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高校の時の時間割 2006年度 2005年度 2004年度
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autolink LL/WE19-P03 カード名:家庭科の時間 カテゴリ:クライマックス 色:青 トリガー:本 【永】あなたのキャラすべてに、パワーを+1000し、ソウルを+1。 (本:このカードがトリガーした時、あなたは1枚引いてよい) 真姫「……えっ? 私は、別に」 レアリティ:PR 月刊ブシロード2014年8月号 付録
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■催眠の方陣 各作品のデータ IV 効果:3ターンの間、敵全体に睡眠攻撃を行う陣を張る説明:敵を封じる陣を張る方陣スキル。方陣は、他の方陣によって上書きされる。自身が戦闘不能になれば、方陣は解除される 詳細:方陣(Veteran、Lv8) / TP14~23 / 頭、LUC+TEC / 前提:麻痺の方陣Lv2(必要SP4) X 効果:3ターンの間、ターン終了時に敵全体を一定確率で睡眠状態にする陣を張る説明:IVの後半部分と同じ 詳細:方陣(Veteran、Lv8) / TP7~15 / 頭、LUC / 前提:呪いの方陣Lv2(必要SP4) 世界樹の迷宮4に登場するミスティックのベテランスキル。 3ターンの間敵全体に睡眠攻撃を行う陣を張る 攻撃に準備が必要なパーティはザコ戦でクイック催眠をかけるだけで随分楽に というか難易度が変わる クイック催眠をソロでやってたカスメさんぱねぇっす 呪言と違い、一度の使用で数ターン持続できる。耐性次第ではあるが寝る→攻撃で起きる→寝る、とハメも可能。 6層はクイック催眠とシカ/ノフの衝波でごり押ししてた。大王ヤンマと赤獅子以外はこれでなんとかなる。 ソニックダガーと神速のチョーカーと妖精の靴でセルフクイステ。希少個体や相当の行動速度補正の掛かるスキルでもない限り余裕で追い抜いて陣張りも破陣もできるのでおすすめ 1・2の花びらは実質毎ターン催眠の封陣+全体対象の解魔の札を使用してきたのだと考えると末恐ろしい ↑ 2のカスメもそれ+アザステをやってたんだよなぁ 実は4時代、封じ優先育成だったからこれ使ってなかったんだけど、Xで使ってみたら雑魚相手だった&抑攻のおかげかもしれないんだけど毎ターン入れる→起こす→入れるになってめっちゃ強かった。前提止めなのに Xでは先制封殺はできなくなったが、陣にしては付与率が高いので最遅睡眠をメリットとして生かした運用をしたい ミスティックを(サブでも)採用する理由の一つとして挙げられる程度には優秀なスキル。付与率が高く全体で最遅発動と場所、状況を選ばない 遅い睡眠スキルならいくつかあるけど、(リアガの手間なく)最遅発動はこのスキルだけ。シールドアーツ等を使う仲間が居ても気兼ねなく睡眠を狙えるのが良い。強敵戦における後攻睡眠の有用性は言わずもがな。 遅けりゃ遅いで使い道があるという好例。早いのと使い分け出来れば文句無し。 Xは終盤でも結構睡眠が使えるのでなかなか有用だった ↑3鼓舞アーツ+陣回復による後攻パッシブ回復はPTの耐久面にも貢献できて相性抜群だしね。これは催眠に限った話ではないけど 雑魚戦では足止め効果の付いた物理1.5倍の擬似チャージスキルっぽい感覚で使える(耐性次第&殴るのは他の仲間だけど)。Xの雑魚はわりとタフな奴も居るから、下手な攻撃で起こす事なくダメージ増加を活かせるのがありがたい。 既に眠ってる奴を起こさない&張りっぱなしで運が良ければ二度寝したりするのも便利。サブ瞑想取って二度寝に磨きをかけるのも強い 基礎付与率を低くされがちな方陣だが、この催眠陣はわりかし良好な値になってる。★振りだと、同レベル帯のシノビの含み針★よりも数パーセントほど高い成功率になる。 コメント ■関連項目 方陣(システム)
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十分な睡眠。規則正しい生活を心がけましょう。 快眠のための1日のサイクル 【朝】 朝起きる時間を一定にする 朝日(6時から10時の間)を浴びる 。体内時計がリセットされて自律神経が整う。 朝ご飯をたべる (決まった時間に食事をすると自律神経が整う)、 熱めのシャワーを浴びる 1回で起きる 【昼】 15分程度の昼寝 珈琲を飲んで仮眠をとれば、カフェインが効く頃起きられる 1時間以上太陽の光を浴びる 散歩など気分転換をする 【夜】 眠くなってから寝る "入眠儀式"をする 入眠3時間前にお風呂にはいる ぬるめのお風呂に入る。 入眠2時間以上前に食事を済ませる 寝室 睡眠環境を整える 静かな環境を作る。遮音カーテンなど 適温に保つ。 きちんと布団シーツを干す きちんと枕を選ぶ リラックスする演出 自然のグリーンが心に安らぎを演出 環境音楽などを流す ○ニコニコ動画 ★マイリスト やあ兄弟、そろそろ眠らないか?‐ニコニコ動画(SP1) http //www.nicovideo.jp/mylist/3108225 ぼんやりとした部屋を照らす間接照明 ラベンダーの香り 早起きの効用 頭がすっきりしている為、作業効率がよい。 人に邪魔されず、作業に集中する時間を確保しやすい。 前向きにものを考えれる。 人より早く動き出した優越感がある。電車などがすいている。 セロトニンの分泌量が増える。 メラトニン アメリカではビタミン剤と同じ扱いで、スーパーマーケットでも買えますし、空港の売店にも置いてあります。 日本では認可されていませんので手に入りません。日本で認可されていないのは、危険だからではなく、あまりにも安い薬なので、もうからないからです。 脳の中の松果体という場所で作られる【ホルモン]で、体内時計が夜になると分泌が増えます。そのため、時差ぼけの調節や軽い睡眠薬として使用されます。ただその効果には疑問を持つ人もいて、意見が別れています。メラトニンが、直接、眠気を強める作用は非常に弱いようですが、体温を下げる作用、軽い倦怠感(だるさ)をもたらす作用があり、そのため、間接的な睡眠導入作用があります。 また、概日周期の面からは、体内時計を「前に進める」作用が強いので、時差ぼけには、ある程度有効と考えられます。 錠剤は、1,3,6mg(ミリグラム)のものが、主流ですが、催眠作用を期待する場合は3mgは必要です。メラトニンは、体内でも作られているホルモンですから、時差ぼけ対策などに、短期間の服用なら、ほとんど副作用の心配は不要です。 ★睡眠障害相談室 http //homepage2.nifty.com/sleep/frametop.html ○睡眠 ★Suimin.net http //www.suimin.net/ ○シゴタノ ★快眠できる15の方法 http //cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=650
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スコールは密かに、彼の後をつけていた。 敵は効率的に、確実に、息を止めなくてはならない。 それが戦いの原則だ。自分たちはそのために、そのためだけの訓練を受けてきた。 相手は半死の重傷者、追いつこうと思えばすぐにでも追いつける。 追いつけば、確実に殺せる。しかし、あえてそうしなかったのは誰かが訪れたからだった。 クラウドはよろよろとも立つ足を動かしていた。 背中が軋んで全身に痺れが回る。視界がぼやけ、光のない星がちらつき始める。 それでも、彼は逃げ続けた。こんな所で死ぬわけにはいかなかったのだ。 ティーダは、もう息のしていない男の脇に屈んだ女性を見ていた。 どうやら、知り合いらしい。どんな仲だったのか、詳しい事はわからないが…… 親しかったのだろう。それだけはわかった。 かける言葉が見つからず、呆然と立ち竦む。 それはモニカとミレーユも同じだった。 と、その時。ミレーユは誰かが近寄ってくる事に気付いた。 「誰?」 声をかけてみる。返事は……ない。 現われた人影に反応したのは、先程と同じくエアリスだった。 「く、クラウド……!?」 エアリスは立ち上がり、彼の元に駆け寄る。 ティーダ、モニカ、ミレーユもそれに続いた。 エアリスは今にも倒れそうなクラウドの体を抱きとめる。 再開できた喜びよりも、あまりにも酷いクラウドの状態に言葉が無かった。 何があったのか、何があるのか。何よりも、彼の傷を癒さないと―――― クラウドは、エアリスの肩を掴んだ。 口元を震わせ、言葉を吐き出そうとする。 「……げろ」 「え?……今、なんて?」 「――――逃げろ!」 刹那、閃光が周囲を包み、溢れて弾けた。 スコールはアルテマの効果を冷静に確認していた。 二・三人はマトモに巻き込んだ。直撃を免れた者も、タダでは済むまい。 ……さあ、狩りの時間だ。リノアのいる場所には、何人たりとも近寄らせない。 パパスは目指していた方向に現われた無機質な光に歯噛みした。 それを成したのが誰で、それがどんな結果を生むか。それを悟ったからだ。 己が為す事を暴力とも知らずに周囲を蹂躙する、未熟な精神の成熟した技を持つ青年。 そんな危険な男を見逃してしまった愚かさが、パパスの心を蝕む。 「今度は、許すわけにはいかん……!」 【スコール 所持品:ガンブレード 真実のオーブ 妖精のロッド 月の扇 リノアの首 第一行動方針:この場にいる者を皆殺し 最終行動方針:リノアを勝利者にする】 【現在位置:5番街】 【パパス 所持品:アイスブランド イオの書 食料多 第一行動方針:スコールを倒す 第二行動方針:バッツと双子を捜す、とんぬらに会う 最終行動方針:ゲームを抜ける】 【トーマス 所持品:薬草×10 鉄の爪 手紙 碁石(20個くらい) 第一行動方針:パパスについていこうと思っている 基本行動方針:生き残る 最終行動方針:トム爺さんの息子に一言伝える】 【現在位置:5番街】 【ミレーユ/ティーダ/エアリス/モニカ/クラウド】 の内、二・三人がアルテマの餌食になりました。 他の者も無傷では済まない筈です。 ←PREV INDEX NEXT→ ←PREV エアリス NEXT→ ←PREV クラウド NEXT→ ←PREV スコール NEXT→ ←PREV ティーダ NEXT→ ←PREV モニカ NEXT→ ←PREV トーマス NEXT→ ←PREV パパス NEXT→ ←PREV ミレーユ NEXT→
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試しに作成
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アリスの時間 雑貨。布、レース等あり http //www.harmony8.com/zen-cart/index.php?main_page=index 大阪府堺市南区豊田1033-3 Tel.072-290-2266 Fax.072-290-0058 地図 アクセス 2007-02-07
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autolink DC/W23-051 カード名:二人の時間 由夢 カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:1 コスト:1 トリガー:0 パワー:6000 ソウル:1 特徴:《魔法》? 【永】他のあなたの《魔法》?のキャラが3枚以上なら、このカードのパワーを+1000。 【自】このカードのバトル相手がリバースした時、あなたは自分の山札の上から1枚を、控え室に置く。そのカードがクライマックスなら、あなたは自分の控え室の《魔法》?のキャラを1枚選び、手札に戻してよい。 ねえ、兄さん。最初はどこに行こうか? レアリティ:RR illust. 12/12/31 今日のカード。 条件を満たせばバニラと同等のサイズになる他、相手リバース時の条件付き回収効果を併せ持つ。 早期にデッキを削ってリフレッシュを早めつつ、あわよくば手札も増やせると言った感じでなかなか優秀な一枚。 リバース対象の条件も特にないため、レベルが上がった直後に相手の場に残ったレベル0キャラを狙うと効果的。 なお、バトル相手がリバースすれば効果は「強制的に」発動する。 相手ターン中でも例外ではないため、そこでCXが落ちると回収はできるもののダメージをキャンセルできたのに…と思ってしまうのはご愛敬。
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静かな部屋。 僕はじっと、本を読む。 同室の二人は今日はお出かけ。 僕も一緒に行こう、と誘われたけど断わった。 たまには二人でゆっくりデートでもしてきてほしい。 というか、二人は僕に気を使いすぎだと思う。 確かに、いつも一緒にいた仲だからちょっと寂しいというのは本当だ。 だけど、そんな寂しさよりも二人が幸せそうな顔をしてるのを見るほうが、僕にとってはよっぽど大きいから。 それに―――――――― 「・・・のどか、さっきのページもっかい読ませて。 筋わかんなくなっちゃった」 「あ、わかりました」 僕もこっそり、こうして明日菜さんと本を読んだりしてるし、ね? 「秘密の時間」 「う~~~・・・この本、あちこちに伏線張ってあるから読んでるうちにこんがらがっちゃうのよねぇ・・・・・・」 僕の耳元で口を尖らせながら、明日菜さんが小さく唸る。 そんな様子が可愛くて、僕は思わずくすくす笑ってしまう。 すると明日菜さんは、顔を真っ赤にして僕の肩を揺さぶってくる。 「あ! ちょっと、何笑ってんのよ!」 「うわぁっ!? べ、別になんでもないですよぉ!」 「なんでもなくなーい! 本読み慣れてないんだからしょーがないでしょー!?」 「わ、悪いなんて言ってませんー!」 「うるさいうるさーい! わーらーうーなー!」 明日菜さんの力で思いっきりがくがく揺すられると本当に目が回る。 なので、本当に目が回りそうになったら僕は明日菜さんの手を必死で叩く。 すると明日菜さんはぱっと揺するのをやめて、頬を可愛く膨らませたまままた僕の首に腕を回して本の続きを読み始める。 「もぉ・・・のどかが変なとこで笑うからどこまで読んだかわかんなくなっちゃったじゃない・・・」 「ぼ、僕のせいじゃないですよぅ」 「なに?」 「なんでもないです」 横目でじろりと睨まれて、慌てて眼をそらす。 うう、女の子の明日菜さんに力で敵わないっていうのはこういうとき辛いよね・・・・いや普段も結構辛いけどさ。 なんというか、男としてのプライドというか、そのあたりがこう・・・・わかるでしょ? そんなことを考えていると、 「のどかー? 何ぼーっとしてんの、早く続き続き」 明日菜さんに続きを急かされる。 「あ、ごめんなさい」 慌てて次のページをめくり、本に集中する。 ・・・ふりをして、こっそり明日菜さんの様子を伺う。 明日菜さんは、開かれたページの序盤はふんふんと訳知り顔で、中盤はんん?と首を傾げ、終盤は嘘!と小さく叫んで目を丸くしたりしている。 そんな明日菜さんのくるくる変わる表情が可愛らしくて、自然と頬がほころぶ。 ぺら、次のページ。 ぺら、その次のページ。 ぺら、またその次のページ。 ページをめくるたびに明日菜さんの表情がどんどん変化していくのが面白い。 明日菜さんは『本を読むのが苦手だ』というけど、こんなに楽しんで読めるのだから、単なる食わず嫌いだと思う。 目下の目標は、明日菜さんが一人でもいろんな本を読みたいと思えるくらい本に興味を持ってもらうこと。 ・・・いやまぁ、今みたいに明日菜さんが僕の首に抱きついて一緒に本を読んでくれるっていう状況はとても捨てがたいんだけども。 「のどか? もう終わったよ?」 「え? ・・・あ、ホントだ」 言われて気づく。 確かに、何時の間にか僕らが読んでいた章は終わり、ページは次の章に移っていた。 まずい、また考え事すると周りが見えなくなる悪い癖が。 いい加減直さないとなぁ。 「どうでした? 明日菜さん」 ぱたん、と本を閉じて感想を尋ねる。 明日菜さんは、んー、と口元に手をやってしばらく考えてから、 「なんかあちこち話が飛んでこんがらがることがあるけど・・・やっぱ、面白いかなー」 と、言ってくれた。 この本を薦めて一緒に読んでいる人間としては嬉しい感想だ。 「よかった・・・もう少し読み進めればもっと面白いと思いますよ」 「そっかなー・・・そうだよね、うん、楽しみー」 そう言いながら明日菜さんは、機嫌よさそうに顔をすり寄せてくる。 明日菜さんの柔らかいほっぺからいい匂いがして、なんだかどきどきしてしまう。 顔が火照ってきたのを明日菜さんに悟られないうちに立ち上がり、飲み物を取ってくると言い訳。 明日菜さんはありがとー、と笑っている。 その顔を見ないようにして、そそくさと台所に入る。 冷蔵庫には・・・・・・よかった、普通のジュースが入ってた。 悪いときは夕映のお気に入りのジュース(不思議すぎて僕の味覚では理解できない)かハルキの栄養ドリンクしか入ってないときがあるからなぁ。 そんなことを考えながらジュースをコップに注ぎ、ふと鏡を見る――――まずい、まだ顔が赤いや。 ぱんぱん、と顔を叩いてからジュースを持って明日菜さんのところに戻る。 明日菜さんの前にジュースを置いて、それから僕が口をつける。 一口飲んで、一息つく。 ふと明日菜さんのほうを見やると・・・うわぁ、豪快に一気飲み。 あまりのいい飲みっぷりに思わず見入る。 ぷはー、とおいしそうにジュースを飲み終えた明日菜さんと目が合う。 その途端、明日菜さんは顔を赤くしてうつむいてしまった。 「あ、明日菜さん? どうかしましたか?」 何かまずいことをしてしまったのか、と慌てて尋ねる。 けれど明日菜さんはふるふると小さく首を振り、 「・・・・・・け」 小さな声で、ぽつりと何かを呟いた。 「え?」 思わず聞き返す。 すると明日菜さんは、赤い顔をうつむかせたまま、上目遣いでこちらをうかがいながら、 「・・・のどかの前で、あんな飲み方しちゃって、恥ずかしいだけ」 とだけ呟いて、今度は膝を抱え込んで顔を隠してしまった。 僕は一瞬きょとんとしたあと、思わず笑ってしまった。 だって、ずっと僕に抱きついたまま本を読んでいたのに、それくらいのことが恥ずかしいなんて。 あはは、と声を出して笑う僕を、明日菜さんが少しだけ顔を上げて睨んでいる。 その視線に気づいて、そっと明日菜さんに近づく。 僕が近づいて、また顔を隠してしまった明日菜さんに、ゆっくりと手を伸ばす。 僕の手が、明日菜さんの柔らかい髪に触れる。 ぴくん、と体を震わせる明日菜さんの髪を、優しく、優しく撫でてあげる。 しばらく撫でてあげると、明日菜さんは赤いままの顔を上げて、上目遣いで僕を見る。 普段の明日菜さんが絶対見せないような気弱な表情にどきどきしながら、それでも笑って頭を撫で続けてあげる。 すると明日菜さんが、くいくい、と僕の手のひらに頭を押し付ける。 はいはい、もっと撫でればいいんですね? 可愛いなぁ、なんて考えながら、もうしばらく頭を撫でてあげる。 すると、明日菜さんがぱっと顔を上げて、「ありがと」と微笑んだ。 どういたしまして、と答えると、明日菜さんはご機嫌な笑顔のままで僕のほうに近づいて、僕の膝の上に座った。 それを合図に、僕はまた本に手を伸ばす。 明日菜さんを後ろから抱える格好になりながら、しおりを挟んだページを開く。 そしてまた、明日菜さんと二人で、一冊の本を読み進めていく。 ――――これが、僕と明日菜さんの、二人だけの、秘密の時間。 人に言うにはちょっと恥ずかしい、けれど、とても幸せな時間。
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『二人の時間』 電車を降りた私は、まっすぐ自宅へ向かっていた。 今日は週末だからと、上司に飲みに誘われた。結構気を遣って疲れた。 帰ったらすぐに寝よう。 春から社会の一員になった。 本当は実家に帰りたかったが、会社から遠いので、都心のアパートで一人暮らしをしている。 今住んでいる街は、都内の人気エリアだ。お父さんが、危ない街には住ませられないと言うので、このアパートを見つけてくれた。 実際、街の治安は良く、駅から近いので、結構気に入っている。 自宅の前に来たので、鍵を開けようと、ポケットに手を入れた。 (ん…?) 鍵がない。反対のポケットにも、上着の中にもない。バッグの中身を全部出して中を確認したが、やはりない。 「あああああああ」 思わず声を出してしまった。どうしよう。ネットカフェにでも泊まるか。それともコンビニで時間を潰そうか。 どっちにしても鍵がないなんて最悪だ。家に入れない。 「どうしよう…」 「どしたの」 ふと、背後から声をかけられた。はて、どこかで聞いたことが…。 「あ、やっぱりかがみんだ」 そこにいたのは、コンビニの袋を提げた、長髪の小柄な女性。 「こ…な…た…」 「おいおい、私はお化けじゃないんだよ。足もちゃんとあるぞー」 「そ…そうじゃなくて!なんでここにいるの」 「…だって私、ここに住んでるし」 どうやら、ちょうど私の部屋の上に住んでいるらしい。 ただの偶然なのか…それとも、どこかの団長が望んだのか。 何を考えているんだ私は。 「いやー、助かったわ」 こなたの家で私はくつろいでいた。ビールまで飲ませてもらっている。 「むふふ、鍵をなくすドジっ子かがみん萌え~」 「ふふっ、あんた、変わんないわねー」 「萌え探しは私の一生の課題なのだよ」 「アッハッハッハ!!!面白いそれー」 「かがみーん…もしかして、酔ってる」 「ぜーーーーーんぜん」 饒舌になっているのはわかるが、ビールのせいなのか。別にいいか。 「そういえばさ、仕事のほうはどうなのよ」 「んー、やっぱきついね。周りが優秀な人ばっかりでさ。ついていくだけでいっぱいいっぱいだよ」 「そっかー、私もそんな感じよ。社会人ってそんなものかしら」 会話が弾む。こなたと二人っきりの時間。楽しくてたまらない。 この時間がもっと続けばいいのに。いつかは終わってしまう…。 「んでさ、セバスチャンが声優デビューしたらしくてさ」 「あぁ、白石君でしょ?なつかしー」 あの日、夜空の下でこなたに抱いた感情。 胸の辺りが熱くて、締め付けられるような感情。 一体、何なんだろう。 「あ、そうだ、峰岸が結婚するらしいわよ」 「え、えーと…誰だったかなぁ…」 「おいおい、学祭で一緒に踊っただろ」 離れたくない。もっと一緒にいたい。 でも、そんな事言ったら、嫌われる…。 嫌だ、でも…。 「どうしたの、かがみん。ボーっとしちゃって」 「え、あ、あぁ…少し飲みすぎたかな。ちょっと水飲ませて」 そう言って立ち上がり、流しのところへ向かおうとした。 「ねぇかがみん」 「何?」 「卒業前にさ、二人で遊びに行った日のこと、覚えてる」 「えぇ、覚えてるけど」 「本当に…あの日は楽し……」 急にこなたが黙り込んで俯いた。 「どうしたの」 「かがみ…」 少し潤んだ目で私を見つめる。 「…今日さ、かがみに会えて、本当に嬉しかったんだ。 大学卒業したらもう二度と会えないんじゃないかって思ってたんだ。でも今日、会えた」 「こなた…」 「変だと思うだろうけど、私さ、ずっとかがみの事気になってた。高校で会って、一緒に遊んだり、一緒に笑ったり、 たまに怒られたりしたけど、毎日楽しかった」 「…」 「でも、正直なこと言ったら、嫌われるんじゃないかって思って… もうかがみと一緒にいられなくなると思って、ずっと、自分を誤魔化してきたんだ」 「…」 「でも、もうこんなもやもやした気分のまま、生きていくのは嫌なんだ。だから、言っちゃう…」 「…かがみのこと……好き」 こなたは涙を流している。そしてすすり泣き始め、机に突っ伏した。 「こなたっ」 私はこなたを背後から思いきり抱きしめた。 「私もずっと、こなたのこと好きだった」 なぜだろう。急に心が軽くなった。私のバカ。こなたを泣かせてしまうなんて。 「うえ…え…かがみ…」 こなたは顔を上げると、私の方を振り向いた。 私はそのままこなたを正面から抱きしめ、唇を重ね合わせた。 「ん…」 二人の舌が生き物のように絡み合い、口の中の唾液が全てこなたに吸い取られていく。 「んぅっ…ハァ…」 「ハァ…こなた…んっ…」 長い口付けがしばらく続くと、こなたの体が私から離れた。 互いの唇を離しても、まだ唾液の糸でつながっている。 気が抜けたように虚ろな目をしているこなたが、私を見つめている。 「かがみ…」 「こなた…」 互いの名前を呼び合うと、今度はこなたが唇を重ねてきた。 「んっ…かがみ、大好きっ」 「…ハァッ…こなたぁ!」 人を好きになるって、こういうことなのだろうか。私にはわからない。 でも今はただ、こなたの傍にいたい。 先のことは、後々ゆっくり考えたらいい。 今はただ、この夢のような時が止まらずに続いて欲しい…。 翌朝…。 「…んあ、こなた」 「おはようございますお嬢様」 どうやら、あの後寝てしまったらしい。 テーブルの上には、二人分の朝食が用意されている。トーストやコーヒーのいい匂いが混じっている。 「あ…ごめん。悪いわね。気を遣わせちゃって」 「気にしない気にしない。かがみは私の嫁なんだから」 「さらりと大胆なことを言うなぁ」 「だって、夕べは激しかったじゃん。かがみんったらあんなに大胆に…」 「ちょ、ちょっと待って!わ、私あれ以上のことは…」 「いやぁ、ウサギがオオカミに変身する貴重な瞬間を見られたよ」 「え…」 絶句する私。一体、何が起きたというんだ。 「いや、冗談だから。そんな真面目に固まられても困る…」 「こ…こーなーたーー」 「怒ったかがみんもかわいい~」 恥ずかしすぎる。こいつはひょっとすると、人間の皮をかぶった狐なのか。 「あ、そう言えばさ。鍵あったよ」 「え、ど…どこに」 「財布の間に挟まってた」 「ちょっと、人の財布勝手に見たのか」 「いや、床に落ちててさ。拾い上げたら落ちてきたんだよ」 「あ、そうだったの。…ありがと」 「むふふ、かがみんはつかさ以上の天然だったりして」 「うっ…うるさいっ」 素直になれない性格は、なんとかならないのだろうか。 本当は、すごく嬉しい。 こなた…ありがとう…。 大好き。 コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-01-07 02 49 49) 頑張れ〜! -- かがみんラブ (2012-09-17 23 33 05) 色んな経験を積んだ後に「やっぱり貴女が好き」と言える二人が好きです。 作者様GJ!! -- 名無しさん (2011-01-09 11 25 42) このあと同棲ですかね? -- 名無しさん (2010-05-12 16 17 14) コメントありがとうございます。 悩んだ末に告白するというシーンが書きたかったのです。 普段能天気に見えても、実は繊細な面がある、というのが個人的に好きでして…。 やっぱりこの二人には幸せになって欲しいです。 -- 13-351 (2008-04-16 00 22 18) こなたが告白するシーンがちょっと切なくていいです。幸せになれてよかった… -- 名無しさん (2008-04-14 14 11 51)