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きりつき名義Twitterより ぎっちょ名義Twitterより くらごろう名義Twitterより 作品内より 過去サイトより ■きりつき名義Twitterより きりつき氏がツイッター上にアップしていたアナログ色紙 ■ぎっちょ名義Twitterより ■くらごろう名義Twitterより ■作品内より ■過去サイトより
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東芝餅つき機PFC-20FK 1升用 暖房節約あると便利グッズ
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※俺設定注意 「おはよう、ぱちゅりー。ゆっくりしていってね」 「むきゅ!おにいさん、ゆっくりしていってね!」 ぱちゅりーの中身は生クリームである。 個体差によって紫蘇餡や紫芋餡など中身が違うことがあるが、少なくともこのぱちゅりーの中身は生クリームだ。 「ほら、今日はちょっと奮発したごはんにしてみたよ。どうだい、ぱちゅりー」 「むきゅん!とってもおいしそうでゆっくりしてるわ!」 ゆっくりの中身は意外と加工の余地が無い。餡子を加工して得られるものは砂糖くらいだろうか。 例外はプリン、チーズなどに加工できるありすと、このぱちゅりーくらいだ。 「こらこら、ちゃんといただたきますを言わなきゃだめだろう、ぱちゅりー?」 「む、むきゅ。うっかりしてたわ」 今日はこのぱちゅりーを使って一品作ってみようと思う。 ありすをプリンやチーズに加工することに比べれば大して難しいことではない。 火を使わず、すぐに作れる簡単料理だ。 「むきゅ、いただきます」 どうぞ召し上がれ。そしておやすみ、さようなら。ぱちゅりー。 ぱちゅりーばたーをつくろう! 台所に眠っているぱちゅりーを運ぶ。 餌の中に入っていたゆっくり用麻酔と睡眠薬(人間用)のおかげで少々叩いた位では起きそうに無い。 このぱちゅりーはそれなりに丁寧な世話をしていた。美味しくて量も十分なあまあま(ゆっくりフード)。 適度な温度と湿度の部屋。一緒に遊んでもやったし、絵本だって置いている。 ぱちゅりーはストレスや苦痛、苦労とは無関係の生活に心の底からゆっくりしていただろう。 ゆっくりは虐待などの肉体的苦痛や、ゆっくりできないなどの精神的苦痛にあったときに甘くなると言う習性を持つ。 つまり今のぱちゅりーの生クリームは最低限の甘みしか持っていないということになる。 今回作るものはあまり甘さを必要としない。もちろん甘くてもいいのだが、私は甘くないほうが好みなので ぱちゅりーは寝かせたまま調理する。 ちなみに、このぱちゅりーは中枢餡を持つタイプのゆっくりだ。 中枢餡とは、比較的語彙の多いゆっくりに多く見られる性質であり、他の動物にたとえるなら脳にあたる役割を持つ。 この中枢餡を持つゆっくりは自らの中身を五分の三以上失うか、中枢餡を破壊されるまでは死なない。 逆に言えば、中枢餡を破壊されれば致命傷になる。たとえ針一本程の小さい傷でも耐え難いほどの苦痛に襲われ、徐々に 弱っていくゆっくりを見るのは非常に面白い。 さらに余談だが、この中枢餡は非常に美味で、一匹につきプチトマトほどからピンポン玉ほどの量しか取れない。 ゆっくりの幼体が非常に美味で脆弱なのは皮が薄いのに加え中身の殆どを中枢餡で構成しているからだと言われて・・・。 少々話が逸れすぎた。麻酔が効いているとはいえいつぱちゅりーが眼を覚ますかわからない。 ゆっくりはデタラメなナマモノだ。一匹に通用したものが、もう一匹に通用するとは限らない。 さっさと調理に入るとしよう。 まずはぱちゅりーの口を縫う。調理の途中で中身を吐かれてはたまらない(ぱちゅりー種は寝ていても吐くことがある)。 ぱちゅりーの唇の端に針を刺す。時々起きてしまう敏感な個体がいるのに注意。 起きない。 大丈夫のようだ。さっさと口を縫い、ガムテープ(できるだけ清潔なものが良い)で口を塞ぐ。 目は後に必要になるのでそのままにしておく。 次に帽子を取り、髪の毛を剃る。別に髪の毛は残しておいても構わないが、後々楽になるので剃っておいたほうが良い。 ぱちゅりー特有の紫色の髪がはらはらと落ちてゆき、後に残ったのはハゲ饅頭。 知っていなければ何の種類か判別できないだろう。 ハゲ饅頭の頭頂部を刃物で円を描くように切り取る。 ナイフを刺すと、饅頭と言うよりは餅に似た感触がナイフから伝わってくる。 やはりぱちゅりーは起きない。麻酔は良く効いている。 ちなみにゆっくりの麻酔はエタノールだったりする。 ぱちゅりーの内部には良質の生クリームがたっぷりと詰まっている。指で少しすくって舐める。よし、甘くない。 ハンドミキサーを取り出す。 頭部にぽっかりと穴の開いたハゲ饅頭。コイツの体の中心辺りに中枢餡がある。 ミキサーのスイッチを入れながら、中枢案があると思しきところに向かって一気に突っ込む。 「む゛ぅ゛っっ!!!?」 回転するビーターが生クリーム中に沈みこみ、ぱちゅりーの中枢餡を一瞬で粉々に粉砕した。 ガムテープで塞がれた口から漏れるような断末魔。瞼をカッっと開き、白目をひんむく。 このぱちゅりーは死んだ。 びくびくと痙攣しているがこれはただの生理的反応だ。 ビーラーがぱちゅりーだったモノの中身を攪拌していく。痙攣は止まらない。 非常に元気(?)に震えている。中身がこぼれないように、ぱちゅりーをしっかりと押さえておく。 暫くすると中身がなめらかなものに変わってきた。ここで止めればぱちゅりークリームの出来上がりとなる。 虐待の程度によって糖度を変えられるため甘さ控えめが好きな人から甘党の人までぱちゅりークリームは人気が高い。 しかし今回つくるものはぱちゅりークリームでは無い。攪拌を続ける。 さらにクリームを泡立て続けているとと急激にぼろぼろとした状態に変わってきた。少なくとももうクリームではない。 ぱちゅりーの痙攣は徐々に弱くなってきている。3~5秒に一回のペースで痙攣する。 ようやく第一段階目といったところか。まだ攪拌を続ける。 ぼろぼろの状態になってからかなりの間、しっかりと攪拌を続けるとじわっと水分が出てきて、 しっとりとした状態となってきた。第二段階目だ。 ここまでくると痙攣もかなり弱まってきている。10~20秒に一回びくりと震えるだけだ。そろそろ押さえなくても良いだろう。 まだまだ攪拌を続ける。 何故いちいち痙攣を繰り返す器で攪拌をしているかと思った方もいるだろう。 心からゆっくりし続けたゆっくりが突如苦痛に襲われたとき、中身の味に深みやコクが出ると言う性質がある。 この性質は死んだ後にも有効なのだ。 痛みとは無縁だったぱちゅりーがゆん生最大の苦痛でその死を迎えた後も、ぱちゅりーの体は中身を抉られ掻き混ぜられる 痛みに晒され続けている。今なお痙攣を繰り返していることがその証明だ。 だがしかし、ぱちゅりーの精神はすでにあの世にいる。 ゆっくりは痛みを和らげる際に脳内麻薬のようなものを出し、それが甘さの元になる。 体は苦痛を蓄積するが、中枢餡(精神)はそれに気づかない。当然だ。死んでいるのだから。 結果、甘みは抑えられ、コクと深みだけが加えられていく。 死体に鞭打つことで、ゆっくりはさらに美味しくなる。 さらに攪拌を続けていくと、明らかに液体と固形分に分離してきた。この固形分が今回の目標だ。 ぱちゅりーの痙攣は止まった。代わりと言うように、白目を剥いた眦からは白色の涙を流す。 これは分離した液体が眼から排出されるために起こる。 死して尚涙を流すとは、何がそんなに悲しいのだろうか。 あらかた涙が出尽くしたら、もうこの器に用は無い。 固形分を布に入れ、出切らなかった液体を絞り出す。 もう外側の皮には何の価値も無い。ゆっくりにでも食べさせよう。 保管のできる容器に入れ、冷蔵庫で冷やせば、ぱちゅりーバターの完成となる。 大体生体のゆっくりぱちゅりーからは1kgのぱちゅりーバターが出来る。 深い味わいとコク、バターの風味に加えゆっくり本来のほんのりと甘い、カルピスバターのような味だ。 眠らせずに延々苦痛と恐怖と絶望を感じさせたものは甘くなり、クリームバターとでも呼べるような味になる。 ゆっくりフードを三食、半年間食べさせただけの価値はある。 もっとも、野菜屑や野生のゆっくりを食べさせればさらに安く出来る。 皆さんも是非一度作ってみて欲しい。 「―――――ってな感じでそのバターを作ったんだ。美味いか?ゆうか」 「・・・うん、おいしいわ。お兄さん」 今日の朝食はパンにサラダ、オムレツ。ついでにコーヒー。 テーブルの向かい側に座るのは胴つきのゆうかりん。 美味しそうにパンにバターを塗って食べるゆうかを見て少し自慢したくなってしまった。 自分の作ったものを褒められるのは嬉しいものだ。 「ねぇ、お兄さん?このばたーのことなんだけど…」 「どうした?悪いけどそれで最後だからな。もう残ってないぞ」 このバターを作ったのが一ヶ月前。上手く出来たものだからお裾分けや調子に乗って食べていたら、もう無くなってしまった。 しかしゆうかが俺にお願いをするというのも珍しい。一体なんだろうか。 「このばたーはあまくできるのよね。そっちのほうはつくらないの?」 ・・・ああ、成程。確かにそっちのほうはまだ作っていなかった。 ゆうかもゆっくりの一種だ。やはり甘いものは好物なのだろう。 「丁度良いな、ゆうか。今日作ろうと思ってたんだよ」 今度のぱちゅりーは中枢餡の無いタイプだ。簡単には死ねない。 一体どれほどぱちゅりーは泣き叫ぶのだろうか? どれだけの苦痛がぱちゅりーに襲い掛かるのだろうか? どれだけの絶望をぱちゅりーは感じるのだろうか? そんなことを考えながら、地下室に向かう。ぱちゅりーは今日もゆっくりできると思っているのだろう。 地下室のドアを開ける。適度な温度と湿度。絵本を読んでいるぱちゅりーがいる。 今回は睡眠薬入りの餌なんて持っていない。必要なのはこの一言。 「おはよう、ぱちゅりー。ゆっくりしていってね」 「むきゅ!おにいさん、ゆっくりしていってね!」 もっとも、ぱちゅりーはゆっくりなど出来ずに死ぬのだが。 おわり ――――― 小悪魔×ゆっくり系5 パティシエールな小悪魔 小悪魔×ゆっくり系6 パティシエールな小悪魔2 ゆっくりいじめ系1800 パティシエールな小悪魔3 ゆっくりいじめ系1696 ゆっくりじゃーの 1 ゆっくりいじめ系1697 ゆっくりじゃーの 2 上記の作品に敬意を払いながら書きました。 意外と少ないゆっくりを使った加工品。アレ?俺行けんじゃね?そう思って書いてはみたものの出来上がったのは見事な駄文。 誰か俺に文章力をくれ。 このSSに感想をつける
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帰ってこないあの日々 23KB 虐待-いじめ 愛で ギャグ 悲劇 変態 捕食種 現代 愛護人間 独自設定 ぺにまむ 予定していなかったあの作品の続編です。胴つきゆっくりが死にます ・何故か思いの他評判が良かった「ふたば系ゆっくりいじめ 1230 喧嘩」の続きです ・ちとあの二人に対抗しようかな。よってHENTAI入ります ・胴付きゆっくりが登場します ・正直どろわにあげるべきではと考えた。 ・前回は喜劇でしたが今回は本当に悲劇です ・あれ?虐待はどこだ? 「おにいさぁぁぁぁぁん!!」 「げらげらぁぁぁぁぁ!!」 今日も今日とて我が家のゆっくり達は元気だ。 俺を見つけたら人間砲弾ばりに突撃し、足にしがみつくは背中にしがみつくはで 非常に疲れる。 今日もあの二人の追撃から逃れて部屋でゴロンとしている時だった。 俺はふと寝がえりをうち、本棚の方に視線をやるとふとアルバムが目についた。 「アルバムかぁ…どれどれ」 俺はアルバムを手にとり、一ページ目をめくった。 「あ…」 俺は最初のページの写真を見た瞬間、悲しいあの出来事が頭の中をよぎった。 それは今まで忘れようとしていた楽しくも辛いあの日々… 帰ってこないあの日々 3年前… 普通の男達なら仕事から家に帰ったら家で奥さんとゆったり過ごすか一人でゆっくり過ごす所なのだが うちはちょっと違う… ピンポーン!! 「うーだれだど?」 「お兄さんだよ!!」 「おにいさん!?うぅぅ、おねえちゃぁぁん!!おにいさんがかえってきたんだどぉぉぉ!!」 ガチャン!!ギィィィィ… 「おかえりなんだどおにいさん!!」 トタトタ…だき!! そう、うちはゆっくりを二人飼っているのだ。 二人とも胴つきのゆっくりで種族は違うが同じ親から生まれてきた姉妹だ。 今俺を迎えに来てくれたのは妹のゆっくりれみりゃだ。 生まれた時からこいつはれみりゃからプライドをとって子供っぽい面を前面に押しだしたような やつで非常に甘えん坊なのだ。 「ただいま。ところでふらんは?」 「うー、おねえちゃんは…」「すきあり!!」「ふぬごぉ!!」 俺の後頭部から誰かが蹴りを入れた。 俺は勢い良く床に顔から叩きつけられた。鼻から血が出てた…。 「おねえちゃぁぁぁん!!おにいさんをいじめたらだめなんだどぉぉぉぉ!!」 「うー!!ゆだんしてたおにいさんがいけないんだよ!!わかったらおねえさまはだまってて!!」 「うぅぅぅぅ…」 そう、今俺に不意打ちをしたゆっくりこそこのれみりゃの姉であり我が家の飼いゆっくりである ゆっくりふらんである。 ふらんは妹のれみりゃをお姉さまというがこれは種族としての特有の呼び方で、野生の姉妹でも このようにいっているのだ。 姉のふらんはれみりゃが受け取らなかったプライドの高さ、攻撃性を全て受け取ったようなゆっくりだった。 「おにいさん!!ふらんにふいうちをくらうようななんじゃくなにんげんさんでいいとおもってるの? ばかなの?しぬの?そんなことじゃあふらんにすーりすーりするけんりはないよ!! わかったらはやくからださんをきたえてね!!じゃないとふらんがいつまでたってもすーりすーり できないよ!!よわいよわいがうつるなんてゆっくりできないよ!!」 思いっきり素直じゃない子です…。そして妹思いな面も見せるのであった。 「いいおねえさま!!このよはじゃくにくきょうしょくなのよ!!よわいおにいさんに そんなにすーりすーりばっかりしようとしたらよわいよわいがうつるよ!!」 「なにいっでるのおねえちゃぁぁぁぁん!!そういうおねえちゃんだっておにいさんのぱんつさんで…」 「…いったらなぐるよ…」 「いやぁぁぁぁ!!でびりゃをなぐらないでぇぇぇぇぇ!!」 …そんなこんなもあるが基本的に中の良い姉妹だ。 そんな二人はいつも帰って来てから俺にかまってくるのであった。 例えば食事時では… 「うーおにいさん!!れみりゃにあーんしてほしいんだどぉ!!」 れみりゃが口を大きく開けた。俺はれみりゃの皿を見るとそこにはれみりゃの好物が少々と れみりゃの嫌いな物が大量にあった。 おれはれみりゃの嫌いな物を何個を串のように刺すと、それをれみりゃに近づけた。 れみりゃは何が口に入れられるのか気付いてすごくいやそうな顔をした。 「うぅぅぅぅぅぅ…うぅぅぅぅぅぅ…」 「はーいちゃんと美味しくたべるんだ…あ」 よこからふらんが食べ物を奪った。 口で食べ物を横取りするとそれを少し嫌そうな顔をしながら30回以上噛んでから飲み込んだ。 「はいよくできまし…ぶげぇ!!」 ふらんの蹴りが俺の腹に直撃した 「おにいさん!!れみりゃのたべれないごはんさんをむりやりたべさせないで!! それにふらんはこどもじゃないんだからどんなたべものさんでもたべられるんだよ!! いつまでもおこさまあつかいしないでね!!あーんさせるんならふらんにしてね!!」 「うーおねえちゃん…そのおかおさんでいってもあんまりせっとくさんができないんだどぉ…」 「そうだそうだ!!素直にお兄さん大好きってい…ぐぶぅ!!」 「ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!」 余計な事を言うとふらんさんが俺の腹をサッカボールのように蹴ります…。 一度あまりに痛くて食ったものを吐いた事があるんだけど、その時はれみりゃだけが必死にないて くれると思ったらあのふらんが必死に蹴っていた所をすーりすーりしたりなでなでしたりしながら 「ごべんなざいぃぃぃ!!じなないでぇぇぇ!!」と泣きながら叫んでいたなぁ…。 あの時の光景は今でも忘れられないね!!あれから一週間はやたら素直だったのがさらに良かった まあ一週間後には元に戻ってしまったけど… 風呂に入っている時には… 「おにいさぁぁん!!いっしょにはいるだどぉぉぉぉ!!」 「いいよ、それじゃあごふぅ!!」 ふらんの蹴りがアレの脇腹に直撃した。 「なにやってるのおねえさま!!おにいさんはろりっこんなのよ!!きっとおふろさんにはいっている ときに「おててがすべっちゃったー」といってまむまむさんやおっぱいさんにいたずらするよ!! ふらんはおとなのれでぃーだしろりーじゃないからおふろでおにいさんをおふろでしょけいするよ!! ろりこんなおにいさんはかくごしてね!!」 そう言ってお兄さんに追撃をかけるふらん。だがその顔は実にうれしそうだった。 「おねえちゃぁぁぁん!!おねえちゃんがいっしょにはいりたいだけなんだどぉぉぉぉ!!」 「なにいってるのぉぉぉ!!ふらんはおにいさんのぼうさんをさいきふのうにするために いっしょにはいるんだよぉぉぉ!!もいだらぷれぜんとしてあげるからここでまっててね!!」 「ぞんなのいらないよぉぉぉ!!ぬけがけしておにいさんとすっきりーしないでねぇぇぇ!!」 れみりゃの言葉にふらんは顔を真っ赤にした。…なんか目がぐるぐるしているのは気のせいでしょうか… 「!!!!!…だれがろりっこんなおにいさんとす、すす、すすすすすすすっきりなんかするかぁぁ!!」 「おねえちゃん!!たまにはすなおになるんだどぉ!!」 「うるさいぃぃぃ!!」ボカァ!!「いだいどぉぉぉぉ!!おねえぢゃんがぶっだぁぁぁぁ!!」 結局おれは二人をなだめて一人で入ることにした。 その間扉の外から声が聞こえるのだが俺はしらんぷりをしている。 そしてこれが何より大事だ。それは寝るときは必ず部屋に鍵をかけてから寝ることだ。 でないと大変な事が起こるのだ…。 ベッドに入り、寝ようとしたその時間帯にやつらはやってくる。 トントン… 「おにいさん…おきているんだどぉ?」 れみりゃだ。 「おにいさん…れみりゃ、きょうはこわいこわいゆめさんをみちゃったんだどぉ。 だからおへやにいれてほしいんだど…。」 昨日は大きなねずみが出てきたといってたくせに… そう、うちのゆっくり達はやたら俺の部屋に入ろうとしたがるのだ。 「おにいさん…おねがいだど…ここをあけてほしいんだど…」 とてもよわよわしく、だが必死に媚びるような声をあげるれみりゃ。 だがお兄さんはHENTAIではないのでここは無視だ。 「いやぁぁぁぁ!!おにいざぁぁぁぁんあげでぇぇぇぇぇ!! でびりゃごわぐでじんじゃうよぉぉぉぉぉ!!」 ドンドン!!ドンドン!! ここで並みの愛でお兄さんならかわいそうにと言って入れてしまうだろう。 だがうちのゆっくりは捕食種なのだ。 並々ならぬ性欲をもっているのだ。一瞬で食われてしまう… そう判断してからは俺は諦めるまでこうやって耐えるのだ。 「うう…おにいさん…おにいさん…」 トテトテ… ふうやっといってくれたか… これはまだ前哨戦だ。強敵はこれからくるのだ。 ドドドドド…来た!! バン!!バン!! 「おにいさぁぁん!!ゆっくりころしにきてあげたよ!!ゆっくりりかいしたならはやくあけてね!! きょうこそそのぼうさんをかみきってあげるよ!!にどとふらんいがいによくじょうできないように ちょうっきょうしてあげるよ!!だからあけてね!!あけてね!!あけろぉぉぉぉぉ!!」 うちのふらんは夜になるといつもより過激になる。 しかもちょっとヤンデレになるのだ。 「はやくあげろぉぉぉぉぉ!!おにいさんのぼうさんをせいっさいするんだぁぁぁぁ!! はやぐあげろぉぉぉぉぉ!!」 バン!!バン!! これが30分程続くのだ…。まったく執念ぶかいんだから。 こうして俺の夜は過ぎていくのだった。 これがいつもの日常だった。あの日、俺がうっかりしなければ それはある晩の事だった。 俺は仕事に疲れきって部屋に鍵をかけるのを忘れたままそのまま眠りに付いた。 あいつらが少し騒いでいたがあんまり気にすることもなく眠りに付けた。 眠りに付いてから俺は今まで感じたことのない違和感に気付いて目が覚めた う…ん?変だな、妙にスースーするぞ。ちゃんと寝巻を着ているのに…。 あれ?なにかが俺の上にのしかかっているみたいだ…しかもなんだろう、やたら温かい… ん、俺の体をだれかがなめてるのか?犬でもいるのか…って!! 「お前達なにやってんだぁぁぁぁ!!」 俺の意識がようやく覚醒し俺の目に入ってきた光景は俺が今まで一番回避したかった光景だった。 ふらんとれみりゃの姉妹が全裸になって俺をパンツ一丁にして俺の体をなめまわしていたのだ。 しかも俺の上に体をすりつけるようにしてだ。 「うぅぅぅぅ!!おねえちゃぁぁん!!おにいさんがおきちゃったんだどぉぉぉ!!」 「うー…おきてくれたほうがこうつごうだよ!!さあおにいさん!!こんやこそ ふらんとおねえさまのすっきりどーるになってね!!」 「ふ・ざ・け・る・なぁぁぁぁぁぁ!!」 おれは全力を出して二人をひっぺはがし、全裸の状態のままベッドの前に立たせた。 「何度もいっているだろうが!!俺はHENTAIじゃないんだよ!!なのに…」 「うぅぅ…そんなことわかっているんだどぉぉぉぉぉ!!」 れみりゃが叫んだ。 今まで臆病で甘えん坊だったれみりゃが今まで出した事のないような声で叫んだのだ。 「れみりゃは…れみりゃはね…おにいさんがだいすきなんだど!!すきですきでしょうがないんだど!! おにいさんがいないとおかじぐなっちゃうぐらいなんだどぉぉぉぉ!! おねえちゃんもいつもあんなたいどだども…だども…おにいさんからもらったおしゃしんさんを あのとくだいおにんぎょうさんのかおさんにつけていっつもいっつもだきだきしているんだどぉぉぉ!!」 「おねえさまぁぁぁ!!ふらんはそんなことやってないぃぃぃ!!」 「おねえちゃん!!きょうぐらいはすなおになったらどうだどぉ!!」 「!!!!」 ふらんは顔を真っ赤にした。だがみるみる顔がいつもの顔に戻っていき、 逆に頬の方にうっすらと赤みが付いた顔になった。 「おにいさん…ふらんのおむねさん…みて…」 ふらんはお兄さんの手を掴み、自分の胸に押しつけた。 ふんわりとふくらんだ胸の感触が心地よく、その中央に占める豆はその存在をアピールするかの なっていた。 だがそんな事よりもフランから聞こえてくる鼓動が強く、激しくなっている事に俺は気が付いた。 「ふらんね…おにいさんといっしょにいるだけでおむねさんがくるしくなるの… ちょっとまえまでだったらね…がまんできたんだよ…でもね…もうくるしくてくるしくて もうがまんができないの…おにいさん」 ふらんが涙目になりながら俺の顔を見つめてきた。正直言ってかわいすぎ。 「ふらんのくるしいのとって…とってくれないとゆっくりできないよ…」 ふらんが抱きついてきた。俺の胸の部分にふらんの顔が辺り、腹の所に胸が当たる。 肩まで届く身長ではないふらんの体温が俺の体を包み込む。 「うー…れみりゃも…おねえちゃんも…もうがまんできないんだど… おねがいだどぉ…すっきり…」 れみりゃが背中から俺を抱きしめてきた。ふらんとさほど差がなく、当たる部分もほぼ 変わらないが、れみりゃの体温が確実に俺を包み込んでいた。 この時、俺は自分を押さえこんで彼女達をはがすべきだったと後に後悔することになった。 俺は、彼女達に誘惑されきったまま選択をしてしまった。 「分かった…でも今回だけだぞ…」 俺は彼女達をベッドに横たわらせた。彼女達は願いがかなった少女のような顔で 泣きながら俺に抱きつき、頬にキスをした。 ふらんが俺のパンツを下げ、まずはその口で… ここから先は上映できないよ!!代わりにゲスとでいぶの交尾シーンでも見ててね!! 「ゆっへっへっへ!!いいしまりなんだ…ぜ!!」 「ざっざどうごげぇぇぇぇ!!ごのむのうがぁぁぁぁぁ!!」 ブチン!! 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁ!!しまりずぎでばりざざまのびっぐまぶなむがぁぁぁぁぁ!!」 「ちょっどりきんだだげでもげるなんてとんだたまなしだね!!」 やっぱ辞めよう… 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」 「うー、うー、うー」 「すっきり…したわ…」 俺と二人はあの後思いっきりすっきりした。 彼女達は捕食種なだけあって求めてきた性欲にまるで終わりがなく、結局俺は 腰が立たなくなるまですっきりする羽目になってしまった。 一方の彼女達も今まで貯めこんでいた性欲を一気に解放した事もあって満たされた顔で 俺の胸の中に倒れこんでいた。 「もう…まんぞくか?」 「うー、まんぞくなんだどぉ…」 「うー…ここでかんべん…してやる」 ふらんの奴め、完全にグロッキーじゃないか。 まあいいか、もう疲れたから寝るか。 「じゃあ俺は疲れたから「おにいさん…」ん?」 れみりゃが割り込んできた。 「れみりゃをだきだきしながらねてほしいんだど…おにいさんのぬくもりをかんじながら すーやすーやしたいんだど…」 今まで控えめだったれみりゃが今日はやけに積極的だな。 まあいいや。 「分かった。ふらんはどうする?」 「うー、やりたかったらやれば…」「おねえちゃん!!」 「まあまあじゃあすきにするよ」 俺は二人の背中に腕をまわして二人を顔の所まで動かした。 「うぅ!!」 「ほらあったかいだろ?」「…うー…」 ふらんは観念したかの顔になった。 ふたりは俺の首の所に腕をまわしてきた。 「これならもっとあたたかいだど」 「うー、かぜをひいたらしけい。」 体にかかる彼女達のぬくもりと肌と肌がこすれあう感触が心地よい。 俺は彼女達の胸の中で眠るような心地で眠りについた。 「ねえおねえちゃん…」「うー?」 「いっぱいすっきりーできたね」「うー…あれはいきおいで」 「そうゆうことにしとくだど」「う…」 「おねえちゃん…」「うー…こんどはなに?」 「れみりゃ…とってもねむい…からだがおもくかんじるほどねむいだどぉ…」 「それはふらんも。あんなにすっきりーするからいけない…」 「…それもどうだどぉ。ねるまえにおにいさんにちゅっちゅしてからねるどぉ」 「くちびるはだめ。くちふさいじゃったらえいえんにゆっくりしちゃうから?」 「うぅぅぅぅ…じゃあどうすれば」 「ここ、ここならだいじょうぶ」 「すごいどぉ、さすがおねえちゃんだどぉ」 チュ!! 二人はお兄さんの頬にキスをした。とても長いキスだった。 まるでお兄さんの味をもう一度味わうかの如く長い長いキスをした 「うー…まんぞくなんだどぉ」 「それじゃあねる」 「「おやすみなさい。おにいさん(だどぉ)」」 翌朝… 俺は寒さで目が覚めた。 「…っつ、寒い」 俺は何でこんなに寒いか辺りを見回した。 俺は全裸の状態のまま二人を抱きしめながら寝ていた。その二人は俺の胸の中で幸せそうな顔で 寝ていた。 とりあえずこんなに寒い理由が分からないので二人をどかして起きようとした 「おーい、そろそろどい…て…く」 俺はこんなに寒い理由を、二人に触れた事で理解した。 俺は頭の片隅で理解をしていたのかも知れない…だが俺は認めたくなかったのだ。 だから俺は別の要因がないか周りを見回していたのかも知れない。 「ふらん…れみりゃ…」 二人は俺の胸の中で冷たくなっていた。 幸せそうな顔をしながら、二人は永遠にゆっくりしていた。 俺は目の前が真っ暗になった。 なんでこいつらが死んでいるんだ?昨日あんなに生き生きしていたのになんで朝になって死んでいるんだ? なんでだ?俺のせいかなのか?俺があいつらにやった行為のどれかにあいつらを殺しえる行為が混じっていたのか? そんな…そんな… 「ふらん!!れみりゃ!!目を開けてくれ!!」 気付いたら俺は二人に覆いかさばるような体勢で二人に叫んでいた。 「ほらふらん!!俺にこんな体勢をとられているんだぞ!!悔しいだろ!! 悔しかったら俺に反撃してみろよ!!ほら!!ほら!!」 だがふらんは応えない 「れみりゃ!!いま起きたらお前の大好物のプリンを毎日食べさせてやる!! だから起きろ!!今起きてくれ!!頼む!!れみりゃ!!」 だがれみりゃは顔色一つ変えずに眠りについたままだった。 「嘘だ…ウソだ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 俺は二人を抱きかかえると彼女達の冷たくなった胸の中で泣いていた… 俺は二人をこのまま埋葬してはかわいそうだと思い、今日着る予定だった服を着させた。 下着、リボン、帽子…これら一つ一つ着けていく度にあの日々の記憶が頭の中をよぎった。 (ほらここに足を通して) (うぅぅ…うわぁぁぁ)ズデン!!(びえぇぇぇぇぇぇ!!) (もう、おねえさまはぱんつさんもろくにはけないの?ふらんはおとなのれでぃーだから…あ)ズデン!! (うぅぅぅぅぅ…うぅぅぅぅぅぅ…) (おい大丈夫…ぶげぇ!!) (うぅぅぅぅ!!みるなぁぁぁぁ!!みるなぁぁぁぁ!!) (でもみえちゃいけない所はもっとまるぶごぉ!!) (もっどみるなぁぁぁぁ!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!) (ぶえぇぇぇぇぇ!!おねえちゃんがおにいさんをころしたどぉぉぉぉぉ!!) (はい万歳して) (ばんざいだどぉぉぉぉ!!) (はいよくできました!!じゃあつぎはふらんのばんだぞ。はいばんざぼぉ!!) (うぅ!!ふらんはいらない!!ひとりでやれるもん!!ゆんしょ。ゆんしょ) (おにいさん、いまがちゃんすなんだど)(よしきた) こちょこちょこちょこちょ (ゆひゃひゃひゃひゃ、こらおねえさま!!おにいさんっひゃひゃひゃひゃ!!) (そーれもっとだ、お兄さんの逆襲をおとなしくくらえ♪) (うーなんかたのしいだど) お着替え完了 (うぅぅぅぅぅぅ!!ゆっくりしねぇぇぇぇぇぇぇ!!) (おねえちゃぁぁぁぁんおこったらだめなんだどぉぉぉぉぉこわいんだどぉぉぉぉぉ!!) (うお、また蹴られてたまるか!!俺は逃げるぞ!!) (おにいさぁぁぁん!!れみりゃをみすてないでぇぇぇぇ!!おにいさぁぁぁぁん!!) (すまんれみりゃよ、墓標に愛らしいれみりゃここに眠ると書いてやる…ってなんでお兄さんばっかり ねらうのぉぉぉぉ!!) (うぅぅぅぅぅ!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!) (れみりゃ!!俺を助けてくれ!!) (うっうー!!れみりゃをみすてたおにいさんはおねえちゃんにおこられればいいんだどぉ!!) (いいだしっぺはお前だろうが!!) (ゆっくりしねぇぇぇぇぇ!!) (あぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!) 一つ一つの記憶が頭の中をよぎり、そのたびに俺は耐えた。 着替えさせて俺のベッドで横たわらせている間に俺は棺を買いにいった。 ゆっくり用のペットショップで売られていた棺はどう頑張っても彼女達を折りたたまないといけない 程小さかった。 おれはそれに我慢できず、葬儀屋までいって子供用の棺を譲ってもらった。 俺は彼女達を棺に入れ、その周りに彼女達が大好きだったおもちゃや服を一緒に入れた。 もう俺には必要ないからだ。 棺に蓋をし、庭に掘った穴に入れ、俺は一人で土をかけて行った。 一回かける度に彼女達の笑顔がよぎっていった。 そして、その度に消えていった。 これはのちに分かった事だが、胴つきのゆっくりには初期型と後期型の二種類が存在し、 ふらん達初期型は体の内部が中身で覆い尽くされており、そこに生命力のある因子 例えば精子を混ぜ合わせると中身の生命力が精子の生命力に負け、中身の生命活動の力を奪い 生命活動を停止させてしまうという事が分かった。 つまり、俺が彼女たちを殺したということだ。 俺はそれからしばらく魂の抜けた亡骸のような生活をしていた。 仕事に行き、働き、そして誰もいない家に帰りすぐ寝る。そんな日々が一か月ほど過ぎた。 そんなある日だ。俺の知り合いでゆっくりの保護を仕事にしている奴が俺に頼みこんできたのだ。 「野良のゆっくりに差別されて過ごしてきたゆっくり二体を引き取ってくれないか? 今まで野良に奴隷のように扱われてきたせいか酷く怯えていてな、種特有の性格が一切見られないんだ。 お前はどういうわけか今まで問題だらけだったあの姉妹をうまく導いたんだ。お前ならあいつらを 救ってやれる。頼む」 俺はすぐに断る旨を伝えようとしたが、どういうわけか体がしんどくなりすぐ寝ることにした。 その日に限って、俺はベッドに入るや否やすぐに眠りに付けた。 俺はベッドで何かに覆いかぶさるような体勢でいた。 何に覆いかぶさっているんだ?俺は目を向けた 「「おにいさん…」」 ふらんとれみりゃがいた。 「お前達…俺をたたり殺す気できたのか?おれはそんな覚悟いつでも「ばか!!」」 ふらんが咆えた。いつもなら拳が飛んでくる所なのだが拳は飛んでこなかった。 「ふらんもれみりゃもおにいさんにいっぱいちゅっちゅしてもらえてしあわせーなんだよ!! えいえんにゆっくりするまえだってたくさんおにいさんとすっきりできてとてもうれしかったんだよ!! なのになんでそんなこというの!!ばかなの!!しぬの!!」 「おにいさん…れみりゃがきらいになっちゃったからそんなこというの?…いやだど… れみりゃはいまでもおにいさんがだいすきなんだどぉ…だからきらいに…ならないで…」 二人とも俺に抱きついていた。 そのぬくもりは冷たい物ではなかった。 「だからおにいさん、まえにすすんで…ふらんたちのぶんまでまえにすすんで」 ふらんのこの言葉同時に俺はベッドから遠くなっていった。 気が付くと俺は朝を迎えていた。 どうやら俺は夢を見ていたようだ。だが、とても良い夢だった。 それから数日後… 「こ…こんにちわ…てんこは…てんこだよ…」 「げら…げら…」 保護された二人が知り合いと一緒にやってきた。 二人は扉の影に隠れながら俺の様子をうかがっていた。二人とも明らかに怯えきっていた。 俺はそんな二人に笑顔で返しながらこう言った 「ゆっくりしていってね!!」 「はあ、ついうっかりアルバムを全部見て泣いちまった。」 俺はアルバムを読み終えてからそう一人呟いた。 あれからてんことうどんげが心を開いて俺に懐くようになるまでに酷く時間がかかったが今となっては 良い思い出だ。 少し問題があるとすれば… 「おにいざぁぁぁぁん!!はやくからさんからでてきてぇぇぇぇぇ!!」 「ゲラゲラ!!(お元気のでるお薬を作ったよ!!)」 バンバン!!バンバン!! 俺に懐きすぎたことだ。 いや、冗談抜きそろそろ天に召されてもおかしくないぐらい体が色々やばいんですけど 「ゆ!!こうなったらあいかぎさんのでばんだよ!!」 「ゲラゲラ!!(さすがてんこだよ!!よういしゅうとうだね!!)」 えぇぇぇ!!なんでそんなの用意してるんですか!!というか何時の間に!! ああ神よ!!我に救いを下さい!!救いを下さい!! ガチャ!! 「おにいさん!!てんことうどんげの合作おくすりさんをのんでげんきになっていっぱいあそんでね!!」 「げらげら!!(一杯元気になれるよ!!)」 ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ゆごぉぉぉぉぉぉぉぉ!! えと、そのお薬さんもしかしてどこかの地獄につながっていませんか? なぜかゆっくりの悲鳴がよく聞こえてくるんですが? 「もしかしてのんでくれないの?てんこなんかもういらないの?」 「ゲラゲラ…(嘘だよね?飲んでくれないなんて嘘だよね!?)」 …ああ神よ、悪魔とはどうやら身近にいたようです…。 私はあの世で待ってくれている二人の元へ行きます。さようならてんこ、うどんげ。 お兄さんはあの世で二人を見守っているよ… ゴクン…すぅぅぅぅぅ… ああ、お花畑が広がっているよ。すぐ横にはお川がある。 ああ、二人が迎えに来てくれたみたいですね。 「うーおにいさぁぁぁん!!こっちにきちゃだめなんだどぉぉぉぉ!!」 「こっちにきちゃだめぇぇぇ!!」 今行きますよ二人とも。あの世で仲良く過ごしましょうね。 「うーおにいさぁぁぁん!!こっちにきちゃだめなんだどぉぉぉぉ!!」 「こっちにきちゃだめぇぇぇ!!」 あはは、寂しがり屋ですね。今行くからちょっとまってて…ん?ふらん? すごい速さでこっちに走ってきて、俺に甘えたいんだな? さあお兄さんのお胸に「うぅぅぅぅぅ!!」ん? 「こっちにくるなつってるだろうがばかおにいさぁぁぁぁん!!」 「ぐげらぁぁぁぁぁぁ!!」 ああ、ナイスキックです。 「なんで!!そうやって!!こっちに!!きたがるの!!このばか!! そんなんで!!ふらんたちが!!よろこぶと!!おもってるの!!」 ぐふぅ!!ぼげぇ!!あ、あのふらんさん?マウンテンポジションで私をタコ殴りにするのはやめて 欲しいのですが。幽霊なのにすごく痛いんですが 「お、おねえちゃん…おにいさんほんとうにし」 「うるざいぃぃぃ!!いのちをだいじにしないばかおにいさんにおせっきょうしているのぉぉ!! じゃましたらおねえさまもおせっきょう!!」 「いやだどぉぉぉぉ!!おせっきょうはいやだどぉぉぉぉぉ!!」 いや、ほんと、もう反省しましたから「まだおわってないぃぃぃぃ!!」はい、すみません。 10分後… 「これで!!ゆっくりりかいできたら!!いのちをだいじにしながら!!あと50ねんはくるなぁぁぁ!!」 「どわぁぁぁぁぁぁ!!」 ああナイスキックだふらん。俺、今お空を飛んで… ん、あれ?また光に引きずりこまれる… 「は!?」 「お兄さんがおきたよ!!今元気ハツラツだよね?だよね!?」 「げらげら(一杯遊べるよね!!遊べるよね!!)」 「い…いや、今そんな気分じゃあ」 「な、なんだってー!!お兄さんは元気がないんだよ!!こうなったら全部飲ませるよ!!」 「や、やめ、やめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ(ガク)」 「うぅぅぅぅぅ!!なんでまたこっちくるのぉぉぉぉ!!しかも1じかんもたってないよぉぉぉぉ!! もうそんなにしにたいならふらんがいんどうをわだじでやるぅぅぅぅぅ!!ゆっぐりじねぇぇぇぇ!!」 「おにいざぁぁぁん!!にげてぇぇぇぇ!!おねえちゃんあたまぷっつんしちゃったぁぁぁぁ!!」 いやぁぁぁぁ!!そんなおっかない物でお兄さんを追いかけないでね!!追いかけないでね!! 「ゆっくりじねぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 完 あとがき HENTAIであの二人に対抗しようとしたら…あれ、なんかおかしい。 まあいいや、これでいいのだ!! ブレあきでございます。なんかあの二人の作品見てたらあの二人に少し張り合いたくなり 予定していなかった続編を書くことになりました。 まあキッカケはコメントの所にあった「ふらんとれみりゃの姉妹がなんか気になる」 なんでしたが。 一応餡コンペに出す作品はそれなりに順調に執筆中ですので皆さまお楽しみに。 ではではたくさん感想頂戴ね!!たくさんくれたらいっぱいSSさん作るよ!! 良い意見も悪い意見も待ってます どこかおかしい作者:ブレあき どこかおかしい作品達 ふたば系ゆっくりいじめ 621 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター編~ 序章 ふたば系ゆっくりいじめ 914 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター編~ ふたば系ゆっくりいじめ 955 ゆっくりの進化 一 前半 ふたば系ゆっくりいじめ 1047 ゆっくりの進化 一 中編 ふたば系ゆっくりいじめ 1066 ゆっくりの進化 一 後半 ふたば系ゆっくりいじめ 1089 ユグソウ プレリュード ふたば系ゆっくりいじめ 1135 ユグソウ 前半 ふたば系ゆっくりいじめ 1230 喧嘩 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 少し泣いた。自分はどちらかと言えば虐待派だが、マジでそれくらい良かった( ;∀;) -- 2018-08-30 17 45 12 イイネェーwwww -- 2018-08-16 23 12 28 いや皆可愛いけどさ~ 精子の生命力に負けるって無理矢理過ぎないかい? -- 2018-01-26 17 46 12 おお感動感動(´・ω・`) -- 2016-08-28 20 43 59 あの後、ゲスとでいぶはどうなったんだwww -- 2014-08-17 14 26 40 感動した後の結果がこれだよ! -- 2013-08-27 21 58 57 あの世とこの世でキャッチボールされるお兄さんwwwww -- 2013-05-03 15 21 45 回想の「ゆっくりしていってね!」の所で終わらせて欲しかった。 -- 2013-01-06 14 28 57 良いけど最後らへんのノリはちょっと着いていけんかった・・・ -- 2012-10-04 02 03 12 「HENNTAI」ワロタ・・・と思ったら一気に(TAT)になりそうになって、と、思ったらハッピーエンド(笑) -- 2012-07-21 23 27 46 ゆっくり!ゆっくり!ゆっくり!ゆっくり! ゆっきゅり!ゆっきゅり!しゅしゅしゅ・・・ しゅっきりーーー!!!(*´∀`*) -- 2012-05-19 17 13 14 これもう胴付きじゃなくて本人じゃね? -- 2012-01-01 09 00 16 れみりゃざまぁwww -- 2012-01-01 08 58 09 ・・・ないてないぞ・・ -- 2011-12-16 23 42 27 もうロリコンでいいや… -- 2011-10-06 23 35 22 ふらんとれみりゃはおにいさんがだいすきだったんだねー、わかるよー -- 2011-08-25 09 15 56 ここから先は上映できないよ!!←そこは上映すべきだろjk -- 2011-05-03 10 48 27 普通に飼いゆとして飼ってる人にとっては、こんな簡単に飼い主に恋するどころか情欲まで抱き始めるゆっくりはさぞ気持ち悪いだろう。 このお兄さんにHENTAIの素質が無かったら処分されててもおかしくなかったな、あの二匹。 -- 2011-01-17 17 19 44 あぁイイハナシダナー くっそーーーお兄さんめ、ふらんと、れみりゃにあんなことや、こんなことしておいて、 てんこと、うどんげに、フラグたたせおってーおれもこんなゆっくりほs「HENNTAI」どぼじでぞんなごどいうの おおおおお -- 2010-12-12 20 48 01 良いなぁ……羨ましいなぁぁぁ……… -- 2010-10-25 15 38 42
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超おもちつき みどりむしの冒険 Game Op.12 No.3 くもにのって TEC. はっぴぃ んどくりぃむ 月下の決戦
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『ゆっくりは戦いを舐めたっ!』 16KB 制裁 自業自得 日常模様 戦闘 番い 野良ゆ ゲス 現代 おおテンプレテンプレ 気ままあき 「ゆっへっへっ……おい!そこのくそにんげんっ!そのごはんさんをいますぐまりささまに けんっじょうっするんだぜぇぇぇっ!」 「はやくよこしてねっ!ぐずはきらいだよ!それとれいむのまりさはとってもつよいんだよっ! いたいめにあいたくなかったらさからうなんてみょうなきはおこさないでねっ!」 俺がいつものごとく公園のベンチに座ってコンビニのおにぎりを食べていると、 これまたいつものごとく野良ゆっくりがやってきてソレをよこせコレもよこせと恐喝しに来た。 薄汚い身なりの野良まりさと野良れいむ、ほんっっっっっっとうにありふれたつまらない組み合わせである。 「おいっ!きいてるのかぜくそにんげんっ!さっさとごはんさんをよこさないとせいっさいっするのぜ!」 「やっちゃいなよまりさ!くそにんげんはばかだから、くちじゃいくらいってもわからないんだよ!」 「ふう……やれやれなんだぜ。くそにんげんにもすこしはちせいがあるとおもったけどしつっぼうっしたのぜ!」 「ゆんっ!きにやむことはないよまりさ!ていっのうっなくそにんげんがわるいんだからっ!」 「まったく、かんだいなこころでおだやかにことをすませようとしたまりささまがおろかだったんだぜ……」 これまたいつものごとく、人間を見下してゆっくりしようというくだらないコントが俺の前で繰り広げられる。 この野良どもはなにかやらいろいろ好き勝手な事いってるが、 要するに俺がすぐに食料を差し出さないんで、口で命令して食料を差し出させる路線は諦め 俺を暴力で屈服させた後にあらためて食料を奪い取る路線に変更した……という事らしい。 よくもまあ…まだ勝ってもいない、戦いもしていない時点でここまでいい気になれるもんだ。 こいつらのお花畑な脳内ではすでに勝ちが確定しているんだろうが……アホな連中だな本当に。 そして薄ら笑いを浮かべた野良まりさが俺の足元へと余裕たっぷりにやってきた。 「ゆっへぇっへぇ~~かくごはいいのかぜ?くそにんげんはさいっきょうっのまりささまのいちげきをくらって、 さっさとえいえんにゆっくりするがいいのぜ!」 「ほう……お前は俺を殺す気なのか?」 「まりささまだってほんとうはころすなんてしたくないのぜ?そうせざるをえないようにしむけたのは ばかなくそにんげんのおまえなのぜ?だからうらむならじぶんのばかさかげんをうらむのぜ? まりささまはなにもわるくないのぜぇぇぇぇっ!よわよわなくそにんげんがぜんぶわるいのぜぇぇぇぇっ!!」 「ゆっ!まりさのいうとおりだよっ!よわいやつがぜんぶわるいんだよっ!」 「ふーん……じゃあ俺も殺す気でお前を迎え撃つわ。殺されたくないし」 「ゆぷぷぷぷ~~~~っ!よわよわなくそにんげんがまりささまにかてるとか ほんきでおもってるのぜぇぇぇっ!?もうっそうっもたいがいにしといたほうがいいのぜぇぇぇっ!」 「かわいそうだね……くそにんげんって。あたまのなかではじぶんがゆっくりよりつよいって ほんきでそうおもっているんだね……みててすごくいたいたしいよ。れいむはもうあわれみすらかんじるよ……」 「ほらいいからさっさとかかってこいよ。それとも何か?口喧嘩ではまりさは最強とかそういうオチなわけ?」 「ゆふ~……もうはったりさんしかないのぜ?ちからでかてるきがしないから やれることはもうきょせいっをはるしかできないのぜ?くそにんげんはほんとうになさけないのぜ…… しかたないからまりささまが、とっととしゅんっさつっでおわらせるのぜ……!」 「まりさ…できるだけくるしめないようにころしてあげてね?それがきょうしゃのぎむだよ?」 「わかってるのぜ。さいっきょうっのしょうごうをもつもののつとめってやつなのぜ……いいのぜ! くそにんげんがなんでもおもいどおりにできるっていうのならっ! まずそのふざけたげんそうをぶちころすのぜぇぇぇっ!」 「そのいきだよまりさっ!ゆゆ~ん、ほんとうにれいむのまりさはゆっくりしているよぉ~~~♪」 「まりさっ!さいっきょうっでごめんねっ!」 いつまでたってもかかってこないので俺はのんびりと残りのコンビニおにぎりを全部食ってしまった。 これでこいつらが仮に俺に勝てたとしても本来の目的は達せられなくなったわけだが…… つくづくアホだなこいつら。 「それじゃいくのぜ?くそにんげん……いちげきでおわらせるのぜ!さいしょからくらいまっくすさんなのぜ!」 「あーはいはい。わかったからはやくこいよ……面倒くさいなあ」 「まったくかなしいよゆうづらなのぜ……でもそれもここまでなのぜ!ゆっくりしねぇぇぇぇぇっ!!」 野良まりさは俺の足目掛けて猛烈な体当たりを敢行した。 俺は余裕をもってカウンターをあわせる……と、その時!なんとまりさが加速したっ! なんだとっ?俺はタイミングを見あやまった。 しまった…と思った時にはもうまりさの体当たりを足に喰らっていたっ! ベキィッ! ぐわっ……!な、なんだこの音と痛みは……!? なんということ……恐る恐る見てみると野良まりさの一撃で俺の足が骨がヘシ折られている! バカな!ゆっくりにそんなことができるはず……っ! 片足をやられた俺は思わず地面に倒れこんだ。い、痛いっ!痛いっ!痛いっっっ! そんな……ゆっくりごときに骨折させられるだなんてそんなっ! 「だからいったのぜ……もうっそうっとげんじつはちがうんだぜ?」 「ぐっ……!」 俺を憐れむような目をした野良まりさが俺にせまる。 お、おい……やめろよ。さっきの体当たりをさらにかます気なのか? そんなことされたらお、俺は確実に……死…… 「これでとどめなんだぜ。あわれですいくようのないくそにんげんゆっくりしね……っ!」 俺は生まれて初めて殺されることを、死を覚悟した……! と、ここまで野良まりさとれいむの脳内でこうなるはずだと思い込んでいるだけのただの妄想である。 さーて厳しい現実タイムが始まるよー! 「ゆぎゃっ!?」 俺に蹴飛ばされた野良まりさが折れた歯をまき散らしながらふっとんでいった。 野良れいむは「ゆっ?」と言ったっきり固まっている。 「ゆべぇぇっ!?ゆ、ゆぎぃぃぃ……いだいぃぃぃっ!おぼにおかおがいだいぃぃぃぃっ!」 「誰がハッタリかましてるって?誰が虚勢をはってるってんだ?ええっおい?」 「ゆぎゃ!や、やべろぉぉぉぉっ!げるなぁぁぁぁっ!ばりざさまがゆっくじでぎないだろぉぉぉぉっ!?」 「幻想をぶち殺すってなに?なあ答えろよまりさ様よォ。なあっ!なあっ!なあっ!なあっ!」 「ゆべっ!ゆげっ!ど、どぼじでばりざざまがまけ……ゆぎゅぅぅぅっ!」 俺は追い討ちの蹴りを、続けざまに野良まりさに何回も入れまくった。 もうこの時点で野良まりさは息も絶え絶えの瀕死状態だ。 歯はごっそり抜け、肌は蹴りによる打撲痕だらけ、涙をちょちょぎらせてゆんやーゆんやーとか泣くばかりだ。 野良れいむはいまだにフリーズ状態から立ち直っていない。 絶対に勝てるという妄想がいとも容易く覆されたという現実にまだ意識が対応できないのだ。 いや信じたくないという方が正しいのかもしれないが。 「ご、ごんなのおがじいよぉぉぉっ!どぼじてさいっきょうっのばりざざまがぐそにんげんごときに まげるんだぁぁぁっ!」 「簡単な話だ。単にお前が弱いからだろ」 「ぞんなごとあるがぁぁぁっ!ばりざざまはつよいんだぁぁぁっ!あまがえるさんもっ!かまきりさんもっ! みんなばりざざまにはがなわながっだんだぁぁぁっ!ぞれなのになぜぇぇぇぇっ!?」 「あっそ。じゃあ聞くけどさ、ちっちゃぁぁぁ~~いアマガエルやカマキリなんかより人間はずぅぅ~~~っと 体が大きいわけだけど。人間はそれらより遥かに強いとは思わなかったの?」 「ゆうっ!?」 「だってそうだろ?体が大きければそれだけ強いのは道理じゃないか。それなのにたかがカエルやカマキリに 勝った程度で人間にも勝てるとか思うなよ……恥ずかしい奴だな」 「ゆ……ゆぐぅぅぅぅっ!」 小動物に勝てたから大型動物にも勝てると思うのがゆっくりの謎思考だ。 ヤモリに勝てたからアフリカ象にも勝てると思う人間はたぶん少ないはずだ。 つまりそれくらいありえない思考だということだが、ゆっくりの謎思考はさらに斜め上をいくわけで…… 「ぐ、ぐぞにんげんはきっとひきょうなてをつかったんだぜぇぇぇぇっ!ばりざざまはせいっせいどうどうっと たたかったけど、ひきょうなてをつかわれたんだからやられてもしかたないのぜぇぇぇぇぇっ!!」 「ほう……卑怯な手ね。具体的にどういったことを俺がしたと?」 「ぞんなのじるがぁぁぁっ!どにがくひきょうなまねをおばえはじだんだぁぁぁっ! おおっひきょうひきょうっ!ひきょうなぐぞにんげんはゆっくじじないでいまずぐじねぇぇぇぇっ!」 「ほほ~~?」 卑怯な手を使われたから負けた……自分の弱さと敗北を認められないゆっくりは 少しでもゆっくりしようとよくこういう妄言を放つ。 だがそんな屁理屈は俺が許さない。真剣勝負にそんなものは許されないのだ。 「で、卑怯だから……だからなに?」 「ゆっ!?ばかなのぜ?ひきょうはゆっくりできないのぜ!?はんそくさんはげすのやることなのぜぇぇぇっ!」 「あのさあ……お前は俺と公平なルールのあるスポーツの試合でもしているつもりなの?卑怯な真似すれば やさしぃ~~~い審判さんがやってきて俺を叱って負けにしてくれるとでも思ってるわけ?」 「ゆゆっ!?」 「んなわけねえだろ……?俺は最初に聞いたじゃねえか『お前は俺を殺す気なのか』ってよ。 そしたらお前はそうだと答えたじゃねえか。他にも『ゆっくり死ね』とか殺す気満々で攻撃しにきたしよ」 「ゆっ……ぞ、ぞれは……!」 「だったら俺たちが今やってんのはルール無用の殺し合いだ。言うなれば俺とお前の戦争だよ。 殺し合いに卑怯もへったくれもあるかバカ。むしろ卑怯は戦場では美徳だ。ゆっくりできる正統派なんだよ」 「ぞ、ぞんなのおがじいんだぜぇぇぇぇぇっ!ひ、ひきょうさんはゆっくじ……!ゆっくじでぎなっ!」 「うっせバーカ」 「ゆびゃっ!?」 俺はさらに屁理屈をこねようとした野良まりさを蹴飛ばした。 まりさ様はとめどなく涙を流しながら小さくふっとんでいく。 俺は歩いてはまりさのそばにいって小さく蹴っとばし、歩いては小さく蹴っとばしを延々続けた。 「そもそもさァ。卑怯な真似ができるってことはそれだけ頭がいい証拠だって事がわからないのかね?」 「ゆびぃっ!ぞ、ぞんなごと……!」 「少なくとも誰かさんみたいに自分と相手との戦力差も見抜けず、ただ闇雲にやればとにかく自分が勝つと 能天気に思い込んで、勝つための手段を何も用意しないバカよりは数段マシだと俺は思うがね?」 「ゆべぉぉぉっ!ち、ちが……!ばりざはばかなんかじゃな……ゆぼぉぉっ!?」 「や、やべてあげてねぇぇぇぇっ!ばりざいたがってるよぉぉぉっ!」 「あん?」 見るとようやくフリーズ状態から立ち直ったのか野良れいむが 涙をちょちょぎらせて必死に俺に向かって戦いを止めるように懇願してきた。 こいつも戦う前からさんざん好き勝手なことをほざいていたくせに今さら何いってんだか…… 「うるせえよ。部外者は口出すんじゃねえ」 「ぶっ……?ぶがいしゃってことはないでしょぉぉぉっ!?れいぶはばりざのおくさんっなんだよぉぉぉっ!?」 「部外者だろうがよ。今ここで戦ってンのは俺とこの糞まりさだけだ。喧嘩に参加してねえくせに 外から偉そうにやめろとか命令してんじゃねえよ」 「ゆぐぅ!?」 「第一なにが痛がってるよ、だ?その痛いことを俺にしようとしたくせに今さら何いってンのお前?」 「で、でぼぉぉぉ……ごんなのやりすぎ…」 「やりすぎィ?お前らは俺を殺そうとしたじゃねえか。人間を1人殺すことに比べればこれくらい 全然たいしたことじゃないだろ」 「ぞんなっ!ひどいよ!ゆっくじでぎないっ!」 「……あのよ。喧嘩を終わらせる権利をもつ者は勝者だけなんだよ。敗者や部外者がピーピー吠えてるんじゃねえっての 勝った奴だけがすべてを握ってるンだよ!当然どこで喧嘩をやめるかという権利もだ!」 「で、でぼ!でぼぉぉぉっ!ごんなのひどいよっ!どぼじでにんげんざんはごんなひどいごとを へいきでやれるのぉぉぉぉっ!?これいじょうやっだらばりざがしんじゃうでしょぉぉぉぉぉっ!!」 「……ハア?その酷い事以上のことをお前らは俺にしようとしたくせになに言ってるの?」 「ゆぅっ!?」 「死んじゃう?俺を殺しにきたくせにてめーの番が返り討ちになったからって いきなり被害者面なんかしてんじゃねーよ。忘れるなよ?お前らが俺に喧嘩売ってきたんだぞ?」 「ゆ、ゆぎぃ!?ゆぎぎぎぎぎっっっ………!」 「それにお前さっき自分で言ってたじゃねえか。そう確か……弱い奴が全部悪いんだって。 ならこの糞弱いまりさが全部悪いってことだよなァ?俺はなにも悪くないよなァ?なあ?」 「ゆがあああああああっ!」 野良れいむは何も言い返せない。言い返せるはずがない。 何故ならばこういうアホなゆっくりは勝負における勝ち負けを真剣に考えていない。 つまり勝つことに命を賭けていないのだ。 勝つことはただの前提で、勝負前に相手をバカにして優越感に浸るコントがこいつらにとってゆっくりする本番なのだ。 勝利してからゆっくりするのではない。戦いそのものをオマケ程度にしか考えていないのだ。ゆえに勝てるわけがない。 だから勝てないとわかったら、とたんに被害者面して「理不尽な暴力に翻弄されるかわいそうな自分」 を演じてゆっくりするのだ。とことんゆっくりする事しか考えない糞饅頭どもの思考だと言えるな。 そして負けると思ったらなにもかもを放り出すのもゆっくりだ。つまり…… 「も、もうやべでぇぇぇ……ばりざのまけでいいでずがら……もうげらないでくだざいぃぃぃ……!」 「ば、ばりざぁぁぁぁっ!?」 「ほう……自ら負けを認めるか」 「は、はいぃぃ……にんげんざんがつよいでいいでず……ばりざはよわよわでじだあ……だがら」 「でも駄目だな」 「ゆびぇぇぇぇっ!?」 惨めに命乞いをはじめた野良まりさだったが、俺はかまわず蹴り飛ばした。 いちいち言い方が気にくわないんだよなこいつらは…… 「な、なんでぇぇぇっ!?なんでぇぇぇぇっ!?」 「まりさの負けでいいです?人間さんが強いでいいです?なんだよそれ。お前自分が弱いことも俺が強いことも なにも認めてねーじゃねえか。ただ今は負けたから『そういうことにしといてやる』てだけのことだろ? バカが。お前の承認なんか必要ねーんだよ!糞ゆっくりは激弱で人間様は強いんだよっ!それが現実だっ!」 「ち、ちがうっ!ちがうぅぅぅっ!ゆっぐりはつよぐで!でもいまはちょうしがわるぐで!ひきょうなてをつかわれで!」 「ああそうかい。強いけど負けて命乞いすンのがゆっくりなわけだ。おおっつよいつよい♪」 「ちがうっ!ちがうぅぅぅっ!ぞうじゃないだろぉぉぉぉっ!」 「まあいいや。どのみち俺は宣言どおりお前を殺すだけだから。せいぜい最強とかあの世でほざいてろ」 「ゆゆぅぅぅぅっ!どぼじてぇぇぇぇっ!?ばりざはあやまったでしょぉぉぉっ!あやまったらゆるすのが ふつうなんだぜぇぇぇぇぇっ!?」 「普通ねえ。で、お前は今まで謝って許してもらったことがどれだけあるよ?」 「ゆっ?」 「どうせお前が謝って許してもらったのは親とか姉妹とか、家族身内だけなんだろ?」 「ゆううううっ!どぼじでしっでるのぜぇぇぇぇっ!?」 「家族相手ならそりゃ謝れば罪の程度にもよるが基本的には許してもらえるさ。 だが赤の他人にはそういうのは通じねえんだよ。それも俺を本気で殺しに来た奴とくれば 口先ひとつの謝罪で許すとかあるはずねえだろうが。謝れば許してそれで終わりという問題じゃねえんだよ」 「わ、わがらないぃぃぃっ!あやまればゆるすのはとうぜんだろぉぉぉっ!ばりざざまはなにもわるぐないんだぁぁぁぁっ!」 「ほら本音が出た。悪くないと思ってるのになんで謝るの?まりさ様はバカなの?死ぬの?」 「ゆぎぃぃぃっ!ばりざはばかじゃないぃぃぃぃっ!」 「んでさ……俺がお前らを許さない理由というのはお前らが俺を殺しにきたことではなく、実はそこにあるんだわ」 「ゆべっ!?」 「ば、ばりざぁぁぁっ!じっがりじでぇぇぇぇっ!?」 俺は野良まりさを踏んづけて身動きとれなくするとわざと低く押さえた声で言い放った。 「……てめえ等ゆっくりは戦いを舐めたっ!それが許せねえんだよ俺は……!命を奪う覚悟なく、命を奪われる覚悟もなく、 お遊び気分で気安く誰にでも喧嘩ふっかけやがって……!勝つ為の努力をなにもせず、 負ければ形だけ謝ればそれですむと思っていやがるっ!その覚悟なきふざけた態度が気にくわねえんだ!」 「ゆひぃぃぃぃっ!」 「に、にんげんさん?ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってねぇぇぇぇっ!?」 「このまま二匹ともブッ殺してやろうかと思っていたが……」 「い、いやだぁぁぁぁっ!ばりざしにだぐないぃぃぃいっ!」 「れいぶもじぬのはいやだよぉぉぉぉぉっ!?」 「気が変わった。お前らに死ぬまで味わわせてやろう……覚悟なき戦いというものがどれほど残酷なものなのかをッッッ!」 野良れいむはその言葉に思わず俺の顔を見た。よほどゆっくりできないものを感じたのだろう。 まりさも何かを感じ取ったのだろうか。猛烈にゆっくりできない悪寒というものを。 気が付いたときには二匹揃って泣き叫んでいた。 「「ゆ、ゆんやああああああああああああっっっ!!?」」 数日後……とある路地裏に野良ゆっくりの夫婦の姿があった。 かつて人間に喧嘩を売って返り討ちにされたあの二匹だ。 二匹は心底ゆっくりできない顔をしていた。それもそのはずで野良まりさは黒帽子の鍔が丸ごとなくなっていた。 野良れいむの紅白リボンは右半分が丸ごとなくなっていた。当然かつての人間にやられたものだ。 お飾りが欠損したゆっくりはゆっくりできない。だがそれ以上に…… 「ゆゆっ!あんなところにゆっくりできないゆっくりがいるのぜ!」 「ほんとね!まったくいなかものなゆっくりだわ!」 「ちょっとせいっさいっしていこうよー!ゆっくりできないゆっくりあいてなららくっしょうっなんだねー!」 「ゆふん!でいぶのつよさをみせてあげるよ!」 「「ゆ、ゆあああああああ………」」 お飾りの欠損を見つけた付近の野良ゆっくりが毎日毎日この野良夫婦を虐めにきた。 その虐め行為はまさにそれは覚悟なき戦いそのものである。 勝つ負けるを完全に度外視した、命を失う覚悟なしで命を弄ぶ……そんな一方的な戦いである。 お飾りを傷物にされ、すっかり自信をなくした野良まりさと野良れいむには この理不尽な暴力に対抗しうる気力はもうない。 思い込みの力を失ったゆっくりはとたんに弱くなるものだ。 野良夫婦は他の野良ゆっくりに一方的に虐められるばかりであった。 「ゆ、ゆんやあああっ!もうやべでよぉぉぉっ!ばりざをゆっぐじざぜでぇぇぇぇっ!」 「ごべんなざい!かくごじないでけんかうってごべんなざい!もうにどとじまぜん!じないがら…… これいじょうれいぶをいじべないでぇぇぇっ!ゆんやあああああああああっ!!」 勝てばすべてを得る、負ければすべてを失う真剣勝負は覚悟も勝算もなしに気安く売っていいものではない。 負けてお飾りを失った野良夫婦は死ぬまで思い知らされることになるだろう。 覚悟なしに気軽にやってしまった一世一代の真剣勝負、その結果の重さというものを…… 今まで書いたもの anko3367人間に飼われるというのは… anko3370野良ゆは人間に関わってはいけないという話 anko3379親の罪は anko3401たすけあい anko3410世紀の凶悪立てこもり事件 anko3416選んだのはお前だ anko3440ぷくー!をしてみた anko3479この世はでっかいゴミ捨て場 anko3486胴つきさんはゆっくりできない anko3501胴つきさんはゆっくりできるね! anko3503じゃまもの anko3509ゆっくりいーたー anko3522野性のゆっくりとゆっくりしてみた anko3526気持ち悪い! anko3534ゆっくりしているゆっくり anko3537野性のゆっくりとゆっくりしてみた2 anko3545霊園の野良ゆ対策 anko3570自画自賛 anko3582親と子の契約 anko3585賢いゆっくり anko3605ゆっくりできるモノを分け合う anko3624ありふれたつまらない疑問
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注意! この作品はゆなほシリーズ、プレミアムすっきりドールの流れを組んだ作品となっております。 このSSにはドHENTAIな表現が多分に含まれております! 苦手な方は、申し訳ありませんがブラウザバックをされるか、 不快な思いをされる場合があることを了承のうえ、読み進んでください。 ------------------------------------- 俺が物心ついた時、既に母はこの世に居なかった。 俺はクソ狭いおんぼろアパートの一室で、ヘドが出るほど自分とそっくりの親父と一緒に今まで暮らしてきた。 あの暮らしの中で一番つらかったことは、自分の”性欲”だった。 玄関開けると即居間だった俺の家には、もちろん自室などという高級なものはなく、同時にプライベートなどというものも存在しなかった。 家に帰るとステテコ一丁で寝転がって飲んだくれている親父のそばでマスをかけるようなヤツがいたら見てみたいものだ。 俺の欲望は抑えつければ抑えつけるほどに、生き場のないエネルギーで体が張り裂けるようだった。 ある日河川敷に捨てられていたエロ雑誌の、俺に微笑みかける巨乳のお姉さんの 瑞々しい身体は今もこの目にしっかりと焼き付いている。 この春遠く離れた大学に通うために、俺は親父と暮らしたアパートを離れ、一人暮らしを始めることにした。 今まで暮らしていた部屋と同じくらい狭いアパートだけれど、ここは俺だけの部屋。 そしてあこがれだったパソコン、ベッド、オーディオセット。 中学に上がってから、ずっと煩悩を発散させるために専念してきたアルバイトでためた多くの金で、 俺は今まで夢だったことを次々とかなえていった。 そして、俺はついに一番の目的だった、エロスを手に入れることができた。 パソコンを使い、いろいろなサイトを回ってえろい画像などを収集して回った。 近頃ハマッているのは、月額動画サイトのサンプルムービーだ。 タダなのにあんなにエロいところまで見せてくれるなんて、なんて親切なんだろう。 ところで、人間抑えつけていたものが開放されると、どこまでも貪欲になってしまうものだと思う。 そして金があるとさらに始末が悪い、俺はもういい年のはずなのに、好奇心は中学生のころに戻ったようだった。 俺がネットサーフをしていて発見したあるものに、俺は今強く、とても強く惹きつけられていた。 『プレミアムすっきりドール』 そう名付けられた胴つきゆっくりが、今密かな人気を集めているらしい。 しかし、俺にはロリータ趣味はなかった、だがなぜ俺がこんなにも強くこの胴つきゆっくりに興味をもったかというと、 それは、他のサイトでゆっくりのことを調べた時に、こんな記述があったからだ。 『ゆっくりは愛情を持って育てると、時折その姿形を飼い主により愛される形へと変化させることがある』 つまり、つまりだ、標準体型がツルリペタリのあの胴つきゆっくりも、育て方次第では、 俺の憧れであるボンッキュッボン!というヤツになってくれるのではないだろうか。 それを想像してから、もうパソコンの前に座り、通販サイトめぐりをしているだけで俺の一物はギンギンに滾るばかりだった。 あの画像や動画で見た、いや、あの少年だったころ河川敷で見たお姉さんの巨乳を、俺の手でもみしだくことが出来る… それも風俗店に行くような、リスクがあるかも知れない、一回きりの冷めた関係じゃあない。 一対一の愛のある関係、最高の理想の彼女。 倒錯していると言われてもいい、俺は今、その夢を掴みたくて仕方がないのだ。 目の前にぶら下がっているご褒美を見て見ぬふりをする理性は、今の俺には残されていなかったのだ。 そして俺はサイトの指示に従い、情報を入力し、最後にボタンをクリックする。 『プレミアムすっきりドール ゆうかにゃん』 ”購入” その瞬間、俺の見つめるパソコンの画面が、虹色にスパークした。 「な、なんだ!?」 俺は思わずその眩しい光から視線を外す。 まずった、もしやこれがブラクラというやつだろうか。 俺の脳裏に最悪の結果がよぎる、今まで収集した画像や動画はパァ、 それどころか個人情報が抜かれ、パソコン自体がおしゃかになるかもしれない。 しかし、俺の予想に反して、光の刺激になれた俺の目に映ったパソコン画面には、不思議な内容の文字が浮かんでいた。 『おめでとうございます!あなたはプレミアムすっきりドール ゆうかにゃん 購入者丁度1万人目でございます!飛びきりのプレゼントをご用意しておりますので、どうぞご期待ください。 これからも当社の製品をどうか御贔屓に。 ゆなほ工場作業員一同』 それから数日後、俺のパソコンは以前と変わらぬ調子を見せてくれている。 噂に聞くクラッシュなんちゃらみたいな状況じゃなくてほっとしつつも、アレが一体なんだったのか、俺には結局わからなかった。 ところで、怖くなってそのままパソコンをシャットダウンしてしまったのだが、俺のゆうかにゃんはどうなったんだろうか。 そういえば画面のはじっこに、注文の詳細はメールでお知らせします、と書いてあった気がする。 だが、メールアドレスはプロバイダの契約書を見ながら打てるが、メーラーの設定の仕方はさっぱりだった俺には、縁の遠い話だった。 今度大学のパソコンに詳しい友達に設定してもらおう… そんなことをぼんやりと考えながら、気だるい休日の午後をまったりと過ごしていると、どこからともなく、不思議な音が聞こえてきた。 ぺろん…ぺろん… ~♪……~♪…… 「ん?なんだ?」 きになって窓から外を眺めてみると、麦藁帽子を被った謎の人物が、フォークギターをつま弾きながら歩いていた。 時折聞こえる鼻歌のような声から、どうやら女性だということがわかる。 格好は、一言で言うならなんだかやぼったく、まるで庭いじりをした格好のまま外を歩いているようだ。 そして背中には、身体のサイズに合わないほどの巨大なリュックサックを背負っていた。 暇つぶしにぼんやりと見つめていると、その人はふと足を止めて、 ポケットから一枚の紙を取り出して眺めてから、辺りをきょろきょろと見渡し始めた。 何か探しものをしているんだろうか、声をかけてみようかどうしようか迷っていると、ふと顔をあげた彼女と目があった。 今まで麦藁帽子のつばに隠れて見えていなかったが彼女は、少々頬がぷっくりとしているが 美しい緑色の髪の毛、赤い目をしたとても綺麗な女の人だった。 きっと何かを探しているのだろう、困った様子でこちらを見ているので、俺は窓を開けて彼女に話しかけてみることにした。 「どうかしましたー?」 しかし次の瞬間、俺はわが耳を疑うことになる。 「あれまぁ、こげな都会にも、やざしぃ人ばいるんだっぺなぁ」 声は顔から想像できる通り美しかったが、かなり独特のイントネーションの、いわゆる訛りというやつだった。 一体どこの地方の方言だろう。 俺があっけにとられていると、彼女は手元の紙にもう一度視線を落としてから、再び俺の方を向いた。 「この辺に”双葉さん”って人はおらんべか」 その苗字には聞き覚えがあったので、俺は彼女に一つ質問をしてみることにした。 「双葉って、もしかして双葉としあき?」 すると彼女はぱっと目を輝かせた。 「そうだぁ!しってるんかい?」 「知ってるも何も、俺が”双葉としあき”ですよ」 そう、偶然にも彼女が探していたのは、俺の事だったのだ。 こんな知り合いがいた記憶はないのだが、一体なんの用だろうか。 俺は立ち話も何なので、とりあえず彼女に部屋まで来てもらうことにした。 彼女は俺が教えた通りにアパートの階段を上り、俺の部屋の前までやってきて、律儀に呼び鈴を鳴らしてきた。 俺が入口を開けると、彼女はドアの前で眉をキリッとさせてギターを構えていた。 「いんやぁ、こんなに早くとしあきさに会えてオラぁうれしいだ、この気持ちを演奏するから、きいてくんろ」 そして彼女が突然ぺろんぺろんとギターをかきならす。 「としあ~きさにあえてー、うれs」 「あのぉ、近所迷惑なんでとりあえずやめてくれませんか」 俺が冷静に突っ込むと、彼女はすごくさみしそうな顔をして、しょんぼりと肩を落としてしまった。 悪いことをしたかもしれない。 彼女を部屋に招きいれ、俺は座卓にお茶を用意して、彼女と向かい合わせで座った。 彼女は部屋の中に入ってから、ずっともじもじそわそわとしている。 荷物を置いたときに、ドスンッ!とすごい音がしたが、中には一体何が入っているんだろう。 とりあえずまずは、自己紹介から始めることにした。 「えっと、改めまして、双葉としあきです、よろしく」 俺が軽く頭を下げると、彼女は慌ててふかぶかと頭を下げる、もう少しでテーブルにおでこがぶつかってしまう勢いだ。 「こ、こちらこそおねがいするっぺ、えっと、オラはゆうか、皆はオラのこと、のうかりんってよぶだ」 「のうかりんさんか、よろしく」 するとのうかりんさんは、一旦立ち上がり、俺のすぐ横に移動してきて、しゃがみこんだ。 そして何故か三つ指をついて、深く頭を下げる。 「不束者ですが、どうかよろしくおねがいいたします」 「フツツカモノ?え、どういうこと?」 俺がのうかりんさんの行動に理解が追い付かず目を白黒させていると、 のうかりんさんは上着のポケットから一枚の手紙を取り出して、俺に渡してきた。 手紙には、以下のように書かれていた。 ------------------------------------------------------------------------ 拝啓 双葉としあき様 木々の緑が目にまぶしい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。 このたびは、わが社の製品「プレミアムすっきりドールゆうかにゃん」をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 つきましては、プレミアムすっきりドールゆうかにゃん販売数一万個体を記念しまして、 まことに勝手ではございまずが、当社謹製の特別な胴つきゆっくり『ゆうかりん』を贈呈させていただきます。 もしお客様にわが社の製品が満足いただけない場合は、すぐに交換手続きをいたしますので、どうか御遠慮なくお申し出ください。 これからも、わが社の製品との末長いお付き合いを、どうかよろしくお願いします。 敬具 ------------------------------------------------------------------------ 「え、のうかりんさんって、ゆっくりなの!?」 手紙を読み終えてまず疑問に思ったことを、俺は思わず口に出してしまう。 するとのうかりんさんはポッと頬を染めて、軽く俯いてしまう。 「いやだぁ、のうかりん”さん”だなんて他人行儀な呼び方しないでけれ、 おめさのところに嫁いだんだから、もうオラはおめさのモノだ、のうかりんってよんでくんろ」 「じゃあ、のうかりん…って、嫁いだぁ!?」 「はずかしっぺぇ…」 頬に手を当ててくねくねするのうかりんをよそに、俺は混乱して頭が真っ白になってしまった。 のうかりんが言うには、のうかりんは元々プレミアムすっきりドールゆうかにゃんの母体となっている ゆうかにゃんから生まれた突然変異で、製品には出来ない不良品だったそうだ。 理由は、田舎くさいからダメ、だとか。 結局のうかりんは、製品化のための訓練や加工を受けず、今まで工場の庭で家庭菜園のようなものを行っていた。 ところがある日、予想以上に販売個体数を伸ばしたプレミアムすっきりドールゆうかにゃんの 1万体記念キャンペーンとして、購入者に嫁いでこい!と言われて、俺の家の地図を持たされ出発させられたのだ。 のうかりんは、ここに来たいきさつを話し終わった後、未だ呆気にとられている俺を見て、俯いて黙りこんでしまう。 そして口をもごもごとさせ、小さくつぶやいた。 「あのぉ…やっぱりオラ、おめさの嫁っこにはなれないよな…」 「う…う~ん…」 嫁と言われても、どんなに見た目が綺麗で可愛くても、一応ゆっくりだし… そんなことを考えていると、のうかりんの顔が徐々に暗くなっていき、ついに目の端にたまった涙を指でぬぐい始めてしまった。 「ご、ごめんな、勝手に押しかけて勝手なこといって、やっぱりこんなの迷惑にきまってるっぺ オラぁ工場に帰るだ、手続きはオラが代わりにしておくから、後から来るオラの妹とよろしくやってくんろ!」 そう言うとのうかりんは勢いをつけて立ち上がり、リュックに駆け寄り背負おうとし始める。 「ま、待ってくれよ」 俺が止めようとするが、のうかりんは仕度をやめようとはしなかった。 それでいいのか!?俺! 俺の中で冷静な俺が叫び声を上げる。 そうだ、よく考えたら、俺の本当の目的は、プレミアムすっきりドールゆうかにゃんを成長させて 自分好みのお姉さん体系にすることじゃあなかっただろうか。 突然のことで忘れていたが、一歩引いて見てみると、こののうかりんは 野暮ったい服に包まれていて分かりづらいが、かなりイイ身体なのではないだろうか。 よくよく観察すると、リュックを背負おうとかがんでいるのうかりんの胸は、 確かにその存在を服の下からでもはっきりとわかるほど自己主張をしていた。 ヒップも、少しむっちりしているかもという程度に丸みを帯びている。 このチャンスを逃していいのか!?いいわけはない! それに、それに… 俺は一つだけ何かが胸につかえている気がした。 何なんだ、このモヤモヤした感じは… 俺が思考を巡らせていると、リュックを背負ってギターを片手に持ったのうかりんが、 今まさに部屋を出ていこうと歩き始めるところだった。 のうかりんは一旦こちらを振り向いて、悲しそうな顔に無理やり笑顔を作って俺に微笑みかける。 「じゃあな、ほんのちょっとの間だったけど、オラ、おめさに会えて嬉しかっただ」 そしてのうかりんは、未だに座卓から腰を上げずにいる俺に背を向けて、一言ぼそりと呟いた。 「これでもう、思い残すことはないだ…」 その瞬間ハッとなった、そうだ、それだ! 俺はさっきからつっかえていたものの正体に気づき、のうかりんの背に声をかける。 「なぁのうかりん、のうかりんは俺が交換するっていったら、この後どうなるんだ?」 のうかりんはその場に足を止め、振り返らずに言った。 「わからないだ…でもオラは元々不良品だから、運がよかったらまた庭いじりさせてもらえっかもしらんけど やっぱり”処分”されちまうんでねぇかなぁ…」 ちょっぴり涙声混じりにそう言って、のうかりんは玄関に向って歩き出してしまう。 しかしその言葉を聞いた瞬間、もう俺の中の迷いは一片も残らずけし飛んでいた。 俺は勢いよく腰をはね上げると、この場を去ろうとするのうかりんの手を、痛みを感じるほどギュッと握りしめていた。 「い、いくな!ここにいろ!い、いや…いてください!」 のうかりんがぱっと振りむく、その動きで、のうかりんの頭に乗っていた麦藁帽子が頭から落ちた。 麦藁帽子に隠れていた頭にはピンとたった二つの”猫耳”がついていた。 のうかりんは肩をわなわなとふるわせて、嬉し涙を流している。 「い、いいだか?こんなオラでも…おめさのそばにいて…」 俺はその問いに、胸を張ってはっきりと答えてやった。 「いい!不良品でも、特別プレゼントでも、そんなの関係ない、俺は”のうかりん”と一緒に居たい!」 「うれしいだ!」 のうかりんが感極まって勢いよく俺に抱きついてくる。 「おわぁぁ!!」 しかしのうかりんの背中には、明かに重たいリュックが背負われていたので、 その勢いでそのまま俺達二人は背中のリュックに押しつぶされるように倒れこんでしまった。 「いたたた…すまねぇだ…きゃっ!」 倒れこんだ勢いで俺の手がのうかりんの胸を鷲掴みにしてしまっていたようだ。 のうかりんはそれに気づいて身体をどけようとするが、重たいリュックに押しつぶされ、なかなか思うようにいかない。 「い、いやだぁ、としあきさったら、まっぴるまっからすけべぇだぁ!」 お互いの息がかかるほどの距離でのうかりんは顔を真赤にして身をよじる。 その間ものうかりんのおっぱいの感触が、俺の手のひらを通して、はっきりと伝わってくる。 俺の感覚が確かならば、このおっぱいはとても良いおっぱいのようだ… やっぱり引きとめて正解だった。 純粋な思いで引きとめたつもりだが、その官能的な感触に、早くも俺の中の下心がむくむくと自己主張を始めてしまっていた。 のうかりんの言うとおり、俺はやっぱりスケベらしい。 二人で協力して、体勢を立て直す。 のうかりんは重たい荷物を再び床におろして、落ちてしまった麦藁帽子を拾い、かぶりなおした。 可愛い猫耳が隠れてしまって俺としては非常に残念である。 室内で麦藁帽子というのも変な話だが、かぶっているほうが落ち着くらしい、その辺はゆっくりだからなんだろうか。 新生活を始めて一月もたたないうちに、早くも同居人が増えてしまったのか… 俺が感慨深く思いながらのうかりんを見ていると、のうかりんは床に置いた荷物をごそごそと漁りだした。 「そんだぁ、えっとぉ~」 一体何がつまっているのだろうと思うほどパンパンになったリュックから、次々といろいろなものが出てくる。 軍手、シャベル、手ぬぐい…園芸道具だろうか。 真赤な洋服に、スカート、おそらく着替えの類だろう、本当にそのまま住むつもりで詰めてきたらしい。 「いやだぁ!」 ぱさりと落ちた白い布をのうかりんが頬を染めて慌てて拾い上げる、もしかして、あれはいわゆるパンティというやつだろうか。 どうやら俺の顔は無意識に緩んでしまっていたらしい、のうかりんは一瞬こちらをキッと睨んでから、再びリュックを漁り始める。 リュックの堆積が4分の3ほどになったところで、どうやらお目当てのものを見つけたらしい。 のうかりんはリュックの中から両手で握りこぶしほどの大きさの塊を取り出すと、こちらを向いてにっこりとほほ笑んだ。 「オラの畑で採れたイモさ持ってきただ!くうべ!」 のうかりんが両手でつかむそれは、とても立派でおいしそうなジャガイモだった。 しかし、一人暮らし男子の部屋なんて、所詮そんなもの、というところだろうか。 食材や調理器具などはほとんどそろっておらず、結局ジャガイモは蒸かしイモにして食べることになった。 手伝おうか、と提案したのだが、 「男子は厨房に入るもんじゃねぇだ!」 と言われ、キッチンから追い出されてしまった。 狭いキッチンなので、肌が密着してドキドキ…などと考えてもったいないかなとも思ったが、それはそれだろう。 座卓の前に座り、ぼーっとのうかりんを眺めていると、ジャガイモを入れた鍋を監視するのうかりんは、 気分が乗ってきたのだろうか、ふんふんと鼻歌を歌いながら、ゆらゆらと体を揺らしていた。 その度に、少し大きめのヒップが俺の視線を惹きつけるように左右に揺れる。 (こ、これってもしかして、新婚さん風景というやつでは…!?) そんな考えが頭に浮かぶと、もう妄想は止めることができなくなってしまい、 俺の思考はあれよあれよと言う間に桃色の方向にトリップしてしまう。 (やっぱり新婚さんでお料理といえば、裸エプロンだよなぁ) そんなことを考えてデレデレとしていると、調理が終わったのだろう、 のうかりんがガスのスイッチを切ってイモを鍋から取り出し始めた。 いかんいかん、と俺は頬をピシャリと叩いて顔を引き締める。 股間のやんちゃボウズはたくましくなったままだが、これは気をつければごまかせるだろう。 「おまちど、たんとくってけれ」 ほこほこと湯気のでるジャガイモが座卓の真ん中に置かれる。 「いただきます!」 見てるだけで涎が出てしまいそうなそれに、俺は勢いよく齧り付いた。 「あ、あづっぅ!!!」 その瞬間、舌を焼かれるような熱さが俺の口いっぱいに広がる。 「もう、あわてんでも、いっぱいあるから、ゆっくりせぇ」 のうかりんはそんな俺を優しいまなざしで見つめて、コップの水を差し出してくれる。 「ん…グッ、グッ…ふぅ…」 それを飲んで落ち着いた俺は、今度はすこし息を吹きかけてイモを冷やしてから、もう一度齧り付いた。 今度は適度な温度になったイモの、ほくほくとした触感と塩の味が俺の舌を楽しませた。 そして口の中で噛んでいるとすぐにドロドロに崩れ、 塩味に変わってイモ本来のほんのりとした甘さが口いっぱいに優しく広がっていく。 「うめぇ…」 脳が理解するより早く、口が素直にその言葉を発していた。 うまい、今まで生きてきて食ったどんな料理にも負けない、最高の味だった。 「そりゃあよかったぁ」 俺が食う姿をじっと眺めていたのうかりんも、俺の言葉を聞いてにっこりとほほ笑む。 うまい、うまい、俺はそう呟きながらイモを次々と口に運んだ。 どんなに量を食べても飽きが来ない気さえした。 優しくてあったかい、これはまさに、彼女の手料理というよりは、お袋の味というやつではないだろうか。 「あれ…?」 そして気づくと、なぜか俺のほほには一滴の涙が伝っていた。 熱くてかいた汗かもとおもったが、確かに目からこぼれ落ちたしずくだ。 「ん?どうかしたかい?」 手を止めて顔を拭う俺を、のうかりんが不思議そうに見つめる。 「い、いや、なんでも」 「そうけぇ?」 嫁だ、新婚だといろいろなことを考えていたが、今感じた感情は、 記憶にはないけれど、俺がまだ物心つく前に一度は感じたであろう、母の愛というやつなのかもしれない。 自分でも単純だと思うが、俺の心はこんな少しの時間しか一緒にいないというのに、 だんだんと確実にのうかりんに惹かれていくのを感じていた。 結局うまいうまいと口に運んでいるうちに、4分の3位は俺が平らけてしまったのではないだろうか。 のうかりんはただただ、俺の方をにこにこと嬉しそうに見つめていて、あまりイモを食べていなかった気がする。 「あー、腹いっぱい、うまかったよ、ありがとう」 俺がそう言うと、のうかりんは頬を少し赤く染めて、実にうれしそうにはにかんだ。 「うめぇっていってもらえると、やっぱりうれしぃなぁ」 のうかりんは空いた食器を片づけてさっと洗うと、俺の横に来てなにやらモジモジとし始める。 「ん?どうした?」 「えと…あんなぁ…」 のうかりんは何故かひとしきりモジモジした後、顔を真赤にして 「きょ、今日はあっちぃから、オラぁ汗ぇかいちまっただ、シャワーあびさしてもらえねぇべか」 と、言った。 顔を真赤にするほど暑いだろうか、とも思ったが、別に断る理由はない、俺は素直にバスルームを自由に使っていいと許可を出してやった。 のうかりんはいそいそとバスルームに入り、狭い室内に衣ずれの音が聞こえてくる。 さすがの俺も、いくら嫁という名目で来たから、そして相手がゆっくりだからと言って、 会ったばかりの女性の着替えを覗くような行為はするつもりはない、やはり紳士的な行動をするべきだろう。 俺の股間はさっきからうるさく自己主張をしていたが、そこはガマンである。 バスルームへと続く扉が、がちゃりと開く音がした。 「おまたせしただぁ…」 「いや別に、待ったってことは…えぇぇ!?」 俺がのうかりんの声をした方に視線を向けると、そこには全く想像していなかった桃源郷が広がっていた。 「はずかしぃから、そんなにみないでけれ…」 そこに立っていたのうかりんは、バスタオル一枚以外、 もちろん麦藁帽子も含めて一切身につけていない、まさに風呂上がり姿とそままというやつだった。 湿気を含んで頬に張り付く髪の毛、恥ずかしがっているのかすこしへたりこんでいる猫耳。 そしてしっとりと肌に張り付いたバスタオルからは、先ほどまでの服の上からわからなかった、 のうかりんの美しい身体のラインが、はっきりと浮き出ていた。 張り出した胸、そしてきゅっと締まったウエストと、豊かなヒップ。 直接裸を見る以上に妄想を掻き立たせる扇情的な姿に、その意味を理解する前に俺の理性は崩壊寸前になってしまう。 「どどど、どうしたんだ!?」 冷静を装おうとしても、もはやそれどころではなかった。 あまりに狼狽する俺に、のうかりんはぷっと小さく笑いを吹き出して、ゆっくりと俺の方に近付いてくる。 「オラぁ、おめさの嫁っこになりにきただ、それに、プレミアムすっきりドールを買ったっちゅーことは、 おめさもこういうこと、したかったんだべ…?」 そしてそのバスタオル姿のまま、座っている俺に抱きつき、ぎゅっと身体を押しつけてくる。 薄布一枚越しののうかりんの身体は、びっくりするほど柔らかく、俺の野生を繋ぎとめる綱はギチギチと音を立て始めてしまう。 「そ、そりゃあそういうつもりがなかったわけじゃないけど…ッ!」 のうかりんの肩越しに見える綺麗な首筋には、朱が走っている。 やはり恥ずかしいのだろうか、小刻みに体が震えていた。 「い、いいんだよぉ、オラだってこういうこと考えないで来たわけじゃねぇし… それにおめさ、さっきからオラのこと見て、またぁ膨らまして、変な気分になっちまうべ…」 やっぱりばれていたのか、俺の顔が羞恥で真赤になる。 「な、だから、オラこういうことしたことないけんど、オラのこと、もらってけれ…」 のうかりんが顔を少し離して俺の目をじっと見つめてくる。 その瞳はわずかに潤んでいて、惹きこまれてしまうような美しさに満ち溢れていた。 それに、ふと視線を下にやると、バスタオルの隙間から、胸の谷間がはっきりとのぞいていた。 さっきからビンビンになってしまっている股間も、こんなに体を密着させていれば、もはやばればれだろう。 女の子にここまで言われ、ここで据え膳を食わねば、男として終わってしまう気さえする。 俺はゴクリと生唾を飲み込んで、ゆっくりとのうかりんと体制を入れ替えていった。 「や、やっぱりはずかしいっぺぇ…」 ベッドに場所をうつして、バスタオルのまま横たわるのうかりんの上に、パンツ一丁の俺がのしかかる。 のうかりんはさっきから羞恥に顔をトマトのように赤くして、両手の平で顔を覆っていた。 「脱がすよ…」 宣言してから、俺はバスタオルの端に手をかけて、少しだけ引っ張る。 すると胸元の布が、胸の弾力に弾かれて、ブルン!と勢いよくおおきなおっぱいが顔を出した。 「でけぇっ」 「う~!」 失礼かどうかなどお構いなしに、俺は思った通りのことを口にしてしまっていた。 男の俺の手のひらでも、とても隠すことのできないような大きな二つの果実が、のうかりんの胸にたわわに実っていた。 俺は残りのバスタオルを取ることも忘れて、夢中でそれに手を伸ばしてしまう。 「ひゃあ!」 触れた瞬間に、のうかりんが可愛い悲鳴を上げる。 「あ、いたかった?」 なにぶん、女性の胸に触れるのは初めてなので、勝手がわからない。 俺は壊れ物にさわるように、慎重にのうかりんの胸に指を沈めていった。 「い、いたくねぇけんども、自分以外にさわられたことなんてっ…ねっから…あぅぅ!」 しっかりとした弾力があるのに、どこまでも指が沈んでしまいそうなほど柔らかな乳房をわれを忘れてもみしだく。 のうかりんは俺の指でぐにゃぐにゃと歪むおっぱいを見つめながら、時折甘い声を出した。 揉みこむ手に力を入れていくと、だんだんと先端の乳首が固くなっていくのが分かった。 すると、今まで限界かと思っていたのうかりんの頬の赤身も、徐々に増していった。 「ぅうぅ…いやだぁ…そんなやらしいさわりかた…っ…ふぁぁ!」 感じているのだろう、のうかりんの声のトーンが少し上がっている。 猫耳も、俺の手の動きに合わせて時折ピクンピクンと動いていた。 きっと気持よくなってもらえてるんだろう、俺はそう信じて、次のステップに進むことにした。 俺はのうかりんの体に残っていたバスタオルを、勢いよくはがしてしまう。 「ひゃっ!」 のうかりんは、俺の突然の行動にハッと我に返って、両手で股間を押さえて、両脚をぴったりと閉じてしまう。 「おいおい、隠さないでくれよ」 「だってぇ…はずかしぃだ…」 恥ずかしさで今にも泣き出してしまいそうなのうかりんの潤んだ瞳に、ついつい嗜虐心がくすぐられてしまう。 「のうかりんが可愛いから、俺、もう我慢出来なくなっちゃったよ」 俺はわざと身体を起こして、のうかりんの目の前に股間を突き出す。 立派なテントが張ったパンツの頂点は、先走り液でお漏らししたかのようにシミが出来てしまっていた。 のうかりんの鼻先で、わざとゆっくりと見せつけるように、パンツを脱ぐ。 パンツのゴムに引っ掛かって、ぶるんっ!と勢いよく剛直が飛び出した。 「わぁぁ…」 のうかりんの視線が、俺の先端に釘付けになる。 「ぺにぺにって、こんなにでっけぇだかぁ、オラぁ初めて見ただぁ」 のうかりんは鼻先に突きつけられたそれを、じろじろと見つめ、匂いをクンクンと嗅いだりしている。 「なんだかすけべな匂いがするっぺぇ…なんだかムズムズするだぁ」 このまま俺の一物をのうかりんの興味に任せて観察してもらうのもそれはそれでアリかとおもったが、 俺の今の興味の一番は、やはりのうかりんの秘密の花園だった。 「ほら、俺も脱いだから、のうかりんのも、見せてくれよ」 「うぅ~…しかたねぇなぁ」 俺が再びのうかりんの股の間に身体を持って行って、のうかりんの堅く閉じた膝に手を乗せ、ゆっくりとこじ開ける。 相変わらず手は中心に添えられたままだったが、観念したのか、のうかりんはすんなりと股を開いてくれた。 むっちりとした太ももの間に、のうかりんの両手だけが秘所を覆い隠している。 「手、どけて」 「もう、どこ見ていってるだ、おめさやっぱ、すけべーだ」 ついついのうかりんの股間を見ながらそう言ってしまう俺を、のうかりんはおかしそうに笑って、ふわりと両手をそこから離した。 「おぉぉ…」 俺は思わず感嘆の声を漏らしてしまう。 手をどけた瞬間、むわっと香る甘ったるい匂いとともに現れたそこは、まさに女体の神秘そのものであった。 本物の人間の女性器を生で見たことはないが、きっとほぼ同じなのだろう、いや、そんなことはどうでもいい。 俺はただただ、のうかりんのきれいな無毛の秘所に目をくぎ付けにされてしまっていた。 「あんまりみないでけれっていってるべ!」 のうかりんが恥ずかしさにふとももを閉じると、俺の頭はのうかりんの柔らかな腿の間にがっちりと挟まれてしまう。 その勢いで、俺の目の前にのうかりんの秘裂がつきつけられる。 甘ったるい匂いがより濃厚に俺の鼻腔をくすぐった。 胸を揉んだときの快感からだろうか、そこはすでにしっとりと湿っていて、 ぴったりと閉じた肉厚の壁の向こうは、時折ひくひくと戦慄いてまるで俺を誘っているかのようだ。 がっちりと頭を固定されてしまった俺は、そのまま舌をのばしてのうかりんのワレメをべろりとなめあげた。 「ひゃあぁあ!!?」 この体制まで持って行って、この行動が来ることを予想していなかったのだろうか、のうかりんが素っ頓狂な声を上げる。 驚いたのうかりんの太ももに再びぐっと力がはいり、俺の側頭部がグイグイと絞めつけられるが、 俺は構わずべろべろとのうかりんの秘所を舐めまわし続けた。 「ひゃぁあ!やめれぇ!このすけべえぇ!」 感じているのかくすぐったいのか、声だけでは分からなかったが、 なめあげるたびに甘い蜜が俺の舌に絡みつき、ビクビクと太ももが俺の頭を絞めつけてくる。 のうかりんは俺の頭に手を置いて、俺を引き離そうと力を入れているつもりらしいが、もはやその手にもほとんど力は入っていなかった。 目を閉じ、舌で秘裂を押し開いて、舌先をゆっくりとのうかりんの中にさしこんでいく。 「~~~~!!!」 舌の感覚だけを頼りに、ほんのり甘い味のするのうかりんの膣内を掘り進み、 感触を味わっていると、突然のうかりんが声にならない叫びをあげた。 その瞬間、どろりとした濃厚な汁と少しさらさらとした液体が奥からあふれてきて、 俺の舌が膣壁にぎゅっと押しつぶされ、圧力で外に押し出されてしまった。 続けざまに、俺の顔面にぴゅっ!と勢いよく、粘度の少ない液体がのうかりんの秘所からふきかけられる。 これが言わゆる潮吹きというやつだろうか。 俺がのうかりんをイカせた満足感に浸っていると、俺の頭に乗っていた手が、ぽこぽこと俺を叩き始めた。 「なにするだぁぁこのえろがっぱぁ、はずかしくてしんじまうべやぁぁ」 のうかりんの太ももにつかまっている頭をひっぱり起こして顔をあげると、のうかりんの顔はこれ以上ないほどに赤く染まり、 快感からか、目は潤み、息も絶え絶えになっていて、口の端からは細い涎の雫が伝っていた。 「のうかりん、俺、もう我慢できないよ」 触れなくても射精してしまいそうなくらいパンパンに張りつめたペニスを、舌で絶頂してほぐれたのうかりんのまむまむにあてがう。 そのまま腰を押しつけようとすると、のうかりんが突然俺を制止した。 「ま、まってけれ!」 その言葉にいったん腰を止めて、のうかりんの顔を見つめる。 恐らく今俺は情けない顔をしてしまっているかもしれない、それくらい我慢の限界に来ていたのだ。 今はただただ思いきりのうかりんとえろいことがしたい! もう切なさで胸が張り裂けそうだった。 のうかりんはそんな俺をよそに、俺から視線をそらして、モジモジとしている。 「こ…こんなオラでも、一応女だぁ…だから、初めての前に…その…」 もごもごと口を動かしながら、チラチラとこちらを見てくる。 もうセックスのことしか考えられない状態にあった俺は、それを非常にもどかしく感じてしまった。 「な、なんだよ」 「うぅぅ…」 ついつい冷たい態度になってしまう俺に、のうかりんは涙をためて泣きそうな顔になってしまう。 ピンと立っていた猫耳も、しゅんと垂れてしまっていた。 「ご、ごめん、そんなつもりじゃ…」 「……して……」 のうかりんがボソボソと何かをつぶやいた。 「え?」 俺はそれを聞きとることができなくて、思わず聞き返してしまう。 俯いたままではあるが、今度ははっきりと口を動かしてのうかりんが答えた。 「ちゅー…してほしいっぺ…」 ドキリと俺の胸がときめく。 「そうだよな、ごめん」 俺は精一杯の気持ちをこめて、頬に手を添えて俯いたのうかりんの顔をあげ、口付けを交わす。 「んぅっ…」 のうかりんの眼尻から、ほろりと涙が一粒こぼれ落ちた。 そうさ、たとえゆっくりだって、女の子だよな。 さっきまで、無意識とはいえ、結局のうかりんのことを性欲のはけ口として見てしまっていた自分に嫌気がさしてくる。 ちゅっ、ちゅっと音を立ててお互いの唇を吸い、ゆっくりと舌を絡めていく。 人間の舌より少し大きな、柔らかいのうかりんの舌に包まれて、俺の獣欲が少しずつピュアなものに変わっていく気がした。 一旦口を離すと、お互いの舌から透明な糸がすっと繋がって、ぷつりと途切れる。 視線を絡ませてから、もう一度無言で唇を重ね合い、俺はゆっくりと腰を進めていった。 「んちゅっ…んぅう…うれひぃ…ら…」 両手でのうかりんのひざ裏を持ち上げ、キスをしながらぐぐっと腰を押しつける。 濡れそぼったのうかりんのそこは、俺の先端を咥えこむと、ゆっくりと俺の物を飲み込んでいった。 ぬるぬるとした媚肉を掻き分けていくと、やがてある地点で、 まだまだ奥があるはずなのに、力をこめないと進めなくなりそうな所があった。 恐らく処女膜だろう。 俺がためらっていると、のうかりんは俺の背中に腕をまわして抱きつき、愛しそうに俺に微笑みかけた。 「おらぁ…ちゅ…いいだよ、おめさの…ん…そのまま…」 言葉の代わりに唇で返事をして、俺はぐっと腰に力を入れて押し進める。 「い…いたっ…」 のうかりんが苦痛の声を上げる。 メリメリと肉の裂ける感触が先端から伝わり、なお腰を押しつけると、 すぐにずるっと勢いよく肉棒全体がのうかりんの奥まで飲みこまれた。 「ひぅっ!」 そしてのうかりんの本当の最奥に、俺の先端がキスをする。 それと当時に、のうかりんの足先がピンと張りつめ、腰がガクガクと揺れ、 まるで搾り上げられるようにぎゅっとペニス全体が膣肉に締め上げられた。 「う…ぐぅぅ!!」 今までの我慢で敏感になり、初めての挿入で未知の快感を味わった俺は、 動くことなくそのままのうかりんの子宮めがけてドクドクと精液を発射してしまった。 「!!はいっぃて…くるだぁぁ…」 のうかりんが熱に浮かされた顔でぼんやりと呟く。 「オラ…おめさに…たねつけされちまってるだよ…」 絶頂の余韻が残ったどこかぼーっとした顔で、 のうかりんは幸せそうに俺のペニスが脈動している自分の下腹部をさすっている。 もうなんだかそれだけで、愛しさがどんどん胸の中からこみあげてきて、 射精したというのに俺の心臓は下半身にどんどん血液を送り、一物は射精前よりもどんどん固くなっていく気がした。 「俺、もっとのうかりんとしたい…いいかな…」 のうかりんの目をまっすぐ見て、俺は素直な気持ちを告白する。 のうかりんはふわりとほほ笑んで、俺のことを優しく抱きしめてくれた。 「いいよ…オラのまむまむ、おめさのぺにぺにせんようだっぺぇ、好きにしてけれ…」 「のうかりん!!」 俺はもうそれからただがむしゃらに、夢中で腰を振りまくった。 部屋には、のうかりんと俺の喘ぎ声と、お互いの腰がぶつかりあう乾いた音と、 性器をこねまわす粘液質な音がハーモニーを奏でていた。 「うあぁああ!きもちいぃだぁああ!おら、おらぁあああ!」 もう何度も膣内射精しているのに、今だ萎えない俺の欲望を一身に受け止め、のうかりんは髪を振り乱しながら悶え続けていた。 「うぅぅ!おううぅぅう!!」 俺はもうのうかりんの身体を貪るだけの獣と化してしまい、うめき声をあげながらただただ性交におぼれていた。 肉棒で突きあげながら、ゆさゆさと揺れるおっぱいの、ピンとたった乳首の片方を口に含み、思いきり吸い上げる。 「ひゃうぅうう!!」 それだけでのうかりんは絶頂を感じ、膣内はぎゅうぎゅうと俺を絞りあげ、 なおも貪欲に精液を吸いだそうと、奥へ奥へと膣肉全体が俺自身を誘い込む。 「のう…か…りんっ!!!」 もう俺の体力も限界に近づいてきていた、これが最後とラストスパートをかけ、 今までよりも早く、より強く性器をこすり合わせる。 もはや焦点が定まっていない目でのうかりんが俺を見つめ、キスをせがむ。 「ん…ちゅぅぅ…いっかい…だけでいいから…あぁっ!!」 喘ぎ混じりに、のうかりんが何やら俺に話しかける。 「ひんっ!”ゆうか”…って…よんで…んぁっ!けれぇ…っ」 俺はその声に応え、のうかりんの”名前”を連呼しながら、腰を激しく打ち付ける。 「ゆうか!!!ゆうかぁああ!!」 「あぁああぁ!!んんんんぅうぅ!うれしいだぁ!!!」 いつの間にか、ゆうかも腰をゆさゆさと前後左右に揺らしていた。 俺達はお互いを攻め立て、絶頂への階段を二人で猛スピードで駆け上がっていった。 「いぐぅうう!おらぁ、いぐ!いっぢまうだぁあああ!!」 「俺もイク!ぅうぉあっぁあああ!!」 噛みつくような勢いで、ぶつかり合うようなキスをする。 お互いを抱きしめあい、口内をむさぼり、性器を打ちつけ合いながら、俺達の間にビリビリと電撃がスパークした。 そして、最高の幸せをかみしめながら俺達は二人同時に意識を真白な世界にはじけ飛ばした。 ------------------------------------- トントントン… 何かを叩く小気味いい音と、鼻をくすぐるイイ匂いで、俺は目が覚めた。 「ん…うわっ」 俺が寝ていたベッドは、さっきの情事の汗やら汁やらでぐちょぐちょになってしまっていて、体に張り付いて不快極まりない。 さすがに煩悩を全部天国に置いてきてしまったらしく、 さっきの行為を思い出しても、胸は暖かくなるが、もう股間はピクリとも動かなかった。 音のする方を見てみると、服を着たゆうかが、お尻を揺らしながらキッチンに立っていた。 「おきたかぁ、はらぁへったべ、めしにするべ」 「あ、あぁ、その前にシャワー浴びてくる」 俺は下敷きになっているシーツをひきはがして洗濯機に放り込み、 ベタベタカピカピになった身体を急いでシャワーで洗い流した。 「ふぃー、さっぱり」 パンツ一丁でゆうかの前に出ていくと、さっきまであんなに愛し合ったというのに、ゆうかは頬を染めて視線をそらしてしまう。 「も、もう、なんてかっこしてるっぺよぉ、ちゃんと服きれ」 俺が素直にシャツとズボンを身につけていると、食卓に次々とおかずが並んでいく。 俺の部屋にある最低限の調味料や食材で作ったのだろうか、 それにしても見た目も鮮やかで、見ているだけで食欲が湧いてくるようだった。 『いただきます』 二人同時に手を合わせ、感謝の言葉を述べてから箸に手をつける。 程よく味のしみたイモの煮付けを口に入れてから、ご飯を食べると、 これまたふっくらと炊けていて、口の中で絶妙なハーモニーが奏でられる。 「うまいよ、ゆうか」 俺が正直に感想を述べると、なぜかゆうかは顔をぼっと赤らめて俯いてしまう。 頭の上の猫耳も、なぜだかピクピクと動いていた。 「や、やっぱり、のうかりんでいいだ…」 「どうして?」 「はずかしいだぁ…」 ゆうかは頬に手を当てて、真赤な顔を隠そうとする。 「じゃあ、のうかりんで」 俺がそういうと、ちょっぴりさみしそうな顔をしてから、顔を上げる。 きっと本人にそんなつもりはないんだろうけど、本当の気持ちとは裏腹のことを言っているのはあきらかである。 ここは紳士の俺が優しく手を差し伸べてあげるところだろう。 「じゃあ、えっちの時はゆうかってよぶよ」 「すけべぇ!」 のうかりんはキッ!とこちらを睨みつけてから、クスクスと笑い出してしまう。 俺もそれにつられて、声を出して笑った。 これからもこんな幸せが続くのかと、期待に胸が膨らんでいく思いだ。 ------------------------------------- ペロンペロンペロン♪ 「おぃしぃおやさい、はやぐおおきくなれよぉ~♪」 のうかりんとの出会いから、数か月、今は夏真っ盛り。 俺達はあれから、お互いのことを理解し合うため、たくさんの時間を共に過ごした。 暇を見つけては会話を楽しみ、休日にはデートをし、もちろん頻繁に身体も重ねていた。 最近ののうかりんのマイブームは、窓の下に設けた『ミニ家庭菜園』を育てることだ。 ギターが趣味らしいのうかりんに、出会いの記念にとプレゼントしたウクレレを演奏しながら、 鼻歌交じりにのうかりんが野菜たちに語りかけている。 不思議なことに、それだけで小規模の鉢植えで育った野菜とは思えないほど、 おいしくなり、かつ普通では考えられない速度で実がなっていくのだ。 これもゆっくりの不思議な力というやつだろうか、とりあえず俺はのうかりんの愛のパワーということで納得しているが。 「ん~、今日もいい天気だべなぁ」 窓の外を見つめながら、のうかりんがつぶやく。 「今日の昼飯はなんにすっぺ」 演奏を終え、のうかりんがゆっくりとふりむいた。 「俺はゆうかが食べたいかな…」 「またそんなことばいってぇ、おめさの頭にはすけべしかはいってないんだべか」 口ではそう言いながらも、のうかりんはクスクスと笑っている。 このやり取りもいつものことだ、俺達の距離は以前よりぐっと近づき、 今では恋人同士のようにイチャイチャしながら日々を面白おかしく過ごしている。 「こんなに天気がいいんだぁ、買い物つきあってけれ」 「もちろん、いいよ」 のうかりんはそういって、身支度を始める。 リボンのついた麦藁帽子、これも俺がプレゼントしたものだ。 それを被ると、のうかりんの頭の猫耳が、麦藁帽子についた穴からぴょんと飛び出す。 やはり折角の猫耳は主張するべきであると思う、俺自身もこの麦藁帽子を痛く気に入っていた。 「それじゃ、いくべ!」 のうかりんの伸ばした手を、優しくつかむ。 するとのうかりんは、ふわりとこちらに近づき、耳元で 「すけべは、メシのあとに…な」 と呟いた。 見た目お姉さんののうかりんは、時々こういうドキッとさせられる発言をする。 さっきの言葉は訂正しよう、恋人同士、というよりは、俺はもうすっかりのうかりんの尻に敷かれてしまっているのかもしれない。 その一言だけで、こんなにも嬉しくなって地に足付かなくなってしまう自分がいるのだ。 思わずニヤけてしまう頬をさすりながら、俺はのうかりんと連れだって買いものに出かけた。 のうかりんと昼と晩の食材を選び、おいしい手料理を食べて、そのあとは… こんな毎日がいつまでも続くといいな。 買い物帰りの道を、二人で手をつないでゆっくりと歩く。 「なぁゆうか」 「ん…なんだぁ?」 「スキだよ…」 「………」 俺の手が、ぎゅっと強く握り返された。 「オラもおめさのこと、だぁいすきだぁ」 おしまい ------------------------------------- どうも御無沙汰しております、ばや汁です。 いや、投稿ペース自体はそんなに変わっていないようなきもするんですが… 前回投稿したのが約6日前なのに、どぼちでこんなにながされてるのぉおお!? これが夏休み効果というやつでしょうか。 今回はプレミアムすっきりドールゆうかにゃんということで え…?ゆうかにゃんじゃないじゃないかって? ゆうかにゃんにきまってるでしょぉおぉおお!!? あ、や、やめて、あき缶とか投げないでください、暴力はイケナイッ いや、本当にすみません、思いついたら止まらなくなってしまって。 自分は標準語圏なので、正直方言というか、訛りみたいなのをうまく表現できたかと言われると、正直微妙ですが。 情熱を傾けて書きました、訛りのあるお姉さんといちゃいちゃしたいよぅ… 本当はオマケもつけたかったんですが、気づいたらなぜか40KB制限に引っ掛かりそうになってしまったので、 ここまでとさせていただきます。 機会があれば、ほかのSSの後ろにでも挿入しようかと思います。 ばや汁でした。 いつも多数のご意見ご感想ありがとうございます! この作品へのご意見ご感想も、どうぞお気軽にお寄せください。 個人用感想スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1278473059/ 今までの作品 anko1748 かみさま anko1830-1831 とくべつ anko1837 ぼくのかわいいれいむちゃん anko1847 しろくろ anko1869 ぬくもり anko1896 いぢめて anko1906 どうぐ・おかえし anko1911 さくや・いぢめて おまけ anko1915 ゆなほ anko1939 たなばた anko1943 わけあり anko1959 続ゆなほ anko1965 わたしは anko1983 はこ anko2001 でぃーおー anko2007 ゆんりつせん anko2023 あるむれ 餡小話では消されてしまった作品も多数ありますので、過去作を読みたいなと思っていただけた方は ふたば ゆっくりいじめSS保管庫ミラー http //www26.atwiki.jp/ankoss/ をご活用ください。
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たつき監督って誰? けものフレンズのファンにたつき監督を知らない人はいないと思われるが、けものフレンズを知らずにここに来た人の為に説明すると、 たつき監督の功績 たつき監督とは、2017年1月から3月にかけて放送されたアニメ「けものフレンズ」の制作に監督として携わった人物。 彼自身の経歴は割愛するが、この「けものフレンズ」というアニメ、実は八方塞がりの状況だったのである。 本来、けものフレンズはスマートフォン向けゲーム、漫画を始めとしたメディアミックス企画としてスタートした。 しかし、アプリ、漫画ともにアニメ開始前に終了してしまい、プロジェクト最後の企画として残されたのが、このアニメ「けものフレンズ」だった。 他の企画が全て終了してしまった以上、アニメも同じように見向きもされずひっそりと消えていくと多くの人に思われていた。 事実、アニメの制作スタッフはわずか10人、オープニングムービーで走っていたバスのタイヤすら回っていない程の予算不足、 声優もアプリ版から全て変更と、着々と爆死アニメへの道を辿っていた。 1話が放送された当初、多くの視聴者が「やっぱりな」「知ってた」と特に残念がる様子もなく、その不出来さをネタにしたという。 だが、話が進むにつれて、その「優しい」世界観、それに似つかわしくない不気味な伏線の存在など、徐々にその頭角を現していき、ファンは加速度的に増えていった。 その勢いは衰えることなく、最終話のニコニコ生放送は来場者数は20万人、コメント数は120万、そして終了後のアンケートでは 「とても良かった」が98.3%、「まぁまぁ良かった」が0.5%、「良くなかった」が0.8%と、前代未聞の偉業を達成することとなった。 誰が見ても爆死と思われていたアニメを、ここまでの作品にすることができたのは、制作スタッフの手腕というほかないだろう。 ここまでの功績を上げたたつき監督を降板させるのはもってのほかだという意見が大多数を占めており、 このことが今回の騒動を引き起こした一因であることは間違いない。
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タイガー餅つき機SMG-3604 2升タイプ 暖房節約あると便利グッズ
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『わけあり おまけ』 16KB 愛で ギャグ 変態 独自設定 変態表現アリ、anko1943のおまけです 注:この作品にはお下品な表現やHENTAI的表現が多数含まれています、苦手な方はそれをご了承の上読み進んでください。 この作品はanko1943 わけありの続編にあたり、また『ゆなほ』シリーズの流れをくんだものとなっています。 単品でも楽しめるとは思いますが、それまでのお話を読んでいただければより楽しむことが出来ると思いますので是非どうぞ。 ----------------------------------------------- 前回までのあらすじ! 毎夜毎晩恋に焦がれるこの俺の元に舞い降りた天使、その名も素敵、ふらんちゃん。 しかしこのふらんちゃんはとってもとってもシャイガール。 俺の少々過剰な熱烈アピールにウブな彼女はお顔がまっかっか。 夢にまで見たちゅっちゅライフを送るための俺と彼女のハートフルいちゃラブストーリー… だったんですよ!? 「う~!うっうっう~♪」 ふらんちゃんは今、ひらひらのスカートに包まれた可愛いお尻を俺に向けて、腰に手を当てふりふりと左右に振っている。 『ど~だどー?ここらへぇーんに、かりすまぱうあーがたまってきたどー!』 ふらんちゃんが身体を動かしながら一心不乱に見つめているのは『ぷりてぃれみりゃのかりすまれっすん』という名前の子供向け番組だ。 自らをお姉さんと名乗る胴付きれみりゃが出演していて、今ふらんちゃんがやっているのは、 その中のコーナーの一つである『れみりゃのかりすまだんしんぐ』の振り付けだ。 テレビの中のれみりゃのゆったりとした腰振りに合わせて、ふらんちゃんが実に楽しそうにふりんふりんと腰を振っている。 正直今、俺はこの瞬間のためだけに生まれてきたと言っても過言ではないね。 ふらんちゃんはお尻ふりふりダンスに夢中でこちらに気付いていない。 それをいいことに思い切り頬を緩ませ、時に涎を垂らしながら全力でふらんちゃんのお尻を鑑賞する権利が俺にはあった。 あっ、ぱんてら頂きましたー!ありがとうございますッ!!! 「にいさまー、ふらんじょうずにできたー?」 「あぁふらんちゃん、とっても可愛かったよ、ドゥフフフフ」 「うー?」 ふらんちゃんがこちらを向いた瞬間、出来る限り平常を装うも、溢れる笑みを抑えることは難しい。 あー、鼻血でそ。 あのお風呂場での一件直後、ふらんちゃんと俺の仲はそれはそれはサイアクだった。 一方通行の愛というやつがこれほどまでに辛いとは正直思わなかった。 その日一日は枕を涙でぐしょぐしょにしてしまった俺だが、 そんなことでふらんちゃんとのいちゃいちゃを簡単にあきらめられるほど、俺はあきらめのいい漢ではなかったのだ。 次の日から俺は涙を呑んで股間のやんちゃボーイを封印することを決め、 紳士そのものの態度でふらんちゃんの良い飼い主のお兄さんを演じ続けた。 いつしかそれが呼吸するように自然に行えるようになったとき、俺とふらんちゃんの仲は完成していた…。 ふらんちゃんは俺のことを兄様なんて呼んでくれるし、いつも可憐な笑顔を俺に向けてくれる。 しかし…心にどこか空しい風がふくのを感じていた。 おい俺!本当にそれでいいのかい!? ふらんちゃんに好かれるだけ好かれてさ、確かにそれは重要だよ、いいことさ! だけど、だけど… いちゃいちゃが無いでしょッ!!!! 朝お着替えの時にパンツで興奮し、笑顔で勃起して昼はいいだけちゅっちゅして、 お風呂に入ってらぶらぶして、夜はしっぽりする…あの頃のピュアな野望はどこにいったの!? 俺は…俺は悲しいよ!もっともっと使ってくれよおおおおお!!!! と、息子さんが俺に熱いメッセージを送りつけてくる… そうだよね、そうなんだよね、これだけ高感度UPしたんだもん、とっくに攻略済みだよね! ね!? 「ふーらんちゃん!」 「う!?」 俺はテレビを見終えてソファーでゆっくりしているふらんちゃんの隣に座って、そのちっちゃな身体をひょいと抱き寄せた。 いわゆる女の子の香りというやつだろうか、甘い匂いがふわりと俺の鼻腔をくすぐり、久々に封印を解かれた野獣はすぐにビンビンになってしまう。 しかしまだそれを悟られるわけにはいかない。 「ん~、すーりすりすり」 「う…うぅ…やめてにいさま…」 口ではやめてといいながらも、頬を染めるふらんちゃんはどうやらまんざらでもないご様子。 イケる!これはイケるぞ!と思った俺はふらんちゃんをゆっくりとソファーの上に押し倒した。 そしてさわさわとふらんちゃんの身体を服の上から撫でていく。 「きゃは!くすぐったーい!」 さらさらの生地にくすぐられて、ふらんちゃんが笑う。 お父さんお母さん、今日俺はついにチェリーを卒業するよ! 万感の思いを込めて、俺はズボンのチャックを下ろし、滾る欲棒を露出させた。 するとどうでしょう、あんなに可愛かったふらんちゃんが、ゴミムシを見るような目でこちらを見つめているではありませんか! ゾクッ!こ、これって快感!? いやいや、まずい、非常にまずい。 このままでは折角の積み重ねがまた無駄になってしまう。 それだけは避けねば、でもふらんちゃんといちゃいちゃしたい、 っていうかすっきりドールなんだから一発くらいヤらせろよ畜生! あぁでも可憐なふらんちゃんとはやっぱり和姦第一だよネ! などと一瞬のうちに思考がぐるぐると回転し、俺は錯乱状態に陥ってしまう。 そしてパニクった俺の灰色の脳みそがはじき出した答えが、コレだった。 「ぐ…ぐわっぁああああ!!」 「うぅ!?」 俺はちんこを掴みながらソファーから転げ落ち、床の上をごろごろとのたうちまわる。 それを見てふらんちゃんは、心配そうな目でこちらを見下ろしていた。 これはチャンスだ、この隙を突いて俺はふらんちゃんにも分かりやすいように今の俺の状況を解説した。 「うわー痛い!すごく痛いよー!ふらんちゃんたすけてー!お兄さんのぺにぺにがまっかに腫れてるんだ! これは悪い魔物がとりついちゃったからなんだよー!お兄さんにはどうすることもできないいい!ふらんちゃんやっつけてー!」 「う?うぅ?」 ふらんちゃんはあまりの突然の出来事に目を白黒させている。 俺は助けを求めるため、具体的な説明をすることにした。 「ふらんちゃんおねがいだー!悪魔はここにいる!具体的に言うと踏んでくださいお願いします!」 「う、うん!」 ふらんちゃんは素直ないい子だ… ソファーからぴょんと飛び降りたふらんちゃんは、仰向けになって寝ている俺の股の間に立ち、天高くそそり立つ肉棒を見下ろしている。 「あんよでふめばやっつけられる?」 「お願いします!」 ふらんちゃんは俺の答えを聞いて笑顔になって、実に素直に、俺を助けるためにとひょいと上げた足を俺の竿めがけて振り下ろした。 「うー☆」 「ああああああありがとうございますっ!!!!」 走る電撃、迸る快感。 なあんだもっと早くこうしていればよかったんだよウフフアハァ。 「あっ、ふらんちゃ…おふぅっそこ、もっとっ…イェァ!」 「んっしょ!んっしょ!いたいのとんでった?」 ふらんちゃんは俺の言ったことを忠実に実行して、かわいい靴下あんよで俺の竿を容赦なくぐにぐにと踏みつけている。 しかし以前のように勢いがついているわけではないその刺激は、軽めのふらんちゃんの体重も相まって実に甘美なものだった。 俺は余計なことを考える暇も無く、あっけなく一発目を発射してしまう。 上を向いた肉棒から発射されたヨーグルトは、当然のように俺の顔にも降り注いだが、ふらんちゃんの足の快感の前にはそんなことは些細なことだった。 「も、もっとやってもらってもいい?」 「うー!まかせてー!わるいこをやっつけるー!」 一度の射精程度では萎えないほどの禁欲生活を送っていたので、俺は調子にのってふらんちゃんに悪魔退治を追加注文することにした。 二回目は少々持久力もついて、ふらんちゃんのあんよの動きを楽しむ余裕が出てきた。 「あー、ふらんちゃんもうちょっと先のほうが特に痛いなぁー、そこに悪者がいるきがするー」 「ここ?」 「あふぅっ!」 俺が指定したとおりにふらんちゃんは足を滑らせる。 そのままぐいんぐいんと踏みつけられると、早くも俺は第二弾が装填される気配を感じてしまった。 (…おや?) 今まで俺はすらりと伸びる太ももの向こうにちらちらと見えるぱんてぃに夢中だったのだが、 二発目の余裕でふらんちゃんのいろいろなところを視姦していたところ、ふらんちゃんのある変化に気付いた。 ふらんちゃんは俺の股間の鬼退治を足でしながら、顔を紅潮させ、時折指でぷにぷにとほっぺたをつまんだり、さすったりしていたのだ。 「ふらんちゃん、何してるの?」 「う?」 言われてから自分がそうしているのに気付いたのか、ふらんちゃんはハッとなって手を下ろす。 しかしまたしばらく立つと自然に頬に手が伸びて、もちもちのほっぺを自らもみしだいていた。 ふらんちゃんとのある意味今までに無い理想的なコミュニケーションを、数で表すなら5回くらいこなした後、 俺はお礼の意味を込めてふらんちゃんに冷蔵庫で冷やしていた特製プリンをご馳走してあげる。 「ぷりぃ~ん♪」 ふらんちゃんは実にご満悦だ、ふらんちゃんがプリンに夢中になっている間、 俺はある疑問を確信に変えるため、パソコンを使ってある調査を行った。 「はっは~んふむふむほほぉ~ん、つまりもしかしてもしかするとそういうことなのかい?」 ゴェゴル先生による情報はあまりに膨大で、正直答えを導きだすのは面倒だから途中でやめてしまったが、 手がかりのようなものを掴めたような気分になることはできた。 後はこれを実行に移すだけ… 賢者モードな俺は実に清清しい気分だったので、あまり深く考えずにとりあえずやってみることにした。 その日の夜、お風呂でふらんちゃんを綺麗にしてあげた後、自分の身体をいつもより念入りに洗う。 そして風呂から上がって、俺は細心の注意を払いながら、少しだけ生えてきていた顎髭をツルツルになるまで丁寧に剃った。 可愛いパジャマに身をつつんだふらんちゃんを連れてベッドインし、電気を消すと俺はふらんちゃんを抱きしめて、愛情たっぷりに囁いた。 「ふらんちゃん、俺とすっきりしよう」 その発言を聞いたふらんちゃんは、ビクリを身を固めて、わなわなと身体を振るわせ始めた。 「う…う~!やー!」 「そんなこと言わないで、俺はふらんちゃんが大好きだから、ふらんちゃんとすっきりしたいんだよ」 「うー…」 ふらんちゃんは俺の真剣な態度に顔を赤くして目をそむけてしまう。 俺は思い切ってふらんちゃんの唇を奪った。 「!!!」 舌なぞ入れようものなら確実に噛み切られるので、名残惜しいがそれは自重して、 唇をすぼめたままふらんちゃんの唇や頬にちゅっちゅっと何度もキスマークをつけていく。 「や!やぁ!」 ふらんちゃんがあげる抗議の声を無視して、俺は舌を使ってぺろぺろとふらんちゃんの頬を舐め上げた。 腕の自由が利くので、ふらんちゃんの上半身を出来るだけ優しく押さえつけ、 布団の中のおかげでふらんちゃんの足技もそれほど脅威ではない。 俺が執拗にふらんちゃんの頬を責めていると、ふらんちゃんの息は上がっていき、 声に勢いは無くなり、だんだんと身体からも力が抜けていった。 「にぃ…さまぁ…」 あー、しおらしいふらんちゃんめちゃ可愛い服引き裂いてれいぽぅしてぇ… と邪な考えが過ぎってしまうが、俺はそれを理性で押さえつけてふらんちゃんの頬に、 つるつるに仕上げた自分の頬をぴったりとくっつけ合わせた。 「!!」 ふらんちゃんがビクリを身を震わせる、どうやら何か思うところがあるらしい。 「すーりすーり、すーりすーり」 俺はそうはっきりと発音して、俺の唾液で湿ったふらんちゃんのやわらかほっぺにすりすりと頬ずりをした。 「うあああ!!」 ふらんちゃんはじたばたと手足を動かして、俺から逃れようとする。 しかし俺はがっちりとふらんちゃんの身体をホールドして逃がさない。 「すーりすーり!すーりすーり!」 俺は自分とふらんちゃんに言い聞かせるように、すーりすーりと何度も繰り返しながら頬を行ったり来たりさせた。 「うっ!うぅっ!」 ふらんちゃんは頬が擦れあう度に身体をふるわせて、頬には熱いと感じてしまうほどの熱を帯び始めていた。 「すーりすーり!すーりすーり!」 「う…あっあっ…うあああああ!」 「すーりすーり!すーりすーり!」 「んんんんんんんっぅぅぅうううう!!」 執拗に頬ずりを続けていると、ふらんちゃんはギュッと目を閉じて、なにやら手をもぞもぞとさせ始めた。 「すーりすーんほおおお!!」 ふらんちゃんのおててが滑り込んだのは、なんと俺のパンツの中だった。 「んー!んふー!もげー!もげちゃええ!」 息を荒くしながら、ふらんちゃんが俺の頬ずり攻撃への反撃として俺の興奮しきっていたボウヤをしごき上げる。 本人はおそらくちんこもげろ!のつもりなのだろうが、力の入っていないそれはもはや愛撫以外の何者でもなかった。 「みなぎってきたあああああ!!!すりすりすりすりすりすりすり!」 「うわああああああ!!す…す…」 ふらんちゃんは俺の怒涛の頬ずりになすすべなく攻め立てられ、もはや限界は近いようだ。 俺も正直こんなサプライズご褒美があるとは思っていなかったので、 ふらんちゃんの手コキを味わいながらも、丹精込めてラストスパートすりすりをキメにかかった。 「あああああたまらんすりすりすりすりうぉおおっほすりすりすり!!」 「す…す…すっきりいいいいいいいいい!!!!」 ふらんちゃんはそう叫ぶと同時に身体をぎゅっと萎縮させ、まるでイッたかのようにビクビクと何度も身体を痙攣させた。 ぎゅっと握り締められたおてての刺激で俺の一物も限界を向かえ、 布団の中でふらんちゃんのパジャマのお腹の上にびゅるびゅると勢いよく白濁液をぶちまける。 「ふー…ふー…」 ふらんちゃんは身体を弛緩させてぐったりとしたまま、眠りに落ちていってしまった。 「ふぃー、きもぢえがったー…」 俺は乱れた布団をはいで、ティッシュでベトベトになった俺の股間やふらんちゃんのほっぺとパジャマをふく。 本当はお互いプレイの余韻で汗まみれなので、着替たほうがいいとは思うが、 そんな気力も無く簡単に済ませて布団を整えると、俺もふらんちゃんと一緒に深い眠りに落ちていってしまった。 次の日、少しだけ早起きした俺は実にさわやかな気分でふらんちゃんの寝顔を見つめていた。 「あぁ、至福…」 ふらんちゃんのお顔はあまりに可愛い、実際ふらんちゃんがうちに来てからほぼ毎日ガン見していても飽きないほどだ。 そして昨日俺はふらんちゃんとついに一線を越えることに成功した、これ以上の喜びがあるだろうか、いやない(反語) しばらくそうして見つめていると、ふらんちゃんのまぶたがぴくりと動き、大きなあくびと共にふらんちゃんが目を覚ました。 「おはようふらんちゃん」 「んー…」 正直目覚めた瞬間どんな猛攻を受けるかとハラハラしていたのだが、その心配は無用だったようだ。 寝ぼけているのかふらんちゃんはぼーっとしていて、俺のほうをぼんやりと見ているだけだ。 ふらんちゃんはわりと朝に弱い、そのことはふらんちゃんとの生活の中でちゃんと把握している、大勝利である。 寝ぼけ眼のふらんちゃんを着替えさせてあげて、ソファーに座らせて朝食の準備をして、テレビをつける。 「はい、あーん」 「あー…」 俺が料理をふらんちゃんの口元に運ぶと、ふらんちゃんが口をあけ、放りこまれた食べ物をむぐむぐと租借する。 すっかり甘やかしモードだが、これも俺の趣味の一つとなりつつあるので、嫌なことなど何一つありはしない。 ふらんちゃんが口に入れた分を食べているうちに自分の分の朝食をかきこんでいると、テレビのニュースが速報を伝えていた。 「ん~?なになに、ゆっくり専門ペット業者社長逮捕、インターネットを使った詐欺で、胴なしゆっくりを胴つきとして販売、不当な利益を得ていた…」 俺はふらんちゃんをちらりと見る。 昨日試したあの方法は、いわゆる胴なしゆっくり特有のすっきり方法について解説されたサイトから参考にしたものだ。 人間でいうところのセックスに当たるものが、ゆっくりには二通りあって、ぺにぺにまむまむと呼ばれる生殖器での交尾と、 頬をすり合わせるだけのすっきり行為があり、それぞれちゃんと子供を妊娠することが出来るらしい。 俺を足コキしてくれていた時に興奮したふらんちゃんが手を頬にこすり付けていたので、もしやと思い試してみたが、結果は既に出ているとおりだ。 ふらんちゃんがうちにやってきた時の箱は既に処分してしまったが、もしかすると今テレビでスクープされている業者のものだったのかもしれない。 「でもま…」 俺がテレビを眺めていると、ふらんちゃんはいつのまにかお口をあんぐりとあけて、俺のスプーンを待ち構えていた。 「どうでもいいよね、そんなこと」 俺がスプーンをふらんちゃんの目の前にもっていくと、ふらんちゃんはぱくりと食いついて、再びもぐもぐと口を動かす。 「ん~?」 「なんでもないよ」 ふらんちゃんが胴なしで、胴つきに改造されて出荷されていたからといって、何が問題だろうか。 少なくとも俺とふらんちゃんはこんなにもらぶらぶちゅっちゅで愛し合っている、それで十分だと俺は思う。 「ねぇねぇふらんちゃん、昨日のすっきり気持ちよかった?」 意地悪心をだしてそう聞くと、ふらんちゃんは顔を真っ赤にして俺の胸をぽこぽこと殴りつけてくる。 「うーーーーー!!!!」 「はははは、ごめんごめん、ほっぺにご飯粒ついてるよ」 「う?」 一瞬の隙を突いて、頬にキスをすると、ふらんちゃんは真っ赤な顔をさらに真っ赤にして俯いてしまった。 「愛いやつよのぅ」 今はゆっくりのすっきりでも、たとえふらんちゃんを買う時に思っていたようなえっちを出来なくても、それでもかまわない。 もちろんこれからどんどん仲良しして、出来るところまで行きたいと思ってしまうのが漢心というやつだが、焦る必要はない。 だって俺とふらんちゃんは、こうして出会うことが出来たんだから。 「ねぇねぇふらんちゃん、また悪霊がおちんちんにとりついちゃったよー、今度はお口でぺろぺろしてくれたら治る気がするなぁ」 「もうっばかっ!ちんこもげろ!!」 終わり。 ----------------------------------------------------- と、いうわけでanko1943 わけありのおまけでした。 ついにらぶらぶちゅっちゅに成功したふらんちゃんとお兄さん、これからもっと幸せになってもらいたいものですね。 ところで近作を書くにあたり、前作のわけありを読み返してみたところ、 自分にはありえないくらいテンションの高い作品だったということが分かり、驚いたと同時に、 これ本当に続きかけるのかよ…とも思ってしまいました。 しっかり続き物として書けたでしょうか、なんとなくいいかんじになったんじゃないのかなぁと個人的には思うのですが、 う~んどうでしょう。 あと深夜一発書きだったのでところどころ細かいネタが仕込まれています。 見返すと直したくなるようなきがするので、見返さず投稿しましたので見つけたら笑ってやってください。 それではまた次回作で会いましょう。 ばや汁でした。 いつも多数のご意見ご感想ありがとうございます! この作品へのご意見ご感想も、どうぞお気軽にお寄せください。 個人用感想スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1278473059/ 今までの作品 anko1748 かみさま anko1830-1831 とくべつ anko1837 ぼくのかわいいれいむちゃん anko1847 しろくろ anko1869 ぬくもり anko1896 いぢめて anko1906 どうぐ・おかえし anko1911 さくや・いぢめて おまけ anko1915 ゆなほ anko1939 たなばた anko1943 わけあり anko1959 続ゆなほ anko1965 わたしは anko1983 はこ anko2001 でぃーおー anko2007 ゆんりつせん anko2023 あるむれ anko2068 おしかけ anko2110 とおりま anko2111 おもちゃ anko2112 ぼくとペット anko2223 まちかどで anko2241 かいゆ anko2304 ぼうけん anko2332 とかいは anko2349 たたかい anko2369 ゆっくぢ anko2413 せんたく anko2427 ぶろてん anko2489 あこがれ 前編 anko2588 ひとりぼっちのまりさ anko2807 母の音 anko2887 僕とれいむと秘密基地 anko2949 野良れいむ anko3047 ぶろてん おまけ anko3058 実験01 クッキーボタン 餡小話では消えてしまった作品も多数ありますので、過去作を読みたいと思っていただけた方は ふたば ゆっくりいじめSS保管庫ミラー-ばや汁ページ- http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/395.html をご活用ください。