約 3,140,704 件
https://w.atwiki.jp/maoyu/
携帯用メニュー 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」のまとめ このwikiは「2ちゃんねる」のニュース速報VIP板・パー速VIP@VIPServiseで人気を博したママレードサンドさんによる小説、【魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」】スレのまとめwikiです。 このwikiを作るにあたって、こちらの"魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」まとめサイト"様を参考にさせていただきました。 勝手ながら引用している部分も多々ありますが、問題があれば編集お願いします。 みなさんの助力でここが充実していけば嬉しい限りです。 また、この素晴らしい物語を提供してくれたママレードサンドさん、本当にありがとうございました。 書籍化 『まおゆう 1』 株式会社エンターブレインより好評発売中 ■価格:1260円(本体1200+税) 予約 まおゆう 1|eb!STORE Amazon.co.jp: まおゆう魔王勇者 1「我がものとなれ、勇者よ」「断る!」 橙乃 ままれ 本 告知ページ 第一巻お試し版(一章全部) 『ログ・ホライズン1 異世界のはじまり』 株式会社エンターブレインより好評発売中 ■価格:1050円(本体1000+税) 予約 ログ・ホライズン1 異世界のはじまり|eb!STORE|eb!STORE Amazon.co.jp: ログ・ホライズン1 異世界のはじまり 橙乃 ままれ 本 名前 コメント すべてのコメントを見る 検索用タグ:『まおゆう』『魔王勇者』『魔王と勇者』『The Over Side of That Hill』『あの丘のむこうへ』『魔我断』『魔我勇断』
https://w.atwiki.jp/maoyu/pages/91.html
概要 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」とは (コノワレノモノトナレユウシャヨコトワルとは) - ニコニコ大百科 橙乃ままれ氏のサイト 橙乃ままれオフィシャルサイト m2lade JAM マーマレードジャムポット 著者のブログ 橙乃ままれ (marmalade_macro) on Twitter 著者のtwitter 過去ログ 01 http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1251963356/ 02 http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1252187837/ 03 http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1252389723/ 04 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1252554034/ 05 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1252830787/ 06 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1253172466/ 07 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1253540623/ 08 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1253950332/ 09 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1254236026/ 10 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1254659054/ 11 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1255018858/ 12 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1255448870/ 13 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257388815/ 14 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257388837/ 15 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1273985907/ 16 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1277322056/ 17 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1282124982/ twitter http //search.twitter.com/search?q=maoyu http //search.twitter.com/search?q=LogHorizon 関連サイトなど 2ちゃんねる掲示板 パー速VIP@VIPServise まとめサイト集 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」まとめサイト スレッドから小説の本文のみを抜き出したまとめと、登場人物紹介、単語録、現行スレへのリンクなどがあるまとめサイト。しかし登場人物説明欄や単語録には壮大なネタばれや、まとめ人の主観も大きく入ってるためそこに注意。背景が黒で文字が白。 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」 - ゴールデンタイムズ 読者のツッコミも含めた当時のスレッドを編集した、一般的な2chスレまとめ版。絶賛まとめ中。 動画 漫画連載 チャンネル動画 【略して】魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」 【まおゆう】-ニコニコミュニティ 掲示板 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」掲示板(しらたば) twitter http //twitter.com/#search?q=%23maoyu その他作品 長編作品 ログ・ホライズン 短編作品 黒髪娘「そんなにじろじろ見るものではないぞ」 女「ねーおなかすいたよー。お夜食作って?」 新ジャンル「完璧な許婚」(許嫁ver) 秘書妹「兄さん。今晩の予定についてですが」 猟奇妹「兄さん。兄さん。ドアを開けてください」 同僚女「おーい、おとこ。起きろ、起きろー」(「ブラック同僚」longver) 嫁「おかえり~。おとくん。ご飯できてるよっ」 女僧侶「うう。勇気を出してスレを立ててみます」 新ジャンル「一人暮らしの級友男宅に居候する腐女子」(おそらく中盤の一部) 式子内親王「寒い~。絶対布団から出ないからねっ」 先輩「もう帰ってもいいですよ」 侵入女「え、えへへ。始めまして。ストーカーです」 末姫「……ひもじぃです」(未完結) 兄「ハンバーグだよ! ハンバーグっ!」 姉「地震怖いから一緒に寝ない・・?」(「大作戦姉」のlongver)(未完結) わたしの棲む部屋(R18) loghorizon @ ウィキ ログ・ホライズン議論スレ ログ・ホライズン登場人物まとめ ログ・ホライズン質問所
https://w.atwiki.jp/maoyu/pages/96.html
ログ・ホライズン -- Kakis Erl Sax 2010-06-03 13 38 31 『魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」』と同一の作者による長編小説。 http //ncode.syosetu.com/n8725k/ MMORPGをやったら、その参加者全員がその世界に召喚されるという割とよくある話だけど面白い。 雰囲気としては『十二国記』に近く、「異質な法則に支配された異世界でのサバイバルと秩序の模索」を題材にしたシミュレーション小説のような感じ。 また同一の作者だけあって、経済・社会・軍事の深い考察もあり。 まだ連載中みたいだけど、こういう人間関係で雰囲気のいいネトゲだったらやってみたいと思う。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/maoyu/pages/125.html
1.魔王と対決する存在である勇者 2.34代目魔王「紅玉の瞳」と対峙した本作の主人公の一人。本項ではこの人物について記述する 勇者とは、この物語の主人公の一人である。魔王に戦争をやめた場合、経済的破局により人界と魔界に多数の死者を出すという話を聞き、さらに色仕掛けを仕掛けられることによって、魔王と相互所有契約を結ぶ。そして、勇者は世界を改革しようとする魔王を支えることになる。 髪の色は暗く、つんつん、もふもふしている。 先祖に東方の戦士サムラーイがいる。 動向 魔王城で魔王と対決後、重傷を負い生死不明という噂を魔王がメイド長に流させた。 その後、白の剣士の偽名で冬越しの村村はずれの館に潜伏。魔王の改革に協力した。 冬越しの村(1年目秋~2年目春) 冬越しの村村はずれの館で、貴族子弟、軍人子弟、商人子弟に剣術を指南。 冬季は冬越しの村の森で田畑を荒らす猪や熊の駆除、氾濫を起こしそうな川の補修を行った。 黒騎士としての活動(2年目春~3年目年始) 2年目春、魔王より許可をもらい、魔界の過激派の粛清を開始。魔王より授けられた黒玉鋼の鎧兜を装備し魔王の守護剣士黒騎士を名乗って魔界で活動する。 2年目初夏、黒狼砦に攻め込み黒狼族と魔狼族を粛清、妖精女王を救出する。 2年目夏、黒騎士(勇者)は、火竜大公に開門都市攻略のため編成した竜族の軍の解散を求め、開門都市を来年の春までに奪還し魔王の直轄地にすることを約束した。 2年目秋までに、鬼腕族を討伐した。 2年目年末、年越祭で久しぶりに魔王と再会。 3年目年始、羽妖精や夢魔鶫に命じて幻術で第二次聖鍵遠征軍の戦意をそぎ、開門都市から撤退させる。さらに第二次極光島攻略作戦のときに都合よく極光島に到達するように調整する。 黒騎士が開門都市を解放すると、約束通り竜族の軍を解散し、さらに娘の火竜公女を与えるとして婚約させた。 再び冬越しの村(3年目年始~) 3年目年始の第二次極光島攻略作戦以降、再び冬越しの村の村はずれの館で暮らした。またもや猪狩りなどをして館の面々に食材を提供していたらしい。3年目晩夏に貴族子弟、軍人子弟への剣術の訓練をしている描写がある。商人子弟は出てこないため、脱落したものと思われる。 3年目晩夏、開門都市の連絡議会で魔王の名代黒騎士として参加。その後の縁日では東の砦将、火竜公女らとともに楽しむ。 初出 1-1 1スレ タイトル 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」1 名言 2-1 2スレ208レス 2009/09/06(日) 19 33 09.61 勇者「俺は魔王の持ち物だけど、 負けたから持ち物にされたわけじゃない。 勝ったら全てを得る、勝ったら正義。何をしてもいい。 負けたから持ち物になる。負けたら何をされても仕方ない。 そういうのじゃない。 そういうのじゃない事実が俺なんだ。 俺は……『丘の向こうへ続く道』だ」 2-3 2スレ562レス 2009/09/07(月) 12 31 15.17 勇者「みんな生きてるんだ。がんばってるんだぞ。 毎日毎日少ない手持ちと、なけなしの希望でさ。 そんなのいっしょくたに壊すなんて、出来るわけ無い」 仮の姿・別名 白の剣士 人界での偽名。紅の学士の護衛という設定。 黒騎士 魔界での偽名。魔王の守護剣士という設定。 関係する人物 魔王 相互所有契約 メイド長 嫁?の部下 メイド姉 冬越しの村の村はずれの館の同居人 メイド妹 冬越しの村の村はずれの館の同居人 貴族子弟 冬越しの村の村はずれの館の同居人、剣術の弟子 軍人子弟 冬越しの村の村はずれの館の同居人、剣術の弟子 商人子弟 冬越しの村の村はずれの館の同居人、剣術の弟子 女騎士 勇者パーティの仲間 女魔法使い 勇者パーティの仲間 執事(弓兵) 勇者パーティの仲間 青年商人 かつて騙された 火竜公女 一方的に婚約関係に 東の砦将 魔界の友人 夢魔鶫 黒騎士時の使い魔 ○物語開始以前に討伐 地竜王 妖将姫 ○敵対者 南氷将軍 魔狼元帥 魔狼将軍 黒狼鬼 黒狼衛兵 聖鍵遠征軍兵士 遠征軍士官 ○面識のある人物 修道士 光の精霊 痩せた村人 羽妖精 妖精女王 火竜大公 酒場の主人 魔族娘 傷病魔族 人間商人 魔族商人 主人公 人物 人間 冬の国の人物 冬越しの村の人物 勇者パーティー 男性 聖王国出身の人物
https://w.atwiki.jp/maoyu/pages/103.html
魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」のあらすじ 注意 このあらすじは編集者が勝手に解釈したものであり、物語の全てを表しているわけではありません。 (特に心情面においては大幅にカットしています。) 86万文字に渡る長大な文章を読む時間がない、友人に話したいけど全部は話せない。そんな方におススメです。 1スレ目 魔族の王、魔王の元に単騎で乗り込む勇者――― しかし、魔王から驚愕の事実を知らされる。 『戦争は人間と魔族、どちらも救った』 人間にとっては大陸諸国の団結を深め、経済発展にも寄与し疫病による死者を減らす。 魔族にとっては戦国時代化していた魔界を一つにまとめた。 しかし、どちらにとってもこの戦争の終結は望ましいものではなかった。 どちらかが勝利すればすなわちそれは以前に戻ることであり、人間および魔族同士の戦いが起こることは目に見えていた。 そこで魔王は言う。 「この我のものとなれ、勇者よ」 自分が想像している、『あの丘の向こう』を見るために。 二人は契約を結んだあと、人間世界の『冬越しの村』に移動する。 まず南部諸王国の僻地、『冬越しの村』で農業改革を魔王は行うことにした。 しかし村長に断られてしまった魔王は同時に教育も行うことにする。 途中逃亡農奴として逃げ込んできたメイド姉妹も仲間内にいれ、 魔界の食糧で、人間世界の小麦の三倍の収穫を誇る馬鈴薯(じゃがいも)を農作物に導入。 そして湖の国の湖畔修道会、そしてその修道長の女騎士に協力を依頼。 さらに改良羅針盤を青年商人に売ることにより人間世界の技術革新を推し進める。 その他にも風車、四輪作、玉蜀黍(とうもろこし)、紙、望遠鏡などの その中魔王不在の魔界を安定させるため、勇者は魔王の『黒騎士』となり単身で魔界を回っていた。 そして勇者は聖鍵遠征軍に占領されている魔界の入り口、開門都市を奪還することを約束。 その間魔王は勇者に会えない事を物淋しく感じていた。 しかし、勇者は会えるのにも関わらず、魔王を避け続ける――― 2スレ目 冬越しの村がある、冬の国。 冬の国は氷の国、鉄の国、白夜の国、計4カ国で中央から ”諸王国軍の戦力を使って、手早く、しかも中央大陸に華々しい戦果のニュースをもたらせるような戦争” をするよう要求される。 そこで唯一人間世界の中で魔族に占領されている『極光島』を戦船200艘、兵員7000をつぎこむが、 戻ってきたのが戦船15,兵力500という未曽有の大敗を侵す。 その後、冬の国の王子が『冬寂王』の名を継ぎ、第二回極光島奪還作戦を決行することを宣言する。 女騎士は将軍に指名され、向かう前日に魔王から自分は魔王と言うことを告げられたのだった――― 勇者は開門都市にいる魔族の娘から開門都市の状況を聞く。 開門都市は兵力10000の精鋭に守られており、勇者一人ではどうしようもなかった。 その後、勇者は一年ぶりに魔王に会う。 年越し祭の音楽とともに踊り、抱き合う二人。 勇者はまたもや開門都市の攻略へと向かった。 魔王は冬寂王に塩と時間を求める。 前回の敗北の理由、『船に乗ることで数が減る』を解決するため、魔王は流氷を塩でくっつけ、 極光島までの足場を確保することにする。 魔族8000に対し人間12000をつぎこむが、お互いに大被害が出ることが予測されたその時。 そこに現れたのは、人間の援軍10000であった―――。 勇者は妖精族の助けを得て聖鍵遠征軍の中枢に催眠攻撃を仕掛ける。 中枢の腐敗した貴族は『極光島に対する援軍』と名をうち、事実上の撤退を行う。 残された東の砦将は兵力500では守りきれないと認識。 開門都市を魔族と人間共同の自治都市とすることに決める。 極光島攻略作戦は人間の勝利に終わり、女騎士と魔王には伯位、爵位を与える。 さらに冬の国は氷の国、鉄の国と共に『南部連合』の樹立を宣言する。 その後、女騎士と水浴びを済ませた勇者は開門都市へのお祭りへと参加する―――
https://w.atwiki.jp/maoyu/pages/22.html
<前2-4へ|次3スレ目へ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」2-5 966 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/08(火) 14 55 42.77 ID I63MLpWkP 魔王「それにしても」 じぃー 勇者「?」 魔王「なんだそのざまは」 勇者「そのざまって?」 魔王「ぼさぼさではないか」 勇者「なにが?」 魔王「そこでじっとしておれ。わたしが梳かしてやる」 勇者「ああ、髪か。いいじゃんよ。そんなの」 魔王「よくない。自覚を持て」 勇者「へいへい」 しゅるん、しゅるるん 魔王「むぅ、もっふもふだ」 勇者「ちゃんと拭いたよ」 魔王「判ってる。これは趣味だ」 勇者「なんだかなぁ……。面倒くさくない?」 魔王「これがいいのだ。だがしかし、 いささか長くなってきたようだな。気にならぬか?」 勇者「んー。目に刺さると戦闘中困るな」 968 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/08(火) 15 02 11.70 ID I63MLpWkP 魔王「明日は、その……あれだろう?」 勇者「ああ、開門都市の連絡議会だ」 魔王「行くのだろう?」 勇者「あー。一応な。黒騎士が魔王の名代として出てるから 何とかかんとか、形になってるわけで」 魔王「それはそうだが」 勇者「なんだ、なんかまずいのか?」 しゅるん、しゅるるん 魔王「まずくはないのだが、そのぅ、火竜王がな」 勇者「あー。あいつか? 確かに最初に会ったときは 聞き分けのない頑固親父だったけれど、最近は協力的だぞ? 特に娘が周辺魔族代表として、連絡議会の議員になって 開門都市に住むようになってから、文句は言ってきてないぜ?」 魔王「や、それが問題の中心なんだが」 勇者「?」 魔王「あー。こほんっ。こほんっ。会議が終わったら まっすぐ帰ってくるのだぞ?」 勇者「いや、今回は街の大通りで縁日をやるっていうから」 魔王「縁日?」 971 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/08(火) 15 07 56.96 ID I63MLpWkP 勇者「東方のお祭りらしい。傭兵将軍の提案でな」 魔王「ふむ」 勇者「色々無料で、安いけれど珍しい食い物をだしたり 夜に明かりをとも灯したりするんだってさ。 あと、囃子とか言う音楽を流すんだと」 魔王「交流が目的か」 勇者「うん、人間商人と魔族の関係はまだぴりぴりしてるしな。 これでも、この間の商店焼き討ちの頃よりは随分 マシになったんだけどなぁ」 魔王「占領して、植民地にする意味がわかったか?」 勇者「あー。身にしみたよ」 魔王「今回は不幸な事例だがな。人間の聖鍵軍の統治が あまりにもひどかったのが災いしたな」 勇者「商人が魔族をあまり酷く扱ってこなかったのと 東の砦将の評判が悪くなかったことだけが救いだよ」 972 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/08(火) 15 20 00.01 ID I63MLpWkP 魔王「少し落ち着いてくれればいいが」 勇者「まぁ、なんとかするさ。こっちは魔王の代理だ。 上座に座って睨んでるだけで、大抵の議員はよい子になるって」 魔王「ふむ、そうか……。ところで今回の会議の議題は?」 勇者「傷病者治癒と保護の観点から病院を建てたいと」 魔王「ほう、良い着眼点だな」 勇者「火竜公女の発案でな。慈善事業ってわけじゃないけど 火竜族から資金の半分と、加工用の石材を供出しても 良いって云う打診を受けて居るぞ。 この工事で大量の作業者が必要だし、それで周辺の 貧しい魔族が街に流入して、言葉は悪いけれど “悪い感情が薄まる”効果を期待して、とか」 魔王「公共工事か。その経済効果に着目するとは 瞠目すべきセンスだな」 勇者「それで、なんか縁日にもみんなで行くそうだ。 火竜公女はそういってたぞ? 林檎飴がどうとか。 帰りはそれで遅くなりそう」 魔王「へー」 勇者「顔を見せて住民の不安を払拭するのも役目なんだと」 魔王「へー」 ページトップへ <前2-4へ|次3スレ目へ>
https://w.atwiki.jp/maoyu/pages/124.html
1.魔界の王のこと。魔王(称号)を参照。 2.34代目魔王「紅玉の瞳」のこと。本項ではこの人物を述べる。 魔王とは、この物語の主人公の一人、第三十四代魔王「紅玉の瞳」である。勇者を経済の講義と色仕掛けで落とし、相互所有契約(結婚?)を結ぶ。そして戦争に依存した人界と魔界を平和に導くため、様々な改革をもたらす。 専門分野は経済。 魔王にしては戦闘能力は低く、勇者いわく、実力は冬寂王と同程度。 家計簿をつけるのが得意。料理は苦手。 通称「駄肉」。巨乳。二の腕がつまめる。 初出 1-1 1スレ タイトル 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」1 動向 魔王城で勇者と対決後、重傷を負い冥界温泉で療養中という噂をメイド長に流させた。 その後、物語開始三年後まで紅の学士の偽名で冬越しの村に潜伏。冬越しの村を拠点に人界の改革を行った。 冬越しの村時代 1年目秋より紅の学士として勇者、メイド長とともに冬越しの村村はずれの館に居住。逃亡農奴であったメイド姉、メイド妹を育てる。また後世の偉人となる貴族子弟、軍人子弟、商人子弟を教育した。 また輪作、馬鈴薯の普及に努めた。一年目冬女騎士が院長を務める湖畔修道会の協力を取り付け、彼らにこれら技術の伝播指導してもらうことになった。 2年目春、勇者が黒騎士として魔界の過激派を粛清する活動を許可。 2年目春より冬越しの村で輪作、馬鈴薯栽培を開始。2年目夏には修道院(冬越しの村)も完成し、農法の伝播や土壌調査に努めた。 2年目初夏、改良羅針盤を開発しそれを『同盟』に送付。2年目夏に『同盟』の青年商人と交渉。玉蜀黍を使った大陸中央部の荒れ地の開拓というアイディアを『同盟』に売り、『同盟』に戦争の早期終結を求めた。 2年目秋、村の狩人に望遠鏡を渡し、地図測量。湖畔修道会の協力で水晶農園完成。加鼓亜がもたらされる。南氷海で捕れる鰊の肥料利用が本格化。 2年目冬、火箭を作成。ひそかに冶金師に依頼しブラックパウダー(黒色火薬)を開発し始める。鉄の国の職人に依頼し、マスケット(火縄銃)の開発を始め、その手稿(『The genius s Manuscript』)を書く。 2年目年末、年越祭で久しぶりに勇者と再会。 3年目年始(年が明けて2週間後)、第二次極光島攻略作戦に臨む冬寂王に謁見。今回の作戦に用いる馬車6台分の塩を提供するのと引き換えに、開戦を一昼夜遅らせることを要求。これは勇者の作戦により魔界開門都市から撤退してくる第二次聖鍵遠征軍が極光島に到達する日と開戦日を合わせるため。 3年目早春の第二次極光島攻略作戦凱旋式では冬寂王より名誉爵位を受け、自由に冬の王宮に入れるようになった。 3年目晩夏、このころ村はずれの館裏庭にポンプを設置。メイド妹に炭酸水の作り方を伝授。 3年目晩夏、商人子弟を育てるのは飽きたから冬の王宮に仕官させるという紹介状を持たせて冬寂王の元に送った。 名言 1-1 1スレ53レス 2009/09/03(木) 18 26 43.76 魔王「『あの丘の向こうに何があるんだろう?』って 思ったことはないかい? 『この船の向かう先には 何があるんだろう?』ってワクワクした覚えは?」 1-3 1スレ474レス 2009/09/05(土) 00 38 15.85 光の精霊のお導きという言葉に対して 魔王「いいえ、魂持つものの努力です」 1-5 1スレ744レス 2009/09/05(土) 22 43 56.82 魔王「高きと低きを、北と南を、炎と氷を、 相容れない光と影を仲介し、妥協し、取引することで 利益を上げるのがお主ら商人ではないか?」 1-5 1スレ749レス 2009/09/05(土) 22 51 37.42 魔王「敵と味方の2分割では、 この世界はあまりにも惨めに過ぎよう」 1-5 1スレ753レス 2009/09/05(土) 22 57 23.24 魔王「損得勘定は我らの共通の言葉であることを。 それはこの天と地の間で二番目に強い絆だ」 1-5 1スレ760レス 2009/09/05(土) 23 12 13.90 青年商人「そうそう。……二番目に強い、と おっしゃいましたね。一番はなんなのです?」 魔王「知れておる。愛情だ」 2-1 2スレ213レス 2009/09/06(日) 19 52 48.53 メイド姉「やっぱり、武器も作るんですよね」 魔王「……ああ。備えないのは愚か者だ」 2-1 2スレ218レス 2009/09/06(日) 20 03 06.73 魔王「そうだな。だから、争いは、 そう言う素敵なことの一部分なんだ。 本質的には同じ物なんだよ」 2-2 2スレ220レス 2009/09/06(日) 20 07 33.62 魔王「でも、私が学んできたことによれば、そうなんだ。 戦争は沢山の人が死ぬ。 憎しみと悲しみと、愚かさと狂気が支配するのが戦争だ。 経済的に見れば巨大消費で、歴史的に見れば損失だ。 でも、そんな悲惨も、出会いの一部なんだ。 知り合うための過程の一形態なんだよ」 2-2 2スレ222レス 2009/09/06(日) 20 10 40.71 魔王「『いずれ卒業するために必要』だと。 逆説的だが、そう言う事象もあるのかも知れない。 最初から大人として生を受けることが出来ないように」 2-3 2スレ594レス 2009/09/07(月) 13 18 53.12 魔王「君は……わたしの光だよ」 魔王がもたらした技術 鰊 馬鈴薯 風車 輪作 羅針盤 紙 玉蜀黍 炭酸 火箭 水晶農園 望遠鏡 加鼓亜 ポンプ ブラックパウダー 仮の姿・別名 紅の学士 聖王都の神学院で研究した高名な学者の姫君という設定。 メイド姉もこの架空の人物を演じている。 駄肉 メイド長命名。緊張感のない肉。男を捕まえられない無駄な肉。 ぷにぷに魔王 関係する人物 勇者 相互所有契約 メイド長 第一の側近 女騎士 知人→友人、恋のライバル 青年商人 求愛される 冬寂王 執事 ○弟子 貴族子弟 軍人子弟 商人子弟 メイド姉 メイド妹 ○敵対的な臣下 南氷将軍 ○面識のある人物 光の精霊 辣腕会計 士官 修道士 小さな村人 痩せた村人 村の狩人 質実な貴族 若手騎士 工業ギルド長 ○面識のあるセリフのない人物 村長 長老 主人公 人物 冬の国の人物 冬越しの村の人物 図書館族 女性 魔族の人物 魔王
https://w.atwiki.jp/maoyu/pages/15.html
<前3-2へ|次4スレ目へへ> 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」3-3 554 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/09(水) 22 33 13.07 ID CkBATQ0gP 女騎士 すっ 勇者「な、なんだよっ」 女騎士「いや、髪の毛を確かめているだけだ。 額環は、碧色が良いな。きっと似合う」 勇者「そかな」 女騎士「うん。わたしは切らないが、 それくらいなら許してくれるだろう?」 勇者「うーん。切った方が絶対早いんだけどな」 勇者「……」 女騎士「……」 女騎士「なぁ、勇者」 勇者「ん?」 女騎士「勇者は、魔王の物なんだろう?」 勇者「え。あ。……うん。そうだ。所有契約だ」 女騎士「そうか……」 勇者「まぁ、いろいろあったんだよ。そこに至るには」 557 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/09(水) 22 38 06.50 ID CkBATQ0gP 女騎士「魔王は勇者の物なのか?」 勇者「うん、まぁ。成り行き上、一応」 女騎士「じゃ、魔王がもし酷いことになったら保護しないとな」 勇者「そりゃするよ。でも俺は勇者だろう? たいていのやつが困ってたら保護するんだぜ?」 女騎士「ああ、それはよく判ってるよ」 勇者「なんだかなぁ、心臓にストレスがキリキリと」 女騎士「そうなのか?」 勇者「そうなんだ。俺の勘は根拠はないけど良く当たる」 女騎士「勘じゃなくて、もうちょっと空気を 読む能力を身につけてくれると周囲が助かるんだがな」 勇者「なんだ、それは?」 女騎士「いや、気にしないでくれ。こっちの愚痴だ」 559 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/09(水) 22 43 34.04 ID CkBATQ0gP 女騎士「でも、やっぱり一方的なのは悔しいな」 勇者「?」 女騎士「わたしも勇者に何かあげたいのだ」 勇者「額環くれるんだろう? もてもての」 女騎士「うん、貰ってくれるか?」 勇者「もちもち。もてもてアイテムか~。 女騎士に貰えるものなら何でも貰うぜ?」 女騎士「そうか。……そう言ってくれると嬉しい」にこり 勇者「大げさだな-。女騎士らしくもない」 女騎士「勇者」 ザッ 勇者「なんだよ、女騎士っ」 女騎士「黙って立ってろ」 勇者「何でいきなり跪くんだ?」 562 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/09(水) 22 51 36.08 ID CkBATQ0gP 女騎士「我は…… 湖畔の国に精霊の恩寵を受け、生を賜りし光のしもべ。 勇者と共に旅をした長きにわたるこの剣を 女騎士の全てと共に勇者に捧げる」 勇者「……」 女騎士「我が剣、我が力、我が身体。 我が魂からの忠節と純潔は、勇者のもの。 勇者こそ我が魂の主人にして、我が希望の宿り主」 勇者「まてよ、女騎士っ」 女騎士「またない。勇者、この剣は勇者のもの」 勇者「立てって」 女騎士「立たない。勇者が貰ってくれるまで、動かない」 勇者「なに子供みたいな事言ってるんだよ」 女騎士「子供になって勇者に貰って貰えるならかまわない」 570 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/09(水) 22 58 46.33 ID CkBATQ0gP 女騎士「勇者が魔王の持ち物なのは、判った。 仕方ない。……わたしが、遅かった」 勇者「……」 女騎士「魔王はすごい。魔王は賢くて、懐が広くて 夢があって、ずぅっと遠くを見てる」 勇者「……」 女騎士「だから、わたしは勇者のことを欲しがったりはしない。 それは魔王のものだから、仕方ないと云えば、仕方ない。 もちろんその……魔王がいらなかったり隙があれば 遠慮なんかするつもりはないけれど」 女騎士「でも、だからといって、わたしはわたしのものだ。 せめて、わたしを勇者にあげたいんだ。 騎士に生まれて、今まで剣を捧げてこなかったわたしは、 騎士にしたって半端者だった。 剣を捧げるなら、勇者が良い。 始めに勇者に剣を捧げて、以後、主を変えない。 わたしは、そんな騎士でいたい」 勇者「……良いのかよ、こんなので。 こんな思いつきみたいな場所で。 そ、それってすげー大事な事じゃないのかよ」 574 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/09(水) 23 03 59.22 ID CkBATQ0gP 女騎士「どこだって、何時だって同じ事だ。 わたしだって何かがしたいんだ。 勇者たちが未来へ出掛けるなら、 わたしの居場所だってその近くに欲しい。 もう…… もう、おいて行かれるのはいやだ」 勇者「……悪かった」 女騎士「剣を取って、我が主。大丈夫、わたしはあなたに叛かない」 勇者「……」こくり すっ 女騎士「よし。……反対にして、返して」 勇者「うん」 びゅんっ! びゅんびゅんびゅっ!! しゃきんっ! 女騎士「これで、わたしの剣は勇者のものだ。 わたしの身も心も、勇者に捧げたって訳だ。 うん、なんだかそこはかとなく充実感があるなっ!」 579 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/09(水) 23 11 22.35 ID CkBATQ0gP 勇者 ぞくっ 女騎士「どうした? 勇者」 勇者「いや、なんか寒気がした。あのさ、あのさ。女騎士」 女騎士「ん?」 勇者「その、返品とかって出来るのか? 契約解除とか」 女騎士「出来ると思うのか」にこり 勇者「……」 女騎士「大丈夫だ。その悪寒の件はわたしが対処する。 わたしたちは親友になったんだ」 勇者(親友~!?) 女騎士「ちゃんと正面から話せば判ってくれるはずだ」 勇者(ちょ、なんでそう力勝負ばっかりっ!) 女騎士「勇者のことは、わたしが守るッ」 勇者「いや、まじほんと」 女騎士「ん?」 勇者「俺から云いますんで、一つ勘弁して」 593 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/09(水) 23 20 30.64 ID CkBATQ0gP ――冬越しの村、湖畔修道院 修道士「たっ! 大変だ!」 修道士「どうしたっていうんだっ!?」 修道士「大変だ、恐ろしいことが起きたっ。 も、もうだめかもしれないっ!!」 修道士「水を飲め、説明するんだ」 修道士「それどころじゃないっ。修道院長は? 女騎士様を呼べ、いや、探せっ! 一刻を争う! 早く女騎士様を捜すんだ!!」 ――湾岸都市、商業区、大きな商業会館執務室 辣腕会計士「急報です、委員っ!」 青年商人「何ですか、慌ただしい」 辣腕会計士「一大事です。こ、これを……っ とにかく、この報告書を……」 ガサリ 青年商人「……まっ、まさかっ!? 選挙の影響なのか。 迂闊、迂闊だった。この展開を見落とすとはってて。 ――確認を、至急確認の船を出してくださいっ!!」 598 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/09(水) 23 25 50.51 ID CkBATQ0gP ――冬の国、冬の宮殿、謁見の間 ガタンッ! 冬寂王「なんだとっ!?」 使者「お聞こえになりませんでしたかな? ではもう一度繰り返させて頂きます」 冬寂王「……」ぎりぎり 使者「冬の国にて学者を開きし『紅の学士』を名乗りしもの 彼のものについては、以下のような疑惑有り。 ひとつ。彼のものが湖畔修道会を利用して、罪なき 農民に広めている馬鈴薯なる作物は、魔族によって 栽培される悪魔の実である。 ひとつ。彼のものが進める農法、指導および肥料の 方法は精霊の教えたもうたものにあらず。そこには 邪なる異界の関与が認めらるる。 ひとつ。彼のものがその学校で教えている学問の数々。 これらは教会の権威をないがしろにし、侮蔑するものである。 ひとつ。聖王都の神学院は、彼のものが名乗るような 『紅の学士』なるものを輩出した記録はない。 告発と以上のような疑惑に基づき、 『紅の学士』なるものは異端であると疑いが十分である。 即刻身柄を引き渡すべし。 中央聖光教会 異端審問司教。 ――この通り、署名もそろっております」 604 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/09(水) 23 30 02.52 ID CkBATQ0gP 冬寂王「そ、それは……間違いないのか、使者殿」 使者「言葉を控えた方がよろしかろう! 冬寂王どの。 それが真実かどうかは、異端審問の場で審議が為されること。 もっとも光の精霊の教えを受けたる司教どのが 千に一つ、万に一つも過つことがないことなど 敬虔なる信徒である冬寂王ももちろんお解りだろうが」 冬寂王「……」 執事「こ、このような……」 使者「もちろん聡明なる司教殿は、こうも仰せられた。 おそらく冬の国、および湖畔修道会は、この異端の学士の 奸計に巻き込まれた、いわば被害者であろうと」 冬寂王「っ!」 ぎりっ 執事「……」 冬寂王(……中央の妬心か。それほどまでにっ。 それほどまでに南部諸王国が首輪から外れるのを 嫌われるのかっ。聖王国よっ、聖教会よっ! 南部諸王国が貧しさを脱し、自らの意志を持つことを そこまで憎まれるかっ。このような手まで使って 足止めを狙うほどにっ) 606 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/09(水) 23 33 46.85 ID CkBATQ0gP 使者「ご返答は如何に、冬寂王」 冬寂王「……」 執事「……」 使者「この世界において、教会に逆らうと云うことの意味は わかっているでしょうな? 若き王よ。 信仰は光、教会は世界。それに背くと云うことは、 背教の輩、すなわち人類全てを敵に回すと云うことですぞ」 冬寂王「……く」 使者「大主教は、『破門』と云う言葉は口に出されませんでした。 ただ、“同じ信徒として異端に与するものが居たことは 非常に悲しい”とだけおっしゃった。 そのご厚情を無にするおつもりか、冬寂王っ」 冬寂王「そ、それは……」 執事「若……」 冬寂王「使者殿の、お言葉……痛み……いる……」 使者「では?」 冬寂王「軍を……出そう。しかし、冬越し村は、遠い。 時間を頂くことに……なる」 使者「よいでしょう。ただしお気をつけて、冬寂王。 もし、紅の学士を取り逃がすことなどあらば あなたもこの国も湖畔教会も、背教のそしりを 免れないでしょうからなっ!」 ページトップへ <前3-2へ|次4スレ目へへ>
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/1722.html
登録日:2011/05/07(土) 00 43 12 更新日:2021/07/01 Thu 01 21 55 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 13年冬アニメ 2ch LOV SS toi8 まおゆう まおゆう魔王勇者 アニメ アームス ママレード 勇者 小説 戦国大戦 橙乃ままれ 水玉螢之丞 漫画 経済 荒川稔久 豪華声優陣 駄肉 魔王 『あの丘の向こうに何があるんだろう?』って思ったことはないかい? 2chVIPでのべ86万字の会話文のみで書かれたママレード氏によるSS。 タイトルからは想像もつかないが経済を観点に平和を目指す物語。 ドラクエを始めとする様々なファンタジー作品や神話からのオマージュが見られる。 主要登場人物の大半が主人公という群像劇のスタイルをとっており、人物同士が交流し影響し合い成長していく物語である またファンタジー作品としては珍しく、現実世界の経済や軍事や歴史等の知識を交えてストーリーが進行していくのも大きな特徴。 現在書籍版が全5巻発売中、漫画化も2誌で決定。書籍化時に名前は「まおゆう」と省略された。 イラストはtoi8、水玉螢之丞。 ただし書籍版は挿絵での人物が分かりにくいという声もある。某動画サイトに序盤を漫画化した動画があり、 動画の最後に登場人物紹介がある為イメージが湧かない人はそちらを一度見てみるのも良いかもしれない。 ◇あらすじ 魔界と人間界、どちらも混乱の世の中魔族によって攻撃を受けた人間達は勇者パーティーを送り出す。 その後、単独で勇者は魔王城に乗り込みトラップをくぐり抜け魔王と遂に相対する。 しかし魔王は勇者と戦おうとはせず、世界は戦争に依存しており魔王を殺しても根本的な解決にはならないと説く。 そしてそれらの問題を解決する為に勇者に協力を請う。 魔王の必死の説得により協力に応じた勇者は、まずは人間界の食糧問題を解決する為に魔王と共に辺境の村へと向かう。 ◇主要登場人物 勇者 CV 福山潤 チートというか最早バグ。幼少の頃に5つ使えれば天才、賢者と呼ばれる全24の呪文を全て覚えている。 魔王の説得とおっぱいに負けて未だ見ぬ未来の為に契約を結ぶ。 正義感の強い豪快さもある青年、だが童貞。 最初はただ戦闘能力が高いだけの勇者であり、物事を深く考えない人間だったが、 魔王と共に行動することによって多少の損得勘定や経済の流れを考えるようになる。 地上では白の剣士、魔界では訳あって黒騎士と名乗っている。 魔王 CV 小清水亜美 おっぱい魔王。 経済力と未だ知られていない技術と知恵を武器に未来の為に、勇者と契約する。地上では紅の学士、魔界では紅玉の瞳と名乗る。 戦闘力は歴代魔王最弱(冬寂王と同レベル)だが知識量と思慮深さは作中最強。 星の最果てである外なる図書館で育ち、生まれた時から勇者が好きだった。推定150歳以上。 LOV.VerRe 2.1で使い魔として、『戦国大戦 1580』では織田信長名義で勇者(明智光秀名義)共々ゲスト出演することになった。 女騎士 CV 沢城みゆき 絶壁まな板の胸の騎士で勇者パーティの1人、旅を終えた後は湖畔修道会の院長になる。 彼女もかなりの戦闘能力を誇り、剣術と回復・補助・防御の魔法を武器とする。指揮能力にも長け、作中でも数々の戦場を勝ち抜いてきた。 勇者に仕えることを決めており、魔王とは親友でありライバル。大雑把な性格だがデレるときはヤバイ。 別名は鬼面の騎士・怪力皇女・石壁しぼりの女夜叉等。 執事(弓兵) CV 銀河万丈 元勇者パーティーの1人であり、現在は冬の国の執事兼諜報員。その正体はおっぱい大好き変態爺。 彼も非凡な強さを持ち、暗殺や潜入等が得意。弓兵であるが誰も弓矢を持っているとこは見たことがない。 別名は黒点の射手、突然死。 女魔法使い CV 福圓美里 ふらっと現れてはどこかへ消える。だが常に重要な場面で言葉を残して去っていく。大概は単独で行動を取る。 彼女も元勇者パーティーの1人で兵器として考えれば勇者より強いとのこと。 別名は出来の悪い悪夢、無表情小娘。 メイド長 CV 斎藤千和 魔王の側近で非常に美人。 主人の要求に全て答える『メイド道』を究めんとしており、家事から戦闘まであらゆる面で優秀かつ博識。 魔王とは長い付き合いもあり強い信頼を得ている。 メイド姉 CV 戸松遥 農奴で苦しんでた所を魔王に引き取られる。 最初はメイド仕事をしていたが非凡な吸収力で凄まじいスピードで知識を得ていき、後に重要な役割を担うことになっていく。 作中で最も成長した人物。 メイド妹 CV 東山奈央 姉とは違い、メイド一本。 だが料理に関しては非凡な才能があり、彼女も大出世をEDで果たす。 青年商人 CV 神谷浩史 経済団体の同盟幹部であり、目的の為なら手段を選ばない。 損得勘定を第一として、魔王と良きライバルとなる。 作中世界の変革を利用した大規模な商業戦争を仕掛け、魔王をして反則と言わしめる手段を数多く用いる。 軍人子弟 CV 鈴木達央 魔王が人間界で教育した3子弟の一人。 当初は魔王の合理性を重視する教育に反発的な根性論者であったが、 スパルタ教育により考え方を改め、後に鉄の国にて指揮官としての才能を開花させ、護民卿と呼ばれるようになる。 貴族子弟 CV 梶裕貴 魔王が教育した3子(ry 当初は世間知らずのボンボンであったが、才能を開花。 氷雪の国に付き、持ち前の交渉術を武器に外交官として活躍。また、剣士としての実力もある様子。 商人子弟 CV 寺島拓篤 魔王が(ry 教育に飽きた魔王に文官不足の冬の国へ送られ財務長に。 当初はのんびりした性格だったが、冬の国でこき使われたお陰でキビキビとした性格になる。 経済を見通す力を持ち、青年商人とバトルしたことも。 冬寂王(冬の王子) CV 平川大輔 父(CV 森川智之)が作中で戦死し、後に襲名して王になる。 他国を引っ張り、連合を作り南部諸国の強化をはかる。 また柔軟かつ大胆な思想を持ち、王としても非常に優秀。 火竜大公 大氏族の一つの王で火竜公女の父。 魔族、人間関係なく認めた者には協力的。魔族による大会議でも重役を担当。 火竜公女 CV 伊藤静 勇者の妻になるよう命じられるが放置プレイされる。 後に青年商人と交渉して彼の手伝いをすることに。その中で少しずつ商人としての考え方を持つようになる。 銀虎公 獣人族の王であり好戦的な性格だが、誇り高く作中随一の漢。 後に魔王の右腕として活躍する。 刻印王 CV 柿原徹也 蒼魔王の息子であり、両目に魔王の証である刻印を持つ次期魔王候補。 戦闘力は歴代の魔王の力を受け継ぎ、真魔王クラスの実力。 王弟元帥 CV 櫻井孝宏 聖王国の軍事を担当し、作中最強の軍事的才能を持つ、中央大陸最大の英雄。 どこぞの金ピカ王と違い、慢心も油断もせず冷静さを失わない男。 大主教 CV 藤原啓治 中央教会の最高位。 常人と違う人間、特別な人間を特に嫌う。勇者の動向を監察している様子。 光の精霊 CV 島本須美 人間界において唯一神のごとく崇められている存在。勇者は夢で何度か会っていて泣き虫らしい。 未だ存在する理由は果たして― ◇世界観 基本は中世ヨーロッパ+魔法という典型的なファンタジー世界である。 中央大陸(人間界) 人間が住む世界。南部にあるゲートにより魔界と接している。 ほぼ全ての人が光の精霊を信仰している。 無数の国や自治都市があり、大きく分けると豊かな中央諸国と貧しい南部諸王国の2つに分類される。 中央部は乾燥地帯が多く、南部は寒さが厳しい。 中央諸国が南部諸王国に金を与え、南部諸王国はその金で食糧や武器を揃えて魔族と戦い、中央へ平和を輸出するという構造になっている。 聖王国 中央諸国を纏める大国。中央教会との関係も強い。 中央教会(聖光教会) 光の精霊信仰の最大派閥。中央大陸全土で強い力を持つ。 湖畔修道会 光の精霊信仰の派閥の一つ。湖の国発祥。 派閥の中でも穏健派で実利的。農民への支援を主な活動とする。 南部諸王国 魔界に近い4つの国家の総称。 貧しい地域で中央からの支援でやりくりしており、代償として魔族との戦争で前線に立つ。 冬越の村 南部諸王国にある典型的な辺境の開拓村 魔王と勇者が最初に改革に乗り出した村であり、魔王の人間界での活動拠点。 同盟 交易商人達の団体。 総資産は天文学的な数字になると言われ、 中央大陸への影響力も非常に強いが、教会や国のように表立って何かを行うことはない。 魔界 緑の太陽が浮かぶ、魔族が住む世界。 古来より氏族間戦争が耐えず、現在は人間に対抗する為に一時的に協力している状態。 魔族 魔界に住む知能を持つ者(知能を持たない者は魔物と呼ばれる)個々の戦闘力では人間を上回るが、数は少ないらしい。 外見・血筋・風習から無数の氏族に分かれ、氏族は族長が治めている。 八大氏族 氏族の中でも勢力が大きい八つの氏族。後に一つ加わり九大氏族となる。 魔王「現在の膠着した状況を打破する為には何らかのアクションを起こさなければならない。 それは大きな物であるほうが良いけれど、時に『叩かれるのではないか』という恐怖も付きまとうんだ。 だから小さなことからでも構わない。小さくとも積み重ねればいずれは大きな変化となり、項目は改善されていく」 勇者「つまり追記・修正しようってことか」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 南氷将軍に泣いた あんた漢やでェ! -- 名無しさん (2013-12-08 21 26 21) メイド姉の死を眼前にした演説は鳥肌立ったわ -- 名無しさん (2014-07-17 23 29 10) 今更だがネットの原典を見てきた なんつーか、スゲェな小説買えば楽しませて貰った礼を返せるかな -- 名無しさん (2015-04-07 12 22 18) ままれさんは税は難しいと言っていたな、これではないが……建国路線にいかなかったのはそういうことなのかな -- 名無しさん (2016-04-13 19 45 36) 気になってたんだが、青年商人のやった先物取引で大規模の飢餓とかが発生していたと思うが、それらのフォローってどうなったんだっけか -- 名無しさん (2016-12-30 19 17 45) さつまいも -- 名無しさん (2019-10-27 22 57 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/maoyu/pages/399.html
「ああああ」ドラクエ系ネームの基本ネタ名 -- (kakis) 2011-01-03 13 54 20 「ナレム」 出典 人工言語アルカ 原義 nalemは詩、arbazardは国名。エヴァ的な巨大ロボットanjelikaの一つevanjelin(白雪の槍)のパイロット 理由 ネタバレだけど、彼とシト的な巨大生命体diminionの最後の個体verntiiaと戦闘したら世界オワタ。そして世界は無から再生し、無限の循環を繰り返す。「まおゆう」もそんな世界だったが、こっちの魔王と勇者は無限ループを突破して丘の向こうへ行った -- (kakis) 2011-01-03 16 12 18 「キスして」 理由:魔王「この我のものとなれ、キスしてよ」。このようにセリフにした時面白いネタ名 -- (kakis) 2011-01-03 20 38 43 「あいたい」 理由:魔王「この我のものとなれ、あいたいよ」。せつない雰囲気を醸し出す。 -- (kakis) 2011-01-03 20 40 26 「やる夫」 理由:誰か、「やる夫があの丘の向こうを目指すそうです」を作らないか期待して -- (kakis) 2011-01-03 22 40 53 ああああ -- (名無しさん) 2013-02-15 13 13 47