの[火炎]ダメージに付き、直接命中した際に追加で1ポイントの[火炎]ダメージを与える(最低1ポイント)。この追加ダメージは爆弾の飛散ダメージには適用されない。 〔除け者の直感〕/Outcast s Intuition:君は他者の真意を看破でき、それを解呪に対して君の呪文を強める完成に応用できる。君は〈真意看破〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈真意看破〉は常に君のクラス技能となる。加えて、君の魔法を解除するための試みにおいて君の術者レベルは1高いかのように扱われる。 〔秘術の気質〕/Temper:君は素早く凄まじい精神集中の力を持つ。君は精神集中判定とイニシアチブ判定に+1の特徴ボーナスを得る。 〔秘術的闊達〕/Arcane Revitalization:君の武術の業は自身の秘術の力を糧にできる。1日に1回、武器攻撃でクリティカル・ヒットを確定させた時、君は1秘術集積ポイントを回復させる。君は秘術集積ポイントの上限を超えられない。 〔火に触れし者〕/Flame-Touched:君は火の元素に親和性を持つ。君は(火)の副種別を持つクリーチャーと攻撃に対してダメージ減少1/―を持つ。 〔不安定性変異薬〕/Unstable Mutagen:君は自分の変異薬をもっと不安定にする――だけでなくもっと強力にもする――秘密を発見したか教えられたかした。1日に1回、君は不安定な変異薬を1つ作成できる。それはほとんどは通常の変異薬と同様だが、その不安定さにより1つの利益か阻害も得る。不安定性の結果を判断する為に1d6をロールすること。 d6 結果 1 不安定性変異薬はアルケミスト・レベルにつき5分間持続する。 2 不安定性変異薬はアルケミスト・レベルにつき20分間持続する。 3 不安定性変異薬は外皮ボーナスを与えない。 4 この変異薬によって与えられる外皮ボーナスは2上昇する。 5 この変異薬が精神能力値関連に適用するペナルティ1つは2上昇する。 6 不安定性変異薬は精神能力値関連に適用するペナルティ1つを与えない。 〔部分的被保護者〕/Partial Protege:君は自分の真の才能を誤魔化すことに長けている。君は〈はったり〉判定とクラスの特徴を模倣する為に行う〈魔法装置使用〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。 〔またがる訓練〕/Cross-Disciplined:君は学習によって特定の呪文の正しい発動に関する優れた洞察を得た。メイガス呪文リストにもウィザード呪文リストにも書いてある準備した呪文を、1日に1回術者レベルが1レベル高いかのように発動しても良い。 〔またがる知識〕/Cross-Knowledge:1日に1回、そのエキスがウィザード呪文リストとアルケミスト処方リストにある限り、君は飲んだエキスを術者レベルが1レベル高いかのように扱って良い。 〔魔法職人〕/Magic Crafter:君の早期の訓練には詳細な研究と魔法のアイテムの作成が含まれていた。君は〈鑑定〉判定に+1の特徴ボーナスと、魔法のアイテムを作成する試みでの〈製作〉判定に+1のボーナスを得る。 〔魔法の家系〕/Magical Lineage:君の両親のいずれかは呪文修正を行なうだけでなく、多くの魔法のアイテムを開発し、1つか2つの新しい呪文を作り出しさえしたかもしれない優れた呪文の使い手であった――そして君はこの偉大なる力の断片を引き継いでいる。この特徴を選択した際に呪文を1つ選択すること。この呪文に最低1レベル以上レベルを上昇させる呪文修正特技を使用する際、調整後の最後の呪文レベルを、実際のレベルよりも1低いものとして扱う。 〔魔法のコツ〕/Magical Knack:君は森で捨てられているのを魔法的クリーチャーが見つけたからか君の両親が魔法的な従者に世話を任せていたため、君は一部的にあるいは完全に魔法的クリーチャーによって育てられた。そうして魔法に絶えず晒されたため、このような神秘の理解は君には他の献身や仕事に注意を向けるときでさえ容易であった。この特徴を選択した際にクラスを1つ選択すること――選択したクラスによる術者レベルに+2の特徴ボーナスを得るが、このボーナスが現在の君のヒット・ダイスよりも高くしない場合に限る。 〔魔法の才能〕/Magical Talent:生まれながらの才能か、神々の気まぐれか、奇妙な墳墓に対する妄想的な研究ゆえかはともかく、君は初級秘術呪文1つを体得している。0レベル呪文を1つ選択すること。君は1日に1回、擬似呪文能力としてその呪文を使用できる。この擬似呪文能力の術者レベルは、君の最高の術者レベルである;もし術者レベルを持たないなら、1レベルとして機能する。擬似呪文能力のセーヴDCは【魅力】に基づいて計算される。 〔見えなくとも出来る〕/Unseen but Not Undone:君は手振りもなしに血脈呪文を放てる。1日に1回、君は血脈呪文を《呪文動作省略》特技を持っているかのように発動できる。この特徴の使用は呪文のレベルを修正しない。 〔水に触れし者〕/Water-Touched:君は水の元素に親和性を持つ。君は(水)の副種別を持つクリーチャーと攻撃に対してダメージ減少1/―を持つ。 〔無傷〕/Unscathed:君は生まれつきか魔法の実験によってエネルギー攻撃に驚くほどの耐性を持つ。君の持つエネルギー抵抗の種類それぞれは(あれば)2ポイント上昇する。 〔向こう見ずな決意〕/Desperate Resolve:君は極めて危機的な状況でも呪文を発動することに熟達している。君は精神集中判定に+1の特徴ボーナスを得る。この特徴ボーナスは君が組みつかれているか、押さえ込まれているか、絡みつかれている時に上昇し+4になる。 〔向こう見ずな速度〕/Desperate Speed:君の幻獣は君の持たない移動の種類に秀でている。君の幻獣は、君は持っていないがその幻獣は持っている、登攀や水泳といった移動の種類1つに+5フィートの強化ボーナスを受ける。君の幻獣がまだそうした移動の形態を持っていないなら、君はそうした形態を与える進化を得てからこの特徴ボーナスを適用できる。一度このボーナスが移動の形態1つに適用されると、別の形態へと変更できなくなる。 〔持てる者〕/Possessed:君はかつて、あるいは今も、時折知識を授けてくれる存在に関わりを持っていた。1日に1回、君は修得していなくてさえ、そしてその技能は通常は未修得では使用できなくてさえ、選んだ1つの〈知識〉判定を試みられる。その技能が通常であれば未修得でも使えるものである場合、君はその判定に+2の特徴ボーナスを得る。 〔刃の魔法〕/Bladed Magic:君は魔法の武器の使用と、その武器に魔法をかける生来の才能を持つ。君は魔法あるいは高品質の武器を製作する為の〈製作〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。加えて、秘術集積のクラス能力を使って武器に強化ボーナスを与える時、そのボーナスは1分の代わりに2分間持続する。 〔予告されし力〕/Strength Foretold:君は血脈呪文の1つに追加の力を放出できる。1日に1回フリー・アクションで、君はボーナス血脈呪文の1つのセーヴィング・スローのDCに+1の特徴ボーナスを得る。 〔錬金術的直感〕/Alchemical Intuition:君は時折錬金術の手順や物質について閃くことがある。1日に1回フリー・アクションで、君は【魅力】修正値(最低0)に等しい特徴ボーナスを行う〈製作:錬金術〉判定に得て良い。君はこのボーナスを判定の後に適用し、失敗を成功に変えても良い。 〔錬金術の熟達〕/Alchemical Adept:君は錬金術アイテムの作成の技を持っている。君は錬金術アイテムを作成する為の〈製作:錬金術〉判定全てに+2の特徴ボーナスを得る。更に、君が5以上〈製作:錬金術〉判定に失敗したが出目が1でなかった時、君は未加工の材料をダメにせず、再度その費用を払う必要もない。 〔分かたれし存在〕/Twinned Presence:君の幻獣――と彼との結び付き――は他者を容易に不安にさせる。君は〈威圧〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈威圧〉は常に君のクラス技能となる。加えて、君の幻獣が招来されており30フィートにいて、そのサイズが君よりも大きい場合、君の行う〈威圧〉判定において幻獣のサイズを使用すること。 種族特徴 Race Traits 種族特徴は特定の種族に結び付いている。種族特徴を選択するためには、キャラクターはその特徴の種族でなければならない。ただし、背景の自動生成によりこの表らの中から取得するよう指示があれば、この制限を無視すること。背景の自動生成を使用している場合、それを通して取得できるようになったいかなる特徴も取得して構わない。 エルフの種族特徴 Elf Race Traits エルフのみがこれらの特徴を選択することができる。 〔苦難の人生〕/Forlorn:君の人生の多く、または全てを伝統的なエルフ社会以外で生きてきたため、世界が無慈悲で、危険で、弱肉強食であることを知っている。君は頑健セーヴに+1の特徴ボーナスを獲得する。 〔古強者〕/Warrior of Old:幼少のみぎり、戦闘訓練を何時間も過ごし、時の流れはこの訓練の記憶をおぼろげなものにしてもトラブルに素早く対応するコツはまだ残っている。君はイニシアチブ判定に+2の特徴ボーナスを獲得する。 ドワーフの種族特徴 Dwarf Race Traits ドワーフのみがこれらの特徴を選択することができる。 〔隧道戦士〕/Tunnel Fighter:洞窟とトンネルは君にとって第二の故郷だ。地下にいる間、君はイニシアチブ判定に+2特徴ボーナスと、クリティカル・ヒット時のダメージ・ロールに+1の特徴ボーナスを獲得する(このダメージはクリティカル・ヒットによって倍加される)。 〔調合の達人〕/Brewmaster:君の家族はドワーフの秘密の調合をドワーフ以外の土地にもたらした。これによって君は調合の技を得たが、ドワーフの原理主義者からの不信も得ることになった。君は〈職能:調合師〉と〈製作:錬金術〉判定に+1の特徴ボーナスを得るが、君の家族がドワーフ以外の者と調合の秘密を共有していることを知っているドワーフの態度を変える為の〈交渉〉判定に-1のペナルティを受ける。 〔秘宝への嗅覚〕/Goldsniffer:君の鋭敏な感覚は隠された秘宝へと導く。君は金属、宝石、原石に関する〈知覚〉判定に+2の特徴ボーナスを獲得する。 人間の種族特徴 Human Race Traits 人間のみがこれらの特徴を選択することができる。 〔遺跡学者〕/Scholar of Ruins:君が歩き話せるようになった瞬間から、古の文明の遺跡に君の心は奪われた。そんな訳で、君は地域の地理に関する特別な洞察力を持っているだけではなく、遺跡を探検する際の専門知識を持っている。君は〈知識:地理〉、〈知識:ダンジョン探検〉判定に+1の特徴ボーナスを獲得する。(君が選択する)それらのうちいずれか1つは常にクラス技能として扱われる。 〔世界を旅するもの〕/World Traveler:君の家族は旅を極端に愛し、縦横に世界を旅している。君はいくつもの文化を見て、世界がもたらす多様性についての真価を学んだ。以下から技能を1つ選択すること:〈交渉〉、〈知識:地域〉、〈真意看破〉。君はその技能の判定に+1の特徴ボーナスを獲得し、それは常にクラス技能として扱われる。 ノームの種族特徴 Gnome Race Traits ノームのみがこれらの特徴を選択することができる。 〔悪戯っ子〕/Rapscallion:君は秩序に対する嘲りに一生涯をかけ、秩序との諍いに誇りを持っている。どういうわけか、君は迷惑な振舞いにも関らず、一度も捕らえられたことがない。君は〈脱出術〉判定に+1の特徴ボーナスとイニシアチブ判定に+1の特徴ボーナスを獲得する。 〔動物の友〕/Animal Friend:君は野生の動物たちと長い時間触れ合ってきており、動物が近くにいる時、より安心感を得る。君の30フィート以内に動物(超小型かそれより大きく、君に対して最低でも中立でなければならない)がいる場合、意志セーヴに+1の特徴ボーナスを獲得し、それとは別に〈動物使い〉は常にクラス技能として扱われる。 ハーフエルフの種族特徴 Half-Elf Race Traits ハーフエルフのみがこれらの特徴を選択することができる。 〔エルフの如き反応〕/Elven Reflexes:君の両親のうちの1人は野蛮なエルフ族で、故に君はエルフの親の迅速な反射神経を一部受け継いでいる。君はイニシアチブ判定に+2の特徴ボーナスを獲得する。 〔失敗した見習い〕/Failed Apprentice:小さい頃、君の両親は、君が秘術の術を学べるように、遠方のウィザードの塔に見習いとして送り出した。残念ながら君には秘術の才能が全くなかったが、秘術の働きとそれらに抗う術に関して、多く学んだ。君は秘術呪文に対するセーヴに+1の特徴ボーナスを獲得する。 ハーフオークの種族特徴 Half-Orc Race Traits ハーフオークのみがこれらの特徴を選択することができる。 〔解体屋〕/Scrapper:幼少時代を持ち物と食事の切れ端のいじくりに費やしてきたため、君は獰猛かつ几帳面だ。君は相手の士気をくじく為のあらゆる〈威圧〉判定に+1の特徴ボーナスと、不意討ちを避ける為のあらゆる〈知覚〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。 〔残虐〕/Brute:君は犯罪組織の長に低階級の執行者や護衛として仕え、人々を恐れさせることに熟練している。君は〈威圧〉判定に+1の特徴ボーナスを獲得し、〈威圧〉は常に君のクラス技能となる。 〔追放者〕/Outcast:先祖の血によって町から町へと追い立てられてきた君は他者から離れて生活することに熟練している。君は〈生存〉判定に+1の特徴ボーナスを獲得し、〈生存〉技能は常にクラス技能となる。 〔ほぼ人間〕/Almost Human:君は純血の人間として楽に通れるほど人間の特徴を備えている。君は人間として過ごす為の〈変装〉判定に+4の特徴ボーナスを得、〈変装〉は常に君のクラス技能となる。 ハーフリングの種族特徴 Halfling Race Traits ハーフリングのみがこれらの特徴を選択することができる。 〔自由の戦士〕/Freedom Fighter:君の両親は逃亡した奴隷を家に匿い、君は逃亡した奴隷から聞いた奴隷制度に対して深い嫌悪を抱いた。君は虜囚からの逃亡か、隷属から逃げ出す奴隷の手助けの際に行う技能判定や攻撃ロールに+1の特徴ボーナスを獲得し、〈脱出術〉は常にクラス技能となる。 〔博識〕/Well-Informed:君は皆に報せられ、君の周囲の皆が集まる場所を作っている。君は最も優れた酒場に足繁く通い、適切な全ての行事に参加し、助けを必要とする誰にでも愛想よく助けを申し出る。そのため、君は情報収集する際の〈交渉〉判定と〈知識:地域〉判定に+1の特徴ボーナスを獲得する。君が選択するそれらの技能のいずれか1つ(君が選ぶ)は常にクラス技能となる。 血脈の種族特徴 Bloodline Race Traits どの種族の者でもこれらの特徴の1つを選択でき、それは君の種族に混じったか汚染した遠い血筋を表す。 〔死に触れし者〕/Deathtouched:いつかの時点で君はアンデッドの腐敗に穢され、君は彼らの防備の一部を得た。君は頑健セーヴィング・スローに+1の特徴ボーナスか[精神作用]効果に対するセーヴィング・スローに+2の特徴ボーナスを得る(君が選ぶ)。 〔魔物の血〕/Fiend Blood:魔物の血が君の家系を穢し、肉体にもそれが現れているが、ほとんど気付けない程度のものかも知れない。以下の技能から1つを選ぶこと:〈はったり〉、〈威圧〉、あるいは〈知識:次元界〉。君はその技能の判定に+1の特徴ボーナスを得、それは常に君のクラス技能となる。 〔竜の血〕/Blood of Dragons:大昔、君の祖先の血に竜のそれが混じった。以下から1つ選ぶ:〈知覚〉判定に+1の特徴ボーナスを得るか、夜目を得るか、あるいは睡眠あるいは麻痺を引き起こす効果に対するセーヴィング・スローに+2の特徴ボーナスを得るか。 地域特徴 Regional Traits 地域特徴はキャンペーン世界にある特定の地域、しばしば特定の国家や縄張り、都市に結び付けられている。以下に示す地域特徴はほとんどのキャンペーン・セッティングで使用することのできるいくつかの“一般的な”地域のものだ。 〔海の魂〕(沿岸か島)/Sea-Souled:君は海にいると落ち着く。君は〈水泳〉判定に+1の特徴ボーナスを受け、常に水泳中に出目10を行える。 〔開拓地で鍛えられし者〕(開拓地)/Frontier-Forged:文明圏の端での過酷な生活は君を有用にしたが、偏執的なまでに君を自衛的にもした。君は〈知覚〉判定に+1の特徴ボーナスと屋外で行う〈生存〉判定に+1のボーナスを得る。 〔河ネズミ〕(沼か河川)/River Rat:君は歩くことを覚えるとすぐに泳ぐことを学んだ。若い頃、河の海賊の一団は君に夜中にダガーを口に咥えて川や運河で泳がせ、君は商船の碇のロープを切り離すことができた。君はダガーのダメージ・ロールに+1の特徴ボーナスを、〈水泳〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。君の〈水泳〉技能は常にクラス技能となる。 〔砂漠の子〕(砂漠)/Desert Child:君は岩石砂漠で生まれ育ったため、高温に慣れている。君は極暑環境による影響に耐えるためのセーヴィング・スローに+4の特徴ボーナスを得、[火炎]効果の全てのセーヴィング・スローに+1の特徴ボーナスを得る。 〔サバンナの子〕(平原)/Savanna Child:君は起伏の続く平原やサバンナで生まれ育った。君はこれらの広大な土地を探索するのに若き日の多くを費やし、その地域の秘密についてよく知っている。以下の技能の中から1つを選ぶ:〈動物使い〉、〈知識:自然〉、〈騎乗〉。君は選んだ技能に+1の特徴ボーナスを得て、その技能は常にクラス技能となる。 〔退役軍人〕(町か村)/Militia Veteran:君の最初の仕事は、故郷で民兵として働くことだった。日々の訓練や君の街の仲間たちを護ることで培った技能は君の軍人生活に特別な洞察力を授けた。以下の技能の中から1つを選ぶ:〈職能:兵隊〉、〈騎乗〉、〈生存〉。君は選んだ技能に判定に+1の特徴ボーナスを得、その技能は常にクラス技能となる。 〔地上での異邦人〕(地下)/Surface Stranger:君は眩しい光がほとんど、あるいは全く無いような地下の故郷で生まれ育った。通常のあるいは魔法的な視認困難あるいは完全視認困難による君の失敗確率は10%だけ低下する。君は明るい光に突然晒される時1ラウンドの間目が眩んだ状態になる。 〔ツンドラの子〕(ツンドラか寒冷な地域)/Tundra Child:君は北の果てか南の果てにある凍える荒野で生まれ育ち、低温に慣れ親しんだ。君は寒冷地による効果に抵抗する為のセーヴィング・スローに+4の特徴ボーナスと、[氷雪]効果に対するセーヴィング・スローに+1の特徴ボーナスを得る。 〔ハイランダー〕(丘陵、または山岳)/Highlander:君は荒野や丘で生まれ育ち、君は肉食動物、モンスターそして高地を徘徊する更に悪しき存在から逃れる専門家となった。君は〈隠密〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈隠密〉は常にクラス技能となる。この特徴ボーナスは丘陵地や岩場では+2に上昇する。 〔丸太転がし〕(森林)/Log Roller:君は、川から市場へと転がり進む滑りやすい丸太の間を飛び回って過ごす間に、いかにして足場を保つかを学んだ。君は〈軽業〉判定に+1の特徴ボーナスを得、足払いに抵抗してからやり返す試みの際のCMBに+1の特徴ボーナスを得る。 〔流浪の子〕(都市)/Vagabond Child:君は自分の社会での追放者や無法者の中で育ち、都市環境で食料を探し、生き残る術を学んだ。君は以下の技能の中からいずれか1つ選択する:〈装置無力化〉、〈脱出術〉、〈手先の早業〉。君が選んだ技能の判定に+1の特徴ボーナスを得て、その技能は常にクラス技能となる。 信仰特徴 Religion Traits 信仰特徴は特定の神格に結び付いている。以下の信仰特徴はCore Rulebookの43ページにある神格たちに言及している。 〔暁の華炎〕(サーレンレイ)/Flame of the Dawnflower:君は自分をサーレンレイの刃だと見做しながら育ったか、その義務を自身に課している。君がシミターを使用してクリティカル・ヒットを与えた時はいつでも、君の目標は追加で2ポイントの[火炎]ダメージを受ける。 〔アスモデウス式デーモン狩猟者〕(アスモデウス)/Asmodean Demon Hunter:アスモデウスの教会で育てられたために(君が現在も信者であるかどうかに拘わらず)、君はデーモンを殺すという植え付けられた強い思いに注力している。君はデーモンに対する〈知識:次元界〉判定に+3の特徴ボーナスを、デーモンの使用した[精神作用]呪文及び効果に対する意志セーヴに+2の特徴ボーナスを得る。 〔音楽のための耳〕(シェリン)/Ear for Music:君は幼少期の数え切れない時間を信仰するシェリンの寺院で過ごしたことにより、素晴らしい楽曲や唱歌を聞き続けてきた。君はいずれか1つの〈芸能〉判定に+1の特徴ボーナスと、地元の芸術か音楽業界に関する〈知識:地域〉判定に+2の特徴ボーナスを得る。 〔影の囁き〕(ノルゴーバー)/Shadow Whispers:君には人の秘密を知りたいという趣味がある。君は〈知識:地域〉判定に+1の特徴ボーナスと士気をくじく為の〈威圧〉判定に+2の特徴ボーナスを得る。 〔鍛冶場の守護者〕(トローグ)/Guardian of the Forge:トローグの聖なる職務は信者を守ること、過去の偉大な職人と発明家から教えを受けること、そして闇の時代に備えることだ。君は〈知識:工学〉と〈知識:歴史〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。それらの技能のうち1つ(君が選択する)はクラス技能となる。 〔我慢強い楽天家〕(エラスティル)/Patient Optimist:君は、あらゆるものは時とともに移り行くことを知っており、頑固な信徒ですら根気強く何度も繰り返し議論をすることによって考えを変えさせることに慣れている。敵対的あるいは非友好的なクリーチャーに対して興味を持たせるための〈交渉〉判定に+2の特徴ボーナスを得、この判定に失敗したとしても、1度だけ再挑戦してもよい。 〔神の戦士〕(アイオメデイ)/Divine Warrior:君は若いころから軍事的なクレリックの軍団によって訓練を受けてきた。君はアイオメデイの女神の教えと、力づくでその教えを広めることに専念している。君が近接武器に影響を及ぼす信仰呪文を発動する時、影響を与える武器から1つを選択する;君はその呪文の持続時間の間、ダメージ・ロールに+1の特徴ボーナスを得る。 〔体に宿る知恵〕(イロリ)/Wisdom in the Flesh:内的完成と強さと速度の自然さの為の瞑想の時間によって、自分の体では通常成し遂げられないようなことを成し遂げられるという考えに集中することができるようになった。【筋力】、【耐久力】、【敏捷力】基準の技能から1つを選択すること。君は選択した技能は通常の能力値の代わりに【判断力】修正値を使って判定を行なって良い。その技能は常にクラス技能となる。 〔カリストリアの売春婦〕(カリストリア)/Calistrian Courtesan:君は神聖なる娼婦としてカリストリアの寺院の1つで働いており、君は媚び、喜ばせ、そして(なによりも)聴く技術を知っている。君は〈真意看破〉と情報収集の為の〈交渉〉判定に+1の特徴ボーナスを得、それらの技能のうち1つ(君が選択する)は常に君のクラス技能となる。 〔苦痛こそ喜び〕(ゾン=クーソン)/Pain Is Pleasure:君は血と肉の中に隠された闇の真実の手掛かりを見つけた。ヒット・ポイントが最大値の半分未満の時、君は頑健セーヴと意志セーヴに+1の特徴ボーナスを得る。 〔自然の子〕(ゴズレー)/Child of Nature:君は、荒野にあっても家にいるように快適に過ごせる祝福をゴズレーから受けた。君は、食べ物や水を探す時の〈生存〉判定に+2特徴ボーナスを、そして〈知識:自然〉判定に+1の特徴ボーナスを得る。それらの技能の1つ(君が選択する)は常にクラス技能となる。 〔食人〕(ウルガソーア)/Corpse Cannibal:君の信仰は様々な種類の飢えに耽ることを奨励しており、いくつかの最も暗き禁忌さえ肩を竦める程度の感慨しか湧かない。君は[病気]に対する頑健セーヴに+2の特徴ボーナスを得、ペナルティなく腐肉で自分の肉体を維持できるようになる。 〔戦闘熟練者〕(ゴルム)/Veteran of Battle:君は幾度もの戦いを経るうちに、ゴルムの存在が利き手を導くように感じ、気付いた瞬間に動ける備えができている。君はイニシアチブ判定に+1の特徴ボーナスを得、もし君が不意討ちラウンドに行動することができるならば、君はそのラウンドの間1つの武器(しかしポーションや魔法のアイテムを除く)をフリー・アクションで引き抜くことができる。 〔都市の目と耳〕(アバダル)/Eyes and Ears of the City:君の宗教による訓練には大都市の警邏として働くことも含まれており、それでの主な任務は外壁に歩哨として立つことだった。君は〈知覚〉判定に+1の特徴ボーナスを得、〈知覚〉は常にクラス技能となる。 〔破壊の怒り〕(ロヴァググ)/Wrecking Wrath:君の獰猛さは圧倒的であり、時に自分の武器にさえ振りかかるほどだ。1日に1回、近接武器で敵への命中を成功させた後、君は【筋力】修正値をもう1回ダメージ・ロールに追加できる(両手武器を使っている場合、【筋力】修正値は2倍にならない)。これをすると25%の確率で君の武器は破損状態になる。 〔化物の声〕(ラマシュトゥ)/Voice of Monsters:君は信仰心によって最も恐るべき怪物の中にさえ力と不思議を見出す。1日に1回、君はスピーク・ウィズ・アニマルズを発動できる。君がこの呪文を発動した時、それは(通常通り)動物たちに影響を与え、同様に【知力】が2以下の異形と魔獣にも影響を与える。 〔不屈の酒呑み〕(カイデン・カイリーエン)/Fortified Drinker:カイデン・カイリーエンによる聖なる醸造酒は貴方の心を強くし、精神的な攻撃による影響を受けにくくする。君はいつでもアルコール飲料を飲んでから1時間、[精神作用]効果に対するセーヴィング・スローに+2の特徴ボーナスを得る。 〔星の子〕(デズナ)/Starchild:デズナは君の旅を愛する心を感じており、いつでも君が我が家に帰る道を見出せるように導いてくれる。君は自動的に北の方角を正確に知ることができる。君は道に迷わないための〈生存〉判定に+4の特徴ボーナスを得る。 〔亡者殺し〕(ファラズマ)/Undead Slayer:若い頃にファラズマの信仰の教義を教えられた君はアンデッドを破壊すべき化物と見ており、その魂はそうして裁きの先へ行けると考えている。君はアンデッドと闘う際、武器のダメージ・ロールに+1の特徴ボーナスを得る。 〔魔法は命〕(ネサス)/Magic Is Life:魔法への信仰により、君は死から自らを守るため、現在自分にかかっているどんな呪文効果のエネルギーも反射的に使用することができる。何かの呪文の効果を受けている限り、[即死]効果に対するセーヴィング・スローに+2の特徴ボーナスを得る。何かの呪文の効果を受けている際にヒット・ポイントが負の値にまで減少した場合、君は止血のために行う容態安定化の判定に自動的に成功する。 短所 Drawbacks 短所は特徴の逆だ。恩恵を与える代わりにこれらは負の効果を、概して特定の状況下で与える。君が短所を取得することを選ぶ場合、君は条件に反しない3つ目の特徴を取得できる。短所を取得する必要はない。 〔愛着〕/Attached:君には感情的に強く愛着を持っていて失うことを酷く恐れている人物か物品がある。GMが君の愛着対象を選択する。その愛着の対象が脅かされたり、危険だったり、あるいは他の誰かの所有物になった時、君は意志セーヴに-1のペナルティと[恐怖]効果に対するセーヴに-2のペナルティを受ける。君が愛着を持っている人物か物品が失われるか死んだ場合、この短所を〔猜疑心〕の短所と取り替えること。 〔愛への飢え〕/Lovesick:ある個人への愛が君の思考を占め、その人物と離れている時落胆する。その人物はGMによって選ばれる(背景の自動生成を使用している場合、表1-56 恋愛関係のロールを考慮すること)。毎日の開始時、君がその人物から離れている場合、君はイニシアチブ判定と〈知覚〉判定に-2のペナルティを受ける。君がその人物を失うか愛を失った場合、この短所を〔猜疑心〕の短所と取り替えること。 〔依存症〕/Dependent:君は他者の同意に依存している。〈交渉〉判定に失敗した時、1時間の間怯え状態になる。 〔外人恐怖症〕/Xenophobic:君にとって慣れない生き方や外見をしている者を理解し信じることは難しい。君は異なる種族か異なる文化のクリーチャーに対する〈交渉〉と〈真意看破〉判定に-2のペナルティを受ける。 〔快楽主義者〕/Hedonistic:君は享楽と快適のクリーチャーだ。1日報酬も宝物(最低10枚以上の金貨)も得ることなく、あるいは1時間を娯楽か享楽に費やさずに過ごした時、その日の終わりにDC20の頑健セーヴを試みること。失敗した場合、君は次の日を疲労から開始する。この疲労は4時間か、十分な娯楽か快楽を受けるまで持続する。 〔家族の絆〕/Family Ties:家族は君にとって極めて重要であり、彼らに頼まれたことを行えない時に気落ちする。家族の者が君に要求する時、君はその要求を満たさない限り頼まれごとを実行するか毎日の開始時に1回試みられるDC20の意志セーヴィング・スローに成功するまで【判断力】と【魅力】に基づく能力値判定と技能判定に-2のペナルティを受ける。君に家族がいない場合この短所は取得できない。君が家族を失うか家族との繋がりを失った場合、この短所を猜疑心の短所と取り替えること。 〔頑固者〕/Headstrong:君は自分の世界観を否定するようなアクションや論調を正さなければならないという強迫観念に囚われている。君の属性と矛盾する論理を聞くかアクションを目撃した時、君はそのアクションや論理を止めるか正すよう試みねばならない。止めようと試みないか止める試みに失敗した場合(GMが判断する)、君は1時間の間怯え状態になる。 〔感傷的〕/Sentimental:君は感傷的であり、無関係な時に昔日へと思いを馳せることがある。君は不意討ちを避ける為の〈知覚〉判定と罠や災害を避ける為の反応セーヴィング・スローに-2のペナルティを受ける。 〔虚栄心〕/Vain:君は自分がどう見られているかについて感受性が強い。君が【魅力】に基づく対抗判定に失敗した時、君は24時間の間あらゆる【魅力】に基づく判定に-2のペナルティを受ける。 〔高慢〕/Pride:君は爵位、権力、あるいは名誉に挑むことに耐えられない。誰かが君を脅かすか、訴えるか、あるいは挑戦した時、君はそのクリーチャーに謝罪されるまでそのクリーチャーに関する〈交渉〉判定と〈真意看破〉判定に-2のペナルティを受ける。 〔強欲〕/Avarice:深い突発的な欲望が君を襲う。金銭的な宝物を分配するに際し、君は相棒たちよりも多く分前を貰わない限り嫉妬といった悪感情で満たされる。宝物が分配される時、他のどの仲間の配分よりも最低でも10%多く受け取れない場合、君は仲間に対して友好的な態度を取れない。君は苛々し、次の1週間援護アクションが行えない。 〔猜疑心〕/Doubt:君は自分の能力を信頼していないか、他人に多くを依存している。技能か能力値判定に失敗した時、君は次の1時間の間その技能か能力値判定の種類に-4のペナルティを受ける。 〔神経質〕/Meticulous:君の計画と準備は全てにおいて細部に渡り、計画から外れた時に機転が利かない。君は修得していない技能の技能判定に-2のペナルティを受ける。 〔力の飢え〕/Power-Hungry:君は権力に憑かれている。その効果を作ったクリーチャーが富か権力を約束する場合、君は(魅惑)か(強制)効果に対するセーヴィング・スローに-2のペナルティを受ける。 〔熱意〕/Zealous:君は熱狂的な信念を持ち、理屈を超えて感情に支配される。君とは違う宗教を崇拝しているのを君が知っているクリーチャーを攻撃する時、君は最初の攻撃ロールに-5のペナルティとそのダメージ・ロールに+2の特徴ボーナスを受ける。 〔偏狭〕/Provincial:君は1つの見方しかしない:正しい見方だ。君とは宗教あるいは属性が異なるあらゆるクリーチャーに対する〈交渉〉判定と〈真意看破〉判定に-2のペナルティを受ける。 〔妄想狂〕/Paranoid:君はいつも誰かあるいは何かが君を捕まえようと手ぐすね引いていると信じているため、本当に誰かを信用するのは難しい。君を補助する為に何らかの種類の援護アクションを試みる者は通常のDC10の判定の代わりにDC15の判定に成功しなければならない。
https://w.atwiki.jp/runewars/pages/14.html
このページはhttp //www.glorantha.to/~tome/lib/prospedia.htmからの引用です 私家版・グローランサ神名録(ドラフト) ・ヒーローウォーズ/Work on Progress 対応版。 ・私家版ですので勘違い・オフィシャルの設定変更などあってもご容赦下さい。 ・※はRQでは全く触れられたことがなかった神様です。 ◎補足・解説・投稿・つっこみ等おまちしております。 あああ アーカット Arkat 第一期の英雄、グバージの仇敵、あるいはグバージ [マルキオン教/トロウル神殿、聖人] アーカットは彼が“裏切り者”と呼んだ混沌の神グバージを倒すための叙事詩的な戦役を繰り広げ、「曙の時代」を終わらせた英雄である。彼は最初、西方の高潔な騎士として現れた。後に蛮族の死の神フマクトの英雄となり、最後にはグバージと戦う力を得るために人間性さえかなぐりすて、トロウルとなってグバージを一騎打ちの末にうち倒したと伝えられる。その後、彼はラリオスへ引退してトロウルと人間による「暗黒帝国」を築いた。 西方では彼は異教へ堕落した悲劇的な人物として記憶される。また彼はオーランス人にはフマクトと人類を裏切ってトロウルとなった者として憎悪されている。ダラ・ハッパ人は、啓蒙の光の神ナイサロールを殺し光の帝国を瓦解させた彼を“裏切り者”グバージと呼ぶ。 アーカットは各地方で多くの異なる姿であらわされる。 アーガン・アーガー Argan Argar 地表の闇の神 [トロウル神殿、神] アーガン・アーガーは夜の女神ゼンサの息子であり、「痛みの地」(地表世界)で初めて生まれたトロウルであった。アーガン・アーガーはエスロラを妻とし、間にもうけた息子エズケンカッコ(一なる老翁)のため、奴隷としたカラドリルに「黒硝子の城」を築かせ「夜の王国」を築いた。エズケンカッコはアーガン・アーガーが夜空へ去った後も、ファラオと呼ばれる異邦人に倒されるまで長くケタエラの地を支配した。 彼の像は大きな目のダークトロウルとして刻まれる(女王種トロウルとされることは決してない)。 アートマル Artmal ヴェルダングの父 [フォンリット神殿、神] アートマルは“青い月の女神”ヴェルダラの息子である。アートマルは青い月に住み、妻を月に迎えた。子孫たちで月が狭くなると、彼はパマールテラの南の海に彼らを送り出した。アートマル人は広大な帝国を築いたが、やがて堕落し、アートマルの言葉に耳を貸さなくなった。アートマルはわずかな節士たちを守ろうとしたが、北から攻め入った嵐の神々に殺され、その骨は荒野にばらまかれた。同じ頃、青い月は混沌の神に殺され地に落ち、生き残ったわずかなアートマル人も、かつての隣人や友人たちによって奴隷とされた。現在は彼らはヴェルダングと呼ばれ、いつまでも栄光の日々を記憶している。 アーナールダ Ernalda 大地の母 [嵐の神殿/大地神殿、大神] アーナールダはオーランス人に信仰される大地母神である。彼女は「大地」から生まれた三姉妹のひとりであり、「大地の力」すなわち慈愛と豊穣そのものである。大暗黒の時代、彼女は深い眠りにつき、地界の底に赴いて大いなる盟約を生み出すのを助け、生命を地上へ持ち帰った。 彼女は腰のベルトに鍵束をつるし、肉と果物が溢れんばかりに入った籠を片手に下げ、オーランス信者の7つの婚約腕輪を身につけた婦人として描かれる。 アァル Arlu ※ 怪物たちの母なる女王神 [東方神殿、反神] 高神ヴィスとゲブケランの子孫であるこの反神は、オォルス・サーラーの母神として悪名高い。彼女は競争相手を喰い殺すことで怪物たちの女王となった。かつて魔王バンダンを喰らったこともある。 膨れ上がった巨体の怪物として描かれる。その体には、移動可能な第二の大きな口があり、長い舌が伸びている。 アイリーサ Eiritha 家畜の女神 [ワッハの領域、大精霊] 彼女は蹄と角を持つ動物たちの、多産と豊かな乳の源である。平原の全ての動物たちは彼女の子孫である。彼女の力なくしては遊牧民たちは大暗黒を生き延びることは出来なかっただろう。彼女は騎獣遊牧民のほとんどの女性に信仰される。 アイリーサは人頭の獣、もしくは獣頭の女人として現れる。 アヴィヴォルス Avivorus ※ 槍の男 [ダラ・ハッパ神殿、神] ダラ・ハッパの戦神の一柱。ハスタトゥスとも呼ばれる。槍使いの神である。彼は皇帝親衛隊の兵士たちに信仰されている。 アヴァナプドゥール Avanapdur ※ 悪夢の反神 [東方神殿、反神] 東方世界に亜神紀の終わりに現れた反神。アヴァナプドゥールはヴィゼラの人々によって“創られた”神であった。彼は反神ヘレスプールの侵攻を防ぎ、大きな信仰を受けるようになった(だがこれは芝居でしかなく、ヘレスプールはアヴァナプドゥールに操られていた)。強大な力を手に入れた彼は傲慢となり、ついにはヴィスに自分を信仰するように迫った。 結局、アヴァナプドゥールは賢者マシュナサンによって自分が偽りの存在でしかないことを証し立てられ、その在るべき領域(夢の世界)へと追放された。同時に偽りの神々を信仰していた土地も夢の世界へ消え去り、真の神々に忠実な人々が住む島々だけが残った。このアヴァナプドゥール戦争の終結により、亜神紀は終わり、人間紀が始まった。 アヴァルニア Avarnia ※ 鳥の民の女王 [リンリディ神殿、神] アヴァルニアは生命の鳥の女王であり、月都メルニッタの守護女神であった。彼女はルナー帝国が「鳥の民」を復活させたときに信仰を取り戻した。彼女はリンリディ地方で“鳥の王”ヴリーマクと共に崇められている。 小鳥、特にウズラの頭と翼をもった女性として描かれる。 青い月の女神 Blue Moon Goddesses →「レジーラ」、「オロゲリア」、「アニーラ」、「ヴェルダラ」、「マハクォータ」、「クォタナーラ」を見よ 赤の皇帝 the Red Emperor 月の息子、第77代ダラ・ハッパ帝国皇帝 [ルナー神殿、神] ルナー帝国の支配者、エギの指導者、赤の女神の息子である。殺されることはあっても自然に死ぬことはなく、その記憶を受け継いだ皇帝が新たに現れるため、一人の皇帝が代々統治しているように見える。ルナーの理想と崇拝され、「月の息子」、「諸王の王」、「天界への架け橋」、「エギの長」などと呼ばれる。 彼の存在は「エギ」たちから引き出される。赤の皇帝は女神の単性生殖による息子であり、かつては全く同じ存在として復活していたが、シェン・セレリスが月を略奪し、エギのいくたりかを殺して以来、彼は復活する度に少し異なった存在となるようになった。 赤の女神 Red Goddess →「ルフェルザ」、「ナーザ」、「セデーニア」、「タラスタラ」を見よ。 悪魔 Devil 究極の悪 [マルキオン教、神] →「ワクボス」「カージャボール」「ガネサタルス」を見よ。 悪鬼 Cacodemon オーガたちの混沌神 [混沌神群、神] ワクボスが真の石に潰されたとき、悪鬼として知られる悪魔の肉体のかけらが幾体も逃げ去った。彼らはオーガや混沌の存在に、その与える魔術が故に信仰されている。 ●アズリーリア Asrelia 富の祖母 [大地の神殿、神] ●アトロクス Atrox [マルキオン教、聖人] アニーラ Annilla 青い稲妻 [トロウル神殿、神] 世界から太陽が消え去った後、アニーラは地界よりウズを乗せて天界に攻め入った。スパイクが爆発したとき、アニーラは天頂よりマガスタの渦へ飛び込んで世界の空隙を埋めた。現在、アニーラは“目に見えない”天体となり、その昇降が潮の満ち引きを作り出している。彼女は天頂よりマガスタの渦へ飛び込む際にわずかに「青い稲妻」として見ることができる。 ●アプタネイス Aptanace 賢者、文明の創始者 [クラロレラ神殿、神] ●過ちの神々 False Gods [マルキオン教、神] アラクニー・ソラーラ Arachne Solara 自然の女神 [神殿に属さず、信仰されず] アラクニー・ソラーラは世界女神グローランサの精霊であると言われる。彼女は「大いなる盟約」と呼ばれる契約を作り上げ、大いなる網を編み上げて悪魔ワクボスを捕らえ、これを喰らって「時」を生み出した。また曙の時代には、停止した太陽をその網でとらえ、もとの軌道に引き戻したという。彼女は個人に信仰されることはあるものの、カルトを形成することはない。ウズの半神、クラグスパイダーが最も有名な帰依者である。 ●アランダイラ Arandayla 馬の母 [カルグザントの領域、精霊] ●アルドリア Aldrya 森の女神 [エルフ神殿、大神] アルドリアは植物の女神であり、地上の全ての植物は彼女の子孫である。彼女は最初の種ファラマルより生まれた。 ●アレシュマーラ Aleshmara 女性の精霊 [パマールトの領域、精霊] アロニウス・ジャランティール Aronius Jaranthir ※ 「ルナーの道」の伝道者 [カルマニア正教会/ルナー神殿、小神] カルマニアの現在の支配者、ジョール伯の祖先の英雄である。彼は二度生を受けており、その度に英雄の王朝を開いた。二度目の生では、赤の皇帝を助けてシェン・セレリスの駆逐に力を貸した。その報償として彼は神格化され、赤の月のエギの一員として迎えられている。彼は彼を先祖とする貴族たち、あるいは彼を理想のカルマニア人と崇拝するものたちに信仰されている。 アンティリウス Antirius ※ 光と正義の神、イェルムのかけら [ダラ・ハッパ神殿、神] イェルムが天空で砕けたとき、そのエッセンスは光輝くものとして空に残った。それは新しい神となり、こう言った。「我はアンティリウス。純粋なるもの、神の正義の体現者である」。彼はダラ・ハッパ帝国の皇帝たちの守護神とされた。 アンティリウスは初め目を向けられないほど眩く輝いていたが、世界に混乱がつづくうちに輝きを失い、黄金の丘でゾラーク・ゾラーンによって手傷を受け、ついには世界から消えてしまった。アンティリウスが消えた後、ダラ・ハッパに真の暗黒が訪れ、トライポリスは無人の廃墟となり打ち捨てられた。 アンティリウスは手に階段を持つ神として描かれる。その一方は天なるイェルムへ、その一方は地上の支配者たる皇帝へとつづいているのだと考えられる。 ●アンドリン Andrin ※ 法の語り部 [嵐の神殿、小神] いいい ●イーカズ Ikadz 浄化の神 [フォンリット神殿、神] ●イーヒリム Ehilm 太陽の神 [マルキオン教、神] ●イェステンドス Yestendos ※ 舟乗りの神 [ダージーン神殿、神] ●イェルマリオ Yelmalio 光と戦いの傭兵神 [ダラ・ハッパ神殿、神] イェルム Yelm 太陽の神にして皇帝 [ダラ・ハッパ神殿、大神] 一なるもの、宇宙の皇帝、百神の主、万物の父、光の王、視覚の源。イェルムは偉大な完全なる皇帝であり、世界に光をもたらす太陽でもある。彼は「黄金の時代」には黄道に縛られず自由に動いていた。イェルムは彼を妬む反逆の神々と、その長であるオーランスに殺害され、それが世界の破滅への道を開いた。 イェルムのかけらとして知られる存在がいくつかあり、そのうちのいくつかはイェルムの一部として崇拝されている。すなわち、 アンティリウス、ヴリーマク、ビジーフ、カツクルトゥム、ベルニール・アラシャゲルン、エンヴェリヌスの6神である。 彼はダラ・ハッパの男性の完全な理想とされる。彼はダラ・ハッパのエリート、特に貴族たちに崇拝されている。イェルムは玉座に腰かけ、その前に神と女神を居並ばせている、偉大な皇帝として描かれる。彼は「太陽の円盤」として描かれることもある。 ●イェルムガーサ Yelmgatha ※ ヒーロークエストの神 [ダラ・ハッパ神殿、神] イドヴァヌス Idovanus ※ 善神 [カルマニア正教会、神] カルマニア正教会における最高神。法と真実の神であり、「善なる神」として多くの神々を守護している。イドヴァヌスは対極の存在「悪なる神」ガネサタルスと永遠の闘争を続けている。彼を直接信仰できるのは聖別された「マギ」と呼ばれる特殊な聖職者だけである。 光の宝珠を持ち、王冠を被った男として描かれる。しばしばチャリオットに乗っている。 ●イサリーズ Issaries 交易と意志疎通の神 [嵐の神殿、神] イリピー・オントール Irripi Ontor 褐色の男 [ルナー神殿、神] イリピー・オントールは七母神の一柱であり、ユスッパ出身の学者である。かつてはダラ・ハッパの知識神ブゼリアンの司祭だったが、その背教者となった。彼はルナー帝国の法と教育を体現している。 彼の描像は年輩の男で、あご髭はないが、濃い口ひげがあり、伝統的なブゼリアンのローブを身にまとっている。 ●イスバーン Isban ※ がちょう少女 [大地の神殿、小神] ●インキン Yinkin シャドウキャットの父 [嵐の神殿、神] ううう ウーマス Umath 反逆の神 [旧神、嵐の神殿(信仰されず)] ウーマスは風と嵐をつかさどる多くの重要な神の父であり、彼の特別な属性は強さと暴力である。彼はダラ・ハッパ人のあいだでは天空の調和を破壊し、天柱を砕き、「無謬の天空」を失わせしめた悪神として記憶されている。 ウーレイニア Ourania 天国の処女王 [ダラ・ハッパ神殿、神] ウーレイニアはダーゼイターの「娘」(創られたのであって、本当の娘ではない)であり、ダーゼイターが去った後、天界を治める女王となった。彼女はダーゼイターへ身を捧げている。天の届かぬ高みにいるダーゼイターのしもべとして、ウーレイニアは敬虔で至純な生き方を守り続けており、それによって処女の働き手の鑑となっている。 彼女は天を仰いでひざまづき、祈りを捧げている姿で描かれる。天の玉座に腰掛ける姿であることもある。その片目からはきらめきがこぼれ落ちている。 ●ヴァシャンティ Vashanti ※ 龍帝 [クラロレラ神殿、神] ●ヴァネーカラ Vanekara 投擲者 [ウズ、神] ヴァラーレ・アッディ Valare Addi ※ ヒーロークエストの女神 [ルナー神殿、英雄] 彼女はルナー神殿におけるヒーロークエストを体系化した女英雄である。ヴァラーレは女神自身に啓発され、女神のゴッドクエストの秘密の一部を「エンテコスの物語」という書に記した。彼女の開いたヒーロークエストの道は、ルナー帝国で最も基本的なクエストとなっている。彼女はシェン・セレリスの赤の月の略奪を生き延びている。 彼女は小さな杖(アッディ)を持った、理知的な顔の若い盲目の女性として描かれる。 ●ヴァランオーランス Varanorlanth ※ 野人 [嵐の神殿、小神] ヴァリンド Valind 冬の神 [嵐の神殿、神] ヴァリンドは北から地表を撫でていく冬の力の源である。ペローリア北部やカルマニア地方では、ヴァリンドは代表的な悪神とされている。 凍ったままの顎髭をはやし、体中に氷をつけた巨人の姿で表される。 ●ヴァルゼイン Valzain ヴォルメインの皇帝神 [ヴォルメイン神殿、大神] ●ヴァヨビ Vayobi ※ 龍帝 [クラロレラ神殿、神] ●ヴァンガンス Vanganth ※ 飛行の神、雷鳴の兄弟 [嵐の神殿、小神] ●ヴァンゴーノ Vangono 戦の精霊 [パマールトの領域、精霊] ●ヴィーヴァモート Vivamort [混沌神群、神] ●ヴィス Vith ※ [東方神殿、高神] ●ヴィ・トゥロス ViTuros ※ (→トゥロスを見よ。) ●ヴィンガ Vinga ※ 女冒険者 [嵐の神殿、神] ●ヴィングコット Vingkot 勝利者にして守護戦士、至高王 [嵐の神殿、小神] ヴェリスルーザ Verithurusa ※ 赤い月の女神、無垢の女神 [ルナー神殿、神] ヴェリスルーザはイェルムの娘であり、太陽にかしづいていた八つの惑星の一つであり、白い女神であった。だが天空が回転を始めたとき、彼女は好奇心からウーマスに従って動くうちに地界に落ち、何かを永遠に失った。彼女は天空の居場所に戻ったが、その色は変わり、“赤の月”セデーニアと呼ばれるようになった。彼女はやがて色を青く変え、地上近くまで下りてきて、「レジーラ」と呼ばれるようになった。 彼女は「月の七女神」の一柱である。 ●ヴェイドラス Vadrus [嵐の神殿、信仰されず] ●ヴェーンペレーシャ Venperesha ※ 気高き海の反神 [東方神殿、反神] ●ヴェラ Vela ※ 縁結びの女神 [大地の神殿、小神] ●ヴェルダーラ Veldara ※ 青い月の女神 [フォンリット神殿、神] ●ヴェルハラ Velhara ※ 野の貴婦人 [嵐の神殿、神] ●ヴォヴィーシボール Vovisibor 歩く汚物 [パマールトの領域、精霊] ●ヴォーリア Voria 春の乙女 [大地の神殿、小神] ●ヴォーリオフ Voriof 牧夫の神 [嵐の神殿、小神] ●ヴォーレラ Vorela ※ 動物の癒し手 [大地の神殿、小神] ●ヴォテネヴラ Votenevra ※ 大地の癒し手 [大地の神殿、小神] ●ヴォンゴーノ Vongono [パマールトの領域、精霊] ●ウサーラ Usara ※ オート麦の女神 [ ●ウダム・バグール Udam Bagur ※ 地獄の判官 [クラロレラ神殿、神] ●宇宙竜 Cosmic Dragon [クラロレラ神殿、竜] ●奪い手 Taker ※ 破壊を司るもの [エルフ神殿、神] ●ウラルダ Uralda ※ 牛たちの母 [大地の神殿、小神] ヴリーマク Vrimak 鳥の父、イェルムのかけら [リンリディ神殿/ダラ・ハッパ神殿、神] 鳥の王、いと高き飛翔者、天の御使いなどと呼ばれる。力強い鷲から小さなハチドリにいたる鳥類の全ては、偉大なヴリーマクの変種にすぎない。ヴリーマクはイェルムの一部であり、アヴァルニアとともにリンリディ地方(現在の「原聖地」君主領)で広く信仰されている。 彼は通常、巨大な鳥(通常は鷲)として描かれ、しばしば炎をまとっている。 ウルヴァイリヌス Urvairinus ※ 戦帝、第九代ダラ・ハッパ皇帝 [ダラ・ハッパ神殿、神] ウルヴァイリヌスは世界で初めて軍団を召集した皇帝であり、現在でもルナー帝国の多くの連隊の兵士たちに信仰されている。 皇帝の十のレガリアを身につけ、武装する巨大な皇帝として描かれる。 ●ウレンゲルム Urengerum ※ 射手 [ダラ・ハッパ神殿、神] ●ウロックス Urox ※ 嵐の雄牛 [嵐の神殿、神] ●ヴロンカル Vronkal 大エルフ王 [エルフ、神] ●ウン・ロ Un Lo ※ 宇宙竜 [クラロレラ神殿、神] えええ ●エーテル Aether 光の王 [旧神、信仰されず] ●エイコース Acos 法と安定の神 [旧神、信仰されず] エティリーズ Etyries 女神の使者 [ルナー神殿、神] かつてエティリーズは定命の者であったが、赤の女神に学び、改宗し、女神の教えを悟った。彼女は女神が地獄から帰還するのを助けて地上へ戻り、女神の物語を歌って人々が「螺旋の道」を辿れるようにした。その働きを認められ、エティリーズは全ての交換を司る女神となった。エティリーズは、ルナー神殿の中で最も信者の多いカルトである。 彼女は右手に天秤を持って前に突きだし、左手で胸の前に神聖な壺を抱えている、驚きに目を見開いた女性として描かれる。 ●エスラ Esra ※ 大麦の母 [大地の神殿、小神] ●エズラーン Ezran ※ 邪悪なもの [東方神殿、反神] ●エスローラ Esrola ※ 豊穣の母 [大地の神殿、神] ●エニンタ Eninta ※ 産婦 [大地の神殿、小神] ●エベ Ebe ※ 野人 [クラロレラ神殿、神] ●エルマル Elmal ※ 太陽の近侍 [嵐の神殿、神] ●エローン Eron ※ 水の神 [エルフ神殿、神] ●エンギジ Engizi ※ 天空の大河 [嵐の神殿、神] エンテコス Entekos ※ 清浄なる風の神、月の母 [ペランダ神殿、神] エンテコスは清浄な風、高潔さ、平和、慈愛の女神である。彼女は女性の力と魔術の女神でもある。彼女は雷と雨、冬の神々を支配しており、天候の女神としてペローリア全土で信仰されている。ペランダの地では「高徳の女神」としてさらに大きな信仰を持つ。おそらく赤の女神の誕生に何らか関係を持っていると考えられ、ルナーの聖人ヴァラーレ・アッディはこの女神について記した「エンテコスの物語」を残している。 彼女は下半身が風のなかにかき消えている女性として描かれる。「デンダーラの惑星」がしばしばその頭上に浮かんでいる。 ●エントラ Entra ※ 豚たちの母 [大地の神殿、小神] ●エンフェラルダ Enferalda ※ ささえるもの [大地の神殿、小神] おおお ●オーヴァンシャゴール Orvanshagor ※ 竜殺し [嵐の神殿、小神] ●オーオーランス Ohorlanth ※ 雷鳴 [嵐の神殿、小神] ●オースタン Orstan ※ 大工の神 [嵐の神殿、小神] オーランス Orlanth 嵐の神、神々の王 [嵐の神殿、大神] ダラ・ハッパ人は、ウーマスがシャーガシュに殺され地に落ちた後から彼が生まれたと伝えている。彼は父の王国の大部分を受け継いだため、ダラ・ハッパ人にはしばしばウーマスと混同されていた。彼はイェルムの息子とイェルムを殺し、世界に暗黒をもたらした。彼は自らの過ちを認め、地界へ赴き皇帝に謝罪し、自らを犠牲にしたとされる。 ●オーランスカルル Orlanthcarl ※ 農夫の神 [嵐の神殿、小神] ●オォルス・サーラー Oorsu Sara ※ 怪物の王にして反神の王 [東方神殿、反神] ●オーマライア Omalaya ※ 狩人の神、雷鳴の兄弟の一柱 [嵐の神殿、小神] ●オヴェルドルヴァ Overdruva ※ 森林の友 [大地の神殿、小神] オスリラ Oslira 河の母 [ダラ・ハッパ神殿/マガスタ神殿、大神] オスリラはダラ・ハッパの都市をはぐくむ大河の女神である。かつてはイェルムの敵対者であり、ネステントスと呼ばれていたが、イェルムに手なづけられた。現在オスリラはイェルムを助けている。オスリラの信仰は河川流域の農民たちの間に広がっている。魚とワニは彼女の従者である。ライバンスでは特に重要な女神だとされており、ライバムスと供に奉られている。 オスリラは魚の尾をした女性として描かれる。 ●オデイラ Odayla 熊、狩猟の神 [嵐の神殿、神] ●オノコス Onokos ※ 選民主義の守護聖人 [マルキオン教、聖人] ●オラーニ・モーア Orani Mor ※ 蜘蛛の母 [ウズ、精霊] ●オラーネ Orane ※ 農婦 [大地の神殿、小神] オリア Oria ※ 大地母神 [ペランダ神殿/ダラ・ハッパ神殿、大神] 生命の源、命を育む者、八十の母、百の母。オリアはロウドリルの妻神であり、ペローリア地方の大地母神である。家畜も野生の獣も、山野の草木も穀物も、みなオリアの子供たちである。彼女は慈愛と豊穣そのものであり、ペローリアでは最大の信仰を得ている。彼女は常に多くの夫や息子たちとともに信仰される。 彼女は(しばしば大きな胸の、太った)既婚の女性として描かれる。 ●オルヴェンティリ Orventili ※ 平和のつくり手 [大地の神殿、小神] ●オレノア Orenoar 真実の女神 [旧神、信仰されず] ●オレンダーナ Orendana ※ 大地の女王 [大地の神殿、小神] オロゲリア Orogeria ※ 青い月の女神、星の女狩人 [ペランダ神殿/ルナー神殿、神] オロゲリアは大いなる女狩人、野の姫、生と死の守護者である。彼女は大暗黒の後、曙の訪れる前に地上に現れ、餓えた人々に狩りの方法と、困難なときにいかに生きるかを教えた。彼女は星の熊を狩り、世界に星々を呼び戻した女神である。彼女を崇拝するのは女の狩人たちである。彼女はまた、月の七女神の一柱でもある。 オロゲリアは手に鹿の角を持った、あるいは鹿とともに歩む女狩人として描かれる。 ●オロルマーン Orolmarn ※ 牧夫の神 [嵐の神殿、小神] ●オンパロム Ompalam 全能の王、奴隷の神 [フォンリット神殿、大神] かかか ●ガー Ga 大地の女帝 [旧神、信仰されず] ●カーカル Krkal ※ [東方神殿、神] ●カーガン・トール Kagan Tor 闘争と戦の神 [旧神、信仰されず] ●カーグ Karrg 武器の達人 [ウズ、神] ●ガーク、静寂なる Gark the Calm 永遠の平和と生命、ゾンビの神 [マルキオン教、神] ●カージャカン Karjakan ※ 悪霊、コーラートの敵 [嵐の神殿、精霊] ●カージャボール Kajabor 悪魔、虚無の神 [混沌神群、信仰されず] ●カージョールク Krjalk 怪物 [マルキオン教] ●ガーラント Gerlant 炎の王 [マルキオン教、聖人] ●カイガー・リートール Kyger Litor ウズの母 [ウズ、大精霊] ●ガガース Gagarth 荒れ狂う狩人 [嵐の神殿、神] カツクルトゥム Kazkrtum ※ 虚ろの皇帝 [ダラ・ハッパ神殿、神] 暗黒の最悪の時代に世界を支配した、皇帝たる資格を持たない皇帝である。彼の支配の間、全ての神々は死に絶えていた。空には星の光さえも無かった。人間はあらゆる悪徳を甘受することでこの受難の時代を生き延びることができたが、そのため不浄な存在たらざるを得なくなってしまった。カツクルトゥムはイェルムにあるはずのない「影」、イェルムの「他なるもの」であり、その一部でもある。 触覚を生やした昆虫のような男、もしくは灰として描かれる。 ●カドーネ Kadone ※ 地に堕とすもの [大地の神殿、小神] ●ガドブラド Gadblad 大いなる鍛冶 [ウズ、精霊] ●カバルト Kabalt ※ 稲妻 [東方神殿、神] ●カラドラとオーレリオン Caladora and Aurelion [神殿に属さず、神?] ●カラドリル Caladrill ※ [大地の神殿、神?] ●カリツ Calyz ※ [ヴェレネラ神殿、神] カルグザント Kargzant ※ 太陽の馬 [カルグザントの領域、大精霊] 遊牧民たちはこの神をイェルムと同一の存在だと思っているが、ダラ・ハッパ人はイェルムの下僕の一人にすぎないと知っている。カルグザントは信者の危難に助けを送り、そのでしゃばりのため後に罰せられた。遊牧民たちの間では、輝き、馬に乗っている偉大な指導者ととして描かれる。 カルグザントは「曙」以前に天空に昇った太陽である。彼は遊牧民の皇帝を助けてトライポリスを復興させ、イェルムの帰還にそなえた。だが怪物によってその力を奪われ、馬は汚れた動物に成り果て、騎馬遊牧民は堕落した民となってしまった。 カルグザントの惑星は、現在で「前駆星」(Lightfore)に囚われ見ることができない。 カルマノス Karmanos ※ 最後の預言者にして最初のカルマニア王 [カルマニア正教会、預言者] “先陣”サイランティールと“青の城の女神”シャルメインとの間の息子。「スポルの薄闇の帝国」と戦い、これを滅ぼしてカルマニア王国を建国した。また新しい教会を設立し、カルマニア正教を開いた。 “最後の預言者”とも呼ばれる。謎の多い人物であり、「彼は赤の女神の先触れであった」と言われている。 ガネサタルス Ganesatarus ※ 悪なる神 [ダラ・ハッパ神殿/カルマニア正教会、神] “善なる神”イドヴァヌスが世界を創造したとき、その注意の及ばなかったところから生まれたのが、邪神ガネサタルスである。彼はイドヴァヌスが司らない全てのものを司る。不服従、邪悪、残忍、暗闇、無知、飢餓、死、罪――これらは皆、ガネサタルスの道具である。彼は堕落させた世界の中から、自らの新しい世界を創造しようとした。“忌まわしき”ヤー・ガン、“死者”カツクルトゥム、“悪魔の魔道士”フロナラコーなどは彼が作り出したものである。彼はカルマニアやダラ・ハッパの悪魔崇拝者に密かに信仰されているが、彼自身はその祈りに応えることはない。彼は神々を堕落させ、その「反逆の神々」の信者を通じて世界に影響を及ぼすのである。 くくく ●クォタナーラ Quatanara ※ 青い月の高原の精霊 [ウズ、精霊] グバージ Gbaji 裏切り者 [混沌神群、信仰されず] グバージは「曙の時代」に終焉をもたらし、ジェナーテラの文明を破壊した。彼は狡猾な手を用いて、ペローリアからセシュネラまでの全てのカルトと人々を混沌で汚染した。 彼の絵姿は知られていない。 ●クリムゾン・バット Crimson Bat 死の神、赤の女神の乗騎 [リンリディ神殿/ルナー神殿、神] 第一期にアーカットに破壊されたが、女神によって復活した。 ●グローランサ Glorantha 宇宙女神 [旧神、信仰されず] ●クローパ Kropa 多くのものの母 [ウズ、精霊] ●クロラール Krolar ※ サソリの守護 [ウズ、精霊] ●クロニスパー Cronisper 賢者 [パマールトの領域、精霊] けけけ ●ケヴ Kev ※ 幻視者 [大地の神殿、小神] ●ゲブケラン Gebkeran ※ 闇の母 [東方神殿、高神] ゲーラ Gerra ※ 黒い月の女神、悲嘆の女神 [ペランダ神殿/ルナー神殿、神] ゲーラはかつては強大な力を持つ女神だったが、その傲慢さのために大きな罰を受けることになった。彼女は大暗黒の中で地獄を彷徨い、手足を切り落とされ、逆さにつられ、何度も生き死にを繰り返したが、決して死ぬことはなかった。彼女の教えは「生きることは苦しみである」ということである(これは一つの真実である)。カルマニアにある彼女の聖地「黒いピラミッド」には、自らの命を捧げるために信者が集まってくる。 彼女は手足を切り落とされ、逆さにつられて泣き叫ぶ女性として描かれる。彼女は「月の七女神」の一柱でもある。 ゲレンデッソ Gerendetho ※ コースタディの父 [コスターディ神殿、神] ゲレンデッソはロウドリルの息子の一人であり、山羊乗りの神である。彼は山の頂を削り取って「渇きの高原」を作り、その土砂で「ジョード山脈」を作り出した。彼はコースタディの畑作農民に信仰されている。 槍を持ち、豊かな髭をたくわえた男として描かれる。 ●ケンストラータ Kenstrata ※ 狩人の神 [ペランダ神殿、神] こここ ●コーラート Kolat 風の精霊王 [嵐の神殿/領域、大精霊] ●コガッグ Kogag 舟乗り [ウズ、神] ゴゴーマ Gorgorma 秘密の守護者、恐怖、喰らうもの [ダラ・ハッパ神殿、神] “二つの口の”ゴゴーマは、巨大でしわくちゃな恐ろしい女性であり、デンダーラの姉妹である。彼女は恐ろしく畏怖すべきものである。イェルムも彼女の存在を認めざるをえない。──しかしながら、彼女は最悪の時代をのぞいては、全くといっていいほど崇拝されない。 彼女はしわくちゃで不格好な、太った老婆の姿で描かれる。 ●ゴドゥーニア Godunya 龍帝 [クラロレラ神殿、神] ●ゴラキーキ Gorakiki 虫類の母 [ウズ、精霊] ●コラスティング Korasting 多くのものの母 [ウズ/大精霊] ●コルガツ Korgatu ※ 世界竜、スンチェン人の大祖 [スンチェンの領域、大精霊] さささ ●ザーラーマカ Zaramaka 海の父 [旧神、信仰されず] ●ザブール ZZabur 大魔道士 [無神教、魔道士] ●サラーズニー Thaluzni エレメントの天秤 [クラロレラ神殿、神] ししし ●ジェーラ Jera ※ 薬師 [大地の神殿、小神] ジェセット Jeset 船頭 [ウズ、精霊] ●ジェナート Genert 死せる神 [旧神、信仰されず] ジェルノティウス Jernotius ※ 高き神の長 [ペランダ神殿、神] カルマノスがカルマニア王国を打ち立てる前には、現在のカルマニア地方はペランダと呼ばれており、独自の神々を信仰していた。ジェルノティウスはその「高神」の評議会の長であった。ジェルノテウスは均衡の神であり、同時に均衡の女神ジェルノティアでもある。彼は大暗黒時代に石に変えられ、現在はジェルノティア山脈の最高峰となっている。 シェペルカート Shepelkirt ※ 毒の血、赤い月 (→オーランス人の間での赤の女神の呼び名) ●ジオーラ・ウンバー Xiora Umber [ウズ、神] ●シカーノス Sikkanos 悪しき風、砂漠の風 [パマールトの領域、精霊] ●始祖混沌 Primal Chaos [混沌神群] 七母神 Seven Mothers 赤の女神を復活させた者たち [ルナー神殿、神] 赤の女神を復活させた七人の“エギ”たちは、現在は神格化されており、帝国の影響下にある地域では必ず見ることができる。彼らは女神の先触れであったごとく、「ルナーの道」の伝道を行うカルトである。七人の賢者たちは、ヤーナファル・ターニルズ、イリピー・オントール、ティーロ・ノーリ、魔女ジャーカリール、女王ディーゾーラ、ダンファイヴ・ザーロン、そして神秘的な「待つ女」である。ハートランド地方では、七母神は別々の神格として信仰されている。 七母神の絵姿は個々の神の項に記されている。しばしば七人全員の姿が陶器に描かれるが、それによると彼らは三日月型の舟に乗っている。 ●ジトロ・アーゴン Zitro Argon [ヴェレネラ神殿、神] シャーガシュ Shargash ※ 破壊する者、赤い惑星 [ダラ・ハッパ神殿、大神] アルコスの大いなる戦神。シャーガシュは「赤き惑星」、「破壊する者」、「喰らう者」、「浄化の神」である。彼はイェルムの息子の一柱で、アルコスの守護神とされる。彼は修復することよりも破壊し、新たに置き換えることを是とする。彼の教義とは、「新しきものをもたらすためには、破壊は必要である」というものであり、そのため彼は生命の神でもある。イェルムの死後、彼は反逆の神々や偽りの太陽と戦い続けた。やがて大暗黒が訪れると、彼は世界全土を破壊し、それによってグローランサを浄化し、イェルムの帰還に備えた。 彼は何本もの腕をもち、その手に天空の槍、メイス、稲妻などの武器を持った戦士の姿で描かれる。 ジャーカブーム Jakaboom 影に踊るもの [ウズ、精霊] ジャーカリール、魔女 Jakaleel the Witch 糸紡ぐ老魔女 [ルナー神殿、精霊] 彼女はかつてはジョード山脈のゾラーク・ゾラーンの女祭であった。彼女のカルトは、闇の神秘のうちに潜む、多様な恐怖と慰めとを探求している。ジャーカリールは「ルナー魔道」の神である。また彼女は「青い月」の近しい友であり、カルトはルナーのトロウルたちに好まれている。 彼女の像は、しおれた腕をした痩せこけた老婆の姿をしており、黒い星で飾られた明るい色のショールをまとっている。 ジャグレクリアンド Jagrekriand ※ ウーマスを殺したもの (→オーランス人の間でのシャーガシュの呼び名) ●シャヴァイア Shavaya 光輝の皇帝 [クラロレラ神殿、神] ●ジャラニ Jarani ※ 法の男 [嵐の神殿、小神] ●ジャルダン Jaldan ※ 戦士 [カルグザントの領域、精霊] ●シュ’ハカルジール Sh hakarzeel ※ 竜 [嵐の神殿、敵神] ●シュール・エンスリーブ SurEnslib ※ 長脚の女神 [ダージーン神殿、大神] ●ショーグ Sshorg 海流の女神 [東方神殿、神] ●ジョサード Josad ※ 長老 [カルグザントの領域、精霊] すすす ●スウェムズ Swems 長虫の母 [ウズ、精霊] ●スコーヴァラ Skovara ※ 低き芸人 [大地の神殿、小神] ●スタークヴァル Starkval ※ 近侍戦士の神、雷鳴の兄弟の一柱 [嵐の神殿、小神] ●スチャーラ Schara ※ ライ麦の女神 [大地の神殿、小神] ●スティクス Styx 誓いと黒い水の女神 [ウズ神殿、神] ●捨子 Foundchild 狩人 [ワッハの領域、精霊] ●ストーム・ブル Storm Bull 狂戦士の精霊、混沌を倒すもの [ワッハの領域、精霊] ●スビーリー Subere 光に触れざる闇 [ウズ、大精霊] せせせ ゼイテネラ Zaytenera ※ 白い月の女神、来るべきもの [ダラ・ハッパ神殿/ルナー神殿、神] 彼女は「大いなるこころ」、「宇宙的な認識」である。“来るべきもの”。彼女は「月の七女神」の一柱でもある。 ●セケヴァー Sekever ※ [クラロレラ神殿、神] セデーニア Sedenya ※ 月の女神 [ダラ・ハッパ神殿/ルナー神殿、神] セデーニアとは彼女のさらに秘された月の女神の自我のことを指す。セデーニアは周期の女神であり、月の本質であり、繰り返すものとして認識される力すべての源である。彼女は“瞑想者”、“変化させるもの”、“大いなる犠牲”などとも呼ばれる。彼女は神話時代に滅ぼされたが、彼女の復活は人間と宇宙全てに解放をもたらした。何千年にもわたり「見えざるもの」であったが、現在はルフェルザの七つの姿を通して知覚することができる。 ●ゼメーラ Xemela ※ 治癒の守護聖人 [マルキオン教、聖人] ●ゼラ Thella ※ 夢の女神 [東方神殿、神] ●ゼレル・ファン Zerel Fan ※ 黒陽神あるいは血陽神 [クラロレラ神殿、神] ●センカーナ Senkana ※ 大麦の女神 [コスターディ神殿、神] そそそ ●創世主 Earthmaker 大いなる精霊 [パマールトの領域、信仰されず] ●祖なる竜 ※ Ancestral Dragon [クラロレラ神殿、竜] ●ソマーシュ Somash [ヴェレネラ神殿、神] ●ゾラーク・ゾラーン Zorak Zoran 暗黒と激怒の神 [ウズ、神] ●ソルフ Solf [ヴェレネラ神殿、神] ●ゾング Zong 狩人の精霊 [ウズ、精霊] たたた ●ダーガ Daga 干ばつの神 [嵐の神殿、神] ●ダーカ・ファール Daka Fal 死者の判官 [ワッハの領域、精霊] ダーゼイター Dayzatar 神聖にして超然たる天空の神 [ダラ・ハッパ神殿、大神] 彼は最も聖なるもの、天空の神々のうちで最も遠きものである。彼は遠く去り、接触するのは困難である。ダーゼイターの修道僧たちは魔術の力をもっていはいるが、それは非常に代価が大きく、しかも禁欲的な神秘主義的生活規範をつうじてのみ使用可能なのである。かつては空にダーゼイターを惑星として見ることができたが、現在では空の天蓋の外に去ってしまっている。彼は天空神殿における神秘主義の神であり、その下位の秘密は現在ではブゼリアンの司祭によって扱われている。 冷ややかな、あるいは尊大な表情をした、禿頭の男として描かれる。 ●ダーリアス Daliath 知恵の番人 [マガスタ神殿、神] ●ダーリスター Darleester ※ [フォンリット神殿、神] ●ダール Dar ※ 指導者 [嵐の神殿、小神] ●ターン・ガト・ハ、その名よ呪われてあれ TarnGatHa ※ 偽龍帝 [クラロレラ神殿、神] ●タイ・コラ・テック Ty Kora Tek 死者の女神 [大地の神殿、神] ●太守 Exarchs [クラロレラ神殿、神] ●タイレーニア Tylenea 幻影の女神 [旧神、信仰されず] ダクスダリウス Daxdarius ※ 高き神の一柱、ホプライタイの神 [ペランダ神殿、神] 小暗黒もしくは大暗黒時代のペランダ地方を支配した偉大な戦王。ホプライタイの神。真鍮山脈の「蒼の三眼」のカルトと手を結び、世界で初めて金属製の武器を使用した。彼は雄牛の民と戦い、“忌まわしき”ヤー・ガンを信仰する青人たちをオローニン湖へ追い落とした。カルマニア東部では戦神として、ドブリアンでは都市の神として信仰されている。 ホプライトと槍を持った、威厳のある男として描かれる。 ●ダスタル Dastal ※ 狩人の精霊 [カルグザントの領域、精霊] ●タトウス Tatouth ※ 斥候の神、雷鳴の兄弟の一柱 [嵐の神殿、小神] ●タラール・クヴィンダス Taral Kuvindas ※ オロゲリアの隼 [ルナー神殿、小神] ●タラルタラ Taraltara ※ [ルナー神殿、悟法] ●ダルーダ Daruda ※ 龍帝 [クラロレラ神殿、神] ●ダルジャ・ダナド Darja Danad ※ [東方神殿、法士] ダンファイヴ・ザーロン Danfive Xaron 探索者の橋渡し [ルナー神殿、神] 七母神の一人であり、もともとは血に飢えた無法者であった。女神の再生の儀式に置いては、彼は最も危険な役割につくことを買って出た。その任務に部分的ながら成功し、彼は帝国の「門番」、「夜衛」、「運び手」の地位を得たのである。 彼の陰鬱なカルトは、社会の屑たちが再適応を果たす最後の機会を与えている。どのような犯罪者でも、彼の寺院に行けば必ずかくまってもらえる。しかしカルトの課す制約は過酷であり、カルトにとどまる者は数年間の厳しい努力を重ねた後、はじめて代価を受け取ることができる。 彼はしかめ面をした中年の悪漢の姿で表される。背をかがめて服従を示し、鎖と手枷と足枷をはめている。 ちちち 超越 Transcendant ※ 女神の教え 「超越」はルナー神秘主義の特徴的な教義である。「超越」的な存在は、通常の宇宙的存在の外に存在する。それは神というよりむしろ力であり、「神々の神」と考えられることさえある。これらの力に対して通常の信仰は無意味である。 「超越」という概念は、イェルム暦111,375年(S.T.375年)、ナイサロールによってペローリアに初めてもたらされた。だがその教えはナイサロールがばらばらにされ、死んだときに忘却された。だが、赤の女神の神格化によって七つの月の女神はひとつとなり、神界を通して「超越」と接触することが可能となったのである。 「超越」の存在の代表的なものはセデーニアである。 チャラーナ・アローイ Charana Arroy 癒し手 [嵐の神殿、神] 白き貴婦人。帝国内においては、南部属領地でのみ知られている。他の地方では、エリッサの信仰のみが見られる。 →「エリッサ」を見よ。 ●チャル Chal ※ テシュノスの賢者 [ヴェレネラ神殿、神] つつつ ツインスター Twins Stars 女神の侍女 [ルナー神殿、神] エレリアとヴェレリア。グラマーとクレーターを反乱軍から護った。その奉仕の見返りとして、不死性と天空の星を与えられた。その恐るべきエネルギーを宿すかりそめの肉体を纏い出現する。 月の女神 Lunar Goddess →「セデーニア」を見よ。 角を持つ男 Horned Man 偉大なる祈祷師 [ワッハの領域、精霊] ててて ディーゾーラ DeeZola つなぎとめるもの [ルナー神殿、神] ディーゾーラはアーコス川沿いの地の支配者であり、アラクニー・ソラーラの女祭であった。彼女は癒し手として名高く、貴族と詩人から愛されているパトロンでもある。さらにまた、彼女は地の魔術の女王である。 ディーゾーラは、様々な治療用具や家庭用品を膝の上に乗せて腰掛けた中年の女性として描かれる。 ●ティーロ・エスタラ Teelo Estara ※ 生ける女神 [ルナー神殿、神] ティーロ・ノーリ Teelo Norri 若き生命 [ルナー神殿、神] 彼女は街頭の孤児であり、女神に肉体を提供した無垢なる乙女である。彼女は若さを司るルナーの女神として崇められている。カルトは、貧しいものたちに食を与える救貧院を中心に運営されている。 彼女はいつも年頃の裸婦として描かれる。ときには杯と短剣を持っている。 ●デイホール Dehore [ウズ、精霊] ●デイラヌス Daylanus ※ 征服の風、雷鳴の兄弟の一柱 [嵐の神殿、小神] テイロール Talor 哄笑の戦士 [マルキオン教、聖人] デシュコルゴス Deshkolgos ※ 古の地獄の王 [ダラ・ハッパ神殿、神] デシュコルゴスは地界の古き王である。だが彼はロウドリルに打ち負かされ、現在はその従者となっている。デシュコルゴスはロウドリルに打ち負かされた悪霊を第四階層地獄につなぎとめており、ロウドリルが望むときにそれを解放する。農民たちが蜂起するときの力の裏づけとなるのがこの神である。“怪物の男”とも呼ばれる。 彼は角のある、鋭い歯の傷だらけの怪物として描かれる。 ●デセンボース Desemboth ※ 盗賊の神 [嵐の神殿、小神] ●デストール Destor ※ 冒険者、雷鳴の兄弟の一柱 [嵐の神殿、小神] ●デネゴリア Denegoria ※ 残酷な自由の女神 [ルナー神殿、神] ●テラスク Telask 守護の神 [ヴォルメイン神殿、神] ●デロラデラ Deloradella ※ 暗黒の部族の女王 (→オーランス人の間でのカイガー・リートールの呼び名) ●デューレブ Durev ※ 農夫の神、雷鳴の兄弟の一柱 [嵐の神殿、小神] ●デュルバダス Durbadath ※ 獅子神 [ダラ・ハッパ神殿、神] 天宮の神々 Celestial Court [旧神、信仰されず] かつて宇宙を統べていた、起源の神々である。起源の十柱の神々は法の神エイコース、変化の神ラツラフ、愛の女神ユーレリア、闘争の神カーガン・トール、真実の女王オレノア、幻影の女神タイレーニア、調和の女神ハラーナ・イロール、無秩序の神ラツラフと呼ばれる。 デンダーラ Dendara イェルムの妻 [太陽神殿、大神] 彼女はイェルムの貞淑な妻であり、大地の女神から天空の女神となった。彼女は妻の美徳全てを体現しており、常に夫に従順であった。彼女を崇拝するのは通常イェルムの家門の女性たちである。彼女は天空の女神であり、ダラ・ハッパの女性たちの倫理上のモデルである。彼女は機織りと裁縫に結びつけて考えられており、これらは貴族の女性たちの正しい余暇の過ごし方とされている。彼女はまた、ペローリア地方全域で、婚礼の守護女神として信仰されている。 イェルムの貞淑な妻、女性の貴族として描かれる。しばしばイェルムの傍らや、機織りと裁縫などの家庭的な仕事をする姿で描かれる。 ととと ●トーラート Tolat 生と死の王 [ヴェレネラ神殿、大神] ●ドーマル Dormal 船と水夫の神 [マルキオン教、聖人] ●トゥサンクス Tsankth バラクーダの神、海賊の神 [ヴォルメイン神殿、神] ●トゥルンヒン・ダ Thrunhin Da ※ 深淵の青い龍 [クラロレラ神殿、神] トゥロス Turos ※ 力の神 [ペランダ神殿、神] トゥロスはペランダ(古代カルマニア)の大神であり、山を隆起させる力、川を削る力など、多くの自然の力を司る。彼は地界へ赴き、“怪物の男”デシュコルゴスを倒してデンダーラ、オリア、アナーラ・ゴアらの生命の女神たちを解放した。彼はイドヴァヌスに祝福され、その評議会を構成する「高神」となった。彼はまたカルマニアに残る多くの古都の創始者として信仰されている。 トゥロスはジェナルフ山脈の七つの峰の一つと考えられている。 ●ドゥ・トゥコス DuTukkos ※ アーコス河の神 [リンリディ神殿、神] 時 Time 測り手にして規(のり) 「時」は神として崇拝されることはないが、ほとんど全ての者がその全納の力を認めている。「時」はアラクニー・ソラーラが生みだし、「曙」において解き放たれて世界を包み込んだ。赤の女神は、ときおり「時」の特殊な力を持っていると主張している。 →「超越」を見よ。 ●ドグサル Dogsalu ※ 反神の古き王 [東方神殿、反神] ドナンダー Donander 宇宙的な音楽の神 [様々な神殿、高神] ★ この神は平凡な旅の歌い手に身をやつして世界をさまよい、彼と出会った人々に暖かさと朗らかさをもたらしていると言われている。人々はあらゆる芸人を歓迎し、もてなすよう注意する。というのも、彼らはいつの日かドナンダー自身をもてなし、家に永遠の幸福がもたらされることを望んでいるからである。 この吟遊詩人は通常、その地方で人気のある楽器か、あるいはその楽器を抱えた人間として描かれる。 ●ドバーダン Doburdun ※ 忠実な嵐 [ペローリア神殿、神] ●トリオリーナ Triolina 生命の母 [マガスタ神殿、神] ●ドロガーシ Drogarsi 詩人の神 [嵐の神殿、小神] ●ドロスポリー Drospoly 泥棒女神 [マガスタ神殿、神] ななな ●内的到達への道 Path of Immanent Mastary [クラロレラ神殿] ナイサロール Nysalor 輝ける者、啓発の神 [ダラ・ハッパ神殿/ルナー神殿、神] 「曙の時代」の末期、ドラストールで発見された「宇宙卵」を使い新しい神を創造しようという計画が進められた。そして誕生した神はイェルムを“完全なるもの”にするオセンタルカという神であり、直ちにナイサロールと改名された。彼は西方からきたアーカット、あるいはグバージに破壊された。 ナイサロールの教えは人の世界観を劇的に変化させる「啓発」をもたらすという。ナイサロールは現在では礼拝されていないが、赤の女神の哲学において重要な宗教的役割を果たしている。 ナイサロールの姿を描いたものは現存しないが、写本によれば彼はあぐらをくんで地面から浮き上がり、輝きながら瞑想していたという。 ナヴェーリア Naveria ※ 女性の女神 [ダラ・ハッパ神殿、神] ナヴェーリア地方(オスリル河西部の広範な地域の古名、現在の「銀の影」からカラサル、ドブリアンにまたがる)の女神。かまどと妻と娘、女性の力を司る女神。彼女はダラ・ハッパ帝国に先立つ時代に“赤い王”の妻として君臨していた。 ナヴェーリアは、ナヴェーリア地方特有の蔦模様の刺繍の入った服をまとい、手に聖なるスプーンと鍋を持った姿で描かれる。 ●ナカラ Nakala 暗黒の貴婦人 [旧神、信仰されず] ●ナテイア Natea 海の女王 [マガスタ神殿、神] ナーザ Natha ※ 赤の月の女神、復讐の女神 [ルナー神殿、神] ナーザは“均衡の女神”であり、セデーニアの変転する力の顕れである。彼女はその力を使い、生と死、光と闇、善と悪のいずれかを世界にもたらし、均衡を保つ。彼女は長く失われていたが、均衡が求められたとき、再び現れた。それは「均衡」であり、陰謀ではなかった。 ナーザは鐘を手にし、身体の半身が白色、半身が黒色の女性として描かれる。月の女神として描かれるとき、半身は赤色、半身は黒色とされる。 ににに ●ニスキス Niskis ※ 恋愛の神 [嵐の神殿、小神] ●ニャーンカ Nyanka 水と生命、出産の精霊 [パマールトの領域、精霊] ●ニャン・マオ NiangMao ※ 大賢者 [東方神殿/クラロレラ神殿、法士] ねねね ●ネヴァーラ Nevala ※ 羊たちの母 [大地の神殿、小神] ●ネンデューレン Nenduren ※ 大賢者 [東方神殿、法士] ののの ●ノルーマ Noruma 大いなる祈祷師 [パマールトの領域、大精霊] ははは ●ハーヴァン・ヴォール Havan Vor ※ 定命の祖父 [嵐の神殿、神] ●ハースト Harst ※ [嵐の神殿、小神] ●バービスター・ゴア Babester Gor 大地の聖なる復讐者 [大地の神殿、神] ●ハーラマラオ Halamalao ※ 太陽神 [エルフ神殿、神] ●バーンター Barnter 鋤の神 [嵐の神殿、神] ●ハイキムとミキュー Hykim and Mykyh 原初の獣 [マルキオン教、信仰されず] バイソス Bisos ※ 豊穣の雄牛にして自由民の神 [ペランダ神殿/カルマニア正教会、神] バイソスは「イドヴァヌスの右手」であり、創造主を地上において助けた最初の神々の一柱である。彼は多くのカルマニア貴族の祖先神とされる。また兵士、寺院、そしてカルマニア自由民の神とされ、ウォリオンからバインドルで広く信仰されている。彼は「王の近衛」であり、現在では赤の皇帝に忠誠を誓っている。 バイソスは雄牛の頭を持った戦士、もしくは雄牛として描かれる。 ●育み手 Grower ※ 成長を司るもの [エルフ神殿、神] ●バゴッグ Bagog 混沌のサソリの女王 [混沌神群、神] ●バセコラ Basekora ※ 大地の女神 [リンリディ神殿、神] ●パマールト Pamalt 大地の王 [パマールトの領域、大精霊] ●ハラーナ・イロール Harana Ilor 調和の女神 [旧神、信仰されず] ●ハランターラ Harantara ※ カハール海の女神、ザブダマーの母 [東方神殿、神] 反逆の神々 Rebel Gods 破壊者にして成り上がり者 [ダラ・ハッパ神殿、神] イェルムは世界を調和のうちに支配していたが、これらの神々が不満を抱き、彼の聖なる帝国を転覆させた。彼らの指導者はオーランスであり、その他に“コウモリの女神”マハクォータ、“秘匿の女神”アニーラなどがこれに加わっていたという。 ●ハリサヤン Halisayan ※ 良き妻 [クラロレラ神殿、神] ●バルンバスタ Balumbasta ※ [パマールトの領域、精霊] ●反神 antigods ※ ●バンダン Bandan ※ アンディン族の王 [東方神殿、反神] ●ハン・マージャン Han Majang ※ 最初の首相 [クラロレラ神殿、神] ひひひ ●ヒーン・マルーン HeenMaroun ※ 龍帝 [クラロレラ神殿、神] ●フィノヴァン Finovan ※ 牛泥棒の神、雷鳴の兄弟の一柱 [嵐の神殿、小神] ●光持ち帰りし者たち 太陽を連れ帰ったものたち [嵐の神殿] 世界に光を持ち帰ったことで知られる神々がいる(ダラ・ハッパ人はこれを信じていない)。その構成は神話によって異なるが、必ずトリックスターと癒し手が含まれ、またその人数は七人である。例えばカルマニアでは「高神」たちが、イムサーでは極星が、オーランス人の間ではオーランスが光持ち帰りし者の探索を行ったとされている。 低き火 人類のしもべ [ペローリア神殿、神] 低き火は暖炉、炉辺、野火などの人類に知られているような種類の火であり、ロウドリルの息子たちである。ペローリアの人々には仲間として崇められている。 ビジーフ Bijif ※ 灰のイェルム、イェルムのかけら [ダラ・ハッパ神殿、神] ビジーフは「灰のイェルム」とも呼ばれ、地界で燃え尽きた灰の山として描かれる。その中のかすかな熾火のみがその真の性質を示している。彼は死者たちを支配する神である。 ●ヒッポイ Hippoi 馬の母 [カルグザントの領域、精霊] ビゼルエンスリーブ Biselenslib ※ 長脚の女神 [ダラ・ハッパ神殿、神] 「大いなる女神」の一柱。彼女はシャーガシュの妻であり、オスリル河の河上で生活している多くの「河の民」の祖とされている。シャーガシュは後に彼女と別れ、オスリラを後妻に迎えたため、ビゼルエンスリーブはアルコスでは「草刈る民」の女神にすぎず、概ね貧者に信仰されている。ダージーンやシリーラでは、彼女は水田農民に広く信仰されている。 彼女は膝までの短いチュニックをはいた、非常に長い脚を持った女性として描かれる。 ふふふ ●ファーゴン Phagon ※ 創始者 [マガスタ神殿、神] ●ファーラナー Faranar パマールトの妻 [パマールトの領域、精霊] ●ファラマル Falamal ※ 種の父 [エルフ神殿、神] ●不浄の三神 Unholy Torio [混沌神群] ブゼリアン Buserian 洞察の神にして星辰の神 [ダラ・ハッパ神殿、神] ブゼリアンは人々に星の知識とその秘密を教えた最初の神であり、その行いにより大暗黒時代の人々を救った。彼はユスッパの守護神であり、ユスッパは現在でも星辰学の中心地とされている。彼は人々に「文字」を教えたため、かつては帝国書記官の神とされていた。現在でも多くの地方で書記の神として信仰されている。 フマクト 誓言と栄誉と死の神 [嵐の神殿/ペランダ神殿、神] フマクトは死と戦争の神である。ペローリア人にとっては彼は無慈悲な存在であり、恐れられ、信仰されない。カルマニアでは彼は名誉を尊ぶ騎士たちの守護神である。 フマクトの偶像は、ときには希少な材質で作られた飾りの多い剣か、もしくは剣と鎧で武装した屈強な男の姿である。 ●ブラスタロス Brastalos 無風の女神 [マガスタ神殿/嵐の神殿、神] ●フラロール Furalor ※ [ヴェレネラ神殿、神] ●フレストル Hrestol 騎士、第二の預言者 [マルキオン教、預言者] フロナラコー Fronalako ※ 悪魔の魔道士 [カルマニア正教会、聖人] 彼は“悪なる神”ガネサタルスの被造物であり、魔道の力をもたらすために造られた。彼はその力を“善なる神”イドヴァヌスから盗んだ(あるいはその力をイドヴァヌスに与えられた)と言われる。いずれにせよ、彼はカルマニアの「マギ」たち、あるいは他の魔道士たちが容易に陥ってしまう、堕落した黒魔道の力を司っている。 フロナラコーは黒い祭儀服に身をつつむ歳経た魔道士として描かれる。 フワーレン・ダールシッパ Hwarin Dalthippa 征服の娘 [ルナー神殿、神] 彼女は「解放の道」をたどり、大いなる成功を収めた定命の人間である。彼女は蛮族を平定して帝国に併合し、名高く美しい都市ジラーロを建設し、魔法の道を創った。シリーラ地方から南部属領地で広く信仰されているが、彼女は元来ジラーロの守護女神であり、シリーラの貴族たちの祖先として信仰される。 彼女は三つの眼を持つ女性として描かれ、兜をかぶり槍を持ち、足下には盾と糸巻き棒がある。 へへへ ●ベーベスター Bebester ※ 奪い手 [エルフ、神] ●ペーラ Pella ※ 陶工 [大地の神殿、小神] ●ベヴァーラ ※ 治癒の女神 [大地の神殿、小神] ●ヘドコーランス Hedkoranth ※ 雷石の投擲者、雷鳴の兄弟 [嵐の神殿、小神] ●ヘニルド Henird ※ 指導者 [カルグザントの神殿、精霊] ●ヘセズジャーグ Hesezjagu ※ 地獄の支配者 [東方神殿、反神] ペラ Pela ※ 穀物の母 [ペランダ神殿/ダラ・ハッパ神殿、神] ペラは大麦の女神であり、人々に食物をもたらす。全てのものに崇拝されるが、特に農民たちによって信仰されている。 穀物の穂を持った女性として描かれる。 ●ヘラー 雨の神 [嵐の神殿、神] ベルニール・アラシャゲルン Berneel Arashagern ※ 蛇、イェルムのかけら [ペローリア神殿、神] ベルニール・アラシャゲルンはイェルムのかけらから生まれた蛇の神である。彼はカラサルの女神カラサとともに信仰されている。 ●ベルヴェレン Belveren ※ 混沌を癒すもの [大地の女神、小神] ●ヘラマクト Helamakt ※ 戦の風、雷鳴の兄弟の一柱 [嵐の神殿、小神] ●ペローラ Pelora ※ 小麦の母 [大地の神殿、小神] ●ヘンサラーヴァ Hensarava ※ 大いなる射手 [東方神殿、神] ほほほ ●ホービマロン Hobimarong 黄金のモカトウの島の神 [東方神殿、小神] ポーラリス Polaris 戦争・軍隊・舞踏の神 [ダラ・ハッパ神殿、神] ポーラリスはダーゼイターの命に従って上方世界の軍を率いた。彼は天空の軍団の将であり、日々天空を回転する星々の舞踏の神でもある。彼は天の要塞である「極星」を守り、地上へと星の将を送り、人間たちを助けた。ポーラリスはその勇敢さと誠実さによって知られ、大軍団の指揮官は、戦いでの援助を願って彼に生け贄を捧げる。 彼は通常直立不動の姿勢をとり、武装し、冠をいただき、左手に丸めた巻物を持つ姿で表される。 ●ボズタカング Boztakang 混沌と戦うもの [ウズ、精霊] ●ポヴェリ Poveri ※ 漁師の神 [嵐の神殿、小神] ●ポチャーンゴ Pocharngo 変異をもたらすもの [混沌神群] ●ボドカルツ Bodkartu ※ 秘匿と禁断の愛の女神 [クラロレラ神殿、神] ●ボロンゴ Bolongo 偽りの精霊 [パマールトの領域、精霊] ホン・イール、“踊り子” Hon-Eel the Artress 月の息子の第三の霊感 [ルナー神殿、神] 彼女はシェン・セレリスの駆逐に一役買った女英雄であり、舞踏、トウモロコシ、再誕の女神である。彼女を崇拝するものは月の踊り子、ムーンダンサーズと呼ばれ、予言の力でよく知られている。ホン・イールはまた、騎馬遊牧民とターシュの蛮族を策略、魔術、戦闘によって打ち負かした。オラーヤ君主領を打ち立てたことでも知られている。最後は「恐怖の夜」で戦死した。 彼女の絵姿は、優美で端麗な女性として描かれる。彼女は右足でバランスを取りながら踊っている。左足は右足の上にあり、トウモロコシの束を握っている。 ●ホンババボム Hombobobom 大いなる鼓手 [ウズ、精霊] ままま ●マースドライア Murthdrya 海エルフの女神 [エルフ神殿、神] ●マーラン・ゴア Maran Gor 大地を揺るがすもの [大地の神殿、神] この女神はオリアの姉妹であり、カルマニア地方の民衆、特にウォリオン領で信仰されている。マーラン・ゴアの彫像は、頑丈でずんぐりした女性の姿で、両の拳を握りしめ、大地を踏みしめるために足を上げている。 ●マガスタ Magasta 海の王 [マガスタ神殿、大神] ●マカベウス Makabaeus ※ ルナー魔道士 [ルナー神殿、聖人] ●マシュナサン Mashunasan ※ 大賢人 [東方神殿、法士] ●マスターコス Mastakos 移動者、オーランスの御者 [嵐の神殿、小神] 待つ女 Who She Wait [ルナー神殿、神] 七母神の一柱。謎の存在。彼女を信仰するものは全くいない。 マニマト Manimat ※ 太陽王朝、あるいは第十三代ダラ・ハッパ帝国皇帝 [ダラ・ハッパ神殿/ダージーン神殿、神] ダラ・ハッパでは、マニマトは古代の皇帝の一人であり、大暗黒が訪れたときにアンティリウスのマントルを70の貴族の家門に与えてダージーン丘陵地へ逃がした皇帝とされる。ダージーン人は、マニマトはダラ・ハッパを征服した王朝の名であり、同じ聖名を持つ王たちを指すとする。ダージーン人は今でも彼を祖先神として祀っている。 ●マハクォータ Mahaquata ※ 蝙蝠の女神、反逆の女神 [ダラ・ハッパ神殿、神] ●マホーメイ Mahome 炉辺の女神 [大地の神殿、小神] マラキヌス Malakinus ※ 善き魔道士 [カルマニア正教会、聖人] マラキヌスは「善き魔道の神」である。フロナラコーが魔道の力を手に入れたとき、マラキヌスはイドヴァヌスによって創造された。彼は魔道の力を創造主より譲り受け、“善なる神”を悪なるものの影響から守った。彼はカルマニアの白魔道を司る神であり、マギたちに魔道の力のあらわれとして信仰されている。 ●マリア Malia 病の母 [混沌神群、神] ●マルキオン Malkion 預言者 [マルキオン教、預言者] ●マンシー Manthi 海の王 [マガスタ神殿、神] みみみ ●ミー・ヴォラーラ Mee Vorala 菌類の女神 [エルフ神殿/ウズ、神] ●見えざる神 Invisible God 創造主 [マルキオン教、神] ●ミカデイ Mikaday ※ 龍帝、民人の見守り手 [クラロレラ神殿、神] ミキュー Mikyh →ハイキムとミキュー ●ミヨ Miyo ※ 穀母 [クラロレラ神殿、神] むむむ ムルハルツァーム Murharzarm ※ 最初のダラ・ハッパ皇帝 [ダラ・ハッパ神殿、神] ダラ・ハッパに大蛇の怪物ネステントスが現れたとき、イェルムはその純粋性を汚されるのを恐れ、地上から中空へと昇った。荒れ狂う怪物を静めたのがイェルムとデンダーラの息子、ムルハルツァームである。この後この大蛇はオスリラと呼ばれ、ダラ・ハッパを潤す大河となった。イェルムはこの功績を讃え、彼を最初のダラ・ハッパ皇帝に任命した。彼は4万年にわたって地上を円満に治めていたが、悪辣なオーランスによって殺された。人間が定命のものとなったのは、彼の死のためである。 彼は「正義の錫杖」を持ち、顎髭を生やした巨大な皇帝として描かれる。その頭上にはイェルムを表すルーンが輝いている。 めめめ ●メトゥサイラ Metsyla 龍帝、啓蒙の光 [クラロレラ神殿、神] ももも モーヘンガス Mohengus ※ 労働者の神 [ペローリア神殿、神] 人々を組織するもの、灌漑の守護神、一般人の王と呼ばれる彼は、ロウドリルの多くの息子の一人である。彼はオスリラやエヴェーリナと一緒に信仰され、十の労働の神々を監督する。十の労働の神々は、それぞれ一つの職種の守護神とされる。 ●モスタル Mostal 世界機械 [ドワーフ、神?] モラーニ Molanni 静かな空気 [嵐の神殿、神] モラーニは静かな大気の女神であり、オーランス人はイェルムの愛人となった女神であると言う。 ややや ヤー・ガン YarGan ※ 忌まわしきもの [ペランダ神殿、神] 淡水海の底に住んでいる“青人”を率いる食人神。見えざる神とは異なる体系の魔道を使い、バイソスやダクスダリウスと戦った。 ヤーナファル・ターニルズ Yanafals Tarnils 雄羊なる戦士 [ルナー神殿、神] 七母神の一柱であり、帝国の第一の軍神である。ユスッパを追放されたカルマニア貴族であったが、追放されながらも人々の支持を受け続けていた。彼は「四本の光の矢の戦い」でフマクトと対決し、これを倒した。ルナー兵の大部分は他の軍神を信仰しているが、ヤーナファル・ターニルズの将軍がいない軍団というものもまた存在しない。彼は高徳と勇猛を讃える。 彼は武器を持ち、鎧を着た兵士として描かれる。 ヤーラ・アラニス Yara Aranis 昇月の女神、馬喰い [ルナー神殿、神] この復讐の女神は赤の皇帝とゴゴーマの間の娘である。彼女は騎馬遊牧民の破壊者である。このカルトはルナー帝国の北部で人気が高いが、その社は辺境地帯の寺院であればどこでも置かれている。彼女は赤の平原では最も重要な神とされている。 彼女はあぐらを組んで腰を下ろし、4本の腕に武器を持って、敵を殺そうというポーズをしている姿で描かれる。 ●ヤヴォール Yavor ※ 稲妻の神、雷鳴の兄弟の一柱 [嵐の神殿、小神] ●ヤヌール Yanoor ※ 龍帝 [クラロレラ神殿、神] ●ヤンモーラ Yanmorla 祖母なる精霊 [パマールトの領域、精霊] ゆゆゆ ●ユールマル Eurmal トリックスター [嵐の神殿、神] ユーレーリア Uleria 愛の女神 [旧神、神] ユーレーリアは愛の女神である。彼女は大暗黒を生き延びた唯一の天宮の神かもしれない。しかし、人々の中には、この名で崇拝されているのは愛の女神のほんの一部にすぎないとか、同じ力と属性を持った別の女神であると信じているものもいる。ペローリアでは非常に重要な女神とされ広く信仰されているが、ダラ・ハッパでは淫惑な神だと考えられ、「反逆の神々の母」として忌み嫌われ、娼婦などにしか信仰されない。彼女はまた、青い惑星と結びつけられている。 ユーレーリアは様々な姿で描かれるが、常に端正で性的に成熟した男性もしくは女性として描かれる。 ●ユ・カルグザント Yu-Kargzant ※ 火の神馬 グレイズランド人の間でのカルグザントの名。 →「カルグザント」を見よ。 ユス Yuthu ユスッパの都市の神 [ダラ・ハッパ神殿、神] 「ユス」とは古代ダラ・ハッパ語で「神」の意味であり、ユスッパでは彼らの都市の建設者、ダラ・ハッパ皇帝にして古代王朝の創始者アナクシアルを指す。 →「アナクシアル」を見よ。 よよよ ●ヨセナラ Yothenara ※ [東方神殿、神] ららら ●ラーンステイ Larnste 変化と移動の神 [旧神、信仰されず] ●ラグナグラー Ragnaglar 狂える神、不浄の三神のリーダー [混沌神群、信仰されず] ●ラーン・ハサマドール Larn Hasamador ※ 大賢者 [東方神殿、法士] ●ラ・ウンガリアント La-Ungariant ※ [ラ・ウンガリアントの領域、大精霊] ラショラナ Rashorana ※ 見えざる月の女神、解放の女神 [ペランダ神殿/ルナー神殿、神] “偉大なる教師”、“移ろう女神”、“第七の自己の女神”、“啓発の女神”。ラショラナは男神であり女神であり、性別をしばしば変える。彼女は世界が終わる前に最後に作られた(生まれたのではなく)女神である。彼女は現在「啓発」として知られる秘密の力を有していた。それは「超越」へと自己を解放する道である。 ラショラナは、不変の世界では厄介者であった。彼女は敵たちにしばしば呪われ、不具にされ、ほとんど滅ぼされかけることもあった。アタルクスとして、それは去勢された。ジェルノティウスとして、彼は石にされた。オセンタルカとして、彼は不完全なる者たちに不完全なるものとして創造された。ナイサロールとして、彼は手足をばらばらにされ、破壊された。しかしながら、その全ての変化はラショラナを別の存在として変遷させるだけであった。なぜなら「啓発」は消し去ることは不可能だからである。 ラショラナは「月の七女神」の一柱でもある。ラショラナ信仰は赤の女神によって開かれ、人類に“第七の魂”を与える道を開いた。 ラショラナは様々な姿で描かれる。そのシンボルである「啓発の瞳」として描かれることが多い。 ●雷鳴の兄弟 Thunder Brothers ※ [嵐の神殿] ライバムス Raibamus ライバンスの都市の神 [ダラ・ハッパ神殿、神] ダラ・ハッパの主要都市、“皇帝たちの都”ライバンスの神。彼は市の行政官、官僚、野心的な市民に信仰される。 ●ラスート Rasout [パマールトの領域、精霊] ●ラツラフ Ratslaf 無秩序と混乱の神 [旧神、信仰されず] ●ララローリ LaraLoori ※ [東方神殿、神] ●ランカー・マイ Lhankhor Mhy 知識の神 [嵐の神殿、神] るるる ルカリウス Lukarius ※ 立法帝、第八代ダラ・ハッパ帝国皇帝 [ダラ・ハッパ神殿、神] 小暗黒時代の皇帝。彼は“青い女王”レジーラと戦い、その弓で月を打ち抜き、“偽りの太陽”セデーニアを破壊してアンティリウスを唯一の太陽とした。メルニッタ市は月の下敷きとなって破壊され、現在その地は「青い月高原」と呼ばれている。彼は弓の名手であり、弓神として信仰されている。 ●ルーマヴォクソーラン Lumavoxoran ハラガラの島の神 [東方神殿、小神] ルフェルザ Rufelza ※ 赤の女神、月の女神 [ルナー神殿、神] ルフェルザとはペローリアの言葉で「赤の女神」を意味する名である。ルフェルザは月の女神の最も新しい姿だとされている。彼女は七母神により世界に連れ帰られた。女神は根絶させられていたイェルムの信仰を復活させ、「青の城の戦い」に勝利し、慈愛の女神として世界に受け入れられた。 ルフェルザはルナーのカルトを確立した。このカルトは神秘主義と実践的魔術、野蛮な残酷さと気品ある美、自由と専制が奇妙に混ざり合ったものであり、その哲学は独特かつ複雑である。彼女の信者は帝国全土でも人口の1~2パーセントを占めるにすぎず、その恐るべき真の自由を行使しようとする者はほとんどいないが、多くの者が間接的に彼女を信仰している。 彼女は通常、胸元がVの字にへそまで切れ込んだ白いガウンを身にまとい、あぐらをかいて座っている、赤い肌をした女性として描かれる。彼女の手は歓迎と平和の印を結んでいる。 →セデーニアを見よ。 れれれ レジーラ Lesilla ※ 青い月の女神、生命の女神 [ペローリア神殿/ルナー神殿、神] レジーラは女性を司る女神である。彼女は生命の力の媒体であり、“我らのために死んだ女”である。かつて彼女は月都メルニッタを治めていたが、あるとき自らが死ぬか、あるいは民が死ぬかの二者択一を迫られた。レジーラは自らを捧げ、天空から引き落とされた。レジーラは定命の女性となり、人間たちに彼女の「螺旋の道」を教えた。 彼女は「月の七女神」の一柱でもある。 ろろろ ローリオン Lorion 天空の大河 [マガスタ神殿、神] ローリオンは海の神であるが、神々の戦いで天空に攻め入り、火の神々を征服した。最終的には彼は“破壊するもの”シャーガシュの盾でうち砕かれ殺され、その中から雨の神ヘラーが生まれた。その死体は天空を横断する星の大河として現在も目にすることができる。 ロウドリル Lodril 農夫と火山の父 [ダラ・ハッパ神殿、神] 「大いなる神」の一柱。彼はイェルムとダーゼイターの弟であり、大地の支配者である。彼は一般人の神であり、多くのものを司る──火山、槍、熱、男性の力、組み打ち、飲酒と快楽、そして農夫を。 彼はまた、地界の征服者にして支配者、オリアの夫、「怪物の男」の征服者(今はロウドリルが彼を支配している)でもある。ロウドリルはペローリアで最も崇拝されている神の一柱である。従者には彼の息子たちがいる。人間の文化英雄の中には彼の息子であるものがたくさんいる。 彼は農夫として描かれる。多くの場合は槍か農具を持っている。酔っ払っている姿で描かれることもある。 ロカーノウス Lokarnos 馬車と交易の神 [ダラ・ハッパ神殿、神] この神は荷車と硬貨を発明し、ペローリアの交易の神、硬貨鋳造の神となった。彼の惑星は元々7日で天空を横断し、「1週間」の測定基準となっていたが、第三期に入ってから歩みを遅くし、現在では98日をかけて天球を横断するようになった。ロカーノウスはダラ・ハッパ以外では交易の神というより「荷馬車の神」として信仰されることの方が多い。 ロカーノウスは伝統的な短いチュニックをまとった交易商人として描かれ、片手で手招きをし、片手で一握りのコインを掴んでいる。寺院に置いては、黄金の車輪もしくは特大の貨幣が彼の象徴として用いられる。 ●ロカール Rokar 殉教者 [マルキオン教、預言者] ●ロリティナ Rolitina ※ 儀式の女神 [大地の神殿、小神] わわわ 若きエレメントたち Young Elementals 原初の魔力の力 [ルナー神殿、神] スパイクが爆発して世界に鋭い亀裂を残したとき、最初の創造と同じようにその亀裂の中で新たな創造が始まった。この創造は神々の戦いの集結とともに終わりを迎え、それは「時」の外にとらわれてしまった。 赤の女神は彼らを虜囚から解き放った。彼らのカルトは単純であり、宗教と言うよりは超自然への礼拝に近い。彼らは「暗黒の少女」、「海の従者」、「大地の淑女」、「光の家臣」と呼ばれている。 この神々はそれぞれ黒、青、緑、黄の色をした4本の円柱として表される。女神の従者として、それぞれの色の肌をした若い男女として描かれることもある。 ●ワクボス Wakboth 悪魔 [混沌神群、信仰されず] ワッハ Waha 屠る者 [ワッハの領域、大精霊] ワッハは「渇きの高原」のセーブル族に信仰されている。帝国におけるワッハは、プラックスで見られるような首長の神ではもはやなく、屠殺者の神にすぎない。
https://w.atwiki.jp/bmrog/pages/880.html
(NOT_GM) ではお借りして、こちらでキャラの紹介などどうぞ (N11_Kokon) 【心那】「えっと、風紀委員の、白瀬…心那です。」 (N11_Kokon) 【心那】「ここな、って名前、恥ずかしくてあんまり好きじゃないから……できたら白瀬って呼んでほしいかも」 (N11_Kokon) 【心那】「あんまり面白い事言えないけど、よろしくお願い……」 (N11_Kokon) 【心那】「……じゃ、今日も違反者がいないか、見回ります」 (N11_Kokon) http //www.grifis.net/trpg/wiki/wiki.cgi/15thmoon/HC?page=%C7%F2%C0%A5%8E%A5%A5%E6%A1%BC%A5%C1%A5%E3%A5%EA%A5%B9%8E%A5%BF%B4%C6%E1 (N11_Kokon) 以上になります。 (NOT_GM) (NOT_GM) (NOT_GM) †Heroine.Crisis.TRPG† (NOT_GM) (NOT_GM) 【鋼鉄風紀ユーチャリス・恥辱の学園祭】 (NOT_GM) (NOT_GM) (NOT_GM_) ■芸術の秋 (NOT_GM_) 秋の学園祭といえば外部からの賓客も多く日ごろ閉ざされた学園と言う社会に飽きた生徒たちにとっては刺激でもあり、また羽目を外しがちなイベントでもある。 (NOT_GM_) もっとも風紀委員である君にはそれを楽しむよりそんな不埒な生徒や問題行動を起こす生徒を取り締まる時期以外ではないわけで・・。 (NOT_GM_) そこかしこで上がる騒がしい出し物や、調子に乗った生徒が迷惑をかけないようにめくじらを立て注意を促すのが君の仕事であり。 (NOT_GM_) そうである以上公共のためであれ、結果として祭りの空気に水を差しては、白けた視線を受けて疎外感とともにその場を去るのが例年のパターンで、義務でもあった。▼ (N11_Kokon) 【心那】「はぁ、今年も相変わらずと言うか、去年以上に無茶する人多くって困っちゃうわ……―――今年、少しくらいは見て回れるかなあ」 つい先程まで、ルールを無視して学内で模擬店でウェイトレスの仮装をしていた生徒達を盗撮していた生徒数名を取り押さえて、後ろから急かす様に職員室へと突き出す最中です。 (NOT_GM_) 「ちょ、なんだよう、みんなやってるじゃないか、どうして僕たちだけ・・」「風紀委員横暴・・!これは独裁フラグ・・!」「そんなことだから!そんなことだから白瀬は学祭で一緒に歩く相手も・・!」抵抗は無意味だったが不平を垂れるのはただだ、とばかりにカメラを取り上げられた写真部の一部生徒が君にブーイングしながら職員室へ連行されていきます (N11_Kokon) 【心那】「ほら、早く歩いてください まったく、幾ら言ってもやめないんですね……そもそも、去年も同じことして怒られてるじゃないですか。少しは反省してくださいね」 靴や鞄に隠しカメラやビデオを隠してローアングルからの撮影、赤外線カメラを使っての下着盗撮などの現行犯だったが、実は毎年のように同じ犯行に及んでおり、去年も同じ様に心那がふんじばっていたのでした。 (N11_Kokon) 【心那】「横暴でも何でもありませんっ! いい加減ルールは守ってください、そ、それに……っ!一緒に歩く相手が、とか関係ないですから!ホント、廃部になっても知らないですよ?」 理不尽にもほどがある悪態を投げつけられれば、中指でクイと眼鏡を治すインテリゼンとした仕草。そして彼らのほうに向き直ると、その高校生離れした1m近い、まるで凶器も同然な制服のブラウスに包まれた爆乳を突き出すように胸を張り、腰を手に当て (N11_Kokon) て彼らを叱責します。声を張り上げると、通りすがりの生徒達や学祭の客、父兄に注目されて。 (NOT_GM_) 「ああ、ご苦労様白瀬くん。・・といっても風紀委員は君だけじゃないし先生たちも見ているからね」苦笑するとまだ若い部類だが学年主任の教師がそれを嗜めるように。 (NOT_GM_) 彼らの生徒手帳とカメラを預かると放免して、周囲の視線から外れるように君を人気のないところへ連れて行く (N11_Kokon) 【心那】「……ぁ、先生 そ、その、すみません……」 通りすがった学年主任にたしなめられると、つい気恥ずかしさと激昂してしまった自分を反省して、しおしおと真っ赤になります (NOT_GM_) では屋台の影のベンチに君を誘うと、三十前のそこそこに経験もある学年主任の教師(独身)はカップのコーヒーを君に差し出して。 (N11_Kokon) 【心那】「そ、そのっ、あの人たちが悪いんですよ? 毎年毎年、学祭のときだけじゃなくって、普段から盗撮とかして……ぁ、頂きます……(ずず)」 まだ少しバツが悪いのか、恥ずかしそうに俯きながら。 差し出されたコーヒーを受け取って、ふーふーと冷ましながら紙コップをすすります。 実は少し猫舌だった…。 (NOT_GM_) 【渡会先生】「いやー熱心なのはいいけどお客さんや父兄も見ているからね、もう少し穏便にお願いしたいかな」どうせ捕まえても一日立たせておくわけにもいかないしねぇ、と困ったように笑って (N11_Kokon) 【心那】「そうなんですけど、あの人たち、何時もあんなことしてるのに、廃部にならないし……知ってますか?何人も盗撮されてるんですよっ!?」 少し納得がいかないのか、或いは取り締まり行為そのものを否定されたように感じてしまったのか、両手を胸の前でギュッと握って、渡会先生に抗議する心那。 そのプリプリと怒る様は、普段の超優等生のイメージとかけ離れた子供らしいそれで、とても可愛らしく。 (NOT_GM_) 【渡会先生】「それにこういう時はもう少し一緒になって楽しんでもいいと思うしね、全校を君だけで見回るわけにもいかないだろう?」勿論生徒が自主的に問題を解決してくれるのは有難いよ、と言い添える (NOT_GM_) 【渡会先生】「まあ皆のことも大事だろうけど、白瀬の思い出だって大事だろう?」とそれがオトナというものなのか、曖昧な返答をしながらなにかドラマみたいなことを言い出しました(真顔で (N11_Kokon) 【心那】「あ、はい……ですね、そうですね」 唇に指を当てて、何か考え込むようなポーズ。しばしの沈黙のあと顔を上げ 「ちょっと、力入りすぎてました。センセイ、ありがとうございます♪」 先程まで写真部を蹴り上げていた鬼風紀委員の印象とは好対照な、花のような笑顔を彼に向けて。 (NOT_GM_) 【渡会先生】「うん、余計なことを言ったかも知れないけど、聞き分けがいい子は先生好きだな。」ははは、と力の抜けた笑いを浮かべて君を見送って (NOT_GM_) 【渡会先生】「ちゃんとした展示も文化部のほうにはあるからそっちも見てみるといいよ」と先生は見回りに戻っていきます (N11_Kokon) 【心那】「……―――」 見回りに戻る先生を見送ると、どこから見て回ろうか、少しうきうきしながら軽い足取りで校舎に戻りました。 (NOT_GM_) その時の心那は気づいていなかった。 (NOT_GM_) 放免されたもののカメラを奪われた生徒・・盗撮犯たちがそんな君の姿を人ごみに紛れて見ていたことに・・ (NOT_GM_) (NOT_GM_) (NOT_GM_) ■撮影会 (NOT_GM_) 少し軽やかな気分で会場を見回るうちに君は人だかりを目にした。 (NOT_GM_) それはあろうことか・・美術部と写真部の展示に、コスプレした女生徒をマネキンとして・・ (NOT_GM_) 動かない彼女たちをモデルに写生・・まではいいのだがその衣装がどうにもNGだった。 (NOT_GM_) 君が変身した時ほどではないが大きくスリットの開いた派手な衣装や流行のアニメのキャラのコスチュームは日ごろ制服に包まれている少女たちの肢体をより生々しく魅惑的に見せている・・。 (NOT_GM_) 「うーん・・まだ動いちゃ駄目?少し寒いし・・」普段は大人しい彼女たちもお祭りとあって軽くOKしたのか、視線に少し緊張・・あるいは興奮しながら頬を染めて促されるままにポーズを取り (NOT_GM_) 「ていうかこれで動いたらけっこうやばいよね、下にシャツ着ておけばよかった・・あっ」慌てて口を押さえるボブカットの活発そうな女生徒の失言にどよめきが上がりフラッシュの閃光がさっそくその薄い布地を透かすように焚かれる (NOT_GM_) 「ちょっとやだ・・もう、あとでギャラ二割り増しね!」などと言いながら少女たちもまんざらではなく、会場はどこか艶のある空気を放ちギャラリーを集めている・・が。 (NOT_GM_) それは無論先ほど少々諭されたとはいえ、風紀委員の心那にとってとても放置できるものではなかった・・▼ (N11_Kokon) 【心那】「何してるのかな……―――って!ちょ、何してるの……なんで、こんなの許可されてるの!?」 通りがかった教室……技能棟では科学部や音楽部など、各種文化系部活が思い思いの発表や模擬店、イベントを行っていて。 しかし、その中でもひときわ大きな人だかりがあったのでのぞいてみた先の驚愕の光景に、思わず立ち尽くしてしまいます。 (NOT_GM_) 「あ、やば・・白瀬だ」「あ、心那・・いいじゃない、今日ぐらいさ。あたしたちも来年卒業だし・・」中には君の知人もいたりしますが・・、人垣と暗幕で外からはあまり見えないのと”芸術絵画創作展示”というそれらしい申請が、多すぎる出店と展示の中であっさりチェックを潜り抜けたようだ (N11_Kokon) 【心那】「パンフレットには、写真部と美術部合同の撮影、クロッキー会って書いてあるけど、あ、あんな格好で……モデルするなんて、聞いてないわ だって、あの人たちうちの生徒じゃない……!」 確かプロのヌードモデルを呼んでのクロッキー会とか、そういう事を芸術目的で行う事があるのは知っていても、眼前の光景は明らかにそんな高尚なものではなく、あられもない……―――恐らくは男性向けのアニメかゲームのキャラなのだろうか、恐 (N11_Kokon) ろしく派手でかつフェティッシュな、セクシー衣装は見ているこっちが恥ずかしくなってしまうほどで。 (NOT_GM_) 「いやー、そんな予算さすがになくてさあ。まあどうせならこっちのほうが受けがいいかなって」バンダナに眼鏡の指貫グローブまでした写真部員が歩み出て (N11_Kokon) 【心那】「あ、貴方達、何してるんですかっ!? パンフレットには創作展示って書いてあるけど、こんなことするなんて申請出てるんですか? そ、そういう事するなら、せめて学校の外で……(ごにょごにょ) と、とにかくっ!今すぐ本来の創作展示にしてくださいっ!!ちゃんと作品、あるんでしょう?」 (NOT_GM_) 「そうそう、皆結構乗り気で協力してくれた有志なんですよ・・ここは合意ということで一つ」腰の低い美術部員が揉み手しながら (NOT_GM_) 「が、学園の外でしたらもうサークル活動ですらないだろう・・?」「PTAのおばちゃんみたいなこと言うなよ・・」ざわ・・ざわ・・とささやきながら人垣からは生徒の味方であるはずの風紀委員に対して冷えた視線が注がれる (N11_Kokon) 【心那】「予算、って……―――別段低い訳じゃなくて、ちゃんと予算出てるはずですよ、無駄遣いしてなければちゃんとあるはずなのに……それに、こ、こんなは、恥ずかしい……衣装でだなんて……」 腰に手を当て胸を張り上げ、足は肩幅よりやや広く。おなじみになったお説教ポーズでとりつくしまもない心那。 近くのトルソに掛かっているコスプレ衣装は、明らかに所謂コスプレ衣装より原作に近い……つまり、より過激で、露出度の高いもの (N11_Kokon) で。 (NOT_GM_) 「ていうか風紀にそんな権限あるのかよ・・」「ヌードモデルのほうがよっぽどアレだろ、おばちゃんらしいけど」「なんだよ、もしかして校内でも有数の美少女のあたしを差し置いてとかそーいうひがみ?」 (NOT_GM_) こころない野次を飛ばすその中に先ほどの盗撮組が混じっていることに君は気づかなかった。 (N11_Kokon) 【心那】「そ、それは、そうなんだけど……―――そ、それでも、こんなは、破廉恥なイベントは風紀委員としては、み、見逃せないですし……(うう、これじゃ引っ込み、付かなくなっちゃうじゃない……)」 この過激露出コスプレ撮影会を見てみぬ振りも出来ず、しかもすっかりこの場の空気に飲まれてしまって。しどろもどろになりながら、彼らの剣幕に圧倒されてしまいます。 (NOT_GM_) 「あ、そうか、白瀬もそーいうかっこうして皆に注目されたいわけねー」「はは、そんだけこれみよがしな胸ぶら下げて、まだ見せ付けたりないんだ?」 (NOT_GM_) 最初はささやかな抵抗だった野次が怯んだ心那に向けて徐々にエスカレートしていく・・ (NOT_GM_) 「あ・・どうぞどうぞ!白瀬さんみたいなルックスでしたら余裕でモデルも平気ですよね・・!衣装はこちらで用意しますから」少しヒートし始めた空気に慌てた写真部の部員らしい眼鏡の彼が君の手を取る。 (N11_Kokon) 【心那】「そ、そんな……私は別に、こんな格好したいわけじゃ……ぁ」 確かに人並み外れた巨乳や、その美貌は羨望や嫉妬の対象になっていても、それを気にする心那ではなくて。 (NOT_GM_) こんな時でもなければ容姿端麗才色兼備では評するに追いつかない君に触れるなど思いも寄らないだろうが、場の空気というのはおそろしい (N11_Kokon) 【心那】「ぇ、ま、待ってよ!? そんな、私はやるとか言ってないのに……っ!」 その両手を取られて、脂ぎった彼の手の感触にゾクリと嫌悪が走って。既にヒートアップした周囲の観客と部員達はもはや何を言っても聞くような空気ではなく。 周りの女子に助けを求めてすがりつくような視線を送ります。 (NOT_GM_) 「あのさ・・心那も真面目なのはいいんだけどたまには妥協も・・ね」そそくさと身支度をしながらちゃっかりモデルを交代する構えの君の知人 (NOT_GM_) 「白瀬さんなら私たちよりギャラリーも増えそうですもんね」少しだけやっかみを込めて地味な女生徒も服を着るとその場を去るものの・・ (NOT_GM_) 一度崩れた空気は人を引き寄せることなく、展示場からは人垣が消えていき、後には部員たちと君だけが残り・・ (NOT_GM_) 「ああ・・折角協力してもらったのになあ」「うーむ、この責任は白瀬嬢に取ってもらうべきか・・」恨みがましい視線を向けながら彼らは徐々に君から離れて輪を作りなにやら相談している (NOT_GM_) 結果的に解散を強いた形になったものの、風紀を守った結果君はまた・・一部の生徒たちから怨みをかう事になったわけで (N11_Kokon) 【心那】「う……っ (こ、これじゃ完全私が悪者みたいじゃない……で、でも、あんな……あんなえっちなコスプレで、写真撮影会とかしてたなんて、学校の外に漏れたら大問題だから、しかたないよね……!)」 (NOT_GM) そして、いつしか学園祭の終わりが迫り、君も撤収の準備に追われ・・ (NOT_GM) 後夜祭のキャンプファイアーを見る頃にはそんな出来事も忙しさの中で忘れていったのだ・・ (NOT_GM) (NOT_GM) (NOT_GM) ■恥辱の学園祭 (NOT_GM) 校庭で燃える炎を見ながら君は今日の一日を振り返っていた。 (NOT_GM) それなりに楽しいお祭りだったとも思うが、あまりに見過ごせないトラブルも多く一日の半分以上きりきりと眉を逆立て周囲を見張るように過ごしていたのは否めない。 (NOT_GM) そんなことを思いながら君が炎の周囲で輪になる男女や祭りの後の虚脱感に身を任せているものたちを見ていると・・。 (NOT_GM) 「どうした、さすがの白瀬もやっぱりへばったかな」聞き覚えのある声がして君の肩がぽんと叩かれた▼ (N11_Kokon) 【心那】「……―――?」 流石に一日中見回り続けてくたびれたのか、あるいは先程の撮影写生会を中断させたしまった事に対する負い目か、やや肩を落としている所に肩をたたかれ、吃驚したように振り返って。 (NOT_GM) 【渡会先生】「頑張ったそうじゃないか。まあ・・見て見ぬふりが出来ないのがお前のいいところで、困ったところでもあるなあ」特に具体的なことは言わずにまた飲み物を差し出して (N11_Kokon) 【心那】「せ、先生……―――そ、その、今日はなんか結果的に私が騒ぎ起こしちゃったみたいで……ごめんなさい……」 丁度思っていたことを指摘されて、更に小さくなってしまう心那。俯いたまま、差し出された紙コップを受け取ります。 (NOT_GM) 中身はまた安っぽいコーヒーだったがまだ温かかった。 (NOT_GM) 【渡会先生】「うーん、まあ先生も知らないところで起こった事まではどうにも出来ないからなあ。目の届くところでできるだけやる、のは・・いいことだ、なんて言えないけど勇気はいるよな」どこか他人事のように話しながら。 (N11_Kokon) 【心那】「……あったかい……♪(ずず…)」 味は兎も角、今はこの温かさがとても身体に染みて。張り詰めていた糸が少しずつ緩んで、遂にはグラウンド傍の芝生に腰を下ろしちゃって。 (NOT_GM) 【渡会先生】「ああ、そうそう。盗撮の件だけどな」ジャージのままで炎を見つめる教師がふと呟く (N11_Kokon) 【心那】「いえ、凄く分かります……一人で無理しても、何も変わらないし、今日は凄く勉強になりました……」 まだ少し気恥ずかしいのか、先生の顔が見れずに。芝生に体育座りすると、抱えた膝がブラウスに包まれた、日本人離れした巨乳を押し潰すように。 (NOT_GM) 【渡会先生】「あの後、撮られた女子が職員室に来てなぁ、困ったよ。」 (NOT_GM) 【渡会先生】「俺にお礼を言っても仕方ないのにな?本人に言わないと・・さ」そう言うと校庭に向かって君に背を向けて歩き出していく (N11_Kokon) 【心那】「……? あの、何かありましたか?」 ちょっと言葉の意図を完全に理解できずに、きょとんとしたまま歩き去る先生を見送ります。 (NOT_GM) では、先生が歩き去った方向を見ると、彼が数名の女生徒に手を振って・・ (NOT_GM) 彼女たちが、君を見つけて、ゆっくりと頭を下げ、御礼をしているのがかがり火の向うに見えた・・・ (N11_Kokon) 【心那】「あ……さっきの子達……やっぱり、これで良かった、のかな?」 遠くの彼女達に少し救われて。立ち上がるとパンパンとお尻を叩いて土埃を払うと、荷物を取りに校舎のほうに戻ります……。 (NOT_GM) ではそんなほのかな後夜祭の思い出を胸に立ち上がった君に (NOT_GM) ぱしゃっ・・バシャバシャッとフラッシュとともにシャッター音がして。 (NOT_GM) 立ち上がった際にめくれたスカートの中や胸元が閃光で照らされた (NOT_GM) 見れば数名の人影が、君が気づいたのを見ると校舎の影に走っていく・・ (N11_Kokon) 【心那】「きゃっ! ……――――――っ!? 何っ!?」 突然自分めがけて炊かれたストロボ。そして立て続けに響き渡るシャッター音につい狼狽してしまって。 (NOT_GM) 【調教刻印:破滅願望】 (NOT_GM) いかに風紀委員でありメイデンとはいえ自ら危地に飛び込むような真似をすれば敗北は免れずそれよりもひどい結末が待っている (NOT_GM) そうだとしても君は・・そんな鋼鉄の殻に包まれた自分が敗北し、あるいは隷属し砕け壊れた時・・ (NOT_GM) 自分がどのように変わるかという誘惑がゆえに危険と知りながらそこへと飛び込んでいくのだ・・ (NOT_GM) というわけで効果は行動指定・・!明らかに罠であるがそれよりも風紀の使命と言い訳をつけて一人きりで追跡してもらおう・・ (N11_Kokon) 刻印了解です。ばっちり指定されます (N11_Kokon) 【心那】「……あの後姿は……――――――!」 見間違えようのない後姿。それは、今日ひっ捕まえたあの写真部の部員達。 その気になれば幾らでも盗撮できる所を、これ見よがしにストロボまで炊いて見せ付けて。 誘われているような気もするけど、放置できる訳もなく。彼らを追ってカモシカのような足で彼らを追跡します。 (NOT_GM) そして、街灯の明かりの下駆けつづける内いつしか旧部室棟にたどり着いた心那は勢いに任せて・・ (NOT_GM) そのまま彼らが駆け込んだ部屋のドアノブを空けて飛び込んだ・・▼ (N11_Kokon) 【心那】「ほんと、にっ! まったく っ! どうしてあの 人たちは っ!」 走るたびにこれ見よがしに揺れる爆乳。そんなわがままバストにも拘らず、恐ろしいまでの俊足で彼らを追いかけ、遂にやってきたのは夜の旧部室棟で。 遂に彼らが逃げ込んだ部室のドアを破るように勢い良く開け放つと、部屋に飛び込むように入ります。 (NOT_GM) そして、次の瞬間真っ暗な室内にフラッシュが焚かれ、怯んだ君に・・ (NOT_GM) 暗がりから大きな袋が被せられ瞬く間にもがいても叫んでも抵抗にすらならない芋虫のようなありさまにされてしまう (NOT_GM) 「よしやった・・!」「はは、風紀委員なんて言っても頭の出来はたいしたことないよな・・」「ちょっとつついただけでむきになって追いかけてくるんだもんな・・」大人しく見逃せば次の日に鬼の風紀委員のパンツが掲示板に張り出されるぐらいで済んだのに・・と袋の外から聞こえる声はくぐもって判別がつかない (N11_Kokon) 【心那】「……――――――っっ!!!」 目がくらんだ隙に頭から袋をかぶせられ、視界が暗転して。自分が袋詰めにされているのを自覚するのも時間が掛かる有様。 (NOT_GM) 「ど、どうする?部長たちもこの際・・」「そうだよ、顔はわからないんだしさ」「展示を潰された分はお詫びをしてもらおうぜ・・」不穏な会話もパニック状態の君にはその意味はわからないまま・・ (NOT_GM) ばぢぃっ・・・!! (NOT_GM) 君の身体に何度か文字通りの電撃が奔り、のた打ち回りそうな痛みとショックが今度は心那の意識を刈り取っていく・・。 (N11_Kokon) 【心那】「ちょ、ちょ……―――っ っと!!ちょっと、離しなさい、なんなの!?なんなの これっ!! は、はやく解いて、悪ふざけとか……―――やめなさいっ!!」 必死にその場でもがくも、男数人がかりで取り押さえられてしまえば、あとは袋から飛び出た足をバタつかせるだけで……―――と、その瞬間、強烈なショックに意識が暗転して……。 (NOT_GM) (NOT_GM) (NOT_GM) そして君がまぶしい光に意識を取り戻すと、そこは机の上で・・ (NOT_GM) 心那は・・昼間に自身が破廉恥だ、と評した服を見につけて、オブジェに縛られていることに気づく。 (NOT_GM) 周囲には白い覆面をした・・明らかに紙袋だとかだが、男たちが同じく白い布を被り君にカメラと筆を向けている・・。 (NOT_GM) さらに周囲にも何名かが取り囲んでおり戒めを解いたとしても逃げられそうにはない・・。 (NOT_GM) 「さて、それでは諸君、後夜祭のあとの撮影会を」「デッサン会を」「「始めよう」」 (NOT_GM) 変なところでハモりながら、はしたないコスチュームで虜囚のようにつながれた君にカメラが向けられ・・その姿をシャッター音のたびに余すところなくさまざまな角度で撮られているのがわかる (NOT_GM) 筆を向けた男たちは絵を描くのかと思いきや・・すごい勢いで筆を、心那自身の肌に走らせて、君の痴態を誘い始める・・ (N11_Kokon) 【心那】「……―――っ!!? な、なに、これ……っ!!ちょ、ちょっと……―――っ!!」 周辺の気配に気付いて、慌てて跳ね起きる心那。見れば何人もの男達が自らにカメラを向け、何本もの絵筆を突き付けてくる。 あまりの状況に飛び起きようとすると、ガチャリと耳障りな音がして。何事かと手首を見ると、腕には玩具の……しかし、到底ちぎることは困難そうな手錠がはめられていた。 (NOT_GM) 「いけないな、モデルが動いたらさ・・」「ほら、そのこれみよがしにでっかいおっぱいが見えちゃうよ?」言葉どおり動けば衣装に収まりきらない胸がこぼれそうで・・ (NOT_GM) 変身すればそんな戒めは容易く千切れるかもしれないが、彼らを前にあのコスチュームを見せるのはむしろご褒美です、となるのは明白だった (NOT_GM) 【調教刻印:誘い受け】 (NOT_GM) 風紀委員である君はいかなる状況でも屈するわけには行かない。 (NOT_GM) その苛烈な言動が相手のより大胆な責めを誘うとしても・・だ。 (NOT_GM) それは君が意識していなくても、相手からは陵辱を促すかのようで・・つまりは君は少し気が強いだけのドM女に過ぎないと思い知らされるまで嬲られる運命を自分で 選んだのだ (NOT_GM) ・・バッドステータス[拘束]を進呈。日ごろ校則を遵守する風紀委員が拘束されているわけだ・・ (N11_Kokon) 【心那】「な、んで……こんな、手錠?……―――ち、ちょっとこれ、外しなさいっ!!こんな、ぁっ!! ……―――っ、な、に この格好……っ?」 まるで子供の頃に読んだアンドロメダ姫の伝説のように、机の上のオブジェに固定されて身動き一つ取れない状況にされている事に気付いて、周囲の男達に必死に開放を呼びかけて……と、次の瞬間違和感の招待に気づく。 身に纏っている服がヒラヒラとやたらに軽く、浮ついた印象。慌てて胸元を (N11_Kokon) みて、その正体を知って。 気を失っている間に、いつもの制服から恐ろしく露出度の高い、所謂フレンチメイド服に着替えさせられていました…。 (N11_Kokon) BS拘束了解です (NOT_GM) なおギャラリーレイプはトラップで最後に発動。突破の能力値は体力です(え (N11_Kokon) うぇー 体力 (N11_Kokon) 【心那】「こ、こんな、格好……―――っ!」 心那に着せられていたのは、これでもかと限界まで襟ぐりを空けられたビスチェと、股下まであるのかどうかも怪しい超マイクロミニで。心那の日本人離れしたバストサイズがその半分近く露出して。スカートの裾からはグレーのボーダーショーツがチラチラどころかモロに露出して、彼らにとって絶好の被写体になっていた。 (NOT_GM) (N11_Kokon) では、戦闘前にシーンアクト《突き刺さる視線》を宣言します (NOT_GM) では開幕。カメコどもはシャッターチャンス!と《トップスピード》でIV12! (N11_Kokon) 早いなあ・・・開幕はウィークポイントをデッサンマスクに (NOT_GM) どうぞ。 (N11_Kokon) 2d6+7 (kuda-dice) N11_Kokon - 2D6+7 = [1,6]+7 = 14 (NOT_GM) 拘束で10か・・では普通に。 (NOT_GM) 2d6+6 (kuda-dice) NOT_GM - 2D6+6 = [1,5]+6 = 12 (N11_Kokon) むう・・・ (NOT_GM) ウイークしたならいいか。人/屑/粘で《アイスチェンジ》つきです (NOT_GM) ([雷]に弱い、[氷]に強い (N11_Kokon) よしかもん! (NOT_GM) では参ります。 (NOT_GM) 12でカメコがシャッターチャンス!《狙撃》《遠隔攻撃》だ・・ (NOT_GM) 1d6+3+5 (kuda-dice) NOT_GM - 1D6+3+5 = [3]+3+5 = 11 (NOT_GM) しょんぼりです。受動はあるかな (N11_Kokon) 無しですーその他で受けてAP16-18-0に (NOT_GM) では心那の番です、どうぞ (N11_Kokon) サンダーエンチャントして素殴りします>デッサンに (N11_Kokon) 3d6 (kuda-dice) N11_Kokon - 3D6 = [4,2,2] = 8 (N11_Kokon) 8-4の雷属性です (NOT_GM) 補助になりましたからね。では属性効果でダメージ+5で9の・・ちょっと通りました (NOT_GM) 「痛い!オヤジにも蹴られたことないのに・・!」と筆を伸ばしたやつらが蹴られてしかし君に躍起になって迫り筆を這わせてくる・・ (NOT_GM) 《ダークネスヒット》《魔力撃》であられもない服の隙間から肌をなぞってくる・・ (NOT_GM) 4d6+3 (kuda-dice) NOT_GM - 4D6+3 = [2,3,2,5]+3 = 15 (NOT_GM) 水着発動・・!さあ、どうする・・ (N11_Kokon) 胴体に通して@14 16-18-0 (NOT_GM) アクトはありますか?おっと、さっきの雷ですよね (NOT_GM) ではスパッツ分で増やしておく・・ (N11_Kokon) アクトは《口辱》《淫肉の真珠》《プライドの崩壊》で (NOT_GM) うい、ではロールはターン終了時に。続いてトラップカードオープン・・! (NOT_GM) 【ギャラリーレイプ】 (NOT_GM) TP??/体力/攻2d6+3 (NOT_GM) 《マルチアタック》《溶解》《雌豚狩り》 (NOT_GM) ・このトラップはHPにダメージを与えない。BS[水着]、「堕落のスリット」「サキュバスメイル」の効果は無視される。 (NOT_GM) 《浸透》と同時に取得することはできない。 (NOT_GM) ・攻撃の達成値を対象の「使用済みのクライシスアクトの数」だけ上昇させる。 (NOT_GM) ・・まあ服しか狙いませんね! (NOT_GM) 2d6+6 (kuda-dice) NOT_GM - 2D6+6 = [5,1]+6 = 12 (NOT_GM) 2d6+6 (kuda-dice) NOT_GM - 2D6+6 = [4,2]+6 = 12 (NOT_GM) このダメージはAPにのみ適用される・・アクトはありますか (N11_Kokon) 胸で2回受けて胸が飛びます《口辱》《乳辱》で (N11_Kokon) これでアクト6つです (NOT_GM) はい、ではロール行きましょう。がんがんと・・! (NOT_GM) (NOT_GM) シャッター音がBGMとなる中、抗う心那が暴れるほど元々サイズの合わないぱつんぱつんなコスチュームはずれ始め、下着や乳房をあらわにし始めて (NOT_GM) 「ああ・・すごい、これが白瀬さんのおっぱいかぁ・・」「顔出しなしでも一枚いくらになるかだよ・・!」「絶対流出はなしだぞ・・こういうのはレア度が価値なんだ」 (NOT_GM) 君のはだけ始めた胸元がカメラに収められると続いて筆がその先端をこわごわと這い回り・・。 (NOT_GM) 「ち、乳首もしっかりデッサンしないと・・これが芸術なんだから」「うわあ、すごい乳輪・・っていうかわいせつ物だよこれ・・」「風紀を守る風紀委員がこんな風紀を乱すものをぶら下げてこれ見よがしにするって・・どういうことなの?」 (N11_Kokon) 【心那】「や、ぁ……っ!ちょっと、も、うっ!!何してるの貴方達、こんな、こんな事、やめなさいっ!! やめて……―――っ!!」 オブジェの上で上体を捩り腰をバンプさせると、どうしてもその破廉恥なデザインのメイド服がバタバタとはためいて、スカートがどんどんまくれ上がってしまって。 地味なデザインだが、汗で湿ってピッタリとヒップに張り付いたグレーの縞々パンツが露になって、縦筋すらはっきり浮いた状態でファインダーに (N11_Kokon) 収められていく。 (NOT_GM) もう覆面など意味がないぐらい中の人がわかる発言とともに彼らは縛られた心那の丸い・・大きくともその形の崩れないバストを一瞬ごとに被写体として収め、素早くフィルムを交換しながらその揺れまでも写真に収めていく (NOT_GM) 「みっともないなあ・・昼間あんなに”なんて破廉恥な!”って言ってた人が・・ぱ、ぱんつ見せながらそんなかっこしちゃってさ」君が抵抗するごとに彼らにとっては日ごろ取りたくても取れなかった、お堅い才女で鋼鉄の風紀委員がみだらな姿を晒し・・絶好の被写体を提供することになる (NOT_GM) 「そ、そうだよ・・そんな格好でパンツ見せて腰を浮かせてる女の子が何言ってるのかなあ?」 (N11_Kokon) 【心那】「見ないで……っ、みちゃ、あっ!! ひぁっ!!筆、ふで、おしつけないで……っ! んっ!ぅ……っ!!ムネ見ないで、見ちゃ、いや……ぁ!!」 日頃からコンプレックスにすら感じられる、豊満で高校生離れした、もはや凶器ともいえる白い肉の半球が半ば露出してしまって。ピンク色の肉突起が白いブラウスから零れて、彼らに見せ付けるように、96cmIカップという桁外れの優等生おっぱいを晒してしまいます。 (NOT_GM) ついに筆先が、左右の乳房をなぞり、露出した双丘というには巨大すぎるそれの先端をくりくりと責め立てて・・。 (NOT_GM) その白い柔肉の球がカメラがかじりつかんばかりの距離でバシャ、バシャッとファインダー越しに犯されていく中ついに・・ (NOT_GM) もみゅ・・っ。 (N11_Kokon) 【心那】「ぅ……っ、ぅぅ……っ!!こんな事して、あ、あとで酷いですよ……ッ!! (こ、この……こんな、格好だなんて……悔しい……ッ!)」 乾いた筆が、セーブルの、豚毛の、ナイロンの、ありとあらゆる硬さ、幅の絵筆が汗で湿ったたわわな乳房を撫で回し、ピンクの乳首を何本もの筆がしゅ、しゅっ!と擦り上げて。 (NOT_GM) 背後から君を逃がさないようにしていた男たちの手が伸びてそれが続いて君の手に余る乳房に群がり指が食い込み・・存在するだけで卑猥なほどのでかすぎる乳房がゆがみ始めていく (NOT_GM) 「も、もうだめだ・・こんなの見てるだけなんて拷問だよお」「へへへ心那ちゃんのおっぱい・・でかいだけじゃなくてやわらけええ」「お、おれもう手、あらわねえよ・・!」 (NOT_GM) そんな言葉とともに先端が尖り始めた乳房を握りつぶさんばかりに無数の手が同時にそれを揉み潰そうとするが・・張り詰めた乳圧と大きすぎるそのサイズのために握りきれない・・! (NOT_GM) 「お、おいおい文字通り手に余っちまうよこれ」「もう顔とか埋めても窒息できちゃいそうだよな」「やるか・・?もしできたら後でどうなってもいいぜ・・」 (N11_Kokon) 【心那】「ゃ……っ!触らないで、さわっちゃ……ぁ! ひ、ぁ っ!! そんなとこ触らないで……っ!ぁ、んっ!!ムネ、ぇ……触らないでっ!さわ、っちゃ!! ……―――っ!!」 誰が最初に触るのか、揉みしだくのか、欲望のチキンレースを繰り広げる彼ら。 遂に背後から突然鷲づかまれると、箍が外れたように我先にそのメイド服からまろび出た爆乳に取りすがる男達。 (NOT_GM) そんな欲望をむき出しにした言葉を背後から浴びせながら何人もの男の手が遠慮なく心那の凶器のようなサイズと重量の猥褻極まりない乳房をもみくちゃにし始めるとゆっさゆっさとそのたびに爆乳が揺れて・・ (NOT_GM) そのたびにまたシャッター音が鳴り、君が悲鳴を上げるその瞬間も、乳房が揺れて上下する瞬間も無数の写真として収められていくのが わかる (N11_Kokon) 【心那】「へ、変なこと、言わないで……っ!や、 ぁっ!!触らないでって……い、言ってるの、に……―――っっ!!」 恐らく生でこんなサイズの爆乳を見るのは初めてなのだろうか、鬼の鋼鉄風紀がこんな扇情的でキュートなメイド服姿で、その爆乳を揉みし抱かれて悶絶する姿はとてもなく挑発的で。 (NOT_GM) ぐにゅ、むにゅ、もみゅ、ふにゅん・・っとそれぞれに握り方も力も違う手は勢いを増して・・ (NOT_GM) 「へへへ・・な、なんだよ鬼の風紀さまがおっぱいもまれて風紀じゃなくて自分から乱れちゃってるの・・?」 (NOT_GM) ついに左右の乳房を掴んだ男がその顔を君の谷間に埋めて・・カメラは男との絡みを撮る角度に切り替わっていく (N11_Kokon) 【心那】「や…ぁ、んっ!はひ……っ! も、もう、揉まないで……―――っ!!」 あまりのおぞましさと嫌悪感に涙目になりながら……しかし、ヒロインとして覚醒し、引き換えに恐ろしく鋭敏な感度の肢体を手に入れた心那の肢体は、無常にも反応してしまって。いつしかそのピンク色の先端は硬く尖り始めていく……。 (NOT_GM) 「じゃあさ、触らないよ、その代わり・・こうするけど」ぐにゅう・・っと開いている胸の谷間に顔を埋めるようにして・・ (NOT_GM) ぴちゃ、ぴちゃ・・ちゅぱ、ちゅぱっと音を立てながら、君の乳房にキスマークをつけながら顔を埋めて・・ (NOT_GM) 「そ、それじゃあ俺たちも・・触らないよ、ほら隠してるだけ・・!」ぎゅ・・っと背後の男たちも君の胸に手を埋めて、まるで手ブラのようにみっちりと指を沈めてぐにぐにと限界まで胸を潰していく・・。 (N11_Kokon) 【心那】「ちょ、やめ……って、ぇ……!! そんな、変な事しないで……―――っ!!」 胸の谷間に顔を埋められて、胸の谷間に男の鼻息を感じると、悲鳴を上げて身悶えして。 上体をくねらせると、結果的に男の頬をそのたわわな乳房でぱちんぱちん、ぺちんぺちんと打ち据える結果になって。 (NOT_GM) 「ははは、こういう罰なら歓迎だな・・お、おっぱいびんたできるバカ乳ぶらさげてどんな風紀守るんだよ・・心那ちゃんさあ!」 (NOT_GM) その乳房に頬を嬲られると彼の行為はさらにエスカレートして・・ (N11_Kokon) 【心那】「ぁ、っが ……っ!!そんな強く、強く揉んじゃ……ぁ……ッ!!」 思い切り押し付けられた男達の指先はずぶずぶと第二間接くらいまでめり込んで、彼らの指にその凄まじいまでの量感と柔らかさを体感させて。 (NOT_GM) ずる、っとズボンを下ろすと君が息つく暇もなく・・そのがっちりと指の食い込んだ乳房に、縦に・・その剛直をぱふ・・っと埋めて。 (NOT_GM) 心那の眼前で下に向けてピストンをはじめ、君のぱんぱんに張り始めた谷間を 犯し始めた・・! (NOT_GM) 「お、おい!まだそこまで・・」「いや、いいだろもう・・こうなったらさ・・」「ああ、徹底的に・・やっちゃおうよ。去年も今年も白瀬に邪魔されてさ・・」 (N11_Kokon) 【心那】「んぅ……―――ひっ!そ、そんな所吸わないで、き…っす、しちゃ……ぁ!!きゃう、ん……ッ!! だ、誰が、バカ乳よ……―――っ!!変な事言ったら、しょ、承知しません! よっ!?」 爆乳の内側から、男のキスによる吸着音がチュッチュと何度も響いてきて。 遂にはその巨大な一物を縦に捻じ込まれて、しかしそれでも容易くその体積を挟み込み、根元まで乳房の間に飲み込んでしまう。 (NOT_GM) こうなったら誰にも言えないぐらい恥ずかしい目に会ってもらおうよ・・と言う彼らの言葉は君の耳にしっかりと届き・・ただの人間の悪意が君の心を徐々に蝕んでいく (NOT_GM) 「よし・・じゃあ撮影会は一旦中止で・・ここからは、ハメ撮りでいこうか?」「「「さんせーい」」」 (NOT_GM) ほがらかな合図がされると心那はぐぽ、ぐぽっと上から打ち下ろされるペニスで乳房の谷間まで犯され・・目の前で男のものが己の胸を犯しているのを見せ付けられながら・・ (N11_Kokon) 【心那】「……めて……っ!!こんな、酷い事しないで……―――っ!! も、もうやめて……擦り、つけないで……っ!!」 ハメ撮り……恐ろしいその言葉の内容は、いくらそういう事に詳しくない心那でも容易に理解できて。集団心理と勢いに気押される彼らの暴走を止めようと、必死に言葉を連ねるも、それが実は彼らの嗜虐心をあおっている事に気付く由もなく……。 (NOT_GM) 「ほら、そのだらしないおっぱいで何人も弄んできたんでしょ?ならこのぐらい平気だよね・・?」怯えを見せた少女に彼らは容赦なく (NOT_GM) しゃき、しゃきんと音を立てて冷たい感触とともにフィルムを切るのに使うはさみで、あっさりと抵抗する間もなく君の下着を切り裂いて・・その秘所を衆目に晒した (N11_Kokon) 【心那】「そんな……っ!してない、そんな事してない、してないの……っ!!した事ないし、わかんない、わからないのっ!!」 既に1m近く張り出し、今にもどんどん成長中の凶悪おっぱいを野次られて、それだけで情けなさに泣きたくなって。 (N11_Kokon) 【心那】「……ぁ……――――――っっ!! み、見ないでっ!やめて、やめ……て、ぇ……――――――ッッッ!!」 飾り気のないスポーティな心那のショーツを引き裂かれると、遂にその下を晒してしまう。 ヒロインの衣装の為に、すっかり恥毛を剃り落とされまるで赤子の股間のようにツルツルにされたそこを。 (NOT_GM) 「おおお・・これが白瀬のお、おマンコ・・」「って、あれ・・なんだこれ?」「ぱいぱん・・?」 (NOT_GM) ご開帳、と思われたそこにあるものを見て彼らは息を呑み。 (NOT_GM) 「・・うっわすげーなあ、あの白瀬が・・」「ああ、こんな風に処理して日ごろどんなプレイしてるの?」 (NOT_GM) 「そりゃああんなおっぱいしてればもうやりまくりだよな・・?」 (NOT_GM) 改めて君を見下ろすとはだけられた太ももを広げさせて、全員が胸をにゅるにゅるとペニスに犯されながら悲鳴を上げる鋼鉄の風紀委員の、つるつるの赤ちゃんのようなおまんこを 視線のシャッターでカメラに収めて。 (NOT_GM) 続いて無数のフラッシュがことさらに焚かれて、それを 撮られている事実で君の心を辱める・・! (NOT_GM) 「見るなって言ってもさあ」「ああ、見られるときのために剃ってたんだろ・・?」「どんなご主人様に命令されたの・・?」覆面越しにも彼らが君をどうしようもない変態女の淫売を見る目で蔑んでいるのはいやというほどわかる・・ (N11_Kokon) 【心那】「……ぅぅ…―――ぅ!! 見ないで、見ないで……ぇ……っ!!」 遂に完璧に剃毛されているその股間を晒してしまい、羞恥のあまり泣き出してしまう心那。 (NOT_GM) 「そ、そんなやらしい、風紀を乱す変態淑女にはお仕置きだよな・・!」ついに下乳まで犯すものが現れ・・心那は泣きじゃくり始めたその瞬間・・ (NOT_GM) 『どぴゅ・・っ!『びゅるるっ・・・!!』』 (NOT_GM) 上下の谷間を同時に犯し乳辱するペニスから乳内射精を受け・・その誰もが目を惹かれる乳房に白い汚猥な化粧を受け・・ (NOT_GM) どくどくと乳圧のなかで精液を吐き出す二人の男に頭を掴まれて・・「ほら・・しゃぶれよ」「風紀を乱しちゃう風紀委員はお仕置きを受けないと駄目・・だろ?」 (NOT_GM) いまだ勃起を衰えさせない男たちへのフェラチオを強要される・・。 (N11_Kokon) 【心那】「ぅぅ……も、もう、見ないで……っ 見ないで下さい…… お、お願い、 お願いです……―――!」 あの鋼鉄風紀が、遂に屈辱に耐え切れずさめざめと肩を震わせて泣き出してしまって。大半が童貞の彼らに、完璧に剃毛されている心那の股間というのは理解の埒外で、一体どれ程の好奇を抱かせてしまうのだろうか。 そんな心那の股間をありとあらゆる方向から写真に撮り、深夜の教室に響くシャッター音がより一層彼女の被虐心をあお (N11_Kokon) っていく。 (NOT_GM) 「心那たんのつるまん写真ゲ~ット☆」「そんな毛がなくちゃかゆくてしょうがないだろう?」「俺たちのでかいてやろうか・・?」エスカレートした彼らの欲求はついに全員がズボンを下ろして・・ (N11_Kokon) 【心那】「ふ、ぁ……ッ!! んっ!ぁ……っ!!こんな、こんな……―――っっ!きゃ、んっ!んぐぅ……ッ!!」 乳房の谷間にこれでもかと大量に注ぎ込まれた精液が、まるで噴火する火山のようにぶびゅっ!ぼびゅっ!!と撒き散らされて。 呆然とする心那の髪を掴まれて、ギチギチに勃起したペニスを次々に突きつけられてフェラチオを強要される。 (NOT_GM) 「あーあ、おっぱいで射精されてみっともない顔しちゃって」「まんこの毛剃って変態プレイも万全の風紀委員様は違いますねー・・っと!」 (NOT_GM) そう言うと口での奉仕を強要され始めた心那の秘所に手を伸ばし・・敏感な《淫肉の真珠》を摘み捻り上げて・・きゅっ!とクリップで留めると鋭い刺激が断続的に君のクリトリスを襲った・・ (NOT_GM) さらには何人もの男のものが拘束されたままの心那にむっとする反り返ったペニスを押し付けて。 (NOT_GM) その眼鏡にこつこつと先走りの滲む先端をぶつけ脅しながら、整った顔に、髪に、耳に頬に肉槍を押し付けて・・精液の滴るそれを既に二本のペニスを左右から咥えさせられみっともないアへ顔めいた顔で口を開いて頬張る醜態を晒す君を・・ (N11_Kokon) 【心那】「ひ……――――――っ!! ゃ、ぁ……っ!!いや ぁ……―――っ!!嫌イヤいや……ぁぁぁ―――っ!!」 周囲を取り囲んだ男達が我先に肉棒を取り出し、自分の完全露出した股間へ近づけてくる。その光景に慄いても、すぐさまその頭を掴まれて口腔奉仕を再開させられてしまって。 (NOT_GM) カメラは容赦なく、その痴態を一瞬の遅滞もなく収め、君は撮られることで男たちとカメラに犯されていく・・。 (NOT_GM) 抗っても抗っても力づくで咥えさせられ、顔面に眼鏡に、鼻先に・・強烈なにおいと粘りつく先走りごと擦り付けられ神経の集中する顔面・・女性の命ともいえる顔を汚されていく行為は、君の最後のプライドを粉々にし・・力に屈するしかない弱い女という存在だということを思い知らせていく (NOT_GM) 「は、いやいや言っても咥えちゃってるし」「もっとよく取れるように隙間開けろよ・・このみっともない泣き顔が本当のかよわくて 変態でドマゾの心那ちゃんなんだからさあ」「存在自体が風紀を乱すおっぱいぶら下げてその上変態かよ、どうしようもねーな!」 (N11_Kokon) 【心那】「んぐ……ぅ、んっ!ぐ、んぇむ……ッ!!」 心那の口内をまるでオナホールのように見立てて、口腔で奉仕させているというよりは自ら腰を使いその若い肉棒を口の中で扱き立てては、引き抜き心那の顔面に射精していって。 (NOT_GM) 「はは、生意気な口も聞けないと寂しいよな・・」「ほらほら、一本だけじゃないんだからもっと頑張ってよ・・」「いつの間にか縛られている手にも男の手が添えられ無理やりチンポが握らされていく・・ (N11_Kokon) 【心那】「そ、んな……ぁ!あ! ぅ……―――っ!!違うの、ちがうのに……んっ!ぇむ、んぐ……ッ!!んちゅ!ぢゅっ!ちゅぶ……っ!!ぢゅぶりゅっ!!」 口から引き抜かれ、再び次の男に口を犯されるその僅かな間に必死に抗弁する心那。しかし、そんな彼女の意思とは無関係に彼女の奥底のマゾ性は開花していって、いつしか秘芽は硬く尖り始め、その刺激にコリコリとした感触を返していって……。 (NOT_GM) 「はぁい、出したから次は俺ね・・へへ、心那たんのお顔にこんなことできるなんてなあ・・」 (NOT_GM) そういうと乳びんたをした心那にお返しをするように・・何本ものチンポがお仕置きをするようにびた、びたんっとその顔を張り飛ばし・・眼鏡をカリが押し上げて君の鼻にチンポが乗せられて (N11_Kokon) 【心那】「んっ!んぐ……―――っ!んぇむ、えむ……っ!!んっ、く……っ!!」 何時しか両手の鎖が緩められ、代わりに彼らの肉棒を何本も握らされてしまって。小さな心那の指では完全に握ることも難しいそんなサイズの剛直を指の間に握らされて、再び彼らが心那の指を、掌をオナニー用の器具として使い始めて。 (NOT_GM) 卑猥に過ぎるチンポの林に集中砲火を受けるその間も股間のクリップは敏感すぎるクリトリスを気が狂いそうなほどに刺激し、じんじんと充血させていく・・ (NOT_GM) いまや囚われた姫のようだった心那は、魔物の供物として犯される姫となり、美しい顔をマラで汚され、股を広げてつるつるの秘所を晒しながら・・自ら奉仕するかのように男たちに逸物を握らされ、その全身を欲望を発散させ・・彼らの怒りを静めるために捧げていく (N11_Kokon) 【心那】「んっ、ちゅ、ぇむ……ぅ………ぷは、ぁ……っ!! は、はっ、はひ……っ!きゃう!!擦らないで、顔、で……っ!!そんな、も、もぅ……許して……―――っ!!」 視界に入るだけでも5本ものペニスを心那の整った顔に擦り付けられて、容赦なく顔扱きしては眼鏡に、髪の毛に、その整った鼻梁に、唇に、思い思いの所に射精していって。 眼鏡がなかったら完全にその両目が塞がっていただろう、それほどの精液を擦り付けられ、息を (N11_Kokon) するたびに鼻腔に、口に精液の水風船が出来てしまうほど。 (NOT_GM) その姿を捉えて収めていくシャッターの音は、鋼鉄の風紀委員などどこにもいない、と哀れで無力な少女に認めさせるには充分に過ぎたが・・彼らの欲望はもう留まることを知らず (NOT_GM) 「駄目だ・・だったら取り上げられたカメラを返してよ!」「フィルム抜かれてネガ捨てられたんだぞ・・!」「おっぱいだよおっぱい!このバカ乳とやらしい体で償えよっ・・!!」 (NOT_GM) 時ならぬおっぱいコールが響く中、狂気に駆られた少年たちはいっせいに心那の顔に・・。 (N11_Kokon) 【心那】「んぁ……ぃ、ひっ!! ぃ……ぎ、痛い……っ!こ、れ以上……む、無理なの……もぅ、無理なんです……―――ぅ」 顔面を精液まみれにされ、勃起クリをクリップで、筆で責められるその姿は、普段の颯爽とした凛々しい風紀委員と同一人物とは見えずに。たわわな乳房を、指を、手を、顔を、髪を、その肢体の全てを性欲処理に使われるその様は、もはやこう呼ぶしかなかった。 ……肉便器、と。 (NOT_GM) 『びゅぶぶ・・『びちゅちゅっ』』『どぶぷっ・・!』『ぷしゅううううっ』『ヴチュ・・ッ!!』 (NOT_GM) ついに屈服の言葉を自ら吐いた鋼鉄風紀・・だった少女の顔面を大量の精液が化粧どころか塗りつぶすようにぶちまけて・・ (NOT_GM) どろどろの黄色や白の白濁が、その眼鏡と言わずまぶたといわず顔面をパックするように粘りつくそれで固めて・・もはや瞬きも出来ないほど執拗に濃厚な精液で顔を真っ白にされ・・その黒髪さえも同じように精液に塗り込められていった・・。 (NOT_GM) (NOT_GM) では開幕。カメコはトップスピードだ・・ (N11_Kokon) そろそろ余裕ないので開幕はなしでー (NOT_GM) ではカメコの攻撃・・と言ってもしょんぼりだ (NOT_GM) シャッターチャンス!《狙撃》《遠隔攻撃》1d6+3+5 (NOT_GM) 1d6+3+5 (kuda-dice) NOT_GM - 1D6+3+5 = [6]+3+5 = 14 (N11_Kokon) それは腰で受けて腰@4です (NOT_GM) ウイ、では行動どうぞ (N11_Kokon) アクトはなしで (N11_Kokon) では、デッサンマスクにマルチプルスナップ+アクセレイションで (N11_Kokon) 3d6+2-4 (kuda-dice) N11_Kokon - 3D6+2-4 = [5,4,1]+2-4 = 8 (N11_Kokon) 3d6+2-4 (kuda-dice) N11_Kokon - 3D6+2-4 = [2,4,2]+2-4 = 6 (N11_Kokon) 3d6+2-4 (kuda-dice) N11_Kokon - 3D6+2-4 = [1,1,3]+2-4 = 3 (N11_Kokon) 全部雷なので+2ですね (NOT_GM) 今属性は雷ですね、では・・ (NOT_GM) 全部+5で・・ (NOT_GM) 約20点通るが流石に倒れない・・こちらの行動です (N11_Kokon) かもーん (NOT_GM) 《ダークネスヒット》《魔力撃》で演出はボディペイント・・ (NOT_GM) 4d6+3 (kuda-dice) NOT_GM - 4D6+3 = [3,4,5,3]+3 = 18 (NOT_GM) またも水着・・! (N11_Kokon) うぐ、死んじゃうので輝石します (N11_Kokon) 3d6 (kuda-dice) N11_Kokon - 3D6 = [1,1,6] = 8 (NOT_GM) いつしか君のお尻と乳房には射精を・・咥え込んだ回数を示す正の字が無数に筆で書初めのように描かれていた (N11_Kokon) 残22になった所でなけなしのスウェーで (NOT_GM) アクトはありますかな・・いやテイルオブしてもいいのだけど (N11_Kokon) 品詞のデッサン殺すのにテイルは温存したい (N11_Kokon) 9点通して残13に (NOT_GM) うい、では9点進呈です (NOT_GM) そしてトラップもそろそろ意味ないが処理しておきますね (N11_Kokon) はいー (NOT_GM) 2d6+3+5 (kuda-dice) NOT_GM - 2D6+3+5 = [1,5]+3+5 = 14 (NOT_GM) 2d6+3+5 (kuda-dice) NOT_GM - 2D6+3+5 = [1,1]+3+5 = 10 (NOT_GM) こちらはAPにだけ。まだあれば受動どうぞ・・だ (N11_Kokon) 腰はげたので《はいてない》を (N11_Kokon) あとついでに《尻穴奴隷》も。 (N11_Kokon) ロールは次のターンのとまとめてでいいかしら (NOT_GM) そですね、残り三つだし (N11_Kokon) では次のターンをば (NOT_GM) では次のターン。カメコマスクは変わらず《トップスピード》で。何かあるかな (N11_Kokon) なにもありませんー (NOT_GM) ではこちらから。 (NOT_GM) 《狙撃》《遠隔攻撃》で。 (NOT_GM) 1d6+3+5 (kuda-dice) NOT_GM - 1D6+3+5 = [6]+3+5 = 14 (NOT_GM) またすごいな・・スゥエーでは持たぬか (N11_Kokon) 流石にこれはテイルします (NOT_GM) では受動後アクトがあればどうぞ (NOT_GM) あ、ダメージ受けないならなしだな (NOT_GM) どぞー (N11_Kokon) 6d6 (kuda-dice) N11_Kokon - 6D6 = [3,3,3,1,5,6] = 21 (N11_Kokon) CP残5に (NOT_GM) こっちは初被弾でまだ斃れない・・では行動どうぞ (N11_Kokon) HPに余裕出てきたので《強制絶頂》を知力判定で (N11_Kokon) 2d6+7-4 (kuda-dice) N11_Kokon - 2D6+7-4 = [6,5]+7-4 = 14 (N11_Kokon) くっ・・・! (NOT_GM) これはBS関係なかった記憶。まあ成功してます (N11_Kokon) あれそうですっけか、ではCP8、SP10になります (NOT_GM) 妊娠判定とかと同じだったかな、ともあれ行動をば (N11_Kokon) こっちのターンはアクセラレイション+マルチプルスナップ (N11_Kokon) 一発目、デッサンマスクに (N11_Kokon) 3d6+2-4 (kuda-dice) N11_Kokon - 3D6+2-4 = [5,5,2]+2-4 = 10 (N11_Kokon) では、一発目にポテンシャル2点載せます (N11_Kokon) 2d6 (kuda-dice) N11_Kokon - 2D6 = [4,6] = 10 (N11_Kokon) 残り2発はカメコマスクに (N11_Kokon) 3d6+2-4 (kuda-dice) N11_Kokon - 3D6+2-4 = [1,2,6]+2-4 = 7 (N11_Kokon) 3d6+2-4 (kuda-dice) N11_Kokon - 3D6+2-4 = [2,5,1]+2-4 = 6 (N11_Kokon) こんな感じで! (NOT_GM) これまた属性で+5で・・12と11から防御を引くと。 (N11_Kokon) CP6 SP10に (NOT_GM) かなり削れたが二体とも生存ですね。ではこちらの番だ・・( (NOT_GM) 《ダークネスヒット》《魔力撃》・・もう水着関係ないな (NOT_GM) 4d6+3 (kuda-dice) NOT_GM - 4D6+3 = [6,6,5,5]+3 = 25 (NOT_GM) ひい。 (N11_Kokon) テイルします (N11_Kokon) 6d6 (kuda-dice) N11_Kokon - 6D6 = [5,3,1,3,4,2] = 18 (N11_Kokon) で、7点はスウェーして4点抜けて@24に (NOT_GM) それでも7点だなー。では18貰いでデッサンは斃れる(ぽち (NOT_GM) トラップは意味がないので割愛、ではロール行きましょう (N11_Kokon) はいー (NOT_GM) 「そろそろいいかな。」「ほら心那ちゃん、脚を広げて・・な」「もう使い込んでるんだろ・・?」 (NOT_GM) 既に撮影会などどこへやらだがそれでもシャッターの音と録画の音はやまず・・ (NOT_GM) 前張りに守られているはずのそこ・・既に顔面を精液で塗り固められ息もままならないきみの股がぐばっ・・と広げられて、オブジェに足が縛り付けられると (N11_Kokon) 【心那】「は……ぁ、はひ……っ、ゃあ……ぁ……っ……!」 既に顔の造作も分からないほどに頭上から精液漬けにされた、眼鏡の爆乳風紀委員。 パクパクと酸欠の金魚のように口を開閉させながら、呆けたような表情で彼らに眼鏡の下の虚ろな瞳を向けます。 (NOT_GM) がちがちのものを君の前に見せ付けてかがみこむ男の挙動から・・君の太ももを両手で抱えて。 (NOT_GM) じゃんけんをしていた男たちの中から選抜された彼が・・何をする気かは前張りにそれ・・硬いものがふれたときに本能で理解できた (NOT_GM) 彼が当然のように君の純潔を散らすつもりなのだと・・加護があるとはいえこのままでは万一の場合・・ (N11_Kokon) 【心那】「……――――――っ!! ゃ、あ……っ、そんな、ダメ、……やめて……ぇ……―――」 力なく弛緩した、ムチムチの太股を小脇に抱えられ一気に開かされると、もはや多少抵抗した程度ではまるで歯が立たず、ツルツルの股間を完全に晒してしまって。 (N11_Kokon) 【心那】「……~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!! ま、待って……下さい……――――――!!」 (NOT_GM) 「ほら、心那ちゃんの好きなチンポだよ・・平気だろう?こんなに処理するぐらい遊んでるんだしさあ?」ぐり・・とそれがあてがわれ前張りで滑り・・にゅる、にゅるっと君の性器の上を滑るおぞましい感触が襲う (NOT_GM) 「え・・?待って・・どうするって?」そういう間にも男は君の股と膣口のふにっとした感触だけで勃起を増していく・・ (NOT_GM) 「許してほしいならそれなりのお詫びがないとな・・」「これはお仕置きなんだしさあ?」左右から男たちが乳房を掴んで押さえつけながら君に囁く (N11_Kokon) 【心那】「そ、そっちじゃ、なくて……こ、こっちに……ココで、して、下さい……―――っ!! ひっ!ぁ……っ!!こっち、で、ぇっ!」 既に乳嬲りですっかり蕩けてしまったその股間を、にゅ、にゅっ!と勃起したペニスで擦り上げられる度に声が裏返ってしまう美貌の風紀委員。そんな彼女は、彼らの目の前で信じがたい行動に出て。 緩んだ手錠付きの手を後ろに回すと、両手でムッチリとした白い尻肉を掴み、腰を自ら浮かせると思い切り尻 (N11_Kokon) たぶを左右に割り開いて。 (NOT_GM) 「へ・・?おいおいメニアックすぎるでしょう?」「俺たちノーマルだからそれだけじゃどうしていいかわかんないよう?」 (NOT_GM) わざとらしいことを言いながらおのずからケツマンをおっぴろげて羞恥心など捨て去ったような心那の願いにも・・より卑猥な言葉を吐かせた上で責め立てようとじろじろと視線と、言葉で追い討ちをかける (N11_Kokon) 【心那】「……(こんな事……言わなきゃいけないなんて……で、でも、こんな、所でロストバージンなんて……絶対イヤだから……ッ!!)……―――わ、私、コッチが、好きなの……好きなんです……っ だから、いつも、毎朝自分で、綺麗にしてるの……ね、わかる、でしょ……?」 (NOT_GM) 「そんなお尻の穴見せてどうする気だよ」「お尻が自慢なのはわかったけどさ・・そーいうプレイしたいなら言ってよ、風紀委員の白瀬・ユーチャリス・心那さん?」「やっぱハーフの娘なんてこんなもんだって・・アナル狂いの変態風紀委員かぁ・・」 (NOT_GM) 全員が全員君の無様すぎる・・しりあなを広げ差し出して犯してとねだり・・精液で涙も塗り固められるほど顔をどろどろにされて哀願する心那に、彼らは・・。 (NOT_GM) ――それでそんな汚い穴掘ってもらえると思うのかよ? (N11_Kokon) 【心那】「……だ、だから……ぁ!だから、ッコッチで……ぇ、お尻でっ! おしりのアナで……せ、せっくす、して……してください……――――――ッッッッッ!」 凄まじい羞恥。失神してしまいそうな屈辱を必死に堪えながら、精液まみれの顔に鞭打って作り笑いをする心那。 見せ付けるようにギュ、ギュ、グイッ!グイッ!とリズミカルに尻たぶを開閉させ、自分の肛門に注意を集中させようと思いっきりしなを作って媚びてみせる。 (NOT_GM) ぺ・・っとその白いお尻に唾を吐きかけて、蔑みの言葉を 浴びせた (NOT_GM) 「もっと勉強しなよ風紀委員さん・・ああ元か」「こういうときはさあ・・”私のケツマンコずぼずぼに犯してザーメンまみれにして便壷がわりに処理してください”・・ぐらい言わないとさ?」 (N11_Kokon) 【心那】「………―――っ!!」 俯いて屈辱を堪えて、それでもなお懇願し、哀願する。 客観的に見れば、本来風紀の守り手たる風紀委員、白瀬・ユーチャリス・心那が自ら尻穴をくつろげ、彼らにアナルセックスを強請っているようにしか見えなかった。 (NOT_GM) 必死に自ら媚を売る少女、プライドを捨てた彼女に対して更なる要求を突きつける彼らは・・心那がどこまで堕ちるかを楽しんでいるようだった (N11_Kokon) 【心那】「……しの……わ、た……っしの、ケツ マンコ……ずぼ、ずぼ犯して…… ザ、ザーメンまみれにして、べん つ、ぼ 代わりに、処理……して……―――ください……っ!!」 (NOT_GM) 「靴で良かったら穿ってもいいけどさ」そのお尻を土足で踏み躙り・・「もういいからやっちゃおうぜ、どうせ処女じゃ・・え?」腰を膣に押し付けかけたその時 (NOT_GM) 沈黙が落ちて。 (NOT_GM) その後に笑いが弾けた。 (NOT_GM) 「・・言われたとおり言っちゃったよ・・いやあそれ終わりだろ、人として」「エロゲーじゃないんだからさあ」白いお尻を靴でぐりっと押して (N11_Kokon) 【心那】遂に破廉恥すぎるおねだりを、反芻するように言わされてしまう心那。だが彼女自身気付いていただろうか。この異常状況の中、いつしか開発されきった心那のアヌス……そこを彼らの勃起ペニスによって抉り回されることをどれ程彼女の体が求めていたか。 何時捻じ込まれるともつかない肉棒の感触を、彼女の肛門が、直腸が、S字結腸がどれほどわななき求めていたかを……・。 (NOT_GM) 「これバッドエンドとか悪堕ち後の台詞だよね?」「心那ちゃんは俺たちみたいなのとは御尻でしか出来ないってさ・・ふざけんなっ!!」 (N11_Kokon) 【心那】「そ、そうじゃないの……っ!!そうじゃなくて……―――っ!! コッチでっ、こっちでして、したいの……―――っ!!お願いだから、こっち、で……ッ!!」 (NOT_GM) ばっしいっ!!と激発した男が君のお尻を掴んで激情と欲望のままに ぐぬりゅううううっ・・・!!とほぐれきったアナルにそれを突き立てると それだけで心那の開発されたしりあなは突然の衝撃と充足感に襲われていき・・ (N11_Kokon) 【心那】最初はただ、こんな形でバージンを失いたくなかっただけ、そのはずが、いつしか本当にアナルセックスを懇願する言葉へと摩り替わっていた事に、この場の何人が気付いていただろうか。 (NOT_GM) ぐぽ、ぐぽっとしりあながめくれ裏返りそうな激しいピストンと・・童貞なのだろうか、勢い任せのその腰の動きで腸奥までが槍でほじくられるたびにまんぐり返しの姿勢で突き立てられたものが (N11_Kokon) 【心那】「ふ……ぁ!! ッ!!……~~~~~~~~~~っ!!お、ひ、り……ぃぃ……―――っっ!!!は、挿入って……き、きたぁ……ァッ♪」 (NOT_GM) 心那の口にした通りにずぼ、ずぼっと汚らしいケツマンコを穿り、一撃ごとに童貞チンポごときで・・君はあっという間に高められていく・・ (NOT_GM) 「お、俺は・・童貞だぞ・・童貞チンポでケツマン抉られて何嬉しそうにしてるんだよ、変態、変態・・クソ女・・っ!」 (NOT_GM) あっという間にだらしない顔をしてしりあなを抉られるたびに喜色を、声を漏らす君の姿に見守る男たちも・・ (N11_Kokon) 【心那】「……―――ッッ♪ ……――――――ッッッ♪♪」 ひゅーとも、ひーとも付かない、言葉にならない悲鳴を上げながら、人外の手によって改造されクリトリスをも上回る肉豆で埋められた直腸を荒々しく擦られて、それだけで両脚を思わず目の前の男に絡み付けて、自ら腰を使ってしまう。 (NOT_GM) 「ああ、これは大好きホールドですね、わかります」「おいおい調教されすぎだろ・・ケツで妊娠しちゃいますってどんなミラクルホールだよ」 (NOT_GM) 既に声もない心那の身体を男たちは既に意味のない手錠を外してペニスを握らせて・・ (NOT_GM) たっぷりした乳房が揺れるところに、乳肉に、乳輪に向けて・・その柔らかい肉に肉槍を突きたて身勝手にその乳内を犯し始める・・。 (N11_Kokon) 【心那】「ひっ!ひひ♪ ッ! ん、おっ!ぁお゛♪お゛お゛ッ♪ ~~~~~~~~っっ!!♪」 普段の、常に学年上位の成績、頭脳明晰運動神経万能の、憧れの風紀委員と同一人物とは思えない色狂い……尻穴狂いの淫乱少女が彼らの目前に現出していた。 まるで獣のような嬌声を張り上げ、規格外の凶悪オッパイをかれらの胸板にぎゅむぎゅむと擦り付け、陶然とした顔でアナル快楽に酔いしれる。 (NOT_GM) いまやチンポをケツ穴と直腸・・脚でクラッチして貪りながら、派手に揺れる乳房を谷間ですらなく突き立てられ犯されるまま人間とは思えない声を上げて涎を垂らしながら・・ (NOT_GM) 「うっわ、こりゃ本物だ・・」「ショックすぎんだろこれ、後輩の女子が見たら自殺しちゃうぜ・・」「つーかこの女、なんでこんなんで風紀委員とか言ってたんだ?あれか?秀才とかはストレス溜まってどっかおかしくなるとか?」 (N11_Kokon) 【心那】「ゃ、んっ!は、はひ……ぃ――――――――――――ィィィィッッッ!!!♪♪」 乳肉をペニスで小突かれながら、直腸の奥までずこんっ!!と捩じりこまれると、その瞬間白い喉を宙に晒して限界まで腰を弓なりに反らして痙攣する。 童貞の彼らが始めてみるであろう絶頂……しかも、完璧に開発されたケツマンコによるケツイキ、ケツアクメだった……。 (NOT_GM) 心底蔑んだ・・日ごろは心那自身が見下し、罰を与えるような生徒たちに痴態と呼ぶにも浅ましすぎるアへ顔を晒して精液に塗れ、愛液や潮を噴きながら達していくさまは性欲をそそるというよりも・・ (NOT_GM) 「う、で、でもすげえこりゃ・・便壷どころか・・ケツオナホだ・・!」ぶびゅびゅ・・っ!!と遅れて童貞ザーメンを変態風紀委員のケツマンに注ぐと・・心那の達したばかりのそこに何度もどくどくと若い生命が注がれて熱くそこを満たして・・。 (N11_Kokon) 【心那】「ひ……―――ひ、ひ―――……っ! イ、イッちゃった……ぁ、お尻、ケツアナ……されて、イッっちゃった……イッちゃったの……――――――ぉっ!!」 言っている傍から、さらに腰を引かれ腸奥に再び肉棒を叩き込まれると、絶頂直後の敏感な腸壁がきゅうううっ!と締め付けて肉棒を締め上げる。 度重なる人外の腸壁改造により、心那の直腸はその内側にびっしりと小豆大の柔突起を獲得し、それが螺旋のように締め付けてくる感触 (N11_Kokon) は、文字通りに人外の肉壺で、童貞の少年のペニスなどは文字通り相手にならぬほど容易くその精液を搾り取ってしまう。 (NOT_GM) 回り続けるカメラがその一部始終を収めた頃には心那はすでに夢見心地で。 (NOT_GM) いつしか白濁に染まり塗り固められた視界の中で・・それが眼鏡を塗りこめた精液であることも気づかず (NOT_GM) 何人めかの男の童貞とを、熱く燃えるようなアナルで散らし、その射精を文字通り腹の中で受け止めていた・・ (NOT_GM) (NOT_GM) (NOT_GM) では戦闘処理だけ継続で。 (NOT_GM) ・・どこまでいったっけ (N11_Kokon) 4ターン目ですね (NOT_GM) では、ターン開始ですね。演出上はこう搾られた感じで (NOT_GM) カメコは一応トップスピードだ・・ (NOT_GM) (はやい (N11_Kokon) かもーん (NOT_GM) 《狙撃》《遠隔攻撃》 (NOT_GM) 1d6+3+5 (kuda-dice) NOT_GM - 1D6+3+5 = [4]+3+5 = 12 (N11_Kokon) スウェーで6点ボディに (NOT_GM) アクトはもうないが受動はよろしく・・では行動どうぞ (N11_Kokon) @18です (NOT_GM) あ。 (NOT_GM) ああいいか。この場合消費MPが違うだけね (NOT_GM) (微妙にIVたかい (N11_Kokon) ああそうでした (N11_Kokon) 今までカメコは素通ししてたから気付かなかったのか・・・ (NOT_GM) ではあらためてどうぞー (N11_Kokon) と言う訳でお手数ですがスウェーキャンセルで、ボディに12点貰って@12に (N11_Kokon) 気を取り直してマルチ>アクセルで (NOT_GM) まあMP足りなくなるしね、ではどうぞ (N11_Kokon) 3d6+2-4 (kuda-dice) N11_Kokon - 3D6+2-4 = [4,3,1]+2-4 = 6 (N11_Kokon) 3d6+2-4 (kuda-dice) N11_Kokon - 3D6+2-4 = [5,3,1]+2-4 = 7 (N11_Kokon) 3d6+2-4 (kuda-dice) N11_Kokon - 3D6+2-4 = [3,4,5]+2-4 = 10 (NOT_GM) これが全部+5でー (NOT_GM) 二発目の時点で落ちた・・種切れ! (N11_Kokon) 搾り切ったわー・・・ (NOT_GM) では。 (NOT_GM) (NOT_GM) ほぼ全員が童貞であったろう彼らのそれをくわえ込んだ心那のそこはしなやかにほぐれるばかりで痛みもなく・・ (NOT_GM) 最後の一人が「ううっ・・メニアックすぎる喪失・・でも・・すげえ・・よ・・」 (N11_Kokon) 【心那】「はぁ……――――――っ はひ……――――――っ……(お、おなか、一杯にこんな、射精されて……やだ、タプタプ、言ってる……―――)」 (NOT_GM) 文字通り抜かずに射精し続けて斃れた男たちは覆面からどこか幸せそうな顔を覗かせて (NOT_GM) 欲望も悪意もまさに君のお尻に吐き出しきったようにぐったりと斃れている (NOT_GM) 今ならカメラもフィルムもすべて回収してこの場を逃れられるだろう・・だが。 (N11_Kokon) 【心那】一体何人分の精液を、一人当たり何度注ぎ込まれたのか。 大胆でイヤらしいデザインの超ミニメイド服のまま、両脚を開脚拘束されてのアナルファックの連続。 未だ緩んだまま、完全に締まらない状態の心那のアヌスはほっこりと息づき、すこしでも揺すれば大量の精液が溢れてきてしまいそうで。 (NOT_GM) 薄暗い部屋に差し込む明かりから、夜明けが迫っている・・つまり夜を徹してまぐわっていたことを君は悟る (NOT_GM) いずれにせよこの場をどうにかしなければ、遅刻の挙句に彼らにこれからもつきまとわれるだろう (N11_Kokon) 【心那】「………――――――もう、こんな時間とか……ホント、何やってるんだろう、私……」 すっかり拘束の緩んだ手足をオブジェから引き剥がすと、未だアナルアクメの余韻が醒めやらない肛門の疼きを堪えながら、床に下半身丸出しで寝ている彼らの頭に手をかざして、一人ひとり記憶を消去していきます。 (NOT_GM) (NOT_GM) (NOT_GM) こうして学園祭は終わり・・心那は忘れられない思い出と、恥辱とともに新たな快楽を知り (N11_Kokon) 【心那】「ぁ……やだ……つつ……って、溢れてくる……も、もう、早く帰らないといけないのに……―――っ」 全ての処置を終えて、立ち上がり教室を後にする心那。と、ショーツが引き裂かれていたことを思い出し、ノーパンで帰宅しなければならない事に気付きしばし呆然としたのは内緒だった……。 (NOT_GM) その日の授業を一日中睡魔と闘いながら過ごすことになった・・。 (NOT_GM) (NOT_GM) (NOT_GM) †Heroine.Crisis.TRPG† (NOT_GM) (NOT_GM) 【鋼鉄風紀ユーチャリス・恥辱の学園祭】 (NOT_GM) (NOT_GM) END (NOT_GM) (NOT_GM) おつかれさまでしたー
https://w.atwiki.jp/bmrog/pages/291.html
【GM】 では準備のいい方からかなー。 【鈴華】 はいなー 【鈴華】「野見 鈴華です。学生ですが、家が退魔士の家計らしく、そちらの仕事もやっています」 【鈴華】「最近、どうも魔族に目をつけられたようで……いろいろと忙しくなってきそうです」 【鈴華】「なので浮ついた気分ではいられませんね。しっかり気を引き締めていきましょう」 【鈴華】 以上ですー 【有葉】「天翔院 有葉、人呼んで『運動部の救世主』よ」 【有葉】「まあ、『【アイアン・メイデン】の光の矢』と言った方が通じるような相手もいるでしょうけどね?」 【有葉】「まあ、正義の使者として魔族を倒すのは当然の事…今日は一緒に頑張りましょう」 【有葉】 以上ですー 【GM】 はい、ありがとうございます。 【GM】 それではHCアドバンス、始まりますね 【GM】 【GM】 †Heroine Crisis TRPG†Advanced 【GM】 【来襲・痴漢電車】 【GM】 【GM】 ◆オープニング:深夜の最終電車 【GM】 登場:天翔院 有葉 【GM】 君はある噂を確かめるために酔っ払いとくたびれたサラリーマンだけが乗客のような深夜の電車に乗っている。 【GM】 そう、人気もまばらなこの時間の電車で、それをいいことに痴漢を働く輩がいて・・君と同じ学校の生徒も被害にあって泣き寝入りしている、と。 【GM】 しかし噂が確かなら終点に着くまでその痴漢からは逃れられないことになる。そして・・いまこの車両には犯人と思えるものも見当たらない。 【有葉】(まったくもって不届きな話だわ…痴漢なんて、下衆の中でも特に下衆のやる事……にもかかわらず、泣き寝入りなんて、そっちも情けないけれど……)車体の振動音がやけに響く車内で空いた席に座るでもなく吊り革を持って立ち…犯人に、そして被害者にも苛立ちを覚える少女。見目麗しいその外見の中でも一際目立つのは、ジーンズに包まれてその存在をアピールする肉感的なお尻と見事な脚線美… 【有葉】 という事で<魅惑の曲線>で! 【GM】 OK、それではそんな思考にふける君のお尻をつっとなぞる感触が走り・・先ほどまでなかった、人の気配で車両が満たされていく 【GM】 ああ、なんということだろう、人気もないはずの深夜の最終電車が・・いつの間にか朝のラッシュ時のような人ごみで満たされて 【GM】 顔の見えない無数の男たちで、きみは前後から挟まれ身動きもならないまま、太ももを、お尻を、無数の手で見えない角度から撫で回されていく・・ 【有葉】「…ッ…!……な、何…?…や、止めなさい……!!」今までは感じなかった気配…故に手に反応する事も出来ず、触れられた瞬間に背筋を強張らせ、けれど反射的に出ようとする悲鳴を飲み込む。しかし突如現れた無数の気配に驚き、もみくちゃにされたまま、唯一出来る抵抗…制止の声を張り上げる。 【GM】 君は囮のはずが完全に未知の人知を超えた淫靡な罠に掛かってしまったことと・・ 【GM】 既に逃げるにも手遅れであることに気づきながらその陵辱の渦へと飲み込まれていく・・ 【GM】 【GM】 【GM】 ◆オープニング:深夜の幽霊電車 【GM】 登場:野見 鈴華 【GM】 退魔師である君はある噂を確かめるために深夜の電車へと乗り込んだ。 【鈴華】「ええと…例の噂はこの電車ですね…」と、バックを片手に電車の中へ 【GM】 いわく、最終電車の後にレールを走っている、幻の列車の怪異譚・・どこにでもあるそんな噂がしかし、実際に行方不明者を出しているとなるとまじない師を頼ってでも身内を助けようと言う人間もいる 【鈴華】 それでこちらに話が回ってきた~、と 【GM】 そうですね。警察への捜索願も事件性以前に、文字通り蒸発したような消えた少女たちを探すにも手がかりすらなし。と。 【鈴華】「実際に被害がでてる以上…魔族絡みの可能性も高いですし。一つ、体を張って、ですね」 【GM】 藁をもすがる思いで退魔師に依頼が来たわけですね 【鈴華】 なるなる。そんなわけで、電車の中へ…周囲に気をはってましょう 【GM】 そして、深夜の電車に揺られる鈴華ですが・・かたんかたんと単調なレールの音と、深夜であることもあいまって軽い眠気を覚えます・・ 【鈴華】「んっ……動く時間、長かったですし……(近くの椅子に座り)…でも寝るわけにも…」 【鈴華】 ぐっ、と堪えますが……でも段々と意識が朦朧としてきますw 【GM】 はい。堪えるもひたすらに何も起きない、その事実と単調なレールの音が張り詰め続けた気力を余計に消耗させて・・ 【GM】 かたん、かたん、たん、たん・・ 【鈴華】「………くぅ(ぱた」 【鈴華】 そのまま、座席にすわって意識がおちてしまいますw 【GM】 ではいつしか君がまぶたを落とし、ふたたび気がつくと・・ 【GM】 電車は見知らぬ駅に止まっていて・・向かいのホームに見たこともないような古びた列車と・・それに乗っている、ジーンズ姿の少女・・そして。 【GM】 完全に深夜にも関わらず無数の乗客が車両を満たし、その少女の身体をそれとなく摩り、撫で、人の波で押さえつけながらもてあそぶ姿が窓越しに見える・・ 【鈴華】「んっ…あ、いけないいけない…寝てし………!しま、あの車両ですか…っ!」と、慌てて列車を飛び降りて、向かいのホームへかけだします 【鈴華】 ということで、飛び込みますー 【GM】 では、君はそうして淫辱の罠と化した幻の最終電車、そう・・ 【GM】 【GM】 【来襲・痴漢電車】 【GM】 へと飛び込んでいく・・ 【GM】 【GM】 【GM】 ◆ミドル1:這いよる魔手 【GM】 登場:天翔院 有葉(任意で合流) 【GM】 いつの間にか異界の満員電車で身動きもままならないほどに人の波に押し包まれた有葉。 【GM】 時折停車はするものの、時間がたつほどに人の数は増える一方で・・だが無数の視線は君を見るともなく見るだけで、まるで無関心を装いながら時折君の身体に触れていくだけ。 【GM】 まるで電車という檻の中で群集と言う生き物が君を弄んでいる、そんな錯覚さえ覚えます 【GM】 そしてここでトラップカードオープン! 【GM】 [ウィッチハント]!まだ幻影とも怪物とも操られているとも知れない彼らに君たちは攻撃することさえできない。 【GM】 この場合ターンではなくシーン終了ごとにダメージです。 【有葉】「くぅ……」今だ未開発の体にとって、この状況は嫌悪しか感じず。息苦しさと暑さに、肌が、服がじっとりと汗に濡れていく。 【GM】 シーン一回のアクトを使用して相手が尻尾ならぬ肉茎を出すまで耐え凌ぐしかありません。 【有葉】 つまりそうなるようなアクトを積極的に使えばその分状況は好転する、と… 【鈴華】「ここですね…っ」と、中に飛び込んで… 「…こ、これは………」扉から中に入り…中の身動きすら取れない状態に、思わず体を固まらせます 【有葉】「くぅ…ッ…卑怯者!……こ、こんな下衆な行為、今すぐ止めて姿を現しなさい…!」このような怪異、魔族の仕方以外に考えられず、しかしその魔族は見えない。卑劣な罠に嵌った自分を悔いつつ、それ以上に卑劣な魔族を罵る言葉をあげて。 【有葉】 <羞恥の罵倒>使います! 【鈴華】 <淫猥に歪む果実>使います! 【GM】 OK 【GM】 だがそんな罵倒に答えるものもなく、顔の見えない無数の群集は有葉のお尻を、胸を手や、あるいは肘で偶然を装って触れて・・けして直接的な行為に及ばない 【鈴華】「そ、そこの人、早く逃げてください!なんとか、道を開けますから・・・っ」と、顔の見えない相手に、聞き覚えのある声をかけながら・・・群れの中にわけいっていきます 【GM】 ではそんな鈴華を押しとめるように腕が突き出され、あるいは背中で阻まれて・・ 【GM】 ちょうど死角になるような位置から伸ばされたつり革で、君の腕が絡め取られていき 【GM】 ぐにゅう。 【鈴華】「ど、どけてくだ・・・んぅっ・・・!」いきなり感じる、豊かな胸への刺激に・・・動くに動けなくなった群れの中で、思わず声を 【GM】 背後を顧みることも出来ない君の胸に、衣服の隙間から暖かい手が滑り込み、ブラの上からたわわな乳房を掴んでむにゅ、むにゅうと弄ぶように揉んで・・手馴れたしぐさで、下着の隙間から乳首を探り当て、こり、こりと弄る・・ 【有葉】「に、逃げるですって……この天翔院 有葉、逃げるぐらいならこいつら蹴り倒してあげるわよ!」かけられた救いの声。どこかで聞いた声だ…と思いつつも、逃亡など思考せず、足を動かすべく腰を揺すり、隙間を作ろうと試みる。 【GM】 さらに服の上からも、他の腕が伸びて・・鈴華は身動きさえままならないまま、男たちの人垣に押さえつけられて・・ 【GM】 複数の腕で、服の上から、ブラ越しに、大きな手で荒々しく乳房と言う性の果実を掴まれ弄ばれていく・・ 【鈴華】「や、ちょ・・・・・・って、え、あ、有葉さん・・・?や、ちょ・・・っ、だ、誰ですか、人の胸・・・んぅっ・・・!」僅かとはいえ、開発されて刻印を持つ身にとって・・・胸や乳首への刺激に、とたんに声が甘く・・・ 【GM】 人の壁が互いの声と視界を阻み、さらに二人への責めはエスカレートしていき・・ 【鈴華】 後ろを振り向こうにも、人ごみが邪魔で、振り向けずに・・・・・・・・・ぐっ、と堪えるしかない状況ですw 【GM】 プァー…ン、と列車が警笛を鳴らしてカーブを走り始めるとその人垣も大きく揺れて、君たちも体制を崩す・・ 【鈴華】「きゃあ・・・ぅ!」ととと、とバランスを崩して、人ごみにもたれかかるように・・・ 【GM】 と、いうところでダメージ6点を進呈します。 【GM】 割り振りが済んだら次のシーンにー。 【鈴華】 はいなー 【鈴華】 HPへー、ですね 【GM】 ア、一応判定有るな。 【GM】 運動で12以上で回避となります 【GM】 - 2D6 = [4,5] = 9 【鈴華】 - 2D6+1 = [4,5]+1 = 10 【鈴華】 無理! 【有葉】 - 2D6+6 = [4,2]+6 = 12 【GM】 有葉はぎりぎり押しつぶされずに済んだ感じですね。 【GM】 まだ変身してないけど便宜上APに振って置いてくださいw 【鈴華】 らじゃw 【鈴華】 あっさり潰されて胸にw 【有葉】「…野見 鈴華…?…ッ…今、なら…っ!」声の主の名前を怪訝そうに呟きつつ…車体の揺れた隙に少しでも反撃の姿勢を作ろうと… 【有葉】「…よしっ…!」何とか体勢を整え、足で男達との間に多少の隙間を作り、ひとまずの安息を得て… 【鈴華】 バランスを崩して、助けにはいったはずが余計にもみくちゃにされます 【GM】 では、列車は次のステーションへと向かいますね。 【GM】 【GM】 【GM】 ◆ミドル2:淫猥のステージ 【GM】 登場:全員 【GM】 では君たちはいまだ顔をあわせることもままならないまま、誰とも知れない男たちに無言の悪意・・いや 【GM】 性の捌け口として、手で、指で、ゆがんだ性欲を解消するためにその肉体を弄ばれている・・ 【GM】 電車から逃れようにも駅には止まるものの、降りる間もなく乗客が乗り込んで、さらには人の波で動くこともままならない 【GM】 君たちは、満員電車での痴漢、というものがいかに抗いがたいものであるかその身でしっかりと感じてしまっています。 【鈴華】「んっ、ちょ・・・は、はなしてくださ・・・しょ、正気に、もどってください・・・んっ……」飽きることなく、もまれ続ける大きな胸に・・・顔を赤く、声を甘くして・・・・・・ 【鈴華】 コンプレックス:胸使いますー 【GM】 ではささやきかわす声が聞こえますね。 【GM】 『でかい胸だな』『ちょっと乳首が大きいんじゃないか?』ぎゅう、と揉まれた胸はいつしか制服からはみ出して・・ 【GM】 下乳を見せ付けるようにブラをずらされて搾り出すように食い込まされながら、どこから出ているかもわからない無数の手で執拗にこね回されて、揉み潰されて、ついには・・ 【鈴華】「や、ちょ……い、言わないでください、そんな、こと……きゃ…!?」慌ててはだけられた胸を手で隠そうと……しますが、手を押さえられて隠せません 【GM】 ちゅぷ、と顔の見えない男の、くちが、歯が君の乳首に立てられて・・ 【有葉】「う…ぅあ……脚、が……ど、どきなさい……!」客を…痴漢をどかすべく盾のように使っていた脚。けれどそれが仇となり、下ろす事が出来ないまま更に増えた乗客に押し潰される。間合いを取ろうと手まで使っていた為に吊り革すら握れず、痴漢に身を預けるような形で、片脚だけを上げた不安定な体勢が続き…汗で濡れた肌の上をすべるように下着がずれ、食い込んでいく… 【GM】 『母乳でも出そうな乳だな』『もう孕んでて、遊んで欲しくて乗ってきたんじゃないか』『制服着た変態女か・・?』 【有葉】 ということで<食い込む布地>使います!手を突っ込んで更に食い込ませても良いですよ! 【鈴華】「んぅっ……!や、やめて、くだ、さ……ぁ……っ」男の乳首に噛み付く歯で…ぴくり、と乳首を硬くして体を震わせてしまいます… 【GM】 はい、ではー。 【GM】 罵倒する有葉の尻に手が回されて・・上げた足も男の手で抱えられ太ももを撫で回される。 【GM】 『満員電車で片足上げて下着見せて、誘ってるのか?』『自分から胸を押し付けて・・どういうつもりだよこの淫乱』 【GM】 そんな囁きが耳元からあるいは遠くから聞こえて・・不意に、君のお尻に冷たい感触がして・・ 【GM】 ジーンズの中に手が突っ込まれ、下着を引き上げるようにぎりぎりと引っ張って・・小さな布地は紐のようになり君の男を知らない秘裂を縦に食い込んで刺激して・・ 【GM】 びりり、と音がしてジーンズが裂かれて・・はみ出た毛と、淫核がじかに複数の男の手で擦りたてられる・・ 【有葉】「くぁ……ッ…は、離しなさい……!!」ジーンズ越しに捕まれる脚。生地のお陰で忌まわしい生の感覚は感じないまでも、そのおぞましさだけは感じて。ジーンズの隙間から見える下着は女子高生の普段着にしては高級…しかしそれもいまや食い込み 【GM】 『濃い毛だな・・』『ぼうぼうだぜ』『電車の中でマンコ見せて離せとか何言ってるんだ・・この、痴女!』 【GM】 そんな罵声とともに食い込んだ下着がさらに引きずり上げられ君の膣をぎりぎりと下着の紐で裂いていく・・ 【有葉】「だ、誰が自分から、なんて…ッあぁ!…や、止めなさ……ッッ!!」男達の言葉を激しく否定しながら、更に細く食い込む下着と、破られたジーンズに悲鳴を上げ…浴びせかけられる卑猥な罵倒に、自身の罵倒は遮られる。 【GM】 あまり意味はないが状況的に[イビルアイ]も進呈しておきますね?まだ発動しませんが。 【有葉】 やったー!ありがとうございますw 【GM】 では[ウィッチハント]二回目。判定どうぞ。 【GM】 (運動12以上 【有葉】 - 2D6+6 = [2,6]+6 = 14 【鈴華】 - 1+2D6 = 1+[3,6] = 10 【鈴華】 失敗! 【GM】 助けに来たはずの鈴華だけが消耗していく(笑) 【GM】 - 2D6 = [6,5] = 11 【GM】 ふむ。とまれ次のシーンです、出目によってはそろそろかな。 【有葉】「ッ、この……!」電車が揺れた隙に近くの男達を蹴り飛ばして回避してますw 【鈴華】 あははーw 【GM】 では次のシーンー 【GM】 【GM】 【GM】 ◆ミドル3:淫虐の檻 【GM】 登場:全員 【GM】 抗うも彼らに手は出せず、顔のない・・そう無貌の群衆はまるで手ごたえもない。・・そう、さながら本当の幽霊のようにとらえどころなく、しかし君たちの体に肉の欲求をぶつけてくる。 【GM】 この深夜の淫虐に満ちた満員電車には果たして終点があるのだろうか・・ 【GM】 もしあるとしたらそれは、君たちが新たな犠牲者となる、それこそが終着駅なのかもしれない・・ 【鈴華】「んっ、ふぁ、や、やめて、こんな…もう、おねがいですから、元に、もど……」胸ばかり責められて、体がすっかりほてり始めて… 【鈴華】 アクト《射乳》使いたいのですがw(爆乳もらって即座に解除、的な意味合いで 【有葉】「…こ、こいつら……蹴っても蹴っても……!」蹴り倒しても…一時凌ぎにしかならない痴漢の軍勢に焦燥感を感じながら、少しでも隙間があれば膝で、爪先で、踵で蹴りつける。活きの良い脚は更に下着を食い込ませ、脚に触れ、捕まえる機会を増やしているとは気付かずに。 【GM】 OKです。有葉はあるかな? 【有葉】 <肉桃を這う魔手>で! 【GM】 では鈴華からいきますね 【GM】 【GM】 下着越しに揉み解されていく鈴華の胸は、むにゅ、にゅうううとやわらかく形を変えては丹念に絞られて・・ 【GM】 ぷつ、と軽い痛みを覚えるといつしかその乳腺に、違和感が生まれてくる・・ 【GM】 ブラで締め上げられ、さらにはそこから手を忍ばされてぷっくり膨らんだ乳輪もしごかれながら揉み、こねまわされる乳房に・・ 【GM】 ありえない液体が乳房から・・乳首へと染み出してくるのを感じます 【鈴華】「んっ、いた…っ…ぁ、や、な、何…ですか、これ………胸、熱く……?」 【GM】 見れば左右の乳房にはいつしか注射の針がつき立てられて・・ 【GM】 それが押し込まれるたびに冷たい感触と乳房が張り詰めて母乳が精製されているのを感じます 【鈴華】「ぇ…な、なんで母乳、が……っ…や、な、何してるんですか…っ!?」呆然と…やがて悲鳴を上げます 【GM】 針が抜かれると、遠慮なくさらに無数の手が群がって・・ 【GM】 抗う鈴華の乳房をこね回し、乳輪ごとしごいて、絞り・・やがて 【GM】 ぷ、ぷぴゅるっ・・っ、と搾り出されていく母乳が君の制服を濡らしブラに染みる・・ 【GM】 『本当に母乳が出たぜ』『コスプレママの痴漢電車でのお楽しみ、か?』『学生だとしたらどんな淫売だよ、エロい顔してイヤイヤじゃねーだろ?』 【鈴華】「んっ、ふぁ…っ、で、出てる…っ、ぼ、母乳…やぁ、こんなの、いや…ぁ……っ」母乳を男達の手で搾り出され、ブラがしみて……いやいやするように、頭を、体をよじりますが…人ごみのなかでは、それすら動きにはならずに… 【鈴華】「ひ、か、かってに…あ、貴方達が、注射した、でしょう、に……んぅっ…!」甘い声を小さく上げながら抗議を 【GM】 そんな周知を煽るためだけの野卑な言葉を浴びせながら君の胸をびゅ、ぴゅるるっと母乳を搾り、弄んで・・その勢いは強まり、ついに射精のような勢いで、びゅ、びゅびゅっ!!と君は乳房を絞られるだけの・・『まるで雌牛奴隷だな』『しっぽ振って犯されに来て何啼いてやがるんだか・・』 【GM】 抗議も虚しく君は乳房を弄ばれついにミルクタンクのような玩具にされてしまいます・・ 【GM】 【GM】 というところで有葉と。 【鈴華】「や、ぁ、ふぁ……っ!」ぴく、ぴく、と軽くいって…母乳を絞られ続けます・・・ 【GM】 では、必死で抵抗する有葉ですが・・ 【GM】 ついにその両足を捕らえられて、太ももを裂けたジーンズごしに撫でられながら、下着を食い込まされて・・ 【有葉】「ッ……ぼ、母乳…!?……野見 鈴華……あなた、妊娠…いえ、出産…?…しているの…ッ!?」抵抗の中、耳に届いたもう一人の被害者の声に、抵抗を忘れて問い掛けの声をあげて。 【GM】 大また開きですらりとした足をM字に開脚されながら、その腕は、下がってきたつり革に嵌められて、拘束される 【鈴華】「し、してるわけ、ないです…っ、だ、誰かに注射、されて…っ」 【鈴華】 聞こえた声に否定の言葉を返します 【GM】 注意のそれた有葉は四肢を掴まれ、尻を突き出すように抱え上げられた尻に、じかに男の手が這い回り・・ 【有葉】「…ッ、あぁ……さ、触らないで……!!」そんな隙に足を、手を掴まれ、吊り革で宙に釣られ、男達に脚を支えられて…生暖かい手の嫌悪感に、サイドテールの頭を激しく振る 【GM】 『無理言うなよ』『こんないやらしいケツ振って触るなって?』『こうしてほしくて乗ってきたんだろ・・?』 【GM】 囁くような声とともに、有葉のお尻が広げられて、更に下着が食い込まされて・・ 【GM】 たっぷりした尻に男の指が沈み、むにゅううと餅を掴んでこねるように力強く揉み解して・・尻の間にまで指が這い、穢れた場所まで弄り回してくる・・ 【有葉】「そ、そんな注射なんて、聞いた事無いわよ…!……ち、違う!…誇りある天翔院家の人間が、そのようなわけ…無いでしょう…!?」鈴華の返答に声を張り上げて返事をしつつ、男達の言葉を否定し、これ以上の行為は許すまい、と尻を振る。 【鈴華】「で、ですが、現に…………………と、ということは、この人……っ」 【有葉】「…ふぁ、ッ!……そ、そのような場所……き、汚い、わよ……止めなさい……!!」不浄の穴に触れる指。痴漢云々以前に排泄器官を見られる事に羞恥を感じ、身体を羞恥の赤に染め、じんわりと脂汗をかいて。 【GM】 その罵倒により男たちの手は荒々しく下着の中にまで手を入れて尻をこね回し・・ 【GM】 ぐにゅ、ぐにゅうううと形を変える肉桃はまるで淫猥な果実のようで、徐々に赤みも差していく・・ 【GM】 抵抗するように振る尻は、余計に男たちの情欲を刺激したようで・・ 【GM】 いつしか二人のお尻、あるいは太ももに熱い脈打つなにかが押し当てられていく・・ 【GM】 それは女であるきみたちには知識も経験もなくてもなんであるか悟れるもので・・ 【有葉】「ぁぁ…!……や、止めなさい!……うぅぅ…触らないで、見ないでぇぇ…!」もはや鈴華に答える余裕もなく、不浄の穴を見られ、弄られるという陵辱に抗って激しく身体を振る。…それが抵抗ではなく誘惑になる事など、当然のように気付かずに。 【GM】 と、いうところで。 【鈴華】「ぇ・・・な、何を当てて、るんですか…・・・っ」前に一度だけみたことがある、人屑のそれに……なんとなく思い浮かべてしまいます(一度セッションしてます、レベルあがってないですし処女ですが! 【GM】 運動判定どうぞー。 【鈴華】 - 2D6+1 = [3,6]+1 = 10 【鈴華】 また消耗、しかも同じ目w 【GM】 鈴華だけ18点か・・まあ割り振りはお好きなように 【有葉】「…ッッ!?……い、いや……それは、まさ…か……」抱え込まれた太腿に、そして突き出させられたお尻に触れる熱い棒のような感覚。お抱えのメイドが口にしていた感覚と同じ感覚に、それがなんであるかを理解し… 【有葉】 - 2D6+6 = [3,1]+6 = 10 【鈴華】 胸APがとびました。ついでに大きすぎる胸、つかっておきますw 【有葉】 さすがに釣られて抱えられてるから無理だった!w 【GM】 ついに有葉が被弾したところでアクトどうぞ 【GM】 OK、では。 【GM】 執拗に揉まれて薬物まで打たれて膨れ上がった君の乳房についにブラが限界を迎えて・・ 【GM】 ぶちん、と切れると形はそのままに膨れ上がった乳房がさらけ出されて・・ 【GM】 ついにじかに男たちの手でこね回されながら左右の乳首に男の歯が立てられます・・ 【鈴華】「や…ちょ、だ、だめ…んぅっ…!」男達の体の中で、口の中で…ぴくん、と震えて…口内に堅い乳首を含ませ、胸を震わせて…母乳を飲ませていきます 【GM】 ちゅうちゅうと君の母乳が吸われる音が響き・・ 【GM】 つり革で拘束されて抱え上げられた有葉は尻を突き出した状態で揉まれながら、太ももに、尻に男の欲棒があてがわれて・・ 【有葉】 ではそろそろ<視姦の檻>を本格発動してもらいましょうかw 【GM】 君たちはもはやこの深夜の満員電車という淫虐の檻の虜となっていくかに思えたその時・・ 【GM】 無数の視線、無数の手と人の、肉の壁。その足元に・・ 【GM】 吊り上げられた有葉にはようやく見えた 【GM】 薄暗い照明の中で、二人の影はくっきりと陰影を落としているにも関わらず・・彼らの足元には一つの影も落ちていないことに。 【有葉】「……くっ…いい加減、に……ッッ……か、影…が……?」抵抗の出来ない姿勢で太腿に、尻肉に肉棒を当てられ、擦られる…麗しい肌が垢に汚れていく羞恥に俯き、そこで彼らの影が無い事に気付き…他の異常を探すべく、周囲を見回す 【GM】 - 2D6 = [1,5] = 6 【GM】 では知力判定で10以上、それで異常な点は判ります。 【鈴華】 こちらもふっていいですかー? 【有葉】「野見 鈴華…!…こいつらには影が無いわ……!」だからどうした、と思われるかもしれないが…それでも、この場の以上を伝えようと 【有葉】 - 2D6+4 = [3,2]+4 = 9 【鈴華】「か、影……?あ…そ、それなら……」 【有葉】 きゃー!w 【鈴華】 - 2D6+4 = [3,2]+4 = 9 【鈴華】 みゃー!!w 【鈴華】 わ、分からないっw 【有葉】 仲良しー!w 【鈴華】 出目まで同じっ 【GM】 うむ、ではまあ仕方ない。君たちは異変に気づかないまま・・ 【GM】 【GM】 【GM】 ◆クライマックス 【GM】 ~災襲・痴漢電車~ 【GM】 登場:全員 【GM】 深夜の幻の電車とそこで行方不明になる少女たち。 【GM】 その謎を追って、あるいは正義感から危険な罠に飛び込んだ二人のヒロインだったが・・ 【GM】 怪異の真相に気づかないまま淫虐の罠へと絡め取られてしまう。 【GM】 果たして二人のヒロインの運命や いかに 【GM】 【GM】 というわけで、二人とも人ごみとつり革による[拘束]と半裸による[水着]を進呈されたままでの戦闘となります。 【鈴華】 きゃー! 【有葉】 にゃー!w 【GM】 さっきの判定により[ウイッチハント]のDPも全快して継続。ルール上は新しいのが生えてきたわけですね。 【GM】 では戦闘開始。変身は今のうちにどーぞー 【GM】 まあ今は拘束は補助で解除できるしね 【鈴華】 DP30・・・と 【有葉】 では変身の前に~…改めて<視姦の檻>宣言しても宜しいでしょうかー?変身シーンも含めて見られる! 【GM】 どぞー。 【鈴華】「コ、これ以上は……んっ……す、すこし痛いですが…っ」と、上手に縛られた手に杖だけをにぎって 【鈴華】「うぅ…上手く練れないですが…こ、これでもどうにか…」 【有葉】「…くぅ…ッ……こいつら、影が無いっていうことは本当の人間じゃないんだろうし……それなら、見られても……!」今までは躊躇っていたものの、もはや選択の余地はなく…実際に見ている物も鈴華しかいないならば…と、ブレスレットウォッチに魔力を込めて… 【GM】 そんな姿もしかし・・[イビルアイ]はあまさず捕らえて・・ああ! 【GM】 君たちの痴態のすべてが、電車の外・・夜の街のビルに、夜霧の幕に映し出されていると誰が知るだろう 【鈴華】 きゃー!? 【GM】 いかなる怪異か、電子の海にもその姿は投影されているのだ・・それが君たちであると知るものがいるかはともかく 【GM】 この悪意から逃れるには立ち向かい戦って血路を切り開くしかないってことですね 【鈴華】 が、がんばw 【有葉】「…アイアン・メイデンの光の矢、参上!!正義の蹴りを受けなさい…!!」眩い光に包まれ、その場に現れるチャイナドレスの少女。けれど手は吊り革に縛られ、脚は組み付かれ、肉棒をこすり付けられたままで…それどころか新たに纏った服すらすぐに痴漢の手にかかり… 【GM】 負けたら期待通りの展開にするお!(キリッ 【鈴華】 むいっw 【GM】 「へへ、犯しやすい格好になって何言ってるんだか、この変態女・・」「痴漢されに乗ってきたんだろう?」「いいサービスだな」朧な影だった男たちが逸物を猛らせながら君たちを肉の壁で推し包んでくる・・ 【有葉】 それも魅力的だが…特に今の内なら堕ちないだろうし! 【GM】 というところで戦闘でいいかな? 【鈴華】 おけですー [??(3)]|[乗客X2(3)][乗客X2(3)][PC][乗客X2(3)] 【有葉】 鈴華の変身シーンがなければおkですーw 【鈴華】「とりあえず、なんとかしないと…っ」 【鈴華】 変身は全身ではないので、おわりですw 【GM】 ウイ。またの機会にお見せいただきますね 【GM】 では開幕がなければPCから・・の前に 【GM】 前衛と後衛だけ決めてプリーズ。まあ挟撃ですが。 【有葉】 じゃあ最初からいたこっちが内側(敵の多い方)に! 【鈴華】 こっちが少ないほうで! 【GM】 はいさ [??(3)]|[乗客X2(3)][乗客X2(3)][有葉/鈴華][乗客X2(3)] 【GM】 ではアタックどうぞ。拘束はどうするかなー 【GM】 イビルアイも継続中だがまああんまり影響ない(笑) 【鈴華】 あははw 【有葉】 スペース無いので≪フライト≫自重!トラップ効果受けますね!w 【GM】 その意気やよし、まあどっちみち運動判定に成功すれば喰らいませんが。 【GM】 では開幕に運動判定どうぞ 【有葉】 イビルアイに映されるかどうかにも関わりますのでw 【鈴華】 - 2D6+1 = [2,3]+1 = 6 【有葉】 - 2D6+6 = [2,2]+6 = 10 【鈴華】 無理!w 【GM】 ううむ、ダイスって本当に怖いですね 【GM】 ではアタックどうぞ。拘束は補助で解けるぜ 【鈴華】 あ、どっちにしろ敵よりこっちが速いわけですか…w 【有葉】「…サービス、ね……じゃあ、お代は身体で払ってもらうわ…!!」男達の下卑た言葉を受け、返答しながら…魔力で加速し、吊り革を引き千切りながらそのまま爪先を痴漢にめり込ませていく 【有葉】 という事で補助で拘束解除してから≪ピアシング≫! 【有葉】 仮にAへw 【GM】 どぞー。 【有葉】 - 2D6+21 = [4,6]+21 = 31 【GM】 ウヒ、ギリギリ落ちません。 【GM】 続いて鈴華GO 【鈴華】 はいな~ 【鈴華】 では同じく拘束解除して 【鈴華】 有葉の狙った敵へ、ルミナスレイ 【GM】 およ・・まあいっか。それはそれで被弾が減る 【鈴華】 - 2D6+9 = [6,6]+9 = 21 【有葉】(…なんだか、視線が……)僅かに感じる気がする視線に一瞬だけ気をそらされ、僅かに突進が鈍ってしまって 【鈴華】 ぶw 【GM】 Aは落ちてBに19入ります。ワオ 【GM】 ではお待ちかねの恐るべき総攻撃だ! 【鈴華】 あいやーw 【GM】 飢えた顔のない男たちが押し包むように・・といっても接敵してる奴らしか攻撃できないが! [??(3)]|[乗客X2(3)][乗客B(3)][有葉/鈴華][乗客X2(3)] 【GM】 補助で《怪力》能動で《パワーアサルト》でまず有葉に。 【鈴華】「とりあえず、あっちはどうにか…え、きゃ…」 【GM】 - 1D6+15 = [5]+15 = 20 【有葉】「…!?…野見 鈴華、貴女…ッ!?」背後から飛んで来た光線に振り返り、そこでようやく、相手もヒロインなのだ、と気が付いて… 【GM】 さらに鈴華にダブルアタックだ! 【GM】 - 1D6+15 = [2]+15 = 17 【GM】 - 1D6+15 = [6]+15 = 21 【GM】 まあ水着あんまり意味なかった(笑 【鈴華】 きゃー! 【GM】 あ、有葉は直撃8になってるのか。次からダイス減らさずに行こう(笑 【鈴華】 シールド飛ばせるのは二発…自分だけとばします、今回w 【有葉】 じゃあまずはストッキングを差し上げましょう!好きに使いなさいな!! 18/12/0 23 【鈴華】 一発目にシールド、2発目は、腕輪にもらいます(その他)に 【鈴華】 0/4/0です 【GM】 いいんだな。じゃあ「へへ、きれいな脚してるじゃねえか・・」とストッキングを裂いてむちりとした肉をはみ出させて裸より卑猥な姿にしてやるぜ。 【GM】 さらにその隙間に男たちの欲棒がねじ入れられてこすりつけられますね。スト強姦 【鈴華】 アクとは…全部、HPダメージなのでなし! 【鈴華】 スカートがやぶられて、下着だけにされます 【GM】 ウイ。では隣の車両の影と後衛は届かんので行動なし。 【GM】 有る意味一体だけ倒したのは好都合でしたね 【GM】 (倒してたらスライドしてきてた 【GM】 では次のターン!の前に。 【GM】 お待ちかねの[ウイッチハント]6点を進呈します 【有葉】「…あ、アンタ達みたいなのに褒められても、嬉しくないわ…ッ…あぁ…ッ!?…な、何を…!?」裂かれたストッキングの隙間にねじ込まれ、こすり付けられる肉棒。ストッキングに押し付けられて余計に強く感じるその感触に、嫌悪を交えて戸惑いの声をあげる 【鈴華】 きゃー! 【鈴華】 腰APゼロ! 【GM】 まだ人の姿をしている相手に対するためらいで、掴みかかる男たちに抵抗の手が鈍るのだ 【鈴華】 全裸です! 【鈴華】 もとい、半裸! 【GM】 まあ残骸は残ってますからね。 【有葉】 スカート部分引っ張られて18/6/0 23 【GM】 では次の開幕、運動判定どうぞ! 【鈴華】 スカートを剥かれて、制服の前だけはだけられて………下着をむしろ取られた状態です 【有葉】 - 2D6+6 = [6,1]+6 = 13 【GM】 おお、やった 【鈴華】「ぁ、や、やめ……っ、だめ、みない、で…くださ……っ」と、隠すものがなくなった胸や股間を男達の前に… 【鈴華】 - 2D6+1 = [2,1]+1 = 4 【鈴華】 …激写されてるようですw 【鈴華】 (全APなし) 【GM】 「見るな?そんなエロ顔で口だけ嫌がってもなあ」「そうそう、記念撮影と行こうぜ」絶望を与えるように携帯のカメラがいっせいに向けられますね 【GM】 ではアタックどうぞー。 【鈴華】「え、エロ顔なんて、そんな……っ、やぁ……っ」杖に魔力を溜めて… 【GM】 ア、スプリットじゃないからB無傷か。 【有葉】「…は、離しなさい…!!」無理矢理脚を引き抜き、男達から逃れ…けれど無理に引き抜き、ストッキングは更にズタボロになって…脚を 【鈴華】 ですよー、スプリットは使えなかったのでw 【有葉】 ストリップは存分にしているけどね!w 【GM】 うまいことを。座布団の代わりに荒縄をあげるよ 【GM】 ではどうぞー。 【有葉】「…天翔院流……竜角砕!」スピードに乗った跳躍と共に踵落としを脳天に! ≪ピアシング≫ 【有葉】 そして荒縄は要らない!w 【有葉】 - 2D6+21 = [6,2]+21 = 29 【GM】 うむ、例によってちょっとだけ残ります 【GM】 鈴華もどうぞ 【有葉】 そして踵落としなんてしちゃったら…w 【鈴華】 はいなー 【鈴華】 後列の乗客*2に……スプリット+ルミナスレイ! 【鈴華】 - 2D6+9 = [2,6]+9 = 17 【鈴華】 17点進呈ー 【GM】 半減ぐらいしましたー。 【GM】 ではこちらの番ですね 【GM】 補助で《怪力》能動で通常攻撃を有葉に。 【GM】 - 2D6+9 = [2,5]+9 = 16 【GM】 惜しい!直撃せず 【有葉】 では腰を0にせずに…胸に食らいましょうか!着衣の為に!! 【有葉】 2/6/0 23 【GM】 ウイ。容赦なくひん剥かれていくチャイナドレスに男たちの勃起が一層固さを増しますね 【GM】 で、補助で《怪力》能動で《パワーアサルト》二回が鈴華に。 【鈴華】 きゃー! 【GM】 - 2D6+15 = [4,1]+15 = 20 【GM】 - 2D6+15 = [1,6]+15 = 22 【GM】 まあかばえばなんとかなるんでないかな。回数の制限はない。 【鈴華】 あ…直撃貰ったらおちるっ!?どっちか片方カバーしてください~っ!? 【GM】 あ、ごめんw 【GM】 1D6だった 【鈴華】 にゃw 【GM】 なんで19と16ですね 【鈴華】 止めれるのは7点ですから……あ、どっちにしろ、どっちももらったら堕ちますにゃ 【鈴華】 16をシールドして…19のカバーお願いできますかー? 【GM】 ハントもあるしねえ。そろそろ後ろだけでも一掃しないとかも知れん。 【有葉】「やっぱり、跳躍が足りない……ッ…危ないわよ…ッ!」歯痒さを感じながらも鈴華の方へと一足飛びして、一発目を庇います! 【鈴華】「っ、すいませ………きゃ…!」 【鈴華】 あ、16のほうのカバーお願いしますw 【有葉】 ここは胸を剥かれて0/6/0 23! 【鈴華】 19にシールドつかって、12点もらい 【鈴華】 HP半分以下! 【有葉】 にゃ、了解w どっちにしろ剥かれる!w 【鈴華】 …あ、いや、まだがんばって見ましょうか 【有葉】 任せるよ!w 【鈴華】 16のほうをシールドしてもらいます。9点もらって… 【有葉】 どっちにしろハントで半分未満になりそうだしw 【鈴華】 確かにw 【鈴華】 とりあえず、口辱使いますw 【GM】 ではファーストキスはいただいていいですね 【鈴華】 らじゃ~ 【GM】 では鈴華は群がる男に組み伏せられて・・ 【鈴華】「あ、きゃ、ぁっ…!」有葉にかばってもらったものの、その後ろから床に引き倒され、組み伏せられて… 【GM】 男の手に押さえつけられ、制服の残骸だけの半裸の身体・・乳房や尻を掴まれてぐにぐにと揉みしだかれ、穴まで弄られながら・・ 【GM】 「綺麗な髪だな。こいつあいい」恥垢のついたペニスをなすりつけられながら髪を掴まれ、顔を・・鼻先にむっとする匂いの赤黒い男根をこすり付けられて・・鼻をつままれる 【GM】 「おら、しゃぶりな、デカパイの女子高生ちゃんよ」「いや、ミルクおっぱいの変態ママかあ?」 【鈴華】「ひぅ…っ、や、やめ、そんなとこ、さわらな……んぅっ…!」誰の手もふれられたことのない、お尻や秘所に、男達の無遠慮な指がはいまわり……体を硬くして悲鳴を上げ・・・ますが、胸を散々弄られてほてりきった体は、秘所をぬらしています… 【有葉】「鈴華…ッ!…アンタ達……ぁぁッ!」鈴華を襲う男達の前に立ちはだかり…けれど殺到する痴漢の群れにもみくちゃにされ、気付けばチャイナドレスの上半身をボロボロに引き裂かれた上に、鈴華とも距離を広げさせられ、助けに行く事が出来ず… 【GM】 野卑な声を浴びせながら鈴華の尻を、乳房を叩いて・・口を開けた鈴華のくちに肉棒をこじ入れる 【鈴華】「ぇ・・・(間近でみて)や、そ、そんなの、いや、です……っ」と、顔を背け……ようとしたところを、開いた口へ肉棒をねじ込まれ… 【GM】 君は有葉の見守る中で喉までペニスで犯されて・・ぐん、ぐんっとデイープスロートを強いられ・・はじめてのキスを男の恥垢にまみれたペニスで失うことになった・・ 【鈴華】「んぅっ!んぅ~~!!」くぐもった声があがります…口内で感じる男のにおいに、顔をしかめた声を……そして前後に動かされるたびに、口内や舌へ伝わる熱い肉の臭いを感じてしまい… 【GM】 「へへ、こいつはいいな。手馴れたもんだ・・いつもはどこでこんなフェラ顔晒してるんだ?」ぐぽ、ぐぽっと喉を突く身勝手なペニスの動き・・それが激しくなると・・ 【GM】 「そらよ!ミルクのかわりにチンポミルクを飲ませてやんよ!」ど、ぶ、びゅぶぶっ・・!! 【GM】 ぷりぷりした精液が鈴華の口と喉で溢れて鼻腔にまで溢れて・・ 【GM】 君はくちびると喉の処女までも見知らぬ男のペニスで喪失してしまう・・ 【鈴華】「ひ、ひが、そん…んむぅぅ!?」口内で出される精液に……嫌悪感に目をむいて……どうすればいいかも分からず、そのままのどの中へ流れるもの、口から溢れるもの、など…顔が、精液にぬれていきます 【GM】 と、いうところでお待ちかねのウイッチハント6点です 【鈴華】 きゃー! 【有葉】「…あ、アンタ達、何してるのよ…ッ!?」男達の壁ではっきりとは見えないが、くぐもった声と水音に嫌悪を感じ、思わず叫んで 【鈴華】 こ、これにシールドはきかないだろうから・・・w 【GM】 鈴華だけね 【GM】 む、どうだろう 【GM】 とまれDP減らしておこう 【GM】 - 4D6 = [1,6,5,1] = 13 【GM】 2回分でこれか・・ 【鈴華】 残り8………ん~ 【鈴華】 アクトはなし! 【GM】 では次の開幕です 【鈴華】 開幕なし~ 【GM】 ではアタックどうぞー 【有葉】「…と、とにかく、まずはコイツを……!」ではさっき踵落としした奴に、もう一度! 【有葉】 - 2D6+21 = [3,2]+21 = 26 【GM】 む、いいんか。まあ運命の分かれ目ですね 【GM】 ではそれでBは倒れて・・ [??(3)]|[乗客X2(3)][有葉/鈴華][乗客X2(3)] 【有葉】 目の前の敵は倒さずにはいられない! 【GM】 では鈴華どうぞー。 【鈴華】 ん 【鈴華】 では後ろの乗客に 【鈴華】 スプリット+ルミナスレイ+……ポテンシャル2! 【鈴華】 - 4D6+9 = [1,3,1,5]+9 = 19 【鈴華】 …にゃー!? 【GM】 さっき17で今19で二点止めたから・・ 【GM】 ご、ごめん、1点残った(笑 【鈴華】 は、はわー!?(汗 【有葉】 にゃあぁぁ!w 【GM】 (ルーク級なのですが 【GM】 えー、ではなんだ。最後の総攻撃が。 【鈴華】 か、かもんっ 【GM】 補助で《怪力》のみで。まず有葉。 【GM】 - 2D6+9 = [4,5]+9 = 18 【GM】 - 2D6+9 = [3,5]+9 = 17 【GM】 今更直撃意味ねえ・・あれ? 【有葉】 まだ腰が残ってるw 【GM】 おお。 【GM】 では二発とも直撃だけど半減だよう 【鈴華】 一応、シールド一発飛ばせるよっw 【GM】 9点と8点かな 【鈴華】 というわけで、多いほうにシールド一発<7点とめ 【GM】 問題は鈴華が生き残るかだな・・ 【GM】 直撃11とか意味ないがダイスにかけてみようか! 【鈴華】「っ…(もたない、それなら、せめて…)有葉さん…っ」と、一発障壁 【鈴華】 無理w 【GM】 補助で《怪力》のみでー 【鈴華】 残りHP8ですもw 【GM】 だよね! 【有葉】 となると11の17で半減して5の8? 【GM】 ですね。 【GM】 - 2D6+9 = [4,5]+9 = 18 【GM】 - 2D6+9 = [1,5]+9 = 15 【有葉】 鈴華、もう一発シールドいける? 【鈴華】 無理です、MPたりないです 【GM】 一発はかばえますな。運命の悪戯。 【有葉】 じゃあ… 【有葉】 庇った場合って自分の直撃値? 【鈴華】 ww 【鈴華】 わ 【GM】 今回はそうしておきますか? 【GM】 喰らうのはあくまでかばった人ですしね、OK 【GM】 直撃になるのは18のほうですな 【GM】 なんで9と15カバーどうぞ 【有葉】 じゃあ一発目庇ってHP残り1!<後ろの処女><純潔の証><プライドの崩壊>! 【有葉】 次の一撃も庇って、ここで全裸に! 【鈴華】「(だめ……っ…ぇ…)…あ、有葉さん!?」 【GM】 それでもHP1か。まあアクト参りますね 【有葉】「…ッッ…危ない…ッッ!!」自身も手酷く痛めつけられ…けれどそれでも体が動くのは正義のさだめ。鈴華と男達の間に身を差し出して… 【鈴華】「だ、だめです、そんなこと、しては……っ」といっても、自分もくみふせられて、動くことはできず… 【GM】 「それじゃあカンフー娘さんのをいただくとするか」「ああ、散々痛い目を見せてくれたしな」鈴華の目の前でふたたびつり革に吊り上げられて・・ 【GM】 両手をつり革で絡め取られぶらさがった君のお尻を男の手が掴み・・ 【有葉】「…黙りなさい!ヒロインを守って魔族を滅ぼすのが私の務め!!…ッッぁ…!!」鈴華に振り向き…男達の波に飲み込まれ、再び自由を奪われる 【GM】 太ももを掴んだ前の男が、「綺麗なピンク色してるじゃねえか」と口笛を吹きながら、どぐ、どぐんと脈打ち・・鈴華の喉に精液を放ったばかりでなお萎えないそれ・・ペニスを有葉の膣にあてがい・・ 【GM】 「うるせえよ」ぱしりっ・・!! 【GM】 君の乳房と頬を張り飛ばして、鋭い痛みを与えながら、頭を掴んで・・そこを見せ付けながら 【GM】 「いいからチンポ咥えてでかいケツと乳で俺たちを喜ばせればいいんだよ、怪我したくないだろ?」ぐにゅうと君の乳房をわしづかみにして 【有葉】「…こ、これくらいの拘束……また、引き千切って……ッ…痛ッ……ぁ…嫌、ぁ……」吊り革ごとき…と思いながらも身体を押さえられては逃げる事が出来ず、見せ付けられる自身の股間に目を背けて… 【GM】 ごりゅ、っと君の膣にその剛棒を無理やりこじ入れて、腰が浮き上がるほどの激痛を与えてくる・・ 【GM】 「余所見はいけねえなあ。お尻がお留守だぜ?」目をそむけた君の豊かな尻を、男が広げて、鼻先を押し付けて・・ 【鈴華】「だ、だめ…やめてくだしあ、そんなこと……っ!」動けないながら、男達に声を… 【有葉】「だ、誰がアンタ達などに……ぃぃぃ……ッッ!!!!」嫌悪のみを感じ、濡れてなどいないそこに無理矢理ねじ込まれ…歯を食いしばって悲鳴を殺して。 【GM】 むに、むにと指を沈ませて柔肉を揉みながら、しりを舐めしゃぶり・・「くせええ、なんでえ、お上品な顔してケツはきったねえなあ!」 【GM】 ぴしゃりと有葉の尻を叩くと、ぐり、と異物をあてがい・・ 【GM】 「お上品な臭い糞穴を使ってやるよ、ありがたく受け取りな・・!」唾液をつけただけのそこを、熱い何かが・・排泄とは逆の感覚が有葉のアナルを貫く・・! 【有葉】「ぁぁぁぁぁぁ!……嫌、ッ……そこ、ッ……はぁ……ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」しかしすぐに上げてしまう悲鳴。尻穴を嗅がれ、貫かれ、身体が痛みに強張り、絶叫が響く。 【GM】 「ははは、電車で駅弁サンドイッチとは気が利いてるな」「どうよ?処女マンコとアナルから膣壁犯されてる気分は・・?」 【鈴華】「や、うそ、お尻でなんて、そんなの……お、お願いします、やめさせて…そんなの、酷いです・・・!」 【GM】 言葉どおり、ぐり、ぐりと血が溢れる膣と、同じく裂けそうなほど広がった肛門の腸壁ごしに男たちのものが打ち合わされて・・ 【鈴華】 と、近くの男達に言います 【GM】 破瓜の激痛に絶叫する有葉の両穴を二本の槍がリズミカルにこねくりまわし、穿つ・・ 【GM】 「ああ、いいぜ?ただし・・代わりに俺たちの相手をしてくれたらな?このかわいい穴でよ・・」 【GM】 そう言うと鈴華のお尻を掴み・・膣を広げて弄りながら、哀願するお口にペニスを擦り付けてくる・・ 【有葉】「あぁぁ!…こ、こんな……私、がぁ……アイアン・メイデンの光の矢…天翔院 有葉、がぁ……ふぐ、ぁ……お腹が、ゴリゴリ…されて…気持ち悪い……」誇り高き自分がよりによって痴漢ごときに純潔を奪われ、排泄器官を犯される…屈辱に涙を浮かべ初めて 【GM】 君たちはもはやこの淫虐の檻から逃れることもなく倒れていくのだろうか・・ 【鈴華】「ぇ…ぁ……そ、それは……んっ、は、はい、分かりました、ですから、有葉さんに、これ以上、はぁ……っ」突きつけられる肉棒に、躊躇しながらも…おずおずと、自分から口に咥えて……じゅ、ちゅる…と舌を絡め始めます 【GM】 「おいおい、本当に自分からしゃぶりついたよ」「この女、母乳プレイまで自分からして、どんだけ淫乱なんだか」献身する鈴華にそんな言葉を浴びせて 【有葉】「や…止めなさい……やるなら、私だけに……ッく…ゴリゴリ…動かないでぇ…ッ……」 【GM】 「見てるだけじゃたまらなくて自分も苛めて欲しいっておねだりなんじゃないのか?」さらけ出した鈴華の尻をこね回す男たち・・ 【鈴華】「ち、違います…そんな、淫乱、なんて…あむ、んぅ、ちゅ…んぅっ…!そ、そんなこと、ありません…っ…」口で奉仕しながら、否定しますが…半裸に精液濡れの有様では、説得力などなく 【GM】 「やるならってなんだ、じゃあおねだりしてみろよ、メイデンだかの有葉オ嬢ちゃん・・」「そうそう、具体的には”わたくしのマンコとケツマンコ、皆様ので犯して、他の女なんて使わないでぇん☆”ってな?」 【GM】 そう言いながら、有葉の処女膣を抉り・・排泄物の残る腸壁を穿られ、宙吊りで無様に呻く君を前後からピストンする・・ 【有葉】「……く、くぅ……そんな、事……!……言える、わけが……」男達の要求を飲めず、突き上げられるままに体が動き、ギシギシと吊り革を鳴らして… 【GM】 「どうすんだ?笑っておねだりすればあっちの女は助かるかもな?」 【GM】 今にも犯されそうな鈴華の姿を見せつけながら、君の乳房に爪を立てて揉み潰す・・ 【有葉】(で…でも……どうせ、彼女しかいないならば……)キュ…と瞳を瞑り… 【鈴華】「んむ、ふぁ…だ、だめ、言ってはだめです、有葉さん、そん。んぅぅぅっ…!」励まそうと口をひらくが、再び肉棒をつきこまれて言葉にはならず 【GM】 「かわいく笑ってな?」にやにや笑いながら君の膣を抉り、揺れる乳房を破れたチャイナ越しに握り先端を捻るように摘みながら快楽で苛み・・膣内には痛みを与えながら有葉の思考を削いでいく・・ 【有葉】「わ…私の…ッくぅ……おまんこ、と……ケツ、うぅ……マンコ……皆様、ので…犯して……ぁ!そこ、止めてぇ…!……は、ぁ…他の……女性の、なんて……使わないで・・・ひぎ、ぃ……ください……!」瞳をぎゅっと閉じたまま、屈辱の懇願。その間にも未開発の両穴を犯され、苦しそうに声をあげ……それでも、他に知る者のないはずの宣言を口にしていく。 【GM】 ぷっ。 【GM】 そんな笑い声が漏れ出して・・「本当に言ったよ、この女・・じゃあ天翔院有葉ちゃんのラブドール宣言・・」 【GM】 男たちが隠し持っていた携帯のカメラがすべて君に向けられていたことに、君は気づかなかった 【GM】 「全国に発信~♪」ぴろりろりん♪ 【GM】 と音が鳴り、ムービーがどこかに送られたことだけがわかる・・ 【鈴華】「んむ、むぅ~…!(あ、あぁ、そんなの…な、なんてことに…)」その言葉を聞いて呆然と… 【GM】 そして差し出された携帯には、こんな画像が・・ 【有葉】「…こ、これで、良い、でしょう……?」ゆっくりと、涙の浮かぶ瞳を見せるように瞼を開き…要求通りに、小さく、笑みを浮かべて。 【GM】 『「わ…私の…ッくぅ……おまんこ、と……ケツ、うぅ……マンコ……皆様、ので…犯して……ぁ!そこ、止めてぇ…!……は、ぁ…他の……女性の、なんて……使わないで・・・ひぎ、ぃ……ください……!』 【GM】 ぶざまによだれをこぼしながら媚びるような笑みで、陵辱をねだる哀れな雌豚。そうとしか呼べない姿が・・きみのまえに映し出される 【GM】 「それじゃあ望みどおり、種付けして専用穴にしてやるよ・・おら!」「ああ、ついでにケツ穴奴隷にもな・・」 【有葉】「…ぁ…あぁ……!?…そん、な……!!」開いた視線の先に晒される自身の痴態の動画…驚愕に目を見開いて… 【GM】 撮影会の罠に落ちた君を、男たちの肉槍が前後から貫いて・・ 【GM】 二つのピストンがみだらに媚びて笑う君の画像が映し出される中、有葉のやわらかい雌肉と雌穴を掘り返し、抉り、やがて・・「い、っくう!」「ガキが出来たらそのまま妊婦プレイだな・・!」 【有葉】「ぅぁ…!…あぁ……!!ひ、ぐ…やめてぇぇ…!!」一度屈服してしまった心は易々とは立て直せず、許しを乞いながら、未経験だった両穴は自ら締め付けるでもなく、ただ道具のように貫かれて 【GM】 有葉の胎内で絶望の予兆のような痙攣が走り・・ 【GM】 『『ぼびゅっ・・・!!』』 【GM】 同時に肛門と、膣内で熱いぶりゅぶりゅと粘りつくかたい精液が吐き出され・・ 【GM】 君ははじめての性交で強姦され、屈辱のおねだりを強いられた挙句、膣内と肛門に誰とも知らぬ男の射精を受けて・・ 【有葉】「…ひぅ、ッ!?…あ、熱い……熱い、のがぁぁ……!!」何をされたのか…理解出来ないまま、ただ熱い何かを注がれた事実だけを認識し、叫んで。 【鈴華】「ぁ……ぅ………」呆然と、口に肉棒をふくみながら、その様子を… 【GM】 自分が雌犬以下のけだものの行いに身を染めてしまった絶望の証明が胎内を熱く焼いて体の細胞にしみこんでいくのを感じる・・ 【GM】 ではハントの判定参りますか 【鈴華】 はいなー 【鈴華】 - 2D6+1 = [1,1]+1 = 3 【鈴華】 …あっはっはっはっはw 【GM】 運動で12以上。運命の分かれ目ってポテなしかい 【鈴華】 ええ、ないですよっ。でもHPは2のこりますっw 【GM】 まあ入れてても無理だったか・・ 【鈴華】 アクとはまだなしで 【有葉】「ぁ……こ、この……天翔院……あ、ある……有葉、が……ふぁ…ぁぁ……熱い、のが……上って、くるぅ……」自身のプライドを保つ為に自らの名を呼び…ぞくぞくと身を震わせながら、絶望の声を発して… 【GM】 有葉もどうぞー。 【有葉】 ≪ポテンシャル≫2使って~ 【有葉】 - 4D6+6 = [4,6,4,2]+6 = 22 【GM】 - 2D6 = [3,6] = 9 【GM】 あ、なくてもいいですお 【GM】 ああ、ハントのかw 【有葉】 ハントのですよw 【GM】 では開幕ー。 【GM】 といってもハントの判定だけか。・・します? 【鈴華】 …するだけ無駄っぽいのですがw 【有葉】 一応しましょうw 【GM】 全力しても一体は残りますからねえ。 【鈴華】 - 2D6+1 = [3,2]+1 = 6 【鈴華】 無理w 【有葉】 ≪ポテンシャル≫2使って!w 【有葉】 - 4D6+6 = [6,3,5,6]+6 = 26 【GM】 おおう 【鈴華】 ってあ、ポテありましたな。しまった 【GM】 今から使ってもいいお 【鈴華】 らじゃ、ポテ2 【有葉】 鈴華ー!w 【鈴華】 - 2D6 = [3,1] = 4 【GM】 あうんw 【鈴華】 …してもむりー!? 【GM】 まあこれは仕方ない 【GM】 思い残すことなくファイナルアタックどうぞ! 【鈴華】 らじゃw 【鈴華】 …(ぽん 【GM】 まあ後衛は1点で倒れる(笑 【鈴華】 後ろのには、こちらがスプリット+ルミナスレイでw 【GM】 どぞー。 【鈴華】 - 2D6+9 = [5,4]+9 = 18 【鈴華】 18点~ 【GM】 まあそれで吹っ飛びます 【GM】 では有葉! 【有葉】「ま…まだ……大丈夫……まだ、戦える……!…私の名前は…汚されていない…!」動画に打ちのめされたのは事実だが…その中では名前を言っていなかった…それだけを支えに立ち上がり…前後の穴から精液を零しながら跳躍し… 【有葉】 ≪ピアシング≫≪ファイナルストライク≫! 【有葉】 - 10D6+21 = [3,5,3,2,3,3,4,6,1,1]+21 = 52 【GM】 おおお!?まあいいか・・ 【GM】 ではそれで前の男は倒れた。 [??(3)]|[乗客(3)][有葉/鈴華] 【GM】 では最後の一体が補助で《怪力》能動で《パワーアサルト》! 【GM】 - 1D6+15 = [3]+15 = 18 【鈴華】 ではその一撃をカバー!アクトは《純潔の証》《後ろの処女》《付けられた種!》 【GM】 はい、ではラストアクト入ります 【GM】 有葉の奮闘も虚しくその背後では鈴華が押さえつけられて・・ 【GM】 「あらら、抵抗するのか・・じゃあ仕方ねえな」「やっちまいますか、母乳女子高生ちゃんの開通式・・」 【鈴華】「だ、だめ、これ以上、私の身代わり、なんて……お、おねがい、します…わ、私の体、好きなようにして、いいですから、有葉さんは……っ」と、有葉に群がろうとする男達に声をかけて、こっちにひきよせます 【GM】 その哀願に答えてか、男たちは鈴華の乳房を掴んで絞りながら・・「いい子だねえ、まああっちのお嬢ちゃんは身体を張っでも・・」「こっちの娘が股を開いてちゃ世話ねえや」 【有葉】「ぁぁ……や、やめなさい……!!」膝をがくがくと震わせ、太腿を精液と破瓜血に濡らしながら、制止の声を振り絞って 【GM】 「じゃあ自分で広げろよ」「尻も使わせてもらうぜ。あっちの有葉ちゃんみたいにかわいくポーズしておねだりしてな?」 【GM】 そう言うと一斉にペニスと、携帯のカメラを向けてくる・・ 【鈴華】「んっ、ふぁ…む、胸、また…ふぁ……わ、私が、しますから……有葉さん、にはもう、手を……ださないで、ください…ぅ……」と、言われるがままに……お尻をぺたん、とつけて座って…… 【GM】 この場を切り抜けてももう君たちには、街を歩くことすら出来ない未来しかないと、そのカメラは告げているようで・・ 【鈴華】「ぅ……わ、私は……妊娠、してないのに、胸から母乳を出す、母乳女子高生、です……んっ、そんな、私の、おまんこと、おしり……皆さんの、おちんちんで…お、犯してください……」と、涙を浮かべながら、足をひらき…腰を浮かしていいます 【GM】 「お、おいおい。あんだこの女、本当に変態か・・」「才能あるなあ、泣いちゃってるのもうれし涙じゃねえの?」 【有葉】「…ッ…や、やめなさい!やめて!わ、私が相手をするから……!!」鈴華の方を向いている男達に追いすがって 【GM】 ぐり、と男の素足がそんな鈴華のおまんこを踏み・・「泣くなよ?こういうときはうれしそうに笑うんだ、スマイルだぜ、スマイル?」 【GM】 今から犯される娘に笑えと強いて、乳房を掴み・・ 【鈴華】「ち、違います……そ、そんな、嬉しいわけ、ないです……ぁ…だ、だめ…嬉しいです、わ、私のほうに、きてください…」と、有葉の声が聞こえて、引き寄せるために言葉を訂正して、にっこりと笑い… 【GM】 「それじゃあ仕方ねえなあ」「がんばったお嬢ちゃんにごほうびだ」 【GM】 そんな君の足を抱えて・・くちゅ、と潤んだ膣とアナルに同時にペニスが宛がわれて・・ 【鈴華】「ぁ………」初めてあたる感触に…やはり、未開発の穴をこわばらせて… 【GM】 有葉とカメラの見守る前で、君の膣は・・ぶち、ぶちりと音を立てて引き攣れた肉の幕が破られ・・「きっつう!この女母乳なんか出す変態の癖に処女かよ!」 【GM】 「こっちはかたいな・・あっちのチャイナ女よりきれいなもんだけどな」ココア色のつぼみを割り開いて・・したたる母乳を潤滑油に 【GM】 ぐり、ずにゅ。。ううっ・・と鈴華の不浄の穴が広げられて、痛みとともに拡張され擦られながら腸壁を抉って進入していく・・ 【GM】 君は自ら股を広げて、乳房と尻を放り出して膝立ちのまま前後から挟み込むように、ゆるやかに痛みを長引かせるようにじりじりと男のものを挿入されていく 【鈴華】「ひ、きぃ……!!あ、う…っ、中、いっぱ…くるし……っ」股を裂く強烈な痛みに……涙を浮かべて、悲鳴を上げて……二本の肉棒を飲み込んで、締め付けていきます… 【GM】 「おいおい、苦しいじゃなくてうれしい、だろ?」「つらいときほど笑うもんだぜ?」 【有葉】「ッ…あぁ……」目の前で貫かれていく鈴華の姿に、絶望の溜息が零れて… 【GM】 前からは乳房を絞られ、ぱん、ぱんと膣に腰肉と玉まで挿入されるほどペニスを叩きつけられて・・ 【GM】 後ろからは、みりみりと肉槍を千切るほど締め付けながら、異物が排泄器官に挿入される激痛と未知の感覚で吐き気をもよおすほどで・・ 【GM】 これが男女の営み・・セックスだなどとは信じられないほど苦痛と屈辱と、汚猥に満ちた初めての体験で、君は処女と、肛門の処女を失った・・ 【鈴華】「ぁっ…ふぁ、んっ、ぁぅ……や、な。ん、しび、ん…ぅっ……!」胸から甘い刺激が走り……幾分か、股間をえぐる圧迫感になれ…それでも苦しいそれに、口をあけて、ただ悶え………やがて、少しずつなれてきたのか…膣の愛液の量が増えていきます 【鈴華】 【GM】 ぱん、ぱんと音が響くたびに君の尻は、乳房は男たちに弄ばれ・・ガムのへばりついた床に這いつくばってただの肉穴として獣のような姿勢で犯されて・・ 【GM】 「愛想がないなあ」「さっきみたいに笑って、嬉しいですとか気持ちいいっていいなよ・・な!」 【GM】 ぐん、ぐんっと前後のピストンが愛液を受けて加速して・・体内で膨れる逸物が男たちの限界が近いことを教える・・ 【鈴華】「は、はいっ…う、うれしい、です……っ、皆さん、に、私の、おまんこ、と、おしり、いっぱい、うごいて…く、ぁ…!いっぱい、男の人、まわりに、胸、もまれ、てぇ…っ、嬉しい、です…っ」笑顔をつくっても、苦痛で歪み……が、ややもすると、その顔も苦痛から…別のもの、感じ始めた女の快感で笑顔が溶け始めます… 【GM】 「はは、いい顔だ・・」「それじゃあごほうびをやらないとな!」 【鈴華】「(ぁ…ご、めん、梓…ぁ…お、おねぇちゃん、よごれちゃ…こん、いたくて、くるしくて、何か、体の奥、しびれて……)」 【鈴華】 内心、妹の梓に謝りながら………それでも体を襲う感覚、そしてなにより周囲の男達、そして有葉をかばうために、逆らうことができず… 【GM】 前後の男たちが乳房を、尻を掴みながら一斉に腰を振りたくリ・・荒々しく潤んだ穴を、きつい肛門をピストンして・・「いくぜ、母乳娘ちゃんに・・」「チンポミルク二本、くれてやる・・!」 【有葉】「鈴華、ッ……あ、あなた……」喜びを訴える鈴華……演技だろう、と思いたいのに、その表情は演技ではない笑顔に見え……わなわな、と震えて 【GM】 づん!!とその一撃が子宮口に届き・・ 【GM】 更にこじ入れながら子宮奥を抉りながら・・ 【鈴華】「ふぁ…くだ、さい……っ、鈴華に、精液、ください…ひぐぅ…!」感じたことのない、子宮口への刺激に悲鳴を上げて…… 【GM】 ぶびゅるるるる・・・・!! 【GM】 ゼリーのような精液が、狭い子宮で注がれて初めての射精感覚で鈴華の子宮を満たす・・ 【鈴華】「んぁ……!な、中、精液……そ、そん、やぁ…こ、子供、できる…できて、しまい…やぁ……っ」体内に満ちる精液の感覚に…さぁ、と青くなって…… 【GM】 胎内に種をまかれ征服される、ただの女でメスとなっていく、原始的な、獣の喜びが理性とは別に鈴華を支配して・・ 【GM】 だが、妊娠する、と言う恐怖と同時に君の子宮はごくごくとそれを飲み干して・・膣は肉槍をくわえ込むようにひくつく 【鈴華】「ぁ…ぇ、や、な…ん、でぇ………か、体、震えて……喜んで…?や、こ、こんなの、いやぁ……」二本の肉棒をくわえ込んでは、逃げることもできずに…そのまま体を震わせて… 【GM】 もはや、二人は昨日までの無垢なヒロインでも少女でもなく・・男の欲望を受け止める肉で出来た愛玩具にされようとしていた・・ 【GM】 【GM】 というところでウイッチハント・・はいいですね 【GM】 次のターンです。最後の一撃をどうぞー。 【有葉】「……す、鈴華を離しなさい……ッッ!!」ぎり…と歯を食いしばり…残った全精力を込めた一撃を… 【有葉】 ≪ピアシング≫≪ポテンシャル≫2! 【有葉】 - 4D6+21 = [2,3,6,5]+21 = 37 【有葉】 ごぼり…と精液を零しながらも跳躍踵落としを… 【GM】 その一撃は確かに標的を捉えて・・だが。 [??(3)][有葉/鈴華] 【GM】 隣の車両への扉が開いたとき・・ 【鈴華】「ふぁ…(どさ」解放されて、床に半裸に精液塗れの姿でつっぷし… 【GM】 君は、彼らに勝利したことに絶望を覚えるような光景を目にした。 【有葉】「……よし……鈴華……これで、助かったわよ……」がくり、と膝を突き…ぐったりとした鈴華を見詰めて。 【GM】 無数のつり革で捕らえられた少女たちとさらなる乗客たち・・ 【GM】 そのつり革が、車内のカメラが君たちに向いたとき君は悟った 【GM】 この檻そのものが敵だったのだと・・ 【GM】 というわけで真ボスのファーストでファイナルアタックです 【有葉】「…あぁ…そんな……」次の車両の姿に、膝が震え……絶望に支配され… 【GM】 《怪力》《マルチアタック》X2 【GM】 - 2D6+14 = [2,3]+14 = 19 【GM】 - 2D6+14 = [5,5]+14 = 24 【有葉】 超オーバーキルですw 【鈴華】 あははーw 【GM】 無数のつり革が君を拘束し、男たちの手が陵辱されたばかりの君を捕らえていき・・君は更なる欲望の波に囚われていく・・ 【鈴華】「ぁ…ふぁ…ま、また…………」朦朧とする意識のなか……男達の姿を捉え、瞳に移った色は……… 【有葉】「…いや、ぁ……」ただ、それだけの言葉を口から搾り出し…吊り革手どころか足まで吊るされ、精液で汚れた下半身を男の視線と手と肉棒の前に晒して 【GM】 そうして。 【GM】 夜のいずこともしれない線路を走る列車の中で。 【GM】 いつしか囚われた少女たちの嘆きが嬌声になり・・かたん、かたんと単調なレールを踏む音が木霊して・・ 【GM】 幻の列車の姿は遠く夜の中に消えていく 【GM】 【GM】 【GM】 では最後に堕落判定のみ。うひい。 【GM】 目標は各自SPです 【有葉】 SPは10でー… 【鈴華】 同じく10で~ 【鈴華】 - 5D6 = [4,3,2,6,6] = 21 【鈴華】 お 【GM】 余裕だ、ふう 【有葉】 レベル1、理想エモ3で 【有葉】 - 4D6 = [3,1,4,1] = 9 【有葉】 げぇ!w 【GM】 あいやーん 【鈴華】 ………w 【鈴華】 1シナリオでおちたー!? 【有葉】 わははははははw 【GM】 こいつは仕方ない。ダーク転身しかあるまい 【鈴華】 さ、最新記録…っ 【GM】 (まあNPCだろうけど 【GM】 ではED参りますね・・ 【GM】 ◆エンディング 【GM】 【夜の痴女電車】 【GM】 かたん、かたんとレールの音がして 【GM】 今日も君”たち”は迷い込んだ乗客を迎え入れる 【GM】 何も知らない男たちは君たちの姿に目を丸くして・・一息で酔いが吹き飛んでいく 【GM】 「な、なんだ君ら・・なんだってそんな格好で・・」 【鈴華】「ぁ……有葉さん、も、もう、こんなこと………」来ている服は、いつもの制服…けれど、胸元ははだけられ、下着もはいておらず.。。どこか精液にぬれた様子で… 【GM】 どうということのない平凡な顔立ちの男とその連れ 【GM】 彼らが見守る中で君たちは・・ 【有葉】「…ようこそ、天翔院家の私鉄、アルファ・エクスプレスへ……」うっとりとした表情でお辞儀をするチャイナドレス姿の少女…スラリとした脚はそれだけで男を誘って… 【GM】 「ほらほら、鈴華ちゃん、お手手が留守だぜ」「そうそう、新しい乗客も着たことだしな・・」 【GM】 鈴華の手に、胸に一物をこすりつけて奉仕を受け精液を褒美に浴びせながらミルクを絞る男たち・・ 【鈴華】「ぁ……はい、わかり、まし……んっ、ふぁ………!」幾度となく握らされた肉棒を、やわらかくしごき…胸から母乳を滴らせて……男達と、有葉を濡れた瞳で見てしまいます 【GM】 「て、てんしょういん・・?それに何やってるんだよあんたたち・・」 【GM】 まだ不慣れなのか誘い込まれた男は慌ててそれを止めようと割って入ろうと・・ 【有葉】 くるり、と踵を返すと丈の短いチャイナドレスのから突き出た太腿にドロリ…と零れる白濁。雌の色香が鼻腔をくすぐって 【GM】 「もうこんなこと・・なんだって?」「いつも中出しされて嬉しそうにミルク飲んでるってのになあ」最近入った”乗客”たちが添乗員の制服の鈴華の雌穴を貪って・・座席に押し付けて腰を打ち付ける・・ 【鈴華】 有葉の足元で…男達に奉仕しながら、胸を中心に精液にぬらして…… 【GM】 レールを踏むたびに揺れる振動で鈴華の秘洞は男のカリに抉り擦られて・・ 【有葉】「…到着地までの間、ご主人様達を気持ち良くして差し上げるのが私達のお勤めなんですよ、ご主人様……」くす、と微笑むとその証拠に裾をずりあげ、何も履かず、パックリと開いて精液と愛蜜に濡れた秘裂と尻穴を見せて 【GM】 「な、なんだよあんた・・それ、精液?」ごくりと男がその媚態に喉を鳴らして動きを止めるが・・ 【鈴華】「ふぁ…!ぁ、は、いっ、んっ…!う、嬉しいです、お尻も、おまんこも、精液いっぱい…そそがれて、興奮、してます…んぅ…っ」座席に手をついて、四つんばいになり…すっかり開発された雌穴二つ……指示されるたびに、その命令には逆らう事ができずに… 【GM】 ズボンの前、股間はその淫猥な肢体を見ただけで張り詰めて、棹立ちになる・・ 【鈴華】 そこから、雌穴を乗客たちに貪られて、だらしなく喘いでいる様子を……見せ付けてしまいます 【GM】 レールを踏むカタン、カタンという音が響く中、鈴華への褒美はやがて・・ 【有葉】「そう、です……あぁ、もう……そのような質問などせずに、早く犯してください…!」こくり、と頷き…鈴華の痴態を見るとじれったそうに男にしなだれかかり、股間をさすって 【GM】 「「どびゅっ・・!!」」いつもどおりの熱い白濁を注ぐことで与えられて・・ 【GM】 「・・・」ふらふらと、正気を失ったかのように男は見違えるような淫靡な姿の有葉の身体に手をかけて・・乱暴にその乳房を掴んで、前を開けると・・ 【GM】 そそり立つ勃起を、立ったまま有葉の足を抱えて前戯もなくねじ入れて腰を打ち付けてくる・・! 【鈴華】「ん、ぁ・・・あ、熱い…精液、鈴華の中、にぃ……♪」うっとりとした声で、腰を自らふり…列車内を雌の臭いで満たしていきます… 【有葉】「ご、ご主人様…うれしぃぃ……♪」蕩けた表情で男性を見詰め、唇を合わせ、咥え込むや否や淫らな腰使いを披露して。 【GM】 「ああ、ああ・・あったかい・・有葉・・のなか、最高だよ・・」熱に浮かされたように縦に腰を振りチャイナ姿の少女にむしゃぶりついて 【鈴華】 犯されていないとき、奉仕していない時は、なんとか有葉を引きおろそうとするものの…一度群がられてしまえば、肉棒には逆らえず……けれど放置して逃げるわけにも行かず…… 【GM】 乳房を吸い、揉み解し、尻を掴みながら片足を抱えて、むちゃくちゃに有葉の精液でどろどろの膣内をかき回す”ご主人様”・・ 【GM】 その背後で、ドアが閉じて、電車は再び走り出す・・ 【GM】 彼は気づいていない。自分がご主人様と言う名の・・新たな”乗客”という虜囚となったことと・・ 【鈴華】「ふぁ……み、皆様…鈴華の、口も…胸もつかって…いっぱい、ご奉仕、いたしま、す……から…ぁ…♪」 【有葉】「ぅ、ふふ……ご主人様…有葉の孕み穴よりも…有葉のケツ穴の方が、もっと良いんですよ……?」ほら…と携帯を見せれば、嬉しそうに尻穴に咥え込み、乱れ悦ぶ自身の動画。 【GM】 君がその餌である、淫華植物のごときものに成り果てていることを・・ 【GM】 この幻の電車は・・常にその獲物をあらゆる手段で誘い寄せて、新しい乗客を補充しながら永遠に走り続ける 【GM】 そのような”存在”だと有葉はこうなって初めて知った・・ 【GM】 「ああ・・・でも今は前が・・うっ!」呻く男の若い熱い精液がその画像を見ただけで放たれて、チャイナを纏った有葉の胎内に溢れるほど注がれて・・ 【GM】 連れの男が、無言でネクタイを緩めて、君の背後に回り・・乳房を掴みながら、下着を着けていないお尻に肉槍をあてがう・・ 【GM】 望みどおりに君は今日も自分の雌穴を満たしてくれる肉棒を確保した・・ 【有葉】「あぁ……♪……物凄く、熱い……ど、どうぞ……お返しに、有葉のミルクも飲んで下さい……」うっとりとした表情で、自ら胸を搾り……その先端からじわり…と母乳を零して。 【有葉】「あぁ……早く…!」生来の気性なのか、せがむと言うよりもじれったそうな口調で後ろの男に言うと、自ら腰を突き出し、尻穴に突き入れさせて。 【鈴華】「あ、有葉、さぁ…た、すけ、ますから、ぜったい…んっ、ふぁ……!」言葉は貫く肉棒や胸への刺激に言葉にならず、ましてや捕われた有葉には届かずに…… 【GM】 絡み合う男女の淫猥の宴は 【GM】 かたん、かたんと鳴り響く、鉄路の音を伴奏に、夜に融けていく 【有葉】「……鈴華、余計なお世話よ……それくらいなら、もっと人を……そうね…妹でも呼んで頂戴…?」フン、と鼻で笑いながら、男二人に腰を振って 【GM】 そして今日も、あらたな”乗客”を求めて、車掌となった有葉たちを乗せてこの列車は幻の線路を走り続ける… 【鈴華】「ぇ…ぁ、そん…ふぁ…♪」否定の言葉は肉の群れにかき消され 「は、はい、わかり、まし、ん、ぁぁぁ…♪」 【GM】 【GM】 【GM】 †Heroine Crisis TRPG†Advanced 【GM】 【GM】 【災襲・痴漢電車】 【GM】 【GM】 END・・?
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/146.html
外国人から見た日本 / 生涯を日本に捧げた外国人 / 日本を奪え / 日本の動き / 日本と世界 / 日本経済 / 政局 / 日本を取り巻く情勢 / 日本の戦略 / 日本の政治・経済 / 日米関係 / 対外関係 / 日本の教育 / 日本が関係する過去の戦争に関連する諸問題 / 日本の防衛 / 天皇制 / 日本の社会・事件 / 日本を巡る陰謀 日米関係 / 日中関係 / 日韓関係 / 日豪関係 / 日以関係 / 日本と中東 ーーー 日本の潜在力 / 日本の腐敗 / 日本の独立 / 日本の危機 / 日本国の解体・崩壊 / 4000万人移住計画 / 日本の将来 / 日本の分断 / 日本概観 / 右傾化 / 反日 / 憂国 / 鎖国 ーーー 日本を支配する者たち / 日本の深層 / 日本の奥の院 / 裏の日本 / 日本の美 / 日本人と桜 / 日本が誇る世界一 / 世界に誇れない日本 / 日本の宗教 / 日本とパラオ / 国民の祝日 日本語 / 日本人 / 日本の歴史 / 日本文明 / 日本人のルーツ / 日本の過去と現在 / 日本の現状 / 昔はよかった....? / 日本の進むべき道 / 日本の現在と将来 愛される資格 / 日本人のこころ根 / 日本人の品格 / 日本人の誇り / 日本精神 / 日本の教育 / 武道 / 建国記念の日 日本観光 / 海外から見た日本 / 外国人カメラマンが見た戦前の日本 / 話題>海外の反応 / 話題 テキサス親父 / 日本の人口動態 日本刀 ーーー 日本の自然 + ニュースサーチ〔日本〕 台湾から観光ミッションが来日、日本市場の本格リカバリーへ、多彩なプロモーション施策を展開 - トラベルボイス(観光産業ニュース) 【速報】マスターズは悪天候で遅延 松山は日本時間午前1時48分スタート - ゴルフダイジェスト・オンライン 【日本ハム】北山亘基「教授」らしさ 悪条件下でセットポジションに変更し6回途中10奪三振 - プロ野球 - ニッカンスポーツ ファーストリテイリングの柳井正氏、円安「日本にとって良いわけがない」 - 日本経済新聞 日本ハムの郡司裕也が〝雨空吹き飛ばす〟今季1号豪快ソロ!! 連日の1番起用に応える「グングンのびたね」「虹を描く ... - 西日本新聞me 日本人宇宙飛行士、月へ 中国との資源レース意識し「蜜月」演出 - 毎日新聞 【日本ハム】2戦連続1番起用の郡司裕也が1号 初回の「いきなり郡司」不発も「いつでも郡司」 - ニッカンスポーツ 【日本ハム】水谷瞬が古巣から初安打初打点「九州で初安打を打つことができてとてもうれしい」 - プロ野球 - ニッカンスポーツ 韓国総選挙で野党圧勝 日本影響は - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日本のインフレはしばらく続く。そこで起こるのは投資しない人から投資する人への富の再分配だ!日本人があまり ... - Yahoo!ニュース 【日本ハム】万波中正“マン振り”特大2号ソロ!左翼席上段「ピエトロドレッシング」付近へ着弾 - プロ野球 - ニッカンスポーツ 米政府、飲料水のPFAS基準厳しく 日本の1割未満の新規制 - 日本経済新聞 来週は低気圧や前線が日本付近を通過 動きが遅く雨の広がりはゆっくり - ウェザーニュース 日本5社連合・MAN、アンモニア焚き共同開発。ケープ。NSY建造、川汽・NS運航 - 日本海事新聞 円安だけじゃない、新NISAで強まる日本の足かせ - 東洋経済オンライン “まるでエイリアン”新種の化石「パリシカリス・ナオヤイ」に日本人漁師の名前が入った理由 | TBS NEWS DIG - TBS NEWS DIG Powered by JNN 日本から「ワシントンの桜」250本寄贈へ…バイデン氏「日米の友情は桜の木のように繁栄」 - 読売新聞オンライン Keychron、3種類の独自スイッチが選べる日本語配列のメカニカルキーボード - PC Watch 【大リーグ日本選手まとめ】菊池雄星 9奪三振も勝利持ち越し | NHK | 大リーグ - nhk.or.jp 【バレーボール男子日本代表一覧】石川祐希、西田有志、髙橋藍ら31人をエントリー | TBS NEWS DIG - TBS NEWS DIG Powered by JNN 日本が安い海外旅行先に? 東京が世界4位。SNSで話題になったある画像とは(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「日本向けは面倒くさい」“細かい”品質要求と“空気を読まない”値下げ要求に外国企業は辟易(GOETHE) - Yahoo ... - Yahoo!ニュース 米が日本との防衛協力を大幅拡大 「統合抑止」へ貢献期待 バイデン氏「重要なステップ」 - 産経ニュース Stray Kids、RIIZE、ATEEZ、ENHYPEN、NiziUら15組が日本で競演!「音楽中心」イベント開催 - 音楽ナタリー 曙太郎さん訃報 日本相撲協会が正式発表「家族葬にて執り行います」4月上旬に都内の病院で逝去(日刊スポーツ ... - Yahoo!ニュース Number_iが表紙飾る、韓国発カルチャー誌が日本版を創刊 - FASHIONSNAP.COM 日本製鉄のUSスチール買収計画を“米司法省が調査開始”米報道 | NHK - nhk.or.jp 花王、アイシャドーを自主回収 容器の内部が破損 - 日本経済新聞 日本初 シマザメの繁殖に成功 生まれた子ども展示 茨城 大洗町 | NHK - nhk.or.jp 商社株バフェット・サプライズ1年 三菱商事上昇際立つ - 日本経済新聞 武豊日本騎手クラブ会長、藤岡康太騎手の死去に「こんなにつらく、悲しいことはありません。まだ、信じられない ... - 中日新聞 日本人宇宙飛行士の月面着陸盛り込んだ取り決め 日米間で署名 | NHK - nhk.or.jp 日米首脳会談、中国念頭に防衛関係強化を発表 日本人宇宙飛行士の月面探査参加でも合意 - BBC.com Google、日本へ接続する海底ケーブルに1500億円投資 - Impress Watch 【コラム】日本ラグビーへのお願い。 - RUGBY REPUBLIC(ラグビーリパブリック) 「貿易船が日本の港を避ける!」輸送の遅れが招く“競争力低下”の深刻度 - GOETHE 『ALL TOGETHER~日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会~』 追加対戦カード決定の ... - プロレスリング・ノア 米グーグル、日本との海底ケーブルに1500億円を投資--デジタルコネクティビティを拡張 - CNET Japan 【動画】日本三大夜桜のひとつ「高田城址公園 観桜会」 | ニュース - joetsu.ne.jp 日本人「就職しました」⇒国「おめでとう!所得税、もらうね」自治体「住民税も!」…“日本人の一生”に課される税金 ... - Yahoo!ニュース 新日本・永田裕志が曙さん追悼「タッグを組んで戦ったのはとても素晴らしい思い出、RIP.」 - ニッカンスポーツ バイデン大統領「日本以上に重要な同盟国はない」日米首脳会談の成果は?“首脳間の個人的な関係強化”【記者解説 ... - TBS NEWS DIG Powered by JNN 全国的に昨日よりも気温が上昇 日本海側は10℃近く高い所も - ウェザーニュース 中国BYD、新CMに長澤まさみさん起用 EVで日本攻略 - 日本経済新聞 オービック、知財功労賞を受賞 特許技術を強みに - 日本経済新聞 日本人2人の月面着陸を決定 アルテミス計画で2028年にも 世界2番目の実施国に 盛山正仁文部科学相、NASA ... - 産経ニュース 「慰安所」 旧日本軍がつくった/「満州事変」当時 防衛省文書で判明/紙議員に示す - しんぶん赤旗 日本製鉄のUSスチール買収計画にバイデン大統領「米国の労働者に対する約束守る」 - 読売新聞オンライン Google、日本とハワイを直結する海底ケーブル他の構築に1500億円投資 - ITmedia NEWS 「アジアでBEV出遅れ」は好機になる? 日本車が再び選ばれるようになる理由 - ITmedia ビジネスオンライン 日本人宇宙飛行士、月面へ 20年代末にも実現か:時事ドットコム - 時事通信ニュース もはや日本は「競争疲れの外国人が移住したい国」か…韓国人エリートが語る現実(BUSINESS INSIDER JAPAN ... - Yahoo!ニュース 日本人が初めて月面へ 日米が合意 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日本株は高安まちまち、銀行上げ不動産安い-米CPI受けて金利上昇 - Bloomberg - ブルームバーグ もはや日本は「競争疲れの外国人が移住したい国」か…韓国人エリートが語る現実 - Business Insider Japan 「いつの日か日本人をファーストチームで目にできることを願う」アヤックスFDがガンバ大阪との提携へ期待 - Goal.com 日経平均、米株安が重荷(先読み株式相場) - 日本経済新聞 岸田総理夫妻もてなす公式晩さん会 日本からは「YOASOBI」や宇宙飛行士・星出彰彦さんらが参加 ホワイトハウスが ... - TBS NEWS DIG Powered by JNN 台湾の避難所は地震後3時間で開設、パーティションの中でマッサージも受けられる…元々は日本から学んだ災害対応 - 読売新聞オンライン 「一平のせい?」『ユンケル』新CMの“日本人メジャー6選手”に大谷翔平がいない理由を同社に直撃!(週刊女性 ... - Yahoo!ニュース ラグビータウン熊谷市、日本全国からファンが来訪。仕掛け人が語る成功の裏話 - パラサポWEB 「株は5月に売却せよ」が日本株に当てはまらぬ訳 - 東洋経済オンライン 【羨ましい富裕層】日本に1億円以上の資産家は何パーセントいる?元金融機関社員が見た「お金持ちに共通する」2 ... - Yahoo!ニュース 今日11日 広く晴天 日本海側では5月並みも 多雪地域はなだれや融雪注意(気象予報士 木村 雅洋 2024年04月11日) - tenki.jp 【日本ハム】初1軍昇格の水谷瞬を11日の古巣ソフトバンク戦で先発起用 新庄監督が意向示す - ニッカンスポーツ オールシーズンタイヤがこれから主流に? コンチネンタルタイヤが日本で本腰 - webCG 有人月探査「アルテミス計画」 日本人宇宙飛行士の候補2人は誰に?:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル 韓国総選挙、与党敗北108議席 野党は過半数獲得 - 日本経済新聞 韓国与党、大幅議席減は回避も… 日韓にくすぶる火種 - 日本経済新聞 TSMCが日本の補助金よりも欲した 2つの取引先 - 東洋経済オンライン 岸田首相が言い間違え「同盟国たる中国」 日米共同会見 - 日本経済新聞 日本人宇宙飛行士2人の月面着陸、日米両政府が合意…「アルテミス計画」で28年・32年を目標 - 読売新聞オンライン スポーツクライミングボルダーW杯 日本勢ワンツーフィニッシュ | NHK | スポーツクライミング - nhk.or.jp クーデターで状況は一転 日本の企業がそれでも現地に残る理由 | NHK | ビジネス特集 - nhk.or.jp 日本政府 台湾地震で緊急無償資金協力 台湾側へ目録の贈呈式 | NHK | 台湾 - nhk.or.jp 外国人の入国者、日本渡航前に事前審査へ…「日本版エスタ」不法就労やテロ阻止 - 読売新聞オンライン 日本に移民が増えたら「治安が悪くなる」「仕事を奪われる」と思う人に知ってほしいこと - ダイヤモンド・オンライン マイクロソフト、生成AI需要で日本のデータセンター増強などに4400億円投資 - ITpro マイクロソフト、国内の AI 及びクラウド基盤増強に 4,400 億円を投資 リスキリング、研究拠点の新設、サイバー ... - Microsoft News 日本企業に入社の外国人増 企業が日本の商慣習や文化の研修 | NHK - nhk.or.jp 「日本人」は定義できない 多数派が抱く「純ジャパ幻想」の抑圧性:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル マイクロソフト 日本事業に約4400億円投資へ 生成AI需要拡大で | NHK - nhk.or.jp マイクロソフト、日本でのAIとクラウド強化で4400億円投資発表 - Bloomberg - ブルームバーグ 日本に生きる~ “ウクライナの声” | NHK | WEB特集 - nhk.or.jp 米英豪の安全保障「AUKUS」 先端技術分野で日本との協力を検討 | NHK | 安全保障 - nhk.or.jp 紅麹問題 “摂取やめると症状改善の傾向” 日本腎臓学会の分析 | NHK - nhk.or.jp Microsoft、日本にAIデータセンター 4400億円投資 - 日本経済新聞 岸田首相 日本時間11日 日米首脳会談へ 防衛 経済安保など連携 | NHK | 日米首脳会談 - nhk.or.jp 山口 下関に30年ぶり捕鯨母船 日本の捕鯨の将来は | NHK | ビジネス特集 - nhk.or.jp 【第40報】令和6年能登半島地震にかかる日本赤十字社の対応等について|災害救護速報(国内)|おしらせ・最新 ... - 日本赤十字社 アングル:日本株は上振れにらみ、4万5000円予想も 専門家相次ぎ修正 - ロイター (Reuters Japan) 秋葉国家安全保障局長 “日本の安保政策は転換点” 米紙に寄稿 | NHK | 安全保障 - nhk.or.jp 日本版ライドシェア 国交相“利用状況踏まえ さらなる活用を” | NHK - nhk.or.jp 米英豪「AUKUS」、日本との協力を検討 先端防衛技術で - ロイター (Reuters Japan) 中国は日本やフィリピンを常に威圧=エマニュエル駐日米大使 - ロイター (Reuters Japan) 日本の若者、自国の将来「良くなる」15% 米英中など6カ国中最低 - 毎日新聞 なぜ若者は日本を「貧しい国」と考えるのか 富裕層に属する人たちほど「貧乏くさい」社会をどう変える 令和時代の不自由な現実 ... - JBpress 米国、英国、オーストラリアのAUKUS、先端防衛技術で日本と協力 - 日本経済新聞 日本のブレーク・イーブン・インフレ率、円安進行下で過去最高に並ぶ - ブルームバーグ AUKUS参加国拡大を協議へ、日本との連携に米が意欲=FT - ロイター (Reuters Japan) USスチール 臨時の株主総会で決議へ 日本製鉄の買収計画で | NHK - nhk.or.jp サッカー男子U-23日本代表 カタールへ出発 細谷真大が意気込み | NHK | サッカー日本代表 - nhk.or.jp 総人口(2019) 126,097,000人 死亡率 10.7人/1,000人当り 年間死亡者数 126,097,000÷1,000×10.7≒1,286,189人 月平均死亡者数 1,286,189÷12≒107,182人 総集編「みんな中国とはサヨナラしたいんです」日本を見下す中国人たちが海外番組で論破された状況【海外の反応】 JOJP 日本の実態 農薬使用量 世界一 食品添加物の種類 世界一 遺伝子組み換え食品消費量 世界一 水道水の塩素量 世界一 電磁波を浴びる量 世界一 放射線汚染量 世界一 抗がん剤の使用量 世界一 コロナワクチンの接種量 世界一 どういうことこれ。。 — PONちゃんサバイバー(ミュージシャン浅井しんや) (@bF1Srfu5X2y7Zgp) December 26, 2023 kenji THE MOX 核燃料棒@buick54aki 世界一の重税国 日本 世界一高い 日本の 固定資産税 世界一高い 日本の公務員収入 公務員にボーナスは 日本だけ 世界一高い 日本の公務員年金 月 335000円 世界一安い 日本の国民年金 月 45000円 昔の李王朝(両班) と全く同じ サラリーマンの年金は月 6万円値引き 公務員の年金は値引き無し 在日 母子家庭 子供2人 ナマポ 月 335000円 日本人 ナマポ 門前払い か 10万 鉄道 人身事故 数 世界一 鉄道 急病人 数 世界一 午前6 05 · 2023年12月27日 【西鋭夫】 ■ 【伝説のスピーチ】「日本はこれから黄金時代になると思います」日本が強くなるために知るべき"明治維新・坂本龍馬の真実"|スタンフォード大学フーヴァー研究所リサーチフェロー Pride History 2023/11/26 動画のフルバージョンはこちら ↓ https //in.prideandhistory.jp/nikoumj_youtube なんだよこの国。 中共の方が遥かに暮らしが豊かじゃねーか。 2年我慢して更に国民苦しめて税収ばかり上げて何の意味がある? あまりに酷い話じゃないか。 私達は自由民主主義の国に居ながら強権管理社会の虜囚じゃないか。 塀の無い監獄の中で死ぬまで安く働かせられて死んで逝くんだ。 — xhbarie (@sumiooi) July 8, 2021 涙が止まりません。 敬意を表します。 私達も行動するべきです。 https //t.co/S86ZkecXei — K-KOUTA🎌 (@Kkouta31577161K) July 17, 2020 【国際金融資本】 ■ 強欲・無恥を、有能と褒める。 「我が郷は足日木の垂水のほとり(2018年12月02日)」より / 米欧の支配層は、 たとえば、9.11で、何千人を死傷させても 罪に問われない。 でも、此処は日本国だ。 欧米では、一般庶民は羊だとかの、家畜として見立てられてきた。 日本では、庶民も、誰も 神の子なのだ。 これを知らねば、トンデモな事になる。 「カルロス・ゴーン氏は無実だ」 ある会計人の重大指摘 2018 11 25 (※mono....以下「ゴーン」関連記事など略) / 湯田屋金融の寵児、堀江は突然に逮捕された。日本国には、腐れマスコミなどとは、まったく別の機序で機能する。そうした普段は表に出てこない。このような自律システム大系が、確実に存在している。 【国際主義】 / 【LGBT】 ■ ブログ『国際情勢の分析と予測』のコメント欄より / Unknown (Unknown) 2018-10-28 15 53 08 かつて人種の壁を越えて結ばれることはタブーであった。どの民族においても混血児が蔑まれ排斥されたのは、異人種が交わるのが変態行為と見做されていたからに他ならない。 そうした風潮は今も根強い。アメリカ人ですら、大坂なおみをバッシングするのが現実なのだ。 人種の交雑を目指す国際主義者がLGBTを推進するのも、そもそも混血という変態行為を普通にすることの延長線上にある。 日本は特殊な国で、古来より多様な人種の坩堝であり、人種交雑の果てに日本人という単一概念を築いた稀有な国である。それ故、国際主義者にとって無視できない国なのだ。日本は彼らにとって未来であるから日本に於いて、世界のどの国よりも先端的なLGBT政策が推進されて行くのも理由がある事だ。今やアメリカ、ロシア、中国で受け入れられなくなったトランスジェンダーさえも、日本人では簡単に受け入れていくだろう。それは日本人の特殊性であり、日本でしか出来ないことなのだ。日本こそ、実は国際主義者の楽園であり王国、その頂点に立つ地域である。 大好きなママが作る母国のシチューを初めて食べてみた!【マザコン飯】 https //www.youtube.com/watch?v=TyVrntL6qWU ■ 海外「本当の名称は『Nihon』なのに、なぜ日本を『JAPAN』と呼んでるんだろ俺達…」【海外の反応】 「海外の万国反応記@海外の反応(2015年04月02日)」より / 1 Mexico 万国アノニマスさん おい日本 本当の名称は『Nihon』なのに、なぜ私達は『JAPAN』と呼んでいるんだ? + 続き 2 United Kingdom(Great Britain) 万国アノニマスさん 何故みんな『Albion(アルビオン)』のことをイングランドと呼ぶの? これと同じ話 3 Finland 万国アノニマスさん 何故みんな『Suomi(スオミ)』のことをフィンランドと呼ぶの? これと同じ話 ↑ Brazil 万国アノニマスさん 『Finland』はスウェーデン語から英語になった借用語で、フィンランド語ではない バルト三国の言語だとSoome/Soumija/somijaなのは面白い 4 United States of America(USA) 万国アノニマスさん 何故みんなドイツを別名称の『Germany』と呼ぶのか? これと同じ話 ↑ Portugal 万国アノニマスさん 『Germany』は英語圏だけの呼び名だろ 別言語、例えばポルトガル語でドイツは『Alemanha』と呼ばれている この説が間違ってる可能性もあるけど ↑ Spain 万国アノニマスさん こっちだと スペイン語:Alemania ガリシア語:Alemana ↑ Germany 万国アノニマスさん 日本人はドイツのことを『Doitsu』と呼んでる この響きはキュートだと思うな 5 japan 万国アノニマスさん 『Nihon』と『Nippon』が日本の正式名称 しかし切手と紙幣は『Nippon』という呼称を使ってる (※mono....詳細はサイト記事で) 【日本観光】 ■ アイラブジャパン:「衝撃の国日本」「自分の家のような国」→いやはや、背中が痒くなる!? 「Kazumoto Iguchi's blog 2(2018年 01月 30日)」より / みなさん、こんにちは。 さて、今回は我々日本に住む日本人が、反日メディアによる、ダグラス・マッカーサーの自虐史観プログラムの延長である反日洗脳情報キャンペーンを行ってきたために、どうしても 「日本はガラパゴスだ」 とか、 「日本はガラケーのようなものだ」 とか、 「日本はだめだ、だめだ」 みたいに思いがちで、それに実際上の公務員の能天気さと日本人に対する在日支配の強化によって、日本人の生活レベルが二層化=二極化してしまったために、ますます 普通の日本人は生きにくい 状況が生まれてしまった。 ちなみに、これを願い、生み出したのが、 「自民党をぶっ壊す」 で一世風靡した、小泉純一郎と「狂牛病の骨太の方針」のカルト教主の竹中平蔵の二人である。 我が国の憲政史上最悪の政治家だった。残念ながら、今も健在である。 ちなみに、両方共在日韓国系である。 まあ、こういう連中は反面教師にする他はない。が、奴らも死ねば、それなりにしごきを受けるから、思い知るだろうヨ。 お馬鹿な奴らのことはどうでもいいが、こういう「空白の10年20年」という、一見すれば、我が国最大の危機を経たにも関わらず、我々日本人が一貫して失わなかったものが、 日本人らしさ 日本人の伝統 日本語 そういう戦前戦中戦後を通じて一貫して失わなかったものである。 古い世代から見れば、いつの時代でも 「今の若者はだめだ」 といわれたものだが、それでも、見かけ上は大きく変わったのに、本質において変わらないものがあり続けた。 それがいま花開いている というわけである。 (※mono....以下まだまだ長文本文ながら略、詳細はブログ記事で) 【安倍政権】 / 【企業】 ■ 安倍政権のままでいいわけない 「あるウソつきのブログ(2017.10.20)」より / 俺はほんとうに、いろんなところで仕事をした経験がある。 【日テレ】日産従業員「聞ける雰囲気ではなかった」 https //headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20171020-00000035-nnn-bus_all で、この記事を見て思った。 今となっては、日本どころか、世界中のどこの企業であろうとも、多かれ少なかれやっている事であろうと。まあ、俺は日本人なので、日本企業についてはそれなりに詳しいとは思うけどな。 日本人従業員に求められるのは、ただひたすらコストカットである。 そして、コストカットが行き過ぎた結果、本当にカットしてはいけないコストまでもカットする事を強いられてしまい、結果がご覧の通りの有様…というわけだ。 言ってみりゃ、経営者による搾取の末路ってわけだ。 先日、仕事仲間の中国人と飲みに行ったのだけど、「日本人がワタシよりいい加減な人たちだとは思わなかたよ!日本人もっと、品質にホコリ持っていて、工数が足らなくても時間かけて、品質をカタクナに守る人達だとオモテたよ」とか言われた。 それを聞いて俺は日本人として…。別に反省しない。 というか、それは大いなる誤解であると言わざるをえない。 日本人は、最初に交わした約束に固執する人々なのである。 無茶だとわかっていても、最初に約束さえ交わしてしまえばこっちのもの。そう考えているモノづくり企業上流の、なんと多い事か。 ちなみに。俺は日産にも関わった事があるので、あそこのエンドユーザー。つまり日産がどれだけ無茶な要求を突きつけてくるか、少しだけ知っている。 { (※mono....中略、詳細はブログ記事で)} / 今、日本は経営者側に政治が寄りすぎているのだ。労働者の権利を護れ。蟹工船を読めと言いたい。 あー。でもホントもったいないよな…。希望の党。 アレは、憲法改正や安保法制で自民党や維新と国家のグランドデザインを共有しつつ、減税なんかに代表される大きな政府指向な経済政策を打ち出してたんだぜ? 明らかに民進党が潰してしまったよな…。つくづく思う。旧社会党から民主党、民進党、そしてそこから派生しての、今回の立憲民主党や希望の党。 こいつらは、日本の国家運営の、邪魔しかしていない。マジで。 【日本の現在と将来】 ■ 失われた20年? 否、中国が日本の衰退を報じている間に彼らは「未来への投資をしている」=中国メディア 「サーチナ(2017.9.30)」より / 中国メディア・今日頭条は27日「日本はどうやってこの20年間でモデルチェンジを遂げてきたのか」とする記事を掲載した。 記事は、1990年代初期のバブル崩壊以降、日本のGDPの成長率は低迷したままであり、2009年には中国にも抜かれたと指摘。このため習慣的に「失われた20年」という言葉が用いられるが、この20年間を深く分析してみると、実は日本がソフトランディングを実現させ、経済のモデルチェンジと産業のレベルアップを完成させた20年間だったのだと論じている。 そして、日本の製造業はローエンドな製造業になった家電産業に早々に見切りをつけ、新素材、人工知能、医療、バイオ、新エネルギー、インターネット、ロボット、環境保護、リサイクルなどの進行分野に軸足を置き始めたと指摘。「現在の日本は力を蓄えている時期であり、蓄積した技術が発散期を迎えれば、次の100年間は日本がリードし続けることになる。日本は実務主義国であり、メンツは大して気にしない。自分の力を他人に隠しているのだ」とした。 また「日本にはイノベーション能力が不足しているという人がいるが、世界のあらゆるハイテク企業は日本の高精度な設備や部品、ソリューションプランがなければ少なくとも10年は進歩が遅れていたということがわかっていない」としたほか、ハイテク材料として珍重されるレアアースを「金」に変えることのできる国は、地球上にアメリカと日本の2つしかないとも論じている。 記事は、「中国メディアが日本の衰退を論じている間に、日本は未来のための投資をしているのだ。経済力の競争は、最終的には技術的な発言権やサプライチェーンの掌握力が物を言うのである」と結んだ。(編集担当:今関忠馬) ■ 植民地支配500年の悲劇 現在日本は隠れ植民地に ■ 日本が変わる。変えようとする者たち。 「Argus Akita(2016.8.28)」より (※mono.--前後大幅に略、詳細はブログ記事で) / 筆者の場合、家族5人(首都圏3カ所、秋田、ウィーン)がバラバラに暮らしていると滅多に全員揃うこともなく、久しぶりに東京で集合&墓参した際は、互いにだいぶ親離れ、子離れしているかのようで一安心。 飲むとついつい説教めいて話してしまうが、子供にそれを受け流す余裕が見えたらもう一丁上がりだ。 ただ、1か月いただけでも都知事選、”ポケモンGO現象”、”玉音放送”、RIO五輪などある意味歴史的な出来事もあり、会う仕事仲間や友人・知人達との会話からも、日本が劇的に変わりつつあることを実感したため、子供達にも『これから10年弱で日本の社会はかなりドラスティックに変わるから、振り落とされないようにシートベルトはしっかりしておけ』と言って日本を発った。 筆者は個人的には好きな仕事を海外で出来ている自負があるし、年金その他も少し上の世代をベンチマークしておけば大きな間違いはないはずだったが、子供たちの将来を数字で予想するとなかなか厳しいものが彼らを待っているのは明らかで、下手をするとなかなか自立できない可能性も無いわけではない。そうなれば、こちらからの援助の必要もあるかと思えば、決して安全サイドから暢気な批評をしているわけにもいかない。ホント、これからの若い人たちは大変だ・・・。 何が変わりそうか、何が起きそうか・・・。筆者には、やはり『団塊の世代』が大きなファクターだと思える。 ■ 日本の秘密をばらしたら、FBから警告 「日本は世界を平和にします(2011.10.1)」より / 【至上最大の秘密】 この秘密を日本人に知られてはなりません。 なんとしても隠し通さなければなりません! 史上最大の秘密 それは、、、、、、、 日本はいい国! この秘密をどうやって日本人に気づかせないようにするか。 どうやって??大丈夫!いい方法があります 日本が好きだ → 軍国主義! 日本はいい国 → 島国根性! 日本は向学心があり、進学率が高い → 大学にいっても勉強しないくせに! 日本人は働き者である → 働き蟻、ワーカーホリックと言い換えてみよう。 日本人はこんな狭い国によくもまあ平和的に暮らしている → ウサギ小屋と気の毒がってあげよう 日本はお金持ちである → エコノミックアニマルと呼び、謙虚な日本人に裕福であることを恥させよう 日本人は品格がある → いいえ、他の国の人すべてが日本人より品格があります。 日本人は頭がいい → いいえ、英語が話せないので、頭が悪いです! 日本軍は強かった → 侵略国家ですからね~ 日本が戦争を始めたのは実は自分の国が危険だったせいと、西洋のアジアに対する植民地政策に腹を立てていたから → 侵略国!侵略国!といい続け本当の歴史から目をそむけさせましょう 韓国を統合したのは、あまりに弱い国だったから、そのままにしていると侵略されるし、自分たちに危機が及ぶから → 謝罪!謝罪!もし謝罪したら従軍慰安婦!そして謝罪! 日本人は健康だ → ジャンクフードを食べさせよう。ついでに牛肉も!いつか日本人をぶくぶくの不健康にしましょう 日本人は自国に誇りを持つ民族だ → 学校の授業で日本がいかに悪い国か教えよう。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) / 2014/03/07 に公開 日本がいかにいい国かを伝えたくて動画を作りました。他にもいい話はたくさんありますのでこちらもご覧ください~♪。http //ameblo.jp/happychild-peace/ ■ 秋の天皇賞でみる成熟された日本社会 「評論家・渡邉哲也が語る経済と政治の...(2015.11.23)」より / 秋の天皇賞で感動的な一コマをかいま見ました。 情報は我がfacebookの友達Satomi.Y さんです。 Satomi.Y さんはfacebookのグループページのメジャーポスターのお一人ですが、毎度辛口に投稿と時には大人のジュークを交えて投稿をされる才女ですが、今回は昨日行われたG1天皇賞での話題です。 晩秋の東京府中競馬場のこの日のメインレースは、天皇、皇后陛下ご観覧の「天皇賞」でしたが、古馬エイシンフラッシュがミルコ・デムーロ騎手の騎乗で先行馬差し切りの、競馬ならではスリリングな優勝を果たしました。 (※mono.--中略) / パリのテロへの弔意で喪章をつけた、ミルコ・デムーロ騎手がウイニングランの途中、名スタンドの正面で、天皇、皇后両陛下がお立ちになって拍手する前で、エイシンフラッシュから降りて、脱帽し、膝を付き深々とロイヤルスタイルで最敬礼のお辞儀をしました。 とても素晴らしい一瞬でしたが、kazanが感動したのは、ミルコ・デムーロ騎手の一瞬に観客が一体となって大きな歓声と拍手が沸き起こったことです。 日本人、日本社会の意識の希薄さばかりが、リベラル系マスコミで報道される昨今、本当に感動する場面でした。 このシナリオのない見事な観客ファン感動的な一瞬に、日本社会の高度に熟成された民度を感じ感動しました。 確かにルール違反ですが、お咎めはないでしょう。当然のことです。 kazanは、遥か熱帯の高雄から、両陛下、ミルコ・デムーロ騎手、観客へ、心から「万歳!」を発信します。 リンク先ではレース実況に続いてウイニングランの場面が収録されております。 https //youtu.be/J5C_fY2y4O8 ■ 世界の潮流は日本に向かい、ABE(安倍)が世界を動かしている段階に入りつつあるようだ。 「大和心への回帰(2015.8.25)」より / メディアが世論を煽動し、メディアに世論が反応し、その影響を世論に反映させる日本メディアの手法が通じる時代は終わった。 日本のメディアが、国民から監視される時代に入ったからである。 NHK、全民放テレビ各社および産経など数社を除く新聞メディアから発信される論調は、どうやら我が国の立場から報道していないのではないか?ということに情報弱者層が気づき始めたからである。 日本メディアが「海外の反応」という場合の海外とは「特亜3国の反応」のことである。 だが彼らは決して「特亜3国の反応」とは云わない。 「特亜3国の反応」だけを取り上げて「海外の反応」と報道することによって、恰もそれが国際社会全体の反応であるかの如く錯覚を与え、意図を以て挿げ替えてきたのだが、頼みの情報弱者層にまで、そのいかがわしさが気づかれ始めたことは、致命的である。 現在、特亜3国の実態は国際社会から見て、とみに旗色が悪い。 (※mono.--中略) / 英国・ガ-ディアン紙は先ごろ「日本という国をたいそう間違って認識していないか」との論評を掲載し、国際社会から注目されているようだ。 「失業率5%、給与の格差最小、全員に医療保険、平均寿命最高、新生児死亡率最低、高い学力レベル、犯罪率・投獄率・殺人・精神病・麻薬乱用率すべて低い国がある。アメリカも中国も全く届いていない」 これは英国の対中国政策の変化を示していると見ることができる。 その背景にAIIBに飛び込んだ失敗を誤魔化すためだろう、と指摘する声もある。 イギリス・ガーディアン紙「日本という国をたいそう間違って認識していないか」 http //labaq.com/archives/51514331.html (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) 【自由・平等・博愛】 ■ 過去同様の美しき日本の未来を実現することは「必ずできる」ことを野口晴哉さんの言葉で確信する 「In Deep(2015.6.20)」より (※mono.--前半略、詳細はブログ記事で) / かつて、世界で最も人々が自由だった日本という国 最近たまに引用させていただく『逝きし世の面影』という本の中に、江戸末期から明治中期くらいの日本が、外国人から見て、どれだけ自由な国だったかということを示すものがいくつも語られています。 1820年から 1829年まで、出島のオランダ商館に勤務していたフィッセルという人は、著書に以下のように書いているそうです。 ........................................ フィッセルの著作より 日本人は完全な専制主義の下に生活しており、したがって何の幸福も享受していないと普通想像されている。ところが私は彼ら日本人と交際してみて、まったく反対の現象を経験した。 専制主義はこの国では、ただ名目だけであって実際には存在しない。 自分たちの義務を遂行する日本人たちは、完全に自由であり独立的である。奴隷制度という言葉はまだ知られておらず、封建的奉仕という関係さえも報酬なしには行われない。 勤勉な職人は高い尊敬を受けており、下層階級のものもほぼ満足している。 日本では、上級者と下級者との間の関係は丁寧で温和であり、それを見れば、一般に満足と信頼が行きわたっていることを知ることができよう。 ............................................ また、日本や東洋の宗教や美術を研究したエミール・ギメという人は、当時の日本について、 ............................................ 「なぜ主人があんなに醜く、召使いがこれほど美しいのか」 ............................................ と記していたり、他の多くの外国人たちの言葉からも、当時の日本は、身分の高い人たちではなく、 身分が低い人たちや庶民が生き生きとして輝いていた国 であったことがはっきりとわかります。 (※mono.--後略、詳細はブログ記事で) ■ 「すごい日本」ブーム…底流には何が? 「読売新聞-カルチャー(2015.4.12)」より / 外国人を登場させたりして日本の魅力を再発見しようとするテレビ番組や出版物が目立っている。 このブームをどう捉えるべきか。ナショナリズムと結びつく動きなのか。萱野かやの稔人としひと・津田塾大教授、先崎彰容せんざきあきなか・東日本国際大教授の見方を聞いた。 テレビや本が魅力を紹介 テレビ番組では、「所さんのニッポンの出番!」(TBS)、「クイズ!それマジ!?ニッポン」(フジ)など“日本モノ”が大はやり。ブームの元祖ともいえるのは「YOUは何しに日本へ?」(テレビ東京)だ。来日外国人に空港で声をかけ、時には密着取材し、日本の魅力を再発見する。視聴者の支持を集め、特番から深夜レギュラー番組、さらにゴールデンタイムへ昇格してきた。 番組企画は、中国人の“爆買い”現象をきっかけに生まれた、と村上徹夫プロデューサーは明かす。また、「分かりやすい日本賛美の番組も多い」として、「自分たちは日本の良さを押しつけるつもりはなく、外国の方と一緒に日本のいい面も悪い面も見て、結果としての再発見を切り取りたい」と強調している。 + 続き 出版物では、小学館『にっぽんの図鑑』=写真=の売れ行きも好調だ。2月末に刊行された、子供向け図鑑「プレNEO」シリーズの最新刊。 1冊で自国文化がまるごと分かる本として、あいさつから食生活、遊び、風呂、祭り、伝統芸能、風習、妖怪まで、図や写真を多用して紹介する。同社生活編集部の青山明子編集長は、「日本というキーワードがざわざわしている印象があった」と企画意図を振り返る。高度成長期以降に育った大人が、生活文化を次世代に継承できていないとも感じたといい、自身も「改めて日本文化の奥深さを感じた」と語る。 新書でも、日本を褒めるタイトルが目立つ。オリコンの2014年売り上げランキングでは、100位以内に、川口マーン惠美著『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』、竹田恒泰著『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』などが入っている。 無邪気な自画自賛…萱野稔人・津田塾大教授 政府は来日外国人旅行者数1000万人を目標にしていたが、2013年、いとも簡単に超えてしまった。日本人はその事実に驚き、外国人が自らの社会や文化に興味を持ってくれたと喜んでいる。そして「日本のどこに魅力があるのか」と確認し、自己を肯定しようとしている。ブームの背景にあるのは、そんな心理状態だろう。 自己を肯定したい気持ちは根本的なもので、個人にも国にも、普遍的に存在する。私もフランスに8年間住んだが、食べ物や治安、清潔さなど、比較するなら圧倒的に日本が住みやすく、肯定したいと思う。外国人旅行者の増加といううれしいニュースに接し、自画自賛したくなるのは無邪気な感情で、目くじらを立てる必要はまったくない。 その気持ちを、危険なナショナリズムの兆候だと批判する知識人もいる。彼らは小さな芽の段階で、それを摘もうとするが、正面から批判すればするほど、素朴な感情は追いつめられ、抑圧される。その結果、攻撃的で、強烈な他者への批判に転化しかねない。不毛で逆効果だ。 さらに、批判する側には、「自分は、日本を自画自賛するような価値観を超越している人間だ」という、ゆがんだ自己肯定があるように感じる。このように自己肯定の気持ちは知識人も乗り越えられない。批判する欺瞞ぎまんに気づいた方がいい。 多くの人は「日本が優れているから、他国の上に立つべきだ」などとは思っておらず、節度がある。もちろん自画自賛がエスカレートしていく可能性もあるが、頭ごなしに否定するのでなく、むしろ自らの国の価値を特別視したい気持ちは肯定した上で、どうしたら暴走しないかを考えていくべきではないか。 自己肯定の感情は、どこの国の、誰にでもあると認めることが出発点だ。そして、中国や韓国などとの外交問題を抱える中、互いに心地いい状態をどう作っていけばいいのか、長期的に得をするにはどうすればいいかを考えていくべきだ。 この過程は個人でも、子どもから大人になる際に通る道と言える。日本という国も今、成熟する過程にいるのではないだろうか。 ◇1970年生まれ。専門は哲学。著書に『国家とはなにか』『ナショナリズムは悪なのか』など。 他国批判も目立つ…先崎彰容・東日本国際大教授 1990年代の思想界は、肯定否定を問わず、国家を語ること自体がナンセンスという雰囲気があった。だが、その後は格差や若者問題などが現れ、「日本とは何か」「国家とは何か」を考え直さなければ始まらなくなってきた。さらに、震災というカタストロフィー(破局)を経験し、言葉にならない不安が広がった結果、人々が改めて日本を語り始めた。ブームの背景にはこうした流れがある。 テレビ番組であれ、本であれ、多くは海外からの“のぞき見”や、外国人の評価に一喜一憂しているだけのように見える。だが、自己や自国とは、他者との差で肯定・否定すべきものではない。他者の評価もころころ変わる。自分を本当に見つめ直す行為は、今までの価値観や世界観を揺さぶられるようなもの。現在のブームは「今の自分の確認と肯定」で終わっているものが多い。 ともすれば、他国への批判や罵詈ばり雑言も目立つのは、そのためだ。一方で日本肯定と同じぐらい、日本や権力を否定する言説も目につく。一見、対立するようだが、同じく精神の不安を表している。不安だからこそ、過激な主張を声高に叫ぶのだ。 外国人観光客が急増している今日、過激な言葉が排外的言説につながるおそれもある。日本は高度成長で画一性が高まり、潔癖で無菌室のような社会となったため、外国人観光客らの行動に違和感を抱きやすくなっている。再発見ブームは、日本を「愛する」が故の排外的な言説を生みだす可能性がある。 それにしても、日本を再発見し、肯定したいのなら、なぜ自らの「言葉遣い」に注意しないのか。日本を愛するとは、すなわち言葉を大事にすることではないだろうか。 もちろん、ブームの中には、歴史と伝統を探ろうとする“落ち着いた日本探し”の出版物も登場しつつある。人をあおるような言葉を使うことなく、日本人が歴史の中で何を積み重ねてきたのかを、静かに振り返ってみるべきだ。文化を守りたいという静かな思いを、私たちはどれだけ持ち続けられるのか。しなやかで、柔軟性のある精神に注目していきたい。 ◇1975年生まれ。専門は近代日本思想史。著書に『ナショナリズムの復権』『高山樗牛――美とナショナリズム』など。 (文化部 小林佑基) ■ 凛として愛 / 2012/10/16 に公開 国難の危機にある現代の日本人必須の映画、今ひとりでも多くの方に、この学校教育やメディアでは教わらなかった『日本の真実の近代史』を、この映画を通じ、知って目覚めて欲しいと心から願っております。 明治開国から大東亜戦争まで日本が戦って来た『真実の歴史』を約70分でまとめてあります。 ◆明治27年の朝鮮半島をめぐる清国との戦い ◆ロシア、フランス、ドイツの三国干渉 ◆朝鮮半島、満州をめぐり大国ロシアとの戦い ◆満州事変、支那事変、ABCD包囲網 + 続き 日本が戦いを免れなかった真実、 資料に基づいて制作された映画、真実の歴史を知る事ができます。 ●制作の経緯 靖国神社創立百三十年記念事業の一環として本館改修と新館増築にともない遊就館で真実のドキュメンタリー映画を上映することになり其の映画制作を依頼されたのが泉水隆一監督でした。 監督が渾身の力を込め二年の歳月をかけて出来上がったのが「凛として愛」でした。 映画完成前から他国からの批判を気にした保守陣営の圧力などがありました。 上映はされたものの、この歴史の真実を伝える「凛として愛」をたったの二日で上映中止にしてしまったのです。 監督の無念さは計り知れません。 泉水隆一監督について 泉水隆一氏はアニメ『新造人間キャシャーン』や『うる星やつら』などの脚本スタッフとして制作に関わってきました。 「凛として愛」の監督・脚本・ナレーションを泉水隆一氏ご本人が行っています。 泉水監督は平成22年7月16日に逝去されました。 8年前の此の日、僅かに二日半で上映中止され絶望の淵にあった日でした。 泉水氏の告別式は式場の関係で26日に行われましたが、この日こそ、泉水監督が反日思想がはびこり、総理大臣も靖国神社に背を向ける日本の現状を憂いて、靖国神社に、渾身の思いを込めて書かれた、映画制作への珠玉の趣意書を出された日でした。 泉水監督は、国家のために尊い命を捧げられた数多の英霊に報いるには、「凜として愛」が日本全国に広まり、一人でも多くの日本人が先人がたに対して感謝と哀悼の思いを持つことだと生前、切々と話されていました。 故泉水隆一監督の崇高な思いを心に刻み、私たちは「凛として愛」が一人でも多くの国民の目にふれることを願って止みません。 泉水監督は、国家のために尊い命を捧げられた数多の英霊に報いるには、「凜として愛」が日本全国に広まり、一人でも多くの日本人が先人がたに対して感謝と哀悼の思いを持つことだと生前、切々と話されていました。 故泉水隆一監督の崇高な思いを心に刻み、私たちは「凛として愛」が一人でも多くの国民の目にふれることを願って止みません。 映画『凛として愛』普及拡散プロジェクト 「凜として愛」を収録したDVDは送料、手数料の1000円でお譲りしております。 お名前、ご住所、ご連絡先、枚数をご記入の上 kamon@24.am までお問い合わせください。 (※mono.--Youtubeコメントから抜粋) / ayu yamato1 か月前 平和、平穏な生活を維持するためには、戦争もあり得る、という議論が為されてこなかった。 戦争回避一辺倒と護国を誰が,如何に遂行して行くかを議論するべし。 平和、平和と唱える連中に限って、では、どうやって、国を護っていくかにつては、ダンマリを決め込む。 何と,卑怯な連中であろう。 ただただ、戦争は,駄目だ、悪い、自主憲法制定、九条遵守と,唱えっていれば、前線に立たなくて良いし、我が身は安全と願う輩が多数居るが、何とした事。所詮、国防は他人事。 GHQがもたらした、自虐史観を広め、醸成して来た、NHKを頭とする反日メヂアを許さまじ。 御英霊、ご先祖様に、今ある日本人は、総動員で敬意と感謝を表するのは,当然である。 / sanagihara miyuki7 か月前 感動して泣きました。 反対に戦わざる負えない状況下での戦争悲しすぎます。 またその状況下で最後まで戦った日本兵は立派だと思います。 戦争で亡くなった皆様のご冥福を改めてお祈りいたします。 / TAICHI34143 週間前 ユダヤのバカ動画 靖国キチガイ掘っ建て小屋 くそたれ小屋 / 011ppo1 年前 Byron Lord お決まりの妨害コメント。 / Byron Lord1 年前 そもそも大東亜戦争なんて負けて当然である。 日本は戦争に負けたのではなく、敗戦国となるよう戦争前から決まっていたのだ。 日本帝国軍の最高司令部の連中の多くは、欧米のユダヤ人の犬だった。 例えば連合艦隊司令長官だった山本五十六が、日本を敗戦させようしていたのは、 真珠湾攻撃からの戦術の「ありえなさ」を知れば、一目瞭然である。 / Byron Lord1 年前 もっとも恥ずべきは、広島と長崎に核爆弾が落とされるのを事前に知っていながら、 何の警告も出さずに見殺した、昭和天皇をはじめ日本帝国軍の最高司令部の連中である。 / Byron Lord1 年前 日本がもう一度、独立国家となるには、欧米のユダヤ人の手先である 田布施一味という朝鮮人による支配から脱しなくてはならないだろう。 / Byron Lord1 年前 そもそも日露戦争なんて、欧米のユダヤ人が莫大な戦費を融資してくれたから 勝てたに過ぎない。 / Byron Lord1 年前 そもそも明治維新というのは、欧米のユダヤ人が日本を乗っ取るために、長州藩の田布施にいた在日朝鮮人を利用して起こしたクーデターに過ぎない。明治維新から2013年までの現在、日本はこの「田布施一味」に乗っ取られている。 伊藤博文からはじまり、小泉元首相、安倍首相など、首相の多くが田布施出身の隠れ朝鮮人。 / MasyuTadashi1 年前 涙が溢れて仕方ありませんでした。戦後の自虐史観教育もさすがに劣化の波激しく、すべてはアメリカの謀略・理不尽・非道、、、が明らかになり、日本が悪かった?などというバカは少数になりました。 それでもまだ残る少数が厄介で、日教組を始め気違い左翼や朝鮮系役人や議員が政治の世界にまでウロついて反日活動をしています。中韓のイチャモンに媚びへつらう国会議員の不甲斐なさに、日本国民もようやく目覚め、選挙で政党を大敗、崩壊状態にさすことができることを確信し、ここ10年くらいの国民覚醒は驚嘆に値します。 靖国参拝問題も、こんな映画を見ると中韓に関係なく個人的には「行くな!行って欲しくない!」です。 こんな短い青春を、一命賭けて国の存亡に捧げた数百万の英霊に対して、他国のイチャモンにヘタレるような人間には参拝して欲しくないはずです。命を捨てた英霊の毅然さと、保身のためにウロつく政治家どもとどのように釣り合いましょう。場違い、ド勘違いの恥ずかしい政治家など参拝無用です。 国民の目覚めに政治家は追いついておらず差は広がる一方。大衆の叡智こそ日本の未来と確信します。素晴らしい動画をありがとうございました。 ■ 日本を日本人のための国に 「浮世風呂(2014.12.18)」より / 日本なかりせば、世界はまったく違う様相を呈していたであろう。富める国はますます富み、貧しい南側はますます貧しくなっていたと言っても過言ではない。 昭和30年(1955年)、アジア・アフリカ二十九カ国が集まり、バンドン会議が開催されました。日本は招待されました。敗戦後間もない日本でしたから慎重論が多かったのですが、高崎達之助経済審議庁長官や外務省参与の加瀬俊一氏らが出席しました。加瀬氏は日本はいいこともしたけど、わるいことをしなかったわけじゃないので、あまり気が進まなかったと回想しています。ところが、日本は大歓迎を受けました。 「よくきてくれた!」 「日本のおかげだ!」 「日本があれだけの犠牲を払って戦わなかったら、我々はいまもイギリスやフランス、オランダの植民地のままだった!」 「大東亜共同宣言がよかった。大東亜戦争の目的を鮮明に打ち出してくれた」 「アジア民族のために日本の勇戦とその意義を打ち出した大東亜共同宣言は歴史に輝く」 平成17年(2005年)、バンドン会議50周年を記念して開かれたアジア・アフリカ会議・小泉首相(当時)は次のように演説しました。 「わが国はかつて植民地支配と侵略によって多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」・・・まったく的外れな演説をしたものです。 平成4年(1992年)10/14 香港にて マレーシア マハティール首相のスピーチの一部 「東アジア諸国でも立派にやっていけることを証明したのは日本である。そして他の東アジア諸国はあえて挑戦し、自分たちも他の世界各国も驚くような成功を遂げた。東アジア人は、もはや劣等感にさいなまれることはなくなった。いまや日本の、そして自分たちの力を信じているし、実際にそれを証明してみせた。 もし、日本なかりせば、世界はまったく違う様相を呈していたであろう。富める国はますます富み、貧しい南側はますます貧しくなっていたと言っても過言ではない。北側のヨーロッパは、永遠に世界を支配したことだろう。マレーシアのような国は、ゴムを育て、スズを掘り、それを富める工業国の言い値で売り続けていたであろう」 このマハティール首相の演説は暗に大東亜戦争のことも含まれています。この演説を聞いた白人は怒って席を立ち会場を出て行った人もいたといいます。 マハティール首相は「ルック・イースト」政策(日本を見習え)を実施し、東アジア経済会議(EAEC)を提唱しており、この「日本なかりせば」演説はアメリカをを警戒させました。クリントンの圧力によって河野洋平が走り回り、「白人も華僑も入れよ」などとほざきました。 平成6年(1994年)にマレーシアに訪問した村山富市首相(当時)、土井たか子衆院議長(当時)は型どおり謝罪するとマハティール首相はこう述べました。 「日本が五十年前に起きたことを謝り続けるのは理解できない。過去のことは教訓とすべきだが、将来に向かって進むべきだ」 「日本に対して今さら戦後賠償を求めるようなことは、わがマレーシア国民にはさせない」 このマハティール首相の言葉に村山総理は何の言葉も返せませんでした。しかも村山総理はシンガポールで華僑ゲリラの慰霊碑に謝罪を述べています。死者に対して慰霊するのは構いませんが、違法であるゲリラに謝罪するなどキチガイ行為です。東南アジアは華僑を追い出すのに多大な苦労してきており、ゴキブリのように侵入してくる華僑をブロックしたい思いがあります。 マハティール氏 「日本は、いつまでアメリカの言いなりになり続けるのか。なぜ欧米の価値観に振り回され、古きよき心と習慣を捨ててしまうのか。一体、いつまで謝罪外交を続けるのか。そして、若者は何を目指せばいいのか。日本人には、先人の勤勉な血が流れている。自信を取り戻し、アジアのため世界のためにリーダーシップを発揮してほしい」 麻生元総理は日本がリーダーシップをとる「自由と繁栄の弧」を主張しました。ところが、3年前半の政権交代で鳩山総理(当時)はシナ様を盟主とする東アジア共同体構想を出してきました。小沢幹事長(当時)が人民解放軍野戦司令官になるというのですって??? 「ルック・イースト」政策から30年。もはやマレーシアでは日本から学ぶものは「先端技術」のみであるという声さえ聞かれます。昨年末、新政権が誕生し、日本は新たな門出を迎えました。再び立ち上げれ、ニッポン! 参考サイト 「日本なかりせば」演説 http //homepage2.nifty.com/tanimurasakaei/maha.htm WikiPedia「マハティール・ビン・モハマド」 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ■ 語り継ぐべき日本の誇り(アイデンティティー) 「浮世風呂(2014.12.7)」より (※mono.--副題転記、詳細はブログ記事で) / ■1.「菅原道真が提唱した遣唐使廃止の理由」 ■2.「唐や新羅の商船を利用して」 ■3.戦乱うち続いた中国大陸と朝鮮半島 ■4.宋から輸入品 ■5.宋の商人が求めたもの ■6.日本から仏典を逆輸出 ■7.中国以上に進んでいた我が国の仏教学 ■8.大陸で活躍した日本人 ◆カタカナの起源 ◆太秦と秦氏 ◆裏天皇の漢波羅秘密組織「八咫烏」とは何か? ◆日本の武術の精神 ◆ 『君が代』 ◆日本神話よ復活してくれ! ◆【日本はなぜ世界の奇跡なのか。日本の素晴らしさを語れる日本人になろう】 日本人が知らない日本のアイデンティティー / しかし、東日本大震災でも世界が感じたように、もし日本が無かったならば、世界経済やモノの生産がどれほど甚大な影響を受けるかが良く分かっただろうと思います。それを、肝心な日本人自体が自覚していません。また、その日本人のアイデンティティーがどこから来るものなのかを、分かっていないのだろうと思います。 口では、日本の政府に歴史の検証を求めながら、自分自身では何一つ進んで知ろうとして来なかった、戦後ずっと続いた他人任せの気風が今も続いているからに他なりません。これこそがGHQの思う壺といったところでしょう。 現代になって若い女性達が日本の立場や、特亜と米国の日本に対する理不尽なまでの破壊に目覚め立ち上がったように、次々と新しい動きが芽生えて来ました。言い過ぎかも分かりませんが、まさに母性の持つ民族の種に対する本能と言いましょうか危機感が、女性の方に強いのだろうと思います。それに引き替えなんと草食男性の多さよと嘆いている暇はもう今の日本には無いのだろうと思います。 日本の国の素晴らしさ、日本人のもって生まれたアイデンティティーを良く知り、日本人の誇りと伝統を受け継ぐことが、また日本という国の繁栄に繋がり復興の狼煙となることを信じます。 目覚めよ日本! ■ 日本のカタチ 「ねずさんの ひとりごと(2014.9.3)」より / 先日、「何が『正しい』かなんて、そもそも神々が決められることで、人の身でわかるようなものではないと思います。人にできることは、ただ『まこと』を尽くして生きることだけです。そうすることが日本人の道なのだと信じています」という文を書かせていただきました。 先日、友人から次のように教わりました。 「神々がおっしゃられているのは『正しいとかいうのは分離と対立を生むだけで、時代と逆行する。日本の心がひとつになったなら本当に世界を変える力があるのに。そうなることが日本の使命だ。原発反対にしても、戦争反対にしても、反対運動を行う人は誰かを悪に仕立てることで自分の責任を逃れることができると思っていますが、それこそが悪を生み出す行為ではないでしょうか。」 これはすごい言葉だと思いました。 私もまったく同感なのですが、日本の心は、どこまでも和と結いにあります。 ねず本の第三巻にも書きましたが、争いがあっても、たとえ戦うしか選択肢がなくなっても、それでも民衆のために「まこと」を尽くし続けてきたのが、私たちの国の歴史です。 わたしたち日本人にとって、戦いは勝ち負けではないのです。 平時も戦時も変わらない。ただ「まこと」をつくしてきたのです。 (※ 中大幅に略、詳細はブログ記事で) / 古代、中世において、警察がないのです。 それで治安が完全に保たれていた、ということです。 それが日本です。 (※ 中略) / 「対立と闘争」というのは、もともとが19世紀に始まる西洋の個人主義の概念です。 そのさらに奥の原点には、一神教による他宗教の排除があるのですけれど、これが個人や政治の倫理観にむすびついたのが19世紀の市民革命、そしてこれをさらに拡大発展させた思想が共産主義です。 日本人の日本的思考は「和と結(ゆ)い」です。 これは実は「対立と闘争」とは対極をなす思想です。 「対立」の反対が「和」。 「闘争」の反対が「結」。です。 (※ 以下略) ■ 条約や法律から見る日本の真実の姿 「浮世風呂(2014.9.4)」より / 中韓が、「日本はサンフランシスコ条約11条で東京裁判を認めているのだから、A級戦犯を合祀している靖国神社に、首相が参拝する事を許さない」と主張している。 しかしその11条の後半の免責規定で、戦犯はすべて国際的に免責されている。日本の国会が独自に免責し名誉挽回をしているわけではない。 蒋介石による免責は認められないと言うなら、台湾の領有を主張する資格もない。 (※ 以下長文大幅に略、詳細はブログ記事で) ■ 世界とアジアにおける日本の総体的位置を知ろう 「私的憂国の書(2014.7.16)」より (※ 前後略、詳細はブログ記事で) / 日本人がキンペーを全く信頼していないことがグラフに表れている。紛争の火種をかかえるベトナム、フィリピンなどの信頼が低いのも、産経の指摘の通りである。ただ、全体的に安倍首相に対する評価と比べると、真逆の結果を示しているわけではないのだ。調査対象国から日本、支那といった当事国を除いた信頼度を比較してみると、安倍首相への信頼度の平均は41ポイント(信頼なしは32ポイント)であるが、習の場合は信頼度の平均が38ポイント(信頼なしは36ポイント)である。、習近平の評価は、平均値で信頼が僅かに上回っているし、ふたりを比較しても、信頼度の平均値は僅か3ポイントの違いしかない。 もちろん、支那がアジアで傍若無人の振る舞いを続け、国家間の利害関係が明確化されていけば、信頼は加速度的に失墜していくだろう。ただし、現時点での数字で見てみれば、地球儀を俯瞰する安倍首相の価値観外交は、間違いなく日本に対する信頼度を上げてはいるけれども、現実的には習近平に対して大きく水をあけているわけではないのだ。 ※参考: ちなみに、これを世界レベルまで広げてみると、信頼度が33に対し、信頼しないが42と大きく逆転する。総じて見ると、欧米諸国の習近平に対する評価は極めて低く、中東、アフリカ諸国、中南米も批判的だ。一方で、アフリカ諸国の評価は高い。(詳細はこちら) 【アルゼンチン】 / 【大東亜戦争】 ◆ 【朗報】安倍首相「A級戦犯は連合国によって作られた概念」→アルゼンチンが賞賛!「敢然として軍事的敗北に屈服せず戦争に敗れても矜持を失わない日本に拍手を!原爆を忘れるな」 「おーるじゃんる(2013.12.29)」より / 1:犇@犇φ ★:2013/12/29(日) 12 21 47.53 ID ??? ■ JAPANESE WAR CRIMES I'M SORRY? Adrian Salbuchi (政治評論家・コメンテーター / アルゼンチン) 日本の安倍首相の靖国神社参拝に、中国と韓国が激怒している。靖国神社は250万人の戦没者を 祀る東京の神社だ。多くの人が怒っているのは、この19世紀創建の神社に祀られている人々の中に、米国の占領軍によって「戦争犯罪人」という烙印を押された第二次大戦時のヒーローらが含まれているためだ。その中には、米国によって1948年に処刑された戦時指導者東條英機大将など、「戦争計画」に関わったとされる14人の「A級戦犯」も含まれている。 + 続き 戦勝国が敗戦国に対して当然に獲得する権利は、領土要求に関するものだけではない。敗戦国の 都市や土地、国民、資源、工場、特許権、軍事装備、そして国際法上の諸権利に対しても、完全かつ欲しいままに支配する権利を、戦勝国は獲得する …… 悲しむべきことだがこれが現実だ。 そして戦勝国は、戦争の端緒となった対立に関する歴史記述を書く(あるいは書き直す)「権利」をも 獲得する。自国の見解・論理を「真実」とする権利を獲得し、敗戦国を「間違った国・邪悪な国・戦犯国・侵略国」だと非難するのである。「俺たちは善人、相手は悪者だ。」「私たちの息子らは英雄。向こうは殺されて当然の悪魔だ、2歳の幼児までも。」という考えは人類の歴史を同じほど古い。第二次大戦後の70年間のプロパガンダが明瞭に示しているとおり、20世紀と21世紀も例外ではない。 だが日本は今なお屈しようとしない。これは賞賛すべきことだ。平身低頭して世界に再三再四赦しを 請うているドイツの姿とは対照的だ。だがドイツ自身も良く了解しているとおり、たとえ何度謝罪しようと、世界のメディア・出版・教育を支配する人々は決してドイツに赦しを与えることはあるまい。 歴史認識についてハラキリしたドイツとは違って日本は顔を伏せず、敢然として軍事的敗北の結果に耐え続けている。倫理面で屈服してはいないのだ。 なるほど確かに、連合国による極東国際軍事裁判、いわゆる「東京裁判」の結果、日本の多くの軍事・政治指導者らが「A級戦犯」だとされた。だが安倍首相は、2006年にJapanTimesで報じられたとおり、「靖国神社に祀られた14人のA級戦犯は国内法上の犯罪者ではなく、東京裁判の結果を日本が受け入れたのは独立を回復するためのものだった。<中略>A級戦犯の起訴理由となった『平和と人道に対する罪』は連合国によって戦後に作られた概念で、法律に定められたものではない」と考えている。 日本よ、良くぞ言ってくれた。もし我々が、戦勝国・敗戦国を問わず全ての国の戦争犯罪を真摯に罰しようとするなら、とんでもない規模の国際軍事裁判所が必要だろう。そしてその裁判所は、ダブルスタンダードと検閲から自由でなければならない。そう、ダブルスタンダートから、だ。<後略。ドレスデン空襲や原爆投下で連合国が多数の民間人を殺傷しているが戦争犯罪とはされていない点など。> ▽ソース:RT.com(ロシアRTテレビのニュースサイト)(英語)(2013/12/27 12 24) http //rt.com/op-edge/japan-war-crimes-867/ 【アルゼンチン】 ■ Japan and Argentina アルゼンチン船は日の丸を降ろさなかった 「Dailymotion(2013.8.30)」より Japan and Argentina アルゼンチン船は日の丸を降... 投稿者 SheSaidYeah ■ アルゼンチン軍艦、GHQ占領下の日本に日の丸を掲げて入港 ⇒ 米国からクレーム受ける ⇒ 突っぱねて揚げ通す! 「情報ごった煮ブログ(2013.1.231)」より 【山本太郎】 / 【天皇】 ■ MISHIMA 「 独りファシズム(2013.11.9)」より / ミック・ジャガーは‘全ての警官は犯罪者であり、全ての罪人は聖人である’と歴史のパラドックスを洞察し、「悪魔を憐れむ歌(Sympathy for the Devil)」に思惟を託したのだけれど、我々が存する社会もまた理解不能な逆説に満ち溢れている。 山本太郎が天皇に文書を手渡したとかで辞職を迫られたのだが、それを不敬行為とするのであれば、原発事故によって皇土の大部分を永劫の汚染地帯とさせた電力企業幹部、および原発事業を推進した歴代の閣僚、監督省庁の要職者や経済団体の首謀者らは全員が断罪されるべきだろう。はっきり言うが、このような逆賊は死刑が相当である。 国家崩壊が現実視されながら、右翼も左翼も沈黙を貫く中、彼だけが行動したのだから、勇気は賞賛されるべきであり、正統な日本語はそのような実践者を国士と定義するのだ。 そもそも核ガレキを拡散する皇土剽窃者と、被曝する皇民を慮る山本太郎と、どちらが陛下の御心にかなっているのかは議論するまでもなく、この前提において山本バッシングに狂奔するメディアおよび政界関係者は例外なく朝敵である。 さっそく国粋団体が彼を糾弾したのだが、この馬鹿どもは間違えて民主党に乗り込んだというオチなのであり、国士を自称しながら歴代天皇の御名すら諳んじることすらできない者達だ。 そのうえ憂国を掲げながら、TPPによる侵略意志剥き出しの白人種に対しては媚びるという矛盾であり、最低限の知性を持たないばかりか売国者の尖峰として行為するのであり、実際に皆様方も連中がCSIS(対日戦略機関)の出城である経団連会館や日経新聞社などへ街宣車で乗りつけたなどという話など、聞いたこともないだろう。 三島由紀夫の自決をもってこの国の右翼は絶滅したのであり、以降は在日者がビジネスとしてそれを騙っているか、福田和也のようにナルシズムのエクリチュール(表現方法)としてそれを採択しているか、どちらか程度のものであり、そのような輩はこれまでどおり週刊誌でカレーやトンカツの評論でもしていればいいのだ。 象徴化された天皇に陳情など無為だとの意見もあるのだけれど、原発作業員の方々や未成年者の被曝問題を広く可視化し、テーゼ(国家命題)に記したというだけで、すなわち物議を醸し出したというだけで十分に価値があったのではないだろうか。 政治利用などと馬鹿なことを言っている連中も多いのだが、繰り返すとおり国政議員が起草する議員立法(衆法・参法)は法案全体の10数%程度であり、それすらも議員法制局の官吏によって検閲されるのであり、つまり本質として700余名の国政議員はお飾りであり、もともと政治的効力など有しないのだから、彼らの存在意義とは国家問題の提起とその周知の他にないのだ。 換言するならば、まともに仕事をやっている国政議員は山本太郎ただ一人という惨状であり、そのような有為の青年がエキストリーミスト(過激主義者)として排斥されようとしているのである。 山本太郎は間違いなく潰されるだろう。彼に許された一連の自由言論は言わば有権者のガス抜きであり、来たる禁圧期までの調整猶予であり、反逆者の粛清というスペクタル(見せしめ)に向けた序章なのだと自分は捉えている。 今後もし彼が変節するのだとすれば、それはおそらく彼自身もしくは親族への脅迫によるのであり、すなわちレオ・パニッチの言う「帝国による社会秩序の取締り」によるのであり、我々はその背景を察知し斟酌すべきなのだと思う。 彼が対峙しているものは議会や与党という矮小な概念物ではなく、おおよそ18世紀の産業革命時代より世界支配の頂点に君臨する者達なのであり、国境を超越し定点も座標も持たない資本の武装勢力なのであり、ソ連や中国など共産体制すらも市場国家に改変する欲動であり、各国の政治機能および軍隊機能を従えるグループなのであり、トンキン湾やツイン・タワーの自作自演テロをやってのけ、フセインやカダフィなどの猛者を楽々と排除するパラノイアックな殺戮マシーンであるわけだ。 NAFTA加盟したメキシコから大量の失業農民が押し寄せ、500万相当の米国人の職が奪われたことから、バラク・オバマは反自由貿易を掲げていたのだが、その後は一転してTPP強行論者と化したとおり、それを教唆するNFTC(全米貿易協議会=多国籍企業連合)にとっては大統領ですらパシリに過ぎないのであり、山本太郎もまた壮絶な暴力構造に塵芥(ちりあくた)のごとく飲み込まれるだろう。 だからこそ彼は尊いのだと思う。我々がこうして言論を発信し、風前の灯ではあるが人権を享受できるのも、彼のような多くの英雄達が人類史で連綿と反抗を企ててくれたおかげなのであり、つまりそれは「一粒の麦」なのであり、抹消されたかに見えた生命群は人間精神に広範な地下茎を張り巡らし、世紀を超えて豊穣の実りをもたらしているのである ■ 日本が誇る世界一 続編 「浮世風呂(2013.6.5)」より / 日本が崩壊すれば、世界が崩壊する。それを知らない人達が韓国には多すぎる。 韓国経済を握る日本の製品 ☆レアガス ◇ネオン(Ne) ◇クリプトン(Kr) ◇キセノン(Xe) ☆液晶、配向膜、熱硬化性材料、ポジ型感光性材料、ネガ型感光性材料 ☆大型の基板を運ぶ特殊な産業ロボットの分野では日本勢が圧倒的な存在感を誇る。 ☆石油(韓国には石油精製技術はない) ☆原子力発電所(韓国の原発はすべて日本からの輸入で、技術もメンテナンスも日本の指導) ........................................... 日本には世界最高峰のロケットが製造されている。宇宙を飛ぶ速度そのままで再度大気圏に突入し、目標にピンポイントで着地させる世界一の正確さを実施出来る。ということは・・・ 核兵器を使わなくともある程度の質量を減衰させないまま、想定地点に正確に落とす技術を日本は持っているということである。従来の概念を変える質量兵器は、非核三原則にも抵触しない。 しかも固体燃料のため、液体燃料を充てんする手間が省け、トラックや貨物列車、戦艦に搭載も可能な移動式弾道ミサイルとなり準備段階から1週間以内で打ち上がる。 ■ 日本が誇る世界一 「浮世風呂(2013.6.3)」より / 日本が崩壊すれば、世界が崩壊する。それを知らない人達が世界には多すぎる 【すごい日本 ~誇るべき日本の世界1位~】より http //matome.naver.jp/odai/2135561634492553701? page=1 (※ 以下詳細略、ブログ本文で。) 【ニコラス・マドゥーロ】 / 【オバマ】 / 【アメリカ】 ■ ワシントンの厚かましさ 「マスコミに載らない海外記事(2013.5.10)」より / Paul Craig Roberts 2013年5月7日 ベネズエラ新大統領ニコラス・マドゥーロは、チャベス肌の人物だ。 5月4日、彼はアメリカのオバマ大統領を“悪魔の酋長”と呼んだ。 アメリカで、正当な法の手続き無しでのアメリカ国民処刑や、議会の同意無しの戦争を開始して、民主主義を裏切ったオバマは、新たに選ばれたマドゥーロの政府は不正選挙によるものだった可能性があると示唆し、マドゥーロの反撃を引き起こしたのだ。マドゥーロでなく、アメリカ傀儡を選出させようとして、自分の政権が何百万ドルも使ったのに、やり損ねたことで、オバマが腹をたてたのは明らかだ。 アメリカ政府のことを正確に要約した人が誰かいるとすれば、ベネズエラ人達だ。 / だがほとんど誰も気にしない。欧米政府や日本は、皆金を握らされ、買収されており、買収されていない連中は、やはり金が欲しいので、買収してくれと請い願っている。真実、品位といった言葉は皆、死語だ。もはや誰もこうした言葉の意味を知らない。 / セラヤ大統領拉致を見ていれば、「少なくとも県外」という発言をした鳩山首相が退陣させられることになるのは予想できた。 ボリビアやベネズエラのように、自立派政党が多数派でない限り、国家は独立できない。 自民、みんな、維新等傀儡政党が常に圧倒的多数派の最大属国、決して独立できない。 筆者の指摘通り。 イギリス、ドイツ、カナダ、オーストラリア、トルコ等も日本同様、傀儡国家なのだが。 内田樹氏の5月8日、朝日「オピニオン」欄の文章、正論。 悪いニュースは、日本という国民国家は解体過程にあること。国民を暴力や収奪から保護し、誰も飢えることがないように気配りする国家は消滅しつつあり、「国民以外のもの」の利害を国民よりも優先するようになってきたこと。 国民国家の末期を 官僚もメディアも うれしげに見ている そして、良いニュースは、それは日本だけのことではなく、他の国々もそうだということ。 この属国の傀儡支配政党の党名、実態と全く反対である厚かましさを、物心がついてから、ずっと不思議に思っていた。伜ブッシュの、この噴飯モノ発言を知るまでは。 (※ 全文はブログ本文で。赤字・太字はmnosepiaによる。) ■ コラム:政治の年だった2012年、「真打ち」は日本:By Ian Bremmer 「ロイター(2012.12.21)」より(※ 全文貼り付け) / 2012年に入る時、われわれの目は世界の国内総生産(GDP)の約半分を占める国々での重要な選挙や指導部交代に向いていた。それらの政治イベントは、今年起きた最も重要な出来事の1つとして記憶されていることだろう。しかし実際には、その後に登場する真打ちの露払いに過ぎなかったと言える。 中国について言えば、指導部が交代したにせよ、これまでと大きく変わらないというのが大多数の見方だ。ロシアでは、首相として国を動かしていたプーチン氏が、大統領として国を動かすようになっただけだ。フランスはサルコジ政権からオランド政権に移行したが、同国にとって最も重要な欧州連合(EU)との関係という点では変化は見られない。米大統領選は現職のオバマ氏が共和党候補のロムニー氏を下して再選を果たしたが、議会はねじれ状態のままであり、現状維持の4年となる公算が高い。 しかし、世界の主要経済のうち、選挙結果が実際に重要な意味を持ち、その国の世界での振る舞いさえ変えるであろう国が1つだけある。日本だ。 今年の初めには、この考えは荒唐無稽に思えたに違いない。過去23年間で18人の首相が誕生した日本で、選挙が重要だとどうしたら言えただろう。 しかし、自民党の安倍晋三総裁が首相に返り咲くことになった今回の衆院選は、日本が今後数年でどんな国になりたいかの意見表明のように映る。そのことは、米国や中国、その他の国にとって大きな意味合いを持つ。 自民党は3年3カ月にわたって政権の座にあった民主党に地滑り的圧勝を収めた。民主党が下野に追い込まれた背景には、景気の低迷や原発事故対応のまずさ、財政赤字の拡大などがある。しかし、今回の選挙はそれらとは別の何かを示している。日本でナショナリズムが強まっているということだ。 自民党の圧勝に加え、日本維新の会も議席を大きく伸ばし、衆院で第3党へと躍進した。日本維新の会の議員は、再軍備や憲法改正、道州制などを提唱しており、日本では右傾化の勢いが増しているとの指摘もある。 安倍首相再登板の背景には、そうしたセンチメントが一役買った面がある。維新の面々ほど強硬路線ではないものの、「戦後レジームからの脱却」や防衛費の増額を訴える安倍氏の外交政策はタカ派的だ。経済政策でも、より高いインフレ目標の導入や大型補正予算による景気刺激策を主張するなど、民主党政権とはかなり様相が異なる。世界の他の国々とは違い、日本は国を率いる政権の質が明らかに変わったのだ。 それが最も重大な意味を持つのは対中関係だろう。日本と同様、中国も現状維持は望んでいない。両国の力関係が過去とは違うことを認識した中国は、行儀良く振る舞うのをやめている。この1年、中国は尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権主張を強めてきており、先週には中国機が1958年以来初めて日本の領空に侵入した。こうした中で日本側の反応はナショナリスティックな側面を強めており、それが最も顕著に表れたのが安倍首相再登板なのだろう。 日本にとって次の論理的ステップは、中国の台頭を懸念する国々との連携だ。それはもちろん、米国との関係強化を意味する。日本が避けたいのは、2008年にロシアとグルジアで起きたのと同じような状況だ。日本は中国の挑発に耐えなくてはならない。さもなければ、実力を証明したがっている大きな国との致命的な対立に引きずり込まれる危険がある。そうなれば、日本経済には脱中国よりはるかに大きな打撃となる。 安倍総裁が2006年に初めて首相に就任した当時、最初の訪問国は米国ではなく中国だった。今回そうはならないだろう。 ※ 筆者は国際政治リスク分析を専門とするコンサルティング会社、ユーラシア・グループの社長。スタンフォード大学で博士号(政治学)取得後、フーバー研究所の研究員に最年少で就任。その後、コロンビア大学、東西研究所、ローレンス・リバモア国立研究所などを経て、現在に至る。全米でベストセラーとなった「The End of the Free Market」(邦訳は『自由市場の終焉 国家資本主義とどう闘うか』など著書多数。 ※ 筆者はロイターのコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。 ■ Yeu bup be - Bup be yeu - JAPANESE REAL LOVE DOLL html2 plugin Error このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。 .