約 1,312,100 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/38787.html
しあわせなぼけろうじん【登録タグ msy し 初音ミク 曲】 作詞:msy 作曲:msy 編曲:msy 唄:初音ミク 曲紹介 "My baby" 未来への戒めの歌でもやっぱ… 歌詞 (ピアプロより転載) まあ裏地だからぐちゃぐちゃでいっか 丸まった紙屑の横 段々と視界の端の方 皿が嵩んで行く 平坦な毎日が続いて 話す事もなくなって 気まずくなって 家を出るのだろうか ずっと好きな物だけ食べて そしたら早死にすんのかな って思って歌って描いてりゃあ それだけでいいや 僕が動けなくなって 何も生み出せなくなって そしたら情けもなく 忘れておくれ いつだって今に慣れ 青い青い空眺めてしまうの 二十で親を離れ とりあえず生きて 気づいたら三十だ それまでの記憶は 綺麗さっぱり覚えてません 朝陽が照らすシャッターのラクガキが 美しくて動いていた足が 止まって行く 僕が歌を歌ってる間 きっと世界は美しくて 空が青くて池には鯉が泳ぐだろう 僕が絵を描いてる間 きっと世界は美しくて みんな笑って幸せに生きてるだろう いつだって 変わって行ってしまう だから思い出は美しいのだけれど もう戻れないから あの日を思って あの日を歌ったって 今の僕はつまんないままだ 僕だけが楽しいだけだ よく掻き混ぜてもよく掻き混ぜても あれ? 全くもって泡立たない 僕の好きな音達よ 僕のパッとしない世界 みんなつまんない話で 笑って泣いて歌っている 「いやただ…なんかほら…」 食わず嫌いなのだろう 味わおうともしないで 好きな物だけテーブルに並べて 僕が歌を歌ってる間 きっと世界は美しくて 空が青くて池には鯉が泳ぐだろう “My baby” 僕が絵を描いてる間 きっと世界は美しくて きっとずっと ずっと好きなもんだけ食べて そしたら早死にすんのかな って思って歌って描いてりゃあ それだけでいいや 死んじゃったって つまんない音が聴こえる食卓で ゴミ屑並べて満面の笑みで笑う 僕がいた コメント 泣かせに来てる -- 名無しさん (2018-12-29 19 05 52) ほんとにいい曲 -- 名無しさん (2022-09-23 17 38 10) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/235.html
こなた「胸が無いため迫害されて、地下に潜った私たちだけど!!」 つかさ「一生、日陰で生きるつもりはない~!!」 ゆたか「貧乳を武器に戦うぞ~!!」 ひより「我ら、貧乳野郎 つるぺた団!!」 みなみ「……ここに、登場」 ひより「泉先輩」 こなた「なに? ひよりん」 ひより「私たちって女ですよね?」 こなた「貴様!! 胸がないから男だとでもいいたいのか!!」 ひより「いや、そうじゃなくて……」 こなた「この邪神小神あきら像で殴って喝を入れてくれる!! 歯を食いしばれ!!」 ひより「だから、そうじゃないですってば!!」 こなた「じゃあ何?」 ひより「貧乳野郎ってなってますよね?」 こなた「うん」 ひより「女なのになぜ野郎……」 こなた「気にするな」 ひより「そうっスか……あと、今いる場所なんですけど」 こなた「我々のアジトだね」 ひより「夜の廃病院ってめっちゃ怖いんですけど……」 こなた「気にするな」 ひより「さっき入口見たら『霊安室』って書いt」 こなた「それ以上気にしたら……この邪神像がうなるよ」 ひより「黙ります」 こなた「さっきから、つかさやゆーちゃんは静かだというのに……」 つかさ&ゆたか「(怖いよう……帰りたいよう……)」 こなた「さて、なぜ巨乳が世の男性に受けるのか」 つかさ「男の人っておっぱい好きだよねぇ~」 こなた「これはひとえに母性本能の象徴である胸が大きいほど、本能をくすぐられるのだと思う」 ひより「なるほど」 こなた「そこで、貧乳である我々は『感動』を武器にして世の男性にアピールしようと思う」 ゆたか「感動?」 こなた「たとえば、映画を撮るとするよね」 つかさ「うん」 こなた「そのアクションシーンで貧乳主人公が横から切られたとする」 みなみ「……ドキドキ」 こなた「そこですかさずバックステップで刀を避けるわけだ」 ひより「かっこいい~」 こなた「貧乳だから華麗に避けられるというわけだ」 ゆたか「胸が大きいと胸が切られちゃう?」 こなた「そそ」 ひより「そこを見て観客が感動するわけですね」 つかさ「なるほど~」 みなみ「……そんなに感動するかな……」 こなた「と、いうわけで、町で実演したいと思う」 ひより「え?」 こなた「ここに何故か真剣があります。で、これを君たちにさっき言った方法で避けてもらう」 ひより「無理っス!! 死ぬっス!!」 こなた「これに成功すれば貧乳はもう迫害されなくてすむんだよ!!」 つかさ「こなちゃん、ちょっと怖い……」 こなた「さあ、みんな町に行くよ!!」 つかさ・ゆたか・ひより・みなみ「(誰か、助けて!!)」 こなた「胸が無いため迫害されて、地下に潜った私たちだけど!!」 つかさ「一生、日陰で生きるつもりはない~!!」 ゆたか「貧乳を武器に戦うぞ~!!」 ひより「我ら、貧乳野郎 つるぺた団!!」 みなみ「……ここに、登場」 こなた「あー、ひどい目にあった」 ひより「そりゃあ、そうっスよ……」 こなた「みんなが逃げ回るからお巡りさんに逮捕されちゃったじゃないか!!」 ひより「逃げますって!! 真剣で襲い掛かられたんじゃ……」 こなた「みなみちゃんはちゃんと避けてたじゃん! しかも、『……それは残像』っていう決め台詞まで入れて!」 ゆたか「みなみちゃんはオールラウンダーだし……」 こなた「まったく、1日留置所に入れられちゃったよ」 ひより「(出来ればもっと入っていて欲しかった……)」 こなた「ひよりん、なんか言った?」 ひより「な、何も言ってませんよ!(相変わらず鋭い……)」 こなた「さて、感動を武器にして貧乳を広まらせる作戦は失敗に終わったわけだけど……」 ひより「泉先輩、ちょっといいですか?」 こなた「なに? ひよりん」 ひより「今回のアジトなんですが……」 こなた「うん」 ひより「なんで真夜中の墓地なんですか!!」 こなた「アウトローっぽくていいじゃん?」 ひより「よくないですよ!! さっきからなんか火の玉っぽいのが浮いてるっスよ!!」 こなた「電気代いらずで明るくていいよね」 ひより「そういう問題ですか……」 こなた「ひよりんは細かいことにこだわりすぎだよ……つかさなんかさっきから居眠りしてるし」 みなみ「つかさ先輩は気絶してるんじゃ……」 こなた「さて、話を戻すけど」 ゆたか「うん」 こなた「やっぱり貧乳はその無駄の無さから機動性を武器にしたほうがいいと思う」 みなみ「機動性……ですか?」 こなた「そう」 ひより「具体的に言うとどんな?」 こなた「よく、映画なんかで密室に爆弾仕掛けられてピンチの時に通風孔から逃げるじゃん?」 ひより「そういう場面ありますね」 こなた「その時に巨乳だと胸がつっかえて通れなくてゲームオーバーなわけよ」 ゆたか「通風孔の大きさによると思うけど……」 こなた「そこで、3丁目の廃ビルの通風孔から脱出するパフォーマンスをしようと思う」 ひより「あそこの通風孔って、確か子供がやっと通れるくらいじゃなかったかな……」 こなた「もちろん、ここに時限爆弾を用意してあります」 ひより「無理っス!! 絶対に死ぬっス!!」 こなた「つるぺたなら、するりと通れるから大丈夫」 つかさ「う、う~ん……あれ? 私寝てた?」 ひより「起きなかった方がよかったかも……」 こなた「さ、世紀の脱出パフォーマンスといこうではないか!!」 つかさ「え? 何をするの?」 みなみ「時限爆弾からの脱出……」 つかさ「ええっーーー!!」 こなた「それじゃ、レッツゴー!!」 つかさ・ゆたか・ひより・みなみ「(誰か、助けて!!)」 こなた「胸が無いため迫害されて、地下に潜った私たちだけど!!」 つかさ「一生、日陰で生きるつもりはない~!!」 ゆたか「貧乳を武器に戦うぞ~!!」 ひより「我ら、貧乳野郎 つるぺた団!!」 みなみ「……ここに、登場」 こなた「なんか久しぶりにシャバに出た気がするなぁ」 ひより「そりゃそうですよ、いままでみんな留置所だったんですから……」 こなた「なんで捕まっちゃったんだっけ?」 ひより「泉先輩が脱出パフォーマンスだとか言って廃ビルに時限爆弾仕掛けたからじゃないですか!!」 こなた「あー、そんなこともあったね……」 ひより「仕掛けたあと通風孔から脱出できたの泉先輩と小早川さんだけだったし……」 つかさ「よく助かったよね、私たち……」 ひより「岩崎さんが解体してくれたからね……そうじゃなかったら今頃……」 こなた「今回も失敗だったなぁ~」 ひより「もう、ああいう危険なのはやめて下さいよ。……ところで、今回のアジトなんですが……」 こなた「海も間近で絶好の場所でしょ! 人もいないし」 つかさ「そうだね~」 みなみ「不気味なほど人がいません……」 ゆたか「なんでだろ?」 ひより「それは……ここが地震で被害を受けた(ピー)原子力発電所内だからですよ!!」 こなた「そんなこともあったね」 ひより「どうして泉先輩は怖い場所ばかりアジトに選ぶんですか……」 こなた「そのほうが面白いじゃん?」 つかさ「ねえ、こなちゃん。がいがーかうんたーとかいう機械の計測針振り切れてるんだけど……」 こなた「脱出!!」 ひより「あ、真っ先に逃げた!! ちょ、ずるい!!」 こなた「さて、貧乳を世に知らしめるための作戦は今まで成功したことが無いわけだが……」 ひより「無茶ありすぎです」 ゆたか「こなたお姉ちゃん暴走しまくりだね」 つかさ「こなちゃんらしいけど」 みなみ「スリル満点……」 こなた「今回は銃弾を体を真横に回転させることによって避けるパフォーマンスで行こうと思う」 ひより「それって一番最初の真剣で切るのに近いっスよ……」 こなた「ひよりん、この『三十路岬』のCDで殴られたい?」 ひより「え、遠慮します……」 つかさ「でも、なんで横に回転するだけでパフォーマンスになるの?」 こなた「よくぞ聞いてくれた! 巨乳だと横に回転しても銃弾が当たってしまうのだよ」 ゆたか「そっか、胸がぺったんこなら銃弾が当たらないんだね!」 こなた「そうそう」 つかさ「さすがこなちゃん」 こなた「こう……なんていうの? 貧乳ならア○リカ社会でも十分生きていけます! って感じ?」 ひより「ア○リカ社会に喧嘩売ってるような……第一、あそこは巨乳が多」 こなた「ひよりん、反逆者なのか君は!」 ひより「め、滅相もない!」 こなた「と、いうわけでここにゆい姉さんから少々拝借してきた拳銃があります」 ゆたか「ゆいお姉ちゃん、拳銃と銃弾100発紛失して始末書書かされていたような……」 こなた「ではみんな、街中に出て貧乳を世に知らしめようではないか!」 みなみ「ところで、泉先輩射撃の腕は……?」 こなた「試しに1mの距離から的に向けて撃ってみたけど、全弾ハズレたーよ」 ひより「ええーーーーーっ!!」 こなた「大丈夫! 私本番に強いタイプだから!」 つかさ「こなちゃん一夜漬け得意だもんね」 みなみ「一夜漬けにもなってないような……」 こなた「まあ、当たっても死ぬだけだよ。それじゃ、レッツゴー!!」 つかさ・ゆたか・ひより・みなみ「(誰か、助けて!!)」
https://w.atwiki.jp/otomadstar/pages/859.html
▽タグ一覧 2017年 キツネ サル タヌキ 交通事故 休日 先生 動物 小学生 振り向き 星の子ポロン 校長 自転車 警察 車 音MAD素材 ニコニコで【サル太郎はとびださない!】タグを検索する 概要 2011年に制作された幼児・小学校低学年向けの子供用交通安全教育アニメ。 MAD動画流行の経緯 ①サル太郎と同じく交通教育要素の強い『星の子ポロン』という幻のアニメが流行り、それを研究したりMAD動画を作る人たちが現れる。 ②研究勢により『星の子ポロン』の製作会社がそれより前に作った『ゼンちゃんツーちゃん』という交通教育アニメが発見。有志により研究と手描き再現のための参考上映イベントが開催される事になる。 (※一度きりの上映機会でしかも貴重な映像資料のため、イベントに来れない人達がどんな作品かだけでも見れるようにしようという動きがあった) ③手描き再現の練習のため、『星の子ポロン』や『ゼンちゃんツーちゃん』と似ているアニメ作品がないか探す事になり、YouTubeで公式配信されている『サル太郎はとびださない!』に注目が集まる。 (※同じく交通教育要素が強く、シュールな作画と作風なのも重要なポイントで、当初からネタにされていた) ④『星の子ポロン』のMAD動画を作ってる人たちが、サル太郎本編のシュールさと素材としての使いやすさに注目し、次々とサル太郎MADを生み出す。 (※サル太郎MADにおいて、サル太郎が車に撥ねられるシーンに『星の子ポロン』の素材が使われている理由) ⑤サル太郎MADが急激に増えたため、他のMAD作者たちにもその存在が知られる事になる。 大まかにこういった経緯となる。研坊一体どういうことなの? つまり星の子ポロンと何の関係もない 登場動物 サル太郎 小学生のサル。 「とびださない!」とあるが3分の本編中3回飛び出す。 ヒメ子 サル太郎の妹。 タヌキ校長 「明日から連休です」というセリフから「連休くれくれください。」というセリフを錬成される。 キツネの女性警察官 サル太郎に交通マナーを教える。 サル太郎の母 モナリザみたいな表情をする サル太郎の父 自転車でサル太郎と出かける。 振り向くシーンがるのでマグロ式回転ができる。
https://w.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/510.html
Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 地獄世界・「或る老人の往生」 或る老人の往生 其れは闇であり、光であった。病魔に侵され混濁する私の思考は、矛盾の中を当て所も無く 漂い、其れを成すが侭に受け容れさせた。時として壊れて久しい私の時計は過去の時間を 指し示し、鮮烈な映像を呼び起こすこともあった。それは幾度と無く繰り返した走馬燈であった。 私は或る小作農家の三男坊としてこの世に誕生した。身体ばかりが無闇に大きかった私は、 度々乱暴騒ぎを起こしては父の怒りを買った。傍若無人な性分の矯正も兼ねて、父が徴兵適齢に 為った私を軍門に放り出したのは当然の帰結であった。苛烈を極めた軍隊の修練でも私の生来の 気質は直る事など無く、幾度となく問題騒ぎを起こしては、遂に昇進する事の無い万年一等卒に身を 落ち着かせるに至ったのだった。 上官には疎まれ、同年兵からは蔑まれ、それでも軍内で食べた飯の数に物を言わせ、新兵達に 威張り散らしていた私を変えたのは、高瀬小隊長殿との邂逅であった。 士官学校を出たばかりの新任少尉に私は随分な無礼を繰り返していた。だが小隊長殿は決して 誇りを失わず、凄然としておられた。そして幾度と無く繰り返された私への叱責に、部下への慮りを 欠く事も無かった。 私は小隊長殿の叱咤の中に、励ましが含まれている事を感じた。それは私への期待であった。 万年一等卒に甘んじるのではなく、ゆくゆくは下士官として責任のある地位になってほしいと言う 願いの表れであった。 小隊長の言葉の中で、私は始めて自分の姿を見つけた気がした。問題児という烙印ではなく、 一人の人間としての自分がその叱咤の中に垣間見えたのだ。だから私は始めて頑張ってみようと 言う気になれたのだった。 一念発起して下士官の道を私は目指した。されど尋常小学校卒の無学な私には、上等兵への 門すら難しすぎた。私に頼れるのは小隊長殿しかいなかった。士官として多忙な日々を送っていた 筈の小隊長殿は、勉強を教えて欲しいと言う私の願いを快く引き受けてくれたのだ。 一日二日と二人の勉強会が始まった。軍隊内の多忙な日々の中から爪に火を燈すような思いで 勉学に励んだ。そして遂に私は遠かった上等兵に任官したのだった。 酒保で買った羊羹などで小さな祝宴を開き、よくやった、と私の肩を叩きながら我が身の様に 喜ぶ小隊長殿に、私は一生ついていこうと決心したのであった 思えば高瀬小隊長殿は何時如何なる時も威風堂々としておられた。小隊長殿の凛然たる様は、 小隊の沈鬱な空気を幾度と無く吹飛ばしてくれた。 其れは南太平洋の地下壕の中であった。 海を埋め尽くした米軍の艦砲射撃の轟が鳴り響く地下壕の中で、着弾の衝撃と共にぱらぱらと 砂が舞い落ちる天井を皆が黙って見上げているときであった。 此の壕を作った者は誰か、と小隊長殿は言われた。 私達は小隊長殿の言っている言葉の意図が分からなかった。此の地下壕は我々が猿臂と鶴嘴で 作ったものであり、その中には小隊長殿もおられた。小隊長殿に限って其れを忘れた訳ではあるまい。 なのに何故そんな事を言うのかと。 私達は何度か顔を見合わせ、遂に私がおずおずと言った。此の壕は我々が作った物であります、 と。 途端小隊長殿は破顔されて言われた。そうだ、此処は我等が魂を込めて作り上げた陣地ぞ、 なれば此処は旅順に匹敵する大要塞なり、この程度の砲撃などおそるるに足りず、と。 小隊長殿の言葉は自分達が作り上げた物に対する絶対的な信頼の塊であった。その信頼を 自分達にも持て、という小隊長の弁に我々ははっとなった。 私達はもう一度顔を見上げ、振動に揺れる天井を見やった。木材の梁が渡された天井は、表面の 砂埃こそ振動で落としはすれど、崩壊の兆しは微塵も見当たらなかった。 我々は遂に安堵の顔を作ると口々に言い合った。そうだ、おそるるに足りないぞ、と。 其れは南十字が寒々と輝く闇夜であった。 機関銃の銃声がばりばりと鳴り響く戦闘の一幕であった。 島に上陸したアメリカ軍を撃退すべく我々は夜襲を敢行したのであった。だが最後の瞬間で敵に 察知され、機関銃の応射を受けたのであった。 びゅんびゅんと頭を掠める弾丸に皆が震えながら伏せていると、小隊長殿は銃声の僅かな切れ目 をついて立ち上がって言われた。此の戦いこそ帝国男児の華ぞ、我に続け、と。 白刃を煌かせ真っ先に飛び出す小隊長殿の勇猛さに勇気付けられ、私たちも立ち上がると、 敵陣地に向かって突貫したのであった。 そして最期も瞬間も又、小隊長殿は立派であった。 小隊長殿は決して無闇な突撃を命じはしなかった。機関銃の応射が再開すれば、皆に伏せを命じ、 銃弾から身を隠させた。 砲弾痕の僅かな窪地に私達は身を隠した。闘志を熱くたぎらせ、銃声の切れ目を今か今かと 待っていると、突如目の前にごろりと手榴弾が転がってきたではないか。あまりの恐ろしさに私は、 ひい、と声を上げて固まるしかなかった。だが次の瞬間、隣から堂々と した声が上がった。 「冥土で逢おう」 それは隣にいた高瀬小隊長殿の言葉であった。 途端小隊長殿は身を翻すと、手榴弾の上に覆いかぶさったのである。そしていくらか篭った 爆発音が轟いた。後に残るのは、四散した小隊長殿だった物の欠片であった。 部下のため、戦友のため、手榴弾に身を投げる。堂々とした最期であった。 小隊長殿を失った我々に去来した物は怒りであった。大切なものを奪った者への憤怒の感情で あった。 激情に駆られた私達は最早銃声など構うことなく果敢に敵陣地に飛び出していった。死をも怖れぬ 突貫は敵陣地に達し、遂に此の陣地を奪い取ることに成功したのであった。太平洋の広大な戦場に あっては其れはとても小さな、されど珠玉の如く貴重な勝利であった。 陣地に日の丸を掲げ、勝利の雄たけびを上げた我々は、隠し持っていた金平糖や羊羹を持ち合い、 ささやかな祝宴を開いた。そして軍神となった小隊長殿に即興の歌を作って捧げたのであった。 思えば此の瞬間が人生の頂点であったと私は思う。 小隊残余の凱歌の後は地獄の様な耐乏の日々であった。南太平洋の端で孤立した島への補給は 潜水艦を用いたささやかな物に過ぎず、食料物資は瞬く間に欠乏した。 米の配給は小隊全体で一握りを下回り、その僅かな米を湯で膨らしたいと願っても炊事は無理な 相談であった。竈の火のほんの小さな煙でも敵はたちどころに発見し、唸りを上げる航空機が爆弾 を降らしたのだ。我々は泣く泣く飯盒を放棄し、米を生で齧る他無かった。 更に追い討ちを掛けたのがマラリアだった。度々降りしきる南国特有のスコールは、壕の中を水で 浸し、各所で出来上がった水溜りは蚊の絶好の繁殖場所となった。薬が絶えて久しい此の病に一人 二人と戦友は倒れて行き、遂には私も又倒れる事となった。じめじめとし、むっとした熱気が渦巻く 地下壕で身動きすら叶わなくなった私は、自らの汚物に塗れながら、只じっと体力の消耗を抑制する しかなかった。 高熱にうなされ、度々失いかけた私の意識を繋ぎ止めたのは矢張り高瀬小隊長殿であった。 出征し内地を離れ、此の南太平洋の孤島に着いた時から死は覚悟していた。だが、此の様に地の 底で汚穢に塗れ、情けなく死ぬのは真っ平御免だった。死ぬのならば高瀬小隊長殿の様に立派に 華々しく死にたかった。高瀬小隊長殿に救われた此の命、だからこそ同じ様に自慢できる使い方を したかったのだ。 高瀬小隊長殿という確固とした支柱をもった私の精神は、私に一夜二夜と夜を越えさせ、そして遂に 陛下の御聖断まで命を繋ぎ止めるに至ったのだった。 かくして死地から生還し、二度と踏まぬと思った祖国の地を踏み締めた私に去来したものは虚脱感 だった。死に場所を失い、東京の焼け野原の如く空虚で閑散とした思いであった。 圧倒的な脱力感の中で、其れでも私は此の侭野垂れ死んでは小隊長殿に申し訳が立たぬと自分を 奮い立たせた。生計を立てる為、軍隊時代では裁縫が得意だった事、南太平洋では擦り切れた軍服 の修繕で戦友から感謝された事を思い出し、足漕ぎミシンを買って小さな小さな縫製工場を開いた。 其れからの半世紀は我武者羅に生きた半世紀であり、過ぎて見ればあっと言う間であった。 東京の焼け野原には雨後の筍の如く建造物が林立し、最期には目も眩む様な高さの東京タワーの 完成に至った。そして誉れ高い東京オリンピックが開催し、瞬く間に終了する。高度経済成長を脇目も 振らず駆け抜けたがために、大阪万博の目玉、月の石を見る事は終ぞ叶わなかった。 二度に渡るオイルショックを切り抜け、身体の節々が痛み出し、そろそろ引退を考え始めた時に世は バブルの熱に浮かされていた。大学から帰ってきた息子達に縫製の基礎を叩き込み、隠居の準備を していた所で不運にもバブルが弾けた。 転がり落ちる工場の業績に歯止めを掛けようと、私は老体に鞭を打って日本全土のみならず、 東南アジアや懐かしの南太平洋まで駆けずり回った。その果てに待ち受けていたものは、階段を 上っている時に起きた突然の意識喪失であった。混濁した意識の中で私は医師の声を確かに聞いた。 脳卒中だと。そして全ての感覚を失い、追憶の世界に身を落として、私は時を忘れた。 唐突に終わりを告げた私の半生は、思えば思う程に悔しかった。 家庭は決して温かではなかった。家族を蔑ろにし、ひたすら仕事に明け暮れた私を、きっと妻も子も 恨んでいるだろう。 今頃妻は清々したと私を哂い、息子達は傾いた会社を潰し、余った金で旅行でもしているのではないか。 小隊長殿に救われた命は終ぞ誰も救わぬ侭終わりを告げようとしている。 病室のベッドに横たわり、屎尿の世話すら自分では叶わぬ今の私は、南太平洋の地の底で死を拒み 続けたあのときと如何程の違いがあろうか。結局自分はあの時と変わらぬまま、何も残すこともできず に死ぬしかないのだ。 もし高瀬小隊長殿が生きていたなら、と私は繰り返し考える。どんな時でも凛然とした眼差しを無くさず、 部下の危機には自らの命を躊躇無く投げ出した高潔な精神を持った小隊長殿が生きていたならば、 あの時手榴弾に身を挺したのが自分であったならば、きっと私よりも多くの人を幸せにできたであろうに。 蘇る高瀬小隊長殿の最期の姿に私は後悔と憤りを込めて自分に叫ぶ。何故あの時自分が飛び込まな かった。何故自分が身代わりにならなかった。 悔しさに歯噛みしたくとも顎は動かず、激情に駆られ拳を振り上げ様とも、腕は全く持ち上がらない。 嗚咽の涙すら奪われ、吐き出す事の叶わぬ私の慙愧は自身に対する極寒の失望となって私の意識を 飲み込んでいく。 やがて寒い暗澹の底で意識は混濁を始める。くるくると回る走馬燈はこうして最初に戻るのであった。 私の目が唐突に光を捉えた。それは死期を悟った私の身体が蝋燭の最期の瞬間のように身を燃え 上がらせて作った最後の奇跡なのかもしれない。霞んでいた視界が少しずつ晴れ上がっていき、遂に 私は久方ぶりに外の世界を見たのだった。 最初に見たものは心配そうに私の顔を覗き込む妻の顔であった。私と目を合わせた妻は皺だらけの 顔をさらに皺くちゃにして喚起の涙を流す。その後ろでは記憶よりも随分と頭が禿げ上がった息子の 姿があった。その隣では今風のけばけばしい格好をした孫が立っている。その胸には見たこともない 赤子の姿があった。恐らく私の曾孫なのだろう。 間違っていた、と私は反省した。同時に私は感激に満ち溢れていた。 今私を囲む家族達は私が生きた証であった。そして同時にそれは高瀬小隊長殿が生きた証でもあった。 高瀬小隊長殿から受け継いだ命は、確かに受け継がれて此処にいる。そして繋いだその命、その家族 に看取られて死ぬ。歴史書に残る多くの英傑が望み、そして叶わなかった夢。此れ程の大往生が何処に あろうか。 私は決して惨めな最期を送ってはいなかったのだ。高瀬小隊長のように、堂々とした誉れ高い死を今 迎えようとしているのだ。 失っていた筈の涙に、視界が滲んでぼやけていく。同時に白く霞んで消えて行く。最早二度と見る事が 無いだろうと悟りながら、私は終始満足感で一杯だった。 白い光に包まれながら私は懐かしい声を聞いた。其れは今は亡き戦友の声であった。光の向こうで 私を呼んでいるのだ。 中村上等兵の姿がそこにはあった。田中上等兵もいる。戦後靴べら工場を興した岡野伍長がいる。 ガラス工場の工場長だった高橋軍曹もいる。他にも、他にも。そしてその中心には、あの高瀬小隊長の 姿もあった。 私は自然と敬礼していた。右腕は驚くほど軽やかに上がった。 小隊長殿には言いたい言葉が沢山あった。だけどそれは感激の渦に飲み込まれ思い出せない。 ならばせめて、堂々と、有りの侭のことを言おう。 「高瀬小隊長殿、自分は立派に死にました」 上へ
https://w.atwiki.jp/49895050/pages/280.html
学園こたうじ6 今日は調理実習でした。 「カレー余っちまった…」 「貴様が分量の倍も持ってくるからだ」 「貝も魚も入って旨かっただろ、うちはシーフードカレー派なんだよ」 「5時間目にあんな量が食えるほうがおかしいのだ……ぐっ」 「大丈夫かぁ?」 青い顔の元就を心配する海原のごとき胃袋の元親。 「…………」 「ん?風魔、用意いいな。持って帰んのか?」 タッパーを持ち込んでいたらしい小太郎はいそいそと余ったカレーをよそいはじめた。 「早めに食っとけよ」 風魔は小さく頷き、エプロンのまま調理実習室を出て行った。 「あいつ持って帰るほどカレー好きだったんだなぁ」 「………………」 「……保健室行くか、元就」 背中をさする割烹着の元親はおかんめいてよく似合っていた。 「ぬ?カレーとな?」 「…………」 「ほほお、おぬしが作ったのじゃなぁ。しーふーどかりー、という奴じゃな!」 「…………」 「儂は肉より魚派じゃからの!」 満面の笑みの氏政にこくこく頷く小太郎はうさぎエプロンのまま嬉しそうだった。
https://w.atwiki.jp/aslwiki/pages/96.html
病院(びょういん、英 Hospital)は、疾病や疾患に対し医療を提供し、病人を収容する施設のこと。 ASLにおける病人とは二郎にしばらく通っていない者のことを指し、早急に病院(二郎)へ行くことが必要とされる。 病院事情 ASLで最寄の病院と言えば神保町である。 また、豚喜、千住大橋などもよく利用され、これらの店舗に行く際に使われる千代田線は別名二郎線とも呼ばれる。 病院に関する問題点 現在医師不足、医療の地域格差など様々な問題があるが、これはASLにおける病院でも同様である。 特にASLメンバーのかかりつけである神保町では待ち時間の大幅増という問題が発生している。 2008年頃までは夜の部であれば開店直後に行ってもあまり並ぶ必要がないこともあったが 現在は30、40人待ちといった状況がザラである。 この問題に対処するためASLでは二郎タイムを導入した。 用例 「最近病院行ってないね~」 「ダメだよ、ちゃんと病院は行かなきゃ!」 「実は午前中に病院行って来ちゃったんですよ」
https://w.atwiki.jp/niconico_cookingtag/pages/25.html
■名前・シリーズ名:ピザ野郎の食卓 ■通称:ピザ食 ■投稿: 07.07.16〜 特徴、傾向など 主なジャンル:お菓子・洋食・和食 タイトルキーワード:【ピザ野郎の食卓】・【ピザ食】 アイテム:100均の調理器具・ショップ99 動画内の字幕で質問に答えてくれたりする ゲームタイトル風のOPなど、作者のセンスが光る部分も 動画 【ニコニコ動画】ピザ野郎の食卓 http //www.nicovideo.jp/mylist/2809544 http //www.nicovideo.jp/mylist/7413439 back
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/5120.html
DQⅦ Ⅶに登場するキャラクター。 【沼地の宿屋】の酒場にいる老人。 名無しキャラクターの一人なのだが、物語の核心である魔王の悪行と神様との戦いについての話を聞くことができる。 なんとその話が驚くほど正確で、【オルゴ・デミーラ】という名前は直接出てくるわ、 実際にオルゴデミーラが行った世界を切り取り封印したという行為にまで触れ、【神さま】との戦いにまで触れている。 さすがに魔王と神様との戦いの決着がどうなったかまではわからないようだが、ここまで詳しいこの老人はいったい何者なのだろうか。 ちなみのこの老人は以上のことをたてつづけにしゃべったかと思えば、その後すぐに寝てしまうが、 フィールドに出てまた話しかければ、一度話をした主人公たちをまた新しい奴らと思いこみ、同じことを話してくれる。
https://w.atwiki.jp/3000aa/pages/144.html
1 ニ===| ; ;il| ニニニニニニニニニニニニニ________ニニニニニニニ| ; ;il|' ̄ ̄ ̄|| ; ;il| ┏━┯┯━┓┏━┯┯━┓||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||┏━┯┯━┓| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| , ゙ | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| '゙ | ; ;il| ┣━┷┷━┫┣━┷┷━┫|| ||┣━┷┷━┫| ; ;il| ..| ; ;il| ┃| ┃┃ ┃||―――――――||┃ |┃| ; ;il| | ; ;il| 植 . ┃┃ ┃||三三三三三三三||┃ |┃| ; ;il| / ̄ (A` ) .ー━━┸┸━━━━┸'======== ┸━━━━┸== / /二/φ,)ji . ,.∠___/ 'ニニニ' ´ || ̄ ̄ ̄||' 丕 (Д´ ) l^l⌒l/) ^'⌒ ^ 2 ニ===| ; ;il| ニニニニニニニニニニニニニ________ニニニニニニニ| ; ;il|' ̄ ̄ ̄|| ; ;il| ┏━┯┯━┓┏━┯┯━┓||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||┏━┯┯━┓| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| , ゙ | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| r─────────‐、 | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| | 丕兄ちゃん 、 | '゙ | ; ;il| ┣━┷┷━┫┣━┷┷━┫|| | なに読んでんの? | ..| ; ;il| ┃| ┃┃ ┃||―――――― `───v─────一'゙ | ; ;il| 植 . ┃┃ ┃||三三三三三三三||┃ |┃| ; ;il| / ̄ (A` ) .ー━━┸┸━━━━┸'======== ヽ,(,,_r‐ュ ━┸== / /二/φ,)ji ノハヾヽハ . ,.∠___/ 'ニニニ' (´ー`,,ぅハゝ ´ || ̄ ̄ ̄||' 丕 ,∩y/,へ アア、コレカ。 ( `Д) . __l ̄ヽ___ l^l⌒l/) |___ゝ ^'⌒ ^ 3 r────────────────────‐、 | これは『笑林』といって | | 丕 全国津々浦々の笑い話を集めた ;| | ( `Д) 笑話撰だ。 | `───────────────────ー一'゙ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,ヘ / . ケケ / ;/ r────────────────────‐、 / . 夭 / ;/ | 今、邯鄲淳センセイが 植 | / . / ;/ .| 一生懸命、まとめあげてるんだよネ。 ('A` ) .| / . 木木 / ;/. `────────────────ー──ー一'゙ / . 邯 ./ ;/ / . 鄲 ./ ;/ r───────────────────────‐、 / . 淳 / ;/ | r‐ュ_,,)ノ へー。 | /__________/ ;/. | /レ'ノハヽ 笑林なんてタイトルつけてるぐらいだから | 〉三三三三三三三三三三〉/ | /ハc,,´ヮ) やっぱり、面白い本なのかな? |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~゙" `───────────────────ー──ー一'゙ 4 ニ===| ; ;il| ニニニニニニニニニニニニニ________ニニニニニニニ| ; ;il|' ̄ ̄ ̄|| ; ;il| ┏━┯┯━┓┏━┯┯━┓||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||┏━┯┯━┓| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| , ゙ | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| '゙ | ; ;il| ┣━┷┷━┫┣━┷┷━┫|| ||┣━┷┷━┫| ; ;il| ..| ; ;il| ┃| ┃┃ r──────────‐、.||┃ |┃| ; ;il| | ; ;il| 植 . ┃┃ | おっ。興味があるなら |||┃ |┃| ; ;il| / ̄ ( 'A`) ー━━┸┸━| 読んでみるか茶筅 。 | ヽ,(,,_r‐ュ. ━┸== / /二/φ,)ji `──────v───一'゙ ノハヾヽハ / ̄ ̄ ̄\ . ,.∠___/ 'ニニニ' (ヮ`,,ぅハゝ ∠ ウン! |´ || ̄ ̄ ̄||' 丕 /´ ヽ_, \___/ ( `Д) . ト、_ノ l^l⌒l/) |___ゝ ^'⌒ ^ 5 ニ===| ; ;il| ニニニニニニニニニニニニニ________ニニニニニニニ| ; ;il|' ̄ ̄ ̄|| ; ;il| ┏━┯┯━┓┏━┯┯━┓||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||┏━┯┯━┓| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| , ゙ | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| '゙ | ; ;il| ┣━┷┷━┫┣━┷┷━┫|| ||┣━┷┷━┫| ; ;il| ..| ; ;il| ┃| ┃┃ ┃||―――――――||┃ |┃| ; ;il| | ; ;il| 植 . ┃┃ ┃||三三三三三三三||┃ |┃| ; ;il| / ̄ (A ) .ー━━┸┸━━━━┸'======== ┸━━━━┸== / /二/φ;)ji n nr‐ュ_,,)ノ . ,.∠___/ 'ニニニ' / ̄/レ'ノハヽ ´ || ̄ ̄ ̄||' ヽ_/ハc´~`) 丕 ゝ,7っzノ ~━y(Д ;;) ヽ⌒ヽ^' , へ_;;;人 "⌒''⌒ 6 漢の時代、あるところに一人の老人がいた。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・ _____ .;;;;;ゝヾ;;;;;ヽ ―=ニ,,,,____,,,ニ (( )) ;;;;ゝゝ;;;;ヾ;;;;;ヽ , ヘ二二二二二二二二二ヽ ;;;;ゝゝ;;;;ヾ;;;;;ヽ;;ヾ ___ //^ヽ7777777777777 ヽ ;;ゝ;;;;ゝ;;;;ゞ;;ゞ;;;;ゝ;;;ゞ ―=ニ,,,,_ // 二 ヽ7777777777777ヽ ;;ゝ;;;;;;;;ゝゝ;;;;ゝ;;;;ゞ;;ゝ /, || 二 ||ヽ=========ヽ ゝ;;;;ゞゞ;;;;ゝ ィ || 二 || │ ̄│ ||. |;il| || 二 || │_│ || . |;il| || 二 巾=========巾. . ,,,___,,,. ;. ;,;..;,;.. |;il| ;,;. ;,;..、 ;,;..、 ;,;..、 ;,;..、 ;,;..、 ;,;..、 ;,;..、 ;, ,, || 二 | | 〒│〒│〒│〒│〒| | ..彡,,, ≡,ミ . .. . ;,;..、|;il|,、;,;,`"'"''ー'ー-、, ;,;..、 ;,;..、 ;,;..、 ;,;..、 ;,;´`"'"'''"'"'''"'"''、w ,.、.,.,,.、.,. c @Д〉 、.,.,ィjiiijwwiijijyyyw `"'"''ー'ー-、, ;,;..、 ;,;..、 ; ,r'~# iyi rtュ (__,,ィノーヽ. || ノ_j_ _j #ゝ|| 7 彼は非常に裕福であったが、子供がおらず、ものすごいケチであった。汚い服を着て、粗末な食事をとり、朝早く起きてはせっせと働き、日が沈めば寝るという毎日だった。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・" ; ;ヾ ; " " ヾ ; " ; " ; ; ヾ; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ" ;ヾ ; ;";ヾ; ;"/" ; ;ヾ ;ヾ ""ヾ ;"; "i "; ;ヾ; ;ヾ; ;メヾ " (( ))゛ ヾ;i;;ii ;iiメソ ヾ; ;ゞ " , ヘ二二二二二二二二二ヽ ""|l!|| ll|ソ "" //^ヽ7777777777777 ヽ l;l!ll |l| // 二 ヽ7777777777777ヽ | l||l |l| ./, || 二 ||ヽ=========ヽ |;l!l| ||l せっ せっ . || 二 || │ ̄│ ||. |ill|| lll ___,,,,_ || 二 || │_│ || .,,.,.,,.llil|l l!|、.,.,,.、.,.,,.、.,.,.、. c.,.,,.、.., 彡,,, ≡,ミ ..,,、,. || 二 巾=========巾,.,,.、.,.,,. 、.,.| l|| !!|、., . . c c, ,@Д〉 ー、 、 . || 二 | | 〒│〒│〒│〒│〒| |、.,.,,.、.,,.,、ノ;;;i!! !!ヽ.,.,,. .,.,,.、.,.,,..、.c __,r'~#;;; l、 ヽ ヽ .,.、.,., ィjiiijwwiijijyyywWwW,,wW ,".,,.、.,.,,.、" c (__,,ィ=Uぃ======i ,.、.,.,,.、 .. wWwW,,wirwvwWwW,,w.ijwwiiyw ,.. ィjiijwiijijyw ,.. く#,,_ヽ_〉 、、, . ...ノノノノノ .,,.、.,.,,. ィjiiijwwiijijyyyw ィjiiijwwiijijyyyw ,. 8 老人の最大にして唯一の楽しみは蓄財であった。彼は貯めこんだ財産を少しも自分のために使おうとはしなかった。ただ、ひたすらに銭を貯めることを生きがいとしていた。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・ 三三三三三三三三三三 | ; l|| 三三三三三三三三三 | ; l|| ;゙ 三三三三三三三三 ,,,___,,, | ; l|| jj 三三三三三二二 彡,,, ≡,ミ + | ; l|| 三三三三二二 c @Д〉(=) | ; l|| ゙メ 三三三二二 ,r'~# iyi #ブ .) ̄~( ) ̄~( .) ̄~( | ; l||x;; 三三三.  ̄(__,,ィノーヽ.j~. ̄ ̄ (,~~,) (,~~,) (,~~,)  ̄~\ 三二 ノ_j_ _j #,ゝ .)__( )__( )__( \ ;;.; 三三三三三 .三三三 三三三 三三三 \ 三三三三三ニ 三三三ニ 三三三ニ 三三三ニ \ 9 あるとき、この老人の家の門前にコジキがやってきて銭を無心にきた。みすぼらしい格好をしたコジキを見て流石の老人も哀れに思ったのか老人は家の中に入って 銅銭を十枚だけ取り出して、施しをしようと決めた。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・ ,,,___,,, ‰⊂⊃;, _____ ミ, ≡,,, ミ _____ /# /ノ~ ヾ l\ 〈Д@ ,,ぅ V/ノノ,,T∀T) \.\ r' i.y i #~'、 ふむう…。 ソリ,,_つ つ .\.\ l_.b=d,,__) 彡彡0l、 \.\ #_j _#j_. と#__)_.) \.\ 10 しかし、どケチで評判のこの老人。戻ってくる途中、段々と銭が惜しくなってきてしまい、一枚、一枚と歩くたびに懐に入れなおして、門前に戻ってきたときには手のひらの銭は半分以下しか残っていなかった。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・__________________________________  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ______ /┣┫ ┣┫\ |┣╋┛ ┗╋┫| |╋┛ ┗╋| |┃ ┃| |╋┓ ┏╋| あな、口惜しや…。 |┣╋┓ ┏╋┫| ,,,___,,., \┣┫ ┣┫/ 彡,,, ≡,ミ +  ̄ ̄ ̄ ̄. c ll@Д〉(=)────────────── ,r'~# iyi #ノ───────────────‐ ゴソゴソ… (((__,。_ノーヽ_j ノ_j_ _j #,ゝ 11 老人は、それでも口惜しくいざ渡す段になると、ギュッと目を閉じて、まるで己の身が切られるような悲痛な声でこう言うのであった。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・ ,~'⌒~~'⌒~~'⌒~~'⌒~'⌒~~'⌒~'⌒ヽ、 (( わしは大事な家の財産を傾けてまで )) ) お前に銭を施すのじゃ。 ( (( くれぐれも他のものには内密にするのじゃぞ。 )) `~ー ~ー 。~ー ~ー ~、 ,ー ~ー ~ー ~ー ' ∨ .. 。 + 。 ,,,___,,,, X ...; ‰⊂⊃;, ___ + ミ,, ≡,,, ミ _____ +。 /# /ノ~~ ヾ l\ .(=)〈ゝДく ,,ぅ x ... V/ノノ,,T∀T) \.\ tjr' i.y i #~'、 プルプル ゚ 。 ソリ,,_つ つ .\.\ ゝ__j=d,__,,) プルプル… 彡彡x0l、 \.\ rュ_j _#j_. と#__)_.) \.\ 12 それから数日後、老人は亡くなった。老人が一生をかけて必死な思いで貯めこんできた財産は相続人がいなかったため、すべて役人に没収されたという。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・ ,,___,,,, ____ ミ,,=△= ミ |... . .....| 〈ゝДく ,,ぅ | 老. | r' i.y i #~'、_、 | 人.. | し'=し',__,,ノ | の . | ノ ノ 。 , 、 。 ,,,. | 墓. .| ,'"';, ( (~ × ┼ * * 、''゙゙;、). |... . .| 、''゙゙;、),、 )゙ ┼ ゜ 。 * .. x +' ゜ X ゙''!リ'' i二二二二!゙''l!リ'''゙ ノ __ ___ __ || `i二二二!´ . || , ' *. ) ( ) ( ) ( * 昌 |  ̄ ̄ ̄ ̄ | 昌 (,~~,) (,~~,) (,~~,) | ̄ |_|;;;l"二二゙゙l;;|_| ̄ | ワッショイ!. 役.)__( 役 )__( 役 )__( ワッショイ! | | | |;;;;;;;;;;| | | | ー= ヽ( `Д)/ ヽ( `Д)/ ヽ( `Д)/ | | |┌─┐| | | ー= ( ) ( ) ( ) ワッショイ! ./゙゙└‐┴ ┴l,,,,,,,,,,l┴┴‐┘゙゙゙゙\ ー= / > / > / > 13 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ め で た し 、 め で た し 。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 14 ニ===| ; ;il| ニニニニニニニニニニニニニ________ニニニニニニニ| ; ;il|' ̄ ̄ ̄|| ; ;il| ┏━┯┯━┓┏━┯┯━┓||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||┏━┯┯━┓| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| , ゙ | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| '゙ | ; ;il| ┣━┷┷━┫┣━┷┷━┫|| ||┣━┷┷━┫| ; ;il| ..| ; ;il| ┃| ┃┃ ┃||―――――――||┃ |┃| ; ;il| | ; ;il| 植 . ┃┃ ┃||三三三三三三三||┃ |┃| ; ;il| / ̄ (A` ) .ー━━┸┸━━━━┸'======== ┸━━━━┸== / /二/φ;)ji n nr‐ュ_,,)ノ ポカーン… . ,.∠___/ 'ニニニ' / ̄/レ'ノハヽ ヽ ヒィーッ!ヒィーッ! / ´ || ̄ ̄ ̄||' ヽ_/ハc,,゚ Д゚) . ! 丕 l ゝ,7っzノ 从i! (Д´ ) )┘ ヽ⌒ヽ^' , バンバン ´ ` "⌒''⌒ 15 ニ===| ; ;il| ニニニニニニニニニニニニニ________ニニニニニニニ| ; ;il|' ̄ ̄ ̄|| ; ;il| ┏━┯┯━┓┏━┯┯━┓||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||┏━┯┯━┓| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| , ゙ | ; ;il| ┠─┼┼r────────────────────────‐、 | ; ;il| ┠─┼┼| どこが笑い話なのコレ…。 | '゙ | ; ;il| ┣━┷┷| 必死な思いをして蓄財してきた財産を . | ..| ; ;il| ┃| | 全て没収されたおじいさんのかわいそうな話じゃないか。 .| | ; ;il| 植 `──────v─────────────────一'゙ / ̄ (A` ) .ー━━┸┸━━━━┸'======== ┸━━━━┸== / /二/φ;)ji n nr‐ュ_,,)ノ . ,.∠___/ 'ニニニ' / ̄/レ'ノハヽ ´ || ̄ ̄ ̄||' ヽ_/ハc,,´Д) . ! 丕 l ゝ,7っzノ 从i! (Д´ ) )┘ ヽ⌒ヽ^' , バンバン ´ ` "⌒''⌒ 16 \\ヽ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧///< ちょ、ちょっと、茶筅…。 >> この話の笑いどころがわからないのか? << セッカク オレガ 邯鄲淳センセ ニ オススメシタ トイウノニ… >// /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ヽ\\ _____ /.、 / | ヽ \\ヽ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧/// ,. ──┴── 、 < 小市民が汗水鼻水垂らして > / \ L__」 / \ > セコセコ貯めた財産を < / |. | 丶 < 国の権力で全て巻き上げるなんて > |. ヽヽ | | ヽヽ | > 最高の笑い話じゃないか! < | | | .| // /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨l\\ ヽ ノ--―--ゝ / \ / > < 17 ニ===| ; ;il| ニニニニニニニニニニニニニ________ニニニニニニニ| ; ;il|' ̄ ̄ ̄|| ; ;il| ┏━┯┯━┓┏━┯┯━┓||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||┏━┯┯━┓| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| , ゙ | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠─┼┼─┨|| ||┠─┼┼─┨| ; ;il| | ; ;il| ┠─┼┼─┨┠ r─────────────‐、..┼┼─┨| ; ;il| '゙ | ; ;il| ┣━┷┷━┫┣ | 丕兄ちゃん、金銭絡みで |゙┷┷━┫| ; ;il| ..| ; ;il| ┃| ┃┃ | なにかツライことでもあったの?| |┃| ; ;il| | ; ;il| 植 . ┃┃ `────v────────一'゙ |┃| ; ;il| / ̄ ( 'A`) ー━━┸┸━━━━┸'======== ┸━━━━┸== / /二/φ;)ji ヽ,(,,_r‐ュ. ,.∠___/ 'ニニニ' /~ノハヾヽハ キキ 丕 ギャーッ ハッハッハ! ´ || ̄ ̄ ̄||' ヽ_ (Д` ぅハゝ (`Д´ ) ハライテーヨ…。 ソレガ アッタンダヨ… ゝ,7っzノ キキ (‐ ー) 茶筅…。 ヽ⌒ヽ^' , く く "⌒''⌒ 18 植 (;'A`) ツイ、コナイダノ コト ナンダケドネ…。━━━━━━━━━━━━━━━━… / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ___ ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧.. | あ、あのさ… | |曹洪宅< . > | ちょっとだけ | |二二二 < あーーー!? > | 金を貸し… | | < あかんあかん!! .> \__ ___/ | < 金がもったいないがな!!> |/ | < > | ∨∨\ /∨∨∨∨∨∨∨ | | |/ | \\ | | | <洪> | . | (;゚Д゚). | 丕 ソコヲナントカ… | iつ つ | (`Д´;) | | | | (八 ) | . し'^'J. | くく ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 19 ___\∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧/ |曹洪宅< > |二二二 < ─┼─┐ ─┬─ | > | < . │ │ | | .ノ ・・/ > | <  ̄ . ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ > | < > | /∨∨\ /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨丶 | | |/ ____ | \\ | | // ヽ ギャーッ!! | <洪> ー ニ三 ==| | ミ[lll]っ . っ | (# Д)') ,. | | | ;;| `っ 丕 っ | . ( つ ィ 彡 ー ニ三 ==| | ミ◇;;| -=≡ ヽ(ll`Д´)ノ | j ヽ. | ヽヽ ,,;;/ -=≡ ( ) っ | . (__/^'、_) | ~ ̄ ̄ ミ゚三三。彡 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 20 / ̄\__/ ̄ ̄\ / ̄ ̄\__/ ̄ ̄\ / ̄ ̄\__/ ̄ ̄\ / ̄ ̄| [][] [] [][] |_| [][] [][][] |_| [] [] [][] [] |_| [] [] 丕 ; ( ´,_ゝ`) プッ (ll `Д´) ヒソ ( ´Д) (Д` ) ヒソ lll|| ( l l |ll ハ 21 '⌒ ~'⌒ ~'⌒ ~'⌒ ~'⌒ ~'⌒ ~'⌒ ~ '⌒ ~'⌒ ~ おれの顔に泥を塗りやがって…。 親父が死んで、おれがルールの世になるまで せいぜい、銭でも貯めて楽しんどけよ、曹洪 ~ っ ~'⌒ ~'⌒ ~'⌒ ~'⌒ ~'⌒y~'⌒ ~ '⌒ ~'⌒ ~' ⌒ __ ノ.ト、 ノ─┬ ノ─┬ ノ─┬ ノ─┬ , -―  ̄ ̄ ―- 、 _ノ _ノ _ノ ,_ノ ・・・ ,r' ......... ヽ ・ / ノ ー‐、 ヽ ・ ・ ) l -=・=- .-=・=- l ) ・ ) ( | .. r _ __、 ... | ( ) ヽ,(,,__r‐ュ (. l . ヽ..  ̄ / ┛┗ ( ノハヾヽハ、 ヽ `ー 'jj . ┓┏ ; (´Д`llぅハゝ 植 コワッ ィー ,,,______,,, - 'ヽ ,∩l'y/ ヽ ('A`;)
https://w.atwiki.jp/galeos/pages/174.html
介護療養型老人保健施設は、平成20年5月の介護保険改正により新設された介護保険施設の一つで、療養病床のある病院から転換した介護老人保健施設が該当します。主な役割・特徴などは、従来からある「介護療養型医療施設」の機能を踏襲しており、主に医療ニーズの高い要介護者を入所させるための施設と言えます。 なお、療養病床には介護保険対応の「介護型」と医療保険対応の「医療型」の2種類があり、平成24年に廃止される介護型の転換先としては勿論のこと、病院の再編という観点から「医療型」も対象にして転換を促しています。。 ▼なお、施設要件としては、特徴的なもののみ下記します。 1.算定日が属する月の前12月間における新規入所者のうち、「医療機関」から入所した者の割合と「家庭」から入所した者の割合の差が、35%以上を標準とする。 2.入所者について、下記の(ア)又は(イ)いずれかの要件を満たしていること。 (ア)算定日が属する月の前3月間において、全入所者のうち「経過栄養」又は「喀痰吸引」を実施している者の割合が15%以上。 (イ)定日が属する月の前3月間において、全入所者のうち「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」における「ランクM」に該当する者の割合が20%以上。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 療養病床の転換予定先 平成20年度 転換意向調査結果(26道府県) 厚生労働省老健局 調査結果概要(23年度までの転換予定を調査) ○回答病床数:医療療養病床 131,967/介護療養病床 57,425 ○介護療養型老人保健施設の病床数は、20年度以降も更に増加する見込み。 ○介護療養型医療施設のうち、約3割の病床が介護療養型老人保健施設への転換を予定。 ○医療療養病床の7割以上は、転換する予定がない。(現状の医療療養病床のままを予定) imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 厚生労働省は、医療費抑制策の中で療養病床の転換・削減計画を掲げています。2008年5月導入の介護療養型老人保健施設もその一環。“医療・介護難民”を出さず、病院が高齢者介護の受け皿になる「社会的入院」解消の切り札になるのでしょうか。 厚生労働省にとって、高齢者の社会的入院解消が三十年来の懸案事項。そこで、医療の必要性の高い人は医療療養病床へ、医療の必要性の低い人は介護老人保健施設などへ振り分け、一一年度末までに介護療養病床を廃止、一二年度で医療療養病床を二十三万床から十五万床に削減する計画です。 ●負担は約8万5千円 病床転換を促す措置が、介護療養型医療施設と介護老人保健施設(従来型老健)の中間に位置し、〇八年五月スタートの介護療養型老人保健施設(新型老健)です。 同省の試算では、介護の必要性がもっとも高い要介護5の人が多床室に入った場合、(1)介護保険の報酬月額は、介護療養型医療施設より約二割安い三十三万四千円(2)自己負担は、平均的な食費、居住費等を含め約一割安い月額八万五千百円-になります。 逆に従来型老健に比べ、報酬月額で約八%、自己負担で三%程度高くなります。 介護保険の加算報酬をみると、従来型老健同様リハビリテーション管理などに加え、みとり、特別療養費の加算が認められました。 介護療養型医療施設に比べ、医師の配置は減りますが、看護職員の二十四時間配置を義務付け、看護、介護職員の配置は同じです。 ●3千億円の圧縮期待 これとは別に、本体施設が医療機関の場合、サテライト型の小規模な従来型老健と有料法人ホームなど特定施設を設置できます。本体施設が従来型老健の場合、サテライト型の特定施設を設置できます。医師、栄養士などが本体とサテライト施設を兼務できます。 このほか、融資や税制などの転換促進策があります。同省は、一二年度段階で介護給付費が年間一千億円増えても医療費が四千億円削減でき、差し引き三千億円圧縮できる、としています。 しかし、病院の経営者が、もくろみ通り転換するかは不透明です。社会的入院の解消には、なお曲折が予想されます。