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※「発狂」の続きです 迷い竹林の中、えーりん実験室の地下にはすっきりルームというものがあった そこにはゆっくりたちが集められていた 「決めれるお部屋」と可愛らしい文字で書かれた部屋に 八意永琳は入っていく ここはゆっくりたちの欲望に対する限度を見る施設 ゆっくりたちは地上の実験室で何かしら良い事をした事の褒美としてここに連れて来られる 「ちかのへやにはたべものがいっぱいもらえる」 ゆっくりたちの宿舎でそんな噂を少し流してやると 噂には尾が付き鰭が付き、ゆっくりたちにとって地下の部屋に連れて行かれる事は最大の喜びとなっていた 「はい、今日からあなたがここの王様よ」 永琳はゆっくりれいむをその部屋に通した 部屋は芝生が敷き詰められまるで天然の絨毯のよう 小さな小川が流れてはいるが、底は限りなく浅く水を飲むのにとても適している 天井は空を映し出し、どこからともなく風が吹く ゆっくりれいむは"部屋"だと聞いていたが、実は外に出たのではないかと思ったぐらいだった 「さ、何か望む物はあるかしら?あなたは決める事ができるのよ」 「ゆっ?ごはん」 ゆっくりれいむがにっこり微笑む 「分かったわ。じゃあ、取って来るからあなたを降ろしていいかしら?」 「ゆっくりおろしてね」 「ええ、いいわよ。あなたが決めるんですもの」 永琳はゆっくりれいむを芝生に置くと部屋から出て行ったと思うとすぐに戻ってくる お盆の上には細かく切られた野菜がたくさん、ふだんは硬くて食べられない芋なども蒸かしてあるので簡単に食べれる 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー」 「足りなかったら言ってね」 「うん、わかった、おねーさん」 永琳は部屋の隅に置かれたリクライニングチェアに座り、ゆっくりれいむを眺めている 「何か決めたい事があったら、言ってね」の言葉に 「うん」とゆっくりれいむは答える。答えたらすぐに目の前の食事に向かった ゆっくりとした時間が流れる 永琳はうどんげが作った書類に目を通す、除湿機やらの見積書を見ると頭が痛い 「おねーさん、あそぼ」 「あら、遊んで欲しいの?私でいい?ゆっくりまりさなんかも呼べるわよ」 「ゆっ?よんでよんで、まりさにあいたい」 ゆっくりまりさなら誰でもいいのかしら?と思いつつ永琳は無線で指示を出す すると妖怪兎がゆっくりまりさを抱えてやってくる 「一匹でいい?もっと?」 「もっともっと」 ゆっくりれいむが永琳の言葉に飛び跳ねて答える 「次もまりさがいい?」 「ゆー・・・、パチュリーがいい」 妖怪兎はゆっくりまりさを置くとすぐに部屋を出てゆっくりパチュリーを連れてきた 「これでいいかしら、もっと連れてきましょうか?あなたが決めていいのよ」 それからゆっくりれいむは快適に過ごしていた ボールが欲しいと言えばボールが用意され、眠いといえば毛布が用意され部屋が夜になった お歌を歌って欲しいといえば永琳は進んで歌を歌った ある日 「まりさとはゆっくりできなよ!!!」 珍しくゆっくりれいむとゆっくりまりさが喧嘩する声がした 原因はゆっくりれいむが取っておいたお菓子をゆっくりまりさが食べてしまったらしい 「れいむはもってきてもらえるじゃん。ゆっくりたのめばいいよ」 そう、ゆっくりまりさがいくらゆっくりれいむのようにお菓子を持ってくるよう永琳に頼んでも永琳は一切動かなかった 食事だけじゃない。玩具も、仲間も、天候も全てゆっくりれいむが決めていた 一時、ゆっくりちぇんがいたが、ゆっくりれいむのお気に入りにお皿をひっくり返すと ゆっくりれいむが怒って「ゆっくりでていってね」と言うと妖怪兎にすぐ外へ連れて行かれた ゆっくりまりさはゆっくりれいむに嫉妬していたのだ。何もかも思い通りにできるゆっくりれいむに 「まりさなんかゆっくりしね!!」 ゆっくりれいむがその言葉を放った瞬間、妖怪兎が部屋に飛び込んできた ゆっくりまりさを押さえつけて緑色の液体を注射器で注入する 「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ」 壊れたようにゆっくりまりさが鳴きだす。妖怪兎は注射器をもって出て行ってしまった 「お、おねーさん、たいへんだよ。まりさがおかしくなっちゃったよ」 「ええ、その子はこれからゆっくり死ぬのよ」 「なんで?なんで?ゆっくりせつめいしてね」 あなたがさっき決めたじゃない。と永琳は笑うと、さきほど注射した薬の成分や効能を説明した もちろん、そんな事、ゆっくりれいむに理解できるはずがない 「簡単に説明するわね。その子はあなたに"ゆっくり死ね"と決められた」 ゆっくりれいむの顔が青ざめる 「ここはあなたが決める事のできる部屋、その子は決まったの。だから三日間かけてゆっくり死ぬわ」 「いやだ。まりさしなないで、まりさをたすけて」 「決めていいの?」 「ゆっくりきめたよ。はやくたすけてね」 すると永琳は黄色の液体を注射器でゆっくりまりさに注入する 「すっきりー」 ゆっくりまりさはそれまでの奇声が嘘の様に理性を取り戻す 「まりさー、ごめんね。ゆっくりゆるしてね」 ゆっくりれいむはゆっくりまりさに擦り寄ろうとする でも、ゆっくりまりさは一歩下がり、怯えるような目でゆっくりれいむを見ていた 「れいむ、ごめんね。まりさがわるかったよ。あやまるからゆっくりでいいからゆるしてね」 「ゆ?うん」 それ以来、ゆっくりまりさも傍で見ていたゆっくりパチュリーもゆっくりれいむを避けるようになった おいかけっこでも遠慮しがちに走り、今までゆっくりまりさに勝った事がなかったゆっくりれいむだったが その日以来、負ける事がなくなった ゆっくりパチュリーは知識を自慢する事がなくなり、前にゆっくりれいむが自分に教えてもらった事をあたかも自分の知識のように自慢されても すごいね。博学だね。と褒め称えた みんな、ゆっくりれいむを恐れていた ゆっくりれいむも自分が避けられている事を感じていた そして、ストレスが爆発した かろうじて理性が保たれていたのか、出て行けという命令しかしなかった ゆっくりまりさとゆっくりパチュリーは何のためらいもなく出て行った わざわざ妖怪兎が回収するまでもなく永琳がドアを開け出て行くように言うと喜んで出て行った それからゆっくりれいむはずっと一人で過ごしていた つまらない。そう考える事が多くなった だけど、ゆっくりれいむの頭では何かいい退屈しのぎを考えられる事ができなかった そこで、ゆっくりれいむは再びゆっくりまりさたちを呼び戻す事にした 「別の子たちも用意できるのよ?」という永琳の言葉にも 「ゆっくりなかなおりするよ!!」と笑顔で返した そして、嫌がる二匹を部屋まで連れてきた ゆっくりれいむはそれまでの横暴な振る舞いを謝罪し、恐れないで欲しいと願った 「う、うん、ゆっくりしようね・・・」 「むきゅん、ゆ、ゆっくりしましょう」 二匹は引きつった笑顔で答えた 結果は同じ、二匹は今までと同じようにゆっくりれいむと距離を置いて接している ゆっくりれいむは孤独の中にいた 「ゆっくりしんじゃえ」 再び緑色の液体を注射されるゆっくりまりさ、ゆっくりパチュリーも同じようにされる しかし、ゆっくりパチュリーはその日の夜に動かなくなり ゆっくりまりさは三山ゆっくりれいむに罵られながら餡子を吐いて死んだ 「ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!」 興奮が冷めないのか、死んでいるゆっくりまりさを何度も踏み潰す そして、ゆっくりれいむは最高の暇つぶしを思いついた 「あのね。ゆっくりをつれてきて」 「あら、いいわよ。どんな子がいいかしら?今度は仲良くできるといいわね」 「だれでもいいよ」 「誰でもいいの?じゃあ、手軽な所でゆっくりまりさでいいかしら?」 「いいよ。ゆっくりつれてきてね」 妖怪兎がゆっくりまりさを芝生の上に置く すると、ゆっくりれいむは間髪いれずに「しんで」と言う 妖怪兎は少し困惑したが、永琳に"やりなさい"と言われるとすぐにゆっくりまりさを踏み潰して見せた キャッキャ笑う、ゆっくりれいむ 「おねーさん」 「うん」 「なんでもきめれるってたのしいね」 「そう?」 「うん!!」 それからもゆっくりれいむはゆっくりたちの命を弄んだ 肢体を?がれたゆっくりれみりゃを流れる水の中に放置したり ゆっくりまりさの親子を共食いまで追い込んだり 今は木にゆっくりたちを吊り下げて餓死させるのに凝っている 「なんだか、あのゆっくりれいむ凄いですね」 「そう?」 「今まであんな結果出なかったですよ」 「ふぅん」 興奮気味の鈴仙に対して永琳はどこか冷めていた 「こういうのは長く続かないのよ」 そう言うと永琳は部屋に戻っていった 「つぎは・・・パチュリーをゆっくりつれてきてね」 妖怪兎がゆっくりパチュリーを連れてくる ゆっくりパチュリーは息苦しそうに咽こむ 「こほ、こほ、むきゅん、こんにちは、ゆっくりさせてね」 ゆっくりれいむは言葉を失う 他のゆっくりと違う頬は少し扱け、ほっそりといた身体に 初めて見るような澄んだ瞳、髪は風に揺れて花の香りがするようだった 「ゆっ、ゆっくりしていってね!!」 永琳はあとで妖怪兎を叱ろうと思った。いつもなるべく元気で寿命の長いのを連れてくるように言っていたが 今日に限って、連れてこられたのはあと一週間も持たない寿命が尽きかけているゆっくりパチュリーだったからだ 「こほ、こほ、むきゅー。これが草なのね」 「や、やわらかいよ。ゆっくりころがってみてね」 コロコロとゆっくりれいむは芝生を転がってみせる 「上手ね。こほこほ、私はちょっと疲れてるからゆっくり見させてもらうわね」 "見る"その言葉にハッとした 「パチュリー、ここにいてね。うごいっちゃだめだよ。あぶないからゆっくりそこにいてね」 幸い、ここからならよく見えない そう、この部屋の奥には最初のゆっくりまりさ、ゆっくりパチュリーを初めとした ゆっくりれいむが殺してきたゆっくりたちの死骸が積んである 「おねーさん、アレ片付けて」 「アレって?」 「うごかなくなったゆっくりまりさとか」 「良いの?お山を作るんだ!って言ってたじゃない。ゆっくり頑張ってきたのに」 「いいの、かたづけて!!」 妖怪兎たちが何匹も入ってきて一輪車で死骸を運び出す 「楽しくなくなったの?」 「パチュリーにはみせられないよ」 「そういう自覚はあったんだ」 永琳はニコニコしながらゆっくりれいむをゆっくりパチュリーの所に連れて行く 「大丈夫よ。すぐに終わるから、見られないように二人でパチュリーの相手をしましょう」 「うん、ゆっくりごまかすよ!!」 それから妖怪兎が永琳の所に作業終了の報告に来るまで永琳とゆっくりれいむは 歌を歌ってゆっくりパチュリーを楽しませた ゆっくりれいむとゆっくりパチュリーは仲良くなった ゆっくりれいむは風になびく髪を綺麗だ綺麗だと良く褒めていた 外の世界を良く知らないゆっくりパチュリーは芝生や小川、木々をゆっくりれいむから教わった 二匹は自分に足りないものを埋めあうように惹かれあった 「おねーさん、おねーさん」 「どうしたの?」 「パチュリーが、パチュリーがくるしそうなの。ゆっくりできるようにみてあげて」 ゆっくりれいむとゆっくりパチュリーはしばらく一緒に過ごしていたが 次第にゆっくりパチュリーは弱っていった ゆっくりれいむは必死に元気付けたり、顔を舐めてあげたり、食事を運んだが ゆっくりれいむが期待していたほどの効果は無かった 「むきゅ?おねーさん、ゆっくりみなくていいわよ」 聴診器を当てようとした、永琳にゆっくりパチュリーが答える 「私はもう長くゆっくりできないのは私が知ってるよ」 「なにいってるの?パチュリーゆっくりしようよ」 「れいむ、ゆっくりできる時間は決まってるの。私はそれがれいむより少し短いの」 「いやだ。いやだよ。ゆっくりしていってね!!ゆっくりしていってね!!」 「むきゅー・・・れいむ、れいむを一人にしないように私、少しでも長くゆっくりするね」 「うん、ゆっくりしよ!!ゆっくりしよ!!」 「れいむ、疲れたから少しゆっくり眠らせて、ちゃんと起きるから」 そう言ってゆっくりパチュリーは目を閉じた 「うん、ゆっくりまってるよ」 「無理よ」 「え?」 「死んだわ」 永琳は聴診器を当てて確認する 「ゆっ?!いきかえってね!!ゆっくりいきかえってね!!」 「決めていいの?」 「いきかえらせてね!!」 「いいわよ」 永琳はポケットから赤色の液体の入った注射器を取り出し、ゆっくりパチュリーに注射する ゆっくりパチュリーは目を覚ます。自分の周りをゆっくりれいむが飛び跳ねているのが分かる ああ、約束を守れてよかった。ゆっくりパチュリーはそう思った しかし、数回に及ぶ薬物での蘇生は確実にゆっくりパチュリーを蝕んでいた 皮はガサガサになり、目も良く見えない。真っ赤なリボンをやっと見つけられるぐらい 髪も風になびかなくなった。もちろん前のような花のような香りはしない 「あのね。れいむ、お願いがいいの」 「なに、パチュリー。なんでもいって」 「あのね。れいむ、死にたいの」 「ゆ・・・」 「見て、あなたが褒めてくれた髪ももうガサガサ」 「で、でも、れいむはパチュリーとゆっくりしたよ!」 「むきゅー・・・お願い」 それでもゆっくりれいむはゆっくりパチュリーとゆっくりする事に決めた 「むきゅーむきゅーみきゅー」 「パチュリー、きょうもいいおてんきだね。ゆっくりできるね」 「むきゅーむきゅーむきゅー」 ゆっくりパチュリーの頬は痩せこけ、皮は所々ひび割れを起こしていた 髪はバサバサになり、蒸れてすっぱい臭いがする 喋る言葉には知性の欠片も、それどころかまともな言語すら喋れなくなっていた 「パチュリー、なにかたべる?」 「むきゅー」 「パチュリー、ゆっくりでいいかられいむのことばにこたえてね」 「むきゅん?・・・・むきゅー」 「はぁ~・・・・」 永琳は大きくため息をつくと、ゆっくりれいむが殺してきたゆっくりたちの総計を見る 「こんな結果でこの出費とは・・・」 「おねーさん」 「はい?」 「パチュリーがおかしいよ。またあのおくすりでなおして」 「もう無理よ。たぶんあの子はあなたより長生きするわ。けど、あの状態から治る事はないわ」 「じ、じゃあ、パチュリーを・・・ゆっくりしなせてあげて」 「・・・あの薬をかなり使ったから、かなりゆっくり死ぬ事になるけどいい?」 「いたくしないであげてね」 「ええ、眠るように」 永琳はゆっくりパチュリーに少量の水を注射した 「じゃあ、この子はゆっくり死んでいくから、あなたが見守ってあげて」 そう言って、永琳は部屋を出た 「鈴仙、鈴仙」 「は、はい」 「煩わしいから、あの部屋にガスを注入して」 「よろしいんですか?」 「あの部屋はしばらく封鎖よ。出費ばかりでたいした結果が出ないのよ」 永琳はイライラしているようだった ゴオオオオオオオ 部屋の送風機の出力が上がる 「ゆっ、なんだかいきぐるしいよ」 「むきゅ?!むきゅー!!!!」 ゆっくりパチュリーが苦しみ出す、吐き出した生クリームは酸っぱい臭いがする。腐ってる 「いたいの?おねーさんやめて、パチュリーがいたがってるやめて!!」 目から口から生クリームがドロドロと流れる、髪も風に吹かれてドンドン抜ける 「おねーさんやめて、ごほっ!!」 自分も餡子を吐き出してしまう 「ゆ?ゆっくりできないよ!!おねーさんやめてゆっくりさせて!!」 「むきゅん、むきゅん」 「パチュリー、だいじょうぶ?おねがい、おねーさん、れいむきめるよ。やめてやめてね」 永琳はこの実験をやめる事にした このSSに感想を付ける
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◎巨人の性能差の疑問 ・現在の巨人は夜間には活動できないが、ラガコ村住民から作られた巨人は夜間でも活動できるため、より能力が高いと言える。 ・なぜ壁外の巨人より、壁内人類から作られた巨人のほうが能力が高いのか? ・そもそも壁外の巨人も、ハンジ・ゾエの日光遮断実験により、夜間活動能力に差異がある事が判明している。 ・なぜ巨人には能力差があるのか? ・実は、壁のある世界は巨人の研究開発施設であり、何らかの目的で「より能力の高い巨人」を作る実験をしているのではないか? ・つまり、この世界は以下のような再生と廃棄のサイクルを繰り返しているのではないのか。 (1) 壁内で新たな巨人(壁内人類)を作る (2) 巨人化させて性能を確かめる (3) 失敗または性能が低い場合はデータを取って壁外に追放 (4) (1)に戻る ・仮にユミルが初代の壁内人類だとすると、上記のサイクルを知っているので「前の代の巨人ほど性能が低い(例:夜間活動能力)」事を知っていても不思議はない。 ・また、この仮説に基づけば、なぜ壁内人類が捏造された歴史で洗脳されているかも説明できる。 ・自分たちが単なる巨人の試作品であり、壁の中で観察されている実験用モルモットにすぎない事を知れば、必ず逃亡しようとするからだ。研究者が実験動物の逃亡を阻止しようとするのは当然である。 ・では、新型の巨人を作らなければならない理由は何か? ・例えば「人間(地球人)の再生」。滅んでしまった人間を再現しようとしている。 ・例えば「壁の中の巨人の復活」。壁の中の巨人は年を取っており、寿命を迎えたために壁の中で眠っている。そこで彼らの意識を新しい巨人の体に移植する事で、壁の中の巨人を復活させようとしている。 ・その場合、壁内人類は、壁の中の巨人のクローンという可能性もある。移植を受ける人とドナー(肉体提供者)が似ているほど、移植の適合性が上がるからだ。クローンならば本人の肉体だから、移植手術に最適である。 ※参考 文化や言語は発生源からドーナツのように同心円状に広がり、円の外側ほど古く、円の内側ほど(発生源に近いほど)新しい傾向がある。上記の仮説の場合、壁に近いほど新しく性能の高い巨人が分布し、壁から遠いほど性能の低い巨人が分布している事になる。 ・方言周圏論 ・アホ・バカ分布図 ◎仮説 「人間(地球人)再生計画」 (1)人間(地球人)絶滅 ・この世界では、すでに人間(地球人)が滅んでいる。 ・人間は遺伝子工学で人間の遺伝子から巨人形態と人間形態になれる人造生物を作り、建築に、戦争に、労働に、宇宙開発に利用していた。 ・大型巨人を無数に合体させ、生きた宇宙船を作ることで、宇宙開発は飛躍的に進んだ。 ・特に木星の衛星ガニメデや土星の衛星タイタンなど元から生物がいる可能性が疑われていた星である。これらの衛星は、地球より重力が軽く、水も存在し、他の天体に比べて移住しやすかったため、人間はあらかじめ少数の人間と人造生物・巨人によって構成されたの開発チームを送り込み、壁を作って研究用コロニーを作っていた。 ・しかし戦争や太陽の赤色巨星化、遺伝子汚染された巨人細胞の爆発的感染(パンデミック)により、人間は絶滅の危機に直面し、他天体への移住を余儀なくされた。 ・絶滅直前に、人間は人造生物に人間の遺伝子を託し、未来に人類を復活させるよう命令した。 ・人造生物たちは生き残った少数の人間とともに、人間の記憶と遺伝子を特殊な液体(神経ペプチド様伝達物質)にして、自分の体に注射することで保存・継承し続けた。 ◎ ・人造生物たちは、巨人にできるだけ多くの動植物を食べさせて遺伝子を収集させ、地球から運び出した。 ・衛星に向かう途中で、人造生物たちは人間の残した技術を利用し、動物を労働および実験用に人間化させた。 ・以下、この人間の遺伝子を有する人造人間を「亜人」、亜人に作られた動物人間を「獣人」と呼称する。 ※亜人:人間と似て非なる伝説の生物である。姿は人間に近いながらも、人間と違った特徴を持つ生物であり、デミ・ヒューマン(demi-human)とも呼ばれる。ちなみに、学術的には「異人」と表現される。 ※獣人:英語ではtherianthrope(セリアンスロゥプ)或いはtherianthropy(セリアンスロピィ) と呼ぶが、これはギリシャ語のtherion(野生動物)とanthrōpos(人間)から来ている。 ・亜人は獣人を連れて、他の衛星に作られた壁(研究用コロニー)に巨人で作った宇宙船で移住。 ・宇宙船はそのまま月となって衛星軌道上から地上を監視。 ・一部の亜人はコロニーに残って獣人を統治し、王政となる。 ・王政は獣人を管理し、「争いのない理想的な人間の生活」を教育するため、世界大戦前の中世~近代の人間の生活環境をシミュレートし、捏造した歴史を教えた。 ・同時に、獣人の一部を巨人化させて壁外に放ち、獣人がコロニーの外に逃亡しないようにした。 ・王政は獣人が真実に気がつかないように、空から壁全体を眺められないように航空技術の発達させないようにして、そして獣人の反乱防止も兼ねて、新しい人間が「悪しき考え、好戦的な性質」を持たないように過剰な兵器の開発を禁止した。 ・特に火薬兵器は宇宙に進出する「ロケット技術」につながるため、特に厳しく制限した。 ・月基地は王政からの報告を受けて、より善良で、どのような環境や災害にも耐える人類を研究・開発するのが任務。 ・しかし、次第に王政は自分たちの権力を維持するため、新しい人間の開発を遅らせ、月の監視基地にウソの報告をするようになった。 ・王政は不定期に獣人を壁外に出し、巨人に食わせて人口を調整すると同時に、巨人の恐怖によって自分たちの統治がしやすいように誘導した。調査兵団とは壁内人類が生き延びるための先兵(白い翼)であると同時に、巨人と王政へのイケニエ(黒い翼)でもあるのだ。(※マルコ「王に身を捧げる」→キース「王はお前の体なんか欲しくない」にかけてある) ・獣人が巨人を殺しすぎないよう原始的な兵器のみ許可。そのための剣の製造は最新の技術で作り、非公開とした。 ・なぜ巨人を殺しすぎてはいけないのか? (1)獣人が巨人を駆逐できる力を持った=好戦的な生物に進化してしまったと月基地に判断され、消去されてしまうからだ。 だから、壁内では巨人を倒す能力の高い者ほど、中央に配属されて巨人から引き離される。 (2)巨人を倒せるほど身体能力が高い=重力の低い衛星生まれではない=地球人の遺伝子が濃い可能性が高いので中央へ。 だから、地球人=オリジナルの人間である可能性の高い者を中央に集めて結婚させ、子孫を残させれば、より地球人の遺伝子の濃い子どもができると考えた。 ・つまり、巨人の数が急激に減ると、「人類の軍事力が危険レベルに達した=好戦的な間違った方向に進化した失敗作」と判断され、月基地によって壁内人類が丸ごと廃棄されてしまう。 ・失敗作の廃棄後、また新たに壁内人類を作り、同じことを繰り返す。 ・獣の巨人は月基地の住人であり、オリジナルの地球人。巨人の数が減り始めたので、王政の報告に疑いを持ち、壁内人類の進化程度を確認に来た。 ・壁内は巨人用に大気が調整されているため(病原菌や遺伝子汚染物質?)、他の生物の遺伝子で自分を通んで活動しなくてはならない。だから最も人間に近い構造を持つ猿のスーツ。 ・だから獣人を巨人化させて立体機動の戦力を確認し、ミケに質問もした。壁内人類の言葉を使えるのは、王政からの情報で学習したから。 ・ウトガルド城でも壁内人類の戦闘能力を調査する目的もあったが、実際には単に少年(獣の巨人)が虫(壁内人類)同士を闘わせて遊んでいただけ。だから結果を確認せずに壁を降りている。 ・月基地は王政の報告と獣の巨人が持ち帰ったデータをもとに、次の壁内人類をどのように改造するかを決定。 ・まず、壁内人類をすべて巨人化させ、壁外に追い出す。 ・次に、巨人の体が再生するのと同じシステムで改良した獣人を壁内に製造する。 ・こうして、常に「最新の人類の試作品」が壁内に残り、前の古いタイプの巨人は壁外を彷徨う。これが巨人の性能が違う理由である。夜間に活動できない壁外の巨人は廃棄された旧型(家電で言えば「型落ち品」)、壁内のラガコ村住民から作られた巨人が夜間でも活動できたのは改良された新型だからである。 ※ただし、ラガコ村巨人が夜間でも活動できた理由は、壁内人類にあるのではなく、巨人の注射薬の性能だった可能性も高い。レイス家の注射には逆さカタカナ文字で「サイキョウノキョジン」と書かれているように見えるため、性能の違う巨人を作る様々な種類の注射があるのかもしれない。 ・この時、再生する壁内人類のパーソナリティや基本の性格・記憶は、地球から脱出できた地球人の遺伝子データのコピーを使用する。 ・つまり、壁内人類は宇宙船で脱出した地球人の疑似分身である。 ・しかし、宇宙船で脱出した地球人は少数だったため、壁内人類は遺伝子のパターンが少ない。 ・そのため、同じ数の遺伝子から男性体や女性体を作ることで、見かけ上の数を水増ししている。 ・兵器内人類はどれほど増えても、実は一定の数の人間のコピー、およびそのバリエーションに過ぎないのである。これが彼らの肉親が異様にソックリであり、かつ、男か女か分からない外見のキャラが多い理由である。 壁内人類は一定期間で全員巨人化され壁外に追い出される。
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1 そして、其処からかつて一度だけ遭遇した大妖が現れた。 飢えた妖怪も戦う人間も、誰もが死に物狂いで足掻き続ける。そんな戦場に不釣り合いな程優雅に紫はスキマから這い出した。 「挨拶は……今更ね、ここで待っていた様だし。……ふぅ、貴方が此処までの力を付けるとは思わなかったわ」 紫はシンを真っ直ぐ見ると真剣な表情で語りかける。声にも抑えきれない様々な感情が籠っていた。かつて見逃した後悔か、幻想郷を乱された怒りか、自らの立場ゆえにここまで手を出せなかったもどかしさか、彼女自身も分かっていないのかもしれなかった。 紫を知る者なら誰もが驚くだろう。何処か余裕を無くした現在の彼女は幻想郷の管理人らしくなかった。辛うじて体裁は整えているものの、見る者が見ればすぐに異常を感じ取れる。それほどまでに変わっていた。 「そうか? こっちは全部アンタの手の上で踊らされていたんじゃないかってビクビクしてたんだけどな」 一方のシンは落ち着いていた。謂れに慣れた身体は適度に緩み、四肢には力が漲っている。使い慣れた得物が身体の延長のように感じられる。 幾多の幻想との戦いが、経験が、シンを強く鍛え上げていた。 「ふふ、私の手はそんなに広くは無いわ」 「どーだか。アンタ、胡散臭すぎるから」 お互い軽口を叩くが着実に戦いへ向けて身体の熱は高まっていく。 「ねぇ、ここはそんなに気に入らなかった? 貴方の世界よりもずっと居心地は良かったと思うのだけど」 シンの能力によって次第に荒れ果てていく景色を見ながら紫は問いかける。辺りは既に焼け野原と化していた。生命の息吹が失われ、焼けた土が風で舞い上がる。戦いの舞台も広がっていった。 「いや、俺の故郷に似ているからかな? 居心地は良かった。妖怪も人間もお互い憎み合ったりしてないしな」 「そう……」 「でも、悪いところもそっくりだ」 「それが外来人と貴方は言うのね」 「ああ、訳も分からず妖怪の餌にされるなんて許せないだろう」 だからこそシンは彼らを助けた。その結果、妖怪が飢える事となっても犠牲となる人を見逃すことは出来なかった。 「俺も聞きたい事がある。なんでここまで手を出さなかった? 早い段階であんたが出てくれば今みたいになって無かったはずだ」 これは初めから疑問に思っていた事だった。博麗の巫女ではなく八雲藍、それも腹を空かした妖怪を誘導するという消極的な手段で攻めてくる。余りにいい加減な方法だった。 「大した理由は無いわ。餌が狩り辛くなった程度で出張る訳にはいかなかった。ただそれだけよ」 「それで手下がやられたから出てきたって訳か」 「いいえ、それは原因の一つでしかないわ。正しくは機が熟したというべきね」 「なに?」 突然、訳が分からない事を言い出す紫にシンは警戒する。しかし、紫は何処か熱に浮かされたような表情で話し続ける。 「幻想郷では外来人を縛るルールは何一つない。そして、幻想郷から外来人には妖怪の餌か幻想郷の人間として扱うという暗黙の了解がある。 その結果、人里にも行かず力を付けた外来人は餌である代わりルールに縛られない第三勢力となってしまった。 だから博麗の巫女も管理者としての私も手を出せない。だけど今の私はただのお腹を空かした妖怪、此処に居ても不思議ではないわ」 そう言った紫の頬は上気し、シンを見る目は彼女らしからぬ熱が籠っていた。姿形だけを考えると恋する少女だが真実は異なる。理性すら危うい飢餓に晒された妖怪、それが今の八雲紫であった。 一時、管理人で無くなるため理性の限界まで腹を空かしたのだろう。ここまでの空腹を作りだすために時間が必要だったのだ。どこまでも幻想郷の守護者足ろうとする女であった。 「なるほど、ならあんたが此処に居ても不思議じゃないな」 シンはにやりと笑いながら紫の言い分を認めた。 紫の返答はシンにとって小気味よいものだった。彼女は自分を曲げずに不利を悟りながらこの場に来たのだ。 幻想郷のためなどと言っていればシンは烈火の如く怒り狂ったが、食べるために襲いに来たと言われると逆に清々しい。思えばこんな心境で戦いに臨んだのは初めてではないだろうか。 「そうよ、お腹を空かせた妖怪さんは美味しそうな人間を見つけて食べようとするの」 ──紫が一歩、近づく 「なら、食べられようとする人間は抵抗するな」 ──シンが腰を落とす 「でも、最後は──食べられちゃうのよっ」 ──襲い来る幻想を迎え撃つ人間、元始の風景が其処に在った。 ──20xx年 夏公開! 東洋の宝玉(オーブ) 2 「うーん」 永遠亭の一室、八意永琳の研究室でシンは悩む八意永琳という珍しい光景を目にしていた。 彼の隣には永琳の弟子の鈴仙・優曇華院・イナバ がその赤い目を真ん丸にして見ている。彼女もここまで考え込む永琳を見るのは初めてだった。 そして、永琳の正面にはレイ・ザ・バレルがいつもの鉄面皮を崩さず静かに座っていた。諦めか、当事者であるにも関わらず一番動揺が少なかった。 「あの、師匠……」 「静かにしなさい」 「はい……」 その様子に鈴仙が声をかけるが切って捨てられる。 シュンとした鈴仙を横目にシンも自分を抑える。レイが黙っている以上自分が騒ぐ気にはなれなかった。 「うーん。よしっ」 それから少しの間、永琳は唸っていたが考えが纏まったのか顔を上げる。 「あの、レイは大丈夫なんでしょうか?」 シンは真っ先にこれを確かめにはいられなかった。 レイと共に幻想郷に落ちてきてから1週間、薬の副作用に苦しむレイを何とかしようと永遠亭にやってきたのだ。 慧音の話と近代的な医療器具の存在からもここが幻想郷で最高ランクの医療施設だと分かる。ここがシンたちのとっての最後の砦なのだ。 しかし、肝心の永琳は事情を説明してからずっと唸っているし、鈴仙は良く分かってない顔をしていたため非常に不安だったのだ。 「ええ、大丈夫。貴方達の欲しい薬は用意できるわ」 「そうですか」 「レイ、良かったな」 その言葉にほっとするシン。レイも憔悴した顔に笑みを浮かべる。 永琳は紙の端から端まで大量の文字を書くと鈴仙に渡す。 「ウドンゲ、地下の薬品庫からコレ全部持って来なさい」 「げっ、コレ全部ですか」 10や20じゃ足りないその薬品の数に鈴仙は声を上げるが一睨みされると慌てて部屋から出て行った。 「ごめんなさいね、頼りない子で」 笑いながらシンたちに向き合う永琳。 「いつもはもう少ししっかりしているんだけど、貴方達の場合ちょっと特殊だったから」 「特殊……とは? 私はコーディネーターではない筈ですが」 レイの疑問に首を振りながら永琳は続ける。 「確かにそのコーディネーターもそうだけど、一番は寿命に対する考え方ね。気付いていると思うけどこの幻想郷の文明は精神・魔法中心となっているわ。だから貴方達のように遺伝子のテロメアと呼ばれる部分に原因を求めるという考え方が無かったのよ」 「じゃあ、いままでどう考えてたんですか?」 今度はシンが疑問の声を上げた。 遺伝子を弄る事が常識的なシンからすれば当然の疑問だ。 「私たちは穢れが命を縮めると考えているわ」 「穢れ?」 「そう、自らが生きることを最善とすることで逆に強くなってしまう死の匂い。物から永遠を奪い、生物には寿命を与える。それを私たちは穢れと呼ぶの」 シン達には馴染みの無い考えであった。 (ふーん、死の匂いねぇ) こういった抽象的な話があまり得意では無いシンが抱いた感想はこんな物であった。 しかし、レイはまた違った事を思ったらしい。 「死の匂いですか……なら私とシンはさぞ強い穢れを放っているのでしょうね。少し前まで戦場に居たのですから」 その言葉にはっとするシン。 良く考えれば自分たちは開戦からずっと前線に居たのだ。永琳の言葉が正しければ強い穢れを放っている事になる。 その言葉に困った顔をする永琳。 「うーん、そうなのよねぇ。貴方達の穢れは既に致死量で死んでいるのが普通なんだけど……死んでないのよ。それでさっきは悩んでいたの」 「なるほど、新しい概念が入ってきたので悩んでいたのですか」 「そういうこと。でも安心していいわ貴方達の考え方は理解できたから」 「えっ、もう?」 「月の頭脳を舐めて貰っては困るわ」 悪戯っぽく笑う永琳。 月という単語にどういう意味があるのかと尋ねようとするが、鈴仙の声に中断される。 「師匠ぉー、持ってきましたー」 「来た様ね、まずは治療しましょう。私も聞きたい事があるし、またあとで話しましょう」 そう言って永琳は薬の調合を始めた。 ────東方ネタ 穢れの花──── 永琳の薬は良く効いた。彼女の“あらゆる薬を作る程度の能力”は確かで以前よりも副作用も少ないものを作ってくれた。 ここまで出来るのならレイの寿命もなんとかなるのではないかと聞いたのだが、永琳曰く「薬の領分ではない」らしい。生き物の身体の理を変えるものは薬とは呼べないため不可能だという話であった。 治療が終わった後は月の話を始め、コズミック・イラの話をする事となった。 異なる歴史を辿った世界の話は永琳だけでなく彼女の主の輝夜も興味を示し、随分と長い間話すこととなった。 そして、肝心の代金はコズミック・イラの話とシンの身体で払う事となった。 と言ってもエロい意味ではない。永琳が欲しがったのはシンの生体データであった。血液などを採取して抗体などを調べるのだ。もしかしたら新しい薬の材料が含まれているかもしれないためだ。 「ちょっといいかしら?」 一通りの検査が終わった後、永琳が一枚の写真を持ってきた。 その眉はしかめられ、余り良い内容では無さそうである。 「この写真なんだけど、心当たりあるかしら」 「何だこれ──って、俺!?」 「これは……」 「やっぱり気持ち悪いですよね」 それはシンのレントゲン写真であったが、頭部から無数の根の様なものが全身に広がっていた。 鈴仙の言うと通りお世辞にも気持のよい物ではない。シンにしたら非常に気分の悪くなるものだった。 「これはレントゲン写真ですか」 「ええそう、安心していいわ。これは霊的なもの、妖怪と一緒で貴方の身体に根を張っている訳じゃないわ」 「根? シンの身体に植物の妖怪が居ると言うことですか?」 余りの内容に言葉の出ないシンを余所にレイと永琳は話し続ける。 「そう考えていいわ。ただ、植物みたいなんだけどなんでこんな風に神経に沿って根を張っているのか? なんで平気なのか? ってが分からないのよ」 「ちょっコレ取れないんですか!」 再起動したシンが慌てて聞くが返答は非情な物であった。 「脳みそごと取っていいなら」 「やっぱ遠慮します」 鈴仙が気の毒そうにシンを見る中、レイには一つ思い当たる物があった。 (まさかあれか? 神経という意味ではあたってるか?) 「たぶん貴方達の視点からも確認出来ると思うんだけど」 「あっているかは分かりませんが、私たちの世界ではSEEDという概念があります。Superior Evolutionary Element Destined-factor、『優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子』の頭文字です」 「はぁ? レイ、何っているんだ?」 「俺も詳しい事は知らない。ただ、議長はお前にそういったものがあると考えていた。戦闘中、妙に頭が冴える事が無かったか?」 「議長が? ……そういえば何度かあったような……でも、関係あるのか?」 「それは分からない。だが、精神と肉体には深いかかわりがある。ここで見えた物が異なる形で見える事もある、ということでしょう? 八意先生」 「そうね、概ね正しいわ。そのSEEDだけどもう少し詳しい事は分からない?」 「すみません。私が知っているのはこれだけです。シンはどうだ?」 「と言っても……」 突然のカミングアウトのシンとしても戸惑うばかりだった。だが、これは自分の事なのだ。 とりあえず頭が冴えるということから考える事とする。 (やっぱMSに乗ってる時だよな) 思い当たるのは強敵と戦ったり、窮地に陥った時の万能感。それを何とか言葉にしようとする。 「えっと戦争中に頭が冴える事が多かったです。強い敵と戦ったり、ピンチになると頭の中がスーッてなってました。そうなるとなんかなんでも出来るっていうか、周りが良く見えるっていうか……そんな感じになってました」 「はぁ、分からないってことね」 永琳は身も蓋もなく纏める。 「まぁ、害はないみたいだし静観するのがよさそうね。植物人間がいても気にする人はいないでしょ……たぶん」 「シン、気にするな、俺は気にしない」 「いや、気にしないのはありがたいけど解決してない。っていうかこんな事実知りたくなかった……」 現実に打ちひしがれるシン。鈴仙は何も言わないがその生温かい視線が辛かった。 そんなやり取りをしているうちに夕方が迫っていた。 幻想郷の夜に出歩くのは自殺行為である。多くの妖怪が活動するため人間にとっては危険な時間であった。 夜までに人里に帰るためにはもう出発しなくてはならない。シンとレイは永遠亭を出る事にした。 「今日はありがとうございました」 「あの、レイを助けてくれてありがとうございます」 別れ際、見送りにきた永琳に頭を下げる二人。感謝の念から自然と頭が下がった。 「いいのよ、こちらにとっても有意義な時間であったし報酬はもらったわ。それより、本当に道案内はいらないのね?」 「はい、レイが居るので」 「私の周囲を把握する程度の能力で竹林の外まで行けますので大丈夫です」 「そう、じゃあ気を付けて」 最後に一礼すると二人は肩を並べて竹林へと消えて行った。 二人を見送って研究室に戻ると永琳は今回のデータを纏める。 思えば変わった二人だった。 両方能力持ちであるというのもそうだが、違う世界の考え方など非常に興味深かった。 (そういえば結局あれってなんだったのかしら) 思い出すのはシンの身体にあった根の様なもの。 (まるで、寄生されてるようだったけど……。分かっている事は戦争中、極限状態になると能力が上がる。寄生って考えると宿主から何を得ているかしら?) 今までの会話を思い出していく。 (精神的なものだから吸収するのもそういったもののはず。戦争、争い、穢れ……まさか穢れを吸っている? いいえ、無いわね) ふと思いついたバカげた考えを否定する。 まさか穢れを餌に成長してゆき、効率よく穢れを集めるため窮地で力を発揮するなどあり得ない。そして、本当にあり得ないのが宿主に働きかけて争いに向かわせるということだ。 確かに寄生生物の中には宿主を操作するものもいるが、あくまで種の保存のためだ。態々死の危険を大きくする必要などない。 先程までの考えを打ち消して作業に戻る永琳。そうして永遠亭の夜は更けて行った。 これから幻想郷に死を誘う穢れの花が咲くかどうかは誰にも分からない。 宿主の未来も。
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2015年度在籍者 谷口洋斗(D1) 2014年度以前在籍者 前田廉孝氏(~2012年度,現・西南学院大学経済学部経済学科准教授) 金明洙氏(~2008年度,現・啓明大学校(大韓民国)国際学大学日本学科准教授) 山本裕氏(~2007年度,現・香川大学経済学部地域社会システム学科准教授) 細谷亨氏(〜2014年度,現・立命館大学経済学部・准教授) 佐々木啓氏(〜2013年度,現・茨城大学人文学部 人文コミュニケーション学科准教授) フィリッポ・ドルネッティー氏
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(無題) -- kawapan in kyoto 2006-04-07 20 27 54 古き都に革パンが映える今日この頃。 研修が始まって一週間、来週から専門的な研修に なります。今週はいろいろ忙しく、疲れました。 みんな、研修はいかがかな? 俺は4日間だったのですでに終わりましたよ。全然知らない車のことを教えてもらったんで良かったよ。勤務地は大阪に決った。 -- T.D. (2006-04-08 09 28 42) kawapanさん元気にされてますかー! T.D.さん大阪なんですね、決まってよかったです☆ -- くろ (2006-04-08 18 48 21) 元気・・ではないかな。精神的に最初は疲れる。くろちゃんは元気かな? -- kawapan (2006-04-08 19 44 52) ↑の続き。T.D.君大阪決定したんだね。決まってよかった。大阪なら会えるかもしれないね。それにしても最近のホテルは自由にインターネットが使えるからいいよね。今はホテル暮らししてます。 -- kawapan (2006-04-08 19 49 00) 私は来週の火曜日まであります。TDさん近場でよかったねぇ スケさんと金君はどんなんだろ -- ロープウェイを動かし365日×4(;´Д`)? (2006-04-08 21 21 36) 研究室での生活を考えると、”精神的に”楽なんちゃう(´∀`) -- T.D. (2006-04-09 12 57 45) 名前 コメント
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第4回卒業研究 内容 プログラム作成 日時 2011年4月25日14 30-17 00 2.5h 自習(No.3) 内容 プログラム作成 日時 2011年4月20日10 30-13 00 2.5h 自習(No.2) 内容 自己相関関数の理解 論文の理解 日時 2011年4月18日19 00-21 00 2.0h 第3回卒業研究 内容 資料配布 MATLABによるプログラム作成 日時 2011年4月18日14 30-17 00 2.5h 場所 研究室 自習(No.1) 内容 コグニティブ無線技術概要の理解 日時 2011年4月12日18 00-19 30 1.5h 第2回卒業研究 内容 資料配布 自習 日時 2011年4月11日14 30-17 00 2.5h 場所 成枝教官室 第1回卒業研究 内容 予定確認 テーマ決め 研究室の鍵配布 日時 2011年4月6日13 00-14 30 1.5h 場所 成枝研究室 メーリングリスト nariken07 at ml.allserver.jp
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テラレイドバトル研究室 第9世代『ポケモンSV』のテラレイドバトル、特に★5、★6、★7のレイドを研究する項目。 目次 システム研究 攻略の心得 レイドバスターズ(テラレイド用ポケモン) 強敵の対策 最強レイドの記録 『テラレイドバトル意識調査』の実施と結果報告 最強レイドの記録 今までに行われた最強レイドの実施と攻略の記録。 再度ピックアップされる可能性があるため、実施期間などは特に記載しないこととする。 太字は注意、赤字は危険要素を表す。 最強レイド一覧 最強のリザードン 最強のエースバーン 最強のゲッコウガ 最強のピカチュウ 最強のジュナイパー 最強のダイケンキ 最強のバクフーン 最強のインテレオン 最強のブリガロン 最強のマフォクシー 最強のゴリランダー 最強のミュウツー 最強のヒスイジュナイパー 最強のヒスイバクフーン 最強のイーブイ 最強のヒスイダイケンキ 最強のテツノツツミ 最強のバシャーモ 最強のエンペルト 最強のフシギバナ 最強のカメックス 最強のメガニウム 最強のアシレーヌ 最強のテツノツツミ データ テラスタイプ こおり 技 フリーズドライ(一致&テラス一致)ハイドロポンプ(一致)ふぶき(一致&テラス一致)ひやみず(一致) 特性 クォークチャージ 追加行動 ゆきげしき(初手 HP減少時)オーロラベール(初手)エレキフィールド(HP減少時) 特筆 デバフ解除はHP5割未満の時に初めて発動 攻略 特級クリスマスプレゼント。 圧倒的なすばやさ・とくこうを持ち、初手で「ゆきげしき」と「オーロラベール」で耐久を確保して、そこから必中かつ威力2倍の「ふぶき」をメインに攻撃する。 努力値が(恐らく)振られていないとはいえ暴力的な火力を持ち、生半可な特殊耐久のポケモンでは等倍でも押し切られかねない。 だが、相手の攻撃技はみず・こおりに偏っている。こおり技を半減するほのお・みず・こおり・はがねのうち、ほのおはみず技で、みずは「フリーズドライ」で弱点を突かれるが、残るこおり・はがねの2タイプは弱点を突かれることがない。よって、こおり・はがねの2タイプで攻略するのがセオリー。 さらに言えば、物理耐久こそ高いが特殊耐久はかなり壊滅的で、進化前(というかイーブイ)程度にしかない。相手の特殊技等倍以下で受けられ、かつ特殊技で攻められるポケモンであれば、比較的楽にクリアできるだろう。 また、ほのおタイプは弱点を突かれるものの、先制で「にほんばれ」が決まりさえすればみず技は実質等倍扱いになる。これを利用し、すばやさの高いほのおタイプ(ほのおテラスタル)でクリアすることも可能。 デバフ解除が遅く、大ダメージを与えすぎない限りバリアを割った後にデバフ解除を使ってくる。このため、変化技であってもバリア前に入れてしまえば、バリア中でも有利に戦える。よって、変化技持ちも含めデバフ主体のアタッカーが有利と言える。逆にバフ技持ちはバフ解除が早いためやや不利。 代表的なアタッカーはジバコイル(はがね)、モスノウ(はがね)、ハバタクカミ(ほのお)など、サポーターはブーピッグ(あついしぼう)など。
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迷い竹林の中、えーりん実験室の地下にはすっきりルームというものがあった そこにはゆっくりたちが集められていた 「仲良し家族のお部屋」と可愛らしい文字で書かれた部屋に 八意永琳はいる ここはゆっくりたちの家族愛を見る施設 ゆっくりたちは地上の実験室でめでたく子宝に恵まれた夫婦が家族としてここに連れて来られる 「ちかのへやではかぞくでゆっくりできる」 ゆっくりたちの宿舎でそんな噂を少し流してやると 噂には尾が付き鰭が付き、ゆっくりたちにとって地下の部屋に連れて行かれる事は最大の幸福となっていた 永琳はベンチに腰掛、家族の惨状を見ている 親れいむはとうの昔に死んだ。バカなことに踝までしかない深さの小川で溺れ死んだのだ それからというもの家族はバラバラになっていった 元々あまり育児に関心の無い親まりさはネグレクトを決め込み あまつさえ、食事を持ってくる兎にすっきりしたいから他のゆっくりをもって来いと命令する始末 子ども達の餌は独占され、兎も永琳からきつく干渉をしないようにと言付かっているため 子ども達が飢えて痩せていこうと決められた場所に餌をおくことしかできなかった もし、永琳の言い付けが無ければすぐにでも親まりさを蹴飛ばし、子ども達に食事を与えただろう だが、ここではそんな倫理観など必要ないのだ。ここで求められるのは実験のために徹底してルールを守る事だ 一番幼いゆっくりれいむは早々に死んだ たまにおこぼれをもらっていたが、姉妹全員を養うには量が少ない 長女であるゆっくりれいむはその子を言葉がおかしくゆっくりできない子として徹底的に差別した 他の姉妹もそれに同調する 「ゆっくちしちぇいっちぇね」 赤ちゃんが故の言葉を、昔は自分達も話してきた言葉を蔑んだ いつしか幼いゆっくりれいむは死んだ。長女は姉妹が寝静まった後 頬に涙を一杯溜めて、死んだゆっくりれいむのために穴を掘った 「おお、こわいこわい」野菜を食い散らかす親まりさが笑う 長女は親まりさを睨みつける「おお、こわいこわい」 体格差で絶対に負けることは無いと確信している親まりさはそうやって何度も長女を挑発した 「師匠、これからどうしましょう」 「どうするって・・・」 ベンチの前には鈴仙が立っている 「そうね。もういいわ・・・てゐに言ってガスを用意させて。ねぇ」 「はい?」 「この前、人里で人間に捕まってね。何かと思えば娘が転んだから診て欲しいって。別に私じゃなくても良いのにね」 永琳は資料にガス注入の旨を書きながら喋る 「泣きながら私の腕を引っ張るのよ。周りの人間は私が普通の人間じゃない事を知っている者もいるから心配そうに見てる」 河童に渡す発注書に小川ではなくゆっくりでも安全に水が飲める噴水の設計をして貰えるよう書き込む 「私が家に行くと女の子が顔に傷を作っていてね。手持ちの薬と道具で顔に傷が残らないようにしてあげたら、とても喜んでくれてね」 あとはにとりに個人的な手紙を書く。ゆっくり加工工場の様子を知るために 「高価な着物まで頂いてね」 永琳は立ち上がり今まで膝の上で書いていたものを全て鈴仙に預ける 子どものゆくりたちを苛めゲラゲラ笑う親まりさ 「そういうのが親なのよ」 永琳は弓矢を構え、親まりさを狙う 「だから、アレはそもそもこの実験場には不適合なのよ」 放たれた矢は親まりさを笑顔のまま吹き飛ばした 「鈴仙、今度はちゃんとした家族を連れて来てちょうだい」 四日後、再び実験が開始された 噂もあってか親れいむと親まりさはとても楽しそうに部屋に入ってくる それをコントロール室から永琳とてゐが見守る 「全く・・・前回は散々だったわ」 永琳は不満そうにモニターを見つめる 「でも、どうせ片親を殺すのには変わりないんじゃない」 「あんな浅い川で死ぬなんて予想外だったのよ。それも実験開始当日によ」 永琳は資料にある親まりさという項目に×と書いた 「今度は失敗しないでちょうだい。あと残った親が育児放棄をしたらその時点で実験終了でいいわ」 モニターを見ると鈴仙がゆっくりたちに歌を歌ってあげている 「あの子は早くお婿さんでも貰って子どもを授かった方が良いのかもね」 永琳はモニターの電源を消す、不意に前回の実験の資料が落ちる 親まりさの項目には「×⇒予定変更」と 親れいむの項目には「事故死、親まりさを片親としこのまま実験を続行」と 書かれていた ~あとがき~ 雷でモデムが壊れ、甥っ子にゆっくりフォルダを消され やっと帰って来れました。スレが26とか気分は浦島太郎 fuku1650を読んだけど、阿求は可愛いな えーりんは怖いです。ホント怖い。夜中に布団の中に入ってこられたらと思うと本当に怖い by118 このSSに感想を付ける
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_ , ...... , _ r斗, o ≧s。‐―‐ -ミ '  ̄! `ヾv_ ヽ__ ヽ ' r ' o r≦'´゙’ / | V ア´ ̄` < / | , ‐ \'_ 斗 '´ヽ / i、 ヽ ヽ ヽ V / ' {├、 . 、 v , { | ' |,zzx、 , 、v | i } { | ! } vタ', } ! }r ! i | .八 .! ! ノ ´ j , , /f' 八 V/ , ヽ ヽヽ }/! , /| {´ V/ ヽ \ ヽ’ レ ' }Y \ ' ヽ ヽ{ ーr≦ ノ' | ( ` < ) ヽ{ ア!' 八 ヽ ヽ!,ハ / __\ _ } j ヽ '" / {`~^メ.、ノ ノ、 く__/ V , ヽ ヽ v } / V 人 ` ) } f' ,' 个s。 jレ ア j v 八 `ヽ、 ヽ / / V \ \ v 【イベントフラグ】 【永琳フラグが進行しました 現在、永琳フラグは「2」です】 ・ 国立感染症研究所で研究をしている女性、【あなた】のライバルであり唯一無二の親友。 ・ 大学時代に邂逅し天狗になっていた【あなた】に初めて敗北感を与えた貴重な人物。 ・ 相手からの初期好感度は 82【あなた】が大学へ異動しなかった世界線では順当にくっ付いていた可能性も合ったかもしれない。 ・【あなた】は彼女との関係をより深めるため積極的に手紙を送る等のアクションをしてもよいし、親友の関係を維持してもいい、自由とはそういうことだ…… ・ テロリストの活発化により、暗殺され訃報の報せを受ける可能性もゼロとは言い切れない状況と立ち位置なので、絶対回避したい!という方はフラグ進行を模索しましょう。
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#blognavi ブラピしか装備できない呪われたマイクをゲットしました。明日時間があればもって行きたいと思います。 これで距離を超えた音で敵は戦意を失います。しかしブラピも教会にいかないと外せなくなるとか( ;゚Д゚)) 最近休日にすることがなくお店を回るぐらいです。 それで感想なのですが、県外の人が言う、松山の店は店員がすぐ近づいてきて買い物しにくいということでしたが、高島屋や三越はあまり店員が近づいてきませんでした。そんなオーラを私が出してた可能性はありますが。 次にグランフジの一階が意外にいい感じでした。 そしてブックオフで立ち読みして時間を潰す→研究室て ぉい! 回ったお店では コジマの2階の総合カウンター 紀伊国屋の4階 の店員さんがかわいいと思いました。 銀天街のはるやの一階南にもべっぴんさんがいた気がしましたが先日言ったときは見当たりませんでした。 えーとメーリングリストの要望で私の近況はこんなもんです。 そういやTDさんは朝の時間遅れてどうなったんですか? あと教育実習に行く二人はがんばれー カテゴリ [ひとこと] - trackback- 2006年05月18日 21 44 40 マイク本当にありがとうございますですよ~(>_<) 嬉しくて嬉しくて(;_;) -- くろ (2006-05-20 00 14 39) その日は別メニューでユニットの分解、取り付けをしました。こっちの方が面白いと思った。 -- T.D. (2006-05-20 09 10 40) 名前 コメント #blognavi