約 374,304 件
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/628.html
68 名前:隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM [sage 四日目・夜:確信と共に] 投稿日: 2007/01/16(火) 03 52 07 ビルの壁を足場に駆け上がる。 地上は闇に溶け始め、より攻撃に適した位置へと跳ね回る。 だが、それはただ一方のみ、もう片方は哄笑と共にただ宙に浮いていた。 セイバーの拳が放たれる。 だが、壁面という支えから離れてしまった以上、その軌道は単純な物にならざるを得ない。 ナイフよりも鋭い爪が拳と共に迫り、セイバーの拳が出血する。 だが抉られた拳と、相手の爪を支点に軌道を変え、近接戦を敢行する。 手刀で延髄を狙う。 この一撃とて必殺。 一瞬でも意識を奪えば、その瞬間に地面に向けて両の拳をあわせて叩き落とすだろう。 だが、敵、バーサーカーは狂っていても尚冷静だ。 空を足場にするかの如く下へと向かい手刀は回避され、同時に爪という支えを失ったセイバーは重力に従って落ちていく。 その直前、足を掴み放り投げるように投げ飛ばし、その反動で逆方向のビルへと回避する。 数分における戦いで互いに決定打を繰り出せない。 否、繰り出そうとすればバーサーカーのみ一方的に繰り出すことは出来ただろう。 だが、バーサーカーはそれをしない。 それとて異常ではあるが、飛行し、物体を飛行させ、牽制する事しかしない。 再び闇に哄笑が響く。 放置された鉄骨が、コンクリート片が、放置されたままの工事現場の物資が次々と、まるでバーサーカーの周囲を護るように集う。 そして集った後、セイバーへ向け次々と放たれる。 一つ一つが神秘を帯びぬ物体とはいえ、空より迫る高質量高速度の弾幕は驚異に他ならない。 ビルの壁まは数秒、その数秒に物体が次々と襲いかかる。 「くっ!」 元より姿勢は上下が逆。 壁への着地すらままならず、弾幕へと晒される。 最初に向かってきた鉄パイプの側面を掴み、腕力のみで真上に軌道を変える。 続く材木は身を捻り回避し、カラーコーンを弾いて姿勢の上下を戻す。 壁面へ着地し、立ち入り禁止の鉄柵を右腕で弾き飛ばす。 この戦いの終幕をセイバーは想像する。 体力を失い、地面へと落下する己の姿を。 だが逃げるわけにはいかない。 ちらりと下を見れば、闇の中にポツリと目立つ、気絶した少女の姿があったからだ。 「これ以上、人を巻き込ませはしませんよ……!」 ぐいと足を撓らせ、再び虚空へと飛びかかった。 勘に頼り追跡することは避けるべきだ。 魔術による空間転移などの例外を除いて考えれば分かる。 完全に足取りを消すなどと言うことは不可能だ。 そうである以上、この荒れ果てた室内で追跡の手掛かりを探すべきだ。 とはいえそう長い間調べることは出来ないだろう。 調べすぎて逃げられては元も子もないからだ。 倒れていたはずの壁は航空機――ファントム――が墜落したことと、その爆風で完全に壊れていた。 「潰されたとか、そういう楽観論は禁物だよな……」 未だ燃える航空機とその煙に気をつけながら倒れていたであろう近辺を調べる。 「……右腕、か?」 黒く焦げていたが、それは人体の一部のように見えた。 そしてその手には拳銃が握られている。 まだ弾は残っているようだ。 「……気味が悪いし、使ったことはないが……念のためだ」 指を離させ、自動拳銃――SIG SAUER P226――を拾い上げる。 ふと後ろを振り向く。 己の歩いた足跡が残っている。 気付かなかったが先程の爆発で微細な埃や破片が大量に降り積もったらしい。 今もパラパラとだが上から落ちてきている。 拳銃を拾うために屈まなければ分からなかったであろう足跡。 「……だとすれば」 周囲を見渡す。 ……発見した。 既に埃が積もり始めていたが、僅かに足跡が残っている。 それによく見れば、血の跡も残っている、相当出血している証拠だろう。 ……既にロックは解除されている。 マガジン内にも弾丸は十分残っている。 動作不良は心配だが、この拳銃は信頼性が高い。 刀剣所持:拳銃を胸ポケットにしまい、莫耶を手にして追跡する 拳銃所持:莫耶をベルトに挟み、拳銃を手にして追跡する 投票結果 刀剣所持 1 拳銃所持 5 決定
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/696.html
389 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM [sage五日目・昼:岸部露伴の負傷] 投稿日: 2007/04/21(土) 03 42 13 光の殆ど差し込まぬ工場内。 最初に見えたのは影。 そして僅かな光を反射して輝く拳銃。 その次に見えたのは、引き絞られる引き金と、放たれた銃弾。 「ヘブンズ・ドアアァァー!」 咄嗟にスタンドを発動させると同時、手に持ったままの鉛筆で銃弾を弾き、同時に己のスタンドで敵を無力化させる。 岸部露伴の執筆速度は異常とも言える領域に達しており、ただ一発の、通常炸薬によるP230の銃弾を弾く程度ならばなんとか可能なの だ。 「……ッ!?」 敵となった者――暗さに目が慣れてみれば、先程の警察官であった――はどう思考したのか、咄嗟に後方に飛び退き、ヘブンズ・ドア ーの射程からなんとか逃れる。 逃れた後は、防弾盾を構えたままじりじりと距離を取っていく。 「フン、この岸部露伴を傷つけるなんてことが許されると思っているのかい? ぼくの漫画を待っている読者がいるというのに」 銃口の前に曝されて尚、岸部露伴は怯むことはない。 一方の警官は、呆然と立ち尽くしている。 「いいからさっさと『本』になりたまえよ、犯罪に走る人間の動機ってヤツも……今度の作品のテーマにしたいと思っていた所なんだ から」 その言葉は、途方もない傲慢から来る物であった。 「その動き……動機も……魔術師そのもの」 「何?」 その言葉は男の雰囲気を変える。 「魔術師は、殺してしまわねば……!」 決意を持って、岸部露伴に弾倉内の7発を発砲する。 「うっ……くっ!」 一発を弾き飛ばし、一発は耳元でピアス状になっていたGペンを吹き飛ばすに終わるが、残りの全ては露伴に直接叩き込まれ、後ろに 倒れ込む。 銃弾の激痛に悶えながらも、狼狽えず、相手を見据えたままだ。 「魔術師、ってのはなんなのか、この岸部露伴に教えて貰えるかな」 余りにも冷静に、岸部露伴は問う。 余りにも冷静に、男は弾倉を交換する。 「人の命をなんとも思わない外道の事だ、魔術師」 油断などまるでない。 先程の銃撃は頭と心臓を狙った二発の他は、全て手足に向けて放たれ、そして命中した。 銃弾は貫通せず、激痛と共に思考力を奪う。 それでも、先の一撃を警戒し、僅かに距離を取ったまま、頭部へ向け銃弾を発射する。 それは、岸部露伴という一人の人間に対する完全な詰め チェックメイト 即ち不可避の死に他ならない。 ――Stinger snip だがそれでも、岸部露伴という人間が相手に与えた重圧は意味を有した。 与えた重圧によって開かれたその隙間に魔法陣が出現し、同時に廃工場内に爆煙が巻き起こり瓦礫が落下する。 瓦礫と爆煙の中で、岸部露伴は魔法陣に弾かれる銃弾と、後ろに跳躍する男を見た。 「間に合った……!」 そして上空から一人の少年が舞い降り、着地する。 「君は……サーヴァントだな?」 手に持つ杖を男に向け、睨み付ける。 「一般人に対する殺傷行動その他は、この世界では禁忌だと記憶している」 「魔術師……!」 男も、『魔術師』を睨み返す。 「それに……この下らない戦いを終わらせるためにも、君はここで排除させて貰うよ」 強い決意と共にそう言いながら、開いたままの左手を露伴に翳すと、露伴の傷が僅かに塞がる。 この戦いに臨む限り、魔力を少しも無駄に出来ないと言う思いが完治を拒んだのだ。 だがそれで必要十分であるとも判断した。 「それで少しは動けるはずです、とにかくこの場から立ち去ってください」 その言葉を聞いて、岸部露伴は―― 死刑執行中脱獄進行中:「フン、いいだろう、後で事情は説明して貰うよ?」と立ち上がった 岸辺露伴は動かない:ニヤリと笑い「だが断る」と言い切った 投票結果 死刑執行中脱獄進行中:4 岸辺露伴は動かない:5 決定
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/681.html
640 名前:隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM [sage 五日目・朝:オーパス配列] 投稿日: 2007/03/11(日) 04 53 19 こっちが折れないと、余計に気を遣わせてしまうかな? 無茶はさせられないし、ここは早々に受けてしまって休んでもらった方が良いだろう。 「わかった、行く事にする……ありがとう、三枝さん」 もう一度頭を下げる。 「あの、本当に気にしないで良いですから……」 「いや、そうはいっても……」 「二人とも、話が堂々巡りになりかけているぞ」 余りにも冷静な氷室の言葉で少し冷静になる。 「由紀香は私達が看護するから、安心して出掛けてくると良い」 「ああ、うん、そうだな……」 立ち上がってもう一度頭を下げる。 「えっと……それじゃあ、いってきます」 布団の近くに置いたままだった服を手に取る。 丁寧に洗濯され、干してあるのか良い香りふわりと漂うのを感じた。 「はい、いってらっしゃい」 にこりと、布団の中から三枝さんが微笑むのが見えた。 部屋を出る。 一度深呼吸する。 ……まずはノインの所、居間に行って服を着せよう。 それから、イリヤを探して、それから、他に誰か来てくれそうな人……桜達が居たら誘うことにしよう。 「ノイン、居るかー?」 居間を覗くと、ノインはテレビを見ながら煎餅を囓っていた。 「どしたの? 士郎」 「服が届いたからさ、これを着てくれるか?」 「うん、わかったー」 「……いや、着替えるのは脱衣所でやってくれ、ほら、服」 ここで脱がれても、その、困る。 「細かいこと気にするんだね、士郎ってば」 そう言いながら服を受け取ってぱたぱたと走っていく。 「細かな事でも無いと思うけどな……着替え終わったら呼んでくれー、そうしたら、服を買いに行こう」 既に視界から消えたノインに声を掛ける。 わかったーという声が向こうから聞こえた。 さて、この間にイリヤを探して…… 「シロウ、もう出掛けるの?」 「あ、イリヤ」 探す必要はなかった。 イリヤと桜、それにキャスター……名城が立っていた。 「居間に居なかったけど何やってたんだ?」 「ん、これの調整、凄いんだよこの二人、オーパスの組み合わせを色々とやってくれてねー」 そう言って楽しげに笑いながら、例の布状の、説明の際に見せてもらった宝具を掲げてみせる。 「へぇ、調整って、パワーを上げたりとかできるのかこの宝具?」 ちょっと興味を持って覗き込む。 昨日見たあの戦い、自分は役に立つことは出来なかったし、あのJ.B.と言う男も気になるが、あの戦いが凄かったのはよく覚えている。 「あ、違うんです、ほら、この中央の……9個の宝石あるじゃないですか、これ、中央の大宝石以外は外せるみたいなんですけど、これの組み合わせで発動する効果を変えられるらしいんです」 ついパズルみたいで楽しんじゃいましたと言いながら桜が笑ってみせる。 「そうね、幸いキャスターは代えの宝石、オーパスって言うんだっけ? 沢山持ってたから色々試せたしね」 サクラってば嗜みがたりないんだからーなんて、自信満々にイリヤが言う。 「貴方が一番ノリノリだったでしょ、イリヤ」 名城がイリヤの額を軽く突く。 「そ、そんなことないわよ、サクラがやってるの見て付き合っただけだもーん」 そう言ってそっぽを向くが、右側だけ見える頬は微妙に赤みが差している。 「そうですかー? いっちばん楽しんでましたよね? 特種な配列みっけーって万歳してましたよね?」 「ちーがーうー!」 ……うん、丁度良い、一人だと不安だし、二人にもついてきて貰うことにしようか。 「あのさ……良ければ二人とも付いてきてくれないかな?」 「むしろ言われなくても付いていくつもりよ?」 あの子はコーディネートしがいありそうだったからねーと名城が笑う。 「そうですねー、色々着せ替えとか楽しめそうです」 桜も楽しげだ。 「そっか、ありがとな」 キッツビューエル:「それじゃあ、ノインが来たら行こうか」 ウェンゲン:その前に、何か不足している物がないか確認しておこう 投票結果 キッツビューエル 3 ウェンゲン 5 決定
https://w.atwiki.jp/tokyograil/pages/42.html
ゲームルール 【ルール】 版権キャラによる聖杯戦争を行うリレー小説です。 参加者は世界を超えて現れた『紅い満月』に導かれて、聖杯内に再現された東京で最後の一組になるまで殺し合います。 主従は『全18組』と考えていますが、場合によっては加減があります。 基本的に一クラス二騎ずつですが、通常クラスの他にも『エクストラクラス』のサーヴァントの投下を許可します。 ただしエクストラクラスが来なかったりした場合は通常の7騎から選びます。 サーヴァントが投下されない場合、 1がちまちま登場話を書いて投下するスレになります。 【設定】 舞台はムーンセル・オートマトンと東京聖杯に再現された山手線区画内の東京です。 聖杯戦争への参加資格は『月のない空間に紅い満月』を観測していることですが、割とその辺は適当でいいと思います。 聖杯から毎日昼の0時に『通達』が行われます。 <時刻について> 深夜(0~6) 朝(6~12) 昼・夕方(12~18) 夜(18~24) 【その他】 NPC殺傷の制限等はありますか 制限はありますが、その裁定は魔人アーチャーが改造した聖杯自体が行います。 そして、突貫工事、かつ、ムーンセルという超級の聖遺物とシンクロしているために、魔人アーチャー自体も把握しきれていない『バグ』が多数あります ここでは記憶を取り戻す予選などはなく、元世界で月を見た時から記憶が連続しているのでしょうか (その場合拠点などは聖杯から用意されているのか、それとも自ら探し出すのかどちらでしょうか) 聖杯が用意した『東京』という電脳空間での拠点や役割、いわゆる『日常』は聖杯によって用意されています。 記憶の有無にはバラつきがあります。 聖杯がこしらえた周囲のNPCのように元世界の記憶を失っていたり、月を見た瞬間から記憶を連続して月で生活している状況もあります マスターまたはサーヴァントが死亡した場合、相方も電脳死?になりますか リタイアする方法はないということでよろしいのでしょうか 原則として、『何もしなければ』コンビを失った者もまた魂が死にます リタイアの方法は、少なくとも、聖杯戦争のルールなどのような『聖杯から与えられた情報』には入っておりません ≪状態票テンプレ≫ 【X-0/場所名/○日目 時間帯】 【名前@出典】 [状態] [令呪]残り◯画 [装備] [道具] [所持金] [思考・状況] 基本行動方針: 1. 2. [備考] 【クラス(真名)@出典】 [状態] [装備] [道具] [所持金] [思考・状況] 基本行動方針: 1. 2. [備考] 【予約期限】 予約期限は5日間、延長要請で+2日間とさせていだきます 予約解禁は、投下終了後から『24時間経過してからの日付変更時』とさせていただきます <登場話候補の募集について> とりあえず現状で明確な期限は設けません。 一応目安としてある期限としては、個人的な都合で、1/25と考えています 最終締め切りは、どんなに遅くとも、三日前には通達させていただきます。 他の聖杯戦争スレからの流用も、同トリップからの投下なら構いません。 投下する主従は、クラスを一巡せずに同クラスをいくつ投下しても構いません。 その他細かいルールや質問があったら随時対応し、最終的なルールは参加者決定時に決めようと思います。
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/841.html
上段中 名前:小日向 葵(コヒナタ アオイ) 性別:女 身長・体重:cm kg 年齢:高校生 スリーサイズ: イメージカラー:お日様 特技: 特に無い(と自分は思っている) 好きな物: 皆大好き♪ 苦手な物: 虫さんは少し苦手 嫌いな物: 好き嫌いはいけません 天敵: いません 戦闘技術:接客・配膳能力 武装・能力:虫の知らせ程度の予知能力?がある (といいな。何か嫌な予感がする、とかの演出程度) 【人物】 海上都市の商店街にある喫茶店「レーヴェンスボルン」のウェイトレス。 人生初のアルバイトでありながら、接客能力は既に玄人の域。看板娘としての風格も漂い出した。 水佐波高校においては夏海、みことのクラスメイト。彼女達の友人の一人、日常の一員である。 常に人を和ませる笑顔を絶やさず、常連客と級友達に、毎日ささやかな癒しを提供している。 どんなにピリピリした空気でも、葵が現れてほにゃあっとした笑顔を振りまくだけで和む。 喧嘩になれば確実に負けるが、彼女相手に喧嘩を売ろうという者が存在しない時点で無敵。 聖杯戦争や魔術師、この世の神秘などからは最も縁遠い人間。 神秘と言われると星占いやタロット占いって面白いよね、と答える程度の一般人。 ルート次第では被害者の一人として壊れていく日常を演出し、 あるいはヒロインとして守るべき日常の象徴的立場になるかもしれない。 下段左 名前:姫宮 冴子(ヒメミヤ サエコ) 通称:「部長」 性別:女 身長・体重:cm kg 年齢:高校生 スリーサイズ: イメージカラー: 特技:水泳(プールに限る) 好きな物:水泳部の皆 冗談 苦手な物:海 非科学的な現象 嫌いな物:海水 幽霊、おばけ、怪談の類 【人物】 夏海、みこと達のクラスメイトで友人。 水佐波高校水泳部の部長にしてエースである。 幼い頃に海で溺れ、大量に海水を飲んで生死の境を彷徨った事がある。 その事がきっかけで海に対しては恐怖心を抱いており、未だにトラウマとなっている。 トラウマを克服する為に始めた水泳にのめり込み、プール限定でなら夏海以上の実力を誇る。 真剣にプロの水泳選手を目指しており、卒業後は実業団入りが決定。将来を有望視されている。 幾度と無く「一緒にオリンピックを目指そう」と夏海を誘っているのだが、 悉く「狭いプールだと調子が出ない」と断られている。ちなみに、まだ諦めてはいない。 何かにつけて恋愛に結び付け「ズバリ、それは恋だな」と切り出す自称乙女。 また冗談が好きで、度々冗談を口にして憚らないが、冗談のつもりでも真顔で言う為、 周囲の人間には本気と冗談の区別がつかない。 最近、失恋したらしい。 下段中央 名前:二条 忍(ニジョウ シノブ) 性別:女 身長・体重:cm kg 年齢:高校生 スリーサイズ: イメージカラー: 特技:剣道 ツッコミ(本人認めず) 好きな物:友人 和食 幽霊 苦手な物:宇宙人やUFO 嫌いな物:洋食 【人物】 夏海、みこと達のクラスメイトで友人。 古風な剣術道場の娘で、剣道部の主将。冴子の幼馴染。 真顔でボケる冴子と真顔で突っ込む忍の漫才コンビは、一部で有名。 生真面目な見た目や性格とは裏腹に、幽霊や怪談話が大好き。 冴子がそういった存在を怖がるようになったのも、忍が原因である。 しかしながら本人に霊感は欠片ほどもない為、一生涯幽霊に関わる事は無いようだ。 ただし怪談話は異常なほど上手いので、人を怖がらせる事にかけては天下一品。 非科学的な物を信じている反動か、科学的なものに対しては苦手意識が強い。 UFOだとか宇宙人だとかプラズマといった物を「得体が知れない」と表現し、 彼女の怪談に対する反撃として、よくそういった物が持ち出される。 好きなタイプは誠実で嘘をつかず、自分よりも強い人だとか。 下段右 名前:黒崎 八重(クロザキ ヤエ) 性別:女 身長・体重:cm kg 年齢:高校生 後輩 スリーサイズ: イメージカラー: 特技:いやがらせ 好きな物:"彼" 苦手な物:"彼"が他の人といる事 嫌いな物:みこと、夏海 天敵:みこと 【人物】 海上都市側に進出した企業の社長令嬢。夏海、みことの一学年下にいる後輩。 大人し目な外見と御淑やかな雰囲気から、男子の人気は高い。 しかし独占欲が極めて強く、取り巻きに対して横暴に振舞うなど、我侭で傲慢な女王そのもの。 "彼"に対して恋心を抱き、"彼"を自分のものにしようとアプローチをかけたが、 酷く鈍感だった"彼"は、積極的な接触に対して、かえって好意に気付くことはなかった。 そして最終的には水佐波市全体を巻き込んだ大恋愛の末、みこととゴールインしてしまい、 毎日ラブラブな姿を見せ付けられた八重は、二人に嫌がらせをするようになる。 当然、みことの親友である夏海の事も嫌っており、攻撃の対象としている。 とはいえ嫌がらせと言っても今のところは可愛げのあるものばかりで、 構って欲しい手間のかかる後輩と取るか、単に嫌な奴と取るか、評価の別れる所だ。 噂ではみことの"彼"が入院した事に関係しているというが……?
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1007.html
127 :隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM:2007/06/10(日) 04 35 49 とりあえず夕食の支度はやってしまおう。 まあ、下拵えだけだろうが、鍋物は基本さえ守れば後は融通無碍だから簡単にやっつけてしまうことも出来るし。 そして今日は素材が良いのだから、どこまで味を広げるか、と言う点が焦点になる。 普段ならば少し濃いめにするところだが、子供もいて、大人もいる、さらには腹は適度に膨れてしまっている。 と、なれば素材を生かしつつ薄味にして小皿で調整してもらった方が良いだろう。 鼻歌交じりに冷蔵庫から野菜を取りだし、洗って刻み、鍋に張った水に面取り大根を入れて茹で…… 「よし」 薄味だがしっかりとしている、これなら文句はそれほど 「よし、じゃないでしょこの馬鹿」 突如背後から頭部にチョップを食らった。 「……遠坂、どうしたんだ?」 「どうしたじゃないでしょ……さっき玄関で自分がなんて話したか覚えてる?」 思い返してみる。 ……ああ。 ホリィの話か。 「ちゃんと話すぞ?」 そんなに大した話の量にはならないし。 「じゃあなんで料理を始めちゃうのよ……この家が結構広いって言っても集めるのに何時間も掛かる訳じゃないでしょうに」 「ああ、うん、そうだな、そうだった」 「アンタって時々そうよね、真面目に突拍子もないことを始めるの……なんで?」 聞くような事でもなかったであろうちょっとした疑問を口にした。 「さあ? なんでだろうな、多分癖みたいな物だろうから意思でどうこうってものじゃないんだろうな」 「ふぅん……ま、意図的にやってるようなら殴ってでも矯正させてたでしょうね」 二人して軽く笑う。 「ともかくさっさと来てちょうだい、もう集まってるから」 その言葉を背後に受けて、コンロの火を切り、手を拭いた。 遠坂に話したように、ホリィを連れてきた経緯にそれほど深い話があるわけではない。 軽い質問と、ついでに冷たい視線に応えながら、話はサクサクと進んだ。 ちなみにホリィはなのはとフェイトに頬ずりされたりしながら縁側に座っている。 あまりベタベタされるのは好きではないのか、困ってはいるが、だからといって嫌がっているわけでは無さそうだ。 イリヤとノインは二人の熱気にあてられたのか、ちょっと距離を置いて居間の畳の上に座っている。 「……なるほど、事情は分かったが……それで良いのかね?」 ジェネラル……カールさんが倫理的にとか社会的にとか、様々後に続けられそうなところで言葉を切って質問してくる。 当然言葉には出さないが『戦い』にだって決して良いことではないだろう。 だがそれはノインを連れてきている時点で、リスクという意味では同じ事だ。 その事だって、情報を得る為のリスクと考えれば……いや、あの時はそんな理屈は考えなかったけど。 「そりゃあんまり良くはないでしょうけど、放っておく訳にもいかないでしょう、日暮れだって近いんだし」 まだ明るいが、太陽は地平線に接し、沈むまではそれほど時間は掛からないだろう。 「確かに最近はまた物騒になってきたらしいしな、日が暮れて事件に巻き込まれる、と言うこともあり得ない話ではない……のだがな」 正しさを認めつつ、それでも渋い顔の氷室。 まあ大体何を考えているかは分かるのだが。 「ま、お人好しも度が過ぎるとこうなるってー事だな」 「蒔、君の場合は犬猫に似たようなことをしていなかったかね」 飼いこそしなかったもののな、と小さく続ける。 「うっ……それは別に良いだろ、ちょーっと肉をくれてやっただけなんだから」 ふいっと目を背ける。 「あら、お優しいのですね」 ルヴィアの言葉に頬を少しだけ赤らめる。 「う、うるさいな、ほら、今はそう言うこと話してないだろ、あの子をどーすんだって事だよ」 ま、そうだな……それが問題だ。 愛宕:「それじゃあどうしたら良いと思う?」蒔寺に聞いてみることにしよう 那智:「桜はどうしたい?」桜の意見を聞くことにする 厳島:……ま、連れてきた責任があるしな
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1009.html
208 :隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM:2007/06/18(月) 04 34 43 その言葉を出すまでに散々に迷った。 だがそれでも、衛宮士郎の結論は決まっていた。 迷いの時間は、ネガティブな思考を切り削ぐ為だけに用いられた。 心構えを作り、知った上で進む。 かつて無知故に大切な人を傷つけた故か、ただただ衛宮士郎の在り方としての思考故か。 ともかく、結論は一つだった。 「……話してくれ、イリヤ」 イリヤはその言葉を、光が100万キロほど進む時間反芻する。 そして一度だけ深呼吸し。 「そうよね、シロウだもん、そう言うわよね」 寂しそうに笑顔を見せた。 「もしかしたら、不和の種を撒くために、わざと私にこの話を聞かせたのかもしれない、ってことは頭に入れておいてね」 笑顔を止めて、険しい顔になる。 その言葉に頷いて、耳を傾ける。 「今日の朝、笑い声が聞こえたの」 「笑い声?」 「そう、笑い声……耳障りな、男とも女とも分からない、二人が全く同時に発したような笑い声」 双子の姉妹が同じ歌を全く同時に歌う映像というのを以前テレビで見たことがある。 原理はどんなものだったか忘れてしまったが、僅かに声のトーンを変えることで互いに増幅させ、より素晴らしい歌声になるのだと言う。 あれを男と女に置き換えて笑わせる……どうにも想像できないが、そう言った物なのだろうか。 「それが気になってね、そっちに向かったわ、あの壁に開いた大穴の所よ」 「土蔵の近くのあそこか……そういえば修理はしていなかったな」 穴を塞いで塗り直すとなれば一日がかりの大仕事となるが、魔術による修繕ならばすぐに終わると言っていたし、後で遠坂に頼んでおこう。 「隠れていたから姿は見えなかったけど、その人物は言ったわ『君は機を見て衛宮士郎君を裏切り、アレを手に入れてくれ』ってね」 「裏切る……だって?」 「そう、そいつはシロウを裏切る、と言ったのよ……相手も見えなかったからこの話はシロウにしかしていないわ」 思わず周囲を警戒する。 周囲には誰も居ないが、それでも急激に居心地が悪くなる。 この家の中で裏切りだって? とても信じられるモノではない。 「一応、殆ど一日中シロウの側でチェックしたけど危険要素は見つからなかったから、危害を加えるつもりかどうかは分からないけど……それだけに不気味ね。 ヴェルナーの話でもそれらしい存在は確認できなかった、と言っているわ」 だが、イリヤが嘘を言っているようには思えない。 ……しかし、『アレ』とは何だ? 心当たりは全くない。 例えば……値打ちの代物? だが思い当たるような代物はない。 家やら土地の権利書なんかの類は藤村の爺さんが一括して管理してくれているし、そもそも対象が資産的価値の高い代物だとすれば他の場所に幾らだってあるだろう。 遠坂やルヴィアの私物の中には魔術的価値の高い代物はあるかもしれないが……だとすれば『衛宮士郎を裏切り』の部分と繋がらない。 「それでね、一応精神操作の可能性を追跡してみたわ」 思考の海の中に沈んでいきそうだったところでイリヤの声が耳に入ってくる。 「それじゃ、結果は?」 「まず、ユキカ達はシロだったわ、微弱な魔力を流して反応を見てみたんだけど、特に異常は確認できなかった……とは言っても、魔術を用いない方法、後催眠の可能性を考えれば万全ではないけど」 そっち方面は全くもって分からないからパスせざるを得ないわね、とイリヤが続ける。 「そっか、とりあえず……一安心、かな」 実のところちっとも安心ではないが、最低限巻き込んではいない、と考えて良いだろう。 「それでね、この家のサーヴァントの何人かにも同じようにしてみたんだけど……シロウ、聞いてる?」 恐らく緩みきった顔をしていたのだろう、イリヤが睨み付ける。 「ああ、聞いている、ちょっと気を抜いただけだよ」 勿論、気を抜いていい話ではないのだが。 「シロウのキャスターに関しては問題無さそうね、魔術への抵抗力が一般人と変わらないのには驚いたけど、宝具の一点特化型だとすればあり得ない事じゃないわね。 それから同じようにルヴィアゼリッタのジェネラル、サクラのライダー二人も同じくパスしたわ、まあ、通常状態との比較を行えていないからその点でも完璧じゃないのは自覚しているけど……」 イリヤの声が僅かに沈んだのが分かった。 そしてそれが何を意味するのか、すぐに想像できてしまった。 209 :隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM:2007/06/18(月) 04 37 06 「それじゃ……先生やなのは達に何かあった、って事か?」 あの三人は、ともすれば忘れてしまうが、三人ともサーヴァントなのだ。 「何かあった、ってわけじゃないのよ……セイバーは問題なかったし……ただね」 思考の沼から這い出すようにイリヤが声を発する。 「この家の子供達を調べたんだけどね……4人とも、バケモノよ」 子供達、4人。 顔が順繰りに浮かぶ。 なのは、フェイト、ノイン、ホリィ。 「バケモノだって? あの4人が?」 「シロウ、声が大きい」 「ああ……悪い、それで、それは本当なのか?」 一度だけ深く呼吸する。 そしてちらりと居間の方を見る。 「そうよ、さっきの、ホリィって子にも同様に、肌に触れて魔力を流したわ」 さっきの、玄関のアレか。 ……玄関をくぐり相対したあの一瞬でそこまで考えていたというのは、感嘆する他ない。 「それで、何かがあったって事、だよな」 疑問符をつけぬ質問に、イリヤが頷く。 「そう、魔力に対する反応が、他の人間に比べて過剰だった、って言えば分かる?」 「詳しくは分からないけど……魔力が、途方もない、って事か?」 「正解、リンのサーヴァントだって言うあの二人は……これも異常だし、見た目が若すぎるけど問題はないわ、途方もない魔力を扱うってのはキャスターならば当然あり得ることだし、でもね」 「あの二人も同様だ、ってのは変、って事か」 「ええ、仮に反応がただの才能による物だったとしたら余計に、ね」 こくりと、イリヤが頷く。 確かにそうだ。 昨日この家での戦いを直接見たわけではないが、二人が展開させたという結界がきっちりと戦闘機の直撃を防いだという事実が一つ。 そして遠坂達から聞かされた戦いの内容と庭や壁に残された痕跡を見れば、戦いが非常に高度であったことを示していたし、それを生き残った、という点からしても、総合戦闘力を含めて優秀であると言うことは容易に想像できる。 壁に体重を預け、そのまま足から力を抜く。 とさりと廊下に座り込み、溜息をつく。 「つまり、残った二人が怪しい、同時に、この家に来た時期を考えれば……って事か」 そこから先は言葉にしない。 言ってしまえば、何かが壊れてしまう気がしたから。 そうだ、知ってしまった以上、誰も、家族を、友達を、知己の人間達を疑わずに居ることなんて、出来るのか? 天井を眺める。 何も考えないように、天井を眺める。 気付けば、イリヤがよしよしと頭を撫でてくれる。 その行為に、少しだけ涙が出そうになった。 「最初に言ったとおり、不和の種を撒いて攪乱させるためにわざとやっている、って可能性だってあるし、私がミスしている可能性だってあるのよ」 「そうかも、しれないけどさ」 自分の声が少し掠れているのが分かってしまった。 「それでも不安ならね? 私一人を疑いなさい、私が貴方達を攪乱させるためにやっているのだと、そう思いなさい」 頭を撫でていたその手をそのまま回し、抱きしめる。 慰められたわけではない、そして事態は何も解決していない。 だが、理由もなく安堵した。 「ありがとう、イリヤ」 それだけを言って、イリヤを抱き返した。 「うん、それじゃ私の話はこれでお仕舞い、寂しいけど、お城の方に帰らなきゃ」 身体が離れ、寂しげに微笑むのが見えた。 「そっか……今日はありがとな、イリヤ」 「ううん、私の方こそ、ごめんね、シロウ、それじゃあ、またね」 それだけ言って、イリヤが背を向ける。 立ち上がり—— フォレスト・ガンプ:イリヤを森まで送っていく事にする ショーシャンクの空に:「ああ、またな」出来るだけの笑顔で、その背中を見送った
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1351.html
861 :隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM:2008/03/06(木) 04 31 00 「一度退くのが賢明ですわね」 決断までの時間は極々短いもの。 既に異常繁茂した半ばまで破れていた窓に体当たりし、そのまま外へと跳び出す。 常人ならば足を折り、命さえも危うい突破口。 しかし彼女は魔術師であり、それに仕えるのは英霊として人外の域に置かれた存在である。 跳び出すと同時に着地地点を視認し、気流、質量を操作し着地に備える。 「これを選んだということは、下のアレをどうにかするのを優先する、と言うことで良いんだな?」 同様に着地したジェネラルが自らが跳び出した地点へ向けて連べ打ちを行い、数人を撃ち抜くと共に残り全ての頭を下げさせる。 「ええ、上の敵、情報は得られたのでしょう?」 「一応、おおまかなところはな」 それを使って有効な手だてが立てられているわけではないが、戦闘能力については大凡収集できている。 前後から現れた男女についての情報は特に得られていないが、追撃が無い事から判断して大きな戦闘能力は無い物と判断する。 「それで十分、とは言いませんが……」 着地し、僅かに残る衝撃を前方宙返りで逃し、砲火の先の敵を見据える。 「今は完全に未知のこちらに集中しましょう」 「とはいえ、どう攻めるね? 銃砲撃の類でダメージは与えられているようだが……あの調子だぞ」 ドロドロとカラダから崩れて落ちた液体がスライムのように蠢き元の姿に戻っていく。 「本格的に不気味ですわね……」 不快さを隠す事もせず、だが冷静に見据える。 小銃の銃弾を幾度となく受け、それでも止まることなく砲座へ突撃し破壊する。 そこには驚異を排除する、と言う本能だけでなくどこか意思のような物を感じ取れた。 「見たところ無差別破壊をしているわけでは無い……だとすれば司令塔があるのではなくて?」 例えるならば、前面に展開させた兵士にとってのジェネラルのように。 「だとすれば中央の『女王蟻』、そう名付けることにするが、あれがそうなのではないか?」 「残骸を食べ散らかす異形に知恵があるとは思えませんわ、その他の小物も同じ」 「……なるほど、アレは命令をこなすだけであとは暴れ食し繁殖するだけの存在と言うことか」 それは理性的な思考ではなかったが、感情的にはジェネラルも同意してしまうに十分な異形だった。 「それが正しいとすれば命令は極めて大雑把な代物で……あれを操る魔術師が居る、と言うことになるか」 周囲を見渡してみるが、それらしき存在は視認できない。 それは必然である。 どこからでも見られるような場所に居るとすれば狙撃の危険があるし、そもそもわざわざ戦力から離れるとは思えない。 そして周囲の灯りと呼べる物は街灯以外には月明かり程度で、遠距離からの視認は不可能ではないが難しいだろう。 「暗視装置の類でないとすればあとは魔術と……」 ジェネラルが言葉に詰まる。 「まさかさっきの連中に隠れていたか?」 仮説が正しい物として操作、という点に関して言えば上の敵と下の敵は同一の物だ。 操られた振りをすることも不可能ではないだろうし、『自らを他人のように操る』ないし他人と同時に操ることも可能かもしれない。 可否の判断は置くとして、そうだとすれば外見から判断することは完全に不可能と言うことになる。 「確かにそれは可能でしょうが……そう言った類の魔術を好む魔術師が居るとは思えませんわ」 魔術師は自我を強く持つ。 それは彼女自身がそうだったし、彼女の知る全ての魔術師が自我を優先していた。 それが例え一時的であり、手綱を自らが握っているとしても『操る』魔術の対象を自分とするとは思えなかった。 しかし、それでもその可能性を捨てず、ビルへと振り返る。 その途中、視界の隅になにかが映った。 「あれは……」 動いてしまった焦点を視界の隅であった場所に向ける。 見えたのは―― 月:座した影だ 星:空に飛ぶ影だ 闇:跳躍する影だ 投票結果 月:2 星:5 闇:0
https://w.atwiki.jp/mgtn-light/pages/132.html
メガライ聖杯戦争キャンペーン 舞台は現代に非常に近い近未来。 人類という種が、宇宙への進出を現実のモノとする直前の世の中、反面で原油を代表とする多くのエネルギー資源や、大気の汚染、環境の破壊、または、多くの資源の衰退による紛争など、枯渇と言う名の緩やかな滅亡に直面し、一つの滅びもまた、その背に追いつこうとしている時代の話となります。 そんな最中、南極大陸の氷の中から過去に類似を見ない文明遺跡が出土し、同時に、そこより人類に対し敵対行動を取る存在、悪魔が出現してしまう、と。 PC(マスター側)は、この悪魔の進出を調査し、それを止める為の調査員、という立場になります。一般人からのスカウトでも構いません。 あなた方は、今まで社外から隠匿された神秘を持つ魔術師であったり、或いは、サーヴァントとしてのマスター素養によって何処かの国家からスカウトを受けたり、強制されたりして、無尽蔵に悪魔と言う難解な超常現象すらも発現させてしまう有機物を生産できる、南極大陸の遺跡、仮称「聖杯」に挑んで頂くのです。 メガライ聖杯戦争キャンペーンGM PC キャラクター作成について セッション履歴 Q A■Fateシリーズってなあに? ■サーヴァントってなあに? GM GM:涙奈(霖) SM:鏡見 PC ■マスター ミカ (PL:ピエール八隈) 山城清仁 (PL:お弟子さん) シャルロッテ (PL:那木) ■サーヴァント セイバー (PL:あいはら) アーチャー (PL:櫻) キャスター (PL:ネイプ) キャラクター作成について +... マスター側 選択クラスは2つ。 特殊スキル 令呪(内容は後ほど開示します)を取得してもらう。 GP10スタート(1シーケンス経過時Lv2ずつ上昇(仮)) サーヴァント側 選択クラスは3つ。 うち一つはサーヴァントクラスを取得する事。 装備は持てるが、消耗品は持てない。 GP20固定 命運は1 サーヴァントクラススキル表 ■追加調整(16/09/10) サーヴァント ・HP1.5倍化(命運1のみ所持の代わりの補正として) ・戦闘不能時、命運消費蘇生を任意で放棄可能 セッション履歴 シーケンス 日付 報酬 0 2016/9/2 22:00~ ログ 1-1 2016/9/11 19 00~ ログ 1-2 2016/9/14 21 00~ ログ 1-3 2016/9/28 21 00~ ログ 1-4 2016/9/30 21 00~ ログ 1-5 2016/10/12 21 00~ ログ 2-1 2016/10/19 21:00~ 2-2 2016/10/23 21:00~ 2-3 2016/11/11 21:00~ 2-4 2016/12/18 14:30~
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/141.html
【天海春香】 「プロデューサーさん!聖杯戦争ですよ、聖杯戦争!」 アイドルマスターに登場するヒロインの1人にして、二次聖杯戦争の26人目の参加者。使役サーヴァントは不明。 ・・・というのは冗談で、本編には彼女の影も形も無い。では何故、彼女の記事があるのか。その答えは参加者の1人、天海陸にある。 そう、この2人は苗字が完全に一致しているのだ(ただし、中身は月とスッポン並みのぐう聖とぐう畜だったりする)。 本来ならその一発ネタで終わるのだが、一部でその事がネタにされ、陸が脱落した際にはAAが見つからなかったとは言え、彼女のAAが貼られた。 その時のAAの台詞は「ち・・・ち○こしまえ!そして寝ろ!」とアイドルどころかメインヒロインの立場が揺らぎかねないものだった。 流石に不味かったのか、別のAAに変更されたが、それは某所で猛威を振るったSRカードだった(しかもそのAAが、二次聖杯を掻き回した妲己や名勝負製造機となったラオウより大きい)。 その後、陸のAAも見つかり、彼女のAAも退場になるかと思われたが…インパクトが違い過ぎる為か、未だ死亡者名鑑に君臨し続けている。 同期に生きたまな板や金髪毛虫、果てには宇宙人までいるプロダクションに所属し、別の世界線ではロボットに乗って戦ったり、世界征服を企む皇帝として行動したり、最近ではナチスの1日総統閣下に就任したり、そのナチスの高官に閣下と呼ばれたりしている彼女だが、果たして何処へ向かっているのだろうか・・・。 【アーチャー:ジョン・メイトリクス】 3スレ目の終盤にて突如発生した謎のネタ。「何が始まるんです?」「第三次聖杯大戦だ」 念のために言うと、元ネタはアーノルド・シュワルツェネッガー演じるコマンドーの主人公ジョン・メイトリクス。 『Unlimited Commando Arms』で英雄王に喧嘩を売ったり、ハサンから気配遮断A“シズカニスバヤク”を習得していたりと何でもアリのサーヴァントである。 そもそも何でサーヴァントになっているのかは不明。ムーンセルか聖杯に娘を誘拐でもされたのだろうか? あの屈強な肉体と凶悪な武装の数々を用いればマスターが弱かろうと何だかんだで戦争に勝ち抜けてしまうかもしれない。 流石は州知事、まさにワンマンアーミーの化物である。そしてなぜかステータスまでもが作られていた。 映画のネタやジョークを織り交ぜつつ、ここまで詳細な設定を作ったこのスレ民はある意味凄い。一体何者なんだ…(棒) しかし、完結編プロローグもとい80話でギルガメッシュ本人が登場した為、ギルガメッシュとの戦闘で敗北したと思われる。 【いともたやすく行われるえげつないチート】 マスターの一人である市長ことジョン・バックスが作中で行った所業のこと。 この企画における聖杯戦争のマスターは、基本的に無意識の内にムーンセルに呼ばれる形で参加している。 しかしジョンは自らの未来日記で雪輝と由乃の未来日記を覗き見たこと、そして元の世界での時空神デウスとの接触で事前に聖杯戦争の存在を知っていた。 それと同時にデウスの手配で情報端末を通してのムーンセルへの接触が可能となり、部下を使って聖杯戦争の情報収集などの準備を行った。 ここで彼はなんと部下のハッキングで会場であるムーンセル内の冬木市の市長の肩書きと権限を確保、自分の部下達のデータを再現したNPCを配置。 まさかのムーンセル冬木市の市長となり、他のどの参加者も持ち得ない「組織力」と「権限」を初期状態から持つという結果になった。 ルール違反に見えなくもないが、聖杯戦争で平等なのはあくまで「サーヴァントを従えること」と「3つの令呪を持つこと」。 事前に万全の準備を行い、有利な状態で臨むのは聖杯戦争においては当然のことである(それでも会場である街の市長の座を手に入れてしまうのは十分凄いが…)。 【汚物】 別にこの聖杯戦争に参加しているわけでもない、北斗神拳伝承者候補ジャギ様の事。未参加が微妙に惜しまれる。 実力はそこそこあるはずなのに、滲み出る小悪党臭のため、様々な場所で人気がある。そして弟の正統伝承者は人気が(ry スレに書き込まれていたジャギ様の妄想ステータス 筋力B 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具B 宝具:世紀末石油王伝説(ランクB 対城宝具) おわかりいただけただろうか?意外と戦えるのである。ただし、魔法戦士クイズ(Q)・マジック(M)・ジャギデミー(Z)が憑依すればの話だが。 といっても、そもそも参加者では無いので結局は夢物語なのだが。ぬぁぜだぁぁ〜っ!!