約 544,089 件
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/248.html
キロロの森 3 5-490様 「ますますお前が欲しくなったよ…アリク」 茂みの奥に隠れるように立つ老婆…金色の魔女。 その人間らしからぬ不気味な顔を上げると、アリクを見つめてにたりと笑った。 「ッ…」 アリクは怯えきった表情で後ずさる。 「へぇ、あれがその金色の魔女って奴か」 クロウクロウは金色の魔女を見下ろし少し楽しげに言った。 「さて…確かランドットの話じゃあ、なにやら嘴に傷のあるオオタカがあの子を邪魔したらしいじゃないか」 金色の魔女はガルスを焦点の合わない目で睨んだ。ガルスも睨み返す。 「…あんたがこいつに呪いをかけた本人か。丁度良い、こいつの呪いを今すぐ解いてやってくれ」 金色の魔女の眉がピクリと動いた。その笑みに苛立ちが含まれる。 「確か…ガルスとか言ったね。馬鹿な事を言ってないで早くここから立ち去りなさい。その娘を置いてね」 「あんたの弟子に言ったはずだぜ、断るってな。後から曲げるつもりはねえ」 互いに睨み合う二人。アリクはガルスと金色の魔女を不安げな表情で見つめ、それをクロウクロウが見守っていた。 その緊迫した空気を、金色の魔女が破る。金色の魔女はひとつ大きな溜め息をついた。 「…馬鹿も休み休み言っておくれよ。だいたいお前がその娘を守ることに何の得があるんだ」 聞かれたガルスは少し黙っていたが、やがて得意気な表情で答えた。 「…あんた知ってるか?人間ってのはな…自分の毛皮を脱ぐことができるんだぜ」 「はぁ?」 と、素っ頓狂な声を上げたのはアリクだった。ガルスは構わず続ける。 「しかも脱皮と違って脱いだらそれで終わりじゃねえんだ。脱いだ毛皮をまた元通りに付けれるんだぜ」 「いや、あの、ガルス」 アリクはなんと言ってよいかわからず狼狽している。 「マ…マジかよ…!人間てすげえな…!」 「クロウもちょっと…普通に驚かないでよ…」 そばで聞いていたクロウクロウも目を丸くして驚いている。 「つまり、コイツには俺の知らんことがまだまだ沢山有るに違いねえ!俺はそれを全部知りたい!だからコイツをお前に渡すつもりはねえし、虫になられても困るんだよ」 ガルスは強い眼差しでそう言った。金色の魔女は目を細めながら聞いていたが、やがて顔を手で押さえて苦笑の笑みを零した。 「…くっ…くくく…はっはは…面白い、ここまでの馬鹿は久しぶりに見たよ」 金色の魔女は再び大きな溜め息をついて、ガルスを睨んだ。 「馬鹿の相手は疲れるね。あまり使いたくないんだが…しょうがないね、力ずくでも連れていくよ」 そう言うと、金色の魔女の黒い眼が赤く染まっていく。やがて風もないのに、木がざわめき始めた。まるで、金色の魔女に怯えるように。 「…な…何だ…?」 異変に気づいたクロウクロウが辺りを見回した。その直後。 「いっ…!?うぁっ…あああああっ!!」 突然耳を押さえてうずくまるアリク。 「なっ…どうした!?」 「聞こえるかい、アリク。それが、私の力だ」 金色の魔女は不敵に微笑んでアリクを見る。 「てめえ…アリクに何しやがった!!」 ガルスはうずくまるアリクを見ると怒鳴った。ガルスとクロウクロウには何も感じられないらしい。 金色の魔女はにたりと笑うと、微かに口を開いた。その瞬間、アリクが何かを察知した。 「…!だめっガルス逃げてぇっ!!」 金色の魔女は、消え入りそうな声で何かを囁いた。ガルスがその事に気づいたと同時に、金色の光が、彼の体を貫いていた。 「ガルスッ…!!」 アリクが叫ぶと、ガルスはその場に力なくくずおれた。いつの間にか現れた金色の光の壁の向こうで、金色の魔女が不気味に笑った。 「おいッ…どうした傷嘴!!」 クロウクロウが呼びかけるもガルスは答えない。 「さあ…お前も私を邪魔するのかい?もしそうなら、お前もそいつの二の舞になるが」 金色の魔女は光の壁をクロウクロウの方へ向ける。 「………!」 クロウクロウはチッ、と舌打ちするとアリクとガルスを交互に見た。その時、 「…ふざっ…けんな…!!」 意識を回復したガルスがよろめきながら立ち上がった。 「そいつは関係ねえ…やるなら…俺にやれッ…!!」 「ガルス…!」 アリクが泣きそうな顔でガルスを見上げる。 「ふん…やはり“虚仮威し”じゃあ、そんなに効かないか。なら、これでどうだい!?」 金色の魔女は光の壁を再びガルスに向けなおすと、何かを囁いた。 金色の光の壁が一瞬で赤黒く変化すると、再びガルスに襲いかかった。 だが、黙って食らうガルスではない。渾身の力を込めて飛び上がりぎりぎりの所でかわした。 「…甘い!」 金色の魔女が壁に手を翳すと、壁はガルスの動きを真似て飛び上がった。 「なッ!?」 予想を外した壁の動きに、ガルスの反応が遅れた。壁はガルスの背中に襲いかかり一気に弾けた。 「ぐぁあッ!!」 そのままぐしゃりと地面に墜落する。 「ぐっ…クソッ…!」 ガルスは再び立ち上がろうとするが、魔法に墜落のダメージが重なって思うようにいかない。 金色の魔女はゆっくりとガルスに近づく。そして、とどめを刺そうと枯れ枝のような腕を伸ばした。 「ガルス…!」 …もう…だめだ。様子を見つめていたアリクは、思わず目を閉じた。ふと、ガルスと初めて出会った瞬間が瞼の裏で蘇った。 …自分を見て、目を丸くして驚いて、それから笑って、それから…自分を守ってくれた。それなのに、今ここにいる自分は…。 助けたい。ガルスを、助けたい。 思ったときには、既に声を発していた。 「…待って」 その枯れ枝の腕が止まった。金色の魔女が振り向く。 「…もう…やめて…私が行くから…そのひとを…殺さないで」 言うことを聞かない膝に鞭を入れ、アリクは精一杯の力で立ち上がると、そのままゆっくりと歩き出した。 「ッ…アリク…!」 「…ほ、ほほ…いい子だ。こいつと違ってお前は賢いね…」 金色の魔女はアリクの方に手を差し出した。だが…。 「ッ…!?」 その手はすぐに引っ込められた。そして、怖じ気づいた表情でそのまま後ずさりを始める。 「あッ…!ああッ…!!」 なんということだろう。あの金色の魔女が、アリクに対して怯えている。先ほどまであれほど欲していたアリクに対して。 「アリクッ!やめろ戻れッ…!」 ガルスは声を振り絞ってアリクを止めようとするが、アリクは歩みを止めようとはしなかった。地面に転がるガルスに向かって、寂しく笑った。 「ごめんね…でも、私が行けば…それでガルスが助かるなら…私」 「いいや、その必要はねえ」 寂しく言い放ったアリクの言葉は遮られた。その言葉を遮ったのは、クロウクロウだった。 「よく言った嬢ちゃん…その言葉、その覚悟…久しぶりに震えちまったぜ…」 クロウクロウはアリクを飛び越えると、金色の魔女に立ちはだかる。 「俺の…心が!」 「…クロウ!?」 「なッ…!?」 驚くアリクとガルス。 「だがな…一度守ると決めた男の決意を、そう易々と蔑ろにするもんじゃねえぜッ!」 そう言うと、クロウクロウは目の前の老婆に飛びかかった。金色の魔女はとっさに何かを唱えようとしたが間に合わず、クロウクロウの爪に押さえつけられた。 「ぐぅッ!!」 金色の魔女はじたばたと抵抗するが、クロウクロウはその巨体で押さえて離さない。 「何ボサッと見てんだガルスッ!!嬢ちゃんを連れてさっさと逃げやがれッ!!」 「だっ…だめだよ!逃げるんなら、クロウも一緒に…!」 「だぁから、言ったろ?男の決意を蔑ろにするなって」 クロウクロウの足の下で、金色の魔女が何かを囁いた。そして腕をクロウクロウに翳す。 「はぁっ!!」 次の瞬間、クロウクロウの体は見えない力で弾き飛ばされた。 「ぐっ!!」 だが、クロウクロウはすぐに立ち直り再び金色の魔女にのしかかった。 「くぁっ…!く…しつっこいねぇコイツッ…!!」 「なに、気にすんなっ…嬢ちゃんに助けられた命だ、どうせなら…あんたの為に使わせてくれ」 「クロウ…」 「くっ…!」 ガルスは全身の力を振り絞って立ち上がると、棒立ちになるアリクのもとへ駆け寄った。 「やだ…クロウも逃げて、一緒に逃げて…!」 アリクはクロウクロウの名を呼ぶが、クロウクロウは答えなかった。ガルスはアリクをくわえて背中に乗せた。 「…恩に着る!」 そして、持てる力をすべてつぎ込み飛び上がる。 「くっ…待てっ…!」 金色の魔女は足から抜け出そうとするが、ガルスはどんどん高く上ってゆく。 「チッ…覚えておきなァ!ガルスよッ!…その娘を守ることがッ…やがては己の首を締めるということをッ!」金色の魔女はそう、空に向かって叫んだ。 ガルスはクロウクロウを一瞥すると、やがて北へ向かって飛び始めた。 「やめて、待って…!」 アリクが止めるも、ガルスは聞こうとしない。クロウクロウの姿が、どんどん小さくなっていき、やがて森に隠れて見えなくなった。 次の瞬間、先ほどまで居た場所が、まばゆい金色の光に包まれた。 「クロッ…!…クロウクロウ―――!!」 アリクはクロウクロウの名を叫んだ。だが…その声は、その名の主へ届くことはなかった。 第三話 キロロの守人 空は、いつの間にかうっすらと曇り始めていた。森の上空を、北へ北へと飛び続けるガルス。 「…大丈夫かなぁ…クロウ…」 アリクはガルスの背中で独り言のように呟く。 「………」 「ねぇ…ガルスはどう思う…?」 アリクはガルスに聞いてみるが、ガルスは答えない。 「…ガルス…?」 尚も呼びかけるも、反応はない。と、その時。 がくん、とガルスの体が大きく揺れた。 「わっ!?ち、ちょっと!?」 そのままガルスの体はどんどん下降していく。アリクは必死でガルスに呼びかけるが、その努力も虚しく二人は森の中へ落ちていった。 「きゃあっ!!」 ガルスの体は柔らかな草の上に落ちた。アリクは着地の衝撃で、地面にどさりと投げ出された。 腰をさすりながらよろよろと立ち上がる。 「いったた…ど、どうしたの…ガル…」 だが、言いかけたアリクの顔が強張った。 「…ス…?」 地面に横たわるガルスの顔が苦悶に歪み、呼吸も荒くなっていた。 「…ぐっ…い、いや…なん…何でもねえ…」 「な…何でもないわけ無いでしょ?流石に…」 ガルスは息を荒くして何とか言う。アリクはガルスのそばに駆け寄り、頬に手を伸ばした。 「…熱い…!?」 そのまま手をずらし、羽毛の中に手を突っ込んだ。じわり、とアリクの掌にガルスの熱が伝わった。灼けるような熱さだ。 「…っ…!す…凄い熱だよ…!これ…!」 「…そん…な、顔すんな…ただのか」 ただの風邪だ。そう言おうとしたが、喉から出たのは言葉ではなかった。 ドロリと、熱いものが嘴の端を伝った。体の中から邪悪な塊がこみ上げた。 「ぐ…がはっ…」 塊はガルスの嘴から吐き出されて、草の上にべしゃりと広がった。 青い草が、真っ赤に染まっていた。 アリクの顔が、凍りついた。 「げほっ…げぇっ…!」 塊は再び溢れ出した。吐き出しても吐き出しても、次々と塊はこみ上げてくる。そのリズムは、まるで心臓の脈拍だった。 「ガッ…ガルスッ…!!ガルスッ!!」 アリクがガルスの名を叫ぶ。ガルスの視界は徐々にゆがんでいく。 「どっ…どうしよっ…どうしようっ…だ…誰かぁっ…!誰か助けてっ…!!」 朦朧とする頭に、アリクの声だけが響きわたる。 だが、その声もやがてガルスの意識から抜けていった。ガルスの視界は、暗闇に飲み込まれた。 気がつくと辺りは真っ暗だった。上下も左右も区別がつかなくなるような、果てしない闇。 「…ここは…?」 世界の終わりに来てしまったような静寂。虚無感がガルスの体を満たしていた。 ふと、遠く離れた所に少女が立っているのに気づいた。肩まで伸びた茶色の毛に、茶色の毛皮。後ろを向いていて顔はわからないが、少女は間違いなくアリクだった。 「アリク」 ガルスは少女の名前を呟くように呼んだ。 気がつくと、いつの間にか先程まで遠く離れた所にいたアリクが、目の前にいた。 「…ガルス…?」 ガルスに気づいたアリクはゆっくりと振り向いた。 だが、振り向いたのは、虫だった。いや、虫の面をしたアリクだった。 アリクのその不気味な顎が、ゆっくりと開いた。 「ガルス」 「ッ!!!」 目覚めると、太陽の光が眩しかった。 「…ゆ…夢…!?」 うなされて居たのか、全身が嫌な気分で一杯だった。だるさの残る体を起こすと、辺りを見回した。 どうやら、大きな木のウロの中に居るらしい。藁や枯れ草で作られた布団に、ウロの入り口から日の光が注がれていた。 ふと、左肩に少しだけ重さを感じた。 左肩を見ると、アリクがガルスの羽に顔をうずめて眠っていた。すやすやと静かな寝息を立てている。 「…ア…」 名前を呼びかけた瞬間、先程の悪夢が蘇った。もし…アリクが、アリクじゃ無くなっていたら。 とその時。 「うぅん…」 アリクが寝返りをうった。その顔は、何てことない、いつも通りのアリクだった。 「………」 安堵の溜め息をついたと同時に、体の力が抜けた。 だが、その安堵も束の間だった。何者かの足音が、こちらに向かって近づいてきていた。 「…!!」 まさか、金色の魔女がもう追いついたというのか。足音は徐々に大きくなり、やがてウロのふもとでピタリと止んだ。 「ッ…」 ガルスはとっさに身構え、ウロの入り口に全部の意識を集中させた。 だが、ウロの入り口にひょっこり現れたのは、金色の魔女ではなくふさふさの毛を持ったイタチだった。 「よいしょっと…おおっ!?」 イタチはガルスを見ると大きな目を丸くして驚いた。 「っとと…やあ、気がついたんだな」 「…だ、誰だ…?」 イタチはガルスの不躾な態度も気にもとめず、ウロの中に入り込んだ。 「ああ、俺かい?俺はテンカクってんだ。別に怪しいもんじゃないぜ」 「そ…そうか。あ、俺は…」 「ガルスってんだろ?そこの人間から聞いたよ」 テンカクと名乗ったイタチはアリクを顎で示した。 「いやあ、それにしても酷い目に遭ったもんだな。偶々近くを通ったら、血ィ吐きまくって倒れてんだもんな。あんた、あのままだったら全身の血を吐いて死ぬところだったぜ」 「あんたが助けてくれたのか…すまねぇ、礼を言う」 「お礼ならそいつに言ってやりなよ。あんたが気を失ってる間、一生懸命看病してあげてたんだ。寝てる間にあんたに何か有ったら嫌だからって、夜も殆ど眠らずにな。あんた、よっぽどそいつに好かれてんだな」 「…え…」 ガルスは思わず、肩にもたれて眠るアリクを見た。 アリクは安心しきった顔で眠っている。寝言だろうか、口元がむにゃむにゃと微かに動いた。 「ま、流石に今は眠っちまってるけどな」 その時。ガルスの心の中で、アリクに対して今までに感じた事のない新しい“何か”が芽生え始めた。 何だろう、これは。いつしかガルスの視線は、アリクの気持ちよさそうな寝顔に釘付けになっていた。 「んん…うん…?」 と、ガルスの視線に気づいたのか、アリクが目を覚ました。 ガルスは、何故かとっさにアリクから目を逸らした。 「おお、起きたか」 テンカクがアリクの顔を覗き込む。 「あれ…ああ、私寝ちゃって…」 アリクは目を擦りながらガルスの様子を確認する。その瞬間、アリクの顔から眠気が吹き飛んでいた。 「…!…ガルス…?目…覚めたの?」 「ん…お、おう」 ガルスはそっぽを向きながら答えた。 アリクは言葉もなくガルスを見つめた。 「そっ…よっ……よか…っ…」 不意に、アリクの大きく見開かれた瞳から、大きな雫がこぼれ落ちた。 ガルスはアリクの予想外の反応にぎょっとして振り向いた。 「うっ…ふぁ…あああっ…」 雫は次々にこぼれ落ちて止まらない。とうとうアリクは自分の顔を手で覆ってしまった。 「あぁっ…うっ…ひくっ…うぅうっ…」 「お…おい…大丈夫か?目…目から水出てるぞ?病気か?」 ガルスはアリクの行動に度肝を抜かれ、どうして良いかわからなくなった。 そばでその様子をニヤニヤしながら見守っていたテンカクに目で助けを求めたが、テンカクは肩をすくめただけだった。 ガルスはただ、呆然とアリクを見守ることしか出来なくなった。 しばらくすると、アリクは落ち着きを取り戻してきた。まだ雫を一杯にためた目でガルスを上目遣いに見つめたが、やがてまた目を伏せた。顔を手で隠し、 「…ちょっと外…出るね」 と呟いて、入口に向かった。 テンカクは尻尾を使ってアリクを外に出してやると、しばらくアリクの行方を見守った。そして、ガルスに振り向いてニッと笑った。 「…いやあ、それにしてもすごいなあの子。あれなら“あの人”がミコの呪いなんかかけるわけだよ」 「…何がだ?」 「何がって…あんた今まで一緒に居て何も感じなかったのか?あの子、魔力を持ってるんだぞ?それもとんでもない量の」 魔力。確か魔力と言えば、魔法を使うのに必要な力だ。それを、アリクが持っている?ガルスはその言葉に思わず耳を疑った。 「…なっ…何だそれ!?そんなっ…聞いてねえぞ!!」 「ほら、例えば、あの子の周りでなんか不思議な事が起こったりしてなかったか?」 「ふ、不思議な事…?そんなん…」 と、言ったが、ガルスには思い当たる節があった。 ガルスは、これまでに二度、不思議な力で危機を救われている。ランドットと戦った時。そして、カラスの大群に襲われそうになった時。 そう言えば、そのどちらもが、背中にアリクを乗せていて、尚且つアリクに危険が迫った時だった。 「じゃあ、本当に…アリクには、魔力が…」 「ああ、間違いない。どうやら、その使い方までは知らな…って、じゃあ今まであの子が呪いをかけられた理由も分からなかったのか?」 「ああ、知らん。あいつの何かを欲しがってるのは知ってたが…まさか魔力とは」 「…呆れたなぁ。何で理由も無いのにそこまで命張る、って…」 テンカクはそこまで言うと、何かに思い立ったのかニヤついてガルスを見た。 「…何だ」 「…いや、何でもね」 ガルスはいまいち腑に落ちなかったが、テンカクは構わず続けた。 「…あんな、ミコの呪いで変身する虫ってのは、ただの虫じゃないんだ。“メレク”っていう、魔力の塊みたいな虫なんだ」 「魔力の塊…?」 「ああ。…そのメレクっていう虫は、普通は死んだ生きものの魂が、長い時間をかけて精錬されて生まれるものなんだ。だが…ミコの呪いは…今生きてるものの魔力を、無理やり抽出して、メレクに変えてしまうんだ」 「…魔力を抽出された奴は…その後、どうなるんだ?」 「…詳しくは俺も知らないんだ。実際にかけられてる奴を見るのも、初めてだからな」 テンカクはそう言うと入口の外を眺めた。 「ただ…そいつにとって大事な部分が根本からごっそり抜かれちまうんだ。普通は…まともじゃいられないだろうな」 「………」 ガルスも入口の外を見つめた。ここからでは、アリクの姿は見えなかった。 ウロのある木から、少し離れた木。 その根本に腰掛けて、アリクは顔を膝にうずめていた。泣きながら、ガルスの事ばかり思っていた。 嬉しかった。とてもとても、嬉しかった。その気持ちばかりが溢れ出て、とても言葉になどならなかった。 でも、きっと誤解させてしまっただろう。あの時の、ガルスの困ったような顔が思い出された。 …ちゃんと言葉で言わなくちゃ。嬉しかったんだよって、言葉で伝えなくちゃ。 アリクは涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げると、涙を拭いて立ち上がった。その時。アリクの背中に、きりりと痛みが走った。 「ッ…!?」 棘でも、刺さったかな。 アリクは背中を気にしたが、特に変わったところは無かった。小首を傾げながら、木のウロに戻った。 中から、ガルスとテンカクの話し声が聞こえた。 「…それにしても、ミコの呪いか。昔はこんな呪いを使う人じゃあ、なかったんだけどな」 「…さっきから気になってたんだが、あんた、何でそんなに魔法の事に詳しいんだ」 「あれ?言わなかったっけか?俺は元々金色の魔女の弟子だったんだよ」 「なっ…!じゃあ、お前もランドットみてえに…!」 「そんなっ…」 突然聞こえたアリクの声に、テンカクは驚いて振り向いた。アリクは泣きはらして真っ赤になった目でテンカクを見上げていた。 「あっ…いやいや、違う違う!元々だ、元々!今は関係ないよ」 「本当か?そう言ってあの魔女に場所を教えたりとか」 「そんな事しないさ!それにランドットなんかと一緒にされちゃ困る。あいつは自分の地位や名誉の為だけに魔法を習ってる最低の奴だ」 「そ、そう…?」 「ああ。とにかく、俺はもう金色の魔女とは関わりないよ、本当だよ」 テンカクは必死に身の潔白を証明しようとガルスに詰め寄った。 「し…信じるよ」 ガルスはその必死な態度に押し負かされるように言った。それに助けられた手前、むやみに疑っては失礼というものだ。 それを聞くと、テンカクはホッと胸をなで下ろした。 「…それより、さっき“昔はこんな呪い使う人じゃなかった”って言ったよな?昔と今じゃ違うのか?金色の魔女は」 ガルスがそう聞くと、テンカクはこっくりと頷いた。 「俺が魔法を教わっていた頃はすごく優しくていい人だったよ。自分の教え子達には、それこそ母親みたいに接してくれたもんだった。悪い事に魔法を使うような奴には容赦なかったけどな」 「ふうん…それが何であんな風に」 「さぁな…俺にはあの人の考えることがよく解らん。…最近じゃあ、この森を破壊して何か企んでるって噂だし」 そう言ってテンカクはウロの外を仰いだ。 「…それって…どういうこと?」 ウロの下で、アリクがテンカクを見上げて問い掛けた。テンカクはアリクに気づくと、おお、すまん、と言って尻尾を差し出した。 尻尾でアリクをウロの中に戻しながら言う。 「うーん…あんたら、最近この森で何かおかしい事とか見たりしなかったか?例えば…森の木が枯れてたり、逆に変に元気になってたり」 ガルスとアリクはしばらく考え込んでいたが、ふとアリクが何かをひらめいた。 「…そういえば、この間、シトラの木が花を付けてた。シトラの花って、確か春に咲くんだったよね?」 それを聞いたテンカクは、思い当たる節があるのか何か考えていたが、やっぱりな、と小声で呟いた。 「何か知ってるのか」 「…いやな、最近この辺りでもそういうことが起こってるんだ。繁殖の季節でも無いのに花粉を飛ばしたり、実をつけたり、枯れたり。まあ色々なんだが、どうもそれら全部…金色の魔女の仕業らしい」 「…!」 ガルスは思わず息をのんだ。 「まあ、この森をめちゃくちゃにしてどうすんのかまでは知らないが、とにかくあの」 「ちょっと待って」 話を続けようとしたテンカクの言葉は不意に遮られた。遮ったのはアリクだった。 「それって…本当なの?証拠はあるの?」 突然不意をつかれたテンカクは戸惑いつつ答える。 「しょっ…証拠って…いやまあ、ただ…噂を聞いただけだけど…」 「噂って…」 アリクは疑いの眼差しでテンカクを見つめた。 「ど…どうしたアリク」 「…ひどい」 ガルスが尋ねると、アリクは俯いて呟いた。その声はまた、先ほどと同じように震えていた。 だが、その震えは先ほどとは違った意味を持っていた。 「…ひどいよ…自分を育ててくれた人の事なのに…そんなっ、自分の師匠よりも…誰が流したかもわからないような噂を信じるの…!?」 そう言ってアリクはテンカクを真っ直ぐに見上げた。アリクの目にはまた、大きな雫が浮かんでいた。 「ッ…」 テンカクはばつが悪そうに目をそらす。 「そんな…自分だけでも、師匠を信じようとは、思わないの…?」 アリクの瞳から雫がこぼれ落ちる。 「…あんたに何が解る」 テンカクはそらした視界の隅でそれを捉えると、ぼそりと呟いた。 「…ごめんなさい、助けてもらったのに、こんな事…」 「………」 三人の間に沈黙が流れる。どこか遠くで小鳥が鳴いた。 痛いほどの静寂を静かに破ったのはテンカクだった。 「…不思議な奴だな」 「…?」 「本当に不思議だよ。自分に呪いをかけた張本人を恨むどころか、まさか庇うなんて」 「…そ…そう…?」 アリクは頬を伝った雫を手の甲で拭った。 「…まあ、確かに師匠の噂をすぐに信じるなんて俺も悪かったかもな。…でもな、俺だって何の確証もなく噂を信じた訳じゃない」 「…それって」 「…あんた達、“キロロの守人”って知ってるか」 「…キロロの守人…?」 アリクはガルスを見上げたがガルスも首を横に振った。 「金色の魔女のもう一つの名前だよ」 「金色の魔女の…?」 「正確には名前っつーより肩書きだな。あの人は…ずっとずっと昔から、その膨大な魔力でもってこの森の秩序を守ってきたんだ」 「…それなら何で…この森を壊す必要がある」 ガルスはテンカクに尋ねたが、テンカクは俯いて首を振った。 「それはわからない…だけど…これだけは言える。俺の知ってる限り、この森に手を出す…いや、破壊できるのは…」 テンカクは真っ直ぐにアリクを見下ろし、 「金色の魔女だけだ」 静かに、だがしっかりとそう言った。 ←・→ タグ …
https://w.atwiki.jp/devilslibrary/pages/13.html
人間と呼ばれる種族の住む、聖域?と魔界を隔てた間にある世界。 魔界の様に常夜に覆われている訳でもなければ、聖域の様に光に溢れている訳でもなく、朝と夜が巡っていき光?と闇?が混在する世界。 人間達は悪魔にも天使にも干渉しない存在であり、悪になる事も正義の存在になる事も許された羽根を持たない種族である。 人間達は、傭兵?、魔術師?、神官?、王騎士?、技術者?の5つに別れ、国を作って生活している。 地域別?
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/63006.html
【検索用 にんけんA 登録タグ 2024年 UTAU に ピクド 曲 曲な 足立レイ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ピクド 作曲:ピクド 動画:ピクド 唄:足立レイ 曲紹介 こんなやつの曲でも、貴方がなんかまだ、生きててもいいかなって思ってくれたらいいな。 曲名:『人間A』(にんげんエー) 歌詞 (動画概要欄より転載) 今起きました 時刻は午後三時です 絶望と起床 気分は良くないな 周りを見たら仲間がいたので 今日もまた元気 許されてました インターネットが僕を殴ってきた 殴り返したらなんか泣かれました 相手の鈍器をよく見てみたら ただの流れ弾でした 人生をあきらめた20そこらの男が 50になってまだ夢を歌っている いつ頃辞めますか 「いやもう辞めますわ」 今年も嘘をついた それって人間かな 常識がないが人をやってきました だまるって漢字が今だ書けません 「そろそろいきますか」 あああっさり逝けました でも葬式は豪華 そんなただの人間A エナドリの瓶を茂みに隠した 小3の僕が僕を責めている 今更なんだ? そう今更だった 今日もコンビニで3円払いました 文化人類学の本を読んで多少マシになった それでもヤバい性癖とかは理解できないし パソコンのエラー画面も愛せるのはいつでしょうか? 病気になりました もう生きていけないや いや案外いけました お金もたまりました 「騙してるんじゃ?」 言いつつレジの横へ無意識な一円を それって人間かな あいつと縁を切った もううんざりしてました 鏡見ちゃった 寸分違わずだった 認めたくないが生きていかなくちゃ 「今後改めます」 それってただの人間A 自分が深いと思い込んだ 意外に浅瀬のカニでした うるせ~! Q.こんな僕でもいたって人間ですか? A.大仏にとっちゃかすり傷ですが キミにとっちゃもう世界滅亡でした いたって単純で僕ら遠近法で 近くのものほど大きく見えるから ずっと傲慢で ずっと苦しんで ずっと保険掛けたりして ずっと侮って ずっとどこかで誰かを冷笑していた とんでもねぇな! それでも愛を歌った 自分デカく見た そんなただの人間へ コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/hakoniwabbn/pages/36.html
人間系 一般人から強敵まで、人間系NPC。 BBNTRPGにおいて最も頻繁に登場する。 人間系一般人(ヒューマン) 悪人(エチゴヤ) 銃装備一般人(チンピラ、ポリスメン) 狂信者(サタニスト) 海賊(パイレーツ) 軍兵士(ソルジャー) 侍(ローニン) 工作員(エージェント) 剣豪(ミフネ) 一般人(ヒューマン) レベル:1(D) イニシアチブ値:3 耐久力:10 精神力:10 知名度:1 知性:人間並み 出現数:1~20程度 出現場所:ほとんどどこでも 特殊能力:何らかの実務技能・生活技能をレベル1で持っている場合がある。 攻撃方法:武器で殴る/命中5・ダメージ4 防御方法:なし 説明:もはや説明しようがない、標準的な人間。成人のデータです。 なるべく、争いたくはないですね。一瞬で決着がついてしまいますから。 悪人(エチゴヤ) レベル:2(D) イニシアチブ値:3 耐久力:雑魚 精神力:1 知名度:2 知性:人間並み 出現数:1~3人 出現場所:ほとんどどこでも 特殊能力:土下座と見せかけて不意打ち(『感』+2d6で難易度13の判定) 人質(最も体力の小さい女性優先) 攻撃方法:当たらない拳 当たらない銃 防御方法:避けようとするが避けられない 説明:切られ役。不意打ちを見破られて返り討ちとか、人質取ったらそいつに半殺しにされるとか、女性PCのスカートめくって踵落とし喰らうとか、役目は色々。 悪徳政治家や悪徳経営者等、PCのストレス解消用にぴったりです。 銃装備一般人(チンピラ、ポリスメン) レベル:3(D) イニシアチブ値:10 耐久力:12 精神力:10 知名度:1 知性:人間並み 出現数:1~10程度 場所:治安の悪い場所 特殊能力:なし 攻撃方法:銃を撃つ/命中13・ダメージ13(口径によって+3ずつ・射程50m) 防御方法:避け/7 説明:一般人に銃を持たせた場合。それでも毛がはえた程度で、あまり恐れるものではない。 狂信者(サタニスト) レベル:5(D) イニシアチブ値:10 耐久力:10 精神力:10 知名度:2 知性:人間並み 出現数:3~30人 出現場所:宗教関連施設 特殊能力:≪魔術技能≫1レベルを持っていることがある。 攻撃方法:邪教のナイフ/命中5・ダメージ4 防御方法:避け/11 説明:邪神の復活をもくろんでたり、日本征服企んでたり、単に金儲けを企んでたり、ピンからキリまで邪教はあります。 大抵フードを被った短衣を着てたり、お揃いのマークを入れたり、わかりやすいユニフォームを着用しています。 海賊(パイレーツ) レベル:11(C) イニシアチブ値:13 耐久力:17 精神力:23 知名度:11 知性:人間並み 出現数:1~5 出現場所:海上、海沿いの村 特殊能力:「転倒」しない 攻撃方法:曲刀/命中14・ダメージ15 ショットガン/命中22・ダメージ18(射程20m) 防御方法:避け/8 受け/16 自動防御/2 説明:海の最も一般的な敵として、あらゆるシナリオで使用が可能。 データを少しいじれば山賊などにも流用できる凡庸性が魅力です。 軍兵士(ソルジャー) レベル:18(C) イニシアチブ値:15 耐久力:15 精神力:15 知名度:1(所属組織は無判定で判明してよい) 知性:人間並み 目的遂行(任務による) 出現数:1~10程度 出現場所:紛争地帯、軍事施設など 特殊能力:その場所の警戒レベルによって暗視スコープなど軍事兵器を装備。 攻撃方法:セミオート射撃/命中17・ダメージ19(2回攻撃・射程70m) バースト射撃/命中20・ダメージ22(射程70m) フルオート射撃/命中20・ダメージ18(射程70m・インサイド範囲攻撃・次のシーンにリロード) ナイフ格闘/命中18・ダメージ16(命中時「出血」) ≪投術≫/命中15・基本ダメージ10 防御方法:避け/17 受け/17(≪流し≫1レベル) 自動減少/2 説明:一般人とはクラスが違う兵士達。たが、経験をつんだPCであれば1対1で完封できるレベルではある。 おもに傭兵として出会うことになるかもしれない。 侍(ローニン) レベル:19(C) イニシアチブ値:15 耐久力:20 精神力:16 知名度:5 知性:人間並み 出現数:1~3人 出現場所:依頼などによる 特殊能力:なし 攻撃方法:打刀/命中17・ダメージ19(命中時「出血」) 必殺剣/命中24・ダメージ26(命中時「出血」・精神力5消費) 防御方法:避け/17 受け/15(≪流し≫2レベル) 説明:BBNの世界においてサムライは過去の存在ではありません。その剣の腕で裏の様々な仕事に従事しています。 工作員(エージェント) レベル:28(B) イニシアチブ値:25 耐久力:34 精神力:20 知名度:12(所属組織は達成値20で判明) 知性:人間並み 目的遂行(任務による) 出現数:1~3人 出現場所:任務による 特殊能力:「防弾ベスト」「一回行動」≪回転Lv4≫≪アクロバットLv4≫≪流しLv2≫ ≪実務技能≫1つをSL4で習得 攻撃方法:拳銃/命中44・ダメージ38(射程25m) 空手/命中30・ダメージ36 防御方法:避け/34 受け/24 自動減少/6 説明:各国、もしくは組織で選りすぐられた精鋭兵士。戦闘能力に優れている。初期のPCではまったく歯が立たないだろう。 BBN上位陣には相手にならないかもしれないが。 剣豪(ミフネ) レベル:38(A) イニシアチブ値:30 耐久力:45 精神力:25 知名度:7 知性:人間並み 出現数:単独 出現場所:人里離れた山中の庵や滝壺の洞窟 特殊能力:「感覚探知」≪見切りLv6≫≪流しLv4≫ ≪明鏡止水≫・・・常時:「放心」「恐怖」「苦痛」を無効化 ≪斬鉄の剣≫・・・常時:弾丸を切り落とし、攻撃を受けない(「失明」で無効化・爆発物には効果がない) 攻撃方法:名刀/命中40・ダメージ58 防御方法:避け/42 受け/32 説明:剣の道を極めし者。並の人間なら、100人がかりでも勝てないでしょう。BBNメンバーといえども1対1では不利です。 敵よりもむしろ、中立NPCとして出る可能性が高いでしょう。 戻る
https://w.atwiki.jp/kumicit/pages/962.html
Kumicitのコンテンツ STSとしてのインテリジェントデザイン John G Westの「科学の名による人間性喪失」 科学の名による人間性喪失:息苦しい言論の自由 インテリジェントデザインの本山たるDiscovery Instituteのインテリジェントデザイン部門であるCenter for Science and Cultureの 副センター長 であり、シニアフェローである社会学者Dr. John G. Westが、自著" Darwin Day in America をダイジェストした" The Abolition of Man? "の5つめの論点「息苦しい言論の自由 」について。 Stifling Free Speech A final influence of scientific materialism on public policy has been the suppressing of free speech and debate over the public policy implications of science. This is surely one of the most striking ironies of the effort to enlist scientific materialism to reform society. 公共政策に対する科学的唯物論の第5の影響は、言論の自由および科学の公共政策に対する意味についての論争の抑圧である。これは、社会改革に科学的唯物論を助けを借りようとする努力の、もっとも著しい皮肉の一つである。 In their own minds, proponents of scientific materialism were the defenders of enlightenment against superstition and rational debate against unreasoning dogmatism, but the rhetoric they employed against their opponents is often far from conducive to open debate. The repeated insistence that scientists know best and, thus, politicians and the public should blindly accept the policy views of scientists did not encourage critical scrutiny of scientific claims made in politics. 科学的唯物論支持者たちは、その心のうちでは、迷信に対する啓蒙と、不合理な教義に対する理性的論争の擁護者だが、彼らが敵対者に使うレトリックは率直な議論の助けにはならなかった。科学者はベストを知っていて、政治家と市民は盲目に科学者の政策についての見方を受け入れるべきで、政治においてなされた科学的主張の批判的調査は歓迎されないと繰り返し主張されてきた。 Even less conducive to genuine debate was the frequent playing of the religion card in policy disputes involving science. With the help of sympathetic journalists, proponents of scientific materialism portrayed every policy dispute as a battle pitting the enlightened forces of science against bigoted religious extremists. Promoters of eugenics heaped scorn on Catholic and fundamentalist critics of forced sterilization. Advocates of Kinsey-style sex education demonized parents who raised objections as Bible-thumpers who were conspiring against democracy. Today, defenders of a Darwin-only biology curriculum similarly accuse their opponents of trying to insert the Biblical creation story into science classes, even when such claims are inaccurate. 科学に関連する政策論争において宗教カードを頻繁に使うことは、より本物の議論をするのに助けにならなかった。同調するジャーナリストの助けを借りて、科学的唯物論の支持者たちは、あらゆる政策論争において、科学の啓蒙的力による、偏屈な宗教過激派との戦いであるかのように描写してきた。優生学の推進者たちは、カトリックおよび原理主義の強制断種批判者を軽蔑してきた。Kinseyスタイルの性教育の支持者たちは、異議を唱える両親を、民主主義に陰謀を企てる福音伝道者だと悪魔化した。今日、ダーウィンのみの生物学カリキュラムは同様に、聖書創造論の物語を持ち込もうとする者だと反対者を批難する。たとえ、その主張が間違っていても。 Perhaps the most disturbing aspect of these attempts to frame policy disputes in terms of religion versus science is the attempt to shift the focus from the content of the debates to the supposed motives of those who oppose any claim made in the name of science. Instead of addressing the policy arguments raised by critics of sex education or Darwin-only science education, defenders of scientific materialism try to make the religious beliefs of their opponents the central issue, arguing that critics' real or perceived religious motivations somehow disqualify them from being active participants in the public square. おそらく、宗教対科学の言葉で政策論争をフレームしようとする試みの最も不穏な面は、科学の名でなされる主張が何であれ、これに反対する人々の想定動機へと論点を移すことにある。性教育やダーウィンのみの理科教育に対する批判者による政策論争に対抗するのではなく、科学的唯物論者たちは、敵の宗教信条を論争の中心にしようとする。そして、批判者の真のあるいは読みとられた宗教的動機のゆえに、公的な場での論争参加者としての資格がないと論じる。 America is a deeply religious country, and no doubt many critics of the agenda of scientific materialism are motivated in part by their religious beliefs. So what? Many opponents of slavery were motivated by their religious beliefs, and many leaders of the civil rights movement were even members of the clergy. All of them had an equal right with other citizens to raise their voices in public debates. So long as religious persons in politics offer secular justifications for their policy proposals, they have every right to demand that their ideas be heard on the merits regardless of their private religious views. 米国は深い宗教国家であり、科学的唯物論のアジェンダの批判者の多くは疑いようもなく、その宗教信条に部分的に動機づけられている。それがどうだというのだ。多くの奴隷制度の反対者は宗教信条に動機づけられていて、公民権運動の多くの指導者たちには聖職者たちもいた。彼らはすべて、公的議論に声を挙げた他の市民たちと同等の権利を持っていた。政治に置いて宗教的人間が政策提案について世俗的正当性を提案する限り、その個人の宗教観によらず、そのメリットについて考えを聞いてもらえる権利を持っている。 In the controversy over the teaching of Darwinian theory in public education, reporters often note the supposed religious beliefs of critics of Darwin's theory, but they almost never investigate the anti-religious beliefs of many of the leading defenders of evolutionary theory. Why? Motives are either relevant for both sides of a political dispute, or they are irrelevant to either side. The willingness of some reporters to embrace uncritically the agenda of Darwinists represents a grave disservice to the public as well as a serious breach of journalistic ethics. Given the troubled legacy of scientific materialism in public policy, what is needed is greater critical scrutiny of scientific materialism in politics, not less. ダーウィンの理論を公教育で教えることをめぐる論争について、報道者たちはダーウィンの理論の批判者の想定宗教信条に関心をはらう一方で、進化論の擁護者たちの持つ反宗教的信条について調べることがない。なぜなのか? 動機は政治論争の両側にある。あるいは、どちらにも関係がない。無批判にダーウィニストのアジェンダを受け入れようとする報道者たちは、報道の倫理の重大な違反を犯しているばかりか、市民への重大な損害をもたらしている。公共政策の科学的唯物論の問題のある遺産があるからこそ、必要なことは、政治における科学的唯物論の批判的な調査である。 これは「息苦しい言論の自由」の一つ目の主張で「"創造論者"の理科教育に対する意見も、等しく取り扱われるべきだ」というものである。自分の信仰と科学を分けていれば別に問題などないが、そう簡単にいくものではない。進化論は科学的には正しいと言う創造論者はTodd Woodくらいなもの: 進化論は正しいと言う創造論者 創造論者の攻撃に対して"共通祖先"が無傷である理由 そして、2つ目の「少なくとも公共政策に関連する科学理論について、"民主的"に葬り去ることを可能にしよう」という主張に進む。もちろん、公立学校の理科教育の内容は公共政策に含まれるので、理科教育カリキュラムに含まれるネタはすべて対象となる: Conservatives who are uncomfortable with current debates over science and public policy need to realize that the debates are not going to go away, because scientific materialism raises fundamental challenges to the traditional Western understanding of human nature and the universe. Scientific materialism is central to arguments over moral relativism, personal responsibility, limited government, and scientific utopianism. 科学と公共政策についての現在の論争について不快だとおもう保守は、科学的唯物論が伝統的西洋の人間性と宇宙についての理解に対する根本的な挑戦を行っているので、論争が消えることがないことを認識する必要がある。科学的唯物論は倫理相対主義や個人の責任や政府の限定や科学的ユートピア理想主義についての議論の中心にある。 Moreover, these debates are not going away because many of America's most influential scientists are avowed materialists, and it is nearly impossible for them to separate their materialism from their policy recommendations. Nearly 95 percent of biologists in the National Academy of Sciences, for example, identify themselves as either atheists or agnostics. We are not supposed to wonder how their materialism influences their application of scientific expertise to public affairs? さらに、米国の最有力な科学者たちの多くが唯物論者であることを自認しているので、これらの議論は終わらない。そして、彼らが自ら唯物論と推奨する政策を切り離すことは不可能だ。米国科学アカデミーの生物学者のほぼ95パーセントは、無神論者または不可知論者だと回答している。我々は科学的専門知識の公共問題への適用に、彼らの唯物論が影響しているか疑問に思っていないのではないか? As members of a free society, we should be willing to defend vigorously the right of laypeople and scientists to voice dissent from the current scientific consensus, whether the issue is global warming, the over-prescription of Ritalin for children, the content of sex education, or even the debate over Darwinism and intelligent design. 自由社会の一員として、地球温暖化や子供へのリタリンの過剰投与や性教育の内容やダーウィニズムとインテリジェントデザインの論争について、素人や現在の科学的コンセンサスに異議を唱える科学者の権利を積極的に擁護する意志を持つべきである。 We do not always have to agree with dissenters in order to defend their right to present their views free from harassment and intimidation. But if we are unwilling to defend their right to debate scientific issues implicating public policy, we have no grounds for complaint when the agenda of the scientific elites leads to coercive utopianism or when every attempt to raise a different point of view is smeared as an attack on science. 嫌がらせと脅迫されることなく見解を提示する権利を守るために、我々は異議を唱える者たちに常に同意する必要はない。しかし、公共政策に影響する科学的問題についての論争を行う権利を擁護する意志を持たないなら、科学的エリートが強制的なユートピア的理想主義へと導こうとしたときや、異なる見解の提示を科学への攻撃だとみなされるときに、我々は文句を言うための基盤を持てなくなる。 Contrary to the assertions of some, robust public scrutiny of claims made in the name of science does not constitute a "war against science." Indeed, it may be the very thing that saves science from its own excesses. 科学の名においてなされた主張についての公的な詳細な調査は、一部の者たちが言うのとは逆に「科学に対する戦争」を構成しない。実際には、科学の過剰から科学を守ることになるかもしれない。 John G Westが求めるミドルグラウンドは、「専門外の人々が否定論を一般書やらWebサイトで主張して、科学な答えが出ていないことにする」もののようだ。しかし、それは公共政策を決めるために、公共政策そのものではなく、背景となる科学を論じることになる。 テクノクラシー (Technocracy) ユートピア的理想主義 (Utomianism) 人間性喪失 (Dehumanization) 相対主義 (Relativism) 息苦しい言論の自由 (Stifling Free Speech)
https://w.atwiki.jp/kutinasi_66/pages/62.html
【クレイグ・ルート】 クレイグ・ルート 所属:ノエル特別軍学校(劣等生) ランク:2 年齢:17歳 性別:男 容姿:脱色した生命感の感じられない白いの髪の毛 汚れたような翡翠色の眼 死んだの人間のような青白い肌 黒色重視の服(ファーコートはよく来ている) ダメージジーンズに茶色い革靴 赤黒いイヤホン 性格:普段はクランクであるが殺意に目覚めると狂気か 普段的人間には吐き気をも要すような猟奇的モノを見ても それを芸術だと思ってしまう 心器:『鋼鉄の処女』(装備型) クレイグと同じ大きさはあるメイス 数え切れない量の鋭い針が相手を貫通する さらに刺は射撃が可能でどこぞの一年戦争で出てきた 独立型のモノに似て飛んでいく メイスの形は自由に変幻可能で 飛んでいったあとの刺はまた再生する 福武器:片手用のリッパーを双剣のように使う 大体は死体の切断に使う 防具はだいたいメイスを使い防御 備考:幼き頃虐待を受け両親を両親がクレイグをいたぶるために作 った拷問器具で殺害している いまは戦った死んでしまった相手を芸術にして 楽しんでいる
https://w.atwiki.jp/mhfotw/pages/683.html
《新領域任務》 彈性的伸縮 承接HR 參加HR 難易度 限制時間 契約金 季節與時間 目的地 主要魔物 17~ 17~ ★★★ 50分 400z 寒冷期/白天 沼澤 電龍(5600) 目標與條件 主要目標 狩獵1隻電龍 小目標A 上繳4個電寶冰 小目標B 上繳2個電寶冰 特殊條件 無 備註 無 條件一覽 部位 頭部防具 身體防具 腕部防具 腰部防具 腳部防具 武器 自由/租借 自由 自由 自由 自由 自由 自由 租借內容 許可武器種類 許可武器種類 單手劍 大劍 大錘 長槍 輕弩 弓 許可 O O O O O O 許可武器種類 雙劍 太刀 狩獵笛 銃槍 重弩 許可 O O O O O 補給物資 補給箱內容 地圖×1 地圖×1 地圖×1 地圖×1 應急藥×2 應急藥×2 應急藥×2 應急藥×2 攜帶食物×2 攜帶食物×2 攜帶食物×2 攜帶食物×2 攜帶砥石×2 攜帶砥石×2 染色球×1 染色球×1 熱飲×2 熱飲×2 熱飲×2 熱飲×2 破爛十字鎬×2 破爛十字鎬×2 破爛十字鎬×2 破爛十字鎬×2 小目標A達成補給 應急藥×2 應急藥×2 應急藥×2 應急藥×2 熱飲×2 熱飲×2 熱飲×2 熱飲×2 小目標B達成補給 應急藥×2 應急藥×2 應急藥×2 應急藥×2 熱飲×2 熱飲×2 熱飲×2 熱飲×2 任務獎勵 主要報酬金 6000z 主要目標HRP 500 小目標A報酬 800z 小目標AHRP 50 小目標B報酬 800z 小目標BHRP 50 固定報酬 隨機報酬 公會票劵×1 基本目標報酬 小目標A報酬 公會票劵×1 1% 醃小電龍×1 20% 龍骨【大】×1 10% 電龍帶肉肋骨×1 8% 富有彈性的皮×1 36% 電龍精華×1 72% 龍爪×5 5% 小目標B報酬 龍牙×5 5% 稀有洋蔥×1 70% 龍骨【中】×1 10% 電龍精華×1 25% 電氣袋×1 25% 電龍帶肉肋骨×1 5% 醃小電龍×1 8% 委託人:故弄玄虛的學者 任務詳細 魔物中有個體差異 電龍當中也有特殊的個體,所以這種很容易就能一眼看出‧‧‧。 不太清楚我說什麼的獵人請實際去狩獵看看,就能明白我說什麼了。 WiKi編輯意見 以下輸入框 「書き込む」是留言用的 . 要查素材 請用上方或下方的[検索する] 維持版面整潔 感謝您的配合 電寶冰 - 2015-01-30 02 47 38 拜託不要再用「書き込む」這個框框查素材了,這是留言用的。 素材查尋 検索
https://w.atwiki.jp/forteexclamation/pages/10.html
名 前 ヤグマ 性 別 男 年 齢 82歳 種 族 ダークエルフ 身 長 172cm 容 姿 ・褐色肌 ・白髪に赤いメッシュ ・右のサイドをまとめている ・赤いピアス ・白燕尾服のような不思議な服 ・黒いブーツ ・腹辺りに白い紋章がある 性 格 楽観的 □□■□□ 悲観的 温厚 □□□■□ 冷酷 感情的 □□□□■ 理性的 自由 □□□□■ 規則 愚直 □□□■□ 狡猾 自由記述 ・穏やかで落ち着いた話し方 ・どこか他人事の感じ ・元執事の為か、基本的に敬語 ・感情を表に出す事が少ない ・優しい物言いはするが、冷酷である時が多い 口調 一人称 私 二人称 男性(年下):~くん 男性(年上):~さん 女性:~さん セリフ例 ・「どのようにするかは、貴方にお任せします」 ・「こんな事になるとは、困りましたね」 ・「私は此処で待っていますから、どうぞ行っておいでなさい」 ポジション 補助魔法 武器/法具 5年前 音波の影響により、狂った生き物たちが溢れかえるという混乱に紛れ、その時仕えていた主が何者かによって殺されてしまう。 旅の目的 ・混乱に紛れて主を殺した人物(=執事時代の教育役の先輩執事)を見つけ出し、仇を討つこと。 補足 ・幼少期、「ダークエルフ族だから」という理由でエルフ族に差別され、エルフ族の村のある森を家族と共に転々とする。 ・しかし、ある日、エルフ族の政府によって家族を惨殺され、孤児となり、政府や村人から逃げる日々を送る。 ・そこへ、偶然通りがかった人間族の男性と出会う。→後にヤグマの主となる男性。 ・主の死後は、主の長男を新たな主として従属している。 (補足:キャラクターの全体図や5年前図、表情リスト、補足図などは以下に貼り付けのこと)
https://w.atwiki.jp/nekomimi-mirror/pages/745.html
ミリア:外見年齢十六才 身体的特徴、紅色の髪、鳶色の瞳 体型:スレンダーで胸が小さい(召使い談) 虎の国の元弱小貴族の一門だった少女だが、セリスを召使いにしてから凄まじい勢いで出世していく。 ただし、召使いであるはずのセリスに毎日遊ばれているのが現状。 今の目標はセリスをぎゃふんと言わせることだが、うまく言った試しがない。 竹を割ったような性格で少々非理性的な行動を取ることがあるが、自分の非はすぐに認める潔い少女である。 セシリス・リュカルテット・マグナレスカ:外見年齢十歳 身体的特徴:黒髪、紅色の瞳、 通常の人間達とは因果律の違う世界から堕ちてきた自称魔王の少年、中性的な容姿をしており様々な魔法を使いこなす。 主を敬うという気持ちを欠片も持っておらず、ミリアを玩具扱いしている。 ただし、参謀としては非常に優秀でその手腕によってミリアを公爵の地位まで押し上げた。 本気のような冗談を言い、冗談のような本気を言う。 性格は気まぐれで、昨日まで味方だった物を簡単に裏切り、敵だった物と手を組む節操のなさの上、目的のためなら手段を選ばない冷酷さを持っている。 性的技術も非常に高いが、本人自体は快楽を感じることは滅多にない。 シルス:外見年齢十八才 外見的特徴:黒髪、黒目 優男風でどこ軽そうな印象を受けるが、その剣技の腕は国内でもかなり上位に入る。 人当たりが良く理性的なミリアの幼馴染みで、産まれてからこの方、ミリアに苦労を掛けられっぱなしの幸薄い少年。 ミリアとの婚約が決まった時には、倒れて丸三日寝込んだらしい。 最近ではそれにセリスなどが絡んできて、彼のストレスをさらに増したせいで神経性の胃炎を発祥した。 人に流されやすいと思われがちだが、内面的にはかなり頑固な部分がある。 虎の国について 虎の国:政治形態が王制の国家で、科学技術は少し遅れ気味。 国土は他の国に比べ広大で、山岳から平原まで数多くの地形が存在する。 虎族:さまざまな獣人の中でも、屈指の強靱な肉体を持つ種族で力、反射神経、俊敏性、耐久力、生命力等々は人間などとは比べものにならない。 産業:主な産業はその膨大な土地を使っての酪農や食料、植物などの栽培。別名、世界の食糧市場と言われ、ここで生産できない食べ物は無いとまで言われている。 科学:主に蒸気機関止まりで電気などはほとんど使われていない。肉体が下手に強靱なため、あまり科学を発展させる必要がなかったためである。 魔法:召喚魔法、精霊魔法、神聖魔法、暗黒魔法など、魔法の種類自体は豊富だが、虎族は強靱な肉体を持っているため、魔法の道に進む物が少ない。 そのため途絶えた古代魔法なども存在する。 彼等が使う魔法は古から伝えられた物で、彼等が独自で開発した魔法というのはほとんど存在しないため、なぜ魔法の種類がこんなに豊富なのかは未だに虎族達自身にも分かっていない。 ダンジョン:虎の国に存在する古代の遺跡で中にはレアアイテムなどが多数眠っているが、強力なモンスターの巣窟と化しているため一般市民が入る事はまずあり得ない。 領地:主に貴族達が所有する国から与えられた土地で、貴族は農民達を自分の領地に住まわせ農作業に従事させて、その作物の何割かを王家に納めている。 ミリア達の領地:他の領地とは違い山岳地帯のため作物の生産などはあまり豊かとは言えないが、セリスの指導によってによって武器産業に力を入れ始め、それを国外へ輸出して外貨を獲得しているため財政はかなり豊富。 また、武器産業だけではなく他の産業にも力を入れており、大陸最大最高の技術力を独占している。 他国の戦争に介入して戦火を拡大していると言う噂もある。 幼智賎無鋼【ペルゴラス】 別名無垢なる金属で精製された物は翡翠色の金属となる。 加工の仕方で性質が千変万化すると言う特徴を持つ。 理論上はあらゆる金属の性質を持つ事が出来るが、特殊な金属の場合は、 1、やったー、加工で輝黒鋼の性質手に入れたぞ。だけど作るのにベラボーに手間と時間と費用がかかったから、買った方が早かったかな。 2、どうやったら思った性質の金属になるのかな、アハハハハ分かんない。 1、2のような事が多々ある上、採掘量が希少、さらに言うなら精製、加工には高度な専門知識と設備が必要で、まず一般では使われない。 ただ研究機関などでは、思い通りの性質を持たせる事の出来るこの金属は非常に重宝されており、またその色などから装飾品としての価値もあり、貴金属相場でも取引される。 精霊石 長年かけて精霊達が物質化した鉱石で、これを利用すれば精霊魔術の素質がない者でも精霊魔術が扱える。 ただし、扱いは難しく錬金術などの高い知識と技術が必要 基本的に四属性だが、それ以外の属性も存在している。 高級品 精霊晶 精霊石の中でも特に純度の高い物を言う。 精霊石よりさらに高級品
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/1235.html
【名前】末井五十鈴(まついいすず) 【性別】女 【年齢】16 【職業】高校2年 【特徴】黒髪ポニテ 【好き】ウォーキング、素うどん 【嫌い】自称UFO博士、山葵(全宇宙の敵) 【特技】速記、武道全般、チェロなど 【趣味】人間観察 【詳細】 エスカレーター校(東原学園高等部)に通うクールビューティ美少女 ものすごい完璧超人で、学園内の人々から一目置かれている その実態は遥か彼方の星から地球へ調査に訪れた宇宙人 記憶操作により『横浜出身で初等科からこの学校に属している』ということになっている 無論、名乗っている名前は偽名であり本名はトップシークレット (『末井』はたまたま目についたため、『五十鈴』は語呂の良さから) 何やかんやで地球に溶け込んでいるが、時々宇宙人であることがばれそうになる 【備考】 某宇宙人ジョーンズのCMをこよなく愛す