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「お?シロのお名前があるゾ?」 ボンドルドを倒す決意を胸に、手を取り合ったしんのすけと煉獄。 二人がまず最初に行おうとしたのは、協力できる仲間を探すことだった。 鬼殺隊の炎柱としての実力を持つ煉獄、地球の危機を何度も救った孫悟空の体を持つしんのすけ。 そんな二人の力を以てしても、苦戦は免れないであろうボンドルドら主催者。 更には別人の体になっているとはいえ、鬼の首魁である鬼舞辻無惨も参加している。 そういった者達と戦い勝利するには、仲間の存在が必要不可欠。 なので手始めにお互いの知り合いで信頼できる人物を探そうという話になった。 が、話を聞くにしんのすけはまだ名簿の確認をしていないとのこと。 煉獄に促されるまま名簿を見て、そこに飼い犬の名があるのを見つけたのだった。 「白?いや、シロか。しんのすけ少年の知り合いか?」 「オラんちで飼ってるペットだゾ。お尻合いよりももーっと深い関係ですな〜」 「ぺっと?…飼っていると言う事は犬か何かか?」 「そうだゾ〜」 ふむ、と顎に手を当て煉獄は考える。 しんのすけの知り合いも巻き込まれている可能性は考慮していた。 だがまさか、両親や友人ではなく飼い犬とは。 「しんのすけ少年。念の為、そのシロという犬の事を教えてくれないか?」 特に断る理由も無いので、快く答える。 元は捨てられていた所をしんのすけが拾い、一度は母であるみさえに反対されたものの紆余曲折を経て野原家の一員になったこと。 その名の通り白くふわふわとした毛皮が特徴で、メスの可愛い犬が好きな困った奴だと肩を竦めながら説明した。 この場にしんのすけを知る者がいたら、「お前にそっくりだろ」と呆れ交じりにツッコんだだろう。 (ボンドルド…一体何を考えている?) しんのすけの説明を受けた煉獄は一つの疑問を抱く。 ボンドルドはどういう基準で参加者を選出したのか? 殺し合いには自身を含めた鬼殺隊の人間が数名、それに無惨が参加している。 この内無惨の参加は理解できる。 殺し合いをさせるのならば、鬼殺隊の宿敵であるあの存在ほど条件に合う者もいまい。 体が変わろうと関係なく、暴虐を振り撒いているのだろう。 次に自分たち鬼殺隊。これも納得はできないがある程度理解はできる。 この地に無惨や人を襲う鬼が参加者しているのなら、当然自分達はそれらの参加者を容赦なく斬る。 鬼殺隊にとっては己の責務を全うしているに過ぎないが、ボンドルドからすればそれもまた参加者同士の殺し合いだ。 ボンドルドの言い成りになる気など毛先程も無いとはいえ、結果的には主催者の望む殺し合いという形になる。 だから自分達を参加させる理由も分からなくはない。 しかし、それらに当て嵌まらない者達もいる。 (しんのすけ少年と、その飼い犬。何故彼らを参加させた?) 野原しんのすけとシロ。 この5歳児と犬まで参加しているのは、余りにも不可解でならない。 (不謹慎ではあるが、しんのすけ少年の体である孫悟空という人物が参加するのならばまだ分かる。しかし……) しんのすけは別人の体にされる異常事態でも自分を見失わず、力強い言葉で協力を約束してくれた。 幼いながらも、大人顔負けの勇気の持ち主である。 それでも彼はまだ5歳。 殺し合いの正確なルールを理解していない。 というかこれが殺し合いである事自体を分かっていない。 これでは如何に孫悟空という強力な肉体があっても、ボンドルド達の望む殺し合いには発展しないのではないか。 おまけに人間でも鬼でもない、犬まで参加させる事に何の意味があるのかも分からない。 (それとも…ただ殺し合わせるだけが目的では無い…?) そもそもの話。 ただ単に参加者同士を殺し合わせるだけが目的なら、鬼殺隊やしんのすけ達を参加させる理由は皆無である。 それより人殺しに躊躇の無い危険人物で固めた方が手っ取り早いはず。 だが現実に自分達はこうして殺し合いに参加させられている。 殺し合いに反対する者や、殺し合い事態を理解していない者もボンドルド達にとっては必要な人材として集められたということか。 参加者全員に共通している、別人の体に精神を移された。 この工程こそが殺し合いのキモであり、他人の肉体で殺し合いという極限状態の中を生き抜く。 その果てにボンドルド達が欲するなにかが手に入るとでも言うのだろうか。 どれだけ考えても明確な答えは出ず、疑問ばかりが浮かんでくる。 (…どの道、俺がやる事に変わりは無いな) あれこれ考えても正解が何かは分からない。 だがそれは、殺し合いを止めるという決意には何ら影響しなかった。 結局のところ、ボンドルドが何を考えていようと関係無いのだ。 人の命と尊厳を踏みにじった時点で、煉獄にとっては敵でしかないのだから。 (となると、シロの事も見つけてやらねばな) しんのすけから聞く限りでは、凶暴性など無い普通の犬。 飼い主同様に元気いっぱいな性格で会場を駆けているのか、或いは殺し合いに乗った者に追い回されているのかもしれない。 どちらにせよ放って置くつもりはなく、保護してしんのすけと会わせてやりたい。 犬とはいえしんのすけにとっては大切な家族。 こんな場所で死に別れて良い理由などあるものか。 「煉獄のお兄さん?どうかしたの〜?」 「いや気にするな!シロ以外に知っている名は見つかったか?」 「無かったゾ…お?他にもカバンに何か入ってるゾ」 「む?しんのすけ少年はまだ支給品を見ていなかったのだな!ならば今の内に確認するといい!」 悟空の体にすっかり気を取られてしまい、デイパックの確認を忘れていた。 『しきゅうひん』と言うのに一瞬ハテナマークが浮かんだが、カバンの中身の事だと理解、 中身をゴソゴソと漁ってみる。 「お?なんだこれ?」 「箱…だな」 しんのすけが取り出したのは箱、というよりタッパーだろう。 かなり大きめのサイズでズッシリと重みがある。 何が入っているのやらと不思議そうに開けてみた。 「お〜!お肉がいっぱいだゾ〜」 「成程、食料だったか」 タッパーの中には肉がギッシリと詰まっていた。 紐で上部を縛り袋のような形になっている。 しんのすけが一つ摘まみ上げてみると、弾力がぶるんと揺れた。 肉は肉でも見た事の無い、何の肉か分からない。 だが見ていると妙に食欲を刺激される。 試しに一口齧ってみた。 「いや〜ん、とってもプルプル〜」 柔らかさに思わず、しんのすけは頬を赤らめ腰をくねらせた。 傍から見れば大の大人が奇行に走ったかのようだが、中身が子どもであると知っている煉獄からすれば微笑ましいものである。 「煉獄のお兄さんも食べてみれば〜?」 「良いのか?これはしんのすけ少年のものだろう?」 「だいじょぶだいじょぶ〜。美味しい物は皆で食べた方がもっと美味しいってとーちゃんも言ってたゾ?」 「はは!しんのすけ少年の父上は良い事を仰る御仁だな!ではその言葉に甘えるとしよう!」 煉獄から見ても謎の肉は美味そうに見えた。 それに、これから戦いに臨むのならば腹ごしらえをしておいて損は無い。 戦いに勝つにはしっかりとした食事を取っておくのも、重要な要素である。 肉を支給されたしんのすけ本人も進めてくれたのもあり、一つ手に取った。 実際に持ってみると外見よりも重さがあるのが分かる。 さて一体どんな味かと期待しつつ、豪快に齧りついた。 「美味い!!」 元気の塊のような声が出る。 率直で、実に分かりやすい感想だった。 しかしだ、煉獄としては肉の味は「美味い」の一言に尽きるのだから仕方ない。 たった三文字に、溢れんばかりの驚きと喜びが詰まっている。 「美味い!実に美味い!よもやこれ程美味な肉があったとは!」 「ほーほー、それは何よりですな。良かったらもう一つどうぞ〜」 「おお!それは有難い!できる事なら甘露寺にも食べさせてやりたいくらいだ!」 「オラももう一個食べちゃお〜っと」 二人ともすっかり肉の魅力に憑りつかれたのか、夢中で食べる。 肉は驚くほどに柔らかい。 陳腐な喩えだが、口に入れた途端にとろけだす程だった。 何をどうすればここまでの柔らかさになるのか。 それに味も文句なしに美味い。 以前、列車で食べた弁当とはまた違った美味さの肉に少しだけ感動する。 無限に等しい胃袋を持つ悟空の体だからか、しんのすけはまだまだ余裕で食べれそうだった。 が、不意に食べる手を止めると、残った肉を見て何かを考える。 「うーん……」 「どうしたしんのすけ少年?」 「…このお肉、残りはシロに取っておきたいゾ…。だから……」 「む!ならば心配するな!俺はもう十分食べた!」 少しだけ言いにくそうにするしんのすけの様子に察し、皆まで言うなばかりにと返す。 家族にもこの美味しさを分けてやりたい少年の気持ちを無視するような、大人げない真似をする気は無い。 「おー!ありがとごぜます〜」 礼を言いタッパーに蓋をする。 二人で結構な量を食べたが、シロの分としては十分な数が残っている。 後はシロ本人を無事見つければ良いだけだ。 「食事も済んだ事だし、改めて出発するぞしんのすけ少年!まずは君の愛犬のシロを探しに行こう!」 「ほっほーい!…あれ?でも煉獄のお兄さんにも探したい人がいるんじゃないの?」 首を傾げるしんのすけ。 その言葉通り、煉獄は鬼殺隊の仲間との合流を急ぎたいと考えている。 しのぶと悲鳴嶼の実力の程は理解しているし、善逸もまた己に出来る事を全力でやっているはず。 だが彼らがどんな体に入っているのか分からない以上、絶対に大丈夫だとはさしもの煉獄も言えない。 それにお館様こと耀哉、彼は元々病人だ。 仮に健康な体を与えられているとしても戦闘に関しては全くの素人、不意を取られる危険は十分ある。 「確かに皆を全く心配していないと言えば嘘になる!しかしだ! 俺は君の仲間として、しんのすけ少年の家族を見つけてやりたいと思っている!」 それは嘘偽りない本心だった。 家族を理不尽に奪われる、そんな者は鬼殺隊で数え切れない程に見て来た。 かくゆう煉獄自身も、最愛の母を病で亡くしている。 だからこそ、こんな理不尽な催しで少年に同じ悲しみを味あわせたくは無いと、そんな思いが込められた故の決断だった。 「ほうほう。煉獄のお兄さんがシロを探してくれるなら〜、オラもお兄さんがお友だちを探すのをお手伝いするゾ〜!」 「それは嬉しいなしんのすけ少年!ならば俺は、君を無事に家族と再会させると約束しよう!」 「お約束ですか〜。それなら……」 何かを思い付いたしんのすけは、煉獄に手招きするようなジェスチャーをする。 煉獄は不思議に思いながらも、そっと顔を近づけた。 するとしんのすけは内緒話をするように、煉獄の耳に口を近づけ… 「フゥ〜♥」 「ぬおっ!?」 吐息を吹きかけた。 ゾワリとした感触に煉獄は思わずのけ反る。 「いきなり驚いたぞ!しんのすけ少年!」 「あは〜ん、オラのかわいいお茶目だから許して〜ん♥」 悪びれず、何故かしんのすけは顔を赤らめる。 これが友人である風間トオルであれば息を吹きかけられた途端に恍惚の表情で崩れ落ち、 羞恥からしんのすけに激怒しただろう。 煉獄はあくまで子どものちょっとした悪戯と受け止め、怒りの感情は無かった。 「…ん?今のをやりたかっただけか?」 しんのすけが耳打ちをしようとしたので、てっきり大事な話があるのかと思った。 が、実際は悪戯されただけであり、何がしたかったのかと困惑する。 別に話が無いならそれでも問題ないのだが、少しだけ引っかかった。 「ハッ、オラとした事がついやっちゃったゾ…。ねーねー煉獄のお兄さん、お約束するんだったらやらなきゃいけないのがあるゾ」 再び煉獄に顔を近づけ耳打ちをする。 今度は吐息を吹きかけず、しんのすけなりに真面目に話した。 「何と…そのような動作が必要だとは初耳だ!」 「んも〜、お兄さんったら遅れてる〜。オラと父ちゃんはいっつもやってるんだから〜」 「父上と、か……」 煉獄はしんのすけの父がどんな人物なのかは知らない。 だがしんのすけの口振りからして、家族仲が非常に良いと言う事は十分窺える。 仲睦まじい父子。 しんのすけが持っているのは、自分と父の間からは失われたもの。 今でも父を尊敬し、家族として愛しているのは変わらない。 だけど、家族として理想の形にあるとはお世辞にも言えない。 自分の死後に我が家に何か変化が起きたかは分からないし、ひょっとしたら父が炭治郎に迷惑を掛けてしまったかもしれない。 それを考え、ほんの一瞬だけ煉獄の表情に影が差した。 しかししんのすけが気付く間もなく、すぐに元通りになる。 自分のせいで不安にさせる訳にはいかないのだから。 それよりもとしんのすけが話した事を考える。 何でも男同士で約束をする時は、特別な動きをしなければならないらしい。 それが少なくとも野原家ではお馴染みなのだと、どこか得意気に説明された。 「承知した!俺も男として一度決めた約束を果たす為に、君の言う通りにやってみよう!」 「煉獄のお兄さんはノリがいいですな〜」 快く承諾してくれたからか、しんのすけも上機嫌になった。 しんのすけの説明通りにすべく、お互い向かい合う。 そして一瞬の沈黙の後、 「「男同士の!」」 「「お約束ぅうううううううううううううう!!!」 互いに大股開きで膝を曲げ、腕と腕を強くぶつけ合う。 反対の腕は斜め上へピンと伸ばしている。 まるでアクション仮面がお馴染みのポーズをした時のような、綺麗な角度だった。 これこそしんのすけがひろしと度々行っている、男同士のお約束のポーズ。 これ以外にも様々なポーズのバリエーションが存在するが、その全てがみさえからは「他所ではやらないで」と釘を刺されている。 ポーズをし終えて、さていい加減移動するかとなった時、 煉獄の雰囲気が変わった。 先程までの朗らかさは鳴りを潜め、警戒するように一点を見つめる。 「お兄さん?」 突然の態度に困惑するしんのすけも、何があるのかと煉獄が見ている方へ顔を向ける。 そこにはこちらへ走って来る、巨大な虫の姿があった。 ◆◆◆ 目を覚ます。 真っ先に飛び込んで来たのは、見覚えのある天井。 部屋の中は暗く、窓から差し込む月の光で僅かに照らされているのみ。 居候先である喫茶店の屋根裏。 保護観察中の自分にあてがわれた自室。 この部屋にも何だかんだ慣れて来た気がする。 初めてここに来た時は酷い有様だった。 埃まみれでガラクタが散乱状態。 何年も使っていない事は一目で分かった。 とはいえ暴行の前科が付いた自分をわざわざ引き取ってくれる人間がいただけでも有難いことだ。 面と向かって家主に文句など言えるはずも無い。 あれから数ヶ月経ったが、屋根裏部屋は最初に比べるとかなりマシになった。 こまめに掃除しているおかげで綺麗になり、私物も増えた。 仲間からのプレゼントや、自身が購入した物が飾られていて、味気無さも幾らか薄れている。 今では怪盗団の作戦室としても機能し、新しい仲間が出来た際には歓迎会を開いたりもした。 後はエアコン…は無理だとしても、扇風機くらいは買っておきたい。 バイトを増やすか、メメントスで資金集めに奔走する必要がありそうだ。 …そういえば、あれは夢だったのだろうか。 よくよく考えればおかしな出来事の連続だった。 自分がどこの誰かも分からぬ他人の姿になり、殺し合いを強要される。 竜司が見たら鼻の下を伸ばしそうな美人が特撮のキャラクターのような姿になり、性犯罪者のような言動の怪物と戦う。 おまけにパレスではない現実世界で、自分はペルソナが使えた。 幾らなんでも詰め込み過ぎだ。 モルガナに知られたら、「疲れてるんだろ、今日はもう寝ようぜ」と返されるに違いない。 学校に行くまではまだ時間がある。 寝直せばあの奇妙な夢の続きが見れるかもしれない。 だからこのまま… 【目を閉じる】 →【あれは夢じゃない】 上体を起こし頭を振る。 馬鹿な事を考えてしまった。 あれが夢?そんな訳があるか。 さっきの戦いで受けた傷の痛みは未だ体に残っている。 女の人の死体も、人を人とも思わぬ宇宙人のような男もハッキリと記憶に焼き付いている。 自分がいる屋根裏部屋は本物なんかじゃない。 ボンドルドが用意した殺し合いの会場の一施設。 その証拠に、ここにはモルガナがいない。 現実世界では黒猫の姿をしている彼は、常に自分と行動を共にしている。 モルガナの存在までは主催者といえど再現する気は無かったのだろう。 ベッドから起き上がり、軽く体をほぐす。 全身に鈍い痛みと倦怠感が圧し掛かる。 顔を顰めながら部屋を見回すと、自身の机に目が留まった。 学生の本分である勉強以外に、パレスで使う潜入道具の作成もここで行っている。 ここが自分の部屋を忠実に再現しているのならば、使える道具も入っているんじゃないか。 そんな期待と共に、机の引き出しを開けてみる。 期待に反して出て来たのはひとつだけ。 シャドウとの戦闘で不利になった際に使う、逃走用の道具のみ。 確かもっと沢山作り置きしていたはずだが、そこまでこちらが有利になるようにはしてくれなかったらしい。 落胆するも、何もないよりはマシと思い直して懐に仕舞う。 そこでようやく気付く。 ここには自分以外にもう一人、あの飄々とした態度の女性がいたはずだ。 屋根裏部屋に彼女の姿はない。 まさか自分が寝ている間に、何かあったのだろうか。 信用するには怪しい要素が多すぎる人物だが、アーマージャックとの戦いでは共闘した相手。 何よりここまで運んでくれたのは彼女である。 死んで欲しいとは1mmも思っちゃいない。 不安に急かされるまま、一階へ続く階段を早足で降りた。 「よう、もう起きたのか」 カウンター席に彼女はいた。 少し焦って降りて来た自分へ、軽く手を上げて反応したのは、紛れも無くさっき共闘した女性。 喫茶店の内装も、鼻孔をくすぐるコーヒーの香りも、全て自分の記憶にあるルブランそのままだった。 そんな店内で女性が何をしているかと言うと、食事をしている。 スプーンで掬ったソレを口に運び、味わうようにゆっくりと咀嚼する。 何を食べているのかと視線を移せば、皿に盛られたカレーだった。 「いやはや恐れ入ったよ。俺も料理にゃそこそこ自身があったんだが、このカレーには負けるね」 こちらの気を知ってか知らずか、呑気にカレーを絶賛する女性。 マイペースさに呆れを通り越して感心してしまう。 ともかく無事であったのは何よりだ。 安心すると思い出したように体の節々が痛む。 「どれくらい寝てた?」と聞いてみた。 「数十分ってとこだな。まだ一時間も経っちゃいねぇ」 女性の返答に納得する。 成程たったそれだけしか寝てないのなら、傷も疲れも健在だろう。 ではもう少し寝て体力の回復に努めようかと考え、腹の虫が鳴いた。 女性がカレーを食べる姿に自分も食欲を刺激されたのかもしれない。 その彼女はカレーを全て食べ終え、デイパックから出した水で喉を潤している。 細い指先で唇の水滴を拭う様に、一瞬ドキリとする。 祐介風に言えば絵になる、というやつだろうか。 「腹が減ってんならお前も食ったらどうだ?まだ残ってるぜ」 クイ、と顎で示された先にあるのは、カウンターの奥にある鍋。 そこからカレーをよそったという事か。 意地を張っていらない、と言う理由も見当たらないので、言葉に甘えて自分も食事を取る事にする。 皿にご飯を盛りつけ、上からカレーをかける。どちらも大盛だ。 どちらも湯気が出ており空腹を刺激する匂いが鼻の中を駆け抜けた。 相変わらず明かりはガラス越しに照らされる月の光しか無いので少々見辛いが、電気を付けるのが如何に危険かは理解しているので我慢する。 他の参加者に、自分達はここにいますよと堂々と知らせるようなものだ。 友好的な者ならともかく、アーマージャックのような危険人物まで呼び寄せてしまうのはマズい。 引き出しからスプーンを取り出すと、カウンターに腰掛ける。 「いただきます」 一口頬張ると、その美味さにたちまち頬が緩んだ。 肉の旨味と野菜の甘味、辛さの中にある確かなコク。 食べ慣れた、されど毎日食べても飽きない味。 紛れも無い、ルブランのマスター佐倉惣治郎の手作りカレーだった。 もしここに双葉がいても、これは正真正銘惣治郎のカレーだと言うに違いない。 わざわざ鍋を設置していたので予想はしていたが、まさかカレーの味まで忠実に再現するとは、 ボンドルド達は妙な所で拘るらしい。 ふと店内を見渡せば、入口近くに一枚の絵が飾られている。 その絵も自分が良く知るもの。 斑目を改心させた後、祐介から譲り受けた「サユリ」だ。 余りの再現度の高さに、何とも複雑な気持ちになる。 カレーが美味いのは良い。 さっきからスプーンで口に運ぶ手が止まらない程だ。 だけど、このカレーは惣治郎本人が作るからこそ意味がある。 ぶっきらぼうで、初対面の印象はお世辞にも良いとは言えない人だが、何だかんだ自分の為に世話を焼いてくれる。 コーヒーの淹れ方やカレーのレシピも教えてくれた。 そんな双葉も大好きな惣治郎の味を、殺し合いの主催者なんかが再現したのは正直気分の良いものではない。 それにサユリだってそうだ。 あの絵がどんな思いを込めて書かれたものなのか、祐介がどんな思いであの絵を取り戻そうとしたのか。 きっと主催者にとってそれらの事情はどうでも良く、ただの飾りとしか見ていないのだろう。 そう考えると酷くやるせない気持ちになる。 「そんな辛気臭い顔するなよ。これでも飲んで元気だしな」 声と同時に何かが自分の前に置かれた。 湯気が漂うカップの中には真っ黒い液体。 何時の間にやらカウンターの向こうに女性が立っている。 どうやら彼女がコーヒーを淹れてくれたらしい。 「味は保証するぜ。これでもちょっと前までは喫茶店のマスターだったしなぁ」 喫茶店に居候している自分と、喫茶店のマスターだった女性。 何とも不思議な縁があったものだ。 であれば、言葉通り味に問題は無いのだろう。 仮にも喫茶店の店主でありながらコーヒーの味が最悪、なんて事あるわけない。 「ウチは狭い店だが、それでもコーヒーには拘りがある」と惣治郎にも言われた記憶がある。 ルブランは女性の店では無いが、それでも彼女の拘る淹れ方の味を堪能させてもらう。 いただきますと告げ、カップに口を付けた。 「ぶほぉっ!?」 一口。 たったの一口で噴き出した。 胸を叩いてむせるのをどうにか抑える。 口の中で苦みと痺れが絡まり合い、絶妙なまでのマズさが作られた。 デイパックから出した水で、口内のマズさを洗い流すように飲む。 何だこれは。 マズい。マズ過ぎる。 自分も初めてコーヒーを淹れた時は酷い味になったが、それを上回る酷さだ。 こんな腕で良く喫茶店のマスターを名乗れたものだと逆に感心する。 「おいおい!んなリアクション取る事ねぇだろ!折角ここにあった良い豆を使ったんだぜ? そこに俺の腕が合わされば、きっと最高の味が……ぶほぉっ!?」 女性もまた一口飲んだだけで噴き出した。 自分と同じように水を流し込むように飲んでいる。 「ああクソ、上手くいかねぇもんだな。千雪の体で淹れたからか?」 ブツブツと愚痴る女性。 別人の体で淹れたのが原因だと思っているらしいが、濡れ衣も良い所ではないかと思った。 マズいコーヒーのせいで何とも言えない空気が流れるが、それを気にしていないかのように女性はこちらと目を合わせる。 ゾクリとした感覚が背中に走った。 「さぁて、ちょいとゴタゴタしちまったが…。そろそろお互いを知る為に“お話”しようじゃないか」 何故だろう。 まるで自分を捕食しようと、巨大な蛇が口を広げているような錯覚を覚えるのは。 ◆◆◆ 「そこの者!そのまま聞いてくれ!」 夜の街に響くように煉獄は声を張り上げる。 彼が見つめる先に存在するのは一体の異形。 街灯の光に照らされる緑色の手足と、青い頭部。 このような生物は煉獄の知識に無い。 まさしく化け物と形容すべき姿だ。 されど化け物を前にし、煉獄に怯えは微塵もあらず。 何故なら彼は鬼殺隊の柱。 その剣を以て化け物を狩り、人々を守る男。 化け物を怯えさせる事はあれど、怯える事は断じて無い。 「俺の名は煉獄杏寿郎!ボンドルド達を倒し、殺し合いを止めるべく戦うつもりでいる! ここにいるしんのすけ少年も同じ思いだ!」 化け物を前にした煉獄が取った行動。 それは相手との対話を試みる事だった。 もし相手が鬼であれば、問答無用と刀を抜いただろう。 この巨大な虫らしき異形が人を襲っていたら、その時も同様に斬りかかった。 が、煉獄は虫の体に赤い輪のようなものが巻かれているのに気付いた。 自分達のとは大きさが違うが、殺し合いの参加者の証である首輪であると判断。 そこから導き出される答えは一つ、目の前にいる存在は体は化け物でも、その精神は巻き込まれただけの人間の可能性が高い。 ひょっとすると、鬼殺隊の仲間達やシロが入っているやもしれない。 「君も殺し合いに反対の思いならば、俺達と共に来ないか!?」 だからまず対話から始める。 自分達の知っている者ならば名前に反応するだろうし、 知らない者でも殺し合いをする気が無いのなら正面から堂々と向き合い、相手の警戒心を解く。 虫の体に入っている者が戦いとは無縁の参加者で、己に降りかかった災難に我を忘れているのならば落ち着かせ、 間違いを犯すのを阻止する。 「もしも君自身が戦いとは無縁の者だとしても安心してくれ!俺が必ず君の事も守ってみせる!」 力強く言い切り、相手の出方を待つ。 向こうが友好的だったり、自分達の知っている者ならば問題は無い。 錯乱しているのならば全力で落ち着かせ、安心させてやらねばなるまい。 もしも自分から進んで殺し合いを肯定する輩、或いは無惨だったならば、容赦せず斬りに行く。 相手がどう反応しようとすぐ動けるように、煉獄は冷静に巨大な虫を見据える。 「ほっほーい虫さーん!オラ達と一緒に行こうよ〜。タイのまたずれヨガおけけって言うし〜」 「…ん?それを言うなら旅は道連れ世は情けではないのか?」 「そうとも言う〜」 「そうとしか言わんぞ!」 煉獄に便乗するようにしんのすけも虫へ声を投げかける。 元々大抵の事には物怖じしない性格もあって、巨大な虫に驚きこそすれど恐がりはしていない。 だからこの虫と共に行動する事になっても、しんのすけ的には一切問題無かった。 一方で煉獄達の言葉を受けたグレーテは困惑していた。 自分が引き起こした爆発で、一人の男に重傷を負わせた罪。 現れた少女が向ける、警戒・恐れ・嫌悪が詰まった視線。 爆発する腹部という、生物ならば有り得ない器官の虫の体にされたという現実。 それら全てから目を逸らし、目的地も決めず必死に逃げて来た。 自分の知る都会の街並みよりも、発展した雰囲気のエリアをただひたすらに駆けて、 その先で二人の男を見つけた。 どちらもガタイが良く、片方は腰に剣のような物を差している。 新たな参加者との遭遇にグレーテから、虫の鳴き声で小さく悲鳴が漏れる。 しかし、グレーテの怯えとは裏腹に、男たちが巨大な虫を嫌悪する様子は見られない。 そればかりかこちらを安心させるような言葉を掛け、同行を提案してきたではないか。 予期せぬ相手の反応に、グレーテの心には困惑とほんの少しの期待が浮かび上がる。 何故彼らはこんな醜い姿の自分を見ても恐れないのだろうか。 それだけでなく、どうしてそんな気遣う言葉を向けてくれるのか。 もしや何か裏があるのでは? 甘い言葉で誘い、油断した所を仕留める気なんじゃないのか? それか何かのよからぬ事情に自分を巻き込む魂胆でもあるのか? だけど、仮にそうだとしてもあそこまで堂々と馬鹿正直に言う必要があるか? …もしも、彼らの言葉に偽りが無いのなら。 本当に自分へ危害を向ける人達で無いのなら。 差し伸べられた手を取ってみて良いのかもしれない。 これ以上、一人で怯え、絶望しなくて済むのかもしれない。 僅かな希望に縋るように、グレーテは煉獄達にゆっくりと歩み寄る。 眩しい笑みを見せる二人の男へキィと鳴き、 ――『あいつがグレゴールだなんてことがどうしてありうるでしょう!』 凍り付いたように動きを止めた。 ――『もしあいつがグレゴールだったら、人間たちがこんな生物といっしょに暮らすことは不可能だって、とっくに見抜いていたでしょうし、自分から進んで出ていってしまったことでしょう!』 思い起こされるのは他でもない、グレーテ自身の言葉。 どうして忘れてしまったのか。 醜い虫と化した、兄だったものに自分が何をしてきたか、どんな感情を抱いたのかを。 普通の人間がこんな化け物と共にいるなど、土台無理な話だ。 それは他ならぬグレゴールと、彼の家族であるグレーテ達が証明している。 毒虫と化したグレゴールに自分達は何をした? 優しい言葉を掛けてやったか? いつか必ず戻ると励ましてやったか? 例え人間に戻れなくとも、家族の愛は変わらなとでも言ってやったか? そんな訳あるか。 そもそもグレゴールを見捨てるべきだと真っ先に言ったのはグレーテだと言うのに。 きっとこの男たちも同じだ。 最初は暖かく迎えたとしても、すぐに疎ましく感じ排除しようとするに決まっている。 邪魔に感じたグレーテを、腰に差した剣で斬り殺すのだ。 (いや…そんなのは絶対にいや…!死にたくない…!!) 体が巨大な毒虫となった事に絶望しても、死ぬ事だけは避けたかった。 どれだけ醜い姿に成り果てようと、命を落とすという事だけは受け入れられない。 自身に集まる好機と嫌悪の視線に対してとは別の、己の死という恐怖にグレーテは囚われる。 死にたくない。 その想いを爆発させるかのように叫んだ。 「キィ゛エ゛アァ゛ァ゛ァ゛ッ!!」 「なにっ!?」 「お!?」 驚愕の声が煉獄としんのすけから出たのは、グレーテが突如叫んだから、ではない。 彼らの頭上、月が浮かぶ夜空より二人目掛けて無数の何かが落下してきたからだ。 それは雨でも雪でも無く、岩石だった。 近くの建造物が瓦礫が降り注ぐならまだしも、何故何もない空間から岩石が落ちて来るのか。 スカラベキングの技によるものだとは知らぬ煉獄は、ただ驚愕するばかりだった。 だが驚いてばかりもいられない。 このまま直撃すれば全身を叩き潰され、二人とも命は無い。 即座に剣を抜き放つ。 ───炎の呼吸 肆ノ型 盛炎のうねり 刃が放たれる。 自身を中心とし、炎が渦巻くかのような剣技。 たった一つでも直撃すれば重症を免れない岩石の嵐が、たった一本の剣により吹き飛ばされる。 馬鹿げているとしか思えぬそれを可能にするのが煉獄の力。 が、此度は少しばかり結果が違った。 (っ!踏み込みが浅い…!) ただ一つ、しんのすけに襲い来る岩石を斬り損ねた。 煉獄自身が未熟という訳では無い。 むしろ他人の体でありながら、一つを除いて防ぎ切った技量は見事と言う他ないだろう。 問題があるとすれば煉獄ではなく、煉獄に与えられた体のほう。 喧嘩屋、相楽左之助にある。 左之助の身体能力は非常に高く、特に膂力は煉獄も称賛する程である。 だが左之助は己の拳を武器にした肉弾戦を最も得意とする男。 武器を使った機会と言えば精々がろくに手入れのされていない斬馬刀を振るったくらいであり、刀とは無縁の戦い方をしてきた。 そういうのは友である緋村剣心や、犬猿の仲である斎藤一の担当だ。 戦い方が根本的に違うが故に、煉獄の動きへ左之助の体が付いて行けない。 尤もそれを理解した所で、煉獄に言い訳をする気は無い。 斬り損ねたのは己の未熟と受け止め、今はしんのすけを助ける為に動く。 その想いとは裏腹に、しんのすけへの直撃は避けられそうになかった。 煉獄の目の前で岩石はしんのすけの頭を―― 「うわぁああああああっ!」 潰す事無く、しんのすけの拳により粉砕された。 「ぬおおお……やっぱり痛いゾ……」 拳を押さえて蹲るしんのすけの周りには、岩石の破片が転がっていた。 何が起きたのかは明白。 しんのすけの、というよりは孫悟空の力により迫る死を回避した。 煉獄と遭遇した時、しんのすけは自身の体に力を込めて突風を巻き起こした。 本人が理解して行ったのでは無いが、それは悟空の体に宿る『気』を開放した事による現象。 その際に煉獄が推測したように、しんのすけが悟空の体へ徐々に慣れてきている。 元々悟空は幼少時からコンクリートを素手で破壊する程のパワーを持つ。 岩を粉砕する程度、悟空本人にとっては呼吸をするのと同じくらい簡単な事だろう。 とはいえ、悟空の力を完全に引き出せるかと言えば否である。 その証拠に、岩を破壊した拳には鈍い痛みが走っている。 「無事かしんのすけ少年!」 駆け寄り無事を確かめる。 拳を痛めた以外に傷は無く、命に別状は無い。 ホッとしたのも束の間、再度グレーテに対処すべく向き直る。 今の落石は相手が鳴いた直後に起こった。 故意か事故かまでは分からないが、グレーテの攻撃を受けたのは確かだ。 グレーテもまた困惑し、恐怖を抱いていた。 落石を引き起こす能力があるなど彼女は知らなかった。 一体この虫はなんなのか。 兄が変貌した毒虫よりも、もっとおぞましい化け物だとでも? 恐ろしいのは今の落石を防いだ男二人も同様であった。 普通の人間は素手で岩を砕いたりはできない。 普通の人間はあんな細い剣で岩を斬り払ったりは不可能だ。 なのに彼らはやってのけた。 この男たちも、人の皮を被った化け物なんじゃないか。 自分の考えにグレーテの体が再び震えだす。 こんな恐ろしい連中の近くにはいられない。 手を差し伸べてくれたという事実にすら目を背けて、グレーテは逃げ出そうとした。 「虫さん待ってー!」 当然黙って逃走を見送る気は無い。 一足先にしんのすけが走り出し、捕まえようとする。 「しんのすけ少年!」 不用意に近づいてはと言いかけ、しかしその先が続く事は無かった。 「よおおおおおおやく見つけたぜぇぇぇぇぇっ!!」 何かが、煉獄としんのすけを遮るかのように現れた。 ◆◆◆ 「成程、ペルソナねぇ…」 蓮から得られた情報にエボルトはそう独り言ちる。 食事を済ませた後、情報交換を持ち掛けた所、向こうも聞きたい事があったらしくこれを承諾。 アーマージャックとの戦いで見せた力に関してある程度は聞き出せた。 ペルソナ。 それは人間の心の奥底に眠るもう一人の自分。 自らの仮面を引き剥がし、反逆の意思に目覚めた証。 アルセーヌと呼んでいたシルクハットの怪人こそ、蓮のペルソナだという。 本来ならばペルソナは認知の世界、パレスやメメントスと言う特殊な空間でなければ使えないはず。 しかしここでは問題なく使えるらしく、恐らくはボンドルド達に何か細工をされたと蓮は説明した。 ペルソナに認知の世界。 どちらも興味深いが、エボルトには更に重要な情報があった。 話しをしていて明らかになったが、蓮はスカイウォールを全く知らない。 常識的に考えて有り得ないことだ。 十年前、石動惣一に憑依したエボルトがパンドラボックスを操作して引き起こした大事件。 多数の犠牲者を出し、後に『スカイウォールの惨劇』と名付けられた出来事により日本は東都・西都・北都の三つに分かれ、今日まで混沌を極めていた。 日本国民にとっては、生物は呼吸をしないと死ぬとの同じくらい、スカイウォールの存在は当然の事実として根付いている。 にも関わらずスカイウォールを見た事も無ければ、聞いたことも無い。 こんな状況でつまらない冗談を言っているとも思えず、さてこれはどういう事なのかと頭を回す。 答えは直ぐに出た。 (つまりこいつは別の世界の人間。主催者どもはエニグマみてぇな装置、若しくは能力を持ってるって事か) エニグマ。 それは最上魁星という男が開発した並行世界移動装置。 以前エニグマの起動に巻き込まれた万丈が別の世界、スカイウォールの存在しない日本へ転移されてしまった事があり、 反対に自分達の世界へ、パラドという別世界の住人が現れるという事件が起きた。 最終的にエニグマは破壊され、最上の野望も戦兎と異世界の仮面ライダー達により阻止され事件は収束を迎えた。 あの時は計画の要になる予定の万丈が失われるかもしれないと焦ったものだ。 戦兎やパラドの前では余裕ぶっていたが、内心はヒヤリとしていたのを思い出し苦笑いを浮かべる。 とにかく確かなのは、蓮はエボルトがいた地球とは違う、並行世界の住人だということである。 それならばスカイウォールを全く知らないのにも納得がいく。 最初から存在しないのだから、知らなくて当然だ。 (それぞれ別の世界から参加者を集めた…。随分とまぁ手間を掛けたもんだねぇ) 仮にエボルトと戦兎以外の参加者がそれぞれスカイウォールの無い世界の出身者だとして、 自分、蓮、アーマージャック、ついでに死体となっていた女。 この時点で4つの並行世界をボンドルド達は把握している事になる。 そこへそれぞれの体の持ち主も別の世界の住人だとすれば8つに増え、まだ見ぬ他の参加者も合わせれば一体幾つの世界から参加しているのか見当もつかない。 そんな手間暇を掛けてまで殺し合いを開き、ボンドルド達は何を手に入れようとしているのか。 まぁどうせロクなもんじゃ無いだろうなと呆れたように笑った。 ちなみに蓮に対してはスカイウォールの存在も含めて、エボルト自身の事もある程度は話してある。 一時期は喫茶店のマスターをやりつつ、三都を渡り歩いて自分を売り込み、傭兵の真似事をしている。 今はどこぞのアイドルの体にされているが、元の性別は立派な男。 殺し合いに乗る気は無く、ボンドルド達を倒した上での帰還を目的にしているなど。 嘘は言っていない。 ただ幾つか伏せている情報があるだけだ。 どうせここで猫を被っても、戦兎がエボルトへの警戒を呼び掛けているのなら余り意味は無い。 恐らくだが、美空に憑依したベルナージュから自身の正体についても聞かされている可能性が高い。 いざ戦兎と再会とした時には蓮もこちらを今以上に警戒するかもしれないが、すぐに殺しに掛かる可能性は低いと見ている。 戦兎も蓮も、目の前で困っている人間を見捨てられないお人好し。 そんな連中が、エボルトの精神が入っているとはいえ、本来なら戦いとは無縁の女性の体を傷つけようとするか? 断じて有り得ないと言い切れる。 事を有利に運ぶ為に、千雪の体は目一杯活用させてもらう。 ついでに並行世界に関する情報くらいは共有しておいても問題は無いと判断し、蓮に説明した。 案の定と言うべきか、蓮は目を見開いて驚いている。 認知の世界も所謂異世界というものだが、並行世界ともなるとスケールの大きさに混乱した。 ペルソナや認知世界など十分非日常を味わって来たとはいえ、複数の並行世界の住人を集めての殺し合いという大きな事態にまで発展するとは思わなかった。 これ程の大掛かりな舞台を用意するボンドルドと、まだ顔も名前も知らない協力者達。 そんな連中を相手に、果たして自分は勝てるのだろうかと、不安が胸をよぎる。 異世界の知識が豊富なモルガナや、怪盗団の頭脳担当である真がいれば、強大な敵が相手だろうと何か良い考えを思い付けるかもしれない。 だがその一匹と一人所か、怪盗団のメンバーは自分を除いてここにはいない。 アルセーヌ以外のペルソナを封じられ、恐らくはベルベットルームへの干渉も不可能にされている。 ボンドルド達がどれだけ厄介な存在かを改めて思い知らされ、蓮は戦慄した。 それぞれ殺し合いに考えを巡らせている中、不意にエボルトが険しい顔で入口のドアを見やった。 「…ちょいと外が騒がしくなって来たな」 →
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LINK集 ひぐらし関連のリンク集です。ご自分で貼り付けよろ(メールでもok) 相互リンク募集中☆ No1.ひぐらしのなく頃に / 竜騎士07 ~ひぐらしのなく頃に 公式サイトです~ No2.煉獄庭園/煉獄小僧 ~ひぐらしのなく頃にのBGMの一部を提出した音楽素材サイト~ No3.Narve雑音空間/Koji Kusanagi ~ひぐらしのなく頃にのBGMの一部を提出した音楽素材サイト~
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GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE HARD IRISH SYMPHONIC Despair of ELFERIA 猫叉Master 205 1248 n%(yyyy/mm/dd) 攻略・コメント 同時押しにちょっとした階段や乱打が入ってくるのがメイン。後半は前半と比べれば若干難しくはあるが特筆するほどではない。ノマゲも難も☆10で真ん中ぐらいだろう -- 名無しさん (2015-01-30 16 28 36) やはりそれくらいが妥当だったか。煉獄を難抜け出来た人はこちらもあっさり難抜け可。ただし、物量があるのでEXHは押し負けたら即死する。 -- 名無しさん (2015-02-15 00 24 40) 同時押しが多いためスコアは出しやすい -- 名無しさん (2015-02-15 02 52 46) 煉獄に比べるとだいぶ押しやすい感じがした あっちよりはこっちの方が簡単 -- 名無しさん (2015-02-15 19 39 13) フルコンは煉獄の方が楽だった。こっちはちょこちょこくるくの字がウザい。 -- 名無しさん (2016-07-29 01 44 31) 1P正規でフルコン。階段と猫叉特有の24分やクセのある配置がそこらかしこにある。乱でやった方が楽かも。 -- 名無しさん (2021-01-28 19 45 45) 名前 コメント
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【三輪山】 桜樹稲荷 レベル 49 7体 構成 名前 種族 レベル 初期付与 使用技 桜樹稲荷 山神 49 反射結界 煉獄 跋渉狐 動物 上位術 跋渉狐 動物 おてんば狐霊 槍侍 守護 おてんば狐霊 槍侍 守護 やんちゃ狐霊 弓侍 守護、n連射、金縛りの計 やんちゃ狐霊 弓侍 備考 ドロップアイテム 須恵器のかけら 情報募集中! 1は、反射もち -- 種族は1が山神、2・3が動物、4〜が侍。4・5は槍装備。 -- 竹 1煉獄ちゅかってきまちた。 -- とっちゃん坊や 名前 コメント
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【名前/原作/信仰】 藤堂晴香/寄生ジョーカー/煉獄道教・生存 【一人称/喋り方】 私/普通 【ステータス/総経験値】 364 筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:B 魔防:B 【アビリティ】 煉獄道教の家系:E このキャラクターは煉獄道教出身である 神性魔法(煉獄道教)、召喚術の判定に+5%、それらに必要な経験値を1割引きする 間者適性:適性範囲の広さや珍しさ このキャラクターは諜報に適性がある 間者関係の判定に+10%、間者系の必要経験値が2割引きとなる 護衛適性:適性範囲の広さや珍しさ このキャラクターは護衛に適性がある 護衛関係の判定に+10%、護衛系の必要経験値が2割引きとなる 実験体殺し:A 実験体に対しての修練を積んだ存在であるということ 実験体への攻撃に対する達成値+25% 生存者:B このキャラクターは生存することに長けている そのしぶとさはゴキブリに勝るとも劣らない 生存のかかった行動に+20% ポンコツ:C このキャラクターはポンコツだ ――――――それ以上語るべきことがあるだろうか? ファンブル率+3% 適応力: 高い適応能力を保有しているということ このキャラクターには理論上可能であれば生きていけない場所など存在しない 環境や地形に関するペナルティを半減する 発狂適応:C 狂気の中で狂気に身を任せながら理性的に行動できる異質な精神力 自身の精神が正常でない場合全ての行動に+15% 【スキル】 雷属性魔法lv3(60) ナイフ術lv1(10) 射撃lv3(60) 回避lv3(60) 逃走術lv2(30) 防衛術lv2(30×0.8) 隠密lv1(10×0.8) 感知lv2(30×0.8) 社交lv1(10×0.8) 隠蔽lv3(60×0.8) 調査術lv2(30×0.8) 細工lv1(10×0.8) ※間者適性と護衛適性がどこにかかるか分からなかったので()内の数値で経験値計上 【奥義】/ 邪神の欠片(触手)/アイテム・マイナス 抗体によって沈静化している。宿主に命の危機が訪れないかぎりは 神聖魔法(煉獄道教)、神聖魔法(多神)取得不可。 寄生ジョーカーモード/A&P/邪神の欠片・マイナス 死亡時には自動発動。気絶や重傷くらいでは発動しない。 能動的にも発動できるが信仰故に仲間や自分の命の危機でもなければ使用したがらない。 戦闘終了後、翌月まで体力に関わらず重傷ペナルティ・信仰補正上限0の代償を負い激痛に苛まれる。 全判定+15%、主行動+1回、補助行動+1回、デバフ無効、筋力・敏捷一段階上昇 発動時体力全快、1T毎に体力を1段階自己再生 自身に対する雷属性によるダメージを1段階上昇させる (代償と制約ありの怪獣特権改変のようなもの) テーザーショット/主/雷属性・射撃 雷属性弾を上手く当て遠隔から1T敵をスタン。一戦闘一回まで。 非戦闘時にも非殺傷目的で使用可能。 【設定】 触手神に傾倒し触手兵器を作成していた母を 自ら始末して煉獄道教に生存を許されるシナリオを終えている。 始めは上手く母から情報を抜いてタレこむつもりだったが ドジっ子なので普通にバレて実験施設に呼び出され罠にハメられてアイテムを埋め込まれた。 そのままでは触手の怪物化待った無しだったが 母がサンプルデータ欲しさに抗体を餌に実験体を嗾けた結果 予想以上のしぶとさで生き残り親殺しを達成した。 身内の恥で家格は落ちたが 主神への信仰心は本物であると認められ継続して暗部として用いられている。 邪教仲間だと思って邪教徒カミングアウトすると多分普通に敵視されるか改宗を勧められる。
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配置 煮え焼砂風呂の主煉獄土竜スパイダーホール 煮え焼砂風呂のモンスター焼き針スコーピオン 煉脚赤百足 フタヒレラクダシャーク ゴールデンラバーダック 砂かまくらヤドカリ 砂蒸しウォーミングワーム ヤキスナトビハネハゼ ダイエットスーツアザラシ 砂湯花アラバスタロータス雑感 配置 焼き針スコーピオン ゴールデンラバーダック 3 4 煉脚赤百足 砂かまくらヤドカリ 7 ダイエットスーツアザラシ 9 10 砂蒸しウォーミングワーム 12 煉獄土竜スパイダーホール(ぬし) フタヒレラクダシャーク 14 ヤキスナトビハネハゼ 砂湯花アラバスタロータス ※-:出現しないマス 煮え焼砂風呂の主 煉獄土竜スパイダーホール 種族 獣 属性 炎地 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 炎地+~ 斬撃 1.5 スキル 煉獄直穴スパイダーホール 地+~ 斬撃 1.5 敵単 ダメージ スキル 焼土噴炎レッドファウンテン 炎地+~ 斬撃 1.5 敵× ダメージ ガード 未確認 その他 深獄煉爪 自身 通常攻撃に炎地属性を付与 ※(鎌)所持 煮え焼砂風呂のモンスター 焼き針スコーピオン 種族 蟲 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 突撃 1.5 腐食追加 スキル バーニングスカー 炎+~ 突撃 1.5 敵単 ダメージ ガード 未確認 その他 腐食抵抗 自身 オープニング時、腐食抵抗*5を付与 ※焼針剣ヴァーミリオンニードル(細剣/腐食追加Lv21)所持 煉脚赤百足 種族 蟲 属性 炎 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 炎+~ 斬撃 1.5 スキル 百煉焼滅脚 炎+~ 斬撃 1.5 敵単 10回ダメージ ガード サイドステップ 魔法 確率で回避 その他 ※(長剣or刀or魔法剣)所持 フタヒレラクダシャーク 種族 獣 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 突撃 1.5 スキル サンドダイブラクダトルネード 風地+~ 突撃 1.5 敵貫 ダメージ ガード カウンタ 直接 確率で反撃 その他 ※(槍)所持 ゴールデンラバーダック 種族 鳥 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 射撃 2.5 呪い追加 スキル ラバーダックシャワー 無 射撃 2.5 敵× ダメージTPダメージ追加 ガード マイティガード 全 ダメージ軽減 その他 呪い抵抗 自身 オープニング時、呪い抵抗*4を付与 ※(弩or銃)所持 砂かまくらヤドカリ 種族 甲殻 属性 地 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 地+~ 爆撃 2.5 敵十 スキル かまくら大砂崩し 地+~ 爆撃 2.5 敵広 ダメージ ガード ブロッキング 直接 ダメージ軽減 その他 ※砂庫砲ホワイトデザート(大砲/地/地24%)所持 砂蒸しウォーミングワーム 種族 軟体 属性 地 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 地+~ 魔撃 2.5 スキル 蒸熱砂塵 炎地+~ 魔撃 2.5 敵単 ダメージ ガード マジックカウンタ 魔法 確率で反撃 その他 ※(魔銃)所持 ヤキスナトビハネハゼ 種族 魚 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 神撃 2.5 スキル 焼砂尾掛嵐 炎風地+~ 神撃 2.5 敵円 ダメージ暗闇追加 ガード サイドステップ 魔法 確率で回避 その他 ※(指輪or十字架)所持 ダイエットスーツアザラシ 種族 獣 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 神撃 2.5 恐怖追加 スキル 減量失敗ヘヴィダンス 無 神撃 2.5 敵単 5回ダメージ ガード マジックバリア 魔法 ダメージ軽減 その他 恐怖抵抗 自身 オープニング時、恐怖抵抗*4を付与 ※トレーニングタンバリン(鈴/恐怖追加Lv15)所持 砂湯花アラバスタロータス 種族 植物 属性 花 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 花+~ 魔撃 スキル 熱蜜湯ロータスバスター 地花+~ 魔撃 3.0? 敵十 ダメージ ガード マイティガード 全 ダメージ軽減 その他 ※(武器種)所持 ※共通所持品 固茹ボイルガントレット(小手/呪い恐怖抵抗*3) 煮沸クリーンリング(腕輪/呪い恐怖抵抗*3) 砂埋めスチームボックス(重鎧/地/水炎地9%) 砂蒸しサウナドレス(ドレス/地/水炎地9%) 蒸しよもぎマント(マント/炎/HP上昇Lv16) ポケット岩盤浴ストーン(宝石/炎/HP上昇Lv16) タイプ:フィールド 属性:炎&地(水に弱く木に強い)(命に弱く雷に強い) マップLv:407(408~410) スキップLv:423~424 クリアボーナス:SB+12 ぬしLv:423~ ぬし魂片 名称 種族 Lv 属性 ギフト 煉獄土竜スパイダーホール 獣 126 炎 土獄強化 土獄強化 アイテムの攻撃力が+380 / 命中力が+260 / 炎地属性値が+22性能変化のみ生成強化時にも効果適用 / 生成使用時、固有スロットに『炎地22%』付与 重複× 雑感 刺刺しい黒鉄草原を離れた先に広がる、湿った熱砂が敷き詰められた土地。 風に吹かれて上がるのは砂塵ではなく蒸気となっている。 砂地を歩くとこんもりと盛られて出来た小山が見える。山が揺れて崩れた中からは「煉獄土竜スパイダーホール」が姿を見せる。 赤い獣を砂に埋めるとマップクリア。各種クリアボーナスと塵と夢眠る埋立丘陵のマップを獲得する。 コメント すべてのコメントを見る
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Ver. 2.2 カードNo. 2-2-005 種類 ユニット レアリティ VR 名称 邪神エキドナ 属性 赤 種族 神/ドラゴン CP 3 BP 6000/7000/8000 アビリティ ■妖魔の呪詛対戦相手のユニットがフィールドに出た時、それに【オーバーヒート】を与える。 ■煉獄の業火このユニットが破壊された時、全てのユニットに[対戦相手のユニット数×1000]ダメージを与える。 Ver.2.2で追加された【オーバーヒート】を扱うユニット。 エキドナは相手ユニットのCIPに反応し、【加護】の対策として機能する。 即座に【オーバーヒート】を活かす場合は封札の煉獄炎や熱帯のフラミンなどと合わせたい。 ただし後者のようなユニット効果の場合は、効果処理の都合からエキドナより後に出されたユニットでなければコンボにならない。 PIGには破壊少女シヴァの効果と同じものが発動する。 相手の場に大量のユニットがいるとこちらにも甚大な被害が出る恐れがある点には注意したい。 冥土の献上品などで能動的に発動する場合は、【オーバーヒート】でダメージが上がることを計算に入れて 3~4体(6000~8000ダメージ)くらいが残っている状況で撃ってもいい。 要所を見ると強力だが、【加護】対策としてはシャドウ・アリスの方が能動的で扱いやすい。 種族【ドラゴン】によって天竜ヘブンズドラゴンへの対策にはなるが、逆に言えばこれぐらいしか利点がない。 イラスト:Fu-mi.A CV:田村ゆかり モデルはギリシア神話に登場する上半身が美女、下半身が蛇で有翼の怪物。テューポーンの妻であり、彼との間にケルベロスやヒュドラといった怪物の子をもうけている。 フレーバーテキスト 呪詛を持ち、呪われた者は永遠の焦熱から逃れることはできない。苦痛に歪んだ顔に満足すると去り際に煉獄の業火を浴びせ何もかも燃やし尽くしてしまう。 ユニットボイス タイミング ノーマル フォイル ■妖魔の呪詛 苦しゅうないぞ 淫らに乱れい! ■煉獄の業火 私の一撃、かわせるか!? もっとか?もっとほしいか!? アタック 無力だのう 溶けよ + エラッタ 2017年12月21日付修整リスト (Ver.2.3_01) 種族【ドラゴン】が追加
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メーラ・インフェルノ ベリーレア 火 コスト9 呪文 ■パワー8000以下のクリーチャーをすべて破壊する。 (F)世界は燃え昇(あが)る。 ―――煉獄王メーラ・デハーキス 作者:まじまん いつかの9マナ呪文サイクル(?)。 あまり詳しくないので知りませんが、《煉獄の開放》や《神々の逆流》の親戚みたいなものです。 評価
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【三輪山】 桜樹稲荷 レベル 49 7体 構成 名前 種族 レベル 初期付与 使用技 桜樹稲荷 山神 49 反射結界 煉獄 跋渉狐 動物 上位術 跋渉狐 動物 おてんば狐霊 槍侍 守護 おてんば狐霊 槍侍 守護 やんちゃ狐霊 弓侍 守護、n連射、金縛りの計 やんちゃ狐霊 弓侍 備考 ドロップアイテム 須恵器のかけら 情報募集中! 1は、反射もち -- 種族は1が山神、2・3が動物、4〜が侍。4・5は槍装備。 -- 竹 1煉獄ちゅかってきまちた。 -- とっちゃん坊や? 名前 コメント