約 2,054,239 件
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/1706.html
生存者捜し アイドレスWiKiの該当ページ 名称:生存者捜し(イベント) 要点:つらそう,戦時下、仮設住宅 周辺環境:東京 評価:なし 特殊: *生存者捜しのイベントカテゴリは個人イベントとして扱う。 *次回のゲームは生死不明の人の消息探しになる。 →次のアイドレス:隠し通路(イベント)→隠された道(イベント),謎の人物との接触(イベント),生存者発見(イベント),墓参り(イベント) ココの項目により次のアイドレス変更 派生前 再び小笠原へ→鋼の藩王GENZ
https://w.atwiki.jp/nobita_in_pokemon/pages/348.html
前へ 「はいざんね~ん」 洞窟内に高いのび太の声が響く。 階段を登りかけていたジャイアンは咄嗟に後ろを向いた。 「マスキッパ!パワーウィップでぶっ飛ばせ!」 剣の舞を一度舞ったマスキッパの攻撃力は凄まじい。 ジャイアンの出したドダイドスもろとも突き飛ばし、ジャイアンに当たった。 ガシャーンとも捕らえられる音が耳を貫いた。 そのままジャイアンは動かなくなってしまった。 「ふぅ、エテボースが守るを覚えてくれて良かった」 ポケモン達をボールに戻した僕は、岩の下敷きになったバックを引っ張って取り出す。 ケチャップでベチョベチョになった両手を岩に擦り付け、ジャイアンの横を通り過ぎて行く。 「シャレてんだな」と一言吐いたのび太の目には、真っ二つに割れた金色のブレスレットがあった。 テンガン山 頂上 「そ、そんな……私の言うことが聞けないのか!?」 アカギは赤い鎖で撒きつけられた2体のポケモンから離れようと後ずさる。 しかしトン、と背中に何かが当たった。 「アカギだっけ?お前、邪魔だから消えていいよ」 先ほどバトルした少年、出来杉だった。 アカギは少年の形相に恐怖を覚えながらもモンスターボールを手で探る。 「バトル?面倒だからコイツ等にでも食われてろよ」 「?」 出来杉は右足を思い切りアカギの腹にぶつけた。 子供とは思えないパワーで、アカギの体は宙に浮かんだ。 飛ぶ先は……空間ポケモンパルキア。 再び舞台は戻る。 「あっ、ジャイアン殺しちまったよ ……まぁどうせ悪党だし報いを受けて当然か」 のび太は笑みを浮かべ、また階段を登り始める。 彼も又、おかしくなり始めていたのだ。 今となってマトモなのはドラえもん、そして後もう一人となってしまったのは 本人達は知る由も無い。 「うぐ……」 冷たい洞窟の中、オレンジのセーターを纏った少年が長い眠りから覚めた。 彼こそが最後の希望となる。 以降、みんなのてもちは廃止 テンガン山 頂上 2体のポケモンからは凄まじい力が感じられる。 効果音で現すと「ゴゴゴゴゴゴ」みたいな感じか。 髪の毛が強い風で激しく靡く。 「ふーん、楽しめそうじゃん」 出来杉は醜い笑みを浮かべると、懐からボールを取り出した。 「待て出来杉!」 突然の叫び声に出来杉は手の動きを止める。 彼の後ろにはギザギザ頭でキツネ顔の奴が足を震わせていた。 確か「スネオ」だったか。 「おい、見ろよ、スゲェだろ」 含み笑いを隠しながら、出来杉は振り向き、後ろのポケモンを指差す。 スネオの顔は「恐怖」に歪む。 しかしそれはすぐに「喜び」と変え、スネオを勇気付ける。 「こ、これが伝説のポケモン…… このボクにこそ、ボクにこそ相応しい……!」 狂喜のあまり、出来杉の肩にぶつかったことも気づかず ポケモンに近づくスネオ。 スネオは「あぁ、あぁ……」と興奮を抑えるように、小声を漏らす。 その右手には空のモンスターボールが握られていた。 スネオの背後にはそれをニヤニヤと見つめる出来杉が居た。 強風によりスネオの髪はいつものトゲトゲ感が無い。 既に焦点の定まっていない目のスネオは、パルキアに思い切りボールを投げた。 雷が轟く。 赤い目が少年を捉える。 左手がゆっくりと上がる。 少年の叫び声が空に響く。 そして少年は居なくなる。 そこに残されたのは一つのモンスターボールとなった。 出来杉は堪えきれずに盛大に吹き出す。 その一部始終を目の当たりにしたドラえもん。 彼はこの事態に元々青い顔を更に青くした。 「出来杉さん、そこ、邪魔なんだけど」 物陰から出てきたのはしずか。 その服は乱れもしていないし、汚れもしていない。 (ふん、中々やる奴なのかもな) 出来杉は初めて自分と対等に戦えそうな人物を発見したのだ。 彼の初バトルが始まる。 「ガブリアス、地震」 単調な命令でエンペルトは一撃で倒された。 「何だ、期待外れ」かと出来杉は呟き、ガブリアスをボールに戻す。 「そんな……私が負けるなんて……」 しずかは膝を地につき、唖然とする。 「俺が邪魔なんじゃなくて、お前が邪魔だ」 出来杉は冷たい言葉を放つと、しずかの胸倉を掴み、2体のポケモン の方へと吹っ飛ばす。 悲鳴は聞こえなかった―――― 「起きろぉ!」 ドラえもんの声で目が覚めた。 そうだ、俺は確か……ギンガ団のアジトで話しを聞いて…… 起きたばかりの頭がフル回転し、上半身だけを跳ね起こす。 「ド、ドラえもん!大変なんだ!」 「……分かってる。出木杉君の様子がどうもおかしい」 言葉では「おかしい」で済ませたが、先ほどのバトルを見る限り そんなレベルじゃない。 ドラえもんは更に説明を続けた。 「スネオ君としずかちゃんは出来杉君に倒された のび太君が何も知らないまま山頂へ向かっているんだ 早く止めないと!」 突然の出来事で全てを飲み込むことは不可能だったが、一つだけ確かなことがあった。 「とてつもなく大変な事態」だってこと。 服の汚れを乱暴に取りながら階段を駆け上がる2人。 1日中動きっぱなしでやられっぱなしのジャイアンは走り始めて数分で倒れこんでしまった。 「急げ!時間が無いんだぞ!」 「道具でも何でも出してくれよ……」 力なくジャイアンが呟く。 その言葉にドラえもんは顔を輝かせた。 「その手があったか!」 彼は長いポケモン生活のため、自分が道具を自由に扱えることを忘れていたのだ。 尤も、冒険の初めにポケットは使うな、とのび太に言われたんだが。 「ほら、タケコプターだ!」 ドラえもんはポケットから小さな黄色いプロペラを出すとジャイアンの頭に取り付ける。 懐かしいようなプロペラ音と共に、2人は階段を飛んでいった。 「…………」 圧倒的な威圧感から声も出ない。 強風の先には出来杉、そしてのび太が居た。 「のび太君!」 ドラえもんがすかさず飛び出す。 「来るんじゃねえ!狸が!」 のび太の罵声が槍の柱に響く。 ドラえもんは悟った。 のび太はもう、普通じゃないことを。 「出来杉、何でこんなことしてるんだ!」 ジャイアンがドラえもんの近くに駆け寄り、出来杉に叫ぶ。 その答えはあまりにもふざけていた。 「え~?暇つぶしかな 最近楽しいことないし」 顔はマジだ。 きっとそれが本当の理由なのだろう。 ジャイアンとドラえもんは怒りを通り過ぎ、呆れてさえ居た。 「ところでノビタ、お前何のために此処に来た?」 出来杉は突然のび太に問う。 その答えも普通じゃなかった。 「……何か理由があった気もするが忘れた」 「じゃあお前、俺の仲間にならない?」 「さーんせい!アハハハハ!」 「ドラえもん、まさか道具の力とかじゃないよな?」 ジャイアンはひそひそとドラえもんに話し掛ける。 「まさか、僕はこんな効果のある道具は使ってないし ……あ」 ドラえもんはあの日の事を思い出す。 のび太にせがまれ、しぶしぶリアルゲームを買ったときだ。 「飛び蹴りした時に何かが弾けた音がしたようなしなかったような……」 ドラえもんは今度は元々白い顔を更に白くした。 元凶が自分だということに。 「どうした?」 出来杉の声で目が覚めるドラえもん。 彼の思考回路は凍っていた。 「お、おいドラえもん!」 ジャイアンがドラえもんの肩揺らすも、まったく気づいてない。 これじゃあ起きるのに時間が掛かりそうだ。 「ジャイアン!コイツら止めたいんだろ!?」 のび太が一歩前に出、叫ぶ。 親指の方向は伝説のポケモンらだ。 赤い鎖は既に壊れそうにさえボロボロになっている。 唯でさえ不完全なものだ、赤い鎖が耐えてくれるのもそう長くは無いだろう。 「あぁ、止めたいさ」 「ポケモンバトルしようよ!お前が勝ったらコイツ等をマスターボールで捕まえて、 渡してやってもいいぜ」 のび太は更に一歩踏み出し、手にモンスターボールを握る。 出来杉は近くの岩にもたれかかり、俺達の方をいやらしい笑みを浮かべ、見つめていた。 (性的な意味ではない) 「行け!ギャロップ!」 「チャーレム!頼むぞ!」 「ギャロップ、フレアドライブだ」 単調な命令に反応し、ギャロップは炎の塊となり突進してきた。 チャーレムも俺の指示に従い、横っ飛びで攻撃を避ける。 が、ギャロップは止まらずにそのまま突進を続けた。 「僕の狙いはポケモンじゃないよ、君さ」 「なっ、クソ!ハガネール!」 俺は咄嗟にもう一つのボールを取り出し、自分自身を救うことに専念した。 が、俺を守ったハガネールの巨体は横倒れとなる。 「いきなり一体瀕死かよ……ってアッー!?」 ハガネールの倒れた先はさっきまでドラえもんが直立不動していた場所だ。 つまり下敷きに……。 「もう一度フレアドライブだぁああ!!」 のび太の声が不意に耳を通り抜けた。 すぐに横を振り返るが、もう遅い。 時速何百の炎が俺に突進してきたのだ。 ジャイアン「あぁ、その時は本当にやばかったよ。もう2度とあんなことはしないさ」 と、ジャイアンは戦闘後に語った。 俺が目を開けたとき、前にはギャロップが倒れていた。 その脇にはチャーレムが立っている。 「助かったぜチャーレム!」 「……行け、ラムパルド、マスキッパ」 「もうルールは関係なしか、面白いぜ」 本当の事を言うと面白くない。 それよりか危機的状況だ。 俺の手持ちはドダイドスとドンカラスのみ。 のび太はゴルダック、そしてエテボースだ。 分が悪い。 俺はいやに冷静な頭で速攻で戦略を練る。 が、導き出した答えは一つ、「ただ突っ込む」これだけだ。 「よっしゃあ行け!ドダイドス、ドンカラス!」 「おいおい、お前の手持ちそれで全部だろ? 僕は控えにまだ2匹もいるんだぜ?」 「知るかそんなもん!」 理屈じゃ勝てないのかもしれない。 でも俺はそんなもんに頼らないで、自分の力で奇跡みたいなのを起こしてやろうと思うわけだ。 「総攻撃だ! 地震に辻斬り、飛び膝蹴り!」 何時か聞いたことある。 奇跡って起きるもんじゃなくて、起こすものって。 「思念の頭突き!パワーウィップ!」 こんなこと言ったら笑う奴も居るかもしれない、だけど。 俺はその言葉、信じてる。 その砂埃の中、立っていた奴は誰一人と居なかった。 えー、さっき言った事はちょっと撤回してくれ。 うん、悪いな。 勝てるわけないっつーの! 俺は漫画でも映画でもそう言う登場人物じゃないの! あぁ、そうだよ。 俺、ちょっと調子乗ってた。 ごめんなさい。 頭の中で反省文を必死に考えることしか出来ない俺は多分。 いや、きっと馬鹿なんだろう。 ドラえもんはもう使いモンにならねぇ。 (ちょっと洒落) ヤバイな、このままじゃバッドエンド確実だわ。 「ハハン!大したことねぇな!」 のび太がツカツカ(一瞬ハムカツに見えた俺は負け組)と歩み寄ってきた。 あ、無理。 動けねぇ。 顔面に蹴りを食らった俺は無様にも大の字に転がった。 「手こずらせやがって……この豚野郎!」 「うぐっ!」 豚野郎、か。 何だかな、何時か見た漫画に「ブタゴリラ」つーあだ名のデブが居たかな。 のび太は右足に体重を更にかけ、俺の腹を圧迫する。 痛い痛い痛い痛い。 背中側にある石も地味に痛い。 「死ね」 のび太が再び俺を蹴り飛ばした。 テンガン山の急斜面を俺は岩のように転がりだした。 「あっけねぇーなあ」 ヒステリック気味に笑いながらのび太は崖を見下ろしていた。 流石にこの高さじゃ死ぬだろ。 生存フラグな気もするが。 「終わったぜ、出……!」 のび太が見たものは信じられない光景だった。 「マジかよ……」 パルキアの爪に串刺しにされた体からは夥しい量の赤い液体が流れていた。 制御していたハズの赤い鎖は壊れている。 そう言や、あの鎖は不完全なものだった。 元々3匹の伝説のポケモンの力を借りて使うのだが、 少々予定が狂い2匹のポケモンで作るハメになっからか。 赤い目をギラギラと光らせた2匹が俺に近づいてくる。 地響きが、凄い。 「まったく、ヤレヤレだよ本当に」 先ほどまで太陽が出ていたが、急に暗くなった。 多分ディアルガの足だろう。 別に死ぬのは怖くなかったし、そんなに痛くなかった。 即死、ってやつなのかな。 「ねーねー、おじいちゃん」 「何だい?」 「あの木のとこに立ってる銅像って何?」 無邪気に笑いながら窓の外を指差す。 俺は昔では考えられなかった笑顔を浮かべ、答えた。 「あれはね、猫だよ」 「ねこ?たぬきじゃないの?」 狸、か……。 アイツも狸って呼ばれたら怒ってたよな。 まぁ、もう呼ばれる事も無いのだろうが。 「昔ネズミに耳を食べられちゃったんだよ」 「あはははは、面白い猫だね」 俺は不自由となった足で少々ふらつきながらも……しっかりとした足取りで外に出た。 「俺の孫も今年で4歳になったよ」 所々茶色い錆がある銅像に向かって俺は独り呟いていた。 「別にアイツ等は恨んでないさ…… この世界でも幸せに暮らせてるからな」 ふっと横を見ると息子と孫が遊んでいる。 何と平和な光景なんだろうか。 なぁ、ドラえもん。 俺、今年で65歳になるよ。 END
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/30638.html
Blu-ray 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X vol.1 発売日:9月1日 ▼特典ディスク(CD) ドラマCD「破滅フラグしかない悪役令嬢に憑依してしまった…」 ▼映像特典 PV・SPOT集 ▼原作者 山口 悟書き下ろし小説~ラファエル篇~ 原作者 ひだかなみ描き下ろし漫画~メアリ篇~ ▼音声特典 「はめふら」を2度楽しめる! 豪華キャスト陣によるコメンタリー(第1話〜第3話) 「キャラクターデザイン 大島美和描き下ろしBOX仕様」 「イベント優先応募券(2022年4月2日(土)昼公演)封入」 ここを編集 2021年7月放送開始。乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…の続編。プライムビデオが配信開始。劇場版に劇場版 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…がある。 https //hamehura-anime.com/ 監督 井上圭介 原作 山口悟 シリーズ構成 清水恵 キャラクター原案 ひだかなみ キャラクターデザイン 大島美和 プロップデザイン 松永辰 美術監督 込山明日香 色彩設計 重冨英里 撮影監督 衛藤英毅 3Dディレクター・3DLO・3DLOモデリング 栗林裕紀 2DCGデザイン 粂澤由理 特殊効果 益子典子 編集 瀧川三智 音響監督 亀山俊樹 音響効果 山田香織 録音調整 吉田光平 録音助手 二川裕 音楽 田渕夏海、中村巴奈重、斎木達彦、櫻井美希、兼松衆、中嶋純子、青木沙也果、佐久間奏 アニメーション制作 SILVER LINK. 脚本 清水恵 笹野恵 井上圭介 絵コンテ 井上圭介 西田正義 相澤伽月 澤井幸次 湊未來 戸澤俊太郎 二瓶勇一 演出 井上圭介 小柴純弥 熊野千尋 板庇迪 尾上皓紀 曽根利幸 戸澤俊太郎 小野田雄亮 作画監督 大島美和 大槻南雄 山吉一幸 松永辰 松田萌 金元会 若山政志 本田創一 島袋智和 木村拓馬 上田彩朔 榊原智次 飯飼一幸 劉云留 宮島彩 三船智帆 武志鵬 渡辺一平太 片山敬介 石田誠也 松浦里美 垣内彩子 Revival 冨田佳亨 河口千恵 王敏 崎山知明 中澤勇一 STUDIO MASSKET 服部憲知 小幡公春 井本由紀 高橋美香 徳田夢之介 はっとりますみ 市川敬三 西道拓哉 藤岡三徳 竹森由加 プライムビデオ:乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X 1. 破滅フラグを回避したので文化祭で浮かれてしまった... 主演内田真礼, 蒼井翔太, 柿原徹也 再生時間:25分 初公開日/初回放送日:2021/07/08 ■関連タイトル Blu-ray 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X vol.1 TVアニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった...」オリジナル・サウンドトラック OPテーマ アンダンテに恋をして!【アニメ盤】 EDテーマ give me♡me コミック版 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…1巻 原作小説 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…1 Kindleまとめ買い 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
https://w.atwiki.jp/minasava/pages/616.html
生存本能:EX (■■■■) 不死身に近く 頭が潰されても餓死するまで一週間は生き延び、 頭部だけでも栄養分の枯渇まで数時間は生き続ける生命力を持つ。 サーヴァンドと化した事により魔力供給さえ有れば焼かれたりしない限り不死身と言って良い。
https://w.atwiki.jp/girlgame/pages/3472.html
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… ~波乱を呼ぶ海賊~ 簡易紹介 「小説家になろう」に掲載され書籍化・コミカライズ・アニメ化された山口悟氏による「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の乙女ゲーム化作品。 「小説家になろう」に掲載された話(書籍化からの書き下ろしは含めない)から派生するIFストーリーであり、原作にはないオリジナルキャラクターも攻略対象として登場する。 データ 製品画像 発売・開発元 オトメイト ジャンル 破滅フラグ回避恋愛コメディADV 対応機種 Switch 発売日 2022年2月10日 価格 通常版:7,150円(税込) 限定版:9,350円(税込) DL版:7,150円(税込) 廉価版 なし キャラクターデザイン ひだかなみ シナリオライター 吉村りりか 音声量 主人公含めフルボイス 主人公 カタリナ・クラエス?(声:内田真礼) ※名前固定 攻略対象 ジオルド・スティアート?(声:蒼井翔太)キース・クラエス?(声:柿原徹也)アラン・スティアート?(声:鈴木達央)ニコル・アスカルト?(声:松岡禎丞)ロジー・リンド?(声:鈴村健一)シルヴァ?(声:浪川大輔) 備考 CERO B(12才以上対象) 該当するキーワード 版権もの、ファン向け、ノベルゲーム、主人公ボイスあり、デフォ名呼びあり、ファンタジー世界、コミカル、個性的なヒロイン、序盤から好意的、逆ハーレム コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/saoac/pages/350.html
デフラグマッチ「オールスターシーズン」 【開催期間】 2022.06.07 〜 無期限 【参加条件】 エピソード5「探索の懐古談」をクリアすること エンドガーディアンレアドロップ過去シーズンエンドガーディアン報酬 過去イベント報酬 アダプタブル・パニッシャー報酬 エンドガーディアンレアドロップ 過去シーズンのエンドガーディアン討伐報酬と、過去のタワーイベントの報酬がメイン。 過去シーズンエンドガーディアン報酬 シーズン ログ (★5) 武器・ロール 固定PP 備考 キリトシーズン ≪かの世界を生きたもの≫ キリト 二刀流・タンク - リーファシーズン ≪月夜にかける想い≫ リーファ 刀・サポーター - ユウキシーズン ≪鋭敏なる剣技≫ ユウキ 片手剣・タンク - アリスシーズン ≪熟達の志士≫ アリス 片手剣・アタッカー - ≪シカクメンな彼女≫ アリス 片手剣・サポーター - レインシーズン ≪かろやかスキップ≫ レイン 二刀流・サポーター - ≪はつらつステップ≫ リズベット 細剣・サポーター - 全属性付与可能 シノンシーズン ≪予期せぬ接触≫ シノン 弓・バランス - シリカシーズン ≪駆け出す闘志≫ シリカ 短剣・サポーター - ≪ちゃーみー・けっとしー≫ シリカ 短剣・アタッカー 斬属性攻撃の与ダメージ+10〜50% or 使い魔による攻撃与ダメージ+10〜50% アスナシーズン ≪麗姿の眼差し≫ アスナ 細剣・サポーター INT+320〜640 or 魔法攻撃の与ダメージ+10〜50% リズベットシーズン ≪鍛冶師の平穏≫ リズベット 片手棍・サポーター INT320〜640 or 全スキルのCT -5 〜 -10% or 補助スキルのCT -5% 〜 -10% ≪闊達な誘い≫ リズベット 片手棍・タンク - ユージオシーズン ≪無二の相棒≫ ユージオ 片手剣・サポーター INT320〜640 or 状態異常の付与率+1〜10% アルゴシーズン ≪見通す眼差し≫ アルゴ クロー・アタッカー HPMAX時与ダメージ+10〜50% or 弱点を突いた時与ダメージ+10〜50% リーファシーズン② ≪休息の女神≫ リーファ 片手剣・サポーター INT320〜640 or 獲得Col+50〜100% or 獲得EXP+25〜50% 全属性付与可能 ユウキシーズン② ≪優姿の眼差し≫ ユウキ 片手剣・サポーター INT320〜640 or 魔法攻撃の与ダメージ+10〜50% or 獲得Col+50〜100% or 獲得EXP+25〜50% キリトシーズン② ≪糾明の快刀≫ キリト 二刀流・アタッカー 攻撃スキルの与ダメージ+10〜50% or HPMAX時の与ダメージ+10〜50% or 弱点を突いた時の与ダメージ+10〜50% シノンシーズン② ≪天翔ける女神≫シノン 弓・アタッカー 全損するまで与ダメージ+50〜100% or 突属性の与ダメージ+10〜50% 過去イベント報酬 ★ ログ 武器・ロール 備考 ★4 ≪蒼穹を駆ける英傑≫ ユウキ 片手剣・アタッカー イベント「蒼穹を駆ける英傑」ポイント報酬 ≪万天に通ずる鼠≫ アルゴ クロー・アタッカー イベント「万天に通ずる鼠」ポイント報酬 ≪≫ ・ ★5 ≪かの剣技の継承者≫ ユージオ 二刀流・アタッカー 「かの剣技の継承者」ポイント報酬 ≪華綻ぶはにかみ≫ シノン 弓・バランス 「咲き誇る技巧」ポイント報酬 ≪≫ ・ ≪いとしのショコラティエ≫ アスナ 刀・アタッカー 「いとしのショコラティエ」ポイント報酬 ≪≫ ・ ≪≫ ・ ≪≫ ・ ≪≫ ・ ≪≫ ・ ≪≫ ・ ≪≫ ・ ≪≫ ・ ≪≫ ・ ≪≫ ・ ≪≫ ・ ≪≫ ・ アダプタブル・パニッシャー報酬 ログ ロール・効果 アダプタブル パニッシャー ★4 サンキューギフト 覚醒Lvを1上昇させる ★4 レベルアペンド+2(ヒーロー) ★4 レベルアペンド+2(ウエポン) ★4 レベルアペンド+2(アクセサリ) ★5(防具)冥界王の盾 ガード時の防御力4倍・防御時に魔法弾を発射
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/336.html
112 :名無しさん(ザコ):2011/10/22(土) 20 52 32 ID 0cjgg6iE0 生存性能・生存力 多くの敵の攻撃を凌ぐための性能のこと。 回避、耐久、技能などの総合力。 ただし、総合力というが優秀なユニットはどれか一つが突出して高いことが多く、 中途半端にどれも高いと器用貧乏となり逆に生存性能低めとなることもある。
https://w.atwiki.jp/heavyraingw/pages/58.html
ショーンの死亡条件のところが「誰か1人が辿り着き、折り紙殺人鬼との決闘に負ける」となってますが、ジェイデンだけ辿り着いて負けた場合は生きてました - 名無しさん 2010-05-18 10 25 14 イーサンの死亡条件で、ジェイデンとイーサンがたどり着いた場合もイーサンは死んでしまいました - 名無しさん 2010-07-10 23 09 48 スコットだけ死んだけど4人のヒーローとれたな・・・よくわからん - 名無しさん 2011-12-10 08 08 28 ↑俺もそう思って全員生存ルート必至で探してたけど、考えてみたらショーン入れて四人ってことじゃない? - 名無しさん 2012-01-24 21 05 02 ローレンの事かと - 名無しさん 2014-08-09 23 54 26 イーサンの死亡フラグをネズミの毒だけにしたら、イーサンそのまま生存するのな。 - 名無しさん 2017-07-11 02 36 21 誰もたどり着りつかず、ショーンが死んでしまうとマディソンの前でイーサンも死んでしまいました。 - 名無しさん (2018-06-22 13 40 15)
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/1967.html
彼の声は遠くなり、そして新しい声が聴こえ始める。 私は夢を見る。遠い昔の、彼女の記憶。 ―――――― 「あ、……ジュン。また頑張ってるのねー」 「え? ……うん。もう少しで出来るかな。全く人遣いが荒いよ」 そんなことを言いながらも、彼はとても嬉しそうだ。 真夜中。此処は、雛苺の家。土曜の夜、次の日の学校は休み。彼はその日、泊りがけで やらなければいけないことがあった。 決して強制された訳ではない。ただ、彼の心が。それを望んだだけのこと。 両親は既に、眠ってしまっている。いくら中学生とはいえ、男子の宿泊を認める辺り、 その辺に疎いところが何とも『らしい』というか……それだけ彼が、信用における人物 あると評価されているということだろうか? 「お姉ちゃんも、ずっとこっちにいればいいのにね」 「そういう訳にもいかないだろうな。それにしても雛苺、向こうのひとってのはあんなに 紅茶が好きなもんなのか? 一日に何杯飲めば気が済むんだ、一体」 「気が済む済まないの問題じゃないのよ、ジュン」 不意に、かけられた声。 「ティータイムを数多く設けるのは、嗜みもあるけど……心の平穏を保つため。 何事においてもリラックスしていられるのは、大事なこと。とても、大事なことよ」 部屋に入ってきた彼女――これは、『私』。『私ではない、私』。雛苺の親戚で、とて も紅茶が好きなお姉ちゃん。気品溢れ、それでいて優雅な雰囲気を纏った――雛苺の、憧れの存在。 普段は九時頃には寝てしまうのだけれど、自分の為に『作業』を続けてくれている彼の ことが気にかかったのかもしれない。目蓋が、多少重そうだった。 「じゃあヒナ、紅茶淹れるね!」 「ありがとう。気が利くのね、雛苺」 言いながら彼女は、ジュンの方をちらりと見やる。彼はその視線を敏感に感じ取ったようだ。 「はいはい。使えない下僕ですみませんね」 「あら、私は何も言ってないわ。卑屈になるのは、存外に良くないことね? ジュン。 貴方は今、人形のドレスを作っているのだから……そのことについてもっと自信を持つべきなの。 本当、いつまで見ていても、飽きないわ。貴方の指は、優しい旋律を奏でる魔法の指ね」 「……」 彼は顔を赤くして、何も話さなくなってしまった。 「この花模様は……随分と細かいけれど。何かモデルがあるのかしら」 「えっと、図鑑見て適当に選んだから……リラだっけ」 「――そう、良い花ね。五つの花弁のついたリラは、幸せを呼ぶと聞いたことがあるわ。 白いリラの花言葉は――」 『私』は『私』の言葉を最後まで聞かず。二階の自室を後にして、階段を降り台所へと向かう。 「……」 ポットのお湯が、丁度切れてしまっていた。 その時珍しくも、やかんでお湯を沸かそうなどと思ったりしたのだ。 (ああ、) ポットのお湯は、すぐに沸いてしまうから。 (『私』はそれを、) 少しだけ時間を遅らせてみようと―― (止めることが出来ない――) そう、考えただけ。 (『私』は、見ているだけだから。) 彼は、――彼女のことが、好きなのかもしれない。 ジュンに裁縫の才能があることを、雛苺は知っていた。 今彼が縫っているのは――『お姉ちゃん』の持っている人形の為のドレス。 白い花模様の服は、ウェディング様のそれに似ているように思った。 そんな、少しの考え事。 『私』はこの後、何が起きるのかを知っている。 底抜けに明るく、純粋な心を持つ、雛苺。 ジュンにすきでいてもらえるような――『お姉ちゃん』のように、なれたら。 そんなことを、少しだけ思った。 ぼんやりとしていた彼女が、煮立って吹き零れたお湯に気を取られて―― 火が消えてしまったあと。開けられたままのガス栓を止めるのを、失念する。 そうして、紅茶を用意して、部屋へ戻る…… ただ、それだけの。 ただ、それだけの、取り返しのつかないことが、起きる。 そして。この夢の世界に、おわりのうたが響くのだ。物語をおわらせる、うた。 燃える。真っ赤に、燃える。あつい、あつい。 燃え広がる炎は彼女達を遮り、灰色の煙は呼吸するための空気を奪う。 足りない、空気が足りない、 『私』はこの時初めて、自由に身体を動かせるようになる。 本来ならこの時、『私』は『産まれてもいない』のだけれど。 ここは、夢の世界なのだもの。 まるで雪のように、降り注ぐ灰。 ここは夢の中だから――私はいつまでも、両手を広げ続けるのだ。 だって、どうしようもならないから。 本当は、あの時。雛苺は、既に倒れてしまっていた二人に身を寄せて―― とても大切にしていたスケッチブックを一つ、胸に抱き寄せながら。 そのまま、気を失ってしまったのだ。 これは、彼女の中にある記憶。今はもう、眼を向けられていない夢。 ―――――――― おわりのうたが鳴り響いたあと、『お姉ちゃんと呼ばれた私』は、『居なくなってしま った』。 そしてここで初めて、――『私』が、彼女の中に出来上がる。決して故意ではなかった にしろ、『お姉ちゃん』の存在を奪ってしまった彼女。彼女自身は、この出来事を忘れよ うとしていたのかもしれないが。心の中に在った、自責の念――または、それに近しいも のと。彼、――ジュンに好かれていた、『お姉ちゃん』に対する憧れ。それらが相混ざっ て、『私』は産まれた。本物ではない、雛苺が作り上げた、偽者。 『私』という存在そのものが、彼女にとっての――重い枷なのだろうとも思う。 この時から、雛苺は。僅かに、しかし確実に、病み始める。実際に居た『私』の存在を おぼろげに捉えながら。少しだけ間違った曖昧な記憶――泡沫の夢を、形成していく。 そう、彼女の心は。あの日一度、ばらばらに壊れた。純粋で、とても透き通った。とて もうつくしい、硝子のような彼女の"世界"。その欠片は、今も散らばったまま。『私』と いう存在として、在り続けている。 彼は、この物語を忘れてしまった。窒息性の記憶障害だろうと言う事を聞き及んでいる。 ――あくまで、表面上は。 『私』は知っている。彼の眼の前で、彼の腕の中で、『お姉ちゃん』が――『眠ってし まった』こと。やはり彼もまた、この時一度……壊れてしまったのかもしれない。 この出来事に触れると、彼は『発作』を起こしてしまうから――無理に思い出させるこ ともない、という事に収まった。 苦しむ息子の姿を見て、彼の両親がついた、対処的な嘘。奇跡的なほどに外傷の無かっ た彼だったからこそ通じた、咄嗟のそれが、思わぬ功を奏したとも言える。全ての真実を 明らかにしたいのならば、それは間違ったことだったろう。 彼、――ジュンは、何の事故にも巻き込まれなかった。雛苺の両親は、交通事故で亡く なった。そんな歪な情報が、周りの『事実』を歪めていく。 事実には、なるべく触れぬよう。あの時、誰も彼もが、弱かった。あまりにも、弱かっ た。 しかし彼は、無意識の内に――『お姉ちゃん』に渡す筈だったドレスのことを、気にか けたのだろうか。燃えてしまった、白い花模様の……人形のドレス。そのデザイン画を、 学校に持っていって。それが見つかってしまい――彼はもう、何もかもが嫌になってしま った。冷めて、しまった。 そんな出来事を――『私』はずっと、見続けてきた。雛苺の意識の、裏側から。 ただ、それらに干渉するのは『私』の役目ではないのだろうし――無駄に話を、こじら せてしまうだけ。偽者は偽者らしく、雛苺が独りで居るときだけ。密やかに、表に出てい れば問題はない筈だったのだ。 叔父夫婦に引き取られた後。表の雛苺は、穏やかな回復を見せていったように思う。 これもひとえに、叔父と叔母の愛情によるものだろう。 だけど、『私』が消えない。ずうずうしくも、彼女の裏側に潜み続けている。 そして今度は、雛苺が自ら『裏側』へ入り込んでしまい、『私』が表へ出ざるを得ない 状況も増えてきた。――それは、彼女が日本を離れ、留学をする決意し始めた辺りの頃か らだったように思う。 『私』が居るということは、彼女の中での罪の意識が消えていないということ。 一時期はそんなことを考え続けて――もう、疲れてしまって。何かどうでもいいような、 そんな気分になったりもした。 ただ。彼女はもう十分に悩み、苦しんできた。表面上は忘れて、曖昧な記憶を作り上げ てしまっていても。彼女の裏側に居る私には、わかる。『私』という存在を無意識に否定 しながら、尚それに向き合おうとしている。 あの出来事で、彼女を咎める者など居なかった。もういい、もういいのだ。彼女はあの出 来事を乗り越えて、夢に向かって歩き出すべきで――普通の女の子として、生きていく権利 がある。 そこで私は思い至る。今まで『私』は、このどうしようもなく『実際に在った出来事』 を、いかにして彼女に伝えるべきなのかということを考え続けてきた。 だけど。この悪夢とも呼べるような――おわりのうたが、ひびいた世界を。見ている のは『私』で、彼女ではない。いや、彼女がそれを知っているのかどうかはわからない のだけれど――それでも。彼女は、もう忘れていい。 『私』が悪夢を、引き受けよう。そんなことを、今また夢を見ながら思った。その決意 が、ばらばらに壊れてしまった欠片を、元の曖昧に戻してしまうようなものであったとし ても。確かなものにする為に、打ち砕く必要は無い。 考えてみると、先生は……『私』に関することを手記に纏めながら、私"達"のことをい つも気にかけてくれていた。 水銀燈は、こんな自分と友達になってくれて……雛苺とも、仲良くしてくれていた。本 当に優しい娘だと思う。 先生も、水銀燈も。『私』の存在を、認めてくれた。 じゃあ、ジュンは? 雛苺は……? 忘れられれば。それは、無かったことに等しくなれる。 私が消えてしまったら、あの夢は"誰"が引き受けることになるのだろう? いや、そもそも。忘れること自体、正しいのかどうか。その答えも、出ないままで―― もう『私』は、彼の前に現れるべきでは、ないのかもしれない。 たったひとつ、守る為に。 彼女の心を、その、たったひとつを。 ふと、思った。 彼女が描きたい、景色。 追い求める程に、離れていく景色のことを。 いつか彼女は、それを描くことが出来るだろうか? ―― ―――――――――― 「真紅……?」 時間にして、それほど長い時が経ったようには思わない。 ただ、その短い時間が。何故こんなにも長く感じられるのかが、自分でもわからなかった。 「……ん……」 「おい、大丈夫か」 零れた涙を拭って、話しかけた。 「大丈夫よ、ジュン。『私』は此処にいるわ」 今度はその瞳を開けて。真っ直ぐに僕を見据えながら、彼女は僕に語りかける。 「――けど。それももう、これでおしまいかしら」 「どういう、ことだよ」 「ジュン、聞いて頂戴。私は確かに今、此処にいるけど……貴方はもっと、雛苺のことを 見つめてあげて。――貴方は、この娘のことを、大切に思ってる?」 真剣味を帯びた、彼女の声。 「……ああ。大切……というか。見守ってやりたいとは思う」 「そう。……それでも、十分よ」 彼女は言いながら、手元のティーカップに口をつけた。 「ぬるいわ。ジュン、淹れ直して頂戴」 途端、いつもの調子に戻る。なんだ、一体。 僕は備え付けのポットからお湯を汲み、新しいものを居れ直した。それを満足気に飲ん で、彼女は静かに微笑む。 「ジュン。貴方は、"世界"について考えたことがある?」 「――せかい?」 「そう。"世界のからくり"とでも言えばいいかしらね。それはとても、とても難しいよう で……とても単純な話。世界には沢山のひとが息をしていて、そのそれぞれに"物語"が ある。それは前にも、言ったことがあったわね。 ただね。そんな"物語"だって、所詮"在るか無いか"でしかないの。 それを乱すのが、曖昧なもの。在るのとも、また無いのとも、"異なるもの"。それが、『私』。 ねえ、ジュン。さっきも言ったけれど、貴方は私のことを忘れなさい。 私という存在そのものが、泡沫の夢のようなもの。そして、ちゃんと雛苺のことを見守って頂戴。 そうやっていつか――彼女が。雛苺が描きたかった景色を、繋ぐことが出来たときに。 その時見えるものは、透明な、透き通った"世界"ではないかもしれない。けど。それでも。 本当にうつくしいと思える色を、見ることが出来る筈だから。 それを、……願っているわ」 彼女の言うことは少し難しくて、けれど何処か、思い当たる節があるような……そんな 感じだった。僕は何と返すべきか、ちょっと迷う。 ただ。彼女の言っていた"あるひとつ"がひっかかってしまったから――僕はそれを、 伝えたのだ。また苦しくなりかけている呼吸を、精一杯に抑えながら。 彼女は、自分の存在を。消してしまおうと、しているのではないか? 「"在るか無いか"。そう、言ったよな」 「ええ、そうね」 「じゃあ、真紅。これも確かに、お前が言ったことじゃないか――『私は確かに、此処に居る』」 「……」 「お前が何を思って……はぁっ、消えようとしているのか、わかりかねる。けど…… お前がこうやって此処に居るなら、それはそういう『事実』じゃないか。 居なくなる必要なんて、無いだろう?」 「私は、"異なるもの"よ。とても曖昧で、そうね。単に夢を見ているような――」 「――そうじゃない、真紅。夢なら夢で、いいだろう? "在るか無いか"は単純だけど、 何だか……何て言うのかな。少し、寂しい。 生きているなら、夢も見る。それでいいような気もする」 彼女は少し、息を飲んだようだった。そしてまた、言葉を紡ぐ。 「貴方は、とてもやさしいのね。――夢を見る。そう…… それならまた、逢えることを……願ってみることに……しようかしら……」 それが、僕が『彼女』と交わした、最後の言葉だった。 ―――――――――――― 僕は空を見上げるのをやめて、また前を向いて歩き始める。雛苺がフランスへ旅立って から、まだ三日も経っていない。 それなのに、この心に――何やらぽっかりと空いてしまった、空虚な穴のようなものは 何なのだろう? いつも、人懐っこく隣に居た、幼馴染の彼女。彼女は自分の夢を叶える 為に、遠い異国の地へと向かったのだ。 空港での、去り際。彼女は僕に一言、言った。 『離れていても――同じ空の下に居るの。皆一緒よ? だから……ヒナ、頑張れると思うの。 ジュンも……ゆっくり、ゆっくり、頑張って』 その後ぎゅっと抱きしめられてしまったものだから。一緒にいた先生や水銀燈には、帰 りの車の中で随分と冷やかされてしまった。 「……」 あの時、僕の胸の中で。 彼女は、涙を流さぬまま―― 『ジュンは……居なくならないで?』 泣いていたように、思う。 僕も何か、しなければならないのかもしれない。ゆっくりで、いいから…… そうじゃないと、彼女に逢わせる顔がなさそうだから。そうだろう? 真紅。 冬空。年の瀬の冷たい風に吹かれ、ポケットに両手を突っ込んだまま、歩く。ふと、も う一度だけ空を見上げたら。さっきよりも少なくなった雲の隙間から、陽の光が地に降り 注いでいた。 青い青い、空。透明ではない。色のついた空が、確かに在る。 雛苺もこの空を、見上げたりしているだろうか?
https://w.atwiki.jp/gundamwar/pages/3954.html
生存競争 ベースドブースター3 COMMAND C-43 黒 2-3-1 R (帰還ステップ):任意の枚数の自軍ユニットを廃棄する。その場合、廃棄したユニット2枚につき、敵軍プレイヤーは、自軍ユニット1枚を選んで破壊する。 強引に2対1交換を迫ることができるコマンド。 後に数の暴力というオペレーション版も登場した。 カードアドバンテージ的には損をしてしまうが、数の暴力と違いコインユニットも対象に取れるため、セファーラジエル(第四形態)や謙信ガンダム、ターンX《DB10》といったコインユニットを生産できるカードと組み合わせることによってアドバンテージの損失を防げる。