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このページはアダルト表現を含みます。18歳未満の方及び不快に感じる方は閲覧をご遠慮ください。 ↑PC-98シリーズ版(CD-ROM版)やっと手に入れたのは良いが、状態が良すぎるため、開けて遊ぶ事を断念。 コレクターズアイテム、時々眺める用 ↑大人の缶詰版(Windows対応版、ウィキペディア)PC版は、中々手に入らない。(手に入ってもプレイするのに苦労するが…)秋葉原ぐるぐる歩き回って、やっとコレ一つだけ見つけた。中古で8000円もした、ヒドス。 様々な版が出ており、微妙な違いがあります。詳しくはこちらの2chのスレでお願いします。↓ この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(ユーノ)その17(エロゲー作品別板) http //qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1224632642/ 「Yu-noに寄する慕情」 この年になり、つまらない恥も矜持もようやく取れてきた。 エロゲに対する偏見と抵抗が薄れ、客観的に見られるようになってきた気がする。 そこで、Yu-noに対する個人的な思いを書かせてもらう。 Yu-noという名前を知ったのは、もう随分前のことだった。 それは、今よりずっとインターネットが普及してなくて、細い細い線で時間をかけてHPを表示していた頃だった。 検索の鉄人というHPが華々しく花開き、侍魂の先行者にバカ受けしてた、アホな頃だった。 ゲームの情報を検索していたある時、どこかのゲームレビューHPで、女性が珍しくもYu-noの事を 大絶賛しているのを見つけた。 エロゲという、何となく胡散臭く、ヲタク臭く(あぁ、そうだ。当時のヲタクは、世間の理解も無く、 今のヲタクより蔑視されていた気がする。パーフェクトブルーというアニメ映画を見ると自分はあの時の空気を思い出す。) それは、AVやエロ本よりも、遠く、禁忌に触れるような恐ろしい気さえしたものを、 女性レビュアーが絶賛する事に、興味をひかれた。 だが、エロゲに対する自分の抵抗は根深く、何年も手を出さなかった、いや出せなかった、と言ったほうが正しい。 秋葉原という訳の分らない電気部品屋の迷宮を歩くようになってからすらも あの独特の人形のようなアニメの女性達の顔と、店内を彩る肉欲のポスターの嵐とに、抵抗があった。 エロゲは自分がヲタクである事を認める最後の砦のようにも思えていたのだ。 そんな自分だったが、2007年の秋葉原の午後、突然やろうと思った。 理由?分らない。理由なんか無かった。 自分がPCゲーをやろうと思い立った日の時と同じで、ある日突然やろうと思ったのだった。 それから、ひたすら歩いて、秋葉原を何軒も探し回った。だが、2000年発売であり、もはや廃版となっていたYu-noは なかなか見つからなかった。 最終的に、ソフマップのレアゲーが置いてある、ガラスケースの中に大人の缶詰が入っていたのを店員さんが 探し出してくれた。 即購入した。 家に帰って、そのデカい缶詰を開けて、途方に暮れた・・・。 エルフclassics(復刻版ゲームCD)1枚 エルフbest collection(音楽CD)1枚 ここまでは普通だろう。だが・・・ 役に立つ大人のマル秘セット 1組 ・ ピンクローター 1個 ・ 単三乾電池 2個 ・ ローション 1個 これは、キツい。キツいなんてもんじゃない。これを作った人は何を考えているのだろうか・・・ エロゲーをやって、欲情したら、彼女に使えとでも言いたいのですか? ・・・・・・・・・・い~ま~の~ぼ~く~に~は~ り~か~い~で~き~な~い~ とりあえず、セックスの道具?は見なかった事にして缶詰と共に押入れの奥深くにしまい込んだ。 ディスクをパソコンにセット。 起動。 既に、オープニングから神。 幾重にも入り組んだ時間軸と、意外な結果 思わぬ伏線 先を知りたいという渇望が湧き上がる。 飯を食うのも忘れ、気がついたら朝になっていた。 面白い 面白い 面白い 例えるならば、親の目を盗んで夜中の2時にFF7をしていたような夢中 例えるならば、学校から走って帰ってきて幻想水滸伝2にかじりついた夢中 壮大な世界と、魅力に溢れたキャラ そして、終焉にいたるYu-noの凄さ、激しさ、素晴らしさは とてつもなかった。 ゲーム内容は、ここではあえて述べない。ただ自分は伝えたい Yu-noは、アニメ少女のエロい画像を見るために、ルート決めてフラグ立てる通常のエロゲーでは断じてない。 正しいゲームの面白さと、素晴らしい哲学と、ものすごい世界観を持った。 正統派、大人向けのゲームである。 Yu-noをやってから、自分の中でのエロゲーに対する偏見は崩れ去り。 ゲームの世界について、学ぶ事ができた。。。 海外掲示板で、外国人ゲーマーがエロゲーに対し 脊髄反応のように、困惑するのを、今、自分はニヤニヤしながら見ている。 自分はYu-noが大好きだ。 2008年7月 pcadventure記 [関連スレ] この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(ユーノ)その27 [無断転載禁止]©bbspink.com http //phoebe.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1526603331/l50/
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この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(中) ◆JvezCBil8U 《 Midvalley The Hornfreak -音界の覇者- 》 数十メートルで行われていた、訳の分からない取り引きを見届ける。 先刻出会った子供が何やら説明していた気もするが、理解しようとする気など起きはしない。 ケイタイとやらの端末を互いに渡し合い、至極詰まらない会話を交わし、 端末の挙動を確認し、そのまま互いに背中を向け、静かに離れて――、 その終わりは、実にあっさりとしたものだった。 終わったのは取引じゃない。 全部だ。 全部、全部、全部……、そう、全部だ。 「……おい、嘘だろ」 ダブルファングの呆然とした声。 それに俺も、似たような感情を得る。 崩壊は、常に一瞬だ。 絶望という親友は、俺を見放すことなくいつもいつも親切に面倒を見てくれる。 全く、嫌になるほど素晴らしいセッションだ。 ああくそ、そうだ。俺はよく知っていたはずじゃあないか。 これが、これこそが運命だ。 鋼鉄の処女にも劣る最低で最悪な、絶対に逃れる事の出来ない首枷だ。 彼奴の名前を、俺の口は勝手に紡ぐ。 「レガート・ブルーサマーズ……」 悠然と、泰然と、轟然と。 誰もが気付かないうちにそこにいたにもかかわらず、圧倒的な存在感を持つ男。 誰が見間違うものか、自分を殺した男を。 相も変わらず凄惨なほどに狂った笑み。闇よりもなお黒く燃える炎を押し込めたその瞳。 俺に諦念を刻み込んだ時の姿のまま――、いや、その時よりもなお禍々しくさえ感じる風貌だ。 どういう仕掛けか、まともに動かないはずの体を強く強くただ強く暴力の気配を纏わせて、あの男はひた動かしている。 トラックの中心に向けて、ただ歩く。 俺をGUNG-HO-GUNSにブチ込むきっかけとなったこの耳が、皮肉にもヤツの言葉を逐一俺にプレゼントしてくれていた。 その言葉は直接俺に向けられたものではないというのに、いとも簡単に俺の心をまた折った。 「果たして――君達は僕のこの忠誠を示すに値する強者だろうか。 そうである事を僕は欲するし、そうでないなら汚い肉と血と化すべきだ。 ……踊ってくれ、僕の手で。僕の力で」 ――もう何もかもがどうでもいい。 結局俺は、くそったれの神様に汚物のような愛を注がれているのだろう。 「そんな、馬鹿な。襲撃は12時ちょうどのはずじゃ……」 上擦った囀りがとてもやかましかった。 よくもまあ悪夢そのものを目の前にして、こうまで五月蠅くいられるものだ。 「く……! 雪輝君の無事が保証されてるからと、襲撃者の正体を楽観視していました。 そもそも襲撃者の情報が我妻さんから伝えられてなかったのが致命的すぎる! 雪輝君はどうにかして助かるにしても、これでは歩さんが……!」 首を振り、今はそれどころじゃないと口にする子供を――、俺は養鶏場の鶏を見る目で見下ろしている。 「リヴィオさん、彼らの救出を――!」 「分かってるッ、くそ、最悪の相手だ!」 駆けだしていくダブルファングのその先を向くまでもない。 筋肉の異常な軋みが告げている。餓鬼どもはとうにあの男の支配下だ。 発射音が届く。 奴の杭打機から飛翔する特大の弾頭は、甘い事に脚狙い。 ……よほど温い世界に浸ってしまったか、ダブルファング。 殺す気であったならば、一糸くらいは報い得たかもしれんのに。 「……ダブルファング。よもやここで出会うとはね。 だが――、」 グルリと人形めいた動きで首を回したブルーサマーズは、一歩動いただけで奇襲の一撃を避けきった。 だからこれで、唯一の勝機は潰える。 たとえ殺す気であったとしても――、そんなものがあったかは定かでないが。 魔人は、正門の陰から駆けだしたかつての手駒に顔色一つ変えず対処する。 あたかもそれは、水溜りを避けて進む手間と同じ程度の面倒臭さだと言わんばかりに。 「トリップオブデスならいざ知らず、貴様では力不足だというのが分からないかい? 背信者には芥も残さず消えてもらうとしよう。 あのお方に牙を剥くなど、屈服のあまりにただ逃げようとする愚者より救い難い」 ……そしてまた、一人。 「逃げろ、あんた……!」 「く、ぅぅぅううぅぅ……っ! 一体何が起こってるんだよぉっ!」 餓鬼どもが喚く最中、虫が一匹蜘蛛の糸に絡め取られていく。 棒立ちになったダブルファングは、でかい図体のおかげで実に見事な案山子となった。 「……どうして……ッ、俺は、くそぉ……ッ」 「リヴィオ、さん――ッ!」 分かりきった寸劇だ、予定調和にも程がある。 これを演じるというならば、逆に金を払ってさえ見物客はつくまい。 笑いのネタとして見るならばそれなりかもしれないが。 如何にダブルファングがヒトを超えた力を持っていても、あの男の技には逆らえない。 それは、タンパク質で構成された肉体を持つ存在ならば避けえないことだ。 あのプラントさえ制御し得るそれの前では、俺達はただ蹂躙されるのみ。 そうだ。 もう、どうにもなりはしない。 たとえ今この俺の手の中に、ようやく取り戻した愛用のサックスがあるのだとしても。 こいつと引き換えにする代わりに、杭打機と仕組みも分からない妙な棒きれを手放した。 そんな小さな事で少しだけ落ち着きを取り戻していた自分があまりにも矮小で惨めに思えて仕方ない。 ……だから。 「そうか、そういう事か。我妻さんか……っ!」 この子供が何に思い至ったのか、それだってどうでもいい事だ。 どうせ、俺がこいつらに同行したのは消極的な理由によるものでしかない。 ダブルファングとの交戦を避けるためと、俺自身の情報を流布されないため。 要するに、面倒事を避けるためだけだった。 その程度の理由なぞ、無慈悲なだけの現実の前では塵の如く霞む。 結局――、俺のする事など最初からこれしかなかったのだ。 せめて何を理解する事もなく逝け、少年。 唇をマウスピースに触れさせれば――、 「……か、ッ!!」 最後の声さえ打ち消され、探偵を名乗る子供は地面に眠る。 本当に、実にあっけないフィナーレだ。 ……やれやれだ。つまらない小細工ばかりしてくれたな。 だが、今度こそ――終わりだ。もう兎の逃げる道はない。 あの時のように、頼みの綱のダブルファングの助けも入る事はない。 これもまた運命だろう。 お前達と俺が出会った時点で決定された、避けえない結果。 俺の枷にならんとして同道を申し出るなど、思い上がりに過ぎなかったわけだ。 恨むなよ、少年。その矛先を向けるべきは自らの慢心なのだから。 あるいは――、襲撃者がレガート・ブルーサマーズであったその運命こそが、真に唾棄すべき事実だったかもしれない。 「ホォォォォンフリィィィィイィクゥゥッ!」 少し遠くから聞こえるのは、悔しさと怒りの入り混じったダブルファングの咆声。 ……音は相殺可能であろうと、俺は視覚まで自在にすること能わない。 だからそれが紛れもない失策だった事を悟るのは、既に手遅れとなった後だった。 ぞくりと体が芯から震える。 凍てつくような悪寒の正体は考えるまでもない。 気持ちの悪い汗が滝のように流れる最中、俺はただ自嘲の笑みを浮かべるのみ。 狂信者の昏い眼が、嘗めつけるように俺を串刺しにしていた。 否が応でも悟らされる。 俺は永遠に被食者なのだ、と。 ゆっくりと、絶望が唇を動かしていた。 こ・ん・ど・は・か・し・づ・く・だ・ろ・う・? 音界の覇者――、と付け足して、その口元がニィ……、と歪んだ。 自分の意思とは無関係に、俺の脚は気付かぬうちに背後に歩を進めている。 睨まれれば、ただ逃げる事しか思い浮かばない。 ……惨めだった。 そして気付く。 〝制限”のおかげか、あの男の支配がここまで及んではいない事に。 だからその場にへたり込み、地面に尻を吐いて――動けなくなってしまった。 それは安堵であり、どうしようもない敗北主義の負け犬根性からくる代物で。 「く、くく……はは、ははは……。 はは、はははははははっ! ははははははははは! 無様だなあ、ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク!」 ――泣きたくなるほどに滑稽な、道化者の末路がそこにあった。 俯き地面を向いて、ただ自分を笑う。 笑って、嗤って、哂って、嘲って――、どれだけ経ったろう。 おそらく数十秒だったろうが、それは無限に等しい自傷の時間だった。 死んだ魚の目のままに顔を上げる。 そしてそこに、俺は、全く信じられない光景を見た。 笑う事さえできない、完全な静止。 何故、どうして。 あの少女は――、 「あはっ♪」 ――ブルーサマーズの支配圏にも拘らず、自らの意思で動いている……!? 愕然とした顔で、ブルーサマーズはその少女を見つめている。 絶対の信を預ける自らの技が通じない異常中の異常に、目を大きく開いている。 そんな、一度たりとも他人に許した事のないはずのブルーサマーズの表情すら意識に留まらない。 俺はただその光景に打ちのめされるだけだった。 少女はひらひらと舞い踊るように、整い過ぎて怖気のするステップを踏み続けている。 この耳が、そこで何が起こっているかを教えてくれた。 あの少女は直感と異常なほどの察知能力だけで、ブルーサマーズの糸を全て掻い潜っている――! 「待っててねユッキー。私はずっと、この時を待ってたんだよ」 極めつけのイレギュラー。現実の光景とは思えない狂気の剣舞。 その在り様は醜悪なまでに歪で、それ故に奇妙な美しさを見るものに感じさせていた。 「だって――、」 慈愛に満ちた聖母の笑みを浮かべ、ブルーサマーズに勝るとも劣らない異形の精神がトン、と大地を蹴る。 「全員の動きが一斉に止まるこの時こそ、あいつを始末するチャンスなんだから」 上半身を下げた低い疾走体勢を維持したまま、ひたすらに糸を回避し続ける。 ブルーサマーズの事など一切眼に入っておらず、ただ愚直なまでに自分の意志を成し遂げんとする。 「雪輝日記を取り返す、絶好のチャンスなんだから――!」 彼女の言動を聞き入れたその瞬間、訳の分からない恐怖が湧き起こる。 胸が、苦しい。 どうしてかと思ったら、息をしていなかった。 体が完全にそれを忘れていた。 ……この、少女は。 “あの”ブルーサマーズが乱入する事を知って、逃げるのでもなく利用すらした……とでもいう、のか? あんな……小さな端末の為だけに、こんな狂気を平然と行ったとでもいうのか!? それを成し遂げるとするならば、それは最早人間の所業ではない。 魔人の範疇ですらない。 ……怪物だ。 壊れた笑みを崩さぬままに、怪物は疾駆する。 大刀を振り上げて、突き進む。 あまりに無力なたった一人の少年の下へと。 ピアスをしたただの少年は、覚悟でもしたかのようにぎゅう、と瞳を閉ざす。 その顔は戦場でこそ見覚えのあるものだ。 故に、確信した。 間違いない。 あの少年は死ぬ。 あの少女に殺される。 心音から分かる。 あの少年は、この事態を――少女が己に殺意を向ける事を、想定していたはずだ。 どういう推論からかは分からないが、襲撃者さえ利用して己を消そうとする事を、理解していたはずだ。 だが、そこに一つ誤算があったのだ。 それこそ即ち、襲撃者がレガート・ブルーサマーズであったこと。 襲撃者があの男でさえなければ、切り抜ける手筈が整っていたのだろう。 その為の策をいくつも用意しておいたのだろう。 されど、指一つ動かせないという未知の暴力が故に――、全ての備えが意味が為さなくなった。 ――運命が、少年の死を望んでいる。 俺にはそうとしか思えない。 それでも、きっ、と眼を見開いた少年の顔には、足掻けるだけ足掻く人間の表情が刻まれていた。 目前の死を認めながらも、ただ仕方ないと甘んじて受け入れるのではない――泥に塗れた者しかできない眼。 だが、音は全てを語る。 心理、感情、身体能力、行動意図。 少女の実力と少年の状況を考えるならば、不可避の死こそ自明の理。 どれだけ少年が生の為に尽力しようとも、この運命は覆せない。 『その人は、自分を信じているわけでもなく、ただ負けてたまるかと意地を張ってるだけです。 でも、決して諦めることなく、人の手ではどうしようも無い運命に立ち向かっています』 何故か――、この場で初めて声を交わした、あの女の言葉が脳裏に響いた。 そら見た事か、どれだけ諦めなくとも全ては無為だ。 『その人はあらゆる絶望を与えられて、なおうつむかない覚悟をしているんです。 これは怖いですよ。そんな人、いったいどうすれば倒せるんですかね』 簡単だ、暴力で蹂躙すればいい。 それだけの話だ。 「駄目だ、由乃――!」 痛みに顔を引き攣らせていたもう一人の少年が、悲痛な叫びを上げる。 だがもう遅い。動き出した流れは止まらない。 少年の運命は死に収束する。 どれだけ立ち向かっても、再演は始まらない。 始まるはずが、ない。 その時だった。 白き鷹が、眼前を掠めて翔けたのは。 * 《 Griffith -落日の国の白き鷹- 》 機は熟した。 オレの求める力が、あの場にこそ集っている。 遥かな空から視線を向ける先は一人の少年。 彼を救う事こそが、更なる高みに繋がる道。 だからオレは邁進しよう。 愛しき仲間たちと共に、戦場を駆け抜けた時のように――、 風となって、飛んだ。 青の世界から茶の世界へと、身を浸す。 霞み、滲む景色と身を切る大気に快を得る。 この手に未来を抱き抱える為に。 ――事態の全ては、鳴海歩の予測通りに進んでいた。 空から睥睨する限りではそのように見える。 あの少年は、このオレでさえ脱帽するほどに頭が切れる。 ……素晴らしい。手に入れたいと、ただそう思う。 鳴海歩が我妻由乃の意図を看過したのは、彼女と電話で最後の交渉をした時だ。 『襲撃によって12時ちょうどに雪輝が死亡する』と我妻由乃は告げていた。 それはあたかも12時ちょうどに襲撃があるかのような言い回しで、敢えて意識しなければ誰もそれを疑わないだろう。 おそらく我妻由乃は嘘はついてはいなかったろう、天野雪輝に不信感を持たれない為にも。 しかし、実際に襲撃があったのは今現在――11 50だ。 要するに、襲撃があってから本来雪輝が死ぬまでの時間のタイムラグを利用し、鳴海歩を嵌めようとしていたのだ。 最初から我妻由乃が雪輝日記を取り戻す為に行動する事を前提で考えていたからこそ、鳴海歩はその可能性に思い至る事が出来た。 ……本来ならば、協力者と聞く秋瀬或とやらにこの事を伝えるべきだったのだろう。 だがそれをしなかったのは、最悪の可能性として秋瀬或達が襲撃者そのものであるケースを疑っていた為だ。 取引の時間を知っているのは鳴海歩とオレ、天野雪輝と我妻由乃、そして第三者である秋瀬或たちだけであり、 偶然危険人物が介入をしてくるのでないとしたら、間違いなく秋瀬或の手引きが背後に存在すると推測できる。 実際の襲撃者が秋瀬或と繋がりがあるか否かは現時点では不明確であり、検証の必要があるだろう。 ……そして鳴海歩は、本来の10分前という一方的な時間変更を呑んだことで、向こうの計略を看過した事を気付かれないようにする。 全く以って頭の回転が速く、加えて底意地も悪い。 なぜならあの僅かな交渉時間で、鳴海歩は罠を仕掛けてさえいたのだから。 未来日記とやらの性質上、交渉を10分前にするのを了承した事で未来が書き変わったはずだ。 この時『オレが天野雪輝の味方であり、いざという時にその命を襲撃者から助ける』という事態を想定に組み込んでおく事で、 予知の記述上ではオレの存在がアピールされると鳴海歩は推測した。 本来の未来では襲撃者の手で天野雪輝の命が消されている以上、その事態を防ぐキーとして、彼らはオレを受け入れざるを得ない。 そして秋瀬或曰く、未来日記は主観情報を反映するという。 ……つまり。オレが鳴海歩の仲間であるという情報は、口を滑らせない限り決して伝わらない。 鳴海歩は交渉の時点で既に警戒されている為、オレが天野雪輝たちに仲間として入り込む――、それが鳴海歩の罠だった。 つまり、命を救った恩によって天野雪輝たちと強い協力関係を作る駒。 鳴海歩はそうオレを盤上に配置した訳だ。 主導権を握られるのはいささか不満だったが、確かにこれは全員にメリットのある策ではあった。 ……鳴海歩を守るものがおらず、身一つの彼が命を危険に曝すこと以外は、だったが。 自らの生を張った策に反対する理由もなく、オレは彼に乗る事にした。 鳴海歩がどうやって我妻由乃と襲撃者から身を守るのかは聞いていない。 ただ、それについてもいくつも手は打っているのだろう。 それにしてもリスクが高すぎるのは事実であり、だからこそ強い興味が彼自身に湧く。 だからかもしれない。 オレは先刻、彼に一つ問いを投げかけた。 内容は、何故――、 『何故君はオレの助けすら振り解き、自らの命を投げ出そうとする? オレには自己犠牲に酔っているとしか思えないんだがな。 ……偽善の果てに掴めるものなど、そこにつけこむ浅ましい豚の視線だけだ。 己の為に生きてこその命だろう。少なくともオレは、オレ自身の夢の為に前へと進む。 遥かな高みに手を届かせられると信じてな』 『……さあ、何故だろうな。 一つ言えるのは、俺は聖人でもなんでもないってことさ。 御大層な悟りを開いた訳じゃない、見栄っ張りなだけの常人だ。 ――だから、現に。あんたを見てると、眩しくてしょうがないよ。 本当に……、苦しくて堪らないくらいにな』 『なら、何故未来を掴もうとしない?』 『俺なんかに希望を託す連中がいる。望まれたのなら、答えてやらなくちゃあな』 『それこそ聖人の所業だろう。そうまでしても君の得るものは何もない。 むしろ彼らは、君に寄り掛かって何もかもを毟り尽くそうとしているんだ。 気に障ったら申し訳ないが、結果的に見ればそれは明らかだ。 君の言葉には、論理はあっても動機がない。完全に破綻しているぞ』 『……つまりは、俺のその動機が知りたいのか』 『その通りだ。君の動機さえ掌握すれば、それを下賜してやることもできる。 つまり君自身を手に入れる事に等しい訳だ』 『本当に真っ直ぐに、壁さえ壊して欲しいものを掴むんだな、あんたは』 『オレが掴むんじゃない。掴むからこそ、オレなんだ』 『……凄いな、あんたは。……けれどそれは、企業秘密――教える事は出来ないな。 俺自身、認めたくない動機なのさ』 ふっ、と柔らかな笑みを浮かべてさえ、あの少年はただ口にした。 その勢いは強くもなく弱くもなく、まさしくそれが当然なのだと言わんばかりの自然体で。 この少年を手に入れたい――その想いは更に強くなる。 そして、この少年すら危険視する二人の予知能力者を手中に収めたのなら、オレの国にはどれだけの豊穣がもたらされるだろうか。 オレは今、まるで初めてあの城を見上げた時のように――子供のようにワクワクする心を抑える事が出来ない。 そしてその城の門は、今まさに目の前に迫ってきているのだ。 石畳のすぐ向こうに、駆けて数秒の距離にあるのだ。 天野雪輝――彼こそが完全予知を実現する要。 我妻由乃を抑え、オレと彼らを繋ぐ光。 さあ、オレの国の礎となれ。オレが栄光を見せてやる。 天を庭とする一羽の鷹となり、オレは輝く星へと手を伸ばす。 掻き抱く。 そしてそのまま、遥かな高みへと昇り詰め、何処までも何処までも高く飛ぼう。 世界の全てが、このオレの背に吹く風となる。 祝福と賛美がオレを包む。 その美声は確かに、こう告げていた。 「ちょろいっ」 ザザ、と、二台の携帯電話からノイズが走るのがいやにはっきりと聞こえた。 空を飛ぶよりなお強い浮遊感が訪れた。 両腿から下を、吐き気すら感じる喪失感が襲った。 天野雪輝の体に引っ張られて、体が勝手に思い切り前傾姿勢を取った。 衝撃で倒れた天野雪輝が、この手から零れ落ちていくのを感じた。 赤い雫が、どこからかオレの頬を濡らしていた。 自分の息さえ跳ね返ってきそうな距離に、土の壁があった。 地面に顔がめり込んだ。 鼻が潰れる感触がした。 顔の肉がこそげ落とされる様を自覚した。 制動を期待して伸ばした左手から、ごきりと嫌な音がした。 左眼と小枝か何かがキスをした。 ずるずると、引き回される罪人のように体が地面を擦った。 天と地が何度も何度も回転して、二桁を超えてしばらくした所でようやく止まった。 最後の最後にようやく――激痛がオレを満たしていく。 両足と、左腕と、顔面と。 猛烈な吐き気と共に、腹の奥から何かがせり上がってくる。 堪える間もなく口から漏れた。 血と吐瀉物の入り混じった、正視に耐えないカタマリだった。 すっぽりと――、思考する、という行為が俺から完全に抜け落ちた。 目の前のモノを認識して対応する事は出来ても、何故そうするのか、その意味だけが受け止められなかった。 他人の脈絡のない悪夢を覗いているようで、心と体が完全に乖離していた。 まだ動く右腕を、震えながらどうにか右の膝へと伸ばす。 そこには、何もない。 続いて、まるで機械仕掛けの人形のように、左の膝を確認する。 そこにも、何もない。 妙な方向に曲がった首を、激痛を押し殺してゆっくりと上げていく。 左の視界がやけに暗く、そこから流れ出ていく何かが気持ち悪い。 だから、右眼にだけ、その光景が刻みつけられた。 ――自分の体からだいぶ向こう側に、ついさっきまでオレの一部だった右脚と左脚が転がっている様を。 ようやく精神と肉体がカチリと填まる。 「……ァ?」 オレは、 「ア、……ア、」 オレは、 「アアぁ、ああ、ぅああ……」 ……オレは、 「うぁああぁぁああああぁぁぁあぁあぁああぁぁぁぁッ!」 足下――高みへと続く階段が、崩れ落ちる音をただ呆然と聞いていた。 背中にあったはずの翼が羽一枚残さず毟られた事を、抗いも納得もする暇もなく――ただ、理解させられていた。 自由に駆けられたはずの空は奈落の底に続く闇で。 優雅な飛翔と思っていた行為は、その実無様に突き落とされている最中でしかなかったのだ――、と。 誰の言葉だったか。どこかで聞いた気もするし、“オレは”聞いていない気もする。 『信じるもの、奪えないものを持っていると思う者は無敵だ。 だが逆を言えばそれを失えばおしまいだ』 この世の全ての闇を押し固めた黒の中で、オレは絶望を初めて理解する。 オレの翼は、今この時に奪われる為だけに与えられたのだ、と。 誰にも奪えないと思っていたオレの夢を、オレをオレたらしめる夢を。 ――最も悲惨な形で奪う為だけに。 涙する余地すら残らないほど、オレの中も外も黒いモノで満ち満たされていた。 そして、オレの五感は深淵に呑み込まれる。 意識が紐を切るようにぷつりと途切れていく。 * 《 ???? ?????? -The Watcher- 》 間に合わなかったと呟いて、突撃の対象をグリフィスへと切り替えた少女を観察しつつ思案する。 彼女の言葉は、グリフィスの介入前に鳴海歩を始末しきれなかった――という意味であろう。 ――端的に言えば。 鳴海歩の誤算は一つではなかった、という事だ。 レガート・ブルーサマーズの魔技という誤算は、確かに彼の策の全てを砕き尽くした。 故に彼の死は、最初に書き換わった未来――交渉の開始時間を10分前に変更した時点の未来では決定づけられていた。 だが、それを超える更なるイレギュラーこそが我妻由乃。 鳴海歩は彼女の天野雪輝への想いの在り様を、秋瀬或から聞かされてなお完全な把握に至らなかったのだ。 そもそもが、彼女を理解できるものなど存在しないのかもしれないが。 皮肉なものだとは思わないかね? レガート・ブルーサマーズという誤算さえ存在しなければ、ただ彼の策をぶち壊しにするだけの我妻由乃の暴走が――、 誤算が二つ重なったことで、彼の命を一時でも永らえさせる結果をもたらしたとは。 彼女は雪輝日記を鳴海歩の手から切り離す事よりも、天野雪輝を連れ去られないようにする事を選んだのだ。 たとえそれが天野雪輝の命を救う存在であったとしても、天野雪輝を守るのは自分だけいい、と。 結果、我妻由乃の攻撃対象は鳴海歩から、天野雪輝を懐柔せんとするグリフィスへと転じた。 仮に鳴海歩が自身を助けて逃走してほしいとグリフィスに頼んでいたのならば、彼らは重ね切りで纏めて両断されていたろう。 見方を変えるならば。 グリフィスの手すら振り解き、孤独の中で笑うという意思が――、 あの場に集う全員の思惑を超えて鳴海歩を生かした。 そのように未来を書き変えたのだと言う事が出来るかもしれぬな。 そして、見据えるべきはもう一人。 クク……。 一度は私を殺したのだ、この程度はやってもらわねば私の面子が立たぬ。 やはり鍵は貴様か? 我妻由乃。 未来は少しずつ変わりつつあるぞ。 ……さて、観察に戻るとしよう。 今の私はしがない“ウォッチャー”。見届け観察する事しか許されぬ身。 直接介入は“ハンター”や“セイバー”に任せるべき事案なのだから。 * 《 Livio The Double Fang / Razlo The Tri-Punisher of Death -Chapel s Brother- 》 有り得ないはずの異常に呆気に取られ、立ち尽くしていた俺の耳に耳障りな音が突き刺さる。 ――唐突な、レガートの哄笑だった。 「面白い……。面白い! 君が、君こそがこの僕の技の真価を問うべき存在なのか? 僕の忠誠を計るべき存在なのか!?」 おそらくは、ナイブズですら聞いた事がないだろう壊れた笑いが響き渡ってる。 目頭を押さえながら背を思い切り反らすその姿に、ゾッ……、とする。 これが、人間に出せる声だとでも言うんだろうか。 そしてもう一つのとびっきりの異常の塊は、レガートとは正逆の態度だった。 「忠誠とか技とか、あんたの事情なんてどうでもいい。 私はただユッキーが好きなだけ。 ユッキーを傷つけ、私の愛を邪魔するというなら――、切り捨てるだけよ」 魔人の極北たるあのレガートに向かって、由乃という少女は面倒臭そうに言い捨てる。 その扱いはまるで、積もった生ゴミが臭くて邪魔だとでも言わんばかりだ。 ……狂ってる。 どちらも俺の理解を超えている。 「いいだろう。 ならば、君のその愛と僕の忠誠、どちらが強いか試させてもらうよ。 僕はこの体を使わず、ただ技だけで君を凌駕する――」 「あっそ」 レガートの口元がおぞましい三日月の形を取った瞬間、少女の舞いが再開した。 その動きは先刻とは比べ物にならないほどに、時として鋭く、時として緩やかで、規則性が存在しない。 あたかもそれは観劇者の心をとても不安定にさせる、邪教の儀式のようだった。 肉と肉との交わりのようにも思えて、ただひたすらに不気味な挙動だった。 存分に膨れ上がった究極と至高の狂人のぶつかり合いは、何もかもを贄として呑み込みそうだ。 ――肉体の行使では間違いなくレガートに分があるはずだ。 だが、奴はそれを行わない。 結末の分かりきったジャンルで勝利を収めても、彼の歪んだこころは満たされないんだろう。 だから――糸で彼女の動きを意のままにするために、磨き抜いた技を試そうとしているんだ。 それは不幸中の幸いと呼ぶべき時間の猶予を与えてくれたが、しかしこのままではジリ貧だ。 由乃が右手の大刀を、棒切れでも振るかのように一振りする。 同時、レガートの哄笑が完全に狂笑へと変化した。 おそらく、あの金属糸をひとつ断ち切ったんだろう。 忠誠と愛。 表面上は美しく聞こえるその二つの言葉がこれだけどす黒く凄惨な代物だなんて、俺は全く知らなかった。 ……くそ! なあ、リヴィオ。俺は、何のためにここにいる!? 目を凝らし、背後を振り向く。 ホーンフリークの姿はとうに消え失せていて、そこにはピクリとも動かない――或が転がっているだけだった。 ぎり、と歯を噛み締める。目を強く強く瞑る。 そうしなければ、何かがそこから零れて落ちてしまいそうだった。 『僕と共に、“神”とのゲームに臨んでいただけますか?』 小さな友人とのあまりにも短い時間が、何度も脳内で繰り返される。 僕は――、守れなかった。 あの人のようになりたいと思ったのに、守るべきはまた掌をすり抜けていってしまった。 外道に落ちた身じゃあ、そんな綺麗事は許されないのか? 俺の手はただ、血に浸す為にしか存在しないのか!? ……畜生。 畜生、畜生、畜生、畜生! なんて俺は、無力なんだ……ッ! 握り締めた手の皮が破け、赤い雫が滴り落ちていく。 ……地面に打ち付ける音は、聞こえなかった。 哀れな自分に酔ってボサっとしてんじゃねえよ、チンカス君よォ。 テメェの自問なんざ、とっくに答えを出した人間がいるだろーが。 ……え? 暢気に突っ立ってないで、こんな時にあの男ならどうするかでも考えてろ。 お前はアレか、こんなことにも気づいてねーのか? テメー、その拳を握り締められるってどういう事か、足りない頭でも分かるよな。 え? あ……、あ、あ……! あの変態ホモ野郎が小娘に浮気してるから、テメーら全員の拘束はとっくに解けてんだよ。 野郎、全ての糸を小娘に集中させてやがる。 それでもまだ捉えきれない小娘も大概だがな。 ラ、ズロ……。どうしてお前が、こんな? ……馬鹿が。言ってたのはテメェだろうがよ。 あの人みたいになりてぇんだ、ってガキみたいによ。 だったら、俺を押し込めてる分くらいは果たしてみやがれ。 甘ちゃんなりに出来ることだってあるだろうさ。 でも、どうやって。俺なんかが近付いても、また糸に囚われるだけじゃ……。 ……ヒントはあそこの乳臭そうな小娘が十分実践してるだろが。 少しはテメェで考えろ。 出来るのか? ……俺に。 だからチンカス君なんだよ、ったく。 しゃあねぇ、俺がやる……と言いてーがな。 …………? 制限とやらがキイてるのか、俺が表に出るのはキツいっぽいぜ、くそったれが。 ……だからよ、リヴィオ。 「お、」 俺が見る。 その代わりお前は――、死ぬ気で凌げ。 「おぉ、ぉあああああぁぁぁああぁぁああああぁぁぁあぁああ……ッ!」 ラズロの声に背中を押されるように――、俺は走りだしていた。 レガートの頬のこけた形相が、お楽しみを邪魔されたとばかりに胡乱にこちらを捉えてくる。 その場所へ向かって一歩踏み込む度に、気違い染みた殺気が叩きつけられる。 ヴァッシュさんはこんな代物をずっとその身に浴びていたのか。 いかにも面倒くさそうにレガートが片手を動かす。 それが、合図だった。 世界の流れが急激に遅滞する。 全てが蝸牛よりゆっくりと動き、皮膚に当たる風は物体の動きを雄弁に語る。 感覚機器は鋭敏過ぎて痛いほどで――、まるで自分を取り巻く環境そのものが己の体になったかのようだった。 モノクロームの世界の中で、レガートの“糸”が静かに、確かに俺に近づいてきたのを感じる。 ……ラズロの能力なのか、制限のおかげなのか。 その存在感は明確に認識できるくらいに強く――、 姿勢を低くし大地を思い切り蹴る事で、矛先を十分に回避する事が出来た。 「……!?」 レガートの驚く顔に、ざまあみろ、と漏らす。 しかし優位は一瞬。 レガートは少女に回していた糸の一本を新たに追加し、俺を木偶にしようとしてくる。 駄目だ、この姿勢ではもう避けきれない。 ……察知能力に加えて常軌を逸した直感まで備えたあの少女とは違って、俺はここまでが限界だった。 ……だから、俺は俺たちにしかないものを活かす。 レガートの糸が俺の腕に絡みついた、その瞬間。 「……ぐ、……らああぁぁっ!」 電流が流される直前に、“その部分の肉ごと”糸を毟り取った。 ぐじゅ、と嫌な音がして黄色い汁が一瞬滲み、血が噴水のように吹き出てくる。 「……はは。いってえ、なあ……」 再生がいつもより遥かに遅い事に舌打ちする。 だが、――いずれにせよ十分だ。 だってもう、俺の拳は見事にレガートの顎をブチ抜き、砕いているんだから。 「ご、あ……」 アッパーカットで宙に浮くレガートに、続けざまに追撃を。 片足をばねに、丸太を突き込むように足刀を抉り込む。 吹っ飛ぶ。 校舎に叩きつけられ、レガートはずるりと崩れ――なかった。 頭から血を流しながら薄ら笑いを浮かべ、幽鬼の如く立ち上がる。 「……この程度じゃあ、やっぱ倒れてくれないか」 けれど、いける。 俺は、戦える。 いや――、俺たちが、戦えるんだ。 なあ、ラズロ。 あん? 情けないよな、俺……。 カッコつけた事ばかり言っておきながら、結局はいつもいつもお前を頼ってばかりで。 それが悔しくてたまらないんだ。 ハッ、ようやく自分の弱さに気づいたかよ。 だが先は――まだ長ェぞ? そう簡単には追い付かせてやらねぇ。 ああ、だから駆け上がろう――二人で。 ラズロの物言いに苦笑しながら、背後を意識。 そこには三人の少年少女がいるはずだ。 先刻まで一緒にいた大人びた少年を思い浮かべながら。 守れなかった後悔を胸に、それでも足掻くと心に誓う。 「――逃げろ! こいつは僕が引き受けた! 或の友達を、みすみすこんな所で死なせてたまるものか……!」 張り上げた声への返答は、三者三様異なるもの。 「あ、ありっ、ありがとうございますっ! 由乃……っ!」 「……秋瀬或の差し金? 感謝なんてしないわよ」 手と手を取り合い立ち去る音と、 「……すまない、必ず、必ず応援を呼んでくる。 その時まで俺を守ってくれ。 そしてそれまで、持ち堪えていてくれ……!」 たった一人の駆け出す音が、確かにここから離れていった。 「……なるほど、確かに僕に一矢報える力はあるようだ。 だが――、特例を許されたとはいえ一介のGUNG-HO-GUNSが僕に敵うと思っているのか? 今この場で背信者として処刑を行おう。 悲しいよ、わざわざナイブズ様が手塩にかけて集めた人員をこの手で消さねばならないなんてね」 砕けた顎にもかかわらず、無理矢理己の力で言葉を捻り出す狂人。 その在り様に唾を飲み込みながらも、もう僕は自分を疑わない。逃げ出さない。 片手には杭打機、もう片手には握り拳。 血みどろになりながらも蜘蛛の糸の全てを薙ぎ払い、俺はここに誰かを守れることを証明する。 構える事ぁねぇ。 ……証明するぜ、チンカス。俺の最強を――、俺達の、お前の最強を! 「ああ――、行こう、ラズロ」 時系列順で読む Back この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(上) Next この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(下) 投下順で読む Back この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(上) Next この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(下) 118 それぞれの妥協点 秋瀬或 122 この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(下) 122 この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(上) 天野雪輝 122 この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(下) 122 この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(上) 我妻由乃 122 この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(下) 122 この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(上) グリフィス 122 この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(下) 122 この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(上) 鳴海歩 122 この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(下) 118 それぞれの妥協点 ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク 122 この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(下) 118 それぞれの妥協点 リヴィオ・ザ・ダブルファング 122 この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(下) 102 The Destinies mend rifts in time as Man etches fate anew レガート・ブルーサマーズ 122 この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(下)
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目次 性能ステータス スキル1 意識の鍵・呑天 スキル2 燃元石羽-離火勅令 入手方法 説明 関連項目 性能 ステータス No. 名前 4436 渡世の羽 小分類 種類 ☆ 神格覚醒 設置・地雷 異彩 5 属性 攻撃力 射速 残弾数 灼炎 1890 3.3 17
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168 :名無しでGO![sarasi age]:2009/10/23(金) 18 03 02 ID pSljstyrO うぉおおサッム マジで寒いんでゲラウェイ 167 おめえ超合理的だな なんでそんなに暑苦しく語ってんだよ?あ? カスが そんなに悟りひらいてるなら人生からプチャヘンザした方がRealistic おめえみたいなのが某☆のスレの総意みたいにセイしてんじゃねえ 失せろよろしく 弔文ドープシットPiece 233 :名無しでGO![Hirehuse KASUdomo]:2009/11/10(火) 17 33 39 ID doYAPtt8O 八トタ って何だよカスが 死にてえの?あ? 毎度某☆がいねえ リアルじゃねえとライティングできね~マジワックども 某城跡で踊ってみろよろしく まだまだ粗削りなラッパーで人望も50万件越えした所だが スケーターにも顔きくし世の中もっとリアリストに変えてバウンスさせるんでよろしく 長文Piece 248 :名無しでGO![AGE]:2009/11/15(日) 00 10 35 ID uwImA4ogO 相変わらずマジでリアルじゃねえな カス共 尻の穴のシワを数えるぐらい人の尻にトレインしてるおめえらみてえな リアルじゃねえキッズには就職もバウンスも人望も無いし、某☆みたいに自慢気に語ってウザがられる事もできないんでヨロシク 合併するとかしねえとかワックなホープを語る前に悟り開いてGo to hell 合併しても某☆すたしかプチャヘンザ マジでリアルなこの糞短大によろしく Piece 313 :名無しでGO![Kitigai 4V6Qk48xO AGE]:2009/11/23(月) 09 07 11 ID lydlGbiQO 面白いと思ってんの? 北海道が寒いし閉ざされてるって言っても、おめえの頭まで閉ざさなくてもよくねえ? リアルじゃねえし寒い4V6Qk48xO=マザファッカ=キッズ=蟯虫 おめえみたいな役立たずは呼んでねえんだよ ブルシット 早くパン買いに行けよ それで死ねや よろしく Piece 326 :名無しでGO![AGE]:2009/11/23(月) 22 08 49 ID lydlGbiQO マジでリアルじゃねえな おめえ=4V6Qk48xO そのしょうもねえ 猿真似&カスみたいな北海道頭で考えた糞ネタとか、キッズ以下の蟯虫以下 ドープシットレベル さっさと☆すた閣下のスレからGo to hell おめえはコンビニよりも失せろよろしく ブルシットPiece 335 :名無しでGO![AGE zutto]:2009/11/24(火) 14 24 31 ID et1Je9/CO なんで自称年寄りの老害=fRnkVpMXO=4V6Qk48xOがまた書き込んでるの?飽き易いクズが sageないと書き込めない北海道根性 同じ事しか書き込めない、閉ざされた貧弱な頭 語尾に「w」が絶えないパセリ王子みたいなおつむのfRnkVpMXO おめえに飽きられても痛くも痒くもねえから あ? ずっと閣下の糞スレに連投&定期的にチェックしてる暇あればかってにコンビニでも何でも逝けや?あ? 引きこもりか?ブルシット マジでおめえfRnkVpMXOはサイゼこいや クルーとガタガタバウンスさせてやるから 弔文Piece 336 :名無しでGO![agemanko]:2009/11/24(火) 14 24 52 ID 9v7bnLnQ0 332-334 良く来たなとい言って帰れとか意味不明なこと言ってるのはてめぇだろブルシット おめぇこそコンビニにgo to hellでもしとけやカス お前=東京のワック共=便所にこびり付いたウンコなんでヨロシク Piace 468 :名無しでGO![ageage everynight]:2009/12/01(火) 07 05 18 ID EUxJnmFo0 おめぇら何ディスりあってんの?カス共 465 おめぇ急に元気なくなったなブルガリア このスレの勢いにガタガタしたのか あ? おめえが元凶って事に気付けやワック共 piace 512 :509死ねカス[Test YORO]:2009/12/04(金) 09 00 28 ID +YysEvCJO 509 ゴミは任せろーpiace ↓↓ ∧_∧ →(です☆ω☆すた)← デュクシC↑ l丶l丶 / ( 頭 ) (ノ§と | プスウ~ もっと出せ、ションベンイコーッ!!!!!!!!!!!!!!! 513 :名無しでGO!:2009/12/04(金) 09 06 05 ID +YysEvCJO マジでリアルじゃねえ このカスAAはMistakeなんでヨロシク スマンなブルシッツども 628 :名無しでGO!:2010/01/29(金) 06 05 22 ID Gl+fLHRLO プスゥ 629 :名無しでGO![sage]:2010/01/29(金) 06 42 20 ID jD9w8eiV0 デュクシ 709 :ラッパー☆:2010/06/30(水) 13 06 32 ID Giw5pueG0 俺がいねぇ間にずいぶんシラケてるな、カス共 遊びに着てやったのに菓子さえ出さねぇクソ短大マジワック 712 :☆のラッパ:2010/06/30(水) 17 47 32 ID rNcq3AsQ0 おうおう? おめえら 某☆すた閣下の腰巾着 兼 清掃院のTOPofTOPperの御帰りです☆YO? ガタガタ恐怖するのもいいが、少しは弁エロ 床に座るリアルじゃねえカス共をサイゼの最前線に送り込んだり、便所に放置するのはマジクソ奨励していくんでヨッロシク まだ本国から生還したときの時差ボケでバウンス仕切れてねえが ピース ようは よろしくの志だよワック共
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トップページ ■ 厚生労働委員会「海外からの放射線線量計の行方」 「カナダde日本語」より ・私が思うに、作業員や福島の住民らに実際の放射線量を知って欲しくないがために、政府がわざと、海外から送られた線量計を成田の倉庫に隠しておいたのではないのだろうか。世界の人々の善意を無駄にし、真の情報を隠すことによって、国民の安全を守るどころか、国民を危険に晒す今の日本政府や菅政権の言動はまさに殺人行為であり、とうてい許せるものではない。 厚生労働委員会「海外からの放射線線量計の行方」 Youtubeコメントより ・武藤審議官は声が震えていますね。こりゃだめだ~。 longman99able 2 日前 ・線量計のスペックが使えないスペックだ? そんな使えないものを他の支援国が送るかい?使えないものを送るという恥行為をするのか? 自衛隊は武装発起してくれ!こいつら殲滅しないと、もうこの国はだめだわ。 anokutarasanmyaku 3 日前 ■ 非合法倒閣を容認した仙谷・枝野 「フリーライター宮島理のプチ論壇(2011.5.20)」より ・2004年9月30日、衆議院通用門前に乗用車が突っ込み、炎上する事件があった。同じように、時の政権に対して、間違ったやり方で異議が表明されたものである。 ・当時の仙谷由人・民主党政調会長は、「政府に不満があるのなら目指すは官邸か内閣府ではないか」と、驚くべき発言をしている。 ・2004年にも、防衛庁(現・防衛省)の陸海空自衛隊各幕僚長の定例会見を廃止するとの方針が示されたことに対して、大手マスメディアが強く反発した。 ・枝野幸男・民主党政調会長も、大手マスメディアと一緒になって会見廃止に異議を唱え、ついには「報道、表現の自由が守られない社会では選挙、民主主義以外の方法でその政権を倒していいというのが歴史。小泉政権はそういう段階に入りつつある」と声を荒げた。 ・仙谷氏と枝野氏の無茶苦茶なロジックでは、菅政権を非合法的手段で打倒する条件がすべて整っている。この恐ろしい2人の“革命家”が、官邸で菅首相に襲いかかることがないように、われわれ有権者は祈るばかりである。 ■ 純粋な民間銀行FRB(連邦準備制度)が発行するドル札 「逝きし世の面影(2011.5.25)」より ・世界通貨であるドル紙幣を発行するFRB(アメリカの発券銀行)は、いかにもアメリカ政府機関のような紛らわしい米国連邦準備制度理事会という名前をつけていますが、日本の中央銀行である国有の日本銀行(51%以上の株式を国家が所有)とは大違いで、アメリカ政府は1株も保有していない、(アメリカ政府とは無関係な)純粋な民間会社です。 ・FRB とアメリカの関係は全く無関係な独立体同士(会計が別々)の不思議な共棲(共存)関係なのです。 例えるなら、長年生活を共にしているが結婚しない男女の同棲関係に似ているが、もっと似ているのは売春婦(アメリカ)の稼ぎを強制的にピンはねして食い物(寄生)にするヤクザ男の「ひも」の関係と『そっくり同じである』と理解すれば、アメリカの摩訶不思議なFRB制度が誰にでも簡単にその隠された仕組みが判るでしょう。 ■ 日本の小麦はなぜまずい? 「心に青雲(2011.5.25)」より ・「食料自給」が叫ばれるわりには国産小麦粉はあまり流通していないようである。 なぜかというと品質が悪いからだとのことである。 たいていの国産小麦粉は質が悪く、パスタにもならないので、業者は「外国産の半値でも買わない」そうだ。 ・浅川芳裕氏の『日本は世界5位の農業大国』は、小気味良い筆致で真相を暴露している。つまりは国策、というより農水省の陰謀で小麦価格が吊り上げられているのであって、世界中で小麦生産量が減ったからではないのである。農水省の陰謀とは何か。 ■ 福島20msv問題の政局提案 - トロイカ再生、高木問責 「世に倦む日日(2011.5.24)」より ・文科省の玄関前では、抗議団の応対に出た官僚が、「年間20ミリシーベルトは安全上問題はない」と言い切り、基準の撤回を求める抗議団の要求を拒絶していた。 ・川内博史が鳩山由紀夫を説き、森ゆうこが小沢一郎を説き、トロイカ再生の政治に動く政局ができたとする。おそらく、江田五月や平岡秀夫や長妻昭など菅派の議員はこれに乗るだろう。 ・自民党がこの戦略を採用しないのは、彼らの政策が文科官僚と同じで、20ミリシーベルト環境の放置と強制にあるからである。 ・官僚とマスコミは政治を動かすフリーハンドを失っている。トロイカ体制を築き直し、政策を転換してマニフェストの路線に戻し、エネルギー政策で脱原発を明確にすればいい。 そして、支持率を回復させ、総選挙を打って、自民党の衆院議席を半減させればよいのである。自民党には人材がない。参院の自民党は分裂して総崩れになるだろう。 .
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仙谷官房長官「暴力装置でもある自衛隊」に菅首相「『やや』問題」 野党から批判相次ぐ 2010/11/18 FNNニュース 閣僚の失言が相次ぐ菅政権。18日は仙谷官房長官の「自衛隊は暴力装置」との発言で国会が紛糾した。一方、柳田法相はさらに追い詰められている。 政権をむしばむ閣僚たちの問題発言。 18日は、仙谷官房長官から衝撃の言葉が飛び出た。 仙谷官房長官は、自衛隊の行事に政治的発言をする人を呼ばないよう、防衛省が通達を出していた問題の答弁で、自衛隊を「暴力装置」と表現した。 仙谷官房長官が「暴力装置でもある自衛隊」と述べた直後、委員会室は騒然となった。 この事態を招いた本人は、「撤回して実力組織と言い換えます」と、自衛隊は暴力装置発言は撤回し、謝罪した。 しかし、野党からは批判が相次いだ。 自民党の小泉進次郎議員は「自衛隊は暴力組織ではなく、日本の平和を守るためのもの。本当にひどい発言だなと思う」と述べた。 みんなの党の渡辺代表は「昔の左翼時代のDNAが、図らずも明らかになった。たがが緩んで失言が頻発しますね。政権末期症状だと思います」と述べた。 自衛隊でイラクの復興支援に携わった自民党の佐藤正久議員は「血管が切れそうになりましたよ。わたしも暴力装置出身の議員、暴力装置議員となる。全国の自衛隊員は、ふざけるなという思いでいっぱいだと思う」と述べた。 「暴力装置」発言直後の定例会見で、仙谷官房長官は「私は丁寧に法律論なら法律論、政治論なら政治論を説明しているつもりです」と述べた。 午後になって、この問題はさらに紛糾した。 参院予算委で、真っ赤なスーツの自民党の丸川珠代議員は、菅首相を「自衛隊の最高指揮権を有する最高責任者として、この発言をどう思いますか?」と追及。 菅首相は「最初の表現は、『やや』問題があったと。言葉というのは、いろいろな感じた方があると思います。ご本人が謝罪し、訂正して変えられたわけでありますから」と述べた。 しかし、丸川議員は「暴力装置という言葉は、われわれの平和憲法を否定するものですよ。ただ形だけ謝っただけで、本当に隊員の士気が維持できると思いますか? 命を懸けて国を守っている人たちに、これで納得してもらえると思っているんですか? 最高指揮官として」とさらに追及した。 これに対し、菅首相は「ご本人を招いて注意をいたします。私からもおわびを申し上げたいと思います」と謝罪した。 丸川議員はさらに、18日に最終日を迎えた民主党政権の目玉「事業仕分け」の矛盾について、蓮舫行政刷新担当相を追及した。 丸川議員は「蓮舫大臣、どうして閣議決定や政府の方針と反するものを再仕分けの対象、仕分けの対象に選ばれたのか」と追及した。 蓮舫行政刷新担当相は「政府の方針を、事業仕分けにおいて、今まで一度も否定したことはございません。どの政権においても、無駄はあってはならない」と答弁したが、「質問に答えろ!」とやじが飛んだ。 大臣への攻撃が相次ぐ中、「真摯(しんし)に」という言葉を繰り返し、謝罪に徹した柳田法相について自民党の世耕弘成議員は「柳田大臣は最近、3つ目の新しいマジックワードをお使いになったんですね。『真摯に答弁する』」と追及した。 この柳田法相について、菅首相は「罷免すべきというふうには思っていません」と述べている。 しかし、この事態に、ついに民主党内から「柳田さんはもたないんじゃないか」、「問責出る前に辞めるんじゃないかな」などという声が出た。 自民党は、柳田法相が辞任しない場合、参議院で問責決議案などを提出する構え。 もし問責決議案が提出された場合、公明党、社民党、共産党、みんなの党が賛成の意向を示している。 5つの党が賛成となると、過半数となって問責決議案が可決する公算が高まっている。 これまで問責決議案が可決された例は、1998年の額賀防衛庁長官、2008年の福田首相、2009年の麻生首相の例があるが、額賀氏の場合は、1カ月後に辞任した。
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最近のお勧め記事 【コメントからひとつだけ引用】 TORAさんから「政治」の講釈を賜るとは恐れ入谷の鬼子母神w (Unknown) 2011-09-22 17 48 05 日本の世界戦略として死んだふりをして目立たないようにすることが重要だろう。そしてアメリカと中国を背後から操って動かせばいい。 そんな「政治力」が日本にあるわけがないでしょうw TORAさんも、フジテレビ「出会い系」デモに肩入れするくらい「政治音痴」なんでw、何を言っても驚きませんが、戦前戦中の歴史を紐解いて、日本が情報戦においても、実際の戦術においてもいかに稚拙であったかよくよく学んで欲しいものだね。 日独伊三国軍事同盟がファナテック国家の同盟であったということは、TORA氏から教わったことで、それが今の原発対応にもはっきり現れているというのは、実に慧眼だったように思いますが、「死んだふり」で日本がアメリカと中国を操るなどとはとてもおこがましく、私の口からは恥ずかしくて言えません。 ■ 文化的に同化させてしまうか、文句を言わせないようにする。それが「最強国」への最低限の条件だ 「株式日記と経済展望(2011.9.22)」より ・日本は世界的に診ればますます影が薄い存在となり、中国の存在感が大きくなりその陰に隠れるような形になっている。日本の世界戦略として死んだふりをして目立たないようにすることが重要だろう。そしてアメリカと中国を背後から操って動かせばいい。実質的に日本が世界の最強国家となっても世界はそのことを知らない。円高になっても困ったふりをしていればいいだろう。 ・日本が世界の資金供給国であり、日本の金融政策が世界経済を動かしている。円が一番高いという事は、日本が世界最強国の証でもあるのですが、誰もその事に気がつかない。他民族に寛容であると言うことは他民族に対して謙虚に振舞っている事と同じである。だから日本の死んだふり戦略は有効に作用している。 ■ 山下俊一が朝日がん大賞を受賞した理由 「カレイドスコープ(2011.9.22)」より ・日本の場合は、処方薬をテレビCM、大手新聞広告などのマスメディアを使って広告はできませんから、「病気」そのものをプロモートすることになります。 ・「そろそろお腹が気になりませんか 成人病に注意」、「日本人の潜在的な糖尿病は1000万人です」、「子宮頸がんの検診に行きましょう」、「がまんしないで(うつ病)」というような公共広告といわれる啓蒙広告を展開します。 ・日本対がん協会は、今年の分は終了しましたが、毎年「らくらく禁煙コンテスト」をやっています。 一般の人が参加して、禁煙できるか競うというものです。 ・「らくらく禁煙コンテスト」の目的は、禁煙にチャレジすることを促すことではなく、「喫煙者に、自分の力では禁煙できないことを嫌というほど思い知らせること」にあるのです。 ・朝日新聞は、抗がん剤市場を盛り上げるため、山下俊一というある意味“旬”の男を起用したに過ぎないのです。 いずれにしても、これから私たちは、福島の被曝者たちが、ヒロシマ、ナガサキの被爆者に対してABCC(現・放射線影響研究所)が行ったような惨い扱いを受けないように監視し続ける必要があります。 「ROCKWAY EXPRESS」より ■ リビアにフランス人傭兵が・・・フランスは否定 (2011.9.21) ・新政府もなかなか発足できないでいる。さまざまな勢力の思惑が交差しているからだろう。所詮、欲の皮の突っ張った者たちが集まっているのだから、出来上がる新政府が本当の意味で、リビア人のためになるとは思えない。 アフガンのようにやがては再び元の勢力に権力が移っていく可能性もあるだろう。特にカダフィが生存している限り、その可能性は残る。要は一般リビア人がどれだけカダフィの復権を望んでいるか、あるいはどれだけ新政府を支持するのか、が鍵となる。 ------------------------- ■ トリポリでカダフィ側勢力の抵抗が継続中 (2011.9.22) ・このブログでは、フランスの大統領は足元からやられる、と指摘したが、正にそのようになりつつある。奢れる者久しからず・・・である。 ■ 内田樹の「陰謀史観」パート2 「逝きし世の面影(2011.9.22)」より ・この内田式の陰謀論とは、実は現在の多くの日本人全体に広まる反原発機運だったのですよ。 それで当ブログでは『内田樹の「陰謀史観」を考える』との記事で、『これは反原発の世間の風潮を揶揄する』悪質な印象操作であると断罪したのですが、何と、批判した朝日記事とは別の似て非なる摩訶不思議な内田樹個人ブログ記事があることが判明した。 当ブログとしても『内田樹の「陰謀史観」を考える』の続編を、これでは嫌でも書かない訳にいかなくなる。 【参考】 ■ 情報リテラシーについて 「内田樹の研究室(2011.9.16)」より .
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民主主義の反対は独裁主義である。独裁主義は権威主義とも呼ばれる。なぜならば、独裁主義の下では、上に立っているものが権威を独占して、下にある人々を思うがままに動かすからである。国王や、独裁者や、支配者たちは、あるいは公然と、あるいは隠れて、事を決し、政策を定め、法律を作る。そうして、一般の人々は、事のよしあしにかかわらずそれに従う。その場合に、権威を独占している人間は、下の人たちに上手にお世辞を言ったり、これをおだてたりして、時には褒め称えたりするであろう。しかしその人たちにはどこまでも臣民であり、臣下である。そうして臣下は、その主人の命令に、その気まぐれな意思にさえ、無条件に従わせられる。 だから独裁主義は、専制主義とか、全体主義とか、ファシズムとか、ナチズムとか、そのほかいろいろな形を取って現れるが、その間には根本の共通点がある。それは、権威を持っている人間が、普通一般の人々を軽蔑し、見下ろし、一般人の運命に対して少しも真剣な関心を抱かないという点である。 専制政治には国王がある。権門政治には門閥がある。金権政治には財閥がある。そういう人々にとっては、一般のものは、ただ服従させておきさえすればよい動物に過ぎない。あるいは上に立っている連中の生活を、華やかな、愉快なものにするための、単なる道具に過ぎない。彼らは、こういう考え方を露骨に示すこともある。その気持ちを隠して、体裁だけは四民平等のような顔をしていることもある。しかし結局は同じことである。そこには、本当に人間を尊重するという観念がない。支配者は、自分たちだけは尊重するが、一般人は一段下がった人間としてしか取り扱わない。一般人のほうでもまた、自分たちは一段低い人間であると考え、上からの権威に盲従して怪しまない。 人間社会の文化の程度が低い時代には、支配者たちは、その動機を少しも隠そうとしなかった。部落の酋長や専制時代の国王は、もっと強大な権力を得、もっと大規模な略奪をしたいという簡単明白な理由から、露骨に彼らの人民たちを酷使したり、戦争に駆り立てたりした。ところが、文明が向上し、人智が発達してくるにつれて、専制主義や独裁主義のやり方もだんだんと上手になってくる。独裁者たちは、彼らの貪欲な、傲慢な動機を露骨にしめさないで、それを道徳だの、国家の名誉だの、民族の繁栄だのという余所行きの着物で飾るほうが、いっそう都合が良いし、効果も上げるということを発見した。帝国の光栄を守るというような美名の元に、人々は服従し、馬車馬のように働き、一命を投げ出して戦った。しかし、それはいったい何のためだったろう。彼らは、独裁者の野望に操られているとは知らないで、そうすることが義務だと考え、そうして死んでいったのである。 現にそういう風にして日本も無謀きわまる戦争を始め、その戦争はもっとも悲惨な敗北に終わり、国民の全てが独裁政治によってもたらされた途端の苦しみを骨身にしみて味わった。これからの日本では、そういうことは二度と再び起こらないと思うかもしれない。しかし、そういって安心していることはできない。独裁主義は、民主化されたはずの今後の日本にも、いつ、どこから忍び込んでくるか分からないのである。独裁政治を利用しようとするものは、今度はまたやり方を変えて、もっと上手になるだろう。今度は、誰もが反対できない民主主義という1番美しい名前を借りて、こうするのがみんなのためだといって、人々を操ろうとするだろう。弁舌でおだてたり、金力で誘惑したり、世の中を騒ぎと混乱に陥れ、その混乱に乗じて上手に宣伝したり、手を変え、品を変えて、自分たちの野望を何とか物にしようとするものが出てこないとは限らない。そういう野望を打ち破るにはどうしたらいいだろうか。 それを打ち破る方法は、ただひとつある。それは、国民のみんなが政治的に懸命になることである。人に言われて、そのとおりに動くのではなく、自分の判断で、正しいものと正しくないものとをかみ分けることができるようになることである。民主主義は、「国民のための政治」であるが、何が「国民のための政治」であるかを自分で判断できないようでは民主主義国家の国民とは言われない。国民の一人一人が自分で考え、自分たちの意志で物事を決めていく。もちろん、みんなの意見が一致することは、なかなか望めないから、その場合には、多数の意見に従う。国民はみんな忙しい仕事を持っているから、自分たちがこれはと思う人を代表者に選んで、その代表者に政治をやらせる。しかし、あくまでも他人任せではなく、自分たちの信念が政治の上に繁栄するように努める。そうすれば、ボスも、独裁者も入り込む隙がない。 だから、民主主義は独裁主義の正反対であるが、しかし、民主主義にも決して権威がないわけではない。ただ、民主主義では、権威は、賢明で自主的に行動する国民の側にある。それは、下から上への権威である。それは被治者の承認による政治である。そこでは、全ての政治の機能が、社会を構成する全ての意見に基づき、全ての人々の利益のために合理的に行われる。政治の上では、万事の調子が「何時臣民」から「我ら国民」に代わる。国民は、自由に選ばれた代表者を通して、国民自らを支配する。国民の代表者は、国民の主人ではなく、その高木である。国民の意思によって作られた法律は、国民自らの生活を規律すると同時に、国民の代表者たちによって行われる政治そのものを規律する。それが、政治の面に現れた民主主義に他ならない。
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{ツイッターでつぶやくのはタダでも、誰かに何かを頼むとコストがかかります。受ける方は、活動資金がなければ返答はできません。基本的にタダで他人に何かを要求し、情報を得られると思わないで下さい。寄付を下さる方々のご厚意で私の日々の活動が成り立っていることを理解して下さい。 6月4日 posted at 11 59 43} ツイッターで質問して答えてもらうのにも金がいるなんて、なんつーがめつい方なんでせう。そんならツイッターではなく電話相談にでもすればいいのにさ。 {青森県知事選挙、41%の投票率。投票に行かなくて、政治に文句を言うのは甘えだ。投票の結果が、日々の暮しに深く影響する。入れたい候補がなければ白票でもよい。もし、白票が一番、多かったら、政党も候補選定をさらに真剣にする。何もしなければ、「ぬるま湯のゆで蛙」だ。必ず、投票には行こう! 返信する RTする ふぁぼる yukiko_kajikawa 2011/06/07 13 56 09 } 行けない人とかも甘えでひとくくりにする気ですかこの人わw {日本は、都市は豊かで、田舎は貧乏。 欧州では、もの凄い田舎が、驚くほど豊か。一流ブランド品店があり、それを買い求める客も世界中から来る。豪華船上で、夜ごとのパーティー。ドレスに宝石で着飾った女性が高級車から降り、船に乗る。映画でしか観たことがないリッチな世界で生きている人々がいる 返信する RTする ふぁぼる yukiko_kajikawa 2011/06/08 05 59 02 田舎まちが豊かになってこそ、本当の先進国だ!と欧州を一人で旅して感じた。紺碧海岸に行ったのは、百聞は一見にしかず。本当に、そんな金持ちが田舎に来るのか?半信半疑だったから。私には、信じられないような光景を観た。田舎で長期間、バカンスでノンビリできることこそ、真の富裕層だと理解した 返信する RTする ふぁぼる yukiko_kajikawa 2011/06/08 06 08 49 } 勝手な金持ち感を申してますね。日本のよさがちゃんと見抜けないんでしたら、ヨーロッパに永住なさってください(^▽^;) {だから、福島に官邸を移せ!と言っているですよ。政治家が逃げ帰るまちに誰が来ますか? RT 原発が爆発した国に海外から観光客が押し寄せると思いますか?原発が爆発した国でバカンスを過ごそうとセレブは思いますか? 返信する RTする ふぁぼる yukiko_kajikawa 2011/06/08 14 30 36 } じゃあアナタがまず住んでください。と言った人はいたんだが・・・↓ {ヒロシマ生まれ、ヒロシマ育ちの被爆⒉世の私に、こんな言葉を投げかけるとは! すでに、私は献体!何、言ってるんだか RT では寄付を募ってお願いすれば福島で放射線被曝の献体として活動していただけるということでしょうか? 返信する RTする ふぁぼる yukiko_kajikawa 2011/06/08 20 02 46 } それとこれとは話が別である。 {東電から出向して働けば、いいんじゃない。それが原発を強引に、推進した会社の責任の取りかた。 【放射能漏れ】「人材集まらない」原発関連会社は不人気 福島・いわきで就職面接会 - MSN産経ニュース http //t.co/FtnOxAE 返信する RTする ふぁぼる yukiko_kajikawa 2011/06/08 22 36 02 } 今現に出向して働いている人いますがなにかw {移民労働力を受け入れ、豊かになるか、移民は拒否して貧しい国に没落し、出稼ぎ労働者に日本人がなるか、分岐点だ。昭和頭は、21世紀には通用しない。日本の製造業も、海外で安いアジアの労働力を使って儲けている。フィリピン・パブなどは喜んで受け入れるのに、出稼ぎ家政婦には文句を言うのか? 返信する RTする ふぁぼる yukiko_kajikawa 2011/06/09 01 24 51 } 誰が喜んで受け入れてるんだよwww違反だけど、わかっていてもお金を稼ぎたいから来てるんだがwww。ほんとに政治家? {日本の男達を楽しませる性的奴隷は容認するくせに、家事・育児・介護のお手伝いさん(海外からの契約年限のある労働者)を入れるのは人権侵害とは、どういうことか? 日本の男達が家事・育児・介護をするために、会社を辞めざるを得ない不幸も防げる。職をなくし、追いつめられた悲劇も知らんふり? 返信する RTする ふぁぼる yukiko_kajikawa 2011/06/09 01 34 13} 両方とも人権侵害ですが!。誰がいつ容認したんだよ。直近のツイではないが、お手伝いさんを月1万円で入れろとか言うてるわけよ。それ差別じゃなくてなんなんだよ。 {ヒロシマでは、玄米に味噌を被曝者はたくさん食べると良いという話、チェルノブイリでは乳酸菌が効果的だったなど… 放射能に対する健康管理は必須。米のとぎ汁を家の外にまいて、消毒になるのなら、東北地方の人々には朗報。 何もやらないより良いと思う。こういう情報こそ、国民がもとめている。 返信する RTする ふぁぼる yukiko_kajikawa 2011/06/09 17 30 05 米のとぎ汁は、1週間ほど醱酵させ、乳酸菌ができたものが除染になると、ネット上で話題です。最近は、テレビや新聞より、ツイッターが情報拡散は速いですね。私も自然派手づくり化粧品に凝っていた頃、米のとぎ汁で髪を洗ってみましましたが…今イチなんで止めました。(^ ^) 返信する RTする ふぁぼる yukiko_kajikawa 2011/06/09 17 39 25 } ネタ元これ→http //grnba.com/iiyama/hikari.html っすか?(^▽^;) この人もトンデモとして伺ってますがーw
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武将名 内容 ナレーション ある日、「武将・甲」は、盟友である「武将・乙」に見事な短刀を贈った 武将名 武将・甲 武将・乙 真田幸村 もし、我ら敵同士になった時は、その短刀で私を討ってください! お覚悟…この身に染みました。この短刀、戦場にても肌身離さず持つといたします! 前田慶次 俺は元々、風来坊。敵になることもあるかもしれねえ。そん時は、そいつ引っさげてかかってきな! あんたを討てって? 冗談でも御免だねえ。だが、その壮烈な覚悟は伝わったぜ 織田信長 もし信長がうぬと敵対したら、その短刀で信長を貫け うぬの思い、受け取ろうぞ。これは信長の懐刀とす 明智光秀 我らが敵となったら、その短刀で私を討ってください。せめて…魂の友に最期を見届けてもらいたいのです それがあなたのご覚悟というわけですね。では、この短刀は大事に預からせてもらいます… 石川五右衛門 敵になったら、その短刀で俺様を討て。なに、釜ゆでにされるより何倍もましでい! んなことになんねえように、乱世終わらせねえとな!こいつはそのお守りだ! 上杉謙信 敵対せし時は、その短刀で謙信を討て 短刀に秘められた決意、了解した お市 この乱世、いつ私たちも引き裂かれるかわかりません。その時が来たら、その短刀で私を討ってください あなたのご意志は伝わりました。悲しき宿命(さだめ)には、この短刀と共に立ち向かいます 阿国 その短刀、大事にしておくれやす。敵になったら、うちをそれで討ってもらいますよって やあん、縁起でもない!あんさんの気持ちだけ、受け取っときます くのいち 一寸先はなんとやらです。敵になったら、それで一思いにやっちゃってね 忍び以上の覚悟っすね…。ま、とにかくこの短刀は頂いておきます! 雑賀孫市 敵になったら、そいつで俺を討て。お前に討たれるなら、まあ、悪かねえ さすが俺の相棒、覚悟が違うな…。よし、その心意気と短刀、もらっておくぜ 武田信玄 おことにその短刀を渡した意味、わかるかね?敵になったら容赦なく…そういうことじゃよ おことの言、否定はできんしね。この短刀、できれば使いたくはないが… 伊達政宗 わしらがもし敵同士とならば、戦うこともあろう。その時は…その短刀でわしを討て よくぞ申した…。敵とならば覚悟せい!この短刀で必ず貴様の首、獲ってくれるわ! 濃姫 その短刀、私がずっと懐で温めてきたものなの。私と思って持って。そして敵になったらそれで討って… 悲壮な覚悟ね。嫌いじゃないわ…。この短刀、いつでも使えるよう胸元に忍ばせておくわね 服部半蔵 敵となったら、その短刀で拙者を討て お主の情、短刀と共に受け取った 森蘭丸 私にはあなたを討つことなどできません。もし敵同士となったら、その短刀で蘭を…! あなたを討て…ですか。残酷なことを仰るのですね…。…短刀は頂きます。お覚悟は無駄にできませんから 豊臣秀吉 悲しいことに、わしらも敵対するかもしれん。そん時は、これで遠慮せんとわしを討て この短刀には、お前さんの思いがつまっとる。受け取らんわけにはいかんがね… 今川義元 まろにそちを討つことはとてもできぬの…。もし敵対したら、そちがまろをその短刀で討つの! 礼を申すの! この短刀、家宝といたすの!要はまろとそちが戦わなければよいことじゃの? の! 本多忠勝 そなたとは敵対することもあるやもしれぬ。その時は、この短刀と共に参れ 武士(もののふ)の魂のこもった短刀よ。…木彫りに、使うわけにもいくまいな 稲姫 その短刀は、私たちの友誼の証…。敵となったら、その証でこの稲を突いてください! …ありがとうございます!戦場にて対峙する時には必ずこれを持ってまいります! 徳川家康 時は乱世、我々はいつ別々の道を歩むやもしれぬ。戦場で会わば、その短刀でわしを討つがいい 重き…短刀よな。これを抜くことがないよう、願うのみよ 石田三成 考えたくはないが、俺たちが敵対することもありえる。その時は、お前が俺を討て…その短刀でな 俺のほうこそ、お前を討てるわけがあるか!そうならぬよう、お互い努力すればよいのだよ! 浅井長政 乱世とは非情…そなたとも戦うことになるかもしれぬ。その時は…某をその短刀で討ち果たしてほしい そんなまねはさせないさ。この短刀を抜く前に、志を果たしてみせる! 島左近 もし万一、敵対したらその短刀で俺を討ってください。その後は、形見として持ってもらえると助かります …頂いときましょう。友の覚悟を無駄にするのも、野暮ってモンだ 島津義弘 乱世に不変の友情はありえぬ。わしと敵対することとならば、その短刀で討て お主を討つ鬼となれ、と言うか…。難儀な役目を押しつけられたものよな…。 立花誾千代 もし、我らが敵対したら、その短刀で討て。立花は、お前にならば討たれてやる その心意気、気に入ったぞ。敵とならば…お前の首は余人には渡さぬ 直江兼続 それは我らの義と友情の証。もし…敵対したとしても義の証に討たれるならば、悔いはない なぜそんな悲しいことを言うのだ…。我らは義の下一つ! 敵味方に分かれるはずもない! ねね あたしの贈り物…。敵になったら、それを持って遠慮なく向かってきてね? もう! 仮定の話をしてもしょうがないでしょ?ちゃんと今をガンバろ? ね? 風魔小太郎 敵とならば、その短刀で我を討て… わかった。時が来たら、使ってやろう 宮本武蔵 あんたが敵になったら俺は…わかんねえ!だったらいっそ、そいつで俺を斬ってくれねえか? ありがたくもらっておくぜ。この短刀…あんたを活かすために使ってみせる! 前田利家 損な役回り頼んで悪りいけどよ…。もし俺らが敵んなったら、その短刀で討ってくれ 俺にそんな役を押し付けるなんて、ずるすぎんぜ…。この短刀、土壇場でお前に返してやっからな! 長宗我部元親 仮に…敵同士となったら、その短刀で俺を討て。大丈夫だ、何があろうと俺たちは魂でつながっている 今、俺の魂が揺さぶられた…。短刀も覚悟も受け入れよう…凄絶に! ガラシャ 仮に敵となろうとも、わらわにはそちを討てぬ。真のダチよ、その時はその短刀でわらわを討ってほしい 綺麗な短刀なのじゃ…じゃが、教えよ!なぜこれでそちを討たねばならぬのじゃ? 佐々木小次郎 僕、君になら斬られてもいいんだ…。もし敵になったら、その短刀でよろしくね いいよ、君もやっぱり僕に斬られたいんだね!ああ、早く敵同士にならないかなあ… 柴田勝家 もし、敵同士となった時は、その短刀でわしを討ち、手柄とせよ 泣かせおる…。この短刀、ありがたくもらっておく 加藤清正 その短刀は、俺が敵となった時に使え。そんなことないと、願ってはいるが…乱世だからな… ああ。敵となったら、これを使おう。…だがそうはならない。俺たちの家は分裂しない 黒田官兵衛 私が火種となった時は、卿がその短刀で討て 卿の心配は無用だ。どんなに親しくても、火種とならば排除するのみ 立花宗茂 もし、敵同士となったら、これで俺を討て。まあ、簡単にやられるわけにはいかないけどな 友が友を討つ…悲しい話だな。そういえばこれは、俺たちの話だったか? 甲斐姫 あたしたち、もし仮に敵になっちゃったら…それであたしを討って…あんたになら、討たれていい あんた、男気あるじゃない!…あたしに感化されすぎちゃったのかな 北条氏康 俺がてめえの敵になった時には、それを使え。大悪友の好(よしみ)だ、おとなしく討たれてやるぜ ド阿呆が! そうならねえようにすんのが俺らの役だ。この短刀は返してやっから戒めに持ってろい! 竹中半兵衛 俺たち仲いいけどさ、敵になることもあるかもじゃん?その時は、その短刀で俺を討って…それが友情だから うーん、別にいいけど。もし、仮に、君を倒す前に俺が死んじゃってても、許してね? 毛利元就 昨日の友は今日の敵、ということもある。もし敵になったら、君がこれで私を討つんだ、いいね そうだね、友同士が争うことも珍しくはない。君にも何か渡しておきたいのだけれど…矢はどうかな? 綾御前 綾が邪悪な敵とならば、その短刀で貫きなさい。それが斬神斬魔の心意気というものですよ よき心がけですね。敵になったら遠慮なく、突き刺しにまいります… 福島正則 俺たちの友情は永遠! でも、敵になるかもしんねえ。そん時は、そいつで一気にやってくれ! な? ああ、マジでケンカしろってことだな?マブダチの思い、俺が無駄にするわけないじゃん? 藤堂高虎 俺が敵となったら、その短刀で討て。お前の功になるならば、死しても本望だ 俺も主を変えるかもしれん…。お互い、覚悟はしておいたほうがいいだろう 井伊直虎 あの、もしですよ、私たちが敵同士となったら…。その短刀でひと思いに私を討ってくれますか あなたをこの短刀で刺せだなんてそんな…。そういうのもうほんと…ごめんなさい! 柳生宗矩 世は乱世、友が敵になることもある。そしたらお宅、その短刀で拙者を片付けてくれるかなァ 壮絶な覚悟だねェ。ここは、ふざけて受け取るわけにはいかないか 真田信之 仮に敵対したとしても、私はお前を…討てないだろう。頼む、その時はその短刀で、私を討ってほしい 悲しいことを言ってくれるな。私はお前が思うほど、強くはないのだぞ…! 大谷吉継 もし敵同士となったら、その短刀で俺を討て。友を討つぐらいなら、討たれたほうがいい… この短刀、俺の命を絶つことになるかもしれぬ…。すべては流れ次第だ… 松永久秀 我輩、お主にならば討たれてもよいゾ!敵となったら、我輩をそれで刺し、爆発させてくれ! お主が敵に回れば、我輩は悲劇の主人公となるのだな。…実にくだらん! 陳腐な悲劇など真っ平ごめんだ! 片倉小十郎 私を討てるのは天下でもあなた様ぐらいでございます。敵となられましたら、その短刀でどうぞ遠慮なく そうでございますね。どこぞの有象無象にあなたさまは討たせませぬゆえ、ご安心を… 上杉景勝 …もし敵とならば、その短刀でわしを討て …悲しいな 小早川隆景 もし敵となろうとも、あなたを討つ勇気はありません。ですからその時はあなたが討ってください、その短刀で この短刀は、永久(とわ)に抜きたくないものですね。かなわぬ夢、でしょうか… 小少将 もし敵になったら、それであたしを討ってもいいわよ?そんな不幸が訪れないように願ってるけど… あなたを不幸にするのはあたし、ってわけね…。いいわ、最後まで不幸の女に徹してあげる 島津豊久 もし俺と戦うことがあったら、それを持ってこい!大親友だからって、遠慮することはないからな! そうだよな、それが戦国乱世ってことだもんな。でも俺、やっぱお前とは戦いたくないな… 早川殿 もし敵になったとして、あなたは私を討てる?臆してしまったら…その短刀を見て奮い立ってね 私にこの短刀が抜けるかしら…。大好きなあなたを前にして、この短刀を… (II)井伊直政 もしも敵になったら…俺はあなたを討ちます。あなたも、もちろんそのつもりで あなたっていう人はどうして…!…いいですよ、そっちがその気なら俺も覚悟を決めます 新武将(男・熱血) 俺たちの友情は不変。だが、乱世は、日々動く。もし敵対した時は、遠慮なくその短刀で討て! 俺にお前を討てと…?だが、お前の覚悟は無下にはできない… 新武将(男・冷静) もし私たちが戦うことになったら、その短刀で私に止めを刺してほしい お前の決意、もらっておく。私はそれを抱えつつ、日々精進しようと思う 新武将(男・生意気) もし敵になったら、その短刀で僕を討ってよ。遠慮しなくていいからさ いいよ、別に君を討つことなんてどうってことない。でも、気が変わったらこの短刀を返してあげてもいいよ 新武将(男・老練) 敵同士になった時には…今渡した短刀で自分を討て。それぐらいの覚悟を持って、日々過ごさねばならぬのだ その気概、感服したぞ。さすがは我が真の友…武士(もののふ)の鑑よ… (E)新武将(男・威厳) この乱世、味方が敵となることも十分ありえる。もし我らが袂を分かったら…その短刀で拙者を討て! ありがたく頂戴する。お主の意志、決して無駄にはせぬぞ! 新武将(女・活発) 私が敵になったとしても、ためらっちゃダメ。その短刀で私を貫くつもりで来て そんなこと言わないで…。もしもの話だとしても、泣きたくなる 新武将(女・冷静) 私たちが敵となった時は、その短刀を使ってくれ。喜んで貴君に首を差し出そう 貴君の覚悟は、よくわかった。これからはより緊張感をもって、任務に励もう 新武将(女・生意気) キミと敵になんてなりたくないと思ってるけど…。もし敵になったら、それでボクを倒していいよ? なんか悲しいな…。今はそんなこと考えないで、愉しもう? ね? 新武将(女・妖艶) 敵同士になったら、あたしはあなたに討たれたい。だから、その短刀、大事に持っていてね いいわ、あなたはこの短刀で討ってあげる。誰にも邪魔はさせないから… (E)新武将(女・優美) 私たちが敵になることもあるかもしれません。その折は、どうかその短刀でひと思いに…お願いします 私にはあなたを討つ勇気はありませぬ…。この短刀が抜かれぬまま、乱世は終わるでしょう 汎用武将(老練) 世は乱世、一寸先はどうなるかわからぬ。もし我らが敵味方に分かれたら、その短刀でわしを討て - 武将名 内容 ナレーション この短刀を使う日が来ないことを願い、二人は部屋を後にした 一般武将では発生しない。但し、原典を再現するため汎用武将(老練)(高橋紹運)のみ再生可能。