約 216,075 件
https://w.atwiki.jp/revival/pages/26.html
1話アバン:最終決戦直後。シン目覚める。自分が全てを失ったことに気付く 1話Aパート:ソラとの出会い。オーブ戦勝記念祭開幕。暗躍するレジスタンス。 1話Bパート:シンがカガリ暗殺失敗。ソラ巻き込まれる。追っ手を振り切りつつ逃走。 Aパート: 前大戦の経緯と、742-743の要点の説明。説明終了と同時に、ソラが家から出てどこかへ出かけるシーンを挿入。 その途中にシンがポスター踏みつけるのを目撃し、驚きながら拾い上げてポスターの泥を拭く。 視点がシンに移り、平和式典会場の布がかけられた像を双眼鏡で観察し、偵察を行うシン。 AIレイやコニールとニ、三言葉を交わして最後にサングラスを取って目を大写しに。 場面が式典に備えてホテルで準備をするカガリに。平和になった世界に満足しているという 内容の会話をさせる。次に再びソラに視点を戻す。買い物袋を抱えたソラが広場に到着。 すると、そこでウィラードが演説を開始。統一連合の異常さを訴えるが誰も聞かず、ついには 過激な一派によってリンチされそうになる。あわてて助けに入るソラ。 しかし、興奮した過激派は 収まらず、ソラに男のこぶしが迫る。だが、彼女に当たるよりも早くシンがそのこぶしを受け止める。 驚くソラがシンに視線を向けて、シンの全身を映す。 すぐにシンが邪魔に入ったことに苛立った男たちが彼に殴りかかるが、次々に殴り倒される男たち。 しかし、男たちの一人がかすった拳がシンのサングラスを落とし、シンとソラの目が合う。 その瞳に宿る炎を見て驚くソラと、シンのことを思い出して驚くウィラード。 シンはすぐさまサングラスを落とした男を殴り倒すと、サングラスを拾ってかけなおして、 面倒なことになる前に逃げろと告げると、すぐに走って姿を消すシン。 残されたソラが呆然とする中で、やってきたMPと市民のざわめきが流れる。 視点がシンに移り、騒ぎを起こしたことをAIレイに怒られる。 Bパート: 再び視点がソラに移り、シンのことを回想。そのまま時間が夜に移動。 カガリによる演説が行われる会場へ場面が移行。演説の半ばで物陰からそれをにらみつけるシンの視点に移行。統一連合に対して宣戦布告をつぶやくと同時に爆破スイッチを押す。 爆発が起こり悲鳴と怒号が飛び交う中、カガリのそばに向かって走り銃を向けるシン。 だが、発射した銃弾はカガリのSPが彼女をかばい、潜んでいたほかの仲間も仕損じ、射殺されてしまう。 舌打ちをしてすぐさま式典会場から町へと逃亡するシン。 追いすがってくるSPと銃撃戦を繰り広げるうちに、偶然外に出ていたソラに遭遇。 すぐさまソラから離れようとするが、ちょうどそこにMPが登場。 ソラとシンが一緒にいるのを見て、ソラもテロリストだとMPが勘違い。 やむを得ずソラの手を引いてバイクのところまで逃げると、後ろに乗せてコニール達の待つ海岸へ。 MPの要請で追跡してくるピース・アストレイの追撃を何とか回避しながら進むが、ソラが後ろに乗っている為、シンは予定していた地点での合流ができないと判断、コニールにシンの現在地から一番近い海岸線へ来るように指示。海岸線に到着後、バイクに乗ったままクルーザーにジャンプ、それと同時にクルーザー上のコニール達の徹甲弾とランチャーでPアストレイ破壊。仲間と無事合流し、作戦の失敗を伝える。コニール達がバイクに乗っているソラに気づき、シンに詰め寄るが、PGの追撃の可能性があっため、すぐに撤退する。ソラの処遇は共同戦線をはっていたレジスタンスの本部で決めることに。 ソラは現在の状況が把握しきれず呆然とする。EDが流れ始めて終了。 『第1話「箱庭の平和」』に関する過去ログ
https://w.atwiki.jp/gone0106/pages/299.html
『PHASE 24:炎と氷』 戦闘とすら言えない茶番劇が行われた後、ミネルバはマルマラ海沿岸の港、ポートタルキウスに停まっていた。 「ひでえもんだな……」 ポルナレフの呟きを聞き、シンは破壊された艦首に視線を向けた。 陽電子砲発射の直前に破壊された艦首は、溜まった分のエネルギーの暴発により、相当な被害を受けていた。 資材はすぐに送られ、修理がなされるという話だが、時間はかからざるをえないだろう。だが、直るのならよい。直らないものもある。 「……………」 桟橋に並べられた黒い袋。それは、フリーダムの艦首破壊によって死んだクルーたちが入れられた死体袋(ボディバック)。もはや戻ることのない仲間たち。 「シンよお。お前、あの中に知り合いはいたか?」 「……いえ。親しい相手は」 「そうか……俺はいたよ。嫁さん亡くして一人で子供育ててる奴もいたし、恋人ができたばっかで散々惚気ていやがった奴もいた。逆に単身赴任中に女房寝取られて、自棄酒飲んでた奴もいたし、ナチュラルの俺のことが嫌いで見下した目で見てきた奴もいた」 人懐っこい陽気なフランス人は、この艦のクルーのほとんどと付き合いがあった。 親しかった者もいた。嫌いだった者もいた。けれど死んでもいいような者なんて、一人だっていやしなかった。 「あのペ天使野郎は、あいつらを殺した。そして、野郎はそれを気にしちゃいねえ。あいつとやりあって、チャリオッツを斬られた時にわかったんだよ。あいつは強いし上手いが、殺意や気迫っつーもんがねえ……」 今まで戦った強敵たちから感じた鋭さが、フリーダムには欠けていた。 殺さないというのならそのために、殺そうとする以上に必死の気迫や鋭さというものが出るはずなのに。 「あいつが俺たちを殺さなかったのは、殺人の罪を犯したと思いたくないっていう、『逃げ』のためだ。それとも、殺さない自分に酔っているのか。とにかく、あいつの戦いには切実さが無い。だから、本当は殺したことにも気付かない。 もし、気付いていたとしても、『残念だったが仕方なかった』『二度と繰り返さない』そう言って、上っ面の涙一つも出して片付けちまうんじゃないかね」 ポルナレフは吐き捨てるように言う。戦場においてもなお人を殺さない。生命を尊ぶ、賞賛に値するはずの行為。だがポルナレフは賞賛などする気にはなれなかった。 「あの野郎は、口ではなんだかんだ言って、本心では……ひょっとしたら自分でも本心に気付いていない間抜け野郎なのかもしれないが……命を重く見てないのさ」 それは、本当の意味で強く優しく、命を尊ぶ者たちを知っているからこそ、感じ取れる差異。 「あいつらは、そんな野郎に殺された……俺はぜってー、許しはしねーぜ」 「はい……俺もです」 シンは強く強く頷いた。そしてふと、この場にいない男のことを思い起こす。奴に名指しされた彼のことだ。 「隊長は……どうするでしょうね」 「アスランか。様子からして知り合いだったみたいだしな……けどよぉ、だからこそ」 怒りの表情から心配そうな顔になり、ポルナレフは言う。 「はらわた煮えくり返ってるって感じだったぜ。ありゃあ」 ――――――――――――――――――――――――― アスランは艦長室で、タリア・グラディスと顔を合わせていた。 「あの艦の行方を?」 グラディス艦長は、やや緊張した声で言葉を返した。アスランの顔は平静を装いながらも、空中に効果音が浮かび上がりそうなほどの気迫を孕んでいたからだ。 「はい。艦長もご存知と思われますが……私は前大戦の時、あの艦、『アークエンジェル』と共にザフトと戦いました。あのMS『フリーダム』のパイロットも、『アークエンジェル』のクルーも、私がよく知る人間です」 公式には認められていないが、アークエンジェルの一派の尽力によって、かつての大戦は終結した。 それがある程度の事情通ならば誰もが知っている真実だ。そして、大戦を終わらせた伝説の英雄の一人が、ほかならぬアスラン・ザラなのだ。 だがその英雄の仲間が、自分たちを傷つけ、混乱をもたらした。アスランにとっては到底、黙って見ていられる事態ではない。 「だからこそなおさら、この事態が理解できません。彼らの目的は、私を、というよりは、オーブという国をプラントと連合の戦争から外したいということのようですが……あのような行為は、オーブとプラントの関係を悪化させることになりかねません」 「だから探したいと? 傷ついたこの艦を離れてまで?」 「確かに、捜査などについては私より適任の者がいるでしょう。しかしながら……彼らと話し、解決の道を探し、場合によっては……」 一瞬、アスランの顔から平静さが剥がれ、怒りが噴き出る。 「殴ってでも止めてやるのは、私の役目です」 拳をきつく握り締めて言う彼に、タリアは冷や汗を浮かべた。怒りの対象が自分でないとわかっていても、恐ろしい。 (もっと甘い人間だと思っていたけど、厳しい覚悟を持っているようね) タリアは少しアスランを見直した。甘い人間が嫌いというわけではないが、戦士としてはやはりこれくらい覇気のある方が頼もしい。 「……いいわ。わかりました。あなたの離艦を了承します」 ザフトを裏切り、かつての仲間と合流してしまう不安があったのだが、この様子なら大丈夫だろう。 アークエンジェルが敵にならないことを願いながら、タリアはアスランを送り出す。相手の力も問題だが、平和をもたらした英雄の敵にはなりたくなかった。 それに……アスランの心が傷つかないためにも。 ――――――――――――――――――――――――― 一方その頃ドナテロ・ヴェルサスは、バルトフェルドと共に情報提供者の住居を訪れていた。 「……こんな所で情報が手に入るのか?」 「こんな所だからこそ、ですよ」 バルトフェルドの言葉に、ヴェルサスは慇懃無礼な調子で答える。 バルトフェルドの言う『こんな所』とは、ある新興宗教の本部だった。戦中に宗教がはやることは、歴史的に見て珍しいことではなかった。 テロが繰り返され、火種がそこら中に転がり、ついに爆発したこの乱世、人によっては何かにすがり付きたくなっても無理はない。 ここはそんなうちの一つで、噂ではかなり過激な行為もしているということだった。この間もザフトが開放したばかりのディオキアで、爆弾テロが行われたが、それがこの教団によるものだという噂もある。 「だからこそ……様々な人間との関わりがあり、情報も集まるというものです。ただ、さっき説明したとおり、情報提供者である『教祖さま』と会えるのは私だけですから」 「……わかっている」 バルトフェルドは不承不承ながら頷いた。ヴェルサスはバルトフェルドの内心を感じ取り、ザマミロ&スカッとサワヤカな笑いを出さぬよう我慢する。 「ヴェルサスさま、教祖さまがお呼びでございます」 教団の信者の一人だ。つばのない、てっぺんの尖った長い帽子を被り、裾が膝の下まである宗教服を着ている。手には紙の束。教団が収集した最新情報をプリントしたものだ。 「わかりました。……それでは行ってきます。貴方はこちらの情報に目を通していてください」 信者から渡された情報を受け取るバルトフェルド。彼の敵意を含んだ眼差しを背中に受けながら、ヴェルサスは謁見の部屋に入る。 そこには『教祖』が一人、あぐらをかいて床に座っていた。床にはたくさんの紙が散らばっている。 紙の多くは地図であった。世界地図もあったし、狭い地域の詳細な地図もあった。航空写真や建築物の間取り、海図、気象図もあった。 「はいや、久しぶりじゃのう、ヴェルサスよ」 さきほどの信者と同じ服装をした男。妖精のように尖った耳が特徴的だ。まだ30代半ばという歳であろうが、物腰は老人のように年月を感じさせもした。 それもそのはず……ヴェルサスの記憶が確かなら、この男の年齢は80歳を迎えているのだから。 「中々盛況のようだな。あんたの教団は」 「40年前ほどではない……まだまだな。せっかく、こっちの世界にきてあの頃の肉体に戻れたのだ。立場もあの頃と同じ、いやそれ以上になりたいものだが」 『ボヘミアン・ラプソディー』の能力によって、この世界に引き込まれた魂は、この世界での実体を得ることが出来る。 そしてその実体は、魂の望んだ時期の肉体となるらしい。 これはヴェルサスが実際、多くの復活者を見て結論付けた法則である。 たとえばセッコは、死ぬ前に鼓膜が破れていたようだが、蘇ったときには再生していた。自分だって重傷であったはずなのに傷一つなかった。 そして目の前の男にとって死んだ当時の老人の姿ではなく、30代の頃に戻りたいと強く願っていたのだろう。 「そうなりたかったら、俺に協力してもらおう。高い金を払っているんだからな」 「くく……その金は【一族】とやらから持ち出したものではないのか? 今回持ってきた金や情報も【クライン派】とやらのおかげじゃろう?」 「出所なんか関係ないだろ? いいからあんたは情報を渡せばいいんだよ」 『イイゼ、教えてヤルぜ!』 急に新たな声がした。 『アンタのラッキーカラーはイエロー、薔薇ノ花束ハ吉。あとピンクのモノには要注意だゼ』 いつの間にやら、空中に謎の物体が浮かんでいた。一見すると東洋の龍(ドラゴン)のような形だった。 上半身は透明な球体の中に入っており、下半身はひし形を底辺とした四角錐となって、球体の外に突き出ている。 「はいやッ! お前はしゃべるな!『龍の夢(ドラゴンズ・ドリーム)』!」 男は顔をしかめて、その奇妙なドラゴンに怒鳴る。 『オレはアンタの手下ジャネーッ! 勝手にしゃべるゼッ!』 だがドラゴンは意に介さない。 「お互い、言うこと聞かない奴には苦労するな……ケンゾージジイ」 彼の名はケンゾー。 かつて3万人の信者を従えたカルト教団の長だった男。34人の男女を殺し、懲役280年の刑を受け刑務所に入れられた男。『ドラゴンズ・ドリーム』のスタンド使い。 栄光を取り戻すために戦い、敗れ、こちらの世界に来てからも、彼は栄光を諦めてはいなかった。 「ふん……まあいいじゃろう。確かに教団としては出すものさえ出せば文句は無い。お前さんの運命の流れを見てやろう」 そしてケンゾーは一枚の海図に赤ペンで印をつける。アークエンジェルが隠れている地点だ。 「ふん……まだ大丈夫じゃろう。気の流れがやや不安定だが、敢えて招き入れぬ限り敵対者は近づくまいよ。そういう気の流れじゃ」 ケンゾーの持つ特殊な力。その名は『FENG SUI(風水)』。占星術やタロットカードのような占いとして有名だが、占いではない。 東洋人によると、この自然界には山や谷から発生する『風』や『水』のエネルギー、『気』の方角を知る事によって、人生の決定の時『進むべき道』がわかるという。 たとえば、『土地』や『家』の方角が凶だと、住んでいる人の健康や財産、家族の幸福も打撃を受ける。 戦乱の時代では『城』の風水を見て、どの方角から城を攻撃すれば陥落させられるかわかったというし、逆に城の弱点方角に神社などを建て、凶のエネルギーを沈めれば、城はより強固な守りとなる。 つまり『風水』とは、未来を知り対策を立てるための占いではなく、よりよい未来を呼び寄せ、生み出すための技術なのである。 「俺の目的は達成できるんだろうな」 その力に目をつけたヴェルサスは、ケンゾーと取引し、教団のために協力する代わり、目的達成への未来を指し示すよう、要求したのだ。 「せっかちじゃのう。安心せい。貴様の目的が何かは知らぬが……お前を取り巻く気の流れはお前を成功へと導くともよ。お前が『何時』『何処』にいるべきか、教えておこう。お前が幸運と出会える時間と場所をな。ただ……」 ケンゾーは何枚かの写真を出し、 「キラ・ヤマト、ラクス・クライン……こやつらの運ぶ気は強すぎる。強い気はお前を成功へと導くが、強すぎる気はお前を枯らす。目的達成のため、こやつらを操ることにしたお前の判断は間違いではないが……お前自身が耐え切れねば、身を滅ぼすぞ? 聖杯を捜し求めたアーサー王や、不死の霊薬を手に入れようとした始皇帝のようにな」 部下を動員し、聖杯を見つけ出すことには成功しても、最終的に反乱を起こされ、国と自分自身を滅ぼしたアーサー王。不死の霊薬を求め続け、各地に調査隊を派遣したが、逆に毒性のある水銀を飲んだために命を縮めた始皇帝。野望を求めて滅び去った前例たち。 「一緒にするな……俺は必ず、俺の『聖杯』を手に入れる! 手駒ごときに滅ぼされてたまるものか!」 飢えた獣のように浅ましくも恐ろしい、貪欲な目つきで、ヴェルサスは宣言した。そんな彼に『吉』と『凶』の方角を指し示す、風水の化身ともいうべきスタンド、『ドラゴンズ・ドリーム』は語りかける。 『俺は中立ダカラ、誰の味方でもナイ。ダケド忠告ハしておく。『風水』ハ運命の流れヲ見るコトガできる……ケド所詮運命は人の手ニハ余るモノダ。利用スル程度ハトモカク、支配スルコトなんかデキネー。油断ハしないコトダヨ』 「……それこそ、言われるまでも無い。お前らこそ潰れないように気をつけるんだな。お前らが、気の流れを変え、良い気を呼び込むために行っている、建築物やらの破壊行為……すでに噂がたってるぜ。いくら風水でも、軍隊の物量には敵わねえ。注意することだな」 「吉の方角にいくためには、多少の凶は覚悟せねばならん時もある。結局、危険を冒さずには何もできぬよ」 話していると、ドアを強く叩く音がした。 「やめてください! あなたは教祖さまとの対面を許されておりません!」 「緊急事態なんだ!! どうしてもヴェルサスに知らせなければ!!」 バルトフェルドの声だ。酷く慌てている。 ヴェルサスは目で問うと、ケンゾーは許可した。周囲の地図をしまうと、 「よろしい入りなさい」 そう声をかけた。すぐにドアが乱暴に開かれる。 「ヴェルサス!! これを!!」 やけに興奮した様子のバルトフェルドが、一枚の紙をヴェルサスに突きつける。さっき信者から受け取った情報だ。 「なんだ? 何かまずいことでも……」 顔をしかめて書面に目を通すヴェルサスだったが、やがて目を見開き、徐々に顔色が変わっていく。 「……戦闘に乱入した?」 「そうだ! 昨日のことで、まだマスコミには流れていないらしいが……」 「……戦闘に乱入した?」 「あ……ああ、どうやらアスランが乗っているミネルバと、連合軍の戦いに飛び込んで……これではアークエンジェルは世界中を敵に回すことに……」 「……戦闘に乱入した?」 「ちょ……ヴェルサス?」 茫然自失の態で、同じ言葉を繰り返すヴェルサス。不穏な空気を感じたバルトフェルドは、恐る恐る彼の名を呼びかける。 「……………ふう」 息一つついた途端、ヴェルサスの膝が折れ、その場に崩れ落ちた。 「ヴェ、ヴェルサスぅ!?」 「は、ははは……」 虚ろな笑いをあげる男に、バルトフェルドは肩を掴んでガクガクと揺さぶる。 「なあ……人生ってなんだろうな?」 「しっかりしろ! 帰って来いヴェルサス!! 俺を一人にするんじゃない!!」 唖然としたケンゾーと信者が見つめる中、バルトフェルドは最も危険な男と認識する相手を、必死で復活させようとするのだった。 『自分ダケ無傷ノまま、手駒とシテ他者ヲ操るというコトは、実のトコロ本当ニ難しいコトなんだよネ』 地上の騒動を尻目に、ドラゴンズ・ドリームは呑気そうに空中を漂っていた。 ――――――――――――――――――――――――― ヴェルサスが辛い現実に耐えかねている頃、また別の場所で一人の男が動いていた。 「アークエンジェルがねぇ……一体何のつもりなんだろうな」 『こちらもさっぱりわからん。オーブ代表をさらった時から警戒はしていたが、やはり無視できない危険要素だろうな。 こちらはこのままミネルバとの戦闘を続行することになるだろう。従って、お前に負担をかけることになるが……』 「水臭いことを言うなよブチャラティ。ちゃんと来るべき時のための戦力は増やしておくさ」 アバッキオはブチャラティと近況報告と打ち合わせをし、通信を切った。 「と、いうことだが、どうだい……影の軍神さまのご意見は?」 「妙な呼び方をするな。私の名は、ロンド・ミナ・サハクだ」 振り向くアバッキオの背後で、長く美しい漆黒の髪をした、獅子の如く壮麗な女性が薄く笑う。 その身に纏う戦士の空気は、アバッキオの教官、レナ・イメリアのそれに勝るとも劣らなかった。 (レナに初めて会った時は、彼女ほどの女傑がいるとは思いもしなかったが……『白鯨』のジェーンといい、この女といい……まったく、男なんてか弱いもんだぜ) ため息が出そうになるのを押さえた。 「私もキラ・ヤマトたちの行動には驚いている。他者の信念を否定するのは私の主義に反することだが……周囲へ及ぼす影響を鑑みると、歓迎できる事柄ではないな」 「要するに気に食わないってことだろう」 アバッキオが眉をしかめる。どうもアバッキオはこの貴族的で心身の強すぎる女性のことが好きになれない。些細なことでもつい文句のようなことを口にしてしまう。 「そう噛み付くなレオーネ。私はお前たちと仲良くやっていきたいのだ。私も、この下らない戦争は早く終わらせたいのでね」 軽く受け流すミナ。アバッキオも自分の態度を大人気ないと感じ、気を取り直して言う。 「この間、話した以上のことはまだ何もない。しかし……戦況も結構煮詰まってきている。連合が不利の状況でな。 だから多分もうじき……ジブリールの野郎がブチ切れる。暴走をやらかすだろうさ」 「その時こそ、我々の立ち上がる日なのだろう? わかっているさ。だがだからこそ、キラたちの行動は問題だ。彼らはクライン派を味方にしているし、『ターミナル』の援助もある」 『ターミナル』とは現状に疑問を抱く各国の有志からなる地下組織の呼称である。 元々は有事に備えて様々な組織にスパイを送り、情報収集をする、情報屋グループであり特定の陣営に与するものではないが、近頃はクライン派に飲み込まれつつあるという。 ブチャラティたちの尽力で築かれた、各国首脳、軍部の反戦派、レジスタンスグループらによるロゴス打倒の結束。 しかしその中にもいるかもしれない。クライン派が。 「わかっているさ。ちゃんと調査した上で行っている……俺の力はそういうのには便利なんでな。無論完璧に穴がないとは言い切れないが、やるしかないだろう。 ところで、あいつはどうしている?」 アバッキオの言う『あいつ』とは、初めにミナとのコンタクトを取った人間である。 尊敬できない人間の下につくのが嫌いなため、ジブリール配下である『スリーピング・スレイヴ』には所属していないが、心強い仲間には違いない。 アバッキオもその能力は認めており、ユニウスセブンが降り注いだ、あの『ブレイク・ザ・ワールド』の翌日に、すぐさま連絡を取り、手助けを要請した。 そして現在、あいつはミナの要求により彼女のエージェントとして働いているはずだ。 「今は留守にしている。有能な人間は忙しいのだよ」 「そうか。まあ上手くやってんならいいさ。俺も忙しい身なんで、出るとするが……ロンド・ミナ・サハク」 彼はミナの目を見て、 「あんたのことは正直好きじゃねえが……死んで欲しくもない。まあせいぜいお互い生き延びようぜ」 それだけ言うと、アバッキオは彼女の部屋を後にした。残されたミナはくすりと笑い、 「劾に……ロウ、ジェス、カイト、それにレオーネ、ブローノ、ダイアーか。ナランチャも先が楽しみではあるし、それにあいつも……まいったな。いい男が多すぎて目移りしてしまうではないか」 悪戯っぽく笑うその顔は、不思議なほど女らしく見えた。 次の日、ミネルバを発ったアスランは、アークエンジェルの探索に力を入れていた。 あれだけの戦艦ならば、どこかに目撃者がいない方がおかしい。 そう考えて昨日から聞き込みを行っているのだが……まるで成果がない。 (まるで魔法にでも守られているみたいだ) アスランはめげずに別の町へ向かうことにした。もう少し大きな町なら、情報も多く集まっているはずだ。そう考えてレンタカーを走らせる。 「!!」 だがそこで、偶然にも彼は見知った顔を見つけたのだ。 「ミリアリア!!」 呼びかけられた少女もまた、振り向いて彼の名を叫ぶ。 「え! アスラン!?」 ミリアリア・ハウ。かつての大戦で、アークエンジェルのオペレーターを務めた、短い褐色の髪の少女。 キラの友人であり、後にはアスランとも仲間となった。アスランこそが、彼女の恋人、トール・ケーニヒを殺したというのにそれを許して。 (こんなところで彼女と会うとは……偶然か?) ともあれ二人はオープンカフェに場所を移し、近況を語り合った。 「オーブの派遣軍としてザフトにね……」 ミリアリアは難しい顔で言う。祖国オーブの行く末を、気にしているのだろう。 「ああ。そういえば向こうではディアッカとも会ったが…いや、なんでもない…」 口にした途端、アスランは後悔した。ミリアリアの顔が急速に歪んだからだ。 (彼女とディアッカは仲が良かったと思ったが……上手くいかなかったのか? まあそういうこともあるだろうが……) コーヒーをすすって前言を誤魔化そうとするアスラン。 「そ、それはともかく……アークエンジェルについての情報を何か知らないか? ジャーナリストをやっているんだろう?」 「……何かって?」 ミリアリアが警戒した表情をつくる。だがアスランははっきりと言った。 「あの艦がオーブを出ていたことは知っていたが……先日、戦闘に介入してきて、戦場は相当に混乱した」 「……知ってるわよ。全部見てたもの。私も」 さすがのアスランもその言葉には驚かされた。ミリアリアはバッグから何枚もの写真を取り出す。それらはすべて、ダーダネルスでの戦闘を撮ったものだった。 飛び交うビームやミサイル。撃墜されるMS。艦橋を破壊され、煙をあげるミネルバ。そして、アークエンジェルとフリーダム。 アスランは腹の底からこみ上げる怒りに、表情をしかめた。 「それで、アークエンジェルを探してどうする気?」 ミリアリアの真っ直ぐな瞳がアスランを射抜く。だがアスランは怯むことなく言い切った。 「話したいんだ。キラやラクス……カガリと。なぜあんな真似をしたのか、それを彼らに聞きたい」 カガリをさらった理由も含めて。キラは自分をカガリの代弁だと言っていたが、そのことも聞かねばならない。 このままでは、オーブとプラントの仲が決裂しかねないことになる。 「今はザフトに身を置くあなたが?」 「……ザフトとして、俺がキラたちを攻撃するんじゃないかと、そう考えているわけか」 アスランはミリアリアの警戒の根を理解し、その上で正直に答えた。 「さっきも言ったように、俺はオーブからの派遣兵だ。ザフトの命令は絶対のものにはならない。そして俺は今、俺個人のために行動している。彼らから、話しを聞きたいんだ。なぜこんなことをしたのか、俺自身が納得するために」 そう語るアスランの目はかつてリンゴォやポルナレフといった、戦士たちと同じものであった。 相手の命を奪うことも、自分の命を失くすことも、背負いきれぬものを背負う覚悟をした、『漆黒の炎』を宿した目だった。 「……なんか、変わったわね貴方。前はもっとなよっちい気がしてたけど」 まるで、かつての自分の相棒のようだ。いつも飲み物を手放さなかったり妙なところもあるが、ピンチの時には異常なほどに頼りになった、逞しい彼女のようだ。 「いいわ。私も居場所は知らないけれど、連絡の取りようはある。繋いであげる」 「……感謝する」 昔の自分への評価に、アスランはちょっと憮然となる。だがこれで、目的達成の光明が見えたのだ。良しとしよう。 そう考えるアスランに、ミリアリアは話しかける。 「私も長いことオーブには戻ってないから、詳しいことはわからない。FFと会えたら、何か聞けるかもしれないけど……」 彼女の目は、フリーダムを撮った写真を見つめていた。 「誰だってこんなこと、本当は嫌なはずだものね……きっとキラだって」 それはそうだろうとも。戦うことは、殺しあうことは、嫌だろうとも。傷つくことは、死ぬことは、失うことは、嫌だろうとも。 それでも自分はそれをする。度し難い。だが自分で決めた道だ。 キラもまた決めたのだろうか。それはいい。たとえ自分と道を違えても、ぶつかりあうことになっても、それを非難する気はない。 問題なのは、何も決めずにただ行動してしまった場合だ。覚悟無く、先を見ず、ただ暴走し、破壊を振りまくというのなら…… (友として、俺が止めねばならない) 結果として、友を失うことになろうとも。 ――――――――――――――――――――――――― 「なにやってくれやがりましたかあんたらはァァァァ!!」 帰ってきた彼はマリューの顔を見た途端、大音量の怒声を叩き付けた。精神的にまいっているせいか、言葉遣いがおかしなことになっている。 「お、落ち着いてヴェルサスさん!」 「今落ち着いていて、いつ我を失えというんだこのアバズレがァァァ!!」 表情筋を痙攣させるヴェルサスの迫力の前に、浴びせられた罵声への怒りも浮かばずに、マリュー・ラミアスはひたすら彼を宥めようとする。 「ア、アスラン君が、その、キラ君の友達が、ザフトに戻って戦争に参加しているって情報が入ったものだから、いてもたってもいられなくなってその」 「いてもたってもいられなくなったら戦場に飛び込むのかあのガキャァァァア!!」 もはや何を言っても怒りを煽るだけだ。怯えるマリューを見かねて、バルトフェルドが間に入る。 「まあまあ!! 落ち着けヴェルサス血管切れるぞ!! それでラミアス艦長、キラたちはどこに?」 「あ、そ、そうね、今、温泉に入っているわ」 「……温泉だぁ?」 そうふざけたことに、このアークエンジェルには温泉がある。ご丁寧に『天使湯』などというのれん付きの、和風の岩風呂が。 「いいご身分だことですねェェェェ!! 偉そうによォォォォ!!」 引きつった笑みを浮かべるヴェルサスに、バルトフェルドとンドゥール以外のクルーが身を震わせる。 「で、どうする? キラたちと話すかい?」 「いいや結構!! 私は小学校の教師でもサーカスの調教師でもないのでね! 説教だのをする気はないッ! 私はケンゾーからの情報で、行くべき場所に行かねばならないからな。後は任した!!」 怒鳴るだけ怒鳴ると、バルトフェルドに後のことを押し付け、ヴェルサスは出て行ってしまった。 本来なら危険人物と目するヴェルサスが何処へ行くのか、しっかり見届けねばまずいのだが……そこまで考えが及ばなかった。 なぜなら、現在最大の危険人物はほかならぬキラとラクスだからである。 「……それで、なんであんな真似を?」 バルトフェルドは疲れきった表情でマリューに問う。 「ラクスさんを狙っているプラントに、オーブが利用されている現状を打開するためというのが、キラ君が動いた理由よ。 そして、二つに分かれて戦う世界を止めようとする意志が、こちらにあるということを示すという目的もあるわ」 「……誰もわかっちゃいないだろうなぁ」 あの行動で、両軍のMSを壊し尽くすという行動を起こして、平和主義を歌ったところで誰が信用しようか。 「……よくよく考えると、なんで私も協力したのかって気になるんだけど……どうもラクスさんと話していると、ペースに引き込まれるというか、呑まれるというか」 右手で額を押さえるようにして悩むマリュー。 「ここにスピードワゴンさんや重ちー君がいてくれたらねぇ……」 彼女の言葉に、バルトフェルドは深く頷いた。 スピードワゴンは、キラたちを子供として扱い、特別扱いもしなければ甘やかしすぎもしなかった。 彼らの理想論も自らの経験に基づいた反論によって論破し、その上で理想を現実に近づけるための自分の意見を述べていた。 彼ならラクスに呑まれることもなかっただろう。 重ちーこと、矢安宮重清は、キラたちよりも年下で、鈍くて抜けているところもあったが愚かではなかった。 最初にキラの名を知ったときは、なんか嫌そうな顔をしていたものの(同じ姓の人間に酷い奴がいたらしい)次第に仲良くなった。 MS戦闘と関係ない実生活においては、ただの子供であるキラたちを、むしろ弟分のように見て面倒を見ていたようだ。 騙されることも多いが、本能で大切な真実を嗅ぎつけることのできた彼がいたら、もう少しマシな現在があったかもしれない。 (でも今更仕方のないことだしね) 彼らがいない以上、自分が頑張るしかないだろう。ついつい考えてしまう『もしも』を切り捨てているところに、 「艦長、通信が入りました。これは……ミリアリアからです! どうやら、アスラン君も一緒のようです!」 チャンドラからそんな報告がなされた。バルトフェルドは思わず天井を仰ぐ。 「早くも来たか……なんて言ったらいいのかねぇ」 アスランへの対応をどうするか考えつつ、バルトフェルドは温泉にいるキラたちを呼ぶことにした。 フリーダムのコクピット内。本来一人のみが乗り込むはずのそこには、現在二人の姿があった。 一人はいわずと知れたキラ・ヤマト。もう一人はカガリ・ユラ・アスハである。二人はアスランと会うため、待合場所へと向かっていた。 キラは、この通信が罠ではないかと疑っている。 また罠ではなく実際にアスランが来ているとしても、ザフトに協力している彼が騙されるなりされて自分の敵になるのではないかと恐れていた。 カガリもまた複雑な表情で沈黙していた。 (アスランが来てくれたのは嬉しいけど……) やらかしたことを考えると、会うのが怖い。 カガリは関与していないことではあるが、関係者にはなっているのだ。 戦闘への介入を知ったときには、月まで吹っ飛ぶほどの衝撃を受けたものだ。 こんなことをしていいのか、そう言ったカガリへの、ラクスの返答はこうだった。 『まず決める。そしてやり通す。それが何かをなす時の、唯一の方法ですわ』 なるほど。それは正しく、しかも単純明快だ。だが、 (キラやラクスは、一体何を決め、何をやり通すっていうんだ) 彼らの目的は戦争を終わらせること。それは確かだ。だがそのために何を決めた? 局地的な戦闘に介入し、無理矢理終わらせることが世界平和に繋がるのか? オーブがプラントとの協力体制をやめさせてどうなるというのだ? 大体、自分を誘拐したことの意味は結局なんだったか。一度は説得された気がするのだが、よく思い出せない。 (何をやるのかは決めたとしても、どうやってやるかは、何も決めていないんじゃないか?) それはまるで子供の夢だ。王様になりたいとか変身ヒーローになりたいとかそんな感じの。どうやってなるかということをまるで考えぬ、夢想妄想の類。 (わかってるのに、なんでラクスと話していると正しいと思えてしまうのかなぁ) 相性の問題だろうか。マリューやアークエンジェルのクルーは、カガリ以上にラクスに弱いらしいが、バルトフェルドやヴェルサスは、カガリのようには感じていないようだ。 (こんなんじゃ駄目だ。しっかりしろカガリ・ユラ・アスハ!! またあいつに笑われてしまうぞ!!) カガリは自分の頬を叩いて活を入れた。 「カガリ、ついたよ」 キラが目的地に到着したことを告げる。フリーダムは夕日が差し込む海岸へと降り立った。 白い機体のハッチが開き、鳥形ロボットのトリィが飛び立つ。キラとカガリが岩場に足をつけると、見知った顔が近づいてきた。 「キラ!」 「ミリィ!」 友人たちは、互いに名を呼び合った。 「ああもうホントに! 信じられなかったわよ、フリーダムを見た時は! オーブ首長をさらってオーブを飛び出したっていうのは聞いていたけど」 「だろうな。私だって信じられないもの。それで……アスランは?」 カガリは頭痛がするかのごとく眉間にしわを寄せて尋ねる。 「あそこよ」 ミリアリアが空を指差した。キラとカガリが見上げると、そこにはフリーダムと対照をなすかのように紅い機体が飛んでいた。 「あれが……アスランの?」 「マスコミで宣伝はしていたけど、どんなMSに乗っているかは知らないでしょ? セイバーっていう名前だそうよ。意味は『救世主』……兵器にしちゃ、ご大層な名前よね」 呆れたようにミリアリアが説明しているうちに、セイバーは降り立った。 ハッチが開き、アスランが姿を見せる。ラダーに乗って降りてきた彼は、こわばった顔で口を開いた。 「キラ……カガリ……」 「……アスラン」 互いに友の名を呼び合うが、そこに喜びの響きはなかった。次にカガリが口を開く。 「アスラン……心配をかけてすまない。連絡も取れず、すべきことは何もできずに、挙句こういう破目になってしまった」 「……いや、無事でよかった」 申し訳なさそうに言うカガリの様子に、アスランは内心ほっと安堵する。 やはり先日のカガリの代理と称して放たれたキラの言葉は、カガリの意思を反映してはいなかったようだ。 「大丈夫だよカガリ、きっと取り戻せるから」 カガリが何を悔いているのか、まるでわかっていないキラが言う。 アスランはそんなキラの様子に、やはりこれは駄目かもしれないと思いながらも問い掛ける。 「それでキラ……なぜあんな真似をした? あんな馬鹿げた真似を」 努めて冷静に言うが、声音の底に怒りはグツグツと煮え立っていた。 「おかげで戦場は混乱し……無意味な犠牲も出た」 ミネルバの艦橋が破壊されたことで出た何人もの死者。何をなすことも、残すこともできずに、犬死した犠牲者たち。 「君こそ……なぜまたザフトにいるの?」 アスランの問いに答えることなく、キラが問い返す。 「オーブとプラントは連合に対抗するために手を結んだ。オーブの人間である俺が、ザフトの手助けをすることは別に不思議じゃないだろう」 「そもそもオーブが戦争をすること自体がおかしいんだ。それは理念に反する。ウズミさんの遺志にも背くことじゃない?」 「理念に反していると俺は思わないが……たとえ反していたとしても、連合に対抗することは正しいと俺は信じている。 理念や信念というやつは、生きるうえで確かに重要だが、そのためにもっと大切なものを忘れては意味が無い」 カガリは無言で頷き、同意を示した。だがそれにキラは気付かない。 「……でもそれで? 君が今はまたザフトにいるっていうなら、これからどうするの? 僕たちを探していたのは、なぜ?」 「やめさせたいと思ったからだ! もうあんなことは!」 アスランは切り裂くような声をあげた。 「あんなことで戦争を終わらせられるものじゃあない! 戦争を終わらせるのは戦争をする者たちが、もうここまでにしようと話をつけることだけだ! だからデュランダル議長も連合に対話を呼びかけている……そこにあんな混乱を持ち込んでどうするというんだ!」 「……本当にそう?」 「何?」 キラが鋭い声で、責めるように更に問う。 「プラントは本当にそう思ってるの? あのデュランダル議長って人は? 戦争を早く終わらせて、平和な世界にしたいって?」 アスランはいぶかしげな表情になる。だが思い当たることがあり、キラに言葉を返す。 「まあ、精錬潔白な人間とは言えないかもしれないな。何か企んでいるふしもあるし、油断はできない。 ラクスの影武者を仕立ててまでプラントの総意をまとめたりと、手段を選ばないところもある。 だがそれでも……戦争を終わらせるには、彼と協力するのが早道だと俺は思う」 「……オーブにいた本物のラクスが、コーディネイターに殺されそうになったとしても?」 「!!」 さすがにこの言葉にはアスランも驚愕し、言葉を失う。視線をカガリに送り彼女に確認する。 カガリは目で頷いた。少なくともラクスが襲われたのはバルトフェルドも認める事実なのだ。 「殺されそうとはなんだ? 詳しく聞かせてくれ」 アスランは驚きをねじ伏せ、冷静さを維持する。 「オーブで、僕らはコーディネイターの特殊部隊と、MSに襲撃された。狙いはラクスだった。だから僕はまた、フリーダムに乗ったんだ……彼女もみんなも、もう誰も死なせたくなかったから」 キラは哀しさと、そして怒りを宿した表情を見せた。 「彼女は誰に、何で狙われなければならないんだ。それがはっきりしないうちは、僕にはプラントも信じられない」 「……言いたいことはわかった。ラクスが狙われたというのなら、それは確かに、本当にとんでもないことだ。だが……」 アスランは考えをまとめながら言う。 「それを議長が計画したという証拠は?」 「それは無いけど、でもラクスの偽者を出したり、状況的にはどう見ても」 「ラクスへの襲撃はそれからもあったのか?」 「いや……無いよ」 「追っ手をかけられたことは? でなくともプラントが何らかの動きを見せたことは?」 「……無い。何が言いたいんだい?」 キラの疑問に、アスランは答える。 「もし議長がラクス襲撃の主犯であるとしたら、一度の襲撃で諦めるはずがない。ラクスの死亡が確認できるまで行なうはずだ。 なのに一度きりで他の反応も無いというのなら、その襲撃はそんな計画的なものではなく、突発的なテロである可能性が高い」 心を乱さず、冷静に考えることでキラのペースに呑まれまいとする。戦士としての覚悟が、生半可なことでは動じない精神を、アスランに与えたのだ。 「プラントにだって色々な思いの人間がいる。ユニウスセブンの犯人たちのように。その襲撃のことだって、議長のご存じないごく一部の人間が、勝手にやったことかもしれないじゃないか」 キラは自分の耳が信じられないというふうに、驚きの声をあげた。 「アスラン?」 「そしてたとえ……議長が犯人であり、何かよからぬことを企んでいるとしても、それはお前の行動と関係ない。あんなことをしていても、議長がもくろんでいるかもしれない企みを、探ることも潰すこともできない」 「それは……でも……」 キラは戸惑う。なぜアスランは自分に賛同してくれないのだろう? 自分の行動をこうも批判するのだろう? 同じ、平和を求める友のはずなのに。 ………それほどに、デュランダル議長に心酔しているのか。自分たちより、議長のことを信じているのか。 「……ともかくその件は俺も調べてみよう。なんだかんだであの人も胡散臭い人だしな」 胡散臭くない政治家というのもピンとこないが。 「だが、お前たちはオーブに戻れ。そして大人しくしていろ。どうやら聞いた印象じゃ、今回のことは考え無しの暴走だったようだ。 これがお前たちでなければ問答無用で捕まえているところだが……腹立たしいことに、俺はお前を親友だと思っている」 明確でない状況証拠から、議長が悪人であるとキラは思い込んでいる。悪人である議長が束ねるプラントと、オーブが手を組むのはまずい。 だからオーブの派遣兵である自分を止めるために乱入した。ついでに戦闘もやめさせることにした。そういうことらしい。 実に単純思考で無計画な行動だ。呆れるしかない。とはいえ、こんな馬鹿な真似をしたとはいえ友は友だ。 復讐心に燃えるシンやポルナレフには悪いが、許せないと思う反面、見逃してやりたい気持ちもある。 「今回だけは……今回だけは見逃す。だからオーブに帰り、カガリを返して、後はユウナたちと相談して動け。今の彼は信頼できる。 自分だけの考えで動くと、いいことにはならないだろうからな」 だから最後に一度だけ、あの甘ったれた自分になることにした。これはザフトにいる新たな友たちへの裏切りとなるが、キラたちにもまた義理がある。 「カガリ……これでどうだ?」 「……アスラン」 カガリは目に涙をたたえていた。嬉しさのあまりに顔が歪む。ここで、アスランがキラを撃ったとしても、それは仕方ないかもしれないと思っていた。 少なくとも、ここでキラを殺してもアスランは罪に問われまい。キラは現在、一級のテロリスト同様なのだ。 だが見逃してくれた。愚かなことをしたとはいえ、カガリのたった一人の肉親を。 ありがとう。そう言おうとした時、 「でもそれじゃ、君はこれからもザフトで……またずっと連合と戦っていくっていうの?」 キラがそう口にした。アスランを責めるように。 「連合が戦うことを望むなら、そうなるな」 「……いくら守るためだからって、戦争には違いないんだよ? それでも、アスランはそれが正しいことだっていうの?」 「じゃあ無抵抗で殺されることが正しいことだと?」 「それは……でもアスラン、わかってはいるけど、それでも僕たちは戦わせたくないんだ……」 本当にわかっているんだろうかと、アスランは疑問に思う。 「オーブだけじゃない。戦って……撃たれて失ったものは、もう二度と戻らないから」 それだけは、聞きたくない台詞だった。 「それがわかっていて! なんであんな真似をしたんだ!!」 炎を吐くかのような苛烈さで、アスランの口から声が飛ぶ。 「お前がミネルバを撃ったために何人も死んだ! 何人も悲しんだ! 殺したことを言うなら、俺の手だって血に汚れている。責めることができる立場じゃない! だが……だがお前はあまりにも、あまりにも……」 怒りと悲しみが混在し、言葉が出ない。とにかくアスランは、キラの他人事のような態度が許せなかった。 一方、キラは目を見開き、衝撃を受けていた。どうやら自分の攻撃で、命が失われたとは考えていなかったらしい。 しかしやがて、悟ったような切ない表情を浮かべた。 「そう……うん、僕にも罪があるのはわかったよ」 「何………?」 「けど、だからもう、本当に嫌なんだ。こんなことは」 キラは本当に、ぞっとするほど綺麗な眼差しをアスランに向けた。 「撃ちたくない……」 まるで生命のいない毒の湖のように澄み切った、綺麗な眼差しだった。 「……撃たせないで」 その言葉を聞き届け、アスランは深くため息をつき、そして言った。 「……わかったよ」 キラの顔に、満面の笑みが踊った。やはりわかってくれたのだ。幼い頃からの親友は、自分の気持ちを、願いを、理解してくれたのだ。もう怖いものはない。 「……アスラン! わかってくれたんだ」 「ああ……」 アスランは、今にも抱きつきそうな様子のキラに、 「お前は、何もわかっていないことが、わかったよ」 ドゴッ 正拳をくらわした。 「ゴフッ!?」 みぞおちを突かれ、息をもらすキラ。不意打ちをくらってその痛みと苦しみに、膝を落とした。 「もう、お前にカガリを任せてはおけないな。連れ帰らせてもらう」 言えばキラは邪魔するだろうから、先に無力化させてもらったのだ。 「そ、そんな、なんで、ゴフッ」 「言葉でわかりあえなければ、力によって解決する。お前がやったのと同じことだ」 冷たく見下ろすアスランに、キラは本当にわけがわからないという顔をしていた。なぜ親友がこんな『暴挙』に出たのか、まるでわからない。 「な、何をしているのよアンタ!」 それまで黙って見聞きしていたミリアリアが、血相を変えて怒鳴る。 だが急に飛び掛ったりはしない。戦闘能力の差はわきまえているようだ。 とはいえ、いよいよとなれば身を犠牲にする覚悟で挑んでくるかもしれない。 (キラより覚悟ができている) まだまだ甘いし弱いが、それでもミリアリアの方がキラよりかはマシだろう。少なくとも、彼女は『命』が好きだから。そのために、カメラマンになったのだから。 「キラ。お前は、命を失わせるなと言っておきながら、命を何もわかっていない。わかっているなら、自分が殺したと知って、そんな薄っぺらい態度ではいられないはずだ」 ミリアリアに注意をしつつ、アスランはキラに言葉を突きつける。 「な、何を言って……」 「戦争がお前の精神をすり減らしてしまったのか……多くの者を守れず失ってしまったからか……今のお前は希薄だ。 言うことに本気が感じられない。『氷』のように『熱』が無い。世間一般で正しいと言われることを、そのまま理解もせずに言っているだけのようだ」 「アスラン! あんた何言って」 ミリアリアの文句を無視し、アスランはカガリに目を向ける。 「カガリ。俺と一緒に行こう。オーブに戻るんだ」 「こんな話、聞くんじゃないわよカガリ! アスラン、こんな乱暴なこと」 「ミリアリア!!」 そこでカガリが叫んだ。ミリアリアは驚いて振り向く。 「な、何よ? カガリ」 「ごめん!!」 「え?」 ドゴシュッ!! カガリの右ストレートが、ミリアリアの顎を貫いた。 「ウゲッ!」 ミリアリアは脳を揺さぶられ、呻きを残して意識を失った。 「「な?」」 アスランとキラが呆然とした声を出す。カガリは二人の呆気にとられた視線を感じ取りもせず、気絶したミリアリアを肩に担いだ。 「ミリアリアも連れて行っていいか? このままだと彼女、きっとアークエンジェルに乗ってしまうから」 「あ、ああ」 「よかった! じゃあ行こうアスラン!!」 熱い表情で言われ、 「え、あ、うん」 アスランは子供のように頷いた。カガリの行動の早さに驚いていたのだ。 (ここまで自発的に行動してくれるとはな……) 予想外だが、好都合だ。そして、セイバーへ乗り込もうと足を向ける二人に、 「ま、待つんだ、アスラン……カガリ……」 キラがなんとか立ち上がろうとしながら声をかけた。 「君たちは……戦争を、続けるつもり、なのかい? 人を殺すなんて……」 アスランは厳しい表情で首を振り、 「この世に絶対の正義とか悪とかはないだろう。ましてや戦争なんて、どっちの陣営も自分を正しいと思っている。 それをわかった上で、俺は俺が正しいと思った道を行くだけだ。友と共に戦い、大切なものを守る道を。そのためなら、人殺しだって恐れない」 「そ、そんな」 「間違っていると言うなら、それでもいいさ。さっきも言ったが一度だけは見逃す。 これ以降もあんな馬鹿な真似をするというのなら、今度は俺が相手だ。 だが断言してもいい。お前じゃ俺には勝てないよキラ。お前には『漆黒の殺意』がない。死をも背負おうという覚悟がない」 「人を、殺す覚悟なんて……僕は、いらない!!」 キラが怒りに燃えて叫ぶ。だがアスランはあっさりとそれを受け流し、 「殺す覚悟じゃない。自分の人生を生きる覚悟だ。誰から何と言われようとも、自分の生き方を背負う覚悟だ」 「力だけじゃ、何も、できない……」 「力だけなのはお前の方だ」 「そんなこと……」 「喋っている暇は無いだろう!!」 メメタァ!! カガリの右足が、キラの股間を風切る勢いで蹴り上げた。つま先が深くめり込む。やはりこの血を分けた兄弟の行いに、相当の怒りを抱いていたようだ。 「グブッッ!!?」 キラの体はわずかに宙に浮き、岩場に倒れこんだ。口からは白い泡を吐き、虚ろな目でピクピクと悶絶している。 「グズグズしていると、他の人間も来るかもしれないだろう! 早く出るんだ!!」 「ハイッ!!」 思わず敬礼してしまいそうな勢いで、アスランは答えた。その顔はいくらか蒼ざめて見えた。 そしてアスランとカガリは、気絶したキラを残し、ミリアリアを担いでセイバーに乗り込むと、ミネルバへの帰路についた。 友情に結ばれた英雄二人の再会と、決裂は、こうして幕を終えたのだった。 ――――――――――――――――――――――――― その頃、アークエンジェルでは、 (うまくやっているかねぇ、カガリは) バルトフェルドがことの展開を気にかけていた。 (ちゃんとアスランと一緒に行けるといいが) 彼はカガリに、アークエンジェルを出て、アスランと共にミネルバへ行くように言ったのだ。 アスランの突然の行動に、カガリがついていけた理由がこれである。 このまま黙っていてはキラの行為が、カガリの意思ということになってしまうかもしれない。 そんなことになればオーブはおしまいだ。プラントとの協力は絶たれ、連合とは敵となり八方塞となる。 ここまでキラたちが暴走してしまった以上、一刻も早くカガリを解放する必要がある。 だが彼女にはキラやラクス、ヴェルサスやンドゥールの目が光っている。そう簡単に脱出できるものではない。 だがここに絶好の機会が訪れた。ヴェルサスの留守中にアスランがやってきて、外で話がしたいという。 そこで罠ではないかと匂わせると、キラは案の定、自分一人で行くと言ってきた。そこでカガリが共に行くと言い出させたのだ。 予想通りキラは断らず、二人で行くことになった。 (キラ以外に邪魔者はいない、逃げるには最高のチャンス) アスランと協力すれば、キラを無力化することもたやすいだろう。ついでにできればミリアリアも連れて行くように言ってある。 アークエンジェルにこれ以上の巻き添えは不要だ。 (これが成功すれば……) バルトフェルドはコーヒーを口にする。 「ようやく、俺も役に立てるというものだ」 戦争が始まってから、キラの暴走を止めることもできず情けない限りであった。だがここでようやく、意味のあることをなせるのだ。 (カガリを逃がすことで、ようやく) だが、自分は最後までキラに付き合うつもりだ。キラにフリーダムに乗るように言ったのは自分だ。襲撃を受け、やむにやまれずとはいえ、責任はある。 (こいつらのことは俺が見ているから……カガリ、アスラン、そっちはそっちで頑張ってくれよ。しっかし……) 最後の一滴まで飲み干しながら、バルトフェルドは苦笑した。 (ヴェルサスの奴、今度こそ逝っちまうかもしれないねぇ) TO BE CONTINUED
https://w.atwiki.jp/5brothers/pages/229.html
130 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/10/31(金) 23 40 22 ID ??? たまにはラク姉にも幸福を シン「ラク姉~」 ラクス「何ですの?シン」 チュッ シン「奪っちゃった~♪」 手には手作りリュウタロスの人形。 ラクス「あら…この味…」 シン「この人形の口のところにチョコクリームを付けといたんだ。トリック&トリートってね」 ラクス(これは早急にルパンダイブを完成させよというシンなりのアピールッ!?) シン「ラク姉?」 ラクス「シン、しかとその思い受け取りましたわ!!そうと決まったら特訓ですわぁぁぁ!!」 シン「なんなんだろう?してやったつもりが、やっちまったような気がするのは…」 131 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/10/31(金) 23 41 38 ID ??? 一瞬、アス兄なら抜けてもそこまで問題ないと(ry カガリがアス兄に「誰だお前。いつもご飯くれる人と違うぞ」って言ってたこと思い出したw 132 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/01(土) 00 17 41 ID ??? 一週間、四馬鹿の内の誰かをご近所の内の誰かと交換してみるとか。 例えばキラをネオさん家に一週間置いとく代わりにステラを一週間シンの家に送るとか。 133 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/01(土) 01 33 18 ID ??? シンとオクレとマユとロックオンを同じ家に、それ以外の奴らで集めたら……餓死者が出るな 134 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/01(土) 02 36 35 ID ??? アレルヤ「僕牛丼つくれるよ(盛るだけです)」 キラ「やめてよね僕職人なんだからね(調理師免許ありません)」 カガリ「食材の確保ならできる!」 アスラン「わかめ料理なら和洋中なんでもできるぞ」 マリナ「何でも食べます」 キムチ・メイリン「キームッチ!キームッチ!」 刹那「レーションの作り方なら習った」 シン「やっぱり・・・放っておけない!」 マユ「お、おかん・・・じゃなかったシンお兄ちゃん」 ラクス「やっぱりシンは私の元を離れられないのですね///」 オクレ「アンタは人の話ちょっとは聞けよ」 135 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/01(土) 03 35 44 ID ??? 133 でもシン達がそんなむしろ自立するためのいい機会だと達観していたら シン「今日はマユちゃんの好きなハンバーグだよー」←シスコン オクレ「おう、ソースは俺が仕込んだ。たっぷり喰え」←基本シスコン ロックオン「よーし、盛るぜ。超盛るぜ」←大家族長男 マユ(なにこのいたれりつくせり) なんだろう、ホスト集団にしか見えなくなってきた 136 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/01(土) 07 51 15 ID ??? 135 シンとオクレ兄さんのコンビだったら美味い飯に期待できるな。 そして美形兄貴につくされるのは妹で幼女の特権だぜ!! 137 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/01(土) 08 27 15 ID ??? 135 何か年の離れた妹を可愛がるお兄ちゃんSが普通に和むわ~ 何の滞りもなく日々が過ごせそうww 138 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/01(土) 09 04 15 ID ??? ラクス「私にも料理ができたなら、シンを喜ばせられたでしょうに…」 キラ「なら、ラクスが料理の一部になるってのはどう?」 ラクス「?」 アス「今日の夕飯は…キラが作っただと!?」 シン「うん…」 カガリ「御託はいい!さっさと食わせろ~!」 キラ「カガリ落ち着いて。じゃ、今持ってきまーす。ミーアお願いねー!」 ミーア「はーい!今日のメインディッシュはなんと…」 キラ ミーア「「ラクス(姉)の…」」 ラクス「女体盛りですわーーー!!!!」 刺身盛 in ラクス シン「な…なななななな!!!!!!!////////////」 アスラン「…」 カガリ「ふむ…まず一切れ…モグモグ…」 ラクス「さあさあ…。シン…食してごらんなさぁい…」 ミーア「解説をすると、鎖骨から下へ順に、河豚指し、鯛と鮪の活け作り…」 ミーア「おへそは醤油入れ、そして…女の娘の大事な所は…ワカメ(ワカメ酒用兼)よ~♪」 キラ「ふとももの貝類と青魚も忘れずにね!…さ、召し上がれ!」 シン「…/////」 キラ「シン?」 アスラン「シンには刺激強過ぎだろう…(ワカメを食べたいが、シン専用のようだな…)」 ラクス「ほらほら~♪なんなら私が食べさせましょうか?…キャッなんて大胆♪」 カガリ(う~む、人肌に温くなった刺身は…マズいな。モグモグ…) 139 :138:2008/11/01(土) 09 07 43 ID ??? ×刺身盛 in ラクス ○刺身盛 on and in ラクス 140 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/01(土) 12 02 57 ID ??? 何でシン以外冷静に喰ってんだよこいつらwww 141 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/01(土) 12 45 38 ID ??? ここのラクスは家事も料理もできるんじゃなかったっけ? 142 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/01(土) 13 28 32 ID ??? しばらくやってないから忘れたんじゃないか? 137 「お兄ちゃんS」が「お兄ちゃんがS」に見えた・・・ 眼科医って来る 143 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/01(土) 19 13 23 ID ??? ラクス「ま、私が本気になればこんなものですわ」 キラ「うわ、久しぶりに見たよ、ラクスが真面目に料理作るところ」 アスラン「何故この腕を普段から、この家に役立てない…」 ラクス「私はシンのご飯が食べたいのですわ。自分で作っては意味がないでしょう?」 シン「そう言ってもらえるのは嬉しいけど…」 カガリ「(モグモグ)…うん、美味いな。ラクスの料理はシンの料理の次に好きだ」 アスラン「悔しいが…美味い!ワカメが入っていればもっと最高だが…」 キラ「あれ?シンは食べないの?」 シン「いや、俺はいいよ…」 キラ「はは~ん、何か料理に混ぜられてるとか疑ってるんだろ? 大丈夫だよ、僕たちが食べても平気なんだから。いらないなら、そのトンカツいただくよ」 シン「あ」 キラ「ほら大丈夫、何も…ぐ、ぐあ!」 シン「キラ兄!」 キラ「な、なんか急に体が火照ってきて…は、早く部屋に戻って自家発電を…!」バッ! アスラン「…ラクス、何を混ぜた?」 ラクス「ムラムラする薬ですわ。せっかくシンがオオカミさんになると思いましたのに」 シン「やっぱり俺のにだけ混ぜてたか…」 カガリ「オオカミさん?あいつ、変身するのか?」 シン「そうだよ、だからカガ姉は今日はキラ兄の部屋に近づいちゃ駄目だよ。…まぁ、カガ姉なら返り討ちだと思うけど」 アスラン「やはりラクスに料理を作らせるのはやめよう…」 シン「ああ…」 キラ「うおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!」 144 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/01(土) 19 22 02 ID ??? 141 過去のラクス記憶喪失ネタではど下手だった ちっちゃい頃からやってたけどラクスに懐いて一緒にやっていたシンの方がうまくなり、やる気がなくなってやらなくなったとか言うネタがあったからじゃね 145 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/01(土) 23 52 39 ID ??? 144 きっと料理の仕方も忘れたんだよそのときに 146 :1/2:2008/11/03(月) 04 14 34 ID ??? アビー「♪~」カリカリカリ… シン「ご機嫌ですね、アビーさん。」 アビー「あ、シン君!今日は筆が進むんですよ~。ほら見て下さい♪」 つ スケッチブック シン「ちょっ!破廉恥なモンを…を?この娘…誰かに似てるような…」 アビー「似てるも何も、女体化したシン君ですよ♪」 シン「あ…あ…あんたって人はァァァーー!!!」 アビー「おっぱいは小サイズBカップで、それに表情も工夫しました。堪えつつも段々と、快楽に飲み込まれてく感じですね♪」 シン「変なことに拘らんで下さいっ!…しかも、相手の男…レイや刹那じゃないですかっ!?」 アビー「オクレさんや録音さんもいますよー。」 シン「なお悪いわっ!!」 ラクス「否。」ズズッ! シン「ラク姉…?(またやっかいな女性(ひと)が…)」 ラクス「…三度否っ!!!」 アビー「む~…唐突に否定されると良い気はしませんね~…」 ラクス「だって…アビーさん、あなたは物事の本質を掴み損ねているのですから。」 ラクス「この絵は全く…魂を欠いていますわ。」 アビー「!!…どういうことです!?」 147 :1/2:2008/11/03(月) 04 28 39 ID ??? ラクス「答えは至極単純かつ…深遠…。なぜなら、そのシンの絵には…」 ラクス「おち○ちぬが付いて無いのですからっっ!!!」 アビー「!!」 ラクス「お胸だとか、表情だとかに拘わった…かようなことは全て末事です。シンにおちぬち○が付いていないなど…赤くないシャア専用機…もしくは月光蝶の出て来ぬ∀…」 アビー「…カキカキカキ…。こんな感じですか……?」 ラクス「なぜショタち○ぽなのです!?ここは年相応ミドルティーンの…」 アビー「…」カキカキカキ… ラクス「そこの角度をもう少し…」 アビー「…」カキカキカキ… シン「…」 一時間後 ラクス「そうです!そんな感じです!」 アビー「…確かにすばらしい結果です。お胸(小)とアレが見事に映えて…。シン君に関しては…ラクスさんに譲らないといけませんね。」 ラクス「いえ…この完成度はあなたの画力をもってこそですわよアビーさん…。」 アビー「…ラクスさん!」 シン「あんたら…理解できないよ…」 148 :147:2008/11/03(月) 04 30 22 ID ??? 147 1/2ではなく2/2で 149 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/03(月) 07 54 04 ID ??? ラク姉のおちぬちぬ 150 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/03(月) 09 42 16 ID ??? 女体化シン=ラクス以上のひんぬー&ふたなり? 151 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/03(月) 10 59 53 ID ??? シン『ラク姉のおち○ちぬぅ!おちぬ○ちぬ気持ち良いよぅぅ…!!』 ラクス『ほらほらほら~!もっとぶちこんでやりますわああ!!』パンパンバン!! シン『いひぃ!!僕のおちぬ○ぬもいじって~!!』 キラ「こんなのでもいいの?自分で考えて死にたくなったよ…」 ラクス「これはちょっと…引きますわね…」 シン「マジで止めてくれ…orz」 アビー「キラGJ!はあハァ…」 キラ「さすがアビー…ゲテモノ好きだね…」 152 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/03(月) 16 12 15 ID ??? 最www低www 153 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/03(月) 18 04 35 ID ??? みさくらみたいだなw 154 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/03(月) 22 16 19 ID ??? こんなの見せられたら、またシンが家出するぞww 155 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/03(月) 22 38 53 ID ??? シン「散々振り回された挙句、報われない生活に耐えられなくなりましたので家出させていただきます。探さないでください。 PS.今日の晩御飯は冷蔵庫にラップをかけておいてあるので温めて食べてください。 洗濯物は色移りするものはまとめ洗いを避けてください。 いつも使っている洗剤は洗濯機の傍においてある青いボトルです。 シャンプーが切れかけていたので、お湯を沸かすときついでに詰め替えてください。 (以下、家事に関する細々とした注意が手紙の裏までびっしりと書かれている)」 どうやら、手遅れだったようです 156 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/03(月) 22 49 58 ID ??? 凸「ばぁぁぁぁぁあああああ!!」 157 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/03(月) 23 14 10 ID ??? 155 キラ「ん?今度の新作のお金の手配もしてあるんだ?やるじゃんシン。」 ラクス「あらあら、セルフ豊胸マッサージの仕方まで・・・」 カガリ「昼飯は仕事場で作ってもらうように話をつけたと?抜かりはないな。」 凸「バカな・・・俺の育毛剤はスルーだと・・・・」 158 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/03(月) 23 29 42 ID ??? 155 他所の家でかくまってもらっても、家事をしないとそわそわして落ち着かず 結果として全ての家事を担当してしまうシンですねわかります 159 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/03(月) 23 31 47 ID ??? ほかの兄弟が家事をしようとすると怒りながら「なにもするな」、というのですね 160 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/04(火) 00 30 45 ID ??? カガリ「今回のシンの家出の件はキラやアビーやラク姉が深く関わってるようだな?」 キ・ア・ラ「「「ビクッ!」」」 カガリ「しかもやらしー同人誌のネタにシンを使ったそうだな?」 ラクス「あのカガリさん、これは…」 カガリ「ふぅ、これはやりたくなかったがやらざる負えぬか…」 キラ「カガリ、まさか…」 カガリ「二次元ポルノ規制を施行する。」 アビー「ヒィィィ!」 161 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/04(火) 00 50 11 ID ??? ポルノ規制したくなかった理由はオーブでも二次元産業が盛んだからなのか?w 162 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/04(火) 00 50 39 ID ??? ちょっwwwカガリwww そんなの施行したらオーブの何割の人口が死滅すると思っているんだwww。 あの赤音シンもなくなってしまうんだぞ! 163 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/04(火) 00 59 51 ID ??? オーブから幼女にハァハァする奴や 男を見ては妄想する奴が駆逐されるわけか ・・・・むしろ問題あるのか? 164 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/04(火) 01 08 27 ID ??? 161 神的な話で言うとあそこは二次元だからさ!!!! ん?ピンk 165 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/04(火) 04 57 39 ID ??? 将校「報告致します!明朝アララギ市街における野戦の結果、機動化師団の敗退が濃厚であり、南方戦線の維持が困難になりつつあります!」 カガリ「くそっ!こうまで状況が悪化するとは…」 ユウナ「レジスタンスは『萌え!ようじょ団』を名乗って『性の解放』を要求しているそうだよ。キラ君達もおもいきったことをやるね。」 カガリ「たかが変態性向を止めるための法だったのだ!なのに…。これは内戦などではない、我が家内騒動である…」 ミナ「何を言う!結局は国防軍が頼りないだけだ!…私も、〈アマツ〉で出るぞ!」 ユウナ「止めておいたほうがいいよ…、レジスタンスの要求の一つに、君の名もあがっていたからね…」 ミナ「どういうことだ?」 ユウナ「『国は性風俗弾圧をかかげているくせに、サハク国防大臣こそ実際に〈性器を二種類持つ変態〉、〈ふたなり〉ではないか』とね…」 ミナ「全ソキウスを戦闘モードに移行させる。…キラ、八裂きにしてくれるわっ!!!」 カガリ(やり過ぎではないか?) ユウナ(これで良いんだよ。そうでもしないと、ミナも本気にならないからね…) 166 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/04(火) 05 14 24 ID ??? 眼鏡「我々は全戦域の30%を掌握しつつある。しかし兵站の観点から、早期の講和が肝要だがな。」 キラ「『コンコルダ』の草案準備は万全だよ。二次または三次の幼女に対する『あらゆる接触及び妄想』も合法化するから…」 カナード「悔しいが…お前に着いてきて正解だったようだ!」 アウル「これで…世界中で頻発する『エロへの抑圧』をどうにかできるなー。」 キラ「エロこそ究極自由!自由には何等の制限をも付けてはならない!…カガリ、僕の勝ちだよ…」 167 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/04(火) 12 37 10 ID ??? 三次幼女へのあらゆる接触は駄目だろ 鈴木(仮)「行くのか、シン」 シン「ああ、こんなのが決まったらマユにナニが起こるか分からないからな」 鈴木(仮)(……流派東方不敗マスターしてるから大丈夫だと思うが) 168 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/04(火) 13 53 22 ID ??? 166 キラ「我々は現実に捕われ過ぎたのだ!我々が作る世界はあらゆる妄想が許された…」 キラ「萌えの国である!諸君!リア充からの理由無き差別に苦しんでないだろうか!!」 群衆「「「そうだ!」」」 キラ「ならば約束しよう。我らが創る世界にはオタしか存在せぬと!」 群衆「「「ハイルヤマト!ハイルヤマト!…」」」 キラ「あと少しで新世界が…あべじっっ!!」 ネオ「本当にキラったら…。」つハンマー ミーア「監禁してでも、リアル女の良さを教えたげるわ!」つ大斧 かくしてオーブ内戦は終結した。首謀者のその後については不明である。 169 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 00 44 33 ID ??? アスラン「騒動は終わったが、シンは帰ってこないな…」 ラクス「いったい…どこでどうしているのでしょう…」 170 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 01 22 54 ID ??? 他のスレに出張中か もっとも毎度毎度、ラクス達に振り回されてたら正直頭が可笑しくな 171 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 02 01 46 ID ??? シン「戦争?ああ、そんな事ありましたっけねぇ。でもねぇ、こっちは汗だくで帰ってきた キラ兄やカガ姉の衣服の洗濯及び普段の倍の飯の仕度。加えて学校の弁当。 しかも、ソーマとコーラの分も頼まれて仕込みもしなきゃなんなかったりでそれどころ じゃないんですよ。なんなんですか、重箱持って登校って。 まぁ、どうでもいいですけどね!」 172 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 10 38 30 ID ??? シンは結婚したらこの家から出るの? 173 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 10 48 53 ID ??? 172 結婚なんてあの方が許すわけなかろう・・・ 174 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 13 42 33 ID ??? か、かけおちなんてどうでしょう…//// 175 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 16 04 15 ID ??? 174 ピンクに見つかる前に帰った方がウボァー 176 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 18 45 57 ID ??? ピンクって下僕はいても友達はいなさそうだな。 177 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 19 21 06 ID ??? 次男と次女は祝福してくれるだろうが、長男と長女が許すわけが無い しかしラクスはシンが家出しても結構楽観的だよな、あんまり取り乱したりするところを見たことが無い 単なる余裕なのか、それとも貧しい乳だかr 178 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 19 34 53 ID ??? 177 雉も鳴かずば撃たれまいに… 179 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 19 46 01 ID ??? 「認めません。何処の馬鹿が家宝を他人にくれてやると言うのです?」 「やめてよね。シンがいなくなったら文字通り家庭崩壊じゃない?」 「は……ははははは、嬉しくて涙も出ねえよ畜生!!!」orz 180 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 20 18 12 ID ??? シン「『一世を風靡したあの音楽プロデューサー、詐欺容疑で逮捕!』だって。」 アスラン「芸能界という所で脚光を浴びて、生き方とか色々と引っ込みがつかなくなったんだろう。やはり普通が一番だ、うんうん…」 シン「ラク姉やミーアさんも芸能人だから、たくさん誘惑に囲まれてるんだろうなぁ。」 カガリ「事業や投資のような話から宗教の広告塔みたいなものまであるのだろうよ。 …もっとも、そんなもの持ち掛ける奴の内心など『いくら金を産むか』だけだろうがな。」 キラ「ていうか、ラクス自身が詐欺やってるじゃん。あのおっぱいでね。いくらパッドや詰物したって無駄無駄。」 シン「き、キラ兄…」 キラ「ファンの心を弄んでるよね、あれは。」 ラクス「…」 キラ「特大肉まんを二つ装着してるようなもんだよ。女装したお笑い芸人じゃあるまいしさ~。」 シン(さて逃げるか…) カガ「行政府に用があったんだった…ちょっと出かけて来る(汗)」 アス「リ○ブ21に行かなければ…ガクブル」 キラ「詐欺られたお金は帰ってくる可能性があるけど、おっぱいで裏切られたファンの心はさぁ…。そう思わない?」 ラクス「…」 キラ(あっ殺される…) 181 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 20 22 41 ID ??? シン「俺の保護者は誰になるんだろう。やはりアス兄かな。ハイ、アス兄、一応見ておいて」 アス「ん?何だ・・・修学旅行のしおり?6泊8日・・行き先は海外ディオキア」 キラ「!」 ラク「!」 カガ「!」 いや・・・特に続きはしない・・・w 182 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 21 56 36 ID ??? ステラやルナマリアに囲まれて旅行に行っている間に 家は大変なことになっているわけですね、わかります 183 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 22 17 52 ID ??? いや、この流れはむしろ居残り予定の兄弟総出で修学旅行先へ殴り込みだ 184 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 22 20 07 ID ??? ていうかオーブが平和なのもシンがいるお陰だしね。 185 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/05(水) 22 51 41 ID ??? カガリ(アスランが同行すればよいだろう。時間が許すなら行きたいが、仕事があるしな…) ユウナ「カガリ、環境省の報告書置いておくよ。」 カガリ「おおすまん。…っと、報告書の要旨を教えてくれ。」 ユウナ「ディオキアで○月×日から一週間開かれる、海洋汚染についての首脳級の国際会議の概要を記したものだよ。」 カガリ「○月×日から一週間…?(確かシンの修学旅行の日取りも…)」 ユウナ「といっても、カガリは多忙の身だから、この会議には僕が張り付いて参加… カガリ「私自ら参加する!」 ユウナ「は?うーん…構わないけれど、一週間は長過ぎるんじゃない?」 カガリ「いや決めたぞ、参加する!(あくまで仕事だ、遊びに行くわけではないぞ~♪)」 186 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 00 25 38 ID ??? ラクス「ディオキアでコンサートしましょう。一週間」 アウル「おい、キラ!大変だ!!」 カナード「地域限定であの大作エロゲが特装版ででるぞ!」 キラ「それなら行くしかないじゃない。で、どこ?」 アーサー「ディオキアだよ」 眼鏡「しかも一週間、一日ごとに大作が発売される!!これは遠征になるぞ!」 クルーゼ「すまんが、アスラン出張にいけないかね」 アスラン「はぁ、どこですか?」 クルーゼ「ディオキア、一週間だ」 シン(なんか嫌な予感がする) 187 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 00 34 58 ID ??? で、シンたちが泊まってる宿舎に行くんですね 188 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 01 05 14 ID ??? それで近所の方々も全員するんですね。 189 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 01 10 34 ID ??? 家事をしなくていいのが救いだな 190 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 01 20 52 ID ??? シン「っていうか乗り込んできても全員それぞれの宿泊施設に泊まるんでしょ?キラ兄以外は仕事だし」 キラ「やめてよね、棘のある言い方。なんならシンの宿に乗り込んでもいいんだよ、オッパイいっぱいあるし」 シン「アンタ、学生がぎゃーぎゃー騒いでるような宿で集中してエロゲなんてできないでしょ?」 キラ「た、確かに・・・」 ♪ユーガッタメール♪ キラ「えーっと、ティエリアが店から一番近い宿を一週間取ったって」 カナード「そうか、そこそこ寒いからホッカイロとか持っていかなくてはな」 ラクス「シン、私はアナタと同じ宿を取りますわよ♪そして布団置き場に二人で忍び込んで初物を・・・フヒヒ」 シン「却下!ラク姉が泊まってるのがバレたらパニックになる!監視の目が100や200くらいできるぞ!」 ラクス「ぐぬぬぬ・・・」 ステラ「ステラは・・・シンと同じ布団で寝る・・・」 ルナ「え!?じゃあアタシもお邪魔させてもらうわ!」 ラクス「2人だけなんて許せないじゃない?やっぱり私もご一緒いたしますわ!!」 シン「やかましいいい!!!俺は男部屋だああああ!!!レイと刹那とヴィーノ・ヨウランとの5人部屋だ!」 ラクス「仕方ありませんわね・・・(彼らには消えて頂きますか)ボソッ」 ルナ「(不慮の事故で来られなくなった彼らの代わりに5人部屋で1人寂しいシンを慰めるために行くのなら仕方ないですよね)ボソッ」 ステラ「うぇーい」 シン「・・・刹那・レイ・ヴィーノ・ヨウラン・・・無事でいてくれよ・・・」 その頃のトレミー家では ロックオン「何度も言ってんだろ!!修学旅行にガンプラ持ってくんじゃないよ!!!」 アレルヤ「刹那、旅行カバンにガンダム以外入らなくなっちゃったじゃないか」 刹那「ガ、ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンダム」 ティエ「工具が入っているということは出先でもガンプラを買ってくるつもりか・・・」 アレルヤ「カバンいっぱいにPC詰めた君が言うことじゃないよティエリア・・・」 刹那「俺はガンダムになれない・・・・ショボーン」 アレルヤ「ほら刹那、エクシアかばんつくっておいたからこれで我慢してね。」 刹那「ありがとうアレルヤああああああああああ!!!!!俺が、俺達がガンダムだ!」 ロックオン「ったく、とんでもねえガンダム馬鹿だ。おっと俺も行く準備しなきゃ」 刹那「ん?どこかに行くのかロックオン」 ロックオン「ああ、ちょいとディオキアに仕事にな」 ティエ「ふっ、一家総出でディオキアに行く事になるとはな・・・」 アレルヤ「ぱあああああああああああああああああああああああああああああああああ」 191 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 02 16 37 ID ??? アレルヤ「そういえばマリーも修学旅行に行くんだよね…パスポート、探さないと」 192 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 02 33 31 ID ??? アスラン「え?部長も同行されるのですか?今回の出張?」 ラウ「うむ、先方がどうしても、と言っててな。」 ディアッカ「グッレイトな事にオレも同行するぜ!」 ニコル「僕とイザークはお留守番ですね。」 イザーク「おみやげに期待してるぞ!キシャマラ!」 アスラン「はぁ…(くっ単独じゃなかったか!隙をみて昆布やワカメを採ろうと思ったのに!)」 193 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 13 29 38 ID ??? 190 刹那かわいいよ刹那。 194 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 16 17 39 ID ??? ディアッカ「で、ディオキアってどこにあるんだ?」 ニコル「黒海の南岸、トルコ地区ですね。避暑地が散在してる関係で、観光客も多いですよ。」 ディアッカ「うふふ…ロマンスがありそうだぜ。な?アスラン?」 アスラン(黒海ってワカメとれるのか…?) 195 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 16 43 06 ID ??? 190 アレルヤとシン似たような立場だなw 196 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 19 25 22 ID ??? 機内アナウンス『まもなく本機は離陸の態勢に入ります。シートベルトの装着を…』 シン「いよいよだなぁ…」 ステラ「ブルブル…」 シン「ステラ?どうしたの?」 ステラ「ひこうきのるの…はじめて…。こわいの…ガクガク…」 シン「…手握っててあげるから、安心して。」 ステラ「うん。ありがと。…シンの手…あったかい…」 シン「…//////」 ルナ「あーあたしもー!!腰の辺りをお願い!」 シン「ルナは慣れてるだろ!」 ルナ「ちっ…」 ネーナ「せっちゃんこわいよ~~!!」 刹那「首じめる゛な…ブクブク」 197 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 19 34 45 ID ??? 何この差はwww 198 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 19 51 52 ID ??? アスラン「あの…、このオンボロ飛行機で行くのですか…?」 ラウ「そうだ。何分、世界的な株安のこの今、費用を抑えなければな。通常の航空券の20分の一だそうだよ。」 ディアッカ「大丈夫なんかな…」 アスラン「…」 キラ「あれ?アスランもこの便で行くの?」 アスラン「おまらもなのか?」 眼鏡「アウルが格安のを紹介してくれたのだ。」 アウル「ちょっとコネを使ってね!」 アスラン「コネ!?まさか…。部長!航空券を見せてください!」 ラウ「ああ。」つ航空券 アスラン「”ノースコリアエアライン”…」 ディアッカ「この出張無かったことに…」 ラウ「大丈夫だ!超低高度を飛ぶらしいから、落ちてもしばらくは生きてられるさ。」 アス・痔「嫌ァァァーーー!!!」 199 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 21 32 58 ID ??? カガリ「すまないなラクス、エアフォースオー(オーブ大統領専用機)がエンジントラブル起こしてしまった」 ラクス「いえ、構いませんわカガリさん。せっかくチャーターしたのにこちらから行くスタッフ少なくて寂しかったところですわ」 カガリ「いやーチャーター便の飯もなかなか悪くないなあ」 ラクス「せっかく雲の上なのですからご飯だけではなく外の景色も楽しまないと。ほらカガリさんあそこに・・・大きな鳥かしら?」 カガリ「なんだか凄い速度で落ちてくるぞ!アクロバットな鳥か!」 ラウ「いいや、それは私のお稲荷さんだ!」ヒューーーーーーーーーーー ラクス「・・・私何も見てませんわ・・・・」 カガリ「あれ?ラクス、あれってアスランとキラじゃないか?パラグライダーってやつか?楽しそうだな!」 アスラン「こんな会社もうイヤだああああああああああ」ヒューーーーーーーーーーーーー キラ「それでも!買いたいエロゲがあるんだああああああ」ヒューーーーーーーーーーーー カガリ「全く楽しそうだなおい!私に内緒であんな事してるとはズルイぞ!!!プンプン」 ラクス「何も見てない何も見てない・・・ブツブツ」 200 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 21 44 08 ID ??? キラ達に敬礼!! 201 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 22 17 42 ID ??? 機内アナウンス『機内食をお配りいたしますので、お席にてお待ちください。』 ヴィーノ「うーし!機内食って結構旨いんだよなー!」 レイ「そう興奮するな。所詮、温め直した物だろう。」 フライトアテンダント?「レイ、それは甘ぇーよ!」 レイ「誰だ!?」 オクレ「俺だ。今、飯を配るぜ!」 レイ「オクレ兄さん!?」 ステラ「スティング!」 シン「なんで兄さんが!?」 オクレ「フライトアテンダントのバイトだ。(本当はステラを見守るためだがな。)ちなみに帰りの便もお前らと一緒だ。…まぁ食えよ。」 ルナ「…これ、京懐石よ!」 シン「ほんとだ…。モグモグ…超うめぇ!オクレ兄さんの味だ!」 レイ「まさか手作り…?」 オクレ「そうだ、機内でな。」 レイ「そんな馬鹿な…」 オクレ「俺もよく分からねえが、お偉いさんの心遣いらしいぜ。俺を雇ったのもその一環ってわけだ。」 シン(まさか、カガ姉が…) そのころ ラクス「ご飯おいしいですわねぇ…。シンにも食べさせてあげたかったですわ。」 カガリ「そりゃユウナが作ってるからな。」 ラクス「え!?」 ユウナ「そういうこと。趣味の一環ってことで♪シン君たちにも、ちょっとしたプレゼントをしてあるから…安心して。」 202 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 22 34 42 ID ??? アスランw 203 :1/3:2008/11/06(木) 22 40 19 ID ??? 時間を多少すっ飛ばすが気にせずネタを書いてくれ ヨウラン「やっぱ修学旅行といったら風呂覗きだろ」 シン「なんでだよ!」 ヴィーノ「あれ?シンは興味ないの?」 シン「う゛っ…とにかく駄目に決まってるだろ!見つかったらどうするんだよ!」 ヨウラン「その辺は抜かりないぜ。昼間のうちに絶好の覗きポイントを見つけておいたんだ」 ヴィーノ「準備はばっちりだよ!」 シン「お前らは…」 レイ「悪いが俺は辞退させてもらう。興味もないし、捕まりたくもないからな」 ヨウラン「まぁ、お前はそういうと思ってたよ。刹那は行くよな?」 刹那「?…それはなんだ?」 ヴィーノ「刹那の大好きな介入行動だよ。凄いものが見れるぜ」 刹那「!…それはガンダムよりも凄いのか?」 ヨウラン「ああ!ガンダムなんか目じゃないな。ツインドライブがトランザムだぜ!」 ヴィーノ「ダブルオーがいっぱいだね!」 刹那「……行く!」 シン「ちょ!おい、刹那!」 ヨウラン「よーし、そうと決まったらさっさと行こうぜ!」 刹那「…ガンダム、ガンダム…」 シン「お、おい、お前ら!純粋な刹那を巻き込むなー!」 ルナ「うわー、露天風呂なんて最高ねー」 ステラ「あったかい…ブクブク」 メイリン「ステラ、眠っちゃ駄目よ!」 ネーナ「これでせっちゃんがいれば言うことなかったのに…」 ソーマ「いるわけありません!ここは女湯です!」 ステラ「シンと一緒に入りたかった」 ルナ「そうね、背中を流させたかったわね」 メイリン「お姉ちゃん、そういうこと言うと誤解されるからやめようよ…」 ラクス「あら?皆さん?」 カガリ「ん?なんだ、お前達もこの宿だったのか?」 ルナ「義姉さん!カガリさん!」 ステラ「ラクスたちも旅行…?」 ラクス「え、ええ、まぁ…ここでコンサートがありまして…ゴニョゴニョ」 カガリ「まぁ、ここであったのも何かの縁だ。みんなで仲良く浸かろう」 ネーナ「ネーナも賛成ー!」 ソーマ「ゆっくりもできないんですね…」 204 :2/3:2008/11/06(木) 22 41 50 ID ??? ヨウラン「おい、ここだ、ここ。この穴から女湯が見れるはずだぜ」 ヴィーノ「このついたての向こうが女湯だからね」 シン「だから、お前ら、やめろよ!見つかったらやばいぞ!」 ヨウラン「うるせー!いつもいい思いしてるお前と違って俺たちモブは必死なんだよ!」 ヴィーノ「少しはそのラッキースケベを俺たちに分けてくれよ!」 シン「泣くなよ…」 刹那「…状況は理解した。このついたての向こうにガンダムがいるんだな」 ヨウラン「え、お前、何する気だよ…?」 刹那「このついたてを破壊して紛争に介入する!」 ヴィーノ「ちょっと待て!ついたて壊してどうするんだよ!」 刹那「俺には壊すことしかできない…俺は破壊者だからな。刹那・F・セイエイ、目標を駆逐する!」 シン「馬鹿!刹那、やめろー!」 ヨウラン「や、やばい!俺達は逃げるぞ!」 ヴィーノ「うん!」 シン「あ、お前ら!」 刹那「うおおおおぉぉぉぉ!!!!!」 ガシャーン!ドボン!ドボン! ルナ「えっ、何!?何か上から落ちてきた!?」 ステラ「あ、シン」 シン「うわっ、ち、違うんだ!ついたてが壊れて…!」 ラクス「まぁ、シンったら…私の裸が見たくて覗こうとしたのですね(ポッ」 シン「違う!っていうか、なんでラク姉がいるんだよ!」 ネーナ「あー、せっちゃんだー♪」 刹那「ガンダムはどこだ…(キョロキョロ」 メイリン「ちょっと!ここ、女湯…!」 ソーマ「貴方たち、何してるんですか…!?」 シン「違うんだ!覗こうとしてる奴らを止めようとして…!」 刹那「ここにはガンダムがいない…(ショボーン」 ネーナ「いやーん♪せっちゃん、ネーナのボディがガンダムよー」 刹那「お前はガンダムではない!」 シン「お前も弁解しろよ、刹那!」 205 :3/3:2008/11/06(木) 22 43 23 ID ??? 「ねー、どうかしたのー?」 「なんか凄い音したけど大丈夫ー?」 カガリ「まずいぞ!他の女性たちが来た!私達はともかく他の人間にシン達が見つかるとやばいぞ!」 ルナ「ちょっとシン!あんた沈んでなさい!」 シン「ゴボッ!」 ステラ「ステラがシンを隠す…!」 むにっ シン(やばい…!これはやばいぃぃぃ!!!!) ラクス「なんと羨ましいことを…!ステラさんは私と替わりなさい!」 ルナ「ラクスさん、今は我慢して…!」 ステラ「シン…」 ぎゅっ シン(ルナ、前に立つなー!ステラ、これ以上抱きつかないでくれー!ラク姉、空気読んでー!…ゴボゴボ) ネーナ「せっちゃんはネーナが隠すねー♪」 ぎゅっ 刹那「俺に触れるな!」 ソーマ「今は大人しくしててください!」 刹那「…了解した」 「ねー、何かあったー?」 メイリン「ぜっ、全然何にもないよー。空耳じゃないかなー…!」 「そーう?おかしいわねー…」 カガリ「…もう良さそうだな。あ」 シン「…溺れる…がは」 刹那「息ができない…」 気絶した二人はレイが引き取りました レイ「災難だったな」 シン「みんなが事情を理解してくれて助かったよ…あ、鼻血出そ」 刹那「シン、レイ、胸とは恐ろしいものだな…俺はあれに殺されるところだった…」 シン「はぁ?」 ヨウラン「ちくしょー、なんでお前達ばっかりそんないい目に…!」 ヴィーノ「このラッキースケベー!」 シン「お前達のせいだろ!」 レイ「やはり俺は行かなくて正解だったな…」 206 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 23 10 48 ID ??? 後手だが、ラクスたちも到着ということで ラクス「ワインおいしい!」 カガリ「生ハムもいけるぞー!」 ユウナ「ワインはムートンの30年もの、ハムはハモン・イベリコの特級品だよ。次は、コンティ社の挑戦品などどう?」 カガリ「どんどん持って来い!」 ラウ「この山脈を越えればトルコ州だ!」 地元ゲリラ「クルーゼの旦那!政府拠点を攻撃する話は!?」 ラウ「安心しろ!約束は守る!…アーデ君!」 眼鏡「ヴェーダ演算終了まで後10分だ!」 キラ「なんで地元ゲリラに協力してるの?」 アスラン「うちの部長は顔が広いからな。断りきれなかったらしい。」 ディアッカ「おい!あっちに砦っぽいのがあるぜ!」 カガリ「おっ!黒海が見えてきたな!」 ユウナ「ここからは速度を落とさせるよ。ディオキア着まで2時間とるから、ゆっくり楽しんでね。」 ラクス「綺麗な青…。あんなビーチ、野外でシンの初物を頂けたら…グフフ…」 ラウ「突撃!!各自拠点制圧を最優先に!各個の敵は相手にするなー!」 眼鏡「ヴェーダ!緯度固定!東経○○から××を焼き尽くせ!」 キラ「カナちゃんから連絡!敵将討ち取ったりだって!」 アウル「さっすがカナード!俺らもいく!うぉーー!!」 痔「ミリィ!俺はかならずディオキアにたどり着くぜぇー!」 アスラン「…」 207 :206:2008/11/06(木) 23 15 07 ID ??? その後 203ということで 208 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 23 24 00 ID ??? 待てこらwwwwwwwwwww 他の面々はともかくクルーゼ部長何やってんだよwwwwwwwwwwwwwww 209 :206:2008/11/06(木) 23 28 57 ID ??? 203風呂イベントは必須だなw 208そこが部長の漢なトコw 210 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 23 31 09 ID ??? 203 アレ「マリー…綺麗な肌だね…」 211 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 23 36 51 ID ??? ラッセ「刹那のほうがキレイだぜ!」 212 :199:2008/11/06(木) 23 37 12 ID ??? 今気付いたんだけど 198で低高度って言ってんのに雲の上の上から落しちゃったwww めんごめんご キラ「ねえアスラン」 アスラン「なんだキラ」 キラ「僕達は・・・どうしてこんなとこまで来てしまったんだろう」 アスラン「パラシュートも無しでなwwww」 キラ「うはwwwwwww」 痔「オマエら何現実逃避してんのよ!どうすんだこれ!!!」 ラウ「ふふふふふふふ!!!これが私のオイナリさんだ!!!」 カナード「ば、馬鹿な!お稲荷さんを広げてムササビのように滑空していくだと!?」 ラーちゃん「さあ諸君!私のオイナリさんにつかまりたまえ!!!」 アスラン「死んでしまうよりは・・・マシか」 痔「ノットグレイトゥ」 カナード「屈辱・・・・」 眼鏡「僕は私は俺は・・・・」 キラ「ちょっと!僕もつかまないと!」 アウル「残念だったな!このオイナリは5人用なんだよ!」 ラーちゃん+5人「すまないな、キラ」 キラ「うひょー!!・・・・パリーン(種割れ)・・・シンに出来て(種きゃら参照)僕に出来ないわけないじゃない・・・ヴォチュワールリュミエール!!!」 ヒューーーーーーーーーーーー キラ「やっぱダメだったあああああ!!!つかませろおおおおおおおお!!!!」 アスラン「あ!つかまるな!重量オーパーでこっちまで落ちちまう!うああ」 ラーちゃん「すまないな諸君、私のお稲荷さんにも限界が」 6人「うわああああああああああああああああああああああああああああ」 カガリ「ラクス!やっぱりアレ楽しそうだ!」 ラクス「あーあーあ何も見てない何も見てない」 213 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 23 44 54 ID ??? 212 ひどww だがそれがいい! 214 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/06(木) 23 53 15 ID ??? 痔「うひょー!ディオキア海岸は姉ーちゃんだらけだぜ!」 アス「おい!オレ達は仕事に…」 痔「そこのかわいいお姉さん!」 ?「何…? …!」 痔「オレらと一緒に…。……ミリィ?」 ミリアリア「あんた、こんなところでも節操なくやってるんだ。」 アスラン「ミリアリアも来ていたのか?」 ミリアリア「カガリが国際会議に出席するから、その取材よ。」 痔「…こんなとこで会えるなんて!やっぱオレ達は運命の…」 ミリアリア「…最低。死ね。二度と近付くな。アスラン、それじゃねー!」 アスラン「あ、ああ…。ってディアッカなぜ入水している!?」 痔「泡になって……マルマラ海に流れていって……ヴィーナスに生まれかわる…」ジャブジャブ アスラン「ディアッカーー!!!」 215 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/07(金) 00 00 35 ID ??? 214 アスラン「なんて馬鹿な真似をするんだ!」 痔「ウウ…ミリィ…」 ?「こらぁー!」 ?「逃げるなぁー!」 ラウ「アスラン、ディアッカ!づらかるぞ!!」 アス「ヅラじゃないです!って課長何フ○チンになってるんですか!ディアッカおぶされ!」 ラウ「トルコでは全裸になるべし!と、ツーフィフティ=エガシラの著書にあったのだ!」(走りながら) アスラン「いったい何考えてんですかぁー!(涙)」(走りながら) 痔「ウウ…ミリィ…」(おぶられながら) 警官1「待てぇー!」 警官2「エガシラ以来の国辱野郎めぇー!」 216 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/07(金) 00 19 02 ID ??? 今回の置いてけぼり組 ネオ「…今回は私達の出番は少なそうね」 ミーア「まー、ついていっても酷い目に合いそうな気がするし」 ネオ「キラとか今は山の中でゲリラと一緒に戦ってたりしてww」 ミーア「まさかww」 マユ「マユは今回もハブられちゃった…」 ミーア「しょうがないわよ。修学旅行についていくラクス姉とかが普通じゃないんだから」 ネオ「あの兄弟の行動力は普通じゃないわよね…。キラはいいけど!」 サトー「…おい、お前達、人の店を愚痴の場に使うな。何か頼め」 ネオ「そうねー…イクラ!」 ミーア「ウニ!」 マユ「トロ!」 グラハム「ならば私は玉子を所望する!」 ミーア「!…なんで貴方もここにいるのよ!」 グラハム「残念ながら私には行く許可が与えられなかったのだよ…。私とガンダムを結ぶ赤い糸もこの距離ではどうしようもないらしい…」 マユ「うわー、変態だー」 グラハム「おや、君はいつぞやのホッケー少女か。久しいな!」 マユ「うぅ…こんな人と組んだなんて、マユ、一生の不覚…」 グラハム「何を言う!最高のコンビネーションだった!私と君も赤い糸で…!」 マユ「やめて!」 ネオ(なんだかんだ言って気が合うんじゃない、あの二人?) ミーア(まぁ、どっちも規格外だし…) グラハム「その性能に私は運命を感じるよ!」 マユ「マユはガンダムじゃないもん!」 サトー「…だから私の店で騒ぐな」 217 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/07(金) 00 24 01 ID ??? ツーフィフティ=エガシラw 218 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/07(金) 00 45 10 ID ??? みかん 219 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/07(金) 01 03 40 ID ??? カガ「腹減った…」 220 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/07(金) 01 21 01 ID ??? アーサー「キラ達は無事ついたかなあ。」 タリア「職員会議が始まるから急ぎなさい!」 アーサー「は、はい…」 221 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/07(金) 18 37 59 ID ??? アーサーなにげにキラ達に頼んでるのかw 222 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/07(金) 19 20 37 ID ??? 221 自由行動の時にキラ達と合流するんじゃね? 223 :通常の名無しさんの3倍:2008/11/08(土) 13 07 58 ID ??? アーサー(キラたちに頼んだエロゲ…大丈夫かなあ…) 224 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/08(土) 18 10 28 ID ??? キラ……餓死したくないゆえの行動力だろうが、そこまで行動力があるなら働けwwwww 225 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/08(土) 19 39 26 ID ??? キラ「命がけになったら、そうならざるを得ないじゃないか!」 226 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/08(土) 20 44 56 ID ??? 前々から思ってたけどアスランは会社を変えるべきだと思うwwwwwwwww 227 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/08(土) 21 49 56 ID ??? アスランは優秀そうだからなw 転職してもうまくやれそうだ。 228 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/08(土) 21 51 45 ID ??? 226 まさにバッドカンパニーだよな アスランとこも… 229 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/08(土) 23 28 38 ID ??? 話が変わるけど、シンは切れると怖そうだが、 カガリはそれ以上な気がするのは俺だけかな? 230 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/08(土) 23 29 14 ID ??? いやいや、育毛剤を職場に散乱させてよいのは今の会社だけだろw 231 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/09(日) 16 46 50 ID ??? どんな事業内容なんだろ? 232 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/09(日) 17 09 11 ID ??? クルーゼは上司だから、一番のトップは誰なんだろうか 実態が良くわからない会社ではある、デュランダルが会長かも知れないなw 233 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/09(日) 17 15 04 ID ??? 盟主王んトコが取引先とかw 234 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/09(日) 17 30 24 ID ??? ていうかあのメンバーでまともな営業ができるか気になるんだが 235 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/09(日) 17 31 56 ID ??? キョシヌケには勤まらない会社なのさ 236 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/09(日) 17 59 21 ID ??? 232 パトリック伯父さんじゃないか?カクテルじゃないほうね。 237 :アスラン出家する 1/3:2008/11/09(日) 20 32 27 ID ??? ラウ「むぅ…いんきんはかゆいな…イザーク早く薬を塗ってくれ」 遺作「ぐっ…ヌリヌリ…カンショクガー…クシャイー!」 ラウ「あっ…モジモジ…」 痔「カルボナーラ風炒飯あがりっ!」 ニコ「もしもし…奥さん、きっと旦那さんも、外でよろしくやってますって。裏切りなんかじゃないんです、ちょっとした火遊びですよ…」 アス「…」 アス「…」 キラ「カチカチ…」 シン「居間でエロゲすなっ!」 ラク「シン、遊んでくださいませぇ…」 シン「変なトコ触ってくるなっ!」 カガ「シーーン!冷蔵庫が空になってしまったぞ!」 シン「少しは食費のこと考えろ!」 アス「…出掛けてくる。」 シン「アス兄?」 238 :アスラン出家する 2/3:2008/11/09(日) 20 35 07 ID ??? アス(どうしてだろう?最近全てが虚しい…) アス(脱毛も特にひどい…) ?「お若いの、どうなすったのかな?」 アス「あっいえ…」 ?「有漏に疲れておられる。」 アス「有漏?」 ?「全ては必衰、なれど煩悩は世に満ちておる。」 アス「あなたは…?」 マスード「儂は…そこの小刹で坊主などやっているものでな。マスードと申す。よかったら寄っていかんかね?」 アス「『阿沙祢周檀宗 羅風摩禰寺』あざでいすたんしゅう・らふまでいじ?」 数日後 アス「みんなに聞いてもらいたいことがある。」 カガ「もぐもぐ…改まってなんだ?」 シン「…」 アス「オレは…出家することにした。」 キラ「へぇ~すごいねぇー。…出家?」 アス「人々…いや生きとし生けるもの、衆生の安穏のため生涯を捧げる決心をしたんだ。加えて、我執から遠ざかるためにも。」 カガ「そうか…殊勝な志だな。私は応援するぞ!」 ラク「私も反対しませんが、会社はどうするんですの?」 アス「会社勤めも続ける。だが求道も行う。」 アス「ついては…得度を受けるから、お前たちも出席してほしい。」 シン「アス兄…」 239 :アスラン出家する 3/3:2008/11/09(日) 20 42 15 ID ??? -得度式- マスード「アスランよ、戒律を守り菩薩の道を歩むのじゃ。では剃髪を執り行う。」 アス「和尚さま、お願いします。」 マス「うむ。ではまず儂から。」チョキン アス(うう…) マス「我が宗派では剃髪の際、御家族その他のみなさんにも行ってもらっております。まずは御兄弟から…」 キラ「じゃ…遠慮せずに」つバリカン アス「え…」 キラ「まいなすどらいばー。」ウィウィーン… アス「キラおまっ!!何するんだぁぁぁーーー!!!」 キラ「なんで?お坊さんて丸坊主でしょ?」 マス「我が宗派では、剃髪は必ずしも丸坊主を意味しないのじゃが…」 アス「少し短めにするつもりだったのに…うぅ~」 キラ「あっそうなんだ!ま、髪は伸びるからさ♪」 カナ「これは一旦坊主にするしかないな。」 ラク「そうですわね。では次は私が…直角にぷらすどらいばー。」ウィウィーン… アス「くっ!」 マス「アスラン、諦念じゃ…」 カガ「じゃ私も。地図記号けいさつしょ。」ウィウィーン… シン「アス兄…」チョキン マス「次に親族、友人の方…」 マス「戒名は闍守貞寿(じゃすてす)とする。あわせて沙羅(ざら)と号せよ。」 アス「ありがたくお受けします…」 ラウ「沙羅法師か…良い号だ。」 CE○×年、こうしてアスランは仏門に入ったのであった。 240 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/09(日) 21 14 14 ID ??? なんかすぐに破戒僧になりそうなヨカーン・・・ 241 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/09(日) 21 54 05 ID ??? まさかの出家wwwwwww しかし家族の反応がうっすいところがアスランらしいwww 242 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/09(日) 22 00 52 ID ??? ラサーなにやってんですかwww 243 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/09(日) 22 40 21 ID ??? アスランの気持ちも解らんでもないなwww 244 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/10(月) 02 26 30 ID ??? ここのアスランなら仏門も行けそうな気がするwテレビ版のやつじゃあ馬の耳になんとやらだけど カガリ「馬の耳ってうまいのかな?」 アスラン「ちょっと!痛いちぎれるうううううううううううううううう」 ラクス「シン、私はもっと優しくしてあげますわ♪ふぅー」 シン「はぅん・・・・らめえ・・・」 キラ「アンタ達はいったい何なんだー!!!!!」 245 :議論スレにて1001変更案を相談中:2008/11/10(月) 12 47 53 ID ??? まあ職場と家庭がアレだから案外うまく行くかも知れん 246 :通常の名無しさんの3倍:2008/11/11(火) 00 32 18 ID ??? もとからはげだし、むしろ気付かれないんじゃ・・・ 247 :通常の名無しさんの3倍:2008/11/11(火) 01 59 48 ID ??? カツラ外したのか程度にしか思われないかもしれんなw
https://w.atwiki.jp/sicili/pages/136.html
双子(ふたご) 同じ母から1回の分娩で二人生まれた子。一卵性と二卵性とがあり、後者は同姓のことも異性のこともあるが、前者は必ず同姓。 らしいです。カガリとK様は双子らしいです。 っていうのは本人たちが言っているだけということにしても、誕生日が同じって・・ ヒビキ博士は奥さんがカガリを出産中にK様を「そろそろ取り出すか」ってノリでK様に付きっ切りだったんですかね。 そう言えば、Xに出てくるフロスト兄弟は双子なんですよね。 シャギアが老け顔な上、オルバはシャギアのこと「兄さん」なんて呼ぶからついうっかり忘れてしまいますが。 Xを見ていなくてこれから見るかもという人はフロスト兄弟が双子でなおかつ19歳だということを念頭において見てみると、無駄に笑えると思います。
https://w.atwiki.jp/minnadesuparobo/pages/27.html
(第38話 ソロシップ) 前編 ラー・カイラム、アークエンジェル、ソロシップ、イデオン、選択15小隊 後編 ラー・カイラム、アークエンジェル、ソロシップ、選択15小隊、増援イデオン ★クリア後イデオンにイデオンガン追加 小隊長:サウス・バニング=デンドロ 小隊員:コウ・ウラキ=ジムカスタム いずれも能力アップ系のパーツ禁止 BGMは0083ので 小隊長 真ゲッター1 小隊員 ライディーン 小隊長: セレーナ (アレグリアス) 隊員: ジュリ (M1アストレイ) 隊員: マユラ (M1アストレイ) 隊員: アサギ (M1アストレイ) BGM:Burning muscles~ichiban☆boshi 小隊長アムロ:νガンダム 隊員バカガリ:ストライクルージュ 隊員キラ:フリーダム 隊員アスラン:ジャスティス BGM:愛・おぼえていますか(主が歌詞付きで歌う) 小隊長 モンシア、ガンダム試作2号機 隊長ビャー ZZ ガイ ガオファイガー デイアッカ・バスター単機 ダイターン3:波瀾万丈 光竜を単騎 カツスーパーを単機 EVA隊隊長(シンジ) 小隊長カミーユ:Z 隊員トロワ:ヘビーアームズ モンド:量産ν 小隊長ヒイロ:ウイング 単機 デスサイズ デュオ単機
https://w.atwiki.jp/revival/pages/688.html
――デストロイの系譜を継ぐ者“オラクル”がここ、スカンジナビア王国首都オスロを目指している。それは、聖誕祭に集まった要人達を色めき立たせるには十分すぎる事態だった。 「一体、アスハ代表はどうされるおつもりなのだ?」 「いっそ、聖誕祭を延期してだな……いや、私はテロなどには屈服しない。だが、世界中の要人が集まるこの場所が、万が一にでも攻撃されれば世界はどうなるか。そうならない為にも……」 “色めき立っている”というより、“浮き足立っている”という方が適切か。鉄火場経験者は極端に少なく、落ち着いているのはごく少数の招待客のみだ。カガリ=ユラ=アスハはいっそ怒鳴りつけたい衝動に駆られながらも、懸命に冷静に努める。 (ここにアイツが居てくれたらな……) 自分は不安すら覚えないだろうに――そこまで考えて、顔に血が上る。慌てて手に持っていたワイングラスを一息に煽り、何とか平静を整える。顔に出してはならないという涙ぐましい努力である。 列席してから、カガリは直ぐにキサカの意図に気が付いた。まるでボウフラの様に沸いてくる美辞麗句、そしてカガリと同世代でそれなりに名の知れた家柄でルックスも良い青年達。またか、とカガリは何度目かの溜息を付いた。 (キサカの奴、よりにもよってこんな時に“見合い”なんかセッティングするか……) カガリ腹心の部下、レドニル=キサカ大将。通称、“爺”――実際の彼は老人と言うには若すぎるのだが、近年カガリに対する過保護ぶりが急激に加速してきた姿からそう揶揄される――はカガリに対して頭から意見を言える貴重な幕僚である。それはカガリへの信頼があり、カガリもキサカを良く信頼する故のことであり、それはカガリとて有り難いと思っているのだが、流石にこれは辟易していた。 ちなみに今日のカガリはドレス姿である。今回の式典はカガリが主役ではない、あくまでも招待客。それ故にいつもの礼服では不味いとレドニル=キサカに散々に言われたためだ。 (似合わないし、動き辛いから嫌いなんだけど) と思わず愚痴をこぼす。が、ドレス姿は本人が思っているよりも彼女の健康的な魅力を引き出すことに貢献している。それは彼女を取り巻く男達の目に、純粋な好意も浮かんでいたことからもわかるだろう。 このところ、カガリはキサカから毎日の様に言われている事がある。 『カガリ様、一体何時になったら身を固める御積もりなのですか!? 宜しいですか、カガリ様。為政者というものは……!』 と、暇さえあれば“お叱り”を敢行するのが最近のキサカであった。キサカの言う事も解らないではない。実際もう二十歳も超えた女が、浮いた話一つも無いのでは色々問題があるものだ。否、正確には一つだけ浮いた話はある。それはカガリ自身も気が付いているし、周囲も知っている。 (けどな、それ以上踏み込む訳にいかないだろ……) 友人だから、大事な、大事な人だから――悲しむ顔を見たくない。自分の地位であれば、それは叶えられるのかもしれない。だが、それをすればカガリにとって大事にしているものが、壊れてしまうだろう。それは、したくないのだ。 そんな事を思い悩んでいる内に、この歳まで来てしまった――それが、カガリの偽らざる本心である。そして、そんな胸の内をキサカはおそらく気付いているのだろう。だからこそ、カガリに対して見合い話をひたすら持ってくるのだ。せめても、女の幸せを知って欲しいと思うからこそ。だが、時々『お世継ぎを!』と言ってしまう辺りがキサカという男の根回しの下手さがわかるというものだ。 (犬や猫じゃあるまいし、そうそうポンポン産めるかっ!……というかお前が先に子供を作れ、一体いくつになったと思ってるんだ!) 思いだしたら腹が立ってきた。何気なく拳を握り、青筋が立ってくる。その時、カガリに影が差す。側に誰かが立ったのだ。また男だったら、それとなく八つ当たりして追い払ってやる――そう決め、振り向いたその先に居たのは予想外の人物だった。 「天下のアスハ代表ともあろうお方が、お一人で百面相などするものではないな。私で良ければ、話し相手位は努めようが……どうかな?」 男装の麗人――ロンド=ミナ=サハク。気を抜かれたカガリは何となくミナと会話する事になった。 立ったまま話すのも何だろう、という事で二人は廊下に出る事にした。廊下には休憩用のソファがあるからだ。――廊下だけでも広間の一つは作れそうな位の広さと豪華さがある――ソファに率先してハンカチを敷き、カガリを促すミナ。こうしてみると、そこらの男よりも紳士的な振る舞いが板に付いているのである。 「……どうも」 複雑な気分で勧められるまま、カガリは座る。その隣に、少し距離を置いて座るミナ。 「遠慮する事はない。この私と居て、話しかける事の出来る剛の者などそうは居らんよ」 女傑、ロンド=ミナ=サハク――長身かつ整った容姿。そこいらの男では力でも知恵でも束になっても敵わない位の実力と魅力に溢れている。男性より女性に人気があるというのも、無理のない話だろう。自分も男っぽいと言われる事があるが、彼女には遠く及ばないとカガリは思った。 「助かるよ。……どうも、こういう雰囲気は性に合わないんだ」 「何、大した事はしていない。何とも情けない男達だとは、先程から思っていたがね」 「ハハハ……確かに」 先程までカガリに言い寄っていた男達は、オラクル進撃の報を受けた瞬間から右往左往し始めてしまった。幾ら見てくれを取り繕っても、人間的に何ら成長していないというか、失望するほど期待もしていなかったが幻滅したのは確かである。 「それにしても、アスハ代表は落ち着いていらっしゃる。私も、その秘訣は教わりたいものだ」 言葉とは裏腹に動揺するそぶりを欠片も見せず、からかうようにミナが言う。ウェイターからグラスを受け取りながら、苦笑いして返すカガリ。 「そういう訳じゃ無い。先に慌てられたら、こっちが冷静にならなきゃならないと思っただけさ」 違いない、とお互いに笑うと、グラスを傾けた。 不意に、ミナが窓の方を見た。大きな廊下に合う、大きな窓。その先に北海があり、遠くを見ながらミナは世間話をするように切り出した。 「先程、“正義の騎士”殿が動き出した様だな」 胸がどきり、とする。愛しい人が戦いに行く――その事と、何故ミナがそれを、と疑問を口にする前、立ち上がったミナは大仰な身振りで先回りする様に言う。 「ヨーロッパ方面軍の皆が合唱しているのさ。“正義の騎士、来たれり”とな。『その者、紅き騎士と呼ばれし勇者、天より飛来して魔竜を討つ』、か。吟遊詩人にでも詠って貰いたい内容だな」 本職の詩人顔負けの艶のある美声で楽しげに謡うミナ。不謹慎な話だがカガリは同意した。グラスをウェイターに返すと立ち上がり、ミナの隣に立つ。少しでも窓の外を見ようと。見えるはずのない、戦場を。 まさに恋人を案じる乙女といったカガリの様子を見ながら、ミナは思った。 (その様に顔に全て出てしまう様では、まだまだ為政者として未熟だな。だが、そういう所がお前を護りたいと皆に思わせるのだろうな、“オーブの獅子姫”殿) 不思議な事にカガリだけでなくミナもこの場所が戦火に晒されるとは思っていない。よく知っているのだ――有事の際に見せる“紅の騎士”の強さを。かつて二度に渡り世界を救った勇者の、真の実力を。 真紅の装甲が、空気の壁とぶつかりと震える。鍛え抜かれたコーディネイターであるアスランをして歯を食いしばって耐えねばならない程の、並みのパイロットなら意識を保つこともままならない程の超加速でトゥルージャスティスは飛んでいた。 (間に合うか……いや、間に合わせてみせる!) スロットルを更に加速させていくアスラン。トゥルージャスティスの限界ギリギリとなる超加速――何としてもオラクルを止める為に。 これ以上の悲しみを広げない為にも。これ以上の悲しみを、食い止める為にも。そして――今も苦しんでいるセシルを止める為にも。 ただ、ひたすらにアスランは走る。悲しみを背負い、そこで食い止める為に。 「全隊、撃てぇぇぇっ!!」 号令も待ちきれず、ひたすらに撃ち込む。砲身も焼き切れよ、と云った具合か。 だが――その中を、悠然と歩を進めてくる者が居る。黄金の巨人、オラクル。 「化け者めっ!」 それは悲鳴にも似たものだったかも知れない。かつてベルリンを蹂躙された者達が味わった絶望――それが再び蘇る。 だが、ただ怯え竦む様な無様は見せられない。自分達の背中には護るべき人達が居る。それが、ハノーバー機動部隊総司令官エンリコ=マリーニを支えていた。 「弾幕薄いぞ! 火点集中せよっ! ゲルズゲー部隊は前面に展開、砲撃部隊を守れ!」 号令一過、ゲルズゲー部隊が陽電子リフレクターを展開しつつ機動防御に回る。それだけで守りきれるものでもないが、確かに前よりは被害が防げていた。“網”を越えたビームが若干の被害を出していたが、それは仕方が無い。 (よし、良いぞ……こっちに引き付けろ!) エンリコには、策があった。ここまではやられっぱなしだったが、おかげで戦力をある程度整えることはできた。相手は一機、そこに付けいる隙がある。 存分に相手を引き付け、火砲の存在を相手に嫌らしく押しつけ、その隙に、辺りに潜ませていたモビルスーツ部隊を一気に突撃させる。 その数およそ五十。いかなる人間だろうと、この多数の数には反応出来ない。そして、何とかダメージさえ与えられれば、それが突破口となる――それは、決死の策であったが、パイロット達は何も言わなかった。何としてもここで奴を倒さなければ明日はないとの思いは全員同じだったからだ。 「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」」 誰もが、雄叫びを上げて突っ込んで行く。ビームサーベルのものも居れば、不慣れな対鑑刀を保持しているものも居た。ルタンド、ダガーL、その他諸々――動ける機体をかき集めてきた、という感じだ。 それらは連携も何も考えず、ただ一息に斬り掛かることのみを考え肉薄。火線を潜り抜けた――そう思った瞬間、先頭の機体が爆発した。 『――そんなことぐらい、予想してないとでも思ったのかよ!』 その時、マリーニは見た。オラクルが変形したのだ。いや、それは変形ではなかった。背部に背負った円形の場所――そこから蜘蛛の足を思わせる巨大なクローアームが出現したのだ。その数およそ八。そして、その足の至る所からビーム刃が発振され、それらは巨大なビームサーベルとなって襲い掛かった。 ――おぞましい程の速度と、小回りを持って周囲のモビルスーツを蹴散らした。オラクルは元々大仏をモチーフとして作られているというが、これはさしずめ“千手観音”だろうか。全く予期しなかった場所からの攻撃に、突撃隊が動揺から立ち直った頃には接近していた機体の大半が撃墜されてしまっていた。運良く回避に成功し、反撃に移ろうとするものも居たがセシルの反応速度の方が勝った。 次々にモビルスーツ達は切り裂かれていく。それは、防衛という名の蜘蛛の巣に絡めとられた昆虫の末路。天敵に立ち向かわざるを得ない者達の、悲しい最後であった。 (アレが、奴の“切り札”か!) スウェン=カル=バヤンはようやく納得が云った。彼のパイロットとしての本能が、これまで彼を踏み止まらせていたその理由が。 (確かにこれならデストロイが持っていた死角は殆ど無くなる。そして、ここまでそれを使わなかったのは……) これは考えなくても解る。確かに強力な戦法だ。だが、所詮は一発技。それを最大限活用する為に、ここまで温存していたのだ。 スウェンは歯噛みしていた。考えてみれば、彼が命を捨てた突撃を敢行していれば、既にこの特性は表に出ていたかも知れない。そうすれば、あたら今の連中は命を散らすことも無かったはずだと。――だが、それは今更悔やんでも仕方のないことだ。 (せめてもう一人。あの火砲を潜り抜けられる者が居れば……!だが、状況は悪化し続けている。どうする?) そうすれば、確実に奴を屠れる。スウェンの経験が、そう言っている。だが、それを待っていては、更に事態は悪化するかも知れない。 スウェンは自問していた。だが、オラクルが残存部隊に襲いかかるのを見て、いよいよ我慢出来ずに出て行こうとした時、スウェンは見た。 ――天空より飛来する者を。 それは、“真紅の騎士”と呼ばれた者。それは、かつて世界を二度に渡り救った者。 その者の名は、アスラン=ザラ。“トゥルージャスティス”を駆る統一連合最強の男。 アスランは、手にしたビームサーベルをゆるりと持ち直し剣先を突きつけると厳かに言った。 「……お前を、止めに来た」 その真紅の姿が、燃え上がる様に。その双眸は、正しく正義を見据えて。 トゥルージャスティス――世界の守護者“三振り剣”の一つが遂に降り立った。 ソラは俯いていた。辺りには誰も、何も居なかった。暗闇の底で、ただ俯いていた。 不意に、ぼんやりとした光が浮かぶ。タチアナ=アルタニャン――ターニャだと直ぐに解った。 『何をしてるのさ、ソラ? 落ち込んでいたって何にもならないだろ?』 それは、怒っていると言うよりも諭す様な、慰める様な優しいものだった。 「……解ってる。解ってるけど……!」 ――では、どうすれば良かったのだろうか。 救えなかった。助けられなかった。どうしようもなかった。なら、どうすれば良いのか。 「私は、こんな思いをするために、こんな思いをする為に……!」 ――貴女に救われたんじゃない。そう叫び逃げだしたかった。しかし、それは言わずとも伝わったらしい。ターニャは続ける 。 『アンタを苦しめる為に、アンタを助けた訳じゃない。アンタだって苦しむ為に、生きている訳じゃないでしょ。でも……苦しむのを怖がって、進まないのは“生きている”って言えるの?』 核心を突く言葉に思わず、ソラは顔を上げた。そこにあるのは、ターニャの優しい笑顔。 『何故助けるのか? それは、その人それぞれの考えがあるんだろうけれど……結局は、“その人に生きていて欲しい”って思うからなんじゃないかな。形はどうあれ、その人に幸せになって欲しいんだろうね。……結果として、自分が犠牲になっちゃっただけで、さ』 それは、何処か悲しそうだった。けれど、誇らしそうな――悔いの無い笑顔。 「ターニャ……」 不意に、ターニャの姿が変わった。次に現れたのは――あの人。朴念仁で、不器用で、けれど、優しかった人――シン=アスカ。 『ソラ、あんたはそのままで居てくれ。そのままで……』 今でも覚えているその一言。鮮明に、心に刻まれた言葉。 今なら、何となく解る――どんな思いが、どんな心が込められていたのか。 また、姿が変わった。次に現れたのは、ロマ=ギリアム。 『僕達は、“みんなで”幸せになるんだよ』 「リーダー……」 ソラは圧倒されている、と思った。命を賭けて、一命を賭して一生を生きる――その意志に。その、想いに。 また、姿が切り替わった。懐かしい人――センセイに。 『ソラちゃん、貴女は俯いていては駄目。辛くても、見上げなさい。人は、前を見ないと周りを見る事の出来ない生き物なのだから……』 そうだ。ソラの恩師も、そう言った筈だ。『何時だって、空を見上げなさい』と。 俯いている訳にはいかない。命懸けで生きている人達の為にも。そして、懸命に教えてくれた人達の為にも。――命を賭して、自分を救ってくれた人の為にも。 ――最後に、誰かの声がした。それは、誰だったろう。 『……お強いのですね、貴女は。でも、無理はいけませんよ。人は、人に出来ることしかできない。けれど……生きているから、人は何かを出来るのですから』 それは、聞いたことの無い言葉だったかもしれない。けれど、あの人なら――あの人なら、そう言うだろう。そんな言葉だった。 いつの間にか寝てしまってしまったらしい。直ぐ側に居たジェスが彼女を起こさなかったのは、せめて少しでも休んで欲しいという親切心からだろう。こちらに気付いたジェスは暫く迷った様子だったが、意を決してソラに声をかけた。黙っていても、仕方のないことだからだ。 「カシムが逝ったよ」 淡々と、努めて冷静に。ソラに、負担を与えない為に結論だけを伝える。 「そうですか……」 ソラには、実感が無かった。ただ、のろのろと「何処ですか?」とだけ聞いた。 ジェスに案内され、ソラは霊安室に運び込まれたカシムに会った。 「安らいだ、顔ですね……」 「――ああ。それが、せめてもの救いだ」 せめて、苦しんで欲しくなかった。死ぬとき位、安らかであって欲しかった。もう一度、ソラはカシムの頭を撫でてあげた――偉かったね、と優しく語りかけながら。 走馬燈の様に、思い出が脳裏に広がっていく。たった数日だったのに――なんと激動の日々だったことか。その中で懸命に笑っていたのはこの子だった。周囲を明るくする為、周囲を幸せにする、ただ、その為に。 ジェスは、ソラが泣き出すものだと思っていた。だが、ソラはほんの少し瞳に涙を湛えただけで、直ぐにジェスの方を向き直った。 「ジェスさん、お願いがあります。――力を貸して下さい。“真実を伝える”貴方の力を」 それは、ソラの意地だった。最後に残された小さな、しかし譲れない意地だった。 ――生き残った者が、犠牲になった者達へ、しなければならないことがある。それを、ソラは理解していたのだ。 暫く迷った後、ジェスは頷いた。ソラの瞳――この旅が始まって以来ずっと見てきたこの小さな少女が、今は大きく見える。ジェスも見たいと思ったのだ。“奇蹟の少女”と呼ばれ、ただ翻弄されていた只の女の子が何を思い、何を決意したのかを。 それは、スウェン=カル=バヤンをして“驚異的な戦闘能力”と言わしめるものだった。それ程、両者の戦闘は壮絶なものだった。 飛び交うビーム、迸る火花――それが、ただ二機の機体の応酬に寄るものだと誰が信じられるだろうか。それは、軍隊同士の激突に匹敵する凄まじさだったのだ。 特にアスランの動きは同じパイロットとして信じられないものであった。オラクルのビーム網を重力を感じさせない最小限の動きで回避し、あまつさえビームをサーベルで弾いてみせる。オラクルもまたフレキシブルアームを駆使し間合いに入り込ませない。 (これが、最強と呼ばれる者の力か!) オラクル――世界最強のモビルアーマー。 トゥルージャスティス――世界最強のモビルスーツ。 両者の戦いが始まって暫く経つが、僅かの衰えもない。それどころかますます攻防は激しくなるばかりだ。 展開していた部隊も、スウェンでさえも――その遣り取りに口を挟む余地がない。援護しようにも、足手纏いになってしまいかねず、巻き添えにならないようゲルズゲーの影に隠れることしかできなかった。 「うおおおおおおおおおっ!」 『ウアアアアアアアアアッ!』 それは、精神力の戦いと言えた。少しでも心を弛ませれば負ける。だが、アスランは見切っていた。通信機越しに聞こえるセシルの声が、微細な動きが教えている。セシルの体力はもはや限界であると。故に長丁場の戦いに持たないという事が。 (その機体を長時間操る――それが君の体にどれ程の負担を強いているのかは想像に難くない。もう長くは保たないだろう。……だから、せめて君は俺が止めてやる) のらりくらりといなしつつ、セシルの疲労を蓄積させ、倒せば楽に終わる。戦闘者として、アスランが傑出しているのは単純な戦闘力だけではなく、そうした冷静な判断力によるものだろう。 だが、アスランはあえて援護を排し、短期決着を望んだ。そうした優しさはアスランの長所であり、短所である。 何度目かの競り合いの後、背部のフレキシブルアームをいくつかかまとめて切り落とす。セシルの叫び声が聞こえた様な気がして、アスランの心に嫌なものが広がる。 『邪魔をするなアァァァァッ!』 セシルの慟哭が、咆哮が聞こえる。その度にアスランは呻く――あれ程誓っても、あれ程願っても。それでも優しさが捨てられないのが、アスランという人間だ。たとえ組織を裏切っても、たとえ信頼を裏切っても――それでも、全ての人々を幸せにしたいから。それが出来ると思ってしまう所に、アスランのアスランたる由縁がある。 だから、そこに隙が生まれてしまう。『セシルも救いたい』という甘さが焦りを呼び、それを生んでしまった。 胸部三連装スプラッシュスキュラを紙一重で避け、一気に胸元に切りつけようとして――アスランは己の油断を知った。フレキシブルアームが新たに出現したのだ。 「まだ、こんな隠し技を……ッ!」 背部のものより小さなそれは、アスランですら全てを避けるのは困難だった。とっさに薙ぎ払うものの、全てを落としきることはできず、その内の一つがコクピットごとアスランを貫こうとした瞬間―― ――何もない筈の空間から伸びたビームが、胸部フレキシブルアームを切断した。 一瞬の隙を逃さず、その突然の乱入者は素早くジャスティスを支え、離脱する。その正体は、スウェン=カル=バヤンの機体“ハガクレ”であった。 『余計な世話かもしれないが、助けさせて貰った』 感情を感じさせない声色の仕官に救われアスランは戦士として後れを取った事が悔しいらしい、渋い声で礼を言う。 スウェンは今回の騒動でずっとオラクルを観察していた人間だ。危険な位置は、熟知していると言って良い。だからこそ、ああも良いタイミングでアスランを助けに入れたのだ。これまでの動きを見ていた、スウェンはアスランに言った。 『オラクルへの突撃は俺がやる。支援をしてくれるだけで良い』 「……馬鹿な、死ぬ気か!?」 『別に自殺願望などない。確かに貴方は優れた腕の持ち主だ。だが、その甘さを消せない限り同じことの繰り返しになる。だから、俺が前衛に回ったほうが確率は遥かに高くなる。ただ、それだけだ』 スウェンにとって、今回のミッションは気に入らないものだった。自分は手を出せず、目の前で同胞が次々と死んでいくのを見せ付けられるのだから。冷血と揶揄されようと、彼には彼なりの仲間意識があった。だから、幕引きをするのは全てを見続けていた自分がやりたかったのだ。 『奴を殺す。それで、ミッションは完了だ』 あくまで冷徹なスウェン。その言葉に秘められた怒りに、アスランは自分の甘さを痛感させられる。 (済まない、セシル。結局偉そうな事を言いながら、俺は……お前を倒す事でしか助けられない) その時――誰にとっても予想外の声がトゥルー=ジャスティス内に響いた。 『……アスランさん、大丈夫ですか?』 「ソラ!?」 “真実を伝える者”というのは往々にして手段を選ばないという条項があるだろうのだろうか。ソラは頼んだ事を少しだけ後悔していた。 「このテの病院には大概、量子通信機が備え付けてある。軍事施設だと真っ先に狙われるし、病院にも無いと色々不便だ。とはいえそうそう貸してくれる訳無いから……」 「……強引にお借りするって訳ですね」 たった今“お休み頂いた”警備員を見ると、さすがに気が咎める。こんな事態なので、警備員もごく少数だった。 早速見つけた量子通信機に嬉しそうに駆け寄るジェス。どんな事態であれ、通信するのが本分の人間である。 「で、何処の誰に何を伝えるんだ?」 《……俺がお前のことを凄いと思うのは、そこまで考え無しに動ける所だ、ジェス》 早速ハチの突っ込みにソラも思わず苦笑する。 「アスランさんの所へ。そして――セシルへ。大事なことを伝える為に……」 胸が高鳴る。これからすることは、ソラ=ヒダカが自分の意思で初めてする大冒険だ。けれど、伝えたい――伝えなければならない。 自分が、生き残ったから。生き残ってしまったから。だから、どんな理由であれシノとカシムの分まで伝えなければならない。 《ソラー、頑張レ! 応援スルゾー!》 「ありがとう、ハロ」 ソラは、微笑んだ。その笑みは何処か、“彼女”を思わせる安らぎを感じさせるものだった。 『セシル、聞こえますか? 私は貴方が大事に思っていた女性、シノ=タカヤの友人、ソラ=ヒダカです』 トゥルージャスティスの外部音声――そこから流れ出した声は、戦場という場所においてあまりに場違いなものだった。スウェンは怪訝な顔をしたし、アスランも正直、納得はしていなかった。だが、『通信させて貰えるだけで良い』ということで、許可したのだ。 だが――オラクルも外部音声を入れた事で、アスランもスウェンも、事態の推移を見守ろうという気になった。 『シノ……? 何故、こんな時に!? ソラって、シノを連れ戻しに来た……!』 『ええ、そうです。……私は誰よりも、シノが幸せになることを願っていました』 ここで、ソラは一息入れた。 『シノは、貴方の事を信頼していました。そして、私は貴方とシノが幸せになれるのなら――そう考えたこともありました。……でも、貴方は今、何をしているの?』 強い意志を感じさせる声に、これが本当にあのソラの声なのだろうか。あの泣いてばかり居た女の子なのだろうか、とアスランは内心驚いていた。 『……何って、俺は……!』 セシルが何かを言うよりも、ソラがずばりと言った。 『シノは……死にました。貴方がその機体に乗った時に』 『……なんだって?』 震える声――それは、セシル本来の声だ。機械に寄らない、本心からの声。 『カシムも、つい先程亡くなりました。……もう一度聞きます。貴方は、何をして居るんですか?』 立て続けの爆弾発言――セシルのトラウマは、その身を包む憤怒の炎はその程度で消えはしなかった。むしろ人としての心が音を立てて崩れていくのをセシルは感じていた。 『……なら、復讐だ! 今度こそ、俺の大事な者を、大事なモノを奪った奴等を全て滅ぼしてやるッ……!』 それは、紛れもないセシルの本心。だが、だからこそ次の言葉に動揺した。 『いい加減にしなさい! 貴方は、自分が何をしているのか、何を繰り返そうとしているのか――本当に理解して居るんですか! セシル、貴方がしていることは、もう一度貴方とカシムを作るだけなんだって、本当に理解してるんですか!?』 『……それは……!』 『貴方の戦いは、貴方の意志は、シノとカシムに伝えられるものなんですか!? 誇りを持って、あの二人に伝えられるものなんですか!?』 もはやソラは涙声だった。だが、それは悲しみの涙ではない――ソラの激情の涙だった。 『お願いだから――あの子達が願った未来を!あの子達が貴方に託した“命の証”を……無駄にしないでよ……』 それは、ソラの心からの言葉だった。今までの人達が、ソラに伝えたもの――それが結んだ一つの結晶だった。 『――俺は』 いつしかセシルの声から狂気は消えていた。 『……もう引き返せない……だから……』 その言葉の意味――それは、アスランは正しく理解した。だから、言葉少なく答える。 「……ああ、終わらせよう」 スウェンは一歩引いた。この場の幕引きをする人間に誰が相応しいか悟ったのだ。 「全力で来い! 後悔の無い様に!」 『ああ……行くぞ!』 ――もはや、死ぬ事以外に救いがないのなら。その人の人生を間違ったのだろうか。無意味だったのだろうか。 間違っていたのかもしれない。だが、決して無意味ではないはずだ。それは、懸命に生きた証拠。誰にも否定されない、その人だけの宝――それだけは誰にも否定することはできないのだから。 迷いは、もはや無い。 それは、正に神速だった。迷いがあったからこそ、セシルにも捉えることが出来たのだ。だが――今のアスランの動きは、真のトゥルージャスティスの動きは、誰にも止められなかった。 ビームは空しく空を切り、フレキシブルアームから発振されるビームソードは次々と切り落とされ、消えた。 起死回生のスプラッシュスキュラを放とうとしてついに姿を見失ってしまう。セシルは目を離した覚えはない。にもかかわらずトゥルージャスティスが居なくなった。リフターを分離し、その反動でセシルの目で追えない程の速度で視界から消えたのだ。セシルが再びその影を見つけたのは、トゥルージャスティスの刃は正確にオラクルのコクピットに突き立てる瞬間だった。ビームで形成された光の刃は苦痛も恐怖も感じさせることもなく一瞬でセシルを消滅させた。
https://w.atwiki.jp/pazudraparty/pages/210.html
No.137:スサノオノミコト No.203:大樹の精霊・アルラウネ No.213:グラビトンアースドラゴン No.218:樹天龍・ホウライ No.231:エンシェントドラゴンナイト No.241:金色の女神・パールヴァティー No.285:旋風機龍・カノープス No.296:フォートトイトプス No.318:木の機神兵・アースガル No.323:蒼炎星・イフリート No.327:碧氷星・リヴァイアサン No.330:紅樹星・ファフニール No.331:蒼樹星・ファフニール No.332:輝樹星・ファフニール No.333:黒樹星・ファフニール No.336:碧光星・神龍 No.340:碧闇星・ティアマット No.357:自由と風の精霊・シルフ No.363:覚醒オーディン No.367:覚醒プラン No.379:ディノライダー・ドレーク No.383:マリンライダー・ロビン No.392:豊穣神・ホーリーセレス No.393:豊穣神・イービルセレス No.403:疾風の狩人・グリフォン No.410:究極島龍・ユグドラシル No.422:森羅の神子・カノ No.440:超・ぐんまけん No.443:木の歴龍・ラガヴーリン No.452:最強装備・弓使い No.460:最強装備・シーフ No.482:大花龍・ガイアブラキオス No.489:時の伝道師・クロノタートル No.495:愛猫神・バステト No.514:大英雄・モアクーフーリン No.560:旋風の神童・猿飛佐助 No.572:狩猟神・アルテミス No.654:緑聖の豊麗神・フレイヤ No.660:ドロイドラゴン
https://w.atwiki.jp/cagalli_yura_athha/pages/10.html
#blognavi ハロカプかがりたんです。 カテゴリ [ハロカプ] - trackback- 2005年11月18日 20 05 00 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/wiki8_destiny/pages/181.html
オーブ首長国連合 オーブは南太平洋に浮かぶ火山島を中心とした島々を領土に持つ島国。 火山が島を作ったと言う点でハワイに似ている。赤道からやや南に位置する。 建国には日本も深く関わっているらしく、オーブでは日本語が使われている。 (カガリがキラに当てた手紙や、アカツキの肩の文字などで窺い知ることができる) どうやら紅葉が始まる程度まで気温が下がる季節もあるようだが、流石に冬は来ないと思いたい。 スイスのような中立国家であり、独自の理念を持つ。前大戦では連合に侵攻されるも、 Destinyではユニウス条約によって独立が回復されていて、各地の復興も進んでいる。 沿岸にはマルキオ導師の家や港近くの慰霊碑、カガリの屋敷などがある。 特殊部隊であったとはいえ、カガリの屋敷が容易くアッシュによって襲撃されるなど、 海上警戒には甘い面があるものの、アスランがセイバーでやってきた時は追い返している辺り 領空警戒は密に行っているようだ。また、戦力面ではイージス艦を中心とした海上戦力・ 新鋭機ムラサメにより充実した航空戦力とかなり充実している。一見、オーブの理念と 矛盾しているように見えるかもしれないが、中立の立場を貫くなら相応の戦力を保持しなければ ならないのは確かである。現実に存在する永世中立国・スイスも同様の状態なので、おかしくはない。 偵察衛星でも発見出来ない多種多様な地下施設が存在し、秘密基地が好きな視聴者には ロマン溢れる国ではあるのだが、良く考えてみると地下に何隠してるか分からない怪しい国とも 見ることが出来る。しかし、狭い国土を有効活用するには、地下を掘り下げる方が都合が良く、 地熱発電の事も考慮すれば理には適っているので、一概に後ろめたいから地下に作ってるとも 言えない。
https://w.atwiki.jp/pazudora-z/pages/227.html
No. 名前 属 タイプ レア スキル リーダースキル 進化前 入手方法 2 アワりん 水 ミュータント ★1 - - - ■出現ダンジョン:ヒスイ川、ミズチの洞窟、ヒョウテン回廊、火影の森 7 メガ・アワりん 水 ミュータント ★2 ウォール 水のオーラ アワりん ■出現ダンジョン:ムバタマ沼、腐った森、ヒカリゴケの洞窟、死出の森、エピメニデス迷宮、地龍王の暗門、地龍王の流門、永劫の河、希望の洞窟 ■進化:アワりん 12 ギガ・アワりん 水 ミュータント ★3 ウォール うみのオーラ メガ・アワりん ■出現ダンジョン:エピメニデス迷宮、地龍王の暗門、人食い森、ガルムの迷宮、夜天楼、聖天楼、緋天楼、地龍王の流門、永劫の河、蒼天楼、希望の洞窟、樹天楼 ■進化:メガ・アワりん 17 ザブゴン 水 真龍 ★1 めぐみのひかり 水のソウル - ■出現ダンジョン:ヒスイ川、水鏡山、ヒョウテン回廊、水の神殿、ニドヘグ氷河、霊峰ミーミル 22 ザブリオン 水 真龍 ★2 ウォーターアップ・小 水のソウル ザブゴン ■出現ダンジョン:ニライ平原、水鏡山、水の神殿、ヒカリゴケの洞窟、妖精の里 ■進化:ザブゴン 27 ザブシャーク 水 真龍 ★2 めぐみのひかり 水のオーラ ザブゴン ■出現ダンジョン:ニライ平原、水鏡山、水の神殿、ヒカリゴケの洞窟、水晶洞窟、ニドヘグ氷河、モズグズ水路、霊峰ミーミル ■進化:ザブゴン 32 水龍・カットラス 水 真龍 ★3 ウォーターアップ・中 うみのソウル ザブリオン ■出現ダンジョン:カラカル氷原、エピメニデス迷宮、ニドヘグ氷河、モズグズ水路 ■進化:ザブリオン 37 水龍・レイス 水 真龍 ★3 ドロップ裏チェンジ・水 水のアーマー ザブリオン ■出現ダンジョン:水晶洞窟、エピメニデス迷宮、魔城アヴァロン ■進化:ザブリオン 42 海龍・ミズチ 水 真龍 ★3 かいふくのひかり うみのオーラ ザブシャーク ■出現ダンジョン:ヒョウテン回廊、ヒカリゴケの洞窟、妖精の里、地龍王の流門、ニドヘグ氷河、モズグズ水路、霊峰ミーミル ■進化:ザブシャーク 47 烈水龍・テュルフィング 水 真龍 ★4 ウォーターアップ・大 わだつみのソウル 水龍・カットラス ■出現ダンジョン:エピメニデス迷宮、霊峰ミーミル ■進化:水龍・カットラス 52 滅水龍・ティーチ 水 真龍 ★4 ドロップ裏チェンジ・水 水のアミュレット 水龍・レイス ■出現ダンジョン:魔城アヴァロン、銀白島ニブルヘイム、黄金郷エデン ■進化:水龍・レイス 57 嵐海龍・レヴィア 水 真龍 ★4 わだつみのバリア うみのアーマー 海龍・ミズチ ■出現ダンジョン:地龍王の流門、銀白島ニブルヘイム、黄金郷エデン ■進化:海龍・ミズチ 62 深海龍・アビス 水 真龍 ★4 しゅくふくのひかり うみのルーン 海龍・ミズチ ■出現ダンジョン:モズグズ水路、黄金郷エデン ■進化:海龍・ミズチ 67 シャードラン 水 幻龍 ★2 ハートチェンジ・火 水と火のグリモア - ■出現ダンジョン:ミツハメの森、妖精の里 72 メガロドラン 水 幻龍 ★3 ハートチェンジ・木 水と火のグリモワール シャードラン ■出現ダンジョン:ミツハメの森、妖精の里 ■進化:シャードラン 77 プレシィ 水 真龍 ★2 ストリームブレス うみのソウル - 80 氷塊龍・デプスプレシオス 水 真龍 ★4 ゴッドストリームブレス わだつみのソウル プレシィ ■出現ダンジョン:黄金郷エデン ■進化:プレシィ 83 キメラ 水 アニマル ★1 クイックヒール アニマルソウル・小 - ■出現ダンジョン:マノア遺跡 88 ウル・キマイラ 水 アニマル ★3 ヒール アニマルソウル・中 キメラ ■出現ダンジョン:蒼天楼 ■進化:キメラ 93 シーサー・キメーラ 水 アニマル ★3 うみのバリア アニマルルーン・小 キメラ ■出現ダンジョン:マノア遺跡 ■進化:キメラ 98 ギーブル・キマイラ 水 アニマル ★4 エルヒール アニマルソウル大 ウル・キマイラ ■出現ダンジョン:マノア遺跡 ■進化:ウル・キマイラ 103 バロン・キメーラ 水 アニマル ★4 ウォーターサークル アニマルのマナ シーサー・キメーラ ■進化:シーサー・キメーラ 108 クーン 水 アニマル ★1 ハウル アイスダガー - ■出現ダンジョン:ヒスイ川、ヒョウテン回廊 113 スラッシュ 水 アニマル ★2 ハウル アイスダガー クーン ■出現ダンジョン:ヒスイ川、ヒョウテン回廊、カラカル氷原、永眠の墓地、蒼天楼 ■進化:クーン 118 ベイオウルフ 水 アニマル ★3 ロングハウル フリーズソード スラッシュ ■出現ダンジョン:伯爵の館、永眠の墓地、竜の墓場、蒼天楼 ■進化:スラッシュ 123 フェンリル 水 アニマル ★3 ロングハウル ザブリードブレード スラッシュ ■進化:スラッシュ 128 氷の魔剣士 水 竜人 ★1 ドロップチェンジ・水 - - ■出現ダンジョン:地下古代神殿、ヒョウテン回廊、水の神殿、カラカル氷原 133 アクアナイト 水 竜人 ★3 ドロップチェンジ・水 フェンリルオウル・小 氷の魔剣士 ■出現ダンジョン:水の神殿、ヒバシラの塔、魔城アヴァロン、地龍王の流門、蒼天楼 ■進化:氷の魔剣士 138 ベルセルク 水 竜人 ★3 ハートチェンジ・水 エンペラーソウル・小 氷の魔剣士 ■出現ダンジョン:水の神殿、魔城アヴァロン、蒼天楼 ■進化:氷の魔剣士 143 フェンリルナイト・カムイ 水 竜人 ★4 ドロップチェンジ・水 フェンリルソウル・中 アクアナイト ■出現ダンジョン:地龍王の流門、蒼天楼、銀白島ニブルヘイム ■進化:アクアナイト 148 蒼剣の覇王・ジークフリート 水 竜人 ★4 ハートチェンジ・水 エンペラーソウル・中 ベルセルク ■出現ダンジョン:魔城アヴァロン、蒼天楼 ■進化:ベルセルク 153 クロノタートル 水 ミュータント ★2 時のぜんまい ガード - ■出現ダンジョン:ムバタマ沼、鎮魂の洞窟、カラカル氷原、水晶洞窟、冥土の沼、エピメニデス迷宮、地龍王の暗門、地龍王の輝門、地龍王の灼門、地龍王の流門、永劫の河、蒼天楼、地龍王の樹門 156 クロノゲンブ 水 ミュータント ★3 時のぜんまい エクストリームガード クロノタートル ■出現ダンジョン:地龍王の輝門、地龍王の灼門、地龍王の流門、永劫の河、蒼天楼 ■進化:クロノタートル 159 ピチョリン 水 ミュータント ★1 キュア スキルブースト - ■出現ダンジョン:ヒスイ川、ミズチの洞窟、鎮魂の洞窟、腐った森、妖精の森、モズグズ水路、永劫の河、希望の洞窟 164 アクアファレーナ 水 ミュータント ★3 いやしのひかり スキルメガブースト ピチョリン ■出現ダンジョン:鎮魂の洞窟、モズグズ水路、永劫の河、封樹の石陣、封樹の石陣 ■進化:ピチョリン 169 アピスガード 水 ミュータント ★3 アピスナイトメア スプラッシュカウンター ピチョリン ■進化:ピチョリン 174 ウォーターシール 水 ミュータント ★3 キュア クイックブースト ピチョリン ■出現ダンジョン:永劫の河、封樹の石陣、封樹の石陣 ■進化:ピチョリン 179 マーメイド 水 竜人 ★2 チャンジハート・火 いやしのうた - ■出現ダンジョン:鎮魂の洞窟、蒼天楼 184 大海の歌姫・セイレーン 水 竜人 ★4 チェンジハート・火 いやしのメロディ マーメイド ■出現ダンジョン:ヒカリゴケの洞窟、夜天楼、聖天楼、蒼天楼、封光の石陣、封炎の石陣 ■進化:マーメイド 189 サファイアドラゴン 水 幻龍 ★5 にげる トレジャーハンター・水 - ■出現ダンジョン:ムバタマ沼、ヒカリゴケの洞窟、モズグズ水路、永劫の河、蒼天楼、銀白島ニブルヘイム 194 キングサファイアドラゴン 水 幻龍 ★4 にげる トレジャーキング・水 サファイアドラゴン ■出現ダンジョン:ニドヘグ氷河 ■進化:サファイアドラゴン 201 モーモー 水 アニマル ★2 - ■出現ダンジョン:鎮魂の洞窟、冥土の沼 203 デスシザーズ 水 ミュータント ★4 てっぺきのかまえ ハイパーガード - 204 カトブレバス 水 アニマル ★4 じゅばく もりのルーン - 206 蒼天龍・ニライカナイ 水 神 ★5 エクスフリーズブレス ハイレジストウォーター - ■出現ダンジョン:水の神殿 211 裏蒼天龍・ニライカナイ 水 神 ★5 エクスフリーズブレス わだつみのソウル - ■出現ダンジョン:銀白島ニブルヘイム 216 蒼天龍・ニライカナイ 水 神 ★5 エクスフリーズブレス ハイレイジストウォーター - ■出現ダンジョン:水の神殿 217 氷星・リヴァイアサン 水 幻龍 ★5 ドロップ超チェンジ・水 水のソウル -