約 9,961 件
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3344.html
前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/こぼれ話 罰ゲームこぼれ話 上条「さて、今回は原作12巻。罰ゲームの話か」 美琴(あ~あ……やっぱ、コイツの意識の中だと『罰ゲーム』扱いなんだ……) 上条「ん? どうした御坂。なんか表情が暗いんだが?」 美琴「……そう?」 上条「おいおい。ちょっとは明るく振る舞えよ。罰ゲームつったって超電磁砲永遠キャッチボール(しかも俺受け専門)じゃなかったし、今思えば、案外楽しめたと思うぜ俺は」 美琴「はへ? そ、そうなの?」 上条「おう。あん時は『罰ゲーム』って括りだったからちょっとビクビクしてたんだけど、振り返ってみると『罰ゲーム』というよりは『二人で遊びに行ってる』って感じだったしな」 美琴「へ、へぇ~? ア、アンタにしては意外な反応ね。んじゃあそろそろ今回のゲストに入ってもらいましょうか!」 上条(あれ? 何で御坂は急に元気になったんだ?) ??「あの……御坂さん? 本当にわたくしでよろしいので……? 原作には出ておりませんし、外伝でも名前がまだないのですが……」 美琴「うん、おけおけ。大丈夫よ。名前はなくても作中だと縦ロールが魅力の娘ってあなただけだから。あと私と趣味が合う同世代の子ってのもそうそう居ないし、私も嬉しいのよ。でも、ちょっとごめんだけど名前の表記は今回はこれでお願いね」」 縦ロ「それは構わないのですが、一応この度のことを女王には報告してから来ましたわ」 美琴「え゛? そうなの? アイツ何て言ってた?」 縦ロ「とっても不機嫌になられて『呼ばれなくて良かったぁ』と仰られました。正直意味はよく分からなかったのですが」 美琴「まあ、アイツが来ないのは別に構わないけど『不機嫌に「呼ばれなくて良かった」』って意味は確かに分からないわね」 ??「どうもお久しぶりです。御坂さんと上条さん」 美琴「うげ! 常盤台中学理事長の息子・海原光貴!」 海原「いきなり第一声が『うげ!』というのははしたないですよ御坂さん」 上条「お。久しぶりだな。(で? お前は本物じゃなくて魔術師の方だよな?)」 海原「(でなければ『お久しぶり』ではなく『初めまして』と挨拶しています。それと魔術師の方の名前を出さなかった理由は分かりますよね?)」 上条「(もちろんだ。それとなるほどな)にしても妙な面子だな今回は。何でこの二人なんだ? 本編でまったく登場してないのに」 美琴「あ、うん。佐天さんと初春さんはゲスト担当のスタッフと誠心誠意話し合って除外してもらったんだけど、今回はゲスト選定が難航してるらしくって、代わりに誰か一人でいいから紹介してほしい、って言われちゃったから、この子に来てもらったの。海原さんはよく分かんないけど」 上条(…………スタッフミーティングにいきなり乱入して、ゲスト担当の鼻先をかすめるように一発超電磁砲を撃ってから、もう一発コインを突き付けて殺気漲る眼差しとドスの利いた声で「今回は、佐天さんと初春さんを呼んだらこの世に骨すら残らないわよ」の第一声から始まったアレは、はたして『誠心誠意話し合った』と言っていいものなのだろうか……) 海原「自分はつち……こほん、知人から行ってくるように言われました。彼曰く、友人全員に断固拒否されたらしく、それで自分に話が回ってきたのですが一体どういうことなんでしょう? 彼自身も『行くたくない』と言ってましたが」 縦ロ「断固拒否とはまた凄い話ですね。女王といい、海原様の周りの人といいどうされたのでしょうか」 美琴「なんか問題でもあったっけ? 実は黒子にも断られちゃってるのよね。いつもは頼まなくても付いてきたがるのに」 上条「さあ? そういやインデックスも嫌だって言ってたな。御坂が一緒に居るって分かってるのに行かないなんて珍しいことがあるもんだと思ったよ。あとオティヌスも」 全員「「「「う~ん?」」」」 『そうそう。最近病院に来ている見舞い客の可愛らしい女の子がね、僕が君に連絡を入れると言ったら是非伝えて欲しい事があるとお願いされてしまってね?』 「はあ???」 可愛いって誰のことだろう、と上条は思う。今病院にいるのは、白井黒子か姫神秋沙か。姫神の知り合いだとすると、吹寄整理か小萌先生か、白井の辺りに目をやると御坂美琴辺りが――――。 「――――待て。御坂美琴?」 うん、とカエル顔の医者は適当に頷いて、 『良く分かったね。何でも「帰ってきたら大覇星祭の罰ゲームは覚悟しなさい」だってさ?」 上条「あ、ここか。今回は原作12巻エピソードだけど、もしかしたら11巻を少し挟むかもしれない、って言ってたのは」 美琴(こ、コイツの『可愛らしい女の子』って範疇に私入ってたんだ……///) 縦ロ「? どうされました御坂さん。顔が赤いですわよ?」 美琴「へ? あ、ああいや何でもない何でもない!!///」 海原「それにしても上条さんって『可愛らしい女の子』の知り合いが多いんですか? 御坂さんも含めて即座に五人浮かぶとは」(澄ました顔で棒読み) 美琴「…………………………そう言えば……そうね……」 上条「うううううううう海原!? 何か俺に恨みでもあんの!? 御坂の機嫌が急転直下で悪くなったじゃねえか!!」 海原(ええ多少は) 上条当麻と御坂美琴は大覇星祭でちょっとした賭けをしていて、それに敗北した彼は美琴の言う事を聞く、という罰ゲームを強いられるはずだったのだ。それをすっぽかした挙げ句、呑気にイタリアへ旅行へ出かけた事が知れたとなれば……。 「待っているのは地獄のみ! より一層帰りたくない! うわ、ちょ、放して放して! そのプロの道具で俺を固定するのはやめてーっ!!」 海原「自分でしたら迷わず、何を差し置いても真っ先に帰りたいと思います」 上条「お前ひょっとしてM? Mなの? こん時の俺はどんな酷い目に遭わされるんだろうとしか思わんかったんだけど?」 美琴「う゛~~~~~~~ん……」 海原「御坂さん? 何を難しい顔をしているのですか?」 美琴「……いや、一度コイツの脳内の私と会ってみたいかな、って。いったいどんなキャラ付けなのよ私、って感じだし」 縦ロ「ですわね。わたくしからしましても上条さんの脳内御坂さんは相当おどろおどろしいようですから」 海原「上条さんはいったい御坂さんの何が不満なのでしょうか」 上条「おいおいみんなして何だよ。それじゃ俺だけ御坂の印象が違うみたいじゃないか」 縦ロ「そうは申されましても、御坂さんは女王と双肩を誇るほど常盤台中学では見本となる存在で尊敬の念と羨望の眼差しを一身に賜っておりますし、御坂さんを慕う在学生も大勢いらっしゃいますよ」 海原「あと、とっつきやすい性格で分け隔てなく誰とでも気さくに接している姿をよく目にしますし、常盤台の誰に聞いても同じ答えが返ってきますね」 美琴「ん~~~。私はそんなつもりないんだけど、そう見えるのかな? てことでアンタの脳内私だけがとっても変なんだけど?」 上条「えー? お前、常盤台に居る時、猫かぶってないかー?」 美琴「えー? 私は私のままよ。ここに居る時も常盤台に居る時もそんなに変えてるつもりないんだけどなぁ」 縦ロ「わたくしと常盤台で接する御坂さんの雰囲気と、今この場での御坂さんの雰囲気に相違はございませんわ」 上条「う、う~ん……そう、なのかなぁ……?」 海原(ひょっとして御坂さんは、あなただけにしか見せない表情があるのでは…? と、口には出しませんがね……) 「……んふふ……。罰ゲームなんだから、何でも言う事聞かなくちゃいけないんだからねー……」 何だかとんでもなく幸せそうな笑顔と共に、可愛らしい唇からそんな寝言が飛び出した。 海原「ぬおー! 御坂さんの可愛らしい寝姿を拝見させていただけたのは至上の眼福ですが、この御坂さんって何なんですかー!? 一体夢の中ではどちら様に向かって宣言してるんですかーっ!!!」 縦ロ「ど、どうされたんです? 海原さん。いきなりご自分の髪をグシャグシャグシャーッ!! と掻き毟りながらブリッジされるほど思いっきりのけぞられるとは……」 上条「……いや、『罰ゲーム』って単語が出たんだから明らかに夢の中の俺だろ……?」 美琴「う、うわ恥ずっ!/// 寝言って自分じゃ分からないけど私、こんなこと口走ってたんだ……///」 ――御坂美琴は、本来ならば自分の頭を乗せるべき大きめの枕を両手でギュッと抱き寄せると、 「……まずは何をしてもらおうかなぁー……むにゃ」 海原「うおのれえええええええッ!! み、みさ、御坂さん!! 何故そこで枕に向かって頬ずりなんですかーっ!! このふかふか枕は何の代用ですか!!」 縦ロ「ど、どうされたんです? 海原さん。頭を抱えられたままゴロンゴロンと床の上で左右に何度も転げ回られて? というかキャラ崩壊してますよ?」 上条「……いや、夢の続きなんだから明らかに夢の中の俺だろ? って、御坂さん!? この様子だと夢の中の俺に抱きついてません!?」 美琴「し、知らないわよ!! 夢のことなんて覚えてるわけないじゃない!!///」 縦ロ「いえ、この映像を見る限りですと間違いなく夢の中の上条さんを抱擁していると思われますわ。しかも胸元辺りに頬ずりしているのではないかと」 美琴「し、ししし、してないですからっ!!! 夢の中でこの馬鹿を抱き締めて胸元辺りで頬ずりしてそしたらこの馬鹿も私を抱き締め返してきて私の耳元で『美琴の望む事なら何でもしてあげるよさぁ言ってごらん』とか優しく囁きかけてそのままあんな事やそんな事までしちゃったりなんかしたりなんて、ぜぜぜ全然ないですからっ!!!///」 上条「やけに具体的だね!? 覚えてないんじゃねーのかよ!」 海原「のおおおおおおおおおおッ!!」 上条当麻は窓枠に肘を突き、残暑の厳しさも引いた秋の初めの緩やかな風を浴びつつ、ポツリと呟いた。 「はぁー……出会いが欲しい」 グシャア!! 縦ロ「あ、あの……? 上条さんを挟むように、右に御坂さん、左に海原さんが立たれて、上条さんのこめかみに正拳突きされたのは何故ですか……? 上条さんの顔が万力っぽく押し潰されたようになっておられるのですが……」 美琴「いえ、どう考えてもこのセリフ、普段のコイツからするとツッコミ待ちのセリフですから適切な行動をとらないと」 海原「まったく……御坂さんとの出会いで充分でしょうに何を贅沢言っているんですか……」 上条「ばっ、にゃにすんれすかーっ!?」 「一生のお願いだから揉ませて吹寄!!」 美琴「…ほ~う?」 上条「いやいやいや! ここだけ切り取られると何か『そういう意味』にしか聞こえないけど、もっと前から読めばちゃんとした意味があるから落ち着いて話を聞いてって言うかすみません謝りますからコインしまってください」 美琴「うっさい馬鹿! そんなに大きい方がいいんかアンタは、うわあぁ~ん!」 上条「泣きたいのはこっち~! 違うから! 揉ませてって、肩をって意味だから!」 縦ロ「??? あの…お肩を揉むかどうかで、何故お二人が争われますの?」 海原「さ、さぁ…自分に聞かれましても…(性知識の無い方は扱いが難しいですね…)」 「いたいたいたクソいやがったわねアンタ!!」 縦ロ「一つ分からない事があるのですが、『クソ』とは如何なる意味なのでしょうか?」 美琴「……え゛?」 縦ロ「いえ、確かお通じのスラングでそのような言葉があったと記憶しておりますが、御坂さんがそのような品性に欠ける事を仰るとは思えませんし……もしかしたら同音異義で別の意味があるのではと思いまして」 美琴「えっ!? あー、うん……そ、そうねー…」 上条「ほ~ら、やっぱり猫かぶってんじゃねーか」 美琴「そ、そんなんじゃないわよ!」 海原(…やはり彼にしか見せない表情があるようですね……口には出しませんが…) 「これは、まあ、あれだな――――不幸だー」 「人の顔見るなりその反応は何なのよ!!」 縦ロ「上条さん……つかぬことをお聞きしますが……」 上条「ん? 何だ? おずおずして聞いてくるって」 縦ロ「ひょっとして上条さんは御坂さんの事をあまりお気に召されていない、とかなのでしょうか?」 美琴「!!!!!!!!!?!」 上条「んにゃ。そんなことはねーよ。それだったらつるんだりしたいとも思わんからな。 ただ、エンカウント時にはいつも電撃の槍を頂戴するから、これから己が身に降りかかるであろうことを先に言っておこう、ってだけだ」 美琴(ほっ……) 海原(チッ……) 上条「それに、こんなセリフは御坂じゃないと言えんぜ。普通、女の子じゃなくても、他の誰にだってこんなこと言ったら逆に俺の方が嫌われるだろ? けど御坂なら悪ふざけとか単なる憎まれ口の挨拶とかでしか受け取らないからさ。まあ、そんだけ接しやすい相手ってことだな」 美琴「はへ!?」 海原「くっ……」 縦ロ「上条さん? 今の貴方のセリフは先ほど仰られました『御坂さんは常盤台に居る時と上条さんと居る時とで態度が違う』というのを否定しているのでは?」 上条「あ゛」 「で、なんか用事でもあんのかお前? 手短にな。できれば歩きながらな。いっそもう帰っていいか?」 「ただでさえムカつく対応により拍車がかかってるわね……つっか、今のアンタにそんな大それたクチを聞くだけの権利があるとでも思ってんのかしらー?」 「あん?」 「罰ゲームよん♪」 罰ゲーム、というのは九月十九日から七日間にわたって、繰り広げられた、学園都市総出の大規模体育祭『大覇星祭』で上条と美琴の間で取り決めを行った『賭け』にまつわるものだ。簡単に言って、順位の低かった方が相手の言う事を聞く、という内容である。 美琴「いったいアンタこの日何があったの? いくらなんでもこの対応は酷過ぎるわよ」 縦ロ「ですわね。別段、御坂さんには何の落ち度もないはずなのですが。ましてや、この日は、これが初顔合わせなんですよね?」 上条「まあそうだけどさ。つってもこん時の御坂は全然気にしてねーじゃん。むしろお前が俺を気使え」 美琴「はぁ? 何で私がアンタに気を使わなきゃいけないのよ。そもそもいつもアンタの方が私にまったく気を使ったことないじゃない」 上条「おいおい、お前が気を使わなきゃならんほどのタマか? 年上を年上とも思わんその態度。お前こそ、人生の先輩である俺に気を使え」 美琴「言ってくれるじゃない。そっくりそのまま返すわよ。年上なら年上らしく、人生の後輩を暖かく包み込んであげなさいよ」 縦ロ「つまり、お二人はお互いに気を使う必要がないほど親密な関係ってことですね?」 美琴「はぅっ!!!///」 上条「う゛……否定できん……って、どうした海原? 何で俺たちに背を向けてうずくまってるんだ?」 海原「……いえ……何も……」(……危うく、仮面が剥がれるところでした……) ――――御坂美琴の『罰ゲーム』発言は正統なる手順に従って放たれたものだったのだが、 「あれ? それってまだ有効だったっけ?」 「一人で勝手に水に流してんじゃないわよアンタ!! とにかく本当に何でも聞いてもらうんだから! はん、今の今まで利子とかつけずに待ってた美琴さんに感謝しなさいってのよ!!」 上条「うん。なんだろ? こう見ると妙に御坂が微笑ましいなあ。こん時は昼間のことがあってちょっとうんざりしてたから少し鬱陶しい感じがしてたんだけど、今見ると可愛い妹がキャイキャイ言ってるみたい」 美琴「……なんかむかつく褒められ方ね……」 海原「それにしても上条さん、よく常盤台相手に『学校対抗の勝負』の賭けをできましたね。五本指以外の学校の生徒でしたら勇気を通り越して明らかに『無謀』でしかないと思いますよ」 上条「う゛……ま、まあそうなんだけどさ……俺も後から何て無謀な賭けを持ちかけたんだと思ったよ」 縦ロ「え? 『上条さんから』持ちかけたんですか?」 上条「まあな」 縦ロ「あの……それでしたらここまでの一連の上条さんの態度は酷くありません? 言い出された上条さんが率先して逃げようとしているように感じるのですが……」 上条「……やっぱ俺の方が悪いのかね? 最近、どうも避けようとしていた俺を非難されっ放しなんだよな」 美琴「言い出しっぺが逃げようとするのは詐欺だしね。潔くないように映っても仕方ないじゃない?」 上条「でもさー…御坂の事だからきっと無理難題を言ってくるんじゃないかって思うと、多少は逃げ腰にもならないか? 『何でも』って約束だしな。もし仮に『私とキスしなさい!』とか言われたら、上条さんどうしたらいいのよ」 美琴「んなっ!!? そっそそ、そんな事言う訳ないでしょ馬鹿じゃないのっ!!?///」 上条「……いや、勿論冗談ですよ…?」 海原「……とてつもない勢いで帰りたくなってきました」 「そーよねー。アンタみたいな凡人じゃできる事なんて、た・か・が、知れてるもんねぇ? あら大丈夫よ、アンタと違ってとっても素晴らしい美琴さんはその辺もしっかり考慮してるから。馬鹿にできない事を頼むつもりはないし、凡人は凡人らしくヒーヒー頑張ったらー?」 上条「ほらもう、嫌な予感がビンビンするじゃないですかー」 美琴「な、何よ! 実際はそんな大それた事は要求しなかったでしょ!?」 縦ロ「では御坂さんと口付けはなされませんでしたの?」 美琴「ひゃえっ!!?///」 上条「あの、だからさっきのは冗談でしてね…?」 海原「自分、帰ってもよろしいですか? 割と本気で」 「よろしい!! ならばこの愛玩奴隷上条当麻に何なりと申し付けるがよい!!」 美琴「今考えると凄いこと言ってるわねアンタ」 上条「うん。ここ往来の場だもんな。これを目撃した周りには『女王様に媚び諂う執事』という風に映っただろうね」 縦ロ「いえ。残念ですけど上条さんを『執事』と思われた方は皆無かと思われます」 上条「へ?」 海原「まあ確かに『執事』とは上流階級に勤める人に仕える方のみに許される高貴な職業ですからね。この場合もある意味間違いではないかもしれませんが、『愛玩奴隷』と言った時点で『執事』じゃなくてドMで『下僕』か『家来』を連想される人が大多数だったのではないでしょうか」 上条「あれ? 執事ってそんなに高尚なお仕事だったの? 俺はてっきりコスプレで女性受けする役としか思ってなかったんだけど? 知り合いにメイドさんをコスプレとしか見てない奴がいるから、執事もそうかと」 美琴「……この辺りは常盤台と普通校の常識の違いなのかしら……」 上条「うわ! なんだかとっても馬鹿にされた気分!?」 縦ロ「はい? 御坂さんは素で仰っておられますけど?」 「ちょ、馬鹿!! アンタ色々とノリが良すぎるしスカートの下から思い切り扇ぐな!!」 縦ロ「まぁ。そんなにお暑かったのですか?」 上条「いや…そういう訳じゃないんだけど…」 美琴「てか改めて見ると、これ思いっきりセクハラよね!?」 上条「どうせ下に短パン穿いてんだろ」 美琴「気分の問題よ気分の! 公衆の面前でスカートがめくれたらどうしてくれた訳!?」 上条「『おっ、ラッキー! …って何だよ、短パン穿いてんのかよ。損した』…って感じかな」 美琴「周りの反応じゃなくて私に対してどうしてくれたのかって言うか『損した』って何じゃいゴルァアアア!!!」 海原「………自分の場合は『得した』と思うでしょうけども(ぼそっ)」 「な、なんという潔い直球従属姿勢……。しかしその役目は本来わたくしだけのものだッ!!」 美琴「それはそれでどうなのよ…」 縦ロ「わたくしは白井さんのお気持ち、とても良く分かりますわ」 美琴「えっ!!?」 縦ロ「わたくしも女王に身も心も捧げておりますから」 美琴「ああ、なるほど…」 上条「えっ? ちょっと待ってくれよ。その女王って人が誰かは知らないけど、同じ常盤台生なら当然女子だよな? しかも白井の気持ちが分かるって事は…縦ロールのお嬢様も百合というヤツなので?」 海原「いえ。その方の場合は恋愛感情ではなく、どちらかと言えば忠誠心のような物でしょう」 美琴「ううぅ…黒子が私をどう見てるのか改めて言われると、背筋がゾッとするわね……悪い子じゃないんだけど…」 縦ロ「白井さんではご不満なのですか?」 美琴「不満とかそれ以前に、私にそっちの趣味はありませんよ」 縦ロ「ああ。そう言われれば、御坂さんには気になる殿方がおられるのでしたわね」 海原「っ!!!」 美琴「ぶっ!!!///」 上条「あー…度々出てくる、御坂の好きな人か。けど、この手の話題になると毎回誰かに話をはぐらかされるんだよな~」 美琴「そそそそんな事ないけどっ!!?」 海原「そうですとも! そんな事はありません! それよりも昨日の夜、何を食べたか覚えていますか!?」 上条「…今まさに話を逸らされた気がするんだけど……」 「何の儀式だこれ私はどこぞのカルト教団の教祖様かーっ!!」 上条「御坂教か」 美琴「止めてよ! 何かシャレにならなそうだから!」 海原「入信いたします!」 ??「わたくしもですの!」 美琴「ほらー! いきなりシャレになってないじゃないの!」 上条「ちなみに十字教が十字架を首にぶら下げるのと同じように、御坂教はゲコ太の首飾りをするのが決まりです」 美琴「えっ!!? そ、それはちょっと…いいかも…」 縦ロ「あぁ……わたくしはどうすれば良いのでしょう…ゲコ太の首飾りは大変魅力的ですが、しかし女王を裏切る訳には参りませんし……」 上条「新しい宗教法人を立ち上げて5秒で入信者が3人(内一人は予定)か。すげーな御坂教」 待ち合わせの時間は午後一時だった。 「すでに一時三〇分ってどういう事なのよーっ!!」 ―――― 「やーすみませんでしたーっ!!」 縦ロ「上条さん。約束は守らなければなりませんよ?」 上条「いやー…俺にも色々と事情がありましてですね……」 美琴「何よ事情って。この時はそんな事言わなかったじゃない」 上条「だって下手に言い訳すると余計に怒るじゃん」 美琴「怒んないわよっ!」 上条「…こんな風に」 美琴「怒ってないっつってんでsy―――……こほん。怒りませんから、理由を仰ってみなさいな」 上条「え、何その口調。変なモンでも食った?」 美琴「ア~ン~タ~ねぇっ!!! 人がせっかく―――」 海原「自分達はいつまでこの漫才を見なければならないのでしょうか」 縦ロ「これが世に言う…お漫才という物ですか! わたくし生まれて初めて拝見いたしましたわ!」 海原「……それは何よりです…」 「かれこれ一時間もボケーッと突っ立たされたさらし者の気持ちがアンタに分かる? 待ってる途中で変な男どもに声かけられるし、いちいち雷撃の槍で丁寧に追い払うのもとっても面倒臭かったのよー?」 縦ロ「まぁ! 世に言うおナンパですの!? わたくし一度見てみたいですわ!」 美琴「そんなにいいモンじゃないですよ…? というか、多分、貴女でしたら一人で街を歩くだけで思う存分気が済むまでおナンパを拝見できると思います」 縦ロ「そうですの? でしたら今度、女王にお願いしてみようかしら」 美琴「いやいやいやいやアイツにお願いしてまでなら止めた方がいいから! あなたのためにも、そのナンパしてきた奴らのためにも!!」 上条「にしても、『丁寧』に追う払う…ねぇ…?」 美琴「何か文句ある?」 上条「いいえ。メッソウモゴザイマセン」 海原「…御坂さんは、よく街中で変な男に声を掛けられるのですか?」 美琴「う、うん。まぁ、ナンパはよくされるわね…(その中の一人にアンタが入ってるってのは…言わない方がいいかしら)」 海原「まぁ、自分としてはとてつもなく不本意と言いますか、むしろ腸が煮えくり返るような思いではありますが…しかし御坂さんの魅力ならば、ナンパされるのも仕方ないのかも知れませんね」 縦ロ「ふふっ、そうですわね。わたくしがもしも男性でしたら、思わずおナンパをしてしまうかも知れません」 上条「ま、確かに御坂は可愛いもんな」 美琴「ちょ、ちょっと止めてよ! 何か恥ずかしいから―――…………って!!! 何アンタまでサラッと『可愛い』とか言ってのよおおおおおおっ!!!///」 「って、あれ? 待ち合わせの時間って一時だったよな」 「……アンタ、まさかそれすらスルーしてたとかっていう話じゃないでしょうね」 「そうじゃなくて。 一時間前から待ってたって事は、お前って待ち合わせの三〇分も前からここにいたの?」 縦ロ「あら? そう言われればそうですわね…」 美琴「い、いいいいや違いますよっ!!? べべべ、別にコイツとの約束が楽しみすぎて早めに来ちゃったとか、そういう訳じゃないですからっ!!!///」 縦ロ「え…? では何故―――」 海原「御坂さんは几帳面なのです。待ち合わせ場所に遅刻すると相手に失礼だと考えたのでしょう。少々早めに到着して、相手を待つ事にしたのです。ええ、それ以外の理由はありませんとも!」 上条「…何で海原が解説するんだ? しかもそんなに必死に」 「違っ……ば、馬鹿ね。大雑把に言ってるだけで、別にきっちり六〇分前からここにいた訳じゃないわよ。な、何で勝負に勝った私がアンタを待つ側に回らなくちゃならないの? 勝手に変な想像膨らましてニヤニヤしないでほしいわね」 上条「ちなみに変な想像って、俺がどんな想像してると思ってたん?」 美琴「は、はぁっ!!? そ、そそ、そんなの…も…もう忘れちゃったわよ!///」 上条「いや、でも―――」 海原「上条さん。御坂さんはお忘れになったと仰っているのですから、追求するのは如何なものでしょうか」 上条(…何かさっきから、妙に海原が邪魔してくるなぁ……何でだ?) 縦ロ(先程から御坂さんが妙に赤面していらっしゃいますが……何故なのでしょう?) 「……そんなに罰ゲームで俺が苦しむ姿を見るのが楽しみだったのか」 海原「……貴方が貴方であって、非常にホッとしました」 上条「何その、安心したけど哀れむような複雑な目つきは。つーか今の言葉、インデックスにもよく言われるんだけど。『とうまはとうまだから仕方ない』って」 美琴「うん。私もアンタはアンタだって心から思うわよ」 上条「どういう意味なんだよ…」 縦ロ「上条さん! それはそうと、御坂さんは人が苦しむ姿を見て喜ぶような方ではありませんわよ!」 上条「あー…常盤台のお嬢様には分からないかも知れないけど、世の中には色々な趣味の人がいるのですよ」 美琴「特殊な性癖を持ってるみたいに言うな! そもそも、そんな趣味も持ってないし!」 ??「わたくしでしたら! お姉様に罵られて足蹴にされても一向に構いませんの~っ!!!」 上条「……な? 色々な趣味の人がいるだろ?」 縦ロ「は、はぁ…」 美琴「いや…あの変態を例に出されても…ていうかアンタも早く帰りなさい!」ゲシゲシ! ??「あぁ! お姉様! いいですわ! ああああああああああ!!」 海原(御坂さんに罵られたり足蹴にされたり…ですか………ゴクリ) 「……お前、まさか何にも考えてなかったんじゃ」 上条「ノープランで呼び出すなよな。罰ゲームのご利用は計画的にって聞くだろ?」 美琴「知らないわよ! そんな消費者金融のキャッチコピーみたいなの! そもそもアンタは私に口答えできる立場じゃないんだから、黙って私の言う事を聞けばいいの!」 上条「だったらその『言う事』とやらを決めとけっての!」 美琴「じゃあ何よ! 『私とキスしなさい』とか言ったらアンタはした訳!?」 海原「ちょちょちょお待ちください御坂さん! 売り言葉に買い言葉で、とんでもない事を仰ってますよ!? と言うかその言葉、御坂さんご自身が否定したじゃないですか!」 美琴「………へ?」 縦ロ「いえですから、今しがた御坂さんが口付けについての発言を…」 美琴「っっっ!!!!!///」 海原(…今、気付いたようですね……ご自分で言った言葉の意味に……) 「黙ってついて来なさいっつってんのよ! それが最初の罰ゲーム!!」 「最初!? 罰ゲームって一つじゃねーの!?」 上条「つまり何度もキスしろ、と。そういう訳でせうか?」 美琴「………………ぷしゅー…///」 縦ロ「大変ですわ! 御坂さんから謎の煙が!」 海原「はああああぁぁぁぁぁぁ……」 縦ロ「そして海原さんは深い溜息を!」 上条「あの~…だから冗談ですよ?」 上条「あん? 今回ここまでなの? 意外に進まなかったな」 美琴(う、うわー……じ、次回が本番ってこと!?/// ひ、引っ張るんだ!?///) 上条「この続きで俺と御坂が出る所って事は…アレか。あのペアk」 美琴「わーっ、わーっ、わーっ!!! い、い、言わなくていいから! ネタバレになるし!///」 上条「…ネタバレも何も、アニメでもやった所だぞ?」 美琴「そ、それにホラ! まだ次回の台本も手元に無いし―――」 縦ロ「あっそうでした。わたくし、次回予告の台本預かってるんでした」 美琴「あるんかいっ!!!///」 縦ロ「では読みあげますわね」 海原「はいどうぞ」 縦ロ「こほん。――――ここは上条当麻と御坂美琴の二人ともに関わった人たちが誰も居ない世界。そこに存在していたのは、二人ともに関わっていながら何も知らない海原光貴のみ。これは、海原光貴の心を挫く物語――――って、何ですのこれ?」 上条「うわ。どこかで聞いたような予告でちょっと鬱」 海原「え? え? 罰ゲームですよね? 上条さんが受ける罰ゲームですよね? この予告ですと何だか自分が罰ゲームを受けるような気分なんですけど? 」 上条「その予告だと、海原さん何万回も殺されちゃいますぜ」 海原「そんなゴールド・エクスペリエンス・レクイエムじゃあるまいし!」 美琴「確かに罰ゲームを受けるのはコイツであって海原さんじゃないわよね。何でこんな予告なの?」 上条「言い回しはさておき、確かに妙だよな? はて?」 全員「「「「うう~~~~~~~~ん?」」」」 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/こぼれ話
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1486.html
430 :名無しさんなんだじぇ:2010/08/24(火) 09 55 09 ID 8RwmUHUA 男A「皆さんごっそりいなくなりましたね」 玄霧「桜ケ丘高校の皆さんはふさぎこみ、麻雀世界の方々は大体が控室に行きましたからね」 男A「死は万人に等しく訪れるものですが、受け入れがたい事実でもあるでしょう」 玄霧「あの女性はそれだけ多くの死者と関係を築いていたということでしょうね」 男A「しかしこれで桜丘高校の方々が殺された麻雀世界の人間は延べ四人目ですか」 玄霧「運命的ですらありますね」 431 :名無しさんなんだじぇ:2010/08/24(火) 11 43 14 ID gbm5Utic 海原「あれ? 此処に仕舞った筈なんですけど……」 政宗「Hey、海原光貴。 何を探してやがる」 海原「あれ、伊達さん。 福路さんに会いに行かなくていいんですか?」 政宗「Ha、まだ死んだと決まった訳じゃねえ。 労いの声を掛けるのは、こっちに来るのが確定してからでも遅くねえだろ」 海原「伊達さんらしいですね。 あ、こんな所にあった」 政宗「何だそりゃ? ジュラルミンケースか?」 海原「これですよ、これ」 【福路美穂子の左腕】 海原「池田さんに預かって貰ってたんですよ。 福路さんに持っていって欲しかったんですけど、置いていっちゃって」 政宗「おいおい、まだ死が確定してねえってのに気が早過ぎねえか?」 海原「それはそうですけど、仮面アステカー騒動の事とか色々ありましたからね。 出来るだけ早く引き取って貰いたいんですよ」 政宗「Ha、大変だなお前さんも」 432 :名無しさんなんだじぇ:2010/08/24(火) 19 23 00 ID 53I0vEEU ~控え室~ 美穂子「ここは……?」 『キャプテン!!』 美穂子「そ、その声は……華菜!?」 池田「キャプテン……ついに会う時が来ちゃったし」 久「私もいるわよ」 美穂子「上埜さんまで……あぁ、そうか。私、死んじゃったんだ」 池田「ま、まだ分からないですよ! あくまでここは死亡予定者の控え室だから戻れる可能性もあります!」 美穂子「そう。なら、まだ気を抜くわけにはいかないわね」 久「福路さん、貴女はよく頑張ったわ。ここでぐらい気を抜いたら?」 美穂子「いえ。私は最後の最後まで諦めない、負けないと決めましたから」 久「強いのね」 美穂子「そんな事はありません。多くの人が私を支えてくれたおかげです」 久「……もしもの時は私の胸を貸してあげるわね。慰めてあげるから」 美穂子「え!? あの、その、上埜さんがそんな///」 久「こーら、そんなに慌てないでよ。こっちが恥ずかしくなるじゃない」ニヤニヤ 池田「……」イラッ 【キャプテン、部長&池田と共に控え室待機確認】
https://w.atwiki.jp/animesongs/pages/1363.html
秘密の天地無用! 折笠愛・高田由美/電波の海原 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 折笠愛「月のTRAGEDY」(Amazon) 発売元・販売元 パイオニアLDC株式会社 発売日 1995.11.22 価格 971円(税抜き) 内容 電波の海原 ココアと苦いチョコレート 電波の海原(オリジナル・カラオケ) ココアと苦いチョコレート(オリジナル・カラオケ) 備考 ラジオ版
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/1979.html
美味しんぼ 登場人物 山岡家と栗田家山岡家 美食倶楽部と海原家 東西新聞社 その他の人々 コメント 原作:雁屋哲、作画:花咲アキラによる日本の漫画作品。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、1983年より連載中。1987年、第32回小学館漫画賞青年一般部門受賞。 登場人物 山岡家と栗田家 山岡家 ヤナッキー→ゴウカザルorケッキング:山岡士郎 初期は雰囲気がそれっぽいが、中期からは眉毛が極太になっている。 ミミロップorハピナスorガルーラ:栗田ゆう子 美食倶楽部と海原家 サザンドラorエレキブルorダーテング:海原雄山 あくタイプ(初期の頃の雄山の性格)と着物の色合い+ハイパーボイス(このあらいを作ったのは誰だ)ちょうはつ(士郎に)必須 アーケオスorイワーク:岡星良三 特性よわき 後者は岡星精一の弟なので彼の進化前で 東西新聞社 ミルホッグ:富井富雄(アニメ版では富井精一) ムーランドorボスゴドラ:大原大蔵 オコリザル:小泉鏡一 よく山岡達にキレっているので ダイノーズorカイリュー:谷村秀夫 メガヤンマorワルビアル 田畑絹江 眼鏡と元スケバンなので ロズレイド :花村典子 ペルシアン :近城まり子 ポケナガの特性たかびしゃから グラエナ:三沢るり子 その他の人々 ハガネールorガメノデス:岡星精一 わかもとから 後者は使い手のズミが料理人なので アーマルドorジジーロン:唐山陶人 ユレイドルorバクガメス:鈴村領子 ベロリンガorシャリタツ:富二郎 ポケモンスタジアム2のミニゲームネタ ハリテヤマorクロバット:若吉葉 後者は使い手のキョウと声優繋がり マルマインorラムパルドorマンタイン:京極万太郎 マンタインは名前から ルカリオorヘイラッシャ:北尾夏子 ルカリオは男勝り 後者は寿司職人 マニューラ:銀五郎 気性の激しさとポケナガの特性たかびしゃから ウインディorニョロボンorデカグースorオトスパス:中松警部 タツベイ:辰さん 名前から デンチュラ:快楽亭ブラック キリキザン:板山秀夫 ガラガラ:近城勇 ブーバーンorナマズン:真山信子 オーベム:真山浩一 持ち物くろいメガネ ゴローニャ:朝井季子 サクラビス:栗田たま代 ドわすれ(認知症)必須 ラッタ(アローラのすがた):桜田 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 その他の人々 ラッタ(アローラのすがた):桜田 -- (ユリス) 2021-06-16 09 51 53 海原雄山は、ダークライが似合います。すいませんがお願いします。 -- (名無しさん) 2020-08-23 13 30 48 草案 捕獲日・孵化日 山岡士郎:3月26日 栗田ゆう子:2月5日 海原雄山:7月5日 富井富雄:1月1日 推奨オシャボ 山岡士郎:モンスターボール 栗田ゆう子:リピートボール 海原雄山:ルアーボール 富井富雄:ハイパーボール あかし 山岡士郎:じょうねつのあかし 栗田ゆう子:やさがたのあかし 海原雄山:カリスマのあかし 富井富雄:どうようのあかし -- (ユリス) 2020-08-08 18 23 24 草案 山岡家と栗田家 山岡家 ケッキング:山岡士郎 バオッキー:栗田ゆう子 夫がヤナッキー(山岡)なので+特性くいしんぼ 美食倶楽部 ダークライorオーロンゲ:海原雄山 初期の悪役のイメージ 海原先生は伝説禁止ポケモンが似合う 後者は見た目から ギガインパクト(このあらいを作ったのは誰だ) 性格いじっぱりorれいせい アーケオスorキリキザン:岡星良三 特性よわき 東西新聞社 ムーランドorボスゴドラ:大原大蔵 オコリザル:小泉鏡一 よく山岡達にキレっているので 特性いかりのつぼ必須 ダイノーズorカイリュー:谷村秀夫 メガヤンマorワルビアル 田畑絹江 眼鏡と元スケバンなので ロズレイド:花村典 ペルシアン:近城まり子 ポケナガの特性たかびしゃから その他(山岡と関わりのある人物) ハガネールorルカリオ:岡星精一 前者は若本から ドンカラスorボスゴドラ:板山秀司 マルマインorラムパルド:京極万太郎 ウインディorニョロボン:中松警部 タツベイ:辰さん 名前から デンチュラ:快楽亭ブラック その他(山岡と関わりのある人物) ハガネール:岡星精一 若本から ドンカラスorボスゴドラ:板山秀司 社長 後者は大原社主と被るが: マルマインorラムパルド:京極万太郎 禿なので ウインディorニョロボン:中松警部 ジジーロンorアーマルドorウーオラス 唐山陶人 後者の2匹は山岡と雄三の師匠なので ウーオラスは使い手のマスタードがダンテ達の師匠なので デンチュラ:快楽亭ブラック マニューラorバスラオ:北尾夏子 エンブオー:周大人 ウソッキー:王士秀 チャーレム:周香玉 ハリテヤマ:若吉葉 ボーマンダ:島高親方 使い手のゲンジと声優繋がり ダストダス:栗田誠 栗田ゆう子の兄 -- (名無しさん) 2020-08-06 17 52 23 -- (名無しさん) 2020-08-08 07 29 43 草案 山岡家と栗田家 山岡家 ケッキング:山岡士郎 バオッキー:栗田ゆう子 夫のヤナッキー(山岡)にするなら 特性くいしんぼ 美食倶楽部 ダークライorオーロンゲ:海原雄山 初期の悪役のイメージ 海原先生は伝説禁止ポケモンが似合う 後者は見た目から ギガインパクト(このあらいを作ったのは誰だ) 性格いじっぱりorれいせい アーケオスorイワーク:岡星良三 特性よわき 後者は岡星精一の弟なので彼の進化前で 東西新聞社 ムーランドorボスゴドラ:大原大蔵 オコリザル:小泉鏡一 よく山岡達にキレっているので ダイノーズorカイリュー:谷村秀夫 メガヤンマorワルビアル 田畑絹江 ロズレイド:花村典子 ペルシアン:近城まり子 その他(山岡と関わりのある人物) ハガネール:岡星精一 若本から ドンカラスorボスゴドラ:板山秀司 マルマインorラムパルド:京極万太郎 ウインディorニョロボン:中松警部 バニリッチ:中松歌子 アイスクリーム屋さんから タツベイ:辰さん 名前から デンチュラ:快楽亭ブラック その他(山岡と関わりのある人物) ハガネール:岡星精一 若本から ドンカラスorボスゴドラ:板山秀司 社長 後者は大原社主と被るが: マルマインorラムパルド:京極万太郎 禿なので ウインディorニョロボン:中松警部 ジジーロンorアーマルドorウーオラス 唐山陶人 後者の2匹は山岡と雄三の師匠なので ウーオラスは使い手のマスタードがダンテ達の師匠なので デンチュラ:快楽亭ブラック エンブオー:周大人 ダストダス:栗田誠 栗田ゆう子の兄 -- (名無しさん) 2020-08-06 17 52 23 草案 美食倶楽部 ダークライorオーロンゲ:海原雄山 初期の悪役のイメージ 海原先生は伝説禁止ポケモンが似合う 後者は見た目から 性格いじっぱり 東西新聞社 ムーランドorボスゴドラ:大原大蔵 オコリザル:小泉鏡一 メガヤンマorワルビアル 田畑絹江 ロズレイド:花村典子 ペルシアン:近城まり子 その他(山岡と関わりのある人物) ハガネール:岡星精一 若本から ドンカラスorボスゴドラ:板山秀司 マルマインorラムパルド:京極万太郎 ウインディorニョロボン:中松警部 バニリッチ:中松歌子 アイスクリーム屋さんから タツベイ:辰さん 名前から デンチュラ:快楽亭ブラック その他(山岡と関わりのある人物) ハガネール:岡星精一 若本から ドンカラスorボスゴドラ:板山秀司 マルマインorラムパルド:京極万太郎 ウインディorニョロボン:中松警部 ジジーロンorアーマルド 唐山陶人 タツベイ:辰さん 名前から デンチュラ:快楽亭ブラック エンブオー:周大人 ダストダス:栗田誠 栗田ゆう子の兄 -- (名無しさん) 2020-08-05 23 09 37 草案 美食倶楽部 ダークライ:海原雄山 初期の悪人のイメージ 海原先生は伝説禁止ポケモンが似合う 性格いじっぱり ユキメノコ:山岡士郎の母 東西新聞社 ムーランドorボスゴドラ:大原大蔵 オコリザル:小泉鏡一 ダイノーズ:谷村秀夫 メガヤンマorワルビアル:田畑絹江 ロズレイド:花村典子 ペルシアン:近城まりこ ポケナガの特性たかびしゃから その他 マニューラorバスラオ:銀五郎 ゴローニャ:朝井季子 -- (名無しさん) 2020-08-01 10 39 10 草案 その他の人々 ベロリンガ:富二郎 ポケモンスタジアム2のミニゲームネタ マシェード:サビーネ・ミュラー プラスル マイナン:楊ますみ・楊まゆみ テッカグヤ:君島さわ子 ペロリームorマホイップ:澄子 ピッピ:マサシ PiPiPi★アドベンチャーではいじめられキャラだったので ミロカロス:朝井季子 -- (ユリス) 2020-06-06 21 00 26 草案 東西新聞社 ダイノーズ:谷村秀夫 -- (名無しさん) 2020-06-04 22 55 26 登場人物 山岡家と栗田家 山岡家 ケッキング:山岡士郎 ぐうたら社員→特性なまけ 美食倶楽部と海原家 ダークライ:海原雄山 初期の悪役のイメージ 東西新聞社 ジジーロン:大原大蔵 オコリザル:小泉鏡一 メガヤンマorワルビアル 田畑絹江 ロズレイドorアマージョ:花村典子 ペルシアン:近城まり子 -- (名無しさん) 2020-06-04 22 53 23
https://w.atwiki.jp/h21fjhs/pages/30.html
~9月某日 きぬはた荘 リビング~ 【テレビ】<もうすぐ大覇星祭です。生徒のみなさんは―― 番外個体 「ダイハセイサイってなに?」 結標 「まあ、運動会みたいなものね。規模はケタ違いだけど」 番外個体 「ふーん……不登校児とフリーターばっかのこの家はあまり関係ないかな」 絹旗 「フリーターなのはミサワさんだけです」 浜面 (やべえ、俺どっちかですらねえ……バイト捜すか) 海原 (僕は何にカテゴライズされるのでしょうか) 滝壺 「でも、大覇星祭中って飲食店は座席解放するんでしょ?」 結標 「そうね、期間中に限っては飲食物の持ち込みが認められるハズよ」 絹旗 「つまりミサワさんの仕事も超増えるって訳ですね」 番外個体 「は、ホントに? メンドいなぁ」 結標 「しかもあれよね。外からも人がたくさん来るんだし」 番外個体 「え?」 滝壺 「運動会だから。生徒の家族とか一般のお客さんも見に来るの」 浜面 「道路が埋まるぐらいの人込みになるもんな」 番外個体 「なにそれ……ネズミが入り込んだりしないの?」 絹機 「そりゃ超防ぎきれませんよ」 結標 「これまでも、ちょこちょこおかしいことはあったみたいだけどね」 海原 「緩めるところは緩めて、締めるところは締める。そういう警備を敷くみたいですよ」 浜面 「大覇星祭中は学区によっては入るだけで一苦労だもんな」 番外個体 「なんでみんなしてそんな詳しいの?」 絹旗 「ミサワさんが超無知なだけです」 番外個体 「しょうがないじゃん……こっち来てまだ半年だし」ムー 結標 「もー、拗ねないでよー」ナデナデ 浜面 「仲良しだよな、姐さん達は」 海原 (電撃テレポコンビ……奇しくもあのお二人と同じですね) 滝壺 「あ、そろそろしらいとこんごうも帰ってくる時間だね」 絹旗 「え? もうそんな時間でしたか」 <バーン 白井 「絹旗さん!」 婚后 「参りますわよ!」 絹旗 「え? え? 何がですか? どこにですか?」 白井 「今年こそは! 今年の大覇星祭こそは!」 婚后 「怨敵・長点上機学園を討ち果たしますのよ!」 白井 「そうですの! 常盤台の名にかけて!」 結標 「長点上機といえば、もう何年か連続で総合トップとってるわね」 番外個体 「へー、すごいところなんだ」 浜面 「名門中の名門だろ。俺からすれば雲の上の存在だぜ」 海原 「確か、昨年の総合2位が常盤台でしたね。雪辱を果たすということですか」 白井 「仰る通りですの。常盤台撫子の力を見せつけてやりますの」フンス 絹旗 「あ、いや、わ、私は……」 婚后 「そうと決まれば……」 白井 「血液が逆流して血反吐を吐くまで特訓ですの!」 絹旗 「超待ってください! 私も籍は常盤台ですが、そこは、その」 滝壺 「きぬはた」 絹旗 「た、滝壺さんからも! 何か言ってやってください!」 滝壺 「お弁当作ってあげるからね」 絹旗 「」 白井 「という訳で、申し訳ございませんが絹旗さんをお借りしますの」 番外個体 「どうぞどうぞ♪」 絹旗 「ミサワさーん!?」 浜面 「絹旗、応援にいってやるからな!」b グッ 結標 「いいわね、そういうの。青春って感じがして」 絹旗 「そう思うなら超代わってください!」 婚后 「さあ、大覇星祭まであと1週間を切っておりますし、やれることから始めませんと」 絹旗 「いや、超助けてください! 誰か!」 白井 「大丈夫ですの! 絹旗さんの体型なら体操服はよく似合いますの!」 絹旗 「そ、そういう問題じゃないです! や、ちょっ……」ズルズル <タースーケーテー 海原 (……常盤台ということは、御坂さんも出ますか。楽しみにしておきましょう) 浜面 「お、テレビで去年の大覇星祭の模様とかいうのやってんぞ」 番外個体 「えっ」 【テレビ】<(ドカーン)3番隊壊滅!衛生兵ー!(バリィィン)総員退避ー!! 番外個体 「……なんだこれ」 結標 「あぁ、そうそう。能力の行使は全面的に"推奨"されてるのよ」 滝壺 「学校がデータ収集もしてるからね」 海原 「"許可"ではなく"推奨"ですか。よく死者がでないものですね」 番外個体 (釘飛ばし放題……やば、ちょっと楽しそうって思っちゃった) 浜面 「出場するのはお嬢達だけなのか?」 結標 「まあ、そうなるでしょうね」 滝壺 「ねえねえ、はまづら。みんなの応援とか行こうよ」 浜面 「おお、そうだな! 折角の祭りだしな」 海原 (そう、折角ですし、邪魔するのも無粋ですよね) ~その頃~ 【飛行船】<もうすぐ大覇星祭です。生徒のみなさんは―― ?? 「そうか……もうそんな時期なのだな」 ?? 「ふふ、この一年、たゆまぬ鍛錬を積んできた成果を見せるときが来たか……!」 ?? 「それに! 大覇星祭と言えば一年で最も学園都市が根性で満たされる日!」 ?? 「この俺の根性で! 今年も我が長点上機学園をトップの座へと押し上げてやろうではないか!!」ドパーン ?? 「さあ、日課の走りこみだ! まずは軽く学園都市外周一回りだな!」 ドドドドド... 19090 「何かがすごいスピードで去っていきましたが、あれは一体……?」 ~翌日 第7学区 隠れ家的喫茶店~ 番外個体 「あー……やっぱりやるんですか」 マスター 「うむ。そういうしきたりらしいのでな」 番外個体 「座席開放だけですか?」 マスター 「いや、店としても通常営業する。注文があれば受けるのである」 番外個体 「はあ……大変そうですね」 マスター 「何を他人事のように言っているであるか」 番外個体 「そういう訳だから、ここに来てもゆっくりできないと思うよ?」 一方通行 「……どォせよ、クソガキに連れまわされるんだ。どの道、ゆっくりなンてできねェよ」 番外個体 (いいなあ……) 一方通行 「オマエ、やっぱり店番か」 番外個体 「……うん」 一方通行 「……店あがるの何時だ?」 番外個体 「え? 知ってんでしょ? 最終下校時刻にあわせて閉店だから、18時だよ」 一方通行 「そォかそォか、分かった」ニヤニヤ 番外個体 「?」 一方通行 「そろそろクソガキ迎えにいくわ。いくらだ?」 番外個体 「320円」 一方通行 「はいよォ」チャリチャリ 番外個体 「はいピッタリ。毎度どうもー」 <カランカラン♪ 番外個体 「毎回毎回ピッタリで払って……変なところで律儀なんだね」ガチンガチン チーン ~同日夜 きぬはた荘 リビング~ 結標 「ただーいまー」 海原 「おや、お帰りなさい」 結標 「あれ? 貴方とユリコだけなの?」 ユリコ 「( -ω-)zzz」 海原 「常盤台メンバーはまだお帰りになってません」 結標 「頑張るわね……」 海原 「滝壺さんと浜面さんは買い物で遠くまで行ったので、そのまま夕食も済ませてくるそうです」 結標 「真琴は?」 海原 「ミサワさんなら、ついぞ先ほど携帯に着信があって自室に戻られましたよ」 結標 「そっか。ならちょうどいいわ」 海原 「と申されますと?」 結標 「話しておきたいことがあって。大覇星祭の期間中なんだけど」 海原 「……おそらく、考えていることは同じじゃないですか?」 結標 「たぶんね。お邪魔虫は退散しましょ、ってこと」 海原 「滝壺さんのことですね。当人達はお邪魔とは思わないでしょうけどね」 結標 「ずっとじゃないにしてもさ、二人きりの時間は欲しいでしょう」 海原 「仰る通りです。では、ひとまず1日目は余り物同士で適当にまわりますか」 結標 「あら、ご不満?」 海原 「いえいえ、滅相もない」ニコニコ 結標 「年頃の女の子捕まえて余り物呼ばわりなんて失礼しちゃう」 海原 「他意はありませんよ」 ~その頃~ 19090 「さて、そろそろ寝ましょうか、とミサカは……うん?」 19090 「病院前の広場に怪しい人影が?」 ?? 「よし、根性入れなおしておくか」 ?? 「ふぉぉぉぉぉ……」 ?? 「荒ぶる鷹のポーズ!!」ドパーン 19090 「あのカラフルな煙はなんなんでしょうか……?」 ~大覇星祭 当日~ 偉い人 「そいじゃ、開会を宣言します」 ワーワー パチパチ 浜面 「お、始まった始まった」 滝壺 「やっぱりすごい人だね」 結標 「どっからかき集めてくればここまでになるのかしら……」 海原 「おや、人込みは苦手ですか」 結標 「まあ、好きではないわね」 滝壺 「私も苦手」 浜面 「滝壺はそうだったな。休みたくなったらすぐ言ってくれよ」 結標 「あら、滝壺さんには優しいのね」 浜面 「まあな!」 海原 (開き直りましたよ) 結標 「いい心掛けね。滝壺さんは怒らせたら怖そうだし、大切にしなさいよ」クスクス 滝壺 「はまづらは大丈夫だよ……たぶん」 浜面 「多分!? 滝壺さんにとって俺は多分なの!?」 滝壺 「だってかっこいいし優しいし」 浜面 「」プシュー 海原 「おやおや」 結標 「もう、ほぼ毎日こんな調子じゃない」 浜面 「あっ、そ、そういやお嬢から聞いたんだが、絹旗が早速出るらしいぜ!」 海原 「お、一番槍ってやつですか」 滝壺 「なにやるの?」 浜面 「ええとな(ガサガサ)この、中高合同借り物競争ってヤツか?」 結標 「ちょうど会場が近いわね」 滝壺 「応援に行こうよ」 浜面 「おお、見に行ってやろう!」 海原 (結標さん)ヒソヒソ 結標 (分かってる、適度なタイミングで別行動にしましょ)ヒソヒソ 滝壺 「? どうしたの?」 結標 「なんでもない、行きましょうか」 ~第7学区 隠れ家的喫茶店(座席開放中)~ 番外個体 「……ふーん」 オジサン1 「」スピー 番外個体 「日本では、場所取りと行列並びはお父さんの仕事って、前に聞いたけど」 オジサン2 「ここってタバコOKですか?」 番外個体 「ゴメンなさい、全席禁煙なんです。……本当なんだね」 番外個体 「ひゃぅ!?」 オジサン3 「あ、すいませんねぇ。手ぶつかっちゃった、ウヒヒ」 番外個体 「ころs……ここはそういうお店じゃないんですけど!?」ウガー マスター 「そういうお店ではないのである」ゴゴゴゴ オジサン3 「す、すいません……いや、ほんとすいません……」gkbr 番外個体 (マスターって普段無口だけど、こういうとき頼りになるよね) ~とあるグラウンド~ 絹旗 「くぅ……なぜ私がこんなことを……」 絹旗 「言っても始まりませんね……やるからには超勝っておきませんと」 <競技参加者はスタートラインに集まってください 絹旗 「よし、超切り替えていきますか」 削板 「さあ、根性入れて借りてくるか!」 絹旗 「……うはぁ、手強そうな人ばかりですね」 <位置について、よーい <バスン 絹旗 「」ダッ □ □ □ □ □ ←お題 絹旗 「ええと……真ん中の封筒にしておきましょうか」 絹旗 「」ガサガサ 絹旗 「!? これなら!」 絹旗 「どこか近くにいる筈!」ダダダダ : : : 絹旗 「うおお! 超ラッキー! 見つけました!」 滝壺 「あ、きぬはた」 浜面 「お? 絹旗じゃねえか。どうしたんだ」 結標 「借り物競争中よね? 何か必要なの?」 絹旗 「はい、ええとですね……」ジー 海原 「?」 絹旗 「海原さんと結標さんじゃ超ダメダメです……」 結標 「え、ダメって?」 絹旗 「浜面と滝壺さん! 一緒に来てください!」 滝壺 「二人とも?」 絹旗 「そうです! 説明はあとでします! 超一緒に来てください!」グイグイ <分かった分かった、引っ張るな <はまづら、ちょっと、足、速い <ああ、しょうがねぇ! 乗れ! 海原 「思いもよらないところで別行動になれましたね」 結標 「そうね。……でも、絹旗さんは何を求めてたのかしら」 絹旗 「超持ってきましたー!」 審判 「お題はなんですか?」 絹旗 「これです!」つ□ 審判 「……はい、いいでしょう! 一位です、おめでとうございます」 絹旗 「一位キター!」ピャー 浜面 「ふー……よかったな、絹旗!」 滝壺 「ねえ、きぬはた……なんで、私達、だったの……」ゼェゼェ 絹旗 「私が引いたお題がこれだったんです」つ□ 浜面 「?」ガサガサ 滝壺 「なになに?」 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | | /  ̄ ̄ ̄ ̄ /_____ / /ヽ__// /. 美女と野獣カップル / / / / / / / / ____ / / / / / / / / / / /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / / 浜滝 「」 絹旗 「お二人のおかげで一位です! 超ありがとうございます☆」 白井 「絹旗さん、やりましたわね!」 婚后 「驚きましたわ、競技レコード更新だそうですよ」 絹旗 「私の手にかかれば超こんなもんですよ」フンス 白井 「お二人も、ありがとうございました」 浜面 「お、おう」 婚后 「絹旗さん、競技参加者は向こうに集まりませんと」 絹旗 「おっと。それじゃ、お二人ともまた後で」トタタタ 浜面 「……美女はともかく、俺って野獣なのか?」 滝壺 「ワイルドだから」 <うおおおおお!!! 削板 「持ってきたぞぉぉぉ!!」 浜面 「……なんであいつ、畳なんて担いでんだ?」 滝壺 「借り物のお題だったんじゃない?」 : : : 海原 「絹旗さんは一位のようですよ」 結標 「あら、よかったじゃない」 海原 「たまたま僕らが近くにいたのが、功を奏したみたいですね」 結標 「滝壺さんにはメールしといたから、私たちも行きましょうか」 海原 「そうですね、何か気になる競技とかあります?」 結標 「特にね……その辺の出店とかの方が面白いんじゃない?」 海原 「それも悪くないですね」 結標 「商品化前の試作品スイーツとかあったりするしね♪」 海原 「また太りますよ」 結標 「(バシッ)またってなに、叩くわよ」 海原 「叩いてから言わないでくださいよ」 ~第7学区 隠れ家的喫茶店(座席開放中)~ 打ち止め 「ワースト来たよー、ってミサカはミサカは挨拶してみたり」 一方通行 「おォ、ワースト! 悪ィが、一つ頼まれてくれ」 番外個体 「あなたから頼みごとなんて珍しいね、明日はコーヒー豆が降ってくるな」 一方通行 「うるせェな。受けるのか受けないのかどっちなンだよ」 番外個体 「内容にもよるね」 一方通行 「チッ……ちっとばかし、ここでクソガキを預かってくれねェか?」 番外個体 「は? どうして? ここは託児所じゃないんだけど」 打ち止め 「なんかねー、怖い人から逃げて(ガシッ)ムグッ」 一方通行 「余計なこと喋ンな! 黙って引き受けてくれ!」 番外個体 「……マスター」 マスター 「まあ、子供一人ぐらいなら構うまい」 一方通行 「ありがてェ! この借りは何十倍にして返すからな!」 打ち止め 「ちゃんと迎えに来てね、ってミサカはミサカは念を押しておく」 一方通行 「あぁ、分かってらァ! あいつに絡まれたら面倒だしな……近くにはいねェか、よし」ダダダダ マスター 「彼は鬼ごっこでもしているのであるか?」 番外個体 「あの人が逃げ出すなんて、何者なんだろ」 <すいませーん。4人なんですけど座れますー? 番外個体 「(4人なら……なんとかなるな)はい、どうぞー」 <あらあら、シックでいい雰囲気のお店ですね。 <あ、あと2人は後から来ますんで……ってあれ? 打ち止め (あれ? お姉様? でもなんか違う? あれー?) 番外個体 (お姉様……にしては色々と大きいな、主に胸) 詩菜 「あらあら、小さい美琴ちゃん?」 美鈴 「うわー。まんま昔の美琴ちゃんね」 番外個体 (え、やば。お姉様のこと知ってる人たちだ……下手なこと言えないな)ダラダラ 打ち止め 「みこと? お姉さん達はお姉様と知り合いなの? ってミサカはミサカは確認してみる」 番外個体 (おいこらー!) 美鈴 「お姉様? もしかして美琴ちゃんの事かな?」 打ち止め 「うん、いつも優しくしてくれるんだよー、ってミサカはミサカは褒めたたえてみる♪」ニパー 美鈴 「やーん可愛いー♪ 昔の美琴ちゃんより可愛いかもー♪」ギュー 番外個体 「……あ、こちらのお席へどうぞ」 詩菜 「ご丁寧にありがとうございます」ペコリ 美鈴 「店員さんも、どことなく似てる……この子のお姉さんですか?」 番外個体 「……あ、はい、姉です(ということにしておこう)」 美鈴 「びっくりだわー、美琴ちゃんのそっくりさんが二人もいるなんてー」 打ち止め 「お姉さんはお姉様のお姉様なの? ってミサカはミサカは確認してみる」 美鈴 「ううん、お母様よん♪」 番外止め 「…………えっ?」 美鈴 「あ、そうだ。座れるところ見つけたって連絡しないとね」カチカチ マスター (店の中に似たような顔が3つも。姉妹と言われれば信じるであろうな) 詩菜 「困ったわー、当麻さんに繋がらない。また不幸に巻き込まれ中なのかしら」 打ち止め 「お姉様のお母様ってことは、ミサカから見てもお母様だねー、ってミサカはミサカは飛びついてみる♪」 番外個体 (最終信号ァァァ!)ダラダラ 美鈴 「娘が増えたみたいねー♪ お母様って呼んでもいいのよ♪」 美琴 「……連絡された店に来たけど、いったいこれは何の有様なの……」 美鈴 「あ、美琴ちゃんこっちこっちー」ノシ 詩菜 「あらあら、美琴ちゃん、お久しぶりですね」 打ち止め 「あ、お姉様だー、ってミサカはミサカは手をふってみる」 美琴 「」 番外個体 「言いたいことは分かるよ」 美琴 「お母さん、ちょっとこの子借りるね。あ、上条君のお母さんお久しぶりです」ペコ 打ち止め 「?」 美琴 「ほら、アンタもよ」グイグイ 番外個体 「お、押さないで、零れるから。あ、お水どうぞ」 美琴 「で、なんでアンタたちがいるのよぉ」 番外個体 「この格好みて分からない? ここの店員だよ」 打ち止め 「ミサカはここに預けられたんだよー、ってミサカはミサカは身の上を説明してみる」 美琴 「下手なこと言ってないわよね? その……アレとか……」 番外個体 「何度かヒヤッとする発言はあったけどね」チラッ 打ち止め 「?」 美琴 「心配させたくないから、核心に迫る話題は控えてよね」 番外個体 「ずっと隠し続けるつもり?」 美琴 「……いずれは話さなきゃいけない日が来ると思ってる。けど、まだ決心が……」 番外個体 「……分かったよ。よく似た知り合いとして振舞えばいいんだね?」 美琴 「ゴメンね、手のかかる姉で」 番外個体 「そういう訳らしいから、最終信号も協力してね」 打ち止め 「ミサカに任せとけー、ってミサカはミサカは無い胸を張ってみたり」 番外個体 「報酬には期待してるよん」ニヤニヤ 美琴 「ぐぬ……ちゃっかりしてるわね」 美琴 「ゴメーン、お待たせー」 詩菜 「あらあら、こうやって並べてみると本物の姉妹みたいですね」 美琴 「は、はい、何度か言われたことありますねー」タハハ 美鈴 「そういえば、愛しの彼は一緒じゃないの?」ニヨニヨ 美琴 「なっ、い、愛しの彼って……そ、そそ、そんなんじゃないから!」 番外止め (うわ、真っ赤) <カランカラン♪ 当麻 「遅くなりまして……」ペコペコ 詩菜 「あら? 当麻さんが来れたということは無事メールは届いていたんですね」 美琴 「おっそ……アンタどうしたの!?」 当麻 「いやー、さっき参加した障害物競走で色々あってな」 打ち止め 「ひどーい……ってミサカはミサカは戦慄してみる……」 当麻 「お、いつぞやの小さい御坂じゃないか? 久しぶりだな!」ナデナデ 詩菜 「あらあら、当麻さんの不幸は絶好調ですね」 美琴 「な、なんで保健室に寄ってこなかったのよ!」 当麻 「待たせたら悪いだろ?」キリッ 美琴 「またそうやって、アンタは……」プルプル マスター 「応急処置セットぐらいは置いている、使って構わないのである」 美鈴 「ほーらー、美琴ちゃん出番よ」ニヤニヤ 美琴 「う、な、なんで私が……あぁ、もう、しょうがないわね!」 番外個体 「はーい、こちらどうぞ使ってくださーい」ニヤニヤ 美琴 「な、なんでみんなしてそんな顔するのよぉ! もう!」 打ち止め 「お姉様ずっと真っ赤ー、ってミサカは(デコピンッ)ぴぎゃ」 美鈴 「ほーら、ダメじゃない。可哀想でしょー」 当麻 「……母さん、これは何の有様でせう?」 詩菜 「ふふ、美鈴さんも混ざるとすごい光景ですね」 当麻 「上条さんとしては、はやく手当てをしてほしいのですが……」ポリポリ 番外個体 「しょうがないなー、お姉さんがやってあげよう☆」 当麻 「あ、すいません。お願いできますか?」ペコペコ 番外個体 (さすがに覚えてないか……あんときゃ顔面ボコボコだったしなぁ) 美琴 「ダメー、私がやるの! どいてなさい!」グイッ 打ち止め 「ワーストー、ここは譲ってあげる場面だよー、ってミサカはミサカは助け舟を出してみる」 当麻 「誰でもいいので、手当てをお願いできないでせうか……」 ~時は少し遡り 女子対抗大玉転がし会場~ 白井 「」ゴゴゴゴゴ 婚后 「」ドドドドド 絹旗 「超おなか空きました」ギュルルルルル 白井 「絹旗さん、これが終われば昼食ですの。滝壺さん特製のお弁当ですのよ」 婚后 「どうか、頑張ってくださいな」ナデナデ 絹旗 「わ、分かってます。……しかし、近くで見ると超大きいですね」 白井 「2メートルですから……絹旗さんの2倍はございますの」 絹旗 「わっ、私はそこまで小さくないです!」 婚后 「お二人とも! 始める前から仲間割れしてどうするんですか」 白井 「勝負はちょっと熱いぐらいがちょうどいいですの」 婚后 「まあまあ、冷静さを欠いてはいけませんわ」 絹旗 「でも、今回は超私たちが有利ですよ」 白井 「メリットを最大限に活かせますものね」 ※大玉転がしルール 左右両サイドに配置された25個ずつ合計50個の大玉を転がし、 相手の後方にあるゴールラインに押し込む。先に半分以上を押し込めば勝利。 婚后 「こう言っては、相手の方に失礼ですが……この勝負は必ず頂きますわ」 絹旗 「超! やってやりましょう」フンス 白井 「それでは、そろそろスタンバイいたしますの」 婚后 「さあ、気合入れてまいりましょう」 絹旗 「やるからには超勝ちますよ」 白井 (あんなに嫌がってたのに、いざ本番だと乗り気ですの) <位置についてー、よーい 婚后 「では、作戦通りに」 白井 「はいですの」 <バスン 婚后 「それっ!」バヒュゥン -―==三○ ●三 婚后 「あと少しで相手方の大玉にぶつかりますわ!」 白井 「お二人ともお捕まりになって! あそこまで転移しますの!」 絹旗 「はいきた」ガシッ 3人 「」ヒュンッ 白井 「到着ですの!」 婚后 「絹旗さん! 参りますわよ!」 絹旗 「超了解です!」 婚后 「はいっ!」バヒュゥン 絹旗 「うぉぉ、ロケット加速ちっそぱーーんち!」ドコォン -―===三三○● ウワー 絹旗 「超決まりました!」 婚后 「作戦通りですわ!」 白井 「お見事ですの! 相手の選手もろとも吹っ飛んでいきましたの!」 婚后 「わたくし達の大玉は、無事相手の陣地までたどり着いたようですわね」 絹旗 「? うひゃ! なんですか! 上空を大玉が超飛んでいきましたよ!」 婚后 「あれは……おそらく、わたくしの級友の念動力能力者ですわね」 白井 「念動力で、あんなスピードで飛ばせるなんて……さすがですの」 絹旗 「……ふと思ったんですが、あんな大玉一つなら白井さんの能力で飛ばせたのでは?」 白井 「それでは見てる方はなにも面白くないですの」 絹旗 「は、はあ」 <そこまで!そこまで! <勝者、常盤台中学! 絹旗 「あ、超勝ちました!」ピャー 白井 「やりましたの! これで総合トップに一歩近づきましたの!」 婚后 「先ほど、白井さんが持久走で断トツの一位を取りましたし、流れは常盤台に向いてますわ!」 ~昼休み~ 浜面 「みんなすげぇな!」 滝壺 「暫定ポイントで長点上機に勝ってるよ」 絹旗 「超マジですか!」 白井 「皆さん、今年は特にやる気ですの」 婚后 「わたくし達3年生は今年が最後のチャンスですし」 浜面 「そっか、卒業したら仕返しもできねぇもんな」 滝壺 「はまづら、お弁当出してあげて」 浜面 「はい、喜んで!」ゴソゴソ 絹旗 「おー、超豪華です」 婚后 「滝壺さんの料理の腕は折り紙付きですから、期待できますわ」 浜面 「そうだろそうだろ! 毎日食っても飽きないぜ!」 滝壺 「はまづら、言いすぎ///」 白井 「でも、滝壺さんからは盗みたい技が多々あるのも事実ですの」 絹旗 「料理スキルなら滝壺さんとミサワさんがトップ2ですね……超悔しいです」 浜面 「じゃ、ビリなのは誰なんだ?」 婚后 「それは……ご本人の名誉のためにお答えしかねますわ」 絹旗 「ていうか決まってますよ。超浜面です」 浜面 「俺かよ! そうなんだろうけどさ!」 絹旗 「この間だって、夜食にカップ焼きそば作ろうとして"超だばぁ"ってやってたじゃないですか」 浜面 「あれはユルイ蓋が悪いんであって、俺は悪くねぇ!」 滝壺 「ほらほら、いいから食べるよ」 絹旗 「おにぎりの大群……ツナマヨはどこですか」 滝壺 「ごめんね、全部鮭」 絹旗 「」ムー 浜面 「贅沢言う子には食べさせません!」 絹旗 「なっ! 超浜面! 何様のつもりですか!」 白井 「なんといいますか、お二人って……」 婚后 「滝壺さんと浜面さんの関係とは、違ったタイプの仲良しですわね」 滝壺 「この二人は前から仲いいよ。はまづらの精神年齢が低いから」マグマグ 浜面 「えぇ!? 俺そんな風に見えんの!?」 絹旗 「そうですよ、私が超大人の対応をしてあげてるんじゃないですか」 婚后 「まぁ、結構なお手前ですわ」モシャモシャ 白井 「相変わらずの腕前ですの」サクサク 絹旗 「あ、超ズルイです! 私も食べます!」 浜面 「お前も十分ガキっぽいじゃねえか……」 絹旗 「超やかましい浜面の分も私が食べてあげましょう」 浜面 「おいやめろ! 俺だって楽しみにしてたんだぞ!」 滝壺 「はまづら、たくさんあるから大丈夫だよ」 白井 「賑やかで結構ですの」クスクス 婚后 「あ、滝壺さん。申し訳ございませんが、飲み物はございませんか?」 滝壺 「あるよ、ゴーヤ茶」コポコポ ~その頃 とある公園~ 結標 「っくしゅん」 海原 「風邪ですか?」 結標 「いえ……なんでもないわよ」 海原 「風邪なんてひかないでくださいよ。感染されたら困りますからね」ニコニコ 結標 「……」ムー 海原 「?」 結標 「そ、それより、これからどうする?」 海原 「さて、どうしましょうか」 <あれー? 結標ちゃんじゃないですかー? 海原 「おや?」 結標 「あら、小萌? 久しぶりね」 小萌 「お久しぶりですねー、元気そうでなによりなのですよー」 海原 「お知り合いですか?」 結標 「うん、前にちょっとお世話になってた人」 禁書 「こもえ、この人達はこもえの教え子なのかな?」 小萌 「生徒ではないけど、似たようなものですねー」 海原 (? 教え子? 生徒?) 小萌 「そうだ! 結標ちゃん、今お時間大丈夫ですかー?」 結標 「え? えぇ」 小萌 「結標ちゃんも一緒にこの格好(チアガール)するのですよー」ヒラヒラ 禁書 「うん、2人より3人のほうが楽しいかも!」 結標 「は、え? いや、わ、私は……ちょっと」 小萌 「えー。結標ちゃんならきっと似合うのですよー」 結標 「に、似合う似合わないっていうより……らしくないわよ」 海原 「意外と似合うかもしれませんよ?」 結標 「むー……」 禁書 「さ、着替えスペースはこっちなんだよ」グイグイ 結標 「こっちって……そこ、ただの草むらじゃない!」 小萌 「彼氏さん、結標ちゃんをちょっとお借りするのですー」グイグイ 結標 「そ、そんなんじゃないから! 押さないで! 引っ張らないで!」 海原 「ここでお待ちしてますね」ニコニコ
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/535.html
~安定飛行中~ 滝壺 「……」 海原 (絹旗さんの手にある2枚、このどちらかがジョーカー……) 絹旗 「……引かないんですか?」 海原 「慎重派なものでしてね」 海原 (当然、ジョーカーを引けば不利。必然、もう1枚を引ければ……2位確定です) 絹旗 「……」 滝壺 (二人ともすごい真剣)←いち早くあがった人 海原 (右でしょうか……)スッ 絹旗 「(゚∀゚)」 海原 (? 左では……?)スッ 絹旗 「」 海原 「こっちにします」 絹旗 「あ」 海原 「はい、揃いました。2位ですね」パサッ 滝壺 「きぬはた、これで5連敗だね」 絹旗 「むむむ……なぜ勝てないのですか……」 海原 「まあまあ、勝負は時の運ですよ」 滝壺 (本当に運だけなのかな)←5回連続首位の人 絹旗 「もう一回! もう一回です!」 海原 「到着までまだ1時間弱ありますからね、やりましょうか」 滝壺 「負けない」 絹旗 (残り6枚……ですが、なんで私のところに超ジョーカーがあるんですか……) 絹旗 「…………」 海原 (ジョーカーはそこですか) 滝壺 (ジョーカー見つけた) 滝壺 「じゃ、私からね」 絹旗 「超望むところです」 滝壺 (どれにしようかな……これ?) 絹旗 「(゚∀゚)」 滝壺 「やっぱりこっちにする」 絹旗 「あ」 海原 (今回は勝たせてあげたいですが……滝壺さんが手強いですね) ~一方その頃~ 結標 「」ソワソワ 番外個体 「Zzzz」 ガタンッ 結標 「! また揺れた。もう、なんなのよぉ……」 番外個体 「Zzzz」 結標 「ね、ちょっと起きて、ねえってば」ミュニー 番外個体 「……? い、いてっ、ほっぺつねるな。もう着いたの?」 結標 「着いてないけど。いいから起きてて」 番外個体 「?」 結標 「いいから!」 番外個体 「なに……怖いの?」 結標 「……」 番外個体 「怖いんだ」 結標 「ええそうよ怖いのよ悪い仕方ないじゃない初めてなんだから!」 番外個体 (こんな淡希は初めて見たよ) 番外個体 「とりあえず落ち着きなよ。周りの人に迷惑だから」 結標 「うー」 番外個体 「大丈夫だって。飛行機なんてたまにしか墜ちないから」 結標 「たまにでも墜ちるんじゃない!」 番外個体 「仕様です」キリッ 結標 「やだ、もう降りるー!」 番外個体 「待て待て待て! 高度10000メートルはあるんだよ!」 乗務員 「お客様、周りのお客様にご迷惑ですので、どうぞお静かに……その、事故の心配はございませんので」 結標個体 「「ごめんなさい」」 番外個体 「チッ、淡希のせいで怒られた……」 結標 「だってえ……」 番外個体 「アイマスクとヘッドフォン、略してアイフォン貸してあげるから寝ててよ」 結標 「むー……分かったわよ。変なことしないでよ」 番外個体 「するかバカっ」 結標 「……」モゾモゾ 番外個体 「はあ、世話の焼ける……PSPでもやってよ」カチ 結標 「!」ベチーン 番外個体 「いたいっ。今度はどうしたの?」 結標 「なんで稲川淳二なんて聞いてるのよ」 番外個体 「なに……怖いの?」ニヤニヤ 結標 「……」 ~更にその頃~ 白井 「婚后さん……その、飴さんが品切れなのですが」 婚后 「今は……落ち着いておりますので……」 白井 「着陸準備に入ったら危険なのでは?」 婚后 「……耐えるのみですわね」 白井 「では、せめて気が紛れるように……」ゴソゴソ 婚后 「?」 白井 「はい、どうぞですの」 婚后 「……新聞?」 白井 「記事を読み耽っていれば、気がついたら到着、ですの」 婚后 「は、はあ……お気持ちだけでも……」 白井 「お気に召しませんでしたか?」 婚后 「え、えと……折角の旅行中に小難しい物というのも」 白井 「……確かにそうですの。申し訳ございません、気が利きませんで」 婚后 「いえいえ、お気になさらず」 白井 「ではこちらなど……」ゴソゴソ 婚后 「……小説?」 白井 「わたくし的イチオシでございますの」フンス 婚后 「……」 白井 「伝統ある女子高を舞台に繰り広げられる愛憎劇でして……」 婚后 「あの……」 白井 「先輩と後輩という関係を超越したプラトニックな繋がりが……」 婚后 「し、白井さんっ」 白井 「はい?」 婚后 「あの……わたくしといたしましてはもう少しスタンダードな方が……」 白井 「困りましたの……持ち込んだ本はこのシリーズしか」 婚后 「お気持ちだけ……」 白井 「あっ、ではこちらなどいかがでしょうか」ゴソゴソ 婚后 「……クロスワードパズル?」 白井 「海原さんに勧めていただいたのですが、やってみると面白くて……」 婚后 「……白井さん……分かっててやってますわね?」 白井 「( ゚3゚)~♪」 ~数十分後 那覇空港~ 結標 「はー、やっぱ地上が一番ね」 番外個体 (やっと落ち着かせたのに、着陸のときにまたヒスりやがって) 結標 「? なんか貴女、疲れてない?」 番外個体 「誰のせいだと思ってるんだ!」ミュニー 結標 「いひゃいいひゃい!」 絹旗 「ううう、結局1度も勝てませんでした……」ガラガラ 海原 「そんな日もありますよ。ところで僕はいつまで押してればいいんですか」 絹旗 「目的地に着くまでです」 滝壺 「頑張れ、うなばら」ポンポン 番外固体 「……それにしてもあっついなぁ」 結標 「なんか太陽が近いわね。本当に同じ国なの?」 滝壺 「空の見た目がなんか違う」 絹旗 「……なんというか、高いですよね」 番外固体 (写真撮っとこ、次があるか……今は分からないしね)カシャ 白井 「ここからは……どうしますの?」 婚后 「迎えの者が来ている筈なのですが……」キョロキョロ カツッ ?? 「皆様。遠路遥々、ようこそお越し下さいました」 婚后 「あら? 久しいですわね。迎えの者というのは貴方だったのですか」 執事 「お嬢様におかれましては、ご壮健なようでなにより」 絹旗 (ロマンスグレー、モノクル、オールバック……超パーフェクトです///) 婚后 「みなさんにも紹介しておきますわね。これは実家で執事を務めている者で、今回の旅行の世話役ですわ」 執事 「皆様、御用があればなんなりとお申し付け下さい」ペコリ 執事 「それではプライベートジェットの準備は出来ておりますので、出立致しましょう」 絹旗 「執事さんが運転するんですか?」 執事 「使用人たるもの、航空機や潜水艦ぐらいは操作できねば務まりません」 番外個体 「うーん、潜水艦はできないなぁ……」 結標 「なに、メイドにでもなるつもりなの?」 番外固体 「就職先は多いに越したことはないからね」 ~移動中~ 結標 「なんていうか、海の色が……日本とは思えないわね」 滝壺 「すごい綺麗」 白井 「エメラルドグリーンというのはこういった色ですのね」ハゥ 番外個体 「これから行くところって、どんなところなの?」 婚后 「お祖父様が静かに過ごすために買ったところだと聞いておりますわ。 今回使う別荘も、引きこもるために建てたのだとか」 絹旗 (引きこもるために島一つ入手するなんて……) 海原 「このまま飛び込んでしまいたいですね」 結標 「オーケー、任せて♪」 海原 「やめてくださいよ、能力の行使は厳禁でしょう」 <皆様、そろそろ到着なさいますよ。 ~婚后さん私有地~ 絹旗 「うはぁ……」 番外固体 「見事になんにもないね」 滝壺 「これ、飛行機が使えなかったら帰れないね」 結標 「よしてよ。そんなミステリーにありがちなことは誰も望んでないから」 海原 (ミステリーですか……あぁ、犯人あてクイズとか面白そうですね) 白井 「空間移動能力者がいると、ミステリーなぞ成り立たないと思いますの」 結標 「密室も、凶器を消すのも、もっと言うと死体を隠すのも簡単だものね」 海原 (ダメでしたか) 婚后 「みなさん、そろそろ参りましょう」 執事 「ひとまず別荘までご案内致します」 婚后 「ここに来るのも何年振りでしょうか……」 執事 「お嬢様が最後にこちらにいらしたのは5歳の頃ですので、およそ10年ぶりですね」 婚后 「変わりありませんわね」 結標 「とりあえず、荷物だけ置きましょうか」 絹旗 「そしたら海です! 海に行きましょう!」ピャー 番外固体 「落ち着け」ナデナデ 滝壺 「移動だけでも疲れちゃったしね、まず休憩しよう」 海原 「しかしいい別荘ですね。まさに絶景を拝めますよ」 婚后 「お祖父様も、この景色は大変気に入ってたとか……」 執事 「皆様、どうぞごゆっくり。ただいまお茶をご用意しましょう」 ~1日目 婚后さん別荘~ 絹旗 「海行かないんですかー?」ユッサユッサ 番外個体 「揺ーらーすーな。時間的に中途半端なんだよね。もう昼過ぎでしょ?」 結標 「そうね、なんだったら明日朝イチから行くほうがいいかもしれないわね」 白井 「まあ……泳ぎはしなくても、見るだけなら今からでもよろしいのでは?」 滝壺 「その前に、ユリコ出してあげたら?」 絹旗 「あ、それもそうですね。いつまでもここじゃ窮屈でしょうし」 【キャリーケース】<カパッ 絹旗 「ユリコー? 着きましたよー?」 【キャリーケース】ω・) ユリコ 「(・ω・三・ω・)?」 婚后 「あらあら、初めて来た場所が珍しいのでしょうか」 絹旗 「まあ、最終的には私の頭上に落ち着くと思いますが」 ユリコ 「-=三( ・ω・)」ドタタタ 絹旗 「…………あれ?」 滝壺 「全速力でどっか行っちゃったね」 白井 「きっと、初めて来た場所だから探検に行ってしまわれたんですの」 海原 「ユリコさんは猫一倍好奇心が旺盛ですからね。借りてきた猫、とはいきませんか」 絹旗 「ちょ、ユリコ! 一応人の家なんですから、ダメですよ!」トタタタ 番外個体 「捕獲するまで1時間に1000ガバス」 結標 「じゃあ、私は2時間に1000ガバス」 ~1時間半後~ 絹旗 「」ゼェゼェ ユリコ 「(*・ω・*)」←ご満悦 番外個体 「この場合は?」 結標 「イーブンね」 絹旗 「まさか外にまで出てしまうなんて……」 海原 「ユリコさん、水飲みます?」 ユリコ 「つ・ω・)つ」 海原 「はいどうぞ」 滝壺 「ゆりこが水飲み終わったら、外行ってみようよ」 執事 「少しですが、歩道もございます。散策に行かれるのもよろしいかもしれませんな」 結標 「じゃ、その間に日焼け止めを塗っておきましょうか」 白井 「あ、そうでしたの。忘れるところでした」 婚后 「こちらの日差しは強いですし、必需品ですわね」 滝壺 「みんな真剣だね。よし私も」ペタペタ 番外個体 「……それ、必要なの?」 結標 「相変わらず無頓着ね、貴女は……10年後に後悔するがいいわ」フンス 番外個体 「10年後ねぇ……」 海原 「まあまあ、日焼けするもしないも好みの問題ですよ」 絹旗 「えー、せっかくここまできたんですから、日焼けの一つや二つしましょうよ」 結標 「イヤよ。私は日焼けすると赤くなっちゃって、後が大変なんだもの」 番外個体 「そんなもんなのかなー」 : : : 婚后 「じゃあ、ちょっと出てきますわね」 執事 「何卒お気をつけて。私は夕食の仕込みに取り掛かります」 絹旗 「……しまった。ユリコがいると帽子をかぶれません」 番外個体 「しょうがないな。特別に私のサンバイザーを貸してあげよう」 絹旗 「あ、ありがとうございます。ミサワさんはいいんですか?」 番外個体 「私は目さえ保護できればいいから、これで十分」スチャ ユリコ 「(.. )?」チョンチョン 絹旗 「あ、ユリコ! サイバイザーに前足載せないで下さい! 超下がってきて前見えませんから!」 結標 「何やってんの、おいてくわよ」 滝壺 「あっちの方はちょっとした山になってるんだね」 番外個体 「山と言うより、丘って高さだね」 婚后 「あの向こう側はほぼ手付かずで残ってるとか」 結標 「あえて手を付けなかったのね、きっと」 婚后 「あくまで自分たちが過ごすスペースだけ開発した、と聞かされておりますわ」 白井 「自然との調和、なんとも素晴らしいですの」 婚后 (途中で飽きた、とも生前にお祖父様ご本人は仰ってましたが) 番外個体 「うん? 小路がわかれてるね。片方は丘で片方は海かな」 海原 「どちらにいきましょうか」 絹旗 「海です!」 結標 「ふふ、決まりね」 ~砂浜~ 番外個体 「へえ……砂浜ってのは白いんだね。お、砂サラサラだ」サラサラ 結標 「ここは格段に綺麗ね。普段人が使わないからかしら」 絹旗 「」 海原 「あまりの美しさにフリーズしてしまったようですよ」 白井 「こんな絵葉書に使われるような景色を間近にすれば、無理もございませんの」 滝壺 「あ、思ったよりも冷たいよ」チャプチャプ 絹旗 「む、滝壺さんばかりズルイです。私も超入りたいです」 結標 「ユリコ落とさないようにしなさいよ」 婚后 「喜んでいただけたようで、なによりですわ」クスクス 海原 (波間に戯れる二人の美少女……いい絵ですね)●REC 婚后 (ホームビデオでしょうか? 気を利かせておられるのですね) ザザーン... ザザーン... 番外個体 「……なんか、いいもんだな」 結標 「貴女も海に来るのは初めてだっけ」 番外個体 「うん。眺めてるだけでも楽しいね」 結標 「向こうに住んでると、一生に何回かしか見れない景色だしね。せいぜい楽しみましょ」 番外個体 「帰る前からこんなこと言うのもおかしいけど……また来たいもんだね」 結標 「……そうよね」 番外個体 「……いや、ホント、水平線って綺麗なんだなぁ」 結標 「あら? 貴女でもそんな感想を持つのね」 番外個体 「そりゃ私だって……そういう気分にもなるよ」 白井 「これで大きいお姉様が水着姿だったら言うことなしですのに」 番外個体 「人の気分をブチ壊さないでよ」 結標 (白井さんって空気読めるんだか、読めないんだか……) 絹旗 「うひゃぁ、浅瀬の砂を踏むとこんな感触なんですね」 滝壺 「なんか気持ちいいね」 絹旗 「海の水っていうのは超思ってたより冷たいんですね」 滝壺 「これだけ日が照ってるから、もっと暖かいと思ってたのに」 絹旗 「お、滝壺さん。貝ですよ、貝」ヒョイ 滝壺 「……これはなんだろう」 絹旗 「なんでしょう。少なくとも鮮魚コーナーでは見たことないですね」 滝壺 「食べれるのかな」 絹旗 「……どうでしょうか」 滝壺 「執事さんに渡せば料理してもらえるかも」 絹旗 「さすがにやめた方がよろしいかと……」 滝壺 「あ……」 絹旗 「?」 滝壺 「この貝、空っぽだよ」 絹旗 「ありゃ? 超抜け殻でしたか。……あ、じゃあ記念に持って帰りましょう!」 滝壺 「そうだね。もっと綺麗な貝もあるかも。もうちょっと向こうまで行ってみようよ」チャプチャプ 絹旗 「あっ、待ってくださいよ」 結標 「……滝壺さん達、大丈夫なの? 随分行ってるけど」 白井 「波は穏やかなように見えますが」 番外個体 「浅瀬でも急に深くなったりするらしいから、油断できないんだよね」 <タキツボサーン! 海原 「あ、転んでしまいましたね」 婚后 「あらあら……タオルを持ってくるように言っておきますわ」ピッピッ 番外個体 「携帯通じるの?」 婚后 「……不覚ですわ」 絹旗 「滝壺さん! 超大丈夫ですか!」ザブザブ 滝壺 「……やっちゃった」 絹旗 「あー、全身とまでは言いませんがびしょ濡れになっちゃいましたね」 滝壺 「はー」チャプ 絹旗 「た、滝壺さん、そんな仰向けになったら余計に……」 滝壺 「こうやってゆらゆら浮かびながら空を眺めるのもいいかな、って」ユラユラ 絹旗 「ですが……」 滝壺 「ここまで濡れちゃったら一緒だよ。ほら、空がすごく高い」 絹旗 「」ウズウズ 滝壺 「明日はずっとこうしてようかな」 絹旗 「うー、私も水死体ごっこ超したいです……」 滝壺 「その言い方はなんかヤダ」ユラユラ : : : 絹旗 「今日はこれぐらいにしといてやりましょう」フンス 滝壺 「気持ちよかった」 結標 「……滝壺さん、大丈夫なの? ワンピースびしょ濡れじゃない」 絹旗 「滝壺さん、途中から開き直って、この格好のまま浮かんでましたから……」 滝壺 「大丈夫だよ、これだけ日差しが強ければすぐ乾くから」ポタポタ 結標 「ならいいんだけど……(白だから下着が透けてるのよね……)」 絹旗 「明日来るときは、別荘から水着でもいいですね。そんなに離れてませんでしたし」 白井 「逆に、ここには着替えのできそうなスペースもございませんし」 番外個体 「砂しかないもんね」 婚后 「羽織るものを用意しておけば、それもよろしいかもしれませんね」 海原 (僕はまた荷物持ちなんでしょうか) 番外個体 「ところでさ」 絹旗 「?」 番外個体 「ユリコに何があったの?」 ユリコ 「ミ・ω・ミ」 絹旗 「海に落としました」タハー 海原 「大丈夫なんですか。猫は水を嫌がるものでしょう」 滝壺 「泳いでたよ」 白井 「溺れてた、のではなく?」 滝壺 「泳いでた」 ユリコ 「」ブルブルブルブル 結標 「水は水でも海水よ? どんだけスーパーキャットなのよ、貴女……」 ユリコ 「(`・ω・´)」 ~林道~ 絹旗 「というワケで、丘のほうにやってきました」 番外個体 「生えてる植物が亜熱帯特有だね。学園都市じゃ見られないよ」 結標 「真琴、ヘアピンにこれ着けておきなさいよ」プス 番外個体 「な、なに?」 海原 「これはハイビスカスですね」 滝壺 「似合うね」 白井 「///」ハゥ 番外個体 「いや……ヘンでしょ、私には」 婚后 「いえいえ、よくお似合いですわ」 番外個体 (さすがにミスマッチだよね……サングラスは外しとこ)コソコソ 結標 「絹旗さんにも着けてあげようか? サンバイザーのところに」プス ユリコ 「(・ω・)」モシャモシャ 結標 「」 絹旗 「結標さん、無闇にユリコに食べ物を与えないでください」 結標 「あ、ご、ごめんなさい」 白井 「……食べて大丈夫なんですの?」 番外個体 「大丈夫じゃない? ハイビスカスには食用のもあるんだし」 滝壺 「それにしても、海もよかったけどここも気持ちいいね」 絹旗 「空気が超違うということをここまで実感できるとは」 婚后 「もう少し登れば開けたところに出るはずですわよ」 滝壺 「行ってみよう」キラキラ 海原 「きっといい眺めでしょうね」 番外個体 「下から見るとそうでもなかったのに、登ってみると結構あるんだね」 結標 「本格的に登山するよりはずっとマシよ」 絹旗 「汗が超止まらないのですが……」 白井 「絹旗さんの場合は頭にユリコを乗せてるから余計ですの」 海原 「おや、この先はいくらか拓けて……これはこれは」 絹旗 「」 結標 「またフリーズしちゃったけど……無理もないか」 番外個体 「フリーズした顔 (∵) が地味に可愛いよね」 滝壺 「……すごい綺麗」 婚后 「変わらず絶景ですわね」ハゥ 番外個体 「大きい島がかすかに見えるね。人住んでるのかな」 結標 「方角からして沖縄本島じゃないの?」 番外個体 「あー、そりゃ大きいワケだ」 白井 「この辺の海はこんなにも透明度が高いんですのね、上から眺めると余計に実感しますの」 滝壺 「浅いところであれば底まで見えるね」 婚后 「気をつけてくださいな。足を滑らせると危険ですわよ」 結標 「……あら? もうこんな時間になってたのね」 絹旗 「結標さん、超無粋ですね。こういうときは時計も携帯も置いてくるもんですよ」 結標 「そういうものなの?」 番外個体 「うん、一理あるなー」 海原 「ここはなんだか時間の流れが違うような気がしますね」 絹旗 「というワケで。その腕時計をここから大きく振りかぶってポイです!」 結標 「イヤよ! 高かったんだから」 滝壺 「ダメだよ、海が汚れちゃう」 白井 「ゴミはちゃんと分別して捨てませんと」 結標 「ゴミじゃないから!」 ~婚后さん別荘~ 執事 「おや、皆様。お帰りなさいませ」 婚后 「ただいま戻りましたわ。夕食にはまだ早いかしら?」 執事 「夕食は日没の頃に出来上がるようにしております。ささ、何か飲み物を用意致しましょう」 番外個体 「うーん……疲れたっ」 結標 「今日は移動もしたからね」 海原 「明日に備えて、早めに休んだほうがいいですね」 絹旗 「明日……明日は晴れるんでしょうか」 白井 「テレビで天気予報はやっておりませんの?」 婚后 「……申し訳ございませんが、この家にはテレビはございませんわ」 番外個体 「明日になりゃ分かるさ」 滝壺 「だね」 ~さっさと就寝~ 結標 「大部屋大人数で寝るなんて、何年振りかしらね」ポスポス 絹旗 「私の希望が超通ってよかったです。この方が修学旅行っぽくていいじゃないですか!」 滝壺 「きぬはた、人数分の布団を運んでくれた執事さんにお礼言うんだよ」 婚后 「なんだか新鮮ですわね、こういうのも」 番外個体 「白井さんの格好が雰囲気ブチ殺してるけどね」 白井 「まー、大きいお姉様ったら。わたくしは寝るときはいつもこの格好ですのよ?」 番外個体 「スケスケベビードールはここでは自粛してよね……」ハァ 婚后 「ま、まあまあ。気の置けない仲という証拠ですわよ」 海原 (自然な流れで来てしまいましたが、僕がいていいんですかね) 絹旗 「こういう時、やることといえば超決まってますよね?」ニヤー 番外個体 「? やることって(ドコォン)ぎゃふっ!」 絹旗 「超まくら投げです!」 結標 「あら、お見事。綺麗に顔面に入ったわね」 番外個体 「」ピヨピヨ 滝壺 「きぬはた、強く投げすぎ」 白井 「!? これは潜在一隅のチャンス! 大きいお姉様ー、この黒子が(バコンッ)」 結標 「させないわよ」 白井 「」 婚后 「どうすれば枕でこんな凶悪な威力が……」 滝壺 「とりゃっ」パスンッ 海原 「む、滝壺さんやりましたね。負けませんよ」ポスン 絹旗 「どぉぉりゃぁぁぁぁ!」ブォン 結標 「!? あ、あぶなっ……!」ガバッ 絹旗 「避けられた!?」 白井 「あいたた……油断してしま(ガスンッ)」 番外個体 「」ユラリ 結標 「あら、起きた……の……?」 番外個体 「……きーぬはたぁ! 不意打ちとは卑怯なりぃ!」 絹旗 「勝てば超官軍って言葉しってますか!?」 滝壺 「ていっ」ポスッ 海原 「お、やりますね」 婚后 「ちょ、ちょっと! どなたですの! ユリコを投げてきたのは!」 ユリコ 「( 。A。)」ピヨピヨ ~1日目 終了~
https://w.atwiki.jp/bacouple/pages/446.html
10月 2015年 onomatope* クロエ ミヤスリサ 亜遊夢 海原楓太 原画:ミヤスリサ・クロエ シナリオ:海原楓太・亜遊夢 814 :名無したちの午後:2015/11/01(日) 00 29 33.91 ID iPcx4UU60 吸血姫のリブラクリアー どう頑張ってもこのスレ向きじゃないし、そもそもイチャラブ抜きにしても色々文句を言いたい点はあるんだけども とりあえず海原のシナリオが好きな人ならマリルートのためだけに買っても後悔しないのは保証する 信者じゃない人は・・・中古で拾えば良いんじゃないかな、うん 815 :名無したちの午後:2015/11/01(日) 00 58 50.83 ID nATMQ8r20 吸血姫やっぱあかんかったか・・・ 819 :名無したちの午後:2015/11/01(日) 08 47 41.50 ID iPcx4UU60 815 いや駄目なわけじゃないし、むしろマリは個人的には今年のベストぶっちぎるくらいには良いよ ゲーム的にどうしても日常(イチャ)と厨二パートは切り離せないし、自分の中でも「良かった」のがイチャなのかシナリオなのかはいまいち割り切れてないけど その辺の連続性や繋がりの巧さは流石と言ったところで、ファンなら買いで間違いない ただ他ルートがなあ・・・ まあ1つか2つ当たりがあるよ、って意味ではいつものCドラなんで・・・ 820 :名無したちの午後:2015/11/01(日) 08 53 10.62 ID o7EkgP3I0 魔法少女のたいせつな事みたいに全部海原が担当してればな あれはイチャもあったしシナリオも面白かったしで、当時全然流行ってもなければ言葉さえもなかった男の娘主人公ゲーとしては飛び抜けた出来だったのに 今回のも初報当たりでは海原単独みたいなノリだったから凄く期待してたのに、実際はそうじゃなかったから残念すぎる 834 :名無したちの午後:2015/11/01(日) 14 59 42.12 ID o7EkgP3I0 アンリバとリブラのミヤス絵(半)ゲーは安定してたような リブラは海原√限定だけど
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/949.html
~9月某日 きぬはた荘 リビング~ 【テレビ】<もうすぐ大覇星祭です。生徒のみなさんは―― 番外個体 「ダイハセイサイってなに?」 結標 「まあ、運動会みたいなものね。規模はケタ違いだけど」 番外個体 「ふーん……不登校児とフリーターばっかのこの家はあまり関係ないかな」 絹旗 「フリーターなのはミサワさんだけです」 浜面 (やべえ、俺どっちかですらねえ……バイト捜すか) 海原 (僕は何にカテゴライズされるのでしょうか) 滝壺 「でも、大覇星祭中って飲食店は座席解放するんでしょ?」 結標 「そうね、期間中に限っては飲食物の持ち込みが認められるハズよ」 絹旗 「つまりミサワさんの仕事も超増えるって訳ですね」 番外個体 「は、ホントに? メンドいなぁ」 結標 「しかもあれよね。外からも人がたくさん来るんだし」 番外個体 「え?」 滝壺 「運動会だから。生徒の家族とか一般のお客さんも見に来るの」 浜面 「道路が埋まるぐらいの人込みになるもんな」 番外個体 「なにそれ……ネズミが入り込んだりしないの?」 絹機 「そりゃ超防ぎきれませんよ」 結標 「これまでも、ちょこちょこおかしいことはあったみたいだけどね」 海原 「緩めるところは緩めて、締めるところは締める。そういう警備を敷くみたいですよ」 浜面 「大覇星祭中は学区によっては入るだけで一苦労だもんな」 番外個体 「なんでみんなしてそんな詳しいの?」 絹旗 「ミサワさんが超無知なだけです」 番外個体 「しょうがないじゃん……こっち来てまだ半年だし」ムー 結標 「もー、拗ねないでよー」ナデナデ 浜面 「仲良しだよな、姐さん達は」 海原 (電撃テレポコンビ……奇しくもあのお二人と同じですね) 滝壺 「あ、そろそろしらいとこんごうも帰ってくる時間だね」 絹旗 「え? もうそんな時間でしたか」 <バーン 白井 「絹旗さん!」 婚后 「参りますわよ!」 絹旗 「え? え? 何がですか? どこにですか?」 白井 「今年こそは! 今年の大覇星祭こそは!」 婚后 「怨敵・長点上機学園を討ち果たしますのよ!」 白井 「そうですの! 常盤台の名にかけて!」 結標 「長点上機といえば、もう何年か連続で総合トップとってるわね」 番外個体 「へー、すごいところなんだ」 浜面 「名門中の名門だろ。俺からすれば雲の上の存在だぜ」 海原 「確か、昨年の総合2位が常盤台でしたね。雪辱を果たすということですか」 白井 「仰る通りですの。常盤台撫子の力を見せつけてやりますの」フンス 絹旗 「あ、いや、わ、私は……」 婚后 「そうと決まれば……」 白井 「血液が逆流して血反吐を吐くまで特訓ですの!」 絹旗 「超待ってください! 私も籍は常盤台ですが、そこは、その」 滝壺 「きぬはた」 絹旗 「た、滝壺さんからも! 何か言ってやってください!」 滝壺 「お弁当作ってあげるからね」 絹旗 「」 白井 「という訳で、申し訳ございませんが絹旗さんをお借りしますの」 番外個体 「どうぞどうぞ♪」 絹旗 「ミサワさーん!?」 浜面 「絹旗、応援にいってやるからな!」b グッ 結標 「いいわね、そういうの。青春って感じがして」 絹旗 「そう思うなら超代わってください!」 婚后 「さあ、大覇星祭まであと1週間を切っておりますし、やれることから始めませんと」 絹旗 「いや、超助けてください! 誰か!」 白井 「大丈夫ですの! 絹旗さんの体型なら体操服はよく似合いますの!」 絹旗 「そ、そういう問題じゃないです! や、ちょっ……」ズルズル <タースーケーテー 海原 (……常盤台ということは、御坂さんも出ますか。楽しみにしておきましょう) 浜面 「お、テレビで去年の大覇星祭の模様とかいうのやってんぞ」 番外個体 「えっ」 【テレビ】<(ドカーン)3番隊壊滅!衛生兵ー!(バリィィン)総員退避ー!! 番外個体 「……なんだこれ」 結標 「あぁ、そうそう。能力の行使は全面的に"推奨"されてるのよ」 滝壺 「学校がデータ収集もしてるからね」 海原 「"許可"ではなく"推奨"ですか。よく死者がでないものですね」 番外個体 (釘飛ばし放題……やば、ちょっと楽しそうって思っちゃった) 浜面 「出場するのはお嬢達だけなのか?」 結標 「まあ、そうなるでしょうね」 滝壺 「ねえねえ、はまづら。みんなの応援とか行こうよ」 浜面 「おお、そうだな! 折角の祭りだしな」 海原 (そう、折角ですし、邪魔するのも無粋ですよね) ~その頃~ 【飛行船】<もうすぐ大覇星祭です。生徒のみなさんは―― ?? 「そうか……もうそんな時期なのだな」 ?? 「ふふ、この一年、たゆまぬ鍛錬を積んできた成果を見せるときが来たか……!」 ?? 「それに! 大覇星祭と言えば一年で最も学園都市が根性で満たされる日!」 ?? 「この俺の根性で! 今年も我が長点上機学園をトップの座へと押し上げてやろうではないか!!」ドパーン ?? 「さあ、日課の走りこみだ! まずは軽く学園都市外周一回りだな!」 ドドドドド... 19090 「何かがすごいスピードで去っていきましたが、あれは一体……?」 ~翌日 第7学区 隠れ家的喫茶店~ 番外個体 「あー……やっぱりやるんですか」 マスター 「うむ。そういうしきたりらしいのでな」 番外個体 「座席開放だけですか?」 マスター 「いや、店としても通常営業する。注文があれば受けるのである」 番外個体 「はあ……大変そうですね」 マスター 「何を他人事のように言っているであるか」 番外個体 「そういう訳だから、ここに来てもゆっくりできないと思うよ?」 一方通行 「……どォせよ、クソガキに連れまわされるんだ。どの道、ゆっくりなンてできねェよ」 番外個体 (いいなあ……) 一方通行 「オマエ、やっぱり店番か」 番外個体 「……うん」 一方通行 「……店あがるの何時だ?」 番外個体 「え? 知ってんでしょ? 最終下校時刻にあわせて閉店だから、18時だよ」 一方通行 「そォかそォか、分かった」ニヤニヤ 番外個体 「?」 一方通行 「そろそろクソガキ迎えにいくわ。いくらだ?」 番外個体 「320円」 一方通行 「はいよォ」チャリチャリ 番外個体 「はいピッタリ。毎度どうもー」 <カランカラン♪ 番外個体 「毎回毎回ピッタリで払って……変なところで律儀なんだね」ガチンガチン チーン ~同日夜 きぬはた荘 リビング~ 結標 「ただーいまー」 海原 「おや、お帰りなさい」 結標 「あれ? 貴方とユリコだけなの?」 ユリコ 「( -ω-)zzz」 海原 「常盤台メンバーはまだお帰りになってません」 結標 「頑張るわね……」 海原 「滝壺さんと浜面さんは買い物で遠くまで行ったので、そのまま夕食も済ませてくるそうです」 結標 「真琴は?」 海原 「ミサワさんなら、ついぞ先ほど携帯に着信があって自室に戻られましたよ」 結標 「そっか。ならちょうどいいわ」 海原 「と申されますと?」 結標 「話しておきたいことがあって。大覇星祭の期間中なんだけど」 海原 「……おそらく、考えていることは同じじゃないですか?」 結標 「たぶんね。お邪魔虫は退散しましょ、ってこと」 海原 「滝壺さんのことですね。当人達はお邪魔とは思わないでしょうけどね」 結標 「ずっとじゃないにしてもさ、二人きりの時間は欲しいでしょう」 海原 「仰る通りです。では、ひとまず1日目は余り物同士で適当にまわりますか」 結標 「あら、ご不満?」 海原 「いえいえ、滅相もない」ニコニコ 結標 「年頃の女の子捕まえて余り物呼ばわりなんて失礼しちゃう」 海原 「他意はありませんよ」 ~その頃~ 19090 「さて、そろそろ寝ましょうか、とミサカは……うん?」 19090 「病院前の広場に怪しい人影が?」 ?? 「よし、根性入れなおしておくか」 ?? 「ふぉぉぉぉぉ……」 ?? 「荒ぶる鷹のポーズ!!」ドパーン 19090 「あのカラフルな煙はなんなんでしょうか……?」 ~大覇星祭 当日~ 偉い人 「そいじゃ、開会を宣言します」 ワーワー パチパチ 浜面 「お、始まった始まった」 滝壺 「やっぱりすごい人だね」 結標 「どっからかき集めてくればここまでになるのかしら……」 海原 「おや、人込みは苦手ですか」 結標 「まあ、好きではないわね」 滝壺 「私も苦手」 浜面 「滝壺はそうだったな。休みたくなったらすぐ言ってくれよ」 結標 「あら、滝壺さんには優しいのね」 浜面 「まあな!」 海原 (開き直りましたよ) 結標 「いい心掛けね。滝壺さんは怒らせたら怖そうだし、大切にしなさいよ」クスクス 滝壺 「はまづらは大丈夫だよ……たぶん」 浜面 「多分!? 滝壺さんにとって俺は多分なの!?」 滝壺 「だってかっこいいし優しいし」 浜面 「」プシュー 海原 「おやおや」 結標 「もう、ほぼ毎日こんな調子じゃない」 浜面 「あっ、そ、そういやお嬢から聞いたんだが、絹旗が早速出るらしいぜ!」 海原 「お、一番槍ってやつですか」 滝壺 「なにやるの?」 浜面 「ええとな(ガサガサ)この、中高合同借り物競争ってヤツか?」 結標 「ちょうど会場が近いわね」 滝壺 「応援に行こうよ」 浜面 「おお、見に行ってやろう!」 海原 (結標さん)ヒソヒソ 結標 (分かってる、適度なタイミングで別行動にしましょ)ヒソヒソ 滝壺 「? どうしたの?」 結標 「なんでもない、行きましょうか」 ~第7学区 隠れ家的喫茶店(座席開放中)~ 番外個体 「……ふーん」 オジサン1 「」スピー 番外個体 「日本では、場所取りと行列並びはお父さんの仕事って、前に聞いたけど」 オジサン2 「ここってタバコOKですか?」 番外個体 「ゴメンなさい、全席禁煙なんです。……本当なんだね」 番外個体 「ひゃぅ!?」 オジサン3 「あ、すいませんねぇ。手ぶつかっちゃった、ウヒヒ」 番外個体 「ころs……ここはそういうお店じゃないんですけど!?」ウガー マスター 「そういうお店ではないのである」ゴゴゴゴ オジサン3 「す、すいません……いや、ほんとすいません……」gkbr 番外個体 (マスターって普段無口だけど、こういうとき頼りになるよね) ~とあるグラウンド~ 絹旗 「くぅ……なぜ私がこんなことを……」 絹旗 「言っても始まりませんね……やるからには超勝っておきませんと」 <競技参加者はスタートラインに集まってください 絹旗 「よし、超切り替えていきますか」 削板 「さあ、根性入れて借りてくるか!」 絹旗 「……うはぁ、手強そうな人ばかりですね」 <位置について、よーい <バスン 絹旗 「」ダッ □ □ □ □ □ ←お題 絹旗 「ええと……真ん中の封筒にしておきましょうか」 絹旗 「」ガサガサ 絹旗 「!? これなら!」 絹旗 「どこか近くにいる筈!」ダダダダ : : : 絹旗 「うおお! 超ラッキー! 見つけました!」 滝壺 「あ、きぬはた」 浜面 「お? 絹旗じゃねえか。どうしたんだ」 結標 「借り物競争中よね? 何か必要なの?」 絹旗 「はい、ええとですね……」ジー 海原 「?」 絹旗 「海原さんと結標さんじゃ超ダメダメです……」 結標 「え、ダメって?」 絹旗 「浜面と滝壺さん! 一緒に来てください!」 滝壺 「二人とも?」 絹旗 「そうです! 説明はあとでします! 超一緒に来てください!」グイグイ <分かった分かった、引っ張るな <はまづら、ちょっと、足、速い <ああ、しょうがねぇ! 乗れ! 海原 「思いもよらないところで別行動になれましたね」 結標 「そうね。……でも、絹旗さんは何を求めてたのかしら」 絹旗 「超持ってきましたー!」 審判 「お題はなんですか?」 絹旗 「これです!」つ□ 審判 「……はい、いいでしょう! 一位です、おめでとうございます」 絹旗 「一位キター!」ピャー 浜面 「ふー……よかったな、絹旗!」 滝壺 「ねえ、きぬはた……なんで、私達、だったの……」ゼェゼェ 絹旗 「私が引いたお題がこれだったんです」つ□ 浜面 「?」ガサガサ 滝壺 「なになに?」 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | | /  ̄ ̄ ̄ ̄ /_____ / /ヽ__// /. 美女と野獣カップル / / / / / / / / ____ / / / / / / / / / / /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / / 浜滝 「」 絹旗 「お二人のおかげで一位です! 超ありがとうございます☆」 白井 「絹旗さん、やりましたわね!」 婚后 「驚きましたわ、競技レコード更新だそうですよ」 絹旗 「私の手にかかれば超こんなもんですよ」フンス 白井 「お二人も、ありがとうございました」 浜面 「お、おう」 婚后 「絹旗さん、競技参加者は向こうに集まりませんと」 絹旗 「おっと。それじゃ、お二人ともまた後で」トタタタ 浜面 「……美女はともかく、俺って野獣なのか?」 滝壺 「ワイルドだから」 <うおおおおお!!! 削板 「持ってきたぞぉぉぉ!!」 浜面 「……なんであいつ、畳なんて担いでんだ?」 滝壺 「借り物のお題だったんじゃない?」 : : : 海原 「絹旗さんは一位のようですよ」 結標 「あら、よかったじゃない」 海原 「たまたま僕らが近くにいたのが、功を奏したみたいですね」 結標 「滝壺さんにはメールしといたから、私たちも行きましょうか」 海原 「そうですね、何か気になる競技とかあります?」 結標 「特にね……その辺の出店とかの方が面白いんじゃない?」 海原 「それも悪くないですね」 結標 「商品化前の試作品スイーツとかあったりするしね♪」 海原 「また太りますよ」 結標 「(バシッ)またってなに、叩くわよ」 海原 「叩いてから言わないでくださいよ」 ~第7学区 隠れ家的喫茶店(座席開放中)~ 打ち止め 「ワースト来たよー、ってミサカはミサカは挨拶してみたり」 一方通行 「おォ、ワースト! 悪ィが、一つ頼まれてくれ」 番外個体 「あなたから頼みごとなんて珍しいね、明日はコーヒー豆が降ってくるな」 一方通行 「うるせェな。受けるのか受けないのかどっちなンだよ」 番外個体 「内容にもよるね」 一方通行 「チッ……ちっとばかし、ここでクソガキを預かってくれねェか?」 番外個体 「は? どうして? ここは託児所じゃないんだけど」 打ち止め 「なんかねー、怖い人から逃げて(ガシッ)ムグッ」 一方通行 「余計なこと喋ンな! 黙って引き受けてくれ!」 番外個体 「……マスター」 マスター 「まあ、子供一人ぐらいなら構うまい」 一方通行 「ありがてェ! この借りは何十倍にして返すからな!」 打ち止め 「ちゃんと迎えに来てね、ってミサカはミサカは念を押しておく」 一方通行 「あぁ、分かってらァ! あいつに絡まれたら面倒だしな……近くにはいねェか、よし」ダダダダ マスター 「彼は鬼ごっこでもしているのであるか?」 番外個体 「あの人が逃げ出すなんて、何者なんだろ」 <すいませーん。4人なんですけど座れますー? 番外個体 「(4人なら……なんとかなるな)はい、どうぞー」 <あらあら、シックでいい雰囲気のお店ですね。 <あ、あと2人は後から来ますんで……ってあれ? 打ち止め (あれ? お姉様? でもなんか違う? あれー?) 番外個体 (お姉様……にしては色々と大きいな、主に胸) 詩菜 「あらあら、小さい美琴ちゃん?」 美鈴 「うわー。まんま昔の美琴ちゃんね」 番外個体 (え、やば。お姉様のこと知ってる人たちだ……下手なこと言えないな)ダラダラ 打ち止め 「みこと? お姉さん達はお姉様と知り合いなの? ってミサカはミサカは確認してみる」 番外個体 (おいこらー!) 美鈴 「お姉様? もしかして美琴ちゃんの事かな?」 打ち止め 「うん、いつも優しくしてくれるんだよー、ってミサカはミサカは褒めたたえてみる♪」ニパー 美鈴 「やーん可愛いー♪ 昔の美琴ちゃんより可愛いかもー♪」ギュー 番外個体 「……あ、こちらのお席へどうぞ」 詩菜 「ご丁寧にありがとうございます」ペコリ 美鈴 「店員さんも、どことなく似てる……この子のお姉さんですか?」 番外個体 「……あ、はい、姉です(ということにしておこう)」 美鈴 「びっくりだわー、美琴ちゃんのそっくりさんが二人もいるなんてー」 打ち止め 「お姉さんはお姉様のお姉様なの? ってミサカはミサカは確認してみる」 美鈴 「ううん、お母様よん♪」 番外止め 「…………えっ?」 美鈴 「あ、そうだ。座れるところ見つけたって連絡しないとね」カチカチ マスター (店の中に似たような顔が3つも。姉妹と言われれば信じるであろうな) 詩菜 「困ったわー、当麻さんに繋がらない。また不幸に巻き込まれ中なのかしら」 打ち止め 「お姉様のお母様ってことは、ミサカから見てもお母様だねー、ってミサカはミサカは飛びついてみる♪」 番外個体 (最終信号ァァァ!)ダラダラ 美鈴 「娘が増えたみたいねー♪ お母様って呼んでもいいのよ♪」 美琴 「……連絡された店に来たけど、いったいこれは何の有様なの……」 美鈴 「あ、美琴ちゃんこっちこっちー」ノシ 詩菜 「あらあら、美琴ちゃん、お久しぶりですね」 打ち止め 「あ、お姉様だー、ってミサカはミサカは手をふってみる」 美琴 「」 番外個体 「言いたいことは分かるよ」 美琴 「お母さん、ちょっとこの子借りるね。あ、上条君のお母さんお久しぶりです」ペコ 打ち止め 「?」 美琴 「ほら、アンタもよ」グイグイ 番外個体 「お、押さないで、零れるから。あ、お水どうぞ」 美琴 「で、なんでアンタたちがいるのよぉ」 番外個体 「この格好みて分からない? ここの店員だよ」 打ち止め 「ミサカはここに預けられたんだよー、ってミサカはミサカは身の上を説明してみる」 美琴 「下手なこと言ってないわよね? その……アレとか……」 番外個体 「何度かヒヤッとする発言はあったけどね」チラッ 打ち止め 「?」 美琴 「心配させたくないから、核心に迫る話題は控えてよね」 番外個体 「ずっと隠し続けるつもり?」 美琴 「……いずれは話さなきゃいけない日が来ると思ってる。けど、まだ決心が……」 番外個体 「……分かったよ。よく似た知り合いとして振舞えばいいんだね?」 美琴 「ゴメンね、手のかかる姉で」 番外個体 「そういう訳らしいから、最終信号も協力してね」 打ち止め 「ミサカに任せとけー、ってミサカはミサカは無い胸を張ってみたり」 番外個体 「報酬には期待してるよん」ニヤニヤ 美琴 「ぐぬ……ちゃっかりしてるわね」 美琴 「ゴメーン、お待たせー」 詩菜 「あらあら、こうやって並べてみると本物の姉妹みたいですね」 美琴 「は、はい、何度か言われたことありますねー」タハハ 美鈴 「そういえば、愛しの彼は一緒じゃないの?」ニヨニヨ 美琴 「なっ、い、愛しの彼って……そ、そそ、そんなんじゃないから!」 番外止め (うわ、真っ赤) <カランカラン♪ 当麻 「遅くなりまして……」ペコペコ 詩菜 「あら? 当麻さんが来れたということは無事メールは届いていたんですね」 美琴 「おっそ……アンタどうしたの!?」 当麻 「いやー、さっき参加した障害物競走で色々あってな」 打ち止め 「ひどーい……ってミサカはミサカは戦慄してみる……」 当麻 「お、いつぞやの小さい御坂じゃないか? 久しぶりだな!」ナデナデ 詩菜 「あらあら、当麻さんの不幸は絶好調ですね」 美琴 「な、なんで保健室に寄ってこなかったのよ!」 当麻 「待たせたら悪いだろ?」キリッ 美琴 「またそうやって、アンタは……」プルプル マスター 「応急処置セットぐらいは置いている、使って構わないのである」 美鈴 「ほーらー、美琴ちゃん出番よ」ニヤニヤ 美琴 「う、な、なんで私が……あぁ、もう、しょうがないわね!」 番外個体 「はーい、こちらどうぞ使ってくださーい」ニヤニヤ 美琴 「な、なんでみんなしてそんな顔するのよぉ! もう!」 打ち止め 「お姉様ずっと真っ赤ー、ってミサカは(デコピンッ)ぴぎゃ」 美鈴 「ほーら、ダメじゃない。可哀想でしょー」 当麻 「……母さん、これは何の有様でせう?」 詩菜 「ふふ、美鈴さんも混ざるとすごい光景ですね」 当麻 「上条さんとしては、はやく手当てをしてほしいのですが……」ポリポリ 番外個体 「しょうがないなー、お姉さんがやってあげよう☆」 当麻 「あ、すいません。お願いできますか?」ペコペコ 番外個体 (さすがに覚えてないか……あんときゃ顔面ボコボコだったしなぁ) 美琴 「ダメー、私がやるの! どいてなさい!」グイッ 打ち止め 「ワーストー、ここは譲ってあげる場面だよー、ってミサカはミサカは助け舟を出してみる」 当麻 「誰でもいいので、手当てをお願いできないでせうか……」 ~時は少し遡り 女子対抗大玉転がし会場~ 白井 「」ゴゴゴゴゴ 婚后 「」ドドドドド 絹旗 「超おなか空きました」ギュルルルルル 白井 「絹旗さん、これが終われば昼食ですの。滝壺さん特製のお弁当ですのよ」 婚后 「どうか、頑張ってくださいな」ナデナデ 絹旗 「わ、分かってます。……しかし、近くで見ると超大きいですね」 白井 「2メートルですから……絹旗さんの2倍はございますの」 絹旗 「わっ、私はそこまで小さくないです!」 婚后 「お二人とも! 始める前から仲間割れしてどうするんですか」 白井 「勝負はちょっと熱いぐらいがちょうどいいですの」 婚后 「まあまあ、冷静さを欠いてはいけませんわ」 絹旗 「でも、今回は超私たちが有利ですよ」 白井 「メリットを最大限に活かせますものね」 ※大玉転がしルール 左右両サイドに配置された25個ずつ合計50個の大玉を転がし、 相手の後方にあるゴールラインに押し込む。先に半分以上を押し込めば勝利。 婚后 「こう言っては、相手の方に失礼ですが……この勝負は必ず頂きますわ」 絹旗 「超! やってやりましょう」フンス 白井 「それでは、そろそろスタンバイいたしますの」 婚后 「さあ、気合入れてまいりましょう」 絹旗 「やるからには超勝ちますよ」 白井 (あんなに嫌がってたのに、いざ本番だと乗り気ですの) <位置についてー、よーい 婚后 「では、作戦通りに」 白井 「はいですの」 <バスン 婚后 「それっ!」バヒュゥン -―==三○ ●三 婚后 「あと少しで相手方の大玉にぶつかりますわ!」 白井 「お二人ともお捕まりになって! あそこまで転移しますの!」 絹旗 「はいきた」ガシッ 3人 「」ヒュンッ 白井 「到着ですの!」 婚后 「絹旗さん! 参りますわよ!」 絹旗 「超了解です!」 婚后 「はいっ!」バヒュゥン 絹旗 「うぉぉ、ロケット加速ちっそぱーーんち!」ドコォン -―===三三○● ウワー 絹旗 「超決まりました!」 婚后 「作戦通りですわ!」 白井 「お見事ですの! 相手の選手もろとも吹っ飛んでいきましたの!」 婚后 「わたくし達の大玉は、無事相手の陣地までたどり着いたようですわね」 絹旗 「? うひゃ! なんですか! 上空を大玉が超飛んでいきましたよ!」 婚后 「あれは……おそらく、わたくしの級友の念動力能力者ですわね」 白井 「念動力で、あんなスピードで飛ばせるなんて……さすがですの」 絹旗 「……ふと思ったんですが、あんな大玉一つなら白井さんの能力で飛ばせたのでは?」 白井 「それでは見てる方はなにも面白くないですの」 絹旗 「は、はあ」 <そこまで!そこまで! <勝者、常盤台中学! 絹旗 「あ、超勝ちました!」ピャー 白井 「やりましたの! これで総合トップに一歩近づきましたの!」 婚后 「先ほど、白井さんが持久走で断トツの一位を取りましたし、流れは常盤台に向いてますわ!」 ~昼休み~ 浜面 「みんなすげぇな!」 滝壺 「暫定ポイントで長点上機に勝ってるよ」 絹旗 「超マジですか!」 白井 「皆さん、今年は特にやる気ですの」 婚后 「わたくし達3年生は今年が最後のチャンスですし」 浜面 「そっか、卒業したら仕返しもできねぇもんな」 滝壺 「はまづら、お弁当出してあげて」 浜面 「はい、喜んで!」ゴソゴソ 絹旗 「おー、超豪華です」 婚后 「滝壺さんの料理の腕は折り紙付きですから、期待できますわ」 浜面 「そうだろそうだろ! 毎日食っても飽きないぜ!」 滝壺 「はまづら、言いすぎ///」 白井 「でも、滝壺さんからは盗みたい技が多々あるのも事実ですの」 絹旗 「料理スキルなら滝壺さんとミサワさんがトップ2ですね……超悔しいです」 浜面 「じゃ、ビリなのは誰なんだ?」 婚后 「それは……ご本人の名誉のためにお答えしかねますわ」 絹旗 「ていうか決まってますよ。超浜面です」 浜面 「俺かよ! そうなんだろうけどさ!」 絹旗 「この間だって、夜食にカップ焼きそば作ろうとして"超だばぁ"ってやってたじゃないですか」 浜面 「あれはユルイ蓋が悪いんであって、俺は悪くねぇ!」 滝壺 「ほらほら、いいから食べるよ」 絹旗 「おにぎりの大群……ツナマヨはどこですか」 滝壺 「ごめんね、全部鮭」 絹旗 「」ムー 浜面 「贅沢言う子には食べさせません!」 絹旗 「なっ! 超浜面! 何様のつもりですか!」 白井 「なんといいますか、お二人って……」 婚后 「滝壺さんと浜面さんの関係とは、違ったタイプの仲良しですわね」 滝壺 「この二人は前から仲いいよ。はまづらの精神年齢が低いから」マグマグ 浜面 「えぇ!? 俺そんな風に見えんの!?」 絹旗 「そうですよ、私が超大人の対応をしてあげてるんじゃないですか」 婚后 「まぁ、結構なお手前ですわ」モシャモシャ 白井 「相変わらずの腕前ですの」サクサク 絹旗 「あ、超ズルイです! 私も食べます!」 浜面 「お前も十分ガキっぽいじゃねえか……」 絹旗 「超やかましい浜面の分も私が食べてあげましょう」 浜面 「おいやめろ! 俺だって楽しみにしてたんだぞ!」 滝壺 「はまづら、たくさんあるから大丈夫だよ」 白井 「賑やかで結構ですの」クスクス 婚后 「あ、滝壺さん。申し訳ございませんが、飲み物はございませんか?」 滝壺 「あるよ、ゴーヤ茶」コポコポ ~その頃 とある公園~ 結標 「っくしゅん」 海原 「風邪ですか?」 結標 「いえ……なんでもないわよ」 海原 「風邪なんてひかないでくださいよ。感染されたら困りますからね」ニコニコ 結標 「……」ムー 海原 「?」 結標 「そ、それより、これからどうする?」 海原 「さて、どうしましょうか」 <あれー? 結標ちゃんじゃないですかー? 海原 「おや?」 結標 「あら、小萌? 久しぶりね」 小萌 「お久しぶりですねー、元気そうでなによりなのですよー」 海原 「お知り合いですか?」 結標 「うん、前にちょっとお世話になってた人」 禁書 「こもえ、この人達はこもえの教え子なのかな?」 小萌 「生徒ではないけど、似たようなものですねー」 海原 (? 教え子? 生徒?) 小萌 「そうだ! 結標ちゃん、今お時間大丈夫ですかー?」 結標 「え? えぇ」 小萌 「結標ちゃんも一緒にこの格好(チアガール)するのですよー」ヒラヒラ 禁書 「うん、2人より3人のほうが楽しいかも!」 結標 「は、え? いや、わ、私は……ちょっと」 小萌 「えー。結標ちゃんならきっと似合うのですよー」 結標 「に、似合う似合わないっていうより……らしくないわよ」 海原 「意外と似合うかもしれませんよ?」 結標 「むー……」 禁書 「さ、着替えスペースはこっちなんだよ」グイグイ 結標 「こっちって……そこ、ただの草むらじゃない!」 小萌 「彼氏さん、結標ちゃんをちょっとお借りするのですー」グイグイ 結標 「そ、そんなんじゃないから! 押さないで! 引っ張らないで!」 海原 「ここでお待ちしてますね」ニコニコ 結標 「」プルプル 小萌 「結標ちゃん、やっぱりよく似合うのですよー」 禁書 「く、悔しいけど、すごい破壊力なんだよ……」 結標 「これ、恥ずかしいんだけど……」モジモジ 海原 「仕事中はもっと際どい服装してるじゃないですか」 結標 「それとこれとは別よ!」 小萌 「彼氏さんは何か感想はないのですかー?」 海原 「よくお似合いだと思いますよ」 結標 「だから、なんでさっきから彼氏ってとこ否定しないの!」ムキー 海原 「いや、全力で否定したらそれはそれで怒られそうじゃないですか」 結標 「う……」 禁書 「? でも、二人ともお揃いのストラップ付けてるよね?」 結標 (なんて観察眼……) 海原 「あ、これですか?」チャラ 禁書 「おー、すごい綺麗なんだよ」キラキラ 結標 「こ、これはね……私達だけじゃないの。仲の良い連中で色違いのお揃いを持ってるのよ」 禁書 「え? でも二人は色も同じなんだよ?」 結標 「」 小萌 「若いっていいですねー」ウンウン 海原 「いやあ、照れてしまいますね」 禁書 「すごい羨ましいかも……今度わたしもお揃い買ってもらうんだよ」 結標 「」 ~しばらく後 とある公園 ベンチ~ 海原 「しかし驚きましたね。どこの幼女かと思えば、その実体は教師だとは」 結標 「あぁ見えて大酒飲みのヘビースモーカーよ。私達の3倍は生きてるんだから」 海原 「となると、実年齢より少々若く見えますね」 結標 「そんなレベルじゃないでしょ……」 海原 「ああ、それで合点がいきました。"皆さんの応援に行くのですよー"というのはそのままの意味だったんですね」 結標 「まあ、自分が受け持つクラスの応援に行ったんでしょうね」 海原 「結標さんも行ってあげてもよかったと思いますが」 結標 「ぜっ、絶対ヤダ!! 死んだ方がマシと思うような事態になるじゃない!!」 海原 「なぜそこまで……」 結標 「……小萌のクラスには土御門がいるの」 海原 「納得しました」 海原 「応援に行かないにしても、あのままの服装でもよかったのでは?」 結標 「あれで街中歩くのも、その、恥ずかしいでしょ……」 海原 (布巻いてるだけの格好と何が違うのでしょうか) 結標 「もー、その話は終わり」 海原 「ふふ、了解です。いや、しかしいい天気ですね」 結標 「天気の話題しかないの?」 海原 「それでは、"ほぼ日刊今日の御坂さん"でも……」ゴソゴソ 結標 「いい天気ねー」 海原 「そうですよね、この暑くも寒くもない時期の快晴は爽快だとは思いませんか?」 結標 「言いたいことは分かるけどね」 海原 「何か飲み物でも買ってきましょうか」 結標 「いい。ここにいて」 海原 「?」 : : : 海原 「……こうやって時間をムダにするのも、たまには悪くないものですね」 結標 「」ウトウト 海原 「……おや? この日差しにやられてしまいましたか」 結標 「」ガクンッ 海原 「あ、危ない」ポスン 結標 「Zzz」スリスリ 海原 「結標さん? これは……旅行のときの悪夢再発ですか。困りましたね」 結標 「」スピー 海原 「……起こすわけにもいきませんね」 ~第7学区 隠れ家的喫茶店(座席開放中)~ 番外個体 「はー、午後になってようやく静かになった」コキコキ 打ち止め 「すごい賑やかだったね、ってミサカはミサカは振り返ってみる」 番外個体 「にしても、まさか携帯の番号交換することになるとは思わなかったけどね」 打ち止め 「えへー、ミサカの携帯に6人目の番号が入ったんだよ♪ ってミサカはミサカは自慢してみる♪」 番外個体 「ふふん、私の勝ちだな」 番外個体電話帳 12人 (きぬはた荘メンバー、一方通行 etc) 打ち止め電話帳 6人 (一方通行、黄泉川、芳川 etc) マスター 「そんなことを張り合ってどうするであるか」 番外個体 「いやー、増えるのがなんだか嬉しくて」 マスター 「分からなくもないが」 打ち止め 「でも、お母様ってお姉様にそっくりだよねー、ってミサカはミサカは顔を思い浮かべてみる」 番外個体 「最初、お姉様のお姉様かと思ったよ……それにしても」 *** 回想 *** 美鈴 「ねえねえ、名前なんて言うの?」 番外個体 「ミサ……あ、三澤真琴です」 打ち止め 「ミサカの名前は打ち止めって言うんだよ、ってミサカはミサカは自己紹介してみる」 番外個体 (しまった名前!!) 美鈴 「まー、二人とも綺麗で個性的な名前ね♪」 番外個体 (あれ?) 美鈴 「番号交換しましょうよ。美琴ちゃんのお友達ってことは、私ともお友達だしね♪」 *** 回想ここまで *** 番外個体 「なんというか、細かいことは気にしないというか……すごい包容力だったな」 打ち止め 「お母様優しくて綺麗でお胸大きい人だった、ってミサカはミサカは将来に夢を持ってみる」 番外個体 「……私たちもあれぐらいになれるのかな」 打ち止め 「どうかなー、お姉様とかワーストを見てると……」 番外個体 「どういう意味かなー?」ズイ 打ち止め 「ぴゃう! 至近距離から睨まないで! ってミサカはミサカは助けを求めてみる!」ギュッ マスター 「ミサワさん、小さい子相手に大人気ないであるぞ」 番外個体 「ずーるーいー」 打ち止め 「マスターさーん、オレンジジュースお代わり、ってミサカはミサカはおねだりしてみる」 マスター 「この子の分はミサワさんの給料から引いておくのである」 番外個体 「…………ぎゃふん。そこはあの白いのに請求してくださいよ……」 ~午後の部 飛び入り参加型パン食い競争~ 浜面 「むぉぉぉぉぉぉ!!」ダダダダ 削板 「ふぉぉぉぉぉぉ!!」ダダダダ 滝壺 「はまづら頑張って」 絹旗 「浜面! 負けたら超夕食抜きですよ!」 白井 「浜面さん! あと少しですの!!」 婚后 「ラストスパートですわ!」 削板 (久々に根性のあるヤツを見たぜ! だが負けねえええ!) 削板 「ふふぉいふぁーんひ」 浜面 「ビブルチ」ズシャァァ 滝壺 「あ……」 絹旗 「超浜面! 何やってるんですか!」ウガー 白井 「あの殿方……今何をしましたの?」 婚后 「手を軽く振ったようにしか……」 白井 「……あの校章は!?」 婚后 「長点上機学園……!」 白井 「長点上機にはあのレベルの能力者がゴロゴロいるということですの?」 婚后 「先方は能力開発のトップ校。そうであったとしても不思議はございませんわ」 白井 「これは……見ておく必要がございますの」 婚后 「敵を倒すには敵を知れ、ということですわね」 滝壺 「はまづら、大丈夫?」 浜面 「あいててて……ありゃなんだったんだ?」 絹旗 「? 超浜面が勝手にコケたようにしか見えませんでしたよ?」 浜面 「いや、それはねえ! なんかよく分からねぇけど……なんかあったんだよ」 絹旗 「なんですかそりゃ」 浜面 「なんか、見えない壁に吹っ飛ばされたような……」 白井 「おそらく、並走してた殿方が何かしましたの」 婚后 「念動力でしょうか……?」 白井 「分かりませんの。とにかく、これから長点上機が参加する競技があるので見に行きますの」 絹旗 「私もですか?」 婚后 「当然ですわ」 ~学年対抗 棒倒し会場 客席~ 絹旗 「あれ? 浜面はいいんですか」 婚后 「怪我をしておられましたし……滝壺さんと浜面さんは保健室ですわ」 白井 「あ、ちょうど始まるところですの」 婚后 「長点上機と……あれはどちらの学校でしょうか?」 <バスン 絹旗 「お、始まりましたよ」 <うおおおおおおお!! 白井 「!! さっきの殿方ですの」 婚后 「なんという存在感……」 絹旗 「あれ? 飛んだ? いつ飛びました?」 白井 「あんな高く……! ものすごい跳躍力ですの……」 <空中すごいパーンチ <メキメキメキメキ 婚后 「ぼっ……棒が真ん中から真っ二つに……?」 白井 「いったい何が起こってますの……?」 <アブナーイ <ドズズン <フコウダー 絹旗 「ありゃ、何人かが折れた棒の超下敷きになりましたよ」 白井 「あの殿方は……空中で制止してる?」 婚后 「何の能力を応用すれば、ああなるのでしょうか?」 <空中すごいパーンチメチャ撃ち 絹旗 「ッ……!」 白井 「もうこれは試合ではございませんの……ただただ一方的な殲滅戦」 婚后 「これを、あの殿方がほとんど一人で巻き起こしていると……」 <そこまで!そこまで! <勝者!長点上機学園! 白井婚后 「」ポカーン 絹旗 「あれ? お二人とも超怖気づいちゃいましたか?」 白井 「ま、まさか! 強敵を前にして昂ぶってますの!」 婚后 「先に申しておきますが、これは武者震いですわ!」gkbr 絹旗 「超そういうことにしておきましょう」 白井 「明日……長点上機と直接対決する機会がありますの」 婚后 「目にものを見せてさしあげましょう……!」gkbr 絹旗 「そうと決まれば、今日はもう引き上げて超休みましょうか」 白井 「いえ、その前にまだやることが残ってますの」 絹旗 「……あ、そうでした。浜面を超回収して、滝壺さんを迎えにいきませんと」 婚后 「それもですが。一日目はナイトパレードは催されますでしょう」gkbr 白井 「年に一回ですし、せっかくですから見ておきませんと」 絹旗 (ナイトパレード……そういえば、もう何年も見てないですね) 白井 「さ、競技も終わったようですし、わたくし達も参りますの」 絹旗 「そうですね。婚后さん、いつまで震えてるんですか」 婚后 「武者震いですわ!」gkbr ~とあるビルの屋上~ ヒュン 白井 「到着ですの」 絹旗 「おー、超特等席ですね」 婚后 「こんなところに立ち入ってよいのでしょうか?」 絹旗 「どうせ誰も来やしませんよ」 白井 「滝壺さんには、メールして頂けましたの?」 婚后 「はい、二人きりでどうぞ、と」 絹旗 「リア充は二人きりで超いい雰囲気にでもなってればいいんですよ」ガサガサ 白井 「まったくですの。ああも毎日見せ付けられては糖尿病になってしまいますの」 婚后 「仲睦まじくて、嫉妬する気すらわいてきませんわね」 絹旗 「さてさて、大覇星祭はまだ続きますけども……」 白井 「まず一日目終了ということで、プチ打ち上げですの」 婚后 「加えて、明日の戦いへ向けて景気付けですわね」 絹旗 「でもなんでアルコールはダメだったんですか?」 婚后 「絹旗さん、ご自分の年齢をお考えになってくださいな」 白井 「絹旗さん、わたくしの仕事を増やすおつもりですか?」 絹旗 「うは、超フルボッコ」 婚后 「……そういえば」 白井 「?」 婚后 「海原さんが"絹旗さんにアルコール与えるべからず"と仰ってましたわね」 絹旗 「え? なっ、なんでですか!? 私が何をしたと!」 婚后 「事情は存じませんわ」 白井 「きっと、海原さんは真面目な方ですので、奔放な絹旗さんを心配しておられますの」 絹旗 「ぐぬぬ……奔放なのは私の超魅力の一つです」 白井 「さあさ、そんなことよりささやかに始めますの」ゴソゴソ 婚后 「ナイトパレードまで、あと1時間というところですわね……」 白井 「終了までここで超ゆっくりさせてもらいますの」 絹旗 「私のアイデンティティを超横取りしないでください」 婚后 「あら? なにやら見慣れないお菓子が……」ガサガサ 絹旗 「あ、それ私の! そのばかうけは超私のものです!」 白井 「誰も横取りなんていたしませんの」 婚后 「これも絹旗さんの取り分ですか?」 絹旗 「あ、ファンタグレープ。はい、私のです」 白井 「はいはい、では行き渡ったところで」 3人 「「「かんぱーい(ですの)」」」 絹旗 「うん、今年のファンタも 「言わしません」 モガガ」 白井 「絹旗さん、ハッピーターンも美味ですのよ」ニコニコ 絹旗 (なんで私の周りのお嬢様はみんなして超庶民的なんですか)ポリポリ 婚后 「そういえば、他の方々はどうなさってるのでしょうか?」 絹旗 「ミサワさんはバイトって言ってましたね」 白井 「……あら? 海原さんと結標さんが所在不明ですの」 婚后 「もしや、あのお二人も?」 白井 「あの、旅行時の写真の件もございますし、考えられなくもないですの」 ~その頃 とある病院~ 海原 「いやぁ、外出許可が下りてよかったですね」 ショチトル 「どこに連れていくつもりだ?」 ショチトル (お兄ちゃんとお出かけなんて何年ぶりかな……) 海原 「こんな部屋に篭りきりというのも退屈でしょう」 ショチトル 「うん、ひm……慣れればなんということもない。化学繊維は気に食わないがな」 海原 「まあまあ、今日はとても賑やかな日なので、ちょっと出歩くのも良いでしょう」 ショチトル 「ふん……ま、見るだけならタダだしな」 ショチトル (♪) 海原 「さて、まずは……どうぞお入りください」 ショチトル 「え?」 <ガラッ 結標 「ちゃんと顔を合わせるのは初めてかしらね」 ショチトル(海の写真に写ってた人……!) ショチトル 「あ、なっ……何故ここに?」 海原 「着替えを手伝うなら、僕よりも同じ女性に任せるべきでしょう?」 ショチトル 「…………いや、私は貴様でも……」 海原 「それに、今日あなたも連れていこうと提案してくたのは彼女ですよ」 ショチトル 「え?」 結標 「ほら、男どもは出てった出てった」グイグイ 海原 「あぁ、はいはい。終わったら呼んでくださいね」 <バタン 結標 「」チラッ ショチトル 「……」 ショチトル (く……何を企んでいる?) 結標 「何も企んでないから安心なさい」 ショチトル 「ッ!?」 結標 「貴女って、すぐ顔に出るのね。読心能力者にでもなった気分よ」クスクス ショチトル 「え……あ……」 結標 「結標淡希っていうの。よろしくね」 ショチトル 「……ショチトルだ」 結標 「じゃ着替えましょ。私のお下がりだけど、いい?」 ショチトル 「あ、ああ」 結標 「最近の義肢ってよくできてるわね。パッと見じゃ区別つかないじゃない」シュル バサッ ショチトル 「……なあ、なぜ私を?」 結標 「たまには気晴らしだって必要でしょ?」 ショチトル 「……」 結標 「~♪」 ショチトル 「……私は、考えがすぐに顔に出るのか?」 結標 「うん、すっごい分かりやすい」 ショチトル (ということは、お兄ちゃんの前でも!?) ショチトル 「~~~」プルプル 結標 「どうしたの?」 ショチトル 「な、なんでもない……」 結標 「? はい、着替え完了。じゃ、海原呼んでくるわね」 ショチトル (考えが読まれて……読まれて……あぁぁぁぁ)ブンブン 海原 「どうかしましたか?」 ショチトル 「うわぁ!? み、見るな!(顔を)見るなぁ!」 海原 「いやいや、(服が)お似合いですよ?」 ~さらにその頃 第7学区 隠れ家的喫茶店(座席開放中)~ 打ち止め 「」スピー マスター 「だいぶ落ち着いたであるな」 番外個体 「……超疲れました」 <カランカラン♪ 番外個体 「いらっしゃいませー」 一方通行 「」ヒョコッ 番外個体 「あ、ようやくお戻り?」 一方通行 「いつもの」 番外個体 (……礼も挨拶もなしか、こンのやろォォォォ!) 番外個体 「はい、お待ちどうさま」カチャ 一方通行 「はいよォ。喉が渇いtブフォォ」 一方通行 「おい、なんだこりゃァ!」 番外個体 「ちょっと前に塩スイーツって流行ってたでしょ?」 一方通行 「それがなンだよ」 番外個体 「新メニューの塩コーヒーでーす☆ お味はいかがー?」 一方通行 「」プルプル マスター 「ミサワさん、程々にな」 番外個体 「はーい、すいませーん♪」 打ち止め 「ふに……あ! 来てたんだー! ってミサカはミサカは飛びついてみる♪」ミョン 一方通行 「おい、おっさんや他の客に迷惑かけてねェだろォな?」 打ち止め 「ちゃんといい子にしてたよー、ってミサカはミサカは主張してみる」 マスター 「いい加減おっさんと呼ぶのはやめてほしいのであるが」 番外個体 「なんで"迷惑かけてねェだろォな"の対象に私が入ってないのかな」 一方通行 「細かいこと気にしてンじゃねェよ。シワが増えンぞ」 番外個体 「ほっとけ、バ㌍タ」 一方通行 「あァ!? 誰かバカだゴルァ」ウガー 番外個体 「ああ? やんのかゴルァ」ムキー マスター 「ケンカなら外でやるのである」 打ち止め 「なんで顔合わすと一回はこうなるのかな、ってミサカはミサカは辟易してみる」 : : : 一方通行 「で、そろそろ閉店なンだろ?」 番外個体 「ゴメン……考えてみたら閉めたあとの片づけと掃除があったんだ……」 マスター 「……ミサワさん、今日はもうあがってよい。お疲れ様であった」 番外個体 「え? あれ?」 マスター 「今日は色々ありすぎて疲れているであろうからな」 番外個体 「あ……ありがとうございます!」 一方通行 「終わったな? よし、行くかァ」 マスター 「待て、この子の分の清算がまだであるぞ」つ□ 一方通行 「……なンじゃこりゃァァァ!!」 打ち止め 「えへー、ってミサカはミサカは誤魔化し笑いを浮かべてみる」 ~とある大通り~ 滝壺 (みんな気を使ってくれてる……) 滝壺 (……今度、みんなにはちゃんとお礼しないと) 浜面 「なあ、滝壺。他の連中はどうしたんだ?」 滝壺 「はまづら」 浜面 「はい!」 滝壺 「静かに見たいから、人がいないところにいこ?」 浜面 (え、それって) 滝壺 「こっちこっち」 浜面 「あ、お、おい!」 : : : 浜面 「はー……こんな穴場スポットがあったんだな」 滝壺 「ここなら、誰にも邪魔されないよね」 浜面 「お、おう! そうだな!」 滝壺 「……二人きり」 浜面 「」ドッキーン 滝壺 「」スッ 浜面 (目を閉じて上を向いて? しろってことですか! 俺からしろってことですかぁぁ!) 浜面 「……いきます」スッ 滝壺 「……っ///」 パンパン パーン チャンチャラチャーチャ チャンチャラチャラチャラ チャラチャラチャラチャラ チャラチャラチャラチャラ 絹旗 「お、始まりましたよ!」 婚后 「文字通りの高みの見物ですわね、最高の眺めですわ」 白井 「上から見ると、まるで光の河ですの」 絹旗 (こんなにちゃんと見るのは、何年ぶりでしょうか……) 絹旗 (チラッと見たときも、こんな感想は持ちませんでした) 絹旗 (超綺麗です……) 婚后 「白井さんには感謝いたしませんと」 白井 「わたくしのエスコートがあってこその眺めですの」フンス 絹旗 「今回ばかりは、超ありがとうございます」 打ち止め 「わー! すごーい! 綺麗きれーい!」ピョンピョン 番外個体 「なるほどね。あなたが見せたかったのはこれだったんだ」 一方通行 「オマエ、こういう派手なのは好きだと思ったンだが」 番外個体 「うん……好きだよ、大好き」 一方通行 「そォかい。そりゃよかった」 番外個体 「……」 一方通行 「? なンだよ」 番外個体 「いや、別に」プイッ 一方通行 「……オマエ、そのネックレス、なンかいいな」 番外個体 「いいでしょ? お気に入りなんだよ。宝石じゃなくてガラスだけどね」 打ち止め 「なに二人だけでいい雰囲気になってるのー! ってミサカはミサカは割り込んでみる!」 ショチトル 「」ポカーン 海原 「いやいや、なんとも見事ですね」 結標 「去年は入院してたから、ちゃんと見れなかったのよね」 海原 「入院? そうだったんですか」 結標 「どっかの誰かさんに顔面殴りとばされてね」 海原 「顔をですか? とんでもないヤツがいるものですね」 結標 「もういいの、過ぎたことだから。それより、楽しんでる?」 ショチトル 「すごい綺麗……」ポツリ 結標 「連れ出してきた甲斐があったわね」クスクス 海原 「楽しんで頂けたようで何よりですよ」 滝壺 「きれいだね」 浜面 「滝壺の方が綺麗だぜ」キリッ 滝壺 「……ばか」 浜面 「今頃、他の連中もどっかで見てるんだろうな」 滝壺 「うん。きっと見てるよ」 浜面 「……いいもんだな」 滝壺 「そうだね。こんな時間が来るなんて、一年前は想像もしてなかった」ピト 浜面 「大事にしないとな。時間もお前も周りのみんなも」ギュゥ 滝壺 「うん、期待してる」 浜面 「任せといてくれ!」フンス ~同日夜 きぬはた荘 リビング~ 絹旗 「あうっ、もう少し下……あ、そこ、超そこです!」 ユリコ 「(・ω・)」フミフミ 絹旗 「あ゛~~~~」 白井 「運動不足の証拠ですの」 婚后 「家に閉じこもり気味というのも考えものですわね」 番外個体 「うぅ……足がむくんでるよぉ……」 浜面 「ミサワの姐さんは立ち仕事だったか? 大変だよな」 白井 「大きいお姉様! わたくしがマッサージを!」 番外個体 「そう? お願いしようかな」 白井 「脚といわず、全身を! くまなく!」 番外個体 「ゴメン、やっぱいいや。湿布貼っとく」ペタペタ 滝壺 「みんな、お茶だよ」 絹旗 「おお、超ありがとうございます。ユリコー、どいてください」 ユリコ 「(・ω・)」フミフミ ←楽しくなってきた 婚后 「海原さんと結標さんは、まだお帰りには?」 番外個体 「あー。なんか寄ってくるとこがあるって、連絡があったよ」ペタペタ 白井 (男女が寄り道をするとなると、行き先は一つしかございませんの) 婚后 (あのお二人も、急接近ということですわね) 浜面 「さてさて。全員お疲れみたいだし、今日は早めに休まないとな」 絹旗 「仕切らないでください。超浜面のくせに」 =====
https://w.atwiki.jp/pawaparo573/pages/58.html
「はぁ……」 年の瀬も近づきつつある12月某日……。 都内のカフェテリアにて一人溜息を漏らす女性がいた。 道行く人が「ウホッ、いい女」と足を止めるほどの美貌の持ち主。 前「パワフルスポーツ」メインキャスター、「白沢さゆり」その人である。 現在は後任の「智恵」に任せ、他番組のスーパーサブとしてその力量を存分に発揮している。 しかし、順調な仕事とは裏腹に、プライベートはいまいち生彩を欠くのが現状だ。 さゆりには結婚を誓える程の男がいない。付き合った男はいたが、不思議と続かない。 自分には男運はないんだ、そう悟っているうちに、もう今年で33歳になってしまった。 どうみても行き遅れです。本当にありがとうござ……、 「ありがとうじゃないわよ」 ……とにかく、世間はもうじきクリスマス。独り身には一番厳しい時期だ。 負け犬女と裏で言われ、見逃し三振女と陰で言われ、それでも仕事に一生懸命生きてきたさゆりに、 冬の寒風は容赦なく心の隙間に吹いてくる。 「あ~あ……」今日これで14度目の溜息だ。憂鬱だ。白沢さゆりの憂鬱だ。 『ただの男に興味はありません! この中で高学歴、高年棒、 高身長がいたらわたしと結婚しなさい! 以上!!』 なんて言った覚えはどこにもないのにこの有様……。 そんな彼女の鬱加減に追い討ちをかける原因が、テーブルにそっと置かれていた。 「まさかこんな事になるなんてね……、宿命なのかな? やっぱり…」 自分が初めて心の底から「好き」と確信したプロ野球選手、海原 矛耶(うなばら もりや)。 自分を心から慕ってくれていた筈の後輩、智恵。 その二人の結婚式の招待状が、さゆりの目の前に置かれていた。 「いいか、おっぱいだ! おっぱいを揉みしだくように打つんだ!」 「はいっ、長岡先輩!」 「⊂二二二( ^ω^)二二⊃ブーン」 「凄え、あの先輩、腕広げながら走ってる…!」 それは、春季キャンプで盛り上がる「ニワンゴVIPスターズ」の新人取材をした時だった…。 「さゆりさーん! さゆ、ゆあー!りゅあー!」 「奥居、そのはっぴとペンライトはどこから出したんだよ。周り引いてるぞ」 期待の新人達が盛りのつき始めた男子中学生の如く興奮する中、矛耶の姿もそこにあった。 「こういう時って嘘でもデカいこと言ったほうがいいんですかね?」 「そりゃもう。記者が心に留めておいてくれますから」 「そうか。では……この海原矛耶の目標、それは5年以内に1億円プレーヤーになることです!」 「おいおい矛耶~、妄想はたいがいにしとけよ~」 「なんだと奥居、おまえこそ万年500万円選手で終わるなよ」 実際、彼は新人の頃から光っていた。有言実行するほどの実力もあった。 次の登板で勝利投手になったらデート、という約束をして見事にやってのけたり、 バレンタインにファンから送られた1千個近いチョコを完食したり、 明るく、物怖じせず、お祭り好き。その破天荒な性格に業界内外問わず惹かれる者も多かった。 しかし数回のデートを繰り返す仲にまでなった海原とさゆりの間に「ノイズ」たる存在が現れる。 「君、迷子?」 「……!」 後輩の新人アナ「智恵」と海原の出会いは一発の鉄拳から始まった。 それ以来、智恵は海原を邪険にし続けた。 普段はガチレズと噂されるほど「先輩、先輩」とさゆりの後ろを金魚の糞のように付いてくるが、 目の前に海原がいると途端に豹変。試合前にはこんなやり取りも…、 「今日は最下位の広島戦でしょ。まあ、10三振取れなきゃクズね」 「……あまり俺を怒らせないほうがいい」と、こんな調子である。 しかし生来の負けん気か、海原は智恵の挑発に乗ってはその目標を達成してみせた。 いつしか『智恵が挑発してきた日は負けない』神話が確立し、同時に海原の成績も急上昇していった。 そして海原はついにさゆりと初めて出会った時の「公約」を達成してみせたのである。 この時、さゆりも心を固めていた。自分は海原が好きだ。そしてこの想いを伝えよう。そう誓った。 「目標達成の祝いに飲もうって誘って、そのまま告白して、その勢いで…………うふふ」 しばらくプライベートで会ってなかったけど、大丈夫! さゆりはそう思った。 「あ、さゆり先輩、ここにいたんですか」 「あら、どうしたの智恵ちゃん。何だか凄く嬉しそうだけど」 「えへへ…実はわたし告白した相手にOKもらったんです!」 「え、本当!? 良かったじゃない。それで、相手はどんな人なの?」 「さゆり先輩もよく知ってる人ですよ。ニワンゴの……」 目の前が真っ暗になった。心のガラスが音を立てて粉々に砕け散った。 ツンばかりで一生デレはない仲だと思っていた二人は、次第に心惹かれあっていた。 大人の余裕で待ちの恋愛に徹していた女性は、 積極果敢に想いをぶつけていった女性にまんまと遅れをとったのである。 クリスマスソングが流れる街路を通り、さゆりは一人寂しく帰路に着く。 諦めよう。今は割り切れなくても、時間が心を癒してくれる。二人の結婚を祝福できる時がくる。 心に蓋をしながら、さゆりは家への近道である公園に入っていく。 しかし、天は……いや邪神はさゆりを見捨てていなかった。 「ククク・・・ハハハハハハッ! お困りのようですねお嬢さん!」 「えっ……えええっ!?」 さゆりの目の前にいきなり蛇柄のマスクを被った謎の男が現れた。 一目見ても、二目見ても、何度見ても変態にしか見えない。 「ある時は蛇! またある時はマムシ! かくしてその実態はコブラ! 過去に30人…いや、50人の迷える子羊を救済してきたさすらいの愛の伝道師、スネーク・キリト! あなたの人生、変わりますよ!」 この時、さゆりは思った。「ああそうか、バッドエンドにレイプはお約束よね」 「ご心配なく、こんな身なりをしてはいますが、決して怪しい者ではありません」 「は、はあ……」 説得力のかけらもない。大体救済者の数がころころ変わってる時点で既に……。 「この私、よその町にいましたが、あなたの心の奥に眠る『嫉妬』の炎を感知しましてね。 遠路はるばるやってきた次第なんですよ」 「わたしが……嫉妬!?」 「ええ。そりゃもう。あなたの心の声が手に取るように分かりますよ。 『屈辱だ! こんな屈辱は生まれて初めてだ! 智恵ぇ……!』 そんな所でしょう。女性の腹の内など私の前では丸裸同然ですよ…ククク」 言葉の意味は良く分からないが、当たっているだけに文句は言えない。 正直、さゆりは智恵に対して『醜憎』の念を少なからず持っていた。当然といえば当然だ。 しかし、だからといってどうなる……? 結婚を宣言した仲を憎しみをもって引き裂くのか? 出来るはずない。そんなものは狂行だ。末路だ。破滅フラグだ。 女のエゴ丸出しの、昼ドラ紛いの二股劇なんてオナニー脚本をやったが最後、百年の恋もさよならだ。 だが謎の男は彼女の心中を的確に洞察し、言葉巧みに、邪悪な甘言をもってさゆりを誘惑する。 「あなたほどの美しい女性が、何故諦める必要がある?」 「そんなこと言っても…」 「後輩も心の底ではあなたを馬鹿にしてるのですよ。獲物を奪われた負け犬三十路女とね」 「そ、そんな……」 「このままではあなたの想い人は慕ってくれていた後輩と結婚してしまう、それでいいんですか?」 「そ、それは……」 「…寝取れ。今は三十路が微笑む時代なんですよ」 「……………………!(キュピーン!)」 「突然来てびっくりしましたよ、さゆりさん」 「あー! 今さん付けで言ったー! 駄目よ、二人きりの時は「さゆり」「うみくん」でしょー!」 さゆりはワイン片手に海原の家に押しかけていた、無論、腹の底の思惑を海原は知らない。 「ほらほら、うみくんも飲む飲む! どうせなら一気でいっちゃおう!」 「ワインを一気飲みって……いい根性してますね!」 酒を飲む前も、飲んでいる最中も、さゆりは終始テンションが高かった。 そうこうしているうちに、瓶の中身はあっさり底をつく。 「うみくん、トイレ借りるね。ちゃんと返すから」 「ええ……はいはい」 海原は時計を見る。さゆり来襲より30分と経ってない。 濁流の如く場の空気に流されたがとりあえず小休止し、物思いに耽る。思い浮かぶのは一人の女性。 「……智恵には悪いけど、可愛いなぁ……さゆりさんってば」 確かにさゆりは素敵な女性だ。凛としている時は見惚れるほど格好いいし、 プライベートでは子供のように茶目っ気たっぷりに振舞う、そのギャップが魅力的だ。 この女性と付き合えたら……そう考えていた時期が海原にもありました。 しかし、海原は勝手に自分では釣り合わないと思い込み、それ以上距離を縮めようとはしなかった。 (らしくないよなぁ……。この俺がよもや少年誌のラブコメみたいな優柔不断に陥るとは。 でもまあ、漫画じゃどれだけ紆余曲折あっても最終的には必ず恋が成就するように出来てるけど、 所詮、これは漫画じゃないしな……) 「お待たせ、うみくん!」 「ああ、さゆり……って、え…ええええええ!?」 さゆりは裸だった。スーツも、下着も、何も身に付けていない、生まれたままの姿だった。 豊かな胸も、桃色の乳首も、紅色の淫唇も、何もかもモザイク処理を施してないため丸見えだ。 「さゆりさ……一体何を」 「どう、うみくん、わたしは綺麗?」 「え……」 「ほら、よく見て、わたしの体を。綺麗でしょ…?」 海原の顔がどんどん赤く染まっていく。駄目だと思っても、目が離せない。 (これが33の肢体か…? 全然型崩れしてないじゃないか) 全身から発せられるさゆりのフェロモンに、海原の心身は蝕まれていく。 例えて言うなら、サキュバスがその淫気をもって男をかどわかし、虜にするような誘惑術……。 「えいっ!」 さゆりは飛び込み一発、海原を押し倒す。 豊かな胸を海原の顔面に押し付けたまま、ズボン越しに彼のモノを包むように愛撫する。 「う…むむ……!」 「うみくんが望むなら、わたしの体、好きにしていいのよ」 赤く上気した顔を包むように抱え、唇を重ねる、舌を挿れ、相手の口内を蹂躙する。 「ん……ぅん……ちゅ…ちゅ…んはぁ…ちゅ…」 さゆりとの初キッスは、ワインの芳香漂う濃厚な味だった。 「駄目だ……さゆりさ…さゆり」 「あら、添え膳喰わないつもり? 意外と頑固ね……でもまあいいわ。 抵抗すればするほど、堕ちた時が凄いんだから。色々とね…うふ」 さゆりは海原の股間を弄りながら、ジッパーを歯で下ろし、男根を取り出す。 「ふふ……もうこんなに固くして、うみくんってばいやらしいんだぁ。 これを、わたしのおまんこに挿れたいでしょ? 貫いて、動いて、わたしを感じさせたいでしょ? わたしを喘がせて、乱れさせて、イカせたいでしょ?」 さゆりの淫靡過ぎる言葉攻めが、海原の理性をみるみる削ぎ落としていく…。 「でも、まだ、だ・め・よ。まずは手とお口を味わってね…」 「ん…ちゅぷ…んん…ちゅぱ……はぁ…ぅん…ちゅー…ぢゅぷ…ちゅ…ぅぅ…」 「うあ…! 何だこれ…凄え……」 さゆりの悶絶モノのペニス責めが始まる。 ソフトクリームのように尿道を舐めあげたと思えば、ハーモニカを吹くように竿部分を唇で刺激する。 カリ首を唇で挟みながら、空いた手で玉を優しく揉んでくる。 ペニスを咥えながら舌先で亀頭責めしつつ、さらに唇を使ってペニスをしごく。 喉の奥の奥まで咥え込み、ディープスロートで射精を促す。 「うっ! くぅ……」 「うふふ、ピクピクしてきたわよ。イキたくてたまらないんでしょ? うみくん…、我慢しなくていいのよ。飲んであげるから遠慮なく出しなさい」 「さゆりさ……さゆりぃ! うああっ!」 「んっ……!」 海原は耐え切れずイった。否、この場合はイカされたと言うべきか。 「ん……んン・・・ずずっ……ん~…ちゅぅ~」 さゆりは予告どおり、口の中をいっぱいに満たした精液を一滴残らず舐め取り、 音を立てて喉の奥へ流し込んでいく。 (ああ……いいわ。好きな人を満たした瞬間……わたしまで満たされていくみたい) 「うふふ……うみくん、出したばかりなのにこんなに元気なのね。でもまだこれからよ。 次はわたしの顔にぶっかけてね。おいしそうにうみくんの濃い精液舐めてあげるからね」 喋りながらもさゆりは手コキを忘れない。一時も休ませずに快感と刺激を与え続ける。 そうするにつれ、相手は快楽の虜となり、正常な判断が出来なくなる。 さゆりのSEXは言わば「寝取り」のSEX。刷り込みと洗脳も兼ねた儀式とも言える。 凡百のカップルの、単に愛を満たす性交とは明確に方向性と目的が違うのだ。 「お姉さんのとっておき、みせたげる。うみくん、覚悟してね」 さゆりはペニスを根元まで飲み込み、頬をすぼめ、舌をすっかり敏感になった裏筋に張り付ける。 その状態のまま玉を指先で転がし、舌をれろれろと動かしながら一気に吸い上げる……! さゆりの超絶バキュームフェラに海原は抵抗も出来ずに精液を吸い出されていく。 「うあああっ! あ…ああ…凄…すわれてるぅぅぅ!」 興味本位で過去にやってみた掃除機オナニーの数十倍の快感が襲い掛かる。 「ん~……んん~……ん~……じゅぷ…ぢゅ~…んんん……」 「だ、駄目だ……吸われて…ああっ!」 「んんっ……!」 海原がイク瞬間、さゆりは咥えていた口を離し、大量に吐き出された精液を顔面で受け止める。 「んっ……ふふ、うみくんってば、まだこんなに出せるんだ。絶倫だね」 顔にへばりついたザーメンを指で掬い取り、見せ付けるように口に運ぶ。 「んちゅ……。ずず…んん……ちゅ~…ふぅ。おいしいね、うみくんの精液。濃くて最高だよ」 「さゆりさん……凄い……凄いよ…! どこでこんな風俗嬢も真っ青なテクを…」 「ん? そうね。うみくんには種明かししちゃおうか。ほら、これよ」 「そ、それは…」 「……『娼婦偉人伝 フェラの章』。男のうみくんは存在すら聞いたことないかな?」 つ(Rボタン) 「『娼婦偉人伝』。一流の娼婦達がその奉仕テクニックを書き認めた至高の一冊。 フェラの章、アナル責めの章、本番の章など全六巻からなる。 あまりの希少さゆえ、殆どは一部を抜粋しただけのコピー本だと言われている」 「これさえ読めば男を喜ばせるなんてわけないのよ。……あれ、うみ…くん?」 「はぁ……はぁ……う…うぅ…」 3分で2発、脅威のハイペースに海原の表情にも疲労が色濃く浮き出ている。 だが疲れとは裏腹に、海原のペニスは次の射精の為にますます膨張し、天に向けてそそり勃つ。 (凄い……一度火がついたらもう自分の意思では止まらないのね。流石一流のテク…!) 「さてと、本当はこのまま一滴残らず搾り取ってもいいけど、うみくんはどう? 欲しいのは上のお口かな? それとも下のお口かな? 答えないとあげないよ」 「…………下。下を……さゆりのオマンコに、突っ込みたい…です」 「はい、よく言えました。それじゃ、存分に味わってね」 態勢を変え、バックで突きやすいように尻を向ける。 さゆりの淫唇は既に溢れるほどの愛液で濡れそばり、海原のペニスを待ち焦がれるように呻く。 ずぷぷっ!! 「ああっ! あんっ! いい! 凄っ……あああっ!」 「さゆり……さゆり! うあああああっ!」 「ああ……そう、そうよ、うみくん! そのまま、もっと…もっと…! わたしを犯し殺すぐらい……激しくかき回してえぇぇぇぇぇえええっ!!」 理性のネジを一本残らず抜かれた海原は、さゆりを犯すためだけに、ただ、ひたすら、動いた。 射精しても萎えを知らない海原の男根は、ラピュタの如く何度でも蘇り、さゆりの奥を貫く。 気が付けば朝の日差しが入り込む時まで、二人は一心不乱に性交を続けていたという……。 さゆり、後に語る。 「うみくん、大晦日の煩悩の数ぐらいイったんじゃないかな?」 そして、シーズンオフに海原と智恵はめでたく結婚する。 「智恵ちゃん、結婚おめでとう! 純白のドレス、良く似合ってるわよ」 「ありがとうございます、先輩。私、ダーリンに一生付いていきますから!」 「あら、もうノロケちゃって、ふふ……(幸せかどうかは分からないけどね)」 さゆりは式場で二人を何食わぬ顔で祝福し、周りもそれを祭り上げた。 海原の心が既に自分に傾いていることを、正妻の智恵は知らぬまま…。 その後、二人は時間の合間を見て出会っては、愛欲に浸るようになった。 長くマスメディアに携わってきたさゆりは、どう立ち回れば公にバレずに済むか分かっていた。 時には遠征先で、時には試合中の控え室で、 世間の目の死角をつき、肌を、性器を重ね束の間の快楽を味わう。 そして今宵は、大胆にもさゆりの自室で……、 「……また来たよ」 「お帰り、うみくん! またわたしの体が忘れられなくなったのね」 「まあね。智恵も悪くないけど、さゆりさんのテクの前じゃ物足りないんだ」 「ふふ……ベッドで愛する人を喜ばせることができれば男を取られることもない……。 若い智恵ちゃんにはそこらへん理解できないでしょうけどね」 世間的には決して許されない背徳の恋……。しかしさゆりはそれで良かった。 想い人と心も体も一つになって満たされる時がある。これ以上何を望むというのか。 「さゆりさん、今夜も綺麗だよ…」 「嬉しいこといってくれるじゃない。たっぷり可愛がってあげるからね」 「ん……ちゅ…ちゅ…ちゅぷ……じゅぷっ……ん…! はぁむ……ちゅ…じゅぷぷ…」 「アッー! 気持ちイイ……気持ちイイ…………ちにゃ!!」 おわっちゃえ!
https://w.atwiki.jp/dddlion/pages/69.html
(2011/4/10)モンスターの技が変更されています (2011/4/25)職業に宝箱が追加 (2012/2/13)新職業の416~445追加 No. 場所 相手の名前 HP MP 発現で出る技 練金 0 ボスドロップ 宝箱 1 1 攻撃 中身 2 山岳5F 戦士♂ 300 100 火炎斬り 剣 3 山岳5F 戦士♀ 300 100 火炎斬り 剣 4 海原5F 海賊♂ 320 120 海衝斬り 盾 5 海原5F 海賊♀ 320 120 海衝斬り 盾 6 砂漠5F 剣士♂ 350 100 砂塵切り 兜 7 砂漠5F 剣士♀ 350 100 砂塵切り 兜 8 湿原5F 侍♂ 380 80 烈風斬り 剣 9 湿原5F 侍♀ 380 80 烈風斬り 剣 10 古城5F 重戦士♂ 350 100 金剛斬り 斧 11 古城5F 重戦士♀ 350 100 金剛斬り 斧 12 天空5F 雷鳴士♂ 320 100 雷鳴斬り 剣 13 天空5F 雷鳴士♀ 320 100 雷鳴斬り 剣 14 雪原5F 聖騎士♂ 400 100 神罰斬り 鎧 15 雪原5F 聖騎士♀ 400 100 神罰斬り 鎧 16 墓地5F 暗殺者♂ 450 100 暗黒斬り 靴 17 墓地5F 暗殺者♀ 450 100 暗黒斬り 靴 18 森林5F 竜騎士♂ 500 100 青竜斬り 槍 19 森林5F 竜騎士♀ 500 100 青竜斬り 槍 20 山岳10F 炎使い♂ 250 200 ファイア 指輪 21 山岳10F 炎使い♀ 250 200 ファイア 指輪 22 海原10F 水使い♂ 300 250 ブリザード 杖 23 海原10F 水使い♀ 300 250 ブリザード 杖 24 砂漠10F 砂使い♂ 250 200 クエイク 杖 25 砂漠10F 砂使い♀ 250 200 クエイク 杖 26 湿原10F 風使い♂ 300 200 ウィンド 杖 27 湿原10F 風使い♀ 300 200 ウィンド 杖 28 古城10F 魔導使い♂ 250 250 グラビティ 杖 29 古城10F 魔導使い♀ 250 250 グラビティ 杖 30 天空10F 雷使い♂ 200 250 サンダー 杖 31 天空10F 雷使い♀ 200 250 サンダー 杖 32 雪原10F 有翼人♂ 250 300 ホーリー 衣 33 雪原10F 有翼人♀ 250 300 ホーリー 衣 34 墓地10F 死霊使い♂ 300 100 ダークネス 帽子 35 墓地10F 死霊使い♀ 300 100 ダークネス 帽子 36 森林10F 竜使い♂ 300 300 クリムゾン 槍 37 森林10F 竜使い♀ 300 300 クリムゾン 槍 38 山岳15F 狩人♂ 320 150 狙い撃ち 弓 39 山岳15F 狩人♀ 320 150 狙い撃ち 弓 40 海原15F 僧侶♂ 200 200 ヒーリング 衣 41 海原15F 僧侶♀ 200 200 ヒーリング 衣 42 砂漠15F 忍者♂ 350 150 投げる 刀 43 砂漠15F 忍者♀ 350 150 投げる 刀 44 湿原15F 盗賊♂ 300 150 盗む 衣 45 湿原15F 盗賊♀ 300 150 盗む 衣 46 古城15F 武道家♂ 320 150 アイアンウォール 衣 47 古城15F 武道家♀ 320 150 アイアンウォール 衣 48 天空15F 剣闘士♂ 400 200 リミットブレイク 剣 49 天空15F 剣闘士♀ 400 200 リミットブレイク 剣 50 雪原15F 司祭♂ 250 200 リフレクション 指輪 51 雪原15F 司祭♀ 250 200 リフレクション 指輪 52 墓地15F 暗黒騎士♂ 420 200 ドレイン 衣 53 墓地15F 暗黒騎士♀ 420 200 ドレイン 衣 54 森林15F 召喚士♂ 250 250 ストレイシープ 指輪 55 森林15F 召喚士♀ 250 250 ストレイシープ 指輪 56 山岳1F フレイム 30 100 火炎斬り 肉 57 海原1F バブル 32 120 海衝斬り 酒 58 砂漠1F エント 35 100 砂塵切り 実 59 湿原1F カブト 38 80 烈風斬り 角 60 古城1F ヘビィ 30 100 金剛斬り 酒 61 天空1F オーブ 35 100 雷鳴斬り 珠 62 雪原1F エッグ 40 100 神罰斬り 殻 63 墓地1F ノミ 45 100 暗黒斬り 爪 64 森林1F ムカデ 50 100 青竜斬り 鱗 65 山岳2F ブレイズ 70 100 自爆 酒 66 海原2F プチスラ 72 120 海衝斬り 酒 67 砂漠2F テントウ 85 100 砂塵切り 面 68 湿原2F バット 88 80 烈風斬り 翼 69 古城2F ボックス 90 100 金剛斬り 酒 70 天空2F プチベア 95 100 身代わり人形 肉 71 雪原2F グロウエッグ 100 100 神罰斬り 酒 72 墓地2F ゴーストリオ 123 104 暗黒斬り 酒 73 森林2F プチドラ 150 110 青竜斬り 鱗 74 山岳3F チキン 120 100 火炎斬り 肉 75 海原3F スライム 122 120 海衝斬り 酒 76 砂漠3F キラーグラス 135 100 砂塵切り 実 77 湿原3F ペリカン 138 80 烈風斬り 肉 78 古城3F ボール 140 100 金剛斬り 酒 79 天空3F ヘッジホッグ 145 100 雷鳴斬り 肉 80 雪原3F フェアリー 150 100 ヒーリング 羽 81 墓地3F デスドッグ 182 106 暗黒斬り 鎖 82 森林3F シードラ 160 100 青竜斬り 鱗 83 山岳4F バースト 170 100 火炎斬り 酒 84 海原4F デンデン 172 120 海衝斬り 殻 85 砂漠4F オチューポット 185 100 砂塵切り 酒 86 湿原4F アトモス 188 80 烈風斬り 翼 87 古城4F ダルマ 190 100 金剛斬り 酒 88 天空4F スコルピオ 195 100 雷鳴斬り 爪 89 雪原4F エンゼル 200 100 神罰斬り 翼 90 墓地4F スカル 205 100 暗黒斬り 酒 91 森林4F トカゲ 210 100 青竜斬り 鱗 92 山岳6F ファイバード 430 100 火炎斬り 肉 93 海原6F デンデンキング 432 220 海衝斬り 殻 94 砂漠6F ゲトゲト 435 200 砂塵切り 皮 95 湿原6F デスマスク 438 180 烈風斬り 面 96 古城6F コマイヌ 430 200 金剛斬り 酒 97 天空6F ラビット 435 200 ジャンプ 酒 98 雪原6F ピクシー 440 200 ヒーリング 羽 99 墓地6F デビルフォーク 445 200 暗黒斬り 矛 100 森林6F リンドブルム 450 200 青竜斬り 鱗 101 山岳7F ヒアブリン 530 200 ファイア 肉 102 海原7F ブルフロッグ 532 220 スペルダウン 酒 103 砂漠7F ミミックツリー 535 200 砂塵切り 実 104 湿原7F ホーク 538 180 烈風斬り 爪 105 古城7F ロゼッタ 530 200 アイアンウォール 珠 106 天空7F レオ 535 200 雷鳴斬り 牙 107 雪原7F サキソフォン 540 200 ホーリー 翼 108 墓地7F イビルアイ 545 200 暗黒斬り 珠 109 森林7F シードレイク 550 200 青竜斬り 鱗 110 山岳8F ヒミコ 630 200 ファイア 酒 111 海原8F カニサレス 632 220 海衝斬り 殻 112 砂漠8F ザシキワラシ 635 200 クエイク 肉 113 湿原8F ミスト 638 180 烈風斬り 酒 114 古城8F オベリスク 630 200 金剛斬り 珠 115 天空8F シルバーウルフ 635 200 雷鳴斬り 皮 116 雪原8F アイシャ 640 200 ホーリー 羽 117 墓地8F グール 645 200 暗黒斬り 肉 118 森林8F ダークドレイク 650 200 青竜斬り 鱗 119 山岳9F サラマンダー 730 200 火炎斬り 酒 120 海原9F ヒトデマン 732 220 海衝斬り 肉 121 砂漠9F マンドラゴラ 735 200 砂塵斬り 実 122 湿原9F スモッグ 738 180 烈風斬り 酒 123 古城9F セメタリー 730 200 金剛斬り 珠 124 天空9F モンキー 735 200 雷鳴斬り 肉 125 雪原9F ジャンヌ 740 200 神罰斬り 酒 126 墓地9F ゾンビ 745 200 暗黒斬り 肉 127 森林9F クロコダイル 750 200 青竜斬り 鱗 128 山岳11F バーバリアン 830 300 火炎斬り 面 129 海原11F クロウディア 832 320 海衝斬り 酒 130 砂漠11F ミミック 835 300 砂塵斬り 酒 131 湿原11F ヤタガラス 838 380 烈風斬り 肉 132 古城11F アルマジロ 830 300 金剛斬り 爪 133 天空11F ゴブリン 835 300 雷鳴斬り 肉 134 雪原11F ロレンス 840 300 神罰斬り 牙 135 墓地11F スケルトン 845 300 暗黒斬り 骨 136 森林11F ヴァイパー 850 300 毒牙 牙 137 山岳12F ザエボス 930 300 ガーディアン 肉 138 海原12F オクトパス 932 320 海衝斬り 肉 139 砂漠12F ダミック 935 300 砂塵斬り 酒 140 湿原12F ハインリッヒ 938 380 ヒーリング 酒 141 古城12F タイマイ 930 300 金剛斬り 殻 142 天空12F バナナイト 935 300 雷鳴斬り 肉 143 雪原12F ハンニバル 940 300 神罰斬り 酒 144 墓地12F スカルナイト 945 300 暗黒斬り 骨 145 森林12F サハギン 950 300 青竜斬り 鱗 146 山岳13F ネコマタ 1030 300 火炎斬り 酒 147 海原13F トリトン 1032 320 海衝斬り 酒 148 砂漠13F ヘルノート 1035 300 クエイク 面 149 湿原13F ゴブリンライダー 1038 380 烈風斬り 肉 150 古城13F クロムアーマー 1030 300 金剛斬り 殻 151 天空13F ボブゴブリン 1035 300 雷鳴斬り 肉 152 雪原13F ブリュンヒルデ 1040 300 神罰斬り 酒 153 墓地13F ジャッカル 1045 300 暗黒斬り 酒 154 森林13F ドラクロア 1050 300 青竜斬り 角 155 山岳14F フレイムゴーレム 1130 300 火炎斬り 珠 156 海原14F ヤンカス 1132 320 海衝斬り 酒 157 砂漠14F ゴブリンタワー 1135 300 砂塵斬り 肉 158 湿原14F エアブレイド 1138 380 烈風斬り 刃 159 古城14F ガーゴイル 1130 300 金剛斬り 珠 160 天空14F ダンテ 1135 300 パワーダウン 酒 161 雪原14F ジークフリート 1140 300 神罰斬り 酒 162 墓地14F アヌビス 1145 300 暗黒斬り 酒 163 森林14F サキュバス 1150 300 クリムゾン 酒 164 山岳16F イビルマスク 1230 300 火炎斬り 面 165 海原16F リザードマン 1232 320 海衝斬り 皿 166 砂漠16F ゴブリンダブトン 1235 300 砂塵斬り 肉 167 湿原16F レディホーク 1238 380 烈風斬り 翼 168 古城16F タイタン 1230 300 金剛斬り 珠 169 天空16F ゴブリンメイジ 1235 300 サンダー 肉 170 雪原16F ハーメルン 1240 300 神罰斬り 酒 171 墓地16F ミイラ 1245 300 暗黒斬り 布 172 森林16F メデューサ 1250 300 青竜斬り 酒 173 山岳17F トントン 1330 300 ガードダウン 肉 174 海原17F マーメイド 1332 320 海衝斬り 肉 175 砂漠17F ルウガルウ 1335 300 砂塵斬り 皮 176 湿原17F テング 1338 380 ジャンプ 面 177 古城17F サイクロプス 1330 300 金剛斬り 角 178 天空17F ブルホーン 1335 300 雷鳴斬り 角 179 雪原17F ケンタウロス 1340 300 狙い撃ち 皮 180 墓地17F マミー 1345 300 暗黒斬り 布 181 森林17F リバイアサン 1350 300 青竜斬り 鱗 182 山岳18F ウイッチ 1430 300 ファイア 酒 183 海原18F ニクシー 1432 320 ブリザード 肉 184 砂漠18F ワーベア 1435 300 砂塵斬り 爪 185 湿原18F ハンゾウ 1438 380 烈風斬り 酒 186 古城18F ギガント 1430 300 ギガントソード 角 187 天空18F ラプラス 1435 300 サンダー 酒 188 雪原18F マルス 1440 300 神罰斬り 酒 189 墓地18F デーモンナイト 1445 300 暗黒斬り 骨 190 森林18F ポセイドン 1450 300 青竜斬り 殻 191 山岳19F イフリート 1530 300 火炎斬り 酒 192 海原19F クック 1532 320 海衝斬り 酒 193 砂漠19F トレント 1535 300 砂塵斬り 実 194 湿原19F デスサイズ 1538 380 烈風斬り 翼 195 古城19F スフィンクス 1530 300 金剛斬り 酒 196 天空19F サイゴン 1535 300 雷鳴斬り 皮 197 雪原19F ルシフェル 1540 300 神罰斬り 酒 198 墓地19F スカルマージ 1545 300 暗黒斬り 骨 199 森林19F ラドン 1550 300 青竜斬り 鱗 200 山岳初級 イグニス 1800 800 ファイア 珠 201 海原初級 セイレーン 1900 700 ブリザード 珠 202 砂漠初級 ドリアード 1700 900 クエイク 珠 203 湿原初級 シルフ 800 1700 ウィンド 珠 204 古城初級 ゴーレム 2200 300 金剛斬り 珠 205 天空初級 イザベル 1750 850 サンダー 酒 206 雪原初級 フェンリル 1900 700 神罰斬り 翼 207 墓地初級 バルドル 1700 900 テンペスト 珠 208 森林初級 オロチ 2000 500 青竜斬り 鱗 209 山岳上級 フェニックス 3200 1200 フレア 翼 210 海原上級 フォボス 3000 1200 サイクロン 牙 211 砂漠上級 イデア 3100 1500 スプリガン 珠 212 湿原上級 ヴァンパイア 3400 1100 ドレイン 牙 213 古城上級 ミノタウロス 3500 1000 ギガントソード 角 214 天空上級 ホワイトタイガー 3800 1000 スピードスター 爪 215 雪原上級 ガブリエル 3300 1500 急所突き 翼 216 墓地上級 ハーデス 3100 1800 アレキサンダー 珠 217 森林上級 ミドガルズオルム 4000 1000 乱れ撃ち 鱗 218 山岳20F 魔法剣士♂ 380 250 魔法剣 剣 219 山岳20F 魔法剣士♀ 380 250 魔法剣 剣 220 海原20F 夜叉♂ 310 200 マキシマム 衣 221 海原20F 夜叉♀ 310 200 マキシマム 衣 222 砂漠20F 人形使い♂ 330 150 ものまね 靴 223 砂漠20F 人形使い♀ 330 150 ものまね 靴 224 湿原20F 原人♂ 340 200 ポイズン 槍 225 湿原20F 原人♀ 340 200 ポイズン 槍 226 古城20F 将軍♂ 450 250 デルタアタック 鎧 227 古城20F 将軍♀ 450 250 デルタアタック 鎧 228 天空20F 棒使い♂ 280 220 スパイラル 棒 229 天空20F 棒使い♀ 280 220 スパイラル 棒 230 雪原20F 神殿騎士♂ 350 250 キュアサイクル 盾 231 雪原20F 神殿騎士♀ 350 250 キュアサイクル 盾 232 墓地20F 死神♂ 400 300 マジックドレイン 衣 233 墓地20F 死神♀ 400 300 マジックドレイン 衣 234 森林20F 竜人♂ 350 300 ジャンプ 指輪 235 森林20F 竜人♀ 350 300 ジャンプ 指輪 236 山岳中級 ファフニール 2200 1200 火炎斬り 牙 237 海原中級 ゲッソー 2000 1200 海衝斬り 鱗 238 砂漠中級 プチイエティ 2000 1500 砂塵斬り 皮 239 湿原中級 ピッグバット 2400 1100 烈風斬り 翼 240 古城中級 ゲンブ 2500 1000 スローダウン 殻 241 天空中級 オウガ 2800 1000 雷鳴斬り 角 242 雪原中級 アーサー 2300 1500 神罰斬り 珠 243 墓地中級 プチデビル 2100 1800 ダークネス 翼 244 森林中級 ステゴザウルス 3000 1000 青竜斬り 鱗 245 山岳2F プロミネンス 35 100 ブラスト 肉 246 海原6F クラーケン 450 220 ブリザード 肉 247 砂漠中級 イエティ 2400 1800 砂塵斬り 皮 248 湿原19F ジャックランタン 1640 500 烈風斬り 布 249 古城中級 タートルナーガ 2420 1200 スローダウン 殻 250 天空18F コーネリア 1555 350 サンダー 酒 251 雪原8F ナターシャ 645 210 ホーリー 羽 252 墓地中級 デビル 2222 1888 マジックドレイン 翼 253 森林2F シルドラ 170 120 クリムゾン 鱗 254 山岳レア 獣人♂ 480 250 パワーダウン 剣 255 山岳レア 獣人♀ 480 250 パワーダウン 剣 256 海原レア 船長♂ 340 310 スローダウン 盾 257 海原レア 船長♀ 340 310 スローダウン 盾 258 砂漠レア 魔人♂ 360 250 ディスペル 靴 259 砂漠レア 魔人♀ 360 250 ディスペル 靴 260 湿原レア 天使♂ 375 250 急所突き 槍 261 湿原レア 天使♀ 375 250 急所突き 槍 262 古城レア 猫男 480 280 スピードスター 鎧 263 古城レア 猫娘 480 280 スピードスター 鎧 264 天空レア 天界人♂ 420 380 スペルダウン 杖 265 天空レア 天界人♀ 420 380 スペルダウン 杖 266 雪原レア 神主 350 400 スプリガン 衣 267 雪原レア 巫女 350 400 スプリガン 衣 268 墓地レア 亡霊♂ 380 350 ガードダウン 衣 269 墓地レア 亡霊♀ 380 350 ガードダウン 衣 270 森林レア 神竜♂ 480 320 ガーディアン 指輪 271 森林レア 神竜♀ 480 320 ガーディアン 指輪 272 火山1F フレイマン 30 150 火炎斬り 酒 273 火山2F ファイアメーバ 270 100 自爆 酒 274 火山3F マウンテンゴリラ 320 100 火炎斬り 肉 275 火山4F ロックゴブリン 470 100 ファイア 肉 276 火山6F ドラゴンゾンビ 530 100 火炎斬り 肉 277 火山7F サザンサン 630 200 ファイア 酒 278 火山8F ワーウルフ 730 200 ファイア 皮 279 火山9F アレスタント 830 200 ファイア 殻 280 火山11F ランスロット 930 300 ファイア 殻 281 火山12F アシュラ 1130 300 ガーディアン 面 282 火山13F バフォメット 1330 300 ファイア 酒 283 火山14F デビルロード 1530 300 ファイア 角 284 火山16F フレイムクイーン 1830 300 ファイア 皮 285 火山17F グリフォン 2030 300 ガードダウン 翼 286 火山18F ヴァルカン 2530 300 ファイア 鱗 287 火山19F イシュタル 2830 320 ファイア 皮 288 火山初級 ディアボロス 3030 800 ファイア 角 289 火山中級 ジャバウォック 3500 1200 火炎斬り 皮 290 火山上級 アグニ 4000 1500 メテオストライク 角 291 氷山1F ユキダルマン 30 150 ブリザード 酒 292 氷山2F ノーザンウルフ 270 100 自爆 皮 293 氷山3F コロボックル 320 100 海衝斬り 皮 294 氷山4F アイスクラブ 470 100 シザーハンズ 殻 295 氷山6F トナカイナイト 530 100 ブリザード 肉 296 氷山7F サンタクロース 630 200 ブリザード 酒 297 氷山8F シヴァ 730 200 ブリザード 皮 298 氷山9F エスキモー 830 200 ブリザード 皮 299 氷山11F エルゴール 930 300 ブリザード 皮 300 氷山12F ゴーストシップ 1130 300 ガーディアン 殻 301 氷山13F シリウス 1330 300 ブリザード 皮 302 氷山14F フォルネウス 1530 300 海衝斬り 皮 303 氷山16F グレーシャ 1830 300 ブリザード 皮 304 氷山17F ゴーストエント 2030 300 ガードダウン 角 305 氷山18F スノークイーン 2530 300 ブリザード 皮 306 氷山19F ブルードラゴン 2830 300 ブリザード 鱗 307 氷山初級 ミズチ 3000 800 ブリザード 殻 308 氷山中級 キングシャーク 3500 1200 海衝斬り 鱗 309 氷山上級 エリス 4000 1500 サイクロン 皮 310 異界1F オーズ 30 150 砂塵斬り 皮 311 異界2F ワルキューレ 270 100 自爆 皮 312 異界3F ウル 320 100 狙い撃ち 皮 313 異界4F ロキ 470 100 ブラスト 皮 314 異界6F ノルン 530 100 ブラスト 皮 315 異界7F ブーリ 630 200 クエイク 皮 316 異界8F エーギル 730 200 クエイク 皮 317 異界9F シグルド 830 200 ブラスト 皮 318 異界11F クヴァシル 930 300 ブラスト 皮 319 異界12F イドゥン 1130 300 ガーディアン 皮 320 異界13F ヴィーザル 1330 300 ブラスト 皮 321 異界14F ベオウルフ 1530 300 ブラスト 皮 322 異界16F フリッグ 1830 300 ブラスト 皮 323 異界17F ヘイムダル 2030 300 ガードダウン 皮 324 異界18F ユグドラシル 2530 300 マインドブレイク 皮 325 異界19F トール 2830 300 ブラスト 皮 326 異界初級 フレイア 3000 800 クエイク 皮 327 異界中級 ヨルムンガンド 3500 1200 毒牙 鱗 328 異界上級 ヘルメス 4000 1500 ポイズン 角 329 竜谷1F ドラゴンパピー 30 150 烈風斬り 角 330 竜谷2F ダブルヘッド 270 100 自爆 牙 331 竜谷3F ドラゴネット 320 100 ファイア 角 332 竜谷4F トロサウルス 470 100 ファイア 角 333 竜谷6F ドラゴンヘッド 530 100 ファイア 角 334 竜谷7F トリケラトプス 630 200 ウィンド 角 335 竜谷8F ケツアルクアトル 730 200 ウィンド 翼 336 竜谷9F ブラックラドン 830 200 ファイア 翼 337 竜谷11F ドラグノイド 930 300 クリムゾン 牙 338 竜谷12F ユルング 1130 300 ガーディアン 角 339 竜谷13F カトブレパス 1330 300 クリムゾン 角 340 竜谷14F サーペント 1530 300 クリムゾン 殻 341 竜谷16F ニーズヘッグ 1830 300 クリムゾン 角 342 竜谷17F ヴァジェット 2030 300 ガーディアン 殻 343 竜谷18F レッドドラゴン 2530 300 ウィンド 鱗 344 竜谷19F ウロボロス 2830 300 クリムゾン 殻 345 竜谷初級 ティアマット 3000 800 ウィンド 翼 346 竜谷中級 ワイバーン 3500 1200 クリムゾン 殻 347 竜谷上級 バハムート 4000 1500 フレア 殻 348 火山5F 戦鬼♂ 380 250 爆炎斬り 剣 349 火山5F 戦鬼♀ 380 250 爆炎斬り 剣 350 火山10F 剣聖♂ 380 250 不動斬り 剣 351 火山10F 剣聖♀ 380 250 不動斬り 剣 352 火山15F 幻魔♂ 380 250 魔人斬り 剣 353 火山15F 幻魔♀ 380 250 魔人斬り 剣 354 火山レア 抜忍♂ 380 250 針千本 刀 355 火山レア 抜忍♀ 380 250 針千本 刀 356 火山20F 聖堂騎士♂ 380 250 聖天斬り 剣 357 火山20F 聖堂騎士♀ 380 250 聖天斬り 剣 358 氷山5F 山師♂ 350 400 岩盤斬り 杖 359 氷山5F 山師♀ 350 400 岩盤斬り 杖 360 氷山10F 氷使い♂ 350 400 氷塊斬り 衣 361 氷山10F 氷使い♀ 350 400 氷塊斬り 衣 362 氷山15F 踊り子♂ 400 350 半身の踊り 指輪 363 氷山15F 踊り子♀ 400 350 半身の踊り 指輪 364 氷山レア 天空騎士♂ 380 250 ビーストキラー 兜 365 氷山レア 天空騎士♀ 380 250 ビーストキラー 兜 366 氷山20F 神徒♂ 380 250 ヒュームキラー 剣 367 氷山20F 神徒♀ 380 250 ヒュームキラー 剣 368 異界5F 魔物使い♂ 340 380 ブラッドスペル 衣 369 異界5F 魔物使い♀ 340 380 ブラッドスペル 衣 370 異界10F 魔界道士♂ 350 400 アロンブラスト 指輪 371 異界10F 魔界道士♀ 350 400 アロンブラスト 指輪 372 異界15F 堕天使♂ 330 400 リミットブラスト 靴 373 異界15F 堕天使♀ 330 400 リミットブラスト 靴 374 異界レア 長葱剣士♂ 390 270 諸刃斬り 葱 375 異界レア 長葱剣士♀ 390 270 諸刃斬り 葱 376 異界20F 皇帝 360 330 ハイエンド 鎧 377 異界20F 女帝 360 330 ハイエンド 鎧 378 竜谷5F 王子 380 280 ギガントソード 剣 379 竜谷5F 姫君 380 280 ギガントソード 剣 380 竜谷10F 竜装騎兵♂ 390 270 オメガブレイド 鎧 381 竜谷10F 竜装騎兵♀ 390 270 オメガブレイド 鎧 382 竜谷15F 触手使い♂ 330 400 シザーハンズ 指輪 383 竜谷15F 触手使い♀ 330 400 シザーハンズ 指輪 384 竜谷レア 仙人 330 390 夢想剣 衣 385 竜谷レア 仙女 330 390 夢想剣 衣 386 竜谷20F 魔獣使い♂ 360 330 アルテマブラスト 帽子 387 竜谷20F 魔獣使い♀ 360 330 アルテマブラスト 帽子 388 山岳中級 ケルベロス 2300 1200 フレア 牙 389 海原中級 シャーク 2100 1200 ジャンプ 鱗 390 砂漠中級 アイラーヴァタ 2100 1500 ヒュームキラー 皮 391 湿原中級 アバドン 2900 1100 エナジードレイン 皮 392 古城中級 フォルトゥナ 2600 1000 針千本 肉 393 天空中級 タウエレト 2850 1100 メテオストライク 角 394 雪原中級 スレイプニル 2400 1500 サイクロン 珠 395 墓地中級 マーヤー 2200 1800 スパイラル 殻 396 森林中級 ゴグマゴグ 2500 1000 テンペスト 酒 397 火山上級 ヒューマ 4100 1500 メテオストライク 牙 398 氷山上級 アーマーン 4100 1600 サイクロン 皮 399 異界上級 デュラハン 4300 1500 ポイズン 爪 400 竜谷上級 キマイラ 4300 1500 フレア 翼 401 古城上級 グレンデル 4600 1400 諸刃斬り 殻 402 天空上級 オークキング 4400 1300 スピードスター 皮 403 雪原上級 リーンホース 4300 1500 急所突き 角 404 墓地上級 ソロモン 4100 1800 アレキサンダー 珠 405 森林上級 フレアブラス 4500 1600 フレア 鱗 406 古城20F 武神♂ 500 210 グランドクロス 刃 407 古城20F 武神♀ 500 210 グランドクロス 刃 408 天空20F 渡世人♂ 440 240 百花繚乱 刀 409 天空20F 渡世人♀ 440 240 百花繚乱 刀 410 雪原20F 星の射撃手♂ 410 270 キラースパイラル 弓 411 雪原20F 星の射撃手♀ 410 270 キラースパイラル 弓 412 墓地20F 骸骨使い♂ 420 300 身代わり人形 指輪 413 墓地20F 骸骨使い♀ 420 300 身代わり人形 指輪 414 森林20F 闇の住人♂ 480 250 カタストロフィ 鎧 415 森林20F 闇の住人♀ 480 250 カタストロフィ 鎧 416 山岳11F ソードゴブリン 835 300 金剛斬り 肉 417 湿原13F ゴブリンガンナー 1038 380 狙い撃ち 肉 418 天空16F ホークゴブリン 1235 300 ジャンプ 肉 419 雪原3F ポルターガイスト 150 100 パワーダウン 羽 420 砂漠14F アイアンゴーレム 1130 300 アイアンウォール 珠 421 古城11F ハリネズミ 830 300 針千本 爪 422 氷山11F マルドゥーク 930 300 ブリザード 殻 423 砂漠8F ノーデンス 630 200 クエイク 酒 424 火山12F ガラハド 1130 300 ガーディアン 面 425 竜谷8F クエレプレ 730 200 ウィンド 翼 426 異界初級 カマエル 3000 800 クエイク 皮 427 竜谷18F ウォンロン 2530 300 ブリザード 鱗 428 竜谷上級 ファリードゥーン 4000 1500 フレア 殻 429 森林中級 アグリッパ 2500 1000 テンペスト 肉 430 湿原中級 マナナン 2900 1100 エナジードレイン 皮 431 砂漠中級 リノク 2100 1500 ヒュームキラー 皮 432 墓地中級 フラカン 2200 1800 スパイラル 殻 433 古城中級 ブラフマー 2600 1000 針千本 肉 434 天空中級 アドラメルク 2850 1000 メテオストライク 角 435 天空中級 プロメテウス 2850 1000 メテオストライク 角 436 雪原上級 イルダーナ 4300 1500 急所突き 角 437 氷山上級 アルムタート 4100 1600 サイクロン 皮 438 古城上級 ペリ 4600 1400 諸刃斬り 殻 439 砂漠17F ニヨルド 1335 300 砂塵斬り 皮 440 火山14F ダグダ 1530 300 ファイア 角 441 風属性 フナブク 1238 380 烈風斬り 翼 442 森林中級 パンダ 2400 1800 青竜斬り 皮 443 山岳中級 ツキノワグマ 2400 1800 火炎斬り 皮 444 火山4F パリカー 210 100 ファイア 鱗 445 土上級 マイア 4200 1500 ポイズン 爪