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きっと俺は、あるのかわからない目に見えない力を信じていた。 友情なんて物は簡単に壊れる。 SOS団の活動を通じて徐々に人付き合いを学んでいったハルヒは、その容姿と頭脳も合わさってクラスの人気者の地位を獲得していた。 そんな矢先、俺はひょんな事からハルヒに嫌われてしまった。 きっかけは馬鹿らしくて思い出すことすらできない些細な事。 こちらから謝る気にもならず、その内なんとかなるだろうと希望的観測を抱いていた。 だがクラスの人気者に嫌われる、というのは学生生活においてもっとも恐ろしい事だと俺は思い知る事になる。 要するに、いじめを受けるようになったのだ。 最初は無視や机に落書き程度だったいじめは加速度的に悪意を膨らませていき、殴られるのが日常となるまでそう時間はかからなかった。 なにより辛いのは友達だと信じていた谷口や国木田までいじめに加担していること。 肉体よりも精神が悲鳴をあげる。 今日の昼休みにも二人に連れ出され、俺は校舎裏で鉄の味を噛み締めながら空を眺めていた。 午後の授業の始まりを知らせるチャイムが聞こえたが立ち上がる気力が湧かない。 俺は不思議なくらいさみしい青空に手を伸ばした。 指の隙間から漏れだすように降る光を眺めながら思考の海に埋没していく。 SOS団に顔を出す事はハルヒに禁じられた。 またハルヒを観察するのに打ってつけである環境を守るため、団員達に反論する者もいない。 最後に皆と話したのはいつだったか。 古泉は 「申し訳ありませんが涼宮さんのご機嫌を損ねるような行動は謹みたいので」 と、悪怯れた風もなくいつものにやけ面で言っていた。 あいつにしてみれば俺は疫病神なのだから仕方ないのかもしれない。 今回のことでまた閉鎖空間の対策に追われるのはあいつ自身なのだから。 朝比奈さんは涙を流しながらごめんなさいと言い続けていた。 朝比奈さんを泣かせたやつは誰だ!出てこい!と一人芝居をしていると、泣き笑いの顔で俺の事をぎゅっと抱き締めてくれた。 この先どうなるのか教えて欲しかったが、禁則事項に触れそうなのでやめた。 それでも教えてくれたかもしれないがこれ以上朝比奈さんに負担をかけたくなかった。 長門はこの件の後見ていない。 最後に見たのはいつものように部室で分厚いハードカバーを読んでいる姿だ。 俺はそれでいいと思っている。 空気と混ざって希薄していくかのように頭がぼんやりとしていく。 打ち所が悪かったのかもしれない。 誰かが見つけてくれるまで寝ているのも悪くないかもしれない。 誰か教えてくれないか? あの魔法のような幸せな日々がどこに行ってしまったのか。 ハルヒに振り回され、朝比奈さんのいれたお茶を飲んで、長門と図書館に行って、ついでに古泉とボードゲームを楽しむような毎日が。 次に目が覚めたら願いが叶っておかしくなれるような日々が戻って来ているだろうか。 俺は一人、絶望の丘で立ち尽くす。
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すみません×9999 -- ゆな (2007-06-30 10 10 20) ナエ>絵茶これる? -- ゆな (2007-06-30 10 12 12) 雑絵すみません。こんなんで、よかったらコメください! -- ゆな (2007-06-30 11 18 08) 雑?!なぜ?!とってもかぁいいのに~♪保存していいですか? -- スゥ (2007-06-30 11 23 54) わあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ保存ですか!!!!いいですよ!!!うれしいです!!! -- ゆな (2007-06-30 11 34 00) やったぁ♪じゃあさっそく保存!!(>▽<)www -- スゥ (2007-06-30 11 35 32) (ノ∀`嬉)*+。・ -- ゆな (2007-06-30 11 37 53) アルル可愛いvV雑だなんて、絶対そんな事ないよww -- みつき (2007-06-30 12 37 44) そうかなぁぁ?? -- ゆな (2007-06-30 12 46 34) 塗り方が雑だと思う…… -- ゆな (2007-06-30 12 47 33) 絶対絶対可愛いよ!!!!!!o(//^▽^)o -- みつき (2007-06-30 12 48 53) ありがとぅ(ノД`)゜・¨。+゜* -- ゆな (2007-06-30 12 54 48) うまかわ~(*^∀^)俺のリクに答えてくれてアリガトウ!! -- ナエラン (2007-06-30 13 34 27) 行けたら行くでぇ~\ -- ナエラン (2007-06-30 13 35 19) 名前 コメント
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平穏な日常から隔離された、一切の妥協すら許されない戦場。 頬を流れ伝い喉元に垂れる数滴分の汗が、重力に倣って焦げた地面へ落ちる音。 一人ひとりの極度の緊張が窺える、喘ぐような呼吸音。 眼前には数十はおろうかという私たちの命を奪わんとする敵、敵、敵。 ―――ふざけるな、たったの5人でどうにかなるものか。 そう、私は思った。直感的だが、それは決定的。 恐らく散開している4人の仲間たちも同じ事を考えているに違いない。 汗で滑りそうになる拳銃をきつく握り直す。最後の希望を手放してしまわないように、きつくきつく。 コンクリートの柱に身を潜めていると、30歩は離れている仲間の一人が閃光手榴弾を宙へ抛った。 空を躍る石ころ大の塊が、その体を地面に打ち付けるとバンッと乾いた破裂音と共に光源となり、一瞬の眩い光が敵の目を焼く。 ―――手を汚す準備はできた? その身を罪の炎に焦がす準備はできた? ならば蹴散らせ、ならば望めよ。 「ゴー!!」 遠くから合図が聞こえた。 私は駈ける。我先にと、針の穴ほどのか細い蜘蛛の糸を捜して、我武者羅に。 絶望の帳は、まだ上がらない。 一週間前。レリアは食べていた。 大盛りラーメンに大盛り麻婆豆腐に、大盛りシチューに大盛りムニエル、山盛りサラダに大盛りスープ。 そして極めつけに、特盛りのご飯。 「ん~……幸せー」 「よしよーし、じゃんじゃん食べていいからね」 黄ノ国に建てられたイルミナティ本部、会議室と銘打たれているはずの部屋は、もはや食堂と化していた。 20分以内に完食できれば三万円くらいは貰えるのではなかろうか。 だがそれもレリアにとっては容易い事であり、側でにこにこと眺めていたアクセリナは更に料理を追加しようと席を立つ。 「こら…いい加減にしろ、依頼だぞ」 「わっ、ご、ごめんなさい」 と、席を立ったアクセリナの肩を掴んで座らせるフリアン。 フリアンはそのまま円卓の椅子に座り、隣を歩く見慣れない人物を椅子に座るよう促した。 「どうも初めまして……名倉です」 黒いコートを揺らして椅子に座り、名倉と名乗る眉目秀麗という言葉を具現化したような痩身の美青年はにこりと笑ってみせた。 警戒や悪意を全く感じさせない完璧な笑顔で、だ。 「私がここへ依頼しにきたのは他でもない。何やら、友人がですね、不審なバッグを提げた複数の男たちが○○区のマンホールを出入りしているのを目撃したらしいのです。それがまた近所で、警察などを呼んで騒ぎを大きくしたくないんですけど……どうにかなりますか?」 「マンホール、下水道か…○○区の下水調査は月に一度だったな。……わかりました。我々の部隊を調査に向かわせますよ。組織犯罪の臭いがする」 少しだけ彼の笑顔が気になったが、それ以外は特に引っ掛かるような事もなく順調に話が進んで行った。…このムニエルちょっと味が濃い。 それから数日に亘り、青年は私たちと混じって綿密な話し合い――作戦会議を続けていった。 下水道の詳細な地図を広げて、今回の任務に抜擢されたエージェントと名倉があれこれと意見、提案をしていく。 この青年が実に聡明で、特に進んで具体的で有効そうな作戦を提案する。決定された事を理解するだけで精一杯な私とは大違いだ。 作戦決行前夜、現地へ出発する前。 「遂に、ですね。何もなければ良いのですが」 明るく装飾された、閑散としたエントランスで神妙な面持ちに名倉が誰ともなくつぶやいた。 「ハッハッハ、心配いりません。我々はプロ……ではありませんが、並の警察以上には訓練を受けてますから」 エージェントの一人が微笑しながら返し、ちからこぶを作って見せる。 そんなやりとりに私は興味を示さず、車内で食べる予定だったアクセリナ特製のサンドイッチを頬張る。 「それでも心配です、特に君。レリアちゃんだったかな。まだ年端もいかない子供だろうに……怖くはないかい?」 「ん、んっ…!? あ、んー……まぁ、お仕事だし……」 急に名前を呼ばれて喉にパンが詰まりそうになるのを堪え、私は聞き飽きた問いに言い飽きた答えを返す。 「へぇ、そう……気をつけてね」 と、青年は興味深そうに私の身を案ずる言葉を投げ掛け、 「よし、お前たち!車両に乗り込め!出発だ!」 リアセュリティのポジションを与えられているエージェントの合図で、名倉との会話を終わらせた。 車両の中、私の脳内を嫌な予感がぐるぐると駆け巡っていた。 優しく私の身を案ずる言葉を吐いたその顔が、歪曲した笑顔に満ちていたのだ。 ―――もしかすると。本当にもしかすると、このお仕事が、最後になるかもしれない。 作戦開始から、ゆうに3時間は経とうとしていた。 静寂に包まれた下水道――爆発で瓦礫となったコンクリートの岩に、背中を預けてずり落ちるように座る。 噎せ返るような血の臭いが鼻をつく。 幾度となく鼓膜を叩き、つんざくような破裂音がまだ耳の奥で木霊しているような気がする。 銃弾を受けた肩と脚が、熱された金属棒を押し当てられているかのように痛む。 だけど、3時間ぶりの安堵の中ではそんな痛みも些細なものに思えた。 ―――今回の作戦で、たぶん3人死んだ。1人は気を失ってる…部隊壊滅だ……本部に回収を要請しないと。 耳にかけているイヤーフック型の無線に手を添え、本部へ連絡を取ろうとした時、 ひとりの男が岩の裏から現れ、素早く私の無線を取り上げてしまった。 「やぁレリアちゃん。ご苦労様、よく生きてたね」 ―――名倉だ。やはりこの男が裏で手を引いていた。私たちは嵌められたんだ。 「うわ、うっわー。そんな怖い顔しないでよ。似合わないぜ?」 言うが早いか、私は脇のホスルターに収納してある拳銃を引き抜いていた。 しかしそれは名倉も予測していたようで、私が拳銃を引き抜いて照準を合わせる動作の途中で蹴りが飛び込んできて、強い衝撃を受け拳銃が遠くへ滑っていった。 「子供がそんな危ない物持っちゃダメだって、玩具じゃないんだよ?それ」 「どうして……こんなことッ……!」 なんとか声を絞り出す。悔しさと苛立ちで唇を強く噛み、口の中に鉄くさい血の味が広がっていく。 薄ら笑いを貼り付けて剥がさない名倉は、まるで青空が明るく話しかけてくるような透き通った声で言った。 「君が弱った姿を、写真に撮りたかっただけだよ!」 ―――この、外道……ッ。 「ほらほら、いいから写真撮ろうよ!写真!ピースだよ、いいね?」 にこにこと楽しそうにスマートフォンを取り出し、凭れて座る私の横に身をかがめ、カメラのレンズをこちらに翳した。 当然私はピースをする気など毛頭なく、目を伏せて項垂れていた。黒幕が隣に居るのに何もできないのが悔しくてたまらない。 「つれないねぇ、ピースしてくれないんだ。いいよ、俺だけでもピースするから……いくよー?ハイ、チーズ」 名倉は満面の笑顔でシャッターボタンを押す。スマートフォンがカシャリと無機質な音を立てた後、名倉は腰を上げて続けて言葉を発そうと口を開く。 そしてその言葉は突然で、私が予想だにしないものだった。 「ねぇ、この血まみれな君の写真さあ……槭くんに見せたら、どんな顔すると思う?」 「――――えっ?」 絶望の帳は、まだ上がらない。
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全国のネガティブ様信奉者(サンデー読者の8割とは必ずしも一致しない) の圧倒的支持を集める漫画。 登場人物 糸色先生 何事にもネガティブ、なぜか和服 可符香(ペンネーム) 寡婦香でも可不可でもないらしい。 来世では新世界の神となる程の積極性を持つ少女、 そのためにはノートが必要 ペンネームだが名取さんとは関係ないらしい 関係ないけれど植民地出身の作家というのは既存の観念を 相対化するような作風が多いというのは本当なのでしょうか。 木村カエレ |グローバリゼーションの犠牲者。 しかしヴォーダフォンのCMの方の人のお母さんは お顔の方があれあれという感じだと小田急線内で聞く。
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ライモンシティの外れ。 誰も寄り付かないような薄暗い裏路地で、不釣り合いなピンクの塊を見つけた。 それは時折もぞもぞと動き、微かにミィミィという鳴き声も聞こえてくる。 覗いてみれば案の定タブンネだ。親のタブンネが1匹に子タブンネが6匹。 より優秀な個体が見つかり、不要となった親とその子供達といった所か。 皆黒く薄汚れており、親タブンネはそんな子タブンネの汚れを少しでも落とそうと、 子タブンネを1匹ずつペロペロと舐めてやっている。 健気で可愛い、連れて帰ろう。 そう思い背を向けているタブンネ達に近付いていくと、親タブンネの大きな耳が ピクリと動き、こちらを振り向いた。 流石にこの距離では気付くか。 親タブンネは多少警戒しているらしく、子供達を後ろへやり私を見つめている。 しかし、私に向けられたその視線は、 “捨てられたことによる人間への不信感”と、元来タブンネが持つ“皆と仲良くしたいという感情” それらが綯い交ぜになった、実に中途半端なものだった。 いける―― 確信した私は鞄からオレンの実を2、3個取り出しタブンネ達の前へ放り投げる。 すると背後にいた子タブンネ達がミィミィと喜びの声を上げ、オレンの実へ群がってきた。 我先にと実を食べている子供達と私を親タブンネは交互に見ているので、親タブンネの手元にもオレンの実を放ってやる。 暫く呆けて見つめていたが、やがて実を手に取りしゃくしゃくと頬張り始めた。 食べる勢いからして、相当腹が減っていたようだ。 少ない食べ物を子供達に与えていたのだろう。 食べているうちに溜まっていたものが吹き出したのか、親タブンネの瞳からポロポロと涙が溢れてきた。 私は親タブンネの頭を撫でてやり、お前が泣くと子供達が心配しているぞ?と告げる。 事実、子タブンネ達は突然泣き出した親タブンネを 「おかあさん、どこかいたいの?」といった様子で心配そうに見つめている。 親タブンネは鼻を啜り、笑顔で子タブンネ達を抱き寄せてやる。 安心したのか母親のふわふわなお腹に顔を埋める子タブンネ達。 そして、何かを求めるような目で私を見つめてきた。 答えなど、決まっている。 「ウチへ来るか?」 タブンネ達のつぶらな瞳がぱぁと輝く。 私は親タブンネの手を引き、近くにある車へと案内した。 その後ろをちょろちょろと付いてくる子タブンネ達。 タブンネ達は何の疑いもなく、私の車の助手席へ乗り込んだ。 運転席に座りエンジンを掛けた私は思わず笑みが零れた。 計画通り――! これからじっくりと可愛がってやろう。 いい玩具が手に入った私の心は躍った。 家に連れ帰ってきたタブンネ親子を数日間は手厚くもてなし、私への信頼を得る。 毎日シャワーを浴びせ、身体を綺麗に。 食事は木の実のスープやケーキなど、腕によりをかけた品々。 寝床は大きなバスケットに、ふわふわの毛布を詰めたもの。 汚い路上生活から一変した豪華な暮らし。 タブンネ親子が私へ全幅の信頼を置くのに、時間はかからなかった。 下準備は完了だ。 後はその幸せな表情を絶望へ染め上げるだけ。 そしてある日、いつものようにじゃれついてきたタブンネ親子の内、 親タブンネを思い切り蹴り飛ばした。 「ミギュウ!?」 妙な声を上げ、倒れ込む親タブンネ。 何で?どうして? そう、その絶望感溢れる表情が堪らない――!! 私は親タブンネの背中を踏みつける。 そして苦しそうに喘ぐ親タブンネのお尻に、有針鉄線で作った鞭を一切の容赦なしに叩き込む。 「ビャアァァアァアァアアアァア!!」 有り得ない程の絶叫が迸り、打ち据えられたお尻は皮が痛々しく向け、ピンクの身体や純白の尻尾を赤黒く染めていた。 しかし私に攻撃の手を緩める気は全くない。 有針鉄線の鞭を腕、足、耳、お腹、あらゆる所に打ち付けてやる。 その度親タブンネは絶叫し、身体をくねらせのた打ち回る。 いつの間にかピンクと黄色のふわふわの身体に、赤と黒の模様が追加されていた。 子タブンネ達は暫く唖然としていたが、はっとしたように私の足元に纏わりつくと、 「やめてやめて!」とミィミィ喧しく鳴き始めた。 聞く耳を持たずに親タブンネへの私刑を続けていると、ついに親タブンネの表情が虚ろになってくる。 すると母親の危機を感じたのか、子タブンネのうち1匹がキッと私を睨み、体当たりをしてきた。 しかし、全長25cm程の体躯から繰り出す体当たりにどれほどの威力があろうか。 一切動じず、体当たりしてきた子タブンネに嫌らしい笑みを浮かべてやる。 親タブンネを痛みつけるのを一時中断し、愕然としているその子タブンネの首根っこをつまみ上げる。 すると残りの子タブンネ達が一斉に縋りつき、泣きながら制止を求めた。 それらを無視し、手の下でじたばたしている子タブンネの尻尾をナイフで切り落とした。 「ピャアァアァアア!!」 今度は子タブンネの絶叫。 尻尾があった所からは大量の血が吹き出し、手足をじたばたさせて泣きじゃくる。 ここは見せしめが必要か。 思った私は未だ暴れる子タブンネをテーブルに抑えつけ、今度はハンマーでその 小さい手を文字通り叩き潰した。 グチャ、という不快な音と共に骨でドレスアップされた血の花が咲いた。 この世のものとは思えぬ叫びが響き渡る。 続いてふわふわの耳を片方、手で強引に千切る。 子タブンネはもう喉が枯れたのか、全開の口からはヒュー、ヒューという乾いた 息遣いが聞こえるだけだった。 足元の子タブンネ達は耐えきれなくなったのか、気付けば部屋の隅で丸くなり、耳を塞いで震えていた。 見せしめとしては十分だが、ここまで来て中断など出来る訳がない。 ピクピク痙攣している子タブンネの身体を見定めていると、股関にあるものに気がついた。 そうか、コイツはオスか。 私はハンマーを手に取り子タブンネの睾丸に狙いを定めると、一気に振り下ろした。 今日一番の絶叫が室内に反響し、子タブンネは息絶えた。 死んだ子タブンネの下半身は、そこから排泄されるであろうあらゆる体液で汚れていた。 ひとまず満足した私は、未だ虚ろな親タブンネをガラス張りの部屋に隔離した。 子タブンネ達はそのガラスに張り付き、ミィミィと親タブンネに呼びかけている。 分かたれた親子―― 今後どちらを痛ぶろうが、もう片方は何も出来ない、という愉快な状況を作り出すことが出来た。 しかし私は、あえて親タブンネを痛めつけさせて貰おう。 最愛の親が痛めつけれているのに何も出来ない。 特に子タブンネだ。 その無力さはピカ一と言っていい。 漸く始まった最高の日々に興奮し、その日私は一晩中親タブンネを痛めつけていた。 まだ辺りが暗い早朝、昨日の痛みに疲れて眠っている親タブンネを、鞭の一撃を以て叩き起こす。 昨日までは好きなだけ眠らせてやったのだから、これからその分楽しませて貰う。 身体を痙攣させ飛び起きた親タブンネは、私の姿を確認すると弱々しく這いながら距離を取ろうとする。 しかしこの狭い部屋に、逃げ場所などある筈はない。 恐怖を増す為、ギリギリ追い付かない程度の速度で近付いてやる。 すぐに壁際に追いつめられた親タブンネ。 震えた瞳で私を見つめていたが次の瞬間、ギュッと私に抱き付きミィミィ鳴き始めた。 気でも触れたか?いや、違う。 未だ私の本性を信じず「私のふわふわの身体に触れて、優しいご主人様に戻って!」 とでも考えているのだろう。 ぶくぶくに肥えた身体の温もりが、腹の辺りに伝わる。 実に健気――同時に実に馬鹿だ。 この一握りの希望を粉々に打ち砕くのが私の至福。 今それを教えてやろう。 私は抱き付いている親タブンネの触覚を掴み、ありとあらゆる残虐な殺害方法を想像した。 「ミッ……ヒィ!?」 瞬間、顔を青ざめ私から遠ざかろうとするが、触覚を掴んでいるので当然叶わない。 次々に脳に送られてくる恐怖や痛みに頭を左右に激しく振っている。 そんなことなら考えを読めなければいい―― 私は掴んだ触覚を、そのまま力任せに引きちぎってやった。 ブチン、という音と共に触覚が身体から離れ、血とリンパ液が床へ散らばる。 「ミギュアァア゛アァアアアアア゛ァア゛!?」 最後の方はよくわからない奇声となった悲鳴が狭い部屋を越え、家中に反響した。 優れた聴力故に神経が大量に通っていたのだろう。 想像を絶する痛みだったに違いない。 その親タブンネの絶叫が目覚ましとなったのか、隣の部屋ですやすやと眠っていた子タブンネ達が目を覚ました。 寝ぼけているらしく、暫くは呑気に辺りを見回していたが、 隣から聞こえる親タブンネの悲鳴に気付くや否や、ガラスに張り付きミィミィ鳴き始めた。 しかしそんな呼び掛けは何の意味もなさない。 私は俯せに寝かせた親タブンネの片腕を掴み、関節とは真逆の方向に折り曲げる。 「ピィ…ァアァアアァアアァア!!!」 骨が砕ける音のすぐ後に親タブンネの悲鳴が、更にその後を子タブンネの泣き声が追走する。 見事な二部合唱だが、この程度では終わらせない。 間髪入れず仰向けになるよう蹴り飛ばし、ぼてっとしたふんわりお腹にナイフを突き立てる。 「ミギャアァアアアアアアアア゛ア゛!?」 1本、2本、3本4本5本… バースデーケーキの蝋燭のように親タブンネの腹にナイフを増やしていく。 但し致命傷は絶対に避ける。 簡単に死なせては面白くないし、何よりタブンネ達には極限の苦痛を味あわせたいからだ。 自分でも歪んでいるとつくづく思う。 しかし可愛いタブンネの表情が苦痛や絶望に歪む様は、私を惹き付けて離さないのだ。 気付けば腹には十数本のナイフが刺さり、親タブンネは虚ろな表情でピクピクと痙攣していた。 この位にしておくか―― 私は最低限、死を回避する程度の治療を親タブンネに施し部屋を出た。 部屋を出て、手を洗う私の足に軽い衝撃が走った。 「ミィ!ミィ!」 「ミッ!ミィーー!」 見下ろしてみると残り5匹の子タブンネのうち2匹が、私に向かって体当たりをしていた。 残りの3匹は部屋の隅に集まり、怯えた眼で私を見ている。 2匹の子タブンネの顔は涙でくしゃくしゃだ。 大好きだった私が、大好きな親タブンネを傷付けた。 怒りと哀しみがごちゃごちゃになった激情に身を任せ、2匹の子タブンネは体当たりを繰り返している。 そんな所か。実に涙ぐましい。そして、滅茶苦茶にしてやりたくなる! 暫くの間、私は敢えて子タブンネに何もしなかった。 それどころか時折わざと痛がる素振りすらしてみせる。 「ミィ?ミィミィ!」 「ミッ!ミィッ!」 すると子タブンネはもう少し頑張ればコイツを倒せる!と思い始めたらしい。 可愛らしい鳴き声で自分達を鼓舞し、更に体当たりをしてくる。 そんな状況に希望を見出したのか、隅にいた3匹の子タブンネも2匹を応援しだした。 そろそろ頃合いか―― 私は大袈裟な断末魔を上げ、実にわざとらしく床に倒れ込む。 子タブンネ2匹は動かない私に近付き、頬の辺りを短い手でペチペチと叩いている。 動かないのを確認すると、私に背を向け応援していた3匹に対してミィ!と勝利のポーズを決めた。 すると応援していた子タブンネ達も嬉しそうに近付いてくる。 今だ――――! 私は完全に無防備になっていた子タブンネ2匹を両手で1匹ずつ掴み、立ち上がる。 瞬間、駆け寄っていた3匹の子タブンネの表情が凍り付き、両手で捕まえた2匹はその表情を驚愕の色に染める。 勝利を確信した瞬間の絶望感はいかほどのものかは、想像するまでもない。 3匹はミィミィ泣きながら再び部屋の隅に引っ込んでいった。 私は3匹を一瞥し、腕の中でもがいている子タブンネ2匹に視線を移す。 するとつい数秒前の抵抗が嘘のように静かになり、小刻みに身体を震わせる。 私は2匹に軽い笑みを浮かべ、机へ向かう。 机の上にはミキサー2つと七輪1つ。 そして片方をミキサーに入れて蓋をする。 ミキサーの用途の分からない子タブンネは、壁を叩きながらミィミィ鳴いている。 そちらは後回しだ。 私は炭火で十分に熱された七輪にもう1匹の子タブンネを近付ける。 登ってくる熱気にむせかえり、涙を流している子タブンネ。 その様を見てミキサー内の子タブンネは再びミフーッ!ミフーッ!と威嚇しだした。 無視して子タブンネに塩、胡椒を振りかける。 胡椒が鼻に入りミシュン!と嚔をする子タブンネが可愛い。 そして脇にあった串を肛門からプスリと突き刺す。 「ミヒャ!?」 悲鳴を上げてじたばたするが、無情にも串はずぶずぶと沈んでいく。 半身程入った所で止めると、子タブンネは身体をひくつかせている。 そしてその子タブンネを七輪の上に乗せた。 「ミビュアァアアアガガガガガガ!!!!」 短い手足を上下左右四方八方に振り回し、七輪から逃げようともがく子タブンネ。 しかし、串に刺されて軽く浮いた身体ではどうしょうもない。 文字通り身を焼かれる痛みに子タブンネの絶叫が止まることはない。 しかし香ばしい香りが立ち込め出すと、子タブンネの抵抗も弱くなっていく。 「ミ……ィ………」 天を仰いでいた手ががくりと落ち、子タブンネの串焼きが出来上がった。 「ミィィィィィィィィィィイ!!」 ミキサーの中の子タブンネが吠えた。 その表情は今にも私の喉元に食いつかん勢いだ。 それでいい。これから君にも絶望を与えるのだから―― 私はポケットからオレンの実とオボンの実を取り出し、隣のミキサーに詰めていく。 子タブンネは無視するな!とミィミィ鳴き声を大きくするが、気にせずミキサーに木の実を詰める。 子タブンネの怒声を背後に木の実を詰め終わると、私は子タブンネに向き直りミキサーのスイッチを入れる。 金切り声のような甲高い音を上げ、木の実を砕いていくミキサー。 数分もしない内においしいおいしい木の実ジュースが出来上がる。 子タブンネはというと、先程までの怒りはどこへやら。 恐怖に身体を震わせ、失禁までしている。 そして再び大声で鳴き始めた。 但し先程のような怒りではなく、ミキサーから出してもらうことを懇願して。 私は微笑みながら、ミキサーを胸元に押し当てる。 そして泣き叫んでいる子タブンネに触覚を壁に当てるよう指差す。 もしかしたら助かるかも! 僅かな希望を胸に子タブンネはミキサーの壁に触覚を当てた。 美味しいジュースになってね――― 「ミャアァァアアアァアァァァア!!」 伝わった私の意志に、断末魔のような叫びを上げる子タブンネ。 全ての希望が失われた所でスイッチオン。 「ビャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」 下半身から身体が砕け溶けていくという普通に生きていては考えられぬ死に方に、凄まじい声が響き渡る。 その音色は私の歪んだ心を満たしていく。 やがて赤黒い中に所々ピンクが混ざった子タブンネエキスが完成した。 私はそれを串焼き子タブンネにかけると、そのままゴミ箱に放り込んだ。 再会出来て良かったね――― 皿に盛ったオレンの実を、私は子タブンネ達の前に置く。 やはり目の前で調理された兄弟や、今なお痛めつけられている親タブンネを思い出すのだろう。 私が部屋にいる間は、隅に集まりガタガタと震えている。 しかしタブンネも所詮は獣。空腹には勝てないようで、私が部屋から出て暫くすればよちよちと皿に向かいオレンの実を食べ始める。 2匹の子タブンネを調理してから、私は子タブンネ達には虐待は加えていない。 1日に1回、少量の木の実を与えるだけだ。 かといって「もういじめられないんだ!」と、子タブンネ達を安心させてはいけない。 この対策として、私は日課となった隣部屋での親タブンネ虐待を、子タブンネ達にこれでもかという程見せ付けた。 こうすることによって“いつ自分もああなるか分からない”という潜在的恐怖と “大切な肉親が傷つけられていくのを黙って見ているしか出来ない”という無力感を植え付けるのだ。 同時に、極度のストレスに晒された子タブンネ達を具に観察する。 表情、仕草、鳴き声、瞳の動き、耳の動き、食事量、、排泄量、睡眠時間、起床時間……… ありとあらゆる行動を注視し、如何にしてタブンネ達に恐怖と絶望に満ちた死をプレゼント出来るかを見定めるのだ。 恐怖に震える可愛い子タブンネ達に手を出さない事は、大変な忍耐力を要した。 しかし、そのおかげで子タブンネ達の大切なものが見え、良いやり方を見つけることが出来た。 漸く準備を終え、これから実践するところだ。 ドアノブに掛けた手が、全身が歓喜に震える。 やはり、この瞬間はいい―― タブンネの表情を苦痛と恐怖に歪める前の心地良い時間は―― その感覚に酔いしれつつ、私は子タブンネ達の元へ向かった。 ドアを勢い良く開けると、3つの小さいピンクの塊が飛び上がる。 私の姿を確認するや否や、3匹の子タブンネ達はミィミィ鳴きながら逃げていく。 年増もいかぬ子タブンネが、よちよち走りで逃げ惑う様は実にいじらしい。 やがていつもの壁際に集まり、震えている子タブンネのうち2匹を掴んで籠に入れる。 残った1匹は未だ耳を掴み震えているので、放置して我の強い2匹を調理した机へと向かう。 「ミィ……」 「ミ…ミィ……」 以前の2匹とは違いこの2匹は抵抗することはなく、籠の中で互いの身体を寄せ合い怯えている。 観察の結果、この2匹は大層仲が良いのが分かった。 残りの1匹と不仲という訳ではないが、この2匹の仲の良さは目を見張るものがあった。 少ない食事を互いに分け合い、片方が恐怖で眠れない時は、もう片方が必死に励まし身体を抱き合って眠る。 この状況下、より強固となった絆を引き裂くことこそが、この子タブンネ2匹には最上の絶望となることだろう。 向かった机にあるのは巨大なアクリルケース。 間に仕切りがあり、それぞれ子タブンネを収めるには丁度良いサイズで作成されている。 私が籠から子タブンネを取り出し、それぞれアクリルケースに入れると、予想通り仕切りのアクリル板に張り付きミィミィ声を掛け合っている。 さぁ、ゲームスタート。 君達の絆が試されるぞ―― 私は左側の穴からペットボトルに入れた“ある液体”をゆっくりと流し込んでいく。 「ミィ?」 「ミッ…!ミィ~~」 少し黄ばんだぬるぬるの液体を頭から被り不快そうに身体を弄る子タブンネを、もう1匹の子タブンネが心配そうに見ている。 子供だからか、このアクリルケースに逃げ場がないことにはまだ気付いていないようだ。 最も、それも時間の問題だろうが。 「ミッ!?ミッミィー!」 液体が腰の辺りまで登ってきて、漸く気付いた子タブンネ達。 アクリルケースの壁に小さなおててを当ててよじ登ろうとジャンプするが、掴む 箇所もなく身体を濡らした液体はぬるぬると滑る。 アクリル板を滑り尻餅をついてしまう。 そんな間にも液体は注がれ続け、既に子タブンネの胸の辺りまで到達していた。 「ミィ!ミィミィミィミィミィミィミィーーー!」 反対側の子タブンネが私の方を向き必死に鳴いている。 おねがい!あのこをたすけてあげて――! そんな叫びが聞こえてくるようだ。 私はこの間と同様、胸元にアクリルケースを寄せ、触覚を触れるよう指示する。 タブンネの気持ちを読み取る能力は、こういう時には実に便利だ。 言葉は通じなくとも大方の意志を伝えることが出来る。 助けたかったら、自分でその触覚を引きちぎってよ―― 伝わった意志に子タブンネは愕然として後ずさる。 この間の親タブンネからも分かるように、タブンネの最大の特徴にして長所である触覚。 細かな音を聞き取るために通った大量の神経。 文字通り死ぬ程の痛みを味わえ。と暗に言われ、子タブンネは首を振りイヤイヤをする。 じゃあ、君のせいであの子は死ぬんだね―― ハッとした子タブンネは、アクリル板の反対側へ向き直る。 そこには首まで液体に満たされ、顔を上に向けて必死に酸素を吸おうとする子タブンネの姿。 「ミッ……ブ!ミバッ………ハッ!」 しかし更に増えた水嵩にとうとう顔まで覆われてしまい、身体をばたつかせるだけの、泳ぎとは到底言えない動きで必死にもがいている。 「ミッミィ!ミィ!」 もう子タブンネの呼び掛けも聞こえていない。 助ける方法が一つしかないということを、これでもかと見せ付けられた子タブン ネは、震える手で自らの触覚を掴むと、一気に引っ張った。 「ミィーーーーーーーーー!!」 子タブンネは味わったことのない痛みに絶叫し、思わず手を離してしまう。 再び触覚を掴もうと試みるが、先程よりも大きくなった震えから上手く掴めない。 よしんば掴んだとしても、触覚を通して流れてくる イタイよ、いやだよ、イタイのヤだよ―― という心の奥底に潜む自らの意志が邪魔をして、再び触覚を千切ろうとすることが出来ない。 「ミ…ッ………ブィ…」 そんな子タブンネの耳に、容赦なく聞こえる子タブンネが溺れていく声。 頭と身体の相反する意志に、子タブンネは混乱の極みに達する。 「ミ゛ィィィイィイィイイイィィイ!!」 発狂したかと思う程の奇声を上げ、子タブンネは自らの触覚を引きちぎった。 子タブンネは呼吸困難になるまで、口を全開にして叫び続けていた。 私は何も言わずにアクリルケースに穴を開け、液体を外へ排出した。 何とか生き延びることが出来た子タブンネはまだ弱々しい呼吸ながら、懸命に触覚を失った子タブンネに手を伸ばす。 アクリルの仕切りに触れたおててが、丁度かつて触覚があった位置へいくと、ゆっくりと揺らしている。 仕切り越しだが、なでなでしてあげているようだ。 そんな様子に、痛みで泣いていた子タブンネの表情も綻ぶ。 そして2匹は「やくそくだよ?」と上目使いで見上げてきた。 とても可愛らしい。 勿論、頑張ったご褒美に再開させてあげるよ―― 但し、あの世でね―― 私はマッチに火を付けると、それを濡れた子タブンネの方へ投げ入れた。 「ミ゛ッギャア゛ァ゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛!!」 直後、子タブンネの全身が一瞬で燃え上がり、先程までの弱々しい息づかいからは考えられないような絶叫が発せられた。 あの液体の正体は油。 全身が浸かり、しっかりと油が染み込んだふわふわの毛皮は、ウールのようによく燃えた。 燃えている子タブンネは仕切り板に張り付き、ひたすらに助けを求める。 反対側の子タブンネも板に張りつこうとするが、その前に子タブンネの燃え盛る 身体がアクリル板を溶かしてしまった。 漸く再開出来た子タブンネ達。 相当嬉しいのか、燃えた子タブンネは最早タブンネのものだと分からない叫びを 上げながら、触覚を失った子タブンネに抱き付いた。 「ミヒィ!ミッ…ィィィ!!」 しかし余りの熱さに子タブンネは火達磨の子タブンネを思わず突き飛ばしてしまった。 一瞬の間を置き、自らの行いに気付いた子タブンネだが、時既に遅し。 燃え盛る炎に焼かれ、子タブンネは黒こげになっていた。 あーあ、やっちゃったね―― 私は呆然と立ち尽くす子タブンネの残った触覚を掴み、気持ちを送り込んでやる。 あの子は君に助けを求めてたんだよ――? なのに君はそれを突き飛ばしたんだ。たすけて!なんて笑わせるよ―― 「ミッ!ミィミィ!」 私が次々に送り込んでやる言葉に、子タブンネは頭を抱えてちがう!ちがうよ!と言わんばかりに激しく左右に振っている。 だったらどうして受け止めてあげなかったの――? どうして火を消そうとしなかったの――? 簡単だよ。君は単に熱いのが嫌であの子を突き飛ばしたんだ――― たったそれだけの理由で、あの子を殺したんだよ―― 否定する間も、言い訳する間も与えず子タブンネを糾弾し続ける。 この家族殺し――! 「ミィーーーーーーーーーーーー!!」 天を仰ぎ、絶叫し、子タブンネはその場にくずおれた。 その目からは光が消えていた。 精神が壊れ、今度こそ本当に発狂したのだろう。 私はその子タブンネと黒い消し炭を掴むと、この間同様ゴミ箱に放り込んだ。 約束は守ったよ――
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夜の街を駆ける少女がいる。 短い手足を必死に振り、顔を恐怖で引き攣らせながら、しかし大人顔負けの速さで走る少女がいる。名を、柊麗香。 なぜ、少女は逃げるのか。それは、『恐怖』に追われているから。 「ふふふふ……待ちなさい、可愛い娘……」 地獄の底から聞こえてくるような声が、少女を追いかける。 「お姉さんが、優しく、優しく、や、さ、し、く、遊んであげますからねえ」 淫靡で、上品で、それでいて狂気を感じるその声は、正に追う者、ジル・ド・レェの性質を現していた。 麗香は走る。生き残るために。生物の本能に従い、彼女は慣れない街を必死で駆ける。 追うジルも走っている。が、その走り方、距離の取り方は追いかけるというより甚振るといった方が正しいかもしれない。 すでに、ジルの遊びは始まっているのだ。少女に恐怖を与えながら、一定のペースで追いかけ、疲れ切って動けなくなったところで、第二フェイズ(拷問)へ移る。生前もそうやって自分の城で彼女は追い駆けっこを楽しんだ。 それが彼女の死因、火炙りに繋がったのは皮肉だが。そして第二の生を与えられた彼女が生前と同じようにこの行為を繰り返すのは、彼女が狂っているためか。 5分ほど続いたこの逃走劇は、少女が逃亡に成功、あるいは少女がジルの思惑道理に力尽きて捕獲される、はたまたジルが気を変えて殺害される、の三つの結末しかないはずだった。 だが、第三者が現れることで、状況は大きく変わりだす。 「ねえ」 追いかけっこを続ける二人に、上から声が降りかかった。 麗香は希望に縋り付くように上を見上げ、ジルは声の性質から予想した新たな獲物の登場に思わず舌なめずりをする。追いかけっこは一旦中断された。 「師匠、知らない?」 そう言って、少女は二人が走る舗装道路へ気軽に降り立つ。 彼女はつい先刻まで一軒家の屋根の上に立っていたのだ。 赤い髪を腰まで垂らした少女は、二人をちらちらと見据える。 「師匠?……ごめんね、あなたの師匠はどんな方なの?」 そう聞いたのは意外にもジルだった。まるで大人が迷子の子供に話しかけるように、優しく、しかしどこか嘲りを含めて。 「私の師匠は、全身灰色で、声がけっこう渋い声。あとね、でっかい」 「なるほど、残念ですが私は知らない。あなたはどうです?」 突然ジルにそう声をかけられ、麗香はびくっと肩を震わせた。 「わ……わかりません」 なんとかそう言った麗香に少女はそっか、と小さく呟いた。 「私は早乙女エンマ。師匠の一番弟子。ていっても私以外弟子いないんだけどさ」 そして、エンマは無機質な視線を二人の首元に投げかける。 「二人とも、私と違うグループだね」 ぞくりと麗香の背中を冷たいものが流れた。 ジルの不気味さ、不吉さから逃走を続けていた彼女は今更ながらここが殺し合いの場だと理解しだしたのだ。こんな自分と同じくらいの少女でも、自分を殺しに来る可能性がある。 しかし恐怖に怯える麗香を気にも止めず、エンマは興味をなくしたように二人から目を離した。 アースHのヒーロー、早乙女父子はプライベートで戦うことはめったにない。仕事の時でなければ早乙女灰色はただの無機質な男で、エンマはただの無機質な幼女なのだ。 「じゃあね」 そう言って彼女は二人に背を向ける。今はただ、師匠を探して今後の方針を聞くのみ。 「あら、そんなつまらないこと言わないでくださいな。私はあなたと遊びたいのよ、エンマちゃん」 離脱しようとしたエンマをしかしジルは呼び止めた。エンマに用がなくても、ジルはエンマに用がある。正確にはエンマが出す声や絶望に歪んだ顔、流れる血液に。 「私の名前ははジル・ド・レェ。うふふ、あなたたちみたいな可愛い子を何人も、何十人も、何百人も殺して、死刑になった女。エンマちゃん、あなたは私にどんな悲鳴を聞かせてくれるの?」 恐怖を与えるために、ジルは分かりやすく、自分の異常性を、自分の危険性を伝えた。 そしてこの飄々とした少女がどんな反応をするのか楽しむためにエンマを嘗めつける。 怖がるのか、泣き叫ぶのか、逃げ惑うのか。 嘘に決まってると強気な笑みを浮かべるのか、狂人の妄言だと一笑に付すのか。 どの反応でも、それは後の拷問のスパイスになる。 そして、ジルの期待通り、エンマは立ち去ろうとした足を止め、ゆっくりとジルのほうへ向きなおる。 そこにあるのはただ明確な敵意。 エンマは知っている。善悪の判断ができないエンマでも、知っていることがある。死刑になるのは悪い奴だ。数々の『死刑』を実行してきたエンマはそう確信している。 そうじゃなければおかしいのだ。政府が『悪』だと認定した者を『死刑』にしてきたエンマからすれば、『死刑』になった者は『悪』のはずなのだから。 「悪い奴だな、お前」 早乙女エンマはジルを敵だと判断した。そして彼女の敵意と呼応するように、麗香の声が響き渡った。 「協力するよ!私、あなたの師匠探しに協力する!だから……」 少女は高らかに叫ぶ。ヒーロー番組に出てくる子役のように、彼女はただ助けを求める。 「助けて!あの女をやっつけて!」 麗香は賭けた。この場でもっとも力を持たない少女は、自分と年が近い少女にベットした。 賭けに勝てば、彼女は生きてこの場を切り抜けれる。負ければ待っているのは残酷な死。 そして彼女は神に祈る。エンマがジルを倒してくれるようにと。どうか、どうか。 ★ ジルはバックから黄色と黒の縞々で彩られたのカプセルを取り出した。 「ふふふ……」 そしてそれを空中へ投げる。エンマは無造作にそれを目で追い、麗香は何が起きるのかと不安げに見つめる。 カプセルが強烈な光を放つ。そして光が去った後、そこには圧倒的な絶望が鎮座していた。 「あ、ああ……」 麗香の口から洩れた音は絶望ゆえ。 怪物が、そこに鎮座していた。 虎だ。ただの虎ではない。5メートル以上はある巨大虎だ。 「ふむふむ、人食い虎に怪獣ウイルスを打ち込んでできた怪獣のなりかけ、ですか。完全に怪獣化すれば50メートルを超えますが、手がつけられなくなるのでその前に処分してください、まあ、なんて無責任なんでしょう。」 カプセルについていた説明書をジルは楽しそうに読み上げ、麗香はインターネットで見つけたある一文を思い出していた。 人は、猛獣に勝てない。 刀を持った成人男性で小型犬と同等。 どれだけ鍛えた格闘家でもシマウマにさえ劣る。 まして今目の前に現れたこれは何だ? 見るからに獰猛そうな肉食獣、しかも普通の虎よりでかいし、牙とか爪とか長いし、めっちゃ鋭い。 こんなの、もうどうしようもない。 大の大人が武装していても勝てそうにない怪物に、少女二人で挑むなど自殺行為だ。 麗香は逃げようとした。しかし足が縺れ、無様に転がる。 完全に腰が抜けていた。それでも生き残るために、彼女は可愛らしい服を汚しながら這って逃げようとする。 「ふっ」 その音は、麗香の耳に確かに聞こえた。 信じられない者を見るように麗香は阿呆な少女を見た。 怪獣トラと正面から相対するこの少女は、早乙女灰色の一番弟子、早乙女エンマは、 今確かに鼻で笑ったのだ。 まさか、とジルは思う。 二人を恐怖させるためにオーバーキルのような形で出した怪物だが、この反応はさすがに予想外だ。 エンマは恐怖を感じる頭脳もないのか、それとも……。 今、彼女の頭の中で一つのの可能性が浮かび上がっていた。 「怪獣トラ……名前は後でつけましょう。目の前の少女を痛みつけなさい。決して殺してはだめよ」 ぐるる……と怪獣トラは唸った。ただの唸り声なのに、まるで遠雷のようだと麗香は思う。 そして、ぐおおおおおおおおお!という叫び声と共に、怪獣トラは早乙女エンマへと躍りかかる。 筋肉を躍動させ飛び上がったその姿は正に野生の顕現。ぬめりと唾液で光る牙は少女の体など容易くバラバラにしそうである。 エンマは悠然と待ち構えた。そしてトラの動きに合わせて拳を作る。 5メートルを超すトラの跳躍は二人の距離を一瞬でゼロにする。 トラの牙がエンマを貫くことが先か、エンマの拳がトラに当たる方が先か。 大型猛獣の牙と少女の拳、同じ土俵に立てるなど正気の沙汰ではない。 ここで、一つの奇跡が起こった。トラの爪より先にエンマの拳がトラの右頬に当たったのだ。 いや、こう書くと語弊がある。 エンマの拳はトラの右頬を撃ち抜いた。 怪物トラは弾丸のような速さで住宅街へ突っ込み、建物を破壊しながらその巨体を地に晒す。 そして怪物トラが弱弱しくも立ち上がろうとする前に、エンマは怪物トラの元へと接近し、その大きな頭を両手でがっちりと掴み、強引に引き千切った。 トラの首元から溢れる血流がエンマの私服を血で汚すが、彼女はこれっぽちも気にしない。 「……え?」 麗香の声が、静かになった空間に空しく響いた。わけがわからない、今目の前で何が起きた? 逆にジルはああ、そういうことと呟く。 「その人間離れした力……あなた、魔族だったのね」 戦い、否一方的な屠殺を目の当たりにしたジルは、目にいくばくかの理性――魔族と戦争をしていた頃に宿していた眼光――を取り戻しながら、ゆっくりと言葉を紡ぐ。 人間は獣に勝てない。 それが通用するのは数ある世界でも一つか二つくらいだろう。 だが、大型猛獣を身体スペックだけでここまで圧倒できる存在など、そう多くない。 ジルの知ってる限りだと魔族。それも100年以上生きた上級の。 「魔族?私はエンマだよ」 「ふふ、どちらにしてもあなたで遊ぶのは骨が折れそうだわ」 ジルの心から嗜虐心が、そして油断が消えていく。 彼女は全盛期と比べると細く痩せ衰えた腕を後ろに引き、小声で力ある言葉を紡ぐ。 マナが動いたことを麗香は感じ取った。いや、マナの概念を理解していない麗香は、しかし何か目に見えない力がジルの両腕に集まっているのを感じる。 そしてジルの両掌からばちり、ばちりと音が響くようになり、やがてそれは小さな雷となって、視覚化された。 「まったく、戦うのは本当に久しぶり。いついらい、かしら、ね……」 「……」 もう取り戻せない何かを懐かしむようにジルは微笑するが、エンマは無言で後ずさった。 あの身体能力に加え、遠距離攻撃まで備えているのか。ジルは脳裏に魔族と、あるいは愚かな人間との魔法対決を思い浮かべる。 エンマはジルと距離をとりながら、やがて座り込む麗香の傍まで辿り着いた。 そして、片手で麗香を抱きかかえる。 まさか、とジルは思った瞬間、早乙女エンマは悪に背を向け、全力で逃走していた。 「くっ……」 慌ててジルは電撃を飛ばす。雷が二人の少女を焼き尽くさんと襲い掛かるが、ジグザグとゴキブリのように蛇行するエンマに当たらない。 そうこうしてるうちに彼女の背中はどんどん小さくなり、やがてジルの視界から完全に消えてしまった。 恨みがましい表情でジルはエンマの消えた方向を眺めていたが、やがて疲れたようにふぅと息をついた。 こうして、柊麗香、早乙女エンマの両少女は殺人鬼、ジル・ド・レェからの逃亡に成功した。 ★ 車道を爆走するものがいる。早乙女エンマだ。 でたらめで力任せなフォームで、しかしバイク並の速さで走った彼女はやがてマラソンを終えたランナーのように道路に倒れこんだ。 仰向けで倒れることで柊麗香に無駄なダメージを与えなかったことは、彼女の希薄な人間性から考えれば十分及第点をもらえる配慮だろう。 事実、柊麗香に外傷はなく、窮地を脱したことで安心したような表情で、エンマの胸の中から脱出する。 「あの、助けてくれて本当にありがとう!」 「その代り……師匠探すの手伝ってね」 「うん、もちろん。これでも私、学校の成績はいいんだよ」 灰色の教育方針により学校に行かせてもらえないエンマはその言葉を聞いて不機嫌な顔つきになる。 麗香もそれを察して、そういえばと話題を変えた。 「さっきなんで逃げたの?あんなでっかい虎に勝てるんだったら、あの細っこい女のひとにも勝てるんじゃ……」 「むり」 ばっさり、とエンマは切り捨てた。依然として顔は不機嫌なままだ。 麗香はなぜ無理なのか彼女なりに考えた。 「電池切れ?」 「違う」 「実は重症?」 「馬鹿にするな」 「フェミニスト?」 「なにそれ」 「電気が弱点?」 「……」 恥ずかしそうに目線を逸らしたエンマを見て、麗香はキスしたくなるくらい可愛いなと思う。 「とりあえず、なんかいつもより疲れたから、私寝るね。またあいつが来たら起こして」 そう言って、エンマは動物のように体を丸めて静かに寝息をたてはじめた。戦闘自体は短時間で終わったが、その後の全力逃走は思った以上にエンマの体力を削った。 麗香はとてもトラを素手で屠殺したとは思えない寝顔を眺めながら思う。 (いい駒、ゲットしたな♪) なんのことはない、あの場に善良な者は誰ひとりいなかったのだ。 【B-6/町/1日目/深夜】 【柊麗香@アースP(パラレル)】 [状態]:健康 [服装]:多少汚れた可愛い服 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考] 基本:生き残る 1:早乙女エンマを利用する。 ※吸血鬼としての弱点、能力については後続の書き手さんにお任せします 【早乙女エンマ@アースH(ヒーロー)】 [状態]:疲労(中)、回復中 [服装]:血で汚れている [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考] 基本:師匠と合流して、指示を仰ぐ 1:zzz 2:麗香(名前は聞いていない)と一緒に師匠を探す 【C-6/町/1日目/深夜】 【ジル・ド・レェ@アースF(ファンタジー)】 [状態]:健康 [服装]:ファンタジーっぽい服装 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2, [思考] 基本:不明 1:子供で遊ぶ ※明確な行動方針は後続の書き手さんにお任せします 010.私が戦士になった理由 投下順で読む 012.探偵は警察署にいる 010.私が戦士になった理由 時系列順で読む 012.探偵は警察署にいる GAME START 柊麗香 030.楽しさと狂気と GAME START 早乙女エンマ 030.楽しさと狂気と GAME START ジル・ド・レェ 033.泣け
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番号 40033 50033 種族 亜人 読み ぜつぼうのこくよくじん BP 21 名前 絶望の黒翼人 ウィング ○(進化前不明) 絵師 株式会社エイチーム 伝承 元々は優秀な白翼人の勇士であったが、欲望に負けて邪悪化した。それにより生まれた絶望は彼に新たな力を与えることとなった。 ランク A A+ ステータス 攻撃力 防御力 生命力 攻撃力 防御力 生命力 Lv1時 1,989 1,422 1,193 2,488 1,357 1,357 LvMax(70)時 (不明) (不明) (不明) 7,540 5,220 5,220 スキル カヴァートダウンLv1 カヴァートダウンLv1 入手方法 所感 コメント (ログはこちら)
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第2回 MOON☆RIVER オセロ大会 予選 第1会場 4月12日未明 某会場にてMOON☆RIVERオセロ大会の予選が行われました。 予選第1試合は、前回優勝者のKengo選手 vs キコ選手 序盤 Kengo選手先手で試合は始まりました。 中盤 キコ選手の「周辺はゆずらないよ」攻撃に苦戦するKengo選手。 終盤 Kengo選手絶対絶命かと思われたその瞬間! 結果 奇跡の大逆転により、Kengo選手、チャンピオンの座を守りきりました! なお、その後Kengo選手は、鬼○に怒られて大変なことになっていたことは誰も知りませんw 決勝リーグ 決勝リーグの日程は未定となっておりますw 他会場での結果は他の方に報告していただきましょうw 最後は何もできないまま逆転されたwくやしいw -- キコ (2008-04-15 10 35 39) 名前 コメント
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「ナナホシ管弦楽団」という名義で主に活動しているボカロP YouTube 岩見 陸(本人歌唱) https //www.youtube.com/playlist?list=PLa1ghXXEr03TkBHJQtZzZTjmJtJKIrjua ニコニコ動画 https //www.nicovideo.jp/user/2686789/mylist/18955315 ツイッターアカウント ナナホシ管弦楽団@カロンズベカラズ https //twitter.com/sosite_iwamikun 亞野日奈乃(岩見 陸) https //twitter.com/anohina_no39 動画 あのこどこのこ / 岩見 陸(self cover) 絶対絶命 / 岩見 陸(self cover) ワンマン・サーカス / 岩見 陸 クリサリス / 岩見 陸(self cover) ミセス・ブランキー / 岩見 陸
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魔法少女大戦争 Before 究極の努力と至高の才能 After POLAR NIGHT~シンノヤミ~ ブースターパック 商品概要 悪魔VS天使の戦いを更に激化させる状況が4/26に幕を開ける…! 3/1に発売となる「天使の円舞曲VS悪魔の輪舞曲」を強化するカードが多数収録! Lv3の魔法少女たちが登場! このスターターから始めた人も、これよりも以前の商品から遊んでくてれている皆様にもお楽しみいただけるブースターパックとなっております。 なお、本商品より商品仕様が変更となりました。 公式ホームページ 『第五弾ブースターパック【魔法少女大戦争】』より 商品詳細 2019年04月26日(金) 発売 全83種+α (C 22種、U 14種、RE 13種、R 21種、SR 13種、SEC 4種、HR 2種) ブースターパック 360円+税 1パック カード7枚入り(内訳 C 4枚 U 1枚 RE 1枚 R以上 1枚) 1BOX 10パック入り(内訳 SR4種 ※シークレット含まず) 1カートン 12BOX入り 概要 1BOX購入でプロモカード1枚が配布される。過去に配布された「まほくる」のカードや新規まほくる仕様の魔法少女が封入されている。 「まほくる」以外では《ラフィナ・ソアー LV1》・《アイリ LV1》・《ラン・ベルフィールド LV1》・《シェラ・アンジェリカ LV1》が封入されている場合がある。 また「あつめねこ」コラボPRが封入されている場合もある。 テーマは「天使の円舞曲VS悪魔の輪舞曲」の強化。天使の円舞曲VS悪魔の輪舞曲収録の一部怪異と詠唱が再録されている。 それらは全てイラストが異なっており、「5つの間違い探し」となっている。 本弾から商品仕様が変更となる。 初のLV3魔法少女が登場。 SECとHRはカートン購入で各種1枚ずつ揃う仕様となっている。 過去のR以上のカードがノーマル仕様でU枠としてREで収録される。 TAIWAN製 収録カードリスト 太陽 カードナンバー カード名 レアリティ BP01S2-001 《シナモン(悪魔ver.) LV1》 R BP01S2-002 《ネクト・コンセル(天使ver.) LV1》 R BP01S2-003 《モナ・スタイラ LV1》 RE BP01S2-004 《モナ・スタイラ LV2》 RE BP01S2-005 《モナ・スタイラ LV3》 SR BP01S2-006 〈エンジェルコットン〉 C BP01S2-007 〈グレーテル〉 C BP01S2-008 〈タベルゼバブ〉 C BP01S2-009 〈ヘンゼル〉 C BP01S2-010 〔悪魔の落とし子〕 U BP01S2-011 〔甘い誘惑〕 U BP01S2-012 〔記憶抽出〕 U 火星 カードナンバー カード名 レアリティ BP01S2-013 《アイ LV1》 R BP01S2-014 《パッション・ウイング LV1》 RE BP01S2-015 《パッション・ウイング LV2》 RE BP01S2-016 《パッション・ウイング LV3》 SR BP01S2-017 《ルージュ・ノワール LV1》 R BP01S2-018 《レッド・オニキス(悪魔ver.) LV1》 R BP01S2-019 〈阿修羅王・ラゴウ〉 C BP01S2-020 〈鬼童丸〉 C BP01S2-021 〈ゲンジボタル〉 C BP01S2-022 〈むすめにゃん〉 C BP01S2-023 〔怒りの反撃〕 U BP01S2-024 〔浄化の焔〕 U BP01S2-025 〔49回生の覚悟〕 SR 木星 カードナンバー カード名 レアリティ BP01S2-026 《クワイ・ドゥーモ LV1》 R BP01S2-027 《ショパート(天使ver.) LV3》 SR BP01S2-028 《ララァ LV1》 R BP01S2-029 《ラン・ベルフィールド LV1》 RE BP01S2-030 《ラン・ベルフィールド LV2》 SR BP01S2-031 《ラン・ベルフィールド LV3》 SR BP01S2-032 《リーフ(天使ver.) LV1》 R BP01S2-033 〈アス・カラ・ホンキダース〉 C BP01S2-034 〈ぐうたま〉 C BP01S2-035 〈のっぺら坊〉 C BP01S2-036 〔漁夫の利〕 U BP01S2-037 〔50回生の決意〕 SR 土星 カードナンバー カード名 レアリティ BP01S2-038 《アメトリン(悪魔ver.) LV1》 R BP01S2-039 《グローリー・バタフライ LV1》 RE BP01S2-040 《グローリー・バタフライ LV2》 RE BP01S2-041 《グローリー・バタフライ LV3》 SR BP01S2-042 《ティーダ・シュタイン LV1》 R BP01S2-043 《ファープル LV1》 R BP01S2-044 〈センエツトンボ〉 C BP01S2-045 〈TENGU48・三鬼坊〉 R BP01S2-046 〈へいけぼたる〉 C BP01S2-047 〔悪魔の一撫で〕 U BP01S2-048 〔才媛の連弓〕 U 月 カードナンバー カード名 レアリティ BP01S2-049 《琥珀 LV1》 R BP01S2-050 《シトリン LV1》 R BP01S2-051 《ディーノ・センシュライ LV1》 R BP01S2-052 《トゥインクルチャーム LV1》 RE BP01S2-053 《トゥインクルチャーム LV2》 RE BP01S2-054 《トゥインクルチャーム LV3》 SR BP01S2-055 《ラフィナ・ソアー LV1》 RE BP01S2-056 《ルカ・エレミ(悪魔ver.) LV3》 SR BP01S2-057 〈インスタ蠅〉 C BP01S2-058 〈金のエンジェル〉 C BP01S2-059 〈ゴブリンの占い師〉 C BP01S2-060 〔月の導き〕 U 水星 カードナンバー カード名 レアリティ BP01S2-061 《ヴィヴィアン LV1》 R BP01S2-062 《キャスコ・フレーブ LV1》 R BP01S2-063 《キャナル LV1》 RE BP01S2-064 《キャナル LV2》 SR BP01S2-065 《キャナル LV3》 SR BP01S2-066 《ニーア・バブル(天使ver.) LV1》 R BP01S2-067 〈銀のエンジェル〉 C BP01S2-068 〈審判の赤鉛筆〉 C BP01S2-069 〈天猫・シュレディンガー〉 U BP01S2-070 〈予見竜・ラプラス〉 R BP01S2-071 〔早すぎた成長〕 U BP01S2-072 〔文化祭〕 U 金星 カードナンバー カード名 レアリティ BP01S2-073 《シトラ・ケイシー(悪魔ver.) LV1》 R BP01S2-074 《シャルール・スウ LV1》 RE BP01S2-075 《シャルール・スウ LV2》 RE BP01S2-076 《シャルール・スウ LV3》 SR BP01S2-077 《ターニャン LV1》 R BP01S2-078 〈愛鯛〉 C BP01S2-079 〈デラ・エンジェル〉 C BP01S2-080 〈ムラムー〉 C BP01S2-081 〔水上騎馬戦〕 U BP01S2-082 〔天使降臨〕 C BP01S2-083 〔野球拳〕 U シークレット カードナンバー カード名 レアリティ BP01S2-084 《グローリー・バタフライ LV1》 SEC BP01S2-085 《パッション・ウイング LV1》 SEC BP01S2-086 《パルエッタ LV1》 SEC BP01S2-087 《モナ・スタイラ LV1》 SEC ハイパーレア カードナンバー カード名 レアリティ BP01S2-088 《グローリー・バタフライ(悪魔ver.) LV1》 HR BP01S2-089 《ラフィナ・ソアー LV1》 HR 関連項目