約 374,283 件
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1106.html
211 :隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM:2007/12/19(水) 05 07 00 『それ』に最初に気付いたのは伊藤惣太であった。 自身に走る異常と、周囲に走った異常は、一瞬の間であったが、彼の思考と動きを完全に止めた。 自失から立ち直ったときには既に回し蹴りが目前に迫り、咄嗟に両腕でガードするのが精一杯だった。 ダメージはほぼ完全に受けきったが、それでも衝撃そのものは殺しきれる物ではない。 そのまま空中へ叩き飛ばされる。 その次の瞬間、その場の全員がその『異常』に気付いた。 砲撃でボロボロになったビル。 それが、まるで一本の木が生長する様を早回しにしたかのような速度で蠢いた。 これは無論正確ではないが、少なくとも事情を知らぬ者達にはそう見えていた。 砲撃で穿たれた穴から枝が伸び、そして壁面には急速に蔦が這い回る。 吹き飛ばされながらもその蔦を掴み、ブチブチと切れながらも急速に伸び伝う蔦の音を聞きながら、惣太はその巨大な樹木の中に消えて行った。 その光景を眺めながら、シャリフは構えた銃を降ろした。 急速に伸び伝う蔦は既に枝どころではなく幹とさえ呼べる大きさにまで成長している。 あれでは銃弾は跳弾して勢いを失い、ただの合金の塊と化すだろう。 降ろした銃を虚空に仕舞い込み、そのまま着地する。 歪んだ空間の方向を見れば、既にエキゾーストノートは最早聞こえてこない。 どうやら無事に突入は出来たようだ。 直接助けに行けないのが歯痒く、信頼するしか無かった。 「やられたな」 声の方向を見やれば、ジェネラルが憮然とした顔を浮かべている。 その言葉の意味は正確には分からないが、ある程度は想像が付いた。 彼女は正確な『吸血鬼』を知っているわけではないが、それが超自然的な存在であることは言われるまでもなく知っている。 それがビルを覆うほどの木の中という――それそのものが不自然な物だが――自然の中に入ったのだ、それが敵を利すことは想像が付くし、逆にこちらを益するということは無いだろう。 「ええ、でも……」 「分かっている、相手が一つのエリアに留まってくれるなら、退路を塞いで袋叩きにするだけだ」 その時、兵士の一人がジェネラルに近付き、何事か呟くと去っていく。 「突入した連中から報告だ、樹木は内部もかなり埋め尽くしているが、木そのものは単なる樹木で、トラップの可能性は薄いらしい」 「それは良かったわ、それが魔術的な物なら手を出しにくい物ね……その子を使っても良いなら別だけど」 シャリフの視線の先にはルヴィアが居た。 「ああ、それで困るな……朝が来てしまえば退かざるを得ないし、そうなれば逃げられてしまうだろう」 そうなればゲリラ戦術で攻められる可能性がいつまでも残る事になる、その事態は避けたいというのは共通の見解だった。 無論、主を好んで危険にさらす真似をしたくないのも共通の見解であったが、ルヴィアを危険にさらす事に関してはシャリフはなんとも思わなかった。 ジェネラルとて桜を危険に曝す事に関しては何とも思わないし、そもそも現在の桜はSC空間内に居り、危険にさらされていると考えるのが普通だった。 「ところで貴男が相手にしていた狙撃手、正体についての検討は?」 「……発射された弾丸を調べさせたがM1903によるものだと推測できただけだな」 「スプリングフィールド社製の小銃ね……と言うことは、貴男と同時代の人間と言う事かしら?」 「まず間違いなく『近い』だろう、だがこいつは使われた時代が広すぎてな、絞りこめはせんよ、精々言うなら協商側の狙撃手、と言う程度か」 これが特注のM16であるならば想像も付くのだがね、とジェネラルは肩を竦めてみせる。 「ヒントにもなりはしないわね、独ソを除外できるって程度じゃ」 「ああ、その通り、だが接近してしまえば君ならば勝てよう?」 「……吸血鬼だけじゃなくてそっちの相手もさせようって言うの?」 楽をしすぎじゃないかしらという非難の視線を送るが、飄々とその視線を受け流す。 「無論、こちらも兵士を送り込むがね、君のことを期待しても良いのだろう? ……完全に隙のない人間など居ないのだからな」 そう言って軽く笑ってみせる。 つまり、敵を逃した際により困るのは『組織』を持たぬそちらだろうと言って見せたのである。 「……いいわ、やってあげる」 それは半ばの脅迫でありながら事実であったから、頷かざるを得なかい事だった。 冷酷さが互いの本意ではなかったが、それでも至上命題である『主を護り、勝利をもたらすこと』を違えるつもりはまるでなかった。 それ故の険悪なやりとりであったし、剣呑な視線の交錯であった。 毅然とした足取りで、ビルへと歩いていくシャリフの背中を見ながら、ルヴィアは問うた。 「……あれだけのことを言って大丈夫なの?」 「問題はない、利害は一致している、ただ『害があるとしたらそちらの方がより被害を被るだろう』と指摘しただけだからな、仮にここで短気を起こすようなら早期に切り捨てた方が良いのも事実ではあるが……それは無いさ」 それに応えたジェネラルの言葉に迷いはない。 「私としても、『二匹の精悍な狼が巨大なマンモスを引きずり倒して組み伏せている』なんて記事にはならない戦い振りは示すから、安心してくれると嬉しいね」 生前とは逆の立場になるとは思わなかったが、と言葉を切り、ジェネラルも麾下の部隊を更に展開する。 シャリフはそれを背後に感じながら―― メッサー:真正面からビルに入っていった フォッケ:屋上から侵入するべく蔦を蹴った
https://w.atwiki.jp/animefate/
アニメキャラ聖杯戦争 wikiへようこそ アニメキャラで聖杯戦争のパロディを行うリレーSS企画です。 企画の性質上版権キャラの死亡、流血、残虐描写が含まれますので御了承の上閲覧ください。 お知らせ 現在登場話募集中です。 締め切りは11月6日23時59分59秒。それまでに本スレ、もしくはしたらばまで投下してください。 登場話で出すマスター、サーヴァントは全て書き手の自由。締め切り後に参加者を正式決定します。 投下された登場話候補一覧はこちらから。携帯向けはこちら。 ご意見ご要望がありましたらしたらば掲示板(wikiスレ)にお願いします。 登場話は採用後、他SSとの統合性を取るため一部変更される場合があります。ご了承下さい。 設定について 舞台はFate本編の冬木市ベースの仮想冬木市。 聖杯戦争参加者は冬木市に在住。外部からの参加組も冬木市に拠点を構える。 複数の版権キャラが同一世界に存在しているので設定改変推奨。ただしキャラが壊れない&舞台がFateベースということを忘れない。
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1098.html
348 :隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM:2007/11/07(水) 04 23 44 ほぼ減速無し、路上を滑るようにコーナーに突入し、向けられた銃口の前に二台が現れる。 路面に白煙は殆ど上がっていないが、既にタイヤからグリップは失せ、ドリフト状態になっており、軌道は制限されている。 向けられた銃口に気付いたのはどちらが先か、それは不明だが、それに対するリアクションは同時だった。 元よりそれは面を制圧する物、それが地上にある限り回避など望めるはずもない。 その理解は、その場に存在する全ての存在が認識していた。 シャリフのバイクは、何の前触れもなく地上を離れ、地上を滑る勢いのままに空中へ上昇していく。 だが、もう一機のバイクはその銃弾による被弾など気にしないのか、身を屈ませると一瞬で最高速に達した。 その原動力となったのは後方に取り付けられたツインターボから噴射されたニトロオキサイドだ。 宝具として昇華され莫大な魔力を有するその機体は、本来のスペックを凌駕し、まるで離陸直前の戦闘機のような加速でもって面制圧を潜り抜け、のみならず猛烈な弾幕を展開する戦列に向けて突撃する。 その濃密な弾雨を、その機体は弾きながら前進を続け、先端に取り付けられたブレードが一人の兵士を分断した。 兵士は苦痛の声すら上げる間もなく血煙を上げながら霊体となって消失する。 だがその突破はジェネラルの想定の内にあった。 突破された戦列、その後方と左右にも戦列は存在し、その銃口は突破された地点に向けられていた。 典型的な十字砲火、その火力が集中する地点に誘い込まれたと気付いたときには、既に銃弾が間近に迫っていた。 それが一発や二発、それどころか先程のような一方向からの弾幕であれば掠り傷程度で済んだだろう。 だが砲火は前方からだけでなく左右からも飛来していた。 ここで逡巡すれば未来は死しか存在しない。 その認識が更なる加速を生み、突破したばかりの戦列に向けて猛烈な炎を吐き出し、戦列を構成していた兵士を灼いた。 それがただの炎であれば本来霊体である彼等には有効打たり得ないだろう。 だがその炎は宝具より発せられた物。 容易に霊体である兵士達の魂を焼き、霊体へと返していった。 「クッ……倒しきれなかったか、流石と言うべきだろうな」 二段構えの弾幕を突破し、敵が包囲状態のビルから離れ、遠ざかるのを見ながらジェネラルが舌打ちし、嘆息した。 ダメージとしては分隊規模でしかないが、被害を受けた分隊の戦力についてはこの戦争の間の復活は不可能だろうと認識する。 「そうね、再三の攻撃でも有効打は出せなかったわ」 着地したシャリフがバイクを止め、ジェネラルに声を掛けた。 敵ごと薙ぎ払おうとした事について、二人は気にしてはいなかった。 直撃を受ければ恐らく転倒し、銃撃のダメージと合わせて暫く動けなくなっていただろう。 だがそうならぬ自信はあったし、仮になったとしても敵が同様のダメージを受けていれば相手は倒せる。 これは信用ではなく、互いの戦闘能力を把握した上での信頼だ。 それは戦う者にとって時に信用以上に行動を決させる要素である。 「ミズ・シャリフ、どうしてここに? 貴女は攪乱と本陣突入が目標の筈でしたが」 「本陣の撃破は……彼女に任せたわ」 ライダーの正体が『メドゥーサ』であることは本人から聞かされていたが、その名を出すことは憚った。 現在は同盟関係とはいえ、最終的には争うことになる存在――サーヴァントとは本来その為の『道具』――である。 誰に聞かれているか分からぬようなところで話すことではないし、元より公言するべき類の事柄ではない、そう判断した故だ。 勿論その辺りのことはジェネラルとて理解している。 「そして敵がこちらに向かったのよ、見たら大体想像できると思うけど恐らくライダーね」 「なるほど、だとすれば本陣の撃破に失敗したか、撃破こそしたが指揮官には逃げられ指揮系統は健在、もしくは元より指揮系統が存在しないか……」 「もしくはもう一つ指揮系統を有しているか」 シャリフは指を立てて補足する。 「ふむ、その辺りが妥当でしょうな、本部とは別の場所に次席指揮官を用意しておく、というのは有り得ることです」 この程度の人数でそれだけの物を用意するのは難しいでしょうが、と続けジェネラルは苦笑する。 「ところで……私のマスターはどこかしら?」 声のトーンが1オクターブ下がった。 「……現在交戦中だ、あの辺りの空間の歪みが見えるだろう? 彼女達は例のSC空間とやらに捉えられ、内部の状況は不明だ」 返答を聞き、シャリフは隠そうともせず舌打ちをした。 その舌打ちで、ジェネラルは目の前の女性の能力についてある程度の事を掴んだ。 目の前で、そして昨夜衛宮邸で見せた身体能力から、こと戦闘能力において極めて優秀、だが宝具という、その名と共に語られるような装備と呼ばれる物は殆ど無い。 後半はその空間に突入する素振りを見せない事や、装備する銃器、そして今し方見せた舌打ちからの想像だが、それほど間違っているわけでは無さそうだ。 耳元に手を当て、インカムの反応を確かめている。 これはもう一人の女性の方はSC空間内での戦闘手段を有している事が考えられる、と言うことであろう。 そこまで考え、思わず笑みを零した。 今は内部抗争について思考するべき段ではない。 目の前の彼女は現在の所仲間であり、つまりは有効な戦力であると言うことだ。 そして敵は現在こちらが包囲している敵と、一時的に離れ、そしてまた迫って来るであろうライダーである。 「ミズ・シャリフ、貴女が連れてきた敵、ライダーの目的はなんだと思うね?」 そう問われ、耳元から手を離し、僅かにビルの方に視線を向ける。 「解囲、包囲された味方の救援」 言葉は簡素な物だったが、要点を突いていた。 「貴女もそう思うかね、攪乱されていたはずの敵がこちらに向かって動いた、と言うことは敵は指揮系統を有しており、健在だと言うことだ」 「……つまり、この敵を逃がすわけにはいかない、そう言う事ね?」 「その通りだ、現在の所有利不利は定まっていないが、ここで拘束している戦力が手空きとなれば膠着状態の場所に送られ、結果各個撃破される可能性がある」 正直なことを言えば、ジェネラルを含めて全員が指揮系統が複数有る可能性を検討していなかったのだ。 故に最初の一撃で指揮系統という頭を潰せば大丈夫だという前提で作戦を進めていた。 だがそれに失敗した以上、ここで拘束している戦力は手空きにしてはいけない。 その場合明確な指揮系統を有さないこちらが不利となることは間違いない。 つまり最悪でも拘束を続行し、可能ならば撃破しなければならない。 「そこで貴女には――」 包囲殲滅:ビル内に突入してもらいたい 解囲妨害:敵ライダーの足止めを願いたい
https://w.atwiki.jp/chaos_seihai/pages/24.html
チー牛「………さて、こんな感じでいいかな」 魔法陣を描き終える一人の男 その見た目は、なんだか冴えない雰囲気を醸し出しており、全く手を付けていない髪形に、苦労を感じない童顔、メガネに一重の目。 彼の名はチー牛、三色チーズ牛丼特盛り温玉付きをこよなく愛する、いわゆる陰キャである。 趣味もアニメ・ゲーム・電車で、それ以外のことに関しては全くもって興味を示さない男である。 しかし、そんな彼もその3つ以外に興味惹かれたものがあった、それが魔術であり、聖杯戦争であった。 彼はこの聖杯戦争を勝ち残り、世を貪る陽キャどもに鉄槌を下してやるという望みを叶えようとしているのだ。 そういった負の感情によって動かされる彼が召喚する英霊というのも……。 チー牛「抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!」 21歳「21歳!!!!!!」 同じような見た目の男であった。 チー牛「あなたが僕のサーヴァントですか?」 21歳「…………」 拳をペチペチとぶつけ合い相槌する21歳 チー牛「あの……名前は……」 21歳「どこに説明する義務があるん!」 チー牛「!? え、えっ、で、でも、僕は、あなたのマスターですし……」 21歳「………………」 21歳「21歳!!!!!!!!!」 同じ見た目なのに、なんだか噛み合わない二人の聖杯戦争が今、ここに幕を開けた
https://w.atwiki.jp/yaruo-schop/pages/338.html
サムネイル画像 タイトル 小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 王国編 作者名 ◆pOgi2U5jM 原作 オリジナル作品 ジャンル 聖杯戦争系、デスゲーム系、ファンタジー 主人公 マルチ主人公 期間 2020/08/17~2020/11/24 掲示板 やる夫系狐板 タグ あんこ、完結作品、ダイス、長編作品 まとめサイト 様 このやる夫スレ、まとめてもよろしいですか? 様 スレッド一覧 スレッド名 タグ 備考 開始日時 最終レス 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 12 あんこ、ダイス 「小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 王国編」シリーズ:スタート 2020/08/03 2020/08/27 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 13 あんこ、ダイス 2020/08/27 2020/09/14 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 14 あんこ、ダイス 2020/09/14 2020/09/30 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 15 あんこ、ダイス 2020/09/30 2020/10/14 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 16 あんこ、ダイス 2020/10/14 2020/10/28 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 17 あんこ、ダイス 2020/10/28 2020/11/09 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 18 あんこ、ダイス 2020/11/09 2020/11/18 【あんこ】小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 19 あんこ、ダイス 「小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 王国編」シリーズ:完結 2020/11/18 同作者の作品一覧 不幸の催眠 小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 南国編 小悪魔は聖杯戦争を開催するようです 王国編 純狐は魔術学園を卒業したいようです 小悪魔は聖杯大戦を開催するようです
https://w.atwiki.jp/chaosworldnew/pages/341.html
まず、出身により初期レベルとスキル獲得数を決め経歴により補正を得ます。 そして属性の適正により、スキルの傾向と補正えを決め、スキルとステータス作成を行います。 出身 ページTOPへ戻る キャラクターの生まれ。 1D10を振りスキルの取得数と初期レベルを決定する。 また経歴を決める際のダイス数を決める。 1.一般人 LV10『自由なスキルを一つ取得。経歴を振らない』 2.魔術師(並)LV20『スキルを二つ取得する。経歴を一つ振る』 3.魔術師(強)LV40『スキルを三つ取得する経歴を二つ振る』 4.外部(自由枠)LV20『スキルを二つ取得する。経歴を一つ振る』 5.聖堂教会 LV20『スキルを二つ取得する。経歴を一つ振る』 6.執行者 LV40『スキルを三つ取得する。経歴を二つ振る』 7.魔術師(厄)LV50『スキルを二つと自由なスキルを一つ取得する。経歴を二つ振る』 8.外部(自由枠)LV30『スキルを三つ取得する。経歴を二つ振る』 9.人外(自由枠)LV40『スキルを三つ取得する。経歴を一つ振る』 10.逸汎人 LV3D30『スキルを二つと自由なスキルを一つ取得する。経歴を三つ振る』 経歴 ページTOPへ戻る それまでの経歴。どのように生きてきたかの参考。 レベルとスキル数に補正を加える。 出身が5.6の場合9.11.13を除く1D9を振る 3.7.8.9.10以外は、13を除く1D12を振る 1.「正統派魔術師」=オーソドックスで魔術全般に強い。『レベル+20・MP+200』 2.「魔術使い」=魔術はあくまで手段として扱い、魔術以外のスキルにも長けている。『レベル+20・MP+100・スキル+1』 3.「魔拳(剣)士」=魔術師でありながら肉体強化により近接戦闘力に長けている。『レベル+20・MP+100・スキル+1』 4.「結界師」=結界の敷設や土地の霊脈利用に長けている魔術師。防衛は得意な反面攻撃は不得手。『レベル+10・MP+300』 5.「異能持ち」=通常の魔術スキルが低い代わりに、先天的に特異な才能を持つ。一点特化のトリッキーなタイプ。『レベル+10・MP+200・スキル+1』 6.「錬金術師」=礼装の作成や思考分割による未来予測を可能とする錬金術師。自身の魔力は低い。『レベル+10・MP+100・スキル+1』 7.「魔獣使い」=自分以外の生命を使役する事に長けた魔術師。魔獣クラスの優秀な使い魔を使役可能。『レベル+20・MP+0・スキル+2』 8.「ルーン使い」=ルーン文字による魔術を得意とする。詠唱はなく、ルーン文字を「刻印」する事で発動する。文字を刻むという性質上、持続力や罠としての使用などの応用力を持つ。『レベル+10・MP+200・スキル+1』 9.「魔女」=魔女術(ウィッチクラフト)と呼ばれる独自の魔術体系を修めた魔術師。.「魔女狩り」の歴史から魔術師の中でもとりわけ閉鎖的。尚、男の魔女も存在する。『レベル+20・MP+200』 10.「代行者」=かつて聖堂教会に所属していた代行者。教会の秘跡と黒鍵の扱いに長ける人型の修羅。『レベル+30・MP+100・スキル+1』 11.「悪魔憑き」=自らの内に“悪魔”を飼い、それを利用する外法の魔術師。強力な反面リスクが高い。 またその性質上、聖堂教会の秘跡が大きな弱点となる。『レベル+20・MP+200・スキル+1』 12.「起源覚醒者」=自らの根底に存在する“起源”を覚醒させている。どのような能力を持つかは覚醒している“起源”次第。『レベル+20・MP+100・スキル+1・自由枠+1』 13.「伝承保菌者」=神代の魔術を伝える特殊な血統。他に類を見ない特異かつ固有の魔術を扱う。『レベル+20・MP+200・スキル+1・自由枠+1』 属性 ページTOPへ戻る 1D100を振る「1~40.1属性・41~70.2属性・71~85.3属性(スキル+1)・86~95.4属性(スキル+1)・96~100.5属性(スキル+2)」を選択する。 あくまでフレーバー要素であり、取得制限を掛ける物ではない。 火属性=最もポピュラーな属性。単純な攻撃力は最も秀でており、かつ物質の強化も得意なので分かりやすく戦闘向け。(攻撃・バフ系スキル適正) 水属性=生命と強く関連付いた属性。傷や病の治療に優れる他、広く染み通る特性から精緻な魔術操作に向いてる。(回復系適正) 土属性=水と並び生命と強く関連付いた属性。結界の敷設や土地の利用など守りに秀でており、同時に人形造りや礼装の作製に高い適性を示す。(召還・デバフ適正) 風属性=ノーブルワンとも呼ばれる希少な属性。気象操作などの大規模な魔術操作を、高い精度で制御する事が得意。逆に精密かつ難度の高い魔術も扱える。(全体攻撃適正) 空属性=第五架空要素、エーテルとも呼ばれる。 他の四元素の基礎ともなる属性で、応用範囲が広い反面、得意分野では他の元素より劣る。(全適正) スキル・ステータス作成に進む キャラメイキングに戻る 聖杯戦争一覧に戻る
https://w.atwiki.jp/yggdrasillwar/pages/105.html
師弟再び ◆V8Hc155UWA 「メンター...あたし、すっごく眠たいんだけど...今、何時だと思ってるのよぉ...」 「ほらマスター、シャキッとして。そんなに時間取らせないから」 「分かってるわよぉ...ふわぁぁ~...むにゃ...」 「って、いきなり寝ないでよー! もう少しで着くからー!」 眠い眼を擦りながらふらふらと歩くルイズを、メンター――高町なのはが支えながら、二人は夜の特級住宅街を歩いていた。 時刻は日が変わる少し前。彼女達が目指すのは、北の方角だ。 今日もなのはの厳しい指導の下、ルイズは魔法の習得に励んでいたが、 夕方頃になのはが少し席を外したと思うと、帰って来て早々こんな事を言い出したのだ。 『マスター。今夜なんだけど、一緒に来てもらいたい所があるんだ』 理由を尋ねても、夜になってからのお楽しみとだけ。 魔法の練習で身体と精神がクタクタになりながらも、結局目的地を聞き出せないまま、ルイズはなのはに連れて来られた。 そんな事があり、ルイズは絶賛不機嫌である。それはもう、不機嫌の塊である。 「まったく...あんたはマスターを何だと思ってるのよ... そりゃあ、魔法を教えてくれるのは嬉しいわよ? 手助けをしてくれるのは感謝してるわよ? でもね、もうすぐ聖杯戦争本番が始まる時間っていうのに、わざわざ霊体化解いてまで私をここに連れてきた理由を話さないなんて、サーヴァントの自覚あるのかしら...」 「あ、あの、マスター? 独り言言ってるつもりなんだろうけど、バッチリ聞こえてるよ?」 「ふ、ふん! アンタがいけないんじゃないの! それで、私を連れて行きたい場所ってまだなの? もう特級住宅街のエリア抜けちゃうわよ?」 「もうすぐだよ、会ってほしい人たちがいるんだ」 「会ってほしい...?」 どういうことだろうか。 方法は違えど、ルイズもなのはもユグドラシルには本人の意思とは無関係に呼び出された身だ。 もちろん、それぞれの住んでいた世界とは違う場所だ。会うべき知り合いなどいるはずがないのだが... そんな事を考えている間に、先を歩くなのはの足が止まった。 足元は特級住宅街の石畳から変わり、木で作られた橋だった。 この橋を反対側に渡れば、学校が立ち並ぶ学術地区となる。 「何よ、隣の地区と繋がってる橋の上じゃない。ここで誰と――」 「あ、いたいた! なの――じゃなかった! メンターさーーん!!」 「ちょ、ちょっとキャスターさん! 私、もうヘトヘトなんですけどー!」 ルイズの言葉に被るように、反対側の学術地区から元気な声が聞こえてきた。 こちらに駆けてくる影は二つ。 一人は青いショートカットが特徴的な、元気そうな笑顔が印象的な女性だ。 その女性に手を引っ張られてるのは、オレンジの髪が目立つ少女。 少女もルイズと同じく、こちらに向けてブンブンと手を振る青髪の女性に引っ張られてきたらしい。 「.........って...『メンターさん』? なんであんた、メンターのクラス知ってるのよ!?」 「ふふ、相変わらず元気だね、ス...じゃなくて、キャスター」 「ええ、そりゃあもう! 元気が私の一番の取り柄ですから! 英霊になってもそこは変わりませんよ!」 「え、英霊? えと、キャスターさん、この人たちって...」 盛り上がるなのはと青髪の女性二人に対し、ルイズとオレンジ髪の少女は何が何やらといった状況だ。 「あ、ごめんごめん、ちょっと待っててね。レイジングハート、結界お願い」 『All right』 なのなの首にかかっている赤い宝石――なのはの宝具『レイジングハート・エクセリオン』が光を放ち、なのはを中心に結界が展開された。 これで周囲に声が漏れる事はなく、中で何が起ころうとも通常の空間には影響を及ぼさない。 「それじゃ、一応お互いのマスターは初対面だし、改めて自己紹介しよっか? 高町なのは。このピンクの髪の子のサーヴァントです。クラスはメンターだよ」 「って、メンター!? あんたもいきなり真名って何考えてるの!? ていうか、こいつら誰よ!?」 「はーい! 次あたしね! スバル・ナカジマ! 今回の聖杯戦争でキャスターやってます! この子があたしのマスター!」 「キャスターさんまでぇ!? どーゆーことですかぁ!?」 突然の展開に、互いのマスターの頭は盛大にこんがらがっていた。 ◆ 「えーと、簡単にまとめさせてもらうと…」 結界に入った数分後。 頭をウンウン唸らせながら、二人のサーヴァントから聞いた情報をルイズがまとめていた。 「メンターとキャスターは生前の知り合いで、夕方に北西の塔近くを偵察に行ったら偶然鉢合わせて、 それでお互いのマスターの顔合わせもかねて、こんな事を計画したと...」 「る、ルイズちゃんスゴイね! 私、改めて聞いてもよくわかんなかったのに!」 「にゃはは、まさかこの聖杯戦争で知り合いがサーヴァントとして呼ばれるなんて思いもしなかったからね」 「それはこっちのセリフですよー。 しかも呼ばれてる時間が違って、私がなのはさ...じゃなかった、メンターさんの年上になってるなんて...うぅ、やっぱりまだ慣れません...」 生前の関係から、スバルにとってなのはは永遠の師匠だ。 魔法や戦い方だけでなく、人生の師として様々な事を教わった相手より、年上として聖杯戦争に呼び出された。 可能性は確かにあったが、実際に自分がそうなってしまうとは夢にも思っていなかったのだ。 「で、サーヴァント二人は、なんで私とその響って子を連れてきた訳? もちろん聖杯戦争に関する事なんでしょうけど...まさか、開始時間からいきなりドンパチするって訳じゃないでしょ?」 「もちろん。私とキャスターで夕方に少し話したんだけど、やっぱりお互いのマスターの意見も聞かなきゃいけないからね」 ルイズに問いに、なのはの顔が真剣なものとなる。 ちなみになのはとスバルは、聖杯戦争のサーヴァントで呼ばれたという事実を踏まえ、互いの事をサーヴァントのクラスで呼ぶ事にした。 スバルが時々、なのはの真名を呼びかけてしまうのはご愛嬌である。 なのははルイズ、響の顔を見渡し、スバルが頷いたのを確認し、息を軽く吐いてから口を開いた。 「率直に言うよマスター、そして立花さん。私達で、同盟を組もうと考えているの」 「同盟...ですか? でも、この聖杯戦争って...」 「うん、あたし達は聖杯の奇蹟を巡り、最後の一組になるまで戦わなきゃいけない。 聖杯を手にできるのは、最後の一組になったマスターとサーヴァントだけだからね」 「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! 最後は戦うって決まってるんでしょ!? なのに、同盟を組むなんて...!」 「そこだよ。確かに、聖杯を望む二組が最後に勝ち残れば、そこに待ってるのは戦いだけ。 でも、あなた達二人のマスターの願いって何かな? もう一度答えてみて」 なのはの質問に、ルイズと響が顔を見合わせた。 「わ、私は...カトレア姉さまを治せる癒しの魔法を覚えることよ?」 「私は...その、体に融合してる、ガングニールをどうにか抑えられたらなーって...」 「はい正解。それに付け足して私とキャスターの願いは、『自分達のマスターの願いをかなえて、元の世界に戻してあげること』」 「......あっ!」 ルイズが驚きの声をあげる。 どうやら、なのはの言わんとしてる事に気づいたようだ。 一方、響は頭から煙を出さん勢いで唸っていた。 「う~う~...ダメだー! 分からないー!」 「えと、響? ルイズの願いは分かったでしょ? 自分の願いはもちろん分かってるでしょ?」 「だからですよ! 私の願いって、その...聖杯に願わなきゃ、叶えられないじゃないですか! ルイズちゃんの願いは、メンターさんがいればいずれ叶うかもしれないけど...!」 病気を治す癒しの魔法の習得。 確かに困難な道だろうが、指導者――メンターのサーヴァントがパートナーなのだ。 他のマスターとの戦いを極力避ければ、時間こそかかれど叶えられる可能性は高い。 だが、自分の願いはどうだ? 自らの体に融合している聖遺物――シンフォギアの過剰融合を抑えるという、まさに奇蹟に頼らざるを得ない願い。 敵が襲ってくるのなら戦う覚悟はある。だが、聖杯を獲得するために聖杯戦争に乗り、自分から戦いを挑む覚悟は出来ていない。 つまり、聖杯に頼らなくてもいい可能性があるルイズと、聖杯に頼らなくてはいけない響では、状況が違うのだ。 スバルから響の願いと状況を大体聞いていたのだろう。 なのはが、響の肩に手を置く。 「そうだね...私は立花さんの体に融合してるっていう、そのシンフォギアの事を知らない。 キャスターも同じだろうし、私達だけじゃあその融合を完全に防ぐ事はできないかもしれない。 だけど、可能性が一つだけあるの」 ルイズと響を交互に見渡し、なのはは言う。 「マスターが癒しの魔法を覚えたら、それを私がシンフォギア用に改良して、立花さんに教える。 その魔法で、立花さんの侵食を抑えられる可能性があるとしたら?」 「えっ......?」 突然語られた可能性に、響の眼が点となった。 と同時に、頭でなのはの言葉を反復して理解しつつも、どうしても疑惑の考えが浮かぶ。 「で、でも、そんな事できるんですか? 私、魔法なんかとは無縁の世界で生活してたんですけど...」 「うーん、魔力って意味じゃあ問題ないよ。 キャスターから聞いたけど、立花さんがキャスターに提供してる魔力って、体内のシンフォギアから生み出してるんだよね? サーヴァントが見れば魔力の出力って大体分かるんだけど、うちのマスターと同じぐらいは出してるみたいだから、魔力って意味じゃあまず問題ないね。 それに立花さんの世界のシンフォギア。生み出したエネルギーを武器を介して放出してるって意味では、 私の使ってるミッドチルダ式とそんなに変わらないんだ。どっちかと言うと、キャスターが使うベルカ式に近いかな?」 アームドギアと紡ぐ歌を解し、体内の魔力を武器に宿して戦うシンフォギア。 デバイスと力ある言葉を解し、体内の魔力を音声認識で魔法として放出するミッドチルダ式ならびにベルカ式。 確かに、双方の戦闘方法には似通った部分が存在していた。 「もちろん確実じゃないよ。 あたしもメンターさんも、回復の魔法はそんなに得意じゃないから、まずルイズに教える魔法がいつ完成するか分からない。 そこから別の世界の技術...響のシンフォギアに合わせて魔法を組み替えるなんて、かなり可能性は低いかもしれない。 でも...可能性はゼロじゃないでしょ?」 「あっ......!」 ようやく響も気づいた。 ルイズが回復の魔法を習得すれば、ルイズの願いは聖杯に願わずとも叶えられる。 それをシンフォギア用に改良し、響がガングニールから溢れる魔力を利用して習得できれば、確かに過剰融合を抑えれるかもしれない。 聖杯に願わずとも、自身の願いを叶える事が可能になるかもしれないのだ。 さらに、なのはとスバルは生前の師弟として、数多くの戦いを共に歩んできたという。 それぞれの能力もほぼ把握しており、もし他のマスターと戦闘になっても、早々と遅れを取ることはないだろう。 スバルが言ったように可能性が高いわけではない。 だが、ゼロではないのだ。 「私のガングニールを抑える事が、出来る...!?」 「今言ったけど、確実な方法じゃないよ。もしかしたら、聖杯を勝ち取って願う方がよっぽど可能性が高いかもしれない。 でも、奇蹟に頼るって意味で考えるなら、どっちも同じ。 勝ち残って聖杯に願う奇蹟か、生き残って方法を見つけ出す奇蹟を願うか。 それを踏まえて、改めてマスター達の言葉を聞かせて。この同盟...どうするかな?」 なのはの言葉に、マスター二人の視線が交わる。 今度は先ほどの困惑した瞳ではなく、光を宿した希望に満ちた瞳。 可能性が低いなら、自らの努力で勝ち取ればいい。 異なる世界から招かれた二人のマスターに共通している、絶対の信念だ。 「...まぁ、足は引っ張らないでよね?」 「もっちろん! 私に出来ることなら何でもやるよ! 改めて、私は立花響16歳!誕生日は9月の13日で、血液型はO型! 身長はこの間の測定では157cm! 体重は、もう少し仲良くなったら教えてあげる! 趣味は人助けで、好きなものはごはん&ごはん! 後は......彼氏いない歴は年齢と同じ!!」 「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ。ルイズでいいわ。 誕生日と血液型はあんたの世界の基準が分からないから割愛するけど、歳は同じ16歳ね。 身長は153サント...あぁ、サントっていうのは私の世界の単位で、そっちのセンチメートル...? ってのと、大体同じだと思うわ。 体重は...こ、ここも割愛させてもらうわ。趣味編み物と乗馬、好物はクックベリーパイね。 彼氏は......き、貴族たるもの、恋に現を抜かしてる暇はないわっ!」 「つまりいない歴=年齢ってことだね! よかったー! 仲良くなれそうだね、ルイズちゃん!」 「な、なれなれしくちゃん付けしないでよ! ど、同盟はいいけど、聖杯戦争のライバルって意味では敵同士なんだからねっ!」 ルイズはそっぽを向きつつ。 響は笑顔で。 二人のマスターは、互いの右手を差し出した。 ◆ 数分後、無事に同盟関係の締結となった彼女らは、今後の方針を固めた。 最大の目標は『ルイズと響に回復魔法を習得させ、響のシンフォギア過剰融合を抑えること』。 そして『二人のマスターを聖杯に頼ることなく、無事に元の世界へ戻ること』。 戦闘に関しては『敵に襲われない限りは、こちらから他のマスターに戦闘を仕掛けることはしない』。 さらに戦闘に関しては、マスター二人は極力前線に出ないという事が話し合われた。 そこに意義を挟んだのは、そのマスター二人である。 「二人にだけ戦わせて、私達はずっと後ろにいるなんて...」 「貴族たるもの、守られてばかりなんて認められないわ!」 響は、戦う力がある自分だけが守られている現状に我慢ならず。 ルイズは、貴族としての誇りがそれを許さないでいた。 だが、歴戦の戦士でもあるサーヴァント二人がその意見を真っ向から受け止める。 「まずマスターだけど、これまでの指導でミッドチルダ式の防御魔法はある程度形になったよね? 全身に纏う『プロテクション』と、前面に展開する『ラウンドシールド』は、それなりの強度で出せるようになった。 でもマスター。肝心の攻撃魔法は? あの爆発魔法は確かに強力だけど、狙いがつけられないと同士討ちの可能性もあるの、分かってる?」 「うぐっ」 「それに響も。さっき、あたしとキャスターさんの宝具に協力してもらって、シンフォギアの融合状態を見てもらったんだけど、 多分、響がまともにシンフォギアを纏えるの、もって3回だと思う。 しかも使うごとに痛みがドンドン増えていく時限爆弾付き。その状態で、真っ向からサーヴァントや他のマスターと殴りあえる?」 「あうっ」 互いのサーヴァントからの指摘に、マスター二人は意気消沈。 結局、なのはとスバルの意見を尊重し、二人は戦闘時は後方待機という方針が決まった。 サーヴァント二人も、自分達の身を案じてくれての発言だ。それが分かっているため、これ以上ワガママを押し通すことはできなかった。 その時、なのはの胸元のレイジングハートが光を放った。 『マスター、時間です。聖杯戦争本戦が開始されました』 「そっか、ありがとうレイジングハート」 他の3人の顔にも緊張が走る。 いよいよ始まる。命がけで聖杯を求める者達の、最後の一組となるまで続く殺し合いが。 なのはの言葉を最後に、結界が解かれる。 戦わずに奇蹟を求めるという、険しく、困難な道のりが始まった。 だが、双方のサーヴァント。 かつて師弟として共に笑い、泣き、戦った二人の魔道師。 二人は、同盟となった面々はおろか、自身すら気づいていない事があった。 メンター――高町なのは。 彼女はよくも悪くも、自分にも他人にも厳しい人物だ。 指導者として後輩や仲間に厳しい指導を行い、結果として大きく成長を遂げる人材も少なくはない。 だが、その指導方針は、ハッキリ言えばスパルタだ。 事実、予選期間を費やして指導したルイズの魔法はそれなりの精度となったが、訓練中の体力、魔力、精神力はゴッソリ削られている。 もちろん指導者のクラスで招かれたなのはは、その辺りの事も考え、適度な休息を取らせていた。 だが、聖杯戦争本選が近づき、予選期間を戦わずに過ごした事による自分達の噂の拡散を知り、予定よりもハイペースな指導になってしまった事は間違いない。 指導しているなのは自身や教わるルイズも気づかないうち、少しずつ、本当に少しずつルイズに溜まっていく負担。 それはなのはがかつて味わった、僅かな反応の遅れから瀕死の重傷を負ってしまった、あの11歳の冬と酷似していた。 キャスター――スバル・ナカジマ。 人を助けるための体と力と技を高めた、最高レベルのレスキューフォース。 一直線に安全な場所まで救助者を届ける。それが、彼女が生前抱いていた最大の使命だった。 聖杯戦争は文字通り戦争だ。 なのはやスバルみたいに戦わない道を選ぶ者も確かにいるが、大半は他のマスターを蹴落とすために戦いを挑む。 英霊という規格外の存在が力を振るえば、NPCとはいえ、街の住人に被害が及ぶのは間違いない。 さらにこのユグドラシルには、聖杯戦争の第一予選で脱落しながらも、サーヴァントを失った後で脱出も出来ず、街に取り残された人間がいるかもしれない。 擬似人格のNPCではなく、聖杯戦争に巻き込まれ、戦う力を失った生身の人間だ。 もしも彼女の目の届く場所で、その人物が戦いに巻き込まれて命の危機に陥った時、彼女は冷静でいられるだろうか? 可能性はそれぞれ万に一つだ。 だが、ゼロではない。 それは、マスターに語った確立と、奇しくも同じだった。 【F-3/特級住宅街 橋の上/一日目 深夜】 【ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール@ゼロの使い魔】 [状態] 健康、なのはの指導による疲労(極小) [令呪] 残り三画 [装備] 杖 [道具] なし [所持金] 裕福 [思考・状況] 基本行動方針:メンターから魔術を教わる 1. 夜が明けたら、引き続き回復魔法を教わる 2. 響と共に回復魔法を無事に習得できたら、聖杯戦争からの脱出方法を探る [備考] ※ メンターの指導により、リリカルなのはの世界の防御魔法(プロテクション、ラウンドシールド)を習得しました。 ※ なのはの指導により、少しずつ体に負担が溜まっています。 現状では問題はないですが、さらなる指導で疲労値が蓄積された場合、戦闘中に反応の遅れが生じる可能性が高まります。 【メンター(高町なのは)@リリカルなのはシリーズ】 [状態] 健康 [装備] レイジングハート・エクセリオン [道具] なし [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針: 響・スバル組と協力し、マスターの願いを叶えて元の世界に帰す 1. ルイズと響に回復魔法を指導する 2. 戦闘時にはマスターは前線に出さず、自分が戦う 3. ルイズと響が回復魔法を習得できたら、聖杯戦争からの脱出方法を探る [備考] ※ 立花響、スバル・ナカジマ組と情報を交換し&同盟を結びました 同盟内容は『ルイズと響に回復魔法を習得させ、共に聖杯戦争から脱出する』になります ※ 『姿の見えない戦闘音』の噂が自身を指すものと把握しています 【立花響@戦姫絶唱シンフォギアG】 [状態] 健康 [令呪] 残り三画 [装備] ガングニール [道具] 学校カバン [所持金] やや貧乏(学生のお小遣い程度) [思考・状況] 基本行動方針: ガングニールの過剰融合を抑えるため、メンターから回復魔法を教わる 1. 学校の時間以外は、ルイズと一緒にメンターの指導を受ける 2. ルイズと共に回復魔法を無事に習得できたら、聖杯戦争からの脱出方法を探る 3. 出会ったマスターと戦闘になってしまった時は、まずは理由を聞く。いざとなれば戦う覚悟はある [備考] ※ シンフォギアを纏わない限り、ガングニール過剰融合の症状は進行しないと思われます。 なのはとスバルの見立てでは、変身できるのは残り3回(予想)です。 【キャスター(スバル・ナカジマ)@魔法戦記リリカルなのはForce】 [状態] 健康 [装備] マッハキャリバーAX、リボルバーナックル、ソードブレイカー [道具] なし [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針: ルイズ・なのは組と協力し、マスターの願いを叶えて元の世界に帰す 1. ルイズと響に回復魔法を習得させる 2. 戦闘時にはマスターは前線に出さず、自分が戦う 3. ルイズと響が回復魔法を習得できたら、聖杯戦争からの脱出方法を探る [備考] ※ ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール&高町なのは組と情報を交換し、同盟を結びました。 同盟内容は『ルイズと響に回復魔法を習得させ、共に聖杯戦争から脱出する』になります ※ 予選敗退後に街に取り残された人物が現れ、目の前で戦いに巻き込まれた際、何らかの動きがあるかもしれません。 BACK NEXT 虎の穴を前にして 投下順 三様の想い 虎の穴を前にして 時系列順 三様の想い BACK 登場キャラ NEXT カーテン・コール ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール - メンター(高町なのは) - 立花響 - キャスター(スバル・ナカジマ) -
https://w.atwiki.jp/yaruo-seihai/pages/52.html
◆FR5jPnW6snWh [saga]:2014/05/31(土) 00 16 09.85 ID 7a0LESBAo _____ L,-、ヤ」」」 { { } >´ ヽ `< >´ _∠ゝ、_ `< >´ ./⌒ ⌒ \ `< >´ /(●) (● ) \ `< ∨ ./ ⌒(__人__.)⌒ \ `< ∨ | |,┬‐ | | ./ ∨ \ `ー ´ / / ∨ / 小ネタ ∨ ./ / / 「時計塔の劣等生」 / ̄ ̄\ (( / / / \ / / | |/ / )) . | | / | u. | ..■□■  ̄ ̄ ̄ ̄7 /| } □■□ / ./ .ヽ } ̄ ̄■□■ ̄ ̄ ̄ ̄7 / / ヽ ノ / / / .// く / / / ./ | \ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / / :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/31(土) 00 16 28.71 ID p6Y1f1Fb0さすがに7VS7はきついからね3VS3VS3ぐらいでちょうどいいのかも立ち回り描写もある程度コントロール出来そうだし :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 00 17 26.41 ID 1odkYc/ho何気に過去の聖杯戦争で終戦後時計塔行ったのって初代クリアやる夫だけ? : ◆FR5jPnW6snWh [saga]:2014/05/31(土) 00 20 09.91 ID 7a0LESBAo #x2005;「時計塔史上、稀に見る最低点数を叩きだした生徒、入速出やる夫」\ ¦ / \ ____ / /⌒ ⌒\ /( ●) (●)\ / _/\/\/\/|___ \ ノ/// ⌒(__人__)⌒ \ミヽ / \ / \ / く | |r┬-| |ゝ \ < バーカ! > / /⌒ \ `ー'´ / ⌒\ \ / \ (  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)  ̄|/\/\/\/\/ ̄ ` ̄ ̄`ヽ /´ ̄ | | --- ‐ ノ | / ノ / ∠_ -- | f\ ノ  ̄`丶. | | ヽ___ノー─-- 、_ ) - _ | | / / | | ,' / / / ノ | ,' \ / / | / \ / _ノ / ,ノ 〈 \ ( 〈 ヽ.__ \ \ ヽ._ \__) :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 00 20 58.28 ID 1odkYc/hoこれは本物の劣等生か :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 00 22 29.44 ID M89YzgaOo精力だけはすごくてつまり魔翌力貯蔵量はすごいとかだろ(適当) : ◆FR5jPnW6snWh [saga]:2014/05/31(土) 00 23 03.88 ID 7a0LESBAo「あまりの出来の悪さにケイネス先生も匙を投げ、ついに退学にリーチがかかってしまう」 / ̄ ̄ ̄\ / _ノ ヽ お前どうすんだよ? | ( ○) | ____ | U (__人). / \ | |r┬|. / ─ ─\ ヽ `ー'}. / (●) (●)\ 時計塔では評価されない項目ですからね……_ } | (__人__) |  ̄ ̄` 、__ノ \ ` ⌒´ /  ̄`'‐- 、 ー‐ ヽ / / ̄彡ミヽ、 V ヽ / / ヽ ヽ ヽ Y / | | 入 ヽ ノ ヽ ノ : ◆FR5jPnW6snWh [saga]:2014/05/31(土) 00 27 15.21 ID 7a0LESBAo 「やる夫のことを不憫に思ったケイネス先生は、彼に校内で開かれる実戦式のテスト。『聖杯戦争』への参加を進める。」 - ‐= ‐ 、 , イ ヽ ヽ / _,- 、_ i 「ヽ ノ -―=',.‐''" ゙ヘ、_/__ ゙ l / '、 ,ノ ヽ ´ ゙lヽ ┌ '" ノ .,' __ ` , ' !イ 彳..__ ‐ 、'冫 r_二 =ヾ._j .' |.! , ^ 、 ヽ //ヽ ゙ 丶ゝ-´_ユ`ゝ `/_=- ! ヽ \ 丨i l.ソ_ ヽ !´ユ`'/ , ‐> ‐`ヽ、 我ら魔術師では決闘が推奨されている。 ヽ,゙ 丶i ! ! l 丶..ィ‐ 、l i | |ゝ ! ′ / l l/ン' ̄'' 、ヽ どんな技術も、実際使わねば衰退するだけだからな。 | /' '.、  ̄゛''ー 、 / i 丶 /  ̄二'、 _ l' │ \ ^ , ′ ! ! l 〈 ri"` リ このテストで優秀な成績を残せば、退学は免れられるだろう。 /. . . | │ \ / ! l ノ ` ' i l l . . . ''‐...ヘ 丶___../ 丶 ノ !│ ,/丿 . . . . . . . .゛ー 、_ /ゞ冫 ヽ 丨 / il\ _....-‐''. . . ./ゝ. . . . . . . . . . . . .^'- ,/ . . . . l- 、 i人 -//// 〉、 _,,..-‐''"´. . . . . . . . . . !. . ヽ,,. . . . . . . . . . . . . . .|. . . . . / . . . `''ー-....__ ./- .、_ ./////,、. .\''"´ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . i. . . . .^ー-..__ . . . . . . . .|. . ./. . . . . . . . . . . . . . . .///∟..//// \\/ \\. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ̄ .゙'''l/く/ 、. . . . . . . . . . . . . . . . .|//i_//// . . . . \丶, '/ . . ヽ//i . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ,, . . . . . . . |//|//| . . . . . . . . . . . . . . .V///// . . . . . . . . / /ヽ \ . . .ゝ :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 00 27 21.15 ID uEzC7jlho死角はありません :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 00 27 27.43 ID ht6lIQ5Oo劣等生アニメでやってるけどひどいねあれ本当にそのへんに転がってる[田島「チ○コ破裂するっ!」]WEB小説まんまの内容って :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/31(土) 00 28 20.65 ID p6Y1f1Fb0校内で開かれるって随分と敷居が低くなったなww :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 00 29 51.84 ID a59OW3jao生徒を見捨てない先生の鏡や :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/31(土) 00 30 52.41 ID cyRQgrUSO 431真偽問わずいきなりdisから入る畜生の見本(冗談です) : ◆FR5jPnW6snWh [saga]:2014/05/31(土) 00 31 26.25 ID 7a0LESBAo 「『聖杯戦争』……それは他校の生徒も招いて行われる、時計塔の一大イベントである。」 「願望機ではないが、優勝者には聖杯という名のトロフィーと英霊を率いて戦ったという栄冠が与えられる」 . -- .、 . , .-- .、 / ヾ \ / . \ / . ヽ. 、 .' , / ∧ ヽ. . . / / | | ∨ ! | . '; i l . ! i | .. |!| | !| | !リ | !| l l j l 从 i|ー| 、N| i__ム斗-リ | | { l . ヘNx=ミ、ノ ノノ云ソイ | | Y . |イ 廴;リ ´廴;リイ从 |i . ! | !. . |i、 /| リ 八 从 . . |^ヘ _ ' _ /^i { ヽ. //.i . ∨ へ .イ 从 Y . 、 // / . .∨rー=≧≦=ュ / 八 ヽ / 厶 V i| ′ . / 、 `ヽ } / , イ ヽ j .  ̄`!´ ̄ { ′ `ヽノノ { / ) .' . i! ヽ { Y V / . . / i ! y Y l i .,′ 〈 i il ′ ノ l l ヽ ∧ i i i / /' lヽ、 l ) ヽ .i i i i / ( l Y ./ /' / / /' __ l′ / /' ; -‐''"´ \/ /' ; -''´ 、 \=彳 ; '´ー- 、 、 ゙.、 、. \ / 、, ゙、 \. \、 ; ベ- ...__ / __;x;''ヽ ヽ. 、 `'''^ヽ;r''Tl,. \ /,ィ'´ ヾト、ヽ ',./_ヽ ',. | ,'., | ヽ. ヽ.' .'l V; ⊥. l,`ヾ Vヽ l,.ヽ', .! .| l | __ヽ、 `ヽ、 '´ l, .ト、 l l, ゙, l .| l! ‐l'´,..rヽ、` ー- .._`.ー 、_ l. ∨/ l. l, ', | .!.l.l, ゙l;ヘヽ li  ̄ | .K | l, .', .,' __ !.l ヽ .l,ヽ '´j,._ __ .| l ゙、! .| V-‐<. ヽ ヽ \゙、 l '´ | ! ゙、.j /---、 .l ノ} ` |`` `ヽ、 ,. ! | . '^ヽ,__ ヾ,.ノ ! ト、 ` .、 ,... ヘ. / レ'´ / \ / .|. ヽ、..二.........Y / ヽ // / / / .// / ,イ| / :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 00 33 44.31 ID 1odkYc/hoシオンとか懐かしいな : ◆FR5jPnW6snWh [saga]:2014/05/31(土) 00 34 38.20 ID 7a0LESBAo 「そしてやる夫は聖杯戦争に、親友やらない夫とともに立ち向かう」 }\ ⑪ | \ .| | / ヽ ___. | | r"'、____,'ヽ / ヽ ,| | ゙',ー----―'" ___ ミヽη / - ー ヽ ,r'つ、 / (●) (●) ,r'" ∞ ゙ヽ )) \ \ (●) (● ) i / Eシ i (__人_).i i'ヽ ./⌒} .\/\i(_.人__) .| /ヽ/ | | さぁ、やる夫 \___`⌒´ノ { } ./ / / .| `⌒´ / .. ヽ. .| | / , ゙ヽノ⌒ヽ ヽ{⌒{ ;;;/ { ヽ,_ __/ ヽ| | 最強の英霊を召喚するぞ…… | i. / ̄7 !  ̄ ̄ シ } i ヽノ ノ| | ノ ノ二/_と)| ノ i イ ;/ | | \ノ (ノ . ( ! |ヽ / | | ソ ̄ _ゝ (). .(). ヽ、_ノ i ヽ_/. | | ソー. _ゝ ∥ ______ ∥ | | .|」 ソー _ゝ , ‐ " ̄ /\ ゙゙̄ ‐ 、 ..| | ソ_______ゝ ,r" / \ ゙ヽ、 | | ノ ヽ> /___/____\____゙;., | | .(). ,'\ / \ /', () |____.| ∥ { X .X } ∥ ノ_ノ ノ_ノ ',/ \ / \,' ヘ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄ ̄ ̄/  ̄ ̄7 へ、. \ / ,r" .() ゙ - 。,_ _ \/ __.。.‐" () ∥  ̄ ̄ ̄ ̄ ∥ :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 00 35 00.60 ID M89YzgaOo美女や英霊としっぱりむふふさせてもらえる戦争に無条件で参加させてくれるとは優しいなぁ先生 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 00 35 25.90 ID bQx0v9jkoパンツで一体何が出て狂ってんだ…… :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 00 35 49.02 ID rDHykSYd0実際見るに堪えない(見るに耐えないは誤用です)内容だったからなあ…途中から笑いのタネにもできなくなって切ったわ :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 00 35 51.77 ID 5YaLY7afo劣等生ダメなら最近のラノベ全部ダメだろ :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 00 36 08.90 ID 6SwH6lZR0鰓昆布取りにいかなきゃ :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 00 37 03.43 ID 9+d7u+kIo劣等生ダメな人が型月とかOKなのは割と本気で分からん : ◆FR5jPnW6snWh [saga]:2014/05/31(土) 00 41 15.49 ID 7a0LESBAo /  ̄ ̄ ̄\ ′ \ i /_, ヽ 一 ノマ_/ 〔ヒ)  ̄ ノ 俺に感情はないからね……。 、 ( 人_ ノ イ \ ⌒ _/ ̄\ / ̄ \ / ∠ _ \ / _/ ̄ ̄ 丶 / _/ ̄\_ } 「時計塔の劣等生」 おわり / / \ 「 ̄ / 〔 _/ 〕 ̄\_ ′ \ \ 〕 ̄\ / \ \ 〕 ̄\ / \ 7/ 〕「 / \_/\ ______〈 八_ 〉__〕〕__〕〕 l[Ц(ノ ∨//〉 ∨//〉 / ̄ ∨/ ∨/ / ' / _ __ イ / / ̄ ̄ ! 〔 / | | 〔 _/{ | | \ \ |  ̄\ \ \ \  ̄\_ \ \__ 〔 \ 〔 〔 \___/_〔 \ / ̄\ 〔 ̄ ̄〕_/ ̄ 「 \{ __〉 \____/ 〈___ノ :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 00 43 03.65 ID ht6lIQ5Oo軽い設定の聖杯戦争って以外と無かったし割とありかもしれない
https://w.atwiki.jp/jojofate/pages/76.html
アイディアを思いついたら書いてください。 ライダーの鎖を爪弾で軌道変化or飛距離うp チョコ先生や神父の能力を太極図(封神演義)で無力化。(ギルッチ 吉良もキャスターも気がついていないが、吉良はデッドマンズQの、自然発生した、サーヴァントとは別の幽霊であり、実のところ、キャスターは生身の人間でない存在と契約を結んでいる。吉良も、薄々自分がどういう存在なのかに気がついており、今度こそ、戦いの果てに真の安息を求める為に、戦っている。 キャス子は吉良に聖杯戦争の概要を伝えていない。特に令呪についてはほとんど語っていない。なぜならキャス子は前のマスターに令呪を行使されかなり酷い仕打ちを受けておりマスター不信に陥っているから。しかし、誰かと契約しなければ自分は消えてしまうため仕方なく吉良と契約。この時キャス子の話を信じさせるために吉良をランサーあたりに襲わせキャス子の協力のもと撃退する。吉良も馬鹿ではないから少しすれば自分がわけのわからない戦いに巻き込まれているのはキャス子のせいだと気づくがもう後戻りは出来ず。しかもこの場所が聖杯を出現させるには絶好の場所でありどっちみち誰かに攻められると言うことをキャス子から聞き絶望する。けれども背後の敵におびえて暮らすことが出来ない吉良は逃げることなく敵を始末することを決意。そのままずるずると聖杯戦争に巻き込まれる。果たして吉良は聖杯戦争を勝ち抜けられるのか?またキャス子の心を開くことは出来るのか? フー・ファイターズは、この世界では宝具の魔力により知識を得て、その宝具を授けたアーチャーとプッチ神父に恩義を感じ、知識を守る為、教会の防人をしている。 ノートリアスBIGが日本に上陸する
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/148.html
遠坂凛&ランサー ◆F61PQYZbCw 妹が離れ父が死亡し母が狂った。 これが彼女の親族の成れの果てであり独り残された少女は似たように構成された住居で泣いている。 見知らぬ場所だが知っている、この家は彼女の家であるのは間違いない。 方舟に構成された限りなく現実世界に近い空間で彼女は独り……泣いていた。 ここは聖杯戦争……運命の崩壊を引き起こした根源であるあの記憶の亜種。 舞台と役者は違えようど彩る装置は変わらず願いを餌に殺戮を強要する。 少女の名前は遠坂凛、由緒正しき遠坂の実縁に該当する正式後継者だ。 幼いながらも初歩魔術を行使出来る程の天才であり、彼女もまた自分でその才能を理解している。 順当に行くならば偉大な魔術師に昇り詰めた父に全てを叩きこまれ立派な後継者になるはずだった。 だが聖杯戦争と呼ばれる奇跡を覗かせた永遠の闇に全てが飲み込まれてしまった。 父――遠坂時臣は聖杯戦争に参加、そのサーヴァントはアーチャーと呼ばれ彼の優勝は固いはずだった。 能力値だけでは世界を語れない、運命とでも呼べばいいのだろうか。彼は全てにおいて見放されていた。 手駒に成り下がらないサーヴァント、暗躍する陰謀、裏切りを引き起こす弟子、そしてサーヴァント……。 負の連鎖は止まることを知らず彼がこの世を去るのに時間は必要何て存在しなかったのだ。 残されたのは彼女と妹、そして母。 妹は養子として家系を離れていた。 母は父を失ったこと、そして重なる幼馴染とのすれ違いから崩壊を起こしてしまった。 残る家系は幼い彼女のみだ。しかし少女に全てを背負わせる現実は過酷の領域を軽く超えている。 されど退路は無く進むしか無い。少女は悲しみを背負いながら確実に歩を進めていた。 何時まで泣いていられない、例え誰も彼女を見ていなかろうが次期当主の沽券に関わる問題だ。 少女は強くならなければならない。遠坂の名を落とす訳にはいかないのだ。 奮起する少女を誰が咎めようか。悲しみを背負いながらも走り続ける遠坂凛を誰が笑うだろうか。 「私はもう泣かない……遠坂家の名を背負って聖杯を手に入れるの……!」 彼女の父である遠坂時臣は聖杯を求めた。それは遠坂家の悲願であり魔術師としての地位を飛躍させる。 父が成し得なかった願いを娘が引き継ぐ――凛は当主の名の下に聖杯を目指す。 彼女が何故聖杯戦争に参加を、資格を得たのだろうか。 そもそも彼女の父が参戦した聖杯戦争から確実に歳月の経過が足りなく聖杯戦争はまだ開戦されないはず。 彼女が今宵の月を背に願望を望ませる聖杯戦争に参加理由――それは『神父』から送られたアゾット剣だ。 神父は亡き父の弟子であり凛もよく知っている人物、その名を言峰綺礼。 彼は凛に生前父から授かったアゾット剣を形見代わりに引き渡した。その箱だ。 箱の構成物質は『木片』であり今回の聖杯戦争に参加する資格の一つ。 彼女はこの事を知らず結果として意思とは関係なく聖杯戦争に身を委ねる事になってしまった。 しかしそれは遠坂家の悲願であり彼女としても退く理由はないのだ。 恐怖はある。 家族の崩壊を引き起こした聖杯戦争に自分が参戦してしまったのだ。 これから待ち受ける運命は過酷の領域ではない。恐らく幼い彼女には支え切れぬ重圧。 独りの少女に乗り越えられるだろうか――独りではない。 「おい、泣き終わったか?」 決意を決めたマスターを見計らって彼女のサーヴァントが姿を表わす。 その性は男、クラスはランサー。 現界するとそのままマスターの元へゆっくりと歩き出し始めた。 「な、泣いてなんかいないもん! ……ありがとう」 「あん? 礼を言われるような事なんざやってねぇ」 「……私に気を遣って姿を消していたんでしょ?」 凛の言葉を聞き足を止めるランサーの表情は強張っていた。 その言葉の通り彼は少女に気を遣い姿を消していたのだ。彼なりの優しさである。 幼いながらマスターの将来性は高いようで魔力の素質も充分過ぎる領域であった。 「……ガキはガキらしくしといた方がいいぜ?」 ステンドグラスから差し込む月光が少女と男を照らす。 マスターとサーヴァント、その関係は主従、戦争に選ばれた運命共同体。 「これからはよろしくねランサー……辛い戦いになると思うから」 「へっ、上等だぜ」 弱気なマスターの声に反逆するように当然の返しを行うランサー。 元より聖杯戦争に生半可なサーヴァントは存在しない、楽な道など最初から在り得ないのだ。 今宵の宴は戦争で彩る野蛮なアンサンブル、望む所と言わんばかりの決意。 「これは遠坂家の悲願……私が、遠坂凛が成し得てみせる……ッ!」 遠坂家。この単語を聞いたランサーの表情は急に血相を変えた。 今このガキは何と言ったのか、遠坂家だ。遠坂、あの『遠坂』と言うのだろうか。 ランサーは英霊として呼ばれたサーヴァント、つまりこの世には既に別れを告げている。 その彼が遠坂家を知っている理由はあるのだろうか、在る。 『彼は聖杯戦争に参加するのは二度目であり、この生は三度目になる』 ランサーは過去に聖杯戦争に参加している、それもマスターの父である遠坂時臣が参加していた時ではない。 遠坂凛が参加していた聖杯戦争――彼女の未来の姿が参加していた聖杯戦争に参加していた。 その戦績は優勝に辿り着くことは無く彼もまた再びこの世を去っていたのだ。 これは何の因果だろうか。元々二度目の聖杯戦争を体感するサーヴァントは極稀である。 その資格を得ただけでも奇跡の領域だが彼のマスターは『彼の知っている人物の過去の姿』だ。 聖杯とはどの時代でもロクでもない代物だ、最初から解り切っていた。 月とは名に付いているがその本質は彼がよく知る悪趣味な器と変わりはない。 ならば今宵の戦争も強者との戦いに身を馳せ参じるのみ――願いはない、マスターにくれてやる。 三度目の生に興味など無く男はこの高鳴りを満足させるべく少女と共に月の夜を駆け巡る。 「小娘め……俺は歳取って出直して来いと言ったんだがな……ガキになって来るとは面白れぇじゃねぇか」 【マスター】遠坂凛@Fate/Zero 【参加方法】ムーンセルによる召還(木片はアゾット剣の収納箱) 【マスターとしての願い】遠坂家の悲願である聖杯を持ち帰る。 【weapon】アゾット剣…柄の先に宝玉がある短剣。対象に刺した後に魔力を込めることで貯められた魔力を開放する。 余談ではあるが凛の父である遠坂時臣を殺害した武具である。 【能力・技能】五大元素使いであり幼い身でありながら既に初歩魔術行使できる。 その才能、素質共に最高の魔術師になれるであろう 【人物背景】偉大な魔術師である父を持っていたが聖杯戦争で父は死亡し、それがきっかけで母も人格に異常を起こしてしまった。 唯一残された彼女は由緒正しき遠坂家のためにも立ち止まることはなく魔術師としての鍛錬を怠らない。 【方針】遠坂家の悲願である聖杯を持ち帰るためにランサーと一緒に生き残る。 【クラス】ランサー 【真名】クー・フーリン@Fate/stay night 【パラメータ】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具B+ 【属性】秩序・中庸 【クラス別スキル】 対魔力:C…第二節以下の詠唱による魔術を無効化する大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない 【保有スキル】 戦闘続行:A…往生際が悪い。瀕死の傷でも戦闘を可能とし、致命的な傷を受けない限り生き延びる。 仕切り直し:C…戦闘から離脱する能力。不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。 ルーン:B…北欧の魔術刻印・ルーンの所持。 矢よけの加護:B…飛び道具に対する防御。狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。 神性:B… 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。 【宝具】 『刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人 突けば必ず相手の心臓を貫く呪いの槍。ゲイボルクによる必殺の一刺。 その正体は、槍が相手の心臓に命中したという結果の後に 槍を相手に放つという原因を導く、因果の逆転である。 ゲイボルクを回避するにはAGI(敏捷)の高さではなく、ゲイボルクの発動前に運命を 逆転させる能力・LCK(幸運)の高さが重要となる。 『突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)』 ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~40 最大捕捉:50人 ゲイボルクの呪いを最大限に開放し、渾身の力を以って投擲する特殊使用宝具。 もともとゲイボルクは投げ槍であり、使用法はこちらが正しい。 死棘の槍と違い、こちらは心臓命中より破壊力を重視し、一投で一部隊を吹き飛ばす。 【weapon】なし 【人物背景】 正体はケルト神話における大英雄で、アイルランドの光の皇子・クー・フーリン。 かつては聖杯戦争に招かれ最終的には言峰綺礼のサーヴァントとなり凛達と戦いを繰り広げた。 その最後は令呪の結果にも反逆を起こし奇跡を成し遂げた上での脱落、遠坂凛に全てを託した。 何の因果か、今度は幼い遠坂凛のサーヴァントとして三度目の生を受け取った。 【サーヴァントとしての願い】 三度目の生に興味はない、強いて言うならばマスターに捧げる。 【基本戦術、方針、運用法】 マスターを守りながら自分の気が赴くままに聖杯を戦争を生き抜く。 BACK NEXT 010 岸波白野・ランサー 投下順 012 ミカサ・アッカーマン&ランサー 010 岸波白野・ランサー 時系列順 012 ミカサ・アッカーマン&ランサー BACK 登場キャラ NEXT 参戦 遠坂凛&ランサー(クー・フーリン) 044 POINT OF VIEW