約 374,253 件
https://w.atwiki.jp/sinseihaisennsou/pages/15.html
スキルについて スキルを一部紹介する。 縮地B|【常時発動】敏捷補正1+クリティカルの値を11以上に変更する。 高速詠唱E|【任意発動】魔力補正3 変化A|【任意発動】耐久補正3 怪力A|【任意発動】筋力補正3 忍術A|【任意発動】筋力または敏捷補正3 ルーンB|【任意発動】全ステータスのどれかに補正3 無辜の怪物D|【任意発動】判定時に発動可能。D7判定できる。このスキルは1日2度使える。 治療の竪琴C|【任意発動】判定時に使用可能。対象を選択し、HP1D6回復+ステータスの下降から回復。 仕切り直しC|【任意発動】自身のHPを1D6回復または逃走判定時に敏捷補正5 誘惑の美声C|【任意発動】自身の手番に使用可能。対魔力がないサーヴァント1体をスタン状態にする。対魔力持ちの場合は2D6+対魔力のランクで10以上の場合、無効にできる 魔力放出A|【任意発動】筋力補正3または魔力補正3で攻撃できる。 千里眼C|【任意発動】相手の常時発動スキルによる防御判定の補正を無視して攻撃する+この判定の間、射撃属性付与 直感B|【自動発動】移動&遭遇フェイズに発生する攻撃を無効。気配遮断を無効にした場合、直後の戦闘時に先手が取れる。 カリスマB|【自動発動】属性を無視して同盟を結べる+令呪によるステータスの補正を更に1 戦闘続行A|【自動発動】HPが0になったらHP3にして復活。聖杯戦争中一度だけ発動できる。 竜殺しA|【自動発動】竜種との判定に筋力補正3+防御判定時に耐久・魔力補正2 反骨の相B|【自動発動】同盟不可+カリスマと名の付くスキル持ちとの判定に筋力補正3+防御判定時に耐久・魔力補正2 軍略B|【自動発動】この戦闘中1度だけ自身の宝具補正2+相手の宝具による攻撃に対して防御判定時に耐久・魔力補正2 天性の肉体D|【常時発動】筋力補正1+自身の攻撃でダメージが発生した場合+1の固定ダメージ 心眼(真)B|【常時発動】耐久補正1+このスキルの補正は無視されない。 黄金律C|【常時発動】幸運補正2 精神汚染A|【常時発動】魔力補正1+混乱無効。 勇猛B|【常時発動】筋力補正1+混乱無効 頑健EX|【常時発動】耐久補正1+毒状態無効 天性の魔A++|【常時発動】筋力・耐久補正1 矢避けの加護B|【自動発動】自陣営に対する単独行動によるダメージを無効+射撃・投擲属性の攻撃に対して耐久補正3 追い込みの美学C|【自動発動】自身より低いイニシアティブの対象に攻撃する際、筋力補正2 皇帝特権EX|【任意発動】自身の判定時に使用可能。指定されたスキルを1つ習得し、使用できる。習得したスキルは日の終わりに破棄される。 習得可能スキルはサイトの皇帝特権を参照。 また、一部特攻が刺さるがスキル数に縛られないスキルがある。 神性|【常時発動】幸運補正1+自身の攻撃でダメージが発生した場合+1の固定ダメージ 竜種|【任意発動】聖杯戦争中一度だけ宝具ストックを1回復する。 魔性|【任意発動】自身の判定終了後に使用可能。補正1を得て振り直す。
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/340.html
【出典】 Fate/Zero 【名前】 ウェイバー・ベルベット 【性別】 男性 【参加方法】 『ゴフェルの木片』による召喚。 第四次聖杯戦争に参加し、サーヴァントを召喚した次の瞬間、参加していた。 召喚の触媒に『ゴフェルの木片』がくっついていたため、期せずして参加。 【マスターとしての願い】 聖杯にかける願いは無く、自身の魔術師としての才能と力量の証明のために第四次聖杯戦争に参加した。 ……はずだったが、『方舟』の聖杯戦争は参加するつもりではなかったこと、 サーヴァントがあんまりにもアレなことから、この聖杯戦争でどうするべきか悩んでいる。 【能力・技能】 オーソドックスな魔術を習得。また錬金術の心得がある。 魔術師としての力量は平凡の一言。 一般人への暗示も失敗しかねない程度に才能が無い。 さらに貧弱な体躯をしており、腕力や体力に欠ける。 しかし研究者としての適性は高く、洞察・分析能力や、文章の解読・記憶に長ける。 また、魔術師としては珍しく現代技術や機械の使用に対する抵抗感が薄い。 そして、凄まじい強運の持ち主である。 【人物背景】 魔術師の家系であるベルベット家の三代目。 独学で時計塔に入学し、自身を優秀と自負していたが、 家系の歴史の浅さと本人の魔術の力量不足は如何ともし難く、周囲から浮いていた。 時計塔の魔術師が、天賦の才を持つ(と、本人は思い込んでいる)自分を認めないことから、 歴史ある名門の魔術師達に強烈なコンプレックスを感じている。 魔術協会の体制に一石を投じるべく執筆した論文を、講師であるケイネス・エルメロイ・アーチボルトに 嘲笑され破り捨てられてしまうが、そのケイネスが極東の地で“聖杯戦争”と呼ばれる魔術の競技に参加することを知る。 その儀式であれば自分の才能を証明するに相応しいと考え、またケイネス宛に届けられた 英霊召喚用の聖遺物を手に入れてしまい、それを千載一遇の好機と捉え盗み出す。 そして日本へと渡り、冬木の地にて聖杯戦争へ臨む。 …つまり現時点での彼は、ちょっと魔術が使えるだけのワカメに過ぎない。 ワカメよりは善人で、あと運が良い。 【方針】 明確な方針は定まっていない。 バーサーカーをどう運用するべきか、これからどうするのか、頭を抱えている。 【令呪】 右手の甲。デッドプールのシンボルマークと同じ形状。 これ→ ttp //blog.livedoor.jp/spikeytoysinjapan-open/archives/7324980.html 目の部分がそれぞれ1画。丸と中のライン全体で1画。 登場話一覧 + ... No タイトル 登場キャラクター 場所 時間 作者 027 ウェイバー・ベルベット&バーサーカー ウェイバー・ベルベットバーサーカー(デッドプール) ◆ZTnr6IpaKg 040 故郷とおっぱいは遠くにありて思うもの 真玉橋孝一&セイバーウェイバー・ベルベット&バーサーカー B-5/賃貸マンション 早朝 ◆IbPU6nWySo 057 機動戦士ガンダムデップー ”逆襲のウェイバー” ウェイバー・ベルベット&バーサーカーシャア・アズナブル&アーチャー C-3(北)/英会話教室から少し離れた地点B-3(中心)/道路 午前 ◆DpgFZhamPE 088 ヒーローズ・オン・ザ・マッポー・ワールド ウェイバー・ベルベット&バーサーカー野原しんのすけ&アサシン C-3/北東B-4/西南 午後 ◆tHX1a.clL. 108 ゼア・イズ・ア・ライト ウェイバー・ベルベット&バーサーカー野原しんのすけ&アサシン足立透&キャスターアサシン(ベルク・カッツェ)ルーラー(ジャンヌ・ダルク) B-4/野原家周辺B-4/大魔宮B-4 夕方 ◆holyBRftF6 112 スタンド・アップ・フォー・リベンジ ウェイバー・ベルベット&バーサーカーアサシン(ニンジャスレイヤー) B-4/野原家周辺B-4/足立宅マンション近く周辺 夕方 ◆7DVSWG.5BE 116 導火線に火が灯る凛として散る戦士の如く 岸波白野&ランサー遠坂凛&ランサーウェイバー・ベルベット&バーサーカーアサシン(ニンジャスレイヤー)バーサーカー(黒崎一護)足立透&キャスタールーラー(ジャンヌ・ダルク)カレン・オルテンシア B-4/高層マンション跡地B-4/跡地より少し離れた場所(北)B-4/跡地より東に少し離れた場所 夕方 ◆DpgFZhamPE 121 selector infected N.A.R.A.K.U 岸波白野&ランサー遠坂凛ウェイバー・ベルベット&バーサーカーアサシン(ニンジャスレイヤー)足立透&キャスターバーサーカー(黒崎一護)ルーラー(ジャンヌ・ダルク)カレン・オルテンシア B-4/高層マンション跡地C-5/ビルの屋上B-6/市街地 夜間 ◆fhD3y9RNl2
https://w.atwiki.jp/itan_seihaisensou/pages/94.html
九条玄武(第二次) 【名前】九条玄武 (クジョウ クロム) 【サーヴァント】 【性別】男 【性格】 荒正しい絵に書いたようなシャイな正義漢。 実際は行動力に乏しく、いざと言う時に消極的な人間である。 【出典】オリジナル 【属性】秩序・善 【ステータス】 筋力 D 耐久 C 敏捷 E 魔力 B 幸運 D 供給 B 【詳細】 生まれも育ちも比良市の健全な男子高校生。 伏見区の高校に在籍している。 両親を幼くてして事故で亡くし、親戚の魔術師・九条青龍の養子となり、何の不自由の無い日々を送った。 その際に自身の素養を青龍に見抜かれ、『粒子操作』の魔術を鍛錬させられる。 結果として他の基礎魔術は素人に毛が生えた程度の物しか行使出来ないが、粒子操作魔術に関してはプロ顔負けの技量を持つ。 粒子操作で大気中の粒子から武器を精製する戦法を多用する。 青龍の死後、九条家の魔術を継承し、鍛錬と10年前の惨劇(=第一次聖杯戦争)を繰り返さない為にも自ら聖杯戦争へと参戦する。 聖杯に望む願いは純粋に『世界平和』とかなりピュア。
https://w.atwiki.jp/itan_seihaisensou/pages/73.html
裏設定 幼少期、レセプターチルドレンとしてエラドス政府の研究機関に実験用の被検体として収容されていた。 その際に同じく被検体だった櫻井了子と面識がある。研究機関では櫻井了子と意気投合。 情報屋の初恋の相手は櫻井了子。20年以上経過した今でもその想いは変わっていない。 だが櫻井了子がエイダーバウムによって殺害され、西堂から聖杯戦争の全容を聞いた彼は聖杯戦争を憎悪し、『聖杯の力で櫻井了子を蘇生させる』というプランを思い付く。 西堂と敵対した理由は、彼が保有する令呪の奪取と酷似した経歴を持つ西堂への同族嫌悪が相まった結果である。 レセプターチルドレンの中でも特異体質でありながら、短時間限定でフィーネとしての力を命と引き換えに行使する事が可能。 フィーネとしての魔術攻撃を行うと共に生体機能が完全にストップする。 魔力攻撃時のダイスはサーヴァント・マスター問わず瀕死3/重症3のダメージ確定ダイス。
https://w.atwiki.jp/haison0335/pages/219.html
Fate/ Masked Dusk ~あなたは黄昏の小杯を暴くようです~登場人物 特殊ルール サーヴァント MAP 操作キャラクター Fate/ Masked Dusk ~あなたは黄昏の小杯を暴くようです~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ,./ _ ! _,._ィ/ '´¬‐、`ヽ |l ,. '',~‐ァ゙´` i _┌───┐ l l r┐ ./ / /_ i l'、 ,. ' ´ `ヽ 「`ヽ│ l l l | /;゙ ,'´ `ヽ ,.'! '; ' 、 / ;‐'"´ ̄`| | _ l_| _ノ 乂 |_ _ | r'"´ ̄`ヽ; `, ,、' / ヽ; ` / ,. -.. 、| |丿|. / r、 ヽ`┐┌〃´_`ヽ,.. ‐ 、 ゙; '´ ; '゙ `ヽ { /'´ ̄ヽ| _ !_{ } | |;;;゙| |.イ f;;;;i i'´ ̄ヽ } /´ ヽ;'、 | |`; |'゙冫'´, |;;;゙| |`| ┌─┘ /, ' `'ー | | l」イ / l |/ | | _i ! _ ‐''´ __j 〔_ { じ 「八 `人 `ー'/ └ァ‐n‐┘フー'^ー{ _cケ´ r iー'n_ fr、}f トr<ャvァ rニ、「lr‐ャ| |‐ r′ /ト''_)!_7c゙{ ヽ∧j_l l_|j_|〉,くj_|゙l_{_ソ / /  ̄(_ソ '; ;' // V ~ Fate Masked Dusk ~ ノ/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最初のスレはこちら 次 のスレはこちら 登場人物 主人公 ハンバート・ハンバート………目出し帽が印象的な長身の男。聖杯戦争の敗北者にして、島の犠牲者の代行者 探索者 (1)ゼルガディス=グレイワーズ……蘇りし不死人、おのが贖罪を求める断罪者 (2)宗像伝奇……始まりの聖杯戦争における参加者稗田礼二郎の旧友、セイバーを受け継ぎ彼の願いを果たさんと誓う。 (3)真坂木……そうだ殺そう、我が欲する叡智のために (4)シスターカーミラ……裏表のないエロい人、聖堂教会からの出向、ポンコツ化が進行中。 (5)相模桂……島の外から招かれたお嬢様、かつてマキーナという存在を宿していた。 (6)鹿角……かつてアーチャーとともに聖杯戦争を戦ったものの面影を宿した人形。彼女に託された”神の中枢” をサーヴァントである夜刀神に奪われる。 英霊の夢 セイバー/呉剛(桂男)……永劫の咎人 アーチャー→デプラブド/夜刀神……呪い振りまく異貌の神 ランサー/マクベス……四大悲劇に謳われる悪逆の狂王 ライダー/パン・トファルドフスキ……傲慢なる知恵者 バーサーカー/ターザン……人と野生の間なる異邦人 アサシン/ジェフリー・ライオネル・マーダー……淋しがり屋の殺人鬼 キャスター/???……未来を代償に望む終焉をもたらす魔法使い 始まりの聖杯戦争 セイバー/呉剛(桂男)……永劫の咎人 アーチャー/ヴェルナー・フォン・ブラウン……願いを忘れた道化 ランサー/マクベス……四大悲劇に謳われる悪逆の狂王 ライダー/パン・トファルドフスキ……傲慢なる知恵者 ミンストレル/フランク・シナトラ+α……人の心を動かす歌い手、それが生きていようと死んでいようと。 アベンジャー/ラフ……日蝕、月蝕をもたらす堕ちた神 ネモ/???……??? 特殊ルール 次のページの通り 黄昏聖杯特殊ルール サーヴァント 採用リストは次のページの通り サーヴァント 案応募リストは次のページの通り サーヴァント案 MAP 【島の俯瞰図】 , - 、 / `ーミ_ ヽ  ̄`ー、 / /´ 、-'゙ 電波塔 ...\_ ノ \ ,.-、_ / \ / ヽ ー-、 .住宅街 `ー " `ー 、 ヽ 教会 ‘, _ }  ̄ ノ / / , -、__ノ 商店街 集合住宅 ノ , -‐' ヽ / /ー‐- _ 'ー、 ノ 〈⌒′ `ヽ 学校 .},.、__ \ ヽ 〉.浜辺 `ヽ、 , - 、 { \ < ̄ __フ ヽ .坑道 .〈_ `¨¨ヽ- _ _,. -¬、 / `~'´ ノ 港 . __ノ `ー'" ヽ ...森 .〉 ヽ _/ ノ { 〈 〉 ,r‐-v‐、 { ゙ァ `ヽ、 .⑤ ._ ノ `ー 、_ノ \ (_ `ヽ___ノ´ ` `} 社 ) / / 厶 - '´① 【固有結界/作りかけのロケット】○イベントフラグ1成立、のこり1つ○NPC 『アーチャー/ヴェルナー・フォン・ブラウン』の助力を得られる。●保護済み② 【旧住宅街/みるくほぅる蒼月】○情報判定に成功することで正気度1D10点を回復する●自陣営の拠点●保護済み③ 【商店街/純喫茶紅月/??】○二つの施設が隠されている(情報判定に成功したときに正気度と命運を回復)○探索に失敗すると危険●殺拠点④ 【坑道/??】○イベントフラグ未成立、のこり2つ○NPC 『??』が住まう。会話により、情報を得られる。⑤ 【??】○イベントフラグ成立⑥ 【港】○イベントフラグ未成立、のこり2つ●デプラブドの領域として指定され、彼女の行動が有利になる⑦ 【教会】○正気度10を捧げることで聖痕1D2点を回復する●保護済み⑧ 【集合住宅/十暦島診療所】○毎ターン命運1点を回復する⑨【浜辺/球体紳士】○毎ターン正気度5+1D10回復×破壊済み⑩【学校跡/稗田の工房】○聖杯、島の歴史に関する資料がある⑪【鎮守の森/??】○イベントフラグ成立○??変換施設●堕拠点⑫【土地神の社/常世見命の祠】○正気度1D10を捧げることで聖痕1D3点を回復する(秘密2を回復したハンバートに適用) ○正気度10を捧げることで聖痕1点を回復する×破壊済み【好感度一覧】ランサー/マクベス .好感度4LV(MAX)NPC 『??』 好感度2LVゼルガディス .好感度4LV(MAX)鹿角 .好感度1LV → 死亡相模桂 .好感度2LV宗像伝奇 .好感度1LVシスター・カーミラ 好感度1LV【相互関係一覧】※大同盟成立(剣槍騎狂魔)※アサシンは施設破壊テロ※デプラブドは無差別呪殺狙撃兵(アサシン最優先) 操作キャラクター 主人公 ハンバート・ハンバート………目出し帽が印象的な長身の男。島の犠牲者たちの記憶と経験の一部を引き継いでいる 【ステータス】┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:ハーバート・ハーバート 【レベル】:10 【アライメント】:中立・中庸┣━━━━━━┳━━━━━━┳━┻━━━┳━━━━━╋━━━━━━┳━━━━━━┫ 【筋】:10 【耐】:10 【速】:10 【魔】:10 【運】:20 【宝】:―┣━━━━━━┻━━━━━━╋━━━━━┻━━━━━╋━━━━━━┻━━━━━━┫ 【聖痕】 □ □ □ 【命運】 □ □ □ 【正気度】最大100/現在074┣━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━┫ ≧=ー- ノ ∧ ヽ / ∧ \ ∧ | ヽ rfiヾー- ∨ ⅵ > i!≧ー- | i! >i! ニ二彡 | 斥i! 廴 辷ムヾー> 乂 /ヾーイ `ヽ .r‐z >  ̄`/ ヾ≦´ r‐- / ∨ ン⌒ |三| |> 斗- ヽ ヽ ス ∨ マ .|三| / ヽ .〉 ゙i! ) ノ \ 廴\ 乂介 / / i! i!__ ゙`´三≧ヾ≧x ゞ卞 〆 ノ ⅵ γ`ヽ三二≡=z `ヾ三 `ゞ三≧=zx / / .iヾ`i .| ̄ ̄ ̄ ̄`ヾーz ∨`i!k ミメミメ== | / 廴___ノ 辷ヌ .∨i!i!辷∨∧ ヾー< /ゞ、 廴___〉 \ ∨ヾ ∨∧ ノヾ≧kー 廴____ノ\ \ヽ .∨∧ / \ 廴__ノ \ヽ ゙i! ∨マ \∨∧ / 廴彡ー==≠ ー i! ∨ヌ ∨ i / 弋/ i! .∨ノ \i! / /├───────────────────────────────────────┤ 【スキル】 ○運命の加護 種別:通常 タイミング:クリンナップ いかなる判定においても、5%の有利な補正を得る。(最低成功保証) ○専科百般 種別:支援 タイミング:特殊 消費:正気度10 多方面に発揮される天性の才能。 いかなる条件下においても、最適の行動を取ることができる いかなる判定においても、10%の有利な補正を得る。(最低成功保証) ○?? 種別:支援 タイミング:特殊 消費:正気度上限10 ??? ○『乱暴者→反逆者』 種別:支援 タイミング:特殊 この終わりなき狂気の世界で、目を覚ましていく獣性を示す 代償なく戦闘判定に10%のボーナスを得る。├───────────────────────────────────────┤ 【礼装】 ○古ぼけたロザリオ 種別:通常 タイミング:カウンター 使用回数:3回→2回 任意のスキルまたは宝具を無力化する├───────────────────────────────────────┤ 【回復ポイント】 ◎教会 正気度10を消費し、聖痕1D2を回復する ◎社 正気度1D10を消費し、聖痕1D3を回復する(ハンバートのみ) ◎蒼月 情報判定に成功すれば、正気度1D10を回復する├───────────────────────────────────────┤ 【秘密/自分】 2/3 ◎1 醜い本当の自分を知られたくない【狂気】 →勝利条件:自分の秘密を明らかにせよ 2 実は一人ではなく複数人である 【月】 3 ??┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ランサー/マクベス ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫: ランサー┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:マクベス 【レベル】:30 【アライメント】:混沌・善┣━━━━━━┳━━━━━━┳━┻━━━┳━━━━━╋━━━━━━┳━━━━━━┫ 【筋】:35 【耐】:20 【速】:10 【魔】:15 【運】:00 【宝】:20┣━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━━┫ / . . , . ' . . . . . . . . . . . . . . . ;.へ . . . . . . . . . 彡 . . . . . . . . . .} . . . i ,. / . . . ' . . . . . . . . . . . . . . . / `ーヽ;. ´ . . . .ノ . . . . . ノ . . . .}ハ i . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .く´, \ . . . ー彡' . . . . . . ' . . , .i { , ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . .'/ 丶____ . . . . . . . ー .' ン' i' . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ , ィ ミ、 、__ i \ . . . . .≦´ } . . . . . .r- 、 . . . . .ノ イ ´ _ ヽ-―-ゝノ /, -=-, . r' ´ ノ . . . . . //ハヽ, . . .| /ィC゚)゙ヽ, i i /二イ// \ . . . . | {`´ ゝi . . .| `ヾニン ,} i iC゚) 》Y _ヽ . . .\`´ヽ } . . | ´ i i` ´ } 、\ . . . . . ヽ '、 . | i. i i 、 ヾ、゙ . . . . . .`ー、 ` , i i / ヾミ . . . . . . . . .ミ゙ i , ィ、` 、 ー- ' / `ヾ . . . . . .i` i i r-ニ彡 ミニ7 / ,ゝへ . | | | | トニニニイ/ / i'r‐、 X´ `丶` 丶 | { `ー―‐'i ! / |j ヽ //////ヽ `丶. 丶 ... | | r.i i !/ } i///////////ヽ `丶. ヽ 丶 { '.、 i i j | {` }/ヽ////////////ヽ `丶 ヽ; ` ´ `ノ ,! ! __///ヽ/////////////ヽ ` 、 `7ー´ / { , . ィ ´ `ヽ/////ヽ/////////////,ヽ 丶、 /、 / イ . ィ ´ ̄`ヽ'///////ヽ/////////////ヽ \ \ / イ . ィ ´ . ィ ´ Y├───────────────────────────────────────┤ 【スキル】 ●仕切り直し 種別:支援 タイミング:特殊 使用回数:1回 生き汚さ。敗北時の自陣のコストがいかなるものであれ、これを0にする。 スキルや宝具によりコストが追加された場合もこれに準じる。 ×無辜の怪物 種別:支援 タイミング:特殊 本人の意思とは関係無く、風評によって真相を捻じ曲げられた存在であることを示す 宝具の発動とともに、効果が発揮され、その姿と能力が変化する (1)自陣の【運】が0に固定される。いかなる修正を持っても、運命で勝利することはかなわない。 (2)自陣の勝敗を含むあらゆる成功判定の上限が95%になる。 (3)契約者の正気度上限が90になる。(低かった場合は90まで回復する。) (4)自己のステータスの大幅に上昇し【耐】で敗北しなくなる……【耐】+30、【魔】+10、LV+20。 ○英明 種別:支援 タイミング:特殊 適切な振る舞い、優れた感性により味方を増やし、敵を減らす ランダムイベントを任意で振り直すことができる また任意の情報判定も振り直すことができる ただし宝具の発動とともにこのスキルは失われる├───────────────────────────────────────┤ 【宝具】 マ ク ベ ス ◎ 『我が身を汚せ、悲劇の悪王』 種別:支援 タイミング:セットアップ 回数:1回のみ このサーヴァントが保有している『無辜の怪物』を封印する宝具。 この宝具の発動とともに、このサーヴァントは強力な力と運命の縛鎖を得るだろう。 一度だけ契約者の命運及び正気度を全回復し、以後のあらゆる戦闘において最低勝率10%を付与する。├───────────────────────────────────────┤ 【恩寵/制約】 ◇ 【狂気】 種別:支援 その身は運命の囚人なれば、いかなる言葉もその縛鎖を揺るがさず。 【狂気】属性の秘密に対する外部の影響を排除する。またコミュによって『乱暴者』のスキルを入手できる。├───────────────────────────────────────┤ 【解説】 シェイクスピアの四大悲劇の1つである『マクベス』に登場する暴君。 主君を暗殺し王位に就くものの、内面・外面の重圧に耐えきれず錯乱して暴政を行い、貴族や王子らの復讐に倒れる悪人として描かれるが、 元となった人物は17年の統治実績を持つ優れた王であったという。 通常時は元となったスコットランド王マクベスとして振る舞うが、宝具を発動すると悲劇の悪王マクベスに豹変する。 【願い】 哀れなる囚われよ、せめて汝にはあるべき未来を取り戻させん┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
https://w.atwiki.jp/twitterfatetrpg/pages/100.html
セッション概要 追記予定 セッションログ coming soon 参加者 PL 百鬼 地子:セイバー 巴 由美子:アーチャー 竜胆 葛葉:ランサー ソフィア=リンディ:ライダー 等々力 利呼:キャスター 梓 宵子:アサシン 立花 夕桜:バーサーカー NPC 監督役のルーラー 監督役
https://w.atwiki.jp/lucina_memo/pages/72.html
キャラ概要キャラコンセプト キャラの主な立ち回り ルキナ側の対策ルキナ側の立ち回り その他(データ類) コメント キャラ概要 キャラコンセプト ファイターの基本性能等を記載 (強み、弱み、その他特徴等) キャラの主な立ち回り 立ち回り等について記載 (主軸となるコンボ・連携、バースト手段等) ルキナ側の対策 ルキナ側の立ち回り 上記の立ち回りについて記載したものを参考に対策を記載 その他(データ類) バースト%、ダウン%など コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/565.html
君は 刻の涙を見る 配点(人の心の光) ―――――――――― 本日の最後の授業は、特に問題もなく終わった。 最初は武蔵アリアダスト教導院とは勝手の違う授業に戸惑いもしたが、思いの他すんなりと慣れる事ができた。 それは正純本人の適応力もあるかもしれないが、それよりも『日常』の中で覚醒を待っていたあの予選期間、その記憶によるものが大きい。 ……もしかするとあの予選期間は、この聖杯戦争における日常生活に慣れさせるためにもあるのか? 自分のようにこの世界の常識からは遠く離れた世界に住む人間を呼び出しても、どうしても齟齬が生じる。 同じ時代の人間であったとしても、住む地域の違いなどでやはり生活の違いは現れるだろう。 そこで記憶を奪い、この世界の人間としての生活を経験させることで異世界の常識を頭の中に刷り込む。 推理としては筋は通っている、と考える。 そしてこの推理が当たっている場合、 ……やはり聖杯は、この方舟の中での『再現』に重きを置いている可能性が高いと思う。 このような手順を踏んでまで、冬木市を戦争の場に選んだ。 それを更に一歩進めれば、 ……聖杯がもし『この土地』での聖杯戦争に価値を見出しているのなら、その理由があるのは冬木市自体に関連するものじゃないのか? 無論、推論に推論を組み合わせた拙い論理だ。明後日の方向を向いている可能性がないとは言えない。 だが、それでもこの聖杯戦争を理解する助けとはなるだろうか。 ……ともあれ、今は目の前にある事から片付けないとな。 終礼の終わった教室を出て、幾らか足早に歩いていく。 玄関口へと向かう廊下の途中。そこでまた、柳洞の姿を見かけた。 「柳洞、すまないが今日はこのまま帰らせてもらうぞ」 「ああ、先刻言ったアズナブル候補の後援会の会合だろう? 岸波の件もよろしく頼んだぞ」 軽く挨拶を交わし、柳洞と別れる。短い会話の内にそれでも脳裏に浮かぶのは、 ……岸波白野の件となにか隠している様子の遠坂凛、どちらを優先すべきか。 普通に考えれば、事前に約束をしている岸波白野の方に行くべきだろう。 ただ正純としては、予選において知り合いだった遠坂凛に対しても幾らかの情は存在する。 ……しかしまあ、情にかまけて決め事を流してはいかんな。 政治家として、一度口にした事を「記憶にございません」とやるのは最後の手段だと父が言っていた。 それに、こちらに仕事を任せてきた柳洞の信頼を無碍にするのも気が咎める。 遠坂凛について調べるのは、会談の後でもいい筈だ。 ……流石に、私一人で【B-4】に行くのは無謀だろうしな。 先程も確認した通り、遠坂凛の家は【B-4】にある。 おそらくそこでは今も何らかの形でサーヴァントの陰謀が進行中の筈であり、そこに正純一人で向かうのは非常に危険な行いだろう。 それこそライダーとの相談ではなく、協力が必要だ。 ならば岸波白野だが、こちらにも問題がある。 ……バス代、やっぱり必要だよなあ。 岸波白野はバス通学のようだ。 それなりに近場である冬木ハイアットホテルならばともかく、河を越えた新都まで行くとなると徒歩ではアズナブル候補との会合までには間に合わないだろう。 バスを使えば岸波白野の家を訪問し爆発事故の現場について見て行くくらいなら十分間に合うだろうが、 ……いや、バスにも乗れないほど困窮してるってわけじゃないけどな!? 別にそういうわけではない。 そういうわけではないが、しかしバス代を払えば明日以降の食生活に不安を残すのは間違いない。 ……父にその辺ねだるのは心苦しいんだがなあ。 とはいえ、何らかの臨時収入が欲しいのも確かだ。 これからも聖杯戦争を戦わねばならない以上、現金が必要な事案が来ないとも考えられない。 ……あー、虚空から金塊でも湧いて来ないかなあ。 沈鬱な気分でバスに乗り込み、他の座席からの死角となる位置で表示枠を開く。 ●副会長:『私だ。今学園を出た』 ●戦争狂:『そうか。こちらも先程彼等と話を済ませて来たところだ。結論から言おう、彼等は乗って来たよ、君との交渉にな』 ●副会長:『そうか。……一応聞くが、相手の機嫌を損ねたりはしなかっただろうな』 ●戦争狂:『なに、実に楽しい、そして有益な会話だった』 ……それ、相手の反応については一言も書いてないよな。 大丈夫なんだろうな、と正純が懸念した次、表示枠に少佐の新たな言葉が浮かんだ。 ●戦争狂:『そして、これでお膳立ては整った。後はそう、君の、そう君の出番だ武蔵副会長』 ●副会長:『……ああ』 その言葉の意味はわかる。 少佐はアズナブル候補との交渉をセッティングした。正純の方針を達成するため、自らの役目を果たした。 ならば後は正純の役目、という事だ。 ……私達にとっての聖杯戦争の行方は、私に任せられたという事か。 それは信頼なのか、あるいは見定めなのか。 どちらであっても、 ……重いな。 しかしどちらであっても、それに応えなくてはならない。そう思う。 ……っ、と。 不意に正純は、こちらも少佐に報告しておくべき話題があるのを思い出した。 ●副会長:『それと、一つ用事ができた。冬木ハイアットホテルに行く前に、寄らせてもらいたい場所がある』 ●戦争狂:『ほう? 何処だね』 ●副会長:『学園で、今日登校してきていない生徒の一人の様子を見て来るように頼まれた。例のアズナブル候補が絡んだ爆発事件が起きた場所の近くだし、そちらが問題無いならば後援会の会合の前に寄って行きたいんだが』 ●戦争狂:『……ふむ』 ●副会長:『幾らか軽率だったかもしれないが、少しでも情報が手に入るならそれに越した事はない。ただでさえ私達は戦力が不安だからな』 ●戦争狂:『ああ、いや、いや。別に責めるつもりは無いとも、武蔵副会長。君の言う事はもっともだ』 ●副会長:『そう言ってくれると助かる。後援会までには戻る予定だからそこまで入念に調べるつもりもないが、なるべく気をつけておく』 ●戦争狂:『では待っているよ、武蔵副会長』 ●副会長:『……あ、いや、ちょっと待ってくれ』 ●戦争狂:『む?』 もう一つ、聞いておくべき事を思い出した。少佐が解決策を持っているとも思えないが、ないよりはマシだろう。 ●副会長:『私の現状とはそこまで関係の無い事なんだが、なにかお金になりそうな物に心当たりはないだろうか』 ●戦争狂:『そこまで貧困極まっていたのかね君は』 ……バレるよなー、そりゃ。 ●副会長:『……申し訳無い話だが、かなり』 ●戦争狂:『だろうな。余程切羽詰っていなければ、君はそのような要求などするまい』 ●副会長:『……ああ。サーヴァントである少佐に金の話をしても仕方ないとは分かっているが……』 ●戦争狂:『いや、問題無い。そちらから言ってくれれば、必要な分だけ援助しようじゃないか』 ●副会長:『……む? ありがたい話なんだが、しかし何処からそんな金が出てくるんだ?』 ●戦争狂:『うむ。私の固有結界に手を突っ込んでだね、そこから金塊を取り出してきたのだよ』 ……本当に虚空から金塊が湧いて出るのかよ! 憤りのようなものを感じないではないが、しかし助かるのは事実だ。 そこに突っ込むのはよしておこう、と結論する。 ●戦争狂:『しかし、だ。アルバイトまでしているというのに、何故そこまで困窮しているのかね?』 ●副会長:『え? ああ。アルバイト代とかほとんど本に回してるからなー……』 ●戦争狂:『………………』 ……あれ? 通神が切れてしまった。 なにかマズかっただろうか、と思案する正純を乗せながら、バスは橋を渡っていく。 ◆ 本多・正純。 それがあのライダーのマスターの名前らしい、とシャア・アズナブルは知った。 あのライダーの伝えてきたところによると、ライダーのマスターと自分の会談は『この冬木にいる政治家の子息であるライダーのマスターが、親の伝手を使って現職政治家であるシャアに挨拶をする』という形で行うそうだと聞いていた。 ならば近々その親からの接触があるだろうと思っていたが、果たして会合の準備中シャアに声をかけてきた男がいた。 本多・正信。確かにその名前はシャアの記憶の中にもある。冬木市議会の議員の一人で、小西という商売人とよく一緒にいる男だ。それは癒着ではないのかと思う事がなくはないが、厳格な男と通っているようだしそういう事はないのだろう。 その男が、シャアに自らの娘が会ってみたいと言っている、と言ってきた。 タイミングからして、これがライダーのマスターの事に違いないだろう。 ――要件を伝え終わった後邪気の混じった視線で睨んできたり、去りながら小西とリアル幼な妻がどうとか声を潜めて喋っていたのは何だったのだろうか。 それは置いておくにしても、 (……意外だな。あのような男が認めたマスターが、20にも満たない少女だとは) 無論、年齢のみで判断するのは危険だと解ってもいる。 シャアも、そしてそのライバルと呼べる男も初陣は20になる前だった。 そして、あのライダーは年齢で己の判断を誤る男ではあるまい。 (油断はできんな。あるいは魔物かもしれん) 「……マスター?」 「む」 内心の緊張を気取らせてしまったか、傍に控えたアーチャーが心配するように声をかけてくる。 (……情けない男だな、私は) 思えば、アーチャーには負担をかけてばかりいる。 それを詫びても、彼女には「大丈夫」と返されてしまうだろう。 だからシャアは、努めて普段通りを装いながら返答する。 「なに。それより、君にもここで仕事をしてもらわなければならない。できるか?」 「ええ、大丈夫よ。マスターこそ主賓さんなんだから頑張ってね?」 「はは、手厳しいな。やってみるさ」 そう、まだ見ぬライダーのマスターより先に、シャアにはせねばならない事がある。 会合の準備へと、再びシャアの意識は埋没していった。 ● 冬木ハイアットホテル、後援会の会合の会場へ続く通路を急ぎ足で歩きながら、正純は幾らかの後悔と収穫を同時に噛み締めていた。 ……いかんいかん、聞き込みに夢中になってたら少し遅れてしまった。 結論から言うと、岸波白野に会う事は叶わなかった。 部屋には鍵がかかっており、呼び鈴を鳴らしても反応がなかったのだ。居留守を使っている事も考えたが、外から調べられる範囲では中に人がいる様子もなかった。 よほどの事がない限り、家の中にはいない、と考えた方がいいだろう。 そこで周囲の住民に岸波白野を見なかったか聞き込みをしたところ、 ……早朝に綺麗な女性と出ていくのを見ていた住民がいた、と。 そして、 ……その女性は巨大な角と尻尾を持っていた、か。 十中八九、その女性はサーヴァントだろう。岸波白野は、聖杯戦争に関わった事柄で家を出たと見て間違いない。 岸波白野がそのサーヴァントのマスターなのか、それともサーヴァントに魅了の魔術をかけられて連れ出されたのかは定かではないが―― ……後者ならまだ生きている可能性は低いだろうな。 政治に太いパイプを持ち、前総理の遺児という立場を持つシャア候補の場合は魅了して傀儡に使う、という推理も立てられたが、ただの学生という身分である岸波白野を魅了したところで得られる利益は少ないだろう。 学生という身分を利用して学園を探らせるというのも考えられなくはないが、岸波白野が今日学校に来ていない以上その可能性も低い。 ならば考えられる利用法は一つだ。 魂喰い。 ヒトの魂を喰らい、魔力とする手段。 岸波白野がその標的として選ばれたならば、もはやこの世にはいないだろう。 ……柳洞には言えない話だな。 だが、逆に岸波白野がまだ生きているならば、それは彼がマスターである可能性が非常に高いということだ。 そして、もしその推測が正しければ、サーヴァントを実体化させて連れ歩いているという事実、そして学園を休んでどこかへ出かけているという行動から、彼もまた聖杯戦争に対して積極的である可能性は高い。 ……もし見かける事があったら、接触を視野に入れるのも悪くない、か? 無論聖杯戦争に対して積極的、ひいては好戦的であるならば、接触には細心の注意を払う必要がある。 シャア候補との交渉の結果も考慮に入れて決めていくべきだろう。 それよりも、そのサーヴァントが「角と尻尾」という明らかな異形であったにも関わらず、住民がそれを「派手なアクセサリー」程度にしか受け取っていなかったのが気にかかる。 異族の存在が珍しくない武蔵ならばともかく、冬木市にはそのような住民の姿はない。だというのにそれが大きな異常として受け取られないというのは、NPCが“特異な外見”程度の異常ならば異常として認識しないように操作されているのではないか。 方舟がNPCに対してそのような措置を施す理由は、 ……聖杯戦争を円滑に進めるためか。 サーヴァントのみならず、異形を持ったマスターがこの方舟に呼ばれている可能性はゼロではない。 正純の場合にしても、あの木片を受け取ったのが有翼族のナルゼやナイト、半竜のウルキアガだったならば、彼等がこの聖杯戦争に参加していたかもしれないのだ。 マスターがそのような人物だった場合、いちいち奇異の目で見られていては日常生活を送るのは難しくなってしまう。 日常生活を円滑に送らせるために、NPCが過剰に反応しないようにしているというのは十分考えられる。 ……やはり、聖杯には聖杯戦争を遂行させるための意思がある。 方舟の中での聖杯戦争を成立させるための『解釈』を、ここまで細かく行っているのがその証拠だ。機械的なやり方では、こうも細かくは設定できまい。 問題は。だというのに何故、ルール違反を犯した参加者を直接処罰しないのか、ということだ。 ……あるいは意思があるからこそ、処罰をしないのか? もし意図あっての措置だとして、この実質放置にも近い措置が、何を意図するのか。 情報が少な過ぎる。どうにかしてB-4、あるいはルーラーや管理者に接触できないものだろうか。 「……、っと」 廊下の終わり。後援会の会合の会場へと続く扉の前で、おそらくは正純を待っていたのだろう人が立っていた。 父だ。 本多・正信は、普段通りの厳格な表情のまま正純に問うた。 「予定よりも少し遅いが、どうした」 「すみません。学園での友人が休んでいるらしくて、様子を見に行ったら予想外に時間がかかってしまって」 「……そうか。誤差の範囲内ではあるが、遅れるならば連絡を入れろ」 「……申し訳無い」 「いい。予定よりは遅いが、間に合ってはいるのだからな。行くぞ。シャア候補は既に会場に入っている」 ……ここからが本番か。 知らず緊張していた体を、大きく深呼吸して解していく。 気合を入れ直した正純は、父に促され後援会の会合の会場であるホールへと入室した。 ● 正純が末席に座った後援会の会合は、熱気に満たされていた。 多くの人で賑わったホールの中。主賓の席を用意された男が立ち上がり、聴衆へと演説している。 「本日はお集まり頂き感謝する。議員選を前にし、これだけの人数に集まって頂けたことに感謝する」 シャア候補だ。金髪をオールバックにまとめた、品の良いスーツを着た男は、その熱弁を大いに振るっていた。 「議員選に当たっての私の理想は明らかだ。 私の父の理想、それはまだ果たされていないと愚考する。ならば私の理想も、父のそれに準ずるべきだろう」 「そう、人類の宇宙進出、ひいては地球の保護、そして人類の革新である」 ……調べた通りだな。 正純が事前に調べた前総理の演説においても、同様の思想について語られていた。 将来的に人類は宇宙に上がる事で成長し、そしてこれまで負担をかけてきた地球を浄化する必要があるという、ある種の聖地思想だ。 「父ジオンは、この志半ばで倒れた。ならば私は、その志を継ぎ、理想を実現させなければならない!」 ……大したカリスマだな。 人類の宇宙進出、人の意識の変革による新時代、地球の保護。どれも余人が言えば、この世界ならば夢物語か妄想と断じられておかしくない内容だ。 しかし、シャア候補の演説には、確かにそれを実現できると信じられるカリスマ性がある。 正純とて各国の代表達との幾度もの交渉を経た身だが、シャア候補の器は彼等に優るとも劣らないだろう。 自らの挑む相手を再確認し、知らず生じた震えを、しかし正純は抑え込んだ。 ……いかんいかん、交渉の前から呑まれるところだった。 そしてそれよりも正純が気になったのは、 ……これ、私も知ってる、よな? ◆ 演説を終えたシャアは、後援会の人々と語らう中、一つの思いを確信に至らせていた。 (やはり……人々が危機に対して他人事にすぎる) 昼頃にガルマとの会話で得た直感と同じだ。 この冬木市の異変に対して、人々の危機感覚はシャアからすれば鈍感すぎる。 無論、個々の事件については物騒だと噂しあったり、注意喚起を促したりしているのはわかる。だが、聖杯戦争に対しては無防備極まりない。 (歪んでいる、か) 先程のライダーとの会話、それが脳裏を過ぎる。 単なる能力テストであるならば、NPCの存在は不合理にすぎる。 しかし戦争を模したにしても、この戦争は制約が多すぎる。 (……いや、ここまでだな) すぐ後に、ライダーのマスターとの面会が控えている。 彼女は雑念を抱いたまま相対できる相手ではないだろう。今はそのことに気を向けるべきだ。 「アーチャー、正信氏をお呼びしてくれ」 「いや、その必要はない」 シャアがアーチャーに声をかけてすぐ、人混みの奥から聞こえてくる声がある。 二つに割れた人混みの間を抜けてくるのは、本多・正信だ。その後ろには、ロングヘアの黒髪を後ろに流した少女の姿がある。 正信はシャアの眼前まで辿り着くと、背後の少女を促すように、 「シャア殿。こちらが先程お話した私の娘だ」 「……本多・正純です」 そう言って、本多・正純はシャアへと会釈した。 「ああ、既にお父上に話は聞いている。その若さで、だそうだな。私がシャア・アズナブルだ」 挨拶の言葉を交わしながら、シャアは正純を観察する。 (なるほど。悪くない) 邪気は感じない。年少ながら、気張っている様子もない。 若さはあるが、それも真っ直ぐさであり、即ち原動力として捉えられる。 (あのライダーが認めるならば、この程度は当然か) やはり油断ならない相手か、と確信しながら、シャアは話を続けた。 「部屋は用意してある。会合が終わったら話をしよう」 「光栄です」 ◆ 会合の後、シャアが冬木ハイアットホテルに用意した一室に二人のマスターと二騎のサーヴァントは集まっていた。 「ここでは敬語はいらない。方舟での役職はともかく、我々は聖杯戦争を戦うマスターという点では同等である筈だ」 片方はシャア・アズナブルとアーチャー。 もう片方は、 「配慮頂き感謝する。――では、交渉を始めさせて貰おう」 本多・正純とライダーだ。 「交渉、か。そういうからには、何らかの要求があると見てよろしいのだな?」 「ああ。だが、その前にまず一つ、聞いておきたい事がある。その後に、私達の目的についても話そう。 ……よろしいだろうか」 ソファに腰かけたシャアの前。同じようにソファに座る正純は、シャアを正面から見据えている。 それに応じるように、シャアも正純を見据えた。 「構わない」 「ありがたい。……シャア候補、貴方は『聖杯戦争の存在を知って、この聖杯戦争に参加したマスター』だろうか」 「……ふむ?」 質問の意図が掴めない、とシャアは困惑する。 単純に、この聖杯戦争に対して積極的かどうか、なら話はわかる。 だが、事前に聖杯戦争の存在を知っていたかどうかとはどういう事か。 (……ええい、ままよ) 質問の意図が掴めない以上、言葉を弄する意味もない。真実を語る他ないだろう。 「……いや。私がここに来たのは、半ば事故のようなものだ。聖杯戦争の事は知らなかった」 「成程、そうか。……感謝する」 シャアの返答。それに対する正純の声に、シャアは落胆の色を微かに感じ取る。 (聖杯戦争を知っていたマスターである方が、彼女にとって都合が良かったという事か?) 「失礼した。では、私達の目的について話そう。 ――私達の目的。それは聖杯との交渉だ」 訝るシャアを前に正純の続けた言葉。それは、シャアの困惑を更に深めるものだった。 「……聖杯との交渉?」 「それってどういうこと? 聖杯って……聖杯戦争の、聖杯よね?」 横に控えていたアーチャーが、シャアの疑問を代弁するかのように問うた。 聖杯。この聖杯戦争を勝ち残った者に与えられる、万能の願望機。 それと交渉するとは、一体どういう事なのか。 「簡単な話だ。聖杯には意思がある。聖杯が意思のないただの装置であるならば、このような聖杯戦争は起こらず、もし起こったとしてもこのような形にはならないだろう。 故に、聖杯には、そして聖杯戦争には“解釈”の余地があると私は判断する」 (……なるほど) それは先刻のシャアの疑問。歪んだ形の戦争への一種の答えでもあった。 歪んだ形の戦争。それが行われているならば、それを行わせる意図が存在する。 意図があるならば、それと会話を試みる事は不可能ではあるまい。そして、聖杯戦争を別の形で行わせる事も。 (それが可能ならば、人々は聖杯戦争から解放される。――さながらニュータイプだな) ニュータイプ。お互いに判りあい、理解しあい、戦争や争いから開放される新しい人類の姿。そう父が提唱した、新しき人類。 聖杯との交渉による聖杯戦争の終結、それが成されるならば、それはある種のニュータイプの理想の形と言っても過言ではあるまい。 だが、シャアの世界でのニュータイプが戦争の道具と化してしまったように。 本多・正純の思想は、反面更なる戦いを呼ぶ火種となる。 シャアには同時に、それも理解できた。 「確かに理はある思考だ。しかしそれは余地があるというだけで、相手が交渉の場に着くという保障ではない。 もし聖杯が交渉を蹴ったとしたら?」 半ば答えを予想しながら、シャアは問いかける。 相手がライダーのマスターであるならば。あの戦争の英霊のマスターであるならば、答えはひとつだろう。 「その時は戦争するさ。――聖杯とな」 ◆ 横のアーチャーが息を呑む気配を感じ取りながら、やはりか、とシャアは対面の正純を見据えた。 正対する正純は言葉を続け、 「この戦争は間違っている。私は、この間違った戦争で理不尽に喪われる命を認めない。 彼等に対し、死ねばいい、などとそんな言葉を信じるつもりはない」 だから、と一息吐いて、 「戦争をしよう。彼等が喪う事を望むなら、私は喪わせないために彼等と戦争をする。 聖杯戦争を、正しい戦争として彼等の鼻先に突き付けてやろうじゃないか」 言い切った。 「故に、私が求めるのは私達との同盟だ。聖杯と戦争する為のな」 (……戦争の為に戦争をする、か。……あのライダーが認める訳だな) 本多・正純が言ったのは、つまりそういう事だ。この聖杯戦争という舞台の上で、本物の戦争をする。 彼女にとっての戦争は、交渉と手段として等価だ。無論戦争よりは交渉を優先するだろうが、その交渉が成立しないならば躊躇いなく戦争の引き金を引くだろう。 (悪しき人間ではないが……しかし危険だな) 才覚がある。若さがある。度胸がある。 故に、それを実行し得る。彼女は正道の人間でありながら、同時に戦争を振り撒く人物だ。 しかし―― (正道であるのも事実、か) シャアは隣に座ったアーチャーの様子を伺う。 横目に見た彼女は、迷っているように見えた。 (無理もない) 彼女が戦争を厭うのは知っている。しかし同時に、敵すらも救いたいと願っているのも知っている。 本多・正純の目的は、それを同時に突き付けるものだ。彼女にとっては、二律背反に近いだろう。 故に、シャアが測らなければならない。 「なるほど、そちらの方針は理解した。ならばこちらの方針も明かそう」 本多・正純は、果たしてシャアが人類への希望を見るに値する人物なのか。 「私達の目的。それは、この聖杯戦争を通じて人類の行く末を見極める事だ」 「……人類の行く末?」 聞き返す正純に対して、シャアは言った。 「――幾度の戦争を経ても人類はそれから学ばず、争いと弾圧を繰り返し地球を汚染する。それが私の世界の人類だ。 故に私は、彼等に絶望した」 そうだ。過去シャア・アズナブルは、人類に絶望し、地球に蔓延る人々を抹殺しようとした。 だが、 「今、私は人類の可能性を知りたい」 それも現在の事実だ。今のシャア・アズナブルは、迷っている。 人類は裁かれるべきなのか、そうではないのか。 人の心の光、それが真実なのかどうかを。 「故に本多・正純。幾多の戦争を経た者が、戦争を望む者に問おう」 「戦争の先に、君は新しい時代を作る事ができるか?」 ● ……人類の行く末、か。 正純は、シャア候補の問いに正対した。 相手はライダーと違い、戦争を経た英雄にして、戦争を厭う者だ。 戦争を求めたライダーとは、求める物が違うし、交渉の仕方も違う。 この段に及んでも、ライダーは沈黙を保っている。しかし、視線と熱はある。 私は語るべきは語った、今度は君の番だ、と。 ……そうだな、私は知っている。シャア候補が求める答え、その一つを。 だから、正純はそれをシャア候補に伝えなければならない。 交渉材料として、そして、 「シャア候補」 「私はあなたにとって、未来の世界を知っている」 未来の人間として、だ。 「……なにっ?」 「私は貴方が理想とした時代の、その未来を生きていた人間だ」 ……そうだ。私は彼の思想、それを実現した出来事を知っている。 「私達の世界において、神代の時代と呼ばれる時代の事だ。私達の世界の人間、その祖先は、荒廃した地上を癒すため天上へと上った」 「……それは……!」 「そう」 「貴方の提唱するジオニズムだ。奇しくも私の世界は、貴方の思想を実行していたことになる」 シャア候補が語った宇宙進出及び環境保護の思想。そこに正純は目をつけていた。 父から受け継ぐ思想だというのならば、シャア候補が元いた世界においてもそれが重要なファクターであったろう事は間違いない。 ならば、シャア候補が求める人類の可能性とは。自らの理想、それが再現された世界にならば、興味を示すのではないか。 そう正純は推論していたが、 ……当たりのようだな。 ならば、とばかりに畳み掛けるように言う。 「天上……宇宙において、人々は神となり、他の惑星を開発するなどして繁栄した。しかし神同士の争いにより疲弊し、人々はまた地上に降りたとされている」 「そして我々は今、地球で過去の歴史を再現しながら天上に戻ろうとしている」 そうだ、と一息ついて正純はシャア候補を指差した。 「歴史は繰り返す、そうかもしれない。我々は未だに戦いあう世界から脱せていないのだからな」 だが、 「無意味な戦いは一つとしてなかったはずだ。戦いの果ての積み重ねがあったからこそ、私はこうしてここにいるのだから。故に戦うのも栄華も滅ぶのも、全てひっくるめて次へと進むステップだ」 「シャア候補。戦争の先に新しい時代を作る事ができるか、と言ったな。ならば過去の積み重ねを知る新時代の本多・正純が、新時代を願った過去のシャア・アズナブルに言おう」 「――私がその答えだ」 ◆ 「戦い、栄華、そして滅びまでもが未来へのステップ……か」 正純の答えを聞いたシャアは、我知らずの内にそう呟いた。 気の遠くなるような話だ。正純の世界がシャアの世界とは違う世界の話だとしても、数百、数千年に近いサイクルの果ての話だろう。 (私は急ぎすぎたのか? ……なあ、アムロ) 宿敵の言葉が、脳裏に過ぎる。 わからない。何時しか理想郷が来るとして、シャアの目の前にあるのは絶望した現実だ。 それを待つ事はできなかった。だから裁こうとした。 「マスター……?」 だが、今のシャアには支えてくれる人がいる。 人の心の暖かさを教えようとしてくれるサーヴァントがいる。 「大丈夫だ、アーチャー」 ならば試そう。自らの理想の先から来たと語る者、その心を。 (見せてもらおうか。戦いの中であっても、人の心の光は生まれるのかを) 宇宙から地球へと引きずり下ろされ、戦いの積み重ねを肯定する者。 その者の中に人の心の光を見出せたなら。シャアの世界の地球の人々も、きっと変われるという可能性となる。 「ならばその答え、同じ陣営で観察させてもらう」 それが、シャア・アズナブルが出した答えだった。 ● ……どうにか、なったか。 正純は、内心胸を撫で下ろした。 ……勝手に世界の代表ぶって交渉失敗しましたじゃ、色んな場所に申し訳が立たんからなー。 それでも、どうにか交渉は成立した。その事実に、疲労と達成感を得る。 「ならばまた日独同盟の成立という事だな、お嬢さん」 そんな正純の横。喜色を隠さぬ様子のライダーが、アーチャーに向けてそう言った。 「……っ!」 自らの身を掻き抱くようにするアーチャーの前、ライダーは笑いながら言葉を続ける。 「そう不思議ではあるまい。そちらに私の事がわかるように、私にもそちらの事がわかるというのは何の矛盾でもないだろう?」 「そうではあるがな」 そのライダーを窘めるような響きの声を、シャア候補が挙げた。 そして続けて告げる。 「交渉は終わった。ならば次は、今後の打ち合わせといきたいがどうか」 「……ああ、問題ない。では、この戦争をどう戦うかと行こう」 同じくソファに腰掛け直しながら、正純は返答した。 【C-6/冬木ハイアットホテル/一日目 夕方】 【シャア・アズナブル@機動戦士ガンダム 逆襲のシャア】 [状態]:健康 [令呪]:残り三画 [装備]:無し [道具]:シャア専用オーリスカスタム(防弾加工) [所持金]:父の莫大な遺産あり。 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争によって人類の行方を見極める。 1.本多・正純と今後について話し合う。 2.赤のバーサーカー(デッドプール)を危険視。 3.サーヴァント同士の戦闘での、力不足を痛感。 4.本多・正純と同盟を組み協力し、彼女を見極める。 5.ミカサが気になる。 [備考] ※ミカサをマスターであると認識しました。 ※バーサーカー(デッドプール)、『戦鬼の徒(ヴォアウルフ)』(シュレディンガー准尉)、ライダー(少佐)のパラメーターを確認しました。 ※目立つ存在のため色々噂になっているようです。 ※少佐をナチスの英霊と推測しています。 【アーチャー(雷)@艦隊これくしょん】 [状態]:健康、魔力充実(中) [装備]:12.7cm連装砲 [道具]:無し [思考・状況] 基本行動方針:マスターに全てを捧げる。 1.シャア・アズナブルを守る。 2.バーサーカー(デッドプール)を危険視。 [備考] ※バーサーカー(デッドプール)、『戦鬼の徒(ヴォアウルフ)』(シュレディンガー准尉)、ライダー(少佐)の姿を確認しました。 【本多・正純@境界線上のホライゾン】 [状態]:まだ空腹 [令呪]:残り三画 [装備]:学生服(月見原学園)、ツキノワ [道具]:学生鞄、各種学業用品 [所持金]:さらに極貧 [思考・状況] 基本行動方針:他参加者と交渉することで聖杯戦争を解釈し、聖杯とも交渉し、場合によっては聖杯と戦争し、失われようとする命を救う。 1. シャアとの今後についての打ち合わせを行う。 2. マスターを捜索し、交渉を行う。その為の情報収集も同時に行う。 3. 遠坂凛の事が気になる。 4. 聖杯戦争についての情報を集める。 5. 可能ならば、魔力不足を解決する方法も探したい。 6. シャアと同盟を組み、協力する。 [備考] ※少佐から送られてきた資料データである程度の目立つ事件は把握しています。 ※武蔵住民かつ戦争に関わるものとして、アーチャー(雷)に朧気ながら武蔵(戦艦及び統括する自動人形)に近いものを感じ取っています。 ※アーカードがこの『方舟』内に居る可能性が極めて高いと知りました。 ※孝一を気になるところのある武蔵寄りのノリの人間と捉えましたがマスターとは断定できていません。 ※柳洞一成から岸波白野の住所を聞きました(【B-8】の住宅街)。 ※遠坂凛の電話越しの応答に違和感を覚えました。 ※岸波白野がまだ生きているならば、マスターである可能性が高いと考えています。 ※アーチャー(雷)のパラメータを確認しました。 【ライダー(少佐)@HELLSING】 [状態]魔力消費(大) [装備]拳銃 [道具]不明 [所持金]莫大(ただし、そのほとんどは『最後の大隊(ミレニアム)』の飛行船の中) [思考・状況] 基本行動方針:聖杯と戦争する。 1.シャアとの打ち合わせを行う。 2.通神帯による情報収集も続ける。 3.シャア及び雷と同盟関係を取る。雷に興味。 ※アーカードが『方舟』の中に居る可能性が高いと思っています。 ※正純より『アーカードとの交戦は必ず回避せよ』と命じられています。令呪のような強制性はありませんが、遵守するつもりです。 ※アーチャー(雷)を日本軍関係の英霊と考えています。 BACK NEXT 118 前門の学園、後門のヴォルデモート 投下順 120 勇者よ―― 118 前門の学園、後門のヴォルデモート 時系列順 120 勇者よ―― BACK 登場キャラ NEXT 113 角笛(届かず) 本多・正純 134 Gのレコンギスタ 109 ライク・トイ・ソルジャーズ ライダー(少佐) 134 Gのレコンギスタ シャア・アズナブル&アーチャー(雷) 134 Gのレコンギスタ
https://w.atwiki.jp/psyren_wars/pages/58.html
光の屋上 闇の屋上 ◆wd6lXpjSKY 異空間に存在する学園だが授業の内容は彼らが知っている学校の類と差異は感じられない。 聖杯戦争のマスター資格である人吉善吉及び夜科アゲハはアッシュフォード学園1-Aにて授業を受けていた。 両者の席は隣でアゲハが教科書を忘れたため人吉が見せるために机ごと近くに動いている。 しかし彼らはまだ隣の人物がマスターであると気付いていない。 隣に居るのは同じクラスの同級生で用意されたNPC、この感覚でしか無い。 今授業している教師も、寝ている生徒、落書きしている生徒。全部が全部用意された人形。 ゲームのような一定の行動と言動を繰り返す機械ではなく本物の人間と同じように過ごす人間。 アゲハ達からすれば『誰がNPCで誰がマスターと見分けるのは表面的に辛い』のが現実である。 令呪の有無や魔力と呼ばれる概念の感知など調べる材料は幾らでもあるのが幸いだろうか。 「え~であるかしてぇ……」 青い髪をした教師が小さな声で世界史を教えている、しかしそんな事はどうでもいい。 (纏の奴……まだ戻ってはいないな) 夜科アゲハはノートを取るも適当に言葉を聞き流しながら今後の展開を想像していた。 展開、彼は天戯弥勒を知る唯一の参加者だ。他の参加者を把握していないため彼は知らないが本当に唯一の存在である。 天戯弥勒の狙いは彼の知る天戯弥勒と大差無いのならば彼を放って置くにはいかない。 だが聖杯戦争とは初めて聞く言葉でありこの単語の全容が全く持って解らないため天戯弥勒の真意も測れないのだ。 最後の一人になれば願いが叶う。ならば何人脱落させればいいのだろうか。 願いが叶う。天戯弥勒ならばその力を他人に与えない。 サーヴァント。疑いたくはないが自分のサーヴァントである纒流子が天戯弥勒と繋がっている可能性もある。 共に戦ってきた仲間の存在有無も解らなければ置かれている状況も言うほど把握はしていない。 やるべき事は天戯弥勒に辿り着き彼を止める――何を、世界を守るため。 「おい夜科、手ェ止まってるぞ?」 「あ、ああ……ちょっと眠たくてさ」 考え事をしていたら手が止まっていたらしく隣に居る人吉から指摘を受ける。 学園に普通に通っているこの状況も考えれば異常な選択かもしれない。 この地区に参加者が集まってる可能性もある、つまり危険な可能性だ。 しかしそんな事を言えば、安全地帯など存在しないため、どの道を進もうが茨に覆われているに代わりはない。 更に言葉を投げるならば今も背中を狙われている、例えや言葉遊びではない。 隣に居る人吉善吉はマスターだ、しかしアゲハは知らない。 この教室にはアサシンが姿を潜めている、これもアゲハは知らない。 そして人吉善吉とアサシンは夜科アゲハがマスターであると把握していない。 この状況さえも未知であり日常である。故に危険であり火薬庫と表しても問題ないだろう。 参加者がそれぞれ身の危険を感じている中でも世界の針は回り続ける。 チクタクチクタク、狂う事無く設定された針は気味が悪い程一定の感覚で時を動かすのだ。 早く時間が過ぎてもらいたい時も一定に。 永遠の刹那を噛みしめたい時でさえ世界の針は止まらない。 止めることが出来るとすれば、その力は因果に叛逆する力ぐらいだろう。 人吉からの言葉に適当な返事をするとアゲハは窓の方を見つめそれを介し空を見る。 蒼い、見慣れた透き通るブルー。此処が天戯弥勒の用意した世界なのだろうか。 ならば此処はサイレンゲームの会場、つまり未来の日本なのだろうか、解らない。 「寝不足か? まぁ気持ちは解らなくもないけどちゃんと寝ろよ?」 (気持ちが解るのか……?) 授業中の何気ないクラスメイトとの会話。 サイレンゲームに参加し、世界のために飛び回っていたアゲハは学校という感覚を忘れていた。 これが日常、しかし時は戦争であり非日常の中に存在する日常だ。 「……ん?」 視界に入る景色は変わらない青空だった。見慣れた青い空。 だがアゲハの瞳に映ったのは青とは異なる赤、それも炎と呼べる代物。 炎が何故視界に映ったかは不明だ、思えば訳の分からない事ばかりが周りで起きている。 かつてアゲハが対峙したドルキ、天戯弥勒の仲間であった男は爆発系の能力を持っていた。 天戯弥勒が健在ならば彼が生きている可能性も、その世界線の可能性も……まさか。 (ドルキか……? PSI使いかそれともマスター、サーヴァントって所か……) 炎の使い手が誰か、問題は違う、観点は其処ではない。 白昼堂々の狼煙は挑発だ。 私は、俺は、此処に居る。 黙って掛かって来い。 上から炎が映り込んできた事を考えれば屋上辺りから炎を展開したのだろう。 それを裏付けるように何となく、根拠はないが上から力のような物を感じる、気がしていた。 挑発を受けたアゲハが取る行動は決まっている。 元から他の参加者と接触して情報が欲しかった所だ、ならば出向くのが走る道。 屋上へ向かう決意をしたアゲハは視線を教室内に配り周りを確認する。 どうやらNPCは気付いていないらしく授業がそのまま行われている。 見たところ不自然な反応をしている生徒も居なく先生も変わらず黒板に書いているためこの教室は白、と判断。 ならば後は屋上へ向かうだけである、彼は席を立ち声を上げる。 「美木杉先生、お腹が痛いのでトイレに行ってきてもよろしいでしょうか!」 「おぉ~それは大変だねぇ~。いいよ、夜科くん……そうだそうだ」 先生の許可を貰い颯爽と教室を出て行こうとするアゲハ。 しかし先生は言葉を切らずに紡ぎ、彼の足を止める。 演技にしては普段通りで元気過ぎたか……アゲハは心の中で舌打ちを行っていた。 「人吉くん、君も付いてあげなさ……あれれぇ~もう行ってしまったかい」 先生の言葉が終わるよりも早くアゲハは廊下に出ていた。 お腹が痛くてトイレに行く、勿論嘘であり授業を抜ける口実に過ぎない。 もし誰かが付いてくれば強制的にトイレに行く事になり屋上の存在と接触が出来ない。 (保健室なら分かるけどトイレに付き添いは必要か……?) そんな事を思いつつ彼は階段を二つ飛ばしで駆け上がる。 サーヴァントであるセイバーに『とっとと戻ってこい』と念話を行い、指示を出す。 アゲハは強力なPSI使いである、しかしサーヴァント相手に通用するかどうかの話になると次元が違ってしまう。 ノヴァを発動すれば……それでも勝つことは到底不可能だ、何が言いたいかと言うと、人間はサーヴァントに劣る。 召されたサーヴァントは英霊だ、、過去に世界で名を馳せた伝説の存在である。 その英霊にまだ己の生も終えていない若造達では相手にとって分が悪過ぎていた。 セイバーの到着を待てばいい話だが、もし屋上の存在が世間で表わす『悪』ならば。 その魔の手に誰かが襲われたら……善は急げ、言葉で言わず行動で示していた。 屋上の扉を力を込めて蹴り開けると奥に人影が二つ。 一つは紅い髪をした女、もう一人は美しい顔立ちをした緑の青年。 アゲハの視線に気付いた彼女達の視線は優しい物ではない、けれど冷たくもない曖昧な物。 自分を見定めているのだろう、つまり。 「招待したのはお前達だな」 「……屋上に引き返して正解だった、そうだよあたし達が呼んだ」 「来てやったぜ、お前もあるんだろ?」 紅い髪の女性の言葉に返答するとアゲハは腕を捲り令呪を曝け出す。 令呪は聖杯戦争に参加するマスターの証、絶対命令権である。 「わざわざ自分から見せてくれるんだ……勿論あたしもマスターだよ」 アゲハの言葉に嘘を騙る事もせず女性もまた腕を捲り令呪を見せつける。 両者共にマスター、そして互いの令呪はそれぞれ三つ全て残っている事を確認。 「自分から見せるも何も誘ったのはそっちだろ? それで俺が来た」 「まぁその通りなんだけどね。で、最初に言っておくけどあたしは聖杯を手に入れる」 女性は言葉に重みを含ませアゲハに放つ。 その言葉は「欲しい」だとか「叶えたい」などではなく「手に入れる」だ。力が在る。 目の前の女性は覚悟が在る、そして叶えたい願いが、切実に、存在するのだろう。 「……じゃあ俺を倒すために誘ったのか」 「……情けはないよ」 先程とは変わり女性の言葉が少し弱くなる。 情緒不安定や二重人格ではなく、人を殺す事を戸惑うように声を掛けている。 アゲハも無闇に戦闘は行いたくない、彼もまた手探りであり仲間が手に入るならば嬉しい、と言った所だ。 「色々聞きたいことが山ほどあるし、お前もあんだろ……ってやる気、だなオイ」 出来る事ならば情報交換……世界や状況の把握を行いたいアゲハだったが駄目らしい。 女性は既に銃を構え口をアゲハに向けており、引き金に指を掛けていた。 「早くアンタのサーヴァントを出しな、でないと……死ぬよ?」 言葉を冷たく鋭く出来るだけ相手の恐怖心を煽るように静かに最後の単語にアクセントを。 だが生憎夜科アゲハ、この程度で怖気づく程玉が小さくなければ潜って来た修羅場も生半可な物ではない。 「悪いけど俺のサーヴァントは絶賛ドライブ中でな、困った奴だよ全く」 故に退くことも、取り乱すことも無く向けられた銃口を捉えていた。 そして嘘は騙らない、纒流子は文字通りドライブだ。 この言葉に女性は驚きの表情。それもその筈何故サーヴァントを傍に置いていないのか。 サーヴァントの戦闘能力が規格外なのは承知の上だ、そしてもう一つ。 「サーヴァント無しで乗り込んで来たの……アンタ馬鹿?」 この言葉に反応するように悪い笑みを浮かべた夜科アゲハはそのまま駆け出した。 ◆ 屋上の参加者――紅月カレンとセイバーが行った屋上での演奏。 聖なる業火を演出に奏でられた旋律を聞いたのはアゲハだけではない。 その音を彼の隣に居た人吉善吉もまた、その耳に聴いており魔力を感じていた。 白昼堂々の行動に一瞬驚くも他の参加者と接触する絶好の機会であり逃す手はない。 彼は聖杯を本気で手に入れるつもりだ、そのために他の参加者を倒す気でいるのだ。 倒すつもり。 殺しではない。 彼は聖杯戦争をゲームの一種と認識している節がある。 天戯弥勒の言葉を聞き流していた訳ではない。 だが現実味を帯びない日常の空気が彼にとって悪い様に作用しているだけの話。 ならば屋上へ向かう、行動を始めようとする人吉だが先手を打たれた。 それは隣に座っていた夜科アゲハだ、彼はお腹が痛くなりトイレに行く、そう宣言した。 人吉も同じタイミングで先生に授業を抜け出す提案を投げようとしていたため、間が流れる。 何とか早く行きたい所で先生が一緒に行くように提案するもアゲハは既に居ない。 教師の言葉を待たずに彼は飛び出していたのだ、やられた、と顔を顰める。 このタイミングでもう一度授業を抜け出す提案を行ったら怪しがられるだろう。 少なくとも自分が教師ならばサボりと疑いに掛かる、道を塞がれた。 アゲハと呼ばれるNPCに機会を奪われたのだ、悪いイベントを仕組まれていた。 無論彼はNPCではないが人吉がそれを知るのはまだ先、将又知ることがあるのだろうか。 移動を諦めかける人吉だがこの機会を逃せば次に他の参加者と出会えるタイミング、接触は何時になるのか。 少なくても学園に他のマスターが居る事が解ったのは収穫だが……。 『心配すんな、今は大人しくしていろ』 焦る人吉を宥めるのはサーヴァントであるアサシン、垣根帝督。 霊体化し教室に潜んでいた彼はマスターに声を念話として飛ばしていた。 心配するな、この言葉が何を示しているのか人吉に心当たりはない。 しかしアサシンの方が聖杯戦争の知識が在るため従っているのがベストな選択だろう。 『そうか……やっぱ屋上に居るのって他の参加者か?』 『ん、そんなところだな。黙っていりゃまた接触の機会はあるんだ。下手に動くよりはマシだ。黙って座っとけ』 下手に動けば潜んでいるマスターに怪しまれる、その言葉に人吉は黙って頷く。 ならばベストな選択は大人しく授業を受けること、焦らず日常に溶けこむことだ。 立ち上がることもしなければ声を上げることもせず人吉は黙ってノートに書き込みを始める。 (あの夜科アゲハって奴、あれじゃあ俺がマスターだって言ってるようなモンじゃねえかよ) アサシンは教室の後ろに座を置き全体を監視していたが夜科アゲハは黒と断定。 認識などではなく断定だ、確定で決定、確証はないが十中八九マスターだろう。 皮肉……かどうかは置いておいてまさか自分のマスターの隣に座るクラスメイトが別のマスターとは。 天戯弥勒のイキナハカライなのだろうか、まぁいい、と息を吐く。 この聖杯戦争は始まったばかりだ、焦る必要はない。 まだ自分が身を乗り出すのは早い、潰し合ってくれるならば潰し合え。 舞台を温めていろ、俺が登るにはまだ早え、と。 アサシンは言葉には出さずとも確実に状況を把握していた。 【Cー2・アッシュフォード学園・2-A/一日目・午前】 【人吉善吉@めだかボックス】 [状態]健康 [装備]箱庭学園生徒会制服 [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:日常を過ごしながら聖杯戦争を勝ち抜く。 1.今は授業を受け、その後アサシンと相談。 2.放課後は生徒会に顔を出す。 3.学園に他のマスターがいないかどうか調べる。 [備考] ※夜科アゲハがマスターであると知りません。 ※アッシュフォード学園生徒会での役職は庶務です。 ※相手を殺さなくても聖杯戦争を勝ち抜けると思っています。 ※屋上の挑発に気づきました。 ※学園内に他のマスターが居ると認識しています。 【垣根帝督@とある魔術の禁書目録】 [状態]健康、霊体 [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:他の奴らを潰し聖杯戦争を勝ち抜く。 1.今は様子見の時。 2.今後の方針を固めるのも手段の一つ。 [備考] ※鬼龍院皐月がマスターでは無いと分かっています。 ※屋上の異変に気付きました。 ※夜科アゲハがマスターであると断定しています。 己の身体能力をPSIの一つであるライズで強化し距離を詰めるアゲハ。 最初のやりとりで確信していた、目の前の女は銃を撃つつもりがないことを。 聖杯を勝ち取ると宣言している割には何処か言葉や表情に優しが残っているように感じていた。 無論彼女の言葉や覚悟は疑い事無き本物であると解っていると判断した上での突撃だ。 女性は引き金を引かずに横に飛び回避に移ろうとするも身体能力はアゲハの方が上だ。 このままアゲハは女性を無力化し何とか会話に持ち込みたいがそうはいかないだろう。 「やっぱ速えんだな……サーヴァントってよォッ!!」 マスターを護るべく割って入るのは緑のサーヴァント。 手にした盾でマスターの前に飛び出しアゲハの正面に飛ぶ形で登場。 アゲハは最初からサーヴァントが割って入ると予想した上での行動、そのまま盾を蹴り上げるべく上方へ右脚を。 盾に蹴りが命中し鈍い音を鳴らすもサーヴァントが後退することはない。 そのまま行き場を無くした衝撃を逃すためにアゲハは盾の表面を滑らせるように右脚を最後までに蹴り抜く。 大きく右脚が振り上がった状態になり無防備になるアゲハを逃す緑のサーヴァントではない。 大きく距離を取った後に盾で突進し彼の体勢を崩さんとするが黙ってやられるアゲハでもない。 盾が近づいて来るとそのまま振り上がった右脚を踵落しの要領で落とす。 加速された右脚はそのまま盾の内側に踵を密着させる形になりアゲハは右脚に全体重を捧げる。 「ダラァッ!!」 右脚を更に盾ごと大地に振り下げるとその勢いのままフェンスの上に飛び乗る。 緑のサーヴァントは体勢を崩し前傾のまま数歩よろけるも体勢を即座に立て直しアゲハに視線を。 だがその視界に入ってきたのはアゲハ、確かにアゲハだがもう一つ得体のしれない物が。 「気を付けてセイバー!」 女性の叫びに耳を傾ける緑のサーヴァントだが既に知っている、危険が迫っている事を。 自分の目の前には黒い一筋の光が鋭利な形状となり此方に向かっていたのだ。 盾で防御の体制に入り両手で支え黒い流星を防ぐ。 ズシリ、と重みが走るが損傷は感じられない、流石はセイバーのサーヴァントだろうか。 「チッ……やっぱサーヴァント相手に効きはしないのかよ」 黒い流星の正体はアゲハのPSIである暴王の流星―メルゼスランスだ。 強力な能力ではあるがサーヴァント相手には効き目が薄いようである。 つまり現時点では圧倒的に不利でありむしろ絶望に近い、だが収穫もある。 「そのサーヴァントはセイバー、か。良いことを聞いちまったな?」 「……嫌な奴ねアンタ」 「いきなり銃口向けた女が何言ってんだよ、ついでに俺は夜科アゲハ。 聞き覚えが無いなら聞き流してくれ、ま、初対面で間違いないけど……ん?」 相手を煽るアゲハだったが異変を感じる。 そもそも魔力とPSIに満ちているこの屋上そのものが異質な空間なのだが。 音が聞こえる。 遠くから近づくように。 近くなる。 音は段々と聞き取りやすくなっていく。 更に近くなる。 音の正体は声のようだ。 肉眼で確認出来る程近くに来る。 ……何故彼女が居るかは不明だが。 「来てやったぜ、アゲハッ!!」 気付けば此方に向かい彼のサーヴァントである纒流子が跳んで来ていた。 言っておくが彼女に飛行能力は付加されていない。 宝具を発動すれば授かることは可能だが今の彼女は宝具を展開していない。 なら何故飛んでいるのか――近くの建物から跳んだのだ、故に羽ばたきではなく跳躍。 徐々に屋上に近づく纒流子だがアゲハは驚いている。 呼んだのは彼だ、サーヴァントが駆けつけてくれた事は素直に有難いし嬉しくも在る。 だが、何故わざわざそんな登場なのか。嫌いでは無いのだが何故、何故その選択を選んだのか。 対峙する女性もまた驚き、よりも呆れているに近い態度。 馬鹿にしている訳ではないが素直に表現すると「訳が分からない」と言ったところだ。 アゲハに視線を移し「大変そうね」と若干の憐れみを示す。 纒流子はそのまま片手に武器を握りしめたまま着地に移ろうとしていた。 だが近づけば近づく程屋上に違和感を感じていた。 戦闘が始まっているのだから既に日常から逸脱はしているが別のベクトルで何かを感じる。 しかし気にしている時間もないためそのまま着に移るが――。 「……何だこれ?」 アゲハが素直に言葉を漏らす。 纒流子は着地に失敗した。それは足を挫いただとか転んだ、などの話ではない。 空で止まっているのだ、彼女は空中で止まっている。 パントマイムのように身体を貼り付けている。 目に見えない壁に張り付くように彼女はその場で固まり不満の表情を浮かべていた。 「他の人に気付かれたら騒ぎになるからね、結界を張っておいたって訳。 アンタさっき名乗ったよね、アゲハって。あたしは――紅月カレン。 名前を明かすのは正直得策じゃないけど、一度きりの礼儀って奴でね」 敵に名前を知らせる気は無いが名乗られたら名乗り返すのが摂理だろう。 戦闘の中でも一定の、彼女にも倫理と言うか常識と言うか……当然の行動として扱う。 そのまま結界に張り付いているアゲハのサーヴァントを見つめる。 手にしている獲物から察するにこの女もセイバーのサーヴァントなのだろうか。 気にはなるが今は結界の外であり脅威は無い、そう思っていた矢先。 彼女を護るように緑のサーヴァント、リンクは前に出る。 纒流子はアゲハの様に結界を力の限り蹴り込み、その衝撃で宙に跳んだ。 マスターがマスターならばサーヴァントも似るのだろうか、似たような足技である。 空中に身を任せた纒流子は鋏を両手持ちに変え屋上を見下ろす。 「片太刀バサミィッ!!武滾流猛ォォオオオオオオオ怒ッッ!!」 彼女が叫ぶと手に握られていた鋏の刀身が伸び獲物の真の姿を披露する。 発言と感じる魔力から恐らく宝具の一種であろう。 そのまま力任せに振るい結界に鋏を叩きつける纒流子。 「なっ、結界を破ろうとしているの!?」 「当ったり前よぉ、じゃあ何しているように見えんだ、アァ!?」 カレンの疑問に煽るように返答する纒流子。 この結界はリンクがオカリナで発動した結界だ、つまり此方も宝具である。 何方もセイバーのサーヴァントでありその能力は本物だ。 だが魔力の観点から見ればリンクの方が優れているのは事実。 生前魔法に関わった彼の力、対する纒流子は己の身体と力で戦ってきたのだ。 しかしマスターで考えるとアゲハの方がカレンより何倍も素質は優れているのだが。 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」 魔力や素質、願いに近況。 そんなのは関係無い、と言わんばかりに叫ぶ纒流子。 鋏は結界と衝突し大きな音を響かせるも壊れる気配ない――筈だった。 次第に結界に亀裂が入り始める。 これが鋏に隠された能力『断ち切る力』魔力を消費し全ての運命を断ち切る力。 「そ、そんな!?」 「やるじゃねぇか纏……ッ」 「うおおおおおおおおおおお……しゃああああああああああああああ!!」 力任せに結界を断ち切った纒流子は屋上に着地すると鋏をカレン達に向ける。 「斬ってやったぜ?」 その表情は勝ち誇っており相手にとって不快であったのは事実であろう。 「それじゃ第二ラウンドと行こうぜ、緑のサーヴァントさんよぉ?」 鋏を肩に担ぎ首を数回動かすと纒流子はリンクに戦闘の開始を促す。 第二ラウンドと呼べるほど第一ラウンドを行った訳でもないが遅れてきた彼女にとっては第二ラウンドなのだろう。 踵を地面に数回叩き体勢を整えると隣にいるマスター、夜科アゲハにアイコンタクトを起こし駆け出そうとするも――。 「――っていねぇ!? 何で!?」 「お前が結界をぶっ壊したから音が外に丸聞こえになっちまったみたいだな……。 階段から登ってくる音が聞こえやがる……俺達も退いたほうがよさそうだな」 聖杯戦争で名を売ることは自分を危険に晒すことに直結する。 身元が晒されては時間を問わず襲われる可能性が大き過ぎる、安息を得られない。 戦火に身を包むなら遅かれ早かれ安息など無くなるが最初から晒す必要はない。 情報の漏洩を危険視したカレン達は纒流子が結界を破ると迷いもぜずに屋上を飛び降りた。 セイバーが彼女を抱きかかえながら飛び降りたため、安全だろう。 アゲハはフェンスに近寄り落下するカレン達を見つめる。 この距離ならばまだ声は届くだろう、そう判断し声を上げる。 「紅月カレン、お前に『その気』があるなら昼に体育館裏に来いッ!」 そう言い放つ、勿論カレンからのリアクションは無い。 屋上からの目視なので詳細は分からないが無事に着地出来たようだ。 「体育館裏って告白でもすんのか?」 自分のサーヴァントの言葉を無視しながら跳ぶ体勢に入るアゲハ。 後ろで纒流子が文句を垂れ流しているのが聞こえるが無視で充分だ。 『その気』とは恋模様ではない、協定、謂わば仲間になる気はあるか、のニュアンスである。 アゲハは情報を欲している。 それは聖杯戦争であり天戯弥勒の事でも在る。どんな些細な事でも今は欲しているのだ。 カレンの初コンタクトの印象は最悪に近い。だが会話が出来ない、と言う訳でもないようだ。 これから世界の針がどう動くは誰も予想は出来ない。 ならば今出来る事をすればいい、単純明快である。 「俺達も此処から逃げるぞ」 「折角来てやったのに……しゃあねぇ、か。 遅れたあたしも悪いしな……んじゃ、いくぜッ!」 そして二人も屋上を飛び降りる。 戦闘の結果は特に損傷もなく終了。 互いに互いが名前を知ることが出来たのは収穫だった。 もしも、もしこのまま協定を結ぶことが出来るなら。 彼らの剣は魔を断つ剣と成り得るだろう。 しかし物語はご都合主義だけでは構成されない。 敵対するならば。 血で血を洗う血戦なるだろう。 【C-2/アッシュフォード学園・校庭/1日目 午前】 ※屋上にてセイバーがオカリナを使用した。 学校にいるサーヴァント、マスターなら気づくかもしれません。 ※生徒指導部教員兼警備員長のNPCとして【インパ@ゼルダの伝説 時のオカリナ】が存在しています。 【紅月カレン@コードギアス 反逆のルルーシュ】 [状態]健康、魔力消費(中) [令呪]残り3画 [装備]鞄(中に勉強道具、拳銃、仕込みナイフが入っております。(その他日用品も)) [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:願いのために聖杯を勝ち取る。 1.上手く逃げ過ごした後教室に戻る。 2.アゲハの言葉通り、昼に体育館裏に……?。 3.学園終了後、街を探索。 [備考] ※アーチャー(モリガン)を確認しました。 ※学校内での自分の立ち位置を理解しました。 ※生徒会の会見として所属しているようです。 ※セイバー(纒流子)を確認しました。 ※夜科アゲハの暴王の流星を目視しました。 ※昼に体育館裏に行くかどうかはきまっておりません。 【セイバー(リンク)@ゼルダの伝説 時のオカリナ】 [状態]魔力消費(小) [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:マスターに全てを捧げる 1.マスターに委ねる [備考] ※アーチャー(モリガン)を確認しました。 ※セイバー(纒流子)を確認しました。 【夜科アゲハ@PSYREN -サイレン-】 [状態]魔力(PSI)消費(中) [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争を勝ち抜く中で天戯弥勒の元へ辿り着く。 1.昼になったら体育館裏に行く。 2.夜になったら積極的に出回り情報を探す。 [備考] ※人吉善吉がマスターであると知りません。 ※セイバー(リンク)を確認しました。 【セイバー(纒流子)@キルラキル】 [状態]魔力消費(中)若干苛立ち [装備]方太刀バサミ [道具] [思考・状況] 基本行動方針:アゲハと一緒に天戯弥勒の元へ辿り着く。 1.逃げる。 2.昼になったら体育館裏に向かう [備考] ※間桐雁夜と会話をしましたが彼がマスターだと気付いていません。 ※セイバー(リンク)を確認しました。 ※乗ってきたバイクは学園近くの茂みに隠してあります。 BACK NEXT 030 Gradus prohibitus 投下順 032 これって魔法みたいだね 030 Gradus prohibitus 時系列順 032 これって魔法みたいだね BACK 登場キャラ NEXT 016 LIKE A HARD RAIN 夜科アゲハ 035 錯綜するダイヤグラム 022気絶するほど悩ましい セイバー(纒流子) 026 火種 の オカリナ 紅月カレン&セイバー(リンク) 016 LIKE A HARD RAIN 人吉善吉&アサシン(垣根帝督)
https://w.atwiki.jp/nijiseihaitaisen/pages/32.html
【マスター】 ルナティック(ユーリ・ペトロフ)@TIGER BUNNY 【参加方法】 自ら月の石を見つけ出し、自身の意思で参加。 【マスターとしての願い】 悪が正しく裁きを受ける世界。 【weapon】 炎の矢を射出可能なクロスボウ。 また戦闘時はルナティックとしてのヒーロースーツを身に纏う。 【能力・技能】 「青い炎を放つ」NEXT能力。 単純に焼き払うだけでなく、炎の矢の射出、また噴射しての飛行など能力は非常に強力かつ多彩。 とはいえ、実体化したバーサーカーに魔力供給しながらの能力使用にはかなりの制限が加わるだろう。 【人物背景】 シュテルンビルトの法務局ヒーロー審査官兼裁判官。 その裏の顔は、悪人を青い炎で処刑していく謎のダークヒーローである。 独自の正義感に則り行動する彼は、ヒーローたちにとって敵でも味方でもある存在。 しかし、伝説のヒーローだった父を自らの手で殺害した過去は今なお彼を苦しめている。 決め台詞は「タナトスの声を聞け」。 【方針】 自らが見出した「月の法」に従い、聖杯戦争を正しく運行する。 生き残らせるべきは「正しい願いを持つ者」、「あくまで戦う意思を持たない弱者」。 裁きを与えるべきは「邪悪な願いを持つ者」、「願いもないのに力を振るう者」、 そして「殺し合いを止め、聖杯戦争を妨害することで他人の願いを破壊する悪」である。 なお聖杯大戦はチーム戦ではあるが、ルナティックは味方であろうとこの法の適応外とするつもりはない。