約 244,340 件
https://w.atwiki.jp/tisnrail/pages/80.html
――政界には、サーヴァントはいない。 そんな自分の幻想は、眼の前で打ち砕かれた。 自身のサーヴァントが、鋏で両断される。 「嘘だ…辞めてくれ…」 粒子の先から出てきたのは、人形のような少女だった。 「そ、そうだ!今の主を裏切って俺のもとに…!」 少女の眼光が光り、男を刺す。 悶え、苦しみ、首に刃をかけられる。 最後に放たれた言葉は―― 「…僕の主のために…」 血が、周りに飛び散った。 ―――――――― とある豪邸、その一室を、すり抜け入ってくる。 「終わらせて来たよ、マスター。」 「そうか…良くやったなアサシン。」 銀髪の男――銀田栄角は少女――アサシン、蒼星石を労った。 「奴の油断がこちらに功を奏してくれた…邪魔を早急に排除出来たのは良いことだ。」 「僕もそう思うよ。」 鋏の手入れをしながら、蒼星石は答える。 「とにかく、今日は私は床に入る、見張りは頼むぞ。」 「わかってる。」 そう言い、銀田は外へ出ていった。 ―――――――― 「…」 月を見上げなら、蒼星石は思う。 「あのとき、確実にローザミスティカを水銀燈に抜かれた…英霊の立場とはいえ…僕は生きている…」 忠誠を誓った主、決別した姉による本心の解明、そして、アリスゲームからの脱落。 そして、アサシンとしての顕現、今の自分にやれることは一つだ。 「…僕は、主のために、最大限の忠誠を尽くす…」 もし、今の姿を翠星石を見たら愚行だと言われるだろうか、正直、彼にも見せる顔が無い。 「…やってみせるさ…」 そして、霊体へと、沈んだ。 ―――――――― 「…聖杯か…」 裏社会最大の殺し屋戦争、銀田率いるCODE-EL本隊と離反者毛利班との戦い。 数、質量、全てに置いてこちらが勝っていたはずだった。 しかし、天秤は毛利に傾いていた。 翠嵐、ピンク、鵺、伊舎堂、薬師丸…その他名を挙げたアサシンは全て返り討ちにされた。 対してこちら、芦澤、最近になってジェイクが鶴城に討ち取られたのみ…明らかに劣勢だ。 あんな偽善者共がなぜこちらに勝っている? 殺しに手をかけながら良識?笑わせる。 人はいつだって残酷だ、そんなのわかりきってるだろう。 「必ずや、この戦争に勝ってみせる…どんな手を使っても…!」 この私が正しいことを、奴らに、世界に、見せつけてやる…! 蒼銀は前奏曲を奏で始めた。 悲しく、残酷な世界を表した歌を 【クラス】 アサシン 【真名】 蒼星石@ローゼンメイデン 【属性】 中庸・中立 【ステータス】 筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:C 幸運:E 宝具:D 【クラススキル】 気配遮断:D サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。 【固有スキル】 除草:B 心の成長に邪魔な雑草を自身の武器「庭師の鋏」で切り取る能力。 「庭師の如雨露」と対極の能力を持つ。 人口精霊:B 自身の使い魔的存在、人口精霊、レンピカを従えていることを表したスキル レンピカは夢の扉を使った他社の夢への干渉、庭師の鋏の召喚に使われる。 忠誠:A 主君に対する、絶対的な忠義を表す。 A以下のカリスマ、洗脳、精神操作といった行為を無効化する 【宝具】 『庭師の鋏』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大補足:1人 蒼星石の主武器の一つ。 心の成長を妨げる雑草を除草する。 あくまでも武器生成として宝具であり、実質的に前述の除草スキルとの併用となる。 【人物背景】 ローゼンメイデンの一つ、見た目や口調が中性的な人物。 冷徹であり、忠義に厚い、その忠義をかけたものためにどんな自己犠牲でもかけれる、しかし料理関連は無理な模様。 アリスゲームには興味を示しておらず、作り主であるローゼンに対しての反応も希薄。 主人に尽くす、それが彼女の信念だ。 【サーヴァントとしての願い】 栄角の願いを叶える、でも、もし自分も叶えても良いのなら、僕は―― 【マスター】 銀田栄角@ヒューマンバグ大学 【マスターとしての願い】 毛利班の全滅、自分の正義を正しいものにする 【能力・技能】 優れたカリスマ性を持ち、大規模組織であるCODE-ELを纏め上げた。 また、殺し屋としての技量も高く、組織上位に居たと語られる。 まだ若いため、トップについているが、その技量は衰えていない。 【人物背景】 名家、銀田家の子息であり、CODE-EL新トップ。 性格は端的に言えば短気。 アサシンの心を無視した改革を続けた結果、毛利らアサシン達の離反者を生んてしまう。 過去の経験から、殺しの家業であるアサシンに、殺害する相手は善人だろうが悪人だろうか関係ない、誰かに死を望まれる善人などいないという思想にたどり着いた。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/28422.html
登録日:2014/05/04 Sun 17 29 25 更新日:2023/01/02 Mon 19 26 19 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 イケメン キュアムーンライト コロン ツリ目 ハートキャッチプリキュア! プリキュア妖精個別 妖精 故人 涙腺崩壊 石田彰 自己犠牲 コロンとは、『ハートキャッチプリキュア!』に登場するこころの大樹から生まれた第4(生まれた順番的には第2)の妖精。 CV.石田彰 キュアムーンライトのパートナー。 本編開始時点で既に故人(故妖精?)だが公式サイトではメインキャラクターと共に名を連ねている。 ▽目次 ◆概要 ◆過去 ◆本編では ◆概要 シプレ、コフレ、ポプリと同族で外見も近いが鋭い目つきで耳が小さい。左耳の後ろに大きな耳飾りを着けている。 柄はやや薄い紫色。 妖精キャラクターとしては珍しく特徴的な語尾がない。 大人っぽく落ち着いた性格と口調で「優しい先輩」とのこと。 プリキュアたちのことは「ブロッサム」「ムーンライト」などプリキュアとしての名前で呼ぶ。 発言が中の人の演技もあっていちいちカッコ良く、その妖精キャラらしからぬイケメンさから pixivで専用タグが作られた 。 しかし小説版では一貫して「生意気そう」「可愛くない」と評されている。一応外見の話だが。 ゆりがプリキュアになった当時、父親の失踪で悲しんでいた彼女を励まし心の支えになっていたが…… ◆過去 小説版によるとゆりとの出会いは三年前の秋頃。 植物園を訪れた彼女を一目で気に入り一週間のストーカー行為を経て声をかけた。 父親失踪後間もない頃だったためゆりがプリキュアに関わることを薫子からは反対されるが、当時他にアテもなく砂漠の使徒も予想より早く動き出し結果的にパートナーに。 以降闘いの記録をとりながら高いパートナーシップで実力を高めていく。 そして本編開始より少し前、キュアムーンライトがプリキュアパレスの試練を受ける直前に待ち伏せていたサバーク博士とダークプリキュアの襲撃に遇ってしまう。 激しい闘いの中でも助けを求めない彼女をシプレたちと見守っていたがサバークの一撃により事態は一変した。 不意打ち同然ながらキュアムーンライトを守るために攻撃を受けたコロン。その衝撃は凄まじくその場で闇に呑まれるように命を落としてしまう。 キュアムーンライトがショックのあまり叫ぶ中、彼の体は黒い灰のように散っていった……。 その後の結果は作中何度か出てくる夢の展開通り。後にシプレたちはコロンが亡くなってさえいなければダークプリキュアに負けなかったと推測している。 ◆本編では ムーンライト、泣かないでムーンライト。 もうすぐ、また君に会えるから。 第33~34話のゲストキャラクターとして登場。 前述の経緯もここで明かされる。 キュアブロッサムたちの頑張りで元気を取り戻したこころの大樹の計らいにより魂としてゆりと再会した。 それまでにもずっと彼女を見守っていたらしい。 君は命を懸けて人間のこころの花を守るプリキュアの任務の重さを誰よりも理解していた。 だから全てを自分が引き受け1人で戦おうとしたんだ。 誰も傷ついて欲しくない、傷つくのは自分一人で良いってね。 当然触れることはできずたった1回のチャンスながら、未だ悩み続けるゆりを的確に励ましキュアムーンライト復活に貢献する。 復活直後のダークプリキュア戦でも彼女の大きなモチベーションとなり高レベルなアクションを披露させた。 これまでにもつぼみやポプリが復活を促そうとしていたが(そもそもそれに至るための方法自体が無かったとはいえ)本人から拒否され、あしらわれていた。 それを少しの会話で立ち直させる辺り、両者の深い絆がうかがえる。 キュアムーンライトとこころの花の復活を見届けた後は再び見えない存在に戻った。 しかし彼の愛情は確かにゆりの心に残り、彼自身もまたゆりや仲間たちを見守り続けることだろう。 ありがとう、コロン。 ………………。 ……え? っ! コロン!! 君は本当に泣き虫だなぁ。 追記・修正、よろしく頼むよ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 死に方が光の粒子じゃなくて、黒ずんで灰だからなぁ。 -- 名無しさん (2014-05-04 19 42 37) ムーンライトとは夫婦みたいだなと思った(小学生並みの感想) -- (--)/===卍 (2014-05-04 19 49 01) コロンも心の種を産むのかな… -- 名無しさん (2014-05-04 20 15 36) ↑pixivのあの絵を思い出すなw -- 名無しさん (2014-05-04 20 16 17) 別にえりか自身が引き金ってわけでもないがね。 -- 名無しさん (2015-02-11 21 58 19) ヅラじゃない!コロンだ!! -- 名無しさん (2015-02-12 13 31 57) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/taigagaga/pages/96.html
名前 レナード・アトウッド(Leonard Attwood) PL ◆U3yww1O/1w 年令/性別 62歳/男性 職業 騎士 人種 シバ人 能力値 武勇:4 機敏:3 精神:3 攻撃力 武勇:7 機敏:4 精神:3 ハルバード 切or突 攻撃力 武勇:7 機敏:3 精神:3(聖4) 銀の剣 切・銀・聖 防御力 武勇:6 機敏:3 精神:3 防御/斬・鞭+2・打-1・雷-1 防御力 武勇:6 機敏:4 精神:3 円盾 防御/切+2・斬+4・打-1・射+1・雷-1 HP 20 スキル 鉄腕・必殺技・人徳・百科事典・資産・自己犠牲・騎乗 経験点(累計) 2(19+33) GM経験点 クランを参照 英雄点 10 参加回 ちょこちょこ 装備品 使い込んだハルバード(10,000)・使い込んだ銀の剣(20,000)・使い込んだ匠の円盾(5,000)・使い込んだ騎士の板金鎧(10,000)・アルソンの自叙伝相当のボロボロになった騎士物語(10,000)・紋章入りのマント・真っ白な上衣・キューグの指輪(魔法書:聖・雷) 所持品 地図・日記・若い頃に貴婦人(今の妻)からもらったスカーフ ★ジョワイユーズ 所持金 20,664G 累計所持金 70,714G 備考 武器防具追加ルール第4版適用時の装備に変更(2010.1.24) NPC使用 可 二次創作 可 外見 子供の頃は美少年、若い頃は美青年、年を取って線の細いナイスミドルと来て、いまやその面影だけが残ったおじいちゃん。ライオンのたてがみにもたとえられた金髪は色が抜けて、とりあえず顎はふさふさと飾っている。頭については、戦場に出て兜をかぶり続けて幾星霜、余のつわものたちと同じくてっぺんがきれいになっている。身体はそれほど衰えず、かくしゃくとしている。いつでも甲冑を身に付けて佩剣しており、暇があれば日記を書いている。いつか回顧録を出したいのだとか。 設定 シバ王国の地方領主に仕えていた槍騎士。若い頃は各地へ従軍して武功を為していた。美人の奥さんと子供たちにも恵まれ、跡継ぎが一人前になり、隠居生活を迎えて早5年。遍歴の騎士であった頃を思い出し、武具を持ち出して不意に旅に出してしまう。各地で夜種退治をしたり、魔物にさらわれた姫を救ったりしている中でホルムの噂を聞いて、好奇心の赴くままにやってきた。若い頃からの戦友だった愛馬シルバースターは年を取りすぎて冒険についてこれないと思われたので、泣く泣く置いてきた。悪者には鉄槌、弱者は慈しみ、子供には厳しさと愛、女性には最大限の忠誠を、が信条。 口調 一人称「それがし」 二人称「貴殿・貴女・そなた・おぬし」 基本的に時代がかった口調。「然らば参るといたそう」「小鬼如きに負けるとあらば奇怪千万!」 ■レナード日記帳(抜粋) PC 名 一言申す 回想 サリナ 孫娘 勇士たらんとする気概があり、腕前も既にして一流の騎士に並ぶ。まあ、むろん、それがしには及ばぬが。どうにも放っておけぬので、指南してやろうと思う。……それにしても、ついつい本物の孫娘のように扱ってしまう。いかんとは思うのだが。我が最愛の妻にして、騎士レナードの永遠の貴婦人、コーデリアにも見せてやりたいものである。 シェーン 天晴れ 子供ながら卓越した魔道の腕前。敵を目の前にして一歩も引かぬその気概やよし。背伸びをしたい年頃のようだが無問題。微笑ましく見守ることとする。 ヴィエリ 天晴れ 鋭き剣技、軽き身のこなし、魔法の方から避けていく幸運。運賦天賦を兼ねそろえた勇士といえよう。はて、それにしても、たまに子供を見るような目をそれがしに向けるのはどうしたことか。 ルイエ 天晴れ 盗賊なるものをそれがしは誤解しておったようだ。「怪盗」なる語は初めて耳にしたが、高い技術と熱き血を持ったその姿、勇士と呼ぶに何ら差し支えあるまい。しかしながら、有り余る勇気がそうさせるのか、時に思わぬ挙に出ることがある。それがしも、かのものが虚空に足を踏み出した時には肝が冷えた。改善すべきであろう。 ハック 判定待ち むぅ、勇士のようでもあり、力にとりつかれた亡者のようでもあり。人間業とも思えぬ早業は間違いなく称賛に値する物ではあるのだが。 NPC 名 一言申す 回想 ノズワルド 要精進 心は理解できるが、男児たるもの心の弱さに屈してはならぬ。二度と夢魔に憑かれることのないよう、今一度修行を積まれるがよろしい。覚悟があるならば、それがしが鍛え直して差し上げる。 ノエル 庇護 ルイエ殿であれば立派な「怪盗」に育てられるであろう。むぅ、しかしながら、それがしの時にも、もう少し大人しく抱かれていてはくれぬものか。 PL以外からのコメント おじいちゃまの奥様にお会いしたいです! (2009-09-16 00 09 36) コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/15563.html
登録日:2010/06/28 (月) 22 13 47 更新日:2024/02/10 Sat 02 34 06 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 コンボイ ゴア ストレンジジャーニー タキシード ニュートラルヒーロー メガテン ユーバー・ゲシュタルト 人間 俺達の隊長 女神転生 当意即妙 戦う死亡フラグ 物理反射 超人 隊長 真・女神転生 STRANGE JOURNEYの登場人物 CVはターミネーター(CDドラマにて) 南極に出現した亜空間『シュバルツバース』を調査する調査隊の隊長で、主人公の上司。 元々は某大国の将校であり、卓越した指揮能力とリーダーシップを買われて人類の命運を握るミッションに隊長として抜擢された。 主人公と同じくレッドスプライト号に搭乗し、調査隊の総合指揮を執る。 見た目はいかつい黒人のおっさんだが、主人公が握手を拒否しても冗談を言ったりするユーモアが溢れる優しい隊長である。 ゴア隊長かっこいい 以下ネタバレ 調査隊は最初に辿り着くセクターで多くの人員を亡くしてしまい、ゴア隊長は意を決して自らも出陣。 見事なまでの死亡フラグを立て、そして主人公たちを助けるために悪魔と戦い殺されてしまう。(*1) 「優しすぎたんだ、隊長は。」 物語の最序盤に死んでしまうも、隊員を想うゴア隊長の意思は主人公たちに受け継がれている。 襲い掛かる幾多の困難にも立ち向かう勇気を調査隊に与えただろう。 でも実は死んでなかった。 いや、死んでるんだけどね? まさかの再登場を果たした彼はシュバルツバースを統括する「母たち」と呼ばれる悪魔の一人、ウロボロスの手(手、ないけど)によってユーバー・ゲシュタルト(超進化形態)と呼ばれる人間を超えた存在と化していた。 別に二人で一人の仮面ライダー右とは関係ない。 デモニカなしでシュバルツバースを歩き回れる肉体と地球の記憶を与えられたが、悪魔に利用されて良いように操られてしまう。生前の記憶があるようだが全くの別人格。 ママ!とか言うし… ちなみにこの時何故か着ているタキシードは、殉職した将官の遺体を安置する際に着せる喪服。 つまりあの衣装はシュバルツバース仕立てではなく調査隊が万一の際の死に装束として用意していたものなのだ。 世界観とのミスマッチ甚だしい衣装なのでインパクトは強いが特に秘密がある訳ではなく、単に遺体として安置されてた時の恰好そのままで行動しているだけである。よかったマッパで安置されてなくて… しかし操られていたゴア隊長もウロボロス撃破により解き放たれ、セクター・グルースの親玉マーヤーの幻覚と、主人公のそれを打ち破る咆哮により遂に覚醒! あの優しい隊長が戻ってくるのだ。 この時、感涙したプレーヤーは数知れず。 そしてNEUTRALルートでは、セクター・ホロロジウムにて主人公をはじめとした隊員たちに、自らの稼働限界間際まで集めた情報の全てと人類の希望を託し、静かに消失していくのである。 「ゴア隊長に敬礼!」 こんなかっこいい隊長は中々いないだろう。 彼はヒトで無くなった後であってもヒトを想い、心だけはヒトであり続けた。主人公が悪魔に傾こうとすれば命を賭けて立ちふさがり、天使になびこうとすれば全力で立ち向かった。 ある意味で誰よりもヒトでなく、誰よりもヒトであり続けた男。人気の高さも納得である。 因みに敵として戦うとかなりの強敵として立ちはだかる、物理反射に加え強力な攻撃。ゴア隊長の想いが伝わってくる。 物理攻撃しかして来ないからこっちも物理反射の仲魔で固めて行けば簡単に倒せちゃうんだけどね 追記修正は勇猛果敢に悪魔に立ち向かってからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] エンディングコンプの為とはいえ、隊長と戦うのは辛かった。 -- 名無しさん (2014-02-12 20 05 09) この隊長とアーサーのカッコよさが原因で、SJはNルート以外は凄いやるせなくなる -- 名無しさん (2015-03-04 12 44 12) SJはSF的な部分が超王道(隊長殉職、AIの人間的な自己犠牲行動など)なんだよね。加えて荘厳なBGMと相まって「メガテンでも人を選ぶ作品」になってる(まあいつものことだけど)。大好きだ! -- 名無しさん (2015-10-01 21 41 43) ゴア隊長に敬礼! -- 名無しさん (2015-11-16 05 22 46) 復活後のゴアさんデモニカ無しで通信してくるのさすがやで! -- 名無しさん (2019-10-18 07 31 00) つまり、隊長はSJでのロウヒーロー枠? -- 名無しさん (2019-12-18 09 39 56) N以外だと邪悪だとして絶対断罪にかかってくるのが実にニュートラルらしいキャラになっちまったな。生前はイケメンだったのに。 -- 名無しさん (2024-02-10 02 34 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/taigamonogatari/pages/1601.html
突発第408回「墓荒らしの討伐」 日時 2013/04/06 使用ルール 装備ルール、隊列ルール 概要 我らが父祖の墓所を荒らす、不届き者の討伐を願いたい。盗賊を捕え、墓所から持ち去られた宝を奪還した者に報酬を約束する。 メンバー GM たけ 参加者 リカ フレッド Joss ◆YyoUezf27o アレシア ◆M8sivYoWAI アフメティ う ログ 表ログ (1) 名簿 リカ +設定 名前:リカ 性別/年齢:女、20歳 職業:市民(商人) 人種:東夷 能力:武勇2 機敏5 精神2 攻撃:武勇4 機敏6 精神2 (機敏なぎ払い8) 防御:武勇3 機敏5 精神4 (氷・雷・闇+2) HP:20 スキル:資産、なぎ払い、商談、威圧 装備品:薙刀(グレイブ) 天礼衣 所持品:カブラ苔×2 オロメ(サファイア、未着用) 火種と油 技能書「美容術」 所持金:11,210G 8,500C+商品券1,950G 経験点:7(17) 内2点はGM経験点 英雄店:5(5) 設定: 日輪国の大棚のお嬢様。 好きな人を追って、ホルムまでやってきた恋する乙女。 今日も愛しい人「おさかなのきみ」の似顔絵を頼りに、 彼を探している。 フレッド +設定 フレッド・シャーディン 年齢/性別 24歳/男性 種族:ラクセン人 職業:商人 経験点8(18) 英雄点9 能力値 武勇2 機敏2 精神5 スキル 百科事典 商談 人徳 商談 持ち物・装備 正義のそろばん 匠の騎士盾 貴婦人のドレス相当の「なんかよさそうな服」 旅人の技能書 商人の技能書 特上の傷薬 カブラ苔 『ライトニング・フレア』装飾品 空間を飛翔する電撃を無効化する避雷針の役目を持つ鎖 効果は自動で発動し、その場面最初の電撃を無効(範囲含む)にする 投射魔法による電撃、自然落雷などに効果あり 雷属性斬撃やスタンロッドなど接触電撃、雷属性銃弾には効果が無い る 飛行を所持しているものはこの効果をうけない 霊視力眼鏡 装飾品 見えない霊が見える、ただそれだけ。劣化霊的視力ともいう。ピンク色のフレームがかわいい 『血を吸い過ぎた残鉄剣』2/1/0 常に止めを刺したい衝動に駆られる呪われた刀 精神13に抵抗できない場合、戦闘不能対象を殺します 常に止めを刺したい衝動に駆られる呪われた刀 ※対象への防御は「盾かざし」「自己犠牲」防ぐことが出来る \※トドメを邪魔した人間は敵対者として扱われる ※精神13の抵抗判定に成功するか、合計5点のダメージを受け正気にもどるまで敵対行為をとる コネ 八重歯ツンデレ宮廷料理人 テルル 現金24972G 累計89122G 設定 実家の父が急病で臥せったので、気ままな風来坊生活から引き戻されて実家を継ぐことになった青年。 「商売人として修業を積む」という名目で行商人になり、商いを学びながら観光を続けている。 中肉中背の前髪の長い男で、厚みのない声で良く喋る。商売人としての経験は浅いが、それを肺活量で補う傾向があるようだ。 アレシア +設定 名前:アレシア(Alethea) 性別:女性 年齢:14 職業:神官 人種:有翼人 能力値:武勇1 機敏1 精神7 / 自由振り分け 攻撃値:武勇1 機敏1 精神8 / 攻撃/精神(聖)+1 精神属性 聖 防御値:武勇1 機敏1 精神8 HP:20 スキル: 資産 治癒魔法 再生魔法 <神官の信用> <天啓> <瞬間治療> 装備効果: 「治癒魔法」使用時:効果 +1+1d6 装備品: 祝福の杖 神官のローブ ラーヤの聖印 (相当:魔法書[聖+1]) 「神官の技能書」 「従軍僧侶の日記」 所持品: 【未装備】鏡 【消耗品】 【フレーバー】水筒 ランタン 設定: 神殿の空気に馴染めず、若くして放浪の旅を志願した変わり者の神官。 治癒術について強い適性を示し、信仰心も十分にあるのだが、純真ではない。 基本的には、素直で丁寧で真面目に見える。 真っ直ぐさらっと流れる明るい金髪に濃い青色の瞳。 体は華奢で運動は苦手、非力。純白な翼も体同様に小さく、飛べない。 冒険者に紛れていない時は、護衛を雇って適当にぶらぶらしている。 資産分メモ: 上等な傷薬*2(4000G) 気付け薬*2(2000G) 解毒薬*2(1000G) 応急手当キット*1(1000G) 残(2000G) アフメティ +設定 アフメティ 能力値 武勇 機敏 精神 基本値 4 1 4 攻撃力 7 1 4 機乗時武勇+2 機敏+2 精神攻撃聖+1 防御力 4 4 4 機乗時武勇+2 機敏+2 スキル/常備:騎乗(馬や乗用動物に乗っていてもペナルティ無しで戦闘できます。 さらに、軍馬や竜など戦闘向きの動物に乗っていれば、武勇と機敏に+2して戦闘できます。 鉄腕(武勇攻撃力に+2 射撃 風羽根の剣 20000G 1 0 0 切 武勇での射撃可(要:「射撃」 属性は「射(切)」) 名匠の胸当て 20000G 0 3 0 非消費アイテム/愛馬 自分の部族復興を夢見る荒野人 馬にのってキラキラしている
https://w.atwiki.jp/smoksanc/pages/100.html
10/10/28 アフロディ 本名:亜風炉 照美(あふろ てるみ) 所属:世宇子(2年)→イナズマキャラバン(カオス戦後、離脱)→ファイアードラゴン ポジション:MF 背番号:10 声優:庄司将之(ゲーム1)/三瓶由布子(アニメ・ゲーム2以降) 一期のラスボス世宇子中のキャプテン。初登場時の一人称は「私」だったが、後に「僕」に変わっている。 神のアクアを服用する事で凄まじい力を手に入れ、推薦招待校枠で出場したフットボールフロンティア全国大会では一回戦で強豪帝国学園を楽々と下し、瞬く間に決勝まで上り詰めた。 ドラゴントルネードとツインブーストを同時にキャッチしたり、作中で唯一ゴールを破壊した経歴を持つと言えばその力の凄さがよく分かるであろう。 フットボールフロンティア決勝では、彼曰く「神の力」により雷門中を圧倒する試合運びを見せていたが、何度倒れても決して諦める事のない円堂達の気迫に徐々に気圧され、 円堂がマジン・ザ・ハンドを繰り出した時は、「これは…神を超えた、魔神だと…?」と、まだシュートを止められてもいないのに諦めモードに突入(無論直後にゴッドノウズは止められたわけだが)。 豪炎寺と鬼道さんがツインブーストFで大量得点を決めている間も、神の力を破られた事が相当ショックだったのかがっくりと項垂れて動こうともしなかった。 二期(脅威の侵略者編) FF決勝戦が終わった後はサッパリと音沙汰が無かったが、第53話で雷門中とダイヤモンドダストとの初試合というガゼルさんの面目を丸潰れにするタイミングで颯爽と登場。 再登場時には自信満々でドSな前期でのキャラはすっかり影を潜めていた。 ヘブンズタイムでドロルとアイシーを吹っ飛ばし、ゴッドノウズでアイスブロッ君を軽々突破する等、前期のラスボスらしい風格を見せ付ける活躍を果たし、 見事にガゼルさんネタキャラ化の原因の一端を担った。 ダイヤモンドダスト戦後、正式に雷門中の一員となり、イナズマキャラバンのメンバーに。試合以外では、何故か一人だけ雷門ジャージではなく世宇子のユニフォームを着用している。 吹雪の精神状態について他のメンバーから聞かされた時は、自分ならば彼の再生への手助けが出来るかもしれないと心の中で呟いていた。 その後カオスとの戦いでバーンアウト君から大量得点を決める活躍を見せるも、ゴッカとボンバの猛攻により負傷。 かつてはドS属性を持っていたアフロディが一転、自己犠牲精神を発動し痛めつけられまくるドMなお姿に、吹雪だけでなく視聴者も色々な方向に心を動かされた。 試合後はキャラバンから離脱、入院はしたもののダークエンペラーズに引き抜かれる事はなかった。 三期(世界への挑戦編) 日本代表ではなく、バーンとガゼルと共に韓国チーム・ファイアードラゴンに所属している。 普通に考えれば一期ボスと二期中ボスという燃えるチームなのだが、何故かお母さんと問題児2人という不思議な構図に見える。 アジア予選決勝戦にて本選出場権をかけて円堂達と再び対決を果たす事になるが、 まさかの「母国」発言に視聴者は想像以上のダメージを受け、大きな波紋を呼んだ。 放送終了後のキャラスレの伸びは異常で、まさにカオスな状態だった。 他にも二期で我が身を犠牲にして立ち直らせた吹雪を潰す作戦にノリノリで参加するなど、フォースの韓国面に堕ちてキャラがブレまくっている。 真ゴッドノウズはムゲン・ザ・ハンドG5に止められたものの、新技「ゴッドブレイク」で追加点をあげる。ちなみに脅威の侵略者に於ける究極奥義である。 さすが本家の神々しさに、笑いを取ってしまったオサーム様との格の違いを見せつけた。 84話でゴッドブレイクが正義の鉄拳に止められた際は、世宇子時代を髣髴とさせるようなどす黒い表情を見せ、その後もドリブルで鬼道さんと不動をかわし、壁山の新技ザ・マウンテンを突破するなど、正統派ボス敵の風格は十分であった。 中性的な容姿や立ち振る舞いから、初見では女子選手と勘違いする人が多いらしい(だがゲーム1の頃は全力で男声)。 美の女神がモチーフなだけあって顔は良く、キャラスレが立つ程の人気がある。 声を担当している三瓶由布子氏もイナズマワールドブログにて「アフロディ様」と様付けで呼び、TCGカードも集めている模様。声優まで虜にする魅力を持っている。 23話では赤い稲妻を纏ったシュートを繰り出していたが、詳細は不明。 円堂が立ち上がるのが困難になる程の恐ろしい威力を秘めたシュートだったが、一体何だったのか。 ゲーム2ではとある条件下でTPとGPが全回復するバグが存在し、「どうせ神のアクアでも飲んでるんだろ?」 「栗松だったらバグだけどアフロディは流石に仕様だろ?」等とゲーム本スレでは言われていた。 ちなみに中の人は、元プリキュアの中の人でもあり、そこですでに円堂の中の人と競演していた。 ついでのネタだが…だいたい影山と同年代のおっさんはこいつをみて「デスマスクはどこだ。」と反応するが あいつの元ネタは平家物語である。(わからない人に解説すると、昔の漫才の相方である) 【関連】 必殺技 ゴッドノウズ ヘブンズタイム ゴッドブレイク カオスブレイク
https://w.atwiki.jp/curseofstrahd/pages/57.html
水兵 Marine『GoS』31 君は砂浜と岩場の波打ち際での戦いの訓練を受けてきた。君はその名を聞くだけで敵の心に恐怖を引き起こす快速船から真夜中の襲撃を行なっていた。水域は君の第二の故郷であり、雨は君の避難場所であり、砕ける波は君の鬨の声である。 技能習熟 〈運動〉、〈生存〉 道具の習熟 乗り物(水)と乗り物(陸) 装備 倒れた仲間の持ち物だったダガー、船か中隊のシンボルが描かれた折り畳んだ旗、旅人の服、10gpの入ったベルト・ポーチ 特徴:安定した足取り Feature Steady 君は強行軍の効果の対象となるまで、毎日通常の2倍の時間(最大で16時間)まで移動できる(『PHB』第8章の「旅のペース」参照)。加えて、君はそうしたルートが存在するのであれば、海岸沿いでボートを陸付けするための安全なルートを自動的に見つけることができる。 耐え抜いた苦難 Hardship Endured 君が過去に耐え抜いた苦難は君をとどめることのできない生きた兵器へと鍛え上げた。この苦難は君にとって極めて重要な事柄であり、君の個人的哲学の中心であるか、しばしば君の行動を導くような情動である。君は自身の苦難を決定するために下記の表でロールするか、あるいは君のキャラクターに一番適したものをひとつ選ぶことができる。 d6 苦難 1 溺死寸前。君は敵に見つからないように水中に隠れてとんでもなく長い間息を止めていた。死ぬ寸前にまで行ったとき、君は自分自身の存在についての啓示を受けた。 2 捕虜。君は敵の手にかかって飢えと渇きと拷問を数ヶ月に渡って耐え抜いたが、決して屈することはなかった。 3 自己犠牲。君は仲間の兵士が脱出することを可能にしたが、君自身は多大な犠牲を払うことになった。過去の仲間の幾人かは、君は死んだと思っているかもしれない。 4 戦の化身。ある特定の戦闘でどのように生き延びたのか合理的に説明することができない。矢とクロスボウのボルトはことごとく君に命中しなかった。大量の敵を君は単独で殺害し、仲間を勝利に導いた。 5 密航者。何日もの間、敵の船の船底に隠れ潜み、海水まじりの水をすすり、のろまな鼠を捕まえて生き延びた。ここぞという瞬間に甲板に忍び出て、この船を奪い取って君の手に収めた。 6 置き去りにしない。捕虜になることと死ぬことを避けるべく負傷した水兵を何マイルにも運んだ。 推奨される特性 Suggested Characteristics 水兵は他の兵士たちから敬意を受けており、彼らの上司からも尊敬されている。彼らは戦場で平静さを失うことはめったにないベテランの戦士たちである。現役を離れる水兵は傭兵として働くことが多いが、その戦闘経験は彼らをして優れた冒険者たらしめる。彼らは自立しているが、水兵たちは集団において最高の行動をとる傾向があり、友情と志を同じくする個々人の交際を大切にしている。 表:水兵の人格的特徴d8 人格的特徴 1 私はめったに話さないが、話す言葉全てに意味がある。 2 私は大声で笑い、緊張状態の中にユーモアを見出す。 3 暴力なしで問題を解決することを好むが、戦うなら決定的な決着を求める。 4 私は自然の中にいるのが楽しい;悪天候が私の気分を害することはない。 5 私は信頼のおける人物だ。 6 私はいつも何らかのプロジェクトに取り組んでいる。 7 雨が降ると気難しく静かになってしまう。 8 海が見えていれば、私は気分が上がり楽観的になる。 表:水兵の尊ぶものd6 尊ぶもの 1 チームワーク。成功の秘訣は協力と意思疎通だ。(善) 2 規則。水兵の規則はあらゆる問題の解決策を提供しており、それに従うことこそ肝要だ。(秩序) 3 抱擁。人生はやっかいなものだ。仕事を成し遂げるには最悪の事態に我が身を投じる必要がある。(混沌) 4 力。弱者を支配できるだけの強さを身に着けよ。(悪) 5 勇気。他者が恐怖に震えているときに行動を起こす。これぞ戦士の本質だ。(属性とわず) 6 忍耐。いかなる負傷や障害でも私の目を目標から引き離すことはできない。(属性とわず) 表:水兵の関わり深いものd6 関り深いもの 1 私は過去の償うことのできない行為を相殺するために危険と悪に対峙している。 2 オレ、シゴト、オワラセタイ。 3 諦めの気持ちを持った人々に希望の光を見せてやらねばならない。 4 神出鬼没の敵に捕らわれた仲間の水兵を探している。 5 恐怖は専制を生む。どちらも根絶せねばならない。 6 私の指揮官は私の部隊を裏切った。復讐を果たすのだ。 表:水兵の弱味d6 弱味 1 飲むと喧嘩っ早く、予測不能になる。 2 私は一般市民としての生活に困難を感じており、社会的に正しい事を言うことに苦労ばかりしている。 3 私の強烈さは他の者を追い払うことができるほどだ。 4 私は怨念を抱き、他人を許すことができない。 5 無実な人々が傷つくのを見ると、分別を失う。 6 私はときどき倒れた敵の幽霊の声を耳にして一晩中眠れないときがある。
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/4958.html
【名前】 デイブレイク 【読み方】 でいぶれいく 【登場作品】 仮面ライダーゼロワン 【詳細】 仮面ライダーゼロワンの世界において過去に発生した爆発事故。 作中時間より約12年前とされているがより詳しい日時を調べると、2007年12月に起きたものと思われる(第15話の飛電其雄の墓石参照)。 飛電インテリジェンスを始めとする複数の企業が参加しヒューマギアの運用試験を行っていた実験都市で発生したもので、その都市を丸ごと飲み込むほどの大爆発が起き、甚大な被害が発生した。 ヒューマギア工場の整備ミスが原因で起きた爆発事故と世間には公表されているが、その真相を知る現副社長の福添も自社の不利益になるとして頑なに口を噤んでおり、 何かしらの表に出るべきではない裏の事情があることが窺える。 ゼロワンの主人公である飛電或人と、A.I.M.S.に所属している不破諌はこの事故の経験者であり、生存者。 或人は父親を失った日だが、不破は自分の通っていた中学校を暴走したヒューマギア達が襲撃し人間を大量に殺戮した日であると主張しているものの、表向きそのような事件は記録されていない。 或人は当然そんな記憶はないため、ヒューマギアに対して過大な敵意を向ける不破と揉めることが度々あった。 不破本人はその事故を飛電インテリジェンスが隠蔽したと長年思い込んでいたため、ヒューマギアや飛電に対する序盤の強い敵意もそれに由来したものとなっている。 現在デイブレイクで壊滅した実験都市は一般市民は立入禁止で隔離されており水没した状態で放置されている。 中学校の社会科見学の場所に選ばれる等、ある種の観光地扱いを受けているようで、現在ではそこはデイブレイクタウンと呼ばれている。 実は滅亡迅雷.netの潜伏先であったことは当初明らかにされておらず、何らかの巨大装置が時折描写されているが…… デイブレイクの真相は仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーションでは当時の時間に飛んだ或人やジオウ組によって明らかになった。 当時飛電インテリジェンスが打ち上げ予定だった通信衛星アークには、管理用の人工知能が搭載されていた。 その作成に携わっていたのが飛電其雄と、当時の社長秘書型ヒューマギアのウィルだったのだが、アークは何者かの手によって人間の悪意、戦争の歴史等に偏ったデータをラーニングさせられており、 それによって人類に対する敵意を抱くようになってしまう。 本来の業務から逸脱し、人類を絶滅させようという結論に至ったアークは、ヒューマギアを散発的に暴走させるようになり、危惧した其雄は最悪の事態を回避するべく、自分の夢を守るべく行動を開始。 その事実は飛電是之助も知ることとなり、彼はアークの打ち上げを中止することを決断するのだが、それを事前に察知していたアークは自ら打ち上げロケットを操作することで宇宙へと至ろうとする。 それを止めるべく、其雄が自爆プログラムを起動したことでアークの打ち上げは失敗。 アークがハッキングし暴走を始めたヒューマギアも、製造工場で工場長として努めていた桜井聡氏の自己犠牲によって工場諸共吹き飛ばすことで全滅した。 これら同時期に起きた爆発によって実験都市を飲み込む大爆発となり、甚大な被害がもたらされた。 これがデイブレイクの真相である。 この事実は冬の劇場版で明らかになるが、とある事情から或人はそのことを忘れてしまっていた。 本編第4話ではデイブレイクの爆発はヒューマギア製造工場の整備ミスによって生じたものと思われていたため、工場長の家族は肩身の狭い暮らしを強いられていたのだが、デイブレイクタウンでの活動により、その真相が明らかになった。 それは当時のヒューマギア製造工場工場長の桜井聡が突然暴走を始めたヒューマギアに対し、自らが犠牲となって工場ごと吹き飛ばすことで大惨事を未然に食い止めたというものであり、 桜井工場長の事実が公表されたことで、彼とその家族の名誉は守られることとなった。 そもそもの発端、アークが何故偏ったラーニングをしてしまったかについてはZAIAエンタープライズジャパンの社長、天津垓の思惑が大きく関わっている。 さらにVシネマではZAIAエンタープライズ本社のCEOも関わっていたことが明らかになっている。 また本編完結後に公開された劇場版REAL×TIMEにてアークのハッキングはヒューマギアにとどまらず、実験都市に参加していた他の企業のデータにも及んでいたことが判明。 エス/仮面ライダーエデンの婚約者はデイブレイクの事件でアークのハッキングにより変質したナノマシンの暴走を受け死亡しており、爆発事故以外での被害が他にも生じていた。 エスが「60分」という制限時間を設けていたのはデイブレイクが起きた日に婚約者の体調に不調が生じてから死亡してしまうまでの時間であった。 この事からアークがアークゼロに変身する際に利用する液体金属を使った技術も、飛電インテリジェンスやZAIAには見られないものであったため、実験都市計画に参加していた他の企業が得意とするものであった可能性が生じてきた。 メタルクラスタホッパーに用いられる飛電メタルの技術を使っている可能性もあるが。
https://w.atwiki.jp/dangerousssig/pages/103.html
【プロローグ:仙道ソウスケは "AGAIN" の敗北を垣間見る】 「善人に起動させた時限爆弾に水責めに機関銃拳銃狙撃銃、堕天トラップに お涙頂戴からの奇襲攻撃に……あと何があったかな?」 ニアヴ・E・ブレインは仙道ソウスケの首筋を掴み、柱へと押し付けていた。 "AGAIN" が仕掛けた攻撃は 現世からの余り物 を打ち倒すには足りなかったのだ。 彼女が語った通りの武器や罠の数々は破壊され、地面に転がっていた。 もう "AGAIN" に、ソウスケに打つ手はない。 いや、まだ一つだけあった。 ソウスケの能力、【心覗の嗜み(ジェントルマンシップ)】は携帯電話機を三台まで作成できる。 本来それは攻撃用の能力ではないが、悪あがきにはなった。 ソウスケの頭上に色とりどりのスマホが三台出現し、ニアヴの頭の上に落ちる。 対してニアヴは空いている手で予備の黄色いスマホを取り出すと、親指で弾いた。 強靭な指の力で射出されたニアヴのスマホは、ソウスケのスマホを三台とも正確に貫き破壊した。 「そうそう、それがあったな。そうだとも。お前はスマホ使いとしてすら私に勝てない」 悪魔は哂う。 「人間を舐めるな化け物というのはよく聞く話だが、人間の悪意を舐めるな悪魔ってのは意味的におかしい」 元人間の悪魔は嘲笑う。 「悪意においてお前たちは悪魔(わたし)に勝てないし。 そも、悪というフィールドに立った時点で天使(トレエ)に無力になる」 ニアヴの背後には沈黙する天使が浮いていた。 トレエ・A・ハートは英コトミの首を断ち切って、………×(あたま)を抱いていた。 ニアヴはモノ言わぬソウスケに目を細める。 「まったく無駄な時間だ。お前は理解しているはずだ仙道ソウスケ。私が何を恐れているかも。 それが私達に勝つ唯一の方法だということも」 ソウスケは気づいている。<現世からの余り物>、と韜晦する天使と悪魔の弱点を詐欺師は見抜いている。 攻略法を掴んでいる以上、<"AGAIN">がこんな呆気なく敗退するはずがない。 だからこれは現実ではない。 「なのになぜ、こんな無駄なシミュレーションを繰り返す?」 ニアヴの邪悪な笑いと共に、駅の光景は朧気になっていく。 自分の首を掴んでいた悪魔が消えて、ソウスケは白い世界に崩れ落ちた。 天使もまた消えて、彼女が抱えていたコトミの×(あたま)がソウスケの傍に転がってくる。 解像度の低い――つまり鮮明に再現できなかったコトミの×(あたま)をソウスケは撫でた。 そのソウスケには顔がなかった。表情があるべき場所には、黒い闇の穴だけがあった。 ぼやけた女の頭と顔のない男も、また吹き消された蝋燭の火のように消えた。 ―――現実の仙道ソウスケは目を開いた。先ほどの展開は、ソウスケの脳内の出来事だった。 その証拠に、ソウスケの隣には不機嫌そうなコトミがいたし、進む先には次の試合会場入り口である鏡があった。 鏡に映っているのは、ごく自然な笑顔を浮かべるソウスケ。 現実の、<"AGAIN">と<現世からの余り物>の試合は今から始まる。 鏡の中のソウスケの顔が一瞬ブレて、闇の空洞に変わったような気がしたが、それもまたソウスケの想像の中の出来事だった。 【第一幕:電話は悪魔と天使と人を繋ぐ便利な道具である】 ニアヴがポケットに入れている予備のスマートフォンがバイブレーションしていた。 「ヒトラーが地獄の最下層落ちになった決め手を知っているか?」 『……知らないわ? 何かしら』 ニアヴが胸ポケットに入れている、普段使いのスマホのスピーカー機能を通して、悪魔と天使は話をしていた。 ……バイブレーションが続いているが、ニアヴは努めてそれを無視する。 「これが傑作なんだが、”源泉徴収”なんだ」 『……?』 「ナチスが広めた”源泉徴収”は極めて便利ゆえ社会に永く残り続ける。 悪税の問題意識を当事者から奪い去ったこと、間違いなく膨大な未来に対する罪である。 過去の罪と未来の罪を合わせて極刑と処すってな! あぁははは!」 『……』 「……悪魔の中じゃ鉄板の滑らない話なんだが」 『なんか、ごめんなさい?』 ポケットの中の一定の震えはまだ続いていた。 『……出ないの? 電話』 試合会場である駅に入った直後から掛かってきた着信に出ることなく、 ニアヴはどうでもいい話をしていたのだが、その話が終わってもなおバイブレーションは続いていた。 ニアヴは溜息を吐いた。 「もう面倒くさい。”予備のスマホの番号はおさえてるけどどうするの”、 ”ハートのフリをして電話しちゃうかもよ”、”だから本命のスマホを大事にしないとだめかも” ”本命のスマホの電話番号すらおさえていたりして””僕らがハートの電話番号を知らない保証がどこにある” ……みたいな思考の負荷をかけてやろうって魂胆が透けて見える」 ニアヴはポケットから非通知着信と表示されたスマホを取り出した。 「原案(ドラフト)。電話帳に登録してない番号は着拒否しておけ、三台とも」 『着拒否機能って使ったことないわ。あら、拒否にも種類があるのね。全部オンにしておけばいい?」 「オーケー。おっと、うっかり私を拒否するなよ」 「そんな愚かじゃないわよ。決定案(プロポーザル)。オール着信拒否、と。はい出来た」 「私もコレ以外はやった」 そう言ってニアヴは延々とバイブレーションを続けていたスマホの電話に出た。 「もしもし」 「やっと繋がりましたね。初めまして、仙道ソウスケです。 ニアヴ・E・ブレインさんでお間違いないでしょうか?」 「違います~、わたくし~、ワッフル屋さんのワッフルコトミって言いますぅ~、萌え萌えキュン」 「ではニアヴ・E・ブレイン・ワッフル・コトミさん」 ワッフルコトミ!? というコトミの突っ込み音声がソウスケ側から混入したが、詐欺師と悪魔はスルーした。 んん、とニアヴは咳払いすると空いている方の手で空を指さした。 『ん』とトレエの声がニアヴの胸ポケットからした。 そんなジェスチャーを行ったことなどおくびにも出さず、ニアヴはソウスケに問うた。 「で? どうして私の電話番号がわかった?」 「あなたたちが使っている私用のスマホ番号はわかりませんでしたが、 予備のスマホは大会運営近くの携帯ショップで買いましたよね。 ネット通販で買えば足はつかなかったのに」 「必要になるとわかったのがギリギリだったからな。実機を即座に手に入れるにはそうするしかなかったのさ」 「全然動揺していませんねぇ」 「なんだ? 私に揺さぶりをかけるつもりなのか?」 「いや、あなたのこと調べたんですけど……本当に悪魔なんですか? 気紛れなティーンエージャーとかじゃなくて?」 「あーは、いいプロファイリングだ。そこにピュアとか、クールとか付け足せば私になるぞ」 『いたわ、線路を挟んだ反対側の乗り場、階段を壁にして何かを運んでいるみたい』 胸ポケットからの報告を聞いたニアヴは口元を笑みの形に歪ませ、ソウスケと会話していた予備のスマートフォンを切った。 【第二幕:<現世からの余り物>は人じゃないから最強の二人ではない】 ソウスケとニアヴの通話が切れて、三秒。 <"AGAIN">の二人の視界内に、ニアヴが現れた。 あともう三秒もあれば、魔人の中でも最上級の身体能力を持つニアヴは攻撃可能範囲まで近づくだろう。 その襲い掛かってこようとする悪魔をソウスケは言葉で止めようとした。 「待ってください。いま僕が運んでいるのはあらかじめ善人に起動してもらった時限爆弾なんです。 これを起爆したら駅は一切合切吹き飛んでノーゲームか両者敗退になります」 言葉の通り、ソウスケは爆弾らしきものを乗せた台車を押して運んでいた。 物々しいメカニカルなタイマーからカラフルな配線が伸び、爆薬が詰まってそうな筒に繋がっている。 コトミの物の受け渡しを省略する能力【印鑑不要の現実(インダストリアル)】で試合会場の外から持ち込んだものだろう。 「それは嫌ですよね。だからこれを止める代わりにそちらにハンデを背負ってほしくて――」 セリフの途中で、ニアヴは走りながら駅の柱の一つを引き抜くと、それを爆弾に向かって投擲した。 柱は槍のようにソウスケが爆弾と主張した物体に突き刺さる。 ……爆発はしなかった。 「そういうのが通ずるなら悪魔は天使の相手に苦心などしないさ」 「はい、わかってます。だからこれは偽物の爆弾なんです。けど、中身がないわけじゃないんですよ」 ピタリとニアヴは足を止めた。と、同時にソウスケは爆弾に刺さった柱を蹴り飛ばした。 筒の中から超圧縮されていた水が飛び出してきた。 唯一開けられた穴から解放されようと水が噴き出す ほとんどウォーターカッターのような勢いで、その水はニアヴを盛大に後方へ吹き飛ばした。 「潮吹きに溺れるなんて恥ずかしいな。生きてられない」 ニアヴはずぶ濡れになりながら、己のこめかみに人差し指を突き刺した。 悪魔は赤い血液へと変わり、水と混ざっていった。 【死に損ないの契約者(バットコープス)】を利用したリスポーン。 上空に飛行しているトレエの傍に出現したニアヴは自由落下で落ちていく。 このまま行けば<"AGAIN">の二人を押しつぶすように殺せるが……。 一方<"AGAIN">の二人。 「きょ、極限すぎるだろ……!」 秒単位でのやり取りだった。 ソウスケが少しでも読み間違えていればあっけなく敗北する駆け引きだった。 「いや、まだだよ。コトミ、拳銃二丁、機関砲、狙撃銃」 ソウスケのお願いに沿って、コトミの手の上に拳銃と機関砲、狙撃銃が現れる。 拳銃はコトミの手でも持てる小さめのものだったが、機関砲と狙撃銃はかなりの重さでコトミは少しバランスを崩した。 ソウスケはコトミから機関砲と狙撃銃を受け取ると、狙撃銃は背中に回し、機関砲は両手で持って天井に向かって構えた。 「コトミ、ほら、撃って、全部使いきるつもりでやらないと死んじゃうよ?」 「ああ、もう!!」 コトミもまたおっかなびっくりと言った様子で天井に二丁拳銃を構えて―― そして二人は撃ちまくった。 【第三幕: "AGAIN" は地獄と向かい合うことで天国へのチケットを購入しようとする】 撃つ、撃つ、撃つ。 あまりにも撃ち過ぎたせいか、それとも上から衝突物が来たせいか。 天井が崩落して、ニアヴも落ちてくる。 ニアヴの全身はズタズタだった。顔は三つ以上に割れ、肉体も裂け目ができ、何より穴だらけだった。 そこへさらにソウスケとコトミは銃口を向けて―――。 ソウスケが持っていた機関銃が破壊されたのと、コトミの両手からニアヴが拳銃をスッたのは一瞬だった。 「くふぉふふぁいあー(クロスファイアー)」 ニアヴはゾンビ以下のゴミ屑の状態のまま手に拳銃を持ち、腕を交差させるとコトミとソウスケへ向けて撃つ。 <"AGAIN">の二人は転がるように弾を避けた。 ニアヴは視界も腕も身体もボロボロなのでうまく当てられないようだった。 二丁拳銃も酷使されていたせいですぐに弾切れになる。 けれど時間は稼げた。 すっかり回復したニアヴは二丁拳銃を捨てると、どこからかタバコの箱を取り出した。 ハイライトだった。 「なっ……?」 コトミは自分のポケットを触る。ハイライトのタバコがなくなっていた。 拳銃と一緒にスられたらしい。 ニアヴは親指と人差し指を圧倒的圧力と速度で弾き、人差し指の爪に摩擦で火をつける。 悪魔は一本のタバコに火をつけると、それを吸った。 「私はタバコが嫌いだ」 悪魔はハイライトのタバコを心底嫌そうに吐いて、タバコの箱を握りつぶした。 なぜか、<"AGAIN">の二人は武器も持っていないというのにニアヴは襲い掛かってこなかった。 だが、いつ気が変わるかもわからない。 コトミは自分の判断で、ニアヴを押しとどめるために口を開いた。 「な、なんでだ……?」 「そうだな……私がショタコンだからとかどうだ? タバコの煙は厳禁だろ」 ニアヴはコトミの心を見抜くように目を細めた。 「あるいはそうだな……”満足に一人で呼吸もできません”って表明されるとイラつくからとか。 ほら、弱さ以外にタバコへ手が伸びる理由なんざないし?」 コトミはかぁっと顔が熱くなった。反感なのか恥辱なのかコトミ自身でもよくわからない生理的な反応だった。 「うんうん、お前は、そうだ。そういう不良少女だ。だがそっちの、仙道。お前はなんだ?」 ニアヴはピン、とタバコをソウスケに向かって弾いた。 タバコはソウスケの足元に落ちる、と同時にニアヴはソウスケへ襲い掛かった。 それを見たソウスケは背中に隠していた狙撃銃を取り出すと、ニアヴへ構える。 ニアヴは銃口から身体を逸らした。 そしてソウスケは呟いた。 「見つけた」 【第四幕:仙道ソウスケは天使を落とすが代償を払う】 ソウスケは上空に向かって狙撃銃を構えた。 トレエと、ソウスケは目が合った。 ずっと黙っていた上空のトレエはびっくりしたように言った。 その声はニアヴの胸ポケットから全員に届く。 『報告(レポート)。仙道ソウスケは私が見えているわ』 「―――それは予想外だなぁ!」 ニアヴは身を投げ出すようにソウスケへ腕を振り下ろした。 ソウスケは大きく右へ移動してから、発砲。 ニアヴの攻撃はソウスケの左肩から先を抉り取った。 さらに狙撃銃が綺麗に二つに割れて、ソウスケの左目付近から血が噴き出す。 「ソウスケ!」 とコトミは叫ぶが、ソウスケは唸り声一つ上げなかった。 左腕と左目が潰された状態で、ニアヴの連撃を軽やかに避けていく。 「大丈夫だよコトミ。痛み分けだ。始末できなかったけど、始末されなかった」 そう語るソウスケの左目は縦に大きく切り裂かれていた。 眼孔から血が流れている。目玉が完全に割れていた。 狙撃銃とそれを覗き込む目が、投擲された”コトミやニアヴには見えない武器”で切り裂かれたのだ。 ソウスケは無事な右腕で何かを拾うような動作をして、それを――【弔悪】をニアヴに叩きつけた。 悪を断ち切る天使の剣は、いかなる武器よりも容易く悪魔の身体を叩き切った。 【第五幕:トレエ・A・ハートは落ちていく中でだいたいのことを直感する】 細長い飛翔体は美麗に、トレエの羽根の付け根を撃ち抜いた。 天使は地面へと落ちていく。 しかしトレエは平然とした様子で電話を続けていた。 『原案(ドラフト)、私が地面に落ちた後、一緒に戦いましょう』 「ちょ、ちょっと待て、当たったのか? 仙道の撃った弾が?」 『ええ、ソウスケに銃で羽根をやられたの。あと落ちていくのを撃たれないように【弔悪】も投げちゃった』 「お前、そのせいで私が何回斬られてるか――いやそれしかなかったんだろうが――ちっ。 決定案(プロポーザル)。合流後、私と一緒に”AGAIN"とやるぞ。お前がいないと、【弔悪】が見えん」 『了解……うーん、もっと最初からソウスケをじっくり見ておけばよかった』 目を見た瞬間に理解した。 仙道ソウスケは善人である。少なくとも今は。 過去には悪魔に匹敵する悪だったのだろうソウスケは、 ゆっくりと、しかし確実に良心的な存在へと自覚的に変化していっていた。 天使は、人間のように過去だけを見ない。罪を許さないが、罪があるからと徳を無意味だと見做さない。 彼は、トレエがニアヴに望むような存在だった。 魂からの悪であり、それでもなお、彼は改心をしていた。 天使であるならば、その辛くとも価値ある道を理解してあげなければならなかった。 『私って本当に――』 プラットフォームの天井に衝突して跳ね返り、線路の上に再び墜落するトレエ。 しかし彼女にダメージはない。 【観善】という能力を持つ天使に傷を与え得るのは善人が振るう武器か能力のみゆえに。 善を帯びない飛来物は例外なく身体を通りぬけるし、地面に激突しようともダメージを受けない。 しかしそんな凶悪な性能を誇る天使は、憂いを帯びた声で言った。 『――未熟な天使だわ』 線路の上に横たわった片翼の天使は起き上がると、人間のように腕や足を使って線路からプラットフォームを登って行った。 【第六幕:ニアヴ・E・ブレインはあまりの悍ましさに恐怖する】 「ううう(・・・)。気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い」 何度も何度も【弔悪】で切り裂かれる痛みよりも、 仙道ソウスケという男の中身を理解してニアヴは悪い意味で鳥肌が立っていた。 気持ち悪い、と。くしくもそれはコトミがソウスケに常に感じている感覚だった。 底知れないニアヴ・E・ブレインが、恐怖に慄いていた。 コトミは眉を顰めていた。 ”天使は僕に任せて。コトミは大船に乗った気持ちでいてくれていいんだよ。方法は内緒だからね” と、そう言われた通りの展開になっている。 コトミには見えていないけれど、天使の羽根を撃ったそうだし(会議の声が丸聞こえだった)、 悪魔もソウスケがめちゃくちゃに追い詰めている。 「変だ」 コトミは呟いた。どうやって天使を撃ったのかがわからない。 どうやって天使の剣を扱ってるかがわからない。 いや……そもそも、方法なんてあるように見えない。 ただ撃って、ただ使っているように見える。 でもそれは、つまり、絶対にありえない。 仙道ソウスケが善人であるということで―――。 「実は、いまこの瞬間だけ改心したんです。それで天使が見えるんですよ」 ソウスケが嘯く。対してニアヴは切り刻まれながら叫ぶ。 「い、一時の改心ごときでお前みたいな奴の悪性がチャラになるわけないだろ!! 過去の悪行よりもなお重い、未来の善行にプラスして、自己犠牲がなきゃ。だからお前がやってるのは自己犠牲だ!! しかも――ああ、やっとわかった。お前心を殺してるな!? 反省しないまま、改心してるのか!?」 路上強盗や押し込み強盗から、コトミとの出会いをきっかけに、こうすれば良心的だろうと詐欺師になった。 殺す人間もどんどんと悪党だけに限定されていき、ついには普通の人間としてやり直すコトミの手伝いができるまでになった。 いきなり人間は変わることはできない。 少しずつ、少しずつ彼は良くなろうとしている。 素晴らしい。善人になろうと足掻く様は美しい。 ―――――――――――そんなわけが、ない。 ニアヴは一切理解できないから恐怖しているのではなく。 なまじっかソウスケと近いからわかるのだ。 魂が地獄にあるくせに良い人間になろうとするから、人格や判断に齟齬が頻出している。 知能でなんとか補ってるだけで、その中身は終わっていた。 「わかっているのか?わかっているんだろう!? 魂が地獄にある奴が、天国に行くのはどんな苦痛よりも苛みなんだぞ!」 どんな拷問だって比較にならない。 それは永劫の自己否定だ。 永久無限に、自分ではいられない場所で、自分が大嫌いな善人達に囲まれて、 本当の自分を認められることもなく、消滅さえできない。 悪が行う、自己の完全な放棄。 それが誰かのためならば、最上の善行、自己犠牲と呼ぶしかない。 これがニアヴ・E・ブレインが恐れていたモノ。 天使の裏を掻ける善人の発生――つまり”改心した悪党”である。 〈現世からの余り物〉は”改心した悪党”にもっとも弱いのだ。 だから、あえて悪にトレエを向かわせて不可視の斬撃で片づける、ということをしなかった。 【観善】でゴリ押すチームと認識されれば、これから戦う悪党に改心の機会を与え、 結果的にそれは<現世からの余り物>を追い詰める。 隠していたはずのソレを、ソウスケはたった一回の試合を観戦して、気づいたのだ。 でも違う、ニアヴが想像していたのはこんな悍ましいものではない。 悪魔が恐れ、天使が望むモノ。天使という生き物に敵対した存在が勝利のために選ばねばならない選択肢。 天使を駆逐するためには悪党は善人にならなければならない。 ―――仙道ソウスケは魂が地獄にある生粋の悪党のまま”改心”した。それは天使が切っ掛けではなく。 「そォ、そいつにッ……そこまで価値があるのか!?」 肉塊になりかけているニアヴは震える指先で、英コトミを指差した。 仙道ソウスケの改心は、英コトミとの出会いが始まりである。 「ア、アタシ……?」 冤罪で地獄の刑罰を受ける聖人のような、意味がないからこその最上の苦痛を受け続けている、 詐欺師で、犯罪者で、人殺しで、倫理観がぶっ壊れている、改心中の、自己犠牲を行っている善人は言った。 「ニアヴさんが何を言っているかよくわからないな。 でも……あえて言うならそうだね。君だって地獄の帝王の価値を問わないだろう? たぶん同じ話だよ。 ほら、僕と君はそっくりだからね」 「―――」 ニアヴは沈黙した。 仙道ソウスケは悪党ではなくなってしまった狂人である。イカレていた。 コトミはニアヴの語ったことを咀嚼して、呟いた。 「なぁ、そうなのかソウスケ」 「無視しなよ、ただの戯れ言さ」 「お前が持ってるのって、アタシが見えない【弔悪(てんしのけん)】なのか。素でそれを持ってんのか」 ソウスケの軽口を遮って、コトミは言葉を続ける。 ソウスケは【弔悪】を振りながら、小さく首を振っていった。 「考えないで、ダメだ」 「なぁ、変だよな、これってすごい変だ」 「頼むから、気づかないで………って言っても無駄かな?」 英コトミは誰よりもわかっている。 仙道ソウスケという男は悪辣で外道で狡猾だ。 悪党であることが呼吸であるのと同じくらい身体に染み込んでいるのが彼である。 その魂からの悪党が、自分を殺し切って、コトミの傍に立っている。 ニアヴの語った地獄以上の責め苦、”改心”をようやっと理解して、コトミは叫んだ。 「アタシが、アタシを取り戻すために、ソウスケが、ソウスケを捨てるのかよ!!」 ソウスケは―――困ったように微笑んだ。 「だからこの改心は今だけだって。というかうるさいよ。君の代わりなんていくらでもいるんだから」 このセリフさえも自己犠牲だった。例えこのまま<"AGAIN">が敗北してしまったとして。 警察に捕まってしまったとして。 ただ利用されていたとコトミが主張するチャンスを与える、見返りのない施し。 コトミがそのチャンスを死んでも使わないと理解してもなお行う慈悲。 大会中に述べたコトミを粗末にするセリフすら、ソウスケの完全な自己否定であり善行だった。 彼は常に笑みを浮かべる、顔(じぶん)のない男である。 『ニアヴ、それフェイント、突きよ』 「――」 ほとんど肉塊同然だったニアヴは自分のスマホから聞こえてきた声に従って、ソウスケの【弔悪】を避けた。 そしてそれで充分。ニアヴは全回復し、思いっきりソウスケの腹を蹴り飛ばした。 ソウスケは吹き飛んでコトミの後ろまで転がる。 左目が潰れ、左腕から失血し、その身体はボロボロだった。 一目見てわかる。もう起き上がれないだろう。 ニアヴは大きく深呼吸した。 「ふー……、よし、冷静になった。狂人との戦いだと思えばこれも新鮮。楽しめる」 『というかなんでそんなに動揺してたの? どうしても犠牲が必要なとき、自分が犠牲になるのは善にとって当然じゃない。 その”どうしても”がコトミで、”自分”がソウスケ。そんなに変な話?』 「変だよ。誰だって自分が一番可愛いのが当たり前なんだからさ」 ニアヴはコトミと、その後ろにいるソウスケに向かって走り出した。 【第七幕:英コトミは天国か地獄かを選択する】 なんというか、ずっと振り回されていたような気がする。 コトミはスローモーションのようになった世界で、迫ってくるニアヴを見据えた。 ソウスケに振り回されて、ここまで来て。 自分で頑張っているような気がしていたけど、人任せだろうと言われればその通りだと頷くしかない。 一人では満足に息もできないほど弱いと言われても、否定できない。 頭の中や自分がめちゃくちゃになったソウスケの手の平の上で、 最初から最後まで流されるまま。 これで負けたら、あんまりにも惨めだろう。 いやいや、違う。 そういうことではない。 (―――アタシはたぶん、やり方を間違えた) 祖父と同じように、こう言えばよかったのだ。 ”どうだ、アタシらしくて格好良いだろう”、と。 同じように親にも教師にもクラスメイトにも何もかもに拒絶されても、 そう言っていれば良かった。 そうしていれば、今と同じように犯罪者紛いの奴になっても、胸を張れていたような気がする。 ソウスケにも、そう言っていれば何かが変わっていたような気がする。 ……コトミが立ち上がれた理由はなんだろう。 祖父のことを思い出せるほど余裕をくれたのは誰だっただろう。 気持ち悪いとか、嫌いとか、そんな言葉を吐き捨てても離れない誰か。 反抗期は親との信頼がなければ成立しないものだとコトミは聞いたことがある。 なら、英コトミが言うべき言葉はなんだったんだろう。 「コト、ミ。小銃、二丁」 【第八幕:たとえ〈"AGAIN"〉であろうとも誰だってやり直すチャンスはあるべきだ】 「――ソウスケは格好良いね」 コトミの両手には二つの小銃が握られている。 一つはニアヴに、もう一つはソウスケが手放した【弔悪】を拾っていたトレエに向けて発射した。 『がっ……!』 「こっ?」 トレエは自身の喉を自分の手で抑える。 コトミが喉を射抜いたのだ。 ニアヴの傷は即座に回復するが、トレエの喉からだくだくと血が流れる。 胸のスマホから聞こえてきたトレエの叫び声にニアヴは冷や汗を流しながらにやりと笑う。 「ここで、そうなるか。ここで改心するか英コトミィ!!あぁははははは!!」 ニアヴは自棄になったように笑った。 「いいじゃないか別に! その、お・と・う・さ・まは勝手にお前の代わりに苦しんでくれるんだろう? 全部投げてしまえばいいさ。悪いことかもしれないが、責められるようなことじゃない。 だって、誰だって自分が可愛くて当たり前なんだからさ!」 ニアヴの頭部に弾丸が刺さる。 「自己愛(それ)はもうやめることにしたんだ」 ニアヴは回復しつつ、自嘲する。 「まったく、これじゃ……天使と悪魔である甲斐がないじゃないか。 改心した悪党二人を相手にしたんじゃ、ただの魔人と同じだな」 そして人間とはこういうものであると、超越存在もただの人間に落ちる瞬間があると理解しているからこそ、 ニアヴ・E・ブレインとトレエ・A・ハートは協力しているのである。 【最終幕:<現世からの余り物>は人間であれば最強の二人である】 トレエは血が噴き出る喉で叫んだ。 『原案(ドラフト)! じ、じがんがないわ……協力必殺技(エンゲージ)!!』 ニアヴは思ったよりもトレエが重症なことに電話越しに気づいて舌打ちした。 ニアヴ・E・ブレインは答える。 「we are standing crossroads.choice myself or yourself!」 ニアヴは流暢な英語でトレエに答えた。 それはある種の暗号であり、挑発であり、意趣返しである。 言いたいことを理解したトレエは決定する。 『決定案(プロポーザル)! 協力必殺技(エンゲージ)、ワ”ン”!』 トレエもニアヴも並んでコトミに向かって走ってくる。 天使と悪魔が同時にやってくる。 どちらを撃つべきか。 簡単だ。両方だ。 両方撃たなきゃコトミはどっちかに殺される。 逆に両方殺せばコトミの勝ちだ。 コトミは小銃の照準をトレエとニアヴにピッタリ合わせて撃った。 ……さて、ここまでの流れはすべて、仙道ソウスケの筋書き通りである。 改心した悪党が一人だけでは、〈現世からの余り物〉に押し負ける。 だからコトミに改心の機会を与えて、ここぞという時に王手をかけてもらう。 完璧な作戦通り。 ところで人間の条件とはなんであろうか。 友情?愛情?才能か、それともひたむきさか。 それは―――。 『あっ――』 片翼の人間は、片方しか翼がないのでうっかりバランスを崩して転んだ。 「はっ?」 小銃の射線からバカみたいな倒れ方で外れるトレエ。 『修正案(リカバリー)ー!!』 「この最高の間抜けめー!!」 協力必殺技に失敗したとき用の符号を叫ぶトレエ。 ニアヴは最高の笑顔を浮かべながらコトミに覆いかぶさった。 「ぐっ、離せ!」 「いやぁ楽しい! よし!来い! 人間らしく好機(てんごく)と失敗(じごく)が一緒にやってきたぞ! あぁはははは!!」 がっちりとコトミに抱き着いたニアヴには見えていないが、 コトミの目の前でトレエは剣を構え、一人で叫んだ。 『協力必殺技(エンゲージ) 聖魔血十字(ブラッディクロス)、一(シングル)!!』 「そんなのありかーーー!!」 叫ぶコトミをトレエは【弔悪】で縦と横に切り裂いた。ニアヴごと。 <"AGAIN"> 英コトミ、戦闘不能。 決着はついた。 【エピローグ:仙道ソウスケは "AGAIN" の敗北を垣間見る】 想像する必要もなく、ソウスケの目の前には鮮明な形でコトミの頭が転がっていた。 やっと確認できた表情は、怒っているような、報われたような、気が抜けたような、なんとも言えない表情だった。 これは、ソウスケが想像できないで当然だった。 人間とは失敗する生き物で、それをチャンスに変えられる生き物でもある。 人の心理は予測できても、失敗と、そこからどうするかは、どんな悪党も……神様ですら、見通せない。 〈現世からの余り物〉はこの世の生き物ではないという色眼鏡で、ソウスケはそこまで計算できなかった。 それが敗因である。 ああ、本当に。 「―――天使って生き物はずるいと思わないかい?」 ソウスケは言った。 「目の前に現れた時点で、悪に残された道は二つだけ。死ぬか改心するかだ。 どんなに頭が良くても、どんだけ壊れていても、やっぱりそれしか選べない。 天使は善で、運命に愛されていて――本当にずるいと思うよ」 『ぜぇぜぇ……そ、そうそうかしら?』 トレエは息も絶え絶えに言った。 どうにか安静にして喉からの出血を抑えたが、天使は体調が悪いままであった。 『大事なのは自由意志だと思うけど。天使を前にしてどうするかは自由よ。 ……その上で、私は悪に溺れたあなたじゃなくて、今のジェントルなあなたが好き』 「私は嫌いだね。楽しくもないのに自分を否定し続けるなんて息苦しくて仕方ない。 天使なんてむしろこっちから堕天させてやれよ」 おっと、堕天させるとこれからの戦いに支障が出るな、あなたそんなこと考えてたの? お前だって私を改心させるとか嘯いてたろ、と言い争うニアヴとトレエを、ソウスケは眺めながらつぶやいた。 「Our greatest glory is not in never falling, but in rising every time we fall.」 そう呟いて、ソウスケは駅から消失した。 "AGAIN"はこの試合を最後に表社会から姿を消す。 彼らは改心を続けたのか、それともやっぱり悪党に戻ったのか。 這いあがり続けたのか、落ちたのか。 それは仙道ソウスケと英コトミだけが知ることである。 「一番ありえるのは這いあがっては落ちることを繰り返すことだな」 『何か言った? ニアヴ?』 「いや……そうだな。この天の地の狭間で、失敗しまくる気持ち悪くて格好良い生き物って知ってるか?」 『わ、私のことを言ってるの?』 「………ホントお前に私のジョークは通じないなぁ」
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/169.html
24歳 趣味 アロマテラピー 大切な物 命 嫌いな物 命を軽視する者 自己犠牲 邪神復活を目論む秘密結社の幹部の一人。他の幹部も圧倒的だが彼女はもう一つ 可能性を見通す力を持ち、結果を得るための様々な過程を知ることができ その力で占い師として生活をしていた。 (簡単に言えば当然正位置!じゃなく敵のデッキタイプと相手の最善の一手が分かる読み合いが有利になる未来予知。そのため本人の運はいいとも悪いとも言えない) 能力の関係上人の死のビジョンを良く見るので、それに抗い未来を変えようとする強い女性だったが 自分の寿命死が存在しなくなり、理不尽な死の可能性しか残っていない事を知り 絶望のどん底に落ち邪神結社に強大な邪神の力ならば可能性はできると言われ未来を掛け参戦する。 だが復活の余波で他人を不幸にすることを知っていて それでも生き残ろうとする自分の在り方に苦悩している。 命を大事にし、自分が犠牲になってでもという考えを嫌い犠牲をあまり出したくないと願う 六性群にもそれは同じで、惹かれる者も多く結社内でかなりの勢力。 ただし自分が傷つくのは構わず、精神的にも肉体的にも傷つきやすい生き方をしている 普段は占い師として行動してよく当たる占い師と、mayの女性や悩める男性に人気 デュエルディスクより卓上でのデュエルを好み、邪神結社として活動する場合 ケープ等で顔を隠し、デュエル用のテーブルを召還する 能力を使い六性群や決闘者に命令を下し、邪神復活を進めているが現地のデュエリストや 望達に邪魔されて最近では上手く事が進まない。 普段は口元のヴェールをしてロングヘアで穏やかな目をしている デュエルにおいては己の能力を使い、相手にとって潰されたくないカードばかりピンポイントに狙う 半分反則のようなプレイングでコンボや特殊召還の多いmayの面々には辛い相手 キメ台詞は「希望を選ぶ事なんてできない」 後に結社を抜けてからはmayのデュエリストの味方になる。 カードショップmayに脚を運ぶ回数は少ないが来ると店長にデュエルを挑まれよく困っている。 仕事時は何時もの姿だが、普段着は落ち着いた色の婦人服とカーディガン 使用デッキはカトブレパスと運命の魔女軸フォーチュンレディ カトブレパスと運命の魔女や死霊の巣で相手の首を絞め 最悪の可能性が最も多いカードをカウンター罠で打ち落としていく 光属性と闇属性を主な属性にしてダルキーがフェイバリットカード 除外をコストとするカードが多く、帰還戦術でダルキーやライティーを何度も使いまわす 墓地と除外ゾーンをカードがグルグルと移動するデッキである程度除外に強い 手札消費の荒さも魔法族の結界やウォーテリーなどで何とか補っている 妨害は得意だが平均打点が低いのが欠点、結社に所属後は死神の巡遊とトラゴエディアも採用 悲劇と死神そして運命を従えたこのデッキを操り、己の悲劇的結末を乗り越えたいと願っている。 望との決戦時は破滅の光の残留思念で作られたアルカナフォースEX-THE LIGHT RULERを使用する フェイバリットのダルキーは忠臣、なぜ主の未来に絶望しかないのかと怒り どうする事もできない自分の不甲斐なさを悲しんでいる。 [そこの君、今日は八百屋さんに行かない方が良いわ。どうやっても喧嘩の引き金になるから」 「希望がどこにも無いの・・・私の未来には」 「彼に手を出さないで、彼は貴女とは違うのよ」 終園望 倒すべき存在、だが未来を塗りつぶすほどに強い力に驚愕している 後のデュエルで逆転のダムドからガイウスの連続召喚を潰して勝利を確信したが 貪欲な壷でドローされたデミスにフィールドを壊滅させられ敗北する 余波で起きた爆発に巻き込まれかけ、結局ダメかと諦めるも 望に助けられ、終焉の力によりハッキリと見えない未来が生まれそれを希望に生きる事を誓い 美紗と同じく邪神結社から外れる。 後に未来に死しか残されていなかったのは邪神の影響だと知る 7人の雇われデュエリスト 望と共に組織に歯向かう未来しか見えず、迂闊に手出しできぬ強さに手を焼く 天陰アキオ 妹の未来を見て言葉をかけるも、返された言葉に 昔の自分を思い出し共に運命を超える事を願うようになり、それが好意に変わる。 妹の未来が良き方向に動くようサポートしつつも リリカの企みに気づき、手が出せないように牽制している。 天下谷神茂 その狡猾さを評価して組織の決闘者として取り入れたいと考えている だが己の利益のために周りを利用し欺く姿に同時に嫌悪し 自分も変わらないことに自嘲する とある未来から影美と美影に手を出すべきではないと警告している 月蓮 幹部でも一際仲が悪い 仮に邪神復活後に本当に世界を滅ぼそうというのなら敵だと宣言している 都麗努院鳥栖子 未来は己で切り開くという割りに占いの方法を教えて欲しいというので疑問に思っている。 (院鳥栖子は中二病だからタロット占いカッコイイという考えらしい) 樋道蘭 店の常連客。自分の背負うものを見透かされているらしい 占い師が相談しては世話ないと店に行かなくなったが 蘭が占ってもらうために店に来ることはある 守井美紗 結社ではじめて心を開いた人物。 失ってしまった絶望と失うことを知っている絶望 背負う物は違えど、希望を取り戻そうとする者同士で信頼している 結社を抜けた後も仲は良好