約 2,539,478 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4394.html
スーパーロボット大戦D 【すーぱーろぼっとたいせん でぃー】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 64MbitROMカートリッジ 発売元 バンプレスト 開発元 エーアイ 発売日 2003年8月8日 定価 5,800円(税別) レーティング CERO 全年齢対象 判定 良作 スーパーロボット大戦シリーズ 概要 特徴 新要素 その他 評価点 戦闘バランス及びシステム 戦闘アニメ関連 シナリオ 賛否両論点 問題点 システム シナリオの問題点 総評 余談 概要 GBAスパロボの第3作目。手応えのある程よい難易度と、明るい雰囲気であることの多いスパロボとしては珍しい重いストーリー、特に男主人公を選んだ場合に入れるあるルートが評価された。 + 参戦作品 初参戦 真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日 未来ロボ ダルタニアス メガゾーン23 マクロス7 THE ビッグオー 参戦済み マジンガーZ グレートマジンガー UFOロボ グレンダイザー 機動戦士Ζガンダム 機動戦士ガンダムΖΖ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 機動戦士Vガンダム 新機動戦記ガンダムW 六神合体ゴッドマーズ 特徴 新要素 「コンボ」システム 「コンボ」の属性が設定されている武器で攻撃する際、一列に並んだ敵を同時に攻撃できる新システム。 「歌」システム 新規参戦の『マクロス7』に登場する一部ユニットの専用システム。バサラ機・ミレーヌ機は武装欄が彼らのバンド「Fire Bomber」の楽曲になっており、味方に使用することで気力や能力の上昇、SP回復などの効果を与える。 敵に歌を聞かせても基本的に効果は無いが、『マクロス7』の敵であるプロトデビルンに限りダメージを与えられる。 「ボーナスポイント(BP)」 1レベル上がるごとに1ポイント与えられ、それを各種ステータスに割り振ってパイロットを養成できる。 敵もレベルや周回状況に合わせて命中や回避にBPを割り振ってくる。 「スキルパーツ」 パイロットに付けて能力を上げたり、特殊技能を付加したりできる。 ツメスパロボ 詰将棋をスパロボに導入したようなミニゲーム的な存在。 敵・味方は問題ごとに設定されておリ、HPやEN、SP等、状況に合わせて絞られている。 あくまで詰将棋同様のパズルとして作られているため、ゲーム本編と異なりクリティカルなどのランダム要素はカットされており、命中率は無条件で100%(精神コマンドによる回避は可能)となっている。 各マップクリアごとに1問追加され、クリアすると強化パーツ等が手に入る。 主人公機の武装名が変更可能になった。 設定した技名は主人公が戦闘アニメでしっかり叫んでくれる。リアリティを追求するもよし、ネタに走るもよし。残念ながら漢字は使用できない。 その他 パイロットの特殊能力のうち、切り払いやシールド防御といった防御系技能のレベルが撤廃。 自分と敵の技量値の差から発動確率が算出される方式になった。 『六神合体ゴッドマーズ』の主役ロボ・ガイヤーおよびゴッドマーズは「操縦者のタケルが死ぬと反陽子爆弾が爆発し地球が滅びる」という原作設定を受けて、初参戦の『64』と同様にゴッドマーズが撃破された瞬間にゲームオーバーになる仕様となっている。 終盤で特定の条件を満たすことで原作再現のイベントが発生し、反陽子爆弾が取り除かれる。以降は撃墜されてもゲームオーバーにはならなくなる。 周回プレイを重ねると、2周ごとに1段階ずつ敵の改造段階が上昇していくようになった。この仕様は本作のみ。 評価点 戦闘バランス及びシステム 今作の一番の良点として、簡単すぎず、そう難しすぎない程よい難易度が挙げられる。 本作品以前に発売された携帯機スパロボの『R』は簡単すぎて熟練者には物足りず、『OG』は比較的高難易度で初心者にはハードルが高すぎるのが問題であった。だが、今作はそれなりに敵が強く、苦戦する場面もあるが決して壊れたバランスではないので、初心者が入るにしても十分な出来であるし熟練者からの評価も高い。 具体例を挙げると、全般的にスーパー系ユニットは柔らかく、リアル系ユニットはあまり避けない。マジンガーも敵に囲まれれば序盤でも1ターンもたない事もあるし、アムロがνガンダムに乗っているからといってもほぼ完全回避というわけにはいかない。 コンボシステムのおかげでマップ兵器が無いユニットでも複数の敵を一気に殲滅できる。しかし中盤以降は敵も積極的に使ってくるため、敵のコンボ武器を考慮しながら陣形を組む必要が出てきた。 敵ユニットも、後半は避ける機体が台頭し始める。特にオリジナルの量産メカであるアンゲルスSという機体はNTパイロットでも当てるのが難しく、さらにラスボスより高い命中値を誇る一般兵の能力も相まって、避けつつコンボ武器でこちらの部隊を壊滅させてくるため、脅威になった。 敵の思考ルーチンが、反撃時に反撃不可能の場合、中盤以降の敵は防御行動をしてくる上、さらに後半になるとこちらの攻撃で撃墜されるダメージを受けそうになった場合にほぼ完全に防御行動をとるため、思うように敵を落とせない。 かといって理不尽な難しさではなく、精神コマンドや援護行動、修理、補給ユニット、地形効果などを活用すれば十分クリアできる。また雑魚敵が強めな分、ボスの撤退条件は緩いものが多い。 戦闘アニメ関連 戦闘アニメは『OG』と違って殆ど動かないが、逆を言えば動かない分機体のドットクオリティが高い。 全部が全部動かない訳ではなく、主人公機の1つエール・シュヴァリアーの必殺技「バーストレイヴ」は大変滑らかに動き、実に見ごたえがある。 但し、後継機になると途端にカッコ悪くなって演出もダサくなったと嘆くプレイヤーが続出した。 細かいところで言えばビームライフルの演出などは、『A』や『R』では「その場でライフルを取り出し、撃つ」というものだったが、今作では『第2次α』で使われた「ライフルを取り出した後、牽制射撃して敵に向かいながら連射」という演出が取り入れられたため、躍動感やスピード感が増している。 カットイン演出も多くのキャラに付けられるようになり、スーパー系のキャラもカットインがついた。 ゴッドマーズに関しては、作画の都合上殆ど動かなかった原作と比較してかなり動いたため、原作ファンからは「捏造」などと呼ばれネタにされることも。(*1) オリジナル勢の戦闘BGMが高評価。特にラスボスのBGM(*2)はファンの間で神曲として名高い。 主人公機の最強武器に専用BGMが設定された。好評だったのか、以降の任天堂機では定番となっている。 版権BGMについてもアレンジは全体的に好評。また『A』『R』から継続参戦している作品は全てBGMが変更されており、新鮮な気持ちでプレイできる。 唯一使い回された曲は『R』の会話シーンで流れるピンチ時の曲と悲劇的シーンで使われる曲のみ。この内ピンチ時の曲は後の『OGs』でも使われた。 シナリオ シナリオが高評価。スパロボ史上でも全般的に重いシナリオが持ち味。 『真ゲッターロボ』の世界観のために、地球はゲッター線に汚染されインベーダーが地球を荒らし回っており、さらに『Vガンダム』のザンスカール帝国やオリジナル敵組織による大規模な虐殺行為など、地球の荒廃度は髄一。今作を担当したライターは異星人により侵略済みの地球を描いた『64』のシナリオも担当しているため、作風なのだろう。専らキャラゲーとして明るい雰囲気の多いスパロボの中では極めて異色。 また、今作のシナリオの特徴として真っ先に挙げられる点は「『逆襲のシャア』のif展開」だろう。アクシズ落としの展開も原作と違い、ミリアルドを仲間に加え、アムロとブライトをあらかじめ幽閉した上で行う本気っぷりを見せる。今回はシャアのアクシズ落としが序盤である事により失敗したため、「アムロとシャアが地球のためにやむなく手を結ぶ」という異例の展開を迎える。ネオジオン軍士官のギュネイやクェスも最初から味方として登場し、合体技も使える。 特にギュネイは原作ではただの敵の一人にすぎなかったにもかかわらず、今作では『グレートマジンガー』の剣鉄也と並んでオリジナル男主人公の親友・相棒ポジションに抜擢され、ファンを沸かせた。 だが、あまりにもあっさりとした共闘展開から「最後にシャアは裏切るのでは?」という疑問が浮上し、「1周目では使わなかった」という声も多い。同ライターの『64』では終盤でクワトロから『逆シャア』仕様のシャアになり敵対した事実も影響が大きいだろう。ただし実際はネオ・ジオン総帥としての仕事の都合で離脱することはあるものの、最後まで自軍と敵対することは無い。 その他、『ガンダムW』のトレーズもシャアと同様の流れで終始味方、条件付きで『ガンダムΖΖ』のハマーン、『Vガンダム』のクロノクルとカテジナ、『メガゾーン23』のB.Dといった敵キャラクターたちが味方として参戦する。 男主人公のジョシュア・ラドクリフ(ジョッシュ)とヒロインのグラキエースの人気が非常に高い。 ジョッシュは前情報では容姿について好意的な意見はあまりなく「死んだ魚のような目」とまで叩かれ、さらに性格設定に「無愛想で人付き合いが苦手」というものもあったため、「あまりいい印象を持てないだろう」という予想もあった。 しかし実際は、若干地味で暗めの性格ながらも常に仲間を気遣う苦労人だったり、18歳とは思えないほどの整然とした落ち着いた大人キャラであったため、アクの強いスパロボキャラの中では屈指の常識人として名を馳せた。その為、癖が強く好みが分かれる場合が多いオリキャラの中でも好意的な意見は多め。 そして、ヒロインのグラキエースは… + ネタバレ注意 その素状は、ラスボスに造り上げられた「メリオルエッセ」と呼ばれる人造人間。オリジナル敵組織の幹部として虐殺を繰り返してきたが、ジョッシュとの出会いで自らに変調をきたしてしまい、用済みとされ自らも消滅を受け入れようとするが、条件を満たせばジョッシュ(と実際はリム編での彼女の立場に当たるウェントス)によって助け出され、以後彼のパートナーとなって共に戦う。 従来のスパロボは敵が仲間になってもあっさり溶け込むことが多かったが、本作では因縁がある人物との確執・和解がしっかりと描かれていることも印象深い。 直後は自らの存在意義を何も考えていない状態ではあったものの、物語の終盤で次第に感情が芽生え自らの消滅を恐れてゆくようになる。だが、ジョッシュに支えられたこともあって、全てが終わった後は迷いながらもジョッシュと共に生きてゆく事を決める。 ……が、エンディングでジョッシュは仲間の博士から密かに、グラキエースには崩壊因子が組み込まれており、余命が3年しかない事を聞かされる。それでもジョッシュはグラキエースにそれを伝えることなく、彼女にずっと付き合う事を約束する所で2人の物語は幕を閉じるという、とんでもない鬱要素が最後の最後で待っている。 大団円で終わることの多いスパロボのシナリオの中では異彩を放つエンディングだが、荒廃しきった地球が舞台となった本作の締めくくりとしてはあまりにもふさわしすぎるため逆に評価が高い。「『OG』シリーズに『D』が参戦した時、救済要素を入れるべきか否か」に関しては今なお意見が真っ二つに分かれている。 味方グラフィックになると化粧を落として美人になったり、クールな性格ながらも人としての世俗に疎いため、食事をこぼしてしまったり(ちなみに彼女の年齢は人造人間であるため1歳。歴代最年少ヒロインである)するなど天然な一面を覗かせ、後に言われる「ギャップ萌え」の要素も持っているために当時のプレイヤーから絶大な人気を誇った。現在でもジョッシュとの二次創作ネタがスパロボのネタスレでも絶えない辺りに人気の程が窺えるだろう。 しかし、カットインが無く、設定資料でも敵版のグラキエースの絵(通称「麻呂」)しか無いため、味方時のグラフィックがはっきりしていないという不遇ぶりだったりする(そのため、本作のアンソロジーでは作者によって服や髪型が異なる)。まぁ、敵版の方も首から下はほとんど分からないのだが……。 女性主人公であるクリアーナ・リムスカヤ(リム)のシナリオの評価については後述。 オリジナル敵組織・ルイーナの面々も全体的に濃い面子が揃っている。 特にラスボス・ペルフェクティオはその本体の特殊能力と、『マクロス7』および『ゴッドマーズ』の強敵であるゲペルニッチやズール皇帝にまで危険視されるその強大過ぎる力から、「設定上はシリーズ最強ラスボス」と名高い。 上記の通り専用BGMの他、キャラクターデザインも評価が高い。また「ペルフェクティオ」のラテン語で「完璧」という意味と、主人公の父親ということから、ファンから「完璧親父」とあだ名を付けられ、ネタにされ、愛されている。 40周以上周回してから対峙すると20段階改造によりHPが400000/装甲4500となり、その他の能力も底力込みで異常に高くなるので、「シリーズ最強ラスボス」はあながち間違ってはいない。しかもこれで復活があるのだから本当に絶望である。 ファンからは『EX』のヴォルクルス、『第3次α』のケイサル・エフェス、『OG外伝』のダークブレイン、『スクコマ2』のユキムラとセットで「スパロボ五大巨悪」とまで評される。 賛否両論点 ツメスパロボの存在 最初の内はともかく後半はかなりの難問続きになっており、5~10機が絡むような問題も出てくる為、初見で解くのはかなり厳しい。 どの順番で攻撃するか(気力の変動や底力等でダメージ・被ダメージが変わる)、精神コマンドを何に使うか(SP回復用の精神コマンド持ちがいる場合もある)、地形をどう使うか、等、考える事が多いので、ユニットが増えれば増えるほどややこしくなる。 クリアボーナスがそれなりに豪華で、後半の難問では「ハロ」や「超合金ニューZ」など強力なパーツが手に入る。 あくまでクリアせずとも本編は進められるミニゲームであり、好きな人にはやりこみがいのある要素だが、苦手な人からすれば強化パーツの制限プレイを強いられているような印象も与えてしまった。 『マクロス7』の歌システムがバランスブレイカーとなっている。能力上昇効果の重ね掛けが可能であるためターン数さえかければ無限に利用でき、途端に難易度が下がってしまう。このせいか、後の『第3次α』ではかなり下方修正がかけられた。 具体的には仲間の全てのステータスと気力をマップ兵器で一気に上げられると言うもの。更に武器改造とパイロットのレベルで効果が上昇していくので、彼らを使えば全ユニット無改造でも加入以降は一切苦労することが無くなってしまう。さらに、SP回復までも可能であるので他のスパロボシリーズのようにSPの不足に悩まされることもない。 しかし終盤に規定ターン以内に指定地点に移動する、というマップがあり、ここでは悠長に強化をしている時間が無い。その為、後付けで強化が出来るからと手を抜いて良いわけでもない。 とはいえ、イデオンと同じく一目でわかる壊れ性能であり、恐らく不慣れなプレイヤーに向けた措置なのだろう。一切使わないプレイでもクリアに支障はないので、使うか否かの判断はプレイヤーに委ねられている。 問題点 システム パイロット能力が一部のキャラを除いて敵味方共通で使われるため、フラグを満たして参入させた敵パイロットにBPを割り振って能力を上げていると、周回プレイ時に敵として出てきた場合にも引き継がれるため、苦戦する局面が出てきたりする(例として序盤の戦力もレベルも整っていない時期から出てくるクロノクル、初登場イベントでタイマンを張るB.Dなど)。そのため、そういったパイロット達を極限まで育てて使用する事が難しくなっている。 具体的に言うと「敵版と味方版でデータを共有しているキャラ」でこのような事態になる(クロノクル、B.D、ガビル、ロゼ)。顔グラフィックが敵味方で違う場合は別キャラ扱いになるので問題無い(グラキエース等)。なお、次作『J』以降は敵版と味方版のデータを別個に用意することによって解決している(グラフィックの点では左右反転しただけのキャラもいるが)。 その代わり加入していなくてもBPが得られるというメリットも生まれており、周回プレイでも足手まといになりにくい。 全体的に攻撃力がインフレ気味で、かつまだ連続ターゲット補正や回避率0%の相手を無視するAIなども導入されていないので、バランスがややリアル系有利に偏っている。 スーパー系が弱いというよりリアル系の火力が高すぎるので、スーパー系を積極的に使う理由が薄い。また、使えるユニットと使えないユニットの差がかなり極端。 周回プレイを重ねて敵の改造段階が増えていくと、最終的には敵の攻撃力がインフレを起こし、味方側の装甲やHPはお飾り同然となってしまう。また40周して全敵機が20段階改造されると、ボスのHP表示がバグって戦闘しても正しく計算されない。 そのため、以降の作品ではクリア後に敵の改造値を任意で設定できる作品もある。 インターミッションにてユニットの機体能力と武器能力が別項になっている。これ自体は問題ではないが、EN軽減等の武器強化パーツと機体性能を上げるパーツをつける際に、パーツの効果を確認するにはいちいち機体能力を見たあとに武器能力のところに行くという具合になる(*3)。細かいところだが非常に面倒。 過去のスパロボシリーズでは武器能力の確認は機体能力でボタンを押せば見ることができた。本作の仕様は『GC』を最後に廃止されている。 戦闘アニメは、新規参戦組には特に問題はないが、続投組は相変わらず『A』『R』からの使い回しが目立つ。 評価点や『R』の記事で述べた通り、演出の改善や武器の追加が行われているものもあるとはいえ、流石に3作目ともなれば食傷気味である。 例えばラー・カイラムは通常兵器版核ミサイルが、マジンガーZはルストハリケーンが追加されただけ、と見た目的にも性能的にも変化に乏しい。 後半の雑魚パイロットであるミーレスがやたらと命中率が高く(*4)、結構な頻度で攻撃を当ててくる。 シナリオの問題点 男主人公のジョシュア・ラドクリフのシナリオが褒められる中、女主人公クリアーナ・リムスカヤ(リム)のシナリオの評判はあまりよろしくない。 「かつてジョッシュの父の研究の実験材料にされた結果、クリスとリアナという二つの人格を宿してしまっている」というスパロボの中でも極めて珍しい設定の持ち主なのだが、その設定がシナリオで活かされる事がいまいち少ない。 ストーリー中では「魂が二つある」「二人の人間が一つの身体に同居している」「二重人格とはまた違う」と色々説明されているのだが、多くのプレイヤーには「それを二重人格って言うんじゃないの?」としか認識されていない模様。もう少し設定を掘り下げてくれればまだ評価も変わったかもしれない。 途中では窮地を脱する代償として片方の人格が消滅するかのような展開を迎える(*5)のだが、結局何事もなく終わるという肩透かしっぷり。 「二重人格」「義妹」「兄好き」「巨乳」「ミニスカ」と美味しい要素が揃っているにもかかわらず、人気はグラキエースに負けてしまっている。リム編ではグラキエースが死亡確定なのもリム編の人気が低い要因の一つだろう。 一応、イケメン系のウェントスがその役割を担っているのだが、グラキエースと違い出番は少ない。おまけにジョッシュ編では全く登場しない(一部のルートで名前が登場するのみ)ため、地味な印象を持たれてしまっている。 敵組織ルイーナについての存在も少々不可解な部分がある。ルイーナが現れる原因となった、異次元を繋ぐ扉「ファブラ・フォレース」がそもそも何の為に作られたのかなどの謎は明かされないまま終わる。 本作では開幕早々地球が謎のフィールドで包まれ不可視状態になるというインパクトのある展開で始まる。この点はCMでも宣伝されていた。 しかしこの状態は物語の序盤であっさり解決し、地球はとりあえず元通りになる。後で説明はされるがシナリオ的に大した役割はなく、味方キャラを序盤で集結させるためのギミックでしかなかった点は微妙に感じられる。 敵組織の規模、ならびにそれらが引き起こす事態のスケールがとにかく大きい。その一方で細かい設定は結構適当。これは脚本を担当したライターの鏡俊也氏の特徴である。 『THE ビッグオー』は初参戦だが、設定のすり合わせが不可能だったのか原作の舞台「パラダイムシティ」が存在しない。敵もベックとシュバルツの2人だけ。 シュバルツに至ってはオリジナル敵勢力に協力しており、機体はずっとマミー。最後の最後にマミーの包帯が取れてビッグデュオが姿を現す。無論「なぜビッグオーに似た機体を持っていたのか」などの謎は一切明かされず退場する。参戦キャラクターの戦闘中の台詞も、原作からするとやや違和感を覚えるものとなっている。 こうした経緯や、機体・パイロット共に異質な雰囲気を湛えていることもあり、本気でシュバルツとビッグデュオがバンプレストオリジナル勢だと思い込んでいたプレイヤーも散見される。 ただストーリー上の扱いは優遇されている方で、会話やイベントに主人公のロジャーが良く絡んでくる。また『ガンダムW』のトレーズを仲間に引き入れるため、スパロボでは珍しくネゴシエイターとして活躍するクロスオーバーは好評。 同じく初参戦の『メガゾーン23』は1話を使って原作再現をなされるものの、こちらも設定のすり合わせが難しかったのか他の作品が全く絡まないで原作の話が終わるという事態に。そのため「隔離再現」と揶揄されることも。 マップ前の会話パートで『PART1』の全部と『PART2』の終盤まで消化されるという電光石火の展開である。 ただし前述の『ビッグオー』と同じく、イヴや省吾は会話によく絡んでくるほか、敵機体が別作品の組織に利用されるなど、他の作品と関わるようになってからも決して空気扱いではない。またクロスオーバー要素として『メガゾーン23』の世界設定にオリジナルのラスボスが関わっており、最低でも星ひとつ滅びるほどの恐ろしい敵であることを証明している。 ユニット「ガーランド」の性能も非常に高く、サイズSSで運動性も本作のリアル系にしては高いために、敵の攻撃を驚くほど回避してくれる。強化パーツスロットも4つあるためカスタマイズ性も高い。 分岐が数回あるのだが、ルートによってシナリオ数が変化する。そのためツメスパロボが全部できなかったり、稼げる資金・経験値が減るという問題がある。 また、新規参戦作品の『マクロス7』の、初登場、および決着シナリオがどちらも分岐先で行われる。好きな作品を追うのがスパロボの基本なのでそれ自体は大きな問題とは言えないが、シナリオ数くらいは揃えてほしかったところ。 総評 前向きで明るい作風が一般的なスパロボらしからぬ中々にハードな展開であるため、万人ウケするとは言いがたい。 『R』とはオリジナル勢の評価、ゲームとしての難易度、シナリオの雰囲気と良くも悪くも対極の関係にある点が多い。 しかし、バランスの良い難易度や従来と印象の違うスパロボなど、良い所もある。興味がある方は、チャンスがあれば是非触れてみてほしい。 余談 男性主人公であるジョッシュの有名な戦闘台詞で「分の悪い賭けをするつもりは無い!」というものが存在する。 これは『IMPACT』の主人公であり、前作『OG』で主役格を務めたキョウスケ・ナンブの決め台詞である「分の悪い賭けは嫌いじゃない…!」(*6)と真逆である。ファンサービスを狙ったのか、極普通のセリフとして書かれたのかは不明。 ただしジョッシュは本編中に分の悪い行動に出る場面が結構ある。ジョッシュの性格的に、自分に言い聞かせているのかもしれない。 本作オリジナル勢は『第2次スーパーロボット大戦OG』に参戦している。 説明不足や設定が空白だった箇所などいろいろと補足された。 グラキエースに設定資料・カットイン共にはっきりしたものが用意された。特に必殺技のカットインは敵味方別々で、味方版のみとどめ演出まである気合の入ったものである。
https://w.atwiki.jp/srwzbug/
タイトル スーパーロボット大戦Z タイトル スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク 対応機種 PlayStation2用ソフト 対応機種 PlayStation2用ソフト ジャンル シミュレーションRPG ジャンル シミュレーションRPG+バラエティ 発売元 バンダイナムコゲームス 発売元 バンダイナムコゲームス 発売日 2008年9月25日発売 発売日 2009年3月5日発売 このwikiについて ここはPS2用専用ソフト「スーパーロボット大戦Z」のゲーム中で発生するバグについての情報をまとめたページです。 このwikiはゲーム内で起こるさまざまなバグについて検証・対策をするために作りました。 また、音声やグラフィックのバグ(ミス)の問題から派生した、署名活動についても取り扱っています。 このwikiは「スーパーロボット大戦Z」のいかなる事柄をも誹謗・中傷するものではなく、また、その販売を阻害するものではありません。このwikiを利用される方のご理解とご協力をお願い致します。 バグについての情報が一段落したみたいなので、既存のページは管理人以外編集できないようになっています。 新規ページは誰でも作成できますし、編集できるようになっています。 編集の方法がわからない方は@wiki(アットウィキ)や @wikiご利用ガイドを参照してください TOTAL: - 今日: - 昨日: -
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/724.html
「検証依頼」が出ています。依頼内容は「問題点の項にある底力の設定ミスの真偽の確認」です。対応できる方はご協力をお願いします。 スーパーロボット大戦R 【すーぱーろぼっとたいせんあーる】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 64MbitROMカートリッジ 発売元 バンプレスト 開発元 バンプレソフトエーアイ 発売日 2002年8月2日 定価 5,800円 判定 なし ポイント 難易度大幅低下システム的な完成度は高い好みが分かれがちなオリジナルキャラストーリー上の都合によるクロスオーバーの少なさ スーパーロボット大戦シリーズリンク 概要 特徴・評価点 システム デュミナス 版権(特徴・評価点) 賛否両論点 問題点 版権(問題点) オリジナル 仕様の問題点 バグ 総評 余談 概要 GBAにおけるスパロボ第2作目。 タイトルの「R」は「Reversal(逆転、反転)」という意味であり、ストーリーのテーマも歴史改変物となっている。改変前のあらすじは「『ガンダムW』におけるデキムのクーデターが成功しリリーナが処刑されている前提であり、他作品も原作における鬱展開以上の事が起きている」という、改変ありきとはいえ凄まじいものである。 初参戦作品は『劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』『GEAR戦士電童』の3作品。 また『機動新世紀ガンダムX』が携帯機初参戦。『Gガンダム』『ガンダムW』『ガンダムX』の、いわゆる「アナザーガンダム三部作」が全て参戦したスパロボは、ソーシャルゲームを除けば本作が唯一となる。 + 参戦作品一覧 ★マークは新規参戦、☆マークは携帯機初参戦。 マジンガーZ グレートマジンガー 劇場版マジンガーシリーズ ★真ゲッターロボ 対 ネオゲッターロボ 機動戦士Ζガンダム 機動戦士ガンダムΖΖ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 機動武闘伝Gガンダム 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz ☆機動新世紀ガンダムX 無敵超人ザンボット3 無敵鋼人ダイターン3 超電磁ロボ コン・バトラーV 超電磁マシーン ボルテスV 機動戦艦ナデシコ ★劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness- ★GEAR戦士電童(ギアファイターデンドー) バンプレストオリジナル 特徴・評価点 システム 前作『スーパーロボット大戦A』に比べてインターフェイスが格段に進化している。携帯機・据置機問わず、本作以降のシリーズ作品に受け継がれている要素が多い。 「戦闘デモやインターミッション会話のカット機能」「敵フェイズの早送り」「敵フェイズでのセーブ」が搭載され、快適にプレイできるようになった。 敵フェイズセーブ以外は過去の据置機作品でも導入されていたが、携帯機作品においては初めて導入されたシステムである。 『A』では不完全だった援護システムが改良された。 援護に入るユニットや使用武器を指定できるようになった。 合体攻撃にも援護攻撃ができるようになった。代わりに合体攻撃で敵ユニットの援護防御を無効化する仕様が廃止された。 武器の改造方式が個別改造から一括改造に変更された。『Gガンダム』のスーパーモード・ハイパーモード発動時に追加される武器もちゃんと改造段階が反映されるようになった。 周回引き継ぎも前のプレイのデータを引き継ぐことができるようになった。引き継がれるボーナスはユニットの改造段階、撃墜数、最終話クリア時点で持っている資金。 精神コマンド「愛」の効果が変わった。従来は味方ユニット全員のHPを全回復するコマンドだった(それ故にシステムに慣れてくると使用機会がなくなる)が、今作からは従来の「奇跡」(*1)を少し弱くした攻撃的な精神コマンド(*2)へ変わった。Gガンダムのドモンなどに恩恵が大きい。 以降の任天堂携帯機スパロボで定番となる特殊技能「撃ち落とし」の採用。実弾兵器やファンネルなどが無効化対象で切り払いより有効範囲は狭いが、演出としては一級品。 本作では特定のMSパイロットしか使用できないため目に掛かる機会が少ないが、『D』以降では使えるパイロットの幅が広がった。 本作では主人公は男(ラウル)か女(フィオナ)のどちらかを選択できるが、『A』と違い選ばなかった方はシナリオには一切登場しない。大まかな話の流れは共通だが、男女で一部イベントの内容やエンディングの展開が異なる。 搭乗機体は男女共に「エクサランス」で固定であるが、シナリオを進めて行くと射撃型・空中型・水中型と様々な形態に換装できるようになっていく。また最終形態は男女で外見と一部性能が異なっている。 デュミナス オリジナルの敵勢力「デュミナス一味」はキャラクター性、ならびに個々のシチュエーションに限って言えば好評。 一言で説明すると「自分探しに耽るでかい目玉と、それにこき使われる少女2人と少年1人」という訳の分からない勢力。 デュミナスは何のために作られたのかわからない存在であり、失敗作と呼ばれ処分されかけたが、逆に抵抗して創造主を殺してしまい、以降宇宙を放浪している。失敗作扱いされた事から「過ち」に興味を持ち、あらゆるところで「過ち」を起こさせその何たるかを学ぼうとしているという、はた迷惑な存在である。 配下の3人の狙い澄ましたキャラビジュアルと言動は一部の紳士達に好評を博している。少年が混じっているがファンからは大抵「3人娘」「過ち姉妹」などと呼ばれる。 しかし外見に反してボス格らしい強さはしっかり持っている。肉弾戦も(見た目で躊躇されていたとはいえ)人外的な強さを持つシャッフル同盟に引けを取らないというビックリ設定。 最終話前における彼女たちの会話シーンは深い家族愛を感じさせるもので、涙なくしては見られないというプレイヤーも多数。 + 最終話のネタバレ 最終戦での彼女たち3人は弱ったデュミナスを支えるために全てを使い果たした抜け殻となっているため、撃破しても一言もセリフを発さずに死ぬ。悲しく、そして不気味な演出である。ただし抜け殻になっても能力はそのままなので、舐めて掛かると痛い目を見る。 男主人公ルートならヒロインのミズホがデュミナスに「人間になるはずだったのではないか」と(あくまで推測であるが)一応のレゾンデートルを与えるため、少しは救いがある。しかし女主人公ルートでは現実的な思考を持つラージがそのポジションなので気の利いた事は言ってくれない。ただしこちらはこちらでデュミナスの境遇に同情した上で彼の行動とそれに至った考えの問題点を指摘している。 版権(特徴・評価点) スパロボ御三家(マジンガー・ゲッターロボ・ガンダム)の一角であるゲッターロボが初めてOVA版の『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』で登場し、多くのファンを驚かせた。 性能面で優遇され、原作再現がしっかりしていることもあり評価は高い。 クロスオーバーでもそこそこ出番があり、特に隠し条件を満たすと判明するあるクロスオーバーは驚きと共に評価されている。 初参戦の『GEAR戦士電童』はシナリオ・性能ともに優遇されている。 主役ロボ・電童と凰牙はデータウェポン搭載の有無を問わず非常に多くの技が再現されている。必殺技であるファイナルアタックは「EN残量に応じて威力が変化し、使用後全ENを消費する」という癖の強い技だが、演出は素晴らしい。 そして最強形態であるフェニックスエールは、特殊能力「EN回復(∞)」のおかげでファイナルアタックが撃ち放題という豪快な性能。 ただし使用期間はラスト2~3話と非常に短く、通常のEN回復能力と同じくプレイヤーフェイズ開始時に回復するため、バランスブレイカーにはなっていない。 ベガが搭乗する機体(というかバイク)のワルキューレは、非常に小さいサイズのおかげで敵の攻撃がほとんど当たらず、火力も十分あるため無双も可能。宇宙では出せないのが欠点。 ちなみにベガ自身も『ΖΖ』のプルより少し高い程度のパラメータを持っており、セルファイターやセルブースターに乗せ換えた場合でもリアル系の主役級とほぼ同じ感覚で使える。 前作『A』では微妙な性能だった『ナデシコ』勢も本作では大幅に性能が強化された。 パイロット全員にカットインが用意され、ダイゴウジ・ガイと白鳥九十九が最後まで無条件で生存するなど、演出面でもファンを喜ばせた。 終盤でTV版の設定のまま劇場版の機体に乗り換えることになる。九十九がアルストロメリアに乗ったり、原作には無かったガイ専用のスーパーエステバリスが新規設定されたりと、ナデシコ優遇の始まりとも言える。 ただ、スーパーエステバリスは射撃主体の機体で換装もできないので、格闘が得意なガイとは能力的に噛み合わないのがネック。 劇場版の扱いについては問題点の項を参照。 『ガンダムX』系のユニットのバリエーションが敵味方合わせて非常に豊か。ユニットの種類数で言えば初参戦作品の『α外伝』を上回るほど。 フロスト兄弟の後継機だが『α外伝』に出なかったヴァサーゴCBとアシュタロンHCが後半から登場。改修前・後共に合体攻撃も実装された。 水中戦があまり起きないスパロボにおいて、(隠し機体とはいえ)レオパルドS-1ユニットの登場を予測できた人はいたのだろうか? 更に地味なところであるが、コルレル・ブリトヴァ・ガブルの3人組やラスヴェートがパイロット付きで登場する点は、スパロボどころか『Gジェネ』シリーズをも超える扱いの良さである。 ガンダムエックス(GX)及びダブルエックス(DX)は、『α外伝』にあったサテライトキャノンの使用制限(月が出ていなければ使用不可)が無くなったため、元から強かった『α外伝』より更に使い勝手が増した(MAP兵器の射程に制限はついたが)。ルート次第でガロードにティファがサブパイロット化してニュータイプ(X)技能 Gビットが追加、DXにそのガロードを載せGファルコンと合体すればパイロット3人化&サテライトキャノンのターン数制限が減る等、反則レベルの強さを誇る。なお、最強武装の『Gビットサテライトキャノン(DX + Gビット4機のサテライトキャノン一斉発射)』は威力・性能・戦闘外見から非常に人気が高いが、採用されたのは現時点で本作のみ。 さらにDXとGXでツインGビットやダブルサテライトキャノンといった合体攻撃が可能。Gビットはチャージ制限も無いので非常に火力も高く使い勝手が良い。というかサテライトキャノンの合体攻撃ができるなど、今作くらいなものである。(*3) 『A』で多かった、版権の壁を越えた会話やシチュエーションが今作でも豊富。火星で九十九を(自転車で)追いかけるギャリソン、原作同様恐怖に支配された銀河を諭すチボデー、『ダイターン3』のソルジャーをかじるガルファの3バカ等、本作の明るい作風を構築する物が多い。 原作では生存したフロスト兄弟が死亡する一方で、ハイネルが生存しカザリーンと共にどこかへ消えていくなど、原作と違う結末を迎えたキャラも一部いる。 『ネオゲッター』や『電童』以外のスーパー系作品の原作再現も多い。前後の繋がりの無い単発話の多いスーパー系シナリオはなかなかスパロボでは再現されていなかったので、スーパー系好きからは評価されている。 特に『ダイターン3』はコメディ要素が多く再現され、原作でも印象深いエピソードを残したコマンダー・エドウィンを初めとして、現時点で本作にしか出ていない名有りメガノイドも数多い。また『グレートマジンガー』の生田信一郎など、前述した『ガンダムX』といい、レアなキャラが多いスパロボである。 本作の自軍の中心は、宇宙世紀ガンダムシリーズの地球連邦や『ガンダムX』の新連邦といったガンダム系の政府組織ではなく、いわゆるスーパー系の味方組織である『GEAR戦士電童』の地球防衛組織GEARが担っている。 従来は「アーガマやナデシコなどリアル系戦艦に乗り地球各所を飛び回る」という展開が多かったが、今作では「敵の現れた地点に向けて基地から発進する」というスーパーロボット的な話の始まり方が多くなるという、実に新鮮な内容になっている。 後述の通り難易度が低い点は賛否両論だが、低いなりにバランスは取れており、強弱の差はあれど著しく使えないユニットは特に存在しない。 賛否両論点 新路線のストーリー 評価点や問題点にあるように、上手くいったものから失敗したものまである為、こういった路線に踏み切った事は賛否両論となっている。 自軍の戦いの戦争臭や重苦しさといった部分がかなり薄められており、全体的に明るい雰囲気のシナリオが展開されている。この手法やノリは後の『W』や『NEO』などにも引き継がれている。 ただし、この弊害として所謂リアル系の敵がただの「地球を狙う悪役」に見えてしまうため、リアル系作品のファンからは不満意見が出やすい。特にネオ・ジオンはティターンズや新連邦など地球側の敵組織が登場しない(*4)のもあって、「首領ラカン・ダカラン率いる悪の秘密組織。アルタネイティヴ社を根城に世界征服を狙う」というノリがぴったり。本来のトップであるはずのハマーンが今回目立たないのも拍車をかける。 周回で改造を引き継ぐこともあり、シリーズ全体と比較しても難易度がかなり低く、スパロボ経験者には物足りない。 EN切れを気にせず戦えるエステバリスや、その大火力で終始スタメンのガンダムXなど、序盤から強力なユニットが多いのも理由ではある。順当に強化していけば、初見でも中盤以降は、リアル系ユニットが攻撃をもらうケースが殆ど無くなる。 ラスボスがあらゆるスパロボの中で最弱。順当にゲームを進める程度の改造で、ステージ通して相手の攻撃は全て命中率0パーセントになり負ける要素は皆無(*5)。 ラスボスは数形態ある上に条件を満たさないと何度も復活するが、それを逆手に取られ次の周回に向けての資金稼ぎで何度も墜とされる。 前のシナリオでの「大ボスであるガルファ皇帝とゼロを同じターンに撃破する」という勝利条件の方がまだ厄介である。 問題点 版権(問題点) 会話等の端々に推敲不足・ライターの知識不足が目立つ。以下は顕著な例。 ナデシコの艦長制度(*6)での艦長選抜の際、ナデシコの会計係であるプロスペクターが、ブライト達に対して「本質的な意味での艦長は必要としない」と、逆撫でするような説明をしてしまう。一応、「オートメーション化が進んでいないガンダム系の戦艦ではまだまだ艦長が必要とされる」と弁解はするが、すぐに「現実を見てください。ブライト艦長とユリカさん、どちらのために死ねますかと問えば、若者はユリカさんを選びますよ」と火に油を注ぐ。そして以後フォローも無い。この後システムを利用されてナデシコを敵に乗っ取られ、「やっぱり艦長も大事」という結論に至る話なのだが、話の前振りとしては些か棘があり過ぎる。 このように本作のプロスペクターは「やたらと周囲の神経を逆なでする守銭奴の嫌味なおっさん」という描かれ方をしているが、原作ではここまで酷い性格ではない。正確には「目立つ場面だと原作と違う性格になっている」が近い。本作では登場しないアカツキやエリナの役割を担っているためと思われるが、彼の株を下げてしまった感は否めない。ガロードやティファがまだ15歳だと知って、「ネルガルが出資する学校で普通の学生生活を送らないか」と勧める原作のプロスペクターらしいオリジナルシーンもあるため、余計に目立つ。 そもそも原作の『逆襲のシャア』には、ブライトが「すまんが、みんなの命をくれ」と言い、それにクルー全員が賛同するという描写がはっきり存在している。『逆襲のシャア』屈指の名シーンの一つとしてファンに認知されているため、本作のこの展開は原作を侮辱していると捉えられても仕方のないものである。 ナデシコキャラでは白鳥九十九の妹のユキナも原作との乖離が激しい。 原作では地球人の実像を知り、木連と地球の和平を肯定するようになるキャラクターなのだが、本作では和平の使者であるのに地球人という民族そのものを見下したキャラクターになっている。さらに木連の暗部を知っても尚「地球人が元凶だ」と言い放つシーンまで存在する。兄の九十九が生存しているため原作とは状況が違うとはいえ、これでは完全に別人である。 ジャミル自身のコロニー落としの告白の際の「私に比べれば、アムロの戦果など微々たるものさ。」という発言。この後「もっとも、私の残した戦果は、虐殺だったが」と続くのだが、自虐だとしても自分の戦果を自慢するような発言は「ジャミルのキャラではない」と批判された。 ヒイロがマリーメイア派の篭るシェルターを破壊するシーンにおいて、ガロードがティファに頼まれてガンダムDXのツインサテライトキャノンで割り込んで止めた展開がかなりおかしい。 デキムをリリーナもろとも殺すつもりでシェルターを攻撃するも、最後の一撃を放つ寸前に過去を思い出して狙いをずらし、奇跡的な穴の開け方をした…というのが原作の展開である。しかし本作では「狙いをずらした最後の一撃を放った後にガロードがサテライトキャノンをチャージし、ヒイロに銃口を向けて止める」という妙な展開になってしまっている。これもまた原作についての理解が足りていない。 本編の時間軸では未来にあたる『劇場版ナデシコ』や『逆襲のシャア』の機体にTV版時代のキャラが乗るのだが、それが誕生したきっかけはミズホが未来世界で収集した機体データを、『ガンダムX』のキッド・サルサミルが無断で拝借して製作したためである。 原作のキッドはメカニックとしてのプロ意識があり、当初ガロードを「ガンダム坊や」とバカにしていたぐらいで、同業者のデータを盗み見るようなキャラではない。なおこの際、『ナデシコ』のウリバタケと『電童』のドクター井上が共謀している。ウリバタケはともかく井上も止めようとしないというのは…。 以上のように「原作をきちんと確認せずにイメージだけでシナリオを書いていないか?」と思えるような部分が多い。 『ガンダムX』の敵・フロスト兄弟が様々な組織で暗躍するが、ネオ・ジオンや木連など人間側で鞍替えするのはまだしも、最終的に異星の侵略者であるガルファ(『電童』の敵勢力)に付いてしまう点は、やや展開に無理がある。 初参戦の劇場版『機動戦艦ナデシコ』のシナリオ上の扱いは悪い。 シナリオ序盤数話で『逆襲のシャア』とのルート分岐で原作再現が行われるが、原作より悲惨な展開になったところで話が終了し、以降はTV版シナリオで話が進む。 最終的に未来が変わったためにナデシコのキャラたちが劇場版の不幸な展開に陥ることなくハッピーエンドを迎えられたことは『ナデシコ』という作品のEDとしては良いのだが、劇場版のシナリオを期待していたプレイヤーから見ればやはり残念な形だった。 劇場版の機体は終盤になれば使えるようになるが、ブラックサレナについては「復讐鬼となったアキトを象徴する機体であり、TV版のアキトにはふさわしくない」という意見もある。 なお序盤の分岐で中盤以降に入手できる隠し機体が異なるのだが、『逆襲のシャア』ルートを通ると量産型νガンダムに加え、ルート内で特定の条件を満たすとガンダムMk-IIIも入手できる(どちらも終盤まで十分使える性能)のに対し、『ナデシコ』ルートを通った場合はブラックサレナの高機動ユニットの換装パーツが入手できるのみと明らかに釣合が取れておらず、『ナデシコ』ルートを選ぶメリットが薄い。 オリジナル 主人公たちは「事故により5年後の未来からタイムスリップしてきた」という設定があり、歴史を変えないため版権キャラたちとはなるべく絡まないようにしている。そのため版権作品とのクロスオーバーが控えめ。また、一部の言動に問題がある。 概要で述べたデキムのクーデターが発生した際、男主人公のラウルが「歴史の転換期を目の当たりにするってのは、感動ものだけど」と発言する。本来起きている内容が内容だけに不謹慎である。 女主人公のフィオナの場合、同じ場面での台詞は仲間を見捨てる事への罪悪感や後ろめたさであるため、ラウルの場合は自分達への皮肉と自嘲でこういう台詞になったと思われる。しかしラウルはそれまであまり皮肉を言うようなキャラではなかったため、「いきなり何を言い出すんだ」と感じたプレイヤーが多かった。 主人公の幼馴染であるメカニック「ラージ・モントーヤ」が著しく低評価。ファンからは名前で呼ぶのも煩わしいからか「メガネ」呼ばわりされる事も。 前述のクーデター戦において、仲間達が必死で戦っている裏で「未来が変わると危ないから手を抜けor戦うな」と主人公に告げる場面は特に批判の的になった。本人としては当然の事だろうが、プレイヤーには共感しにくかった。 尤も主人公は他の場面でも「電童を守るために自ら盾になって機体を大破させる」「決死のボソンジャンプをかけたアキトを救出する」等仲間の危機を見捨てる事はせず、最終的にラージの忠告を振り払って仲間と協力しクーデターを阻止している。 ラージは動力源オタクであり、未知の動力に対して強い好奇心を示す。が、それが高じてコン・バトラーVを解体して分析しようとする。しかも素でそれが悪いことだと気付かない。ギャグのつもりなのだろうが、一線を越えているため笑えない(*7)。 女主人公の場合はラージとの恋愛描写がちょくちょく挟まれるが、上記の通り人間的魅力が皆無なのでプレイヤーからすれば白けるばかり。ただし動力源に固執したり過去の戦いに積極的でない理由についての描写が多くなり、フォローはされている。 男主人公の方は「最終形態はかっこいいが、BGMがダサい」と言われている。そして女主人公の方は「BGMはかっこいいが、最終形態がダサい」という逆パターン。周回時に消極的な意味でどっちを選んだらいいか困ってしまうプレイヤーもいた。後の『OG外伝』では改善されている。 デュミナスも全体的には設定が推敲及び描写不足。 デュミナスの正体が最後まで明言されることがなかった。男主人公を選んだ時の最終話においてミズホがデュミナスの正体に対して推測を立てているものの、最後の最後で一気に導き出されておりそれまでの伏線等は殆どない。 主人公とデュミナスの関連も極めて希薄。他の携帯機シリーズだけを見ても主人公と敵との間には強い関連性があるのだが、本作の場合「地球圏で主人公たちが開発した技術をデュミナスがたまたま見つけ、利用しようとした」だけ。その距離感は同じバンプレストオリジナルというより別々の版権作品であるかのよう。 デュミナス一味の一人が「『Gガンダム』の東方不敗の墓を暴き、DG細胞を植え付けた上でデビルガンダムのコアとする」という、あまりに衝撃的な行動をとっている。 『Gガンダム』のファンからは「東方不敗の最期をぶち壊しにした」として批判が強く、原作ファンでなくても「死者の墓を掘り起こして兵器として利用するというやり方は惨酷すぎる」という印象を持たれている。 敵ユニットとしても格闘主体のマスターガンダムではなく、基本的に射撃主体のデビルガンダムに乗せられているため噛み合わせが良くない。 流石にメーカー側も重く見たのか、以降の作品ではオリジナルキャラが版権キャラに非道な行いをするような展開は大きく控えられた。東方不敗が原作終了後の時系列で登場する場合も別のアプローチが取られている。 仕様の問題点 特殊能力「底力」による装甲増加が明らかに低い。従来のスパロボでは装甲が5%ずつ増えていくのだが、(最高でも)HP60%以下でしか発動せず、発動した段階で装甲値が+105されるという使えない仕様なのが原因。 その後はHPが10%下がる度に装甲値が+5される。おそらく従来通り「装甲値×105%(110%、115%、…)」とすべきところを「装甲値+105(110、115、…)」としてしまったプログラムミスと思われる。 スパロボを知らない人のために説明すると、被ダメージが1000単位で飛び交っているところでダメージが500も減らないということである。ましてや+5では10ダメージ減るかどうか…。 指揮補正が従来と違い、効果の高い結果ではなく指揮レベルが高い者の計算結果を優先してしまう。 例を挙げるとレベル2の者と隣接(補正値12%)していてもレベル4の者が5マス先(5%)にいると後者が優先。 次回作『D』以降では敵のみしか指揮レベル4の者はいないのだが、今回に限って戦艦のパイロットは指揮レベルが4まで上昇する。 UIは進化しているが、多少劣化しているものもある。 『A』のエステバリスは出撃直前にワンタッチでフレームを変更できたのに対し、本作では戦闘前のインターミッションで事前に換装する仕様になっている。 『A』の敵フェイズではL/Rボタンで援護の有無を変更できたが、本作では援護コマンドを開いて1回1回オン/オフにする必要がある。 バグ 「エニルバグ」と呼ばれる致命的バグが存在する。 バグ内容は説得可能な敵ユニットの一つ「ジェニス改 エニルカスタム」が周回を重ねる毎に改造限界値を超えて強化されていくというもの。このバグにより、同ユニットが登場するルートは途中からクリアが困難となる。ちなみに、周回を重ねすぎるとオーバーフローして弱体化する。 本作は周回引継ぎで味方の改造が引き継がれるのだが、上記のユニットは敵から味方になるため、データを別に指定しておくのを忘れたと思われる。2段階改造で登場するため、周回毎に2段階改造されていく。 某有名匿名掲示板に降臨した解析者によると、(異様な量のクリアボーナスは必須なものの)ガンダムDXのサテライト・キャノンやコン・バトラー ボルテスの合体攻撃を使えば一応撃退は可能な模様。彼らは必中を使えるので攻撃をミスすることもない。 また、精神コマンド「自爆」(*8)を使うといった荒業もあるので、(壮絶な下準備はいるが)計画的にプレイすれば詰みを回避できる。 一応、今作では周回しないと出現しない要素は無いので、周回しないのも選択肢となる。 隣接しているユニットがカウンター技能を持つパイロットの場合、カウンターが発動するとそのユニットに重なってしまい操作不能になるバグがある。 実際に移動したのはユニットのアイコンのみで、一見何も居なくなったマスを選択するとデータが残っており操作できる場合もある。 総評 任天堂携帯機におけるスパロボシリーズのシステムをほぼ完成させ、操作性・快適性を大幅に向上させた功績は大きい。 シナリオ面では難もあるものの、「悲しい結末を迎えたキャラを救済する」というスパロボが持っていた1つの側面を、未来から過去へのタイムスリップを用いてストーリーの根幹に据えたのは全シリーズを通しても珍しい。 良い点・悪い点が極端であるため、「減点法だとクソゲー、加点法だと良ゲー」とも言われ、良くも悪くもアクの強い仕上がりである。 余談 『K』が現れるまでは本作が携帯機最低シナリオ作品と評されていた。 デュミナス一味は各社から発売されていた4コマやコミックアンソロジーでの登場率も高く、作家によってはまるまる娘達ネタで統一していた人もいたほどである。 彼らの設定資料が一般には出回っていなかったため、「3人娘を描きたいのに描けない」という作家も多かった。その後、『OG外伝』付属の設定資料集の中に晴れて設定画が(モノクロだが)収録されたため、資料皆無という作家泣かせの状況は一応脱している。 OGシリーズでは『OGs』のOG2シナリオで本作のオリジナルキャラが追加登場し、『OG外伝』にて本格参戦した。 味方側はラウルとフィオナが双子の兄妹という設定で共存しているほか、ラージの性格が多少改善されており、それなりに好評を博した。 しかし救済を期待されていたデュミナス一味の扱いが悪く、三人娘を愛する紳士達は悲嘆にくれた。しかし三人娘の一人だけが生存してラウルと共闘し、エンディングではラウル達と暮らす事になるという嬉しいサプライズ。『第2次OG』以降もラウル達と共にレギュラー参戦している。 本作と違い、OGシリーズでは今のところ女主人公とラージの恋愛要素は一切描かれていない。一方男主人公とミズホの方は触れられている。 携帯電話(iアプリ)に移植されていたが、『スーパーロボット大戦モバイル』の配信に伴い入れ替わりで配信終了となった。 冒頭シナリオで人類を粛清しようとしたシャアが、歴史が変わった後のエンディングではコロニー連合国家の大統領になって人類を導こうとするなど、続編の『D』への布石とも思える展開もある。 前作である『A』で並行世界の概念が語られ、そこでもシャアは原作とは異なる道を歩んだ事が明かされている。今作以降もシャアは「ただ隕石を落とそうとして終わる」というだけのキャラクターにならない展開が多くなった。
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/254.html
スターガオガイガー EI-02 ギャレオン EI-05 ガイガー EI-07 獅子王凱 EI-15 氷竜 EI-20 炎竜 EI-26 超竜神 EI-27 ボルフォッグ EI-28 ビッグボルフォッグ EI-29 ゴルディマーグ EI-01 ゴルディタンク ユウ・ブレン スターガオガイガー 勇者王ガオガイガー 全長31.5m 重量716.0t ステルスガオーⅡを装備したガオガイガー。その名の通り、宇宙空間での長時間の活動が目的とされている。両翼エンジンナセルの強化リングを使用することでブロウグンマグナム、プロテクトシェードがそれぞれブロウクンファントム、プロテクトウォールにパワーアップしている。 なお、あくまで宇宙戦用のバージョンと思われていたが、最終回を見る限り、大気圏内での活動も何ら支障はないようである。 ギャレオン 勇者王ガオガイガー 全長9.6m 重量112.5t 宇宙メカライオン。型式番号はGBR-1。 地球にGストーンを初めとする様々なオーバーテクノロジーをもたらした。 凱の左腕のガオーブレスから発射される信号を受けて、GGG本部より発進する。凱とはGストーンによって結ばれた相棒であり、フュージョンすることで共にゾンダーに立ち向かっていく。 ガイガー 勇者王ガオガイガー 全長23.5m 重量112.0t 凱がギャレオンとフュージョンして完成するメカノイド。型式番号はGBR-1。フュージョン所要時間は23.166秒。 内蔵火器はなく、クローと機動性を武器に格闘戦を行う。また、各ガオーマシンと合体することで攻撃力や移動力をアップさせることも可能。 基本的には凱の意志を受けて動くが、ギャレオンの意志も存在し、緊急時にはギャレオンが制御を受け持つ場合もある。 獅子王凱 勇者王ガオガイガー 全長2.01m 重量0.125t サイボーグである獅子王凱の戦闘形態。 凱の「イークイップ」により発動し、機界四天王のピッツァなどと死闘を繰り広げた。この形態では通常時の130%以上のスピード・パワーを誇るが、ハイパーモードを発動させることにより、さらにパワーアップが可能であり、その出力は1000馬力を越す。 しかし、その身体は完全に制御しきれておらず、物語開始当初は何度も機能不全によって窮地に立たされていた。 氷竜 勇者王ガオガイガー 全長20.5m 重量240.0t GGG機動部隊所属のビークルロボ。 型式番号およびAIボックスコードはGBR-2。戦闘よりもレスキュー活動を主任務としており、クレーン車形態に変形可能。 冷却機能を装備しており、この機能は攻撃以外に消火活動などにも利用される。 炎竜 勇者王ガオガイガー 全長20.5m 重量235.0t GGG機動部隊所属のビークルロボ。 型式番号およびAIボックスコードはGBR-3。戦闘よりもレスキュー活動を主任務としており、はしご車形態に変形可能。 熱攻撃を得意とするが、光学兵器を反射するミラーシールドを装備。文字通り氷竜の盾となることもあった。しかし、炎竜の堕落癖は、このミラーシールドの重量によりバランスが崩れるからではないかとも推定されている。なお、ミラーシールドは超竜神への合体時には胸部に装備される。 超竜神 勇者王ガオガイガー 全長28.0m 重量495.0t 氷竜と炎竜がシンメトリカルドッキングした合体ビークルロボ。両者のシンパレート(精神的同調率)が90%以上になるとドッキングが可能となる。 単純なパワーではガオガイガーを上回り、メガトンツール・イレイザーヘッドを扱うことが出来る唯一の存在である。戦闘においては、そのパワーを活かした格闘戦の他に内蔵火器を用いた砲撃戦にも活躍する。 ボルフォッグ 勇者王ガオガイガー 全長10.7m 重量9.5t GGG諜報部に所属するビークルロボ。 型式番号およびAIボックスコードはGBR-4。ビークル形態はパトカーとなるが、そのデザインはイタリア製のスーパーカーにそっくりである。情報収集、追跡、潜入ならびに天海護の身辺警護を主な任務とする。その任務のために氷竜や炎竜と比べてボディは小柄であるが、運動性・機動性は高い。 単独での戦闘能力は高くないが、都市部での戦闘や近接戦闘などの特異な環境下では、その機動性と多彩な装備を活かして十二分な働きが期待できる。 ビッグボルフォッグ 勇者王ガオガイガー 全長21.8m 重量12.3t ボルフォッグがガンドーベル、ガングルーと合体したビークルロボ。合体キーワードは「三身一体」。 諜報活動を主任務とするボルフォッグの戦闘形態とも呼べる姿であり、攻防の能力が飛躍的にアップする。超竜神やガオガイガーと比較して小型であるが、その運動性と機動性、多彩な武装の数々によって戦闘においても頼れる存在。 右腕となるガンマシン・ガンドーベルはバイク形態への変形機能を持ち、凱や火麻の足代わりにも使われる。左腕となるガンマシン・ガングルーはヘリコプター形態への変形機能を持ち、火麻が現場に赴く際などに使用される。 ゴルディマーグ 勇者王ガオガイガー 全長25.5m 重量625.0t GGG機動部隊所属のマルチロボ。 型式番号GH-1GMk-Ⅱ、AIボックスコードはGMX-GH101。氷竜・炎竜などと同様にビークル形態への変形が可能であり、さらにツール形態への変形機構を装備していることからマルチロボに分類される。ゴルディオンハンマー使用時の衝撃からガオガイガーを保護するために開発された。その任務のため勇者ロボ随一の頑健さを誇り、格闘戦においては無類の強さを発揮する。 ゴルディオンハンマー使用の際には、マーグハンド形態に変形し、ガオガイガーの右腕にハンマー・コネクトする。 ゴルディタンク 勇者王ガオガイガー 全長―― 重量625.0t ゴルディマーグの戦車形態。 ゴルディマーグ時よりも機動性に優れ、その抜群の走破性はオアーバーハングの壁面の走行さえ可能とする。 しかし、ゴルディマーグ自慢の格闘戦は不可能であるため、もっぱらマーグキャノンによる援護射撃時に使用される。 EI-02 勇者王ガオガイガー 全長―― 重量―― 地球外知性体「Extra Intelligence」の認定ナンバー02.第1話「勇者王誕生!」に登場。 小宝山金蔵を素体としたゾンダーロボで、競馬に人生を賭けた彼の意識を反映し、その頭部は馬型である。また、その身体は夢の島に捨てられた家電製品が融合して形成されている。 職を失うきっかけとなった東京都庁に恨みを持つ小宝山の欲望により、都庁を破壊しようとした。 EI-05 勇者王ガオガイガー 全長―― 重量―― 地球外知性体「Extra Intelligence」の認定ナンバー05。第4話「逃亡者ゾンダー」に登場。 メカ好きの青年・山野口を素体として、宇宙開発公団のスペースシャトルと融合したゾンダーロボ。GGGの邪魔の入らない場所で完全体に成長するために宇宙へ上がろうとするが、凱の活躍により目的を達する前に海に墜落させられた。 EI-07 勇者王ガオガイガー 全長―― 重量―― 地球外知性体「Extra Intelligence」の認定ナンバー07。第6話「その名は超竜神」に登場。 座礁したタンカーの元船長がタンカーと融合したゾンダーロボで、その内部には大量のガソリンを吸引・貯蔵している。爆発した場合、半径20キロ圏内の壊滅が予想されたが、超竜神のイレイザーヘッドにより爆風を除去し、無事に核の摘出に成功した。 EI-15 勇者王ガオガイガー 全長―― 重量―― 地球外知性体「Extra Intelligence」の認定ナンバー15。第15話「狙われたGGG」に登場。 猿頭寺を逆恨みする犬吠崎を素体とし、ガオガイガーの予備パーツで構成されたゾンダーロボ。そのため外観だけでなく、武装においてもガオガイガーに酷似している。実際、かなりの戦闘力を持っておりガオガイガーと互角の戦いを繰り広げた。 EI-20 勇者王ガオガイガー 全長―― 重量―― 地球外知性体「Extra Intelligence」の認定ナンバー20。第21話「金色の破壊神」に登場。 物理学者・平田昭子を素体に御殿山科学センターの一部と重力制御装置が融合したゾンダーロボ。Gアイランドシティ全体の重力を増加させ、勇者ロボを行動不能に追い込んだ。 EI-26 勇者王ガオガイガー 全長―― 重量―― 地球外知性体「Extra Intelligence」の認定ナンバー26。第27話「大東京消滅」、第28話「激突! 機界四天王」に登場。 東京を舞台とした機界四天王の最終作戦で、ピッツァがHST(超音速旅客機)と融合した姿。 最終作戦の成否と空に生きる者の誇りを賭けて、ガオガイガーと死闘を繰り広げた。 EI-27 勇者王ガオガイガー 全長―― 重量―― 地球外知性体「Extra Intelligence」の認定ナンバー27。第27話「大東京消滅」、第28話「激突!機界四天王」に登場。 東京を舞台とした機界四天王の最終作戦で、ペンチノンがフリゲート艦と融合した姿。ボルフォッグと護を分断すると同時に、これまでの作戦を邪魔されてきた恨みを晴らすために地下水道でビッグボルフォッグに戦いを挑んだ。 EI-28 勇者王ガオガイガー 全長―― 重量―― 地球外知性体「Extra Intelligence」の認定ナンバー28。第27話「大東京消滅」、第28話「激突!機界四天王」に登場。 東京を舞台とした機界四天王の最終作戦で、ポロネズが山の手線の車両多数と融合した姿。圧倒的な突進力とプリマーダとの連携攻撃で超竜神を追い詰めた。 EI-29 勇者王ガオガイガー 全長―― 重量―― 地球外知性体「Extra Intelligence」の認定ナンバー29。第27話「大東京消滅」、第28話「激突!機界四天王」に登場。 東京を舞台とした機界四天王の最終作戦で、プリマーダが首都高速道路と渋滞中の乗用車と融合した姿。圧倒的な機動力とポロネズとの連携攻撃で超竜神を追い詰めた。 EI-01 勇者王ガオガイガー 全長―― 重量―― 地球外知性体「Extra Intelligence」の認定ナンバー01の真の姿。 機界四天王に命令を与える際に現す姿は虚像に過ぎず、ゾンダリアンタワーこそがパスダーの本体なのである。東京23区内を要塞化し、そこから得られるエネルギーを武器に、GGGに決戦を挑んだ。 その身体はゴルディオンハンマーによって光の粒子となったが、中枢は宇宙に脱出。そして、ゾンダーとGGGとの戦いは、新たな局面を迎えることとなる。 ユウ・ブレン ブレンパワード 全長―― 重量―― プレートからリバイバルするアンチボディ。 アンチボディは独立した一つの生命体であり、内部に人間を乗せることで完全に機能を発揮する。オルファンの抗体として機能するグランチャーに対して、ブレンパワードは逆にオルファンに対して敵意や拒否反応を示す。この傾向は、ブレンを生み出すプレート自体の誕生に起因しているようである。 また、人を取り込もうとする傾向にあるグランチャーに対して、ブレンパワードは内部の人間と協調しようとする。 リクレイマーの研究では、ブレンパワードはグランチャーよりも戦闘力その他が劣ると考えられていたが、オルファンを離れたブレンパワードを見る限り、それは当てはまらないようである。 アンチボディ共通の機能として、チャクラ光を攻防に使用し、バイタル・グロウブの流れに乗って一瞬で長距離を移動することも可能。 ブレンパワード各機は個別のカラーリングと性格、気質を持っている。勇と共にオルファンから脱出したブレンは旺盛な好奇心を持ち、自分を連れ出してくれた勇に感謝に近い念を持っている。 オプション情報大事典に戻る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/49156.html
登録日:2021/08/31 Tue 21 49 17 更新日:2024/06/11 Tue 22 23 36 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 1970年代世代向けスパロボ になるはずだった じいさんホイホイ ガンダム不在 シルバーゲーム スパロボ スーパーロボット大戦 スーパー系 ダイゴウジ・ガイに見せてやりたかった ツッコミどころ満載 勧善懲悪 寺田Pの野望 寺田貴信 昭和 没企画 無茶企画 熱血 生スパロボチャンネル 真スーパーロボット大戦 関係者総ツッコミ (仮) 『真スーパーロボット大戦』とは、2019年4月9日に生放送されたWEB配信番組『生スパロボチャンネル』において 寺田貴信プロデューサー(当時)の口より明かされた、スーパーロボット大戦シリーズの没企画の名称である。 繰り返すが没企画である。新作でもガセネタの類でもないので注意。 タイトルの読みは同じだが『新スーパーロボット大戦』とは全くの無関係……という訳でも無かったりする。詳しくは後述。 概要 元を辿ると、上述のWEB番組において寺田Pの持ち込み企画のコーナーとして紹介されたもので、 寺田Pが過去に企画を立ち上がるも、あえなく没となってしまった作品案……それが本項で紹介する『真スーパーロボット大戦(仮)』である。 前述の通り、1996年に販売された過去作『新スーパーロボット大戦』と作品題が被っているが、 これは寺田Pにとって様々な意味でトラウマを抱えた作品である同作の想い出を払拭したいという意味合いも込められての仮タイトルとのこと。 コンセプト ① 参戦作品は15くらい。基本的に「昭和のスーパーロボット」で限定する。 00年中頃から10年代中頃辺りまで、参戦作品の数が(特にシリーズ作品で)膨大になりつつあったスパロボの傾向を顧みてか、参戦作品は抑えめに。 選定する作品は『マジンガーZ』や『ゲッターロボ』、『ライディーン』『コン・バトラーV』『メカンダーロボ』等といった「昭和のスーパーロボット」に絞り、 文字通り誠のスーパーロボットしか出ないスパロボというコンセプトとする。当然ながら『ガンダム』等と言ったリアル系作品は一切無し。 寺田P「『ダンクーガ』とかはちょっと新しい、出すとしたら最新作のポジションになる」 所謂「戦艦ユニット」枠も限られるため、『大空魔竜ガイキング』や『グロイザーX』(*1)といったそういう要素を持った作品の重要性が増す。 寺田P「神谷明さんがいっぱい出てくる」 赤羽根氏「神谷さんとか古谷さんとか」 寺田P曰く、この時点で他の関係者からは「どうなの?」と言われたと苦笑気味で明かしている。 番組に参加していた赤羽根健治氏も「昭和の時代に発表してれば行けたんでしょうね、やっぱ平成入ってからだと困惑するだけ」とコメントしている。 まぁ平成に入ってのやつでスピンオフ的作品で参戦作品が昭和だったゲームもあるが……。 ② コアとなるターゲット層は、40代以上の男性。 今のスパロボのメインターゲット層が概ねその辺くらいと言っちゃいけない 昭和のロボットアニメに参戦作を限定するため、メインターゲット層も概ね40代……45歳以上を想定。 そもそもスパロボも誕生して(番組放送時点で)30周年を間近にした長寿コンテンツ、 初期のシリーズを遊んでいたプレイヤーも恐らくは寺田Pと同じくらいの年代層が多いだろうと見込み、そういったユーザー層を対象とした作品として成立させていく。 寺田P曰く、この時点で関係者からは「大丈夫なの?」と第二のツッコミが入ったとのこと。 ③ ストーリーの時代背景は昭和(1970年代)。 インターネットやスマホが存在しない世界で繰り広げられるスーパーロボットと、そのパイロットたちによる熱き戦いの物語。 時代背景は昭和(1970年代後半程度を想定)。 所謂、その時代にそぐわない類のテクノロジーは(各原作の劇中に出てこない限りは)扱わない。スマホどころか携帯電話も存在しないので、通信手段は黒電話。せめて無線使おうぜ… 寺田P曰く、この時点で周りから「寺田さん、寝言いってんすか」と言われたとか。 ④ 敵の目的は基本的に地球征服か人類抹殺。 昭和のスーパーロボット作品なので、敵が地球を襲撃する目的は基本的にコレ2択。 「人類の革新」とか「分かり合える世界」とか「人の進化」みたいなまどろっこしい要素はなし。 無論、長浜ロマンロボシリーズなどで描かれたような「敵陣営のドラマ性」などを否定する趣旨の言及ではなく、 寺田Pも「昭和の敵の全てが地球征服か人類抹殺という訳ではない」「独創的な設定の作品も多い」と明言している。 ある意味「生存戦争、死ぬか生きるか」という深いテーマとも言えるし。 また「敵勢力が連合しやすい」「本家スパロボではリアル系に多い“敵キャラ同士の絡み”も多くできる」「説得が多くできる」というメリットもあるとのこと。 寺田P曰く、この時点で周りの人はついていけてなかったとのこと。 ⑤ ゲームシステムは、家庭用スパロボ新作に準拠するが、なるべくシンプルに。 (いつ発売するのかという想定は置いといて)少なくともSRポイント辺りは廃止。小隊制とかも入れない。 感覚的には『第2次α』『第3次α』から小隊制を抜いたイメージで、特殊スキルの要素は『V』程度には残す、精神コマンドも1キャラに付き3つ程度…… その他細かい点は企画始まってから要相談。 ⑥ スーパーロボットの合体システムを可能な限り再現。合体前の機体なども極力ユニット化する。 マジンガーZのホバーパイルダーやコン・バトラーVのバトルマシンなど、『α』以降長らく見ていない分離系ユニットも出す。 参戦作品は15作程度ながら、その実ユニット数はメチャメチャ多い想定。 分離形態もおまけ程度の要素ではなく、ちゃんとその状態で戦えるシステムも用意し、ありがちな「一機足りなくて合体不可」イベントも盛り込む。 『α』でこういった要素は一応幾つかやったが、せっかくのスーパーロボットなのでそういった点は再現したい。 ⑦ スーパーロボットの発進シーンや、合体変形シーンは、可能な限りデモ映像化する。 『MX』辺りまではそういうCGデモを採用していたが、近年ご無沙汰なそれを復活。 CGデモでもいいし、原作映像の流用でもOK。スーパーロボットと言えば発進・合体変形なので、そういうデモは入れられるだけ入れたい。 寺田P曰く、この時周りの人からは「えぇ……」と言われたそうな。 ⑧ コンセプト⑥と⑦を踏まえた上で、ロボット戦闘アニメーションのクオリティ。 寺田Pが「最大の問題点」と称する点。『V』~『T』レベルの水準まで持っていくか、もうちょっと下げるかは企画が決まってから考えるが、 少なくとも『T』程度でないとユーザーは買わないだろうと想定。 参戦作品は15作品程度なので、その分、敵の機体や味方の機体も増やすなど「濃く」。 寺田P曰く、この時点で「リアル系をがっさり削るんですよ」と言った途端、周囲からは「こいつ本当何言ってんだ?」な反応をされたとのこと。 ⑨ シナリオは1ルート40話で、全70話。クリア後の特典として、敵側の視点での短編ストーリーも入れたい。 本編シナリオは『V』~『T』辺りに比べれば少なめだが、ユーザーが一気にプレイできるくらいにしたい想定。 敵側サイドストーリーは、それこそあしゅら男爵の話とか、大将軍ガルーダの話とか。 全体的な話数は多少伸びてもいい、『マジンガーZ』のボスボロットの他、『鋼鉄ジーグ』のメカドンみたいなユーザーがあまり馴染みのないサブメカも出すので、 今までのスパロボではあまり拾われなかったそういう機体の主役回とかも作っていきたい。 寺田P「問題は、声優さん大変だな~(笑)」 ⑩ オリジナル主人公メカはスーパーロボット系。オリジナル主人公キャラは昭和の熱血少年(女性主人公は出ません)。 女性ヒロインは選択可能(お転婆タイプか、おしとやかタイプ)。 「スーパーロボット」大戦なので、オリジナル主人公メカはスーパー系のみ。熱血少年と言ってもパターンはあるので、そこら辺は(選択可として)分けてもいい。 キャラクター&メカデザインの絵柄も昭和ロボットアニメの主人公と並び立つように、かと言って「何かに似てしまう事」だけは気を付けるように。 デザインをお願いしたい人は何人かいるが、「レジェンド過ぎる人ばっか」という理由で寺田Pは番組内で未言及。 当然、オリジナル主人公の担当声優もベテランクラスを起用。赤羽根氏「一般兵は大体島田さんですね」 ⑪ 原作のOP主題歌のみならず、挿入歌や劇伴を多数収録した「スーパープレミアムアニメソング&サウンドエディション」。 『V』以降シリーズで採用されている、原作の楽曲や劇伴をゲーム中でも採用したスペシャル版パッケージ。むしろ「それしかない」。 寺田Pは「これ皆さんいくらだったら買います?」と番組の参加者に聴いて、赤羽根氏は「2万くらい行くのかな」と想定するも、寺田Pは「2万じゃ無理」と断言。 当時ニコニコ生放送で寄せられたコメントには「2万4千円なら」「クラウドファンディングで製作費募ろう」というものもあり、番組の参加者が反応していた。 結果として 寺田Pによると、こういったコンセプトの作品案は前々から提出していたとのこと(*2)だが、 結果としてそれが形を変えて『スーパーロボット大戦DD』のワールド1(昭和を舞台にした世界観)に繋がった事もほのめかしている。 ただ、結果的にリアル系の『ダンバイン』が入ってる辺り、やはり「リアル入れとかないと」という集客的な意向が働いたとも寺田Pは述懐している(*3)。 紹介の締めに寺田P曰く、この企画はバンダイナムコエンターテインメントには出していないと言及している。 というのも、B.B.スタジオ内で「ダメだ」と内々に却下されたとのことで、若いスタッフは話を聞いてて「目が死んでいた」そうである……そりゃ70年代なんて半世紀は前だもんな…… 寺田Pは「あくまで現段階で没な訳で、諦めた訳ではない」ともコメントしており、実際 2021年8月頃の4Gamerによるインタビュー でも、 「中々賛同されないが年配向けの“シルバーゲーム”路線として、過去作を当時の直撃世代向けにブラッシュアップするくらいの方向性で作り直したい」と意見した上で 番組でも語った『真スーパーロボット大戦』の企画を大真面目に考えており、本当に製作が叶うのなら色々予算を抑えに行きたいくらいだと言及している。 追記・修正は、『真スーパーロボット大戦』の実現を望む方がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] バネさんのツボを押さえた返しがオモロイ -- 名無しさん (2021-08-31 21 52 21) こち亀の13ページ目くらいで両さんが力説して中川が「う、売れますかね…」って冷や汗垂らしてそうな企画やなオイ -- 名無しさん (2021-08-31 21 52 43) DDのワールド1に似てると思ったら、やはり繋がってたのか 面白そうな企画なんだけど実際に出たら売れなかったりしそうなんだよね・・・ -- 名無しさん (2021-08-31 21 57 04) そんなスパロボもいいけど止めなさいと言われるのも分かるわ -- 名無しさん (2021-08-31 22 07 40) 個人的には昭和ロボよりも2000年代のロボアニメを重点的に出してほしい。ゼノグラシアとか神無月の巫女とか -- 名無しさん (2021-08-31 22 30 45) ちょっとやってみたいけど、俺の世代のロボがいない状態でクリアまでモチベーションが保てるかわからないな。 -- 名無しさん (2021-08-31 22 32 01) やってみたいとは思うけど、やっぱり売れないだろうなぁ、とは感じてしまう…w -- 名無しさん (2021-08-31 22 45 00) 結構やってみたい。リアル系敵勢力出ないだけでもストーリー落ち着くと思うし。最近敵勢力デカすぎてリアル系勢力が空気読めないチンピラ(身内)みたいになってるからなぁ -- 名無しさん (2021-08-31 22 52 50) 宇宙世紀とかじゃなくて昭和が舞台ってのも面白そうだけど、やっぱり普段のスパロボみたいにいろんな年代のが出てる方が好みだわ -- 名無しさん (2021-08-31 22 55 46) グロイザーX検討されてて草。作品数絞るけどユニット多いってのは面白いのでは -- 名無しさん (2021-08-31 22 57 29) 昭和に絞ろうみたいなのはともかくとして参戦作品数を15作品くらいにして作品同士の内容を濃くするというのはいいんじゃないかな -- 名無しさん (2021-08-31 23 01 59) 冒険王版ガンダムなら出せるんじゃない?w -- 名無しさん (2021-08-31 23 24 11) スパロボみたいな大集合ゲームは「自分が好きな作品が出ているかどうか」が購買意欲に直結するから、これは出してもかなり厳しいだろうね -- 名無しさん (2021-08-31 23 29 09) 調べたが1970年代なら無線はあるな。それと米国限定だがインターネットもあったそうだ。 -- 名無しさん (2021-09-01 00 00 40) 他にも没企画には新頃に「グレートロボット大戦」というのもあったらしい。いくつかのアイディアがアルファシリーズに流用されてるとかなんとか -- 名無しさん (2021-09-01 00 05 31) 70年代なのにマグネロボもタイムボカンも検討されてないのか -- 名無しさん (2021-09-01 00 09 55) やりたいならインディー路線だな。本家スパロボみたいなハイクオリティアニメをやろうとしたら本気で何言ってるんだという話になる。 -- 名無しさん (2021-09-01 01 18 10) 本当に寺田Pの独断でやりたい事詰め込んでたらこうなるぞって話でもあるんだろうなぁ。でも個人的には結構共感する -- 名無しさん (2021-09-01 01 25 37) スパロボプレイヤーだが正直食指が動かん。最近の説明不足アニメへの理由付けや報われないキャラへの救済が見たいだけだからスパロボやってる身なんでね。 -- 名無しさん (2021-09-01 01 42 24) 他の点はともかく⑦の発進シーンと合体変形シーンのデモ化は(制作陣の負担を考慮しなければ)アリだと思う。っていうか、最新ハードのクオリティでそうゆうの見たいわ -- 名無しさん (2021-09-01 02 31 42) 面白そうだとは思うが売れないだろうとも思う。 -- 名無しさん (2021-09-01 03 12 52) 「敵側の視点での短編ストーリーも入れたい。」は後にキャンペーンマップ・ボーナスシナリオで実現できたね -- 名無しさん (2021-09-01 06 21 44) 別に寺田Pだけがどうという話ではない。好き勝手にやらせるとCOMPACT3作っちゃうようなスタッフの集まりなのだ…… -- 名無しさん (2021-09-01 06 40 13) ↑8 実はスパロボの長い歴史で、いわゆるタツノコプロ本流のロボットアニメが採用された事はない。タイムボカンは勿論、ゴーダムやゴールドライタンとかも参戦した事がない。何か権利関係的なものがあるんじゃないかと個人的には思っている。 -- 名無しさん (2021-09-01 07 51 49) テッカマンブレードはリメイクの上、タツノコ本流とは少し違うし。 -- 名無しさん (2021-09-01 07 53 05) 寺田P、ガチのリアル両さんじゃねぇか!!(実際似たようなエピソードがあった) -- 名無しさん (2021-09-01 07 58 45) こういう参戦作品数絞ってってのは本家スパロボ路線じゃなくて「バトロボ」「リアロボ」みたいな外伝作じゃないと通らないだろうなぁ -- 名無しさん (2021-09-01 08 49 32) 作るとしたら、オリジナルでCEROならぬZERO 40(40歳以上推奨)とか入れるのかなww -- 名無しさん (2021-09-01 08 54 25) 昭和なら今川鉄人参戦できるじゃんよ -- 名無しさん (2021-09-01 10 01 55) 戦闘デモと合体アニメーションっていう制作にめっちゃ時間かかるとこ諦めて、超簡易版スパロボとして低額で付くてみれば?と思ったが、それじゃ寺田さんも作る意味ないとか言っちゃうんだろうなぁ -- 名無しさん (2021-09-01 10 19 02) コンVの次に色々差し置いてメカンダーロボ挙げるの面白すぎない? -- 名無しさん (2021-09-01 10 37 57) 企画としては面白えと思うが、周りに止められたというのも「デスヨネー」としか思わんw -- 名無しさん (2021-09-01 12 09 21) 今の時代になると40代の人のストライク世代すら平成になっていってるから難しいかもしれんなぁ -- 名無しさん (2021-09-01 14 06 43) 別のゲームの予約特典で付くとかなら是非予約するけど2万以上出してまで欲しいかと言われたら…… -- 名無しさん (2021-09-01 14 54 30) 仮に作ったとして採算が取れる位売れる算段はあるのだろうか…… -- 名無しさん (2021-09-01 14 59 25) クラファンしたら速攻で達成できそう。平成生まれだけどやりたいわ -- 名無しさん (2021-09-01 15 07 02) たしかにクラファン向け案件かもしれんね -- 名無しさん (2021-09-01 15 09 09) 文字の大きさ調整機能は普通に欲しい… -- 名無しさん (2021-09-01 15 17 41) クラファンした上で受注生産ぐらいじゃないと採算とれないかも -- 名無しさん (2021-09-01 18 50 31) SRCでなら再現出来そうだが・・・ -- 名無しさん (2021-09-01 19 15 13) 一ファンとしては寺田氏のコンセプトに「おおっ!やってみたい!」ってなるけど、製作に携わるスタッフの皆さんとしては難色を示すのもわかる… -- 名無しさん (2021-09-01 20 13 41) 否定意見は多いが全面的に推したい。個人的には常々こういった作品の縛りのある方向性でのスパロボやってみたかった。多分最初は売れないけどシナリオとかがテキスト面で評価されて最終的にやや売れ位には行くと思う。版権辛そうだけどトランスフォーマー(G1)出せばリアル系を誤魔化しつつシナリオを盛り上げられないかな。いろんな方面で。 -- 名無しさん (2021-09-02 09 51 48) まだ諦めてないみたいだしいつか形になるのを楽しみにしてる -- 名無しさん (2021-09-02 10 59 13) やってみたいが売れるかどうかというとうーんってなる企画…どうでもいいがダンバインってリアル系扱いだったんだ… -- 名無しさん (2021-09-02 13 03 44) ↑耐えるか避けるかでスーパーかリアルが決まる時代で避ける方だったからな。…いや装甲分厚い時代もあったけど -- 名無しさん (2021-09-02 14 00 49) スーパー限定だと基本防御のしばき合いになりそうだな -- 名無しさん (2021-09-02 19 24 34) リアルロボットオンリーや勇者ロボットオンリーはあるのにスーパーロボットオンリーはないのはおかしいだろ!と言うことなんなね -- 名無しさん (2021-09-02 19 40 10) そもそもガンプラ売りたいであろう上部会社の財団Bが首を縦に振ってくれるわけがないってのがあるから同人以外に無いだろうね -- 名無しさん (2021-09-02 20 04 35) 発想は悪くないがガンダムシリーズがないのがなぁ…自分的に早く鉄血(ラフタ)を救ってほしいし -- 名無しさん (2021-09-02 21 55 11) 面白そうだけど、商業的に考えると爆死しそうな気はする。それ以前に声優の問題もあるし、まず作ること自体難しいんじゃないかな? -- 名無しさん (2021-09-04 00 18 12) こういうのは商品化するか否かはともかく、「企画を出してみる」ことに意義があるからねー。 -- 名無しさん (2021-09-04 01 34 57) クラファンしてDL専用なら案外ありなんじゃないかとも思う -- 名無しさん (2021-09-04 08 44 23) これ所謂俺の好きなスパロボを作れ!みたいな意見出してくる痛いおっさんを牽制するために言ったんじゃないかなって思ってるけど -- 名無しさん (2021-09-04 08 59 01) 「70年代」を自分の世代に置き換えれば誰でも出してほしいって思うけど、それ以外の世代には白い目で見られるんだろうな… -- 名無しさん (2021-09-04 11 59 29) ……実は過去にこれとほぼ同じコンセプトのゲームあったよね。スーパー特撮大戦2001って奴 -- 名無しさん (2021-09-04 14 33 49) 若いスタッフの目が死んでいたってのもわからなくもない…自分たちの世代の作品が一つもないから作る(参戦作品の原作を視聴して、シナリオや戦闘シーンの演出に落とし込む)だけでも相当苦労がありそうだし -- 名無しさん (2021-09-04 15 01 42) ↑2 あれこけた一番の理由はゲームバランス酷すぎてまともに遊べなかった方だと思うけど。あと原作ファン的にもツッコミどころ多かったし。そこら辺が今のスパロボ風だったらまた評価違ったと思う。 -- 名無しさん (2021-09-04 15 48 17) 昔、匿名掲示板か何かで目にした「スーパーヒーロー作戦」の攻略本でのインタビューと突っ込みの流れを無性に思い出す -- 名無しさん (2021-09-04 16 10 40) 若いスタッフの「寝言言ってるんすか」と「目が死んでた」に笑ったww -- 名無しさん (2021-09-06 18 26 52) あと亜流として、「スーパー富野大戦」なんて出ないかなw 宇宙世紀ガンダムとかダンバインとかエルガイムとか……イデオンとか -- 名無しさん (2021-09-06 18 28 07) ↑すでにSFCでバトルロボット烈伝というものがあってだな・・。確かイデオン以外の作品は参戦してるはず。ただ、イデオン出すと原作再現でヌルゲーになりがちだからなぁ・・。使わなかったらいいだけの話かもしれんが。 -- 名無しさん (2021-09-06 18 56 16) ↑2 エヴァとWとGガン除けばF完がほぼそれっぽい大戦 -- 名無しさん (2021-09-06 19 08 00) ↑2その派生作でガンダム・エルガイム・ダンバイン・ザブングルだけでやったリアルロボット戦線というのもあったよね。 -- 名無しさん (2021-09-06 23 41 43) 豪翔伝とかスーパーヒーロー列伝とか出してた頃なら企画通りそうな気もする -- 名無しさん (2021-09-07 00 57 56) SRポイント無し+単騎出撃制は30で来たなぁ -- 名無しさん (2022-02-08 16 18 06) 3万くらいは出すかな…… -- 名無しさん (2022-02-08 17 54 43) 真スパロボにガンダムを出す画期的な方法を思いついたぞ! 冒険王版を出すんだ! あれならスーパーで通せると思う!(爆 -- 名無しさん (2022-02-08 18 07 33) ↑ 財団B「最近のガンプラの販促にならないから却下」 -- 名無しさん (2022-02-08 19 58 15) ↑13 あの当時、「最新の作品がRX(当時で12、年前)とかどこ向けだよ」と言われていたな。 -- 名無しさん (2022-02-09 12 20 58) ↑2 HGUCガンダム(冒険王版)出せば良いじゃん -- 名無しさん (2022-02-09 12 49 05) ↑ そんな何十年も前のガンプラなんか買う人いないでしょ。そもそも最近のガンプラの方針からして海外受けしない時点で却下よ。 -- 名無しさん (2022-02-09 14 09 29) ↑まぁHGUCガンダム(冒険王版)は冗談にしても関連商品とかで何とか その何とかするのが困難だから実現が厳しいんだろうが -- 名無しさん (2022-02-09 16 20 11) 第三次Zの特典についてた初代リメイクみたいな感じのクオリティと値段ならありかな… -- 名無しさん (2022-02-09 16 45 59) 実際に発売されたら特撮大戦2001の二の舞になりそう? -- 名無しさん (2022-06-13 18 59 03) ↑特撮大戦2001は参戦作品の偏りよりもゲームバランスや、あまりコラボしないシナリオとかのほうが評価を下げているからなぁ -- 名無しさん (2023-01-30 19 17 22) 昭和の雰囲気がある作品なら、『鉄人28号』といった作品や、『コンクリートレボルティオ』とか入れたいけど。 -- 名無しさん (2023-01-30 19 39 32) ↑あと、最近の意外な作品枠みたいな扱いで、特撮作品とか入れても面白いと思うよね。『マイティジャック』とか。 -- 名無しさん (2023-01-30 19 48 03) ↑やはり年代別のスパロボ、という事で1980年代作品を集めた奴とか、NEOみたいに90年代前半頃の作品とか出して欲しいなあ。 -- 名無しさん (2023-01-30 19 50 27) スーパー富野大戦 新スパロボの没になった続編の参戦作品はマジンガー、ゲッターが不在で1st~Xまでのガンダムにダンバイン、イデオン、さらにはエスカフローネやドラグナーと、ある意味スーパーガンダム大戦、スーパーサンライズ大戦になっていたかもしれなかったみたいだね -- 名無しさん (2023-01-30 22 04 32) 加古川飛流やクォーツァーがスパロボ作ったらこうなりそうだな…… -- 名無しさん (2023-01-31 03 21 46) 参戦作品に詳しい人の解説付きプレイ動画なら観てもいいけど、自分でやりたくはならないな。作る意義はあるかもしれないけど、遊びたい作品ではない… -- 名無しさん (2023-01-31 03 51 06) 多分ダイアポロンとかダイケンゴーあたりが出せそう だがその前に本家に鉄血を本格参戦させよう -- 名無しさん (2023-01-31 07 52 56) スーパー80年代ロボット大戦。ガンダムは1stから〜逆シャア、ポケ戦。ゲッターは不在でマジンガー枠はゴッドマジンガーとサイコアーマー ゴーバリアン、獣神ライガーでダイナミック系をカバー。マクロス、サザンクロス、モスピーダ、ドラゴンズヘブン、ガルビオン、バイファム、イクサー1、ダンガイオー、ゼオライマー、ダンクーガ、忍者戦士 飛影、マシンロボクロノスの逆襲、ボトムズ、ガリアン、ゴーグ、ドルバッグ、スラングル、ブライガー、バクシンガー、サスライガー、アルベガス、レザリオン、ゴーショーグン。本当はイデオンとか入れたいけど壮絶な感じになってしまいそうなので断念。あとダグラムとビスマルク、テクノポリスとか入れても良いかも。80年代作品とかならまだ大丈夫……かな? -- 名無しさん (2023-01-31 21 07 45) ↑80年代作品ならガンダム 系も出せるしダイナミック系は少数だけど無いわけでも無いし、スーパー系もリアル系も揃えるしレトロファンも食いつくだろうから70年代限定よりは楽だろうと思う -- 名無しさん (2023-01-31 21 10 31) ↑あとエルガイムとダンバイン。トップをねらえは「T」みたいにブラックホール爆弾やらなければ行けるはず -- 名無しさん (2023-01-31 21 12 11) 企画の趣旨自体は面白いと思うけれど、そんなスパロボ出ても多分自分は買わないな…いろんな年代や種類が全く違うスーパーロボットの夢の競演が味のシリーズなのに、その味をわざわざ殺すような内容だもの… -- 名無しさん (2023-01-31 21 17 05) ④⑩あたり見てると、寺田Pって自分たちがスパロボの中で作り上げた「昭和のロボット像」で自家中毒起こしてねーか?という気がしてくる。④についてのコメントからしてちゃんとわかってはいるんだろうが、それでも拭いきれない不安が……。 -- 名無しさん (2023-02-01 14 23 36) 分離形態を生かしたスパロボとか久し振りにやってみたい気はするけど…まあ売れんだろうなぁ。あと敵側も豪華にするとなると鬼籍に入られた方が多いからキャスト陣が総入れ替えになる可能性。ライブラリにも限界があるし。 -- 名無しさん (2023-02-01 15 00 03) それなら昭和のリアル系限定とか、平成前半限定・平成後半限定とかもやって欲しい -- 名無しさん (2023-02-01 15 14 27) ↑23 冒険王ガンダムを出すんなら、マジンガーシリーズや鋼鉄ジーグも冒険王で連載された桜多吾作版や松本めぐむ版のキャラ付けとシナリオに寄せてですね(無理) -- 名無しさん (2023-02-06 21 37 37) 実現したら声的に神谷明氏の比率が高くなりそう。ゲッター・ライディーン・ガイキング・ダイモス・メカンダーロボで主役5人演じてるし、ゴライオン参戦出来たら悪の神谷明vs正義の神谷明戦隊って状況が……。 -- 名無しさん (2023-02-20 01 30 11) 70年代限定では厳しいと思うから、昭和をモチーフにしているけど2010年代の作品の『コンクリート・レボルティオ』とか、2000年の作品だけど1969年と昭和時代である『BRIGADOON まりんとメラン』、今川監督版『鉄人28号』とか入れてみればどうかな? -- 名無しさん (2023-02-20 01 39 18) ガンダム出したければ、逆シャア参戦させてアクシズショックの影響で昭和世界にアムロとシャアが飛ばされた設定で行けば良いかなあ? -- 名無しさん (2023-02-20 01 45 19) 「プレミアムアニメソング サウンドエディションしかないのは手抜きでは?」とか「ダンクーガがありでガンダムがなしでは本末転倒では?」とか「ゲームバランスが単調になるのでは?」とか死亡OR声が出せそうにない声優が多い(※1970年代中盤だと古谷徹が20代前半である)とか突っ込みどころが多い…ただでさえ最近のスパロボに劇伴が極端に少ないのが気になるのに… -- 名無しさん (2023-02-20 02 34 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/8591.html
まつしま かよこ 音楽制作会社のサラマンダー・ファクトリーに所属しているゲーム音楽作曲家。 子供の頃からゲームが大好きで、ゲームの製作に取り掛かれる仕事が夢だったといい、大学卒業後サウンドデザイナーとなる。 90年代後半頃にゲーム開発会社のアスペクトへ入社。アスペクトでは三草康二郎氏と共に作品を手掛けることが多い。 『レンタヒーローNo.1』や『エターナルアルカディア』のゲームキューブ版のサウンドの移植などを担当している。 2004年頃にサラマンダー・ファクトリーへ移籍。鶴山尚史氏や花岡拓也氏と共に数多くのゲーム作品のサウンド制作に着手。 スーパーロボット大戦シリーズも担当していて、2007年の『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』がシリーズ初担当作。 『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』では華麗なレオナのテーマである「TREUE」などを作曲してる。 作曲だけでなく効果音の製作も行っており、『デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王』や『真・女神転生IV FINAL』の効果音を製作した。 担当作品の一例 アスペクト時代クイズ キャラおけドン! 東映特撮ヒーローPART1 金田一少年の事件簿 10年目の招待状 ハンター×ハンター 奪われたオーラストーン レンタヒーローNo.1 ゲゲゲの鬼太郎 逆襲!妖魔大血戦 エターナルアルカディア レジェンド サラマンダー・ファクトリー時代探偵学園Q 2 ~究極トリックに挑め!~ ピューと吹く! ジャガー ビョ~と出る! メガネくん マイネリーベ ~優美なる記憶~ カッパの飼い方 ~かぁたん大冒険~ NANA 視て聴いて脳で感じてクロスワード天国 Bust-A-Move Bash! スーパーロボット大戦シリーズスーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS 第2次スーパーロボット大戦OG スーパーロボット大戦OG ダークプリズン スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ スーパーロボット大戦Z 第2次スーパーロボット大戦Z 第3次スーパーロボット大戦Z スーパーロボット大戦(HDリメイク版) デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王 (効果音) 無限のフロンティア 無限のフロンティアEXCEED 密室のサクリファイス (サウンドデザイン) PROJECT X ZONE PROJECT X ZONE 2 BRAVE NEW WORLD (効果音) ゴッドイーター2 レイジバースト (ボイスエディター) 真・女神転生IV FINAL (効果音) ビリオンロード 世界樹の迷宮X (効果音)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2332.html
登録日:2010/06/02 Wed 02 08 48 更新日:2024/08/14 Wed 09 51 16 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 2004年 JAM_Project MX PS2 PSP SRW TFO無双 VICTORY ⊃天⊂ きれいなゲンドウ なぜなに冬月 めいおー☆ アックア イグニション ゲーム スパロボ スパロボMX スーパーロボット大戦 スーパーロボット大戦MX ディジェ無双 ドーハのVICTORY バイク無双 バンダイナムコ バンプレスト ヒャーゴ ヒューゴゴ ヒョーゴ ヒョーゴゴ ピンチになったらロム兄さん ブラサレ無双 ユルゲー リバーシブル 主人公 主人公機 冥王無双 初心者向け←シナリオは上級者向け 前日譚が気になるスパロボ 多元世界補完計画 歌いなさいライディーン 水着主人公 無双ゲー 神アレンジなヘミソフィア 空気 第5の力だよ!! 消え去らぬ戦火 人類は終末への一歩を踏み出そうとしていた… 2004年にPS2で発売されたスーパーロボット大戦シリーズ。後にPSPに移植される。 難易度の低さと程よいクロスオーバーによるなかなか難解なストーリー。そしてラーゼフォン参戦によるかなり良質なBGMが人気。 そして二か月発売延期による後期PVの圧倒的ネタバレ具合も有名である。 【参戦作品(★は新規参戦作品)】 ☆機動戦士Ζガンダム ☆機動戦士ガンダムΖΖ ☆機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ☆機動武闘伝Gガンダム ☆機甲戦記ドラグナー ☆新世紀エヴァンゲリオン ☆THE END OF EVANGELION ☆機動戦艦ナデシコ ☆劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness- ★ラーゼフォン ★冥王計画ゼオライマー ☆マジンガーZ ☆グレートマジンガー ☆UFOロボ グレンダイザー ☆劇場版マジンガーシリーズ ☆ゲッターロボ ☆ゲッターロボG ☆勇者ライディーン ☆闘将ダイモス ☆マシンロボ クロノスの大逆襲 ☆GEAR戦士電童 ☆バンプレストオリジナル Z、ZZ、Gガンダム、ダイモス、マジンガーZ、グレートマジンガー、ライディーン、マシンロボは原作終了後。 メインはエヴァ、ラーゼフォン、ゼオライマー、劇ナデ、電童。 サブにゲッターG、グレンダイザー、ドラグナー。 またストーリー再現はないが、Gガンダムとライディーンが設定面でかなり食い込んでくる。しかも両者ともラーゼフォンと。 特にエヴァとラーゼフォンの怒涛のクロスオーバーは現在でも評価が高い。 劇場版を含め、グレンダイザーのシナリオ再現度が高めなのも特徴的。 またラーゼフォンとライディーンのオマージュコラボによるクロスオーバーには多分ほとんどのプレイヤーが度肝を抜いた。 逆シャアはアムロとνガンダム、リ・ガズィのみ参戦。シャアはクワトロとしてフルアーマー百式改搭乗。 TV版ナデシコは一部木連メカのみ、無印ゲッターロボはゲッターQのみの登場。 怒涛のクロスオーバーの代償としてゲームの難易度に反比例して物語の複雑さはシリーズでもUX並。 終盤の『なぜなに冬月』は甲児君の解説がなければ理解がかなり難しいだろう。 解説が全くない十文字と加持の二人の会話の理解はさらに難しい。 【プロローグ】 宇宙暦と呼ばれる時代に入り、70年以上が過ぎたころ。 人類の命運を揺るがす事件が立て続けに発生。 突如現れた“MU”との戦いは、MUが東京湾を中心とした地域に正体不明の球状空間を形成、 その中に閉じこもったことでいったん幕を引く。 そしてその直後、後に“セカンドインパクト”と呼ばれる厄災が勃発。 その後も“1年戦争”、“蜥蜴戦争”という大戦。 ほぼ同時に発生した“グリプス戦争”と“デビルガンダム事件”、 バーム星人の侵略戦争やミケーネ帝国、妖魔帝国、恐竜帝国などの侵攻と、地球は未曾有の危機に陥る。 しかしこの事態も連邦軍やスーパーロボット、ナデシコB、新シャッフル同盟らの活躍によって収拾。 バーム星人との和平、グリプス戦争末期に現れた“ネオ・ジオン軍”の撃破に成功する。 だが月のギガノス帝国の戦線布告や使徒の襲来、ヒサゴプランに見え隠れする影など、 戦いが終わることはなく、人類は終末に向けてその一歩を踏み出そうとしていた。 【システム他】 『IMPACT』を元に、支援攻撃を追加。 お気に入りシステムの初登場。当時は一作品のみで、増えた改造限界分まで改造しないとフル改造ボーナスを得られなかった。 画面いっぱいのキャラカットインをはじめとする美麗な戦闘アニメはテンポ的にも良好。フィンファンネルは特に別格。 不滅のマシーン・ゲッターロボ、宇宙の王者グレンダイザーなどひと味違うチョイスも含まれた版権BGMはアレンジの質も良い。特にヘミソフィアは神がかっており「好きなスパロボのBGMは?」といった話題になると真っ先に名前が上がるレベル。ジャスコなどさせるものか。 難易度がとてもゆるい。 強力な敵ユニットは少ないのに、ゼオライマーをはじめとする強力な味方は多く存在する。サシでならドラグナーがゼオライマー以上のチート性能。 一部マップは勝手に出撃ユニットを分けて決められるが、難しいというより面倒になるだけ。 八卦衆などの中ボス的な相手のほとんどは、HPをある程度削るかターン経過でイベントが起き勝手に撤退もしくは撃破。 この難易度は「初心者もクリアできるスパロボ」を意識したため。 どのユニットでも少し金をかけるだけで無双できる程度の難易度になっている。PSP版は敵ユニットのHPが1.5倍というやる気ない難易度調整が行われた。 よって存在するのは凄く使える機体と使える機体の二つである。 エヴァとラーゼフォンが参戦しているせいか、マップ前後のシナリオデモが長い。とにかく長い。ストーリー楽しみたい人向け。 シナリオデモ中の小ネタ、声優ネタがやたら豊富。特に葛城ミサトとベガ他のM石 グレンダイザー仕様の賢い甲児が初登場。終盤の『なぜなに冬月』では解説役に回り、冬月先生の難解な説明をマグネイト・テンのメンバーとプレイヤーにわかりやすく砕いて説明してくれる。 ロム兄さんがイベント登場する時は、毎回違う前口上でフルボイス。さらにこの時だけは敵もフルボイス。エヴァ量産機すらも。 シリーズ最強クラスのエヴァ量産機。冥王様にやらせりゃどうってコトないが… ユニットのサイズ補正によりSSサイズユニットには敵の攻撃が当たらない。 当初こそ難易度のあまりの低さから批判が多かったが、 初心者向けと銘打っていること、裏を返せば好きな機体を活躍させられるということもあり現在では評価点として見られている。 難易度自体はちょっと縛れば上げられるので、αと並んで宣伝文句通りの『初心者向け』としてスパロボユーザーからよく紹介される。 ただ、隠し要素がたった4つ(どれも条件自体は非常に簡単)しかないのは今も難点として挙げられる。 【PSP版】 2005年発売。 アニメはベタ移植なので声とアニメがズレることがある。 また敵HPが軒並み上がったので倒せた敵が倒せなくなったりしている。 追加シナリオがあるとは言え、ぶっちゃけ残念移植。 ただPS2版にあった一部のバグがなくなっている。 ついでにロード時間も長く、戦闘アニメに入るまでも長い。 PSP3000ならわりとマシに遊べる。 【オリジナルキャラ】 ◇ヒューゴ・メディオ 主人公……なのだが、他に濃いメンバーが多いため、存在感が薄い。 性格的に優等生なのが、むしろ埋没の原因になっている例。彼がより主人公らしい活躍を見せるのは『第2次OG』を待つことになる。 ◇アクア・ケントルム 水着の主人公。今作の乳揺れ担当。 プレイヤーのターミナス・キャノンをイグニションさせるのが主な役割。 自軍は子供が多いので20代にしてその年齢を気にしてる年増。 ◇アルベロ・エスト 元師匠でライバルポジションな髭親父。影の主人公。 ◇エルデ・ミッテ 性悪ババアな裏の主人公。通称ミッテ先生。エロ担当その2 ◇ミタール・ザパト 黒幕として暗躍する気がしたが、そんなことはなかったぜ。 冷酷な科学者だが権力や支配といったものには全く興味がないなど、後先を考えないマッドサイエンティストではない。それどころか「人の持つ力によって機械や人工知能の性能を高められる」「研究は評価する観客がいてこそで、自己満足では駄目」という主張をしていたり、危険な研究題材に警戒心を持ったり、しまいには「自分の研究は金と名誉の為」と断言しているなど、いち科学者としては良くも悪くも現実主義だったりする。 研究の為に他者を平然と利用するが、「自分もまた利用される」ギブアンドテイクが基本。人使いが荒いなりのサポートと対価もきちんと用意するタイプである。 ヒョーゴさんに対しても薬要らずの体に出来るところをあえて必要にしたり、逆に彼が成果を挙げた場合は「今度は薬の要らない(PSPでは少なく済む)体にしてあげた」と宣うなど、パーツ同然と言いながら代えられない存在として評価している。 また、メカの開発に関しては意外にも正統派かつ完成度に定評があり、実験中とはいえ機体は危なげなく稼働し、データが取れた分はきっちり改良して後継機に有効活用してくれる。デザインもアクアの服も含めて本当にあのおっさんが作ったのかとプレイヤーに突っ込まれる位には秀逸なセンスの持ち主。 こんな風にMXでは一言では言い表せられない、マッドだがどこか憎めないところもある人物ではあった。 が、OGシリーズでは…… ◇ゾンビ兵 過去にゾンビ兵と化して戦死しているヒゥーゴの元同僚。生前の名前はフォなんとか。 【オリジナル機体】 ◇サーベラス リアル系 良くも悪くも普通の機体。どちらかといえば砲撃戦寄り。 頭にキャノンをかぶるデザインは賛否が分かれる。 ヒャーゴの射撃値を鍛えると泣きを見るので注意。 ◆サーベラス・イグナイト 強化形態 後年のリボーンズガンダムのように表裏一体変形機体。表が運動性の高いアルト、裏が装甲の厚いヴァイスという認識で問題ない。 フル改造で最強武器の威力の差が100しかないので遠距離形態がかなり強い。強化パーツなしで(ガンファイト込だが)射程10を超えるのは圧巻。 そのためアクアの方がメイン。カットインあるし。 サーベラスが射撃メインだったためにヒューゴの射撃値を養成し、泣きを見たプレイヤーが多い(表形態の最強武器は格闘)。 ◇ガルムレイド スーパー系 特徴が無いのが特徴。 ガイキング等のコワモテ系スパロボモチーフのデザイン。どちらかといえば格闘戦寄り。 何はともあれイグニション☆ ◆ガルムレイド・ブレイズ 強化形態 格闘機のはずだが射撃のほうが強い。 また遠距離形態の方がシールドがある上にリアル系顔負けの超長射程(アクアのガンファイトの影響)なので使いやすい。アクアのカットインもあるしね。 アクアもイグニション☆ いずれの主人公機もターミナス・エナジー(重力、電磁力、弱い核力、強い核力のどれでもない五番目の基本相互作用)を使う永久機関「TEエンジン」が搭載されており 両機体とも「TEスフィア」と呼ばれるある種のバリアとEN回復を備えていることが特徴。 サーベラスには『ディスチャージ』、ガルムレイドには『イグニション』があるが、 実はガルムレイド・ブレイズのほうにも『ディスチャージ』があるのでサーベラスが不遇。 ◇メディウス・ロクス ライバル機。 ザパト式アルティメット細胞とも言うべき「ラズナニウム」の装甲を持つ半メンテナンスフリーの機体。 アルベロの手で強奪()され、ヒューゴ達の前に立ち塞がる。 進化する度に見た目も体感的な強さも劣化するという悲しいやつ。 【余談】 元々本作は『IMPACT』の2作目として作られ、諸事情で単発作品となった事が後の インタビュー で明かされている (以前からユーザー間では「前史だけでスパロボが一つ作れる」「実は『IMPACT』の続編だったのでは?」などと言われており、噂が本当だったことが判明した)。 また、本作の主人公の影が薄い理由についても言及され、版権作品に関係するシナリオのブラッシュアップが大変であったためにオリジナルキャラクターの描写に労力を回せなかったことが明かされている。 今作では援護・同時攻撃に合体技も参加できることにより、 アニメーション時間1分30秒を費やす「ファイナルダイナミックシャッフル同盟拳スペシャル」を筆頭にロマンある合体同時攻撃を実現できる。 2011年カタールのドーハにて行われていたサッカーアジアカップの試合終了後。 日本の勝利に沸くピッチ上で何故かこのゲームのOP曲であるVICTORYが流れていた。 多くのスパロボユーザーはテレビの前で「何故にスパロボ!?」と思ったり、「久しぶりにスパロボMXでもやるか」となったはず。 筆者もその1人である。 理由に関しては→VICTORY(JAM Project) 因みに『第3次α』において、『MX』によく似た世界が一度消滅して、その後にαの世界が生まれたような発言をあるキャラクターが語っている。 「…かつて僕がいた世界は、機械仕掛けの神の歌声によって一度死に、生まれ変わった…」 「その世界に住まう者達が望んだ『約束の地』としてね」 「だが、その地もかの者が定めた死と新生の輪廻からは逃れられなかった…」 「その結果、誕生したのが今君達が住まう世界なのさ」 また『MX』のほうでも『無限力』というαの用語も出てきており、単発作品ながらαシリーズとの関係性もある珍しい作品となった。 さらには現在では、第2次OGにおけるユーゼスの発言から、 OG世界のストーリーはα世界が滅んだ後、生まれ変わった宇宙での物語であることが示唆されているため、 本作中では世界は救われているので、消滅したのはあくまでパラレルワールドでスパロボシリーズ全体のストーリーから見た場合、 MX本編の結末の方がIF展開である可能性さえ出て来ている。 しかし、αやOGに限らず、UX、W、Zシリーズなどでも、気が遠くなる年数を経ていつかは宇宙が滅び、新しい宇宙が生まれるという死と新生の輪廻が起こっているため、 MXから何億、何十億、何百億と年数が流れた後にαの宇宙が生まれたという可能性もある。 追記・修正はメイオウ攻撃とドラグナーで無双しながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] まさかセーラームーンネタがあるとは… -- 名無しさん (2013-08-12 17 24 04) ツェントル・プロジェクト関連は主にラテン語とロシア語由来の方角・方向にちなんだ名前が多いが、「ツェントル」「ケントルム」「ミッテ」とどれもそれぞれロシア語、ラテン語、ドイツ語で「中央」を意味するっていうのがこういうネーミングの面白いところだよなあ -- 名無しさん (2013-08-25 23 34 57) ブレイズは燃費の -- 名無しさん (2013-08-25 23 50 52) ↑ミス ブレイズは燃費の関係でヒューゴメインの方が使いやすかったのは俺だけ? -- 名無しさん (2013-08-25 23 52 26) ↑あぁ、それは自分もそうだった。でも終盤になると燃費がどうでもよくなるから最終的にはアクアに取られるんだよなぁ・・・ -- 名無しさん (2013-09-25 02 58 32) シリーズ物もいいけどたまにはこれみたいな単発物を据え置きで出してほしい。どうも最近はハードの区分けが極端。 -- 名無しさん (2013-09-25 03 04 12) ゼオライマーもメインじゃないの? あとマシンロボも一応原作終了後。 -- 名無しさん (2013-09-25 05 50 00) 難易度は低いけど面白かった -- 名無しさん (2013-09-25 08 59 39) ファングナックルの使い勝手が無茶苦茶よかった記憶がある -- 名無しさん (2013-09-25 17 09 41) 戦闘デモの演出なら据え置きではこれが一番しっくり来る。 -- 名無しさん (2013-09-25 17 14 11) BGMは本当に良かった。ヘミソフィアが素晴らしい -- 名無しさん (2013-09-25 17 58 19) これきっかけでラーゼフォンを知った。また参戦してほしい。 -- 名無しさん (2013-11-16 10 14 19) 発売当時、ファミ通に 以下のロボットに共通する特徴は? ●マジンガーZ ●スーパーガンダム ●風のランスター 答 出撃前に大事な物と合体 ……というヒドいクイズが攻略記事に載ってた/// -- 名無しさん (2013-12-08 18 37 43) なるほど、戦闘中も合体しっぱなしじゃなかったのが敗因か(ゲス顔 -- 名無しさん (2013-12-08 22 53 13) ヒューゴがドモンを見たとき「こいつのせいで」といっていたが逆恨みじゃないの? -- 名無しさん (2013-12-16 21 55 10) ↑そうだよ。だから口に出さずに彼はすぐ飲み込んだのさ。 -- 名無しさん (2013-12-16 21 57 38) ↑2すぐに逆恨みであることを自覚して何も言わなかったじゃないか -- 名無しさん (2014-02-17 13 13 34) 電童の銀河がドモンはじめ格闘家メンバー慕う姿が微笑ましくてよく覚えてるわ。ラーゼフォンもだけどクロスとしては出来いいもの多いよね。 -- 名無しさん (2014-02-17 15 38 30) どっかの会話、難しすぎて妹に見せた記憶があるわw ゼーレとラーゼの誰かが話してたんだっけ。あと確か、ラーゼ(神の方かな?)のロボorキャラ解説も読んでて意味不明だったのに笑った記憶がw 解説なのに解説じゃないなんて、そんなん考慮しとらんよ… -- 名無しさん (2014-02-17 16 48 34) ガルムレイド・ブレイズ(変形合体完全再現)の商品化はよ……いやマジで。OGロボの中では一番玩具映えする機体だと思う -- 名無しさん (2014-03-06 14 36 20) ↑2 そんなときに便利なゲッター語(漫画版やら真ゲやらver) 「俺にわかるように説明しろ!」 -- 名無しさん (2014-03-06 14 40 58) 「何でこんな奴まで!?」ってくらいカットインが充実してたな 。νガンダムの格闘(ボコボコ殴るやつ)がカッコ良かった -- 名無しさん (2014-05-02 16 57 56) 「こんなんちゃうわ!」とツッコミつつお世話になっていたMX版TFO。 -- 名無しさん (2014-05-02 17 32 00) 調べてみたらヒューゴも「メディオ(medio)」がスペイン語で「中央」の意だったのか。自然界の四つの力に次ぐターミナス・エナジーをそれぞれ方角と中央に見立てたわけか -- 名無しさん (2014-06-29 19 50 31) ↑つまりかれの日本人名は真中兵庫! -- 名無しさん (2014-06-29 19 56 55) ロム兄さん別のスパロボにも声付きで参戦しないかなぁ… -- 名無しさん (2014-06-29 20 03 03) 久々にPV見たけど本当にネタバレPVだなぁw最強技集や暁はまぁ、ともかく フェニックスエールやアヤトゼフォンはひどすぐるw 名前ネタバレも大量にあるし、そのくせ二話くらいで分かるバンプレオリジナル勢の名前は隠してるしw -- 名無しさん (2014-11-21 03 12 12) PSP版久々にプレイして見たら戦闘アニメ遅すぎだ…3000でもシャーシャー言いまくってる…でもアクアの乳揺れがあるから許す! -- 名無しさん (2015-01-09 15 06 52) ヒューゴの書き方酷すぎんだろww -- 名無しさん (2015-07-04 11 28 27) ヒューゴさんのはまぁ愛されてるネタ扱いだから・・・ -- 名無しさん (2015-08-30 20 23 54) PSP版しかやってない(ちなみに3000)のでロードはそんなに気にしたことないな……インターミッションの会話シーンの表示の仕方はPSP版の方が良いと思うんだけど、どうだろう -- 名無しさん (2015-08-30 21 41 48) エヴァ量産機を木端微塵にするのが楽しい作品。 -- 名無しさん (2016-01-03 19 59 27) ZZ勢のプル、プルツー、エマリーさんは(どうやって助かったのか非常に気になる。 -- 名無しさん (2016-01-03 20 05 02) ロム兄さんが介入したんだろう -- 名無しさん (2017-08-24 10 06 54) 単発なのにやたら原作終了後が多いのは、最初は第2次IMPACTにするつもりだったからだとか -- 名無しさん (2018-02-26 01 10 24) 無尽蔵なSPと鬼火力のMAP兵器でライディーンが地味に強い。同じ枠にゼオライマーがいるのがあまりにも不幸だが。 -- 名無しさん (2018-04-17 21 47 34) 温い温い言われてるけど終盤の電童の最終回のステージとでかい綾波を背後に量産機達と戦うステージは結構苦戦したわ(前者はボスの特殊な倒し方、後者は雑魚がいなくて気力が溜まらなくて) -- 名無しさん (2019-03-10 21 48 03) 加持と十文字の会話については「それっぽい単語をチラつかせつつ相手の引き出しを探ってるだけ」と攻略本にあったがどうなんだろうな -- 名無しさん (2019-04-17 20 24 08) 鉄也さんがオッサン呼ばわりされてショックを受けるのはこの作品だったか。10代であの貫禄ではしょうがない -- 名無しさん (2020-10-22 00 10 12) ↑2 あの辺りのポスト・エヴァ系アニメに対する皮肉とも取れる。「それっぽい単語流してダラダラだべってればオタクは勝手に考察の深みにハマってくれる」ってやつ。実際いま読み返したら失笑必至な非公式のエヴァ考察本までどっさり出ていた時代だった -- 名無しさん (2020-10-22 00 25 51) つうかGガンまでエヴァと同一世界観ってどう考えてもこの世界線の師匠はリリンの中じゃ完全に人型の使徒じゃねーかwww -- 名無しさん (2021-04-20 09 26 36) 一番最初にやった据え置きスパロボだけど入門としては良いゲームだった -- 名無しさん (2021-05-15 11 03 42) 後継機は両方ともゲッターみたいにパイロット交代するのか -- 名無しさん (2021-08-22 23 43 02) バーベム「並行世界増えすぎて宇宙ヤバイ。こうなったら調律しかねえな。」ゼーレ「は?ここは補完だろ常識的に考えて。これだからムーリアンは…」「あ?ケンカ売ってんのかオラァ?」「上等だ表出ろ!」くだいて言えば大体こんな感じでいろんな人たちが巻き込まれたり漁夫の利を狙ったりするお話 -- 名無しさん (2021-08-26 23 19 34) 電童が再登場しても電童ガトリングボアやワルキューレはこの作品ほどの無茶は出来ないだろうな。 -- 名無しさん (2021-09-01 04 26 40) ミタールがOGでずいぶんキャラ変わってたな。制御不能の怪物作って「フハハハ!素晴らしい!」とか笑うキャラじゃなかったと思うんだが -- 名無しさん (2021-10-03 09 55 08) 祖国とブライのためにと毎回大部隊を引き連れて正面から挑んでくるヒドラーが妙にかっこいい作品。原作じゃお前絶対そんな奴じゃないだろ! -- 名無しさん (2021-12-28 20 05 44) メイオウとドラグナー以外に電童とワルキューレでも無双するだろ。↑3TFOもスパロボZじゃおとなしくなってたからね。 -- 名無しさん (2022-04-22 00 33 30) グレンダイザーとゲッターロボGの敵組織の扱いが初代Zと比べて逆になってるのが面白い。MX→ベガ星連合軍の名有り敵パイロット多め、なんなら敵ユニットも多め。Z→百鬼帝国の名有りパイロットが多め、敵ユニットも多め。 -- 名無しさん (2022-06-02 16 38 11) グレンダイザーは特にガッツリやるので味わいたいならオススメのスパロボ -- 名無しさん (2022-06-03 00 30 03) ザパト博士が悪役だけど悪役なりに憎めない面があるキャラとして評価されてるのは笑うw確かに悪役顔だけど悪役なりに憎めない面もあったんだなあの人 -- 名無しさん (2024-08-14 09 51 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pkmndp/pages/182.html
PARコード スーパーロボット大戦Kゲームコード ゲームID 資金MAX 総ターン0 強化パーツ全開 99 スキルパーツ全開 99 全パイロットSP999 コメント スーパーロボット大戦K ゲームコード ゲームID ゲームコード:YSDJ ゲームID:93FFCC5A 資金MAX 021be214 05f5e0ff 総ターン0 121be218 00000000 強化パーツ全開 99 94000130 fffb0000 221be235 00000063 121be236 00006363 c0000000 0000000a 021be238 63636363 dc000000 00000004 d2000000 00000000 スキルパーツ全開 99 94000130 fffb0000 121be278 00006363 221be27a 00000063 c0000000 00000004 021be264 63636363 dc000000 00000004 d2000000 00000000 全パイロットSP999 C0000000 0000006E 121C960C 000003E7 DC000000 00000050 D2000000 00000000 コメント すごい -- あー (2009-05-29 20 37 30) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1431.html
スーパーロボット大戦Z (Part2/2) ページ容量上限の都合で2分割されています。 part50-162~169,183~188 162 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/16(火) 14 27 53 ID fJ0rMzyA0 ランド編26~40まで行きます ランド26話「イントゥ・ザ・ネイチャー」 原作未見だとかなり分かりづらいエウレカセブン中心の話。 12話以来の登場かもしれないドミニク・ソレル(エウレカセブン。旧塔州連邦の情報士官)と、今回初登場となるアネモネ(エウレカセブン)。 アネモネは薬物依存のようで、彼女の世話をするドミニクに暴力を振るったかと思えば、3年ぶりに出会った思い人(?)、デューイ・ノヴァクに乙女のような顔をする、 非常に不安定な少女だった。 そんな彼女にデューイは出撃命令を下し、アネモネは一も二もなく「デューイのために」と勇躍出撃するのだった。 そのデューイ、ゲッコーステイトとZEUTHが新連邦の手に負えない存在であるがために長い幽閉生活から解放されたと言い、その礼がわりにアネモネをぶつけるつもりのようであった。 一方のZEUTH別働隊。自分の道は自分で作ると言ったはいいが、ZAFTと手を切ったことは大口の雇い主を失ったようなものであり、これからは自ら食い扶持を稼がねばならない。 相変わらず雷太がマリンをスパイと疑っていることをはじめ、ここも一枚岩とは言い難いところだが、喫緊の事態はまず金の問題だった。(改造資金に手を出すのはNGなのか) しかし、エレメントの能力使ってサーカスとかティファで占いとかアイデアだけは出るが満場一致の意見なんて簡単に出るものではなく話はちっともまとまらない。 仕方がないので久々の「良い波」に乗ってまずはリフをすることにした。が、体調の悪そうなエウレカに向かいティファは「門があなたを待っている」と不思議な言葉を伝えた。 その「波」というのは、一行の前に突如現れた巨大な雲に向かって流れていた。ゲッコーステイトはその巨大雲を「コーラリアン」と呼び、エウレカにそこへ突入させる決断を下した。 ほかの面子もゲッコーステイトの真意を確かめるべく、ホランドの決断に乗って巨大雲へと向かうことにした。 実はゲッコーステイトメンバーもコーラリアンについては殆ど何も知らないようだが、なんでも以前突入した時に神を感じたらしい。 ホランドと、月光号のキャプテン兼ホランドの恋人であるタルホ・ユーキは何か知っていそうだが、詳しいことには全く口を噤む。 そこへ新連邦の邪魔が入ったので「何も言わずに、ニルヴァーシュで雲に突っ込むエウレカを援護してくれ」というホランド。 都合のいいこと言っているとを感じはするものの、残りのメンバーはコーラリアンへの好奇心が勝ったようで同意した。 良識派扱いになっているゲッターチームだけは取り残されていたが。 だが、どうしたことかコーラリアンの雲から堕天翅が現れ、加えて新連邦の後詰としてアネモネとドミニクたちも出現。 アネモネの乗るKLFはどこかニルヴァーシュと同じものを感じさせる「ニルヴァーシュ The END」。 投薬の影響で精神がハイになっているアネモネは、似ているニルヴァーシュに向かって果敢に突っ込んでくる。 彼女の猛追を振り切り、何とかコーラリアンの雲に突入しようとするエウレカとレントンだったが、背後からThe ENDの「バスクードクライシス」をもろに食らい、同時に時空転移が発生してしまう。 その場にいた全員が、トラウマなり見たくはないものなり過去の記憶なり妙な幻を見せられていく。 その中で、レントンは見知らぬ人影から、「蝶には人間と違う世界が見えている。人と蝶は同じ場所にいながら住む世界は違う者たち」と謎をかけられる。 また、ティファの声を頼りに幻から脱出したガロードだったが、その時すでにティファの姿はなかった。 一行はあの雲から100キロの地点にまで飛ばされたものの、ティファ以外は何とか無事だった。 敢えてコーラリアンに近づかせ、それが見せる幻(?)で周囲が混乱させられているうちに、その辺に潜んでいたフロスト兄弟がティファを拉致していったのである。 163 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/16(火) 14 28 44 ID fJ0rMzyA0 ランド27話「15年目の亡霊」(前編) 珍しくガンダムX中心なので新人物の殆どがガンダムXの人です。 ティファの力が新連邦に利用される、と思って焦るガロードだが実際に新連邦やフロスト兄弟が彼女に何をさせる気なのかは不明だった。 とにかく少しでも手がかりを集めようとするガロードとゲイナーたち。一方レントンは偶然出会ったドミニクのバイクを修理することになり、どうしたことかティファの拉致された場所、ゾンダーエプタの情報を流される。 コーラリアンに突っ込んだ際大量のアネモネと、エウレカと手をつなぐ自分のビジョンを見たと語ったことで「お互い厄介な女に惚れたものだ」と親近感を持たれたらしい。 また、レントンらを泳がせることでフロスト兄弟の動向を見ようとする打算もあった。 ほかにもトニヤ(フリーデンの一員)は14話以来のエニルとばったり出会って意気投合したりする。 だが彼女がフリーデンの一味であることを知ると、ガロードを追うエニルはどうすればいいのか分からなくなってしまう。 現れたランドは「気が済むまでやってみるのもいいが、取り返しのつかなくなることってある物だ」とエニルに忠告した。 ゾンダーエプタのある場所は「ローレライの海」とも呼ばれ、突然船が沈む怪現象の起こる地でもあった。 その付近へと、先行して偵察という名目で勝手に出てしまうガロード、レントンと付き合わされるエウレカ。 しかし、既に情報は筒抜けだったらしく新連邦軍の待ち伏せを受ける。敵のうちには見慣れぬモビルスーツに乗る男、アベル・バウアー(ガンダムXのおっさんニュータイプ)がいた。 「私は選ばれた人間だー」と気を吐くアベルだったがまだ力に目覚めてない彼はあまり強くなかった。 しかし彼に足止めを食らううちに基地から出てきた変なモビルスーツ(ビットモビルスーツといわれる無人誘導兵器)にガロードたちは捕らえられてしまう。 そして彼らを追うため、地元の漁師に案内されてゾンダーエプタまで来たフリーデンだったが、その漁師というのは新連邦の人間、カトック・アルザミール(ガンダムX)だった。 「死んだ女房の口癖だ。俺には二ついいところがあって、ひとつは酒を一滴もやらないところ、もうひとつはあきらめのいいところだそうだ。だが悪いところは嘘つきだってことだ」と嘯く彼により、 フリーデンクルーは拘束されてしまった。 エウレカは捕らえられてフロスト兄弟の下へ送られ、レントンとほかのクルーは投獄される。 牢獄に現れたカトックは「よくもはめてくれたな」と騒ぐガロードを無視し、ジャミルに憎悪を向ける。 かつてガロードたちの世界で15年前に起こった戦争の終わり際に、大規模なコロニー落としが企てられた。 その時地球側の最前線にいたジャミルは作戦阻止のためにコロニーの1機をサテライトキャノンで破壊したが、宇宙革命軍側が業を煮やし作戦を強行したため、地球の南半分が焼け野原になった。 そしてコロニー落としのためにカトックの女房も子供も死んだ、というのだ。 そのカトックから「15年目の亡霊が待っている」と言われ、ジャミルは基地の司令であるアイムザット・カートラルの下へ連行される。 そこで待っていたのは、かつてジャミルの教官であり想い人でもあったルチル・リリアントだった。 彼女は15年前の戦争で精神崩壊を起こし死んだも同然だったが、ニュータイプ能力だけは生きていたために、フラッシュシステム(平たく言えばUCガンダムのサイコミュが大掛かりになった奴)の生体コアに改造されていたのである。 原作では機械類を強制的に誤作動させる「Lシステム」のコアにされていたが、今回UCガンダムの強化人間などの技術も使いより凶悪に生まれ変わっていたのである。クロスオーバーって便利だ。 さらに基地の外にあったのは、かつてジャミルが乗っていたガンダムXのデータを元に造られた新連邦の力の象徴「ガンダムダブルエックス」であった。 が、パイロットのアベルはニュータイプに目覚めておらず、サテライトシステムを起動出来ずに終わる。(本当はジャミルのデータ流用してるから登録の必要はないのだが) 代わりに連れてきたティファに、ジャミル以外の釈放を条件にシステムへのアクセスを要請しようとするが、その時ZEUTHがゾンダーエプタへ逆襲しに来る。 その間ガロードから投げかけられた「こっちが生まれる前の戦争だニュータイプだってゴタゴタでみんなを巻き込むのが大人のやり方なんだろ、答えろよ!」という言葉がカトックには引っかかっていた。 また、「みんなと会えなくなる」夢を見た、というティファの「私の夢は現実です」との言葉にも彼はとらわれていた。 164 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/16(火) 14 33 08 ID fJ0rMzyA0 「15年目の亡霊」(後編) ゾンダーエプタに囚われたエウレカを救出するために、単身基地へ飛び込む決意をしたホランド。 そのホランドをフリーデン以外のZEUTHがサポートすることになった。 飛び込んだものの、そこに突然現れた大型モビルアーマー、パトゥーリアによってホランドのLFOは落とされるが、彼自身は強行突入した。 そのホランドの行く手を阻むカトックだったが、やらなきゃいけないことがあるんだと退く気を見せない彼の意志に降参し、カトックはホランドのエウレカ救出に協力する。 カトック曰く「お嬢ちゃん(ティファ)の言うとおりになるのがしゃくになった、ただの大嘘つきのひねくれ者」だとか。 カトックの手引きでガロードたちを解放したホランドはその足でエウレカの救出に向かう。だがレントンは役立たずとして置いてけぼりを食う羽目になった。 一方のカトックは「未来を変える気はあるか?」とガロードを誘い、乗ったガロードと共にある場所へ向かう。 そしてジャミルはパトゥーリアにルチルが乗せられていることを知り、彼女を止めるべくガロードが使っていた旧GXで久々にモビルスーツ戦へ復帰した。 15年前世界を滅ぼしかけて以来コックピット恐怖症となっていたが、かつての想い人を救うためにも再びモビルスーツに乗り込んだのである。 ジャミルたちがパトゥーリアと格闘しているうちに、ガロードとカトックはティファを奪還して格納庫へ向かっていた。 幸いにしてティファの周囲は手薄だったが、格納庫付近となるとそうは行かない。 だがここでカトックは的になりに行くような勢いで突っ込み、2人の行く道を開いたのである。 格納庫まではたどり着いたが、彼は致命傷で助かりそうもない。しかし、大戦以来死に場所を探すつもりだったカトックにとっては、 最期にティファの予知を半分はずしてやったんだから悪い死に様じゃない、と従容としていた。 そしてガロードに「戦争だガンダムだって生まれる前のモノに振り回されることはない、だが過ちは繰り返すな・・・」と言い残し死ぬのだった。 格納庫にあったDXを奪い脱出したガロードとティファ。その時ティファは、パトゥーリアに搭載されたルチルに働きかける。 と、残されたルチルの心がティファの体を借りてジャミルたちに語りかけた。 彼女でもパトゥーリアを止めることは不可能だからそのまま破壊してくれと言うルチルだが、ジャミルは解放してみせると決意を新たにする。 彼を援護すべく、ガロードはDXに搭載されたツインサテライトキャノンでパトゥーリアを取り巻くビットを撃ち払おうとする。 それに応えたジャミルは無理やりにでもニュータイプ能力を引き出し、ルチルに導かれながらもキャノンの射線軸へとビットの多くを誘導したのである。 残ったビットとパトゥーリアを破壊し、ルチルを救出した頃にはエウレカの救出も成功したようで安堵するZEUTH一行。 かたやゾンダーエプタ壊滅の憂き目を見たアイムザットはほうほうの体で島を脱出せねばならなかった。 だが、脱出した彼を待っていたのはフロスト兄弟の向ける銃口だった。 彼らは、ニュータイプの出来損ないとして旧中央政府でも冷や飯を食わされる存在であったところを、アイムザットの引きで諜報部員として地位を得ていたのだ。 それを裏切られたものと思ったアイムザットは「カテゴリーFめ!」と兄弟を罵るが、それを聞いて激昂した兄弟に眉間を撃ち抜かれ、輸送機から海へと放り出されたのだった。 助け出されたエウレカを迎えに行ったレントンだが、遊び気分で彼女を危機に陥れたとして、出会いがしらホランドにぶん殴られる。 そのホランドも全身傷だらけであり、彼に想いを寄せるタルホは、ホランドがそこまでして守ろうとするエウレカへ辛らつな言葉をぶつけた。 レントンが己の覚悟のなさを惨めに思う一方で、ジロンやゲインなどほかのメンバーはそこまでエウレカにこだわるホランドの胸のうちを探りあぐんでいた。 心が壊れ、ほぼ死んだ状態でコアにされていたルチルは、ジャミルを導いたことで最後の力も尽きようとしていた。 だが、最期にジャミルと出会えたことでまた満足げであった。本当に眠りについた彼女の亡骸を海に葬り、ジャミルは言葉少なにその場に背を向けた。 いま一人、ここで最期に抗って死んだカトックのために、ジャミル、ホランド、テクス医師と、後から駆けつけたゲインとランドたちは弔いの杯を傾けるのであった。 165 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/16(火) 14 36 05 ID fJ0rMzyA0 ランド28話「魂のコスプレイヤー」 名前の割りにそれほど軽い話じゃないかも。 合体メカに乗ってるのに相変わらず仲の良くないアクエリオンのメンバー。それを見ていたリョウは思わず内輪もめはやめろと怒るが、元々フリーランスな面子が集う別働隊にあっては焼け石に水だった。 彼は、仲間達が次々と鬼に変わる幻を見ていたせいでいつも以上に焦っていたのだが、ほかのみんなにはそれを知る由もないのだ。 すわ仲間割れか、と思われたところで、隼人が不動からの特訓指示を伝えに来た。それが「相手の身になってみろ」だそうだが…。 とりあえず、相手を真似ることからはじめてみるアクエリオンチーム。最初は、一種のサイコロジーで「真似る人物によって自分の隠された弱さとかを見つめなおす云々」と解釈するお医者軍団だったが、 周り、特にランドの悪ノリから次第に単なる物まね大会に…。 ところで、最も反目しあっているシリウスとアポロは、ほとんど完全に互いになりきっていた。 そんな時現れたのは、歩けないはずのリーナ・ルーン(銀髪の年齢不詳美女)…ではなく、リーナのカツラをかぶった不動司令(石塚運昇声のヲッサン)!! そのえらい格好で「形だけ真似ても中身は元のままだな!」と言われても困る。 彼らのやりとりを見ていたゲッターチームには、鬼から挑戦状が届くのだった。 果たし状を送ってきたのは、百鬼の老兵「牛剣鬼」。「地位も名誉も惜しくはないが、ただひとつの宝を奪ったゲッターは我が倒す」と歳のわりに血気盛んであった。 彼は一人息子、牛餓鬼(ぎゅうがき)をゲッターに卑劣な手で殺されたと言うのだ。息子の仇と言われたリョウは動揺し戦えなくなってしまう。 そこへ現れたのは堕天翅。彼らと戦うべく、追ってZEUTHが到着する。が、堕天翅の中には神話獣が真似したニセアクエリオンが混じっていた。 動揺するアポロたちだが、相変わらず苦手な人間の真似をしたままである。(ちなみにシルヴィアは麗花の真似してる) だが、戦闘中にとうとう物真似に耐えられなくなったアポロは「ええいいくら真似たって俺は俺だっ!!」とばかりに吹っ切れ、新技「超3D無限拳」(こうじげんむげんあたっく)を完成させる。 …要はアポロとシリウスとシルヴィアが好き勝手やっただけ…? 司令いわく「同じ方向を向いた3本の矢は折られる。だが互いを認め合い、違う方向を向いてこそ真価を発揮する! 三本の矢が互いになりきり、互いを結び合うものを深く感じ取れたとき、3つのベクターは前後、左右、天地を指し示し、立体が、世界が生まれる!!」…らしい。 一方、鬼とゲッターの一騎打ち。実際にゲッターと戦えば彼らが噂ほどの悪党ではないことぐらい分かる、だが鬼として最期まで戦いをやめるわけにはいかないというのだ。 が、リョウは「その鬼の心こそが、お前の息子を死なせた!」と喝破。 なお向かってくる牛剣鬼を倒すべくゲッタードラゴンの切り札「シャインスパーク」の解禁を提案する隼人だったが、リョウは先ごろアクエリオンをかばい負傷した弁慶を心配するあまり首を縦に振らない。 そこへ再び現れた不動司令。「甘い! 矢を束ねる物が矢の強さを信じずしてどうする!?」との喝を食らい腹を決めたリョウたち、 ぶっつけ本番でシャインスパークを成功させ牛剣鬼を倒した。最期まで鬼であり父でもあることを捨てず、彼は散ったのであった。 鬼と人とに限らず、堕天翅や異星人と人も、人間同士でも、互いの生き方が相容れないというならば戦うしかないのだろうか。戦士たちは思い悩むのであった。 心あるもの同士なら分かり合えるはずだ、と呟くリョウの言葉に珍しくうなずくホランド。彼がその腹のうちで何を考えているかは、まだ分からなかった。 誰かがレントンに語った謎「同じ場所の違う世界」を、なぜかリーナは呟いた。また不動は、「両の手を叩き合わせた、その間に何がある?」と謎かけを送った。 一方アトランディア。日増しに強くなる「太陽の翼」だが久々登場の頭翅に言わせればかつての力の半分もないという。 また、彼らは門が開き、いずれ世界が命を支えられなくなると予見した。「門」とはコーラリアンと呼ばれる巨大な雲のことだろう。それが開くとき世界は滅びるというのだろうか。 百鬼帝国はゲッター線奪取を狙う傍ら、堕天翅の動きを独自に追っていた。そしてアクエリオン世界の存在を察知したのだが、その人間対堕天翅の戦いの記録には、なんとZEUTHのことが描かれていたのである。 その戦いは黒歴史と記され、その最後に堕天翅たちは次元のかなたへ閉じ込められたことも、また百鬼は掴んだのであった。 166 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/16(火) 14 38 56 ID fJ0rMzyA0 ランド29話「アウトサイダー」 軍資金なら、自分の本国であるエマーンで都合しましょうか、というシャイアの提案に乗ることにしたZEUTH別働隊。ただそれは桂を本国へ安全に移送するための方便でもあった。 チラムの追撃隊に追われながら、何とかエマーンに逃げ込んだZEUTH一行。彼らを出迎えたのは、シャイアの妹にして名門の代表、マニーシャ・トーブだった。 シャイア、ミムジィらと桂がマニーシャの下へ案内される間、エマーンの街で自由行動となるその他大勢だったが、 気づけばエマーンの兵に囲まれ、揃って囚われの身となってしまった。 マニーシャと面会した桂。旧世界の南米で起こったあることが原因ですべての世界が混じり合ってしまい、今なお不安定な世界を修復するために力を貸せと言われ混乱する。 南米で時空震動弾を起爆させたのはほかならぬ桂であるためその困惑も人一倍だった。 そしてマニーシャは、桂に「時空修復のときには大特異点=いわば門、に接触した特異点=鍵の考えていることが大きく反映される。だから我がエマーンを安堵してくれ」と要求した。 もちろんすぐに返事の出せない桂は用意された部屋に行くことになり、あとにはトーブ姉妹のみが残された。 マニーシャの言うには、時空修復に残された猶予はあまりないという。いずれ安定を欠いたままこの世界は完全に崩壊するかもしれないのだ。 彼女はエマーンを生き残らせるため、いざとなったら桂を洗脳してでもと思っていたようだが、それにシャイアは思わず異論を唱える。 だが妹は「一家を捨ててのうのうやってるお姉さまに口出しはさせない」と姉の言葉を否定した。 拘束され、牢に閉じ込められたZEUTH一行を助けたのは、アサキムの意を受けて来たツィーネ・エスピオ。 だがグローマ一行は戻らず、追っかけてきたエマーンの軍団を迎え撃つことに。チラムのメカは脚がついているがエマーンのメカには腕が。 その頃のエマーン。世界修復を急がねばならないのは確かであるが、祖国一辺倒であるマニーシャの考え方に賛同できなくなったシャイア達は、桂を連れ出しエマーンを脱出した。 姉の裏切り行為を怒り艦隊で追ってくるマニーシャたちを、ZEUTHは撃退するしかなかった。 が、続いて出てきたのはイザーク・ジュール(DESTINYの白服版)率いるZAFT。ZEUTHが二つに分裂したせいで、プラント側の意向に従わない別働隊を逮捕すべく現れたようだ。 しかも、チラムも増援を向けてきて、それを率いるのは生き別れとなった桂の親友、オルソンだった。 世界中でお尋ね者になってしまったようで、こうなれば腹をくくるしかないようだ。 だが、この戦闘でチラムから母艦をかばい、今まで非戦闘員だったスレイが戦死することに。(影が薄かった・・・) 唐突に世界の危機と言われても、誰も実感が沸くはずがなく、まず自分の目で世界を見ないことには何も始まらない、ということで今後も旅を続けることになったグローマ一行、及びZEUTH。 だが、この世界を構成する有力国家のほぼすべてから追われる羽目になったZEUTH別働隊は、この世界にとってアウトサイダーのようであった。 一方のチラム。オルソンは本国から、チラムの意に染まぬ特異点である桂を抹殺せよとの指令を受けることになった。 彼らは特異点が不要になる「D計画」を完成させつつあり、また他国に特異点が渡る可能性を考えればかえって邪魔になるためだった。 167 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/16(火) 14 40 46 ID fJ0rMzyA0 ランド30話「アクペリエンス」 チラムの追撃をかわすために地下空洞に逃げ込む別働隊の一行。この土地はスカブコーラルで出来ており、エウレカ世界で使われるLFOの原型はこのスカブから発掘されるという。 そんな中、調子の悪いエウレカに代わって俺がニルヴァーシュに乗ろうか、とレントンが口を滑らせる。 だがエウレカが不調なのは何故かニルヴァーシュを上手く操れなくなっていたためで、こんな事言ったせいでエウレカは本当にニルヴァーシュを降りてしまう。 ここにお宝が眠ってると聞いて黙ってられないジロンたちは辺りを発掘し始める。 そういえばアクエリオンもオーバーマンも元はと言えば地面に埋まっていたもので、ここにいないターンエーも発掘品なら、実はランドのガンレオンも掘り出し物だった。 それらは「黒歴史」と言われる時代の遺産であるといわれていた。 一方、ニルヴァーシュに受け入れられなくなり落ち込むエウレカ、彼女に対しリーナとティファは「変化すること」を受け入れなくてはいけないと諭すのだが、 変化への恐怖のほうがまだ勝っているエウレカの心には届かなかった。 そして、変わったせいでニルヴァーシュとうまく行かず、いずれ子供達にも嫌われると思った彼女は、ニルヴァーシュに乗ったままどこかへ行ってしまう。 そこへチラムが押し寄せてきて、迎え撃つことに。それどころか、アネモネと新連邦の連中まで現れ、本格的に進退窮まる別働隊。 ここへ現れたのはアークエンジェルとフリーダム。そして別働隊を助けに来たという彼らを先導したのは、以前は敵だったエニルだった。 脱出を促す一行だがホランドは(エウレカの無事を確認するまで)ここを動かないという。仕方なくギリギリまで粘るが、増援が次々襲ってきて限界も近い。 その頃のレントン。エウレカとニルヴァーシュの心が通じ合っていることを知らずに軽口を叩いたことを謝るためにも、彼女を連れ戻そうとする。 だがそこにいたのは、スカブコーラルと一体化し土人形のようになったエウレカだった。 その彼女を回収し、乗り捨てられていたニルヴァーシュで脱出しようとするレントンに敵が迫る。 だが「エウレカを守る力を俺にくれぇぇぇぇぇ!!」との叫びに呼応したニルヴァーシュは、再びセブンスウェル現象を起こし、増援を消し去るのだった。 セブンスウェルのどさくさで別働隊とはぐれたアークエンジェル一行。「この世界を誤った方向に進ませないため戦う」というキラに対し、 しかしエニルは敵に止めを刺そうとしないキラの戦いを見て「神でもない限り、その手を汚さないで出来ることはこの世界にない」と言い残すのだった。 エウレカがこうなったのはてめぇのせいかとレントンを責めるホランド。 そんな時レーベンから連絡が入ったため、ホランドはカイメラの力を貸してもらえるよう頼むことにした。それも全てエウレカのためだった。 必要以上にカリカリし、口を開けばエウレカエウレカなホランドの態度にはタルホも苛立ちを隠せないのだった。 168 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/16(火) 14 43 35 ID fJ0rMzyA0 ランド31話「引き裂かれる過去」 南アメリアにある新連邦のサルタ基地に立ち寄ったZEUTH別働隊。ホランドはそこでヴォダラクの僧侶ノルブを探すようレーベンたちに依頼する。 ヴォダラクとは自然との共存を謳うグループだが、彼らの言う自然には言葉以上の意味があり、ゆえにエウレカ世界の塔州連邦では過激派とみなされているのだ。 変わり果てた姿で帰ってきたエウレカを見て、彼女が匿っていた子供達は当然驚く。リーナが言うには、エウレカは「悩んだときや困ったとき母に甘えるように、彼女もまた生まれた地に帰っただけ」と説明するが、抽象的でその意味するところははっきりしない(というかなぜ知ってる)。 やっぱりレントンに任せておけないと不安になる子供達を、ティファとリーナは「レントンはきっとエウレカを守る」と言ってなだめるのだった。 世界を結ぶ巨大ネットワークのUNは、レーベンたちカイメラの司令であるエーデル・ベルナルが自ら敷設したもので、 その目的は人々の生活を安定させるべく、世界の情報を一元化させることだった。 ZEUTH本隊と連絡が出来ず困っている別働隊の一行に、レーベンはそのUNで彼らの噂を辿ってみてはと提案する。 だが、そこに表示されたのは、「ミネルバのモビルスーツが民間人ごと基地を破壊した」「地球に移住した異星人を虐殺した」「プラントの人体実験に加担した」という無茶苦茶な記事だった。 流言飛語の類ではないかと言おうとしたゲイナーだが、この記事を見て頭に血が上った一同に口を噤ませられることに。 (一応、ゲイナーはこの事件以前にも何度か不穏な情報を掴んでいたが、出所不明の噂だと思い胸のうちにしまっていたのである。) その中、ノルブではないが別のヴォダラクの高僧がチラムに護送されるという情報をつかんだため、拉致してでも彼を連れてくることが決まった。 だがここで、レントンと「何も知らずにエウレカのナイト気取り」と言って彼を認めないホランドとの対立が決定的になり、この作戦で張り合うことになってしまう。 チラムも何故かヴォダラク僧の護衛に必死であり、攻めあぐんでいたところを久々のアサキムが救援に入る。 僧侶救出を巡る張り合いでは、結局覚悟が半端だったレントンがホランドに譲る結果に終わるのだが、この時現れたのはメールの父でランドの師匠、シエロ。 しかし彼は突然彼らに行方不明になった真相を語る。ブレーカーに襲われたとき、全てランドのせいでメールは死に、シエロは消息不明になったという。そして今のメールは偽の命を与えられた存在だとも。 目の前で自分が隠していたことをバラされら動揺するランド、さらにアサキムが本性を露にしてランドへ仕掛ける。その激痛にランドは思わず悲鳴を上げ、時空転移が発生する。 彼の目的は、心身ともに決定的な傷をランドに負わせることであり、そのために偽シエロとともに芝居を打ってランドの精神を深くえぐったのである。 そこに出てきたセツコは、ランドを気絶させることで転移を止め、ランドとメールを安全な場所へ連れて行く。 また、シエロの正体は、実はツィーネの変装(?)で、本性を現した彼女もまた襲ってくる。 敵は撃退したが、真実を知ったメールは、ランドを全ての元凶とみなし禁句である「ザ・クラッシャー」と彼を罵る。 実際にメールの死を招いていた彼には言葉もなかった。 戦闘後、ランドは仲間にも真実を語る。 4年前、ガンレオンのサブシートに乗っていたランドは、もたついたために襲ってきたならず者を取り逃がした。 その時、腹いせに彼らはメールを襲ったため彼女は一度死亡した。だが彼女の遺体をガンレオンに安置したところ、光の珠が彼女の身に宿りメールは息を吹き返したのだ。 しかし、そこへ逆襲しに来た連中の手によって負傷したランドが悲鳴を上げると、さっきのように時空がゆがみ、シエロはそれに飲み込まれてしまったのである。 それ以降、ランドは人間以外の何かとなったメールとともに、ビーター一家をぶち壊しにした罪を償うためにも、父の行方を捜し光の珠の謎を追っていたのである。 彼が修理屋にこだわるのも、一家をバラバラにしてしまったことへの負い目だったのか。 しかしランドの目は死んでおらず、ガンレオンを修理したらすぐにでもアサキムをシメに行くと気を吐いていた。 そんな彼をゲインとジャミルは敢えて一人にするのだった。アナ姫は二人を冷たいというが彼らなりの優しさと言えるのだろう。 ひとり残されたランドに「ワシならそのガンレオンを究極のマシーンにでも何でも出来る」悪魔のささやきをかけるのは、「自称天才博士」のジャガイモ…もとい、ジエー・ベイベルだった。 169 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/16(火) 14 53 28 ID fJ0rMzyA0 32話「俺が俺であるために」 ランドやゲインが男の友情劇を繰り広げる一方、ホランドはエウレカの治療に立ち会っていた。 エウレカは一度世界の果てに触れ、戻ってきたために土人形の姿になったらしい。僧が聖水をかけ呪文を唱えると、彼女は元の姿を取り戻した。 だが、ホランドはエウレカがこうなった原因をレントンととらえ、「やつを近づけるな」と言い残し、エーデル准将との会談に出かけていった。 そのエーデルが危険を冒してまでお尋ね者の別働隊と接触したのは、彼らが真に自分の同志になる者か否かを確かめるためだという。 彼女は一部の独善で地球連邦が動くことを憂慮し、それを改革するべく動いているという。また「改革を進めるため、自由に動くあなた達を囮として使うことになる」ともスッパリ言ってのける。 この世界のために戦うという彼女の精神をジャミルは本物だと信じ、そのスパっとした物言いをホランドも気に入るのだった。 一方のメール。自分が人間じゃなくなってたこと自体はそこまでショックではなかったが、それを黙ってたランドのことはどうしても許せずにいた。 そのメールにゲインは「熱を失ったランドはランドじゃない」とメールに謎をかけた。 で、結局ランドがジエーにやらせたのはガンレオンの修理だけで、超兵器にしようという彼の野望は潰えた。 そこに来たレーベンの紹介で今更ジエーの正体を知ったランドだが、既に半ば意気投合する様子を見せているのはなぜだ。 セツコからアサキムが現れたと連絡が入るが、それに大慌てで駆けつけたランドはウォーカーマシン…。馬鹿正直にガンレオンに乗ったらアサキムの思う壺なので外してみたのだが、 そんなんでアサキムに勝てるわけもなく案の定ボロボロにされ、セツコともども追い詰められる。 ガンレオンと離れたためか激痛に喚いても無意味なランドと、痛めつけても悲鳴を上げてくれないセツコを前に「今回もダメか」みたいなことを言ってアサキムは諸共に始末しようとするが、 そこへ置いて来たガンレオンを持ってZEUTHの他メンバーが駆けつけ、ランドは一度アイアンギアーに退くことに。だがレントンはその隙にエウレカの近くに行った模様。(でもロアビィさん役立たずって…事実弱いがレントン) だが戻ったランドを「ガンレオンに触るなクラッシャー」と阻むメール。それを無理に説き伏せてガンレオンに乗せて出てきたランドを迎え撃つアサキム。 「心の壊れた君に何が出来る!!」と大笑いする彼に対しランドは「壊れた物はモノだろうが人の心だろうが直しゃあいい!! それが俺の生き様だっ!!」と切り返し、 そのセリフに心を打たれたメールとも和解、ランドとガンレオンは完全復活を果たした。 …「負けなーいぜ負けなーいぜー」な暑苦しいBGMを何とかしてくれ。んでアサキムは「傷だらけの獅子」というものをランドが制御してみせ、メールと仲直りしたことに少なからず意外に思う顔を見せた。 「今がクラッシャーに戻る時か」とランドが戦闘前呟いた通りなのか、覚醒ガンレオンは修理マシンどころかかなり攻撃的・悪魔的なフォルムのブツで、 爪でズタズタにするとか、ガンレオンの傷を敵に移すとか技も悪魔的に。 んで、獅子が目覚めたのに悲鳴を上げようとしない、想像以上に強いランドには本気でアサキムも驚いたようで「焦ることはない」とばかりに退いていくのだった。 ガンレオンの謎は解けなかったもののランドとメールの問題は何とか解決した。一方、レントンがいると自分は変わると思ったエウレカは彼を拒絶してしまう。 彼女に自分の変化を受け入れる勇気はなく、そんな彼女を受け入れる度量もレントンにはなかったのである。 そしてレントンは失意のうちに月光号を降りた。 (続く。) 183 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/19(金) 13 03 55 ID ypj+Lbhw0 本当は「ランド留守番ルート」もあるんですが、思い出しプレイ中なのでちょっと待っててください。 レントン捜索ルートダイジェスト(33~35話) 役にも立たないレントンが月光号から降りて清々した、というホランドの言い草が気に入らず、 ガロード、ジロン、桂、ゲインが彼の後を追うことになった。 それにランドと、最前に合流したレーベンも同行することになる。 割と早期に見つかるレントンだが、彼は「このままおめおめと月光号に帰れない」と言って行方をくらましてしまう。 放浪の末、彼は偶然出会った流れのボーダー、ビームス夫妻の船でお世話になることとなった。 一方、レントンを捜す桂には生き別れの友オルソンが接触してきた。 彼は特異点たる桂を抹殺するよう命令が出ていることを告げ、自分がかくまうからチラムへ来いと提案するのだが、 一国の都合で時空を修復することに疑問を感じた彼はこれを拒否した。 また、ゲインは自分を妹の敵だと思い込んでいるアスハム・ブーンに私情全開で追い回され、 ジロンは色々あって死なせてしまった夫の弔い合戦に燃えるグレタ・カラスに再会してしまっていた。 そんな傍ら、ガロードは裏切ったと言って追いかけられていたエニル・エルとようやく和解していたが。 オーバーデビルなる怪物が襲ってきたと聞き、一行はレントン捜索もそこそこに居残り組と合流しに向かう。 その頃レントンは夫妻の人柄に惹かれ、一時は彼らを父母と呼びそうになるのだが、夫妻にはレントンが月光号に残してきた未練を見抜かれていた。 彼らは傭兵で、ホランドたちと決着をつけるべくここに来ていたのだ。そしてレントンの正体も既に知っていた。 その上で彼らはここに残るか、月光号へ戻るか選択を突きつけてくる。その事実に大きく動揺するレントンだが、最終的には月光号へ戻るのだった。 そして、ようやく己の気持ちに気づいたエウレカと再会を果たす。 しかし、ビームス夫妻は現れたホランド達との戦いの末に散っていくのだった。 ようやく互いの気持ちに素直になれたレントンとエウレカの姿を見て、ホランドはある決意をしていた。 それは、自分の命に代えてもこの2人を守るというもので、並みの人間が言えば死亡フラグだった。 しかしその時、独自の情報網を持つアークエンジェルから、新連邦の部隊にチラムの首都が攻撃を受けているという急報がもたらされた。 事態の真偽を確かめるべく、ZEUTH別働隊はチラムへと急ぐのであった。 (なお、エウレカは大地に取り込まれた影響で髪が千切れ、眉毛も抜けて顔に傷が残っています。なので帽子かぶっています。) 184 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/19(金) 13 05 14 ID ypj+Lbhw0 ランド36話「示される明日」 アークエンジェルから「新連邦がチラムを攻めた」という急報が入り、大急ぎでZEUTH別働隊はチラム首都へと向かう。 だが不可解なことにZAFTも出動しているのだが、新連邦と本格的な戦闘を行う気配は感じられないという。 そのためかZEUTHとアークエンジェルが着く頃には首都は半ば壊滅状態で、チラム総裁は虎の子の時空制御装置を持って脱出した後だった。 脱出のしんがりを務めていたオルソンは桂と再会したが、一国のためではなくこの世界のために出来ることを探すと言う桂に対し「しばらく時間をくれ」と言って別れた。 敵戦力の中核となっているのは広域破壊用の大型可変モビルアーマー「デストロイ」であり、それに乗せられているのはステラだった。 そこへミネルバをはじめとするZEUTH本隊も到着し、ステラがデストロイに乗っていることを知ったシンは一目散にデストロイへ突っ込んで行く。 だが別働隊の姿を見た本隊は「昨日は新連邦に雇われて、今日はチラムの傭兵か」と謂れのない罵声を浴びせてきた。 雇われてきたのではなくて新連邦の勝手を止めるべく来たというのに、向こうは別働隊の言い分に耳を貸さない。 同じ新連邦を相手にしている以上それぞれ勝手に敵と戦うのだが、同じZEUTHでありながらその間には一触即発の空気が漂っていた。 そうこうするうちにデストロイを食い止めたシンだが、そこへキラが介入したせいでステラは敢え無く爆死してしまうのだった。 その後、デュランダルがチラム侵攻戦の惨状を全世界に放映し、新地球連邦を影で牛耳る「賢人会議」の存在を暴く演説をぶつが、ここで別働隊の抱いていた疑問が確信に変わる。 実はチラム首都のある南アメリアにはZAFTも駐留しており、止めようと思えばいくらでも侵攻を止められたのだが、彼らは先の通り戦意がなかった。 これは演説の効果を上げるために敢えてチラムを生け贄にしたとした思えない行為だった。 またレーベンに言わせれば、ZEUTH本隊を出動させたのもデュランダルの正義をアピールするためのものだ、とのことであった。 もっとも実際はZEUTH本隊も乗せられたに過ぎないのだが、この時点でその事実に気づくものは別働隊にはなかった。 ランド37話「粛清の嵐」 先の戦いで落とされた新連邦の軍人を、どうしたことか「ザ・ストーム」とかいう奴がアークエンジェルへ届けに来た。 それはネオ・ロアノークだったが、艦内に残ったデータと照らし合わせるとかつて彼らの仲間だったムウ・ラ・フラガそのものだったのである。 賢人会議の協力者は全世界に及び、デュランダルに乗せられた市民が各地で暴動を起こす中、シロッコとデューイは賢人会議の参加者をほぼ全て片付け、 傀儡の大統領ブラッドマンを立てて新連邦の事実上トップとなった。このクーデタに巻き込まれ、レーベンが敬愛するエーデル准将も行方知れずとなったようだ。 この世界の混乱の中アクセル・サーストンは、いまや唯一の肉親たる孫、レントンが生きる気力を失っていないか気が気でないのだった。 また先の戦闘から辛くも逃げ延びたチラム総裁だったが、そこに突然現れたアサキムにより時空制御装置が破壊されてしまうのだった。 クーデタ後の連邦政府発表により、あろうことかアークエンジェルとZEUTH別働隊はクーデタ政権の特殊部隊ということにされてしまう。クーデタ派によってチラムでの戦闘もきっちり記録にとられていたのだ。 ここまでの見事なやりように、ホランドは因縁の相手であるデューイが立ったことを察知するのだが、そこへ新連邦の部隊が現れ、一行はある地点へと追い込まれる。 本格的に戦う意図は敵にもなかったようで、彼らは適当なタイミングで離脱するのだが、それと前後して現れたのは、ZEUTH本隊だった。 185 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/19(金) 13 10 42 ID ypj+Lbhw0 ランド38話「仕組まれた決戦」 現れたZEUTH本隊は、世界を混乱させてると見られる別働隊に武装解除を勧告するが、身の潔白を主張する別働隊はその要求に応じない。 別働隊とて本隊のことを「軍の命令で無道を働く連中」とみなしており彼らの態度を罵るが、あちらも他に手はなかったといって恥じるところがない。 お互いの話が噛み合うことなく武力衝突にまで発展してしまうのだが、 その最中フリーダムへの怒りに任せ突っ込んできたシンによりフリーダムが落とされてしまう。 救助に向かったアークエンジェルもミネルバの砲撃にさらされ行方不明になる。 さらにZAFTの増援まで現れ、別働隊は絶体絶命のピンチに陥るのだが、ここへ飛んできたのは先にチラムで別れたオルソンと、謎の男ザ・ストーム。 彼らは新連邦の部隊を誘導してきており、両者が睨み合う隙にアークエンジェルを除く別働隊は戦線を離れるのだった。 (※本隊を叩きのめして経験値を稼いでもゲームに影響はありません) 別働隊と合流したオルソンは、チラムで進めていた時空修復計画が瓦解したという事実と、自身がチラムを抜けることを告げてきた。 オルソンもチラム一国のための時空修復には賛同できなくなったのだという。次いで彼は、ザ・ストームからもたらされた恐るべき事実を一行に示した。 UNに流布していた情報に曰く、ZEUTH別働隊は新連邦の新兵器実験に参加し、ダブルエックスを受領したこと。 曰く、チラムからヴォダラクの高僧を拉致し、なぶり殺しにしたこと。曰く、コーラリアンの雲を観測して新連邦から報酬を得たこと。 実際にはティファとエウレカを利用しようとした落とし前としてDXを奪い、拉致したのは事実だがカイメラが高僧を保護したはずで、 コーラリアンに突っ込んだのはホランドの独断だったのである。 また別働隊の見た本隊の怪情報も、また嘘っぱちで、ZEUTHは共に見えざる敵のデマゴーグにしてやられてしまったのである。 だが、日常的にUNを利用しているはずのゲイナーすらもガセネタしか掴めなかった、というのは不自然だった。 一連の敵の動きにデューイの影を感じたホランド。 もはやゲッコーステイト単独では動かしがたい事態になったことを悟った彼らは、コーラリアンとゲッコーステイトとの関係を明かした。 コーラリアンとはこの世界と別次元にいる知的生命体であり、あの巨大雲はコーラリアンの世界とこちらを繋ぐ門であった。 そしてコーラリアンは人型の個体をこの世界に送り込んでいた、それがエウレカだったのである。 だが政府はコーラリアンの殲滅を目標として掲げ、それに反発したホランドたちがゲッコーステイトを結成したのである。 ただホランドもコーラリアンの全てを知っているわけではなく、より多くの情報を知るものがいるトレゾア技研という場所へ、他のメンバーを誘うのだった。 186 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/19(金) 13 13 11 ID ypj+Lbhw0 ランド39話「スタート・イット・アップ」 エウレカがコーラリアンと聞かされて一瞬たじろぐレントンだったが、彼女自身には「エウレカはエウレカなのだから」と言ってのけた。 そのことで鉄甲鬼(もしくはマリン)たちから「危うく彼女に偏見の目を向けるところだった」と感謝されるレントンだった。 実はコーラリアンの話のほかにもトレゾアへ行く目的はあった。どうもニルヴァーシュはレントンの家出以来成長しはじめており、それの改修を図るためでもあった。 つまりニルヴァーシュもまた生きてるメカニックと言うこと。 ただホランドがトレゾアの所長を苦手なので今まで行かなかったとか何とか。 だがその時、おびただしい数の生物が人間の都市を襲う映像がUNを通して全世界に放映される。そして演壇に立ったデューイはそれを「人類の敵、コーラリアン」と呼んだ。 コーラリアンを倒すべき敵として印象付けることでデューイに先手を打たれてしまったのである。改めて自分達の戦いが孤独なものであることを思い知る別働隊だったが、これでへこたれるぐらいではアウトサイダーはやっていけない。 で、トレゾアの所長、モリタと出会うが、元々ニルヴァーシュは自分が研究していたもので、それを昔ホランドがエウレカもろとも持ち去ったことを根に持っているらしく、再会したホランドに嫌味をたれてくる。 しかし、今ニルヴァーシュを操っているのがアクセルの孫(レントン)だと知ると俄然やる気になるのだった。 その改修作業が終わるのを待つ間コーラリアンの話を整理しようとするが、巨大な雲も人間を襲う変な風船もエウレカも全部コーラリアンと呼ばれていることに混乱する。 そこに現れたのは目下コーラリアンと多元世界との関係を研究中のドクターベアことグレッグ・イーガン。彼の話では新連邦が無理やりコーラリアンを目覚めさせているらしく、一行は作戦阻止のために出動した。 情報にあったポイントでは、既にコーラリアンを刺激するための兵器を搭載した爆撃機は離陸しており、足止めのためにアネモネを含むKLF部隊が立ちふさがった。 ニルヴァーシュの改装は終わったもののはまだ飛ぶためのボードが届いていない。 新型KLFのVC-10とアネモネ駆るジエンドのコンビネーションに押される一行。どうしたことか反応の鈍い月光号がジエンドに取り付かれ危機に陥るが、ここに現れた輸送機は一か八かでニルヴァーシュのボードを射出、 ボードを空中で受け取ったレントン達とニルヴァーシュによりアネモネは退けられる。 だが、戦場から約20kmの地点で巨大雲の発生が確認され、そこからおびただしい数のコーラリアン(グレッグ曰く抗体)が出現し、本能のままに向かってくる。 エウレカの同胞とはいえ、全く話が通じない以上は撃退するしかない。そしてしばらく時間が経つと彼らは力尽き、次々に自壊していった。 戦いの後、別働隊の全員を月光号のリビングに集めたホランド。彼は、コーラリアンが知的生命かもしれないという説を自分の師匠アドロックから聞いたこと、 そしてゲッコーステイト結成の真の目的が、人とコーラリアンを唯一繋げるであろうエウレカを守ることにある、と告げた。 彼はアドロックの遺志を継ぎ、コーラリアンと人との共存を実現させようと言う夢物語のような志を胸に今日までやってきていたのだ。 そしてホランドは、自分の真の目的のためにメンバーも含めた色んなものを騙し騙し利用してきたことを詫びたが、実はみんながみんな互いに利用してやろうと考えていたようで、誰も人のことは言えず、 その上でホランドの言う夢物語を応援する、と言ってのけたのだった。 187 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/19(金) 13 15 05 ID ypj+Lbhw0 (39話続き) そんなこんなで盛り上がっていたところへ再び現れたグレッグ。彼はエウレカのような人型コーラリアンの生まれた理由を 「コーラリアンは人類のことを何も知らない」というコーラリアンからのメッセージであり、また人間からコーラリアンへ送るメッセージを書き込むため、と説明した。 例えるなら何も書かれていない本であり、また人類が送る際には何を書き込んでもよい本でもある。往復はがきで送られたまっさらな手紙でもいいかもしれない。 そしてコーラリアンは、この世界から次元の壁を隔てた向こう側に無限と思えるほど大量に…というか数える方が馬鹿らしいぐらい存在しており、 そのためコーラリアンの雲が現れる近くでは次元の壁がゆがんでいたのだ。またデューイが使っている兵器は極小規模の時空震動弾で、 これを使って次元の壁をわざと刺激し、抗体コーラリアンを出現させていたのである。 最終的にそのコーラリアンが完全に目覚めたとき、この世界はその計測不能なほどの命を支えきれなくなり崩壊してしまうのだという。 この世界が不安定なのも、向こう側でコーラリアンが少しずつ目覚めているせいであるという。 計測不能かつ不定形の生命の集合体であり、場合によって雲の形で現れたり、大地と一体になっていたり、抗体として周囲の物を無差別に襲ったり、或いは人の形で現れる、それがコーラリアンだった。 もっとも、これ以上のコーラリアンの情報は新連邦かヴォダラクの僧侶しか知らないらしく、ホランドたちはコーラリアンとの対話の術を知るためにも、ヴォダラクのノルブ師と会わねばならないのだった。 ランド40話「崩壊序曲」 ブラッドマンがホットラインを用い、チラム総裁に「時空制御装置」の実験に立ち会わないかと誘いをかけてきた。 自前で作っていた制御装置を壊されたチラムにとっては、進むも地獄戻るも地獄の二択であったが、総裁はこの国を守るためなら新連邦への恭順も止むなしと心を決めていた。 ニルヴァーシュのボードを造っていたのは祖父アクセルで、届けに来たのはカラバのハヤト・コバヤシだった。 彼はアクセルからレントンへ「全てやり終えたとき、エウレカと一緒にベルフォレストへ戻ってくるのを待っている」という内容の手紙を預かっていた。 彼が帰った後に現れたのは、ご自慢のロングヘアをばっさり切り落とし、服装も臍だしだった以前よりよほど淑やかになったタルホの姿だった。 引退か失恋か、と周りが騒ぐ中、彼女はホランドの子を身ごもったことと、そのために月光号の艦長兼操舵士の座を降りることを発表。先の戦闘でキレがなかったのは、身重であるが故だったのである。 いきなり父親になってしまったホランドに対し、ランドとゲインの目はやけに生暖かいのだった。僻みか(ゲインも子供いただろうが…)? だが月光号から降りるわけではなく艦長職だけは続けることに。こればかりはホランドがどう言っても譲らなかった。 代わって操舵士となったのは、今まで通信士で出番のなかったムーンドギー。実は船舶免許を持っていたということで名乗り出たが忘れられてたようだ。 そこへ現れたオルソンから、新連邦が時空制御装置の実験を開始するという情報が告げられる。 ブラッドマン大統領自らが実験の指揮を執る現場に駆けつけた別働隊は、時空制御技術を盾に世界中に併合を迫るのなら放っておけない、と、装置を積んだ輸送機もろともぶち壊すべく出撃する。 しかし仮面の怪人がもたらした情報によりこの場に集まったのは百鬼帝国、頭翅自らが操るケルビム兵、ブッチャーはじめとした異星人連合、さらにはツィーネと部下のカラスメカ…と、種類も数もめちゃくちゃ。 頭に血が上ったブラッドマンは時空制御装置の実験を強行したが、それで起こったのはブレイク・ザ・ワールド級の時空崩壊。 それに巻き込まれる最前、アポロは現れた頭翅から、バロンを助けたくばアポロニアスの子孫(シリウスとシルヴィアのこと)を差し出せと言われる。 さらに頭翅は、その2人に天翅の翅があることを明かし、人類の敵なのだから差し出すことなど訳ないだろうとアポロを挑発するのだが、 バロン本人から「もう死んでしまって、偽者の命で動いてるだけの自分より今生きている仲間のことを助けてやれ」と言われ、頭翅の言葉を跳ね除ける。 そのせいでバロンは本当に死に、頭翅は消えるが、去り際に「もうすぐ無限の牢は人間の愚行のせいで開く」と彼は言い残すのだった。 188 :スーパーロボット大戦Z:2010/03/19(金) 13 22 08 ID ypj+Lbhw0 と、いうわけで一応分岐終わりました…。長かった。 後で、何回かに分けて簡略版を書いたほうがいいかもしれません。
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/916.html
(画像:リボルテック XAN-斬-) <リンク集> 位置づけとしては「教科書・参考書」。 WikipediaOVERMANキングゲイナー <作品概要> <◆基本情報> 本ページの対象作品OVERMANキングゲイナー(TVアニメ) <◆主要人物> ヤーパンの天井ゲイナー・サンガ(声:野島裕史):主人公。ゲームチャンプの称号を持つ ゲイン・ビジョウ(声:かわのをとや):エクソダス請負人。通称「黒いサザンクロス」 サラ・コダマ(声:小林愛):ヒロイン。ガウリ隊隊員 ベロー・コリッシュ(声:大竹周作):ガウリ隊隊員 ヒューズ・ガウリ(声:草野徹):ガウリ隊隊長 アナ・メダイユ(声:鬼頭典子):メダイユ公の一人娘。自称「あわれな人質」リンク/リンナ/リンス:アナのペットで、リンクスと呼ばれる動物 リュボフ・スメッタナ(声:二村愛):アナ姫の教育係 アデット・キスラー(声:林真里花):シベ鉄→ヤーパンの天井に鞍替えし、ゲイナー達の教師に。 ママドゥ・アザフ(声:西凛太朗):ゲイナー達の教師 コナ・マダヤ(声:本田真弓):メカニックチーフ ナン(声:入江純):大柄な女性メカニック トゥン(声:?):小柄の男性メカニック エリザベス(声:林智子):シトラン医師の下で働く看護婦 五賢人ガッハ・ヴィゲル(声:岸野一彦):リーダー格 ペルハァ・ペイ(声:原川浩明):医師 シトラン・ピィ(声:白神直子):女性 マンマン・ドゥットン(声:麦人) シベリア鉄道警備隊ケジナン・タッド(声:北沢洋):シベ鉄哀愁3人組の1 エンゲ・ガム(声:小山剛志):シベ鉄哀愁3人組の2 ジャボリ・マリエーラ(声:田村真紀):シベ鉄哀愁3人組の3 ヤッサバ・ジン(声:江川央生):ヤッサバ隊隊長 カシマル・バーレ(声:藤原啓治):通称「氷の運行部長」 キッズ・ムント(声:佐々木誠二):シベ鉄総裁 シンシア・レーン(声:水城レナ):キッズの秘蔵っ子。ゲームクィーンの称号を持つ ロンドンIMAアスハム・ブーン(声:子安武人):特務隊隊長。ゲインをつけ狙う ザッキ・ブロンコ(声:中村たかし):特務隊副隊長 その他メダイユ公(声:宗近晴見):ウルグスクの統治者。 ミイヤ・ラウジン(声:中西裕美子):大人気歌手 ルブル・ウォン・ダラ(声:千葉雅子):ミイヤのマネージャー マルチナ・レーン(声:沢田敏子):シンシアの祖母 カリン・ブーン(声:折笠富美子):アスハムの妹 主要ゲストエイファ・ユース(声:林智子[5話] / 伊藤実華[26話]):5話。ヤッサバの心境を変えた少女 ピルウィッツ公(声:原川浩明):11話。ポリチェフの統治者で、ジンバの持ち主 エリアル・ニールセン(声:高橋広司):19話。ゲインのかつてのエクソダス時の相棒 <◆使用楽曲> OPテーマ:キングゲイナー・オーバー! / 福山芳樹 EDテーマ:Can you feel my soul / 秘密楽団マボロシ 劇中歌・挿入歌本当かい! / 宮城小百合&本当隊 ミイヤの祭り / 宮城小百合 デビルズ・アイシング / 西野薫 氷の上のおやすみなさい / 国分友里恵 <◆シナリオ> イベント時系列表OVERMANキングゲイナー イベント時系列表(まとめ中)作品全体の中で重要な出来事を抜粋。ネタバレ注意。 TVアニメ第1話 ゲインとゲイナー 第2話 借りは返す! 第3話 炸裂! オーバースキル 第4話 勝利の味はキスの味 第5話 シベリアに光る目 第6話 セント・レーガンの刺客 第7話 鉄道王キッズ・ムント 第8話 地獄のエキデン 第9話 奮闘! アデット先生 第10話 アスハムの執念 第11話 涙は盗めない 第12話 巨大列石の攻防 第13話 ブリュンヒルデの涙 第14話 変化! ドミネーター 第15話 ダイヤとマグマの間 第16話 奮戦、アデット隊 第17話 ウソのない世界 第18話 刃の脆さ 第19話 リオンネッターの悪夢 第20話 カテズで勝てず 第21話 オーバーマンの闇 第22話 アガトの結晶 第23話 復活のオーバーデビル 第24話 オーバーマックス 第25話 氷の中で 第26話 ゲインオーバー(Fin) <◆参戦済スーパーロボット大戦リスト> 関連ページ:スーパーロボット大戦 No 作品 略称 発売日 ハード 備考 55 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 第2次Z再 2012/4/5 PSP 53 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇 第2次Z破 2011/4/14 PSP - スパロボ学園 学園 2009/8/27 NDS 原作なし 48 スーパーロボット大戦K K 2009/3/20 NDS 47 スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク ZSPD 2009/3/5 PS2 46 スーパーロボット大戦Z Z 2008/9/25 PS2 <関連情報、その他雑感> <◆鑑賞記録> 2010年5月以降に鑑賞した分。◆TVアニメ(2011/10視聴完了)