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#3 『Carry On』 ユーゲンは図嚢から取り出した1枚の写真――網膜板に像が焼き付けられたものを長机に置き、傭兵達に見せた。 脇にいる警備兵との比較から高さは約3mほどであると思われる、石板のような物が写されていた。 そしてその中央には人のような形をした何かが、半ば石版に一体化するように埋め込まれているのが分かった。 ちょうど子供の作った土偶が、壁に張り付いているような格好である。 「一月前になる。『灰の海』2-5地区、バルテルス家が不法に所有する遺跡からこいつは出土した。」 ユーゲンは淡々と切り出した。 「これが出た地下施設からは、奴のものと思われる大量の記録媒体や実験設備のような物が発掘された。」 そしてまた図嚢から何かを出した。小銃の弾倉ほどの大きさをした、セラミックのような石の塊であった。 擦れてはいるが、先史文明の言語が至る所に刻印されている。 ユーゲンがそのひとつを指でなぞると、空中に文章と図がびっしりと投影された。 「解読されている僅かな単語から察するに、奴は当時そこそこの知識人だったらしい。」 図嚢に記録媒体を戻し、写真の石人形を指差した。 「我々はこいつを『学者』と呼んでいる。そう、お前達が昨日遭遇した例の化け物だ。」 マイヤーが信じ難いという表情で、まじまじとユーゲンの顔を見た。 「・・・どうした?気持ちの悪い奴だ。何か言いたいのか?」 「いや・・・あの・・・僕はてっきり貴方がダレルたちの言う化け物かと思ってまして・・・。」 筋肉の申し子のような男はもごもごと言葉を紡いだ。 ユーゲンは笑いを堪えるように言った。 「私はれっきとした現代パルエの人間だ。まぁ、多少変に思うかもしれんが・・・。」 図嚢から2枚目の写真を取り出した。 「生体機関に繋いでも何の反応も示さなかったこいつが、アーキルの部隊に引き渡された途端作動を始めた。生命維持装置から本体が出てきたのだ。」 写真には、中央が空の窪みになった石板の前でぐったりと横たわる、甲冑のような物が写されていた。 甲冑とは言っても、古代パンノニア人が使ったようなゴテゴテとしたものではなく、あくまで皮膚の延長といった印象である。 うつ伏せの為、顔は把握できない。 床にはよく分からない液体のような物が溜まっている。 「・・・失礼。今『アーキルの部隊』と言ったか?」 リシェクが尋ねた。 「何だ、元情報部の割に勘が鈍かったようだな。そうだ。辺境諸侯共は発掘品を連中に売り払って商売をしてる。あの豚共にとっては戦争の行く末などどうでも良いという訳だ。」 傭兵達は無表情にその話を聞いていた。 「恐らく、連中の車両のエンジンに使われている浮遊機関由来の物質に反応を示した結果だ。奴はやがて起き上がり、連邦兵たちを見て言った。『なに、ある。』」 最後は少しおどけた調子で言った。 「まぁ連中の稚拙な翻訳だからな。『なぜここにいる?』とでも言いたかったのだろう。その後は地獄絵図だ。 2-5地区の発掘所は壊滅。生きて帰ったのは一人の技師とそのクルカだけ。この話も写真もすべてその技師からの情報だ。」 6人は何の相槌も打たなかったが、彼女は話を続けた。 「その後奴は消息不明となったのだが、昨日3-4地区に現れた。お前達は世間への『建前』で、商売相手であるアーキル部隊の足取りを掴みに行かされた。そこで偶然奴を見たというわけだ。豚貴族にとって、野放しの『学者』の存在は皇帝一派への不忠の証拠であり、それが大事を起こしたともなれば自らの汚点となる。奴を知る者は不都合極まりない。それを嗅ぎ回る我々も然り、だ。」 カイがリシェクの方を見た。「あの時言った通りだろう」とでも言いたげである。 「豚共の中でも、アーキルとの関係を知っているのは上の連中だけだ。まして『学者』を認知しているのは数えるほどだろう。」 「・・・ザクセン中尉達が知っていたわけではないってことですか?」 カイが尋ねた。 「ザクセン・・・?私が痛めつけた糞袋の名前か?あんな不細工な三下が知らされる訳なかろう。」 ユーゲンは当然の事のように言った。 「じゃあ・・・さっき襲撃してきた連中は?」 再びカイが質問した。 「連中は只の兵隊だ。肩章には41歩連とあった。大方、私とお前達を反逆者という事にしてけしかけたんだろう。あの飛行隊もな。」 傭兵達は互いに顔を見合わせた。 「・・・つまり今帝国軍は私達を敵とみなしている、と?」 レフラが口を開いた。 「まぁ辺境諸侯の軍はそういう認識だろう。」 ユーゲンはそのような事は取るに足らないといった風に言った。 「・・・なんだ?御上に裏切られるのは慣れっこだろう、お前達は。」 6人は困惑していたが、やがてしっかりとユーゲンを見据えた。 そしてダレルが言った。 「ユーゲン大尉。これから我々の面倒はあなた方が見て頂けるということでよろしいですか?」 「そうする他あるまい。お前達は見かけの割に経歴は優秀な奴が多い。養ってやる分は働いてくれるな?」 傭兵達はしっかりと頷いた。 「それに・・・、お前達の証言には少し興味深い点がある。まぁ今日のところは休め。部屋は用意させてある。」 ユーゲンは写真と書類を図嚢に入れ、船室から出て行った。 宛がわれた船室は、彼らが考えていたよりも上等なものだった。 本来300名以上で運用されるべきであるのがフレイア級軽巡である。 しかし武装の自動化等の改修により、この艦には120名程の船員しか乗艦していないらしい。 その賜物なのか、船員一人一人の待遇は正規軍のそれよりも格段に良いのである。 耳目省の管理下にある船員達は、その多くがキナ臭い雰囲気を纏っているのを傭兵達は感じ取った。 「まぁ結果としちゃ出世と考えていいんじゃないか?」 4人部屋の寝台に座り、新しく支給された弾帯を弄りながらカイが言った。 バックルには何も彫られておらず、くすんだ鉄の地肌が鈍く輝いている。 「・・・出世ねぇ。まぁ今までの糞溜めと比べりゃあ上等なもんだな。」 窓際で二つの月を眺めながらリシェクが答えた。 尻が痛むマイヤーは座ることができないでいる。 やがて不安そうに3人に尋ねるのであった。 「・・・なぁ、本当に僕の無反動砲、使い物にならなくなったの?」 「何が無反動砲だ、笑わせるな。お前のは拳銃弾より小さいだろうが。」 ダレルが嗜めた。 朝食は豪華とは言えないにしろ、十分納得できるものだった。 栄養塊と人造肉から作られた料理に、固焼きのパンというものである。 昨日までいた駐屯地の食堂が別の世界に感じられるほど、この艦のそれは静かであった。 「あいつら食わなくていいのかな?」 カイが隣で黙々と食べているダレルに言った。 「・・・疲れてるんだろう。眠らせてやれ。」 ダレルが答えた。 レフラは夢を見ていた。 端正な顔立ちに、口髭をたくわえた老紳士がこちらに微笑んでいる。 周りは建物で埋め尽くされている。空はそれらに隠されて見えない。 言うなれば、無限に続く都市の中に自分とあの紳士しかいないような感覚である。 老紳士には確かに見覚えがあった。だがいつ、どこで出会った人物なのかは分からない。 その彼が杖をつきながらゆっくりとこちらに歩いてくる。 不思議と悪い感じはしない。むしろ彼に会えたことを心のどこかで喜んでいるのを感じた。 艦内にけたたましい警告音が鳴り響いた。 レフラは飛び起き、同じ部屋で寝ているカルラを揺さぶった。 耳をつんざくような煩さであるにも関わらず、彼女はなかなか目を覚まさない。 やがてレフラは床に転がっていた小さめのクルカを拾い上げ、カルラの顔に投げつけた。 傭兵達は艦橋に走った。戦闘指揮所にはユーゲンと7人ほどの船員がいるのみであった。 「連邦の船です。反応から駆逐艦が2、重巡が1。後者は恐らくオケアノス級。方角から察するに、『灰の海』から本国に戻ろうとしている連中です。」 生体電探の制御盤にかじりついていた一人がユーゲンに報告した。 「・・・ちょうどいいな。ハン、駆逐艦は2隻とも沈めろ。重巡は私がやる。」 ユーゲンが1人の将校の格好をした船員に言った。そして今しがた指揮所に入った6人を見やった。 「行くぞ。お前達の耳目省での初仕事だ。」 傭兵達は、彼女の言わんとしている意味がよく分からなかった。
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備忘録 6/6 Tomcat Tomcataとは、Apache Software Foundation(アパッチソフトウェア財団)が開発・公開している、Javaサーブレット(Servlet)やJSP(JavaServer Pages)の実行環境となるソフトウェア。いわゆるサーブレットコンテナ( Java Servletを動かすときに必要なソフト)あるいはWebコンテナと呼ばれるサーバソフトウェアの一つで、Apacheライセンスに基いてオープンソースソフトウェアとして公開されている。 Webサーバ上で動的に実行されるJavaプログラムの一種であるサーブレットやJSPを実行することができ、EL式(式言語/Java Expression Language)やWebSocketなどの拡張仕様にも対応している。バージョン5以降はサーブレットコンテナ部分を「Catalina」、Webサーバ部分を「Coyote」、JSP部分を「Jasper」と呼んでいる。 単体でWebサーバ(HTTPサーバ)としての機能も持つほか、Apache HTTP Serverなど外部のWebサーバソフトと連携して運用することもできる。Linuxなど主要なUNIS系OSに対応し、WindowsやmacOSでも動作させることができる。サーブレット/JSPを使う際の定番ソフトとして広く普及している。https //e-words.jp/w/Tomcat.html Apache 正式名称は「Apache HTTP Server」。Microsoft社が提供する「IIS(Internet Information Services)」や、Googleが使用している「Google Web Server」など、Webサーバソフトの中には著名なものが数多く存在。 Apacheとは、世界的に使用される著名なWebサーバソフトの1つ。高い性能と優れた動作性から、企業や個人を問わず人気を博している。Webサーバソフトを選ぶうえで「必ず選択肢に入るWebサーバソフト」。 ~メリット~ 1. OSを選ばずに動作する 2. オープンソースなので無料で使用可能 3. 処理速度が速い 4. 機能の豊富さ https //hnavi.co.jp/knowledge/blog/apache/ ~TomcatとApacheの役割~ TomcatはJava Servletを動かすときに必要なソフト ApacheはコンピュータをWebサーバとして動かすときに必要なソフト ただし、Tomcatは作ったJava Servletの動作確認ができるように(簡易的な)Webサーバとしての機能も持っている。 一般的に、Java Servletを本格的に動かす環境をつくるときは ApacheとTomcatを連携させて両方使う。 nginx(エンジンエックス) nginxは、Apacheと人気を二分する著名なWebサーバソフトとして知られています。Apacheが苦手とする複数のデータ処理にも高速で対応できるのが最大の特徴です。カスタマイズ性も高く、機能の拡張もしやすいWebサーバソフトとなっています。一方、nginxは技術的な難易度が高く、初心者が扱うのに不向きという欠点があります。https //hnavi.co.jp/knowledge/blog/apache/ SSPA(サプライヤセキュリティ・プライバシー保証プログラム) マイクロソフト社のサプライヤーデータ保護要件に沿って、サプライヤーが実施すべきデータ処理手順を示したマイクロソフト社のポリシーです。マイクロソフト社のサプライヤーの立場を維持するために、年間のコンプライアンスサイクルを通じてこのポリシーを遵守する必要があります。 グローバル(リスク)コンサルティングファームであるプロティビティは、マイクロソフト社のプロキュアメントにより、サプライヤーデータ保護要件の独立評価を実施するための審査を受けています。また、グローバルの基準を用いた審査適正証明書により、クライアント企業の全てのベンダーに対してプライバシーとセキュリティ対応がトップレベルであるという信用が与えられます。ベンダー管理を構築・展開・強化するにあたり、効果的な資格者をパートナーに選定することが不可欠なのはもちろんのこと、監査・レビューを通じて弊社が提供する価値は、貴社の全てのベンダーとの関係を適切に維持することに貢献します。https //www.protiviti.com/JP-jp/vendor-management Trustbind TrustBindシリーズは、クラウドを利用する企業が、自社のセキュリティポリシーにあわせてセキュリティ追加対策を行うためのコントロール・ポイントを提供する「国産クラウドセキュリティ」ソリューションです。 「TrustBind/Federation Manager」は、攻撃者に狙われやすい認証・認可のプロセスを対象に、旧来のパスワードに依存しないさまざまな技術を組み合わせることで安全性を高め、クラウドサービスもオンプレミスも含む複数のシステム間でシングルサインオン(SSO)やAPI連携を実現するクラウド時代の認証・認可基盤ソリューションです。 認証連携、API連携、暗号化、トークナイゼーション、可視化など、TrustBindが提供するさまざまな機能を組み合わせることで、クラウド活用におけるセキュリティ課題を解決します。 SAML認証(サムル,Securiy Assertion Markup Language) SAML認証はインターネットドメイン間でユーザー認証を行なうためのXML(マークアップ言語)をベースにした標準規格です。一度のログインで複数のサービスにログインできるシングルサインオン(SSO)を実現するための規格として利用されることが多いです。 SAML認証を用いたログインの際、ユーザー認証だけでなく属性情報も認証できるため、ユーザーのアクセス範囲も制限できるという特徴を持ちます。 SAML認証ではユーザー・SP・IdPの三者間で認証情報をやり取りします。 ユーザー:利用者 SP(サービスプロバイダ):ログイン先となるクラウドなどのサービス IdP(Identity Provider):シングルサインオンのサービス提供者 SPは主にOffice 365やDropboxなどのクラウドサービスが該当し、IdPはユーザーとSPとの橋渡し役として実際にユーザーの認証を行なう役割を持つものです。IdPはクラウドサービスだけでなく、オンプレミス環境のWindowsの認証基盤であるActive Directoryとも連携できます。 SAML認証はこの三者が相互に通信することでシングルサインオンを実現しています。 シングルサインオンは一度のログインで複数のサービスへのログインが自動化されるため、ユーザーの利便性が向上するメリットがあります。 さらに、SAML認証を用いてシングルサインオンを実現すれば、ユーザー・管理者ともに煩雑なパスワード管理から解放され、セキュリティの向上も期待できるのです。 https //www.splashtop.co.jp/knowhow/26/ IdP(Identify Provider) IdPはIdentify Providerの略称で、クラウドサービスなどにアクセスするユーザーの認証情報を保存・管理するサービスのことを指します。SAML認証における認証情報の提供役として機能します。 ~メリット~ IdPを利用するとユーザーIDやアクセス権限などのユーザー認証情報を一元的に管理することが可能です。 これにより、社員の退社時に各サービスのユーザーIDやアクセス権限を削除するといった煩雑な作業が一括で対応できるようになります。 従来から、Active Directoryなどを活用して社内でのユーザーIDの一元管理は可能でした。しかし、それらはあくまでも社内システムやサービスを対象とするため、企業でのクラウドサービスの活用が拡大していくなかで、それだけでは不十分になってきています。 IdPはユーザー認証情報をクラウド上で管理しますが、Active Directoryなどとの連携も可能です。IdPとの連携により、社内環境で利用していたユーザーIDをクラウドサービスでも利用できるようになり、クラウドサービスも含めたユーザーIDの一元管理が実現できます。 ~生体認証などと組み合わせた多要素認証~ IdPは、ユーザーがサービスやシステムを利用する際に、ユーザーのIDを特定して認証するために、ひとつまたは複数の要素を使用します。 認証要素は大きく次の3つにわかれます。 1.ユーザーの知識による認証:ユーザー名やパスワードなどユーザーのみの知識 2.デバイスなど持ち物による認証:スマートフォン、その他持ち物など 3.ユーザーの生体による認証:指紋や網膜など これらのうち複数要素を組み合わせて認証を行うことを多要素認証と呼びます。 多要素認証の例としては、従来のユーザーIDとパスワードによる認証方法に加えて、指紋・静脈・虹彩などを利用する生体認証や、スマートフォンなどを使った二段階認証などがあります。 多要素認証は従来のユーザーIDとパスワードによる認証方法よりも、セキュリティの強化が期待できるとして昨今注目されている認証方法です。 FQDN(完全修飾ドメイン,Fully Qualified Domain Name) 6/8 まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧表 @wikiの設定・管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください アットウィキモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み ワープロモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン一覧 @wikiかんたんプラグイン入力サポート 他のWIKIが気になる方はこちら VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wiki エルプリ攻略wiki 精霊回路ドライヴ@wiki VPVP wiki ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 @ wiki バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、お問合せフォームからご連絡ください。
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OP 「ねぇ・・銀さん・・・起きてくださいよ・・・・銀さん・・・・起きて・・・」 「むにゃーっ・・・・・ふざけんじゃねぇぞ・・・新八・・・・今日は日曜・・・」 「日曜じゃなくてもいっつも寝てるじゃないですか?それより早く起きてさいよ」 「なんだよ・・・うるせぇなぁ・・・・って・・うぉっ、まぶしっ! つうかめっちゃまぶしい、何だ、どっきりか!?て言うかここ何処だ!?」 「落ち着けよ天然パーマっ!やっと起きたと思えばうるせぇんだよっ!」 江戸歌舞伎町の住人、「万屋銀ちゃん」こと坂田銀時は、突然自分の網膜に入り込んできた 凄まじい日の光に思わずびっくらこいていた。 隣には同居人の一人志村新八がいる。 しかし果たしてこれはどういう訳か。 自分は確か万屋の二階でごろごろ雑魚寝していたのではなかったか。 彼らが今いるのは、一面に白い砂利を敷いたいわゆる「お白州」だ。 広さは、かなりの物だ。七十平米はあるだろう。 周囲は白い土塀で覆われ、門が一つと、垂れ幕で覆われたお座敷が一つある。 今、この「お白州」にいるのは彼らだけでは無かった。 白い砂利の地面を、埋め尽くすように沢山の男が座ったり、寝たり、立っていたりしている。 ほとんどが男であり、僅かに女の姿も見える。 ほとんどが和服を着ていること以外、年齢も体格もバラバラな顔ぶれであったが、 銀時には彼らにはある共通点があることに気が付いた。 おそらくいずれも武芸者。 それもそうとうな腕前の。 「なんだぁ・・・・このおっさんども・・・コ○ケか?コミ○なのかぁ?」 「いや、この顔ぶれで○ミケは無いでしょう。何かみんな強そうですよ」 そう、銀時と新八がひそひそ話をしている時であった。 「控えい」 一つの野太い声が、お白州の中を通り抜けた。 銀時を含めたその場にいた人間全員の視線が声の方へと向けられる。 座敷の垂れ幕が左右に開き、一人の男が出て来るのが彼らには見えた。 初老の裃姿の武士らしき男である。肩衣には「二階笠」の家紋が 染め抜かれている。 年のころは初老といった所か、体格は大きい方ではないが 不思議と独特の威厳がある。 また、目には強い意志の様な物が感じられた。 「これより、御前試合を執り行う」 武士の口からそんな言葉が飛び出した。 「御前試合」 貴人や、それに類する人々の前で行われる武芸者の上覧試合の事である。 それが天皇になると、「天覧試合」となる。 「新八・・・・試合って何だ?俺そんなの聞いてねぇぞ」 「僕も知りませんよ・・・ひょっとすると何処ぞの武芸好きの 金持ちに拉致られたんじゃ・・・」 銀時と新八の間のみならず、所々でざわめきが起きる。 どうやら、誰ひとりとして、試合に出るなど聞いてないらしい。 「ここに集められし、類い稀なる兵法者、八十名」 武士がよく通る声で言う。 「その武芸の妙技の悉くを尽くし」 「互いに相戦いて」 「一人になるまで殺し合うべし」 最後の言葉に、ざわめきが止んだ。 殺し合いの御前試合。 狂気の沙汰と言う他ない。 「親父殿」 静まり返った武芸者の中から、一人の男が進み出る。 狩衣姿の、武士と思しき男だ。 総髪を後ろで纏め、顎には不精髭がある。 また、男は右目を瞑っていた。 どうやら隻眼らしい。 装束はお世辞にも綺麗ではないが、何処となく 野生染みた風格のある男だった。 「これは何の冗談ですかな」 男は気軽な調子でそう武士に問いかける。 口調は軽いが、眼には虚偽を許さぬ真剣極まりない 強烈な眼光が宿っている。 「十兵衛か」 しかし武士はその視線を受け流して、 ジロリと狩衣の男に眼を向けた。 「生憎、冗談ではない」 「親父殿は『殺しあえ』と言いましたな」 「言うたな」 「それでも飽くまで本気と言いますかな」 「くどいぞ十兵衛」 「気が違われた親父殿」 武士―父宗矩―の余りにもの物言いに、 狩衣の男、柳生十兵衛は思わずそう漏らした。 「気など違うておらん。 わしは正気そのもの。 その上でそう言うておる」 そう言うと宗矩は武芸者達の方を睨み、 「わしが本気である事を見せてやろう・・・村山斬!村山斬、おるな!?」 「え・・・・は、はい・・・・」 武芸者達の中から現れたその少年は、 風貌、体格、剣気、とどれをとっても 御世辞にも周りの武芸者達と釣り合うとは思えない 青瓢箪であった。 「お主気づかぬか?」 「え、ええと・・・な、何がですか」 「この場に呼び出された武芸者の中で、貴様が一段と劣っているという事、 そして、そんな貴様がここに呼び出されたという意味を」 「え・・・・・ええっ!?」 「こういう意味だ」 宗矩が、戸惑う斬を余所に手をふっと上下に振った。 その時、座敷の奥からパチンと指を鳴らす音が鳴った。 その音が鳴るや否や、 ボンッ 爆音が響き、斬の首が地面に落ちる。 忘れたように立ちっぱなしになっていた胴体が倒れ、 赤い血が池のように地面に広がった。 「オオッ!?」「ムゥッ!?」 武芸者達の間で呻きが広がる。 しかし、人一人死んでこの程度の反応で済むあたり、 ここに集められた人々がやはりただ者でない事を窺わせる。 「見たか十兵衛。わしは本気じゃ。 逆らえばお主と言えどその首をかくの如く吹き飛ばすぞ」 「・・・・・無明に落ち果てしか親父殿」 「左様、わしは無明に落ちた」 十兵衛と宗矩は暫く睨み合っていたが、 宗矩が先に視線を外し、 他の武芸者達へと目を向けた。 「今見たように、お主らに逆らう事は出来ぬ。 これよりお主たちは試合の為に用意された 戦場に行って貰う。 そこで最後の一人になるまで己の剣技をふるい、 殺し合うのだ」 「お主らには、 数日分の食物、水、地図、 そして人別帖が入った行李と、 木太刀が一振り与えられる。 得物は自分で探し出すのだ」 「勝ち上がった者には、 古今東西天下無双の称号を 与え、また如何なる願いとて 聞き届けよう・・・・」 そこまで言い終わって、 宗矩は最後にこう結んだ。 「それでは、始めいっ!」 その言葉と同時に、白い煙が何処からともなく 「お白州」に流れ込み、瞬く間に武芸者達を覆い隠した。 「親父殿!何故このような・・・!?」 「うぉーっ!?なんじゃこりゃ!?」 「銀さん、銀さんどこですか!?」 驚く武芸者達の驚愕や怒号が煙の中で響いたかと思うと、 不意にその声が聞こえなくなった。 暫くして、煙が晴れると、いかなる妖術か、 あれほど沢山いた武芸者達は一人残らず跡形もなく消えてしまっていた。 ただ残っているのは、宗矩と、首の無い村山斬の躯だけである。 「大した役者でしたな、この天海感服いたした」 座敷の中から手を叩く音と、しゃがれた人を嘲笑うような声が聞こえる。 はたして、宗矩がしかめつらで座敷の方へ振り返ると、一人の老人が顔を出した所であった。 年齢は・・・・解らない。ただ、途方もなく高齢であることだけは察しが付いた。 その体を豪奢な法衣で包んだ容貌魁偉の老僧であった。 彼こそ、知らぬ人となし、天下の怪僧、南光坊天海その人に他ならなぬ。 「いやはや・・・・大納言殿も甚だ感心されたようで」 天海のその言葉と共に、もう一人の人物が座敷の闇から顔を出した。 ひょろりと背の高い、青白い顔をした殿様風の男である。 その背後に、何やら不気味な唐人服の男を従えている。 その視線は、宗矩ではなく、村山斬の死体に注がれていた。 双眸には、驚くべき熱気と、計り知れない残虐な凶気が宿っている。 ああ、大納言。そう彼こそ、かの残酷無残で知られる「駿河城御前試合」の主催者 として知られる、将軍家光が弟、駿河大納言徳川忠長である。 忠長は見つめていた。不気味な微笑みを顔に浮かべながら見つめていた。 白い砂利にしみ込んだ赤い血の池を、頭を失った哀れな斬の死体を、 その首の切断面を、いつまでもいつまでも見つめていた。 【村山斬@斬 死亡】 【主催者】 駿河大納言徳川忠長 柳生但馬守宗矩 南光坊天海 【剣客バトルロワイアル 試合開幕】 時系列順で読む 次話 血化粧に染まりし村に犬二匹 投下順で読む 次話 血化粧に染まりし村に犬二匹 試合開始 柳生十兵衛 魔境転生 試合開始 坂田銀時 人の名前聞いて笑うとか失礼だ 試合開始 志村新八 決意と誤解のあいだ 試合開始 徳川忠長 日の出 試合開始 柳生宗矩 日の出 試合開始 南光坊天海 日の出 試合開始 果心居士 夢十夜――第一夜『青木ヶ原の血吸鬼』――
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QMA7 理系学問 生物 ページ1 / 2 / 画像問題 / ニュースクイズ 問題文 答え 花のめしべを構成する部分とその役割の正しい組み合わせを選びなさい 柱頭⇔花粉が付着する子房⇔胚珠を包む花柱⇔柱頭と子房をつなぐ 次の、髪の毛の構成部分とその英語名の正しい組み合わせを選びなさい 毛髄質⇔メデュラ毛表質⇔コルテックス毛皮皮⇔キューティクル 次の「秋の七草」に数えられる植物とそれが分類される科の正しい組み合わせを選びなさい フジバカマ⇔キク科ハギ⇔マメ科オバナ⇔イネ科 次の「アメリカ」と付く動物とその一般的な名前の正しい組み合わせを選びなさい アメリカライオン⇔ピューマアメリカラクダ⇔ラマアメリカカメレオン⇔グリーンアノール 次の「春の七草」に数えられる植物とそれが分類される科の正しい組み合わせを選びなさい ナズナ⇔アブラナ科ゴギョウ⇔キク科ハコベ⇔ナデシコ科 次の「春の七草」の1つに数えられる植物と、その読みの正しい組み合わせを選びなさい 芹⇔セリ薺⇔ナズナ御形⇔ゴギョウ 次の「反応」とそれを使って判定されるものの正しい組み合わせを選びなさい ルミノール反応⇔血痕ワイル・フェリックス反応⇔リケッチア症ヴィダール反応⇔チフスキサントプロテイン反応⇔タンパク質 次の「メンデルの法則」を再発見した生物学者とその国籍の正しい組み合わせを選びなさい コレンス⇔ドイツド・フリース⇔オランダチェルマク⇔オーストリア 次のアルカロイドとそれを含む植物の正しい組み合わせを選びなさい ムスカリン⇔テングタケアコニチン⇔トリカブトカプサイシン⇔トウガラシソラニン⇔ジャガイモアトロピン⇔ベラドンナ 次のアルファベットの病名とその日本語名の正しい組み合わせを選びなさい BSE⇔牛海綿状脳症CSD⇔猫ひっかき病ADHD⇔注意欠陥多動性障害 次の医学用語と、その命名者の正しい組み合わせを選びなさい アトピー⇔コカアレルギー⇔ピルケーアナフィラキシー⇔リシェ 次のインフルエンザとそれが世界中で大流行した年の正しい組み合わせを選びなさい スペイン風邪⇔1918年香港風邪⇔1968年ソ連風邪⇔1977年 次のオーストラリアにすむ動物と、その別名の正しい組み合わせを選びなさい コアラ⇔フクログマバンディクート⇔フクロウサギオポッサム⇔フクロネズミ 次のカメラの部分とそれにたとえられる目の組織の正しい組み合わせを選びなさい しぼり⇔虹彩レンズ⇔水晶体フィルム⇔網膜 次の環境省の鳥類レッドリストに記載されている鳥とその状態による分類の正しい組み合わせを選びなさい トキ⇔野生絶滅アカオネッタイチョウ⇔絶滅危惧IB類オオヒシクイ⇔準絶滅危惧 次の漢字一文字とその漢字が表す動物の正しい組み合わせを選びなさい 鯱⇔シャチ鰐⇔ワニ犀⇔サイ羆⇔ヒグマ 次の甘味料の原料となる植物とAPG植物分類体系においてそれが属する科の正しい組み合わせを選びなさい ステビア⇔キク科テンサイ⇔ヒユ科サトウキビ⇔イネ科 次の観葉植物とその正式な名前の正しい組み合わせを選びなさい ミリオンバンブー⇔ドラセナ・サンデリアーナトラノオ⇔サンセベリア・ローレンチホンコンカポック⇔シェフレラ・アルボリコラ 次の帰化植物とそれが分類されている科の正しい組み合わせを選びなさい シロツメクサ⇔マメ科イチビ⇔アオイ科ブタクサ⇔キク科 次の気体と人間が吸う息と吐く息における量の比較増減の正しい組み合わせを選びなさい 窒素⇔量はほとんど変わらない酸素⇔吐く息で少なくなる二酸化炭素⇔吐く息で多くなる 次の木と、それが属する科の正しい組み合わせを選びなさい アオダモ⇔モクセイ科シラカシ⇔ブナ科キャラボク⇔イチイ科ナナカマド⇔バラ科 次の恐竜のグループとその代表格の正しい組み合わせを選びなさい 首長竜⇔プレシオサウルス剣竜⇔ステゴサウルス魚竜⇔イクチオサウルス 次の果物と、それが属する科の正しい組み合わせを選びなさい ユズ⇔ミカン科カキ⇔カキノキ科リンゴ⇔バラ科 次の国とそれが含まれる生物地理区の正しい組み合わせを選びなさい 日本⇔旧北区ブラジル⇔新熱帯区タンザニア⇔エチオピア区ニュージーランド⇔オーストラリア区カナダ⇔新北区 次のクマの種類と、その英語名の正しい組み合わせを選びなさい ツキノワグマ⇔Asiatic Black Bearヒグマ⇔Brown Bearホッキョクグマ⇔Polar Bear 次の抗生物質と発見者の正しい組み合わせを選びなさい カナマイシン⇔梅沢岳夫ペニシリン⇔フレミングストレプトマイシン⇔ワックスマン 次の昆虫と、普通卵が産みつけられる場所の正しい組み合わせを選びなさい トノサマバッタ⇔土の中モンシロチョウ⇔キャベツなどの葉の裏側ニイニイゼミ⇔木の幹、朽ち木の中など 次の昆虫とそれが属する目の正しい組み合わせを選びなさい 甲虫目⇔カブトムシバッタ目⇔コオロギハエ目⇔アブハチ目⇔アリ 次の昆虫と分類されている科の正しい組み合わせを選びなさい カブトムシ⇔コガネムシ科タガメ⇔コオイムシ科ミズカマキリ⇔タイコウチ科 次の昆虫の頭部にあるものとその働きの正しい組み合わせを選びなさい 触角⇔物に触れ、特徴を判別単眼⇔明るさを感じとる複眼⇔物の色や形を見分ける 次の昆虫の変態とその内容の正しい組み合わせを選びなさい 無変態⇔形態がほとんど変化しない不完全変態⇔幼虫が直接成虫に変わる完全変態⇔幼虫が蛹を経て成虫になる 次の魚と、当てはまる泳ぎ方の正しい組み合わせを選びなさい エイ⇔漕艇型ウナギ⇔蛇行型マグロ⇔魚雷型 次の魚と、それが属する科の正しい組み合わせを選びなさい カツオ⇔サバ科オイカワ⇔コイ科ウルメイワシ⇔ニシン科マスノスケ⇔サケ科 次の嗜好品と、その原料となる植物が分類されている科の正しい組み合わせを選びなさい タバコ⇔ナス科コーヒー⇔アカネ科紅茶⇔ツバキ科 次の消化器に分類される器官とその働きの正しい組み合わせを選びなさい 膵臓⇔脂肪を分解する液を出す胆嚢⇔肝臓で作られた液を蓄える大腸⇔排泄物を硬くする胃⇔タンパク質をペプトンに十二指腸⇔膵液が流れ込んでくる 次の食虫植物とその捕虫法に基づく分類の正しい組み合わせを選びなさい モウセンゴケ⇔トリモチ式ゲンリセア⇔誘い込み式タヌキモ⇔吸い込み式ハエトリグサ⇔挟み込み式 次の食品とその色をなす栄養成分の正しい組み合わせを選びなさい トマト⇔リコピンブルーベリー⇔アントシアニン金時ニンジン⇔カロテン 次の植物と、その種の主な養分の正しい組み合わせを選びなさい ダイズ⇔たんぱく質アブラナ⇔脂肪トウモロコシ⇔デンプン 次の植物と、その和名の正しい組み合わせを選びなさい ゼラニウム⇔テンジクアオイダリア⇔テンジクボタンパンジー⇔サンショクスミレガーベラ⇔オオセンボンヤリアーティチョーク⇔チョウセンアザミ 次の植物と、それが属する科の正しい組み合わせを選びなさい ライチ⇔ムクロジ科オリーブ⇔モクセイ科レモン⇔ミカン科 次の植物と、それが属する科の正しい組み合わせを選びなさい マホガニー⇔センダン科ポプラ⇔ヤナギ科プラタナス⇔スズカケノキ科 次の植物と、それが属する科の正しい組み合わせを選びなさい シャクナゲ⇔ツツジ科ウメ⇔バラ科クチナシ⇔アカネ科フジ⇔マメ科 次の植物と、それが属する科の正しい組み合わせを選びなさい マカダミア⇔ヤマモガシ科アーモンド⇔バラ科ピスタチオ⇔ウルシ科 次の植物と、それが属する科の正しい組み合わせを選びなさい ダイコン⇔アブラナ科ゴボウ⇔キク科ニンジン⇔セリ科 次の植物と、それが属する科の正しい組み合わせを選びなさい チョウセンアサガオ⇔ナス科アサガオ⇔ヒルガオ科ユウガオ⇔ウリ科 次の植物と、それが属する科の正しい組み合わせを選びなさい ブルーベリー⇔ツツジ科ラズベリー⇔バラ科マルベリー⇔クワ科 次の植物と、それを食べる鳥の正しい組み合わせを選びなさい イネ⇔スズメコナラ⇔カケスカキ⇔ヒヨドリ 次の植物と一般的なおしべの数の正しい組み合わせを選びなさい オオバコ、ラベンダー⇔4本アサガオ、タンポポ⇔5本チューリップ、ユリ⇔6本 次の植物の種子の部分とその説明の正しい組み合わせを選びなさい 胚軸⇔茎になる子葉⇔発芽した時に最初に出る幼根⇔根になる 次の植物の分類とそれに該当する樹木の正しい組み合わせを選びなさい 常緑針葉樹⇔ヒノキ常緑広葉樹⇔サザンカ落葉針葉樹⇔カラマツ落葉広葉樹⇔カエデ 次の植物の和名と、その命名者の正しい組み合わせを選びなさい 木村陽二郎⇔アケボノスギ牧野富太郎⇔スエコザサ中井猛之進⇔ハナブサソウ 次の神経に関する用語とそれを命名した医学者の正しい組み合わせを選びなさい ニューロン⇔ワルダイエルシナプス⇔シェリントングリア細胞⇔ヴィルヒョウ 次の膵臓におけるランゲルハンス島の細胞と分泌するホルモンの正しい組み合わせを選びなさい α細胞⇔グルカゴンβ細胞⇔インシュリンδ細胞⇔ソマトスタチン 次の精神症状と、その命名者の正しい組み合わせを選びなさい 青い鳥症候群⇔清水将之ランチメイト症候群⇔町沢静夫のび太・ジャイアン症候群⇔司馬理英子 次の生態系の説明に用いる言葉とその代表例の正しい組み合わせを選びなさい 消費者⇔動物生産者⇔植物分解者⇔バクテリア 次の生物と、その脚の数の正しい組み合わせを選びなさい ダンゴムシ⇔14本ゲジ⇔30本フジツボ⇔12本 次の生物と、それと同じ網に分類される生物の正しい組み合わせを選びなさい エビ⇔オキアミムカデ⇔ヤスデクモ⇔サソリ 次の生物と、ふつう年齢を調べるときに見るものの正しい組み合わせを選びなさい シロナガスクジラ⇔耳アカウマ⇔歯魚⇔ウロコ 次の生物と、冬の越し方の正しい組み合わせを選びなさい カエル⇔冬眠するコオロギ⇔卵で冬を越すアゲハチョウ⇔さなぎで冬を越す 次の生物の分類とその体の分け方の正しい組み合わせを選びなさい 昆虫類⇔頭部、胸部、腹部クモ類⇔胸頭部と腹部多足類⇔頭部と胴部 次の生物の分類とその心臓のつくりの正しい組み合わせを選びなさい 魚類⇔1心房1心室両生類⇔2心房1心室哺乳類⇔2心房2心室 次の生物の分類に使う言葉とその英語訳の正しい組み合わせを選びなさい 網⇔クラス科⇔ファミリー属⇔ジーナス 次の生物分布の境界線とそれに名を残す人物の下の名前の正しい組み合わせを選びなさい 渡瀬線⇔庄三郎三宅線⇔恒方八田線⇔三郎蜂須賀線⇔正氏 次の生物用語と、昆虫に対して用いた時の意味の正しい組み合わせを選びなさい 孵化⇔卵がかえること蛹化⇔幼虫がさなぎになること羽化⇔成虫になること 次の世界的なキャンペーンとそれに関わりが深い病気の正しい組み合わせを選びなさい ピンクリボン運動⇔乳がんブルーサークル運動⇔糖尿病レッドリボン運動⇔エイズ 次の節足動物とその分類の正しい組み合わせを選びなさい カブトガニ⇔剣尾網ムカデ⇔唇脚網ヤスデ⇔倍脚網 次の動物と、その英語名の正しい組み合わせを選びなさい カバ⇔ヒポポタマスヤマアラシ⇔ポーキュパインアシカ⇔シーライオンアザラシ⇔シールラッコ⇔シーオッターサンショウウオ⇔サラマンダー
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風早 小虎 はじめに 001: あなたのお名前を教えてください。 →はい。風早氏 藤原近衛将曹次郎丸と申します。 002: あなたのスタイルを教えてください(封印スタイルがある場合それも) →刀=刀◎●、拝乱駄です。 003: お年と性別を教えてください。 →数えで歳で7つです。男です。 004: 所属とご職業を教えてください。 →帝(天子)に仕えて近衛府に所属しています。官位は正七位上近衛将曹です。 005: 二つ名はありますか。ある場合、それと由来を教えてください。 →元服前なので本名は次郎丸ですが、N◎VAでは師匠のくれた小虎を名乗ります。 お仕事についての質問です。 006: どんなお仕事をなさっていますか。 →困っている人を助けるのが小虎の仕事です。 007: 今のあなたの仕事に一番必要なものは何ですか? →困っている人を助ける手段です。 008: あなたの武器は? →師に習った武術です。 009: どこに行けば、あなたに仕事の依頼ができますか? →叔父上の所にいます。 010: 殺人依頼は受けますか? →受けません。”不殺”を誓っています。 011: あなたと一緒に雇うならお勧めの人はいますか?(個人名でも、スタイルやタイプでも可) →小虎は、一人でも大丈夫です! 012: こういう依頼は断る!という仕事の内容や条件はありますか? →弱い物いじめと殺人です。 013: 師といえる人や、今の仕事につくことに影響をあたえた人物はいますか? →武術は道玄様で、香道は父上です。 014: 今の仕事、自分に向いていると思いますか? →人助けが出来るのが嬉しいです! 015: 未来のクライアントかもしれない画面の前の方に、ご自分をCMしてみてください。 →小虎は一人でも出来ます! 技術についての質問です。 016: お持ちの<特技>は? →刀の技能は大体会得しています。 017: 4レベル以上(2ndの場合、合計で)の一般技能は? →白兵と二天一流、居合い、斬裁剣、旋風撃、封印記憶(竜の一族:電磁 正)です。 018: よく使う組み合わせは? →斬裁剣+居合いです。 019: お持ちの技術は、いつごろ、どこでどう磨かれましたか? →4つの頃から師の草庵でご教授頂きました。 020: 苦手(不得手)なことは何ですか。 →うえぶが苦手です。 021: 隠れた特技を教えてください(例:あやとり、3秒で寝る、etc.) →草鞋を作れます。 経験についての質問です。 022: 人を殺したことはありますか。 →ありません。 023: 異性経験はお有りですか。 →? 024: 超常能力を目撃したことはありますか。アストラルについては知っていますか。 →師のお陰で、眠っている力を発現させてもらいました。アストラルについては多少の知識があります。 025: ヒルコを見たことはありますか。 →水蛭子神様の事ですか?ご尊顔は拝した事はありません。 026: 軌道がらみと一番接近した経験はどの程度ですか。 →一度も行った事はありません。 027: N◎VA(あるいは、現在お住まいの都市)から外に出たことはありますか? →はい。日本からN◎VAに来ました。 028: 過去最高のピンチといえば? →奥義の伝授の最中に瀕死の重傷を負いました。未熟でした。 029: 今までで一番の強敵は? →師匠の飼っていた、小次郎と言う犬です。 030: これが私の人生を変えた、という出来事といえば? →伊達家への養子の話が決まった時です。 対人関係についての質問です。 031: <コネ>を持っている相手は何人ですか? →4人です。 032: 絶対の信頼をおける人は何人いますか? →みなさん信用できます。 033: 想い人はいらっしゃいますか? →…母上と父上です。 034: 目標としている人はいらっしゃいますか? →師匠です。 035: 今まで誰かに言われた中で、心に残っている、あるいは影響の大きかった言葉は? →師匠に、「お前は、九郎より強くなれるぞ」って頭を撫でてくれた事です。 036: 近しい人を選び、あなたから見た姿で良いので紹介してください。 →叔父上は凄いです。何十年も修復できなかった”虎徹”を打ち直せたのですから。さすが叔父上です! 過去についての質問です。 037: お生まれはどちらですか? →日本の京都です。 038: ご両親のご職業は?また、今はどうなさっていますか? →父上は風早氏藤原重道と言い、近衛府の正五位下近衛少将です。 039: 家族構成、家庭環境はどうでしたか? →父上、母上、兄上です。 040: 今の仕事につくまでの略歴を教えてください。 →伊達家への養子が決まったので、伊達本家のあるN◎VAに来て当主に相応しい武人になる修行に来ました。 041: あなたのお仕事が本格的になった(キャストになった)頃、N◎VAはどんな時代(ルール)でしたか ? →でーです。 042: 最初に入れたサイバーウェアは何ですか?入れた理由は? →機械は苦手です。 043: 初めての仕事は?また、その結果は? →近くのおばあさんの荷物を持って家まで送ってあげました。飴を貰いました! 044: 今でも後悔していることは何かありますか? →特には無いです。 衣食住についての質問です。 045: お仕事時と、オフ時はそれぞれどんな格好をしていらっしゃいますか? →基本的には着物です。叔父上の所に行く時は仙台袴に脛当てを着けていきます。 046: ファッション上の、ご趣味やコンセプトなどは? →清潔感と清涼感です。 047: とくに好きな/嫌いな、食べ物/飲み物などはありますか? →お刺身が苦手です。 048: お酒には強いですか? 煙草は召し上がりますか? →御酒は頂きません。煙草は匂いが嫌いです。 049: どこに、どなたとお住まいですか? →ぐりーんえりあと言う所に住んでいます。 050: お気に入りのスポットはどこですか? →公園は草木の香りがするので好きです。 051: 一度は行ってみたい、あるいは もう一度行ってみたい、N◎VA外の場所はありますか? →N◎VAは、まだまだ行っていない所があるので、沢山行ってみたいです! 052: ご趣味は? →お香です。お香を焚いて瞑想するのが好きです。あと、散歩も好きです。 053: 暇な時間は何をしてお過ごしですか? →基本的には修行で一人型をやっています。 054: ウェブ上ではどんな姿(アイコン)をお使いですか? →やったことが無いので判りません。 まとめの質問です。 055: 座右の銘、または、好きな言葉は何ですか? →「虎は死して皮を残し、人は死して名を残す」です。 056: いちばん大切なものは何ですか。 →友達。 057: 今いちばん欲しいものは何ですか。 →特にはありません。 058: 生まれ変わりがあるとしたら、なりたいものはありますか? →今度は、ちゃんと伊達家の人間として生まれて来たいです。 シチュエーション問題です。 今からあなたを特定の状況下に放り込みます。とっさの判断で反応してください。 059: あなたは追われています。後方から、追っ手が「待て!」と叫びました。どう反応しますか? →こ、小虎は武士です!敵に背中は見せません! 060: 目が醒めたら姿も声も今までの自分とは変えられており、 IDや口座の類もすべて奪われていました。 指紋、声紋、網膜パターン、DNA鑑定ですら、 昨日までのあなたと今のあなたの同一性を証明してくれません。 誰に、どうやって自分が自分であることを証明しますか? →姿が変わろうとも、生き方が武士らしく生きられればそれで良いです。 061: 近しい人を一人思い浮かべてください。 その人が、実は自分はヒルコなのだと告白しました。どうしますか? →あの…ヒルコって、あの水蛭子神様の事ですか? 062: 依頼人の心からの願いと、その人の命の安全が矛盾しました。 叶えうるのはどちらかひとつ。 どちらを優先しますか? →命を救います。生きていれば、きっと良い事がありますから。可能性を捨てたら駄目だと思います。 063: 今はとある日の夜明けです。今夜24時、逃れようのない死があなたを待っているとします。 今日をどうやって過ごしますか? →今までの生き方が、伊達家の武士として恥かしくなかったかを考えます。あ、辞世の句も作ります。 064: 目の前に、あなたの近しい人と、その人を人質に取った敵がいます。ここで一言。 →ひ、卑怯な! 065: なんでもひとつだけあなたの願いが叶うというチャンスが訪れました。 その代わり、あなたは何らかのそれに見合う代償を差し出さなければなりません。 あなたが差し出すと言った代償が、願いに見合うものでないと判断された場合 このチャンスは失われます。 願いを言えるのも、代償を提案できるのもたった一度。何を代償に何を願いますか? →叶えてもらうようなお願いはありません。常に精進して、立派な虎徹の使い手になります。 ありがとうございました。最後にひとつ。 066: あなたはこの街が好きですか? →はい。見たことも無いような凄い事が毎日ありすぎます!
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着替え後 梓「死にたい」 唯「すごく似合ってるよ~あずにゃん♪」ニコニコ 梓「も、もう着替えなおしてもいいですよね?」 唯「ちょっとまって!網膜に焼き付けてるところだから!」 梓「は、はやくしてください……」モジモジ 唯「ええのう。ええのう」ジー 梓「わーん。目がやらしいですー」 律「2回戦いくぞー」 澪(とりあえず、まずあたしが王様になって適当に流そう)ゴクリ 紬(いいものがみれましたわ~)ニコニコ 梓(負けられない…これ以上は…) 唯「motto!motto!」 ゴソゴソ 律「っしゃああああ!」 澪「ぎゃー!」 梓「ぎゃー!」 唯「りっちゃんおめでとう~」パチパチ 紬「おめでとうございます~」パチパチ 律「うむうむ。苦しゅうないぞ」 澪(よりによって一番当たっちゃいけない奴が…) ジャカジャカ♪ 澪(た…耐えられない。この重圧)プルプル ベベン 澪「ああっ!しまった!」 律「いや~。しまったね~、澪君」ニヤニヤ 澪「うっ…ぐっ…」ジタジタ 唯「りっちゃん陛下。どういたしましょう」 律「うむ。そうだな~」ニヤニヤ 澪「あ、あんまり無理なのは駄目だぞ!」 律「分かってる分かってる」 律(あまりに強烈なやつだと澪が泣き出してそのままゲーム終了とかありえるしな。あたしもそこまで馬鹿じゃないぜ) 律(その上で澪が納得するレベルで一番恥ずかしがる羞恥プレイは……) 律「よーし、それじゃあ反抗的な澪君は、この絶対王である律様に忠誠を誓ってもらおうかな」ニヤニヤ 紬「陛下!天才です!」パチパチ 唯「さすがりっちゃん王!やることがセコイ!」 律「いや、ほめてねーだろ。それ」 梓(究極の辱めな気が……) 澪「律」 律「ふぇ!?は、はいっ!」 律(やばい……さすがに悪ふざけがすぎたか) 澪「……その……好き…です」 律「ええ!?は!う!へ!?」 唯「告白きたー!」ガタッ 梓「ええええ!」 紬「……」失神中 澪「……」カーッ 赤面中 律「あ、え?あ。うん。え?」 律(え?なにこれ?え?どういう?え?) 律(なんで告白!?あ、でもなんか答えないと!澪があたしを好き?え?) 澪「……」ウルッ 律(まずい!泣きそうじゃん! ……。ッ!) 律「あ……あたしm」 澪「忠誠を誓うってこれでいいのか?」ケロッ 律「ふぇ!?」 澪「いや、王に忠誠を誓うってこういうことじゃないのか?」 律「!?お、おおおおおおう。そ、そうだぞ!うん!ははっ」 唯「りっちゃん目真っ赤だよ?痛いの?」 律「ほ!?あ、ああ。ちょっとゴミがはいっただけだ」ゴシゴシ 澪「なんだ律泣いてるのか?」 律「泣いてねーし」ゴシゴシ 唯(澪ちゃん知っててやってるのかな?) 梓「た、大変です!紬先輩が息してません!」 唯澪律「ブッ」 紬「あやうく死にかけましたわ~」 澪「ムギの体調も悪そうだしもう今日はこの辺にしとかないか」 紬「あらあら。それは笑えない冗談ね、澪ちゃん」ニコニコ 澪「え?」 律「だ、大丈夫なのか?ムギ」 紬「命の使いどころは把握しているつもりだから大丈夫よ、りっちゃん」 唯「ムギちゃんが本気だ……」 律「んじゃ次が最後なー。最終戦いくぞー」 律(ククク・・・) 律(結局、最後まで気づかれなかったな。みんな結構あまあまだぜ!この律様が負けるかもしれない勝負を挑むものか) 律(あらかじめ細工してあるのさ。この箱「イカサマBOX」にな!) 律(この前読んだ漫画の知識が役に立ったなぁ。この箱はかならず当たりが引ける仕組みになってるから) 律(あたしと、一緒に組んでる唯の2人しか当たりクジを引けない仕組みになってるのさ) ※律が読んだのはカイジで、イカサマBOXは兵藤戦のときのイカサマティッシュと同じです。 律(ちゃんとバレないように疑われない程度の回数である3回に設定したしな。4回だと半端だし5回だとばれるだろうからな) 律(あたし達が用意した箱である時点で疑うべきだったな!澪!) 律(さっきはなんかあたしが恥かいたし、今度はもう容赦しないぞ) 律(というか練習曲がベースと梓のギター部分が非常に難しい曲だからな。普通にやったらこの2人がミスする可能性が大) 律(しかも澪はこういうゲームに弱いし、梓も唯を恐れて本調子じゃないしな) 律(なんだかんだいって唯と一緒に集まって練習しまくった成果が出たな。これもお互いの欲望を達成するため!) 律(勝つ努力なくして成功はあり得ない……!勝つ者はすべからく努力している……!勝つための努力を……!) 紬「きましたわー!」 律「ちょww」 澪「まぁ……ムギならそこまで変なこと言い出したりしないだろ」ホッ 梓「ひとまずセーフですね」ホッ 律(唯~~!お前ムギにネタばらししてたのか!?)チラッ 唯(教えてないよ~。このことはりっちゃんと私以外は知らないはずなのに) 紬「ぬるいわよ。りっちゃん」ボソッ 律「え?なんかいったかムギ」 紬「いいえ?」 唯「ガクガク」 ←聞こえた 律(仕方ない……今更変更できんし。まぁ、澪がまたミスすることを祈るか) 唯(あずにゃんまた失敗しないかな~) 紬「澪ちゃん澪ちゃん」 澪「?」 紬「あの箱だけど…」 律「よーし最終戦だぜ。演奏いくぞ!」 ジャカジャカ ベベベン 澪梓「あ」 律「きたー!おいおい。澪と梓同時にミスかよ」ニヤニヤ 唯「この場合は2人ともですよね?りっちゃん隊員」ニヤニヤ 律「当たり前だろ。じゃあムギの命令にしたがってもらおうか」 澪梓「…」 紬「そうね~。それじゃあ……」 紬「澪ちゃんと梓ちゃんは今度のお休みに私の別荘に遊びにくること」ニコ 律「は?」 唯「え?」 紬「丁度1つ別荘が空いてて。息抜きになるか分からないけど一緒に行きましょう」 律「お、おいおい。ちょっと」 澪「うーん。王様の命令なら仕方ないなー」 梓「そうですね~。断れませんしお邪魔させてもらいましょう」 律「あ、あたしも行きたい!水臭いぞ!ムギ」 唯「そうだよー。私も行きたいよー」 紬「ごめんなさい。これは2人への命令だから……。ミスしてないりっちゃんと唯ちゃんにはお願いできないの」 澪梓「ニヤ」 律「!?」 ---律に電流走る--- 律(しまったぁああ!さっき、ちょっと目を離していた隙に通じていたのか!なんてことだ…このままだと) 唯「りっちゃ~ん」オドオド 律(仕方ない……ここは!) 律「いや~。実はさ!澪と梓がミスする前に、あたしミスっちゃってたんだよねー」 唯「!」 唯「あ、私もそうなんだよー!りっちゃんが失敗したときに私も半音ずれちゃって」 律「なんだよー。唯気づいてたのかよー」 唯「えへへー」 澪「ふーん」 紬「ニコニコ」 律「いやー。まさかミスするとはなー。でも仕方ない。そのムギの命令はあたし達が聞くしかないな!」 唯「仕方ない仕方ない」ウンウン 澪「お前たち本当にミスしたのか?」ギロッ 梓「うそっぽいです……」ジー 律「ばっ…!ばっか!ほんとだって!なっ!唯」 唯「お、おぅ!」アセアセ 紬「だ、そうよ?澪ちゃん」 律唯「え?」 澪「いや、さっきムギがやっぱり王様やりたくないって言い出してな。私に譲渡してくれたんだよ。」 律唯「ひょ?」 澪「たしかルールでは王様の譲渡は認めてたよな。まぁそのタイミングまで明確に定めてなかったけど」 律「お、おいおい。もうムギは命令宣言したじゃん!」 澪「そうだっけ?ムギ」 紬「? してないけど」 澪「なんか律が頭抱えてるときにムギが『やっぱりみんなで行った方が楽しいわよね。これは辞めましょう』って言っただろ」 律「なにぃ~!!おい、唯聞こえてたのか?」 梓「唯先輩に聞いても無駄ですよ。一緒に頭抱えてましたし」 唯「ニコッ」 律「ニコッじゃねー!」 澪「と、いうわけでだ。律」 律「!?」 澪「私が王様だ」 梓「ちなみにさきほど紬先輩から箱の『仕組み』を教えていただきました」 紬「ゲームの案は素晴らしいと思うけど、不正はよくないわ。りっちゃん」 澪「さて……」 律「ちょ…ちょっとまて澪。魔……そう、魔が刺したんだ!ほんのちょっとだけ」 唯「無理だよ、りっちゃん。澪ちゃんの目が完全に据わってるもん」ガクガク 澪「どんな報いを受けてもらおうか」 紬「澪ちゃん待って。私にいい案があるの」ニコッ スッ ←卑猥な形の何か 律唯「それ聞いちゃだめっ!!」 律唯「アアアアアアア!!」 ---お見せできない感じの行為中--- 唯「もう…お嫁にいけない…」シクシク 律「……ぅんっ…」ピクッピクッ 澪梓「」 紬「うふふ」ツヤツヤ 紬「澪ちゃん、梓ちゃん」 澪梓「は、はいっ!」 紬「さっきのお話だけど別荘は本当に空いているの。よかったら……というかくるわよね?」 澪梓(…っていうかこれ命令だー!)ガビーン 軽音部の王様はムギちゃんでしたとさ おしまい♪ 戻る
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魔法 公的な記録では最初に確認されたのは西暦一九九九年。 核兵器テロを特殊な力を持った警察官が阻止した事件が近代以降で最初に魔法が確認された事例となっている。 当初、「超能力」と分類されていたその異能は東西の有力国家の研究を進める過程で、魔法を伝えるものが 表舞台に姿を現し「魔法」によって「超能力」の再現が可能となり、それは技術体系化されていくこととなる。 西暦二〇九五年においては各国で魔法技能師の育成に競って取り組んでいるが、その実は核兵器すらねじ伏せる 戦略魔法師を初めとする兵器としての育成である。 媒介 CAD(Casting Assistant Device)-術式補助演算機 デバイス、アシスタンスとも、また日本では法機(ほうき)とも呼ばれている。 魔法を発動するための起動式を他の媒介に変わって提供するツール。 十数秒から一分以上の詠唱が必要な古式魔法に対し一秒以下の簡単な操作での実行を可能としている。 魔法師だけでなく「超能力者」もCADを愛用するのが主流となっているとのこと。 電気信号と想子(サイオン)波動を相互変換することが可能な、人口ニューロンを結晶化した感応石を中枢部品として使用している。 形状は汎用型CADはブレスレット、携帯端末タイプなど。特化型CADは照準装置がセットの拳銃、狙撃ライフル、散弾銃タイプなど銃器の形態をしているものが作中登場している。 CADの魔法発動プロセスは以下の通り。 魔法師からCADにサイオンを供給→供給されたサイオンを使い電子的に記録された魔法陣・起動式を出力→サイオンの良導体である魔法師の肉体がCADから出力された魔法陣を吸収し無意識下にある魔法演算領域に送り込む→魔法演算領域は起動式に基づき、魔法を実行する情報体、魔法式を組み上げ、魔法が発動する。 汎用型CAD 最大九十九種類の起動式を格納可能だが、特化型に比べると術者の負担は大きい。 特化型CAD 起動式の格納数は九種類のみだが使用者の負担を減らすサブシステムが組み込まれており、高速の魔法発動が可能。 特化型の特性上、攻撃魔法の起動式が格納される傾向がある。 複数のストレージを交換するタイプもあるが、特化型は特定の魔法式を好んで使う魔法師に好まれるため、ヴァリエーションを増やすニーズはあまり高くはない。 呪文 呪符 印契 魔法陣 魔法書 魔法について 現代魔法の分類 現代魔法は見かけ上の性質ではなく作用面で分類している。 [加速・加重][移動・振動][収束・発散][吸収・放出] 以上の四系統八種類に加えて、五感外知覚(ESP)と呼ばれていた知覚系魔法、サイオンそのものを操作する無系統魔法、精神的な現象を操作する系統外魔法が存在する。 現代魔法 現代魔法学とは超能力研究の延長線上、システム化し体系化された超能力であり、超能力と呼ばれた異能の性質も潜在的に受け継いでいる。 古典魔法と超能力の最大の違いは、発動に思考以外のプロセスの有無があげられる。それは超能力の性質も持つ現代魔法にも当てはまる部分があり、超能力に近い特定の魔法に特化した魔法師は思考のみで、魔法を発動することもある。そうした例があるため現代魔法ではCADを必須とはされていない。 系統外魔法 この魔法に該当するのは、霊的存在を使役する神霊魔法、精霊魔法から読心、幽体分離、意識操作まで多種にわたり、系統に属さない、分類出来ない精神的な現象を操作する魔法全般を指す。 なお、系統外魔法、特に精神干渉系魔法は洗脳への利用などにも使用可能なため使用条件が四系統魔法以上に厳しい。 オリジナル魔法 魔法は無意識領域に大きく依存しているため、本能的、あるいは直感的に自分にあった魔法を自然に編み出せる場合がある。またそうした魔法は理論的に解析することも易しい。しかし、その逆に理論的に魔法を編み出すことは、魔法の構成と作動原理を完全に理解することが求められる。そのため、それを実行し理論的に魔法を編み出すということは高校生の年齢では非常識なことだとされている。 ループ・キャスト・システム 起動式の最終段階に同じ起動式を魔法演算領域内に複写する処理を加えることで、魔法師のキャパシティが許す限り連続して魔法を発動できるように組まれた起動式。 理論的には可能とされていたが魔法の発動と起動式の複写両立の演算能力の配分が上手く行かなかったためトーラス・シルバーが実現させるまでは机上の空論だった。 使用された魔法 重力加速度を低減する魔法と自分の身体を道の傾斜に沿って目的方向に移動させる魔法 加速系統の単純な複合術式。名称の記述はなし。第一巻P61で深雪がローラーブレードでキックもせずに坂道を滑り上るのに使用。速度は時速60Km近くと作中に表記されている。 路面をキックすることにいり生じる加速力と減速力を増幅する魔法と路面から大きく跳び上がらないように上向きへの移動を抑える魔法 加速系統の単純な複合術式。名称の記述はなし。第一巻P61で達也が坂道を駆け上るのに使用。時速60Km近い深雪と併走していた。 硬化魔法 収束系。分子の相対座標を狭いエリアに固定する魔法。 サイオン粒子塊射出の魔法 無系統の典型とされる魔法。サイオンそのものを弾丸として放出する真由美の得意魔法で、精緻な照準と出力制御があれば、対象者にダメージを与えず、起動式を破壊することが可能。 クイックドロウ 森崎一門の魔法。 魔法式に捕らえた相手を十メートル以上吹き飛ばす魔法 基礎単一系統の移動魔法。名称の記述はなし。 一巻P173で服部が使用しようとしたが達也の姿を見失い不発となった。 自己加速術式 移動速度を早める魔法。一巻P176で達也が使用を疑われたが、実際には身体技能のみでの移動でこの術式ではなかった。 サイオンの波の合成 振動の基礎単一魔法。厳密には無系統魔法に該当するがサイオン操作の形態に四系統八種の分類が適用されることがあり、どちらの認識でも間違いではない。一巻P174から使用。 対象者の座標に波の合成が行われるように振動数の違うサイオンの波を3つ作り、三角波のような強い振動を生み出す魔法。 術を受けた魔法師はサイオン波の知覚を利用されて船酔いのような症状を起こし戦闘不能となる。 座標・強度・持続時間に加えて変数化した振動数の操作が必要なため、高い多変数化のスキルが必要となる。 梓弓 情動干渉系の系統外魔法。一定エリア内の人間をある種のトランス状態に誘導する効果がある。興奮状態にある集団の鎮静化に有効。 達也の認識では第一級制限が課せられる魔法とのこと。あずさは学校内に限り系統外魔法の使用許可を受けているが、これは研究機関における使用制限緩和の抜け道をついた裏技。 高周波ブレード 殺傷ランクBの振動系・近接戦闘用魔法。一巻P271初出。 対象物に致死性のある切れ味を与え、超音波を放ち、刃に触れることも出来ないが有効範囲は狭い。 キャストジャミング 魔法式が事象に付随する情報体・エイドスに働きかけるのを妨害する魔法の一種。無意味なサイオン波を大量に散布し魔法式がエイドスに働きかけるプロセスを阻害する術で、広い定義でいえば無系統魔法と同じ性質を有している。 この術の使用にはアンティナイトというサイオンのノイズを生み出す物質が不可欠(理論上では魔法師のみでも可能とされるが実行は困難とのこと)。 またサイオンノイズを分解しサイオンの細波に変えることが出来る達也にはキャストジャミングは通用しない。 キャストジャミングもどき CADの同時使用によるサイオン波干渉の阻害をヒントに、キャストジャミングの理論を応用して特定の魔法を妨害する達也のオリジナル魔法。正式な名称は表記されていない。 二丁のCADで妨害する魔法の起動式、それと逆方向の起動式をそれぞれ展開。その二つの起動式を魔法式に変換せずに複写増幅し、そのサイオン信号波を無系統魔法として対象に放つことで魔法のある程度の妨害が可能となる。 相手の展開中の起動式の読み取りとCADの干渉波を投射する必要があるため、誰にでも可能な術ではない。 また達也は魔法排斥派などへの悪影響を考え、対抗手段を見つけるまでは公表する気はないとのこと。 邪眼(イビルアイ) 意識干渉型系統外魔法と称されているが、催眠効果を持つパターンの光信号を人間の知覚を消えた速度で点滅させ、指向性を持たせて相手の網膜に投影する光波振動系魔法。 光信号のパターンでの洗脳のみならば魔法なしでも可能とのこと。 新ソビエト連邦設立以前のベラルーシで熱心に開発されていた。 ニブルヘイム 振動減速系広域魔法。 領域干渉 自分の周囲の空間を「事象が改変されない」という魔法で覆い、自分の干渉下に置くことで相手の魔法による事象改変を阻止する技術。
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この街『パラディウムシティ』にはさまざまな人種がいる。そのためいろいろな噂が流れている。 例えば――犯罪者を狩る、サムライとニンジャの二人組のような。 都市の中にある湖には、大きな中洲がある。 そう、少々の銃声程度では周囲の住民に気づかれないほどに。 その中で起こる爆音、そして炎。周囲に立ち込める硝煙の匂い。 中州は四人の男により正しく戦場と化した。 追う側は二人。 一人はボディアーマーにフルフェイスヘルメットの完全武装の兵士。 一人は迷彩色のズボンに上半身は何も着ず、筋骨隆々の身体をさらしている男。肩には弾帯をたすき掛けにしている。 二人の軍人は、手にそれぞれFN F2000とM134を抱えていた。 追われる側は二人。 1人は下半身に黒い小袴、足袋。上は手に手甲、長袖の黒い着物の上から羽織を着た総髪隻眼の男。 彼は人間業とは思えないほど、縦横無尽に林を駆け、十数mを飛び跳ねる。 もう一人はジャケットにジーンズ。顔に掛けたサングラスの淵からのぞく目尻には、頬まで届く深い傷跡。手にする杖から見ても、彼が盲目である事は一目瞭然だった。 だが、彼は盲目とはとても思えないほど、まるで見えているかのように走っている。 もし、彼らの生死を分けた理由を求めるとするならば。 それは、心構えだったのかもしれない。 林の中、木の裏側に片目総髪のサーヴァントは逃げ込んだ。 軍人が木ごと砕かんとミニガンのスイッチを押そうとした瞬間、総髪の男は手より輪状の武具を召喚し、上空へ投げた。 その行動に何の意味があるのか、軍人が一瞬思考したことで、二人の生死を分けた。 暗闇の中、ぷつん、と何かが切れる音が鳴り、次に軍人の真上から銀で編まれた網が落下した。 軍人の身体に絡みつく網。皮膚にまとわりつく違和感。男は自分の慢心に対し激怒する。 初めからあのサーヴァントはこの場所に罠を仕掛けていたのだ! だが、この程度ならミニガンの銃口を相手に狙い、スイッチを押すのに支障はない。 男は銃口を向けようとし――そこで初めて罠が一つだけでないことを悟った。 男の真上から独特の飛来音を発し、落下する輪状の武器。総髪のサーヴァントは既に棍を召喚し、振りかぶっている。 「輪とこの棍、どちらを避ける!」 総髪の男が叫ぶ。 軍人のサーヴァントは一瞬戸惑う。だが瞬時に思考を切り替え、遠くの間合いより投げられる棍より近くの輪を避ける方が先決と判断。 地面に転がり、輪を避け――そこで思考が途絶えた。 軍人のサーヴァントは総髪のサーヴァントの操る棍の特性と威力、速度を見誤っていたのだ。 総髪の男はまるで稲妻のごとく棍の節を外して伸ばし――節の間に鎖が仕込まれている七節棍と呼ばれる武器だ――軍人の男の頭蓋を打ち砕いていた。 軍服と盲目の男の戦いも佳境を迎えていた。 軍服の男は弾倉を落とす。球を打ち尽くしたと見た盲目の男は、目の前の男に向かった突進した。 だが、実は軍人の男はライフルの薬室に一発弾丸を残していた。 この距離なら外しようが無い。男はヘルメットの中でほくそ笑む。 その余裕が、二人の生死を分けた。 ライフルから銃弾が発射。頭部へと確実に命中するはずだった弾丸は、正眼に構えた刀に直撃し――二つに分かれ、男の背後にある木に当たった。 ライフルの弾を剣で斬った!? 驚愕した男は慌てて弾倉をライフルに挿入しようとし。 「遅い!」 瞬間、盲目の男は軍人のマスターに斟酌の間合いまで接近していた。三間半を一息で詰める古流剣術の歩法だ。 男は真上に刀を掲げ、振り下ろす。軍人はとっさにライフルを掲げ盾にした。 刀とライフル。本来ならば防げるはずが、ライフルは鏡のような断面を残し、切断された。 さらに男は振りおろした両腕を返し、瞬時に切り上げる。徹甲弾でさえ防ぐNIJ規格レベルIVのボディアーマーがあっさりと切り裂かれた。 軍人のマスターは切断面から血を噴出させ、どう、と音を立て倒れた。 男は刀の血振るいをし、残心。周囲に殺気を感じないことを確認し、杖に納刀した。 杖を地面に突いた男に、暗闇の中何処からか近づいてきた総髪のサーヴァントが話しかけた。 「護、そちらも無事だったようだな」 「無事と言えば無事だが……今一つな戦いだった、土鬼」 サングラスをかけた盲目のマスター――土方護は総髪隻眼のサーヴァント――土鬼に対し、不満をあらわにした。 「一撃で相手を仕留めるべきだった。切り上げの際に予備の拳銃を突きつけられたら、そこでお仕舞いだったからな」 護はサングラスのフレームを中指で押し上げ、土鬼に対し顔を向けた。まるで、見えているかのように。否、彼は真実盲目だが『見えて』いるのだ。 護の視界を見る者がいれば、一昔前の3Dゲームか3DCADを想起するだろう。護の目に映る光景は、黒いバックに白いワイヤーフレームで構成された世界だからだ。 その理由は護の書けるサングラスにある。このサングラスは、サングラスと杖の先端から発せられた超音波の反響音から立体映像を分析、構成し網膜に直接投影する最新鋭の視覚障害者用補助システムなのだ。 本来は単体だと解析が遅れ、スパコンのバックアップがあってリアルタイムで機能する代物だが、なぜか現在も問題なく使用できている。 聖杯戦争に参加する盲人に対する、せめてものハンディってやつか。そう護は判断していたが、理由は不明である。 何時停止するか分からないゆえさほど期待はしていないが、敵が見えないと勘違いするなら利用する。その程度には護はサングラスの利点をとらえていた。 実際護は見えずとも他の四感で戦える鍛錬を積み、殺気で敵の位置を判断する事が可能なのだから。 「そっちこそ、お前がその気なら一撃で仕留められたんじゃないのか」 「かもしれん。だが俺はまだ、サーヴァント戦にも現代戦にも熟知していない。敵を知り、己を知らばというやつだ。 特に、サーヴァントとマスター2人に対しどのように接すれば、一騎ずつ分けられるか知りたかった」 「そういえばお前の望みからすればそれを知るのは当然か。全く『サーヴァントとの一騎討ち』ってのは……およそ暗殺者(アサシン)らしくない望みだよな」 「クラスは俺が決めた訳じゃない。俺を、いや英霊を完全に召喚するのは聖杯といえど不可能だった。そのためクラスを当てはめる必要があった。 そして俺の適性はアサシン以外になかった。それだけの事だ」 護は懐からサーヴァントカードを取り出し、手で回した。 「俺は聖杯なんぞ興味は無いし、勝手に人を呼び出し殺し合いをさせる奴の思惑通りに動きたくない気持ちもあるが」 護は杖の先を指で弾いた。 「一方でそんな事はどうでもいい、と考える自分もいる。俺が求めているのはこの剣を振るえる『戦場』と『理由』だからな」 「戦場ならお前の時代にもあるのではないか?」 「お前のように剣術や棒術が実戦で使われる時代ならまだいいさ。 だがさっき戦った連中のように、銃器が戦闘の主たる武器に変わった現代で剣を振るう事しかできない阿呆がどう生きていけばいい?」 護は杖の先で地面をたたいた。 「だから、手前勝手に人を呼びつけサーヴァントとやらを召喚させ、さあ戦えというのは腹が立つが、戦いそのものはむしろ望むところなのさ」 「随分と身勝手な理屈だ」 「自ら望んだ道だ。その程度の覚悟は必要だろう。俺は『手段』のためなら『目的』は選ばんからな」 「そこは俺も同じだ。俺がこの聖杯戦争に求めるのは、聖杯を手中に収める『結果』ではなくそこまでの『過程』。俺の修めた裏の武芸が古今東西の英霊相手にどこまで通用するかだからな」 土鬼は袖の内に手を収めた。 「問題は、この聖杯戦争の場合、誰がマスターに選ばれるか、俺たちサーヴァントには基準が不明という事だ。最悪の場合、何も知らない女子供がマスターになる可能性もある」 「そういう事態も有り得るか。覚悟も戦う術もない奴を戦争に巻き込めば、面倒くさい事になると決まっているんだ。全く、ふざけやがって」 冷静な土鬼に対し、護は忌々しげに舌打ちした。 「そういう女子供となると、剣も鈍るか?」 土鬼の問いに対し、護は足を止め、土鬼を睨みつけた。 「勘違いするなよ。相手がサーヴァントという『凶器』を俺にぶつけるのなら、例え女子供だろうと敵だ。そして俺自身が追い詰められれば、何者の命も絶つ! 過去そうしてきたようにな」 「祖に遭うては祖を斬り、仏に遭えば仏を斬る……というところか。それでも、無辜の人間まで殺そうとしないあたり、凶刃を振るう血に飢えた人斬りという訳でもないのはありがたい」 「もし、俺がそんな虐殺者だったらどうする気だった?」 「そんな奴、さっさと打ち殺して他のマスターを探すか、次の機会を狙ったさ」 「こいつ……」 護と土鬼は互いを見つめ笑いあった。 常識の枠を踏み越えた行動を、人は時に『狂気』と呼ぶ。それを為す者を『鬼』と呼ぶ。 この二人は正しく習得した技を極める事のみを目的とする『剣鬼』であった。 【サーヴァント】 【CLASS】 アサシン 【真名】 土鬼 【性別】 男性 【出展】 闇の土鬼 【パラメーター】 筋力C 耐久D+ 敏捷A 魔力E 幸運A 宝具B 【属性】 中立・中庸 【クラス別能力】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 千里眼:D 視力の良さ。動体視力、遠近感、周辺視野、暗順応の向上。 直感:A 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。 鍛錬、戦闘経験により研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 一寸の見切り:A 敵の攻撃に対し、間合いを計り回避する能力。同じ敵の同じ技は一度見れば完全に見切ることが出来る。 但しランク以上の見切りを阻害するスキルでの攻撃、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。 常在戦場の心得:B 常に十全の戦闘能力を発揮するため、盤石の態勢を整える技術。 デバフを無効化し、状態異常の防御や回復に有利な補正を得る。 戦闘続行:A+ 万人に一人の生命力。 HPが0になっても、判定次第で蘇生する。 左腕不随:B+ 前兆なく突発的に左腕が麻痺し、長くて2時間は指一本動かすこともできなくなる。 頭部に打撃を加えられると発症する可能性が高まり、回復するまでの時間も長引く。 【宝具】 『闇の土鬼』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:― 最大補足:― 裏の武芸を極めた土鬼の象徴。 闇の武芸における全ての武具を魔力の続く限り無限に召喚し、自在に操る。 武具はDランク相当の宝具として扱われる。 七節棍:七つの節に鎖が仕込まれてあり、土鬼の技術により伸縮自在。 土鬼はこれを主武器とし、両端を敵の間近で投げる戦法を用いる。 霞のつぶて:指で石、または鉄の玉を弾く。他の武芸では「指弾」「如意珠」とも呼ばれる技。 ただの石ころが、土鬼の手にかかればDランク相当の宝具と化す。 錫杖:先端が尖っていて、槍としても使える。 尺八:吹けば毒針が発射される。 仕込み傘:傘の根元に針が仕込まれており、さらに骨も針になっている。 心臓を突いても痛みはなく、肉が閉まり傷跡を残さず出血もしないが、数十分後確実に死ぬ。 輪:中国武術で使う圏に近い。 投擲や紐を付けて振り回して用いる。 銀線:極細で出来た鋼の糸。 太い木の幹や人間の首も両断する。 銀網:髪のように細い鋼の糸で編まれた網。 蜘蛛の巣のように相手をとらえる。 梅吒:梅の花を模した武具。ひもにつけて振り回す。 先端の針には毒がある。 飛孤:熊の爪を模した武具。紐に付けて投擲する。 当たれば爪が肉に食い込むよう作られている。 多条鞭:ある時は一本に纏わり相手を打ち据え、ある時は十数本に分かれ相手を絡め取る。 双条鞭:二本の軟鞭。当たれば骨も折れる威力を誇る。 毒針:長さ二寸程度の細い針。 土鬼は飛ばした武具の影に隠れるよう投擲する使用法を好む。 手甲鉤:手甲に取り付けられる熊の爪の様な武具。 投縄:両端に分銅が付けられており、相手に絡みつくように作られている。 縄に針が付けられている物もあり、針には毒が染み込ませてある。 編笠:目元まで覆い隠す深い編み笠。 頭頂部には鉄板が仕込んであり、盾としても使える。 仕込み槍:先端部に鎖を仕込んだ節があり、伸縮自在。 角手:手にはめる太い針が付いた、ナックルダスター状の武具。 含み針:口中に含み、不意を突いて吐き出す。 弓矢:Dランク相当の宝具ではあるが、ごく普通の弓矢。 刀:Dランク相当の宝具ではあるが、ごく普通の打刀。 『血風陣』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大補足:100人 生前戦ってきた血風党の党員を召喚し、連携による波状攻撃、一斉攻撃を仕掛ける。党員の武具は上記『闇の土鬼』にある物と同一である。 本来この宝具は土鬼の物ではないが、並行世界の同一存在『直系の怒鬼』の影響により、使用できるようになった。 【weapon】 宝具欄を参照。 【人物背景】 横山光輝作「闇の土鬼」の主人公。 元は貧しい農家に生まれ、口減らしに土へ埋められる。 だが極めて稀な生命力を持っていたこの赤子は土中で泣き叫び、恐れた父親に鍬を振るわれるが、それでも生きていた。 その生命力に注目した大谷主水という裏の武芸を修めた武芸者に拾われ、土鬼と名付けられた。 十数年後、血風党という暗殺集団の脱党者だった主水は元同士に襲われ、死の間際に土鬼に対し裏の武芸で天下一の武芸者を目指す夢、それを土鬼に託そうとした旨を語る。 それを聞いた土鬼は要人暗殺のために結成されたはずが、平和な時代で単なる血に飢えた暗殺集団に堕ちた血風党を滅ぼし、その過程で裏の武芸を究めんと決意した。 紆余曲折の末、血風党の長、無明斎と対峙するが、無明斎は圧倒的な優位にありながら土鬼を殺そうとしなかった。 幕府の急速な大名弾圧から血風党の末路を悟り、せめて自分が編み出した裏の武芸を土鬼に残し、完成させてほしいと願ったからであった。 血風党の四天王を倒し、本拠の血風城まで辿り着いた土鬼に無明斎は稽古をつけ、裏の武芸のすべてを伝えた。 その後、刺客として現れた柳生十兵衛と戦い、無明斎の前で打ち破り裏の武芸を極めた事を証明する。 土鬼は血風党の始末をつけ自決する無明斎、炎に包まれる血風城を見届けた後、いずこかへと去った。 その後の土鬼の行方は、定かではない。 人生の目的は裏の武芸の神髄を見極める事で、対戦した宮本武蔵(土鬼はそうとは知らず戦っている)から「お前は死ぬまで敵を求めてさまようだろう」と評されている。 【方針】 サーヴァントとの一騎打ちを望む。 【把握媒体】 横山光輝作「闇の土鬼」全三巻が発売中です。 【マスター】 土方護 【出展】 死が二人を分かつまで 【性別】 男性 【能力・技能】 一刀流、新当流、無外流、示現流など複数の流派を習得している。 達人の腕前と「断罪」が合わさり、飛来する拳銃、小銃の弾丸、鉄パイプ、自動車のドア、超硬合金、果てはミサイルまで切断する。 【weapon】 単分子刀「断罪」 鞘が盲人用の杖に偽装されている仕込み刀。銘の断罪は刀匠が犯罪に対する思いにより入れてある。 切れ刃の部分が単分子層で形成されており、理論上あらゆる物質を切断できる。 大太刀「鬼包丁」 刀身三尺を超える実戦刀。 こちらも切れ刃が単分子層なのか、ビルの鉄柱をも一刀両断できる。 ナイフ ジャケットの内に忍ばせている。数は十数本。 刀の間合いより遠い相手に対し用いる。 サングラス 超音波の反響音を解析した映像を、網膜に直接投影する。 銃の弾道予測プログラムが搭載されており、銃口の向きから事前に弾丸の予想軌道を映像にして示す。 他に音声を識別し、人物を登録する機能や、骨振動を利用した通信機能、補聴機付。 本来マスターに与えられる端末のアプリが全てこの中に内蔵されている。 【人物背景】 漫画『死が二人を分かつまで』の主人公。 少年の頃、飲酒運転の事故に巻き込まれ両親を失う。その後祖父の知人である剣術の師範に引き取られ、剣の修行に没頭していた。 他者から見て異常な程の鍛錬の量は如何なる理由か不明だったが、もしかしたら両親の敵を討つためだったのかもしれない、と推測されていた。 そして中学二年の時、事故を起こした男が酔っぱらい道端で寝ている姿をまるでゴミを見るかのような目つきで見据え、敵に対する関心を失ってしまう。 だが剣術をやめることなく、さらに激しい修行を自らに課してゆく。稽古時間は日に15時間という常軌を逸した量だった。 二十歳を越えた頃、師匠との闇稽古で師を打ち殺し、真に剣鬼の道へと突き進むことになる。 その後、繁華街でヤクザ相手に喧嘩を吹っ掛けたりしていたようだが、エレメンツ・ネットワークという犯罪被害者を母体としたヴィジランテグループに所属。 現代戦闘の軍事訓練を受けた後、派遣先のチェチェンで戦闘中、炸裂弾の破片を至近距離で浴び視力を失う。 日本に帰還後、目が見えなくても戦えるよう鍛錬を積んでいたが、エレメンツ・ネットワークによる最新鋭の視覚補助システムの提供及び実験を条件に都市犯罪に対する自警を承諾する。 そして、テスト中に将来の伴侶となる遠山遥と出会う事になる。 性格は天邪鬼。自称剣を極める事しか頭にない一般社会不適合者。 悪人相手には容赦がなく手足三本を切り落としたり、一度斬った腕の腱を、縫合手術を受けた後もう一回斬りに行ったりとかなりドS。 かといって外道というほどでもなく、独自の正義感をもち、子供相手には悪態をつきつつも優しい一面がある。 子供でも犯罪者なら剣で掌を刺し貫いたりするが。 この護が召喚された時間軸は最終回、全てが終わった後、数年後に結婚するまでの間である。 【マスターとしての願い】 剣を振るえる戦場を望む。相手が強者で悪党ならば尚良し。 【方針】 マスターとの一騎打ちに持ち込めるよう、状況を整理していく。 【ロール】 防衛隊隊員 【把握媒体】 漫画が全26巻発売中です。
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恋には色がある。 燃えるような赤。 淡い初恋のピンク。 悲恋の哀れな青。 戸惑いと驚きの黄。 幸せと喜びの緑。 嫉妬に狂う紫。 愛憎の黒。 それからそれから……。 ……。 じゃあ……私の恋は、何色ですか? 『 恋はバーミリオン -Mint Green- 』 私は……みなみちゃんが好き。 これはもう、覆らない事実。 じゃあ、どうするの? この想いを伝える? 誰が? 私が? 誰に? みなみちゃんに? あははっ、そんなの……無理に決まってる。 だってみなみちゃんには、好きな人が居るんだよ? それなら私の気持ちなんて……無駄でしかない。 なら、どうするの? 諦める? 誰が? 私が? 誰を? みなみちゃんを? あはは、そんなの……無理に決まってる。 だって。 だって……。 「どうか、した?」 「ふわぁっ!」 声に驚き、思わず声があがる。 そして視界一杯にみなみちゃんの顔が広がり、顔が火を噴く。 「具合……悪いの?」 心配そうな表情をされ、慌てて元気そうに振舞う。 「だっ、大丈夫。ちょっとぼうっとしちゃっただけ」 もう何時の間にか、昼休みは終わろうとしていたところだった。 ちょっと、考え事が過ぎたかな。 「保健室……行く?」 う……。 空元気なのが、見破られたらしい。 具合は……あまり、良くない。 昨日だって、一睡も出来なかったし。 全部、こなたお姉ちゃんの所為。 あんな事さえ、言わなければ……気がつかなかったのに。 みなみちゃんへの、想いに。 ……。 思い出したらまた、顔が熱くなってくる。 駄目だ、少し……頭を冷やそう。 「……うん、じゃあお願いしちゃおっかな」 そのまま保険委員となる彼女の付き添いで、移動。 保健室のベッドは固かった。 だけど授業をサボって眠るとなると、背徳感で何処か気分も良い。 「じゃあ私、戻るから」 「うん……ありがと、みなみちゃん」 扉を出て行く後姿を見送るのが、少し残念。 今だけは……私だけの、みなみちゃんだったのにな。 あ、駄目だ。 また頭の中が彼女で一杯に。 ……深く考えるのはやめよう。 今は少しでも、気分を落ち着けないと。 あ、ほらウトウトしてきた。 寝不足だったから仕方がないのかも。 このまま放課後まで休んでもいいかな。 今日はもうあと少ししか授業がないから一度くらいはいいよね? こういうのも。 ――夢を見た。 こなたお姉ちゃんが居た。 彼女は言う。 笑顔で言う。 「誤魔化すのは、良くないよ」 夢の中まで現れて、元凶の言葉を繰り返す。 誤魔化してなんかないよ、と私は言葉を返す。 それで……気がついた。 気がついてしまった。 認めてしまった。 だから、苦しい。 この想いは届かないと……分かっているから。 いつしか零れた涙は、止まることなく流れ続ける。 その涙が水溜りになって、池になって、湖になって――とうとう海になる。 そのまま私は涙の海に沈んでいく。 その私の頭に、またこなたお姉ちゃんの声が響く。 「ねぇゆーちゃん、何が見える?」 声に反応し、目をゆっくりと開く。 海の空に広がるオーシャンブルーが、私の網膜に焼き付いていくのを感じる。 「恋にはね……色があるんだよ」 色? じゃあこれが私の……色? この、青色が? 「青は悲しみの色、これに情熱の赤を加えると……どうなるかな?」 声に従い、青い海の空に一点の赤い染みが出来る。 それが広がり、世界を変えていく。 海は消え、赤と交じり合った世界が私の周りに広がっていく。 それは紫。 なんだろう、これ。 もう悲しくない。 今は――悔しい。 「紫は嫉妬の色。好きなのに振り向いてもらえない悔しさは――心を曲げる」 何だろう。 凄く……嫌な気持ち。 嫉妬? 私が、誰に? みなみちゃんに? いや、違う……みなみちゃんが好きな人に、だ。 「じゃあ、ここからどうすればいいと思う?」 いつのまにか目の前に現れたこなたお姉ちゃんが、悪戯に笑う。 「緑を混ぜる? 黄色を混ぜる? また赤を混ぜる?」 世界に様々な色の染みが広がり、世界を変えていく。 駄目。 駄目、駄目。 そんな事したら……! 「そう、色は色。混ぜていけば――いつかは世界は黒に変わっちゃう」 心に――闇が広がる。 ……憎い。 振り向いてくれない彼女が。 私から彼女を奪った誰かが。 そして……私自信が。 「おっととっと、危ない危ない」 パチンッとこなたお姉ちゃんが指を鳴らす。 すると世界は最初の、無色透明な世界に戻る。 まるでそう、キャンパスを洗い流したように。 「ね? 誤魔化し続けたら……いつかは壊れちゃうんだ、世界そのものがね」 色んな混ざり合った感情が私の中で溶け合うのが分かる。 そうか、今……分かった。 恋は――感情なんだ。 それを誤魔化すということは、キャンパスに無駄な色を混ぜ合わせていくこと。 そっか。 そういうことだ。 こなたお姉ちゃんの言った意味が、ようやく分かった。 ――誤魔化したらいけない。 ――無駄な色を混ぜてはいけない。 それはつまり……。 自分に――嘘をついてはいけない。 「よく出来ました」 私の答えに満足したのか、こなたお姉ちゃんが満面の笑みを見せる。 そして泡のように弾けて……消えていく。 そうだ、これは夢。 こなたお姉ちゃんなんて、居ない。 居るのは、私の作り出した偶像だけ。 なのに――私に教えてくれた。 でも分かる。 多分これは、こなたお姉ちゃんのあの言葉。 誤魔化すなという、私を芽生えさせた言葉。 それが私の中に残って……私が気がつくのを、待っててくれたんだ。 「自分の本当の色を、見つけてね……ゆーちゃん」 最後に一言、それを残して……彼女は完全に、消えた。 窓から漏れた光が暴力的に目を襲い、視界に天井が移る。 光の正体は、夕日。 ああ、もうこんな時間なんだ。 本当に放課後まで寝てしまった。 もう帰っちゃったかな……みなみちゃん。 「あ……」 「……おはよう」 体を起こすと、目が合った。 誰か――なんて愚問だ。 私を待っててくれるのは、彼女しかいない。 「ま、待っててくれたんだ」 「……」 コクリ、と無言で首を縦に振る。 そして鞄を差し出す。 ……どう見ても私の鞄。 どうやら、持って来てくれたらしい。 「じゃあ……帰ろ?」 そう言って立ち上がるみなみちゃん。 先生への連絡もしていてくれたらしく、もう後は帰っていいということらしい。 ……。 「ま、待って!」 「?」 その手を掴むと、彼女の視線が私に。 あ――今、私を見てるんだ。 私を、私だけを……。 ……もう、私に迷いはなかった。 「!」 みなみちゃんの手を思いっきり引っ張ると、それにつられて彼女の体が屈む。 そのまま唇を……奪った。 ほんの少し、短いようで永遠のような時間のあとに……彼女の唇が離れる。 抵抗しなかったのは、驚きから? いや、もうそういうのはいいんだ。 私は……迷わない。 「好き」 その二文字を、告げる。 彼女には、突然だっただろう。 まだ私の目の前で、目を見開いて驚いている。 でも次第にその表情が、朱に染まっていくのが分かる。 私がそうなのだから、向こうもそうに違いない。 そして俯いたまま、ゆっくりと。 静かに……言葉を紡いだ。 「私……も」 「えっ……」 もう一度。 今度は向こうに、唇を奪われた。 さっきのような刹那じゃない。 長い……深い、キス。 両手で、体で、唇で……全身で彼女と触れ合う。 彼女の全てが暖かく私を包んでくれる。 そうだ……分かった。 これが、私の……『色』。 それはバーミリオン。 あの窓から漏れる夕焼けのような。 私たちの中に静かに流れ続けている色。 紅く、熱い……暖かい朱色。 愛してるという――叫びたいほどの、感情。 それが私の……色。 私の、恋の色。 ……。 恋には色がある。 燃えるような赤。 淡い初恋のピンク。 悲恋の哀れな青。 戸惑いと驚きの黄。 幸せと喜びの緑。 嫉妬に狂う紫。 愛憎の黒。 それからそれから……。 ねぇ、貴方の恋は――何色ですか? (完) コメントフォーム 名前 コメント こなたかっこいい!GJ -- 名無しさん (2011-04-28 11 24 40) ゆたかみなみの良さは鉄板すな~ こんどはイチャラブなのが読みたいッス -- 名無しさん (2011-04-27 21 50 46) イイ!!!! これはイイ!!!!! -- 名無しさん (2008-05-19 18 12 36) ななついろを思い出した。GJ! -- 名無しさん (2007-10-26 14 28 29) GJ!d(=ω=.) -- 名無しさん (2007-10-23 03 40 46) かなりキタワァ これはいい! -- 名無しさん (2007-10-03 01 29 19)