約 374,341 件
https://w.atwiki.jp/twitterfatetrpg/pages/807.html
聖杯戦争ハウスルール 目次 はじめに 探索判定 エリア封鎖 貯蔵魔力 宝具ランク 使い捨て礼装 その他追加ルール キャラシ見本 はじめに このページは、としあきの聖杯戦争のサーヴァント戦ルールに継ぎ足しを行ったものです。 通常のルールに比べ取れる手段が多くなっていますが、その分処理が重くなっています。 まだ試作段階のものですので、何かご意見がありましたらDMやリプにてご連絡いただければ幸いです。 探索判定 ☆探索判定 移動フェイズ時に行動を消費する。使用ステータス 任意のステータス 1D100 =任意のステータス×10で判定し、成功した場合は任意の1エリアに誰がいるかを知る事が出来る。 この探索で知れるのは指定したエリアにPCがいるかどうかであり、名前は明かされず隠れていてもそのエリアに居ることは通知される。 探索判定は全て秘話にて行い、判定はマスターのステータスを参照する。 エリア封鎖 3ターン毎に開始時にて霊地以外のエリアをランダムで封鎖する。 封鎖されたエリアは戦争中に移動できず、ターン終了時にそのエリアにいる陣営はペナルティとして、マスターとサーヴァントのHPを-50減少させる。(この減少でHPが0以下になった場合は脱落となる。) 貯蔵魔力 当ハウスルールでは、新しいステータスとして貯蔵魔力の項目をキャラシに追加する。 ☆貯蔵魔力 【70+マスターの魔力×10】を貯蔵魔力の最大値とする。 陣営がとる行動により、回復や消耗が発生する。 ☆魔力消費 1ターンの終了時に「魔力清算フェイズ」が発生。 【サーヴァントの英雄点】-【マスターの魔力値×5】分だけ貯蔵魔力が増減する。 これがプラスであれば、貯蔵魔力にその分だけ加算され、マイナスであればその分だけ減算される。 交戦フェイズが発生した場合、参加陣営は終了後に【サーヴァントの英雄点】だけ魔力を消費する。 令呪を用いた以外の逃走をした陣営には+15の追加魔力消費が発生する。(同盟陣営も対象となる) 遠距離攻撃を行った陣営には+25の追加魔力消費が発生する。 ☆魔力供給ペナルティ 現在の貯蔵魔力量が【-20】になると契約しているサーヴァントの全ステータスが-1される。(HPは変動しない) このペナルティは【-20】毎に累積され、現在の貯蔵魔力が-100を超えた場合、そのターン終了時にサーヴァントは消滅する。(例 貯蔵魔力-20では全ステ-1。-40では全ステ-2となる。) ☆魔力譲渡 移動フェイズ中又は遭遇フェイズ時に、同じエリアにいるマスターへ魔力の譲渡を行える。 譲渡できる魔力の値は【5の倍数】で最大値は50。譲渡した側は即座に魔力を譲渡分消費し、その結果魔力供給ペナルティが発生した場合は適応される。 宝具ランク 当ハウスルールでは、宝具ランクにおける効果と消費魔力を設定する。 ☆宝具ランク 宝具ランク E~Dを【Tier3】ランク C~Bを【Tier2】ランク A~を【Tier1】と呼称する。 また、+-を付ける場合は元となるランクのTierを参照にする。(宝具ランク B+の場合はTier2扱い。) ☆宝具ランクによる効果の変更と制限 宝具ランクによって使用できる効果の変更と制限が発生する。詳細は下記にて。 Tier3得られる補正値は攻撃+5。防御+3。消費魔力は一律-15。宝具の使用回数は2回とする。宝具の効果として【範囲攻撃】【ターゲット単体化】【陣地破壊】する効果を選択できない。また、【交戦フェイズ中に陣地を作成出来る】効果を選択した場合は宝具の使用回数を1回とする。 Tier2得られる補正値は単体攻撃は+10。範囲攻撃は+5。防御+5。消費魔力は一律-20。宝具の使用回数は1回とする。宝具の効果として【前衛全てに攻撃】【ターゲット単体化】する効果を選択できない。 Tier1得られる補正値は単体攻撃は+10。範囲攻撃は+5。防御+5。消費魔力は一律-35。宝具の使用回数は1回とする。宝具発動時、令呪を1画を使用コストとして、攻撃補正値を+10。攻撃範囲を【前衛全てに攻撃】に変更することができる。また、宝具の効果としてルール内、GMが許可した効果の中で2つ選択できる。 陣地宝具について どのTierでも陣地宝具の得られる補正値は+10。振り分けられる補正値の上限は+5までとする。 ただし、Tier1の宝具に限り宝具の効果としてルール内、GMが許可した効果の中で2つ選択できるものとする。 使い捨て礼装 当ハウスルールでは、開始時に3個の使い捨て礼装を選び所持している。 各礼装の所持数は最大3個で、移動フェイズと遭遇フェイズで礼装をPC間にて受け渡しが可能。 ☆礼装一覧 名称 効果 礼装α 交戦フェイズ中に、自陣営の任意の判定を振り直せる 礼装β 任意のタイミングで、自陣営一人のHPを15回復できる 礼装γ 任意のタイミングで、貯蔵魔力を20回復させる 礼装δ 移動フェイズ時、任意の陣営の移動後の位置を確認できる。 礼装の名前は各自で好きに変更してよい。(格好良い名前が思いつかなかったため♡) その他追加ルール 魂喰いについて 通常ルールでは、同じエリアに他のプレイヤーが存在する場合は魂喰いに失敗となる。当ハウスルールでは、目撃側のPCが見逃すことで魂食いを成功させることができる。 その場合は「〇〇が魂喰いをしようとしたのを目撃した」と秘話で送信されるので、目撃者側のPCは「阻止する」か「見逃す」のどちらかを返信する。 その後は、「阻止する」を選んだ場合、通常通り遭遇フェイズを行うが、「見逃す」を選んだ場合、先に魂喰い発生時の処理を行い、その後に遭遇フェイズを開始する。 陣営撃破ボーナス 交戦フェイズ時に、敵サーヴァントのHPを0にした陣営は以下のボーナスを得る。 交戦フェイズ終了後、倒したサーヴァントの英雄点分だけ貯蔵魔力を回復し、HPを20回復させる。 魂喰い、令呪の追加効果 魂喰いに成功した時の効果に【貯蔵魔力を50回復する】効果を追加する。 令呪の効果に【自分のマスターの貯蔵魔力を50回復する】効果を追加する。 ☆その他もろもろ ルール記載サイトの『サーヴァント』に記述のあるクラスは使用可能。 参加者間でのクラス被り無し。 1つ以上の令呪、もしくは6以上の英雄点を使った【スキル】は禁止(クラススキルを除く)。 2つ以上の令呪、もしくは6以上の英雄点を使った【宝具】は禁止(令呪1つ+英雄点5点も不可)。 【宝具】を3つ以上持ったサーヴァントは禁止。 同様の効果のスキルを2つ以上持ったマスターは禁止。 その他、ルールに沿ったシートであれば基本的に許可。 キャラシ見本 マスター 【名前】聖杯太郎 【容姿】あらゆる武を極めた佇まい 【願い事】人類破滅 【バッドエンド】世界平和 【グッドエンド】世界滅亡 【令呪】3/3 【貯蔵魔力】80/80 【使い捨て礼装】礼装α×1 礼装β×1 礼装γ×1 【HP】5/5 【筋力】E 1 【耐久】E 1 【敏捷】E 1 【魔力】E 1 【幸運】E 1 【スキル1】スキル名:効果 【スキル2】 【奥義】 【その他】 サーヴァント 【クラス】セイバー 【真名】従僕花子 【容姿】あらゆる不幸を背負っているような女 【英雄点】30点(ステ15点・スキル15点):令呪0画消費 【消費魔力】30点 【HP】5/5 【筋力】E 1 【耐久】E 1 【敏捷】E 1 【魔力】E 1 【幸運】E 1 【スキル1】スキル名 消費点数:効果 【スキル2】 【スキル3】 【宝具】1/1 【ランク・種別・消費魔力】ランク:A+ 種別:対城宝具 消費魔力:-35 【効果】 物理攻撃を行い、補正値10を得る。陣地破壊が発生する。 相手によるダイスのマイナス補正を受けない。 【その他】
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/188.html
546 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/14(木) 02 48 45 「キャスター、結局その宝具はいったい何なんだ?」 キャスターの顔が翳る。 「オーギュメント……現実に存在する物質、事象の根源にある純化された本質を変動させる、平和への願いを歪めた物」 まるで別人の声のようだった。 「そして……私の罪その物よ」 「……すまん」 どうやら触れてはいけない事を思い出させてしまったようだ。 「部屋、ありがとう、行くね……独りにしておいて」 キャスターは立ち去ってしまった。 「良くは分からないけど、トラウマに触れちゃったみたいね」 遠坂が溜息をつく。 「だが、少しだけ整理は出来ました、士郎、明日の朝にでも謝っておいてくださいね」 「そうですわね、淑女をエスコートするのは紳士の役目ですことよ」 「ああ……分かってるよ、ルヴィア、ライダー」 茶碗に残っていた茶を一気に呷る。 「今日はここまでにしよう、明日の事は……」 「夜に向こうに行って探索、それまでは自由行動で良いんじゃないでしょうか? 詰まるところ隣町のことですし、ここまで襲撃を仕掛けてくる敵がいるとも思えませんし」 「そう、だな、そうしよう、桜……それじゃ、みんな、お休み」 虚しくテレビの音だけが茶の間に残った。 布団の中、彼女は後悔していた。 行き場のない感情を半ばぶつけるように向けてしまったことを。 「明日になったら……謝っておこう」 そんな風に考えながら、彼女は眠りに落ちた。 布団の中、彼は考えていた。 彼女の言葉が気になって仕方がなかった。 「平和への願いを歪めた物」と言う言葉。 誰もが笑顔で居られる平和。 それは誰もが夢想して、そして叶えられない代物なのかもしれない。 あの赤い弓兵ならば言うだろう。 歪まぬ願いこそ歪んでいるのだと。 「そうだ、あの赤い……男……」 休息に深くなっていく眠り、何かが訴えかける言葉を振り切り、眠りへと落ちていった。 B:かくして鈴は鳴り、衛宮邸にて戦いの幕は再び上がる F:かくして舞台は柳洞寺へと移る 2:かくして舞台はS市杜王町へと移る
https://w.atwiki.jp/tsunderu/pages/80.html
【ターンについて】 1日の午前・午後・深夜をそれぞれ1ターンの区切りとし、これを基準に行動を行います。 【1ターンの進行】 1.準備フェイズ 現在MPが増減します。また、MPを消費してHPを回復します。 2.能動行動決定フェイズ このターンの自身の行動を決定します。 3.受動行動決定フェイズ 自身以外の行動に対して対応する行動を決定します。 4.行動処理フェイズ 決定した能動行動・受動行動を処理します。 5.終了フェイズ ターンを終了します。 【準備フェイズについて】 マスターとサーヴァント1組のMPの増減量は以下の計算式で計算されます。 {マスターの魔 * 2 + サーヴァントの魔 + 聖杯の魔力供給 - サーヴァントの維持費} 【聖杯の魔力供給】については、通常は固定値で15となりますが、マスターもしくはサーヴァント単独の場合は0となります。 また、MPを2消費する毎にHPを1回復できます。 ただし、負傷度を変化させる場合は追加でMPを10消費します。 (※注釈) 回復量の割り振りは任意ですが、特に指定が無い場合はサーヴァントのMPを最優先に回復させます。 またMPの増減量がマイナスとなった場合、マスターのMPを優先して減少させます。 【能動行動決定フェイズについて】 探索・襲撃・コミュニケーション・休息・魂喰い・拠点移動などの行動を選択できます。 行動の詳細ルールについては別項参照。 【受動行動決定フェイズについて】 察知できた他の陣営の能動行動などに対応する行動を決定します。 他陣営からのコミュニケーションの受け入れ、魂喰いの阻止、襲撃を察知しての逃走や救援要請など、外部の動きへの対処の決定はこのタイミングです。 ただし原則として1つの行動しか取れないため、複数の動きを察知した場合は取捨選択する必要があります。 【行動処理フェイズについて】 能動行動決定フェイズ、受動行動決定フェイズにおいて決定された行動を処理します。 なお、他陣営の行動も同様の手順で決定し、このタイミングで同時に処理します。 【終了フェイズについて】 ターンを終了し、次のターンに移行します。 1ターン制限のあるスキル・宝具などの効果はこのタイミングで失効します。 【能動行動について】 能動行動で行える基本的な行動は、探索・襲撃・コミュニケーション・情報収集・休息・魂喰い・拠点移動です。 この他に、スキルや宝具による行動を行うこともできます。 なお、マスターとサーヴァントで別行動を取ることも可能です。 【探索について】 聖杯戦争が行われている地域内を探索できます。1度の探索で1エリアのみ探索できます。 なお、探索の詳細な方法について指定することも可能です。 例えば常に先手を取るために気配を消して探索する、逆に相手から見付けさせるために気配を発して探索する等。 【襲撃について】 敵対する陣営に対して襲撃をかけます。 なお、相互の状況や戦場によってボーナスやペナルティがかかる場合があります。 【コミュニケーションについて】 任意の相手とコミュニケーションを取ります。 相手が同時に能動行動でコミュニケーションを選択するか、受動行動でコミュニケーションを受け入れた場合にコミュニケーションは成立します。 【情報収集について】 指定した情報を調査することができます。 身元の割れている敵の詳細等、調査が可能と判断される内容であれば原則として調べることができます。 ただし情報の内容によっては時間がかかったり判定が必要になる場合があります。 【休息について】 休息を取りMPを回復します。回復量は魔の値と同値です。 また、準備フェイズと同ルールでMPを消費してHPを回復できます。 【魂喰いについて】 サーヴァントに魂喰いを行わせ、サーヴァントのMPを回復します。 魂喰いを実行するエリアを指定して実行し、回復量は1~10までを選択できます。 ただし他陣営に察知される可能性があり、また魂喰いでMPを累計10以上回復すると神秘の秘匿に抵触すると判断されます。 【拠点移動について】 平時に滞在する拠点を移動します。 外出を要する行動をしていない場合、基本的には拠点にいるものとします。 【その他】 その他にやりたい事がある場合は提示してください。 1が即席でルールを考えますが、納得いかなかった場合は口プロレスで頑張りましょう。ただし 1が逃げたら深追いしないで諦めてください。 【ステータスについて】 基本パラメータとして筋・耐・敏・魔・運・宝・属性があり、変動パラメータとしてHP・MP・LPがあります。 また、サーヴァントにはクラスと維持費があります。 筋――筋力(STR)。主に戦闘時の与ダメージに影響します。 耐――耐久(CON)。主に戦闘時の被ダメージに影響します。 敏――敏捷(AGI)。主に戦闘時の与ダメージ・被ダメージに影響します。 魔――魔力(MAG)。主に戦闘時の配分ステータスに影響します。 運――幸運(LUK)。主に致命ダメージの回避等に使用するLPの最大値に影響します。 宝――宝具。所有する宝具の中で最も優れた物と常用可能な物のバランスを表します。 殆どは最高ランクの宝具と同値ですが、例外は多数あります。 属性――重んじる方針と性格を表します。 重んじる方針は、社会的・公共的ルールに肯定的な”秩序”、否定的な”混沌”、場合による”中立”があります。 性格は、自分なりのルールを持つ”善”、手段を選ばない”悪”、場合による”中庸”、正気を失った”狂”があります。 HP――Hit Point。生存可能な限界ダメージ値を表します。これが0になった場合、遠からず死亡が確定します。 MP――Magic Point。魔術等に使える魔力量を表します。 LP――Luck Point。幸運値の残量を表します。致死ダメージを回避するのに消費します。 クラス――サーヴァントのクラスです。 維持費――サーヴァントが1ターン現界するのに必要なMPを表します。 維持費が支払えなくなった場合、そのサーヴァントは消滅します。 【ダメージによる負傷度変化について】 現在HPが最大HPの75%以下になると”軽傷”、50%以下になると”負傷”、25%以下になると”重傷”となります。 なお、”負傷”時には筋・敏が1下がりし、”重傷”時には筋・耐・敏・魔が1下がります。 【主人公以外のステータス公開について】 主人公以外のステータスは基本的に非公開です。 ただし戦闘が行われた場合、当事者と目撃者に使用されたステータスが順次公開されていきます。 また、本人から直接聞く、情報収集をする等の手段でも公開される場合があります。 【ステータス透視について】 サーヴァントのマスターは、サーヴァントのステータスを知ることができます。 透視できるステータスは以下の通りです。 筋・耐・敏・魔・運・宝・属性・現在/最大HP・現在/最大MP・維持費・秘匿度Eのスキル 【スキル・宝具について】 スキルの情報には、スキル名・ランク・フレイバーテキスト・秘匿度・系統・効果があります。 宝具の情報には、宝具名・ランク・フレイバーテキスト・宝具種別・系統・効果があります。 【ランクについて】 ランクはE~Aまでの5段階に、条件付きで効果を倍加させることを表す+マークが付くことがあります。 例えばD++の場合、普段はDランクですが条件付きで3倍の効果を発揮します。 また、評価規格外を表すEXランクというものもあり、これは上記に当てはまりません。 【フレイバーテキストについて】 基本的にルール上の効果を持たない、スキルや宝具の説明文です。 ただしルール外で拡大解釈的に利用することが可能な場合があります。 【秘匿度について】 秘匿度にはE~Aまでの5段階に加えて、EXに該当するものも存在します。 それぞれのランクの意味合いは以下の通りです。 E.透視可――ステータス透視によって公開されます。 D.視界内――使用を視認すれば公開されます。 C.影響下――自分に影響する範囲で使用されると公開されます。 B.限定的――自分に影響する範囲で使用されると、使用された効果のみ公開されます。 A.不可能――使用者の任意で公開しなければ公開されません。 EX.未知――スキル所持者すら知らないスキルです。発動するまで本人にも公開されません。 【系統について】 1つのスキル・宝具毎に1つ以上の系統を持ち、それ自体はルール上の意味を持ちません。 ただし他のスキル・宝具の効果によって、特定の系統を持つスキル・宝具が参照される場合があります。 【効果について】 1つのスキル・宝具毎に1つ以上の効果を持ちます。効果の情報には、通し番号・効果タイミング・コスト・効果本文があります。 ただし、コストを持たない効果も多数あります。 【効果タイミングについて】 効果タイミングには主に以下のものがありますが、直接効果を発動できるタイミングを記述している場合もあります。 常時――常に発動しています。 任意――任意のタイミングで発動できます。 行動――能動行動で実行する行動として選択できます。 【戦闘について】 戦闘はラウンドという単位で進行し、1ラウンドはさらにいくつかのステップに分かれています。 陣営ごとに前衛と後衛に分かれ、1ラウンドごとに前衛がダメージを与え合うのが基本的な流れです。 【1ラウンドの進行】 1.スタンバイステップ 使用するスキルや宝具を宣言します。また、前後衛を変更する場合もここで宣言します。 2.バトルステップ 配分ステータスの割り振りを決定します。 3.ダメージステップ ダメージ計算を行います。 4.エンドステップ 逃走する場合は逃走宣言を行います。 5.クリンナップステップ ラウンド制限のあるスキル・宝具などの効果が切れます。 【スタンバイステップについて】 前衛・後衛を決定、或いは変更します。 その後、発動タイミングが{戦闘}のスキル・宝具の内、任意発動のもので使用するものを宣言します。 【バトルステップについて】 MPを1消費することで、筋・耐・敏に魔の値を配分ステータスとして割り振って上昇させる事ができます。 なお、相互の《優位》の値によって、配分ステータスの割り振り順が変化します。 また、攻撃しない事を宣言することで、相手にダメージを与えない代わりに、耐と敏を1上昇させることができます。 【優位について】 スキルの効果などによって上下する値であり、初期値は0です。 配分ステータスの割り振り時、相手より《優位》が高い場合はその差と同じ値だけ配分ステータスを先に割り振らせます。 (※注釈) 例えば「《優位》1、魔5のキャスター」「《優位》3、魔2のアーチャー」「《優位》4、魔2のセイバー」がいる場合、 まずキャスターがアーチャーとの《優位》差である2点分の配分ステータスを割り振り、 次にキャスターがセイバーとの《優位》差の残りである1点、アーチャーがセイバーとの《優位》差である1点分の配分ステータスを割り振り、 最後にキャスターが残りの魔の値である2点、アーチャーが1点、セイバーが2点分の配分ステータスを割り振ります。 【ダメージステップについて】 ダメージ計算を行います。 まず、以下の計算式で敵味方の前衛の組み合わせ全てに対して攻撃値・手数値を計算します。 攻撃値 = 自身の筋 - 敵の耐 + 2 (下限無し、攻撃しない場合は下限0) 手数値 = 自身の敏 - 敵の敏 + 2 (下限0) その後、以下の計算式でダメージを算出し、結果を現在HPから減算します。 ただし、ダメージが0を下回った場合、その絶対値を攻撃側の現在HPから減算します。 ダメージ = 攻撃側の攻撃値 * 攻撃側の手数値 【エンドステップについて】 戦闘から離脱するかどうかを選択できます。 なお、戦闘から離脱する場合、以下の計算式で算出されるMPを消費します。 離脱消費MP = このラウンドの被ダメージ - このラウンドの与ダメージ (下限0) 【クリンナップステップについて】 ラウンドを終了し、次のラウンドに移行します。 1ラウンド制限のあるスキル・宝具などの効果はこのタイミングで失効します。 【令呪について】 令呪は特殊な状況を除いていつでも使用を宣言する事ができます。 令呪一画を使用することで、サーヴァントに対して以下の効果を適用することができます。 短期的な命令を強制する 1ラウンドの間、魔+2もしくは筋・耐・速いずれか+3 HPかMPを6点回復 1ターンの間、宝具かスキルのランクを+1 1度だけ1つの宝具もしくはスキルの発動に必要なMPを半分(切り捨て)にする 遠くにいるサーヴァントを一瞬でマスターの側に召喚 1ターンの間、スキルを1つ無効化 逃走時のMP消費を0にする この他、マスターの力・サーヴァントの力・令呪の魔力を併せて実現可能な範囲の奇跡であれば実現できます。 可否の裁定は 1次第ですが、納得いかなかった場合は口プロレスで頑張りましょう。ただし 1が逃げたら深追いしないで諦めてください。
https://w.atwiki.jp/homunculus7/pages/59.html
Fate/TwilightLiberal 鯖鱒まとめ TL勢 <セイバー陣営> マスター 名前:ルイス・ウェラー 身長:176㎝ 年齢:24歳 出身:イギリス 職業:フリーランスのカメラマン 聖杯への願い:秘密。(本人曰く何を犠牲にしたとしても叶えたいもの) 経歴:あるイギリスの魔術師の名門の庶子を父親に持つ。かつて魔術回路に乏しかった。 <ランサー陣営> マスター 名前:ユストゥス・T・ベルンシュタイン 出身:ドイツ 職業:神父兼魔術師 聖杯への願い:自身の力を試す為に参加しているだけであり、願いは特に無し 経歴:一流の血統を引き継いでいるが、魔術は独学。本業はあくまで神父 <ライダー陣営> サーヴァント(https //www.uchinokomato.me/chara/show/56222) 真名:デイヴィッド=リュッツ=フィンドレイ 身長:190cm 属性:中立/善 出典:Fate/TL(略) 経歴:タクシードライバー/スタントマン 宝具:天翔ける夢(コスモ・ドライバー) <キャスター陣営> サーヴァント(https //www.uchinokomato.me/chara/show/95559) 真名:イルムヒルト 身長:146cm 属性:中立/善 出典:ドイツ童話 経歴:童話に出てくる森の魔女。裏切りの報復として終わらない白夜をもたらし、人々を飢えさせた。 宝具:わが呪詛は白夜の飢餓(ディ・ドリッテ・プロフェザイオン) <アサシン陣営> サーヴァント 真名:烏鷺(うろ) 身長:177㎝ 属性:中立/中庸 出典:地域伝承 経歴:暗殺者 宝具:全にして個、個にして全(ワン・フォー・オール) マスター(http //p.twipple.jp/Wbaw1) 名前:ミケーレ=チャルディーニ 身長:175cm 年齢:29歳 出身:イタリア 職業:考古学者 聖杯への願い:特になし 経歴:魔術に関わりのない一般人。研究中にたまたま見つけた儀式を解読してたら、たまたま持っていた触媒でサーヴァントを召喚してしまった。 二次勢 <セイバー陣営> サーヴァント(https //www.uchinokomato.me/chara/show/74374) 真名:ミスカ=シュレニ 身長:133cm 属性:混沌/善 出典:Fate/TL(略) 経歴:本体は彗星の化身 宝具:星空の鏡(リスピリュストロイ・エイダルシュカ) マスター(https //www.uchinokomato.me/chara/show/74551) 名前:武 臣雷(ウー・チェンレイ) 身長:183cm 年齢:34歳 出身:中国 職業:魔術師 聖杯への願い:確固たる願いがあるが、口にしない 経歴:かつては魔術も知らぬ一般人だった。聖杯を勝ち取るためにあらゆる手を尽くし魔術師となる。 <ルーラー陣営> マスター 名前:ヘルムート・ユリウス・フォン・ローエンシュタイン 身長:178㎝ 年齢:27歳 出身:ドイツ 職業:魔術師 聖杯への願い:ある英霊の召喚、及び受肉。 経歴:元時計塔所属の魔術師。伝承科に籍を置いていたが、身内や周囲の圧力に嫌気がさしドイツで隠居していた。 <バーサーカー陣営> サーヴァント 真名:ファルハド 身長:186㎝ 属性:秩序/悪 出典:地域伝承、史実 経歴:軍人 宝具:我欲変獣(ライカントロピー) クラス、身長、属性、出典・経歴、宝具、スキル マスターは名前、使役するサーヴァント、出身、職業、聖杯への願い
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/568.html
418 名前:隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日:2006/12/01(金) 04 26 01 4発のAIM-7 スパロー がホーネットから放たれる。 僅か数キロの至近距離、マッハ4を誇るミサイルとはいえ、敵対する部隊の技量は並ではない。 唯の一機も被弾せず回避し、逆に分散から集合までの過程を利用して先頭の一機――隊長機への集中攻撃を狙う。 だが、それは誘い。 「かかった……!」 隊長機、グリューン1が急降下し加速、それを合図に後方の3機――同隊の2から4――が三方向から最左翼のA-6 スカイホーク に狙いを定め、襲いかかった。 その戦場の誰一人として知らぬ事であるが、その軌道は―― 円を描く三つの刃。 防ぐことも回避することもできぬ一撃。 かの魔剣『燕返し』そのものの動きであった。 「撃墜確認!」 次の標的、F-4 ファントム の位置を確認し、それに向けた軌道を取る。 その瞬間、後方のグリューン3が撃墜された。 「ッ!」 被弾はエンジン部に集中し、炎を上げて錐揉み回転を始める。 その直後、吹き上がる炎と共にベイルアウトする。 初撃のフェニックスによる長距離攻撃、それをハイGループで回避した一機がそのまま地面ギリギリまで降下し、加速しつつ上昇。 『フクロウの目』からも消え去るその軌道を行った機体が猛禽類の鋭さでさらに残存機へと襲いかかる。 「グッ……F-20 タイガーシャーク かよ!」 作戦を変更、狙いを『炎の鬣を持つユニコーン』をマークしたタイガーシャークに定め直した。 「ハチが撃墜してやるぜ、馬野郎め!」 二機のF-14が互いを睨み付けたまま失速する。 互いに限界寸前までのシザース運動で互いの背後を狙い続け、ついには失速を始めたのだ。 だが、互いに相手を逃がすつもりはない。 失速で高度が下がるのも構わず、今度はABを発動で旋回加速によるハイG旋回で勝負を掛けていく。 『やりやがる……アイツ以外にこれほどのヤツが居たとはな!』 互いに言葉に出さぬまま、敵の腕を称える。 「だが、アイツほどじゃない!」 互いに叫び、さらに旋回していく。 ギシリと、互いの羽が限界を訴えていく。 帰還できるだけの燃料の事など、互いの頭から消えていた。 419 名前:隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日:2006/12/01(金) 04 26 51 士郎とセイバーは市街地へ向かった。 撃墜された機体の一つが落下した方角だ。 一方でなのはとフェイトは杜王町北部、ぶどうが丘高校方面へ墜落した機体の探索へ向かうこととなった。 既に時刻深夜とはいえ、街は完全に眠っては居ない。 恐らく何人もが上空の空戦に気付いているだろう。 多くの人が唯の暴走族の騒音だと勘違いしてくれるのを願うばかりだが、そう言ったことを期待してばかりは居られない。 ならばと、目撃されても不審に思われにくい二人が市街地へ向かうことにした。 「……一機はあそこのようですね」 セイバーが指さす距離にして数キロ先、煙突のように最上部から煙を吐くビルの姿が見えた。 幸か不幸か、市街地で撃墜された機体の一つはビルの屋上に落下したようだ。 「よかった、あんな場所ならそう被害はない、よな?」 「ええ、恐らく」 「ただ、もう一機あったはず……先生、分かりますか?」 「いえ……煙などは見えませんからここからではなんとも。しかし、市街地に落ちたのは間違いないでしょう、一機は錐揉みで落ちましたからコントロールする余裕もなかったでしょうし」 「よし、それじゃあ駅前の方に行きましょう、確かあの辺りには高層ビルがあったはずだから、どこか探せるはずだ」 二人を郊外へ向かわせたのは失敗だったかもしれないと思いつつ、現在できる最善を目指す。 「そうですね、行きましょう」 周囲を警戒しつつ走り出す。 どうやらこの辺りは人は居ないらしい。 幸運ではあるが、どこか不気味な印象を覚えた。 S市南部から駅近郊まで走る。 士郎の息は切れ始めるがセイバーは呼吸すら乱さない。 「……ん?」 だがそれでも聴覚は正常に、否、通常以上に働いているらしい。 何かの音を感じ取って走りを止める。 「士郎君、どうしました?」 「いや、何か物音が聞こえて……」 ビルの影、死角となっているそこに足を踏み入れる。 「うっ……」 そこにあったのは死体。 「これは……」 ある者は切り刻まれ、ある者は壁面で潰されている。 多少のことでは動じないつもりであったが、思わず顔を顰めてしまう。 そして、ついに死者が出てしまった。 その事実を思い、自分の非力を責めた。 生きている人間が居ないか確認していく。 「く……」 五人は全員死んでいた。 挽きつぶされ、切り刻まれ、内臓を引き出され、血を飲み干されては生きている可能性など皆無だった。 膝をつき、触れる。 無惨に刻まれた血は乾いておらず、それどころかまだ暖かかった。 もう少し早くここに来られればと言う、意味のない事を思った。 「士郎君!」 セイバーの声で衛宮士郎としての思考が止まり、全速で後ろに跳ぶ。 「投影――」 投影した莫邪を頭を守るように翳す。 直後、金属音と共に衝撃が走り、地面に着地できずに背中から転がる。 その直後、セイバーが敵へ向けて飛びかかる。 「ほう……これはこれは」 路地の向こうからそんな声が響いた。 「今のでやったと思ったが、手を抜いたのか? ランサー」 そう言ってセイバーの一撃を防いだ存在に声を掛ける。 「いや、そんなことは、宝具こそ使っておりませんが、狙いは頭部、命中すれば倒していたことでしょう」 その姿は鎧武者のようであった。 「ッ! これはお前達がやったのか!」 立ち上がり、叫んだ。 「いいや、違う……そう言って信じてくれるわけでもないだろう?」 半ば諦めたように、赤い大男が溜息を吐く。 「そうですね……死者に弔意を示し、無防備な士郎君を攻撃した……色々と考えられる状況が揃っている、とてもではないですが信じられはしないでしょう」 「ふう……面倒だが、やるしかないかね」 「当然でしょう……」 そう言って、セイバーが構えた。 「無駄に戦うのは主の意に反するが……戦いは望むところ哉」 ランサーと呼ばれた男は槍を構える。 狂戦士降臨:夜の市街地に哄笑が響いた 拳と槍:ランサーが最初の一歩を踏み出した 教会襲撃:一方教会では―― 守るべき旗:一方ぶどうが丘では――
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/172.html
250 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/08(金) 04 53 55 時は一年半程前、バゼット・フラガ・マクレミッツが衛宮邸に滞在していた一週間程の最初の日。 様々あったが藤村大河は最終的に彼女の滞在を認めた。 しかし、それでも彼女に譲れぬ事はあった。 「ちえすとー!」 夕食の時間、仮にも執行者である彼女が反応できぬ程の速度で、頭部にチョップが叩き込まれた。 遠坂凛は、その瞬間に「ああ、自分は死ぬなあ」と考えた。 間桐桜は、その瞬間に貧血症状に見舞われ、これ幸いと箸を取り落として死んだふりをした。 衛宮士郎は、全ての動きを止め、二人を見守っていた。 「バゼットさんね、食事は味わってする物です、そうじゃないならこの美味しいお芋の煮付けは没収です」 「む、食事とは栄養を摂る為のものです、その意見には賛同しかねます、それに芋というのは極めて上位の栄養です」 返して頂こう、とバゼットは口にする。 「しゃらーっぷ! そんな事じゃ人生損します! まず目を瞑って五感全てを味覚に集中しなさーい!」 背景に虎を背負い、藤村大河が絶叫する。 執行者であるバゼットが思わず頷いてしまう程の迫力を有していた。 目を瞑り、本当に味覚に全感覚を集中するように箸で掴んだ煮物を口に運ぶ。 噛む回数は10回、煮物の汁が口の中に広がり、それを一気に飲み込む。 続いて、鯖の味噌煮を慎重に運ぶ。 鯖の味と味噌の味が調和し、口の中に広がった。 「ふむ、なるほど、確かに違う物ですね」 「そうでしょう? それを『味わう』といいます、食とは楽しい物なのです、それを知らないなら教えてあげます。 というか、この家に居て知らないなんて料理を作ってくれるみんなに失礼でしょう」 こういう時に藤村大河は、教師としての顔になる。 「む……確かに礼儀を失するというのは居候として問題がある」 「そうです、人生の彩りであると同時に礼儀でもあるのです、ゆっくりと、味わって食べるのを覚えなさい!」 そして、時は今から一週間程前の藤村邸。 バゼット・フラガ・マクレミッツは藤村邸を訪れていた。 「ふむ、ソバとは美味なものですね、ワサビやネギなどの薬味や汁の濃淡によって大きく異なる、面白い物です」 「ん、順調ね、実はこれ、昨日届いた新蕎麦なのよー、最近どの位まで味が分かるようになった?」 「最近ようやく、漠然とですが白身魚の味の違いが分かるようになりました」 「んー、それは良い傾向よ、バゼットさん、最近、生きる事が楽しいでしょう?」 「そうですね、味の違いという物を考えるようになって、選ぶ楽しみという物が増えました」 「というかね、それが普通なの、食べる事を楽しんだり、日向ぼっこを楽しんだりするのが普通なの」 「む、しかし私はやる事もある、食事や休息にばかり精を出すというのは問題があります」 「両立するのが当然なの、冬木の虎の指導は受けておきなさーい」 そう言って畳に寝転がる。 日が当たってちょうど眠くなる陽気だった。 「……日本では引っ越しをした際に親しい人や近所に贈り物をするというのが礼儀だと言う事を昨日知りました」 「ん? なにかくれるの?」 「ええ、少し時間は頂きますが、タイガに相応しいプレゼントを思いつきました」 251 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/08(金) 04 55 03 そんなわけで今。 藤村大河はネコ科の虎に襲われていた。 「ギブギブギブギブ!」 両足で虎の体を止める。 喉笛を噛み切られたり脊椎を折られたらさすがに死亡確定である。 とにかく視線を外さず出来る限り後ろに下がりながら手近なありったけの物を投げつける。 故に庭中に様々な物が転がっていた。 ストーブの上の薬缶から、土蔵の中で眠っていた様々なガラクタまで、 本当に「ああ、こんなものがあったんだなあ」と楽しめるような物であった。 だが今現在彼女にそんな余裕はない。 「虎としても大型、恐らくシベリアトラの類でしょうね、シベリアトラの雄種」 「いや、そこで冷静に分析されても」 「でも縞柄が恰好良いですよね、触り心地も良さそうです」 「そうですわね、それに王者の風格もあります」 「うわー、乗り心地よさそー」 「いや、そんな事を言われても」 突っ込みの間も後ろで何かが割れる音とか虎の叫び声とか鳴き声(二種類)が続いた。 「と、とりあえず、ライダー、動けるか?」 「ええ、あれを止めるならキャスターよりも私の方が向いているでしょう……」 そう言って、虎の方に向き直り。 「キャスター、貴女はシロウを、私達を裏切らないと己の誇りにかけて誓えますか」 そんな事を口にした。 本気の時の口調だった。 「ええ、私は裏切ったり裏切られたりとかが嫌いだから」 キャスターもそれを分かったのか、真剣に受け止める。 それを確認して。 ライダーが虎の背中に飛び乗った。 その衝撃で体勢が崩れた。 「いや、そっち藤ねえ」 「ハッ!」 どうやらマジボケだったらしい。 背中から跳び上がる。 その衝撃で今度こそ完全に転けた。 体勢が思い切り崩れた藤ねえが今正に虎に食われようとしているところで。 「やー!」 今度こそネコ科の虎の上にライダーが飛び乗った。 「どう、どう……」 騎英の手綱 ペルレフォーン まで用いた乗術。 あっさりと虎は屈した。 さすがに限界だったのか、藤ねえは庭で気絶していた。 再び静かな夜は来る。 片付けは明日やるとして。 とりあえず今夜、というか今やるべき事は。 藤:藤ねえを介抱しよう、無事か確かめなければ 村:……とりあえずこの虎をどうしようか決めなければ 先:虎を送りつけてきた相手を問いつめてみよう 生:話は後にして、何はともあれ夕飯を作ろう
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/346.html
412 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/10/02(月) 02 29 40 瞬間。 脳内にズキュウウゥンという音が再生された。 唇が確かに接している。 それどころではない。 途方もない、体験どころか想像もしなかった速度で舌挿入と唾液交換が行われている。 まるで一個の、前進しか考えぬ生命体が口内に侵入したかのようだ。 拒否しろとどこかの衛宮士郎が訴えている。 受け入れろとどこかの衛宮士郎が叫んでいる。 その叫びによる物だけではない。 全身の力が抜けていく。 いつしか掴んで固定していたはずの腕からも力が抜け、逆に固定されていることに気付くのにそう時間はかからない。 足からも力が抜ける。 だが倒れることは出来ない。 まるで口に鉄の棒を突き込まれたかのように吊り下がっている。 その衝撃は脳天を貫通して後ろにぶち撒けられている。 そして触覚以外の全ての感覚も唇が接した瞬間にその機能を停止した。 だからだろうか、その直前見た光景、その女性の顔が一際美しく見えたのは。 まるで気付きもしなかったが、この瞬間呼吸は完全に停止している、心臓も多分止まっているのだろう。 己の脳天は既に衝撃と共に後方の壁に吹き飛び、血臭漂う中で抱擁されているのではないかと思うほどの昂揚と脱力。 それほど強烈な行為であった。 そして聴覚が戻る、もしかしたらこれまで己に襲いかかった強烈な感覚は全て、音速よりも早かったというのであろうか。 そんな思考が脳を掠め、そのまま意識は闇に落ちていった。 そんな光景を、他の面々はただ黙って見ているしかできなかった。 何も行動を起こせぬ。 まるで武道の達人を前にした、格闘技を囓った素人のよう。 その圧倒的力感を感じて動くことは出来ず、呼吸さえも躊躇わせるような感触。 ライダーが藤村大河の表情を見据える。 倒れた士郎を見つめているのだろうことは予想できている。 だが、目は隠れ表情は見えない。 それでも、口元が見えていた。 僅かに見えたその口は、笑うように歪んでいた。 そして。 混沌エンド:「あースッキリした」もの凄い笑顔で笑って見せた。 虎なカオス:「さー、二人ともー起きなさーい」士郎とキャスターの両手を掴んだ 黒いカオス:「ふふふ……おイタはいけませんよ、藤村先生」黒い声が衛宮邸を揺るがした。
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/828.html
戦中の第三次冬木聖杯戦争をどこかで見聞きしたナチス将校の魔女が、 研究に身も心も捧げその再現方法を理論上確立する。 (もしくは前から知ってて実際の聖杯戦争を見て研究が完成した?) しかしナチスドイツは崩壊、自分の理論を実証するすべを失い絶望した彼女の元に ナチスの残党員が声をかける。 彼らは聖杯そのものではなく、聖杯によって呼び出される英雄たちと、その武装に興味を持ったのだ。 英雄の武器とは魔法に匹敵する神秘の塊であり、その力は時に神霊すら凌駕する。 その力の一端でも再現し、兵器として運用する事が出来れば、それはまさしく常識と戦況を覆す新兵器となる。 その魔術師としては自身の理論を実証する機会さえあればその他の事はどうでもよく、 その上宝具や英霊の研究までさせて貰えるのであれば逆らおうなどと思いもしなかった。 だが一つ問題がある。神秘を公にされることを嫌う魔術協会の存在である。 魔術の兵器転用というだけでも粛清の理由としては充分であろうに、 彼らがやろうとしていることは魔法の域の神秘を兵器として使おうと言うものである。 ましてや聖杯戦争と言うシステムを再現するにはそれなりの霊地が必要である。 そんな土地はまず全て協会の監視下にあるだろう。 しかし残党たちに抜かりは無かった。彼らは数十年前の地震によって霊脈が乱れ、新たに生まれた霊地を探し出し、 そこと隣接する霊地を組み合わせる事で『大聖杯』を置くに足る霊地を作り出そうとしたのだ。 さらに万が一何十年かしてその大聖杯の存在が協会にばれたとしても、既に出来上がってしまったシステムを壊してまで 「万能の願望器」を手に入れるチャンスをみすみす彼らが捨てるはずも無く、 同時に自分たちもまた総統の命で聖杯を求める者なのだと宣言しておけば、 その裏にある目的まで気取られまいと踏んだのだ。 こうして聖杯戦争の基盤作りと、それを開催する場所の開発が同時に始まった。 新たに出来た霊地たる海底の洞窟に彼女が収まった大聖杯を置き、その真上にあたる場所に人口の島が作られ海上都市として開発が進められた。 そして70年近い時が過ぎ、全ての始まりを知るものが全て居なくなろうと言うその時に 海底深く、偽りの聖杯が戦争の再開を告げる鼓動を始めた。
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/574.html
575 名前:隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日:2006/12/09(土) 00 06 36 塞がれた進路、空中で止まるなのは、狙って飛び出したコスタス。 「くっ!」 迫るナイフは驚異ではない。 問題は、身体から次々と沸き立つ影だ。 一度沸き立った影は身体から離れても尚消えることはない。 獣が沸き立ち、更には触手をも生み出したのを彼女は見ている。 もし触れてしまってはどうなるか予想もつかない。 あの影は可能な限り避ける、なのははそう判断した。 その判断までの数秒、コスタスがナイフの射程に侵入した。 「レイジングハート!」 All right! Flash move 瞬時に退避しつつ後方に展開されたスフィアからシュートを乱射し弾幕を張る。 「うおおおっ!?」 空を切ったナイフの先から飛んできた光弾の直撃を受け、落下を始める。 その弾幕を防ぐように、そして身体を受け止めるように影が浮き上がる。 「まだだ……仕切り直す!」 「逃がさない! カートリッジロード!」 レイジングハートから薬莢が排出される。 Divine 弾幕を展開させたまま、なのはの周囲に魔法陣が展開する。 Buster! 展開された魔法陣からなのはの主砲が発射された。 影が彼を守るように展開し、そのまま突風の前の埃のように吹き飛ぶ。 「なっ!」 影の防御性能を過信していたのか、顔が驚愕に歪む。 それでも咄嗟に腕をクロスさせて防御する。 だがそのような防御など彼女の魔砲の前に意味はなく、為す術無く吹き飛んだ。 確実にセイバーへのダメージは与えた。 息は切れている。 体中から煙が立ち上り、僅かに膝が笑っている。 だがそれだけ。 無防備に倒れているわけでも、膝をついてすらいない。 瞳の鋭さはまるで変わらず、闘志も萎えていない、それどころかより鋭く研ぎ澄まされたようだ。 「やるではないか……」 クロスされた双方の腕には双剣が握られている。 「くっ……」 大魔法を使った彼女自身も息が荒い。 カートリッジによる強化も含め、かなりの魔力を消費している。 凛からの魔力供給は滞りなく行われている、相当な負担だろう。 だがそれを持ってしても連続して大魔法を使うことはできない。 彼女はまだ幼い。 いかに高い資質を持っていようと、連続で使うだけの体力 回路 はない。 それ故に、回路を休ませるだけの数分の時間が欲しい。 魔力を節約して戦える相手ではない、それは分かっている。 「でも……凌ぐくらい……やってみせる!」 Harken form set up 薬莢が一つ排出された。 「ほう……いいだろう」 クロスさせた腕を下げる。 「いくぞ」 第一歩が踏み出された。 真っ向勝負:それに合わせて、フェイトも第一歩を踏み出す 牽制攻撃:誘うような一撃で牽制しつつ生まれるであろう隙を狙う 脚部攻撃:体格の差を逆に生かし、足を狙う
https://w.atwiki.jp/matesaihai/pages/13.html
情報 正式名(図鑑等参照) 絵空筆描事“超獣戯画” 赤烏 素色(せきう しろいろ) 出場杯 第5回最強の名前トーナメント(第五回公式戦) 参加した戦い 第一次名都聖杯戦争 召喚したサーヴァント:煌輝カレン 特筆技能 絵空筆描事“超獣戯画” 聖杯にかける願い 世界中の画材くれない?色も筆もなんでもあるような 聖杯戦争に参加した経緯 新しいインスピレーションを得るため サーヴァントの呼び方 (キャラ名)さん。長いなら名前だけとか略して言う 設定 圧倒的な享楽主義者の面もあると思うので楽しそうみたいな理由で参加してもらうことにしました よくFGO分からないな。俺の中だと筆で超獣出してくるから魔法みたいなもんだけど 二つ名をそのまま魔法みたいに扱うのってどうなんだ バカかうるさい奴と組んで欲しいです。多分気が合います