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【種別】 超能力 【初出】 とある魔術の禁書目録 頂点決戦Ⅱ 【解説】 黒ウサミミに従って現れた、 『幻想片影』と同質の能力を持つ者達。 その正体は、白ウサミミこと能兎白栗が実験を開始するにあたり、 『幻想片影』(主人公)を見出す前に発見した能力者達。 個人の能力名ではなく、能兎栗に近しい能力の総称。 白ウサミミは能力開発の研究者という肩書きで彼ら・彼女らに接触してデータを採取したが、 算出されたデータから『幻想片影』以上に素質を開花させる見込みがないと判断され、実験には参加していない。 『幻想片影』が実験に参加した影響で昏睡状態に陥ったとき、 『狂想片影』達も一斉に意識不明に陥ったという。 白ウサミミに協力していたゾーィ=マクレガーが匿名で通報したことで一般の病院に収容されていたが、 『幻想片影』の意識が覚醒した際に合わせて目を覚ましたようだ。 黒ウサミミに従う理由は、 同じ能力者で同じチャンスがあったのに、 自分たちが蹴落とされ、主人公が選ばれたことへの不満、 怨恨や嫉妬抜きで自分の限界に挑戦したい、など、個々人で異なるが、 「能力を強化する」という約束だけは共通している。 能力の強化には「栗の仮想世界に取り込まれた時の残滓」を利用しており、 残滓を利用して、栗が取得した能力も引き出せるように調整されている。 大本の能力が強大なため、『幻想片影』と異なりブースターを必要としない。 栗と能力を介して繋がっているため、栗の暴走する精神に引き摺られ、 徐々に凶暴化、正常な思考を失っていく。 本質的に『黒い影』と根本を同じくするため、 『黒い影』に接触されると能力者ごと吸収されてしまう。 『黒い影』が暴れるのも、『狂想片影』を暴れさせるのも、 もともと栗の暴走を抑えるためのガス抜きを兼ねた行為であり、 ある程度暴れて戦闘不能になった(落ち着いた)『狂想片影』は、 黒ウサミミの操作する『黒い影』に回収される。 なお、一時的に取り込まれるが、命には別状がないとの事。
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【種別】 施設 【初出】 とある科学の超電磁砲第98話 【解説】 学園都市2つ目となる民営の少年院。 セキュリティ事業を生業とする民間企業が運営しており、第一少年院を圧倒する最新鋭の監察・防衛システムを構築している。 院長は橋国亮太。 超能力者も仮想敵としており、院長は常盤台中学の総力を結集しても突破できないと豪語している。 正規の出入り口は容疑者の護送と看守や出入り業者が使用する正門と、緊急時のみ開放される裏門の2箇所で、車両が通行できるのは正門のみ。 その正門は第一少年院がゲート爆破で突破されたことを鑑みて耐爆強度を第一の1.81倍に設定しており、さらに内部に同強度のシャッターを2枚降ろすこともできるため、爆破による突破はまず不可能。 門から広がる外壁は高さ15mで、壁に穴を開けられても中に巡らされた菅からバードライムを充填して即座に修復を行う。 通風孔内部にもセンサーと迎撃システムが設置されており、小型ドローンなどによる侵入を防ぎ、無線を探知して操縦者を攻撃する。 施設全域にAIMジャマーを配備しており、外壁から20m程度まで効果圏内に収める。 さらにジャマー範囲外からの能力による大規模攻撃を想定してピンポイントのロングレンジジャマーや、 壁から暴風を放出して飛翔体のバランスを崩す妨害システムも存在する。 さらに外壁周辺には衝撃波の壁を生み出す音響兵器や落とし穴なども存在し、院内には無力化ガス放出機や疑似真空化設備も置かれている。 施設内の設備とは別に大量のロボットを配備しており、外壁周辺をワーアルマジロ、内部にはハンティングワスプやジャイアントセンチピードなど様々なロボが防衛する。 なお、移送時などでジャマーの範囲から離れた際に逃亡されるのを防ぐため、収容所と鑑別所を同じ施設内に作り、中で仕切るようにしている。 比較されている第一少年院は「禁書目録」15巻にて登場しており、結標のかつての仲間が収監されている。
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【初出】 禁書SS自作スレ>>958-959 1 銀河のスパーク 流星のスピード ミサカが愛した 無敵のヒーロー ミサカが闇に脅えてる ミサカが夢を失くしてる 明日をつかむこの胸に ほんとの勇気をくれないか ★TAKE A CHANCE 力のかぎり 生きること TAKE A DREAM どんなときでも 忘れない アクセレーター アクセレーター アクセレーターパワード 2 緑の大地と 果てしない青空 ミサカの平和を 悪魔が狙う 苦しい時をのり越えて 険しい壁を飛び越えて すべてに挑むこの胸に 負けない情熱くれないか TAKE A CHANCE ミサカのために突き進む TAKE A DREAM 輝く瞳 信じてる アクセレーター アクセレーター アクセレーターパワード (没案) ギリギリまで 頑張って ギリギリまで 踏ん張って ピンチの ピンチの ピンチの連続 そんな時 上条当麻がほしい! 自分のパワーを信じて 飛び込めば きっとつかめるさ 勇気の光 うぬぼれるなよ 邪悪な願い 最後の力が 枯れるまで ここから 一歩も さがらない ギリギリまで 頑張って ギリギリまで 踏ん張って どうにも こうにも どうにもならない そんな時 上条当麻が ほしい! 愛さえ知らずに 育ったモンスター 叫びはおまえの 涙なのか 力まかせの 邪悪な願い 大切なミサカを 守るため ここから一歩も 通さない ギリギリまで 頑張って ギリギリまで 踏ん張って どうにも こうにも どうにもならない そんな時 上条当麻が ほしい!
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Pm.2 59 ~in London~ ロンドン、聖ジョージ大聖堂。 教会と呼ぶには少々広いが、大聖堂と呼ぶにはやや手狭な、ある意味で非常に目立たない建築物。 普段、休日ではミサのために開かれる聖堂。聖堂は日に関係なく門は開放されている。 しかし、今日。その門は固く閉ざされていた。 それだけでは無い。中には休日に集まる人間よりも多い人々が集まっていた。 皆、修道服や神父の服を身に纏った魔術師である。 集団の名は『必要悪の教会(ネセサリウス)』。 そして、その異常たる人々の中心に、最大主教(アークビジョップ)ローラ=スチュアートがいた。 「アニェーゼ=サンクティス。以下二五一名。最大主教(アークビジョップ)の命により、ここに集結しました」 「ご苦労」 三つ編みを多く結った赤毛のシスター。アニェーゼは膝を返し、身を引いた。 彼女の後ろには二百名を超える黒い修道服の女性たちが席に座らず佇んでいる。 「ステイル=マグヌス。報告はどう?」 「はっ」 そう呼ばれた男。派手な装飾品を纏い、目下にバーコードの刺青がある長身の神父はローラの前に出ると、膝を折り、頭を下げた。 「―――――――報告通り、ということであります」 「そう、あれは本当だったということでありけるね」 その言葉に意味することに、ローラは納得がいった。 周囲の人々に動揺が走る。 「『最大主教(アークビジョップ)』。あちらにも連絡はいっているのでしょうか。でなけば本作戦は…」 「大丈夫」 「あちら側も一昨日に要請があった。そして今日も同様の連絡が来ているたるよ」 「では…」 その言葉を遮るかの如く、ローラは重い腰を上げる。 空気が静まり返った。 「元時刻をもって、本作戦を決行する」 その言葉に、皆が了承した。四〇〇を超える魔術師たちが動いた。 「作戦名?名付けるとしたらこうね」 ローラ=スチュアートは告げる。 「『並行世界(リアルワールド)』―――――――――――――――と言うのは如何かしら?」 ロンドン塔の時計はゆっくりと3時を指した。 日本とは九時間の時差がある。 日本にある学園都市は今日の幕が引いた。 そして、長い長い一日の幕が開ける。 とある魔術の禁書目録 「並行世界(リアルワールド)」 一日目 完
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【種別】 施設 【初出】 とある魔術の禁書目録SS -『必要悪の教会』特別編入試験編-第二章 【解説】 三階建て程度のロンドンでは珍しくもない石造りの四角いビルディングで、 わざと風景の中に埋没するようなデザインされている。 元々は市民図書館は民間人からの『善意の寄贈』によって成り立つ施設とされており、 公序良俗に反さない限り、図鑑や辞書、専門書、小説、演劇脚本、 映画のパンフレットやアメリカンコミック、バンドデシネまで何でも受け付ける。 保存や修繕でも高い評価を受ける事から、 好事家がかき集めたものの、自分で管理しきれなくなった稀少本の最終処分場、などとも呼ばれていた。 その実態は散逸した危険な魔道書の再回収をさりげなく、誰の目にも留まらない形で促すための公共施設。 凶悪な魔道書も数多く存在するが、保管されているのは大半が写本。『原典(オリジン)』は20冊未満しかない。 館内では『原典』の自律稼働を防ぐため、『魔道書の形をしたデコイ』を大量に隣接させる事で、 『原典』自身の認識能力を狂わせる効果があり、 どこまでが自分自身でどこからが自分以外か』のラインを錯誤させる事によって、 『自己の情報を無秩序に拡散させようとする』魔道書が、 『一体どこからどこまでの情報を被験者に流入させれば良いのか』判断できなくさせる形で空回りさせている。 しかし、ここまで行っても危険な『原典』を完璧に管理できるわけではないらしい。 特別編入試験の最中、フリーパスを持ち去った天草式が図書館に現れると踏んだフリーディア=ストライカーズは、 オペレーターの指示のもとフラック=アンカーズの部隊とこの場で合流。 しかし、フラックはイギリス清教の魔術師ではなく、騙されたフリーディアと、そこへ乱入した五和達は、 魔道書の『原典』の一つ死霊術書の情報を敵に送られてしまう。
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【種別】 人名 【元ネタ】 Wikipedia - バステト 【初出】 新約 とある魔術の禁書目録SS (rainbow spectrum notes 灰村キヨタカ画集2収録) 【解説】 『死者の書』を求めてインデックスを襲撃した、 「バテストの巫女」と呼ばれるエジプトの魔術師。 インデックスと似た年頃の浅黒い肌に長い黒髪の少女。 丈の長さだけで言えば足首近くまであるのに、 あまりにも生地が薄すぎるせいで全身が丸ごと透けてしまいそうな、 ピンク色のキャミソールのワンピースを着用し、 その上からシルエット全体を覆って隠すフード付きの黒マントを羽織る。 信仰する神の特徴から意匠された、 縦に裂けた奇妙な瞳孔と、フードの頭部から伸びる猫の耳が印象的。 インデックスに必要な情報を読み取らせ、脳内で『死者の書』を組み上げさせることで、 既に亡くなったセクメトと呼ばれた姉のような魔術師の記憶・記録を得ようとしていた。 『死者の書』はスフィンクスの目を通して盗み見ようとしていたが、 インデックスに看破されて失敗し、姿を現す。 戦闘においては自己トランスによる意識の覚醒を用い、 肉体を一時的に変質させて獅子の膂力を得る事で近接戦闘を行う。 爪も獣のように変質し、人間を超えた速度での戦闘を可能にする。 なお、この時は「セクメトの巫女」を名乗っていたため獅子の膂力とされているが、 本来は「バステトの巫女」であるため、実際には獅子ではなく猫の力と思われる。 スフィンクスの視線を盗む力もバステト由来のもので、 インデックスには「バステトの巫女」であることを見破られている。 強硬手段でインデックスの頭の中の『死者の書』を奪おうと襲いかかるが、 インデックスに虚を突かれて術式の制御に失敗して敗北。 戦闘には敗れたが、インデックスが脳内で組み上げた『死者の書』に記されたセクメトの思いを語り聞かせ、 納得を得て意識を失った。 なお、インデックスは事件があった事を上条当麻に語らなかったため、 彼女の襲撃事件の存在を知るのはインデックスただ一人となった。
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私、PSP禁書は発売日の少し過ぎてから買いました -- (神裂) 2011-09-18 14 24 43
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【種別】 組織 【初出】 とある科学の超電磁砲 第40話 【概要】 原作本編の年度の時点での、常盤台中学の最大派閥。 トップに食蜂操祈が君臨し、メンバーから「女王」と呼ばれている。 派閥の長として大きな影響を及ぼしているが自由奔放で放任主義なため、 食蜂の補佐として帆風潤子や口囃子早鳥などの幹部格のメンバーが、 実質的な派閥の管理・運営をしている。 活動内容で現在分かっているのは、派閥主催の意見交換会(参加は任意)など。 食蜂・帆風・口囃子らを中心とした派閥メンバー同士でのお茶会もよく開かれているようだ。 【解説】 常盤台中学の最大派閥であり、そのメンバーは全校生徒のうち41%を占める。 作中本編における昨年度時点の『常盤台三大派閥』であった、 沙派閥、水鏡派閥、支倉派閥がそれぞれ23%、19%、17%であり、 それと比較しても現在の食蜂派閥の巨大さや影響力が伺い知れる。 派閥のメンバーは多かれ少なかれ食蜂に心酔しており、彼女を中心に統制が取れている。 特に帆風や口囃子などの幹部・主要メンバーともなると、深夜であろうと女王の命令にはいつでも答え、 能力で好きなように操られても全く構わないと考えているほど。 一年生の小牧のようにノリが軽い(日常の活動には深く関わっていない)メンバーもいるが、 それでも「女王の命令は絶対」ということは最低限の方針として全員に浸透している。 このように女王至上主義ではあるが、不測の事態で女王が不在となっても、 帆風や口囃子などの幹部格が女王の代理として派閥メンバーをまとめ、 すぐさま最善策をとるための行動に出るなど、派閥内での人間関係は悪くなく、統率力も高い。 一方で、忠誠心の高さや心酔のしすぎが仇となり、ついつい度が過ぎて、 女王である食蜂を置き去りにして暴走してしまうこともある。 食蜂は派閥のことを当初は「便利な手足」「手駒」のつもりで考えていたが、今ではすっかり絆されている。 下っ端の小牧から「ああ見えて友達思い」と評されたり、 悠里千夜から「クールぶってるけどみんなのこと大好き」と暴露されたりと、 周りからは結構バレているようだ。 常盤台生であるため、当然ながら派閥メンバーは全員がレベル3以上の優秀な能力者である。 個人ではさすがにレベル5に敵わないが、群れとして最大の力を発揮するチーム戦を最も得意とする。 また、個々の能力の優秀さのみならず、食蜂派閥の最も脅威的な力はそれぞれの人脈である。 お嬢様ばかりのため、彼女たちの親や親族は大物が多い。 娘からお願いされた親の権力と、彼女たち自身の能力があわさると、 たった数時間で「対象の人物」のIDを乗っ取って機密情報にでたらめにハッキングすることで、 その「対象の人物」を学園都市のお尋ね者にし、預金や携帯端末を凍結させるなど、かなりエグいことも行える。 【派閥のメンバー】 食蜂派閥のメンバーについては、当初は食蜂と口囃子のみ氏名と能力が明かされており、 「縦ロールの少女」や「口元に艶ぼくろがある少女」をはじめ、 氏名や能力などの詳細がほとんど明かされていなかった。 これらメンバーは『超電磁砲』のみでなく、『アストラル・バディ』、『心理掌握』、アニメ『超電磁砲T』などにも登場する。 このうち、ファンの間や『禁書目録』で「縦ロール」と通称されていた生徒は、『アストラル・バディ』の主人公として抜擢された際に、 髪型が「ツインテールの少女」「ゆるふわウェーブの少女」に関しては『心理掌握』第9話で、それぞれ名前と能力が明かされた。 「艶ぼくろの少女」についても、『超電磁砲』140話および『心理掌握』10話(同日発表)で能力不詳ながら氏名が明かされるなど、 徐々に派閥メンバーのプロフィールが明らかになってきている。 主要なメンバーは以下のとおり。 【氏名が明らかなメンバー】 阿里希茶(幹部格・3年生。口元に艶ぼくろがある少女) 食蜂操祈(代表『女王』・2年生) 帆風潤子(補佐役・3年生。縦ロールの少女) 口囃子早鳥(幹部格・3年生) 牧上小牧(1年生) 未吹華散(未編集)(3年生。眼鏡をかけた黒髪の少女。CV:日岡なつみ) 咲蓮誘璃(新人) 【フルネームが明らかでないメンバー】 紀伊(ゆるふわウェーブの少女CV:山根綺) 芽生(前髪が長いツインテールの少女。CV:広瀬ゆうき) 【氏名未詳の主要メンバー】(*1) ポニーテールの少女(CV:咲々木瞳) (前髪が短い)ツインテールの少女(CV:南真由) なお、長らく名と能力が不明だった、芽生(前髪が長いツインテールの少女)と紀伊(ゆるふわウェーブの少女)は、 『超電磁砲』の大覇星祭編で美琴の監視役、獄門開錠編でドリーと警策看取の護衛役などとして登場する生徒。 『禁書目録』新約11巻にも食蜂派閥メンバーの一員として逆輸入され、帆風・口囃子とともにカラー口絵に描かれている。 また、幹部格の阿里(口元に艶ぼくろがある少女)と未吹(眼鏡をかけた黒髪の少女)は、 作中本編時系列における昨年度(御坂美琴一年生編)の時点では、 支倉冷理率いる支倉派閥に属しており、支倉の補佐役を担っていた。
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【種別】 魔術・技術 【元ネタ】 史実のアレイスターが得意とした魔術? 遠くで歩いている相手の呼吸、姿勢などを完全に真似て、 膝を落とすと相手が転んだという。霊的ヒザカックンとも。 当作品ではこれを類感呪術によるものとしている。 Wikipedia-類感呪術 【初出】 新約十八巻 説明のみ禁書目録ss(通称『天草式ss』)及び禁書目録SP『ステイルss』 【解説】 アレイスターとアラン=ベネットが類感魔術を応用して使う魔術、及びそれによる攻撃。 自分が相手にリンクするのではなく、極まったパントマイムにより相手を自分にリンクさせることで相手の頭に介入し、 こちらがジェスチャーした武器とその威力を相手に伝える。 平たく言うと、術者がジェスチャーした「武器のイメージ」を、リンクさせた相手に対してのみ本物同様に扱うことができる。 そのためリンクしていない第三者は認識できず、標的以外には一切の影響をもたらさない。 (例えば窓の外から銃撃した場合、相手は銃弾が窓ガラスを突き破り身体を貫く『様に感じる』が、 実際は標的が勝手に銃槍を開いて血を流し、窓は破壊されていない) 分かりやすく言えばプラシーボ効果である。 リンクした相手からは、「術者の手から火花のように数字が散り、滲み出るようにして武器が出現する」ように見える。 リンクさせた相手の内、誰を攻撃対象にするかは術者が自由に設定できる。 そのため、どれだけ広範囲で火力がある武器を指定しても、 「攻撃したくない対象を一切巻き添えにせず、敵対者のみを消し去る」という精密極まる範囲攻撃が可能となる。 例えば大量のミメティックプレデターにビッグバン爆弾という全宇宙を一掃する超兵器のイメージを与えた際は、 同様のイメージをフランキスカや上条らにも感じさせながら、どちらも攻撃対象からは外していた。 このような性質から範囲攻撃の手段として非常に便利であり、地の文では「範囲攻撃における究極の解答」とも称されている。 また、対象の脳内を起点に展開されるため、物理的距離による命中率の減衰がない。 ジェスチャーによるイメージさえ与えられれば、「イメージの武器」の射程内なら空間的距離を無視して攻撃が成立する。 ただし必中であるが防御不能ではなく、 「イメージの武器」を認識した上でその攻撃を防御、迎撃することは可能。 弱点として、無人兵器などの「思い浮かべる機能」を持たない相手には、イメージを持たせることができずに失敗してしまう。 同様に「正常な五感や認識を持たない相手」にも、リンクが上手くいかず「イメージの武器」が術者の思い通りに機能しない可能性がある。 ただし、アレイスターの技術力を考慮すると、よほど異常な五感や認識をしていない限りは問題にならないようである。 恐るべきは、知識を持たない人間にそれを正確に連想させてしまえるほどの超一流の技術にある。 例えば何かを握り込むようなジェスチャーを見たとき、 普通なら「武器である」という事は分かっても、それが剣なのか槍なのか杖なのかは分からないし、 仮にそれを「剣」だと認識できても、それが日本刀なのか大剣なのかレイピアなのか、事細かな種類など分かるはずがない。 (実際ただの徒手空拳でそれほどの類感魔術が使えれば、魔術師は霊装作成の苦労などしないらしい) しかしアレイスターらはその武器の質感や光沢、重量、硬度に至るまで正確無比に連想させ、 更に「電子顕微鏡」や「ガンマナイフ」といった武器ですらないもののイメージや、 果ては「ビッグバン爆弾」という架空の概念のイメージさえ与えることが可能という、非常に汎用性の高い魔術に昇華させている。 『黄金』の全盛期から『魔神』まで幅広く魔術と関わってきた上条でも ここまでできる『人間』は、まだ『人間』というカテゴリで良いのか? と思わずにはいられないレベルの驚異的な技術。 魔術で科学を再現する、科学と魔術の双方を極めたアレイスターだからこそ可能な魔術と言える。 なお、「自分のイメージした威力を問答無用で相手に押し付ける」という特性上、 魔術の効果を相手の想像の10倍にする『衝撃の杖』とは非常に相性が良い。 (衝撃の杖の弱点である、「相手が魔術の効果を一切想像しない場合、魔術自体の効果が無くなる」という点を解消できるため) 以下、再現されたものと散る数字 ねじくれた銀の杖(アランらは、これを衝撃の杖のように偽装していた) 28、4、29 フリントロック銃 32、30、10 クレイモア 1、27、5 レイピア 13、5、32 数字不明 盾 弓 航空支援式ビッグバン爆弾 ガンマナイフ 真珠のヘッドの黄金の杖 銀の大鎌 棕櫚の杖 その他 レントゲン、CTスキャン、MRI、血液検査、ガスクロマトグラフィー、超音波エコー、遠心分離機、透過型電子顕微鏡、ポリメラーゼ連鎖反応式DNA検査装置、サイクロトロン加速器etc... 【考察】 この散る数字については作中で言及されていないが、 おそらく『万物照応』(世の概念を1〜32の数字で分類するカバラの考え)の数字だろうと思われる。 史実の「黄金夜明」はカバラを第一としており、「万物照応表」なるものも作成している。 なお、アレイスターは「万物照応表」を解説、改良した「777の書」を記している。
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ロシア成教の内部組織。 スレイプニルなどに代表される一線級の霊装が配備された、 いわゆるエリート部隊。 (「とある魔術の禁書目録@wiki」より抜粋) ストリゴイ ソフィーヤ=A=グリゴリエヴァ パルノーチニャヤ マーリャ=モレイヴナ スヴァローガ