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商業誌やプロアマ問わず、無断でトレース、切り貼り、加工して自作品内に流用などを行っている商業漫画家。 商業コミックスとして発売されていた「地獄のデザイナーさん」より リズムアプリゲームのイラストを盗用、直後に有名作家氏のイラストからもトレースが発覚。 twitterにて拡散され騒ぎが広まった。 きりつき氏のtwitter投稿画像、pixiv投稿作品、コミックスなどから 有名作家や同人誌よりトレースが続々発覚。数は100点を越える。 トレパク元は多数あるが、盗用している作家さんはほぼ数人に集中しており 典型的なストーカー・パクラー。(※参考「同一作者からのパクまとめ」) 特に「地獄のデザイナーさん」に至っては、小さなコマ、シーン、ポーズ、表情、手などのパーツに至るまで 100%の勢いでトレースが見つかっており、自力で描ける絵はほとんどないのでは?と言われている。 10/22頃~11/2頃にかけて発売中のコミックスの一部からトレパク発覚 twitterユーザーが出版元に問い合わせ、事実関係の把握を調査すると回答がある。 平素は「実日ブックス」をご愛読いただき誠にありがとうございます。 また、この度は「地獄のデザイナーさん」について 貴重なご指摘をいただきありがとうございました。 ご指摘を受けまして、現在調査を進めております。 事実関係の把握、調査には少し時間を要しますので 遅くとも1週間以内に改めてご報告差し上げます。 お待たせして恐縮ですが、いましばらくお待ちください。 ご指摘いただきましたこと、出版社として誠意を持って対応いたします。 ご連絡ありがとうございました。 その間もトレパク多数発覚。 11/11に出版社より再度、対応の回答。 平素は「実日ブックス」をご愛読いただき誠にありがとうございます。 先日は弊社発行の「地獄のデザイナーさん」について貴重なご指摘をいただきありがとうございました。 ご指摘を受けまして以降、弊社はこの事態を重く見て、ご指摘いただいた部分のみならず、 すべてを把握すべく現在も慎重に調査を進めております。 最終的な対応が決まるまで、少々お時間をいただきますことをお許しください。 版元として誠実に真剣に対応いたしますことをお約束申し上げます。 すべての調査・協議が終了し発表できる状態になりましたら、 弊社ホームページ等で事態の経緯および対応についての報告を行う予定です。 その際にはまた改めてお知らせいたします。 今後とも変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。 本人は自作品ageで頻繁にツイで浮上していたが10月末以降浮上せず11/13に鍵垢化 。 自ら公開していたメアドから家族のブログが発掘されるが11/13以降記事削除・パス制限になっている。 pixiv作品の一部削除や連載ページの作品取り下げ等の細かい動きはあるが本人や出版社からの事情説明は一切なし。 鍵垢で担当やファンの悪口を言っていた(ユダ情報)→その後鍵垢削除。 ニコニコ静画での公式連載も11/15~16にかけて完全に削除される。 「倉下ととり」名義で2015年9月に公開されていたTL電子書籍漫画が発見される。 11/29に出版社より公式にお詫びが掲載される。 現在もトレパク大量発覚中、有志が検証中。
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タイガー餅つき機SMJ-A180 1升タイプ 暖房節約あると便利グッズ
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タイガー餅つき機SME-5400 3升タイプ 暖房節約あると便利グッズ
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※俺設定注意 「おはよう、ぱちゅりー。ゆっくりしていってね」 「むきゅ!おにいさん、ゆっくりしていってね!」 ぱちゅりーの中身は生クリームである。 個体差によって紫蘇餡や紫芋餡など中身が違うことがあるが、少なくともこのぱちゅりーの中身は生クリームだ。 「ほら、今日はちょっと奮発したごはんにしてみたよ。どうだい、ぱちゅりー」 「むきゅん!とってもおいしそうでゆっくりしてるわ!」 ゆっくりの中身は意外と加工の余地が無い。餡子を加工して得られるものは砂糖くらいだろうか。 例外はプリン、チーズなどに加工できるありすと、このぱちゅりーくらいだ。 「こらこら、ちゃんといただたきますを言わなきゃだめだろう、ぱちゅりー?」 「む、むきゅ。うっかりしてたわ」 今日はこのぱちゅりーを使って一品作ってみようと思う。 ありすをプリンやチーズに加工することに比べれば大して難しいことではない。 火を使わず、すぐに作れる簡単料理だ。 「むきゅ、いただきます」 どうぞ召し上がれ。そしておやすみ、さようなら。ぱちゅりー。 ぱちゅりーばたーをつくろう! 台所に眠っているぱちゅりーを運ぶ。 餌の中に入っていたゆっくり用麻酔と睡眠薬(人間用)のおかげで少々叩いた位では起きそうに無い。 このぱちゅりーはそれなりに丁寧な世話をしていた。美味しくて量も十分なあまあま(ゆっくりフード)。 適度な温度と湿度の部屋。一緒に遊んでもやったし、絵本だって置いている。 ぱちゅりーはストレスや苦痛、苦労とは無関係の生活に心の底からゆっくりしていただろう。 ゆっくりは虐待などの肉体的苦痛や、ゆっくりできないなどの精神的苦痛にあったときに甘くなると言う習性を持つ。 つまり今のぱちゅりーの生クリームは最低限の甘みしか持っていないということになる。 今回作るものはあまり甘さを必要としない。もちろん甘くてもいいのだが、私は甘くないほうが好みなので ぱちゅりーは寝かせたまま調理する。 ちなみに、このぱちゅりーは中枢餡を持つタイプのゆっくりだ。 中枢餡とは、比較的語彙の多いゆっくりに多く見られる性質であり、他の動物にたとえるなら脳にあたる役割を持つ。 この中枢餡を持つゆっくりは自らの中身を五分の三以上失うか、中枢餡を破壊されるまでは死なない。 逆に言えば、中枢餡を破壊されれば致命傷になる。たとえ針一本程の小さい傷でも耐え難いほどの苦痛に襲われ、徐々に 弱っていくゆっくりを見るのは非常に面白い。 さらに余談だが、この中枢餡は非常に美味で、一匹につきプチトマトほどからピンポン玉ほどの量しか取れない。 ゆっくりの幼体が非常に美味で脆弱なのは皮が薄いのに加え中身の殆どを中枢餡で構成しているからだと言われて・・・。 少々話が逸れすぎた。麻酔が効いているとはいえいつぱちゅりーが眼を覚ますかわからない。 ゆっくりはデタラメなナマモノだ。一匹に通用したものが、もう一匹に通用するとは限らない。 さっさと調理に入るとしよう。 まずはぱちゅりーの口を縫う。調理の途中で中身を吐かれてはたまらない(ぱちゅりー種は寝ていても吐くことがある)。 ぱちゅりーの唇の端に針を刺す。時々起きてしまう敏感な個体がいるのに注意。 起きない。 大丈夫のようだ。さっさと口を縫い、ガムテープ(できるだけ清潔なものが良い)で口を塞ぐ。 目は後に必要になるのでそのままにしておく。 次に帽子を取り、髪の毛を剃る。別に髪の毛は残しておいても構わないが、後々楽になるので剃っておいたほうが良い。 ぱちゅりー特有の紫色の髪がはらはらと落ちてゆき、後に残ったのはハゲ饅頭。 知っていなければ何の種類か判別できないだろう。 ハゲ饅頭の頭頂部を刃物で円を描くように切り取る。 ナイフを刺すと、饅頭と言うよりは餅に似た感触がナイフから伝わってくる。 やはりぱちゅりーは起きない。麻酔は良く効いている。 ちなみにゆっくりの麻酔はエタノールだったりする。 ぱちゅりーの内部には良質の生クリームがたっぷりと詰まっている。指で少しすくって舐める。よし、甘くない。 ハンドミキサーを取り出す。 頭部にぽっかりと穴の開いたハゲ饅頭。コイツの体の中心辺りに中枢餡がある。 ミキサーのスイッチを入れながら、中枢案があると思しきところに向かって一気に突っ込む。 「む゛ぅ゛っっ!!!?」 回転するビーターが生クリーム中に沈みこみ、ぱちゅりーの中枢餡を一瞬で粉々に粉砕した。 ガムテープで塞がれた口から漏れるような断末魔。瞼をカッっと開き、白目をひんむく。 このぱちゅりーは死んだ。 びくびくと痙攣しているがこれはただの生理的反応だ。 ビーラーがぱちゅりーだったモノの中身を攪拌していく。痙攣は止まらない。 非常に元気(?)に震えている。中身がこぼれないように、ぱちゅりーをしっかりと押さえておく。 暫くすると中身がなめらかなものに変わってきた。ここで止めればぱちゅりークリームの出来上がりとなる。 虐待の程度によって糖度を変えられるため甘さ控えめが好きな人から甘党の人までぱちゅりークリームは人気が高い。 しかし今回つくるものはぱちゅりークリームでは無い。攪拌を続ける。 さらにクリームを泡立て続けているとと急激にぼろぼろとした状態に変わってきた。少なくとももうクリームではない。 ぱちゅりーの痙攣は徐々に弱くなってきている。3~5秒に一回のペースで痙攣する。 ようやく第一段階目といったところか。まだ攪拌を続ける。 ぼろぼろの状態になってからかなりの間、しっかりと攪拌を続けるとじわっと水分が出てきて、 しっとりとした状態となってきた。第二段階目だ。 ここまでくると痙攣もかなり弱まってきている。10~20秒に一回びくりと震えるだけだ。そろそろ押さえなくても良いだろう。 まだまだ攪拌を続ける。 何故いちいち痙攣を繰り返す器で攪拌をしているかと思った方もいるだろう。 心からゆっくりし続けたゆっくりが突如苦痛に襲われたとき、中身の味に深みやコクが出ると言う性質がある。 この性質は死んだ後にも有効なのだ。 痛みとは無縁だったぱちゅりーがゆん生最大の苦痛でその死を迎えた後も、ぱちゅりーの体は中身を抉られ掻き混ぜられる 痛みに晒され続けている。今なお痙攣を繰り返していることがその証明だ。 だがしかし、ぱちゅりーの精神はすでにあの世にいる。 ゆっくりは痛みを和らげる際に脳内麻薬のようなものを出し、それが甘さの元になる。 体は苦痛を蓄積するが、中枢餡(精神)はそれに気づかない。当然だ。死んでいるのだから。 結果、甘みは抑えられ、コクと深みだけが加えられていく。 死体に鞭打つことで、ゆっくりはさらに美味しくなる。 さらに攪拌を続けていくと、明らかに液体と固形分に分離してきた。この固形分が今回の目標だ。 ぱちゅりーの痙攣は止まった。代わりと言うように、白目を剥いた眦からは白色の涙を流す。 これは分離した液体が眼から排出されるために起こる。 死して尚涙を流すとは、何がそんなに悲しいのだろうか。 あらかた涙が出尽くしたら、もうこの器に用は無い。 固形分を布に入れ、出切らなかった液体を絞り出す。 もう外側の皮には何の価値も無い。ゆっくりにでも食べさせよう。 保管のできる容器に入れ、冷蔵庫で冷やせば、ぱちゅりーバターの完成となる。 大体生体のゆっくりぱちゅりーからは1kgのぱちゅりーバターが出来る。 深い味わいとコク、バターの風味に加えゆっくり本来のほんのりと甘い、カルピスバターのような味だ。 眠らせずに延々苦痛と恐怖と絶望を感じさせたものは甘くなり、クリームバターとでも呼べるような味になる。 ゆっくりフードを三食、半年間食べさせただけの価値はある。 もっとも、野菜屑や野生のゆっくりを食べさせればさらに安く出来る。 皆さんも是非一度作ってみて欲しい。 「―――――ってな感じでそのバターを作ったんだ。美味いか?ゆうか」 「・・・うん、おいしいわ。お兄さん」 今日の朝食はパンにサラダ、オムレツ。ついでにコーヒー。 テーブルの向かい側に座るのは胴つきのゆうかりん。 美味しそうにパンにバターを塗って食べるゆうかを見て少し自慢したくなってしまった。 自分の作ったものを褒められるのは嬉しいものだ。 「ねぇ、お兄さん?このばたーのことなんだけど…」 「どうした?悪いけどそれで最後だからな。もう残ってないぞ」 このバターを作ったのが一ヶ月前。上手く出来たものだからお裾分けや調子に乗って食べていたら、もう無くなってしまった。 しかしゆうかが俺にお願いをするというのも珍しい。一体なんだろうか。 「このばたーはあまくできるのよね。そっちのほうはつくらないの?」 ・・・ああ、成程。確かにそっちのほうはまだ作っていなかった。 ゆうかもゆっくりの一種だ。やはり甘いものは好物なのだろう。 「丁度良いな、ゆうか。今日作ろうと思ってたんだよ」 今度のぱちゅりーは中枢餡の無いタイプだ。簡単には死ねない。 一体どれほどぱちゅりーは泣き叫ぶのだろうか? どれだけの苦痛がぱちゅりーに襲い掛かるのだろうか? どれだけの絶望をぱちゅりーは感じるのだろうか? そんなことを考えながら、地下室に向かう。ぱちゅりーは今日もゆっくりできると思っているのだろう。 地下室のドアを開ける。適度な温度と湿度。絵本を読んでいるぱちゅりーがいる。 今回は睡眠薬入りの餌なんて持っていない。必要なのはこの一言。 「おはよう、ぱちゅりー。ゆっくりしていってね」 「むきゅ!おにいさん、ゆっくりしていってね!」 もっとも、ぱちゅりーはゆっくりなど出来ずに死ぬのだが。 おわり ――――― 小悪魔×ゆっくり系5 パティシエールな小悪魔 小悪魔×ゆっくり系6 パティシエールな小悪魔2 ゆっくりいじめ系1800 パティシエールな小悪魔3 ゆっくりいじめ系1696 ゆっくりじゃーの 1 ゆっくりいじめ系1697 ゆっくりじゃーの 2 上記の作品に敬意を払いながら書きました。 意外と少ないゆっくりを使った加工品。アレ?俺行けんじゃね?そう思って書いてはみたものの出来上がったのは見事な駄文。 誰か俺に文章力をくれ。 このSSに感想をつける
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リズミカルおもちつきKR たこ平犯科帳のテーマ 1st REN(TG) FREEDOM DiVE↓(おもちつき譜面) 月下の決戦 We are heroes
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おもちつきマスターRE FREEDOM DiVE↓(おもちつき譜面) Game Op.12 No.3 はっぴぃ んどくりぃむ 月下の決戦 天空の神殿 We are heroes
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つき 〔初登場〕2024年1月 〔通過シナリオ〕Good Morning ALL 〔一人称〕わたし 〔特徴〕 ・今日が1番楽しい1日になるといいなぁ。 ・何万年も放浪しすぎて足の裏の皮が厚くなって、靴が必要なくなった。 てか、靴ってもの自体、無いけどね。 ・何度も死のうと思っていろいろ試してみたけどダメだった。 ・不老不死って、暇すぎる。 ・元来の性格はおっとり系 ・今は楽しいこと、変わったことには喜んで飛びついて行く。 〔関係したPC〕 ・道萱新汰(カガ) つきネタバレ注意!
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つき(つき) 性別 :女性 初投稿:2008-12-04 →プロフィールページへのリンク →作品一覧へ 作風・特徴・評価・その他 作風 恋愛小説や学校をモチーフにした作品が多い。 一人称の作品が多い。 特徴 一時期は掲示板で積極的に交流をはかっていたが、最近は作品の投稿も少ない。 自己紹介に「もう駄目かも知れません」と書かれているように、停滞期突入? 評価 拍手100以上の作品:「車輪の下のバレリーナ」 平均的な拍手数の傾向:50~80 拍手は高値安定タイプで人気作家の一人と言えるだろう。 その他 文学賞ごっこコンテストに参加。 一言コメント コメント
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『ものれいむ』 36KB いじめ 変態 現代 独自設定 うんしー ぺにまむ お久しぶりです、HENTAI注意 注意:この作品には、『胴つきゆっくり』『性的表現を含むHENTAI要素』が含まれています。 苦手な方はブラウザバックしていただくよう、お願いいたします。 「先生、お疲れ様です!」 「お疲れ様、後は僕がやっておくから、先に帰りなさい」 「ありがとうございます、あ、あの・・・先生、もし良かったらこの後お食事でも」 「すまないね、誘ってくれて申し訳ないが今回は遠慮しておくよ」 「そ、そうですか、失礼しました、また明日!」 ナース服に身を包んだ若い女が、少し寂しそうな顔をして部屋を出て行く。 彼女の名前は沢渡、どこにでもいるような平凡な女だ。 先生と呼ばれた私は、ふぅと小さくため息をついて、目の前の机に無造作に置いてあった紙束をまとめ、コンピュータの電源を落とした。 ここは町の小さなゆっくり専門の個人病院、私はそこの院長を務めていた。 沢渡はこの小さな病院の、偏屈な私についてきてくれている健気な娘で、良く働き明朗快活で、おまけにどうやら私に好意を抱いてくれているらしい。 ごく一般的に考えれば、恵まれた状況にあるであろう私だが、いつもそっけない態度をとって彼女から向けられる好意を回避し続けているのである。 私とて彼女のことを嫌っているわけではない、けれど私には自分でもどうしようもない理由があるのだ。 「ふふ・・・」 沢渡が病院から出て行った音を遠くに聞いてから、私は懐からスマートフォンを取り出して、念入りにかけてある防犯キーをすばやく入力し、画面を見つめてほくそ笑んだ。 その画面に映し出されているのは、一匹、いや、”一人の胴付きゆっくり”だった。 画面の中央に小さく佇んでいる彼女はゆっくりれいむ、つい数日前に通勤途中の公園に姿を現すようになった。 私はその姿を一目見た瞬間確信したのだ。 それまでは自分自身でも俄かには信じられなかった、いや、心のどこかで必死に否定しようと努力していたこと。 私は重度の『ゆっくり性愛者(ユクリフィリア)』だったのだ。 「やあ」 「ゆっ、おにいさん、こんにちわ」 茜色の空が徐々に陰り、薄暗くなりつつある公園に車を止め、私は彼女に声をかけた。 この小さな公園で唯一ある街灯の下のベンチに腰掛け、近づく私に反応し微笑むれいむ、ここは彼女の定位置だ。 僕はれいむに一目惚れして以来、ここ数日間毎日仕事を早く切り上げては公園に足を運び、れいむの元へやってきている。 僕がそわそわとしていると、れいむはベンチの中央から少しはじに腰を動かし、僕の座るスペースを空けてくれる。 それを確認すると、いても立ってもいられないように僕はそこに滑り込み、じっとれいむの顔を見ながら、取り留めの無い会話を続けるのだ。 れいむはそれをやわらかく微笑みながら、いつまでも受け入れてくれる。 大人になってからは日々がとても単調だった、ただあるがままに生き、時折このまま時が止まったように朽ちていくだけなのだろうと思うほどだったのを記憶している。 けれど今、少なくともこの瞬間だけは、僕は少年のころに戻ったように世界が色づき、胸が躍っていた。 「ご、ごめん、僕ばかり話してしまって」 「ううん、きにしないで、れいむおにいさんのおはなしをきくの、だいすきだよ」 「そ、そう?」 気がつけばいつのまにか月は昇り、街灯の明かりが僕たちを照らしていた。 人工的な蛍光灯の光に照らされたれいむは、しかして天使のようにキラキラと輝き、まるで僕たちだけがこの世界に二人だけになったような気分にさせられる。 だけど現実は残酷だ、僕にも一応生活がある、どんなにこの瞬間が続けと願っても、時計の針が止まってくれることはないのだ。 「こんな時間になっちゃったね」 動きたくないとむずがる足に鞭を打つために、わざとらしく腕時計を確認し、ベンチを立つ。 この場面で僕はいつも思う、このままれいむを家につれて帰ってしまいたい。 けれど前に一度れいむに、れいむの身の回り、つまり何故ここにいるのか、誰かに飼われているのかとたずねたが、うまくはぐらかされてしまったのだ。 きっとれいむにはれいむなりの事情があるのだろう、今はれいむの機嫌を損ねてこの関係が終わってしまうことのほうが、僕には何よりも恐ろしかった。 「名残惜しいけど今日はこれで・・・また明日もくるよ」 大の大人がみっともないとは思うが、本当にこの別れの瞬間は、何度味わっても胸が苦しく切なくなる。 僕は一度れいむに振り返り微笑を向けると、小さく手を振って歩き出した。 と、ここで突然僕の腕がくいと後ろに引かれた。 「?」 何事かと振り返ると、れいむの小さな手が僕の袖をつかんでいたのだ。 「な、なに?」 口から心臓が飛び出してしまうのではないかというほど鼓動が高鳴る、僕は一体何を期待しているのだろう。 「ねえ、おにいさん・・・」 れいむはそこで口を閉ざす。 れいむの瞳は僅かに潤んでいて、まるで恋人同士のように、僕たちはただじっと見詰め合っていた。 永遠のような一瞬の時間、僕がただじっとしていると、れいむはすっと立ち上がり、僕の唇にれいむの唇を押し付けた。 「!!!」 ちゅっ、ちゅっと小さな音を立ててれいむが僕の唇をついばむ、僕はれいむの華奢な肩を抱くことも出来ずただ目を白黒させてそれを受け止めた。 「ここじゃちょっぴりはずかしいよ、あっちにいこう・・・」 まったく何が起こったのか、れいむが何を言っているのか、思考回路が完全にショートしてしまった僕にはわからなかった。 僕はれいむと分かれた後事故にでもあい、僕の溜まりに溜まって鬱屈した欲望が死ぬ間際に最後の夢でも見せているのではないか、そんな錯覚を覚えるほどだ。 人間の女よりも弱いれいむの力で僕は簡単に身体を引かれ、公園の端の茂みの中に連れ去られる。 「あ、あの・・・えと・・・」 言葉を忘れてしまったように何も出てこない、顔を真っ赤にして棒立ちする僕をれいむは柔らかな芝生の上に押し倒した。 「れいむおにいさんのこと、すきになっちゃった、だから、ね」 なにが「だから」で、どう「ね」なのだろう。 この世の中に存在するどんな問題よりも難しいその答えを僕が探そうと思考をめぐらせているうちに、僕の股間にぬるりと温かい戦慄が走った。 「うっ・・・あッ!!!」 とたんに僕の口から情けない声があがる。 「じゅっ、じゅぷ、んじゅっ・・・じゅぽっ!」 股間に視線を落とすと、僕の腹の下でれいむのまんまるの顔がゆっくりと上下に揺れていた。 その可愛い唇は目いっぱいに広げられ、持ち主の僕が見たことが無いほどに大きくそして硬く勃起したペニスがれいむの顔に深々と突き刺さっている。 「し、信じられない、こんな、こんな・・・ああっ!れいむっ!!!」 処女を散らされた少女のように、僕は地面にぐっと爪をつきたて、ただれいむから与えられる甘美な刺激にのた打ち回らないよう歯を食いしばって耐えるだけだった。 「じゅぷっ、んべろべろ、じゅぽじゅぽんぶぶ・・・」 れいむはまるで娼婦のように、ねっとりとした唾液いっぱいの口内を存分に使い、わざとらしく音を立てて僕のペニスを舐めしゃぶっている。 何故こうなったのか正直わからない、わからないが、一秒、一瞬、ほんの少しでもいいからこの時間が長く続いてほしい。 「ちゅぅぅっ!じゅじゅじゅっ、じゅるじゅる、じゅぽっ」 しかしそんな僕の欲求に僕の雄の欲望は答えてくれず、ものの数分ももたないうちに腰ががくがくと震えだし、つま先が痛いほどはりつめていく。 「にゅふふっ、ほにひはん、もうれそうなんらね、へにへにが・・・ひくんひくんれひへるよ」 「もうっ!もううっ・・・だめだっ!」 僕を上目遣いに見ながらやさしく、そして妖艶に微笑むれいむの顔をみた瞬間、僕の目の前はホワイトアウトし、同じく真っ白なほとばしりをれいむの口内に次々と打ち込んでいった。 「んんっ!ん・・・ん・・・ちゅっ、ちゅうっ・・・こく・・・こく・・・」 れいむはなおも僕の股間に吸い付き、喉の奥に流し込まれる精液を自分から吸いだすように口を動かしている。 そのせいで僕はまるでこのまま体中の体液が精液に変わってれいむに飲みつくされてしまうのではないかと思うほどだった。 今まで出してきたどの射精よりも長い吐精が終わると、れいむは僕のペニスからゆっくりと口を離す。 「ゆふふ、いっぱいでたね・・・でもまだだいじょーぶだよね?れいむ、もっとほしいよ」 「そ、それは・・・」 正直なところ、僕はもうすっかり精も根も尽き果てた気持ちでいた。 一目惚れし、恋焦がれてたれいむと、きっかけは僕にはわからなかったが、こんな関係になってしまったのだ。 嬉しさや不安や興奮、射精からの疲労、その他いろんな感情がごちゃ混ぜになって絶頂後の冷えかけた頭に一気に飛来し、僕は今なお混乱しっぱなしだった。 「でもぺにぺには、まだこんなにげんきだよ」 「え・・・?あ、あはは・・・」 れいむに言われて股間を見ると、射精して萎えたものだと思っていたペニスが、いまだ天を衝く勢いでそそりたっていたのだ。 「ね、れいむもう、おにいさんのがほしくて・・・ほら・・・」 そういってれいむは中腰になり、僕の目の前で膝元まで降りていたスカートをゆっくりとめくった。 勿体つけるようにたっぷりと時間をかけて持ち上がったスカートの中からは、少女のようにぴっちりと閉じた割れ目が現れ、 そしてそこは僅かな月明かりでもはっきりとわかるほどに濡れ光っていたのだ。 「れ、れいむ、僕は・・・」 熱に浮かされたような表情のれいむは、僕の答えを聞かないうちに、そのまま腰を落としていく。 音も無く僕のペニスの先端とれいむの秘裂が触れ合い、ぶるりとお互いの腰が震える。 「いれちゃうね・・・んっ」 れいむは僕の首に腕を回し、僕の口に吸い付くようにキスをし、そのまま一気に腰を落とした。 『ふああああっ!!』 れいむは悦び、僕は意識を飛ばしかけながら同時に声を上げる。 「おにいさんのぺにぺに、おっきくてれいむのまむまむすっごくよろこんでるよ!」 れいむは挿入と同時に、容赦なく腰を動かし、僕のペニスをその柔らかなまむ壁でごしごしとこすりだす。 人間の膣よりもはるかに凹凸の少ないそこは、けれど肉厚かつ潤沢なまむ液で満たされ、 まるで精巧に作られたオナホールのように雄の精を搾り出すだけの器官としての役割を忠実に果たしていた。 少しでも気を緩めればあっという間に射精してしまいそうになるが、先ほどの口淫奉仕のおかげでほんの一握りではあるが余裕のあった僕は、 れいむの腰に腕を回して動かし、快感で麻痺する腰の動きを補うようにれいむの腰使いにアクセントを加えた。 「ゆわああああんっ!だめぇ!だめだよおにいさん、じっとしてて、じゃないとれいむ、すぐにすっきりしちゃうよぉ!」 悦びに打ち震えるれいむの声は無視し、空いたほうの手でれいむの上着を腰元からずりあげ、かわいらしくぷるぷるとゆれるおわん型のおっぱいの先端に口付ける。 「ちゅっ!ちゅぱっ!ちゅるる!!ちゅちゅっ!」 「いやあああ!らめぇ!ひゃめだよおにいひゃ・・・あひぃっ!」 さっきのお返しとばかりにわざと大きな音を立てて小さな乳首を吸い上げると、れいむの汗のほんのりと甘い味が口内に広がっていく。 れいむは嬌声を上げながら、けれど腰使いはどんどん激しさを増していき、お互いに与え合う快感で僕たちはどんどん高みへと昇っていった。 「あぁっ!れいむっ!もうだめだ!いくっ!射精する!れいむのまむまむの中に全部だす!」 「だしてぇ!おにいさん、れいむのまむまむにおにいさんのせーしごーくごーくさせてぇぇ!!」 れいむの柔らかな胸に顔を押し付けながら最後の力を振り絞って、全力で腰を振りたくりれいむのまむまむを壊すような勢いでペニスを一気にしごき上げる。 「うおぉぉおおお!!!」 「す、す、すっきりりぃいぃいいい!!」 獣のような声を同時に上げながら僕たちは同時に絶頂し、千切られるかと思うほどのまむ圧の中、僕のペニスは狂ったようにれいむのまむ奥に精液をたたきつけていった。 僕たち二人は、抱き合うようにしながら身を整え、すこしふらつきながらベンチに戻り、火照った身体をベンチ並べて、肩を寄せ合いながら夜風で涼んでいた。 言葉は少ない、ただ一言二言、お互いの身体を気遣うだけで、後は黙っているだけで全てが伝わるような、そんな暖かい気分だった。 僕はすっかり恋人同士になったような気分で、れいむの手をやさしく握り、これからのことに想いをはせていた。 「ね、ねぇれいむ、僕の家に来ないか」 「ゆ・・・」 僕は意を決してれいむの目を見つめて言う、意を決した、結婚を申し込むような告白だった。 けれどれいむは申し訳なさそうな表情で僕から視線をそらす、うつむき加減で黙ってしまう。 「だめ・・・かな」 泣き出しそうなほど胸が苦しい、僕はれいむの次の言葉が待ちきれなくて、駄々をこねる子供のような声を出していた。 「ごめんね」 「う・・・い、いやごめん、僕のほうこそ、急に・・・で、でもこれからもれいむに会っていいよね!?僕明日も明後日もずっとここにくるからさ、毎日会えるよね!?」 「それはもちろん」 「やった、ありがとう!」 たったそれだけのことなのに、僕は全てが許された気分になって、心の中でファンファーレがなる思いでれいむを抱きしめる。 「ゆふふ、おにいさん、ちょっといたいよ」 「ご、ごめん」 照れ笑いを浮かべる僕に、れいむはやさしく微笑んだ、もうそれだけで十分だ、れいむはきっとどこかで飼われていて、何かの事情で毎日ここにいるだけなのだ。 たとえ一日のうちに限られた時間の中だったとしても、れいむとの逢瀬が僕を満たしてくれている。 れいむと出会ってたった数日だけれど、僕はそれをはっきりと心の中で確信していた。 身体の関係を持ったからじゃない、たとえなくてもそうだったのだ、こうして全てがつながったおかげで僕たちは一つになったのだ。 もうれいむ無しの生活なんて僕には考えられなかった。 たっぷりと時間を惜しんでから、僕はベンチから立ち上がり、れいむに今日のお別れを告げた。 「じゃあね」 「まっておにいさん」 「なんだい」 れいむも僕との別れを少しでも惜しんでくれているようだ、それが僕には何より嬉しく、自然と頬が緩む。 「あ、あのね、こんなことをおねがいするのはちょっとわるいなっておもうんだけどね」 れいむはもじもじと顔を伏せながら、僕のほうをちらちらと見る。 「なんだい?何でも言ってくれよ」 僕がそう促すと、れいむは眉を僅かに下げ、本当に申し訳なさそうに口を開いた。 「れいむ、ちょっとだけおこづかいがほしいの、ほんのちょっとでいいから」 「なあんだ、そんなことか」 ゆっくりといえども胴つきだ、ある程度の買い物は出来る。 僕はれいむが喜ぶことだったら何でもしてあげたいと、素直に思い、何の疑いもなく財布を取り出し1000円札を無造作に数枚とってれいむに渡した。 「こ、こんなにいいの?」 「ああもちろん、おいしいものでも食べなよ、足りなくなったらいつでも遠慮せず言ってくれ、それとも今すぐもっとほしいかい?」 元々たいした趣味など持っていない僕は、当然こんな性癖からか恋人もおらず、金の使い道なんてあってないような物だった。 それを愛する人のために使うのに何のためらいもあるはずも無い、再び財布に指を滑らせる僕の手を、れいむの小さな手がそっと遮った。 「いい、いいの、こんなにありがとう、おにいさんだいすきだよ」 そのままれいむは背伸びをして僕の口にキスをした。 それだけで飛び上がってしまいそうなほど幸せな気分になった僕は、でれでれと緩みきった頬をそのままにれいむと別れ、帰宅し、実に幸せな気分のまま眠りについた。 僕は、まだこのとき幸せの絶頂にいた。 今にして思えば、世間知らずのただの馬鹿野郎だったんだと思う。 けれどこの時から、僕とれいむの運命は少しづつ軋んだ音を立てながら動き始めていたのだ。 「先生!なんだか最近嬉しそうですね!」 沢渡の眩しい笑顔が僕を照らす。 けれど僕はそれよりももっと眩しいものを知っていた。 「わかるかい、ちょっとね」 「なんですか~?もう、おしえてくださいよぉ」 「ふふふ、秘密さ」 「え~!?なんですかそれ、あー、さてはえっちなことだなあ?もう、先生ったらセクハラですよー!」 「おいおい何を言っているんだ君は、ははは」 あれから数日、僕は仕事が終われば飛び出すように職場を離れ、れいむの元に足しげく通っていた。 心身ともに満たされた僕は、以前のように沢渡を特別疎ましく思うことも無くなり、楽しく会話する余裕すらあった。 その後会うたびに身体を重ね、愛し合ったれいむの元へ、その日も僕は仕事帰りに背中に羽が生えたように軽やかな気分で向かったのだ。 「おーい・・・あれ?」 いつものベンチにれいむが居ない。 それだけで僕は言いようの無い不安に襲われ、そわそわと身を落ち着かなくさせる。 きっとまだ今日は来てないだけなのだ、少々早く来すぎたかもしれない。 時計を確認すると、特別いつもよりも早いということはなかったが、れいむと出会ってから、今日がちょうど一週間目なのだということがわかった。 この数日間が余りに濃厚で、かつ幸せに満たされていたため、僕はそんなこともすっかりと忘れていた。 きっと一週間に一日そういう日くらいあるだろうと、僕はベンチに腰を下ろして待とうと気持ちを切り替え歩き出す。 そのとき視界の端で、僕とれいむが初めて繋がったあの茂みが僅かに揺れるのを発見した。 いや、してしまったのだ。 よせばいいのに、僕は恐る恐る足音を立てないようにその茂みに近寄っていく。 「・・・!・・・・・・!!」 近づくにつれ、女の悲鳴のような声が聞こえる、いや、悲鳴というのには少しだけトーンが違った。 あと一歩近づけば茂みの奥が見えるというところまで近づき、僕は耳を疑った。 「ああんっ!あっ!あっ!ひゃあああんっ!」 間違いなくそれはれいむの声だった、それは僕がここ数日、いやというほど聞いてきた艶のある喜びの声だった。 中を見て声を上げそうになるのを必死で我慢した、あるいはもしかしたらあげていたのかもしれない。 けれどそこにいたれいむと、そしてもう一人は僕には気づかず、狂ったように獣じみた交尾に酔いしれていた。 「いやんっ!あんっ!けんじさんっ!けんじさぁああんっ!!!」 れいむが僕以外の男の名前を呼びながらよがり狂っている、表情は見えないが完全に女の声で、嫌がっているそぶりなど毛ほども感じない。 そんなれいむの後ろから覆いかぶさるように、みすぼらしい格好の、見ただけで路上生活者とわかる風体の男が腰を振りたくっていた。 「ふんっ、ふんっ、ふっふっふっ」 男は言葉を発さず、ただただ荒い息遣いのままれいむを突き上げている。 「あっ!あっ!だめっ!すっきりしちゃう!すっきりしちゃうのぉ!すっきりいいいいい!!!!」 れいむは僕がまだ聞いたことの無いような幸せそうな声を出してビクビクと身体を痙攣させる。 男も同時に腰を跳ね上げ、れいむの尻肉にぐいぐいと股間を押し付けた。 れいむのまむまむの隙間から、汚らしい黄色がかった粘液がぼたぼたとたれて行くのを、僕はただただ息を潜めて見守っていた。 「ふーい・・・お?」 かちゃかちゃとズボンのベルトを締めながら茂みの奥から出てきた男は、茂みのこちら側で下を向いてうずくまっていた僕を見て声をあげる。 「やあやあにいちゃん”お客”かい?」 「お・・・きゃく?」 僕は下品な笑みを浮かべる男の言っていることが理解出来なかった。 それはまるで同じ生き物が発している言葉とは思えないほどに、不快感と共に僕の耳を蝕んでいく。 男はニカッと何故か人懐こい笑みを浮かべて、僕の肩を抱いた。 極まった不潔者特有のアンモニアを熟成させたようなツンとしたにおいが僕の吐き気を誘う。 「いやぁ、あのれいむは俺が拾ったのよ、結構いい具合だろう?ほんで隣町で売りをやって稼がせてたんだけどさ、ちょーっとヘマして居づらくなっちゃって!こっちのほうに移動してきたんだけどこれがまた何故か上々でさぁ」 男は胸ポケットから無造作に丸めた札束を取り出して僕に見せへらへらと笑う、それは間違いなく僕がれいむにあげた金額そのままの金だった。 「軌道に乗っかるまでもちっと時間かかるかなぁと思ったんだけどねー、ゆっくりなんてたとえ見つかってもサツにしょっ引かれることはないし、それに俺もついでに性欲処理出来るし、万々歳だよまったく」 僕は何も聞いていないというのに、上機嫌な男はべらべらとその後も何かをしゃべり続けていたが、僕の頭の中にはそれ以上何一つ入ってこなかった。 れいむがこの男の”物”で、僕は騙されて金を巻き上げられ、結果としてこの男の懐を潤しているだけだった。 そんなありふれた詐欺話にもならないような、間抜けなお笑い話が、まさか僕の身に起ころうとは、これっぽっちも思っていなかった。 もし僕にほんの少しでも理性というものが残っていなかったなら、今この場でこの男を殺してしまっていたかもしれない。 けれど僕はまるで氷の塊を身体の中心に差し込まれたかのように冷たく、冷静で、思考は全てクリアだった。 「今日は俺っち気分いいからさ、にいちゃんそいつタダで使っていいよ、言っとくからさ」 そういうと男は首を回して茂みの向こうに声をかける。 「おーい、お客きてるぞ、さっさと身体洗って来い、今日はタダでいいからな!たっぷり奉仕してやれ~」 「はぁい」 まだここにいるのが僕だと気づいていないだろうれいむは、男の声に甘ったるい声でかえす。 「じゃ、にいちゃんたのしんでって、あ、そうそう俺びょーきとか持ってないから安心してくれ、じゃーなー」 男はひらひらと手を振りながら、僕が来たほうと反対側の出口へと去っていった。 すこしすると、茂みをがさがさと揺らしながら、軽く服装を乱したままのれいむが顔を覗かせる。 「ちょっとまっててね、いま・・・お、おにいさ・・・!!」 そこにいるのが僕だということにすぐに気づいたれいむは、はっとなって身を固め、すぐに顔を曇らせた。 「え、えと、これは、これはね・・・ひっ!」 悲鳴を上げられるほど僕はおかしな顔をしていたのだろうか、自分の表情が自分ではまるでわからない。 ただ一つ、氷のように冷めた頭では、犯罪者というのはこういう気持ちなのかなというあまり関係の無いことだった。 がさがさと音を立て、足や腕に茂みが引っかかる痛みも忘れ、僕はれいむを突き飛ばすように茂みの奥へと押し倒した。 「や、やだおにいさん、まだれいむきたいから、ちょっとまってね」 れいむはこのまま犯されるとでも思ったのか、僅かに頬を染めながら抗議の声をあげている。 「僕を騙したのか」 「そ、そんなつもりはないんだよ」 冷ややかな声を浴びせる僕に、れいむはうろたえるも、さして悪びれた風はない。 当然といえば当然なのだ、今までのれいむの僕に向けていた笑顔は全て営業スマイル、口に出す甘い言葉はリップサービス、セックスはただのお金を稼ぐための手段でしかなかったのだ。 それを僕が勝手に愛だ恋だと錯覚し、倒錯し、事実を歪めておめでたな気分に浸っていただけにしか過ぎない。 「愛してるよれいむ、愛してるんだよ」 「ありがとうおにいさん、でもれいむは・・・」 また俺の家に来ないかと誘われるとでも思っているのだろうか、れいむはもじもじと視線をそらす。 「知ってるかいれいむ、けんじさんも言ってたよ」 「ゆ?」 僕の問いかけに、れいむはゆっくりらしい口癖をつぶやきながら目を丸くする。 「れいむにわかるかな、野良ゆっくりにはね、何をしても犯罪にならないんだよ、犯しても、殺してもね・・・」 「ゆゆっ?おにいさんなにい、ゆべぇっ!」 れいむの言葉が終わらないうちに、僕の平手がうなりをあげてれいむの頬を打ちつけた。 今まで人間に対しても手を上げたことが無く力加減というものがわからない僕だったが、ゆっくり専門の医者である経験上、胴つきゆっくりは普通のゆっくりよりも頑丈で、この程度で死んだりはしない。 「いたいいい!!!いたいよぉ!どぼぢてゆぶう!!」 続けざまに2発3発とれいむを殴りつけ、僕は馬乗りになったまま上着を一枚脱いでれいむの顔にかぶせ、腕の部分をぐるぐると巻きつけ簡単には取れないようにする。 「んー!んー!」 じたばたと四肢をばたつかせながら、れいむが必死に僕から逃れようとする、けれど大人の男である僕がゆっくりごときの力に負けるわけは無い。 そのまま僕は暴れるれいむを押さえつけながら車へ連れ込み、公園を後にした。 家に着くなり、僕は戸締りをしてれいむをバスルームに放り投げ、むしるように服を脱がせて全身に熱いお湯をシャワー全開でぶちまけた。 「いやあああ!!やべてぇ!やべてよぉ!まむまむがぁ!れいむのまむまむがああああ!!」 そしてほじくるように乱暴にれいむのまむまむに指を突っ込み、念入りに男の出した精液を掻き出していく。 その際いっそまむ肉をこそげ落としてやろうかとも思ったが、これからのことを考えてある程度は手加減しながら、しかし乱暴にれいむの身体を洗浄していった。 それが終わると無造作にれいむの身体の水気をふき取り、腕をつかんでぐいぐいとれいむを引っ張っていく。 一人暮らしでは若干広すぎるマンションの一室を、どたどたと一人と”一匹”の足音が鳴り響いた。 「いたい!いたいよおにいさん!やめてよお!」 れいむの叫び声を無視し、ベッドルームに連れ込むと、その辺に散らばってあった僕の衣服でれいむの腕をベッドの端にくくりつけた。 「たすけてぇ!けんじさいだいいいい!!」 けんじという名前が出た瞬間、僕は瞬間的にれいむの頬を殴りつける、公園で数回殴ったせいもあり、れいむの頬は痛々しくはれ上がっていた。 「安心しろれいむ、ここはペットOKの部屋なんだよ、俺には必要ないと思っていたが、こんなところで役に立ったな、泣いても叫んでも助けなんか来ない」 「ゆぐっ、ゆぐっ・・・」 痛みからか、それとも悲しみからか、れいむは大きな瞳から大粒の涙を流して嗚咽を漏らしている。 れいむは一糸まとわぬ姿なので、その胸ではぷるぷるとおっぱいが悲しげにゆれていた。 「それにあの男は僕と反対方向に出て行ったから車も見られちゃいない、れいむがここから逃げ出せない限りもう二度と会えないだろうな」 「そんなぁ・・・そんなぁ・・・・・・」 べそべそと顔面をくしゃくしゃにして泣くれいむを見て、僕の中の嗜虐心がチクチクと刺激される。 もののついでの軽い気持ちで、僕はれいむの髪の毛についていたお飾りを奪い去った。 「ゆわあ!かえして!おかざりかえして!!」 「ははは、胴つきでもやっぱりお飾りは大事だよな」 僕はあえて見せ付けるようにぽいと床におかざりを放り投げる、その方向を首全体を動かして目で追ったれいむの頬に、お湯にぬれた髪の毛がまとわりついてなんともエロティックだ。 「れいむ、お前はもう俺の”物”になったんだよ、俺が公園に落ちてるれいむを拾ったのさ」 「なにいってるのぉぉおお・・・」 つい昨日までただひたすらに優しかった僕の狂行が、れいむにはさぞ不思議に見えていることだろう。 その表情はおびえきっていて、僕が大好きだった笑顔を見せてくれる気配は微塵も無い。 「安心していいよれいむ、ずっとずっと大切にしてやるから」 「やだよぉ、おうちにかえりたいよぉ!ゆっくりできないいい!けんじさ・・・あああああ!」 けんじという名前が出た瞬間、僕はれいむの腕にぎりりと爪を立てた。 少し皮が破けて中身が滲み出している、れいむはそれを見て狂ったように叫び声をあげつづける。 「いじゃいいい!いぢゃいいよおおおおお!!」 「ははは、れいむは大げさだなぁ」 僕がそれまでと打って変わって努めて優しく傷口をすりすりと指でなでてやると、れいむはしゃくりあげながら少しづつ落ち着きを取り戻していく。 「ほら、痛くない痛くない・・・」 「ゆぐっ・・・うぇぇ・・・」 ゆっくりの言う痛みなんて、所詮この程度だ、人間の子供と変わらない、痛いと思っているから大げさに叫びそれを主張する。 思うほど痛くないということを知らせてやるだけで、簡単に癇癪が収まるような単純なものなのだ。 「大丈夫だれいむ、ぜーんぶ忘れさせてやるから安心して僕の物になりなよ」 「ゆ・・・?」 涙で腫らした目を僕に向けるれいむ、ゾクゾクと背筋がなで上げられるような感覚を覚えながら、僕は一度れいむから離れ、台所へ向かった。 そして戻ってきた僕の手には、小さな皿に乗せられた白い粉があった。 「れいむ、これがなにかわかるかい」 「わからないよ・・・やだ、こわいよぉ・・・」 「とってもステキなものさ」 僕はベッドのれいむの脇へと腰掛けると、片手をグイとれいむの口の中につっこみ、大きな舌を乱暴に引き出した。 「はい、あーん・・・」 「ゆぼぁっ、ひゃ、ひゃめひぇほひいは・・・」 そしてその大きな舌の上に、先ほど持ってきた粉をいっぺんに全てぶちまけた。 「!!!!!!!!!!」 その瞬間、声にならない叫び声をあげながられいむがのた打ち回る。 固定された腕こそ動かせないものの、下半身はびたんびたんとベッドの上で跳ね、目はカッと見開かれ口内では驚くほどの速度で唾液が生成されているのがわかった。 ぬるついた舌が僕の手から離れ、口の中に収納されると、れいむはもごもごと口を動かして、少しも中身をこぼしたくないというようにぎっちりと唇を閉め、しばらくした後に息をすることも忘れていたのかぶはっと下品に口をあけた。 「あまっ!!あまあまあああああああ!!!!」 そう、さっきの白い粉は、全て砂糖だった。 それも飛びっきり上等な、そして濃厚な甘さの物だ。 れいむの過去が今までどのようなものだったのかはわからないが、野良生活の中では一生決して味わえないような甘みが、一度に口の中に放り込まれたのだ。 本人が理解しているかどうかはわからないが、これでれいむは二度と野良生活に戻ることは出来ない。 たとえ無理やりここから逃げ出したとしても、この快楽が忘れられずにすぐに気が狂ってしまうだろう。 本来ゆっくりをペットとして飼う際にもっとも気をつけなければいけないのは、この狂気的にゆっくりが愛するあまあまの扱いだったが、僕はあえてある意味致死量ともいえるほどの糖分をれいむにぶつけたのだ。 「あまああああああ・・・!」 れいむの顔や身体はすっかりと緩みきり、もはや抵抗する力など残っていないのか、四肢もだらりと投げ出し、ふるふると震わせているだけだった。 当然下半身もそのとおりで、僕が無造作に太ももを押し広げても、気づいているかすら怪しいほどにあっさりと股が開かれ、絶頂したかのように濡れそぼったまむ口が、物ほしそうにひくひくと揺れていた。 僕は無言ですっかり準備万端になっていたペニスを、乱暴にまむ内に埋めていった。 「ゆあああっ、ゆあああああんっ!!」 今まで僕が聴いたことのない緩みきった声がれいむの口から漏れる、よだれをだらだらとたらしたまま、恍惚とした表情を浮かべ、あろうことかぐいぐいと腰を動かして僕のペニスを貪欲にむさぼり始めるれいむ。 「ぺにぺにぃ、もっと、もっとぉおおぉ、きもちいい、とってもきもひいいのぉぉ」 「はははそうか、喜んでもらえてよかったよ、そらそらそら!」 足をVの字に押し開き、上に覆いかぶさってそのまま押し潰すようにれいむの腰に腰をぶつけていく。 ばしんばしんと部屋に肉のぶつかり合う音が響き、結合部からは常に新鮮なまむ液がしーしーをもらしたかのように飛び散っていた。 「じゅっ、じゅぽ!れるるるじゅぷぷっ」 焦点の合ってない瞳をゆらゆらと揺らしながら、れいむは僕の口内に舌を差し込んで、全身で快感をむさぼろうとする。 僕もそれに答えるように、口全体に進入している大きな舌を舐めしゃぶり、夢中でまむまむをペニスでほじくった。 一切の我慢をせずに、動いたまままむまむで射精すると、れいむの腰が嬉しそうにビクンビクンと跳ねる。 僕は少々腰がもたつくのもかまわずに、そのままセックスを続け、二発三発とペニスが擦り切れる思いをしながられいむのまむ内を蹂躙し続けた。 「ひへっ、ひえへぇ・・・ゆふふ・・・ゆぅ・・・・・・」 れいむはもうすっかりあっちの世界へイってしまったようで、何度目の射精かは忘れたが、僕のペニスがついに音を上げてずるりとまむまむから抜け出しても、 カエルのようにがっぱりと足を広げたまま荒い息遣いで天井を見つめ付けていた。 「ただいま、れいむ」 次の日、僕が家へ帰り、そのままバスルームの扉をあけると、むせ返るような甘い匂いが僕の鼻を突き抜ける。 「おにいさあああああ!ほどいて、これほどいてよぉ!きちゃないのおおおお!」 誰も居ない室内へ向かってどれほど叫び続けていたのか、若干しゃがれた声になってしまっていたれいむは、僕を見つけると力を振り絞って哀れな声で僕に訴えかける。 「ははは、これはこれは・・・」 それを無視して僕はバスタブの中を見つめると、手すりに固定されたれいむの下半身は黒色と黄色の混ざった汚らしい汚物にまみれていた。 今朝、セックスの後からずっと気絶していたれいむが目を覚ますと、さすがに正気を取り戻したのか必死に抵抗し、逃げ出そうとしたので罰を与えたのだ。 甘く味付けした食料を無理やり腹がいっぱいになるほど食わせ、裸のままバスルームへ連れて行ってバスタブの横の手すりに腕を拘束し、バスタブの栓を閉めてそのまま家を出た。 帰ってくると、面白いように思い通りになっていたので、僕は思わず顔をニヤけさせてしまう。 「くちゃいよぉぉお・・・どぼちてこんなひどいことするのぉ・・・」 めそめそと泣くれいむにまとわりついているのは、自らがひりだしたしーしーとうんうんだ。 僕が仕事を終えて家に帰るまでの十数時間、満腹のれいむが排泄を我慢できるはずもなく、結局垂れ流すことになってしまう排泄物は、残念ながらバスタブの中に蓄積されていき、おそらく逃げようと暴れたであろうれいむの身体を汚していったのだ。 僕は鼻歌交じりにれいむの身体を、犬猫を洗うように洗浄し、再びベッドに連れ込んだ。 「今日は締りのないうんうん穴を躾けてやろうな、今日は砂糖も無しだ」 僕はれいむを後ろから羽交い絞めにすると、ギンギンにたぎったペニスを尻肉に押し付ける。 「ゆえぇ!?おにいさんやめてね、そこはきたな、ああああああ!!!」 お湯で洗いながら無理やりほぐしたあにゃるは、まむまむと同様にさした抵抗もなく僕のペニスを飲み込んでいく。 「ゆほっ、ふぉおおおおっ!ゆあああああ!きぼぢわりゅいい!きぼぢわりゅいいいいい!!」 「はははれいむ、赤ちゃんじゃないんだからしっかりしゃべりなさい」 シーツをかきむしって逃げようとするれいむの腰をしっかりと押さえつけ、尻を叩くように乱暴にピストン運動を続けた。 腸という器官のないゆっくりのあにゃる内は、人間のものより分厚い括約筋があるイメージだ。 襞のようなものは無く、異物を押し込むと、ぎゅうぎゅうと押し返すような刺激と亀頭部分あたりにはまだ排泄させるほど古くないれいむの中身があり、それがにちゃにちゃとまとわりつき、流動し亀頭を刺激する。 「ゆぎゃああああ!あひぃいいいい!!」 人間のような体つきの胴付きとはいえ、身体の一部ではあるが自分の中身を直接刺激され、そうとう嫌悪感を感じているのだろう。 れいむは悲鳴に近いあえぎ声を上げながら、ただひたすら僕のペニスを受けとめるしかなかった。 「ほら、出るぞ、僕の精液がれいむに混ざるんだ、イクぞっ!」 「ゆあああああああええぇああぁあああああ!!!」 望まないあにゃるセックスで半狂乱状態のれいむは、僕の精液を受け止めながら半べそをかいてビクビクと尻を震わせていた。 当然その後も、僕が飽きるまであにゃるセックスは続き、終わったときにはあにゃるがぽっかりと口をあけ、そのゆるんだ穴からは僕の精液に混じったまだ新鮮な色を帯びた黒いれいむの中身が僅かに漏れ出してしまっていた。 それからも僕の執拗な調教は続き、れいむを徹底的にセックス人形扱いした僕の行動は、じりじりとれいむの精神を削っていったようだった。 日を重ねるごとに手を変え品を変え、れいむの穴という穴を僕のペニスで蹂躙しきった。 れいむは徐々に砂糖を与えなくても快感に抵抗できなくなっていったのか、素の状態でも次第に口では抵抗しながらも身体は従順になっていくのがわかるようだった。 れいむを捕らえた日から丁度一週間、その日僕は帰宅すると、いつものようにバスタブの中で糞まみれになっていたれいむを洗浄し、ベッドへ連れて行って一度だけまむまむを使ってから、疲れたふりをしてベッドにもぐりこんだ。 僕に絶頂に導かれて気絶していたれいむが、むくりとベッドから起き上がる。 そしてなにやらそわそわしたかとおもうと、僕の様子を伺い、寝ているようだと確認するとそっとベッドを抜け出した。 しばらくすると、ガチャリと玄関から音がして、れいむが外に出て行った気配がはっきりとわかった。 「さて、いくか」 少しだけ時間を置いて、僕も服を着て悠々と部屋を出る。 れいむを拘束せず寝たふりをしたのも、れいむが見つけやすい場所に衣服を置いておいたのも、全て計画されたものであり、そして霊夢がそのとおりに動いてくれたことに関して、僕は内心胸躍っていた。 車で移動しているといっても、さほどあの公園から僕の家まで距離があるわけではない。 ここ数日の疲労からかれいむの足取りは重く、すぐに追いついてしまったので身を隠しながられいむの後を尾行すると、少々迷いながらも例の公園にたどり着いた。 遠巻きに見ていると、あのときの男、けんじがベンチに苛立ったように座っているのが見て取れた。 ここで姿を見つけられては元も子もない、一部始終を見届けられないのが残念だが、僕は物陰に身を隠した。 時折様子を伺うと、ふらふらと近づいていったれいむに気づいた男が立ち上がり、なにやられいむと会話、というより口論、いや、一方的にれいむがまくし立てられているのが目に入った。 そのまま身を潜めていると、次にバシンと大きな音が聞こえ、少ししてもう一度覗いたときには、すでに男の姿は無かった。 かわりにベンチの前で地面にれいむが座り込み、めそめそと泣いている。 僕はわざとらしく勢い良く飛び出し、れいむの元へと駆け寄った。 「おい、大丈夫か!?」 「ゆぇぇ・・・おにいさあああああああ!!」 れいむは僕に気づくと、涙でぐしゃぐしゃになった顔を僕の胸に押し付けてきた。 大方金を用意できなかったれいむに腹を立てた男がれいむを殴って去っていったのだろう、もしかしたらお前は用済みだとか言ってくれたかもしれない。 あんなに慕っていた男から暴力を受け、さらには僕の予想に反して犯してももらえなかったのかと思うと、あまりの滑稽さに笑いが零れ落ちそうになった。 けれど僕はそれを必死に押さえ、れいむの髪をなでながら優しくささやく。 「さあ、あんなやつのことなんか忘れて、お家へ帰ろう、もう僕も酷いことはしないからさ」 「うん・・・うんっ・・・!!」 れいむは僕の胸に顔をうずめながらこくりとうなづいた。 この瞬間から、れいむは身も心も、全て僕の”物”になったのだ。 寄り添うようにして僕たちは家に帰る。 着替えるふりをしてれいむの目の前で全裸になると、れいむは自ら跪いて僕のペニスを迷い無く口に含んだ。 「じゅっ、ちゅるっ、れろぉ・・・」 「おいおいれいむ、さっきしただろ?」 口ではそういいながらも、僕もやめるつもりはない、すぐにそそり立ったペニスを口からはなし、れいむは嬉しそうに頬に擦り付けた。 「だってぇ、おにいさんのほしくなっちゃったんだもん・・・おねがい」 「ふふふ、可愛いやつだ」 今までの頑なな態度と一変して、手のひらを返したように従順な態度をとるれいむに思わず笑みがこぼれる。 僕はれいむと連れ立ってベッドルームにいくと優しく押し倒し、優しくキスをした。 瞳を潤ませて僕の唇を吸い返すれいむ。 「ちょっとまっててね」 そういうと僕は初日にそうしたようにベッドルームから抜け出した、れいむは逃げようとするそぶりも見せず、逆に恋する乙女のような顔で僕を待っていた。 居間の小物入れの引き出しの中から取り出したそれを、僕はれいむの前でゆっくりと揺らした。 「それなあに?」 「とってもステキなものさ」 それは白くて短い棒の先端に丸い飴のついた、棒付きチャンディだ。 包み紙をとくと、僕はそれを一度口に含んで湿らせると、おもむろにれいむの股の方へと滑らせる。 「なにするの?あっ!ゆぁあああ!!」 2、3度れいむのまむまむの割れ目にキャンディを擦り付けると、そのままずぶずぶとれいむのまむ内にキャンディをうずめていく。 「なにこれぇ!しびれ、しびれりゅうう!」 まむまむに甘いものが入り込み何か作用しているのか、れいむは一気に恍惚とした表情になって、シーツをぬらすほどにまむ液を迸らせた。 「これが気持ちいいのか?ん?」 「ひもちひぃいい!それ、とってもゆっくりできるよぉおお!ゆああああああんっ!すっきりいぃぃ!」 少々乱暴に棒を持った手をさばくと、れいむのまむ内でキャンディと一緒にまむ肉がぐねぐねとこねられ、れいむは内股になってびくびくと痙攣し、一度目の絶頂を迎えた。 「さああげるよ」 まむ液にまみれたキャンディを絶頂で緩んだれいむの口元にやると、れいむは舌を伸ばしてぺろぺろとそれを舐めた。 「ゆわああ、とってもあまあまでおいしいよぉ!」 今までれいむに与えてきたただの砂糖とは違い、味のついたキャンディをれいむはお気に召したのか、そのまま手に棒を持たせてやると、まるでフェラチオをするようにぺろぺろと舐め始めた。 「ちゅっ、ちゅぶっ、れろぉ、あまあま、あまあまぁ」 「じゃあ、僕もいくぞ」 「うん、きてぇ!」 力なく開いているれいむの足の間に滑り込み、れいむのほぐれたまむまむの中にペニスを差し込む。 「うぉおっ」 「ゆわあああんっ!」 今までしてきたどのセックスよりも情熱的に絡み付いてきたまむ肉に、思わず声がもれ出る、そのまま腰を進めていくと、まむ奥に亀頭がぶつかり、腰を止めてぐねぐねとしたまむ肉の感触を味わった。 「おにいさんうごいて、うごいてぇ」 「よし、いくぞ、そら!そら!」 「あんっ!ゆあああんっ!らめぇ!すっきりしちゃう!このままじゃすぐにすっきりしちゃうよぉ!」 そういいながらもれいむは足を僕の腰に巻きつけ、僕の腰を離そうとしない、キャンディを転がす舌の動きもどんどん情熱的になっていき、僕も快感に任せて勢い良く腰を振りたくった。 ばちばちとすばやく音を立ててぶつかり合う腰つきに、僕の射精感は一気に高められ、すぐさま精液が尿道を駆け上っていく感覚が走る。 「だすぞれいむ!まずは一発目だ!」 「だしてぇおにいさんんっ!れいむをにんっしんっさせてぇぇ!!!」 最後の一突きを思い切り突き上げた瞬間、今まで最奥だと思っていたまむ肉が僅かにほぐれ、亀頭がちゅるりとさらに奥に飲み込まれた。 「あああああああ!!!」 「ゆぁああああんっ!すすすすすっきりぃいいぃいぃいい!!」 ぶるりと腰を震わせ、精液をまむまむのさらに奥、子袋に直接叩き込んでいく。 「さいっこうっだよおにいさん・・・あっ!おにいっ!さぁんっ!」 当然そのまま終わるはずもない、亀頭を咥えて離そうとしないまむ奥口をそのままに、無理やり腰をゆらして続けざまに快感をむさぼっていった。 そうしてお互い何度絶頂したかわからないままに意識を失い、眠ってしまう。 次に目を覚ましたとき、れいむは一切拘束していなかったが、僕の横で目を覚まし幸せそうな表情で僕を見つめていた。 「好きだよれいむ、愛してる・・・」 「れいむも・・・いままでごめんなさい・・・れいむもおにいさんのことすき・・・すき・・・」 そのままどちらとも無く口付けを交わし、溺れる様に再び身体を重ねていった。 「ねーねー先生~、なんか私に隠し事してませんか~?」 「いやぁべつに」 なんでもないいつもの仕事終わり、着替えを追えた沢渡が僕の前で身体を揺らしながらまとわりついてくる。 「だぁって先生やーっぱりずっとニヤニヤして、最近へんですよー」 「ん~、ばれちゃあ仕方ないな、実はさ」 僕はしつこい沢渡に観念して、スマートフォンを開いて写真フォルダを開き、画面を沢渡に見せた。 「実はちょっと前から”ペット飼い始めた”んだよね」 そこに写っているのは、可愛い洋服を着てやわらかな表情で微笑むれいむだ。 「きゃー!かわいい!胴付きの子!いいなぁ私も欲しい~」 「ははは、あげることは出来ないが、今度うちに遊びに来るかい?れいむもきっと喜ぶよ」 そんな僕の何気ない一言に、沢渡は飛び上がって喜んだ。 「本当ですかぁ!?約束ですよ!絶対の絶対ですよー!?」 「ああ、いつでもおいで」 「ありがとうございまーす!じゃあ今日はこれで!約束、わすれないでくださいね、お弁当もって遊びにいっちゃいますからね!?」 「おつかれさま」 沢渡が手を振り部屋を出て、鼻歌をながら病院から出たのを確認し、僕はゆっくりと指をスライドさせて写真を送った。 画面の中のれいむが、すこしづつ服を脱ぎどんどんあられもない格好になっていく。 「ふふふ、今日はどうやって可愛がってやろうかなぁ・・・」 それを見ながら、僕は勃起を抑えきれず、急いで帰り支度をしてうきうきとした気持ちで家路に着いた。 おしまい。 ばや汁でした。 個人用感想スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1278473059/ ふたば ゆっくりいじめSS保管庫ミラー-ばや汁ページ- http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/395.html
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・またHENTAIです。これと後一作でしばらくHENTAIはおいとこうか ・anko1423「帰ってこないあの日々」の続きです。これでラストの予定 ・ギャグ有り ・虐待なし…次はちゃんと書くよ、虐待物。 ・相変わらず希少種愛でです やあみんな、最近現世と天国を行ったりきたりしているお兄さんです。 家のゆっくり達に追い回されたり、永遠にゆっくりしてしまったフラン達に引導を渡されかけたりで 俺はもう駄目っぽい。 それを察してかどうかは知らないが、最近家のゆっくり達の様子がおかしいんだ。 最近俺の顔を見る度にほうっとした顔になったり、必死に嫌がったら意外と素直に引きさがったりで いつもと様子がおかしいんだ。 一体何なんだろう? 別れ てんこは最近自分がおかしくなってきている事に気が付いていた。 「ハァ…」「げらげら…」 それはうどんげもだった。 てんこもうどんげもお兄さんが大好きだった。いっぱいちゅっちゅしたり、いっぱいだきだき したらとてもゆっくりした気分になる。 だが最近だ、ちゅっちゅやだきだきでは満たされなくなってきたのだ。 どれだけちゅっちゅしてもてんこに対するお兄さんの態度は小さな妹の面倒をみる 優しい兄の態度である事に気付いたのだ。 「うぅぅぅぅぅ…こんなに大好きなのになんでお兄さんはてんこを愛してくれないの?」 「げらげら!!(れいせんもたくさん愛してよ!!)」 二人はもう、妹のようにかわいがってもらうような扱いを受けるのが嫌になったのだ。 恋人として扱って欲しい!!二人はそう考えるようになってきていた。 「どんなにす~りす~りしても!!どんなにちゅっちゅしてもお兄さんは 『何時まで経ってもあかちゃんだなぁ』だよ!!このままじゃいつまで経っても振り向いてくれないよ!!」 「げらげら!!(れいせんたちに魅力がないからなの?)」 二人はどうすれば振り向いてくれるか必死に考えた。 そして、てんこが結論を導きだした。 「そうだ!!すっきりーしてもう子供じゃなくていっぱしのレディーだって見せつければいいんだよ!!」 「ゲラゲラ!!(でもお兄さんはすっきりさせてくれないよ!!絶対やらないって!!)」 「うぅぅぅぅ、こうなったら既成事実を作って…」 「げら!!(ちょっとまって!!)」 うどんげがてんこの意気込みを制止した 「ゆぅ?なにうどんげ?」 「ゲラゲラ!!ゲラゲラ!!(お隣のお兄さんから聞いたお兄さんの昔のお話を思い出したよ!!たしか…) うどんげがお兄さんの身に昔あったお話を語りだした。 以前飼っていたふらんとれみりゃがすっきりーして死んだこと お兄さんがそれでしばらく落ち込んでいた事など赤裸々に語った。 てんこはその話を真面目な顔で聞いていた 「ゲラゲラ!!(お話は以上だよ!!)」 うどんげのお話が終わった。 てんこの顔は今にも泣きそうな顔になっていた 「ゆぐぅ…ぐすんぐすん…おにいさんがかなしいめにあってたなんて…ぐすん…」 「げらげら…(れいせんもお隣のお兄さんから聞かされた時は泣いちゃったよ…)」 「でも!!」 「げら?」 「てんこは我慢できないよ!!お兄さんとすっきりーしたい!!したくてしたくてもう胸さんが 張り裂けそうだよ!!すっきりできたら死んでも良い!!」 「げら!!(れいせんもだよ!!)」 「…おにいさんに怒られちゃうね、俺を置いていくなって。」 「げら…(そうだよね、お兄さんが悲しむ所なんて見たくないよ…)」 「お兄さん、ごめんなさい。後でお尻ぺんぺんをたくさん受けます。 もうだきだきちゅっちゅ禁止で良いです。お兄さんの愛を下さい」 「げら…(下さい)」 二人は決意した。 「おにいさぁぁぁぁん!!」 「げらげら!!(おにいさぁぁぁぁん!!)」 俺が振り向くとてんことうどんげが珍しくゆっくりとした足取りでこっちに近づいてきた。 何時もならジャンプしながら飛びこんでくるのに…。 「お兄さん!!てんことうどんげが一緒になってゆっくりできるお薬さん作ったよ!!飲んでね!!飲んでね!!」 「げらげら!!(真心たっぷりだよ!!)」 あの二人が合作?初めての事だと思った。 何時もならてんこが外科的なアタック、うどんげが内科的なアタックをしてきた。 しかも今回は二人の合作と言い張るだけあってまともな色をしているし、怪しげな叫び声も 聞こえてこない。 今回はまともそうなんだが、今回に限っては本能が絶対飲むなと囁いてきた。 「いや…俺はなんか今日しんどいし、眠いから」 「だったらこのお薬でもっとす~やす~やできるよ!!さあ飲んでね!!」 「げらげら!!(早く飲んで飲んで!!)」 今回はなかなか引き下がらないなぁ… 「いや本当に…」 だき!!だき!! てんことウドンゲが俺の脚に抱きついてきた。二人の身長ではここまでが限界なのだ。 そして涙目で俺の顔を見て言った。 「お兄さん…ぐすん…てんこが…ぐすんぐすん…嫌いになっちゃったの…ぐすん… だからてんことうどんげの真心の…ぐすん…こもったお薬さんを…ぐすん…飲んでくれないの?」 「げら…ぐすん…げら…ぐすん(れいせんを捨てちゃうの?そんなの嫌だよ…)」 ここまで言われたら飲むしかない…おれはそう考えると覚悟を決めて飲んだ。 「んっぐんっぐ…あれ?今回はまともだ」 「でしょでしょ!!最高傑作なんだから!!」 「げらげら!!」 何時も変な薬を飲まされてあの世にいるフランに追い回されているパターンを繰り返す 俺にとってはなんとも微妙な所だ。 まあ辺に体を壊すよりはいいか… 「しかし今日は槍でも降ってくるんじゃな…い…」 あれ?なんかすごく眠い…体が鉛のようだ。 やっぱりさっきの薬かな?なんかすごく眠くなってきた… 「お兄さん!!このお薬はたっぷり眠れるようになるお薬だよ!!ベッドで横になるといいよ!!」 「げらげら!!(ベッド!!ベッド!!)」 「う…ん…そうか、じゃあ俺はベッド寝てるから」 「は~い、ゆっくりお休みなさい!!」 俺はてんこに寝ることを言うと、ベッドに横になりすぐに眠りの世界へと旅立った…。 「うどんげ、うまくいったね」 「げら」 「本当はてんこ達をいっぱいぎゅってして欲しかったけど…どうやっても無理だよね」 「げら…」 「でも、好きな人といっぱい、いぃぃっぱいすっきりできるならそれでもいいよね」 「げら」 「じゃあ、はじめよっか」「げら」 二人はお互いの顔を見合わせると、お兄さんの服を脱がし始めすっぽんぽんにした。 そして自分達も下着も含めて全部脱ぐと、お兄さんの上にまたがった。 「ごめんなさい、おにいさん…」「げら…」 二人はお兄さんの頬にキスをした。 「あれ…結局またきちゃったよ…」 おれは気が付くと最近良く来る羽目になったあの世にきていた。 相も変わらず花が咲き乱れ、その中央を横断するかの様に小川が流れていた。 「いつもならここであいつらがくるんだが…お、あそこにいた」 小川に足を付けるようにして故ゆっくりのふらんとれみりゃが腰かけていた。 いつもなら俺に引導を渡そうと俺を追いまわすのに、一体どうしたんだ? 「うー、おにいさん、ここにすわる」 ふらんが俺に横に座るように言ってきた。 いつもと様子がおかしいふらんの言葉におれは素直に従った。 「一体どうしたんだ?いつもなら…」 「おにいさん、ふらんとれみりゃがえいえんにゆっくりしちゃったとき、やっぱりかなしんだ?」 ふらんがいきなりそんな事を聞いてきた。れみりゃは顔をうつ向けたままだ。 俺はふらんの問いに真面目に答えた 「悲しかったよ、身が引き裂かれるような思いだったよ。俺が何も知らずにお前達を 殺したようなものだったから何度も墓前で謝った」 「ふらんたちもしらなかったからそれはおたがいだよ。でもね、ふらんもおねえさまも おにいさんといっぱいあいをしたかったの。それだけはわすれないで」 「れみりゃはおにいさんといっぱいあいしあえた…これだけでしあわせなんだど」 俺は何故急にそんな事を聞いてきたのか気になり、ふらん達に聞こうとした 「一体どうしたん…うお!!」 またいつもの光が俺の足元にやってきた 「おにいさん、おにいさんにとってはたいへんつらいことだけど…あのこたちをゆるしてあげて」 「一体なんの!!」 そこで俺の体は光の中に引きずりこまれた。 「…おねえちゃん…」 「なに、おねえさま」 「あのこたちをたすけてあげられないのかだどぉ…」 「なにいってるの?わたしたちはみることしかできないのよ、ここからおにいさんを」 「でぼぉ」 「でももなにもない。…ここからはあのこたちしだいだよ…」 ふらんとれみりゃは小川から覗ける下界の様子を見つめていた。 今ちょうどすっきりーが終わった所だった。 うう、視界が歪む… 俺は重く、そして眠い目を擦りながらじょじょにクリアになっていく視界で辺りを見回した。 鈍くなった俺の体の感覚がほんのわずかだが何かが乗っている重みと温かさを感じる。 少し遠くなっている俺の耳がなにかに喘ぐ女の声のような物を感じ取った。 「…………よぉ、……いよぉぉぉぉ!!」 そして感覚・聴覚・視覚が少しずつまともになっていくにつれ、俺はそれが何か理解し始めた。 それは…おれが二度と味わいたくないと決意したはずの…悪夢だった。 「すっきりぃぃぃぃぃぃぃ!!」 この言葉と同時に俺の感覚は完全に元に戻った。 視界には全裸で俺の胸の中で横になっているてんことうどんげの入ってきた。 その体全体には独特の臭いを放つ何かが全身にへばりついていた。おそらく一回やそこらではないだろう。 「てんこ…うどんげ…お前達何をしている?」 「おにい…さん?お目覚めがはやいよ…」 「げら…げら…」 呼吸を乱しながら二人は応えた。 俺の頭は、この二人が何をやったか二人の様子ですぐに分かった。 だが、俺は受け入れがたかった。認めたくなかったのだ。 「お前達…まさかすっきりしたのか?」 「…ごめんなさい」「げら…」 俺は怒るというより泣くような声を上げた 「お前達!!…お前達はゆっくりなんだぞ!!俺とすっきりしたら死ぬんだぞ!!なのになんでだ!!」 ふたりは顔をうつ向けながら答えた。 「…もう、我慢できなかったからだよ…お兄さんの愛が…とってもとっても欲しかったんだよ…」 「げら…」 「いつもお前達と一緒に遊んであげたろ?」 「でも、お兄さんはてんこ達を恋人のように扱ってくれなかったよ… そんなことを考えていたらね…てんこ達、愛してもらえないと思って…」 俺はてんこの言葉ではっとした。 結局…俺が原因だったのだ…。俺がてんこ達の思いにキチンと応えてればこんなことに ならなかったかもしれないのだ。 だが、俺は二人をまるで妹のように扱い、ぞんざいに扱っていたのかもしれない。 もしきちんと二人の思いに応えていたら、こんな事にはならなかったかも知れないのに… 気付いたら、俺は二人を抱きしめながら泣いていた。 「ごめんな…ごめんな…」 「お兄さんはなんにも悪くないよ…てんこ達が我儘だっただけだよ…」 「げらげら…(ごめんなさい、お兄さん…)」 俺は二人を抱きしめながら思い出話を始めていた。別れを惜しむように…。 初めて家にやってきたこと。 うどんげが近所に住み着いた野良にいじめられた事。 二人が心を開くきっかけになった『野良ゆっくりお家宣言事件』 二人がやたら張り合う事になった『お兄さん大好き事件』 今思えばこの時点で二人の思いに応えてやればよかったと思った。 「あの時は尻に餡子を入れられるとは思わなかったよ」 「ううぅぅぅ、あの時は…」 「げらげら(ヒーローアニメの情報を本当に参考にするなんてほんとてんこは駄目ゆっくりだね!) 「なにいってるのうどんげ!!うどんげだってテレビさんのいうことを真に受けてお薬さんを」 「げぇぇぇらぁぁぁぁ!!(それは言わない約束でしょぉぉぉぉぉ!!)」 「たははははは!!」 三人とも真っ裸で楽しく笑いあった。俺の胸にうずくまるように俺に抱きついてくる二人の体は 少々臭うがとても温かいものだった。 何時までもこの時が続けば良かったと思った…。 だが、時がそれを許さなかった 「…お兄さん…そろそろ…みたい…」 てんこが話の腰をおってそう言った。 「げら…げら…(体が…とってもだるいよ…)」 うどんげも体がしんどそうな顔で言った。 「そうか…」 俺はそう呟いた。思い出話で少しでもこの悲しみから逃れられた思いが現実に戻ってきた。 「おにい…さん…だいすき…だよ…」 「げら…げら…(れいせん…もだよ…)」 二人が眠りにつきそうか顔で俺の顔を向いてきた。 気が付いたら、俺は二人を思いっきり抱きしめていた。 「永遠にゆっくりするな!!てんこ!!うどんげ!!俺はお前達ともっとゆっくりしたい!! もっと一緒に遊んでやりたい!!もっと美味しいものを一緒に食べたい!!なぜなら俺は…」 俺の口は自分の本能に従うように続いた。 「…二人が…二人が大好きだからだ!!愛している!!だから逝くな!!」 一瞬、二人の目が大きく見開かれた。 だがまた眠たそうな顔に戻った。そしてとても小さな声で答えた。 「…てんこも…おにいさん…を…あいします…いっぱい…いっぱい…あいします」 「げら…(あいします…)」 「だろ!!だから逝かないでくれ!!てんこ!!うどんげ!!」 俺は二人を抱きしめながら必死に声をかける。 だが二人の瞼は更にどんどん重くなっていき… 「ごめん…ね…」 「げ…ら…」 二人は完全に目を閉じた…。 俺は必死に体をさすった。ゆらしもした。 だが、二人はまるで人形のように目を閉じたままだった。 必死に呼びかけもした。だが応えない。 体温はまだ温かかった。だが冷たくなるのも時間の問題かも知れない。 「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁ!!すまん!!てんこぉぉぉぉぉぉ!!うどんげぇぇぇぇぇ!!」 俺は二人を顔に近づけ、号泣した。 もうあの二人と同じことを繰り返さない。そうきめていたのにこの結果を招いた。 もうこんなに号泣しない。そうきめていたのに号泣した。 俺はひとしきり泣きまくり、泣き疲れていたのか二人を抱きしめたまま眠ってしまった…。 夢の中… 「さよならお兄さん!!大好きだったよ!!」 「げらげら!!(さよぉぉならぁぁ!!)」 「待ってくれ!!いくな!!逝かないでくれ!!」 俺はどんどん遠ざかっていく二人を追いかけていた。だが二人は俺の足では間に合わない程 早く遠ざかっていった。 「待ってくれ!!てんこぉぉぉぉ!!うどんげぇぇぇ!!」 どんなに叫んでも二人はどんどん離れていき、ついに何も見えないぐらい遠くへ言ってしまった。 「てんこ…うどんげ…」 俺はその場で膝をつき、手をつき、俯きながら泣いた。ひたすら泣いた。 時間の感覚が分からなくなるほど泣いた。 どれだけ泣いたか分からなくなるほど泣いたその時である。 「お兄さん、泣いちゃだめ。ほら、てんこなら戻ってきたよ」 「げらげら(泣いちゃうなんて泣き虫さんだね!!)」 俺の横に二人が立っていた。 俺はゆっくりしてない速さで二人抱き上げた 「てんこぉぉ!!うどんげぇぇ!!もう離さないぞ!!もうどこにもいかさないぞぉぉぉ!!」 「うん!!てんこもずっとお兄さんといる!!」 「れいせんも一緒にいます!!大好きですお兄さん!!」 俺は今まで泣いていたのが嘘のように二人を精いっぱい抱きしめた。 ああてんこ、うどんげ、ごめんよ!!俺が悪かったよ!!これからは一緒にいような!! …あれ?二人ともこんなに重かったっけ?温かいのは温かいけどここまでくるとなんか暑い いや、錯覚とかそんなんじゃなくていま間違いなく暑いって くぅぅぅぅ!!もう限界だ!! 「暑いぃぃぃ!!」 「あ!…ん」 「う…ん」 ドタン!!ドタン!! 俺は俺の上にのっている何かをどかすようにして目を覚ました。 最初は今の光景が夢だったということを理解すると落ち込んだ。 次に二人の墓をつくらないといけないなと考えた俺は胸の中で逝った二人がいるはずの所をみた…が。 「…いない?」 俺は二人が俺の上にいない事に気付き辺りを見回始めた。 どこにも転がっていない!!死体が消える事なんて…ん? 俺はベッドの脇から伸びる腕を見つけた。 最初はてんこかうどんげのものでないかと考えたが、その考えはすぐに消えた てんこ達の腕にしては長くて細い、まるで人間の女性のような腕だったのだ。 「あいっ…つ…もうなによ…」 その言葉を引き金にベッド脇から女性が現れた。 すらりと伸びた手足、豊満な胸、そして青い髪に赤い瞳。 「えっと、どなた?」 俺の顔に女性の足が飛んできた 「ちょっとお兄さん!!てんこを忘れたの?あんなに昨日愛し合ったのに!? ひどいぃぃぃぃぃ!!あんまりだぁぁぁぁぁ!!」 「え?てんこ?」 俺には訳が分からなかった。 昨日死んだと思って号泣したてんこが人間の女性とあまり変わらない姿になって今俺を首根っこを 締めているのだ。 しかもなんか性格がちょっと変わってやいませんか? 「く…くるし…」 「ちょっとやめなさい!!お兄さんが死んじゃうでしょ!!」 後ろから別の声が聞こえてきた。 俺は後ろを振り返るとそこにはてんこと負けず劣らずの姿のうさみみの女性がいた。 …あれ?ウサ耳?…もしかしてうどんげ? あれ?うどんげって喋れたっけ? うどんげの姿を見たてんこは俺の首に回した手を緩めた。 「ちょっとだれよあなた!!てんことお兄さんの愛の育みの邪魔をしないでくれる?」 「そういうあなたこそだれよ!!れいせんとお兄さんの邪魔をしないでくれる?」 お互いが顔を睨みあったが、先の会話の内容をふと思い出したのか急に睨め会うのをやめ 互いに指を刺しあった 「え?うどんげ?」 「ん?てんこ?」 「ちょっとどうしたのうどんげ?普通に喋れるようになっているし、なんか大きくなっているわよ?」 「そういうてんここそ大きくなっているじゃない」 「「え?」」 二人はその格好のまま俺の部屋にある鏡の前まで行き、自分の姿を改めて確認した 「「なによこれぇぇぇぇぇぇ!!」」 それは俺が聞きたいって… そんな事を心の中で突っ込んでいると二人は何か話し合いを始めると、その場で俺の方を向き 正座をした。 「お兄さん、昨日はごめんなさい」「心配かけて本当にごめんなさい」 そう言って二人は頭を下げた。あれ?前より頭良くなってないか? …ん?あれ?謝っているのになんで何か企んでいるような顔をしているの? 「たっぷり反省しましたから、てんこと」「れいせんに」 「「たっぷりお仕置きしてねぇぇぇぇ!!」」 二人は俺の所に飛びこんできた。 何時もならその幼児体型が相まって欲情することなんかないのだが、今は豊満な女性の体。 俺の理性は一瞬にしてすっ飛んだ。 それから数日後… 「お兄さん、またいつものレポートがきているわよ!!」 てんこが俺にゆっくりレポートを手渡してきた。 あれから俺達三人は何事もなかったかの様に過ごしている。ただ変わったことがあるとすれば てんことれいせんが家事・掃除・洗濯のお手伝いをしてくれるようになったからだ。 人間の女性とあまり差がない体になってからやたらハイスペックになったのだ。 お向かいのお兄さんやお隣のお兄さんに家の子達を見せたらいつも「え?本当にあの子達?」 と聞かれるぐらいだ。俺も未だにあの変化には驚いているんだ、当然だ 「あ、お兄さん。すみませんが足を上げてもらえませんか?」 掃除中のれいせんだ。掃除機を使って綺麗に掃除してくれる。 また邪魔になるのはいけないと思い、俺は食卓の椅子に座り、今届いたレポートに目を向けた 今日の特集は「ついに解明!!後期型胴つきゆっくりの全貌だった」 ゆっくりの胴つきには初期型と後期型があるのは皆さん知っている事であろう。 今までは初期型のみ解明されてきたがついに!!ゆっくり研究所は後期型ゆっくりの謎を解き明かした。 ようやく発見した後期型ゆっくりをレントゲン、CTなどで解明した所、なんと!!人間の 臓器に当たる形に形勢された中身が見つかった。 餡子やカスタードで出来上がった心臓・腸、ここまでくると完全に未知の世界だ。 だが驚くのはここからだ。我々はまさかと思い、人間の精子を子宮に当たるであろう部分に注入した。 するとどうだ!!翌日、実験体のゆっくりは人間の女性とほぼ同じ大きさになっていたのだ。 我々は驚き、再び実験体をスキャンにかけた所、驚愕の事実を発見した!! そこに映っていたのはなんと!!甘菓子で出来た骨、厚いチューインガムでできた心臓 そしてキャンディーで出来た血管だった!! ゆっくりが自ら選んだ進化への道、それは人間に近づくことだったのだのかもしれない。 事実この実験体の身体能力、知能は人間には及ばないものの高水準のゆっくりの平均値を 二倍突き放すかのようなデータを残している。 ゆっくりは犬に変わる私達の新しいパートナーとなるのか? 果ては人間と敵対するためのものなのか? 現段階では仮説の域を超えないが私達は引き続き、ゆっくりの謎を解き明かしていきたい!! 編集者:ブレあき 「へぇー、なるほどなぁ。だからか…」 「これ面白い?お兄さん」 てんこが俺の後ろから聞いてきた 「うん?まあ眉唾ものだなぁ。だってこの編集者の趣味の所を見てみろよ『きめぇ丸と頭を振ること』 って書いているんだぜ。絶対まともじゃないぜ」 「あははは、なにそれ!!面白いわ!!」 まあこんな感じで俺達三人はゆっくりしている。とゆうか二人が怪しい薬を飲ませようとしなくなったのか あの世に飛ばされる事がなくなったんだけどな!! だがそうもいってられないんだなぁ、これが 「ところでお兄さん、今日は一緒にお風呂にはいってくれるわよね?」 てんこが俺の膝の上に座りながら誘ってきた。 「あぁぁぁ、何やっているんですかてんこ!!れいせんの方が今日は一杯お仕事やっているんですから お兄さんはれいせんと一緒に入るんです!!」 「え?なに?昨日もなんだかんだで一緒に入ったでしょ!!今日はてんこの番でしょ!!」 「違います!!一杯働いた方がお兄さんと一緒にお風呂に入れるんです!!」 ここ最近こんな感じで張り合っているのだ。何分我が家の風呂は狭く、二人でもかなり窮屈なのだ。 今までだったら二人で一人みたいな勘定が出来たのだが…ここまで育つと厳しいのだ 「こうなったらお兄さんに決めてもらおう!!」 「そうですね!!こっちの方が後腐れもありません!!」 「「さあお兄さん!!今日はどっちと入る(ますか)?」」 俺は少し頭を悩ませてこう答えた。 「じゃあ後腐れもなく誰ともはいら…」 「「ゆっくりしねぇぇぇぇぇ!!」」 俺は息のあった二人の蹴りに蹴っ飛ばされた…。 完 あとがき 個人的にケリをつけようかということで続きを書きました。 今回もさすがにどろわに上げるべきではと考えましたが、かなりエロい描写は入れていないと 考え、此方に上げました。さすがにこれは…という意見がありましたら今後HENTAI関係で上げる所を 考えます。 餡コンペ…はかどらないなぁ…。 とりあえずHENTAIはしばらく封印します。あと予定している一作は頃合いを見て上げます。 餡コンペの投稿期間が終わるまで必死に書くことになります。 ではまた五月にユグソウを完結させますんで、よろしくお願いします。 あと、コメントをたくさんお願いしますぅぅぅ。 何気に本編に出てきた作者:ブレあき 何気に本編にちゃっかりでてきたアホの過去作品 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター~ ゆっくりの進化 一 ユグソウ プレリュード・前編 喧嘩