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修学旅行 ●●「お待たせ! 生乳アイス買ってきたよ! はい、ブルーベリー味。 琥一「おう、ご苦労。 ●●「あれ? 琉夏くんは? 琥一「クラスの女共にラチられた。 これから 小樽まで行くんだと。 ●●「そっか……琉夏くん、 モテモテだもんね、 しょうがないか…… 琥一「……アイス。 ●●「え? 琥一「ルカのもよこせ。 俺が食う。 ●●「でも……二つも? 琥一「二つ食いてぇんだよ。 ほら、行こうぜ。 時計台見てぇんだろ? ●●「う、うん…… ・ ・ ・ 琥一「時計台ね…… なんだか、 思ったより小さくねぇか? ●●「う〜ん、 確かにそんな気もする。 でも、 絵ハガキと同じだね? 琥一「まあな。 ほら、そこ立ってろ。 記念に撮ってやる。 ●●「わたしだけ? 一緒に並んで 誰かに撮ってもらおう? 琥一「勘弁してくれよ…… ●●「だって、 せっかく修学旅行なのに…… 琥一「よし、待ってろ。 えぇと…… 琥一「あ、スンマセン! ちょっと、写真を…… ・ ・ ・ 観光客「はぁい! もうちょっと、 くっついて! ●●「”くっついて”って。 琥一「お、おう、 わかってる。 観光客「あの…… 彼の方、 もうちょっと笑える? ●●「ほら、笑って笑って。 画面タッチ 琥一「お、おう…… 琥一「やめろ、コラ。 ●●「カチカチになってる…… 琥一「無理言うなって…… ●●「ふふ! 琥一「なあ。 ●●「なに? 琥一「楽しいか? ●●「うん、とっても。 琥一「そうか。 画面タッチ ●●(……琥一くん? 観光客「あ、いい感じ! はい、チーズ!
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修学旅行(好き以上)誘われる『ごめん。悪いけど……』 『うん、一緒に行こう!』 誘う 5日目 修学旅行(好き以上) 誘われる 佐伯「××。 ●●「あ、佐伯くん。 どうしたの? 佐伯「あのさ、 今日の自由行動、 なんか予定決まってるか? ●●「ううん、まだ何も 決めてないよ。 佐伯「ラッキー。 じゃあ、一緒にまわろうぜ? 行きたいとこ、あるんだ。 『ごめん。悪いけど……』 佐伯「あぁ、そっか…… じゃあ、また後で。 ●●(せっかく誘ってくれたのに、 悪いことしちゃったかな……。) 『うん、一緒に行こう!』 佐伯「じゃあ、支度したら出かけるぞ? (アルバムイベント ガラス細工がお気に入り) 佐伯「はぁ、やっと着いたか。 ……でも、なんかさ、 素直に楽しかった。 ●●「うん、わたしも。 誘ってくれてありがとう。 佐伯「なあ…… 明後日のもう1日の自由行動、 また、一緒に回ろうな? ●●「うん。 一緒にまわろう。 佐伯「ああ。 楽しみにしてる。 誘う ●●(佐伯くんは…… あ、いたいた。) ●●「佐伯くん! 佐伯「おはよう。 どうした? ●●「ねえ、今日の自由行動、 いっしょにまわらない? 佐伯「そのつもり。 おまえに道案内してもらわないと、 俺、何も考えて来てないし。 ●●「うん! 今日は一日よろしくね。 (アルバムイベント ガラス細工がお気に入り) ●●「あ〜楽しかった! 佐伯「なんか、 普段の休日みたいな感じが しないでもないけどな。 ●●「ホントだね……。 佐伯「それで、えぇと…… 明後日さ、おまえ、空いてる? ●●「うん、空いてるよ? 佐伯「また、一緒にまわらないか? ●●「じゃあ、明後日、 ここで待ち合わせでいい? 佐伯「オッケー。 寝坊すんなよ? ……じゃあな。 ●●(本当に、いつもの休日みたい。) 5日目 ●●「さてと、今日は…… うん、お土産を見に行こう。 ●●(あっ、佐伯くん もう来てる……!) ●●「ごめんね、待った? 佐伯「まあな。 ●●「ごめんね#ref error :指定ページの閲覧権限がありません。ログインするか、別のページの画像ファイルを指定してください。 佐伯「……ちょっと可愛かったら許す。 ●●「やった! 佐伯「行くぞ? (お土産を選ぶ部分は普通と同じ) ●●「明日で修学旅行も終わり……。 あっという間だったね。 佐伯「ああ。 なぁ、俺、気づいたんだけど…… ●●「なに? 佐伯「朝から晩まで、 こんなに連続で一緒に居たの、 俺たち、初めてだな? ●●「そういえば、そうかも……。 佐伯「だからなんだろうな…… またすぐ会えるのに、 別れるのが不自然に感じる……。 ●●「佐伯くん……。 佐伯「いつかさ…… また、二人で京都に来ような? ●●(本当に、いい思い出になったな。)
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修学旅行(友好)誘われる『そう言ってくれるのはうれしいけど……』 『そうだね、一緒に行こう!』 誘う 5日目 修学旅行(友好) 誘われる ●●「あれ、志波くん。 こんなところで、どうしたの? 志波「……自由行動、 どうしようかと思ってた。 ●●「そうなんだ。 わたしもまだ決めてないんだ。 志波「そうか。 ……だったら、一緒に回るか。 『そう言ってくれるのはうれしいけど……』 志波「了解。じゃあな。 ●●(せっかくさそってくれたのに、 悪いことしちゃったかな……。) 『そうだね、一緒に行こう!』 志波「じゃ、行くか。 (観光の内容は普通と同じ) ●●「楽しかったぁ。 ありがとう、志波くん。 志波「ああ。 志波「……おまえ、 ひょっとして次の自由行動も なにも考えてないのか? ●●「あ、うん。 いまのところ、特には……。 志波「なら、またどっか行くか。 ●●「うん! よろこんで! 志波「……じゃ、またここで 待ち合わせな。 誘う ●●(あ、志波くんだ。) ●●「志波くん! 志波「●●。 どうした。 ●●「ねえ、今日の自由行動、 一緒に行かない? 志波「……そうだな。 行くか。 ●●「うん、行こう! (観光の内容は普通と同じ) ●●「志波くん、 今日はありがとう! 志波「……ひとりで回るつもりでいたから 予想外に楽しめた。 サンキュ。 ●●「そうだったんだ。 志波「ああ。 おまえ、明後日はどうするんだ? ●●「まだなにも考えてないんだけど……。 志波「……じゃ、行きたいとこ考えとけよ。 一緒に回ろうぜ。 ●●「うん! じゃあ、また明後日! 志波「ここで待ち合わせ、な。 5日目 ●●「さてと、今日は…… うん、お土産を見に行こう。 ●●(あ、来た来た。) 志波「志波くん、おはよう! 志波「……へえ。 ●●「えっ? なに? 志波「寝坊して、遅れてくるかと思ってた。 ……なんとなく。 ●●「あ、ひどい。 志波「冗談だって。 よし、行くか。 ●●「うん! (お土産を選ぶ部分は普通と同じ) ●●「明日で修学旅行も終わりかぁ。 あっという間だったね。 志波「そうだな……。 ちょっと、時間が足りない。 ●●「あと1日あればなぁ。 志波「……そう言ってどんどん延びて 収拾がつかなくなるんだろうな。 ●●「ふふ、そうかもしれないね。
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修学旅行、兄弟とカニを食べに行った後。 修学旅行、兄弟とカニを食べに行った後。 琥一「……よし、大丈夫だ。 来い。 ●●「よく裏口みつけられたね? 琉夏「こういう時のコウは 冴えてるんだ。 琥一「静かにしろ! ???「諸君、 カニの味はどうだった。 ●●「氷室先生!? 琥一「なんで 待ち伏せしてんだよ…… 氷室「毎年こういうことを しでかす馬鹿者が必ずいるが、 彼らは決まって 就寝時間前に裏口から戻る。 氷室「諸君の行動は、 言わば予定調和だ。 琉夏「コウよりヒムロッチの方が アタマいいね? ●●「琉夏くん! 氷室「さて、諸君は夜更かしが 好きなようだから、 これからレポートを 作成してもらう。 ●●「ハァ〜…… 氷室「……フン、詰めが甘い。
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※一人称と三人称で語っている部分あるので気をつけて読んで下さい。 「それでは来週の月曜日から四日間沖縄へ行き、日本の過去を学んできましょう」 担任の先生がそう告げ、金曜日最後のHRが終わった。 「修学旅行」という言葉を聞いて少し胸が締め付けられた感覚に陥った。 修学旅行では彼女に会えなくなるという不安からくるものだった。 教室を出て玄関口で旧友と軽いおしゃべりを交わして校門を出る。 空を見るとまだ太陽が顔を出していた。夏に入ったから当然だろう。 学校から徒歩で10分の位置に俺の借りているアパートが立っている。 10分というのは長いようで短い。 今日は彼女にどんなことをしてやろうかと考えているだけで、あっという間に家の前ということもしばしばある。 そして、家に帰ってから学校の話を聞かせてやる。 それが毎日の習慣である。 蒼星石。俺が彼女のミーディアムになって大体・・・忘れた。 一人暮らしで親と乖離状態の所に彼女が来た記憶はあるが、毎日が彼女のおかげで充実しているので何年経ったかなどは関係ない だろう。 ただ、彼女がいなければ、俺はこうやって一人離れた環境の学校の道を行き来していないだろう。 話題を考え込んでいるとアパートが見えてきた。向かい側はいつも利用しているコンビニがある。 帰りの際なのでミルクチョコレートを買いに歩道橋をわたって通路の反対側へ行き、コンビニ店内へ足を運ぶ。 あ、いつも買ってるやつ売り切れてる。 手ぶらで帰っては蒼星石に申し訳ないので、値引きの表示が書いてあるかごの中から「99%カカオ」とやらをかごの中に2~3 個放り入れた。同じチョコなので多分気にしないだろう。 あと、今日も俺は一日よく頑張ったで賞ということで、よく飲む無糖のコーヒーも保温棚から手に取った。 コンビニから出ると空はまだ暗くはなっていなかったが怪しい雲行きだった。 再度歩道橋を跨いで、アパートの敷地へ入る。 アパートの一番左の扉が俺の住んでいる部屋への入り口で、そのドアの隅にあるインターホンを押す。 「・・・」 他人に見つからないように気をつけろという躾はしてあるから、無言は当然である。 どれ、ちょっとテストをしてやろう。 いったん咳払いして「こんばんは!AMAZON宅配サービスです!」 扉が開いた。失格決定。 「はーい、お疲れ様ですー今ハンコ持ってきますね・・ってマスターじゃない!」 「あのな、AMAZONはネットショップであって宅配便じゃないんだ。それぐらいは判断しまちょうねーほぅらよしよしー」 「えへへ~ってもう!そうじゃなくて!・・・ええとお帰りんこ。マスター」 「引っ掛けられたやつに引っ掛けるなよ。てかお前が確信犯だとマスター少し失望しちゃうな」 「あぅ・・ごめんね」 「まぁ良しとしようや。改めて“ただいま”」 「うん、お帰りマスター」 と、他愛のない会話を交わし部屋に入る。 すっかりコタツも片付けられていたようで代わりに少し大きめのテーブルが置かれていた。 俺は適当に鞄を置き座布団に腰を下ろした。 蒼星石は脱いだブレザーを不器用ながらクローゼットに入れてくれている。 全く、余計なところまで手を出してくれるので感謝と何かが入り混じった何とも言えない気持ちになる。 俺はコンビニの袋から無糖のコーヒーを取り出し、栓を開けた。 蒼が仕事を終えて戻ってきたみたいだ。 「蒼星石、ちょっとちょっと」 「ん?何かな?」 とご褒美代わりの99%カカオの包みを開封し 「はい、あーん」 口に放り込んでやった。 「わぁ!ありがとう!ぱくっ・・・うぇぇ!何これ!苦っ!あっあっあー!水!水ぅぅ!」 「どうした!?水無いからこれで我慢しろ!」 ごくっ 「うわぁぁぁぁ!苦!にがっ!ぉぇっふ!もう、マスター何普通に飲んでるの!よぉっ・・ぉっ・・ぅくっ・・見たらコーヒーじ ゃないか!しかも無糖の!あっぁっ・・」 しゃべれる状況じゃなさそうなので、冷蔵庫からマミーを取り出し早急に手渡した。 しばらくうずくまっていたが、大分治ったみたいだ。 「もう、絶対それ腐ってるんじゃないの!?半額のシール張ってあるし!」 「そうか?普通においしいと思うぞ」 当然苦味には慣れている。てか苦いものは好きな方だ。 「普通に食べないでよ!マスターの体おかしいんじゃないの!早死にしちゃうよ!?」 「お前と死ねるならマスターさんはいつでもいいぞ」 「///////////・・・・じゃなくて!僕はね!マスターの体を心配して―」 「はい、あーん」 ジャストタイミング。お、また悶えだした。 それから、鋏で額を突きつけられたのは言うまでも無いだろう。 「待て待て、そんなことしたらマスターさん、一生夢の中に入ったまま出てこれなくなるぞ?」 「その時は僕が遊びに行ってあげるから心配しないで?ね?」 表情自体は笑っているが、目が笑っていない。やばい、死ぬ。殺されちまう。 「待て!話せば分かる!」 しまった!死亡フラg・・・ と、その時。 ―かずきぃ・・かぁずきぃぃ・・・― 「あれ?マスター、携帯鳴ってるよ?」 「ん、本当だ」 冷静になったのかバッグの中からの着信を聞き取ってくれた。 「相変わらず変な着信音だね」 「ふふん、このしわがれ声がいいんですよっと」 画面を見る。お、同じクラスの内藤からか。 こいつは正に救世主だな。今度なんか奢ろう。 ピッ! 「もしもs―」 「おいすー!今日も明日もブーン(^ω^)三昧!内藤だお!」 「いや、携帯見れば分かるんだが・・」 「そんなことより修学旅行の用意どうするお!?俺は―」 修学旅行という言葉を聞いて再び背筋が凍りつくのを感じた。 蒼星石も携帯から漏れた内藤の声が聞こえたのか、少しうつむいていた。 「あ!ごめ!くんくんの再放送が始まる!」 「おい!ちょwwwおまwwww待てww」 ピッ! 携帯をテーブルの上に置き、蒼星石を見る。 俺の視線に気づいたのか、顔を上げにこりと笑う。 「ああ、僕には何も気を使わなくていいよ!その・・マスターが楽しんできてくれれば・・僕も・・嬉しいから・・・」 空元気というやつだろう。 「ただ・・・少し寂しいかな・・・」 しかし、俺は何も言えなかった。 窓の外を見ると空は曇り始めていた。 二日経った昼。つまり明日から修学旅行が始まる。 ここのところ蒼星石と会話はするものの、どこか噛み合っていないのをお互いが感じていた。 俺は何をするわけでもなく、勉強を始めれば詰まってしまい少し休むことを繰り返して時間を潰していた。 蒼星石は食器を洗っている最中だ。 ふと、のどが渇いて牛乳を飲みに蒼星石のいるキッチンへ向かった。 しかし、とっくに切らしていたのを思い出し、冷蔵庫を見ると、そろそろ買いに行かないと食材まで切らしてしまうような状態だ ったので、隣町のディスカウントストアへ行くことを決意する。 なんだかんだ言ってコンビニで二人分の食料を定価で買えるほどの資金は親から送られていないのだ。 蒼星石の元へ行き、 「JUMCO行って食料買ってくるから、暇だったらテレビでも見ていてくれ」 「あ・・うん。行ってらっしゃいマスター あ、雨降るみたいだから傘持って行ってね」 「ん、サンキュ」 かごから傘を抜き取る。 「なるべく・・早く帰ってきてね。一応明日のために体調は管理しておかなきゃいけないんだし・・」 「分かった・・」 俺と顔を会わせる時だけ笑みを作ってくれるのが心に痛い。 蒼星石の言葉一つ一つが胸に突き刺さるようで目まいがしたような気がした。 一旦深呼吸し、頭の中を空っぽにしてから玄関のドアを開けた。 歩きで30分、JUMCOに着いてから大体2時間くらい経った。 一通り食料と明日用意するものは買ったので、そろそろ帰るとしよう。 歩きながら100メートル先の自動ドアごしの景色を見ると雨が降っているのが分かった。 こっちに来たときは降ってないなかったが、やっぱり蒼星石の言うとおりだ。 早速傘を・・・ あれ?ないぞ? しまった!最初に立ち寄った雑貨屋のテナント入った時に置いて来たのか・・! 俺は即雑貨屋に戻ったが店員は既に撤去してしまったとの事。 これじゃあ帰れない。 こりゃここで傘買って帰らないと風邪ひいちまうな・・・風邪? ふと二日前の蒼星石の言葉を思い出す。 『少し寂しいかな・・・』 俺は傘を買わずに自動ドアを飛び出した。 蒼星石は部屋のソファに座り、自分の主人のことを懸念していた。 (マスター遅いな・・・雨降ってるから仕方ないか) その時、 ガチャ。 鈍いドアの摩擦音が部屋に響いた。 蒼星石はとてとてとドアの方に向かった。 そこで見たものは。 「おかえりマス・・ター・・」 本来の元気な若者ではなく、全身ずぶぬれで息を荒げている病人を髣髴とさせる自分の主人だった。 その後、蒼星石は自分の主人を風呂に入れ部屋で寝かせた。 (マスター・・・どうして・・どうして傘を持ってきてなかったんだろう・・) 自分の目の前でベッドに仰向けになっている主人を見、心の中で問うた。 主人の様態はとてもひどく、今日で完治するようなものではなかった。 目覚まし時計を見ると丁度午後7時。明日は修学旅行である。 何としてでも明日までに治さなければならないと思った。 そこで、蒼星石は主人の使っているパソコンを起動した。 パソコンについての知識はあまりなかったが、ちょくちょく主人の使っている姿を見ているので基本操作くらいは覚えていた。 早速インターネットを起動し、風邪の治し方について調べようとキーボードを打ってみた。 しかし、表示されていたのは「tp"ku6dtq」という文字。 蒼星石は半角のまま、そしてひらがなの文字を見てタイプしていたのである。 しかし、パソコンを初めて触る蒼星石は何故そうなるか分からない。 何度か試してみたがどうやっても駄目だったので、お気に入りを見る。 娯楽から経済のことまでしっかりと登録してあり健康のサイトも登録されていた。 (流石はマスターだ。何でも知っているのはこういう所見ているからなんだね) ふふっと微笑し、「健康.com」というところにポインタを置きクリックした。 しかし、画面に表示されたのは、誰がどう見てもアダルトサイトである。 (え?ええ!?ちょっと!何で?健康サイトだよね?まさかマスター・・! 経済とかテレビ番組とか・・これ全部えっちなサイトな訳!?) 先程とてもマスターに感心したため、失望した大きさはそれの二乗だった。 深いため息が口から漏れる。 顔を赤らめながら戻るボタンを押そうと思ったとき一つ、目に入ってきたものがあった。 (これなら・・早くマスターを治せるかも知れない・・・) 蒼星石はパソコンの電源を落とし、『作業』に取り掛かった。 息が苦しい・・・ 何かが口に入って蠢いているみたいだ。 その何かを確認しようと目を開けると、 蒼星石が顔をくっつけていた。 俺は思わず叫んでしまった。 「ほ!ほーへいへひ!」 ぬぷっ 口が唾液まみれ。口に入っていたのは蒼星石の舌らしい。 「ん・・・らめだよますたぁ・・じっとしてなきゃ・・・」 ちゅぷっ そして、また息苦しくなった。 何故こうなっているか理解不能で、さらに意識朦朧。 そして興奮が絡み合い、俺は気絶した。 口に再び舌を入れてから主人が気絶してしまったが、 それを承知で蒼星石は『作業』を続行した。 目を覚ました。 しかし息苦しくはなかった。 先ほどのことがフラッシュバックする。 少し顔が赤くなるのを感じたが風邪の所症状ではない方みたいだ。 つまり、風邪は治っていた。 目覚まし時計を見ると午前2時完全に深夜を回っている。 どうしてこんな早くに完治したんだと疑問を抱きながらベッドから降りようとした。 ふにゅ 何かを踏んだ。 まさかと思い視線を下ろす。 いやな予感は当たった。蒼星石だ。 「ったく、何でこんなところで布団もかぶらないで寝てるんだよ」 やや呆れながら蒼星石を抱き起こそうとした。 しかし、蒼星石の息遣いが荒い。 と同時にせきを荒げる。 これじゃあさっきの俺じゃないか。 俺は悟った。 こいつ、俺の風邪を自分に移しやがった。 俺は罪悪感に刈られながらも洗面所に向かって、手当ての用意をした。 蒼星石は窓から差し込む光で目を覚ました。 額にはぬれたタオル。 自分の主人が看病してくれたのだろうと心の中で感謝した。 時刻はおよそ8時。 主人が丁度出かけるころだ。 (そっか、そろそろ行っちゃうんだね。見送りだけでもしなきゃ) 少し急ぎながら主人の部屋のドアノブを下げる。 キッチンに向かう、主人の話し声が聞こえる。電話をしていた。 一体誰と電話しているのかと疑問に思いながら主人へ近づく。 「―ええ、ちょっと従姉妹の看病をしてやれるものが僕しかいないもので・・ハイ、そうです。ですので今日から始まる修学旅行 は残念ですが欠席させて頂きますね・・・・ハイ・・ええ―」 蒼星石が目を丸くしている。 さっさと話を片付けて電話を切ろう。 「ええ、料金が戻って来ないのは分かっています。それでは、また4日後に行けばよろしいんですね? あ、はい。分かりましたーはいはいーどうもー」 受話器を元の場所に置いて、座布団にに腰を下ろす。 おお、丁度彼女と同じ目線の高さだ。 一段とあせっている蒼星石もかわいいなと思った。 少しの間の後、彼女が口を開いた。 「あ、あれ?修学旅行は・・・どうしたの?」 「あーん?お前今の会話聞いてなかったのかよ、休んだ。てかサボったんだよ」 「どうして!?わざわざ僕が急いで風邪を・・その・・・移させてもらったんだよ?」 照れながら上目遣いで聞いてくる。 「ああ、お前が風邪ひいちゃ意味ないだろ」 「いや、もうマスターのお陰で直ったよ・・今なら間に合うよ。さっさと行ったほうがいいよ?」 「はぁ・・このがきゃ、人の苦労も知らないでよくしゃあしゃあとそんな事が言える。マスターさん悲しいなー」 「苦労?どういうこと?」 「ずぶぬれになって帰ってきたろ?あれわざとな」 さらに層星石の目が丸くなった。 「えぇ!?どうして!?マスターまだ熱があるんじゃない!?」 「まぁ一旦落ち着こうじゃないか。つまりアレだ。修学旅行を休むための口実作るために風邪ひいたんだけど、お前さんが何か凄 い事して治してくれたじゃないか。違うかね?このエロ蒼星石。」 「ちょ・・エロ蒼星石って・・・まぁ・・違わないけど」 蒼星石の頬が赤くなった。 「それで、マスターさんは焦って、適当な言い訳を急遽作って何とか休めたわけだ。ハイおしまい。質問は受け付けんぞ」 「ちょちょちょ!何か理屈が通っているようで全然訳分かんないよ!だから何でマスターが学校を休む必要があ・・むぐっ!」 俺はやたらうるさい蒼星石の口を口で塞いだ。要するにキスである。 10秒くらい状態を続けた後、口を離した。 「一回しか言わないからな。蒼星石、お前と居たいからだよ」 静まりかえった場で蒼星石は何かが切れたように静止していた。が、沈黙を破ったのも彼女だった。 「はは・・ははは・・・はぁ、本当にマスターは馬鹿だねぇ・・修学旅行に行った方がよっぽど楽しかったろうに、あろう事か僕 と居たいなんて、その・・ありがとう。・・・ぅぐっ・・ひぐっ・・うわぁんぼぐ怖かったよぉ・・!ぉぐっ・・まずたーがしば らぐいなぐなっで会ぇなくなぅなんてぼぐこわぐてごわぐて・・・その・・うわぁぁぁん!」 泣きながら思いっきり抱きついてきた。小さい頭をなでる。 そのまま泣き止むまで背中をさすってやった。 「よしよし、もう泣くな。マスターさんとお前は二人で一つみたいなもんじゃないか。だから今更かたっぽが居なくなるなんて1 00%ありえん話なのよ。・・・そうだいい事思いついた」 「ぐすっ・・何??」 俺の胸にうずめていた顔を上げた。 「お前、俺のケツの中で・・じゃなくて、慰安旅行っつうことで電車でどっか行かね?親から修学旅行用のお金数万貰ってるんだ 。まぁいまさら何に使っても文句は言われんだろうさ」 「いいけど・・僕見つかったら駄目なんじゃないの?」 「まぁその服じゃ目立つからな。どれ、俺が白いワンピースでも買ってきてやろうじゃないか。関節は・・包帯か何かで巻いとき ゃ人形とバレんだろ。ああ、遠くの方行きたいからホテル予約するけど一人部屋にするからその時は鞄の中に隠れてもらうぞ」 「ええっ!ホテル!?」 「ひゃっひゃっひゃっ!何エロいこと考えてんだよ(笑 まぁ遊び先は海とか遊園地でいいかな?」 「うん!マスターと一緒ならどこでもいいよ!」 そう言って彼女はとても幸せそうに笑った 「決まりだな。じゃあ今日中に出発するから支度するぞ。蒼星石の着るモンは行く途中のJAMCOで買うとしようや。そして・・」 目を瞑り、お互いの額をくっつけ合う。 「これからも一緒に居てくれる誓いをよろしく頼む」 蒼星石の暖かい両手が俺の頬に触れる。 「うん・・これからもずっと一緒。そして愛しているよ僕"だけ"のマスター」 二人の唇が重なり合った。 FIN
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修学旅行 男子A「あ、居たぞ! 男子B「琉夏! 琥一! 琥一「あ? 男子A「ちょっと、 俺らと来てくれよ! 琉夏「どした? 男子B「いや、その…… 地元の奴らに 絡まれちゃってさ。 琥一「ハァ? 何やってんだ、 テメェらは…… 男子A「頼むよ! どっちか一人でも、 ちょっと顔かしてくれれば、 奴らビビって—— ●●「ダメだよ! 修学旅行でケンカなんて! 男子B「で、でもよ…… 琥一「俺が行く。 琉夏「コウ、ダメだ。 柄にもないことすんな。 ●●「……? 琥一「俺にはこっちが 性に合ってんだ。 そっちはテメェで なんとかしろ。 ●●「あっ、待って! 男子B「悪ぃな? こっちだ! 琥一「道産子上等! ●●「もう、琥一くん…… どうして こうなっちゃうんだろう? 琉夏「ホント。 お節介だな、コウは。 ●●「……? 琉夏「行こう。 小樽の煉瓦倉庫、 見たいんだろ? ・ ・ ・ 琉夏「到着。 ●●「わぁ…… 外国の町みたい。 琉夏くん、どこ見たい? 琉夏「オマエは? ●●「ガラス工場でしょ、 ニシン御殿と、 水族館にも行きたいけど…… 琉夏「じゃあ、俺はそれ全部。 ●●「全部? 時間、足りるかな? 琉夏「じゃあ、走る。 来いよ! ●●「あ、待って! ・ ・ ・ ●●「ハァ…… ちょっと忙しかったけど、 全部まわれたね? 琉夏「小さな町だからね。 昔とあんまり変わってない。 背景をタッチ ●●「夜景がきれい…… 琉夏をタッチ 琉夏「もう外、暗いな…… ●●「あれ? 琉夏くん、 前に来たことあったの? 琉夏「ここで、生まれたんだ。 画面タッチ ●●(あれ、 じゃあ琥一くんも?) ●●「全然知らなかった…… 琉夏くんたち、 北海道生まれなんだね。 琉夏「ん? ああそうか、 えぇと…… そのことは、またいつか。 ●●「? 琉夏「でも不思議だ…… 思い出したのは、 楽しかったこと ばっかりだった。 琉夏「きっと オマエと一緒だからだ。 ●●「……琉夏くん? 琉夏「コーヒー飲んじゃえよ。 もう門限だろ? ●●「あ、ホント!
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【しゅうがくりょこう】 (学校行事) 高2はオーストラリアに修学旅行に行きます。国際コースと一般コースでは行き先が異なりますが、いずれも1人/1家族のホームステイを経験します。日本語が通じないという逆境の中で1週間を過ごし、精神的に大きく成長して帰ってきます。
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修学旅行(普通)誘う断られる OK 5日目 修学旅行(普通) 誘う ●● 「今日の自由行動、どうしよう。 ひとりで行くのも味気ないし、 誰かに声かけてみようかな。 ●● (えーと、若王子先生は……。 あ、いた。) ●● 「若王子先生! 若王子「●●さん、 どうかしましたか? ●● 「あの、今日の自由行動、 わたしも一緒に行って いいですか? 若王子「一緒にって…… あ、そういえば君、 まだ予定表を提出していません。 ●● 「はい…… そうなんです。 断られる 若王子「困りました。 先生、教頭先生たちと 明日の下見に行かなくちゃ。 ●● 「そうなんですか……。 若王子「かわいそうだけど、 独りで周ってきてください。 気をつけて。 ●● 「……仕方がない。 ひとりで行こう……。 OK 若王子「やれやれです。 ……うん。 じゃあ、先生と一緒に行こう。 ●● 「ありがとうございます! 若王子「みなさ〜ん、 右手に見えますのが、 かの有名な金閣寺です。 若王子「正式名称は北山鹿苑寺。 みなさんおなじみ、金ピカの建物は、 鹿苑寺の一部の舎利殿です。 ●● 「さすが先生、詳しいですね! 若王子「えっへん。 下調べは完璧です。 若王子「……と言いたいところですけど、 実は、他の団体のガイドさんの話を こっそり聞いちゃいました。 若王子「スイマセン、 聞いてたのはここまでです。 あとは各自で調べてね。 ●● (あらら……。) ・ ・ ・ ●● 「……先生、やっと着きましたね、 清水寺! 若王子「スイマセン、 先生が迷ったせいで たくさん歩かせてしまった。 ●● 「大丈夫です、疲れてませんよ。 若王子「本当に? 気を遣ってるんじゃなく? 男生徒A「大丈夫だよ若チャン、 みんな慣れてるから! 若王子「ありがとう。 みなさんのおかげで、この景色が 一層、キレイに見えます。 若王子「さぁ、進みましょう。 ……●●さん、 道案内を頼んでもいい? ●● 「えっ、わたしですか? ……は、はい! ・ ・ ・ ●● (よかった、 無事に地主神社に到着……。) 若王子「なんだ。 こんなに清水寺と近いんだったら、 先生でも道案内できたなあ。 ●● 「えっ!? 若王子「ウソウソ、今のは強がりです。 ●●さん、ありがとう。 ●● 「もう、先生ったら…… 女生徒A「若サマ、お参りしてきても いいですか? 若王子「お参り? ●● 「ここは縁結びの神社なんですよ。 若王子「そうでしたか。 いいですよ、行ってらっしゃい。 女生徒A「ありがとうございま〜す! 若王子「……先生も行ってみようかな。 君もどうです? ●● 「はい、行きます! ●● (若王子先生といっしょに 縁結び祈願ができた。 いい思い出になりそう……!) 若王子「今日はこれで終わりです。 みなさん、ご苦労さま。 生徒達「ありがとうございましたー! ●● 「ありがとうございました! 若王子「どういたしまして。 ところで、明後日の自由行動ですが、 みなさん、予定は立ててますか? ●● 「あ……いけない! 若王子「やっぱり。 それじゃ、明後日も一緒です。 朝、ここに集合しましょう。 生徒達「はーい! ●● (よーし、明後日も 若王子先生たちといっしょだ!) 5日目 ●● 「さてと、今日は…… うん、お土産を見に行こう。 ●● (えーと、若王子先生は……。 あ、いた!) ●● 「おはようございます、 若王子先生。 若王子「やあ、おはよう。 若王子「これで全員かな? じゃ、出発します。 若王子「この辺りはお店だらけですね。 ……や、君も買い物したいって 顔に書いてある。 ●● 「はい、おみやげを選びたいです。 若王子先生はいかがですか? 若王子「先生は、おみやげを買う相手が いないから…… ここで待ってます。 若王子「先生に遠慮しないで、 見ておいで。 ●● 「はい、ありがとうございます! ●● (さーて、なにを買おうかな……。) ●● (う〜ん、たくさんありすぎて 迷うなぁ……。) 若王子「●●さん、 目移りしてますね。 手伝いましょうか。 ●● 「あ、若王子先生。 はい、お願いします。 若王子「……や、ストラップがこんなに。 自分用にするんだ。 ピンポンですか? ●● 「ピンポンです! 若王子「じゃあ、これなんてどうでしょう。 実に京都らしい。 ●● 「あ、折鶴がついてる! とってもかわいいですね。 これにします! 若王子「それはよかった。 ……そうだ、先生も同じ物を買おう。 ●● 「選んでくれて、 ありがとうございます。 いい記念になりました。 若王子「どういたしまして。 先生も、いい記念になりました。 若王子「……これを見れば、 日本で君たちと過ごした日々を いつでも思い出せます。 ●● 「えっ……? 女生徒A「あっ、ずるーい、 若サマとおそろいなんて! 女生徒B「若サマ〜、私にも選んでくださーい! 若王子「ハイハイ、今行きますよ。 ……●●さん、 それじゃ。 ●● (若王子先生、 さっき、何て……?) ●● 「はぁ〜。 修学旅行も、 今日で終わりかぁ……。 若王子「さみしいですか? ●● 「それはもう! 先生は さみしくないんですか? 若王子「えーっと、 引率するのは大変だから、 早く終わってくれると助かります。 ●● 「あ……そうですよね。 ●● (楽しい修学旅行だったな……。)
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修学旅行(普通)誘う断られる OK 枕投げ(事故チューあり、なし同じ) 5日目 修学旅行(普通) 誘う ●●(佐伯くんは…… あ、いたいた。) ●●「佐伯くん! 佐伯「やあ。 どうしたの? ●●「今日の自由行動 一緒に行かない? 断られる 佐伯「無理。 もう、スケジュール立ててる。 ……つーか、おまえ、まだなの? ●●「う、うん。 そっか……残念。 OK 佐伯「いいけどさ……。 俺とまわって、なんか楽しい? ●●「うん、楽しいよ。 じゃあ、行こう! 佐伯「金閣寺か…… 実物見ると、思ったほど酷くないな? ●●「酷く? 佐伯「ああ。 なんかさ、もっとこうケバケバしい 感じだと思ってたんだけど…… 佐伯「池と松の緑のコントラストが、 すごくいい。 ●●「うん、そういえばそうかも。 佐伯「こういうのってさ、 やっぱり、その場所で見ないと、 意味が伝わらないのかもな。 ・ ・ ・ 佐伯「高いな、思ったより……。 ●●「そうだねぇ……。 佐伯「なぁ、 清水の舞台ってここのことだよな? ●●「うん、そうでしょ? 佐伯「俺さ、 前から気になってたんだけど…… 客席は? ●●「客席? 佐伯「だってさ、舞台があるんだから、 客席だってあるだろ? どこ? ●●「佐伯くん…… 本気で言ってる? 佐伯「え? いや、冗談だよ! 無いよ、清水の客席なんて! ●●「そ、そうだよね? びっくりした! 佐伯「……無いのか。 ●●「えっ!? 佐伯「次、行ってみよう! ・ ・ ・ ●●「ここはね、 縁結び神社って言うんだって。 恋愛の神様らしいよ? 佐伯「どうりで…… カップルが多いな。 ●●「相性占いもできるらしいからね。 佐伯「ハァ…… そんなの信じる奴って、 結構いるんだな。 ●●「佐伯くんは信じない方? 佐伯「信じないね。 大体さ、神様がダメって言ったら ダメなのか? ●●「それはそうだけど…… 佐伯「そんな神様、 こっちからダメ出ししてやる。 ●●「ふぅん…… じゃあ、次、行ってみよう! 佐伯「おい…… やんないのかよ、占い! ●●(こうして佐伯くんと一緒に、 観光名所を回った。) ●●「あ〜楽しかった! 佐伯「ああ、なんか、 思ったよりいろいろ見られたしな。 佐伯「明後日も一緒にまわるか、 ついでに。 ●●「うん、もちろん! 佐伯「そっか。 じゃあ、またここでな。 枕投げ(事故チューあり、なし同じ) 佐伯「●●。 来たのか…… ●●「ねえ、みんな何してるの? 佐伯「知らない方がいい…… 早く自分の部屋に戻れ。 ●●「ど、どうして……? 佐伯「今からこの部屋、 ちょっと、ヤバいんだ。 ●●「わっ! ●● (わっ、誰かいる!) ●● (な、なんか息するのも 気が引けるくらい近いよ……) ●● (心臓が口から飛びだしそう! 教頭先生、 早く出て行って〜!!) 教頭 「ん? この部屋じゃないのか。 ●● (ふう……よかった。 そ、それより ここから早く出なきゃ!) 佐伯「●●。 ●●「佐伯くん!? 佐伯「…………。 ●●「ね、ねぇ……あのね? 佐伯「もう1回……先生こないかな…… ●●(!! じゃあ、今のはやっぱり……。) 5日目 ●●「さてと、今日は…… うん、お土産を見に行こう。 ●●(えーと、佐伯くんは……。 あ、いた!) ●●「おはよう、佐伯くん! 佐伯「……ああ。 ●●「もう出発の時間だよ。 準備はいい? 佐伯「……ああ。 ●●(佐伯くん、眠そう……。 まだ寝ぼけてるのかな?) 佐伯「おみやげ…… じいさんには買うとして、 親の分、どうするかな……。 ●●「どうするかなって…… 楽しみにしてるよ? きっと。 佐伯「どうだろうな? どっちみち、めったに帰んないし。 ●●「そうなんだ。 佐伯「まあ、ガキみたいに反抗してると 思われんのも癪だし、 一応、買ってくかな。 ●●(素直になればいいのに…… でも佐伯くん、 何を買うんだろう?) 佐伯「ゴメン! レジが混んでたんだ。 ●●「ううん、なに買ったの? 佐伯「ああ、これ。 ●●「あ、八つ橋だ! 普通のサイズと……わ、特大サイズ! 佐伯「親とじいさんに。 因みに特大サイズはじいさんの。 甘いもの大好きで……年がいないんだ。 佐伯「あっ、 それと、これ、おまえに。 ●●「えっ、わたしに? ……あ、ストラップだ。 小さい八つ橋が付いてる! 佐伯「ああ、なんか気に入って、 自分にも買ってきた。 ●●「じゃあ、 おそろいだね? 佐伯「まあな…… サラッと流せよ、 こういう時は…… ●●「明日で修学旅行も終わり……。 あっという間だったね。 佐伯「ああ。 なんかさ……おまえのおかげで、 俺、けっこう楽しかった。 ●●「本当? 佐伯「ホント。 じゃあな、また学校で。
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電話メモ欄 電話 ○○「大地くん!?00000000」 大地「ようやっと出た!もしかして、寝とった?」 ○○「ううん、まだ起きてたけど。どうしたの?」 大地「今、長崎に修学旅行中やろ?」 ○○「うん、そうだよ。」 大地「はね学も今、修学旅行真っ最中や。……京都にな?」 ○○「えっ?京都って、大地くんの地元だよね?」 大地「そうそう。これじゃ里帰りやっちゅうの!ハハ!」 ○○「ふふ!ねえ、そっちはまだみんな起きてるの?」 大地「いや、枕投げがヒートアップしてみんなもう寝てもうたで。」 ○○「そっか。」 大地「ハァ……地元の観光ほど地味なことはあらへん。君が一緒やったら、ぜんぜん違うたんやろな。」 ○○「大地くんのスペシャルガイドで?」 大地「そや!ついでに、実家まで連れてっても良かったんやけどな。」 ○○「ふふ!」 、、、、、 大地「あかん、もうこないな時間や!君も眠いやろ?かんにんな。」 ○○「ううん、電話してくれてありがとう。修学旅行先は別々だけど、いい思い出が作れたね?」 大地「ほんまやね。なら明日もあるし、もう寝よ?おやすみ。」 ○○「おやすみなさい。」 ○○(ふふ、はね学のみんなにガイドしてる大地くんが目に浮かぶなあ。本当に、同じ場所ならよかったのにね) 更新日時:2021/11/26 13 57 41 wikiトップ|▲ページ TOP メモ欄 枠内に書き込み、投稿ボタンを押すとここに表示されます。 メモ wikiトップ|▲ページ TOP